「どうしておじさんはうっとうしくなってしまうのか」数ヶ月、ずっとそれを考えている。問題は「アップデートのなさ」初めに断っておくと、まず「おじさん=うっとうしい」とは思っていない。そもそも「若くない男はダメ、キモい」と思っている女子なんてほとんどいない。女はそんなにバカじゃない。大抵のおじさん(と呼ばれる年恰好の男性)は、無害だったり可愛らしかったりカッコよかったりいい人だったりする。そんなことは承知だ。だけど「何なのこの人の言動…イヤだなあ」と思うとなぜかおじさんであることが多いので、指摘されやすく、ひとくくりにされやすいのだと思う。次に、私は若い女ではない。「ウチらに絡んでくるおじさんウザいよね〜」って言う年齢ではない。世のおじさんと同じ世代の、40をとうに越した、何なら「おばさん」と呼ばれる年齢である。だからおじさんについて言及するとその半分以上は自分にブーメランとして返ってくる。おじさんは私から見たら同世代の男子だ。かつて若者だった頃をとてもよく知っている。だからむやみに批判などしたくないし、その心中も、比較的分かる。それでも残念ながら「おじさんはうっとうしい…」と思う機会が多い。というわけで2回に渡り、おじさんについて思うところを書いてみたいと思う。ネットでどなたかが分析していて私も全く同意なのだけど、おじさんがうっとうしいと思われてしまう基本的な原因は「時代の変化に合わない旧い価値観のままでいる」ことと「自分がいつまでも若いと思っている」ことだと思う。2つ書いたけどこれ基本的には根っこ同じですね。要は「いま」に合わせたアップデートができていない。この「アップデートできてなさ」はもちろん男性に限った話ではないのだけど、これまでは社会的に「おじさん=えらい、いばっていい」みたいな空気がわりと許されてきたので、その空気のまま堂々と振舞ってしまうからおばさんよりも目立ちやすいのだと思う。自分は変わらないけど、時代と周囲は変わっている「旧い価値観のままでいる」の結果はまさに今、ニュースやSNSで伝えられるセクハラ、パワハラ、炎上案件で見ることができる。女は子を産めばいい。女は職場や酒席の華。どうせみんな恋愛とスイーツとピンク色が好きだろ。男同士はさっぱりした付き合いだし絆が深い。同性愛は気持ち悪い…。こういう古くさくてトンチンカンな決めつけを口に出してしまう人たち。私も「専業主婦はいいよな、旦那の稼ぎで遊んでいられて」みたいなこという男友達に反撃したことが何度かある。こういうのは周りか本人が気づいて指摘・更新していかない限り、恐ろしいジイさんになってしまうし、そのうち間違いなく人が離れてっちゃうのでなるべく早くどうにかした方がいいと思う。もうひとつの「自分が若いままだと思い込んでる」は、一見「別にいいじゃないか」と思うかもしれない。確かに自分自身を若々しくキープすること、気持ちを若く持って暮らすこと自体は何ら悪くない。でも、そういう方向じゃない「若さ」は危ない。新卒の頃からよく知ってる後輩Aくん。彼は女の子が大好きなモテ男で、ナンパの武勇伝をたくさん持っている。当時、周囲は全員Aくんより年上で、若造である彼の赤裸々でアホなナンパや浮気の話は、飲み会の鉄板ネタ。話すたびに大爆笑を巻き起こしていた。年月が経って40歳になったAくんと飲んだ時、そこには彼の部下である20代前半男子が何人かいた。Aくんは場を盛り上げるために久しぶりに鉄板ネタを披露し始めた。私にとっては何ら変わらない光景だったけど、違ったのは周囲の反応だった。全っ然ウケないのである。女と遊んだ話、ゲスい下ネタ…でも20代部下男子はみんな苦笑い。いや…むしろ引いてる!その時にやっと気づいた。「Aくんは私にとって永遠に若造だけど、20代からしたらそうじゃない」と。20歳近く年上の上司の昔話、武勇伝は何よりもうっとうしい。でも話している本人はそんなつもりじゃなく、ただ「あの頃の俺のまま」なのだ。うう…書いていて自分にも当てはまって胸が痛い。同じ人が話す同じ下ネタでも、20代のAくんが先輩たちに話す場合と、40代のA部長が部下に話す場合では意味合いと受け取られ方が全然違ってくる。このパターンでセクハラ失言しちゃうおじさん、実はとても多い。「俺は、私は、何も変わっていない」…うん、そうだね。でもあなたの立場と話を聞く相手は変わっているのだ。ある程度の年齢になったら、自分の中身と実年齢とのギャップを自覚して言動を修正したり抑制したりしないと、「これまでは喜ばれたりもてはやされたりしたものが、ただの嫌がらせになってしまう」可能性が高い。かなしいけど、それが事実だ。というわけで、あらゆるものに関する価値観と、極めて社会的に俯瞰して見た自分。これをできる限り更新していくのが、うっとうしくないおじさんおばさんになる第一歩なのかなと思う。どんな内容であろうと思想は自由だ。でもそれを「言わない分別」は、年齢と共に持っていかなきゃいけないよね。次週に続きます!Written by こんどうあゆみ
2018年07月20日私は以前ネット通販の会社に長くいたのですが、「ものを売る(おすすめする)」と「買う(欲しいと思う)」というのは恋愛によく似てるなあ…といつも思っていました。ミーティングでもよく「これって恋愛に例えたらこういうことで、それだと相手(お客さん)が惚れてくれないですよね」とか発言しており、まあちょっとメンドくさい人だったわけですが、今でも恋愛に例えてみるのが一番分かりやすいと思ってたりします。「思いを伝えたい」「多くの中から選んで欲しい」または「なぜ自分は欲しいと思ったのか」「なぜ選んだのか」という、明文化しづらい感情が共通してるような気がするからです。ある時、商売についていつも興味深いお話をしてくれるマーケティング系の先生がこんなことを言ってました。同じものでも、「安い」と言うのと「手が届く」と言うのとでは大きく違いますこんなに安くなってるんだよ!他より安いよ!とアピールしすぎると、商品の持つ元々の価値までもが「安い」ふうにみえてしまう。そして「安さ」しかウリがないようにも聞こえる。本来、質も値段もいいものならば、「いつもは手が届かない」ようないいものに、今だけ、ここだけで「手が届く」んですよ。そういうふうに言った方がありがたく感じるし、大切にしようと思うだろう。自分からハシゴ外して低い位置で「安いです!」と叫ぶか、お客さんに「やっと降りてきてくれた…!」と思わせるか。これ、恋愛にも言えるんじゃないか…と私は例によって思いましたよ。もしお客さん(あなたの好ましい相手)が店(あなたのエリア)に入ってきて「気になったので来たんですが、おすすめはありますか?」と聞かれた時に、「いやいやめっそーもない、いいもんなんて何もないっスそんな大した店じゃねえっス」と謙遜&卑下したり、「来てくれておありがとうございます!!つきましてはこちらの目玉商品(カラダとか)をタダでいかがっスか?」といきなり下手に出たりしたら、お客さまはそんな店に継続的な魅力や唯一無二の価値を感じてくれるだろうか…?自分がお客だとしてもイヤだなそんな店。ひとは安さに確かに弱いけど、それを提供し続けると「安さ、イージーさ」を求める人たちが群がるだけ。そこに「便利でお得」以外の価値は、あんまりない。「苦労したけど、ずっと待ったけど、やっと手が届く!」…ひとはそういう手に入れ方をしたものの方を、ずっと大切にするような気がします。だから女子も、己を無価値だと言いすぎてないか、簡単に差し出し過ぎていないか、常に自問自答してみるといいのかもしれません。別にお高くとまろうぜ!もったいぶろうぜ!という意味じゃなく、「私には価値がある。私は私を大切にしている。だから大切にしてね。大切にしないなら差し出しません」ということをちゃんと示そうねということです。自分を安く売れば、相手からも安く扱われる。自分が自分を大切に扱えば、相手も大切に扱ってくれる。これ、恋愛だけじゃなく人間関係でもそうだと思うので、心に留めておきたいですね。Written by こんどうあゆみ
2018年07月06日のっけからあれなんですけど、腹立つんですよ。最近のあれこれに。セクハラに強制わいせつ、それに対する世間のリアクション。まっとうな意見もたくさんあって、それらにはむしろ時代が進んでよかったなあという感慨を抱くんだけど、例えば「被害者にも落ち度がある」「むしろその女は本当に被害者なのか」「男というのはスケベな生き物なんだから理解して自衛しろ」からの「でも男全体を性犯罪者予備軍みたいに言うな」という矛盾。とにかく責任は女の方に持ってくる。てめえら女をナメんなよと言って渾身のアッパーを食らわしたい気持ちしかない。何かね、こういう大きな事件から日々のSNSでの小さなやりとりに至るまで、ひしひしと感じるんですよ。「女を下に見てる人」の多さを。私はセクハラや性犯罪に関して「女が」自衛したり声を上げたりすることが解決策だとは全然思ってません。その前に男に警告したり男が意識を変える啓蒙をすべきだろう。その大前提に立った上で、「ナメてかかるやつが多いこの世の中で、なるべくナメられない女でいようぜ」とみんなに言いたいです。もちろん好きな服を着て好きなことをして楽しく生きていい。武装してコワモテの女になる必要はない。ただ、ふざけたやつにムダに近寄られないように、以下のことを心に留めようじゃありませんか。★自分をむやみに卑下しない照れからくる自虐ネタや自信のなさからくる卑下はコミュニケーションを円滑にするコツのひとつではあるけれど、それが過ぎると「どうぞナメてかかってください」と言ってるも同然になるので、あんまりしない方がいいです。特におじさんの一部はなぜか「自分より若い女は当然無知だろう」という勘違いが顕著なので、卑下してるような女にはさらにガンガン寄ってきて上からモノを言いジャッジしてきます。おじさんだけじゃなくおばさんもいるよ。「望みが高過ぎるんじゃない?だから彼氏できないんじゃない?」うるせえバーカ、そんなアドバイス求めてねえ!本当はね、傲慢なくらいでちょうどいいんですよ女子は。「私の良さが分からないヤツもうGoor night」くらいの姿勢。人に親しんでもらうためにわざわざ自分を引きずり降ろす必要などない。根拠なんかなくたって、胸を張っていいんです。★空気を読んで沈黙しない「NO」をハッキリ言うのは、日本社会で生きてると難しい。特に上の立場の人間や(物理的権力的に)強そうな人間相手だと不利にもなる。だからまずは「自分の意見をきちんと口に出して言う」「空気を読みすぎて自分を押し殺さない」あたりから始めよう。いま私がこう返したら、この場が気まずくなるだろうな。その優しさは悪いことではありませんが、その代わりにあなたが傷ついたりモヤモヤした気持ちにフタをすることになるなんて理不尽すぎます。日常で「私はそうは思わない」「それには参加できない」「それはしたくない」「そんなことを言われるのはイヤだ」という気持ちを、やんわりでもいいから身近な人や友達にきちんと表明する練習はしておいた方がいいです。NOが難しければ、無視や適当に流すなどのスルー技術を身につけてもいい。「この子いつもニコニコして何でも聞いてくれるな」みたいな印象は長所でもあるけれど、ナメてくるヤツの数も増やしがち。「いつも優しいけど怒る時ははっきり怒る人」くらいにアップデートしておきたい。ナメてかかるヤツは卑怯なくらいに人を見ますからね。怒る人には無礼な態度を取らないもんです。「私はいつでも断れるし怒れる」という気持ちが持てるようになると、実際にそれを発動させるかどうかは別としても、手足が伸ばしやすく生きやすくなります。実際に言動や力や立場が強くなくたって、強い気持ちは持っていい。あなたがここで生きてる、それ自体が大切に守られるべきもの。誰かがあなたをナメていい理由など、ひとつもないんだから。Written by こんどうあゆみ
2018年05月16日少し前に「このセリフを言う男は、危ない。」というコラムを書きましたが、今回はその「結婚篇」です。別に既婚者や婚約中の人対象ではありません。男性の結婚観がかいま見えるので、彼や男友達、気になるあの人からこういうワードがでてきたらさりげなく真意を探っておきましょう。でないと本当に結婚してから困ることになる…かもしれない。「俺が君を守るから」女性なら一度は言われてみたいセリフ。我が国のプリンスもプロポーズの時にこんな感じのことをおっしゃった記憶があります。確かに男らしくて素晴らしい。でも皇族じゃない一般男性の場合、具体的に「何から妻を守るのか」が想定できていないどころか、見当違いな恐れもあります。このセリフにハート撃ち抜かれる前に、意味を問いただしたい。例えば「俺が女を守る」的ヒロイズムは、マッチョ思想に転びやすい。「俺が妻子を養うんだ」の心意気がいつの間にか「誰が食わせてやってると思ってんだ」や「一日家にいてラクでいいな」みたいな暴言に変化する夫もいるので気をつけましょう。そういうタイプはお姑さんからの嫌味や育児家事疲れからは全然守ってくれなかったりするしな。「食わせる・養う」にまつわるカッコいいセリフを言いがちな男性は要注意です。「俺についてくれば間違いない」こちらも大変(前時代の)男らしいセリフ…まあ今どきこんなこと言う男いないかもしれないけど…もしいたら危ないので逃げた方がいいかもです。決断力と頼りがいのある男性なのかもしれないけど独善的すぎます。たとえあなたが優柔不断で引っ込みじあんでもやめといた方がいい。俺の言うことがいつも正解。「お前は何にも分かってないから」みたいな方向になるとモラハラ夫への第一歩です。結婚は主従関係ではなく、果てなく続くチームでの共同作業。頼りがいよりも、相手の意見をきちんと聞く耳を持ち、フラットに考えられる人かどうかを重要視しましょう。「結婚しても女の人にはバリバリ働いて欲しい」これは平成の世にあって大変喜ばしいセリフに聞こえます。ただこれもよくよく突っ込んで聞いておいた方がいい案件。例えば今の我が国では「女性はもっと社会進出して輝いてくれ」と「育児と介護は整備がおっつかないからまあ家庭内でうまくやってよ」が同時に並べられてて地獄です。これと同じように「結婚しても仕事は続けなよ」「でも家事育児もよろしくね時々手伝うから♪」みたいになってる男性、意外と多いです。女はスーパーマンじゃねっつの。これからは性差にこだわらず夫婦が分担して柔軟に物事にあたる時代。このセリフを言うからには「俺も家のことバリバリやるぜ」が後に続かないと、意味がないのです。「帰ったら家に灯りがついてて欲しい」今でも男性芸能人への「結婚に憧れは?」的インタビューでたまに耳にする驚きのセリフです。「マジでそれがあなたの結婚か、なら私はごめんだよ…」といつも思います(まあ私に言われてないんですが)。仕事で疲れて帰ってきたら家はくつろぎと食事の準備が万端になされている状態であってほしい…そんなの女だってそうあってて欲しいよ。しかし現実は、夫婦どちらかが迎えに行った子供と買い物袋と共に真っ暗な家に帰ってきて電気をつけるところから始めないといけないかもしれない。結婚に対して「心地よい空間を準備し自分に尽くしてくれる女性が常駐する」という憧れしか持ってない男性は幼なすぎるのでヤバい。同様に「毎朝いってらっしゃい♪て送り出されたい」とか「俺は居間で子供と遊んでてキッチンには奥さんが立ってて…」とか、小坂明子の「あなた」(知らない人は歌詞を検索!)みたいな具体的かつファンシーすぎる夢を語る人も要注意なので、早めに確認を。「結婚したら変わるかも」「子供できたら変わるかも」という甘い期待はわりかし粉々に砕かれます。顔より男らしさより財力より、地に足ついた結婚観とパートナー観。今のうちに見極めときましょう。
2018年05月01日春がぐいぐい来てますね。嬉しいけどついでに花粉もぐいぐい来てて「アンタは来なくていい…」ってなってます。それと同じように「どうして私のところには変な男ばっかり来るんだろう」「最近、ろくでもない男が寄ってくるぞ…」そう思うことはないですか。変な男、ろくでもない男とは何か。人によって違いますが、平たく言えばヤリチンとか浮気魔とか既婚とかDVとかストーカーとか依存男とか独占欲異常に強いとか男尊女卑とか自分のこと全然自分でできないとか…つまりは恋愛や結婚のパートナーとしてごめんこうむりたいタイプ。というわけで今回は、変な男を引き寄せてしまう「クセ」を並べてみます!「モテテク」を使ってしまっている。こまめに料理を取り分けてあげるとか、ワンピースを着るとか、男性の話に「すごーい!」といちいち驚いてあげるとか…世に流布する「女子力高い」「好感度アップ」のテクニック。「この人!」と思った相手に狙い撃ちでやるなら全然いいのですが、「みんなに好かれる」系の言動は寄ってくるお客(男)の母数を増やします。母数が増えるということはすなわち質の悪いお客が来る確率も上がるということ。安易な好感度のばらまきをせず、使うならピンポイントでいきましょう。譲歩しやすい。相手に譲ってあげる、自己主張をしすぎない、男を立ててあげる…それはそれで古き良き美徳。が、そのキャラが定着してしまうと、あなたを下に見たり、依存してきたり、都合よく扱ったりするアホが出てきたりします。人として人と平和に暮らす上での優しさなら問題ないのですが、恋愛という枠で「つい相手に尽くしてしまう・譲歩してしまう」という人は「自分を最優先する」クセをなるべくつけましょう。嫌われてしまう恐怖より、変な人に好かれてしまうリスクを排除!NOと言えない。NOが言えない、断れない女を男は最終的にナメます。どちらにも取れるようなやんわりした言い方だと、男は大体を自分の都合のいい方(つまりYES)に受け取ります(多分これは男女関係ない話ですね)。NOをハッキリ言う女、きちんと怒る女には、あまり失礼なことはしてこないです。ここからこっちは入らないで。それを超えたら私は怒ります。こういう言動(思い)は受け取れません。それには同意できません…などなど。そこまでキッパリと言えないまでも、日頃からなるべく「NO」を言うことに慣れてゆきましょう。自分の感情、すぐに出がち。リアルでもSNSでも、迷い、あわて、悩み、イライラ…などを分かりやすく出しすぎると「御しやすい女」だと思われます。心の動きが分かりやすいので、つけいる隙も見つけやすい。絶えずブレている姿からは「確固たる自分」がないように見えちゃいます。特にさみしさを前面に出しがちな女子は注意!「さみしいから大好きな彼が欲しい」というのは素直な当たり前の気持ちです。でも「さみしいから誰かを待ってます!」って旗を立てるのは危ないからやめときましょう。さみしさにつけ込んでくる人には、変なのが多いですから。恋愛至上主義だ。別に悪いことではないけど、よいことでもない。特に今の時代、「異性とつがうことで約束される幸せ」はだいぶ色あせました。パートナーがいることで得られる幸せはもちろんあるけど「それさえあれば不安の全てが解消されてうまくいく」なんてことはない。恋愛を重要視しすぎると「これを失うともう後がないかも…」「ひとりになるよりはマシ」と思うあまり違和感を我慢したり、焦って変な男を掴んでしまったり、手放せなくなったり。恋愛は人生のメインではなく、彩り。そのくらいの気持ちでいた方が素敵な男性をつかまえられます。その他、「荷物が多い」「部屋がモノであふれてる」「ひとりメシなど単独行動が苦手」…なども、よくないクセの一例です。とにかく「とっちらかってる」「自分の軸が安定してない」ように見える女は、気だてがよかろうと可愛かろうと、変な男を引き寄せがち。せっかくの春、いい出会いを呼び寄せるなら、シンプルでシャキッとした女でいきましょう。Written by こんどうあゆみ
2018年03月28日京都の中心地に佇む、和モダンの素敵な空間京都の中心地、中京区「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の1階にある「居様」。外観は伝統的ながら洗練されたデザインで、お店に入る前からカメラのシャッターを切りたくなります。暖簾をくぐり店内に入ると、目の前に広がるのは和モダンの空間。漆喰の白壁で落ち着いた印象です。デザインを担当したのは若き女性建築家の永山裕子で、細部にまで彼女のこだわりが光ります。四季折々、表情を変える中庭を望むことができるのも素敵です。”いいね! ”必須のお料理たち時間帯によって、提供されているメニューが異なる「居様」。朝はおばんざいを中心にしたブッフェ、お昼は様々な種類のおばんざいを少しずついただける御膳料理が楽しめます。夜は、薬味と一緒にお出汁でいただくしゃぶしゃぶや、日本料理をお楽しみください。職人がつくるこだわりのお料理は、どれも見た目が華やかでフォトジェニック! おばんざいランチをはじめ、「SNSにアップしたい! 」と、つい女性のお客さんがカメラやケータイでお料理を写真に収めてしまうほどの美しさです。お料理の盛り付けの美しさ故、若い女性を中心にSNSで話題を集めるのもうなずけます。看板メニュー「九種のおばんざい御膳」で季節を味わう看板メニュー「九種のおばんざい御膳」(1,800円)は、是非食べたい一品。9種類ものお出汁を効かせ、季節ごとに旬の食材を取り入れた京おばんざいが楽しめます。桜の時期には、「春の行楽弁当」がテーマの御膳が提供されます。かわいらしい三段のお重に、色彩豊かなおばんざいが詰められており、可愛らしい見た目です。筍と若布目と蕗の炊き合わせや、蛍烏賊酢みそ、鰆の木の目田楽焼きといった、春の味覚がずらりと並びます。お料理に合わせて、器や提供方法が変わるので、季節を変えて何度でも足を運びたくなります。なお、食材の仕入れや季節によりおばんざい御膳は、お料理の内容が異なります。見て美しく、食べて美味しい「居様」のお料理を、洗練された空間で是非召し上がってみてください。お店に魅了され、家族と、恋人と、友人と、季節を変えて何度でも通いたくなることでしょう。スポット情報スポット名:居様 (IZAMA)住所:京都府京都市中京区新町通六角下ル六角町361 三井ガーデンホテル京都新町別邸電話番号:075-251-2500
2018年03月23日いい年なので小さな声で言いますが、私、2年ほど前に「HiGH&LOW」及びEXILE THE SECONDにハマりまして。それを機に、今までナナメにしか見ていなかったEXILE TRIBE(EXILEを中心とする各グループの総称)の皆さんの現在や過去を仔細に眺めるようになったわけです。そうすると、デビューしたての彼らと今の彼らでは見た目が全然違うことに気づいたんですね。人によっては「え…別の人ですよね??」と目をむくくらい。かといって整形っぽいとかじゃないんです。でもとにかくそこらのあんちゃんが、ものすごく美しい男性になってたりする。単に垢抜けたといってしまえばそれまでなんですが、「これは一体なんなんだろう…」とずっと考えていました。まず服装とか歯とかお肌のレベルがゴンと上がっている(これはエステとか審美歯科も積極利用してるだろうなあ)。そして顔が締まってきた(これは日頃の鍛錬と食生活改善と激しいパフォーマンスかなあ)。でも、いちばん分かりやすい変化は「髪と眉」なんですよ。流行に何とな〜く乗っていた髪型と、自己流に整えていた(または全く野放しだった)眉毛。これを一流のプロの手によってオシャレに直すことがイケメンへの一番のジャンピングボード…そう感じたのです。(ヒゲのある人はヒゲもね)で、何が言いたいのかと申しますと、「この法則は一般男性にも当てはまる」ということなのです。私の友人Hくんが、先日ヘアサロンを変えまして。美容師である私の女友達に担当してもらったわけです。彼女から送られてきた出来上がり画像を見てびっくり。「えっ、Hくんってこんな男前だったのか…!」と友人みんなが驚愕しました。少年みたく揃っていた前髪を立ち上げ、髪全体を軽やかにしたことで一気に垢抜け、放りっぱなしだった濃い眉まわりのムダ毛をなくしキリリと整えることで、もともとキレイだった目が見事に強調されてグッと印象的に。彼だってこれまでも別のサロンで髪を切ってたわけですが、髪と眉の垢抜け方法を知ってるセンスある美容師さんにおまかせするとこうも変わるのか…と。「うおお…これだ…やっぱり男は髪と眉だ…!」と震えたのです。女性はメイクや髪型をかなり若い頃からあれこれいじっているのに対し、男性は、美容やオシャレに敏感な一部の方々以外は「ま、こんなもんかな」で止まってたりもします。大多数の人はメイクするわけじゃないし、これ以上は大きく変わらんだろう…と本人もこちらも思ってるわけですが、違いますね。ほんとガラリと変わりますね。「だから何だよ今回の結論はよ」とお思いの読者さま、そうですよねすみません。つまり現時点での外見は重要視するな!男は変わるぜ!ということです。例えば自分の彼や夫がダサい…とお嘆きのあなたは、これからいくらでも変えられる。そして何よりいまフリーのあなたは、周囲の男性の外見を「もっさい」「ダサい」「いまいちイケてない」という理由で候補からはじくのは、ちょっともったいないかもしれないよ?と。もちろん「もう完全に好みじゃない」というなら全然いいんですが、今はまだ完成されてないものにも目を向けてみるのもアリなのかなと。「いい男がいい男になったのは、歴代の彼女が磨いてきたからだ」という言葉があります。原石をどんどん磨いて褒めて伸ばしていい男にしていく、という楽しみもまたいいもんです。磨けるかどうか、いや磨いて変わるかどうかはこちとら女にも本人にも判別がつきませんが、まず髪と眉、それでダメなら服だの体型だのお肌だのも磨いていけば、おそらくほとんどの男性が大きく変われると思うのです。だから外見に惑わされず、伸びしろを含めて恋愛対象か否かの判断をするといいかもしれません。…あ、ちなみに中身、つまり性格的なものや性癖的なものは女が変えられるもんじゃありません。カドがとれて丸くなることは多少あっても、基本的には変わらないのでそこは逆にきちんと見極めて、「いつか変わってくれるかも♪」という楽観はナシでいきましょう(笑)Written by あゆみ
2018年03月01日さて、2017年最後のコラムには「自分を嫌いにならないで」と書きましたが、2018年一発目のコラムは「年をとることを恐れないで」です。年が明け干支が変わるたび「ああ…私は今年○歳になるんだな」と密かにガーンとしてしまうのは誰しもおんなじ(だよね…?)なので、年の初めに言っておきますね。女子よ、年齢の呪いにかからないでー!女の若さに至上の価値を置きがちな日本では「加齢を恐れない」ことは非常に難しい。でも、他人はともかく自分の意識を変えるのはどうにかできる。ていうか変えていかないと後々自分がしんどい。誰かに押しつけられた「私にとってつらい価値観」で自分を縛るのはアホくさい。加齢を避けて通れる人はこの世に1人もいない。ならばいい意味をつけていくか、せめて気楽に進んでいきたいですよな。「年をとったら女としての価値が下がる」なんてことは、ない。「女の若さ」が至上の人(特に男性)は大勢いますが、そんな浅い価値観しかない層に私たちがジャッジされる義務は全くない。そして実際には「価値が下がって損をする」ことはあまりないので、安心して下さい。もちろん若さは順当に失われてゆきます。しかし成熟や知性や経験値など、別の魅力がどんどん増えてゆくのもまた事実。人としての魅力も性的な魅力も、意外と衰えたりはしません。例えば昔の35歳と今の35歳は見た目の若さも境遇も全然違う。あなたが心配するほどあなたは老けない。今までほっといてもキープできてたもの(例:尻の肉、お肌)は努力で保たないといけないけど、若い時よりも色んな角度で魅力を認められることが多くなる分、人によっては「年をとってからの方が素敵」ということになったりします。ちなみに私は若い頃よりアラフォーの方がモテましたわ。若さという武器を盲信する人にとっては恐怖かもしれませんが、それがなくなってから逆に個人の魅力が輝きだす人もいっぱいいるので、女の道はこの先まだまだ面白いですよ。年をとるといいことも予想以上に、ある。意外なことに20代より30代、30代より40代のほうが、気持ちは楽になります。責任もシミもシワも増えるけど(笑)迷走していたことに少しずつケリがつき、思っていたより選択肢があることに気づき、悩み自体がくだらなかったことにも気づきます。捨てるべきもの、ムダなものも分かってきます。RIPSLYMEの「ONE」という曲の中に「朝まで悩んでた意味は 君が思うより早くムダになる」という私の大好きなリリックがあるのですが、年をとるということはまさにそれに気づくことでもあります。そう、未来は意外と明るい。そしてその気があればいくつになっても何でもできるもんなのです。ただし自分が自分に呪いをかけなければの話。というわけで、今後はこの2つの呪いのワードからは全力で逃げましょう。・「○歳になったらもう○○できない、すべきでない」・「○歳までに○○しないとみっともない」このワードは無限の可能性を奪う呪いです。時代は変わり、これまでの常識は日に日に古び、個人差も多様性も増すばかり。ならば過去の慣習に倣った年齢での足切りなんか、無意味です。○歳になったらミニスカはけない?イヤ、はけばいいじゃん。はきたい自分を抑える我慢より「いつまでもミニスカが似合う自分でいるぞ!」と誓ってする筋トレの方がずっと楽しい。40歳でもアイドルにハマればいいし70歳でも恋すればいいし、気にすることはありません。いい年になっても恋人がいない?結婚していない?余計なお世話。本人がいらないのならばそれでいいし、もはや年齢で決めるものでもありません。他の人とタイミングがずれていようと、「ちょうどいい年」というのは自分だけが決めるものです。(ただ妊娠出産に関してはどうしても可能性の確率が下がりリスクの確率が上がるので、事前に知識を入れておく必要アリです)また、自分だけでなく、他人をみて「○歳でまだ○○してるの痛くない?」「いい年でまだ○○なのヤバくない?」とdisるのも絶対にやめましょう。自分がこれから歩く未来、広がるかもしれない可能性を自分で呪い殺すことになりますから。いくつであろうと、人は何をしてもいいし、また、しなくてもいい。外野は色々やかましいとは思いますが、どうかそれだけを、心に刻んでおいて下さいね。Written by あゆみ
2018年02月02日渋谷にもこんな空間が。落ち着いた大人の小割烹東京・渋谷にお店を構える「小割烹おはし 渋谷」は、渋谷では珍しい本格的な京料理をいただくことができます。お店を構えて15年、知る人ぞ知る渋谷の隠れた名店です。裏路地に位置しているため、駅近にも関わらず大通りの喧騒を忘れられます。和の趣が垣間見える外観が目を惹きますが、夜にはライトアップされて、よりムーディな雰囲気に。中へ入ると京都の老舗旅館のような「和」の世界1歩足を踏み入ればそこは「和」の世界。伝統ある日本の建物の造りを意識した空間に包まれ、石畳の上を歩いて席へと向かいます。その雰囲気はまるで京都の老舗旅館のようで、広々とした店内はゆっくりと落ち着いた大人時間が流れます。料理人の技を目の前で見られるカウンター席や、堀コタツの座敷、個室、予約必至のソファー席など人数に合わせた席があるため、様々なシーンで利用することができます。ほくほく。ふんわり。割烹の雰囲気にふさわしい卵焼き身体に優しい素材を使った季節を感じる家庭料理が自慢の「小割烹おはし 渋谷」。京都で昔から家庭で食べられているおばんざいが美味しいと評判になっています。おばんざいの盛り合わせなどのメニューもありますが、おすすめのおばんざいは「京の出汁巻き玉子」。注文を受けてから職人が1つ1つ丁寧に焼き上げていきます。出汁をたっぷり含んだ出し巻き玉子で、ふっくらとした仕上がり。大根おろしを少しのせて口に運べば、ほっとするどこか懐かしい味わいです。注文ごとにお出汁で炊き上げる名物・羽釜ごはん名物である羽釜ごはんは「小割烹おはし 渋谷」を訪れたのなら、是非とも注文して欲しいメニューです。こちらも注文を受けてから炊き始めるこだわりよう。生米と毎朝丁寧にとる出汁を合わせ、季節の食材と一緒に炊き込みます。目の前に運ばれてきたら、羽釜の蓋を開ける瞬間をお楽しみに。ふわ~っと良い香りに包まれ幸せな気分に浸れます。出汁をたっぷり含んで炊きあがったごはんは、ほっこりとした癒やしの味です。季節の食材を使った期間限定の羽釜ごはんを提供している時もあるので、メニューで見つけたらぜひ注文してみてくださいね。ファンが多い人気店なのでディナー利用は予約必至駅近な場所にお店を構えている好立地に加え、落ち着いた和空間で美食を味わえるとファンが多い「小割烹おはし 渋谷」。ディナー時の利用は大繁盛なので予約するのがおすすめ。オープン直後~19:00までが比較的狙い目。予約なしでも入店できる可能性があります。また日曜・祝日は予約しやすいそうなので、休日に訪れたい方はお店に問い合わせてみてください。東急・東京メトロ各線「渋谷駅」徒歩2分、京王・JR各線「渋谷駅」徒歩5分。くつろぎの旅館のような世界に身を任せて、身体も心も癒やされてみませんか?スポット情報スポット名:小割烹おはし 渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1‐12-1 カレイド渋谷宮益坂1F電話番号:03̈-5766‐1955
2018年01月12日今年(2017年)4月に始まったこの連載も20回目。うおお…もう今年が終わるなんて…時の流れが早すぎやしませんかね。というわけで2017年の締めくくりに私から、唐突かつちょっと真面目なメッセージをおくりますね。女子よ、どうか自分を否定しないで。決して自分を嫌いにならないでください。他人からはのほほんと生きているように見えても、どうしようもなく落ち込んだり、言えない劣等感や悩みを抱えて「うう…」とうずくまりたくなる日がある。慌ただしく過ごした日の夜など、布団に入って目を閉じた途端に「考えても仕方のないこと」を考え始めてしまう。苦しくて、未来が見えなくて、自分を消してしまいたくて、「私のことなど誰も気にかけてくれない」と思って泣く夜がある。そんな夜でもあなたは絶対にひとりぼっちじゃない。あなたはダメでも何でもない。あなたを大切に思っている人は(いま欲している人ではないかもしれないけれど)必ずこの空の下にいるし、少なくとも私は、そんな夜にあなたのことを思っている。あなたにとっては見ず知らずの人間だけど、同じ思いを何度もしてきた女として「ひとりじゃねえぞー!」と叫びたい。世間の勝手な価値観と期待と圧力、人の目。女子たちが「自分には価値がないのでは」と下向きのらせんの渦に巻き込まれてしまう瞬間がいくつもあるのは痛いほど分かる。でもそこから逃れようと、こちらのことを対して好きじゃなさそうな男性の誘いにのったり、誰かの無責任な意見に振り回されて自分を曲げたり、自分の時間を放り出して何かに無理に添うようなことは、しなくていい。誰もが振り返るような美しさを得ようとしたり、誰にでも好かれるスペックや技を身につけようとしたり、それができなくて激しく落ち込んだりは、しなくていい。それは、自分を好きになるための行為ではないから。ほんとにね、小さくて(他人から見たら)つまんないこと。それの積み重ねが、あなたを毎日少しずつ救い、少しずつ上向きにするから。自分がやった自分の世話だけが、自分の背筋を伸ばす。もちろん彼の愛の言葉とか誰かからの褒め言葉も素晴らしいけど、「自分で自分を褒めたくなるちいさな繰り返し」が、いちばん効く。趣味に打ち込んでみる。部屋を片付けていらない服を手放してみる。仕事で何かひとつ工夫をしてみる。掃除や洗濯、料理をちょっと頑張ってみる(決して女子力とやらのためじゃなく、生活をコツコツまわすことは予想以上に心の安定に結びつくから)。スマホから目を離して、本を読んでみる。散歩して、ひとりでお茶をしてみる。ノートに何か書いてみる。歌をうたってみる。ストレッチをしてみる。身体を動かして汗をかく機会を、一度でいいからもうけてみる。ああ、なんか私ちょっと頑張ったかもな。ひとりで楽しんだな。一日の終わりのそんな思いが、自分を好きになる、自分を信じる、いちばんの栄養剤になるから。人となるべく比べない(だって何もかも違うから)。人をおとしめて自分を安心させない。「誰かよりまし」なんて価値観を持たない。自虐しない。誰かに認めてもらおうと必死にならない。だってあなたは、あなた1人しかいないから。あなたには他の人が決して真似できない魅力と強みがある。それはもしかしたらかなりマニアックかもしれないけど、絶対にある。だから決して、卑下も否定もしないで。あなたが思ってるより、あなたは魅力的だということを、がっつり胸に刻んで。例えば「いま以上の恋はできない」「私を愛してくれる人はもう現れない」みたいな悲しみを持ってるなら、「生きてりゃこれ以上はいくらでも登場する!」と私が太鼓判を押す。女の人生まだまだ長い。新しい幸せは思わぬ方向から次々とやってくるよ。だから絶望しないで。今がどん底だと思えても、大丈夫、絶対に上向くから。楽になるから。泣いたって愚痴ったって怒ったって暴れたっていい。ただ、無理はしないで。自分を殺さないで。味方はたくさんいるから。ひとりじゃないから。もしいま「手の中に泥だんごしかない」と思ったとしても、磨き抜いたらつるつる輝く玉になるよ。あなたはあなたのままで素敵だし、何にでもなれるんだ。2018年は、自分をがんがん可愛がろうぜ。Written by あゆみ
2018年01月11日「複数の女(本命とセカンドとそれ以下)を常に抱え、全員に希望を持たせたままキープする男」を「いばら男」と称していたお話は、以前【前篇】【後篇】に分けて書きました。彼らに振り回され傷ついたのちに目が覚め、やっといばら男と訣別した女子たち。ああよかった、あんな男にはもう近づかない。ちゃんと一対一の恋愛ができるひとを探そう…。そう決意して平穏な日々を送る。まさしく一件落着なわけですが、ひょっこり。気をつけましょう。彼らは忘れた頃にひょっこり、現れるのですよ。偶然に再会したり、いきなり他愛もない連絡が来たり、パターンはさまざま。しかしさんざんこじれて「面倒くさい女」だと思われて終えた関係ですから、こちらの気持ちと同様、向こうもサッパリサバサバしてくれるのだと思っていたら要注意です。彼らは「あの時は俺が悪かったね…」とか「あの時はお互い大変だったけど今は落ち着いたね」とか「あの時誤解させたけど実はこういう気持ちだったんだ」とか、もしくはそんな前説は何もなくむちゃくちゃ無邪気に「ハロー☆元気?久々に会いたいな」とか、そんなふうに「ちょっといい人」でやって来ます。恐ろしい子…!あんなに揉めてあんなに面倒くさがったのに、またこちらと関係を紡ごうとしてくるんですよ。その真意が謎すぎるため、女子の中には訣別を誓ったにも関わらず「あれっ、この人変わった…?」「私の大切さが今になって少し分かった…?」みたいにほだされてしまう人もいるようですが、絶対にダメです。いばら男は「昔の関係値が今も再利用可能」だと思っています。どんだけエコだよこのリサイクル野郎め。単にあんなに面倒だったことをのど元過ぎて忘れてちゃって、今はこちらが鬱陶しく追ってこないもんだから、ふらりと寄って来ただけなのです。何なら「ちょっとつつけば俺のことを必死に追ってきてたあの頃のオンナの顔にすぐに戻るはずだ」と思っています。きっと、ちょっとした優越感を再び得るためと、ちょっとだけ(あとくされない)楽しい思いができるといいなという期待感があるのでしょう。彼らはそのためだけに「お前これ好きだったでしょ?ほれほれ」とねこじゃらしを女子の目の前にちらちらさせて、食いつくのを待つのです。意味わかんねー!往々にして女性が「別れたら角を曲がる(相手の姿が見えなくなる)」のに対し、男性は「別れても道は一直線」。振り返れば過去の女は点々と来た道に見えており、しかも「彼女たちはまだどこかで俺のことを好いていてくれてる」と思い込んでたりする。いばら男はその傾向がさらに顕著だと思われます。賢い女子はせっかくいばらを卒業したなら、その自分勝手なロマンチズムに再び惑わされたらいけません。いばら男にとってあなたは永久に「俺というエサに食いつく女」。スキあらば性懲りもなく接触してきます。そして彼がどんなに殊勝なことを言い連ねたとしても、あなたがそれに頷けばまた元通りのいばらの関係が待ってるのです。ナメられてるよね。アホらしーよね。だから、コンタクトを取ってはいけません。印象的に登場と退場を繰り返してるから大きな存在だったような気がするかもだけど、考えてもみて下さい。いちばんつらいときに側にいないで、ほとぼりさめたらいい人ぶって寄って来る人なんて、あなたの人生にそんなに大事であるはず、ないんですよ。私たちはリサイクル素材じゃない。それをはっきり自覚して、いまある平穏と、いまあなたを大切にしてくれる人たちに目を向けましょー。Written by あゆみ
2017年12月04日伝統を感じる京町家は心癒される素敵な空間伝統あるたたずまいが目印の「松富や壽(まつとみやことぶき)」は、京都の丸太町にある、自然食にこだわった豊富なおばんざいが堪能できる郷土料理のお店です。築120年の京町家を改装しており、外観のみならず店内もノスタルジックな癒しの空間が広がっています。ダークトーンのシックなインテリアが並び、ゆったりとした気持ちにさせてくれる雰囲気の店内。カウンターに並ぶ、色とりどりのおばんざいを心行くまで堪能することができます。安心安全の絶品おばんざいが豊富にそろうお店「松富や壽」は、味付けにこだわった体にやさしい料理を提供してくれるお店です。国産の素材と国産の無添加調味料を使い、安全性を重視しています。おばんざいは簡単にできる料理ではなく、どれも一品一品手間をかけて丁寧に作られています。動物性の出汁を使っていないおばんざいなどがあり、ベジタリアンでも安心して楽しめるお店です。心も体も喜ぶこだわりの「自然食バイキング」お店の看板メニューでもある絶品のおばんざいを心行くまで堪能できる「自然食バイキング」。どのおばんざいも体に配慮し、調理が素材の味を越さない薄味を意識して作られています。国産素材と、国産無添加調味料にこだわっており、それぞれの素材の味わいをしっかり感じることができるのが自慢です。油を使わずに仕上げた炒め煮や、塩を使わずに仕上げた煮炊きものなど、どれも体にやさしいものばかり。小さな子どもからお年寄りまで、安心して食べられるよう、小さめにカットされているのも特徴です。ドリンクメニューも体にやさしいものばかり!「松富や壽」に用意されているドリンクは、おばんざい同様、素材にこだわったものばかり。丹後の新鮮なフルーツを使って仕上げたリンゴジュースやみかんジュース、なしジュースなどが用意されています。どれもフルーツの濃厚な味を壊さないよう、無添加で仕上げられているのが特徴です。心温まるおばんざいを心行くまで堪能しようひとつひとつ無添加にこだわり、真心を込めて作られたおばんざいが魅力のお店です。そんな心温まるおばんざいは、お腹いっぱい楽しめるようバイキング形式になっています。素材をしっかり活かすため、調理法にもこだわって仕上げられたおばんざいは、おいしいだけでなく、体にもやさしい料理ばかり。家族や友人同士、デートなど、さまざまな場面で利用できる、心癒される素敵なお店です。京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」、京都市営地下鉄東西線「二条城前」から、歩いて10分ほどの場所にあります。満腹を満足に味わいに、ぜひ「松富や壽」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:松富や壽住所:京都府京都市中京区竹屋町通西洞院西入東竹屋町422電話番号:075-221-6699
2017年11月24日表参道にある大人の隠れ家表参道駅から徒歩1分の場所にある「茶茶 南青山」は、まさに都会の中の大人の隠れ家。まるで路地のような階段と廊下を抜けると広がるのは、間接照明と和紙を通してできた光の壁が作り出す和モダンな空間。カウンター・テーブル・個室など、すべての席が広々としていて贅沢にスペースを使えるので、心身ともにリラックスしてお食事が楽しめます。体に優しく、こだわりのつまった京都のおばんざい"表参道の隠れ家"とインスタグラムでも話題沸騰の「茶茶 南青山」では、どこか懐かしいけれどこだわりの感じる京都のおばんざいがいただけます。京野菜や湯葉、豆腐を使った本格的な京料理や、とれたて新鮮な魚のお刺身など、素材にこだわった体にやさしい料理が好評です。日本人だけではなく、海外の方からも「ヘルシーで美味しい理想の日本食」と大人気。「わらびもち」や「もなかアイス」など、やさしい甘さのデザートも女性に嬉しいポイント。食べておきたい定番の「出し巻き玉子」鮮やかな黄色がとっても綺麗な「出し巻き玉子」は職人さんがこだわりの出汁でつくった定番メニュー。いつもの卵焼きとは一味も二味も違う、品の良い玉子の香りが口の中に広がります。「生麩の田楽味噌焼き」は京都ならではのモチモチの食感が楽しく、カラフルな見た目も相まって女性に人気の一品です。「茶茶の肉じゃが」はおかわりを頼む人続出の一品「茶茶の肉じゃが」はついついおかわりしたくなるような、優しくてホッとするお味。ホクホクのじゃがいもにも味がしっかりと染みていて、何度でも思い出して食べたくなってしまいます。またオーダーが入ってから炊き上げる羽釜ごはんも大人気。注文してから40分ほどかかってしまうので、少し早めのオーダーをおすすめします!少し分かりづらい場所にあるのも魅力のひとつ都会で頑張る大人たちが、ホッと一息つけるような優しい味のおばんざいが食べられるお店。これまであったおばんざい屋のイメージを覆すような、クールでモダンな贅沢空間も人気の理由のひとつ。雰囲気の良さからデートで訪れるカップルも多いそうですが、色々なタイプのお席があるのでシーンを選ばず利用できます。「茶茶 南青山」は東京メトロ各線「表参道駅」のB1出口より徒歩1分。1階がコンビニのため少々わかりにくいかもしれません。まさに大人の隠れ家、是非とも知っておきたいお店です。スポット情報スポット名:茶茶 南青山住所:東京都港区南青山5-9-1 3F電話番号:03-3409-4441
2017年11月16日温かみのある和テイストの店内は居心地抜群!京都市中京区にある「おばんざいと鶏 京は菜(きょうはな)」は、おばんざいや鶏料理、そしてお酒が楽しめる和食店です。お店の外観は和をイメージした佇まいで、白のちょうちんがお客さんをお出迎え。開放感のある広い天井と温かみのある照明が、落ち着きのある空間を演出しています。1階はカウンター席が9席、2階はテーブル席となっており、団体で利用する場合は貸し切りも可能です。自慢の鶏肉は朝引いたばかりの京赤地鶏を使用店主は「美味しい料理を提供し、お客さんに楽しい時間を過ごしてもらいたい」という熱い気持ちを持っています。料理には厳選された自慢の食材を使っていて、お酒は日本各地から取り寄せています。中でも鶏肉は朝引きの京赤地鶏を使用。「おばんざいと鶏 京は菜」でしか出会えない、こだわりの美味しさを堪能できます。ここでしか味わえない自慢の鶏料理を堪能しよう充実しているメニューの中で、お店の一押しメニューが「地鶏のてりすき」。地鶏を使用していており、食べごたえ抜群です。鶏の旨味が凝縮された特製のタレをからめて食べてみてください。甘めで濃厚なタレと鶏肉の相性は抜群。ご飯だけでなく、お酒にもよく合います。新鮮な素材の味と丁寧な味付けを堪能できる一品です。本場京都で絶品のおばんざいを京都名物のおばんざいが食べたい人には「おばんざい定食」がおすすめ。季節の食材を使用した彩り豊かなおばんざいが7種類食べられます。また、おばんざいには地元の食材を取り入れていているのも魅力のひとつ。さらに小サイズの「てりすき丼」もついている充実のラインナップです。ボリュームがあり、たっぷりと味わえるのも嬉しいポイント。ぜひ本場京都のおばんざいを味わってみてください。アットホームな雰囲気とこだわりの料理が自慢「おばんざいと鶏 京は菜」は、朝引きの京赤地鶏を使用した料理や、季節の食材をふんだんに使ったおばんざいが自慢のお店です。アットホームな雰囲気で、ゆったりと料理を味わえます。一人でも気軽に入りやすく、さらに気の合う仲間同士とも楽しく料理を堪能できるのでシーンを選ばず利用できます。店主自慢の料理の数々をぜひ味わってみましょう。「おばんざいと鶏 京は菜」は、京都市営地下鉄「烏丸御池駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。NHK京都放送局を背にして、姉小路通沿いを西に進んで行きましょう。隠れ家のような雰囲気のお店で、ぜひ本場京都のおばんざいを楽しんでみませんか?スポット情報スポット名:おばんざいと鶏 京は菜住所:京都府京都市中京区姉小路通新町東入町頭町89電話番号:075-251-6990
2017年11月10日昔、私は男友達とばかりつるんでおりました。その中でもしょっちゅう一緒に飲みに行って語り合ってたのがタカシとケンジ(共に仮名)の2人でした。彼らはよく言えばモテ男、悪く言えばヤリチン。明るくて頭が切れて華があり、ちょっと俺様。友達にするには最高ですが好きになったら絶対あかんタイプ。異性としての意識を一切してないので、彼らは私に自分の恋愛模様を赤裸々にバラしてくれてました。タカシもケンジも本命の彼女の他に常時数人のセカンド女子を抱えており、その集団を人数に合わせて密かに「○○JAPAN」「○○戦隊」(○には彼らの名字が入る)などと呼んでいました。当の女性たちに知れたら抹殺される失礼さです。サッカー日本代表並みの人数を抱えるタカシのメンバーは序列が「本命・セカンド・その他セフレ」みたいな身もフタもなさなのに対し、5人程度を抱えるケンジの場合は「みんなとそれぞれ100%で恋愛してる」(本人談)。でもやっぱりレッド(本命)、ブルー(セカンド)、その他のカラーという序列は本人の中でついていたようです。お互いの悪業を報告し合う飲み会はネタの宝庫で、私は無関係&無責任な立場として笑いながらも内心「いばら男はおそろしい…」と震えていました。同時に、彼らにも彼らなりの法則と共通点があるんだなと気づいたのです。「序列は女子のルックスやスペックではない」というのがまずひとつ。それは一言でいうと「依存してくる女かそうでないか」。どんなに可愛い子であっても、いつも会いたがったり男の都合や思想に合わせて動いてしまう女子であれば序列が下でした。そして「本命は不動」というのがもうひとつ。その順位が二番手以降の女子と入れ替わることは決してありません。ルックスだけを比べたら二番手以降の女子たちの方がモテそうな見た目だったと思います。でも彼らは本命を絶対視しており、敬ってすらいました。まあそのわりに浮気してるんだけど(笑)「このことは死んでもバレたくない」と言ってましたね。では本命とその他を分ける高い高い壁は一体なんなのか。もちろん「男が本気で惚れているか否か」の差ではあるんですが、本気になるポイントはどこか。それは先ほど言ったように「依存してない」こと。口八丁手八丁の彼らも安易にコントロールできず、どこか侵しがたい部分を持っていることなんです。彼らの本命さんはいずれも真面目で仕事熱心な女子。そして恋愛を最上位に置いていないタイプ。仕事はちろん、自分の趣味や他の友達との交流に忙しくしていました。彼氏のことはちゃんと好きなのですが、そこにベッタリしてこない。言うなりにならない。ゆえに他の女子にはわりと俺様な彼らが、本命彼女に対してだけはかなりジェントルマンでした。差別ー!「会いたかったのに忙しいんだってさ…」「こないだ久しぶりにデートしたんだ♪」時にさみしそうに時に嬉しそうに、本命さんの話をするタカシとケンジ。会えなくても、ひどく怒られても、その愚痴すらのろけに聞こえました。「なんじゃこの格差…」私はあきれました。彼らはそろって言いました。「ゆくゆくは彼女と結婚したい」。(ここまで読んで「彼氏命じゃない忙しい女は浮気されるのでは」と思う方もいるかもしれませんが違います。彼らの浮気は性癖であって、パートナーのタイプとは関係ないのです…)男のズルさ、残酷さ、ちゃっかりさ。そして女グセが悪くても本命選びに関しては非常に現実的でロマンチストなところ。彼らの生態から、私はたくさんのことを学びました。彼らはその後どうなったかって?どちらも本命の彼女に別れを告げられ(タカシは浮気がバレた)、他の女子をソッコー切って足にすがって「別れたくない、やり直したい」と抵抗しましたがフラれました。見る影もなく憔悴していましたが「自業自得ね…」としか言いようがなかったです。今では彼らも既婚者となり落ち着いています。密かにJAPANや戦隊を形成しているかどうかは知りませんが、この先何人囲ったとしてもまた「本妻」の座は変動しないんだろうな…と思うのでした。
2017年10月19日和モダンな空間で日本酒とおばんざいに舌鼓大阪・土佐堀の居酒屋「土佐堀 吟蔵(とさぼり ぎんぞう)」は、温泉街にある酒屋のような外観が印象的。店頭に掲げられた「日本酒とおばんざい」という大きな文字に、毎晩多くの日本酒好きが惹きつけられています。一歩足を踏み入れると昭和の雰囲気が漂う、長屋風のインテリアがお客さんをお出迎え。わいわい盛り上がれるテーブル席と暖簾で仕切られた半個室、そして小上がり半個室の3種類の席が用意されていて、宴会からデートまで幅広く利用されているお店です。日本酒に合うおばんざいを、毎日20種類以上も手作り毎日20種類以上のおばんざいが用意されています。店主のこだわりは食材。契約している池上農園から毎朝採れたての野菜が届き、その日のうちにおいしく調理します。すべて手作りでできたおばんざいは、まるで故郷のお母さんが作ってくれたような懐かしい味わい。もしおばんざいの種類がたくさんあって選べなくなったら、スタッフまで気軽に声をかけてみてください。飲んでいるお酒とよく合うメニューやその日のおすすめメニューを教えてくれます。新鮮な魚を贅沢にいただく「お造りの盛り合わせ」人気メニューは、福岡県・玄界灘から直送される魚を使った、「お造りの盛り合わせ」。魚の種類は日替わりで、朝釣れた魚がその日の夕方にはお店に届けられます。釣れた後すぐに神経締めされる魚は新鮮そのもの。分厚く切り分けられていて、プリプリとした食感がたまりません。ぜひ、お店自慢の日本酒と一緒にいただきましょう。フルーティーな味わいが魅力の日本酒「嬉長」常に40種類以上も用意された日本酒の中でも、店主が特におすすめしたい銘柄が「嬉長」。奈良県にある上田酒造株式会社で造られた貴重な日本酒で、フルーティーな味わいが人気です。飲み方は常温や冷酒、ロックがおすすめ。お店自慢の鮮魚料理ともよく合います。他にも全国の珍しい日本酒が揃っているので、少しずつ飲み比べをして味わいの違いを楽しんでみては。新鮮な食材にこだわることが、店主のおもてなし店主は、おいしい食材にこだわることがお客さんへのおもてなしだと考えています。北は青森、南は福岡まで幅広い範囲から毎日新鮮な食材が到着。その日に届いた食材をすぐに調理するからこそ、食材が持つ本来の味をダイレクトにお客さんへ届けられるのです。自慢のおばんざいを通して、こだわっている食材の旨みや苦み、甘さを味わうことができます。大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」9番出口から徒歩5分ほどにある「土佐堀 吟蔵」。土佐堀1交差点のすぐそばに位置します。落ち着いた雰囲気の中、産地直送の新鮮な野菜や鮮魚、そして珍しい日本酒をゆっくりと堪能してみませんか?スポット情報スポット名:土佐堀 吟蔵住所:大阪府西区土佐堀1-4-1電話番号:06-6445-6432
2017年10月17日日替わりのおばんざいと、おいしいお酒を楽しめるバル天満橋にある「マメノキ」は、日替わりのおばんざいとおいしいお酒がいただけるバル。日替わりのおばんざいが、毎日カウンターに並びます。路地を入りレンガ造りのビルを2階へ上がると現れる、隠れ家のようなお店。お店の入口にあるかわいらしい看板が目印です。店内はカウンターとテーブル席を合わせて15席用意されています。おひとりさま大歓迎! ほっこりする家庭的なお店「マメノキ」は2015年3月にオープン。以前はワインの立ち飲み屋でしたが、現在は着席して落ち着いて食事ができるスタイルになりました。カウンターに並ぶ手作りのおばんざいは、食べるとほっこりとする料理ばかり。気さくな女性オーナーが笑顔で迎えてくれます。女性ひとりでも入りやすいカジュアルな雰囲気のお店です。今だけしか味わえない! 旬を楽しむおばんざい自慢のおばんざいが楽しめる「前菜の盛り合わせ」。毎日メニューが変わる手作りのおばんざいに合う、リーズナブルなワインやスパークリングを豊富にそろえています。旬の栗をふんだんに使用した「栗のスコーン」は、今だけ味わえる一品。お店で手作りして焼き上げるスコーンは、季節によって中身が変わります。売り切れに注意! 月・水・金だけ食べられるランチ「マメノキ」では月・水・金限定で、ランチメニューを提供しています。ランチメニューは手羽元とひよこ豆を使ったヘルシーカレーと、月替わりで1種類メニューを用意。「手羽元とひよこ豆のカレー」は、11:30オープンから売り切れまで提供しています。キャベツのピクルスと一緒に楽しめ、大盛りやパクチーをプラスできお腹が満足する一品です。楽しい人とつながる 料理も会話も楽しめるお店づくりやさしい手作りの料理に、オーナーの少しブラックなトークがスパイスになり楽しい時間を過ごせます。お客様が「また遊びに行きたい」と思ってもらえるお店作りがコンセプト。リピーターや常連の多くは、気さくな人ばかりなので初めてのお客様でもすぐ馴染んで楽しめる雰囲気です。食事だけでなく、店内で行われる音楽ライブなど楽しいイベントが盛りだくさん。おいしい食事と一緒に、楽しい人とのつながりが持てるお店です。京阪本線・中之島線・大阪市営地下鉄谷町線「天満橋駅」から徒歩3分。ホテル京阪横の路地を入ったところにあります。建物の1階には山内農場があり、「マメノキ」は2階です。ユニークなオーナーとの会話も楽しめるポイント。オーナーが作るおばんざいを味わいに、サク飲みに行きませんか?スポット情報スポット名:マメノキ住所:大阪府大阪市中央区大手前 1-5-4 2F電話番号:06-7713-0357
2017年10月17日先週の「セックスしちゃった…!期待とロマンの前にまずやること。」がランキング入りできましたワーイ!ひとえに読んで下さったみなさんのおかげです、ありがとうございます。「セックスしたら即、去れ」は暴論であり奇策であるかもしれませんが、女子にとってはこれくらいでちょうどいい提案だと思うのでこれからもよろしくお願いします(?)さて先週のコラムの後半に「セックス後に世話を焼いたり距離を詰めたりする女は都合のいい女扱いされやすい」と書きました。今週はもう少し具体的に「セフレ」「永遠の二番手三番手」になってしまいそうな女子の行動&思考をリストアップしてみました。さて、当てはまるものはありますでしょうか…。・ついなりゆきでセックスしてしまった・セックスしたら好きになってしまった・彼からのLINEはすぐ返す・既読にならない&返事ないと気になって追いLINEする・電話には何が何でも出るし逃したらすぐかけ直す・携帯は常に近くに置き始終チェック・「会おうよ」と言われたら即OKする・他の予定があっても動かす・というか彼を待って予定を入れない・むしろ何とか口実を作って彼と会おうとする・彼からは主に夜中とか酔った時に連絡がある・急に会おうと言われて時間あけたら短時間でバイバイされたことがある・セックスの時だけ褒め言葉や愛情表現がある・彼好みの女になろうとして頑張ってる・趣味や仕事より恋愛が大事だと思う・彼の頼まれ事や世話をほいほい引き受けてしまう・彼の行動の真意を裏読みして女友達と分析してる・会ってる時は「1つ間違うとアウト」みたいな不安・会った後は切なさと理不尽で泣きそう・でもいつか彼女になれるかもしれないから頑張る2つ以上当てはまったらもうヤバい。「いつか彼女になれる日」はやって来ないのですぐ逃げてーーーーー!ファーーーーー!(ゴルフでのキャディさんのかけ声です、分からない女子はゴルフするおじさんに聞いてみて下さい)冷静に上から読み返してみると、こんなに相手に振り回されて自分のない女、ナメられるに決まってる…自分を安く売り渡しすぎです。ええ、チームいばら(過去のこのコラム参照)だった頃の私はすべての項目に当てはまってましたよ。ちくしょー。こういう女子にブーティーコール(セックスだけが目的のお誘い電話)してきてこま切れ時間に便利使いする男子は確かにアカンです。でもそれって「私はいつでもあなたのお誘いに応じますからどうぞ♪」という女子に応じる形で、お互いでその関係を作り上げちゃってるんですよね。安く売ってたらそりゃ安く使いたいっすよね。ここはやはり女子が主体性を持って「自分を大切にしてくれない相手には自分を分け与えない」と決めないといけません。彼との接触は激減するか消滅するかになるけど仕方ない。代わりに削りまくった自分の価値は取り戻せます。接触の多さで男が釣れるわけじゃない。サービスの量で愛されるわけじゃない。まずは自分で自分自身を大切にすることから。先週から「去れ」とか「逃げろ」とかばっかり言ってますけど(笑)、男のそばにいない時の自分を、愛することから始めましょうぜ。Written by あゆみ
2017年10月05日和と洋が見事に調和したスタイリッシュな店内大阪駅前第4ビルの地下1階にある「ニッポンバル 桜の間」は、ピンクの桜をあしらった白い暖簾が印象的な和食バルです。温かみのあるえんじ色のタイルが印象的な店内は、和と洋が混合したおしゃれな空間が広がります。席は、カウンター席とテーブル席が合わせて44席。店内中央にはライブキッチンがあり、どの席からも中央のキッチンを見ることができます。気軽に立ち寄れる雰囲気を大切にしていますこの店は、美味しい松坂牛と和惣菜がリーズナブルに堪能できると評判になり、地元で愛されています。少人数のお客様でも気軽に立ち寄れるお店を作ろうという思いから、わいわいと大人数で宴会ができる本店の「ニッポンバル 鶴の間」の目の前に、「ニッポンバル 桜の間」をオープン。そのような経緯から、このお店では少人数のお客様や女性が入りやすい雰囲気を大切にしています。贅沢の極み! 「松坂牛 特選霜降り炙り寿司」肉好きなら一度は食べていただきたい「松坂牛 特選霜降り炙り寿司」は、お店一押しの商品です。姉妹店の松坂牛専門店から譲り受けた極上肉は肉厚なのにとても柔らか! 爽やかなワサビの辛みの良いアクセントになっています。極上肉とワサビの絶妙なバランスが楽しめるので、一貫を一口で食べるのがおすすめ。お肉の甘味と爽やかな香りが口いっぱいに広がります。優しい味にホッとする「手作りのおばんざい9種盛り」お店自慢の和惣菜が堪能できる「手作りのおばんざい9種盛り」。優しい味の和惣菜が少しずつ楽しめるので、前菜として人気です。人気枝豆入りのひじき煮や根菜がたっぷり入った五目煮など、手間ひまかけて仕込んだ多彩な味が堪能できます。この商品は9種類の違った小皿で提供されるので、見た目も華やか。目で見て口で味わって楽しむことができます。おすすめコロッケをテイクアウトで楽しむことも可能松坂牛や和惣菜をリーズナブルに堪能できるニッポンバル。店内で堪能できる極上の松坂牛料理や、名物の手作りおばんざいの他にも、テイクアウトの名物が。「ニッポンイチコロッケ」。揚げたてのコロッケは、ホクホクしたじゃがいもの甘さが優しく広がります。冷めたコロッケは、また別格。仕事帰りやお買い物帰りに買い求める人が多く、「ニッポンバル」のおいしさを手軽に楽しめると人気を集めています。大阪市営地下鉄谷町線「東梅田駅」から徒歩3分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」からは徒歩8分ほどで大阪駅前第4ビルに着きます。大阪駅前第4ビルの地下1階にニッポンバルがあるので、白い大きな提灯を目印にしてください。極上の松坂牛を堪能できる店ニッポンバル。記念日や女子会などで足を運んでみませんか。スポット情報スポット名:ニッポンバル桜の間住所:大阪府大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル B1F電話番号:06-6147-9228
2017年09月27日女性向け恋愛サイトを見ていたら、ランキング上位の記事にはだいたい「セックス」の文字が入ってることに気づいてしまいました。みんなそこに思いや悩みがたくさんある…。ならば人気キーワードにあやかりたい少しでも女子のお役に立てるよう、今回のテーマは「セックスから入る恋愛」です。始めに言っちゃいますが、私個人は「恋愛はセックスから入らない方がいい」と思っています。「最後(告白→同意、の後)までとっておいた方がいい」派です。理由は簡単、セックスは「切り札」だから。駆け引きの切り札という意味ではなく(なきにしもあらずだが)、恋心だろうが性欲だろうが、ひとが誰かに惹かれた時に欲するものでいちばん濃いものだからです。言わば「最初のクライマックス」。それを初手からあっさり差し出してはあまりにもったいない。クライマックスから始まったらさらに上がるのはなかなかに難しい。特に男性は。もちろんそれでうまくいったカップルもいるだろうし人によりけりではあります。ただ「なるべく最初に致さない方がいいよ」ということで先に進みますね。恋愛サイトに頻出する記事内容で多いのは★セックスした後、彼に「また会いたい」と思わせるには★セックスしたら好きになってしまった…この後どうする?です。これに関して私の回答は明快ですが、色んな記事を読んでも同じ考えの人が出てこないので心配…。でも言います。セックスしたら即、去れそしてこちらから連絡するなです。「何それひどい」と思うかもしれない。でもそのくらいでいい。無言で服を着て去れとは言いません。(楽しかったのであれば)「楽しかった」という気持ちをきちんと伝え、そしてスマートに素早く去りましょう。あなたの家に彼が来たのであれば、居座らせず「この後用事があるのでご退出願いたい」とやんわり伝えましょう。お互いの気持ちの確認がいまいち取れてない場合、つまり勢いとノリでヤッてしまった場合、そのセックスは「アクシデント」。非日常です。なのでこちらから勝手に意味をつけ始めるのは早計です。いったん現実に戻り1人になって落ち着くべし。女性が「楽しそうだったのにすぐ帰ってしまって連絡をしてこない」と男性はおそらく「??」となります(ならない人は一夜の関係に慣れっこのヤリチン君の可能性大)。なので高い確率で向こうから連絡がくる。そこで浮かれず、あくまでクールに礼儀正しく一線を引き、レスポンス極少でいきましょう。ただこの「すぐ去って連絡しない」方法、「二度とやりたくない」場合との区別が相手にはつかないというのがたまにキズです(笑)ちなみに、★「次はないな」と思われてしまう女の子の行為とはに対する回答は・した後もずるずる居残って彼女気取りで世話を焼く・「した仲だし」という感じでいきなり距離を詰めてくるです。正確に言うと2度め3度めはあり得る。ただ本命になるのは難しい。これらは(男が女に以前から好意を抱いていない限りは)「セフレ候補」に進む行為なので大変危険です。セックスを境に世話を焼いたりやたら会いたがったりするのは「都合のいい女」か「鬱陶しい女」です。以前「セックスの後は彼の服をたたんだり朝ご飯を作ってあげるといい」という記事を見つけて仰天しました。既に付き合ってるんでなければ絶対やらない方がいい。セックスは素敵で楽しい。でも特別視しすぎるといつしか「特別だから何を置いてもそれに応じる」人になってしまいます。それは結果的に自分の価値を赤マジックでバーゲン価格に書き換えてワゴンに投げ入れることになる。安く簡単に手に入れたものを男性はあまり大事にしません。特別なものを手に入れるためにはなるべく頑張ってもらう方が得策です。した後こそ、セックス以外の場で自分自身と彼がどういう態度と言葉のやりとりをしていくか。恋心発動の前にそれを目ん玉見開いてしっかり見極めるのがいちばんのキモだと思います。Written by あゆみ
2017年09月21日子供の頃繰り返し読んだ「はいからさんが通る」をまた読みたくて、文庫で買って一気読みした(実家にある愛蔵版は段ボールのどこかに埋もれている)。近々タカラヅカでも上演予定、劇場アニメも制作中のこの名作、人気が再燃してるらしい。1970年代のマンガだけど今読んでも全く古くないので未読の方はぜひ読んでみて下さい。久々に読んで「ああこれぞ少女マンガのセオリー…!」と思ったことがある。出てくる男出てくる男みんなイケメンなのだが、それが揃って主人公・紅緒に惚れるのである。ちなみに紅緒は当初彼らから「ちんくしゃ」と評されてる。意味は「狆(ちん)がくしゃみしたような顔」。想像すると愛くるしいが、主に不美人の形容として使われてた言葉だ。しかし脇に才色兼備な女性がいても、みんな「ちんくしゃで男か女か分からん」とけなしていたはずの紅緒に恋をする。決してモテるタイプではない主人公に、男性たちがどんどん惚れてゆく…これは(今は知らないけど)少女マンガの王道パターンだ。例が古くて申し訳ないが「キャンディ・キャンディ」もそうだし「ベルサイユのばら」もそう(オスカルは美女だがなにせ男として生きてるので)。このセオリーを昔は「女の子に夢を与えるマンガならではのファンタジー」だと思っていたから、ときめきつつも「まあ現実にはないよね」と笑っていた。ところが「そのファンタジーはひょっとしてファンタジーではないかもしれない…」と今回初めて思った。数年前、30代前半の男友達が何人か結婚した。本人と新婦、それぞれタイプが全く違うけど、いずれも仲良しで絆が強い雰囲気が共通点。なので彼らに「彼女のどこに惹かれて結婚したの?」と聞いてみたら、奇しくも同じ答えが返ってきた。「面白いんだよね」おおお…妻にした決め手がそれとは!可愛いから優しいから家庭的だから…じゃなくて「面白い」ということばが彼らから最初に出てきたことが興味深かった。今回久しぶりに目にした少女まんがのファンタジーは、もしかしたらこれに近いことなんじゃないか。メディアで描かれる「本命になれる女・結婚できる女」の特性は、限りなく聖母だ。可愛い、料理上手、控えめで男性を立てる、気だてがよい…もちろんそういう女性は魅力的だけど、ちょっと無理ゲーが過ぎる。逆に世間的には上がってこないが周囲でよく聞く条件、それが「予想を裏切る面白い女」「言うなりにならない女」だ。俺がこうしたらこう返すだろう、大抵の女はこうだろう…そんな予想を覆し、男が先を読むのが難しい、安易にレッテルを貼れない女。むろん男性が最初からその条件を掲げてるとは思えない。でも「可愛くて優しい彼女が欲しいな」なんて言ってる男の脇をフェイントからのドリブルで華麗にすり抜ける女を、彼らは驚いて思わず追いかけてしまいがちだ。「おもしれえ…」には抗えない。例えそれが男にとって都合が良くなくても、一般的モテから外れていたとしても。美人でも尽くし型でもない少女まんがの主人公にイケメンたちが惹かれる理由は、多分その意外性ある面白さだ。好かれようと寄ってくる多くの女たちとは全然違う方を見て1人進む、その異質さが気になってしまうのだ。そういえば「はいからさんが通る」では、少尉は紅緒のとんでもない言動の数々に毎回ゲラゲラ笑ってるよ。容姿や能力基準で見れば「美女を押しのけイケメンを射止める冴えない女の子」はファンタジーだ。でも、意外性や独自性で見れば「ありがちなスタイルとアプローチですり寄らず我が道をゆく面白い女の子」になる。女子よ、少女まんがのセオリーはアラサーになったら意外と現実的だぞ。「愛される女」より「面白い女」を目指そう。別に芸人的な面白さは目指さなくていい。ただ、男性の予想を裏切ろう。ありがちを避けよう。万人ウケに心を砕いて自分の個性を殺さぬよう、好きなものと己の引き出しを増やすことを、まず大切にしよう。
2017年09月07日素材にもこだわった京都のおばんざい古民家を改装し隠れ家的なムードを醸し出すお店は、通りに面した入口から細いアプローチを経て玄関へ。エントランスには「青家」と書かれた丸いライトが下がっています。店内は照明が控えめで、大人っぽい雰囲気です。和の空間でありながらも、朱色の壁や欄間の独特な模様など、韓国テイストが垣間見えます。店のプロデューサーである料理人の青山有紀氏は京都出身で、日韓両方のルーツを持っています。母親から受け継いだ京のおばんざいと父の祖国である韓国の家庭料理を提供するため「青家」をオープンさせました。まろやかな辛みの「青家辛鍋」は、クセになる1品「青家辛鍋」はお店の数あるメニューの中で、1番人気のメニュー。店名を冠した看板メニューで、身体とお肌の喜ぶ一品でもあります。鉄の器に入り熱々の状態で運ばれてくる辛鍋は、スープがピリリと辛いものの、まろやかなコクがクセになる味です。味の決め手となっているのは、京風出汁と自家製の辛味噌。化学調味料を使っていないことはもちろんですが、ニンニクも使用していないため、ランチタイムに躊躇することなく食べることができます。「青家」オリジナルのヘルシーでおいしいお鍋です。旬の食材を使って作られた「京おばんざい薬膳定食」「京おばんざい薬膳定食」も、お店のイチオシです。8種のおばんざいは、日によってその内容がかわるため、何度もお店に通いたくなります。旬の食材を用いてつくられたおばんざいからは日本の四季が感じられ、その組み合わせの妙に感心することでしょう。薬膳の理念を基に作られていながらも生薬は使用されておらず、どれを食べても優しい味わいです。毎朝ていねいに仕込まれたおばんざいをいただけば、不思議と元気がみなぎってくるはずです。甘味を食べてほっこり。「抹茶白玉クリームあんみつ」甘味メニューの中で人気を誇るのが「抹茶白玉クリームあんみつ」。使用している抹茶は京都から取り寄せたものです。天然の寒天を使用して作られた自家製寒天や、手作りのあんこがたっぷりと入っており、ぜいたくな味わいです。丹波の黒豆やあんず、五穀生麩などトッピングが華を添えます。このほかにも抹茶パフェや手作りのわらびもち、冷やし黒糖ぜんざいなど、スイーツメニューも豊富な「青家」。店主がかつて美容業界に身を置いていたことから、スイーツ作りにおいても、美容と薬膳に関する知識が活かされています。化学調味料を使用せず、京都の食材を用いて作る品々「青家」でいただくお料理やスイーツは、全て化学調味料を使わずに手作りされたものばかり。京おばんざいの店ということもあり、使用している食材はどれも本場から取り寄せた旬の京野菜です。また、野菜以外に生麩やお揚げ、スイーツに用いる食材も京都産を使用しています。滋味深い味わいの料理や、ていねいに作られたスイーツを求め、近隣だけでなく、遠方からもお客が足を運ぶ人気店です。東急電鉄東横線「中目黒駅」から徒歩7分。正面改札を出て「東山一丁目交差点」を目指して進みましょう。交差点を右折し、目黒川を越え、二つ目の角を左折するとお店の看板が見えます。「青家」でこだわりのおばんざいや辛鍋に舌鼓を打ちませんか。スポット情報スポット名:青屋住所:東京都目黒区青葉台1-15-10電話番号:03-3464-1615
2017年08月31日代官山「FLUX CAFE(フラックス カフェ)」にて、グルテンフリーの麺メニュー「梅しそ鶏の冷やしうどん(おばんざい付き)」、「レモン風味の鶏ラーメン(おばんざい付き)」が登場中。胃腸が弱りやすい残暑にぴったりの麺メニューをチェック!「体に負担が少なく、エネルギー豊富な食事を皆様の日常に。」をコンセプトに、アクティブな体づくりを心掛けている方に向けた「タンパク質豊富なアスリート飯」と、体にとって良いものを摂りたいと考える方への「低グルテンで美味しいおばんざい」の2つの軸で食を提供している「FLUX CAFE」。都内のお洒落エリア・代官山でヘルスコンシャスな食事を楽しめるカフェだ。さっぱり爽やかな風味とグルテンフリー麺が残暑の体をサポート今回登場の麺メニューは、ともにグルテンフリーの麺を使用した新メニュー。お米でできた細めのうどんを鹿児島県産鰹節を贅沢に使用した出汁でさっぱりいただける「梅しそ鶏の冷やしうどん」は、出汁そのものの味を味わってから、少しずつ梅肉を溶かしていくと味の変化も楽しめる一品。ラーメンは好きだけどカロリーや脂質が気になるという人におすすめなのは「レモン風味の鶏ラーメン」。消化に良いグルテンフリーの細めの麺を中華スープで仕立て、レモンの酸味をプラス。鶏胸肉をしっとり柔らかに仕上げた特製の鶏ハムをトッピングし、食べ応えも十分だ。心も体も満たされる麺メニューで残暑厳しい夏を乗り切ってみてはいかが?店舗概要「FLUX CAFE (フラックス カフェ)」営業時間:平日9時~21時/土日祝9時~19時定休日: 第4金曜日価格:「梅しそ鶏の冷やしうどん」900円(税込)、「レモン風味の鶏ラーメン」1,000円(税込)(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日「出会いがなくて…」「彼氏が欲しい」「結婚したい」と口火を切った女子から、次の瞬間にこの言葉を聞くことがむちゃくちゃ多い今日この頃であります。このワード、個人的には何度聞いても意味が分からないので、反射的にこう言ってしまう。「…だって世の中の半分は男だよ?」その子が異性愛者として、職場や学校に女性(同性)しかいなかったら言いたくなるのも分かるが、そこいらに男性がわんさかいるのに「出会いがない」というのがさっぱり分からない。そうすると彼女たちは言う。「そりゃ男はたくさんいますよ!でも、恋愛対象になりそうな人がいないってことですよ」…なるほどそういうことか。実際に「じゃあ同じ部の人は?」「同期は?」「取引先は?」と質問しても、「全然だめ!」とにべもない返事が返ってきたのち、この言葉で締めくくられる。「誰かいい人いたら紹介して下さい」違う違う、そうじゃ、そうじゃない…!「出会い」というのを「恋愛対象になりそうなイイ感じの人に出会うこと」だと思ってるからなかなか「ない」んだよ!というわけで、リア充でもなく友達も多くないけど出会いがないとは思ったことがない私が「出会うための姿勢」をこっそりお伝えします。①女子とばかりつるまない女子の友情は温かくて素晴らしい。だけどそこに定住して「友情→女」「恋愛→男」と割り振っちゃうと機会は激減する。合コンや婚活に参戦して恋愛・結婚対象を選別する目線だけで男性を見て、その結果を女友達に共有するタラレバ娘みたいな流れは避けたい。②どんな男子もできる限り「オトコ」として見る「えっ職場のあのオッサンも?キモッ」…いや別に彼らを恋愛対象に入れろってことじゃない。「恋愛対象 or モブ」みたいな極端さは視野を狭くする。どんな男性も観察すればその人なりの長所や魅力がある。この人だって誰かと恋をする1人の男だ。そういう目線を密かに持っておくと、世界の見え方が少しまーるくなる。③職場・学校以外の友達をつくる言い換えると「趣味を持とう」ってことかもしれない。家と職場の往復だけだと世界は広がりにくいが、趣味があれば人とつながりやすい。友達は男女問わない。新しい友達と話がはずむと、それだけで新しい世界が始まる。④そして少しずつ男友達を増やす①〜③を意識しつつ増やそう。大勢でワイワイする仲間でもいいけど、できれば2〜3人で語って飲めるような信頼できる男友達を。この時に「この人は彼氏候補…?」みたいなことは一切考えないで、いろんなタイプを揃えたい。⑤その時にえり好みしないそう、ここで恋愛目線を発動させてたら友達も増えない。好きなルックスでなくても、ちょっと変わったタイプでもいい。あなたが「優しいな」「いいヤツだな」「楽しいな」「害がないな」と思ったら、屈託なく一緒に遊ぼう。…え?彼氏候補はいつ来るのかって?いや、そんな素敵な王子はゼロ地点からは簡単には登場しない。最初からそこに照準を合わせて他を切り捨てたらもったいない。いい友達が何人かいると、彼らの友達とも知り合う可能性が広がる。5人の(恋愛対象じゃないけど)いいヤツと出会ったら、6人めにあなたの王子がフラリと来る可能性が高まる。いやホントに。「出会いがない」と嘆く人は、色んな男性の可能性と秘めた魅力を見ずに素通りしてるかもしれない。男の前にまずは、ひとを愛そう。ひとと知り合い、理解する意欲を持とう。それが結果的にいちばん「出会える」近道だと私は思います。
2017年08月24日このコラムは、女子が辛さのあまり胸を押さえてうずくまったりチェブラーシカばりにバッタリ倒れたりした時にペタリと心に貼るばんそうこうでありたい…という思いで書いてます。でも時折「これはやめれ!」「女子はこう生きようぜ!」というエールが説教ぽいのでは…?と心配になったりもします。というわけで今回は肩の力を抜いて特に何の示唆もなく!最近私がイケメンについて感じるところを述べたいと思います。「イケメン」と聞いて頭に浮かぶのは、自分の好みとは関係なく「シンプルに顔が二枚目」「どの女友達に見せても格好いいと納得する」人たちのこと。私はこのたび、年齢・属性・顔の系統問わず、彼らの言動の共通点を見つけてしまった。イケメンや美人は周りから「外見で得することたくさんあるでしょ」「頑張らなくてもモテるでしょ」みたいなやっかみ500%の暴言を吐かれた経験があると思う。彼らは「黙って立ってるだけで許される存在」だと我々は安易に考えがちだ。しかしそれは少し違う、と最近思う。だって私の知るイケメンは揃いも揃って「手厚いサービス」をする人たちだからだ。例えばIT企業勤務の飲み友達。彼らは息をするくらい自然にこちらを褒める。「その服めっちゃ似合う」「ヤセたよね」「いい匂いしますね」「(じっと見つめたのち)肌、きれいだよね」実際の私は美人でも美肌でもなく、飲み会ではほぼ男子扱いのキャラ。だけど彼らはそういうタイプの女もちゃんと女性として扱ってくれる。褒められたら素直に嬉しい。いわんやイケメンをや。却って「二枚目から褒められるほどの価値はねえっす!」と全力で後ずさりしたくなるが(そういうとこがダメ)、彼らにはさほど深い意味はない。自然に身についた優しさだと思われる。例えば某ジムのインストラクター。彼らのレッスンはかなり強度が高いが女子率が異常に高い。でも決してルックスのみで人気をつかんでいるわけではない。皆が一様に言うことには「とにかく面倒見がいい」。いつも親切丁寧。レッスン中に真横でがっつり指導したり「もっと行ける」と煽ったりしてくれる。筋トレではこちらが汗まみれでも構わずお腹や肩をガシッと押さえたりする。帰り際にはキラースマイルでお見送り。これを誰にでもまんべんなくやるところが人気の大きな要因だ。もちろん彼らは客商売なので営業っちゃ営業なのだが、他のインストラクターと比べてもその接客がずば抜けてるあたり、「イケメンは黙って立ってるだけでいい」じゃない資質を感じる。・とにかく褒め上手・スキンシップにあまり抵抗がない・容姿や年齢で女を分け隔てしないこれが私が感じたイケメンの特徴。彼らを並べて共通点を探したわけじゃなく、例えば褒め上手な人の顔を思い浮かべたら全員イケメンだったのだ。(もちろん普通の男性にもこれらの美点を持つ人はいるが、表出がもっとシャイだ)なぜだ。ツンと冷たくても傲慢でも許されそうな彼らにはなぜ、こんな温かさがあるのだ。人は、誰か(特に異性)と距離を縮める時「もし嫌がられたら」という恐怖を覚えがちだ。しかし人から好意的に接されることが多いイケメンはややこしい警戒心や猜疑心を持つ機会が少ない…?それとも逆にイケメンゆえのリスクや苦労の末に身につけた処世術…?己がそれらを繰り出す効果を知り尽くしているただのドンファン…?これから調べてゆきたい。イケメンは緊張するからむしろ苦手なので、外見賛美をしたいわけでは全くない。ただ「なぜかイケメンにはイイ人が多くないすか…?」ってお話がしたかっただけです。同意の人、求む。
2017年08月10日前篇では、複数の女性と関係をキープする男を「いばら男」、そんな男にずるずると引きずられつつも希望を捨てない女たちを「チームいばら」と呼ぶ話をしました。すっかり乾いたとはいえ古傷をさらすと情けなさでちくちく痛むね…。当時は「こんなひどい男たちが!」という感じで女同士盛り上がってたけど、その後いばら男と手を切って一歩離れたところから眺めてみると、ぱらぱらと色恋フィルターがマナコからはがれ落ちて、気づくことがある。変わってしまったのは、いばら男の方ではなく私だったな、と。「甘い言葉で口説いたくせにセックスすればするほど女を雑に扱う悪い男」…確かにそうかもしれない。でも私自身も「さみしさの余り甘言を鵜呑みにしてイージーに身体を差し出し、そのつながりだけで彼に寄りかかろうとした女」だったんだよな。別に男を擁護するわけじゃないし女の自己責任って言いたいわけじゃない。ただ「アタシの考えが安易すぎたわ…」と思ったのだ。思い返せば最初から最後まで、A君は「お前とは身体の関係だけだよ」という明快なサインを出していた。優しく話を聞いてくれるのはする前だけだし、やることやったら即帰る。それ以上でも以下でもない、正しいヤリチン君だ(笑)でもそのサインをスルーして特別な絆を勝手に感じ、「これは恋愛?」と思い込んだ私のコドモっぷり。そして「『本気』と書いて『べつに』と読む。男の言動のまさか」で書いた「自分に置き換えて考える」をやってしまったこと。それらが最大の敗因。さらに私は、自分軸ではなくオトコ軸で生活をまわし始めてしまった。彼から連絡があるかもしれない、不意に訪ねてくるかもしれない。そんな予感と希望だけで友人の誘いを断り自分の予定を変え、ずっと家にいる。うーんダメ過ぎる。自分のない女など、魅力のかけらもないってのに。いばら男は初めから正直すぎるくらい残酷。その残酷さに甘い希望のベールをかけてしまうと彼らが言行不一致みたいに見えるが、彼らの言行は一致してる。一貫して酷いだけ(笑)しょせんはいい旅つまみ食い気分。冷静にそれを見極めるべきだった。かつて小悪魔ブームを起こした蝶々さんは著書の中で「恋愛に限っては“繰り上がり当選”はない」と書いていた。本当に真理だ。二番手三番手以降に何人も女がひしめこうが、本命の座には永遠に座れない。簡単には手に入らず、手に入れるために努力したいと思うもの、大切にしたいと思うものは、最初から別。今その玉座がカラだとしても、さほどではない相手を座らせたりしない。お互い瞬間の波長があって、思いや予感に突き動かされて、はずみで身体の関係を持つことがあったっていい。その中から、お互い真剣に歩み寄る関係が始まることだってもちろんあり得るし。だけど翌朝以降、いったん冷静になって自分の気持ちと相手の態度をしっかり見つめたい。甘い余韻は現場を出たら引きずらない。「さあ私は私のやることをやろう」とひとりになる。男には「賢者タイム」と呼ばれる「性交後のいきなり冷静モード」があるらしい。だから女も賢者タイムをつくろう。その後の彼の態度に違和感があったり、会うたびに自分が傷ついたり無理をしたりが繰り返されるなら、これはいばらの道だ。とっとと逃げよう。男をつまみ食いする狩人魂があるなら別だが、好きな男とマンツーでおつきあいしたいなら、不実な男が振り向くのを待つのは時間のムダ。自分の軸とお互いを大切にしあえる相手は、他にいくらでもいるから。
2017年07月27日「は?これ昭和の記事…?」炎上→削除→謝罪文となった某美容雑誌web版の「女の市場価値はいくつまで?」という記事を読んで思わずひとりごとが出た。「男性に聞きました!ブスな22歳、普通の27歳、美人の33歳、つきあうならどれ?ではブスな27歳、美人の38歳ではどう?ほーら30超えたらヤバいですよ」って…何から何まで意地悪すぎるなあ。実際にはこんな選び方も選ばれ方もしないんだからあまりに無意味な質問だ。平成になってから29年も経つってのになぜいまだに「女の価値=年齢」を拡声器で叫んで女性をムダに脅かす人が後を絶たないんだろう。確かに「若い」ということはそれだけで大きな魅力であり価値のひとつだと思う。また出産やその先の人生設計を考えたい場合は年齢を指針にしていいし、合コン・婚活パーティー・結婚相談所で候補男性を広く多く確保したい場合なら若い方が何かと強みが多いだろう。ただそれはあくまで「私」の考えで決めることであって、「私」の未来に何の責任も取ってくれない上に「私」の人生や魅力を何ひとつ知らない人たちにジャッジされることじゃない。女子よ…親切を装った「年齢斬り」に引きずられないように!36歳の時に29歳の男とつきあい始め39歳でその男と結婚した私の暮らす世界がおかしいのか…?いやそんなことはない。みんなー!「若い女が大好きで35超えた女は重い」って男も多いかもだが「むしろ年齢を経た女の方が好き♡」な男も予想以上にいるぞーーマジで!年齢基準の生き方や若さの呪いにひきずられる道を選ぶとその先は地獄。だって年齢は減らない。毎年増えてく。昔ウイスキーのCMに「時は流れない。それは積み重なる」って名コピーがあったけどそれと同じ。(同じか?)この先ずっと年齢を気にし続け、すべての「できない理由」を年齢のせいにするようになっちゃうよ。私は40代だけど、同年代には「私すっかりおばさんだから」という枕言葉を必ずつけちゃうタイプと、特に年齢気にしてないタイプの二通りがいる。そして明らかに後者の方が色んなことに挑戦してるし俄然若々しい。前者の見た目が老けてるわけじゃない。ただ、その言葉を連発すること自体が彼女を猛烈におばさんぽく見せてるのだ。きっと今も昔も年齢に基準を置いてしまう人なんだろうな…と残念に思う。「逃げ恥」でも石田ゆり子(ドラマでは49歳設定)が20代半ばの女子(若さに絶対的価値を置く人)にこう言ってたじゃないか。「今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分がバカにしていたものに自分がなる。それって、辛いんじゃないかな。私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもそのひとつ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい」そう、逃げろ逃げろ。年齢の呪いからは、自由になれ。恋愛も結婚も、就職活動やオーディションとは違う。「シンデレラ」のお妃選びじゃないんだ。大勢の中から勝ち残り、条件面で有利に立ち、横のライバルを蹴落としてクライアント(または王子)に選んでもらうわけじゃない。自分だけの魅力をその手に持って、自分が魅力的に感じた誰かを、選ぶんだよ。 そしてその魅力の価値は、市場が決めるんじゃねえんだ。自分が決めるんだよ。市場(そもそも市場って何だよ中央卸売市場かっつの女は家畜じゃないんだよーだ)が認めなくても全然いいんだ。あなたがいくつであろうと、そんなことにこだわらなければ、魅力は毎年きちんと生まれてくるよ。そして年を重ねるって、実は「意外とイイ」んですよ。それについてはまた、今度。
2017年06月29日「男って(女って)こういうもの」なんて言葉、音を立てて変化してる世の中ではもはや禁句。だから正確には「こういう男も多いよ」なんだけど、今日はちょっと乱暴に言っちゃうよ…ごめんなさい。あのね。男のひとはね、決めないよ。もちろん決断力ある男性もたくさんいるけど、この原則(あくまでも私の経験則)を知っておくと、男への「ホワイなぜに」が解消したり、勝手な幻想を抱くことが減る、かもしれない。男性はプライベートにおいては「変わらぬ平穏な日々が続くこと」がいちばんの幸せである、とかつて何かで読んだことがある。逆に女性は変化を求めるというか、楽しくて幸せな何かが起こる(または起こす)ことを望むと。これは自分や周囲を見ていても確かにそうだなと思う。何も起こらない・起こさないことはすなわち「俺これで満足」。その隣で女性が「この状況どうすんのよもう…変化させてよ!」とイライラしてることにはなかなか気づかない。だから例えば「私たちって色々アレしてるけど…これ付き合ってるの?違うの?」「私とB子とどっち取るわけ?」「もう付き合って長いけど…そろそろ将来決めたくない?」「君しか愛してないって言うけど…奥さんといつ別れてくれるの?」など、女性側の悶々とした思いは言わない限り気づかないし、何ならハッキリそう言ったとしても「そうだね、よし決めよう!」とはならない。プライベートで波風立てるの、何より苦手。今のままじゃ何でダメなの…?3人と同時に付き合ってようが、彼女がゼクシィ片手に地団駄踏もうが、男性の本音はそんな感じなのだ。職場での顔や表向きのキャラとは違って、そこは良く言えばとことん平和主義…悪く言えば小心者で臆病、そしておいしいトコ取りだ。女性は腹をくくると白黒ハッキリつけたがるからね。開き直ると捨て身になるし、今が壊れることも厭わず「それがどうしたオラァァァァ!」みたいになる人も多い(私だ)。ウォーリアーだなー。10年ほど前に一世を風靡した米ドラマ「SEX AND THE CITY」にて、主人公キャリーが長年愛し振り回され続けたMr.ビッグは完璧な男である一方、「コミットメント・フォビア」と評されてた。コミットを恐れる男。一歩進んで関係を決めたくない男。彼のそれは結構深刻だったけど、私は多くの男性にその素養があると思う。仕事バリバリでモテるタイプは特に。だからね、彼がこちらの気持ちを汲んで、いつかエイヤと決断してくれるという望みはほとんど捨てた方がいい。決めなくちゃならないのは、多分あなたの方なのだ。決めたがらない男にこのままついていくのか、それとも断ち切るのか、またはデッドラインをハッキリ示して決断を迫るのか。もちろん男性だって恋愛においてバシィッ!と決断することもあるし、コミットを急ぐ時もあるですよ。それは「この女を誰にも渡したくない」または「この女は本気で俺のもとから去ってしまう…それは困る!」と思った時。つまり、いつまでも決めないということはそんなに重要な女じゃないか、「何だかんだ言ってこいつは俺の元からいなくならねーし」とたかをくくられてるか、という可能性…ううう心臓が痛い。モヤモヤをハッキリさせないまま平穏(?)に過ごすか、心から血を流してもいいから自分で決めて次の道をひらくか…。「最後に決めるのは女」と肝に銘じていきましょう。
2017年06月01日前回のコラムではやたらと「男のことよりまず自分!自分のことやろうぜ!」と叫びましたが、「それだと恋愛から遠ざからない?」と心配になる人もいるかもしれません。でも「自分のことをやる」ってのがいい恋愛をするための土台であり、それがどれだけ大事かってことは、痛くて高い授業料払った後、わりといい年になってから気づくんですよ…。だからできれば今、知っておいた方がいいなと思うのです。まず、こういう傾向がある女子は大変危険なので心しましょー。(分かるよ…恋に落ちるとこうなっちゃうの、すんごい分かるんだけどね…!)・男性が盛り上げてくれないと、話題に困ってしまう。・好きな人ができると、その人に振り回されがち。・彼からの電話やLINEをつい待ってしまう。・それが来ないと他のことが手につかない。予定を決められない。・彼があまり遊んでくれないのでイライラする。浮気を疑ってしまう。これ全部、「感情とエネルギーを自分のことに使ってない」状態。というわけで今回は「自分の世界を大切にする」ことが女子にとってどうして必要なのか、についてです。まずその1。単純に、夢中になってるものや語りたいものがない女なんてつまんなくないですか…?こちらからは特に差し出す会話がないのだとしたら、相手の人があなたと会うメリットって何だろう。お喋りである必要はないけど、話のネタやマイワールドを持っている方が相手にとっても「へー、この子ってそうなんだ」ってことが多くて、魅力的であります。その2。男性からの視線や恋愛以外の目線で振舞える時間は、女をのびのびさせます。また、色恋まったく関係ない人間関係も、あなたをただのひとりの人間として捉えてくれるので楽ちんかつ貴重。そういう中で趣味に熱中すればシンプルな「楽しかったー!」って満足感を得られる。勉強や運動、家事など「自分がやるべきこと」を真剣にやった後は「今日わたし頑張ったぞ」という達成感を得られる。小さなことでいいんです。そういうものを積み重ねていると、自己評価は確実に、少しずつ上がってゆきます。そういうものを持たない「自分のない女」は怖いよ。簡単に相手にすべてを投げ出してしまう。五体投体か!そこらの男には安く見られるし、あなたのことを好きな男でも全部受け止める体力はあまりないでしょう。「依存」は、薬物も男も同じくらい危険です。彼の評価が、というより彼の存在そのものが、自分の価値になってしまうから。彼が会ってくれること。好きだと言ってくれること。ほめてくれること。それが活力に結びつくのではなく「私の存在理由」になってしまう。だから維持することに必死になるし、彼が不在だったり去ったりしてしまうと「自分には価値がない」と思って死にたくなったりしちゃう。アホくさい。彼は創造神じゃなくて、ただの他人だよ。男ウケするしないとか入り口の話ではなく、その後いい恋愛を継続させるためにはまず、「私が私を好きであること」が何より大事なんです。絶対に「自己評価の低い女」「男に依存する女」になってはアカンのです。そして「私が私を好きである」ために必要なのは、「自分のことをちゃんとやってる」「自分の世界を持っている」という日々の小さな積み重ねのみ。「今日の私、ちょっといいじゃん」「今日ひとりでも楽しいな」という実感を、ミルフィーユの層のように重ねていくことでしか、好きな自分は作れません。でもそうして出来上がった「生き生きした私」のオーラは必ず、他人に伝わるよ。私なんにもない…と焦ったり、恋愛で自己嫌悪に陥ったりしたら、「ヒマをつくらない」「モヤモヤしたら身体動かす」あたりから始めて、自分だけの時間をどんどん増やしていきましょう!
2017年05月18日前回のコラムでは「『男はこれが好き』は右から左へ聞き流せ。自分を無理に添わせる必要なし」と書きました。「男はこれが好き」は10代後半〜アラサー期に提示されがちですが、主にアラサー以降、いわゆる「大人女子」な皆さんに提示され、よりもっともらしく耳元で囁かれるテーマがもうひとつあります。それは「賢い女は…」で始まるアドバイスです。曰く、賢い女は、メイクやファッションで頑張りすぎない。やたらと自己主張しない。浪費しない。浮ついて遊び回らない。男の浮気ごときに目くじら立てない。「この先私たちどうするの」とか突き付けない。むやみに怒らない。泣かない。NOときっぱり言わない。あーーーーめんどくせーーーーー!!!!(クドカンドラマ「IWGP」で長瀬智也演じるまこっちゃんの口グセ)「賢い女」…結構キラーワードですね。否定するとまるで自分は賢くないみたいだし。でもよく見て下さい。その後に続くのはなぜかほとんどが「○○しない」って言葉なんですよ。「気づかれないうちに手のひらで男を転がせる、黙って操るのが賢い女」みたいなことは確かに現実にあり得る。でもそれを標榜するのは何だか古くさいよなあ。だって意地悪く見ると「○○しない女の方が男にとって都合がいい」の言い換えに見えるんだもん。でしゃばらない。邪魔をしない。耳の痛いことを言わない。決定を迫らない。視覚で、力量で、男を脅かさない。なぜそんなナイナイづくしの控えめが女としての「愛され」「賢さ」だと喧伝されるんだ。全部「やめること」であり全部「他人が主軸」なのって、あんまりじゃないか。こういうアドバイスが男性の総意でないのも、意外と女性たちから多く出てくる言葉なのも分かりますが、やはりこういうアドバイスはろくな結果を招かないから聞き流していい。だって辛いじゃん。必死な人ほどその呪いに絡めとられるし。たまに裏技的に取り入れるのはいい。だけど肝に銘じるもんでもねえ。「あれも聞き流せこれもスルーしろじゃ、一体どうしたらモテるようになるのさ」と思うかもしれません。そこに対する答えはただひとつ。まず、すべてを「他人軸」ではなく「自分軸」に置き換えることから始めよう。恋した時に自然と起こる相手への思いやりはいいんです。でも基本的に色恋にまつわる行動や努力は「滅私の尽くし」より「いま自分が持ってる魅力をさらに伸ばす方向」であるべきだと私は思います。ていうかそれしか無理だ。誰かのために別のものになろうとしたって破綻する。常に他人の視線や思惑を介して己を作り上げるのは、あほみたいだ。誰かに好かれたければ、いったん恋から目を離して自分をまじまじ見つめるんですわ。私が色恋を抜かしていちばん好きなこと、楽しいことは何だろう。つい夢中になってしまうこと、やりがいを感じてることは何だろう。自分だけが薄々確信している、または過去の恋人や友人、家族から褒められたりした自分の魅力って何だろう。それらが一般的なモテや賢さとまったく関係ないとしても気にすることなく、まずはそこに注力する。自分ワールドをどんどん盛り上げていく。そうして自分軸で忙しくしていると、その姿はとても楽しそうで生き生きしてくる。そしてそんなあなたに興味をひかれる男性が、ある日ひょっこり出てきたりします。「ひとりでも楽しそうに日々を過ごす女性」、男性は予想以上に好きですよ。それが恋人候補ではなく友人止まりであってもいい。まずは「自分軸で回る日々」での交流を少しずつ広げていくことから始めましょう。誰かのためじゃなくて、自分の好きなことと、やるべきことをやる。モテ恋も、その後でついてくる。それが真の意味での「賢い女」ってやつじゃないかな。
2017年05月05日