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友だちの家に遊びに行った小1の娘を迎えに行った際、驚愕の光景が待っていました。友だちと「美容院ごっこ」をしていた娘。「カットのマネ」という約束のはずが、肩まであった娘の前髪が眉毛の上までカットされていたのです。そしてママ友の言葉に私は唖然としてしまいました……。 肩まであったはずの娘の前髪は…!?小1の娘が、クラスの友だちの家に遊びに行ったときのお話です。お迎えの際、私の目に飛び込んできたのは変わり果てた娘の姿でした。七五三のために肩まで伸ばしていた前髪が、眉毛の上までガタガタにカットされていたのです。 ママ友の説明「七五三で日本髪を結う予定だから髪を伸ばしているんだ」ということは娘の友だちとママ友の間で何度か話題にしていました。子どもたちの話では、娘が「カットするマネならいいよ」と伝えたところ、友だちが「ちょっとだけ」と言いつつ、実際にカットしてしまったのだそうです。娘はうつむいていました。 その話を聞いたとき、娘が前髪を伸ばしていたことを知っていたにもかかわらず、「うちの子が美容師になりきって切っちゃったのよー」と平然と笑って話すママ友に唖然とした私。状況が飲み込めなかったためその場ではあまり話せず、帰宅後に電話して私のやるせない気持ちをママ友に伝えました。しかし、ママ友はあまり意に返さなかった様子だったため、私は憤りを感じました。 後日、旦那さんが…しかし数日後、両親と子どもの3人でわが家に来て改めて謝罪にしてくれたのです。実はあの晩、ママ友はこの事件のことを旦那さん、つまり娘の友だちの父親に話した際、旦那さんから態度を相当たしなめられたと後日談で知りました。旦那さんが娘のことを気遣い、理解してくれたことが救いでした。 ママ友の態度に唖然としたものの、後日謝罪にきてくれたことで和解でき、友だちとの付き合いも以前のように家を行き来する関係を築き直すことができています。娘は数日後、近所の本物の美容師にきれいに整えてもらいうれしそうにしていました。その姿をみてホッと胸を撫で下ろしました。イラスト/きりぷち著者:岩下カナコ
2024年06月28日友だち以上、恋人未満の関係。彼があなたのことをどう思っているのか、そんな疑問を抱えている女性は多いでしょう。しかし、あなただけではなく、彼も同じように悩んでいるかもしれません。ここでは、友だち関係の彼と恋人になるための方法をいくつか紹介します。2人の距離を縮める方法まずは2人きりで出かける機会を増やしてみてください。グループでの付き合いから一歩踏み込み、彼と2人だけで会う提案をしてみることが重要です。「このカフェが気になっているんだけど、行ってみない?」とさりげなく誘えば、彼の反応からなにかわかるかもしれません。2人きりで会うことに抵抗がないようなら、あなたへの関心も高いと考えられるでしょう。異性としてアピールするただの友だちから一歩進んだ関係へと進むには、異性としての魅力を高めることが大切です。彼の前で無意識に出してしまっている「ただの友だち」という空気を抑え、もう少し異性としての自分をアピールしてみましょう。そして、あなた自身も彼を異性として意識していることを伝えてみてください。すると、彼はあなたの見方を変え、恋人へと発展するきっかけになるかもしれません。行動に気をつけてこのように、友だちから一歩踏み出し、恋人へと関係を進展させたいと思うなら、彼の心理や行動に注意を払いながら、自分からアクションを起こしてみることが大切です。もしかしたら、彼も同じようにあなたに関心を抱いているかもしれません。(Grapps編集部)
2024年06月27日放課後はよく、小学2年生の次女のお友だちが家に遊びに来るのですが、ある日冷蔵庫のお菓子をお友だちが勝手に食べていたことが発覚して……?次女の友だちが、わが家でやりたい放題!?小学2年生の次女には、仲良しのお友だちが3人います。わが家で遊ぶことが多く、私も快く受け入れていました。しかし私がテレワークで家にいたある日、3人のお友だちが冷蔵庫を勝手に開けてお菓子を食べていたようです。私は別の部屋で仕事しており気づかなかったのですが、長女がそのことに気づき次女に聞くと、「え? そうなの?」と知らない様子。台所にお菓子のゴミだけが投げ捨ててあり、「勝手に食べたのかな……」と私も次女もショックでした。 次の日、私は学校の先生に電話で相談。先生に聞いてもらうと、3人は「勝手に食べました」と認めたそうです。そして、私も3人と話し、「勝手に食べたら泥棒になるんだよ!」と叱りました。すると「だって、おなかが空いてたから……」とまさかの発言が! 私はあまりの非常識さに腹が立つ気持ちをなんとか押さえ、「そういうときは、私か娘ちゃんにひと言相談してね」と言いました。みんな反省している様子で、私も大ごとにはしたくないと思ったので、お友だちの親へ話すことはしませんでした。しかし、よその子だからと遠慮せずきちんと話してよかったと思います。 よその子を叱ることに対して少しおっくうな気持ちもありましたが、時にはきちんと叱って教えてあげることが大切だと思いました。しかし、家にいたとはいえ、子どもたちから目を離してしまった私もよくなかったと反省。この件以来、わが家で遊ぶ頻度を減らしてもらったり、家に招く際は子どもたちから目を離さないようにしたりしています。娘とお友だちは相変わらず仲良く遊んでいるようです。 著者:茂木あずさ/30代女性・主婦。38歳で4児のママ。4人それぞれの対応に追われて、あっという間に過ぎていく毎日を送っている。イラスト:Pappayappa ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年04月09日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ある日ライコちゃんが「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、門限を過ぎても帰らない事件が発生! 結局、20時を過ぎてからライコちゃんは帰宅します。以来、リアムちゃんと遊ばなくなったライコちゃん。中学校に進学したある日、リアムちゃんたちと遊ばなくなった理由をライコミさんへ話してくれました。ライコちゃんは、事件の数日前にライコミさんの妹・リサコさんからお小遣いをもらい、リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃん・ジュリアちゃんに自慢してしまいました。 すると「ショッピングモールにプリクラを撮りに行こう」と提案されます。しかし、ショッピングモールでお金を使い果たしたリアムちゃんとジュリアちゃんは「私たちの分も帰りのバス代出して」と言ってきたのです。全員分のバス代はなく、自分だけバスに乗ることもできなかったライコちゃんは結局、4時間かけて3人で歩いて帰らざるを得ない状況になったのでした。無事家にたどり着いたものの、門限を大幅に過ぎたことを叱られると思ったライコちゃんは、部屋に閉じこもります。 ライコミさんから「いつでもいいから話せるようになったら話してくれる?」とやさしく声をかけられて、ライコちゃんは安心して眠ってしまうのでした。 母親の気持ちを知った娘は 「ライコはライコなりに考えや事情があると思う。だから本人が言いたくないことは無理に聞かずに待ってあげたいの」 母親の想いを知ったライコちゃんは、当時の気持ちを思い返すように、改めてライコミさんに「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えます。 すべての真相を知ったライコミさんは、ライコちゃんがまっすぐ育ってくれたことにひと安心。「こちらこそ話してくれてありがとう。」と、娘と2人して泣き出してしまうのでした。 数年後。ライコミさんはスーパーで買い物をするリアムちゃんの姿を見かけます。リアムちゃんは大きなおなかを抱えながら、パートナーらしき人と幸せそうにしていたそう。楽しそうな彼女の笑顔に、ライコミさんと夫は、改めて子どもたち全員の幸せを願うのでした。小学生の子どもが門限を大幅に過ぎて帰ってきたら、つい理由を問い詰めたくなってしまうものでしょう。「もうあの子と遊ばないで!」と言ってしまうかもしれません。しかし、ライコミさんが何よりも大切にしたのは、娘の気持ちでした。 「信じて待つ」のはなかなかできることではありませんが、そんな母親のもとで育ったライコちゃんは、素直なやさしい子に成長しました。子育ては思いがけないことがいっぱい。子どもの友人関係につい口を出したくなることもあるかと思いますが、私たちも子どもの行動に干渉しすぎず、信じて待つ姿勢を見習いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年04月01日意識してよ!友だちから恋人に昇格する方法気になる彼にどうアプローチするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?彼に気持ちを寄せていても、なかなかその思いが届かない時、心が折れそうになることもあるかと思います。そこで、彼の目に留まり、恋人ポジションへと昇格するためのコツを3つお教えします。彼にとっての理想の彼女を演出する普段から控えめな態度だと、彼に「自分に興味がないのかもしれない」と誤解されかねません。彼に自分が理想の彼女である可能性を感じさせることが重要だと考えられます。たとえば、彼女ならではの会話を取り入れるなどして、彼が自分のことを異性として意識するように仕向けましょう。「一緒にこんなデートをしたいな」という願望や「僕と付き合ったら楽しいと思うよ」という直接的なアプローチも一つの手段かもしれません。支えになる存在を目指す彼が何かにつまづいたり悩んでいる時は、大きなチャンスです。その状況でサポートをすることで、彼にとっての特別な存在へと近づけるかもしれません。前向きな言葉をかけることで、彼に活力を与え、彼の心に対するあなたの印象を強めることができます。彼があなたと一緒にいるときに安心感を感じれば、自然とあなたへの思いが強まり「本命の彼女」として見てもらえる可能性が高くなるでしょう。共通の趣味で距離を縮める彼の趣味について興味を持つことから、二人の関係を深めるきっかけが見つかるかもしれません。ただ話を聞くだけでなく、実際に共に趣味を楽しむことで、距離感が一気に縮まる場合があります。例えば、彼が映画を楽しむなら、一緒に鑑賞する計画を立ててみるのもいいでしょう。また、あなたの趣味を彼に紹介し、共に過ごす時間を持つことで、二人の絆をより深めることができるでしょう。すぐには諦めないまだ彼にとっての恋愛対象になっていない可能性がありますが、その為にさっそくに諦める必要はありません。異なるアプローチを試みることで、彼の心に少しずつ近づいていくことができるはずです。(愛カツ編集部)
2024年03月30日つっちさんは、2人の子どもを持つ主婦。2年生になったばかりの長女あるちゃんは、最近「リカちゃん」という新しいお友だちができたようです。 楽しそうで良かった!小学2年生のころ、娘は同じクラスの「リカちゃん」という女の子と仲良くなりました。娘はリカちゃんと過ごす時間が増えていき……。 つっちさんの娘・あるちゃんは、小学校区域から少し離れた保育園に通っていたこともあり、女の子のお友だち作りはゼロからのスタートでした。1年生のころはうまくお友だちが作れず、学校が楽しくなかったよう。2年生になってリカちゃんと仲良くなってからは学校も楽しそうに通っており、つっちさんは安堵していました。ある日、あるちゃんは、学校の校庭でリカちゃんと遊ぶ約束をしたと言います。ただ、家から学校までは子どもの足で35分ほど。ひとりで行かせるのが心配だったつっちさんは、車で学校まで送り届けることにしました。 しかし、そこにリカちゃんの姿はなく、15分待っても一向に現れません。その日は諦めて帰宅し、つっちさんが翌日あるちゃんに聞くと……なんとリカちゃんは約束を忘れていたのです。娘を蔑ろにされたようで怒りを覚えるつっちさんですが、あるちゃんが許してあげているということで、納得しました。 保育園時代は送迎で保護者と顔を合わせる機会もあり、親同士も連絡が取れていました。ですが、小学生になるとなかなかそういった機会はありません。そこでつっちさんは、今度の授業参観でリカちゃんの親御さんと仲良くなる決心をしたのでした。 リカちゃんというお友だちができたことで、娘・あるちゃんの学校生活が楽しくなったのはよかったです。しかしリカちゃんは、あるちゃんと遊ぶ約束を忘れてしまう、少しルーズな性格のよう。 お子さんが小学生になると、親の目が行き届かない部分も多くなっていきますよね。今回の、お子さんの友だち付き合いもその1つではないでしょうか。みなさんは、お子さんが小学校に入学した際、不安だったことはありますか? またその不安を解消するためにどのようなことをされましたか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター つっち
2024年03月22日■これまでのあらすじ幼稚園に入園してすぐ始まった長男の登園拒否。行きたくないと泣いて暴れたり、食事や着替えも拒否する姿にどうしたらいいのか悩んでいた私だったが、少しずつ長男が成長していることに気づく。そして園でプールが始まると、もともと水遊びが好きな長男に変化が訪れ、渋らずに登園してくれるように。しかし2学期が始まると、再び始まる登園拒否。そんな中、長男が園でお友だちとお話をしないと聞いて私は心配になる。そこで同じのりもの好きなお友だちに話しかけてみようと長男に提案。意を決した様子で長男はお友だちに近づき無言で手をつなぐが、その様子を遠目で見ていた私には、お友だちが驚いていたように見えて…。■会話はまだ難しそうだな…■お友だちと会話してる!?この朝の様子を見て、長男はコミュニケーションの取り方がまだわからず、お友だちと会話するには時間がかかるかも…と思いました。しかし、意外にその瞬間は早くやってきたのです…!お友だちとまったく交流してこなかった長男が初めて会話しているのを見たとき、「ああ、同じくらいの年の子とちゃんとお話しできるんだ…。ちゃんと意思疎通できるんだ…」と、なんだかすごく感動しました。さて、気になる会話の内容は…?次回に続く「ようちえんにいきたくない」(全15話)は12時更新!
2024年03月02日■これまでのあらすじ早生まれの長男が、幼稚園に入園してすぐに登園を拒否するようになってしまった! その拒否の仕方は日に日に激しくなり、母はどう対応したらいいのか悩んでしまう。その後夏が近づき、園のプールが楽しみになった長男はすんなり登園できるようになるが、2学期になると元通りに…。しかも家ではおしゃべりなのに、園ではお友だちと全然話していないらしく、母は不安になってしまう。そんなある日、長男がのりもの好きの〇くんといつもお散歩のときに手をつないでいると聞き、母は「友だちができた!」と喜ぶ。しかし、どうやら〇くんと手はつなぐけれど会話はしたことがないようで…。そこで、ある朝幼稚園で〇くんを見つけた母は、長男に「教室まで一緒に行きな!」と提案するのだが…。■長男、行ったー!■お友だちの反応は?さっきまで登園拒否中だったのに、意を決して、○くんのところへ走っていたのは、息子にとっての大きな一歩!しかし無言…! 人とのコミュニケーションの取り方がまだわからないんだろうな…。「おはよう! 一緒に行こう」って声をかけるように、母が教えてあげるべきでした。そして事情を知らず、その様子を好意的な目で見守ってくれた先生たち。ごめんなさい…、まだ仲良くなる前なんです…。次回に続く「ようちえんにいきたくない」(全15話)は12時更新!
2024年03月01日このお話は作者エェコさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。個人の特定を防ぐため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ自宅の前で待ち伏せしていた女性から彼女の夫・武夫の不貞の相手と間違えられた正子。しかし女性が見せた証拠写真から、正子は武夫と本当に付き合っているのは友人であることに気付きます。武夫の妻は、今回は2回目で、前回武夫が謝罪した際に正子が彼女であるとしたうえで正子の個人情報を妻に伝えたと明かします。友人の居場所を聞かれて躊躇する正子に、武夫の妻は正子の個人情報を武夫に流したのは友人であり、正子はすでに友人に裏切られていると言います。しかし正子はまだ友人を信じたい気持ちがあって…友人を呼び出してほしいと言われて…友だちの家は…悪いのは正子ではないことがわかって落ち着いた武夫の妻。事実を明らかにするためにも友だちを呼び出してほしいと言います。友だちの家を教えられないと言った正子でしたが、何やら固まっています。それもそのはず。友だちの家は「ここ」。正子と一緒に住んでいたのです。ルームシェアするほど親しい友人。そんな友だちが、裏切って個人情報を勝手に人に教えたりするでしょうか!?次回に続く 「親友から受けた最低の裏切り」(全57話)は22時更新!
2024年02月24日年少になり、幼稚園での生活に慣れてきた長男がある日、「友だちに叩かれた」と言ってきました。長男の初めての友だち関係のトラブルですが、どうやら先生は気付いていない様子でした。「先生に報告するべき? 些細なことで、神経質な母親だと思われるかな……。でも放っておくのも良くないかも」と私は悩んでしまいました。そして、連絡帳で報告することにしたのです。すると先生の反応は……。長男のトラブルに先生は気づいていない?長男が幼稚園に入園して2カ月が経ち、新生活に慣れてきたある日のこと。帰宅した長男が私に、「今日友だちに腕を叩かれた」と言ってきたのです。私は少し驚きながらも、年少同士そういうこともあるかと思い、長男から話を聞きました。 けがもなく、長男もあまり気にした様子ではなかったので、大事ではないようでした。しかし長男の口ぶりからすると先生はこのことに気づいていないようで、私はそのことが気に掛かってしまいました……。 連絡帳で報告先生に報告しておくべきかどうか、私は悩みました。「けがもしていないのにそんな些細なことで」と先生に思われるのではないかと考えたからです。しかし、これを見過ごしたら今後もっと喧嘩がエスカレートするかもしれない、もしかしたら先に長男が友だちに嫌なことをしてしまったのかもしれない、と考え直しました。 私は連絡帳に書いて先生に報告することに。すると翌日、すぐに先生は電話をくれ、「気づかず申し訳ありませんでした。詳しい事情を調べてみます」と言ってくれたのです。 「どんなことでも連絡してください」先生はすぐに長男と友だちに話を聞いてくれました。どうやらその友だちはしゃべるのが苦手らしく、長男が使っていたおもちゃが欲しかったけれどうまく伝えられず叩いてしまったそうです。 先生が間に入ってくれたおかげで、長男と友だちは仲直り。その後は仲良くしているようで、長男はよく私にその友だちの話をしてくれます。私も先生から「どんな小さなことでも気になったらすぐ連絡をください」と言ってもらい、いつでも相談して良いんだと気がラクになりました。 長男はよくしゃべる子ですが、このときはまだ3歳なので完璧に説明できるわけではありませんでした。長男の話だけで「些細なことだ」と決めつけず、先生に報告したことで今後のトラブル防止にも繋がったのではないかと私は思っています。「どんなことでも連絡してください」と言ってもらったことで、先生への信頼感も強まった出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2024年01月02日小学校の頃からの女友だちに頼み込まれて、婚約者を紹介した私。しかし、女友だちは後から「あなたの婚約者さん、私に一目惚れしちゃったみたいね?」と言い出して……?腐れ縁の女友だちに押し切られる形で、婚約者を会わせた私。その場は和やかに終わったのですが、友だちは「結婚のこと、もう少し考えた方がいいと思うんだけど」と言ってきたのです。 昔から友だちの彼氏にモテちゃうのよね「3カ月後の結婚式にも招待するからぜひ来てね」という私のメッセージに対し、「3カ月後ってちょっと早すぎじゃない?もう少し考えた方がいいと思うんだけど」と言ってきた友だち。 私たちの挙式はいたってシンプルなもので、披露宴はなし。それぞれの家族と親しい友人だけを呼ぶつもりなので、十分間に合うはずです。 そのことを伝えると、「やっぱり、気付いてなかったのね」と呆れたように言いました。 「あんたの彼、今日一日やたらと私のことを見つめていたじゃない」「こんなこと言うのもアレだけど、あんたの婚約者さん、私に惚れちゃったみたいよ?」 友だちと彼氏は向かい合って座っていたので、視線が合うのは仕方がないでしょう。彼氏の態度に思うところはありませんでした。 「私、昔からなんでか友だちの彼氏にモテちゃうんだよね。本当に困っちゃう」「今後の動きには要チェックだね。彼に捨てられないように気をつけてね!」 驚きすぎて言葉を失う私に、「無事に結婚できることを祈ってるよw」と言った友達。不安になった私は、彼氏に連絡を取ることにしました。 「ちょうど連絡しようと思ってた」「今日会った人のことなんだけどさ……」と、友だちのことを切り出してきた彼氏。「気になってる」と言われたらどうしよう、と私は思わず身構えました。 「あの子の連絡先、ブロックしても大丈夫?ちょっとしつこくて、俺が苦手なタイプなんだけど……」と彼氏。肩の力は抜けましたが、私は彼氏と友だちが連絡先を交換していたなんて知りませんでした。 私がお手洗いに行っている間に、友だちが「許可はもらってるから、何かあった時のために連絡先を交換しましょ」と彼氏に言い出したそう。そして、彼氏のもとには友だちから「いいドレスのある式場を知ってるから2人で見に行きましょう」とのお誘いメッセージがしつこく来ているようです。 「こんなこと言いたくはないけどさ」と切り出した彼氏。「本当に友だちなの?友だちだったらこんなことしないと思うんだけど」という彼氏の言葉に、私は彼女との思い出を振り返ります。 彼女と私は、小学校から大学まで一緒のいわゆる腐れ縁。しかし、高校時代に、彼女は友人の彼氏を奪った疑惑があったのです。かなりの修羅場になったものの、彼女は「勝手に惚れられただけ、奪ってない」の一点張りで、結局うやむやに。 そのことを話すと、「俺、マジでそういう女の子無理……」と彼氏。すぐに友だちの連絡先をブロックしたようです。彼女を結婚式に招待することも、そして今後の付き合いも考え直さなければならないようです。 あなたの婚約者は私に夢中♡2週間後――。「私ね、謝らないといけないことがあるの」と友だちからメッセージ。先日以来、メッセージのやり取りもしていなかったので、謝られるようなことは思い当たりません。 とりあえず話を詳しく聞こうとすると、「実は、あなたの彼氏と結婚することになったの!」と爆弾発言……。 友だちによると、私の彼氏が「こそこそメッセージをやり取りする関係はもうやめよう」と言い出したそう。そして、偶然市役所の前で、婚姻届を持った私の彼氏に出くわし、気持ちに応えてあげたいと思ったのだそうです。 「せっかくの婚約者さんを奪ってごめんね!」「でももう彼は私に夢中だから諦めてね!」「夫が隣で爆笑してるんだけど」「え?」 彼氏が先日、市役所に婚約届を取りに行ったのは事実です。しかし、その婚姻届にサインしたのは私。すでに彼氏は私の夫になっています。彼氏がやめようと言ったのは、友だちがしつこいから。しかし友だちは、こそこそやり取りせず堂々と付き合おうと言われたと勘違いしていた模様。夫は友だちとのやり取りを見て、おなかを抱えて笑い転げています……。 夫によると、最近出かける先々でものすごくアツい視線を感じていたそう。私と出すための婚姻届をもらった帰り、視線を感じて振り返るとものすごい笑顔の友だちがいたそうな……。大の男が叫ぶのを必死で我慢するくらいに、ホラーだったそうです。 「誰が友だちの男を狙うような女に惚れるかよ」と夫。夫の言葉をそのまま友だちに伝えると、「別に本気じゃなかったし!」「私にだって本命の彼氏いるし、勝手に結婚してれば?」と逆ギレ。 本命の彼氏がいるにもかかわらず、私の夫に手を出そうとしていたなんて……。ますます呆れてしまいます。 「本命の彼氏さんに捨てられないようにね?」と私が言うと、「あんたたちの結婚式なんていかないし、私の結婚式にも絶対招待してあげないんだからね!」と捨て台詞を残した友だち。 しかし、私が発したメッセージは現実のものとなってしまったのです……。 略奪し続けた女の末路1カ月後――。 「助けて!」という友だちからのメッセージが。「今すごくヤバイことになってるの!貯金も仕事もなくなっちゃうかも!」という言葉に、私と夫は興味津々でスマホをのぞきこみました。 本命の彼氏の実家に、結婚の挨拶に行った友だち。実家にいた本命彼氏の妹を見て、友だちは驚きました。本命彼氏の妹は、高校時代に自分が彼氏を略奪した相手だったのです。本命彼氏の妹である友人は、その場で高校時代のことを洗いざらいぶちまけたそう。それで、友だちは窮地に立たされてしまったのです。 「でも結婚が破談になるだけなら、貯金や仕事は関係ないんじゃない?」と尋ねると、「じ……、実は……」と言葉を濁そうとする友だち。 「奪ったの……。本命の彼氏にはすでに婚約者がいたんだけど、私が奪ったの……」「2人で飲みに行く約束して、それで……、その……。妊娠したって嘘ついたの……」 その元婚約者への婚約破棄の慰謝料は、本命彼氏が立て替えてくれることになっていたそう。しかし、妹の話を聞いた本命彼氏は、友だちを追及。今は「妊娠が嘘なら訴える」「元婚約者への慰謝料、そして自分への慰謝料も払え」と言っているそうです。 困った彼女は、会社に給料の前借りを頼み込みますが、もちろん「無理」との回答。そもそも会社の中でも、既婚者や彼女もちの男性にばかりちょっかいをかけていたらしく、「解雇する」とまで言われてしまったそうです。 「友だちでしょ?助けてよ!お金貸して!」と頼み込んできた友だち。しかし、婚約者を奪おうとする友だちなんて、私には要りません。「今後は誰にも迷惑をかけずにまっとうに生きてね」とだけ残して、私は友だちの連絡先をブロックしました。 本命彼氏も、貯金も仕事も失った友だち。人の彼氏を奪う悪癖が直るといいな、と思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月18日保育士の中田馨さんが、子どものお友だちとの関わり方について詳しく教えてくれました。「お友だちのおもちゃを取ってしまう」「なかなかおもちゃを貸せない……」などお友だちとの関わり方に悩んでいるというパパやママも多いことでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。お友だちとの関わり方については、色々と悩んでしまうママも多いですよね。 今回は、以前から何度か書かせていただいているテーマでもある『お友だちとの関わり方』について、おさらいをしたいと思います。 お友だちにおもちゃを貸せない場合お友だちが「かして」と言ってきたのに、「イヤだ」と言っておもちゃが貸せない。うちの子、やさしさがないのではないか? 意地悪にならないかしら? なんて心配しないでください。特に1~2歳ごろのお子さんは、お友だちにおもちゃを簡単に貸すことはできません。だって、自分のおもちゃなんですから。それがたとえ、今使っていないものだったとしてもそうです。 大人だって、読みかけの本を、「それおもしろそうだね。今すぐ貸してよ」と言われても貸せないですよね。それと一緒です。 おもちゃを貸したくなくて、「イヤだ」と自分の気持ちを言えたことがまず素晴らしい!「そう、イヤなのね。わかったわ。〇〇ちゃん貸して欲しいみたいだから、遊び終わったら貸そうね」と伝えてみましょう。そして、あそび終わったかな? という頃合いを見計らって「〇〇ちゃんに貸してもいい?」と聞いてもよいですし、そんな場面を何度も経験していくうちに、子どもから自然に「どうぞ」と渡してくれるようにもなります。 お友だちのおもちゃを取ってしまう場合お友だちのおもちゃを何も言わずにとってしまう場合。これも親としては困ってしまいますよね。しかし、人の気持ちが分からない子にならないかしら? なんて心配しなくて大丈夫です。特に低年齢の子どもは、目の前にある興味を持った物に、ただ手を伸ばしているだけなのです。なので、その場で大人がサッとサポートしてあげるとよいでしょう。「おもちゃが欲しかったのね。でも、急に取ったから〇〇ちゃんがビックリしてるわ。返そうね」と。きっと、返すとなると泣くこともあるでしょうが、必ず返します。 そして、「“貸して”って聞いてみよう」と一緒に「かして」と聞いてみましょう。お友だちが「いいよ」と言ってくれたら「ありがとう! よかったね。うれしいね」と一緒に喜び、「イヤだ」と言われても「おもちゃで遊んでいるから、今は無理みたい。(別のあそびを提示して)ママとこれであそぼうか」など提案してみましょう。「イヤだ」と言われたら、やっぱり泣くでしょうが、「我慢できたね」と我慢できたことを認める言葉かけをします。 家族以外の人との関わりを持つこの時期は、社会生活への第一歩でもあります。大人の思うような言動をしないでしょうが「それが当たり前」と、周りの大人があたたかく見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年10月10日「ただの友だちだから」と言われても…夫と女友だちが仲良すぎて心配する妻。夫は妻にも女友だちと仲良くしてほしいと思っているようですが…。無神経すぎる夫の行動に読者の怒りが爆発しました。女友達が多い夫。突然女性が抱きついてきた和美の夫の洋介は社交的で、人付き合いがうまく、女友だちもたくさん。友人たちとの距離が近すぎる洋介に和美はずっとモヤモヤしていました。そしてある日の出来事…。飲みに行って夜中に電話で長話、そして…莉子に嫉妬してしまう自分の気持ちにとまどう和美。思い切って夫に伝えるのですが…全く意に介さない様子。夫に気持ちをないがしろにされ、莉子にもますます腹が立つ和美。既婚男性と毎日連絡を取り、週末も遊び、夜も長電話をするなんて普通なのでしょうか。そしてある日…。なんと、和美に必要なのはひとりの時間だと勘違いした洋介は子どもたちを連れて莉子と遊園地に行ってしまうのです! 女友だちと仲良くしすぎて不安だという妻の気持ちがまったく理解できないらしい夫。この夫婦はどうなるのでしょうか。このお話は2023年5月16日からウーマンエキサイトで公開された、読者の選択で結末が変わるストーリーです。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。同じことをやり返してわからせるしかない!?なんて無神経な夫! 読者から怒りの声がたくさん届いていました。・コレは普通に旦那が悪い以外ないね。はっきり何が嫌かしっかり伝えなきゃいけない。親友だから、幼馴染だから、女と思ってない、そんな言葉はいくらでも言える。奥さんは全く別の考えをしてた時点で相手に配慮するもの。 奥さんに配慮できない時点でこの旦那の考えが知れる。・洋介、違うんだよ。これまでの女友だちと莉子は。普通、異性の友だちに抱きつく? 高校生の時は当たり前と思うかもしれないけど、その時はまだ未成年で学生で許される年齢なんだけど、今はどう? 成人してる大人で仕事もしてて家庭もある。1枚の書類で交わされた結婚という名の契約書にサインしてる間柄でしかも子どもまでいるんだよ? 仲がいいからっていつまでも学生の時のような付き合いが出来ると思う? 和美さんはきっと莉子が洋介の男としての部分を欲してるのではないかって思ってるよ、だからモヤモヤしてるんだよ。早く気づいてー大事になる前にー!・あ~もうこういうのって… 私自身も嫌だなあと思うタイプなんで、奥様サイドが嫌悪感を抱く理由よくわかります。 ちなみに私も男友だちはほぼいませんし、普通、既婚の身にもなれば 友だちであっても異性であれば 独身の頃と同じようにするわけには、いかないと思うんですが。それが、結婚相手に対するマナーというか気遣いです。それがわからないまま、すり合わせもしないまま(ご主人サイドがすり合わせした気になっただけで全くできていない)なら奥様は絶望で離婚一択になることも充分にありえますね。私ならそういう選択肢を選ぶような気がします。・相手が嫌だと言っているのに対処しないのは、愛情がないと思われても仕方ないですね。・夫、お人好しすぎるというか…悪い女はいないと思っているのか…危機感がなさすぎるというか…心配になります。妻の気持ちが理解できず女友だちと遊ぶ旦那。妻の気持ちをわかってもらうには…?・これって逆の立場だったら?って想像してみたら良い。 妻がいつも同じ男性と仲良く飲みに行っている。シングルファーザーで大変だから、家事や育児をお手伝いする。何かある度に妻に連絡を寄こす。夫よりも妻のことを知っている。そんな異性が家にまで子連れでやってくる。夫の友だちでもあるから良いでしょ? と言われる。何か嫌でしょ?・奥さんも実は昔から仲良くしている親友がいるってことにして、同じことをしてやればわかるんじゃない?・私なら、男友だちを作って全く同じことをする。寸分違わず同じことをしたいから協力してほしいと、金を出して頼む。同じ立場にならないと、どれだけ言葉を尽くしても価値観の違いは埋まらない。ところで、結婚したあとでも男女の友情は成立するものなのでしょうか。そもそも既婚者に異性の友だちは必要?・異性の友達は要らなくないですか? てか女性の場合、普通に奥さんの居る人には気を使い近付かないと思いますよ。この旦那、鈍臭い! 奥さんが嫌がるならやめるべき! 自分だって嫌がることされたら気分悪い筈。自分に置き換えて考えるべき。・男女の友情が成立するのは本当にお互いが当たり障りなくいい距離感で関われる場合だと思います。逆に男友だちと一緒に親密そうに遊ぶ姿を見ても普通にいられるのでしょうか? 大抵は嫌がると思うのです。要は考え方が甘い。自分本位でしか物ごとを考えられないんだなと。 本末転倒ですがそんな方は結婚しない方がいいと思うのです。自由に生きればいいのでは。・独身のときは男女の友情は成立すると思うけど、結婚したなら引かないとだめ。・結婚したら、異性の友人との交流は、ほどほどにした方が良いように思います。 たとえ気遣いであっても、妻抜きで女友だちとその子どもと一緒に遊びに行くのは良くないと思います。・30年以上の付き合いの、男友だちがいます。子ども同士もほぼ同い年なので、家族ぐるみで仲良くしています。正直、お互い結婚する前は、そのへんでゴロゴロと雑魚寝しても平気。それこそ冗談半分で、風呂に一緒に入っても平気かも、くらいに言ってましたが、お互いにパートナーがいる今は、お互いが昔とは違う、というのを暗黙の了解で、ある種の線引をした感じがあります。 まさに親しき仲にも礼儀ありです。 仲が良いからこそ、お互いのパートナーのことも、とても大切な存在だと思っています。友だち付き合いも大切だけど、一番に考えてほしいのはパートナーの気持ち。結婚したら異性の友人との付き合いはほどほどにしてほしいですね。▼漫画「夫の親友は女性でした」
2023年10月03日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「女友だちとの付き合いをやめられない夫が隠していたのは…」を紹介します。パニ子は3カ月前にユウタと結婚したばかり。新婚生活をスタートさせたのですが、一緒に暮らし始めたのをいいことに、ユウタは急に友だちを優先するように……。週末になると友だちと飲みに行ってしまい、帰ってくるのは日付が変わってから。何よりその友だちというのが厄介でーー。友だちだと言えばなんでも許される!?珍しくユウタが家にいる土曜日。せっかくなので夫婦で外食でも、と思った矢先、ユウタのスマホが鳴ります。相手は飲み友だちのリオ。「これから飲まない?」という誘いに、ユウタは「ちょうど暇してたんだ! 今すぐ飛んで行きま~す」と上機嫌。もちろんパニ子への相談などありません。 「わざわざ既婚者のユウタを誘わなくても……」と不満が募るパニ子。ユウタは「女よりも男のほうが話しやすいんだって! あいつ男みたいな性格してっからなw」と言って、遠慮なく出かけていきます。 「友だち関係にうるさく口を出すと嫌われるかも……」そう思って我慢していたパニ子でしたが、ついに我慢の限界を迎える出来事が起こります。いつもなら終電で帰ってくるはずのユウタが帰ってこなかったのです。 「もしかして一線超えた…?」不安でいっぱいになったパニ子は一睡もできず、ユウタに何度も電話をかけながら帰りを待ち続けました。帰ってきたのは朝の10時!「リオの家で飲んでそのまま寝ちゃってたw」と悪びれない様子のユウタに、さすがのパニ子も「結婚してるのに他の女の家に泊まるなんておかしいわよ!」と我慢していた本音をぶつけました。 しかしユウタは「友だちと遊んでいるだけなのに嫉妬? 男女が2人きりだからって浮気を疑うなんて、パニ子って心が狭いんだな」と逆ギレ。 ついには「男友だちが少ないパニ子にはわからないかもしれないけど、男女の間にも友情は存在すんの! 結婚したからって友だちとの縁を切れって? ひどいこと言うよなぁ」とまで言われる始末。 このまま泣き寝入りするわけにはいきません。パニ子はある作戦を決行することにしました。 女友だちとの飲みをやめられない理由あれ以来調子に乗ったユウタは、度々リオの家に泊まるようになっていました。その日もユウタはリオと飲みに行くというので、パニ子は「私も今日はタケシと飲みに行くんだ♪」と返します。 ユウタは「男友だちなんていたっけ?」と動揺した様子。パニ子は「いるに決まってるじゃん! 結婚したから誘いを断っていたけど、よくよく考えたら結婚したからって男友だちと距離置くことないもんねぇ~w」と言い返します。 もちろん飲みに出かける相手は女友だちのルイ。タケシなんて友だちは存在しません。それ以来パニ子はいろいろな男の名前を出して飲みに行くようにしました。1カ月ほど続けていると、ユウタはあからさまに嫌な顔をし始めました。しかし、男女の友情について熱く語っていた手前、ダメとは言えません。 そのくせリオとの飲み会をやめる素振りはありません。ユウタにはどうしてもリオに会わずにはいられない理由があるようです……。その答えはSNSにありました。 きっかけはSNS! 夫の不倫を暴くときそろそろトドメをさすタイミング! パニ子はユウタに「今日はタケシの家飲むから、そのまま泊まって帰る」と告げ、家を出ました。パニ子が出かけた先は、とあるマンション。しかし部屋には入らず廊下で待機しています。しばらくすると、ユウタとリオがやってきたのです。 「書面上はパニ子が妻だけど、俺の心の嫁はリオだよ♡」「女友だちって信じているなんで奥さんもバカね」 ふたりは親密そうな様子で部屋に入っていきました。パニ子が待ち構えていたのは、もちろん不倫の証拠を集めるため! バッチリいいタイミングで写真や動画を撮ることができました。 パニ子が待ち伏せできたのは、リオがユウタとの日々を包み隠さずSNSにアップしていたおかげ。SNSを見れば、住んでいる家も行動パターンも丸裸でした。 「堂々と不倫できるとでも思った?」翌朝、いつもと同じ時間に部屋から出てきたユウタとリオ。ドアを開けたら目の前にパニ子が立っていたので、びっくりして立ち尽くしていました。 「今日もお友だちと一緒だったのね〜♡」とパニ子。この期に及んで、ユウタは友だちだと主張してきたので、昨夜撮った2人の会話を聞かせてあげました。これで言い逃れできません。 それでもユウタは「お前も男友だちの家に泊まっていただろ! 男女が2人きりで何も起きないわけがない! お前もクロだ!」と自爆発言。しかし、パニ子は男友だちの家に泊まると言って、ルイの家に泊まっています。そう言われることを予想して、しっかりルイの家に泊まった証拠を残しておきました。 「女友だちだって押し切ったら、堂々と不倫できるとでも思った? 残念でしたぁ~」 ユウタとリオそれぞれに慰謝料を請求したパニ子。ユウタとリオはSNSを発端に不倫がバレ、会社を辞めざるをえなくなってお金も仕事も失ったのでした。 今回は不倫相手を女友だちと言っていましたが、異性の友人との関係を保つにはパートナーへの配慮が必要です。友だちだと言えばなんでも許されると思っていた夫。しかし妻がそれを嫌だというのであれば、夫婦で話し合って合意を得る必要がありますね。著者:ライター パニコレ
2023年09月07日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ口唇口蓋裂のことを話した娘は友だちの反応が怖い。少しの沈黙の後、片方の友だちが「大変だったね」と声を掛けるが、もうひとりは顔がこわばったまま。引かれてしまったかなと思うが「実は私も…」と言い出して…。■心臓に穴が空いていた!?■そしてもうひとりの友だちが…!?友だちが告白してくれたのは、生まれつき心臓に穴があって手術したこと、そして胸に傷があるのでプールや修学旅行が不安だということ。「そんなこと気にしないよ」と声を掛けると、もうひとりの友だちが「実は私も…」と言い出して…!?次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者に寄せられた体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年08月15日当時4歳の娘はお友だちと遊ぶことが大好きでした。よく幼稚園のお友だちと集まって公園で遊んでいたのですが、そこでは娘も含め子どもがNG行動をしてしまうこともあります。お友だちがNGなことをしてしまったとき、親がどのような対応をするのが良いか、私の中で正解と思える対応に出合った体験談です。 「大丈夫よー」でいいの?娘がよく遊ぶお友だちの中には、やんちゃな男の子Yくんがいます。Yくんは私など他のママを叩いたり、石を投げたり、勝手にかばんの中身を出したりと、NG行動をしばしば。Yくんママはいつもきちんと叱るのですが、同じく一緒に遊ぶAくんママはいつも「大丈夫、大丈夫」「平気だよー」とYくんに笑顔で言います。 Aくんママはやさしさで言っているのだと思いますが、NG行動に対して「大丈夫」と言うのが、本当に正解なのだろうか?といつも思っていました。 Bちゃんママのケースそんなとき、時々公園遊びに参加するBちゃんママにYくんが石を投げました。Bちゃんママは妊娠中。そこそこ大きな石を投げたので、私はヒヤッとしてしまいました。いつも通りYくんママはYくんを叱ります。するとBちゃんママは「ひどい! Yくん! Bちゃんママ怖かったよ!」と泣くフリを始めました。 それにYくんママも乗っかり、「大変! Bちゃんママが泣いちゃった! どうしよう」と続けました。するとそれまでニヤニヤしていたYくんは真顔になり、ママに言われずとも「ごめんね」とBちゃんママに謝ったのです。 私的には正解私は今まで「やめようねー」「やられたら嫌だよ」と当たり障りのない言葉をかけていました。けれどあまりYくんに響いている感じはなく、「まあ自分の子じゃないし、あんまりしつけに踏み込むのもな……」と思い、Yくんママが叱るのを待っていたところがあります。 そんなときにYくんにヒットしたBちゃんママの対応。やられた側の気持ちをきちんと言葉にすることで、Yくんにきちんと向き合っている感じもあり、Yくんのケースでは私的にBちゃんママの対応が正解かなと感じました。 その後YくんのNG行動が減ったかというと、そうでもありません。けれど、Yくんが何か感じられたかなと思える出来事だったので、Yくんのためにも「大丈夫だよ」ではなくBちゃんママのような対応を続けていこうかなと思っています。 著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。作画:星田つまみ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年07月02日小学校に入学し、「お友だちができた!」と喜んでいた娘。娘が仲良くしているお友だちなので家に来るのを歓迎してあげたいのですが、お友だちの行動には気になることが……。お友だちがわが家に来たとき、他人の子どもを注意していいのかわからず葛藤していました。娘にとって、小学校での初めてのお友だち現在中学校2年生の娘が小学生だったときに、初めて仲のいいお友だちができました。わが家に、その子が遊びに来ることが多かったのですが、いくつか気になる行動が。それは、勝手にわが家の冷蔵庫を開けてものを取ろうとしたり、寝室に勝手に入ろうとしたりすることでした。 娘の初めてのお友だちなので、家に来るのを歓迎してあげたいけれど、私はいつもモヤモヤ……。他人の子に注意するのも気が引けるし、私が注意したことで娘とお友だちの関係性が悪くなるのでは? と思うと、やんわりと断るくらいで、しっかりと注意できずにいました。 娘のお友だちのママからのひと言学校の参観日で、例のお友だちのママと初対面。お互いにあいさつしたあと、ママさんから「うちの子、遊びに行ったときに変なことしてないですか? 何かあったら、どんどん叱ってくださいね」と言われ、「私が注意してもいいんだ」と思うようになりました。 それから、お友だちがわが家に遊びにきたときには、お友だちに冷蔵庫を勝手に開けられたら「欲しいものがあったら、おばさんに言ってね。勝手に開けちゃだめだよ」と伝え、お友だちが寝室に入ろうとしたら「この部屋は入ってほしくないから、入らないでね」と注意できるようになりました。 お友だちは私が注意したときには素直に「はーい」と聞いてくれて、娘との関係性が崩れることもありませんでした。この件があったことで、娘のお友だちを迎えることに対して気がラクになったように思います。そして、娘がお友だちの家に遊びに行く際には、「人の家の冷蔵庫は勝手に開けないようにする」等のルールを、私と娘で再確認するキッカケとなりました。 著者:吉川みきな/女性・主婦。14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差きょうだいを育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年05月29日ある日、男女数名の友だちと話していた私は、みんなの前で生理中であることを明かしました。そのときはみんな「そうなんだ〜」という反応だったのですが、あとで女友だちから注意されてしまい……!? 男女で話していたときある日、男女数名の友人と話していたとき、私は会話の中で何気なく「今日生理でさ~」と口にしました。 そのときはみんな「そうなんだね〜」という反応で、それ以上は生理の話をすることなく終わりました。 しかし、そのあと1人の女友だちに「生理中だということを人前で言わないほうがいい」と注意されてしまったのです。 生理は恥ずかしいもの?友だちの言葉に、私は「え……なんで?」という疑問しかありませんでした。 私にとって、生理は恥ずかしいものでも隠すものでもないと思っていたからです。 そのまま「そうだね。気をつけるね」と流せばよかったのかもしれません。しかし、生理中でイライラしやすい時期だったこともあり「生理って隠さなきゃいけないものなの?」「隠すほうが変だよ」と言い返してしまって……。 友人の考えは「生理中であることを人前で言うなんて恥ずかしい。いくら友だちでも、男の人の前で生理中だと言うのはどうかと思う」というものでした。 私だって、誰かれかまわず生理中だと伝えているわけではなく、親しい友だちの前だったから言ったのです。それに「男友だちに生理中と知られないように……」という友人の考えを理解することができませんでした。 あとで考えると…結局、そのときは言い合いの状態で終わってしまいましたが、あとになって「生理に対して人それぞれ考え方があるんだなぁ」と思いました。 今回注意をしてくれた女友だちのように、生理中だという話題にいい気持ちがしない人もいるかもしれません。女性同士でもそう感じるのですから、異性であればなおさらです。 友だちの気持ちを理解することはできましたが、それでも「生理は恥ずかしいものでも隠すものでもない」という私の気持ちは変わりませんでした。 これから生理の話題を出すときには注意しなければなと思いつつ、男性の中でも生理に対する理解が深まり、男女関係なく生理の話題をオープンにできるようになったらいいな……と願っています。 女友だちと私、どちらの意見が正しいということはないと思いますが「なんでもオープンにすればいいわけではないんだな」と考えるきっかけになりました。相手の気持ちに配慮しながら、「生理は恥ずかしいものじゃない」という自分の考えも大切にしていきたいです。 著者/うみのるなイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年05月22日■前回のあらすじ弟を見つけたあと間もなく、母が迎えに来ました。弟の涙の跡を見るなり事情を問いただし、怒りをしろみに向ける母。さらにユリアちゃんママに二度としろみたちに関わらないようにと言ったため、卒園までしろみが友だちに誘われることはありませんでした。同じクラスの友だちができて…その日あったこと感じたことを事細かに説明しなければならないという決まりがこの頃から追加されました。(幼稚園の頃は遊んだりお遊戯したり、やったことは大抵連絡帳に書いてあったのでそこまで聞かれなかったです)母の復讐!?そう言いながらめちゃくちゃ笑う母。体の小さな子どもの足を大の大人が踏むってどんな神経…!?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月14日■前回のあらすじ親子3人で暮らし始めると、母は何をするにも必ず許可を求めてくるようになりました。また弟をひいきするところもあり、しろみはますます自分の意見を言えなくなっていきます。母の束縛方法友だちにもらった物をあんな風に捨てられて悲しいやら悔しいやらでしたが、この頃の私はぐっと言葉を飲み込むしかできませんでた。この時言われた『貴方はママの言うことを聞いていればいい』という言葉にこの先も苦しめられることになろうとは…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちにソウとレクトのトラブルについて質問した先生。生徒たちは次々に、「レクトが一方的にソウに攻撃していた」と証言しました。すると突然、叫びながら暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻してからふたりで話をすることに。その結果として、「レクトは嘘を認めたが、ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」という保護者の高木さんから話を聞いていました。高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。 鈴木先生の“執着”という言葉を聞き、レクトの姉のトラブルを思い出したソウのお母さん。「レクトが謝り、ソウも許してくれたので、子どもたちの間では解決した」という先生の話に、釈然としない気持ちでいると……。 先生から驚きの提案が…! 「あのっ……」 「解決した」という鈴木先生の話に不安があったソウのお母さんが、話をしようとすると……。 「ただ、レクトの“執着”は、僕としてはとても気になっています。そこでひとつ提案なのですが、もしよかったら、レクトからソウを引き離そうと思います」 「ふたりを引き離す……!?」 鈴木先生の話に驚くソウのお母さん。しかし、頭の中でレクトの姉のトラブルが頭をよぎります。 「高木さんの話を聞かなかったら、『そこまでしなくても大丈夫です』と断っていたかもしれない。でも今は、トラブルになってはいけない家庭だとわかっているから、レクトくんには申し訳ないけど……」 ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」と心を決めます。 「先生、それでよろしくお願いします」 ソウのお母さんは、鈴木先生の提案を承諾するのでした。 トラブルになった友だちとはいえ、“大人が子どもたちを引き離す”という判断は、悩ましいですよね。レクトの家庭に複雑な事情がありそうなことや、レクトの姉が起こした事件を踏まえ、ソウのお母さんは、「ふたりを引き離す」と決めました。根底にある、「息子のことを一番に考えたい」という気持ちは、共感できる場合もあるかもしれません。皆さんがもし、ソウのお母さんの立場になったら、どのような選択をしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月04日友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をついていました。学校に出向いたソウのお母さんは、奥さんの出産のため不在にしていた担任の鈴木先生に会い、レクトとのトラブルについて相談。その話を耳にした、小学6年生のミミちゃんのお母さんに声をかけられ、ミミちゃんと同級生であるレクトの姉・メコちゃんとの間に起きたトラブルについて、話を聞くことができました。ミミちゃんはメコちゃんからカツアゲされそうになり、親に謝罪を求めたところ、高校生くらいのメコちゃんのお姉さんが訪れたそう。「この家庭に常識は通用しない」と判断したミミちゃんのお母さんは、娘の安全を守ることを優先し、先生の協力のもと、娘とメコちゃんとの関わりを一切なくすことで、トラブルを決着させました。 ミミちゃんと引き離され、荒れた生活を送っていたメコちゃん。「それが原因で、末っ子のレクトくんにも、何らかの被害が及んでいたのでは」と、ミミちゃんのお母さんは推測していました。トラブルを経験したミミちゃんのお母さんの話には説得力があり、この話を参考にしつつ、レクトとのトラブルを解決したいと考えていたお母さんは……。 トラブルが解決しないまま、学校に通う息子は… ミミちゃんのお母さんから、トラブルの経験談を聞けたお母さん。 「どうしたらいいかわからなかった自分にとって、いろいろな視点から冷静になって考えるキッカケになった」 レクトの姉を謝罪に行かせた母親のことや、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」と、情報通のママ友から聞いたこと……。 「とても受け止められない家庭はある。私もまた、ソウのことを一番に考えよう」 ミミちゃんのお母さんから聞いた、「ミミの安全を優先して、トラブルを決着させた」という話に、考えさせられるお母さん。 その後、帰宅したソウに、お母さんは学校での様子を聞きます。 「レクトに睨まれたりはしたけど、オレは避けていたからあまり関わらなかった」 ソウの話に安心するお母さん。 「実は今日、たまたま鈴木先生に会えたから、レクトくんとのことをちゃんと話しておいたよ。鈴木先生ね、明日すべてを明確にするって」 ソウは、「明日か……。うん、わかった!」と、覚悟を決めたような表情をするのでした。 息子が見舞われたトラブルに、親としてどう対応すればいいかわからなかったお母さんにとって、経験者の話はとても参考になりました。「いろいろな視点から冷静になって考えるキッカケになった」と話すように、何事も多角的に、視野を広げて考えることは大切ですよね。そのためにも、事実確認をすることはもちろんこと、周りの人の話を聞き、さまざまな意見を取り入れながら、情報を自分で精査することが、トラブルを解決する道しるべになるのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年04月08日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をついていました。担任の鈴木先生に、ソウとレクトのトラブルについて相談するソウのお母さん。するとその直後、レクトの小6の姉・メコちゃんと同級生であるミミちゃんのお母さんに声をかけられ、ミミちゃんとメコちゃんの間で起きたトラブルについて話を聞くことに。ミミちゃんは以前、メコちゃんに脅されるようなかたちで物を買わされ、それを機にメコちゃんに連れ回されるようになったのだそう。そしてついに、人けのない路地裏で「金持ってこい!」と、胸ぐらをつかみながら凄まれたのです。偶然通りかかった近所の方に助けてもらい、事なきを得ましたが、メコちゃんとのトラブルを知ったミミちゃんのお母さんは、メコちゃんの親に謝罪を求めていました。 担任がメコちゃんのお母さんに何度も電話するも、出ることはなく、やっと電話が繋がっても「忙しいから無理」のひと言で切られてしまい……。 我慢の限界を超えたお母さんは… 「メコちゃんの親が会って謝罪しないのなら、『うちは出るとこに出ますと伝えてください』と、先生に話したんです」 しかしミミちゃんのお母さんは、娘のことを考えると、「そこまで言ったことが正解だったのか」と葛藤していました。 「もちろん、メコちゃんやメコちゃんの親の対応は許せない。でも、ミミが今後も学校生活を送ることを考えると、先生にお任せしたほうがよかったのかもしれない」 「それで……メコちゃんの親は、謝罪したんですか?」 メコちゃんの親は、ソウとトラブルになっているレクトの親でもあります。その後どうなったか、お母さんは気が気ではありません。 「うん……。それなんですが、学校から連絡が来たんです」 「メコちゃん側が謝罪する」という学校からの連絡に、「もちろん謝罪を受ける」と承諾したミミちゃんのお母さん。 「出るとこに出ます」という発言が効いたのだと、ミミちゃんのお母さんは思ったそうです。 子ども同士のトラブルを「先生に任せたほうがよかったのかもしれない」と、葛藤するミミちゃんのお母さん。子どもの学校生活が続くことを考えると、「親が介入して、事を大きくしないほうがいいのでは」と考えてしまいますよね。学校に子どもを預けている以上、先生を信頼してお任せしたほうがいいことも、大いにあるかと思います。しかしミミちゃんは、メコちゃんに恐喝めいたことをされてしまいました。ここまでくると、さすがに親の出る幕のようにも思いますが、皆さんならどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年04月01日幼稚園のクラス替えで、仲良しのお友だちと離れてしまった娘。しばらくして新しいお友だちができたことに、私は安心していました。しかし、いつもと違う娘の様子が気になっていたところ、幼稚園のお友だち関係で嫌な思いをしていたことを知り……。その後、どのように解決し、円満に遊べるようになったのかをお伝えします。 仲良しのお友だちとはなればなれわが家の8歳の娘は、マイペースでのんびりやさん。慎重なところもあるので、見ていてもどかしいときもあります。そんな娘が年少から年中に上がるときのクラス替えで、それまでいつも一緒に遊んでいた仲良しのお友だちグループと、ひとりだけクラスが離れてしまいました。 娘以上に不安でいっぱいになった私でしたが、その不安は的中。もともと人見知りな娘はポツンとひとりで過ごす時間が増えてしまい、担任の先生に遊んでもらうことが多くなりました。 新しいお友だちができたけれど…しばらくすると、娘から新しいお友だち、Aちゃんの名前をよく聞くようになりました。毎朝幼稚園に行くと、早く着いているAちゃんが娘のことを待っていて、娘を見つけると必ず、「なんでそんなに遅かったのー?」と、駆け寄ってきてくれるのです。 仲良しの子ができたんだな、よかったなとホッとしていたのですが……。やがて娘は、「早く幼稚園に行かないと怒られちゃう」と、朝ソワソワとするようになりました。どうやらAちゃんは強めの性格で、娘はAちゃんに怒られないように遊んでいるようなのです。 そんなこともできないの?それでもAちゃんと遊ぶこと自体は楽しいようで、娘はそれからもよく一緒に遊んでいました。心配しながらも様子を見ていたのですが、そんな矢先に幼稚園のママ友から、「娘ちゃん大丈夫?」と言われました。 それは、娘がAちゃんから、「そんなこともできないの?」と言われて泣きそうになっているのを見た、というのです。しかも、このような話を別の2人のママ友からも聞いたので、どうやら真実のようです。悩んだ末ひとまず娘には、「嫌なことは嫌と言っていいんだよ」ということを伝えました。 体操の時間に起こったこと幼稚園の課外レッスンの体操の時間でのこと。その日は縄跳びのレッスンでした。娘は縄跳びは苦手なので、それまでもAちゃんからは心ない言葉を繰り返し言われていたようなのですが、その日の娘は練習の甲斐あって、Aちゃんよりもたくさん跳べたのです。 そのときの娘が小さな声で私に言った「Aちゃんより跳べたよ!」という言葉と、満面の笑みは忘れられません。娘はやはり、ずっと我慢をしていたのです。 娘はその後、少しずつではありますが、Aちゃんに言いたいことを言えるようになり、トラブルなく遊べるようになりました。また、そのような思いを経験したことで、自分より上手にできないお友だちがいたとしてもバカにしたり、下に見るようなことはありません。自分がされて嫌なことを人にはしないようにする、という、大切なことを学べたのだと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/市田スナオ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年03月30日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、突然ソウに殴りかかったレクトですが、駆けつけた教頭先生に、「ソウにいじめられていた。殴られて頬が腫れた」と嘘を話しました。まるで自分が悪者かのような状況に、困惑するソウ。レクトはいつもおなかを空かせている様子で、親の影が見えず、「育児放棄の可能性がある」と、情報通のママ友の間で噂になっていました。お母さんは担任の鈴木先生に、ソウとレクトのトラブルについて相談。するとその直後、「娘がレクトの姉とトラブルになったことがある」という、お母さんに声をかけられました。レクトの小6の姉・メコちゃんと同級生であるミミちゃんのお母さんは、レクトとトラブルになっているお母さんを気にかけ、娘が見舞われた出来事について話してくれました。 ミミちゃんは以前、メコちゃんと買い物をしようとした際、「自分の分も買ってくれと」メコちゃんに頼まれました。ミミちゃんが断ると、万引きする素ぶり見せ、「買ってくれないならとるしかない」と脅し、ミミちゃんに商品を買わせたのです。そしてその後も、ミミちゃんを連れ回し、とうとう、人けのない裏路地で「お金ちょうだい」と言ってきたそうです。 人けのない裏路地で、お金をせびられ… 「お金ちょうだい」というメコちゃんの頼みを断ったミミちゃん。しつこくお金をせびられるも、言うことを聞かなかったミミちゃんに、メコちゃんは逆上しました。 「金持ってこいって言ってんだよ!!」 ミミちゃんの胸ぐらをつかみ、脅そうとするメコちゃん。そのタイミングで、たまたま近所の方が路地裏に入ってきました。 「あなたたち!! 何やってんの!」 その近所の方がミミちゃんを保護して、学校に連絡してくれたそう。 「それで、メコちゃんとのトラブルについて発覚したんです。それまで何も気づけなかった情けない親こそ……私です」 自責の念に駆られる、ミミちゃんのお母さん。 「そんな……。でも今は、解決されたんですか?」 お母さんの問いに、「それはとても難しいです。何を“解決”というのか……」と意味深なミミちゃんのお母さん。 「しいて言うならば、自分たちの落とし所をどこにするか……」 すっきり解決していないような言いぶりに、お母さんにも緊張が走ったのでした。 路地裏でお金をせびられているところに、運良く人が訪れ、助けてもらったミミちゃん。それまで娘が苦しい思いをしていることに気づかず、ミミちゃんのお母さんは自分を責めていました。心の成長も著しい、小学生。「友だちとのトラブルを親に話しづらい」と感じる子どもは、少なくないのかもしれません。親ももちろんですが、今回のように地域の大人も含めて、子どもを見守れる環境がつくれるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年03月20日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、突然ソウに殴りかかったレクトですが、駆けつけた教頭先生に、「ソウにいじめられていた。殴られて頬が腫れた」と嘘を話しました。まるで自分が悪者かのような状況に、困惑するソウ。レクトはいつもおなかを空かせている様子で、親の影が見えず、「育児放棄の可能性がある」と、情報通のママ友の間で噂になっていました。お母さんは担任の鈴木先生に、ソウとレクトのトラブルについて相談。するとその直後、「娘がレクトの姉とトラブルになったことがある」という、お母さんに声をかけられました。レクトの小6の姉・メコちゃんと同級生であるミミちゃんのお母さんは、「あの家族、普通とは違うので、知っておいたほうがいい」と気にかけてくれたようです。 ミミちゃんのお母さんは、メコちゃんとのトラブルについて話してくれました。ある日、ミミちゃんは、「隣町の公園で遊ぼう。お店にも寄りたいからお小遣いを持って行こう」と、メコちゃんに誘われたそう。お店に着くと、メコちゃんに「お金が足りないから買ってほしい」と頼まれたミミちゃん。「それなら買うのをやめよう」と断ると、「買ってくれないなら、とるしかないね」と言われ……。 目の前で友だちが万引き…!? メコちゃんとのトラブルについて、説明してくれるミミちゃんのお母さん。 「あんたが買ってくれないなら、私は万引きするから」 「やめて、やめて」と必死で訴えるミミちゃんの目の前で、メコちゃんは商品をポケットに入れようとします。 ミミちゃんは、「その場に一緒にいる自分も、罪に問われるのではないか」と不安になり、メコちゃんに言われるがまま、お金を出してあげました。 そんなミミちゃんに、「ビビってんなよ」とほくそ笑むメコちゃん。 そして、その後もメコちゃんはミミちゃんを連れ回し、ある日とうとう、人が来ないような路地裏で……。 「ミーミーちゃん! お金ちょうだい」 と金銭を要求したのでした。 万引きする友だちを止めようと必死なミミちゃんの気持ちを利用し、商品を買ってもらったメコちゃん。ミミちゃんのお母さんは、このことを知ったとき、心配でたまらなかったのではないでしょうか。子どもが犯罪に絡むようなトラブルに巻き込まれそうになったとき、どうすればいいのか、親として教えられることを考えさせられるエピソードですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年03月19日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、担任不在の教室でトラブルになった2人。突然、ソウに殴りかかったレクトですが、駆けつけた教頭先生に、「ソウにいじめられていた。殴られて頬が腫れた」と嘘を話しました。まるで自分が悪者かのような状況に困惑するソウ。情報通のママ友によると、レクトはいつもおなかを空かせている様子で、親の影が見えないそう。「育児放棄の可能性がある」という話でした。お母さんは、学校の前で偶然出くわした担任の鈴木先生に、ソウとレクトのトラブルについて説明し、「ぼくに任せてください」という心強い言葉をもらってホッとしたのですが……。鈴木先生と話し終えたお母さんが帰宅しようとすると、「6年の高木ミミの母」と名乗るお母さんに声をかけられました。お母さんと鈴木先生との会話が聞こえ、「あの家族、普通とは違うので、知っておいたほうがいい」と気にかけてくれたようです。 ミミちゃんのお母さんによると、レクトには小6と高校生くらいの姉がいるそう。そして、小6の姉のメコちゃんとミミちゃんがトラブルになった過去がありました。メコちゃんの腕には、根性焼きの痕があり……。 隣町の公園に誘われた少女は… 「ミミはね……メコちゃんに、カツアゲされかけたの」 「カ、カツアゲ!?」 メコちゃの腕にある根性焼きの痕といい、小学生とは思えないトラブルに、お母さんはあ然としてしまいました。 ミミちゃんのお母さんは、「ミミは強く言えない性格で、メコちゃんの標的になった」と話します。 ある日、メコちゃんから「放課後、隣町の公園に遊びに行こう」と誘われたミミちゃん。 「そのとき、『隣町のお店にも行きたいから、お互いお小遣いを持って行こう』と言われて、少しだでお金を持って行ったんです」 その後、隣町のお店に着くとメコちゃんは、「お金が足りないから、自分の分も買ってほしい」とミミちゃんに頼みました。 「ただ、うちはお金の貸し借りや、あげること、もらうことを禁止にしていたから、ミミは『今日は買うのはやめよう』って断ったんです」 するとメコちゃんは……。 「そう。あんたが買ってくれないなら……とるしかないね」 ミミちゃんのお母さんから聞く、思いもよらない話に、お母さんは衝撃を受けたのでした。 日頃から、「お友だちと金銭のやりとりをしてはいけない」と娘に教えていた、ミミちゃんのお母さん。メコちゃんに「買ってほしい」と頼まれても、「それなら、今日は2人とも買うのをやめよう」と言えたのはとてもえらかったですね。子どもが大きくなるにつれ、親を介さずにお金を使う場面が増えていきますよね。皆さんは、わが子にどのように、“お金”について教えていきますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年03月18日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、担任不在の教室でトラブルになった2人。突然、ソウに殴りかかったレクトですが、駆けつけた教頭先生に、「ソウにいじめられていた。殴られて頬が腫れた」と嘘を話しました。まるで自分が悪者かのような状況に困惑するソウ。その話を耳にしたお父さんは、以前、夜の公園にひとりでいたレクトに声をかけ、自宅まで送ろうとしたことを思い出します。その際レクトは、家に近づけまいと、脅すような口調でお父さんを帰らせようとしました。「闇を抱えていそうで、家庭環境が心配」と、お父さんと話していたお母さんは……。翌朝、不安そうな顔で学校へ向かうソウを送り出し、「レクトくんの情報収集をしてみよう」と動き出すお母さん。息子がトラブルになった相手の子について、何も知らないお母さんは、情報通のママ友がいつも井戸端会議をしている場所へ向かうことにしました。 ママ友に声をかけると、「あらソウくんのお母さん! 昨日はソウくん何かあったの?」とすでに噂が回っていたようで……。 情報通のママ友から驚きの話が… レクトについて情報収集しようと、情報通のママ友に声をかけると、「昨日はソウくん何かあったの?」と、すでに学校で起きたトラブルについて噂されているようでした。 「実は、ソウがレクトくんと揉めちゃって……」 「え! レクトくん、あの子かー。ちょっと変わってる子だよね」 レクトについて何か知っているようなママ友に、「どんな子なの?」と質問すると……。 「去年かな、レクトくんがうちに遊びに来たことがあったんだけど。出してないお菓子やジュースまで、探して勝手に飲み食いしちゃう感じで……」 困惑したママ友は、翌日も訪ねてきたレクトを家に入れなかったそう。 ママ友の話を聞いて、お母さんは嫌な予感がしたのでした。 友だちの家で、お菓子やジュースを勝手に飲み食いしてしまったレクト。翌日から「家で遊ぶのは禁止」と、ママ友はレクトを家に入れませんでした。相手の親を介さずに、わが子のお友だちと関わる際は、対応が難しい部分も多いのではないでしょうか。ママ友のように、遊びに来たお友だちが困惑するような行動をしたら、皆さんはどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年03月11日ある日、幼稚園からしょんぼりしながら帰ってきた5歳の娘。幼稚園で仲の良いお友だちとケンカをしてしまったようです。今までも何回かお友だちとケンカして帰ってきたことはあったのですが、そのときはひたすらプンプン怒るだけで、ここまで悲しそうにしていたことはありませんでした。娘がしょんぼりしていた理由と、娘自身が考えたごめんねの方法についてお話しします。 幼稚園からしょんぼりして帰ってきた理由……ある日、幼稚園からしょんぼりしながら帰ってきた娘。聞けば幼稚園で一番仲の良いお友だちが作った木工作品を壊してしまったとのことでした。その作品は教室の棚に飾ってあったらしいのですが、遊んでいるときによろけて手がぶつかり落ちて壊れてしまったとのこと。 そして、その作品を作ったお友だちが泣きながら怒ってきたと、娘は泣きながら話してくれました。さらに話を深く聞いてみると、娘がとてもしょんぼりしているのはおお友だちが怒ってしまったからだけではなく、もっと深い理由があることに気づきました。 しょんぼりの理由は怒られたからだけではなかった!娘がしょんぼりしていた理由の1つは、お友だちに怒られたからです。ですが、それ以上にしょんぼりしていた理由がありました。それは、お友だちを悲しませてしまったということ。娘はお友だちがその作品を一生懸命作っていたのを知っており、そんなお友だちを「悲しませてしまった」のに気づいて、そのことがより一層、娘をしょんぼりさせていたのです。 お友だちの心の痛みに気づき、娘がそのことに心を痛めていること。娘の行為が誰かを傷つけたことに娘自身の心も傷ついたこと。 ほんの少し前までは、もっと単純な「〇〇ちゃんが怒ったー」程度の感情しか持ち合わせていなかった娘が人の心の痛みがわかるようになり、そのことで自分の心も傷つくようなやさしい感情を持つようになったことに、娘の人としての成長を感じました。 娘が考えた「ごめんね」お友だちの作品を壊してしまった夜、娘はお友だちのために一生懸命絵を描いていました。お友だちと娘が一緒にお砂遊びをしている絵です。「明日ごめんねを言うときに一緒に渡すんだ!」と30分近く集中して描いていました。 その姿を見て、私は泣きそうに。誰に言われたわけではなく、自分で最善の方法を考えて実行している姿に、親バカかもしれませんがまた娘の成長を感じたからです。 お友だちに絵を渡して謝った結果……!?次の日、娘は前日に一生懸命描いた絵を持って幼稚園へ行きました。どうなることかと私は少し心配でしたが、幼稚園から帰ってきた娘の姿を見てすぐに仲直りできたんだなとわかりました。 なぜなら、娘がはじけるような笑顔で抱きついてきたからです。お友だちに「ごめんね」をちゃんと言えたこと、お友だちが絵をすごく喜んでくれて許してくれたことを心底うれしそうに話す娘の様子に、ホッとしました。 子どもの成長は早いものです。ちょっと前まで怒る、泣く、笑う、駄々をこねるなど自分中心だった娘が、いつの間にか人の心の動きを察し、共感できるようになったのです。そして、娘が問題を解決するために自分で行動を起こす成長ぶりを見て、子育ての醍醐味とはこういうところにあるんだろうなと感じました。これからも娘の成長を楽しみに子育てを頑張っていきたいと思います。 著者:レイトン愛加/女性・会社員。5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!作画:まっふ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年02月26日同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウがレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、話しかけただけで殴りかかってきた興奮状態のレクトをソウが制止していると、騒ぎを聞きつけた教頭先生が駆けつけました。事情を説明したあと、ソウが帰宅すると、先生から電話があり再び話すことに。レクトは先生に、「ソウからの嫌がらせがつらくて、机に突っ伏していた」と話していたのです。ソウは、「オレはやっていない」と先生に説明しますが、「とりあえず明日は普通に学校に来ればいいから」と電話を切られてしまいます。仕事から帰宅したお父さんに、事の経緯を説明していると、レクトの名前に覚えがあったお父さん。偶然、遅い時間にひとりで公園にいるレクトに声をかけていたことがわかりました。 お父さんが声をかけた際、相手がソウの父親だと知ると、レクトは興奮した様子で「今からソウと遊びたい!」と訴えてきました。しかしお父さんは、「今はダメ。君を家まで送っていく」と言い聞かせます。レクトは反抗的な態度で「消えろ!」などと暴言を吐いていましたが……。 家の近くまで送ると、急に少年の様子が… 暴言を吐くレクトに毅然とした態度で、「帰るんだ」と言い聞かせたお父さん。 「うぜぇ〜」と文句を言われながらも、レクトを送るため公園を出ました。 「それで? 家まで送ったの?」 お母さんが尋ねます。 「それが、普通に話してたのに、家の近くまで来たら急に……」 家が近くなると、レクトの様子が急変したようです。お父さんの話によると……。 「レクトっていうのか。珍しい名前だね」 「別に。それよりソウと遊びたかったな。ソウはかわいそうだね。自由じゃない。夜も遊べればいいのに」 「かわいそうなのは、ソウの方だと思っているのか」と、驚くお父さん。 「あ、ソウのお父さん、ここで帰って」と、ソウは突然足を止めます。 「いや、家まで送るって」。外は暗く危ないため、家まで送り届けようとするお父さん。すると、レクトは……。 「あんまり調子に乗るんじゃねぇ」 穏やかに話していた表情を変え、お父さんを睨みつけるのでした。 「夜に遊べないソウは、自由じゃなくてかわいそう」と話したレクト。一見、自由にさせてもらえるのは、子どもにとってうれしいことなのかもしれません。しかし、幼いわが子を守るのは親の役目。遅い時間にひとりで外出させないというのは、子どもを守るためには当たり前のことのように思います。今回は、ソウのお父さんに声をかけてもらいましたが、レクトの身に何か起こらないよう、“夜は家にいる”ということが当たり前になるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2023年02月14日