2022年1月に東京・新橋演舞場にて上演されることが発表された新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』。大ヒットした映画の歌舞伎化とあって大きな話題を呼ぶなか、一部の歌舞伎ファンからは批判を浴びているのだ。各メディアによると、原作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(41)が製作総指揮などを手掛けたアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』。主人公のプペルは歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が演じ、玄(げん・絵本ではルビッチ)は市川ぼたんと堀越勸玄が交互に演じると報じられている。また海老蔵は意気込みについて次のようにコメントしたという。「西野さんとはご縁があり、『現代の世では難しくなりつつある、信念と共に諦めない想いを歌舞伎として描きたい』と熱望させて頂きました。この作品によって、皆さまに少しでも前向きな思いや勇気づけられましたらうれしく思います」展開するオンラインサロンの会員数が5万人を超えるなど、一部で絶大な人気を誇る西野。それだけに彼の代表作の歌舞伎化には多くのファンが快哉を叫んだ。《確かにこれはヤバい。やっと発表されて嬉しい。》《西野さんの惜しみないエンタメ魂にワクワク堪らん》しかし、いっぽうで歌舞伎文化を愛する人からは批判の声も……。「公開された公演ポスターには海老蔵さん、ぼたんさん、勸玄さんの3人の名前が同じ大きさで並んでいます。しかし、歌舞伎界の常識では、まだキャリアも実績もないぼたんさんと勸玄さんが海老蔵さんと同じ大きさで同列に名前が並ぶのは異例なんです。いくらお子さんとはいえ、“さすがにちょっと……”と困惑するファンは少なくありません」(芸能関係者)歌舞伎ファンが困惑する最たる例はチケットの値段だ。SS席から7段階にランク分けされている座席だが、SS席は3万円。2階最前列のS席も2万円という設定だ。しかし、3万円ほどのチケットはなかなかお目にかかれないという。たとえば、東京・歌舞伎座で2021年10月現在上演中の「十月大歌舞伎」で、最も高額な一等席で1万5千円。大阪・松竹座で上演中の「十月花形歌舞伎GOEMON」の一等席は1万4千円と、プペルの半額だ。こうした業界の“常識”を覆すプペルに違和感を表明する歌舞伎ファンが続出している。《プペル歌舞伎のチケット、普段の歌舞伎の倍額くらいでビビる》《なぜこの値段設計なんだろ?肌感覚的に違和感が拭えない》《プペル歌舞伎で歌舞伎クラスタの方たちが「(自分の)贔屓が関わりませんように」って言ってるのが全てを物語っている》話題作の歌舞伎化。意気込みで語った「前向きな思い」は届けられるだろうか。
2021年10月06日北海道「写真の町」東川町は、10月1日、北海道札幌出身で、今年9月に慶應義塾大学を卒業したタレントの中川梨花さんを、「東川町オフィシャルレポーター」に認定し、その就任式を行いました。中川梨花さんは2019年より「東川スタイル研究員」として活動していましたが、その活動をより一層深め、町の情報発信に注力していきます。就任式の様子。松岡市郎東川町長(左)、中川梨花氏(右)中川梨花さんは、2017年に公開された映画『写真甲子園 0.5秒の夏』への出演をきっかけに、慶應義塾大学の学生として東川町の研究をはじめました。今回の「東川町オフィシャルレポーター」就任は、町の取り組みや魅力を内外に「発信すること」に注力していくことを目的としています。2019年10月1日に町から委嘱した「東川スタイル研究員」の名称を改め、本年10月1日より「東川町オフィシャルレポーター」として活動を進めることとなりました。活動内容は、東川町の取り組みや魅力を町内外へ発信することです。具体的には、町広報誌「広報ひがしかわ」にて、人にフォーカスした企画の連載記事を11月1日発行号より毎月執筆。また町が主催する事業の発信者としての役割も担い、町関連イベントでの司会も担います。そのほかにも、「中川梨花」の公式HP(現在準備中)にて、東川町での日々の活動や町の様子を定期的に記事にし、町外への発信も想定しています。中川梨花さんと東川町のつながりについて中川梨花さん(サンミュージックプロダクション所属・女優)は、2017年に全国上映された映画『写真甲子園0.5秒の夏』に東京の写真部生徒 霧島絢香として出演。当時は高校3年生で、大学進学を希望しており、映画の撮影をきっかけに『東川スタイル』を読み一層地方に関心を寄せ、東川スタイルの著者である玉村教授がいる慶應義塾大学へ入学。玉村雅敏研究会に所属し、将来、進学や就職で町を離れてしまう若者世代が、地元を誇りに思う心を大切にした「心の創生」を育み、未来の関係人口として新たな地方創生をテーマに研究開発を行ってきた。また、現在は「コロナ禍における若者の地方移住への関心の高まり」に着目し、地方自治体が取り組むべく新たな移住促進の在り方について、東川町をフィールドに研究活動を行っている。中川梨花(なかがわ・りか)プロフィール1998年4月21日、北海道札幌市生まれ(23歳)。慶應義塾大学総合政策学部卒業。12歳~大学入学までは札幌を拠点にタレント活動を行う(情報番組、映画、舞台、CMなど)。高校3年生では、弁論大会で全国優勝し文部科学大臣賞を受賞。2017年3月北海高校卒業、同年9月に秋入試制度で慶應義塾大学総合政策学部入学。玉村雅敏研究会では地域活性化とソーシャルマーケティングを研究。2019年10月より「東川スタイル研究員」として活動し、2021年10月より「東川町オフィシャルレポーター」に就任。現在は、サンミュージックプロダクションに所属しタレントとしても活動中。中川 梨花 | Sun Music Group Official Web Site : 中川梨花_プロフィール_2021.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月04日写真文化首都 北海道「写真の町」東川町は、9月20日(月・祝)、建築家 隈研吾氏とともに実施する『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の表彰式及び、隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを東川町複合交流施設せんとぴゅあにて開催いたします。『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、建築家 隈研吾氏と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、今回初めて開催しました。「KAGU」とは人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと、世界中の30歳以下の学生を対象に、「木の椅子のデザイン」をテーマに作品を募集した結果、41の国地域から1,876件のエントリーをいただき、最終的には36の国地域から提出のあった834件の作品より、6月28日に各賞を発表したところです。表彰式は、国内受賞者と隈研吾審査委員長をはじめとする審査員をお招きし、9月20(月・祝)に北海道東川町にて開催いたします。また併せて隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを開催いたします。なお、開催にあたっては、受賞者、審査員のほか、事前に案内する関係者に限定し、感染防止対策を徹底のうえ、実施いたします。ぜひご報道賜りたくお願いいたします。「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ表彰式の開催概要日時2021年9月20日(月・祝)13時30分~15時00分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)参加者受賞者隈研吾賞(最優秀賞)杉原有香様優秀賞柳澤星良様佳作柏木航様、廣瀬萌音様佳作黒瀬光彦様佳作坂口葉月様審査員審査委員長隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)審査員太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※その他北海道上川総合振興局長様、東川町長様、東川町議会議長様、東川町議会議員様、東川町内家具クラフト事業者の皆さま、「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ実行委員会委員の参加を予定(最大70名程度を予定)※事前に案内する関係者のみによる実施となります(一般参加は予定していません)※海外の受賞者は次回大会にゲストとして招へいを予定しています。取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111パネルディスカッション「KAGUが創る未来」の開催概要『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』開催を記念し、審査委員長を務める隈研吾氏と審査員の皆様により『KAGUが創る未来』をテーマに、これからの世界の中でのKAGUや建築が果たす役割・可能性について皆様とともに考えていきます。日時2021年9月20日(月・祝)15時30分~17時30分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)テーマ「KAGUが創る未来」モデレーター隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)パネリスト太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※本パネルディスカッションは事前に案内する関係者のみによる開催となります(一般参加は予定していません)取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111取材連絡票(取材のお申込みはこちらの内容をご確認ください)210907_03_取材連絡票2190902.pdf : 「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの概要・詳細(過去リリースより)【北海道 東川町】「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ、36の国地域・834件からついに隈研吾賞(最優秀賞)を決定 : 210907_02_プレスリリース別添(受賞作品).pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月07日渋谷区代官山町に新たな複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」が誕生。隈研吾が建築を手がけ、2023年秋の竣工を予定されています。代官山駅近く、新複合施設が開業へ代官山は、発展を続ける渋谷をはじめ恵比寿・中目黒へも徒歩圏内に位置し、賑わいと落ち着きがバランスよく共存する街。その土地で東急不動産が推進する今回の「(仮称)代官山町プロジェクト」は、代官山駅至近、八幡通り・代官山通りに面する代官山の新たなランドマークです。複合施設は、下層に商業店舗が入り、中層にコワーキングオフィス、上層に賃貸レジデンスという構成。“暮らす”、“働く”、“遊ぶ”がシームレスに繋がるライフスタイルを提案。また、緑豊かな街並みにあわせて、まるで様々な形状の木箱が積み重なるようなデザインの建物には、屋外のみならず屋内にまで豊かな緑を取り入れられています。東急不動産による広域渋谷圏の開発なお、東急不動産は、これまで渋谷駅を中心とするエリア一帯を広域渋谷圏と定め、都市開発の重要拠点として位置付けています。東急グループでは、すでに渋谷のランドマークとして定着していた渋谷ヒカリエおよび渋谷109をはじめ、2018年に開業した渋谷ストリーム、2019年に開業した渋谷スクランブルスクエアと渋谷フクラス 東急プラザ渋谷など、継続的に再開発が行われています。【詳細】(仮称)代官山町プロジェクト竣工予定:2023年秋(予定)住所:東京都渋谷区代官山町119番他敷地面積:約4,084㎡延床面積:約21,875㎡構造規模:鉄筋コンクリート造 地上10階、地下2階用途:賃貸住宅、店舗、事務所、駐車場基本設計:隈研吾建築都市設計事務所実施設計:株式会社竹中工務店・株式会社東急設計コンサルタント 共同企業体施工者:株式会社竹中工務店
2021年06月07日手指を清潔にしながら潤いケアもh.LABの展開するオーガニック100%ハンドケアミスト『Clean & Refresh Hand Care Mist』に、「えんとつ町のプペル」コラボデザインの新ボトルが2021年2月1日(月)から登場します。同商品はh.LABブランドサイトにて購入可能です。『Clean & Refresh Hand Care Mist』は「オーガニック認証」と「フェアトレード認証」、2つの認証を受けたサトウキビ由来のオーガニックアルコールを60vol%配合したアルコールミストです。手荒れの原因になるアルコールの刺激から肌を保護し潤いを与えるグリセリンとアルガンオイルを配合し、乾燥から守る働きも備えています。ラベンダー油やティーツリー葉油などオーガニック精油の香りで心をリラックスさせてくれます。子供と楽しく使えるデザインにh.LABは「絵本を通じて世界の子供たちに夢を届ける」というテーマに大きく共感し、「えんとつ町のプペル」とのコラボレーションを実現することになった。アルコールの刺激や臭いのストレスを軽減するだけでなく、ボトルのデザインにもこだわることで衛生ケアを怠りがちな子供にも積極的に感染予防対策をしてほしいという願いがこめられている。(画像はプレスリリースより)【参考】※h.LABブランドサイト
2021年01月30日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(40)が、製作総指揮と脚本を努めた『映画 えんとつ町のプペル』が好調だ。公開から24日間で観客動員数は100万人、興行収入14億円を記録するヒットぶり(ともに興行通信社調べ)。同作は累計発行部数65万部の西野による絵本『えんとつ町のプペル』を原作としたアニメーション映画。“ゴミ人間”プペルの声を窪田正孝(32)、少年ルビッチの声を芦田愛菜(16)が務めるなど、豪華な顔ぶれも話題を呼んでいた。映画公開前にテレビ番組で「僕らの映画で言うと、100万人動員しても失敗なんです。製作費がある、それをペイしようとすると、100万人でも赤字。100万人動員したら負けで、もうちょっと呼ばないといけないってなるとちょっと規模が違うんで震えましたね」と語っていた西野。ひとまず目標とする“大台”突破に胸をなでおろしていることだろう。大ヒット中の本作だが、西野と親交の深い“友人”たちからの評判も上々のようだ。実業家・堀江貴文氏(48)は14日に自身のYouTubeチャンネルに『「映画 えんとつ町のプペル」が素晴らしすぎて4回泣きました』という動画を投稿。堀江氏は、「完全にストーリーを知っている(状態で見にいった)」と明かしたうえで、「4回泣きました」と告白。また“僕はウォルト・ディズニーを倒すんです”と公言している西野について、映画『プペル』を見たことで「ディズニーに手が届くかも…」と感じたという。さらに吉本興業時代の後輩でもあるオリエンタルラジオ・中田敦彦(38)は15日に『映画えんとつ町のプペルが面白かった』という動画をYouTubeに投稿。微妙だったらどうしようかなと思いながら、家族で『プペル』を鑑賞しにいったという中田。しかし結果は「鬼滅もみたしポケモンも見たんですよ。正直でも僕は一番プペルが面白かった」と大絶賛。その理由として、中田は「フェスに初めて出れたインディーズバンドのような狂気的な集中力」と表現し、西野の映画にかける“必死さ”が胸をうったことをあげていた。ほかにも人気お笑い芸人TKOの木下(49)は、10日に自身のTwitterで、『プペル』を見たことを明かし、西野がディズニーを超えることを確信するほどの出来栄えだったと語っていた。かけがえのない“仲間”たちのエールを受け、『プペル』の快進撃はどこまで続いていくのかーー。
2021年01月19日1月16日、17日の全国映画動員ランキングは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開14週目で再び首位に立った。先週トップを飾った『銀魂 THE FINAL』は2位に。公開4週目の『映画 えんとつ町のプペル』は先週4位から順位をあげて3位に入った。公開6週目の『新解釈・三國志』は先週3位から4位に。公開4週目の『劇場版ポケットモンスター ココ』と、公開5週目の『約束のネバーランド』はそれぞれ先週と順位は変わらず。新作では、緑川ゆきの人気漫画『夏目友人帳』の中から人気の2つの短編エピソードをアニメ化した『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』が初登場7位に入っており、TOP10にアニメーション作品が7本ランクインしている。次週は『KCIA 南山の部長たち』『さんかく窓の外側は夜』『どん底作家の人生に幸あれ!』『羊飼いと風船』などが封切られる予定。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』2位『銀魂 THE FINAL』3位『映画 えんとつ町のプペル』4位『新解釈・三國志』5位『劇場版ポケットモンスター ココ』6位『約束のネバーランド』7位『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』8位『STAND BY ME ドラえもん2』9位『新感染半島 ファイナル・ステージ』10位『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編』
2021年01月18日窪田正孝、芦田愛菜、伊藤沙莉、國村隼らが声の出演をしている『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日より公開中。公開2週目も好調で、週末ランキング3位に浮上したことが分かった。全国308スクリーンで封切られた本作は、リピーターが続出中で、公開2週目の週末となる1月2日&3日で動員11.5万人、興行収入1.6億円を上げ、土日前週比約80%をキープ。週末ランキングでは、前週よりランキングを一つあげて3位に浮上、アニメーション映画としては、大ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に次ぐ、2位に。また、1月3日までの公開から10日間で動員63万人、興行収入8.7億円を記録。製作総指揮・原作・脚本を務めた西野亮廣は、毎日感想をチェックしているそうで、「ドンと構えられない自分の女々しさに嫌になりますが、それでも、映画をご覧になられた方の声に今日も励まされています。ありがとうございます」と喜んだ。そして今回のヒットを受けて1月15日(金)から、スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を使用した西野さんによる副音声上映が全上映劇場にて開始。西野さんは「脚本の中には“説明されないと気づかない小ネタ”をたくさん織り込みました。『実はこのシーンはね…』と耳元で囁く西野のドヤ声に耐えられる方は、是非、副音声をお楽しみください」とメッセージを寄せている。『映画 えんとつ町のプペル』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2021年01月06日2016年に発表され、60万部を突破した大ヒット絵本を映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が25日(金)から公開になる。『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』などの作品で国内外に熱狂的なファンをもつSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当し、同社で長年に渡ってCG部門に所属してきた廣田裕介が監督を務めた。「映画のお話がくる前なんですけど、西野さんの絵本を本屋で最初に見かけたときに、妻が“ちょっとSTUDIO4℃っぽいね”って言って、僕も確かにそうだなと思った記憶があるんです」と笑みを見せる廣田監督は、この本作でこれまでスタジオが培ってきたノウハウ、テクニックを総結集して制作にあたったという。「これまでは湯浅政明さん(『マインドゲーム』)だったり、渡辺歩さん(『海獣の子供』)だったり外部から監督さんを招いて制作することが多かったんですけど、この映画は最初から4℃で社員としてやってきた人間が監督をさせてもらう初めての作品で、社内のスタッフが集まって作っているので4℃の“純度”は高いと思います」本作の舞台は、四方を高い壁に囲まれたえんとつ町。ここでは、あちこちに建てられた煙突から立ちのぼる煙が頭上を覆っているが、煙突そうじ屋の少年ルビッチだけは、突然消えた父の言葉を信じ、“煙の向こうには星がある”と信じている。そんなある日、ルビッチはゴミから生まれた“ゴミ人間”のプペルに出会い、この町に隠されていた謎を解き明かし、煙におおわれた町に奇跡を起こす壮大な冒険に出る。設定からわかる通り、舞台となるえんとつ町はつねに煙に覆われているが、制作陣は、キャラクター、空間を埋め尽くす建物、煙を巧みに画面に配置しながら、物語運びやアクションの明快さを損なわない構図を作り上げていった。「煙突から煙が出ることがわかっていたので、奥行きが出しにくいだろうし、ずっと画面上を煙が動いているとキャラクターの邪魔になることは初期の段階からわかっていました。だから、画面の要素をどこまで間引いて、画面が伝えたいことの邪魔にならないようにしていくのかを考えていきました。その一方で、えんとつ町は建物が密集している場所でもあるので密度も上げて……すべてのバランスをとることが重要でした。またキャラクターもひとつひとつ表情や、ポーズ、動きを本当にこだわって作ったんです。無機質に見られがちなCGアニメーションをいかに親しみやすいものに見せることができるのか?に力を入れたので、キャラクターをしっかりと立たせるように画面を構成していきました」監督が語る通り、本作のキャラクターはすべてが3DCGで描かれているが、親しみやすく、柔らかなタッチで描かれており、日本の伝統的な手描きアニメーションの持っているタッチやデフォルメの技術が活かされている。「これまで作画のアニメーションの中に3DCGを入れ込んで、それをいかに馴染ませていくか?をやってきたので、僕らの中ではいつも“作画のようなCG”が理想形だったんです。だからこの映画でもそこを追求したいと思いました。日本の作画のアニメーションは本当に完成されていると思いますし、日本産のアニメーションの売りだとも思うので、そこは手描きだろうとCGだろうと生かしていきたい部分なんです。これまでは手描きのアニメーションの中にCGを入れてきたので“ここはCGだな”と思われたらダメだと思ってずっとやってきたんですよ。そういう意味ではこれまで培ってきたものを全部出す気持ちで作りましたね」監督が脚本づくりの過程で“提案”したもの同時に廣田監督は脚本づくりの段階から製作総指揮・原作・脚本の西野亮廣と話し合いを重ねたという。「西野さんも含めて何度も話し合いを重ねていく中で脚本が完成していったんですけど、僕が提案させてもらったのは、ルビッチと家族の関係をもっとしっかりと描きたいということでした。ルビッチの父親像、母親像がボヤけてしまうとドラマのリアリティが薄れてしまう気がしたので、その点をしっかりと描いて、同時にこのドラマの中で家族自体も成長していくようにしたいという意識がありました。おそらくですけど、今後、作品をつくるにあたって自分が重視したいのは、“家族”だったり、その絆や成長になってくるんじゃないかなと思っています。数年前まではそんなこと気にしたことなかったんですけど、自分に家族や子供ができたことが大きくて、子供にとっての父親像や母親像をすごく意識するようになったんですよ。そのことがこの映画にも反映されていると思いますし、何よりも子供が観て楽しめる、家族で観て楽しめるものにしたいという気持ちがありました。これまでのSTUDIO4℃の作品は、どちらかと言えば中高生以上のお客さんに向けた作品が多かったと思うんですけど、小学生だったり、もっと小さな子供でも楽しめる映画をつくってみたいと思っていたので、この映画のオファーをいただいた時には、そこが一番の決め手になりました」本作は人気絵本が原作で、作者が自ら脚本も手がけた作品だが、完成した映画はそこにSTUDIO4℃が長年にわたって積み上げてきたテクニックやノウハウ、そして廣田監督の作品づくりにかける想いが掛け合わさり、“映画でしか味わえない”感覚が楽しめる作品になっている。『映画 えんとつ町のプペル』公開中(C)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会
2020年12月31日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』が、現在アニメーション映画として上映されている。黒い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まるという物語だ。『怪盗グルー』シリーズや、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(18年)、『海獣の子供(19年)など、16歳にしてアフレコ経験も豊富な芦田。今回演じたキャラクター・ルビッチや物語の魅力について、インタビューした。○■「本当の友達ってなんだろう」と考えた――今回ルビッチ役で声を担当した『えんとつ町のプペル』ですが、芦田さんが物語に感じたことや、共感したところはありましたか?ルビッチの「星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない」というセリフがすごく印象的でした。「できると思うのも自分だけど、できないからと諦めてしまうのも自分だから、とにかく挑戦してみよう」という意味なのかなと感じて、その気持ちがすごく大事だな、がんばってみようかなという気持ちになりました。台本を読んだ時から素敵だなと思っていたセリフです。――アフレコにあたって、西野さんからのアドバイスなどはありましたか?西野さんとは、まず録音する前にお話をさせていただいて、この作品に対する思いや、ルビッチのキャラクター設定についても伺いました。収録でも本当にすごく丁寧に、ワンシーンワンシーンこだわって、西野さんと監督とプロデューサーさんと私で「もっとこうした方がいいんじゃないか」と話し合って、何回も録り直したシーンもあります。――西野さんはどういうところにこだわっていたんですか?けっこう、お笑いの要素を求められることが多くて(笑)。私も「西野さんの気持ちに応えられてるかなあ」とドキドキしてたんですけど、その場で「もっとこうしたらいいんじゃない?」と教えていただきました。例えば、焼却炉に行ってしまいそうなプペルをルビッチが頑張って追いかけるシーンは、全部西野さんにレクチャーをいただきながら、台本にない言葉をたくさん入れています。――あのシーンは、キッズが見たらすごく笑いが起こりそうだなとも思いました。私も見ていて、「西野さんの指示はすごいなあ」と思いました。ルビッチのシーンだけじゃなくて、他のキャラクターにもそれぞれ面白いシーンがあるので、そういうところも楽しんでいただけたら。――完成した作品を観て、「すごいな」と思ったところはありますか?まずはアニメーションが本当に素敵です。星空や町の風景がすごく綺麗で、スクリーンで観たい気持ちになりました。あとは、プペルとルビッチが喧嘩して仲直りするシーンが好きなんです。プペルが『友達ですから』と言うんですけど、すごくいいなと思って……。窪田さんと一緒に収録させていただいたんですけど、録音しながらもうるうるしてしまいました。今まで、友達とは何かさえ知らなかったプペルが、ルビッチと出会って友達を知って、その友達にひどいことを言われても、まだ尚「友達ですから大丈夫です」と言える。2人の関係性が素敵だなと思って、「本当の友達ってなんだろう」と考えさせられたシーンです。――ちなみに、うるうるきてるのは窪田さんには…?ばれていなかったと思います(笑)。でも本当にルビッチとしても大事なシーンだし、完成した作品を観ても、うるうるきていました。窪田さん演じるプペルが純粋であればあるほど苦しくなるというか、ルビッチ的にはすごくつらくて、心を動かされました。○■みんな笑顔になれるような世の中がいい――『プペル』は夢や希望をもたらす冒険を描いていますが、読書家でも知られる芦田さんは、どんな物語が好きですか?『プペル』のように感動する話、友情や仲間の大切さを語るような話も好きなんですけど、実は最近、イヤミス(後味の悪いミステリー)にハマっていて(笑)。――意外な方向性でした!『プペル』とは真逆な感じなんですけど……(笑)。人間心理のやるせない部分が出ているところが面白いです。もちろん、お化けとかが出てくるホラーも怖いけど、それ以上に、自分の背後まで迫りくる恐怖というか、明日自分の身にも起こり得るかもしれないような、身近な恐怖を感じられるヒヤヒヤ感が好きで、最近ハマっています。もともとミステリーやゴシックホラー、たとえば海外作品でゾワゾワくるような、「うわあ、見たくなかった」というオチも好きだったんです。――そうなんですね。『プペル』も実は現実の社会にも通じるような作品でもあると思いますが、芦田さんは「こんな風な世の中になればいいな」と思う理想はありますか?最近猫を飼い始めたんですけど、笑顔になる機会がすごく増えて、笑うだけでも幸せになれる気がするんです。笑いって大切なんだなと思うので、皆が笑顔になれるような世の中がいいなと思います。猫ちゃんは本当にかわいくて、もう、寝てるだけでかわいくて! ずっと「かわいいね~」と言ってます(笑)。うちの子はけっこう寝相が悪くて、人間だったら考えられないような、上半身は右、下半身は左という変な形が、本人(猫)的にはお気に入りみたいで、見ると大爆笑してしまいます。すごく気持ちよさそうに寝てる(笑)。だから、動物と暮らしたら笑顔になれるかもしれません。人間にはないものをもたらしてくれるんじゃないかなと、感じますね。――動物に接して、自分じゃない存在を気に掛けるようになるといったところなどもあったりしますか?そうですね。自分がお世話をしてあげないと……という責任感もありますし、猫ちゃんもワンちゃんも素直なので、嬉しいときは全力で嬉しい表現をしてくれたり、悲しいときは本当に悲しそうにしていたりして。人間って、どうしても自分の感情を隠してしまうところもありますけど、そうやって素直なところを見ると浄化されます。素直っていいな、と思います。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。私はルビッチの「星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない」というセリフがすごく心に響いたんですけど、この映画の中には色々な人の言葉やメッセージが詰まっていて、きっとどんな方にも楽しんでいただけるような作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■芦田愛菜2004年6月23日生まれ、兵庫県出身。2010年に『ゴースト もういちど抱きしめたい』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2013年には『パシフィック・リム』でハリウッドデビューを果たす。声優としては『怪盗グルー』シリーズ(10年/13年/17年)のアグネス役、『海獣の子供』(19年)の主人公・安海 琉花役を担当。ほか主な主演映画は『星の子』(20年)など。
2020年12月27日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。ルビッチの母親・ローラの声を務めた小池は、胸元の大きく開いた肩出しドレスを身に纏い、ウエストの細さも際立つ女神のような姿で登場。スカートも透け感たっぷりで圧巻のスタイルを見せた。声の収録では「西野大先生が後ろにいらっしゃったので演出を受けまして……」と謙遜するも、その演技にスタッフ陣も感嘆していたという。小池は改めて「私はいつから夢を語らなくなったのか、大人になると自分で限界を作ってしまっていたなというのを、ルビッチとプペルに教えてもらったなと思って、出会えてよかったなという映画でした」と作品の魅力を語った。「来年チャレンジしたいこと」というテーマでは、「体力づくり」と掲げた小池。「自粛明けにアクション映画を撮ったら、思ったよりもついていけなかったんですよ。動悸・息切れが」と苦笑していた。
2020年12月25日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。「来年チャレンジしたいこと」をテーマにトークを行った登壇者陣。西野は「YouTuder」とフリップを掲げ、観客を驚かせる。「なんか流行ってるみたいなんで……YouTuberになります。ニシサックです」と発表した。西野はさらに「相方(梶原雄太)がカジサックとして頑張ってるので、映画が終わったらニシサックとしてジャージを着て来年1年頑張ります。公約です」と宣言。「それ以外の仕事全部やめてYouTuber 1本で頑張りますので。2021年1月1日からYoutuber ニシサックとして頑張りますのでよろしくお願いします」と頭を下げ、カジサックとの共演も「あるかもしれない。コラボです」と期待させた。
2020年12月25日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。窪田は「出来上がりを見て、こんな風になってたんだと。さっき入るまで西野さんに『ここはどうなってるんですか?』と話を聞いてて、それだけでもすごくわくわくするし、何回でも見られる作品」と感想を述べる。さらに「愛菜ちゃんが素晴らしすぎて頭が上がりません」と相棒・ルビッチ役の芦田について語った。芦田も「本当に窪田さんと一緒に録音させていただいた時は好きなシーンがたくさんあって、一緒に演じさせていただいたおかげで、私自身、ルビッチの気持ちに入り込んでウルウルしてしまった」と明かし、「ルビッチの気持ちにさせてくださってました」と窪田に感謝。窪田は「おっしゃってることすべてが完璧じゃないですか。そういう意味でも頭が上がらない」と互いに頭を下げ合っていた。イベントでは「来年チャレンジしたいこと」を発表し合うコーナーも。芦田は「最近ラジオにハマってて聴き始めたんですけど、『ラジオネーム、〇〇さんのおたよりです』と読まれるのがうらやましくて、インパクトのあるラジオネームを考えてたくさんおたよりを出したい」と、まさかのハガキ職人希望。「どんなのを出せばいいのかな」とラジオネームに悩む芦田に、西野は「"芦田愛菜"じゃないですか、やっぱり。ザワッときます」とそのままの名前を勧める。また、地味な「チャレンジ」の回答が多かったため、期待をかけられた窪田は、小池から「言い方じゃない?」とアドバイスをもらい、力強く「キャンプ!」と叫ぶ。「キャンパーが増えてる。共演させていただいた中でも、音尾琢磨さんとか」と説明し、「サバイバルに強くなりたい。自然の中でも生きられる能力を身につけたい」と希望した。
2020年12月25日累計発行部数50万部超のヒットを記録した絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日、全国308館で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木で初日舞台挨拶が行われ、声優を務めた窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、原作者の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。高い崖に囲まれ、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチが、ゴミ山から生まれたゴミ人間のプペルと出会い、誰もその存在を信じようとしない“星”を見つける大冒険を繰り広げる。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』で知られるアニメーション制作集団「STUDIO 4℃」がアニメーション制作を担当した。物語のカギを握るプペルを演じた窪田は「人間だけど、ゴミだし…、難しかったです」と振り返り、「プペルの人格は、ルビッチの影響を受けて形成されていくので、(役柄同様に)愛菜ちゃんに導いてもらった」と共演した芦田に対し、感謝の意を示した。さらに「本当に愛菜ちゃん(の演技)が本当にすばらし過ぎて、頭があがりません!」と尊敬しきり。コロナ禍に見舞われた2020年については「予期せぬ事態で、世界中が煙に覆われたように、思考がネガティブになり、距離もできた」と胸中を明かし、「でも、信じることで、願いは絶対いつか実る。背中を押してくれる、2020年の集大成にふさわしい作品」を誇らしげに語った。一方、窪田からべた褒めされたルビッチ役の芦田は、「一緒に演じさせていただいたこと、窪田さんがルビッチの気持ちにさせてくれた」と返礼。「できないと決めつけるのも、挑戦して一歩踏み出すのも自分。私自身、映画からたくさん勇気をもらいましたし、どんな世代の皆さんにも届くものがある」と信じる心の大切さを描くメッセージ性をアピールしていた。映画化に際し、製作総指揮・脚本も手がけた西野は「コロナ禍と重ね合わせて、皆さんの頑張りに照らし合わせてもらえれば」。2021年の目標は「ニシサックとして、YouTube一本で頑張ります。流行ってるみたいなんで」と笑いを誘っていた。取材・文・写真=内田涼『映画 えんとつ町のプペル』全国公開中
2020年12月25日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。声優に初挑戦となった大平は「めちゃくちゃ難しかったんですけど、西野さんが助けてくださったりして、終わった後は達成感だったりほっとした気持ちになりました」と振り返る。「映画を見終わって、めちゃくちゃ泣きました。めちゃくちゃ泣きました」と泣いたことを2回も強調していた。西野が大平について「すごい練習してきてくださったんですよ。その跡が見えたので、チームが締まったし、途中止めてブースに入ってけっこうラリーもしました」と明かすと、大平も「けっこう、ご指示を受けました」と語る。廣田監督も「ガンガン応えようとしてくれて、すごく根性のある方。作ってきていただいていた芝居の感じがイケメンすぎたので、『口数が少ないけど、興味のあるところには前のめりになっちゃうようなキャラクターでお願いします』と方向修正させていただいて、そこにガッチリと応えていただいた」と称賛し、西野は「へそを曲げないというか、こっちがどんなリクエストしても、全部誠実に向き合っていただいて、最高でした」と感謝した。イベントでは「来年チャレンジしたいこと」をそれぞれ発表したが、大平は「ワサビを食べられるようになる」と宣言。「お寿司が大好きなんですけど、唯一ワサビが食べられなくて。もう20歳になったので、そろそろ大人の味を味わえるようになりたい。もうちょっと大人になりたいなと思って、ワサビです」と説明すると、西野も「かわいいなあ!」と笑顔になっていた。
2020年12月25日展覧会「えんとつ町のプペル光る絵本展in六本木ヒルズ」が東京・六本木ヒルズで2020年12月24日(木)から12月26日(土)まで開催される。『映画 えんとつ町のプペル』公開記念展覧会キングコング・西野亮廣による人気絵本『えんとつ町のプペル』は、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、孤独な少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描いた作品だ。そんな絵本『えんとつ町のプペル』をアニメ映画化した『映画 えんとつ町のプペル』の公開を記念して、展覧会「えんとつ町のプペル光る絵本展in六本木ヒルズ」が開催される。会場では、キングコング・西野亮廣の絵本作品合計105点が巨大LEDパネルで展示される。また、東京タワーやフランス・パリのエッフェル塔で開催した個展「にしのあきひろ 光る絵本展」を、個展に行けない子供たちにも見せてあげたい、という想いから生まれた移動できる個展会場「プルぺバス」が登場し、バスへのプロジェクションマッピング投影が行われる。さらに、同作の星空のシーンでラッピングした「星空のバス」も展示する。コーヒーの無料配布も物語の舞台「えんとつ町」の住人が飲んでいるコーヒーをイメージして作った「SHIBUYA CHIMNEY COFFEE」を、クリスマスギフトとして数量限定で配布する企画も実施。ラオスの貴重な豆を使用した香り高いコーヒーを、展示作品と一緒に無料で楽しむことができる。その他、西野亮廣の絵本や映画関連の本も物販される予定だ。【詳細】展覧会「えんとつ町のプペル光る絵本展in六本木ヒルズ」開催期間:2020年12月24日(木)~12月26日(土)時間:11:30~22:30会場:六本木ヒルズアリーナ住所:東京都港区六本木6-10-1料金:入場無料物販:・「映画 えんとつ町のプペル」ムビチケ前売り券(カード)※2020年12月24日(木)のみ・「えんとつまちのプペル」(幻冬舎)2,000円+税・「チックタック~約束の時計台~」(幻冬舎)2,000円+税・「ほんやのポンチョ」(幻冬舎)1,500円+税・「別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣特装版」(カドカワムック)1,818円+税・「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」(KADOKAWA)1,400円+税
2020年12月17日ゴミから生まれたゴミ人間・プペルを窪田正孝、星を信じる少年ルビッチを芦田愛菜が演じる『映画 えんとつ町のプペル』。本作で、ルビッチの“元友達”と呼ばれる少年アントニオの声をつとめた伊藤沙莉がキャラクターと本作への思いを語った。友達がいないというルビッチが、ハロウィンの夜にプペルと出会い友情を育んでいく物語だが、ルビッチにはずっと友達がいなかったわけではなかった。その“元友達”がアントニオ。絵本にも登場するキャラクターで、デニス(声:大平祥生)、レベッカ(声:諸星すみれ)といつも一緒にいる、えんとつ町に住む少年だ。アントニオはプペルがえんとつ町にやってきた時から、強く嫌悪感を示し、プペルの口から“ルビッチがまだ星を信じていること”を聞くと激怒し、プペルをいじめてしまう。アントニオは何に怒っているのか、デニスとレベッカも分からなかったが、物語が進むにつれそのアントニオの心情が明らかとなっていく。そんな、夢を信じるルビッチとは対極的に描かれるアントニオの声を演じた伊藤さん。「いじめっ子のような強い印象のある男の子ですが、本当は純粋で意外と臆病な子なんだと思いました。西野(亮廣)さんや廣田(裕介)監督に演出を受けて、この作品、キャラクターをとても愛しているし伝えたいことが明確にあるからこそ、アントニオに感情を抑えずにぶつけることを望んでいたのかなと思いました」とアフレコ時の様子をふり返り、「星の話を聞く前、思っていたより元気で優しい印象に近い演出を受けたので、きっとそこが大前提なんだと思いました」とアントニオというキャラクターに思いを馳せる。アントニオは、本当は心優しい少年だったが、誰にも言えない秘密を持ってから夢を持つ者を嫌い憎むようになる。だが、嘘つき呼ばわりされても夢を諦めないルビッチの姿を見ることで、一度離れてしまった友情も再び結びついていく。伊藤さんは、そんなアントニオとルビッチの関係性について「アントニオは自分が生きている世界や信じなくてはいけないことに逆らうことができないからこそ、それができるルビッチが羨ましくもあるんだと思います」と語り、「シンプルに羨ましいと思いました。見たいものや信じたいことが一緒だからこそぶつかるし助け合える。分かり合えた時、最終的には親友になれる気がしました」と2人の関係性についてコメント。クライマックスに向かう中、アントニオがルビッチの夢を応援する姿では強固な絆を感じることができるシーンとなっている。そして伊藤さんは予告映像でも使用されている台詞を引用しながら、「『あの煙の向こう側を誰か見たのかよ。誰も見てないだろ?だったらまだわかんないじゃないか』。この言葉にどれほどの人達が何かに気づかされ、心を動かされるのかとても楽しみです。少なくとも私は心底刺さりました。ハッとさせられたし、ありがとうと思った」と本作のメッセージに強く心を打たれたと語り、「見たことないもの、知らないことに対してどう向き合うのか、どう受け止めるのか、重くなりすぎずスルッと心に届くといいなと思っています」と期待を込めながら語っている。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月17日2020年12月現在、累計発行部数60万部のベストセラーとなっているお笑いコンビ「キングコング」西野亮廣の原作絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』から、芦田愛菜が声を務める少年ルビッチのナレーションで始まる、圧倒的な冒頭シーンがノーカットで公開された。約3分間の冒頭映像は、まるで絵本の読み聞かせのように優しい言葉遣いで話す、芦田さん演じるルビッチの声で始まる。どこか懐かしさも感じる映像の中で、ルビッチの父・ブルーノが紙芝居で披露するのは、物語の中心となる「黒い煙のその先にある光輝く世界の話」。「これは、夜の街の《最後の夜の物語》」と語る言葉の通り、これから始まる壮大な冒険物語を予感させる冒頭シーンに壮大な音楽が重なっていく。また、この冒頭映像には窪田正孝が声を務めるゴミ人間・プペルの誕生シーンも!煙に覆われた空に突然光る物体が現れ、えんとつ町に物凄い勢いで落ちてくる。ゴミ山に衝突したその光る物体は、ゴミの竜巻を巻き起こす。そこから生まれてきたのが「ゴミ人間」。この後、ルビッチとどのように出会い、そしてえんとつ町にどのような影響を与えるのか。映像のクオリティの高さもうかがえ、ますます期待が高まる映像となっている。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月16日覆面モニター試写でも絶賛の声が続出『映画 えんとつ町のプペル』の“ここ”がハイクオリティ.spNews__sns {padding: 0 24px;margin-top: 16px;height: 30px;}.spNews__pr {padding: 0 24px;margin-top: 24px;}.spNews__pr__button a,.spNews__sns__button a {padding: 5px 10px;color: #A6A6A6;border: 1px solid #A6A6A6;width: 10%;font-size: 1.2rem;}.spNews__link {margin-top: 16px;padding: 0 20px;}.spNews__link__btn {width: 48%;display: inline-block;margin: 0px calc(1% - 1px);border: 1px solid rgb(0, 112, 192);border-radius: 5px;background-color: rgb(0, 112, 192);box-sizing: border-box;}.spNews__column {padding: 0 24px;}.spNews__column * {padding-right: 0;}.spNews__column .spNews__link__btn {width: 100%;}.spNews__column:after,.col:after {content: "";display: table;clear: both;}.col {display: block;float: left;width: 100%;}.span_1 { width: 8.33333333333%; }.span_2 { width: 16.6666666667%; }.span_3 { width: 25%; }.span_4 { width: 33.3333333333%; }.span_5 { width: 41.6666666667%; }.span_6 { width: 50%; }.span_7 { width: 58.3333333333%; }.span_8 { width: 66.6666666667%; }.span_9 { width: 75%; }.span_10 { width: 83.3333333333%; }.span_11 { width: 91.6666666667%; }.span_12 { width: 100%; }.md-tieup__columnWrap {margin-top: 24px;}.md-tieup__columnWrap .md-thumbnailList {padding-top: 0;}.md-tieup__columnWrap p {font-size: 1.4rem;}.md-tieup__column .spNews__column {padding: 0;}@media ( min-width : 521px ) {.spNews__column p { margin-top: 0;}}@media ( max-width : 520px ) {.spNews__link__btn { width: 100%; display: block; /* margin: 0px calc(1% - 1px); */ box-sizing: border-box;}.spNews__link__btn + .spNews__link__btn { margin-top: 3%;}.spNews__column * { padding-right: 0; padding-left: 0;}.span_1,.span_3,.span_4,.span_5,.span_6,.span_7,.span_8,.span_9,.span_11,.span_12 { width:100%;}}.spNews__link__btn.btn__grayOut {background-color: #777;border: 1px solid #777;}.spNews__link__btn p {font-size: 1.4rem;background-color: rgb(0, 112, 192);padding: 6px 0;text-align: center;margin-top: 0;}.spNews__link__btn.btn__grayOut p {background-color: #777;}.spNews__link__btn p a {color: white !important;display: block;width:100%;height: 100%;}.md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(4), .md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(4) ~ .md-gallery__thumbnail {width: 25%;}.md-articleH3 {margin-bottom: 24px;}.spNews__column .bubble { position: relative; display: inline-block; min-width: 120px; max-width: 100%; color: #555; font-size: 16px; border-radius: 10px;}.spNews__column .bubble--left { margin: 1.5em 0 1.5em 15px; padding: 15px 20px; background: #ffd1e1;}.spNews__column .bubble--left:before { content: ""; position: absolute; top: 49px; left: -30px; margin-top: -35px; border: 15px solid transparent; border-right: 15px solid #ffd1e1;}.spNews__column .bubble--right { margin: 1.5em 15px 1.5em 0; padding: 15px 20px; background: #e0edff;}.spNews__column .bubble--right:after { content: ""; position: absolute; top: 49px; right: -30px; margin-top: -35px; border: 15px solid transparent; border-left: 15px solid #e0edff;}.spNews__column .bubble--left p { margin: 0; padding: 0; background: #ffd1e1; font-size: 10pt;}.spNews__column .bubble--right p { margin: 0; padding: 0; background: #e0edff; font-size: 10pt;}12月25日(金) 公開PR(#)『えんとつ町のプペル』公式サイト/SNS公式サイト() Twitter() Instagram() Facebook()(C)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会大人の観客も魅了する感動の冒険物語!人気絵本で描かれなかった“本当の物語”が映画館に!2016年に発表され、60万部を突破した大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』がついに映画化! 西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を、『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』などの作品で国内外に熱狂的なファンをもつSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当。映画は絵本を基にしながら、そこでは描かれなかった本当の物語を描き出す。本作が目指したのは、日本だけでなく世界の映画ファンをうならせ、心ときめかせ、そして“信じること、あきらめないこと”の大切さを伝えること。絵本にも描かれた“信じれば、世界は変わる”のメッセージが、この冬、映画館の大スクリーンで壮大な冒険と共に描かれる!煙突そうじ屋の少年ルビッチとゴミ人間・プペルが大冒険の果てに見つけた“驚きの真実”とは?四方を高い壁に囲まれたえんとつ町は、あちこちに建てられた煙突から立ちのぼる煙が頭上を覆っていた。しかし、少年ルビッチの父ブルーノだけは「煙の向こうには、星があるかもしれない」と言い続ける。しかし、煙しか見てこなかった町の人はブルーノの言葉を信じず、ある日ブルーノは突然、姿を消してしまった。時が流れ、成長したルビッチは煙突そうじ屋になったが、今も父の言葉を信じ続けているため、友だちもいなくていつもひとりぼっちだ。ハロウィンの夜、ルビッチは町でゴミから生まれた“ゴミ人間”のプペルに出会う。ルビッチにできた初めての"友だち”。ふたりは町を取締る異端審問官の捜査を交わしながら友情を築いていく。そんなある日、プペルの周囲で不審な事件が起こり、さらに町に“あるもの”が流れつく。町がにわかに騒がしくなる中、ルビッチとプペルは冒険を開始する。それは、この町に隠されていた謎を解き明かし、煙におおわれた町に奇跡を起こす壮大なドラマのはじまりだった!観客の83%が「面白かった!」と大満足!全体の8割超が「他人にオススメしたい」と回答!本特集では『映画 えんとつ町のプペル』の“真のクオリティ”を調査するべく、映画のタイトルや内容を一切ふせた状態の試写会=スニークプレビューを実施。集まったのは幅広い年齢層の映画ファンで、好きなジャンルや好みもバラバラだが、上映直前に映画のタイトルを告げると客席から「おお!」と声があがる光景もあり、本作の人気の高さがうかがえた。上映後のアンケートでは作品の細部まで語る声や、涙が流れて止まらなかったと語る声、観る者をクギづけにさせる怒涛の展開やアニメーションの完成度の高さについて語る感想が続々と寄せられた。試写会はペアではなく、ひとりずつの参加で実施されたが「家族で観たい」「友達ともう一度観たい」と語る人も多く、参加者の83パーセントが「面白かった!」と回答。8割以上の人が「他人にオススメしたい」と答えており、公開後にはリピーターが増えることも期待できる結果になった。覆面モニター試写の結果を徹底分析!『映画 えんとつ町のプペル』の“ここ”がすごい!【その1】息をのむ映像の美しさ&アニメーションの完成度!多くの参加者が本作の注目ポイントに挙げたのは、スクリーンいっぱいに広がる映像の美しさと、最新のデジタル技術を駆使して描かれるアニメーションの完成度の高さ!本作は『マインド・ゲーム』や『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』など数々の作品で、1作ごとにアニメーション表現を進化させてきたSTUDIO4℃が挑む初のフル3DCGアニメーションだが、新鋭・廣田裕介監督らスタッフは、スタジオがこれまで培ってきたノウハウ、テクニックを総結集して、まだ誰も観たことない世界=えんとつ町の冒険を描き出すため、長い時間をかけて制作にあたった。そして完成したのは、かつてのアニメーション表現では不可能だった縦横無尽に街を冒険するルビッチとプペルのアクション、細部まで徹底的に描きこまれ、実在するかのような“えんんとつ町”のビジュアル、そして観る者にその温度が伝わってくるような柔らかなタッチのキャラクター……大きなスクリーンで観たからこそ伝わる臨場感と、細部へのこだわりが、参加者から高い評価を集めたようだ。2Dとは思えない臨場感で、映像に吸い込まれるように物語に吸い込まれていった。スチームパンクと昭和レトロが混ざったような世界観やキャラクターとそれを動かすアニメーションの上質さは魅力的アトラクションに乗ってるような感覚になりとても良かった。4DXに合いそう映像がすごく綺麗でした。アニメはあまり見ないですが、劇場で見た方が臨場感がでる作品だと感じました。アンケート結果のポイントは、多くの参加者がクオリティの高い映像によって、作品世界に引き込まれ、キャラクターに共感し、えんとつ町を覗き見ているような感覚になっていること。大きなスクリーンに映し出される絵本のような温かみのある映像と、手に汗握るアクションの数々で観客はあっという間に物語に引き込まれ、いつしかルビッチやプペルと一緒に大冒険に出かけている気分になるはずだ。【その2】感動&ワクワクできる!ストーリーの完成度の高さ!さらに多くの参加者が本作のストーリーの完成度の高さを評価している。原作になった絵本は、その長い物語の一部しか描かれていなかったが『映画 えんとつ町のプペル』では原作者が思い描く“本当の物語”が完全に映画化された。観客は、映画の冒頭から物語の舞台になる“えんとつ町”に誘われ、息もつかせぬアクション、アッと驚く展開、思わず笑みがこぼれるやりとりを楽しんでいく。やがて物語のギアが入ると、それまで巧みに張り巡らされていた伏線やキャラクターの過去、心情が次々にリンクしていき、冒険はクライマックスに突入する。「後半になるにしたがって面白さが増していった」と回答する観客が多かったのも、本作の脚本、ストーリー運びのクオリティを高さを裏付けるのではないだろうか。今のこういう状況で勇気や希望を見つけさせてくれる素敵な作品だと思いました。予想以上に胸を打つメッセージ性に涙が止まりませんでした。久しぶりに映画でポロポロ泣きました。チャレンジする心と勇気がもらえる映画でした。「信じている」と声をあげられない人の背中も押してくれる。それぞれの立場で勇気づけられます!家族みんなでこの時期に観たい映画。ジブリにもひけをとらない上映後は、涙をぬぐいなら会場を後にする人の姿も見られるほど、本作は多くの参加者から「感動した」の声が出た。どんな時も自分の信じる道を進む主人公ルビッチの姿と、“あきらめないこと”の大切さを描くメッセージ性の高さは高評価を得ているようで、参加者の7割以上が「泣いた」「ウルッときた」と回答している。また、ルビッチとプペルの友情ドラマについて語る人の割合も多く、「次は友だちや家族と来たい」と語る参加者が続出。『えんとつ町のプペル』は絵本発売時から大人気で、すでに映画の前売り券も記録的な売れ行きだが、『映画 えんとつ町のプペル』はこれまで作品の存在を知らなかった人たちも魅了する完成度になっているようだ。
2020年12月16日2016年に発売され、累計発行部数60万部(2020年12月現在)を達成する絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』。その完成披露試写会に芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、廣田裕介監督、製作総指揮・脚本・原作の西野亮廣が登壇。ロザリーナがエンディング主題歌を生歌唱で披露した。本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る、もう一歩踏み出したい全ての人に贈る、感動の冒険物語。本編終了の余韻が冷めやまぬ中、ステージ上の幕が降りるとルビッチ役を演じた芦田さん、おしゃべり鉱山泥棒・スコップ役の藤森さん、ルビッチの元友達・アントニオ役の伊藤さん、影の独裁者・トシアキ役の宮根さん、本作が初監督作品となる廣田監督、そして西野さんが登場、今回イベントに出席できなかったゴミ人間・プペル役を演じた窪田正孝からのコメント映像が映し出される一幕もあった。絵本を描き始めてから8年、映画の製作がスタートしてからは4年の年月を経て、遂に完成した本作。映画を観た感想を芦田さんは「星空やえんとつ町の景色とか映画館で見たら綺麗だろうなって思いましたね。好きなシーンはプペルとの仲直りするシーンで『友達ですから』っていうプペルの台詞が好き。プペルって元々“友達”というものを知らないのに、ルビッチと出会ってから知っていく。そうした関係が素敵だなって思い、私自身がうるうるしてしまいました」と打ち明ける。西野さんは「今年は世界中が夢や希望を見ることが出来なくなってしまって、そんな中でこの映画を観る方たちはご自身の活動と照らし合わせながら観るだろうなと思ったので、ルビッチの言葉に嘘があってはいけないと思いました。なので、ルビッチには見た目が可愛くて、芯が通っている方にと思いましたね。芦田さんのアフレコも本当に最高でした!」とふり返りながら絶賛を贈る。そのルビッチとは“元友達”という役柄だった伊藤さんは「アントニオは凄く強いと思われるかもしれないんですけど、本当は臆病で素直になれないところがある。ルビッチのことが羨ましいと思っていたりしていて、そんなのあり得ないって思うこと程、自分の中ではあり得て欲しいと思っているし、そうした素直じゃないところが、最後に信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時にやっと自分に素直になれたのだと思います」と述懐、「アントニオを演じていて本当に楽しかったです」とコメント。また、西野さんとの関係性について「私が10歳の時、西野さんにお会いした時『あっ西野だ!』って話しかけてしまって…(笑) それから本当に優しく接してくれて」と伊藤さん。「その時からいつか、お仕事でご一緒したいと思っていて、それが今回やっと叶いました」と本作で念願が叶ったことを明かした。“信じぬけ。”という言葉がキャッチコピーとなり、夢を信じて挑戦し続けることが印象的に描かれている本作。信じ続けることについて、芦田さんは「ルビッチは凄く不器用で、気弱だと思うんですけど、お父さんが大好きという気持ちは変わらなくて。そのお父さんが言う言葉は信じたい、疑いたくないという気持ちがあることが一つの信じられる理由だと思いますし、後押ししてくれたのはプペルという友達の存在が大きいですね」と友達の存在の大切さに改めて言及した。イベントも後半となり、エンディング主題歌「えんとつ町のプペル」を担当したシンガーソングライターのロザリーナが登場。彼女を本作の主題歌に抜擢した理由を、西野さんは「最初に声を聴いた時から感じていたんですよね、ここまでファンタジーを背負っている方はあまりいないなって思いました。本当に素晴らしいアーティストです」とべた褒め。そんな本作の世界観を浸透させるほどの“忘れられない声”を持つロザリーナがアコースティックVerの「えんとつ町のプペル」を圧巻の生パフォーマンスで披露すると、会場と舞台上は感動に包まれ、伊藤さんも「幸せな時間でした…本当に感動しました」としみじみ。イベントも終盤に差し掛かると、芦田さんは「ルビッチの『星があるかどうか分からないけど、でも無いことも分からない』っていう台詞がすごく好き」と語り、「出来るって思うのも自分だけど、出来ないからって諦めてしまうのも自分だから、とにかく一回チャレンジしてみようという意味だと感じていて、それって凄く大事だと思いますし心に響きました。私も一歩踏み出して、ルビッチみたいに頑張ってみようかなという気持ちになった」と明かす。そのほかにも「沢山の素敵な台詞が詰まっていて、どんな世代の方にも楽しんでいただける作品だと思いますので、劇場でご覧頂けたら嬉しいです」と本作へ込めた想いを語る芦田さん。そして最後に西野さんは「『えんとつ町のプペル』っていうのは自分の自叙伝。色々自分も言われてきて、その時の気持ちを正直に書いたら同じ境遇の人に刺さるんじゃないかなと思って。この公開を迎える年のタイミングで新型コロナウイルスで大変なことになって、この作品が持つ意味が変わってきた」と語る。「えんとつ町の住人みんなが白旗を揚げるようなシーンのアフレコの時に芦田さんが『だれか見たのかよ、誰も見ていないだろ。だったらまだ分かんないじゃないか』って叫んだ時に泣きました。これは世界中が求めているメッセージだと思います。この声が映画が一人でも多くの方に届くと嬉しいです」と力強く挨拶しイベントは幕を閉じた。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月14日累計発行部数50万部超のヒットを記録した絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』の完成披露試写会が12月13日、都内で行われ、声優を務めた芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、エンディング主題歌を歌うロザリーナ、原作者の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。高い崖に囲まれ、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチ(芦田)が、ゴミ山から生まれたゴミ人間のプペルと出会い、誰もその存在を信じようとしない“星”を見つける大冒険を繰り広げる。物語のカギを握るプペルを演じるのは、俳優の窪田正孝。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』で知られるアニメーション制作集団「STUDIO 4℃」がアニメーション制作を担当した。挨拶に立った芦田は「映像が本当にすてきなアニメーション。改めて映画館の大きなスクリーンで見たい」と映像美にほれぼれ。劇中で一番好きなのは、プペルとの仲直りのシーンだといい「ルビッチは不器用で人付き合いも苦手。でも、夢を追い続け、一歩を踏み出せたのは、プペルの存在が大きかった。そんな友だちを私も大切にしたいし、(友だちにとって)そんな自分でいられたらいいと思う」と映画が描く友情に感動した様子だった。そんな芦田の完ぺきなコメントに対し、西野は「もう、しゃべることなくなる!」と苦笑い。芦田の声優ぶりを「最高でした」と絶賛し、「夢や希望が見つけられない2020年に公開されるので、ルビッチの台詞に嘘くささがあってはダメだと思った。芦田さんは見た目もかわいらしく、芯がしっかりしている」とキャスティングの理由を説明していた。今回の映画化に際し、製作総指揮・脚本も手がけた西野は「これは自叙伝」だと語り、「何か挑戦すると、あれやこれや結構叩かれてきたので、当時の正直な気落ちを書いた。同じように、叩かれたり、笑われている人の心に刺さるんじゃないかなと。多くの人に届いてほしい」と作品にこめたメッセージを熱弁。廣田監督は「原作の絵本がすばらしかったので、ハードルが高かった」と振り返り、「ようやく見ていただけると思うと感無量。笑いあり、涙あり、興奮ありの誰もが楽しめるエンターテインメントに仕上がった」と誇らしげにアピールしていた。『映画 えんとつ町のプペル』12月25日(金)公開
2020年12月13日『映画 えんとつ町のプペル』完成披露試写会が13日に都内で行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、ロザリーナ(エンディング主題歌)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。同作について、芦田は「アニメーションがすごく素敵で、映画館で見たい」と絶賛。役としても「プペルとルビッチがけんかをして仲直りするシーンでは、プペルが『友達ですから』というセリフがすごく好きで。窪田さんと一緒に収録させていただいたんですけど、私自身うるうるしてしまいました。友達とは何かさえ知らなかったプペルが、ルビッチと出会って友達を知って、何か言われても『友達ですから』と言える。2人の関係性が、すごく素敵だなと思って、本当の友達ってなんだろうなって考えさせられました」と語る。この芦田の感想に、西野は「芦田さんがしゃべったあと、本当にしゃべることなくなるんですよ。全部言ってくださるので」と苦笑しつつ、「芦田さんは本当に最高でした。見た目がルビッチのようにかわいらしくて芯が通ってる人って、芦田さんしかいない。むっちゃ最高でしたね。本当に最高でした」とこちらも絶賛。しかし「会見で『本当に』って言ったらダメみたいですね。『本当に、本当に』と言うと嘘くさくなるって、渡部(建)さんの会見に教えられました。でも本当に最高でした。嘘じゃないです」と反省しながらも真実だとアピールした。声優としても評価の高い藤森は、自分で「準備もしましたし、アフレコも完璧だったと思います」と観客を笑わせる。西野が「藤森だし、そもそも」とつっこむと、藤森は「僕が口が軽くてノリが軽いから、(キャラクターに)ぴったりだということで。前の段階からお話もくださっていたんですが、実際はアフレコ大変でした」と明かす。「何度かアフレコのお仕事させてもらったんですけど、今回は一息で全部OKが出ないと頭から撮り直しだったので、今までの経験で1番苦労しました」と、長台詞を振り返った。最後に芦田は、「私はルビッチの『星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない』という台詞がすごく好きで。その台詞って、『できるって思うのも自分だけど、できないからと諦めてしまうのも自分なんだから、一歩踏み出してみよう、チャレンジしてみよう』という意味だと思って、心に響きました」と語る。「『私も一歩踏み出してみようかな、ルビッチみたいに頑張ってみようかな』という気持ちにさせられたので、この映画を見ていただいた皆さんにもそう思っていただけたら嬉しいなと思います」とメッセージを送った。
2020年12月13日『映画 えんとつ町のプペル』完成披露試写会が13日に都内で行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、ロザリーナ(エンディング主題歌)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。ルビッチを取り巻く少年・アントニオを演じた伊藤は、キャラクターについて「強いような立ち位置だと思われがちなんですけど、本当はすごく臆病で素直になれないところがあるので、ルビッチのことをうらやましく思ってるんです」と表す。「本当は信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時に、やっと自分に素直になれるのかなと思いましたし、ターニングポイントがちょくちょくあったので、演じていて楽しかったです」と振り返った。さらに伊藤は、「10歳の時に西野さんがテレビのレギュラー番組の収録をスタジオでされてて、それを見ていて『西野だ〜』と言ってすごいしゃべりかけちゃったんですよ。怖いもの知らずだったんで」とエピソードを披露。伊藤が「そうしたら、本当に優しく対応してくださって、毎回その後『おっ子供!』って話しかけてくださって。自己紹介してなかったので『子供!』と言われてたんですけど、そうやって遊んでくださってたんですよ、廊下で」と明かすと、西野自身は記憶がなかったのか「え〜!? むちゃくちゃいいやつじゃないですか!」と驚く。伊藤は「何かしらでご一緒させていただきたいというのが、ずっとあったんです。そうしたらこのお話が来てやっと叶ったので、どこかで言いたいなという気持ちがありました」と語った。
2020年12月13日キングコングの西野亮廣が絵・文・監督を務め、2016年の発売以降ロングラン大ヒットを記録、世界累計発行部数50万部という驚異的な数字を叩き出した絵本『えんとつ町のプペル』。この絵本を原作としたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日(金)に全国公開となる。いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」。煙の向こうに“星”があることを、町の住人たちは誰も信じていなかった。ただひとり、えんとつ掃除屋の少年ルビッチだけが父の教えを守り、いつも空を見上げ、星を信じ続けていた。そして、みんなに笑われ、ひとりぼっちになってしまったルビッチの前に、ハロウィンの夜に生まれたゴミ人間プペルが突然現れる。これはふたりが巻き起こす“信じる勇気”の物語。アニメーション制作を美しく繊細な世界観で世界中に多くのファンを持つ「STUDIO4℃」が手掛け、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣が務める本作のオープニング主題歌を、HYDEが担当することが決定。期待が高まる本作について、ふたりに話を訊いた。変化球は投げずにど真ん中を狙おうと。それで負けたなら自分たちの負け。――大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』がついに映画化となりますが、西野さん、今のお気持ちをお聞かせください。西野亮廣(以下、西野)もともと映画の脚本のほうが先にあったんです。ただ、「知らない作品を観に、みんな映画館まで足を運ばないだろうな」と考えたのと、全部を絵本にしてしまうと長くなってしまうので、途中部分を切り抜いて、スピンオフとして絵本を先に出したんです。だから、絵本には主人公もまだ出てきていなかったし、すべてのストーリーを絵本では描けていなかったので、今回の映画でようやく本当の形の『えんとつ町のプペル』が出せるなと。9年越しなんですよ。めちゃくちゃ遠回りしたんですけど、でもそうでもしないと映画館には足を運んでもらえないと思ったので。良かったな、という感じです。――絵本の世界観、そして脚本をアニメーションにされる際に気にされたことは何でしょうか。西野スタッフのみんなとひとつ決めたのは「メジャー作品を作ろう」ということでした。変化球とかは投げずに、ど真ん中を投げようと。で、それで負けたら、自分たちの負けだ、というふうに決めました。――魂を込めた勝負の作品、そのオープニング主題歌をHYDEさんに依頼された経緯を教えてください。西野もともと『えんとつ町のプペル』関係なく、『HALLOWEEN PARTY』を聴いていて、「めっちゃいいじゃん! 超いい!」って、完全に一方的に思っていたんです。脚本を書くときに『当て書き』なんて言いますが、例えばオリラジの藤森くんに声優をやってもらうなら藤森くんの口調で書く、といったことをするんですが、それと同じように、「このシーンにはこの曲」みたいに曲に合わせて書くことがあるんです。で、オープニングを書くときは『HALLOWEEN PARTY』に合わせて書いていたんです。いろいろ考え方があるんですが、(映画の曲を選ぶときに)オリジナルの曲を全く新しく作りたい、という人もいるんです。ですが、僕の中でこれ(『HALLOWEEN PARTY』)がしっくりきているので、「やっぱりこれを超えるものはないな」って。たくさんあるハロウィンソングの中から、『HALLOWEEN PARTY』をイメージして脚本を書いているのに、今からこれを超えるものができる?っていったら、絶対無理なので。そこで、スタッフさんに「ダメ元でHYDEさんに、まんま使わせてもらえないですか、って聞いてみて」ってお願いしたんです。――そうしたら、引き受けていただけて、しかも映画用にアレンジしてくださることになったんですね。HYDEさんが原曲『HALLOWEEN PARTY』を『映画 えんとつ町のプペル』のためにアレンジされた際にイメージされたのはどんなことでしょうか。HYDE西野さんからは「町に合っているものにしたい。(原曲には)この町に存在しないものが歌詞に入っているから、その部分は変えたい」というくらいで、大きなオーダーはなかったので、僕はどうせやるなら、プロデューサーになったつもりでこの曲をオープニング仕様にしようと思いました。この町で流れそうな、インダストリアルな雰囲気とかスモーク、スチーム、といった感じのものを音に取り込みたいと考えて。そのへんのやりとりは、楽曲制作を一緒にやっているディレクターたちとすごくしました。脚本を読んで、どういう状況なのか考えたときに、すごい「パレード」っぽいイメージかなと。パレード感、マーチ感、そしてこのえんとつ町で鳴っているような音を組み合わせたほうが絶対可愛いものになると思ったので、それまであった楽曲を一回無視して、作り直しました。――確かに、原曲からさらにファンタジックな可愛いイメージになっていると思いました。『えんとつ町のプペル』の物語を読まれた感想も教えてください。HYDEすごく良い作品ですよね。ハロウィンがテーマの作品ではあるけど、まさか僕の曲を使ってくれるとは思わなかったので、すごくありがたいです。もともと好きで、素敵な絵本だなと思っていたので、ちょっと寝耳に水で。「え? ほんとに使ってくれんの?」みたいな。せっかく使ってもらえるならいいものを作りたいと思いました。まだ(アニメーションに曲がのった)完成形を観ていないので、どんなものになるのか、すごく楽しみです。自分の好きなものを作る。それで出来上がったものをいかに届けるかは出来たあとの話。――初めておふたりがお会いされたときの印象もおうかがいしたいです。西野初めてお仕事でご一緒させていただいたのはずいぶん前なんですけど、それよりも前に、自分は学生時代にラルクさんのライブのスタッフをやっていたんですよ(笑)。HYDEすごい話だよね。――神様のような存在ということですね。西野そう、本当に!HYDE 警備してくれてましたね。西野ちょっとサボってましたけどね(笑)。後ろをチラッと見たりして。お金がないからライブスタッフをやって。本当はお客さんのほうを見てないといけないのに、ステージの方をチラチラチラチラ…(笑)。「なんて世界を作る人なんだ」というのが、(HYDEさんの)最初の印象でした。似ている人が誰もいなかったので、「突然何でこの人たちはこんな仕上がりになっているんだ?」 っていう。急にバッと出てきた宇宙人みたいな。「なんでこういう人たちが出てきたんだろう? 」っていう。とにかく世界を作る人、世界から作る人、という印象でした。――そうすると西野さんのクリエイターとしての姿勢というのは、HYDEさんに影響を受けていらっしゃるのでしょうか。西野むちゃくちゃ影響されていますし、パクってると思います(笑)。絶対自分の選んでいる言葉だとか、文字だとか映像だとか絵だとかは、学生時代に見てきたものに影響されているので。ゼロから僕は生み出せるわけではないので。――HYDEさんの目には、クリエイターとしての西野さんはどのように映っていますか?HYDE画力がちょっとヤバイなと。僕も絵心があるので、「あれ? ちょっとヤバイやつ出てきたな」っていうところから入って。たいしたもんだな、とずっと思ってました。で、今回話をいただいて、とても光栄に思いました。(人から)入ってくる話でも、映画に懸ける意気込みだったりはすごく伝わってきたので、これはいい映画ができるんじゃないかなと思ったし、人物的にもすごくこだわりを感じたので、一緒にこの作品に関われて嬉しいなと思います。――おふたりの、人の心を打つものを生み出していかれる原動力というのはどこからくるものなんでしょうか。西野さんの絵本もそうですし、HYDEさんの曲を聴いたりライブをごらんになって泣いてしまう方々がたくさんいらっしゃるので。西野それは僕も聞きたい!HYDE泣きますか? ほんとですか? 僕も泣くんですけど(笑)これ誰が書いたんだっけ、あ、俺だ。って。あれ、泣いてる? みたいな感じで。西野いいの書くな~って!HYDE自分としては作りたいものを作っているだけなんですよね。自分の考えで作ってはいるんだけど、それをファンはどう見るだろうか、っていうことは一応意識してますね。それが果たしてニーズに合っているかはまた別として。こう思うだろうな、とか。これはこうだろうな、(ファンは)嫌うだろうなとかは一応全部意識して。でも、やっぱ、ファンの気持ちだけを見て作っているとそれはアーテイストとして、また別の問題じゃない? アーティストとしては新しいものをどんどん提供していきたいから、(そういうものを)作りたいじゃないですか。 だから意識はすれど、自分の好きなものを作る。それで出来上がったものをいかにポピュラーに、いろんな人に届けるか。簡単に、見やすくしていくか、っていうのは出来たあとかなって。――それは西野さんが、おっしゃっている「商品ではなく、作品を作りたい」ということと共通していますね。西野本当に今HYDEさんがおっしゃっていたみたいに、そこだと思うんですよ。つまるところ、商品と作品の違いって『マーケティングが入る場所』だと。マーケティングありきで作っちゃったらそれは商品だから、自分が作ったものを、そのあとに届ける。こっちは作品なので、この順番で。でもね、ここの順番を貫いてる人ってなかなかいないですよ。貫けなくなる。どんだけ表現活動していようが、結果を出し続けないと次に手を打てないので、もともと作品を作っていたのに、みんなだんだん商品のほうに寄っていきたくなってしまう。HYDEセーフティを狙っていくんですよ。その気持ちはわかる。僕は幸い、自分が作っている作品を評価してもらえているから、次に冒険できるんですよ。でもその評価をしてもらえないと、お金がないと冒険できないでしょ、世の中。西野ほんとそうだと思う。そこをやっぱり、(HYDEさんは)降りてないのがすごいですよね。そういう人ってなかなかいないですもん。――では最後に『えんとつ町のプペル』は、自分の信念や夢を世間やまわりを気にして信じ切れずにいる人たちへの応援歌でもあるので、そんなふうに迷っている人たちへメッセージをお願いします。西野今でもいろんなお仕事をしていて、チームで動くことが多いんです。映画ひとつとっても、「これをやりましょう」って決める立場にいるんですが、何かを決めるときってあんまり正解ってなくて。もし正解があったらみんなが正解のほうにいけばいいだけの話ですから、リーダーは要らなくて。待っていて答えが降りてくることもないので、結論、決めたものを半ば強引に正解にするしかないなって。「何したらいいかわからない」っていう方もいるじゃないですか? 僕もそうで、こんないろんな選択肢があって、それぞれにメリットデメリットがある中、これ!っていうのってあんまりないので、「自分が好きなこれを、半ば強引に力業で正解に持っていく」っていうことしかないんじゃないかと。「正解を選ぼう」としたらいつまでたっても踏み出せないから、乱暴かもしれないですが、「選んだものを正解にするしかない」って思います。HYDE現実的かもしれないけど、僕は「したたかにいかないといけない」と思う。夢はね、したたかに。例えば、やりたくないことをやることもあるんです。でもそれは、やりたいことをやるために仕方なくやりたくないことをやる。ひとつのものを追いかけるだけっていうのは、けっこうリスキーですよね。例えば、何か、映画を作るにしてもお金がないとできないから、他でちゃんと生計を立ててお金を稼いでおいたほうがいつまでも夢を追えたりする。あとはゆっくりチャンスを狙う。夢って案外、したたかにやったほうがバランスいいんじゃないかって思うんです。夢を追うのってけっこう大変なんで、嫌なことをいっぱいしながらも、自分の最終的にやりたいのはあれだから!ちょっと頑張ろう、っていうね、現実的な話でした(笑)。西野いや、むっちゃ大事ですね!『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)に全国公開予定。HYDE「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」配信中(Virgin Music)(撮影/木村直軌、取材・文/藤坂美樹)
2020年10月30日ヒトサラ「Go To Eat」キャンペーンランチは500pt、ディナーは1,000ptもらえる期間中はヒトサラPOINTが通常の3倍!最短翌日でポイントがつかえる三条【京料理 箔】1日3組限定の個室、幕末ロマンの風情を残す隠れ家京都らしさを表現したシェフこだわりの『食事』 ※コース料理の一品三条駅から徒歩5分、京都の市街地にありながら、日常の喧騒を忘れさせてくれる大人の隠れ家。坂本龍馬や武市半平太らゆかりの料亭・四国屋丹虎の跡地を改装した歴史ある空間です。1日3組限定の予約のみで、四季折々の薫り高い食材を使用したコース料理をゆったりと味わえます。京野菜や福知山の和牛など地元食材をはじめ、自然の恵みをたっぷりと蓄えた丹波篠山の食材や有機野菜を使用した京料理が味わえます。こだわりの農家直仕入れの丹波篠山産こしひかりを使った『食事』はコースの〆。季節ごとの食材でいただけます。また、シャンパンをはじめとした「ケンゾーエステイトワイナリー」のワインがフルラインナップ。京料理箔【エリア】木屋町/先斗町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】21500円【アクセス】三条駅 徒歩5分烏丸御池【串かつ 希水】京都では珍しい、極上の素材をいかした串かつに舌鼓厳選素材のおいしさを1本に凝縮した『串かつ』烏丸御池駅より徒歩8分、富小路にある京都では珍しいワンランク上の串かつ店。白木カウンターのみ店内は、意匠を凝らした贅沢な空間。カウンターで腕を振るう店主は、東京や京都の三つ星料理店で研鑽した料理人です。目の前で揚げた串カツを、日本ならではの季節を映したしつらえでもてなしてくれます。予約に応じて、品質の高い赤身のお肉や、淡路のウニ、徳島の黒鮑など最小単位で仕入れるので、いつも鮮度の良い素材を味わえます。串かつは持ち味を引き出すように仕立て、素材の味がシンプルに感じられます。日本酒や焼酎といった和酒と並んで、シャンパーニュのラインナップも充実しています。串かつ希水【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩8分河原町【むつの家】高瀬川のほとりに続く、創業明治30年の老舗料理店天然魚と京野菜をふんだんに使用した和食。『コース 長刀』 11,000円河原町駅から徒歩5分、風情ある高瀬川のほど近くに位置する、明治30年から続く京都の老舗料理店。かつては旅館でしたが、バリアフリーに改築し、車椅子のゲストも楽しめるようになっています。ゆったりとしたカウンター席とテーブル席は、特別な日にもおすすめ。家族4人でお店を経営しているため、アットホームな雰囲気です。天然のふぐや鱧をはじめとした季節の魚、京野菜をふんだんに使用した上質な割烹料理を堪能できます。コース『長刀』は、付出し、造り、旬の一口鍋、焼物、煮合せ、天婦羅、香物、ごはんの内容。一口鍋は、秋は牡蠣土手鍋、冬はぶりしゃぶ、鴨鍋などが味わえます。割烹に合う日本酒も揃っています。むつの家【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】河原町駅 徒歩5分京都市役所前【ワインと和食 みくり】オーナーソムリエ・西別當選氏のワイン×京料理のペアリング白ワインとのペアリングを楽しめる『数の子フライ』京都市役所前駅から徒歩7分、フランスシャンパーニュ騎士団・オフィシエなどの数々称号を持つソムリエ・西別當選氏のお店です。料理長に祇園街で腕を振るった料理人・宮脇雅也氏を迎え、ワイン×京料理の新たな世界を創造しています。ワインバーと日本料理店の文化が融合した和モダン空間が、上質なくつろぎのひとときを約束します。ワインはフランス産を中心に、オーナー自ら厳選。ニューワールド・ビオワイン・日本ワインなどの全100種・約300本を常備。『数の子フライ』は、魚卵特有の食感を大切に絶妙な熱加減で仕上げています。シュナン・ブランの白ワインとともにぜひ。21時からはワインバーとしての利用もできます。ワインと和食みくり【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩7分烏丸御池【京料理 藤本】ミシュラン一つ星、旬の魚介や野菜を五感で味わう京料理店魚介を重ねて、新たな味わいを生み出す『イクラ 鮑』烏丸御池駅から徒歩3分、ミシュランガイドで一つ星を獲得した、魚介を中心に旬のものを楽しめる京料理店です。和モダンな店内は落ち着いた雰囲気で、肩肘はらずにゆったりとした気持ちにさせてくれます。カウンターで藤本氏との会話を楽しむのも醍醐味。大切な人をもてなしたいときにぴったりの一軒です。全国各地から仕入れる新鮮な海の幸、信頼している農家から届く京野菜やお米を使い、それぞれの素材がもつ味わいを組み合わせ、新たなおいしさで魅了してくれます。『イクラ 鮑』は、余計な味付けはせず、素材本来の味を楽しむ一品。日本酒にもこだわり、その時々で取り揃えを変えています。京料理藤本【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩3分ほかにも、「GoToイート」利用可能なお店をお探しなら、こちらをチェック!↓
2020年10月25日絵本『えんとつ町のプペル』が映画化されるため、キングコングの西野さんが「映画の見所をラップで紹介してほしい」とオリエンタルラジオの藤森さんに依頼したところ、想像以上のハイクオリティな動画だったと話題になっています。藤森さんが作ったラップは、YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】』でノーカット配信されています。まずは動画をご覧ください。動画のコメント欄はさまざまな声が集まっています。・クオリティ事故!・すごい込み上げてくるものが抑えられなくて、自分の意識を無視して涙が流れてきました。・発注ミスなのにいい作品。コメント欄には藤森さんと西野さんのコメントも公開されています。西野さん「(藤森さんが)『間違って』めちゃくちゃカッコイイ曲を作ってきちゃった」藤森さん「発注と違うものを納品してしまったことはお詫びします」コメントからもわかるように、西野さんはここまでのクオリティを求めていなかったようです。実は、この行き違いの真相がわかる動画が配信されています。想像以上のクオリティに西野さんが驚き通り越して爆笑している姿も楽しめますので、気になる方はこちらの記事の動画もご覧ください。心に響く歌詞を生み出したお笑い芸人の藤森さん。これからの多彩な活動に目が離せませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月22日絵本を原作としたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』の声のキャストとして、窪田正孝、芦田愛菜、伊藤沙莉、飯尾和樹(ずん)、國村隼らが参加することが明らかに。本予告と本ポスタービジュアルも到着した。本作は厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る冒険物語。絵本では描かれなかった、えんとつ町の“本当の物語”が描かれる。現在、連続テレビ小説「エール」の主演を務める窪田正孝が演じるのは、ゴミから生まれたゴミ人間プペル。主演映画『星の子』が公開中の芦田愛菜は、父の教えを守り、いつも空を見上げ、星を信じ続ける少年ルビッチを演じる。窪田さんは「プペルは生まれたてのような、何者にも染まってないピュアなキャラクターです。ルビッチと一緒にいることで様々な感情や言葉を知り、お互いを信じ合い一緒に成長していきます」と演じるキャラクターについて語り、「大人の方にこそ観て欲しい映画だと思うので、是非劇場でご覧下さい」とメッセージ。芦田さんは「ルビッチは、本当は不器用で人付き合いが苦手で、ちょっと気弱な男の子ですが、どれだけ批判を受けても夢を忘れず、大好きなお父さんが言っていたことを信じ続けられたのは、友達であるプペルの存在が大きかったと感じるので、私もそういう友達を大切にしたいなと思いますし、自分も友達にとってそういう存在であれたらいいなと思いました。ルビッチのように、夢に向かって一歩踏み出してみようとか頑張ってみようと思える作品だと思いますのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメントしている。ほかにも、ルビッチに信じる勇気を教えた父・ブルーノを、西野亮廣が実際にモデルにしたと語る落語家・立川志の輔。ルビッチを信じる母・ローラを小池栄子。おしゃべり鉱山泥棒のスコップを藤森慎吾。えんとつ町を統べるレター15世を野間口徹。アントニオを伊藤沙莉。影の独裁者のトシアキを宮根誠司。アントニオの友達デニスを大平祥生(JO1)。えんとつ掃除屋のスーさんを飯尾和樹。頼れる煙突掃除屋・アイパッチを山内圭哉。そして、えんとつ掃除屋のボスであるダンを國村隼が担当する。また、「HALLOWEEN PARTY-プペル Ver.-」が流れる予告編では、ハロウィンの夜に現れたプペルに、星の存在を語るルビッチのシーンからスタート。しかし、えんとつ町の住人は星の存在を信じず、プペルは嘘つき呼ばわりされている。それでも、父から教わった「光を信じて上を見続けていたら、一緒に上を見てくれる友達が現れる」という言葉を信じて、星を見る大冒険へと旅立つ。2人の友情の始まりのシーンである、プぺルの無垢な心が伝わる「トモダチって何ですか?」というセリフにも注目だ。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月、全国にて公開予定©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年10月20日『映画 えんとつ町のプペル』が12月に公開される。この度、オープニング主題歌をHYDE(L’Arc〜en〜Ciel)が担当することが発表された。本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす、“信じる勇気”の物語。緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、東京タワー、エッフェル塔など国内外での絵本展の開催などグローバルな展開をみせてきた。アニメーション制作を担当するのは、世界中に多くのファンを持つSTUDIO4°C。もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語となる。オープニング主題歌として日本を代表するロックバンド L’Arc〜en〜Ciel のボーカル・HYDE。HYDE主宰のハロウィンイベントのテーマ曲でもある「HALLOWEEN PARTY」を今回新たに「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」として子供たちのコーラスを加えアレンジすることで、ハロウィンの日の物語である本作の世界観に非常にマッチした楽曲に仕上げた。プペルプロジェクト仕掛け人・西野亮廣とHYDEからコメントが届いている。西野亮廣コメントハロウィンソングの中で「HALLOWEEN PARTY」がぶっちぎりでめちゃくちゃ良いと思っていて、絵本を書く時もこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました。オープニング主題歌を決める時に「ハロウィンの曲を制作してこの曲を超えられるのか?」と思い、ダメ元で依頼をさせていただきました。やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当に嬉しかったです。『えんとつ町のプペル』の絵本を作っている時に、日本でハロウィンが盛り上り始めて、この先ずっと続く文化になると思いました。せっかく日本でハロウィンという文化が生きているんだから日本に寄せようと思い、元々ヨーロッパ風の町並みだったえんとつ町の風景を白紙に戻して、日本の建造物を意識して作り直しました。日本のハロウィンの爆発力って本当にすごいと思い、一緒に心中する覚悟でいました。楽曲は間違いないです!!こういった形でお力をお借りしたので、それに見合うだけのものをきっちり作り上げ、お客様のところに届くまで頑張ります。HYDEコメント元々『えんとつ町のプペル』が大好きだったので、今回オファーをいただいて本当に嬉しかったです。ハロウィンがまだ日本に定着してない2005年からハロウィンイベントを演っていましたが、イベントで歌う曲が世の中に無かったので理想的なハロウィンソングを作ろうと思って作ったのがこの「HALLOWEEN PARTY」という楽曲です。やりたい事を詰め込んだので、この楽曲を超えるハロウィンソングを作るのは難しい。もし、似た曲を作ってと言われたら悩んだと思います。しかし脚本や絵コンテを見せていただいて、この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を想像してアレンジをしていきました。『映画 えんとつ町のプペル』は今までに無い独特な世界観で、クオリティも本当に高く、この作品に参加できたのは本当に光栄です。本楽曲は10月16日(金)より配信予定。また、先日公開された「プペルダンス MV」の振付も担当した振付師・akane が、本楽曲に合わせて躍る「ハロウィン・スモーキーダンス」の振付も担当し、その制作過程がわかるメイキング映像も同時公開。映像には絵コンテから、モーション・キャプチャーによって、えんとつ町の住人たちに命が吹き込まれ、akaneの動きそのままに「ハロウィン・スモーキーダンス」を激しく踊るまでの過程が映し出されている。『映画 えんとつ町のプペル』12月公開HYDE New Single「LET IT OUT」シングルCD:2020年11月25日(水)発売単曲先行配信:2020年11月6日(金)HYDE Information
2020年10月14日中村倫也が主演を務める映画『人数の町』が公開されている。本作は日本のどこかにある架空の町に集う人々を描いたミステリアスな作品で、脱出できない町の設定から本作をディストピアや“閉ざされた空間”を描いた作品だと思う人もいるかもしれない。しかし本作の脚本と監督を務めた荒木伸二は語る。「町の内側と外側がわからなくなるのが、この映画の一番大事なところだと思います」。私たちが暮らしているこの世界は“人数の町”なのか? 荒木監督に話を聞いた。本作の主人公・蒼山は借金取りに追われる暮らしの中で、黄色いツナギを着た男に助けられ、彼に導かれるままに“ある町”に連れて行かれる。そこでは簡単な労働と引きかえに衣食住が保証され、社交場もあり、住人たちはたまに町の外に労働に出るものの、誰もがここに居場所を見つけているようだ。何をするでもなく過ぎていく日々。そんなある日、蒼山の前に、行方不明になった妹を探す女・紅子が現れる。「子どもの頃から多数決とか人間が“数えられる存在”になることが怖かった」という荒木監督は、人間が個人ではなく数字で扱われる違和感や恐怖を抱いてきた。「2010年ぐらいから映画が作りたいと思ってシナリオをたくさん書くようになって、ノートにアイデアをいっぱい書いては見返していたんですけど、その中に“東京から人がどんどんいなくなる。彼らはある町に連れて行かれ利用されている”みたいなメモがあったんですよ。魂が震えるアイデアではあるんですけど、具体的にどうやって脚本にしたらいいのかわからなくて。単に恐怖を描いたり、ファシズム批判をするだけの映画になりがちなので……なかなか形にできないでいました」転機が訪れたのは、荒木監督が第一回木下グループ新人監督賞の募集を目にしたこと。映画企画を公募し、最終選考に残ったアイデアは実際に映画制作に向けて開発が行われるプロジェクトだ。「ただの脚本コンテストじゃなくて、本当に映画をつくるところまでやるって話だったので、絶対に賞を獲りたいと思ったんですけど、第一回なんで“傾向と対策”みたいなものもわからないですし(笑)、あのアイデアで脚本を書いてみたい気持ちがずっとあったので、アクロバティックではあるんだけど、書いちゃえ!って(笑)。結果的に応募作品は貧困とか格差とかを描いた作品が多かった中で一見変わっていたからか、最終選考に残ることができて開発に進んだわけです」確かに本作は、現代社会の貧困や福祉、青春の挫折、格差などを具体的に“わかりやすく”描いた作品ではない。しかし、本作はじっくりと観て読み解けば、それらがすべて含まれている。「恐怖政治だったりディストピアを描いた映画はこれまでにかなりたくさん出てきていますよね。怖い人がいて、黒幕がいて、主人公を追いつめようとしているので、どうやってそこから脱出する?って話はすでに名作がたくさんあるんですよ。だから今さら自分がそれをやってどうするの?という気持ちがありましたし、現代の日本はそういう種類の恐怖ではないよなぁという気持ちもありました。いまの日本の社会は“ヘラヘラ笑ってる怖さ”だなって。だから、この映画に出てくる町は観た人の何パーセントかは“私もこの町に行ってみたいです”ってなるぐらいの方が面白いだろうなと」劇中に登場する町は、ひとりひとりの部屋があり、食事もあり、プールで遊んだり、異性を誘ったりもできる場所で、労働と言えばネットへの書き込みや、替え玉投票ぐらい。町を管理する“チューター”に暴行されたり、何かを強要されるわけではない。外の世界では金策に走り、家庭内の暴力にさらされていた住人たちは安全で快適な日々を送っている。これは果たして、ディストピアと呼べるのだろうか? そしてこの町は私たちの暮らしている町とそんなにも違うものなのだろうか?「町の内側と外側がわからなくなるのが、この映画の一番大事なところだと思います。特別な場所をつくろうというよりは、僕がいま見えているものを、リアリズムの中で町という設定に落とし込んでいるんです。想像で面白いものをつくりましたとか、奇想天外ですねとか、ファンタジーですねってものとは関係ないものですよね。政治っていうと永田町をイメージしますけど、そういうものではなくて、政治的、社会的なものは生活の中にあるはずなので、少しだけファンタジックだったり、怖い状況を描いてはいますけど、自分の目に見えている現実から発想して描こうとしました」多くのディストピア映画では主人公が異常な世界や閉鎖された空間に放り込まれ、そこからの脱出が物語のゴールになる。外の世界にあるのは自由か? それとも内側よりも過酷な状況か? しかし、本作の描く“人数の町”は少し戯画化されているが私たちの暮らす社会を圧縮した場所に過ぎない。この映画、どう展開させる?物語を動かすのは紅子の存在だ。町のルールを受け入れた蒼山は、紅子の登場によって変化していく。「映画の前半はすごくコンセプチュアルに描いてきた」という荒木監督は映画の後半でギアを入れ替えて物語を進める。ここが本作の最大の注目ポイントだ。「脚本を書く段階からずっと考えていて、周囲から“お前はちゃんと恋愛が描けるのか?”みたいな話にもなったんですけど(笑)、誰かの知恵を借りたりしないで自分に正直に書いてみようと。それぞれのキャラクターに言いたいことをちゃんと言わせて、やりたいように行動させてみようと思ったんです」その結果、蒼山と紅子は惹かれあい、町からの脱出を目指す。しかし、脱出してどうする? 外に出て何が変わる? だからこそ荒木監督は主人公たちが町から脱出できるかどうかではなく、ふたりの心の動きやドラマにフォーカスをあてている。「なぜ相手を好きになるのかを理屈で描くのはつまらないことだと思っていました。俳優も戸惑ったりはしていなくて、むしろチャレンジしてやろうって感じで演じてくれましたね。恋愛ってものが、現代で唯一許された狂気だってことはいつも思ってます。唯一許されていて、誰でも発揮していい狂気。好き合ってしまったふたりに文句のつけようはないし、管理のしようがない。そのことは常になんとなく考えていることです」どんな町をつくっても、どんなに巧妙なシステムを構築しても、どんな柵を築いても、惹かれ合う男女の内面を管理することはできない。このふたりは物語の結末でどこに行きつくのだろうか?「ラストについては“自分の想い”があって、脚本の開発の初期段階で意外とすんなりと決まりました。“どうにでもとれる”結末って、ただ空白をつくって曖昧にして“どうにでもとれる”みたいなことが多くて、それは作り手としてダメだと思うんです。だから、この映画では、全部ちゃんと描いていて、その解釈が枝分かれしてくれるといいな、と。すでに観てくださった方の感想も本当にバラバラですし、単に“良い/悪い”とか“好き/嫌い”以上に自由に感想を言い合える映画がたくさんあるといいなと思っています」『人数の町』公開中
2020年09月05日絵本『えんとつ町のプペル』の世界観を再現した宿泊施設「頓堀宿泊室TOMBORI GUEST HOUSE」が、大阪・日本橋に開業。2020年9月1日(火)より予約受付をスタートする。『えんとつ町のプペル』とは?キングコング西野亮廣が手掛けた『えんとつ町のプぺル』は、累計発行部数45万部を突破したロングセラー絵本。真っ黒な煙で覆われた“えんとつ町”を舞台にした物語は、その美しい世界観とハートフルな物語が魅力で、過去には国内外で展覧会を実現。また2020年クリスマスには映画の公開も予定されているなど、あらゆるジャンルで注目を集め続けている。絵本の世界観を落とし込んだ“隠れ宿”オープンそして今回、そんな人気絵本の世界観を再現した宿泊施設が、大阪・日本橋に誕生。6階建で総戸数18戸のマンションの中の“1室のみ”となる隠れ宿としてオープンし、予約者のみにしかその場所は明かされないという。こだわりのインテリア気になる室内は、エアコンやデスク、照明器具が並ぶ、あえてエイジングされた内装が印象的。またえんとつ町の画家が描いたような油絵が飾られているなど、絵本の世界に迷い込んだかのような、こだわりのインテリアを楽しむことができる。大人2名まで宿泊可なお室内は、セミダブル2台を用意したツインルームとして提供。収容人数は、原則として大人2名までとなっている。【詳細】「頓堀宿泊室TOMBORI GUEST HOUSE」予約受付開始日:2020年9月1日(火)※公式HPにて受付。エリア:大阪・日本橋駅徒歩一分※詳細は予約時に伝えられる。※原則大人2名まで。添い寝の子供は2名まで可。
2020年08月28日