誰もが一度はみたであろう国民的人気番組「おかあさんといっしょ」が初めて映画化。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』として2018年9月7日(金)より全国で公開される。多くの人の記憶にある「おかあさんといっしょ」「おかあさんといっしょ」は、主に2歳から4歳児を対象にした教育的エンターテインメント番組で、60年ほど続く長寿番組。歌のお兄さんやお姉さんといっしょに歌って踊る、そんな体験から日本人の感性を育ててきた。「おかあさんといっしょ」から多くのヒット曲や人形劇が生まれてきた。「だんご3兄弟」「にこにこ、ぷん」などが代表的だ。会場で参加できない人たちのために、ライブビューイングとして映画館で上映(2013年から2016年には)されたこともあった。これを経て、映画館でしか観ることのできないオリジナルのプログラムとして制作される。様々なジャンルを組み合わせた体験型ファミリー映画実写×アニメ×そして歌・体操・踊り・ゲームを融合させ、体験型ファミリー映画という非常に珍しいジャンルにチャレンジする。構成としては歌や体操の実写コーナーと、アニメコーナーの2部制で作られる。実写コーナーでテレビと異なるポイントは、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんがそれぞれスタジオを飛び出し、様々な場所へ冒険に出かけるところだ。ゲストのお兄さんに満島真之介また、実写コーナーにはゲストのお兄さんとして、『君が君で君だ』など、映画やドラマ作品に多数出演している俳優の満島真之介が登場。ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんの冒険物語に、ストーリーの鍵を握るお殿様役として出演する。また、クライマックスでは体操コーナー「ブンバ・ボーン!」にも“しんのすけお兄さん”として出演する。人形劇「ガラピコぷ~」がアニメ化また、人気体操「ブンバ・ボーン!」、番組でおなじみの人形劇「ガラピコぷ~」は、初のオリジナルアニメ化が実現。チョロミー、ムームー、ガラピコは、いつもの「しずく星」を飛び出し、初めて訪れる星へ行く。3人が遊びに行く「ツムリ星」に住むツムリ族のしっかり者のお姫さま・イオ、ある事件をきっかけにツムリ星を危機にさらすロボット・ゴムリという2人の新キャラクターも加わり、スケールアップした世界で、「ガラピコぷ~」のアドベンチャーを描く。声優に西川貴教、だいすけお兄さんTV「ガラピコぷ〜」でグースー急便で働くアヒルのお兄さん、スキッパ―役として出演している西川貴教が、引き続き映画でも声優を務める。また、イオ役に関根麻里、ゴムリ役に11代目うたのお兄さんとして人気を博した横山だいすけが抜擢された。主題歌は映画オリジナルソング「ティッタトティッタ」主題歌は、映画オリジナルソング「ティッタトティッタ」。作詞は、「おまめ戦隊ビビンビ~ン」など「おかあさんといっしょ」の人気ソングを数多く手がけているもりちよこが担当し、作曲は、「ピタゴラスイッチ」のテーマを作曲・演奏している栗原正己が手掛けた。小さい子供に配慮した上映環境『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』は、劇場を暗くすることなく明るいままで上映されるため小さい子供や家族にも安心して鑑賞することができるようになっている。また、記念写真撮影タイムを設けたり、歌ったり踊ったりしながら観ることができたりと、斬新な楽しみ方で映画を鑑賞できる。なお、入場者には、公開日から数量限定で「はじめてのあそびノート」がプレゼントされる。ストーリー実写コーナーゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが、外へ飛び出して、いろんな乗り物に乗って楽しくおでかけ♪…と思ったら、いつのまにか不思議な町に着いてしまい、そこにはちょんまげの人がいっぱい!!お兄さん、お姉さんたちはどうなるのでしょうか!?アニメコーナーチョロミー、ムームー、ガラピコはしずく星を飛び出しツムリ星へお出かけ!到着するとツムリ星はぼろぼろの星になっていました。そこで出会ったのはツムリ族のお姫様イオ。イオには昔ゴムリというロボットのお友達がいましたが、ある事件をきっかけに離ればなれになってしまいました。ひとりぼっちになったゴムリは、星の大切なグミグミの実を盗んでしまい…。グミグミの実の力がなくなったツムリ星はどんどん元気がなくなってしまいました。そのお話を聞いたチョロミーたちは、イオとゴムリの仲直りをお手伝いすることに!果たしてイオとゴムリは無事仲直りし、ツムリ星は元気を取り戻せるのでしょうか。作品詳細『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、小林よしひさ、上原りさ、満島真之介、チョロミー、ムームー、ガラピコ、スキッパー声の出演:吉田仁美、冨田泰代、川島得愛、西川貴教、横山だいすけ、 関根麻里製作:『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』製作委員会(日活/ライブ・ビューイング・ジャパン/イオンエンターテイメント/NHK エデュケーショナル)配給:日活/ライブ・ビューイング・ジャパン制作:NHK エデュケーショナル/ダイナモピクチャーズ2018年/カラー/16:9/5.1ch/DCP
2018年02月18日人気子ども番組「おかあさんといっしょ」の初の映画化が決定。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』として、9月7日(金)より公開されることが明らかに。あわせて、特報映像が到着した。2~4歳児を対象にした教育的エンターテインメント番組として、現在まで半世紀以上続く超長寿番組「おかあさんといっしょ」。TVだけでなく、コンサートやアリーナイベントも全国各地で開催され、2013年から2016年にはライブビューイングとして映画館でも上映された。そして今回公開されることが決定した映画は、実写、アニメ、歌、体操、踊り、ゲームと盛りだくさんの体験型ファミリー映画。ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが通常のテレビ放送とは異なり、スタジオを飛び出して様々な場所へ冒険に出かけるほか、番組お馴染みの人形劇「ガラピコぷ~」が初のオリジナルアニメ化され、スケールアップした世界での大冒険が描かれるという。なお、1990年に「おかあさんといっしょ」内で放送されていた人形劇「にこにこ、ぷん」が劇場アニメ『海だ!船だ!にこにこ、ぷん』として公開されているものの、お兄さんお姉さんによる歌や体操のパートと、アニメパートで構成される1本の映画としては、本作が初の映画化となる。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』は9月7日(金)より全国のイオンシネマほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月15日昨年11月2日~5日に、NHKホールで開催された「おかあさんといっしょ」秋のファミリーコンサートを収録したDVD、CD「NHK「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサートしずく星の大ぼうけん~ヨックドランをすくえ~」が2月7日にポニーキャニオンからリリース!伝説の竜・ヨックドランの願いを叶えるためにみんなで奮闘したミュージカルを中心に、コンサートの見どころを徹底解説しちゃいます。■大人気コンサートをおうちで堪能!『「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート』は、1年を通して全国をまわるコンサート。夏に大規模会場で行われるスペシャルステージとくらべて収容人数が少ないこともあり、会場の一体感は抜群! 「おかあさんといっしょ」のお兄さん、お姉さん、ガラピコぷ~のメンバーが間近に観られる絶好のチャンスなのですが、大人気ゆえにチケットの入手が難しいのです…。今回発売されるのは2017年11月にNHKホールで行われた秋のファミリーコンサートをノーカットで収めたDVD。これを観れば、コンサートに参加した人は当日の興奮を思い出し、会場に行くことができなかった親子も、家庭で手軽にコンサート気分が味わえちゃいますよ!!■テレビで登場した“あの遊び”がステージに!?コンサートは、スキッパーさんの登場からスタート。ホシカをかざして幕が上がると、ガラピコぷ~のメンバー、そしてゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんがニコニコ笑顔で登場です!舞台は、「ガラピコぷ~」のメンバーたちが暮らす小さな惑星“しずく星”。お兄さん、お姉さんたちが遊びに来てくれて大喜びのガラピコたちは、さっそくお気に入りの“ヨックドラン遊び”を提案します。「ヨックドラン」といえば、しずく星に古くから伝わる伝説の竜。これに憧れたチョロミー、ムームー、ガラピコが、ダンボールで「ヨックドラン」を作って遊ぶというお話がテレビ放送されたこともあるんです。今回、この“ヨックドラン遊び”が再登場するというファンには嬉しい展開。「テレビのお話の続きがコンサートで観られるなんて!」と、早くもワクワクです。■貴重なペアによる歌&ダンスはコンサートならでは!そんな中、「ヨックドラン」の赤ちゃんが泣きながら登場。「ママが病気になって動けないんだ」と悲しそう…。そこで、お兄さん、お姉さん、ガラピコたちは、ヨックドランのママの病気を治すお手伝いをするために立ち上がります!ヨックドランのママを救うためには、しずく星に散らばる3つの光る珠を集めることが必要。ということで、ムームー&あつこお姉さん、チョロミー&ゆういちろうお兄さん、ガラピコ&よしお兄さん&りさお姉さんという3手に分かれ、光る珠探しに出かけます。光る珠はそう簡単に手に入るはずもなく、3組それぞれが試練に挑むのですが、注目すべきは各組のコンビネーション! ふだんのテレビではなかなか観ることのできないペア(コンビ)が、デュエットやダンスを披露するなど大奮闘。果たして、赤ちゃんヨックドランの願いは叶うのでしょうか…!?■お兄さんとお姉さんに感動&胸キュンの連続ファミリーコンサートの醍醐味といえば、なんといっても歌のお兄さん、お姉さんの生歌。「子ども向けのコンサート」と侮るなかれ。その声量と、伸びのある歌声には圧倒されてしまいます。なかでも、ゆういちろうお兄さんの表現力の豊かさにはビックリ! ふだん、テレビで観るゆういちろうお兄さんはどことなく可愛らしい印象ですが、ファミリーコンサートのお兄さんは、なんだかとってもたくましい…!!昨年4月に横山だいすけお兄さんの後を継ぎ、第12代目歌のお兄さんとして活動してきたゆういちろうお兄さんですが、心に響くパワフルな歌声で会場を盛り上げる姿には、「ゆういちろうお兄さん、成長したのね…」と、思わず親心がうずいてしまうのでした。もちろん! あつこお姉さんのキュートっぷりも負けていません。華やかな衣装に身を包んだその姿は、まさにプリンセス。時々登場するオトボケ(!?)発言にも、キュンキュンしちゃいます。披露したのは元気いっぱいの月歌「ぱんぱかぱんぱんぱーん」や、名曲「にじのむこうに」などなど全23曲(ガラピコぷ~メンバーによる楽曲も含む)。最初から最後まで、子どもたちをハッピーにするために全力疾走でコンサートに挑む姿には、観ているこちらの胸が熱くなるほど。会場には終始、力強くも優しい時間が流れていました。■豪華特典映像も必見! 冬のお助けアイテムによしお兄さんやりさお姉さんのキレキレダンスもまた、見どころのひとつ。よしお兄さんは「本領発揮!」とばかりに、ステージ上を跳んだりはねたり、回ったり…。終盤にはおなじみ「ブンバ・ボーン!」もダイナミックバージョンで披露。もちろん会場の子どもたちは、一心不乱に踊りまくります!りさお姉さんは、いつもながらキラキラ笑顔全開。休むことなくステージ上をかけまわり、気づけば私たちも笑顔に。りさお姉さんのとびきりの明るさは、コンサートでも健在です!DVDには特典映像として、チョロミー、ムームー、ガラピコの出会いを描いた「ガラピコぷ~」第1~4話、さらに「シェイク シェイク げんき!」といった人気の歌クリップ4曲を収録。まだまだ寒~いこの季節、『NHK「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサートしずく星の大ぼうけん~ヨックドランをすくえ~』は、子どもたちがおうちで“歌って踊って楽しめる”アイテムとして、大活躍してくれるはずですよ!■『「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサートしずく星の大ぼうけん~ヨックドランをすくえ~』\2018年2月7日DVD/CD同時発売/↓詳細はこちら↓
2018年02月01日ゆういちろうお兄さんの人気は、これで確実なものとなったと言っても過言ではない、NHK「おかあさんといっしょ」の「おまめ戦隊ビビンビ~ン」がついに4月18日にDVDとなって発売されることに! 今回、DVDのタイトル名にもなっているほど人気の「おまめ戦隊ビビンビ~ン」は、2017年10月の「月の歌」として放送されると、ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さんをはじめとする、歌のお兄さんお姉さんの4人が豆に見立てたかぶり物やコスチュームを着て戦隊ヒーローになり、コミカルに歌い踊る姿が大きな話題となりました。「今日はおまめ戦隊やらないの?」「また見たい!」という子どもたちはもちろん、全国に数多くのちびっこおまめ戦隊を誕生させた人気曲が収録されたDVDの発売に「待ってました!」と声をあげるママたちも多いはず。お家で毎日おまめ戦隊を見られる日がやってきます!ゆういちろうお兄さんの初のソングブックとなる今回のDVDは、「そよかぜスニーカー」から1年分の月の歌9曲と人気曲7曲を合わせた全16曲が映像とともに収録されているベスト版。そのほかにも、2017年夏に放送された、ガラピコぷ~のチョロミー、ムームー、ガラピコと、お兄さん、お姉さんたちがいっしょに楽しくからだを鍛える「からだをきたえよう」が特典映像として収録されています。先着予約購入者特典として「作ってあそぼう『おまめ戦隊ビビンビ~ン』なりきりお面」が付いてくるので予約も忘れずに! ※一部の店舗では取扱いがない場合があります。事前に確認してください。DVD『NHK「おかあさんといっしょ」最新ソングブック おまめ戦隊ビビンビ~ン』商品情報2018年4月18日(水)発売■収録予定曲(全16曲)「そよかぜスニーカー」(2017年4月のうた)「とり」(2017年5月のうた)「あめのひドキドキ」(2017年6月のうた)「ぱんぱかぱんぱんぱーん」(2017年7月のうた)「にんじゃ きりん」(2017年9月のうた)「おまめ戦隊ビビンビ~ン」(2017年10月のうた)「オカリナのリーナ」(2017年11月のうた)「もくもくふゆーん」(2018年1月のうた)「タイトル未定」(2018年2月のうた)「すごいぞ!じゃがいも」「ほしぞらカーニバル」「ちょんまげマーチ」「ふたごのタンゴ」「かげはともだち ~シルエットはかせのうた~」「ブレーメンのおんがくたい」「べるがなる」(フルバージョン)■特典映像「からだをきたえよう」ほか予定
2018年01月27日歌手・俳優の横山だいすけ(34)が7日、自身のブログを更新。6日に生放送されたフジテレビ系『2017 FNS歌謡祭 第1夜』で共演したアイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花(20)との2ショットを公開し、同番組を振り返った。横山だいすけのアメブロオフィシャルブログより横山は「まずは昨日のFNS歌謡祭たくさんの応援本当にーーーありがとうございました」と初出演した同番組への応援に感謝し、「本当に本当に緊張しすぎて心臓止まるかと思いました!!」と告白。「なぜか!!?FNS歌謡祭で歌わせてもらうという光栄な気持ち、そして…実はディズニーの歌を歌いたいというのはおかあさんといっしょ時代からずーっと夢だったんです!!」と打ち明けた。NHK『おかあさんといっしょ』の"うたのお兄さん"になった時の夢は「紅白に出たい!」「ディズニーとコラボしたい!」「海外ロケしたい!」だったそう。今回、映画『アラジン』の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を生田とデュエットしたが、「おかあさんといっしょは卒業してしまったけど、ディズニーの歌を歌える。子どもたちや応援してくれるみんなにディズニーの歌を届けられる!!夢が叶った瞬間でした!」と喜びを爆発させた。続けて、生田について「一緒に歌ってくれた生田絵梨花さん!!!本当に本当に素敵な方でした!!合わせからたくさん付き合ってくれたり、本番直前にもいっぱいお互いに励ましあえたり…そんなに一緒にいた時間は長くはなかったですけど、生田さんと歌えて本当に良かったです!!」とつづり、「できることなら!またご一緒したいな」と再共演を熱望した。さらに、「あと!!舞台裏では、おかあさんといっしょの大道具さん、迷作劇場の音響さん、だい!だい!だいすけお兄さんのスタッフさんが参加されていて、本番前に応援に来てくれたんです」「V6の井ノ原さんもいっぱい声をかけてくださり、山崎育三郎さんも応援してくました!FNS歌謡祭のスタッフさんもみんな優しかったし、みんなに支えてもらった一日でした!!」と舞台裏の様子なども伝え、「夢が叶ったのもみんながずっと応援してくれるからです。みんな本当にありがとうーーーーーー!!!」とあらためてファンに感謝した。
2017年12月08日『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)で、歴代最長の9年間にわたり“歌のお兄さん”を務め上げた横山だいすけ。現在は、ミュージカルコンサートツアー『だいすけお兄さんの世界迷作劇場 2017-18』で全国を巡回するほか、ドラマやバラエティなど多方面で活躍している。来春には、自身最大規模となる『横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール』を敢行。本公演のゲストとして、鈴木福の出演が決定。今回は横山と鈴木福にライブを前にした心境を聞いた。【チケット情報はこちら】大阪城ホールといえば、1万人以上を収容する関西最大級のホール。『おかあさんといっしょ』時代に何度もその舞台に立ったことがある横山も、決定の知らせを聞いた時はさすがに足が震えたという。「本当ビックリしましたよ。“えっ、お、大阪城ホール!?”って(笑)。しかもこのライブでは、今まで僕がやってきたものとはまた違う、真逆からのアプローチに挑戦してみようと思っています。これまでの僕が優しい、あたたかい歌を届ける役割だったとすれば、今回目指すのはもう少し総合的なエンターテナー。“コンサート”よりも“フェス”に近い、日常では経験出来ないような躍動感あふれる空間にしたいと思っています」自ら「どちらかといえば“妖精”的な立ち位置にいたので」と笑うほど、歌のお兄さん時代はその存在自体が謎に包まれていた横山。しかし今回のライブでは、等身大の、生の横山だいすけの魅力を存分に堪能することが出来そうだ。さらに……。「製作チームにはまず、『エルビス・プレスリーみたいな感じで』と言われたんです(笑)。最初は横山だいすけとプレスリーって全然違うところにいると思ったんですが、もしかしたらものすごく面白い掛け合わせかもしれないなと。今はそういったいろいろなアイデアを、みんなで出し合っている段階。それが受け入れられるかは正直わかりませんが、横山だいすけの新たな魅力を十分に感じてもらえるような、そんなライブにしたいなと思っています」さらにライブを盛り上げるのがゲストの存在。鈴木福は、「だいすけお兄さんのことは幼稚園のころに見ていて、ずっと明るくていつも面白いなと思っていました。今回、だいすけお兄さんには歌についていろいろ教えてもらいたいですし、何より一緒に歌えるのがすごく楽しみです!」と目を輝かせる。すると横山も「うんうん、一緒に楽しもう!僕らが楽しめば、きっと観ているお客さんにもその楽しさは伝わっていくと思うから」と満面の笑みを浮かべた。公演は2018年4月14日(土)・15日(日)。なお、ぴあでは『横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール』の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は12月13日(水)午前11時まで。取材・文:野上瑠美子■横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール日時:2018年4月14日(土)開演11:00~/15:00~4月15日(日)開演11:00~/15:00~会場:大阪城ホール(大阪府)
2017年12月05日2017年夏に行われた『「おかあさんといっしょ」スペシャルステージ~ようこそ、真夏のパーティーへ~』がDVD、Blu-ray、CDになってポニーキャニオンから12月6日にリリース。スペシャルゲストとして、だいすけお兄さんも登場した貴重なステージを収録した本作。その見どころを解説しちゃいます!■夏の恒例! 大規模コンサートを完全収録『「おかあさんといっしょ」スペシャルステージ』は、毎年夏に行われる大規模なコンサート。今回発売するDVDは、今年8月にさいたまスーパーアリーナで開催したステージをノーカットで収めた完全版(一部、大阪城ホール公演の映像を使用)です。出演者(敬称略)は、花田ゆういちろう、小野あつこ、小林よしひさ、上原りさ、ガラピコぷ~(チョロミー、ムームー、ガラピコ)。さらに「おとうさんといっしょ」からシュッシュ、ポッポ、なお、せいや(映像出演)。そこに、特別ゲストの横山だいすけと超豪華!特に、今年3月に惜しまれつつNHK『おかあさんといっしょ』を卒業しただいすけお兄さんは、どんな姿で登場するのか!? と公演前から注目が集まっておりました。■真夏のパーティーの準備に大忙し!2017年のテーマは“真夏のパーティー”。スイーツなどで彩られたステージ上では、キャストたちがパーティーに向けて準備を開始!まずは「シェイク シェイク げんき!」「ヤッホ・ホー」など、思わず口ずさみたくなるノリノリの歌とダンスで、会場を盛り上げます。そして、お兄さんとおねえさんが、本格的にパーティーの支度へと向かうと…鳴り響くのは「パオ~オ~ン」とホラ貝の音色。そう、早くもあの方の登場です!■スペシャルゲストは、旅に出かけた人気者!軽快なテーマソングに乗って、なんと観客席から姿を現わしたのは…そう、かぞえてんぐっ!! 登場時には、ママたちの興奮も最高潮! 会場全体が全力で手を振ってかぞえてんぐを迎え入れる様子に、その人気ぶりが伺えます。「かぞえったい~、かぞえたっい~」とおなじみの楽曲を歌い終えたら、数を数えないわけにはいきません! パーティーに必須の“アレ”の数を、会場中のみんなと一緒にハイテンションで数えていきます。子どもたちの瞳がキラキラと輝く中、続いて披露したのは「かぞえてんぐのかぞえたび」。7月にリリースしたDVD『かぞえてんぐといっしょにかぞえよう!~旅(たび)にはかぞえるものがあふれてんぐ~』に初収録されたバラードで、一度聴いたら忘れられない名曲です。どこか懐かしいメロディに心がほっこりと温まったところで、かぞえてんぐとはここでお別れ。でも、まだまだサプライズは続きますよ…!■だいすけお兄さん×ゆういちろうお兄さんのハーモニーに感服会場に戻ってきたゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんは、海をイメージした爽やかな空間で「あの子をさそって海へ行こう」を歌い上げます。全力のパフォーマンスに、観ているこちらもウキウキ。やっぱり、お兄さん&お姉さんのパワーはすごいっ!お待ちかねの「ブンバ・ボーン!」は、よしお兄さんだけでなく、りさお姉さんも登場するスペシャルバージョン。会場の子どもたちも元気いっぱい笑顔で踊りまくります。ダンスの後は、「少年の夏」をしっとりと。そして、歌の途中で登場したのはだいすけお兄さん! 先程、登場したのは、だいすけお兄さんの親友・かぞえてんぐですからね。だいすけお兄さんは、このタイミングで初登場です。それにしても、ゆういちろうお兄さんとだいすけお兄さんのデュエットが聴けるなんて贅沢! ゆういちろうお兄さんの表現力豊かな歌声と、だいすけお兄さんの温かな歌声が重なり、ついつい笑顔に。あつこお姉さんの美しい歌声もあいまって、貴重すぎるハーモニーに大満足です。■いよいよパーティーの幕開け! みんなで盛り上がろう!! 会場の飾り付けができたら、ついにパーティーがスタート! 出演者がステージに全員集合で、「ぱんぱかぱんぱんぱーん」「エイエイオー!」など元気いっぱいのナンバーで会場中を魅了します。そして訪れる、幻想的なケーキへの点火。みんなで「いつまでもともだち」を優しく歌い上げ、エンディングへと向かいます。この時、あんなにパワフルだった会場の子どもたちも、静かに歌に聴き入っているから不思議…。やっぱり歌のメッセージは、幼心にも届くものなんですね。■特典映像も豪華! よしお兄さん&りさお姉さんが大活躍特典映像は、コンサートで歌う「エイエイオー!」の振り付け練習動画。ということで、本編を観る前にこちらをチェックするのがおすすめ!ほかに、2016年のファミリーコンサートで披露されたミニミュージカル「天才よしナルド大ピンチ」も収録。よしお兄さん扮するよしナルド・ダ・ピンチが繰り広げるミュージカルは、りさお姉さんのソロ曲が聴ける貴重なチャンス。1年前とはいえ、どことなく若いだいすけお兄さんとあつこお姉さんの姿も必見です。明るいダンスナンバーから、心地良いバラードまで幅広いラインナップで見応え十分の『「おかあさんといっしょ」スペシャルステージ~ようこそ、真夏のパーティーへ~』は、12月6日リリース。お兄さん、お姉さんが全力で輝く姿に、親子で元気をもらっちゃいましょう!■「おかあさんといっしょ」スペシャルステージようこそ、真夏のパーティーへ\2017年12月6日DVD/ブルーレイ/CD同時発売/◆さいたま、大阪両会場あわせて約15万人動員の一大イベント「おかあさんといっしょ」スペシャルステージ 2017をノーカットで完全収録。◆「おかあさんといっしょ」「おとうさんといっしょ」のキャストが大集合!◆スペシャルゲストとして横山だいすけお兄さん&かぞえてんぐも!◆大きな会場と豪華なセット、そして、たくさんの人気曲でステージを盛り上げます。◆DVD・ブルーレイは「2016年のファミリーコンサート全国ツアー」での楽しいステージほか、魅力いっぱいの特典映像も収録されます。↓詳細はこちら↓
2017年12月02日7月19日、ポニーキャニオンから『かぞえてんぐといっしょにかぞえよう!~旅(たび)にはかぞえるものがあふれてんぐ~』が発売。これは観ないわけにはいかない!ということで、さっそくチェックしました。鑑賞後には、かぞえてんぐへの愛が溢れて止まらない、素晴らしきDVDの感想を報告しちゃいます!■最終回の「旅に出る」宣言はウソじゃなかった!かぞえてんぐは、今年3月にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』を卒業し、今なお人気上昇中の横山だいすけお兄さんの“親友”。数を数えることに喜びを感じ、数えた後には「パンパカパ~ン」とファンファーレが鳴り響き、鼻先から様々なモノが飛び出すという個性あふれる人気キャラクターです。だいすけお兄さんが番組を卒業する際に「旅に出る」と宣言し、テーマ曲を歌い終えるとウチワを置いて去って行ったかぞえてんぐ。そして、その“旅”に密着したのが、このDVDというわけ。ゴールである富士山を目指しながら、身近にあるものの数を数える楽しさを教えてくれるのですが…。■かぞえてんぐとデート気分!? 親子でテレビに釘付け!街に出たかぞえてんぐは、「クンクン、クンクン」と数のニオイにとっても敏感。なんでもかんでも楽しそうに数える姿に、本編がスタートして早々、笑顔の筆者。もちろん、一緒に観ている息子たちも終始テレビ画面に食い入るように観ています!DVDでは、旅をするかぞえてんぐにカメラが密着。何をするにも、振り返って私(もとい視聴者)に話しかけてくれるという設定に、ついつい胸キュン。今まで学校でしか会っていなかった彼に、初めて外で会った時のドキドキ感が味わえる…なんて感情は、私だけかしら!?どこにいたって、私たち(完全にデート気分)のことを気に掛けてくれる上、てんぐさんは終始めちゃくちゃ楽しそう!途中途中に出てくる、子どもたちに優しく話しかけるかぞえてんぐさんも、またステキなんですよ。■お兄さん・お姉さんの全力に感謝感謝の歌クリップ本編では、数にまつわる歌クリップも収録。中でも筆者が嬉しかったのは、だいすけお兄さん、たくみお姉さん、よしおにいさん、りさおねえさんによる「すずめがサンバ」。すずめ役のだいすけお兄さん、たくみお姉さん、りさお姉さんがサンバ隊のようなバッチリメイクで、まつげバチバチ、目がギラギラ!そして、なぜかよしお兄さんは主婦(おばちゃん!?)役で登場…これ、りさお姉さんでもよかっただろうに(笑)。けれど、みなさんご存知、よしお兄さんのハイクオリティな顔芸で親子の心を鷲づかみ。こういう全力な姿勢、本当に好きです。他にも「すうじのうた」「ともだち8人かぞえうた」という数にまつわる楽曲、そして3月の最終出演回で披露された「かぞえてんぐがやってきた」も収録されており、まるでアイドルのように歌い上げるその姿に、ペンライトでも振りたい気分!そして、テレビ未公開の新曲「かぞえてんぐのかぞえたび」は、てんぐさんの伸びやかな声が堪能できる名曲。初めてなのに、どこか懐かしさもあるメロディに心が癒やされます。■特典映像もボリュームたっぷり!リピート再生決定!!特典映像では、「かぞえてんぐ名作選」として、過去に放送されたコーナーから初回の「めがね」、最終回の「ハンカチ」を含む8つを収録。かぞえてんぐが子どもたちに数を尋ねても、なかなか正解にたどり着けず、あつこお姉さんが思わず笑ってしまうという、ファンの間で“神回”とも言われる「積み木」もバッチリ収められています。さらに「かぞえてんぐスペシャル」として、『おかあさんといっしょ』の番組内で過去に放送された「トナカイ」「回転寿司」「電車」のおでかけシリーズもラインナップ。今よりちょっぴり若いてんぐさんが、これまた楽しそうに数を数えています…が、こちらも一筋縄ではいかず、笑いの要素もたっぷり。親子で何度でもリピートしたくなるシーンが満載です。■数をかぞえることが、自然と楽しくなる究極のDVD!DVDを観ていると、かぞえてんぐがあまりに嬉しそうに数を数えるものだから“数を数えるってすごく楽しいことなんだ”と本気で思えてくるから不思議。笑い袋の笑い声を聞くと思わず笑いたくなるのと同じような感覚で、DVDを観ると反射的に「1、2…」と数を数えたくなってしまうんです(笑)。ちなみに4歳の息子は、かぞえてんぐの呼び掛けに合せて大きな声で数を数え、「もっと大きな声で~」と言われれば、家中に響き渡るほどの大声で数をカウント。かぞえてんぐの子ども心の掴み方…やっぱり、すごいなぁ。さらに本編では、団子を食べると数が減るという“物の増減”や、富士山までの駅の数を数える際には未知の領域である“10を超える数”も登場。数の楽しさを学べるのはもちろん、数への知識をさらに深める良いきっかけになりそうです!あまりにも充実した内容だった『かぞえてんぐといっしょにかぞえよう!~旅(たび)にはかぞえるものがあふれてんぐ~』。かぞえてんぐ、そして彼の親友・だいすけお兄さんファンの親子は必見。見終わった後には、きっと「満足満足~」できるはずですよ!\DVD詳細の詳細はこちら/
2017年07月25日3月にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』11代目うたのお兄さんを卒業した"だいすけお兄さん"こと横山だいすけ(34)が23日、自身のブログを更新。連続ドラマ初出演となるフジテレビ系『警視庁いきもの係』(毎週日曜21:00~)の撮影現場で撮ったミーアキャットのポーズやフラミンゴのポーズを公開し、反響を呼んでいる。横山は「ミーアキャットが…」と題して更新し、「みんなーーーーげんきーーーーーー!!?だいすけお兄さんもーーーーげんきーーーーー!」とおなじみの挨拶。あす25日から始まる『だいすけお兄さんの世界名作劇場2017』の稽古も残すところ2日になり、「迷作劇場も最後の仕上げ段階です創っている自分たちも楽しみながら毎日を過ごしてます」と今の心境を明かした。また、「さて、今日は警視庁いきもの係!!いきもの係広報部長の四十万さんより」と話題を変え、撮影現場にいたフラミンゴをバックに、『おかあさんといっしょ』で"だいすけお兄さん"が歌っていた体操の曲「ブンバ・ボーン!」にあわせて「ミーアキャットが…フラミンゴ~~~~おっとっとーーー」と、ミーアキャットのポーズ、フラミンゴのポーズ、転びそうな写真を公開。最後に「すみません、本編とは特になんの繋がりもないです笑 今日もいきもの係で会いましょう」と、お茶目なコメントで締めくくった。この投稿に、「だいすけお兄さんがいたおかいつ時代が懐かしい~」「だいすけお兄さんのおっっとっと~~~~!!うれしい~~~~!」「ミーアキャットの最初の写真が可愛い…」「当時のことが、ブワッと蘇ってきます。」「お兄さんのブンバボーンが久しぶりに見れるなんて」「警察官、めっちゃ似合ってます」「か、可愛い」「動物園に行って同じように撮りたい」「おかいつ愛が嬉しい」などとたくさんのコメントが寄せられている。
2017年07月24日『かぞえてんぐといっしょにかぞえよう!~旅(たび)にはかぞえるものがあふれてんぐ~』がポニーキャニオンから7月19日にリリース。「かぞえたっい~かぞえたっい~かぞえられたら鼻高い~ かぞえてんぐ~」という名曲(迷曲!?)が、Eテレ『おかあさんといっしょ』で聴けなくなって早3ヶ月…あの“かぞえてんぐ”がDVDで帰ってくるのだっ!■だいすけお兄さんの親友・かぞえてんぐって?今年3月、子どもはもちろんママ・パパからも惜しまれつつ同番組を卒業した横山だいすけお兄さんの親友・かぞえてんぐ。見た目はそっくりですが、あくまで“親友”であることをお忘れなく…!そんな、かぞえてんぐの最大の喜びは“数を数えること”。毎週あらゆるモノの数を、子どもたちと一緒にそれはそれは嬉しそうに数えてきました。もちろん、彼とともに「1、2、3…」と大きな声を出すことで、数を覚えたり、数のおもしろさを知ったりしたお子さんも多いですよね!■全力の数カウントとハイテンションに、ママたちも満足満足~!かぞえてんぐの初登場は、2013年4月。当時は数を数えた後に「パンパカパ~ン」と鼻からお花や様々なモノが飛び出すなんて展開、一体誰が想像したでしょう。そんな突飛な流れにもかかわらず、いつしか「今日は何が飛び出すんだろう」と気に掛けるようになっているから、あら不思議…。数え終わった後の満足そうな姿を見ると、毎度毎度わかっちゃいるのに思わずニンマリ。あのハイテンションでユーモアたっぷりな言動に笑わされ、かぞえてんぐから“パワー”をもらってきたというママは、私だけではないはずです。■カッコイイだけでは終わらない!「かぞえてんぐ」最終回も話題にかぞえてんぐは、だいすけお兄さんの番組卒業と同時に「世界中の数を数えるのさ」と旅に出ることを宣言。最後は「ハンカチ」を数えて私たちを感動させたと思いきや、去り際にウチワを落としてしてしまうというアクシデントが発生。決してカッコイイでは終わらない、だいすけお兄…じゃなくて、かぞえてんぐさんの人柄を見たようで、ホッコリ気分の最終回となりました。そして後日、かぞえてんぐはテーマ曲『かぞえてんぐがやってきた』のフルバージョンを披露。引退時の山口百恵さながら、ウチワを舞台に置いて去って行ったのです…。■目的地は富士山!? 旅先で大好物の数を数えまくる!今回発売されるDVDは、旅に出たかぞえてんぐのその後を追ったもの。今までの総集編ではなく、本編はほぼオリジナルの撮り下ろしだというから嬉しい限り。果たしてかぞえてんぐは、一体どこへ旅に出たのでしょう…!?DVDに収録されているのは、「こうえんのたび」「しょうてんがいのたび」「えきのたび」、そして「ふじさんのたび」…どうやら旅の道中で訪れた公園、商店街、駅で見つけたモノの数を数えながら、富士山を目指すようです。この様子は、公式サイトで公開されている予告動画でちょっぴり覗くことが可能。お団子屋さんで、店主を相手に全力の「てんにちはー!」。そして、お団子を数え終わった後には、鼻から三色団子が飛び出すという期待を裏切らない展開に大爆笑! 3分20秒に渡る大ボリュームの動画ながら、満足どころか「全編が観たい!」と、ますます発売が楽しみになってしまいます。■たくみお姉さんも登場!相棒・ミーニャ&チョロミーとの共演もDVDの出演者は、かぞえてんぐ、チョロミー、ミーニャ、横山だいすけ、小野あつこ、三谷たくみ、小林よしひさ、上原りさ。ミーニャ、チョロミーという歴代の相棒(!?)はもちろん、たくみお姉さんとの共演まで見られるなんて、涙もの。ミーニャが番組を卒業する際、それまで「ねこちゃん」と呼んでいたかぞえてんぐが初めて「ミーニャ」と名前を呼んだことも話題になりましたが、果たしてDVDではミーニャのことをなんと呼ぶのか、そんなところにも注目です。その他、初公開の新曲「かぞえてんぐのかぞえたび」、「かぞえてんぐ」コーナー最終回を含む過去の名作選や歌クリップも収録。さらに数量限定封入特典として、てんぐさんからのおてがみ(カード)が全3種類のうち1枚同梱というから、気になる方は早めの入手がおすすめです。と、ここまで主にママ目線でかぞえてんぐの魅力をお伝えしてきましたが、DVD『かぞえてんぐといっしょにかぞえよう!~旅(たび)にはかぞえるものがあふれてんぐ~』は、「かぞえてんぐ」を通して子どもたちに数えることの楽しさを伝えることを目的とした1枚。親子で学び、楽しめる贅沢な内容になっています。DVDの中でかぞえてんぐは一体どんなモノの数を数えているのか…発売まであと少し、ワクワクキューンで待ちましょう!\DVD詳細の詳細はこちら/
2017年07月12日2017年1月“放牧宣言”をしたバンド「いきものがかり」のギター&リーダーで、現在ソロ活動中の水野良樹が、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ 7月の歌」に、初楽曲提供!7月3日(月)に初オンエアされた。水野さんは、山下穂尊、吉岡聖恵と1999年「いきものがかり」を結成し、2006年メジャーデビュー。デビューシングルの「SAKURA」をはじめとして作詞作曲を担当した代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」などがあり、デビュー10周年を機にグループは2017年1月放牧宣言を発表。ソロ活動に入ってからは、和田アキ子、「関ジャニ∞」、D-LITEら著名なミュージシャンに次々と楽曲を提供。また、Eテレ「天才てれびくん」のテーマソング、今年「おかあさんといっしょ」のうたのお兄さんを卒業した横山だいすけが歌う映画『映画くまのがっこう&ふうせんいぬティニー』の主題歌など、幅広い活躍を見せている。そんな水野さんが今回、作詞作曲した新曲「ぱんぱかぱんぱんぱーん」を、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ 7月の歌」に提供。本楽曲はとっても元気なマーチ。“ぱんぱかぱんぱんぱーん”というファンファーレが、子どもたちを希望でいっぱいの冒険へ誘う。今年2月に第1子となる男児が誕生しただけに、水野さんは「不思議な縁だなと感じています」と、このタイミングでの楽曲提供に感慨深い様子。「これから続いていく毎日が、子どもたちにとって、わくわくするような楽しいものであればいいなというシンプルな思いを持ってこの歌をつくりました。聴いてくれたり、歌ってくれたりする彼らの背中を、まさにファンファーレのように後押しできたらなと。ぜひ、みんなで楽しく歌ってくれたら嬉しいです」と思いを語った。「おかあさんといっしょ 7月の歌」は月~土曜日、8時~Eテレ(教育)にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月03日8月に開催される『おかあさんといっしょスペシャルステージ2017』埼玉公演のチケット先行販売が6月8日(木)昼の12時から受け付け開始! このステージにはスペシャルゲストとして、なんと“だいすけお兄さん”こと横山だいすけさんも登場します!!ウーマンエキサイトが取材しただいすけお兄さんの記事はこちらから■『スッキリ!!』での緊張っぷりも大反響!5月26日放送の日本テレビ系『スッキリ!!』で民放初出演を果たした際には、終始ド緊張の様子でトークをしていただいすけお兄さん。Twitter上では、「緊張してるだいすけお兄さんも最高」、「見てるこっちも緊張する!!」など、どんな姿もママ達は受け入れている様子(笑)。とはいえ、抜群の安定感で生歌『にじのむこうに』を披露すると、まさに“雨が上がっておひさまが出るように”朝から晴れやかな気持ちに。放送後、すぐにYahoo!リアルタイム検索 話題のキーワードで“だいすけお兄さん”が第一位を獲得するなど、その人気ぶりは衰えを知りません。■夏の恒例!「ファミリーコンサート」とはひと味違う大規模コンサート今回開催される『おかあさんといっしょスペシャルステージ2017』は、渋谷NHKホールなどで行われる「ファミリーコンサート」とは別物。毎年夏に、さいたまスーパーアリーナ、大阪城ホールの2カ所で開かれ、特にさいたま公演では約3万人を収容する大規模なコンサートです。そのスペシャルさは、観客数だけではありません! 出演者(敬称略)は、花田ゆういちろう、小野あつこ、小林よしひさ、上原りさ、ガラピコぷ~(チョロミー、ムームー、ガラピコ)、『おとうさんといっしょ』からシュッシュ、ポッポ、なお、せいや(映像出演)、そこにゲストの横山だいすけと超豪華。だいすけお兄さんのみならず、ゆういちろうお兄さんも「かわいい」「爽やか」とママ達からは大人気。そんな2人のお兄さんを一緒に観られる機会、これは見逃せません!!もちろん、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんの美しいハーモニー、よしお兄さんのダイナミックな体操、りさお姉さんのキレのあるダンスも、会場で観るとテレビ以上に迫力満点!ガラピコぷ~などのキャラクターをあしらった可愛らしい会場限定グッズにも大注目です。■今年のテーマは「真夏のパーティー」 公演日程とチケット代金は?『おかあさんといっしょスペシャルステージ2017』のテーマは「真夏のパーティー」。ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんが開いたパーティーで、歌にダンス…みんな一緒に盛り上がろう!! ということで、まずはチケット情報を要確認。さいたま公演が8月19日(土)、20日(日)、大阪城ホールが9月2日(土)、3日(日)、各日3公演、計12公演を予定。チケット代金はS席3,090円、A席2,570円、イベント限定グッズ付きチケットS席4,090円、A席3,570円。全席指定、公演当日に1歳以上からチケットが必要です。6月8日(木)から開始されるさいたま公演のチケット先行販売(抽選)は、NHKエデュケーショナルが運営するWEBサイト「すくコム」会員限定。無料で会員登録できるので、チケットを申し込む場合には事前登録をお忘れなく。■今年はライブ・ビューイングの開催ナシという残念な情報も…実は近年、さいたま公演の模様を全国の映画館で上映するライブ・ビューイングが開催されていたんです。ライブ・ビューイング会場では一部イベントグッズも販売され、リアルタイムで一緒にコンサートを楽しむことができたのですが、なんと2017年は開催しないという残念すぎる発表が…。そうは言っても、落ち込んでばかりはいられません。そう、『おかあさんといっしょスペシャルステージ』に参加すれば良いんです!スペシャルステージは収容人数が多いため、通常のファミリーコンサートよりは比較的チケットが取りやすいとも言われています。発売日を忘れずにチェックして、チケットを入手しちゃいましょう!それにしてもだいすけお兄さん、ミュージカル『魔女の宅急便』に主人公キキの父・オキノ役で出演、7月にはママ達待望の全国ツアー『だいすけお兄さんの世界名作劇場 2017』スタート、そして8月にはこの『おかあさんといっしょスペシャルステージ2017』、さらにさらに今秋公開予定のアニメ映画『トムとジェリー 夢のチョコレート工場』では声優に挑戦と、とにかく大忙し!体調は大丈夫かしら?と親心を抱きつつ、全国のママたち、そしてウーマンエキサイトは、まだまだだいすけお兄さんの活動を追い続けます!! おかあさんといっしょスペシャルステージ2017 公式サイト
2017年06月07日ミュージカル『魔女の宅急便』で主人公・キキの父親オキノ役を演じる横山だいすけさんにインタビュー! 後編では“歌”のお話を中心に、ゆういちろうお兄さん・あつこお姉さんへの想い、そして気になる今後の活動について聞きました。写真撮影の際、「変顔もお願いできますか?」というリクエストに「わかりました!」と躊躇なく披露してくれた全力すぎる変顔に、スタッフたちは大爆笑。空気を和ませるのがとっても上手な横山さん、その人柄が伝わるインタビューをじっくりとお楽しみください!※撮影した変顔は本編後半でご紹介しています!■「その時代にうたのお兄さんは1人しかいない」…悩みを振り切った決意と覚悟――今回ミュージカルということで、歌もガラッと変わりますよね。そうなんですよ…“歌の色”が変わるので勉強にもなりますし、すごく素敵なメロディ、しかもオケ(オーケストラ)なので、歌っていると『(胸に手を当てて)あぁ、あったかいなぁ~』って自分の中にも温かさが入ってくる感じがします。――小学3年生から合唱団に入られていたということで、とにかく歌い続けている人生ですね。本当に。小さな頃は地域の合唱団で、ただ“大きな声で歌いましょう!”みたいな感じでしたが、歌が好きという感情は3歳ぐらいから自分の中にありました。――今まで歌について悩んだことはありますか?うたのお兄さんになりたいと思うようになったのは高校生の頃でしたが、大学に入って歌を専門的にやっていくと決めてからは、色々と考えることもありましたね。うたのお兄さんになってからは責任もあるし、好きという気持ちだけではいけなくて…NHKに入って音楽の先生に「あなたの歌はつまらない」と言われたこともあるし、長年童謡や『おかあさんといっしょ』の歌に関わってきた方々には、本当にいろんなアドバイスやご指導をいただきました。僕はそれまで合唱がメインだったので、みんなと一緒に音色を合わせていくことが良しとされていたんですよね。けれども、うたのお兄さんというのは“横山だいすけが持つ音楽性”と“うたのお姉さんが持つ音楽性”を合わせてひとつの曲にしていくっていうところで、アーティストとして自主的に音楽を表現しなきゃいけない。最初の2年間は、悩みの方が多かったです。子どもの歌って、歌詞がわかりやすくてメロディもそんなに難しくないからこそ、ちゃんと届けるのが難しいなって思うんです。――悩みから抜け出したきっかけは何だったのでしょう?東日本大震災の時に、うたのお兄さんとしてのあり方、横山だいすけとしてのあり方っていうのがガラッと変わりました。番組を見てくれている子どもや親御さん達に、うたのお兄さんとして何ができるだろうと悩む中で、今の自分にできるのは、自分自身が楽しんで、歌に勇気や希望を乗せて届けることなのかなと思うようになって。「その時代にうたのお兄さんは1人しかいないんだ」と決意して歌うようになってから、それを受けてくれるお客さんとの一体感っていうのはすごく大きなものでした。その経験が軸になって、視野がグッと広がった気がします。■あつこお姉さんの成長を見てきた1年間…ゆういちろうお兄さんと2人で新しい『おかあさんといっしょ』を作ってほしい――『おかあさんといっしょ』を卒業された今、歌に対する考え方は変わりましたか?自分の核にあるものは変わらないです。横山だいすけの生き方として、子どもを中心に、勇気や希望の歌を届けたいっていうところがありますね。その場が舞台になるのか、テレビになるのかわかりませんが、歌を届けるというのは自分の中ですごく大きなこと。そこにプラスして、横山だいすけとしてできることを色々やってみたいなと思っています。――これからもだいすけお兄さんの歌声が聴けるとわかり、安心しました!いやいや~、ありがとうございます(笑)。『おかあさんといっしょ』を卒業する時も、うたのお兄さんが嫌になって辞めるわけではなくて、本当に新しい世代にバトンタッチするという気持ちだったので。――ゆういちろうお兄さんは、プレッシャーがすごいのでは?僕もそう思います(笑)。それは僕がどうこうというより、9年という長い期間務めた後を引き継いでいくっていうのはやっぱりプレッシャーですよね。去年あつこお姉さんに変わった時、彼女が悩みながらも殻を破って、素敵なお姉さんになっていく姿を一番近くで見せてもらった。あつこちゃんもそれを経験したからこそ、花田(ゆういちろう)くんに教えてあげられることもあると思うし、僕も9年続けてきた中での経験や、歴代のスタッフ達から受け継いできたものを先輩としてできるだけたくさん話してあげたいと思います。これから彼の良さがどんどん引き出されていって、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんが、次の『おかあさんといっしょ』を作っていってくれるのかなと思っています。■ブログ読者数10万人突破にビックリ!機械に弱く、更新は毎回冷や冷やもの!?――卒業後も横山さんはものすごい人気ですが、それをプレッシャーに感じることはないですか?プレッシャーっていうのはないですね。いただいたのは、「初めて子どもを持って、支えてもらいました」とか「違う世界に行っても頑張ってください」とか、本当に胸が熱くなるメッセージばかり。自分が核に置いてきたものをこれだけ多くの人に共有してもらって、“一緒に子育てをさせてもらえた、育児の一部分にしていただけたんだ”という喜びのほうが大きいので、僕にとってはエネルギーです!――ブログも読者が10万人を突破したみたいで…。ねっ!僕もビックリしました!「な、な、なんだこれは!じゅ、じゅ、10万人だってぇ!?」って。10万人も見てるんだと思いながら一生懸命作ったブログに誤字脱字があったり、写真が載ってなかったり(笑)。今日も『おかあさんといっしょ』と打ったつもりが『おかあといっしょ』になっていたらしく、「番組関係者のみなさんは、ふだんから“おかあといっしょ”って言ってるのかな?」とか言われたんですけど、全然そんなことはなくて、単純に打ち間違い(笑)。すごく恥ずかしいですよね。写真もちゃんと載せたしバッチリだと思ったのに…。機械に弱いから冷や冷やものですよ、ほんとに。――でもママたちからは、それもまた「かわいい」って思われているはずですよ(笑)。ちなみに番組を卒業された今、“新しい横山だいすけ”を一言で表現すると?自分の中では“『おかあさんといっしょ』のうたのお兄さん”っていう肩書きは外れたけれど、“うたのお兄さん”の肩書きが外れたという感覚はないんです。子ども達を中心に歌を届けていく存在がうたのお兄さんだと思っていて、それは自分の真ん中に置いておきたいことなので。歌手でもないし俳優でもないし、うたのお兄さんっていうのが一番しっくりくるんですよね。新しい横山だいすけは…一言で言うとワクワクですかね、“ワクワクうたのお兄さん”! なんかの番組名みたけですけど(笑)。――“ワクワクうたのお兄さん”、こちらも楽しみにしています! それでは最後に、読者のパパ・ママへメッセージをお願いします。まずは、今まで応援していただきありがとうございました。これからも子ども達に歌を届けるという活動を大切にしていきたいですし、他にも楽しさやワクワク、元気をみなさんに届けられるように頑張っていきたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください!番外編として、筆者が息子から頼まれた「趣味はなんですか?」という質問について尋ねると、「それはちゃんと答えなくてはいけませんね!」と姿勢を正し、「洋服が好きです。着るだけでなく、見ることも好きですよ。あとはお散歩ですね、おじいちゃんみたいなんですけど(笑)。ただボーっとしてるのが好きなんですよ。現役の時は、よく NHK の横にある公園にお散歩に行ったりしてました」と、驚きの秘話をさらりと話してくれました。子ども達への愛で満ち溢れた横山さんの活動、今後もワクワクしながら応援し続けたいと思います!■編集部おまけカット取材中、終始笑顔で対応してくれただいすけお兄さん。今回お見せしきれない撮影カットもたくさんありました。そのカットの中でも、やっぱり外せないのがだいすけお兄さんの変顔。編集部のリクエストにも快く応えてくれました。爽やかな笑顔からのユーモアたっぷりの変顔カットをその変身ぶりと共にお届けします!(1)(編集部)「撮影開始しまーす! キャー!すてきー!」(だいすけお兄さん) キラキラな笑顔(2)(編集部)「変顔もお願いできますかー!!!(すでに大興奮)」(だいすけお兄さん)「え、変顔も!(もうですか)」(3)(だいすけお兄さん)「じゃあ、こんな感じでどうでしょう!」(編集部)「きゃーーー! ありがとうございますーー!」(4)(だいすけお兄さん)「こんな感じも!」(編集部)「ありがとうございますーーー涙(感動)」ミュージカル 魔女の宅急便原作「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子氏が1982年から2009年までの27年間に渡り執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒットし、日本のみならず世界的に有名な作品となる。今なお色あせない「魔女の宅急便」が、若手新進気鋭の制作チームにより、新脚本・新演出のミュージカルとして上演決定。東京公演 2017年6月1日(木)~4日(日)大阪公演 2017年8月31日(木)~9月3日(日) ミュージカル 魔女の宅急便 公式ホームページ
2017年05月31日NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』を卒業し、新たな第一歩としてミュージカル『魔女の宅急便』に挑む“だいすけお兄さん”こと横山だいすけさん。扉が開き「よろしくおねがいしまーす!」という聞き慣れた声が耳に届いた瞬間、「うわぁ~、だいすけおにいさんだぁ」と、感謝の気持ちが一気に込み上げてきたところから取材はスタート。「なんとお呼びすればいいですか!?」という質問に「なんでもいいですよ!だいすけお兄さんでも、横山でも、だいすけでも」と、いつもの笑顔で応えてくれた横山さんの“心温まる”インタビューを前後編でお届けします!前編では『魔女の宅急便』への想いや共演者とのエピソード、そしてご両親との思い出などを語っていただきました。■“お友達”から“共演者”へ――「子役さんの演技を見ると、胸が熱くなっちゃいます」――『魔女の宅急便』で横山さんが演じるのは主人公・キキの父親であるオキノ役。出演が決定したときの心境はいかがでしたか?お兄さんからお父さんになるって言うのは、僕自身ビックリしました(笑)。うたのお兄さんを卒業して、どういう方向性で進んでいこうかと色々考えていた時にお話をいただいて。僕は結婚してないし子どももいませんが、9年間子ども達とたくさん触れ合う機会があったので、父親役っていうのはすごく嬉しかったですね。自分の中で新しい何かが生まれるんじゃないかなと思って、稽古が楽しみでした。――お兄さんからお父さんっていうのは、かなり大きな変化ですよね(笑)。本当に。今までやって来たうたのお兄さんとは違う“子どもを持つ親の気持ち”を経験することで、これからの活動につながる良いエネルギーになる気がしています。――改めてスタートの第一歩がミュージカルという点については、いかがですか?うたのお兄さんは“演じる”というより、どちらかと言うと“ありのまま”の感覚でした。ミュージカルでは父親役を“演じる”ので、今までとはちょっと違って…。子どもが独り立ちすると決めた時、親はどんな気持ちなんだろう、どんな風に演じていけばいいのかなっていう難しさはありますね。――やっぱり、周りに子ども達がいないのは不思議ですか?(大きく頷いて)すごく不思議な感覚です! 今回のミュージカルには子役さんもいらっしゃるのですが、僕は今お父さんという立場で稽古場にいるので、その子達が演じている姿とか稽古している様子を見ると、なんだか胸が熱くなっちゃいます。――たしかに今までの子ども達は、一般のお子さんですもんね。そうなんですよ。『おかあさんといっしょ』の子ども達とは、「今日〇〇食べてきたんだよ~!」「へぇ~、そうなんだぁ!」みたいなやりとりをして、“お友達”という感覚で関わってきました。だから共演者として子役さんと一緒に稽古するっていうのは、まったく意識が違いますね。――なるほど、それはうたのお兄さんを経験された横山さんならではの感覚ですね。今回のミュージカルは観劇者が大人ということで、意識されている点はありますか?僕が今までコンサート会場などで見てきた、親子の関わりの中にある“温かさ”は、観る人が誰であっても伝わるものだと思うし、それが届けられたら幸せだなと思っています。実は今回、娘(キキ)の出発を温かく見守るオキノの役作りには、自分の父親を参考にさせてもらおうと思っていて。父にしてもらったことを思い出しつつ、僕が抱いた感情をどうすればキキちゃんにも抱いてもらえるかなっていうのを考えながら稽古しています。■優しい父と元気な母、自分が感じた“両親の懐の深さ”をミュージカルで伝えたい――オキノと横山さんのお父さんは、似ているところがあるのでしょうか?コキリとオキノの夫婦っていうのが、自分の親にそっくりなんですよ。うちも母が元気いっぱいで、父がその後ろをテクテクついていく感じで。父の方が10歳年上なんですけど、黙って何でもやってくれるような…僕が言うのもおかしいですが、すごく優しい人ですね。大学時代に母が入院して、父が慣れない手つきで料理を作っている背中を見た時には、僕のほうが泣きそうになっちゃいました(笑)。言葉というより、態度で“温かさ”をくれる父親です。母は僕に似ていますが、僕の100倍ぐらい元気。あまりに声が大きいから「うるさいよ」って言ったら「母さんが黙るのは、死んだ時なんですっ!」とか言われたりして(笑)。――(笑)、とても素敵なご両親ですね。歌の道に進みたいというお話をされた時は、いかがでしたか?父も母も応援してくれました。とくに父は、早くに自分の父を亡くしているので、自分が苦労した分、子どもには好きなことをやらせてあげたいっていうのがあって。自分が決めた道なら、どんなことでも応援してあげたいっていう両親の懐の深さみたいなものは、ミュージカルでも伝えられたらと思っています。セリフは決まっているので、言葉じゃないところでうまく表現できたら嬉しいですね。■ 初めて会った気がしない!? 子どもがいるキャスト陣と稽古初日から大盛り上がり!――『魔女の宅急便』の中で、好きなキャラクターを教えてください。やっぱりキキちゃん好きです。僕も小さなころ旅に出るのが好きで、自転車に乗ってどこでも行っちゃう子だったんですよ。だから、魔女になるために旅立ったキキちゃんが葛藤する姿にすごく魅力を感じます。作品の中では、人との繋がりの中でキキちゃんが成長していく姿が描かれているけれど、僕も人との縁があってうたのお兄さんになれた。そんなところも通ずるものがあるし、キキちゃんが葛藤しながら困難にぶつかっていく様っていうのは大好きですね。――久しぶりのミュージカルということですが、『おかあさんといっしょ』時代と変わったことはありますか?今回のミュージカル関係者には、自分でもビックリするくらい友人が多いんですよ。劇団四季時代の先輩・後輩もいますし、NHKの時に関わった人もいて、あまり外の現場っていう雰囲気ではないんです。初めて会うキャストさんも、お子さんがいる方達からは「いつも観ていたから初めてっていう感じがしない!」とか「ブンバ・ボーン!が始まったら、家を出る時間なんですよ」とか話してもらったりして。初日からすごく盛り上がったし、みんな仲良くワチャワチャしてますね(笑)。だから何かが変わったという印象はなくて、居心地よく毎日過ごさせてもらっています。――横山さんに「初めて会った気がしない」というのは、全国のパパママみんなが抱く感情だと思います(笑)。では、『魔女の宅急便』の魅力と意気込みを教えてください。作品自体が初演なのでゼロから作っていますが、稽古を重ねるごとにみんなのエネルギーがミルフィーユのように積み重なって“良い色”になってきています。すごく幸せを感じる現場なので、みなさんのもとに届く時には、温かさがあり、楽しさがあり、ドキドキがあり…素敵なミュージカルになっていると思います。ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!終始笑顔で、そして丁寧にインタビューに応えてくれた横山さん。取材後、『おかあさんといっしょ』を毎日観てきた母として「本当にお世話になりました」とお辞儀をすると「いやいや、こちらこそありがとうございました」と、それ以上に深々とお辞儀を返してくれた姿がとっても印象的でした!後編では、横山さんの歌に対する想いや、『おかあさんといっしょ』時代のエピソードなどをお届けします。ミュージカル 魔女の宅急便原作「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子氏が1982年から2009年までの27年間に渡り執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒットし、日本のみならず世界的に有名な作品となる。今なお色あせない「魔女の宅急便」が、若手新進気鋭の制作チームにより、新脚本・新演出のミュージカルとして上演決定。東京公演 2017年6月1日(木)~4日(日)大阪公演 2017年8月31日(木)~9月3日(日) ミュージカル 魔女の宅急便 公式ホームページ
2017年05月31日たくさんのママに惜しまれながら、NHK『おかあさんといっしょ』を卒業しただいすけお兄さん。明るく伸びやかな声、そして時にシュールな変顔やコスプレ姿に、元気をもらったママも多いですよね。そんな横山だいすけさんが、なんと明日(5月26日)の日テレ『スッキリ!!』に生出演! 卒業後初、しかも生歌を披露してくれるというから、”だいすけロス”に陥っていたママは見逃せません。■だいすけお兄さん、いまの気持ちは「ワクワク~キューン」5月23日に更新された『横山だいすけオフィシャルブログ』では、寝ぐせのような頭に変顔をした写真とともに、いまの気持ちをだいすけお兄さんらしく「ワクワク~キューン」と表現。緊張と楽しみな気持ちを伝えてくれました。何が緊張って生放送でしゃべるって…緊張でかまないよう頑張りますでもみんなの元に歌を届けられることがとっても嬉しいです!!ワクワク・ドキドキですが、楽しいひと時なるといいな~!※『横山だいすけオフィシャルブログ』より抜粋■ママたちの期待は高まるばかり!Twitter上でも、だいすけお兄さんの登場を待ち望むママたちの声が続々。明日のスッキリたのしみ!生で、今この瞬間の現在進行形の!だいすけお兄さんが見られるんだもんね!もうお兄さんじゃないから、だいすけさんか!— くろ☺︎2歳♂絶賛イヤイヤ期中.*・゚ (@kei963000) 2017年5月25日 なかには楽しみなあまり、フライングで録画予約をしてしまう人も。だいすけお兄さんのスッキリ今日かと思って急いで録画予約したけど明日だったわ・・・ちゃんと予約しました・・・— 三浦 (@miura0426) 2017年5月25日 ママ友間でも、だいすけお兄さんの話題で持ち切り!明日ママ友さんと支援センター集合するんだけど、一人のママさんがスッキリのだいすけお兄さん見てから行くと言われて録画して出ようと思ってたけどやっぱりリアルタイムで見ようと全員一致した件。もうママ界のアイドル決定!✨ #だいすけお兄さん — mai (@tmai46) 2017年5月24日 お仕事や用事でリアルタイムで見られない、何度も見返したい…。そんなママは、忘れないうちに録画予約を済ませましょう!■気になる出演時間は?今回だいすけお兄さんが出演するのは、スッキリ!!のエンタメコーナー「スッタメ」(放送は一部地域を除く)。 気になる出演時間ですが、これまでの放送の「スッタメ」をチェックすると、おおよそ9時30分~9時45分が通常のよう。番組内容によって前後する可能性もあるので、番組まるごと録画が安心です。スタジオでは何を歌ってくれるのでしょうか。久しぶりにお目にかかれる、あの笑顔と歌声…。明日が楽しみでなりませんね!
2017年05月25日今年の3月でNHK『おかあさんといっしょ』を卒業した、だいすけおにいさん。歴代最長の9年間に渡って「うたのおにいさん」を務めてきたこともあり、卒業の際には悲しみの声や感謝の声がSNSを中心に広まりました。そんなだいすけおにいさんは、「横山だいすけ」としてオフィシャルサイトが公開されるなど、すでに新たなスタートを切っています! 6月にミュージカル『魔女の宅急便』に出演することも発表され、「もう、だいすけおにいさんに会えないの!?」と“だいすけロス”に陥ったママたちを安心させてくれました。■努力で勝ち取った夢!うたのおにいさんは、まさに天職だいすけおにいさんは、千葉県出身。子どもの頃から歌が大好きで、小学3年生から地元の合唱団に入り、歌を歌い続けてきたのだとか。幼いだいすけおにいさんが、大きな口を開けて歌っている姿…想像するだけでも微笑ましい!高校でも声楽部に所属し、「うたのおにいさん」を志したのもこの頃だったそう。その後、国立音楽大学音楽学部声楽学科に進学し、音楽づけの生活を送ったようです。同大学のインタビューでは、七夕の短冊はもちろん、学校に提出する書類の希望職業欄にも「うたのお兄さん」と書いたという逸話も明かしています。劇団四季に入団してからはダンスをみっちり学び、『ライオンキング』などに出演。そして2008年、第11代目『おかあさんといっしょ』うたのおにいさんのオーディションに見事合格。まさに、夢が叶った瞬間です。顔よし、歌よし、ダンスよし…そんなだいすけおにいさんでも、努力なくしてうたのおにいさんにはなっていないはず。子どもたちに近しい存在であるだいすけおにいさんが、“目標に向かって努力し、夢を叶える”ことを体現してくれたのです。■歌、変顔、笑顔、子ども思いの姿勢…すべてがママたちの心を鷲づかみ!だいすけおにいさんの魅力といえば、なんといっても飾らない人柄。実際、本サイトで『おかあさんといっしょ』のプロデューサーに取材した際にも、裏表のない「そのままの良い人」というお話もありました。名物コーナー『かぞえてんぐ』では、数を数えることが大好き…というか、数えずにはいられない天狗という摩訶不思議なキャラクターを好演。数え終わった後、満足げに「パンパカパ~ン!」と鼻先から様々なアイテムを出すという奇抜な設定ながら、あまりに全力で演じるその姿に、子どものみならず大人たちも惹き込まれていきました。ほかにも『なんだっけ!?ナーニくん』での物ボケ&ノリツッコミからの変顔、そしてクスリと笑わせてくれるおもしろ発言に、ママたちは疲れた日々にひとときの癒やしを感じてきたのです。もちろん歌の実力も一級品。『ぼよよん行進曲』『ドンスカパンパンおうえんだん』など、子どもと一緒に元気に踊るような楽曲、『パンパパ・パン』『くりとくり』など大きなカブリものが印象的で愉快な楽曲も、バツグンの声量でサラリと歌い上げてくれます。『ありがとうの花』など、しっとりと聴かせてくれる楽曲では、より一層だいすけおにいさんの歌唱力の高さが伺えます。子ども向けの楽曲だからこそ一言一言を丁寧に歌ってくれるので、優しくあたたかな歌声が心に響くのです。そしてそして、忘れてはいけないのが、だいすけおにいさんが子どもたちに見せる優しすぎる眼差し。収録に慣れない子どもを優しく抱いたり、手を添えてフォローしたり…。その姿勢から、「本当に子どもが好きなんだ」という気持ちが伝わってきます。子どもはもちろん、ママたちにとってだいすけおにいさんは、毎日顔を合わせてきた欠かせない存在。家族ではないけれど、芸能人より近い距離にいる、他には代えられない存在なんです。「一緒に子育てを支えてくれてありがとう」という気持ちになるのも、当然なのかもしれませんね。9年前…当時3歳だった子どもたちは今、中学生になっているでしょう。どれだけの誠意を持って、だいすけおにいさんが全力でママたちを支えてきたのか。考えるだけでも頭が下がります。■だいすけおにいさんの快進撃は止まらない!これからの活動にも大注目4月26日に発売されたメモリアルブック『おかあさんといっしょ だいすけお兄さん ありがとう、また会う日まで。』は予約が殺到し、早くも売り切れが続出。6月には、名シーンを多数収録したメモリアルベスト「『おかあさんといっしょ』メモリアルPlus(プラス)」がCDとDVDでそれぞれ発売されることが決定するなど、まだまだだいすけフィーバーは続く予感!5月にNHKホールで開催される『おかあさんといっしょ ファミリーコンサート』へのゲスト出演も予定されており、参加できる親子がうらやましい…と思っていたけれど、人気・実力を兼ね備えただいすけおにいさん。今後もあらゆるシーンでお目にかかることができるでしょう。ちなみに公式ブログも近日公開予定というから、こちらにもご注目。ありがとう、だいすけおにいさん!そして、これからもよろしくお願いします!! おかあさんといっしょ だいすけお兄さん ありがとう、また会う日まで。 (げんきMOOK) /講談社
2017年04月28日「おかあさんといっしょ」インタビュー後編では、うたのおにいさん・おねえさんや人形劇の舞台裏などに迫ります。どんな人が「おにいさん」になるの!? だいすけおにいさんの素顔も含め、ママを代表して取材しました! 前編同様、NHKエデュケーショナル こども幼児部 統括部長・古屋光昭さんと、シニアプロデューサー・平岡ジュンコさん、NHK制作局青少年・教育番組部 チーフプロデューサー・山田淳さんに伺います。■うたのおにいさん・おねえさんは、とにかくハード!古屋「うたのおにいさんとおねえさんは、芸能人ではありません。昔は芸能人の方もいらしたけれど、今は“芸能人になるんじゃないですよ”っていうのをオーディションでも言い切っています。基本的には、普通の人が当たり前のことを、当たり前にできる感覚、常識を持ち続けられる人。でも、やることはプロの技を求めるんですけどね」山田「本当に激務ですよ、希有な人たちです。風邪も引けないですしね」古屋「スタジオ収録が年間約200回、そこにコンサートや歌の録音…。とくにスタジオ収録は同じ作業の繰り返しになるので、“あなたたちにとっては200回のうちの1回かもしれないけれど、収録に来た子にとっては1分の1なんだから、常に新鮮な気持ちで”っていうのはお願いしていますね。だいすけおにいさんは歴代最長の9年間だから、2000回近く収録したかもしれません」■だいすけおにいさんの素顔と、卒業発表で届いた温かな声――だいすけおにいさんの人気はすごいですよね。絶対いい人だって、ママ達はみんな思っています(笑)。古屋「彼はテレビのまま、本当にいい人ですよ! そういう裏表のない人たちを代々選んできたんです。おにいさん・おねえさんだけで番組ができているわけではなくて、まわりに収録をサポートする制作スタッフや子どものお世話をする“子ども係”の人、技術の人がいるおかげっていうことを、最初に何度も何度も伝えています」山田「出演者っていうよりはスタッフの一員に近いです。子どもたちをスタジオに誘導する時も、おにいさんとおねえさんが連れて行きますから。彼らはスタジオで待っているわけじゃなくて、自分から出向くんです」古屋「今回の卒業は、やり切ったからということで本人から申し出があって。発表のときには、視聴者のみなさんの書き込みが本当に温かかったですね」山田「だいすけおにいさんには、“お世話になりました”っていう気持ちが大きいみたいです。“子育てを手伝ってくれてありがとう”って」――毎朝、顔を合わせていましたからね(笑)。古屋「子どもにとっても、お母さんにとっても身近な存在ですよね。それぞれの代、みんな自分のおにいさん、おねえさんがベストって思っている…」平岡「だいすけおにいさんへの書き込みを見ると、改めて、育児って不安なんだなって思いました。一緒の時間を過ごすって大きいことなんだなって」古屋「親御さんも一番いろいろ悩む時期ですからね。おにいさんとおねえさんはそういう時を共有するので、親御さんにとってすごく近しい存在なんだと思います。」――子どもと一対一の育児になりがちな中で、一緒にいてくれる存在という意識が大きいですね。古屋「『芸能人じゃない』というのは、そういう良さがあると思うんですよね」山田「やっぱり自分の個性を売るっていうのが芸能人としては重要。でも、この番組で欲しいのはそういう面じゃないんです」古屋「そうそう。芸能人のオーラみたいなものよりも、信用や信頼、本人の心持ちといったことが重要なんです。よく、うたのおにいさんとおねえさんは信号無視できないとか言われていますが、無茶を言っているのではなく、そもそも交通違反なので子どもにそんな姿を見せられない、そこを納得してもらっています。上から押さえつけて禁止、というのとは違うんです」――なるほど。そもそも、そこを納得できない人には務まらないということですね。古屋「そうですね。新しいゆういちろうおにいさんも、非常に良い人ですよ」 ■「パント!」が短時間で子どもを惹き付ける理由古屋「1981年の “ハイ、ポーズ”から、身体表現のコーナーが始まりました。集団でやる体操に対して、こちらは個のもの。“体操と身体表現”は“動と静”という関係だったんです。最初はヨガや太極拳で、そのあとが新体操やダンス…。現在のパントマイムは、ダンスのように動きが決まっていなくて、おねえさんと子どもで自由な動きができることができないかな?という考えから企画しました。大きな動きは決まっているけど、その通りにやらなきゃいけないわけじゃない。見えない物を表現するという脳の発達と、体の動きを結び付けるコーナーにしたかったんです」――以前の「ゴッチャ!」が元気なイメージだったので、正直おもしろいのかな?とも思いましたが、息子が真剣に観ている姿に驚きました。古屋「パントマイムって、本来はステージで30分くらいかけてやるものなんです。例えばロボットだったら、実演の前にロボットの話などの前振りをして、子どもの中にロボットをイメージさせる。普通は脳と心が温まってからやるものなのでなんですが、番組はそれができないので、最初に実物を見せることで少しでも掘り起こしてから始めています」■大人の常識が通用しない「パント!」の開発古屋「開発の際には、たくさんの園でテストしました。同じ3歳でも生まれた月でできることが全然違うし、そもそも3歳は経験量にも相当バラつきがある。なので、どこまでのラインなら理解できるのかっていうのがすごく難しかったんです。風船を持つ動作はできても、“風船になってみよう”って言うと“え?”って感じで。大人だと風船の動きから考えて動くとか解釈するけど、3歳児は物の立場になって動くってことはできない。風船を持つことはできる、でも、自分が風船になって飛ぶところまで発展させちゃうとついていけないっていうことが、実際に子ども達を見るとわかるんです」■カメラワークにこだわる! 人形劇と一般的なドラマの決定的な違いとは?古屋「人形劇の初代『ブーフーウー』(60年)は、オープニングにネジを巻くシーンがあって、小さな人形たちが動いているというイメージでした。でも、だんだんとキャラクターたちが一緒にエンディングで踊るようになり、子どもたちも慣れてきたこともあって、今のイメージになりました。――通常のドラマとの違いはありますか?古屋「一番の違いは、幼児に理解しやすい画面構成(カット割り)にしていることですね。ドラマでは2つの映像を繋いで、何かそこに意味を持たせるといった手法もあるけれど、そういうことはやってない。大人向けのものだと、カメラも固定じゃないんですよ。だけど人形劇は、基本的にカメラ位置は変わらないんです」――劇場で観ているのと同じ感覚ということですね。山田「そう、人形“劇”なんです」古屋「それは2歳研の時に、カメラ位置が変わる、つまり視点が変わるということに、子どもはついていけないことがわかったんです。あとは、全身のほうがキャラクターがかわいく見えるということもあって、基本的に引きのサイズで撮影しています。人間じゃないから、いくらアップになっても表情があるわけじゃないので。時々アップは入るけれど、同じ位置からのアップだけですね」――人形劇が守り続けていることはありますか?古屋「今放送している『ガラピコぷ~』は12代目ですが、人形劇がテーマとしてずっと扱っているのは“他者を知る”ということ。“自分と違う、だけど自分と同じ”という普遍的なことを伝え続けています。それは多様性とか、個性を認めるっていうことだと思うけど、人形劇のテーマはほとんどそれです。それが時代によって設定やセットが変わったりしている。今回は宇宙が舞台で、ロボットが出てくるけど、普遍的なテーマは変わっていないと思います。」■「おかあさんといっしょ」は、飽きずに食べられる白いごはん古屋「番組制作のすべてにおいて言えるのは、いいものを丁寧に真摯に作っていくということ。僕が入社したときに先輩から言われた例え話ですが、“100万円あったら、1万円でできるアニメを100本作るのではなくて、1本100万円かけて何度も見ていられるいいものを作りなさい”と。開発に半年~1年かかっても、いいものができれば長年使っていけますからね。何かの記録ではなくて、記憶に残る番組なんだと思っています。逆に言うと注意しなければならないのは、飽きてしまうとダメなんです。作る側も日常になっていくので、飽きが来ないように毎回新鮮な気持ちでやっていかないと、だんだん崩れてしまう。あとは、“子どものもの=こういうもの”っていう既成概念から離れること。新しいことを入れても飲み込んでくれる、非常に懐の深い番組なんです」山田「本当にそうですね。この番組だからこそ、やったことのないコーナーにもどんどんチャレンジできますから」古屋「相手に伝えたいことがあるときには、相手を知ることが一番大事。まだ理解力の育っていない子どもにも最大限伝わるよう努力すべきだし、どうしたら伝わるか工夫するべきだと思います。でも、なんだかんだいってこの番組の制作は楽しいです。毎回の収録もそうだし、コンサートもそうだけど、自分が作ったものを喜んでくれている姿を間近に見られるのは、やっぱり嬉しいです」――お話を聞いて、もっと感謝して観なくちゃいけないなって思いました(笑)。古屋「いやいや、正座して見るような番組ではないですから(笑) 『おかあさんといっしょ』は日常に横たわっているもの。飽きずに食べられる“白いごはん”だと思って、これからも観続けてくださいね」
2017年04月25日ママと子どもが日々、お世話になっている「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)。今回は、長年番組制作に携わってきたNHKエデュケーショナル こども幼児部 統括部長・古屋光昭さんと、シニアプロデューサー・平岡ジュンコさん、NHK制作局青少年・教育番組部 チーフプロデューサー・山田淳さんのインタビューを前後編に分けてお届けします。前編では、毎日観ていても気付かない、子どもを惹き付けるためのワザとヒミツに迫ります! つい毎日見てしまう、その理由には仕掛けがあったんです。それだけでなく、番組の歴史から、一般の子どもが参加する収録の様子まで、たっぷりとお話を聞きました。■あくまで主体は母親だった! 「おかあさんといっしょ」誕生のヒミツ 古屋「『おかあさんといっしょ』の放送開始は1959年10月。よく日本初の幼児番組かと聞かれますが、そうではありません。初めは週に1回の放送で、情操や情緒を意識した“幼児のためのミュージカル・バラエティ”ではありましたが、『きょうの料理』などと同じく母親向けの実用番組という位置づけでした。その後、週に5日の帯番組になり、ラジオ『うたのおばさん』のテレビ版として放送されていた『うたのえほん』と1966年に統合されたことで、歌・体操・人形劇という形になりました。ちなみに『うたのおばさん』の流れもあり、初めはうたのおねえさんしかいなくて、うたのおにいさんは1971年に初めて登場したんですよ」『おかあさんといっしょ』や『にほんごであそぼ』などは在宅向け、『ノージーのひらめき工房』『ピタゴラスイッチ』などは幼稚園保育所向けと分かれており、実は幼稚園保育所向けの番組のほうが1956年から放送が始まっており、歴史は古いのだとか。■58年も番組が続いた理由は、止めなかったから!?古屋「70年代になると民放でも幼児番組がものすごく増えましたが、80年代で軒並み姿を消していきました。でも、NHKは止めなかった。90年に幼児番組を“幼児ゾーン”としてまとめて放送することにしたのがよかったのだと思います。そして、うたのおにいさん、おねえさんの速水けんたろう&茂森あゆみコンビがとても人気だったこと、さらに99年の『だんご3兄弟』のヒットもあり、そのあたりから、視聴者の感覚もだいぶ変わってきましたね。それまではテレビ番組に限らず、子どものもの=子どもだまし=粗悪品みたいに言われることもありましたが、80年代以降で大人文化と子ども文化の境目が薄れ始め、大人も子どものものを抵抗なく受け入れるようになります。逆に大人のものよりクオリティが高かったり、丁寧に作られていたりする。子どもの方が余分な情報や付加価値なしに見るので、子どもをよい意味で“だます”方が難しいんです」■2歳児を徹底研究&セグメント形式を採用 迷いの70年代からの脱却!古屋「話は戻りますが、70年代は迷いの10年だったようです。幼稚園に行く子が増えたことで、家には小さな子どもしかいなくなり、4歳~6歳がターゲットだった『おかあさんといっしょ』と社会状況がズレてきてしまったんですよね。そんな中、1979年に『2歳児テレビ番組研究会(2歳研)』が発足しました。実はこれ、アメリカの幼児番組『セサミストリート』の影響を大きく受けているんです。日本では英語番組という認識が強いけれど、もともとは子ども番組として専門家が対象年齢や子どもの能力を研究して作り込んでいるんです。2歳研では、『セサミ』と同じように発達心理学・教育心理学・教育工学などの専門家たちを含めて、2歳児を徹底的に研究したそうです」――具体的には番組にどのように生かされたのですか?古屋「まず、ひとつの番組が複数のコーナーに分かれている「セグメント形式」を取り入れました。2歳研によって幼児が集中して見ていられる時間は2~3分だとわかったので、それをひとつのコーナーの目処にすることにしたんです。また、幼児は数ヶ月の差で発達段階が全然違うのですが、対象年齢が異なるコーナーを作れば、どこかのコーナーが楽しめます。セグメントのメリットは、ダメだったらそのコーナーをリニューアルすればいいっていう取捨選択ができることにもあります。素材の反復再利用もできますしね」――たしかに再利用はありますね! 映像のサイドにラインが入っている(アナログ画面サイズ)っていう…。平岡「名作アニメや良い作り手が手がけた素晴らしい作品など、これは作り直せないなっていうのがあるんです。だから“両側がありませんけど、すみません!”って(笑)」古屋「ADさんが “この曲、小さい頃に観ていました!”とか言ってます。20年使ってるものもありますからね。でも、子どもにとってはそんな曲も初めて聞く”新曲“ですから」――親の立場からすると、懐かしい曲が流れると嬉しくなります。山田「そうですよね! あとは、激しいコーナーの後には静かなコーナー、実写の後にはアニメを放送するなど、内容の強弱にも気をつけています。せっかくのセグメントなのに、同じような内容が続いては意味がないですからね」■一分アニメの背景は白!情報量を最小限にする工夫古屋「歌の後は人形劇…というように、コーナーは月曜日~金曜日で基本的に同じ順にしています。そのほうが子どもたちも安心できるし、毎日の視聴習慣ということで変えないようにしているんです。番組を通して言えるのは、色や音などで情報量をものすごく整理しているということ。どうすれば画面に目が行くかとか、物語に集中できるかとか、子どもの情報処理能力を考えて作っています。たとえば『ともだち8にん』(一分アニメ)は、バックが白。普通のアニメは背景にもたくさん絵が描き込んであるけど、それでは情報量が多すぎる。キャラクターを見てほしいので、あえてお話で扱うものだけを描くようにしています。一分アニメは『こんなこいるかな』(86年)と同様に、幼児の実生活での事例をたくさん拾って、そのネタをもとにストーリーを組み立てていったんです。3歳は世界の真ん中に自分がいて、人の立場で考えるってことはできない時期。一緒にいても、ひとり遊びを個々にしていることが多く、協力することが難しいのです。そんな子どもたちを観て、発想して、題材にしています」■歯磨きは上手にできなくていい! 決してお手本ではない生活習慣ロケ古屋「『はみがきじょうずかな』や『パジャマでおじゃま』などの生活習慣ロケも、2歳研の頃に始まりました。あのコーナーは、会話もなく、ただ歯を磨くだけという映像を、音楽(スキャット)に乗せることでテレビのコーナーに仕立てたことがすごいと思います」山田「歯磨きの様子をただ撮影しただけでは退屈なコーナーになってしまう。音楽の尺に合わせてテンポよく見せる演出が、一見何気なく見えますが発明ですね」古屋「コーナーの目的は、自分と同じような子どもがやっているのを見てモチベーションを上げてもらうこと。うまく出来た姿を見せるのではなくて、がんばっているところを見せているんです。だから、テレビでお手本を紹介するコーナーではないんです。」――“みんながやってるから、僕もやる!”という感覚は、幼稚園や保育園での友達関係と一緒ですね。古屋「そうですね。一度はコーナーをやめたんですが、 “子どもが歯を磨かなくなったので、またやってください”という声があって復活しました」■親のほうが必死!? 子どもたちの収録の様子とは?古屋「『おかあさんといっしょ』は、一般のお子さんが出ているということが一番の特色かもしれません。子どもが番組に出ているのは、テレビを観ている子どもに親近感をもってもらうためなんです。自分と同じくらいの年代の子どもがやっていることに興味を示す年齢なので、“おもしろそう”とか“やってみたいな”という感情を持ってもらうことを目的にしています」――体操に参加せず、端のほうに立っているだけの子もいますよね。親としては“いろいろな子がいてもいいんだ”と安心します。古屋「参加する子どもは、ありのままの姿でいればいいと思っています。親御さんはせっかくテレビに映るのにって思うけど、怒るのは逆効果なんです。」山田「『おかあさんといっしょ』に限らず、収録中にある子どもがずっと無表情のことは良くあります。でも終わった後に“どうだった?”って聞くと、みんな“楽しかった”って答えるんです」古屋「子どもはどこにいても、本当は楽しんでるんだと思うんですよね。収録に来たけれどもお母さんから離れられずにヒザの上で観ているのも楽しいし、体操を後ろのほうで観ている子はそれが心地よかったりする。それはそれでいいじゃないかって思うのですが、親御さんにとってはなかなか難しいですよね。どうすれば収録に参加した子どもの集中力が途切れないか、どうやって一連の収録を楽しませるか、スムーズに事を運ぶかっていうのは、いろんな工夫やノウハウを組み合わせてやっています。それはうたのおにいさん・おねえさんの中にも引き継がれているし、“子ども係”という子どものお世話をする人たちや、われわれ制作の中にも代々受け継がれてきているんです。集合場所から移動して、収録が終わってまた同じところに戻ってくるまでに約1時間。それを1日3回やることもあって、本当に驚異的だと言われます。幼稚園単位ではなく、初めて会った知らないもの同士ですからね。以前イタリアの制作会社の人たちが来た時に、「こんなに聞き分けが良くて、この子たちは子役じゃないの!?イタリアじゃありえない!!」って、すごく驚いていましたよ」後編では3月末をもって卒業しただいすけおにいさんのお話も登場…!
2017年04月25日