桜井日奈子と吉沢亮がW主演を務める、吉住渉原作の映画『ママレード・ボーイ』。先日、原作人気キャラのひとり、銀太役を佐藤大樹が演じることが発表されたばかりだが、この度、新たに優希美青が出演していることが分かった。連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を集め、「デスノート」「僕だけがいない街」『暗殺教室』シリーズなどに出演。また『ちはやふる』シリーズの続編、『ちはやふる -結び-』では新キャストとして参加するなど、話題作への出演が続く若手人気女優の優希さん。本作で彼女が演じるのは、光希(桜井さん)、遊(吉沢さん)、銀太(佐藤さん)らと共に同じ高校に通い、光希や銀太とは中学校からの同級生で光希の親友の秋月茗子。資産家令嬢の茗子は、光希と遊の恋を見守りながら、実は茗子も禁断の恋を…!?原作漫画・アニメファンから愛されるキャラクターであり、茗子が育む“学校の先生”との恋は、多くの女性たちの憧れの的となり、人気を博した伝説的エピソードだ。「芝居力が高く、非常に未来を感じる女優でした。茗子という繊細な役も彼女なら!」という思いから優希さんをオファーしたと明かす北島直明プロデューサー。優希さんは出演決定時、「“私が茗子!?私でいいの!?”と本当にビックリしましたが凄く嬉しくて、それから撮影まで待ち遠しくて待ち遠しくてたまらなかったです。それと同時に嬉しい気持ちと同じくらい、とてつもない不安とプレッシャーに押しつぶされそうになりました」と嬉しさと不安でいっぱいになったとふり返るも、「秋月茗子に出会い、初めて自分の壁にぶつかって悩みましたが、役者として大きく成長できた気がします」とコメント。廣木隆一監督も、「この撮影の間で女優として成長が見えましたね」と語っている。また、優希さんについて原作者の吉住氏は、「長身でウェーブヘアの原作茗子と外見イメージは少し違いますが、お会いして、落ち着いた雰囲気が茗子っぽいと思いました。名村先生との恋をどう演じて下さったのか、観るのが楽しみです」と期待を膨らませている。なお優希さんは、本日2月3日(土)21時より配信される、桜井さんと吉沢さん出演の「LINE LIVE」特番に参加することも決定。1月にクランクアップしたばかりの3人が何を語るのか?『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月03日「あまり私生活を明かさない古田さんですが、自宅は都内の最寄り駅から徒歩6分ほどの好立地にあるんです。12年前に購入された3階建ての一軒家で、土地は86平米とそんなに広いわけではないんですが、場所がいいので土地と建物を合わせれば時価1億円以上。住宅ローンは3年前に完済されています」(不動産関係者) 1月中旬の昼2時すぎ、都内の私鉄駅のホームのベンチに派手なアウターにサングラスをした中年男性が座っていた。人気俳優の古田新太(52)だ。 NHKの朝ドラ『あまちゃん』では芸能事務所社長・太巻役、大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)ではゲイの上司役など、名バイプレイヤーとして大活躍中だ。近所の住人はこう話す。 「引っ越してきた当初は派手な怖い人という印象でしたが、最近は変わりました。挨拶するときちんと返してくれます。気持ちのいい人です。奥さんがまた明るくて本当にいい人。よく自転車に乗って買い物に行く姿を見ます」 この奥さんというのが、元タレントの西端弥生(54)だ。彼女は91年にダウンタウンの人気番組『ごっつええ感じ』(フジテレビ系)に出演したことで一躍ブレーク。古田と結婚後、出産を機に94年、芸能界を引退している。 「古田さんは365日お酒を飲まないことがない人。弥生さんとも、行きつけの飲み屋で出会ったことが付き合うきっかけでした。彼はまだ無名の俳優で、そこに『ごっつええ感じ』にレギュラー出演中の弥生さんがたまたま当時付き合っていた彼氏を連れて飲みにやって来たんです。そこから横恋慕ですよね。そのときは彼女に声も掛けられずに終わって、同じ飲み屋で再会できたのが半年後。そのときは彼女がひとりだったんで声を掛けたら、ちょうど彼氏と別れた直後だったそうで、猛プッシュしたそうです」(演劇関係者) ほどなく彼女は妊娠。結婚は古田が28歳のときだった。 「弥生さんは『ごっつ~』を“産休”。そのまま番組を降りて、結局引退してしまいました。じつはそれまで古田さんは、演じる役を選ぶところがあったんです。でもこれで“男気スイッチ”が入ったのか、来た仕事は何でも受けるようになりましたね」(前出・演劇関係者) 一家が現在の自宅を建てたのは06年。ドラマ『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』への出演で、舞台だけでなくテレビでもようやく名前が知られ始めたころだった。 「その当時、1億円の家を買ってローンを組むのは、わりと思い切っていますよね。弥生さんは“家を買ったら飲みに行く回数も減るし、嫌でも仕事をがんばるでしょ”という思惑でローンを組んだそうですが、かえって仕事が増えたら飲みに行く回数も増えちゃったそうで、苦笑いでした」(役者仲間の1人) だがこの自宅購入を機に、古田はさらなる飛躍を遂げる。賢妻の采配はねらい通りの効果を上げたのだ。“賢妻”に感謝が尽きない古田はいまも知人の舞台を観にいく際、妻と2人で行くという――。
2018年02月03日「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」が、2018年3月31日(土)まで東京ホテルニューオータニにて期間限定で開催される。ホテルニューオータニ幕張、大阪で好評を博した「いちごスイーツビュッフェ」が、満を持して本家ホテルニューオータニでスタート。最上級のいちご「博多あまおう」を使用した、一口サイズの王道スイーツを心行くまで堪能できる。「スーパーあまおうショートケーキ」は、全ての素材が厳選されている。スポンジ生地には長崎県産のカステラに使われる卵を使用。主役のあまおうは、フランス産の天然ひまわりのハチミツでマリネしており、イチゴの甘さを最大限に引き出した究極のショートケーキとなっている。「あまおうタルト」は、香ばしくサクサクとしたタルト生地に濃厚な味わいのアーモンドミルクカスタードとクリーム、あまおうのフルーティーな甘さがたまらない一品。他にも、「あまおうゼリー」や「あまおうパンナコッタ」、「あまおう入り新edo豆カン」などのあまおうスイーツが登場する。さらに、糖度14度以上の極上マスクメロンを使用した「スーパーメロンショートケーキ」や、全18種類のバラエティに富んだサンドウィッチなども提供される。【詳細】サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ開催期間:2018年3月31日(土)まで※ビュッフェは年間通して営業開催時間:11:30~14:00(土・日・祝日は14:30まで)※繁忙日は90分制場所:ホテルニューオータニ ガーデンタワー ロビィ階「ガーデンラウンジ」住所:東京都千代田区紀尾井町4-1料金:■平日大人 3,300円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付)子ども 1,900円(ビュッフェ)■土・日・祝大人 3,700円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付)子ども 2,200円(ビュッフェ)※税金・サービス料別※子どもは4~12歳※予約不可【問い合わせ先】TEL:03-5226-0246(ガーデンラウンジ直通)
2018年01月13日ホテルニューオータニでは、400年の歴史を誇る日本庭園を望む「ガーデンラウンジ」にて、「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」を3月31日(土)までの期間開催される。今回のスイーツビュッフェは、「博多あまおう(R)」が主役のスイーツビュッフェ。ホテルニューオータニ幕張・大阪でも爆発的人気を博した「いちごスイーツビュッフェ」が、このほど東京でもスタート!ここではあの「パティスリーSATSUKI」の“スーパーシリーズ”のひとつ、「スーパーあまおうショートケーキ」をはじめ、「あまおうタルト」「あまおうゼリー」「あまおうパンナコッタ」「あまおうシャーベット」「あまおう入り新edo豆カン」「あまおうロール」などが可愛い一口サイズで登場。さらに、糖度14度以上の極上マスクメロンを使用した「スーパーメロンショートケーキ」や、宇治抹茶を練りこんだロール生地とアーモンドミルククリーム、黒蜜あんこと白玉のコンビネーションが見事な「新edo抹茶ロール」もミニサイズになってスイーツビュッフェを彩る。そのほか、ホテル伝統のローストビーフをはさんだ「ローストビーフ&レタスサンド」や、「クラッシックポークカツサンド」「テリヤキバーガー」「ツナマヨ&キンピラのベーグル」「だし巻玉子サンド」、カレーやスープ、サラダなど、お食事メニューも充実のラインナップ。スイーツも軽食も両方楽しめる、ホテルニューオータニの「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」。雄大な日本庭園を眺めながら、一足早い春の訪れを感じてみては?■「サンドウィッチ&スイーツビュッフェ」期間:3月31日(土)まで※ビュッフェは年間通して営業時間:11:30~14:00 (土日祝は ~14:30)※繁忙日は90分制場所:ホテルニューオータニ ティー&カクテル「ガーデンラウンジ」料金:平日:大人 3,300円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付)、子ども1,900円(ビュッフェ)土日祝:大人3,700円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付)、子ども2,200円(ビュッフェ)※税・サービス料別※子どもは4~12歳※予約受付なし(cinemacafe.net)
2018年01月13日ホテルニューオータニ幕張では、高級いちごとして知られる「博多あまおう」が思う存分味わえるプレミアムビュッフェ「SATSUKIデリシャスビュッフェ〜あまおう〜」を2月3日〜4月1日までの毎週土日祝限定で開催します。■いちごビュッフェのパイオニアが贈る夢のビュッフェが実現2008年にフレッシュいちごの食べ比べが楽しめる「スイーツ&サンドウィッチビュッフェ〜ホテルでいちご狩り〜」を千葉県内で初めて開催したホテルニューオータニ幕張。今でこそ春になると、いちごをテーマにしたビュッフェが数多く開催されていますが、当時いちごに特化したビュッフェはまだまだ珍しく、都内からはもちろん、関東圏から多くのお客さまにご来館いただきました。そんないちごビュッフェも今シーズンは記念すべき10年目を迎えます。そこで、日頃のご愛顧に感謝を込めて、構想から実現までまさに3年がかりの「博多あまおう」のみを使用するビュッフェをこの度満を持して開催いたします。“あかい・まるい・おおきい・うまい”の4拍子が揃い、福岡の地で大切に育てられている「博多あまおう」。国内はもとより、近年ではアジアを中心に海外でもその名前が知れ渡っているほど。その高級いちごを思う存分味わえる夢のビュッフェにご期待ください。■フレッシュもスイーツも。あまおう100%まずは、フレッシュあまおうを何もつけずにそのままどうぞ。滴るほどのジューシーな果汁と豊かな香り、あまおう本来の味を存分に堪能したら、次は練乳とともに。あまおうの甘さがさらに引き立ちます。ショートケーキやナポレオンパイ、ロールケーキなどの定番スイーツをはじめ、あまおうパンナコッタなどのグラスデザートを含む全16種のスイーツをお届けします。■寿司やローストビーフ、ホテル王道メニューもお好きなだけ!低温でじっくりジューシーに焼き上げるホテル伝統のローストビーフをはじめ、鉄板焼やにぎり寿司、天婦羅(ディナーのみ)など、ライブ感溢れるシェフのクッキングサービスがご堪能いただけるほか、和・洋・中のニューオータニの人気の料理(全25種類)をお楽しみいただけます。■販売概要ホテルニューオータニ幕張オールディダイニングSATSUKI「SATSUKIデリシャスビュッフェ〜あまおう〜」[期間]2018年2月3日〜4月1日の毎週土日祝[時間]ランチ11:30~15:00 / ディナー17:30~21:00※繁忙日は時間制限あり。[場所]オールディダイニング「SATSUKI」(1階)[料金]ランチ 大人¥4500/シニア¥4000/小学生¥1700/幼児(4歳以上)¥1000 ※税金・サービス料別ディナー大人¥6000/シニア¥5500/小学生¥2500/幼児(4歳以上)¥1500 ※税金・サービス料別(お問い合わせ先)SATSUKITEL 043-299-1848
2018年01月05日ホテルニューオータニ幕張では、高級いちご「博多あまおう」のスイーツビュッフェ「SATSUKIデリシャスビュッフェ〜あまおう〜」の延長が決定。当初2018年4月1日(日)までだったが、好評につき4月30日(月・祝)までの実施となる。なお期間中は、土・日・祝日限定で開催する。「博多あまおう」だけを使った特別なビュッフェ2008年、フレッシュいちごの食べ比べが楽しめる「スイーツ&サンドウィッチビュッフェ」を千葉県内で初めて開催し、一大いちごビュッフェブームの立役者となったホテルニューオータニ幕張。そんないちごビュッフェの開催10年目を迎える今回、構想から実現まで3年を要したという「博多あまおう」のみを使用した特別なスイーツビュッフェが誕生する。まずは素材本来の美味しさを堪能まずは素材本来の美味しさを知るためにも、新鮮な「博多あまおう」をそのまま頂くのがおすすめ。ジューシーな果汁と豊かな香りを堪能した後は、いちごの甘さをさらに引き立てる名脇役の練乳を合わせて、誰もが親しんだ黄金の組み合わせを楽しもう。全16種類のスイーツが食べ放題スイーツ類は、定番の「ショートケーキ」や「ロールケーキ」、「ナポレオンパイ」のほか、「あまおうパンナコッタ」などのグラスデザートを含む、全16種が用意されている。“あかい・まるい・おおきい・うまい”の4拍子が揃った「博多あまおう」を、心ゆくまで堪能してほしい。ホテルならではの王道フードメニューもまた、スイーツだけではなく、ホテルならではの王道フードメニューが味わえるのもポイント。低温でじっくりジューシーに焼き上げるホテル伝統のローストビーフをはじめ、鉄板焼やにぎり寿司、天婦羅(ディナーのみ)など、ライブ感溢れるシェフのクッキングサービスのほか、和・洋・中のニューオータニの人気の料理全25種類が堪能出来る。開催概要「SATSUKIデリシャスビュッフェ〜あまおう〜」開催期間:2018年2月3日(土)〜4月30日(月・祝)の土・日・祝日限定時間:ランチ 11:30~15:00/ディナー17:30~21:00 ※繁忙日は時間制限あり。場所:オールディダイニング「SATSUKI」(1階)料金:■ランチ大人 4,500円+税/シニア 4,000円+税/小学生1,700円+税/幼児(4歳以上) 1,000円+税■ディナー大人 6,000円+税/シニア 5,500円+税/小学生 2,500円+税/幼児(4歳以上) 1,500円+税※サービス料別【予約・問い合わせ先】TEL:043-299-1848(SATSUKI直通)
2017年12月30日東京のホテルニューオータニは、2018年1月10日(水)から3月31日(土)までの期間限定で、15のレストランで「あまおうSweetsフェア」を開催する。あまおうを使った「スーパーショートケーキ」や「ニューオータニ特製パンケーキ」、「あまおうアフタヌーンティーセット」など、各レストランやバーにて合計30種類のメニューを展開する。中でも注目は、コーヒーショップ「SATSUKI」、「パティスリーSATSUKI」で1日10個限定で提供される「エクストラスーパーあまおうショートケーキ」だ。甘みの強い「博多あまおう(R)」を8粒も使用している。通常の「スーパーあまおうショートケーキ」の1.5倍の大きさのケーキには、アーモンドミルク、和三盆、上質な「玄米卵」を使い、品の良い甘さが広がる、贅沢な特別感に満ちた味わいに仕上げている。その他、あまおうとマカロンを華やかにトッピングした「あまおうパフェ」や、「ニューオータニ特製あまおうパンケーキ」などあまおうをメインにしたスイーツが多数揃う。また、「ガーデンラウンジ」では、「あまおうアフタヌーンティーセット」を提供。「スーパーあまおうショートケーキ」をはじめ、あまおうプリンやあまおうフルーツサンドウィッチなど、あまおうをしっかりと堪能できるラインナップとなっている。【詳細】ホテルニューオータニ「あまおうSweetsフェア」期間:2018年1月10日(水)~3月31日(土)場所:ホテルニューオータニ住所:東京都千代田区紀尾井町4-1■コーヒーショップ「SATSUKI」、パン&ケーキ「パティスリーSATSUKI」期間:~2018年4月下旬場所:ホテルニューオータニ ザ・メイン ロビィ階時間:11:00~17:00(パティスリーSATSUKIのテイクアウト商品は11:00~21:00)TEL:03-5275-3177(SATSUKI直通)、03-3221-7252(パティスリーSATSUKI直通)メニュー例:・エクストラスーパーあまおうショートケーキ(1日限定10個) 3,000円+税・スーパーあまおうショートケーキ(1日限定40個) 1,200円+税・あまおうパフェ 2,200円+税※テイクアウト以外は別途サービス料10%。■ティー&カクテル「ガーデンラウンジ」期間:2018年1月10日(水)~3月31日(土)場所:ホテルニューオータニ ガーデンタワー ロビィ階時間:11:00~18:00(アフタヌーンティーセットは15:00~)TEL:03-5226-0246(ガーデンラウンジ直通)■メニュー例:・あまおうアフタヌーンティーセット(ポットティー付き) 6,200円+税・あまおうスムージー 2,200円+税※別途サービス料10%。
2017年12月30日◼︎脳内片思いVS.リアル恋愛!ふたりのカレシに揺れるヒロイン本作、『勝手にふるえてろ』は24歳の冴えないOL・ヨシカのこんなセリフからスタートします。「本能のままにイチと結婚しても絶対幸せになれない。結婚式当日もイチが心変わりしないようにって、野蛮に監視役続けてなくちゃならない、そんなんで幸せなんて味わえるかよ」ヨシカは、中学時代から約10年もの間、クラスのマスコット的扱いを受けていた「イチ」にずっと脳内で片思いしているのです。そんなある日、同じ会社で営業として働く「ニ」からヨシカは生まれて初めて告白されます。「その点ニなら、まるでひとごとみたいにお式堪能できちゃう。ドレスのままチャペルから何だか知らんが丘駆け下りてわがままにニのこと放ったらかして、波と戯れたりデコルテあらわなドレスで肩上下させてハーハーしたりして花嫁タイムをエンジョイできちゃう」正直タイプではないニからの告白に揺れるヨシカですが、やはりイチのことを諦めきれなくて……。本作は”脳内片思い”と”リアル恋愛”、”理想の王子様”と”現実に自分を好きになってくれる男”、ふたつの恋の間で揺れる主人公が、もがきながらも本当の自分を解き放つ、暴走ラブエンターテイメントです!◼︎『勝手にふるえてろ』ストーリー江藤良香(ヨシカ/松岡茉優)、24歳、B型、ひとりっ子。趣味は絶滅した動物をネットで調べること。昼間は会社の経理として働きながら、夜は購入したアンモナイトの化石を愛でる毎日を送るヨシカには、中学時代から約10年もの間、脳内で片思いをし続けている理想のカレシ・イチ(北村匠海)がいた。そんなある日、強引に参加させられた同期会という名の飲み会で、ヨシカは営業として働く同期のニ(渡辺大知)と連絡先を交換させられる。後日、テクノの流れるクラブでデートしたあと、酔っ払ったニから「俺と付き合ってください」と告白されたヨシカは、「人生初、告られた!」とテンションが上がるものの、正直タイプではないニにあまりのめり込めず、流されるようにデートを続けるのだった。中学時代のヨシカは「見たいけど気づかれちゃダメ」という屈折した感情から、視野の端でイチを盗み見ては、彼をモチーフに漫画を描くほどこじれた恋心を持っていた。ある日、ボヤ騒ぎを起こしてしまったことをきっかけに、ヨシカは「死ぬ前にせめてもう一度イチに会いたい」と覚悟を決める。アメリカに転校した同級生の名を騙って地元の雪国での同窓会を計画したヨシカは、なんとかイチと連絡先を交換し、再び東京で会う約束を取り付けるが……。◼︎原作は、毒舌さえわたる芥川賞作家・綿矢りさの同名小説原作は2001年に『インストール』でデビュー、2003年の『蹴りたい背中』で金原ひとみの『蛇にピアス』とともに第130回芥川賞を受賞した小説家・綿谷りさの同名小説です。2010年に発表された原作の『勝手にふるえてろ』(文春文庫刊)は、彼女の持ち味である毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描き、今もなお多くの支持を集めています。妄想力爆発の恋愛小説『勝手にふるえてろ』が、ラブコメ史上もっともキラキラしていないヒロインの恋を描いたエンターテイメントとして生まれ変わりました!◼︎松岡茉優が魅せる!魅力的な暴走ヒロイン主人公・ヨシカを演じるのは、TVドラマ『ウチの夫は仕事ができない』や『コウノドリ』、映画『ちはやふる』での若宮詩暢役も記憶に新しい、若手実力派・松岡茉優。連続テレビ小説『あまちゃん』や、やTVドラマ『問題のあるレストラン』など、以前から抜群の演技力を見せてきた彼女にとって、意外にも本作が初の映画主演作となります。特に注目したいのは、劇中でヨシカの思いが明らかになる歌唱シーン。大九明子監督が歌詞を手がけた楽曲「アンモナイト」で、突然歌い出し「絶滅すべきでしょうか?」と問いかけるヒロイン・ヨシカに思わず共感し、応援したくなってしまうこと間違いなしです!◼︎イチとニ、ヨシカが選ぶのは……?ヨシカの理想の王子様「イチ」を演じるのは、ダンスロックバンド「DISH//」でボーカル・ギターをつとめ、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など出演が続く若手俳優の北村匠海。ただかっこいいだけでなく、どこか暗い過去も感じさせるイチ役を絶妙にクールな表情で演じます。そんな「イチ」とは対照的に、テンション高く、暑苦しい「ニ」を演じるのは、ロックバンド「黒猫チェルシー」でボーカルをつとめながら、俳優や映画監督としても活動する渡辺大知。本作では主題歌「ベイビーユー」も手がけ、ストレートに恋する気持ちを歌い上げます。ラストに向けてどんどんかっこよくなっていく「ニ」は必見です!理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない……。恋愛に臆病で、片思い経験しかない主人公ヨシカが大暴走する恋の行方は、ぜひスクリーンでご覧ください!◼︎『勝手にふるえてろ』公開情報『勝手にふるえてろ』12/23(土・祝)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー監督・脚本:大九明子原作:綿矢りさ著「勝手にふるえてろ」文春文庫刊出演:松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海配給:ファントム・フィルム上映時間:117分公式サイト:©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
2017年12月20日小学館のマンガアプリ「マンガワン」で連載中のONEによるコミックを、濱田龍臣主演で実写化する「モブサイコ100」。この度、主人公を取り巻くキャラクターを演じる俳優陣が決定した。超能力バトルに加え、少年の成長物語という王道の青春ドラマでありながら、ギャグ満載のコメディとシリアスなシーンが絶妙に絡み合い、特撮やVFXを駆使した壮大な超能力バトルシーンが見どころとなっている本作。おかっぱ頭の内気で目立たない超能力少年・影山茂夫(通称:モブ)を務める濱田さんをはじめ、与田祐希(「乃木坂46」)、波岡一喜が本作に出演することがすでに発表されている。今回発表されたのは、モブを取り巻く登場人物を演じる望月歩、荒井敦史、山谷花純、モロ師岡。『真田十勇士』では映画と舞台で真田大助役を演じ、「母になる」にも出演していた望月さんが演じるのは、成績優秀でスポーツも万能、生徒会に所属しているモブの弟・律。「いろんな想いを閉じ込めてる律くんをどう演じようか…」と日々奮闘中だと言う望月さんは、「すごく笑いが絶えない現場で毎日毎日楽しいですし、そんな素敵な場所のおかげで律として成長していると思います。期待してください!」とコメント。また『リアル鬼ごっこ4』『ガチバン』の荒井さんが演じるのは、自分が世界の中心だと思っている超能力者で、黒酢中の裏番長・花沢輝気。原作を読んで大笑いしたと明かす荒井さんは、「キャラクターたちも物凄く魅力的で生身の人間が演じたらどうなるのか、花沢を演じるプレッシャーもありますが…楽しみながら大胆に挑戦しております。是非お楽しみに!」とメッセージを寄せた。部の存続のためにモブを勧誘する、脳感電波部の部長・暗田トメを演じるのは、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」や連続テレビ小説「あまちゃん」の山谷さん。オファーを受けた際、「新しい扉を開かねば演じられない子」と直感したと言う山谷さんは、「約3年ぶりに坂本監督とご一緒でき、挑戦的な役を演じられ胸一杯です。全てを振り切り、私というフィルターを通して生きるトメが皆さんにどう届くのかいまからとても楽しみです」と撮影を楽しみにしている様子。そして、モブ行きつけのタコ焼き屋のおやじ役を、大河ドラマからミステリー、コメディ作品と幅広い作品に出演するモロさんが演じる。脚本を読み、「ゆる~いなぁ」と感じたと言うモロさんは、それゆえ「私の芝居も全く緊張感のない力の抜けた演技を心掛けました。でも、手を抜いた訳ではありませんよ」と明かし、「きっと肩の力を抜いて頭の中を空っぽにして楽しめる作品になっていると思います!」とドラマについて話している。そのほか、超能力者を集め超能力を覚醒させることを目的とした研究機関「覚醒ラボ」のメンバーも発表。創設者・密裏賢治役を久保田悠来、白鳥大地・海斗の超能力兄弟役を塩野瑛久と福山康平、同じく超能力者・黒崎麗役を坂ノ上茜が演じる。木ドラ25「モブサイコ100」は2018年1月18日(木)より毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送。※Netflixでは1月12日(金)より配信、BSジャパンでは1月23日より毎週火曜日23時~放送。(cinemacafe.net)
2017年12月13日有村藍里(27)がいま、引っ張りだこ状態だ。連日テレビに出演しており、12月1日にはバラエティ番組「マヨなか笑人」(読売テレビ)に登場。話題は、やはり妹・有村架純(24)との関係だった。 番組で彼女は「幼少期から妹だけ『芸能界入りませんか?』みたいなスカウトがあった」と告白。「私なんでこんなにブスなんやろ、みたいのはずっとありました」と明かした上で、「ブスなのはもう仕方ないんですけど、それを少しでも良くしていきたい」と語っていた。 藍里はもともとグラビアイドルとして活動してきたが、妹との関係は明かしていなかった。だが架純がNHK朝ドラ『あまちゃん』で大ブレークすると、15年に夕刊紙が“有村架純の姉”と報道。以降もたびたび妹と比較されてきたが、多くは「売名」「ブス」などといった厳しい意見だった。 17年3月からは「母親から本名で活動して欲しいと言われた」として、事務所独立を機に芸名の新井ゆうこから本名へと改名。だがここにきて、彼女を応援する声がじわじわ増えているという。いったい何があったのか。 「彼女の“くじけそうになりながらも頑張る”姿勢が、共感を呼んでいるのです。単に妹とのエピソードを語り続けるだけであれば、売名と言われるでしょう。でも彼女の話は聞く人が『辛すぎる』と感じるものばかりで、思わず応援したくなってしまいます。自信がないけど、それでも何とかもがこうとする。そこに、見る人は自分の姿を重ね合わせてしまうようです」(テレビ局関係者) 実際、Twitterではこんな応援の声があふれている。 《有村藍里の言うこと共感しまくって泣きそう》《正直辛いことあると思いますが全部受け入れて進もうとしている姿勢、ますます好きになりました》《有村藍里は「逆境を跳ね返して(本当は「逆境」なんて無いんだが)頑張る姿」が共感を呼ぶ、初めての「共感グラドル」なのかも知れない》 11月には『良かれと思って!』(フジテレビ系)でネガティブ発言を連発した藍里。彼女の不器用な生き方が、今の時代の視聴者の心を掴んでいるようだ。
2017年12月05日樋口真嗣(『シン・ゴジラ』)が総監督を務める最新作「ひそねとまそたん」の発表会見が12月3日(日)、「東京コミックコンベンション2017」が開催中の千葉県・幕張メッセで行われた。オリジナルのテレビアニメーションとして2018年に放送される予定だ。『ローレライ』『日本沈没』、そして『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』といった話題作を手がけ、昨年、社会現象を巻き起こした『シン・ゴジラ』では、庵野秀明総監督とともに第40回日本アカデミー賞の最優秀監督賞に輝いた樋口監督。その最新作発表の場に選ばれたのが、アメリカから上陸したポップカルチャーの祭典“東京コミコン2017”だ。ドラゴンがコスプレをしたら?奇想天外なオリジナルストーリー主人公は航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人、甘粕ひそね。彼女の仕事は、基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴン「OTF(変態飛翔生体)」に乗り込み、ドラゴンを大空高く舞い上げる飛行要員…という設定だ。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、 はたしてどんな秘密が隠されているのか?そんな本作の奇想天外な発想について、樋口監督は「昔から日本にいる不老不死のドラゴンが、戦闘機のコスプレをして、空を飛んだらどうなるか考えていた」と誕生秘話を明かした。ちなみに、タイトルにある“まそたん”はドラゴンの名前だという。脚本は「あの花」の岡田麿里!さらに豪華スタッフが結集!“あま絵”の青木俊直がキャラクター原案シリーズ構成(脚本)を手がけるのは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里。「以前、岡田さんと別の企画を開発していて、それは流れてしまったが、お互い『このまま、さようならは嫌ですね』って思いがあって。岡田さんにも温めていた話があって、(会話の)キャッチボールをするなかで、岡田さんとならできるかなと。岡田さんにアニメというフィールドに引きずり込まれたのが最大の理由」(樋口監督)。この日の会見には樋口監督をはじめ、キャラクター原案の青木俊直氏、モンスターコンセプトデザインを手がけるコヤマシゲト氏、アニメーション制作を担当する「ボンズ」の代表取締役である南雅彦氏が出席した。樋口監督は、青木氏がウェブで公開した「連続テレビ小説 あまちゃん」モチーフの“あま絵”に「惚れた」そうで、「この絵が動き、物語性が付いたら、すごいだろうなと。それなら、手描きのアニメーションがいいなと思った」と映像面での構想について語った。『シン・ゴジラ』の次、なぜテレビアニメ?樋口総監督は、会見の締めくくりとして、新たな挑戦としてテレビアニメを選んだ理由を以下のように語った。「昨年の『シン・ゴジラ』で、劇映画については突き詰めてしまった感があり、同じことをしても縮小再生産にしかならないと思った。今の自分が何をしたいか、何ができるか…。その可能性として、いちばんやりたいのがアニメーションという形態だった」今後、声優陣の発表も待たれるが「無理を言って、声を先に録るプレスコを採用し、すでに3~4話分、収録している。もちろん、絵も作っています」とファンの期待をあおっていた。「ひそねとまそたん」は2018年放送決定。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日(写真:アフロ) 女優の松岡茉優(22)が12月1日、大阪市内で行われた初主演映画「勝手にふるえてろ」の取材会に共演の渡辺大知(27)と出席した。 原作は芥川賞作家、綿矢りさ(33)の同名小説。恋愛経験のないOLが2つの恋に悩んで妄想と暴走を繰り広げるコメディーだ。 松岡は自身の役柄について「すべての女の子が持ってる暴れ具合だったり、鬱屈具合だったりする」と分析。「同世代の女の子には、“あるある!”って感じで、お年寄りが綾小路きみまろさんの漫談を見に行く気持ちで劇場に来てほしい」とアピールしている。 このところ活躍目覚ましい松岡だが、意外にも今作が映画初主演となる。 13歳のとき「おはスタ」のアシスタントとして本格的にデビューしたものの、泣かず飛ばずの日々が続いた。高校では芸能コースに編入し周りにどんどんと追い抜かれていくなかで、それでも「女優になりたい」「活躍したい」と“情熱”をボイスメモに録音することで発散していたという。 しかし映画「桐島、部活やめるってよ」に大抜擢。「悪いギャル」の役を充てられた松岡は別のクラスのギャルグループの近くまで行き、その会話を録音。寝る前に聞くことで、役を作っていった。その甲斐あってか、彼女の演技力は大評判となった。 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でもその真価を発揮し、以降の活躍ぶりはご存知のとおり。彼女は女優という仕事について、こう語っている。 「『やりたいからやってる』だけじゃない。大前提に誰かに何かを届けるっていう仕事なんだ、私のお芝居を“買って”くださる方がいるんだって思う」 天真爛漫な愛らしさのウラには、仕事への熱い想いがあるのだ。
2017年12月03日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。あっという間に年の瀬で、皆さんも慌ただしい毎日をお過ごしかと思います。映画好きとしてはクリスマス映画、お正月映画と気になる季節でもありますね。「シネマの時間」第18回は、札幌在住のミステリー作家・東直己氏の累計160万部を越える代表作「ススキノ探偵シリーズ」を実写映画化した映画『探偵はBARにいる3』をお送りします!本作は、アジア最北の札幌ススキノの歓楽街を舞台に、縦横無尽に駆け回る探偵の活躍をハードボイルド&痛快に描き、2011年『探偵はBARにいる』で初の映画化。主人公の探偵は、『探偵はBARにいる』1作目で第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した大泉洋、その相棒の高田は同作で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、映画『船を編む』にて第37回日本アカデミー賞最優秀賞主演男優賞を受賞した松田龍平が演じます!このふたりのコンビが、相性ぴったりで絶妙なのです!ハードな世界観に笑いも散りばめて、絶妙なハーフボイルドに落とし込み、唯一無二の存在感を発揮。1作目にして日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、映画史に残る名コンビとして幅広い世代の心をつかむことになりました。続く2013年に公開された『探偵はBARにいる2ススキノ大交差点』もヒットを記録し、待ちに待たれた第3弾がいよいよ12月1日(金)より全国ロードショーです。謎多き美しいヒロインに北川景子を迎え、俳優としてさらなる飛躍を遂げたふたりが、ついにススキノに帰ってきました。メガホンをとったのは、国民的人気を誇ったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」、「疾風ロンド」を手がけた吉田照幸監督。ハードボイルドミステリーでありながら、男同士の友情やヒロインとの刹那的な男女の関係など極上のエンターテインメントとして楽しめる本作。アクションシーンや札幌ススキノの歓楽街をはじめ、北海道のさまざまな名所のロケーションも見どころです!■映画『探偵はBARにいる3』あらすじ――命を燃やすものは、あるか?札幌にあるアジア最北の歓楽街・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くす探偵のもとに、相棒である高田が人探しの依頼を持ち込んできます。依頼主は高田(松田龍平)の後輩の原田(前原滉)で、突然失踪した恋人の麗子(前田敦子)を探してほしいというもの。失踪した女子大生・麗子について調査を開始した探偵たちは、モデル事務所の謎めいた美人オーナー、マリに翻弄されるうちに、いつしか大きな事件に巻き込まれていきます。店を嗅ぎまわっていたことがバレてしまい、ほどなくマリが、屈強な男たちを引き連れて探偵と高田の前に現れます。この話に手を出すんじゃないとボコボコにされるふたり。空手の師範代で喧嘩にめっぽう強い高田ですら、波留(志尊淳)という青年を前に完敗し、事態はただならぬ様相を呈します。それでも懲りずに調べを続ける探偵。昔なじみのヤクザの相田(松重豊)や、新聞記者の松尾(田口トモロヲ)というおなじみの仲間から、“ピュアハート”のバックには、札幌経済界で頭角を現している北城グループの社長・北城(リリー・フランキー)という黒幕がいることを聞き出すのです。マリは北城の愛人でした。軽い気持ちで依頼を受けた探偵でしたが、麗子が“ピュアハート”というモデル事務所を装った風俗店でアルバイトしていたことを突き止めます。そしてその店のオーナーと名乗る美女、岬マリ(北川景子)と偶然すれ違い、どこかで見た顔だと、そこでマリと以前に会っていたことを、ようやく思い出します。なじみの元娼婦・モンロー(鈴木砂羽)がかわいがっていた、頼りなく震えていた若い女性の姿……。失踪のカギを握るのはマリだと見当をつけ早速、マリの過去を知るモンローを探し訪ねる探偵。そんななか、探偵はマリの巧妙な罠に落ちてしまいます。北城のサディスティックな拷問を受け、文字通り死にかけるのですが、高田と共に命からがらピンチを切り抜けます。しかし今度はマリ共々、北城に追われるハメに。実はマリも昔会った探偵のことを覚えていたのでした。そしてマリは探偵にある相談をするのです。「助けてください。あなたしか頼る人がいない」それはマリのすべてをかけた切なすぎる依頼でした。物語は一気にクライマックスに……!本作は、北海道出身で深夜番組「水曜どうでしょう」(HTB/96〜)でブレイク、演劇ユニットTEAM NACSに所属しながらNHK大河ドラマや『駆け込み女に駆け込み男』などの映画に主演し、活躍めざましい大泉洋が、誰もが認めるはまり役で地元・北海道を舞台に生き生きと演じる様が楽しい。相棒の飄々としていながら喧嘩にめっぽう強い高田演じる松田龍平も魅力的!夏の北海道も良いですが、雪の舞降る冬の北海道も美しく、物語とあいまって深い余韻を残します。ぜひ映画館でお楽しみください!■映画『探偵はBARにいる3』作品紹介2017年12月1日(金)より渋谷TOEI、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー!公式ホームページ原作:東 直己「ススキノ探偵」シリーズ(ハヤカワ文庫)監督:吉田照幸脚本:古沢良太音楽:池 頼広製作:多田憲之、亀山慶二、木下直哉、間宮登良松、畠中達郎、伊藤亜由美、香月純一、樋泉実、狩野隆也、山田裕之、広瀬兼三、吉村和文、伊藤裕章、森君夫、早川浩企画プロデュース:須藤泰司Co.エグゼグティブプロデューサー:佐々木基プロデューサー:栗生一馬、川田亮、八木征志キャスティングプロデューサー:福岡康裕音楽プロデューサー:津島玄一ラインプロデューサー:林周治撮影:田中一成Bカメラ:古長真也照明:吉角荘介美術:福澤勝広装飾:大庭信正録音:田村智昭整音:小林喬編集;只野信也音楽:池頼広スタントコーディネーター:辻井啓司、出口正義視覚効果:豊直康スクリプター:北濱優佳スチール:奈良則孝助監督:増田信弥製作担当:曽根晋、片平大輔製作国:日本製作年:2017年映倫区分:G配給:東映上映時間:122分(C)2017「探偵はBARにいる3」製作委員会■映画『探偵はBARにいる3』キャスト大泉洋=探偵松田龍平=高田(相棒)北川景子=マリ前田敦子=諏訪麗子鈴木砂羽=モンローリリー・フランキー=北城仁也田口トモロヲ=松尾志尊淳=波留マギー=源安藤玉恵=峰子正名僕蔵=教頭先生篠井英介=フローラー松重豊=相田絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2017年11月26日リーガロイヤルホテル京都のラウンジとバー グラナダで「あまおうフェア」が、2018年1月4日(木)から2月28日(水)まで開催される。期間中は、福岡県産の苺「あまおう」を贅沢に使用したデザートやカクテルがラインナップ。「プリンセス」をイメージしたデザートセットデザートセットの「ストロベリープリンセス」は、ガラスの靴に入ったショートケーキや馬車をイメージした苺のプリンなど、まるでシンデレラを彷彿させるドリーミーな世界観。他にもガラスプレートには、苺のマカロンやハート型チョコレートなどがのっており、苺づくしのデザートセットとなっている。「竹のお重箱」のアフタヌーンティーセット京都の竹芸品メーカー「公長齋小菅」の竹のお重箱に入った人気のアフタヌーンティーセット。今回は苺のスイーツを増やした「ストロベリーアフタヌーンティーセット」が期間限定でお目見えする。タルトやババロア、プティシューなどの4種の苺スイーツが堪能できる。「あまおうカクテル」も「バー グラナダ」では、あまおうを使用したカクテル「あまおうフィズ」を販売。シンプルにフィズスタイルで仕上げているため、苺のフレッシュ感が存分に味わえる。お酒が苦手な人のために、ノンアルコールも用意している。【詳細】あまおう フェア期間:2018年1月4日(木)〜2月28日(水)場所:リーガロイヤルホテル京都住所:京都府京都市下京区 東堀川通り塩小路下ル松明町1番地価格:■ストロベリープリンセス<1日10食限定>価格:2,614円ドリンク付(コーヒー、紅茶またはハーブティー)販売店:ラウンジ■ストロベリーアフタヌーンティーセット<1日10食限定>価格:3,327円ドリンク付(コーヒー、紅茶またはハーブティー)販売店:ラウンジ■あまおうフィズ価格:1,782円販売店:バー グラナダ※ノンアルコール(1,545円)も用意可※価格は全て税金、 サービス料込み※食材の入荷状況により一部メニューの変更がある場合あり<販売場所 詳細>・ラウンジ(1階)「オールデイダイニング カザ」内営業時間:10:00〜21:00(ラストオーダー 20:30)※ストロベリーアフタヌーンティーセットの提供時間は10:00〜17:00TEL:075-361-9226・バー グラナダ(地下1階)営業時間:17:00〜24:00(ラストオーダー 23:45)TEL:075-361-9224
2017年11月23日NHKは11月20日、2019年前期の朝の連続テレビ小説のヒロイン役に広瀬すず(19)を起用することを発表した。作品名は「夏空」で、記念すべき100作目の朝ドラとなる。 舞台は、日本アニメ創成期。戦争で両親を亡くし、養父に連れられ北海道・十勝で育ち、東京でアニメーターとして挑戦するヒロイン「奥原なつ」の人生模様を描く。 「新しい風を吹かせたい」と意気込みを語る広瀬。節目の作品ということもあり、広瀬の起用もオーディション方式ではなくキャスティングという形を採っている。また放送開始の約1年5カ月前での発表で、同局の制作統括・磯智明氏(51)は「撮影が来年夏から始まることになり、いつもより早い発表になった」「NHKの働き方改革も関係している」と明かしている。 異例なのは、同局が14日に発表した2018年度後期の朝ドラ「まんぷく」のヒロインがまだ発表されていないということだ。その99作目の“未定のヒロイン”は誰なのか、ネットでは様々な憶測が飛び交っている。 「まんぷく」は日清食品・創業者の夫妻の激動の人生を描いた作品。そのためいちばん声があがっているのが「チキンラーメン」のCMに出演している新垣結衣(29)だ。《もしそうだったら面白い笑》《「まんぷく」はどちらかというと旦那さんが主役だから、定評と実績のあるアラサー女優さんであるガッキーかなー》とファンは期待しているが、《(NHKサイドが)企業広告臭は嫌うだろうな》《いまが一番忙しいんじゃない?》など冷静な意見も。 また、松岡茉優(22)を有力視する声も多い。「まんぷく」の制作サイドはヒロインについて「20歳を超えていて30歳ぐらいまでの、“たのしいお芝居”の上手な方」という条件を出しているが、松岡の明るさには定評がある。《朝ドラにピッタリ!》《無名じゃないなら茉優ちゃんがいい》《そろそろ代表作がほしいよね》との声もあがっている。有村架純(24)が「あまちゃん」でブレイクしたように、さらに勢いをつけるのではとの見方もある。ただ《"ひねり"がないかもなぁ》との意見もあり、まさに喧々諤々(けんけんがくがく)。 真偽のほどは置くとして、様々な憶測が飛び交うのはそれだけ注目されているということ。99作目となる“朝ドラ女優”の座を射止めるのは、果たして――。
2017年11月22日2010年代を代表する青春映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』から、早5年。あの『アベンジャーズ』と同時期公開だったこともあり、その宣伝コピー「日本よ、これが映画だ。」の向こうを張って「ハリウッドよ、これが日本映画だ。」と謳った新聞広告なども話題を呼び、日本アカデミー賞をはじめ各賞を総なめにした。主人公の映画部・前田涼也を演じた神木隆之介は、その後も『バクマン。』『君の名は。』『3月のライオン』『メアリと魔女の花』などで改めて抜群の演技力を示し、また、リア充のはずが“何も持っていなかった”菊池宏樹役に「メンノン」モデルから抜擢された東出昌大は、同作を機に演技の道へ。今年は特に、ドラマ「あなたのことはそれほど」や『関ヶ原』でこれまでにない役どころを演じたことが絶賛された。そしていま、話題作のキーパーソンに次々抜擢されたり、満を持しての初主演映画が完成したりと、何気にエンタメ界を席巻しているのが、この『桐島、部活やめるってよ』で神木さんや東出さんらの周りにいた若手俳優たち。その中でも活躍著しい太賀、松岡茉優、鈴木伸之の3人に注目した。■“ゆとりモンスター”で認知度アップ!『南瓜とマヨネーズ』で女心を鷲づかみ!?“桐島”と同じバレー部でサブメンバーの小泉風助を演じていた太賀さん。そのほか、野球部を描いた『バッテリー』『ひゃくはち』などで活躍し、「天地人」などNHK大河ドラマにも出演。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した『淵に立つ』などでも印象深い演技を披露した。そして昨年、宮藤官九郎脚本「ゆとりですがなにか」で演じた“ゆとりモンスター”ぶりが話題となり、今年は彼を主人公にしたスピンオフ「山岸ですがなにか」が制作されたことも記憶に新しい。現在は、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太とともに高校3年生を演じた、早見和真の青春小説の映画化『ポンチョに夜明けの風はらませて』、臼田あさ美、オダギリジョーとの競演で魚喃キリコの原作コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』が相次いで公開中。特に後者では、「私、何やってんだろう…」と思うほど“ダメなことをしている”自覚があるヒロイン・ツチダ(臼田さん)が惚れ込んだミュージシャンの卵・せいいちを好演。オダギリさんが最強モテ男のダメな大人・ハギオを演じて(これがハマリ役)女性をドキドキさせる一方、せいいちの音楽に対する思いやひたむきさに心をつかまれる人たちも続出中。何より、ツチダが惚れ込んだ彼の才能が、ラストに絶妙な形で披露されるシーンは、太賀さんの優しい歌声も相まってキュン死寸前…。恋敵のオダギリさんも「役者にしとくのはもったいない」と絶賛を贈るほどだ。ちなみに同作には、『桐島』でバドミントン部員・実果を演じていた清水くるみがツチダのキャバ嬢仲間、帰宅部・友弘を演じていた浅香航大がせいいちの元バンド仲間として出演している。■若き演技派・松岡茉優が初主演!東京国際映画祭で2冠『桐島』では、校内一の人気女子で“桐島”の彼女・梨紗(山本美月)とつるんでいることがステータスで、宏樹(東出さん)の彼女でもある沙奈役にオーディションから選ばれた松岡さん。“ヒール”ともいえる役回りは強烈な印象を与えた。子役から活動していた松岡さんは「おはスタ」のおはガールを務め、その卒業とともに女優業を本格化。「鈴木先生」「GTO」『悪の教典』などで生徒役を演じ、バドミントン部・東原かすみ役の橋本愛とは「あまちゃん」や『リトル・フォレスト』で再共演した。今年は『カーズ/クロスロード』でディズニー/ピクサー作品の声優に初挑戦し、現在は綾野剛主演「コウノドリ」の続編に出演中、大ヒット作の続編『ちはやふる ー結びー』でも競技かるたクイーン・若宮詩暢を続投する。そんな松岡さんが、満を持して初主演を務めた映画『勝手にふるえてろ』が12月23日(木・祝)より公開される。映画初主演は遅すぎるくらいかもしれないが、この紛れもない傑作に出会うためだったと思えば納得だ。芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を大九明子監督が実写化した同作は、中学の同級生で10年間片想い中の「イチ」(北村匠海)と、人生で初めて告られた会社の同期「ニ」(渡辺大知)の間で揺れる妄想女子・ヨシカが主人公。劇中、彼女の妄想具合が露呈するシーンでは、その転調に一瞬あっけに取られながらも、ヨシカへの愛情が盛り盛りと増していく。“脳内片想い”と“リアル恋愛”を行ったり来たりするヨシカや、彼女の得意ワザ“視野見”に、「あれは私だ」と共感する人は結構多いかも!?また、同作は、先日の第30回東京国際映画祭でコンペティション部門にて上映され、観客投票で選ばれる観客賞を受賞、松岡さん自身も、今年から新設された全作品対象の新進若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」の1人に見事選ばれている。■東出昌大と共演「あなそれ」の煮え切らない“クズ夫”でブレイク『桐島』では太賀さんと同じくバレー部で、部活をやめるキャプテン・桐島に翻弄された副キャプテン・久保を演じていた鈴木さん。「EXILE」のボーカルオーディションをきっかけに「劇団EXILE」に加入、同作では映画初出演とは思えない熱演を見せていた。その後は、オーディションで受かるのは主人公と敵対する悪役やクズな役が多かったという鈴木さん。確かに、「ルーズヴェルト・ゲーム」「水球ヤンキース」で演じたヒール役は印象深く、『オオカミ少女と黒王子』では茶髪で学校イチのモテ男子に扮したが、やはりイイ奴とはとても言えないキャラだった。そして、いくえみ綾の人気コミックをドラマ化した「あなたのことはそれほど」では、波瑠演じるヒロイン・美都の初恋相手で妻子がいながら不倫関係に陥る有島役に。美都もさることながら、有島の身勝手すぎるチャラめの言動は視聴者の反響を呼び、鈴木さん自身にも注目が集まった。かと思えば、『東京喰種 トーキョーグール』では、正義感あふれる対喰種捜査官・亜門に扮し、鍛え上げられた肉体美や長身を生かしたアクションという彼の真骨頂を披露。『桐島』では直接の絡みは少なかった前野朋哉(映画部員役)とも再共演した。そんな鈴木さんの次回作は、桐谷美玲が東大卒のミスキャンパスながら極度の性格ブスのヒロインに扮し、大失恋した相手を見返すために女性初の総理大臣を目指すという『リベンジgirl』(12月23日公開)!鈴木さんは生真面目で無愛想で毒舌、桐谷さん演じる美輝の選挙秘書という硬派なインテリ役に挑戦する。スマッシュヒットした桐谷さんの先の主演作『ヒロイン失格』では、相手役の山崎賢人や坂口健太郎もいっそう人気を高めることになっただけに、同作でも鈴木さんの新たな魅力が注目を浴びるはず。彼らの大躍進は、そのまま2018年も続いていくことになりそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日11月10日に放送されたTBS系「A-Studio」に俳優の福士蒼汰がゲスト出演。MCの笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaは、こっそり福士さんの両親、高校時代の友人に取材。様々な過去のエピソードやトークにネットでは「マジメ」「カワイイ」といった反応が多数寄せられた。2011年秋から放送された「仮面ライダーフォーゼ」の主演・如月弦太朗役に抜擢、13年には国民的ブームを巻き起こした連続テレビ小説「あまちゃん」に出演。15年にはフジ“月9”「恋仲」で主演するなど人気俳優としての道を駆け足で歩んできた福士さん。『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』などいわゆる“胸キュンムービー”でみせるさわやかな笑顔で大人気になった一方で、最近ではドラマ「モンタージュ三億円事件奇譚」や『無限の住人』など重厚な作品にも出演。俳優としての幅の広さと成長をみせている。そんな福士さんはどんな少年時代、青春時代をおくっていたのか!? 番組MCの鶴瓶さんとemmaさんは福士さんの両親を極秘取材。とても真面目な性格だという福士さんを象徴する“真面目エピソード”として、18歳の頃「仮面ライダーフォーゼ」のオーディションに受かったが、事務所から受かったことをまだ誰にも言ってはいけないと言われ、それを実直に守って親にも隠した結果、予備校の授業料を親が振り込んでしまった話が語られた。福士さんいわく「先にオーディションに受かったことを話していれば振り込まないで済んだ」そうで「ダメって言われたから…」という福士さんにemmaさんも「マジメ!」と驚きの表情を浮かべる。また16歳の頃、事務所に入所する際に母親もいる前で事務所の社長に「レッスンはお金がいるんですか?」と聞いたというエピソードも紹介。「自分のために親がお金を払う。それで失敗したらいやだなと思ったのでちゃんと確認した」と話す福士さんに、鶴瓶さんは「のほほんとしてるのに生き馬の目を抜くような世界で暮らせるのは、いい家庭に育ってるから」とその育ちの良さを褒め讃え、福士さんも両親への尊敬の念を持ってることを語り、「“こうしないさい”と言われなかった。だから見習えた」と感謝の言葉を口にしていた。友人たちに「将来はアメリカに行きたい」と夢を語っていたという福士さん。「英語と殺陣を身に付けて、アジアはもちろんヨーロッパでも仕事をしたい」と将来世界で活躍する展望を述べたほか、番組後半では「フォーゼ」や「髑髏城の七人」の脚本家・中島かずきのコメントも紹介。抜群の身体能力を生かして「フォーゼ」ではアクションも自分でやったことや、「自分で選択した人生を後悔しないように生きる」という自身の人生観が語られると、鶴瓶さんは「良い人に恵まれて、だんだん力をつけてる」とその成長ぶりを評価。「数年後、ブロードウェイに立ってると思う」と福士さんの将来に“太鼓判”を押していた。ネットでは「ほんと育ち良さそうだし品がよろしいなと思ってたけどご両親も後姿だけで品がよろしい」「同年代なのに自分の考えをしっかり持ってて見習いたい所しかない」など、その育ちの良さに好反応するツイートが続々投稿。「『ちょっと今から仕事やめてくる』の福士蒼汰は、ワンランク上がった感あったよなぁ」というツイートや、番組内で披露した英語の発音の美しさを「英語の発音が綺麗で、もはや欠点が見当たらない」と賞賛する投稿なども見られた。真面目さ、勉強熱心さはもちろんだが、「英語ができるのは当たり前。だから殺陣も学んで、世界に“和”を見せられる俳優になりたい」と自分の将来をしっかり見据えて俳優に取り組む姿勢は、着実に彼を成長させ、ルックスだけで評価される単なる“若手イケメン俳優”から、頭一つ抜けた次のステージに進ませつつあるように見えた。11月23日(木)からは初の主演舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月”の上演もスタート。同作は彼のブレイクのきっかけでもある「仮面ライダーフォーゼ」を手がけた中島さんの傑作の1つ。舞台という新たなフィールドで“育ての親”ともいえる中島さんとタッグを組むことで見える福士さんの新たな成長ぶりにいまから期待が高まる。(笠緒)
2017年11月11日大分県中津市の醤油蔵 有限会社二反田醤油店は、大分県産米を使用し、昔ながらの発酵製法で造った「麹あまざけ」(780円・税別)の販売を開始します。甘酒は健康への効果を期待され、特に麹を使ったノンアルコールの甘酒は近年ファンを増やしています。二反田醤油店は、この麹と米で作る甘酒に地元である大分県産米を使用したものを11月23日に、二反田醤油店 公式通販サイトにて販売開始します。■創業大正8年、二反田醤油の販売する新商品「麹あまざけ」とは近年、甘酒の美容健康面での効果がメディアなどでも大きく取り上げられ、その効果の高さから“飲む点滴”と呼ばれています。二反田醤油店は自社のノウハウを活かし、地元のお米を使用した甘酒を考案しました。二反田醤油店は創業大正8年の醤油蔵であり、日々醤油だけではなく新たな商品の開発に取り組んでいます。今回は麹の効果に注目し甘酒の販売を開始しました。二反田醤油店の甘酒はお米の香り高く、初心者の方にも飲みやすいさらっとした甘酒となっています。二反田醤油店はこの甘酒を製造するにあたって、地元である大分県をもっと盛り上げていきたいという観点から、地元の美味しいお米を使用したいと考えていました。今回の甘酒に関してはJAおおいた様に相談させていただき、甘酒製造に最適なお米を見つけて、甘酒に使用しています。■「二反田醤油店」詳細創業以来醤油製造を生業とし、地域の味に根ざしたもの造りに撤してきました。蔵工房・二反田醤油はもろみを約2年間かけて発酵・熟成させるという昔ながらの方法で、手間暇かけて醤油醸造を営んできています。現在の代表商品は3年熟すのを待って完成する3年完熟醤油です。(お問い合わせ先)二反田醤油店TEL 0979-22-2354
2017年11月09日芸人で作家の又吉直樹が、NHKとタッグを組み初の脚本に挑戦。完全オリジナルの新作ドラマ「許さないという暴力について考えろ」が制作されることが決定した。お笑いコンビ「ピース」として活躍しながら、初執筆の長編小説「火花」が芥川賞を受賞し、300万部を超える売り上げを記録、映像化もされ大きな話題となった又吉さん。そんな又吉さんが今回ドラマの舞台に選んだのは、常に発信を続ける街、そして世界が注目する街、“渋谷”。上京したばかりの下積み時代、渋谷のライブハウスでネタを勝負していた又吉さんにとって、“東京の象徴となった街”。今回、ほぼオールロケによる撮影で「渋谷 SHIBUYA」のいまを切り取ることにも挑むという。又吉さんは、「渋谷を舞台にしたドラマの脚本を書きました。渋谷を実際に歩きながら、いろいろな場面を想像するのが楽しかったです。ドラマが完成するまで渋谷を1人でブツブツ言いながら歩いていますが、元気なので心配しないでください!」とコメントも寄せた。なお、本作には「監獄学園-プリズンスクール-」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などに出演し、今後も『恋と嘘』『先生!、、、好きになってもいいですか?』の公開を控える森川葵。連続テレビ小説「あまちゃん」や『イニシエーション・ラブ』の森岡龍らが出演する。「許さないという暴力について考えろ」は12月26日(火)22時~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月10日「『サンタクロースの衣装で売り場に出たら、宝くじの神様の目に留まるんじゃないか』そう思ったのがきっかけじゃ」 東京都「浅草橋東口駅前売場」で宝くじを売り続けて68年余り。日本最年長販売員歴を更新している“秀じい”こと森秀夫さんは、10年前に“仮装”を始めた理由をこう話す。秀じいがサンタの仮装をしたとたん奇跡が訪れた。その年末の2等1億円を皮切りに、この10年間で1億円以上が7本、計19億円分も当たりが出続けているのだ。 今年から「オータムジャンボ」は名称が変わり、「ハロウィンジャンボ」(1等・前後賞合わせて5億円)が10月11日から発売になる。ハロウィンといえば“仮装”。大当たりを客に届けるため、秀じいは魔法使いに“変身”して売り場に立つ。実は「販売員が仮装をしたら大当たりが出た」という売り場は、秀じいのところだけではない。「初のハロウィンジャンボも、仮装で億招き」と張り切っている売り場を紹介していこう。 ’13年4月から放送された朝の連続テレビ小説『あまちゃん』。ヒロインの能年玲奈(現・のん)が東北北限の海女になる物語だ。舞台は架空の北三陸市、そのロケ地となった岩手県久慈市にあるのが、「ジョイス久慈チャンスセンター」。 「町中が『あまちゃん』に沸く中、その勢いにあやかりたくて、販売員自ら絣の着物を用意し、『あまちゃん』売り場に変身させたんです」と、当時を振り返る新里芳夫店長。その後、なんとドラマ放送中に販売したドリームジャンボで見事1等1億円が出たというのだ。 「まさに仮装が招いた大当たりと、地元ではたいへんな評判になりました」(新里店長) 以来『あまちゃん』再放送などに合わせて、海女さんの衣装で販売していたところ、今年のサマー1等・前後賞7億円が出たというから驚きだ。 「ハロウィンは海女の衣装にかぼちゃのアイテムで、さらに仮装をパワーアップ。連続1等を目指します」(同) 販売員がチアリーダーになって話題になったのが、愛媛県「宇和フジチャンスセンター」。 「売り場のある西予市は人口4万人弱で、小さな町なんです。20年ほど前、なんとか売り場から町を元気にしようと思いついたのが、チアガール。販売員全員がポンポンを持って、店頭で呼び込みをやったんです」(平井裕史店長) 町を思う販売員の気持ちが神様に届いたのか、’00年の年末ジャンボ1等・前後賞3億円を皮切りに、4本のジャンボで“億当たり”を達成。 「’12年にはグリーン1等・前後賞5億円が出て、県内有数の人気売り場になりました。現在も、代替わりした販売員たちがポンポンを手に呼び込みをしてくれています。この元気な姿が億を運んでくれると信じています」(同) 神奈川県「横浜ダイヤモンドチャンスセンター」はJR横浜駅地下街の一角にある人気売り場。 「昨年、売り場ができてから販売した億の本数が97本になりました。そこで、『なんとか早く100本にしたい』と、スタッフに運気を上げるアイデアを募ったんです」(谷本英俊店長) 「横浜は港町だから、水兵さんの仮装をしたらどうだろう」と、販売員全員が首にスカーフを巻き、ボーダーのTシャツを着用。すると、今年ドリーム1等・前後賞7億円が。 「当たりくじはバラ売りの中にあったので、これで一気に98,99,100番目の億万長者が誕生したんです」(同) 実は地下街改装に伴い、今年9月、売り場の位置が少し移動した。 「売り場の場所を認知してもらうためにも、今回は販売員がハロウィン衣装で目立つようにしています」(同) ド派手な店頭装飾で有名な大阪府「大阪駅前第2ビルラッキーセンター」。昨年サッカーくじの「売り場装飾コンテスト」で全国ベスト20に選ばれた直後、サマーで1等の後賞1億円が出た。 「毎回、夜なべして1人で飾りを手作りしている苦労が報われた気がしました」と、販売責任者の高橋祐惠さんは語る。今回は、販売員が魔女の衣装をまとうそうだ。 「しょうもないと思われるかもしれませんが“美魔女ハロウィン”のつもり。ぜひ冷やかしでいいので見に来てください(笑)」(同) 初のハロウィンジャンボだけに、仮装にかける各売り場の思いは熱い。この熱意が客の期待感を高め、多くの人が「今回こそ!」と信じて買う先に本当に大当たりが出る……こうした好循環が、仮装売り場からよく“億”が出る原因なのではないだろうか。今回のハロウィンジャンボは発売枚数限定。仮装売り場の「億招き」効果にあやかりたい人は、売り切れに注意して!
2017年10月10日「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 こう語るのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。’13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛されているものが見えてきます」 今回、本誌がセレクトのご当地人気本と地域の傾向について、“本の達人”田中さんと上村さんが、解説してくれた。 ■北海道『札幌乙女ごはん。コミック版2』(著・松本あやか/編集・エアーダイブ/Dybooks) 恋も仕事も「食」も前向きに頑張る、北海道の女性たちのリアルを描く人気コミック続編。 「ヒロインが好きな人や友人と出かけるお店の料理が、詳しく紹介されています。ほかに根強い人気なのは、日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌のご当地スポーツもの。昨年、日ハムを日本一に導いた大谷翔平選手の本がその代表です。“雪の妖精”といわれる、北海道に暮らす小鳥シマエナガを撮影した『シマエナガちゃん』(小原玲著・講談社)の写真集も売れていて、見ているだけで癒されます。北海道在住の作家・桜木紫乃さんの小説も常に反響がりますね」 ■東北『命のまもりびと秋田の自殺を半減させた男』(著・中村智志/新潮文庫) 自殺率ワーストの秋田。助けを求め、駆け込んできた人に笑顔と心のこもった言葉で灯をともし、自殺者を半減させた佐藤久男氏による「生きる支援」のドキュメント。 「東日本大震災の作品が多く、復興への思いや、このルポルタージュのように命の大切さをつづった本がよく売れる東北。NHK『あまちゃん』本のように、ドラマや映画から派生した本も読まれています。今年の直木賞候補、佐藤巌太郎の『会津執権の栄誉』(文藝春秋)をはじめ、会津藩士や、蝦夷の指導者アテルイの歴史小説も話題です。クマの危険をあつかった『クマ問題を考える』(田口洋美著・山と渓谷社)も東北ならでは」 ■関東『できる大人は、男も女も断わり上手』(著・伊藤由美/ワニブックスPLUS新書) 東京銀座の「クラブ由美」のママ・伊藤由美がそっと教える“カドの立たない”お断り作法などを考える一冊。 「関東はビジネス本の多さが断トツ。この本は、大人の社交場・銀座という東京の地域性に加えて、マナーを学び、ビジネスに生かせると人気です。柳家花緑師匠の『花緑の幸せ入門』(竹書房)をはじめ江戸の芸能や文化に関するものも豊富。また関東で際立つテーマが“格差”。路線、不動産などの格差をテーマにした本が多いです。ブログ発の『「東京Deep案内」が選ぶ首都圏住みたくない街』(駒草出版)は504ページで2376円と高価ですが売れています」 ■中部『日本の異界名古屋』(著・清水義範/ベスト新書) 主要8都市で「もっとも魅力に欠ける都市」に選ばれた名古屋。名誉市民の作家・清水義範氏がその文化を“自虐愛”に満ちた筆致でつづる。 「近年、『どれだけうちが変わっているか!』を主張するかのように、自虐愛や異色感を出した本が人気です。その王道が名古屋ですね。いっぽう、金沢の文化を伝える本も豊富。『金沢検定予想問題集』(北國新聞社)はその代表例で話題になっています。金沢出身の漫画家・ちさこの、石川・富山・福井のご当地あるある&学園コメディ『北陸とらいあんぐる』(KADOKAWA)シリーズも大人気です」 全国で話題のベストセラーとは、ひと味違う。土地の特徴や、暮らしぶりが色濃く出ている本で、その地域の“いま”を感じ取ろう。
2017年10月09日この秋の新ドラマ「コウノドリ」で主演を務める俳優・綾野剛と、同作で綾野さんと共演している女優・松岡茉優、俳優・宮沢氷魚が揃って、10月5日(木)今夜オンエアされるTBS系「櫻井・有吉THE夜会」にゲスト出演する。本番組は「嵐」櫻井翔と有吉弘行が、いま話題の人物や一流芸能人をゲストに迎え、彼らの願望・疑問・悩みを、出演者の力、スタッフの力、そして視聴者の力を結集して様々な手段で解決・実現していくバラエティ。今回のゲストの綾野さんといえば三池崇史監督の『クローズ ZERO II』や映画『GANTZ』、大河ドラマ「八重の桜」などで脚光を浴びると、『横道世之介』『夏の終り』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞を受賞。最近では「フランケンシュタインの恋」で演じた“怪物”役も記憶に新しいところ。先月末からは佐藤健と共演する映画『亜人』が絶賛公開中の綾野さんの連ドラ主演作が「コウノドリ」である。また松岡さんはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で注目され、2015年4月期のドラマ「She」で連続ドラマ初主演を果たすと同年には映画『ストレイヤーズ・クロニクル』にも出演。翌年には大河ドラマ「真田丸」や『ちはやふる 下の句』に出演するなど着実に実績を重ねてきた。そして宮沢さんはモデルとして活動、今回の「コウノドリ」がドラマ初出演という期待の若手俳優だ。この3人をゲストに迎えた今回の放送、綾野さんが憧れの人と対面、まさかの涙する場面をはじめ、宮沢さんの出身校であるICU(国際基督教大学)にTVが初潜入ロケするなど、見どころ盛りだくさんとなっているのでお見逃しなく。綾野さん、松岡さん、宮沢さんが出演する「コウノドリ」は「モーニング」(講談社)にて現在連載中の鈴ノ木ユウが描く同名コミックが原作。2015年秋に綾野さんの主演でドラマ化。リアルな産科医療の現場を描いた物語で大きな反響を巻き起こし、この秋再びドラマ新シリーズとして帰ってきた。3人のほか、吉田羊、坂口健太郎、浅野和之、江口のりこ、星野源、大森南朋、佐々木蔵之介ら豪華な俳優陣が共演、今回は産婦人科医としてベテランの域に入った鴻鳥サクラ(綾野さん)がかつての恩師である荻島勝秀(佐々木さん)がいる離島の病院へ行く…という展開。「コウノドリ」は10月13日(金)22時~からTBS系で放送開始。※初回15分拡大「櫻井・有吉THE夜会」は10月5日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年10月05日ヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基、そしてガヤ芸人たちがスタジオに招いたゲストを笑いとともに掘り下げる「ウチのガヤがすみません!」。その10月3日(火)今夜放送回に女優の有村架純がゲスト出演。朝ドラ撮影秘話をはじめとしたトークなどで盛り上がる。連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を浴び、「スターマン・この星の恋」や「失恋ショコラティエ」「MOZU」といった様々なドラマや『思い出のマーニー』では声優も務めるなど意欲的に演技に取り組み、映画『ビリギャル』ではヘアスタイルを金髪に染め臨んだ体当たり演技で大きな話題に。その後も月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演や『3月のライオン』シリーズ、そしてこの春から放送された連続テレビ小説「ひよっこ」の主演に抜擢され、一躍国民的女優へと躍進した有村さん。今回はそんな有村さんが朝ドラの撮影秘話や家族との意外な関係などをトーク。ガヤ芸人たちも感激の裏話が続々明かされていく。またガヤ芸人のなかには朝ドラ出演経験がある者も…それは一体誰!?さらに人気の料理芸人たちによる豆腐に合う絶品オリジナルだれに有村さんが感激。そのほかにも有村さんが「カワイイ!」を連発した癒しのペットを動物芸人である「アンタッチャブル」柴田がプレゼン。さらに有村さんが“超簡単”なアジの三枚おろしに挑戦するなどバラエティに富んだ内容でお届け。そんな有村さんが出演する映画『ナラタージュ』は10月7日(土)より全国にて公開。大学2年生の春。工藤泉(有村さん)のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山貴司(松本潤)から、後輩のために卒業公演に参加してくれないかと誘いの電話が来る。葉山は高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。2人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる……。「嵐」松本潤が主演、有村さんがヒロインを演じるほか、坂口健太郎、大西礼芳、古舘佑太郎、神岡実希、駒木根隆介、金子大地、市川実日子、瀬戸康史ら幅広い俳優陣が揃った。監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲がメガホンを取る。朝ドラ女優・有村架純を迎えて送る「ウチのガヤがすみません」は10月3日(火)23時59分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月03日ペンを使って超細密画を描く注目のアーティスト、池田学さんの展覧会が日本橋高島屋ではじまりました。開幕に先立って行われたプレスプレビューには池田さんご本人が登場!作品制作の背景や秘話なども語ってくださいました。『池田学 展 The Pen ―凝縮の宇宙―』スタート!【女子的アートナビ】vol. 84この展覧会は、池田さんの20年にわたる画業を紹介する初の大規模個展。2016年に完成した大作《誕生》をはじめ、世界の美術館やコレクターたちが所蔵する作品約120点をまとめて見ることができる貴重な機会です。池田学さんは、1973年佐賀県生まれ。東京藝術大学を卒業後、2011年には文化庁芸術家在外研究員としてカナダのバンクーバーに滞在。その後はアメリカで制作活動を続けられています。作品の特徴は、リアルな細密画。道具はペンを使われています。細かい線を重ねて絵を埋め尽くしていく描き方で、しかも全体の下絵もつくらず考えながら描きすすめるとのことで、1日に仕上げられる面積は約10センチ四方。大きな作品の場合、完成するまで1年以上かかるそうです。池田さんが作品解説!開幕初日に行われたプレスプレビューでは、池田さんによる作品解説が行われました。まずは、1998年の作品《巌ノ王》について。この絵は、藝大の卒業制作で描かれた作品とのことですが、よく見ると9枚のパネルが組み合わさって1枚の絵になっています。なぜ、このような形になっているのでしょう?池田さん最初に描いたのは、この一番上の真ん中にあるパネルです。藝大の山岳部にいたので、登った山の記憶や想像した世界を、日ごろ使っていたペンで細かく描いていました。その時は、作品になるとは思っていなくて。とりあえず描いてみて、卒業制作のアイデアになるのではと思っていました。そのパネルを担当教官の中島千波先生に見せたところ、「これだけでおもしろいから、どんどん継ぎ足して大きくしてみたら?」といわれ、それから左右や下に絵をつけ足していき作品になりました。ペンを使って描く今のスタイルの元となった作品です。超細密なサムライも登場!続いて解説されたのは、2×2メートルの大作《興亡史》。お城の中で大勢のサムライが戦っていたり、滅びたりする様子が描かれている壮大な作品です。離れて見ると人間の姿に気づかないかもしれませんが、近づくと……サムライたちがいっぱいいます!オドロキの細かさです。しかも、どの人物もなぜか真っ白。池田さんこれは、紙の白を残して描いています。白にする理由のひとつは、背景が細かいので人間も描きこむと見づらくなるから。また、特別なキャラクターを限定せず白抜きにすれば見る人が自分を投入できると思ったのです。この作品では、竜巻が近づき人間世界を壊そうとしている様子も描きました。人間同士の戦いだけでなく、人間と自然の二者による戦いも表現しているのです。最新作には『あまちゃん』も登場!?最後は、最新作《誕生》について。この絵は、アメリカ・ウィスコンシン州マディソン市にあるチェゼン美術館の制作スタジオで2013年から3年3カ月かけて挑まれた作品。大きさは3×4メートルもあります。テーマは2011年に起きた東日本大震災。左下の方から描き始めたそうで、下の段には津波や自然災害で破壊された世界が表現されています。池田さんは、最初に全体の構図を決めるのではなく、描きながら考えていくとのこと。この作品でも、下の段を描いているうちに「真ん中には木を入れよう」と思いついたそうです。中段から上段には生き残った人が生活を再建しているシーンや満開の花も描かれ、再生を感じることができます。池田さんでも、実はこの木自体には一輪も本物の花は咲いていないのです。花びらをよく見ると“がれき”だったり放射能のマークだったり。右の方では、仮設住宅を象徴するテントでできた白い花びらの真ん中で大人たちが赤ちゃんを迎え入れている様子も描きました。いろいろな花が満開になっていますが、全部かりそめ。実はまだ何も再生していないのです。本当にこの木が花を咲かせるのには何百年もかかる。そうして回復していくのではという思いが込められています。池田さん最初は大震災をテーマにスタートしましたが、3年のうちに個人的な出来事がいろいろ起きてきます。二人の娘が生まれたり、高校の時からの親友がガンで亡くなったり、スキー事故で自分の右手がまったく動かなくなったり……。この絵の左側にある枝の部分は3カ月かけて左手で描いていました。そのうちに少しずつ右手の神経がよみがえっていく感じがして、全く動かなかった右手が動き始め、なんか枝の形が神経の形にも似ていて。だんだん再生していく自分の体と絵がリンクして絵の中身が変わっていき、いろいろな意味を込めて「誕生」と名づけました。絵の中には、池田さんの娘さんたちなど身近な方々やマディソン市のガソリンスタンド、美術館の名前なども描きこまれています。また、制作当時には『あまちゃん』も見ていたそうで、おなじみ三陸鉄道の車両もありました。池田さんが解説された作品のほかにも、会場では動物たちを描いたかわいい作品や静かな波や森の絵、さらに制作過程を記録したタイムラプス映像やインタビュー映像なども見ることができます。特にタイムラプスには《誕生》が仕上がっていく過程や、左手で描いている様子なども記録されているので、ぜひぜひご覧になってみてください。さらに作品が味わい深いものになると思います。同展の会期は10月9日まで。短めですので、お早めにお出かけくださいね。Information会期:~ 10月9日(月・祝)※会期中無休時間:10:30 ~ 19:00 (19:30閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)会場:日本橋高島屋8階ホール料金:一般 800円/大学生・高校生 600円/中学生以下無料
2017年10月02日古田新太や竹内涼真、杉咲花を迎え、長らく“好感度CM”を牽引してきた「ソフトバンク」の「白戸家」が、開始から10年にして“何か変わろう”としている。また、好感度トップCM「au」の「三太郎」シリーズも、いままさに飛ぶトリを落とす勢いの若手女優・川栄李奈が加わり、新展開の予感。こうした“続きが気になる”CMシリーズはすっかり定番となったが、このところは、最旬人気俳優を起用し、15秒や30秒のTVオンエア用の“フルVer”という形でWEBムービーを発信するなど、より物語として見せる“ドラマ仕立て”のCMが際立っている。その世界観は、もはや1本の短編映画ともいえるほどだ。■高橋一生の「ミスチル」カラオケ&アカペラも堪能特にこの夏、話題をさらったのが、「NTTドコモ」と「Mr.Children(ミスチル)」がともに25周年を迎えることを記念して製作された「いつか、あたりまえになることを。」だ。大河ドラマ「おんな城主 直虎」からの朝ドラ「わろてんか」、映画『blank13』など、待機作が多々控える高橋一生と、NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」で吹き替えナシの料理シーンにも挑んだ黒木華、『ユリゴコロ』への出演に加えTVドラマ版「セトウツミ」のヒロインに抜擢された清原果耶、そして同じく「セトウツミ」ほか『散歩する侵略者』『トリガール!』などの高杉真宙と、何本も映画が撮れそうな豪華キャストが集結。YouTubeでは再生回数500万回を突破している(10月2日現在)。「ミスチル」の1stシングル「君がいた夏」から始まるムービーは、1992年の夏に出会ったあるカップル(高橋さんと黒木さん)の出会いと別れ、それから紆余曲折あっての結婚、娘(清原果耶)が17歳になるまでを描いた物語。高橋さんは、学生時代には茶髪ヘアでカラオケ、モテまくる“チャラ一生”を演じたかと思えば、当時“あすなろ抱き”と呼ばれたバックハグからの「悪い、待った?」という悩殺技を披露。初めての赤ちゃんを抱っこするときの、「怖いわ~」とつぶやく新米パパぶりも含め、見逃せないポイントがたくさん。4分間で25年の時を超える映像は、高橋さん、黒木さんの表情が語る悲喜こもごもに、「ミスチル」の名曲「innocent world」「花-Mement-Mori-」「365日」や未発表楽曲のデモ音源も相まって、当時を知る者の郷愁を刺激しながら、ある1組の男女、そして家族の積み重ねを描いていた。また、その続編ともいえるのが、「dヒッツ」の「娘の帰り」篇。前作で“「ミスチル」といえば、あの曲は!?”と思ったファン心を知ってか知らずか、高橋さん扮するパパは初期の名曲「抱きしめたい」をアカペラで歌唱!待ち人は…今度は清原さん扮する高校生の娘だ。反抗期を乗り越えた娘に「過保護だな」といわれて「すみません…」と、うれしそうに返すデレデレパパの姿には“和みキュン”。これらの監督を務めたのは、高橋さんと長澤まさみによる“宇宙”と“地球”を結ぶ愛が話題を呼んだ「dTV」の「ふたりをつなぐ物語」の田中嗣久。同CMでも高橋さんは、“洗濯物を畳む”だけなのに観る者をキュンとさせる、稀有な俳優であることを証明してみせた。ちなみに、「資生堂」の「スノービューティー2017」では、武井咲との共演で2本仕立てのショートドラマが公開中。演出は、『四十九日のレシピ』『お父さんと伊藤さん』などで知られるタナダユキ監督だ。朝篇「21:25東京発、プラハ行き」では、自らを「魔法にかけられたおじさん」といいながら、珈琲の入れ方について武井さんにあれこれ指南するクリーニング屋を演じたかと思えば、同じ店を舞台にした夜篇「夏ノ空ニ、降ル雪ハ」では一途に恋する男に扮し、また異なる表情を見せている。■坂口健太郎の癒やしの笑顔は破壊力抜群「ミスチル」といえば、桜井和寿とGAKU-MCによるユニット「ウカスカジー」の「Anniversary」が印象的に起用されているのが、「niko and…」ブランド設立10周年を記念して3月に公開された「であうにあうMOVIE『春、夏、君、僕。』」。『ナラタージュ』が控える坂口健太郎と『デッドプール2』(原題)に出演する忽那汐里が登場する。坂口さんは、大ブレイク前に「niko and…」CMに門脇麦と出演しており、忽那さんはブランドのムック本にも参加していた。およそ3分間の「春、夏、君、僕。」(監督:鎌谷聡次郎)は、フランスのコメディ映画のようにカラフルでキュートな映像が話題となり、9月25日時点でYouTube再生回数は62万回超えに。隣同士に暮らしながら出会うことなくすれ違い続けた2人が、最後に白いTシャツにデニムというお揃いのコーディネートで初対面。「はじめまして」「同じTシャツですね」から始まる、2人の“その後”が気になる映像となっていた。そして9月6日には、その続編となる新CM「雨、のち、秋、冬。」が公開され、早くも再生回数は65万回に迫る勢い。2人の関係が動き出すロードムービーのような今作は、前作とは打って変わって、ロケ撮影で物語性をより感じさせるつくりに。「最初は変なやつだとおもった」とお互いに感じていた2人が、森の中で童心に返って遊びながら関係が深まっていく様子がとにかく微笑ましく、見ているだけでキュンキュン。このままの世界観で映画化してほしいくらい。「水曜日のカンパネラ」や「サカナクション」などのMVで知られ、満島ひかりが出演するChara×岸田繁「Tiny Dancer」MVも手がけた山田智和が監督を務めている。特に、坂口さんのスマイルやおどけ顔は癒やしの効果バツグン。かと思えば、雨に濡れる忽那さんに向けてカメラのシャッターを切る真剣な眼差しには、ドキッともさせられる。2人とも自由で自然体ながら、知性を感じさせ、醸し出す空気感はお似合いかも。これからどうなっていくのか、いま最も気になる“CMカップル”だ。ちなみに坂口さんは、ストーリーCMのはしりの1つでもある「ミノン」のCMで大島優子と共演。彼氏役として登場した本CMのシリーズ中に坂口さんが大ブレイクし、同棲を始めた恋人同士がやがて結婚という形を迎えたことも記憶に新しい。■壮大なスケールの山崎賢人&飯豊まりえとの恋のゆくえは…「Galaxy」の「Time Traveler」CMシリーズ「昨日までを、超えてゆけ」も、山崎賢人演じる龍守渡(たつもり・わたる)が現代から旧石器時代や弥生時代へとタイムトラベルするストーリーで大きな話題を呼んでいる。「ここは、どこなんだろうね」という歌詞ではじまる「BUMP OF CHICKEN」による楽曲「リボン」も、CMの壮大な世界観を後押し。これまで5本が公開されているが、注目したいのは、7月にWEB限定で公開された特別篇「昨日までを、超えてゆけ #3.5 Yui meets Wataru 」だ。なんと、冬のCMシリーズに出演していた飯豊まりえが再登場し、“あの世界とつながってたの!?”とファンを騒然とさせている。山崎さんが飯豊さんをバックハグし「お前が好きだ」と告白するシーンや、井上苑子が歌う「どんなときも」のカヴァーソングなども話題となった前回のシリーズ。今回、飯豊さん演じるユイは、山崎さん演じる“渡”を追いかけて旧石器時代へとタイムトラベル!だが、あと一歩のところで渡は弥生時代へ。出会えそうで出会えなかった2人が切ないストーリーとなっていた。その後公開された「#5 永恋」篇では、渡は平安時代へ。そこで、ユイにそっくりの紫式部と出会う!WEB限定バージョンでは、「待つだけでは得られませぬ」「うん、わかってる」など2人が会話する様子も収められ、飯豊さんは実際に紫式部が詠んだという“忘れられない思い”を込めた悲恋の歌を詠んでいる。同CMのロケ地は、大河ドラマ「おんな城主直虎」「真田丸」などでも使用された岩手の歴史公園「えさし藤原の郷」だけあって、雰囲気もばっちり。そんな中、ジャージのような姿で(でも平安ぽい?)現れる山崎さんは相変わらずカッコいい上、彼女への思いに一途さも垣間見せる。次回の舞台となるのは、鎌倉時代か、それとも戦国の世?渡とユイは出会うことができるのかにも、引き続き注目していたい。■ちょっと気になる!? 番外編映画雑誌「映画秘宝」最新号で“ワンダーウーマン”姿を披露したことでも話題の、女優・のん(能年玲奈)。彼女は岩手銀行やJA全農いわてなど、「あまちゃん」ゆかりの岩手県の地元CMでも活躍しているが、このほど、岩手県オリジナル米「いわて純情米/銀河のしずく」のPRCM「『宇宙最強米への道』~Road of The Rice~」にも登場。そのエピソード0「会議篇」では、大ブレイク中の「ANZEN漫才」や「カミナリ」「どぶろっく」、ゴー☆ジャスといった人気お笑い芸人たちと、とってもユルいコントのようなCMを繰り広げている。真っ赤なワンピース姿がお似合いののんさんだが、ダメダメな彼らに一喝入れる場面もあり、今後の展開をユル~く見守りたい1本。また、最近、同業他社に押され気味(?)の「かっぱ寿司」も新CMを製作。なんと、女優の吹石一恵が「やる、しかない。」とOLを辞めて一念発起し、“女漁師”を目指すという。彼女の父親で「伝説の漁師」と呼ばれる男には名優・柄本明、かっぱ寿司の商品開発部社員には『氷菓』『おじいちゃん、死んじゃったって。』など公開作が控え、先日最終回を迎えた「ひよっこ」にも出演していた岡山天音。メイキング映像によれば、監督を務めているのは「三太郎」をはじめ、日野自動車「ヒノノニトン」、「家庭教師のトライ」など、人気シリーズを数々演出しているCMディレクター・浜崎慎治氏。こちらの展開も、期待が持てそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、5歳から子役として活躍していた吉川愛さんです。5歳から子役として活躍。引退期間を経て、再び女優の道へ!ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で演じた、ミステリアスな女子高生役が記憶に新しい吉川さん。実は学業に専念するために昨年引退しており、この作品が約1年ぶりの復帰作に。「引退期間中は勉強を頑張りつつ、初めてのバイトも経験。また演技をしたいな…と思い始めた矢先、スカウトされて。今、とても新鮮な気持ちでお仕事させてもらっています」。クールな役を演じることが多いけれど、素顔は?「周りの人いわく、テレビでの顔とは違うって。自分ではクールなつもりなんですけどね…(笑)」愛犬と戯れるのが一番の幸せタイム。パピヨンとミニチュアピンシャーの女の子。見事に性格が違って面白い!ドキンちゃんの大ファンです!好きすぎて、テレビはもちろん、映画も観ます。一途でかわいいの。セレーナ・ゴメスのグッズを集めています。彼女のルックスや歌声が大好き。昨年の初来日公演も行きました♪よしかわ・あい1999年生まれ。映画『ひみつのアッコちゃん』、ドラマ『ホタルノヒカリ』や『あまちゃん』など数々の作品に出演。※『anan』2017年10月4日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月30日「嵐」櫻井翔と有吉弘行がMCを担当するTBS系バラエティ「櫻井・有吉THE夜会」の9月28日(木)今夜放送回に女優の有村架純と俳優の鈴木亮平がゲストとして出演。朝ドラヒロインと来年度の大河ドラマの主役が共演し、「嵐」メンバーとトークを繰り広げる。有村さんといえば2013年の連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍注目を浴びると翌年には声優として主演した『思い出のマーニー』が大ヒット。翌年公開の映画『ビリギャル』ではインパクトのある金髪ギャル姿で主演を務め大きな話題を集めたのも記憶に新しい。その後も『何者』『3月のライオン』シリーズなど注目作への出演が続き、連続テレビ小説「ひよっこ」で主演に抜擢されたことでさらに幅広い年代の支持を獲得。先日公開された『関ヶ原』も好調のなか、「嵐」の松本潤と共演した映画最新作『ナラタージュ』の公開が来月に控えている。そしてもう1人のゲストである鈴木さんも連続テレビ小説「花子とアン」でブレイク。「天皇の料理番」では過酷なダイエットで、『俺物語!!』では反対に顔立ちまで変わるほどの体重増。『HK 変態仮面』や『TOKYO TRIBE』では鍛え上げられた肉体美と、役に合わせて体型もガラリと変えるほどの役作りで幅広い役柄に挑んで実力派俳優として急成長。先日公開の『忍びの国』に続き、来年2018年の大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛を演じて主演を務めることが決定。さらなる活躍に期待が高まっている。今回の放送では有村さんが書きためた「秘密の日記」や鈴木さんの“変態行動”など、朝ドラ女優と大河俳優のいままで見られない一面が見られそう。ファンならずとも必見の放送になりそうだ。有村さんが出演する『ナラタージュ』は10月7日(土)より全国にて公開。島本理生の恋愛小説を原作に、松本さんが主演、有村さんがヒロイン役を演じ高校教師と生徒として出会った2人が、決して許されはしないけれど、そんな究極の恋に落ちる禁断の純愛物語を描く。鈴木さんは主演舞台「トロイ戦争は起こらない」が10月5日(木)から新国立劇場 中劇場で上演。鈴木さんはじめ一路真輝、鈴木杏、谷田歩らが、世界の演劇史に燦然とその名を残すジャン・ジロドゥが1935年、ナチスドイツが台頭する中、戦争に突き進む人間の愚かしさをあぶり出し平和への望みをかけて書いた不朽の名作に挑む重厚な舞台になる。朝ドラ女優に大河俳優という豪華な共演が実現した「櫻井・有吉THE夜会」は9月28日(木)21:57~TBS系で放送。(笠緒)
2017年09月28日「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。その9月14日(木)今夜放送回は長澤まさみ、松田龍平をはじめとする映画『散歩する侵略者』のキャスト陣をゲストに迎え特別企画ゲームで盛り上がる。長澤さんは、第5回「東宝シンデレラ」グランプリに輝き映画『ロボコン』で初主演、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その翌年に公開された『世界の中心で、愛をさけぶ』で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞を、さらに2006年公開の『涙そうそう』で今度は第30回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。その後も2011年公開の『モテキ』で第35回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、2015年には『海街diary』で第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞と、幾度ものアカデミー賞に輝く。松田さんは、1999年に映画『御法度』で俳優デビューすると日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベストテンなど数々の新人賞を総ナメに。最近では『まほろ駅前』シリーズや『探偵はBARにいる』シリーズ、『舟を編む』などの映画作品からNHK連続テレビ小説「あまちゃん」「営業部長 吉良奈津子」などのドラマまで幅広く活躍。今年1月から放送された「カルテット」も大きな話題となったのは記憶に新しい。さらに『散歩する侵略者』で長澤さん、松田さんと共演する高杉真宙、恒松祐里、光石研、カンニング竹山、「アンジャッシュ」児嶋一哉といったメンバー。そこにプラスワンゲストとして「FUJIWARA」も参戦する。番組では長澤さんが櫻井翔の意外な素顔を明かすほか、松田さんは松本潤の高校時代のあだ名を暴露。特別企画インベーダードミノ対決で繰り広げられる“大接戦”をお見逃しなく。今回のゲストチームが出演している映画『散歩する侵略者』は『岸辺の旅』や『クリーピー 偽りの隣人』で知られる黒沢清監督がメガホンを取り、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を映画化した作品。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤さん)。夫・加瀬真治(松田さん)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されたほか、北米、フランス、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など合計21か国での世界公開も決定している『散歩する侵略者』は全国公開中。「VS嵐」は9月14日(木)19時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月14日集英社の月刊少女マンガ誌「りぼん」にて1992年5月号から1995年10月号まで連載された、吉住渉の人気コミック『ママレード・ボーイ』の実写化が決定。桜井日奈子と吉沢亮を主演に迎え、2018年4月27日(金)に公開される。両親がパートナーチェンジして再婚!?突然の同居から始まる高校生2人の青春ラブストーリー『ママレード・ボーイ』は、シリーズ累計発行部数1,000万部越え、文庫コミックス版(全5巻)がいまだ売れ続けている人気コミック。1994年にTVアニメ化、1995年に劇場版アニメ『ママレード・ボーイ』、そして2001年には台湾でTVドラマ化もされ、長年にわたって国内外の多くのファンに愛されてきた。物語の主人公は、同い年の高校生・小石川光希(みき)と松浦遊(ゆう)。2人は、パートナーチェンジしての再婚によって同居生活をすることとなる。常識はずれな両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、まったく気にする様子のない遊。クールな中にも、時折見せる遊の優しさに、光希は次第に惹かれていく。そんな中、中学の時、自分を振ったはずの銀太が光希に告白。さらに、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れて……。異性との同居、ツンデレの彼、三角関係、引き裂かれる二人、友情、家族愛。究極の胸キュンと感動のラブストーリーが描かれる。桜井日奈子&吉沢亮のダブル主演光希には、”岡山の奇跡”として 脚光を浴びCM、ドラマ、舞台等で活躍する女優・桜井日奈子が抜擢された。『ラストコップ THE MOVIE』 で映画初出演を果たし、2018年は同じく少女漫画原作で主演を務める『ういらぶ。』の公開も控える。一方、頭脳明晰・スポーツ万能と王子様を絵に描いたような遊は、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』『アオハライド』『リバーズ・エッジ』『BLEACH』など人気コミックの実写化に数多く出演する吉沢亮。公開に先駆け、W主演を務める桜井日奈子と吉沢亮に、ヒット少女漫画の実写化にかける意気込みを聞くことができた。Q.桜井さんは、映画初主演で少女漫画の実写化に挑戦。プレッシャーはありましたか?桜井:出演が決まった時、まだ女優デビューして間もない頃だったということもあり、プレッシャーというよりはワクワクした気持ちが大きかったです。影響力のある作品だということを一番肌で感じたのは、実写化が公に発表された時。メイクさんやスタイリストさんをはじめ周囲の大人にママレード・ボーイ世代の方が多く、数えきれないほど応援の言葉をいただき、こんなにも愛されている作品の主演を任されたんだと気合が入りました。Q.ママレード・ボーイ世代の大人たちからどんな言葉をかけてもらったのですか?桜井:「おめでとう!楽しみ!」という祝福の言葉と共に、「光希は飾り気のない等身大の女子高生だよね」というアドバイスもいただきました。連載当時の実際の空気感を知っている方の意見は、役作りの参考にもなりました。Q.桜井さん自身は、光希をどう見ていましたか。桜井:光希は何事にも一生懸命で、素直で、思ったことを隠さず顔に出してしまう女の子。ママレード・ボーイ世代の方のアドバイスにもあった通り、漫画の世界ではなく、現実世界を生きている自分と同じ目線でいられる女の子だなとも思いました。両親がパートナーチェンジし、シェアハウスで2家族が暮らすことになるという非現実的な状況の中、光希だけが「おかしい」と猛反対するんですが、それって普通の感覚だし、リアルな反応じゃないですか。Q.そんな光希を演じる上で苦労したことはありますか?桜井:デフォルメされた演技ではなく、自分のありのままの感覚でお芝居することに苦労しました。実は同じように少女漫画が原作で主演を務めた『ういらぶ。』を『ママレード・ボーイ』の直前に撮影していたのですが、『ういらぶ。』はキャラクターのリアクションが大きくて。「実写化ってこういうものなんだ」とある程度の指標を持って『ママレード・ボーイ』の撮影に臨んだら、正反対のナチュラルな演出で当初は戸惑いました。監督からも”普通”でいてくれ、と言われていたのですが“普通”って何だろう…て。撮影が進むにつれて、のびのびとした演技ができるようになったと思います。Q.吉沢さんは、これまで漫画原作の映画に数多く出演されていますね。今回はどのような意気込みで臨みましたか?吉沢:もちろん原作へのリスペクトは持ちつつも、キャラクターを忠実に再現するというよりは、登場人物の感情の動きに注目して演じました。『ママレード・ボーイ』は少女漫画ということもあり、非現実的な設定はありつつも、恋愛を中心としたリアルと地続きの世界が展開されていきます。それゆえ、日常生活で生まれる人間のリアルな感情を描く演出がなされていて。少年漫画はキャラクターに寄せることを意識するのですが、それと同じようにキャラクターだけをそっくりそのまま作り上げてしまうと、嘘っぽくなってしまうと思ったんです。Q. 少年漫画とは異なるアプローチで役作りをしたのですね。吉沢:はい。少年漫画の場合は、原作漫画やアニメを研究し、キャラクターの表情、動き、発言など細部までチェックして役にのめり込んでいきます。もちろん作品や監督が作りたいものによって違いはありますが、少年漫画の実写化では、原作が持っている特徴的な世界観をいかに再現できるかということに力を注ぐからです。Q.具体的にはどんなプロセスで、遊の人物像をつかんでいったのですか。吉沢:原作や台本を読んで「なぜ遊は、このシーンでこのセリフを言ったんだろう。この表情をしたんだろう。この行動をしたんだろう。」と考えを巡らせて、遊の人物像を創り上げていきました。たとえば、遊が光希に自分の抱えてきた苦悩や、恋心を打ち明けるシーン。ずっと本音を隠してきた遊が、そこで光希を好きになった理由を正直に明かす。その理由こそ遊が持っていない性格的要素なのではないかと考え、逆説的に役作りに活かしました。自分に無いものを持っている光希だからこそ、まぶしく見えたのではないかなと思ったので。Q.遊の性格をどう捉え、演じましたか。吉沢:遊は人当たりが良さそうに見えて、相手に本音をぶつける術を知らない不器用な男。そんな彼の弱さや不器用さといった内面的な部分を目に見える形で体現するために、意識的に笑顔を作り、周囲に対してにこにこ笑って軽く接してしまう姿を演じました。光希に本気で感情をぶつけられた時も笑ってあしらったり、本当は悩んで困っている時にもわざとへらへらしたり。甘いだけじゃない本気の恋を描いた『ママレード・ボーイ』。インタビューの最後に2人の初恋エピソードを聞くと、ママレードのように甘酸っぱい恋の思い出を教えてくれた。Q.2人の初恋はいつ頃?どんな人を好きになりましたか?吉沢:小学生の時です。当時は、頭が良さそうとか、隣の席になったとか、ちょっとした理由でいろんな人を好きになっていたんですけど(笑)。そんな中、実は小3から高校までずっ と一途に思いを寄せていた女の子がいたんです。今思い返すと、元気で、活発で、異性との距離も無意識に近くて、光希みたいな女の子でした。何事にも一生懸命で、男なら誰でも好きになってしまうような子だったと思います。でも、小6の時に僕の親友と付き合い始めてしまって。仲の良い2人を陰ながら見ていることしかできませんでした。桜井:私も小学生の時です。スポーツができて、ちょっと意地悪な男の子でした。修学旅行で京都に行った時に、その子と一緒の写真がどうしても撮りたくて。勇気 を振り絞ってお願いしたんですが、恥ずかしくて友達も含めてみんなで集合写真を撮りました。後日その写真が学校の廊下に貼り出された時に、その男の子に「何見てんだよ(笑)」 とからかわれて、いい感じなのかな?と思っていたんですが…しばらくして、私の親友と付き合っていたんです!吉沢:2人とも親友に好きな人を奪われている(笑)!桜井:初恋って上手くいかないものなんですね(笑)。2人の両親役にも豪華俳優陣そして物語を盛り上げる光希と遊の両親役には、中山美穂・檀れい・谷原章介・筒井道隆の4名が選ばれた。パートナーを変えて夫婦となった千弥子と仁は、中山美穂と筒井道隆が、そして留美と要士は檀れいと谷原章介がそれぞれ自由すぎるカップル役を演じる。なお映画『ママレード・ボーイ』で、中山美穂・檀れい・谷原章介・筒井道隆の4名は初共演となる。銀太役に、EXILE最年少メンバーの佐藤大樹主人公・光希と遊の同級生でテニス部のエース、須王銀太を演じるのは佐藤大樹。EXILE最年少メンバーで、9人組パフォーマンスグループ「FANTASTICS」のリーダーを務める人物だ。銀太は、光希が想いを寄せた相手で、実は銀太自身も一途に彼女を想い続けていたという役どころ。光希と遊が一つ屋根の下で暮らし始めると、銀太の秘めた恋心も揺れ動き始める。光希の親友・茗子役に優希美青光希の親友・秋月茗子を演じるのは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を集め、映画『暗殺教室』、『ちはやふる -結び-』などに出演する優希美青(ゆうき・みお)。光希と銀太とは、中学校からの同級生で資産家令嬢の茗子。光希と遊の恋を見守りながら、実は茗子も先生との禁断の恋を繰り広げる。美人でミステリアスな一面を持つ茗子は原作漫画、アニメファンから愛される登場人物だ。製作スタッフにもヒットメーカー集結また、スタッフ陣もヒットメーカーが集結。映画『ストロボ・エッジ』、『オオカミ少女と黒王子』の廣木隆一がメガホンをとる。脚本はドラマ「ラブジェネレーション」、「神様、もう少しだけ」の浅野妙子が担当する。また、『銀魂』の小岩井宏悦・松橋真三と、『22年目の告白―私が殺人犯ですー』『ちはやふるー上の句・下の句―』の北島直明らがプロデューサーとして参加。女子高生の等身大の恋愛を描く少女コミックの原型ともいえる『ママレード・ボーイ』を、どのように表現するか期待したい。主題歌はGReeeeNの「恋」主題歌は、4人組ヴォーカルグループGReeeeNが書き下ろした楽曲「恋」。主題歌を担当するにあたりGReeeeNは「ママレード・ボーイの主人公たちも、永遠に愛を紡いでいくことを願いながら"恋"をしています。この曲を聴いていただいた皆さんも2人出会えたキセキに感謝して、そばにいる大切な人に、これからも気持ちを伝え続けようって思っていただけたら嬉しいです!」とコメントしている。なお、この楽曲はGReeeeNが4月11日(水)にリリースするニューアルバムにも収録される。あらすじ本気の恋は甘いだけじゃないある日突然、両親から離婚することを告げられた高校生・光希。旅先で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚すると言いだして!?更には松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らすことに…。一度自分をフったはずの初恋相手の銀太からの告白、親友の茗子のある事件など思いがけない出来事が起こる日々のなかで、光希は次第に遊に惹かれていく。甘いけれどクールな遊に翻弄されながら、ひとつ屋根の下に住む毎日はトキメキの連続。でも、ある日、遊は光希と自分の間にある秘密を知ってしまう。二人の恋の行方は...?【詳細】『ママレード・ボーイ』公開時期:2018年4月27日(金)出演:桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹、優希美青、筒井道隆、谷原章介、檀れい、中山美穂、佐藤大樹、優希美青、寺脇康文、藤原季節、遠藤新菜、竹財輝之助原作:吉住渉 『ママレード・ボーイ』(集英社文庫コミック版)監督:廣木隆一脚本:廣木隆一、浅野妙子音楽:世武裕子プロデューサー:小岩井宏悦、松橋真三、北島直明©吉住渉/集英社 ©2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2017年08月25日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、有村架純(24)だ。2010年、『ハガネの女』でドラマ初出演を果たし、2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』出演で人気を博す。その後多くのドラマに出演する売れっ子女優で、2017年4月から放映のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』では主演を務めている。『映画ビリギャル』(15)で、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。さらに同作と『ストロボ・エッジ』(15)でブルーリボン賞主演女優賞を獲得するなどの活躍を見せ、最新作となる映画『関ヶ原』(8月26日公開)では、伊賀忍びの初芽を演じる。○有村架純の印象最初に彼女に会ったのは、作品ではなくブルーリボン賞の授賞式だったんです。一緒に壇上に立って「うわあ、かわいいなあ」と思い、『ビリギャル』を観て、やっぱりかわいかったですね(笑)。切り替えの芝居もうまいし、ベタ惚れになって、ヒロインはまず第一に有村さんにお願いしたいという思いがありました。今見ると、彼女はリハーサルをすればするほど、理解度が深まっていくタイプなんですよね。僕が見た限りでは、今回の芝居で1番素晴らしいのが、1番多くリハーサルした、最初の三成との会話でした。天才型ではなく努力を重ねるタイプで、じっくり1つのシーンに対して、ある程度の演技指導を行っておくと、次の時にはそれをクリアして、なおかつプラスαが出てくるんです。物静かな勉強家です。もっともっといろんなことができると思うし、『ビリギャル』を中心とした有村架純のイメージしか抱いてなかった人は、彼女の守備範囲の広さにびっくりすると思うし、これ以上の本格派の時代劇をやったとしてもきっとできますよ。それくらい学習能力が高い女優です。○撮影現場での様子努力家の有村さんですから、現場でも、僕が見る限りでは物静かでした。キャピキャピして騒ぐタイプではないし、真剣になって役の心情と会話している感じですよね。有村さんは、スケジュール調整がものすごく大変だったんですよ。最初は出演が絶望的だったんですが、もしかしたら3~4週間空けることができるかもしれないと風向きが変わってきたので、とにかく彼女のシーンをまとめて撮影できるように少し書き変えたりしました。撮影前のリハーサルは出来るということなので、所作指導やアクション指導も行いましたが、本当に一生懸命ですし、今までやったことないのに、勘が良い。役者は勘が良いことが1番大きな要素なんですが、そこがすごかったですね。○映画『関ヶ原』でのおすすめシーン彼女の素晴らしさが1番見えたのは、比叡山で撮った忍者バトルのシーン。当日結構な豪雨になっちゃって、普通だったら中止なんですが、考えてみれば普段誰も入れない比叡山の修行道で、雨降らしの機械も持ち込めないところで雨が降ってくれている。映画の神様の雨降り効果だから、やるしかありません。あの忍者バトルは、みんな腰を落として体を低くして戦っていて、最初に立ち上がったやつがやられてしまうというコンセプトで組んでいたんです。でも有村さんは集中して全部のアクションをやっているから、疲労で立ち上がる前に尻もちをついてしまったんですよね。その表情がすごくよかった。その疲労感や、絶望で中嶋しゅうさんを見上げる顔こそが、映画のリアルだなということで、少しコンセプトを変えました。ハプニングが起きたとしても、役として輝く要素を残してくれました。(C)2017「関ヶ原」製作委員会
2017年08月25日