年末は大掃除の季節。普段掃除をしないところも、一気にきれいにしてしまいたいですよね。でも、ママからは「子どもがいるとなかなか掃除に集中できない」という声もあるようです。そんなときには子どもにも上手にお手伝いをしてもらって、親子で家中ピカピカにしてしまいましょう。■専用のお掃除グッズをそろえて子どものやる気アップ子どもに楽しみながらお手伝いをしてもらうコツは、大掃除を「イベント」にしてしまうこと。「この日に大掃除をしよう」と予定を立てたら、まずは子ども専用の掃除グッズをそろえましょう。子ども用のエプロンやマスク、雑巾なども、最近では100円ショップにもかわいらしいものがたくさんそろっています。ぜひ親子で一緒に買い物に出かけて、子どもにお気に入りグッズを選ばせてあげてください。自分専用グッズを持つことで、子どもも、大掃除への興味がぐっと高まります。道具の使い方なども、この機会に教えてあげられるとよいですね。■小さい子には、掃除の基本・ふき掃除から未就学の子どもでも取り組みやすいのが、ふき掃除です。まずはテーブルや棚など、ふきやすいところからお手伝いをお願いしてみましょう。ふき終わったら「きれいになったね!」とたくさんほめてあげて。ふき掃除が上手になったら、窓ふきや床の雑巾がけをしてもらいましょう。窓や床のふき掃除はきれいになる様子が分かりやすいので、子どもも達成感を得られるはず。掃除の前に、雑巾に顔を描いておくのもおすすめです。「雑巾さんは、顔が黒くなるとうれしいんだよ」などと声かけすると、雑巾さんを喜ばせようと、ふき掃除を頑張ってくれると思いますよ。■小さな手だからピカピカになる窓のサッシホコリがたまりやすい窓のサッシは、子どもの小さな手なら狭い溝も掃除しやすいので、軍手をはめてこするとピカピカに。指でそっとなでるだけでOKなので、小さな子でも取り組みやすいですね。「ママやパパの手では大きすぎてできないんだ。○○ちゃんにしか頼めないんだけど、いいかな?」などとお願いすれば、きっと張り切って掃除をしてくれるはず。 ■小学生には水回り掃除もおすすめ小学生くらいからは、お風呂場や洗面所など水回りの掃除も任せられるでしょう。子どもが掃除をしている間、ママはほかの場所の掃除に集中できるのもいいですよね。でも、壁や天井など手の届かないところまできれいにしようとして、子どもがすべって転んだりしては大変。「床と浴槽を洗ってね」など、あらかじめお願いしたい場所をきちんと伝えておきましょう。掃除に使うスポンジも、動物型やカラフルなものを選んでおくと、楽しみながらお手伝いをしてくれます。■子どもと一緒のお掃除には重曹&クエン酸子どもに掃除のお手伝いをさせるときは、洗剤の安全性にも気を配りたいですよね。おすすめは簡単に手作りできる重曹スプレー。水100mlに対して小さじ1杯の重曹を溶かし、スプレーボトルに入れればOKです。重曹は食品用のものを使えば、より安心ですね。浴室や洗面所のシンクなど、水回りの掃除にはクエン酸スプレーもおすすめです。目安は水100mlに対してクエン酸が小さじ1/2杯。もしクエン酸がない場合は、食用酢でも代用できます。子どものやる気をアップさせるには、とにかくほめること! お手伝いをしたら、「すごくきれいになったね」「助かったよ」と、少し大げさなくらいほめてあげてください。「ママやパパに喜んでもらえた」と、大掃除だけでなく、日常のお手伝いも進んでやってくれるようになるかもしれませんね。
2017年12月10日こんにちは。 コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■料理のお手伝い、余裕がないときノーセンキュー3人の息子×24時間一緒×40日間の夏休み。小学校や幼稚園から「子どもにお手伝いをさせましょう」みたいな課題が出るんですよ。そりゃ手伝ってもらった方が教育的にもいいのは重々承知の上で、正直、手伝ってもらえるとうれしいものと、手伝われるとありがた迷惑なものとあるんですわ。手伝ってもらえるとうれしいものは、「ちょっと2階からアレ取ってきて」って頼むとか、「洗濯取りこんで~」とか、忘れ物系・洗濯系は助かります。(ただのパシリやん)。がしかし、子どもたちが率先してお手伝いしたいのは、やっぱり料理系なんですよね。夕飯を作っていると「やりたい! やりたい!」と下二人が群がってきます。余裕があるときならいいけれど、 急いでる時とかほんっっとマジでノーセンキュー!!思わず一句読めるほど。でも、迷惑だからといって遠ざけるより、 やっぱりやらせたほうが結果的に急がば回れで得するんですよね。この間思わず「へぇ~!」と思ったことがあったんです。■失敗ばかりの次男が、ある日…お昼ごはんにインスタントラーメンを作っていた時のこと。三男がお鍋にスープの素を入れたいって言い出したので次男・三男でやらせることにしたんです。たかがスープの素を入れるだけですが、いかんせん鍋が熱いので、袋に気を取られて腕をやけどしないように注意しなければなりません。私:「腕、気をつけてよ!! 熱いからね」とだけ注意したのですが、三男の横で見ていた次男がそっと注意していたんです。次男:「ほーちゃん、気をつけて。この袋お鍋の上で開けたら、 ムワッ! てなるよ。一度ここで開けてから入れたほうがいいよ」って。何気ない一言だったのですが、私思わず感心したんです。この一言って経験していないと出てこないと思いませんか?自分でチャレンジしたときに、湯気で粉が舞ったり熱かったりしたのを覚えていたんですね~。以前失敗したから、今度は一度鍋の外で封を開けてから入れたほうがいいなって、自分で考えたんだと思います。 些細なことなのですが、生活の中でのトライ&エラー力は次男が一番あるんじゃないかと思います。次男はたくさん割って、こぼして、失敗して、怒られる回数は3兄弟の中でダントツなのですが、その分こうすれば失敗するというサンプルが大量にあるので、生きていく力は長男よりもありそうです。次男がまだ3歳だった頃に、かまぼこをパン切り包丁で切ったことがあったんです(もちろん私がそばについていました)。パン切り包丁で切ってみたいというので切らせてみたのですが、刃を後ろに引いた時に、添えていた指を少し切ってしまったんです。パン切り包丁って刃がギザギザなので、普通の包丁よりも切れやすいんですよね。少し触れただけでピシャッと切れてしまった事を、このあいだ、三男にアドバイスしてたんです。もう、2年も前の出来事をついこの間経験したかのように覚えてたんですね~。体験したことはよく覚えてますね!私は大人になるまでろくに包丁を使ったことがなくて、 社会人になっても玉ねぎのみじん切りの仕方がわからないほどでした。おかげでその後何度も指を切り、ピーラーで小指こそげ落としそうにもなりました…。それに比べたら3歳で包丁を身を持って知った次男はたいしたもんです。■お手伝いさせると、将来ラクできる!?長男にせよ次男にせよ、まさに好きこそものの上手なれで、自分が興味を持ってやり始めたことはどんどん覚えます。長男は魚好きから派生して、魚のさばき方にも興味を持ちました。さばき方を教えてあげたり、動画で覚えたりしてあっちゅー間にできるようになりました。小3のいまではこの夏も釣りに行き、魚の名前も私なんかよりよっぽど詳しく、下処理もひとりで全部できます。 一番最初に教え始めた頃は台所全体が魚臭くなるし、水でびっちゃびちゃになるし、タオルは臭くなるしでいろいろと面倒だったのですが、ここまで来ると私は寝てても魚が下処理されて出てくるので、めちゃくちゃ楽チンです。 今回はますます上達して、後ろ姿はまるで魚屋の大将のようでした。この調子で、長男は魚専門、次男は調理全般で教え込んでいけば…。将来、私は楽チンになるのではともくろんでいます、しめしめ。
2017年08月31日ライブドアブログで大人気のブログ「うちのこざんまい」の内野こめこさんが描く、長男コウ君との日々をつづった育児コミックエッセイが、ウーマンエキサイトに登場!待望の最新刊『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』の発売を記念して、書籍からのダイジェストをたっぷりお届けします。■第5話「お手伝いのお約束」第5話は、2歳を過ぎて台所デビューを果たしたコウ君の成長ぶりを紹介します。■そして2歳10ヶ月のある日…■叱られちゃったコウ君。それから数日後…今回はビシッと叱られちゃったコウ君。身の回りのことを素直に吸収していく姿を、これからも見守っていきたいですね。次回の更新は8月10日です。お楽しみに!内野こめこ著 『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』 (KADOKAWA/1100円+税)
2017年08月04日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。みなさんのお子さんは家でお手伝いを楽しんでしていますか?小さいお子さんほど、お手伝いを楽しむ傾向が強いといわれますが……そうはいっても、お手伝いをさせることをためらうママも多いのではないでしょうか。ミサワホームの調査でも、「自分でやった方が早い」「子どもが上手にできない」「教えるのが面倒」などの理由からお手伝いをさせていない親が多いと報告されています。私自身も、時間がないときや心に余裕がないときは「自分でやった方が早いな」とついつい思ってしまいます。ところが、これまでの研究や多くの子育て経験から、お手伝いには子どもの成長を支える大切な役割があることが指摘されています。私も含め“子どもの将来にとってお手伝いの経験は大切だ ”と考える専門家も多くいます。そこで今回は、お手伝いがもたらす3つのメリットをご紹介します。●(1)学習への影響実は、“お手伝いと学習”とのつながりが指摘されています。たとえば、花王の調査では、よくお手伝いをする子は勉強時間が長く、テレビの視聴時間が短い傾向にある ことが報告されています。この結果は、お手伝いをすることによって、“自分の役割を果たす力”や、“時間管理能力”が高まるためではないでしょうか。辰巳渚さんの著書『辰巳渚の頭のいい子が育つお手伝いの習慣』の中では、“お手伝いをすることで本当の学力が育つ ”といった内容が紹介されています(ちなみにここでいう本当の学力とは、集中力、好奇心、積極性などを指すようです)。また、山形大学の横山浩之教授も著書『保育士・幼稚園教諭・支援者のための乳幼児の発達からみる保育の“気づき”ポイント44』の中で、お手伝いが自発的にできない子どもは、小学校高学年以降の学力が苦しくなる ことを指摘しています。こう考えると、“塾などの習い事に行くためにお手伝いができない”という状況はむしろ本末転倒であるように感じます。集中力、好奇心、行動力などが乏しい状態で、塾で学ぶのは非効率かもしれません。お家でのお手伝いでこれらの資質が育てられるのであれば、子どものお手伝いを習慣化させることはメリットが大きいと思います。●(2)自己像への影響お手伝いは、自己像や将来のイメージにも影響することが報告されています。たとえば、国立青少年教育振興機構の調査では、お手伝いを多くする子ほど自己肯定感が高い傾向にある ことが指摘されています。このような結果が得られた理由の1つは、お手伝いをすることで親からほめられる体験が増えるためではないでしょうか。また、自分はやり遂げているという成功体験も大きな要因だと考えられます。お手伝いをすることは子どもにとって誇らしい行動であり、結果的に高いセルフイメージへとつながっていきます。もちろん、自己肯定感が高い子ほどよくお手伝いをしているという影響の方向性も考えられますが、双方向の影響性があると考えることの方が自然です。いずれにしても、「お手伝いをする」という行動は、子どものセルフイメージにプラスの影響を与えているといえそうです。また、花王の調査では、よくお手伝いをする子はあまり手伝わない子に比べて、将来の自分の家庭に対する明るいイメージ(例:将来よい父・母になれる、将来幸せな家庭がつくれる)を抱いていることが示唆されています。“自分で家事ができる”という自信や安心感がそういった明るいイメージをもたらしている可能性が考えられます。●(3)忍耐力や感謝する心が養える子どもにとって、お手伝いは遊びの延長です。ですから、小さいお子さんほどお手伝いに意欲的です。わが家も、最近長男から「お風呂掃除がしたい!」と志願されました。小学生になったら毎日決まったお手伝いをさせたいと考えていたので、それ以来長男にお風呂係をお願いしています。ただ、「楽しそう!」と思って始めたことでもさすがに毎日のこととなると面倒くさい日もあるようです(笑)。お風呂掃除のために、大好きな遊びを中断したり、疲れて動きたくないと感じたりする日もあるからです。ただ、それでも彼をお風呂掃除に突き動かしているのは、ほめられたいという単純な動機だけでなく、「自分がやらなきゃ」という使命感かもしれません。その様子をみていると、お手伝いを毎日続けることは、使命感や忍耐力を育む ことにもつながるように感じます。また、お手伝いをすることで、家事の大変さを理解し、やってもらって当たり前ではない“感謝の心”が育つ ことも息子の言動から感じます。私は、一番身近な家族だからこそ、お互いを思いやり、感謝しあって過ごしたいと思っています。ですから、思いやりの心や感謝の心が育てられることもお手伝いから得られる大きなメリットのように感じます。----------最後になりますが、お手伝いは、年齢が上がるごとにあまりしなくなる傾向があります。文部科学省の調査(全国学力・学習状況調査)では、小学校6年生の約2割が手伝いを「あまりしていない」もしくは「全くしていない」と答えています。さらに、中学3年生になると、手伝いを「あまりしていない」もしくは「全くしていない」と回答する子どもが約4割にも及ぶことがわかっています。年齢とともに自分でできることが増え、今後さらに自立への道を進んでいくにもかかわらず、年齢が上がるごとに家庭でのお手伝いをしなくなるのはどうなのかと疑問を感じます。家事を親まかせにすればするほど、自立した後に子どもは苦しむ傾向にあると思うからです。ですから、私たち親は、どうしたら子どもが楽しんでお手伝いができるか、あるいは年齢があがっても継続してお手伝いができるかを考えていくことが大切ではないでしょうか。いかがでしたか?今回はお手伝いがもたらす3つのメリットをご紹介しました。夏休みはお手伝いを始める絶好の機会です。まだお子さんがお手伝いをしていなかったら、ぜひチャレンジしてみませんか。【参考文献】・『辰巳渚の頭のいい子が育つ「お手伝いの習慣」ー面倒くさがる子をやる気にさせる言葉がけのツボ』辰巳渚・著・『保育士・幼稚園教諭・支援者のための乳幼児の発達からみる保育“気づき”ポイント44』横山浩之・著【参考リンク】・「子どもの行動特性調査<お手伝い>」の調査結果を公表 | ミサワホーム株式会社(PDF)()・「子供のお手伝い」調査 | 花王生活者研究センター(PDF)()・「青少年の体験・生活習慣と意識等の関係」青少年の体験活動等に関する実態調査(平成24年度調査)報告書 | 国立青少年教育振興機構(PDF)()・「3.質問紙調査の結果」平成20年度全国学力・学習状況調査【小学校】報告書 | 国立教育政策研究所(PDF)()・「3.質問紙調査の結果」平成20年度全国学力・学習状況調査【中学校】報告書 | 国立教育政策研究所(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年07月04日「仕事から帰ってくると、正直、疲れていて子どもと関わるのが大変」、「ご飯を作るだけで精いっぱい…」なんて気持ちになるときありませんか。そんなときは疲れていることをお子さんに伝えてみましょう。「今日はママ疲れてるみたい…だからお手伝いしてくれると嬉しいな」そう語りかけることできっと「ママを助けなくっちゃ!」と熱い気持ちになってくれるはずです。ただ、子どもに何かをまかせるってとっても大変なことなんですよね。説明するのにも時間がかかるし、取り掛かっているあいだはちゃんとできているか心配になっちゃうもの。そんなときに便利なのが遠足などで外にもっていくレジャーシートです。レジャーシートを作業場にしてあげよう子どもにお手伝いを任せようと思ったとき、「ちょこちょこ動き回られたら困る」「何やらせればいいのかわからない…」と思うかもしれません。これは、無意識に、子どもの行動範囲=家の広さと考えてしまうからなのです。誰だって子どもが家中を遊び回るとなると、想像するだけでげんなりしますよね。そんなときは、レジャーシートをリビングに広げ、レジャーシートの上でお手伝いをしようねと一言添えるだけでいいのです。それだけで行子どもの動範囲は狭まり、お手伝いができるようになります。シートの大きさ=頼めるお仕事はどんなこと?お手伝いの内容は、シートの中でできる範囲のことにしましょう。例えば洗濯物をたたむ、乾いた食器を同じ種類にまとめるなど、子どもでもできる範囲のことでいいのです。こうすることで、子どもの注意力が散漫になることを防ぎ、見守るのも楽になります。終わりまでの時間を計っておこうまた、子どもに何かをお願いした際に、お手伝いが上手く進まず、時間だけがどんどん過ぎて困ったことはありませんか?そんなときには焦らせるような声かけはせず、そっと見守ることが大切です。最後までやり遂げさせてあげることが何よりも子どもの成長に繋がります。頼んだことを終了するまでの時間を測っておくと、次に何か頼み事をするときにお願いする側も時間が見えるので、ママがイライラすることもなくなります。子どもは大人がしていることを真似したい一心です。子どもだからできない、と考えるのではなく、子どもにお願いすることで、ママは安心して過ごすことができ、子どもはママの真似が出来たとを心から喜んでいます。レジャーシートを使うことで、きっと親子で有意義な時間が過ごせるはずです。
2017年04月22日「家事や育児に積極的に参加する男性が増えている」という話を聞き、「それにくらべて、うちのパパは…」とため息をついてしまうことはありませんか? 家事・育児に協力的な夫は多いのか? それとも少ないのか? 本当のところはわかりません。しかし、協力してくれない夫に不満を感じている女性が多いのは事実です。それと同時に、「夫の教育に失敗した」と感じている女性もたくさんいる様子。夫に協力してもらうためには、どうすれば良いのか? 働くママたちの体験談をもとに、そのポイントを考えてみましょう。■「手伝って!」はNGワード?「夫が家事・育児にあまりにも無関心だったので、『少しは手伝って!』『なぜ手伝ってくれないの?』と言い続けてきました。その結果、言えば協力してくれるようにはなりましたが、その態度はどう見ても渋々…という感じ。こちらが頼まなければ、自分からは絶対に手伝おうとしません。そんな愚痴を友人にこぼしたら、『手伝って』という言い方がダメだったのでは? と指摘されました。それでは、『家事は妻の仕事』で『夫は手伝い』という意識を持たせてしまうと…。夫の態度を見ていると、たしかに『家事は妻の仕事』と思っていそう。友人の言う通りかもしれません」(Oさん/32歳/福祉)Oさん夫婦は共働き。「手伝う」という言葉より、「役割分担」という考え方でしっかり話し合うべきだったのかもしれませんね。家事・育児に協力してもらうためには、まず夫に「自分のこと」として考えてもらう必要がありそうです。■我慢しすぎて後悔…「夫がまったく家事を手伝わない人で、私はずっとそれが不満でした。ただ、共働きとはいえ夫の方が忙しく、家のことは私がやらないと…。夫に『協力して』と言うことはありませんでした。しかし、結婚してから10年ほどたったころ、私の仕事が急に忙しくなりました。それでもなお家のことに無関心な夫に、私の不満が爆発。『ずっと、もっと協力してほしいと思っていた』と伝えました。すると夫は『協力してほしいと思っていたなんて、まったく気づかなかった』とのこと。無理をしているようには見えなかったそうです。一緒に生活していればわかるだろう…と思っていましたが、もっと早く言葉で伝えるべきだったのかもしれません」(Hさん/36歳/保険会社)Hさん夫婦は現在、どのように家のことを分担するか話し合い中だそう。言わなくても気づいて協力してくれるのが理想ですが、そんなことができる男性はもしかしたら少ないのかもしれません。 ■ダメ出し厳禁!「私の夫は、どちらかと言えば率先して家事・育児に協力してくれるタイプでした。『でした』と過去形になっているのは、今はあまり協力してくれなくなったから。その原因は、私が夫のすることに対して、いちいちダメ出しをしてしまったからです。『このお皿はここじゃなくて、こっち!』『お風呂掃除のときは、ここをもっとこうして!』など、私の家事のやり方を押しつけてしまいました。育児についても、夫が危なっかしくて、ついダメ出しを…。気づけば、夫が自分から協力してくれることはなくなっていました」(Eさん/34歳/教育関連)ついダメ出ししたくなる気持ちは、非常によくわかります…。しかし、ダメ出しばかりされては、誰でも「もうやりたくない」と思ってしまうでしょう。一度任せたら、多少気になる部分があっても口出ししないのが得策。まずは感謝して、褒めて、夫のヤル気を奪わないことが大切です。■もっと話しておくべきだった…「家事のこと、育児のことについて、夫とあまり話をしていませんでした。その結果、夫は家事・育児にすっかり無関心に。少し前に私が体調を崩して寝込んだのですが、『あれはどこにある?』『これはどうしたらいい?』と聞かれ続けて、まったく休めませんでした。『子どもをどうやって保育園に連れて行くのか?』と聞かれてときは、もうどうしようかと…。情報をまったく共有してこなかったことを悔やみました」(Mさん/34歳/商社)中には、「それくらい、わかるでしょう」ということが、わからない夫もいる様子。いざというときに困らないためにも、家事・育児についての情報はできるだけ夫婦で共有しておきましょう。できることなら、家事・育児の面でも夫には頼りになる存在でいてほしいもの。そのためには、夫への接し方や頼み方を工夫する必要がありそうです。
2017年02月21日お手伝いは子どもの生活力を育む良い機会となりますが、この20年で子どものお手伝い参加率は減少しています。お手伝いしないことが当たり前になると、何もできないまま成長してしまいます。お手伝いすることのメリットを知り、習慣化させるためのポイントをおさえておきましょう。子どものお手伝い参加が減少している理由お手伝いへの子どもの参加はなぜ減少しているのでしょうか?まずは、家事を手助けする製品やサービスの充実により、そもそもの家事の総量が減っていることが影響しています。さらに親の負担が減る中、子どもは塾や部活動などで家にいる時間が減っています。帰宅後も、宿題、夕食、入浴をするとあっという間に就寝時間となりお手伝いに参加する時間が取りづらいという理由があげられます。他にも、手伝ってもらうことで余計に時間も手間もかかってしまうということで、あえて親がお願いしないということもあるでしょう。お手伝いをすることで得られるメリットお手伝いをすることは、家事ができるようになるだけではなく色々なメリットがあります。1.責任感や自己肯定感が育つお手伝いを任せられると子どもは責任感を持つようになります。また、お手伝いを行い親に感謝されることで、自分に自信を持つことができるのです。2.自立につながるお手伝いが習慣化することで、自然と家事の流れを覚え自分の身の回りは自分でできるようになります。自分で生きていく基礎力を、幼児の頃から身につけましょう。3.親子間のコミュニケーションになるお手伝いをさせることで余計な時間や手間がかかるかもしれませんが、その分親子が向き合う時間は増えます。お手伝いをさせる時に大事なのは一緒にやること。見守られていることで、子どもはやりがいを感じます。また、一緒にやることで親の行動が自然と子どもの見本となります。子どもは親をしっかりと観察しているものです。お手本がいれば上達も早いですね。4.考える力や行動力が身につくやったことをないことを初めて行うのは非常に頭を使います。お手伝いが習慣化していると、何かあった際の状況判断を自分で行えるようになります。お手伝いを普段からすることで「こういう状況ではどうしたらよいか」と考え行動する力がつくのです。お手伝いを習慣化させるポイントお手伝いをしたくない子に無理強いをしたり、続かなかったりするようであれば意味がありません。大事なのは生活の中に無理なく取り入れ習慣化させること。そのためのポイントを知っておきましょう。まずは、終わったら感謝の言葉を伝えることです。「えらい」「よくできた」とただ褒めるだけではなく、「助かったよ」「ありがとう」「お掃除したらきれいになって気持ちがいいね」などの感謝の気持ちを伝えることで、パパやママの笑顔を見たいという気持ちが子どもの意欲を高めます。時間がかかったり失敗しても、絶対に叱ってはいけません。完璧にできていなくてもいい、という気持ちでお手伝いをお願いしましょう。完璧にできていなければ、次につなげるチャンスでもあります。感謝の気持ちを伝えた上で、親が見本を見せたり「どうしたらもっと上手にできるか」を一緒に考えたりしましょう。また、お仕置きや罰としてお手伝いをすることはご法度です。お手伝いをネガティブなものと捉えてしまい、嫌がってしまい習慣化することが難しくなるからです。幼児から小学校低学年くらいまでは遊びの延長で良いので、子どもの興味があるものを優先に簡単なことからやらせてみましょう。中学年くらいになったら「〇曜日はお風呂当番」などと役割を与えると、責任感を持って取り組むようになります。そういったお手伝いを続けていくと段取りや計画性が身につくので、学習にも役立ちます。子どもだからとなんでも親が手助けしてしまうと、子どもは何もできないまま成長してしまいます。子育てのゴールは自立です。大きくなってから洗濯物を畳めない、白米を研ぐことができない、などとなっては子ども自身が困ることになります。生活力を身につけ自分で考えることのできる子どもに育てるために、積極的にお手伝いをさせるようにしていきましょう。
2017年02月16日山ほどある家事や、子どもの“遊んで遊んで攻撃”。毎日毎日あれもこれも対応するのは、ママも辛いもの。そんな時は、子どもに家事をお手伝いしてもらうのはいかがでしょうか? 「楽しみながら手伝う方法」や、お手伝いに非協力的な子どもが「思わず手伝ってしまう方法」、「次もやりたくなる声かけ方法」などもご紹介します。■幼児には簡単で楽しいキッチン仕事を男女問わず、幼児はおままごとが大好き。せっかくなら本物のキッチンでお手伝いしてもらいましょう! 手伝ってもらう場所は、火や包丁など危険なものから離れたところがベストです。最初はプチトマトのヘタとりやレタスをちぎる、サラダスピナーを回す、カニカマをほぐす…などの簡単なお手伝いから。少々雑でも大丈夫な、ダメージが少ないことをお願いするといいでしょう。慣れてきたら、徐々に難易度を上げて、パン粉をつける、ハンバーグのタネを成型する…などもお願いすると喜びます。苦手な野菜も自分でお手伝いすれば、興味がわいておいしく感じるはず!■お手伝いを嫌がる子へのお願いの仕方成長して大きくなると、テレビやゲームなどに夢中でお手伝いを嫌がる子も…。そんな時は、「洗濯物を取り込むのとお風呂掃除、どっちがいい?」と選択制にしてみましょう。また、「今すぐやって」ではなく「テレビが終わってからでもいいから、○時までにやってね」と期限を伝えるのもおすすめ。それでもやりたがらない子には、わざと難しいお手伝いを頼み、難色を示したら簡単なお手伝いを提案する、というテクを駆使してみましょう。たとえば、「今日の晩ごはん、ママのかわりに作ってくれない?」「えーっ、無理だよ!作れない!」「じゃあ食器拭きと大根おろしでいいから、手伝ってくれる?」「それならいいよ」…といったイメージです。最初から頼みたいことよりも、うんと難しいことをお願いしてみると、次の簡単な提案を受け入れやすくなるから不思議です。■感謝を伝えることが、子どもの自信につながるお手伝いをしてくれた時は、大げさなまでに「ありがとう」を伝えましょう。その時のポイントは、ママ自身がどんなふうに感じたかを伝えること。褒める必要はありません。たとえば、お風呂掃除をしてくれた子に対して「あ~、今日のお風呂はいつもより気持ちよかったなあ。○○(子供の名前)が洗ってくれたからかな?○○、ありがとうね!」といった具合に。褒められるよりも感謝されることによって、「役に立てた!」という自信が生まれるところが重要です。その結果、もっと喜ばれたいという気持ちから、他のお手伝いも進んでやってくれるようになるかもしれません。子どもも楽しめて、ママもラクできる、嬉しいお手伝い。ぜひお子さんのやる気を引き出す声がけを意識してみてくださいね。
2017年01月26日子どもの頃から「和食」に親しみ、家族で食卓を囲む「輪食」を大切にしてほしいという願いを込めてお届けしている「わごはん」企画。今回は子どもと一緒にできる料理と、お手伝いのコツを紹介します。親子で一緒に作れば、もっとごはんが楽しくなりますよ。●体験したのは髙橋彩絵子さん(34歳)、舞桜(まお)ちゃん(5歳)、蒼翔(あおと)くん(1歳)舞桜ちゃんにお手伝いをしてもらいたいけれど、蒼翔くんがいるためなかなか時間が作れなかった髙橋さん。「子どもってお手伝いすると喜ぶんですね。蒼翔も野菜ちぎりができてびっくり。これからは3人で料理を楽しめそうです」■ 忙しいママこそ子どもにお手伝いしてもらおう食材の色や形、調理中の匂いや音など五感を刺激する料理のお手伝いは、食への関心、食べる意欲をアップさせます。お手伝いしたら、苦手なものも食べられるようになったということもあるでしょう。親子で料理をすることは、なかなか子どもとの時間が取れない働くママにこそおすすめです。1食すべてを一緒に作るのは難しいですが、食材を準備するだけ、最後のトマトを盛り付けるだけなど、ひと工程をお願いするだけで、子どもは「お手伝いした!」と満足します。簡単にできるお手伝いをちょこっとさせて、「できた!」という喜びを味わってもらうことが大切。その経験が積み重なると、「お手伝いって楽しい!」と前向きになってくれます。少しずつお手伝いを増やしていけば、いずれは子どもが家事の戦力になりますよ。■ まずは簡単なことから始める食への意識を高めるために、幼少期から料理の様子を見せてあげることも大切です。お手伝い初心者の子にはまず、野菜をちぎっている様子などを見せてあげたり、食材に触れさせてみましょう。そのうちに「やりたい!」と手が出たら、やらせてみて。スプーンやフォークの練習と同じように、大人が手を持ってサポートしてあげれば、食材をちぎったり裂いたりするのは、0歳児からでもできます。初めは子どもが好きな食材でお手伝いしてもらうと、より楽しさが増します。■ お手伝いは食卓で一緒にやるキッチンには包丁や火など危険なものがたくさん。ママも調理しながら子どもを見るとなると、気が焦ってしまい、イライラしたり、手が滑ってケガをしてしまったりということもあるかもしれません。お手伝いに慣れないうちは、食卓でできることをお願いしましょう。火や刃物などがなく安全ですし、十分なスペースがあり、座って作業できるので、低年齢の子でも安心です。食卓では食材の準備や盛り付けなどを一緒にやるのがおすすめ。テーブル拭きや食器の片付けなど、普段ママがやってあげてしまうことをお願いしてみるのもいいですね。お手伝いに慣れてきたら食卓ナイフでバナナなど柔らかいものを切ったり、4~5歳になって手先の器用さや力が発達してきたら、キッチンで調理したりしてみましょう。■ 感謝の言葉で子どもの気持ちを盛り上げるお手伝いしてもらったら、「助かる~」「おいしそうにできたね、ありがとう」など、感謝の気持ちを伝えて。ママが喜んでくれた経験は子どものやる気や自己肯定感を高めます。■ 「やりたい!」の気持ちに応えてあげる子どもが「やりたい!」と言い出したときがお手伝いのチャンス。できればそのタイミングでやらせてあげたいものですが、そういうときに限って時間がなかったり、気持ちに余裕がなかったり…。そんなときのために対応策を用意しておきましょう。例えば、味見をお願いする、盛り付けや、仕上げにちぎったのりやごまを振るのをお願いするなど。食前が慌ただしければ、「デザートのときにお手伝いをお願いしていい?」などと伝え、食後にお手伝いしてもらうのも手。果物をむいて皿に盛り付けたり、ヨーグルトを盛り付けてもらったりと、少しだけでも「やりたい」気持ちをくんであげましょう。<年代別お手伝いポイント>0~1歳台一人でお座りができるようになれば、お手伝いがスタートできます。この時期はまだ力が弱く、手指が未発達なので、大人が手を持って、一緒に作業してあげましょう。●おすすめのお手伝い・ミニトマトのヘタを取る・シメジをほぐす・レタスをちぎる・タマネギの皮をむく・食材を皿に置く食材を見る、触るといった経験を積極的にさせて。2~3歳台手指が発達するので、泡立て器など、道具を使ったお手伝いも可能に。自分でやりたい気持ちが膨らむころですが、まだ思うようにできないので、火や刃物は一人で使わせないで。●おすすめのお手伝い・ボウルの中を泡立て器などで混ぜる・ポリ袋をもみ混ぜる・パン粉や粉チーズ、かつお節などを振るポリ袋をもむのは力がない子でもやりやすい!4~5歳台危ないことには自ら「気を付ける」ことができるようになります。手先の器用さ、力も発達し、大人が見守っていれば、切る・炒めるなどほとんどの調理が可能に。●おすすめのお手伝い・野菜をすりおろす・ピーラーや包丁を使って野菜を切る・フライパンで炒める・料理を一人で盛り付ける大人が見守れば、火を使う調理も一人でできる。●お話を聞いたのは中村美穂さんなかむら・みほ/ 管理栄養士、フードコーディネーター。2児の母。保育園栄養士の経験を生かし、親子料理教室を開催するほか、雑誌や広告などで活躍。サッと作れて、子どもがお手伝いしやすいメニューを紹介。旬の野菜を使った栄養バランスがいい料理なので、夏バテ予防にもなりますよ。※材料はすべて大人2人+子ども2人(計4人分)の分量です の部分はお手伝いしてもらおう!ぱぱっと作れて、野菜たっぷり!■ カレー肉みそうどん彩り鮮やかで、野菜が苦手な子でも食べやすい一品麺料理。肉みそをあらかじめ作っておき、盛り付けをお願いするのもおすすめです。麺はそうめんや中華麺にアレンジしてもおいしくできます。[材料]うどん(ゆで)…3玉豚ひき肉…200gレタス…2枚程度キュウリ…1/2本ミニトマト…10個ナス…1本長ネギ(白い部分)…1/2本ニンジン(すりおろし)…大さじ2ニンニク、ショウガ(すりおろし)…各小さじ1塩…少々ごま油…大さじ1A[麺つゆ(3倍濃縮)…大さじ2、みそ…大さじ1、片栗粉…小さじ2、カレー粉…小さじ1~2、水…200ml][作り方]1.レタスは一口大にちぎる。キュウリはピーラーでリボン状にむく。ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。ナスは1cm角に切り、塩を振り混ぜる。長ネギはみじん切りにする。2.フライパンにニンニク、ショウガ、ごま油、豚ひき肉、ナス、ニンジン、長ネギを入れ、火にかけて肉の色が変わるまで中火で炒める。ボウルで混ぜ合わせたAを加え、とろみが付くまで煮る。3.うどんをゆでて水で冷やし、水気を切って皿に盛る。2をかけて、レタス、キュウリ、ミニトマトを飾る。<お手伝い成功ポイント>肉は上からつぶすイメージで炒めて。フライパンのフチでやけどをしないように注意しましょう。香ばしい甘辛じょうゆ味で食が進む■ アジと野菜の磯辺照り焼きのりの風味と蒲焼風の甘辛味で、子どもでも食べやすいメニュー。手間がかかりそうな魚料理でも、切り身を使えば手軽にできます。厚揚げを入れればボリュームも栄養価もアップ![材料]アジ(3枚おろし、骨なし)…6枚(3尾分)厚揚げ…小2個(約160g)グリーンアスパラガス…4本赤パプリカ…1/2個シメジ…1/2パック焼きのり…1と1/4枚塩、こしょう…各少々サラダ油…大さじ1しょうゆ…大さじ1みりん…大さじ2[作り方]1.アジは1枚ずつ3等分のそぎ切りにし、塩、こしょうを振る。厚揚げは熱湯を掛けて油抜きし、1.5cm厚さの一口大に切る。焼きのりを2cm×10cm程度の帯状に切り、アジと厚揚げに巻く。2.グリーンアスパラガスは食べやすい大きさに斜め切り、赤パプリカは種を取り1cm幅に切る。シメジはほぐす。3.フライパンにサラダ油を温め、1を並べ、周りに2を広げ、中火で焼く。アジと厚揚げに焼き色が付いたら裏返し、しょうゆ、みりんを回し入れ、照りが出るまで絡める。<お手伝い成功ポイント>包丁で指を切らないように注意。斜め切りは、食材を斜めに置いて切ると簡単!味が染みやすく、すぐに食卓に出せる■ たたきキュウリのごま酢和え[材料]キュウリ…2本ちくわ…2本白炒りごま…大さじ1すし酢…大さじ2[作り方]1.キュウリは両端を切り落とし、ポリ袋に入れ、麺棒などで割れ目ができるまでたたき、手で食べやすい大きさに割る。ちくわは5㎜厚さの輪切りにする。2.白炒りごまをすってポリ袋に加え、すし酢とちくわも入れて振り混ぜる。<お手伝い成功ポイント>キュウリ割りは、2歳頃までは大人と一緒に。2の工程ではポリ袋に空気を入れて振るときれいに混ざります。冷めてもおいしい常備菜■ トウモロコシとオクラのバターじょうゆ炒め[材料]トウモロコシ…1本(ホールコーンなら小1缶弱)オクラ…1袋(8本)ミニトマト…6個バター…大さじ1しょうゆ…小さじ2かつお節…適量[作り方]1.トウモロコシは皮をむき、包丁で実をそぐ。オクラはヘタを取り、1cm厚さの輪切りに、ミニトマトは半分に切る。2.バターを溶かしたフライパンにトウモロコシとオクラを入れ、火が通るまで中火で炒める。ミニトマトを加え、しょうゆを回し入れ、かつお節を振る。<お手伝い成功ポイント>オクラは子どもでも切りやすい食材。包丁を持つ手と反対の手はしっかり握って“猫の手”にしましょう。レンジも使って短時間で完成■ カボチャの鶏そぼろ煮[材料]カボチャ…200g(約1/8個分)サヤインゲン…4本A[鶏ひき肉…100g、砂糖…小さじ2、しょうゆ…小さじ2、水…150ml]B[片栗粉…小さじ1、水…小さじ2][作り方]1.カボチャは一口大に切り、水大さじ2(分量外)を掛け、ラップをして電子レンジで3分程加熱。サヤインゲンは小口切りにする。2.鍋にAを入れて混ぜる。中火に掛け、肉の色が変わったらサヤインゲンとBを加えてとろみを付け、カボチャを加えて全体がなじむ程度に煮る。<お手伝い成功ポイント>鍋を火にかける前に肉と調味料を混ぜておくと肉が固まらず、しっとりしたきれいなそぼろ状に仕上がります。
2016年07月13日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が15日、自身のツイッターを更新し、地震で石垣などが崩れた熊本城の復元について「お手伝いしたい」とつづった。城好きで知られ、テレビ番組などでも各地の城を巡ってその魅力を伝えている淳。14日夜に発生した熊本地震による熊本城の被害が報じられたことを受け、「熊本県のシンボル熊本城地震の影響で崩れてる所があるようですが…石垣には通し番号が振られているので、復元が可能らしいです…現存の宇土櫓は被害はないそうです」とツイートした。そして、「僕も熊本城の一口城主元の姿に戻す事に微力ながら、お手伝いしたいです」との思いを伝え、最後に「まだまだ余震があるようです…お気をつけ下さい」と熊本に住む人たちを気遣った。この投稿に、「淳さん、ありがとうございます。熊本城の復興が熊本の復興のシンボルになるかと思います」「助かります」「熊本城のお膝元に住む者として、素直に嬉しいです」と感謝の声が上がっている。
2016年04月15日Vol.1 では、お手伝いを習慣にすることで、勉強だけでは教えられない、生きるために必要なスキルや心を身につけることができるというお話をしました。今回はその続きとして、お手伝いを習慣づけるために、やるべきこと、やってはいけないことを紹介します。1.毎日継続してできる仕事を探そう「子どもにお手伝いをさせたくても、毎日は時間がとれない」と思う方も多いかもしれません。ですが、短時間でできる小さな仕事はたくさんあります。お手伝いを習慣にするための第一歩は、短時間で簡単に終わる仕事を選び、継続させることです。お手伝いというと、ゴミ出しや部屋の片付け、風呂掃除、食器洗いなど、ある程度手間のかかるものが定番ですが、家事を行動別にみると、子どもに頼みやすい簡単なお手伝いはほかにもたくさんあります。たとえば、「洗濯」について、ひとつひとつの行動を書き出してみましょう。洗濯物を分ける、洗濯機に入れる、洗剤を入れる、スイッチを押す、汚れ物を手洗いする、色物を手洗いする、脱水する、洗濯機から出す、干し場に運ぶ、干す、取り込む、畳む、アイロンをかける、持ち主の部屋に運ぶ。このように、小さなたくさんの仕事に分けられますね。全部を子どもに任せるには、根気よく教えこまなければなりませんが、どれかひとつだったら頼みやすいはずです。全員分の洗濯物を畳むのは大変でも、畳んだ洗濯物を「持ち主の部屋に運ぶ」だったら、すぐに終わりますよね。小さな子には「これは誰の洗濯物かな?」などクイズにしながら、遊びの要素も取り入れると楽しいですね。お風呂に入ったときに、ついでに自分の靴下を手洗いさせるというのも、ひとつのお手伝いです。洗濯物を干す前の洗濯物を洗濯機から出す、と、干し場に運ぶ、の作業は簡単にできるので、毎日継続させる仕事に向いているといえます。これ以外にも、玄関や窓際のスペースなどを持ち場にして、その場所をきれいに掃除して飾るなど、その子の性格に合った、楽しく取り組める方法を考えてみましょう。なるべく簡単ですぐにできて、本人が継続しやすいものから始めると、忙しい子でも習慣にしやすいのでおすすめです。時間のかかるものは、習い事のない日や、休日にまとめてやるなど、負担のない範囲でしっかりお願いしましょう。2.「やりたい」お手伝いと「やってほしい」お手伝いをセットで頼もうお手伝いをやらせるのが大変と感じる理由のひとつに、「大人がやってほしいお手伝いと子どもがやりたいお手伝いが違う」ということがあるかもしれません。夕飯準備で忙しいときに、片付けやお皿の用意を頼みたいのに、野菜を切りたいと言われた場合、親としては子どもの気持ちに応えたいところですが、注意して見ていなければならない分、仕事は増えます。ケガや失敗するリスクを考えると、お手伝いを頼むほうが面倒…なんて思ってしまいますよね。そうならないために提案したいのが、子どもが「やりたい」お手伝いと大人が「やってほしい」お手伝いをセットで頼む、という方法です。たとえば、お箸とお皿を並べてほしければ、「野菜を切る」とセットで頼みます。お箸とお皿を並べたら、野菜を切っていいことにしてみましょう。ほかには、「味噌汁の味つけ」と「味噌汁をよそって食卓に運ぶ」をセットにすると、「味噌汁を運ぶ」だけよりも、喜んで運んでくれることでしょう。味つけだけでなく、味噌汁を最初から作ることにも興味をもってくれるかもしれません。子どものやりたい気持ちを尊重しながら、大人が「やってほしい」お手伝いもできるようにリードしていきましょう。できることが増えるのは楽しいことです。お手伝いが楽しくなってくれば、すんなり協力してくれるようになってくるでしょう。3.どんなに小さな仕事でも「ありがとう」お手伝いをしてもらうと、つい「えらいね」とか「よくできたね」という褒め方をしてしまうかもしれませんが、それよりもまず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることが大切です。家の仕事をやることは、家族の一員として当たり前のことで、特別えらいことではありません。それよりも、「ありがとう」とか「手伝ってもらって嬉しい」と言われるほうが、子どもにとっても嬉しいはずです。お手伝いをすると家族が喜ぶ、とわかれば、お手伝いをすることに抵抗感はなくなっていくでしょう。ここでひとつ気をつけたいことがあります。お礼としてのお小遣いについてです。時々あげる分にはいいかもしれませんが、毎回はやめたほうがいいと思います。感謝の気持ちを純粋に伝えたいなら、お金は渡さないほうが懸命です。お小遣いをあげてしまうと、純粋に家族に奉仕したいという気持ちが歪められてしまう心配があるからです。また、お金や欲しい物で釣ると、お手伝いそのものへの興味がそらされてしまいます。それよりも心からの「ありがとう」をしっかり伝えましょう。4.指示を出しすぎない、任せるところは任せるつもりで脇で見ていると、つい口を出したくなりますが、いつのまにか事細かに指導している、というのでは、子どももうんざりしてしまうでしょう。ひと通りやり方を教えたら口を出さずに見守ることも大切です。任せたからにはしっかり任せましょう。お願いした仕事をまったくしないときは注意すべきですが、一生懸命やった上で不十分なときには、不満はなるべく言わないように、最初から高望みしないことが得策です。やはり、まずは「ありがとう」とお礼をいい、不十分なところはあとでそっとやり直しましょう。お手伝いを習慣にするためには、本人が楽しんで意欲的になれる環境をつくることが先決です。お手伝いの習慣、今日から始めてみてくださいね。(KANA)
2016年02月09日子どもに家のお手伝いをやらせていますか?「やりなさい」と言っても簡単には子どもは動かないもの。大変なことなので、つい後回しにしがちですよね。忙しいから仕方ないと思って親がなんでもやってしまうと、自立できない大人になってしまいそうなのが心配です。お手伝いをさせると、子どもはどう変わるのでしょうか?お手伝いを習慣にすると、家事の大変さ、大切さがわかる子に小学生は学校から帰ると、勉強に遊びに習い事、あっという間に夕食の時間です。手伝いをさせたくても、子どもはゲームやテレビの時間を確保したいので、簡単には動きません。だから仕方なく、お母さんが毎日すべての家事をこなしてしまうというのはわかります。しかし、大変なことですが、どこかで切り替えて、しっかりお手伝いの習慣を身につけさせたいものです。お手伝いを習慣にすると、子どもにはちょっとした変化が現れてきます。まず、家事の大変さ=お母さんが困る気持ち、を理解できるようになってきます。たとえば「じゅうたんの上でお菓子を食べないで」と注意したとします。・お手伝いをしている子「じゅうたんの上に食べかすが散らばると掃除が大変」と説明しなくても、すぐに注意が伝わりやすい。自分が気をつけるだけでなく、他の家族にも注意するなど、言われていないことまで気がついて行動してくれます。・お手伝いをしていない子「掃除が大変」と説明しても、なかなか注意が通らない。いくら注意しても繰り返す。毎日の家事の大変さがわかっていないので、お母さんの困る気持ちが伝わっていない。ちょっとしたことですが、この差は大きいですよね。お手伝いをさせなければ、家事の大変さ大切さというのは伝わりにくいものです。「子どもにとっては勉強や習い事が一番大切なこと)という考え方もあるかもしれませんが、長い目で見れば、いわゆる「大人の仕事(家事も含めて)」ができるように教えておくことは、生きる力を育むことにもつながる大切なことと言えるでしょう。お手伝いで勉強ができるようになる!? お手伝いをさせたからといって、すぐにテストの点数がアップするわけではありません。ですが、お手伝いを通して、「今、自分は何をするべきか」を考えるくせがついてきます。仕事を終わらせるために、自然と段取りや効率を考えたり、工夫したりするようになるからです。自分がするべきことを考えるので、宿題にもさらっと取り組むようになりますし、時間の使い方が上手になり、やりたいことをテキパキこなせるようになってきます。また、東京都などの調査では、身の回りのことを自分でしている子の方が、していない子より、問題解決力が高いという結果もでています。少し長い目で見れば、学力にとってもプラスになることは明らかといえます。人の役に立つ喜びを知るお手伝いをさせる、もうひとつのねらいは、「人の役に立つ喜びを知る」ことです。人の役に立って感謝されるのは、誰だって気持ちがいいことです。家族の役に立つ喜びを知ると、大きくなって人のために役立ちたい、社会のために働きたいという意欲につながります。実際に、子どもの頃に家事やお手伝いをした経験の多い人ほど、職業意識が高い傾向がみられるといった調査報告もあります。(注1)この調査では、「できれば、社会や人のためになる仕事がしたいと思う」について、「とてもあてはまる」人の割合が、お手伝い経験の多い人では44.6%、少ない人では24.4%と倍近い差があります。「自分にはなりたい職業や、やってみたい仕事がある」についても、お手伝い経験の多い人では35.9%、少ない人では21.5%という結果が出ています。職業意識だけではなく、道徳心や正義感についても、同様の傾向が見られるようです。(注2)お手伝いを習慣にするのは大変なことですが、勉強だけでは教えられない、生きるために必要なスキルや心を身につけることができます。次回はお手伝いを習慣づけるために、やるべきこと、やってはいけないことを紹介します。(注1) 「子どもたちの未来を育む家庭教育–家庭教育支援の取組について–」文部科学省(PDF) 出典:独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」(平成 22 年度)(注2)青少年の体験活動等と自立に関する実態調査(文部科学省 09年度調査)(KANA)
2016年01月12日日本生活協同組合連合会は10月6日、「小中学生のお手伝いに関する調査」の結果を発表した。調査は8月28~31日の期間にインターネット上で行われ、小中学生の長女もしくは長男を持つ20~50代の女性1,000人から回答を得た。はじめに、子どもがお手伝いをする頻度を聞いた。すると、「ほぼ毎日」が24.8%、「週に3~4日」が25.7%で、約半数の回答者の子どもが週に3~4日以上お手伝いをしていることがわかった。手伝いの内容については「食後の食器下げ」(65.1%)が1位となり、次いで「食事の準備」(37.0%)、「弟・妹の世話」(29.0%)、「ゴミ出し」(25.4%)と続いた。次に、お手伝いをしたときにおこづかいをあげている人の割合を調べたところ、19.1%であった。そこで、おこづかいをあげていると回答した人に1回のお手伝いあたりの金額を尋ねたところ、約半数が10円以下で、平均額は114円となった。さらに料理のお手伝いについて、将来の恋愛や結婚にいかされることを期待しているかについても調査した。結果は「将来モテる」という項目について「非常に効果がある」もしくは「やや効果がある」と回答した割合が62.8%となった。また、「将来パートナーとしてふさわしい人を見る目が養われる」という項目では、58.2%の人が「非常に効果がある」もしくは「やや効果がある」と回答する結果になった。同連合会は「パートナーと仲良く過ごすには、料理のお手伝いをさせておくことは大事だと考える親が多数派である」と分析している。アンケートでは、お手伝いに関するエピソードも自由回答で尋ねていて「初めてガスの番をお願いした時、ママー、フライパン見ているけど焦げているよと言っていた」などの慣れないお手伝いに関する面白い回答がみられた。一方、「スムージー作りを手伝ってもらったら、自らを『スムージー大臣』と名乗り始めた」など、お手伝いを楽しんでいるエピソードもあがった。「キャンプ先で泥酔した夫の世話をしたこと」という回答もあり、酔った大人の介抱までしてしまう、実にしっかりした子どもがいることもわかった。
2015年10月07日子どもの「お手伝いしたい!」という気持ちは大切にしたいけれど、実際にしてもらうと周りは汚れるし、目が離せないし、時間はかかるし、結局は自分ひとりでやったほうが断然ラク! そんな経験はありませんか?そこで今回は、子どもの「お手伝いしたい」気持ちも満足させられて、ママは調理の時間短縮ができる、一石二鳥のレシピをご紹介します。ふわっふわでおいしい、バナナオレンジシフォンケーキのレシピ(お手伝い対象年齢:3歳~)ふわっふわのシフォンケーキは、こどもだけではなく大人にも大人気。作るのが難しいと思われがちですが、卵白の泡立てさえしっかりやれば、お店で買ったようなふわふわのシフォンケーキが出来上がります。成功の秘訣は、こどもを信頼すること。分担して任せた作業は、できるだけ黙って見守るようにしましょう。材料(17cmシフォン型)卵白 4個分砂糖(卵白用) 30g卵黄 3個分砂糖(卵黄用) 25g薄力粉 75gサラダ油 大さじ1.5オレンジジュース 40mlバナナ 中くらい1本レモン汁 少々作り方<3>の、卵白の泡立て部分を子どもが担当します。1.材料の準備。お菓子作りは計量が命です。2.フォークの背などでバナナをペースト状に潰し、レモン汁をかけておきます。3.こどもの出番です!卵白の入ったボールに砂糖を2~3回に分けて加えながら、ツンと角が立つくらいまでハンドミキサーで泡立てます。卵白の泡立ては時間がかかるので、その間にママは4~7の手順を進めましょう。とても単純な作業ですが、シフォンケーキを作る上で最も重要な作業です。最初は透明でとろんとしていた卵白が徐々に生クリームのようなメレンゲに変身していく様子を、こどもと一緒に観察しましょう。4.薄力粉をふるいにかけます。この時、オーブンを180度に余熱開始しましょう。5.卵黄に砂糖を加え、マヨネーズ状にもったりするまで泡立てます。6.5にバナナを入れ、サラダ油、オレンジジュースを加え、その都度よく混ぜましょう。7.6にふるった薄力粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜてください。8.7に3でこどもが作ったメレンゲの3分の1を加え、ゴムベラでよく混ぜ込みます。9.さらに3分の1のメレンゲを8に加え、泡を潰さないようにさっくりと切り混ぜます。10.最後はメレンゲのボールに9を入れ、泡を潰さないようにさっくりと切り混ぜましょう。11.少し高い位置から生地を型に流し入れ、1~2回、台に落として空気を抜きます。12.余熱していたオーブンに入れ、温度を170度に設定し40分ほど焼いてください。13.焼き上がったら、荒熱が取れるまで逆さまにしておきます。こうすることで、シフォンケーキがしぼんでしまうのを防ぎます。14.手で触っても熱くないくらいに冷めたら、型から外して切り分けます。子どもが作業に慣れてきたら、ほかの手順も簡単なものから徐々に、手伝ってもらう項目を増やすとよいでしょう。子どものおやつにはもちろん、うまくできるようになったら、かわいくラッピングしておすそ分けしてもよいですね。(ライター:穂積)
2015年08月28日「ビームス(BEAMS)」が2014年11月14日(金)より、ギフト探しのお手伝いキャンペーン、「The Perfect Gift Shop BEAMS」をスタート。全国のビームスの店頭と本キャンペーン用のスペシャルサイトにて、クリスマスギフトにぴったりなアイテムの紹介や、この期間だけのギフトラッピングとショッピングバッグが登場。ウェブ上では、昨年のクリスマス以降好評を得た、ギフト相談サービス「ギフトコンシェルジュ」も実施中。ギフトの相談ひとつひとつに、ビームスの幅広い商品の中からぴったりなアイテムを、ほぼ24 時間以内に提案してもらえるサービスとなっている。さらに、「ギフトコンシェルジュ」にて相談すると、抽選で毎日1名にビームスからのギフトが当たる。【The Perfect Gift Shop BEAMS キャンペーン概要】開催期間:2014年11月14日(金)~12月25日(木)展開店舗:全国のビームス各店*一部のビームス店舗・レムソンズ・マミタスを除く▶全国のビームス(BEAMS)ショップ一覧スペシャルサイトURL: gift.beams.co.jp■100 Perfect Giftsメンズ、ウィメンズ、キッズ、雑貨の幅広いジャンルの中から厳選したクリスマスギフト100アイテムが登場。贈り物選びのヒント探しにもお薦め。■Gift Concierge期間中は毎日、贈り物相談を受付。ひとつの相談に対して3 名のスタッフがそれぞれに、ビームスの商品の中からクリスマスギフトをご提案。提案したギフトはオンラインショップでも購入可。また、期間中は相談すると毎日抽選で1名に、コンシェルジュが提案した商品をプレゼント。*一部オンラインショップで取り扱いのないアイテム有り<スペシャルギフトラッピング&ショッピングバッグ >キャンペーン期間中、ビームスの店頭購入で、「The Perfect Gift Shop BEAMS」のショッピングバッグが用意される。また、クリスマス仕様のスペシャルなギフトラッピングも登場。<タブロイドペーパー>2014年11月25日(火)より、ギフトにおすすめのアイテムを紹介するタブロイドペーパーを全国のビームス各店にて配布。元の記事を読む
2014年11月17日幼稚園や小学校に通われているお子さんは長期休みに入っているため、自宅で過ごす時間が多くなっているのではないでしょうか。そこで、比較的ゆっくり時間を取りやすいこの時期を利用して、子どもがお手伝いしやすい仕組みづくりを考えてみてはいかがでしょう。子どもにとってお手伝いをすることには、家族の一員として自分が頼られているという気持ちや責任感を育むメリットがあるそうです。ひとくちにお手伝いといっても、たくさんの種類がありますし、年齢によってその難易度も大きく変わってきます。一体、どんなことを手伝ってもらうのがよいのでしょうか?■おすすめのお手伝いは「食事の準備」数あるお手伝いの中でもお勧めしたいのは、食事の準備です。子どもが比較的興味を持ちやすい上、運ぶ、揃える、置くといったさまざまな動作が含まれているからです。加えて、配膳のマナーを知ったり、季節ごとの食材などに触れたりすることもできます。とはいえ、いきなり「食事の準備をお手伝いして」と言っても、うまくできないことがほとんどのはず。まずは子どもがお手伝いしやすいような仕組みをつくる必要があります。では、どのようにしたら食事の準備がしやすい仕組みができるのでしょうか?子どもがお手伝いしやすくなるポイントは大きく3つあります。1.子ども目線での配置2.使うものを1ヵ所にまとめたわかりやすい収納3.ハプニングへの対応それぞれ具体的に解説していきましょう。■子どもがお手伝いしやすい環境をつくる3つのポイント1.子ども目線での用意するものを配置単純なことですが、大人と子どもでは身長が違います。ですので、子どもが手の届く場所に準備する物を配置することが前提となります。そのうえで、できるだけアクション数を減らすことを心がけましょう。一番アクション数が少なくて済むのは扉のないオープン収納。これなら、出して戻すのも簡単です。ただし、地震などの際の安全性を考えると、扉付きのほうが安心かもしれません。2.使うものを1ヵ所にまとめたわかりやすい収納さきほどのアクション数とも似ていますが、使うものができるだけ1ヵ所にまとまっているのも重要なポイントのひとつです。こうすることで、子どもだけでなく大人にとっても使いやすさがアップします。お箸とお茶碗とお椀にお皿、ランチョンマットやお盆がまとめて置いてあると、食事には何が必要なのか子どももすぐに理解できそうです。3.ハプニングへの対応もしもの時のハプニングも考えて、大人が対応できることはしておきましょう。たとえば、お皿を落としてしまうことを考慮して、子どもが小さいうちは割れないことを優先にしたプラスチック製品がいいかもしれません。ある程度大きくなってきたら、食器は大切に扱わないと「割れる」ということを体感して学ぶためにも陶磁器を使うのがいいかもしれません。飲み物などをこぼしてしまう可能性を考えると、台拭きも一か所収納にまとめておきましょう。そうすれば、「この布巾を使ってね」と簡単に教えられます。お盆(トレー)を使うようになってきたら、「一緒に台拭きも持っていくと便利」と教えてあげるのもいいですね。ちなみに、お盆を使うという行為は、子どもにとってちょっと難しい動作です。なぜなら・お盆を両手で水平に保って・中身がこぼれないように運ぶ・こぼさずにテーブル上に置くという、複雑な動作が必要だからです。このように、小さい子にはなかなか難しいのですが、子どもがお盆使いたがることは意外と多いもの。そんな時には滑りにくい加工がされているものを用意したり、使っているお盆に濡れ布巾を一枚敷いてあげたりすると、お盆の中身が滑るのを防ぐことができ、かなりお手伝いしやすくなるはずです。食事の準備をするキッチンには、子どもにとっては危険なものもたくさんあります。そうしたものが子どもの手の届く場所にないかどうか配慮しながら子どもがお手伝いをしやすい仕組みづくりを進めていくことも大切です。いつもより一緒に過ごす時間が長い夏の時期。よかったらお子さんと一緒に考えながら行ってみてくださいね。
2014年08月22日9月9日(金)に映画『スマーフ』も日本公開される小さな青い妖精“スマーフ”が弊社を訪問。あいさつだけでなく、業務の“お手伝い”までしてくれた。その他の写真遠い森で暮らす青い妖精スマーフは、自分たちでつくったキノコのお家で仲良く暮らしているが、映画版では、悪い魔法使いによって現代のNYに迷い込んでしまい、森へ帰るため大冒険を繰り広げる。そこで映画公開の前に緊急来日し、弊社を訪れた。今回、訪問してくださったのはおっちょこちょいのクラムジーさんと、546歳の村のリーダー、パパ・スマーフさん、そして村で唯一の女の子スマーフェットさん。3人は弊社の受付で来客を出迎え、さらにはデスクで日常業務のお手伝いもしてくれた。ちなみに今回は弊社担当が“妖精の手も借りたい”忙しさのため、訪問いただいた上にお手伝いまでお願いしたが、実は“スマーフ”は世界の大スター。これまでに全世界で5億個以上のフィギュア、1000万個以上のぬいぐるみ、60億個以上のお菓子(グミ)を売り上げ、スクリーンデビューを果たした映画『スマーフ』は公開直後の全米ボックスオフィスでは1位と僅差で2位を獲得している。しかし、“家族は互いに助け合う”を合言葉に仲良く暮らしている心優しい妖精だけに、笑顔でお手伝いをこなし、遠い森へと帰っていった。『スマーフ』9月9日(金)TOHOシネマズ有楽町ほか、全国ロードショー
2011年08月22日