今週末、7/7(土)-7/8(日)に東京・中目黒で行われる2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」では、これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや箸置きたちが大集合します。それと同時にオンラインや店頭では、作家さんや、料理家さん、インスタグラマーさんたちなど、18名の方々にお気に入りの豆皿についてお伺いした「わたしのお気に入り豆皿」展を開催♪店頭では、気になるあの人のお気に入り豆皿が手に入るかもしれません!ぜひチェックしてみてくださいね。■ 作家さんに、インスタグラマーさん♪18名のとっておき豆皿エピソード<インスタグラマーのんさん(@non_la_non) のお気に入り豆皿>冒頭の写真は、インスタグラマーのんさん(@non_la_non)からの1枚。季節を感じるインスタグラマーのんさんの食卓には、やさしく花咲く阿部春弥さんの牡丹豆皿が並びます。今回はそのコーディネートテクニックと、阿部春弥さんのうつわにに合うおかずのレシピをたくさんお伺いしました。⇒ インスタグラマーのんさん(@non_la_non) のお気に入り豆皿 <インスタグラマーAliceさん(@alice_xx0519) のお気に入り豆皿>インスタグラマーAliceさん(@alice_xx0519) から届いたのはある日のおうちランチ。そうめんにのせた自家製「山形ダシ」は、この時期ごはんや冷奴にのせても美味しいお気に入りレシピ。今回はAliceさんにその自家製山形ダシのレシピについてお伺いしています。⇒ インスタグラマーAliceさん(@alice_xx0519) のお気に入り豆皿 <安福由美子さんのお気に入り豆皿>以前はカフェをされていた作家の安福由美子さんは、お料理上手で、盛り付け上手。そんな安福さんには、3つのおつまみレシピとちょっとした盛り付けテクニックを教わりました。⇒ 安福由美子さんのお気に入り豆皿 <インスタグラマーMariさん (@mari_kitchen) のお気に入り豆皿>黒いうつわが大好きなインスタグラマーのMariさん (@mari_kitchen)。その魅力と、ご自宅の食卓でコーディネートする際のコツについてお伺いしています。⇒ インスタグラマーMariさん (@mari_kitchen) のお気に入り豆皿 angersでお世話になっている作家さんや料理家さん、インスタグラマーさんなど、総勢18名のお気に入りの豆皿をちょっぴりのぞき見。盛り付け方のテクニックや、おすすめお菓子情報など、18名のとっておきエピソードが満載のオンラインページをチェックして、ぜひ店頭に遊びに来てくださいね♪ 作り手さんのはなし 器のはなし ■食のはなし
2018年07月05日7/7(土)-7/8(日)に東京・中目黒で行われる2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」では、これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや雑貨たちが大集合します。今日はその中から、アクセサリー作家・fuji-galleryさんの小さなアクセサリーたちをちょっぴりご紹介!こちらはすべて店頭限定商品。是非チェックしてみてくださいね。■ fuji-galleryさんの陶器でできたアクセサリーアクセサリー作家・fuji-galleryさんから届いたのは、陶器でできたアクセサリー。耳元につけるイヤリング/ピアスだったり、胸元にそっとさすブローチだったり。土の温かさを残しながらも軽いから、これからの季節のおでかけに耳元や胸元をさりげなく彩ってくれますよ。こちらはポップアップショップ「angersの小さなうつわ市」店頭限定商品。数に限りがありますのでお早めにチェックしてみてくださいね。どこかほっこりとする、陶器でできたピアスやイヤリング。Tシャツ&デニムといったシンプルなスタイルにプラスしてトリや、スクエア型も。お洋服に合いやすい様々なお色をご用意していますよ。こちらはブローチコレクション。タンポポに、リースにトリ。胸元のほかにも、バッグや帽子などにちょこんとつけて楽しめます。特別な日にも、普段使いにも。いつものスタイルにプラスするだけでおでかけがぐんと楽しくなるような、fuji-galleryさんのアクセサリーたち。ぜひ店頭でお気に入りを見つけてくださいね。 ■ファッションのはなし 作り手さんのはなし
2018年07月05日7/7(土)-7/8(日)に東京・中目黒で行われる2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」では、これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや箸置きたちが大集合します。今日は、angers初登場となる阿部慎太朗さんのうつわの一部をちょっとだけご紹介!店頭限定となるのでぜひお早めに覗いてみてくださいね。■ 阿部慎太朗さんの柔らかなグレーのうつわたち阿部慎太朗さんは、茨城・笠間で作陶をされている作家さん。最近は益子の陶器市にも出店されているのですが、angersのバイヤーがうつわパトロールに行く頃にはすでに阿部さんのテントはガラーン。連日朝7時には100名以上もの行列ができて、早い時間に完売してしまうのだそうです。何度かご相談をし、今回ようやくご参加いただけることになった阿部慎太朗さんのうつわたち。ガラス質の釉薬のグレーのトーンがとても柔らかで、どこか温かな気持ちにさせてくれるうつわです。「花冠レリーフまめラヴィエ」。薄いペールグレーに花冠のレリーフが優しく浮かび上がります。トーストにのせるバターをのせたり、おもてなしに焼き菓子をのせたくなる豆皿です。アンティークのピューター皿のような線を持ちながらどこかすっきりとした佇まいの「花形リムまめ皿スクエア」。ひとさらの中で移りゆくグレーの色合いが、眺めていて楽しい阿部さんのうつわです。今回阿部さんにご用意いただいたのは、人気のレリーフ皿や6寸皿、豆皿などを合わせて、2日間で100枚ほど。阿部さんのご厚意により、もう少し追加いただける予定です。初日と2日目でストックを分ける予定ですが、いずれにしても数が少なめ。気になる方はぜひお早めに遊びにいらしてくださいね。※阿部慎太朗さんのうつわは1組さまにつき10枚までとさせていただきますことをご了承ください。※ラインナップは最終調整中です。お写真のものは販売予定ですが、窯の調子等で変更になってしまう可能性がございます。これからのご活躍も楽しみな阿部慎太朗さんのうつわたち。ぜひこの機会にお手に取ってみてくださいね。 ■食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2018年07月05日いよいよ今週末となった、2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」。これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや箸置きたちが大集合するイベントです。会場には、新しい作家さんたちのうつわのほか、アンジェおなじみの人気作家さんたちのうつわも再入荷!今日はその中から、2名の作家さんの再入荷アイテムを一部ご紹介しますね。■ 松尾直樹さんの輪花のうつわたちも再入荷2日間限定ポップアップショップ「angersの小さなうつわ市」では、オンラインで人気だった松尾直樹さんの輪花のうつわたちが再入荷します。こげ茶色を帯びた趣のある黒に、揺らぎが美しい白。松尾さんの輪花のうつわたちがどこかスタイリッシュに瞳に映りこむのは、きっと、そのふたつの色のせい。花びらの一枚一枚に陰影を纏った、松尾直樹さんの輪花のうつわたち。心をこめて作ったものはもちろんのこと、ちょこんとのせるだけで昨夜の残り物や買ってきたお惣菜までとっておきのご馳走にしてくれるうつわは、インスタグラマーのt_ammyさんもご愛用中です。t_ammyさんは輪花鉢をご使用中♪■ 1年待ちのsu-nao homeさんのうつわも!アンジェでもおなじみのsu-nao homeさんにもご相談をして、普段はなかなか手に入れることのできないうつわたちも再入荷することになりました。しかもお作りいただいたのはあの大阪の震災の時。(su-nao homeさん、本当にありがとうございました!)地震にも負けなかったうつわは、私たちにきっと元気をもたらしてくれますよ。ラインナップは豆皿や、深鉢、リムプレート大/中サイズなど。薄くて軽く、そしてどんな料理も引き立ててくれる大らかなマット黒のうつわたち。ごくごく少量の入荷ですのでぜひお早めにいらしてくださいね。今週末は、東京・中目黒で行う「angersの小さなうつわ市」へ!ぜひこの機会に店頭でお気に入りを見つけてくださいね。 ■食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2018年07月02日7/7(土)-7/8(日)に東京・中目黒で行われる2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」では、これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや箸置きたちが大集合!今日はその中から、大阪の作家さん・はしもとさちえさんのアイテムをご紹介します。■ ほっこり温かな食卓に。はしもとさちえさんのリムのうつわたちなにやらお喋り中のご様子。はしもとさちえさんは大阪で作陶をされている作家さん。なんとアンジェでもお世話になっている松尾直樹さんの、学生時代の先輩なんだそうです。とても仲が良かったご様子で、松尾さんが橋本さんのことを「さっちゃん〜」と呼んでいらっしゃるのを聞いて、なんだか微笑ましくなってしまいます。そんなはしもとさんにお声がけしたのは今回で2回目。(いつもいつもこりずにすみません。)お忙しいスケジュールの中、ようやく今回ご一緒にお取組みさせていただくことができました!人気のリム皿もご用意いただきました。朝ごはんに焼きたてパンをのせたり、ティータイムにおやつをのせたりと、使いやすいうつわです。こちらはリム豆皿。少し深さもあるからちょっとした汁もののおかずものせられますよ。そばちょこも。サイズが小さめのちびちょこも店頭に登場します。ヨーグルトカップにしたリ、湯呑み代わりに使ったり。フリーカップとしてご使用いただけますよ。こちらはバイヤーのイチオシの、トリの箸置き。ぽってりとしたフォルムははしもとさんがひとつひとつ手で作っているもの。なんだかお喋りをしているようなその佇まいにほっこりします〜少しグレーがかった優しいオフホワイトの肌に、手で彫られたリムの模様がチャーミングなはしもとさんのうつわたち。今回は、ここでご紹介していないコンポートなども含め2日間で100枚ほどのうつわたちと、80羽ほどのトリの箸置きたちをご用意いただきました。(もうちょっと増えちゃうかもしれません!はしもとさんありがとうございます!)はしもとさんのうつわたちも初日と2日目でストックを分ける予定ですが、気になる方はぜひお早めに遊びにいらしてくださいね。 ■食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2018年06月29日7/7(土)-7/8(日)に東京・中目黒で行われる2日間限定のポップアップショップ「angersの小さなうつわ市= 暮らしを彩る、夏色の食卓 =」では、これからの季節の食卓を彩る夏色のうつわや箸置きたちが大集合します。今日は、店頭限定でお目見えとなる安福由美子さんのうつわの一部をご紹介します。あきいろ作家市ではわずか数分で完売となったあのうつわも登場!ごくごく少量入荷となりますので、気になる方は早めの来店がおすすめですよ。■安福由美子さんの黒くて力強いうつわたち何年もの歳月を経てきたかのような、その表情が魅力の安福由美子(やすふくゆみこ)さんのうつわたち。その力強さに魅せられて、テーブルコーディネートが上手な多くの料理家さんやインスタグラマーさんに愛されているうつわです。その人気は、昨秋に行ったオンラインでの企画「あきいろ作家市」で販売開始から数分で完売になってしまったほど。7/7-8に行う2日間限定ポップアップショップ「angersの小さなうつわ市」では、お忙しい安福さんにご相談をし、あきいろ作家市でも特に人気だった八角皿や、新作のうつわたちもご紹介させていただくことになりました。あきいろ作家市でも大人気だった「錆長八角皿」は、大と中サイズをご用意しました。こちらだけ1組さまにつき2枚までと制限がございます。凛とした足付木瓜皿は、食卓の中心に。汁もののおかずやスープを入れても美しい木瓜深皿。こちらは新作の豆皿シリーズ「足付菱形豆小鉢」。錆の他に珍しい白も登場します。「足付木瓜豆皿」にも白が登場。豆皿たちは制限がないのであれこれご購入いただくことができますよ。盛り付ける時の美しさを考え、余白が作られた「八角モザイク豆皿」。テクニックぬきに盛り付け上手になれる豆皿です。今回安福さんにご用意いただいたのは、人気の錆長八角皿や、新作のうつわたち。安福さんのご厚意で2日間で100枚ほどをご用意することができました。安福さんのうつわも初日と2日目でストックを分ける予定ですが、気になる方はぜひお早めに遊びにいらしてくださいね。※錆長八角皿シリーズは、1組さまにつき2枚までとさせていただきますことをご了承ください。(例・大サイズ1枚と小1枚など) 作り手さんのはなし ■食のはなし 器のはなし
2018年06月26日伊藤丈浩さんによる作品。色、柄、フォルムが美しいポットやカップ&ソーサー。 巧みな職人技術で魅せる、現代を代表するスリップウェア/伊藤丈浩さん それまで“柄もの”があまり得意ではなく、うつわは無地のシンプルなものばかりを選んできた筆者が、初めて柄ものに惹かれたのが、伊藤さんの作品でした。英国発祥の伝統的な技法である「スリップウェア」という言葉を知ったのも、伊藤さんの作品がきっかけでした。 独学でスリップウェアを習得したという伊藤さんは、2006年に益子で独立。以来その人気は拡大し、全国各地で個展を開催するまでに。 繊細で緻密、時にダイナミックな模様が描かれた作品は、いつまででも眺めていられる“美術品”と言っても過言ではありません。それはまるでテキスタイルのようでもあり、高度な職人技術に唸らされます。そして伝統技法を用いながらも、古臭さをまったく感じず、とても現代的な空気をまとっています。うつわに料理を盛り付ければ、一皿がぐっと格上げされ、食卓が華やぎます。スリップウェアに限らず、マグカップやピッチャーなどはフォルムも美しいので、植物を生けたり、ただ飾っておいたりするだけでもインテリアとして楽しめます。 陶器市では「G+OO」での取り扱いがメイン。常設もされているので、陶器市以外の機会にも出会うことができます。 端正で凛々しい、洗練された佇まいに心酔/田代倫章さん いわゆる“益子焼らしい”、素朴な雰囲気のうつわばかりを所有していた筆者にとって、田代さんの作品との出会いは一目惚れでした。例えるなら、それまで好みのタイプが一貫していたはずなのに、全然違ったタイプの人に出会って恋に落ちてしまった、といったところ。 2002年に大学の陶芸専攻科を卒業後、益子にて今成誠一氏に師事。2007年に独立された田代さん。これまで毎年のように都内と益子を中心に展示を開催している人気作家の一人です。 作品から漂うオーラには品があり、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいは「凛々しい」という言葉がしっくりきます。一見シャープながらも、曲線の一つひとつが優美で、質感にもそれぞれ繊細な技法が駆使されているのがわかり、柔らかな表情も持ち合わせています。マットと艶のコンビネーションも絶妙で、すべての作品にどこか色気を感じます。基本は白と黒のモノトーン展開というのも潔くてかっこいい。 食器として使うのを躊躇ってしまうほど美しいのですが、料理を盛り付けるとまるで高級料亭の一皿かと思えてしまうほど、見栄えがランクアップします。 陶器市では「組合広場」の道を挟んで向かい側(共販センター近く)に出店しています。 木のぬくもりと丁寧な手仕事が、日常を豊かにしてくれる/木工房玄 益子の陶器市では多数の木工作家が出店しています。その中でも、ここ何年も隅々まで陶器市を巡ってきた筆者のお気に入りが「木工房 玄」の作品です。 代表の高塚和則さん率いる「木工房 玄」は、栃木県塩谷郡塩屋町に工房を構え、手作業で家具や食器、小物などを製作しています。原木を仕入れ、製材、自然乾燥させ、プロダクトごとに適した木を選び、一つひとつ丁寧に作っています。使用している木材は主にクルミ、栗、桜、ナラ、トチ、タモなど国産の広葉樹。仕上げには木の風合いを生かすよう、天然のオイルを使っています。時が経つほどになじみ、風合いの良さが出てくるのも無垢材ならではの良さです。 筆者も愛用している、表面に手彫りで細かい凹凸の表情をつけたクルミのカッティングボードは見た目も素敵で、使い勝手も抜群です。凹凸のない裏面で食材をカットでき、パン皿としてや、ワンプレート皿として、おもてなしにチーズや前菜を少しずつ盛りつけたりと、大活躍。ほかに花形のコースターやパン皿、オーバル皿も人気のようです。 また製品の取り扱い方やお手入れ法についても親切に教えてくださるので、気軽に相談できます。 陶器市では「遺跡広場」に出店しています。 ナチュラルな色と気泡がノスタルジックな再生ガラス/伊藤亜木さん 陶器にハマると自然とガラスにも惹かれるもので、その第一歩として初めて購入した作家ものが伊藤亜木さんのガラスでした。東京生まれの伊藤さんは、某ファクトリーにて吹きガラスを始めた後、硝子会社に入社。その後2006年に栃木県茂木町にガラスの窯を構え現在に至ります。 再生ガラスを用いた作品の特長のひとつは、優しく自然な色合い。水色のものは窓ガラスから、透明のものは蛍光管から作られているそうです。もうひとつの特長は、気泡。ガラスの中にキラキラと現れる大小のつぶつぶがなんとも涼しげで、ソーダ水を思わせます。 また、ぽてっとした厚みと丸みも可愛らしく、再生ガラスならではのナチュラルな雰囲気と相まって味わいが増します。 ラインナップはグラスをはじめ、お皿、フラワーベース、箸置き、ポット、アクセサリーなど、バラエティ豊か。特にこれからの暑いシーズンには、ガラスのうつわと箸置きを食卓に並べれば、たちまち夏らしく涼しい雰囲気に。こんな風に季節に応じて食卓も衣替えすると、日々の暮らしがより楽しく、豊かに感じられます。 陶器市では「KENMOKUテント村」に出店しています。 以上、益子春の陶器市レポート【作家編】パート2でした。すてきな作家さんが多すぎてここで紹介しきれないのが心苦しいですが、いつかまた別の機会に紹介できればと思っています。春の陶器市は閉幕しましたが、次は秋の陶器市(11月2日〜11月5日)が待っています!このレポートを参考に、ぜひ益子へ訪れてみてください。 text : Yu Konisho
2018年06月14日特別展「うつわと和菓子」が、とらや(TORAYA) 東京ミッドタウン店内 ギャラリーにて開催される。会期は2018年6月20日(水)から6月26日(火)まで。特別展「うつわと和菓子」では、武蔵野美術大学の学生が"とらやの和菓子"をテーマに制作したうつわ18作品を展示。また、題材となった菓子をうつわにのせた写真を巨大スクリーンに投影する。「月心(つきごころ)」は、阿倍仲麻呂の歌「天の原 振りさけ見れば 春日なる 三笠の山に出でし月かも」にインスピレーションを受け、月夜の静けさと日本の円満なこころをろくろで表現した作品。和菓子の優しい味が、愛しい人のこころにとどまるようにという願いも込められている。子供が初めて和菓子を食べることを祝う"和菓子記念日"のためのうつわとして創作されたのは「とりのかご」。すくすくと育つ子供の姿を鶉(うずら)の愛らしさに重ね、鳥かごをモチーフにデザインされた。ふたを開けると、かわいい"鶉餅"が。会場では、作品の他にも制作工程を記録した写真の展示や、学生自身の言葉で綴ったうつわの解説書の無料配布なども行われる。さらに、展覧会期間中は、隣設する虎屋菓寮で生菓子を注文すると、作品の一部を実際に利用することが可能だ。【詳細】特別展「うつわと和菓子」会期:2018年6月20日(水)~6月26日(火)時間:11:00~21:00(店舗営業時間と同じ) ※無休(東京ミッドタウン休業日に準ずる)。場所:とらや 東京ミッドタウン店内 ギャラリー住所:東京都港区赤坂 9-7-4 D-B117 東京ミッドタウン ガレリア地下1階TEL:03-5413-3541※展示の際うつわの上に菓子はのらない。題材となった菓子は期間中、一部を除き販売していない。うつわの解説書はなくなり次第終了。※うつわのつくり手である学生も在廊(一部時間を除く)。
2018年05月26日まとふ(matohu)が国内外の刺激的なアーティストを招いて紹介するシリーズの第10弾として、陶芸家・中村譲司の「うつわの現在形」展を6月1日から10日まで、まとふ表参道本店にて開催。日本の焼き物の伝統の地、京都の清水五条坂でロクロを回し続ける若き陶芸家、中村譲司。まとふの茶箱展でもコラボレーションし、近年その才能が高く評価されている。異形のアート作品を作りだす感性と、職人としてロクロ仕事で鍛えた確かな技術でつくられるうつわは、独特の形といい、美しい釉薬の色といい、まさに「うつわの現在形」だ。今回はまとふのために、お茶のうつわなどを中心に制作。まとふゲストアーテイストシリーズでは初めての陶器の展覧会となる。【展覧会情報】matohuゲストアーティストシリーズ Vol.10 George Nakamura −「うつわの現在形」展会期:6月1日~10日会場:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25 1F時間:11:00〜20:00
2018年05月11日節分が過ぎ、暦の上ではもう春、そんな今日は、春の食卓で使いたくなるテーブルウェアのお話。人気の石川の窯元・九谷青窯さんのうつわをご紹介します。九谷青窯期待の新しい作家さんたち石川の人気の窯元・九谷青窯。実力のある若手作家さんがどんどん入って、これからもますます楽しみな窯元さんです。期待の新しい作家さんたちのうつわ。今日はおふたりの作家さんのうつわをご紹介します。<横井佳乃(よこいよしの)さん>大学卒業した後に陶芸教室で講師をされていたという横井佳乃さん。その後京都で釉薬の勉強をし、今年4月に九谷青窯に入られたとおっしゃいます。今は様々な手法を試せるのが楽しくて、ついつい手間を惜しまずうつわに手を入れ過ぎてしまうこともあるんだそう。手前のマグカップを彩るのは、古い着物の刺繍からインスピレーションを得たという菱形と松葉の模様。料理に馴染みよい柄が、じわっと心にきます。色とりどりのこちらは、「葉っぱいろいろ」。様々な色と形の葉っぱがぐるりと囲んだプレートは、これからの季節の食卓に並べたくなる軽やかさです。<堀畑蘭(ほりはたらん)さん>九谷焼の学校を卒業されてその後デンマークへ留学、その後に入った九谷青窯が初めての職場だとおっしゃる堀畑蘭さん。「誰かの一目ぼれになるような器作りをしていきたい」とそっとはにかんでおっしゃいます。まるでご自身の可能性を探るかのように描かれる色絵たちは、慎ましくもどこか自由で朗らか。これからのご活躍も楽しみな作家さんです。今回ご紹介する堀畑さんのうつわは、和の食卓によく似合いそうな泰山木の色絵のうつわたち。ふっくらとした花びらの色の移ろいが趣のあるひとさら。こちらは色とりどりの野菊が花咲くお茶碗。まるで堀畑さんの鼻歌が聞こえそうな、そんな朗らかなうつわです。少しずつ揃えていきたい、作家さんのうつわたち。はじめてのひとさらは、これからが楽しみなこんな九谷青窯の新しい作家さんのうつわたちはいかがですか?【ご紹介したうつわたちはこちら】
2018年03月18日木と緑を基調とした自然あふれるおしゃれカフェ「cafe ゆう 福岡天神店」は福岡市中央区にあるカフェ。木を基調とした温もりのある外観に、緑に囲まれたおしゃれな入口。まるで森の中にあるカフェのような印象を受けます。店内には数多くのうつわがディスプレイされており、観ているだけでも楽しめる空間です。大きなガラス窓からは採光が入り込み、明るく開放感のある雰囲気をもたらしてくれます。本窯で焼き上げる! 丹精込めて作られたうつわたち「cafe ゆう 福岡天神店」のうつわは全て手作りです。「陶芸教室ゆう工房」でスタッフが心を込めて制作しています。粘土をこねて電動ろくろで成形。大阪にある穴窯へ運び、昼夜問わず3日3晩焼き上げます。焼き上がったら窯から出して1週間ほど冷まして完成です。できあがったうつわを並べると、ひとつひとつ表情が違うのも手作りの魅力といえます。カフェを利用する際、自分で好きなうつわを選ぶことができるのが、この店の醍醐味。一番人気のうつわ「たいmon君カップ」「たいmon君カップ」は、ゆう工房のマスコットキャラクター「たいmon君」をモチーフにした「cafe ゆう 福岡天神店」で一番人気のマグカップです。器の底に顔が描かれており、白・緑・茶・うす茶・黒・黄・青・水色の8色。どのカラーになるかは注文してからのお楽しみです。「たいmon君カップ」はラテアートも可能で、うつわによってイラストを変えてくれるのもうれしいポイント。季節限定メニューもあり! 豊富なドリンクの数々「cafe ゆう 福岡天神店」はドリンクメニューが充実しています。定番メニューをはじめ、季節限定のドリンクがいただけるのも魅力のひとつ。中でもおすすめは、注文してから1杯ずつドリップする「有機栽培緋色コーヒー」です。少し濃い目のテイストで、コーヒー好きにはたまらない1杯といえます。「カフェラテ」は、本場イタリアのエスプレッソを使用。ふわふわのミルクでマイルドな味わいが人気です。「cafe ゆう 福岡天神店」にはステキなうつわが勢ぞろい「cafe ゆう 福岡天神店」では一番人気の「たいmon君カップ」以外に、様々なうつわが用意されています。ホット用カップでおすすめは「美月」というシンプルなカップです。持ちやすく手に馴染みやすいと定評があります。アイス用カップも数多く取り揃えており、うつわの飲み口がクマの形になっているかわいらしいカップです。「cafe ゆう 福岡天神店」の会員になると特典として、スペシャルなうつわでティータイムを楽しむことができます。動物の形をしたうつわや珍しいデザインのうつわまで目白押しです。福岡市営地下鉄「赤坂駅」徒歩5分、「天神駅」徒歩10分のところにあります。うつわを自分で選ぶことのできる「cafe ゆう 福岡天神店」はドリンクメニューも豊富なので、うつわに合った自分好みのドリンクで、ゆっくりティータイムを楽しみましょう。スポット情報スポット名:cafe ゆう 福岡天神店住所:福岡県福岡市中央区大名1-2-38 1F・2F電話番号:092-725-7777
2018年01月10日東京・中目黒にて2日間限定で行いましたPOP UP SHOP「angersの小さなうつわ市」が終了いたしました。2回目となる私たちの「angersの小さなうつわ市」にお越しいただきましたたくさんのお客さまに、心より御礼申し上げます。お天気にも恵まれた2日間。皆さまに楽しんでいただきたくて「あれもこれもお見せしたい!」とついつい欲張ってしまった今回の「angersの小さなうつわ市」でしたが、ゆるり中目黒さんぽとともにたくさんのお客さまに喜んでいただけたなら私たちもとても嬉しく思います。■ 「angersの小さなうつわ市お正月の縁起もの」お正月の縁起ものとともに、全国の作家さんや窯元さんのうつわを集めた「angersの小さなうつわ市」。1日目も2日目も、開店前から大変多くのお客さまにお並びいただきました。店内はたくさんのお客さまでいっぱい!安福由美子さんのうつわや阿部春弥さんのうつわなど、開店から5分経たずになくなってしまった作家さんのうつわたちも出るほど。あまりの盛況ぶりに私たちもびっくりし、予定にはなかったのですが追加可能なうつわたちを緊急で取り寄せるほどでした。来年の干支「戌」のおみくじは「angersの小さなうつわ市」でも人気だった商品。WEBでもご購入いただけますよ。入口や中央のテーブルには、インスタグラマーさんたちのコーディネートを再現したスペースも。多くの数をご用意できなかったことを心苦しく思いますが、作家さんのうつわは手作りのもの。ひゅるりと線が踊っていたり、ぽってりシルエットになっていたり、ひとつひとつに宿るその個性を見つけて愉しんでいただけたら嬉しいです。両日ともお越しくださったお客さまや、朝わざわざ金沢から新幹線でお越しくださったというお客さま。「次回は関西でもぜひやってください!」とおっしゃってくださったお客さまや、会期中何度も覗きに来て自分へのお土産にとうつわを選んでいた外国人のお客さま。おひとりおひとりのお顔を思い出す度に、私たちの心もなんだかじんわりと温かくなります。お正月だけといわず、毎日の生活の中でどんどん使ってくださいね。「angersの小さなうつわ市」で見つけたうつわたちが、皆さまの暮らしに小さな幸せをもたらすものでありますように。今後とも、アンジェをどうぞ宜しくお願い致します。■アンケートにご協力をお願いいたします!この度は、お忙しい中「angersの小さなうつわ市」へご来店いただきまして誠にありがとうございました。今後の運営改善に向けてアンケート回答のご協力をお願いいたします。(アンケートは全5問です)読み込んでいます...=アンジェスタッフ一同= 暮らしのはなし 食のはなし アンジェのはなし 器のはなし 作り手さんのはなし
2017年11月27日「angersの小さなうつわ市」初日が終了いたしました。今朝は30分ほど前からぽつぽつとお客さまがお見えになって、オープン直前にはなんと20名ほどのお客さまにお並びいただくことに。お寒い中「angersの小さなうつわ市」にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。今朝は3分ほどでなくなってしまった安福由美子さんや阿部春弥さんのうつわも、ごくごく少量にはなりますが明日朝10時から追加いたします。また、人気の赤地径さんのうつわも午前中に緊急追加したものが届く予定です。こちらも届き次第店頭にお出しいたしますのでどうぞお楽しみに。※一部の作家さんのうつわにつきましては数量制限がありますことをご了承ください。今日は益子の作家さん、宮田竜司さんが遊びにいらしてくださいました!しかも焼きたてホヤホヤのうつわとご一緒に♪こちらのひし形のうつわは、凛としていて、お正月にもぴったりですよ。明日の朝であれば色がお選びいただけます。明日は「angersの小さなうつわ市」最終日。19時までの営業です。スタッフ一同お待ちしております!=文・写真:宮城= 食のはなし 暮らしのはなし アンジェのはなし
2017年11月26日angersの小さなうつわ市。いよいよ明日11/25(土)から2日間限定で始まります。ついつい前のめりでお客さまにご紹介したいアイテムをたくさん持ってまいりましたので、23時になっても搬入のめど立たず。(笑)うっかり鍵を入れたままレジを閉めたりなんかして、皆大わらわです。明日も皆で早朝からお店に入り、もう少し環境を整えます。たくさんのお客さまに楽しんでいただけますように。今週末は東京・中目黒「angersの小さなうつわ市」でお会いできることを楽しみにしています!=文・写真:宮城=【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には他にもたくさんのうつわもいっぱいです。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。 食のはなし 作り手さんのはなし アンジェのはなし
2017年11月25日アンジェ web shopが東京・中目黒にて11/25(土)11/26(日)と開催する、2日間限定POP UP SHOP 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 。毎年恒例の人気企画「お正月特集」と連動して、全国各地の人気作家さんや窯元から豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めました。POP UP SHOPでは、アンジェでも人気の石川の窯元・九谷青窯の作家さん達のうつわが入荷します。徳永遊心さんや高原真由美さん、高祥吾さんといった人気の作家さんたちのものから、九谷青窯に入ったばかりの若手作家さんのものまで。WEBではまだ見ることのできないうつわもありますので、ぜひ「angersの小さなうつわ市」まで遊びにいらしてくださいね。■ 徳永遊心さんの色絵菊の片口も入荷する毎に売り切れてしまう徳永遊心さんのうつわたちも入荷予定です。写真の片口のほか、色絵みかんの飯椀やそば猪口、色絵椿のそば猪口も。徳永さんの描く色絵はこれからの季節にぴったりのモチーフ。数が少ないのでお早めにどうぞ。■ PICK UP!九谷青窯の新しい作家さんたちのうつわもご紹介石川の人気の窯元・九谷青窯さん。実力のある若手作家さんがどんどん入って、これからもますます楽しみな窯元さんです。「angersの小さなうつわ市」では、期待の新しい作家さんたちのうつわをご紹介します。<横井佳乃(よこいよしの)さん>大学卒業した後に陶芸教室で講師をされていたという横井佳乃さん。その後京都で釉薬の勉強をし、今年4月に九谷青窯に入られたとおっしゃいます。今は様々な手法を試せるのが楽しくて、ついつい手間を惜しまず手を入れ過ぎてしまうこともあるんだそう。そんな横井さんのものすごい作品が九谷青窯さんの事務所に並んでいましたよ。九谷青窯横井佳乃色絵菱形松葉マグカップ九谷青窯横井佳乃色絵葉っぱ色々5寸皿九谷青窯横井佳乃色絵葉っぱ色々7寸皿九谷青窯横井佳乃色絵菱形松葉マグカップ<堀畑蘭(ほりはたらん)さん>九谷焼の学校を卒業されて、九谷青窯が初めての職場だとおっしゃる堀畑蘭さん。独特の感性をお持ちで、正直こちらですべてのうつわをお見せできないのが悔しいくらい!その感性に身をまかせて面白い絵を描かれる作家さんです。九谷青窯堀畑蘭色絵野菊茶碗奥:九谷青窯堀畑蘭色絵泰山木の花4寸浅鉢手前:九谷青窯堀畑蘭色絵泰山木の花5寸皿■ 作家さんたちの豆皿もいろいろ高原真由美さん、高祥吾さんなど、様々な作家さんたちの豆皿も並びます。中には、わざわざ図案からおこしてもらったものも!豆皿は、新しい年の食卓はもちろんのこと、普段の食卓でも大活躍します。小さな色絵皿に盛り付けるだけで、買ってきたお惣菜や昨夜の残り物なんかもなんだか温かな気持ちでいただけますよ。「angersの小さなうつわ市」まであと少し。11/25(土)11/26(日)は、東京・中目黒まで、ぜひ遊びにいらしてくださいね。=文・写真:宮城=【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には他にもたくさんのうつわもいっぱいです。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年11月22日アンジェ web shopが東京・中目黒にて11/25(土)11/26(日)と開催する、2日間限定POP UP SHOP 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 。毎年恒例の人気企画「お正月特集」と連動して、全国各地の人気作家さんや窯元から豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めました。今日は、人をお招きすることも多い年末年始にちょこんとお花を飾っておもてなしのしつらえが完成する、杉原万理江さんのフラワーベースのご紹介です。POP UP SHOP「angersの小さなうつわ市」限定商品となる杉原万理江さんのフラワーベース。数が少ないので、気になる方は店頭までお早めにどうぞ。■松本のクラフトフェアで松本クラフトフェアでの1枚。ぽってりフラワーベースたちがいくつも並ぶこの光景が、なんだか愛らしくてパチリ。金沢の陶芸作家・杉原万理江(すぎはらまりえ)さんにお会いしたのは、ぶらりとプライベートで訪れた長野・松本のクラフトフェア。以前からお名前やその作品については知っていたものの、なかなかご連絡する術もなかった矢先での出会いだったんです。しかもクラフトフェアに入ってすぐのところにテントを構えていらっしゃって、人混みの隙間から優しい色を帯びたぽってりシルエットのフラワーベースたちが仲良く並んでいる様子が見えた時はちょっぴり感動。普段は気になっていた作家さんにお会いできてもお声がけができずにテントの前でオロオロしがちな私も、ついつい前のめりでご本人にお声がけしたことを覚えています。それから半年。「angersの小さなうつわ市」でようやく皆さまにご紹介できる時がきました。■杉原万理江さんのフラワーベースがある風景優しい釉薬の揺らぎをのせた、トトロのようなぽってりシルエット。お腹をまあるく描く曲線が口の部分できゅんっと小さくなっている杉原万理江さんのフラワーベースは、お花を一輪二輪生けるのはもちろんのこと、そのままポンと置くだけで空間がなんだか和みます。穏やかな曲線を持つ杉原さんのフラワーベースにはどこか品があり、お部屋が洗練された印象に。ひとつでもいいけれど、大きさ違いや色違いで2つくらい置くと動きが出て面白い空間に仕上がりますよ。また、生花はもちろんのこと、ドライフラワーもよく似合うフラワーベースです。数に限りがある、POP UP SHOP「angersの小さなうつわ市」限定商品・杉原万理江さんのフラワーベース。年末年始のお部屋のしつらえに、ぜひこんなとっておきのフラワーベースでお花を生けてみてくださいね。=文・宮城写真:中島・宮城=【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には他にもたくさんのうつわもいっぱいです。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。 暮らしのはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年11月20日アンジェ web shopが東京・中目黒にて11/25(土)11/26(日)と開催する、2日間限定POP UP SHOP 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 。毎年恒例の人気企画「お正月特集」と連動して、全国各地の人気作家さんや窯元から豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めました。コラムでは開催まで数回に渡って、作家さんたちのうつわをPICK UP!今日は、まるで何年何十年と歳月を重ねたかのような表情を持つ安福由美子さんのうつわについてご紹介します。■瞬く間になくなってしまったうつわ達も佇まいにどこか品の漂う安福さんのうつわたち。時を重ねた金属のような表情を持つそのうつわたちは、ひとさらひとさらがとても力強いのに、料理を引き立てるたおやかさも持ち合わせます。東京・中目黒で11/25(土)11/26(日)と行われる2日間限定POP UP SHOP「angersの小さなうつわ市」では、先日のあきいろ作家市で瞬く間になくなってしまった「長八角皿」や、人気のあった「稜花皿」、そしてPOP UP SHOP限定のうつわたちも少量入荷します。すぐ売り切れてしまうことも考えられますので気になる方はお早めにどうぞ。※安福由美子さんのうつわは、おひとり様2枚までとなりますことをあらかじめご了承ください。<インスタグラマー・yuko_casaさんの食卓にも>安福さんのうつわはインスタグラマーさんたちにも人気。いつもの朝ごはんまで上品に仕上げてくれますよ。<インスタグラマー・t_ammyさんのある日のテーブルで>品が漂ううつわにはちょこちょことのせるだけでハレの日ごはんが完成します。■「angersの小さなうつわ市」限定のうつわたち今回の「angersの小さなうつわ市」では、POP UP SHOP限定となる「長八角小皿」「八角小皿」も入荷します。・長八角小皿 約7cm×約14cm ¥1800・八角小皿 約11cm×約11cm ¥2000お正月らしい凛とした空気をもたらしてくれる小さなうつわたちは、お正月の食卓の取り皿にもぴったり。ぜひこんなうつわで、新たな年を始められてはいかがでしょうか。安福由美子さんについてはこちらからもどうぞ!・ 「食卓に品が生まれる、安福由美子さんのうつわたち」 【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には安福由美子さんのうつわもいっぱい。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年11月14日アンジェ web shopが東京・中目黒にて11/25(土)11/26(日)と開催する、2日間限定POP UP SHOP 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 。毎年恒例の人気企画「お正月特集」と連動して、全国各地の人気作家さんや窯元から豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めました。コラムでは開催まで数回に渡って、作家さんをPICK UP!今日は金沢の陶芸家・赤地径(あかじけい)さんのお話です。■ ゆるり色絵の筆が踊る赤地径さんのうつわに会いに金沢の工房へ愛らしさを残しながら、雅に華咲く椿の花に牡丹の花。今回のPOP UP SHOPでもご紹介させていただく赤地径さんのうつわには、ゆるり色絵の筆が踊ります。まるで赤地さんのはなうたが聴こえるようなそんなうつわたちに魅せられて、金沢にある赤地さんの工房までお邪魔してきました。今日はその時の様子を今年の2月のコラムからご紹介しますね。<うつわに映る、赤地径さんという人>金沢駅からタクシーを少し走らせた、海からの風を感じる場所にある赤地さんの工房。そこには陶芸家であるお父さまのうつわと、赤地さんのうつわが所狭しと並んでいます。奥さまの映里さんと赤地さんのやり取りが楽しくて。ほっこり心温まる時間です。「うつわを始めるのに、立派な動機なんてなかったんです。」そう申し訳なさそうにおっしゃる赤地さん。21歳の頃にお父さまのすすめで九谷焼技術研修所へ通うようになり、やっているうちに面白くなったんだとおっしゃいます。その後、多治見の意匠研究所へ通い陶芸を学んでいるうちに奥さまの映里(えり)さんと出会うことに。映里さん「彼は、意匠研究所にふら〜っと来て、ふら〜っといなくなっちゃったんです。でもね、そのうつわはひょろひょろっと描いているけど、何か面白くて。変な気負いがなくて肩の力抜けまくり。でも、人に愛されるうつわで。才能あるなーって当時から思っていました。」そのすぐそばで、まるで初耳かのように「え?そうだったの??」と少しはにかみながらご自身のことを聞いている赤地さん。おふたりの掛け合いに思わずくすりとしちゃう、そんな赤地さんの工房です。<ついつい顔がほころぶ手仕事の色絵皿>金沢に生まれたことを縁とし、昔ながらの九谷の土を用いて、赤・黄・緑・紫・紺青といった九谷の伝統的な五彩の絵の具で絵付けをすることを大切にされている赤地さん。そのうつわにも、古くからある日本の縁起物の模様や形が多くみられます。型の上にのせて叩いた土の余分な部分を、「弓」と呼ばれる道具で削っていきます。土の表面には片栗粉がまぶしてあるから、するっと型から外せます。「見てると手が震えちゃう。」なんてつぶやきながら、大胆に筆を躍らせて描かれていく九谷五彩の牡丹。右上から反時計回りに、型、型で形作った下焼き前の素地、下焼き後、絵付け後、完成形。大胆な筆運びは、土の柔らかさを残すようにロクロをひいて軽いタッチで描くお父さまから受け継いだもの。「なかなか真似できない」というお父さまのそのタッチを思い描きながら、肩の力をゆるめて、ただひたすらに自分が面白いと思えるものを追い求めている赤地さんです。【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には赤地径さんのうつわもいっぱい。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。=文・写真:宮城= 食のはなし アンジェのはなし 器のはなし 作り手さんのはなし
2017年11月06日京都の陶芸作家・ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち が自社サイトのみ先行で再入荷します。販売は11/3(金)朝8:00〜アンジェのあきいろ作家市でも大人気だった松尾直樹さんのうつわたち。今回も数が少なめです。気になる方はぜひ早めに手に入れてくださいね。■ 置くだけでテーブルが華やぐ、松尾直樹さんの輪花のうつわこげ茶色を帯びた趣のある黒に、揺らぎが美しい白。松尾さんの輪花のうつわたちがどこかスタイリッシュに瞳に映りこむのは、きっと、そのふたつの色のせい。松尾さんが丁寧に作ってきたその黒と白には特別な存在感が漂います。花びらの一枚一枚に陰影を纏った、松尾直樹さんの輪花のうつわたち。心をこめて作ったものはもちろんのこと、ちょこんとのせるだけで昨夜の残り物や買ってきたお惣菜までとっておきのご馳走にしてくれるうつわは、インスタグラマーのt_ammyさんもご愛用中です。アンジェ自社サイトのみの先行再入荷。置くだけでテーブルが華やぐ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち をぜひこの機会にどうぞ。=写真:t_ammyさんご提供、宮城文:宮城=【ご紹介したアイテムはこちらから】 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち 食のはなし 器のはなし 新商品・モノのはなし
2017年11月02日毎日の食卓シーンを切り取ったインスタグラムが素敵なt_ammyさん。t_ammyさんの食卓では、お気に入りのうつわたちが彩りを加えてごはんがより美味しそうに目に映ります。アンジェでは全国の作家さんのうつわを集めた「あきいろ作家市」を行い、作家さんもののうつわの扱いについて今頃「どうすればいいのかな?」「何か特別なことがいるのかな?」と思っている方も多いはず。今日はうつわ好きでも知られるインスタグラマーのt_ammyさんに、普段からされていることを伺ってみましたよ♪■ インスタグラマー・t_ammyさんの「うつわのケア」たくさんのうつわをお持ちのインスタグラマー・t_ammyさん。たまたま入った荒物屋さんで作りがしっかりとした日本製のかごを見つけて、うつわを洗って拭いて、完全に乾燥するまで入れておくとおっしゃいます。t_ammyさん「大切にしているうつわもしまっておくだけじゃなく、いつもの食卓に並べています。ただ、使うとすぐに必ず手洗いで洗います。唯一無二なので、雑に扱って後悔しないように、いつまでも使っていけるようにそこだけに一番神経をかけています。あとは特別なことはなく、しっかり乾燥させてしまっています。」うつわの基本的なケアについてはこちらにも。 【うつわのお手入れ】 基本的なことさえ気を付けて、t_ammyさんのようにお気に入りのうつわたちを気負わず使いたいですね。■ インスタグラマー・t_ammyさんの「うつわの収納方法」お気に入りのうつわを買い揃えていくと、誰しも頭をよぎるのが収納のこと。たくさんうつわをお持ちのt_ammyさん。うつわの収納はどうされているのでしょうか?t_ammyさん「大きな食器棚を欲しいところですが、なかなか自分のキッチンを思うとそうもいきません。与えられた環境の中でいかに、出しやすくしまいやすく、を考えた時に、私は『引き出し収納』に行き着きました。小さな豆皿から、大きなプレートまで、今は全て引き出し収納にしています。」t_ammyさん「豆皿は小さなカゴなどに入れて、プレート類は縦収納にしています。一目ですぐにどこに何があるのかわかることはもちろん、出しやすくしまいやすくを楽しんでいます。うつわ類、グラス類、箸置きなど、引き出しを開けると一目瞭然でその日の気分で手が伸びます。収納場所には限りがあるので、しばらく使わないうつわは別の場所に移動させておきます1年に数回の一軍・二軍と選抜するように、使わないうつわは娘の家にお嫁に出すんですよ。」インスタグラマー・t_ammyさんに教わるうつわのケアと収納方法。ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね。=写真:t_ammyさんご提供文:宮城= 食のはなし 器のはなし インスタグラマーさんのはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年10月18日心を込めて作ったごはんをとっておきのうつわに盛り付けたり、昨日の残り物や買ってきたお惣菜をお気に入りのうつわにのせ換えたり。いざという時に頼れるうつわがあると、毎日の暮らしがちょっぴり華やぎます。今日は、ご家族で取り囲む朝ごはんの様子が実に美味しそうなインスタグラマー・yuko_casaさんに、うつわを購入する時に心がけている点や、コーディネートの時に気を付けている点など「うつわ選びのコツ」についてお伺いします。yuko_casaさんのうつわ選びのコツって?うつわを買う時は家族全員分買うもの?すべてを揃えるのは大変だけれども、できるだけ食卓の雰囲気はまとめたいものですよね。様々なうつわを使っていながらもそれぞれを調和させて上手に食卓をつくるインスタグラマー・yuko_casaさん。うつわを購入する時に意識していることをお伺いしました。yuko_casaさん「我が家のうつわは陶器の作家さんのものが殆どです。5人家族で全員で食べる時は取り分ける事が多いので、家族分同じものを揃える事はせず、同じ大きさのうつわを作家さん違いや色形違いで揃えて楽しんでいます。テーブルに置いた時にうつわ同士の個性がぶつからずほっこり落ち着いた食卓を作ってくれる、艶を押さえた質感の陶器を選びます。一人一人の料理を食卓に出す場合には、違ううつわになる事が多いですが、素材感を統一していますので自然と馴染んでくれています。家庭料理がメインの私の料理には温かみのある陶器の器がしっくり来ますし、なんでもないご飯でも美味しそうに魅せてくれるので助かっています。」家族分すべて同じものを取り揃えなくても、うつわとうつわの相性や料理との相性を考えて選んでいるとおっしゃるyuko_casaさん。ざらっとした陶器や、ツルっとした磁器など、その素材感で合わせてうつわを揃えることなら今すぐマネができそうです。よく見れば様々なうつわを使っているのに統一感のあるyuko_casaさんの食卓は、お手本になりそう!インスタグラム上に散らばる毎日の食卓の様子が素敵なyuko_casaさん。毎日の食卓をコーディネートする際に意識していることはあるのでしょうか。yuko_casaさん「食べ物とうつわのバランス、うつわとうつわのバランスを考えていつも選んでいます。季節によって食べ物の色のイメージが変化していくのと同じ様に・春〜夏は明るめの色のうつわやガラスのうつわ・秋〜冬は厚みのあるうつわや落ち着いた色合いのうつわといったように選んでいくと自然と食べ物とうつわのバランスが取れていきます。丸か楕円のうつわを基本とし、花形、八角、長方形、その他変わった形の物、又は少し華やかな色を一つ混ぜる事で、ぐっと見た目が引き締まり、食卓にリズムが生まれ楽しい食卓になります。」季節感と、個性あるひとさらが、yuko_casaさんのリズムある食卓コーディネートの秘訣のご様子です。yuko_casaさんもお使いになる安福由美子さんの錆釉のうつわ。食べ物以外にも、アクセサリーなどの小物を置いたり様々なシーンで使う事ができるので重宝しているんだとか。インスタグラマー・yuko(@yuko_casa)さんに聞く、はじめてのうつわ選び。うつわ上級者さんに聞くこんな方法で、ぜひご自宅の食卓に新しいひとさらを迎えてみてくださいね。=写真:yuko(@yuko_casa)さんご提供編集・宮城= 食のはなし インスタグラマーさんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年10月06日何年もの歳月を経てきたかのような、その表情が魅力の安福由美子(やすふくゆみこ)さんのうつわたち。趣味で毎週日曜日に陶芸レッスンに通っている私が、おこがましくも、いつかこんな風に作れたらいいのになぁと毎日うっとり眺めているうつわです。今日はアンジェの「あきいろ作家市」から、岐阜県岐阜市で作陶をされている安福由美子さんについてご紹介します。安福さんのうつわは、すぐに売切になってしまった商品も。残りの商品ももう数が少ないので、気になっている方はどうぞお早めに。■安福由美子さんのことお子さんが大きくなったタイミングで、趣味だった陶芸を更に学ぶために京都造形芸術大学の通信のコースをとったという安福さん。試験の日にお子さまが熱を出したりと、卒業までに5年かかったとおっしゃいます。その後はうつわ作りを続けながら、岐阜駅の近くでカフェを営むことに。ご自身のうつわを使って料理をお出しするそのカフェはたくさんのお客さまに支えられていたそうですが、両立が難しくなったため作陶に専念することにされたのだそうです。上:庭に面した安福さんの作業場に流れるのは静かな時間。下:アートピースも多い安福さんの作業場で。上:安福さんが15年ほど前に作ったという絵付けの茶器。正倉院展でインスピレーションを受けたという鳥のモチーフは、ある程度の形を描いて後からかき落としたもの。下:愛猫の足跡に錆釉をのせた、まるで小石のようなオブジェ。半熟卵がのったキーマカレーに、彩り野菜のサラダに、ピクルス。まるで安福さんのカフェに訪れたかのような気分。インスタグラムなどでもたくさんのお料理上手やコーディネート上手のファンの方に支えられている安福さんですが、カフェを営んでいたこともあってご本人もとってもおもてなし上手。安福さんのご自宅にお邪魔した際には、ご自身のうつわでお手製ランチをご馳走になりましたよ。■お手入れについてようやくたどり着いたその錆色は、安福さんが苦労を重ねてたどり着いたもの。釉のかけ方や濃度や温度の差など、ちょっとしたことで大きく異なってきてしまうそう。佇まいにどこか品のある安福さんのうつわたち。時を重ねた金属のような表情を持つそのうつわたちはひとさらひとさらがとても力強いのに、のせた料理をよく引き立てます。その使いやすさの秘密はこんなところにも。安福さん「本来とてもシミがつきやすいうつわなんですが、私の方で目止めの加工を行っているんです。無害の樹脂系のもので行っているので、シミになりづらいはず。さらに、使う前にさっと水に通していただければうつわへの負担がもっと少なくなりますよ。経年変化はどうしてもあるので、うつわの成長をゆっくりと愉しんでいただければと思います。」上:稜花の形に模った土の板を、石膏型にのせてカーブをつける稜花皿。下:安福さんの作業場にはたくさんの石膏型が。女性であり、母であり。使い手でもある安福由美子さんがつくる、錆色のうつわたち。ひとさらあるだけで食卓に品が生まれる、そんな力の強い手仕事のうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月30日阿部春弥さんは、凛としていながらもどこか柔らかな、日常使いのうつわを作られる作家さん。今日は、9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、長野・上田で作陶をされている阿部春弥さんについてご紹介します。29日に公開される阿部さんのうつわは、現在1年半待ちなんだとか。数も少なめですのでどうぞお楽しみに!■ 阿部春弥さんのこと実は、今回で2回目のお声がけとなる阿部春弥さん。1回目はお忙しいことが理由でご参加いただけなかったのですが、その際に「こりずにまたご連絡させてください!」と引き下がり、本当にこりずにまたお願いをしたという私たち。(阿部さん、しつこくてゴメンナサイ。笑)2回目となる今回、こうして皆さんに阿部さんのうつわをご紹介できることが本当に嬉しくてたまらないのです。ロクロでひいたうつわを型にのせて。九州から取り寄せている磁器土は肌が白く焼きあがるから、釉薬がきれいにのるんだそう。牡丹豆皿の石膏型を外せば、ほら、この通り。型うちをした後、素焼きを待つうつわたち。ご自身のことを作業員だという阿部さん。お気に入りのご自身のうつわや好きな工程もないんだとおっしゃいます。期待していた言葉とはまったくかけ離れた阿部さんのそのお言葉に、私たちもなんだか苦笑い(笑)でも、その言葉には阿部さんの哲学が詰まっているような気がしたんです。阿部さん「モノにも工程にも思い入れは入れ過ぎないようにしているんです。お気に入りがあるとすれば、お気に入りでないものがあるということになる。それをお客さまにお売りするわけにはいきませんから。考えてしまえば数も作れないですし、ね。」デザインを決める型があり、ロクロでひく時も型より大きく作ればよく、日々のその手仕事を「ここどうやろうかなと悩まずにすむ仕事」と阿部さんはおっしゃいます。悩まずにすむように組み立てたのはあくまでも阿部さんによるもので、さんざん悩んだ経験がないことにはきっと取れない選択肢。阿部さんのうつわに映りこむ「潔さ」は、こんなところからきているような気がしています。■ 大らかな色を帯びた、日常使いのうつわルリ、淡ルリ、黄磁、白磁と、端正な形にのせた4色の深く味わいのある釉薬たち。今は調和の取れた4色のうつわを作られる阿部さんにも、白磁しか作らない時代があったそう。阿部さん「もともと備前にいたこともあって、形を作りこむことが好きだったんです。だから色にこだわる必要がなかったんですよね。でもある時、お付き合いのあるお店の方に「作りませんか?」と言われてこのルリを作りました。もともと白だけのところに新しい色を差し込むということに自分で納得し、作りたい色が見えるまでに3年かかりましたし、その方の言っていた色とは異なるものになっちゃいましたけど。黄磁は、日本食を作られる方から黄色は料理映えするんだけど黄色い和食器が少ないということを聞いて作ってみたんです。これも1年かかりました。」ずらりと並んだ石膏型。こういうものが欲しいと構想が固まってから作り出すのでそれほど時間はかからないと阿部さんはおっしゃいます。中には備前の焼き締めの古いお皿の模様を模したものも。作業場にはお子さまが描いた朗らかな絵が。デザートには奥さまお手製の梅の甘露煮。しのぎの豆皿でいただきます。料理が映える、阿部さんのうつわたち。繊細で冷たい感じさえする磁器も多い中で、阿部さんが生み出す磁器のうつわは潔さを持ちつつもどこか優しげ。阿部さん「温かみのある、柔らかなものを作っていきたいんです。僕が作っているものは、日常使いのものですから。」いつものおうちごはんを大らかに受け止めてくれる阿部春弥さんのうつわたち。ぜひご自宅の食卓に並べてみませんか?=写真・文:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月25日今日から始まった「アンジェのあきいろ作家市」。実りの秋の食卓に良く似合う、人気作家さんのうつわやカトラリー、そして季節の花をそっと生けたいフラワーベースを集めました。今日と29日(金)と2週間に分けて公開される「アンジェのあきいろ作家市」は、全国各地から総勢10名もの作家さんたちにご参加いただくイベントです。中にはオーダーして1年半待ちという作家さんも!一度売り切れてしまうとなかなか手に入らないものが多いので、気になるものは早めにチェックしてみてくださいね。■あきいろ作家市第一弾作家さんラインナップ<NEW! icura筒井則行(つついのりゆき)さん>「特別なものとしてではなく、普段使いのものとして使ってほしい。」そう語る筒井則行さんの、木のテーブルウェア。長いカッティングボードは、写真のような使い方はもちろんのこと、何種類かのおつまみやお菓子を乗せて置くだけで食卓のアクセントとなるアイテムですよ。<NEW! 豊田雅代(とよだまさよ)さん>手で描かれたイッチン模様をずっと眺めていたくなるような豊田雅代さんのうつわたち。突然遊びに来たお友達に、袋に入ったままのカントリーマアムをのせてご自身のうつわを出すこともあるという豊田さん。いつものお菓子もとっておきのおもてなしになる、そんなうつわです。<NEW! 宮田竜司(みやたりゅうじ)さん>使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、使いながらも程よい緊張感を持てるうつわもまたいいもの。何をのせても2割増しで品よく目に映る宮田竜司さんのうつわは、背伸び気分で付き合えるうつわです。<松尾直樹(まつおなおき)さん>「うつわは使うもの。主役は料理だということを忘れずにいたい。」そうおっしゃる松尾直樹さんのうつわは、食卓を特別なものにしてくれるうつわ。少し残る西洋アンティークの面影は、洋のメニューをより美味しそうに引き立ててくれます。<古谷浩一(ふるたにひろかず)さん>化粧土の下からのぞく土の温もりと、作り手の使い手への想いと。そんなものがしみじみと温かい古谷さんの手仕事のうつわには、どこか親しみやすさを感じます。季節のフルーツやお菓子をのせて、今日も目で味わいたいひと皿に。<NEW! aya ogawa(あやおがわ)さん>手のひらにおさまるaya ogawaさんの小さな小さなフラワーベースたちは、ちょっとした瞬間、ちょっとした場所に、小さな幸せをもたらしてくれる存在。子どもたちが摘んできたシロツメクサを生けたり、自分で自分に選んだお花を週末ぽつんと生けてみたり。暮らしの中に幸せの風景が増える、そんなフラワーベースです。きっとお気に入りのうつわが見つかる、アンジェのあきいろ作家市。季節の変わり目に、いつもの食卓もこんなうつわたちで衣替えをしてみませんか?=文・写真:宮城= 食のはなし 暮らしのはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらから】 ・あきいろ作家市
2017年09月21日宮田竜司(みやたりゅうじ)さんのうつわと再会したのは、今年5月の益子の陶器市。陶器市エリアの端っこでバスを降りて、いつもとは異なるルートでまわってみようと思った時でした。思えば2016年の秋の陶器市でも見たことのあるうつわ。その時は私にとってどこか遠く感じたそのうつわが、5月のその時には「ちょうどいいかも」と思えたんです。うつわとの出会いにも、きっとある気がする「タイミング」。9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、今日は、少し背伸びをして使いたい宮田竜司さんのうつわについてご紹介しますね。■宮田竜司さんのこと宮田竜司さんは気さくなお兄さん。もともともの作りが好きだったというものの、焼きものを選んだきっかけはお父さまだったといいます。焼きもの好きなお父さまは、著名な作家さんを追いかけて東京から埼玉へ引越しをしてしまうほど。そんなお父さまのそばで様々な焼きものを見ながら育った宮田さんも、様々な産地をまわり最終的に今の拠点、栃木県益子町に拠点を構えたのだそうです。大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。お庭にはご自身で作られた香炉が。「年上の方に遊んでもらっていて・・・」茶道をたしなんでいるという宮田さん。ご自宅の本棚にはたくさんの茶道の本も。本棚の上にはアボカドの種。芽はきちんと出るそうですよ。しとしとと雨が降る中お邪魔したのは、大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。豊かな自然環境の中に建つ宮田さんの作業場で、今回お願いしたうつわの制作風景を見せていただきました。どこか凛とした雰囲気を持つ宮田さんの作業場。その理由は竜の絵かも?お名前からとった竜の絵は、上はお客さまからいただいたもので、下はなんとご本人が描いたもの。地元の原料を使うようにしているという宮田さん。作り出すうつわたちの土には益子の陶土をベースに磁器土を混ぜたものを使い、釉薬は益子の伝統釉である「並白(なみじろ)※白に見えるもの」「灰釉※緑色に見えるもの」「飴釉※こげ茶に見えるもの」を使っているといいます。宮田さんが作るうつわにどこか品が纏うのは、宮田さんが仕上げに緊張感を持たせたくて手で作業を行うようにしているから。宮田さん「もちろんロクロをまわした後に型にはめて成形することもしますが、特にこの花の形のうつわは型にはめて削るようなやり方では均一になって面白くなくなってしまうんです。形に勢いがつくので、どんなうつわも最後はなるべく手で仕上げてうつわに緊張感を持たせるようにしているんですよ。」ロクロで成形した後に、赤い筆で花びらとなる「あたり」をつけて。型にはめて削るのではなく、フリーハンドで花びらを形作る宮田さん。その道具は陶芸用のものではなく、自分で作ることも多いのだとか。使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、使いながらも程よい緊張感を持てるうつわもまたいいもの。そのタイミングが来た時に、まるでパートナーを選ぶような感覚で手に取りたい、背伸び気分で付き合える宮田竜司さんのうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月16日「カレーとカレーのためのうつわ展」が、大阪・阪急うめだ本店で開催される。期間は、2017年8月30日(水)から9月5日(火)まで。阪急うめだ本店が、カレーとカレーのうつわを組み合わせたイベントを開催するのは今回が初めて。通がうなる名店のカレーや、アイデアあふれるカレー惣菜など10店の出店に加えて、カレーのためだけに作られた器や、俵万智が選んだカレー短歌の展示も行う。関西初「神田カレーグランプリ2016」受賞店など10店のカレーが集結東京・御茶ノ水「お茶の水、大勝軒」つけ麺「大勝軒」創業当時の人気メニューが、40年ぶりに復刻する。毎週土曜日海軍の父に連れられて食べた海軍食堂のカレーライスをルーツにした一皿は、ラーメンのスープをベースに煮込んだルゥに海鮮の旨味が染み渡った具が入った、だし文化の関西人にはたまらない味。限定揚げシュウマイ付きで登場だ。なお、2016年神田カレーグランプリでは準グランプリを受賞している。東京・神保町「カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎」「カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎」のスパイス香る店内で作られる「あかのべっぴんカリー」は、カルダモンやジンジャーなどの秘伝スパイスとワインで煮込んだ自家製香味野菜スープをブレンドした、コク深さとすっきりとした後味が魅力。2016年夏にカレー激戦区と謳われる神保町にオープンした名店が4日間限定、大阪で楽しめる。なお、2016年神田カレーグランプリでは神田カレーマイスター賞を受賞している。話題のカレー総菜やカレーに合うコーヒー大阪「コロッケの神戸や」「コロッケの神戸や」が提供するのは、食べ歩きのできる手持ちサイズのカツカレー。カラッと揚げられた衣に包まれた、薄切り豚ロースでカレーライスは、プレーンなカレーロールとチーズ入りの2種類でラインナップする。大阪「THE coffee time」フルーティーな水出しコーヒーに炭酸水とシロップ漬けのフルーツをあわせた「フルーツコールドブリュー」は「THE coffee time」から。辛いカレーを食べた後は甘いマスカットやオレンジ、マイルドなカレーには甘酸っぱいレモンがマッチする。カレーのためのうつわ岡山の「アートスペース油亀」が総力を挙げて、カレー好きのために6,000点のうつわを用意。カレーのことを想って作られたこだわりの器を展示販売する。カレーを食べながら色を楽しむもの、食べ終わった後に物語が現れるもの、テーブルの雰囲気をがらりと変える八角形のもの……。カレーを食べる楽しみをより一層高めてくれる作品の数々が揃う。そのほか、スープカレーやドライカレーなどカレーの種類に合わせた器にくわえ、カレーのお供を楽しむ豆皿も個性豊かなデザインで会場に並ぶ。【詳細】「カレーとカレーのためのうつわ展」期間:2017年8月30日(水)~9月5日(火)場所:阪急うめだ本店 9階催場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
2017年08月07日昨日から始まった「アンジェの小さなうつわ市」。おかげさまで開店前からたくさんのお客様にお並びいただき大盛況!(写真は、ようやく落ち着いて写真が撮れる・・・と合間をみて撮ったものですが、その落ち着きも一瞬でした。)暑い中「アンジェの小さなうつわ市」にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございます!昨日は緊張と興奮とで私も含め眠れなかったスタッフも。みんな揃ってなんだかまるで小さな頃の遠足の前の晩のような心持ちでしたが、暑い中で開店前から待ってくださったお客様や、アンジェでご購入されたものを身につけてきてくださったお客様、「ちょくちょくこういったイベントをやってくれると嬉しいです。」とお声がけくださったお客様など、たくさんのお客様の存在に励まされて私たち自身がとっても楽しい時間を過ごさせていただきました。最終日となる「アンジェの小さなうつわ市」。「たくさんのお客様に喜んでいただけますように」と願いを込めて、今日も張り切って開店いたします。【angersの小さなうつわ市】2017年7月16日(日)11:00〜17:00※当日は現金のみの取り扱いとなります。※ラッピング不可となりますことをご了承ください。会場:NO DESIGN GALLERY = nakameguro gallery =中目黒駅から徒歩5分住所:東京都目黒区上目黒1-7-2※※正面改札をでて、目の前の信号を渡りスターバックスを左手に目黒川方面に進みます。川を渡り、右手に居酒屋「大樽」を越えて、左手にパン屋(ロータスバゲット)が見えたら左に曲がります。銭湯「光明泉」の隣のガラス張りのスペースが会場です。※※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)<ラインナップ>・赤地径・阿部春弥・石田裕哉・icura・aya ogawa・葛西国太郎(HANI)・九谷青窯(徳永遊心、高原真由美、米満麻子、小林巧征、高祥吾、望月彩)・su-nao home・丹窓窯・田中陽三・豊田雅代・古谷浩一(古谷製陶所)・松尾直樹・・・etc=文・写真:宮城=暮らしのはなし 食のはなし アンジェのはなし
2017年07月16日いよいよ明日から始まる、2日間限定「アンジェの小さなうつわ市」。アンジェが全国各地から選び抜いた約29組もの作家さんや窯元さんのうつわたちが、東京・中目黒に大集合します。【angersの小さなうつわ市】2017年7月15日(土)11:00〜19:002017年7月16日(日)11:00〜17:00※当日は現金のみの取り扱いとなります。※ラッピング不可となりますことをご了承ください。会場:NO DESIGN GALLERY = nakameguro gallery =中目黒駅から徒歩5分住所:東京都目黒区上目黒1-7-2※※正面改札をでて、目の前の信号を渡りスターバックスを左手に目黒川方面に進みます。川を渡り、右手に居酒屋「大樽」を越えて、左手にパン屋(ロータスバゲット)が見えたら左に曲がります。銭湯「光明泉」の隣のガラス張りのスペースが会場です。※※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)<ラインナップ>・赤地径・阿部春弥・石田裕哉・icura・aya ogawa・葛西国太郎(HANI)・九谷青窯(徳永遊心、高原真由美、米満麻子、小林巧征、高祥吾、望月彩)・su-nao home・丹窓窯・田中陽三・豊田雅代・古谷浩一(古谷製陶所)・松尾直樹・・・etc私たちも、ただいま張り切って搬入中。たくさんのお客さまに喜んでいただけるよう、今日はみんなで夜遅くまでお店作りを頑張ります!■ ラインナップをちょっとだけご紹介今回の「アンジェの小さなうつわ市」。一部にはなりますが、秋のアンジェの陶器市にご参加いただく作家さんたちのうつわを先行してご紹介・販売いたします。秋に向けて制作中のところに、作家さんたちにお願いして届けていただいた先行販売のうつわたち。数がちょっぴり少なめです。気になる方はぜひお早めにいらしてくださいね。<豊田雅代さん>豊田さんは栃木県益子でご活躍される作家さん。くしゃくしゃっと笑うチャーミングな豊田さんは、最近お母さまになられたばかり。お母さまになられたことでうつわに踊るその無邪気なイッチン模様の表情がどう変化していくのか、これからもとっても楽しみな作家さんです。<aya ogawaさん>aya ogawaさんが作り出すのは、たくさんの小さな花器たち。手のひらにおさまるその花器たちは、ちょっとした瞬間、ちょっとした場所に、小さな幸せをもたらしてくれますよ。aya ogawaさんから届いた箱を開けたら、なんと花器と一緒に紅花などの可愛らしいドライフラワーたちがひょっこり。なんだか温かい気持ちになった、POP UP SHOP準備で追われるある日の昼下がりなのでした。きっといつもより少しだけ豊かな気持ちになれる、お気に入りのうつわがある風景。明日、明後日と、たくさん並ぶ個性たちの中に、ご自身だけの「お気に入り」を見つけていただければ私たちもとっても嬉しく思います。17周年の感謝の気持ちを込めて。アンジェスタッフ一同、東京・中目黒「アンジェの小さなうつわ市」で皆さまにお会いできることを楽しみにしております。=文・写真:宮城=
2017年07月14日「アンジェ web shop」が、17周年を記念して東京・中目黒で2日間限定のポップアップショップを開催。全国各地から約29組もの作家さんや窯元さんのうつわを集めて、「angersの小さなうつわ市」を開きます。暮らしに彩りを添えるうつわとアンジェの雑貨たち。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。【angersの小さなうつわ市】2017年7月15日(土)11:00〜19:002017年7月16日(日)11:00〜17:00※当日は現金のみの取り扱いとなります。※ラッピング不可となりますことをご了承ください。会場:NO DESIGN GALLERY = nakameguro gallery =中目黒駅から徒歩5分住所:東京都目黒区上目黒1-7-2※※正面改札をでて、目の前の信号を渡りスターバックスを左手に目黒川方面に進みます。川を渡り、右手に居酒屋「大樽」を越えて、左手にパン屋(ロータスバゲット)が見えたら左に曲がります。銭湯「光明泉」の隣のガラス張りのスペースが会場です。※※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)<ラインナップ>・赤地径・阿部春弥・石田裕哉・icura・aya ogawa・葛西国太郎(HANI)・九谷青窯(徳永遊心、高原真由美、米満麻子、小林巧征、高祥吾、望月彩)・su-nao home・丹窓窯・田中陽三・豊田雅代・古谷浩一(古谷製陶所)・松尾直樹・・・etc■ 当日は人気作家さんたちのうつわの先行販売も!当日は、なかなか手に入らない人気作家さんたちのうつわの先行販売も行います。どれも数が少なめ。気になる方はどうぞお早めに!<松尾直樹さん>アンジェの陶器市でいつも人気のある、松尾直樹さんのプレート。花弁に縁どられたプレートは、食卓を女性らしいテーブルコーディネートに仕上げます。<阿部春弥さん>今回アンジェでは初登場の阿部春弥さん。置くだけでテーブルに品が生まれるような、凛とした雰囲気を纏う阿部さんのうつわです。<icura・筒井則行さん>こちらも初めてのご紹介となるicura・筒井則行さん。筒井さんが生み出すアイテムたちにはどこか温かさが滲んで、使うごとに愛着が湧きますよ。ひとつひとつが手仕事のうつわたちとの出会い。ぜひこの機会に、お手に取ってご覧くださいませ。皆さまにお会いできることをアンジェスタッフ一同楽しみにお待ち申し上げております。暮らしのはなし 食のはなし
2017年07月04日東京・表参道にあるセレクトショップ、水金地火木土天冥海にて3月18日から4月2日まで、信楽の陶芸家夫婦の大谷哲也、桃子による個展「大谷哲也と桃子のうつわ 二人展」が開催される。同展では、大谷哲也の作品の中でも人気の高い平鍋をはじめ、夫婦それぞれの器や、茶器も豊富に入荷される。大谷哲也の平鍋は、轆轤で成形されたシンプルで美しいデザインが特徴。収納時の重ねやすさや、洗いやすさなどの機能面も考慮しながら、手づくりの温かみも感じられる。直火にかけられるだけでなく、そのまま食卓に並べても様になるのも嬉しい。また、大谷桃子の植物を絵付けした器は土の風合いを感じる温かさが特徴で、小さな和菓子から日常の食事まで、幅広くマッチする。同展初日となる3月18日は、15時からベロック(BELLOCQ)のお茶と大谷桃子手製の焼きお菓子を楽しめる来店イベントも開催される。【展覧会情報】「大谷哲也と桃子のうつわ 二人展」会期:3月18日~4月2日会場:水金地火木土天冥海住所:東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO 3階時間:11:00~19:00
2017年02月25日