「いいね!」時代で愛されるために、SNSでモテる、あの人の秘密を教えていただきました。今回は、年間500食以上の外食の記録をインスタにアップするフォーリンデブはっしーさんです。「食を通じて人を笑顔にする、がモットー。ライフワークならぬ、ライスワークです(笑)。SNSはその大事なツール。こだわっているのは、情報を届ける相手のことを第一に考え、等身大の立場で役立つ情報をアップすること。たとえば文章は、見てすぐわかりやすいよう、定型フォーマットにしています。まずひとことキャッチがあって、その後に場所、店名、そして食べておくべき看板メニュー、気に入ったサイドメニューなどを入れた説明文を2文で加えます。フォロワーとの信頼関係を大切にしたいので、お店の無料招待などはお断りして、リアルな生声を届けるようにしています」「いいね!」が多くつくテッパンの投稿を聞くと、「お肉の赤い断面」「とろとろチーズ」「キラキラ輝くウニイクラ」とのこと。「このリアリティを出すのに大切なのは、自分目線の角度。食欲をそそらなければ意味がないので、斜め30度上から、グッと料理に寄って迫力を出します。これを見て、一人でも多くの人が元気になる場をつくれたら幸せです!」フォーリンデブはっしーさんのモテる秘密・相手をイメージして簡潔に伝える・フォロワーとの信頼関係を大切に・写真は自分目線でリアリティを重視・穴場のお店を積極的に発信ウニとイクラは“キラキラ感”を「いいね!」をたくさん獲得する食材の中でも、ウニとイクラは抜群の人気。特に、ご飯が見えないほどギッシリと敷き詰められた贅沢なウニイクラご飯は、美味しさがシンプルに伝わりやすく、最強のビジュアル!人気の生肉は動きをつけてお届け保健所の許可を取ったいわゆる「合法生肉」丼。とろけるサーロインの生肉の上に、塩気のあるイクラと濃厚なウニが添えられ、食欲を刺激!これをお箸で食べ始める動画の投稿は5800件以上の「いいね!」を獲得。ジャンボちらしは迫力をそのまま伝えるウニ&イクラをはじめ、約12種類もの海鮮がどっさり盛られた、インパクト絶大のジャンボちらし。ウソのない情報を最大限に伝えることを重視し、写真アプリのフィルターなどは、ほとんど使わないそう。流行のバスクチーズケーキ最近流行っているバスクチーズケーキも、インスタの常連になりつつある存在。6割以上が女性フォロワーのため、ブームの食べ物をいち早くアップするのも、「いいね!」を獲得したり、フォロワーを増やすコツの一つ。フォーリンデブはっしー肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、肉を中心に全国を食べ歩く。インスタグラムはフォロワー18万人超え、ブログは月間200万アクセスを記録。@fallindebu※『anan』2019年6月26日号より。取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2019年06月19日