幼い頃に、親や周囲の大人にいわれたショックな言葉が、数十年経っても心に残り続けている人は少なくないでしょう。一方、大人になると、仕事や家事と並行して子育てをすることの大変さが分かりますよね。時には、大人の事情が理解できない子供の行動に、イラっとしてしまうこともあるでしょう。『父子』柏木大樹(@kasiwagidaiki)さんが描いた、子育てにまつわる創作漫画をご紹介します。登場するのは、息子への接し方に悩む男性。ある日、保育園に連れて行く前に、息子がおもらしをしてしまいました。2/2 pic.twitter.com/qjRwwv8O9o — 柏木大樹 (@kasiwagidaiki) April 9, 2023 息子の行動を見て、男性が思い出したのは、自身の幼少期でした。かつて、おもらしをした男性に対し、怒った母親は暴言を吐き、手を上げたのです。また、男性は子供の頃に、父親に絵を見てもらおうとしましたが、褒められるどころか邪険にされました。そんな両親の行動を思い出しながら、息子が同じ思いをしないように気を付ける男性。子育てについて「正解が分からない」と悩む男性ですが、少なくとも、息子さんには優しい気持ちや愛情が、しっかりと伝わっているようですね。この漫画には、読者からさまざまな声が寄せられています。・泣きました。父親になった今、この漫画にすごく共感します。子供への接し方が正解かどうか分からないよね。・息子を育てながら、過去の自分のことも救っているんだな。目頭が熱くなりました。・自分がされてつらかったことは、ほかの人間に向けるものじゃない。ましてや、妻や子供には向けてはいけないね。・数十年前なら、我が子に手を上げるのは普通のことだった。僕も子供の頃、それが当たり前のことだと思っていたけど、普通のことじゃなかったんだ。男性の息子が親になった時には、自分がされて悲しかったことではなく、嬉しかったことをたくさん思い出すのでしょうね。柏木さんは、漫画に登場する、男性の息子が主人公の漫画『ハッピートレーナー』を『PIXIV FANBOX』で公開しています。気になった人は、こちらもチェックしてみてください!『ハッピートレーナー』[文・構成/grape編集部]
2023年04月10日株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『おうちでできる おねしょ、おもらしさよならガイド』(羽田 敦子/著 モチコ/イラスト) を2021年9月24日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。◆本人の努力や親のしつけ、知的能力などは一切関係ないおねしょ・おもらしは、本人と家族にはとても深刻な問題。おねしょ・おもらし治療の潜在ニーズは80万人とも、100万人以上とも言われています。かなりたくさんの子どもたちが悩んでいる問題なのです。大人になっても悩んでいる人もいるほど。ですが、おねしょ・おもらしは本人の努力不足のせいでも、ましてや保護者のしつけ不足などのせいでもなく、運動神経や勉強の能力とも関連がないと本書の著者である羽田敦子先生はいいます。羽田先生は、日本でも珍しいおねしょ・おもらし専科 小児科医、医学博士であり、夜尿症の外来を担当する女性ドクター。20年の診察歴で4000人の子どもたちを診てきた中で、「ほかの病院で診てもらっても治らなかった」という子でも、著者が提案する内容に沿って治療を進め、改善することができています。しかも、そのうちの2〜3割が投薬なしで完治しているのです。本書では、先生が積み重ねてきた長年の知見をぎゅっとひとつにまとめました。◆家庭でも取り組める「おうちトレーニング」羽田先生の「おねしょ・おもらし専門外来」では、他の病院がしていないような特別な治療をしているわけではありません。基本的に指導しているのは、たった3つのこと。その3つとは、「水分と塩分のコントロール」「睡眠の工夫」「トイレの習慣」です。本書では、この生活習慣の改善を3つ合わせて「おうちトレーニング」と呼び、そのコツをとにかくわかりやすく説明。科学的なエビデンスをベースに、実際に著者が経験した症例を中心にたくさんの“正しい”情報をお伝えしています。まず本書では“「おねしょ」と「おもらし」の違い”や、“おねしょ・おもらしの3大原因”、“トイレでおしっこをするための身体の仕組み”など基本的な事項からわかりやすく解説。その後、「1日の水分量」「食事のメニュー」などを、具体的にお伝えするほか、家庭ですぐに取り組めるトレーニングや「トイレに行くためのお助けアイテム」などを盛り込んでいます。また、心の面でのケアや、年齢別の声かけの工夫、宿泊行事への対応方法、「おうちトレーニング」をして改善しなかった場合の受診の仕方などまでお伝えします。人気イラストレーター モチコさんのマンガと一緒に楽しく読める1冊です!【目次】第1章 なぜ「おねしょ」「 おもらし」をするの?第2章 おうちトレーニングで改善しよう!第3章 まずは現状を把握しよう第4章 よく眠ろう!第5章 「心」とおねしょ・おもらしの関係第6章 「おうちトレーニング」をしてそれでもダメだったら受診しよう!第7章 少しの工夫で乗り越えられる!!【著者プロフィール】羽田 敦子 (はた あつこ)◉──おねしょ・おもらし専科 小児科医、医学博士。日本夜尿症学会理事。このほか認定小児科指導医・子どもの心相談医・小児感染症認定医/暫定指導医・感染症指導医・ICD・抗菌化学療法指導医。◉──福井医科大学(現 福井大学)医学部卒業。公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院 小児科部長。◉──主に夜尿症と感染症の二本立てで臨床、研究と教育に従事。医師免許取得後、病院勤務を経て、大阪大学にてヘルペスウイルスの基礎研究で博士号を取得し、スタンフォード大学で水痘ウイルスと帯状疱疹ワクチンの研究を行う。1999年に帰国後、一般的な小児科の病気を診るほか、大阪にある北野病院の感染症医として院内感染防止対策や小児から成人までの感染症及び小児腎臓病患者を診る。◉──2000年に当時の小児科部長から「おねしょで困っている人がいるから、やってみたらどうか?」と提案されたのを機に、夜尿症の外来を開始。誰も教えてくれる人もおらず、本もなく、見よう見真似で始めた。2001年に神戸で開催された第12回日本夜尿症学会に演題を発表して以来、毎年登壇し続ける。その後、学会理事となり現在に至る。◉──羽田敦子HP: モチコ (もちこ)◉──京都府在住の漫画家・イラストレーター。Instagramのフォロワー数は19万人を超える。著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ)などがある。【書誌情報】書名:『おうちでできる おねしょ、おもらしさよならガイド』定価:1,485円(税込)判型:46判体裁:並製頁数:208頁ISBN:978-4-7612-7567-9発行日:2021年9月24日 【ご購入はこちらから】amazon: 楽天: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月17日こんにちは、保育士の中田馨です。ママたちから「家ではトイレの失敗ばかりなんですが、保育所ではできているんですよね?」と質問を受けることがあります。ママとしては「できるはずのことが、どうして家でできないの?」と不思議に思うのだと思います。 今日は保育所ではトイレに行けるのに、家ではおもらしをしてしまうことの考えられる理由と対処方法を話します。 家でおもらしをしても怒らない保育所でトイレに行けているのだから「家でもできるはず」とママが思うのは、当然のこと。ですので、「おしっこはトイレでして!」「またおもらしをしたの?」と言ってしまうかもしれませんが、その言葉はグッとこらえましょう。なぜなら、怒ったり注意したりすることが、子どものプレッシャーになってしまうことがあるからです。 おもらしをして「あ、出ちゃった」と一番感じているのは子ども自身です。おもらしをしたときは、「おしっこ出たのね。着替えよう」「着替えてスッキリしたね」とそれだけでOK。毎回のことになると思わず一言、言ってしまいそうになりますが、そのときにする行動を伝えるだけで十分です。 おもらしするときはどんなときかを検証してみる子どもがおもらしするのは、どんなときかを考えてみると、おもらしの理由が分かるかもしれません。例えば、遊びやテレビに集中しているとき、起きたとき、お出かけする前、ごはんのあとなど、決まったタイミングでおもらしをする場合は、トイレに行くタイミングが遅かったということになります。いつもおもらしする少し前の時間が、その子にとっての「トイレのタイミング」かもしれません。 また、ママが弟や妹のお世話をしているときにおもらしする子は、「私のことを見てほしい!」という愛情の欲求の場合もあります。子どもがおもらしをするそのときの場面だけを切り取らず、おもらしをする前後の状況も見てみると、おもらしをする理由と子どもの気持ちが分かります。 保育士に保育園での子どもの様子を聞いてみるせっかく保育園に行っているのですから、「保育園でできているのに、家でできないことを悩んでいる」と保育士に打ち明けてみましょう。トイレに行くときは嫌がらず行けているのか? どんな流れでトイレに行くのか? 子どものトイレのタイミングは? などを聞いてみてください。 保育士はママと一緒に子育てをしている強い味方です。話しているうちに、課題点や新たな気づき、解決方法などが見つかるはずです。もし、朝夕の送迎の時間に余裕があるなら、保育士に頼んで、トイレに行く様子を見せてもらいましょう。先生とママに見守られながらトイレに座ることで、「お家でもママとトイレに行こう!」という気持ちが芽生えることもあります。 保育園での生活リズムや声かけをまねする手始めにできることは、どのようなタイミングでトイレに行っているかなど、保育士のまねをすることです。「トイレに行きたいと言わない」というママもいますが、遊びに集中しているときに自分から「トイレに行きたい」という2歳児はほとんどいません。保育士は、その子の1日のおしっこの間隔を知り、生活の流れの中でトイレに誘う時間やタイミングを計算しながら声かけをしているはずです。 また、トイレに誘うときの声かけの方法、おしっこができたとき、おもらしをしたときの声かけの方法など、子どもがやる気になる保育士の声かけのテクニックを教えてもらい、まねすることからスタートです! おもらしをしてしまうと「これがいつまで続くんだろう……」という不安と焦りの気持ちになることもあると思います。でも、いずれはトイレでできるようになりますので、慌てず子どものペースに合わせつつ進めてください。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年12月22日こんにちは、まりげです。8月に三男が生まれました。それから3週間がたったころ、意外なかたちで兄2人の赤ちゃん返りがはじまりました。三男が生まれる前はほとんどもらすことのなかった上の子2人が、そろっておもらしをするように…。洗濯物は増えるし、シャワーを浴びさせたり、床を拭いたり…後処理が大変ですよね。早くおもらしをやめさせたいと思い、ネットなどで検索してみると、意外な情報を見つけました。「ゼッタイにおもらししたらダメだよ」などとプレッシャーを与えると、緊張してしまい、余計にぼうこうに尿をためられなくなったりすることがあるというのです。また、夜間におねしょしてしまったとき、私はこれまで「着替えるから起きて〜」と起こしていました。でも調べたところ、睡眠のリズムを乱してしまい、夜中の尿の量を調整する抗利尿ホルモンの分泌を減らしてしまう恐れがあるのでそれも逆効果だというのです。実際、連日のおねしょになかば諦めモードになり「したくておねしょしているわけじゃないんだし、もらしちゃったら、もらしちゃったで気にしなくていいよ」と言って、寝るときはオムツをはかせるようにしてみたら、おねしょがグッと減りました。ただ、長男はちょうどそのころ、オバケが出てくるドッキリ番組を見て恐怖心を抱いてしまったようで、昼間もトイレを怖がるようになってしまいました。「オバケなんていないから大丈夫だよ!」と何度言っても、「でも…」と怖がっていた長男に言い方を変えてみました。「オバケなんていないよ」と言われても信じられないけれど「たとえオバケが出たとしてもお母さんがやっつけるよ!』という言葉は心強く感じたようです。そのひと言がきっかけでトイレに行けるようになりました。トイレの暗い雰囲気が苦手な次男には、子ども用雑誌のお気に入りのページを切り取って、壁に貼りつけポップな雰囲気にしました。『怒ることが逆効果になることもある』子どもの目線に立って対処することが大切なんだなぁとあらためて考えさせられた出来事でした。※この体験記に記載された症状や改善方法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり改善を保証したりするものではありません。
2018年12月14日息子について初めて疑問をもったのはトイレの中でした出典 : 秋が深まり、少しずつ寒さが体にこたえるようになってきましたね。毎年、夏の終わりになると「今年はどうだろう?」と私をドキドキさせるのは、自閉症スペクトラム&ADHD、そして発達性協調運動障害の診断がおりている息子のおトイレ事情だったりします。体が冷えてトイレの回数は増えるはずなのに、寒くて動くのが面倒でトイレに行かなくなる秋冬は、お漏らしの季節といっても過言ではありません。息子が生まれた当時、私は娘のトイレトレーニングに悪戦苦闘していました。一方、春に生まれた息子のトイレトレーニングの時期を逆算すると、比較的やりやすい季節に訪れることが予想され、そういう意味では「よい季節に生まれてくれたなあ。」と淡い期待を抱いていました。あれから7年。小学1年生になった息子は、いまだに日中でも夜中でもお漏らしをしてしまうことが多く、残念ながらトイレトレーニングの卒業には至っていません。初めて息子について「あれ、おかしいな?」と思ったのは、実はトイレの中でした。「おしっこが漏れそう!」とじたばたしていた息子をトイレに連れて行っても、トイレに座った途端に「出ない」となることが多かったのです。そして、いざおしっこを出すという段になると、「う~ん!」と思い切り力を入れなければ排尿することができない様子。うんちでもないのに、どうしてそんなにいきまないと出せないの?不思議に思って観察していると、「せっかくトイレに来たのだからおしっこをぜんぶ出してしまおう」と無理をしているのではなく、いつでもどこでも、毎回力を入れなければ出すことができない状態だったのです。これはおかしいと思い泌尿器科に連れて行って検査をしてもらいましたが、膀胱や尿道などの器官には問題はなく、「尿を押し出す筋力不足」もしくは「筋力は足りているがうまく機能していない」のどちらかであるという結論でした。発達性協調運動障害の診断がおりたのは、それから数年後のことですが、自分自身の体をうまく操ることができない息子は、自分で意識して動かす筋肉だけでなく、無意識に動かしているはずの筋肉についても、コントロールが難しいということなのかも知れないなと考えています。長く苦しいトイレトレーニングの日々出典 : 上手くおしっこを出せないという体の不便さに加えて、尿意を察知する機能も弱いことがわかってきました。膀胱はパンパンなのに尿意が湧かず、漏れても気づかない。逆に、膀胱はからっぽなのに尿意を感じてパニックに陥る。本人もどうすればよいのかわからず大変だったと思いますが、私も疲れ果てていました。「この子の体は上手く機能していない部分があるのだから仕方がない」と頭では重々わかっています。でも、・ おまたを押さえてぐるぐる回りながら「漏れる!漏れる!」と半泣きになっている息子を抱えて慌ててトイレに走っても出ない・ 家を出る前にトイレに連れて行ったのに、玄関を出た瞬間に漏らす・ 夢中になって遊んでいる息子を見ると、服も床も濡れている・ 30分毎にトイレに連れて行っているのに、合間に漏らす・ トイレでズボンとパンツをおろした瞬間、泣いた腹圧で漏らすこんな調子で毎日毎日、何度も何度もあちこちでお漏らしが発生し、私の心はいつも怒りにあふれていました。頭では「この子のせいではない」とわかっていてもどうすることもできず、その怒りは息子へと向かっていたのです。荒々しい態度で這いつくばって床を掃除し、洗濯かごに雑巾を投げつけ、「ごめんね、ママ、ごめんね」と必死に謝る息子を黙殺し、罵声を浴びせたこともありました。ひどい母親だったと思います。小学生になった息子に聞いてみてもその頃のことはあまり覚えていませんが、「ママ、あの時すごく怒っちゃってね、つらい思いをさせたと思うの。本当にごめんね」と、辛く苦しい日々のことを思い返すたびに息子に謝っています。負のスパイラルを断ち切ってくれた「ウンチ事件」出典 : 苦しい日々が何年も続いたある日のこと。用を足そうとトイレのドアを開けてみたら、床にウンチが転がっていました。そのブツを見た瞬間、私の中の何かが崩壊し、気がつくと笑いが止まらなくなっていました。息子と一緒に何年もがんばってトイレトレーニングをしてきたけれど、こんなところにウンチが転がってる。どうしてこんなことに目くじらをたててやってきたんだろう。きっと息子は「またママに怒られる」と思って、怖くてなにも言い出せなかったんだな・・・すごく困ったはずなのに。「どうしよう、ママ!」そう言って、助けを求めたかったはずなのに。子どもが困ったときに、手を差し伸べられる存在になりたかったんじゃないの?いったい、今まで何をしてきたんだろう。漏らしたら、着替えればいいだけじゃない。床を汚したら、拭けばいいだけじゃない。ウンチが転がったら...どうしたらいいんだろ。ママも初めてだから、わかんないよ。トラブルのない世界なんてないんだから、「どうしてトラブルを起こすの!」と叱るより、「これ、どうしたらいいかな?」って一緒に考えて一緒に動けばいいんじゃない。このウンチ事件以降、私の中でお漏らしに対する怒りはスッと消えてなくなりました。「漏らしちゃった」と泣きながら申告する息子に、「おっ、トラブル発生だね。そうだよね、自分が一番悔しいよね。泣くだけ泣いたら、解決方法を一緒に考えよう?」と声を掛けられるようになりました。「あのね、ズボンが濡れて気持ちが悪いよ」と泣く息子に上から指示を出すのではなく、同じ目線に立ってお話をします。「そうだよね。そのままだと冷えちゃうし、どうしたらいいんだろうね?」と悩む姿勢を見せると、しばらく考えた後に、世紀の大発見をしたように嬉しそうな顔で「そうだ!全部脱いで着替えればいいんだよ!」と返してくれるようになりました。「汚れたところはきれいにお掃除すればいいだけだよね!」と、一緒に床を拭くようにしていると、いつの間にか自分で拭ける範囲のところは拭いてから、「できるだけキレイにしたけど、まだ汚れてるかもしれないから見てくれる?」と私を呼びに来るようになりました。おかげで、私も安定した気持ちでお漏らしを迎えられるように。負のスパイラルを断ち切って前に進めるようになったウンチ事件に、今はとても感謝しています。そしてやってきた、8回目の冬。出典 : そして今年も、トイレトレーニング中には鬼門の季節がやってきました。急に寒くなり、息子は例にもれず、久しぶりに2日続けておねしょをしてしまいました。「あのね、おかしいの、パンツは濡れてないからおしっこじゃないんだけどね。でも、ズボンが汗でびっしょりになっちゃってさ」とおどおどしながら必死に言い訳をします。何年か前、初めて息子がこうやって言い訳をしたときに「これはこれで知恵がついてきたということかも知れない」と思い、「そうかも知れないね。気持ちが悪いからとにかく着替えようね」といったんは受け止める形で返事をしました。以来、息子はおねしょをしてしまったときは、一語一句たがわずこの言葉を口にするようになったのです。一つひとつの状況を把握し、その都度考えることが難しい特性を持つ息子にとっては「こう言えば怒られずに済む」というマニュアルがインプットされたに過ぎないのでしょう。また、そのマニュアルが成長にともなって自然に更新されることはないのです。そこで、正しいマニュアルをインプットし直す作業を行うことにしたのです。「あのね、怒らないからちゃんと言ってごらん?汗をかいたらパンツだって濡れちゃわない?」「いや、でも、あのね・・・、怒らないの?」「もう怒らないよ。失敗は誰にでもあるから、正直に話して解決策を一緒に考えるほうがよくないかな?」「うん、でも・・・、あの、ちょっとだけお漏らししちゃったかも」と恐る恐る息子が口を開きます。「そっか!本当のことが聞けて良かった!お布団もお洗濯すればいいだけだしね!でも、どうすればお漏らしを減らせるのかな?」と一緒に対策を考え、眠る前には尿意がなくてもとにかくトイレに行ってひねり出してみるという対策を共有することができました。トイレ問題はまだまだ続く出典 : まだまだ続くトイレの失敗。外出先での失敗を考え、お出かけをするときは着替えを持ち歩くのは必須ですし、トイレのない住宅街などでふいに漏れそうになってしまった時に備えて、車などで使う緊急用の携帯トイレも持ち歩いています。男の子ですので、お行儀は悪いですが空のペットボトルで難をしのいだこともありました。今まさにトイレトレーニングでお悩みの方も大勢いらっしゃると思います。いつまで続くの!?どうしてちゃんと出来ないの!?と沸々と怒りを抱えていらっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。私も「失敗したときに対処する方法を学べればいいか」と思えるようになるまでには何年もかかりましたので、今お悩み真っ最中の方に安易に「考え方を変えれば楽になりますよ」とは言えません。おしっこだけでなく、大便や下痢を漏らされたときのとてつもない疲労感、どう処理すればよいのかわからないいらだちが怒りに変わることも当然のことだと思います。お母さんも苦しい、お子さんも苦しい。誰かに任せることもできず、本当に苦しいんです。それぞれのご家庭で負のスパイラルから抜け出すためのきっかけがどこにあるかは誰にもわかりませんが、やはり解決の根底には「ママだけではなく、子どもだけでもなく、親子で一緒に決めていく」というスタンスが必要ではないかと思うのです。「また漏らした!」とイライラしている時ではなく、親子ともにリラックスした状態のときに「失敗したときはどうすればいいかな」と一度と話し合ってみませんか?失敗しない方法を考えるのも大切ですが、失敗してしまった後の対処法を決めておいたほうが、楽に接することができるかもしれませんよ。
2017年11月26日おもらし騒動の次はおなら?1月20日に行われたエタ・ジョーンズの追悼式でのパフォーマンスの際、「おもらし」疑惑が浮上し大騒ぎになっている世界の歌姫クリスティーナ・アギレラ。そんな彼女にこんどは「おなら」に関する話が届いた。(Photo:bts_secretpotion_11 By ChristinaAguileraChina)男性陣におならを我慢させるアギレラアメリカの人気オーディション番組「The Voice」の審査員の中で紅一点であるクリスティーナ・アギレラ。シー・ローやブレイク・シェラトン、アダム・レヴィーンといった有名男性陣に囲まれて「強い女性でないとこの役はこなせない」と豪語するアギレラだが、確かに彼女が主導権を握っていることは間違いなさそうだ。審査員のひとりであり、人気ロック系バンド「マルーン5」のリーダーをつとめるアダム・レヴィーンが、「男性陣はみんなクリスティーナ・アギレラの前ではおならを我慢する」ことを明らかにしたのだ。それに対してアギレラはさらに一言。「あんた、CMで気持ち悪いゲップをしてたのに何いってんのよ?」先日エタ・ジョーンズの追悼式で「おもらし」さわぎを起こしたアギレラだけに、男性陣も苦笑いであるに違いない。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月03日トップシンガーの最も恥ずかしい瞬間世界の歌姫、クリスティーナ・アギレラがとんでもない失態をさらしてしまった。(Photo:Christina Aguilera By Raffaele Fiorillo)まさかのお葬式で「おもらし?」先月1月20日に亡くなったエタ・ジェイムズの追悼式で彼女の名曲“At Last” を歌っている際に、すごい量の液体がアギレラのスカートから流れ出したのだ。アギレラ側は、大量に汗をかき日焼けしているように肌を染めるためのセルフ・タンニングのスプレーが流れ落ちたと弁解しているが、それにしては量が多すぎるとネット上で大騒ぎになっている。失禁説も流れているが、色が茶色いことから月経の説も濃厚なようだ。(動画では分かりにくいが、拡大すると確かに大量の液体が流れ落ちているのがわかる。)エタの大ファンだったアギレラエタ・ジェイムズは、“Tell Mama”など多くのヒット曲を生んだアメリカの有名なブルース、RandBシンガー。アギレらはエタの大ファンだったといい、追悼式では相当緊張していたようであるが、いずれにしても恥ずかしい話である。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月02日