人気ホラー漫画を原作とする韓国ホラーオムニバス『怪談晩餐』が7月19日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報が解禁された。韓国ホラー映画の系譜を受け継いできた代表監督たちによるコラボレーション作品である本作は、カカオページの大人気ウェブトゥーン「Tastes of Horror」で連載され、若者を中心に絶大なる人気を得たホラー漫画が原作。監督は、『ブラインド』のアン・サンフン、『ホテルレイク』のユン・ウンギョン、『殺人漫画』のキム・ヨンギュン、『時間回廊の殺人』のイム・デウン、『シャーク 覚醒』のチェ・ヨジュン等、K(韓国)ホラーの担い手たち。出演は、「EL7Z UP」のメンバーであるイェウン、元「CLC」のスンヨン、スンヒ、「イカゲーム」のキム・ジュリョンなど、期待の若手から実力派俳優まで、豪華な顔ぶれが揃い、ダンスや入学試験、ライブ配信といった日常的で現代的な題材を背景に、いままで誰もが口を閉ざしてきた6つの衝撃的な怪談で新鮮な恐怖を届ける。3大ファンタスティック映画祭のひとつでもある第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭に公式招待され、第5回国際タイ映画祭では作品賞を受賞。さらに、第26回プチョン国際ファンタスティック映画祭からも公式招待を受けされるなど、類いまれな芸術性についての評価も高く、極上のホラー映画として目の肥えた世界中のホラーファンを魅了した。この度解禁となったポスタービジュアルには、「今宵の食卓を飾るのは、死よりも恐ろしい物語。」というコピーとともに、不穏な表情を備えた6人の姿が切り取られ、狂気が渦巻く食卓が照らし出されたビジュアルに仕上がっている。併せて解禁された特報映像では、血みどろの手や目玉を吐き出す男、何者かに囚われ引きずり込まれていく少女の姿など衝撃的なシーンが切り取られている。一体どんな怪談が待ち受けているのか…。期待が高まる映像となっている。『怪談晩餐』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪談晩餐 2024年7月19日より全国にて公開© 2023[TOYOU’S DREAM INC.& STUDIO TOYOU.] All Rights Reserved.
2024年04月19日2020年6月から2021年10月まで、約1年半かけて制作された配信ドラマ『ネット怪談×百物語』。シリーズの新たな展開として、2023年12月8日(金)より映像を駆使した新感覚のVisual Reading Drama『ネット怪談×百物語』が上演される。撮影:友澤綾乃脚本を担当するのは入江おろぱ。演出は下平慶祐。出演は工藤大夢、小林涼、白石康介、百成瑛、中島拓人、服部武雄、松田彩希、松村芽久未、結城美優と個性豊かなキャストが揃い、前身作の『ネット怪談×百物語』で主演を務めた大崎捺希が映像出演する。初日を前に、ゲネプロとキャスト挨拶が行われた。ダイチ役・百成瑛:今回、幽霊的なホラーもありつつ、最後には人間的なホラーが描かれています。びっくりするというより心からぞっとするような作品になっていると思いますので、ぜひ楽しんでいただきたいです。チムチム役・小林涼:携帯を使ってやる朗読劇、しかも普通の日常会話ではなくグループチャットでの会話劇です。新鮮な作品になっているので楽しんでもらえたらいいなと思っています。アオイ役・松田彩希:グループチャットを舞台にした朗読劇となっています。文字だけだと表現できないもの、文字のやり取りで誤解が生まれることってあると思いますが、そういったことも起きつつホラーに繋がっていきます。そこを重点的に見ていただけたらと思っています。寺田役・工藤大夢:ホラーや怪談は僕自身初めての経験です。一言にホラーといっても色々な怖さがあると思いますし、グループチャットでの会話など、新感覚の怪談を楽しんでいただけたらと思います。さゆっちゃん役・松村芽久未:最近、出演していた舞台が止まってしまったことがあり、初日を迎えて千秋楽まで走り抜けられるのは当たり前じゃないことを改めて実感しました。まずは初日をしっかりお客さんにお届けし、最後まで走り抜けられるよう皆で頑張りたいと思います。おーちゃん役・白石康介:個人的なことになりますが、先週27歳の誕生日を迎えました。一同:おめでとうございます!白石:稽古日数も短いし朗読劇ということもあって、キャストの皆さんとは顔見知りくらいで終わるかと思っていましたが、本当に仲良くなれて、すごく素敵な作品だと感じています。27歳になって一発目の舞台なので、皆さんと一緒にいい物を作りたいと思います!マヒト役・中島拓人:マヒトという役は僕をデフォルメしたような感じ。おちゃらけているというかハッピー野郎です。陽の気を持っている人間が陰の世界でどう作用していくのかというところも楽しみにみていただきたいと思います。ばーちー役・服部武雄:朗読劇ですが、これまでの形とはまた違う、新しい試みだと思っています。表現するのが中々難しく、みんなで試行錯誤して稽古に挑んでまいりました。大学の登山サークルの話なんですが、サークルに入った経験がないので、みんなで高尾山に登りに行き、それもあって仲良くなれたんじゃないかなと……。一同:嘘つけ(笑)!服部:気持ちはみんなで登山に行きました(笑)。それもあって一致団結できたのかなと思っています。まぁな役・結城美優:素敵な先輩たちが言いたいことはもう全部言ってくださいました。ホラーって夏にやることが多いと思いますが、あえて冬にやるのが面白いなと思っています。劇場で体感してくださったら嬉しいです。配信ドラマ『ネット怪談×百物語』は 「Zoom」の画面をイメージさせる作風が特徴だったが、今回の朗読劇はキャストの挨拶にもあったように、大学の登山サークルのグループチャットが舞台となっている。大崎捺希が映像出演でストーリーテラー的な役割を務め、不気味な世界へと誘ってくれる。物語は飲み会を終えて帰宅したサークルメンバーがグループチャットで会話をしているシーンからスタート。テンポのいい掛け合いだけでなく、レスポンス速度のズレで話題が前後するなど「あるある」でリアリティのあるやりとりが繰り広げられ、彼らの会話にどんどん引き込まれる。穏やかなリーダーや明るいムードメーカーなど、「こんな人、うちの大学にもいたな」と思わせるキャラクターたちが魅力的だ。登場人物一人ひとりについて詳細に説明されるわけではないが、グループチャットでの発言で性格やサークル内での立ち位置が鮮明に見えてくるのが面白い。だが、大学生らしい和気あいあいとしたやりとりは、“メンバーは9名なのにグループに10名参加している”という指摘から徐々に不穏になっていく。10人目は誰なのか、招待したのは誰か、その目的は……。呪いや恨みといったホラーらしいキーワードが飛び交う一方で、疑心暗鬼になったメンバーの発言で人間関係にヒビが入っていくような「人間の怖さ・醜さ」も描かれている。チャットという短文でのやり取りながら、キャスト陣は明るく楽しい仲良しサークルの空気感とそれぞれが抱える秘密、本音の落差をしっかりと表現。新感覚の朗読劇を見せてくれた。本作は12月8日(金)から12月10日(日)まで新宿村LIVEにて上演。各回キャストによるアフタートークも開催される。<あらすじ>ネットを使って怪談話集める謎の男、死蟲男(しむしおとこ)が動き出した。とある大学の登山サークルで起こった一夜の出来事を、男女9人のグループLINEでのやりとりを追いながら明らかにしていく。彼らを襲った恐怖、それはかつて起こった ″ある事件″に起因しているのか。サークル内での人間関係を発端に、彼らの叫び声が響き渡る―――<公演概要>Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本:入江おろぱ上演台本・演出:下平慶祐出演者:(五十音順)大崎捺希(映像出演)工藤大夢小林涼白石康介百成瑛中島拓人服部武雄松田彩希松村芽久未結城美優会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)12月8日(金)19:0012月9日(土)13:00/18:0012月10日(日)12:00/16:30★アフタートーク開催!!12月8日(金)19:00百成瑛、小林涼、松田彩希、中島拓人12月9日(土)13:00小林涼、工藤大夢、白石康介、結城美優12月9日(土)18:00小林涼、松田彩希、松村芽久未、結城美優12月10日(日)12:00百成瑛、小林涼、松村芽久未、白石康介、服部武雄12月10日(日)16:30小林涼、工藤大夢、中島拓人、服部武雄■チケット料金(全席指定・税込)特典付(非売品ブロマイド付):8,800円一般:7,800円■チケット取り扱いカンフェティ: 【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office■同時展開情報<映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定【TikTok怪談公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月08日2023年12月8日より、新宿村LIVEにて上演致します、Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』のキービジュアルが完成いたしました。2020年6月〜2021年10月まで約1年半近くをかけて製作した 「Zoom」の画面をイメージさせる作風が特徴の短編ドラマ 「ネット怪談×百物語」。延べ約90名のキャストによる全100 話を【Youtubeで無料配信】しました。「ネット怪談×百物語」の新たな展開として、幅広い世代に人気を有するSNSの「TikTok」で流行っているスマホの縦画面を生かした新たな形式のドラマの縦型映画として、『TikTok怪談×ワンミニ女』を12月公開予定、さらに、「ネット怪談×百物語」をリアルで観劇することができるコンテンツとして、前作の「Zoom」の画面をイメージさせる作風とは違った表現で、映像を駆使した新感覚リーディングとして上演いたします。Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の脚本を担当するのは入江おろぱ。前身作である、Youtubeで配信された「ネット怪談×百物語」は脚本だけでなく、監督も務めました。同時展開の縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』の監督・脚本も務めます。そして、演出を下平慶祐が務めます。出演は、工藤大夢、小林涼、白石康介、百成瑛、中島拓人、服部武雄、松田彩希、松村芽久未、結城美優など個性豊かなキャストが勢揃いいたしました。さらに前身作の「ネット怪談×百物語」にて主演を務めた大崎捺希が映像出演いたします。そして今回、キャスト9名と映像出演の大崎捺希が勢揃いしたキービジュアルが公開。どのような物語が繰り広げられるのか期待が膨らむビジュアルに仕上がりました。また、キャラクタービジュアルも公式HP( )にて公開中。映像を駆使した、新感覚リーディング・サイケデリックミステリーホラーVisual Reading Drama『ネット怪談×百物語』。「ネット怪談×百物語」の新たな展開にどうぞご期待ください。★アフタートーク開催決定!!12月8日(金)19:00百成瑛、小林涼、松田彩希、中島拓人12月9日(土)13:00小林涼、工藤大夢、白石康介、結城美優12月9日(土)18:00小林涼、松田彩希、松村芽久未、結城美優12月10日(日)12:00百成瑛、小林涼、松村芽久未、白石康介、服部武雄12月10日(日)16:30小林涼、工藤大夢、中島拓人、服部武雄<舞台公演概要>Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本:入江おろぱ上演台本・演出:下平慶祐出演者:(五十音順)大崎捺希(映像出演)工藤大夢小林涼白石康介百成瑛中島拓人服部武雄松田彩希松村芽久未結城美優会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)(全5回予定)12月8日(金)19:0012月9日(土)13:00/18:0012月10日(日)12:00/16:30■チケット料金(全席指定・税込)特典付(非売品ブロマイド付):8,800円一般:7,800円■チケット取り扱いカンフェティ: 【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office■同時展開情報 <映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定【TikTok怪談公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月02日2023年12月に公開予定の映画『TikTok 怪談×ワンミニ女』のキービジュアルと予告映像が、11月1日(水)に公開となりました。2020年6月から2021年10月まで、約1年半かけて製作された短編ドラマ『ネット怪談×百物語』。約90名のキャストによる100話を、「Zoom」画面をイメージさせる作風で描き、YouTubeで無料配信し話題を呼びました。シリーズの新たな展開にあたり、幅広い世代に人気のTikTokで主流となっている縦画面を活かした映画『TikTok 怪談×ワンミニ女』の製作が行われたとともに、新感覚リーディングの上映も決定しています。映画のキャストは押田岳、宮崎あみさ、松田岳、湯本亜美、 羽柴なつみ、吉原雅斗(BOYS AND MEN)、 田崎礼奈、横山賀三、千歳ゆう、村上幸平と、ドラマや映画、舞台で活躍する実力派揃い。11月1日に公開されたのは、縦型映画『TikTok 怪談×ワンミニ女』の主演を務める押田岳に怪異が忍び寄っているような不気味なキービジュアルと、TikTok用に撮影された動画を見ているような臨場感のある予告映像( )です。予告映像では、何か秘密や事情を抱えているらしい登場人物たちが“一分女”という謎の存在によって追い詰められる様子、襲いくる恐怖に立ち向かおうとする姿などが公開されています。個性豊かなキャラクターたちはどのようないきさつで集まったのか、なぜ不気味な存在に狙われるのか。謎が深まる予告に、監督・脚本を務める入江おろぱが描いた物語へのワクワクとドキドキが膨らみます。俳優陣の熱演はもちろん、縦型画面を活かした構図も興味深いポイント。TikTokで公開されるという新感覚な映画への期待を高めてくれます。また、『仮面ライダージオウ』出演の押田をはじめ、特撮作品への出演経験があるキャストも多いため、アクションシーンにも注目したいところ。公式TikTok( )では、映画公開に先駆けて“ワンミニ女”にまつわる噂やルールを描いたショートフィルムも公開中です。新たなスタイルのホラーがどんな作品に仕上がっているのか、映画公開を楽しみに待ちましょう。また、本日11月1日(水)には、新宿村LIVEにて映画出演キャストと入江おろぱによる公開記念イベントも開催。当日券も販売されます。14時からの第1部には、宮崎あみさ、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう。18時からの第2部には宮崎あみさ、湯本亜美、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう、村上幸平が登壇し、撮影の裏話といったキャストトークを行うほか、メイキング映像や本編ダイジェスト映像の先行公開も予定されています。 公開まで約1ヶ月と迫った映画『TikTok 怪談×ワンミニ女』がより楽しみになるだろう情報盛りだくさんのイベントにもご期待ください。<映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定<イベント概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」公開記念イベント「TikTok怪談×ワンミニ女」公開を記念して、映画出演キャストによる撮影の裏側話しが聞けたり、メイキング映像、本編ダイジェスト映像が先駆けて公開!■会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)■日程:2023年11月1日(水)1部14:00/2部18:00■出演者:1部宮崎あみさ、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう2部宮崎あみさ、湯本亜美、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう/村上幸平※出演できないキャストも動画での応援出演あり。■チケット料金(全席指定・税込)前売・当日:一般:6,600円■チケット取り扱いカンフェティ: 【TikTok怪談公式サイト】 【TikTok怪談公開前記念イベント公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月01日INFORMATION今回行ったのは「稲川淳二の怪談ナイト 2023」怒涛の31年連続公演!怪談好きの間では夏の風物詩ともなった、稲川淳二さんの怪談ライブです。夏の間だけかと思いきや、なんと現在もツアー中。11月19日が最終公演です。詳しくはこちら(のがみもゆこ)
2023年10月25日2023年12月8日より、新宿村LIVEにて上演致します、Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』のキャストが決定いたしました。2020年6月〜2021年10月まで約1年半近くをかけて製作した 「Zoom」の画面をイメージさせる作風が特徴の短編ドラマ 「ネット怪談×百物語」。延べ約90名のキャストによる全100 話を【Youtubeで無料配信】しました。「ネット怪談×百物語」の新たな展開として、幅広い世代に人気を有するSNSの「TikTok」で流行っているスマホの縦画面を生かした新たな形式のドラマの縦型映画として、『TikTok怪談×ワンミニ女』を12月公開予定、さらに、「ネット怪談×百物語」をリアルで観劇することができるコンテンツとして、前作の「Zoom」の画面をイメージさせる作風とは違った表現で、映像を駆使した新感覚リーディングとして上演いたします。Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の脚本を担当するのは独創的な作風を評価され、漫画アニメゲームなどを舞台化した2.5次元作品やミュージカルの脚本を多数手掛ける入江おろぱ。前身作である、Youtubeで配信された「ネット怪談×百物語」は脚本だけでなく、監督も務めました。同時展開の縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』の監督・脚本も務めます。そして、演出を務めるのは、下平慶祐。劇団「もぴプロジェクト」を立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当。2017年に「マークドイエロー」にて佐藤佐吉賞優秀脚本賞を受賞。 演出以外にも翻訳や通訳、ドラマトゥルクと幅広く活動しています。そして今回、Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の出演者が発表になりました。2.5次元舞台にて活躍中のキャストを中心に工藤大夢、小林涼、白石康介、百成瑛、中島拓人、服部武雄、松田彩希、松村芽久未、結城美優など個性豊かなキャストが勢揃いいたしました。さらに前身作の「ネット怪談×百物語」にて主演を務めた大崎捺希が映像出演いたします。出演キャスト10名よりコメントが到着!■大崎捺希(映像出演)この度『ネット怪談×百物語』の舞台化にあたり出演出来る事嬉しく思います!舞台という事で生の空気感で百物語をお客様にお届けするとの事なのできっと配信とは一味も二味も違った空気になると思って凄く楽しみです!僕は映像出演との事ですが一度終えた百物語がどのように舞台の上で描かれるのか楽しみにして頂けると嬉しいです!!■小林涼おはよう、こんにちは、こんばんは。Visual Reading Drama「ネット怪談×百物語」に出演させていただきます小林涼です。朗読劇でネット怪談で百物語と、どのような作品になるのか既にワクワクドキドキでいっぱいです。個人的にホラー系の作品は初めてなので楽しんでいきたいと思います。■工藤大夢自分自身怪談というジャンルの作品に出演させていただくのが初めての経験で、さらに今作は映像を駆使したVisual Reading Dramaということで、どんな作品になるのか今からワクワクしています。12月、劇場でお会いできるのを楽しみにしています!■白石康介怖いものは凄く苦手なのですが、今回は仕掛ける側なので12月の寒い時期に皆さんをより震え上がらせる世界に導いていこうと思います!どうぞよろしくお願い致します!■中島拓斗Visual Reading Drama...かっこいい文字の並びですでにワクワクしてますが僕はホラーが苦手です。苦手ゆえにどうすれば人が怖がるかがわかるような気がしています。今までこのようなホラー系のお仕事をしたことがないので初めての試み、とっても楽しみです。■百成瑛今回出演させていただくことになりました、百成瑛です。ホラー映画には出演したことがあるのですが、怪談は初体験なのでとてもワクワクしております。冬場に怪談を聞くと身も心も凍えるかとは思いますが、是非格好を温かくしてご来場いただけると幸いです。劇場でお待ちしております。■服部武雄この度『ネット怪談×百物語』に出演させて頂きます服部武雄です。自分は今回初参加なのですが長きに渡り続いているこのシリーズに参加出来ること、大変光栄に思います。自分自身ホラーや心霊系は好きなのでどんな作品になるのか今から楽しみです。昔は霊感あってよく見えたりしてたんですが最近は全くなんですよね。この作品に関わることによってまた復活したりして、、、!■松田彩希ネット怪談×百物語に出演させていただきます。松田彩希です。私個人は、ホラーはどちらかというと苦手なので、その苦手なのところを活かして、演じている時にお客様をひやっとさせられたらいいなと思っております。劇場でお待ちしてます!■松村芽久未この度、「ネット怪談×百物語」に出演させて頂きます松村芽久未と申します!私自身かなりビビりなのですが、好奇心が強いので怪談話など聞くのはちょっぴり好きだったりします(笑)どういった演出でお客様にお届けするのか、私自身もとても楽しみです!寒い季節ではありますが、是非劇場で一緒にもっと寒くなりましょう!■結城美優今回、ネット怪談に参加させて頂きます結城美優です!怖い話を冬にやらせて頂くのとっても新鮮で、今からとっても楽しみです!みんなでゾクゾク寒い素敵な冬にしましょう♡出演者発表と合わせて、チケットの先行販売が決定。「ネット怪談×百物語」の新たな展開にどうぞご期待ください。<舞台公演概要>Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本:入江おろぱ演出:下平慶祐出演者:(五十音順)大崎捺希(映像出演)工藤大夢小林涼白石康介百成瑛中島拓人服部武雄松田彩希松村芽久未結城美優会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)(全5回予定)12月8日(金)19:0012月9日(土)13:00/18:0012月10日(日)12:00/16:30■チケット料金(全席指定・税込)特典付(非売品ブロマイド付):8,800円一般:7,800円先行販売(抽選)受付期間:10/21(土) 10:00~10/29(日) 23:59一般発売:11月11日(土) 10:00〜■チケット取り扱いカンフェティ: 【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office■同時展開情報<映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美(AKB48)羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定<イベント概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」公開記念イベント「TikTok怪談×ワンミニ女」公開を記念して、映画出演キャストによる撮影の裏側話しが聞けたり、メイキング映像、本編ダイジェスト映像が先駆けて公開!■会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)■日程:2023年11月1日(水)1部14:00/2部18:00■出演者:1部宮崎あみさ、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう2部宮崎あみさ、湯本亜美、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう/村上幸平※出演できないキャストも動画での応援出演あり。■チケット料金(全席指定・税込)前売:一般:6,600円一般発売:10月17日(水)12:00■チケット取り扱いカンフェティ: 【TikTok怪談公式サイト】 【TikTok怪談公開前記念イベント公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月20日2023年12月に公開予定の縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』の11月に開催する公開記念イベントの出演者が決定しました。2020年6月〜2021年10月まで約1年半近くをかけて製作した 「Zoom」の画面をイメージさせる作風が特徴の短編ドラマ 「ネット怪談×百物語」。延べ約90名のキャストによる全100 話を【Youtubeで無料配信】しました。「ネット怪談×百物語」を展開するにあたり、幅広い世代に人気を有するSNSの「TikTok」で流行っているスマホの縦画面を生かした新たな形式のドラマの縦型映画として、『TikTok怪談×ワンミニ女』の製作、さらに、「ネット怪談×百物語」をリアルで観劇することができるコンテンツとして、前作の「Zoom」の画面をイメージさせる作風とは違った表現で、映像を駆使した新感覚リーディングとして上演いたします。縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』の監督・脚本を担当するのは独創的な作風を評価され、漫画アニメゲームなどを舞台化した2.5次元作品やミュージカルの脚本を多数手掛ける入江おろぱ。前身作である、Youtubeで配信された「ネット怪談×百物語」は脚本だけでなく、監督も務めました。主演に、「仮面ライダージオウ」、舞台「巌流島」など映像から舞台まで幅広く活躍する押田岳。さらに、宮崎あみさ、松田岳、湯本亜美(AKB48)、羽柴なつみ、吉原雅斗(BOYS AND MEN)、田崎礼奈、横山賀三、千歳ゆう、そして村上幸平などドラマや映画、舞台など幅広く活躍するキャストたちが出演いたします。今回、11月1日(水)新宿村LIVEにて開催される『TikTok怪談×ワンミニ女』公開記念イベントの出演者が決定しました。1部には、宮崎あみさ、羽柴なつみ、吉原雅斗(BOYS AND MEN)、田崎礼奈、千歳ゆうが出演、さらに2部からは湯本亜美(AKB48)と村上幸平が出演いたします。当日出演できないキャストも動画での応援出演が決定。キャストによる撮影の裏話や、メイキング映像、本編ダイジェスト映像の先行公開など盛りだくさんな内容を予定しています。公開記念イベントのオフィシャル先行販売は、10月7日(土)より受付開始。詳細はHP( )にて。同時展開のVisual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の出演キャストなどは近日公開予定です。「ネット怪談×百物語」の新たな展開にどうぞご期待ください。<イベント概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」公開記念イベント「TikTok怪談×ワンミニ女」公開を記念して、映画出演キャストによる撮影の裏側話しが聞けたり、メイキング映像、本編ダイジェスト映像が先駆けて公開!■会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)■日程:2023年11月1日(水)1部14:00/2部18:00■出演者:1部宮崎あみさ、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう/入江おろぱ2部宮崎あみさ、湯本亜美、羽柴なつみ、吉原雅斗、田崎礼奈、千歳ゆう/村上幸平/入江おろぱ※出演できないキャストも動画での応援出演あり。■チケット料金(全席指定・税込)前売:一般:6,600円※オフィシャル先行特典あり※1部、2部回替わり非売品キャスト全員のブロマイドセットオフィシャル先行受付期間:2023年10月7日(土)12:00~10月10日(火)23:59当落発表:10月12日(木)入金締切:10月16日(月)一般発売10月17日(水)12:00■チケット取り扱いカンフェティ: 【TikTok怪談公式サイト】 【TikTok怪談公開前記念イベント公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com <映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美(AKB48)羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定<舞台公演概要>Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本:入江おろぱ演出:下平慶祐出演者:後日発表いたします。会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)(全5回予定)12月8日(金)19:0012月9日(土)13:00/18:0012月10日(日)12:00/16:30■チケット料金(全席指定・税込)特典付:8,800円一般:7,800円※10月下旬より先行販売開始予定■チケット取り扱いカンフェティ: 【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日フジテレビは、人気YouTubeチャンネル「不思議大百科」のリアルイベント怪談トークライブ『不思議大劇場』を、10月1日、7日、11月19日、26日に、東京・台場の同局本社で8公演開催する。このイベントでは、オカルトコレクターの田中俊行と、元火葬場職員の下駄華緒の2人が、それぞれ支配人と副支配人のポジションで出演。怪談、事件、事故、呪物をはじめ、ありとあらゆる“この世の不思議”な話を劇場で披露する。有観客に加え、その模様をツイキャスで同時ライブ配信。チケット料金は、会場入場料3,500円/回、ライブ配信3,000円/回。会場では、ここでしか手に入らない不思議大劇場のオリジナルTシャツをはじめ、不思議大百科のオリジナルグッズ、出版物なども販売する。○■田中俊行 コメント「劇場の支配人に就任なんて夢のよう^^これもファンの皆さんのおかげですね。ご覧いただけるすべての皆さんのために最高なネタとサービスを提供し、絶対満足させますので是非会場に来てくださいね!待ってますよ~、絶対待ってますからね~。遠方で来られない方にもLIVE配信するので是非ツイキャスでチケット買ってくださ~い!」○■下駄華緒 コメント「私と田中さんが劇場を持ってしまう!? という設定。大事件です!そして、そこの副支配人としてご指名いただくなんてビックリです!! 中年のおっさん2人で日本史に残る大劇場にできるよう全てを尽くして頑張りま~す!今まで以上に気合い入れていきますんで皆さん応援よろしくお願いします!」(C)フジテレビ
2023年09月08日2023年12月に、公開予定の縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』の製作と、新宿村LIVEにて、Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の上演が決定しました。2020年6月〜2021年10月まで約1年半近くをかけて製作した 「Zoom」の画面をイメージさせる作風が特徴の短編ドラマ 「ネット怪談×百物語」。延べ約90名のキャストによる全100 話を【Youtubeで無料配信】しました。今回は、「ネット怪談×百物語」を展開するにあたり、幅広い世代に人気を有するSNSの「TikTok」で流行っているスマホの縦画面を生かした新たな形式のドラマの縦型映画として、『TikTok怪談×ワンミニ女』を製作いたします。さらに、「ネット怪談×百物語」をリアルで観劇することができるコンテンツとして、前作の「Zoom」の画面をイメージさせる作風とは違った表現で、映像を駆使した新感覚リーディングとして上演が決定しました。■縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』監督・脚本はVisual Reading Drama『ネット怪談×百物語』の脚本を担当する入江おろぱ。主演に、「仮面ライダージオウ」、舞台「巌流島」など映像から舞台まで幅広く活躍する押田岳。「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でドラマ初出演し活躍の場を拡げる宮崎あみさ、「あんさんぶるスターズ︕THE STAGE」シリーズなど舞台を中心に、「仮面ライダー鎧武」など映像でも活躍する松田岳、さらに、湯本亜美(AKB48)、羽柴なつみ、吉原雅斗(BOYS AND MEN)、田崎礼奈、横山賀三、千歳ゆう、そして村上幸平などドラマや映画、舞台など幅広く活躍するキャストたちが出演いたします。現在、TikTok公式アカウント( )にて、ショートフィルムを5話公開中。さらに、11月1日(水)新宿村LIVEにて『TikTok怪談×ワンミニ女』公開記念イベントの開催が決定。映画出演キャストによる撮影の裏話や、メイキング映像、本編ダイジェスト映像の先行公開など。また、縦型映画の制作支援を目的としたクラウドファンディングの実施も予定。今回、縦型映画『TikTok怪談×ワンミニ女』製作決定にあたり、主演の押田岳よりコメントが到着!主演:押田岳富永翔太役、押田 岳です。今回、この作品が「TikTok怪談」と言うことで、縦型ショート・ホラーモノと、僕にとって二つの要素が初めての経験となりました。短い時間で届ける新しいドラマの形を、視聴者の皆さんにもぜひ楽しんでいただければと思います。仕事や学校の休憩中、移動中の電車の中、休日のお家など、どこでもサクッと楽しめるこのドラマが、何か、生活の一コマになれれば嬉しいです。■Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本を担当するのは独創的な作風を評価され、漫画アニメゲームなどを舞台化した2.5次元作品やミュージカルの脚本を多数手掛ける入江おろぱ。前身作である、Youtubeで配信された「ネット怪談×百物語」は脚本だけでなく、監督も務めました。そして、演出を務めるのは、下平慶祐。劇団「もぴプロジェクト」を立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当。2017年に「マークドイエロー」にて佐藤佐吉賞優秀脚本賞を受賞。 演出以外にも翻訳や通訳、ドラマトゥルクと幅広く活動しています。出演キャストは後日発表いたします。「ネット怪談×百物語」の新たな展開にどうぞご期待ください。<映画概要>縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」監督・脚本:入江おろぱキャスト:押田岳宮崎あみさ松田岳湯本亜美(AKB48)羽柴なつみ吉原雅斗(BOYS AND MEN)田崎礼奈横山賀三千歳ゆう村上幸平2023年TikTok( )にて12月公開予定【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【公式TikTok】 ★縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」公開記念イベント開催決定!「TikTok怪談×ワンミニ女」公開を記念して、映画出演キャストによる撮影の裏側話しが聞けたり、メイキング映像、本編ダイジェスト映像が先駆けて公開!縦型映画「TikTok怪談×ワンミニ女」公開記念イベント出演者:※後日発表いたします。会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年11月1日(水) 1部14:00/2部18:00※1部、2部で出演者が変わる予定です。■チケット料金(全席指定・税込)前売:一般:6,600円※9月中旬頃より先行販売開始予定■チケット取り扱いカンフェティ: 【お問い合わせ】■イベントに関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office<舞台公演概要>Visual Reading Drama『ネット怪談×百物語』脚本:入江おろぱ演出:下平慶祐出演者:後日発表いたします。会場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2丁目1-2新宿村CENTRAL地下2階)日程:2023年12月8日(金)〜10日(日)(全5回予定)12月8日(金)19:0012月9日(土)13:00/18:0012月10日(日)12:00/16:30■チケット料金(全席指定・税込)特典付:8,800円一般:7,800円※10月上旬より先行販売開始予定■チケット取り扱いカンフェティ: 【公式サイト】 【公式X(旧Twitter)】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: stage.contact55@gmail.com 【主催・製作】株式会社style office 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月04日株式会社文藝春秋コミック編集部は、『怪談和尚 妖異の声』(原作・三木大雲、作画・森野達弥)を8月4日(金)に発売します。「怖~い話」×「仏教説法」の怪奇譚。三木大雲『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズ(文春文庫)を、妖怪漫画家・森野達弥が漫画化する「怪談説法コミック」第2弾。京都の古刹、蓮久寺の三木大雲住職が語る、身の毛もよだつ怪異譚や不思議な出来事の数々。「怖がり」の女店員が体験した恐怖のトイレ、「夜釣り」で出会った元日本兵たち、「民宿」で金縛りに遭った陶芸家……。さあ、魔境の扉が開きます……!!原作の『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズは、新しいスタイルの怪談として大評判となり、第6弾まで刊行(最新刊『怪談和尚の京都怪奇譚 妖幻の間篇』は8月2日発売)。三木住職が出演して怪談を語るYouTube「三木大雲チャンネル」も公開され、人気を博しています。コミカライズを担当したのは、妖怪漫画家・森野達弥。巨匠・水木しげるのもとで修業し、怖いなかにも懐かしい雰囲気を漂わせる画風が持ち味です。原作の世界観を継承しつつホラー力を加えることで、新感覚の怪談漫画が誕生しました。(森野達弥のコメント)今回も三木大雲さんの手を経た怪談話の数々はただ怖がらせるだけで無く、根底に人々への優しさが流れています。漫画化する作業は大変でしたが、楽しい作業でもありました。前巻同様、読者の皆様にご愛顧頂けたら幸いです。■書誌情報書名:怪談和尚 妖異の声定価:770円(税込)発売日:2023年8月4日体裁:B6判 並製カバー装詳細URL: ■関連情報書名:怪談和尚の京都怪奇譚 妖幻の間篇定価:759円(税込)発売日:2023年8月2日体裁:文庫版詳細URL: ☆文藝春秋公式YouTubeにてスペシャル動画を公開中! ☆『怪談和尚の京都怪奇譚 妖幻の間篇』(文春文庫)とコラボし、「1億5000万円」の当選船宝くじを引き寄せた蓮久寺・大黒様「御首題」色紙を10名様にプレゼント! 詳細は文庫・コミックの帯ソデの要項をご参照ください。■著者プロフィール三木大雲(みき・だいうん)1972年京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。14年「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。18年“最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン。著書に『怪談和尚の京都怪奇譚』(文春文庫) シリーズがある。森野達弥(もりの・たつや)漫画家。巨匠・水木しげるの下で修業、1994年「地獄童子」(原作・金田益実)でデビュー以降、師匠譲りの妖怪物、時代劇などを中心に児童メディア、青年誌で活動。主な作品に『もがりの首』『レジエンテール千年太』『怪奇タクシー』『太公望幻談』などがある。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日お笑いコンビのナナフシギと、番組制作会社ジッピー・プロダクション執行役員の千葉龍氏が出演するトークライブ『恐ろし夜会VOL.2 ~あなたの知らないテレビ怪談~』(主催:フジクリエイティブコーポレーション)が、24・25日に東京・台場のフジテレビ本社屋内特設会場で開催される。このイベントは、ロケ中に心霊現象が起こってお蔵入りになったエピソードなど、“テレビ怪談”をテーマに繰り広げるもの。ナナフシギは、心霊体験が多数ある憑依体質の大赤見ノヴと、UMA(未確認動物)の出現場所を即答できる吉田猛々のコンビ。YouTubeチャンネル『ナナフシギ【公式】』は、誰もが知る未解決事件や普遍的な怪談話、歴史ミステリーの考察が人気で、チャンネル登録者数20.6万人(15日現在)となっている。2日間いずれも、客席開場19:00、開演19:30、終演21:00予定。チケット金額は、指定席4,000円。
2023年06月16日人気K-POPアイドルが多数出演した韓国のオムニバスホラー映画『ソウル怪談』が、12月5日(月)0時よりABEMAにて日本初・国内独占配信。12月10日(土)21時50分から無料放送する。本作は、復讐、欲望、呪いに関する、死より恐ろしい10本のエピソードをオムニバス形式で描いた映画。「トンネル」「赤い服」「歯虫」「ひとりかくれんぼ」「壁間騒音」「中古家具」「婚姻」「顔泥棒」「マネキン」「脱出ゲーム」という10本の現実的なテーマと融合させることにより、“次は自分に起こるかもしれない”と感じるストーリーがより恐怖を募らせる本格派ホラーとなっている。本作で恐怖に慄く登場人物を演じるのは、キム・ドユン、イ・ヨルム、イ・ホウォン、イ・スミン、チョン・ウォンチャン、イ・ヨンジン、ソ・ジス、オ・リュンら8名の演技派俳優に加え、「BTOB」のイ・ミンヒョク、「MONSTA X」のショヌ、「Golden Child」のボン・ジェヒョン、「OH MY GIRL」のアリン、「WJSN(宇宙少女)」のEXYとソラ、「THE BOYZ」のチュ・ハンニョン、歌手のAleXaといった韓国のミュージックシーンを彩る豪華K-POPアイドルら8名。「MONSTA X」のショヌ、「Golden Child」のボン・ジェヒョン、「OH MY GIRL」のアリン、「WJSN(宇宙少女)」のEXYとソラ、「THE BOYZ」のチュ・ハンニョン、そしてAleXaは本作でスクリーンデビューを果たしている。また、本作の演出を担当するのは、「BTS」をはじめとした約1,500作品以上のミュージックビデオを手がける韓国を代表するミュージックビデオ界の巨匠、ホン・ウォンギ監督。本格的なホラーを圧倒的な映像美で描くことで、観る者に背筋も凍るような恐怖を与えていく。『ソウル怪談』は12月5日(月)0時より「ABEMA」にて日本初・国内独占配信。12月10日(土)21時50分~毎週土曜3話ずつ無料放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月04日怪談家 稲川淳二がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるパラアーティスト(障がい者アーティスト)の育成プロジェクト『稲川芸術祭2022』(運営:一般社団法人あゆみ文化芸術振興会)は、「たのしい!おばけ、ゆかいな!おばけ」をテーマとした作品募集を9月30日まで行い、全国から集まった321作品の中から本年度の受賞作品が稲川芸術祭オフィシャルHP( )にて11月25日に発表いたしました。『稲川芸術祭』メイン写真 稲川淳二(左)「稲川賞 award2022」受賞者に贈られる栄光の「グリーンちゃんちゃんこ」(右)2022年度の受賞作品は以下の6作品。●稲川賞 award2022 長野県女性「カラフルゴーストもりもりです」【稲川賞 award2022】カラフルゴーストもりもりです(長野県・女性)●敢闘賞 北海道・女性「君と一緒なら…」【敢闘賞】君と一緒なら…(北海道・女性)●殊勲賞 大阪府・男性「おばけのおいしゃさん」【殊勲賞】おばけのおいしゃさん(大阪府・男性)●技能賞 宮城県・女性「私の怖い私」【技能賞】私の怖い私(宮城県・女性)●技能賞 千葉県・女性「おばけの大行進」【技能賞】おばけの大行進(千葉県・女性)●クラウドファンディング賞 福岡県・男性「仲良し小好し」【クラウドファンディング賞】仲良し小良し(福岡県・男性)※本年実施しました『稲川芸術祭』応援のクラウドファンディング(CAMPFIRE カテゴリー:ソーシャルグッド )で支援者全員が審査員として優秀作品に投票をおこない『クラウドファンディング賞』が決定いたしました。【『稲川芸術祭』について】稲川淳二は昨年、パラアーティスト育成を目的とするプロジェクト『稲川芸術祭』を立ち上げました。精神、知的、身体のハンディを背負うパラアーティストからテーマに沿った作品を全国から広く募集、発信して「誰一人も取り残さない世界への第一歩」を目指すものとなっています。現在、『稲川芸術祭』HP内の「稲川オンライン美術館」では、2022年度の全応募作品を紹介しています。今後、「稲川賞award2022」の受賞者にはプロゴルフツアー・マスターズばりの栄光の“グリーンちゃんちゃんこ”が贈呈。そして入賞者全員に賞状と記念品が贈呈され、その栄誉を称えます。そして、すべての参加作品が掲載された稲川淳二監修の「稲川芸術祭 絵画集」を参加者全員に贈呈。(贈呈は2023年3月を予定)その絵画集は国立国会図書館へ寄贈が予定されており、パラアーティストのレガシーを日本の文化的遺産として永久的に保存、後世に伝えられていきます。前年度2021年度の『稲川芸術祭』の入賞作品は、現在『稲川芸術祭』のアパレル・ブランドの「Inagawa-Arts-Collection's」(ネット通販 )から入賞者の絵をモチーフにしたTシャツが発売されており、売上金額の5%がパラアーティストに還元されています。本年度の受賞作品も「Inagawa-Arts-Collection's」からアパレル商品の発売が約束されています。(2023年度に発売を予定)稲川芸術祭2021受賞作品のTシャツ稲川淳二は満面の笑みで「素晴らしいパラアーティストの作品をこれから続々と商品化して、発売していきたいですね~。世界的なファッション・ブランドに成長して、ファッションショーが開けたら、いいですねぇ~。」と意気込んでいます。稲川さんTシャツ写真稲川芸術祭オフィシャルHP : 稲川芸術祭事務局_公式ツイッター: 稲川淳二オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日怪談4作品「牡丹燈籠」「雪女」「耳なし芳一」「死神」さらにネオクラシック作品「百華繚乱」を上演⼤和シティー・バレエ(主宰:佐々木三夏)主催、Yamato City Ballet夏季公演2022『想像×創造vol.3』〜続・怪談〜が2022年8月14日 (日)にやまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@yamatoballet) YouTube 〜あの怪談話が4人の振付師によってバレエ作品に生まれ変わる〜2020年8月14日「Summer concert 2020 想像×想像」で上映された日本の怪談話を元にした4作品が、2022年夏に異なる振付師によって全く別の作品に生まれ変わります。さらに、草間華奈振付によるネオクラシック作品(新作)「百華繚乱」が加わり、華やかな世界が繰り広げられます。日本の若手振付家に発表の場所を提供したいと願う佐々木三夏プロデューサーに、選ばれし振付家5名が繰り広げる多彩な日本の美を味わう一夜をぜひお楽しみください。総合プロデューサーは、佐々⽊三夏。佐々⽊三夏バレエアカデミー(SBA)からは、ハンブルグバレエ団の菅井円加、モーリス・ベジャール・バレエ団の大貫真幹を始め、海外で活躍中のダンサーを沢山輩出しています。⼤和シティー・バレエ(YCB)が設⽴されたのは、「⼤和市⽂化創造拠点シリウス」が開設された2016 年秋。2019年から本格的に始動を開始しました。<本公演リハーサル動画><2020年公演の様子>【佐々木三夏プロフィール】佐々木三夏山路瑠美子に師事。全国舞踊コンクール/第1位。《文部大臣奨励賞》《日本バレエ協会/優秀賞》受賞。《コレオグラファーズコンクール/最優秀ダンサー賞》受賞。「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」「バヤデルカ」その他数多くの古典作品の主役を踊る。全国舞踊コンクール 指導者大賞、全国舞踊コンクール 指導者賞、青少年のためのバレエコンクール優秀指導者賞、バレエコンペティション21 指導者賞、全国鎌倉コンクール 指導者賞、NBA全国舞踊コンクール 指導者賞を受賞。「西洋の物語を、西洋のダンサーが踊るのはごく自然に感じるように、日本の物語を日本人の振り付けで日本人が演じる事で、ビジュアルだけでなく湿度、質感、心象風景を感じられる作品を模索したいと思っています。もちろん良い作品に国境はないので、日本の物語に固執する必要はないのかも知れないとは思いますが、「怪談」は現時点で大和シティー・バレエが目指すクリエーションの入り口として選んだ題材です。今後は、大和から世界へ発信していけるような公演をクリエイトしていけたらと思っています」【⼤和シティー・バレエについて】「⼤和シティー・バレエ」は、ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと⼈材育成を⽬的に結成されたバレエカンパニーです。その多様な世界観とバラエティーに富んだ作品、⼈気・実⼒共に秀でた国内外で活躍する振付家やダンサーの起⽤で業界でも注⽬を浴びています。⽇本から⻄洋に向けて発信できるプロダクションの構築を⽬指して活動中の若いバレエ団です。プログラム◆第一部:百華繚乱曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ振付:草間華奈.◆第二部:続・怪談「牡丹燈籠」振付:櫛田祥光「雪女」振付:池上直子「耳なし芳一」振付:福田紘也「死神」振付:竹内春美作品紹介◆第一部《百華繚乱》振付/草間華奈咲き誇れ、華やかに解き放て、ありのままに一人ひとりの個性才能が咲き乱れる今この瞬間にしか生まれない身体表現による色とりどりの輝き生きている喜び明るく優しい時を心に大輪の花束をバッハの旋律に合わせ、ダンサー、一人ひとりの個性と才能が咲き乱れる、第一部を飾るにふさわしい華やかなネオクラシック作品。今この瞬間にしか生まれない身体表現による色とりどりの輝きが、生きている喜びや明るく優しい心を表現。パンデミックや戦争など暗いニュースが多い昨今に、観ている人の心にまるで大輪の花束が咲くような心躍る作品。ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、現在ハンブルグ・バレエ団プリンシパルの菅井円加(佐々木三夏バレエアカデミー卒業生)や、新国立劇場バレエ団のスターダンサーなど豪華なゲスト陣の共演も見どころのひとつ。キャスト菅井円加 中村春奈 盆子原美奈 古尾谷莉奈萩原ゆうき 河村美来 細井佑季 橋本侑佳 刀祢平美咲窪田夏朋 福田圭吾 渡邊峻郁 牧村直紀 渡邊拓朗 玉川貴博 田中杏奈 志村実李 佐々木梨音草間華奈プロフィール草間華奈東京シティ・バレエ団所属東京シティ・バレエ団付属バレエ学校本部教師/豊洲教室教師洗足学園音楽大学バレエコース講師バレエ団公演に出演、創作作品発表、ミストレスを務める数多くのスタジオにて指導、コンクール上位入賞者を育てている振付家として創作作品を発表、他、バレエ雑誌やメーカーモデル、TV、イベントなど多数出演、ドラマダンスシーンの監督補佐を務めるなど活動の幅を広げている【略歴】長野バレエ団でバレエを始め、倉島照代に師事関東国際高等学校演劇科にてジャズ、タップ、日本舞踊、声楽、台詞など学び後藤早智子に師事卒業後、石井清子バレエ研究所石井清子に師事2003年、東京シティバレエ団入団埼玉全国舞踊コンクール2017創作部門第3位 埼玉県舞踊協会賞・埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞受賞ほか、数々のクラシック部門、創作部門コンクールで入選、入賞、奨励賞を受賞◆第二部《牡丹燈籠》振付/櫛田祥光新三郎とお米は、お互いに深く愛し合い将来を約束した仲。夕暮れの中、愛を確かめ合う二人。夜の帷が落ちると、何処からともなく鈴の音が近づいてくる。新三郎が音のする方を振り向くと、灯籠を手に持つ美しい女性(お露)が練り歩いている。新三郎は妖艶に躍るお露の姿に一瞬にして心を射止められ、お露に触れようとする。お米にはその女は見えないが不吉な予感がして、新三郎を必死に止める。怨念と共に男を虜にする悪女・お露、お露に心奪われ理性を失ってゆく新三郎、そして新三郎を守ろうとするも心乱され、正気を保てないお米。そして…。「断ち切る事のできない悲しき負の連鎖」をテーマに、幽霊の怖さだけではなく、人間の怖さや、業の深さを怪談として表現する作品。ほぼ全曲オリジナルの楽曲が戦慄を与え、切ないほどに怖い、怖いほどに切ない作品。キャスト木村優里 木下嘉人池ヶ谷奏 八幡顕光安藤沙綾 中込萌 島田莉沙 古尾谷莉奈 橋本侑佳田中杏奈 室屋しおり 杉本真耶櫛田祥光プロフィール櫛田祥光2007〜2012年日本初劇場専属のダンスカンパニーNoismに所属。2013年Dance company Lastaを創立。以後23作品を発表。NPDF2015 (チェコ)International Dance Festival-Competition コレオグラフィー部門第1位 最優秀賞、第49回埼玉全国舞踊コンクール 創作舞踊部門 第1位など、他受賞歴多数。2015,16年Seoul International Choreography Festival ファイナリスト。また、韓国の釜山国際舞踊祭へも招聘されている。近年の活動としては、2017年、横浜、岡山、高知への国内3都市ツアー公演を成功させる。同年8月、全国合同バレエの夕べ四国支部への振付。2018年7月 Noism2へゲスト振付家として招かれる。同年9月 東日本大震災被災地復興支援チャリティー公演として「火の鳥」を総合演出。2019年、TPAMにて「白昼夢」を2020年には「ナラク」を発表。2021年にはKAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて「奈落」を発表し、2022年3月には奈落の舞台作品を再編集し映像作品として渋谷のユーロライブにて2DAY映画館上映。さらには、奈落の写真集の出版や企業とのタイアップなど新しい挑戦を続けている。《雪女》振付/池上直子チラチラと降る雪は儚く、儚くも死が突然やってきて、恋も儚く終わる…。見つめられると同時に男を凍らせる「雪女」が、どうしても凍らせられなかった相手。「この事は、誰にも話してはならない。もしあなたが誰かに話したら、私はあなたの命を凍らせます」そう言い残して去る。ひらひらと雪が舞う一年後、「おゆき」と名乗る雪女と男は再会する。まるで導かれるかの如く互いに惹かれ合う二人。だが、幸せな時間は長くは続かない。男が約束を破った時、「おゆき」は愛する相手にどのような振る舞いをするのか。「儚さ」をテーマに、純粋な男女の恋心の機微を、繊細かつドラマチックに描き上げる作品。キャスト本島美和 渡邊峻郁萩原ゆうき 河村美来 窪田夏朋 細井佑季金粋璃 広田紗彩 原彩葉池上直子プロフィール池上直子振付・演出家ダンスカンパニーDanceMarché主宰モダンダンスを本間祥公クラシックバレエを高木俊徳に師事。日本大学芸術学部卒業モダンダンスからコンテンポラリー、バレエまで、国内外の振付家の作品を踊る。2016年文化庁在外研修員としてドイツレーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニーに研修。翌年同カンパニーの芸術監督森優貴振付「Macbeth」で、レディーマクベスを踊る。2010年ダンスカンパニーDance Marchéを旗揚げ。和物から洋物まで物語性豊かな題材を、心情の変化を丁寧にえがきスピーディーな展開と演出で注目を集めている。代表作品は「Carmen」「ジョルジュサンドの手紙」「牡丹灯篭」「ファントム」など 。2019・2021年度オン・ステージ新聞若手振付家ベスト1。《耳なし芳一》振付/福田紘也芳一は、才能あふれる盲目の琵琶法師。神話に登場する「とある神」に守られている芳一にとって、琵琶を奏でることが彼の生きる喜びそのものだ。亡霊たちもその秀でた才能に魅せられ、芳一に弾き語りを迫る。芳一は亡霊たちの意のままになり、毎晩夜通し琵琶を弾き続けて憔悴していく。その様子を不思議に思った住職は、ある日その理由を突き止め、芳一の全身に写経をする。亡霊たちは透明になった芳一を見つけられず、芳一の代わりに琵琶を奪う。芳一は何より大切な琵琶を奪われたことに、ある一つの選択をする。生きとし生けるもの全てが一度は迫られる究極の「取捨選択」をテーマに、和のエッセンスを取り入れた平本正宏氏のオリジナル楽曲と共に、その心情を迫力のあるダンスで描く渾身の作品。キャスト五月女遥 宇賀大将福田圭吾 渡邊拓朗 小野寺雄 福田紘也福田紘也プロフィール1990年ケイ★バレエスタジオに入所。バレエを始める。2007年ドイツ・マンハイム芸術大学に留学2009年ドイツ・マンハイム芸術大学卒業。カイザー・スラウテン歌劇場に入団。バレエ団において主要な役を踊る。2012年新国立劇場バレエに入団2014年2014/2015シーズンよりファーストアーティストに昇格2016年新国立劇場”Dance to the Future 2016 Autumn ”にて振付家としてデビュー以降、日本バレエ協会、Yamato City Ballet、新国立劇場などで作品を発表し続ける。新国立劇場バレエ団では「不思議の国のアリス(ウィールドン)」公爵夫人、「白鳥の湖(P.ライト)」チャルダッシュ、「ドン・キホーテ」ロレンツォなどキャラクターの強い役などを演じる。《死神》振付/竹内春美業に振り回される人間の末路やその教訓を、面白おかしく魅せる落語「死神」この「死神」にインスパイアされ、落語特有の言葉ありきの面白さを、ノンバーバルな舞踊ならではの新解釈に挑んだ作品。「長患いをしている病人の、足元か枕元どっちかに死神が必ず一人ついている。いいか、足元にいる間はこれをはがせば病人が治る、しかしもう枕元に座るようになったらだめだよ、決して手をつけちゃいけねぇ。こりゃァ寿命が尽きているんだから…ようく覚えておきなよ。死神を病人から剥がすのは、呪文をとなえるんだ」(落語「死神」より)この「死神」に、とある落語家十三が出会い…。主演に俳優の渡部豪太を起用することで、舞踊家にはないエッセンスが、作品に更なる奥深さとリアリティを加える。独自のムーブメントを、迫真の演技で踊る演者たちに託し、ユーモアと怖さのバランス巧みに楽しくもゾクっとさせる作品。キャスト渡部豪太小出顕太郎 盆子原美奈安藤沙綾 池ヶ谷奏 中込萌 窪田夏朋 萩原ゆうき 島田莉沙細井佑季 河村美来 古尾谷莉奈 刀祢平美咲田中杏奈 杉本真耶宮崎ニ悠子竹内春美プロフィール竹内春美12歳よりクラシックバレエを学ぶ。2003−2005年、オーストラリア・ナショナルシアターバレエスクール留学。在学中コンテンポラリーダンスと出会う。2010年、文化庁新進芸術家海外研修制度により、ドイツ・ヘッセン州立劇場ヴィースバーデンバレエ/トス・タンツカンパニー(芸術監督:シュテファン・トス)に派遣され、ダンサーとして1年研修。2012-2019年、ドイツ・レーゲンスブルク劇場ダンスカンパニー(芸術監督:森優貴)にソリストとして所属。日本帰国後、コンテンポラリーダンサーとしてのキャリアを基盤に創作活動を開始し、現在振付家・ダンサー・講師として活動中。2021年より大和シティー・バレエレジデンシャル・コレオグラファー。※出演者は、変更・追加になる場合がございます。「死神」リハーサルより「死神」リハーサルより「死神」リハーサルより公演概要Yamato City Ballet夏季公演2022『想像×創造vol.3』〜続・怪談〜公演日時:2022年8月14日 (日)16:30開場/17:30開演会場:やまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)■出演者【ゲスト出演】本島美和、木村優里、五月女遥、菅井円加、中村春奈、盆子原美奈、池ヶ谷奏、安藤沙綾、渡部豪太、福田圭吾、八幡顕光、渡邊峻郁、小出顕太郎、木下嘉人、牧村直紀、宇賀大将、渡邊拓朗、小野寺雄、玉川貴博【大和シティー・バレエ】古尾谷莉奈、萩原ゆうき、河村美来、細井佑季、橋本侑佳、窪田夏朋、刀祢平美咲、中込萌、島田莉沙【大和シティー・バレエ アプレンティス】朝井美菜満、佐々木梨音、志村実李、杉本真耶、田中杏奈、室屋しおり【佐々木三夏バレエアカデミー】金粋璃、宮崎二悠子、広田紗彩、原彩葉■スタッフプロデューサー:佐々木三夏舞台監督:篠塚裕太((株)フェイカーズ)照明: 前田文彦((有)ハロ)音響:中村蓉子(koenji-studio)映像制作:林裕人((株)オフィスビーフラット)作曲:平本正宏アナウンス: 渡辺典子PR制作: 木原丹制作:今村佳奈、山本陽子、ステラルクス、みどりの森ソリューションズ衣装:吉倉節子、秦智美、小野りか、大滝宏美、仲村祐紀子、ソライロヤ、Chacott、Design M、SBA衣装部、ヘアメイクチーフ: 中山夏子協力:資生堂ビューティークリエーション研究センター後援:大和市、大和市教育委員会、YCBクラブ、SBA母の会■チケット料金S席:6,600円A席:5,500円B席:4,400円C席:3,300円(全席指定・税込)◆4歳未満のご入場は出来ません。未就学児でも1名につき1席必要となります。お膝の上でのご観覧もできません。◆車椅子席について・・座席数の都合上、車椅子でご観覧頂くことが出来ません。ご観覧時にお席への移動が可能なお客様は、通路側などのお席をご用意致します。5月15日までに、別途、バレエ団へお電話にてお問合せ願います。◆演目や、キャスティングが変更になる場合がございます(表記の公演内容などは現在の予定です)。演目やキャスティング変更によるチケットの払い戻しはお受けできません。窓口販売:やまと芸術文化ホールチケットデスク※インターネット購入はございません。窓口の方のご案内をご覧下さい。所在地:〒242-0021 神奈川県大和市中央2丁目3-10 大和中央ハイツ1F代表: 佐々木 三夏URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日日本のホラークイーン“貞子”が登場する「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)『時超輪廻古井処』」が、2022年10月3日(月)から25日(火)まで大阪松竹座で上演される。ホラークイーン“貞子”が歌舞伎に!貞子は、“観た1週間後に死ぬ”という「呪いのビデオ」を巡る鈴木光司の小説『リング』シリーズに登場する怨霊。ジャパニーズ・ホラーブームの火付け役として国内外問わず高い知名度を誇るキャラクターだ。片岡愛之助、今井翼、中村壱太郎が出演そんなホラークイーン“貞子”が、400年の長い歴史を持つ日本の伝統芸能“歌舞伎”の舞台に初登場することに。新作「日本怪談歌舞伎『時超輪廻古井処』」として上演され、出演者には片岡愛之助、今井翼、中村壱太郎らが名を連ねる。作品概要日本怪談歌舞伎『時超輪廻古井処』脚本・構成:G2演出:今井豊茂出演:片岡愛之助、今井翼、中村壱太郎<公演情報>上演期間:2022年10月3日(月)~25日(火)場所:大阪松竹座住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-19観劇料:1等席 14,000円、2等席 7,000円、3階席 4,000円チケット一般発売日:2022年8月24日(水)10:00~電話予約・WEB販売開始
2022年06月30日ガチンコ・ドキュメント・ホラー番組 「おまえら行くな。」北野誠が部長を務める豪華最恐ゲストを迎えた最終公演竹書房 主催、最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』が2022年7月2日(土) にユーロライブ(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて5月21日(土)12:00より発売開始です。カンフェティにて5月21日(土)12:00よりチケット発売開始 公式Twitter(@marukai_take) 最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』2019年11月30日に渋谷の街で産声を上げた圓山町 怪談倶楽部(通称 マルカイ)は、ありそうでなかった寄席形式のホール怪談公演。「おまえら行くな。」等のガチンコ・ドキュメント・ホラー番組で人気の北野誠が圓山町怪談倶楽部部長を務め、人気怪談語りの顔付けを行いました。同じく「おまえら行くな。」シリーズ監督の鎌倉泰川を総合演出に加え、公式パンフレットの解説執筆に川奈まり子等の怪談作家の布陣で、アンダーグランドから現代話芸にアップグレードした新しい怪談公演の形を提案して参りました。第7回目を迎えた、圓山町怪談倶楽部が、3名の豪華最恐ゲストに加え第5回公演までキュレーター(キャスティングプロデューサー)であった西浦和也を大トリの怪談語りに迎えて最終公演を行います。ずばり第7回目のタイトルは、『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』最終公演にふさわしく、おなじみ 部長 北野誠、パンフレット解説執筆・クロストークゲスト出演の川奈まり子に加え、最恐の豪華ゲスト4名が集結!第1回以降、コロナ禍で人数制限による開催を余儀なくされておりましたが、最終公演の今回は最大キャパシティでの開催が可能に!夏の初めに最大・最恐・最期の公演を是非、生ライブでお楽しみください。第7回出演者プロフィール北野誠ご存じ!ガチンコ・ホラー・ドキュメント番組『おまえら行くな。』の心霊探偵団団長。『圓山町 怪談倶楽部』では部長と、第二部の怪談クロストークのMCを務めます。川奈まり子ホラー小説・実話怪談の書き手としての豊かな才能に加え、様々な怪談イベント、怪談番組に出演。今回は公式パンフレットの解説文と、第二部怪談クロストークのゲスト出演いたします。【怪談演者】(出演順)夜馬裕怪談師コンビ・ゴールデン街ホラーズ/相方はインディ。カクヨム異聞選集コンテスト大賞。第7回幽怪談実話コンテスト優秀賞。話数の豊富さと、練られた構成の怪談には自信あり。2020年第3回怪談最恐戦優勝。過去3回、圓山町怪談俱楽部に出演し、『墳墓の丘』『先無ノ森』『供物の約束』を披露。田中俊行(イラストレーター・怪談収集家)幼少の頃より奇怪な物や怪談話が好きで集めはじめる。独特の口調と表情から醸し出される、怪談の数々は要必聴!怪談最恐戦は初年度から3年連続出場。2020年第3回怪談最恐戦準優勝。2021年第4回怪談最恐戦優勝。過去2回圓山町怪談俱楽部に出演し、怪談噺『予感』『古民家』を披露。いたこ28号大阪府出身。ガチ怪談からエロ怪談までこなす自称『怪談バカ』日本の怪談史を振り返るトークライブや怪談イベントで毒と気炎を吐いている。著書に「憑依怪談 無縁仏」(竹書房)など。圓山町怪談倶楽部では、第四回公演『VS怪談新世代』に出演し『天狗使い』を披露。西浦和也怪異蒐集家。ガチンコホラーバラエティー『北野誠のおまえら行くな。』企画構成。代表的な怪談に「迎賓館」、「獄の墓」、「警備会社時代の体験」などがある。圓山町怪談倶楽部でキュレーターを務めると同時に過去2回出演し、『窓辺の処女』『渋谷怪談』を披露。最終公演は大トリでたっぷり語っていただきます。【圓山町 怪談倶楽部憲章】一、 『圓山町 怪談倶楽部』に出演する者は、百年先の日本に届けたい己の傑作怪談を作品タイトルと共に、怪談倶楽部で披露します。恐さと面白さのクオリティ保証!二、 現代怪談の舞台装置・観劇環境に関して、伝統芸能の話芸と同様のご提案をします。演者の顔の表情が見やすいマイク位置、ゆったりと座れる映画館用の固定椅子など、観客ファーストの会にいたします。三、 映画、演劇、落語、他のメジャー文化と、現代怪談との並列化を目指します。『圓山町 怪談倶楽部』公式読み物「ひゅ~どろろ」(執筆・川奈まり子、他)を発行して、一つ一つの怪談の意義と価値を高めます。メジャー化への挑戦!公演概要最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』公演日時:2022年7月2日(土) 18時開演会場:ユーロライブ(東京都渋谷区円山町1-5)■出演者北野誠川奈まり子夜馬裕田中俊行いたこ28号西浦和也【リアル会場チケット】■カンフェティにて発売2022年5月21日(土)12:00~発売開始全席指定:3,500円(税込)未就学児入場不可※お一人様4枚まで購入可【オンライン公演視聴チケット】■カンフェティにて発売2022年6月17日(金)12:00~発売開始料金:2,500円(税込)主催:竹書房 ユーロライブ協力公演竹書房 噺 TAKESHOBO-BANASHI「圓山町 怪談倶楽部」とは(略称マルカイ)稲川淳二氏、桜金造氏、つまみ枝豆氏等が出演する80~90年代に放送されたテレビ番組やビデオオリジナル番組の怪談に、幼少期から影響を受けた“稲川チルドレン世代”の怪談語りが活躍し始めた2018年以降の直近の怪談ブームの最中に、ライブハウスやイベントスペースではなく、観客の集中力が途切れない劇場で、長尺の怪談を披露する場を若手の怪談語りたちに提供する志で企画されました。企画時にキューレーターとして参加した西浦和也氏は、2000年代から怪談界では絶大な人気があった怪異収集家で、数々のホラー番組へ出演、YouTubeの再生回数も100万再生を突破することも珍しくない存在です。怪談師たちをまとめるニューリーダーは、CS放送のホラードキュメント番組『おまえら行くな。』で、現代のホラーシーンで絶大な人気を誇る北野誠氏の実話怪談哲学(作り話ではない。残虐描写の犯罪の話ではない。心霊を感じたり不思議な気持ちにさせる怪談らしい怪談)に沿った怪談噺を寄席形式で披露する公演が実現いたしました。複数人の怪談語りが、大勢の観客を前にして15分から20分の長尺怪談をソロで披露して、公演の最後に全員が登壇して怪談座談会を行う圓山町怪談倶楽部の公演形式は、2018年の段階で人気のあった5分程度の短い尺の怪談を競う怪談コンテストや、出演者全員が最初から最後まで登壇して雛段トークスタイルで行う怪談イベント、客無しのネット配信の形式とは異なり、普段は怪談イベントに足を運ばない伝統芸能系のファン層も取り込んだ怪談公演となりました。今回の最終公演にあたり、諸事情でキュレーターと出演をお休みしていた西浦和也氏が遂に大トリでたっぷりと怪談を語ります。この最終公演で、圓山町怪談倶楽部は次なる姿に変貌いたします!どうぞ、歴史的な最終公演を目撃ください!これまでの圓山町怪談倶楽部『第一回圓山町怪談倶楽部 ~シバスベリ~』日時:2019/11/30出演: 北野誠/川奈まり子黒木あるじ・夜馬裕・田中俊行・西浦和也・竹内義和『第二回圓山町怪談倶楽部~和装怪談の変~』日時:2020/4/4出演: 北野誠/川奈まり子山口綾子・旭堂南湖・三木大雲・『第三回圓山町怪談倶楽部~遠国奇譚~』日時:2020/7/4出演: 北野誠/川奈まり子神原リカ・上里洋志・村上ロック・中山市朗『第四回圓山町怪談倶楽部~VS怪談新世代~』日時:2020/11/21出演: 北野誠/川奈まり子卯ちり・BBゴロー・大赤見展彦・星野しづく『第五回圓山町怪談倶楽部~先無ノ森~』日時:2021/4/3出演: 北野誠/川奈まり子田中俊行・村上ロック・夜馬裕・下駄華緒・竹内義和『第六回圓山町怪談倶楽部~供物の約束~』日時:2021/10/23出演: 北野誠/川奈まり子牛抱せん夏・吉田悠軌・中山市朗・桜井館長・ 夜馬裕 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月20日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年6月1日〜8月31日の毎週土曜日、暑い夏の夜に怪談噺で涼を楽しむ「納涼・怪談落語」を開催します。これは、深夜0時から丑三つ時といわれる2時頃にかけて落語家による怪談噺を聞き、恐怖に背筋をぞっとさせることで涼を楽しむ催しです。江戸時代の怪談の楽しみ方に倣い、藍色の浴衣を身にまとい、百個の行燈が並んだ空間で、落語協会所属の真打「玉屋柳勢(りゅうせい)」による怪談噺を聞き、涼を楽しみます。背景納涼とは、夏の暑さを避けるために涼しさや過ごしやすさを工夫を凝らして涼しさを創り出し、味わうことです。冷房機器のような文明の利器が存在しない江戸時代、人々は夏の暑さをしのぐために、恐怖によって背筋をぞっとさせ、涼を楽しんでいました。恐怖を感じようと、怪異を描いた芝居や談話会が多く行われ、そのうちのひとつに怪談を聞くということがありました。(*1)一方、現代では、熱帯夜が続き、冷房機器に頼り、涼しさを保つことが日常となっています。(*2)星のや東京では、江戸の暮らしや文化、涼を感じる感性を取り入れることで、現代の東京でも冷房機器に頼りすぎることなく快適に夏を楽しんでほしいと考え、この催しを開発しました。(*1) 二之宮隆「旧暦で読み解く江戸」2013年(*2) インテージ「夏の空調家電の利用実態調査」([ ]{ }「納涼・怪談落語」の特徴1 恐怖によって涼をとる江戸の夏の風物詩「怪談噺」クーラーのような冷房機器が存在しない江戸時代、暑さをしのぐための怪談噺は、夏の風物詩のひとつでした。四谷怪談や皿屋敷といった日本三大怪談と呼ばれる話が成立したのも江戸時代であったというほど、武士から庶民の間まで広まった怪談噺は、多くの人々に親しまれていました。この催しでは、落語協会所属、真打「六代 玉屋柳勢」による日本三大怪談のひとつ「牡丹燈籠・お札はがし」や古典落語の演目である「死神」を聞きます。丑三つ時にかけ、刻一刻と深まる夜とともに、真打による怪談噺で背筋をぞっとさせることで、涼をとります。・六代 玉屋柳勢六代 玉屋柳勢1981年、千葉県富里市生まれ。2005年3月に早稲田大学教育学部社会科を卒業し、柳亭市馬に入門。落語協会に所属、2020年3月に真打に昇進し、江戸から続く名跡である「六代 玉屋柳勢」を襲名。古典落語を得意とするとともに、新しい落語にも挑戦し続けています。2 怪談噺に一層のめり込める百個の行燈と藍色の浴衣3 江戸から続く老舗の日本酒と冷奴を堪能する江戸時代、寄席は小料理屋やお座敷が使われることも多かったため、人々は美味しいお酒と肴を片手に落語家の噺を楽しんでいたといわれています。そこでこの催しでは、神田鎌倉河岸で慶長元年(1596年)に創業した「豊島屋酒店」の原材料の水や米、酵母全てに東京産のものを使用して造られた、「金婚純米吟醸 江戸酒王子」と、多くの江戸っ子が愛した夏の風物詩である冷奴を用意します。使用する豆腐は、神田にある老舗豆腐店「越後屋」の豆腐です。江戸の人々の落語の楽しみ方に倣い、日本酒と冷奴とともに怪談噺を楽しめます。<スケジュール例>0:00 戸田屋商店の藍色の浴衣の着付け0:30 豊島屋酒店の日本酒と冷奴を堪能する1:00 怪談噺を聞き、涼を楽しむ2:30 終了「納涼・怪談落語」概要■期間:2022年6月1日〜8月31日の毎週土曜日■定員:10名(最少催行人員2名)■料金:15,000円(税・サービス料込、宿泊料別)■含まれるもの:落語、浴衣(貸出し、着付け)、冷奴、日本酒■予約:公式サイト([ ]{ })にて 14 日前まで受付■対象:星のや東京宿泊者■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。[ ]{ }■星のや東京現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔型の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数:84室[ ]{ }<最高水準のコロナ対策宣言>【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所に除菌用アルコールを設置・全客室に手指消毒用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)・館内での接客業務の際にマスクを着用【2】3密回避密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・客室でのチェックイン対応(星のや・界)・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月27日2014年に初演された『鴎外の怪談』は、文豪として、陸軍軍医総監として、さらには父親として、森鴎外という歴史上の人物を多面的に描き、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞した、永井愛の代表作のひとつだ。この名作を二兎社四十周年記念公演として再演。そこで永井と、二兎社への参加は二度目で、今回新たに鴎外役を担う松尾貴史に話を訊いた。「鴎外さん、こんにちは」と思えた瞬間――7年前の初演時の手応えはいかがでしたか?永井またまた私のホンが遅れて(苦笑)、役者さんもスタッフさんも、それこそ死にそうになりながら初日を迎えたと思います。ただ幕が開いてみると思ったよりも手応えがあったというか、鴎外なんて知らないよ、という人が多いかと思っていたら、人間ドラマとして普遍的なものがあるんだとたくさんの方が興味を持ってくださった。それがとても嬉しかったですね。――今回松尾さんを鴎外役にキャスティングされた経緯は?永井私はまったく思いつかなかったんです。でも制作の安藤から「松尾さんの鴎外ってどうですか?」と言われた瞬間、おお!おおおお!…アリだね、と(笑)。これはグッドアイデアだと思って、すぐに乗りました。――松尾さんはすでに『ザ・空気 ver.2誰も書いてはならぬ』(2018)で二兎社に参加されていますが、永井さんとのもの作りの面白さとは?松尾あの時は新作だったので、毎日2ページずつくらい台本が上がってきたんですよね。永井…連載なので(笑)。松尾はい、連載ですよね(笑)。それに日々ワクワクする感じと、あとどうしてその気持ち、その表現になるのかを、ちゃんと自分の内側から作り上げていく。そこが記号的になってしまうと、お客さんを説得することは出来ませんから。そういうプロセスを教えていただいたと思いますし、改めて今回の稽古場でも、そうだ、こうだったと逐一思い知らされている感じです。――森鴎外を主人公にした作品を執筆される上では、特にどんなことを意識されていたのでしょうか?永井それまではやはり偉大な文豪といったイメージで、正直、鴎外のことをよく知らなかったんです。実際は文学者として国が言論や思想を取り締まることに対して物申す立場であった一方、国の命令に絶対服従する軍職者でもあった。そのふたつを鴎外は両立させていたわけですよね。しかも大逆事件の時には、相当不思議なことをしていて……。で、ここならば私も鴎外を描くことが出来るかもしれないと。それからですね、「鴎外さん、こんにちは」って思えるようになったのは(笑)。今の時代にもリンクしていることがとても多い――これまでの鴎外に対するイメージと、本作を読まれてみての印象は?松尾鴎外ってファクトとイメージで遊ぶ表現というのを併せ持っていた人で、そう捉えると進んで親近感を持ちたいと思うような存在です。そんな両方の視点からものが見られる主人公が、自らの立場から葛藤し、苦しんでいる姿がとてもドラマチックに描かれている。でもそれって、実は今の時代にもリンクしていることがとても多いんですよね。――初演から7年を経て、さらに今の社会に響く作品になったように思います。永井本当にそうですね。初演のころは特定秘密保護法が成立、施行されたり、安保法案に関してはデモも盛んになりましたよね。松尾そのあとには共謀罪もありましたし。そして今も、インターネットで情報を操作するために公金が使われたのでは?なんて疑惑も出てきていますから。永井鴎外が大逆事件の秘密裁判の時に感じていたであろう危機感と、今の状況がすごく重なるんですよね。松尾だから劇中に出てくる名前や現象は具体的ですが、イマジネーションを働かせることで、お客さんは何倍にも楽しめるし、考えさせられるような世界になっていると思います。――役として鴎外を立ち上げていくに当たっては、どんなことを手がかりにされているのですか?松尾僕自身にはあまり重みがないのでね(笑)。それをどう作ろうかと悩んでいたんですが、原田芳雄さんと桂米朝さんの間ぐらいがいいかなと。永井なるほどね!松尾重いし、知的だし、貫禄があるし、どっちの意見も取り入れていた人。もちろんおふたりのものまねをするわけではないですが、イメージをしながら振る舞うとか、そういうことで鴎外に近づけるのではないかと。……まぁそこまでには全然至ってないのですが(苦笑)。永井でも具体性があった方がいいと思いますよ。松尾さんって体で掴んでいく方だと思うので、その方法はとても有効じゃないかと思います。役者が演じるからこそ見えてくるもの――共演者の方々も個性豊かなメンバーがそろいましたね。永井面白いキャスティングですよね(笑)。松尾7人の人間を集めて、よくこれだけ似てない人がそろったなと(笑)。賀古鶴所(かこつるど)役の(池田)成志さんとは、ふたりで言い合いをする結構長丁場なシーンがあるのですが、そこがどうなっていくのか……。まぁ不安でもあり、楽しみでもありますね。永井たぶん一番苦しんだところが、一番楽しいシーンになると思いますよ。――このカンパニーならではの『鴎外の怪談』は、どういった色合いの作品になっていきそうですか?永井変わるところと変わらないところがありますよね。台本も同じで、舞台装置もほぼ同じですから。それでもやっぱり、役者さんが発見することって私の思いもかけないことがあるんです。今日、永井荷風役の味方良介さんに「“奥さん”ってセリフを“奥さま”にしてもいいですか?」と聞かれて。確かに大先生の妻で、しかも彼女が怒っている時なので、なるほど、“奥さま”かと。それは、役者さんが役を深めたからこそ出てきたものだと思います。――二兎社は今年四十周年を迎えましたが、今後の展望とは?永井もう恐ろしい年になってしまいました(笑)。五十周年はないだろうと思いつつ、あまり余計なことは考えないように、まずは目の前の作品に誠心誠意取り組んでいきたいと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:川野結李歌二兎社公演45『鴎外の怪談』2021年11月12日(金)~2021年12月5日(日)会場:東京芸術劇場シアターウエストほか、地方公演あり
2021年11月03日歌舞伎の怪談ものといえば何といっても『東海道四谷怪談』。夫・民谷伊右衛門に見捨てられ非業の死を遂げたお岩さんが夫やその周りの人々を祟るドラマを横軸に、『仮名手本忠臣蔵』を縦軸に織り上げた人気演目だ。これを新たに串田和美による演出で、時代や社会に取り残された市井の人々の群像劇ととらえなおしたのが、2016年に上演された第十五弾渋谷コクーン歌舞伎『四谷怪談』。歌舞伎座でおなじみの『東海道四谷怪談』とはまたひと味もふた味も違う作品となっており、9月24日から公開されるNEWシネマ歌舞伎として収録されているのもこの『四谷怪談』だ。渋谷・コクーン歌舞伎といえば記念すべき第一弾の演目が『東海道四谷怪談』。十八世中村勘三郎が中心となり客席を大いに沸かせたのが思い出される。第七弾では、南番と北番それぞれ全く切り口の異なる演出で日替わり上演された。今回収録されている第十五弾は、観る側の深層心理にまで食い込んでくるインパクトを持った北番をさらに発展させた作品で、タイトルも『東海道』が取れて『四谷怪談』。お岩さんの祟りのエピソードだけではなく、それぞれの登場人物を一人ひとり深く掘り下げ、彼ら/彼女らが江戸の町の辻々で息づいているのがリアルに伝わってくる、そんなドラマに仕立てられている。NEWシネマ歌舞伎ではこの作品の魅力を隅から隅までたっぷりと味わえるのがうれしい。民谷伊右衛門&お岩、直助権兵衛&お袖などの主要登場人物から、彼らとすれ違う名もない人たちに至るまで、その表情や息遣いを漏らさずキャッチ。俳優たちの目線、その眼の色が変わる瞬間、総毛だつ肌、怒張する血管……そんな一瞬を逃さないカメラアングルもシネマ歌舞伎ならでは。「自分はいったいどこで道を見失ってしまったのか」という登場人物たちの心の叫びが聞こえてきそうだ。また音楽も邦楽による下座音楽ではなく、トランペットやアコーディオンなどの音色が使われており、時に不気味なほど軽快、時に重苦しく、人々の刹那的な人生を浮かび上がらせる。そんな音楽にたっぷりと包みこまれるのもシネマ歌舞伎ならでは。彼らとともに私たち自身も、江戸の町を当てどなく彷徨っている気分になりそうだ。歌舞伎を初めて見る人はもちろん、『東海道四谷怪談』のコアなファンの方にも、シネマ歌舞伎だからこそヴィヴィッドに伝わってくる『四谷怪談』のエネルギーを体験してほしい。文:五十川晶子NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』【配役】民谷伊右衛門:中村 獅童直助権兵衛:中村 勘九郎お袖:中村 七之助小仏小平:中村 橋之助お梅:中村 鶴松四谷左門:真那胡 敬二仏孫兵衛:大森 博史小汐田又之丞:首藤 康之伊藤喜兵衛/お熊:笹野 高史按摩宅悦:片岡 亀蔵お岩/佐藤与茂七:中村 扇雀上映期間:2021年9月24日(金)~2021年9月30日(木)全国の映画館にて上映NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』特別予告NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』の東劇(東京・築地)招待券を【よくばり❣ぴあニスト】限定で10名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=482fcdc7-8f0a-4e97-9b07-165a6b6056a6&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。公式サイト
2021年09月07日八月花形歌舞伎は、古典の通し上演や、歌舞伎の様式美に溢れる狂言、そして盛夏にふさわしく怪談など、賑やかな演目が出そろう。第一部は『加賀見山再岩藤』。「三代猿之助四十八撰」屈指の人気作で「骨寄せの岩藤」の通称で知られる。御家騒動が起きた多賀家当主の大領は愛妾・お柳の方に心奪われており、御家は様々な陰謀に巻き込まれている。これらすべて側室・お柳の方と、その兄・弾正が仕組んだことだった。一方、二代目尾上となった召使いのお初の前に、突如岩藤の亡霊が現れ……。岩藤のエピソードに焦点を当てた「岩藤怪異篇」として上演する。第二部一幕目は怪談噺『真景累ヶ淵』。富本節の師匠豊志賀は、20歳ほど年の離れた弟子の新吉と恋仲になるが、顔に腫れ物ができる病にかかってしまう。新吉と若い娘お久の仲を勘ぐっては嫉妬に狂って……。三遊亭円朝の人情噺を脚色した作品。怖ろしい豊志賀の執着や、男と女の複雑な心情を描くゾッとするような怪談噺だ。二幕目は『仇ゆめ』。川のほとりにすむ狸が島原の深雪太夫に恋をする。ある日太夫が憧れている舞の師匠の姿に化け、秘めてきた恋心を伝えて大喜びする太夫と連れ舞をするのだが……。恋に落ちた狸の気持ちをユーモラスな踊りで見せる前半から、後半では一途な狸の思いと姿、それに応える太夫のやさしさがしっとりと描かれる。第三部一幕目は『義賢最期』。勇将木曽義仲の父・義賢の壮絶な最期が描かれる本作。組んだ戸板の上で立ったまま倒れる「戸板倒し」や「蝙蝠の見得」、直立のまま倒れ込む「仏倒し」などの激しい立廻りは歌舞伎ならでは。源氏再興を願い、一人で平家に抗う義賢の覚悟が胸に迫る。迫力に満ちた義太夫狂言の名作だ。二幕目は舞踊が二本。『伊達競曲輪鞘當』と『三社祭』。華やかな吉原仲之町で不破伴左衛門と名古屋山三という因縁のふたりが、吉原で再会を果たす。荒事味あふれる伴左衛門と、和事味漂う山三による「渡りぜりふ」は聴きどころ。また、ふたりの個性が際立つ衣裳や、当時のかぶき者達の風俗を題材としたといわれる両手両足を優雅に大きく動かす「丹前六方」など、歌舞伎の様式美に富んだ『鞘當』。もう一本は躍動感と洒落っ気に富んだ清元の舞踊。浅草の三社祭を素材とした『弥生の花浅草祭』の一場面だ。浅草近くを流れる宮戸川(隅田川)のほとりではふたりの漁師が網を打っている。悪玉と善玉がふたりに乗り移り……。それぞれ「悪」と「善」の面をつけたふたりが、悪尽くし、善尽くしの振りを踊る展開が最大のみどころだ。今月も三部制、座席は一部を除いて前後左右を開けた千鳥方式になっている。なお、第一部『加賀見山再岩藤』「岩藤怪異篇」に出演を予定していた市川猿之助が新型コロナウイルス感染のため当面の間休演、坂東巳之助が代役を勤めることが発表されている。取材・文:五十川晶子『八月花形歌舞伎』演目【演目】第一部三代猿之助四十八撰の内「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」第二部一、『真景累ヶ淵』豊志賀の死二、「仇ゆめ」第三部一、 源平布引滝『義賢最期』二、『伊達競曲輪鞘當』『三社祭』2021年8月3日(火)~2021年8月28日(土)会場:東京・歌舞伎座
2021年08月03日ネットで最も怖い怪談として知られるツイキャス「禍話」が、水谷果穂と入野自由共演でスペシャルドラマ化されることが決定した。「禍話」は、猟奇ユニット「FEAR飯」の語り担当・かぁなっきが、日常の中で独自に集めたリアルな怖い話を、相槌担当・加藤よしきに語り聞かせるスタイルで2016年にスタートした怪談ネットラジオ。ドラマはこれを原案に、2人の語りを中心に進行。ドラマなのか、ドキュメンタリーなのか、怪談話と現実世界が入り組む、意外な展開とまさかの結末が待っている――。水谷さんが演じるのは、怖い話を生配信する「猟奇ユニットFEAR飯」の相槌担当・加藤よしの。入野さんが、語り手であるかぁなっきを演じる。水谷さんは「怖い話はわりと好きな方」だというが、「途中で一回台本を置いた」と語るほど今作は怖かったそう。そして「撮影に挑む前には細心の注意を払って臨むようにしました。神社へお参りへ行って、撮影にはお守りとお塩を持参していました」と準備を行ったようだが、「撮影は、とても楽しい現場でしたが、不思議なことも…。誰のものでもない硬貨がよく落ちていて、『どこから湧いてきたんだろうね』ってスタッフさんと話すことが何度かありましたね」と不思議な体験も撮影中は多かったようだ。入野さんも「ホラー作品は観たり読んだりするのは好きなんですが、演じるのは難しいと感じていたので、オファーを頂いたときは不安もありました」と心境を明かす。そして出演が決定してからツイキャスを聞いたそうで「僕、香りが好きでお香を炊いてツイキャスを聴いていたんですが、禍話が佳境を迎えた頃に、空気清浄機がお香の煙に反応したのかすごい音を出し始めて、その音とともに、窓から風がブワーってすごい勢いで吹き込んできたんですよ(怖)。怖くてビックリしてツイキャスを止めてしまったので、あの話のオチは今も知らないままなんです。ホラー作品なので、ちょっとした出来事を関連付けちゃいがちなんですよね。台本を読んでいる時に写真立てが倒れるとか、掛けていたものが落ちるとか…。あまり気にしないようにはしているんですが」と入野さんも不思議体験をした様子。また「ホラー好きの方にはもれなく観て頂きたい」と入野さん。「スタッフさんが今の時代にどんなホラー作品を提示したいかということを練りに練って作り込んでいるので、僕自身も“ホラー好きに挑戦”という思いもあります。ホラー作品って鑑賞する環境も影響すると思っていて、ホラーが苦手な方は明るい部屋で家族や友達と一緒に見ると楽しめると思います。ホラー好きな方におすすめなのは部屋を真っ暗にして、ヘッドホンで観るとより恐怖に没入して鑑賞できると思います」とコメントしている。2人のほかにも、事故物件に潜入レポートする番組の撮影部隊には、AD・由貴役に加藤小夏、ディレクターの森山幸太郎役に大水洋介(ラバーガール)、アイドルのモモコ役に秋山ゆずき。モモコのマネージャー役を松原タニシ。セーラー服姿の少女“例の女”を中山莉子(私立恵比寿中学)、管理人役を希志真ロイ、不気味な兄妹役を小日向流季と清井咲希が演じる。さらに本作はドラマ放送後、「TVer」や「GYAO!」のほか、YouTubeチャンネル「オカルト部」でも本編放送が決定。「Radiotalk」では、音声コンテンツとしての配信が予定されている。▼あらすじフリーライターの加藤よしの(水谷果穂)と大学の先輩で古書店店主のかぁなっき(入野自由)は、ネットラジオ「禍話」の配信者。かぁなっきが独自に仕入れて見聞きしたリアルな怖い話には多くのリスナーがついており、語られた怖い話を“さらに怖くリライトした二次制作「禍話リライト」”もまた話題になっていた。ある日、いつもの配信でよしのがかぁなっきから聞かされていたのは、ハウススタジオとして貸し出されている一軒家での出来事だった。“アイドルが事故物件に潜入レポートする”という番組企画の撮影がされており、ADの由貴(加藤小夏)、ディレクターの森山(大水洋介)は、アイドルのモモコ(秋山ゆずき)とともに一家惨殺事件の起こった一軒家というニセの設定で撮影を始める。やがて、撮影中に数々の“異変”が起こり…。その配信の数日後、かぁなっきとよしのの元にリスナーからリライト投稿が届く。さらに怖さを増した「禍話」に喜ぶ2人だったが、やがて、かぁなっきが語られていたハウススタジオでの“異変”が現実に起こり始める…。スペシャルドラマ「禍話」は7月11日(日)23時~ABCテレビ(関西)にて放送。(cinemacafe.net)
2021年07月02日「実話怪談ブームと言われて久しいですが、夏ではないこの寒い時期にここまで盛り上がるともう一過性とは言えませんね。多彩な怪談師も続々参入してきて、エンタテインメントのひとつのジャンルとして完全に定着しそうな勢いです」(イベント会社関係者)12月22日に有料生配信し、その後も期間限定で有料配信されている『北野誠の茶屋町怪談2020冬』(MBSラジオ)。先んじて今年8月に『北野誠の茶屋町怪談2020夏』と銘打ち、ラジオ怪談番組“日本初”有料ライブ配信を行なっていたが、配信期間が延長されるほど好評を呼んでいた。夏に続いて今回の「冬」も、視聴チケットは売れ行きを順調に伸ばしているという。そもそも『北野誠の茶屋町怪談』(以下『茶屋町怪談』)は、‘15年8月のお盆に、タレントの北野誠を司会にして、数名のゲストが1時間にわたって実話怪談を披露するシンプルなラジオ特番としてMBSラジオでスタートした。‘16年と‘17年は2回ずつ、‘18年は3回、‘19年は4回と、年を経るごとに放送回数と放送時間を増やし、‘20年もこの「冬」を入れると4回目の放送(配信)となる。この茶屋町怪談シリーズをMBSラジオが‘16年からYouTubeにアップロードしたところ、なんと累計1,000万回超再生回数を誇る、まさにお化けコンテンツとなったのだ。「MBSラジオも、同局アップロード動画の人気上位を独占する『茶屋町怪談』で、コロナ禍でも収益を上げていくひとつの方策として有料配信に踏み切ったのだと思います。一部のファンから『タダで楽しめていたのに、ついにお金をとり始めたよ』といった不満の声もあがりましたが、お金を払ってでも見たいファンのほうが多かったということでしょう」(前出・イベント会社関係者)数字を持っている「茶屋町怪談」だが、この番組を支える2人の出演者も“持っている”のだ。まずは、事務所の先輩、北野誠を支えるピン芸人の松原タニシ。8月公開の映画『事故物件怖い間取り』は興行収入約24億円で今世紀ホラー映画No.1ヒットとなった。KAT-TUNの亀梨和也が主演で松原役を演じたが、この原作となったのが彼の著書『事故物件怪談怖い間取り』(二見書房)だ。「松原は映画の前から芸人としてではなく、事故物件怪談師として徐々に名前が売れてきていました。映画もパート2製作が噂されるなど、今では押しも押されぬ怪談芸人として全国区となりましたね」(芸能関係者)映画では少しデフォルメされていたが、事故物件との縁を作ったのが北野誠だった。「仕事がないから暇してる」という理由で、彼の番組『北野誠のおまえら行くな。』の企画として事故物件に住み始めた松原。まさかの大ブレイクだったが、先輩への恩返しの意味もあるのか、『茶屋町怪談』では常にトップバッターとして怪談を披露し、お化けコンテンツの一翼を担っている。もう一人は、京都・蓮久寺の住職である三木大雲だ。“怪談和尚”とも呼ばれている彼は、『茶屋町怪談』に準レギュラーとして出演してきた。番組内での厄除けの読経も名物となっている。僧侶の立場から見聞きしてきた怪談は、穏やかな雰囲気で語られることで、よりリアリティが増すと評判だ。そんな和尚も“持っている”。「大雲さんご自身もよく語っているエピソードですが、蓮久寺には有名な大黒様が本堂に鎮座しています。ある日、雨漏りがひどかったので、お寺の修復費用に1億8千万円が必要だと大雲さんが大黒様にうったえると、宝くじを買えと夢の御告げがあったとか。その通りに売り場に行き宝くじを10枚買うと、それは七福神の絵柄で、なんと1億5千万円が当たったそうです」(前出・イベント会社関係者)出世を導く良縁に、願いを叶える大黒様ーー。“持っている2人”に支えられている『茶屋町怪談』の快進撃はいつまで続くのか。ちなみに「冬」の配信期間は1月3日まで。見逃しても後日、一部をラジオ放送とYouTube配信する予定だという。
2020年12月29日現在放送中の小芝風花主演ドラマ「妖怪シェアハウス」のオリジナルのスピンオフ「妖・怪談」が、本日8月7日(金)より「TELASA」にて配信スタート。「妖怪シェアハウス」は、クズ男に全てを奪われたどん底気弱女子・目黒澪(小芝さん)が、実はまだ現在に生きていた“伝説の妖怪”たちとのシェアハウス生活を通じて成長していく、奇想天外なホラーコメディ。お岩さん(四谷伊和)役の松本まりか、酒呑童子(酒井涼)役の毎熊克哉、座敷わらし(和良部詩子)役の池谷のぶえ、ぬらりひょん(沼田飛世)役の大倉孝二ら妖怪たちが登場する本作。スピンオフ作品では、そんなドラマの妖怪たちが自ら怪談を披露。舞台は、澪と妖怪たちが暮らすシェアハウスにある“くつろぎの間”。クーラーの調子が悪く、暑苦しい夏の夜、澪に向けて自らの体験を基にした恐怖の怪談を語り始める妖怪たち。ストーカーに怯える若手女優を襲った震撼の物語(「お岩編」)をはじめ、人気カレー店の調味料に隠された驚愕の秘密(「ぬらりひょん編」)、“呪いの湯呑み”にまつわる恐ろしい逸話(「酒呑童子編」)、新居に引っ越してきた家族を襲った恐怖体験(「座敷わらし編」)と、臨場感抜群のストーリーを展開する。松本さんは「今回はお岩のセリフとナレーション、怪談の登場人物のセリフ、さらには擬音も全部一人でやらなければいけなかったんですけど、それも含めて楽しかったです」と撮影をふり返り、「話せば話すほど夢中になり、表現も全体的にどんどん過剰になっていって(笑)、声が枯れるまでやり切ることができました」と楽しんだ様子。毎熊さんは「本番では淡々とならないよう、言葉を立たせるために、音を重視することを一番に考えて頑張りました。7ページにもわたる一人語りだったので、体力を使い果たしました! 『妖怪シェアハウス』でゲラゲラ笑った方は、ぜひスピンオフで“本当に怖い物語”を味わっていただきたいです(笑)」と言い、池谷さんは「なにせ初めてだったので、難しさも含めて楽しかったですね。今回は映像作品なのでお客さんが目の前にいなかったけど、実際にお客さんの前でもやってみたいな、と思っちゃいました。渾身のシーンは、登場人物が豹変するシーンです。ご家族で部屋を真っ暗にして見ていただきたいな、と思います」と見方を提案。「撮影は思っていた以上に大変」と明かした大倉さんは、「一番大変だったのは、集中力を維持すること! 一人でしゃべり続けるので、途中で集中力が途切れると、立て直すのが大変なんです。スタッフの皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。そんな僕が劇中で披露する怪談は、純粋な怪談というよりは、ちょっと不思議な話。ぜひお楽しみいただければ、と思います」とコメントしている。そして、ドラマ本編では主演を務めている小芝さんは「怪談部分の撮影も見させていただきましたが、妖怪さんたちの語り口に、ぐいぐい引き込まれてしまい、『楽しみ! 早く見たい!』と叫んでしまったほどです」と話し、「ドラマの放送をご覧になっていただいた方も、まだご覧になっていただいていない方も『妖怪シェアハウス』の世界にドップリとハマれること間違いなしなので、ぜひ、何度でも見ていただきたいです」とアピールした。TELASAオリジナルスピンオフ「妖怪シェアハウス」番外編「妖・怪談」は「お岩編」「ぬらりひょん編」が8月7日(金)11時~、「酒呑童子編」「座敷わらし編」が14日(金)11時~配信開始。「妖怪シェアハウス」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年08月07日亀梨和也主演、中田秀夫監督のタッグで、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実体験による著書「事故物件怪談恐い間取り」が映画化決定。「色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたい」と意気込む亀梨さんのコメントも到着した。売れない芸人・山野ヤマメは、先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた物件へと引っ越すことに。そこは普通の部屋だったのだが、撮影した映像の中には白いものが映っていたり、音声が乱れたり。ヤマメの出演した番組は盛り上がる。番組からの期待も高まり、ネタ欲しさに事故物件を転々とするヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇し「事故物件住みます芸人」として大ブレークするが――。2012年「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画により事故物件に住み始め、以降大阪、千葉、東京、沖縄で実際に9軒の事故物件に住んできた松原さんの体験を、それぞれ間取り付きで紹介する「事故物件怪談恐い間取り」。発売から2か月、異例の増刷14刷りとなり、「恐すぎて部屋に入れない」と話題沸騰。また、現在までにノンフィクションとしては異例の10万部を突破している。映画では、松原さんの実話をベースに、売れない芸人・山野ヤマメが先輩からの無茶ぶりで、殺人事件が起きた事故物件に住むところからはじまり、ネタ欲しさに事故物件を転々としていくヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇していく。そんな芸人・山野ヤマメを演じるのは、「ボク、運命の人です。」『PとJK』などに出演、「ストロベリーナイト・サーガ」の主演も話題となった亀梨さん。「ジャニーズに入って間もない頃に日本テレビの『怖い日曜日』という番組で案内役を務めた事はあったんですが、自分自身がホラー作品に出演するのは今回が初めてです。またJホラーを代表する中田監督とも初めてご一緒させて頂きますが、撮影現場の雰囲気も今からとても楽しみです」と今回ホラー初出演だと言い、「今回は芸人役にも挑戦しますが、仲良くさせて頂いている若手芸人さんも多いので、お話を聞かせてもらったり、参考にさせてもらっています。クランクインまでにライブも見に行きたいと思っています!」とコメント。また「普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います」と話している。監督を務めるのは、『リング』(’98)で日本映画界のホラーブームを牽引、『スマホを落としただけなのに』も大ヒットした中田秀夫。「ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに恐いのだが、幸い主演の亀梨和也さんが、面白いアイディアをどんどん提案してくださっていて、彼との初タッグをとても楽しみに撮影準備できている。『住んでいる部屋が恐い』という、誰しも逃げようのない恐怖と共に、亀梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の『地獄巡り』を楽しんでいただきたい」と呼びかけている。『事故物件恐い間取り』(仮)は8月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月21日怖いはずが、どこかユーモラス!?命や生の不思議を思う、藤野可織さんによる怪談実話『私は幽霊を見ない』。一般に、幽霊や怪奇現象に対する気持ちは明白だ。「信じている/見たことがある」ゆえに怖い派か、「信じていない/見たことがない」ゆえに怖くない派か。しかし、藤野可織さんは信じていないし見たこともないのに怖がる。それでいて、一度くらいは見てみたいと願う。アンビバレンツを抱えている。「子どもの頃は怪談を聞くとぎゃん泣きしたほどですし、いまも臆病で怖がり。なのに怖い話は好きなんです。ホラー映画やDVDも観ますし、キンドルで実話怪談も読みます」怖いから近寄らないではなく、好奇心が勝つというのが微笑ましい。かくて藤野さんは、怪談話の連載を快諾。ネタ探しのために編集者からタクシー運転手にまで怖い話を知らないかと聞きまくり、廃墟ホテルなどに幽霊ハントに出かけていく。「幽霊が出るというウワサがあるなしの前に、基本、家から出ないのでそういうところには行きません。逆に、誰かとご一緒させてもらうなら、喜んで出かけていきます。でも置き去りにされたり、こけたり踏み抜いて落ちるとかは怖いので、同行者の服をしっかり握っています(笑)」実際に幽霊や怪異に出くわしたわけではないが、その影は感じる。なのに、不思議と怖くない。むしろ忌み嫌われがちな幽霊や怪異に対して、新しい光を当てている。そのひとつが『ジェーン・ドウの解剖』という映画を俎上に載せ、語っていく章だ。「身元不明の若い女性の遺体を検死官父子が解剖し、彼女の死の謎を探るのですが、その父子が見舞われるオカルトな状況はホントに理不尽です。でも殺されたその女性だって、普通に生きていただけでああいう目に遭った。理不尽に何かを求められたり奪われるのは恐ろしいなと」それを踏まえ、幽霊とは何かをこう考察しているのがすばらしい。〈私たちは誰であれ今でも、上げられない声を抱えながら生きているから、それでこんなにも私たちは幽霊を追い求めるのだ〉「私が幽霊を好きという以上に、世の中の人がより幽霊を好きなんだなということを感じましたね。いくら科学が進み、解明できる怪異が増えようが、これからも人々は求めていく。目に見えない存在も、排除できないこの世界の一部なんだろうなと思います」『私は幽霊を見ない』〈三島由紀夫の霊が出るといいなあ〉と願ったり、セント・ルイス第一墓地ツアーに参加したりする、藤野さんのおちゃめな幽霊蒐集。KADOKAWA1500円ふじの・かおり1980年、京都府生まれ。作家。2006年、「いやしい鳥」で文學界新人賞を受賞。’13年、「爪と目」で芥川賞受賞。他の著作に「おはなしして子ちゃん」(フラウ文芸大賞受賞)など。※『anan』2019年10月9日号より。写真・土佐麻理子(藤野さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年10月08日鶴屋南北の怪談物の代表作、通し狂言『東海道四谷怪談』が9月の南座に登場。片岡愛之助、中村七之助、市川中車の豪華初共演で、関西では26年ぶりの上演となる。「南座新開場記念 九月花形歌舞伎」チケット情報初演は文政8年(1825年)、江戸中村座。当時は赤穂義士討ち入りの時代物『仮名手本忠臣蔵』の外伝として互いのエピソードを交互に上演することで、より時勢に翻弄される人間ドラマが浮き彫りとなり、階級社会の不条理や人間の業が際立つ効果をもたらした。その上で、『東海道四谷怪談』は毒を飲まされたヒロインお岩が、櫛で髪をすくたび毛が抜け落ちる有名な「髪梳き」の場面、戸板に縛られた男女ふたりの遺体をひとりの演者が早替えで見せる「戸板返し」、さらに恐怖をあおる演出「提灯抜け」など、歌舞伎ならではの仕掛けがたっぷり。エンタテインメント性溢れる歌舞伎入門編としても、今日まで不動の人気を集めている。「非常に生々しい人間の思いが描かれた、鶴屋南北ならではのキャラクター。七五調に流されない台詞も独特で、言葉から役の真意が伝わってくる」とは、ヒロインを邪険にする夫、民谷伊右衛門役の愛之助。塩谷判官(浅野内匠頭)の元藩士の娘お岩と結婚しながらも、後に藩取り潰しの背景もあり、敵対する高師直(吉良上野介)の家臣の孫娘お梅と再婚。刹那的に己の欲に生きる悪役だ。「同時にお梅が惚れるような素敵さも必要になってくる代表的な色悪。見得や立廻りではなく、存在自体で魅せるような重要なお役なので難しい」。一方、夫が犯人とは知らず、伊右衛門に父親殺しの仇討ちを頼み献身的に尽くすお岩役の七之助は、前半の役作りが肝になると言う。お岩は100%伊右衛門を愛していた。そこを前半でしっかり描くことで、裏切られたと知った後半からの爆発が生きてくる。『恥ずかしい』と泣くのは、武士の娘のプライドだと思います」。悲劇の背景にあるのは、上層部の事件以来一変した生活の貧しさだ。「お岩は産後の病で死にそうだし、子供は泣き叫ぶ。人間強くはないですから。伊右衛門のイライラは現代にも通じるものだと思う。お岩もあの時代、女ひとりが子連れで家を出ればのたれ死ぬほかない。殴られても伊右衛門に頼るしかなかった。その意味では全員に共感できるお芝居かもしれません」。七之助はその他、男女3役を演じ分ける。市川中車との三者初共演も話題の本作。近年、中車とは夫婦か恋人役が多いという七之助は、「目を瞑ってでも芝居のキャッチボールができる。今回は3人でどんな化学変化が起きるのか楽しみ」と笑う。愛之助は3人で物語を日々進化させたいと意気込みつつ、七之助の美貌にも触れる。「美しさと怖さは紙一重。視覚的な怖さはもちろん、人間の精神的な怖さも見どころのひとつです」。公演は9月2日(月)から26日(木)まで、京都・南座にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年08月27日池田秀一、神谷浩史、三石琴乃、桑島法子、緒方恵美ら超豪華実力派声優たちが“怪談”を朗読する「声優×怪談」が、8月14日&15日の2夜連続で放送。夏にピッタリの怖くて切ない、新感覚エンターテインメントとなっている。喋りのプロ、声優が怪談に挑むという今回の新企画。古典から現代ホラーまで、多彩な話を取り上げ、その語りを様々な映像を加えて演出していく。2夜に分けて放送される今回。まず第1夜は、「赤の怪談」と名付け、復讐劇をラインアップ。そして第2夜は「黒の怪談」、亡霊の物語を取り上げる。本企画に参加するのは、誰もが一度はその声を聞いたことがある豪華声優陣。第1夜では、「夏目友人帳」「進撃の巨人」など数々の人気アニメ作品に出演する神谷浩史が「呪怨」を。高港基資の「恐之本」より、「轢(ひ)いた女」を「機動戦士ガンダム」シャア役でお馴染み池田秀一、「元カノ」を「美少女戦士セーラームーン」セーラーウラヌス役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役の緒方恵美。第2夜では、「美少女戦士セーラームーン」セーラームーン役や「新世紀エヴァンゲリオン」葛城ミサト役の三石琴乃と「薄桜鬼」「ハートキャッチプリキュア!」の桑島法子が「青い目の人形」(緑川聖司「呼んでいる怪談 青い本」より)を。「死を呼ぶ大観覧車」(ひよどり祥子「死人の声をきくがよい」より)を「けいおん!」の竹達彩奈。「リング」を「ポケットモンスター」タケシ役などのうえだゆうじが語る。ほかにも、いしかわえみの「絶叫学級」から2つのストーリー(緒方さん&竹達さん/桑島さん)や、「佐賀の化け猫」(三石さん)、「恐之本」より「最期の夢」(池田さん)、あずみきし「死役所」より「自殺ですね?」(緒方さん)、「菊花の約(ちぎり)」(うえださん&神谷さん)がラインアップされている。「声優×怪談」第1夜は8月14日(水)22時50分~、第2夜は15日(木)22時50分~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月12日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今、怪談を絵本の形で語る“怖い絵本”がブームに。今週は、その火付け役となった「怪談えほん」シリーズの新作をご紹介します。■絵本『まどのそと』作:佐野史郎/絵:ハダタカヒト/編集:東 雅夫/岩崎書店1,620円(税込み)日本の夏の風物詩とも言える“怪談”。ラジオや舞台、と各所で怪談が語られ、楽しまれています。「怪談えほん」シリーズは、’11年の刊行時から、宮部みゆき、京極夏彦、恒川光太郎などの人気作家を執筆陣にそろえているのが特徴。シンプルな文体ながら、読む者の内なる不安や恐怖をあおります。また、実力派の画家たちの巧みな筆致に目を見張る、怪しくも美しい1冊。俳優業のほか執筆、音楽、写真など多岐にわたって活躍する佐野史郎。絵本の執筆は初めてとなる佐野の作品『まどのそと』も、そうした流れをくみつつ、数々の作品でホラー演技を披露してきた俳優ならではのエンタテインメント性を感じずにはいられません。“かたかたかた”と、窓の鳴る音で始まる物語。主人公の男の子は、音が気になってカーテンを開けてみるけれど、庭の木の葉は揺れていない。「じしんかな?」と展開していきます。繰り返される“かたかたかた”は、なにかを呼び起こす呪文なのか。リズム感のある文章は恐怖を増幅させ、得体の知れないイラストが不気味さに拍車をかけます。気づけば、ページを行ったり来たり。そして、最後までわからない音の正体……。暑い夏、背筋が凍る怖い絵本を読んで、ひんやりするもよし!?
2019年08月05日「怖がらずに、面白いものを観にいくぞ!という気持ちで来ていただけたら」と言うのは、7月19日から24日(水)に東京・三越劇場にて上演される『怪談 牡丹燈籠』に出演する北翔海莉。「役者がゲラゲラ笑って稽古をしています」と言うとおり、稽古場では「こうしたら面白いよ!」とアイデアがどんどん生まれ、つねに誰かが笑っている。【チケット情報はこちら】「“怪談”という言葉の怖さを打ち砕くくらいコメディタッチ。幽霊も出てくるけど、実は生きている人間の方が怖いということをユニークに描いています。どの時代も人間は同じ。欲があって、焼きもちをやいて、浮気をして、金に目がくらんで後先考えずに熱が入っちゃう」『怪談 牡丹燈籠』はこれまで、歌舞伎をはじめいろんなジャンルで繰り返し上演されてきた。北翔の演じるお峰は、夫の伴蔵(北村有起哉)とともに欲に目がくらんで運命を狂わせていく役。この夫婦を軸に、幽霊と浪人の悲恋や、殺人、主人への忠誠、家族の再会などさまざまに絡まり合う人間模様をコミカルに描いていく。「お峰は“負けられない!浮気をつきとめてやる!”という気持ちの強さがありながら、惚れた女の弱さもある役。伴蔵との夫婦ゲンカなど、ポンポンと掛け合いが続くのでテンポを崩したらアウトなので、ぴりっと力をいれてやらないと」。稽古場での北翔は、相手役に集中して合わせる配慮を見せながら、中心に立つときにはビシッと決める。歌舞伎の“早変り”“だんまり”なども大きな見せ場だ。「“早変り”は運動会みたいになると思う。ほぼ全員が“いつ着替えたの!?”と驚くほど変わっていて、冒頭5分くらいで汗だくになりそう(笑)」“だんまり”は暗闇のなか手探りでモノを奪い合う歌舞伎の場面のことだが、計算されたやりとりで可笑しさを演出する。稽古場では、上演台本・演出をつとめる日本舞踊藤間流宗家で歌舞伎の演出家・藤間勘十郎を筆頭に、それぞれが「そこでみんなが重なってみたらどう?」と目を輝かせながらアイデアを出す。実践してみては「じゃあこのパターンは?」「面白い!」と笑い声が響いた。「出演者には2.5次元、ミュージカル、……いろんなカラーの方がいて新しいことを教えてもらえるのは、私にとって財産です。昨年の『恐怖時代』から引き続き信頼できる方々とご一緒できるのは心強いですし、今回初めてご一緒する北村さんも素敵な方。楽しい舞台なので、あまりかしこまらずに、怖がらずに観ていただけたら嬉しいです」取材・文:河野桃子
2019年07月19日怪談専門文芸誌『幽』で連載されていた作品を中心に、書き下ろしなどを加えた8編を収録。どれもぞくっとさせられる怖いお話でもあるけれど、その恐怖の源流は、霊魂や呪詛などではなく、もっと日常に横たわっている“ふつう”のものではないか。そんな気持ちにさせられるのが、『くらやみガールズトーク』だ。女性たちが人生で感じてきた違和感。突き詰めたら、ホラーな社会でした。著者は、『わたし、定時で帰ります。』で話題の朱野帰子さん。「有名な幽霊話といえば、四谷怪談や番町皿屋敷…、女性が化けるお話が多いですよね。考えてみれば、どの時代でも虐げられてしまうのが女性。そのどろどろとした暗い思いをストレートに吐き出せば、怖い物語になると思っていました。ただ、それがジェンダーの問題とつながったことに、私もちょっと驚きました」女の子らしさや娘らしさの呪縛に囚われた女性の物語「鏡の男」や、結婚したら妻が夫の名字に変わるのが普通だと言う夫や家族、社会の価値観に苦しむ「花嫁衣装」などにそういった面が表れる。「私自身は、男女ともに就職氷河期に見舞われた世代。そもそも差別されていることで被害者のようにふるまうことにも抵抗があります。けれど、これまで疑問に思いながらも、妥協してきた部分や抑圧してきた部分が意外にあったのだな、孤独だったなという気持ちが、書きながらわき上がってきたんですね。実際、女性の方が就職、結婚、出産とライフステージの変化も、それに合わせて変わるよう強いられることも多い。それだけに澱も溜まるのかなと」だが、ヒロインたちのダークな心情がつぶさに描かれながら、各編の最後には小さな希望が灯るような読後感が本書の魅力だ。なかでも、朱野さん自身の出産体験を元に書かれた一編「獣の夜」は、主人公が人間から離れていくほどに崇高さを備えていくようで、揺さぶられる。「実際に産んで育ててみると、自分が自然の一部になって、もう死んで土に還ったみたいな、命は次に移ったみたいな感覚になったんですよね。死が悪い意味で出てくる箇所もありますが、死ぬって、一度それまでの自分を全部捨てて楽になるという変化もあると思うんです」暗闇を抱えていたっていいんだよと、がんばっている女性たちを慰撫してくれるような短編集だ。『くらやみガールズトーク』嫉妬、コンプレックス、憎悪など、自分の黒い本音をのぞき見た女性たちが、ふと気持ちを切り替える瞬間を描く。共感たっぷりの8編。KADOKAWA1400円あけの・かえるこ2009年、『マタタビ潔子の猫魂』でダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。現在放送中のドラマ原作『わたし、定時で帰ります。』の続刊『わたし、定時で帰ります。ハイパー』も好評。※『anan』2019年5月22日号より。写真・土佐麻理子(朱野さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年05月16日