スーパーマーケット(以下、スーパー)で働く日々を漫画に描き、Instagramに投稿している、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験だけでなく、読者から寄せられたエピソードをもとにした漫画も投稿しています。景品をきっかけにした、心温まるやり取りコンビニでは、時折商品の合計金額に応じてひける、クジなどのイベントを行うことがあります。クジの景品は、商品の無料引換券やグッズなどさまざま。しかし、クジですから、自分の希望通りの景品が当たるとはかぎりません。あとみさんのもとに寄せられたのは、そんなコンビニでのクジをきっかけにした読者の体験談でした。偶然にも、女性が当てたのは、直前にクジを引いた男の子が欲しがっていた景品のようでした。女性が景品の交換を相談すると、たちまち男の子は笑顔に!その場にいた全員が、女性と男の子のやり取りを見て、笑顔になったことでしょう。【ネットの声】・「さり気ない気配りができる人って素敵だなぁ」と思いました。・チャンスがあれば、こういう粋なことをしてみたい~。・なんて幸せなエピソード!声をかけるのは、少し勇気がいるから、余計に嬉しくなりますね!また、女性の声かけにも絶賛の声が。ただ「交換しない?」ではなく「ブラックコーヒーがよかったな」と、ひと言添えたことで、男の子は遠慮することなく素直にその申し出を受け入れられたことでしょう。女性の気遣いや優しさはもちろん、伝え方も学びたいと思わされるエピソードですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月09日子育て中は人からいろいろなことをいわれるものです。特に幼い子供を連れて歩いていると、知らない人から声を掛けられることが多々ありますよね。時には心ない言葉をいわれることもありますが、励ましの言葉や優しい言葉をかけてもらえることも多いでしょう。とまとママ(tomatomama2021)さんも、知らないおばあさんに話しかけられた時のエピソードをInstagramに投稿しています。子供と買い物をしていたら、おばあさんが?ある日、とまとママさんは2人の子供を連れて買い物に出かけました。そこで知らないおばあさんに急に話しかけられ、突然マシンガントークが始まったといいます。おばあさんは一体、とまとママさんに何を話したのでしょうか…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る とまとママ|リアルな育児漫画|ワーママ(@tomatomama2021)がシェアした投稿 なんと、おばあさんは子供たちや母親である、とまとママさんのことをとても褒めてくれたそうです。「2人の子供を連れて買い物なんて、大変なのに偉いわね」「お姉ちゃんはお手伝いして偉いね」と、具体的な言葉で褒めてくれているのが嬉しいですね。この投稿を見た人からもこんな反応が寄せられていました。・こんなに褒めてくれるなんて嬉しすぎる!・毎日大変だけれど頑張れるね。・とっても素敵!子供連れの外出は気を張ることが多いため、こんな風に褒めてもらえると心が温かくなるものでしょう。とまとママさんは「2人を連れての買い物が大変だ」と感じていたところだったので、余計嬉しかったといいます。このおばあさんのように、大変そうな人に優しい言葉を掛けられる人は、とても素敵ですよね。このほかにも、とまとママさんのInstagramには、リアルな子育てエピソードや、心温まる漫画が投稿されています。気になる人はぜひ覗いてみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年07月03日病は突然襲ってきます。2児の母親である、田中です(@uma_tanaca)さんは、突然の足の脱力から始まり、日々体調不良を感じていました。立ちくらみや息切れ、手足の震え、謎の頭痛、下痢をともない、1か月で6kgも体重が減少してしまいます。そんなある日、息子さんから「お母さんの首、太くなったね」といわれたことをきっかけに検査を受けたところ、甲状腺が異常に活発になる『バセドウ病』と発覚。治療が開始してから感動した出来事を、Twitterに投稿しています。子供やママ友の温かさに涙家事もままならない投稿者さんのことを、息子さんと娘さんは心配していました。体調不良の原因が病気だったと分かり、いろいろと合点がいったことでしょう。診断から数日して、想いを込めた手紙を書いてくれていました。ママへ病気大丈夫?○○はママのお手伝いがいっぱいしたいけど、できない料理もあるからいーっぱい練習するね!早く病気治ってね!○○より。あと、血液検査の注射、頑張ったね!ママへ病気大丈夫?早く治ってね。注射頑張ったね。また、事情を知った投稿者さんのママ友の1人は、手紙を添えてたくさんの手料理を持ってきてくれました。頑張り屋さんの○○。せっかく近くに住んでいるのだから、たまには甘えておくれ。いつもありがとう。料理の容器を見ると、捨てられるものばかり。洗って返却する手間がないよう、気遣ってくれたのでしょう。別のママ友は、投稿者さんの子供たちを遊びに連れて行ってくれたとのこと。周囲の人々の温かさは、投稿を見た多くの人々の涙を誘いました。・みんなから慕われている証拠。日頃の行いが現れていますね。・人徳という言葉がぴったり!温かさに、赤の他人の私が泣きました。・この料理、半端ないですね!大変な時に手を差し伸べてくれるのが、本当の友達です。・なんて素敵なママ友でしょう!優しい世界でよかった。愛ですね。大変な時こそ支え合おうとする優しさは、時に連鎖します。人からの優しさはありがたく受け取り、いざという時に、お返ししていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月02日ペットが迷子になった時、飼い主の大半は胸が潰れそうな想いをしながら捜索をしています。基本的に、ペットは危険があふれる屋外で生きることが困難。飼い主は「我が子がケガをしていないか、空腹ではないか」と心配しながら、あらゆる手を尽くして見つけようと必死になることでしょう。自治体や警察署に届け出るほか、SNSで迷子の情報を拡散したり、街角にポスターを貼って捜索の協力を呼び掛けたりすることも、ペットの発見に役立ちます。心配してくれていた人たちからのメッセージ2022年7月11日に、オカメインコのモーちゃんが迷子になると、飼い主(@motyan_0302)さんは寝食を忘れるほど探し回りました。SNSでモーちゃんの目撃情報を集めたり、迷子捜索のポスターを作成して近隣に貼ったりして、捜索すること約1年。モーちゃんは、自宅から直線距離で7kmの場所で保護され、無事帰宅を果たしたそうです!後日、役目を終えた迷子捜索のポスターを回収しに行った飼い主さん。回収した1枚に、何かメッセージが書き込んであって…読んだ飼い主さんは、路上で号泣してしまいます。実際のポスターを見ると、その理由が分かるのではないでしょうか。「Twitterで見つかったとの報告を見ました!うちもオカメがいるので嬉しいです!」「見つかってよかったですね」そう、ポスターには、モーちゃんが迷子になって心配していた人たちから、温かなメッセージが寄せられていたのです!この出来事に胸を打たれた人たちからは、「愛があふれていますね」「優しい世界」などのコメントが寄せられました。・なんて素敵な人たちでしょう。自分のことのように嬉しく、号泣しました。・このポスター、私も目撃していました。お帰りモーちゃん!・メッセージを書いた優しい人のオカメインコが長生きしますように。・「人間も捨てたものじゃないな」って思えました。きっと、飼い主さんの想像以上に多くの人が、ペットの迷子に胸を痛めて捜索に協力していたことでしょう。人の温かさが改めて感じられますね。モーちゃんと同じく、迷子になっているほかのペットたちも無事に帰宅できることを、たくさんの人々が祈っています。[文・構成/grape編集部]
2023年06月29日年齢を重ねていくと、子供の頃には知らなかったことや、見えていなかったことを、知る機会が増えるでしょう。イラストレーターの、さざなみ(sizuqphi)さんは、子供の頃に住んでいた町を訪れた時のエピソードを漫画にしました。『じーんとした話』町を歩いていたところ、見覚えのある年配の男性とバッタリ遭遇した、さざなみさん。男性は近所で喫茶店を営んでいた人で、大人になったさざなみさんのこともすぐに分かったようです。しばらく立ち話をしていると、さざなみさんにとって『ちょっと答えにくい質問』が飛んできて…。突然、仕事のことを質問してきた男性。さざなみさんがにごして答えると「絵を描く仕事か?」と、さざなみさんの職業をいい当ててきました。外で絵を見せたことがないにもかかわらず、なぜか男性は、さざなみさんが幼い頃から絵を描くのが好きだったことを知っている様子。実は、さざなみさんの祖父が「孫が絵を描くのが好きだ」と話していたのです。祖父に対して厳しい印象を持っていたさざなみさんは、これを知ってびっくり。男性の「よかったなぁ」という言葉を通じて祖父の愛情を感じ、「祖父にいってもらえたみたい」と嬉しく思ったのでした。【ネットの声】・素敵なエピソード。人と人を通して、祖父の想いは生きているんですね。・祖父のことを思い出して、外だけど泣きそう。・涙が止まらない。職場で読んじゃいけなかった。・祖父はきっと、さざなみさんが絵を描いている姿を見るのが好きだったんだろうな。大切な人への愛情は、直接伝えずとも、その人の行動や表情、生活からもにじみ出るものです。幼い頃は気付かなかっただけで、祖父の孫への愛情は、周囲の大人たちには伝わっていたのでしょう。どれだけ時が経っても、愛情の温度が変わることはありません。たとえ気付くのが遅かったとしても、その愛情はいつまでも、どんな時も心を温かく包み込んでくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月18日1979年に発売されてなお、幅広い世代から愛されている駄菓子の『うまい棒』。これまでに60種類以上のフレーバーが展開されている同商品は、税別12円という衝撃の安さと安定のおいしさで、多くの人を笑顔にしてきました。粉々に砕けた『うまい棒』を手に、悲しむ孫を見て?サクッとした食感がクセになる『うまい棒』ですが、バッグの中やほかの荷物と入れた結果、開封前にボロボロになることもしばしばあります。業務用アルミケースメーカーである、アクテック株式会社の男性社員も、そんな悲しい場面を目にした1人。幼稚園に通う孫が、幼稚園のお楽しみ会でもらった『うまい棒』を食べようと、通園バッグから取り出すと、中身が粉々になっていたのです。変わり果てた『うまい棒』を手に、悲しむ孫。ケース作りのプロである社員は、愛する孫のため立ち上がりました!『うまい棒』の専用ケースを独自に製作『うまい棒』の専用ケースを作ることを決心した社員。『うまい棒』を入念に採寸し、アルミ板を加工して組み立てたり、錠前・蝶番を取り付けたりし、着々と作業を進めます。クッション材で『うまい棒』を安全に保護、保管することができる、『うまい棒ケース』を作り上げたのです!内装にベロア調素材を巻くことで高級感がプラスしたとあり、見た目もおしゃれですね。『うまい棒ケース』は、高さ70cmから、あらゆる角度での落下試験も実施。また、レーザー加工によって『うまい棒』のロゴが施された、素敵な仕上がりになっています。SNSで拡散した結果、まさかの奇跡ができ上がったケースを手に、「老若男女問わず同じ経験をしているはず」と考えた社員。メルマガやSNSで情報を発信したところ、多くの人から共感を得たそうです。人々の期待に応えるため、クラウドファンディングを思い立つ社員ですが、販売元である、お菓子メーカーの株式会社やおきん(以下、やおきん)に許可を取る必要がありました。「勝手にこんなものを作って」と叱られるのではないかという不安と、「喜んでもらえるかもしれない」という期待が入り混じった心境で、やおきんの担当者に『うまい棒』ケースを見せることに。すると、やおきんの担当者は「加工がすごくキレイ」などと『うまい棒ケース』を褒め、クラウドファンディングの開始はおろか、『公式グッズ』として製作できる契約を結ぶことになったのです!孫想いの社員が起こした奇跡のストーリーに、SNSでは喜びの声が上がっています。・『うまい棒』と孫への愛を感じます。素敵だなあ。・面白すぎる!欲しい…。・厳重すぎて、食べていた『うまい棒』を吹いてしまった。『うまい棒ケース』は、クラウドファンディングサイト『GREEN FUNDING』にて、2023年6月14日から支援が開始されています。目標の5万円に対し、同月15日18時時点での支援総額は…なんと約99万円!社員の熱い想いに胸打たれた人や、純粋に『うまい棒ケース』が欲しい人が集まっているようです。『うまい棒ケース』の存在によって、粉々になった『うまい棒』に嘆く人は、今後少なくなるのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年06月16日「困った時はお互い様」というように、社会は人々が助け合うことで成り立っています。つっきー(@psypsytuki)さんは、電車の中である『助け合いの場面』に遭遇したそうです。当時のエピソードをSNSに投稿し、多くの反響が寄せられました。電車の中で子供が「ごめんなさい!」周囲の人は…?ある日、電車に乗っていたという、つっきーさん。隣には小学生から中学生ぐらいの年齢の子供が座っていたといいます。子供が炭酸飲料のふたを開けようとした時、事件は起きました…。プシッ…シャアアアアアア!!!なんと、中身が勢いよく吹き出してしまったのです!吹き出した中身で、つっきーさんの服は濡れ、車内の床も水浸しになってしまいました。絶望的な状況に空気が凍りついた車内。子供は慌ててつっきーさんに「ごめんなさい!」と謝り、拭くものを探します。すると、つっきーさんの濡れた服を見た別の乗客が「大丈夫ですか」とハンカチを差し出してくれたのです!※写真はイメージ中には「これぐらい拭けば大丈夫!」とポケットティッシュを取り出して床を拭き始める人も。床を拭き終わったティッシュを「ほい!ほい!」とその場で回収する人も現れ、濡れてしまった車内の床はあっという間に元通りになったのです!つっきーさんの服は濡れてしまいましたが、幸い炭酸飲料は無味だったため、乾けば問題ない程度のものだったようです。子供は車内で迷惑をかけた恥ずかしさと、申し訳なさでいっぱいになっていたことでしょう。つっきーさんが「乾くので大丈夫ですよ」と声をかけると、子供はほっとした表情を浮かべました。周囲の温かい大人に救われた子供は、電車を降りる時に「ありがとうございました!」と丁寧にお辞儀をしたといいます。素直に感謝を伝える姿を見た、大人たちは「うん、うん」と笑顔で会釈をして応えたのでした。※写真はイメージつっきーさんは、当時の出来事についてこう語っています。この話、すごいのは手伝った人たち全員赤の他人だったこと。優しい世界がそこにあった。つっきーさんによると「みんな知り合いなんじゃないかって思うくらいの、見事な連携だった」とのこと。電車で起こった見知らぬ人たちの奇跡の連携プレーと、素直に感謝を伝える子供の姿に、多くの人が心を打たれました。・いい話。許し合えるっていいし、助け合えるのはもっといい。・世の中捨てたもんじゃないですね!・周りの大人の対応で、子供は嫌になることもある。自分も親切な大人になりたいと思う。・周囲の人の温かさをこの子はずっと覚えているでしょう。・優しい世界…。朝から笑顔になれました!手際のよさがすごく想像できます。もしも、周囲の大人たちが声をかけなかったら、子供にとって恥ずかしくて忘れたい出来事となっていたかもしれません。しかし、「大丈夫」と声をかけたつっきーさんや、とっさに片づけを手伝った大人たちのおかげで、心に残る温かい出来事となったでしょう。困っている人を助けることは、当たり前のように思えて、勇気のいることでもあります。特に初対面の人を前にすると、なかなか行動にうつせない人が多いのも現実。例えば「大丈夫」と声をかけられるだけでも人は安心し、気持ちが救われるものです。一人ひとりが、ほんの少しの勇気を出して歩み寄ることで、誰もが助け合える社会へと近付いていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年06月07日どれだけ大切に扱っていても、形あるものはいつかは壊れてしまいます。修理できるものもありますが、もとに戻せないものもあるでしょう。SNSで5万件以上の『いいね』が寄せられた、とある母親による、割れたグラスにまつわるエピソードをご紹介します。手作りグラスに込められた思いある日、母親が大切にしていたグラスを、4歳の息子さんが誤って割ってしまいました。グラスは、亡くなった親友にもらったもの。カエルのイラストが描かれたグラスで、親友の自宅に行った際にもらったといいます。グラスが割れたことは残念ではあるものの、母親は「仕方ない」とすぐに片付けに取りかかりました。母親としては、息子さんを怒ることは頭になく、自分の責任だと落ち込んでいたそうです。幼い子供が、割れたグラスの近くにいるのは、ケガのおそれがあるのでとても危険。母親は安全のために、息子さんに別の部屋へ行くようにうながしました。しかし、息子さんはその場から離れようとせずに、何度も片付けを手伝おうとします。「ケガをするから」と母親が念を押し、しぶしぶ別室に向かった息子さん。数十分後、あるものを持って、母親の前に現れました。「ママこれ。○○(親友)ちゃんのコップみたいに強くないけど…僕が作ったの。ママ、ごめんねぇ」そういいながら息子さんが持ってきたのは、手作りのコップ。部屋にあったクラフトテープなどで作ったのでしょう。息子さんは、母親が亡き親友からもらったグラスを大事にしていたことを知っていました。割ってしまった罪悪感、そして落ち込んでいる母親を元気付けるために、グラスを手作りしたのかもしれません。しかも、息子さんは2つのグラスを作っていました。割れたグラスと『親友のぶんのグラス』を作ったというのです。母親に寄り添おうとする息子さんの優しい心遣いに、母親はつい泣いてしまったのだとか。息子さんが、片付けを手伝うことができなくても、自分にできることを一生懸命に考えて行動したのかと思うと、胸がきゅっと締め付けられますね。息子さんの優しさは、多くの人の心を打ったようです。・グラスが2つあったのには理由があったんだ。もうダメ、私まで泣いている。・号泣。グラスは残念だったけど、息子さんの想いに涙が出ました。・息子さんの優しい気持ち、素敵です。きっと親友さんにも届いていますよ。・親が大切にしてるものをちゃんと理解していて、自分にできることを考えてくれるなんて。うちの子もこんなふうに優しい子に育ってほしい。形あるものは、いつかは壊れてしまうもの。ですが、大切にしていた気持ちや思い出が、壊れることはありません。グラスは残念ながら割れてしまったものの、親友との思い出や息子さんの優しさは、かけがえのない宝物として、いつまでも心の中に残り続けることでしょう。※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご希望により匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年05月31日1歳半から3歳頃まで続くといわれている、子供のイヤイヤ期。何をするにも「イヤ!」と拒否をする時期で、多くの親が手を焼くでしょう。ひみつのうつ子ちゃん(@utuko_chan)さんは、息子さんのイヤイヤ期に起こった印象的な出来事を、Twitterに投稿しました。イヤイヤ期の息子に、工事現場で働く男性が?投稿者さんには2歳の息子さんがいます。ある晴れた日、投稿者さんが提案する服装を「イヤ」と拒否する息子さん。どうしても雨がっぱを着て保育園に行きたかったようで、頑なに投稿者さんのいうことを聞きません。仕方がないので息子さんのいう通りにし、晴れているのに雨がっぱを着て保育園まで向かっていると、工事現場の近くを通りました。※写真はイメージショベルカーを見ていた息子さんに、工事現場で働く中年男性が「おはよう。雨がっぱか…」と声を掛けます。その言葉を聞き「『雨が降ってないのになんでや~』といわれてしまう」と、少し不安な気持ちになる投稿者さん。しかし、中年男性の口から出た言葉は投稿者さんの予想を大きく裏切るものでした。「ええなぁ!かっこええやんか!好きなやつを着たらええねん!」中年男性は笑顔で話を続けます。投稿者さんの息子さんは、普段は中年男性全般に対して恐怖心があり、苦手だそうです。そんな息子さんでも、工事現場で出会った中年男性の言葉が嬉しかったようで、「おじちゃん、優しかったねぇ」と喜んでいました。投稿者さんは「息子さんが『雨がっぱを着て行く!』と発言した時、ついつい周りの目を気にしてしまったが、優しい声掛けのおかげで私の心も晴天になりました」と、振り返っています。投稿された中年男性の言葉は多くの人の心に響き、「まるで太陽みたいな人ですね!」「このおじちゃんのような大人になりたい」などのコメントが寄せられていました。投稿者さんが出会った中年男性を見習って、相手に寄り添えることをいえるように心掛けたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月26日加害行為をした人の供述として、たびたび耳にする「誰でもよかった」という言葉。特定の人にターゲットを絞らず加害行為をした…という意味ですが、実際は自分よりも身体的に弱い人を狙うことが大半です。中でも幼い子供を連れた母親は、身体的に弱い女性であることに加えて、子供を守ることを最優先するため、嫌な人に遭遇しやすいという話も。もちこ(sare.fami)さんも、子供を連れて外出をしていた際、ヒヤッとするような出来事に遭遇したといいます。子連れでの外出中、突然知らない年配男性に怒鳴られて…!?ある日、2歳と1歳の我が子を自転車に乗せた状態で、いつものように移動をしていた、もちこさん。ビジネス街で人が行き交う中、1人でブツブツと世の中への不満をつぶやいている、どこか危険な雰囲気の年配男性に遭遇してしまいます。直観的に不安を覚えたもちこさんは、できるだけ目を合わせないよう、その場を速やかに離れようとしたのですが…。完全なるいいがかりをつけ、もちこさんを大声で怒鳴りつけてきた、年配男性。もちこさんはその場から逃げようとするも、周囲に人がいることに加え、子供2人を自転車に乗せているため、ターゲットとして年配男性に捕捉されてしまいました。絶体絶命のピンチ…と思いきや、そこにさっそうと現れたのは、1人の会社員。危険な状況にほかの人が見て見ぬふりをする中、彼はもちこさんたちを守るため、間に入ってくれたのです!見知らぬ会社員が盾となった後、年配男性は捨て台詞を吐いて撤退。スマートかつ勇気にあふれた会社員の行動に、もちこさんは感動したといいます。もちこさんと漫画を読んだ人たちは、心からこのように願ったことでしょう。「この素敵な会社員に幸あれ」と…![文・構成/grape編集部]
2023年05月23日社会は人々が支え合うことで成り立っています。「困っている時はお互い様」という意識が、優しい社会作りにつながっているのです。日常生活の『助け合い』で代表的なのが、交通機関の席を譲る行為。電車やバスには優先席が設置されているほか、高齢者や妊婦などに席を譲ることが推奨されています。席を譲る行為はあくまでも『乗客へのお願い』であり、義務ではありません。それでも多くの人が席を譲るのは、「人を助けたい」という想いからの行動といえるでしょう。2回連続で席を譲った女性に、おじいさんが?ある日、満員のバスで席に腰かけていた、ただみ(@01tdmi)さんは、ほかの人に席を譲りました。その後、立ったままバスに揺られていると、近くの席が空いたのを目撃。しかしただみさんは、隣にいたおじいさんに「よかったら座ってください」と声をかけます。すると、おじいさんは嬉しそうな表情を浮かべ、ただみさんにこういいました。あなた優しいよ、さっきも譲っていたじゃない!見ていたよ!あなた、優しいから座りな!ありがとねっ!※写真はイメージ満員のバスで立ち続けるのはつらいため、大半の人が席に座りたいと思うはず。また、見知らぬ人に声をかけて助けるのは、勇気を要する行動です。にもかかわらず、2回も席を譲ろうとした、ただみさんの優しさに、おじいさんは感銘を受けた模様。席に座るよう、彼はただみさんをうながしたのでした。その後もおじいさんは、ただみさんに「いやあ、あなたは優しい!」と何度も声をかけてくれたといいます。ただみさんの心の美しさを称賛せずにはいられなかったのでしょう。満員のバスでは、ほかの話し声が上がっていなかったため、おじいさんによる大声の称賛は車内に響き渡り、周囲の人の視線はただみさんに集中。ただみさんはちょっぴり恥ずかしい気持ちになりつつも、おじいさんによって「私は優しい…!」と自己肯定感が高まったといいます。きっとバス内にいた人たちや、ネットを通してこのエピソードを知った人に、『優しさの輪』が広がったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月23日子供にいろいろなことを教えるだけではなく、時には子供から教わることもあるのが、子育てのいいところの1つです。親として教えていたことを、子供がちゃんと理解して、行動に移してくれた時の喜びは、この上ないものでしょう。羊の目。(hitsujinome)さんが公開した、子育てにまつわる創作漫画が話題になっています。『卒園式』ある日、息子の卒園式に出席した、母親。合唱する我が子の姿を見て、それまでの日々を思い出し、ほろっときてしまったようです。すると、息子が母親のもとへと駆け寄ってきて…。退場する列から1人離れて、母親のもとへと駆け寄った息子は、合唱の出来について尋ねました。しかし、ほかの子供たちを待たせてはいけないと、母親は息子に対して、列に戻るよう伝えます。「まだまだ子供なんだから…」と、ひと息ついた母親は、膝の上に置いてあったハンカチに気が付きました。実は以前、ハンカチを持ち歩くのが好きではなかった息子に、「周りで誰かが泣いていた時に、ハンカチを渡して、寄り添ってあげてほしい」と伝えていたのです。そのことを思い出しながら、息子が置いていったハンカチで、涙をぬぐう母親なのでした。【ネットの声】・なんだよー泣けちゃうじゃないか!私もハンカチが欲しいな。・ハンカチを持つ理由を素敵な言葉で伝えたお母さんと、ちゃんと覚えていた息子くん。なんていい親子なんだ…。・ほかの人には分からないようにそっと置いておくのが、お母さんに教わった「寄り添う」ということそのもので、素敵すぎる。「相手に寄り添う」というのは、励ましの言葉をかけることだけではありません。たとえば、母親にハンカチを渡した息子のように、さりげない行動で相手に思いやりを示すこともできます。心がぽかぽかと温かくなるのと同時に、大切なことを教わったような気がしますね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月08日日々のふとした出来事が、その後の人生に影響を与える…そんな素敵なエピソードをご紹介します。20年以上前に、新幹線で遭遇した見知らぬ男性とのやりとりをTwitterに投稿したのは、特盛(@5_SPOT)さん。当時学生だったという特盛さんは、就職活動がうまく行かず、凹んでいたというのですが…。新幹線で隣り合わせた見知らぬ男性の正体は?20年以上前のある日。学生だった特盛さんは、就職活動の面接で、京都から東京へ行きました。しかし、面接が思うように行かず、落ち込んだまま帰りの新幹線に乗車。すると、隣に座った40歳ぐらいの見知らぬ男性から声をかけられます。男性「ビール飲む?」その申し出をありがたく受け、車内販売されていたスーパードライ2缶を奢ってもらった特盛さん。※写真はイメージ「就職活動なんです」と、色々と話を聞いてもらいました。男性「うまいだろ?」特盛さん「メッチャうまいです!」男性「やろ?」おいしそうにビールを飲みながら、こんなやりとりをしたという2人。特盛さんは男性との会話で、気持ちが楽になったといいます。その後、男性は途中下車。男性が降りる駅に近付くにつれて減速する車内で、特盛さんはこう尋ねました。特盛さん「そういえば、おっちゃん、なんの仕事してるの?」すると男性は「ああ、いってなかったね」といい、1枚の名刺を手渡します。その名刺には、アサヒビールの営業職だと分かる記載がありました。「えっ?」と驚くと、男性はこう告げたのです。※写真はイメージ男性「アサヒビールをよろしく!」ニコッと笑った男性は、そのひと言だけ残し、電車を降りて行ったといいます。特盛さんは、当時のことを振り返り、こう語ります。最高にかっこええなと思った。本当に商品を愛しているのだろうし、それを誰かに知ってほしくて、多分彼は出張に行くたびに、僕以外の隣り合わせた人にもビールをおごっていたんだろう。以来、ずっとアサヒビールファンだという特盛さん。不安や焦りを感じながら就職活動をしていた当時の特盛さんにとって、『社会人』として自社の商品に誇りを持ち、仕事に励む男性の姿は、まぶしく映ったに違いありません。何気ない振る舞いが、誰かの人生に優しく寄り添ったり、ほんの少し勇気を与えたりするかもしれない…そんなことに気付かされるエピソードですね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月03日通勤や通学などの移動時間は、読書をしたり、考え事をしたりと、さまざまな過ごし方があります。中でも、イヤホンをつけて何かを視聴中の人を見かけることは多いでしょう。イラストレーターの、やまもとりえ(rinpotage)さんは、20代前半の頃に大阪に移り住んでから、ラジオを聴き始めたといいます。ライフスタイルを変えた『あるもの』大阪に友人がおらず、家で過ごすことが多かったという、当時のやまもとさん。しかし、『あるもの』を見つけてからは、ライフスタイルが少しずつ変わっていったようです。ラジオを聴くようになったやまもとさんは『聞こえてくる人の声』に安心し、ふと、家族や友人の存在を思い出しました。実家で暮らしていた頃は、誰かの声が自然と聞こえてくる環境だったのです。ほんのりさびしさを覚えた次の瞬間、ラジオから流れてきた『ある1曲』に、ハッとさせられたのでした…!「世界が少しだけ変わって見えた」1曲とはラジオから流れてきたのは、シンガーソングライターの槇原敬之さんによる楽曲『遠く遠く』。『遠く遠く離れていても…』という歌い出しで始まるこの曲は、テレビCMに起用されるなど、槇原さんの代表曲の1つとして知られています。曲に励まされ、視線を上げたやまもとさんの目に入ったのは、自分と同じようにイヤホンをしている、町ゆく人たちの姿。「あの人も、この人も、自分の好きな音楽をお供にして、今日という日を乗り越えているのかもしれないな」と、感心したのでした。「寄り添ってくれているみたい」エピソードに共感の声槇原さんの『遠く遠く』の歌詞をなぞるような、やまもとさんのエピソード。ラジオから聞こえてくる人の声や音楽に励まされたというストーリーには、「めっちゃ分かる!」という共感とともに、数々のコメントが寄せられました。・慣れない学校生活に心が折れそうになっていた時、ラジオの深夜番組で、中島みゆきさんの『ファイト』が流れてきて、号泣してしまいました…。・東日本大震災の時、ラジオから流れてきた、ロックバンド『GLAY』の『生きてく強さ』を、ふと口ずさんでいる自分がいて、少しだけ元気を取り戻したなぁ。・ラジオって、近くで寄り添ってくれているみたいで、いいですよね。やまもとさんは、当時の心境について、「世界が少しだけ変わって見えた」と振り返っています。ラジオから流れてくる人の声や音楽は、もしかしたら、あなたの背中も押してくれるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日2023年4月、ゆがみちゃん(@iam_yugami)さんは、兵庫県明石市で、飲食店が立ち並ぶ道を歩いていました。そこでふと目に入ったのは、シャッターが閉まった飲食店。どうやら、この場所にあった寿司店は閉店してしまったようです。店頭に掲示された貼り紙には、店主からのメッセージが。18年間にわたって寿司店を営業してきたものの、体調不良を理由に閉店を決意したといいます。今回通りがかったことで、初めてこの寿司店を知ったという、ゆがみちゃんさん。しかし、降ろされたシャッターを見た瞬間、こう思ったのです。「きっと、いい店主だったんだろうなあ」クリックすると画像を拡大します昨日、探索をしていたら見つけたお店の貼り紙。閉店のお知らせに対して、空いているスペースいっぱいに、このお店を愛していたであろう人からのメッセージが書かれていた。きっと、いい店主だったんだろうなぁ。 pic.twitter.com/CNwM2rZt2N — ゆがみちゃん(透明人間なりかけ) (@iam_yugami) April 7, 2023 貼り紙に書かれた店主のメッセージの周囲には、「身体に気を付けて」「マスター、ありがとう!」といった多くの人からの寄せ書きが。きっと、これまで同店を利用してきた客たちは、店主に感謝の言葉を伝えたいと思ったのでしょう。また、その隣には、店主に宛てた客からの貼り紙が掲示されており、「おいしい『さかな』と楽しい時間をありがとう」とつづられています。店と店主が多くの人に愛されてきた『18年間の歩み』が自然と伝わってくる、人の優しさがあふれる素敵な光景。ゆがみちゃんさんは、この光景を目にした瞬間、あまりの温かさに涙が出そうになったといいます。ニュースを見ると、悲しい事件が多く報道されている現代。しかし、ふとした瞬間に人の温かみを再認識すると「世の中はまだまだ捨てたものじゃない」と思わされます。[文・構成/grape編集部]
2023年04月17日離ればなれになった友達とも、卒業式や同窓会などの機会に再会することができます。それを楽しみに思う人がいる反面、出席するには気が引ける人たちもいるでしょう。忍者ママ(mother_ninja_)さんの息子さんは、同窓会などの集まりに出ないタイプ。それは自信のなさからだったのですが、久しぶりに再会した中学時代の友達から、思ってもみなかったことをいわれます。『インキャの僕が中学生時代の友達と初めて飲みに行った話』仕事の関係で、息子さんが住む地域を訪れた友達。しばらく飲んだ後、友達は不思議に思っていたことを息子さんに聞きました。それは、中学時代の知り合いに、息子さんが連絡を取らない理由です。息子さん自身は「みんなの記憶に自分はいないだろう」と思っていました。しかし、友達の認識は違って…。「みんなも俺も、お前のことを今でも友達と思ってるんやけど」まさかの発言に、息子さんは胸がいっぱいになった様子。自己肯定感が低かった息子さんは、周囲の評価との間にあった差に気付けたことでしょう。胸が温まった人たちからは、こんなコメントが寄せられました。・「詐欺か?それとも勧誘か?」ってハラハラしたら…いいエピソードで心に刺さりました。・涙が出た。いいお友達ですね。・昔の友達に会いたくなりました!コミュニケーションは、すれ違うことがよくあります。気を遣ったつもりが、相手に伝わっておらず、むしろ不思議に思われてしまうことは『あるある』の1つ。自分で思っている以上に、周囲の人たちが温かな目で見てくれていることも、きっとあるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月06日幼い子供を連れての外出は、大変なことが多いもの。特にベビーカーなどで移動している際に、突然雨が降り出すと、困ってしまう親は多いでしょう。1児の母親である、たむ(@tamtam_o0)さんは、晴れ予報の日に突然雨が降り出して、困ったことがあったそうです。突然の雨で困っていると『オリジン』の店員が?晩ごはんを買いに、惣菜・弁当専門チェーン店『キッチンオリジン』に寄った、たむさん。晴れ予報だったために、ベビーカーのレインカバーを持ってきておらず、途方に暮れていました。すると店員がこんな風に、たむさんにいったそうです。「よかったら雨宿りしていってくださいね」たむさんは感謝を伝えて待つことにしたものの、雨は止むどころか強くなり、子供が泣き出してしまいます。「どうしよう。迷惑をかけてしまう…」と心配していると、店員が今度は「帰りはバスですか?」と気にかけてくれました。少し歩いたところの駐車場に車を止めていることを伝えると、店員は「赤ちゃん早くお家に帰りたいですよね」と状況を察し、傘を貸してくれることに。さらに「ベビーカーも濡れちゃいますよね…」といいながら、大きなビニール袋をテープでつなぎ合わせて、簡易的なレインカバーを作ってくれたのです!数人の店員で協力して作っていたというレインカバー。受け取ったたむさんは、店員の優しい心遣いにボロボロと泣いてしまったといいます。「ごめんなさい。優しすぎて涙が…」と思わず謝ると、店員からこんな言葉が返ってきたそうです。「いえいえ、助け合いですから!赤ちゃんを連れていると大変ですよね」たむさんの気持ちに優しく寄り添って、助けてくれた店員。子供も濡れず、無事に帰ることができた、たむさんは「こんなにも温かくて優しい人たちもいるんだなぁ」と、胸がいっぱいになったとつづっていました。先日の話。帰りにオリジンさんに寄って夜ごはんを買っていると突然の雨。晴れ予報だったのでベビーカーのレインカバーを持ってきていなくて、困ったな…と空を見上げた私を見て、店員さんが「よかったら雨宿りしていってくださいね」と言ってくださった。感謝を伝え待つこと数分。なかなか止まない↓— たむ☺︎ 5m (@tamtam_o0) April 2, 2023 たむさんのエピソードには多くの人が感動し、コメントを寄せています。・仕事中に泣いた…。子連れで優しくされると、心にすごく沁みる。・同じような状況で、子供も自分もずぶ濡れになって帰ったことがあったけど、あの時の自分まで助けられたような気持ちになった。・いい話。世界がこういう話題であふれたらいいのに。なお、たむさんは後日店舗へお礼のメールを送ったのだとか。店員もきっと、たむさんの感謝の言葉に心が温かくなったことでしょう。優しさあふれるエピソードに、胸がジーンときますね。投稿全文はこちら先日の話。帰りにオリジンさんに寄って夜ごはんを買っていると突然の雨。晴れ予報だったのでベビーカーのレインカバーを持ってきていなくて、困ったな…と空を見上げた私を見て、店員さんが「よかったら雨宿りしていってくださいね」と言ってくださった。感謝を伝え待つこと数分。なかなか止まない↓— たむ☺︎ 5m (@tamtam_o0) April 2, 2023 どころかむしろ土砂降りになり、もう少し待てば落ち着くだろうか…と心配している中泣き出す我が子。どうしよう迷惑かけちゃう…と抱いてあやしていると店員さんが「帰りはバスですか?」と。「いえ、車で少し歩いた先の駐車場に停めてあって…」と言うと↓— たむ☺︎ 5m (@tamtam_o0) April 2, 2023 「そっか…赤ちゃん早くお家に帰りたいですよね。よかったらこの傘使ってください!あ、ベビーカーも濡れちゃいますよね…これ入るかな」と大きなビニール袋を持ってきてくださった。けど大きさが足りず「待っててください、2枚テープで繋ぎ合わせて大きくしますね」と↓— たむ☺︎ 5m(@tamtam_o0) April 2, 2023 店員さん数人で協力して簡易レインカバーを作ってくださった。あまりの優しさにその場でボロボロと泣いてしまい「ごめんなさい、優しすぎて涙が…」と言うと「いえいえ、助け合いですから!赤ちゃん連れてると大変ですよね」と。↓— たむ☺︎ 5m (@tamtam_o0) April 2, 2023 世の中子連れに厳しいとか悪い話ばかり聞くけど、こんなにも温かくて優しい方々もいるんだなぁ…って胸がいっぱいになった。おかげで子も濡れずに無事に家まで帰れました。オリジンさん本当にありがとうございました!またお弁当買いに行きます!— たむ☺︎ 5m (@tamtam_o0) April 2, 2023 [文・構成/grape編集部]
2023年04月04日パイン株式会社のTwitterアカウントがツイートしたエピソードに、感動の声が上がっています。同社が運営するウェブサイトの問い合わせページから送られてきた、1通のメール。メールの送り主は、他界した祖母の遺品を整理していた際、同会社のベストセラー商品『パインアメ』の缶を発見したといいます。どれくらい古いものかを調べていたところ、以前同社がオークションサイトで、古い時代に製造された『パインアメ』の缶を落札していたのを見かけたそうです。昭和30〜40年ぐらい?のパインアメの缶が届いた!!!(ネットオークションで落札したやつ)おかえり!!!今まで保存しておいてくださった方に感謝… pic.twitter.com/LcLtrxz4s7 — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) October 31, 2019 やり取りをした結果、送り主の祖母が所有していた『パインアメ』の缶が、同社に送られてきました。実際の写真がこちら。そして、今日届いたのがこちらの缶です。とても綺麗に保管されていたことがわかります。ドットの部分はキラキラと光る仕様。 pic.twitter.com/YMBNkO4u8Y — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 送られてきた『パインアメ』の缶は、同社が『業平製菓』という会社名だった1951~1955年頃に製造されていたものでした。わずか4年という短い期間に製造されていた貴重な『パインアメ』の缶に、同アカウントの運営者は感動。「大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います」と想いをつづっています。なお、送られてきた『パインアメ』の缶は、多くの人の目に触れるよう、入り口のショーウィンドウに飾ったそうです。約70年ぶりにお里帰りしてきたパインアメの缶。大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います。みなさんにも見ていただけるように入り口のショーウィンドウに飾りました。SNSってすごいなぁと思うのでした。ご縁に感謝。 pic.twitter.com/U5Jp5pfNl4 — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 ツイートには、「素敵なお話」「目頭が熱くなった」など、さまざまな声が寄せられています。・大事に使われていたのだろうな。今見ても、かわいい缶ですね!・それぞれの温かい歴史にジーンとしました。いい話だなあ。・パッケージを見るに、飴の形自体はまったく変わっていないのがすごい。心が温かくなりました。70年の時を経て、同社に戻ってきた『パインアメ』の缶。送り主の祖母が、長年大切に保管してきた温かみを感じる品物は、同社の体験談を通じて、多くの人の心にポッと灯りをともしてくれました。投稿全文はこちら弊社のホームページのお問い合わせフォームに1通のメールが届きました。昨年他界されたおばあさまの遺品を整理していたところ、パインアメの缶を発見されたとのこと。手芸のボタン入れとして大切に保管してくださっていたそうです。つづく— パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 そのまま捨ててしまおうかと思われたそうですが、どれぐらい古いものかネットで検索したところ、以前私がヤフオクで落札した缶の写真が出てきたそうです。このまま捨てるよりも弊社の方に送ったほうがいいかなということでご連絡をいただきました。つづく— パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 そして、今日届いたのがこちらの缶です。とても綺麗に保管されていたことがわかります。ドットの部分はキラキラと光る仕様。 pic.twitter.com/YMBNkO4u8Y — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 そして…これ業平製菓の時代のやつ…!弊社が業平製菓の社名で営業をしていたのは昭和26年から昭和30年。そのわずか4年の間に製造された貴重なものでした。 pic.twitter.com/ixb3SV0xpv — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 側面にはなんと、PAIN AMEという表記が。アカウント名と同じやん…ローマ字表記はやめようとなったのか弊社にあったヤフオクで落札した方のパイン製菓時代の缶は表記が変わっています。(アカウント名はpineが空いてなかったので仕方なくこうなってます) pic.twitter.com/9dO9ovpt9Q — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 約70年ぶりにお里帰りしてきたパインアメの缶。大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います。みなさんにも見ていただけるように入り口のショーウィンドウに飾りました。SNSってすごいなぁと思うのでした。ご縁に感謝。 pic.twitter.com/U5Jp5pfNl4 — パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) March 23, 2023 [文・構成/grape編集部]
2023年03月24日子供は大人の言葉を素直に受け止めます。時にその純粋さは、ことを思わぬ方向に展開させることも…。これは6歳と4歳の姉妹を育てる、ぷにらー(non_bilion)さんが体験した話。娘2人に保冷剤代わりのゼリーを入れたお弁当を渡したのですが、どうやらお姉ちゃんはゼリーを食べずに帰ってきたようで…。お母さんが「保冷剤の代わりに凍らせたゼリー入れてるからね」のひと言を添えてお弁当箱を渡した結果、ある意味正しく行動したお姉ちゃん…!保冷剤は食べられないものという知識があるからこその判断に、思わずハッとさせられます。ぷにらーさんもご自身の言い方を振り返り謝っていますが、大人が「全部いわなくても分かるでしょう」と思うことでも、子供はそうではありません。ちょっとした言い回しにも気を付けなければいけないですね。投稿には、姉妹の行動にコメントが寄せられていました。「素直!」「お姉ちゃん、ちゃんということを守っててえらい」「賢い。保冷剤の意味を分かっているんだね」保冷剤の意味を理解して食べなかったお姉ちゃん、純粋にゼリーを楽しんだ妹。いずれにしても、素直でかわいらしい行動ですね。お姉ちゃんも帰宅してから無事食べられたとのことで、何よりです。[文・構成/grape編集部]
2023年03月22日幼い子供を育てる親にとって、子連れで外食することは、骨が折れるものです。店内で泣いたり騒いだりする子供の面倒を見ながら、周囲の人の目を気にする場面もあるでしょう。子連れでファミリーレストラン(以下、ファミレス)を利用した、ある女性のエピソードをご紹介します。子連れの親子に、やんちゃな見た目の高校生が…ファミレスで女性が案内された席の隣には、やんちゃな見た目をした高校生のグループがいました。席につくなり、幼い娘はぐずり始めます。「高校生たちにキレられるのではないか」と不安になった女性が、必死であやしていると…。なんと高校生たちは、変顔をして、幼い娘さんを笑わそうとしてくれていたのです!高校生たちの行動に感激した女性は、すぐさま彼らが通う学校へ、褒める旨の電話をかけたといいます。Instagramのフォロワーから寄せられた実体験をもとに、ごぼふく(gobohuku)さんが描いたエピソードには、さまざまな反響が寄せられました。・泣けた。平和な世界だなあ…。・なんて素敵な高校生たち!みんなかわいくて、ほのぼのとした。・本来なら苦情が寄せられがちな学校へ、褒めるために電話をかけた、女性の行動も素晴らしいと思う。どうやら高校生のうちの1人には、幼い妹がいるとのこと。普段から優しいお兄ちゃんとして、妹の面倒を見ていることが伝わってきますね!ファミレスで起きた親子と高校生たちの交流は、たくさんの人々の心を温めました。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日「これ、なんていう少女漫画?」そう感じた驚きの出来事を、モチダちひろ(@chitti_design)さんがTwitterに投稿。多くの人がときめき、またたく間にネットで拡散されたエピソードをご紹介します。同じ場所で運命の再会ある日、運転をしていたモチダさんは、タイヤが側溝にはまって立往生している車を発見しました。モチダさんは、車を停めてすぐに助けに向かうと、運転席の女性に「レッカーは呼ばなくて大丈夫。人を呼んできます」と告げたといいます。そうしている間にも、手助けする人が自然と4~5人集まり、車を押し出すことに成功!「マスクをしていたし、名乗らずに去ったから、もうあの女性と会うこともない」と思っていたモチダさんですが、1か月後に同じ場所を通ると、まさかの再会がありました。そう…モチダさんが通ることに賭けて、助けられた女性が、お礼のお菓子を持って待っていたのです!「もしかしたら会えるかもと思って…!」と歓喜した女性。実は、イベントで手作りの焼き菓子を『焼菓子屋 mu』として販売しており、Instagramアカウント(yakigasiya_mu)には作ったお菓子の数々を投稿しています。「焼き菓子を焼いたから、もし会えたら渡したいな」という想いから待っていたところ、本当に再会できたのでした!ちょうど1か月前に道端で女性を助けたんだけど、マスクしてたし名乗らず去ったからもう会うこともないと思ってたら、さっき1か月前と同じ時間、場所でその女性が「もしかしたら会えるかもと思って…!」と、手作りの焼き菓子をくれてめっちゃキュンとした……これなんていう少女マンガ? pic.twitter.com/BWnESmvkGc — モチダちひろ (@chitti_design) March 14, 2023 「こんなに心が清い人と友達になりてぇな!?」と思ったモチダさんは、その後女性とLINEを交換したとのこと。お菓子は帰宅後、夫と分け合って食べたところ、あまりのおいしさに胃袋をつかまれたそうです。いい人だらけのエピソードに、感動した人たちから大きな反響が上がりました。・運命を感じますね!少女漫画の導入部分みたい!・こんなの、素敵な恋が始まっちゃう…!・プロの手作りだったんですね。お菓子のクオリティと、包装のセンスにも胸キュン。・なんて幸せな出来事。こういうエピソードだけ見ていたい。運命も味方した2人の再会。きっと、つながるべくしてつながった縁なのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年03月15日6歳と4歳の子供を育てる母親で、イラストレーターの、さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん。娘さんたちとの日常を漫画化した作品を投稿し、多くの人の心を和ませています。近所の年配男性の話に驚いたワケある日、自身が子供の頃に住んでいた地域を歩いていた、さざなみさんは、近所に住んでいた顔なじみの年配男性に遭遇しました。すると、急に「あんた今、仕事は何をしとるん」と、世話話とはほど遠い、踏み込んだ話題を振ってきた年配男性。さざなみさんは「家の中で行う仕事」とぼやかして答えたところ、年配男性に「絵を描く仕事か」といい当てられたのです。「よかったなあ。あんたはこんな小さい頃から、絵が好きでずっと描いてて…」身振り手振りをしながら話す、年配男性に、疑問を抱かざるを得なかった、さざなみさん。なぜなら、さざなみさんは幼い頃、絵を外で描いたり、人に見せびらかしたりした覚えがなかったのです。不思議がっていると、年配男性はこう話を締めくくりました。「…そういうて、あんたのおじいさんがよう褒めよったわ」※写真はイメージ年配男性は、さざなみさんの祖父から話を聞いていたため、絵が上手なことを知っていたのです。さざなみさんの祖父は、6歳の頃に亡くなったのだとか。作法に厳しく、厳しい顔つきの印象が強かったそうです。しかし、年配男性の話から感じたのは、さざなみさんの記憶の中にいる印象とはガラリと違う、優しい祖父の存在でした。さざなみさんは驚きつつも、自身の仕事の話を丁寧に年配男性に説明したところ、「そりゃあよかったなあ」と喜んでもらえたといいます。「祖父にいってもらえたみたいで、嬉しかった」と、年配男性とのエピソードをつづっていました。【ネットの声】・仕事前にボロボロ泣いた。さざなみさんのことをとても大切に想っていたのだろうな。・おじいさんは絵を描く孫を見て嬉しかったんでしょうね。さざなみさんが、近所の男性から話を聞けてよかった。・こんなツイートばかりが流れる世界であってほしい。幸せのおすそ分けを、ありがとうございます。・私の祖父も、兵隊上がりの寡黙で頑固一徹な人でしたが、高校時代にテニスの大会をこっそり見に来てくれて驚きました。祖父に会いたくなったなあ。さざなみさんの祖父は、厳しい態度を取りながらも、本当は『孫』のことを愛おしく、自慢に思っていたのでしょう。見聞きで得られる情報が、その人のすべてではないことに気付かされる、温かくも優しいエピソードに、多くの人が心を打たれました。投稿全文はこちらこの前、自分が子どもの頃住んでいたエリアを歩いていたら、近所のおじさん(もうおじいさんだけど)に遭遇した。「あんた今仕事何してるんな」に始まる世間話というには踏み込んだ問いに、「家の中でやる仕事で~」とぼやかして答えてたら急に「絵を描く仕事か」と当てられた。— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 9, 2023 続けて「良かったなぁ~ あんたこんな小さい時から」(身振りで幼児を示す)「絵が好きでずっと描いてて…」私は混乱した。私は外で絵を描いたり見せびらかしたりしたことがない。なぜこの近所のおじさんが知ってるのか?「…そういうて、あんたのおじいさんがようほめよったわ」— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 9, 2023 そうなのか…と驚いた。私の祖父は、私が6歳の頃に亡くなっている。作法に厳しい人で、厳めしい顔つきの印象に強い。6歳といったら、今の長女くらいだ。そんな小さい孫が絵が好きなことを近所の人に話していたのか。あの厳めしい祖父が。— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 9, 2023 今の私がしているような、家で絵を描く仕事…年配の方には何となく説明しづらいところがあったけど。聞くなり「そりゃあ良かったなぁ」って言葉。嬉しかった。祖父に言ってもらえたみたい。良い日でした。— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 9, 2023 [文・構成/grape編集部]
2023年03月11日外出先でケガなどをした時、周囲の手助けがあるのとないのでは、かなり状況が変わるでしょう。はみだしみゆき(@HamidashiMiyuki)さんは、ケガをした時に、見ず知らずの人たちに助けてもらった出来事を漫画にし、Twitterに投稿しました。『ケガをして弱っていたとき、心優しい人たちに助けてもらったお話』ある日の朝、3歳の息子さんを保育園へ送るために家を出た、はみだしさん。階段を踏み外して、ねんざをしてしまいました。抱えている息子さんと、お腹の中にいる赤ちゃんを守ろうとした結果、足に負荷がかかりすぎてしまったようです。痛みで立ち上がれず、はみだしさんがパニックになっていると…。倒れたはみだしさんに真っ先に声を掛けたのは、同じマンションに住む女性。顔見知りでないにも関わらず、保育園まで付き添って、荷物を運ぶのを手伝ってくれました。突然のケガに、どうしたらいいのかが分からなくなっていたはみだしさんは、女性の対応にとても救われたそうです。その後も、松葉杖で雨の中を歩いている時に声を掛けてくれた若い女性や、荷物を代わりに持ってくれた女子中学生など、多くの人に助けられた、はみだしさん。思わぬケガをして落ち込んだ半面、周囲の人に優しさに心を打たれたそうです。はみだしさんのエピソードには、多くの人が感動していました。・涙が出てきた。私も優しい人でありたい。・嬉しいですね。世の中捨てたもんじゃない。・いい話。自分も同じことができるようにしなくては。・心が温かくなります。感動してポロポロ泣いてしまいました。転倒した際に、もし誰も手を差し伸べていなかったら、はみだしさんは焦りと不安でいっぱいになっていたはず。きっと周囲の人の優しい声掛けに、心身ともに救われたことでしょう。困っている人を見つけたら、すぐに声をかけられるような人間でありたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月09日アパレル店の店長として働いていた経験がある、はなうさ(@hanausagimama)さん。勤務中の実体験を漫画化し、Twitterに投稿しています。はなうささんが勤務していた店では、各店舗の店長が本社などに集まって業績などを報告する、『店長会議』が行われていました。ある日の店長会議で、はなうささんは何かがプツンと切れた感覚を味わったそうで…。『各駅停車』3/3 pic.twitter.com/EHboyY7W9D — はなうさ (@hanausagimama) February 25, 2023 誰かに何かをいわれないよう、懸命に努力し、業績を出した、はなうささん。それでもなお上司から詰められ、やるせない気持ちを抱えていたのです。はなうささんは、駅のホームで急行電車を待つ、青山店長につい愚痴をこぼしてしまいました。急行電車の到着を知らせるアナウンスでハッとし、はなうささんは、青山店長に謝罪。その直後、急行電車を待つ列から外れた青山店長は、はなうささんと同じ各駅停車の列に並び直し、笑顔でこういいました。「私も各駅で帰ります」きっと青山店長は、はなうささんに寄り添い、話を聞いてあげたかったのでしょう。まるで漫画やテレビドラマのような展開に、嬉しくなったはなうささんは、当時はまだ交際相手だった夫に報告。「歴史的事件すぎる」と、興奮気味に報告したそうです。悲しいことや悔しいことなどを誰かに聞いてもらえると、心がスッと軽くなるもの。青山店長のように、身近な人の『心のSOS』に気付き、寄り添える人でありたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日自身のスマホに、見知らぬ人から間違い電話がかかってきたらどうしますか。中には、間違ってかけてきた相手に対して、憤慨する人もいるかもしれません。10年ほど前、フジタ(@Tohhoku_Adv)さんの元にも、見知らぬ人から電話がかかってきました。間違い電話をかけてきたのは、石川県の小松市に住む高齢の女性だったそうです。間違い電話が生んだ、2人の関係に「素敵」ここで、フジタさんがなぜ、電話の相手が石川県に住んでいると知っているのか、疑問に思いませんか。その理由は、かれこれ10年間、年に一度の頻度でかかってくる間違い電話を通して、仲よくなった相手だから!2人は、間違い電話のたびに「石川県は寒いですか。今日は、東京でも雪が降っていますよ」などと世間話をする仲になったといいます。今では、フジタさんのスマホには『小松の知らないおばあちゃん』という名で番号を登録あるというのですから、ほほ笑ましいですよね。今の電話番号になってかれこれ10年になるのだが、年1くらいで石川県の小松市から同じおばあちゃんが間違えて僕にかけてくる。すっかりお馴染みになってしまい最近は親しげに話すようになった。余裕があるとスムーズだし良いことしかない。この世の中はミスや失敗に厳しすぎる。 pic.twitter.com/iZC0T4CgmV — フジタ (@Tohhoku_Adv) February 23, 2023 女性は、自宅の固定電話にフジタさんの番号を登録してしまっているため、時折間違ってかけてしまうのだとか。ちなみに、フジタさんは相手の名前を尋ねていないため、10年経っても登録名は『小松の知らないおばあちゃん』のままなのだそうです。この投稿には「なんていい話」「うらやましい」などの声が寄せられました。・ここ数か月で一番和んだエピソード。登録名に笑いました。細いつながりというのがまた、いいですね。・なんだか、ちょっとうらやましく感じました。・何か、縁があるんでしょうね。世の中捨てたもんじゃないとも感じます。素敵な関係だ。『小松の知らないおばあちゃん』との交流を通じて、フジタさんは「この世はミスや失敗に厳しすぎる」と感じたといいます。間違い電話を通じて交流した、2人の心温まるエピソードを聞くと「確かにそうだな」と感じますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日サッカーの試合でゴールを決め、喜びのあまりユニフォームを脱いだり、アンダーシャツに書いたメッセージをアピールしたりする選手を見たことはありますか。競技規則によると、試合中にユニフォームを脱ぐ行為は、過度な喜び方であるとして、イエローカードの対象となっています。また、選手が発するメッセージは時として政治や宗教にかかわることもあり、主張によって起こりうる議論や、それ以上の問題を避けるという側面も含んでいます。しかし、選手がユニフォームを脱いだにもかかわらず、イエローカードを出さなかった審判がいました。シャツに書かれた『R.I.P ATSU』その意味とは2023年2月19日、オランダ・アムステルダムで行われた、エールディビジ第22節のアヤックス対スパルタ・ロッテルダム戦。アヤックスに所属し、ガーナ代表メンバーでもある、モハメド・クドゥス選手が、後半39分に直接フリーキックでゴールを決めました。クドゥス選手は得点後、自身のユニフォームをまくり上げ、『R.I.P ATSU(アツよ、安らかに)』と書かれたシャツをあらわにしました。アヤックスのTwitterアカウントが、その時の様子を公開しています。Goosebumps, @KudusMohammedGH ♥️ pic.twitter.com/9aNrcBi7Mp— AFC Ajax (@AFCAjax) February 20, 2023 『ATSU』とは、元ガーナ代表の、クリスティアン・アツ選手のことです。トルコのサッカークラブに所属していたアツ選手は、2023年2月6日にトルコ南部で発生した大地震で被災。行方不明となっていましたが、同月18日に、残念ながら亡くなったことが発表されました。クドゥス選手は、同じガーナ出身のアツ選手に対する追悼として、ユニフォームを脱ぐパフォーマンスを行ったのです。「リスペクトを感じた」ボーケル主審が示した姿勢クドゥス選手のパフォーマンスは、競技規則に従えば、イエローカードに相当する行為です。しかし、当日の試合を担当したポール・ファン・ボーケル主審は、クドゥス選手に口頭で何かを伝えた後、イエローカードを出さずにその場を離れました。試合後、クドゥス選手はスポーツメディア『ESPN』のインタビューに応じ、ボーケル主審との場面について、次のように話しています。「もちろん、ユニフォームを脱ぐことは許されていない。ただ、アツ選手がトルコの地震で亡くなったことは、サッカー以上に大きなことだと理解しているよ」と、ボーケル主審は僕に伝えてくれました。僕への大きなリスペクトを感じましたし、僕も彼に対して敬意を示したいと思います。あの時の状況を分かってくれたのですから。@ESPNFCーより引用(和訳)Mohammed Kudus was meant to receive a yellow card for his tribute to Christian Atsu but referee Pol van Boekel opted not to book him, telling the Ajax forward he understands "this is a bigger situation than football.”Class ❤️ pic.twitter.com/nnC3aRoOm8— ESPN FC (@ESPNFC) February 20, 2023 SNS上では一連のシーンに対して、「素晴らしい主審だ」「人情味のある話」「主審にフェアプレー賞を与えてほしい」といったコメントが世界中から寄せられました。一方で、「選手はイエローカードを覚悟していたのでは」「追悼したい気持ちは分かるけど、ルールはルールとして見てほしい」のように、規則を尊重すべきではないかという意見も出るなど、さまざまな考え方が混在しています。試合中にユニフォームを脱いだクドゥス選手の行動と、『クドゥス選手の意志をくみ取った上で、イエローカードを出さない』というボーケル主審が下した判断は、どちらも競技規則の上では正しくありません。しかし、行動の背景にあった意図と感情が、多くの人の心を打ったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月21日日本国内の短時間での移動はもちろん、外国へ行くことも可能にしてくれる飛行機は、とても便利な交通手段です。しかし、中には飛行機に乗ることを怖いと感じる人も少なくないといいます。理由はさまざまですが、高所や閉所が苦手な人や、墜落への不安がある人がいるようです。飛行機恐怖症の乗客がいることを知った乗務員が?アメリカのノースカロライナ州に住むモリー・サイモンソン・リーさんは、シャーロットからニューヨークへ向かうデルタ航空機に搭乗していました。その時、モリーさんのすぐ近くの座席に座っている女性が、とても緊張していたとのこと。女性は飛行機恐怖症だったのです。すると、その女性に気付いた客室乗務員のフロイド・ディーン・シャノンさんがやってきて、女性に声をかけたそうです。モリーさんはその時の様子を、海外メディア『ABC7 CHICAGO』に語っています。彼はとても心強く、落ち着いてこういいました。「私がついています。必要なことがあればなんでもいってください」。小さな音がするたびに、女性が「あの音は何?」というと、彼は「大丈夫ですよ。ただジェットブリッジが離れているだけです」と説明していました。その行動は女性をとても安心させていたようです。ABC7 CHICAGOーより引用(和訳)しかし、それでも女性が恐怖でどうにもならなくなった時、フロイドさんはある行動に出ます。彼は通路に座り、女性の手をしっかりと握ってあげたのです。ほほ笑むような眼差しで女性を見つめているフロイドさん。彼はそのまま10分間ほど、女性の手を握ってあげていたそうです。その姿を見たモリーさんはフロイドさんの優しさに感動して、写真を撮りました。そして「デルタ航空へ。フロイド・ディーン・シャノンさんは昇給に値します!」とFacebookに写真を投稿。すると1万2千回以上シェアされ、「感動的で涙が出そう」「なんて思いやりのある人だ」「彼は素晴らしい接客とは何かを見せてくれた」など、フロイドさんへの称賛の声が殺到しています。飛行機が苦手な人にとって、恐怖でどうしようもない時にフロイドさんのような人がいたら、どれほど安心できるでしょうか。心から乗客のことを気遣う接客を見せてくれたフロイドさんに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日社会は、さまざまな形の思いやりによって成り立っています。きっと普段、意識せずとも、多くの人が他者と関わる上で何気なく思いやりの行動をとっていることでしょう。ごぼふく(gobohuku)さんが描いたのは、まさに『他者を思いやる心』の美しさが分かるエピソードでした。行列のできたATMで目にした『優しさの連鎖』おばあさんは、行列で待っている人たちに、少しでも感謝の気持ちを伝えたかったのでしょう。「待たせてごめんなさい」「ありがとうございました」という気持ちが込められたおばあさんのお辞儀は、周囲にいた人たちに『優しさの輪』を広げた様子。その後、続々とATMの利用者がお辞儀をしたのを見たごぼふくさんは、人の温かさを実感して感動したといいます。社会での思いやり行為を『当たり前』と思わず、感謝の気持ちを忘れなかった、おばあさんの行動。ごぼふくさんの漫画を通して、素敵なエピソードは多くの人の心を温めてくれました。・行列ってイライラしてしまいがちだけど、こういうことがあると笑顔になれそう!・あまりにも素敵な話で泣いた…。心が浄化されました。・おばあさんも、それに続いた人たちもかっこいい!自分も見習いたい!その場にいた人や、漫画を通してこのエピソードを知った人たちは、「自分もこういう人になりたい」と思ったことでしょう。1人の思いやりあふれる行動は、こうして社会に素敵な影響を与えていくのですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日作家の岸田奈美(@namikishida)さんがTwitterに投稿した、マンションのオーナーとのやり取りが、話題を呼んでいます。岸田さんは、マンションへの入居の際に、不動産の仲介業者から、このようなことをいわれた過去があるそうです。「車いすって、部屋に傷が付きますよね…。オーナーさんに、なんていわれるか…」実は、岸田さんには、車いすユーザーの母親がいます。岸田さんは、契約の際などに家族について話すと、業者から「ご家族であっても、車いすのお客さまは立ち入りをご遠慮ください」と告げられるとのこと。実家に住む母親が、岸田さんのマンションに遊びに来ることについて、やんわりと拒否されてしまうそうです。※写真はイメージオーナーの優しさで…2023年2月現在、岸田さんが住んでいるマンションで、サプライズが起こりました。ある日、岸田さんは、マンションの入り口に『スロープ』が設置されていることに気が付きます。突然現れたスロープに驚く岸田さんに、オーナーは「お母さまがいらっしゃった時、車いすだと出入りが大変だろうと思って…」と発言。なんと、わざわざ岸田さんの母親のために、スロープを設置したそうです。岸田さんは、優しいオーナーの存在に感激し、泣いてしまいました。賃貸に住んでると「すみませんがご家族であっても車いすのお客さまは立ち入りをご遠慮ください」って言われたりすんだけど、いま住んでるマンション、いつのまにか入り口にスロープできててオーナーさんが「お母さまがいらっしゃったとき、車いすだと大変だろうと思って…」って言ってくれて泣いちゃう— 岸田奈美|Nami Kishida (@namikishida) February 14, 2023 スロープができたおかげで、岸田さんの母親は、大変な思いをせずに、マンションに入れるようになったとのこと。Twitterには、オーナーの優しさに、感動する人が続出しています。・いい話すぎて震える!・こういう世界で生きていきたい。・読んでいるだけで、幸せな気持ちになって、泣いちゃうなぁ~。オーナーが取り付けたスロープによって、助かったのは、岸田さんの母親だけではありません。スロープができたことで、ヤマト運輸の配達員も大喜び!台車を押して、マンションに入ることができるので、以前より楽に配達ができるようになったそうです。岸田さんは、自身のマンションについて、「もはや『ハッピーマンション』である」と、語っています。マンションに関わる人全員が、幸せな気分になれることから、名付けたのでしょう。岸田さんのエピソードが、Twitterで拡散されたことで、より多くの人の元に幸せが届きましたね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日日本在来の伝統衣服である、着物。日本人に合わせて作られているため体型に合いやすく、直線的でシンプルな形のため、季節感のあるさまざまな柄を楽しむことができます。しかし、着物は帯揚げや帯締めなどあらゆるアイテムを使うとあり、着るまでに時間がかかるほか、着崩れする可能性も。着用が簡単な普段着と比べると、ハードルが高く、着ること自体に時間と勇気が必要だと感じる人もいるでしょう。駅で帯が解けてしまい…?ユタ(@Yutahaan)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。ある日、着物で出かけていた投稿者さん。駅に到着したタイミングで、帯の後ろが解けてしまいました。後ろが解けたとあり、鏡がそばにない環境で自分で直すのは難しいもの。すると、近くにいたおばあさんが「あらあら」と、すぐさま帯を直してくれたのです。その際、おばあさんは投稿者さんに対し、次のように声をかけてくれたといいます。「お着物はそれでいいのよ。たくさん着て、時々恥もかいて上手になっていくの。最初から何もかも完璧にできたら、あなた、大変なことよ?」今日着物でお出かけしてるんだけど、駅着いた直後に帯の後ろが解けちゃって、瞬間、そばにいたおばあちゃんがアラアラって直してくれた。「お着物はそれでいいのよ。たくさん着て、時々恥もかいて上手になってくの。最初から何もかも完璧に出来たら貴女、大変なことよ?」て言われて勇気もらった。— 明るい屠殺場のユタ (@Yutahaan) February 7, 2023 着物を直しながら、投稿者さんを励ました、おばあさん。「着物は時々恥をかくことで着るのが上手になる」と、投稿者さんを勇気付けてくれたのです。おばあさんの優しい言動に、投稿者さんも心を動かされた様子。「こんな素敵な人がそばにいることは、着物を着ていなかったら分からなかった」といい、自宅でも繰り返し着る練習をすることを決意したといいます。投稿者さんとおばあさんのやり取りに、感動の声が相次いで寄せられました。・素敵な人。未熟な自分も楽しみたいと思わされました。・なんて素敵な言葉。いいお出かけになりましたね。・私も知らない人に帯を直してもらったことあります。優しい世界だ~!やる前から諦めてしまっては、何事も前に進みません。おばあさんの言葉は、投稿者さんのエピソードを通じて、失敗や周りの目を恐れてチャレンジができない人たちの背中を、そっと押してくれました。[文・構成/grape編集部]
2023年02月19日