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株式会社ふじさきファーマーズLABOは、青森県産ふじりんご果汁を使用した、RINGO FUJI YOKAN(りんごふじようかん)の販売を、ふじさき食彩テラスオンラインショップで開始しました。RINGO FUJI YOKAN(りんごふじようかん)についてRINGO FUJI YOKAN(りんごふじようかん)の果汁はりんご「ふじ」発祥の地、青森県藤崎町に昭和16年に創業した「青森リンゴ加工」様の「ふじ」単一品種の濃縮果汁を使用しております。砂糖は、大阪の鴻商店様の砂糖を使用し、ゆっくり約2週間の時間をかけて結晶させたこだわりの砂糖です。通常の砂糖と異なり“鋭い甘さ”と“後味が残らない甘さ”が特徴となっております。香料も青森県藤崎町産ふじりんごを元にオリジナル香料を開発し、ふじ品種の果汁感たっぷりな部分と酸味の部分のバランスのある香りに仕上げております。2023年の販売開始からふじさき食彩テラスでの販売のみで累計20,000本を販売しており、地域の新たなお土産として販売当初から高い評価をいただいております。■RINGO FUJI YOKAN(りんごふじようかん)の製品概要・原材料:砂糖(国内製造)、白生あん、りんご濃縮果汁、寒天/香料、(一部にりんごを含む)・内容量:52g(1本あたり)・販売価格:1本 350円(税込)・販売者:株式会社ふじさきファーマーズLABO青森県南津軽郡藤崎町榊和田65-8・製造者:都製餡株式会社 滋賀工場滋賀県東近江市五個荘山本町573-8■ふじさき食彩テラス概要所在地: 〒038-1216青森県南津軽郡藤崎町榊和田65-8(JR北常盤駅から車で約5分)TEL : 0172-65-3660FAX : 0172-65-3945営業時間: 9:00~18:00 (12月~2月は~17:00)定休日: 8月13日 午後、12月30日 午後 および 12月31日~1月4日(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2025年01月10日11月8日に映画『ライオン・キング:ムファサ』の応援上映会が開催され、尾上右近、松田元太(Travis Japan)、MARIA-Eら超実写プレミアム吹替版声優が登壇し、作品の魅力を語り尽くした。多くのファンたちが待つ会場に最初に登場したのは、本作の超実写プレミアム吹替版にて主人公ムファサ役を務めた尾上右近。盛大な拍手で迎えられた右近は、「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。「手洗い・うがいをしっかりして、(体調には)お気を付けくださいね」と会場に集まったファンたちを気遣った。本作のヒットを受けて、「公開するまで夢のようでしたが、たくさんの方から感想の声をいただき、皆さんの目に届いていることを実感する日々です。歌舞伎の人間は休みが少ないのですが、周囲の先輩方の中にも31日や元旦に観てくださった方もいて。大ヒットも嬉しいですし、何より、自分が主役を担当させていただいた作品を多くの方にご覧いただけて嬉しいです」と反響の大きさを喜んだ。そんな右近が演じたのは、前作『ライオン・キング』で息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。彼と、彼の命を奪ったスカー(タカ)の若き日を描く本作では、かつて血のつながりをこえて“兄弟の絆”でむすばれていたふたりの“衝撃の秘密”が明かされる。自身が演じたムファサについて、右近は「ひとりぼっちになってしまったところから、いろんな経験をしていくんです。メスライオンとも関わりがあって、タカのお母さんにもいろんなことを教えてもらったムファサは、包容力と判断力がある。柔らかい部分と強い部分が同居していて、器の大きいライオン。それが王になる所以なんじゃないかなと思います」と魅力をアピール。続けて、「サラビに対しては秘めた思いがありましたが、“タカのために”と思ってやったことが、知らず知らずのうちに、自分の魅力に繋がってしまい、サラビと通じ合う。そこが未来の『ライオン・キング』に通じていくんです」とも話した。そのムファサが、冷徹な敵ライオン・キロスから群れを守るため、タカと共に新天地を目指す中で、後の妻となるサラビと仲を深めていくシーンにも注目してほしいと語る。そこへ、サラビ役の超実写プレミアム吹替版声優を務めたMARIA-Eも駆けつけた。ムファサの魅力について問われたMARIA-Eは、「圧倒的王者の器。そして、立ち姿もとても好き。女性は惚れてしまうような存在ですよね」とコメント。右近は、「ムファサは器の大きさや前に進む力がある一方で、支えてあげたいと思わせたり、母性本能をくすぐったりするような隙もある。そういうところが、サラビは惹かれるのではないですかね。そしてサラビは、完全ではないムファサに気づきを与えてくれたりする存在で、そんなサラビにムファサは惹かれていくのではないかと思います」とコメント。「互いに補い合っているような」(MARIA-E)、「これが夫婦の理想の形ですよね」(右近)とも話し、ムファサとサラビの関係性が、『ライオン・キング』にも繋がる重要な要素なのだと付け加えた。ムファサとサラビに纏わるトークが盛り上がったところで、物語の中で、次第に惹かれ合っていくムファサとサラビの想いを歌った劇中歌「聞かせて」を、右近とMARIA-Eが生歌唱。静かに心を通わせ合う劇中のムファサとサラビかのように、時折見つめ合いながら、美しいハーモニーで観客たちを魅了した。「何度でも一緒に歌わせていただきたいと思う曲。自分の孤独を打ち明け、サラビと出会えた喜びを表現する、多幸感溢れる曲。歌っていてもあったかい気持ちになりました」(右近)、「顔を合わせて歌うのは、これが2回目ですが、全然歌い足りないです!何回でも歌いたいです!」(MARIA-E)と笑顔をみせた。余韻が冷めやらぬ中、会場内に突如、「オレに兄弟はもういない溺れていたお前を助けてやったオレが今、溺れもがいているこの怒りは決して忘れない」と不穏なセリフが響き渡り、ムファサの弟タカ(後のスカー)役の超実写プレミアム吹替版声優を務めた松田元太(Travis Japan)が観客席の方から登場。黄色い歓声があがった。松田演じるタカといえば、両親とはぐれ孤児となってしまったムファサを群れに引き入れたライオンの王子。そして後にスカーとなり、ムファサの命を奪うこととなる。そんなタカの魅力について、松田が「後にスカーと呼ばれるタカは、可愛らしさを持っていますが、グラデーションというか、闇落ちしていくところが魅力」と語る。MARIA-Eは「不器用ですよね。そこが愛らしいというか、どこか憎めない。みんなに愛されるキャラクターなんですよね。そこからの闇落ちに興奮しますね。カッコ良いし、萌えポイント」とコメント。右近も「純粋で、真っすぐで。“回線が3つしかないのかな?”というくらい、いろんな方法を知らないライオンなのですが、そこが良い!」と同調し、「“げんげん(松田)”も、闇落ちしそうになったら言ってね!(笑)」と笑顔でコメント。松田が「言います!」と即答し、会場を笑わせた。次第に悪に転じていく難しい役どころを演じた松田は、タカを演じる上でのこだわりを「可愛らしい一面もありますが、スカーになる瞬間だったり、変わっていく過程はより大事に声で演じたいなと思いました。世界中の『ライオン・キング』ファンや、ディズニー作品を愛している方に“傷”をつけないように。皆さんがスカー状態(闇落ちしたスカーの状態)にならないように、大事に、丁寧に、演じさせていただきました」と話す。そんな松田の演技を、MARIA-Eは「声の表現の幅がすごい。普段の声は特別低いわけではないのに、この音域の広さ。歌から繋がっているんですかね」と大絶賛。右近も「心がこもっているのが伝わってきますよね。“げんげん”は以前、誰よりもタカに寄り添ってタカに愛情があると言っていたが、本当にその通り!技術だけではなく、気持ちを注ぐことをやり切ったんだなと。“げんげん”の違う一面にびっくりされると思いますよ」と称賛。続けて、「もう1回闇落ちボイスを聞かせていただきたいですけれども……みんなも聞きたいですよねー?」と目を輝かせ、ムファぶり(=ムチャぶりの意)。突然のフリに驚きの表情を見せつつも、松田は瞬時に役に入り込み、「俺には何もないムファサが全てを奪った」と本編にも登場するセリフを披露。繊細なタカというキャラクターを“声”だけで見事に表現した松田のギャップ溢れる姿に、会場中が拍手喝采。松田が「ムファぶり緊張するよ~先に言ってくださいよ!」とリアクションすると、右近は「良かったよ!!」と松田の演技力の高さを称賛した。会場内が熱気に包まれる中、続いてMARIA-Eが、「(最後に“兄弟の絆”を感じるあの曲、聞きたいですよねー?」と右近と松田にさらに“ムファぶり”。ふたりは、これまでイベントやTV番組などでも繰り返し歌ってきた劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を生歌唱。本物の兄弟かのように仲睦まじかった頃のムファサとタカを思わせる息の合ったパフォーマンスに、観客たちもノリノリの手拍子で応対。イベントの締めくくりに相応しい大きな盛り上がりをみせた。歌の感想を問われると、「新年良い幕開けになりました。良い年になること間違いなし。楽しかったね。今日はいつもと違って、大人な感じだったよね」(右近)、「僕も同じこと考えてた!ムファサとタカみたいに、この曲を歌うたびに、僕たちの絆も強くなっているのを実感します」(松田)と、引き続き息ぴったり。それぞれ「歌舞伎の準備するときにも聞いています」(右近)、「ライブの日、シャワー浴びるときにも聞いてます」(松田)と、楽曲への愛をアピールし合った。最後に3人それぞれ、映画を楽しみにしているファンに向けて、「愛を持ってたくさんの方に届けられるよう、自信を持って挑戦しました。個人としても勉強になった部分がたくさんありましたし、改めてディズニーが大好きになったし『ライオン・キング』もより大好きになりました!あったかくて切ない『ライオン・キング:ムファサ』をたくさんの方に観てほしいです」(松田)、「他人ごとってないんだよということを強く伝える作品です。それをムファサが身をもって知っていて、みんなに気持ちを共有していくことで、世界が少しずつ変わってひとつになる。そして、その役を担ったムファサは王になっていく。新たな年を迎えた今、背中を押してくれる最高のエンターテインメントです。もう観た方にはもう1度観ていただきたいですし、観ていない方は“なにやってんの?!”と言いたいくらい、たくさんの方に観ていただきたいです!」(右近)と、メッセージを贈り、イベントは終了した。<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』公開中公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2025年01月09日俳優の大沢たかおが7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】大沢たかおのオフショット公開に「何しても絵になる」ショッピングバッグを持ち、街中を颯爽と歩く大沢の最新ショットが話題になっている。歩きながら何かを呟いているが音声がないため、「音声欲しいね」や「擬似デートしている気分になれるので嬉しいです」などの声も。カッコ良すぎる大沢にファンもメロメロのようだ。 この投稿をInstagramで見る Takao Osawa(@osawa_takao.official)がシェアした投稿 この投稿には2.3万を超えるいいねが寄せられている。
2025年01月08日歌舞伎俳優の尾上右近が12月20日(金)から公開になるディズニーの最新作『ライオン・キング:ムファサ』の超実写プレミアム吹替版で、主人公ムファサの声を演じている。歌舞伎の世界はもちろん、近年は映画出演も増え、着実にキャリアを重ねている右近は、ムファサの声を演じる中で、これまでの自身の活動の中で得た感覚に通ずるものを感じたようだ。1994年のディズニー・アニメーション『ライオン・キング』、2019年の超実写版『ライオン・キング』は大ヒットを記録しただけでなく、世代を超えて愛され続けている。「僕も昔からずっと観てきましたし、ディズニー作品の中でも好きな作品です。アニメーション版は今年がちょうど30周年ですが、僕もいま32歳ですから“ほぼ同年代の作品”として共に育ってきた感覚があります。物語的にも“伝統を受け継ぐこと”を描いた作品ですから、自分の身に重ね合わせて観ることも多かったですね。ですから、なじみの深い作品ではありましたが、本作のオーディションを受けるにあたって、改めて観て、オーディションの結果によっては自分が演じることになると思うとやはり違った感覚がありました。オーディションの準備ために観ているはずなんですけど、この作品のことがさらに好きになったのを覚えています」オーディションを経て、右近が主人公を演じることになったが、ムファサといえば、『ライオン・キング』に登場する誰もが慕い、憧れる王だ。日本版での大和田伸也の名演はいまも愛され続けている。「ですから、最初に大和田さんにお会いできたのは本当にありがたかったです。その想いを引き継ぐ気持ちになりましたし、大和田さんという大きな存在の実感をつかめないまま演じるのではなく、お会いできたことで大和田さんという存在をちゃんと実感できた。そうなるとプレッシャーは感じなくなるんです」とはいえ、本作に登場するムファサは、大和田が演じた威厳のある王ではない。右近が演じるムファサはまだ若く、兄弟の絆で結ばれたライオンのタカと行動を共にしている。幼い頃に両親とはなればなれになり、タカたちの群れに身を寄せるも、どこか孤独や故郷への想いが消えない若きムファサの姿は新鮮だ。「初めての役を演じる時、初めての体験をする時に悩むこともあるわけですが、歌舞伎の世界にはかつて僕と同じ体験をした方、僕と同じように“初めて”を体験した方がたくさんいて、そういう方の姿を見たり、お話を聞いたりすると『ああ、誰もが初めての時は自分と同じだったんだな。だったら、そんな焦らなくても大丈夫かもしれない』と少しホッとしたり、自分の励みになることがあります。本作の物語を観ていると、その感覚と少し似たものを感じるんです。ムファサもいきなり王として生まれてきたわけではなく、孤児になってしまったムファサがいろんな経験をして、最終的には僕たちが知っているあの“王であるムファサ”になっていく。興味深いのは、ムファサには出世欲はないのに、周囲が彼の行動を見て『ムファサを王に』と思うようになることです」尾上右近の考える“王の条件”実際の収録では通常の映画撮影とは違い、すでに存在している映像、キャラクターの表情や動きを観て、決められた秒数で演技をしなければならない。「画面から影響を受けて演じないと、その気持ちにコミットできないですし、キャラクターに寄り添えません。でも収録では画面に常に数字(タイムコード)が出ていますから、どうしても数字に目がいってしまう(笑)。最初は慣れなくて、画面を観る余裕がなくて苦戦しましたね。でも、慣れてからは、キャラクターを観る、画面を観ることで気持ちがちゃんと向かっていく。それができるようになると楽しいですし、自分なりにですが、掴めた感覚はありました」すでに存在している演技や動きに“合わせる”かたちで演技をする吹替えは、非常に高いレベルの技術を要するが、歌舞伎俳優はこの世界に映像が誕生するずっと前から、先代やすでに活動している俳優の演技をそのままコピーしたり、すでにある動きを観て、合わせながら演じて自分の色や演技を重ねてきた。「確かにそうなんです。そのことは最初の段階で気づいていました。実際にモノにするには少し時間がかかりましたが、慣れてくると確かに似てる部分があると感じました。歌舞伎の世界ですと“すでにそこにあるもの”を踏襲することや、カタチがあるものの中に入っていくことは普通で、むしろそれに慣れすぎているために他の演技のお仕事で戸惑うぐらい。ですから、まず画があって、そこに自分が入っていって……という吹替えのお仕事は歌舞伎と似ている部分があるんです。古典の場合ですと演出家がいない場合もありますけど、今回は監督が導いてくださいましたし、正しいジャッジをしてくださって。たくさん助けていただきました」ムファサは兄弟の絆で結ばれたタカと共に壮大な冒険に出かける。しかし彼は孤児で、王の血を引いているのはタカの方だ。なぜ、我々が知っている王ムファサは生まれたのか?右近は「ムファサはその考えや哲学も含めて、王になるべくしてなったのだと思う」と分析する。では、質問。時代によって変化はするが、現代において“王の条件”とは何だろう?「そうですね……いちばん面倒なことを率先してやる人ではないですかね。でも、その姿が楽しそうに見える人 (笑)。一番しんどいことをやっているのに、苦労してなさそうに見える人じゃないでしょうか」ムファサは無欲で、仲間のために行動し、いつしか周囲から愛されて王になっていく。これはあくまでも筆者の意見だが、ムファサが王になるべくしてなったのなら、尾上右近はムファサを演じるべくして演じたのではないだろうか。「僕も権力に対する欲はまったくなくて、とにかく歌舞伎が好き、演じることが好きで、歌舞伎のためになるなら歌舞伎の主役もやりたいと思っています。だからその点ではムファサとなんとなくではあるんですが、重なり合うと言いますか、感じる部分はあるんです」映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.撮影:源賀津己ヘアメイク:Storm(Linx)スタイリスト:三島和也(Tatanca)
2024年12月16日12月20日(金) に公開される映画『ライオン・キング:ムファサ』より、超実写プレミアム吹替版の声優を務めるムファサ役の尾上右近、タカ役の松田元太、キロス役の渡辺謙の声を収録した本編映像が公開された。本作は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王の若き日の物語。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーとの幼き日の出会いだった。孤児から偉大な王へ変わっていったシンバの父・ムファサと、王子から“ヴィラン”へと変貌することとなるタカ(後のスカー)。ふたりの“兄弟の絆”に隠された驚くべき秘密が明かされる。公開されたのは、若き日のムファサとタカが冷酷な敵ライオン“キロス”率いる群れに追いつめられるシーン。キロス率いるライオンの群れが森を荒々しく駆け、川の流れが激しい岩場を走るムファサとタカ。「泳いで逃げよう」と焦るタカにムファサは森に戻って戦うことを提案し、意見が食い違ったまま足を止めていると、舞い立つ砂埃の中から全速力でガゼルが逃げていく。すると、砂埃の中から群れを引き連れたキロスが登場。「俺の息子を殺したのはどっちだ?」という問いかけに、「逃げられない」と観念し「僕だ。あっち(タカ)は野良だから見逃してやってくれ」とタカだけは逃がそうとするムファサ。だが、間髪入れずにキロスの側近メスライオンのアマラとアクアが、タカが王家の血を引くライオンであることをキロスに告げる。キロスは「血には血を……」とタカに向けて不敵な笑みを浮かべるのだった。2匹はこの窮地をどうやって脱するのか?物語の続きが気になる緊迫感あふれる本編映像となっている。『ライオン・キング:ムファサ』本編映像<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年12月09日江崎グリコの「アイスの実」シリーズから、新作フレーバー「アイスの実<濃密りんご>」が、2024年12月9日(月)より全国発売される。“ふじりんご果肉”使用の「アイスの実<濃密りんご>」「アイスの実」は、1粒ずつに素材の味わいを“ギュッと”凝縮したひとくちジェラートとして、長く愛されるロングセラーアイス。2024年冬に向けて、旬を迎えるりんごを主役にした新作フレーバー「アイスの実<濃密りんご>」がラインナップに加わる。特徴的なのは、りんご果汁・果肉を60%使用した濃い味わい。中でも、国産のふじりんご果肉を5%用いており、濃厚な甘みと香り、つぶつぶとした食感を楽しめる。口に入れた瞬間、華やかなりんごの香りが広がり、まろやかな甘さとすっきりとした後味を感じられる。【詳細】「アイスの実<濃密りんご>」発売日:2024年12月9日(月)価格:184円前後【問い合わせ先】グリコお客様センター(フリーダイヤル)TEL:0120-917-111
2024年12月07日2019年に公開された超実写版『ライオン・キング』、『美女と野獣』『アラジン』を超えてディズニー映画で世界歴代No.1ヒットを記録しました。お子さんと一緒にご覧になったママも多いのではないでしょうか。そんな『ライオン・キング』のはじまりの物語となる『ライオン・キング:ムファサ』が、いよいよ12月20日(金)に全国公開されます。尾上右近さん(ムファサ役)&松田元太さん(タカ役)が歌う劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」初披露イベントの様子、映画の予告編も公開中日本では「超実写プレミアム吹替版」の公開が決定! 主人公ムファサ役に歌舞伎俳優の尾上右近さん、タカ役に7人組グループ「Travis Japan」の松田元太さん、さらに冷徹な敵ライオン・キロス役に俳優の渡辺謙さんという、演技力と歌唱力を最高レベルで兼ね備えたキャストが集結。クオリティの高さ、キャストも見ごたえ十分、見逃せない1本です。\ ここに注目 /1. 毛の1本、葉の1枚までこだわり抜いた高精細なデジタル映像、実写と見分けがつかないほどの臨場感!2. 日本だけのプレミアム吹替版、ムファサ役:尾上右近さんとタカ役:松田元太さんの美声にも注目見ごたえPoint-1実写と見分けがつかないほどの臨場感!『ライオン・キング:ムファサ』は、主人公シンバの父、ムファサの若き日の物語。王ムファサがどのように“大地と生物を統べる王”になったのかを紐解く、『ライオン・キング』の原点となる作品です。両親と離れ、孤児となった幼いムファサは、王の血筋をひくタカ(※若き日のスカー)と出会い、群れに受け入れられると、やがて2頭は血のつながりをこえて兄弟の絆で結ばれるようになります。王の血筋を受け継ぐ“弟”タカ(左)と、自身の力で、孤児から王となる運命を切り拓くムファサ(右)。そんなある日、ムファサに恨みを持つ強大な敵・キロスの脅威にさらされたムファサとタカは、仲間たちを守るため、“約束の地・ミレーレ”を目指して過酷な冒険の旅へ。ムファサとタカの旅を執拗に追いかけるキロス。ムファサとタカの旅は、想像を絶する苦難と予想外の出来事の連続に。2頭は仲間を守れるのか、王になるはずだったタカは、なぜムファサとシンバの宿敵“スカー”と呼ばれるようになったのか? そして幼いムファサが偉大な王になるきっかけとなった“運命的な出来事”とは果たして? そのすべてがついに明らかになります。監督を務めるのは、『ムーンライト』でアカデミー賞® 作品賞や脚本賞に輝いた実績を持つ新世代の映画作家バリー・ジェンキンス。また、ディズニー作品には欠かせない珠玉のミュージカルナンバーを手掛けたのは、『モアナと伝説の海』(2017)や『リトル・マーメイド』(2023)でも知られる巨匠リン=マニュエル・ミランダ。2019年の『ライオン・キング』公開時に観客を驚かせたリアルかつエモーショナルなデジタル映像はさらに進化。前作に続きハリウッド最高峰の映像制作スタジオMPC(ムービング・ピクチャー・カンパニー)が全制作に参加し、毛の1本、葉の1枚までこだわり抜いた高精細なデジタル映像に、豊かなアニメーション表現、エフェクト技術を組み合わせて、実写と見分けがつかないほどの臨場感で魅了します。日本だけのプレミアム吹替版にワクワク!尾上右近さん(ムファサ役)と松田元太さん(タカ役)の兄弟愛映画の公開に先駆けて行われたイベントにムファサの声を務める尾上右近さんと、タカの声を務める松田元太さんが登壇。会場に集まった多くのファンに盛大な拍手で迎えられました。「けんけん」「げんげん」とお互い呼び合う2人は息ぴったり。さすが“兄弟”といいった絆を見せてくれました。血のつながりを超えた絆を築いたムファサとタカの声優を務めた2人は、初共演とは思えないほど和気あいあいの様子。お互いの印象について右近さんは「直接会う前から、げんげんのことは知っていたけど実際に会ってさらに好きになりました。リスペクトしてくれ、気遣ってくれ、甘えてくれ、信じてくれる。この関係値に非常に感謝しています」とコメント。松田さんは「初めてご挨拶したときに“けんけん”って呼んだら、“げんげん”って呼んでいい? と言ってくださったんです。すごく明るくて優しくてユーモアがある素敵な先輩、そしてお兄ちゃんというふうに感じて、より大好きになりました。日々大好きを更新しています」と素直な思いを語りました。さらにこの日、2人は劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を初パフォーマンス。何度も目を合わせながら息ぴったりに歌いあげました。初パフォーマンスを終えた2人は「歌を通じて、お互いの存在をより強く感じられました」(右近)、「ムファサとタカの絆を感じるし、映画を楽しみにしてくれているファンの方との絆も感じられて嬉しかったです」(松田)とコメント。2人の歌唱が終わると会場からはアンコールの嵐が! すると観客の期待に応え、無邪気なライオンのように飛び跳ねながら歌う右近さんと松田さん。2人のサプライズ演出に、会場は大歓声に包まれました。そして2人から、映画の公開を待つファンに向けてメッセージも。「いつかディズニーのお仕事をするのが夢でした。僕もディズニーからすごく愛や希望や夢をもらっていた“いちファン”だったので、今回この作品に出会えて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。『ライオン・キング:ムファサ』のタカとして、ムファサ役のげんげんと一緒に、皆さんに愛を届けられたらいいなと思っています」(松田さん)「『ライオン・キング』は30周年で、僕も今32歳と同年代。一緒に育ってきたという想いがあります。もともとディズニー作品は好きだったのですが、実は僕が歌舞伎俳優を目指したきっかけも鏡獅子というライオンの演目だったこともあり、『ライオン・キング』は特別な存在でした。僕の人生もライオンから始まっているので、今回ディズニー作品でもライオンの役を務めさせていただくことがとても嬉しいです」(右近さん)イベントの最後では本作の大ヒットを祈願し、ムファサとタカにちなんだ招き猫ならぬ“招きライオン”が登場! 2人は仲良く“ガオーポーズ”で撮影に応じ、大盛況でイベントは幕を閉じましたキング・オブ・エンターテイメントとして話題の『ライオン・キング:ムファサ』。スクリーンで見るのがおすすめの大迫力の作品です。この冬、お子さんと映画館に行ってみてはいかがでしょうか? 「ライオン・キング:ムファサ」超実写プレミアム吹替版2024年12月20日(金)劇場公開『ライオン・キング:ムファサ』© 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.2024年2月20日(金)全国劇場にて公開 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2024年11月21日ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』の日本版声優を務める歌舞伎俳優の尾上右近と、「Travis Japan」の松田元太が11月12日(火)、劇中歌お披露目イベントに出席し、兄弟の絆を歌い上げる楽曲「ブラザー/君みたいな兄弟」を生歌唱した。右近が若きムファサ、松田がタカ(若き日のスカー)を演じている本作。劇中歌「ブラザー 君みたいな兄弟」は、ずっと兄弟が欲しいと願っていたタカが、両親と生き別れになった孤児のムファサに出会い、仲良く大自然の中を走り回りながら「君みたいな兄弟が欲しい」「兄弟は最高」と歌い上げるアップテンポな楽曲で、作曲はリン=マニュエル・ミランダ(『モアナと伝説の海』『リトル・マーメイド』)が担当している。尾上右近一緒にアフレコを行うことは叶わなかったが、ふたり揃ってのプロモーションを通して、すっかり意気投合。お互いを「ケンケン」(右近の本名は岡村研佑)、「ゲンゲン」と呼び合い、劇中のムファサ&タカと変わらぬ“兄弟の絆”を見せつける。イントロが始まるや、ふたりはステージの上で躍動。呼吸の合った歌唱パフォーマンスで、会場を沸かせると、司会者からは「ぜひ、もう1度!」とアンコールの“無茶ぶり”も。右近は「これが“ムファぶり”ですね」と苦笑いだったが、ふたりは1回目以上にノリノリで同じ楽曲を熱唱した。松田元太、尾上右近右近は楽曲について、「これからも一緒だよという、絆を感じてもらえる曲」だと説明。松田は「兄弟の絆を大事にしながら、ハモリの部分を大切にした」と歌唱のこだわりを明かし、「ライオンになった気分で、ずっとエキサイティングだった」と会心の笑顔だった。右近も松田も、『ライオン・キング:ムファサ』が初めての声優起用。右近は「セリフをしゃべる秒数が決まっているので、最初は集中し過ぎて、秒数に縛られた」と苦労を告白。それでも「“型”があって、それに入っていくのは歌舞伎も同じ。だんだんと楽しくなり、(不慣れだった)最初に録音したセリフを撮り直させてもらった」と確かな手応え。一方の松田も、「自分のカラーを大事にしながら、タカがスカーになる段階を、より丁寧に演じさせていただいた」と達成感を示していた。写真撮影には、招き猫ならぬ“招きライオン”がステージに登場。映画のヒットを祈願していた。“招きライオン”『ライオン・キング』に登場するムファサの幼き日から始まる『ライオン・キング:ムファサ』(バリー・ジェンキンス監督)。息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)との幼き日の出会いだった――血のつながりを越えて、兄弟の絆で結ばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅に出る。ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された、驚くべき“秘密”とは?『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ライオン・キング:ムファサ 2024年12月20日より全国にて公開© 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年11月12日歌舞伎俳優の尾上右近とTravis Japanの松田元太が12日、都内で行われたディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)のイベントに登場し、互いへの思いを熱く語った。本作は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと、後にスカーとなる若き王子タカの、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。超実写プレミアム吹替版で主人公ムファサ役を尾上右近、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)役を松田元太が務めた。右近は「とにかくうれしいです。松田元太“げんげん”と皆さんの前で、しかも歌唱も披露できるということで、興奮と緊張と感動と、ワクワクが止まらない状況です」と心境を述べ、続いて松田が「僕自身も“けんけん”(右近)とお仕事させていただく上で、兄弟役ということもあって、すごくワクワクドキドキ、ウキウキ、ハピハピ……いろいろ織り交ざっています」と言うと、右近は「上を行くのはやめていただきたい」とツッコんで笑いを誘った。今回の作品をきっかけに初めて出会ったという2人だが、すでに息ぴったり。右近は「先日お会いしたばっかりなんですけど、取材が10時間近くあったのですっかり仲良くさせていただいて、今日は2度目とは思えない感じで」と話し、松田が「めっちゃ会えてうれしいです!」と満面の笑みを見せると、右近も「めちゃくちゃうれしいです!」と声を弾ませた。初対面の時の印象を聞かれると、右近は「僕にもすごいリスペクトを持ってくれるし、いろんなことを気遣ってくれるし、そして甘えてくれるし、信じてくれているというのがすごく伝わって、大好きだし、僕も信じられるからムファサでいられるし、この関係値で一緒に何かやるということができるので非常に感謝しています」とコメント。松田は「ありがとうございます」と喜び、「初めてお会いしたときに“けんけん”から『“けんけん”って呼んで』『“げんげん”って呼んでいい?』と言ってくださって、本当にお兄ちゃんな感じがして、すごく明るくて優しくてユーモアがあって素敵な先輩、そしてお兄ちゃんだなと感じたときに、より大好きになって、今、日々大好きを更新しています」と右近への思いを熱く語ると、右近も「僕も負けてない! 更新している」と話した。そして、松田が「昨日のインスタも拝見させていただいたんですけど」と切り出すと、右近は「コメントしてくれてね。個人的に連絡しようと思ったんだけど、さすがにちょっと気持ち悪いかなと思って遠慮した次第です」と打ち明け、松田も「僕も迷いました」と笑っていた。この日は、兄弟の絆を歌う劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を初披露し、力強い歌声で会場を魅了。観客から大きな拍手が沸き起こった。
2024年11月12日歌舞伎俳優の尾上右近とTravis Japanの松田元太が12日、都内で行われたディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)のイベントに登場し、劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を初お披露目した。本作の超実写プレミアム吹替版で主人公ムファサ役を演じる尾上右近と、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)役を演じる松田元太。右近は「とにかくうれしいです。松田元太“げんげん”と皆さんの前で、しかも歌唱も披露できるということで、興奮と緊張と感動と、ワクワクが止まらない状況です」と心境を述べ、続いて松田が「僕自身も“けんけん”(右近)とお仕事させていただく上で、兄弟役ということもあって、すごくワクワクドキドキ、ウキウキ、ハピハピ……いろいろ織り交ざっています」と言うと、右近は「上を行くのはやめていただきたい」とツッコんで笑いを誘った。今回の作品をきっかけに初めて出会ったという2人だが、すでに息ぴったり。右近は「先日お会いしたばっかりなんですけど、取材が10時間近くあったのですっかり仲良くさせていただいて、今日は2度目とは思えない感じで」と話し、松田が「めっちゃ会えてうれしいです!」と満面の笑みを見せると、右近も「めちゃくちゃうれしいです!」と声を弾ませた。この日は、兄弟の絆を歌う劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を初披露し、力強い歌声で会場を魅了。観客から大きな拍手が沸き起こった。右近は「非常によく歌えたと思います。歌を通じてより存在を確認して強くなれる自分がいるので、やっぱり歌って素敵だなと思います」としみじみ。松田も「ムファサとタカの絆も感じましたし、『ライオン・キング:ムファサ』のファンである皆さんとの絆も確かめられて幸せでした」と語った。するとここで、司会者から「もう1回聞きたい」とムチャぶりが。2人は「一球入魂ですから」「後日」と言うも、「歌いますか!」と受け入れ、松田が「これがムファぶりですか!?」と言うと、右近は「これがいわゆるムファぶりですね」とニヤリと笑った。そして、2回目は1回目以上に動き回って躍動感たっぷりにパフォーマンスし、「楽しかった」と満足そうな表情を見せた2人。会場は大盛り上がりとなり、司会者も「2人のミュージカルを見ているような気持ちでした」と感嘆していた。アニメーション映画として1994年に誕生し、映画賞、音楽賞を総なめにした『ライオン・キング』。2019年には超実写版『ライオン・キング』が公開され、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる16.6億ドルを記録した。最新作となる超実写版『ライオン・キング:ムファサ』は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと、後にスカーとなる若き王子タカの、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。
2024年11月12日東京・日本橋のお茶と海苔の専門店「山本山 ふじヱ茶房」から、新作メニュー「山本山 海苔だく茶漬け」が登場。2024年10月1日(火)より提供される。はまぐり出汁の「山本山 海苔だく茶漬け」が日本橋に山本山は、1690年創業の“日本最古の煎茶商”と称されるお茶と海苔の老舗。そんな山本山のお茶とおにぎりを掛け合わせた新業態「お茶漬けおにぎり 山本山」の看板メニューである「山本山 海苔だく茶漬け」が、新作メニューとしてアレンジされ、日本橋に上陸する。最高級海苔×自家製合わせ出汁「山本山 海苔だく茶漬け」には、山本山の中でも最高級の有明海苔「にほんばし」を贅沢に使用。1口食べると、“パリッとした”食感と徐々に溶けていく柔らかい口当たり、豊かな海苔の香りが口の中に広がる。国産はまぐりを主役に昆布と鰹節を加えた自家製合わせ出汁をかけることで、海苔の旨みを最大限に味わうことができる。また、磯の風味香るバラ干し海苔に加え、海ブドウをトッピング。さらに、季節ごとの副菜3種と薬味2種も添えられているので、最後まで多彩な食感と味わいを楽しんでみてほしい。【詳細】「山本山 海苔だく茶漬け」2,400円発売日:2024年10月1日(火)~場所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1階営業時間:物販 10:30~18:30、喫茶 11:00~18:00(L.O.16:30)、持ち帰り弁当 11:00~18:00(L.O.16:30)※定休日 日本橋髙島屋S.C.に準ずる【問い合わせ先】TEL:03-3271-3273
2024年10月03日俳優・大沢たかおのInstagram投稿が大きな話題を呼んでいる。【画像】「9年振りの…」新木優子と大沢たかおがanan表紙を飾る投稿された写真には、バスローブ姿の大沢が写っており、ファンからは「セクシーで素敵」「横顔が最高」「こんなにバスローブが似合うのは大沢たかおと舘ひろしだけ」といった熱いコメントが続々と寄せられている。「水も滴るいい男」「胸筋の暴力」といった独特な表現でその色気を称える声も多く、「無料で見ていいのか」と興奮気味の反応が目立つ。また、撮影されたロケーションについても関心が寄せられ、まるで映画のワンシーンのような雰囲気がファンの心をつかんでいる。 この投稿をInstagramで見る 大沢たかお(@osawa_takao.official)がシェアした投稿 大沢たかおの魅力あふれるショットにファンは釘付けの様子だ。
2024年09月30日大ヒット映画『プリティ・ウーマン』が待望のミュージカル化!9月に日本初上演となるミュージカル版の魅力を歌舞伎俳優・尾上右近が語った。1990年に劇場公開され、日本をはじめ世界中で大ヒットを記録した映画『プリティ・ウーマン』。ロサンゼルスを舞台に、リチャード・ギア演じる敏腕ビジネスマンのエドワードと、ジュリア・ロバーツ演じる無邪気なコールガールのヴィヴィアンが織りなす恋物語は多くの観客の心を熱くして大ヒットを記録した。その『プリティ・ウーマン』のミュージカル版が日本初上陸する。2018年に初演され、ニューヨークのブロードウェイとロンドンのウエストエンドで上演された本作は、多くのハリウッド映画の脚本を手掛けるJ.F.ロートンと映画『プリティ・ウーマン』を手がけたゲイリー・マーシャルが共同で脚本を担当、グラミー賞に輝くアーティスト、ブライアン・アダムスが初めてミュージカルの楽曲を手がけたことも話題に。ミュージカル日本上陸を前に、8月24日に東京・TOHOシネマズ立川立飛にてミュージカル初上陸を記念した立飛グループ創立100周年記念事業PRESENTS映画『プリティ・ウーマン』招待上映イベントが開催された。歌舞伎役者・尾上右近がトークショーに登壇し、映画版、そしてミュージカル版の魅力などのトークを展開。そのイベント直後に、あらためて『プリティ・ウーマン』の魅力と見どころについて語ってもらった。映画が公開されたのが1990年。1992年生まれの尾上にとっては、生まれる前の作品ということになるが「公開から34年くらい経っている作品ですが、人とのつながりや関わり方という部分においては現代にも通じるものを感じました。そういう意味で、“時代を選ばない作品”と言いますか、すごく新鮮に見ることができました」と、色褪せない魅力があると再認識したという。尾上はトークショーの中で「なぜこれをミュージカルにしてなかったんだろう?と思いました」と語ったが、大ヒットした映画の後、ミュージカル化されるまで長い年月が流れている。「ミュージカル化されて、それが日本でも上演されることが嬉しいですね。映画の中で2人がオペラ鑑賞するシーンがありますが、舞台人のひとりとして、ミュージカルでもそのシーンに期待しています。劇中劇をどのように表現するのか興味があります」と大きな期待を寄せている。さらに「映画でも音楽が印象的な使われ方をされていましたが、ミュージカルだとより“音楽”が重要になってくると思うのです。映画ではセリフとして言葉を交わしますが、ミュージカルの場合は歌で表現しますから、ミュージカル版の中から名曲として残っていく曲もたくさんあるのではないでしょうか」とミュージカル版独自の“音楽”にも注目していると語った。最後は「映画を観た人はもちろん、観てないという方もミュージカル版を楽しめると思います。生の舞台ならではの空気感だったり、そのときにしか味わえないものがありますのですごく楽しみです」という期待を込めたメッセージで締めくくった。ブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』は、2024年9月11日(水) から16日(月・祝) まで東京・新国立劇場 オペラハウスで、9月18日(水) から23日(月・休) まで東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)で上演。ほか、10月には大阪での上演も予定されている。<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』【初来日公演】日程:2024年9月11日(水)〜9月16日(月・祝) 8回公演会場:新国立劇場 オペラパレス【立川公演】日程:2024年9月18日(水)〜9月23日(月・休) 8回公演会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN【チケット】S席:16,000円A席:12,000円B席:9,000円公演公式ホームページ:
2024年08月26日凛とした空気をまとう和の空間で、至極の日本料理を提供一皿ごとのおいしさと巧みな構成が光る『おまかせコース』日本料理の醍醐味にひたれる趣向がすみずみにまで凛とした空気をまとう和の空間で、至極の日本料理を提供上質な和の設えが、落ち着いた雰囲気を演出東京メトロ 銀座駅から新橋方面へ徒歩5分。【銀座ふじた】は、ビルの2Fという隠れ家的雰囲気も魅力の日本料理店です。大人の街・銀座にふさわしい、凛とした佇まいの店構え。和の風情漂う静やかなアプローチが、これから始まる美食の時間へと誘ってくれます。日本の侘びさびを体現したような、凛とした空間店内にあるのは、檜の一枚板カウンターのみ。ここに6席がゆったりと配され、店主の華麗な手さばきを間近に眺めながら、季節の滋味に富む料理をコースで楽しむことができます。本聚楽土の塗り壁と一本の掛け軸、料理をやさしく照らす灯りなど、内装や設えの一つ一つにまでこだわりを感じさせる空間です。一皿ごとのおいしさと巧みな構成が光る『おまかせコース』品書きは、完全予約制の『おまかせコース』一本。店主の故郷・福井県の旬食材と全国の上質素材を組み合わせ、季節の移ろいを五感で楽しめる詩情豊かな日本料理を提供してくれます。その中から、特にオススメの3品をご紹介します。『お椀』季節の贅沢食材とこだわりのだしが美しく調和した上品な味わい福井県の名水と、最上質の昆布と本枯れ鰹節を用いて、数日間水出しでひいただしが決め手の『お椀』。季節の最高峰食材の旨みを引き立てながら、豊かな香りとまろやかな口当たりが、幸福感を届けてくれます。『黒毛和牛シャトーブリアンの焼き物』最高級和牛をはじめ、時季に応じて鴨、猪肉も登場コースの焼き物として、和牛の最高級部位や希少肉を使った料理が登場。写真は、シャトーブリアンの旨みと食感を、絶妙な火入れで最大限引き出した逸品です。季節によっては、北陸産の鴨や猪などの肉料理が提供されることも。『鮪の赤身漬け』〆ご飯の満足感と旨みの余韻をさらに高めてくれるコース終盤を彩るのが、炊き立て羽釜ご飯。最高級の鮪を絶妙な塩梅の漬けに仕上げた『鮪の赤身漬け』と一緒にいただけば、満足感が大きくアップすること間違いなしの至極のおいしさです。日本料理の醍醐味にひたれる趣向がすみずみにまで料理のおいしさをさらに引き立てる多彩な器にも注目器や調度品も、和の真髄を追求した一級品ばかり。長年かけて店主が集めた名陶や漆器が、料理に合わせて惜しげもなく使われ、美しい盛り付けに彩りを添えてくれます。次はどんな器で出てくるのかも、楽しみのひとつです福井の地酒をはじめ、ワインやシャンパーニュも充実極上の日本料理には、極上の日本酒を合わせていただきたいもの。【銀座ふじた】では、福井県の名蔵元・黒龍酒造の地酒を軸に、季節の滋味と調和する銘酒が取り揃えられています。黒龍酒造の『石田屋』『二左衛門』などのプレミアム酒に加え、最高峰のシャンパーニュも用意。大切な記念日や祝いの席にも、よく似合います。大人の本格和食デート、記念日のディナーに訪れるご夫婦や、海外からのゲストを招いての接待などのシーンも多いという【銀座ふじた】。まさに、大切な人と寄り添いながら、日本料理の奥深さを堪能できる一軒。ここぞという時に、ぜひ足を運びたい大人の隠れ家です。料理人プロフィール:藤田雅之さん1975年、福井県生まれ。父親が営む飲食店で多彩な食材と料理に親しんで育ち、音や香りなど、五感で仕上げる調理技を早期に身につける。福井で自分の店を持ち活動後、都内の名店でさらに研鑽を積む。2022年4月、【銀座ふじた】を創業。料理人としての道を探求し続けるとともに、丁寧な仕事で季節の滋味に富むコースで多くのゲストを魅了している。銀座ふじた【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】60000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年08月06日大ヒット上映中の映画「キングダム」シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』から、大将軍・王騎(おうき)を演じる大沢たかおさんと、摎(きょう)を演じる新木優子さんが登場!これまでベールに包まれてきた王騎の過去と、謎の人物・摎の秘密が明かされる最新作『キングダム 大将軍の帰還』。これまで全作に登場している王騎役の大沢たかおさん、そして今作が初登場の摎を演じた新木優子さんにシリーズを振り返ってもらった。大沢たかおさん(以下、大沢):映画『キングダム』のお話をいただいた当時、漫画やアニメが原作の作品を実写化することに対する風当たりが強かったんですよ。だから『キングダム』はある意味、これで失敗したら後がないという崖っぷちからのスタートでしたね。なかでも王騎は特異なキャラクターで、彼こそが映画化のキモだとプレッシャーをかけられていました。つまり僕が生命線だと(笑)。王騎というキャラクターがこの作品にとってどれほど重要な役なのかは僕自身も理解していましたし、至らない部分もあったとは思うけれど、僕ができることは限界までやって、あとは観る方に委ねようという感じでしたね。新木優子さん(以下、新木):私は1作目を劇場で観ていて、映画としての魅力をすごく感じた作品だったので、オファーをいただいた時はうれしかったです。戦わなければいけない時代を生きる摎は武力的な強さはもちろん、心の強さも持ち合わせています。原作でも彼女の芯の強さを一番に感じたので、それをしっかり表現できたらいいなと思いながら演じました。劇場で観ていた時から壮大なスケールの世界にのめり込める臨場感が魅力だなと感じていたんですが、私たちが着る衣装や馬具など、細やかなところにまで気を配られていて、まるでその時代を本当に生きているような感覚になりました。演じるみなさんも本気で目の前の相手に向き合っていて、だからこそ観ていて映像の中に入り込んだような気持ちを味わえるんだなって。大沢:出演者もスタッフも、全員のエネルギーが強い作品だよね。その頃は、もし、この映画が成功したらシリーズ化しようという話はあったけど、まだ続編の話はなかったんです。それよりも、いま撮っている映画をいいものにしたいという想いが強かった。それが強烈な熱を生んでいるんでしょうね。原作がいいのはもちろんだけど、原作を超えるには人間の“生”のエネルギーしかない。とにかくみんなが必死に戦っていました。だから新木さんや吉川(晃司)さんみたいに、途中から撮影に参加した人にとってはやりにくいんじゃないかなと最初は心配していたけれど、前作までを観て自分なりの想いや情熱を現場に持ってきてくれたので、そこは感謝しかないですよね。新木:私が撮影に参加した時、監督、プロデューサー、出演者、スタッフの全員が一つのチームとして、いい映画を作るんだという同じ目標に向かって戦っているのを感じました。アクションシーンや馬に乗るシーンでは、私ができるようになるまで手取り足取り教えていただきました。プロフェッショナルなみなさんに、チームの仲間としてあたたかく迎え入れていただいたのがうれしかったです。1作目を観た時、長澤まさみさんが演じる楊端和(ようたんわ)がとても印象に残ったんです。美しくて、魅力的で、映画を観終わった後にも強い印象を残す。そんな存在感を私も摎として残せたら、というプレッシャーと、今まで明かされなかった王騎の過去に触れる役どころなので緊張感を持って撮影に臨みましたが、現場でお会いした大沢さんが王騎そのものだったので、私も摎としてスムーズに『キングダム』の世界に入り込めました。大沢:摎はこの映画にとって本当に大事な役どころだったから、新木さんが引き受けてくれてよかった。王騎にとって摎という存在は彼のすべてだったから。現場で対面した新木さんは摎そのものだったし、その姿を見て僕もうれしかった。何よりホッとしました。今までがんばってきたことが報われたな、と思わせてくれました。新木:そんなふうに言っていただけて本当に光栄です。王騎って将軍としても武人としても強くて、誰にも負けたことがない。でも今回、そんな王騎の過去が明かされて、彼が強くいられる理由が実はすごく人間らしくて、繊細であることがわかるんです。あれほど怪物的な強さを持つ王騎も人間なんだなと感じるシーンが今作ではたくさん見られます。信(しん)が王騎と一緒に馬を駆りながら想いを受け継ぐシーンは観ていてグッときましたし、王騎という将軍の人としての強さ、血も涙もある人間らしさを今作では強く感じました。大沢:王騎のセリフにもあるように、何万もの軍勢を従える将軍という立場はそれなりの経験と、いろんなものを背負わないとたどり着けないものだと思うんですよ。六大将軍と言われるほどの存在に誰もが簡単になれるわけではないですから。たった1人で、一瞬にして国を滅ぼすことができるほどの武力を持っていますからね。逆に、王騎さえ倒せば、とみんなが躍起になるような存在でもあるんです。だから将軍というのは、一般人から見たらある意味、異次元の存在なんだろうなと思います。新木:『キングダム』は、諦めない人たちが集う物語だと思うんです。成し遂げたいことだったり、自分が得たい何かがあることで、自分自身が強くいられるし、何回でも立ち上がることができる。私自身にもそう思わせてくれた作品なので、今作を観てくださる方に、どんなことにも立ち向かっていける力強さを感じ取っていただけたらと思います。大沢:『キングダム』というのは信がいろんな挫折を経験しながらも、そんな逆境を乗り越えて自分の夢に向かって突き進む姿を描いた作品ではありますが、実は、人は誰しもひたむきにがんばっているんですよね。今作で何度も絶体絶命に陥る信は、それでも諦めずに最後まで前を向いて生き続けます。そんな彼の熱とエネルギーはきっと観ている人に届くだろうし、観た人は元気になって劇場を出てくるだろうなと信じています。『キングダム 大将軍の帰還』シリーズ史上最高スケールで描かれる二人の男の因縁の戦い。野営地にたった1人現れたほう(※广に龍)煖によって飛信隊は壊滅状態に。ほう(※广に龍)煖は9年前、大将軍・摎を討ち取り、その直後、王騎に死の寸前まで追い込まれた男だった。王騎に復讐する機会を狙っていたほう(※广に龍)煖は李牧の誘いに応じて秦の侵攻に手を貸し、ついに二人は再び相まみえることに…。初めて明かされる王騎の過去、そして王騎が嬴政に告げた先々代の遺言とは?秦と趙、国の存亡をかけた一戦を圧倒的なスケールと熱さで描いたシリーズ集大成。©原泰久/集英社©2024 映画「キングダム」製作委員会おおさわ・たかお3月11日生まれ。1995年の映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』をはじめ、ドラマ『星の金貨』、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、ドラマ『JIN‐仁‐』など長きにわたり活躍中。ニット¥35,200(ザ ヴィリディアン TEL:03・5447・2100)シャツ¥47,300(ワングラヴィティ/エストネーション TEL:0120・503・971)その他はスタイリスト私物あらき・ゆうこ1993年12月15日生まれ。『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』、ドラマ『六本木クラス』『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』など話題作に多数出演。ドレス¥68,200(アキラナカ/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)イヤカフ¥30,300リング¥41,700(共にトムウッド/トムウッド 青山店 TEL:03・6447・5528)※『anan』2024年8月7日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・黒田 領(大沢さん)髙野夏季(HITOME/新木さん)ヘア&メイク・神川成二(大沢さん)中山友恵(新木さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2024年08月05日東京・日本橋のお茶専門店「山本山 ふじヱ茶房」から、夏季限定かき氷「煎茶」が登場。2024年8月1日(木)より期間限定で、平日に発売される。「山本山 ふじヱ茶房」から“煎茶”の夏季限定かき氷「山本山 ふじヱ茶房」は、東京・日本橋にて元禄三年(1690年)に創業した老舗・山本山が手がけるお茶専門店。江戸で初めて「青製煎茶」を販売して以降、江戸随一の茶商として知られるようになる。その後六代目・山本嘉兵衛が「玉露」を発明し、昭和期には「海苔」の販売をスタートさせた。近年では、新業態の「お茶漬けおにぎり 山本山」をJR新宿駅構内にオープンするなど多方面で人気を博している。そんな山本山の旗艦店「山本山 ふじヱ茶房」にて、平日14時より販売している夏季限定メニューのかき氷に、新たなフレーバー「煎茶」が仲間入り。山本山の煎茶「川根茶」を独自の手法で抽出したオリジナル“煎茶”シロップを使用したオリジナルフレーバーとなる。香り高く濃厚な味わいを閉じ込めたシロップをかけた氷には、徳島県産の柑橘「ゆこう」の果汁を使用したジュレをイン。さっぱりとした後味の、爽やかな1品に仕上げた。定番「抹茶」や「ほうじ茶」のかき氷も定番フレーバーの「抹茶」や「ほうじ茶」も販売。いずれも夏季限定のメニューなので、気になる人はぜひ店舗を訪れてみて。【詳細】「山本山 ふじヱ茶房」夏季限定かき氷発売日:2024年8月1日(木)~期間限定場所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1階営業時間:物販 10:30~18:30、喫茶 11:00~18:00(L.O.16:30)、持ち帰り弁当 11:00~18:00(L.O.16:30)定休日:日本橋髙島屋S.C.に準ずるメニュー:・かき氷「煎茶」単品(ほうじ茶付き) 1,800円・かき氷「抹茶」単品(ほうじ茶付き) 1,800円・かき氷「ほうじ茶」単品(ほうじ茶付き) 1,800円※土日祝を除く平日14:00~提供。※メニュー内容は仕入れ状況により変更になる可能性あり。【問い合わせ先】TEL:03-3271-3273
2024年08月05日映画『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)の公開初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督が登場した。同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。前作「運命の炎」から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。○映画『キングダム 大将軍の帰還』王騎将軍役の大沢たかおと、摎役の新木優子謎多き武将・摎を演じ、今作に初参加した新木。「撮影現場に入るまでは、原作のファンの方も映像のファンの方もいらっしゃって、私がいただいた摎というキャラクターをどうやって演じていこうという不安でいっぱいな中、撮影現場に入って大沢さんと対峙した瞬間に、不安がほどけていくような存在の偉大さというか、現場を包んでくれるあたたかさというか、まさに王騎のような。皆さんと監督と一緒に前線で引っ張っていってくれているような気持ちになって心強かったなあ、というのを覚えてます」と振り返る。さらに新木は「王騎がどれだけ摎のことを思っていてくれていたのか、あれだけの大きさの思いと知らないままいなくなってしまってはいるんですけど、私自身も試写会で見た後に『伝えてあげたい』というか。思いの強さ、人としての温かさ、思いやりの気持ちがこんなに強い人っているんだなと。演じられているのが大沢さんだからこそ、あの雰囲気で、王騎の存在が大きなものになったんだなと思いました」と大沢の存在を語った。王騎将軍役の大沢は「新木さんが引き受けてくれると聞いた時に何よりも嬉しかったし、何年間も摎のシーンをずっと望んでいた」と念願だったという。「『キングダム』には優しいシーンがすごく少なくて、やるかやられるかが多かったので、僕自身不安もあったんですけど、彼女が本当に摎としてそこにいてくれて頼もしかったし、何より引き受けてくれて感謝してます。自分のイメージどころか、それ以上にすばらしい摎を演じてくれて、王騎としても『この人を失うのだったら、あそこまでの怒りが出るだろうな』というのを、彼女と芝居をした後に考え直したりしたので、自分を作る上では大切な人だなと改めて感じています」と熱い言葉。新木も「すごく嬉しいです、じわっと実感して。ありがとうございます」と互いに感謝していた。
2024年07月13日尾上右近が2015年より続けている自主公演「研の會」。彼が未経験の役柄に挑むファン垂涎の公演だが、第八回となる今回は、『摂州合邦辻』と『連獅子』を上演する。キャスティングまで右近がこだわり抜いて決める「研の會」、今回も思い入れが詰まっているようで……。意気込みと思いをたっぷりと語っていただいた。客席で寝ている人を見つけて嬉しかった――昨年は劇場を、長らく上演していた国立劇場小劇場から浅草公会堂に移しての公演でした。緊張感はありましたけど緊張はせず、リラックスしてできました。それほど出慣れている劇場ではないのですが、浅草という土地が大好きだということもあり、アットホームな空気感がありました。……僕、自主公演で初めて、客席で寝ている人を目撃したんですよ(笑)。いや、もともと客席でお客さんが寝ていても全く気にしないのですが、「自主公演を観に来て、寝るんだ!?」と思って。でもそれが嬉しかったんです。――嬉しかったんですか? なぜ?普段の大歌舞伎などだと、多くの方は「歌舞伎を観に行く」という気持ちで劇場においでになって「あ、尾上右近が出てきた」と思ってご覧になってくださると思うんです。でも「研の會」は“尾上右近自主公演”と謳っている以上、尾上右近の公演じゃないですか。「さあ右近を観るぞ」と前のめりなテンションで来てくださる。それはありがたいのですが、いつもの公演のようなフラットなテンションで観て欲しいというワガママな右近くんが心のどこかにいて。熱烈な拍手や熱い空気をいただくと嬉しい反面、自主公演でしかできないことをやっている、ここでしか観られない貴重なものを観ていると思われているのかなと悔しい気持ちもあった。僕としてはこれが歌舞伎の1ヵ月の本興行に繋がれば嬉しい、ここで伝え切るのではなく“繋がっていく”という気持ちで演じているんだけどな……という思いも抱いていました。だから寝ちゃっている人を見て、特別なものではない、普段の公演のように馴染んで観てくれているんだと思って嬉しかった。それが去年、初めて感じた思いです。――お客さんにとっては右近さんの「研の會」が日常的なものになってきた感覚がある一方で、右近さん側も肩の力が抜けてきた……ということもありませんか?そうなってきたのかもしれませんね。気の置けないメンバーと一緒だったというのもあったと思います。もちろん「この瞬間にかけるぞ!」という気合いもあるのですが、今の歌舞伎界の30代の歌舞伎俳優のひとりとして、この世代ならではのものを僕なりに打ち出して、歌舞伎界全体にいい流れや空気を作れたらいいなと思っています。そういう意味では今までのように「ここで成果を出すんだ!」という気負いより、繋がっていくというイメージでやりました。自主公演は特別な時間で特別な空間なのですが、歌舞伎俳優を名乗っている以上、自分もずっと続いてきた歴史の一部であるという感覚はあって当然だと思います。さまざまな感情の中で、昨年は“感謝”の割合が高かったなと感じています。――そして昨年「研の會」で上演した『京鹿子娘道成寺』は、今年の正月、歌舞伎座の本興行で再演されました。いや、びっくらこきました(笑)。松竹の方に「正月に、壱太郎さんと右近さんのダブルキャストで『道成寺』を踊ってもらいたい」と言われた時には驚いたし、反応が早いなと思った。でもそこでまた、もうひとりの右近くんが「何びっくりしているんだよ」とイラっとしたんですよ(笑)。「いつ(本興行で)来ても当然だと思って自主公演をやっているはずなのに、お前はそんな腹積もりでやっていたのか」と。――謙虚なのか大物なのか(笑)。そうそう、ジキルとハイドのように謙虚な自分と大物な自分がいて、「えっ!?」と返した自分が、自分で恥ずかしかったんです。でももちろん、半年足らずで歌舞伎座でできるというのは嬉しかったです。2023年開催、第七回「研の會」で白拍子花子を勤める尾上右近さん©研の會(撮影:田口真佐美)――「研の會」で一度やっていたからこそ歌舞伎座では落ち着いてできた、というようなことは。歌舞伎座でやるというのは特別ですので「歌舞伎座だ!」という緊張感はあります。ただ特に『道成寺』のような演目は、僕ひとりではなく、音楽家さんや後見(衣裳を引き抜いたり小道具を渡したりする)との兼ね合いもあるし、舞台袖に引っ込んでからの着替えの段取りなどが重要になります。そのテンポを噛み合わせるのに神経を使うのですが、それは自主公演で経験しているから慣れている状態で臨めました。そうなると逆に、リラックスしてしまって勢いが削がれる危険性がでてきてしまうので、それは何で補って立ち向かうかという課題も出てくるのですが。――どう立ち向かっていかれたのですか。約半年のスパンでの再演でしたが、自主公演から5年くらい経った感覚でやろうと思って踊ったんです。この間さまざまな経験を経て、僕の中で色々なものが膨らみ、自分も大人になって再び『道成寺』を踊っているんだ、と。昨年の「研の會」は『夏祭浪花鑑』と『京鹿子娘道成寺』の2本立てでしたので、さっきまで団七という役で血みどろ泥だらけになっていた人が、次の幕では綺麗な女形として登場する、その奮闘ぶりを観ていただいた。観る側もやる側も気分が高まってからの『道成寺』ですから、ある種の勢いまかせなところもあった。でも歌舞伎座の正月興行では他の俳優さんたちが一幕ごと紡いできた流れの中で最後の一幕として自分が『道成寺』を踊る。自主公演とは訳が違います。冷静さを心がけました。ご当地もの『摂州合邦辻』と尾上眞秀と挑む『連獅子』――さて、今年は『摂州合邦辻』と『連獅子』を選ばれました。この演目にした理由を教えてください。まず今年は大阪でも公演をしますので、大阪が舞台の『摂州合邦辻』は“ご当地もの”になっていいなというのがひとつ。あと単純に、好きなんです。ドロドロしている物語なんだけど、最後は「ああ、これで良かったんだ」と晴れやかな気持ちになるので。――河内国の大名・高安左衛門に後添えとして嫁いだ玉手御前が義理の息子である俊徳丸に道ならぬ恋心を抱き、これから逃れるために俊徳丸は許嫁の浅香姫と共に逃げて……という物語。「説経節」が元になっていて、宗教色が強い話。玉手御前という人は、自分もドロドロしているし、まわりの環境もドロドロ、あらゆるドロドロにまみれているんだけど、最後に大切な義理の息子の命を救って自分が命を落とす。仏教は蓮の花を大事にしていますが、玉手御前は究極の自己犠牲の人であり、本当に蓮の花みたいな女性だなと思うんです。また展開も早いし、大阪特有のエキサイトする空気感もあり、ヒートアップするリズム感もいい。観に来てくれたお客さまが“ずーん”とならず、前向きな気持ちで帰っていただける作品だと思うので、選びました。あとは歌舞伎界を見渡して、僕の世代で『摂州合邦辻』をやろうと思う人がいなさそうなので、じゃあやっちゃおうかなと(笑)。――『連獅子』は力強い舞踊劇。言わずと知れた名作です。親獅子が子どもを崖から落とし、そこから這い上がってくる子どもだけを育てるという獅子の教えを舞踊にしたものなのですが、僕はこれまで仔獅子を、4人の親獅子相手に勤めさせていただきました。この作品は実際の親子で演じられることが多く、そのことでよりお客さんが感情移入する仕組みになってるとは思いますが、僕は歌舞伎俳優の息子ではないからこそ、色々な先輩たちの親獅子で仔獅子をやらせてもらえた。歌舞伎には色々な捉え方があると肌で感じた作品であり、僕の中でも思い入れの強い演目です。いつか親をやる日が来るだろうと思っていたし「そろそろやりたいな」と思っていたところで、今回、尾上眞秀くんが出てくれることになったので実現しました。僕が『連獅子』で親獅子をやるなら眞秀くんとやりたいとずっと思っていたんですよ。――眞秀さんは寺島しのぶさんの息子さんで、音羽屋の宗家である菊五郎さんのお孫さん。昨年尾上眞秀を名乗って初舞台を踏まれました。以前しのぶさんが「眞秀、『連獅子』だけは観ないのよ」とおっしゃっていて。『連獅子』は親子の物語であり、お父さんと子どもたちが踊る(ことが多い)演目。自分はお父さんと『連獅子』を踊ることはないから観たくない……と眞秀が言ったそうなんです。僕はその気持ちが、めちゃくちゃよくわかる。だけど、それを叶えてくれた先輩たちが僕にはいました。今度はその恩を僕が下の世代に返していこうと思い「一緒にやろうぜ」と言いました。――それはかなり胸アツなエピソードです……。実際の親子ではない俳優で『連獅子』を踊るというのは僕も経験していますが、どちらも父親が歌舞伎俳優ではないという役者同士でやる『連獅子』って初めてじゃないかな。かなりチャレンジングだと思います。なぜ今年なのかと言うと、眞秀が大きくなっちゃうからです(笑)。とんでもない速度で成長していて、たぶん来年には僕の身長を追い越すんじゃないかな? そんな危機感があるので、やるなら今年しかない! と。毛を振ったりと体力的にはかなり大変な演目ですが、踊りが好きだという気持ちを再認識できる作品です。眞秀も歌舞伎が好きで、踊りも好きだと思うんだけど……「やっぱり好きだー!」と思うターニングポイントみたいなものは、まだ来ていない気がするんですよ。それをこの『連獅子』で味わってもらいたいという、僕のちょっとしたおせっかいです(笑)。いずれも思い出深い4人の親獅子――ちなみに右近さんが仔獅子として相対した親獅子は、市川團十郎(当時の海老蔵)さん、市川猿之助さん、尾上松也さん、尾上菊之助さん。思い出深い『連獅子』はありますか。これ、角が立つから「どれも」と言うと思うでしょ? 本当の話、「どれも」なんです(笑)。それぞれ僕にとって大きな、あれがあったから今があると思える『連獅子』でした。15歳の時(2008年)、玉三郎さんの「特別舞踊公演」で、玉三郎・菊之助で『二人道成寺』をやって、海老蔵さんは『鏡獅子』をやってくださいと頼まれた。それを断って「けんけん(右近)と『連獅子』をやりたい」と言ってくださったんです。僕にとっては初めての大役で怖くて、知恵熱を出したりもしたくらいでしたが、あれがなかったらその後の大きなお役もいただけてなかったと思うし、僕も歌舞伎に対してさらに本気になれたところがある。本当に思い入れが深い作品です。猿之助さんとは亀治郎時代の2010年「市川亀治郎東照宮奉納歌舞伎」ほか、「亀治郎の会」含め何度かやらせていただいています。血統が重んじられるこの歌舞伎の世界で「血より濃い水がある」と教えてもらったのが猿之助さんとの『連獅子』。澤瀉屋の『連獅子』って体操か!? ってくらいハードなんですよ(笑)。何度も心が折れそうになったし、しんどくてしんどくて「無理!」って思うんですが、それを親獅子が飄々と、なんなら「コイツどうするのかな」と楽しみながら引っ張ってくれているような『連獅子』でした。親じゃなくても「コイツを育てよう」と思って引き揚げてくれる先輩がいるんだというのは僕の救いになりました。松也さんとは2012年の歌舞伎座での子供歌舞伎教室、2017年の松竹座「二月花形歌舞伎」でご一緒しました。僕にとってはお兄ちゃんのような方。これまでは親獅子は親獅子であり、僕は一生懸命やれば仔獅子に見えるという対比でしたが、年齢が近い分、兄弟に見えてしまいかねない。どう踊れば仔獅子に見えるか、親子の物語に見えるか、この『連獅子』を楽しんでもらえるか……と、『連獅子』という作品自体を俯瞰して見つめることができた、そんな意味のある経験をした公演です。菊之助兄さんとの『連獅子』は、2020年の「錦秋御園座歌舞伎」。コロナ禍に入って初めての1ヵ月興行で、いよいよ歌舞伎が再開するというタイミングでした。そんな時期でしたので僕もすごく意気込んでいたし、自分もお客さんを呼べる俳優にならないとダメだと思い死ぬ気でチケットを売っていた。食事に行った店でたまたま隣に座った人にもチケットを売っていたくらい(笑)。また子どもの頃から音羽屋で育ててもらった僕が、これまで3人の親獅子とやらせてもらい「役者としてこういう風に勉強してきました」と音羽屋の本家である菊之助お兄さんにお伝えする、仔獅子が親獅子に伝えたい思いがたくさんある作品だった。音羽屋の次期大将である菊之助お兄さんとやったことで尾上右近の『連獅子』第一章は終わりだな、次やる時はきっと親獅子なんだろうなと漠然と感じた公演でした。「大変だから楽しい」と思ってもらいたい――そんな4人の親獅子と共に踊ってきた右近さんは、どんな親獅子として眞秀さんと相対すのでしょう。「大変だから楽しい」と思ってもらいたいかな。それは歌舞伎の本質でもあると思う。歌舞伎は肉体芸術と言われますが、それはかなり綺麗な表現で、実際にやっていることは肉体労働です。その上で芸術に持っていける余裕が出てはじめて芸術になる。なんでこんな大変なことをやるかと言うとお客さんに喜んでもらうためで、しかも、ほかの方法でもお客さんに喜んでもらえることはいくらでもある。それなのになぜ大変なことをするかと考えると、歌舞伎には自己犠牲の美学がある気がします。そんなことがほんのり感じてもらえる親獅子をやりたいですね。実は「研の會」をやり始めたのも、先輩方に大きな影響を受けているんですよ。まだ幼い頃に子どもがやる役ではない役をいただいた時、本番直前に不安になっちゃって泣きべそをかきながら先輩のひとりに電話をしたんです。いい迷惑ですよね(笑)。その時に「できないかもしれない」と言う僕に「いいんだよ、僕も勉強だから。一緒に勉強しよう」と言ってくださった。僕はこの人も完璧じゃないの? と、すごく意表をつかれたんです。親も完璧じゃない、人間だから迷いもあるというのは、とても素敵なことだなと思います。だから眞秀にも「僕もまだ未熟だけど」ということも踏まえて教えていきたい。眞秀には「楽しいな」とのびのび稽古してもらい、本番が近付くにつれ鬼みたいな顔も見せてちょっと嫌われて「もう辞めたい」と言われた時に「俺もドキドキしているんだ、一緒にやろう」と言いたい(笑)。僕はこれまで経験してきたこと……仔獅子だけでなく歌舞伎俳優として感じてきたすべてのことを忘れていない親獅子になりたいです。尾上右近自主公演 第八回「研の會」特別版ポスター。作品に引き続き、現代美術家の横尾忠則氏が手がけたすでにお稽古はしていますが、不思議なもので僕が本気にならないと眞秀は本気にならないし、僕が迷うと彼も迷う。本当に、先輩に教えてもらうより、後輩に教えるということは緊張します。親心ってこういうことなのかな……と感じるし、僕も圧倒的に踏ん張らなければいけない公演になりそうです。そして、『摂州合邦辻』と『連獅子』合わせて、テーマは“親の愛”になります!――確かにそうですね。『摂州合邦辻』では玉手御前のお父さんである合邦道心を市川猿弥さんにお願いしました。役者の上でのお兄さんのような先輩はありがたいことにたくさんいるのですが、猿弥さんは僕にとって精神的お父さんのような存在。子どもの頃からファンで、実は共演する以前、僕が8歳の時に客席から観てなんて素敵な俳優さんなんだと思って、その時から隠れファン(笑)。――何をご覧になったのですか。当時勘九郎だった(十八代目)勘三郎のおじさまが狐忠信、静御前を玉三郎のおにいさまが演じていた『吉野山』で、早見藤太を演じていらした。勘三郎・玉三郎のお二方が死ぬほど輝いていて、その中に三枚目として絡んでいく早見藤太ってめちゃくちゃ難しいと思うのですが、猿弥さんはそれを飄々とやってのけていて、すごいなこの人! と思った。12歳の時に初めて共演させていただいたのですが、その時に楽屋に「ファンです」と言いにいきました(笑)。それ以降、ずっと可愛がってくださっている。バラエティ番組などでも見せているようにとても明るい方なのですが、複雑さがあるお役でさらっと深いところを出してお芝居をなさるので、役者としてとても尊敬しています。「研の會」は僕が観たい配役を実現させる会でもあるので、そこは僕の特権ですね(笑)。『摂州合邦辻』は僕の玉手御前も見てほしいけれど、「猿弥さんの! 合邦を! 見て!!」「これ、僕がやってって頼んだんです!!」と自慢したい気持ちがあります(笑)。歌舞伎への愛は距離感も大切に――まさに右近さんにとってもさまざまな“親の愛”、そして“受け継ぐこと”が詰まった二演目なんですね。1年前の取材でも右近さんは、自分は歌舞伎という大きな歴史の中にいる、引継ぎ、受け渡していくことが大切……というようなことを語っていました。改めて右近さんが今、歌舞伎に対して抱く思いを教えてください。僕はもともと歌舞伎が大好きで、歌舞伎に振り向いてもらいたくて自主公演を始めました。なかなか振り向いてくれなくて、待っている時間はとてつもなく長いんです。「いつまで続くんだ、この群舞(のキャスティング)……」みたいな(笑)。いや、群舞も大事ですけどね。でも歌舞伎に振り向いてもらえるようになると、それまでは自分のために歌舞伎をやっていたけれど、歌舞伎のために自分があるようにならなければ、と自然と思うようになっていた。受け継ぐ義務も、義理も、使命もある。でも今は、「歌舞伎しかない」と盲目的になってしまっては良くないなとも感じていて。歌舞伎が“行”のようになってしまうといけないと思うんです。万一明日から歌舞伎をやっちゃダメだと言われても、ほかのことでスタッフを養っていけるくらいのマインドを持たないと。だから今は距離感も必要だと思っています。愛着と執着は違うな、というのが今の僕が歌舞伎に対して思うところでしょうか。とはいえYouTubeとかを見ていても、気付けば「歌舞伎」って検索していたりするんですけどね(笑)。――ちなみに1年前は、歌舞伎への思いは「恋から愛に移行している段階」だと話していらっしゃいました。少し落ち着いた感じでしょうか?わぁ。そんなこと言ってたんだ! だから1年齢をとったってことですよ、僕も(笑)。情熱は時に、人も自分も傷つけますから……(笑)。大切に思うがゆえに、距離感も大事だということです!取材・文:平野祥恵撮影:興梠真帆ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★尾上右近さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>尾上右近自主公演 第八回「研の會」一、 『摂州合邦辻合邦庵室の場』玉手御前:尾上右近俊徳丸:中村橋之助浅香姫:中村鶴松母おとく:尾上菊三呂奴入平:市川青虎合邦道心:市川猿弥二、 連獅子狂言師右近後に親獅子の精:尾上右近狂言師左近後に仔獅子の精:尾上眞秀法華の僧蓮念:市川青虎(大阪)中村鶴松(東京)浄土の僧遍念:市川猿弥(大阪)中村橋之助(東京)【大阪公演】2024年8月31日(土)・9月1日(日)昼の部11:00開演/夜の部16:00開演会場:国立文楽劇場【東京公演】2024年9月4日(水)・4日(木)昼の部11:00開演/夜の部16:00開演場所:浅草公会堂尾上右近公式サイト:★6/30(日)まで、ぴあアプリ先行抽選受付中!()この機会にぜひアプリをダウンロードしてお申込みください!
2024年06月23日役所広司主演エンターテイメント超大作『八犬伝』に、2024年最注目の俳優・河合優実と、中村獅童、尾上右近、立川談春が出演する。本作は、山田風太郎の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)の映画化。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をダイナミックなVFXで描いた「八犬伝」=虚構の世界。そして、作家・滝沢馬琴(役所さん)と挿絵を頼まれた浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)の友情を通じて“創作”の真髄に迫る実話の世界。失明しながらも28年の歳月をかけて「八犬伝」を書き上げた馬琴の物語を生み出す苦悩と葛藤、執念が生んだ世界をかつてないスケールで描く。【虚】の世界で八犬士の1人・犬塚信乃(渡邊圭祐)に想いを寄せる浜路を演じるのが河合優実。河合優実今年、ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題となり、上映中の話題作『あんのこと』や第77回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『ナミビアの砂漠』では主演、人気コミックの劇場アニメ化『ルックバック』では主要キャストの声優を務めるなど大活躍中の河合さんが、透明感溢れる演技で浜路というキャラクターに命を吹き込む。そして【実】の世界において馬琴に関わる重要なキャラクターで、江戸時代を代表する歌舞伎狂言作者・鶴屋南北を演じるのは、ドラマ「下町ロケット」や大河ドラマ「どうする家康」などで俳優としても活躍する落語家・立川談春。立川談春劇中で披露するのは、南北の歌舞伎代表作であり、いまでも日本で一番怖い怪談といわれる「東海道四谷怪談」の初演。尾上右近当時は民谷伊右衛門役を七代目 市川團十郎とお岩役を三代目 尾上菊五郎が演じていた「東海道四谷怪談」。本作では、この役を歌舞伎役者の中村獅童と尾上右近が200年の時を越えて演じる圧巻のシーンに。中村獅童さらに見どころは南北の新作歌舞伎のテーマを巡り、馬琴と南北が激しく衝突するシーン。馬琴のその後の執筆活動にも影響を与えてしまうほどのインパクトを与える本シーンは、緊張感溢れる演技の応酬に注目となっている。『八犬伝』は10月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:八犬伝 2024年10月、全国にて公開予定©2024『八犬伝』FILM PARTNERS.
2024年06月18日女優の新木優子が、13日に都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアに山崎賢人(※崎はたつさき)、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏、佐藤信介監督とともに登壇した。同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。○■“王騎”大沢たかお、“摎”新木優子を絶賛「感動したし、武者震いした」謎多き武将・摎(きょう)を演じ、今作から『キングダム』シリーズ参加となった新木。関係性の深いキャラクター・王騎を演じた大沢にエスコートされながらレッドカーペットに登場した。レッドカーペット後に行われた舞台挨拶で新木は「今作から参加させていただいて、チームワークの良さに感動しました。現場はどんな感じなのかとドキドキしていたんですが、監督をはじめ皆さんが私はそこにいるだけという状況を作ってくださった」と撮影を振り返る。さらに「私としては『こんな表情は摎にしか見せないな』という王騎の表情を目の前で見れてキュンキュンしました」と告白。これに大沢も「本当に大事なシーンで、7年前にパート1を撮るときから摎とのシーンを想像しながら組み立ててきたので、今回このシーンを撮るとき、前の日は眠れなかったし、現場に行って初めて役の新木さんと会ったとき、ここにいるきれいな新木さんとは別人の六代将軍の1人で戦士の摎がそこにいて。僕は感動したし、武者震いした。新木さんに摎をやってもらってよかった」と新木を絶賛する。そして「『この子のためだったら、王騎は命がけで闘うんだろうな』と思わせてくれたことに本当に感謝しています」と感謝を伝えた。
2024年06月14日俳優の吉沢亮が、13日に都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアに山崎賢人(※崎はたつさき)、大沢たかお、清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏、佐藤信介監督とともに登壇した。同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。○■吉沢亮、王宮のシーンは緊張「基本的に大先輩しかいない」「今回の『大将軍の帰還』、シリーズの集大成と呼べる本当に素晴らしい作品ができたと思います!」とアピールした吉沢。吉沢は作品を観た感想を「戦場がとんでもなくアツいことになっていてすごかった。王騎や信の“レべチ”なパワーがすごすぎて、カッコよすぎて泣きました」と明かす。「痺れすぎて!! 『かっけぇ~!』(涙が)ポロポロと……」と興奮気味に語った。また、王宮でのシーンでは意外な苦労もあったそうで「(佐藤と玉木の)存在感がすさまじいんですよ! 王宮のシーンって、基本的に大先輩しかいないんです(笑) そこで1人だけ王座にポツンと上から見下ろしているという……だから、個人的に緊張感しかなくて、“レべチ”でしたね」と笑いを誘った。
2024年06月13日「ふじさんパンフェス2024 春」が、2024年5月18日(土)・19日(日)の2日間、富士急ハイランド セントラルパークにて開催される。富士急ハイランド「ふじさんパンフェス」地元や全国の人気店が集結地元・山梨県や静岡県で愛されるベーカリーや菓子屋が集結する、富士急ハイランドの人気イベント「ふじさんパンフェス」。8回目の開催を迎える2024年も、県内有名ベーカリーから知る人ぞ知る隠れ家的店舗まで、計30店舗から約170種類のこだわりのパンが販売される。計30店舗が約170種類のパンを販売中でも特に注目したいのは、今回が初出店となる店舗。自家製酵母を使用した生地を富士山熔岩の石窯で焼き上げる「ベーカリー&カフェ エソラ」、木・金・土の週3日間だけオープンする「小さなパン工房リソラ」、富士急ハイランドのオフィシャルホテルからやってくる「イタリアン&ベーカリー マカロニクラブ」など、6店舗が初出店する。入場無料の富士急ハイランドで初夏の心地よい陽気を感じながら、全国から集まる絶品パンの数々を味わってみては。開催概要「ふじさんパンフェス2024 春」開催日時:2024年5月18日(土)・19日(日)10:30~※パンが無くなり次第終了、荒天中止。会場:富士急ハイランド セントラルパーク入場料金:無料<出店店舗>キリンベーカリー/丸十パン/mukumuku/山梨パン工房 モンマーロ/丸山パン/製パン 麦玄 MUGIHARU/SAKImoto bakery 甲府昭和店/BRAND NEW DAY COFFEE/ル・ヴァン/ちいさなパン工房 あきらぱん/IDEAL BAKERY CROISSANT & PASTRY/コーナーポケット 韮崎本店/Boulangerie NODA/YES!BAGEL/ごりらのパン屋さん/Liaison/てづくりパン なないろこむぎ/Bakery&Cafe ESOLA/ITALIAN&BAKERY MACARONI CLUB/BAKERY CAFE いちごいちえ/いえぱん実粉/Yasashi ga Ura/PAINPATI/パン工房 ぽこ・あ・ぽこ/小さなパン工房RISORA/小麦・卵・乳不使用 米粉パン屋のさんぼんパン/Bakeryina/EN cafe/小麦の奴隷 甲斐店/MUSUBUPAN
2024年04月29日SPAC-静岡県舞台芸術センターが毎年ゴールデンウィークに開催している「ふじのくに⇄せかい演劇祭」。「ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通してダイレクトにつながっている」というメッセージを込めたこの演劇祭は、前身となるイベントから数えて20年以上も続く、静岡で世界中のアーティストが出会う機会。今年も4月27日(土)〜5月6日(月・休) の10日間にわたって、さまざまな芝居が上演される。『友達』24年3月稽古より(C)Hirao Masashi舞台芸術公園では鳥取市を拠点に活動する劇団「鳥の公園」の中島諒人が演出を務め、SPACと鳥の劇場との共同制作で安部公房の『友達』が上演される(4月27・28日)。かつてSPACに在籍していた中島が、野外劇場に凱旋するかたちだ。『友達』作:安部公房演出:中島諒人|ふじのくに⇄せかい演劇祭2024また、映画やドラマの脚本も手掛けるミナモザ主宰の瀬戸山美咲は深沢七郎の『楢山節考(ならやまぶしこう)』を上演(4月27~29日)。こちらは2023年に富山県・利賀芸術公園「利賀山房」にて初演されたもので、今回は楕円堂という漆黒の舞台をもつ空間で上演。『楢山節考』SPAC芸術監督である宮城聰は駿府城公園の特設会場で『白虎伝』を(5月3~6日)。また、ドイツの演出家、トーマス・オスターマイアーが率いるシャウビューネはチェーホフの『かもめ』を上演する(5月3~6日)。「ベルリンでは、象徴的な大木がそびえ立ち客席を覆うように葉が茂っていたが、今回は大木のかわりに雄大な景色が目の前で描かれてゆくスペシャル版」だという。SPAC『白狐伝』チラシ『つばめ』より(C)Gianmarco Bresadolaいずれも、東京では見られない作品ばかり。とくに野外劇では、目の前で繰り広げられる演劇空間が、ゴールデンウィークの静岡のちょうどよい気候から、日が暮れるにつれて少しずつ涼しくなる体感とともに忘れられない記憶となるだろう。「ストレンジシード静岡2024」で上演される BONG n JOULE 『The Road to Heaven』「ストレンジシード静岡2024」では三浦直之(ロロ)が街を舞台に市民参加劇を創作するオムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『パレードとレモネード』も上演(撮影:阿部章仁)5月4〜6日は、静岡駅周辺で「ストレンジシード静岡」も同時開催される。この時期は、静岡の街を歩いていると演劇やパフォーマンスに遭遇するという、演劇ファンにとってこのうえなく贅沢な時間を過ごすことができる。文:釣木文恵★ラインアップ発表会見の模様はこちら()ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイトストレンジシード静岡 公式サイト
2024年04月25日広島県世羅郡にある花の観光農園「世羅高原農場」が運営するせらふじ園では、「ふじまつり」を2024年4月25日(木)から5月19日(日)まで開催。広島・せらふじ園「ふじまつり」“花はみんなをしあわせにする”をコンセプトに、季節ごとに変わる様々な花の景色で来場者を魅了している世羅高原農場。そんな世羅高原農場が運営するせらふじ園では、30,000㎡の敷地に約1,000本の藤、昇り藤とも呼ばれるルピナス12,000株が咲き誇る。敷き詰めた白石×藤色のコントラストを楽しむフォトスポットおすすめの絶景スポットは、地面に敷き詰められた白石と、藤色の柔らかなコントラストを楽しめる「藤枯山水」。こもれびも相まって、温かで優しい光に包まれる空間となっている。“十二単”イメージのエリアや“昇り藤”の花畑「十二単絵巻」は、“重なり”をテーマにハンギングを用いて十二単をイメージした空間に。藤とペチュニア、西洋十二単と呼ばれるアジュガを重ね、色の重なりなどを楽しめるエリアに仕上げた。また“昇り藤”の別名を持つルピナスの花畑では、12,000株ものルピナスが咲き並ぶ様子を鑑賞できる。5月上旬頃より、藤やルピナスのライトアップイベントも実施されるので、昼間とはまた違った表情を楽しめるのもポイントだ。藤色に染まった白あん挟んだ「藤どら焼き」などさらにグルメも充実。世羅の老舗和菓子店「大手門」による白あんを藤色に染め、もっちりとした生地でサンドした「藤どら焼き」をはじめ、食事と軽食を楽しめる店「OBON」では、10種類の味が楽しめる「たまてばこ御膳」、藤色のソフトクリーム「ふじソフト」や果肉ジュレ入りの「ふじソーダ」などを提供する。【詳細】「ふじまつり」開催期間:2024年4月25日(木)~5月19日(日)会場:せらふじ園住所:広島県世羅郡世羅町安田478-82開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)開演時間延長:ゴールデンウィーク(4月27日(土)~5月6日(月)) 9:00~18:00(最終入園17:30)休園日:期間中なし入園料:大人 700~1,200円、小人(4歳~小学生) 300~600円※開花状況により変動する。■藤ライトアップ開催日:2024年5月上旬予定(詳細は公式サイトで告知。藤の見頃にあわせて実施)点灯時間:18:00~20:30(最終入園20:00)入園料:大人 1,200円、小人 600円
2024年04月11日歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ“シネマ歌舞伎”最新作『刀剣乱舞 月刀剣縁桐(とうけんらんぶ つきのつるぎえにしのきりのは)』が5日より東劇・新宿ピカデリーほか全国62館で公開される。同作は審神者(さにわ)と呼ばれるプレイヤーが刀剣の付喪神(つくもがみ)である刀剣男士を成長させ、歴史改変を企む時間遡行軍(じかんそこうぐん)との戦いに挑む、ゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』の歌舞伎作品。2023年7月に上演され、十三代将軍足利義輝が討たれた“永禄の変”を、歌舞伎ならではの発想で大胆に脚色し好評を博した。今回は本作に企画から携わり、演出にも初挑戦した三日月宗近役の尾上松也、そして足利義輝/小狐丸役の尾上右近にインタビュー。改めて感じた『刀剣乱舞』の面白さや、役に対しての思い、反響をエゴサした感想などについても話を聞いた。○尾上松也&尾上右近から見た『刀剣乱舞』の魅力とは――今回改めて感じた『刀剣乱舞』の魅力を教えてください。松也:『刀剣乱舞』自体は、メディアミックスの各ジャンルでオリジナル作品を作っているのが非常に特徴的なコンテンツです。今回もゼロから物語を創作して新作歌舞伎として上演させていただき、自由度が高いという素晴らしさもありながら、ゼロから作る難しさ、大変さも感じました。ですが、物語を作っていくだけではなく、刀剣としてのあり方や、歴史との関係性という『刀剣乱舞』でしか描けない感情や世界観が自然とあふれてきましたし、今回“シネマ歌舞伎”として見て、改めて唯一無二の色艶を持つコンテンツである『刀剣乱舞』の仲間に加えていただけたことを実感しました。右近:日本人は、例えば桜のように「その時にしか見られない刹那だからこそ、美しく心惹かれる」ところがあると思うんですけど、刀剣男士も常に時代を旅しているが故の刹那があり、その中で関わりが生まれる部分がある。今作でもその刹那が深く描かれたと思います。それから、歌舞伎は長年の付き合いのある人同士で作品を作ることが一つの魅力でもあるんですが、「月刀剣縁桐」にも、僕が子供の時から松也さんを兄貴として慕っている関係性が写し出されるところがあったと思います。そこは歌舞伎ならではでもあり、僕自身、松也さん初の新作歌舞伎演出・主演に参加できた喜びがありました。――反響もすごかったとですが、感想などは“エゴサ”されましたか?右近:最初の記者会見の時にも言ったのですが「小狐丸としては顔が長いんじゃないか」という意見があって、非常に悩みましたね(笑)。でも、あるXユーザーの方が「右近さんは非常にお芝居ができる人だから、顔が長いのは気にならないと思います」とフォローしてくださっていたのが、エゴサにおける最大の思い出です。松也:公演が始まる前ですね、それは(笑)右近:始まる前でしたね(笑)。始まった後は「たしかに気にならなかった」という声、多数でしたよ!松也:1番心に残ったのが、顔の長さの問題だったんだね(笑)2人:(笑)松也:『刀剣乱舞』を新作歌舞伎で上演させていただくという発表をしただけで、大変な反響がありました。配役が発表されたら、それにもとても反響があって……。僕自身はSNSをやっていないのですが、そんな僕にも伝わってくるぐらい反響が大きかったので、わくわくしたのと同時に「あ、これは下手なものを作ったら、誰かを傷つけるのではないか」というような恐怖もありました。ですので、最初のビジュアルを解禁した時はものすごく緊張しましたし、ドキドキしながら皆さんの反応を見ていた思い出があります。おかげさまで反応が良くて、あとは「いい作品を作って納得していただくしかない」と思っていましたので、初日のお客様の反応は一生忘れられないぐらい感動的なものになりました。そこから1カ月上演させていただいて、千穐楽は大団円。僕の俳優人生において、本当に忘れられないひと月になりました。――松也さんはSNSをやってなくても、エゴサはされていたんですか?松也:しましたね。もうこればっかりは、気になって気になって仕方がなくて。自分が俳優として舞台に立って評価していただくということだけではなくて、ビジュアルから何からゼロからいろいろ考えて作ってきた世界ですので、どのような評価をされるのか不安でもありながら、興味もすごくありました。そんな経験は今までしたことがなかったです。傷つきやすい方なので、見すぎないようにしながら、少しずつ見ました。あとは公演を観に来てくれた友達や関係者の方からの意見も積極的に取り入れて、1カ月の間で変えられるところを変えてみたりもしました。長く携わっていると見えなくなってくる部分も必ず出てきます。僕は上演までに約2年半関わっていましたから、出演者の目、お客様の目というのも、しっかりと受け止めるようにしていました。○右近は、松也の煽りが「忘れられない思い出」――演じた役については、どう感じられていましたか?松也:今回は三日月宗近と、かつての主人・足利義輝との物語を描き、主人公という立場で出させていただきました。刀剣男士は歴史を守る任務に対して忠実なので、あまり感傷的にならないというのが基本なのですが、あえて歌舞伎の演出技法を用いて、情愛を主従の関係に寄せて描いてみたところがありました。三日月宗近は義輝と向き合う時は感情が出てしまうけれども、それ以外の場面では誰よりもクールで、この世のものなのか、あの世のものなのかわからない。そういう異次元空間のキャラクターに徹しないと、最後の展開が生きてこないかなというところは意識していました。演出は初めてでしたので、自分のお役のことが最後になってしまって、正直、初日近辺で1番不安だったのは僕だったかもしれません。右近さんは二役でしたので、全然違うキャラクターへの要求をいろいろさせていただきましたけど、どうでした?右近:小狐丸は三日月宗近と兄弟分みたいな関係性でもあって、深いところで理解している立場だということを意識していました。普段は割とクールで男らしい感じだけど、立廻りのシーンでは、破壊的な部分を持っていて、それを歌舞伎らしさに落とし込みたいと思いました。足利義輝の方は、とにかく「国をよくしよう」という自分の意思とは裏腹に、思うようにいかず苦悩する役で、その中でも三日月宗近とは心が通い合う。でも徐々に立場が変わっていって、隠された関係性が明らかになって、そして最後には……という切なさがあり、三日月宗近と共に一生を歩んでいる姿が芝居の中に集約されていたので、最後のシーンは本当に義輝の一生を疑似体験している感覚でした。――改めて、これまで歌舞伎に接して来なかった新たな層にも刺さった、歌舞伎に魅力を感じてもらったという手応えはありましたか?松也:これまで歌舞伎をご覧になっていた方はもちろん、歌舞伎にあまり縁がなかった方にも来ていただきたいと思う気持ちは当然ありましたし、実際にあまり歌舞伎ではお見かけしないような方たちもたくさん観に来てくださっているのは、僕たちにもわかりました。そういう環境で、この作品をどうやって歌舞伎として成立させ、歌舞伎の魅力を伝えるものにするかは、いろいろ考えました。歌舞伎の柔軟性もわかっていただきたかったですし、逆に言うと歌舞伎演出独特の“めんどくささ”も同時に味わい、それがどういった効果をもたらすのかも観ていただきたかった。僕も演出として歌舞伎から逃げてはいけないと思いましたので、うまくバランスを取るように心がけました。舞台上からも、お客様が、集中して一喜一憂しながら観ている空気感は伝わっていました。カーテンコールは写真撮影OKでしたので、その中でのふれあいも通じて「没入してるんだな」というのがとてもよくわかったんです。多くの方が「尾上松也」「尾上右近」よりも、「三日月宗近」「小狐丸」として見てくださっているんだなと感じました。右近:すごく感じましたね。松也:お手紙もたくさんいただき、「来月も歌舞伎座に行ってみます」という意見も頂戴して、とても嬉しかったです。新作歌舞伎は、新しい層の方に見ていただくことが意義の一つだと思いますので、歌舞伎自体に興味を持ってくださった方が少しでも増えたのではないかという実感はあります。――右近さんはいかがでしたか?右近:僕らは、歌舞伎は音楽劇だということを常に感じているんです。音楽が形作る空気感、温度感の中でお芝居を作っていくことを皮膚感覚で学んできました。歌舞伎らしい音楽と、新たにお琴をベースとしたキラキラした音楽を組み合わせて作った今作は、そこに対してお客様の反応がすごく良かった。僕たちも未だに音楽を聴くと作品が蘇ります。あとは、古典の歌舞伎のお芝居だと、俳優と役の両方で見てもらっている意識が強いので、カーテンコールでは俳優として出ることが多いのですが、今回はやっぱり「小狐丸」と言ってもらうことが多かったんです。みんなどうしているのか気になって、公演の途中で「役として立つのか、俳優として立つのか、統一した方がいいような気がします」という話をして。松也さんも「難しいよね。じゃあ、もう統一しよう。役に徹しよう」「明日から松也として立つことは控えておく」とおっしゃって、みんなで足並みをそろえることにしました。でも次の日、2階席に中学生の団体が入っていて、たぶん先生に「静かに観なさい」と言われていたのか、反応が少なくて。そしたらカーテンコールに入った瞬間に、松也さんが「声出せ〜!」と煽っていて、全然キャラを守れてない!松也:(笑)右近:忘れられない思い出です(笑)。千穐楽では松也さんが僕らの“推し”は歌舞伎ですという思いを込めて「歌舞伎をご愛顧ください」と言った姿もすごく印象的でした。『刀剣乱舞』も愛しているからこそ言えることだし、松也さんにしか作れない作品を作って、最後に松也さん自身の言葉として伝えていて、みんな「かっこいいな」と思った瞬間でした。■二代目 尾上松也1985年1月30日生まれ、東京都出身。1990年に5歳で初舞台。以来歌舞伎を軸に、舞台や映画など様々な方面で活躍。近年の主な出演作に23年12月新橋演舞場『新作歌舞伎 流白浪燦星』石川五ェ門、24年1月浅草公会堂『新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎』魚屋宗五郎、ミュージカル『スリル・ミー』(23年)、舞台『ガラスの動物園 / 消えなさいローラ』(23年)、映画『Gメン』 (23年)、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)、ドラマ『グレイトギフト』『生ドラ! 東京は24時 -Starting Over-』(24年)など。■二代目 尾上右近1992年5月28日生まれ、東京都出身。2000年に初舞台を踏み、2005年に二代目 尾上右近を襲名。近年の主な出演作に23年11月歌舞座『三社祭』善玉、24年1月歌舞伎座『狐狸狐狸ばなし』伊之助女房おきわ、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(22年)、映画『燃えよ剣』(21年)、『わたしの幸せな結婚』(23年)、『身代わり忠臣蔵』(24年)、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)など。(C)NITRO PLUS・EXNOA LLC/新作歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会
2024年04月05日静岡市内の各所でゴールデンウィーク中に開催される「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」のプレス発表会が3月15日に開催され、主催の「SPAC-静岡県舞台芸術センター」の芸術総監督を務める宮城聰らが出席し、今年のラインナップの詳細が発表された。「ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通じてダイレクトに繋がっている」というコンセプトの下、国内外の舞台芸術を届けてきた同演劇祭。今年も国内外の先進的な演劇作品、パフォーマンスアートがプログラムされている。鳥取市を拠点に活動する劇団「鳥の劇場」とSPACの初の共同制作による作品では、生誕100年を迎える安部公房が1967年に発表し、自ら“黒い喜劇”と呼んだ『友達』を上演。隣人愛を盾に近づいてくる集団に飲み込まれていく青年を描く本作について、演出を務める「鳥の劇場」の中島諒人は、現代の日本社会を覆う「息苦しさ」に言及しつつ「何でこんなに集団やコミュニティが苦しいものになってしまったのか? 中にいるとわからないけど、芝居を通じて外から見ると、現在の社会の課題、時代について考えられるのではないか?」といま、上演することの意味を語る。「鳥の劇場」中島諒人(中央)(撮影:F4.5牧田奈津美)また、瀬戸山美咲が演出と上演台本を手がけ、昨年、利賀芸術公園「利賀山房」で創作初演された「楢山節考」を、舞台芸術公園内の屋内ホール「楕円堂」にて上演。姥捨て山の物語=棄老伝説を瀬戸山が独自の解釈でエネルギッシュに描いた本作だが、今回、3人の俳優に加え、チェリストの五十嵐あさかによる生演奏も加わる。2018年の同演劇祭にて「民衆の敵」を上演し、観客を魅了した演出家トーマス・オスターマイアーと彼が率いる「シャウビューネ」は今回、チェーホフの「かもめ」を上演する。ベルリンでの上演では、象徴的な大木が舞台美術として客席にそびえ立っていたというが、今回は大木の代わりに、オスターマイアー自身の発案により、雄大な景色を観客の目の前で描いていくというスペシャル版演出で上演する。SPAC『白狐伝』チラシSPACの新作公演では、日本およびアジアの美を世界に知らしめた智の巨人・岡倉天心が晩年に英語で執筆したオペラ台本『THE WHITE FOX』を宮城が新たに台本化し「白狐伝」として上演。白狐と人間が織りなす幻想的な愛の物語だが、宮城はこの作品について「天心の近代への絶望がにじみ出ているんですが、本当に絶望していたなら、こんな戯曲は書かない――死後何十年か先への“希望”が埋め込まれている」と語る。このほか、カメルーン生まれで、パリで大人気のダンサー・振付家のメルラン・ニヤカムが、アフリカの神話にもとづく摩訶不思議な世界を肉体で表現する「マミ・ワタと大きな瓢箪」、誰もが知る童話「カチカチ山」を、観客が参加する“回遊型”の間食付きツアーパフォーマンスとして描く「カチカチ山の台所」など、創意工夫に富んだ多様な企画が盛りだくさんとなっている。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督・宮城聰(撮影:F4.5牧田奈津美)宮城は会見で最近、気になることとして「日本の人たちが自己完結型となり、他者との関係に興味を持たず、期待もしない――『人はどうせ変わらない』という意識でいる」と指摘。「関係の中で成長していくというイメージを信用しなくなった風潮の中で、演劇はそれでもなお人は変わりうる、成長しうるということを実感させてくれるもの」と語り、「目の前の利益をとりあえず確保する、5年先に損しないようにする…という意識ではなく、『20年後を考えて、いまこっちをチョイスしていく』という意識、20年後の物差しをもうひとつのポケットに入れること提唱したい」と演劇の意義、そして演劇祭を通して訴えたい思いを語った。「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」は4月27日(土)より5月6日(月・休)まで静岡市内各所で開催。取材・文:黒豆直樹ふじのくに⇄せかい演劇祭2024 上演全ラインアップ■『友達』[SPAC×鳥の劇場]共同制作ジャンル / 製作都市(国):演劇 / 静岡・鳥取(日本)演出:中島諒人作:安部公房2024年4月27日(土) 〜4月28日(日)会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」『友達』■『楢山節考(ならやまぶしこう)』演劇 / 富山(日本)上演台本・演出:瀬戸山美咲作:深沢七郎2024年4月27日(土)〜4月29日(月・祝)会場:屋内ホール「楕円堂」『楢山節考』■間食付きツアーパフォーマンス『かちかち山の台所』回遊型演劇 / 静岡(日本)演出:石神夏希2024年4月27日(土)〜4月29日(月・祝)会場:舞台芸術公園ほか『かちかち山の台所』■『かもめ』※日本初演演劇 / ベルリン(ドイツ)演出:トーマス・オスターマイアー作:アントン・チェーホフ2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・休)会場:静岡芸術劇場『かもめ』 ©︎ Gianmarco Bresadola■『マミ・ワタと大きな瓢箪(ひょうたん)』※日本初演ダンス / パリ(フランス)演出・振付・出演:メルラン・ニヤカム〜グランシップこどものくに連携事業〜2024年5月5 日(日・祝)会場:グランシップ 交流ホール『マミ・ワタと大きな瓢箪』 ©︎ Peggy Riess<駿府城公園で同時開催>ふじのくに野外芸術フェスタ 2024 静岡■『白狐伝(びゃっこでん)』※SPAC新作演劇 / 静岡(日本)演出・台本:宮城聰作:岡倉天心(『THE WHITE FOX』)音楽:棚川寛子2024年5月3日(金・祝)〜6日(月・休)会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場同時開催:ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡2024」ストレンジシード静岡に初参加する三浦直之(ロロ)(右端)(撮影:F4.5 牧田奈津美)<コアプログラム>ストレンジシード静岡がプロデュースする作品を含む、まさにフェスティバルのコアとなるプログラム。■オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『パレードとレモネード』※新作演劇 / 静岡(日本)テキスト・演出:三浦直之(ロロ)2024年5月4日(土・祝)~5月6日(月・休)会場:青葉シンボルロード B3(野外上演)移動型パフォーマンス■『The Road to Heaven』※新作インターナショナルコーディネーター:チョ・ヨンスン2024年5月4日(土•祝)〜5月6日(月・休)会場:静岡県庁前〜駿府城公園<オフィシャルプログラム>ストレンジシード静岡とタッグを組んだアーティストが、ストリートシアターの魅力を最大限に引き出す作品を上演するプログラム。■サファリ・P『おちゃのじかん』パフォーマンス・ダンス / 京都(日本)■劇団 短距離男道ミサイル『オチャー・ウォーズ エピソード4/新たなる茶坊 OCHA WARS -EPISODE Ⅳ A NEW HOPE-』演劇 / 宮城(日本)■ワワフラミンゴ『タヌキのへそくり』演劇 / 東京(日本)■お寿司『にぎにぎしく逃逃』パフォーマンス / 京都(日本)<オープンコールプログラム>公募により選ばれた、ストリートシアターの可能性に挑戦するアーティストによるプログラム。■ほころびオーケストラ『恋するロボット』演劇 / 東京(日本)■鈴木ユキオプロジェクト『風景とともに』ダンス / 東京・山梨(日本)■浅川奏瑛×演劇空間ロッカクナット『ビトゥイーンズ・パーティー』パフォーマンス / 福岡・埼玉・東京(日本)■のあんじー『待たない!』演劇 / 東京(日本)■第二次谷杉 ≒ ミミトメ『すべての主人公はこの通りで』演劇インスタレーション / 東京(日本)■Co.SCOoPP『まちなかサバイバル!』パフォーマンス / 京都(日本)他、演劇祭期間中は関連企画も開催。関連企画の詳細や各公演の最新情報は、公式特設サイトにてご確認ください。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト:◆ストレンジシード静岡 公式サイト:◆SPAC公式サイト:
2024年03月19日神戸牛を使用したハンバーグや牛タンステーキを提供するレストラン「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ」が、大阪初となる新店舗「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ 心斎橋店」を、2024年3月9日(土)にオープンする。人気ハンバーグ&牛タンステーキ店が大阪に初上陸「ハンバーグと⽜タンとお⽶ 神⼾⾚ふじ」は、自分専用の鉄板で仕上げる和牛100%の「新感覚ハンバーグ」と、希少部位タン元の「霜降り⽜タンステーキ」の2大看板メニューを、窯焚きの「兵庫県産コシヒカリ」などと合わせたセットメニューで楽しめる人気レストラン。和牛100%使用、自分専用の鉄板で仕上げる“新感覚ハンバーグ”目玉となるのが、つなぎ肉を一切使用せずに和牛または神戸牛を100%使用したハンバーグ。表面のみを焼いたレアの状態で提供し、自分専用の鉄板で一口ずつ焼き上げることで、口の中でとろけるようにジュワッと旨味が広がる新食感を実現している。まるで“赤富士”旨み溶け出す牛脂を乗せてまたハンバーグの上には、まるで“富士山”のように華やかなオリジナルブレンドの牛脂をトッピング。焼き上げる際にコクや旨味が少しずつ溶け出し、ハンバーグの美味しさを引き立たせる。ネギ塩レモンやブレンド塩、ハラペーニョソースなど、ハンバーグとの相性が考えられた5種類の薬味による“味変”も楽しみながら味わって。希少部位を使った“極厚”牛タンステーキタンの中で最も脂がのった部分を極厚で提供する「特上霜降り⽜タンステーキ」も見逃せない。1頭からわずか3枚しかとれない希少部位・タン元をレギュラーメニューとして楽しめるのも「ハンバーグと⽜タンとお⽶ 神⼾⾚ふじ」ならではの魅力。柔らかくてジューシーなステーキは、ハンバーグとのコンボセットでも提供する。上質素材を煮込んだカレーや“〆”メニューなどこのほか、⽜タンや黒毛和⽜、神⼾⽜などハンバーグを作る上で出る上質な素材を、じっくりと煮込んだ「⾚ふじ極みカレー 」などのサイドメニューも充実。約20cmの特大ハラミを壺内で熟成させ、目の前でカットして焼き上げる「封印熟成ハラミ 」などを用意する。なおセットメニューを注文することで、カレーやひつまぶし、ガーリックライス、卵かけご飯といったスタイルで“〆”を注文することも可能なので、こちらも要チェックだ。詳細「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ 心斎橋店」オープン日:2024年3月9日(土)住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-1 心斎橋福田ビル1階営業時間: 11:00-23:00(LO22:00)TEL:06-6879-1129定休日:不定休メニュー例:・神⼾⽜セット神戸牛100%赤ふじハンバーグステーキ Mサイズ:2,530円、Lサイズ:2,860円・⾚ふじハンバーグステーキ黒毛和牛100%赤ふじハンバーグステーキ Sサイズ:1,420円、Mサイズ:1,870円、Lサイズ:2,310円・特上⽜タンセット特上霜降り牛タンステーキ 1枚:1,540円、2枚:2,530円、1枚&牛タン(60g):3,300円・特上⽜タンミックスセット黒毛和牛100%赤ふじハンバーグステーキ (S) &特上霜降り牛タンステーキ 1枚 2,530円・コンボセット黒毛和牛100%赤ふじハンバーグステーキ (M) &特上霜降り牛タンステーキ 1枚 2,970円・熟成ハラミミックスセット黒毛和牛100%赤ふじハンバーグステーキ (L) & 特上霜降り牛タンステーキ 1枚 3,300円
2024年03月07日SPAC-静岡県舞台芸術センターで、今年もゴールデンウィーク(2024年4月27日〜5月6日)に「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2024」が開催される。「ふじのくに⇄せかい演劇祭」は、 “ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通じてダイレクトに繋がっている”というコンセプトのもと、国内外の最先端の舞台芸術を静岡で広く体験できるイベント。前半は舞台芸術公園で、初の[SPAC×鳥の劇場]共同制作となる『友達』を野外劇場で上演。後半は、トーマス・オスターマイアーが率いるベルリン・シャウビューネの最新作『かもめ』が静岡芸術劇場に堂々登場。駿府城公園では SPAC 芸術総監督・宮城聰が岡倉天心の幻のオペラを今に蘇らせる新作『白狐伝』が野外上演される。また、ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡 2024」では、三浦直之(ロロ)が街を舞台に市民参加劇を創作。劇場で、公園で、街で、パフォーマンスに「心みひらく7日間」となる。現在発表されているラインナップは以下。今後、3月上旬に、この他のラインナップが解禁される予定。<ふじのくに⇄せかい演劇祭 2024 上演ラインアップ [一部]>■『かもめ』※日本初演ジャンル / 製作都市(国):演劇 / ベルリン(ドイツ)演出:トーマス・オスターマイアー作:アントン・チェーホフ2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・休)会場:静岡芸術劇場『かもめ』 ©︎ Gianmarco Bresadola■『友達』[SPAC×鳥の劇場]共同制作演劇 / 静岡・鳥取(日本)演出:中島諒人作:安部公房2024年4月27日(土) 〜4月28日(日)会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」『友達』■『マミ・ワタと大きな瓢箪(ひょうたん)』※日本初演ダンス / パリ(フランス)演出・振付・出演:メルラン・ニヤカム〜グランシップこどものくに連携事業〜2024年5月5 日(日・祝)会場:グランシップ 交流ホール『マミ・ワタと大きな瓢箪』 ©︎ Peggy Riess<駿府城公園で同時開催>ふじのくに野外芸術フェスタ 2024 静岡■『白狐伝(びゃっこでん)』※SPAC新作演劇 / 静岡(日本)演出・台本:宮城聰作:岡倉天心(『THE WHITE FOX』)音楽:棚川寛子2024年5月3日(金・祝)〜6日(月・休)会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場ストレンジシード静岡 2024 コアプログラム■オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『パレードとレモネード』(仮)※新作演劇 / 静岡(日本)テキスト・演出:三浦直之(ロロ)2024年5月4日(土・祝)~6日(月・休)会場:青葉シンボルロード B3移動型パフォーマンス■『The Road to Heaven』※新作インターナショナルコーディネーター:チョ・ヨンスン2024年5月4日(土•祝)〜6日(月・休)会場:静岡県庁前〜駿府城公園他、ストレンジシード静岡 2024 オフィシャルプログラムではサファリ・P、劇団 短距離男道ミサイル、ワワフラミンゴ、お寿司の作品を上演。公募により選ばれた、ストリートシアターの可能性に挑戦するアーティストによるプログラム「オープンコールプログラム」では、ほころびオーケストラ、鈴木ユキオプロジェクト、浅川奏瑛×演劇空間ロッカクナット、のあんじー、第二次谷杉≒ミミトメ、Co.SCOoPPが出演する。あわせて、SPACの2024年度年間上演ラインアップも発表された。宮城聰構成・演出の『イナバとナバホの白兎』、別役実の『象』をEMMA(旧・豊永純子)が演出する新作、今井朋彦演出の『メナム河の日本人』ほかの上演を予定している。※最新情報は、公式特設サイトにてご確認ください。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト:◆ストレンジシード静岡 公式サイト:◆SPAC公式サイト:
2024年02月22日Prime Videoにて配信中のAmazon Originalドラマ「沈黙の艦隊」の続編制作が決定。大沢たかお、原作者のかわぐちかいじ氏よりコメントも到着した。1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載され、累計発行部数3,200万部(紙・電子)を突破する大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(作・かわぐちかいじ)を原作として実写化され昨年秋劇場公開された映画『沈黙の艦隊』。大ヒットを記録した劇場版の物語に未公開シーンをふんだんに加えた本作は、その後、東京湾に舞台を移して勃発する大海戦のクライマックスまでを描いた。配信が開始されると、Prime Videoで配信された実写作品の国内視聴者数の歴代一位を記録した(※日本のPrime Videoで配信されたライブスポーツを除く実写作品の中の、配信開始後4日間時点の国内視聴者数対象)。シーズン1では、日米政府が極秘に建造した原子力潜水艦<シーバット>を乗っ取り、独立国家<やまと>の設立を全世界に宣言した主人公・海江田四郎(大沢たかお)が、日米政府を相手に緊迫の潜水艦バトルと手に汗握る交渉劇を繰り広げる。海江田の“ライバル”で<たつなみ>の艦長・深町洋(玉木宏)や日本を守るために苦悩し奮闘する官房長官・海原渉(江口洋介)ら政治家たち、正しい報道のために奔走するニュースキャスター市谷裕美(上戸彩)ら、登場人物がそれぞれの正義を胸にぶつかり合う熱い人間ドラマが描かれ、シーズン1のラストでは、<やまと>を率いる海江田が“真の平和”の実現を求め、次なる舞台へと向かうことを宣言する姿が映し出されていた。本作のAmazonカスタマーレビューでも、星の数が平均4.5(2024年2月19日時点、総数805件)と高評価を記録。配信初日以降も視聴数を日々伸ばし続けており、続編を熱望する声も多かった。続編で、自らの正義を胸に突き進む海江田はどんな行動を見せるのか?そんな海江田に世界は再び翻弄されていくのか…。ファン待望の続編に期待が高まる。続編制作決定について、本作で主演兼プロデューサーを務めた大沢さんは「すでに映画、ドラマをご覧になってくださった皆様、改めて感謝申し上げます。これまで以上に壮大で手に汗握るスリル満点の新たな『沈黙の艦隊』を創り上げるため、これまで以上にしっかり準備し、これまで以上に全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります。『沈黙の艦隊』の新たなる航海を是非楽しみにしていてください」と、ファンへの感謝と喜びの気持ちを語る。本作の原作者・かわぐち氏は、「連載から30年以上経った現代に、この物語を実写版のドラマとして世界に届けられたこと、そしてたくさんの人に見てもらえたことをとても嬉しく思います。期待以上のドラマ作品で、非常に気に入っています。原作では、伝えたい大切なメッセージは終盤に浮かび上がってきます。是非最後までしっかりと描いてほしいし、それを皆さんにも見て頂きたいです」と本作の完成度に太鼓判を押しながら、『沈黙の艦隊』シリーズとして結末まで物語を描ききることを熱望するコメントを寄せた。また、Amazon MGMスタジオ ローカル オリジナル バイスプレジデントを務めるジェームズ・ファレルは「日本のPrime Videoにおける実写作品の中で最大のオープニングを記録したこの本作は、日本で最も高く評価されている憧れのクリエイターたちによる真のコラボレーションによって生み出されました。そして、続編が新たな金字塔を打ち立てることを確信しています」と続編制作に意気込みを語っている。ジェームズ・ファレル(Amazon MGM スタジオ ローカルオリジナル バイスプレジデント)Prime Videoで大ヒットを記録した『沈黙の艦隊』の続編を、配信開始から数日で制作決定できたことを大変嬉しく思います。日本のPrime Videoにおける実写作品の中で最大のオープニングを記録したこの本作は、日本で最も高く評価されている憧れのクリエイターたちによる真のコラボレーションによって生み出されました。そして、続編が新たな金字塔を打ち立てることを確信しています。日本だけでなく、世界中のお客様に最高のコンテンツをお届けできるように尽力いたします。かわぐちかいじ(原作者)連載から30年以上経った現代に、この物語を実写版のドラマとして世界に届けられたこと、そしてたくさんの人に見てもらえたことをとても嬉しく思います。連載当初に比べ、様々な状況が変わった今、細かい部分のアップデートを加えながら現代の物語として全く違和感なく描かれていて、登場人物一人ひとりが丁寧に表現されている点に、制作サイドの皆さんの原作への愛を感じ、“見事な実写化作品”になっていると思っています。期待以上のドラマ作品で、非常に気に入っています。原作では、伝えたい大切なメッセージは終盤に浮かび上がってきます。是非最後までしっかりと描いてほしいし、それを皆さんにも見て頂きたいです。大沢たかお氏(主人公・海江田四郎役)映画『沈黙の艦隊』そしてAmazon Original ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~』の続編制作が正式に決定しましたことをご報告いたします。すでに映画、ドラマをご覧になってくださった皆様、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これまで以上に壮大で手に汗握るスリル満点の新たな『沈黙の艦隊』を創り上げるため、これまで以上にしっかり準備し、これまで以上に全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります。『沈黙の艦隊』の新たなる航海を是非楽しみにしていてください。「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」はPrime Videoにて配信中(全8話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:沈黙の艦隊 2023年9月29日より全国にて公開©かわぐちかいじ/講談社 ©2023 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
2024年02月20日●『沈黙の艦隊』は「いろんな偶然が奇跡的に重なって実現」『キングダム』シリーズの王騎役や『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の隠神刑部役など、徹底した役作りで多くの人たちを魅了し続けている俳優・大沢たかお。昨年9月に公開された映画『沈黙の艦隊』、その続きを描くAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』(2月9日より配信)では、主演のみならずプロデューサーとしても参画した。「未知との遭遇の連続だった」という本作について、そして貫いている自分らしさや俳優としてのポリシーなど、大沢に話を聞いた。1988~96年に『モーニング』(講談社)で連載された大ヒットコミック『沈黙の艦隊』(作・かわぐちかいじ)を原作とし、大沢主演で実写化された映画『沈黙の艦隊』。Amazon Originalドラマでは、海江田四郎(大沢)率いる独立戦闘国家「やまと」が独立を宣言する劇場版の物語に加え、その後、東京湾で勃発する大海戦というクライマックスまでを描く。壮大なスケール感ゆえ、実写化不可能とされていた原作コミックだが、日本のAmazonスタジオが過去最大級の予算を投じて制作。大沢は防衛省・海上自衛隊との協力体制の構築や、原作者への企画プレゼンを行うなど実現に向けて奮闘した。戦争や核保有、国連のあり方など、さまざまな問題に切り込んだ物語は、ロシアのウクライナ侵攻などにより世界各地で緊張感が高まっている今だからこそ、より心の響くものがあるが、大沢は「狙ってこの時期にしたわけでもなく、いろんなものが噛み合ってこのタイミングに。今、ウクライナもそうですし、中東も、そして台湾有事もありますが、(プロジェクトが始動した)当時はそういう状況ではなかったので」と語る。世界がこういった状況になるとは想像してなかったものの、平和や世界に関して考えるきっかけになればという思いはあったという。「海江田はずっと潜水艦の中で命令しているだけなので、主人公だけ見ていても面白くないというか、マスコミや政府、そして国民がどうジャッジするのかというのが、この作品の面白さだと思います。彼に刺激を受けた人々が、悩んだり葛藤したりしながら、ある決断をして進んでいく。答えはないですが、海江田みたいな人が、テロのようなとんでもない犯罪を犯した時に、そこに生きている人たちはそれをどう捉えて、どういう風に行動するのか、何か考えるきっかけになればという思いはあります」とはいえ、一番はエンターテインメントとして楽しんでほしいという思いだ。「全く別世界のようで、くしくも今の時代と重なり、見た人に何か問うことができたらいいなという思いはありますが、一番はやはり作品を楽しんでほしいというのが根本です」先に映画を公開し、完全版をドラマとして配信するという形も、大沢自身は想像してなかったそうで、「それもご縁だと思います。いろんなものが重なり合ってこうなったんだと思います」としみじみ。当初はそもそも実写化が実現するとも思っていなかったという。「この作品は、僕が今まで経験したことのない変な力が働いていて、最初の頃は国の人たちがこんなに協力してくれるとは想像していなかったし、これが実現するとも思っていなかった。いろんな偶然が奇跡的に重なって実現したなと思っていて、いろんな縁というか、因縁を感じる作品になりました」○攻めの姿勢で制作「未知との遭遇の連続だった」そして、「すべてが挑戦の連続で、未知との遭遇の連続だった」と実現までの苦労を吐露する。「どの作品もいろいろな挑戦がありますが、この作品はすごくその度合いが大きかった。タブーにもどんどん触れるし、スケールも大きいし。我が国の根幹になる問題を真正面から取り上げ、しかもそれを世界に発信するというのは、今までなかなかなかったと思います。そういう意味ではすごく責任もあります」だからこそ一切妥協せず、とことん攻めて作り上げた。「実現するかわからないという難しい挑戦でしたが、中途半端に置きにいくエンターテイメントより、攻め切ったエンターテイメントのほうがいいと思ったので、全員で一丸となって攻めの姿勢で作り続けてきました。あとはもう結果を待つしかないなと思っています」映画公開の段階ですでに反響は届いていると思うが、「まだ物語の序章なので。ここからがすごく大事なところですし、丁寧に細かく描いているので、ドラマを見てもらってどう感じてもらえるか」とドラマの反響を楽しみにしているようだ。●時代の変化を痛感「すごく厄介な時代になった」『沈黙の艦隊』の実写化が実現したことで、時代の変化も痛感したという。「Amazonさんが日本のこの作品を、これほどの規模で映像化し、しかもそれを世界に流す。日本のあるべき姿や今の問題など、いろいろなものを問題点も含めて描いていて、タブーとされている部分に普通に触れているというのは、時代が新しいフェーズに入っているんだなと思いますし、何が良くて何が悪いという価値観もどんどん変わっているんだなと感じます」そして、そういった世の中の変化を敏感にキャッチする大切さも改めて感じたという。「世界がどんどん変わっていて、昔では考えられないペースでいろんなことが変わっているから、3年後に世界がどうなっているのかわからない。読みにくい時代になっていますが、自分が何に問題を感じ、どんなことを世の中に発信したいか、その時々の気持ちに従って動くしかないのかなと思います」さらに、「すごく厄介な時代になったなと、それはすごく思います」と語る。「世の中の情報がすぐ自分のそばに入ってくるようになった素晴らしさもありますが、必要ないことも全部入ってくるので、その中で取捨選択して自分らしい人生を生きるってすごく大変だと思うんです。無限大に選択があるかのように、携帯を見れば常に甘いささやきが入ってくる時代。変わらず自分らしく生きるというのが難しくなってきたなと感じます」その難しさを感じているからこそ、自分らしい生き方をより意識するように。「自分のあり方や自分らしい生き方に気をつけないと簡単に飲み込まれてしまうなと、ここ10年ぐらいずっと思っていて、そこを意識するようになったというのは変わったところかもしれません」○勝手に未来を予測しないほうが「自分でもびっくりするような展開に」貫いている自分らしさを尋ねると、「昔から異端児なところがあって、そこはずっと変わっていないです」と自己分析。「みんなが右って言うと左に行きたくなって、みんなが白だと言っても自分が黒だと思ったら黒を選ぶ人なんです。小学生の時から『なんでみんな同じ方向を見て生きているのかな。1回きりの人生なのに』と思っていて、そうやって生きてきたから、トラブルもあるし攻撃されることもあって。特に日本では、みんなと違うことをする人間は嫌がられますが、僕はそうやって生きてきたのでこの先もそこは変わらないのかなと思います」そんな“異端児”だからこそ、大沢にしか生み出せない役や作品に。「この変な性格が俳優業にも活きていたらいいなと思います」と笑っていた。最後に、今の俳優業への思いを尋ねると、「仕事がなければ無職という人気商売ですから、いつ終わるかもわからない。だからこそ、自分がやると決めた仕事を後悔しないでやり切るということがすべて」と仕事との向き合い方を説明。続けて、「求められるものをやり切る。『こういう役をやりたい』『こういう方向に進みたい』ということを僕は30年間言ったことがない。そういうものを持たないことがすごく大事だと思っています」と述べ、「自分で勝手に未来を予測すると、肝心な可能性やチャンスがどこかに行ってしまう。そういうものがないほうが自分でもびっくりするような展開になって、それは見ている人も面白いはずなので、そのスタンスはこれからも変わらないだろうなと思います」と自身のポリシーを語ってくれた。■大沢たかお東京都出身。1987年にモデルとしてデビューし、1994年にドラマ『君といた夏』で俳優デビュー。映画『解夏』(2004)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、映画『地下鉄(メトロ)に乗って』(2006)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、TBS系ドラマ『JIN-仁-』(2009)で橋田賞などを受賞。近年の主な出演作は、映画『キングダム』シリーズ、『AI崩壊』(2020)、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(2021)、ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(2023)、舞台『INSPIRE 陰陽師』(2020)など。スタイリスト:黒田領ヘアメイク:松本あきお(beautiful ambition)衣装クレジット:ニット/ルフォン(シアンPR)、その他スタイリスト私物
2024年02月01日