台湾MSIは11日、同社の創業30周年を記念したマザーボード「Z170A KRAIT GAMING 3X」を発表した。12日に発売し、店頭予想価格は税別21,800円前後。MSIは2016年8月に創業30周年を迎える。「Z170A KRAIT GAMING 3X」はこれを記念したモデルで、チップセットにIntel Z170を搭載したゲーミングマザーボード「Z170A KRAIT GAMING」をベースとして、USB 3.1 Gen.2 Type-Cの搭載に加え、PCIスロットからPCI Express 3.0 x1スロットへの変更、水平タイプのSATAコネクタを採用するなど機能強化が行われている。このほか、メモリ回路をほかのコンポーネントから独立させ、ノイズの干渉を低減し、安定性を高める「DDR4 Boost」や、独立したオーディオ基板回路と高品位オーディオコンポーネントを採用した「Audio Boost 3」、重量級グラフィックスカードからスロットを保護する「Steel Armor」をはじめとする機能はそのまま搭載されている。
2016年03月11日●富士フイルムが本当に作りたいカメラまさしく「満を持して」という言葉がふさわしいタイミングで、富士フイルム「Xシリーズ」の最新フラッグシップ「X-Pro2」が3月3日に発売された。1月の発表会場では、海外メディアから拍手と歓声がわき起こったという。待ちわびたファンの反響も凄まじく、メーカーが供給体制強化のために発売を延期したほどだ。○富士フイルムが本当に作りたいカメラ正直な話、筆者はX-Pro2の発売に懐疑的だった。一眼スタイルの「X-T1」がユーザーからも好評だったし、丁寧なファームアップも繰り返された。ファームアップするごとに(X-T1が)「次第に別のカメラへと進化していく」さまは、他メーカーの製品では見られない驚きだ。富士フイルムによるフラッグシップ機への強い思い入れとプライドに違いない。引き替え、第2世代Xシリーズの売りでもある「クラシッククローム」が搭載されない「X-Pro1」は、やはり歴史の1ページだったということだ。OVF(光学ファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)をレバーひとつで切り替えられる「ハイブリッドマルチビューファインダー」も、やがてはEVFのみに取って代わられるのだろう……と思っていた。しかし、それは大きな誤り。富士フイルムさん、ごめんなさい! やはり富士フイルムが本当に作りたいカメラ、Xシリーズのアイデンティティとも呼べるカメラは、このスタイルなのだ。X-Pro2を使うたび、そう実感させられる。その理由を外観とともに見ていこう。X-Pro1を引き継ぐ外観の印象は、大きく変わらない。が、UI(ユーザーインタフェース)は緻密に再計算され、進化・改善されている。まず、手に持って感じるのはホールド感の向上だ。グリップの山が大きくなり、中指と薬指の腹が心地よく引っかかるおかげで、余計な力を入れることなくカメラを保持できる。続いてファインダーを覗き込んでみれば、ハイブリッドマルチビューファインダーが非常に使いやすくなり、存在意義が大きく高まったことに気付く。●ファインダーの進化を見るたとえば、オフセットされているがゆえに気になるパララックス(視差)。X-Pro2のように、レンズが見ている風景とOVFから見える風景が一致しないカメラで、特に近距離撮影時に起こる構図のズレを指す。X-Pro2は、この視差を計算したAFフレームをOVF上に表示する機構を持つ。「X100T」でも採用された「リアルタイム・パララックス補正機構」だ。この補正精度がかなり高く、X-Pro1ではEVFで使うことが多かったファインダーが、現実的に使える装備になった。その上、レスポンスの良い電子水準器や分割数が選べる分割フレームなど、表示情報のカスタマイズ内容も豊富で便利。同じくX100Tに採用された、MF(マニュアルフォーカス)モード時、OVFの端に「デジタルスプリットイメージ」を表示できる「電子式レンジファインダー」と合わせて、覗いて撮る楽しみをより魅力的なものにしている。ファインダーに視度調整ダイヤルが付いたのも嬉しいポイントだ(X-Pro1は視度補正レンズでの対応だった)。次回の後編では、実写を交えながら機能面を見ていく。機材撮影:青木明子
2016年03月09日ウジョー(Ujoh)が、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)の新進デザイナー支援プロジェクトによる支援を受け、ミラノ16-17AWウィメンズコレクションの期間中にアルマーニ・テアトロにてショーを開催する。新進デザイナー支援プロジェクトは、ジョルジオ・アルマーニが国際的に活躍できる才能を秘めた若きデザイナーたちを支援するプロジェクト。第12回を迎える今回は、15年にドバイで開催されたイベント「Who’s on Next Dubai」でファイナリストとなった日本人デザイナーの西崎暢(Nishizaki Mutsuru)によるブランド・ウジョーを抜擢した。ウジョーはスリークなデザインとリッチな素材を合わせたミニマリストなアイテムを提供するブランド。今回の支援を受けて西崎暢は、「この特別な機会を活かし、ベストを尽くせるように頑張ります。この先の新しい挑戦もとても楽しみにしております」と喜びを語っている。
2016年02月19日ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)によるジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)は、パレ・ドゥ・トーキョーでショーを開催した。ピンクがかったパープルを指す“モーブ(葵の花)”をテーマカラーに、エアリーで構築的なアイテムで構成。今季はモーブで統一しながらも、時折黒をミックスしている。これは、顧客が既に所有するブラックのパンツやロングスカートとの組み合わせをイメージしやすくするためだという。フューチャリスティックな要素はあるものの、非常にシンプルでクリーンなシルエットのアイテムが多く見られ、互いにコーディネイト可能になっているのが興味深い。プリーツをかけたジャカード素材に刺繍を施したベースボールジャケットや、バゲットビーズを刺繍したクロコのライダース風ジャケットなど、スポーティなアイテムも目を引いた。そして今季は特に、波を思わせるモチーフや曲線プリーツを随所に配して自然を思わせる有機的な要素を散りばめ、オーガンザなどの軽量素材をあしらうことで、どのルックにも風になびくような動きを加えているのが特徴だ。それが例えボールガウンのようなロングドレスであっても、ふんわりとした印象を与える。アルマーニにしか成し得ない、高い技術と審美眼に裏打ちされた世界観そのものだった。
2016年02月12日ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)がカプセルコレクション「NEW NORMAL」の2016春夏キャンペーンビジュアルをパリで公開した。フォトグラファーのピーター・リンドバーグがパリのスタジオで撮り下ろしたビジュアルでは、モノクロでタイムレスなイメージが表現された。被写体には元祖スーパーモデルとして知られる、ナジャ・アウアマン、ヤスミン・ル・ボン、ステラ・テナント、エヴァ・ハーツィゴヴァの4人を起用。NEW NORMALコレクションがアルマーニの時代を超えたスタイルを象徴しているように、 “本物の美を持つ女性たち”が「本物のスタイルとは決して華美になりすぎることなく“NORMAL”であること」を表現している。ジョルジオ・アルマーニは「キャンペーンには、この4人の女性のような強い個性のあるアイコンを起用し、女性の美しさは永遠であるということを表現したかったのです。私は、現実の感覚を伝え、NEW NORMALの持つナチュラルなエレガンスと日々の普遍的な生活の美しさを伝えたかったのです」とコメントしている。
2016年02月09日マスタードシードは5日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、チップセットにA88Xを搭載した「FM2A88X Pro+ R2.0」「A88M-G/3.1」「FM2A88M Pro3+」「A88M-ITX/ac」を発表した。12日に発売し、店頭予想価格は「FM2A88X Pro+ R2.0」が税別8,780円前後、「A88M-G/3.1」が税別9,240円前後、「FM2A88M Pro3+」が税別7,850円前後、「A88M-ITX/ac」が税別10,180円前後。○FM2A88X Pro+ R2.0サージや雷、静電気放電からマザーボードを保護する「FULL SPIKE PROTECTION」や高密度ガラス繊維PCB、固体コンデンサを採用し、安定性や信頼性を高める。2基のPCI Express x16スロットを備え、2-Way CrossFireに対応するほか、APUと外付けグラフィックスカードを組み合わせたDual Graphicsをサポートする。2系統の画面出力(DVI-D、D-Sub)を搭載し、2画面出力に対応。また、サウンド面ではELNA製オーディオコンデンサによる低ノイズ化に加え、ヘッドセットアンプ(TI NE5532)を採用する。○A88M-G/3.1M.2スロットやUSB 3.1ポートといった最新のインタフェースをサポートするマイクロATXモデル。ASRockのマザーボード全体の設計思想である「Super Alloy Technology」や、電力サージからの保護機能「FULL SPIKE PROTECTION」といった機能を備える。3系統の画面出力(HDMI、DVI-D、D-Sub)により、3画面出力に対応する。○FM2A88M Pro3+「FULL SPIKE PROTECTION」や高密度ガラス繊維PCBを採用するマイクロATXマザーボード。こちらも3系統の画面出力(HDMI、DVI-D、D-Sub)により、3画面出力に対応するほか、FM2+APU搭載時はHDMIから4K解像度での出力が可能となる。○A88M-ITX/ac無線LANとBluetoothのコンボモジュールを搭載し、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.0が利用可能なMini-ITXマザーボード。「FULL SPIKE PROTECTION」や高密度ガラス繊維PCB、3系統の画面出力(HDMI、DVI-D、D-Sub)を備える。
2016年02月05日東芝ライフスタイルは、4K表示に対応した液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の「J20X」シリーズと「G20X」シリーズにおいて、バージョンアップ用のソフトウェアを2月18日から提供する。今回のバージョンアップによって、HDR信号の入力に対応。これまで再現が難しかった映像の微妙な輝度の差を表現できるようになる。加えて、著作権保護技術の「SeeQVault」機能を拡張。全番組録画の「タイムシフトマシン」機能で保存した番組を、SeeQVault形式で直接USB HDDへ保存可能となる。SeeQVault形式に変換した録画番組は、同じくSeeQVaultに対応した別のUSB HDDやSDメモリーカードにムーブしたり、REGZAブルーレイを用いて「レグザリンク・ダビング」でブルーレイディスクにダビングしたりといったことも可能だ。対応製品はJ20Xシリーズの「55J20X」「49J20X」「43J20X」、G20Xシリーズの「55G20X」「49G20X」「43G20X」。アップデート用ソフトウェアの提供日時は、サーバーダウンロード形式が2月18日、放送波ダウンロード形式がBSデジタルで2月22日、地上デジタルで2月29日となる。
2016年02月04日UPQは26日、SIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」のブラックモデルを発売した。希望小売価格(税別)は14,800円。「UPQ Phone A01X」は、2015年12月21日に同社が発売した4.5インチSIMロックフリーAndroidスマートフォン。前機種となる「A01」と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大されるなど一部仕様が変わっている。カラーバリエーションについては、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ホワイトの3色はすでに発売されており、新たにブラックモデルが加わる形となる。そのほか、同端末の主な仕様については別記事を参照いただきたい。
2016年01月26日有名トップアスリートが世界初の試みとなるノーCGリアルアクションに挑んだ、かつてないスケールのアクションサスペンス大作『X-ミッション』。このほど本作のイメージソングに、音楽業界で最も勢いのある“究極の生命体バンド”「MAN WITH A MISSION」の「Give it Away」が決定した。本作で描かれる物語は、“極秘ミッション”。若きFBI捜査官ジョニー・ユタが潜入捜査した謎の犯罪集団の正体は、エクストリーム・スポーツを駆使する死をも恐れない特殊なスキルを持つ男たちだった――。かつてキアヌ・リーブス主演で大ヒットした『ハートブルー』を原案に、超特大の波に乗りまくるサーフィン、超高速で空を飛ぶウイングスーツ・フライング、超絶壁を滑走するスノーボード、超高低差を登りたおすフリー・ロッククライミング、超難関の道を爆走して飛躍するモトクロス・スタントなど、息をのむ危険極まりない“MG”(マジガチ)スタントを、映画史上初のノーCG撮影で実現した本作。これに挑むのは、エドガー・ラミレスやルーク・ブレイシーなど注目の俳優たちに加え、本物の世界トップクラスの超一流アスリートたち。ケタはずれの身体能力と運動神経、奇跡のスキルを活かした生身のアクション・シーンは、まさに未体験の領域ともいえる迫力だ。そんな本作に提供されたのが、頭はオオカミ、身体は人間という5匹組ロックバンド「MAN WITH A MISSION」による楽曲「Give it Away」。極限のアクションシーンにシンクロした激しくも疾走感あふれるサウンドは、劇中の“ハード”な世界観をよりいっそう盛り上げている。今回のコラボレーションは、“MAN WITH A MISSION=(使命を持った男)”というその名のとおり、ありとあらゆる極秘任務を難なく遂行してしまう能力を持った “究極の生命体”というバンドコンセプトが、本作の究極生身のアクションで任務をこなす熱き男たちが持つスピリットと合致。さらには、映画のタイトルとバンド名が“ミッション”でつながることもあり、実現した。映画のイメージソング決定を受け、ジャン・ケン・ジョニー(Gt, Vo, Raps)は、「高マル。ヒリツク。エクストリームスポーツノ興奮ト緊張ガ映像カラ襲イカカル。世界トップクラスノ超一流アスリート陣ガCGヲ一切使ワズニコレヲヤッテノケタト言ワレテド肝ヲ抜カレタ。人間ノ極限ヘノ挑戦ト可能性、加エテ大自然ノ偉大サト忘レテハイケナイ畏敬。1991年ノ名作『ハートブルー』ヲ原案ニシテトンデモネー常識破リノミッションガココニ!!!」と興奮気味にコメント。また、メガホンをとったエリクソン・コア監督からは、「『MAN WITH A MISSION』の映画『X-ミッション』とのイメージソング『Give It Away』は本当に素晴らしい曲だ!彼らのスピリット&エネルギーがこの映画のテーマとも共鳴している」という大絶賛の声が到着。映画と音楽の究極タッグを、スクリーンで目にするのが楽しみだ。『X-ミッション』は2月20日(土) より新宿ピカデリー、丸ノ内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日アクションサスペンス映画『X-ミッション』(2月20日公開)のイメージソングに、ロックバンド・MAN WITH A MISSIONの「Give it Away」が決定したことが19日、わかった。『X-ミッション』は、世界のトップアスリートが前代未聞のノーCGリアルアクションに挑み、世界4大陸11カ国の秘境・絶景で繰り広げられるアクションサスペンス。若きFBI捜査官ユタが、エクストリーム・スポーツを駆使する謎の犯罪集団に潜入捜査するという極秘ミッションを描く。サーフィンや、スノーボード、フリー・ロッククライミングなどに、実力派俳優たちに加え、トップアスリートが挑み、映画史上初のノーCG撮影で実現。超人的な身体能力を生かした生身のアクションシーンが見どころとなっている。今回のコラボは、"MAN WITH A MISSION=(使命を持った男)"のありとあらゆる極秘任務を難なく遂行する能力を持った"究極の生命体"というコンセプトと、本作の生身のアクションで任務をこなす男たちがもつスピリットの親和性から、さらには、映画のタイトルとバンド名の"ミッション"が同じというつながりもあり実現。提供された「Give it Away」は、極限のアクションシーンにシンクロした激しくも疾走感あふれる楽曲となっている。ギター&ボーカルのJean-Ken Johnny「高マル。ヒリツク。エクストリームスポーツノ興奮ト緊張ガ映像カラ襲イカカル。世界トップクラスノ超一流アスリート陣ガCGヲ一切使ワズニコレヲヤッテノケタト言ワレテド肝ヲ抜カレタ。人間ノ極限ヘノ挑戦ト可能性、加エテ大自然ノ偉大サト忘レテハイケナイ畏敬。1991年ノ名作『ハートブルー』ヲ原案ニシテトンデモネー常識破リノミッションガココニ!!!」と興奮気味のコメント。メガホンをとったエリクソン・コア監督も「本当に素晴らしい曲だ! 彼らのスピリット&エネルギーがこの映画のテーマとも共鳴している」と絶賛している。「Give it Away」は、2月10日に発売されるニューアルバム『The World’s On Fire』に収録される。(c)2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2016年01月20日2016年公開の注目作、『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。『X-メン』(2000年)、『X-MEN2』(2003年)、そして、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)で返り咲いたブライアン・シンガー監督が、本作でも引き続きメガホンをとる。今回描かれるのは、不死に近いパワーを持つ最古のミュータント、アポカリプスとの死闘。いまだ謎に包まれたままの本作の概要や撮影秘話を、ブライアン・シンガー監督に聞いた。――はじめに、『X-MEN:アポカリプス』の舞台を教えてください。アメリカのニューヨークとエジプトのカイロが主な舞台ですが、世界中を回ります。世界が破壊されてしまうので。時代のメインとなるのは1983年です。――アポカリプスは、原作のコミックにも登場しますが、原作に忠実に描かれるのでしょうか?いいえ、まったくのオリジナルです。デザインやイメージはそのままとりましたが、ストーリーは新しいものになっています。――今回、アポカリプスを悪役にした映画にしようと思った理由は?名前がいい! アポカリプス! そして、世界の黙示録ですから。彼は、ほかのX-MENなんかに興味はなく、これまで問題になってきた人間とミュータントの戦いも関係ない。彼にとって一番大事なのは、自分が全世界の秩序を正して、自分が神としてあがめられること。世界で一番すばらしいのは「俺だ!」ということを証明したいわけなんです。――アポカリプスへの興味から、彼を復活させるストーリーにしようと思われたんですね。そうなんです。彼は人間に裏切られ、エジプトに4500年もの間眠らされ、その間ずっと活躍できなかった。そして、目覚めてみたら世の中はまったく変わってしまっていて、彼は秩序たる世界に戻さないといけないと思うのです。それこそが自分の責任だと信じ、人間とミュータントに対して戦いを挑み、昔の栄光を取り戻そうとする。――2015年夏に開催された「コミコン・インターナショナル」にて上映されたフッテージ映像で、アポカリプス側にマグニートーがいましたが、アポカリプスが配下に置く"フォー・ホースメン(黙示録の四騎士)"の一人ということですか?その通りです。黙示録の四騎士の一人を、どうしてもマイケル・ファスベンダーにやってもらくて、彼をくどいたんです。――そうだったんですね! 実際に撮影されていかがでしたか?ファスベンダーは、映画『スティーブ・ジョブズ』でジョブズ役に抜てきされるほどすごい役者ですが、アポカリプスに「俺の方に来い」と言われて行くシーンは、本当にすばらしい演技で涙が出るほどでした。森の中で撮影したんですが、「あぁ~いいなぁ」と感動したら、自分がやらないといけないことをすっかり忘れてしまって、「悪い悪い、すごいよかった」って抱き合ったあとに、「申し訳ない! もう一度撮らせて!」って(笑)。それくらい、ファスベンダーは最高の演技をしています。――そのシーンは特に必見ですね。監督にとって大きな挑戦だったことはありますか?超人的なスピードで動き回るクイックシルバーのシーン! ものすごく高性能なカメラを使って、2分間を1.5カ月かけて撮影しました。楽しかったけど、大変だった。でも、すごいかっこいいシーンになったと思います。――ミスティーク役のジェニファー・ローレンスさんが本作を最後にシリーズを卒業すると言われており、その点も注目されています。今回彼女は、助けないといけない人や苦労しているミュータントがまだまだたくさんいるという現実に、自分自身で立ち向かうという役どころです。最後になるというのも、青色になるのは嫌だと言っていたけど、一緒に仕事はしたいと言っていたので、どうなるかわかりませんよ! 青にはならずに登場するかもしれません。――ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんも、本作と、2017年公開のスピンオフ『ウルヴァリン』新作で、同役を務めるのは最後になると示唆するコメントをされています。そんなウルヴァリンですが、フッテージ映像には姿がありませんでした。なぜですか?この映画にウルヴァリンが登場するのか、また、次回作に登場するのかどうかも知りません!――えっ! 本作には登場しますよね?登場するとは言ってませんよ! でも、2月にも再撮影がありますし、世の中何が起こるかわかりませんからね(笑)――今後の展開に期待します(笑)。最後に、楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。ものすごい映像になっていると思います。そして、先ほど話したマイケル・ファスベンダーやジェニファー・ローレンスだけでなく、アポカリプス役のオスカー・アイザックの演技がものすごくいい!楽しみにしていてください。■プロフィールブライアン・シンガー1965年9月17日、アメリカ・ニューヨーク出身。1995年の映画『ユージュアル・サスペクツ』で注目を集め、『X-メン』(00)の監督に抜てき。その後、『X-MEN』シリーズは、『X-MEN2』(03)で監督、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(11)で製作を務め、『X-MEN: フューチャー&パスト』(14)で再び監督。続く『X-MEN:アポカリプス』(16)もメガホンをとる。そのほかの監督作に、『スーパーマン リターンズ』(06)や『ワルキューレ』(08)など
2016年01月17日●前モデルからの変更点UPQ(アップキュー)は21日、同社のSIMフリースマートフォン「UPQ Phone」の新製品「A01X」を発表した。OSにAndroid 5.1を搭載し、4G LTEに対応している。ここでは、同日開催された記者説明会の模様をレポートする。UPQは8月に7万5,000円と安価な50型4kディスプレイや、ヘッドフォン、椅子など統一したカラーリングと一挙17種・24製品を発表して話題となった新興の家電メーカーだ。現在の売れ筋製品はスマートフォンの「UPQ Phone A01」だが、このA01の後継モデルとなるのが今回発表された「A01X」だ。製品発表を行った同社の中澤優子社長は、既存機種のA01の売れ行きが好調で、そろそろ在庫がなくなりそうであることを挙げ、単純に増産してもよかったが、これまでに寄せられたフィードバックに対する修正を含めたマイナーアップデートとして新機種を出すことにしたと説明した。A01Xはこれまでどおり、1万円代と手頃な値段で入手できるSIMフリースマートフォン。対応するFDD-LTEのバンドは1/3/19/28で、NTTドコモの新しい700MHz帯のプラチナバンドにも対応している。CPUにはMediaTekの64bit対応クアッドコアSoC「MT6735」(クロック周波数は1.3GHz)を搭載。メモリは1GB、ディスプレイは4.5インチのFWGA(854x480ドット)という基本的なスペックは変わっていない。変更点は、カラーリングが従来のホワイト(前後ホワイト)、ブラック(前後ブラック)、ブルーバイグリーン(前面ブラック)に加え、前面ホワイト、背面ブルーバイグリーンの「ホワイトBG」が追加された点と、内蔵フラッシュメモリが8GBから16GBに倍増したこと。また地味だが、ハードウェアボタンの配列がA01では「メニュー・ホーム・戻る」だったのが、A01Xでは日本で標準的な「戻る・ホーム・メニュー」に変わっている。また、ディスプレイのタッチパネルが同時に2箇所タッチから5箇所タッチに増えている。これらの変更の結果、直販価格もA01の1万4,500円からA01Xでは1万4,800円に値上がりしているが、スペックの向上ぶんを考えると、ほとんど差はないと言っていいだろう。販売は同社のネット直販に加え、ツタヤ家電、ビックカメラ系列(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、ヤマダ電機などで21日から開始している。●どういう人におススメ?○エントリー機としてはおススメ発表会場で実機に触れる機会があったが、4.5インチと今ではやや小ぶりとも言えるサイズはちょうどいいサイズ感で、手の小さい人でも使いやすそうだ。一方性能的には、昨年のフラッグシップ級と比較してもかなりの差を感じる。ウェブを見たりメールを送受信する、LINEを使う程度であれば問題はないが、3D表示の重いゲームなどはかなり荷が重い感じだ。そのあたりの割り切りがきちんとできるのであれば、安価なMVNOのSIMと組み合わせて、利用頻度の低いユーザー向けのスマートフォンとして運用するのにちょうどいい端末だと感じた。そのほかUPQは、アクションスポーツカメラ「Q-camera ACX1」の純正オプションとして、「フローティンググリップ」と「アルミサクションカップ」の販売も開始した。また、本体に同梱される「防水ハウジング」の単体販売も開始する。フローティンググリップは水に浮くグリップ、アルミサクションカップはスノーボードなどに固定するための器具で、前者はハワイなどで年越しをするユーザーに、後者はスノーシーズンのウィンタースポーツを撮影したい人向けのオプション品となる。***今回の発表は新製品発表というよりは、8月に発表した既存ラインナップの更新だった。まったくの新製品は、来年改めて発表するという。maker系家電ベンチャーとして注目される同社だが、最初の製品群に対しては一定の評価が与えられた反面、製品の品質や調達力などで改善を求める声もある。こうした声にどこまで応えられるのかも含めて注目したい。
2015年12月22日UPQは21日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01X」を発売した。価格は税別14,800円。「UPQ Phone A01X」は、前機種である「UPQ Phone A01」の後継機種となる4.5インチSIMフリーAndroidスマートフォン。A01と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大したほか、新カラーバリエーションが追加されるなど一部仕様が変わっている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMT6735 Cortex-A53(クアッドコア、1.3GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicro SDHC。ディスプレイ解像度は480×854ピクセル。サイズ/重量は、幅66×厚さ8.6×高さ133mm/118g。バッテリー容量は1,800mAh。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19/B28)、W-CDMA(B1/B19)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ブラック(2016年1月下旬以降発売)、ホワイトの4色。
2015年12月21日マスタードシードは18日、チップセットにAMD A88Xを搭載したSocket FM2+対応マイクロATXマザーボード「FM2A88M-HD+ R3.0」を発表した。26日に発売し、店頭予想価格は税別7,080円前後。APU向けチップセットでは最上位となるAMD A88Xを採用しながら、下位のチップセットに並ぶ価格を実現したというコストパフォーマンス重視のマザーボード。ASRockのマザーボード全体の設計思想である「Super Alloy Technology」や電力サージからの保護機能「、FULL SPIKE PROTECTION」を採用する。
2015年12月18日米AMDは19日(現地時間)、デスクトップ向けGPUの新モデル「Radeon R9 380X」を発表した。1080pや1440pでのゲームプレイを想定した製品で、ASUSやGIGABYTEといったメーカーから搭載カードが予定されている。現時点での価格は不明。GCNアーキテクチャベースのGPUで、製造プロセスは28nm。すでに販売中の「Radeon R9 390」と「Radeon R9 380」の間に位置する製品となる。2,048基のStream Processorを備え、256bit接続の4GB GDDR5メモリを搭載する。メモリのメモリ帯域幅は最大182.4GB/sで、演算性能は3.97TFLOPsに達する。補助電源は6ピン×2で、Typical Board Powerは190W。既存モデルとのポジション、スペック比較は以下の通り。「Radeon R9 380X」は、「Radeon R9 380」も含めて、1080p(フルHD)のみならず、1440p(2560×1440)解像度でのゲームプレイを想定している。「Grand Theft Auto V」や「Battlefield Hardline」といったAAAタイトルの"High"設定でも、1080pで70fps以上、1440pで50fps以上のゲームプレイを可能にするという。既存のRadeon R9 300シリーズと同様にDirectX 12やVulkan、MantleといったAPIをサポートするほか、AMDのディスプレイ表示技術「FreeSync Support」に対応する。また、フレームレートを一定以下にすることで電力消費を抑える「Frame Rate Targeting Control」(FRTC)、仮想的に大きな画面サイズで映像を描画し、実際に使っているディスプレイ解像度にダウンスケールすることで、映像の品質を改善する「VIRTUAL SUPER RESOLUTION」(VSR)といった機能も利用可能だ。「Radeon R9 380X」を搭載したグラフィックスカードは、ASUSやGIGABYTE、Sapphireといったメーカーから登場予定で、独自クーラーを搭載したオーバークロックモデルも投入されるものと思われる。
2015年11月19日日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は10月15日、同社のアプリケーションプロセッサファミリ「Sitaraシリーズ」に新たに「Sitara AM57xファミリー」5製品を追加した事を発表した。この発表に先駆けて同社で記者説明会が開催されたので、この内容を基にAM57xファミリーの紹介をしたい(Photo01)。Sitaraシリーズは同社のアプリケーションプロセッサ向けシリーズであり、Cortex-A8ベースながらコストパフォーマンス性を追求したAM335xとか、Cortex-A9に加えてPRU(Programmable Real-time Unit)やGPUを統合したSitara AM437x、Quad Core Cortex-A15構成で32bitアプリケーションプロセッサとしては飛びぬけて高い演算性能を誇るAM5K2Exなどが現在ラインアップされている。今回発表されたAM57xは、演算性能こそAM5K2Exには及ばないが、リアルタイム処理とマルチメディア機能を統合した製品ということになっている。製品のターゲットはPhoto02に示すように、比較的高い演算性能とグラフィック性能が求められる部分である。要するにAM437xではやや演算性能が不足し、一方AM5K2ExではGPUを統合しておらず使えない、といった用途に向けた製品と考えれば良いだろう。さてその内部であるが、演算部はDual Cortex-A15とDual C66 DSP、それにDual Cortex-M4とQuad Core PRUが搭載されるという中々重厚な構成である(Photo03)。ちなみにDual Cortex-M4のうち片方は電源管理用に使われ、もう1つはユーザーが自由にプログラミング可能ということになっており、例えばリアルタイム制御などに使える仕組みだ。またPRUは複数の通信ポートを自分の配下で構成可能で、これを利用して(本体のGbEポートとは別に)10/100BASE-Tポートを利用するといった事も可能になっている。周辺部としては、2.5MBのSRAMや暗号化アクセラレータなどに加え、特にグラフィックとビデオ入出力は強化されており、最大で2つのSGX544 GPU+GC320 2D、さらに6本のカメラ入力と4本のビデオ出力をサポートする(Photo04)。製品ラインアップとしては、GPUを持たないAM5716/AM5726、GPUを搭載するAM5718/AM5728の4系統5製品となる(Photo05)。消費電力ははっきりとは明言されなかったが、「通常このレンジの製品の場合、大体2W~10Wの範囲になる」との事で、今回の製品の場合500MHz駆動のAM5716が概ね2W前後、Dual Coretex-A15+Dual GPUのAM5728が10W程度となる模様だ。ちなみにTIからはLinuxとTI-RTOS、LinaroのTool Chain、OpenCL対応APIといったものが標準で提供される事になる。開発環境としては、およそ199ドルの金額でBeagleBoard-X15が提供される(Photo06)。ただしBeagleBoard-X15単体は「2015年第4四半期の遅い時期」ということで実際には12月あたりまでずれ込むかもしれない。これに先立ち、このBeagleBoard-X15に7インチのタッチ液晶やカメラなどを組み込んだ「TMDXEVM5728」が、AM57xファミリと同じく10月15日より発売となる。ただしこちらは599ドルになる予定だ。ちなみに先に述べた通りTI自身はBSPとしてはLinuxおよびTI-RTOSのみを提供する形になっているが、これ以外にエコシステムからさまざまなOSやミドルウェアが提供される予定となっており、この中にはAndroidあるいはWindows Embeddedなども含まれるとしている(Photo07)。さて、説明会での内容は概ね以上であるが、もう少しだけ補足をしておく。実はこの製品、本当はもう少し早期に発売を行いたかったようだ。実は記事公開前にすでに製品ページは公開されているし、これを搭載したBeagleBoaded-X15のページに至っては2014年11月に公開されている。またTIのE2E Communityではこんな質疑応答(リンク先参照)があり、少なくとも昨年11月の段階ではある程度動作する製品が存在していたのは間違いないと思われる。この辺を突っ込んだところ「我々は製品を出す正しいタイミングを図っていた」という公式見解が出てきたあたりは、要するに余りおおっぴらに言えない事情(通常はBug Fixなど)があったのかもしれない。実際Cortex-A15という、パワフルではあるが今となってはやや古いコアを利用しているのもこのあたりが関係していそうだ。今だったら32bitならCortex-A17があるし、64bitならCortex-A57が相対的に手頃なコアとして利用できる。64bitについては「現状ではEmbedded Marketで64bitは必要とされていないと思う。もちろん将来ニーズが出てきたらそれに対応してゆく」としており、このあたりは今後の展開次第であろう。想定よりもやや遅れた(こちら参照の議論を見ていると、当初は今年2月~3月前後の発表を予定していたらしい)とは言え、32bitの汎用MPUとしては類を見ない高性能な製品なだけに、色々な展開が期待できそうである。
2015年10月15日ジョルジオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が衣装を提供したJ・C・チャンダー監督の最新映画『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』が公開された。物語の舞台は、1981年のNY。犯罪と暴力が氾濫するこの年に生き馬の目を抜くオイル業界で、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築き上げた移民・アベルとその妻・アナ。事業拡大のために土地購入の頭金として全財産を投入した直後、彼の成功を阻止しようとする何者かの手によって、積荷のオイルの強奪、脱税による嫌疑、家族への脅威、次々とトラブルがのしかかるーー。社会派のヒューマンドラマとして好評を集め、24の映画賞の中で40部門にノミネートされると、ナショナルボードオブレビューの作品賞、主演男優賞、助演女優賞を始め、ゴールデングローブ賞の助演女優賞で6部門を受賞した。本作に出演するジェシカ・チャステインの衣装を、アルマーニが提供している。シックなデイタイムのドレスやイブニングドレス、スタイリッシュなコートなど、1980年代にインスピレーションを得てジョルジオ・アルマーニ自身がデザインしたものや、ブランドのアーカイブアイテムなどが使用された。なお、ジェシカとアルマーニは数年来の親しい関係であり、ジェシカは『ゼロ・ダーク・サーティ』で主演女優賞にノミネートされて出席した13年アカデミー賞授賞式でも、ジョルジオ・アルマーニのロングドレスを身に纏って登場している。『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』は、TOHOシネマズシャンテ他全国にて順次公開。
2015年10月04日アニメ専門チャンネル・アニメシアターX (AT-X)は、スカパー!オンデマンドにて、声優チャンネル「ST-X」(エス・ティー・エックス)を開局。人気声優たちが出演するAT-Xオリジナル声優バラエティ番組を多数ラインナップした声優ファン注目のチャンネルとなる。「ST-X」ではアニメ専門チャンネル「AT-X」で放送されている声優バラエティ番組の最新話が同じタイミングで配信されるほか、10月から放送開始する新番組も楽しめる。また、「ST-X」だけの特別映像や過去のアーカイブのほか、特別番組も今後配信予定となっている。パソコン、スマホ、タブレットを使用して、いつでもどこでも声優バラエティ番組が視聴可能となり、声優の知られざる素顔が楽しめるオンリーワンの専門チャンネル「ST-X」は、2015年10月1日より開局予定。■「ST-X」チャンネル概要【チャンネル名】「ST-X」(エス・ティー・エックス)【サービス開始時期】2015年10月1日(木)予定【視聴方法】「ST-X」は「スカパー!オンデマンド」に会員登録し、視聴手続きを行うことで視聴できる。【視聴料金】月額1,080円(税込)※月額見放題「配信予定番組」などの詳細は、AT-X内詳細ページにて。
2015年09月01日台湾MSIはこのほど、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したゲーミングマザーボード「X99A GAMING 9 ACK」を発売した。店頭予想価格は税別59,800円前後。「X99A GAMING 9 ACK」は、"Haswell-E"の開発コード名でしられるIntel Core i7Extreme Editionに対応したマザーボード。従来モデルの「X99S GAMING 9 ACK」をベースとして、2基のUSB 3.1 Type-Aポートを追加した。AVerMedia製のエンコーダモジュール「Stream Engine」をオンボードで搭載。ゲームのプレイ動画を録画、配信を行う際に、モジュール側でH.264/1080pのエンコードが可能で、CPUやGPUへの負荷を軽減する。また、LANコントローラには、ギガビット有線LANとIEEE802.11ac無線LANに対応した「Killer Double Shot Pro」を採用する。優先すべきアプリケーションのトラフィックを自動的に検出することで、オンラインゲームをプレイする際のカクつきやタイムラグを低減する。
2015年07月06日アルファベットの24文字目にあたるX(エックス)が、謎の人物を表す“ミスターX”や、いつか予測がつかない日“Xデイ”などの言葉に使われているのはご存知のとおり。もともとは、数学用語で未知数を表すものでした。でも、Xはいつから数学の世界で“未知、謎”という意味になったのでしょうか。その歴史をひもとくと、意外にも約380年前の出版社の都合に行き着きます。■デカルトの本がきっかけだった!「我思う、故に我あり」という言葉で有名なフランスの数学者、デカルト。彼は1637年に、『幾何学』という題名の数学書を刊行しようと試みました。その際にデカルトが思いついたのは、「アルファベットの後ろ3つ、X・Y・Zを未知数として使おう」ということ。といっても深い意味があったわけではなく、「AやBはいろいろな項目に使われるから、あまり注目されない後ろの文字も使おう」というような感じ。“X・Y・Z”に深い意味があったわけではないのです。学校の授業で先生が、「いつも前から当てているから、今日は後ろから発表」というのに近いノリですね。しかしそこに、出版社の都合が絡みました。当時の出版に使われていたのは“活字印刷”。データで処理する現在の出版技術と異なり、ひとつひとつの活字(ハンコ)を準備して印刷する形式です。話を戻しましょう。デカルトが『幾何学』の原稿を持っていったところ、出版社(印刷業者)から「YやZから始まる単語は少なくない。でもXから始まる単語はあまりないから、活字が余っている。だからXを未知数の代表にしよう」と提案され、それがきっかけでXが“未知の代表”とされてしまったのです。もしデカルトが気まぐれに「今回はアルファベットの後ろから」などと思わなかったとしたら、印刷所で余っていた別の文字が未知の代表になっていたかもしれません。デカルトの『幾何学』は名著として数学界に広がり、そののち一般用語にまでなりました。最初に物事が決まるときは、こんなものなのかもしれません。■Xはあまり使われない単語だった実際のところ、アルファベット26文字のなかで、Xは3番目に使用頻度の少ない文字です。ニュース記事からアルファベットをカウントすると、0.16%程度しか使われていないことがわかります。つまりXは、約600文字にひとつということになります。ちなみに、さらに少ないのは“q(Q)”と“z”で、どちらも使用頻度は推定0.08%(約1,200文字にひとつ)です。ニュース記事をランダムに選んだ場合の結果なので、選ぶ記事によって多少は異なりますが、大きくは変わらないはず。もし、もっとも使われない文字がQだったら、“ミスターX”のかわりに“ミスターQ”なんていい方をしていたかもしれません。Qだと、まったく印象が異なりますね。Xにはおどろおどろしいイメージがありますが、もともと深い意味はなかったとわかると、なんだかちょっとホッとします。(文/シール坊)
2015年07月02日●Haswell-E対応のゲーミングマザーボードMSIのゲーミングマザーボード「X99A GAMING 7」は、Intel X99チップセットを搭載したハイエンドプラットフォーム向け製品で、8コア/16スレッドのHaswell-Eを搭載できることはもちろん、M.2やSATA Expressといったストレージインターフェースにも対応している点が特徴だ。そしてさらに、最新インターフェースとして、USB 3.1にも対応している。今回は、写真を中心に各部を見ていこう。●最新インターフェースと各種ゲーミング向け機能をフル装備○最新インターフェースと各種ゲーミング向け機能をフル装備Intel X99 Expressチップセットを搭載したマザーボードは、ハイエンドモデルということもあり、E-ATX製品が多いが、X99A GAMING 7はATX規格に収まっており、ほかの製品と比べればケースとの相性に悩まされることが少ないだろう。MSIのゲーミング製品は、黒をベースにアクセントとして赤を加えたカラーリングが施されているが、X99A GAMING 7もそれに習う。チップセットヒートシンクに龍のエンブレムをあしらっている。バックパネルには、目玉機能の筆頭であるUSB 3.1ポートが有る。USB 3.0および3.1ともにUSBチャージ対応ポートということで、どちらも赤いポートになってしまっているが、端子のシールド上にUSB 3.1対応を示すシールが貼られている。写真では左から順に、黒いUSB 2.0ポート×2、赤いUSB 3.0ポート×4、赤いUSB 3.1ポート×2、そして赤いUSB 3.0ポート×2という並びだ。ほか、ゲーミングマザー用の仕様としてPS/2ポート、ゲーミング用として開発されたKiller製チップを採用するギガビットイーサネットポート、HDオーディオの各種端子と、CMOSクリアスイッチが搭載されている。なお、PS/2ポートは「ゲーミング・デバイス・ポート」として、端子に通常よりも厚い金メッキを施しているほか、抜き差しの耐久性を従来比で10倍高めているという。拡張スロットは、PCI Express x16スロットが4本、PCI Express x1スロットが2本となる。PCI Express x16スロットのマルチGPU時のレーン数は、40レーンをサポートするCPUを組み合わせた場合、1-wayでx16/-/-/-、2-wayでx16/x16/-/-、3-way時がx16/x16/-/x8。28レーン対応CPUの場合は2-way時がx16/x8/-/-、3-way時がx8/x8/x8/-となる。40レーン対応CPUで3-wayを組む場合、マザーボード最下段にあるPCI Express x16#4スロットを利用することになるので、ケース側の拡張ブラケットが+1本余計にあることが前提となる。CPUソケット周りの電源回路は、8フェーズ構成となっている。採用パーツは、高効率なHi-C CAP、スーパーフェライトチョーク、低ESRで耐久性であるMTBF値が10年以上というDARK CAPなど。ミリタリークラス4準拠のコンポーネントたちだ。ゲーミング向けの製品ではあるが、オーバークロック機能も充実している。BCLKを定格の100MHzのほか125MHz、167MHzに切り替え可能な「OCエンジン」を搭載するほか、MSIのハイエンドからミドルレンジマザーボードでおなじみの「OC GENIE」を搭載することで簡単にオーバークロックができる。また、ソフトウェア上からは「GAMING APP」により、用途別にOC Mode、Gaming Mode、Silent Modeをボタンひとつで切り替え可能だ。ストレージも充実している。まずSATAポートは全部で10基搭載している。うち、6ポートはRAIDに対応、4ポートはRAID非対応となる。8ポートは一列に並んでおり、もう2ポートはSATA Expressと共用となる。ほか、M.2も1基搭載しており、こちらは前世代のPCI Express(2.0) x2接続(10Gb/s)ではなくPCI Express(3.0) x4接続(32Gb/s)の「TURBO M.2」仕様だ。長さの規格として、2242/2260/2280の3タイプをサポートする。●豊富な機能を備えながら、X99マザーボードとしてはお手頃なモデル○オーディオ機能も充実最近のゲーミングマザーを選ぶうえで、ポイントとなるのがオーディオ機能だろう。マザーボードメーカー各社がいま最も力を入れている部分だ。心臓部を見ると、オーディオチップはRealtek ALC1150で、これにCreativeのSound Blaster Cinema 2を採用している。また、オーディオチップはEMIシールドでガードされている。回路部を見ると、出力側では専用のヘッドホンアンプチップを搭載し、そこにオーディオ設計のニチコン製コンデンサを組み合わせ、最後のバックパネル端子には金メッキを施すといった内容だ。また、現行マザーボードのトレンドである、マザーボード回路とオーディオ回路を分離するグラウンドラインを設けており、さらに電源ユニットの4ピンペリフェラルからオーディオ用の電源を取得する「ダイレクト・オーディオ・パワー」を採用している。一方で、オーディオはオンボードではなく外部のDACから再生したいというハイエンドユーザー向けには、「USBオーディオパワー」機能を搭載している。これは、ATX24ピン電源の+12Vから変換チップを介して直接USB用の+5V電源を安定供給する機能だ。ゲームをプレイする際など、負荷によって電圧が変動する場合でもUSBから安定した電源が供給できるというのが同社の主張だ。ゲーミングマザーでもうひとつ重要なネットワーク機能については、Killer E2205チップを採用している。Killerは、ゲーム専用に設計されたネットワークチップで、ゲーム本体の実行ファイルなど特定のアプリケーションに、ネットワークトラフィックを優先して割り当てることなどが可能だ。○これだけ多機能でも(Intel X99 Expressで見れば)価格はメインストリームMSI X99A GAMING 7は、Intel X99 Expressチップセット搭載マザーボードとしては2015年半ばに差し掛かってから販売された第2世代製品群に入る。各種の最新インターフェースを搭載しつつ、価格は3万円代半ば。多機能なゲーミングモデルでありながら、Intel X99 Express搭載マザーボードとしてはメインストリーム価格帯に収まっている。LGA2011v3のハイエンドゲーミングPCを求め、かつUSB 3.1という最新インターフェースをいち早く使ってみたいという方には、比較的安価なモデルといえるだろう。
2015年06月30日東芝ライフスタイルは6月10日、液晶テレビ4Kレグザの「Z10X」「J10X」シリーズをHDR(ハイダイナミックレンジ)フォーマット入力に対応させるためのアップデートを行うと発表した。アップデートの実施時期は2015年12月を予定している。Z10Xシリーズは、2014年10月に発表した4Kレグザ。スカパー!4KチューナーとHEVCデコーダーを内蔵するほか、全録機能の「タイムシフトマシン」を搭載している。映像面では、分割駆動が可能な直下型LEDバックライト液晶や、「レグザエンジンCEVO 4K」の搭載が特徴だ。J10Xシリーズは、Z10Xシリーズと同時発表された4Kテレビ。スカパー!4Kチューナーは内蔵していないが、HEVCデコーダーは内蔵しており、「ひかりTV 4K」サービスなどを利用できる。アップデートにより利用可能になるHDRフォーマットは、4K映像に対応した次世代BD「Ultra HD Blue-ray」でも採用されている規格。従来の映像に比べて明暗差の大きな場面でもリアルな映像表現が可能になる。また、ダイナミックレンジの拡大によって、これまでの映像よりも精細感や立体感もアップする。アップデート後には、Z10X・J10XシリーズのHDMI入力端子のうち1基(HDMI3)がHDMI 2.0a仕様となる。なお、アップデート後にダイナミックレンジが拡大されるのは、HDRフォーマットの映像のみだ。
2015年06月10日ファセッタズム(FACETASM)がジョルジオ・アルマーニから若手デザイナー支援ブランドに選出され、2016春夏ミラノメンズファッションウィーク中、コレクションショーを開催することを発表した。ランウェイで披露するのはメンズのみ。同ブランドのデザイナー、落合宏理は「私たちFACETASM を高く評価していただきましたことを、大変光栄に思います。インディペンデントな私達が、世界に挑戦していく意思を持って活動している中で、このような機会を頂けたことは最高の栄誉であり、大きなチャンスです。ミラノで発表する自分達のコレクションがオリジナルと評価され、センセーショナルな結果になるよう最大限の準備を東京でしています。ミラノでの公式スケジュールによる単独ショー、私たち自身も楽しみでなりません」と開催の喜びをコメントしている。会場はアルマーニ・テアトロで、ショースタートは6月22日の10時30分を予定。続いて、パリで展示会を開催する。
2015年06月05日富士フイルムは5月18日、ミラーレスカメラ「X-A2」のキットレンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」と「フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS II」を単品で発売すると発表した。シルバーモデルにブラックモデルを追加し、6月25日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はXC16-50mmF3.5-5.6 OIS IIが39,500円前後、XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS IIが42,500円前後だ(いずれも税別)。○フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II富士フイルムのレンズ交換式ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」のキットレンズとして提供されていた焦点距離16~50mmの標準ズームレンズ。35mm判換算で広角24mmから76mmの中望遠までの焦点距離をカバーする。同日に発表されたミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T10」に合わせて、このたびブラックモデルを追加し、単品でも発売する。従来モデル「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」で30cmだった最短撮影距離が、このたび15cmを実現し、近接撮影にも力を発揮する。主な仕様は、焦点距離が16~50mm(35mm判換算:24~76mm相当)、最小絞りがF22。レンズ構成は10群12枚(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、ステップ段差は1/3ステップで全17段。画角は83.2~31.7度。撮影距離範囲は標準で0.6m~(ズーム全域)、マクロがワイド端で15cm~10m、テレ端で35cm~10m、最大撮影倍率が0.2倍(ワイド端)。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径62.6mm×長さ65.2mm(ワイド端)~98.3mm(テレ端)、重量は約195g。○フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS II焦点距離50~230mmの望遠ズームレンズで、35mm判換算で76mmから350mmの焦点域をカバーする。同じくブラックモデルが追加された。従来モデルよりも手ブレ補正性能が向上し、約3.5段分の補正効果を持つ。主な仕様は、焦点距離が50~230mm(35mm判換算:76~350mm相当)、最小絞りがF22。レンズ構成は10群13枚(非球面レンズ1枚、異常分散レンズ1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、ステップ段差は1/3ステップで全15段。画角は31.7~7.1度。撮影距離範囲は標準で1.1m~(ズーム全域)、マクロが1.1m~3m。最大撮影倍率が0.2倍(テレ端)。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径69.5mm×長さ111mm(ワイド端)~177mm(テレ端)、重量は約375g。
2015年05月18日エムスアイコンピュータジャパンは17日、USB 3.1 Type-Aポートを搭載したIntel X99チップセットマザーボード「X99A GAMING 7」を発表した。4月18日に発売する。店頭予想価格(税別)は34,980円前後。USB 3.0よりも高速なUSB 3.1 Type-Aポートを搭載するゲーミングマザーボード。チップセットにIntel X99 Expressを採用する。ゲーム向けにオーディオ機能が充実しており、独立設計のオーディオ回路「Audio Boost 2」を搭載。専用の電源入力を設けることで安定した電源を供給し、電磁波の妨害を少なくしてクリアな音声を出力する。「USBオーディオパワー」機能では、ATX電源から直接5Vのスタンバイ電源を取得。USBポートのノイズを低減させ、USB DACなどを使用した時に音質を高める。次世代インタフェースとして「Turbo M.2」スロットと「SATA Express」を標準で搭載。最大32GB/sでの高速転送をサポートする。「Gurd-Pro」機能では、回路保護 / 湿気保護 / 高温保護 / 静電気保護 / 電磁干渉保護で回路を保護。使われてないチップなどへの電力供給をオフにする省電力ツール「エコセンター」も追加されている。
2015年04月17日富士フイルムは、「X-A2発売記念キャンペーン」を2月26日から実施する。同社のレンズ交換式ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」を購入した人が対象だ。応募者にはもれなく、Xマウント用のアクセサリ「XM-FL」をプレゼントする。X-A2の発売される2月26日から5月7日までの期間中に「X-A2」のボディ単体、レンズキット、ダブルズームキットのいずれかを購入した人が対象となるキャンペーン。応募者全員に、3種類のフィルターを内蔵したパンフォーカスレンズ「Xマウントフィルターレンズ XM-FL」をプレゼントする。X-A2は、瞳にピントを合わせる「瞳AF」、接写時に自動でマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動で最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」などを搭載し、AF性能を大幅に向上させたモデルとなっている。
2015年02月09日富士フイルムは5日、デジタルカメラ「Xシリーズ」の新製品として、レンズ交換式ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」(以下、X-A2)を発表した。コンパクトボディにAPS-Cサイズセンサーを搭載し、高性能フジノンレンズ、画像処理エンジンとの組み合わせで高画質を実現した「Xシリーズ」のエントリーモデルとなる。ボディカラーは、シルバー、ブラウン、ホワイトの3色をラインナップ。ボディ単体での販売のほか、2種類のレンズキットが用意される。ひとつは35mm判換算で広角24mm相当から中望遠76mm相当までの小型・軽量な標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」を同梱したレンズキット。もうひとつは、標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」に加えて、76mm相当から350mm相当までをカバーする望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」も同梱したダブルズームレンズキットだ。いずれのレンズも、フォーカスレンズの軽量化と高精度モーターの採用により、高速かつ静かなAFを実現。光学式手ブレ補正機能を搭載しており、静止画、動画ともに手持ち撮影時の手ブレを軽減する。ボディ単体、各レンズキットとも価格はオープンで、2月26日から発売する。推定市場価格は、ボディ単体が50,000前後、標準ズームレンズキットが60,000円前後、標準ズームレンズ+望遠ズームレンズのダブルズームレンズキットが70,000円前後の見込み。X-A2のボディ外形寸法は、W116.9×H66.5×D40.4mm。重量は約350gだ(付属バッテリー、メモリーカード含む)。○回転モニター+瞳AF+美しい肌色階調表現で最高の「自分撮り」をX-A2は、AF性能を大幅向上。人間の瞳を自動で検出し、瞳だけにピントを合わせる「瞳AF」や、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」を搭載した。約92万ドットの3.0型 TFTカラー液晶モニターには、175度の回転チルト式液晶をXシリーズで初めて搭載。この液晶モニターを回転させると自動で「瞳AF」がONになり、スムーズに自分撮りが可能だ。Xシリーズの美しい肌色の階調表現を生かした撮影を楽しめる。マクロ撮影や望遠撮影が可能なレンズキットも用意される。標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」との組み合わせでは、最短撮影距離15cmでの近距離・マクロ撮影が可能。また、望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」との組み合わせでは、約3.5段の光学式手ブレ補正機能により、望遠時や夜景シーンなどでも手ブレを効果的に抑制する。多彩な色再現や階調表現が可能なフィルムシミュレーションには、好評の「クラシッククローム」を搭載。深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現を用いて、卓越した写真画質と多彩な絵作りが可能だ。撮像素子は1,630万画素のAPS-Cサイズセンサー。画像処理エンジン「EXRプロセッサー II」とのコンビネーションで、温かみのある人肌、抜けるような空の青色、鮮やかな夕日の赤色など、富士フイルム独自の美しい色再現を実現。さまざまなシーンを見たままに美しくとらえ、描き出す。撮影感度は、常用領域ISO200からISO6400。動作レスポンスも高速で、シャッタータイムラグ0.05秒、撮影間隔0.4秒、起動時間0.5秒を実現した。2つのコマンドダイヤルを搭載したことにより、絞り・シャッタースピード・露出設定などを片手ですばやく調整できる。また、省電力設計により、1回の充電で約410枚の撮影が可能だ。そのほか、トイカメラ、ミニチュア、ダイナミックトーン、ポップカラー、ソフトフォーカス、ハイキー、ローキー、パートカラーという8種類のフィルター効果から表現を選べる「アドバンストフィルター」機能や、多重露出撮影機能を搭載している。動画は、1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsの撮影に対応。「フィルムシミュレーション」の色彩や、大型センサーとレンズの明るさを生かした美しいボケ味などが動画でも表現できる。また、iOS用/Android用の専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」(無料)を利用して、写真や動画をスマートフォンやタブレットに転送できる。カメラ内の写真や動画をスマートフォン上で閲覧して選択し、取り込むことも可能だ。画像をカメラから直接、スマートフォン用プリンターの"スマホ de チェキ"「instax SHARE SP-1」に送信すれば、チェキプリントが行える。もちろんWi-Fi接続にも対応。カメラ内のデータを簡単にパソコンにバックアップできる。
2015年02月05日富士フイルムの米国法人FUJIFILM North Americaは1月15日(米国時間)、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-A2」を発表した。発売は2月で、同時発表の新レンズ「XC16-50mm II」が付属するレンズキットの価格は549.95ドル。X-A2は、175度のチルトが可能な液晶モニターと顔認識AFや瞳認識AF機能を搭載。自分撮りの流行を意識した製品となっている。新機能として、オートマクロAF、マルチターゲットAF、フィルムシュミレーションモードに「クラシッククロームを追加。3~3.5段分の効果を持つ光学式手ブレ補正機能を内蔵した。APC-Cサイズの1,630万画素CMOSセンサーを採用し、Wi-Fiにも対応している。カラーリングは、シルバーとホワイトとブラウンの3色。日本国内での発売に関する情報は公開されていない。
2015年01月15日「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」は、ミラノ万博開催前日の2015年4月30日に、ブランド40周年を記念したイベントを開催する。今回のミラノ万博で、ジョルジオ・アルマーニはスペシャルアンバサダーに任命された。会場では大規模なファッションショーが催される他、ファッションと文化による複合施設「アルマーニ/サイロ」をオープンする。アルマーニ/サイロでは、ブランドのデジタルアーカイブが数多く出品される。それらはコレクションを出発点に、アルマーニのファッション、コスチューム、ビジョンを辿るような内容になるという。長年培われた技術と未来への創造性を知り、ファッショナブルなイマジネーションを働かせる場として機能することになるだろう。
2014年12月25日アルマーニでは今冬、ホリデーシーズンのスタイルやギフトにおすすめのアイテムを取りそろえた。パーティーからライフスタイルまで、トレンドを採り入れながらラグジュアリーなムードを醸すアイテムに注目だ。「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のウィメンズスニーカー(7万8,000円)は、暖かみのあるフランネルスエードとカーフレザーの組み合わせ。ラグジュアリーでエレガントなデザインが大人の冬のコーディネートを完成させる。ショルダーバッグ(32万円)は、内側全面にラパンファーを贅沢に張ったショルダーバッグ。旅行には、ハードレザーのボストンバッグ(32万円)。収納力のあるスクエアなフォルムに、フラップ部分の下にポケットが付けられており、小旅行で活躍する。パーティーシーンにぴったりなのは、クロコのクラッチバッグ(200万円)。ジッパー開きの2室が備えられた機能的なデザインと美しいグラデーションカラーがポイント。「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」の今冬は、パールを全面にあしらったショルダーバッグ(11万3,000)円とシューズ(1万1,300円)が登場。パーティースタイルをシックに華やかに彩ってくれるアイテム。アルマーニの世界観をインテリアでも表現する「アルマーニ カーザ(ARMANI/CASA)」では、ギフトにぴったりのアイテムがそろう。ウォールナット材とレザーを使ったドミノゲームセット「ヒーロー(HERO)」(14万7,000円)は、ドミノピースにはレザーを用いて、裏側にブランドロゴを刻印。専用ボックスもレザー製。フォトフレーム「ホーリー(HOLLY)」は、アールデコ調のグラフィックにメタリックな質感を組み合わせたデザインがスタイリッシュ(大2万5,000円、小2万円)。
2014年12月23日