お笑い芸人の小島よしおと、野原しんのすけがこのほど、マイナビを訪問し新入社員を激励、『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』(4月19日公開)をPRした。同作は、シリーズ27作目となる映画クレヨンしんちゃんの最新作。初めての新婚旅行でオーストラリアに出かけた野原一家だが、突然ひろしが消えてしまい、仮面族の村で花婿として差し出されていた。50年に一度、金環日食の日に花婿を差し出せばご褒美としてお宝が得られるという伝説の元に、仮面族VS世界中のトレジャーハンターVS野原一家の熾烈なひろし争奪戦が勃発する。本人役で出演する小島は、しんちゃんとともに東京中をまわり、ひろしを探していたという。マイナビではちょうど1日に入社した新入社員たちの研修が行われており、2人はひろしの姿を求めて研修に飛び込んだ。マナー研修を行っていた新入社員たちは、突然現れた2人に驚きの声をあげる。小島は「リアルに、"ひろし"いないかな?」とひろしという名前の新人を探すも、見つからなかった様子。せっかくなので……と代表者を指名し、社会人としての意気込みを言うこととなった。指名された新人が「このたび……」と話し始めると、小島は「固いよ固いよ!」と肩をゆすり、さらにはしんちゃんと小島が両側からお尻をこすりつける。新人代表は「このような洗礼をあびながらも、一歩一歩前に進んで、日本一の営業マンになりたいと思います」と宣言した。小島は「日本一の営業社員になるためには元気が必要だと思うので、元気が出るギャグを考えてきました!」と明かし、「頭にカンチョー! 元気出たぞ!」とギャグを披露。 「みんなでやったら連帯感が出るんじゃないかな?ご起立願います」とその場の全員を立たせ、「これからもしかしたら、自分がやりたくないことをやる場面が出るかもしれません。これがおそらく最初の場面なので、ぜひぜひ思いっきりやってください」と促す。その場の全員で一発ギャグを披露し、歓声の中で2人は去っていった。
2019年04月16日テレビ朝日系で大好評放送中のアニメ「クレヨンしんちゃん」。この度、7月6日(金)放送分から、主人公・野原しんのすけ役の声優が、新たに小林由美子に決定したことが発表された。いつの時代も、子どもから大人まで多くのファンに愛されてきた“嵐を呼ぶ”5歳の幼稚園児・しんのすけが、テレビアニメ放送開始の1992年から26年3か月間、声を担当してきた矢島晶子から、小林さんに引き継がれる。小林さんはこれまで「デュエルマスターズ!」切札ジョーや「鬼灯の冷徹」シロ、Netflixオリジナル「フラーハウス」のマックス役など、数々のテレビアニメや劇場アニメ、海外ドラマ、映画の吹き替えなどで、元気いっぱいの少年を演じている。小林さんは、しんのすけの声のオファーに関して、「今回このような大役を仰せつかり光栄と共に責任の重さを痛感する毎日です。この凡人ではとても思い付かないしんちゃん像を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱいです」とコメント。「力不足な部分は多々ありますが、『お任せください!』と胸を張って言うことが、並々ならぬ思いで、27年という長い間大切に育てていらしたしんちゃんを後に託すご決断をなさった矢島さんとスタッフの皆様、そしてずっと応援してくださっているファンの皆様への礼儀だと思っております。そのためにも矢島さんのしんちゃん魂をしっかり学び、1年でも早く皆様に慣れ親しんで頂けるしんちゃんになれるよう、日々精進していきたいと思います」と意気込みをあらわにした。小林さんがしんのすけの声を担当する「クレヨンしんちゃん」は7月6日(金)19時30分よりスタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年06月14日おませで陽気な5歳児・野原しんのすけが活躍する国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』。1990年に漫画連載がスタートし、1992年にアニメ化。その翌年から劇場版が毎年公開され、記念すべき25作品目『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』が4月15日にロードショー!今回は、本作で監督・脚本を務めた橋本昌和さんにインタビュー。『クレヨンしんちゃん』ならではの作品作りの過程から、意外と(!?)深いストーリーの背景まで、じっくりとお話を伺いました!■前作のヒットは関係なし!常に新しさを求める作品作り――『映画 クレヨンしんちゃん』は、今作で25周年。長い歴史がありますが、橋本監督が作品に携わった経緯を教えてください。「僕がクレヨンしんちゃん作品に関わったのは、2008年の『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』から。本郷みつる監督に『絵コンテやらない?』と声をかけていただいたんです。本郷さんとはよく一緒にお仕事をしていたので、どんなテイストで作品を作っているのかよくわかっていたこともあって、作品には入りやすかったですね。その後、『嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』(2011年)などを手伝った後、『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013年)で初めて監督をやりました」――お客さんとして観ていた作品に関わるというのはどんな気持ちですか?「不思議な感じがします(笑)。普通に観ていた作品なので、今度は僕が作り手になるんだって。オリジナルを立ち上げるのとは違う、特別な感じがありますよね。しんのすけのキャラクターは一本通っているものがあるけど、作品としてはバラバラ。“去年ウケたから、また同じことをやろう”ではなくて、“去年ウケたけど、今年は違うことをやろう”って。ヒットしてもしなくても、新しいことをやる。むしろ、今までやってないことをどれだけやれるかっていう現場なんですよね。似たような作品が続くことがないので、25年やってきても古い感じがしない。それは、変わらない部分がありつつ、時代に合わせて変わっていっているからというのもありますね。初期の作品を観ると、今まで気付かなかった新しさがある。もちろん作品としての決まり事はあるけれど、監督をやる時にも『こういう作品なので、引き継いでください』というのは、まったく言われませんでした」■しんのすけが言うからこそ、心に響く名言の数々――しんのすけは25年間5歳のままですが、キャラクターとして変わってきたところはありますか?「(しんのすけ役の)矢島晶子さんは、昔に比べて今のほうが早口になっているとおっしゃっていました。昔より時代のテンポが早くなっていたり、情報量が増えていたりっていうのもあるかな。お客さんからはあまり変わっていないように見えて、台詞もニュアンスが変わってきているはずです。そうでないと、違和感が出てきているんじゃないかと思いますね」――橋本監督から見て、変わらないところはどこですか?「やっぱり、しんのすけのキャラクターですね。斜に構えたというか、ものすごく受け身なんです。事件が起きても、別に解決しなくていいじゃんって。それが主人公だっていう特殊さがありますよね。主人公が成長しないのが大前提みたいな(笑)。しんのすけのキャラクター性作品を作る上で大きな軸になっているし、それさえ守れば毎回まったく違うことをやっても、しんちゃん作品になるんです」――しんちゃんには、名言が多いとも言われていますね。「そうですね。常に平常心だから、たとえば『オレは正義だ!』みたいなヤツが出てきても、『本当にそうなの?』って冷静に言える。常に等身大の目線を忘れないので、怪しい人が出てきても『それはおかしくない?』って、自然に言えるキャラクターなんです」――しんちゃんが言うからこそ、響く部分がある気もします。「しんのすけは特別なヒーローじゃなくて、どちらかと言うと我々側の人。5歳、いわゆる子どもとっいう身近なポジションにいるから、観ている人も、自分たちが頑張っているっていう気持ちになれるのかなと思います」――大人にしか、絶対わからないような台詞やギャグもありますよね?(笑)「そうですね(笑)。もともと原作が青年誌というところがあるので、大人向けのギャグも多い。そのテイストと子どもに向けの部分をうまくミックスしていると思います。絶対子どもにはわからないギャグが入っていても、作り手に『子どもにはわからないからやめましょう』って言う人はいないんですよ。むしろ、みんな自分がおもしろいと思うものを入れたがる(笑)。もちろん子どもを意識しているので大人向けの作品にはならないけれど、子ども子どもした作品にはしていません」――それって、クレヨンしんちゃん特有のことかもしれませんね。「バカバカしい部分とまじめな部分をごっちゃにして作ることが許されているというのがおもしろいですよね。ケツを出すみたいなギャグと、現代社会の風潮とかを同時に入れることに誰も違和感を持ってないっていう(笑)。観る方も、“しんちゃんだし、そういうものかな”と思うし、作る方も、『今回のテーマは…』というまじめな部分と、『ここでお尻を出しましょう』というギャグの部分を同じレベルで話しているので(笑)」――(笑)。では、しんちゃんの映画だからこそ難しいところはありますか?「一番難しいのは、しんのすけのキャラクターを動かすこと。セオリー通りに動かないですからね。いつも平常心で、感情的に『よし、行くぜ!』と盛り上がっていく感じがないので、どうしたら最終的にしんちゃんになるんだろう…という難しさがあります。あとはテレビシリーズが続いている中で映画をやっているので、たとえば“みさえとひろしが離婚しました”というエンディングにはできない。映画としては変化があるほうが作りやすいけれど、日常から始まって日常に戻らなくてはいけないんです。さらに、そこにしんのすけという変わらないキャラクターがいる。なので、どう変化をつけて、ドラマを盛り上げていくかということを毎回悩みますね」■ “逃げ出してもいいんだよ”…映画を通して伝えたいメッセージ――『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』では、なぜこのテーマを選んだのですか?「宇宙人との関わりの中で、野原家の寛容さが出るといいなというのがありました。自分たちとは全然違う生物が来たときに、『まぁ、いっか』と受け入れちゃう心の広さを出したいな、と。最近の排他的な世の中に対して、野原家は全然違うんだという魅力を伝えたかったんです」――目的地にたどり着くまでにも、野原家らしい行動がたくさんありますね。「基本的に、まっすぐ目的地に向かう人たちじゃないんですよね(笑)。お風呂なんて入らなくても良いし、お弁当も食べている場合じゃないんだけど、日常の中ではとても大切なこと。目的地にまっすぐ進んで事件が解決するのではなくて、無駄に思えることの積み重ねが、最後に起こる事件を解決する糸口になったらいいなと」――なるほど。シリリのお父さんも謎が多いですよね。悪人ではないのかな?とは思うのですが…。「『世界を支配してやる』という、いわゆる悪人ではないんですよね。完全に悪人であれば倒せば良いだけの話ですが、そんなにわかりやすい悪って日常生活にはあまりいなくて。一般的には良い人だと思われているけど、自分にとっては苦しい存在という見えにくい悪のほうが、実際には多いんです。そういう人に対して、時には逃げ出してもいいし、距離を取らなきゃいけない時には離れたほうがいいんだと、リアル過ぎずに描きたかった。だからシリリの父は“映画的な悪人”ではなくて、“日常の中によくいる悪”みたいなものに寄せたいなというのがありました」――逃げ出してもいいという感覚は、今作を作る上で考えたことですか?「そうですね。野原家って、すごく良い家族じゃないですか。でも現実的には家族で悩んでいる人もいる。だから、そういう人にとって“家族って最高!”ということだけでは辛いだろうなって。家族の問題は、身近だからこそ回避できない重さみたいなものがあるんですよね。野原家は、みんな意外と自分勝手。しんのすけは自分の行きたいところに行っちゃうし、ひろしは家族を守るとていう責任感はあるけど、キレイな女性に会うと鼻の下を伸ばしちゃう。でも、お互いに個性を認め合って信頼しているという距離感が、野原家の良さだと思うんです。逆にシリリは、“お父さんの言うことを守るのがいい家族だ”という縛りのキツいちょっと古い日本の家族という気がします。野原家の良さがそれで引き立つということもあるし、悩んでいる人には、そこから離れてもいいんだよと伝えられたらと思っています」――では、橋本監督が今後のクレヨンしんちゃんに望むことはありますか?「今後、僕がしんちゃん作品にどう関わるかというのはまだわからないことなので一ファンとしてですが…この後もずっと続いてほしいです。大袈裟にいうと、また25年後が観てみたい。これから先も、しんちゃんの映画を見返せば“あの時代はこうだったな”とか、世の中の変化が見えてくることもあると思うし、これからも守りに入らないで時代に合わせて好き勝手やっていってほしいですね。どんどん変わっていくことが、おもしろさでもあると思うので」――最後に、パパ・ママ・子どもたちへのメッセージをお願いします。 「しんちゃん作品の良いところは、親世代と子ども世代が楽しめる部分がひとつになっていること。とくに今回は親子の会話に繋がる題材だと思いますし、親子で笑うところが違うので、情報のやりとりみたいなこともしてもらえたら嬉しいですね。あとは、単純に笑ってほしいという気持ちもあります。最近くだらない映画ってあまりないんですよね。バカバカしいことができる作品は、作り手としても貴重なもの。僕はバカバカしいのが好きなので、ただただ楽しんでもらえればいいなと。作品を観て笑ってもらえれば、基本的にはそれで十分だと思っています!」「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」4月15日(土)全国東宝系公開■原作:臼井儀人(らくだ社)■監督・脚本:橋本昌和 ■製作:シンエイ動画・テレビ朝日・ADK・双葉社■声の出演:矢島晶子 他公式HP: 文/nakamura omame
2017年04月14日『映画クレヨンしんちゃん』25周年記念作品として、来年4月に公開される『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』。この度、しんのすけと、謎の宇宙人“シリリ”がシリ合ったティザービジュアルが解禁された。ある日、野原家に宇宙人がやってきた!その名は“シリリ”。シリリの謎のビームにより、ひろしとみさえは25歳若返り子どもの姿に!大人に戻るためには、日本のどこかにいるシリリの父親のもとに行かなければならないという…。子ども野原一家はシリリをしんのすけのオシリに隠し父親を捜しに日本縦断の旅へ出る!しんのすけ――オシリ、封印!!果たして野原一家はもとの姿に戻れるのか――!?監督・脚本を手掛けるのは、シリーズ23作目『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~』で興行収入22. 9億円を突破、シリーズ最高興収を記録した橋本昌和。本作は、ある日やってきた新キャラクター宇宙人シリリと、宇宙規模のおバカしんのすけが劇中で大暴れするストーリー。シリリの声を務めるのは人気声優・沢城みゆきだ。今回到着したのは、しんのすけとシリリが出会ったシーンが描かれているティザービジュアル。「その夜ふたりはシリあった。」という、“しんのすけのシリ封印”、“シリリ”、“おシリ合い”をかけた、しんちゃんらしい秀逸なコピーが印象的な一枚となっている。『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』は4月15日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月09日