男の子が好きな遊びの代表と言えば、プラレール、トミカ、戦隊ヒーロー系。幼稚園内でも男の子遊びと女の子遊びに分かれていることが多いようですが、最近になって我が家の男の子2人が最近夢中になっているのが“おままごと遊び”。実は男の子もしっかりと楽しめます。実体験を通じて感じることができた、おままごと遊びが子どもにもたらす効果を3つ紹介します。おままごと遊びに夢中になったきっかけ長男が1歳を過ぎたころに、木製の野菜や包丁、まな板などのおもちゃを少しだけそろえていたのですが、しばらくすると興味が別の遊びに移り、一時はしまった状態に。やっぱり男の子は身体を動かす遊びの方が好きなのだとずっと思っていました。その後、次男がキッチンの調理器具に興味を持つ月齢になり、私の調理中にあれこれと出してひっくり返す(1~2歳のあるあるですよね)ので、子ども用のキッチンを用意してみよう!とキッチンおもちゃを購入。一度はおままごとから離れた年中さんの長男も再び遊ぶようになったのです。IKEAのキッチンおもちゃがすごい!我が家が使っているのは、イケアで販売されている「DUKTIG ドゥクティグおままごとキッチン」です。別売りのキッチン用品を付けると、本物さながらのクオリティ。自分用のキッチンができた子ども達は大喜びでした。子ども部屋ではなく、あえてリビングダイニングに置くことで、私の料理中に真似がしやすいようにしています。子ども達が遊んでいる間に見せてくれた仕草や聞こえてくる言葉を観察していると、面白いポイントが見えてきました。おままごと遊びで鍛えられる3つのポイント1.観察力の確認調理器具を使ってママの真似をし、作り方、盛り付け方、彩りのこだわりなどをよく観察していること。プラスチックのお皿に赤や緑、黄色の食材のおもちゃを並べて、「ママいつもこうやってるよね」と真似をしてくれました。軽くプレッシャーにもなりますが(笑)、よく見てくれていることがわかり、うれしくなります。2.応用力のアップキッチンが家庭内のシチュエーションなのか、お店屋さんのものなのかによって役回りに変化があるので、その立場になったときにどういう行動をするのかを考える力が鍛えられること。例えば、お店屋さんのキッチンのシーンだとすると、「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、注文を聞く、調理をして「お待たせしました」と持って来る、そして最後にお会計をするという流れの一連をおままごとで学ぶことができます。1の観察力にも通じることですが、真似をすることで人がどういう動きをしているのかを理解するチャンスになります。3.本番を迎える前のイメージトレーニング本当の料理をするにはまだ早いかなというメニューは、遊びながら作り方を説明することでスムーズに本番を迎えやすくなります。「このお野菜で何が作れると思う?」と質問すると、いろいろな答えが返ってきて面白い! 想像力のトレーニングになるはずです。“まね(真似)ごと”が学ぶことの始まり。おままごとは最適な遊びです。将来の料理男子育成のためにも、今からおままごと遊びを取り入れてみませんか?<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年07月31日いくつあっても足りない子どものおもちゃ。つぎつぎ買うわけにもいかないし、意外と理想のものが売っていない……!そんなときは、自分で作ってしまいましょう♫安く自分の好きなように作れる上、なにより愛情のこもったおもちゃはお子さんも気に入ってくれること間違いなし♡今回は参考にしたいアイデア7選をご紹介します。おままごとにピッタリなレジスターが、なんとオール100均で♫最初にご紹介するのは、____pir.y.oさんのアイデア。なんとオール100均でおままごとにピッタリなレジスターをDIYしています!作り方はとっても簡単なのに、実際に数字を入力できたりスキャナーがついていたりと本格的。いつものおままごとがもっと楽しくなりそうです♫このレジスターを作る上で欠かせないのが、〔Can★Do(キャンドゥ)〕の《DeskLabo(デスクラボ)》シリーズから販売されているこちらの文房具収納。以前LIMIAでもご紹介した商品です。▽記事はこちら【Can★Do】組み合わせて使える文具収納グッズで、かしこく整理整頓♪このラックの斜めになった部分に電卓を設置し、引き出しの部分におもちゃのお金を入れることで、まるで本物のレジスターのようになるんです!プチプラで手軽に作れるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?▽こちらで詳しくご紹介中ありそうでなかった!ALL100円アイテムでおままごと用レジスター♪均の穴あきボードでこんなに遊べるなんて……!収納アイテムとして大人気の穴あきボード(ペグボード)ですが、お片づけアカデミーのあらきかよさんは、こちらを知育玩具として使う3通り(!)のアイデアを紹介しています。まず1つ目が、「ストローペグさし」として使う方法。「ペグさし」とは、穴に色のついたペグを挿して絵を作るおもちゃのこと。直径4mmの色付きストローを短く切って穴あきボードに挿せば、ペグさしのように使うことができるそうです♫また穴にダボ(細い棒)を等間隔に打ち込めば、このように輪ゴムお絵かきとして使うこともできます!作りはとってもシンプルなのに工夫次第でいろいろな絵が描けるから、幅広い年齢のお子さんに楽しんでもらえそうです♪このほかに「ひも通し」として使うこともできるそうなので、詳細が気になる方は記事をチェックしてみてくださいね。▽こちらで詳しくご紹介中100均の穴あきボードが子どものおもちゃに!3つの遊び方でおうち育男前風な木製おもちゃもDIYでリーズナブルに♪既製品を買うと少し値が張る木製おもちゃですが、DIYならとってもリーズナブル◎そあらさんは、角材を使ってボールを転がすおもちゃを作っています。男前テイストなデザインで、インテリアとして飾ってもすてき♡自分好みのデザインにできる点もDIYの醍醐味ですね。2本の軸にレールを固定したものを2つ作り、それを合体させるという方法で作成していきます。多少の手間はかかりますが、カットをあまりしなくて済むよう同じ長さの端材を選ぶなどの工夫をしたそうです。そあらさんのように底板にお子さんの名前をステンシルすれば、世界に1つだけのおもちゃができあがりますよ♪▽こちらで詳しくご紹介中木製おもちゃをDIY。まるで売り物!なのに30分程度で作れちゃうんです♡こちらのフレンチテイストでとってもかわいいキッズ太鼓、なんと30分程度で簡単に作れちゃうんです!主な材料は大きめの空き缶、缶に貼る布や紙、合皮の生地、丈夫なひもの4点のみ。空き缶は粉ミルクや大きめのトマト缶を使います。その他の材料はすべて100均で手に入ってしまうんだとか♪この太鼓を作ったWorkShopSalonCOMO?さんは、〔セリア〕でゲットしたそうです。空き缶の側面に紙や布を貼り、穴を開けた合皮の生地を被せたらひもで固定して完成!紙・布や生地の模様次第で雰囲気をガラッと変えられるのがうれしいポイントですね。お子さんの好きなシールなどを貼ってもいいかもしれません。バチは別途用意する必要がありますが、手で叩いても十分楽しめますよ♫▽こちらで詳しくご紹介中粉ミルクの空き缶を再利用して、おしゃれで本格的なキッズ太鼓を作ろう♪インテリアにもなじむ♫赤ちゃんの指先知育おもちゃこちらのおもちゃは、Yukoさんのお子さんが赤ちゃんのころ指先知育用に作ったものだそうです。ブラウンを基調にしたデザインがとってもかわいいですよね♡既製品ではなかなか見つかりにくいような落ち着いた色味のおもちゃを作れるのも、自分好みに作れるDIYならではの楽しみです♪このように、上についているウッドビーズを指先で転がしたり引っ張ったりして使います。Yukoさんのお子さんは夢中になって遊んでいたそうですよ♡100均のものだけで簡単に作れるので、小さな赤ちゃんを育てている方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか?▽こちらで詳しくご紹介中100均でベビー指先知育オモチャ!〔ダイソー〕のカットフェルトで楽チン♪転がして楽しいキューブボール中に綿がたっぷり詰まったフェルト製のキューブボールは、やわらかいから赤ちゃんのおもちゃにピッタリ!こちらのおもちゃを作ったのはmiyukoさん。少し作るのが難しそうに見えるかもしれませんが、細かいモチーフは〔ダイソー〕で手に入れたカットフェルトを使用しているので、基本的にはざっくり縫うだけで作れます。作る上でのポイントは、あらかじめモチーフの組み合わせを決めておくこと。そうすることで下地の色が決めやすくなるそうですよ♫また、カプセルトイの容器などの中に鈴を入れて綿と一緒に詰めれば、転がすと音のなるおもちゃに変身(コメント欄参照)。これはお子さんも夢中になること間違いなしです!▽こちらで詳しくご紹介中《作ってみた:お裁縫編》赤ちゃんに♪小さなやわらかキューブボール☆超本格的!スチールのボックスでカプセルトイマシンをDIYレトロな装飾がかわいいこちらのカプセルトイマシン。なんと、DIYクリエイターのChiyokoKanaさんが自作したものなんです!しかも材料はリサイクルと100均のみでそろえたとのこと(赤い部分はスチールのボックスやドリンクのボトル、窓の部分は〔ダイソー〕のPPシートを使ったそうです)。おしゃれな雑貨屋さんなどに置いてありそうな雰囲気で、とてもプチプラでできたものには見えませんね。多少の手間こそかかりますが、おうちにこんなにかわいいカプセルトイマシンが置けたらすてきですよね♡お子さんも大喜びしてくれること間違いなしです。ちなみにChiyokoKanaさんは「お手伝いしたら一回まわしてOK!」というルールを決めたり、カプセルの中にお手製のおみくじやキャンディーなどを入れて使っているそうです。お子さんの日々のモチベーションアップにももってこいですね♫▽こちらで詳しくご紹介中【プチプラ】スチール製!本格ガチャガチャマシンを自作愛情たっぷりな手作りおもちゃで、楽しい遊び時間を♡以上、真似したいおもちゃDIY7選をご紹介しました!「おもちゃのDIY」というとなかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、工夫次第でさまざまな年齢のお子さんが楽しめるものをリーズナブルに作れるんです♫これまでおもちゃを作ったことがない方も、今回ご紹介したアイデアを参考にぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2018年05月20日いつの時代も子どもが大好きな「おままごと」。私自身も子どもの頃は毎日のようにお友達と「おままごと」をしていましたが、大人への憧れからか、パパ役やママ役が人気だったように記憶しています。娘もいつも幼稚園でお友達と「おままごと」をしているそうなのですが、人気なのは赤ちゃん役やペット役らしいです。大人への憧れの消失…? と、時代の流れを感じました。そんなある日のこと…まさかの、首に紐! 犬役をかってでるお子さんがいらっしゃる場合は、十分にご注意ください…。しばらく紐無しでわんわんごっこを楽しんでいた2人。もっぱら息子が犬役のようで、「ハッハッハッハ」と舌を出し走り回ったり、娘に甘えて「かわい~い」と言われてよろこんだりしていました。夜になるころにはわんわんごっこは終わったようで、人間に戻って普通に就寝したのですが…※紐は服のすそに結んでいました。犬になりきっている時は、何をしても一挙一動を「かわいいかわいい」と愛でてもらえるのが嬉しいのかな?それ以来も、ことあるごとに四つんばいになって舌をだして犬になりきる息子でした。あまりにリアルなので、もしかして前世は犬だった…? なんて考えてしまいました。
2018年04月06日「わが家の事情がわかってしまうから、ままごとはもうやらないで!」と、子どもにままごとを禁止したくなる人もいるかもしれませんが、ちょっと待って。女子のままごとやごっこ遊びは禁止せず、むしろ積極的に推奨してもいいぐらいなのだそうです。一体なぜなのでしょうか。・ 前編 はこちらからごっこ遊びで真似をすること=物事の上達につながる物事を学ぶ際にはどうしても必要なものがあります。それは、何かを模倣する力です。よく人の真似をすることを馬鹿にしてけなすような人がいますが、とんでもありません。勉強もしかり、芸術的な活動や運動もしかりですが、今よりも上達したいと感じたときに一番効果があるのは、より優れた能力を持っていてお手本になりそうな人物を見つけ、その人物の真似をすることです。こういった模倣をする際には、その前提として鋭い観察力を持っている必要があります。なぜならば、自分のやり方とお手本にする人物のやり方では、何がどう違っているかを認識できなければいけないからです。自分の至らない点を見極め、相手の優れた点を見極め、その部分を模倣してうまくやれるように練習するわけです。そしてうまくやれるようになってきたら、より高みを目指して自分なりに考え、より上積みをはかっていきます。こうしたプロセスはものごとを学習する際に一番大事になる部分です。ごっこ遊びやおままごとは、自分の一番身近にいる親を手本において観察し、その行動を模倣する遊びです。つまり、遊びではあるものの、人間やその技術などを観察するための力を養うことができるのです。子どもたちは自分の親を観察してそのまねをしながら、「もし自分がこの立場だったら、こんなふうにやるな」というイメージを頭の中に描き、自分なりの人物像に沿って行動しています。こういったやり方は、絵画の制作や楽器の演奏などをする際の訓練の流れとまったく一緒です。ごっこ遊びやおままごとにより、子どもは自分のあり方そのものを高め、成長をはかっていると言ってもいいでしょう。それだけに非常に効果のある遊びなのです。子どもの遊びを見ることでその関心を知ろう子どもがごっこ遊びやおままごとをしているのを観察することは、親にとっても役に立ちます。それは、その子どもが現在どんなことに関心を抱いているかがわかるということです。子どもが自分より幼い子どもをかわいいと感じ始めているなら、たとえば人形を赤ちゃんに見立ててお母さんごっこを始めるかもしれません。スーパーマーケットやお店に関心が向いていれば、レジ打ちや売り場の真似をするでしょうし、医者や看護師さんに興味を引かれ面白そうだと感じればお医者さんの真似をすることでしょう。子どもは興味関心が向いているものを真似しようと考えるものだからです。親はそうした子どもの興味の行き先を、遊びの様子を観察することで知ることができます。そして、その興味や関心をもっとかき立て、深めることができるようにしていくことができます。たとえば楽器に興味を持っているようなら音楽会に連れて行ったり、動物に興味を示しているなら動物園や水族館に連れて行ったりなどするのです。子どものごっこ遊びはこうした体験を糧にして深く広くなっていく傾向があり、遊びを通してさらに子どものイメージ力を育むことができます。このように、ごっこ遊びやままごとは子どもの能力を高めて成長を促してくれる、またとない機会を提供してくれます。また、親にとっては、子どもの関心の行く先を教えてくれる大事なバロメーターにもなります。小さい子の遊びだとか、自分の家の中が外にわかってしまって恥ずかしいとかいうことでやめさせようとするのではなく、むしろそれが奥行きを増すように促してあげてほしいと思います。(子育ての達人)
2016年02月04日小さな子どもたちはいろんなことをして遊びますが、不思議なことに誰に言われずとも、性別によって違う遊び方を始めるものです。特に女子はごっこ遊びやままごとが大好きですが、こうした遊びが好きなほど将来頭が良くなるという考えがあります。どういうことなのか、見ていきましょう。子どもの遊び方には自然に男女差が現れる小さい子どもたちが集まって遊んでいる場面、公園や幼稚園、保育園といったような場で、男子と女子が自然に違った遊びをしているのに気がついたことがある方も多いかと思います。特段、親が何か指示したり教えたりしたわけでもないのに、たとえ同じものを使って遊んでいても遊び方が変わってくるのですから、おもしろいものです。男子と女子が入り交じって遊んでいたとしても、たとえば地面にぬかるみがあるようなところでは、男子が勢いよく泥をはね散らかして回る脇で、女子が泥をこねてお団子を作ったりしていることがあります。誰に指示されたわけでもないのにこうした違いは自然にできてくるものですし、互いに相手がしていることのどこがおもしろいかわからない、などということを口にしたりします。細部はともかくとして、男子と女子の遊び方というのはおおよそこういったような形でいつの間にか分かれてくるものですが、そんな遊びの中でも女子がよくやるままごとやごっこ遊びというものほど、男子にとっておもしろみが分からないものはありません(編集部注:もちろん、個人差はあります)。お母さんやお父さんの役どころを決めて、おもちゃの調理器具を手にして草をきざんだり混ぜたりし、それを器に盛って「いただきます」とやる…。そんな女子の遊びは、男子には何がおもしろいのかさっぱりで、最初のうちこそ調子を合わせていても、そのうちにつまらなくなってしまってどこかに行ってしまったりします。女の子はごっこ遊びやままごとが大好き一方の女子は、似たような場面をずっと飽きずに続けていたりします。人形を赤ちゃんに見立ててそのお世話をしたり、病気の子どもとそのお母さんといった役どころを決めて看病する真似をしてみたり、子どもたちが状況を思いつく限り、遊びはずっと続きます。よく言われることに、「子どものままごとの様子を見ると家庭の様子がわかる」というのがあります。たとえば、いつも母親に急かされている子どもがままごとをすると、母親の様子をそっくりそのまま真似して相手を急かすものです。そのほか、家でどんなふうに食事をとっているかといったことから、果ては給料日が近いから献立を節約しましょう、なんてことまであけすけにやっていたりします。このため、子どものままごとを見ていてそんな実態に気づいた親が、ままごとを禁止したくなることも多いといいます。しかし、女子のままごとやごっこ遊びなどを禁止したりしてはいけません。むしろ積極的に推奨してもいいぐらいです。ままごとやごっこ遊びを好む子どもは、大きくなってから勉強も得意になる可能性が高いからです。<後編に続く>(子育ての達人)
2016年02月04日3歳の娘はお料理ごっこが大好き。台所に立つ大人をジーッと観察しては、ままごとで再現し、お人形たちにせっせと料理を振る舞っています。「ままごと用のキッチンがあれば、きっと喜ぶんだろうなあ。」そうは思うものの、実際に部屋に置くとなると場所を取るし、使わなくなったら持て余すのも目に見えています。娘の笑顔はプライスレス。だけど大人の事情も、割と切実。そんなわが家にやってきたのが、kukka ja puuおままごとができる収納ボックスです。しっかり遊べて、場所を取らない。その上、お片付けの習慣まで身に付けられる。娘にとってもわたしにとっても、ベストな選択となりました。遊べる、片付く、インテリアになる最近のままごとキッチンは素敵な物が多く、大人でもワクワクするような本格的なものがたくさんあります。でも一方で、・高額になりがち・かさばる、重い・捨てる時に困るといったことがネックで、迎え入れるのが難しいと感じる人も多いもの。今回ご紹介するこちらは、ごっこ遊びが楽しめる“キッチン”と、おもちゃ箱が一体化したキッズ収納ボックス。本体を広げてフタとキッチンの正面部分を取り付ければ、簡易のままごとキッチンに変身です。▲キッチンの正面部分はスナップボタンで取り付けます。さらに、リビングに出しっぱなしにできるナチュラルデザインも嬉しいポイント。子ども用のアイテムはポップ・カラフルなものが多い中、これなら今あるインテリアに無理なく合わせられます。▲オープンシェルフにスッポリおさまりました。(キッチンの正面部分は外してボックスの中に収納しています。)ドキドキ、娘の反応は?娘に見せてみたところ、予想通りの食いつきっぷり。「これは何?」「これは?」とイラストをひとつずつ確認したあと、さっそくクッキングがはじまりました。野菜をトントン切り、ジュウジュウ炒めて、塩コショウを振って、、。いつもよりリアルに遊べるのが嬉しそう。どんどん料理が並べられていきます。当初は「イラストだけだと物足りなくないかな?」と懸念していましたが、それも創造力で上手くカバーしている様子。また子どもが使うものなので、ヤワな作りだと困り物。その点もきちんと考えられており、耐荷重5kgと安心。力加減がまだまだ不安定な3歳児。遊びに夢中になりすぎて勢いよく包丁を振り下ろしたりしていますが、折れたりへしゃげたりせず遊べているのでひと安心です。「遊び終わったら、キチンとお片付け」を楽しく習慣化そして、この収納ボックスを使うようになってから大きく変化したのが、自分でお片付けができるようになったこと。ままごと遊びはパーツが多くて、小さな子がひとりで片付けるのはひと苦労。今までは「ママ〜、片付けて〜」「だーめ。出した人が片付けなさい」のやりとりを何度も繰り返していました。でもこのボックスなら、遊んで→片付けるまでがその場で完結。容量があるのでままごと道具をすべて仕舞うことができ、ポイポイッと入れていくだけであっという間に終わります。(フタを閉めるが難しそうなので、そこだけ手伝っています。)さらに、軽くて持ち手もあるので、片付けたボックスを所定の位置へ戻すところまで任せることも。▲3歳5ヵ月、身長90cmでちょうど手が届く大きさです。「最後まで自分でできる!」ということを理解した娘は、片付けを自ら進んでやるように。口やかましく言う必要がなくなって、母は嬉しい限りです。絵本やベビーグッズの収納にも◎単なる収納としても使いやすいのがこのボックスの大きな魅力。仕切りのない大きなスペースにはB4サイズの絵本やかさばるぬいぐるみがおさまるので、おもちゃ箱からあぶれたアイテムの整理に大助かり。また布と厚紙でできているので、赤ちゃんがいるスペースに置いても危なくなく、オムツなどのベビー用品を入れるのにも良さそう。成長後にごっこ遊びまで楽しめるとなると、かなり長く使えます。▲使わない時はペタンコに畳んでスッキリ片付けることもできますよ。遊びに飽きても他の使い道があるというのは心強いこと。それに、もし子どもに気に入ってもらえなくても、「収納で使えばいいか!」で済ませられます。ままごとキッチンを検討されている方はぜひ、こちらの気軽に使えるままごと収納ボックスも候補にどうぞ。 【ご紹介したアイテム】ごっこ遊び用のキッチンとおもちゃ箱が一体化した、kukka ja puu kotiおままごとができる キッズ収納ボックス。見せ置きしやすいナチュラルデザインで、遊びの延長でお片付けの習慣が身に付けられます。⇒ おままごとができる キッズ収納ボックス/kukka ja puu koti ■こどもと暮らす 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2001年12月05日