2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される2年ほど前からしあすささんは血便や軟便、下痢という症状に悩まされていたそう。薬を飲んでも改善ぜず症状が悪くなっていく中、しあすささんの気持ちは……。★前の話しあすささんは胃の不調や膀胱炎に悩み、2015年に特定健診を受けたものの異常は見つかりませんでした。その翌年には血便や軟便、下痢が頻発し、外出先でもトイレのことが気になって仕方がない状態になってしまいました。その後もしあすささんの調子は悪くなるばかり。座ることすらつらい状態になってしまっており、しあすささんの気持ちは大きく揺れ動いてしまうようになりました。大腸がんだと診断される前年、便器が真っ赤になるほどの出血がありました。痔かもしれないと思い、病院へは行かずにいました。そのうち排便のたびに便に血が混ざるようになり、細めの軟便や下痢が出るようになりました。ひどいときには1日に7〜8回も排便するようになり、おしりにヒリヒリとした痛みを感じるように……。外出先でもどこにトイレがあるか気になるようになってしまい、具合はかなり悪い状態でした。がんだと診断された年には、座ることすらつらい状態になってしまっていました。ただそれでも普通に生活はできていたので、私は自分ががんであるだなんて思ってもいませんでした。普通の生活はできるものの体調が悪いと感じることは多かったので、不安になり「もうダメかもしれない……」とマイナス方向に考えてしまうこともありました。その半面、「まだ大丈夫!」と元気になるときもあったりと、精神的にも不安定になっていました。がんが判明する数カ月前、私は動くことができない日が増えたのでようやく胃腸を診てもらうために病院へ行くことを決心しました。ー--------------体調が悪く、精神的にもつらい思いをしたしあすささん。普段通りに暮らすことはできていても体調が良くないことで不安になって落ち込んでしまったりすることもあったそうです。しかし、自分はまだ大丈夫と思う気持ちもあったようで、精神的に不安定な状態が続いたのだとか。病気は体だけではなく心にも影響してしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月14日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。1年ぶりに健康診断を受けることになったへそさん。まずは乳がん検診を受けることになりました。乳がん検診を受けるための検診車に乗り、着替えていると……!?★前の話健康診断の会場で迷子になり、係員の手を借りながら乳がん検診の会場までたどり着くことができたへそさん。乳がん検診は検診車の中でおこなわれるということで、車の中で服を脱ぐことに。そこでへそさんはとあるものを見つけました。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断で乳がん検診を受けられるということだったので、マンモグラフィーの検査を受けることにしました。事前の案内では、検査着を用意していないのでケープなどの胸を出しやすいものを持参するように言われていました。私はケープなんて気の利いたものは持っていなかったのですが、さすがにひとりだけ胸を丸出しにしている訳にもいかず……家にあったボタン付きのストールを持って行きました。しかし、検診車の更衣室に入るとまさかの使い捨てケープが置いてありました。更衣室から検査室まで2mくらいの距離だったのですが、そこを行き来するためだけに使い捨てケープがあるなんて、少しもったいないような気もしました。ケープを置いているならそう言ってくれればいいのに〜と思いながら、私はストールではなく、使い捨てケープを着用。ケープを着終わり、鏡を見てみるとそこには芸人の今くるよさんのような姿になった自分が!! 思わず「どやさ!」と言いたくなってしまいました(笑)。ー--------------乳がん検診を受ける人に対し、ケープなどの着替えを持参するように案内があったようです。へそさんはケープを持っていなかったので、ボタン付きのストールを持参しました。しかし、会場には使い捨てケープが用意してあり、へそさんはストールが荷物になってしまったと感じたそうです。備えあれば憂いなしと言いますから、例え荷物になったとしても準備して行くことは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月13日“性教育YouTuber”として活動するしょご先生(38)が、産婦人科の検診台を揶揄するような不適切動画をTwitterに投稿し波紋を広げている。問題視されているのは、1月9日に投稿された約30秒の動画。群馬県の観光施設を訪れたしょご先生は、展示物された産婦人科で使用される検診台に座り、機器が動くと同時に大笑い。《足上がり過ぎてセックスどころじゃないセックスマシーンw》(原文ママ)と、ツイートが添えられていた。しょご先生は、ユーザーから《初めて見ました》と感想が寄せられると、《ちょっと足上がり過ぎて実用性は低そうw》などと返信。しかし、この動画は現在までに815万件以上のインプレッションを集めているが、批判の声が殺到しているのだ。《内診台は命を守るところです!!間違えた認識を与えないでください!このツイートを見て誤解を招き産婦人科に行く機会を逃してしまう方が居らしたら命に関わる事もあるのです!》《これは婦人科の診察台ではないでしょうか。であれば訂正してほしいです。多くの女性にとっては楽しい思い出のある場所ではありませんし、セックスマシーンなどと揶揄すべき物でもないと感じました》《ひとことで良いから、訂正してほしいです。セックスマシーンではないと言ってほしいです。婦人科で検診を受ける大切さも、併せて伝えてください。それが性教育ではないですか》産婦人科医を名乗るユーザーからも、批判の声が寄せられているしょご先生。そんななか、理美容や歯科・医療機器、化粧品事業を手がける「タカラベルモント株式会社」が怒りの声を上げたのだ。2月10日、同社は公式サイトを通じて「SNSで拡散された産婦人科検診台での迷惑行為に関して」と題する声明を発表。しょご先生を名指しはしなかったものの、《2023年1月9日(月)に、SNS上において、産婦人科で使用される検診台を使って撮影された不適切動画が投稿され、拡散している状況が判明しました》と指摘。そして次のように、主張した。《当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です》《しかしながら、今回のSNS上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します》さらに同社は、SNSの運営会社に抗議と投稿の削除を要請。しかしながら、現在も投稿は残ったままで、しょご先生も炎上に対して“我関せず”といった姿勢を貫いている。13日午前も、AIに女性の定義を質問したとして、《生物学的な定義と社会学的な定義をごっちゃにして考えてしまうと話が進展しないのでAIに助けてもらいました。今までで1番わかりやすい回答だったわ》とツイート。だが、そうした“通常運転”ぶりに、《ふざけるな!!謝罪しろ!》《きちんと謝罪してこのツイートを削除してほしい》と、火に油を注ぐ事態になっている。命を守る医療機器を揶揄するようなことは、決してあってはならない。
2023年02月13日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんと診断される3年前に特定健診を受け、その結果はほぼA判定だったしあすささん。しかしその翌年、便器が真っ赤になるくらい鮮血が出てしまい……。★前の話しあすささんは2015年に特定健診を受け、特に悪いところは見つかりませんでした。しかし、胃の不調や膀胱炎が良くなることはなく、便器の中が真っ赤になるほどの出血を起こしたりしてしまうことがありました。出血の原因は痔かと思い、ストレッチなどを始めたしあすささん。ですが体調は良くなるどころか悪くなる一方でした。がんが見つかる3年前くらいのころ、私は胃の調子が悪く常に胃薬を飲む生活をしていました。あまりにも体調が良くならなかったので、生活習慣病の早期発見になるという特定健診を受けてみることにしました。血液検査や心電図検査をおこなった結果はA判定ばかりで、病気は見つかりませんでした。しかし、便に付く血の量は増え、胃の不調は治らず、膀胱炎も繰り返してばかり……。ある日、ドバッと鮮血が出てしまい私は自分が痔なのかもしれないと思うようになりました。ただ、病院嫌いの私はすぐに病院へ行くことをせず、ストレッチなどをして体を鍛えていました。というのも、座ってばかりの生活が痔の原因になっていたので、運動しなくてはいけないと思っていたのです。体調は日に日に悪くなり、ほぼ毎回血便が出るようになりました。さらに細めの軟便や下痢便が1日4〜5回出てしまうようになり……整腸効果があるというゲンノショウコという漢方を薬局で買って飲み始めました。漢方を飲んでいるにもかかわらず下痢便の回数は増え、1日に7〜8回排便していました。なので外出先でもトイレのことが気になって仕方がありませんでした。この時点でかなり悪い状態だったけれど病院へ行かなかったのは、「自分はまだ大丈夫」だと信じていたかったからなのかもしれません。ー--------------便に付着する血の量が増え、軟便や下痢便など腸の調子も悪くなっていたしあすささん。外出先でもトイレのことが気になってしまい、そわそわしてしまっていたのだとか。しかし、しあすささんは「自分はまだ大丈夫」だと思い、病院へは行かなかったそう。大きな病気だったらどうしようと不安になると病院から足が遠のいてしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「たしかに…」歯列矯正に悩み、友人から突き付けられた事実とは #アラフォー双子の矯正日記 10★関連記事:「盗まれとるし!」健康診断でまさかの事態が! 一体何が…? #アラフィフ主婦ちゃんねる 58★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月12日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される3〜4年前からたびたび便に血が付いていたしあすささん。それに加えて胃の調子が悪かったこともあり、特定健診を受けることにして……。★前の話血便や胃の不調、膀胱炎という症状が体に現れ、体調が良くない日々を過ごしていたしあすささん。あまりにも膀胱炎がつらいので泌尿器科を受診したところ、漢方を処方されました。大腸がんであると診断される3年前である2015年、しあすささんは特定健診を受けてみることにしました。特定健診を受けてみると、驚きの結果が出ました。がんが見つかったのは2018年の12月でした。その3年前、私は胃の不調を感じていました。元々お酒が好きで、そのころはしょっちゅう飲酒をしていました。そのせいで胃薬が手放せない生活を送っており……。外出先でも胃の気持ち悪さに悩まされることが多々ありました。それと同時に膀胱炎にもなってしまい、頻尿や排尿痛にも悩む日々……。膀胱炎についてはあまりにも耐え難い状態になってしまったので泌尿器科を受診し、漢方を処方してもらいました。胃の不調についてどうしようかと悩んでいると、ちょうど特定健診の案内を見つけたので私は特定健診を受けることにしました。特定健診とは、40〜74歳の保険加入者を対象としたメタボリックシンドロームに着目した健診なのだそう。他にも生活習慣病の早期発見にもなるとのことでした。健診をおこなってから1カ月後、郵送で健診の結果が届きました。結果はほとんどがA判定! 特に悪いところは見当たらず、私は健康なんだと安心しました。ただ、この特定健診ではがんについての検査はおこないませんでした。翌年、便に血が付いているのではなく混じっているようになり、私は少しずつ不安になっていきました。健診でA判定だった割には相変わらず胃の調子は悪く、膀胱炎も良くなることはありませんでした。そして、ある日突然ドバッと鮮血が出て、便器の中が真っ赤になったのです! そのとき、私の頭によぎったのは痔の一文字でした。ー--------------体調が悪いのに健診ではA判定だったというしあすささん。健康だという結果が出た半面、体調不良の原因はわからずじまいでした。さらに健診を受けた翌年、便器の中が真っ赤になるほどの出血があったのだそう。その上、病院へ行ったのにもかかわらず膀胱炎は良くならないままでした。健診の結果が良いのに体調が悪いのは少し変な感じがしますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月10日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんを患ったしあすささんは病気が判明するまでのことを思い出しました。便に血が付いていることはあったものの、それよりも調子が悪いところがあり……。★前の話しあすささんが大腸がんだと診断される3〜4年前から便に血が付いていることがあったのだそう。しかし、持病のイボ痔が原因だと思い、すぐに病院へ行くことはしませんでした。大腸がんが判明する3年くらい前は腸よりも胃のほうが悪く、胃薬が手放せない生活になっていたそうです。その上、膀胱炎が悪化し、漢方を飲むようにもなりました。私は2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんが見つかりました。病気が判明する3〜4年前くらいから便に血が付いていることが時々ありました。しかし、病院嫌いで自分が大きな病気にかかっていると考えたくなかった私はすぐ病院を受診することはせず……。それに、3年くらい前は腸よりも胃のほうが調子が悪い状態でした。というのも、そのころの私はお酒をよく飲んでおり、胃薬が手放せない生活を送っていました。外出中に胃が気持ち悪くなったら、胃酸を抑えるために牛乳を買って無理矢理飲むということもしていました。胃が悪くなるとともに膀胱炎にもなってしまい……頻尿と排尿痛に悩まされました。初めは市販の猪苓湯(ちょれいとう)という排尿トラブルに悩む人向けの漢方を飲んでいました。しかし、改善されることはなく、しょっちゅう膀胱炎になっては頻尿と排尿痛でつらい思いをしました。そこで、私は女医のいる泌尿器科を探し、そこで診察してもらい改めて漢方を処方してもらいました。ただ、大腸がんになってストーマ(人工肛門)の手術を受けてからはあまり膀胱炎にならなくなりました。もしかしたらがんが影響していたのかもしれない、と今になって思います。ー--------------血便の他にも胃の不調や膀胱炎に悩んでいたしあすささん。胃薬が手放せず、外出中に胃が気持ち悪くなれば牛乳を飲んでやり過ごしていたのだとか。それ以外にも膀胱炎になり頻尿や排尿痛に悩まされるようになってしまいました。こんなふうにたくさんの症状が出ているとどう対応するのが正解かわからなくなってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月09日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんがあることが判明したしあすささん。診断を受けるまでのこと思い出して……。★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1しあすささんが大腸がんであることが判明したのは2018年の12月でした。しかし、その3〜4年前からたびたび体調が悪いと感じることがあったのだとか。体調が悪くても病院へ行かなかったというしあすささんの中にあった思いとは一体。正直、私はがんだと告知されたとき「遠慮や配慮や思いやりなしにどんどん告知してくるんだ」と思いました。空が青くて自分ががんになったという事実を受け入れられず……でも思い返してみれば随分前から少しずつ具合が悪くなっていたことはたしかでした。ただ、私はイボ痔を患っていたということもあり、調子が悪いことの原因は痔にあるのだと思っていました。それに加え、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えることを拒否していたのかもしれません。がんだと診断される3〜4年前、私は初めて自分の便に血が付いていることに気付きました。「血だ……」と思いながらも体調は普通、食欲もあり何も異変はなかったので特に気に留めることもしていませんでした。しかし、時々便に血が付いていて何でだろう? と少し不安に思うこともありました。それでもそのことはなるべく忘れるようにして、大したことないと思うようにしていました。ー--------------便に血が付いていても「なんともない」と思い、すぐに病院へ行かなかったというしあすささん。自分は平気だと思っていた以外にも、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えたくない気持ちもあったのだとか。何か病気かも……と思っても診断されるのが怖くて病院へ行くことをためらってしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月07日2児の母親である、もいもい(moimoimoi2712)さんは、娘さんの乳児検診での出来事をInstagramに投稿。多くの人が、クスッとさせれています。ひと通り検診を終えた後、保健師の女性から「何かほかに聞きたいことはないか」と聞かれた、もいもいさん。娘さんの後頭部の形が気になっていたため、相談をしてみると…。「全然大丈夫だと思いましゅ!」赤ちゃんに優しく話し掛けながら、もいもいさんの質問に丁寧に答えていた、保健師さん。つい、語尾が赤ちゃん口調になってしまったようです…!投稿には「いい話で和むでしゅ」「なんでもなくてよかったでしゅ」など、赤ちゃん口調のコメントが多数寄せられており、クスッとさせられています。保健師さんいわく、赤ちゃんの後頭部が平らになるケースは珍しくなく、成長とともに気にならなくなることが多いそうです。優しい言葉をかけてもらい、さらにかわいらしい『いい間違え』まで聞けて、心がほんわか癒された、もいもいさんなのでした。[文・構成/grape編集部]
2023年02月02日「昨年、タレントの高見知佳さん(享年60)が急逝しましたが、子宮がんが疑われ、判明したときは、すでにステージ4。さらに大腸や卵巣、肺、脳や骨など全身の臓器に転移していたそうです。病気判明の直前まで、参議院選の選挙活動をしており、落選後も地元の市議会議員選も見据えていたということですから、死の直前まで、病気の自覚がほとんどなかったのでしょう」(芸能記者)これほどまでに、がんは静かに全身を蝕んでしまう。だからこそ、無症状のうちから定期的にがん検診を受診することが大切だ。しかしコロナ禍の今、がん検診の受診控えが懸念されている。’17年から’19年度までの3年間のがん検診平均受診者数と、’20年度のがん検診受診者数を厚生労働省のデータをもとに共同通信が比べたところ、胃がん検診は214万人から141万人、大腸がんが357万人から279万人など、軒並み2~3割ほど減っているというのだ(画像参照)。常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災の際も、直後からがん検診の受診率が下がり、元の水準に戻るまでには5年ほどかかりました。しかし、当たり前のことですが、受診が遅れるほど、がんは進行するのです」がんからの生還は早期発見が必須だが、気になるのは検診費用だ。「任意で行うがん検診は医療保険が使えず、全額自己負担となってしまいます。しかし、自治体で行っている検診を利用すれば、全体的に安価に受けることができます」がん検診の案内は、居住している市町村からはがきなどで届く。そこに書いてある電話番号や医療機関に問い合わせると、自治体が行う検診を受けることができる。日本医師会のホームページにも、全国の「福祉課」や「健康推進係」など該当の窓口につながる電話番号が載っている。調べてみよう。また、がん検診の頻度や対象年齢は厚労省が指針を定めている。そのため、各自治体によって差異はあるものの、好きなタイミングで何度でも安価に検査できるわけではないことが多いので要注意だ。がんの種類ごとに、おすすめの検査や費用を解説してもらった(※各がん検診の自己負担額は医療機関や自治体により制度・金額はさまざま〈編集部調べ〉)。【肺がん】〈X線〉自費:2000~3000円/自治体など(目安):無料~300円〈CT〉自費:1万~3万円/自治体など(目安):3000~5000円厚労省の指針によると、肺がんの検診は年に1回、40歳以上に推奨されている。「X線検査が一般的な肺がん検診です。さらに、より確実に早期の肺がんを発見できるのは、CT検査。喫煙経験があるなど、リスクが高い人には選択肢の一つです」アメリカの調査で、X線よりもCT検査を受けた人のほうが、肺がんによる死亡率が約20%低くなるというデータもある。■自分を後回しにせず、主婦も積極的に受信を【胃がん】〈バリウム〉自費:1万~1万5000円/自治体など(目安):1500円程度〈内視鏡〉自費:1万~2万円/自治体など(目安):3000~5000円胃がんの場合、50歳以上では2年に1回の胃カメラが基本。ただ、40歳以上は年に1回のバリウムによるX線検査も選択肢だ。「特に胃カメラは、早期のがんを見つけやすいです。苦しいイメージがありますが、今は細いファイバースコープもあり、鼻から検査もできるので負担が軽減されています」【大腸がん】〈便潜血検査〉自費:2000円程度/自治体など(目安):無料~500円〈内視鏡〉自費:2万円前後/自治体など(目安):-大腸がん検診(便潜血検査)は年1回、40歳以上にすすめられている。精度の高い検査は内視鏡だが、自覚症状がない場合自費で行うため、2万円前後と高額。「大腸をくまなく観察するには内視鏡が効果的ですが、一般的な健康診断にも組み込まれている、便潜血検査が基本。痛みもなく、費用も少額です」国立がん研究センターのホームページによると、毎年、便潜血検査を受けることで、大腸がんの死亡率を60%下げると報告されている。【子宮頸がん】〈細胞診〉自費:3000~1万円/自治体など(目安):500~1000円厚労省の指針では、20歳以上の女性は2年に1回の細胞診が提唱されている。「早期の場合、自覚症状がほとんどないため、定期的に検診を受けておくことが求められます」細胞診は、自治体検診を利用すれば500円から1000円程度だ。【乳がん】〈マンモグラフィ〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円〈超音波〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円「触診やセルフチェックで見つかることはあるものの、より確実に病変を見つけるためにも、40歳以上の人は2年に1度、マンモグラフィ検査を受けましょう。なかでも、乳腺組織が厚い40代の若い人は、マンモグラフィだけでは早期のがんが見つけづらいので、超音波検査を組み合わせたりします」自治体などの乳がん検診を利用すれば、マンモグラフィと超音波検査を合わせても1000円から2000円前後で受けられそうだ。女性の場合、主婦だと定期的な健康診断に行く習慣がつきづらい。また、家族を優先し、自分の検査が後回しになってしまうことも。病状が進んで後悔しないよう、定期的にがん検診を受けよう。
2023年01月30日国民病の1つとして、多くの人が苦しんでいる、がん。医療や薬の開発が進んだことで、完治をする人も少なくありません。一方で手術や抗がん剤治療を経ても、転移や再発することがある恐ろしい病気なのです。古村比呂、がんの『再々再発』が発覚2012年、俳優の古村比呂さんは、子宮頸がんを患っていることが分かりました。手術を経るも、2017年に再発、2018年に再々発が確認されていたのです。2023年1月21日、ブログを更新した古村さんは、腹部傍大動脈リンパ節にがんが見つかったことを明かしました。今回の発覚により、がんは再々再発したことになります。採血検査の結果を受けて、詳しく検査したところ、再々再発が発覚。古村さんは、再々再発が分かった時の心境を、このようにつづっています。今年はがん再々発の治療を終えて、5年目です五年経って又がんが出てくるのはかなり珍しいとのこと「エッ何でまた5年なの⁈」とショックや色々な出来事も重なり暫くは気持ちが整いませんでしたが主治医より「治療法がまだあります私は全く諦めていません」と言葉をかけて下さり時が過ぎ今は「私も諦めず治療をして行こう」と空を見上げています古村比呂オフィシャルブログーより引用前回の治療終了から5年が経過した段階での発覚は珍しいと、医師から告げられたという古村さん。しかし医師からの言葉をもらい、古村さんは「あきらめずに治療に取り組む」と強い意志でつづりました。古村さんの公表に、多くのファンから応援のメッセージが寄せられています。・私の86歳になる母親も、5年ごとに3回、がんが発覚。それでも乗り越え、今に至るまで暮らせています。古村さんもあきらめずに頑張ってください!・がんの恐ろしさを、改めて痛感しました…。完治を願っています。・どうか回復しますように!がんと診断されると、今後の人生に不安を抱いてしまうもの。ましてや4回も告げられ、古村さんが感じたショックは計り知れないものだったでしょう。古村さんがこれからの治療で、がんが治り、今度こそ完治することを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月22日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 職場の健康診断と髪の毛の話子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。 しかし、それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転になって、救急車で運ばれてしまったのです! 緊急手術をしてすぐに体調は良くなったものの、主治医から「抗がん剤が腸閉塞の原因になった可能性も考えられますので、抗がん剤治療はストップしましょう」と言われてしまい……。 腸閉塞の手術を終えて少し経ったあと、職場の健康診断を受けた、はなうたねこさん。 すると……便潜血検査で要再検査となってしまったのです! ーーもしや、がん細胞が大腸に転移した!? 不安になったはなうたねこさんが、かかりつけの病院の産婦人科に電話で相談すると…… 「申し訳ないのですが、ご自身で外科に予約して内視鏡検査など受けてください」と告げられてしまいました。 ーーはぁ、がん拠点病院なのにアフターサービスもないのか……。それなら『がん科』を作ってくれよ! と、病院の対応に少し不満を抱いた、はなうたねこさんでした。 ちなみにその後、子宮体がんの手術を担当してくれた主治医に相談したところ、「腸閉塞の手術からまだ間もないので」とのことで、もう少し経ってから大腸の内視鏡検査をすることになったそうです。 抗がん剤治療を始めてから、副作用でどんどん体毛が抜け落ちていった、はなうたねこさん。このころ、髪の毛はちょろっと生えている十数本を残して、ほぼすべてが抜け落ちた状態でした。 ーーこんなにちょろっとだけ残しているのもなあ……。 と、ついに残りの髪の毛を切ることを決意! 坊主頭になると、なんとなくスッキリした気持ちになったそうです。 はなうたねこさんが坊主になったころ、季節は冬でしたが、それでも日中に陽が当たると頭頂部はとても暑くなりました。逆に、夜に寝るときは頭がスースーして寒いので就寝時には帽子が必須アイテムになり、出浴後のドライヤーは不要に。 毛がなくなり地肌が丸見えとなった頭頂部は、ぬらぬら(=ぬるぬる)としていました。冬の乾燥しやすい季節だったこともあって、地肌が乾燥して余計な油分が出ていたのかもしれませんね。 その後は、抗がん剤をやめたことから、少しずつ髪の毛が生えてきたのですが…… なんと、髪質が変わってしまい、くるくるとした癖毛が生えてきたのです! はなうたねこさんだけでなく、実際には多くのがんサバイバーが同じような体験をしているそうです。 子宮体がんの手術から1年が経過したころ、腸閉塞後の体調も落ち着いたので、久しぶりに実家に帰省したはなうたねこさん。少し伸びた癖毛に、家族は「えー!?」と不評でした。 このとき、はなうたねこさんは本当は病気のことを家族とたくさん話したかったそうなのですが、楽しそうに会話をしている家族を見ているうち、話せずに終わってしまったそうです。 それでも、久しぶりに家族で食卓を囲んで団らんする時間はとても楽しく、改めて家族の大切さを実感した、はなうたねこさん。 帰省を終えて自宅へと戻ったあとは、家族からあまりにも不評だった癖毛をなんとかすべく、美容室へ。 「髪質が変わってしまったのなら、切ったところでどうにもならないだろうな……」と、半ばあきらめていたのですが…… 切り終わったあとの頭部を見てみると、短いながらも髪の毛がストレートヘアになっていたのです! 満足というよりも、「なぜ?」と疑問が強く残ったはなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月19日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、検診を受け始めます。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮頸がん、子宮体がんの検査を受け、異常なしという結果を聞き安心します。次は胃がん検診へ。検診に行く前、バリウムのつらい思い出がよみがえり、緊張しながら向かうと……。ー----------------胃がん検診に行く前日のことです。もうまともにやり切れる気がしなくて、前回は新型コロナを言い訳に行きませんでした。毎回思うけど、私よりずっと年配の方でも平気な顔でバリウムを飲んでやり切って帰る姿に本当に尊敬します。ー-----------------------バリウムは飲むのも、飲んだ後の排出もなかなかつらいものがありますよね。それでも自分の体を守るため、しっかり受けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月14日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ子宮がん検診を受けることになり……。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮がん検診は通常、子宮頸がんだけの場合が多いようですが、せっかくなので子宮体がんも一緒に受けることにしました。そして、検診から1週間後、結果を聞きに婦人科を訪れます。診察室には、検査をしてくれた若い先生ではなく、この先生の父の大先生が待っていました。そこで後悔することがあり……。ー---------------------結果を聞きに、再び婦人科へ行きました。このクリニックで検査をしてもらったのはやさしくて痛くないと評判の若先生だったけど、今回は結果を聞くだけだったのでこの先生のお父さんである大先生の診察へ。実は若先生と反対に大先生の評判はすこぶる悪く、大先生の時間帯はすいています。診察に呼ばれて入ると、あいさつ、聞こえなかったかなと思って2回言ったけど大先生、こちらを見ることもなく……。1分もたたず診察終わり。結果が問題ないなら、別にいいか。と、思って帰ってから、渡された結果の紙を見てみる。これだけじゃさっぱりわからないな……。紙とスマホを見比べながら、調べてみたら異常なしの中でも、いろいろ分類があるみたい。異常ないならまあいいんだけど、ちょっとくらい説明して欲しかったかも……。それに、次は普通に1年後でいいのかしら。何も言われてないからいいのかな?事前に大先生の悪い評判を知人からいろいろ聞いてたので、あんまり長々しゃべって嫌なこと言われるのが怖くて、余分なことを聞こうとしなかったのは失敗だった。やっぱり、せっかく行ったら病院ではわからないことをちゃんと聞くべきだし、たいていはいきなり何を聞いていいのかわからないから、事前に調べておくべきだったなと大後悔。ちなみに、悪い評判というのはいろいろあるけど、ある知り合いは大先生の診察で、生理不順か何かの相談の際にって言われたそうだ!お前に関係ないやろ!!と憤ってらっしゃった。ちなみに知人は当時おひとり。結婚していたとしてもそんなことは言われたくないけど、さすがにこれはありえない言葉……!!いろいろな先生がいるけど、聞きづらくてもちゃんとわからないことは聞くようにしよう!と思いました。次はその他のがん検診……。こちらもちゃんと毎年行かなくちゃね!(しつこい)----------------検診の結果、異常がなかったマメ子さん。異常がなくてよかったのですが、ただ、異常なしの中でもいろいろ分類があるようなので少しくらい説明が欲しかったと思う気持ちはわかりますよね。医師の中には聞きにくい雰囲気の人もいますが、自分の体のことはしっかり聞けるように事前に調べておくことも大切かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月12日閉経を迎え、やっと生理のわずらわしさから解放されました。ところが思いがけず、不正出血が起きました。そこで子宮がん検診をしたところ擬陽性と診断され、子宮内膜全面掻爬術(しきゅうないまくぜんめんそうはじゅつ)をおこなってもっと詳しく調べることに。急にがんと隣り合わせになり、不安な日々を送る私に伝えられた検査の結果は……。★関連記事:生理ではないときに出る微量の不正出血…その原因は「子宮内膜ポリープ」だった!がんの可能性が高いって…閉経後、突然の不正出血49歳で閉経し、生理のない生活を快適に思っていました。閉経後3年くらいたった2019年3月27日、朝トイレで親指ほどの大きさの薄い赤色のものがトイレットペーパーについていることに気付きました。血かどうか確認のために、もう一度ペーパーを腟の入り口に押し当ててみると、また赤色が付きました。それは不正出血でした。慌てて、SNSで不正出血の原因を検索。閉経後の出血は、危険な場合が多いので病院に行くようにと、多くのサイトで書いてあったのですぐに会社に電話をして午前中の有給休暇を取りました。毎年子宮がん検診をしてもらっている近所の病院へ。いつもと同じように、経腟エコーと細胞を採取する検診をおこないました。結果はまさかの擬陽性検査を受けた10日後、結果を聞きに病院へ向かいました。いつもテンション高めで明るい女医さんから「今回、擬陽性って出ちゃったのよね~」と告げられました。初めて聞く「擬陽性」という言葉にショックを受け、顔がひきつる私に先生は「擬陽性だからってがんって決まったわけじゃないのよ。少しのサンプルじゃわからないから、もっとたくさんの細胞を採取することになると思うわ。はっきりしたほうが安心でしょ? 紹介状書くからね、行ってきて」と励ますような口調で言いました。不正出血があった日から約1カ月後、私は紹介された大学病院へと行きました。産婦人科の待合室には多くの人がいましたが、半分は定期健診を受ける妊婦さんでした。小さい子ども連れの方もいて、幸せそうにおなかに手を当てていました。がんかもしれなくて不安でたまらない私は、子どもの声も妊婦さんの姿も疎ましく感じました。予約時間を大幅に過ぎたころ、名前を呼ばれて医師の元へ。医師からは「採取した細胞を見直しましたが、私も擬陽性だと思います。閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高いので、子宮内膜全面掻爬という手術で検査しましょう」と言われました。そして「これからすぐ入院の手続きはできますか?」と聞かれ、入院の手続きをすることになりました。子宮内膜全面掻爬術とは、子宮内膜の全面をかき出して組織を採取し、顕微鏡で検査する手術です。この手術はがんか内膜増殖症という子宮内膜が厚くなってしまう病気か診断が確定できなかった場合におこなうのだそう。その場で、同年5月16日〜5月18日にかけて2泊3日の入院と手術が決定。引き続き入院手続きのオリエンテーションがあり、さらに血液検査や心電図、胸部X線など手術に向けた検査が次々とおこなわれました。不正出血からすでに1カ月たっており、その間にインターネットでさまざまな情報を読みあさっていたので不安は日に日に募ります。がんを前提とした悪い未来ばかりが頭に浮かんでいました。子宮内膜全面掻爬術の検査結果は5月16日、午前中に入院予定通り5月16日に入院し、まず内診とエコー検査を受けました。午後からは、子宮の入り口を広げる処置をしました。これが大変痛いと、ネットの情報を読んでいたので、痛みに弱い私は恐ろしくてたまりませんでした。「ちょっと痛いよ。すぐ済むからね」と声をかけられ、カーテンの向こうから何か大きめの器具が挿入されました。本当に痛くて、「うっ!」と大きな声が出ました。この器具は手術まで入れっぱなしにしておくとのこと。「ガーゼなどが出てきたら教えてね」と看護婦さんに言われたので、器具以外にガーゼも入っていたようです。その後の痛みはありませんでしたが、器具が入っている違和感がずっと続きました。子宮の入り口を広げる処置の後は静かにベットで過ごし、食事の制限もありませんでした。5月17日、手術当日翌日の手術は、午後1時に開始予定でした。起床時より絶食で何も食べることができませんでした。というのも全身麻酔をかけるので、麻酔中の誤嚥(嘔吐したものが気管や肺に入ること)を防ぐためなのだそう。午前9時から点滴開始。手術30分前に麻酔を効きやすくする筋肉注射を打ちました。10分前に手術室に移動し、心電図と血圧計、鼻に酸素が流れるチューブがつけられました。手術室のベッドに横たわると、鼻のチューブを抜く代わりに酸素マスクがつけられて、静脈麻酔が点滴の横から投与されました。大学病院なので研修生が何人かいて、恥ずかしいなあと思っているうちに記憶がなくなりました。目が覚めると元の病室のベッドの上にいました。その後は術後観察で、体温測定や抗生物質の内服のために看護婦さんがたびたび病室に来てくれました。術後の痛みはあまり感じなかったです。経過に問題はなかったので、晩ご飯は食べることができました。5月18日、朝に退院翌朝、午前9時には退院して電車に乗って帰宅しました。術後の出血も痛みもほとんどなく、退院した翌日からいつものように出勤できました。退院してからも医師の「閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高い」という言葉が、何度も思い出され、その都度泣きたくなりました。しかし、仮にがんであったとしても、子宮を摘出すれば命を落とすことはないだろうと、自分に繰り返し言い聞かせていました。5月31日、結果は…手術から約2週間後、結果を聞くために病院を訪れました。結果がどうなのか緊張する中、いよいよ名前が呼ばれました。こぶしをぎゅっと握って医師の前に座ると、「明らかな悪性所見は認められませんでした」との言葉が。それからエコーで内膜肥厚(ないまくひこう)なし、掻爬した細胞に異型は見つからなかったと説明がありました。その瞬間、「よかった、がんではなかった!」と一気に体の硬直が解けました。診察室を出てからすぐ、夫と子どもたちと会社の上司に電話をかけ、喜びの報告をしました。帰りの電車の中では安心感で頬が緩み、外の景色も前回とは別のもののように見えました。手術にかかった費用は、3割負担で39,796円でした。医療保険に加入していたので、手術の保険金が支払われました。半年後に経過確認のために大学病院の産婦人科の再診を受けました。その後の不正出血の有無を聞かれ、内診とエコーの診察がありました。異常がないようでしたので、これで一連の検査が完結しました。そして最初の病院に検査報告を持って行ってくださいと書類を渡され、やっと病院を後にすることができたのです。最初の女医さんは結果を聞いて、「狂い咲きしちゃったかしらね〜」と冗談っぽく言っていました。その後は毎年自分の誕生月に、必ず子宮がん検診を受けることにしています。実は手術を受けた2年後、また少しですが出血がありました。悪夢の再来かと、会社を途中で抜けて慌てて病院へ。幸いそのときも異常なしでことなきを得ています。なぜ出血するか明確な理由はわかっていません。なのでトイレに行くたびにパンツに血がついていないかチェックしています。まとめ子宮内膜全面掻爬術とは本当におどろおどろしい言葉です。擬陽性と聞いてから、急にがんが身近なものとなり不安な暗い毎日を送っていました。年を取ると病気にかかることが多くなります。実は夫も健康診断で、前立腺がんに関わる数値が高く出て、検査入院することになりました。長生きができてしまう世の中になった今、病気の早期発見で少しでも軽症で済ませ、残りの人生を明るく送りたいものです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/中村聖子自宅で学研教室を開校していた。海外で働いていたこともある。趣味はゴルフ。
2023年01月11日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わり……。★前の話医師からがん検診はしっかりしたほうが良いと言われて、子宮がん検診に行ったときのこと。マメ子さんは久しぶりの内診台に緊張していたのですが……。-------------------以前、腎がんのことを書いたときに「体に違和感があったらぜひ受診してください」と、偉そうなことを言ったくせに(ごめんなさい)43歳まで子宮がん検診を一度も受けたことがありませんでした。胃、肺、乳、大腸のがん検診は市のほうで1日でまとめてできるのに、子宮がんは別で婦人科で予約取って……っていうのが面倒なのと、そもそも婦人科って気が進まないんですよね。でも、腎がんの手術にあたり、ちゃんとがんの有無を調べたのは転移の可能性のある部位(肺と骨)だけ。だから、今年のがん検診も肺以外はちゃんとしたほうが良いと先生には言われていたし、今回のことでさすがに私も心を入れ替えて、復職前に婦人科に行ってきました。手術のため、しばらく会社をお休みしていました。私の住む田舎はどんどん産婦人科が減っているなか、1件だけ、感じの良い先生が月曜日の午前中だけいると評判の婦人科へ。内診はなるべく痛くないほうがうれしいですが、そこの先生は知り合いいわく「やさしくしてくれるから痛くないよ!」とのことで……、早速、月曜日の午前中にロックオンです!子宮がん検診といえば普通は頸がんだそうですが、せっかくなので体がんも一緒におこなってもらうことに。診察室に入ると、なるほど当たりのやわらかい、やさしそうな先生です!そして、検診ですが何しろ10年ぶりの内診台、緊張する…!ああ思い出す、この無力感!大げさじゃなく、本当にこれぐらいに感じるのよ!そして、いよいよあの冷たい器具のなんとも言えない鈍痛、嫌だな……と身構えるも痛くない!そういえば、頸がんの細胞を取るのは痛くないって聞いた気が。問題はこのあとの体がん。やさしいと評判のこの先生、申し訳なさそうに「ごめんなさい」を連発してくれる。そんなに痛いのか……!?深呼吸して構える!が、無でした!強いて言えば、体がんの組織を取る前に器具が入るとき、一瞬「ウッ」って痛かったくらいで組織を取ってるであろうときは、無感覚……。とってもじょうずにやってくださったに違いない!思えば、初めて妊娠検査で内診台に上がった20代のときは、不安と緊張もあってすごく痛く感じたけれど……。あれから20年、心も体も緩んでしまったのでしょう。まったく痛みを感じないのも、なんだか切ないと思ってしまう43歳の乙女心でした……!!(伝われ)----------------子宮がんにはできる部位によって、子宮頸がん、子宮体がんに分かれます。多くの場合、子宮がん検診では、子宮頸がんを検査します。ただ特に40代・50代の女性に注意が必要なのは、子宮体がんといわれています。不正出血が一度でもあれば、婦人科を受診すると安心です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月09日がん検診率が急減する中、より一層の早期発見が重要!~ 予防に取組みたい方の健康管理サポート ~福利厚生サービス『ライフサポート倶楽部』を展開しているリソルライフサポート株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:馬場 大典、リソルホールディングスのグループ会社、以下「リソルライフサポート」)は、プリベントメディカル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:久米 慶、以下「プリベントメディカル」)の「がん予防メディカルクラブ『まも〜る』」のサービス提供を、福利厚生サービス『ライフサポート倶楽部』会員向けに2022年12月末からWEBサイトやメルマガ配信によるサービス告知の強化を図ります。「病気になってから考える」から「病気になる前に考える」時代に、安心して予防に取組みたい方への健康管理をサポートするプリベントメディカルは、誰もが平等に予防医療を受けられる社会作りに貢献する」を企業理念に、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」を運営。主力サービスの「がん予防メディカルクラブ『まも〜る』」は、最先端のリスク検査を受けてリスクが高かった場合、がんドックが無料で受けられるという健康管理サポートサービスを会員制で提供。がん検診率が急減し、より一層の早期発見が重要となる社会環境の中、リソルライフサポートは、プリベントメディカルと提携し、『ライフサポート倶楽部』の「げんき」カテゴリーを通じて「ライフサポート倶楽部 がん対策パッケージ」サービスの提供することで、働く人の健康応援とともにがんの早期発見をサポートしていきます。リソルライフサポートは、『ライフサポート倶楽部』を通じて、今後も利用者の生活に密着したサービスメニューを拡充し、お客様の満足度向上に取り組んでまいります。「ライフサポート倶楽部 がん対策パッケージ」概要★体への負担が少ないリスク検査+がんドック受診サービスパッケージ年1回のリスク検査で総合評価がC判定となった場合には、会員期間中、年間20万円(税込)までのがんドックの利用が可能。全国約800の提携医療機関にて最先端の医療機器を使った精密検査が可能。・提携開始:2022 年7月より・対象者:『ライフサポート倶楽部』登録企業の従業員・特典:会員特別価格<定価44,000円(税込)⇒ 37,400円(15%OFF)>■「まも~る」基本コンセプト自宅での簡単採尿リスク検査などで早期発見の機会をつくり、全国の医療機関との提携で、最先端の医療機器による精密検査の受診をサポート。「病気になってから考える」から「病気になる前に考える」時代に、予防に取組みたい方には安心な健康管理をサポートする、利便性の高いスクリーニング法と医療機関の精密検査を併せた、先制医療支援サービス。<がんドック受診サービスの流れ>入会→告知→検査(自宅で採尿)→総合評価C判定→精密検査(がんドック受診サービス)→診断→治療総合評価C判定の場合、合計20万円までを上限としてがんドックの無料受診が可能(総合評価C判定のたびにご利用できます)■サービス一覧年1回のがんリスク検査リスク検査「Noah」評価が「C判定」の方にがんドック(税込20万円まで)を提供する「がんドック受診サービス」ハイグレード メディカル コンシェルジュ ※各分野の専門家が対応・検査結果サポートデスク・がんと仕事の両立支援サポート・糖尿病医療サポート・メディカル相談24・セカンドオピニオン手配サービス■プリベントメディカル株式会社「誰もが平等に予防医療を受けられる社会作りに貢献する」を企業理念に、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」を運営。プリベントグループとしてもPCR検査事業(東京都のPCR等検査無料化事業)に参画しており、社会貢献にも積極的。・所在地:東京都中央区日本橋小舟町9-18・代表者:代表取締役 久米 慶・設立:2015年11月13日・事業内容:予防医療、検査方法、治療方法及び医療機関等に関する情報の収集、提供、調査及び研究並びにこれらの業務の受託プリベントメディカル株式会社のメイン事業は、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」の運営。2021年にはサービス開始から5年を機に、がんリスク評価が高かった方の「がんドック受診サービス」を拡充するなどサービス内容を改定し、さらにサポートサービスも充実させ会員の皆様に寄り添ったサービスへとバージョンアップ。今後も多くの会員の要望に応えるとともに、さらなるサービスの向上と、より高いレベルのがん予防メディカルクラブへの進化を目指している。<問い合わせ先>プリベントメディカル株式会社 広報部〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町9-18 エミネント人形町ビル4階TEL:03-5643-8403 HP: 『ライフサポート倶楽部』について『ライフサポート倶楽部』は、企業・団体の個々のニーズ を捉えた多彩なサービスメニューを取り揃え、働く人々のウェルビーイングを実現し、安心して働き続けることができる環境づくりをサポートする福利厚生サービスです。リソルグループの宿泊施設・ゴルフ場をはじめ、全国提携の宿泊施設、スポーツクラブ、レジャー施設、健康・育児・教育・介護などの生活に役立つサービスメニューを会員優待料金で提供しています。【リソルライフサポート 公式サイト 】【『ライフサポート倶楽部』げんき 】<本リリースに関する問い合わせ先>リソルホールディングス株式会社(RESOLグループ)広報室/高橋 弘毅・長田 和将TEL:03(3342)0331(直通) E-mail : press@resol.jp URL : Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月27日子供と一緒に参加できる、キッズパークを会場にした「ママのためのがん検診体験イベント」を企画・運営する「ママのがん検診応援プロジェクト」(事務局:一般社団法人シュフレ協会/所在地:神奈川県横浜市/代表理事:武次 直美)は、2021年6月にスタートした「乳がんエコー検診無料体験会」に続いて、2022年11月25日「子宮頸がんHPV検査無料体験会」をスタートしました。「子宮頸がんHPV検査無料体験会」は、子宮頸がんについての正しい知識の啓発を目的にしたイベントで、子宮頸がんに関する無料セミナーに加えて、自宅で好きな時に受けられる子宮頸がんHPV検査キットを配布。検査キットの使い方の説明や検査後のアフターフォローまで無料で行うことで、子宮頸がんHPV検査に対する不安や疑問を解消し、定期的な検査習慣をつけていただくことを目指しています。■子育て中のママの「子宮頸がん」に対する意識子育て中のママたちに「子宮頸がん検診」の受診状況についてアンケートを実施したところ、出産前は7割以上のママが検診を受診していたにも関わらず、出産後は76.7%のママが検診を受診できずにいるという結果となりました。また、子宮頸がんに関する基本的な知識を問うクイズを出題したところ、3問全てに正解したママはわずか13.7%でした。乳がんについての同様のクイズの正答率が44.2%であったことと比較しても、子宮頸がんについての関心の低さがわかります。これは子宮頸がんについての正しい知識を学ぶ機会が少ないこと、子育てや家事・仕事に追われて自分の健康について意識を向ける余裕が少ないこと、子どもの預け先の確保など受診に至るまでのハードルが高いことなどが原因として考えられます。第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」に参加した子育て中のママたちからは、「子供のことも大切だが自分の時間もとるようにしなくては、ゆくゆくは家族に迷惑がかかると感じた」「子宮頸がんのリスクがこんなにも高いことを知らなかった。検査を定期的に受診することで早期発見ので今後も継続して受診したい」などの感想が届いています。グラフ■「ママのためのがん検診体験イベント」について子育て世代のママたちのがん検診の受診率を向上し、早期発見・早期治療につなげ、家族の笑顔と未来を守ることを目的としたプロジェクトです。屋内型キッズパークを会場にし、子どもと一緒に参加できる「がん検診体験イベント」を開催するなど、ママのがん検診が子どもにとっても楽しい思い出となるような企画を運営しています。2021年6月から2022年9月までに「乳がんエコー検診無料体験会」を横浜市内で計17回開催し、述べ445名のママが参加しています。参加者のうち3割の138名に何かしらの所見が出ていることからも、定期的な検診の重要性がわかります。また2022年11月の第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」では定員となる30名のママが参加。ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査キットを使った自己検査を行い、現在専門機関によって結果の分析が行われています。<イベントの様子>ママがイベントに参加しているあいだ、子どもたちはキッズパーク内で遊んで待ちます。見守りスタッフを配置しているので安心して遊べます。ママがイベント参加中の子どもたち子宮頸がんセミナー風景乳がん検診モデルキットによる自己触診指導■ママのがん検診応援プロジェクト OFFICIALサポーターの募集についてがん検診の重要性を啓発し、ママたちのがん検診受診率の向上を目指す「ママのがん検診応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、応援してくださる企業および各種団体の皆様からのご協賛を募集しています。詳しくは、ホームページをご確認ください。 ■ママのがん検診応援プロジェクト 事務局・事務局 : 一般社団法人シュフレ協会(代表理事 武次 直美)・所在地 : 〒224-0066 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30 見花山3階・電話 : 0120-72-1010・ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日■久ぶりの乳がん検診へこんにちは、エェコです。皆さんは、がん検診を定期的に受けていますか?私は先日、久しぶりに乳がん検診を受けに行ったのですが…40歳以上ということでマンモのみの検査でした。人生2回目のマンモ。そして…そう、実は要精密検査は2回目でして…。1回目の時はもうショックでショックで大変でしたが、結果なんともなかったので今回も大丈夫!また前回の部分が引っ掛かり再検査なんだろうと気楽に考えてました。精密検査はエコーでした。10分くらいで終わるかなと思ったら、長い時間がかかりました。そして…■え? しこりが数十個ある!?前回より一気に5倍以上増えてる…!…とショックを受けていましたが全部良性! よかった…!!しかし…というわけで経過観察になってしまいました。私の母や祖母が若くしてガンで亡くなっているので、それもあって経過観察と言われました。(遺伝性…という可能性もなくはないと言われました)確実に…前回より悪くなっている…。やっぱりガン検診は定期的に受けないと…! と思い知らされた出来事でした。
2022年12月18日2012年に子宮頸がんが判明した、はたの有咲さんの闘病後の夫婦生活を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの原因は性行為にあるのだそう。しかし、はたの有咲さんは夫としか性行為をおこなったことがないそうで……。★前の話私はときどき不正出血が起こることがありました。ちょうどそのとき、子宮頸がん検査の無料クーポンを持っていたこともあり、ふらっと婦人科へ行ったことで子宮頸がんが判明しました。子宮頸がんは発がん性のヒトパピローマウイルスの感染によって発症するものなのだそう。このヒトパピローマウイルスというのは、一度でも性行為の経験がある女性であれば誰もが感染する可能性があります。「性行為で感染する」というせいで複数の男性と関係を持っているように誤解されることもあるみたいで、病気についてカミングアウトできない女性もいるのだとか。私は夫としか性行為をしたことがないのに子宮頸がんになりました!1人の男性としか性行為をしていなくても、ヒトパピローマウイルスに感染してしまうことはめずらしくありません。病気になってしまった女性が誤った知識のせいで苦しむことがなくなればいいな、と思います。ー--------------間違った知識で苦しむ女性が減ってほしいと願うはたの有咲さん。病気について何が正しくて、何が間違っているのかきちんとした知識を身に付けることは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。■コミックス情報「子宮頸がんとセックスレス」著者:はたの有咲定価:150円(税抜)出版社:秋水社ORIGINAL★関連リンク:「子宮頸がんとセックスレス(1)」(WEB)秋水社公式ページ(外部サイト)©︎はたの有咲/秋水社著者/はたの 有咲(52歳)マンガ家で3姉妹の母。子宮頸が(IB1期)の治療から11年が経過。治療経験を描いたマンガを描いている。「mini SUGAR」にて4コママンガを連載中。
2022年12月16日2012年に子宮頸がんが判明した、はたの有咲さんの闘病後の夫婦生活を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんが判明して、子宮の全摘手術を受けたはたの有咲さん。その後、放射線治療をおこない、がんは治ったものの……。※2021年のお話です。★関連記事:「がんかも」えっ!? 下腹部の膨らみは子宮筋腫だろうと思っていたのに #子宮頸がんゆる闘病記 1私は2011年の10月に受けた子宮頸がんの検査に引っかかり、再検査をしたところ手術を勧められました。衝撃を受けつつも、子宮頸部円錐切除の手術をしてもらいました。手術の10日後には病理検査の結果が出て、子宮頸がんであることが判明! 悲しむ間もなく子宮の全摘手術を受けることになりました。その後、放射線治療を受けて一時期は心身ともにつらい状態に……。体調は年々少しずつ回復し、自分でも驚くほどに元気になりました。がんが再発することなく無事に5年がたち、今では3カ月に1度婦人科で女性ホルモンの薬を処方してもらうだけになりました。ただ、私は治療だけではなくもう1つ大きな問題を抱えていました。それは夫との夫婦生活について! 子宮頸がんの治療が終わってからの6年間、私は夫婦生活のせいでとても悩むことになりました……。ー--------------夫婦にとって夫婦生活はとても大きな問題ですよね。皆さんは夫婦生活で悩んでいることはありますか?■コミックス情報「子宮頸がんとセックスレス」著者:はたの有咲定価:150円(税抜)出版社:秋水社ORIGINAL★関連リンク:「子宮頸がんとセックスレス(1)」(WEB)秋水社公式ページ(外部サイト)©︎はたの有咲/秋水社著者/はたの 有咲(52歳)マンガ家で3姉妹の母。子宮頸が(IB1期)の治療から11年が経過。治療経験を描いたマンガを描いている。「mini SUGAR」にて4コママンガを連載中。
2022年12月15日44歳ごろから体の異変を感じ始めた私。それは少し早い更年期の始まりでした。そこから内科、婦人科、乳がん専門クリニックといろいろな病院にかかり、検診と投薬を繰り返すことになったのです。更年期の始まりから乳がんに至るまでの体験をご紹介したいと思います。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1早すぎる老化の始まり初めて体がつらいと思ったのは通勤中のときでした。歩いていると体が鉛のように重く、10分ほどの道のりでさえ息切れを起こし始めたのです。夏に入りかけの季節だったので、最初は暑さのせいかな? と思っていました。ですが、首を絞められているように息苦しくなり、仕事が手につかない日も出てくる始末。そこで近所の内科で検査をしてもらうと、不整脈と診断されました。不整脈の薬を飲み始めてから数カ月、改善の兆しはありませんでした。生理も半年に1度しかこない程度になり、今度は婦人科に診てもらうことにしました。結果、私は44歳で更年期が始まり、生理の終わりを迎えようとしているとのことでした。更年期治療は乳がんの始まり?40代前半で生理が終わると、さらに年齢を重ねたときに骨粗しょう症への心配があり、エストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT)治療を婦人科の医師から勧められました。この治療を受けると生理を呼び戻すことができるのだそう。このとき、投薬する際の乳がんへのリスクも説明されましたが、ほとんどリスクはないということで治療を始めることに。薬の服用を始めると不整脈や体のしんどさはほぼなくなり、生理も順調に戻ってきました。治療を始めて1年が経過したころ、婦人科の医師から年に1度は乳がん検診を必ず受けるように言われていたこともあり、検診を受けに行きました。このときの私は、これから再検査を何度も受けることになるとは、夢にも思っていませんでした。果てしない再検査乳がん検診はマンモグラフィーとエコー検査、触診を受けました。検査結果は再検査を受ける必要があるとのことでした。その理由は以前からあったのう胞が、少し大きくなっていたからだそうです。何年も前からあったのう胞が初めて大きくなっていたので、念のための再検査となりました。次の検査は細胞を調べる細胞診でした。私ののう胞は小さく、石灰化していました。そのため細胞がなかなか取れず、麻酔なしで胸に刺した針をグリグリ、ゴリゴリとかき回され、痛みで発狂寸前!「痛ければ教えてね」と医師は言ってくれたのですが、私が何度もたまらず痛いと叫んでも、その手は止まらず……今までで1番痛かった検査になりました。なのに検査の結果は、まさかの「判別できず」で、また再検査。あんなにも痛い思いをしたのに……と、がっかりしたのをよく覚えています。この後、針生検や造影CTなどのさまざまな検査を受け、「陽性」の結果が。つまり乳がんであると診断されました。ここまで来るのに、最初の検診から2カ月かかりました。再検査が続き、きっと乳がんなんだろうと覚悟していたので、医師から告げられたときにショックを受けることはありませんでした。まとめ乳がんの手術、放射線治療を経て、今の私は乳がんの再発防止のための投薬をしています。この薬は子宮体がんになるリスクが高くなるようで、半年に1度、子宮体がん検診にも通っています。私はマンモグラフィーとエコー検査を毎年かかさず受けてきたことで早期発見することができ、リンパまでがん細胞が広がらずに済みました。毎年の検診を怠っていたら……と思うと、ゾッとします。乳がんになったのは更年期の薬が影響したのかどうかはわかりません。ただ私は助かったこの命を守るために、リスクを抱えながらこれからも薬を飲み、毎年検診を受けようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/春日翔琉夫と小学生の子どもとの3人暮らし。印刷会社に勤務。校正やオペレーターとして原稿などを作成している。趣味はフラダンス。子どものために英語を勉強中。
2022年12月10日乳がん検診について知ろう!ご自身のクリニック「六本木ブレストレディースクリニック」で検診を行っている、院長の及川明奈先生に、根掘り葉掘り詳しく伺いました。症状のない人が受けるのが検診です。乳がん検診とは、マンモグラフィ(X線検査)やエコー(超音波)検査などで、乳房の中にがんができていないかを調べる検診。「乳がん検診の目的は、乳がんによって亡くなる人を減らすこと。乳がんが増える40歳以上の女性に、2年に一度マンモグラフィを受けてもらうことで、乳がん死亡者を減らすことができた、というデータも出ていますし、現在はエコー検査でも、同様のデータの蓄積が進んでいます」(及川先生)検診は、自覚症状がない人が受けるもの。セルフチェックで何か異常を感じた場合は、検診ではなく、乳腺科のある病院を受診してください、と及川先生。検診を受ける場所によって、多少内容が異なるそうですが、及川先生のクリニックでは、問診とマンモグラフィ、触診しながらのエコー検査がセットになった検診プランがあるのだとか。「マンモとエコー、どちらか1つでもいいですが、それぞれ長所と短所があるので、両方行うことをおすすめしています。当院では検査後、当日に結果説明もできますが、時間がないという場合は後日結果を郵送することも可能。検査時間は30分程度です」検診を受ける時期は基本的にはいつでもよいそう。でも、胸の張りが取れている、生理後1週間目くらいがベストタイミング。「新型コロナワクチン接種後は腋のリンパが腫れることもあるので、接種後6~10週間は検診を避けたほうがいいでしょう」検診が受けられる場所は3つあります。自身の年齢や就労状況などから、受けやすいところを選びましょう。「職場の健康診断と市区町村の住民検診は、いずれも時期が決まっていて、また住民検診は基本40歳以上の女性が対象です。ただ、無料だったり、少ない自己負担で受けられてお得なので、対象の場合はぜひ積極的に参加を。乳腺外科クリニックは費用はかかりますが、診断の質の高さや丁寧な説明に加え、データが残るので変化に気づきやすい、といったメリットが」【クリニック】乳腺の専門医がいる認定クリニック。「〈マンモグラフィの認定施設〉であること、また乳腺科医がいること、マンモ撮影認定技師がいることなどが、選ぶ目安に。また産婦人科医の中にも、乳がん検診超音波実施講習を受けている人も。クリニックを探すときは、『日本乳がん検診精度管理中央機構』の認定施設や、『日本乳癌学会』の乳腺専門医一覧などを参考に」【職場の健康診断】会社の福利厚生で、健康診断にプラスされていることも。「職場では年に1度健康診断がありますが、これは法律で定められたもの。その内容は会社によって異なりますが、最近は女性の雇用促進の動きもあり、乳がん検診をプラスしている会社も増えています。医療機関に行かずして検診の機会が得られるので、自分の職場の健康診断に組み込まれているなら、ぜひ利用を」【市区町村の検診】40歳以上の人は2年に一度、市区町村が行う検診へ。「2008年、健康増進法という法律で、各市区町村は2年に一度、40歳以上の女性に乳がん検診を行うことが定められました。マンモグラフィが基本ですが、対象年齢や内容は地域によって異なります。無料の地域もあれば、500円で受けられる〈ワンコイン検診〉など、少額で実施しているところも。居住地域の保健所で検索を」主な検診の流れ。検診にはいろいろなパターンがありますが、ここでは及川先生のクリニックのやり方をご紹介。「まずは問診をして、そのあとマンモグラフィで胸のレントゲンを撮り、最後に触診をしながらエコーで乳房内をチェックします」【問診】生理周期や病歴、胸について気になることを話してみましょう。問診票は必ず記入。その上で、直接医師が診察、またはスタッフが問診を確認することが多いとか。「私が必ず伺うのは、生理の状況、出産歴・授乳歴があるか、ピルの服用経験、また豊胸手術を受けたことがあるか、さらには乳がんのご家族がいるかについて。他にも、乳がん以外の病歴や、今まで乳がん検診を受けたことがあるかも尋ねます。このあたりのことを予めメモしておくと、問診のときに落ち着いてお話ができると思うので、おすすめです」【マンモグラフィ】乳房を挟んで、おっぱいをレントゲン撮影。マンモグラフィとは、乳房の内側を写すX線の検査。板で上下から挟んで撮影、左右から挟んで撮影。それを左右の乳房で行うので、合計で4回撮影をします。「マンモグラフィは、“石灰化”というしこりを作らないタイプの乳がんの発見に長けています。ただ挟むことで痛みを伴うことがあるのと、レントゲンなので被ばくがあります。妊娠時期やその疑いがあるときは検査はできません。脂肪が少ない乳房の場合、挟みにくかったり、しこりが見えにくいというデメリットもあります」【エコー(超音波)】機器を滑らせて、超音波で内部を見ていきます。次はエコーで乳房の内部をチェック。及川先生は、マンモで撮影したレントゲン写真を見ながらご自身で直接検査をしますが、検査技師が行う施設もあります。「皮膚にゼリーを塗り、機器を滑らせながら超音波で内部を見ていきます。エコーはしこりの発見がしやすく、質的な判断もしやすい。被ばくもないので妊娠中でも検査が可能です。短所は、検査をする人の技量が重要になってくるところ。乳がんとは関係ないしこりを発見したり、逆に見落としがあることも無きにしもあらずです」及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、がんの手術前におこなったいろいろな検査について。その中でも一番つらかった検査というのが……。★前回:「さすがにつらかった…」両親にがんを伝えた日のこと #43歳で腎がんになった話 9骨などへの転移がないとわかったところで、無事手術日も決まり、あとは手術前のもろもろの検査をして手術を待ちます。まずはそしてこれって年配の人はできるの??ってくらい体力を使った。知らずにしていたけど、肺の検査も転移をみる検査だったのかな。多分そうですよね。そして看護師さんがしきりに「あれっ? あれっ?」と言っていたのでwそしてHIVや梅毒とか、いろいろな病気がないか調べるため、たくさん取られたと思います。そして、つらかった第1位が……痛い!長い!そして深い!振り返ってみると正直、今回した手術全体よりはるかに痛かったです(←個人の感想)。手術は、終わったあとも痛み止めを使ってくれるし……。インフル検査をしたときは鼻水が潤滑油となって?ここまで痛くなかったけど、今回は無症状で鼻の奥がカッサカサだから、余計に痛く感じたのかも。手術前検査をすべて終えて、手術まで心配ごとは何もない!(新型コロナだけは気を付けます)ホッとしたところで、例によって、病院のあとはおなかがすくのです。もう思い残すことがないくらいには、ひと通りのものを食べた気がする。----------------振り返ってみて、がんの手術よりPCR検査のほうがつらかったというマメ子さん。鼻の奥まで突っ込まれるのは地味に痛いですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。★最初から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★43歳で腎がんになった話の連載一覧★大腸がんの闘病マンガをもっと読む著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年11月19日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、両親にがんであることを伝えたときのこと。娘からの告知に両親は……。★前回:「これががんの痛みか…」いつも夜になると強い痛みがやってくる #43歳で腎がんになった話 8がんだとわかったとき、3人の子どもたちにはすぐ伝えました。12〜18歳という、もう大人の話もできる年齢だったこともあるけど、子どもたちに状況を知ってもらい、もっと家のことをしてもらいたいという下心もあり。子どもが小さいうちから、私がじょうずに家事を教えていればよかったけど、自分がやるのも面倒なのに子どもと一緒に気長に教えながらやるなんて、耐えられず……。結果的に、家事のほとんどできない、3人のポンコツを育ててしまった!でもさすがに、母親ががんになったと聞いたら、普通は率先して家事やってくれるかな?と思うでしょ。案外、変わりませんでした。普段通りにしてくれて気楽ですけどね!旦那の名誉のために言いますと、旦那はやってくれますが、もうできる年なんだから子どもたちにもやらせたい。こんな感じの家族なら、がんの告知も病人アピールも気楽にできるんですが、これの何倍も気が重いミッションが私には残っていたのです!そう、自分の両親への報告!「血尿が出て病院に行ったら、何かおでき的なものができていた」(腫瘍とは言えていない)と、ふわっと伝えてはあったのですが、さすがにがんとわかった以上、言わない訳には……。実家は高速で1時間離れたところにあり、当時は両親には新型コロナを気にして孫の顔もしばらくリモートでしか見せてないです。久々に見れた孫の顔、楽しい時間。〜からの、がん告知(申し訳ない)。少し予想はしていたのかもしれないけど、両親、絶句……!特に母親は超心配性で、私の息子が幼児期、乳・小麦・卵のアレルギーとわかっただけで夜も眠れなくなるぐらい。この子は何を食べて生きていけばいいのかと悩んだそうだ。そんな母親だから、動揺するかと思っていたけど、意外と落ち着いて受け止めてくれた。何がいけなかったんだろう、とか、これからどうするの、とか、仮に思っていても言わなかったのは、当事者の私が一番つらいと思ってくれたからこそだと思う。やっぱり、いざというとき、母は強いのかも。さらに、いろいろ聞いたあとに、なんて言う。さすがに70歳を過ぎた両親に「こんなよぼよぼの腎臓でも使えるならあんたにあげるからね!」と言わせてしまうなんて、つらかったです。ー----------------自分ががんであることを親に伝えるというのは、なかなかつらいことですよね。そして、親は子どもがいくつになっても心配してくれる存在でいるのはありがたいですね。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。★1話から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★43歳で腎がんになった話の連載一覧★大腸がんの闘病マンガをもっと読む著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年11月17日国立がん研究センターの近年の統計では「2人に1人はがん」と診断されることもあるようです。しかし、私は「自分はがんになるはずはない」と思っていました。体にいつもと違う症状があっても、「重い病気だったらどうしよう……」「忙しい」という思いから、病院へ行くことをためらう気持ちがありました。私の夫もそのうちの1人。受診を後回しにした結果、しばらく苦労することになった体験談をお話しします。★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1がんの告知はあっさりとしていて…便をするときに血が出るという夫夫と結婚して約3年たったある日。トイレから帰ってきた夫が「トイレに血が付くから見てほしい」 と私に言ってきました。見てみると、便をしたあとのトイレにたしかに血が1、2滴ほどありました。ただ、排便の際に肛門が切れたりした様子はないようでした。便をするときに血が出るなんて、きっと何か異常があるに違いない! と不安になった私は、即病院へ行くように促しました。が、夫は携帯でいろいろと調べ、「ただの痔だよ」と言うだけで病院へは行かず。私の母も一緒になって何度も何度も受診を促したのですが、それでも夫は仕事を理由に病院へは行きませんでした。そのうち私も「痔かもしれないしなぁ……」と、しつこく病院へ行くように言うのをやめてしまい、気付けば1カ月近くたっていました。血が出たと聞いてから2〜3週間後、夫からまだ出血する上に量が増えているとの報告が!しかも肛門の表面ではなく、中がジクジク痛むとまで言ってきたのです。いても立ってもいられなくなった私は、夫の仕事を無理矢理休ませて近所の肛門科がある病院へ連れて行きました。★関連記事:「また血便…」。痔と思い込んで放置は危険!大腸がんの可能性も【医師監修】紹介状を持って大きな病院を受診したら病院ではまず問診をして、そのあと触診。すると、先生は触った瞬間「大腸ポリープですね。これは手術になるなぁ」 とひと言。詳しく診てもらうために大きな病院への紹介状をもらい、その足で専門医がいる総合病院へ向かいました。そこでも同じく問診から触診の流れ。すると触診をした先生が「がんの可能性が高いと思います」と言ったのです……!先生の話によると、本来大腸ポリープは腸壁の表面にポコッとできるもので、触ると動くそうです。夫のポリープは触っても動かず腸壁の内部へと進行しているとのことでした。大腸ポリープは、進行すると悪性の腫瘍に変わってがん化することが多いそう。「さらに詳しく調べますが、いずれにせよ手術になるでしょう」 と言われてしまいました。思いもよらない診断結果で付き添っていた私も顔面蒼白。え、がん告知ってこんなにサラッとされるもの? よくドラマで見る、別室に連れて行かれて「話があります」 ではないんだ! と頭の中でプチパニック状態でした。夫はというと、私に飲み物を買ってきてくれるほど冷静だったので驚きました。そして内視鏡検査やがんの有無や転移を調べるPET検査の結果、ポリープはがんの可能性が高く、夫の場合は肛門に近いため“直腸がん”との診断結果が出ました。夫の直腸がんは、肛門から約3cmの箇所にあるそう。あと5mm肛門に近い箇所にあったら、一生ストーマ(人工肛門)生活になるところだったみたいです。担当の先生は、「なるべくがんの周りの細胞を傷つけないように取りますから」 と言ってくださり、安心したのを覚えています。一時はストーマ生活を余儀なくされその後、約9時間にも及ぶ大手術は無事成功! 手術を終えて出てきたときの夫は見たことがない顔をしており、今でも忘れられません。手術の際に患部を実際に見てみると、夫の大腸がんは肛門のすぐ下のリンパ近くまで進行していたそうです。そのため、深層部まで細胞を取り除くこととなり、肛門へのダメージも大きくなってしまいました。その結果、術後の半年間はストーマを付けて生活することに。その期間は、慣れないストーマの交換に悪戦苦闘!おなかに力を入れ過ぎると脱腸してしまうため、夫婦で協力しながら日常生活を送っていました。半年後には予定通りストーマを取るため部分麻酔による再手術がおこなわれ、ようやく元の生活に。夫が35歳という若さで直腸がんになってしまった原因を探ってみると、どうやら生活習慣と食生活に問題があったそう。当時子どもがおらず、飲み食いが大好きな私たちは、好きなときに好きなだけ飲んだり食べたりしていました。そのせいか、もともと細かった夫は直腸がんになった当時太り気味になっていました。再発させないためにも何とかしなければ……と夫婦ともどもこれまでの不摂生を反省し、ネットや本から多くの情報を集め、生活習慣と食生活を改めました。毎日のように飲んでいたお酒は週末のみ。夜型生活だったのを朝型生活に変え、食べ物や調味料はできるだけオーガニックのものを選ぶようになりました。 また、腹八分目を意識して、おなかいっぱい食べないように気を付けることで過食を抑制。質の良いものを腹八分目まで食べるようにしていたので、夫婦共々少量で満足するようになりました。お陰で太り気味だった夫は10kg以上体重が減り、健康的な体へと変わったのです。そして、生活が一変してから5年たったつい先日、何の異常も見られず無事がんは完治! ただし、出血や、肛門の痛みからは解放されたものの、直腸を3分の2も切除したため、今でもたびたび排便を我慢できない苦しさを味わっています。今後も定期的な検査はしていきますが「いつか再発するのでは……」という不安からは少し解放されたように感じます。今回の一件で夫婦共々、改めて生活習慣や食生活の見直しと、早めの病院受診の大切さを実感している日々です。まとめ今回の出来事は、今となっては私たち夫婦が生活習慣を見直す良いきっかけだと思えています。おかげでがんが完治した今は健康的な食生活を楽しめるように。とはいえ、完治しても再発への不安はずっと消えません。その不安を払拭するためにも、健康を意識することを忘れてはいけないな、と思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★生活のお悩み記事を読むならこちら!著者/よしだ れい(43歳)産まれたばかりの娘の育児を楽しみながら頑張っているアラフォーママ。年齢に負けないよう体力づくりに奮闘している毎日です。ジャンルを問わず、さまざまな体験談を執筆しています。
2022年11月16日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。医師から腎がんと宣告されて、手術に向けての検査をおこなったときのこと。転移の可能性を調べる検査だと知って、頭の中はその検査のことでいっぱいに……。★前回:「ああ、やっぱりがんなのか…」造影CT検査のあとついに医師から宣告 #43歳で腎がんになった話 6やっと、腎臓の腫瘍が悪性との診断がつき、手術に向けての検査が始まりました。先生に骨シンチという検査の詳細を聞きます。そういえば、なんで腎臓のがんで骨の検査をするんだっけ?たしか、手術ができるかどうかは結果次第とか聞いたような……。そういうこと!?私はまだがんについて知識が浅く、転移というのは長い闘病の中で徐々に起きていくみたいなイメージがあった……。初期であっても、転移の可能性があるということも初めて知ったのでした。測ってもらったら腫瘍が5cm以下だったから初期だろうと勝手に思っていたけど、そういうことでもないらしいから、初期かどうかも実際わからない。がんだろうという覚悟はしていたけど、その先は考えてなかった私。骨シンチ……。シンチってそもそもなんだ!?響きがちょっと怖い……!検査まで落ち着かない数日を過ごす。そして、いよいよ骨シンチ検査の当日。ほんと、それです。骨シンチの検査は、まず注射をしてから2〜3時間待って、薬が骨全体に行き渡るのを待つ必要がある。お昼ごはんを食べて来ていいですよと言われ、回転寿司へ。緊張してる割に寿司……。戻って来て、時間をかけて画像を撮ってもらう。ドキドキしながら診察室へ入ると……、例の、好感度抜群の主治医先生。先生、笑顔ー!!後光が見える……!!先生ー!!ついて行きます!!体調が悪化してから1カ月ずっと、悪いことしか判明しなかったけど、初めての良い知らせに、2人して待合室で泣いてしまった。ー----------------骨には異常がないことがわかってホッとしたマメ子さん。先生に後光が見えるという気持ちがわかりますよね。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。★1話から読む:「えっ? 血尿かも?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒もして… #43歳で腎がんになった話 1★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年11月13日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。泌尿器科を受診して「腎臓に腫瘍のようなものがあります」と言われたマメ子さん。次の診察までの間、ついつい「がん」について調べてしまい、知れば知るほど怖くなってきて……。★前回:「腫瘍のようなものがあります」素人でもわかるレベル!嫌な予感… #43歳で腎がんになった話 3泌尿器科を受診し、「腫瘍がある」と言われてお昼に帰宅。病院内を歩いただけだけど、痛みがぶり返して来た感じ……。極力何もしたくないので夕飯用に冷凍食品を買って帰って横になり、派遣会社の担当さんに診察の結果と欠勤のメールをしました。その日は、夜には少し良くなって、「明日は行けると思います」と派遣の担当さんにメール。ところが朝になっても、やっぱりまだまだ痛みが。そろりそろりとしか歩けないし、食べていないせいもあって足元もふらつくので、8時間立ち仕事でするにはほど遠い……。もう1日休んじゃお。腫瘍があるんだし、いいよね!ところがちょっとだけ疑われてます?だって、鎮痛剤は効かないし……。まさかの3連休でごめんなさい。土日を入れたら5連休!さすがにこの日はヨーグルトくらいのものから食べれるようになって、食べたらちょっと元気が出てきました。ただ、4日も食べてない割に体重がそんな減ってない……。一時は、もしかして私このまま退社?と思うほどに起きられなかったけど、次の日にはすっかり元気になり、出勤。職場で心配されつつ、週の残り2日をどうにか乗り切り、次の診察日を待つ間に、どうしてもいろいろ考えてしまう。やっぱり、がんかなぁ……。がんなんだろうなぁ…違ったらラッキーだけど……。でも、がんなんて珍しくないし、手術して元気になっている人もたくさんいる。でも43歳ってちょっと早いな……。若いと進行が早いって言うし、というか、症状が出ている時点で結構進行しているんじゃ?初期って多分、健康診断で初めてわかるやつだよね?まあ、腎臓がんは市のがん検診でも診ないから、どっちみちわからなかったか……。何をしていても、意識の隅っこには「がん」という言葉が……。あまり考えないようにしてるけど、スマホを手に取ればなんでもわかってしまうこのご時世。ついつい、見ちゃうよね!知れば知るほど、怖い。かといって、知らないままでも怖いので、調べるのはほどほどにしておこう……。そして、1週間後、がん宣告を受ける覚悟を胸に診察に臨む。----------------自分は「がんなのではないか」と気になり、スマホで調べてどんどん怖くなってきたマメ子さん。皆さんも自分の症状や体調が気になって、検索がやめられなかったことはありませんか?監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年11月07日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「子宮頸がんって、どんな病気?」。anan世代にとって、実は身近な病気である子宮頸がん。女性の命や体を守る検診やワクチンについて、改めて学んでみましょう。“性感染症である子宮頸がんは防げる病気だと知ってほしい。”国内で年間約1万人が発症し、3000人弱が命を落としている子宮頸がん。30~40代での発症が多いとされているが、最近は20代の間でも増えてきているのだとか。「理由のひとつに、性交渉の開始年齢の若年化があります。子宮の入り口にできる子宮頸がんは、95%が性交渉で感染するヒトパピローマウイルスが原因。生活習慣や遺伝とはほぼ関係がない性感染症なので、若くてもかかる可能性があるのです。ウイルス自体は約8割の人が一生のうちに感染するといわれていますが、自分の免疫力で大体のものは排除が可能。ただし、ウイルスの中でもハイリスク型といわれるものに感染して長年排除できずにいると、がんを発症するといわれています」(産婦人科専門医・竹元葉さん)がんを発症した際の兆候として、もっとも多いのが不正出血。「出血や痛みなどの自覚症状が出るのはわりと進行した状態。初期は無症状の場合も多いですが、検診をきちんと受けていれば比較的見つけやすいがんだと思います」若い世代は検診を敬遠しがちだが、性交の経験があるならば年齢を問わず受診した方がいいそう。「国の推奨は2年に一回ですが、発症リスクが高い20~40代は毎年受けるのがオススメ。実は私自身も毎年受けていた検診で、がんの前段階だと診断された経験があるんです。発見が早く治療後に妊娠・出産も経験しましたが、進行によっては子宮摘出の可能性も。自覚症状はまったくなかったので、検診の重要性を再確認しました」検診では、ハイリスク型のウイルスに感染しているかをチェックするオプションなどもあるという。「性交経験があってもその段階で感染していなければ、子宮頸がんワクチンを打つことでその後の感染を予防できます。ワクチンは17歳未満で打つと感染によるがんを90%近く防げるといわれており、接種率が約8割のオーストラリアでは実際に発症数が減っています。30~40代でも感染予防効果はありますし、ヒトパピローマウイルスは肛門がんや咽頭がんなどの原因でもあるので、男性が打っても有効。誰もが感染しうるありふれたウイルスだからこそ、検診やワクチン接種で自らを守る意識をすべての人に持ってほしいですね」そわんわんさんと考える。“もしも”のために何ができる?私たちが今、知っておきたいこと。若い世代でも増えている子宮頸がんとは、どう向き合うべき?現在23歳のYouTuber・そわんわんさんが、産婦人科専門医の竹元葉さんと共に考えます。体に目を向ける、それこそが自分を大切にするということ。そわんわん(以下、そわ):私の中では子宮頸がん=中高年の方がなる病気というイメージでした。20代でもなる可能性があるとか、性交渉での感染が原因っていうのは知らない人も多いと思います。竹元葉(以下、竹元):そうなんですね。今23歳であれば、子宮頸がんワクチンのクーポンが届いているのでは?そわ:届いた記憶はあるけれど、自分には関係ないかなって…。竹元:ワクチンを接種することで、性交経験がない人は約9割、すでに経験がある人でも、その時点で子宮頸がんハイリスク型のウイルスに感染していなければ新たな感染を防ぐことができます。そわ:そうなんや。そういう情報を知る機会が、今までなかった!最近ようやく生理の話題がオープンになってきたけれど、女性特有の病気やワクチンの話をすることってなかなかないですよね。どのくらいの割合で病気になるのかとか、学生時代に授業でもっと教えてくれたらいいのに。竹元:それこそ、そわさんのように親しみやすい存在の方が動画とかで発信してくれたら、若い世代にも、身近な問題だと感じてもらえる気がします。そわ:ウチが!?でも、みんなが考えるきっかけにはなるかもしれないですね。そのためには自分が知識をつけなきゃ。実は今まで一回も婦人科に行ったことがないんです。そもそも病院に行く習慣がないから、不安があってもどう説明したらいいのかわからなくて。それで放置するうちに不調に慣れてきちゃって、自分の異変に気づきにくくなっている気がします。竹元:人と比べられないから、確認しにくいですよね。不正出血などの症状がなくても、日常生活で支障を感じたら一度病院でチェックしてみた方がいいと思います。“こんな些細なことを病院で聞いたら怒られるかも?”と思わずに、気軽に受診してほしいですね。そわ:たしかに。“これって人と違うのかな?”と疑問を感じた時点で不安要素があるってことですよね。その不安を消すには、病院で診てもらうのが一番早いし確実。竹元:今はネットで調べれば情報が得られるけれど、なかには正確さに欠けるものも。自己判断するよりは、病院に来てもらう方が後悔は少ないと思います。子宮頸がん検診もそう。早い段階で見つかれば子宮を取らずに済む可能性が高くなるし、死亡率も低くなります。うちのクリニックでは、毎年お誕生日のタイミングで受診することをおすすめしているんです。そわ:自分へのプレゼント!本当に自分を大事にするって、そういうことだと思います。みんな外見は一生懸命ケアするのに、健康は後回しにしがち。何が一番大切なのかが伝わるといいですよね。竹元:そわさんの言う通り、自分の体に意識を向けることはすごく大切。まずは、生理や体の状態をアプリなどで把握しておくことから始めるのもいいかもしれません。竹元 葉さん(写真左)産婦人科専門医、sowaka women’s health clinic院長。思春期から老年期まで、ライフステージの変化に伴う様々な不安や不調に寄り添うかかりつけ医として女性をサポートしている。そわんわん(写真右)1999年2月19日生まれ、和歌山県出身。等身大の“お友達系YouTuber”として人気を博し、チャンネル登録者数は63万人超え。リアルサイズモデルとしても、注目を集めている。※『anan』2022年11月2日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・井原結衣(そわんわんさん)イラスト・別府麻衣取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2022年10月30日私は2021年の秋、かかりつけの乳腺クリニックで乳がん定期検診を受け、左乳房に腫瘍(しゅよう)が見つかり、がんの疑いでがん治療拠点病院に転院しました。「どうかがんじゃありませんように」と、祈るような気持ちで検査を重ねましたが、11月初めに乳がんの告知。その乳房を全摘出手術することになりました。この話は、私の入院手術のタイミングがまさかの年末年始に決まり、家族と離れて年末年始を過ごした体験談です。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1決定!入院日はクリスマス世間のクリスマスムードが高まる11月末。乳腺科の先生から「手術の日、12月27日はどう? 」とお話がありました。さらに「入院期間は、手術日前後を合わせて10日から2週間は空けておいてください」とのことでした。私は家族と楽しく過ごすはずの冬休みを思い、すぐの返事をためらいました。年末年始をゆっくり過ごし、英気を養ってから手術を迎えたい気持ちもあり、手術日は仮押さえにしてもらいました。ただでさえ初めての全身麻酔や長時間の手術、同室になるのはどんな人たちだろうかと不安が多い入院生活。その上イベントが多く楽しい年末年始と重なるなんて……と、心の中に冷たい北風が吹いていました。2020年に本格的に始まったコロナ禍。「延期が可能と判断される予定手術及び予定入院の延期要請」があり、病院では2021年もその影響が続いていました。手術を待っていた方、受診を控えていた方の通院再開で、先生のスケジュールは年末まで埋まっているようでした。「たとえ初期のがんでも、見つかったのなら早く摘出したほうが良いと思います」と言う先生の助言と、夫の「早く手術を済ましたほうが安心。それに仕事が長期休みと重なるほうが、子どものフォローをしやすい」との意見。これらを踏まえ、「何より体を守ることが一番の優先だ」と考え直し、先生の提案通り「12月25日クリスマスに入院、年内オペ最終日の27日に手術」することが決定しました。いざ入院。病院食は味も色もうすい!病院では入院の前日に新型コロナウイルスのPCR検査を実施。24日の午前中、通院でPCR検査を済ませ、帰りにクリスマスケーキとチキンを買い、夜は家族でクリスマスパーティー。息子から「おこづかいだよ」と、紙で作ったお財布とお金、手編みのマフラーをもらい、うれしく思いつつ少し切なくもなりました。入院病棟に入れるのは、基本的に新型コロナウイルスワクチン接種済みが条件。ワクチン未接種の当時6歳の息子は、家族といえども同席、面会ができず、お留守番です。25日の朝、サンタさんからのクリスマスプレゼントを見届け、年明けのお年玉、年賀状の準備を済ませて入院へと向かいました。看護師さんに病室へ案内され、パジャマに着替えるとお昼ごはんの時間。名前を呼ばれ、カーテンが開いて配膳された食事を見てビックリ。想像していたよりずっと「薄味で全体的に白っぽい! 」。あとで張り出されている献立表を確認してみると、1食600キロカロリー前後。「なるほど、仕事も家事もせずベッドとトイレの往復だと、この量になるのか……」と納得。早速持参したふりかけで味付けと色味を足し、いつもよりよくかむことを意識して、ゆっくりといただきました。食後に「動けるうちに、おやつとご飯のお供をもう少し確保しよう」と、いそいそと病院内にあるコンビニへと向かいました。しみ入る!手術後のコーヒーのおいしさ私の部屋は4人部屋、そして全員が乳がん患者でした。手術前にお顔を合わせたとき「きっと大丈夫ですよ! 」と、笑顔で勇気づけてくださり、自分以外にも同じ立場の方がいるのは本当に心強いものでした。手術の翌日。離床を促されているものの、体にはまだまだ痛みがあり、点滴がつながり、思うように動けないとき、同じ病室の方が「コーヒーを飲む? 買ってきてあげるよ!」と声をかけてくれました。さらに「手術後、私も買ってきてもらったの。感覚が戻ってくるよ〜」とおすすめしてもらい、それならと「砂糖は2つの甘めで」とリクエストしました。普段から愛飲しているコンビニのドリップコーヒー。術後の処置で疲れた体にしみ入る、温かいコーヒー。カップから立ちのぼる香り、飲み慣れた濃さと砂糖の甘さに、パチッと目が覚めたような感覚に包まれました。買ってきていただいたやさしさと相まって「すごくおいしい! 」と感じ、感謝を伝えました。そして改めて「おかえり」と言ってもらい、お互いの手術の無事をねぎらい合いました。コーヒータイムを介して皆さんとすっかり仲良くなり、そのあとも時間が合うと、おしゃべりを楽しく続けていました。入院病棟でご来光を待つ病室での大みそか。窓から見える寒そうな外の風景には、雪が降っていました。病室はぬくぬくと温室のようで、看護師さんは半袖で業務。私も薄手のパジャマ1枚でも平気なほどでした。子どものころから欠かさず食べていた「年越しそば」。コンビニでカップそばを買って食べようかと思っていたところ、夕食メニューに「年越しそば」の文字。翌日からのお正月も、おせち料理やステーキなどイベントメニューが続き、カロリーもややアップ。テンションが上がります。お正月を自宅で過ごすために一時退院していく患者さん、外来が閉まり、新規の入院患者さんもなく、だんだんと静かになっていく病院。いつもは慌ただしく過ごしていたはずの年末の雰囲気を、不思議な気持ちで過ごしていました。夕方からは「年末らしく紅白歌合戦を見よう! 」と病室の皆さんとテレビ鑑賞。消灯時間が22時なので全部は見ずに「明日の元旦は、みんなで初日の出を見ようか」と話し、眠りにつきました。日の出時刻を確認すると7時過ぎ。病棟の東に最も近い窓にスタンバイしたものの雲が多く、空はなかなか明るくなりませんでした。7時30分ごろ、病院の外壁の向こうから初日の出がしっかりと顔を出し「すごくパワーがある! 」「今までで1番ありがたいご来光だわ」と、新年を喜び合いました。まとめ不安と寂しさでどうなるかと思っていた年末年始の入院。当直の看護師さんが「お正月の人が少なくてのんびりした感じが好きなんですよ〜」とおっしゃるように、入院病棟はとても静かで穏やかな気持ちでゆっくりと治療に専念できました。そして私のような入院患者がいるということは、先生、看護師さん、調理師さん、クリーニングスタッフさん、たくさんの方が働いていて、思っていたような寂しいものではありませんでした。12泊13日の入院生活。夫と息子には少し寂しい思いをさせてしまいましたが、おかげで元気になって退院することができました。帰り道に早速夫と退院祝いの焼き肉ランチに立ち寄り、おなかも満足して帰路につきました。しばらくは手術痕に痛みや違和感がありましたが「日にち薬」(月日の経過が薬代わりになること)で少しずつ回復。当たり前のように日常生活を送れることに感謝しながら、がん完治を目指し、日々を過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/ショコカ(47歳)夫と小学1年生の男子の3人家族。産後の体形が戻らず、コロナ禍でさらに体重増加したのが悩み。日課は朝のラジオ体操とプロテイン飲料、夜は糖質ゼロのビール 。アラフィフの体とうまく付き合うため、仕事と家事のバランスを模索中。
2022年10月24日自分の月経は“普通”で、皆こんなものだろうと思っていた20代の頃。市から届いた子宮頸がん検診のお知らせを見て、なんとなく「受けてみよう」と思い、人生で初めて婦人科検診へ行くことに。軽い気持ちで受けた検診でしたが、予想外の診断結果を告げられることになりました。今回は婦人科検診での実体験をご紹介します。婦人科検診を受けたきっかけ筆者は初めて月経が来た頃から、経血の量が多いタイプ。また「お腹が痛い」「腰が重だるい」「生理前は食欲が増える」「不安やイライラなど気分が不安定」など、いわゆる生理痛やPMSと呼ばれる症状を感じていました。当時は「月経=恥ずかしいもの」というイメージがあり、痛みによる辛さや疑問をなかなか人に相談できなくて。今のようにインターネットが盛んではなかったし、フェムケア情報が少なくて、情報や知識もありませんでした。毎月のことなので、「これが普通なんだろう」「痛みや気分の不安定さも当たり前」と思い込み、皆これを乗り越えているんだろうな…と思っていたんです。自分の月経に対して疑問を感じるように社会人になった20歳頃から「かたまりのような経血が出るようになった」「過多月経かもしれない」と感じるように。さらに、先輩や友人との会話から「量が少ない人もいる」「生理痛やPMSがない人もいる」という話も聞いて、量や症状など人によってそんなに違うんだ…と驚きましたね。とはいえ、自分の月経に対してそこまで深刻には考えていませんでした。「痛みやしんどさを感じるし、量も少し多い気がするけど、月経サイクルは正常だしな…」と、婦人科を受診するほどの問題はないと思ったのが正直なところ。ですが、ちょうどその頃(約10年前、筆者が25歳頃)に女性特有の病気を公表する芸能人が多くなったと感じ、月経について考える機会が増えたんです。市から無料で婦人科検診を受診できるお知らせが届いたこともきっかけとなり、軽い気持ちで婦人科へ行ってみようと思いました。驚きの診断結果が…「何かあってからでは遅いし、何もなければそれで良し!」と思い、初めての婦人科検診へ。しかしその結果は、予想外のものでした。じつは「子宮筋腫(子宮壁にできる良性の腫瘍で筋肉が増殖したもの)」があることがわかったんです。詳しく調べてもらったところ、私の場合は現時点で大きな問題になるようなものではなく、毎年の検診で大きくなっていないかなどの様子を見るだけでいいとのこと。しかし、子宮筋腫ができた場所が悪かったり、数が多くてサイズが大きかったりする場合は、「経血量が多くなる」「不正出血を起こす」「妊娠しづらくなる」といった可能性もあるそうです。月経へのアドバイスも検診時に「なんとなく経血量が多い気がする」「かたまりのような経血が出るようになった」と医師に相談してみると、ホルモンや冷えなどが原因ではないか、とのこと。さらに「我慢せず鎮痛薬を飲んでください」とアドバイスももらいました。その日から毎日の入浴で、足先やお腹を冷やさないように気をつけるようになったんです。悩みや不安を一人で抱え込まないために婦人科だけに限らず、よっぽどの痛みや違和感がなければ病院に行かないという人は多いはず。筆者も初めて月経が来た日から「生理とはこういうもの」と思い込んでいましたし、「20代で婦人科検診は早くないかな?」と考えていました。ですが、自分の体であっても、病院で診てもらって初めてわかることもあるでしょう。検診の結果、何もなければそれでいいし、もし問題があっても早めに治療することができたら良いですよね。一番怖いのは、放置した結果手遅れになってしまうこと。自分の体や月経と向き合うきっかけにしてみてくださいね。©PeopleImages/Trevor Williams/Moyo Studio/gettyimages※この記事は個人の体験や感想をもとに執筆しています。文/寒川あゆみ
2022年10月23日