ポメラニアンとチワワのミックス犬である、きなこちゃんの日常をTikTokに投稿している飼い主(kinako.314)さん。2021年末に、飼い主さんは子供を出産しました。飼い主さんはある日、赤ちゃんのおしゃぶりが見当たらないことに気付きます。ふと、きなこちゃんのところに行ってみると…。@kinako.314 娘のおしゃぶりが無くなったと思ったらきなこがチュパってて草#犬のいる生活 #ポメチー #ふわもこ部 #うちの子が可愛すぎる #dog #赤ちゃんのいる暮らし ♬ 星に願いを - Relaxing music寝室で、横になりながらおしゃぶりをくわえているきなこちゃん。いつの間にか、おしゃぶりを見つけて自分のものにしていたようです。これには飼い主さんも、「きなこちゃんがチュパチュパしていて、笑いました」とのこと。かわいい顔をしているだけに、どことなくおしゃぶり姿が似合う、きなこちゃんなのでした。おしゃぶりをくわえるきなこちゃんに対し、多くの人が「こんなことってある?」「癒される」とコメントしています。・加工した動画なのかと思うくらい、違和感がなくて笑った。・本来の使い方でくわえていて、向きまで合っているのがすごい。・かわいすぎて、怒る気になれない。許す!おしゃぶりをくわえていた、まさかの犯人。飼い主さんの子供を見て、きなこちゃんもくわえてみたくなったのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年02月17日みなさんは離乳食の便利グッズ「モグフィ」を知っていますか? ある日、義姉から「モグフィ」について教えてもらった私はすぐに購入! 「モグフィ」は子どもの月齢に合わせて種類があるのですが、娘が生後7カ月になる直前だったので「モグフィプラス」を購入しました。実際に使ってみると、とっても便利! 今回は「モグフィ」の良いところを紹介します。 「モグフィ」の使い方はとっても簡単!キッズミーの「モグフィ」は、赤ちゃんが自分の手で持って離乳食が食べられる便利グッズです。使い方は簡単! まずはシリコンサックを本体にセットし、月齢に合わせて調理した食材をシリコンサックに入れます。パチンと音がするまでフタを閉めたら準備は完了です。赤ちゃんに「モグフィ」を持たせて、離乳食の入ったシリコンサックをカミカミしながら食べてもらいます。 取っ手は赤ちゃんの小さな手でも持ちやすい形で、シリコンサックは赤ちゃんの手では外れないようにロックできるので、中身が漏れることもなく安心ですよ。 「モグフィ」は自発的な食事を応援「モグフィ」のシリコンサックはおしゃぶりに似た形なので、わが家の娘も嫌がることなくスッと口に入れてくれました。「モグフィ」を使っていて「これはいいな!」と思ったことは、“赤ちゃんが受け身ではなく自発的に離乳食を食べてくれる”ということです。 娘を見ていると、どうやったら中身が出てくるか自分で試行錯誤しながら食べている様子にビックリ! 商品説明に書いてあった「自分で食べる力を育てます」という言葉に納得です。 「モグフィ」を使えばママも一緒に食事ができる!わが家の娘はもうすぐ生後7カ月。「モグフィ」を使って離乳食を食べてもらっている間は、私も一緒に食事ができるので本当に便利です。 また、ハイハイができるようになり、ますます目が離せなくなった娘。なかなか家事も進みません。そんなときも「モグフィ」の出番! おやつの時間に、小さく刻んだバナナなどを入れて娘に「モグフィ」を渡すと、静かに座って食べてくれます。様子を見ながらではありますが、食べている間にささっと家事をすることもできて、とても助かっています。 ▲kidsme「モグフィプラス」 自分で食べる力を育ててくれる「モグフィ」。気になった方はぜひチェックしてみてください! 子育て中の忙しいママは便利グッズをフル活用していきたいですね。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 監修/助産師REIKO著者:春野心花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年06月28日おしゃぶりや歯固めは、赤ちゃんがぐずった時にはママにとっては助かるアイテムです。しかし、賛否両論あり赤ちゃんへの影響も心配というママもいます。今回は、おしゃぶりや歯固めについてのお話です。 歯固めとは?歯固めのメリットは?歯固めとは、赤ちゃんが噛んで遊ぶ専用のおもちゃのことです。素材は色々ありますが、シリコン、天然木、天然ゴム、お米などがおすすめです。口に入れても安全な素材や塗料のもので作られていて、噛んだことで素材の一部や部品がとれないものを選びましょう。 歯固め専用のものでなく、通常のおもちゃを歯固め代わりにするのは危険なのでやめましょう。また、もちやすい大きさで、洗浄や消毒がしやすく清潔が保てるものを選びましょう。 歯固めのメリットは、歯の生え始めによる違和感・不快感を歯固めを噛むことで軽減することができます。この時期は、何でも噛んでしまうことがあるので、噛む専用の歯固めを噛むことで誤嚥などを予防します。また、授乳中におっぱいを噛んでしまうことに対しても予防できることもあります。ぐずったときも歯固めを噛むという遊びの一種になり、あやすグッズの一つになります。また、歯固めを噛むことで顎が鍛えられたり、歯茎を刺激することにより、これから生える乳歯の成長を促すとも言われ、噛む練習にもなります。 いつから使うの? いつやめさせるの?歯固めを使い始める時期の目安としては乳歯が生える前がいいでしょう。歯が生えてくる時期は、個人差が多いので以下を参考にしてみてください。 乳歯が生える前の前兆としては、・よだれが多くなる・授乳時におっぱいを噛むようになる・唇を突き出しブーブーと息を吐いたりツバを出す仕草がみられる・歯茎を触ったり、指を口の中に入れるのが多くなる・乳歯が生える前に歯茎が膨らんでくる 歯が生えきってくると、自然とやらなくなることが多いです。やめるのはいつまでというのはないので、赤ちゃんが自然とやらなくなるのを待つので大丈夫です。 おしゃぶりのメリット・デメリット赤ちゃんは、お腹が空いていなくてもおっぱいや指を「吸う」ことで安心感を得ているといわれています。母乳や育児用ミルクをあげた後も、抱っこやゆらゆらなど試しても落ち着かずに泣いていて吸いたがったり、家事をする合間に少し待っていてもらいたいとき、眠くてぐずっているときなどに使用するといいかと思います。 母乳を飲んでいる赤ちゃんの中には、おしゃぶりを嫌がったり、母乳を飲む特性上舌が前に出てきてしまうのでおしゃぶりを舌で押しだしておしゃぶりを吸い続けられない赤ちゃんもいます。 デメリットとしてあげられるのは、・口腔内の顎のアーチ形成に影響し、歯並びが悪くなることがある・母乳や育児用ミルクを飲むタイミングを逃し、必要な栄養がとれなくなることがある・おっぱいを吸うときに、乳頭混乱してしまうことでおっぱいが上手に吸えなくなることがある しかし、これらは一日中などの極端に長時間使用している場合でなければ影響は少ないといわれています。 おしゃぶりはどんなものを選ぶ?使い方の注意点は?おしゃぶりは、天然ゴムやシリコン製のものがあります。消毒しやすいものや、清潔に保存できるようなケース付きのものがおすすめです。おしゃぶりは必ず必要なものではないので、メリット・デメリットを考えて使用を検討してみるようにしましょう。 使い方の注意点としては、長時間・長期間の使用は避けましょう。できるだけ長時間にしないコツは、赤ちゃんの様子が落ち着くまで、寝入るまでなどにして、必要がなくなったり寝入ってしまったらすぐに外すようにしましょう。 期間としては、歯並びへの影響を考えて乳歯が生えそろってくる前には徐々にやめるようにしましょう。心の安定のために使用しているお子さんもいて、やめどきが難しくなることもあるようです。また、吸うのではなく噛んでしまうようになったらおしゃぶりではなく、歯固めにかえるようにしましょう。はいはいやつたい歩きなどするようになったら、おしゃぶりをしながらの活動は危険なのでやめましょう。歯固めやおしゃぶりの有無は個人差が大きいといえます。赤ちゃんのお気に入りになってママの育児もラクになったというケースもありますが、反対に赤ちゃんに与えてみても、全く口にせず興味を示さなかったというケースもあります。メリット・デメリットを理解した上で、ご家族で検討していただけるといいかなと思います。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年05月21日みなさんは離乳食の便利グッズ「モグフィ」を知っていますか? ある日、義姉から「モグフィ」について教えてもらった私はすぐに購入! 「モグフィ」は子どもの月齢に合わせて種類があるのですが、娘が生後7カ月になる直前だったので「モグフィプラス」を購入しました。実際に使ってみると、とっても便利! 今回は「モグフィ」の良いところを紹介します。 「モグフィ」の使い方はとっても簡単!キッズミーの「モグフィ」は、赤ちゃんが自分の手で持って離乳食が食べられる便利グッズです。使い方は簡単! まずはシリコンサックを本体にセットし、月齢に合わせて調理した食材をシリコンサックに入れます。パチンと音がするまでフタを閉めたら準備は完了です。赤ちゃんに「モグフィ」を持たせて、離乳食の入ったシリコンサックをカミカミしながら食べてもらいます。 取っ手は赤ちゃんの小さな手でも持ちやすい形で、シリコンサックは赤ちゃんの手では外れないようにロックできるので、中身が漏れることもなく安心ですよ。 「モグフィ」は自発的な食事を応援「モグフィ」のシリコンサックはおしゃぶりに似た形なので、わが家の娘も嫌がることなくスッと口に入れてくれました。「モグフィ」を使っていて「これはいいな!」と思ったことは、“赤ちゃんが受け身ではなく自発的に離乳食を食べてくれる”ということです。 娘を見ていると、どうやったら中身が出てくるか自分で試行錯誤しながら食べている様子にビックリ! 商品説明に書いてあった「自分で食べる力を育てます」という言葉に納得です。 「モグフィ」を使えばママも一緒に食事ができる!わが家の娘はもうすぐ生後7カ月。「モグフィ」を使って離乳食を食べてもらっている間は、私も一緒に食事ができるので本当に便利です。 また、ハイハイができるようになり、ますます目が離せなくなった娘。なかなか家事も進みません。そんなときも「モグフィ」の出番! おやつの時間に、小さく刻んだバナナなどを入れて娘に「モグフィ」を渡すと、静かに座って食べてくれます。様子を見ながらではありますが、食べている間にささっと家事をすることもできて、とても助かっています。 ▲kidsme「モグフィプラス」 自分で食べる力を育ててくれる「モグフィ」。気になった方はぜひチェックしてみてください! 子育て中の忙しいママは便利グッズをフル活用していきたいですね。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:春野心花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年06月07日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは、ぐっちぃです。双子育児でいろいろ大変なことはあれど、「寝かしつけ」は1・2位を争うほど大の苦手でした。◆「同時寝かしつけ」に役立った2大アイテム双子とは恐ろしいもので(笑)2人同時に寝かせないと、そのあとのミルクの時間やオムツ替えの時間もズレてくる…。親も「子どもが寝てる間に休もう」ということができなくなり、体力ギリギリになりながら育児をする羽目に…。親の体力がなくなると、子育てもつらくなってしまう。それだけは避けたい。そんな双子の「同時寝かしつけ」に大変お世話になったもの、それは…。車は主に昼間の寝かしつけに、ほぼ毎日ドライブへ出かけていました。ちょっと遠い公園へ遊びに行ったり、遠くの支援センターへわざわざ行ったり、車に乗るとすぐ寝てくれる子たちだったので、今じゃ考えられないくらいあちこちに行きましたね。おしゃぶりは、「子どもが出っ歯になる」だの「くせになる」だのとあまり良い噂を聞かず、かたくなに拒否していたのですが、試しに使ってびっくり。今までの寝かしつけの苦労はなんだったんだ…ってくらい、よく寝ました(最後は子どもたち自身が自然と卒業して終わりました)。◆アイテム不要の神業を持つ人が…!しかし、その2大アイテムを使わずして同時に寝かせられる人が、ここに。もはや神業である。このあと、夫に寝かしつけのコツを聞いてみたんだけど…。子どもが寝ている間が母のゴールデンタイムなので、一緒に寝落ちだけはできなかった…! 夫だけが使える唯一の寝かしつけテクニックでした。家で「無心」になれそうな人がいたら、皆さんもぜひお願いしてみてください。あっという間にみんな寝る…かも?(そして母のゴールデンタイムが訪れる…!)
2019年10月14日わが家の長女は生まれたころから昼夜逆転気味で、何かを吸っていないと落ち着かず泣く……ということが度々ありました。そのため、おしゃぶりを使うことにしたのです。そのおしゃぶりを卒業する時期がやってきて……。 とにかく何かを吸っていたい娘長女は生まれてすぐのころから、昼間はよく寝ているのに夜になると何をしても寝てくれず、しかもおっぱいや哺乳瓶の乳首を口から離すと泣く……ということが多くありました。そのため、「まだおなかがすいているのかな?」と思い、ミルクを足して足して結局吐かれてしまったり、私のおっぱいの出が悪いからかな……? と自分を責めたりと、夜に寝られない日々も続いて精神的に疲弊していきました。 しかし娘は、空の哺乳瓶でも吸っていれば落ち着いており、そのまますーっと寝てくれることに気付きました。おなかが空いていてミルクを飲みたいわけではなく、口寂しくて何かを吸っていたいようでした。 おしゃぶりが救世主にそんな娘におしゃぶりを購入して吸わせてみると、これが救世主に! おなかいっぱい、おむつもきれいな状態で抱っこしていても泣きやまないときは、おしゃぶりを口に入れてあげるとすぐに泣きやんで、吸いながら寝付いてくれるようになりました。 寝かしつけがラクになり、自分の体への負担も減り、電車移動時などでグズグズしたときにもとても役立ちました。私にとっても娘にとっても、お守りみたいな存在でした。 1歳6カ月のある日…歯が生えそろうと、娘はおしゃぶりのゴム部分を噛みちぎるようになってしまいました。おしゃぶりをどうやってやめさせようかと考えていた時期でもあったので、1歳6カ月の娘におしゃぶりを見せて、「ねえ、このおしゃぶりもういらなくない? もう吸わなくても大丈夫だよ、きっと」と言ってみました。 すると娘は頷き、自らそのおしゃぶりをごみ箱にポイッと投げ入れたのです。その予想外の反応には私自身も驚き、「え、本当に大丈夫?!」と言ってしまったくらいでしたが、娘はそれで本当におしゃぶりをやめました。 長いこと母子のお守りとなってくれていたおしゃぶりでしたが、最後は意外とあっけないものでした。娘も噛みちぎってしまったおしゃぶりをどのタイミングでやめようか、子どもながらに考えていたのかもしれません。たとえ小さな子どもでも、きちんと話したり相談したりすることが大事なんだな、と思った瞬間でした。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月01日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。 前回 は完母で育てた長男の卒乳エピソードを書きましたが、今回はミルクで育てた次男の卒乳エピソードを書きたいと思います!■最初は混合、その後完ミで育った次男次男が生まれて3ヶ月くらいまでは混合で育てていました。母乳の出が長男のときと違ってそこまで良くなかったのと、長男がまだ3歳だったこともありバタバタすることも多かったので、おっぱいの後にミルクを足す感じでした。夜はミルクを飲ませた後に寝かすという感じでしたが、ミルクを飲みながら寝る→そのまま次のミルクの時間までぐっすり寝るというサイクルでした。3ヶ月過ぎを機に完ミ(完全ミルク育児)になり、ミルク大好きっこに。量は守っていましたが、足りなくて泣き出すことも…(笑)そして夜はミルクが入眠アイテム化している気がして、このころから卒乳がちょっと不安に。■いよいよ離乳食開始! すると離乳食も順調に進み、ミルクの回数も徐々に減らしていきました。長男のときと同じように、減らしても欲しがって泣くということもなく、かなりスムーズでした。そしてついに夜のミルクをなくそう! と決意し決行!!ミルクがなくて寝れなくて泣かれたら…と不安にも思いましたが、“ある物”のおかげか泣くことなく寝て、そのまま朝まで起きませんでした。ある物の正体とは…おしゃぶりです!長男はおしゃぶりも拒否だったのですが、日ごろから哺乳瓶に慣れている次男はおしゃぶりも大好きでした。なので夜はおしゃぶりを口に入れると寝てくれました。今度は逆におしゃぶりがないと寝れないんじゃ…という不安にはなりましたが(笑)■順調すぎた卒乳へのステップ最後にあげたミルクは1歳になってすぐのころでした。このころは明らかに遊び飲みしているのがわかっていました。お腹が空いてるから飲んでるんじゃないなと思う行動。なかなか減らないし、哺乳瓶の乳首だけ噛み噛みしていたり…(笑)これはもう卒乳のサインかな? と思ってミルクがなくなると同時にミルクを卒業!すると次男もスムーズに卒乳することができました。兄弟そろって卒乳に悩むことがなかったのはすごく有難かったです。そしてミルク以上に不安だったおしゃぶり。こちらは1歳3ヵ月くらいで卒業しました。あると口に入れてしまうので、おしゃぶりをする時間を少しずつ減らして、最終的に寝るときのみになっていたんですが、試しになしで寝かせてみたら普通に寝たので卒業しました!
2019年05月17日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おしゃぶりの使い方に関するご相談です。 Q.なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか?生後1カ月を少し過ぎた男の子を育てています。夜、寝てほしいタイミングで寝かけてもくれないとき、寝かしつけを諦めておしゃぶりをくわえさせてしまいます。最近では、部屋を暗くすると授乳直後でも口をパクパクさせて、おしゃぶりを欲しがるような動作をすることが多い気がします。おしゃぶりをくわえないと眠れない癖がついてしまったのかと心配です。ただ、自分たち夫婦もすぐに休みたく、おしゃぶりをさせるとおとなしく、しばらくするとそのまま自分で眠ってくれるので、頼りたいです。 なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか? それともこのまま今の使い方で使用しても問題ないでしょうか? 日中はほぼ母乳のみ、夕〜夜に1〜2回ミルクを足すかミルクのみにする混合育児で、体重の増えは1日50〜60gは増えており、母乳を嫌がるようなことはありません。 在本祐子助産師からの回答おしゃぶりの使い方についてはいろいろな意見がありますが、発育を妨げるような使用方法を除けばじょうずにご利用いただければと思いますよ。具体的には1日の長時間使用により、母乳やミルクの機会を減らしてしまう、発語の機会を減らしてしまうのには気をつけておきたいところです。 寝かしつけのために短時間で使用する、外に出かけて泣いてしまうときに使うなどじょうずにご利用いただけば非常に便利です。確かに癖にはなりやすいですので、後はママさん方の判断になってきますね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください おしゃぶりを使うのはいつからいつまで?おしゃぶりは、新生児用のものであれば生まれて間もなくから使用できます。多くの場合、赤ちゃんが指しゃぶりを頻繁にしていて、指の皮膚がただれてしまったり、寝かしつけに時間がかかるときなどをきっかけに使い始めるようです。 しかし、必ず使うべきというものではなく、慎重に使用することが大切です。 また、「泣き止む」というメリットは、生まれて間もない赤ちゃんに対しては不要と言えます。まずは、赤ちゃんとしっかり触れ合うために、おしゃぶりはつけずに過ごすことをおすすめします。 できるだけおしゃぶりは使わないようにして、赤ちゃんが泣いている理由がわからないためにストレスが溜まるというような状況に陥ってから使うとよいでしょう。できるだけおしゃぶりは使わないという考えを持ち、うまく活用することが大切です。 また、おしゃぶりは遅くとも2歳半までには使用を中止しましょう。1歳頃になると、言葉を喋るようになるので、おしゃぶりはたまに与えるようにして、発語の機会を奪わないようにすることが大切です。おしゃぶりを求めて泣き止まないようなことが続く場合は、子どもとのふれあいを大切にして、心を満たしてあげるように心がけましょう。 心が満たされていれば、少しずつおしゃぶりを求めなくなる可能性があります。また、3歳ごろは「お兄ちゃん、お姉ちゃん」に憧れる時期なので、無理やり辞めさせるのではなく、「おしゃぶりは赤ちゃんが使うもの」と認識させるように話をしてもよいかもしれません。4歳を過ぎてもおしゃぶりが取れない場合には、小児科医に相談しましょう。※参考:基礎知識(ベビー)「おしゃぶりのメリット・デメリットとは?やめる場合のタイミングと注意点について」
2019年05月08日みなさんは離乳食の便利グッズ「モグフィ」を知っていますか? ある日、義姉からモグフィについて教えてもらった私はすぐに購入! モグフィは子どもの月齢に合わせて種類があるのですが、娘が生後7カ月になる直前だったので「モグフィプラス」を購入しました。実際に使ってみると、とっても便利! 今回はモグフィの良いところを紹介します。 「モグフィ」の使い方はとっても簡単!キッズミーのモグフィは、赤ちゃんが自分の手で持って離乳食が食べられる便利グッズです。使い方は簡単! まずはシリコンサックを本体にセットし、月齢に合わせて調理した食材をシリコンサックに入れます。パチンと音がするまでフタを閉めたら準備は完了です。赤ちゃんにモグフィを持たせて、離乳食の入ったシリコンサックをカミカミしながら食べてもらいます。 取っ手は赤ちゃんの小さな手でも持ちやすい形で、シリコンサックは赤ちゃんの手では外れないようにロックできるので、中身が漏れることもなく安心ですよ。 「モグフィ」は自発的な食事を応援モグフィのシリコンサックはおしゃぶりに似た形なので、わが家の娘も嫌がることなくスッと口に入れてくれました。モグフィを使っていて「これはいいな!」と思ったことは、“赤ちゃんが受け身ではなく自発的に離乳食を食べてくれる”ということです。 娘を見ていると、どうやったら中身が出てくるか自分で試行錯誤しながら食べている様子にビックリ! 商品説明に書いてあった「自分で食べる力を育てます」という言葉に納得です。 「モグフィ」を使えばママも一緒に食事ができる!わが家の娘はもうすぐ生後7カ月。モグフィを使って離乳食を食べてもらっている間は、私も一緒に食事ができるので本当に便利です。 また、ハイハイができるようになり、ますます目が離せなくなった娘。なかなか家事も進みません。そんなときもモグフィの出番! おやつの時間に、小さく刻んだバナナなどを入れて娘にモグフィを渡すと、静かに座って食べてくれます。様子を見ながらではありますが、食べている間にささっと家事をすることもできて、とても助かっています。 ▲kidsme「モグフィプラス」 自分で食べる力を育ててくれる「モグフィ」。気になった方はぜひチェックしてみてください! 子育て中の忙しいママは便利グッズをフル活用していきたいですね。 著者:春野心花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年05月05日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。とりです。ウチの娘は哺乳瓶のミルクを飲むのを嫌がり、また私自身も母乳の出が良かったため、ずっと母乳で娘を育ててきました。さらに離乳食はあまり食べてくれず、とても少食だった娘が痩せてしまわないよう、一生懸命飲ませていました。1歳を過ぎた頃からはお昼寝の前と寝る前に「安心させるため」「染み付いた習慣として」母乳を与えていました。また7ヶ月ころから突然おしゃぶりに執着するようになったこともあり、何かを咥えないと眠れないようになっていました。おしゃぶりを外そうとすると必死に抵抗し、泣くのです…。1歳半あたりで同じ月齢の子どもたちが続々と卒乳・卒おしゃぶりしていき、私もぼんやりと「1歳半くらいまで…」と考えていたことからそろそろ「おしゃぶりも母乳もそろそろやめなければ…」と覚悟を決めました。しかし習慣となってしまったものをやめるというのは大変なことでした。母乳はなんとか夜に3分ほど軽く吸わせるのみとなり減らせたのですが、おしゃぶりはないと大泣きして眠れず、熟睡したころを見計らってそっと外す日々でした。2歳になったころ、2日に一度、3日に一度…と母乳をあげる間隔を空けていき、少しずつ進めました。突然卒乳!と取り上げてしまうのが苦しかったため、このような方法にしたのですが、この方法は私自身も「突然卒乳する」寂しさを感じずに徐々に心構えができていったので良かったです。どちらかというと子どもより親の方が卒乳する覚悟が無かったんですね…。同じ頃、おしゃぶりについても「おしゃぶりはそろそろナイナイね、これもういらないよ〜」と言い聞かせ続けていたら次第に興味を失っていってくれました。2歳になり状況と言葉を理解できるようになったことで、かえって卒乳しやすかったように思います。結果的に卒乳も卒おしゃぶりも2歳を迎えたタイミングまでずるずると続けたのですが、子ども自身が自分から不要と割り切って卒業できたのはとてもよかったです。長く母乳を与えることもおしゃぶりを与えることも、「良くない」とする意見ももちろんありますが、私自身は母乳とおしゃぶりのおかげで母子ともによく眠れて気持ち良く過ごせたと思っています。当時は子どもが成長していくのが寂しくもあったのですが、今はよく喋り走り、日々成長する娘の姿が楽しくてしょうがない毎日です。
2019年02月26日おしゃれなおしゃぶりがたくさん市販されています。いつから使うべきなのか、メリットやデメリットはないのか、いろいろと疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。おしゃぶりの使い方や商品選びのコツなどをまとめました。“おしゃぶり”とはどんなもの?おしゃぶりとは、赤ちゃんの口にくわえさえ、しゃぶらせるための育児用品。乳首型をしているのが特徴で、泣きじゃくる赤ちゃんを静かにさせるための道具としてよく用いられます。泣くのをやめさせるだけでなく、指しゃぶりを防ぐ目的や、おしゃれのためにくわえさせることもあります。素材は、多くの場合、ゴム製もしくはプラスチック製です。乳首に似せた部分と、飲み込むのを防ぐためのシールドと持ち手が付いているのが普通です。おしゃぶりは、赤ちゃんのスムーズな入眠を助けたり、ぐずったときに静かにしたりと、いろんなシチュエーションで育児をサポートしてくれる便利なアイテムです。ところが、日常的に使い続けると、おしゃぶりをしていないと寝つかない、落ち着かないなどの弊害が出てしまう恐れがあるといわれています。次項では、気になるおしゃぶりを使うことのメリット・デメリットについて解説していきましょう。 おしゃぶりを使うメリット・デメリットは?赤ちゃんがすぐに泣きやんだり、機嫌がよくなったりすることがおしゃぶりを使う主なメリットとして挙げられます。おしゃぶりを使うことでリラックスするためだと考えられています。また、指しゃぶりをやめさせることもおしゃぶりを使うメリットの一つです。本来、赤ちゃんは母乳を飲むことで栄養を補給するため、本能的に乳首ないしは乳首状のものをしゃぶろうとする傾向があります。そのため、指をしゃぶる癖がある赤ちゃんが少なくありません。ところが、指しゃぶりをすると、手や指から感染症を引き起こす可能性がある雑菌やウイルスが体内に取り入れられる恐れが指摘されています。おしゃぶりを与えることは、赤ちゃんに指しゃぶりをやめさせるのにとても効果的です。鼻呼吸をサポートするのもおしゃぶりを使う利点です。おしゃぶりと使うと口をふさぐことになるため、口での呼吸ができなくなり、必然的に鼻呼吸できるようになるというのです。赤ちゃんが口呼吸をしていると、口腔内が乾燥してしてしまい唇がカサカサになりやすいといわれています。また、鼻呼吸することで喘息やアレルギーにかかりにくくなるといわれています。乳首ではないものを口に入れることで、ものの形や特徴さらには自分の体について学んでいくという指摘もあります。食べることの練習を始めることにもなるため、赤ちゃんがおしゃぶりなどを使うことは、発育の面でも有利だというわけです。赤ちゃんの突然死のリスクを軽減するという驚きの効果があることもわかっています。ただし、おしゃぶりを使うことにはデメリットもあるとされています。1989年3月、産科施設とそこで働く職員に向けて、WHOとユニセフが共同で「母乳育児を成功させるための十か条」を発表。そのなかで、母乳で育てられている赤ちゃんに人工の乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう「母乳育児を成功させるための十か条」より引用と訴えかけています。これ自体はママたちが赤ちゃんを母乳で育てることを促すためのメッセージですが、おしゃぶりを新生児に与えてしまうと、母乳を飲まずにミルクばかりを飲むようになる傾向が指摘されているのです。また、おしゃぶりは歯並びを悪くする原因になるともいわれています。日本小児歯科学会の「小児科と小児歯科の保健検討委員会」はおしゃぶりを使うと不正咬合が高い頻度で見られ、とくに長期間にわたって使用し続けるとその傾向がさらに増すと報告しています。おしゃぶりは、パパやママとのコミュニケーション不足の原因になることもあります。おしゃぶりを与えるとすぐに泣きやんでしまうということは、手間が省ける一方、赤ちゃんがどんな気持ちでいるのかを考えたり、あやしたりする機会がなくなってしまうということでもあります。また、会話を始める1歳から3歳ぐらいの頃におしゃぶりをしていれば、赤ちゃんは口をふさがれている状態です。話すチャンスが奪われ、パパやママとのコミュニケーションは自ずと減ってしまうというわけです。おしゃぶりの使用する際は、メリット、デメリットの双方をよく考え合わせながら、十分な注意が必要といえるでしょう。 おさえておきたいおしゃぶりの選び方ポイントおしゃぶりを選ぶ際のポイントは次の5つ。順に解説していきます。赤ちゃんの月齢に応じて選ぶ素材で選ぶ鼻呼吸を促進したり不正咬合を防ぐサポート機能で選ぶメンテナンスがしやすいものを選ぶ使用する哺乳瓶と同メーカー品を選ぶ生後すぐに使う場合は、小さな口でも吸いやすいものを選ぶ必要があります。また、生後3ヶ月から6ヶ月ごろに使うのであれば、あごの力や吸う力に見合ったものを選びましょう。生後6ヶ月から18ヶ月頃になると、乳首部分が大きくて硬いものが適合しやすくなってきます。また、卒乳を考えたものを使う時期でもあります。素材もおしゃぶり選びのポイントになります。乳首部分の素材は大きく、シリコンと天然ゴムとに分けられます。シリコンは、簡単にお手入れできるのがポイントです。また、洗浄を繰り返しても劣化しづらいというメリットもあります。ただし、使い続けても唇や舌に馴染んでくることが期待できません。天然ゴムは、口にフィットしやすいのが特徴。使っているうちにより唇や舌に馴染んでいきますが、傷みやすいというデメリットがあります。鼻呼吸をサポートしたり、歯並びが悪くなりにくいように形状が工夫されたりしたものなど、赤ちゃんの健全な成長を支える機能を備えたものを選ぶのもおすすめです。赤ちゃんが口に入れるものですから、メンテナスのしやすさも大切です。いつも清潔に保つために、洗ったり消毒しやすい形状のものを選ぶとよいでしょう。一般的に、おしゃぶりは煮沸のほか、薬剤や電子レンジを使って消毒します。ものによっては電子レンジが対応不可だったり、薬剤が使えなかったりします。扱いやすいものを選びましょう。赤ちゃんが使い慣れているものを選ぶという意味では、使用する哺乳瓶と同メーカー品を選ぶという方法もあります。乳首部分の素材や形が変わると、赤ちゃんが混乱してしまう場合があります。おしゃぶりをくわえさせたときの赤ちゃんの様子をよく観察しながら選ぶとよいでしょう。 おしゃぶりのおすすめアイテム5選おしゃぶりにはいろんなタイプがあって、たくさんの商品がありますが、なかでも素材にこだわったものや扱いが楽なものに人気が集まっています。とくにおすすめの5点をピックアップします。100% 天然ゴム ラテックスおしゃぶりヒーヴィアデンマークのメーカーのもので、赤ちゃんにやさしい天然ゴム製です。シールド部分もやわらかいので体を傷付ける心配がなく安心。デザインもおしゃれで天然素材にこだわりたいという方におすすめ。Amazon販売価格:税込1,512円(2018年9月13日時点)フィリップス Avent Soothie Pacifier おしゃぶりユニークな形状ですが、赤ちゃんのリラックス効果が高いと評判。半透明なので、赤ちゃんの口のなかを見ることができます。シリコン製です。Amazon販売価格:税込318円(2018年9月13日時点)チュチュベビー 蓄光デンティスタードイツで開発されたおしゃぶり。前歯やアゴに力が入りすぎないように形状が工夫されています。おしゃぶりを使うことで歯並びが悪くなるのを心配されている方におすすめです。蓄光するので、夜間でも外れていればすぐに気が付きます。シリコン製です。Amazon販売価格:税込808円(2018年9月13日時点)ヌーク NUK おしゃぶり ジーニアス2.0よだれを逃がしたり、舌の動きを邪魔しないように形状が工夫されています。乳首部分には空気が通る仕様で、やわらかいのが特徴。水洗いするとなかに水が入ってしまうことがあるので、きちんと水切りしてから使用してください。シリコン製です。Amazon販売価格:税込637円(2018年9月13日時点)レック AN おしゃぶりセット(アンパンマン)クリップ付きで、落下しにくいので扱いやすいのも特徴です。持ち歩きに便利なホルダーが付き。電子レンジで消毒できるのでお手入れも簡単です。Amazon販売価格:税込982円(2018年9月13日時点) まとめおしゃぶりを使う期間は、新生児から2歳半程度まで。あまりに長いとデメリットが出てきてしまうので注意が必要です。商品を選ぶときには、対象月齢をチェックして、素材やサポート機能にも着目したいところ。お手入れのしやすさも大切です。赤ちゃんが快適に使えるおしゃぶりを選びましょう。 参考:オムロン『実は危険な口呼吸』日本経済新聞朝刊(2012/1/11)『花粉症に強い体に ポイントは口呼吸』NPO法人食品と暮らしの安全基金『おしゃぶりが危ない』日本小児歯科学会『おしゃぶりについての考え方』
2018年11月17日赤ちゃんの代名詞ともいえるおしゃぶりは、とても便利な育児グッズ。この記事では、おしゃぶりのメリットやデメリット、使うときの注意点、人気のおしゃぶり5選をご紹介します。■おしゃぶりはいつからいつまで使っていいの?おしゃぶりとは、ゴムやプラスチックでできた乳首型の育児用品で、指しゃぶりやぐずり防止に使われているもの。多くのメーカーで、新生児の時期から使える製品を販売しています。メーカーごとにいくつかサイズがあり、目安の月齢が指定されていますので、使用を始めるときの月齢に合ったものを選んでくださいね。▼おしゃぶりを使う時期 プライマリー・オーラルケア研究会(コンビ株式会社) による「赤ちゃんのお口調査」の中に、おしゃぶりを使う時期についての記載があります。【おしゃぶり選び・使用のチェックリスト】■ 赤ちゃんの月齢に合ったものを選ぶ■ 長時間の使用は避ける■ 言葉が出だす1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする■ 1歳半を目安に使用をやめるようにする■ おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなど、ふれあいを大切にする■ 4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、かかりつけの小児歯科医に相談する出典: 正しいおしゃぶりの使い方やお口ケアは「専門家」に相談を東京歯科大学 小児歯科学講座 講師/歯学博士 米津卓郎先生 また 日本小児歯科学会 が提言する「おしゃぶりについての考え方」の中でも、以下のような記載がありました。(1)発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする。(2)おそくとも2歳半までに使用を中止するようにする。(3)おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。子育ての手抜きとし便利性からだけでおしゃぶりを使用しないようにする。(4)おしゃぶりだけでなく指しゃぶりも習慣づけないようにするには、(3)の方法を行う。(5)4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談することを勧める。出典: 小児科と小児歯科の保健検討委員会「おしゃぶりについての考え方」小児科と小児歯科の保健検討委員会 平成17年1月12日 こうした情報を参考にしつつ、子どもそれぞれの成長を見守りながら、上手におしゃぶりを活用できるとよいですね。■おしゃぶりのメリット指しゃぶりやぐずりを防止するために使われることの多いおしゃぶり。ぐずり防止の効果は絶大です。筆者も、外出時泣いている赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせると、すぐに泣きやむという場面を何度も見たことがあります。おしゃぶりがあると入眠がスムーズにできる赤ちゃんも。このように赤ちゃんの精神的安定の効果があり、お母さんの負担軽減にも役立ちます。では、これらのメリットを詳しく解説していきますね。▼赤ちゃんの精神的安定赤ちゃんは、生まれる前からお母さんのおなかの中で指しゃぶりをしているので、生まれてからも続くのは当然。それに代わるおしゃぶりをくわえるのは、ごく自然な行動です。新生児に備わっている「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」とは、口にふれたものを無意識に吸う原始反射があります。これは、母乳を飲むため新生児に備わっているもの。吸うという行為は、赤ちゃんの精神的安定につながっているのです。具体的には、「おしゃぶりを使うと簡単に泣きやみ静かになる」「スムーズに寝つく」という効果がありますよ。外出先で泣いてしまったときにも、おしゃぶりがあればすぐに泣きやんでくれるので、「周りの人の迷惑になるかも…」というときのお守り代わりにもなります。▼お母さんの負担軽減おしゃぶりは赤ちゃんを泣き止ませやすくしてくれるので、スムーズに眠る手助けになり、お母さんの負担も軽減してくれます。新生児のころは、泣くことで不快を表します。「おなかがすいた」「おむつが汚れた」「眠い」など、泣いている理由が分かり、対処することで泣きやむ場合は問題ありません。しかし、泣いている理由が分からず、何をしても泣きやまないこともたくさんあります。ずっとそんな状態が続くと、お母さんもくたびれてしまいますよね。しかも出産してすぐのお母さんの体はホルモンバランスが崩れていて、本来であれば休息が必要な時期。そんなときに赤ちゃんにおしゃぶりを与え、泣く時間を短くすることは、お母さんのためにも役立ちます。■おしゃぶりのデメリットおしゃぶりにはデメリットも。使用時はメリットだけでなく、デメリットについてもしっかり知っておきましょう。例えば、おしゃぶりは習慣となりやすく、「赤ちゃんがどうして泣いているのかを考えずに使用してしまう」「あやすことが減ってしまう」など、親子のコミュニケーションが減るというデメリットが。おしゃぶりのメリットとデメリット、両方を理解して効果的に使ってくださいね。▼母乳育児への影響おしゃぶりが母乳育児に影響するという考え方もあります。理由は、母乳を吸う回数や量が減ることや、乳頭混乱(ほ乳びんやおしゃぶりはくわえるのに、お母さんのおっぱいはいやがること)が起こる可能性があるから。母乳は授乳回数が増えて、吸えば吸うほど分泌が増えていきます。もしおしゃぶりを使うことで母乳を吸う回数や量が減ると、母乳の分泌が増えず、母乳がじゅうぶんに出なくなってしまうリスクも考えられるのです。また、母乳を吸うためには乳首をしっかりくわえ、力を入れて吸うことが大切。おしゃぶりやほ乳びんは力を入れず、楽にくわえられるので、それに慣れると乳首をいやがる赤ちゃんもいます。▼歯並びや発語への影響おしゃぶりを長い間使用していると、使用していない赤ちゃんに比べて、歯並びが悪くなると言われています。また、おしゃぶりの使用により、発語の機会が減ることも指摘されています。<参考サイト> ・小児科と小児歯科の保健検討委員会「おしゃぶりについての考え方」 <関連記事> おしゃぶり・指しゃぶりも原因の一つ?「将来、4人に1人が○○に…」知りたい赤ちゃんの“口腔ケア” ▼衛生面のリスク一度使用したおしゃぶりは細菌が繁殖しやすくなっているもの。そのため、長時間同じおしゃぶりを使用するのはおすすめできません。口の中の衛星を保つ意味でも、おしゃぶりはこまめに消毒して清潔なものを使うべきです。■おしゃぶりを使うときの注意点泣いている赤ちゃんにおしゃぶりを与えると、すぐに泣きやむことが多く、お父さんお母さんの負担を軽減してくれます。そうはいっても、おしゃぶりは頼りすぎてしまうと習慣性がありますし、上に書いたようなデメリットも心配です。そこで、赤ちゃんが泣いたときは、まずなぜ泣いているのかを考え、対応してみましょう。おしゃぶりは、どうしても泣きやまないときの最後の手段として使うのがよいかもしれませんね。また、おしゃぶりは毎日消毒して使いましょう。■おしゃぶりの消毒方法おしゃぶりの消毒方法は、ほ乳びんと同様で主に3種類の方法があります。煮沸大きめの鍋におしゃぶりが完全につかるまで水を入れて、沸騰させます。沸騰したらおしゃぶりを入れ、3~5分煮沸し、取り出します。このとき、おしゃぶりが鍋肌にふれないように注意してくださいね。薬剤を使うおしゃぶりを水洗いしたあと、薬剤の中に入れて決められた時間つけおきします。専用のケースがついている商品も。薬剤によって溶かす水の量、つけおきする時間は異なりますので、使用方法を確認してから使いましょう。電子レンジ容器に水を入れ、電子レンジで加熱します。ほ乳びんなどを消毒するためのケースが市販されていますので、それを使うと便利です。おしゃぶりに電子レンジ消毒用のケースがついている商品もありますよ。いずれの方法も、ほ乳びんを使用している場合は、一緒に消毒すると手間が省けます。■人気のおしゃぶり5選ここからは、人気のおしゃぶりの特徴をご紹介します。どの商品も長く愛用されていて、店頭で見かけることも多いものです。おしゃぶりは消毒が必要なので、いくつか用意する必要があるでしょう。いろいろなメーカーのものを買って、使いごこちを試してみるのもいいですね。メーカーによって対応する月齢のサイズが異なります。デザインもさまざまなので、気に入ったものを選んでみてください。▼Avent BPA フリー Soothie Pacifier(フィリップス)「フィリップスavent」は、赤ちゃん用品を扱う外資のメーカー。おしゃぶりの特徴は3つあります。「口の中の自然な発達を助けること」「丈夫なソフトシリコン製」「BPAフリー」。BPAフリーとは、プラスチック製品に使われている有害な化学物質(BPA)を使用していないことを表します。この製品を選ぶ人は、「病院で使われることも多く、安心だから」という理由がほとんど。Soothieシリーズは、新生児から使える0〜3カ月用と3〜18カ月用の2サイズです。輸入品なので価格には幅がありますが、2個セットで¥1,500前後が相場ですよ。 >>>詳しくはコチラ ▼おしゃぶりMミッキー(ピジョン)「ピジョン」のおしゃぶりは、口にフィットして入眠をサポートします。舌が動いているときでも口の中で安定する形状で、赤ちゃんがくちびるでくわえやすい幅になっていますよ。歯の発達に影響がないように配慮した、やわらかいシリコンゴム製。持ち運びに便利なフード付きです。成長に合わせた3サイズ展開。0カ月から使えるS、3カ月からのM、6カ月以上のLです。ミッキーの絵がついていて、喜ぶ赤ちゃんも多いでしょう。定価¥724。ミッキー柄のほかに、くるまやフラワー、ミニー柄が販売されています。落としたりなくしたりするのを防ぐフォルダーは別売り。フォルダーは、ベビーミッキー柄とベビードナルド柄で、定価は¥756です。 >>>詳しくはコチラ ▼出っ歯になりにくい デンティスター(チュチュベビー)ドイツの歯科医師が考案した、出っ歯になりにくいおしゃぶり。くわえる部分の厚みがうすく、舌の入るスペースが確保されていて、自然なかみ合わせになるよう設計されています。専用キャップ付き。「デンティスター1」は、0〜6カ月頃の授乳期用、「デンティスター2」は6〜12カ月頃の離乳期用、「デンティスター3」は1才~と、3サイズあります。定価は¥950。ほかに消毒ケース付き(オープン価格)、暗い場所でほのかに光る蓄光タイプ(¥1,004)、蓄光タイプ・消毒ケース付き(オープン価格)が販売されていますよ。 >>>詳しくはコチラ ▼おしゃぶり ハッピーデイズ(NUK)「NUK(ヌーク)」は「世界100カ国以上で60年にわたり愛され続けるブランド」です。特徴は、「健康的な口腔育成をうながすこと」「夜泣き・グズリを落ち着かせ安眠へと導くこと」「BPAフリー(プラスチック製品に使われている有害な化学物質を使用していない)」の3つ。中でも、ハッピーデイズシリーズは、授乳時の乳首に近い形で顔にぴったりフィットし、鼻呼吸をうながします。空気とよだれをにがす形状で、赤ちゃんの肌を守り、付け根から空気が抜けるため快適な使い心地なのです。S(0~6カ月頃)とM(6~18カ月頃)の2サイズで、定価¥486。くるま、インディアン、ロリポップ(棒つきキャンディー)、フェアリー(妖精)と個性的なかわいい柄ですよ。別売りでおしゃぶりフォルダー(定価¥810)も販売されていて、バタフライ(ちょうちょ)、クラウン(王冠)、カー(車)の3柄があります。 >>>詳しくはコチラ ▼テテオ おしゃぶり スマイルナビ(コンビ)ベビー用品の総合メーカー「コンビ」から発売されている「テテオ おしゃぶり スマイルナビ」は、ふたを開けて乳首部分の中まで洗えるのが、ほかの商品とは違うところ。持ち運びに便利なキャップもついています。また、口にフィットしやすい独自の形状で、ぐずり泣きに困るお父さんお母さんをサポートします。S(0〜3カ月)、M(2.3〜10カ月)、L(8〜18カ月)の3サイズ。柄はマリン柄とリボン柄の2種類。サイズによって色が異なります。定価は¥594。赤ちゃんの口からおしゃぶりが離れても、落としたりなくしたりするのを防ぐおしゃぶりフォルダー(¥648)には、くまのプーさんの立体キャラクターがついています。 >>>詳しくはコチラ ■うまくおしゃぶりを活用しようおしゃぶりには、メリットもデメリットもあります。適切に使用すれば、お父さんお母さんの負担を軽減してくれる便利なもの。赤ちゃんの精神的安定にも役立ちます。使用方法に注意しておしゃぶりをうまく活用し、快適な育児ライフをお過ごしください。<関連記事><参考サイト> ・プライマリー・オーラルケア研究会(コンビ株式会社) ・公益社団法人 日本小児歯科学会
2018年09月28日最近は、可愛いおしゃぶりがたくさん市販されています。つい目移りしてしまいますが、そもそもおしゃぶりってなんのためにあるのか、いつから使えばいいのかご存じですか?今回は、意外ときちんと知られていないおしゃぶりの効果やデメリットを解説します。使い方のポイントをおさえて、おしゃぶり選びにも役立ててください。おしゃぶりってどんな効果があるの?おしゃぶりとは、育児用品の一つ。赤ちゃんの口にくわえさせて使用します。おしゃぶりを使うことの最大の効果は、ぐずっている赤ちゃんを即座に泣き止ませたり、静かにさせたりすることができる点にあります。なかなか寝付けない時に使用すると、入眠をスムーズにすることもできます。赤ちゃんのご機嫌をとることができる理由としては、乳首に似た形をしていることから、赤ちゃんに対してリラックス効果を与えることができるからと考えられています。赤ちゃんは、指しゃぶりをすることがありますが、おしゃぶりを与えることで指しゃぶりをやめさせる効果もあります。指を含め、乳首に似たものをしゃぶるろうとするのは赤ちゃんにとって本能的な行動です。ところが、指しゃぶりすることで指に付着した雑菌が体内に入り、感染症を患うことがあるとされているのです。おしゃぶりは感染症のリスクを軽減するのに効果的ということになります。おしゃぶりは赤ちゃんの鼻呼吸を助ける効果も期待できます。おしゃぶりを使うと強制的に口がふさがれ、結果的に鼻呼吸が促されることになります。実は口呼吸には危険が伴うとされています。例えば、口のなかが乾燥することで唇がカサカサになってしまったり、喘息やアレルギーの原因の一つともいわれています。おしゃぶりは、赤ちゃんに鼻呼吸をさせるのにうってつけのアイテムなのです。そのほか、乳首以外のものに慣れることで、食べる練習になったり、突然死のリスクを減らしたりする効果があることもわかっています。おしゃぶりはいつから使う?おしゃぶりはいつから使うのがよいのでしょうか?おしゃぶりは生後すぐにでも使うことができますが、後述する通り、すぐに与えてしまうのにはリスクが伴います。母乳で育てるのであれば、生後2ヶ月程度してからがよいでしょう。また、ミルクで育てるのであれば、生後1ヶ月頃に始めてもよいかもしれません。ただし、必ず月齢に合ったものを選ぶようにしてください。おしゃぶりが大きすぎたり重すぎたりすると、赤ちゃんに負担を与えてしまいます。アゴや吸う力に合ったものを選ぶことはとても大切です。また、赤ちゃんがおしゃぶりを嫌がるような素振りを見せたら、無理に使おうとせず、日をおいてから再度試してみるとよいでしょう。おしゃぶりはどういう時に使うのがベスト?いろんな効果が期待できるおしゃぶりですが、赤ちゃんに四六時中与えておけばよいかというと決してそんなことはありません。あとで詳しく述べるように、おしゃぶりを使うことにはネガティブな側面もあり、いつからいつまでと限定して効果的な使い方をすることが求められます。上手な使い方について解説します。ぐずってどうしようもない時赤ちゃんのご機嫌が良くないと、抱っこしてもあやしてもぐずりが収まらず、何をしても泣きやんでくれないものです。そんな時は赤ちゃんが不安になっているという合図。おしゃぶりには赤ちゃんの不安を和らげる効果が期待できます。おしゃぶりを与えて、気持ちを落ち着かせてあげましょう。寝かしつけたい時ご機嫌が悪い時は、夜なかなか眠ってくれないこともしばしば。そんな時にもおしゃぶりは効果を発揮し、赤ちゃんのスムーズな入眠を誘います。どうしても静かにしていて欲しい時公共の場にいるときなど、今、赤ちゃんに泣かれたら困るなというシーンは少なくないはずです。慣れない場所に行くと、赤ちゃんの不安を誘ってしまうため、ここぞというときほどぐずってしまいがち。そんなときも、おしゃぶりを与えるとすぐに泣きやんでくれます。乳児突然死症候群の防止におもに1歳未満の赤ちゃんに、まったくの前兆なく突然死がもたらされることがごく稀にあります。「乳幼児突然死症候群(Sudden Unexpected Infant Death)」と呼ばれ、平成28年には109人が亡くなりました。前項でも少し触れましたが、おしゃぶりには「乳幼児突然死症候群」の発症を抑える効果があるといわれています。少ないように見えますが、赤ちゃんの死亡原因としては第3位。決して油断できない病気です。ただし、生後すぐに使用すると、乳頭混乱といって母乳を飲むのを嫌がる場合があります。いつから使用するのが適切かというと、生後2ヶ月程度からが妥当です。おしゃぶりを使うデメリットもある?育児をサポートするだけでなく、赤ちゃんの発育を助けたり、突然死のリスクを軽減したり、おしゃぶりにはメリットがたくさんあります。ところが、おしゃぶりを使うことで赤ちゃんにとってマイナスの効果が生じることがあるので注意が必要です。赤ちゃんにとって母乳育児することがいろんな点で良いことが知られていますが、おしゃぶりを使うことで、母乳育児が短くなる傾向が指摘されています。母乳にしても、おしゃぶりにしても、「吸う」ことに変わりはありませんが、おしゃぶりに慣れることで、母乳を吸うのには適さないリズムを覚えてしまうためだと考えられています。また、おしゃぶりが赤ちゃんの歯並びを悪くすることもわかっています。日本小児歯科学会は、おしゃぶりを使っている赤ちゃんは、おしゃぶりを使っていない赤ちゃんに比べて、噛み合わせが良くないケースが高い頻度で見られると報告しています。おしゃぶりは赤ちゃんをリラックスさせるのに効果的な反面、いつからいつまでと使用期間を決めずに濫用することで、かえって逆効果になってしまうことも。例えば、おしゃぶりがないと不安になって泣き出してしまったり、おしゃぶりがないと寝られなかったりといったケースは少なくありません。おしゃぶりを使っているとき、赤ちゃんは例外なく口を閉ざすことになります。そのため、両親とのコミュニケーションを阻んでしまう原因になると指摘されています。わかりやすい例を挙げると、ちょうどしゃべり始める時期に、すぐに静かになるからといっておしゃぶりを与えてしまえば、その分だけ赤ちゃんとお話しする機会がなくなることに。おしゃぶりを使うことで、かけがえのない時間が失われてしまう可能性があるのです。いつからいつまで使うかを見極めてデメリットを防ごうおしゃぶりを使うことのデメリットのいくつかは、おしゃぶりの選び方によって解消することができます。例えば、噛み合わせが悪くなるデメリットに関しては、噛み合わせをサポートする機能のあるおしゃぶりを利用することでカバーできます。おしゃぶりをしっかり噛ませて口を閉じさせるタイプなど、赤ちゃんの歯ならび形成やアゴの正常な発達を支える工夫がされたものを選ぶとよいでしょう。おしゃぶりを長く使わないように心がけることも大切です。上でも解説した通り、おしゃぶりを使うベストな時とは、あやしても何をしても泣きやんでくれない時や、眠ってくれない時、また、人が大勢いる場所で泣いてしまう時などです。できるだけご機嫌が悪い原因を探りながら対応し、必要なときにピンポイントで使うようにするとよいでしょう。そうすることで、おしゃぶりが手放せなくなる状態やコミュニケーションの機会を失ってしまうような事態を回避することができますよ。まとめおしゃぶりは、新生児から使って良いのですが、商品スペックに適正年齢が明記されているので購入前にはきちんとチェックしましょう。使い続けると悪影響も出てきますので注意が必要です。卒業時期を決めておいて、安全・快適に使用しましょう。参考:オムロン『実は危険な口呼吸』日本経済新聞朝刊(2012/1/11)『花粉症に強い体に ポイントは口呼吸』厚生労働省『乳幼児突然死症候群(SIDS)について』
2018年09月23日息子のときはなんの問題もなく、めっちゃ楽だったおしゃぶりですが…娘は違った!■とにかく「おしゃぶりLOVE!」な娘娘も完全ミルクで育ったのでおしゃぶりは添い乳がわりでした。拒否はしなかったものの大好きすぎて手放さない! はずせば大泣きだし、何より歯で噛んで引きちぎる!!これが一番困りました…! 買い替えが…。3日で壊れるとか「1ヶ月にいくらかかるの?」って状態でした。なので断おしゃぶりを決行!■すごくつらかったおしゃぶりはずし…!完全に親都合なので…突然今日からおしゃぶりナシで寝ろと強要される娘。パニックですよね…。わけわかりませんもんね…。泣き叫ばれて「ごめんね、ごめんね」って泣きました。一瞬寝ついても、このころ、夜中に1回は必ず起きてた娘。そこでまたパニックで泣き叫ぶ…。精神的にも肉体的にもつらかったです。そんなツライ夜が続きましたが…ついに3日後、おしゃぶりなくてもスッと入眠できるようになりました! 途中起きてもポンポンすればぐっすり。娘、頑張りました!断乳してるママさんもこんな感じなのかな…。兄妹でおしゃぶりの光と影を見た感じです。兄妹とて、その子にあった育児って大変ですが、これからも試行錯誤して頑張ります!
2018年08月31日■おしゃぶりを使うか悩んでいたのですがおしゃぶりにいい印象をもっていなかった私。歯並びが悪くなるとか、外せなくなるとか…ネガティブ情報だけインプットされてました。■あんなに泣いていた息子が!でも実際使ってみると本当に便利〜!! 一瞬で寝たし、おしゃぶりしてるときは息子もご機嫌でした。完ミでおっぱいを見ただけで拒否る息子だったので、添い乳の代わりになりました。私も寝られるし…「なんで躊躇してたんだろ」と自分が不思議でなりません。心配してた歯並びも悪くなることなく現在ピッカピカでキレイです! 外せなくなるという案件も息子には当てはまりませんでした。しかーし!!!やはり個人差があるのが育児。娘の時は歯並びはバッチリですが、外すのに…大苦戦しました…。次回はその様子をお伝えできたらと思います。
2018年08月24日小学生になると、周囲で歯の矯正をする子が増えている気がしませんか?厚生労働省発表の 「平成28年歯科疾患実態調査」 によると、永久歯が生えそろう頃、12~15歳で八重歯、でこぼこ、乱杭歯など、歯の不正咬合(叢生/そうせい)が見られる割合は26.5%。約4人に1人という高い確率です。いざ、それを矯正しようとすると、医療保険の対象外なので、かかる費用はトータルで約60~100万円ほどにもなります。それだけの費用がかかる治療、もし乳幼児期に叢生の予防ケアができるなら知っておきたいですよね。■永久歯の矯正は3年間で100万円! 乳歯の時期に予防はできた!?私が小学5年生になった息子(10歳)の歯の異常に気づいたのは突然のことでした。小学校入学前の年長クラスぐらいから抜け始めた乳歯がすべてなくなり、永久歯が生えそろった時、右上右下の犬歯がはみだして、明らかに二重歯列になっていたのです。見た目もとがった犬歯が突き出して、ドラキュラのようでちょっと怖い!1年に1度は普通の歯科検診を受けていたのに、いつの間にか顔の中心と歯の中心がずれ、あごが小さいために永久歯が通常のように一列に並んで生えず、歯科医からは「7人がけのイスに10人が座ろうとしているような状態」と説明されました。くわしいレントゲン検査などをして出た診断名は「骨格的問題および過蓋咬合を伴う叢生」。骨格の機能としては「舌の運動、口呼吸、下唇のくわえこみ」の影響により、上顎骨が成長しきれていないなどの問題があるとのことでした。将来的にはもっと歯のデコボコがひどくなると予想されるため、矯正治療を開始したほうがいいとのこと。 こうなっては仕方がないのですが、治療費は3年間で約100万円と高額です。二重歯列になるのを予防はできないとしても、「数年前から、心と資金の準備をしておきたかった…」というのが正直なところ。しかも「舌の運動、口呼吸、下唇のくわえこみ」などの異常が影響しているのなら、結果論ですが「幼児期から気をつけておきたかったな」とも思いました。■歯並びが悪くなってしまう4つの原因は?歯のかみ合わせを悪くしないためには、乳幼児期、どんなことに気をつければいいのでしょうか? 公益社団法人・日本小児歯科学会 のホームページの「こどもたちの口と歯の質問箱」には、そのヒントが記されています。まず、歯並びが悪くなる要因には以下の4つが挙げられます。1.乳歯をむし歯などで早く失い、永久歯の生える場所がなくなるため。2.歯とあごの骨の大きさのバランスが悪く、永久歯の生える場所がないため。※歯やあごの大きさは遺伝もありますが、良くかまない、または硬いものを食べないことにより、十分にあごが発達しないことも。3.遺伝的な問題。出っ歯や受け口(反対咬合)の中には純粋に遺伝が要因の場合もある。4.おしゃぶり、指しゃぶりなどの癖、舌の前方突出癖や口呼吸、頬づえ、うつぶせ寝などの生活習慣の影響。そして「最近では、永久歯の歯並びが悪くならないように、乳歯の時期から簡単な装置を利用した方がよい場合もあります。最良のタイミングで治療ができるように、小児歯科専門医に相談し、定期的に経過をみていきましょう」とアドバイスされています。 ■つい放置しがちな「おしゃぶり」「指しゃぶり」気になるのは、わが家でも使用していた「おしゃぶり」について。同ホームページ掲載の「小児科と小児歯科の保健検討委員会」のレポートには、おしゃぶりが歯並びに影響を与えるものとして挙げられています。おしゃぶりや指しゃぶりと乳歯のかみ合わせとの関係を調査したところ、2歳児では指しゃぶりをしている子どもでは出っ歯が、おしゃぶりをしている子どもでは開咬が多く見られたとのこと。5歳児になるとこの傾向がさらに強くなるそうです。そして、「小児科と小児歯科の保健検討委員会」ではおしゃぶりについて、以下のようなガイドラインを示しています。1.発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする。2.おそくとも2歳半までに使用を中止するようにする。3.おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。子育ての手抜きとし便利性からだけでおしゃぶりを使用しないようにする。4.4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談する。また、指しゃぶりについては、小児歯科医の見解として「指しゃぶりは歯並びやかみ合わせへの影響とともに、開咬になると発音や嚥下、口元の突出、あご発育への影響も出てくるので、4~5歳を過ぎた指しゃぶりは指導した方がよい」という意見が掲載されています。「指しゃぶり」について小児歯科医の見解1.乳児期:生後12カ月頃までの指しゃぶりは乳児の発達過程における生理的な行為なので、そのまま経過をみてよい。2.幼児期前半(1~2歳まで):この時期は遊びが広がるので、昼間の指しゃぶりは減少する。退屈な時や眠い時に見られるに過ぎない。したがって、この時期はあまり神経質にならずに子どもの生活全体を温かく見守る。3.幼児期後半(3歳~就学前まで):この時期になるとすでに習慣化した指しゃぶりでも、保育園、幼稚園で子ども同士の遊びなど社会性が発達するにつれて自然に減少することが多い。しかし、なお頻繁な指しゃぶりが続く場合は小児科医、小児歯科医、および臨床心理士による積極的な対応が必要である。簡単にまとめると、おしゃぶりは2歳半まで。指しゃぶりを3歳過ぎてもしている場合は一度、医師・歯科医師と相談したほうがよさそうです。これらのことに気をつけていれば、必ず子どもの歯並びが良くなるというわけではありません。しかし、少しでも矯正になる可能性を減らすために、一度、子どもの歯をじっくり観察しながらチェックしてみてはいかがでしょうか。 ・「平成28年歯科疾患実態調査」 ・公益社団法人・日本小児歯科学会
2018年06月29日