いま知っておきたいお金の話。お金に振り回されずに生きるために身につけたい5つの力について、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんに伺いました。お金に振り回されずに生きるために5つの力を身につけよう。お金ビギナーが家計改善のために立ち上がると、まず取り組むのが節約。「今日からコンビニは禁止!毎月2万円は貯めよう」と張りきるのはいいが、黒田さんはそれだけではお金に困らない状態を作るのは難しいという。「どんなに節約を頑張っても、〈稼ぐ力〉が弱くては十分な額を貯められません。また、〈貯める力〉を上げるのはいいのですが、預貯金だけに資産を置いていると将来損をするリスクも」自分の家計を強く豊かにしていくには、下の5つの力をバランスよく育てたい。なかでも20代、30代が強化したいのは〈貯める力〉と〈稼ぐ力〉。お金ビギナーは、まずは毎月安定して貯められる力と仕組みを作ることを目標にしよう。そして長く働ける特権を活かし、今のうちに資格を取るなど収入を上げる努力をしていけば、貯蓄や投資に回せるお金を増やせ、生涯のゆとりを大きくできる。「仕事に直接は関係ないかもしれませんが、FP資格を取るのもおすすめです。貯蓄や投資だけでなく、ライフプランや社会保険など幅広く学べ、5つの力を伸ばすための基礎が身につきます。私も自己啓発の目的から20代で資格を取りましたが、起業につながっただけでなく、ライフプランを考えるうえで、非常に役に立ちました」1、稼ぐ力節約には限界があり、貯蓄を増やすには収入を上げることが不可欠。副業やポイ活もいいが、若いうちはまず本業の収入アップに注力を。「いろいろな資格を取得したり、語学力を磨いたりしておくことは将来にプラス。自己投資は惜しまないようにしましょう」・現在の手取り額を知る・働き方を見直す・自己投資する2、貯める力多く貯めてもしょっちゅう取り崩していては意味がない。毎月、コンスタントに残高を伸ばすことを目指そう。「最も重要なのは、確実に先取り貯蓄できる環境を整えること。会社の財形や給与口座から自動的に積み立てる仕組みを、少額でよいのでスタートさせて」・毎月決まった金額を積み立てる・先取りで貯める仕組みを作る・ライフプランを設計する3、増やす力貯める力があっても、超低金利の預貯金だけでは物価上昇に追いつけず、実質的なお金の価値が下がってしまうことも。「お金を運用して増やす力はこれからの時代に必要。ただし、投資をギャンブルにしないために、最低限の知識やリスクへの理解は必要です」・金融商品の特性を知る・長期・積立・分散投資を取り入れる・インフレについて理解する4、使う力好きなように使っていては、お金はいつまでも貯まらない。必要なものを見極め、ムダを減らす努力は家計管理の基本だ。「とはいえ無理な節約は続きません。おすすめはお金を使わない日を作ること。普段、いかに安易に財布を開いているか気づけ、効果的です」・家計の収支を改善する・ムダな出費を減らす・自分に必要な生活費を知る5、守る力増加する詐欺や契約トラブル、突然の病気や事故など、人生のアクシデントから資産や生活を守る力も大切だ。「ただし、保険に入りすぎてもムダ。会社員なら公的保障が充実しているので、まずその中身の確認を。若いうちは不足分だけ保険を使えば十分です」・人生のまさかに備える・契約トラブルや詐欺に注意する・加入している社会保険について調べる部屋が片付いている人は、お金に困らない!黒田さんによると、お金が貯まらない人ほど物が多く、部屋が散らかっているのだそう。「物が多いということは、それだけお金を消費したということ。しかも物が増えると管理できず、買ったことを忘れて使わずじまいになったり、賞味期限が切れたりして余計なロスが増えるのです」下のイラストに当てはまるものがあれば要注意。節約する前に、物を減らして部屋を片付けよう。「不用品を処分することで、自分のムダが浮き彫りに。きちんと収納できる状態を維持すれば、物の適正量がわかり、自分にとって何が必要かも見えてきます。結果、服も日用品も食品もムダに買いすぎないようになり、無理しなくてもお金が貯まり始めますよ」片付ける物とお金が見える化される自分に必要な適正量がわかる本当に必要なものと好きなものがわかるムダ使いがなくなり、家計にゆとりが出るお金が貯まり始めるあなたはいくつ当てはまる?こんな人はお金が貯まらない!玄関にビニール傘が何本も!食べようとしたら賞味期限切れだった!知らないうちに同じアイテムを3着持っていた。「お得」「まとめ買い」が好き。くろだ・なおこファイナンシャルプランナー。CFP(R)認定者、1級FP技能士、城西国際大学非常勤講師。セミナーや講演、メディアなど多方面で活躍。『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』(主婦の友社)ほか、著書多数。※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・oyumi取材、文・大上ミカ(カクワーズ)(by anan編集部)
2024年04月18日生きていれば様々な苦しみやストレスと出会うことも少なくありません。でも、そんな生きづらさをどのように乗り越えていくかこそが、人生のテーマのひとつと言えるのかもしれません。今回はイラストが何に見えるかにより、あなたの「生きづらさを解消する方法」がわかる心理テストをご紹介します。Q.あなたは下の図が何に見えますか? 次のうち、最も近いものを一つ選んでください。A:照明B:画鋲C:きのこD:傘あなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?「あなたの生きづらさを解消する方法」深層心理において“どのような見え方もできる抽象的なイラスト”は、あなた自身が何に苦しみ、生きづらさを感じているのかを意味します。そして、どのように見えたかは、そのストレスを最も効率よく解決するための方法を暗示。そのため、選んだ選択肢によって、「あなたの生きづらさを解消する方法」がわかるのです。A:「照明」を選んだあなた……受け止め方を変えるあなたは堅実なタイプの反面、心配性なため物事をネガティブに捉えてしまい、みずから痛みの傷口を広げてしまいがちかも。もしも必要以上に悩みたくなければ、自分の中での受け止め方を変えてみましょう。例えば先輩から叱られたときに「自分がダメだから」と思うのではなく、「期待してくれているからだ」と考え方を変換してみて。そうすることで、いつまでもクヨクヨと思い悩むことも無くなるでしょう。相手がどう思っているかは、ここでは問題ではありません。自分の感じ方だけにフォーカスできれば苦しみは緩和されるはず。B:「画鋲」を選んだあなた……心安らぐ人と一緒に過ごすあなたは責任感が強く自分一人で抱え込んでしまいがちなため、悶々と思い悩んで生きづらいと感じることが多いかもしれません。もしもその重荷を手放したいなら、心安らぐ友人や恋人、家族らと一緒に同じ時間を過ごすことを心がけてみましょう。そして可能なら、あなたが今何に苦しんでいるかを伝え、共有してみてください。話すだけで解消される場合もありますし、もしかしたら有用なアドバイスをもらえる場合も。あなたのことを本気で考えてくれる人が、苦しみを取り去ってくれるはずです。C:「きのこ」を選んだあなた……必要なもの以外を手放すあなたは記憶力がよく感傷的な性格であるがゆえに、過去の失敗やつらい記憶をいつまでも溜め込んで生きづらく感じてしまうことが多そうです。もしもストレスから解放されたいなら、少しずつで良いので「手放す」ことを意識してみましょう。まずは家やデスクの中の不要なものを捨てる、次に自分にとってマイナスになる人間関係をシャットアウトする、心の中のネガティブな記憶を手放す……。そうしているうちに、自分に関することの整理整頓ができるようになるはず。こうした取捨選択があなたの人生を明るいものにしてくれるでしょう。D:「傘」を選んだあなた……環境と時間の使い方を変化させるあなたは真面目で粘り強い性格からか、気分転換が下手でストレスをじわじわと蓄積させてしまうのかも。もしも生きづらさから解放されたいなら、環境や時間の使い方を変えることで半強制的に気分を変えてみましょう。週末に行きたかった場所へ旅行に出かけたり、やりたかったけどやれなかった趣味や楽しみに時間を使ったりするのもおすすめです。自分を大切にすることで、ストレスの苦しみからも解き放たれるでしょう。ときには自分を癒すことが、やるべきことやタスク処理の効率化にも繋がるはずです。おわりに“生きづらさ”は物理的・精神的に求めているものが手に入らなかったり、これまで持っていた大切なものが失われるところからやってくることも多いはず。そんなときは、執着やこだわりを捨てることに加え、根本的な考え方を変えることも重要だと言えます。「思考転換力」を鍛えることで、少しずつ自分の中の生きづらさが緩和されるかもしれませんね。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。©Phantasm Design/shutterstock文・脇田尚揮
2024年02月22日どう生きるかも、どう死ぬかも、考えない。ただ、「一瞬だけを生きる」。それがどんなに難しいことか。そんな「一瞬」を生きようとした2人の男を描いた映画『春に散る』が8月25日(金) に公開される。不公平な判定で負けアメリカに渡った元ボクサー・広岡仁一(佐藤浩市)。40年ぶりに帰国した仁一はある飲み屋で偶然、自分と同じように不公平な判定で負け、心が折れたボクサー・黒木翔吾と出会う。拳を交えた2人。生まれて初めてダウンを奪われた翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願する。夢を見ることをやめようとした男たちの新たな人生のスタートを描く本作で、横浜流星が伝えたかったこととは。話を聞いた。もうひとりの世界線の自分を生きられた――今回、映画の中で翔吾として生きてみられて、いかがでしたか。最高でした。自分はこの業界にいなかったら、格闘家を目指していたと思います。格闘家として生きていたら、翔吾のようなボクサー人生を歩んでみたかったので、翔吾として生きているんだけど、もうひとりの世界線の自分として生きられたような、幸せな時間でした。だからこそ、彼がとった言動に共感できることもありましたし、自分ごとのように感じられる部分が多かったのかな、と思います。ただ、翔吾ほどすぐに言葉や行動では示せないですし、感情表現は豊ではないので、そこは演じる上で大事にしなければ、と思いましたね。――佐藤浩市さん演じる仁一との対峙シーンはどれも緊張感があるものでしたが、今回の作品において、初めて佐藤さんとお会いしたときにはどのようなお話をされたんですか。撮影が始まったのが去年の12月で、ボクシングの練習を始めたのが4月なのですが、浩市さんも来てくださったんです。ミット打ちも合わせられて、そこで話さずともいろいろと感じられるものもありました。その時点で、現場ではぶつかっていこう、と思えたことが本当に大きかったです。実際の現場では、他愛もないことも含めていろんなことを話させてもらって。基本的に、現場の佇まいは背中を見て学んでほしい、という印象だったので、一緒のシーンでは常に観て、吸収できることはしよう、という気持ちでいました。――演技を重ねる中で気持ちが変わってきた点はありますか。佐藤さんとの病室でのシーンです。最初は反発し合っているんですけど、撮影を通して少しずつ仁一と翔吾の心が近づいているのは演じていて感じました。もちろん、佐藤さんがどう感じていらっしゃったかは分からないんですけど。――今回の作品では、ベテランと若手の演技の共鳴もすごかったな、と思います。横浜さんご自身、学ぶ点はありました。浩市さんで言うと、やっぱり視野が広いというか……現場の士気を上げるために常に声をかけているし、とにかくいろんな視点で物事を考えて。ひとつのシーンを作るときも仁一だけではなく、翔吾からの目線、観客から見る目線と、全ての目線から見てシーンの提案をしてくださるんです。自分はまだまだ演じている翔吾の目線でしか見られないんですけど、浩市さんはそれでいいんだ、と言ってくださったので、その言葉を信じて、今はまだそのまま突っ走っていこうと思っています。でも、浩市さんの年齢になったときに、自分も少しずつ視野が広がって、そういった物の考え方ができるようになっていたいです。(C)2023 映画『春に散る』製作委員会横浜流星を魅了する格闘技の「儚さ」――翔吾を演じる上で、一番苦労されたところ、気を遣われたのはどういったところになりますか。やっぱりボクシングシーンです。半年間、練習期間があったので、言ってしまえば形だけで見せることはいくらでもできたと思うんです。でも、そうしたくはなかった。松浦慎一郎さん(ボクシング指導・監修)も、「今までにないボクシングシーンにしたい。プロの方が観ても失礼のないようにしたい」とおっしゃいていて、本当に難しいものを作って持って来てくださったんです。それを自分も責任を持って乗り越えようと思いましたし、覚悟としてプロテストも受けました。それは本気でやったんだぞ、という覚悟もそうだけれど、今までのものとは違うという証明もしたかったですし、格闘技、格闘家へのリスペクトがあるからこそ、少しでも格闘技界を盛り上げられたらという想いもありました。プロテストにも合格できたので、ホッとしています。――そこまで掻き立てられたのはやっぱり格闘技の想いがあったからなんですね。言っても芝居は嘘なので、それをどこまでリアルにできるのか。追及したい気持ちはありし、ひとつの形として、ボクシングには分かりやすくプロという資格があるので必死に練習しました。――プロテストを目指そうと思ったのはどの段階だったんですか?撮影中です。本物のレフリーの方に世界タイトルマッチのシーンでも担当していただいたんですけど、その方にも背中を押してもらったり、あと(片岡)鶴太郎さんもライセンスを持っているので、「いけるよ」と言ってもらえて。そんなみなさんの言葉や、この作品を通して自分の背中を押されましたし、一歩踏み出す勇気をもらいました。――横浜さんがそこまで格闘技に魅せられるのはどういった理由からなんでしょう?なんだろう……。儚さかな。数分で勝ち負けが決まってしまう儚さだったり、格闘技は現役でいられる年数も短いですし、その中で一瞬を掴み取ろうとされているんですよね。あと、やっぱり相手がいるからこそ成り立つものなんです。最初は煽り合っているのに、最後はみんな必ずハグし合うんです。――確かに、今回の作品でもありましたね。みんながその日のために命を賭けているんですよね。本当に下手したら死んでしまう可能性もあるのに、それを恐れずに。ただ強くなりたいと思っている人もいるかもしれませんが、それだけじゃない。男として燃える部分がある。そういうのを全て含めて、格闘技には魅力があるな、と。本当に人間ドラマだな、と思っています。――それぞれの試合に物語がある?ストーリーを無理やりつけたがることもあるんですけど、ひとつのショーというか、作品にも感じていて、少し芝居と通ずるところもあるな、と思っています。煽り合いから駆け引きが始まって、相手がこう来たら自分はこう返す、というキャッチボールがあったり、リングでは2人しか分かち合えないものがあって、終わったらちゃんと称え合って、観ていた人たちは心を動かされて。そういったところにも通ずるものを自分は感じています。今はもっと険しい道を行きたい――翔吾も仁一も「今を生きる」ということをとても大切にしているように思います。でも、若い方と、年を重ねてからの人生観というのはまた異なるものかと思うのですが、横浜さんご自身は「生きる」ということをどう考えていらっしゃいますか。なんでしょうね……生きるってどういうことなんでしょうね。生まれてきた瞬間に「生きろ」と言われているようなものだからこそ、できることはやりたいですよね。昨日の自分を更新していきたいな、と思いますし。自分の中での生きるっていうことは、後悔がないようにすることかな。いつ死ぬかなんてわからないので。自分の中では経験が足りないんです。もっともっと、って思います。今回は、空手をやっていたので少しだけ基礎はありましたけど、大学も出ていないし、圧倒的に社会での経験が少ないので、その経験をどうやって補っていけばいいんだろう、って。大学生役をやるとしても、大学生活を知らないし、もっと人生についての経験も重ねていかないと。まだまだやりたいことがたくさんある、という気持ちです。――むしろ、いろんな役を演じていく中で新たに経験値を重ねていっているような。そうですね。今はまっすぐ突き進むような青年とか、何かが欠けていて人と出会って変わっていく、というような役が多いですけど、30代になったときに今度は会社員だとかは想像でしか演じられないのも経験が足りないからですよね。そこは少し怖いところではあるので高校の同級生と今も仲が良いので、よく話は聞くようにしています。――でも、翔吾もですけど、横浜さんも命をかけたいと思えるような仕事に就くいうことは幸せですよね。もちろん、逆に不幸だとおっしゃる方もいるとは思いますが。幸せだな、と思います。そういう人生のほうが楽しいというか。確かに、不幸せに感じることもあるでしょうし、この人生のほうが激しい波なんですけど、乗り越えたときの達成感も、得るものも多い。楽に生きたいけど、厳しいほうが自分には合っています。――安定したいな、とはあまり思わない?今はそんな気持ちはないです。年を重ねていくにつれて変わるかもしれませんけど、今はもっと険しい道を行きたいと思いながら、その気持ちを大事に生きています。失敗は怖い。でも次のステージに進む第一歩だと思えれば――翔吾はまさにまっすぐ突き進んでいくような青年ですよね。すごく素敵だと思う反面、生きづらさもあるような。特に今の時代は難しいですよね。翔吾のように突き進んでいくのはかっこいいけれど、みんながそうやって生きられるわけじゃない。情報もあふれかえっていますし、SNSで翔吾のように何かつぶやいたら多分、見知らぬ人からも攻撃を受けるでしょうし。そういうことも恐れなさそうですけど。――確かに、気にしないかもしれないですね。「うるせー!」って言っちゃうような人だから。そういったSNSが良くも悪くも発達しすぎていて、みんながみんな、より生きづらくさせているな、って思います。デジタルデトックスをすればいいのかな。もっともっと大事なことがあるよ、って思います。――今の時代はお互いに監視し合っているような。僕は常に見られているような仕事なので、それは宿命だと思うんですけど、一般の人でもSNSをやっていて叩かれることもある。生きづらい時代になったな、とは思ってます。でも、自分はどちらかというと気にしないタイプではあるので。それよりも今は目の前のことを頑張りたい、楽しみたいですし、そんな性格でよかったとも思います。――生きたいように生きたいけれどなかなかできない中で、あえて生きたいように生きるために、横浜さんは何をすればいいと思いますか?自分がやりたいことはちゃんと言葉にしたり、行動にすることじゃないですかね。生きたいように生きられないかもしれないし、周りの目も怖いかもしれないけれど、自分の人生だし、一度きりしかないと考えたら、変わってくるのかな、と思います。――きっと多くの人は失敗が怖いんですよね。失敗は怖いけれど、次のステージに進む第一歩だと思えれば。物の捉え方だと思うんです。だってみんな失敗はしていますし、僕もたくさんしています。だからこそ今がある。何でもいいので、自分がやりたいと思ったことは恐れずにやる。失敗ではなく経験と思えば変わってくると思います。――横浜さんご自身がプロテストを受けられたことも。そうです、受からなかった可能性もありますし。体力が課題で、当日もギリギリかな、と思っていました。でも、落ちたら落ちたで挑戦したことに意味があると思っていましたし、恐れて挑戦していなかったら合格もしていなかったから。――挑戦したからこそ、見える景色もある?景色が変わるし、自分が生きたいように生きられる第一歩だと思います。挑戦してもらえたら嬉しいです。この作品で背中を押せたらな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント横浜さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開公式サイト:
2023年08月21日Saucy Dog(サウシードッグ)の新曲「現在(いま)を生きるのだ。」が、2022年12月9日(金)に配信リリース。第101回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として書き下ろした。全国高校サッカー選手権応援歌「現在を生きるのだ。」Saucy Dogは、「シンデレラボーイ」「いつか」などの楽曲で人気を集める2013年結成の3ピースバンド。2022年末には「NHK紅白歌合戦」への初出場、2023年には“自身最大規模”の全国ライブツアーを控えるなど、注目を集めている。そんなSaucy Dogが、12月28日(水)に開幕する第101回全国高校サッカー選手権応援歌の応援歌として、新曲「現在を生きるのだ。」を書き下ろし。12月9日(金)0:00にはミュージックビデオも公開される。【詳細】Saucy Dog新曲「現在を生きるのだ。」配信日:2022年12月9日(金)※第101回全国高校サッカー選手権大会応援歌。
2022年12月05日黒澤明監督の名作映画『生きる』をリメイクした映画『生きる LIVING』が、2023年3月31日(金)に公開される。黒澤明『生きる』イギリスを舞台にリメイク1952年に公開された映画『生きる』は、還暦直前に余命半年を告げられた役人が、人生を見つめなおす姿を描いた黒澤明監督の代表作。リメイク版の映画『生きる LIVING』では、第二次世界大戦後のイギリスを舞台にストーリーを展開する。『生きる LIVING』の主人公、ウィリアムズは、仕事一筋で空虚で無意味な毎日を送る中、余命幾ばくも無いことを宣告される。最期を知り、残された日々を大切に過ごしたい……、そう願うようになるウィリアムズ。それまでの自分の人生を振り返り、「生きることなく、人生を終えたくない」と静かに、しかし心の中は懸命に、熱く生きることを選んだウィリアムズの姿を描き出す。劇中には、黒澤明の『生きる』に登場する名シーンを彷彿させる、誰もいない公園での“ブランコ”シーンも。観るものの心に光を灯すような、感動の物語が紡がれる。ノーベル賞作家カズオ・イシグロが再構築リメイク版の脚本を手掛けたのは、小説『わたしを離さないで』などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロ。監督はオリヴァー・ハーマナスが務める。ビル・ナイが主演主演は、『ラブ・アクチュアリー』『ナターシャの歌に』などで知られ、ジョニー・デップ製作・主演作品『MINAMATA−ミナマタ−』への出演も記憶にあたらしいビル・ナイ。仕事に明け暮れていた中、“余命半年”と告げられる主人公・ウィリアムズを演じる。その他、Netflix作品「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッド、『パーティで女の子に話しかけるには』のアレックス・シャープ、トム・バークなどが出演する。■主人公ウィリアムズ…ビル・ナイ公務員として空虚な日々を送っていたが、ある日「余命半年」であると宣告される。余命宣告を受け、自分の人生を見つめ直す。■マーガレット…エイミー・ルー・ウッドウィリアムズのもとでかつて働いていた同僚。第80回ゴールデン・グローブ賞、主演男優賞にノミネート第80回ゴールデン・グローブ賞にて、主演のビル・ナイが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネート。すでに世界の映画祭で上映され、オスカー候補とも言われる映画『生きる LIVING』の、今後の展開も要チェックだ。〈映画『生きる LIVING』あらすじ〉1953年。第二次世界大戦後、いまだ復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズは、今日も同じ列車の同じ車両で通勤する。ピン・ストライプ背広に身を包み、山高帽を目深に被ったいわゆる“お堅い”英国紳士だ。役所の市民課に勤める彼は、部下に煙たがられながら事務処理に追われる毎日。家では孤独を感じ、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じていた。そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知る―。彼は歯車でしかなかった日々に別れを告げ、自分の人生を見つめ直し始める。手遅れになる前に充実した人生を手に入れようと。仕事を放棄し、海辺のリゾートで酒を飲みバカ騒ぎをしてみるが、なんだかしっくりこない。病魔は彼の身体を蝕んでいく…。ロンドンに戻った彼は、かつて彼の下で働いていたマーガレットに再会する。今の彼女は社会で自分の力を試そうとバイタリティに溢れていた。そんな彼女に惹かれ、ささやかな時間を過ごすうちに、彼はまるで啓示を受けたかのように新しい一歩を踏み出すことを決意。その一歩は、やがて無関心だったまわりの人々をも変えることになる―。【詳細】映画『生きる LIVING』公開時期:2023年3月31日(金)出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ、トム・バーク原作:黒澤明監督作品『生きる』監督:オリヴァー・ハーマナス脚本:カズオ・イシグロ音楽:エミリー・レヴィネイズ・ファルーシュ製作:Number 9 Films
2021年12月19日●“ミラクルボイス”や“全力オタク”など個性さまざま「現在(いま)を生きる王子様(プリンス)達」をコンセプトにした6人組男性アイドルグループ・9bic(キュービック)を直撃。彼らは人気YouTuberのYapp!(やっぴ)と米村海斗がプロデュースしたグループで、YouTubeチャンネル「ハコイリムスコ」やTikTokなどで人気に火がつき、結成2年足らすでにSNS総フォロワー数は150万人を突破した。それぞれに光る個性を持つフレッシュな6人に、自身のチャームポイントや武器についてインタビュー。また、6月1日にリリースした「klaxon」の魅力や、8月3日~4日に神奈川・ぴあアリーナMMで行う2周年ライブ「9bic 2nd Anniversary Live -9BICARide-」への意気込みも聞いた。――まずは、それぞれのチャームポイントと王子様ポイントを教えてください。四季:赤色担当の四季涼雅(しき・りょうが)です。チャームポイントは顔が小さいところです。自分の王子様ポイントは、こう見えても力持ちな点です。守りますよ!市川:青色担当の市川慶一郎(いちかわ・けいいちろう)です。グループのなかでは最年長です。チャームポイントは、二重の幅がすごく広いところです。王子様ポイントは、気遣いができるところかなと。仮屋瀬:黄色担当の仮屋瀬さつき(かりやせ・さつき)です。チャームポイントは笑顔で、王子様ポイントは優しいところです。僕はレディファーストで生きていきます。椚:緑色担当の椚三波斗(くぬぎ・みなと)です。チャームポイントは涙袋と涙ボクロです。王子様ポイントはかわいいところです。双葉:ピンク色担当の双葉小太郎(ふたば・こたろう)です。チャームポイントは目です。王子様ポイントは何でもできるところです。六花:紫色担当の六花清春(りっか・きよはる)です。チャームポイントは大きな黒目です。王子様ポイントは、弟に毎回ご飯をおごっているところです。――それぞれにキャッチフレーズもあるそうですが、自身の強みはどんなところでしょうか?市川:僕が“ツンデレ王子”、三波斗が“全国民の弟”、清春が“ミステリアスボーイ”、涼雅が“顔ラン担当”、さつきが“ミラクルボイス”、小太郎が“全力オタク”と、一人ひとりの個性がはっきり分かれています。六花:僕は途中から入ったし、人見知りで陰キャラなので、みんなが知らない部分が多いということで、ミステリアスボーイとなりました。MCも苦手で、あまりしゃべれないんですが、ドッキリとかのリアクションだけは人一倍大きい自信があります。椚:僕の強みは、みんなが恥ずかしくてできないことも、一周回って振り切ってできるところです。僕は実家でも末っ子で、マイペースでわがままなので、全国民の弟となりました。人から見ればぶりっこだと思われることも、特に何も考えずにやれます。市川:僕はツンデレ王子ですが、よく「冷たそう」と言われるのでそこから来たのかなと。でも、YouTubeとかでもふざけるし、ツンデレの部分はあまり見当たらないんですが、そうなってしまった以上はそこを大事にしたいと思いつつ、頑張っている感じでしょうか。でも、あまりツンデレに寄せたくない気もしています(笑)。四季:僕は顔ラン担当となっていますが、いつも何も考えずに話すというか、第三者目線でいくとたまに面白い発言とかをするようなので、アホな発言に注目してください(笑)双葉:涼雅は天然なところがあるんですよね。市川:めちゃくちゃ天然です!四季:でも強みは、顔のほうでお願いします(笑)仮屋瀬:僕はミラクルボイスというキャッチフレーズでやらせていただいています。プロデューサーが、歌が上手だからとつけてくれたのですが、ちょっとハードルが高すぎて嫌になってきちゃったので、変えていいですか?今日から“1000年に一度の逸材”でお願いします!市川:それ、爆上げじゃん!仮屋瀬:常人には考えられない発想をする“天才”とかにしてほしい。――歌が上手なのは、アイドルとして強い武器になるのでは?仮屋瀬:歌うのは確かにめちゃくちゃ好きです。YouTubeの「歌ってみた」でいろんな歌を歌っているんですが、まだ自分のなかでは、めちゃくちゃ納得のいく歌が歌えているのかわからないのでどうなんだろうと。でも、頑張って一生懸命歌っているので、心に響いていたらうれしいです。双葉:僕は全力オタクですが、自分の強みは基本的に何でもできるところです。歌やダンス、ピアノ、動画編集など、幅広くオールマイティーにできます。オタクとしては、Hey! Say! JUMPさんが昔から大好きで、伊野尾慧くんを推しています。慧くんに憧れてアイドルになったので、いつか共演してみたいです。●新曲「klaxon」に込めた思いとMV撮影秘話――2周年ライブのテーマ曲「klaxon」の魅力について教えてください。双葉:今はコロナ禍ですし、辛いことや苦しいことも9bicと一緒に乗り越えていけるように、みんなで頑張ろうというメッセージソングになっています。――アリーナの公演タイトル「9BICARide」に絡めて、スクールバスが登場するミュージックビデオも撮影されたそうですね。双葉:初めて動くバスの中で撮影しましたが、本当に楽しかったです。市川:すごく揺れるので、アトラクションに乗っているような感じでした。みんなのテンションが上がりました!仮屋瀬:ハウススタジオみたいなところで、たくさんの小道具も用意してもらいました。見たことのない楽器や面白いものをいろいろと使ったので、そこも注目してほしいです。市川:これまで撮影したなかでは、一番自由度が高かったです。楽しんでやれたので、みんなの素の表情が出ていると思います。六花:それぞれがバスのナビをするような台詞があって、僕はそこが好きです。例えば最初は市川くんと涼雅が2人で「ルート案内を開始します」と言うんです。仮屋瀬:そして僕と三波斗が「この先しばらく道なりです」と言います。六花:僕は双葉と一緒に「目的地周辺です。ルート案内を終了しました」と、最後に言いますが、それぞれにかわいいんじゃないかなと思っています。――「9bic 2nd Anniversary Live -9BICARide-」はどんなライブにしたいですか?市川:1周年ライブは豊洲PITでやらせていただきましたが、お客さんのボルテージが上がり、みんなワクワクしました。今度は2周年ライブなので、より一層気合いが入りますね。コロナ禍なので声は出せないと思いますが、覚えやすい振り付けになっているから、一緒に踊ってもらい、一体感を感じてほしいです。■9bic(キュービック)YouTuberのYapp!(やっぴ)と米村海斗がプロデュースした、6人組男性アイドルグループ。メンバーは、赤色担当の四季涼雅(しき・りょうが)、青色担当の市川慶一郎(いちかわ・けいいちろう)、黄色担当の仮屋瀬さつき(かりやせ・さつき)、緑色担当の椚三波斗(くぬぎ・みなと)、ピンク色担当の双葉小太郎(ふたば・こたろう)、紫色担当の六花清春(りっか・きよはる)。コンセプトは「現在(イマ)を生きる王子様(プリンス)達」。アイドルでは「9bic」として、YouTubeでは「ハコイリムスコ」として活動している。8月3日~4日に神奈川・ぴあアリーナMMで行われる2周年ライブ「9bic 2nd Anniversary Live -9BICARide-」のテーマ曲「klaxon」を6月1日に配信リリース。
2021年06月30日アルフレッド・ヒッチコック監督作『逃走迷路』のフライ役、ピーター・ウィアー監督作『いまを生きる』のノーラン校長役などで知られるノーマン・ロイドが、火曜日(現地時間)にロサンゼルスの自宅で亡くなった。106歳だった。「Variety」誌などが報じた。俳優、プロデューサー、監督と多様な肩書きを持っていたノーマンが、ショービズ界においてキャリアを築き始めたのは舞台からだった。オーソン・ウェルズとジョン・ハウスマンが主宰した劇団「マーキュリー劇場」で俳優として活躍した。ラジオで短編劇を放送する「マーキュリー放送劇場」にもたびたび出演。そして1942年、ヒッチコック監督の『逃走迷路』で長編映画デビューを果たし、3年後には『白い恐怖』にも出演。ヒッチコック監督との絆は強く、ヒッチコック監督は1957年にノーマンが「ヒッチコック劇場」の製作に携わるべきだと強く主張し、ノーマンは1962年まで184のエピソード(IMDbの調べによる)に製作補として関わった。60年代から80年代は、テレビ界で「刑事コロンボ」を含む作品のプロデュースと監督業にいそしんだ。俳優としては、近年は『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』『イン・ハー・シューズ』「モダンファミリー」などに出演していた。約80年にわたる俳優人生で、ウェルズ、ヒッチコックのほかチャールズ・チャップリンとも仕事をともにし、ジャン・ルノワール、バスター・キートン、ジャド・アパトーなどと幅広い交友関係を築いていたという。(Hiromi Kaku)
2021年05月12日1月16日(土)より、佐藤隆太主演舞台『いまを生きる』が新国立劇場 中劇場にて開幕。初日公演に関係者にのみ向けたゲネプロが実施され、その際の舞台写真や、出演者を代表するキャストからコメントが到着した。本作は1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を元に、2016年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された作品の日本版。2018年に上演された、上田一豪が演出、佐藤が主演を務めた日本初演は生徒と真摯に向き合う教師と、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。新キャストを迎え、確かな演技力を持つ佐藤と若手俳優たちが織りなす『いまを生きる』の再演に期待してほしい。<キャスト代表コメント>●佐藤隆太この作品は「いまを精一杯生きることの大切さ、尊さ」がテーマなので、このような時期だからこそ、お芝居を通して、堅苦しくなく伝えることができたらと思っています。お客様には安心して観て頂けるよう、対策なども試行錯誤しながら、いつも以上に緊張感を持って、ここまできました。今回、再演ではありますが、新しいキャストの方々を迎え、全く違う教室の雰囲気になっています。初めて観る方々はもちろん、初演を観たことのある方々にも、新鮮な気持ちで楽しんで頂けると思います。●佐藤新(IMPACTors / ジャニーズJr.)佐藤隆太さんをはじめ、他の俳優の方々と一緒に演技ができることを光栄に思っています。今はとにかく本番を迎えられることが嬉しいです。今回はピアノとチェロの生演奏があり、臨場感のある舞台がお届けできると思います。この「いまを生きる」という公演を通じて、僕たちのお芝居の成長も観て頂きたいです。●瀬戸利樹この状況下のなか、最終日まで稽古を終え、幕が上がることを嬉しく思います。このカンパニーは隆太さんのおかげで楽しく、伸び伸びとお芝居をさせていただき、先生と生徒たちの関係性が舞台上にも表れていると思います。ニールは人に対する「思いやり」の気持ちが強い人物なので、演じていくうえで、言葉選びの大切さを学びました。それらの言葉を噛みしめながら、いまを生きたいと思います。●影山拓也(IMPACTors / ジャニーズJr.)僕自身、昨年春に予定されていた舞台が中止になってしまったこともあり、今回幕を上げられるということが嬉しく、作品を届けられることに幸せを感じます。大変な世の中ですが、劇場に足を運んでくださる皆様には感謝に溢れ、客席の反応が楽しみです。佐藤隆太さんをはじめ、周りのキャストの皆さんと共演できる貴重な時間を最後まで噛みしめながら、頑張っていきたいと思います。●基俊介(IMPACTors / ジャニーズJr.)新国立劇場の舞台に立つのは初めてなので、今はとても緊張しているのですが、キャスト、スタッフの皆さまと稽古をしてきたなかで、とても素敵な雰囲気を作り上げてきました。大変な時期ではありますが、ご来場いただく皆様に感謝をしながら、無事に千秋楽を迎えられるように頑張りたいと思います。●三宅亮輔もう初日かと思ってしまうくらい、あっという間の1か月でした。ここから本番を迎えていくなかで、どう転がっていくかが楽しみです。キャスト同士の仲がとても良く、それが芝居にも出ていると思いますし、演じていて楽しいです。こんな時期だからこそ、自分たちが一生懸命やることで、「いまを生きる」ということが伝わると思います。キーティング先生の言葉はどんな人にも響くと思うので、一緒に耳を傾けてほしいです。●市川理矩まず、初日を迎えられることがすごく嬉しいです。キャスト同士の雰囲気がとても良いので、その雰囲気を保ちながら、体調管理をしっかりして、最後まで頑張りたいです。キーティング先生と出会い、キャメロンがどんな決断をするのか、是非ご覧ください。【公演概要】『いまを生きる』演出・上演台本:上田一豪出演:佐藤隆太、佐藤新、瀬戸利樹、影山拓也、基俊介、三宅亮輔、市川理矩 / 小向なる、飯田基祐、佐戸井けん太主催・企画製作:フジテレビジョン公式サイト: ()●東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日) / 新国立劇場 中劇場料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)●大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日) / サンケイホールブリーゼ料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~16:00 日曜、祝日は休み)●名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日) / 東海市芸術劇場料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2021年01月18日1989年に公開され、アカデミー賞脚本賞を受賞したロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督による映画『いまを生きる』。2016年に映画版と同じくトム・シュルマンの脚本で舞台化され、2018年には上田一豪の演出、佐藤隆太主演で日本初演された舞台が待望の再演。1月16日(土)より新国立劇場 中劇場にて開幕する。時は1959年の新学期、バーモントにある全寮制の名門校ウェルトン・アカデミーにOBの英語教師ジョン・キーティングが赴任。転校生のトッドも編入してくる。同校ではノーラン校長の指導の下、厳格な規則に縛られている学生たちだが、キーティングは生徒らに「教科書なんか破り捨てろ」と言い放ち、詩の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。彼の風変わりな授業に最初は戸惑う生徒たち。だが、次第に行動力を刺激され、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていくが……。初演からキーティング役を続投する佐藤は、「中学生の時に観た『いまを生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします」と同作への思いを明かす。初演では映画版のロビン・ウィリアムズ演じるキーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングが好評を博したが、今回さらに深みを増した表現をみせてくれることに期待。そして生徒役には、転校生のトッドに佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニールに瀬戸利樹、無邪気なノックスに影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークスに基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリーに三宅亮輔、素直でまじめなキャメロンに市川理矩と、今後注目の若手が揃う。さらに新キャストとして、ノーラン校長を佐戸井けん太、ニールの父・ペリーを飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリスを小向なるが演じる。数々の台詞に胸を打たれ、思わず熱いものが込み上げてくる……そんな声で溢れた初演。教師と学生たちの詩を通した交流、そして思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める姿を鮮烈に描く名作をじっくり堪能してほしい。文:伊藤由紀子舞台『いまを生きる』脚本:トム・シュルマン演出:上田一豪(上演台本)出演:佐藤隆太 / 佐藤新 / 瀬戸利樹 / 影山拓也 / 基俊介 / 三宅亮輔 / 市川理矩 / 小向なる / 飯田基祐 / 佐戸井けん太【東京公演】2021年1月16日(土)~1月31日(日)会場:新国立劇場 中劇場【大阪公演】2021年2月11日(木・祝)~2月14日(日)会場:サンケイホールブリーゼ【愛知公演】2021年2月20日(土)・21日(日)会場:東海市芸術劇場 大ホール
2021年01月16日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日13歳の時に出演した『つぐない』で多感な少女役を見事に演じ、世界的に高く評価されたシアーシャ・ローナン。以来、賞レースの常連女優となっている彼女は、不器用ながらも懸命に生きる女性を体現してきた。そんな彼女が、“現代女性の代弁者”との呼び声も高いグレタ・ガーウィグ監督と再タッグ。シアーシャが主演を務める『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(6月12日)は、夢と悩みを抱える全ての女性に贈る、共感必至の“わたしの物語”だ。透明感とナチュラルさが魅力若き才能シアーシャ・ローナンニューヨーク生まれ、アイルランド育ち。9歳の時にTVドラマの子役として芸能活動をスタートさせたシアーシャ。13歳の時に出演した『つぐない』(2007年)でアカデミー賞ほか様々な映画賞の助演女優賞にノミネートされた彼女は、続く『ラブリーボーン』(2010年)でピーター・ジャクソン、『ウェイバック脱出6500km』(2010年)でピーター・ウィアー、そして『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)でウェス・アンダーソンと、名だたる監督たちの作品に出演してきた。彼女のキャリアにとって重要な位置づけとなったのは、アカデミー賞で三部門にノミネートされた『ブルックリン』(2015年)だ。この作品で大都会ニューヨークの喧騒に戸惑いながらも、恋を知り自分の居場所を見つけていくヒロインをしっとりと演じた彼女は、アカデミー賞・主演女優賞に初ノミネート!その後、女優&脚本家のグレタ・ガーウィグ初単独長編監督作『レディ・バード』(2017年)において型破りでキュートな17歳の主人公クリスティン(=レディ・バード)に扮したシアーシャは、思春期の危うさと可能性に満ちた自立への歩みを体現し、ゴールデングローブ賞(映画部門)・主演女優賞を受賞。同作で2度目となるアカデミー賞・主演女優賞にもノミネートされ、世界で最も注目される若手実力派女優の1人に。そしてグレタとの再タッグとなった最新作では、世界中で愛され続ける古典文学を題材に、“いま”を生きる女性たちの悩みと生きづらさを鮮やかにスクリーンに活写している。女性たちの夢、希望、野心と現実を描く世界的ベストセラー「若草物語」19世紀を代表するアメリカの女流作家ルイーザ・メイ・オルコットによる自伝的小説「若草物語」。米マサチューセッツ州を舞台に、マーチ家の個性的な四姉妹の可能性と愛に満ちた子ども時代と、大人になるにつれ顕在化していくちょっぴり苦い現実が描かれる。南北戦争の従軍牧師である父親が不在の中、母親であるミセス・マーチは献身的に子どもたちを守り慈しむ。そして美しく聡明な長女メグ、小説家になることを夢見る次女ジョー、内気でピアノが得意な三女ベス、おしゃれで絵が上手な四女エイミーの四姉妹は、それぞれが困難な状況に直面しながらも、自分なりの将来を選びとっていく。子ども時代のあどけなくも刺激に満ちた日々と家族の温もりを生き生きと伝え、女性たちの夢や希望、野心をリアルに描いたこの物語は、男性作家が主流の当時の出版業界において異例の大ヒット。いまなお映画にドラマ、舞台にオペラ、アニメと様々なジャンルで映像化される世界的ベストセラーとなっている。シアーシャ×グレタの最強コンビで贈る『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』物語の中心となるのはシアーシャ演じる活発で独立心旺盛な次女ジョーだ。美人のメグ(エマ・ワトソン)に女優になることを勧め、病弱なベス(エリザ・スカンレン)を溺愛し、生意気なエイミー(フローレンス・ピュー)とは喧嘩ばかりだが、家族を愛し、将来の“成りたい自分”への努力を惜しまない。裕福な隣人であるローレンス家の一人息子ローリー(ティモシー・シャラメ)は、そんなジョーに想いを寄せていて…。メガホンをとったグレタは、19世紀アメリカで暮らす四姉妹の瑞々しい青春時代を美しい自然と入念かつ周到に準備された衣装&美術でもって具現化し、作品にノスタルジックな多幸感を与えることに成功している。クリスマスの良き行いの後に待ち受ける心躍るサプライズやローリーとジョーによる夜会での2人きりの愉快なダンス、そしてローリーについて協議する屋根裏部屋での「ピクウィック・クラブごっこ」のエピソードは、四姉妹が閉じられた世界ながらも充実した時間を送っていることを伺わせる最高にハートウォーミングなシーンだろう。またその一方でグレタは原作の持つ様々なテーマを丁寧にすくいつつ、女性が“アーティストとして生きること”、“経済力を持つこと”の2つの側面にフォーカスをあて、大人への階段を上っていく四姉妹に容赦ない現実を突きつける。劇中に登場する女性たちはたびたび金銭的視点での結婚観を披露しているが、とりわけ時代の常識に抗い夢に向かって邁進しながらも、愛を退け孤独感に苛まれるジョーの等身大の姿が強烈な印象を残す。その揺れる想いが、現代に生きる私たちにも内在する共通項として鋭く胸に刺さるのだろう。今年行われた第92回アカデミー賞では作品賞・主演女優賞・脚色賞など計6部門にノミネート(うち衣装デザイン賞受賞)されたほか、数多の映画賞に輝いている『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。現代的アプローチで不朽の名作に新たな魅力を与えたグレタと、躍動感あふれる演技で情熱的にジョーを体現したシアーシャの最強タッグをお見逃しなく。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年6月12日より全国順次公開
2020年06月11日彼が大好き!でも、気づいたら〝彼がいないと生きていけない…〟次第に彼中心の生活になってしまって苦しい…この状況から抜け出したいと悩む女性も少なくはないようです。しかし、一度依存体質になってしまうと、抜け出すのはなかなか困難です。では、どうしたら彼への依存から抜け出せるのでしょうか?今回は「彼への依存から抜け出す方法5選」をご紹介します。そもそも「依存」とは?広辞苑を引用すると「他のものを頼りに存在していること」とあります。つまり、自分中心ではなく、何かに頼って生活を送るという意味です。今のあなたにとって彼の存在が、自分の存在する理由になっているのでしょう。依存から抜け出す方法(1) 規則正しい生活を心がける規則正しい生活と言われると、何だか拍子抜けしてしまいますが、じつはこれが彼の依存から抜け出す最短ルート。彼中心の生活を送っていると、昼夜逆転になったり、連絡が来るまで食事を取らないといった状態になります。このままでは体調を崩してしまいかねません。さらに不健康な状態が続くと、彼への依存について向き合ったり正しく考えたりすることができなくなってしまいます。依存状態から抜け出すには、思い切った生活改善をする必要があります。〝朝起きたら朝食を取る〟〝夜はしっかり睡眠を取る〟日常生活では当たり前のことですが、依存状態から脱するには、これが最適な方法といえるでしょう。(2) 他人と関わりを持つ今までは彼のことで頭がいっぱいだったかもしれません。依存状態にあると他人とはなるべく関わりたくない、彼だけでいい!とふさぎ込みがちになってしまいます。人間関係を彼だけにすることは大変危険です。同僚や友人と食事したり連絡を取り合ったりすることを増やしていきましょう。外部からの空気を入れることで気分転換になりますし、依存心からくる深い落ち込みや悲しみから癒してくれる効果もあります。他人との関わりもあなたの日常生活には非常に大切なこと。彼の考え方や意見だけではなく、他人の意見や考え方にも広く耳を傾けた方が良いです。いろいろな世界を知ることで、今よりもっとあなたの世界が広がりますよ。(3) 趣味や目標を持つ趣味や資格取得など目標を持つことも1つの方法です。興味のあることなら何でもかまいません。彼のことだけでなく、あなた自身の人生についても目を向けて考えていきましょう。趣味や仕事など1つの目標を達成することは、必ず自信に繋がります。自信を持つことで依存状態による不安な気持ちや寂しさからも解放されていくでしょう。彼と一定の距離感を保つことができるうえに、あなたの明るい将来のためにもなるのでまさに一石二鳥です。(4) 自分なりのルールを作る彼に夢中になりすぎているなと感じたら、一度自分の中でルールを作ってみてください。例えば、“連絡は1日2回まで” や “会うのは週に1回”など。ルールが決まればあとは実行するのみ。マイルールを作ることで、彼との距離感や関係を見つめ直すことができます。その上で自分には何が必要なのかということも自然と分かるようになるでしょう。でもここで1つ注意点が。最初から厳しいルールを作ってしまうと守れなかったり、気落ちしてしまう要因になります。必ずがんばればできそう!と思える現実可能なツールを作るようにしてください。(5) あまり自分を追い詰めすぎない彼に対する依存を早くやめなきゃいけないと思うあまり、急に彼と連絡を取らなくなったり、全く会わなくなるなど、極端な行動をするのは控えてください。彼も驚いてしまいますし、誤解が生じてしまう恐れもあります。依存心はあなたの問題。でも、依存する自分を否定することだけはしないでください。そういう部分もあるのだと自分を受け入れて、少しずつ改善していきましょう。精神的に自分を追い詰めすぎてしまうと、かえって依存心が以前よりも増してしまい、もっと良くない方向に行ってしまいます。無理せず、ゆっくりと自分のペースで進めていきましょう。大好きだからこそ陥ってしまう依存。彼と長続きする恋愛を目指すならお互いに一定の距離を保てるように心がけましょう。依存から抜け出すことは決して簡単なことではありませんが、自分が変わりたいと心から思うなら、きっと変われるはずです。彼への依存心を捨て、自立心を育てていきましょう。あなた自身を大切に考えることも忘れないでください。
2019年12月16日デビュー当初から注目され、数々の印象的な役を演じながら、自身では20代半ばまでは「ちゃんと生きていなかった」という賀来賢人。30歳になったいま、目の前には新たな景色が広がっている。結婚して子供ができて仕事の状況も変わって自信もついて、人として1レベルくらい上がった。ドラマ『今日から俺は!!』での、突き抜けたユーモラスな演技が話題を呼んだ賀来賢人さん。コメディ俳優として注目されながら、現在放送中のミステリードラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』では、一転してハードボイルドなキャラクターに挑戦。30代に突入した、いまの心境を聞いた。――ドラマ『ニッポンノワール』は、“登場人物全員が容疑者”というミステリー。賀来さん演じる遊佐清春自身も、直近の記憶を失っていて、広末涼子さん演じる碓氷薫殺害の犯人の可能性もある。まったく先の展開が読めません。賀来:最初にお話をいただいた時から、制作側の、これまでにないオリジナルドラマを作ろうという気合を感じていたんです。大人の男ばっかりのむさ苦しい現場ですが(笑)、いま、キャストも含めた全員が、見てくださる方々をどう“騙す”か日々アイデアを出し合っています。撮影が巻いている時は、編集でいろいろ使えるように、当初は予定になかったカットも撮ったりして。すっごくものづくりしている感じがあって、楽しいです。――もともと現場でご自身から提案されるタイプなんですか。賀来:基本的にはあまり言わないし、監督やプロデューサーの求めるものをやろうとするほうです。でも今回に関しては、思ったこと、思いついたことがあれば全部言おうと。現場にそうさせる雰囲気があります。今回の作品には、男らしい美学、哀愁だったり、色気だったりっていうカッコ良さが大事だと思っているので、それを役で表現したいなと。――遊佐清春という役を演じるにあたって意識していることは。賀来:声のトーンです。僕の場合、普段からこの人はどんな声で話すんだろうっていうところから役に入っていくんですけど、事前に決めこまずに現場で共演者の方々と芝居を合わせながら探っている感じです。あと、今回に関しては、目つきが悪いっていうところがポイントです。普通の顔をしていても優しく見えちゃう時があるので、普段から気を張ってなるべく険しい表情でいるように意識しています。撮影終わりは目がめちゃくちゃ疲れて、ぐったりしちゃうこともあるくらいです(笑)。――近年、笑いのある作品に数多く出演し、自らコメディで若手No. 1になりたいとも話していました。そんななか今回のような笑いの一切ない役に挑戦されることにプレッシャーはありませんか。賀来:僕は逆だと思っているんです。いろんな幅を見せるっていう意味で、こんないいタイミングでやらせていただけるのはありがたいです。今回、子役の子と相棒になって話が進んでいくんですが、自分も子供を持ったことで演じられる、清春の中の父性のようなものも感覚としてわかるんですよね。1年前に学園もので高校生をやっていたとは思えない。間違いなく、これまでとは違った僕の一面を見せられるし、いい30代のスタートが切れたのかなと思っています。――30代って意識されるものですか。30歳までにこうなっていたい、みたいな意識はありましたか?賀来:早く大人になりたいって思っていたんです。根拠なく、大人になった自分に期待してたので。30歳になって自分の体のことをちゃんと考えるようになりました。結婚して子供ができて生活環境が変わりましたし、仕事の状況も変わって、自信もついて、人間として1レベルくらい上がったというか。以前より、ちゃんと生きています。――というと、以前はちゃんと生きていなかったということ?賀来:こだわりがなかったんですよね。ごはんもちゃんと食べてなかったし、運動もたいしてしてなくて、ダラダラ生きていた。いまはちゃんと自分にルールを作って、いろんなことにストイックに向き合うようにしています。運動をルーティンにしていますし、今回は役に向けて体を仕上げたりもして。そうやって意識を変えてから、物事がいい方向に向いてきたんです。――結婚が変えた?賀来:そうですね。それまでは自分のことしか考えなかったけれど、いまは家族のためにっていう気持ちもありますから。そうなって周りからは、顔つきが変わったと言われるようになりました。――結婚されたのは27歳の時。同世代の俳優のなかでは早い方だと思いますが、迷いはなかった?賀来:早いとは思わなかったですけど、確かに周りと比べると早いのかな。ただ、自分としては結婚して逃げ場のない状況になったことでエンジンをかけ直して、もう一回スタートした感じもありました。――20代中盤までは、どんなことを考えていたんでしょう。賀来:何もなかったんです。ちゃんとこの仕事に向き合う気がなかったんだと思います。もちろん当時は向き合っているつもりではいましたけれど、覚悟が足りてなかったというか、もっともっと頑張れたんじゃないかと、いまは思います。――意識が変わったことで、どんな変化がありましたか?賀来:作品選びは変わらないですが、この作品で失敗したら役者やめてやろうっていうくらいの気合で臨むようになりました。――例えばどの作品でしょうか?賀来:『今日から俺は!!』です。この作品は絶対に面白くなるって確信していただけに、もし当たらなかったら自分が役者に向いてないんだって思いながらやっていました。そう思うことで自分にハードルを課していたんです。…それくらい本気で臨んでいました。これまでも本気じゃなかったわけじゃないですが、久々の連ドラ主演というのもありましたし、心構えみたいなものが違ったのかな。――そんな思いで臨んだ作品が大ヒット。作り手の思いと評価が合致するって嬉しいですよね。賀来:反響がすごかったです。知らない人から声をかけられるようになって、あらためてテレビの力ってすごいなって。あと、この作品で元気が出たとか、救われましたという声をたくさんいただいたんです。これがこの仕事をやる意味なんだって初めて感じたし、いまはむしろそこが仕事を続けている一番のモチベーションになっています。もう、自分の芝居が上手くなるとか、そういうことはどうでもいいなって思えるくらい。自分がやっていることって、エンターテインメントとして多くの人を楽しませることなんだって考えるきっかけになりました。――モチベーションがはっきりして変化はありますか?賀来:数字よりも、自分が面白いと思って作品に取り組めるかどうかに、いままで以上に重きをおくようになりました。自分がやったことのないような作品っていうのもそうだし、何かチャレンジしているものとか、見たことのないもの。そういうものをやっていきたいです。ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、毎週日曜夜10時30分~日本テレビ系で放送中。目を覚ますと、ここ3か月の記憶を失っていた遊佐清春(賀来賢人)。隣には上司の女刑事・碓氷薫(広末涼子)の死体が。そして薫が死の直前に追いかけていた「十億円強奪事件」の計画書が清春の部屋に置かれていて…。かく・けんと1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年にデビュー。近年は、ドラマ『今日から俺は!!』や映画『斉木楠雄のΨ難』でコメディ俳優としての注目度が増す。最近の出演作に、ドラマ『アフロ田中』、映画『最高の人生の見つけ方』、舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』など。来年1月31日公開映画『AI崩壊』にも出演している。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2019年11月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・SHUTARO(vitamins)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月03日気になる彼に探りをいれてみたものの、「いまは彼女ほしくないから」と言われてしまった場合。「彼女ほしくない」ってことは脈ナシ……?でも「いまは」ってことは、待っていたら付き合える日が来るのかな?など、アレコレ考えてしまいますよね。特にまだ若いうちだと、「いまは彼女ほしくない」の言葉の裏には、さまざまな意味が含まれています。そこで今回は「『いまは彼女ほしくない』と言う彼の心理」についてご紹介します。■ 1、 好きな人がいない・「単純に好きな人がいないから、『いまは彼女いらないかな』って言ったことはある。逆に好きな子ができたら、一直線になっちゃいますね」(20歳/大学生)好きな子がいるのに、わざわざ「彼女いらない宣言」をする必要はないですもんね。まずはムリに恋愛に絡めようとするのではなく、友達として仲良くしてみましょう。その方が彼も受け入れやすいでしょう。■ 2、恋愛対象外をほのめかしている・「片思い中の彼が『いまは彼女いらない』と言っていたので、様子を見ることにしたんです。そしたら1週間後に別の女子と付き合っていました。そのときに私はタイプじゃなかったんだな……と悟りましたね」(21歳/大学生)これだったらキッパリと「いま気になる子がいるから」と教えてほしいですよね。でも「いまは彼女いらないから」とフッてきた(?)にも関わらず、すぐに別の子と付き合うって結構あるあるだと思います。あまりショックを受けずに、次を見つけましょう。■ 3、 恋愛の仕方がわからない・「金もないし、仮に彼女ができても何をしたらいいのかわからない。相手を喜ばせる自信もないので、『いまは彼女はいらない』と予防線を張っておきますね」(22歳/大学生)学生のうちだと恋愛経験も少なく、彼らも女性とどう接するべきかわからないもの。特に「恋愛は男がリードしなくちゃいけない」と思っているからこそ、彼女を作るのがより億劫に。結果「いまは彼女いらない」と、あえて恋愛を避けてしまうようです。このような場合は女性側から率先して、遊ぶ計画を立ててみましょう。「○○に行きたいから付き合って!」「今度映画観に行かない?」など、男性側に負担がない誘い方をすれば、乗ってくれる可能性があります。彼も徐々に心を開くかもしれませんよ。■ 4、 人生設計がある・「彼女ができたことで、学業そっちのけになったり、束縛がキツくて壊れかけてる男友達をたくさん見てきた。だから夢がある俺は、社会人になるまで彼女を作るつもりはないです」(23歳/大学院生)お互いを高め合える付き合いなら良いですが、恋に溺れてしまい、何もかも手につかなくなることも。特に若いうちは、最終的にこじれにこじれて、うまくいかなくなるケースも多いもの。恋で就職や夢をダメにしたくないからこそ、「今は他にやるべきことがあるから、彼女はいらない」と考える男性もいるようです。■ おわりにまずは「彼女はいらない」と言う彼がどのタイプに当てはまるのか、じっくり観察してみましょう。その上で諦めるべきなのか、長期戦でアプローチをするのか考えてみましょう。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年04月04日幸せな恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。当研究所に寄せられる相談ごとは、つきつめると「未来に夢がもてない」というものが多いです。「私なんて」「~~しても…」という言葉の奥には、結局は、「何をしてもうまく行かない」という思いが隠れている気がします。そこで、今回は「未来に希望が持てなくなった時」「なんとなく生きづらいな」と感じたときにかみ締めてほしい考え方を書いておきたいと思います。「何のために」の答え最初に強く言いたいのは、「私たちは何のために生きているか」ということをしっかり意識してほしいということです。何のために――?「世の中をよくするため?」「幸せになるため?」「何かを成し遂げるため?」これらはすべて正しいように思えますが、実は2次的なものだと思います。こういう一見正しそうな目的を心に刻み込んでしまうと、苦しむときがやってきます。「正しいことをしているはずなのに」「世のために生きているのに」「目標を達成するためなのに」なんとなく、息苦しさを感じる…そんな人は、一度意識を正してみてほしいのです。機嫌よくいることこそ大事!では、意識するべき私たちの「生きる目的」とは何なのでしょうか?私は、「たった今」の「自分自身」の「機嫌をよくすること」に尽きると思います。「将来の~~のため」とか、「世のため」というのは、大切な意識ですが、それ自体、「今の自分の機嫌」をよくするため、もしくは「機嫌よさをキープするため」のツール・方法なのだと思うことはより大事です。人は誰でもそうですが、自分自身の「たった今」を良い状態にすること以外、必ずすべきことなどありません。無理をして、「将来の~~のため」に体を壊すようなことをしたり、他人の目線を気にしすぎる必要はないのです。「他人の目線」<「今の自分」恋愛について書く場合には、私自身も「愛され女子」などというワードをよく使います。「好かれるには」こうしたらいいとか、こういう話し方は「好感度が高い」などというデータも書いています。しかし実はその前提として、「人に好かれる自分になりたいという思いが自分の中にあり」「好かれる行動を取ることは自分を満足させる」から行うのだーーという順番をしっかり自覚しておいてほしいのです。つまり、「人に好かれるから」行動をするのではなく、人に好かれる自分になる行動を「自分が取りたくて」「その行動を選ぶことで自分が満足できる」という思いがあるから、好かれる行動を取るーーということを認識してほしいのです。逆に言うと、好かれなくていいと自分が思うなら、そんな行動を取る必要はないですし、その行動に振り回されて苦しい思いをするのなら、もっとする必要がないということです。他人に振り回されるのは本末転倒このようなことをなぜわざわざ書いているのかと言うと、「他人目線」や「世間の目」「謎の未来のミッション」に振り回されて苦しむ女性がとても多くいるからです。繰り返しますが、誰にとっても最も大切にすべきなのは、「今の」「自分」なのであって、「他人」でも「世間」でも「未来の自分」でも「未来の地球」でもありません。もちろん、それらも大切ですが、そのために自分を疲弊させるようでは本末転倒であるということなのです。とはいえ、「今の自分を大切にする」ってどうすればいいの?と思う人もいるでしょう。「私には夢があるから、努力を続けなければ」という声だってあるでしょう。自分を大事にするとは?私自身、「今の自分を大切に」「まずは自分だよ」などと言われてもピンときたことがありませんでした。しかし言葉を置き換えてみたら、すっと腑に落ちたのです。それが「機嫌よくいる」ということです。つまり、あらゆる指標を自分のその時の「機嫌」にすると、瞬間瞬間でベストチョイスができやすくなるし、自分を不当に苦しめる選択をすることが減ります。たとえば苦しい状況にあるときは「あれ、私の生きる目的&ミッションは機嫌よくいることだったハズ」と思えば、機嫌よい状態に戻る方法を真剣に考えられると思いますし(こういう動きをしてみてください)、「今の作業って、何のためにやっているんだろう」と感じたら、「そうそう、将来こうなると夢見ることが今の自分を満足させるからだった」と選択した理由に立ち返り、納得することができると思います。「未来<今」をしみこませるたとえば夜中にお菓子を食べるのがあなたにとって快楽ならば、無理にやめる必要はないですし、「そういう自分が嫌」という思いが勝れば、止めればいいのです。さらに「お菓子を食べ過ぎると朝胃が重くなるのよね~」と思うのならば、翌朝のために止めるというよりは、「翌朝苦しくない自分を選んだ今の私ってナイス」と今の満足を優先させて、止める選択をすればいい。未来は今のためにある「未来のために、今~~する」という考え方は、混乱を招きやすいです。というのも、私たちは「未来を今の地続きだ」と考えていて、今日の行いが明日に反映されると思ってしまうので、未来のために、今を使う習慣ができてしまっているからです。でも考えてみれば私たちって誰一人として、明日必ずしも生きている保証なんてないのですよね。確実なのは、「今このとき」しかありません。病気の人もそうでない人でも、明日…というよりも一秒後には、生きているかすら不確かです。だとすると、私たちが決められるのは「今」「この時」のことだけですし、行動をすべて今この瞬間に思い通りに行うことも難しいと思うので、できるのは「気持ち」や「あり方」を好きなようにすることだけ。
2018年11月18日俳優の佐藤隆太が主演を務める舞台『いまを生きる』の、生徒役ビジュアルが7日、公開された。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイ舞台化。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。公演は10月5日~24日、新国立劇場 中劇場にて行われる。厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じ、厳格なノーラン校長役に大和田伸也、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に冨家規政、 ノックスが一目ぼれするクリス役に羽瀬川なぎが決定した。生徒役には、中心的存在のニール役に宮近海斗(Travis Japan/ジャニ ーズJr.)、転校生のトッド役に永田崇人、無邪気なノックス役に七五三掛龍也 (Travis Japan/ジャニーズJr.)、素直でまじめなキャメロン役に中村海人 (Travis Japan/ ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に浦上晟周、正義感があるチャーリー役に田川隼嗣と個性豊かな男子たちが集まった。生徒役全員が集合しての撮影が行われたが、あっという間に意気投合した6名。それぞれが演じるキャラクターについて考え、話し合いながら表情やポーズを決めるなど、和気あいあいとした空気だった。
2018年07月07日俳優の佐藤隆太が、舞台『いまを生きる』の主演を務めることが11日、わかった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイ舞台化。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。公演は10月5日〜24日、新国立劇場 中劇場にて行われる。厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じ、厳格なノーラン校長役に大和田伸也、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に冨家規政、 ノックスが一目ぼれするクリス役に羽瀬川なぎが決定した。生徒役には、中心的存在のニール役に宮近海斗(Travis Japan/ジャニ ーズJr.)、転校生のトッド役に永田崇人、無邪気なノックス役に七五三掛龍也 (Travis Japan/ジャニーズJr.)、素直でまじめなキャメロン役に中村海人 (Travis Japan/ ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に浦上晟周、正義感があるチャーリー役に田川隼嗣と個性豊かな男子たちが集まった。上演台本・演出を手掛ける上田一豪は、「大人になり久しぶりに映画を見ると、キーティングの若さや青さに懐かしさや痛さを感じます。こんなに多面的な作品だったのかと驚きま した」と印象を明かす。「そこで舞台ではより人物の内面に迫れるように具体的な説明をそぎ落とし、それぞれの心の機微にフォーカスを当てていきたいと思っています」とプランを示した。○佐藤隆太コメント今回、出演のお話を頂き、驚きと嬉しさが入り混じり、一気に鳥肌が立つのを感じました。というのも、「いまを生きる」という作品は、かつて様々な映画を観て俳優を志していた頃、特に刺激を与えてくれた、自分にとって大切な作品であったからです。初めて観たのは多感な思春期の頃だったかと思いますが、キーティングのような先生の存在に憧れる気持ちがありました。特別な想いがある作品だからこそ、演じることに緊張感はありますが、今回ご一緒する皆さんと信頼関係を築いていきながら、自分たちならではの舞台版「いまを生きる」をお届けしたいと思っています。○宮近海斗コメント映画を観た時に、素直に最後のシーンで涙が溢れました。自分は今学生ではないのですが、そのぐらい生徒の気持ちに感情が入ってしまい、自分の高校時代などを思い出したり照らし合わせたりして、ロビン・ウィリアムズさん演じるキーティング先生に出逢っていたら、こんなに規則が厳しい学校だったら、男子校だったら、今の自分と違う人生を歩んでいたのかなぁ・・と思いました。そんな、自分にはない経験がニールという役では起こります。自分自身ではなく自分がニールという人間を着て、作品の中での出来事に影響を受けて役を作れるように稽古や本番に望もうと思います! 豪華なキャストの皆さまの中で、今から緊張しています。そして同じグループ(Travis Japan)のメンバーも出演するので、少し安心感はありますが緊張感は持ちつつ、ライバル心も持ちながらこのチームで切磋琢磨していきたいと思っております。ぜひお楽しみにしてください。○永田崇人コメント映画「いまを生きる」を観て、僕が演じさせて頂く“トッド”はとても内向的で臆病で、自分とは真反対に属する人間だと感じました。真反対だからこそ分かることを役に投影していけたらいいなと思っています。そして、何と言ってもキーティング先生が机の上に登るシーンにはとても勇気をもらえました。“物事の見方を変えること”今の自分にもとても響いた言葉でした。この作品通して、沢山のメッセージをお客様に届けることのできる舞台になると思います。皆様に勇気や渇望を与えることができたら嬉しいです。○七五三掛龍也コメント今回この作品に出させて頂くことになり凄く嬉しく思っています。この作品の映画を見て、自分らしく生きることの素晴らしさを強く感じました。この舞台を観に来て頂くお客様にも僕が感じたものを僕らしく伝えていきたいと思っています。そして、ノックスを演じるにあたって彼の生きてきた環境や性格など全てを知った上で僕にしかできないノックスを舞台上で表現できたらなと思っています。○中村海人コメントこの作品を映画で観ました。青春を謳歌する少年たちと暖かく優しい先生のもとで成長していく生徒達がすごくキラキラしていて楽しそうでした。僕が演じるリチャード・キャメロンは生徒の中でいちばん、根が真面目でいじられ役です。普段の僕もリチャードにそっくりだと感じていますので、この役と仲良く公演を歩いていきたいです! 初めての環境でのお仕事なのでいっぱい勉強して、吸収していきたいです。○浦上晟周コメントミークスを演じさせて頂きます、浦上晟周です。映画が公開されてから約30年、今でも多くの方々に愛されている作品に携われること、本当に嬉しく思っております。僕自身、ラストシーンに感銘を受けました。舞台に出演させて頂くのは久しぶりなので不安はありますが、素敵なキャスト、スタッフの方々と一緒に最後まで頑張りたいと思います。観てくださった方の中に、30年先もずっと残るような舞台になりますように。○田川隼嗣コメントこの度、チャーリーことチャールズ・ダルトン役を演じさせていただくことになりました。大人の圧力に屈しない高校生達の姿が舞台の上でどのように表現されるのか、とても楽しみです。チャーリーは男らしくて熱い男の子で自分が憧れる人物像でもあるので、演じられることが嬉しいです。お客さんの目から、耳から、チャーリーを感じてもらえるように精一杯頑張ります!
2018年06月11日ヤクザや闇金、半グレ…、いまや裏社会をテーマに据えたアングラな世界を生きる男たちを描いたアウトロー映画は、邦画の1ジャンルとして定着している。古くは東映ヤクザ路線に代表される、荒っぽい生き様を扱った『仁義なき戦い』や『トラック野郎』などの系譜で、“悪いヤツほどカッコいい”「悪漢」主人公への憧れを抱いた方も多いかもしれない。そんなアウトロー映画が、特に今年はイケメン注目俳優を迎えて次々に公開される。そこで今回は、特に不良感度が高い次の3作品をピックアップ。昨今、“無菌映画”ばかりの日本映画界。この3作品で、ハードボイルドな闇の匂いを感じてみてはいかが?■大谷亮平、映画初主演!『ゼニガタ』5月26日(土)公開表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ。苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。主演を務めるのは、本作が映画初主演の大谷亮平。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)で見せた優しいイメージや、今クールの注目ドラマ「ラブリラン」の“ワイルド甘々男子”から一転、表向きは居酒屋経営者、超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金業者役を熱演する。彼の元には、パンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たちがやってくる。債務者には、実力派女優が2人。ブランド狂いのキャバ嬢を同じく「ラブリラン」や『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美、無計画な脱サラ農家を「警視庁・捜査一課長」『花宵道中』の安達祐実が演じる。そのほか、小林且弥、田中俊介、升毅、渋川清彦ら骨太アクターが作品を盛り立てる。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は!?■役所広司&松坂桃李&江口洋介ら共演『孤狼の血』5月12日(金)公開『孤狼の血』は、広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×仁義なき戦い」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司・主演で実写映画化。メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督。そのほか、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストが脇を固め、東映のお家芸ともいえる悪漢ハードボイルド作品を、いまの日本に送り出す。昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織・五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明に。役所さん扮するベテラン刑事・大上章吾巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、捜査に乗り出すが…。■高杉真宙×加藤諒×渡辺大知『ギャングース』今秋公開未成年犯罪者への取材をもとに裏社会の実態を描いた、ルポライター・鈴木大介による同名人気コミックを実写映画化した『ギャングース』。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」『虹色デイズ』の高杉真宙、実写化『パタリロ!』の加藤諒、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知がトリプル主演を務め、『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』の入江悠監督がメガホンを取る。青春期のほとんどを少年院で過ごし、社会から見放されたサイケ、カズキ、タケオは裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」(窃盗、強盗)稼業に手を染める。暴力団排除条例で締め付けが厳しくなった裏社会を、3人はどう生き残るのか?裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている本作。旬の若手俳優たちが、これまでは演じたことのないキャラクターでどんな闇に染まっていくのか注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年05月06日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情196】自分らしく生きたいけど「自分らしく」がよくわからないとか、ついつい他人と比べてうらやましく思ってしまう……など、どこか自分らしく生きられていないと感じてる人もいるはず。そこで今回は、自分らしく生きるために心がけたいことをいくつか考えていきましょう。■友達は選んで付き合う人生は周りの環境で決まる、とも言われています。少なくとも「友達」の存在は、私たちの人生に大きな影響を与えているはずです。交友関係が広いと、社交的でかっこいいと思われがちですが、筆者は広い「だけ」の交友関係は無駄だと思います。友達は選びましょうよ。「友達を選ぶなんてヒドイ!」と思う人もいるかもしれないけど、ちゃんと選ばないから、対人関係で無駄なストレスがたまるのではないでしょうか?誰とでも仲良くできる能力(?)は素敵ですが、嫌われたくないために八方美人になったり、「〇〇さんの近くにいないと私も悪口言われるのかな……」とヒエラルキー的なものに怯え、無理にグループに属して仲良くしたりしてる時点で、自分らしく生きられてないですよね?一緒にいても成長できない人、心地よくない人とは、別に無理して一緒にいる必要はないと考えてるんです。とはいえ、苦手な人に冷たくしろってわけではないですよ。オトナなので、お互いに気分悪くならないように最低限のマナーは忘れないこと、例えば、会ったら笑顔で挨拶するとかは必要ですからね。(余談ですが、筆者は、顔見知り程度の相手を簡単に「友達」呼ばわりする人ほど信用しません)■自分で自分を責めない「なんであの時もっとこうしなかったんだろう、だから自分はダメなんだ」とか「どうせ自分なんて愛されるに値しない」など、無駄に自分を責めてる人、いませんか?何かうまくいかなかった時など、まずかった点を反省して改善するのはすごく大事なこと。ですが、責める必要はないと思うんですよね。だって、本当に問題があったら、他人がそう言ってくれますから。自分を責めるくらいなら、なぜこれはうまくいかなかったのかと原因を探したり、他の方法を見つけたりしたほうがいいですよ。自分らしく生きたいのであれば、無駄に自分を責めないこと。自分で自分を愛してあげなかったら、誰がそうしてくれるでしょうか?■大切にしてくれない人とは離れる自分を大事にすることは何より重要です。そして、あなたを大切にしてくれない人とは離れるべき!愛情を注いでもスルーするような相手と一緒にいたって幸せなんて感じないでしょう?そんなんでは心が荒みますよ。「相手に愛されないのは、自分に価値がないからじゃないか?」って考えてしまう人もいそうですけど、価値がないと思い込んでいる時点で自分を大事にできてないですよね?世の中にはたくさんの人がいるっていうのに、その人じゃないとダメな理由ってなんです?そんな相手と一緒にいても良い関係なんて築けやしないですよ。大事にしてくれない人は、別にあなたの人生に必要ないでしょ?ちゃんと愛して、慈しんでくれる相手と一緒にいたほうがいいと思います。■終わりに自分らしく生きるためには、まず、自分を信じて大事にすることが大切です。自分の心の声に耳を傾けたり、大切なペットやぬいぐるみをかわいがるように、自分自身をそっと抱きしめてあげたりしてくださいね。
2018年05月02日ストレス社会に生きる私たちは、いつだってお疲れモード…。職場や家庭で、何かしらの悩みを抱えながら生きているのではないでしょうか?そんな今こそ「ストレスフリー」に生きるべき!ストレスフリーに生きるコツは、“ありのまま”を受け入れることです。自分のありのままを受け入れて、あなたの持つ魅力を上げましょう!悩みっぱなしの毎日にうんざりしていませんか?誰しも、大なり小なり悩みはあるはずです。そして、悩みのせいで常にイライラしながら過ごしていると、家族や恋人に八つ当たりしてしまうことも…。結局、自己嫌悪に陥るというスパイラル…。もう、イヤ!そんな今こそ、「ストレスフリー」に生きましょう!同じ毎日でも、少し視点を変えるだけでハッピーに過ごせるものなのです。ストレス社会で生きる自分をいたわりながら、魅力アップを狙いましょう!1. 100点でなくてもいいじゃない!いつでも完璧、100点満点を目指すのは今日で終わりにしましょう。完璧主義でストイックに生きている人は、確かにカッコイイし尊敬できるけれど、いつでも近くにいたいかと聞かれると…。ん~、ちょっと疲れてしまいますよね。もしあなたが、仕事も恋愛も人間関係もすべて完璧でありたいと考えているなら、一度心をリセットしてみて。満点のあなたより、合格点のあなたの方が不思議と魅力的に見えるものなのです。知らず知らずの内にまとっていた話しかけづらい雰囲気を捨てることで、リラックスしたあなたの元へ人が集まることでしょう!2. 他人の評価を気にしないこれをしたらどう思われるだろう?ここでは話を合わせておくべきかな…。そんな風にいつもびくびく他人の評価を気にするのは、一旦お休み。あなた自身の考えで動き、あなた自身の言葉で話してみましょう。自分のしたいことを我慢したり、言いたいことを飲み込んだりするのは、ストレスとして自分の中に溜まっていきます。そうしていると、その内に自分では抱えきれなくなって爆発するしかありません。自分をいたわる気持ちで、今まで抑えていた気持ちをほんの少しだけでも表してみましょう。周りの人は、あなたの新しい一面を知って魅力的だと感じるはずです。3. 苦手な人とは距離を置く誰とでも仲良く、楽しく過ごせたら、私たちのストレスはずいぶん軽くなるはずです。しかし、なかなかそう上手くはいきませんよね。どこに行っても、苦手なタイプの人はいるものです。苦手な人と一緒にいると、イライラしたり笑えなくなったりします。ここはスパッと割り切って、苦手な人とは距離を置きましょう。無理に話を合わせたり、我慢して一緒にいる必要はありません。もちろん、職場の人なら嫌でも関わらないといけない場合も出てきますが、それは仕事と割り切って!仲良しこよしでなくても仕事は進んでいくもの。苦手な人と距離を置くだけで、心がすっと軽くなることを感じられるはずですよ。4. 選択肢を減らす私たちは、さまざまな選択を繰り返しながら生きています。そして、選択肢が多ければ多いほど、決断することがストレスになってしまいます。どれを選ぶべきか悩んだときは、子どもの頃を思い出してみるとよいでしょう。欲しいもの、したいこと、楽しい方など、自分が望むものを選んでいたはずです。欲しいのか、欲しくないのか。やりたいか、やりたくないか。楽しいか、楽しくないのか。選択肢をシンプルにすることこそ、ストレスフリーに近づくコツです!5. ありのままを受け入れるあの子みたいに可愛かったら…あんな風に振る舞えたら…。大人になるにつれて「どうせ私なんて」と自分を蔑むことが増えてはいませんか?それでも、あなたはそのままで美しいということを忘れないで。自分のありのままを受け入れること。それには自分と向き合う勇気が必要です。まずは、今まで自分を納得させるためにしてきた言い訳を捨てて、ゆったりと構えることです。背伸びはやめて、あまり無理はしないように。ありのままを受け入れることで、求めるものや見える景色も変わってくるのです。6. 物事に白黒つけない何でも白黒つけなきゃ気が済まないようでは、素敵な女性にはなれませんよ。そういう生き方は、サバサバしているとか、自分の意志があるというのとはまた少し違うもの。世の中には、白黒つけるのが難しい物事が多く存在します。無理やり分類しなくても、グレーゾーンがあったっていい!むしろ、その曖昧さを楽しめるようにならなくちゃいけません。白でも黒でもなく、グレーもあるんだと広い心を持つことで、凝り固まった考えが溶け出してくるはずです。その内に抱えなくてもよかったストレスから解放され、柔らかい雰囲気をまとえるようになります。ストレスフリーに生きよう!今日明日でストレス社会から解放される、なんてことはありません。それでもここで生きていかなくてはならないのなら、こちらの意識を変えるしかないのです。できない自分も、苦手な人と上手く付き合えない自分も、受け入れてあげましょう。それは、諦めているのでも、サボっているのでもないのです。お疲れ気味の自分にムチを打つのは可哀想です。ゆるく、決して無理はしないで、ストレスフリーに生きましょう!そうしていると、自然と魅力も上がっていくのです。
2018年03月03日自分に突きつけたくなる人生哲学。吉野源三郎さんによる歴史的名著『君たちはどう生きるか』が、羽賀翔一さんによっていまマンガで蘇る。「原作を読む前は、タイトルのイメージから勝手に『説教くさい本なのかな』と思っていました。ところが、読み始めてみるとすぐに、コペル君や浦川君など悩める登場人物に感情移入できた。これは教養だけの本ではない、純粋に物語として面白いと夢中になりました」現在、発行部数95万部と快進撃を続けているマンガ版の『君たちはどう生きるか』。それを手がけたのが羽賀翔一さんだ。本書のベースになっているのは、児童文学者で編集者としても辣腕を振るった故・吉野源三郎さんによる同名の名著。慕っている叔父さんから〈コペル君〉というあだ名を付けられた中学2年生の少年が、その叔父さんとの対話を通して、友情やいじめ、貧困、勇気などさまざまな人生テーマに向き合い、成長していくストーリー。「僕のデビュー作『ケシゴムライフ』というマンガも、日常のワンシーンの向こうに、小さな思いがつながり、記憶に刻まれるドラマが生まれる、そんなときの感情を描いているんですね。ちょっとおこがましいですが、吉野さんと僕の感性はもしかすると近いのではないかと感じオファーされたマンガ化にぜひ、挑戦したいと思いました」こだわったのは、原作の持ち味は壊さず、同時に、マンガとしての魅力も加味することだ。「たとえば、コペル君が浦川君の家の貧しい境遇を知って、それによって浦川君の人間の大きさに気づく場面があります。コペル君が叔父さんにその話をすると、叔父さんも〈じっとしていられなくなってきた〉と言い、連れだって歩くのです。ひとまわり成長したコペル君に刺激されて、叔父さんもまた変化したことを表現したのですが、それは原作にないのだと説明すると、結構驚かれるんですね。実際、このあたりのネームを担当さんに見せたときに、『コペル君と叔父さんの関係性がよくわかります。羽賀さんなりのキャラクターがつかめましたね』と言われて。叔父さんはコペル君のメンター(助言者)であり、バディでもあるという描き方にすると決めました」また、本書のキモでもあるコペル君宛ての手紙〈おじさんのNOTE〉は、その構成を踏襲。叔父さんの手紙はあえてマンガ化せず、文章のまま、載せた。「文章のパートでは、“ノートを持っているコペル君の指”を絵にしているんですが、指の描き方は幾通りも変えました。『この部分を読むときは、コペル君も力が入ったんじゃないかな』と思ったら、ぎゅっと力が入った感じの指にしてみたり」そうしたディテールにもぜひ注目。読み返すたびに気づきがある、いまいちばん読みたいマンガなのだ。友達を裏切ってしまったという深い後悔に苛まれるコペル君に、叔父さんが差し出してくれたノート。自分で考え、踏み出すことの大切さを学ぶ。マガジンハウス1300円(C)羽賀翔一/マガジンハウスはが・しょういちマンガ家。2010年、MANGA OPEN奨励賞受賞。’11年に「ケシゴムライフ」を集中連載の形で発表、’14 年に単行本化。他の著作に『昼間のパパは光ってる』。※『anan』2018年1月17日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年01月10日「いま思えば、白血病の彼の淡々とした姿に、私自身の生きづらさがリンクしたんだと思います。彼も、本当の自分を後回しにしているように見えた。まわりに、とくに親にね、迷惑をかけないように頑張っているというか」 そう当時を振り返るのは、女優の東ちづるさん(57)。「お嫁さんにしたい」ともてはやされていた25年前。東さんが、たまたま自宅で情報番組を見ていると、画面に17歳の高校生が現れた。 「彼は白血病でした。私の故郷、広島の因島の男のコで、余命幾ばくもないかも、と」(東さん・以下同) 気になったのは、取材を受けている少年の、あまりにも淡々とした様子だった。 「なぜかすごく引っかかったんです。死を見つめているはずなのに、泣くでも怒るでもない。彼はどうして出演をOKしたんだろう。だって、全国ネットで自分の病気を公表するんですよ」 少年の本当の気持ちが知りたくて、「居ても立ってもいられなくなった」。連絡先を調べ、彼の自宅に電話。そんな衝動は初めてだった。 「じつは、あのころの私は、周囲の期待どおりに振る舞いながら、ひとりになると、わけのわからない焦燥感に押しつぶされそうだったんです。『生きていて何の意味があるんだろう』とか」 ――東さんは、1960年、広島県因島市(現・尾道市)に生まれた。造船関係の仕事をしていた父25歳、会社員の母21歳という若い共働き両親の初めての子どもだ。 「母は、子育て本を読みあさって、それはもう一生懸命に私を育ててくれた」 “女のたしなみ”として常に薄化粧をし、家族にも素顔を見せないしっかり者の母親である。幼い東さんは毎晩、本の読み聞かせをしてもらい、小学校に上がるころには、自分から2歳年下の妹に読み聞かせをした。 「母から『1番がいいのよ』『優しい子がいいのよ』『ちゃんとしなさい』と教えられて、子どもってやっぱり親に褒められたいですから、応えちゃうんですよ。そうしたら『いい子ね。つぎも頑張ろうね』って言われて、また頑張って」 教師たちからも一目置かれ、もちろん成績はずっとトップクラスだった。当時の東さんは、周囲の期待を感じてなんとなく教師を目指していた。しかし広島大学の教育学部を受験して失敗。その通知を受け取ったときの母親の言葉が忘れられない。 「母は、ボソッと自分自身につぶやくように言ったんです。『18年間の期待を裏切ったわねえ』って。それはとてもリアルで」 周囲からは浪人を強くすすめられたが、母親の言葉に何かが吹っ切れたのだろう。東さんは大阪の関西外国語短大に滑りこみ、都会の一人暮らしとキャンパスライフを謳歌。卒業後は、大阪ソニーに入社したが、スキーのインストラクターになろうと4年で退社。 ところが、飛び入り参加したオーディションに合格し芸能界入り。関西の番組リポーターとして飛び回る。そして’87年、27歳のときに『金子信雄の楽しい夕食』(朝日放送)で全国ネットにデビュー。2年後には『THE WEEK』(フジテレビ)の司会に抜擢されて上京し、複数のレギュラーを持つ売れっ子となった。 「とにかく忙しくて、本当の自分がどういう人間かなんてこともわからない。でも、例の『お嫁さんにしたい』と言われたころから、素の自分とのギャップを感じはじめたんです。私、違うって」 白血病の少年に連絡を取ろうとしたのは、32歳のそんなときだった。 《ちづるさん、どうか協力してください。骨髄バンクのことを多くの人に知ってもらいたいんです。啓発のためのポスターを作ってください》 少年の家に電話をしたとき、電話口に出た父親とは、さしたる話もできなかったが、その後、彼の妹から分厚い手紙が届いたのである。 「読んで、最初は無理だと思ったんです。私はノーギャラでいいけど、ポスターを作るには多くのスタッフの力やお金が必要です。でも、『お兄ちゃんに死んでほしくない。治療法はあるんです』という文面に動かされて」 東さんは仕事で親交のあるカメラマンなどクリエーターたちに声をかけた。すると、一流のプロたちが二つ返事で快諾してくれたのである。 「そのうえ、撮影スタジオ代や印刷代なども、みんなでカンパし合って、ポスターが完成したんですよ。この経験で私は、お金がなくても、利益や利潤につながらなくても、人は誰かのために動いてくれるということを知りました」 それはまさに、いまの東さんの活動の原点だった。以来25年、東さんが関わってきたボランティア活動・社会活動は多岐にわたる。「あしなが育英会」。障害者アーティストを応援する団体。3.11後は被災地支援に力を注ぎ、「世界自閉症啓発デー」では、国連が定めた癒しの色・ブルーで渋谷や原宿の街を染めるという一大イベントも仕掛けた。国内だけでなく、戦争で傷ついた子どもたちのリハビリを行う「ドイツ国際平和村」の支援もしている。 それにしても、なぜボランティアを続けるのだろう。ニコッと東さんは笑った。 「最初は『救いたい』とか「癒したい」と思っていたんです。でも、“上から目線”の自分の態度が気持ち悪くなってきて。続けていくうちに、『私が癒されてるんだ』と気づくんです。あるがままのみなさんと一緒にいると、私も素でいられる。居心地がいい。ということは、この活動を求めているのは私なんだ、と。そうしていくうちに、『私、なんかつまらない優等生をやってたな』と自分を振り返れるようになったんです。もっと言いたいこと言って、弾けるような子ども時代を送りたかったとか、大人の目を気にしてたな、とか……」 ボランティア活動のきっかけになった“白血病の高校生”と、東さんは対面を果たしている。訪ねてきてくれた彼は、幸い薬物療法が効いて健康を取り戻していた。「東さんは、たくさんの白血病患者の命の恩人です」。彼の言葉に、東さんもまた心からの感謝をこう口にしたという。 「あなたこそ、私の人生の恩人なんですよ」
2017年12月09日バブルがはじけて、もうどのくらいになるかしらね?景気が悪くなってから「老後が心配で…」という相談をよく受けるようになりました。年配の方からそういう相談を受けることは前からあったけれど、いまは若い人までが同じようなことを言うようになったのね。年功序列で長く勤めれば自動的にお給料が上がっていく仕組みがガラリと変わってしまったのだから、不安な気持ちもわかります。昔は会社が定年まで面倒見てくれたものだけど、いまの若い人たちは中高年の人たちがどんどんリストラされていく姿も見ているし、年金だって先行き不透明って言われていますから、心配になるのもしかたがないのかもしれないわね。でもね、20年、30年先のことを心配してもしょうがないの。人生ってそうそう自分の予想通りにいくもんじゃありません。戦後、日本があれだけの経済成長をとげるなんて、だれが予想したでしょう。逆にオイルショックなど、いまだけじゃなくて昔も不景気だった時期はあるの。景気は人生と同じ。浮き沈みがあるものなのよ。いまの不景気は長引いてしまっているから、ずっとこんな状態が続くように思ってしまうかもしれないけれど、そんなことないの。私はそのうち必ずまた景気はよくなると思っていますよ。第一ずっと先の将来のことばかり心配していたら生きていくのがイヤになっちゃうでしょう? 遠い将来のことを考えるなら、夢や希望だけでいいんですよ。それよりもね、若い人にはちょっと先のことを見つめてほしいと思います。まずは「ステキな恋愛がしたいわ」とか「今度の企画が通ればいいな」なんてね。 それからのことは「その人とこんな結婚式をして、こんな家庭をつくって…」とか「自分の実力が認められて出世して、後輩や部下から慕われるような上司になって…」とか、そういうふうに想像するほうが夢があっていいと思いませんか?結婚相手さえ決まらないうちに老後のことを考えたって無理があるじゃない?いま、結婚する気がない人だって、いつかやっぱりしたいと思うかもしれないわよ。私だって一度目の結婚に失敗してから「もう結婚なんてコリゴリ」って思っていたけれど、50歳を過ぎていまの主人と再婚したんですから。子どものことだってそうよ。子どもが生まれて本人の性格をみて初めて、どういう育て方がいいのかを決められるんです。その子どもはエリートコースに乗っかって老後の面倒を見てくれるような優しい子になるかもしれない。だけど、人生の落伍者になって面倒をかけられっぱなしになる恐れだってあるわけです。そんなふうに未来なんてなにがどうなるかわからないんだから、先々のことを心配するより、いまやるべきことを考えていくほうがずっと建設的。将来のことばかり考えて、いま立ち止まってしまったら、うまくいくはずの人生だってそこで止まってしまいます。毎日の積み重ねがあって、それが将来へとつながっていくんだから、今の一日一日を大切にしてくださいね。 【仕事徹底占断】あなたの秘めたる才能・天職・助け人・生涯財産
2017年11月03日条件のいい男性は、賢く生きている女性と付き合っている傾向にあります。そのような女性は、男性の前では違う顔を見せることがありますが、それが男の人が好む姿なのかもしれません。賢く生きる方法をご紹介します。いつもニコニコ!愛想よく振舞う!男性が好む女性のひとつにニコニコしていて愛想がいいことがあがります。彼の話を聞いている時に、面白くない話や興味のない話であっても、ニコニコと聞くことで印象を高めることができるのです。また、最初に多くの人に優しさや可愛さをアピールすることで、これからの選択肢を増やすことができます。気に入ってくれる男性が多ければ多いほど、自分の好きな条件で選ぶことができるのです。特別感を与える!彼に特別感を与えることは、気持ちをグッと掴めることができ結婚などへの一歩に繋がります。例えば「このようなデートは初めてで楽しかった」「こんな優しい人に出会ったことはない」などの言葉をかけると男性は嬉しくなるのです。このように、あなたは特別という気持ちを伝えることが大事で、その言葉が偽りであったとしても構いません。男性に媚を売ることも大切で、可愛らしい女性の印象を与えるだけで特別な存在になれるのです。自分のことをあまり話さない!自分のことを話さない女性は、相手がもっと話してみたいと興味を持つ場合があります。最初の会話の際は、そのような計算をして好印象を与えつつも謎を残すと、次のデートに誘ってもらう可能性が高まるのです。最初からいろいろな男性と仲良くしていると対象外になる場合があるので、数人に絞って謙虚にすることも意識しましょう。好みの男性やいい条件の人を選ぶことができることは、賢い生き方に繋がります。男性の好きな行動やタイプを知ることで普段とは違う姿であっても行動に移してみるといいかもしれません。
2017年05月22日~生きることは辛いこと、だから進歩がある〜私は常々、この地球上の人生は修行の場なので辛くて当たり前、苦しく哀しいのが当たり前と言っております。それは、人生を悲観している意味ではなく、辛いことが多かったからこそ、楽しいこと、嬉しいことが際立ってありがたく嬉しく感じられ、人生に希望の歓びが持てるという極めて前向きな考え方を言っているのです。幼児の頃からどんなに辛いことでも人は誰でも必ず乗り越えられたからこそ、大人になれたのです。悪いことは長くは続かなかったのです。逆に良いことも同じく長くは続きません。しかし、この世は道場だから辛いことしかないという心構えと覚悟の方が、何事が起きても動じないし、赤ん坊の頃から生き抜いてきたのが証拠で今度も「絶対に乗り越える」と強い意志があれば克服できる、現に今迄出来たからこそ現在の自分が存在しているんですから。その繰り返しで人は成長していくのです。神仏の人格に近づくために。
2017年03月27日「自分がどう生きていくべきか、ちゃんと決めていますか?」・・・・・・なんて、学校の先生のような堅苦しい話をするつもりはありませんが・・・・・・でも、どう生きるかを自分なりに決めている人のほうが、モテやすいです。■■自分がやらないことを決めるどう生きるか決めているというのは、自分がやらないことを決めているということです。たとえば、朝の満員電車に乗らない生き方をしたいというのも、どう生きるかのひとつの答えなわけです。満員電車に乗らない生活をしようと思えばたとえば、近所の会社で働くしかないとか・・・・・・自宅でできる仕事をするとか、必然的にやれることが決まってきますよね。生きる選択肢が狭くなるわけです。満員電車に乗ると、都心のおしゃれな会社を、就職先として選び放題ですが(実際は選び放題というほど恵まれている人は少ないと思いますが、選択肢の多さだけを見ると選び放題でしょう)、満員電車に乗らないと決めたら、選択肢が限られてきます。***それでなぜモテるのか?といえば、まずひとつは、やりたくないことをイヤイヤやっている人のことを、人はふつう好きにならないからです。美人とかスタイルがいいとか、男子って、女子のそういうところをよく見ていますし、そういうところに敏感に反応します。それとおなじくらい「イヤなことを長時間やっている人かどうか」というのも、敏感に感じ取っているわけです。■■男子は「わかりやすい女子」が好きふたつ目の理由は、絶対にやらないことを少なくとも最低1つ決めると、不思議と生き方や考え方がしっかりしてくるのです。たとえば、「絶対に貧乏だけはしたくない」と思って、Wワークをしている女子がいます。「貧乏だけはしない」というポリシーにもとづいて生きている女子です。そういう女子は、かなり考え方がしっかりしています。水商売なんてしょせん・・・・・・と、世間の口が悪い人々は言いますが、そんな悪口を言っている人がすごく幼稚に見えるくらい、しっかりした考え方をしていたりします。おそらく「絶対やりたくないこと」を、ホントにやらずにすんでいるわが人生に感謝しているから、生き方がさっぱりはっきりしてくるのかもしれません。あるいは、やりたくないことをやらなくて済んでいることについて、ある種の優越感を抱いているから、しっかりしているように見えるのかもしれません。***考え方や生き方がしっかりしてくると(はっきりしてくると)、モテるようになります。どういうわけか、男子は、そういう女子に気持ちが向くのです。おそらくそれは、男子にとって「わかりやすい女子」だからでしょう。なにをしたいと思っている女子なのか明確にわかるとか、なにが好きでなにが嫌いな女子なのかが、雰囲気だけで感じとれるとか・・・・・・そういう意味において「わかりやすい」つまり男子が理解しやすい女子だということです。恋愛においても、テレビドラマでも、映画でも小説でも、なんでも、人の支持を得ようと思えば、わかりやすさって、絶対に必要なものです。わかりやすさは、「これは絶対にやらない」というのを1つ決めると、自然とその人のカラダからにじみ出てきます。そういう人は、たとえルックスがかわいくなくてもモテるのです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月21日職場で、家庭で、学校で、何かとストレスの多い社会に生きる現代女子たち。いま、疲れた心をじんわりと和らげ、読んだあとに「優しい気持ちになれる」「人との繋がりに癒される」と定評のある小説家の代表格が、瀬尾まいこだ。そんな女子たちの心に寄り添う“瀬尾ワールド”は、これまでも2作品が映画化されており、2017年には、瀬尾作品の中でも“傑作長編恋愛小説”との呼び声も高い人気作「僕らのごはんは明日で待ってる」が映画化される。今回は、そんなストレス社会に生きる女子たち必見(!?)、癒され度100%の“瀬尾ムービー”に注目した。(1)【一人暮らしの働く女子に】 いますぐ家族に会いたくなる『幸福な食卓』ある家族の崩壊と再生の軌跡を描いたヒューマンドラマ。突然、食卓で父(羽場裕一)が発した「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」というひと言から物語が始まる本作は、歯車の壊れた家族の日常を、一家の長女である佐和子(北乃きい)の目線から描く。成績はいつも学校で一番だった兄の「直ちゃん」(平岡祐太)は大学進学を辞めて農業をやり、「母さん」(石田ゆり子)は家を出て一人暮らし。それでも連絡を取り合う両親と、毎日の食卓は健在するという不思議な一家。登場人物たち1人ひとりが愛おしくなるほどの“瀬尾まいこらしさ”全開な本作は、思わず家族に会いたくなるかも。(2)【都会の生活に疲れた女子に】豊かな自然と“ヌクメン(!?)”に癒される『天国はまだ遠く』本作は、人生に疲れ果て田舎の街を訪れた千鶴(加藤ローサ)と、民宿を営む地元青年・田村(徳井義実)との心の触れ合いを描いた、切なくも温かい大人の恋愛ファンタジー。日本三景に選ばれる天橋立で有名な京都府宮津を舞台としており、素朴な民宿や豊かな自然、ちょっと大雑把だけれど何気ないやさしさをくれる”ヌクメン”田村に心を解きほぐされていく千鶴と同様、都会の生活に疲れた女子の心をそっと癒してくれること間違いなし!休日をのんびりまったり過ごしたい女子にオススメの1本。(3)【一途に愛されたい女子に】7年越しの恋に“うるキュン”『僕らのごはんは明日で待ってる』恋愛映画初挑戦となる中島裕翔主演の『僕らのごはんは明日で待ってる』は、無口でネガティブな男子・亮太(中島さん)と、そんな亮太とは対照的に太陽のように明るく超ポジティブな女子・小春(新木優子)の7年越しのラブストーリーを描いた“うるキュン”ムービー。ある“秘密”を抱えた小春は亮太に別れを切り出すも、彼女に隠された“秘密”を知ったとき、再び彼女の元に走り出す亮太の一途な愛とやさしさに、思わず“うるうる”させられ、最後には“キュン”とさせられること間違いなし。人生の楽しい日もつらい日もリアルに描きながら、温かな感動が待つのは瀬尾作品ならでは。メガホンを取ったのは、『箱入り息子の恋』で第54回日本映画監督協会新人賞を受賞するなど、いま日本映画界でじわじわと話題を集める市井昌秀監督。亮太がカーネル・サンダース像を抱えて走るシーンなど、原作にはない市井監督らしいオリジナルな展開を交えながらも、”瀬尾まいこ流”ともいえるコミカルな会話や温かく優しい雰囲気がつまった作品に。新年早々、一途男子にたっぷり愛された気分を味わえる(!?)フリーの女子たち必見の1本となっている。ストレス社会に生きる女子たちよ、日常に疲れたときは、優しさにあふれた”瀬尾ワールド”全開の映画で癒されてみてはいかが?『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月11日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が4日、自身のブログを更新。「『生きたい』のではなく、『生きる!』のでした」とつづった。3日のブログで「強烈に、想いました。生きたい。もっともっと思い出をつくりたい」と強い思いを明かしていた麻央。この日は、「生きる」というタイトルで更新し、「皆様、メッセージありがとうございます」と感謝し、「『生きたい』ではなく『生きる』と思って下さいという言葉を見て、心が晴れました」と伝えた。そして麻央は、「『生きたい』のではなく、『生きる!』のでした」とあらためて記し、「『~したい』だといつまでも、そうなれるよう未来を追いかけ続けなくてはいけないですものね。それは疲れます。もう『生きる』道を選んで、既に歩いてると思うと、自信が湧きます」と2つの言葉の違いを述べ、「大丈夫!」と自分に言い聞かせるようにつづった。
2016年11月04日