「あなそれ」について知りたいことや今話題の「あなそれ」についての記事をチェック!
話題のイライラ系ドラマ『あなたのことはそれほど』の第9話までの放送が終わった。今回はサブキャラである涼太の同僚・小田原と有島家の隣人・横山皆美の本性が明らかになった。二人の予想外の展開に、ストーリーのメインではないところで大盛り上がりの回だった。やっぱり小田原は涼太のことが好きだった!美都の相談にのったり、美都が一人暮らしする家の保証人になったりと何かと美都の世話を焼く小田原。美都はあまりに親切な小田原に、自分に気があるのかと思い、妊娠していることをつ告げると小田原の本性が大爆発。「うぬぼれないでください」から始まった小田原のセリフに注目。「女のダメなところが煮詰まったような女には興味ないから」と美都のことをブッタ斬り! この時点では「えっ、どういうこと?」と思いつつも、スッキリした女子も多いはずだ。ところがその高ぶったテンションのまま、ついに「涼太が好きなんです」という告白まで言ってしまった。しかも涼太もそれを聞いてるなんて、神様のいじわる。美都への怪文書を笑顔で話す横山皆美麗華を半ば無理やり自宅に招いた横山皆美は、有島が浮気している場面を見たことを話し、美都への怪文書を配ったのは自分だと告白する。終始笑顔でその話をするしょこたんが怖いとネットでも話題に。ツイッターでは「しょこたん」がトレンド入りするほどの盛り上がりだったが、そのほとんどが「怖い」「ウザい」など、ドラマの役柄についてのコメント。思わずしょこたんのオフィシャルツイッターが「いやいや、これは『横山皆美』であって、しょこたんじゃないですからね」とフォローコメントをするほどだった。お天道様がやっぱり見てた! 美都の転落が止まらない今回の美都はといえば、身から出た錆という言葉がぴったりなほどの転落ぶりだった。まずは自宅マンションと勤務先への怪文書が配られたこと。さらには、涼太と暮らしていたマンションから、家賃4万円の日当たりの悪いアパートへの引っ越し。思い切って妊娠検査薬を試してみるものの、妊娠すらしていなかった。災難だらけの美都のできごとの中でも、「勤め先の友だちに結婚式の出席を断られてるのが地味に一番イタイ」という女性ならではのコメントもあった。最終回は15分拡大スペシャル。こんなにもいろんなことがあっても涼太は美都を選ぶのか? 夫の浮気を知ってしまった麗華の心は戻らないのか? 2組の夫婦の行く末が楽しみだ。
2017年06月19日TBS系で火曜22時から放映中のドラマ『あなたのことはそれほど』。波瑠さん演じる主人公が不倫の道へと走ってしまうのですが、罪悪感が伝わりにくいことから「全然共感できない!」というママの声がSNSでも続々とあがっています。それでも、つい見てしまう…。いよいよ最終回を迎えますが、主人公に批判的なのに見続けてしまった理由とは? ママたちのリアルな声をまとめてみました。■もしも、自分だったら… (39歳・小学3年生のママ)現在の夫は「二番目に好きな人」であり、一番目は小学・中学時代の同級生。そんな主人公がこの「一番好きな人」と再会を果たすことで不倫関係がスタートします。作中ではそんな自分を肯定する描写もあり、そこがママたちにとって共感できないポイントのようです。しかし、もしも自分だったらどうする? そんな視点で見ているママがいました。「夫のことは好きだけど、いまでも忘れられない男性っていませんか? 私の場合は相手に振られて関係が終わり、いまは何をしているかすらわからないけど、そんな人と偶然出会って『やり直そう』なんて言われたら…。少し心が揺れてしまうかもしれません。そんな自分に置き換えてドラマを見ると、二人がどうなってしまうのかドキドキします!」(39歳・小学3年生のママ)たしかに元カレと再会したら、よりを戻そうとしなくてもドキドキしてしまうかもしれません。そんなところは主人公の気持ちがわからなくはないような…。■誰にも共感できないけど! (31歳・小学4年生のママ)主人公は不倫に走り、男たちは自分勝手な一面もある。そんな登場人物たちにイライラしながらも見続けているママの意見です。「主人公には全然共感できません。不倫しているのにまったく罪悪感がなさそうだし、むしろ開き直っているようにも感じます。でも、その夫がかわいそうかと思えば、何かを企んでいそうだし、不倫相手も妻の妊娠中にほかの女性と関係をもつなんて、本当にありえない! テレビを見ながら『なんでそんなことするの!』『うわ、信じられない!』などと文句を言うことでストレスを解消しています。登場人物の誰にも共感できないからこそ、遠慮なくののしれるのがいい(笑)」(31歳・小学4年生のママ)イライラさせられる展開を逆に利用して、ストレスを発散させているのですね。フィクションの世界だからこそ、気兼ねなく意見をぶつけられるのかもしれません。■やっぱり最後が気になる! (35歳・5歳児のママ)このドラマでは、占い師に「一番好きな人とは幸せになれない」といわれたことがカギとなっています。しかし、その相手と運命の再開を果たしたのだから、二人で幸せになれるのかも…と期待する声も。「やっぱり一番好きな人と結ばれるのか、それとも、二番目に好きないまの夫と継続するのか。あるいは、どちらも選ばないのか…。意外な結末を迎えそうな気がして見逃せないんですよね」(35歳・5歳児のママ)夫のもとへ帰るのか、それとも新たな人生を歩み始めるのか…。不倫をテーマにした作品では、ここが気になるところです。個人的には「どちらも選ばない」を支持してしまいます。■原作ファンだから見ている (41歳・小学4年生のママ)この作品はいくえみ綾さんの同名マンガが原作。そのため、原作ファンからも注目されていました。「いくえみ綾さんの作品が好きで、原作も読んでいます。ファンとしては原作の雰囲気を壊さないか不安だったけど、東出さん演じる涼太がいい! 昔のドラマ『ずっとあなたが好きだった』の冬彦さんを彷彿させる怪演です。また、原作はまだ連載中だから、ドラマのほうが先に最終回を迎えるんですよ。今後、マンガが最終回を迎えたとき、同じストーリーになるのか気になっています」(41歳・小学4年生のママ)まだ連載中の作品のドラマ化は、最後が予測できません。だからこそドキドキするし、後から比較することもできてまた楽しめますね!「共感できない」と思いつつ見てしまう理由はさまざま。自分とはまったく違う考えだからこそ気になることもあるし、ラストが想像できないこともありますよね。主人公はどのような道を選ぶのか…。最終回に注目です!
2017年06月18日第8話でついに美都が夫の涼太に「ちょっと頭おかしい」と言った。今までずっと心の中でつぶやいてきたこの言葉を、ついに面と向かって言う日が来たのだ。エスカレートする涼太の行動と一気にまともになった有島を比べてみよう。離婚届を渡しても渡しても文字を間違える美都に渡された離婚届をことごとく間違える涼太。1度目は漢字の欄に「わたなべ」とひらがなで書くと言うシンプルな間違いだったが、以降の間違えがSNSでも大盛り上がり。2度目は夫のことを柴犬といった恨みからか涼太を「涼犬」と書き間違え、3度目は涼太を「涼天」と書く。ある意味その続きがもっと見て見たい気も。最後に何枚も離婚届を持ってきた美都に対して、コンロで燃やすと言う暴挙に。これには「笑顔で離婚届を燃やす涼太にガクブル」「いっそ離婚届を破るミニコーナーを作って欲しい」との声も。妻の不倫相手との子どもを自分の子だと言うアレが来ていないと伝える美都に対して、一旦は戸惑うものの「僕の子どもとして育てるよ」とほほえむ涼太。これには美都も恐怖で膝を落とす。そして思わず「本当にそんなこと考えてるなら、ちょっと頭おかしいよ」と問題発言を! こんなことを言われても「えっ、そうなの?」とのんきな涼太に、永遠に分かり合えない二人を感じる。産婦人科について行こうとする涼太に対して「そうね、確かめることすらできないくらい不安」と美都の心の声が。でも、全て身から出たサビですから……。涼太の言動はおかしいかもしれないが、自分の子どもじゃなくても自分の子どもを育てるなんて、考えようによっては「いい男」ですよね。狂う美都と涼太とは違い、急にまともになる有島一方、妻・麗華に不倫がバレて反省モードの有島は急にまとも人間に。しょこたん演じる隣人の夫にも「僕は母親をバカ呼ばわれする父親を見て育つのも、かわいそうだと思いますけどね」と言い放ったり、このドラマ唯一のまとも人間として評されて来た香子が涼太のことをいい人と言うのに対して、「あんたのいい人が他の人にとっていい人じゃないだろ」ともっともらしいこ発言をした。今となっては「こいつ普通にいい奴にしか見えない」と言う有島擁護派と、美都の妊娠騒動を受けて「やっぱり有島バカすぎ」と有島非難派にネットが大荒れ。来週の見どころは、美都は本当に妊娠をしているのか、「渡辺美都はW不倫の最低女」という怪文書の差出人は誰かということ。また、ミュージカル界のプリンス山崎育三郎演じる小田原が告白したのは誰なのか? 最終話まで残り少し、狂った涼太と美都の結末はどうなるのだろうか。
2017年06月13日今期、話題となっているドラマといえば、波瑠や東出昌大らが出演する「あなたのことはそれほど」でしょう。そして2014年に放送され社会現象にまでなったドラマが「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。ドラマ「昼顔」の続編が映画として戻ってきます。この話題作2本が描くのは、「道ならぬ恋」。夫とは違う男性に恋してしまうヒロインふたりにピントをあててみました。■禁断ドラマの禁句を打ち破り続けるヒロイン・美都波瑠演じるヒロイン・美都は、“運命”“奇跡”“必然”“宿命”が大好物の女性。でも結婚したのは、「2番目に好きな人」と、ここまでの展開は、過去のドラマにもありえそうな内容。しかしこのドラマのスゴイところは、ヒロイン美都の暴走的ともいえるほどの身勝手な行動と、理解できないほど愚かな態度です。たとえば第1話で、初恋の男・有島光軌(鈴木伸之)に出会った早々、ほとんど躊躇(ちゅうちょ)なくラブホテルへ。大人の恋愛ドラマだって、そこに至るまでにはかなり悩み、翻弄され、それでも離れられないという揺れまくる心模様があってこそ、初めて体を重ねるという、いわゆる「山場」を迎えるものですが、美都は1話でその壁をなんなくクリア!さらには「うそがヘタな純粋な女性」というよりも「自分の欲望に忠実な女性」そのもの。大好きな有島に会う前の日はルンルン、会えなければガックシと、あまりにわかりやすすぎる態度に、夫の涼太(東出昌大)にはダダ漏れ。さらには有島の家にアポなし攻撃したり、病気の子どもに対しても「あなた(有島)が行っても変わらない」と言い放ったりと、これまでの数多くの禁断ドラマの禁句とされていたことを、次々と打ち破っていく美都。このあきれるほどの行動こそがこのドラマが話題となる要因ではなかろうか。視聴者は、「共感できない」「ウザい」と毒を吐きながらも、見ることが止められない。もしかしたら、このドラマは日常にひっそりとたたずむリアルな道ならぬ恋人たちを描いているんではないだろうか? と思えてきてしょうがないのは私だけでしょうか。■美しすぎる旋律が流れる時にたたずむヒロイン・紗和「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」は、上戸彩演じるヒロインの紗和が高校の生物教師である北野(斎藤工)と出会い、惹かれあっていく物語で、当時社会現象にもなりました。紗和は、日常生活に不満は感じながらも、夫は暴力的でもDVをするわけでもありません。少しずつ積もっていくいびつな感情から万引へと走らせ、結果、北野と出会うことになります。紗和と北野のふたりの世界は、時間の流れがおだやかです。セリフも落ち着いたゆっくりとしたもので、自然へのモチーフをからめた美しい旋律。おそらく自然に身をおいたときの波長が、おそろしいほどぴったりあうふたりなのでしょう。ふたり時間は、ファンタジーのようなにおい感があります。ドラマでは、紗和は離婚、北野は妻とやり直す道を選び終わりを迎えます。でも紗和は「神様、ごめんなさい、またあなたを怒らせるかもしれません」と意味深なつぶやきをしてエンディングに…。そしてあの別れから3年後を描く映画『昼顔』が6月10日(土)に公開されます。ドラマの結末については、ネット上でも「モヤモヤする」「切なすぎる」「ハッピーエンドを期待したのに」といった声があがっていましたが、映画ではどのようなラストを迎えるのか気になるところ。夫のいる人を好きになってしまったら、もちろん相手の妻、そして自分の夫までもが巻き込まれていきます。「あなそれ」では有島の妻・麗華(仲里依紗)が笑顔を絶やさずに有島に感謝を伝えたあとに、一転有島を震え上がらせる一言を放つシーンには、ネットでも「怖すぎる!」と話題に。「昼顔」でも北野の妻・乃里子の逆襲に盛り上がりました。ドラマの「あなそれ」も映画「昼顔」でも、パートナーの存在がキーになってくることでしょう。ドラマ「昼顔」の中で、紗和は次のように語ります。「運命は決して罪を犯した人間には優しくない」。禁断の恋に堕ちたヒロインの行く末はどうなるのでしょうか?文/筧みゆき
2017年06月06日クズ女とクズ男のW不倫ドラマと思いながらもつ、いつい見てしまう人が続出しているドラマ「あなそれ」。最終回に向けて第7話が最高視聴率を更新したそう。不倫ドラマなのに展開がありえないからか夫婦そろって見ている人も多い。そこで、主人公3人の罪をメインに第7話までのおさらいをしておこう。欲深い美都の罪夫・涼太に不倫がバレても別れず、初恋の相手でもある有島との不倫関係も続ける美都。第7話ではついに有島に別れを告げられるが、その気持ちはまだ整理がついていない。涼太の同僚である小田原にも不倫していることがバレてしまい、相談までしているうちに自分の欲深さに気づく。欲のない涼太とは正反対で、好きな人や幸せが欲しくて欲しくて仕方がない自分。小田原と話していてそんな自分に気づいてもなお「私、思ってたよりずっと欲深い人間みたいです」と笑顔で言ってしまうのだから驚き。SNSでは「クズ美都」なんて言葉まで生まれるくらい美都の欲深さは罪。バカ正直すぎる有島の罪不倫相手の美都に対して「友だちになろう」と言ったり、出会ったころに戻れるなら「そのまま帰る」と言ったりと正直すぎる男の有島。そんな彼が妻の前でも正直すぎたため事態は急展開。久しぶりに妻・麗華とのデートを楽しんでいるときに、麗華があまりにも感謝をしてくるので、思わず苦しくなり浮気を白状しようとする有島。麗華の勘のよさをわかっている有島は「知ってんだろ?」と言うが、「何を謝っているの? 渡辺という女が訪ねてきた。それだけよ」と麗華は見透かしたような顔をした。って言うか、男なら物的証拠が出るまで自白したらダメでしょ。笑顔で本心がつかめない涼太の罪美都の不倫を認めた上で一生愛する宣言をしたり、有島に直接会いに行ったりと、笑顔とは裏腹な行動が多い涼太。美都に渡された離婚届もわざと書き間違えて笑顔で破く。この相反する涼太の態度に「怖い」「ゾクゾクする」と言う声がある一方で、それでも「かっこいい」「演技がいい」と言う声も多い。朝ドラで東出を見ていたおばあちゃん世代は、同一人物と認識するのが困難なほどの変わりようだ。優しさもここまでくると罪の領域に。次回はいよいよ最終回に向けて衝撃の展開に。妊娠したかもしれない美都、嘘を突き通してほしかった麗華、それぞれの夫婦はどうなるのか。そして、忘れてはいけないのが麗華のお隣さんのしょこたんは何者かと言う点にも注目したい。
2017年06月05日いよいよ次回は第7話に突入。イライラさせる不倫女の美都とそんな妻を溺愛する夫の涼太、美都の不倫相手のクズ男・有島の3人ばかりに注目が集まるが、それ以外の登場人物にもいよいよ何かが起こりそうな予感も……。そこで今日はあなそれのサブキャラに注目してみよう。このドラマ唯一のまとも人間・香子美都の友人の香子。もちろん中学時代からの親友なので有島のことも知っている。美都と有島の不倫旅行のアリバイに使われたことで絶交を宣言。涼太に詰め寄られたときも、真相は言わずにうまく隠した。第6話では美都が家出をしたのを知って、自宅に泊めてあげる優しさも見せた。SNSで評価の高い香子。第6話では人間性だけでなく、インテリアのおしゃれさやルームウェアのセンスの良さ、寝起きの顔の可愛さに注目した人も多い。男女ともに支持率トップを独走中だ。地味で目立たないが勘の良さが怖い麗華有島光軌の妻・麗華。華やかな名前と裏腹に地味で堅実な人生を歩んできた。父親の浮気が原因で両親が別居していたりと何かと苦労も多い。有島に「勘の良さが超怖い」と言われるほどのエスパー。涼太がわざとぶつかってきたことをわかっていたり、2度目に会ったときに名前を聞くあたりはさすがだ。夫をうまく操縦しているので、有島は後ろめたさから部屋が蟹で埋め尽くされる夢を見るほど麗華を恐れている。実家に子どもと自分を置いて帰る夫に「好きなことしていいって言われたら、とりあえずあなたを今一人にしない」と言いつつも、「いってらっしゃい、気をつけて」とほほえんで送り出す姿を見て、SNSでは実は一番怖いのは麗華という説も浮上。何が目的なのか? 謎多き小田原真吾涼太の同期であり良き相談相手。当初から美都に違和感を感じ、涼太に結婚生活がうまくいっているかを聞いたり、家に訪問にきたりと探りを入れる。美都と有島が二人でいるところを見たのをきっかけにさらに突っ込んで話を聞こうとするが確信はつかめていない。第5話では涼太がSNSにアップした雷の写真を見て、「ようやく反撃開始ですか」とニヤついていた。その真相はまだ誰も知らないが、一部ではゲイなのではと深読みする人も登場。今後どう絡んでいくのかが楽しみだ。美都の一方的な片思いかと思われた不倫だが、麗華の怖さに耐えきれず有島も揺らぎ出した。涼太の元から逃げた美都はそのまま逃げ切れるのか来週も楽しみだ。
2017年05月30日ドラマ『あなたのことはそれほど』が第5話に急展開を迎えた。前回、主人公の美都は夫・涼太に不倫がバレてしまったのだが、涼太はそれでも美都へ永遠の愛を誓った。夫公認となった美都の不倫だが、美都と涼太の奇行はますますエスカレートするばかりだ。夫にバレてもなお、不倫を続行する美都そもそも涼太に不倫をしていることがバレるという美都のわきの甘さががあるが、それがバレてもなお、有島との関係を継続しようとする。「有島くんは特別なの」と言い、夫の涼太は「気持ち悪い」とつぶやく美都。こんな美都に対して、友人の香子が投げ放った言葉がなんとも気持ちよかった。「初恋とか運命とかきれいな言葉でコーティングしてるけど、はたから見るとただのよくありがちな、そこらへんに転がってる、浮気だよ!」SNSでも「まともなのは大政絢だけ」「香子ちゃんがめっちゃ可愛いしまとも」「大政絢がまともなのが唯一の救い」と、アンチ美都派がべた褒めのようす。確かに運命の恋と思っているのは美都だけかも。不倫相手の自宅へのアポなし訪問をする美都美都は不倫相手の有島光軌の妻をもう一度見てみたいのと、自分を見せたいという欲求から、陶芸教室で有島の自宅住所を入手した。本を返すと言う名目で有島のいないときを狙って自宅へ訪問し、自ら有島と中学校の同級生であると告げる。自宅へのアポなし訪問もルール違反だが、そのときのファッションが女子を前面にアピールしたピンクのスカートというのもイタイ。不審に思った有島の妻・麗華は、そのことを有島に報告し、結果有島から「しばらく会うのをやめよう」と言われるハメに。冷静になれば自分のことを苦しめるこの行動すら歯止めが効かなくなるとは、いよいよ末期症状。妻の不倫相手に会い、正体を明かす涼太休日に一人で出かけた涼太。妻の不倫相手である有島が公園に家族3人でいるのを見つけ、わざとベビーカーにぶつかり、有島と二人きりになったところで、自分の正体をほのめかす言葉を残して立ち去った。ただ遠目から見るだけでなく、声をかけるあたりに狂気の片鱗が。美都を愛しているからこそ、美都の好きなものを理解しようということなのだろうか。危険を察知した有島が焦って「もうヤバイよ、これ。終わりにしよう」と関係を終わらせることを美都に告げたところで第5話が終了となった。次回予告では涼太が髪型とメガネを変え、今どきの風に変身をするなどますます狂気化がヒートアップ。もう元には戻れない美都と涼太の夫婦生活の行方は? 美都の「運命の恋」と涼太の「永遠の愛」、どちらが成就するのかが楽しみだ。
2017年05月23日波瑠主演の連続ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系 毎週火曜22時~)の第5話が5月16日(火)に放送。波瑠演じる妻・美都の不倫が発覚しても「永遠の愛」を誓った、いや押し付けた涼太(東出昌大)でしたが、その嫉妬心が燃え上がり、いよいよ報復を開始します!■鈍感力を誇る美都も気がついた! 私の夫は普通じゃない!?さすがの鈍感力を誇る美都も前週の結婚記念日のやりとりで、「私の夫は全然普通なんかじゃなかった」と気づきました。何といっても、涼太の過剰な笑顔攻撃が恐ろしい。生気のない目をギラリと光らせるエイリアン系の涼太よりも、フルスロットルの笑顔の方が怖いなんて…。東出昌大、いい感じ。2人は相変わらずぎこちない仮面夫婦を続けていきます。美都と有島(鈴木伸之)の逢瀬の口実に使われていた美都の親友・香子(大政絢)は、美都と同族に見えて、じつは意外と真面目だったことが判明。美都の不倫に猛反対で、涼太について「ただ気持ち悪い」と本音をぶちまける美都に「最低!」と怒りをぶつけます。正直、多くの視聴者にとって香子の声が、気持ちを代弁している感じではないでしょうか。このドラマ、ヒロインに共感して「応援したい」なんて気持ちよりも、むしろ不倫されても家庭を守ろうとする涼太側にエールを送りたくなる気持ちもわかる気がします。■クレバーな良妻賢母、有島の妻・麗華のちくちく攻め子宝に恵まれた有島の妻・麗華(仲里依紗)は、洞察力が強くクレバーないわゆる良妻賢母。一見、家庭は平和そうに見えますが、麗華が通っている陶芸教室が美都と同じだったことが判明し、そのやりとりで美都の嫉妬心が覚醒してしまいます。なんと前半で、美都は陶芸仲間からの頼まれごとを装い、有島宅を直撃! この美都の奇襲攻撃には、さすがに賢い麗華もビビりました。ただ、この件について、麗華は決して頭ごなしに有島を攻めたりはしません。ただ「自分はすべてお見通し」という顔つきで、有島をちくちくとつついていきます。■能天気な有島に涼太が反撃!ここまではいちばん能天気に構えていたのは有島でした。ところがようや涼太の反撃で「まずい」と気づきます。なんと! 美都のケイタイから電話番号や住所をチェックした涼太が、公園に出かけた有馬ファミリーの下へお仕掛けるんです。まさに「柴犬の乱」の火蓋が切られました! 最初は目の前に現れた涼太が、美都の夫だと気づかなかった有島ですが、とうとう涼太から「有島さん」と名前を呼ばれてしまい、驚がくします。この直接対面の後、公園はいきなり豪雨に見舞われ、稲妻が! 涼太のいうところの「天罰」がくだったということでしょう。いくえみ綾の原作コミックどおりに進むのであれば、この先、ますますの修羅場が待っていそうです。皮肉にも涼太が美都を愛すれば愛するほど、美都の心は遠ざかっていきます。涼太は「押してもダメなら引いてみな」ということができないんですよね。ああ、じれったい。いよいよ第6話では「柴犬の乱」で燃え盛る炎に息をのみます。怒りのあまり、赤ワインを振り回しながら半狂乱化する涼太!さすがにこれまで不倫しても反省もしなければ、涼太に対して悪いとも思っていないなど、あまりにクズすぎた美都は反省してほしいところ。だけれど、もはや後戻りはできない。そしてこの先、どんな制裁を受けるのか? 何とも気になるところです。 あなたのことはそれほど /いくえみ綾 (著)/祥伝社文/山崎伸子
2017年05月17日W不倫ドラマ『あなたのことはそれほど』がSNSで話題だ。イライラする、ムカつくと思いながらもついつい見てしまうという言葉の通り、出てくる登場人物のクズっぷりが半端ない。ここではメインの3人のイライラポイントをご紹介しよう。美都のクズっぷりにムカムカ!昔占いで「二番目に好きな人と結婚すると幸せになる」と言われたことから、初恋の人ではなく、涼太を選んで結婚する。しかし、偶然初恋の相手・有島光軌に出会うと、一気に不倫の道へまっしぐら。友だちにアリバイ工作を頼み温泉旅行へ行ったり、夫の同僚を家に招く日にも昼から光軌とベットを共にしたりと、ハラハラを通り越してムカムカする人が多数続出。「罪の意識がないのがヤバい」「浮気かくすの下手すぎ」「クズ女すぎてイタイ〜」と、現状では女子からは総スカン状態。涼太の狂気が増すにつれてドキドキ美都を運命の人と思い結婚。料理もこなす優秀夫でありながら、美都の浮気の気配を感じてからは、スマホチェックやファッションチェックも欠かさない超マメ男子。東出昌大の演技が怖いと言われる一方で、SNSなどでは「なぜ涼太が狂気と言われるかわからない」「料理もして妻も愛してる超いい夫」と絶賛の声も。第4話では、不倫している美都にそのことを自分が知っていることを伝えるもなお「ずっと愛し続ける」と宣言し、ますますヤバさがヒートアップ。今後、矛先が美都ではなく、有島に向いたときに涼太がどうなるのかにも注目したい。有島光軌のあるある感にイライラそして美都の初恋の人であり、今の不倫相手の有島光軌もかなりのクズ男。学生時代から女子の人気の高いイメメン男子にありがちなタイプで、その場しのぎの嘘と適当さがウリ。結婚していることさえ告げずに温泉旅行に美都と行き、いきなり子どもが生まれたという連絡が入ったから帰ると言いしたり、美都が結婚していることを聞いてあからさまに安堵したり。「嫁の里帰り中の不倫なんて超ベタすぎる」「こういう懲りないヤツっているよね」「クズすぎるけど憎めない」など、みんなどこかで出会ったことがあるような男なのかも。とにかく見るとイライラするのに、なぜだか見てしまうこのドラマ。初恋の人と再開してときめくことができるのなんて30代前半まででしょ!というアラフォーの意見はさておき、最終回までイライラを募らせて、最後にスカッとさせてくれることを期待している。
2017年05月16日