もうすぐ年度替わりの時期。せっかく、同じクラスのママたちにも慣れたのに、またクラス替えで別のお母さんと人間関係を築きなおさなければいけないのか…と重たい気持ちになっていませんか?新しい友達を作るのが苦手で、なんとなく1人になってしまいやすいママ(=ぼっちママ)にとって、新年度を迎えるのはいつも憂鬱だったりしますよね。幼稚園や保育園で、ぼっちママになったとしても上手に過ごすためのコツとは…。自分自身も「ぼっちママ」の1人で、占い師としていろいろなママからのご相談もいただくことの多い筆者が、ぼっちママの園ライフのコツをご紹介します。■園ではいつも笑顔でまずは、園で笑顔を見せることを忘れないようにしましょう。基本は、通りすがりに笑顔で挨拶をしていくこと。参観で、顔見知りのママとすれ違ったときは、無表情や無言ではなく、必ず笑顔で挨拶して!たったそれだけで、あなたが周囲のママに対して、敵意がないということが伝わります。これが伝わると、たまにですが、向こうから話しかけてもらえることも!話しかけてくれたら、もちろん笑顔でちゃんと話を聞きましょうね。ちなみに私は、知らないママにも笑顔で「こんにちは!」「すみません!」と声をかけるようにしています。■よその子どもに声をかけようぼっちママは他のママに声をかけることが難しいと感じることが多いですが、子どもが相手なら、ハードルは低いですよね。園を訪れたとき、自分の子どもの周囲に座っている子に、「上手にできたね!」「その○○、かっこいいね!」などの褒め言葉をかけてみましょう。この流れで、自分の隣に立っているママに対して、子どもの作品を褒めるなどしても良いですね。■できることを引き受けよう園には、役員や行事のお手伝いもありますが、できる範囲で積極的に引き受けるのがおすすめです。お手伝いは、他のママと交流を図れるチャンス!特に何かの行事手伝いのときでなくても、目の前で手を貸せそうなことが起きていたら、尻込みしないで手を出しましょう。自然と、他のママとの会話や、連絡先交換の必要性が生じて、ぼっちなりに知己を増やすことができますよ。また、情けは人の為ならず、という言葉もありますが、人の為に何かをしている人は、いざという時に人から手を貸してもらえることもあるでしょう。■ママだって無理しないことが大事年度替わりで仲の良かった子とクラスが離れてしまったり、仲良しママの子が卒園してしまったり、たまたまご近所に、一緒に園に行けるママがいなかったり…。ぼっちママになってしまうきっかけは、いろいろなところに転がっています。自分がそうなったときは、ぼっちママであることに罪悪感を感じるのではなく、無理せず周囲のママといい関係を築くことを目指してみましょう。大切なのは、いつも他のママとくっついていることではなく、いざ必要なときに他のママと協力して、子どものために動ける体勢を作っておくことなのです。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2018年01月08日前回、私たち子育て中のママたちがなぜ漠然とした窮屈さを感じているのかを自分なりに考えてみました。その結果、これまで推し量ることしかできなかった「周囲の人」の本音が、SNSの普及によってブワッと表面化したことで、いままでになかったためらいや心配が増えたからじゃないかというところに行き着きました。私はブログをやっていることもあり、いままでに何千、いや、何万もの感想や意見を受け取ってきています。おそらく普通に生活してるだけでは考えられないほどのたくさんの意見にさらされ続けているのですが、これだけたくさんの意見を受け取っていると、そのうち意見の本質や、何を言おうとしているか、何を装っているのかが見抜く力が備わったように思います。なぜ、この話を持ち出したのかというと、おそらく、どのママも大なり小なり私と同じような経験をしたことがある、もしくはいまその真っ最中なんじゃないかな? と思うからです。SNSだけじゃなく実際の生活においても、「誰かの意見」に心揺さぶられたり「誰かの子ども」と比べてしまうことってありませんか?私もたくさんの誰かの意見にブワァァァァ~~~ッとさらされて色々ともがいてきたタイプなので、「自分がどうしたいのか」「自分はどう思うのか」よりも、誰かの意見に引っ張られて「自分の考えは間違ってるのかな?」とよくわからなくなっしまうことがありました。私は自分の子育てが正解かどうかなんてわかりませんし、きっと多くのママがそうだと思います。いま一生懸命子どもたちを育てていますが、究極のところ子どもたちが大きくなってみないと分かりません。自分の子育てに絶対の自信がないからこそ、誰かの意見って心を揺さぶられるんですよね。■母の心を揺さぶる「もう◯歳」「まだ◯歳」たとえば、母親の心を揺さぶるキーワードに「もう」と「まだ」があります。この2文字って本当によく出てくるんです。たとえばうちの三男は現在3歳なのですが、同じ3歳でも「まだ3歳」「もう3歳」2通りの意見があるわけです。先日、9歳の長男がおやつを食べている時に、3歳の三男が横からパッと横取りをしたんです。一瞬の出来事だったので私も長男も止めることができなかったのですが、横取りされた長男がキレて、三男の顔をグーパンチしたんですよね。続けざまにガンガンと鼻頭を叩いたため、三男の鼻から鼻血がブーー!と出てしまいました。私は3歳に容赦なく手をあげた長男を叱りました。横取りされて腹が立つ気持ちはわかりますが、やはり鼻血が出るほど3歳の小さな弟を叩いちゃいけないし、社会ではいかなる理由があろうと最初に手を出してしまった方が結局は負けになってしまうと思うからです。ですが、ここでも人それぞれによって「私ならどう対応するか」が分かれてくるわけです。寄せられた意見は3つに分かれました。私と同じ手を出した方をまずは叱る派、そもそも先におやつを横取りした三男をまずは叱るべき派、どっちもどっちだから静観する派。そしてここで、「まだ」と「もう」にも分かれてきます。「もう3歳なのだからおやつを横取りしちゃいけないって分からないといけない年」だという意見もあれば、「まだ3歳だから横取りしちゃうこともあるよね」という意見もあります。また、「もう3歳なんだからきちんと教えればできます」という意見もあれば、「まだ3歳だから何回同じことを言ってもなかなか…」という意見もあります。これ、どちらも間違っていないと思います。しかし、どっちが正しいともいえないことを、どうしてこんなに言い切れるのかというと、あくまで「自分はそう思うから」なだけです。これは私も含めて、自分がそう思うからそう言ってるだけのことです。■「◯歳はこうあるべき」正しい基準なんてない「もう3歳ならこれができなくちゃおかしい」とか「まだ3歳なんだからこれはできなくても仕方がない」なんて明確に決められているわけではありません。歩行や言語など発達面では臨界期が決まっていますが、おやつを横取りしちゃダメとか、ちょーだいと言えないとおかしいとかなんかはどこにも基準がありませんよね。私は「まだ3歳派」なのか「もう3歳派」なのかといわれれば、「まだ3歳派」です。もちろん一概には言えませんけど全体的にこの世に生まれてまだ3年しか生きてないんだから、同じ失敗をしても仕方がないと思っています。何回も何回も何回も言い続けていずれ徐々に改善していくこともたくさんあると思っています。ただ、私はこういう考えで育てていますが、そこに「もう3歳なんだから言えば分かる歳ですよ」という意見も当然あるわけですし、そこを否定してはいけません。その逆も同じです。このように普段交わらないで済む自分と違う考え方が関わってきたとき、ぐらぐらと心が揺らぐわけです。私も、昔はそうでしたが、いまは違います。たくさんの意見にさらされてさらされてさらされまくって、行き着いたところは、これでした。「私とあなたは違う」と思うようにすることです。■「私とあなたは違う人間」と思えば楽になるえ? そんなこと? って思うかもしれませんね。でーーーも。すごく当たり前の答えに思うかもしれませんが、これが簡単なことのように思えて実は難しい。自分のことならまだしも、母親は子どものことが絡むとちょっと理性から離れてしまう面がありますから。「私とあなたは違う人間」こう思えるようになるまでにはすごく体力を使いましたし、いろんな失敗もしました。そして、こう思えるようになれたら、すごく楽になりました。たとえば「うちの子は同じ3歳だけど、もう◯◯できますよ。言えばきちんとわかりますよ」って言われたとしたらやっぱり落ち込みますよね。でも一方で相手側からすれば「あの子はうちの子と同じ3歳なのに○○ができてないなんて、甘やかしてるからじゃないの」と一種の不快感を抱いてることになるわけです。結局、どちらにせよサンプルは「自分の子ども」かせいぜい「自分の周りで知ってる子ども」ぐらいしかいないわけです。こういう場合私は「あなたのおうちの3歳はできるのかもしれないけれど、できない3歳だっている」と思うようにしてます。こう書くと開き直りだと捉えられがちなのですが、それとはちょっと違います。だって同じように教えたとしても習得できるまでどれぐらい時間がかかるかって本当に人それぞれなんですもん。あなたのお子さんがおとなしく静かに座っていられる3歳だったとしても、うちの子はまだそれができないんです。年齢なんてひとつの数字にすぎません。そわそわしちゃう3歳もいれば、奇声をあげちゃう3歳もいれば、眠くなって寝ちゃう3歳もいます。同じ子は1人としていませんよね。こういう類いのことは、実の親や義理の親との間にも起こりうることかな? と思います。たとえば、うちの母は自分たちの子ども、つまり私たち兄弟が(姉・姉・弟)手がかからず3人とも静かなタイプだったんです。だから孫の3兄弟がとにかくチョロチョロ動き回るのをみて、「あんたたちはこんなんじゃなかった!」と私に嘆いていましたが(笑)。まぁそりゃ当然ですよね。だって同じ3人の子どもでも同じ人間なわけじゃないですから。そこで「私の育て方が悪いのかな」なんて悩む必要ないと私は思います。一生懸命子育てしていると、よくも悪くも、自分の子どもを中心に見てしまいます。自分の子どが(もしくは誰々さんちの何々くんが)3歳の時にはこれができていたから、3歳になればできるようになるもんだ。と思いがちなのですが、決してそんなことはありません。1回言えば分かる3歳もいれば、2万回言ってようやく分かる3歳もいます。1人1人違うんだ、違って当然なんだということを、頭においておけば不用意に心が揺らぐことはずいぶんと減ります。よく考えたら、「もう」だの「まだ」だのってものすごくあやふやだと思いませんか?「もう3歳」「まだ3歳」の境界線って誰が決めたんでしょう。たかだかその人の身の回りで起きた出来事や、どこかの本で仕入れた知識や、ひとつの体験や主観でしかないような気がします(もちろん「この時期を過ぎたら習得が難しい」とされる発達上においての臨界点はありますが今回に話題はそのことを指していません)。いろんな情報や意見が溢れかえっているいまだからこそ、「よそはよそ」「うちはうち」「あなたと私は違うんだ」ということをもう一度自分に言い聞かせるととても楽になりますし、逆も然りです。「自分はこうだからあなたもこうあるべき」と押し付けることが、より自分を窮屈にしてしまっているということに気づけたら、もっと楽になるんじゃないかなと私は思っています。
2018年01月04日日本のお正月といえばおせちのイメージがありますが、実際はどれくらいの人たちがおせちを作っているのでしょうか。最近ではおせちを買う人も多くなっているそうですが、その実態について調査してみました。Q.おせち料理は作る?買う?1.作る 12.1%2.料理によっては買う 34.5%3.買う 21.4%4.わからない・どちらとも言えない 10.2%5.おせちを食べない 21.8%もっとも多いのは、料理によっては買うという人で34.5%という結果になりました。今どきのパパママ世代にとって、おせちは作るものより買うものというのはまだいいのですが、食べない人も20%以上もいるなんて。■手作りするより買う方がお得でおいしい実家のお母さんがおせちを作れなくなったことが購入するきっかけになることが多いようです。今ではさまざまなお店でおせちを販売していますので、どれにするか考えるのも楽しそうですね。「結婚して数年は手伝いに帰り、おすそ分けしてもらっていましたが、数年前に12月に子どもが生まれて里帰りしてから、実家も買うようになったので、私も買うようになりました。早めに頼むと安いので、早めに申し込んでいます」(大阪府 30代女性)「沖縄出身なので、おせちは横浜にきて知りました。お正月は料理によっては買ってます」(神奈川県 40代女性)「お正月は家族で実家に帰ることが多く、数年前から母が作らなくなったので、購入するようになりました。ただ、子どものころから好きだった黒豆は作ってもらってますね」(東京都 40代女性)■子どもが食べないものは作る気力が出ないやはり作るからにはおいしいと言って食べてほしいというのがママたちの思い。ところがおせちは子どもに人気がないというというのが現実。子どもが食べるものにするとおせちというより、運動会のお弁当風になってしまうことも。「毎年作るのですが、お煮しめや田作りやくわいなどが残ります。子どもたちは冷たいおせちがあまり好きじゃなく、2日目には温かいメニューを作らなければならず、お正月の食材も高額。疑問を感じながら今年も作ろうかと…」(三重県 40代女性)「おせちは買っても子どもたちが食べるものがほとんどないので、黒豆や栗きんとんなど好きなものだけを作ったり買ったりしています。揚げ物も作るので運動会のお弁当のようになってますけどね」(山口県 40代女性)「食べるものだけ作ります。子どもはほとんど食べないのでやる気がうせます」(千葉県 40代女性)■おせちは作らない、買わない、食べない地域や家庭によってはおせちを食べる習慣のない人もいるようです。また、親戚づきあいのない家ではおせちを食べる機会がないということもあるようです。「我が家はおせちはなく、お雑煮を食べることが習慣です」(鳥取県 40代女性)「正直なところ買うのも高いし、作るにもかなり手間がかかる。正月台所に立たないようにとか、主婦に休日とかいうけど、結局仕事が増えるだけ。だからおせちは必要なしです」(三重県 20代女性)「青森市の我が家では、昔からおせち料理を食べる習慣がありませんでした」(青森県 40代女性)「娘とふたりなので買っても作っても食べない。もしくは食べきれないので用意しません」(新潟県 40代女性)Q.おせち料理は作る?買う?アンケート回答数:7113件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年12月29日私、子育てブログを書いてるんですけど、先日、「お昼寝して晩ごはんはスーパーの惣菜、朝8時に回した洗濯を夜9時に干したほどのグダグダな日、でも子どもたちと美味しいって笑いながらごはんを食べたからそれでよし!」っていう話を書いたら、めちゃくちゃ反響があったんですよ。こんなろくでもない1日でしたわ~と自虐のつもりで書いたんですけど、意外にも「読んですごく気が楽になりました」とか「こんな私でもいいんだって思えました」といった感想がとっても多かったんです。みなさんが一様に言っていたことは「ホッとした」ということでした。私としては、こんなに反響があるとは思ってなかったのですが、裏を返せばそれだけ「こんな自分じゃダメだ」と思っている隠れ頑張り屋さんが多いということだと思うんです。みんな「周りの人はもっと頑張ってるはず。」「こんなダラダラしてる母親はきっと私だけだ」と思って過ごしている中で自分と同じように手を抜いてる人がいる~! って知ってホッとしたんだと思います。しかも、ほとんどの人が誰かに「もっとちゃんとしなさい」と指摘されたわけじゃないんですよ。言われたわけでもないのに、自分の中に作り出してしまったもう一人の自分が「頑張らなくちゃ」「ちゃんとしなくちゃ」って首をしめてくるんです。この気持ち、よ~~~くわかります。むしろ誰よりもその気持ちが分かるからこそ、自分のろくでもない姿を公開することでどこかの誰かの気持ちが楽になればいいと思っている節さえあります。■SNSをやることで、自分に厳しいママが増えたこのことからも分かるように、今のママたちってきちんとした母親でいなくちゃいけないみたいな強迫観念に駆られているところがあるんですよ。じゃぁそれがなぜなのかというと、私が思うに、SNSに一因があるような気がします(あくまで一因です)。いろんな情報や感情・意見が溢れ返っているせいで、すごく疲れてしまうんです。もちろんSNSをいっさいやっていないママもいますが、もはや現代においてスマホやSNSは私たちの生活に深く入りこみ、切り離せない存在になっています。「SNS疲れ」という言葉もあるようにネガティブな側面もありますが、元気をもらったり、私だけじゃないんだって癒されたり、うまく表現できなかったモヤモヤを誰かに言語化してもらってスッキリしたり、子育ての合間に息抜きできる良いツールでもあると私は思っています。ただ、一方でいろんな情報や人を目にする分、まるで自分が誰かに採点されているかのような気持ちになってきて、十分頑張っているのに、まだまだだ、全然ダメだ…ってとにかく自分に厳しくなっていく人が多いような気がします。■「苦情が出ない子育て」を強いられるママのプレッシャー直接言われたわけでもないし、指摘されたわけでもないのだけれど、私たち現役ママたちはいつのまにか漠然とした過干渉と不寛容に囚われています。苦情やもめごとを防ぐために、あらゆるリスクに対処して、その中で許されることだけをして子育てしなくてはいけないようになっているような気がします。「それは迷惑になる」「これも迷惑になる」これは都会と地方でも違うと思います。地方に暮らしてる方は「そんなに気をつかったことがない」と感じるかもしれません。でも、誰かに迷惑をかけてしまうことを必要以上に気にしてしまうママは本当に多いなと感じます。私も心のどこかで常に気を張り巡らせています。苦情が出ない子育てをしなくちゃいけない。批判を受けない子育てをしなくちゃいけない。多くの人に受け入れてもらいやすい子育てをしなくちゃいけない。そもそも誰にも迷惑をかけないで子どもを育てるなんて無理な話なのに…迷惑をかけないようにしなくちゃいけないんだというプレッシャーがすごくすごく重く肩に乗しかかっています。■息子たちが赤ちゃんだったころ…たとえば・・・我が家のおむつはずしの話をひとつします。我が家のトイレトレーニングは3人とも「いきなりオムツを脱がせてしまう」方法でした。 ある日突然オムツをパッととってしまって強行突破するという技です。ただ当然おもらしをしちゃうわけです。 昨日までオムツをしていたのに今日になったらいきなりオムツしないわけですから。遊んでる間に床におもらしをしちゃったり 畳の上にうんちがボトッと落ちてしまっていたりします。 そりゃぁ〜まあとにかくすごい回数!!その度に私は拭いてトイレに連れていき、「ここで用を足すんだ」と教えました。しかし、そんな簡単にはいきませんよ〜〜。何回教えても、何度トイレにつれていっても毎日毎日何度も何度も漏らし続けるわけです。そして私はせっかくだからトイトレの様子やお漏らし大事件をブログ に書いたりしながら楽しんでました。この話を聞いてどう感じますか?ある人は「あるある」と感じるかもしれませんし、ある人は「汚い」と思うかもしれません。ある人は「今だけだもの」と理解を示すかもしれませんし、ある人は「どうなの?」と思うかもしれません。子育てひとつの話にしても、受けとる側の価値観によって 感じ方は別れます。 そして昔はただ感じただけで終わっていたものが 今はどう感じたかを個人個人が発信することができるし さらにその発信を誰もが読むことができます。■受けとる側の価値観によって感じ方はさまざまきっとこういうところなんじゃないかな?と思うんです。SNS がうんぬんとか、炎上がどうこうとかそこを言いたいわけじゃありません。そもそも SNS にこんなことをアップしなければ済む話ですし、SNS を使っていないママだってたくさんいると思います。昔だったら「こんな子育てしてる人もいるんだな。うちには関係のないことだけど」で終わっていたのが、今はよくも悪くも、 見たこともないどこかの誰かの子育てがすごく気になる時代なんですよね。■SNSで「ママ(子ども)に対する周囲の本音」が見えるようになったもうひとつ例えですが、満員電車の中で赤ちゃんがずっと泣いていたとします。そこでAさんが心の中で「うるさいなぁ…」と思ったとします。でも、たとえ心のなかでそう思ったとしても口には出さずに黙っています。この状況で「うるさいなぁ」と口に出して言うことが、大人として好ましくないことがわかっているからです。ごくまれに「泣きやませろ!」とか口に出す人もいるかもしれませんが、だいたいの大人は黙っています。赤ちゃんの泣き声をどう感じるかは人それぞれなので、心の中で「うるさいなぁ」と感じることが悪いわけでは決してありません。うるさいと感じるもかわいいと感じるも個人の自由です。でも、実生活においては口に出さずに我慢していた感情が、SNSだと我慢せずに呟くことができちゃうんです。「赤ん坊がずっと泣いてる。迷惑」「こんなラッシュ時に乗せんなよ」と、パッと匿名で発信できます。このひとつの「思考」を受け取る読み手側においても反応はさまざまでしょう。「そんなこと言うなんて!」と嫌な気持ちになる人もいれば、逆に「同じこと思ってた」と賛同する人もいると思います。SNSがなかった頃には、人が心の中で何を思っているかはあくまで「推し量るもの」でしたが、SNSが普及してからは今まで隠されていた本音が表面にぽんっと顔を出してきて、なおかつ誰でもそれを知ることが出来るようになったんです。■「すみません」と頭を下げまくるママたち今まで隠されていた「人の本音」がブワッ! と目に見えるようになったことによって、安心や共感も増えましたが、逆に、「人がどう思っているのか」にものすごく敏感になってしまうようになりました。今まではベビーカーで電車に乗ることにためらいもなかったのに、ベビーカーで電車に乗ってくる子連れを迷惑だと感じる人がいる、ということを知ってからは妙に気になってしまって、「ベビーカーで電車に乗ったら迷惑だからやめておいたほうがいいかな…でも、ないと困るしな…でも、迷惑だと思われたらどうしよう…」と今までなら気づきすらしていなかったためらいや心配が増えました。混雑時にベビーカーで電車に乗ることが「迷惑だ」「赤ちゃんがかわいそうだ」と感じる人もいれば「公共の乗り物なんだからいろんな人が乗って当然」と思う人もいるわけです。がしかし、私たちママはどうしても前者の意見に引きづられがちです。ただでさえ「いいお母さんでありたい」「いいお母さんに見られたい」と思って頑張ってる中ではポジティブな意見よりもネガティブな意見のほうがより印象強く残るからです。「そういう人もいる」というだけなのに「たいていの人がそう思っている」かのように変換して捉えてしまいがちなんです。このような理由から、現役子育て中のママたちは、「迷惑だと思っている人がいるかもしれない」から「いるにちがいない」と思って、赤ちゃんが泣いたらすみません。子どもが走り出したらすみません。手をさしのべてもらってもすみません。あっちですみません。こっちですみません。一歩外に出れば、ペコペコペコペコ頭を下げまくっています。ここに私たち子育て世代が感じている、得体の知れない窮屈さが潜んでいるんじゃないかと私は思います。次回(1/4UP)に続きます。※内容に不備があったため一部修正し更新しました。2017年12月29日 10時現在※内容を一部新たに追加しました。2017年12月29日 11時現在【お知らせ】前回の 「帰りが遅い夫「フラリーマン」を変えるには? 妻の上手な伝え方」 の記事下アンケート「Q. 夫が変わってくれた! という効果のあったアプローチ方法があったら教えてください」のアンケート結果はこちら↓
2017年12月28日おせち6品を70分で仕上げる!年の瀬も迫ってまいりましたね。今年1年を振り返り、来年に思いを馳せるこの時期。さあ、お正月のおせちはどうしましょうか?ひとりだから、適当におせちっぽいもの買ってきて済ませよう…と思っているあなた。せっかくのお正月だからこそ、少しでもいいのでおせちを手作りしてみませんか? 年の初めを丁寧に過ごせたら、その年の運気も上がるような気がしてきますよ!写真のワンプレートですが、市販のものは黒豆のみで、あとはすべて手作り。おせち作りって、手間がかかって少しハードルが高いような気がしますが、電子レンジなどを使い工夫をすれば、実は1時間ちょっとしかかからないのです。市販のものもうまく取り入れながら、作れそうなものを2~3品だけでもチャレンジしれみましょう!ちなみに、南天の実や葉、扇などの装飾品は100円ショップのダイソーで買ってきたもの。装飾代しめて216円。千代紙などを敷くのも素敵ですね。こういったお正月らしい装飾を加えると、お皿の上も一気に華やぎます。手軽な順に6品のレシピ紹介さて、私が今日ご紹介するレシピは下記の6品です。手軽な順にご紹介していきます。(1)海老の酒蒸し(2)紅白なます(3)胡桃田作り(4)ローストビーフ(5)栗きんとんの茶巾絞り(6)伊達巻き海老の酒蒸し★3分もあればできてしまう、酒蒸し。コツは火を入れすぎない事。<作りやすい分量:約2人分>生海老 4本日本酒50ml塩 小さじ1海老は塩水(分量外)で軽くあらう。小鍋に海老を入れ、酒と塩も加えて蓋をして中火にかける。ぐつぐつと沸騰したら弱火にし、一煮立ちさせて火を消す。そのまま1分予熱で蒸せば出来上がり。紅白なます★白:赤の分量比を3:1を目安にすると美しく仕上がります。<作りやすい分量:約5人分>大根1/4本人参 1/2本塩 小さじ1砂糖 大さじ2酢 45ml大根と人参は皮をむき、スライサーで薄く切ってから、細い千切りにし、塩をふりかけて10分ほどおくと水分で出てくるのでよく絞る。ボウルに酢、砂糖を良く混ぜ合わせ、そこに水気を絞った大根と人参を加えてよく和えればできあがり。胡桃田作り★カリっと香ばしい胡桃と煮干しがクセになる美味しい田作りです。<作りやすい分量:約4人分>小さいにぼし 30gくるみ 30g白いりごま 小さじ1●砂糖 大さじ2●みりん 10ml●酒 10ml●醤油 10mlくるみとにぼしはそれぞれフライパンで、香ばしくから煎りしておく。フライパンを綺麗にし、●の調味料をすべて入れて溶かし混ぜる。泡が立ってきたら、くるみとにぼしを加えて絡め合わせ、ごまもふりかけてできあがり。ローストビーフ★電子レンジでまず火を通して、時短調理!<作りやすい分量:4人分>牛ももブロック 350g塩こしょう 適量オリーブオイル 小さじ1牛肉の全面に強めに塩こしょうをすりこみ、耐熱皿にのせてラップをして600Wの電子レンジで4分30秒加熱する。フライパンにオリーブオイルを熱し、強火で肉の両面に焼き色をつけたら、アルミホイルで2重にくるんで、しばらく常温においておき、20分くらい経ったら切り分ける。お好みで山葵醤油などとともにいただく。栗きんとんの茶巾絞り★甘さ控えめの栗きんとん。鍋もくちなしも使わない簡単調理!茶巾絞りにすればハレの料理に。<作りやすい分量:約6人分>さつまいも 160g(皮をむいて)みりん 50ml栗の甘露煮のシロップ 25ml栗の甘露煮 小瓶1つ分1. さつまいもは1cmの輪切りにして、厚めに皮をむいておく。耐熱皿に水100mlを入れてさつまいもを並べ、ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで4分半加熱し、裏返して3分加熱。2. さつまいもが柔らかくなったらお湯を捨て、ボウルに移してマッシャーでつぶす。3. みりんとシロップを加えて、ラップをせずに2分加熱。一度スプーンなどで混ぜて、再び2分加熱。ほどよいかたさになっていることを確認したら、栗の甘露に加えて混ぜ合わせる。4. ラップに適量取り出し、きゅっと絞りながら丸め、茶巾絞りにする。伊達巻き★ふわふわの美しい伊達巻き。フードプロセッサーと巻きすさえあれば、自宅でも簡単に作れます!<卵焼き器1つ分>卵 3個はんぺん 60gみりん 小さじ1弱砂糖 大さじ1と1/2塩 ふたつまみめんつゆ 小さじ1サラダ油 適量1. はんぺんは細かく切っておく。2. フードプロセッサーに卵を入れ、まず混ぜる。はんぺん、調味料の順に加え、滑らかに混ざり合うまでしばらく回す。ボウルなどに移して、トントンと底を当てて空気を抜く。3. 卵焼き器にうすくサラダ油をひく。キッチンペーパーなどで余分な油は拭き取っておく。一気に生地をすべて流し込み、平らにならす。4. 最初の10秒だけ強火にし、あとはごく弱火で約9~10分、アルミホイルで2重に蓋をして焼く。5. 周囲に焼き色が着いていることを確認したら、フライ返しを使って慎重に取り出し、巻きすの上に乗せる。巻きすで巻いて、両端を輪ゴムで固定して10分おけばできあがり。上から手軽に作れる順にご紹介してみました。無理せず、作れそうなものだけでもぜひチャレンジしてみてください。みなさま、よいお年を!働くおひとりさまにとっての毎日はめまぐるしくて、ゆっくり季節を感じる時間さえ取れないですよね。 「休日のたった1時間でいいからほっとしたい…」元外資系バリキャリから一転、丁寧な生活を目指して料理研究家になった太田みおさんが、四季の彩りを簡単に楽しむ「レシピ=歳時記」をお届けします。Text/太田みお
2017年12月27日もうすぐお正月。作り方も詰め方も難しそうな「おせち」だけれど、自分なりに楽しんでみたいと思っている方も多いはず。そこで今年アンジェがおすすめしている、「お重おせち」「大皿おせち」「ワンプレートおせち」の3つのおせちの形。。今日は1枚のプレートでおもてなしが仕上がる「ワンプレートおせち」をご紹介します。人数が少ない食卓でとっておきのおもてなしを演出できるワンプレートおせちは、実は数日たってお重の中のおせちの種類が少なくなってきてしまった時にも大活躍するおせちの形。お片付けもラクラクというメリットもある、おせちの新定番の形です。■ おせちのカタチ3・「ワンプレートおせち」<プチテクニック1・1枚のプレートまとめる、ちょこちょこ「おせち」>いわゆる銘々膳となるワンプレートおせち。大き目のプレートの上に、プレートの余白も大切にしながら1名分のおせちをちょこちょことのせていきます。種類が少なくなったおせちも、こうして少しずつ盛り付けるだけで上品なとびきりのおもてなしプレートに早変わり。土台となるプレートは、シンプルな陶器のリム皿や木のお膳、スレートやガラスのプレートなどもおすすめですよ。<プチテクニック2・豆皿使いで生まれるメリハリ>ひとつのプレートの上にちょこちょこと何種類ものおせちをのせるのもいいけれど、プレートの上に豆皿を1枚〜数枚置くことでメリハリが生まれます。お正月のワンプレートおせちにはこんな縁起ものの豆皿もおすすめですよ。立体的に盛り付けることで、豆皿効果とあわせて、まるで料亭のようなプレートに仕上がります。<プチテクニック3・コーディネートには自然のものを>コーディネートに取り入れるだけで、ぐっと見栄えが良くなるのは自然の葉やお花たち。ハランの葉をプレートの上でうつわ代わりにしたり、南天の葉をおせちにそっと添えたりするだけで、上級者ワンプレートおせちが簡単に出来上がりますよ。<プチテクニック4・遊び心を食卓に転がして>1年の始まりの食卓には、思わず笑顔がこぼれる遊び心も忘れずに。ワンプレートおせちのプレートの上に忍ばせたのは、だるま型のおみくじ。新しい年を親しい人と占って。こちらも干支の戌のおみくじ。アイキャッチとなって、プレートのお飾りとしても使えるアイテムですよ。最近は小さなサイズも豊富に揃っているお飾り。このお正月は、人の集まる食卓にも、お正月のお飾りを飾りませんか?ふと瞳に映り込む戌の表情に、新年から気持ちもほっこり。小さな熊手はお正月にぴったりの縁起もの。箸置きにしたり、畳んだナフキンの上にちょこんとのせたり、テーブルの上に置く花器の足元にお飾りとして置いたり、多くの楽しみ方があるアイテムですよ。いかがでしたか?「お重おせち」と「大皿おせち」と「ワンプレートおせち」。3つの様々な「おせち」の形は、ライフスタイルやそのシチュエーションに合わせてできるものです。ぜひ新しい年の始まりには、自分なりのスタイルでこんなおせちを楽しんでみませんか?=文・宮城= 暮らしのはなし 食のはなし お正月特集
2017年12月25日作り方も詰め方も難しそう・・・とついついひるんでしまいがちなお正月の「おせち」。でも、最近はライフスタイルやそのシチュエーションに合わせた様々な「おせち」の形があるんです。そこで今年アンジェがおすすめしている「おせち」の3つの形。「お重おせち」「大皿おせち」「ワンプレートおせち」の中から、今日は仲間が集まる新年のホームパーティーなどにもぴったりな「大皿おせち」をご紹介します。お正月の食卓がモダンに仕上がる「大皿おせち」は、洋風のインテリアや洋食のメニューにもぴったりですよ。■ おせちのカタチ2・「大皿おせち」<プチテクニック1・新年の食卓には華やかなランナーを>大勢で和やかに囲む新年の食卓。そんな時のテーブルコーディネートは、いつもよりちょっぴり華やいだ雰囲気に仕上げたいものです。そんな時に大きな威力を発揮してくれるのは、やっぱりクロス。深い色味のクロスを広げて、その上に金や銀といったカラーのランナーを敷けばお正月らしい特別な食卓が生まれます。写真は、凛とした紺のクロスを広げたテーブルの中央に2色の「ChilewichランチョンマットPETAL」を散りばめたもの。長いランナーがなくても、バランスをみながら手持ちのランチョンマットを並べるだけでまるでランナーを敷いたかのようにテーブルにメリハリが生まれます。<プチテクニック2・決め手は色のトーンと組み合わせ>「大皿おせち」は、お重とは異なって、おせちをぽんぽんと気楽に大皿に盛り付けられるのがいいところ。とはいえお正月の食卓ともなればうつわのコーディネートに気を使ってしまう・・・なんて方もいらっしゃるのでは?「大皿おせち」は、同じデザインの大皿を何枚も用意して統一したりしなくても大丈夫。色のトーンを揃えたり、他のうつわの邪魔をしないようなプレーンな大皿と組み合わせることで、全体のバランスが整いますよ。<プチテクニック3・縁起ものモチーフを散りばめて>大皿を置いた後には、バランスを見ながらその隙間に豆皿や小皿を散りばめましょう。縁起ものモチーフの豆皿なら、お正月らしくテーブルコーディネートが引き締まりますよ。ゲストにも目で喜んでいただけるテーブルが仕上がります。小さな豆皿なら、こんな風に大皿の上にのせても。遊び心が転がる「大皿おせち」のこんな形は、汁ものが他のおせちに移らないというメリットも。<プチテクニック4・高さでリズムを作る>テーブルは、高さを出すことでリズムが生まれます。のっぺりとしがちな「大皿おせち」の食卓では、ワイングラスを置いたり、お花を生けることによってテーブルの上に高さを出しましょう。<プチテクニック5・余白には緑をのせて>大皿におせちを盛り付ける時は、欲張って盛り付けすぎないこともポイント。お皿の柄や形を楽しむように余白を意識して作りましょう。またその余白に葉を添えることで、おせちがより彩り豊かに瞳に映ります。添える葉には、南天や松の葉などのお正月にふさわしい縁起の良いものがおすすめですよ。<プチテクニック6・お正月らしい仕掛けをテーブルに>いつもとは異なる、1年の始まりの特別な食卓にはこんな仕掛けをして気分を盛り上げてみませんか?松や南天などをテーブルの上に飾れば、テーブルの上が一気にお正月らしくなりますよ。また最近は小さなお飾りも人気。小さなお飾りなら、大勢が囲む席にちょこんと置いてお正月気分を楽しむことができます。それぞれのスタイルで楽しむ「おせち」のカタチ。今日は、大勢でカジュアルに楽しむことのできる「大皿おせち」についてご紹介しました。次回はおせちの新しい形?「ワンプレートおせち」をご紹介します。=文・宮城= 食のはなし お正月特集
2017年12月23日クリスマスもまだだけど、そろそろお正月のことも考えなくちゃ!「おせち」というと、作り方も詰め方も難しそう・・・とひるんでしまう方も多いのでは?でも、最近はライフスタイルやそのシチュエーションに合わせた様々な「おせち」の形があるんです。そこで今年アンジェがおすすめしたいのは、「お重おせち」「大皿おせち」「ワンプレートおせち」の3つの形。今日はそんな中でも、目上の方が多かったり、大切なお客さまであったりと、ちょっと背筋をのばしたくなるような場にも相応しい「お重おせち」をご紹介します。お正月といえばコレというほど私たちにも馴染みのある「お重おせち」。そんないつもの「お重おせち」にプラスするだけでテーブルがちょっとだけ格式高くなるプチテクニックもご紹介しますよ。■ おせちのカタチ1・「お重おせち」<プチテクニック1・お正月らしいクロスで凛とした食卓を>面積が大きい分、クロスを変えるだけで食卓の雰囲気はがらりと変わるもの。まっさらなクロスを敷いて、中央にお正月らしい色合いのランナーを敷くだけで、メリハリのきいた凛とした空気が生まれます。色は白や赤、紺、金、銀などの組み合わせがおすすめ。ランナーは手元になければカットした生地を畳んで置いてもいいですが、古い着物の帯などもこんな時に大活躍します。またゲストの手元に取り皿が並ぶ中で、ランナーの上にお重やお飾り、花材などをまとめると、中央に高さが出てテーブル全体のバランスが良くなりますよ。<プチテクニック2・おもてなしの気持ちはお年賀にのせて>ご挨拶しながら直接手渡しするお年賀ももちろんいいけれど、席に着いた途端にゲストの顔がほころぶこんなお年賀の渡し方はいかが?ゲストのプレートにのせた小さなお年賀には、おもてなしの気持ちと新年のご挨拶もたっぷりこめましょう。<プチテクニック3・お重には自然のものをあしらって>お重を詰めるのはなかなか難しいもの。でも葉など自然のものをあしらうことによって彩りも良くなり、お重がぐっと見栄えするものになりますよ。こちらは柚子で作ったうつわ 「柚子釜」 を中央に置いて。もし葉のついた柚子が手に入ったら、葉を捨てずにフタを作りましょう。お重の良いアクセントになりますよ。松葉には黒豆をさして。少し葉をゆがませて黒豆をさすことで動きが生まれます。ハランのような幅の広い葉はこんな使い方も。おせちの下に敷くだけでなく、折ってお重の仕切りにすることもできますよ。お正月にぴったりなのは、松の葉やハラン、木の芽や笹、南天など。縁起が良いと呼ばれる自然のものたちを使ってお重に彩りを加えましょう。<プチテクニック4・気持ちが華やぐ仕掛けを食卓に>格式生まれるお重おせちの席にも、みんなの顔がほころぶ仕掛けが欲しいもの。そんな時にはこんなテクニックでお正月の食卓を華やがせてみませんか?そこにあるだけで思わずほっこりしちゃうのは「干支みくじ」。戌のお腹から楽しいおみくじが出てきて、お正月の食卓が盛り上がります。みんなで新しい年を占った後は、小さな置き物代わりにも。おせちにぜひ取り入れていただきたいのは、「飾り切り」。花にんじんや手綱こんにゃくで、お煮しめまでぐっと華やかになりますよ。小さな花器には南天などの「お正月らしい花材」を飾って。新年の始まりに相応しい食卓が出来上がります。それぞれのスタイルで楽しむ「おせち」のカタチ。今日は、背筋の伸びるような新年の場にも相応しい「お重おせち」をご紹介しました。次回はもう少しカジュアルな集まりや、洋食オードブルおせちにも似合う「大皿おせち」をご紹介します。=文・宮城= 暮らしのはなし 食のはなし
2017年12月21日さて、前回に引き続き夫の「飲み会」になぜイライラしてしまうのか。というお話の続きです。どうして休日出張なら許せるのに、仕事終わりの飲み会は心がささくれるのかを掘り下げて考えてみたところ、根底にあるのはやはり、この感情だということに気がつきました。私はこんなにもいろんなことを我慢してるのに!! あなたはいつまでたっても自由でいいわよね! といったところでしょうか。でも、この嫉妬のような感情も、夫の行動しだいで浄化させることができると私は思っています。■「お前も行けば?」は見当違いたとえば、妻が「なんで私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と不満を漏らしたとすると、こういう返事が返ってきがちです。「そんなに我慢しないで、ママも行きたいなら行ってきたらいいのに」的な。これ、ちがうんですよね。そうじゃないんです。「行きたいんならお前も行けばいいのに」と言われても、別に「飲み会に行きたい」わけじゃないんです。単純に酒を求めているのではないのですから。夫:「誰も行っちゃダメなんて言ってないよ?」えぇ、もちろん言われてなどおりません。自分で勝手に「今は行く時期じゃないな」と判断して断ってるケースもあるんです。行ってもいいよと言えば「そうじゃない」と言うし、なにも言わなければそれはそれで「そうじゃない」と言うし、夫側からすれば「どないせーっちゅーねん」といったところでしょうが。要するに、自分の我慢を褒めてもらいたいんです。えぇワガママだとわかっています。それでも妻は、このアンバランスさをねぎらってほしい。フットワークの軽さの差を理解してほしいんです。じゃあ、仮に私が週に2回も3回も飲み会の誘いがあったとしたら、全部に参加できますか?できませんよね。夫は仕事で遅いし、実家は遠いし、子どもたちはどうするんですか。ここです。「ママはパパと同じようには動けない。動き出す前にいくつもの関門を越えてようやく動き出せるんだ」ってことを、夫にわかってもらいたいんだと思います。■夫のねぎらいで、心に余裕が持てるいや実際パパだって十分わかってると思います。でも、パパがちゃんとわかってくれているということを、ママはわからないんです。なので、妻が不満を漏らした時には、夫が一歩折れて・身動きがとりにくいママのことを・自分でブレーキをかけているママのことをねぎらってほしいのです。女性って扱いが難しいように見えますが、意外と単純です。言葉がけひとつで報われたり、優しくなれたり、余裕を持てたりするんです。男の人からしたら、「めんどくさ」って思うかもしれないのですが、「あ…私の大変さをちゃんとわかってくれている」「私の頑張りを見ててくれているんだ」ってわかるだけで安心しますし、うれしいんです。こうして考えてみると、ママって燃費のいい生き物だと思いませんか?ダイアモンドをよこせとか、おこづかいをよこせとかそんなこと言いません。夫からの言葉かけひとつで走り続けることができるんです。■飲み会に向かう夫が、妻に言ってはいけない言葉しかし、ここで言ってはいけない言葉がいくつかあります。・その1. 「どうせ飲まずに帰ってきても、俺のやることないじゃん」「どうせ俺が帰って来た頃には子どもたちも寝てるんだし、飲み会に行ったところでかわらないんじゃない?」えぇ、そうです。気持ちとしては理解できます。どうせいつも通り帰ってきたとしても一番大変な時間帯は過ぎ去っていますし、子どもたちも寝ています。19時台に夫が帰ってきてくれるのなら戦力として動員できますが、21時以降に帰ってくるのであれば22時だろうが23時だろうが変わりません(戦力外)。となると男性側は「別に飲み会に行こうが行くまいが一緒じゃん!」とお思いなのかもしれませんが、そうじゃないんです。妻はある意味「飲み会」というものに幻想を抱いているところがありまして。今私が一人で家で「疲れた…」としょぼくれている間にも、夫は飲めや歌えやどんちゃんどんちゃん楽しく盛り上がってるんだろうな…と思うと、無性に腹が立ってくるんです!! 正直うらやましい!実際、飲み会も毎回どんちゃんしてるわけではないと思いますし、しけた飲み会の場合もあるでしょうけど、部屋で疲れてるスッピン部屋着の私と、どんちゃんしてるであろう夫との落差にがっかりするんです。妻からしたらそれだけ「飲み会」というのはスペクタクルでファンタスティックなイベントにうつっています。スペシャルなんです。また、こういうことは言ってもらいたくありません。・その2.「本当は行きたくないんだよな~」「俺だって行きたくないんだよぉ~~~。仕方がないから行くんだよぉ~~」的な。おそらく飲み会に出掛けるほうとしても、なんらかの後ろめたさがあるんでしょう。俺だって本当は行きたくないけど仕方なくいってるんだ、と聞いてもいないのに言い訳してくるケースがあります。これ、妻側からすれば「なら、断れよ」の一言につきます。行くなら行く!うだうだ「本当は行きたくないんだよ」アピールをするよりも、「いつも一人で頑張らせて申し訳ない!埋め合わせは必ずする!」と。「行きたくないけどいかなくちゃいけない」をアピールするんじゃなくて、「行くことを申し訳ないと思っている」ということをアピールしてほしいです。かつて、某通販会社の顧客情報流出事件で、社長の謝罪が珍しく称賛された例がありましたね。「このぐらいお詫びしておけば無難だろう」という線を上回るお詫びの仕方だったので、むしろ顧客側に「もうわかったよ! いいよ!」と言わしめたのです。その戦法です。「そんなに謝らなくてもいいよ! 行ってらっしゃい!」そう妻に言わせられたら夫の勝ちです。そのためには、「言葉」だけでは足りません。「妥当なところ」を上回るものを提供しなければなりません。それが「行動」です。言い換えれば「埋め合わせ」ですね。■夫婦だってギブアンドテイクたとえば、飲み会に行く代わりに、休みの日は朝早く起きて子どもの朝御飯を準備して奥さんをゆっくり寝かせてあげる、とか。平日の食器洗い、洗濯物をたたみ、風呂掃除、トイレ掃除を3日間買って出るとか、奥さんの肩を1週間ぶっとおしで揉み続けるとか(笑)。奥さんの要求を上回る行動を返してくれたら、妻としても「飲み会=むしろラッキー!」なものになります。なぜ飲み会に行くごときでそこまでせにゃならんのだ! と思いかもしれませんが、それぐらい私たち妻にとって飲み会というのはスペシャルな存在なのです。相手にあげた分、自分だって得たいと思っています。私が夜に出掛けるとなると、夫に数ヶ月前からその日を空けておくように頼み、逐一リマインドをし、晩御飯の手配をし、帰ってきてからは「ありがとう。助かった! 行かせてくれてありがとう」とお礼を言うぐらいの存在なのですから。そこがそもそも違うんだということを前提において、ギブアンドテイクをうまく駆使しながら忘年会シーズンは奥さんへの奉仕月間ぐらいの意識で臨んでもらいたいと思います。【お知らせ】前回の 「夫の飲み会にイライラ! ママたちが不機嫌になるのは深い理由がある」 の記事下アンケート「Q. 夫の飲み会にイライラしますか?」には、2,500件もの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
2017年12月14日いよいよ2017年も終わりが見えてきました。忘年会シーズンがやってきましたね(遠い目)。今日のテーマは、「夫の飲み会」についてです。■「夫の飲み会」のあり方「飲み会」。酒を酌み交わし飲食をともにすることにより、お互いの仲をより深める行為でありますけれど(知っとるわ)、自分が参加するのと、夫に参加されるのとでは、沸いてくる感情が正反対なのはなぜなのでしょう。現在妊娠中の方たちに、少しだけ先を走っている私からアドバイスさせてください。お子さんが生まれてくるまでに、産後の「夫の飲み会」の在り方について話し合っておいたほうがいいような気がします。たとえば「飲み会は断ってほしい」だとか、「飲み会に行ってもいいけどかわりに○○してほしい」だとか。事前に話し合っておくことで、産後1年間のモメ事をずいぶんと減らせるような気がします(我が家の場合はここがうやむやだったので争い事も増えました! 笑)。赤ちゃんが1人加わるだけで、夫婦2人だけの時の生活とはガラリと変わります。特に母親側の生活は全然違ってきます。今まで気にもならなかった夫の飲み会が、妙に癪(しゃく)にさわるようになってくるのです。では、なぜ、夫の飲み会に対して、妻はイライラしてしまうのでしょうか。その理由を今回私なりに考えてみました。■飲み会=夫にとっては「日用品」、妻にとっては「貴重品」まず、夫(父親)側と妻(母親)側では、「飲み会」の位置付け自体がそもそも違っているような気がします。夫側からしたら、飲み会は子どもが生まれる前も、生まれたあともさほど位置付けは変わらないものだと思います。手に入れようと思ったらすぐに手に入る日用品のようなもの。しかし、母親側からしたら、出産と同時に一気に遠い存在になります。そもそも妊娠・出産・授乳中とお酒自体が飲めなくなりますし、母親じゃないと子どもが寝ないとか、続けて第2子・第3子が生まれるだとか、とにかく夜に出掛ける機会が一気に減ります。今まで日用品だったものが急に貴重品になるのです。■妻が飲み会に行くには段取りが必須私の場合は飲み会といえば、大学時代の友人たちと年に1回ほど集まったりするぐらいで、スペシャルもいいところです。飲み会ではなく、友人と晩御飯を食べに行くにしても、実家に帰省したときに母親に子守りをお願いしてようやく行けるという生活でした。この日のこの時間帯はよろしくお願いします、とかなり前の段階から約束しておいて、その日にむけて段取りを組みます(ただし子どもたちが幼稚園に入った今はずいぶんと余裕ができました)。飲み会に限らず、次男が0歳の時には友人の結婚式も欠席で返事を出したこともありましたし(哺乳瓶を一切受け付けない赤ちゃんだったので、預けることができませんでした)。他の友人たちみんなが集まっていても自分だけは行けなかったりと、行きたくても断らざるをえない機会がぐんと増えました。■飲み会に行くととがめられる妻たち数年前に初めてママ同士の飲み会に参加したことがあるのですが、みんな口をそろえて言うのが「こんな機会、年に1回あるかないか」だったり「今日が初めて!」でした。なかには「21時には絶対帰らないと」と言われている方もいて、その理由を聞くと「母親たるもの夜遊びするとは何ぞや!」的なことをご主人から言われてたりもして…。正直、今でもまだそんな家庭があるのかと驚きましたが、そういえば私の友人でも「お姑さんにとがめられたから行けない」といって、何年も会えていない友人がいることを思い出しました。どうして父親は飲みに行っても誰にもとがめられないのに、母親が飲みに出掛けるとこんな風に言われないといけないんでしょうね…。なんなんでしょう。これ!■妻のほうが「~せざるをえない」が増えていく女の人は「子どもがまだ小さいから…」とか「子どもが熱をだしたから…」とか、行きたくても行けない状況が多くなりますし、「今はそうせざるをえない時期なんだ」と自分に言い聞かせています。が、一方で男の人の場合、「今はしょうがない」という時期がありません。母親に比べて、子どもが熱を出したからといって飲み会を断るケースはほとんどないように思いますし、子どもを理由に結婚式を断ることはもっとないように思います。また、子どもが小さいうんぬんに関わらず、女友達は結婚すれば見事に、年末年始・盆休みは会えなくなりました。ご主人の実家のほうに帰省してしまうからです。しかし、夫側の友達は結婚しても子どもが生まれても年末年始・盆休み・変わることなく会い続けることができています。これでもわかるように、女性のほうが結婚・出産によって環境を変えざるをえないことが多く、そして家族が増えるにつれ、どんどんと自分の予定よりも優先しなくちゃならないものが増えていきます。この夫側と妻側の「~せざるをえない」差が少しずつ少しずつ積み重なって、妻側の心の余裕のタンクをすり減らしていってしまうんだと思います。■夫にも同じ目線に立って欲しい仮に、今まで簡単に手に入っていたトイレットペーパーが急に手に入りにくくなったらどうなりますか?しかも、自分の住んでる地域だけがトイレットペーパー不足で、隣町はいつでも手に入れられる状況だったとしたら。なんで自分のところだけトイレットペーパーがないんだ!! 隣町に住んでる人はいつでも買えるのに!! って怒りが沸いてきますよね。そして、そのうち、「どうして、自分の街だけ買えないんだろう…」と疑問に思うようになり、ここで2つの思考回路に分かれると思います。「よし! こうなったら隣町から仕入れてきてやる! もしくは供給体制を整えてやる!」となるか、「隣町の人だって、私と同じようにトイレットペーパーがない生活がどれだけ大変か味わえばいいのに!」となるか。産後の母親の場合、私もそうだったのですが、後者になりがちだと思います。目の前の生活に集中せざるをえないので、隣町からトイレットペーパーを引っ張ってこれるだけの余力がありません。余裕があれば「ないなら自分で用意すればいい!」と前向きにとらえられますが、自分自身に心の余裕がなければ相手を自分と同じ環境に引きずりこみたくなるんです。要するに、自分は赤ちゃんのお世話にひたすら集中して、いろんなものを我慢してるのに、今までとなにも変わらずに生活している夫はずるい!私ばっかり我慢しなくちゃいけないもの、断らなくちゃいけないことが多くなるなんておかしい!夫だって親なんだから私と一緒の目線にたってほしい。私と同じように家庭第一・子ども第一で生活してほしい! って求めてしまうんでしょうね。■自分が満たされていないと、相手に優しくできないでも、妻だって決して、「飲み会は全部無駄!」「全部断ってこい!」なんて思っていないんですよ。どちらかというと寛容でありたいと思っていると思います。仕事の付き合いで断れないというのも理解しようとしていますし、外で働いてきてくれている夫に息抜きの場を与えてあげたいという気持ちも持っています。でも、自分が満たされていないと、相手に優しくできないんです。じゃぁどうすれば妻が満たされるのかといえば、絞めるところを絞めてほしいんです。大事なところをギュッ! と押さえてくれさえいれば笑顔で送り出せるものを、そこを押さえずに出ていってしまうから、自分勝手な夫のように映ってしまうんです。言い方を変えれば、絞めるとこさえ絞めていれば、世の旦那さんだってもっと罪悪感なく飲み会に出掛けられますし、うまく立ち回れるはずです。具体的な絞めポイントは… 後編 につづきます。【お知らせ】前回の 「3人目が欲しい! 夫と意見が割れても、私が諦めなかった理由」 の記事下アンケート「Q. 理想の子どもの人数は?」には、1,300件近くの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
2017年12月07日「2018年の『イトーヨーカドーのおせち』記者説明会」にて、来年の“おせち”が発表されました。今年も定番派から個性派まで幅広く楽しめるメニューが登場していますよ♪早速、気になるおせちをご紹介します。【2018年】〔イトーヨーカドー〕の“おせち”ラインアップが発表!お正月の楽しみといえば、やっぱりおせちですよね♡〔イトーヨーカドー〕のおせちは、豪華絢爛なお重から洋風のオードブル、ふるさとの味まで豊富なラインアップ!どんな家庭にもぴったりなおせちが見つかりますよ♪【王道の正月を満喫するなら】伝統おせち《芝花三段重》まさに定番と言える豪華メニューがぎっしりの三段重。出汁の風味が引き立つお煮しめやぶりの照焼など、これぞお正月の味!な伝統食材が盛り込まれています。《芝花三段重》店頭:19,800円(税抜)宅配:20,500円(税抜)全32品目3〜4人前こだわりの逸品 (1)ぶり照焼(2)お煮しめ(3)紅ずわいがにの蟹爪幽庵(4)豚角煮(5)味付け数の子多彩な和洋のおいしさが詰まっているので、飽きずに楽しめそうですね♪豪華な正月気分を味わうにはもってこいのお重です。【和洋どっちも堪能したいなら】《浜内千波監修よくばりおせち二段重》こちらは料理研究家の浜内千波さんが監修されたおせち。和洋の彩り豊かな具材が並び、見た目からもお正月を堪能することができます♪《浜内千波監修よくばりおせち二段重》店頭:15,800円(税抜)宅配:16,500円(税抜)全34品目3〜4人前こだわりの逸品 (1)塩煮しめ(2)阿波尾鶏のカレー風味(3)煮あわび(4)コラーゲン入り鮭と野菜のテリーヌ(5)クリームチーズロール(6)栗きんとんアングレーズソース風仕立て「阿波尾鶏のカレー風味」は、スパイスの風味が本格的な一品。単調になりがちな正月料理の中で、カレー風味が味わえるのはうれしいですよね。また、「塩煮しめ」は塩味の効いた出汁が新しい味わい。どれも歯ざわりがやわらかく味がしっかりしているので、家族みんなで楽しめそうです♪【ニューイヤーパーティー派には】《秋元さくらシェフ監修アミューズオードブル》フレンチ界期待のシェフ秋元さくらさん監修のこちらは、なんと女性に人気のオードブルなんです!左:《秋元さくらシェフ監修アミューズオードブル(コフレ)》宅配:12,800円(税抜)全13品目こだわりの逸品 (1)ロブスターのテルミドール(2)グリルハーブチキンのサルサポモドーロ掛(3)白身魚のエスカベッシュ 右:《秋元さくらシェフ監修アミューズオードブル(パレット)》宅配:12,800円(税抜)全18品目こだわりの逸品 (1)ローストビーフ(2)スモークサーモンフラワー(3)帆立貝柱スモークローストビーフやスモークサーモン、オリーブなど、ワインにも合う食材が詰まっています♪「ローストビーフ」はビーフの旨みがたっぷりで、口の中ですぐになくなってしまうやわらかさ。また「牛タンテリーヌパイ包み」は、テリーヌとパイの香ばしさを楽しめるおしゃれな一品。お正月だからこそ、慣習にとらわれず好きなものを楽しんでぜいたくな時間を過ごしたい!という方におすすめです。おせちは、新年のスタートを彩る大事なお食事♪〔イトーヨーカドー〕のおせちは、まだまだご紹介しきれないほど豊富な種類があるんです!東北・東海・関西ごとに地域の食材や味わいをリスペクトした「ふるさとおせち」シリーズや、一人前や夫婦二人前などの少量タイプなど、どんなご家庭でも選びやすいラインアップが用意されています。ぜひ、“我が家の味”にぴったりなおせちを準備して新年を迎えましょう♪〔イトーヨーカドー〕のおせちをもっと見る♪●書き手キリガヤアスミ
2017年12月05日これを読んでくださっている読者の方の中には、3人目をどうしようかと考えておられる方もいらっしゃると思います。「3人欲しいけれどどうしようかな」と悩むポイントは人それぞれでしょう。そんな方たちのなにかのお役に立てれば幸いと思い、何人かの方から「書いてほしい」とリクエストいただいていた、私が3人目を欲しいと思った理由を書くことにします。■「欲しい子どもの人数」と自分のきょうだい構成全員がそうとは言いませんが、特に男・男と続いた兄弟の母親の場合、(私もそうです)3人目をどうしようかと悩むパターンが多いのではないでしょうか。我が家の場合は、そもそも夫婦の価値観が違っていました。結婚した頃から私は子どもは「3人欲しいなぁ」と思っていて、夫は「2人いれば十分」と思っていました。どうしてそう思っていたのかというと理由は簡単です。自分自身がそうだったから、です。私は3人姉弟で育ち、夫は2人兄妹で育ちました。自分自身の生い立ちをもとに、「自分はこれで十分だったから子どももこうしたい」と思っただけの話です。私たちに限らず、自分が3人姉弟で楽しかったから子どもも3人兄弟にしたい、とか、自分が6人兄弟で辛かったから子どもは1人でいい、とか、自分自身の生い立ちを基準にして考える場合が多いのではないでしょうか。ただ、夫婦間の相違をどのようにして埋めていくかが大事です。夫からしたら「3人の壁」は高く、経済的な面から一家の大黒柱としてプレッシャーを感じていたようです。それを知っていたので、3人目について深く話したことがありませんでした。しかし次男が1歳になった頃、私の父が亡くなりました。老後を楽しむこともなく、63歳の若さで亡くなりました。癌(がん)でした。■父の死を通して変わった「自分の人生」の考え方私と父は、私が大きくなっていくにつれどんどんと折り合いが悪くなっていき、日常会話ぐらいはしますが根底では全く合わない父娘でした。ただ不器用な父なりの愛情は伝わっていましたし、育ててくれたことに感謝しています。しかし、私は父がどういう人生を歩んできたのか今でも全く知らないままです。かつて一度聞こうとしたことがあったのですが、あまり思い出したくないのか、かたくなに話してくれませんでした。肉体労働で暑い日も寒い日も外で働き、どこに旅行するわけでもなく、外食をするわけでもなく、本当につつましやかな暮らしをしていました。気がついた時には体は末期癌にむしばまれていて、手の施しようがありませんでした。「治る」なんて気休めでも言えません。わかっているのは「絶対」治らないということだけです。仕事を退職し、本来であるならば「老後」という余暇を楽しむはずなのに、「死」へと向かう列車に乗せられた父。当初「余命」と言われていた期間よりも少し早く本当にそのときはやってきました。みなさんも同じではないでしょうか?身近な人の「死」に色濃く触れる時間は、それと同じだけ「生」について考えさせられる時間でもあります。親・友人・身近な人の死は残された私たちに「生」について考える機会を与えてくれます。私も父の死を通して「自分の人生」について考えが変わりました。よく「これは老後の楽しみに取っておこう」とか「将来のために備えておこう」みたいなこと言いますよね?でも、その老後って必ず来るものでもないし、将来があるかどうかも分からないんですよね。働いて働いてあっという間に死んでしまった父のように、老後なんてあるかどうかそもそもわかりません。人生の楽しみは「先」にあるのではなくて「今」にしかないんだということを実感しました。そもそも私がどうして子どもを生みたいかと思ったかというと、自分の命を誰か1人だけの特別な存在にしたかったからなんです。「母親」というのは1人に1人しかいません。自分の生きた証を残すために誰かにとって1人だけの存在になりたかったんです。少々自己中心的ではありますが、「自分の人生」を考えた時に、お母さんになるというのは外せない目標でした。■諦めきれない「3人の子どものお母さんになる」という夢そして、父の死をきっかけに、その数が1人よりも2人、2人よりも3人になればうれしいなという思いはより強まり、もしかしたらもうすぐ死ぬかもしれないとしたら何を後悔するかな? と考えた時に、「3人の子どものお母さんになりたい」という夢を叶えなかったことじゃないかな? と思ったんです。子どもがたくさんいて大変かもしれないけれど髪の毛振り乱して子育てしたい。一生懸命誰かのために生きる時間が欲しい! と思いました。そして、夫に直訴しました。夢を叶えてくれた夫には感謝しています。え?(笑) なんですって???そんな夫も今となっては「よかった」と言っています。(ほんとかな(笑))我が家は転勤族なので、子どもたちにとって幼稚園や小学校の転校は避けられないことです。私たち親は2人とも転勤も転校も経験したことがないのでその苦労をわかってあげることができません。親よりも兄弟たちのほうがわかりあえることもありますし、兄弟にしか相談できないことも出てくると思います。環境ががらりと変わったり、辛いこともあるかもしれませんが、そんななかでも兄弟たちで支え合って育っていってくれたら…と願っています。【お知らせ】前回の第48話 「夫よ、これしてくれたら助かる…! 3人育児ママによるパパ株UP術」 の記事下アンケート「Q. 育児に関わることで、夫にコレをやって欲しかった!(やって欲しい!)ということがありましたら、教えてください」には、1,500件近くの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
2017年11月30日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「夫よ、これしてくれたら助かる…! 3人育児ママによるパパ株UP術」 で実施したアンケート。1,500件以上も集まったその回答を覗いてみると、育児に向き合うママたちの切実な叫びが聞こえてきました。Q. あなたは、子どもと毎日いることに向いてるタイプだと思いますか?1. 向いている 4%2. わりと向いている 22%3. あんまり向いていない 56%4. 全く向いてない 18%「子どもと毎日一緒にいることに向いていない」と答えたママは、「あんまり向いていない」「全く向いていない」合わせると74%。ちゅいママさんの記事にも、「子どもと24時間365日毎日いることに向いてる人と、向いてない人に分かれると思います」とありましたが、「向いてないと思っている人」のが多いということが明るみになりました。ワンオペ育児で、常に自分のことは後回し…。そんな現実の積み重ねで「向いていない」と考えるようになったママも少なくないはず。アンケートの「育児に関わることで、夫にコレをやって欲しかった!(やって欲しい!)ということがありましたら、教えてください」という質問に対しては、こんな意見が寄せられました。■一人の時間がほしい「私が一人になる時間を作って欲しかった。30分だけでもよいので。 子供を遊びに連れ出して欲しい」「一人でゆっくり寝る時間を作って欲しい。子供が同じふとんで寝ていなくて、泣き声もしない場所で、大の字になって眠りたい」「『今日は1日、子供の面倒みておくから好きな所に出かけて息抜きしてきなよ』と言って欲しかった。実際に出かける、出かけないは関係なく、そういう心遣いが欲しかったなぁ」「子育ては24時間365日の仕事。生まれたばかりの頃子供が目の前にいると息抜きが出来なくて辛かった。父親には母親の一人の時間を設けるようにしてほしい。毎日たとえ10分てもいいから、一人でホッとする時間が欲しかった」「母にまとわりつく子どもたちの気をそらして、家の中でも遊んで欲しかった。こちらが子どもと遊んでいたり子どもの相手をしながら家事をしてる側でだらだらされるのが一番きつい」特に多かったのは、少しでいいから、一人の時間がほしいという意見。一人で買い物に出かけたり、ゆっくり家事をしたり、お茶を飲んだり。そんなちょっとした時間をもらえるだけでもリフレッシュでき、また家族にやさしくなれたりするんです。■主体的に育児に関わって欲しい言われたらやる、ではなく主体的に関わって欲しい。それができないなら、せめて、自分のことは自分でして欲しい。家事を増やさないで欲しいという意見も…。「とにかく早く帰って来て欲しい。戦力になれば言うことないが、ならなければ一日中溜まった愚痴をただ聞くだけでもよい。家に大人がもう一人いる安心感が欲しい」「優しい言葉でも気遣いでもなくて、一緒に動いて行動して欲しい。何でも好きにしていいよ=自分でやって だと思う」「子供を産む前の妻と、産んだ後の妻の状況は全く違うと気が付き、自分の行動を変えること。夫は子どもが生まれてきても、自分の行動を変えようとは思っていない。 残業や飲み会を控え、早く帰ってきて、お風呂に入れたり子供に食べさせたりすること」「自分のことぐらい自分でしてほしい。洗濯ものぐらいちゃんと出して欲しいし、置いたら置きっぱなし…家事を増やすな!」■気持ちに寄りそってほしいなかなか思い通りに行かない子育て…大人と過ごす時間が突然なくなったママ…。そんなとき、一番気持ちを聞いてもらいたいのは夫だったりします。「24時間ママ不在で一人で子供の面倒をみてほしい。本当の大変さを本当に体験して分かってくれるだけで、救われる」「母である私を見てほしい!結婚前からわりとドライな夫でしたが、2歳と0歳を育ててる中で1日乳幼児とだけ過ごしていると、大人と過ごす時間がすごく貴重なものになる。そんな中で夫が私をちゃんと見て、一言でも声を掛けてくれると、また明日からもこの子達を愛して行こうと思えます。こどもたちに愛情をあげるばかりではなくて、たまには夫から補給したいです」「いつも、ありがとう。とかご苦労様。と言って欲しかった。また、出かける時には、子どもの世話、よろしくね。と頼まれれば、気持ちは少しは晴れると思う」「ありがとうって言って欲しかった!手伝ってくれなくても、日々頑張っていることを見て、声をかけてくれるだけで気持ちが軽くなったと思う。 何もしなくてもいいから朝一緒に早く起きてくれたり、寝かしつけで一緒に寝てくれたり…とにかくできなくてもいいから一緒に見ていて欲しかったー!」「労いの言葉が欲しい。主人は毎日忙しい仕事で、子育てに関わる時間がとれないのは理解してる。毎日へとへとになって帰ってきてることも分かってる。主人が帰ってくる頃には娘と夕食、お風呂、歯磨きをすまして寝かしつけをしてるから、そんなに大変な1日を過ごしていたなんて分からないんだろうとは思うけれど、お疲れ様の一言がほしい」話を聞いて「いつもありがとう」と言ってくれるだけでも、気持ちがラクになる、という意見も多かったです。子どもがかわいい盛りの時期に、育児ストレスがたまってしまうのは悲しいこと。世のパパたちには、お仕事を頑張ってくれるのはもちろんうれしいけれど、ママの気持ちにもう少しだけ寄りそって欲しいなと思います。もちろん「おつかれさま」「ありがとう」を伝えるのは、お互いに必要なこと。ママもパパが帰ってきたら「おつかれさま」を伝えたいですね!また、パパは、半日でも、いや2時間でも、いや30分でも!ママの一人時間を確保することに協力してください!ママが(もちろんパパも)もっと子育てを楽しめる環境になることを、願ってやみません!Q. あなたは、子どもと毎日いることに向いてるタイプだと思いますか?アンケート回答数:1566件
2017年11月30日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。こんな私ですが一応3人の赤ちゃんを育ててきているので、時々「赤ちゃんを泣き止ませる方法って何かありますか?」と聞かれることがあるのですが、皆さん、いかがですか?赤ちゃんを泣き止ませる方法って何かご存じですか?■泣きやまない次男を抱っこしながら耐える日々我が家の場合、昼間に泣く赤ん坊と夜に泣く赤ん坊と2種類いたのですが、次男が起きてる間はずっとグズってるような子だったんです。昼間は終始グズグズ泣いてるのですが、夜は比較的よく寝てくれたのでその点では助かりました。さらに、「ママじゃないと受け付けない」というこだわりもあったので、1歳を過ぎるまで他の人に抱かれたことがほとんどありませんでした。夫ですら1歳過ぎになるまでろくに抱っこできませんでした。よく言いますよね?「泣くと肺が鍛えられる」とか、「泣いて体力を使えば疲れて寝る」って。泣き止まない次男を抱っこしながら、よく心の中で唱えてました。「これだけ泣いたらそのうち疲れるだろう…」とか、「これだけ泣いたらさぞや肺が鍛えられてるだろう…」とか。実際にはよく泣いたからといって肺が強くなるなんてことは全くないらしいのですが、きっとよく泣く赤ちゃんを育てているお母さんを慰めるために言われているんじゃないかと思います。そうでもしてすり替えなければ、耐えられないですから。いざ出産するまでは、赤ちゃんが泣くのは、お腹が空いてるだとか、おしっこが出て気持ちが悪いだとか、なにかしら理由があるんだと思っていました。そして、それは子育て未経験の人のみならず、どうやら子育て経験者も同じで、赤ちゃんが泣くとすぐに、周りは「眠いのかな?」「おなかすいたのかな?」「おっぱいかな?」とすぐさま赤ん坊をお母さんに返却してくれます(夫も同じ。泣いた赤子は即刻妻に返還)。ですが、赤ちゃんにもそれぞれ生まれ持った気質というものがあって、理由もなくよく泣く赤ちゃんだっているんですよ。■母だって、なんで泣くのか分からないときもあるおっぱいもあげたし、オムツも換えた、眠くもないはずだし暑くも寒くもないはず。それでも泣く子は泣きます。家の中でずっと泣かれるのも相当辛いのですが、もっと困るのは公共の場です。忘れもしません。友人たちとランチをした日のこと。赤ちゃんがいてもいように個室にしたのですが、個室に入るなり次男が泣き始めました。なんで泣くのかわかりません。母親だからって何でも分かると思ったら大間違いです。分からないものは分かりません!何をどうしても泣き止まず、結局、私、ほとんど部屋にいれませんでした(ひたすら外を徘徊)。あと新幹線も困りましたねぇ。指定席なんて取るもんじゃないです。ずっっっとデッキで立ちっぱなしです。■赤ちゃんを泣き止ませる方法ってあるの?さて、最初の議題に戻ります。泣いている赤ちゃんを泣き止ませる方法があるか? という問いについてのお答えです。ズバリ…、んなもんあるわけがありません!残念ですが、ないです。てか、そんなもんあったらノーベル賞もんです。そりゃ、一般的に赤ちゃんが好きだと言われているビニールをクシャクシャする音で泣き止む子もいるでしょう。スマホのアプリの音楽で泣き止む子もいるでしょうし、なんなら「バァ!」って言うだけでケタケタ笑う赤ちゃんだっているでしょう。でも、あくまで「そういう子もいる」に過ぎません。私も、「これがいい」と言われるのもは数々試しました。ビニールもくっしゃくしゃにしましたし、ドライヤーの音を聞かせてみたり、換気扇の音を聞かせてみたり、なんとか泣き止ませようとしましたけど、次男にはどれも意味ありませんでした。結局のところ、ひとりひとり違います。ある子には効果的なことでも、別の子には無意味です。同じ親から生まれてきた兄弟だって3人ともこんなに違うのですから。みんながみんな泣き止む方法などあるわけないですよね。ただ、ひとつ言えることはあります。■よく泣く赤ちゃんも、泣かなくなるときが必ずくる「よく泣く赤ちゃんだからといって、ずっとそのままの性格というわけではない」ということです。先程赤ちゃんにも生まれ持った気質というものがあると言いましたが、必ずしもそれが人格の根底になるわけではないと思います。よく泣く子、よく笑う子、それぞれいますが、よく泣いてる赤ちゃんが大きくなっても気むずかしくて泣き虫のままかというとそんなことは決してありません。あれだけ泣いていた次男ですが、歩き始めるようになったら人見知りも全くしない、芸人のようなキャラクターになりました。幼稚園でも面白キャラクターを確立しているようです。今、よく泣く赤ちゃんを育てていらっしゃるお母さんたち。その大変さ、よ~~~~くわかります!赤ちゃんは泣くのが仕事って言ったって、仕事熱心にも程がありますよね!グズグズ泣かれたらイライラもしますし、物事はすんなり進まないし、肩は凝るし、近所迷惑は気になるし、わずかな昼寝時間には起こさないように忍び足になるし、そのうち起きてくることにまでビクビクするようになったりもして…。キレイごとでは済まないこと、よ~~~くわかります。ただ、赤ちゃんが泣き止まないのはあなたのあやし方が悪いわけでもないし、赤ちゃんがなんで泣いてるのか分からないからって母親失格でもありません。泣く子は泣くんです。性格です。ただその性格はずっと続くとは限りません。もちろん体調不良のシグナルの場合もあるのでよく観察する必要はありますよ!うちの次男の場合は体調万全でもずっと泣いてましたけど(笑)。どうか真面目に追い詰められないで!今は先が見えなくてしんどいと思いますが、必ず…必ず泣かなくなるときは来ます!今目の前にいる姿からは想像もつかないような、ファンキーな性格の子になるかもしれませんよ。その日を楽しみに…うまく力を抜いて…泣きすぎて死んだ子はいないと思って!(これしょっちゅう唱えていました)【お知らせ】前回の第46話 「ワンオペ育児は夫の働き方改革だけではなくならない」 の記事下アンケート「Q.夫の子育てにたいする意識に不満はありますか?」には、2,000件近くの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
2017年11月16日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。■理想的な子育てのカタチとは?この少子高齢化ってどうやったら改善すると思います?(突然すぎるわ!!)いや、この間ニュースを見ながら夫と話してたんです。どうすればこの少子化に歯止めをかけれるのかって(真面目か)。お金がもらえると生もうと思う人が増えますかね? 保育園がもっと増えたら? 子どもを育てながらもキャリアを積むことができるなら?私には既に3人の子どもがいるので少し違ってくるかもしれませんが、仮に「どうすれば4人目の子どもを生もうと思いますか?」と聞かれたとします。それに正直に答えるとするならばこうです。「つわりが全くなくて、未修園児の上の子を幼稚園なり保育園に預けることができて、出産が無痛で、産んだあとは24時間サポートしてくれる人がいて、保育園にも難なく入れて、仕事もできて、子どもがグズってもすみませんすみませんと肩身の少ない思いをしないで済む寛容な社会の中で、小・中・高・大まで十分育てられるだけのお金があったら生みたいと思います!!」私にはとてもじゃないけど、4人目を生む体力も気力もありません。もうおなかいっぱいです。今、若い人たちの間では子育てにたいしてあまり良いイメージがないそうです。もしかしたら…その要因は私たち現役子育て世代にあるのかもしれません…。子育て真っ最中の私たちが、子どもを育てるってこんなに素晴らしいよ! こんなに楽しいよ! と伝えるよりも、「大変」「しんどい」「忙しい」そんなイメージばかり発信してしまっているせいなのかもしれません。では、わが子の赤ちゃん時代を振り替えってみたとき、真っ先に思い浮かぶ思い出は何ですか?■ひとりで頑張るお母さんが多すぎる思い出は美化されると言いますが、私の場合、わが子が赤ちゃんだった頃を思い出してみて真っ先に思い浮かぶのは、いつもひとりで孤軍奮闘していた姿です。美化されるどころか時間が経てば経つほど美しい部分を思い出せなくなっています。泣きじゃくる三男を床に転がして次男にパジャマを着せ、裸のまま脱衣所で三男に授乳する姿。背中に三男をおんぶし、足元には泣き崩れる次男をからませながら、晩御飯を作る姿。布団に置けば起きてしまう三男を抱えながら、寝息をたてる長男次男を眺め、真っ暗な部屋でどうしようもなく座っていた姿。そしてどのシーンにも夫の姿はありません。きっと日々の生活の中にはかわい姿、楽しい思い出いっぱいあったと思うんです。でも、たった数年前のことなのに、長男、次男、三男とも思い出す記憶はどれもみなしんどかった思い出ばっかり。かわいい盛りであるはずの時期が黒い記憶で埋められていること自体が、そもそも悲しいことだと思いませんか?少し前におむつメーカーのネットCMが炎上した件がありました。(赤ちゃんのお世話に孤軍奮闘するお母さんを写し出し、「今はしんどいかもしれないけれど、いつかきっと素敵な思い出になるよ」的なメッセージを込められたCMでした)フラットな立場から見れば、「だよねだよね。いつかきっと素敵な思い出になるよね!」と違和感もなく受け入れられるものだったと思うのですが、母親がひとりで赤ちゃんのお世話に一生懸命になってる姿を見て自分の思い出と重ね合わせて辛くなったり、当時を思い出してしんどくなってしまった人もたくさんいたようです。この反応が今の子育て世代の本音を表しているように思います。ひとりで頑張るお母さんが多すぎます。当時の私がいつも望んでいたことがあります。■「こっちが泣きたいよ…」自己嫌悪の日々「家の中にもうひとり大人がいてほしい」でした。切実な願いでした。自由な時間が欲しいでもなく、ゆっくり寝たいでもありません。とにかく家の中に私以外の大人にいてほしかったんです。そりゃもちろん夫にそばにいてほしいですよ。でも仕事で家にいないんですもの。こうなったら友達でも、義理の母でも、なんなら隣のおばさんでもいい。私と子どもっきりの密室だと息が詰まるんです。自分の感情がコントロールできなくて、歯止めが効かなくなってしまうんです。やめたいと思っても止められないんです。小さな子どもに向かってヒステリーに怒鳴ってしまう自分が嫌でしょうがありませんでした。特に次男2歳~3歳、三男0歳~1歳の時なんてほんっっっと~~~に修羅の家状態で、何をするにも一筋縄に行かず、2人3人同時に泣かれた時にはこっちが泣きたくなりました。私の場合は転勤族だったので近くに頼れる両親もいませんし、夫はとにかく帰りが遅くて23時過ぎて帰ってくるなんて当たり前でした。おまけに専業主婦なので24時間365日みっちり子どもと一緒です。私は途中から働きだしましたが、はっきり言って専業主婦のほうがよっぽどきついです。子どもとずっと一緒な上に、夫にたいしては「外で働いてくれてるんだから、疲れてるんだから…」という妙な遠慮まで抱えてしまい、自らより厳しい環境で頑張ろうとしていました。子どものかわいさも、子育ての楽しさも経験してる私でさえも、真っ先に思い浮かぶのがこんなことばかりなのですから、子どもを持っていない若い人たちが、漠然と子育てにたいして不安を抱くのも無理がないという気もします。↓後編につづきます(最後のページで、ワンオペ育児についての読者アンケートを実施中!)
2017年11月02日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは! コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です!子どもは2人欲しい、いや、3人は欲しい。いえいえ、うちは1人でいい…。皆さん、それぞれ理想の家族構成数をお持ちだと思います。なんとなくですが、「2人は欲しいなぁ~」というところが一般的じゃないでしょうか(あくまで私個人の見解です)。1人目から2人目へのステップはそんなに高くはないように思いますが、2人目から3人目のステップってぐんと高くなるような気がします。「3人子どもがいる」となると急に子沢山感が醸し出されます。■夫が3人目を躊躇(ちゅうちょ)した理由わが家の場合は、夫が2人派で、私が3人欲しい派だったのですが、次男が1歳後半になった頃に、3人目をどうするかという会議になりました。どうして私が3人ほしかったのかという理由はまたそのうち機会があれば書くとして、夫が3人目を躊躇(ちゅうちょ)した理由はやはり金銭面が大きかったようです。子ども3人を(本人が希望すれば、ですが)大学まで出すだけの養育費、教育費を用意できるのかが、一家の大黒柱として重くのし掛かるものがあったんだと思います。しかし、めでたく(?)夫が私の意向を尊重してくれて3人の子宝に恵まれたわが家。そこで、夫がかつて危惧していた2人育てるのと3人育てるのと金銭面でどのぐらい違うのかについて考えてみました。ただし、計算や支出で出したわけではなく、あくまで実感としての話です。しかもまだ全員小さいです(小学生と幼稚園)。これから子どもたちが大きくなるにつれて状況もどんどん変わっていくでしょうから、そこは私には未知の領域なのでわかりません。あくまで「今」の状況ですが…生活の柱となる食費、物品購入費、学費に関して。■生活費、2人と3人でどう違う?・食費まずはこちら。8・6・3歳の現在。まだそれほどモリモリ食べるわけでもないので、食費が膨れ上がったなぁ~~という印象はありません。ただし、全員男の子なので高校生、中学生になったらきっと食費が大変なことになると思います。がしかし、現在の学童・幼児期においてはそれほど圧迫していません。・物品購入費洋服や日用品など。これも、わが家の場合は3人とも同性なので服はお下がりでいけますし、日用品で特別必要なものも特にないので…2人いても3人いてもさほど変わらないかな? と思います。・学費これはですねぇ~、わが家の場合は年齢が1番上と1番下で5学年差なんですね。ということは、年少から小学3年生までの子どもが2人以上いる場合、第2子の幼稚園は半額になり、第3子はほぼ無料になる仕組みに当てはまっていますので、現在この恩恵を存分に享受しています。(ただし、第1子が小4以上になった場合は第2子を第1子としてカウントし直します。) というわけで、今のところ教育費も子どもが2人だった場合と3人だった場合とそれほど大きく違いはありません。年が離れて3人兄弟の場合は1人1人にがっつり幼稚園代、保育園代がかかることになるので、同じ「3人」でも年齢差によって学費の差が出てくるのかもしれません。また、これも食費と一緒で小さいうちはさほど影響がないにせよ、進学するにつれて大きく負担が増えるジャンルではあると思います。と、このように基本的生活の上では小さいうちは2人でも3人兄弟でもそれほど大きく変わることはないかなというような気がします。児童手当もありますし、医療費補助もありますし、子育て世代に対する金銭面での補助は昔に比べたら着実に増えていると思います。中には少子化対策の一貫として、第3子以降に特化した支援を施している自治体もあるようです。ただ、生活必需品以外の「オプション」を付け加えようとすると、やはり3人分の支出の差って大きいなぁーと思います。■「オプション」で膨らむ支出・習い事これ、本当に大きいです。わが家の場合、現在1人につき2種類ずつ習い事をしています。ひとつの習い事が月5,000円だとすると、子ども1人の場合2種類お稽古事に通ったとしても毎月1万円の支出ですが、3人いるとなると毎月3万円の支出です。年間で換算すると…かなりの差額です。このように、決して生活必需品ではないオプションを足すとなると「×1」なのか「×3なのか」、この差は大きいように思います。・旅行習い事と同じような視点で考えると、こちら。これ、3児をもろに実感します! 子ども3人、保護者2人が全員一緒に泊まれる部屋がなかなかない!ネットで予約するときにも子ども3人って検索にひっかからない場合が多いので、ホテルに直接問い合わせて確認しないといけなかったりするんですよー。つい先日、ホテルに泊まったことがあったのですが、子ども3人と一緒に泊まれるホテルが全然予約が取れず、最終的にダブルの部屋を2部屋予約することになりました。(5人だとホテルより旅館のほうがいいのかもしれませんが、急遽の予定だったので探し出す余裕がありませんでした)ダブル2部屋、高かったです…トホホ!!(泣)あとは、交通費。わが家にとって、旅行は最高の贅沢品になりそうです。そして、些細なことなのですが…■5人家族ってマイナー? と実感する瞬間食料品が5人家族用って案外ないんですよね。お肉やお魚でも4切れ入りだったりして5人用がマイナー。その他、子ども1人につき保護者1人付いてくださいっていうイベントが時っっ々あったりするんです。めったにないんですけどね、時々あります。わが家は核家族なので子ども1人に保護者1人ついたとしても子ども1人が余ってしまいます。こういうときにも、2人と3人の違いを感じます。あ、話がズレてますね。金銭面でのお話でした。生活必需品以外でお金がかかる、ということはやはりイベントごとは子どもの人数だけ支出が増えます。お誕生日、クリスマス、夏祭り、外食等。意外と夏祭りが高いんですよ。最近のお祭りはほんっと高い!お面とか1,000円、光るおもちゃなんて1,500円ぐらいしたりしますのでもうとてもじゃないけど3人分買ってやる気にはなれません。■3人育児、お金は多少かかるけれど…総じて言うとやはり子ども3人育てるのにはお金がかかる、ということになるでしょうか…(当たり前か!)。でも、もし今、3人目を金銭面でどうしようか悩んでる方に声をかけるとしたら…1人と3人の差は大きいでしょうが、2人と3人の差は小さいうちはそれほどないように感じますよと伝えたいです。ざっくり言うと、2人も3人も一緒! 大きくなってからはわかりません(え!無責任!)。なにより3人兄弟って本当に面白いです。思い出も笑顔も3人分! お金に変えがたい楽しさ、うれしさも十分あります。ってベタな閉め方ですみません(汗)。3人育児、思ってるほど悪くないよー! ということを伝えたくて書きました。これからも、3人育児ならではの良さ、大変さをリアルに伝えていけたらと思っています。
2017年10月26日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3人の男の子の母です。子どもの勉強を見ていても、自分の子ども時代に教わったことと今の子どもたちが習っていることが違う! ってこと、時々ありませんか?例えばこの間長男に、「日本で一番古いお金はなんでしょう!?」ってクイズを出されて、自信満々に「和同開珎」って答えたんですけど、今、日本で一番古いお金とされているのは和同開珎じゃないらしいです。「富本銭」なんですって。ええええーーーー!と、これはまぁ歴史の問題なので発掘調査で明らかになったり、塗り替えられたりするのは当然のこととして…。でも、自分の受けてきた学校教育で習わなかったものを子どもが習い始めるとなると、なんとなく漠然と焦りというか不安に駆られるのは私だけでしょうか。小学生から○○が始まります! とか、はたまたセンター試験が変わります! とか、自分たちの子ども時代になかったものが組み込まれると途端に「備えさせたほうがいいんじゃないか?」って気がしてくるから不思議なもんです。今回はそんな、ママの子ども時代にはなかった「子どもが習う教科」について、驚いたことをお話したいと思います。■その1. 本格的なヒップホップダンス一昔前に「小学校でダンスが必修化する」というので「えぇ~!? 小学校でダダダ、ダンス!?」って驚きました。私(35歳)がダンスを学校の科目として習ったのは高校の時で、それもフォークダンスや、創作ダンスといった類いのものでした(そしてこれがまた嫌で嫌で…創作ダンス、苦手な人からしたら地獄です(笑)どう踊っていいやら皆目検討がつきませんでした)。今、ダンスはすでに小学校の授業に取り入れられてますが、(2011年度より)キレッキレのダンスを教えるというよりかは、体育の授業のなかで「リズムに乗って表現する」ぐらいの位置付けのようです。長男の学校の様子を見ていても、チェケラッイェェ~! 的なダンスを踊っている気配は感じられません。が、運動会での出し物のダンスはむっちゃくちゃ難しくてビックリしました(小3)。なんていうんでしょう、リズムの取り方や体の動かし方が私たちの時代と全然違うんです。裏カウントで踊る、みたいな(わかります?)。私たちの小学校の時にはなかった動き満載で、「こんなの踊れるの!?」って思うような本格的なヒップホップダンスでした!そしてうちの息子はひたすらオロロオロロしておりました(笑)。大丈夫。ママはその気持ちわかるよ!! おろろ~~。小学校ダンス襲来の次に保護者を恐れさせたのは、あの教科です。■その2. 英語は小3で必修化、小5で教科化そう、英語です。小学校でも2020年度に英語が小学3年生から必修化、小学5年生からの教科化!!!(ちなみに私の頃は小学高学年でローマ字を習う、ところで止まっていました。)ちなみに、必修化と教科化で何が違うのかわかります?私、知りませんでした。必修化も教科化も必ず教えないといけないという意味は同じなのですが、必修化は特に決まった教科書はなくて先生や学校が独自で決められるそうです。教科化は算数や国語といった教科と同じように文部省が認めた教科書を使って、その他の教科と同じようにテストをして通知表に評価がつく、ということだそうです。なるほど!この流れを受けて、英会話スクールも俄然張り切って「小学校必修科目!」をうたい文句にしていますよねぇ。身の回りでに英会話に通っている子が本当に多いです。国語や算数と同じように通知表に評価がつくとなるとなると備えようとする気持ち、よ~くわかります(もちろんそのために通っているわけじゃない方もたくさんいらっしゃると思いますが)。我が家の長男はとにかく字を書くのが大嫌いなのですが、漢字やひらがなでさえもこんなに苦労してるのに、ここに英語が加わるとなると、もう…英会話うんぬんよりもアルファベットが書けるかどうかが心配!!(初歩的ーーー!!)字が汚すぎて、CかOか見分けがつかないとか、rかVか見分けがつかないとかそんなことでつまずいていそうな気がしてなりません。ゲソッ…。そして今!!英語の次に何が必修になろうとしているかご存じですか?■その3. 多くのママにとってはハテナ? プログラミングプログラミング、らしいですよ。奥さん!!ダンスや英語はまだ自分たちも習った科目だから「習う時期が早まっただけ」ととらえられますが、プログラミングとなるともはや「は、はい? ぷろぐら…みんぐ?」なわけですよ。はい! 私と同じようにハテナ? と思ったそこのあなた!文部科学省がいうにはこういうことらしいです。「こどもたちにコンピューターに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業につくとしても、普遍的に求められる力としてプログラミング的思考などを育成するもの」(ところどころ中略しています)思い出してみてください。私たちの子ども時代。パソコンの授業があったのは…中学校でした。それも、中学校の美術の時間でした(私の場合)。パソコンの画面を使って絵を書こうというもので、ものものしい雰囲気のパソコン教室に移動して電源を押すところから懇切丁寧に教えられた記憶があります。高校の授業でやっと「インターネットの使い方」を学んだんですよ。みんなで一斉にインターネットを使って調べものをしようとするもんですから、回線が重すぎて調べたいものが一切調べられなかったという思い出があります(フリーズする画面をながめてただ終わった)。それが今やもう…使い方じゃなくて、指示のしかた、処理のしかたを学ぶようになるだなんて…。というわけで、私もまんまと焦りまして、夏休みに長男をプログラミング教室に連れていってみました!長男は理科が好きなので英会話スクールには絶対通わないでしょうが、プログラミング教室なら興味を示すんじゃないかなと思ったんです。プログラミング教室では、自分でゲームを組み立てて作っていく、という授業をしていました。一人一台パソコンが与えられて、というより生徒のほとんどは自分のノートパソコンを持っていました。私と息子は先生からパソコンをお借りしてさっそくゲームを組み立てていったのですが、まぁ~~~私も長男も機械的センスがないので、どこをどう動かしたらどういう設定になるのかが全然わかんないわけですよ!犬を動かしたいのに、全然違う動きになったり、急に消えてしまったり、一時間ずっと「あれ? あれあれ?」と消えたなにかを復元させるのに必死で終わりました。ちーーーん。教室の先生もおっしゃっていたのですが、この手の分野って、本人の興味があってこそ初めて成り立つものらしいです。分かりやすく言えば、本人の「やりたい!」という好奇心があれば放っておいてもどんどん自分であちこちいじってみてゲームを組み立てていくし、逆に好奇心がなければどんなに指示しても身に付かない。これはプログラミングに限ったことじゃなく、なんでもそうなんだとは思いますが…パソコンに詳しい人や、ゲームに詳しい人ってまさにこれを感じませんか?(ゲームは違うか(笑))パソコンに詳しい人は、自分でとにかくあちこちいじってみて、わからないことがあればそこをクリアにする方法を探して、上手な人に聞いたり、上手な人の技を見て学んだり、とにかく能動的に自分が動いて身に付けた技術のような気がします。「もうやめなさい!」って止めたとしてもやっちゃうくらい。うちの長男に「プログラミング、どう?」って聞いたら「行かない。興味ない」て言われちゃいました!(笑) 「僕が興味があるのは生き物系。そっちのほうが勉強したい」って言ったので、プログラミング教室案は白紙に戻りました! ちゃんちゃん!!いやぁ~、次は何がかわっていくんでしょうか。現在8歳の長男と3歳の三男。5歳の差でも教育現場はどんどん変わっていくでしょうね!!
2017年10月19日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■息子がよくわからない子どもを育てるなんてもちろんはじめてのことなので、わからないことだらけ。だから結局、自分の生い立ちの中で「もっとあ~しておけばよかったな」と思うことは子どもにはやらせてみたり、「これは嫌だったな~」と思うことは子どもにはやらないでいたり。自分の過去と照らし合わせて進んでいく、みたいなところないですか?私自身も、自分の幼少期と重ね合わせながら子どもたちを育てているようなところもあるのですが、なんといいますか……性別が違うからなのかなんなのか、なんかもう、息子のことがよくわかりません!(笑) 「わが子」という感覚がいまだに希薄です。未確認生物を育てているような気分。なんだろ? どうなってんだろ? て思うこと多々。子ども時代の私がしたこともなかったような遊びをし、私なら全く興味を示さなかったようなことに興味を示し、私ならそんな行動絶対取ってないような行動を取る、そんな息子達。その中でも今回は、わが家の長男についてお話させてください。■私とは性格が違いすぎる長男現在小学3年生の長男。学校の朝時間や休み時間に何をしてるのかを聞くのですが、その答えがいつも、 「図書室に行ったり、ひとりで運動場をウロウロしたりしてる」って言うんです。え…えええ!!ひひひ、ひとりで!?ひとりで運動場ウロウロしてるとか、私の小学校時代の辞書には存在しませんでした。小学3年生の昼休みといえば、友達と一緒に教室でお絵描きをしたり、運動場でゴムだんをしたり、遊具で遊んだりしていました。むしろ休み時間にひとりでいるなんて、お友だちがいない子のような気がして、どうにかして誰かと過ごすように努めていたような気さえします。(女子の世界)だから休み時間をひとりで過ごしている長男が不思議だったんです。私:「それ、楽しいの!?」長男:「うん。楽しいよ」私:「え。お友だちいないの!?」長男:「お友だちはいるよ」私:「じゃぁなんで一緒に遊ばないの?」長男:「友達と遊ぶ日もあるけど、ひとりでウロウロしてるのも楽しい」ええええー!!私:「ひとりでウロウロして何してんの?」長男:「みんなが遊んでるのを眺めてる」私:「・・・で!?」長男:「ただ見てるだけ」私:「一緒に入れて~とか言わないの?」 長男:「うん。だって、ゲームにしても遊びにしても、みんなが遊んでるのを見てるほうが楽しいんだもん」ナニソレ!!! 私からしたら全然わからない感覚!!!私:「あなた~~~!!! 長男が、休憩時間ひとりでウロウロしてるんですって!!友達がいないんじゃないかな? 寂しい思いしたりしていないかな!?」(ゆっさゆっさゆっさ)夫:「本人、そんなことひと言も言ってないやろ。遊んでる姿をながめてるほうが楽しいって言ってんねんからそれでいいんちゃうん」私:「いやいや、そうはいっても一緒に遊んだほうが楽しいはず」夫:「勝手に決めんなよ。スポーツ観戦だって、自分はプレーせーへんけど観てて楽しいって感覚あるやん。YouTubeだって誰かがプレーしてるゲーム動画とか再生回数が多いし。それと同じような感覚ちゃう?」あ…あああ…。たしかに言われてみればそうかもしれないけれど。いや、でも、ひとり……ひひひ、ひとりて…(まだ言う)長男:「もっと長い間図書室にいたい」私:「そ…そうなの?(白目)」私と長男、興味を持ってる分野も考えてることも違いすぎて、子育てというより「この人はどういう人なの? 何考えてんの?」って知ろう知ろうとしている感覚。そんな私に夫がひと言。 ■「子どもを理解したい」を、バッサリ斬る夫のひと言夫:「別にわからんくてもいいやん。なんでそんなにわかろうわかろうとするん」ブワサァァァァ!!!(斬)だって子どものこと知りたいじゃん!夫:「親子であってもひとりひとり別々の人間。ママにはわからなくっても、長男がそれが楽しいって言うんならそれでいいじゃないか。それに長男のそういうひとりでも平気、ひとりでも楽しめるところは俺は素晴らしいと思うけどな。人は人、僕は僕っていう感覚ってなかなか持てへんで。みんなと群れずにいられるってこれから大きくなるにつれて逆に強みでもあると思う。」夫:「例えばいじめ。いじめって、『仲間はずれにされたくない~』とか「嫌われたらどうしよう~」っていう所属意識から発生することもあるけれど、もともとひとりでも平気な性格だったら集団に固執せずに済むやん。長男が中学とか思春期に入る頃にはこの性格が功を奏することもあるかもしれないと思うけど。俺は長男のこの性格が好きだけど」た…たしかに……!!ついつい、「元気はつらつ! 休み時間は運動場で、みんなでドッジボール!!」とスローガンのような小学男児像を描いてしまっていたけれど、夫の話を聞いて、「なんでも知りたい! わかりたい! わかりあいたい!」とするよりも、ありのままを認めて受け止めるほうがよっぽど有意義だと思ったのでした。
2017年10月12日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)次男(年長)三男(年少)の三兄弟の母です。前回の記事の続きです。私が次男の偏食少食に悩んでいた頃、それなりに相談をしたこともありました。(結果的に次男に効果的な方法はなかったのですが、相談にのっていただいた事で気が楽になるというのはありました)その中でもよくアドバイスされていたことがあります。■その1. 家族が「おいしい」と言いながら食べると、子どもも「ちょっと食べてみようかな」とチャレンジする気になるはずもちろん私もやりました!にこにこもぐもぐ「おいしいな~!」と食べ、「これおいしいよ! 次男も一口食べてみたら?」とピエロのように全力で明るく薦めましたとも、何度も何度も。でも次男はまったく食べようとしませんでした。(全敗)どうしてこんなにおいしいものを次男は食べないのだろうと思っていましたが、あるとき「元偏食っ子たちの気持ち」を聞いたときにそのわけがわかったのです。本気の偏食っ子たちももちろん子ども時代に同じようなシチュエーションを潜り抜けてきているわけですが、その子達、こういうとき何を考えているのかというと、「あんなの食べておいしいのかよ。あんなの食べるぐらいなら何も食べなくていい。」そう思ってるらしいです。衝撃的じゃないですか!?(笑)まるで侍じゃないですか!!!でも次男も完全にこれだったんです!食卓に自分が食べれそうなものが何ひとつなかったら、白ご飯だけ食べて終わり。他のものにはいっさい手をつけません。私としては「せっかくおかず作ったのに!」とイライラするやら悲しいやらですが、当の本人は心の中できっとこう思っていたのであると、その貫きっぷりにむしろあっぱれです。私が「こ~~んなにおいしいのに!」と思うものでも、次男からしたら「得体の知れない絶対食べたくないもの」。こんなにも二人の間の感覚がかけ離れているということを、まず受け入れなくてはいけませんでした。■その2. 「しっかり遊んでおなかが空けばおのずと食べるわよ」もちろんやりましたとも。遊んで動いて疲れさせましたとも。でも、食べないもんは食べないんです。どんなにおなかが減っていようが自分の食べられると認識しているもの以外食べません。空腹は最高のスパイス! という理論は次男には当てはまりませんでした。これも元少食っ子たちの証言によると、このとき何を考えているかはこうらしいです。「不必要なものはとことんいらない。私たちはエコなのだ」名言…!!(笑)おなかが空いていても自分にとって必要なものを最小限とるだけで満足する。たしかにそうで、次男は自分が「これ以上いらない」と決めたら惰性で食べることはしません。■偏食っ子が大人になったら、どうなる?そんな超偏食っ子だった元子どもたちの現在はどうなっているのかというと、ほとんどの人が「大きくなっていくうちに自然に食べられるものが増えていった」という意見でした。成長する過程であるときをさかいに急になんでも食べられるようになった人もいれば(たとえば高校生になって部活に打ち込み出したら食べるようになったとか)、徐々に徐々に増えていった(一口食べてみたらおいしかったのでとか)という人もいます。どうやら、小さい頃の偏食が必ずしも大人になっても続くというわけではないようです。もちろん大人になっても偏食のままの方もおられましたが、それでも子どもの頃よりかは食べられるものの幅が増えたり、仕事上の付き合いなどでは我慢して食べられるまで進歩しているようです。(小さいうちは付き合いだろうがなんだろうが絶対食べなかったのに付き合いなら嫌々でも食べるようになるだなんて…!! 相当な進歩!)そんな元偏食っ子のみんな口を揃えて言っていたことは「いずれ食べられるときが来るからゆっくり待ってほしい」ということでした。これ、身に染みませんか?待てなかった私。何で食べないの?何で?なんで?ばかりで、叱ったり、もう食べなくていい! と食器を下げたり、食べきれるまで食卓に残させたり。ずーっとお箸をツンツンツンツンさせ続けていた次男の姿を思い出します。いずれ食べられるときがきっと来るんです。それが高校生なのか社会人なのか、はたまた人の親になってからなのか、そのタイミングがいつなのかは人それぞれです。そのときまでゆっくり待ってほしい。それが子どもたちの気持ちだったんですね…。次男にはかわいそうなことをしました。まだ小さかったのに、なおさらです。ここにひとつのエピソードがあります。短い中に心情と情景が見事に表された何度読んでも心に染みる文章です。■おじいちゃんが食べさせてくれた「一生忘れられない味」私は物凄く偏食、少食な子どもでした。無理矢理口に詰められ、吐いても無理に食べさせられてました。食べ終わるまで何時間でも正座して。給食も苦労しました。おいしいって記憶に残っているのが、こっそりおじいちゃんが食べさせてくれた「いちごジャムパン」。食パンのみみが嫌いな私に、みみをキレイにとってくれて、薄くいちごジャムをぬって半分におって食べさせてくれた。一生忘れない味です。いつかおいしいって思えるときがくるのを待ってほしかったな…怒らないで欲しかったな…。おじいちゃんのいちごジャムパンが一生忘れない味なのは、おいしかったからだけじゃないと思います。自分の気持ちに寄り添ってもらえたこと、自分をありのままに受け入れてもらえたことが、それを忘れられない味にさせたんだと思います。現在5歳の次男。彼がなんでもモリモリ食べてる姿なんて、今からは全く想像できません。このまま食べないままかもしれないし、食べるようになるのかもしれないですが、親の私が必死に働きかけたところであんまり意味がないような気がします。彼が自分で「食べてみようかな」と思えるときが来るのをただ待とうと思います。ちなみにですが、元偏食っ子達がお母さんになった今、子どもの好き嫌いに関してどう思うのかというと…。そこはやはり私たちと同じように「せっかく作ったのにぃぃ!!」とイライラもするし、「なんでも食べてほしい!}って願うようです。(笑)みんなお母さんの願いはひとつ。我が子に健康に育ってほしい。今になったらあのときの親の気持ちが分かりますね。
2017年09月28日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)次男(年長)三男(年少)の3兄弟の母です。■偏食・小食のわが子に悩む日々次男は離乳食を全く食べない子でした。そしてそれは幼児食期に入っても変わらず好き嫌いが多く、食べられないものより、食べられるもののほうが圧倒的に少ないいわゆる偏食っ子です。長男はなんでもよく食べる赤ちゃんだったので、食べない次男は衝撃的でした。離乳食の頃は、どの食材をどのような調理法でチャレンジしてみても一切受け付けず、匙(さじ)を口に運ぼうもんなら泣いて嫌がり、しまいには涙を目にいっぱいためてオエェ! とえづいてしまう始末。本気で嚥下(えんげ)障害じゃないかと心配したほどです。私自身は好き嫌いがなく、なんでも食べられるタイプなので「偏食」に対するイメージもあまりよくなく、親の教育次第だとさえ思っている節もありました。そんな私のもとに次男という偏食・小食っ子が生まれたもんですから、数年は理解できずに悩み、悪戦苦闘しました。しかし、私の「偏食は努力すれば治まる」という考えを根本から変え、好き嫌いの多い次男に歩み寄れる時が来たんです。そのきっかけは乳幼児検診でもなく、育児相談窓口でもなく、「かつて好き嫌いが激しい子どもだった大人が、当時何を考えていたのか」を聞いた時でした。■「食べさせる方法を見つける」よりも必要だったこと私は子どもに健康でいてほしい、大きく育ってほしいという気持ちから、とにかく食べさせようと苦戦していました。それが母親として間違っているとは今でも思っていません。でも偏食・小食な元子ども(すなわち大人)の思いを聞いた時は、おもわずこみあげるものがありました。子どもとはいえ心の中ではいろいろと考えています。それを表現できる語彙(ごい)を持ってないから、黙るか泣くかゴネるかしかないだけで。これを読んでるママたちの中にも、かつての私のように「どうして食べてくれないの!!」「この子はこんなに食べなくて大丈夫なんだろうか」と、不安と苛立ちの中にいる方がいらっしゃるかもしれません。食べてくれない子どもに悩む保護者目線からの相談、体験談はわりとよく目にします。私も何とかして食べさせれる良い方法はないだろうかといろいろと探しましたが、「食べられない子どもだった張本人たちが、どう感じながら生活していたのか」を、私は目にする機会がありませんでした。食べさせる方法を見つける前に、食べられないその気持ちを知る。これが私にとって必要だったんです。きっと私のように自分自身が好き嫌いがない人にとっては、我が子の好き嫌いはなかなか歩み寄れずに葛藤してしまいがちだと思います。同じようなママたちに少しでもヒントになればと思い、私の経験と元子どもたちからの意見をご紹介したいと思います。■「食事の時間が苦痛だった…」元子どもたちの声これらは私のブログに寄せられたコメントなのですが、偏食・小食だった元子どもたちは、以下の2パターンに分かれます。・好き嫌いが許されない環境で育った人・無理強いはされなかったという人この中で、好き嫌いが許されない環境で育った人に共通しているのは「食事の時間が苦痛だった」ということでした。口をそろえて「食事に関していい思い出がない」と言うのです。「どうしても食べられないのに『わがままだ』と言われ、給食では食べ終わるまで教室のすみに残され、家でも学校でも理解されない」「大人になった今でも、子ども時代の食事にまつわる思い出は怒られた記憶か、ひとりで寂しかった記憶か、楽しくない記憶しか残っていない」この意見が多かったんです。私、次男に今まで何度口にスプーンを突っ込んで「食べなさい!」ってやってたことか…。偏食っ子からすると、「得体の知れないもの(たとえばミミズのようなもの)を無理やり口に押し込まれてるような感覚」らしいです。次男のことを思って突っ込んでいたスプーンが息子からしたら苦痛以外のなにものでもなかった。口に入れることさえできたらごっくんできるはずだ! と思っていたのですが、彼らからしたら「飲み込むどころか、自分の意志とは裏腹にえづいてしまう」んだそうです。私は次男になんてかわいそうなことをしていたんでしょう…。かつて教室の隅でミニトマトが食べられなくて泣いていたクラスメイトも、食事がつらいな、楽しくないなと思いながら毎日食べていたのかと思うと、彼を思い出して胸がぎゅーっとなりました。■嫌いなものを食べさせるか否か…親としての葛藤今の私は、「食事はまずは楽しく!」が基本です。離乳食教室に行ってもまず最初に教えられるのは「楽しく」ということですし、給食も掃除の時間まで残して食べさせるということもしていません(おそらく)。しかし「楽しく食べること」と「好き嫌いなく食べること」はある意味対極にあるような気がします。この両方を叶えるって実はすごく難しいんじゃないかと。楽しく食べている延長で好き嫌いなく食べられるようになるのが理想ですが、嫌いなものを好きにさせるために楽しく食べるのは、偏食っ子には相当難しいような気がします。「どうしても食べられない」「口に入れたらえづいてしまう」レベルの子たちにとっては嫌いなものを食べずに済む食事こそが楽しい食事なのですから。それを許せるか、押し付けずにいられるかが親の最初の葛藤だと思います。私は自分が好き嫌いがないがゆえに、ここが許せずに随分と戦ってしまいました。元好き嫌いっ子たちの何十年たっても今なお残っている「食事が楽しくなかった」という思いを聞いて、ハッ! とさせられました。■食事中は「心の栄養」を大切にしたい「食事」の目的は”栄養””健康””しつけ”にとらわれてはいけないなと。体を大きくするため、健康に育つため、お行儀よく食べるよりもその前に、まずは、この子の食事の思い出を明るい色に包まれたものにしてあげたいと思いました。このとき、私はようやくスタートラインに立てました。今私は次男に無理強いはしていません。苦手なものは「一口食べたら?」ぐらいは言いますが、それで「いや」というなら無理に食べさせていません。頑張ってひと口チャレンジしたら喜びます。幼稚園のお弁当も基本的に好きなものを詰め、食べきれるものを食べきれる量で入れています。おかげで冷凍食品や既製品まみれです(次男の好みに合わせたらこうなりました)。栄養もバランスもあったもんじゃありませんが、おいしかった! 全部食べられた! また明日も食べたい! そう思えることが心の栄養になるんじゃないかと思います。 後編 に続きます。
2017年09月21日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■パパは透明人間?我が家は夫=会社員、私=主婦の家庭です。子どもたちの物心がついた頃には、パパは外に出ていく人、ママはおうちにいる人と位置付けられてしまったようで、今や完全に、ママ=お手伝いさん、パパ=たまにいるおじさんと化してしまいました(爆)。なにか用事があるときでも、近くのパパより遠くのママ!!ひとりになりたくてそっと雲隠れしても(え。)、なぜか子どもたちは全員私のもとに寄ってきます。他に部屋のスペースはいくらでも空いてるのに、全員1ヶ所にぎゅっと集まって、私の周りだけやたら人口密度が高いなんてこともしょっちゅう。すぐそばにパパが寝転がっているというのに、お茶を持ってきてと頼むのはママ。どう考えても距離的にパパのほうが近いのに、あのおもちゃ取ってと頼むのはママ!!いや、あの、君たち?パパも保護者なんですけどぉぉ!世の中にはパパが大好きでしょうがないというご家庭もたくさんおありでしょうが、我が家の場合、パパは透明人間化。この間もこんなことがあったんです。真夜中の1時に私がリビングで夜更かしをしていたら、そ~~っと次男が起きてきたんです。何事かと思って見てみると…オーマイガーーッ!!!おなかを壊した次男がびっくりなことに、大をもらしていたんです!!(衝撃)え? え?床に落ちたう○ちにプチパニック!!(子どもを育てるとこのようなプチパニック現象が往々にして起こりますよね。)どうやらおなかが痛くて目を覚ましたらしいのですが、隣にいる夫をスルーして、遠路はるばるリビングにいる私のもとまでやって来るその間に漏らしてしまったようです。え…。パ、パパを起こせよぉぉぉ!!床に漏れたう○ち…。汚れたパジャマに足…。そして夜中の一時…。もうどこから手をつけてよいのか分からず、とりあえず、夫のもとへ。私:「ねぇ…ゆいたんがう○ち漏らしたんだけど…」(ゆっさゆっさ)(当然これにはSOSの意を含んでおります。)夫:「え。なんで…」(知らんがな)私:「寝る前におなか痛いとか言ってた?」夫:「別に言ってなかったけど。」私:「そう…。」夫:「ぐぅぅぅぅーーーー。」ちょっ…。SOS、伝わらずーーーーー!!!結局、ひとりで全部を片付けて、もう一度次男を寝かせて、夜は更けたわけだけれども。翌朝。チクリと言ったら夫の返事。夫:「あ。あれ、起きてってことやったん?」そうだよ!!具体的に「起きて手伝って」と口に出さないと、妻の意図してることを汲み取るなんてことは、男には無理な話だったぁぁぁ!!というわけで、子どもたちにもなんでもかんでもママに頼むのではなく、もうひとり、我が家にはパパという保護者がいるのだよとわかってもらうべく、パパの不透明化を推進していきたいと思います。(今さら!)子育てを始めたばかりの皆さん!我が家のようにならないように、ひとりで頑張りすぎないで、パパに具体的にお願いしてもっと頼っていきましょう。
2017年09月14日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。■孫に甘い祖父母 VS 母親私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね!きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。それがたとえ実の両親であったとしても。私にもありました!私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。あれはまだ長男が2歳だった頃。 ■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が…実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。 ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。 一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!!決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。そして、それを見かねた母が、長男の好物のおだんごを出してきたんです!!!大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。 おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」的なことを言ったように思います。がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。そうです。おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。ですが…、私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!腹が立ちました。両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。でも、あれから随分たって今思うこと。■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短いこれを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。 いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。長男は3歳、次男は0歳でした。今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。 そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。が、それが当時の私にはわからなかったんです。「一事が万事」「三つ子の魂百まで」そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。 え? 三男だったら?速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。しかしそれ以来母は、「これ、あげてもいい?」「ママに聞いてからにしよう」と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
2017年09月07日こんにちは。 コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■料理のお手伝い、余裕がないときノーセンキュー3人の息子×24時間一緒×40日間の夏休み。小学校や幼稚園から「子どもにお手伝いをさせましょう」みたいな課題が出るんですよ。そりゃ手伝ってもらった方が教育的にもいいのは重々承知の上で、正直、手伝ってもらえるとうれしいものと、手伝われるとありがた迷惑なものとあるんですわ。手伝ってもらえるとうれしいものは、「ちょっと2階からアレ取ってきて」って頼むとか、「洗濯取りこんで~」とか、忘れ物系・洗濯系は助かります。(ただのパシリやん)。がしかし、子どもたちが率先してお手伝いしたいのは、やっぱり料理系なんですよね。夕飯を作っていると「やりたい! やりたい!」と下二人が群がってきます。余裕があるときならいいけれど、 急いでる時とかほんっっとマジでノーセンキュー!!思わず一句読めるほど。でも、迷惑だからといって遠ざけるより、 やっぱりやらせたほうが結果的に急がば回れで得するんですよね。この間思わず「へぇ~!」と思ったことがあったんです。■失敗ばかりの次男が、ある日…お昼ごはんにインスタントラーメンを作っていた時のこと。三男がお鍋にスープの素を入れたいって言い出したので次男・三男でやらせることにしたんです。たかがスープの素を入れるだけですが、いかんせん鍋が熱いので、袋に気を取られて腕をやけどしないように注意しなければなりません。私:「腕、気をつけてよ!! 熱いからね」とだけ注意したのですが、三男の横で見ていた次男がそっと注意していたんです。次男:「ほーちゃん、気をつけて。この袋お鍋の上で開けたら、 ムワッ! てなるよ。一度ここで開けてから入れたほうがいいよ」って。何気ない一言だったのですが、私思わず感心したんです。この一言って経験していないと出てこないと思いませんか?自分でチャレンジしたときに、湯気で粉が舞ったり熱かったりしたのを覚えていたんですね~。以前失敗したから、今度は一度鍋の外で封を開けてから入れたほうがいいなって、自分で考えたんだと思います。 些細なことなのですが、生活の中でのトライ&エラー力は次男が一番あるんじゃないかと思います。次男はたくさん割って、こぼして、失敗して、怒られる回数は3兄弟の中でダントツなのですが、その分こうすれば失敗するというサンプルが大量にあるので、生きていく力は長男よりもありそうです。次男がまだ3歳だった頃に、かまぼこをパン切り包丁で切ったことがあったんです(もちろん私がそばについていました)。パン切り包丁で切ってみたいというので切らせてみたのですが、刃を後ろに引いた時に、添えていた指を少し切ってしまったんです。パン切り包丁って刃がギザギザなので、普通の包丁よりも切れやすいんですよね。少し触れただけでピシャッと切れてしまった事を、このあいだ、三男にアドバイスしてたんです。もう、2年も前の出来事をついこの間経験したかのように覚えてたんですね~。体験したことはよく覚えてますね!私は大人になるまでろくに包丁を使ったことがなくて、 社会人になっても玉ねぎのみじん切りの仕方がわからないほどでした。おかげでその後何度も指を切り、ピーラーで小指こそげ落としそうにもなりました…。それに比べたら3歳で包丁を身を持って知った次男はたいしたもんです。■お手伝いさせると、将来ラクできる!?長男にせよ次男にせよ、まさに好きこそものの上手なれで、自分が興味を持ってやり始めたことはどんどん覚えます。長男は魚好きから派生して、魚のさばき方にも興味を持ちました。さばき方を教えてあげたり、動画で覚えたりしてあっちゅー間にできるようになりました。小3のいまではこの夏も釣りに行き、魚の名前も私なんかよりよっぽど詳しく、下処理もひとりで全部できます。 一番最初に教え始めた頃は台所全体が魚臭くなるし、水でびっちゃびちゃになるし、タオルは臭くなるしでいろいろと面倒だったのですが、ここまで来ると私は寝てても魚が下処理されて出てくるので、めちゃくちゃ楽チンです。 今回はますます上達して、後ろ姿はまるで魚屋の大将のようでした。この調子で、長男は魚専門、次男は調理全般で教え込んでいけば…。将来、私は楽チンになるのではともくろんでいます、しめしめ。
2017年08月31日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です!■出産を経験したからこそ、陣痛が怖い!私、この間、夢を見たんです。夢の中で、自分の本当の気持ちを知ってしまったんです。夢の中の私はなぜかいきなり妊娠していて、それも4人目。気づいた時には既に臨月というありえない状況の中で、私がどう思ったのかというと…。「またあの出産の痛みを経験しなくちゃいけないの!? 勘弁してよぉぉ!!」でした。これ、かなりリアリティのある正直な気持ちだと思いました。(そこで目が覚めてしまったのでその後どうなったのかは知りません。無事産めたのかな…私)陣痛は産めば忘れるっていう話をよく聞きますが、いいえ、私は忘れませんよ!かわいいわが子とご対面したって、かわいいわが子がすくすくと育ったって、それとこれとは話が別!あの出産の痛みを忘れてなるものかぁぁ!!(熱弁)個人的な意見なのですが、出産を経験したからこそ陣痛が怖いっていう気持ちを抱えてる経産婦さん、 一定数存在するんじゃないかな? と思うんです。■日本の妊婦さんは「陣痛が怖い」となかなか言えないもちろん初産の時にも、未知のものに挑戦するわけですから怖いなと思う気持ちもありましたけれど、私の場合3回目が一番怖かったです。でも「陣痛が怖い」って真面目な日本の妊婦さんはなかなか口にしないんですよね。なんていうか、そんなこと言っちゃ悪いような気がしてくるんです。「陣痛は赤ちゃんが狭い産道を通って一生懸命生まれてこようとしているサイン。」「ママも痛いけど、一番頑張ってるのは赤ちゃんなんだよ。」って教えられるので、陣痛が怖いとか言ったら「いいお母さんじゃない」って思われるかな? って思っちゃうんです。しかも、3回目ともなると一気に、 ベテラン扱いになります。ますます言いづらくなります。検診で先生や看護師さんと話す機会はありますが、陣痛が怖いと打ち明けたところでこのままずっとおなかに入れておくわけにもいかないし、産むしかないのだから、言ったところでどうしようもないんですよね。言ってもしょうがないのだったら黙っておこうっていう気になり、一度も相談したことはありませんでした。(ちなみに住んでいる地域に無痛分娩を受けれる施設が皆無でした)経験者のママたちに話しても「もう忘れた」とか「おぼえてない」とかで、あんまり共感を得られず、結局どうしたかというと…。残るターゲットは夫!!■夫に出産が怖いと泣きつくも… 夫に怖い怖いとすがりつく~~!!!外では平気な顔して、家の中では怖がりまくっていました。夫はひたすら「そんなこと言われてもどうしようもできない」の一言でしたが。(正論)えぇそうです。私が熱望した三人目ですが、それでもやっぱり陣痛が怖かったです。■いざ、助産院へ破水したときには、まだ痛くもかゆくもなかったのですが、今からとうとう産むのかと思うと、ガクガクガクガク体が震えて、歯もガチガチいうほど震えながら、助産院に向かったのでした。そして、いざ山場を迎えた時には、「あぁ~~! これこれ~~! この痛みぃぃぃ!!!!」と数年前に味わったことのある痛みを再経験して、ひたすら乗り切るのでした。おぎゃー。はてさて、さんざん怖がらせるようなことを言いましたが、こんなに超~~痛みに弱い私でも産めましたので大丈夫です!(なにが?)これから出産を控えているみなさま! あのヘタレのちゅいママでさえ産めたんですよ!「あいつで産めたんだから私にできないはずはない!」とパワーに変えて、どうかご無事にご出産できますように! フレーフレー!!!
2017年08月24日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小1)・次男(年長)・三男(年少)の3兄弟の母を営んでおります。大変なことほど笑いに変えてをモットーに頑張っておりますが、それにしても夏休みが大変すぎます。白髪が爆発的に増えて、三男が「わかしらが」という単語を覚えました(白目)。■ドラマの「妊娠」シーンは、現実とのギャップがありすぎる!いつの時代も人気の医療系ドラマ。もしも医療系ドラマを現役のお医者さんが観た場合、「いやいや、そんなわけないし!!」と突っ込んだりするらしいのだけれど、それと同じようなことって、ママの世界にも存在すると思うんですよね。独身の頃には「そういうもんなんだ」と思い込み、むしろ憧れにも似た感情を抱くまでのまぶしい光景に見えていたものが、いざ、子どもを産んでみたら、あれ? 想像してたのと全然違うぞ? って思うこと、わりとよくありませんか?その手の番組を見てると「おいおい、ちょっと待て」とついつい突っ込んでしまうのですが、今日はそのうちのひとつ・妊娠編について私の心の声をつづりたいと思います。■その1. 妊娠発覚の「急に吐き気が来て、ウッ!!」のシーンまず、妊娠に気付くシーンのあるある場面。なにかを食べようとしていたり、なにかを料理しようとしていた時に、急に口を手で押さえて、ウッ…! とか何とか言って。洗面所だか台所だかにダッと走っていって、ゴホゴホッ(咳)…ジャァァァ(流す)。からの~~、口にハンカチを充てて鏡越しに「…ハッ!!」とした表情~~(お決まり)。この手のシーンを経産婦となった今、どう観ているかというと、「んなわけあるかーーーーい」とテレビにやじを飛ばている(ろくでもない)。ごくまれに、まさしくこれと同じようなシチュエーションで妊娠に気づいた方もいるでしょうが、実際のつわりは、(それまで全くもって元気だったのに)急に吐き気が来てウッ!! なんてことはまずないんじゃないでしょうか。実際のつわり、私の場合は、とにっっっかくしんどくて、ダルくて、起き上がるのもやっとという状況な上に強烈な吐き気!おなかに子を宿した喜びとか、健康に育ってくれてる証拠だとかいうおまじないも時に吹っ飛んでしまうほど、とにかく毎日毎日ゲーゲー吐き続け、いつまで続くか先が見えない辛さにだんだんとメンタルもやられてきてしまい、しまいには泣いてしまったり、どうしようもないことを恨んではのたうち回ったりしているのです。とてもじゃないけど、喜びに満ちた顔とは言えない死んだような顔をして毎日過ごしていました。リアルはこんなもんです。毎日吐き続ける妻の様子を見ていた夫が言い放った言葉を、私は忘れません。オジサン呼ばわり!!!(爆)でも、そう言われても仕方がないぐらい、野太い声で嗚咽を漏らしのたうち回っておりました。爽やかさの欠片もありません(現実はそんなもん)。■その2. お医者さんからの「おめでとうございます」のシーンそして、その後、病院に出向いて妊娠してるかどうか診てもらうシーンでよくありがちなのが、お医者さんから発せられる「おめでとうございます」的な発言!!!これ、3人生んだ私が見るとこうなります。「ないわぁ~~~~~。ないない!」実際に私の場合、3人ともお医者さんから「妊娠しています。おめでとうございます」と言われたことは一度もありません。特に長男の時は、妊娠が確定したとしても、心拍が確認できるまではどうなるかわからないと言われ、心拍が確認できたら今度は安定期に入るまでどうなるかわからないと言われ…、いつになったら落ち着けるんだろうかと気が気じゃありませんでした。結局、おめでとうございますとはっきり言われることは3回の妊娠で一度もありませんでした。もしかしたら今時のお医者さんはリスク管理のため不用意な発言に細心の注意を払っているのかもしれませんね。子育てをはじめてみたら「思てたんと違う」ってこといっぱいありますが、今日はこの辺で…では。
2017年08月17日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)・次男(年長)・三男(年少)の3兄弟の母です。大変なことこそ笑いに変えてをモットーに生きております。■ママたちが1日の中で死守したい時間とは?第一子時代の私が何をモチベーションにして頑張っていたかというと、それは、お昼寝時間!!!(なんじゃそりゃー!)いやいや、違うんですって奥さん。子どものお昼寝時間っていうのは母にとって貴っっ重~~な自由時間なんですって!これを得るために午前中アクティブに過ごしていたようなもんです(どんだけ)。実母の知り合いの話なのですが、とあるオバサマが小さい子がいるママのところへ約束していた時間より随分早く訪ねたら、そのママにものすご~くイヤそうな顔をされたという話を聞いたのです。どうやらその時間帯はお子さんのお昼寝時間だったそうで…この話を聞いた私は、ママの気持ちが分からなくもないなと思いました。思わずムッとした表情が顔に出てしまうほど、子どもが寝てる時間というのは死守したい時間なのです。しかし、このお昼寝の時間というのは、真夜中でも早朝でもなく、人々がアクティブに活動してる真っ昼間なわけです(そらな)。そして真っ昼間であるがゆえ、悪意のない敵がたくさん潜んでおるのです。■昼寝の敵その1. 「チャイム」子どもって、この「ぴんぽ~~ん」という音を聞いた瞬間、やたらしゃっきりと起きたりしません!?まるで自分がこの家の主かのように、シャキッと起きて玄関に向かって歩き始めるんです(いやいやいや、君に来たお客じゃないから~~!)しかも、それがたいてい、どーーーでもいい勧誘とかだったりするんですわ(白目)招かれざる客なんぞに、大事な息子の休息時間と私の自由時間を奪われた日にゃぁ…心の中で、シャウトしまくりですよ(遠い目)■昼寝の敵その2. 「タイミングの見誤り」遊びに行った帰り道の車の中や、自転車の座席で寝かせてしまうことが多かったのですが、この場合、いかにすんなりと部屋の中に運び入れ、スムーズにお布団に寝かせられるかが勝負なんですよね。ここをモタついてしまったり、寝入ってから時間がたちすぎて移動させようとしてしまったりすると、スッキリ爽やかに目覚めてしまうという悪夢。これから寝かせて私も休憩するぞ~と思っていたところでの、この短時間エナジーチャージバージョン。膝から崩れ落ちるほどがっくりするんですよ~。そして肩を落とす私の横で息子は元気いっぱいなのでした。■昼寝の敵その3. 「時期的な騒音」ベタですみませんけど、これ。選挙カー!!そろそろ起きるかな~…いや、まだ寝られるなぁ~…っていうまどろみの頃に、この選挙カーが爆音でやって来たら、「ナニナニ!?」って起きちゃうんですー!!!もうね、ベランダから叫びたくなります。叫びませんが。でも、きっと同じようなママ、多いはず。■昼寝の敵その4. 「寝る寝る詐欺」いつもならお昼寝してる時間なんだけれど、ちょっと予定があったりなんかしてタイミングがずれたときなど、手がつけられないほど取り乱すときってありますよね。眠いんです。眠いんだけど、上手に寝られなくてこんなことになってるんです(弁明)。周りにそれとなく、眠いけど寝られないんですアピールとかしたりして。でも案外こういうときに限って、家に帰ると、寝なかったりするんですよね!!さぞかし眠いだろう!さぁ~~~今日はどんだけ寝るかなぁ~しめしめと思って、万全な環境で寝かせにかかっても、寝なかったりするんです(爆)。子どもをスヤスヤ昼寝させるために、日々戦う母なのでした!!でも、これも一人目まで。二人目生まれると同時に寝てくれることなんてほぼ無くなります…。
2017年08月03日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。幽霊よりも何よりも夏休みが怖いです(白目)■「俺の暮らしに子どもが参加してきた」スタンスの夫世の中にはイクメンとか家事男とかなるハイスペック機能搭載夫が存在するらしいですね。残念ながら我が家の場合は、並み。ごく並の夫です。ノーマルハズバンド(英語にすな)。うちの夫。子どものことは並に愛してはいるけれど、子どもが生きがいとか、子どもが中心とかそんなことはなくて、あくまで俺の暮らしに途中から子どもが参加してきたというスタンス。子どもを産んでがらりと生活が変わった私とは違って、彼の生活はゆっくり変わってきました。そのせいか、いまだにこんな調子。■その1. 子どもの友だちの名前をいっこうに覚えない子どもの話をしてても、そもそも、どこの誰かが通じない!!子どもの友だちの名前をまっっったく覚えないので、いちいちどこの誰かを説明するところから始めないといけないんです!(イラっ)私:「いや、しゅう君っていっつも遊んでる近所の子じゃん。あなたも前一緒に遊んでたじゃん」夫:「あ? あぁ。あの子。しゅう君って言うのか」って、おいおいおい。しゅう君、初登場じゃないし! しょっちゅう出てくるキャラだし!!いい加減覚えてよ!! 何回聞くねん!!近所に住んでる友だちでこの調子なので、一昔前の友だちの話とかになるともう壊滅状態もいいところ。その子の事のみならず、私がどこでどういう経緯で出会った、どういうお友だちかっていうところからいちいち説明しないといけなくなるので、(そこまで話さないと夫の記憶の中で「あ、はいはい、あの子か」ってつながらない)これ、地味にイラっとするんですわ。いちいち話の腰折れるんです。私つながりの友だちのみならず、自分の友だちについても子どもの名前となるとまっったく覚えておらず、私が「○○さんちの△ちゃんがさ」って話しても、夫:「そんな名前やったっけ?」とか言ってきます。そんな名前だよっ! チッ!!私:「そんなに人の名前覚えられなくてどうやって仕事してんの?大丈夫!?」って聞いたら、夫:「仕事の上では名前覚えるの得意。わりとすぐ覚えられるし、間違わない」だって!!(白目)こうなるともはや、子どもの名前は覚える気がないとしかいいようがない。彼の脳みそ、仕事のことでいっぱいで子ども関連が入れる余地がないんだと思います。■その2. わが子の言葉がいっこうに聞き取れないうちの三男、現在3歳4ヶ月なんです。おしゃべりが上手でわりと早い段階でペラペラしゃべれてました。こないだ私と夫が電話してて、途中で三男がパパと話したいっていうから電話代わったんです。三男はその日の出来事を夫に報告しました。そして、ひとしきり報告し終わったあと、再び私に電話をかわりました。そんな夫の第一声。え。嘘やん。いまだに!? いまだにわからんのか!?えーーーーーー!!!!夫と子どもたち。常日頃一緒にいる時間が少ないから休みの日とかになると、長男、次男と小さいうちは何を言ってるのか夫には聞き取れない&聞き取れても意味がわからないことが多くて、そのたびに私は間に入って訳してきたんです。 通訳すること約7年。がしかし、現在の三男。さすがにわかるでしょ!?私には、こんなにも…!! こんなにもくっきりハッキリしゃっきりと聞き取れるのに、まだ夫には通じないんですね!!(衝撃)これ、何なんでしょうね?母親の私にはめっっちゃくちゃハッキリと聞こえるのに、父親の夫にはよく聞き取れないみたいで、たまに会話全然噛み合ってなくて、端から聞いてると訳わからんやり取りになってることありました。最近はさすがにこんなことは減ってきたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、まだダメなことが判明して驚きました。私からしたらどこが聞き取れないのかすらもわからないのですが、夫からしたらまだよくわからないそうです。その3. 自分の子どもたちなのに区別がつかない夫からしたら電話でしゃべってても声だけでは、次男なのか三男なのかが区別がつかないそうです。明らかに三男がしゃべってるのに、「あれ?いまの次男じゃなかった?」とか言ってくるので大丈夫かなって思います(こら)。そして、声だけでなく昔の写真を整理しても、夫がみると、 長男なのか三男なのかが見分けがつかないみたいです。自分の子なのに。見分けつかない…洗濯をたたんでも、次男の服なのか三男の服なのか区別がつけられず、どーーーーー考えてもサイズ的に次男の服なのは明らかなのに、本気で三男のものと混乱してるので、あまりの様に笑えます。子どもが中心の生活の私と、仕事が中心の生活の夫とでは、脳みその使う場所がちがうとしか思えません。うん。そういうことにしておきましょう。そんな彼でもゆっくりと数年遅れで成長してきているので、この調子でいけば子どもたちが成人するころには追いつくんじゃないでしょうか。(そのころには老化が始まっとるわ)
2017年07月27日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです! 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。大変なことも笑いに変えてをモットーに毎日頑張ってます。■産後、自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!みなさん、思い出してみてください。第一子を生んで、退院してきた日。なにこれ。あっという間に日が暮れるんですけど(白目)、って驚きませんでしたか?私、びっくりしました。おなかに入っていた子が外に出てきただけでこんなにも生活がガラリと変わるのかと。新生児は寝てばっかりとか言ったの誰!? 長男、退院してきた日から昼間はほとんど目を開けてる子で、寝てばっかりどころか起きてばっかり。つい6日前までこの手の中に存在しなかった赤ちゃんが、たった一人増えるだけでなんともいえない忙しさなんです。これといって何が…というわけでもなく、特別な課題やプロジェクトがあるわけでもないのですが、朝も昼も夜も関係なく授乳・だっこ・おむつ・授乳・だっこ・おむつで、あっという間に一日が終わっていくんです。オシャレなママファッションや、産後の美容も気を付けてるママたちを見ては、どうやったらこうなれるのか、私にもそんな時期が訪れるのか、心底謎でした。もともと私はごく一般的な女子程度、美容にもファッションにも興味を持っていましたが、長男を出産後は自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!これ、何なんでしょうね。やろうと思ったらできないことはなかったと思うんです。いくら忙しいっていったって、今よりかは絶対的に余裕はあったわけですから。しかし、なんていうんでしょう。そもそも意欲がうせるんですよね。自分のことがどうでもよくなるんです。妊娠中は化粧水→美容液→乳液までたっぷりと時間をかけて塗っていたんです。基礎化粧品もそれなりのものを使っていました。が!!産後は化粧水をはたくだけで終わり。染み込ませる余裕もなく、片手でなでるだけ~~(無意味)お風呂あがりにガシガシと顔面に化粧水をなでたら、すっぽんぽんのまま暖かい部屋に移動して長男に服着せて、そこから自分も服を着て…そうこうしてるうちに泣き出して授乳して…バタバタバタバタ。冬の寒い時期で、たった一人でお風呂入れるんですから、それはもうほんと大変でした。自分のこととかできる余裕もなくて、髪の毛もビチョビチョのまま、タオルだけかぶって授乳した日も山ほどありました。そんなかんじなので、たまに外出して、化粧品コーナーの販売員さんにつかまっても、「化粧水でひとなでするだけなんで結構です…」で会話終了してました(爆)美容部員さん、入り込む余地なし(笑)おかしいな。産後も今まで通りやろうと思ってたのにな(遠い目)あれだけ好きだったお洋服も、今までの基準とガラリと変わってきます。かわいいとか、着たいとかじゃなくて、授乳しやすいかどうかが基準になるので、限られてきます。選べるものも限られてくるから、だんだんと物欲も減るんですよね。授乳しやすい服を数枚持っておいてそれをローテーションで回す、みたいな毎日でした。■同級生と再会後、送られてきた写真をみたら…そんな毎日を繰り返してるうちに、あっという間に一年近くたち、産後初めて、同級生たちと会うことになりました。 周りのみんなはちょうど婚約中であったり、キャリアを積み重ねてる時期で、会が終わって送られてきた写真を見てがく然としました。え…。一人だけ老けてる…!!!女子会に繰り出すも、私一人、首もとヨレヨレになったブラウスとジーパン!! 髪の毛もなんかヨロヨロだし。私の中では変わってない意識でしたが、確実にみんなと何かが違っていました(輝きが)いやぁ…忘れもしません。なんともいえない複雑な感情でしたね(笑)ママになるのが夢で、夢を叶えたはずなのに独身のみんながうらやましく思えました。がっつり都会で働いて好きなもの買って婚約中で…すごくキラキラして見えました。それに比べて自分は田舎の家と子育てセンターとスーパーのトライアングルのみ。比べちゃダメだ、自分だって今幸せじゃないか! と言い聞かせつつ、やっぱりうらやましい。なんと強欲なんだと思いました。でも、その後、友達も順を追って出産していきました。そしたら、あれだけ髪の毛巻いて、ヒール履いて、身なりに気を付けていた彼女でも、0歳の赤ちゃんを連れて現れた姿は…綿の無地のTシャツワンピース一枚に、髪の毛をきゅっと結んでぺったんこぐつ。化粧っけのない顔!!とにかく化粧がめんどくさいって言ってました(驚)「ど…どうしたの! あなた…!!」友人のかわりようを意外に思ったのと同時に、このときストン! と腑に落ちました。こうなるように出来てるんじゃないか、と。あれもこれも今までと同じように生活してたら身が持たないから、とかげのしっぽのように手が回せない部分を切り落とせるようにできてるんじゃないかって思いました。そして、やはりとかげのしっぽのように、自分への意識もいずれ元に戻りました!0歳代を終え、1歳、2歳となるたびに自分の着るものや髪型、美容への興味も戻り、戻ったと思ったらまた出産で減り、減っては増え、減っては増えを繰り返し落ち着きました。あの友人も、0歳代はすっかりカジュアルになりましたが、今では元通り。ワンピース着て、ヒールも履いて、髪も巻いております(麗)出産って思ってる以上に劇的な変化をもたらします。きっと急激な変化に自分自身がついていけるように、本能的な何かで自分の美意識を減らしてるんじゃないですか、という結論にいたりました(笑)(あくまで持論です)
2017年07月20日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3・次男年長・三男年少の3兄弟の母です。毎日大変ですが、辛いことこそ笑いに変えて頑張ってます(白目)!!■「ママと赤ちゃん」が集まる空間は独特長男の子育てが少し軌道に乗ってきた頃(6か月ぐらい)、子育て支援センターに遊びに行くことにしました。長男は11月生まれでしたので、寒い時期を家で引きこもって子育てし、あたたかくなった頃にようやく下界へ出始めたんですね。転勤先で出産・子育てし知り合いも友人もまったくいない環境で、私と長男二人だけの生活をするよりも、他の赤ちゃんと触れあえる場所に行ったほうがこの子のためにもいいんじゃないかと思ったのです。とうわけでさっそく出向いてみました。私自身、その場限りの人間関係を適当に乗りこなすのは苦にならない性格なので、見知らぬ人たちが集まる子育て支援センターに出向くのは、それほど敷居は高いことではありませんでした。が、「ママと赤ちゃん」が集まる空間というのは一種独特のものがあるということを、私はこの時初めて知ったのです。個人対個人ではなく、間に「赤ちゃん」という存在を挟むため、妙な距離感というか、緊張感というか手探り感があるんです。 特に第一子、初めての子育ての私にとっては、ママの世界における「流儀」をいろいろと学んだ場所でした。■その1. ひとこと目は「何か月ですか?」これ、ママになって覚えた挨拶です。最初、みんながみんなこうやって声をかけてきてくれるので驚きました。私、こんな風に会話を始めるだなんて知りませんでした。赤ちゃん時代のママにとっての挨拶は、「こんにちは」とか「おはようございます」じゃないんです。「何か月ですかぁ~?」なんです。「何か月ですか?」「あ、6か月です~」「じゃぁ同級生ですね~」「何か月ですか?」と聞き返すことも忘れずに。息子生後6か月。新米ママの私がママ界の挨拶を覚えた瞬間です(決して否定的な意味で言っているのではありませんよ。何か月ですか? と声をかけるだけで知らないママにも話しかける取っ掛かりができる魔法の挨拶だと思います)。■その2. 男の子か女の子かわからない場合は、とりあえず「女の子ですか?」これ、あるあるですね(汗)。赤ちゃん時代は基本顔だけ見て性別を判断できない場合がほとんどですしね、髪の毛も全然生えてませんからね(笑)。服の色で分かりやすくしておいてくれると助かるのですが、あやふやな場合は「女の子ですか?」男の子であったとしたら「かわいいからてっきり…!」とごまかすと、角がたたないということを学びました。■その3. 「人のもの取っちゃダメ」そして、今回は長男0歳代の時のお話ですので、0歳をメインにお話しておりますが、0歳代の赤ちゃんって自分の「さわってみたいなあ」「なめてみたいなあ」「どんな感触かなぁ」っていう欲求だけで遊びます。それが先に誰かが使っていたとか、自分のおもちゃじゃないとか、「順番を守る」や「誰の持ち物か」などといった定義は彼らにはまだ存在しません。ですが、その自由気ままな0歳代をお世話するママたちの世界にはこの定義が存在するものですから、非常にめんどくさいことになるんですね…。私、本音では、子育て支援センターという「みんなで使ってみんなで遊ぶ場所」に来ている以上、みんなで使ったらいいと思っています。取った取られたもいいっこなし。特に0歳の純粋でまっさらな赤ちゃんの世界に、大人の価値観を持ち込んで統制を取ろうとするのは好きではありません。ですが、大人の世界では建前というものが存在するのですね。長男がよその子が遊んでいる積み木に近寄っていったら、「こらこら、それ、○○くんが遊んでる積み木だよ~。勝手にとっちゃダメだよ~。貸してって言わないと~」とかなんとか言ったりして止めさせてました。貸してどころか、しゃべられすらしないのに(笑)。 まだバブバブですってば。本音では「それが気になったんだなぁ。ご自由にどうぞ~」って放っておきたいのですがそうもいかない。明らかに他のお母さんに「はーい。私、ちゃんと見てますよ~。しつけする意志ありますよ~」ってアピールをするために、「取っちゃダメよ~。じゅーんーばーん!」とかなんとか言ったりして。自分を自分で俯瞰(ふかん)して「滑稽だな」って思ってました。そして次に滑稽だなと思っていたのは、■その4. 取られるのはいいけど、取るのはダメ。よその子が長男の遊んでいたものを使おうとしたら「どうぞ。貸してあげなさい」って言うのに、長男がよその子が使っていたものを使おうとしたら、取っちゃダメよ! という。矛盾…。 男の子の世界ではプラレールでこの場面、しょっちゅうありましたね。レールをちょっと拝借したり、拝借されたり。本音では拝借しようがされようが子どもの世界だし、その先にとらないでよ! 貸してよ! って自己主張のぶつけ合いになったってそれはそれでいいじゃないかって思うのですが、親がそばにいるとそうもいきません。ぶつかり合う前にとにかく回避させなくちゃ…(汗)。いや、回避させないといけないんでしょうけどね…どこまで先回りするべきなのかわかんなくなるんですよね。なんのために来てんのかなって思う瞬間もありました。そして、0歳代から少し成長して、2歳とかになると今度はこの台詞。■その5. 「他の子が真似するといけないからやめなさい」はぁ…滑稽(笑)他の子が真似しようがそんなこと子どもからしたら知ったこっちゃない。きっと全然伝わらないと思います。けども、うちの子発信で余計なことを普及させてしまうと困るんです。はだしで遊びたいって言い出したら本音では「別にいいよ」って思うけど、よそのお母さんが「はだしダメダメ」とか言ってると、「あ、今うちがはだしになったら困らせちゃうかな」とか。気疲れ(笑)時おり、私は誰にむけて言い聞かせてるんだろうかって思う瞬間多々ありました。子どもにむけて言ってるんじゃなくて、向こう側の誰かに向けてしゃべってるんじゃないかと…。難しいんですけどね!「ルール」とか「マナー」っていう言葉があるのでね。しかし、やはり0歳代の赤ちゃんに教えようと思っても無理があるというかなんというか。0歳はネイチャーですから(笑)■ママ界をそつなくこなすには?一体こういうときはどうすればいいのか。 ママ界をそつなく歩くマニュアルが欲しい!! とさえ思っていました。私の理想としては、知らないママ同士でも、赤ちゃん同士のからみを、「やってるやってる(笑)」と笑い合えるぐらいの距離感がありがたかったんですが(たまにこういう方がいるとうれしかった)いろんな価値観、育て方をしているお母さんがいる場所なので、やっぱり極力、事前に回避、仲裁、統制を取るように努めました。そしてこの手の探りあいのようなものは、赤ちゃん時代に限らず、小学校に入るぐらいまでは続く世界という…。なんか…独特ですね(笑)ママの世界。パパだとこんなこと全然ないと思います(笑)
2017年07月13日もうすぐ子どもにとっては待ちに待った夏休み。でもこの時期、小学生以上の子どもを持つ働いているお母さんが頭を悩ますのは、子どものお昼ごはんですね。学童保育中のお弁当作りも大変だけど、卒所して学童に行かなくなってからの子どものお昼ごはん(筆者の住む東京都世田谷区では学童保育は小学校3年生まで)もワーママにとっては頭を悩ますところです。一人ぼっちの「ぼっちランチ」を避けるいい作戦はないのか、周囲のママたちにヒアリングしたり、今までいろいろ試したりした作戦をご紹介します。■みんなは一体どうしてる? 夏休みの「ぼっちランチ」対策小学3年生までは毎日学童でお弁当を食べていたのに、4年生になったらすっかり子どもの学童仲間から音沙汰がなくなりました。一体みんなお昼ごはんはどうしているのだろうと周囲のママたちに聞いてみたところ、「お弁当を作って家に置いておく」という答えが多くありました。きょうだいのいる家は問題がなさそうですが、一人でお留守番の場合も「テレビを見ながらのびのび食べているから、自由にさせている」というような意見でした。確かに、親があれこれ言わない家は子どもにとって天国の一面もあるかもしれません。でも毎日となると、うちの子はなんだかまだ慣れなさそうだなあと感じ、作戦を考えてみました。■作戦1:友達の家でお弁当を食べさせてもらう友達の家でお昼ごはんをごちそうになるのは、相手の家に気をつかいそうですが、お母さんが日中在宅しているお家に「お弁当を持って行かせて、そこで食べさせてもらう」のであれば、先方の負担も減り、気軽に頼めそうです。例えば、筆者の子どもの場合、午前中にある学校のプール指導で一緒になるお友達のおうちへ、弁当持参でお邪魔することもありました。逆に、自分が在宅の日には、子どもの友達にお昼を食べる場所として自宅を開放し、気軽に子どもたちが家を行き来して、一緒にお昼ごはんが食べられるようにしました。■作戦2:公共の場所で友達と食べてもらうそうは言っても、誰かのおうちに毎回お邪魔させてもらうわけにもいかないし、「友達のおうち作戦」はどうしても日中、大人が在宅している家に負担をかけてしまいます。そんな時はあらかじめ、「飲食をしてもいい公共の場所」を調べておけば、子ども同士でお弁当を持ちあって楽しく食べることができます。筆者の住む世田谷区では時間帯にもよりますが、公園、児童館、区の施設のロビーなど、子どもだけでも飲食可能な場所があるので、安心して友達と一緒にお弁当を食べることができます。ある程度大きくなると、親同士連絡を取り合わなくても、子どもたちで話をつけてくるようになるので、親はお弁当を作り、誰とどこで食べるかだけを把握しておけばいいようになります。制限のある学童保育のお弁当と違って、公共の場所で食べる場合はおやつなども持たせると、ちょっとイベント感が出て子どもも楽しく食べられます。■作戦3:イベント風にアレンジしてみるお弁当を作るのを負担に感じた時は、子どもに「明日の昼はそうめんパーティーにするから、参加できそうなお友だちに声をかけて」と提案することもありました。単に公園などの公共の場で友達とそうめんを食べるだけですが、「そうめんパーティー」とパーティーとつけるところがミソ。それだけでなんだか楽しそうな雰囲気になります。参加メンバーの親たちには、そうめんと麺つゆはわが家で持たせることを伝え、簡単な具だけお願いしました。具だったら、のりやミニトマトなどあるものを持たせればいいので、どの家庭も負担が少なく、わが家もそうめんをゆでればいいだけです。ただし、食中毒対策とゴミ対策(場所によってはつゆや生ゴミが捨てられないので、つゆを少な目にさせたり、ゴミを持ち帰るようにさせたり)が必要です。子どもたちも楽しめたようですが、この形で「サンドイッチパーティー」(各自でパンと具を用意してその場ではさんで食べる)など応用もききそうです。■作戦4:お昼を食べるイベントを探してみる夏休みは行政や民間で子ども向けにさまざまなイベントやワークショップが企画されています。その中で、お昼ごはんを食べるイベントに申し込めば、その日の「ぼっちランチ」は避けられます。筆者の子どもも簡単なお昼ごはんを自分たちで作る食育のイベントに参加しましたが、誰かと楽しくお昼ごはんを食べられるだけでなく、料理にも興味を持つことができ、親も子どもも大満足です。個人の料理研究家さんが、夏休み期間に子ども向けの料理教室を開いていたりすることもあるので、そのような教室に子どもだけで参加してみるのもいいかもしれません。毎日子どもの「ぼっちランチ」を避けるのは難しいかもしれないけれど、情報を集めたり、ちょっとした発想の工夫で楽しいランチに変えられる可能性がある、子どもの夏休み中のお昼ごはん。今年もアイディアを絞ってみたいな、と思っています。
2017年07月13日