「す、すきですっっ!!」奥手男性がするマジ本命サイン3選奥手な男性からの愛情サインは、わかりずらいもの。ですが、彼らの言葉や行動をきちんと観察することで、彼の気持ちがわかるでしょう。今回は奥手な男性からの本命サインを紹介します。[nextpage title="00000000U0j0D0g"]二人っきりの場所を選ぶ「自分は好きだからといって、あからさまなアプローチはできない。だけど、彼女との時間を二人きりですごしたいと思ってます。彼女からのスキンシップがあればいいなと思います」(26歳/男性)奥手だからこそ二人の空間を作りたがっているのでしょう。ここであなたが寄り添うような仕草を見せてあげると彼の心はきっとドキッとしますよ。彼女の疲労度を気にする「デート中、彼女がちょっとでも疲れていたら、すぐに休憩を提案します。大好きな彼女には無理をさせたくないんです」(27歳/男性)「体調は大丈夫?」とか「何か困ってることはない?」と気を使うのは奥手男子の本命サイン。彼は心からあなたを思って、気遣ってくれているのです。「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えて、彼との関係をよりよいものにしましょう。[nextpage title="`PNN 0n0000000"]仮定の話をする「彼女のことを本当に好きです。だけど、直接的なアプローチが怖いから、もしもの話をして彼女の反応を見ています。『もしも僕が、告白したらどう思う?』とか。仮定の話を振ることで、もしもノーだったとしても傷つくことが減るかなと」(25歳/男性)もしあなたも彼に好意を持つなら、穏やかな笑顔で返答してみてはどうでしょうか。彼の本命サインに全力で応える奥手な男性が見せる本命サインは、精一杯振り絞った勇気の表れです。彼らが見せるそんなさり気ないサインを、ぜひしっかりと受け止めてあげてください。(愛カツ編集部)
2024年01月24日3年ぶりに大人気商品「お好み牛玉丼」が登場!2020年に期間限定で販売し、たいへん好評だった「お好み牛玉丼」が3年ぶりに登場します。「お好み牛玉丼」は、カットしたほんのり甘いキャベツの上に、お好みソース、マヨネーズをかけ、仕上げにかつおぶし、青のりをふりかけたお好み焼き風の牛丼。おんたまを絡めながら味わうことで、まろやかな味への変化も楽しめます。いちど食べればわかる満足感たっぷりの食べ応えで、関西人もきっと納得な“アレ”間違いなし、の仕上がりです。商品概要商品名:お好み牛玉丼価格:・ミニ600円・並盛650円・中盛830円・大盛830円・特盛980円・メガ1,130円※販売終了時期は未定です。※一部店舗は価格が異なります。※一部食材の内容が変更になる場合があります。※1,952店舗で販売予定です。(2024年1月23日時点)ゼンショーホールディングス(マイナビ子育て編集部)
2024年01月24日※このコラムは『いちばんすきな花』11話までのネタバレを含んでいます。■一人では得られなかった幸せ引っ越しを目前に控えた椿(松下洸平)の家に、最後に皆で住むことに。「お風呂沸かしてあるよ」とか、椿の好きなパンを買って帰るとか、それぞれが相手を思い遣って生まれる行動の数々は一人では感じられなかった幸せです。みんなを生き辛くしていたはずのコンプレックスがあったから、こうやって友情が生まれ、一時的とは言え一緒に住めるまでの関係になりました。最初の頃からは想像もつかない多幸感あふれるシーンに、視聴者の心も幸せでいっぱいに満たされました。そして巡り巡って催されることとなったサブキャラ食事会。サブキャラ一同が椿の家に会し、カレーを食べることに。その中にはもちろん、ゆくえ(多部未華子)の元親友・赤田(仲野太賀)の姿もありました。■友達0人になったら4人に増えたその帰り、赤田はゆくえを連れ出し、二人で話すことに。ゆくえも最初は少し気まずそうにしたものの、息ぴったりの元大親友はすぐに意気投合。話の流れで赤田に子どもができたと勘違いし、ゆくえは自分のことかのように大喜びします。それを見て赤田も、ゆくえは結婚も自分のことのように喜んでくれたことを思い出し、「女だから(友人だと言っても心配になる)ってのは分かる。でもゆくえはこんな人だっていうのを嫁に伝えた」と話してくれます。「イチ女友達」ではなく、ゆくえという一人の人間として見てくれたことで、二人の友情は復活することになりました。しかし、赤田の結婚や嫁ブロックによる友情の終焉が来なければ、ゆくえにはこの3人の最高の親友はできていなかったし、友人は今でも赤田だけだったはずです。唯一の友達がいなくなったと思ったら、気づけば4人に増えていたゆくえ。最悪なことが起こっても、人生の長い線で見れば一つの点でしかなく、その先にはたくさんの幸せが待っているかもしれないのだと、勇気をもらえるストーリーでもありました。自分の居場所を決めつけて固執しなくても、実は自分が花束の一つとして輝ける場所はきっといくらでもあるのです。そして、赤田と奥さんのやりとりで、奥さんもゴミ袋の入っていた袋を、ゴミ袋として再利用するくだりがありました。これはゆくえと全く同じ。もしかすると近い将来、ゆくえが「赤田の女友達」ではなく、赤田の奥さんも含めた「赤田家の友人」として関係が広がっていくことの示唆かもしれません。■マグカップの色に込められていたメッセージ4人の友情の証の一つである色違いのマグカップ。この色にもメッセージが込められていました。赤は女性のもの、などとつい思ってしまいがちですが、椿が赤、ゆくえが水色、というように、あえてそういった固定観念にとらわれない色を当てはめることで、男女の型にはめて決めつけたりせず、自分の好きを優先して、心地良いものを選んでいったらいいよ、という意味が込められていたのではないでしょうか。そして、彼らはあえてこのマグカップは持ち帰らず、美鳥(田中麗奈)の家に置いていくことを選びました。美鳥はこれを見て、まるで4人が「おかえり」と出迎えてくれているような気持ちになったかもしれません。「いちばんすきな花に好きな理由はいらないし、いちばんすきな人は一人じゃなくていい」そう語る美鳥のいちばん好きな花・ガーベラが、最後に4本花瓶に生けられていたのも、この大好きな4人を暗喩しているのだと思うと、ここもグッと胸が熱くなるシーンでしたね。■その伏線回収まであったとは!「まさかそこの伏線回収まであったとは!」と驚いた方も多いのが、力士の場面ではないでしょうか。ちびっこ相撲大会で、皆が勝利を予想していた体の大きい子を体の小さな子が負かしたお話。皆は番狂わせを巻き起こした、小さな子の勇姿に感動していたけれど、ゆくえは皆の期待に応えられなかった大きな子の気持ちを心配していました。そのどちらかが立派な力士となり「今までの経験や感情、全てに意味があった」とインタビューで答えたことで、あの時の経験が辛いもので終わらず、プロとしてここまでくるための糧になったのだと分かり、ゆくえの心配が杞憂となりました。まさかこんな小さなストーリーまで伏線として拾ってくれるとは。このドラマの伏線回収があまりに多すぎて……!きっとまだまだ小さな伏線が隠れていそうで、通しでもう一度見たいものです。■出会いと友情が嫌いな自分を変えてくれた心を許せる相手がいなかったこの4人が、ひょんな出会いから一緒に暮らせるまでの関係を築き、今や、「椿の家」という彼らをつなぎ止めていたものがなくとも、いつでも会える強固な友情ができ上がりました。最初の頃、話す相手が欲しくてタバコを吸わないのに喫煙所に行っていたり、友達ではない相手を友達だと自分にいい聞かせて、無理して一緒にいたり、誤解されて友人ができなかったり、そもそも二人組が苦手だったり。自分の嫌いな自分を理解しつつ、内に隠して生きてきた4人。今では、付き合いの結婚式には無理して出席しないし、みんなの目を気にして受けていた同窓会の幹事役もやめ、グループLINEを抜けました。美容院だって2回連続で同じところに行き、関係を築けるようになった。それぞれが「無理していた自分」から少しずつ変わり、ありのままの姿を外でも出せるようになってきたのも、この4人の出会いと友情がさまざまな気づきをくれ、自分に自信を持たせてくれたからなのでしょう。これからも幸せな未来しか見えないこの4人+1人。私たちにとっても「たくさんのいちばんすきな花」となった登場人物たちの幸せを願いながら、終わりにしたいと思います。連載を読んでいただきありがとうございました。(やまとなでし子)
2023年12月28日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」が、12月21日の昨日、最終回を迎えた。この度、サプライズで登場した藤井風のコメントが到着した。最終話では、主題歌を務める藤井さんが登場するという粋な演出が用意され、ドラマの中で主題歌を弾き語りで披露。このシーンの撮影には、「FNS歌謡祭」「MUSIC FAIR」などを手掛けるフジテレビが誇る音楽番組制作チームが全面協力した。セット内に飾られた時計が、現実と同じ時間を刻んでいたが、弾き語りシーンの撮影はなんと、最終話放送当日に行われていた。主題歌が発表されていた際、「この物語の主人公達(たち)は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました」と話していた藤井さん。ラストエピソードでその仲間として出会う瞬間が訪れた。最終話放送当日、藤井さんは早速、主演の4人と顔を合わせると温かい拍手で出迎えられ、互いに「不思議な感じがしますね」と話しつつもすぐに意気投合した様子。5人は“椿ハウス”のセットへと移動すると、これまではソファが置かれていたスペースに、藤井さんが普段からライブで使用しているピアノが置かれており、リラックスした様子で藤井さんが手始めにメインテーマを演奏してみせ、セットの片隅に並んで座って聴いていた4人から歓声が上がった。一気にドラマの空気感で満たされたあと、まるでずっと仲間であったかのように撮影もスムーズに進行し、無事に本作のクランクアップを迎えた。収録後、4人からそれぞれのキャラクターをイメージした色の花束が藤井さんに手渡され、花束を受け取った藤井さんは「人ごととは思えないくらい、ずっと存在してきたかのような温かい空間で弾かせていただいて、そして迎え入れていただいて幸せでした。さみしいですが、“椿ハウス”は永遠です」とコメントした。今回の試みについて村瀬健プロデューサーは、「奇跡のようなエンディングを作ることができました。言ってみるものです(笑) 藤井 風さんが椿の家で歌っていたら最高だな、そして、その向こうに、この場所で過ごしていた頃のゆくえ、椿、夜々、紅葉4人の日常の姿が見えていたら最高だな、という、ふと思いついたアイデアを実現させてしまいました。大好きなアーティストが、大好きな曲を、大好きな場所で、大好きな役者さんたちをバックに歌っている。文字通り、夢のような時間でした」と語っている。(シネマカフェ編集部)
2023年12月22日※このコラムは『いちばんすきな花』10話までのネタバレを含んでいます。■4人の名前が四季にちなんでいたわけ春木椿(松下洸平)、潮ゆくえ(多部未華子)、佐藤紅葉(神尾楓珠)、深雪夜々(今田美桜)、この4人がそれぞれ春夏秋冬にちなんだ名前である理由も今回明らかになりました。ゆくえと椿の会話で「春が春なのは桜が咲くからじゃない。一年中春の花が咲いていたら春は春じゃなくって、他の3つの季節があるから春は春」という言葉がありました。この4人も、それぞれ全く性格や気質が違うから椿は椿だし、ゆくえだし、紅葉だし、夜々なのです。みんな同じじゃ四季はこない。個性があるからそれぞれの季節のいいところが際立つのだと。そんな風に、一人一人の個性を生きづらさや悩みも含めて、まるっと受け入れてくれるのがこのドラマがじんわり心に染みる理由ですよね。それを私たちに伝える表現の一つとして、彼らの名前が四季にちなんでいたのですね。■4人が美しく映える、人間関係の花束椿の弟が花束を作りながら言っていた「大事なのは組み合わせ。好きな花だけ集めたからっていい花束にはならない」という言葉。この4人もそう。人間関係に難を抱え、誰かの好きな花にはなれず、選ばれることの少なかった人生だけど、そんな4人が集まることで、最高の花束が生まれました。きっと今が人生で一番楽しくて、一番輝いているに違いありません。自分の居場所が見つからない人も、理想や好み、思い込みから目を外してみたら、自分が思ってもいなかった場所に、そんな風に自分が生き生きと輝ける組み合わせの可能性が隠れているのかもしれませんね。■夜々がフラれることこそ夜々の理想椿に一度フラれた夜々でしたが、今回再度アプローチをしていました。しかし夜々はいつも直情的で、ちょっぴりタイミングが悪い。前回も時期尚早なタイミングで気持ちを伝えていましたが、今回は手料理を作り、一口食べたタイミングで「私って可能性ないですかね?」とアプローチ。こんなに答えを急がずとも、もう少し長い目でアプローチしてもいいのに。あとは、答えは変わらないにしても、せめてご飯を食べ終わった後で気持ちを伝えたらいいのになぁと。もちろんうまくいけばいいですけど、そうじゃなかった時、違う気持ちや気使いが頭をぐるぐる回り、せっかく作ったご飯なのに味だけを素直に楽しめなくなってしまいます。空気は持ち直していましたが、「ない」というはっきりとした椿の答えにより、改めて夜々の恋はしっかりと終わりました。美人がゆえに、外面だけ見て中身を見ようとしない男性から好意を受け続けてきた夜々の恋がこんな風に終わるのは、椿がちゃんと夜々の内面を見て判断をしてくれたという証明です。夜々がフラれることは、ある意味夜々の求めていた理想の自分の一つでもあるのが皮肉ですね。■とうとう終わった二つ目の恋一方の紅葉もゆくえにとうとう気持ちを伝えました。しかしこちらも玉砕。「弟みたいな感じ?」と紅葉が聞くと、「紅葉は紅葉って枠でしかないよね」と答えます。これも、人を無理やり型にはめるような、一方的にカテゴライズすることを嫌うゆくえらしい答えだな、とほっこりしました。紅葉という人間をしっかり見てくれているからこそ、弟っぽいとか、幼馴染とか、画一的な表現には当てはめられないし、ゆくえにとっては「紅葉は紅葉」でしかないのでしょうね。■自虐フルスロットルな慰め方のクセその結果、恋愛でバランスが崩れることもなく、親友として引き続き、関係を続けていくこととなった4人。そんな中、紅葉は小説の表紙のイラストを手がけ、みんなが喜んでたくさんの本を買ってくれる一方で、イラストに対するネットでのコメントに心を痛めていました。「小説の内容と合っていない」などといった、イラストそのものに悪意はないであろう感想。しかしそれは紅葉の心にはグサグサと刺さります。そんな紅葉に、「婚約指輪は(婚約破棄で)ゴミになった。だから他人の指輪見ると指にゴミつけてんなーって思う」「ポイントカード忘れたことを後悔する人もいるのに、ゴミ箱に捨てる人(椿)もいる」と、同じ物でも人によって受け取り方や価値はそれぞれ、ということを自虐フルスロットルで伝えてくれる椿と夜々。2人らしい優しさに加え、その後同じ話で慰めようとしてくれるゆくえ。この小気味いい会話のテンポの良さもこのドラマの見どころですよね。■私たちの固定観念をぶっ壊してくれるドラマ「他人の価値観を否定するのはダメだけど、受け入れなきゃいけないってこともない」「話し合えば分かり合えるなんてうそ」「間違いはとことん排除しようとして、その間違いだってその人の価値観でしかない」これらは全て、紅葉を慰める椿たちの言葉です。これらって、私たちが幼い頃に教わってきたことを否定する言葉なんですよね。「人は話し合えば分かり合える」「価値観や多様性を受け入れ、相手を理解しましょう」と、道徳の授業なんかで「人としてこうあるべき」と教えられてきたような理想論。こんなものに縛られず、無理な時は無理だし、そういう人もいるとだけ認めて、価値観を全て受け入れる必要はないのだと、理想と建前でガチガチに固められてきた私たちの心と頭をすっとほぐしてくれるような価値観をバンバンぶつけてくれる。愛とか恋とか、惚れた腫れたの話とはまた違う、日常に隠れる小さな感情や、ちょっとした違和感にスポットライトを当てて、私たち一人一人の生き方全てを肯定しながら視点をやさしく変えてくれる、今までにないタイプのドラマです。次回はとうとう最終回。最後に椿の家に住むことになった4人に何が起きるのか。家の近所にある、美しい桜は見れるのか。どのような形で幕を閉じるのか、楽しみです。(やまとなでし子)
2023年12月21日※このコラムは『いちばんすきな花』9話までのネタバレを含んでいます。■物事の1つの側面で判断を下す人々今回はゆくえ(多部未華子)と美鳥(田中麗奈)の出会いが明らかになりました。ゆくえが学生時代通っていた塾の講師だった美鳥。いつもニコニコ優しい美鳥は、学生からは「元ヤンだったらしい」という噂で囃し立てられ、上司の講師からは「生徒と夜中に出歩いている!」などと叱られ、みんなから嫌われていました。しかし、生徒と夜中に出歩いている、というのはむしろ美鳥を心配したゆくえが、塾から美鳥を連れ出すためにわがままを言って呼び出していたのが真相。真偽の分からない噂や、人から聞いた話など、自分が見聞きしたたった一つの側面で、「生徒を深夜に連れ回す悪い講師」「元ヤン」と物事を結論づける人々。どれも事実は全く違うのに。でも、こういうことってここまでの悪意が伴わないとしても、日常でも起こりがちですよね。色々身をつまされるシーンでした。■伏線回収祭り。つながっていく運命の糸美鳥が先生になったきっかけの一つが夜々(今田美桜)であったことも分かりました。高校生の時、親戚の子に「みどちゃん教え方上手だね」と言われたことがきっかけだと言っていましたが、夜々の家に居候していたあの時、将棋を教えてあげたことがきっかけなのでしょう。美鳥が母親に育児放棄されていなかったら、夜々の家には行っていませんでしたし、あの時たまたま将棋盤が目に入ったこと、夜々が母親に「将棋は男のもの」と抑圧されてやらせてもらえなかったことなど、全てが重なって初めて、あの時将棋を教えるきっかけが生まれたのです。そして、「人から教わったものがまた、誰かにつながっていくのって面白い」とも。中学のあの日、椿と出会っていなかったら、半ば強引に将棋を始めるあの椿のキャラがなかったら……美鳥自身も将棋のやり方なんて知らず、この感情も生まれなかったわけです。そして、ゆくえの「学校嫌いな先生がいたらいい。でも自分はなれないから他の人に任せる」という一言。これによって「学校の先生」になった美鳥。これらがどれか一つでも欠けていたら、今の美鳥はいなかったかもしれません。運命の色んな糸が絡み合って、美鳥は高校教師という職業を選び、そして紅葉(神尾楓珠)との出会いにつながっていくわけです。■美鳥が教え、つながっていったこと「人から教わったものが他の人につながっていくのが面白い」と、美鳥がつなげていったのは、将棋や学校の勉強だけではありません。ゆくえの価値観の一部も美鳥から形成されていることが分かりました。ゆくえが高校時代に、男女の友情について美鳥に相談を持ちかけると、美鳥は「男女二人いたら恋愛しかありえないと思う人もいる。それはそれ。みんなもっと他人に無関心に生きたらいい。判定したくて仕方ない」と返していました。これって、以前ゆくえが同じようなことを言っていましたよね。ゆくえの「他人の価値観を否定せず、干渉もしすぎない考え方」や、塾の生徒への寄り添い方まで美鳥とそっくりです。こんなふうに、美鳥の価値観や人との関わり方がゆくえにつながり、ゆくえの言葉でまた誰かが救われる。そして、またその価値観が誰かにつながっていく。美鳥の夢がここでもまたかなっているのを感じて、胸が熱くなりました。美鳥がいちばん好きな花がガーベラであることも明かされましたが、ゆくえが1話で美鳥に会いに行こうと、椿の実家の花屋で「好きな人がいちばん好きな花」と購入したのがまさにガーベラでしたね。■美鳥とゆくえと紅葉の見えないつながり紅葉の高校時代の教師だった美鳥。「友人」という肩書きの人々との関係に疲れていた紅葉は、そこから逃げる理由として、美鳥の受け持つ数学の補修を受けていました。美鳥はそれを全て見透かし、同調圧力に負けて、好きでもないことやってみんなに話を合わせてる紅葉の姿を批判します。その中でも「他人の噂話で盛り上がって、何が事実かには興味なくて、その場しのぎの会話ばっかり」という言葉は、美鳥が自分の学生時代のクラスメイトに向けたものでもあるように感じました。事実を見ようとせず、噂だけで美鳥を排除してきた学生時代の人々。紅葉はそういう人間とは違うことを見抜いてここまで言い切ったのかもしれません。辛辣だけど的を得た言葉で、紅葉は「嫌いな自分を否定してもらうことで、自分の気持ちを肯定してもらえた」と、心が救われました。美鳥がいつもイライラして嫌われていたのは、きっと学校が嫌いだったから。そして、「学校が嫌いな先生がいてもいいんじゃない?」というゆくえの言葉があったから、心の奥底で学校を嫌う紅葉がこんな風に気持ちを理解してもらえた。これらは美鳥の学生時代の経験があってこそですし、ゆくえとの出会いがあったから。やっぱり運命は色んな糸が絡み合っています。■やっとかなったみんなの願いと美鳥の夢4人がそれぞれ美鳥のために願っていたこと。「自分のいたい場所に帰り、おかえりと言ってくれる人がそこにいること」「ケガをせず、帰りたい家を持てるように」「本当の姿でいられる場所で、誰かに必要とされててほしい」が今回やっとかなっていましたね。元いた家に帰り、もう一度塾を開きたいと考えていた美鳥。今回、椿の家に行くと、4人が「おかえり」と美鳥を迎えてくれました。塾の教え子からも連絡が相次ぎ、以前、元教え子の母からも先生の塾に戻りたい、と声をかけられていました。ありのままの姿でいることができ、教え子たちに必要とされ、帰りたい家を再度自分で購入し、皆がおかえりと迎えてくれている。皆が願い続けた美鳥の幸せがやっとかなったのだと思うと、また胸がいっぱいになりました。■美鳥の一言に込められていた裏のメッセージ二人組が苦手という共通点で集まった4人。そんな彼らをつないでいた美鳥は「2人組が好き。安心する」と全く違う価値観を述べていました。2人組が苦手な4人のさまざまな背景や気持ちに共感したり涙したりするだけのドラマに終わらないのが、このドラマらしいな、と感じました。2人組が好きな人も、嫌いな人もいて、色んな価値観がある。価値観が違っても、そういう人もいるんだなと、こうやってお互いの気持ちを尊重しながら関係を築いていけるよね。というメッセージが込められていたのでしょうか。それぞれの過去が明かされ、本当に家は売り渡されるのか、夜々の恋心はどうなっていくのか。まだまだ目が離せません!次回を楽しみに待ちましょう!(やまとなでし子)
2023年12月14日※このコラムは『いちばんすきな花』8話までのネタバレを含んでいます。■美鳥と椿の過去仲良し4人組、ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)の新たな共通点として突如浮上してきた美鳥ちゃん(田中麗奈)の存在。今回はいくつかの過去が明かされることで、見えなかった4人の新たなつながりが浮き彫りになりました。椿と美鳥は中学の同級生。学校にはあまり来ず、登校すればいつも怪我をしており、クラスメイトからは「荒れている」「ケンカをしている」と、腫れ物のように避けられ、嫌われていた美鳥。しかし、ある日美鳥が椿の実家の花屋の前を通りかかり、怪我をしていたところを手当してあげたことから友情が始まります。ケガについて美鳥が「これケンカだから」と椿に言い放つと、「本当にケンカしてるんだ」と椿はさらりと返します。「みんな言ってるけど、見た人は多分いないし、志木(美鳥)さんから直接聞いた人はいないし、ただの噂話かなと」この一言で居場所のなかった美鳥の心が救われるのです。■美鳥が唯一心を許せた場所家にも学校にも居場所がなく、勝手な噂と憶測ばかりが広まって、本当の自分を見ようとしてくれない人々ばかりの中で、椿は真偽不明の噂に惑わされず、自分が直接見て、聞いて、感じた正しい情報だけで、まっすぐ美鳥を見ようとしてくれたのです。それをきっかけに美鳥はその後もふらりと椿の元に現れるようになります。ケガの本当の理由や、美鳥の事情を追求されることもなく、椿の母や椿と心を許して過ごせる時間は、彼女にとってやっと生まれた居場所だったに違いありません。しかし、子どもは自分で居場所を決めることができません。家庭環境が良くても悪くても、親に全てを委ねなくてはならないという、子どもの理不尽なさだめにより、ある日突然どこかへ転校してしまい、二人の関係は終わりを告げました。ゆくえが、塾でこんな話をしていました。「(不登校女子を)みんなが嫌いだから嫌いって人もいる。(気にかけてくれる転校生の男の子が)みんなにならなかったのはすごい」美鳥にとっても椿はそんな存在だったのでしょう。突然消えた美鳥を今でも気にかけていた椿。美鳥の「昔の友達に会って回ったり、家を自分で買ったり、そういうの一人でできるようになった」「もうケガしてない」という言葉に安堵していた姿が印象的でした。もう親に振り回されず、自分の足で、好きな場所で生きていけるのだと分かって、心配していた原因がすっと消えたのではないでしょうか。■美鳥がくれたそれぞれの「好き」美鳥の過去が明らかになることで、4人だけでは見えてこなかったさまざまなつながりが明らかになりました。母に抑圧され、本当は将棋が好きなのにそれを隠してきた夜々。実は夜々にその将棋を教えたのが美鳥でした。中学の頃、椿が美鳥に将棋を教え、黙々と将棋を打つことで関係が育まれていったわけですが、ひょんなことから習うことになった将棋が、美鳥から夜々に受け継がれ、夜々の大好きなものの一つになりました。つまり間接的に夜々に将棋を教えたのは椿、ということです。逆にいうと、美鳥の家庭環境の悪さがなければ、美鳥も夜々も将棋を習うことはなかったのですから、運命は色んなところでつながっています。そして現在、夜々は椿と将棋を打って、椿を負かしているわけで、自分は気づいていないところで本当の師匠を超えていた……とか、なんだか少年漫画みたいな展開です。私たちの「好きなもの」も、実は見えないところで色んな運命が絡みあって、今この手にあるのかもしれません。今回、美鳥は数学教師だったことも分かりました。ゆくえが数学が好きで、数学の先生になったのも、憧れだった塾の数学の先生である美鳥の影響かもしれません。そして、美鳥の描いた未来の家の絵や、電話をしながら描いていた花の落書きがとても上手でした。紅葉も絵を描くことがとても好きですが、もしかするとその好きを活かしてイラストレーターを目指そう、ということになったのも、美鳥ちゃんが何らかの影響を与えているのかもしれませんね。これからのエピソードにも期待です。■美鳥と4人の関係の時系列家庭での何らかの問題を抱えていたことから、親戚中にたらい回しにされ、疎まれ、居場所がなかった美鳥。夏休みの間は夜々の家に身を寄せることとなり、美鳥と夜々の関係が深まりました。幼いがゆえに事情が分からず、美鳥のことを「大好きなお姉ちゃん」として純粋に接する夜々の存在もまた、美鳥にとっては救いだったのでしょう。この時は椿から教わった将棋の指し方をすでに知っているので、桜新町で椿と出会った後の美鳥の行き先が、九州の夜々の家なのでしょう。その後、新潟に引っ越して行った、ということなので、ゆくえ、紅葉との出会いにつながっていくのでしょうか。桜新町では、美鳥は毎日のようにケガを負っていましたが、夜々の家に来てからは無傷。やはりあのケガの原因は家族なのでしょう。それは母なのか、兄なのか。母は美鳥を疎ましいと思っていたようですが、母親と兄は北海道にいながら、美鳥だけが一人新潟に行く理由や、ケガのはっきりとした理由などはこれから明かされるのでしょうか。にしてもケガレベルが骨折とか、ちょっと見ていられないほど重症ですよね。それがもし家族から、となればどれほどまでに辛い思いをしてきたのでしょうか。■みんなが幸せを願っていた美鳥の今子どもの頃はずっと一人で孤独に戦ってきた美鳥。「家が欲しい。自分の家。帰りたい家」と椿に夢を語っていましたが、久々に訪れた自分の昔の家である椿家で漏らした「なんか違う家みたい。でもなんか帰ってきた感じある」という言葉。これを聞いてしまったら、もう椿は家を譲らないという選択肢はないでしょう。美鳥に、大切な家、帰りたい家ができることは椿の願いですから。次回は美鳥と紅葉との再会でしょうか。また次回の答え合わせを期待しながら放送を待ちましょう。(やまとなでし子)
2023年12月07日現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」のスピンオフが、「FOD」にて配信スタートした。「いちばんすきな花」は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣けるドラマ。多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が演じる主人公がある日、それぞれの日常の中で“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになる。「いちばんすきな花-みんなのほんね-」と題して配信がスタートしたスピンオフドラマは、本編と同じく、生方美久が執筆。本編では出会っていない登場人物たちが巡り会うストーリーで、いままで描かれることのなかった、それぞれの心情もすくい上げた作品に仕上がっている。本編で出てきた印象的なシーンにおいて、登場人物たちが「あのときどのように思っていたのか?」が垣間見え、本作の世界をより深く楽しめる内容になっている。なおすでに、「TVer」で「条件」というエピソードが配信中。「FOD」では、「価値観」、「信憑性」、「説得力」、「親近感」、「実用性」が順次、配信。多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんらが出演する。木曜劇場スピンオフドラマ「いちばんすきな花-みんなのほんね-」は「条件」TVerにて配信中、「価値観」「信憑性」FODにて配信中、「説得力」「親近感」「実用性」は12月12日(火)9時~FODにて配信。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。【スピンオフドラマ概要】■タイトル:「いちばんすきな花-みんなのほんね-」■配信:TVerにて「条件」配信中FODにて「価値観」「信憑性」配信中12月12日(火)9時~FODにて「説得力」「親近感」「実用性」配信■出演:「条件」:齋藤飛鳥 泉澤祐希/多部未華子 他「価値観」:田辺桃子 山谷花純 杏花/仲野太賀「信馮性」:一ノ瀬颯 臼田あさ美「説得力」:白鳥玉季 黒川想矢 菅原大吉「親近感」:神尾楓珠 一ノ瀬颯 美保純/松下洸平「実用性」:齋藤飛鳥 一ノ瀬颯 ハマカワフミエ/今田美桜(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日「ほんとに癒し」「可愛くて永遠に見ていられる」など、SNSに随時アップされるメイキング映像にそんな声が上がっている木曜劇場「いちばんすきな花」の松下洸平。劇中ではおにぎりを「おむすび」、カタツムリを「デンデン虫」と呼ぶ、花屋の息子で出版社に勤める春木椿として、多部未華子、神尾楓珠、今田美桜と“クアトロ主演”の一角を担っている。「silent」(2022年10月期)の村瀬健プロデューサーと脚本・生方美久の再タッグのもと「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマにした、“2人組が苦手”な4人の友情と愛情の物語は、松下洸平が醸し出す優しさと可愛らしさがいっそう際立つドラマだ。「いちばんすきな花」春木椿は、松下洸平史上最高のハマり役「いちばんすきな花」で、松下さんは地上波連続ドラマ初主演。演じるのは、出版社「白波出版」に勤め結婚を間近に控えた36歳の春木椿。子どもの頃から2人組になれなかった椿だが、夫婦という2人組になろうとしていた矢先、婚約者の小岩井純恋(臼田あさ美)を“男友達”にとられてしまう。純恋と暮らすはずだった中古の一戸建ては、ふとしたきっかけから知り会った潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)が自然と集まる、部室のように居心地のいい場所となっていた。人からは嫌われないように、「わかりました。大丈夫です」と言い続けてきたことで、会社の女性社員たちから「いい人、なんだけど…」それ以上にはならない、どこか不憫な人として陰口を言われるのとは対照的に、ゆくえや夜々からは「自分がカワイイことに自覚がない」と言われている。「スマホは、ポッケにいるよ」という言い方をしたり、仲良しカップルかのように、紅葉に対してごく自然に「今夜うち来る?」という言葉が出て思わず照れてみたり、紅葉のアルバイト先のコンビニに「授業参観みたいに」ダッフルコート姿で手を振って現れたり、4人でゲームセンターで遊んだ帰りには夜々や紅葉に寄りかかられながら嬉しくてたまらないといった表情をしたりと、自分が求めていた“友達”に癒されている椿…を演じている松下さんの可愛らしさに毎回SNSが賑わっている。「自分らしく生きようともがく4人の不器用な今がとても愛おしくて、少し切なくて。恋愛ドラマのようだけど、それだけではないし、複雑な話に見せかけて、とてもシンプルなことで笑い合うし、なんとも可愛らしい登場人物たち」と、自身でもコメントしていた通りだ。椿の花といえば、彼が選んだマグカップのように赤い花が代表的だが、その花言葉には「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」といった意味があるという。まさしく彼にぴったり。椿が丁寧に入れてくれる珈琲が香るあの家だから、椿がつくり出す控えめな優しさに溢れた空間だからこそ、ゆくえや夜々、紅葉がそれぞれくつろげていたが、その優しさゆえになかなか切り出せなかった引っ越しを決めたことで、またひと波乱起きそうな予感がする。【第7話あらすじ】春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)は、4人で初めて自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに対して、椿は前にこの家に住んでいた人が買い戻したいと言っていると不動産屋から聞かされたことを明かす。「なんか、わがままですね」と、思わず口にしてしまうゆくえに対し、椿は想定外に一人になってしまったのでちょうどいいと思ったと説明するが、この決断に夜々も納得がいかない。そして、この家の前の住人を探していた紅葉といがみ合う。アパートに帰ったゆくえが、このみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。ゆくえは、この4人だから、あの場所が良いということもあると言うのだが…。2023年は3クール連続で民放ドラマ出演松下さんは、2018年の舞台「母と暮らせば」で第73回文化庁芸術祭の演劇部門新人賞を受賞。翌2019年、NHK連続テレビ小説「スカーレット」で戸田恵梨香演じるヒロインの夫となる陶芸家、十代田八郎役を演じて“八郎沼”にハマる視聴者を続出させ、一躍話題となった。以降も、波瑠主演「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(20)の“檸檬さん”こと青林風一役や、スペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」に登場した吉高由里子演じる主人公・鎌田倫子の結婚相手(?)朝倉理一役などで注目を集め、吉高さんと再共演したTBS金曜ドラマ「最愛」にて、忘れられない初恋と連続殺人事件を追う刑事としての立場に板挟みになる宮崎大輝役で人気を不動のものに。合わせて、バラエティ番組「ぐるナイ/ゴチになります22」にレギュラー出演を果たし、お茶の間の認知度が格段にアップ。ドラマ「やんごとなき一族」や「アトムの童」(22)など話題作に相次いで出演し、今年はカンテレ・フジテレビ系「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(4月期)、日本テレビ系「最高の教師 1年後、私は生徒に□された」(7月期)、そして「いちばんすきな花」(10月期)と3クール連続で民放ドラマ出演を果たしている。また、ヴェネチア国際映画祭4冠のイギリス映画『おみおくりの作法』を基にした阿部サダヲ主演映画『アイ・アム まきもと』(22)では、主人公・牧本を誰よりも理解し、最後まで見守り続けた刑事・神代亨役も印象深い。『アイ・アム まきもと』さらに、「母と暮せば」の再演や、音楽劇「夜来香ラプソディ」、「闇に咲く花」などコンスタントに舞台作品にも出演し、エッセイの寄稿や、お笑い芸人とのタッグなどマルチな才能を発揮。年明けにはアーティストとして、全国ライブツアー「KOUHEI MATSUSHITA LIVE TOUR 2024 ~R&ME~」が控えている。wacciと「THE FIRST TAKE」にも登場そんな松下さんが演じる、優しくて、どこか可愛らしくて、あまり生き上手とはいえないキャラクターを堪能できる作品に迫った。吉高由里子と初共演「東京タラレバ娘」吉高由里子、榮倉奈々、大島優子の共演で東村アキコの人気同名コミックを連続ドラマ化し、2017年に放送された「東京タラレバ娘」の3年後を描いたスペシャルドラマ。「いちばんすきな花」では結婚直前で破談となる役柄だが、今作ではなんと結婚式の途中で、元カノが登場し…。一見地味めながら、図書館で働く本好きで穏やかな朝倉理一も松下さんにはピッタリ。だが、朝倉のあり得ない選択に当時のSNSは騒然となった。Huluにて配信中。ジャルジャルと共演「ちゃんと尾行する奴」シリーズKDDIと吉本興業による映像コントシアター「ポンヌフ」にて、「ジャルジャル」の後藤淳平、福徳秀介と「ちゃんと尾行する奴」シリーズに出演。一見ハードボイルドな雰囲気の探偵「木 几」(き・き)として登場した。夫の浮気調査、息子の塾サボり調査、会社の横領調査に挑んでいるが、松下さん自ら「めっちゃゲラです」と告白するとおり、そのNG集といえる「ゲラな松下洸平って奴」では必死に笑いを堪えるゲラな松下さんの姿を目撃できる。YouTubeチャンネル「ジャルジャルアイランド」にて配信中。変装も話題に「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」探偵といえば、天海祐希と共演し、「孤狼の血」の柚月裕子による原作をドラマ化した「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」の貴山伸彦役も記憶に新しい。今作は、不条理な社会に蔓延るあり得ない敵をあり得ない手段で葬っていく痛快エンターテインメント。IQ140の頭脳と合理的な思考を持つ謎多き相棒を好演。ストーリーのテンポ感、2人の丁々発止の掛け合いも楽しく、バディドラマとして人気となり、1つ1つの事件に加えて貴山が抱える秘密、涼子に対する複雑な感情を抱えた様子も視聴者から注目を集めることに。カジノに出入りする3ピーススーツのリッチな男性、マッシュームカットの物理学者、エレキギターを操るバンドマンなどの変装や、上水流涼子の格闘技の動きを完コピしたアクションシーンなど、実に多彩な姿を見せた松下さん。続編を待ち望んでいるファンも多そうだ。FOD・Hulu・Netflixなどにて配信中。夫婦の絆に注目「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」では、時を遡って1年前の世界に舞い戻り、決死の覚悟を決めて生徒たちに向き合う高校教師・九条里奈(松岡さん)の夫・九条蓮役で登場。里奈の2度目の人生で、離婚することなく里奈の告白を真摯に受けとめ、卒業式の日まで里奈の挑戦を支え続けた蓮に対しては、最終回放送後、Xで「最高の旦那」とトレンド入りするほど。ディレクターズカット版も必見だ。Huluにて配信中。業界初の試み「潜入捜査官 松下洸平」人気俳優・松下洸平には、人には言えない、警視庁の潜入捜査官という顔があった。絶対に目立ってはいけない。間違っても有名になってはいけない。それなのに…あろうことか、彼は売れてしまった!在京民放5局(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)が制作協力として参画した、TVer初のオリジナルドラマ。松下さんが芸能界に潜入して探るマフィアの重要人物で“憧れの役者”を佐藤浩市が演じるほか、「やんごとなき一族」で共演した馬場ふみか、「合理的にあり得ない」の天海祐希、事務所の先輩・古田新太らが本人役で登場。「ぐるぐるナインティナイン」や「全力!脱力タイムズ」などにも“出演”するなど、松下さんの魅力がたっぷりつまったミニドラマシリーズとなっている。TVerにて配信中(全5話)やんごとなき一族の弁護士に!映画『ミステリと言う勿れ』昨年、月9枠で放送された菅田将暉主演の連続ドラマの劇場版。菅田さん演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整が、「僕は常々思うんですが――」という言葉から始まる膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで、事件の謎が解かれていく新感覚ミステリー。映画では、原作コミックス2巻から4巻で描かれている通称“広島編”が映像化。広島で狩集家一族の遺産相続の謎に巻き込まれた整が出会う、狩集家お付きの弁護士の孫・車坂朝晴に扮した。“やんごとなき一族”の影の部分となってきた、“いい人”ではない役柄は珍しいかも!?全国にて公開中。「最愛」共演再び!大河ドラマ「光る君へ」脚本・大石静×主演・吉高由里子のタッグにより、「源氏物語」を生み出した紫式部の物語を描く「光る君へ」で大河ドラマに初出演することが発表されたばかり。演じるのは、宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)で、吉高さん演じる紫式部/まひろに宋のことばを教え、親しくなっていくという役どころ。史実にはいない大河オリジナルの役であり、「吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです」と再共演に期待を寄せている様子。さらに、藤原道長(柄本明)の兄・藤原道隆役で井浦新の出演が決まっており、「最愛」ファンも沸いているところだ。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)20時~よりNHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会ミステリと言う勿れ 2023年9月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ田村由美/小学館Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
2023年11月23日※このコラムは『いちばんすきな花』6話までのネタバレを含んでいます。■家をどうするか、で揺れまくる椿突然の婚約破棄から、一人で暮らすにはあまりに手広になってしまった椿(松下洸平)の住む一軒家。そんなある日、突然の1本の電話が入り、そこから椿の様子に変化が。一人暮らし用の部屋を探したり、いつものメンバー、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)を、あの手この手で家から外に連れ出そうとしたり。この家の居心地がいいと感じている3人に、家とは別の楽しさを感じさせて、家への愛着を薄れさせようとしているよう。それでいながら、紅葉に一緒に住むことを提案するなど、どうするか心が決まらず揺れ動きまくっています。かと思いきや、紅葉の話を聞いてはっきりと引っ越しを決意し、家、というより前の家主へ何か、特別な思いがあるようです。■紅葉の恩人である、前の家主についての真相椿は紅葉に「この家に前に住んでいた人」について尋ねます。それは高校時代の恩師で、みんなからは嫌われていたけれど、唯一紅葉の辛さに気づいてくれた人なのだと。「みんなから好かれ、親切でたくさんの友人にも囲まれている。学生生活を順風満帆に謳歌している太陽のような生徒」だと、他の先生は紅葉のことを評価する中、「本当は友達いないでしょ。毎日無理に笑ってて苦しくないの?」と、直球かつ辛辣でありながら、紅葉の本当の苦しみに気づいてくれた唯一の先生でした。何を聞いても「へー」とか「ふーん」しか言わないけど、でも最後は「またおいで」と、紅葉の気持ちを肯定するでも否定するでもなく、ありのまま受け入れてくれたことが、紅葉にとっての救いとなっていたのでしょう。紅葉には「前の家主のことは知らない」で通していた椿ですが、どうやら実はつながりがありそうで……紅葉の話を聞くことで「ありがとう」と、なぜかお礼を伝え、引っ越しの決意をしたようです。■前の家主は「椿の父」説これは「何に対してのありがとう」なのでしょうか。前の家主のことをそうやって紅葉が慕ってくれていたことがうれしかったということでしょうか。であれば、前の家主の「なんらかの思いを引き継ぐ」形で椿がこの家に住んでいて、紅葉の言葉でその思いが満たされた、または達成されたような何かがあったのでしょうか。「この家に住みたい」という人が出てきた、とのことでしたが、それを仲介しているのが前の家主なのか、それとも実はもう亡くなっているのか、も謎です。それもまた、前の家主と椿の関係が明らかになることで、はっきりするわけですが、唯一椿の家族で登場していないのが椿の父という存在です。■椿の「ありがとう」の意味についてもしかすると、椿の父が前の家主であり、紅葉の恩師、ということもあるかもしれません。花屋を切り盛りしているのは常に母と弟。父の姿は一切出てきていません。例えば、実は両親が離婚しており、母と暮らしてきた椿。紅葉が恩師のことを「いつも不機嫌な人」と言っていたように、椿家の離婚理由の一つにもそれが関係するのかも……。家族と離れ、一人で住んでいた父が大切にしていた家を、自分も大切にすることで、一人だった父を慰めるような、亡くなっているなら追悼するような意思を持って暮らしていた。しかし、こうやって紅葉のように慕ってくれていた人が一人でもいることが分かったことで、ひとりぼっちではなかったことが分かり、この家に住む理由がなくなった。父を慕ってくれた紅葉の気持ちへの「ありがとう」だったりするのかもしれません。未だ登場しない父への考察。果たして真相やいかに。■夜々がカタツムリを好きなわけゆくえが「性別ってめんどくさい」という話を夜々にした時に、「生まれ変わったらカタツムリになろう」と夜々が返していました。第一話でもまた見た目で嫌な目に会った時に「カタツムリになりたい……」を連呼していたり、スマホの待ち受けをカタツムリに設定していたり、勤めている美容院の名前までもがSnailだったりと、夜々がカタツムリを愛する理由がやっと分かりました。カタツムリは雌雄同体といって、オスとメスの区別がありません。母親にステレオタイプな女の子としての理想的な姿を求められ、かわいい女の子であることから嫌な目にたくさんあってきた夜々。カタツムリのように性別のない世界でのびのびと生きてみたい、という夢と憧れがそこにあったのですね。■自分はOK、でも他人は認められない、のあるあるゆくえは元親友、赤田(仲野太賀)と偶然にも椿の家で再会することに。椿のことは友人だと伝えても、椿との関係を疑い、嫉妬からブチギレる赤田。自分自身もゆくえとは、友人関係だったにも関わらず、他人の男女の友情は認められないようです。というより、自分しか友人がおらず、彼氏もいなかったはずのゆくえが、突然他の男性の家にゴミ袋買って上がってきていたら、恋人関係かと驚いたり勘違いしたりする赤田の気持ちも分からなくはありません。混乱している状況で、心の整理ができないまま、嫉妬や理解ができない状況から、椿との友情が腑に落ちずにいたのでしょうか。出会い方が街中で、いかにも友人かのような状況で出会っていたらまた少し違っていたかもしれませんね。結局赤田は「男女の友情を否定して、関係を壊そうとする」という自分が嫁にされたことを、ゆくえにやってしまったわけですが。ゆくえがこれについていいことを言っていました。「結局は全部人それぞれ。他人の価値観に理解なんかできない。知って干渉しなければいい」これが全人類できれば、世界は平和に回っていくのでしょうね。それにしても椿はちょろすぎます。赤田の営業トークにまんまと乗ってしまうあたり、「この家は風水的に悪い!」とかなんとか言いがかりをつければ、高いツボも売りつけられそうです。■小さなことから感じる愛夜々がゆくえの家に泊まりに行った時に、準備されていたお揃いのパジャマ。ちゃんと夜々の好きな色である、紫を買っていてくれたことに愛を感じました。夜々のお母さんは夜々が好きだと信じてやまないピンクを押し付けていましたが、こうやって「自分の好き」をちゃんと覚えていてくれる人がいることで、また一つ夜々の心が救われたのではないでしょうか。そして今回、紅葉がゆくえを好きなことに、ゆくえ自身も気づいていることが分かりました。ゆくえも、紅葉も、お互いの関係を壊さないように、好意は自分の中に収めて気づかないふりをしていることも。そして、夜々が椿を好きな気持ちはそれに合わせなくていいよ、とも。ゆくえも紅葉も、気遣い方が全く同じで、お似合いな優しい二人のように見えますが、夜々はこれからどうするのでしょうか。椿は一人、全く気持ちに気づいていなさそうで平和です。友情から恋へ、気持ちの変化はどんなドラマを生み出すでしょうか。また次回。(やまとなでし子)
2023年11月23日※このコラムは『いちばんすきな花』5話までのネタバレを含んでいます。■椿、お前は一流のホテルマンの素質がある!いつの間にか、椿(松下洸平)の家に自然に入り浸るようになったゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)。その中でも男友達として、椿と紅葉は二人で会うことも多いよう。ある日、紅葉が椿の家に泊まった朝のホスピタリティがエグすぎました。紅葉が起きた瞬間、ごはん、コーヒー、お風呂、これから紅葉が欲するであろう全てを嫌味なく自然に先回りして準備し、提供する神サービス。ホテルマンとしても大成するであろう、星のやもびっくりの居心地の良さ。引っ越しを検討しているようですが、ぜひ考え直して民宿として開業してほしいです。泊まりに行きます。しかし、椿の家すごいですよね。桜新町という立地であの広さ。あれだけの広さの平地を確保することすら難しいこのご時世で、家としての価格もなかなか高そうです。椿は普通のサラリーマンで、実家は花屋ですし、元嫁の実家が極太だったのか?(ゲス目線)■紅葉の抱える闇一見友人が多く誰からも好かれ、明るく優しいという、印象の紅葉。それだけ聞くと悩みなどなさそうに見えますが、実は、クラスのヒエラルキートップの面々から、顔が良いことをいいように使われ、ナンパの声かけ係をやらされたり、文化祭委員など面倒なことを押しつけられたりしてきました。それを笑顔で文句ひとつ言わずに引き受け続けることでどんどんと舐められ……紅葉は好かれたい一心でやっているのに、逆に扱いが悪化していく負のループ……。今話はそんな紅葉の本当の心の内と理由が明らかになる回でした。紅葉はある日、イラストレーターとして大口の仕事を依頼されます。鳴かず飛ばずだった彼にとって、そのオファーは困惑するほど良い条件。依頼主に会いにくと、そこにはかつての高校時代のクラスメイトがいました。■鶴の恩返しならぬぼっちの恩返し「クラスの中心人物であり人格者」と認識されていた紅葉は、一人ぼっちになっているクラスメイトがいると、積極的に声をかけに行っていました。そんな彼の優しさに救われた、ぼっちだったクラスメイトの1人が紅葉をインスタで見つけ、一緒に仕事をしようと声をかけてくれたのです。絵のテイストは違えど2人とも絵を描くことが好きで、公園で一緒にスケッチをするなど、クラスメイトの中では紅葉の存在は素晴らしい思い出の一つになっていました。昔助けてもらった御恩を返すために、自分の正体を明かさずに恩返しする様子はまるで鶴の恩返しならぬ、ぼっちの恩返し。その情とエピソードに心が温まります。■紅葉が最低な本音を暴露した理由ですが、そこでなぜか紅葉がせきを切ったように最低最悪な本音を話し出すのです。「お前らみたいな余っている奴がいるとありがたかった。そういう奴は裏切らない。俺なんかでも一緒にいてくれて、うれしそうにしてくれて。(紅葉のことを友人がたくさんいると認識しているようだけど)本当は友達なんかいなくて、いいように使われているだけだし、優しいふりをしていただけ」本当は一人ぼっちのクラスメイトのためなんかじゃなく、自分のために声をかけたのだと、話す必要のなかった本音をなぜここで突然吐露し始めたのでしょうか。自分より下に見ていた人間が、同じアートという土俵で自分よりも大成していた劣等感から?ぼっちだと思って救いの手を差し伸べ、もう一人の孤立しているクラスメイトを紹介したら仲良くなってしまい、本当のぼっちは自分だと思い知らされたから?その中でも1番のとどめとなったのはおそらく、自分の絵の才能を認めてくれた人がいたのだと期待していたら、実は自分の人柄への恩返しとして舞い込んだ仕事だったことにがっかりしたから、なのでしょう。だから、恩返しを理由に貰った仕事なのであれば、自分はそんな恩返しなど受ける資格のある人間ではないと、クラスメイトが「恩義を感じていた行動」について、本当の理由を伝えてしまったのでしょうか。■紅葉の本当の友達はぼっちのクラスメイトだった友達ってなんなのでしょう。心の奥底では本当の友達ではない、と紅葉も分かっていつつ、ナンパの客よせパンダとして利用してくる人間のことを「今もこうやって必要としてくれている友人」として夜々に話していましたが、実は本当の友人はこのぼっちのクラスメイトだったんですよね。高校時代、紅葉のことをリスペクトして、心から思って、慕ってくれていた気持ちは本物ですから。二人でスケッチをした思い出の公園を、作品として絵に描いてくれていたほど、紅葉を本当に思ってくれていたのに。今からだって友人として再会して、また一人大切な友人ができるかもしれないところだったのに。ぼっちくんも本当はこの公園の作品を見せて、「あの時二人でスケッチした公園を立派な作品にしたよ」と懐かしい話に花を咲かせたかったはずなのだと思うと、胸がギュッと苦しくなります。■紅葉の「友達」像が歪んでいる理由紅葉には「クラスの中心にいたいという」自分の理想の姿があって、その像になんとかしがみつくために、本当の友達とは何なのかを見失ってしまったのでしょう。紅葉の本当の問題は、「友人ができない」のではなく、「友人となる相手を間違えていた」なのだと思います。高校の時、相手を間違えなければ、今頃きっと二人は親友だったに違いありません。ゆくえがラストで言っていました。絵を見て見た人が「優しい絵だ」と、感想を抱いた時、描いた人が実際どういうメッセージを込めたかは(どうでも)いい、見た人がどう思うか。絵を見て、「優しい」と思った人には「優しい」でいい。まさに、クラスメイトが紅葉のことを「優しい」と思ってくれていたのならそれでよかった。手を差し伸べた紅葉の本心がどうだったかなんか関係なかったのです。この言葉を、クラスメイトと紅葉が再会する前にゆくえから聞いていたかった。■やっと紅葉にできた信頼できる友人感情でぐちゃぐちゃになる紅葉を支えてくれたのは椿の存在でした。仕事中だったために「駅まで話聞くよ?」と受けたはずの電話も、紅葉のただならぬ雰囲気を察し、駅に着いてもそれを伝えずに紅葉の感情を受け止め続ける優しさ。一人にしちゃいけないと、夜に牛丼を2つ買って帰る約束をする愛情深さは本当にいい男です。「何かやっとくことはないか」と聞く紅葉に「お茶碗2つ分お湯沸かしといて」とお願いする椿。この「2つ分」にじんわりと心が温められる紅葉の様子がかわいかったですね。椿という本当の友人ができたことを噛み締めているのでしょう。椿は夜に帰ってくるのに、まだ日も暮れてないうちから電気ケトルに水を入れ出す紅葉には笑いました。早すぎだろ。何時間沸かす気だ。お湯蒸発しきって消えるぞ。2人に慣れていない紅葉は結局適量が分からず、4人分沸かしてしまうのですが、椿の機転でゆくえ達も集まり、4人分でピッタリ!結果オーライ。■無念!神尾楓珠、インキャ系クズだった男性に嫌でも好意を抱かれ続けてきた夜々がアプローチしても、全く気づく様子のない椿。逆にそれくらいの方が夜々も信頼できるのかもしれませんね。神尾楓珠は前作の『真夏のシンデレラ(フジテレビ系)』で、喧嘩っ早く短気で自己中な、分かりやすい輩だったのですが、今作はやっと平和で温厚な男になってひと安心、と思いきや、今回の本音の吐露によって、内にクズと歪んだ承認欲求を秘めた男だということが分かりました。純粋ないいやつとしてイケメン楓珠を楽しみたかったので、どうかここからこの気持ちを挽回させるエピソード供給求む!このままじゃ純粋に応援できない……。そして赤田(仲野太賀)とゆくえのやりとりのテンポの良さが好きすぎて、個人的にはこの二人にくっついてほしいのですが、次回はまた赤田が再登場する模様!何が起きるのか、期待大です!(やまとなでし子)
2023年11月16日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演する、現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSが、椿役の松下さんのメイキング映像を公開した。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。ひょんなことから出会う主人公を多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが演じるほか、仲野太賀、一ノ瀬颯、泉澤祐希、白鳥玉季らが出演している。今回SNSに投稿されたのは、お揃いのカップを手に取る椿のシーン。椿は本作の主人公のひとりで、彼女を“彼女の男友達”にとられてしまう出版社勤務の会社員。とあることからゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)と出会い、関係がぐっと深くなっていく。思わず癒やされるこのメイキング映像に、SNSでは「可愛い」、「ほんとに癒し」、「なんてかわいいアドリブ」、「可愛くて永遠に見ていられる」、「何度も見ちゃう」、「これ、見つめてる2人がいるって…なんかホッコリするね。、」などと感想が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月15日※このコラムは『いちばんすきな花』4話までのネタバレを含んでいます。■美人や娘というパッケージばかり見られてきた夜々美人だというだけで、周りに勝手に偏見を持たれて辛い思いをしてきた夜々(今田美桜)。中身を見ようとしてくれないのは、周囲の人間だけではありません。1番身近な存在であるはずの夜々の母親(斉藤由貴)までもが、夜々に理想を押しつけていました。女の子が欲しかった母は、4人兄弟の中でも優劣をつけ、唯一の女子である夜々を1番大切に扱ってきました。「理想の女の子」としての役目を夜々に求め、かわいい服を着せ、お人形で遊ばせ、好きな色はピンクと決めつける。加えて極度の過干渉。勝手に夜々のLINEを覗き、友人関係を全て把握したがったり、グループに男性がいないかを確認したりするなど、26歳の女性に対する接し方とは思えない過保護っぷりです。そして、自分の“理想の夜々”から外れる言動があれば、それは周囲のせい。それが本当の夜々の姿であるとは微塵も思わないよう。周囲の人間どころか、一番の理解者であるはずの母までが夜々の中身を見ることなく、役割や理想を決めつけ、それに応えようと生きる夜々はさぞ息苦しかったことでしょう。■女でいたいけど、女であることに辛くなる瞬間そんな中で出会った、それぞれ人間関係に悩みを抱えるあの3人の友人達。彼らは自分の辛さを抱えている分、人の辛さもよく分かる。夜々の中身を知ろうと努力し、寄り添ってくれる彼らとの出会いをきっかけに、母親への不満や辛さが爆発します。母の元から逃げるように立ち去る夜々。向かう先は4人の部室、椿(松下洸平)の家。椿は空気を読み、紅葉(神尾楓珠)を連れ出し、ゆくえ(多部未華子)と二人きりにします。「女でいたいけど、女として生きることが辛くなることがある」という悩みを吐露する夜々。きっと彼女には、今までこんなふうに本音を言える相手もいなかったのでしょう。女でいたいし、男になりたいわけじゃないのだけれど、女という役割を勝手に決めつけられ、求められる辛さって、私たちの日常でもあること。■当てはめることでコミュニケーションをサボってはいけない「当てはまらないものって不安なんだろうね」という、ゆくえの言葉もありましたが、当てはめることって楽なんですよね。答えが1つなら、それに従えばいいだけだから。例えば性別が女ならこうあるべき、という画一的な古い価値観にとらわれることって、接する側は何も考えなくていいから楽なのでしょうけど、受け手側はたまったものではありません。実際に夜々は行く先々で、美人、女性、娘と言ったさまざまなカテゴライズから、勝手に役割を期待され、偏見に苦しんでいました。個を見る多様性の時代。何事も決められたことってなくて、性も、感情も、個性も人それぞれ。その人を知って、認めて、接していくことが大切なのだと、私達自身にもグッとくるものがありました。■愛情の押しつけは愛ではないこれをきっかけに、ずっと抱え続けてきた自分の気持ちを母親にハッキリと伝えることができた夜々。母親が嫌いなわけじゃない。大好きだけど、嫌いなところがある、と、人間性を否定するのではなく、言動だけを否定する伝え方も素晴らしかった。ふたを開ければ、母親の言動の理由は「自分が昔、女の子として親にしてほしかったことを夜々にしてあげていた」というもの。これは純粋に夜々への愛情からなのか、それともその先にある、過去の自分を慰めるための自己愛なのか。受け手がどう思うのかが全てではありますが、母はよかれと思ってやっていたことが、実は相手を苦しめていたというのは皮肉なものです。自分の愛情を押しつけることは決して愛ではなく、相手が求めているものを知ろうと努力し、与えることが本当の愛。本当の自分をやっと伝えることができた夜々。母娘の本当の関係構築はここからです。■始まる恋の予感!カップリングはここだったか!夜々の元に髪を切りに来た椿。そこには、“2度目以降の二人きり”が苦手とは思えない、とても饒舌な本来の椿の姿がありました。本当の自分を全く見せられなかった元婚約者・純恋(臼田あさ美)相手とは対照的な姿。饒舌さに突っ込む夜々に対し、「初対面の時からこうでしょ」と返す椿のセリフがありましたが、これは初対面だけ自分を出せる椿が、今も継続して本当の自分を見せることができている証。今後二人の仲が接近する予感です。そして、夜々の「もしうちの母に会う機会があったら、26歳女子の椿ちゃんてことで押し通してください」というやりとりがありました。これは過干渉の母から男性の影を隠すためのうそからでた冗談ですが、これは夜々母と椿が今後会うことになるフラグなのでは?■夜々に刺さった?椿の言葉軽快に話題がはずむ椿と夜々。椿の好きな花の話題になると、「(実家が花屋で花に囲まれていたから)1番とかはないかな。1番て決めちゃうのが申し訳なくて」と椿らしい回答をしていました。見た目から、勝手にクラスの中心人物や1番として決めつけられ、嫌な思いをしてきた夜々。彼女にとってこの言葉は、それぞれの個性を認めて、勝手な順列をつけない椿の人柄を魅力的に感じるのに十分なものだったのではないでしょうか。しかし、もし椿とくっつくことがあれば、夜々の美容室の同僚で「客である椿を狙ってるのか?既婚だぞ」と決めつけてきたあの女が黙ってなさそうですね。「客の男を嫁から略奪した!」とかあらぬ噂が立てられそうで少し心配です。■温厚になった神尾楓珠もう一方でもひっそりと恋が始まっていました。「椿が(人として)好き」というゆくえの言葉に紅葉が過剰反応したり、「今度はどっか(ご飯を)食べに行こうよ」とゆくえを食事に誘ってみたり、と実は幼馴染でありながら紅葉はゆくえに恋心を抱いていたよう。食事の誘いは、みんなでと勘違いされ、ゆくえにはスルーされていましたが、この気持ちが届いた時に、せっかく生まれた4人組の関係がどうなってしまうのかも少し心配ですね。しかしこれ、前シーズンドラマの『真夏のシンデレラ(フジテレビ系)』の神尾楓珠なら、「椿が好き」と聞いた瞬間、椿に逆ギレして「お前じゃゆくえを幸せにできない!」とかマウントとりながら殴りに行っていてもおかしくないキャラでしたから、今回の神尾楓珠は非常に温厚で常識をわきまえていていいですね。平和。■ちょっとした一言に出る人柄の違いちょっとした言葉遣いでも彼らの人柄が垣間見えます。例えば、ゆくえが夜々に「ピザでいい?」と聞くと、夜々は「ピザ『が』いいです」と返す場面。ここが「で」になるだけで、大きく意味合いが変わってきます。また、椿の昭和言葉シリーズ、「おむすび」「ポッケ」「でんでん虫」もほっこりしますよね。夜々のストーカー逆ギレ同僚男は、夜々がお客様のシャンプーをお願いした時に、お客様を物のように「どれ?」呼ばわりする、相変わらずのクソっぷりでしたが、こういった小さな言葉遣いに人柄って出るものです。夜々に「内側から愛される人になれ」って言ってきたあのセリフ、改めてお返ししたい。次回はゆくえの回。赤田(仲野大賀)との突然の再会が、何を巻き起こすのか期待です。(やまとなでし子)
2023年11月09日※このコラムは『いちばんすきな花』3話までのネタバレを含んでいます。■不思議な引力で自然に集まる4人2人組が苦手な4人。連絡先も交換しないまま、忘れ物と不思議な引力で、何度も引き寄せられ、段々と友情が芽生え始めてきました。紅葉(神尾楓珠)はわざと忘れたハンカチを取りに行く名目で椿(松下洸平)の元へ。夜々(今田美桜)はゆくえ(多部未華子)の落とした塾名の入ったボールペンを頼りに、アポなしで訪問。二人組や友達という関係にそれぞれ苦手意識があったにも関わらず、彼らは自然と2人組に。気を使わず自然体でいられるその関係は、私たちから見れば普通の友人同士でしかないのですが、他人に関係を聞かれると、まだどうしてもモゴモゴしてしまう4人。2人組同士が集まり、気づけば4人はまた椿の家にそろっていました。■本当の忘れ物を取りに来た元婚約者そこへやってくる椿の元婚約者、純恋(臼田あさ美)。先日、忘れ物を椿の家に回収しに来たはずなのですが、その時に回収し忘れたもう一つを確認しにやってきます。浮気というひどいことをしたはずなのに、純恋に対して、怒りもせず、泣きもせず、本心を言わない椿の気持ちを知るために来たのです。そこで椿は心にずっと秘め、純恋には隠し続けていた自分の本心を語り始めます。椿が自分の考えていることを、思うがままに話し始めると、「珍しくいっぱい喋る時って意味分かんないこと言うよね」と返す純恋。「いっぱい話す姿」が本当の椿の姿なのに、それに対して「意味分からない」という感想が出てしまう時点で、この二人は元々一緒にいるべきではなかったのだという答え合わせになってしまい、胸がギュッと締めつけられます。椿が自分を隠して、嫌われない配慮をしていたから、実は成り立っていた関係。自分を出すことも、そのせいで苦しくなることもたくさん我慢して、それでも結婚をしようとしていたこと。二人組を作ろうと、無理していた彼の辛さがせきを切ったように溢れ出し、初めて本心を恋人にさらけだすことができた椿。それを怒るでもなく、「そっかそっか」と受け止める純恋の姿も印象的でした。■椿が純恋に渡した花束に隠された意味別れ際、弟がくれた「明日には枯れるであろう、見切り品の花束」を純恋に渡していた椿。母と弟の会話の中で「(優しい椿なら)明日枯れる花なんて、友達にこそあげないでしょう」という言葉がありました。それをあえて純恋に渡すということは、「恋人どころか友達以下の関係である」ということ。つまりあの花束を渡す行為は、椿は純恋にはもう気持ちがないことと、彼女とはっきりと決別する、という意思表示だったのだと思います。そして、椿は第1話で「花屋は勝手に花をグループのように寄せ集めて、きれいでしょ?と一律に並べるのが嫌い」と言っていました。加えて今話での母親の「椿は捨てられてしまう花に申し訳ない顔をする」という発言。それらはおそらく、椿がグループを作ることが苦手だったり、廃棄される花に選ばれない自分の姿を重ねてしまったりするからだったのでしょう。今回、純恋に渡した花束はまさに売れ残ってしまったもの。最後に本当の自分の姿と重なる花を渡すことで、もうきれいにパッケージしたうその自分ではなく、自分の本心をしっかり出し切った、という表れだったのかもしれません。■性悪があふれんばかりに根付く街・パラレル桜新町にしてもこのドラマ、ナチュラルに性格悪い人多すぎません?椿にプリンターのトナー変えさせてる立場のくせに、「(印刷物が)まだ出てきてないじゃん。急いでるのに」と悪態をつく性悪女。この場でお前に許される発言は「ありがとうございます」のみだ。「イケメンの正しい使い方。客寄せパンダくん」とモノのように紅葉を利用する知り合いや、「イラスト褒めとけば、バイトのシフト変わってくれるぞ」と打算的なバイトの同僚。結婚式に感動して泣いていた夜々をうそ泣き呼ばわりする友人。フラれた腹いせに突如人格まで否定してくる夜々の同僚ストーカー男。主人公の4人は純粋ないい人たちで、人付き合いに少し苦手意識があるだけで全くの無害。それなのに、こんなにも悪意や敵意をぶつけられるなんて、彼らの人付き合いに抱える問題は性悪が溢れる修羅の国・パラレル桜新町が原因なのでは?桜新町といえばそう、国民的アニメ・サザエさんの舞台。お魚くわえたドラねこを追っかけていただけのあの平和な世界線はどこへ……?今、この世界にドラねこが出たら、ドラねこはプリンター女にクソほどディスられ、紅葉界隈の輩に引きずり回され、猫を追いかける人間はみんなから嘲笑されるし、お日様も嘲笑ってるって感じの治安悪めの世界になりそうです。■自然に芽生えた友情気づけば4人は自然にお互いを「友達」と言い合えるようになっていました。LINEもつながり、椿の家は“部室!?”となり、今回で一気に関係が深まりました。この4人、純恋が訪ねて来た時にはまるでしめし合わせたかのように合掌したり、椿は全てのボケを逃さずツッコミを入れたりと、実はみんなコミュ力も高く、息もぴったり。今は4人が会うのはこの部室がメインですが、関係が深まってきたら、出かけたり、違うロケーションで会ったりなんてことも出てくるのでしょうか?この4人の関係が友情として完結するのか、はたまた恋に発展していくのかも見どころですね。あと椿、自分が一方的に話したいがために、タバコ吸わないのに喫煙所に突撃して、知らないおじさんナンパして話しかけてんの、実はなかなかメンタル強めです。満たされなかった会話欲はこの部室によって満たされ、喫煙所に出没する回数も減っていくのでしょうか。■毒親登場で一波乱の予感夜々はストーカー同僚の乱が終わったと思ったら、今度は毒親登場の気配ですね。幼少期の描写では、親の前では女の子らしい遊びをしていたけれど、いなくなった途端に将棋をしていた理由が分かりました。固定観念強め、女の子はこうあるべき、という母の考えに縛られ、自分の好きなものを諦めるなど、おそらく母親にそこそこ人生をコントロールされてきた夜々。母親からの電話を取る時も、一呼吸おいて切り替えてから出ていたのも印象的でした。次回はそんな母親登場で、もう少しその詳細が明らかになりそうです。(やまとなでし子)
2023年11月02日※このコラムは『いちばんすきな花』2話までのネタバレを含んでいます。■恐怖!まだ終わっていなかった、クソ同僚のおかわりクソ行動美女であるがゆえに、見た目で誤解を受けがちで、人とのコミュニケーションがうまく回らないというコンプレックスをもつ夜々(今田美桜)。結婚式に感動をして涙をすれば、「感動したふりがうまい!女優!」とはやされ、同僚の男と気軽に飲みに行けば勘違いされて家に連れ込まれそうになり……他人から見れば、その美貌で何不自由なく、欲しいものも人の気持ちも思い通りに手に入る、イージーモードの人生を送っている美女かのように思われている夜々。しかしその実は、人の気持ちは常に自分の想定外に動いてしまい、セルフイメージと他人から持たれるイメージのギャップに苦しみ、生きづらさを感じています。ある日、彼女が家に帰ると、先日飲みに行っただけで勘違いをされた同僚が玄関の前でまさかの待ち伏せしているという、通報待ったなしの出来事が……!前回このストーカー同僚男は、夜々を家に連れ込めないと分かった瞬間、自分の読み誤りは棚に上げて「お前が勘違いさせるのが悪い!」とばかりに逆ギレ捨て台詞を吐いて去ったクソ野郎です。「大丈夫だよ!友達からでいいよ!」と、何が大丈夫なのか一切根拠のない謎の上から目線でなんとか関係をつなごうと食い下がってきます。もちろん逃げる夜々。するとたまたま紅葉(神尾楓珠)の姿が目に入ります。■認知の歪んだクソ男に制裁を!紅葉の名前も言えないままに「彼氏!」と言い張り、クソを撃退するのですが、クソは生粋のクソなのでただでは引き下がりません。「もっと自分を大事にしたほうがいい!内側から愛される人にならないと!」「この子ね、顔がいいだけだよ」と、わざわざ人間性まで否定する最低発言を吐き捨てて消えていきました。クソ!クソすぎてここまでですでに9回もクソと連呼してしまいまクソ!!夜々は自分を大事にした結果、やばすぎるお前から逃げたんだが何を言っているのだ?「顔がいいだけ」と言うけれど、顔に惹かれて、勝手に夜々の人間性を決めつけ、期待し、実際中身をちゃんと見る前に消えたのはお前。外側も内側も愛されなかった人間の負け惜しみです。同僚男と関わりたくないがために、手前味噌のうそで撒こうとしていることにも気づけず、自分の都合のいいように物事を受け取るアホ男なわけですが、こういう人に限ってグイグイ突撃してくるんですよね。夜々もたくさん消耗させられてきたのでしょう。恋人より友達の方が下という世間の認識に対して「友達の方が作るの簡単だからじゃない?」と言った同僚男のセリフも、夜々の気持ちを深くえぐるのに十分なものでした。その友達を作ることが、夜々にとって一番ハードモードなのですから。しかし、ドラマとしてはこのめげないクソ男の行動はとても見応えがあります。クソ男の次回のご活躍も期待しております!■過去の思い出から掘り起こされる、ゆくえのコンプそのまま家に帰ることができなくなった夜々と、紅葉は椿(松下洸平)の家へ。二人きりが苦手な二人は三人組なら、とアポなしで訪問。「忘れ物です!」を口実に、先日椿の家に捨ててあった夜々の美容院のポイントカードを見せて上がり込みます。このゴリ押し感、新手の悪徳商法みたいで嫌いじゃないです。紅葉の機転で、さらにそこにゆくえ(多部未華子)が加わり、4人が再会。そんな中、話の流れでゆくえのコンプレックスの話題に。それはみんなと一緒にいても自分だけ同じ感情になれないのが怖い、他人の感情を勝手に想像して傷つく、というもの。ちびっこ相撲で体格のいい子と、小柄な子が対戦した時、周囲から体格のいい子が当然勝つであろうと期待される中、小柄な子が粘り勝ち。周囲は感動する中、ゆくえは「負けちゃった子はお相撲続けられるかな?悔しいって気持ちだけで泣けてるかな?恥ずかしいって気持ちに邪魔されていないかな?」と、心配が先立ってしまって感動できなかったというもの。■ゆくえの悩みはゆくえの魅力。あの場で救われていた夜々この気持ちって100%の優しさであり、こういった細やかな配慮って一つの才能。誰でもできることではありません。気持ちを想像して、寄り添ってくれる人がいるだけで、体格のいい子の心が救われるわけです。これはゆくえの良さであり魅力。これを自分の良くないところ、と思ってしまっているゆくえの価値観を変えてあげたいと思う中、椿が言葉を発します。「みんなが同じ感情になっていたら気持ち悪い。言っちゃダメなことはあるけど、思っちゃダメなことはない」とゆくえをそっと肯定するのです。ゆくえはこの言葉で救われるのですが、その他にゆくえの言葉でひっそりと救われている人がいました。そう、夜々です。彼女も見た目で「男好きな女」と決めつけられたり、「グループの中心的存在」などと勝手に役割を期待されたりするなど、苦しい思いをしてきました。そのため、「見た目で勝利を期待されながら、求められる役割に応えられかった男の子」の話には、感情移入をするところがあったはず。そんな中、見えることだけで事実を決めつけず、本質を正しく見つめ、相手の立場になって寄り添えるゆくえという人間がいることに、あの場で救われたのだと思います。そんな風に中身を見ようとしてくれる人がいるのだと。そして、ゆくえなら、そんなふうに本当の夜々を理解して、友達になってくれるのかも、と希望も生まれたのではないでしょうか。夜々が「(顔がいいって)嫌みって思いますか?」とゆくえに聞いた際に、ゆくえは自分のことだと思って、「ごめんなさい!(私の)頭がいいって嫌みでしたよね?」と繕っていましたが、そんな風に返されることも、夜々にとっては新鮮でうれしかったのだと思います。■芽生え始めた友情この4人は「二人組」にそれぞれ違うトラウマを抱えているけれど、だからこそ、お互いの気持ちや痛みを共感できる不思議な化学反応が起き始めました。今回のように、お互いの言葉や考え方で少しずつ自分を肯定するきっかけを持ったり、自信を持たせ合ったりすることができるいい関係になっていけそうですね。その後、男女で分かれて二人組になった時も、もう二人組に対するいづらさは感じさせず、「(その質問を今いない彼らに)今度聞いてみよっか」と自然に「今度」というフレーズがでるなど、この関係性の大きな発展を表していましたね。人間関係に苦手意識のある彼らから、それぞれ「今度」という、未来を示す言葉が自然に出るなんて、友情が芽生えてきた証。それと、「今度」って言われると、次も会いたいと思ってくれたんだなぁって、言われた側もうれしくなりますよね。■忘れ物でつながるご縁「また会いたい」という気持ちの表明に、紅葉は「これ忘れていきますね」と椿の家にわざとハンカチを置いていきました。もう二度と会うことはない、と言っていた椿がそれをすっと受け入れたこともまた、心がじんわり暖かくなりましたよね。椿が美容院に忘れていった会社のIDカード、「忘れ物!」と椿の家に押し入る口実に使った美容院のポイントカード、紅葉がわざと椿の家に忘れたハンカチ、ゆくえがバスに忘れたボールペン、不思議なことに忘れ物がこの4人の縁をつなぎ、小さな友情が芽生え始めました。そんな中、椿の元嫁が「忘れ物をした」と椿の元にアポなし訪問。果たしてこの忘れ物はどんなストーリーの展開を見せるのか、次回に期待です。(やまとなでし子)
2023年10月26日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演するドラマ「いちばんすきな花」に、斉藤由貴が出演する。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。境遇や考え方も全く違う主人公たちが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていく。2話連続でドラマタイトルがXの世界トレンド1位になり、話題となっている。斉藤さんが演じるのは、主人公のひとり、夜々の母・沙夜子。4児の母である沙夜子は、末っ子で唯一の女の子である夜々に対し、ほかの兄たちより愛情が深いところがあり、“夜々はこういう子”だと自分の中で信じて疑わない。そのため、夜々には幼い頃から事あるごとに「女の子らしくしなさい」、「お友達と仲良くしなさい」と口癖のように言って育ててきた。社会人になり、親元を離れて暮らしている娘が心配で、時に干渉してくることも。そんなある日、夜々に新しく友達ができたことが気になる…。斉藤由貴今回の役について斉藤さんは「セリフだけを追いかけるとある種の毒親ですが、フラットなアプローチではなく、繊細に慎重に沙夜子を演じられたらと考えています」とコメントしている。なお本作は、「TVer」のお気に入り登録数が10月期放送の民放ドラマにおいて最速で100万を突破、第2話の見逃し配信も放送後5日で253万再生を記録した。第3話あらすじ(10月26日放送)残したままにしていた自分の荷物を取りに、春木椿(松下洸平)の家へとやってきた元婚約者・小岩井純恋(臼田あさ美)。荷物を送るなど気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかける純恋はそのまま家の鍵を返して帰っていく。一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、忘れ物を取りにいくことを理由に、椿の家に行くが、椿はまだ帰宅していなかった。椿に会いたかった紅葉はスマホを取り出して連絡をしようとするが、連絡先を交換していなかったことを思い出す。深雪夜々(今田美桜)は、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞く。少しうらやましくなった夜々はこっそりと自分のスマホに入っている連絡先を見るも、紅葉同様に、会いたいと思った相手の連絡先を聞いていなかったことに気づく。ある日、仕事の休憩中に、紅葉へメッセージを送ろうとしていた潮ゆくえ(多部未華子)。椿と夜々の連絡先を知っているか紅葉に聞こうとするも、何と送って良いか悩んでいると、小野寺学(菅原大吉)から、ゆくえに来客があると聞かされ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が出演するドラマ「いちばんすきな花」の第2話(10月19日放送)より、一ノ瀬颯が出演することが分かった。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにした、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という、境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ある出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていく。「騎士竜戦隊リュウソウジャー」で主演を務め、「ドクターX~外科医・大門未知子~」や「テッパチ!」などに出演した一ノ瀬さん。今作で演じるのは、主人公のひとりである椿の弟・楓。実家暮らしを続けながら、親が営んでいる花屋「フラワーショップはるき」の手伝いをしている彼は、周囲からいい人だと言われている兄の姿を見て、実際は“都合の良い人”に思われているのでは…と少し心配。そんなこともあり、婚約者と別れた兄の様子がいつも気になっている。一ノ瀬さんは「椿を、幼い頃から1番近くで、かつ客観的に見てきた楓は、どこか楽観的に見えつつも、芯をつくような言葉を発することがあります。そんな楓にも共感しながらご覧いただけたら幸いです!」とメッセージ。プロデューサー・村瀬健は「中でも、1話の感想で多いのが、“椿さんかわいそう、椿さんに幸せになってほしい”というものです。椿は今、日本で最も幸せを願われている男性の1人なのではないでしょうか。ドラマの中で椿に幸せになってほしいと一番思っているのが、楓です。誰よりも優しい兄・椿のことが大好きで、でも、誰よりも不器用な兄のことを誰よりも心配している弟、楓。その意味において、楓の目線は視聴者の皆さんの目線と一緒かもしれません。その楓役を、一ノ瀬颯さんに演じていただけることになりました。まさにこの役にぴったりの方だと思っています」と役を説明。そして、「生まれた時からずっと、誰よりも優しい男・椿と一緒に過ごしてきた彼もまた、誰よりも優しい男です。でも、そんな椿が損ばかりしてきたのを誰よりも身近で見てきたせいで、彼には、兄とは違う部分もあります。“花は好きだけど、花屋は嫌い”という兄の気持ちを知った上で、家業の花屋を手伝い続けている楓の本音がどこにあるのか?優しそうだけど、ちょっと何を考えているのかわからない雰囲気を持っている一ノ瀬さんが、きっと興味深く、面白く演じてくださることと思います。今後の展開と共に、ご期待ください」とコメントしている。なお、本作は初回無料見逃し配信が4日間(10月12日~15日)で200万再生を大きく突破(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)、「TVer」のお気に入り登録数もおよそ75万人に上り、注目度の高さがうかがえる。第2話では、オープニング映像を放送することも決定。ポスター撮影の際に撮られた主人公たちの写真を使用した、新たな取り組みとも言えるオープニング映像となっている。第2話あらすじ小学校の同窓会に参加した潮ゆくえ(多部未華子)は、当時仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。ある日、勤めている学習塾に、塾の生徒である望月希子(白鳥玉季)と同じ中学校に転校してきたという穂積朔也(黒川想矢)がやって来る。「教室移動がない教科は、好きです」と話す朔也にゆくえは昔の自分を重ね合わせる。コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまう。だが、紅葉が彼らを責めることは無い。春木椿(松下洸平)が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓(一ノ瀬颯)が出迎えた。椿の新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚をしないことを告げる。友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は、新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道、ほかの友人たちに感動している演技がうまいと言われてしまう。アパートに帰ると相良大貴(泉澤祐希)がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々は…。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日藤井風の新曲「花」が、2023年10月13日(金)にデジタルリリースされる。藤井風の新曲「花」ドラマ「いちばんすきな花」主題歌にデジタルシングル「花」は、10月12日(木)に放送がスタートするドラマ「いちばんすきな花」の主題歌として書き下ろされた楽曲。「物語の主人公たちに自分自身を重ねることで、今までにないほど真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえた」と藤井が語る待望の新曲は、ドラマの初回放送直後に配信開始となる。藤井風コメントこの物語の主人公達は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました。そしたら今までにないほど、真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえたような気がします。貴重な機会に心から感謝しています。どんな物語が待っているのか、彼らは何を見つけるのか、いち視聴者として、そして密かに仲間として、とても楽しみにしています。作品情報藤井風 新曲「花」(フジテレビ 2023年10月期 木曜劇場「いちばんすきな花」主題歌)デジタルリリース日:2023年10月13日(金)価格:250円<放映情報>フジテレビ系 木曜劇場「いちばんすきな花」10月12日(木)スタート(初回20分拡大)/毎週木曜22:00放送
2023年10月13日菜の花を見ながら走ろう早春の指宿路を駆ける「いぶすき菜の花マラソン」は、2024年1月14日(日)に鹿児島県指宿市で開催します。日本で一番早い時期に開催されるフルマラソン陸連公認コース走る市民マラソン大会です。制限時間は、他の大会に比べて長めに設定されているので初心者ランナーも完走が狙えます。開催概要開催場所は、指宿総合体育館、種目は、フルマラソン(42.195km)とファンランニング(12km)、参加費は、フルマラソンが10,000円、ファンランニングが5,000円です。制限時間は、フルマラソンが8時間、ファンランニング2時間です。観光名所を眺望しながら走るコースは、指宿市営陸上競技場周辺をスタートし、九州最大の湖「池田湖」、さつま富士と呼ばれる「開聞岳」など、指宿市内の自然や観光名所を巡ります。途中大小のアップダウンがある走りごたえあるコースですが、沿道には、黄色い菜の花畑が咲き誇り、一足早い春を感じさせてくれます。(画像は公式サイトより)【参考】※「いぶすき菜の花マラソン」の公式サイト
2023年08月04日焼いても、生のままでもおいしく食べることができるナスは、食卓で大活躍する食材の1つです。ナスが旬を迎える夏場の料理は、火を使わずに快適にすませたいもの。エバラ食品工業株式会社(以下、エバラ)のInstagramアカウントでは、火を使わず味付けも簡単なナスのレシピを紹介していました。『ジュワッとおいしい!簡単蒸しナス』同アカウントが紹介したのは、『ジュワッとおいしい!簡単蒸しナス』のレシピ。加熱には電子レンジを使い、味付けはエバラの商品『すき焼のたれ』のみという、手軽さが嬉しい一品です。用意する材料はこちら。【材料(2人ぶん)】・ナス2本・長ネギ6cmぶん・ミョウガ1個・『すき焼のたれ』大さじ2杯・水大さじ2杯まず、長ネギとミョウガをみじん切りにしましょう。ヘタを切り落として皮をむいたナスを耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをかけたら600Wの電子レンジで3分ほど加熱します。粗熱がとれたナスを縦4つに割り、半分の長さに切ったらボウルに入れます。そこに刻んだ長ネギとミョウガ、『すき焼のたれ』と水を加えて、軽く混ぜ合わせたら完成です!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る エバラ食品【公式】(@ebarafoods)がシェアした投稿 ナスは、皮をむいて切れ込みをいれておくと、たれがしっかりしみ込むといいます。冷蔵庫で冷やして食べてもおいしそうですね!火を使わずに電子レンジで加熱できるため、暑い夏でも快適に調理できるのが嬉しいポイントです。レシピを見た人からは、「電子レンジで作れるのが助かります!」「『すき焼のたれ』で味付けが完成するなんて魅力的!」などのコメントが寄せられています。電子レンジで作れる、夏の食欲をそそる簡単レシピ。今晩のおかずに作ってみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年07月21日主にランチや夕食などで、多くの人のお腹を満たしている、牛丼チェーン店『すき家』。その名の通り、牛丼のイメージが強い同店ですが、2023年6月6日午前9時より、夏季限定で『タコライス』のメニューを提供することを発表しました!『すき家』が夏季限定でタコライスを販売!『すき家』の『タコライス』は、炒めた玉ねぎなどの香辛野菜と、たっぷりのトマトを使ったソースが特徴。ゴロッとしたひき肉に、赤いんげん豆、枝豆、大豆を加え、食べ応えのあるソースに仕上げているといいます。好みで別添えのタバスコをかけると、さわやかな辛さが楽しめるのだとか。こだわりのソースと、上にのったシャキシャキのレタス、濃厚なチーズが口の中に広がって、おいしそうですね!『タコライス』は、ミニが税込み550円、並盛が税込み580円、大盛りが税込み610円です。『タコライス』また、『すき家』の牛肉を添えた『牛あいがけタコライス』、ガーリックと唐辛子を合わせた、特製フレークをトッピングした『ファイヤータコライス』も販売されます。『牛あいがけタコライス』『ファイヤータコライス』夏季限定の『タコライス』シリーズは、全国の『すき家』1944店舗で販売予定とのこと。SNSではすでに話題になっており、「おいしそう」「絶対に食べる」「楽しみ」などの声が上がっていました。販売終了予定は同年7月中旬とのことなので、気になる人は早めに食べることをおすすめします!『タコライス』ごはんミニ:550円、並盛:580円、ごはん大盛:610円(すべて税込み)『牛あいがけタコライス』ごはんミニ:750円、並盛:780円、ごはん大盛:810円(すべて税込み)『ファイヤータコライス』ごはんミニ:610円、並盛:640円、ごはん大盛:670円(すべて税込み)販売期間:2023年6月6日午前9時から同年7月中旬(予定)[文・構成/grape編集部]
2023年06月01日『ひとりでひけたよ! だいすきなピアノ』楽譜集全4巻の指導者用ガイド。指導書 ひとりでひけたよ!だいすきなピアノ1~4 レッスンガイド本書は『ひとりでひけたよ!だいすきなピアノ』楽譜集全4巻に収載された全50曲の各曲の「ねらい」や、子どもの意欲を高める「レッスンの進め方」「学べること」「練習方法」などを示した指導者用ガイドです。生徒がレッスンを楽しみながら、「音楽する力」を身につけることを目指します。『ひとりでひけたよ! だいすきなピアノ』シリーズは、だれでも弾ける楽しさを体験できるピアノ導入楽譜集です。併用楽譜集としてもお使いいただけます。鍵盤に置いた手を動かさずに、まずはメロディを両手で弾きます。手元を見ずに楽譜を見て弾く習慣を身につけることができ、指導者用伴奏に合わせても楽しめます。次に同じ曲で右手メロディ+左手伴奏のパターンで、ひとりで弾けるアレンジに挑戦します。お気に入りの曲は何度でも弾きたがるので、その意欲を伸ばしながら緩やかにレベルアップ、同じ音域で何度も弾かせることで音符読みの力も育てます。全ての音に指番号がついているので、家庭学習時にも正しい指使いで弾けるようになります。巻末には、1人でも複数人でも楽しめる演奏の仕方や小物楽器を使用した活用したアンサンブルなど、楽譜には書かれていないいつもとは違ったレッスン方法も紹介しています。歌いながら、お気に入りの曲が最初から両手で弾ける。子どもが「ひとりでひけたよ!」という満足感を味わえる、【お気に入りの曲=弾きたい=ひけたよ!】を実現できます。【収載曲】ぶんぶんぶん/げんこつやまのたぬきさん/てるてるぼうず/いとまきのうた/かえるのがっしょう/ほたるこい/ジングル・ベル/とんとんとんとんひげじいさん/ハイ・ホー/ハッピー・バースデー・トゥ・ユー/どんぐりころころ/大きな栗の木の下で/おおかみなんかこわくない/春がきたんだ/ドキドキドン!一年生/きらきら星/おちゃらかほい/ひらいたひらいた/うみ/ぞうさん/こいのぼり/たなばたさま/かたつむり/うれしいひなまつり/アルプス一万尺/あわてんぼうのサンタクロース/星に願いを/ロンドン橋/ゆき/たぬきのたいこ/虫のこえ/アイ アイ/ふじ山/こいぬのビンゴ/めだかの学校/かっこう/夕やけ小やけ/雪だるまつくろう/茶色の小びん/春の小川/さくらさくら/雨ふり/いるかはザンブラコ/うさぎ/まっかな秋/とんぼのめがね/いろんな木の実/はしの上で/ありがとうの花/BELIEVE-全50曲-商品詳細指導書 ひとりでひけたよ! だいすきなピアノ1~4 レッスンガイド定価:880円(10%税込)仕様:菊倍判縦/64ページ発売日:2023年3月14日ISBN:978-4-636-10529-2商品コード:GTP01100738 amazonにて好評発売中! : ★「だいすきなピアノシリーズ」特設ページだいすきなピアノシリーズ : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月14日ペーパークラフト作品を発信している、つついひなた(@TTI304)さん。Twitterに投稿した、とある作品に注目が集まっています。画用紙でできた『すき家』に驚き!注目が集まったのは「画用紙を使って『すき家』を作った」という、つついさんのツイート。すき家といえば、人気の牛丼チェーン店として広く知られ、「近所にある」「よく食べに行く」という人も少なくないでしょう。そんなすき家を、つついさんは画用紙だけで作り上げたというのです。すき家の外観を頭に浮かべながら、作品をご覧ください!画用紙ですき家つくりました pic.twitter.com/iAFnTUpg2k — つつい ひなた (@TTI304) February 24, 2023 これは完全にすき家だ…!レンガの壁や目を引く看板、店の裏側にある室外機など、細かい部分まで再現されています。画用紙だけで作ったとは思えないほどの、クオリティの高さに驚かされますね。紙ならではの温かみや柔らかな雰囲気も感じられ、つついさんの作品に、多くの人が魅了されたようです!投稿には、「すごい」「素晴らしいクオリティ」といったコメントが寄せられていました。・これはもう、すき家ですね。牛丼が食べたくなりました。・近所のすき家かと見紛うほどのすごさ。・天才を発見した。・全部が紙でできているなんて!すごすぎる。つついさんが画用紙で作った本物にそっくりな、すき家。見ているだけで、無性に牛丼が食べたくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月01日表紙・巻頭特集は、ドラマ「すきすきワンワン!」主演・岸優太のプレミアムロンググラビア&インタビュー。人を想い、信じる気持ちの先にあるもの。役柄とともに充実する心の内を、温もりのある眼差しとナチュラルなトークで明かす。株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2023年3月1日(水曜日)に、映画を中心としたエンターテインメントビジュアルマガジン『パーフェクト・メモワールJ Movie Magazineジェイムービーマガジン Vol.92』を刊行いたします。J Movie Magazineは、公正な心(Justice)と独自の視点(Judgment)で、 心躍り(Joyful)グッとくる(Just)映画、舞台、ドラマの情報をお届けします。「J Movie Magazine Vol.92」書影【表紙・巻頭大特集】ドラマ「すきすきワンワン!」表紙・独占グラビア&インタビュー岸 優太【豪華グラビア&インタビュー】菊池風磨 ドラマ「隣の男はよく食べる」桐山照史×福本大晴 ドラマ「ゲキカラドウ2」大西流星『わたしの幸せな結婚』作間龍斗 ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」中村嶺亜 ミュージカル「DADDY」今野大輝 舞台「明るい夜に出かけて」【新作映画&ドラマニュース】高橋恭平『なのに、千輝くんが甘すぎる。』岡田准一『最後まで行く』西畑大吾『忌怪島/きかいじま』木村拓哉 ドラマ「THE SWARM」萩原利久&八木勇征『劇場版 美しい彼~eternal~』【ステージレポート】横原悠毅 舞台「ダッドシューズ」【監督インタビュー】松居大悟監督×今泉力哉監督×三宅 唱監督 ドラマ「杉咲花の撮休」【好評連載】辰巳雄大のボクのMOVIE道…and more!概要雑誌名:パーフェクト・メモワールJ Movie Magazineジェイムービーマガジン Vol.92出版社:リイド社ISBN978-4-8458-6552-9ページ数:フルカラー104ページ判型:A4変型判発売日:2023年3月1日(水曜日)社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月01日幼い子供は、ちょっと目を離したすきでも、何をするか分からないもの。そのため親は、トイレを済ませる時もキッチンでご飯の支度をする時も、我が子の一挙一動に注意して過ごしています。スマホを勝手にいじった息子が?幼い息子さんを育てる、父親の犬犬(@inu_eat_inu)さんは、妻と我が子のやり取りを漫画化し、Twitterに投稿しました。息子さんからちょっとだけ目を離していた様子の妻。そのすきに、息子さんが勝手にスマホをいじっていたようです。妻がスマホを取り上げて画面を確認すると、まさかの誤操作が行われていました。昨日分の育児漫画です GO pic.twitter.com/NveqnBsmU9 — 犬犬(書籍&スタンプ発売中) (@inu_eat_inu) February 2, 2023 なんと息子さんは、タクシーが呼べるアプリ『GO』を開き、タクシーを手配していたのです!まさかの誤操作に、焦る妻。早く気付けたため、なんとかタクシーをキャンセルできたようですが、もし長時間息子さんから目を離していたら、タクシーが到着していたでしょう。犬犬さんの妻のように、我が子の行動で肝を冷やした経験がある親は多いようです。・長男が1歳か2歳の頃に、緊急通話からうまく119番に電話していたことがあります。心臓が飛び出るかと思うくらいドキドキしたわ。・我が子はスマホをロックしてるのに関わらず、検索から近くのホテルに電話する荒業を使っていました。子供は想像を超えたスマホの使い方をしますよね。・本当にあるある。私は職場の上司に、夜中3時に電話されました…。スマホは、SNSやインターネットの利用、キャッシュレス決済など、設定したりアプリをダウンロードしたりすれば便利な機能を追加できます。しかし、時にはその便利さが、思わぬ事態を招くことも。幼い子供が触っても問題がないようロックをかけるのはもちろんですが、パスコードを入れずとも利用できる機能もあるため、我が子の手の届かない場所に置くようにするのが得策かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年02月04日梅雨があけたら、いよいよ夏本番!気温もあがり、外出するだけでも体力を奪われる夏は、夏バテに気を付けたいところです。そんな夏場を乗り切るメニューが、ファストフード店『すき家』から登場します。『すき家』ニンニクの芽牛丼、ダブルニンニク牛丼が2022年も登場夏バテ予防に効果的とされるニンニク。すき家では、ラー油と唐辛子をベースとした刻みニンニクたっぷりの『すき家特製旨辛だれ』で和えたニンニクの芽を、牛丼にトッピングした『ニンニクの芽牛丼』が2022年6月22日から販売を開始しました。さらに2021年も好評だった『ダブルニンニク牛丼』が、2022年も登場!『ニンニクの芽牛丼』にフライドガーリックをまるごとのせた『ダブルニンニク牛丼』は、ニンニクの芽とほくほくフライドガーリックからあふれ出る旨味を、ピリ辛の特製旨辛だれで思う存分味わえる1品です。ニンニクたっぷりで、夏バテ予防が期待できそうな『ニンニクの芽牛丼』と『ダブルニンニク牛丼』。ピリッとした辛さが、さらに食欲をそそりそうです!価格は、『ニンニクの芽牛丼』の並盛が税込み550円、『ダブルニンニク牛丼』の並盛は税込み600円。なお、『ニンニクの芽牛丼』と『ダブルニンニク牛丼』は同年8月中旬までの期間限定です。夏の熱さを乗り切るため、ニンニクでパワーをチャージしましょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月23日ランチや夜ご飯として、多くの人のお腹を満たしている牛丼チェーン店の『すき家』。同店の看板は、赤い丼を背景に、白い文字で『すき家』と書かれたデザインが特徴的です。日頃から同店に足繫く通っているマナリス(@manarisu9475)さんは、友人から「自己主張の高すぎるすき家を見つけた」と教えてもらいました。一体何が、自己主張を高めていたのかというと…。友達に『めちゃくちゃ自己主張高いすき家あったよ!』って言われて写真見せてもらったら看板の量で想像の10倍自己主張が激しかった pic.twitter.com/GEk5wp2997 — マナリス@『激レアさん』に出演した人 (@manarisu9475) June 7, 2022 柱や入り口、矢印付きのものなど、敷地内のいたるところに同店の看板があります!写真に写っているだけでも、7個の看板を確認できますね。この店舗は、群馬県高崎市にある『すき家高崎緑町店』。同店を運営している、株式会社ゼンショーホールディングスの広報に、看板の数が多い理由について聞きました。この店舗は、2本の道路が交差した、三角州のような場所に建てられています。そのため、広報によると、「2018年のリニューアルの際に、どの方向からでもお店を見てもらえるように工夫した結果、看板の数を増やした」とのこと。看板の数に、戦略的な意図があったのだと思わされますね!看板が多すぎる店舗の外観に、「笑った」「二度見してしまった」といった反響が上がっています。・コラ画像かと思うくらいの看板の多さ!実際に見てみたくなった。・ガチで自己主張が強すぎて、お腹を抱えるくらい笑う!・「こんなに看板が多い店舗なんて本当にあるの?」と目を疑った…。すき家の看板を見ていると、段々と思ってきませんか。今日のご飯はすき家にするかぁ…。[文・構成/grape編集部]
2022年06月09日大人気マンガシリーズ、今回は作者はんなみ(@yowai_daihyo)さんの投稿をご紹介! 「元彼に浮気された話」第19話です。 前回は彼の連絡頻度が減り… 自然消滅を感じてしまうのでした… このまま終わってしまうのでしょうか…!?#19 元彼に浮気された話出典:instagramSNSを見ると…出典:instagramクロ確定…
2022年01月31日SNSで話題!クスっと笑っちゃうドイツ生活の日常を紹介!「@pandapanta0918」さんの「「ママだっふぃー」寝る前に息子に「だいすきだよ」と伝えると…?!【海外で子育て!ドイツ生活の日常日記】」を紹介します。異国の地ドイツでのおもしろエピソード…。子どもの記念すべき○○に気づかず、スルーしてしまうことってありますよね。ちゃんと子どもに反応してあげられなかったことに気づき、猛烈に後悔するのです…。お決まりルーティーン…いつものように…フリちゃんが…あぁぁ、気づけなかった…初めてフリちゃんが「ママ大好き」と言ってくれました♡でも、「だっふぃー」=「大好き」だと、すぐには気づけませんでしたね。フリちゃんが「ママだっふぃー」と言ったなら、「ママもフリちゃん大好き」と即座に返してあげたかった…。くぅ…後悔…。今回は「「ママだっふぃー」寝る前に息子に「だいすきだよ」と伝えると…?!【海外で子育て!ドイツ生活の日常日記】」をご紹介致しました!次回、「ママさま〜」泣いている息子は、的確にママの名前の呼び方を変えてきて…?!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(恋愛jp編集部)(イラスト/@pandapanta0918)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2021年12月20日女優の石原さとみが出演する、すき家の新CM「あたらしいカレー」編が、3日より放送される。新CMでは、家でリラックスする石原が笑顔で「ほろほろチキンカレー」を食べる姿を描いている。。「なにこの笑っちゃうくらい大きいチキン」と驚き、スプーンでほぐしながらチキンとカレーを食べて「んん~」と味わう幸せそうな石原の表情に注目だ。
2021年12月01日