出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の道は自分で決める女性、「占いに行かない女」になりきり。占いに左右されない人は友達からも頼られそう。みなさんの中にも多いと思うのですが、私は占いが大好きです。友だちと食事をした後にも「占い行く?」と提案することがあるし、パッと開いたところに今日の運勢が書いてあるような本も持っています。このあいだも友人とタロット占いに行って、すっかりハマりました。その先生は占いのほかにフラダンスの講師もやっている人で、最後には「幸せになれそうなのでフラダンスにも行きます!」と盛り上がっていました。そんな私から見ると、占いに行かない女性は、人の意見に左右されることがない、自分の道がはっきりと見えているように感じるんです。自分に自信があって迷うことがない。たとえ占いに行っても結果を気にせず、“そういえば、昔そういうことを言われたかな”と思い出す程度。“うまくいかなければ、それでいいのよ”という達観した雰囲気もあって、逆に周りから“占い師”というあだ名をつけられるタイプです。そんな女性になるには、“自分のことは自分で決める”という気持ちを身につけることが大切。そのためには、一人旅してみるのはどうでしょうか。どんなトラブルが起こっても自分で解決するしかないし、乗り越えたときには自信がつくと思うんです。雨が降っても“この雨は、私のために降ってくれたのかも…”“すべては必然だ…”と、いろいろなことを受け入れられるようになり、自分を見つめ直すいい機会になるはずです。たしかに占いは、話のタネになるし楽しいもの。特に、落ち込んだときに励ましの言葉や勇気が欲しくて行く人が多いと思うのですが、あまりに占いに頼りすぎて自分の意見がないのは、ちょっと残念ですよね。私も自分のことや行くべき道を、人に頼らず考えてみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年10月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年10月02日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、“何でもいいよ”と人に任せられる女になりきり。こだわりが強すぎる女は面倒くさい女になりがち。こだわりがあるというのは一見、いいことだと思うのですが、程度が大事だと思うんです。たとえばみんなで食事をしているのに、「私、炭水化物が食べられないから…」などと自分のルールを押し通して和を乱すのは、ちょっと違いますよね。この場合に“あの人、こだわりが強いよね~”と言われたら、それはいい意味ではなく、もはや、悪口かもしれません…!逆に、こういうシーンで「私、何でもおいしく食べられるから、好きなもの選んで!」と言える女性って、おおらかだし、感じがいいと思いませんか?きっと彼女は“こだわりがないことがこだわり”なんです。“川の流れに身をまかせ”スタンスで生きているのでしょう。だから、洋服も着られたら何でもいいという考えだし、“このブランドじゃなきゃイヤ”なんてことは絶対に言いません。自分がいる環境への柔軟性も高いので、たとえ行きあたりばったりだったり、予定変更があるような旅をしたとしても、楽しく過ごせるはず。それに、“どうしてもこれがいい!”というこだわりがないということは、人が持っているものを羨ましいと感じることもありません。そんなふうに生きている女性はストレスが少ないだろうし、周りの人からも愛されるのでは。“なかなかこだわりが捨てられない”という人は、まず、買い物を誰かにまかせてみることから始めるといいかもしれません。たとえばチョコレートが食べたいなら、「チョコなら何でもいいから!」とお願いしてみる。そして買ってきてもらったら、「どうもありがとう!」と素直に喜ぶというのを繰り返すうち、自然とこだわりが捨てられるかもしれません。自分の考えに固執しすぎて、“面倒くさい女”と周りの人に思われないよう、私も気をつけます!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年9月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年09月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、スマホを忘れても焦らず過ごせる女になりきり。スマホに支配されない生き方はカッコいい。ときどき、「今日、家にスマホを忘れてきちゃった」と言う人に出会って、びっくりすることがあります。特に、夕方や夜に会った人がそう言っているのを聞くと、「え!?」と衝撃を受けずにはいられません。というのも、私は出かける前に必ずスマホを持ったかどうかを確認するし、たとえ忘れたとしても、気づいた時点でなんとかして取りに帰るからです。携帯を持っていなかったり、電源をオフにするというのは、私にとっては現実から離れた異空間に行くようなもの。たかが電波を断つだけなのに、日常や友だちとの縁まで切れたような気がしてしまうんです。充電が切れることも怖く、“スマホのバッテリー残量=私の命”と言ってもいいくらいで、残量が20%以下になると世界がセピア色に見えるくらい不安になる。電池がなくなってしまうと乗り換え案内やマップが見られなくなり、待ち合わせをしても絶対に会えないと思うので、そういう日に友だちに誘われても断ってしまいます。だからこそ、「本を読む時間だからスマホはオフにしよう」などと、さらりと電源を切れる女性はカッコいい。スマホに支配されていない、スマホが中心の生活を送っていない姿に憧れてしまいます…!スマホと距離を置くためには、よく使うアプリのアイコンをメニュー画面の1ページ目に入れないようにするのはどうでしょうか。特に、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSは目に入ると開きたくなるので、3回以上スワイプして現れる画面に配置すればタップする回数が減りそう。また、飛行機に乗っているあいだはスマホがなくても平気という人は多いと思うので、機内モードにする時間を作るのもいいかもしれません。徐々に慣らして、スマホに振り回されない女性になりたいです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年9月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年09月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、思いやりが伝わる所作の美しい女になりきり。人に物を手渡すときも、少しの違いで印象アップ。このあいだ、先輩に「ジャケットを取って」と言われた後輩が、左手を添えて渡している姿を見て、なんて上品なんだろうと思いました。その一方で、私があるものを手渡したときに、手を“チョキ”の形にして、人さし指と中指で挟んで受け取ったスタッフさんがいて、思わず「え、チョキ…!?」と笑ってしまったことがありました。彼女は悪気があったわけではなくクセのようで(笑)、面白くはありますが、やっぱり驚いてしまいますよね~。その両者を見て、人に物を差し出す、お酌をする、お茶を飲む、人から物を受け取る…など、日常のあらゆるシーンにおいて、銀行員さんのように、左手を添えられる人になりたいと思いました。それは、日本人のていねいさや人を敬う気持ちが表れた、素敵な仕草だと思うんです。子どもの頃には、親から「左手はテーブルの上に出しなさい」「お皿にきちんと添えなさい」などと言われて育った人も多いのではないでしょうか。「左手は添えるだけ…」という漫画『スラムダンク』の名言は、バスケットボールのシーンだけじゃなく、普段の生活でも大事なことなんだと、あらためて思い知りました。片手だけを使って過ごさないためには、左手を添えるクセづけをするところからスタートするのがいいのではないでしょうか。どんなに軽くて片手で持てるものであっても、必ず左手を添えるというルールを自分に課す。人に手渡すことの多いペンやハサミなどの文房具や、お箸はもちろん、紙一枚であっても左手を忘れないようにするとよさそう。ほんの少しのことだけど、相手に気遣いや思いやりの気持ちが伝えられるうえに、品のいい印象を持たれるという素敵な所作。大人の女性として、取り入れない手はないですよね。人に物を手渡すときも、少しの違いで印象アップ。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年9月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年09月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は年代ごとに髪型が違う柔軟性のある女になりきり。似合わないスタイルも楽しめる姿勢が大切です。ヘアスタイルは、女性にとって重要なもの。思うようにきまらないと“今日一日、終わりだ…”と落ち込んだり、似合わなかったときのことを考えて、新しい髪型にするのが怖いという人も多いはず。私自身、高校生のときに前髪をぱっつんにしたら、好きな人に「気持ち悪いよ」と言われ、すぐ横分けにした経験が…。髪型のバリエーションが増えるので切ってみたいと思いながら、できないままになっています。だからこそ、色々な髪型に挑戦する女性に会うと、すごいなって思うんです。きっと、日頃から“あのスタイル、やってみたい!”とリサーチを欠かさないし、いざ見つけたらトライするフットワークの軽さも素晴らしい。きっと、髪型もファッションの一部だと考えている人だろうし、たとえ失敗したとしても、その似合わない時期さえも楽しむことができる柔軟性を持っているのだと思います。昔の写真を見たときに“こういう髪型の時代もありました”と言えるのって、素敵じゃないですか!?新しいスタイルに挑戦するなら、信頼している美容師さんに、自分が似合いそうな髪型を2パターン出してもらって選んでみるのはどうでしょうか。もっとチャレンジしたいときは、あえていつもは選ばないほうを選ぶと新しい一歩が踏み出せそう。ちなみに、髪型は、“巻き髪は甘え上手”“ショートへアは決断力がありそう”など、印象や性格に影響を与えるものなので、自分のなりたいイメージに近づくために、取り入れてみるのもよさそう。以前、“断捨離(R)できる女になりたい”と思って髪をばっさり切ったのですが、家にあるいらないものを思い切って捨てられるようになりました。たとえ失敗しても、髪はすぐに伸びるもの。勇気を出して楽しみたいですね!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年9月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年08月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は空を見て時間を知る、余裕のある女になりきり。夕陽に照らされた女性はとっても美しい!このあいだ、「最近、夕陽を見ていないな…」と思ったときに、ハッとしました。私は新潟県出身で日本海側に住んでいたこともあり、地元にいたころに夕陽が沈んでいく姿をよく見ていたんです。夕暮れになると、みんなが車を路肩に止めて、ゆっくりと眺める…。そういう落ち着いた時間を持てていないことに気づき、寂しい気持ちになったし、大人として少し残念だなと思いました。しかも最近はスタジオにこもって収録をしていて、“気がつけば夜になっていた”ということもしばしば。外の様子や時間の流れに無頓着になっている自分にも気づいたんです。だからこそ、お仕事の合間や休日の夕方などに、夕陽や空、外の風景を眺める時間がある女性を見ると憧れるし、心に余裕がある人なんだろうな…と感じます。そういう人はきっと、昔の人が星を見て自分のいる位置を知ったように、スマホや時計ではなく太陽の場所から季節や時間がわかる。「日が長くなってきたから夏が近づいているね~」という、趣のある話もしているに違いありません。それに、夕陽に照らされたオレンジ色の肌はとてもきれい。きっと、その姿を見た人からも、素敵な女性だと思われるでしょう…!まずは、意識的に夕陽を見に行くのがよさそうです。夕陽スポットがあるサービスエリアや、“夕陽が見える丘”などと検索して出てきた場所に行ってみると素敵な景色に出合えるはず。太陽が沈んでいく姿や、美しい空の色を見ていると心が洗われるし、「これからもできるだけ見よう」と思うのではないでしょうか。そこから徐々に、普段の生活の中に夕陽を見る時間を組みこんでいくと、スムーズにいきそうです。夕陽は、曇ったり雨でない限りタダで見られるもの。見ない手はありません!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2018年08月25日日本には400万社以上の企業が存在する。そこには、さまざまな思いを抱えながら日々働いている何千万人もの人がいる。そんな莫大な数の企業のなかから、「社会にいい影響を与える企業」に焦点を当て、個人のストーリーを通して、その企業のありかたに迫る新シリーズ『手前味噌ではございますが』。このシリーズでは、そこで働く人が思わず「手前味噌ではございますが…」と、心の底から情熱を持って話せるような企業のみを紹介していく。一個人として社会にどう貢献できるのか、どう消費をするべきなのか(どんな企業をサポートするのか)、どう働くか、そしてどう生きるか。もしかしたらそんな普遍的な質問への答えのヒントとなるかもしれない。第一回目は、カラフルさと華やかな香りで知られているUK発の化粧品・バス用品メーカー『LUSH(ラッシュ)』の日本法人、株式会社ラッシュジャパンで働く山下夏子(やました なつこ)氏に話をうかがった。夏子さんのストーリーを通して、LUSHという企業を知る。山下夏子さん掲げた理念を体現する人たちが集まる場所大学時代から「社会をもっといい場所にしたい」という思いを抱いていたという夏子さんは、法学部で国際政治や国際法を学んでいた。しかし、政治や法律の世界は対立した相手を否定することを避けられない。「片方がマイノリティとなり、マジョリティだけがハッピーな社会になってしまう」、勉強していくなかでそう感じ始めモヤモヤしていた。そんな思いを抱えたまま留学したアメリカで、持続可能なビジネスモデルを実現できる「サステイナブルなビジネス」という概念に彼女は出会う。気候変動、水資源の問題、森林伐採、生物多様性の減少など、人類が抱える課題にビジネスを通して挑戦していくことに興味を持ち始めたのも、この頃だった。私は社会を変えるような革命的なことを起こすタイプではないかもしれないけれど、「このままでいいのかな」って、何に対しても疑問は持っていました。アメリカから帰国後、就職活動の時期も近づいてきたある日、ショッピングをしているときに出会ったのがLUSHのノットラップ(風呂敷)だった。可愛いデザインに惹かれて購入したが、そのときもらったLUSHの小冊子「Lush Times」*1には、LUSHは資源を再生しながら原材料を調達していると何気なく書いてあるのが目に止まる。「日本にもこういう会社があるんだ」、アメリカ留学時代に触れたサステイナブルなビジネスを体現していた企業を日本で見つけ、それ以降、積極的にLUSHの開催する製造工場の見学や店舗で行われるトークイベントに参加するようになったという。そんなLUSHでの夏子さんの仕事は、メディアスタジオというチームで商品の裏側にある社会問題や声なき人々の声を伝えること。要はLUSHの編集部である。本国イギリスに続き、2017年にLUSH独自のメディアを立ち上げた日本チーム。LUSH(LUSH公式チャンネル)、Lush Kitchen(コスメの舞台裏)、 Lush Times(社会問題に焦点を当てたジャーナリズム) Soapbox(声なき声の発信), Gorilla Arthouse(カルチャーとアート)、 Lush Life(生活に関わるライフスタイルとカルチャー)の6つのチャンネルを設けている。夏子さんはそのなかでも主にLush TimesやLush Life、Gorilla Arthouseで執筆を担当し、「語られることを必要としている物語」を世の中に発信し続けてきた。これまで山口県・上関原子力発電所を取材で訪れ地元の人の声を記事にし、全国の店舗で建設中止を求める署名活動を先導したり、青森県のレインボーパレードに参加し、LGBTQ+コミュニティの声を発信、LUSHとしての彼らへのサポートを示したりしてきた。「仕事何してるの?」って聞かれて、特に大手に勤めていると会社名で答える人って私の世代に多い気がするんです。でもそれって本当に仕事なんだろうかって、それって会社の名前じゃんって思ってて。私はラッシュで働いていますが、自分の仕事はライターであり、それに誇りを持っています。”会社がそうだから”ではなくて、世の中に伝わるべきだけれど伝わってないことを、自分が届けたいと心から思って日々チャレンジを続けています。シンプルだけど大切な、LUSHの軸となるもの化粧品が大好きだからって他のブランドに入っていたら、もしかしたらそこは動物実験をしているかもしれない。正しくないと思っても、仕事だからしょうがないってやらなきゃいけないかもしれない。でもLUSHでは自分が嫌な思いをすること、信じていないことをやらなきゃいけないって状況には絶対にならないんです。「社会に出たら…」「現実的に考えれば…」などの、よく耳にする“大人の決まり文句”。社会人になると、まるでそれまでとは違う生き方を期待されているかのように感じた人もいるかもしれない。だが、「小学校で習った道徳を忘れない」といった非常にシンプルな軸を持って成功しているLUSHの存在が、ビジネスのありかたを、そして個人としてのありかたを考え直させてくれる。LUSH(ラッシュ)Website|Facebook|Youtube|Instagram
2018年08月23日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は手間のかかる料理をきちんと作る女になりきり。素敵な人は茶色い料理の魅力を知っている。突然ですが、みなさんは豆を煮ることがありますか?豆は、おせち料理に入っていたり、節分には「年の数だけ食べなさい」と言われたり…、昔からの日本文化のひとつです。長寿大国である日本のおじいちゃんやおばあちゃんが食べていることを考えても、いかに体にいいかということがわかりますよね。でも、見た目は決しておしゃれとはいえず、作ったとしてもインスタグラムにアップして報告するという人は、ほとんどいないと思います。だからこそ、煮豆を作る女性を尊敬せずにはいられません。誰かに見せるわけでもなく、自分の体のことを考えて豆を煮る。その考え方自体がカッコいいです。それに、煮豆を作るのは思いのほか手間がかかるうえ、ほっくりと美味しく作るにはかなりの腕が要求されるので、そういったスキルがあるところも素敵ですよね。友だちの家に遊びに行ってタッパーに入った煮豆が出てきたら感動すると思います。それに、子どもの頃には嫌いだったかもしれない煮物をはじめとする“茶色い料理”の魅力を理解しているところも、大人な感じがしますよね。こういう女性はきっと、キッチンのことを“おかって”と呼ぶし、“黒豆を作るときには錆びた釘を入れるといい”などの、料理に関する豆知識もたくさん知っているはず。そう、豆だけに…!(笑)きっと、“普段は豆を食べない”という人もいると思うので、まずは定食屋さんなどに行って、煮豆料理を食べるところから始めてみようと思います。豆を使った料理が身近な存在になることで“作ってみよう”という意欲がわくし、食事への取り入れ方や味付けの方法を勉強できます。また、煮豆作りには下ごしらえが必須。挑戦するうち、人生においても下準備ができる女性になれそうです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年8月15・22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年08月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、眠りの質を重視する仕事ができる女性、「枕にこだわる女」になりきり。寝具を重視するのはできる女性の証です。みなさんは、どんな枕を使っていますか?ちなみに私は今、バスタオルをぐちゃぐちゃっと巻いたものを枕代わりにして寝ているという、ひどい状況です。そのせいか、寝違えて辛い思いをすることもしばしば…。寝室は他人に見せるものではないこともあって、私のように枕や寝具をおろそかにしている人も多いのではないでしょうか。でも、人間は人生の多くを寝て過ごす生き物。だからこそ睡眠にこだわり、お金をかけられる人は、人生において何が大事かということが分かっている人だと思うんです。それに、いい枕を使って睡眠の質が上がることは、仕事の効率アップにもつながっていくもの。きっと、寝具を大事にしている人は、仕事ができる人であるはず…!また、自分の体に合っていない枕を使うと、首にシワができやすくなるなど、美容面にも悪影響が出る可能性がありますよね。いくら寝室が他人に見られない場所とはいえ、そのシワがあることで“この人、合っていない枕を使ってるわ”と、枕にこだわる“枕師”のような人には気づかれてしまうかもしれません…!そんな事態を避けるためにも、自分に合った枕を選ぶことは重要だと思うんです。私を含め、枕を適当に選んでいる人は寝具売り場や専門店へ行き、枕を試して自分に合うものを見つける“枕合わせ”を一度、やってみてはどうでしょうか。寝具事情に詳しいスタッフの方に正しいアドバイスをもらったりと、最適な寝具が、きっと見つかるはず。また、最近はいろいろな種類の枕を揃えているビジネスホテルも増えています。そこに一晩泊まってみて、寝心地や起きたときの体の状態などをチェックして、どんな枕を購入するかを決めるのもいいかもしれません!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年8月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年08月14日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、移動する時間を楽しめる女になりきり。乗り物はアクティビティ。妄想力も向上します。新幹線やローカル線に乗っているときに、電車の進行方向を眺めている女性を見ると、素敵だなと感じます。きっと彼女は、乗り物に乗るということを一つのアクティビティとして楽しめる人。窓の外に広がる風景を見ながら、“このエリアには雪が降るんだ…”と変化に気づいて地理を学ぶこともあれば、その街に住んだ自分を想像することも。“あのお母さん、子どもを幼稚園に送るのかな”“ここに暮らしたらこの学校に通うことになるのかもしれない”“しがらみもありそう…”と妄想することで、移動が楽しいものに変わります。『世界の車窓から』という番組も好きに違いありません。むしろ、“私は見慣れているけれど、外国から来た観光客には面白い風景なのかもしれない”とポジティブにとらえたりと、“ひとり『世界の車窓から』ごっこ”をしている可能性も大!きっと誰もが、子どもの頃は電車に乗るというだけで楽しかったはず。そんな気持ちを忘れずにいるピュアさに憧れるし、窓の外に広がる景色に興味を持っていることも素晴らしいと思います。それに、電車が進む方向を見つめる姿には、“私は後ろは振り返らない。前だけを見る…”という気概を感じることができて、カッコいいですよね。やはり、電車で移動をするときに車窓を眺める習慣をつけるということが、第一歩のよう。そのためにはスマホをフライトモードにし、見ないようにしてみるとよさそうです。飛行機に乗るときには誰もが我慢できていますし、電車も同じ要領でクリアできるのではないでしょうか?それに、窓の外に広がる景色を眺めていると、動体視力や、想像力が自然と養えそう。私も移動中は寝ていることが多いので、今度、挑戦してみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)、『王様のブランチ』(TBS系)など数多くのバラエティ番組にレギュラー出演。初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年8月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いい距離感で人と付き合える女になりきり。一夜を共に過ごせてこそ真の友だちです。よく、「金の切れ目が縁の切れ目」といいますが、私は「旅の切れ目が縁の切れ目」だと思っています。友だちと旅行をすると、普段の付き合いではなかなか知ることができない一面が見えてくるもの。スーツケースの広げ方一つをとっても、“私のスペースを浸食するくらい広げてる…”と思うかもしれない。寝ているときには、いびきや歯ぎしりなどをする可能性だってある。しかも、たとえ相手にイライラしても、海外だったりしたら、それこそ逃げ場がないですよね。もちろん逆もしかりで、友だちが私に対して嫌だと思うことがあっても一定期間は一緒に過ごさないといけないし、それも辛いもの。だから私は仕事でマネージャーさんとホテルに泊まるときでさえ、“朝ごはんに誘ったけど、一人で気楽に食べたかったかな…”とモヤモヤ考えてしまう。仕事でもこんな調子なので、プライベートで旅行をするときは背水の陣のような気持ちで挑まなければいけないし、そもそも勝負に勝てる自信がありません。だからこそ、相手のどんな部分も受け止め、相手に嫌われるかもしれないという可能性を恐れずに海外旅行できる人はスゴい。それに、距離感を上手に保てる姿を見ると、“大人だな~”と憧れます。いきなり遠くに行くのは危険なので、まずは、お互いの家でお泊まり会をするのがよさそうです。一夜を明かしてみて、途中で“やっぱ無理!”と思ったら、逃げることだってできますから。練習代わりに軽い気持ちでトライしてみるといいのではないでしょうか?“一緒に旅行をする仲”の友だちは本当の友だちだと思うし、そんな相手がいて羨ましいなと思います。私も実は、今度友だちと泊まりがけの旅行をする予定ができたので、努力してみま~す!よこさわ・なつこ芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演。7月20日に単独ライブ『出版ガール』開催。同日に初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)も発売予定。※『anan』2018年7月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、目標のために計画的に努力できる女性、「水着を新調する女」になりきり。秋に夏の楽しい思い出を語れる女性は素敵です。みなさんは最近、いつ水着を買いましたか?“一回しか着ないから持っているやつでいいや…”“お金がもったいない”などと買うことを諦めたり、そもそも海やプールに行くことが嫌だという人も多いのではないでしょうか。というのも、私がその一人なんです。だからこそ、水着を新調する女性を見ると尊敬してしまいます。まず、水着を着られる体型であること、そして、海やプールという勝負の場に出られることがスゴい。もともとスタイルがいい人もいるでしょうが、水着のためにダイエットを頑張ることができる人って、素敵ですよね。夏に間に合うように逆算をして、冬から努力をしているに違いありません。そんなふうに、目標を達成するためにきちんと努力を重ねられる人は、仕事や人生も計画的に進められる人ですよね。それに、“夏を楽しもう”という前向きな意欲も感じます。クーラーが効いた家でじっとしている人よりも充実した日々を送れそうだし、きっと、秋が来る頃には夏の思い出をちゃんと語っていると思います。まずは、自分にとって楽しかった夏を思い出し、その頃に耳にしていた音楽を聴いて、夏へのモチベーションを高めることがよさそう。すると、“こんなに素敵な夏が、またやってくるかもしれない…!”と前向きになれるし、その結果、自然と水着を着るための努力をしたくなると思うんです。また、実際に水着を売っているお店に行って、“これを着よう”と目標を定めてみるのはどうでしょうか。そうして、一度でも素敵な水着の思い出が作れると、「来年も頑張ろう!」と新たな目標ができ、体型キープの努力を始めるかもしれません。太陽の下で水着姿をお披露目できるような体を目指して、私も頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演。7月20日に単独ライブ「出版ガール」開催。同日に初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)も発売予定。※『anan』2018年7月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話を途切れさせないいいネタを持った女になりきり。手相は相手との距離を縮める強い武器です!私は占いが好きで、いろいろな先生に鑑定をしてもらいました。その一つに手相があるのですが、手相を観ることができる人って、絶対に会話を盛り上げることができる人だと思うんです。そもそも、手相はみんなが持っているものだから、たとえ初対面の人が相手だったとしても、「ちょっと見せてくださいよ~」と話しかけることができますよね。さらに、結果を伝えれば「へー、そうなんだ!」「当たってるかも~」と、会話が弾みます。そんなふうに誰とでもコミュニケーションがとれる強い武器を持っている人って、頼もしいと思うし、一緒にいてくれるとありがたい存在ですよね。以前、手相の先生から、「悪いことは絶対に言わないのがルールだ」という話を聞いたのですが、そんなふうに相手を気遣いながら結果を伝えるというトレーニングを重ねるうち、相手を上手にフォローする話し方も身につくと思うんです。たとえば、生命線が短い人がいたとしたら、「生命線は短いけど、人に支えられる線があるから周りの人を大事にすることで救われるはず」のように、ポジティブな内容として伝えればいい。そんなトークスキルまで得られるわけです!まずは、生命線など有名な線をひとつ覚えることから始めると、いいかもしれません。1本でも、長さや形などでさまざまなことが判断できるので、会話は持つはず。ちなみに、私は、婚活をしていたときに、手相を活用していました。「チャームポイントは手相です」と言うと、相手は食い付くし、手を触ってもらえます。しかも、「私、手相が観られるんです」と言えば、相手の手に触ることもできますよね。恋が始まるきっかけにもなるかもしれない手相。覚えて損はありません。早速、ネットや本で調べてみてください!よこさわ・なつこ芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。7月20日にルミネtheよしもとにて単独ライブ「出版ガール」開催。同日に初の著書である婚活本も発売予定。※『anan』2018年7月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵なギャップのあるたくましい女性、「マニュアル運転ができる女」になりきり。車を上手に操れる人は、人生もスムーズに進みます。みなさんは車の免許を持っていますか?きっと、多くの人がオートマ限定なのではないでしょうか。もちろん、私もオートマです。だからこそ、マニュアル免許を持っている女性には、車を操るたくましさを感じ、自分よりもワンランク上という気がして憧れます。そもそも、日常生活で使うレベルであればオートマで困ることは、ほとんどありません。しかも、かかる費用も高くなります。それにもかかわらず、いつか運転するかもしれない可能性を考えてマニュアルを取る人は、きっと計画性があるに違いありません。私の友人にも、“実家に軽トラがあるから、一応取った”という子がいて、その未来を見据えて行動するところや、運転できる車種の幅を広げることを考えて免許を選ぶところを尊敬しました。芯のあるカッコいい女性ですよね~。しかも彼女は最近、家を建てたそうで、将来設計がきちんとできている。そういう人は運転だけじゃなく、人生もきっとスムーズ。自分のギアチェンジだって上手にできるんだなと実感しました。それに、女の子がマニュアルを持っているというのは、素敵なギャップになると思うんです。“どんな人生を送ってきたんだろう”と、過去の話を聞きたくなるし、合コンで話すと男性から興味を持たれるに決まっています。“マニュアル免許あるある”で盛り上がれそうですよね~。ちょっと大変かもしれませんが、マニュアル免許を取るところから始めてみるのはどうでしょうか。それに、オートマの免許を持っている人は、追加の教習と検定を受ければ取れるそうです。また、カッコいい女性のトラック運転手さんが運転する姿を見て、免許を取るモチベーションを上げるのもよさそう。私もマニュアル免許に進化できるよう、頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年7月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月30日「猫さま大賞」は、厳正なる審査を重ねて選ばれた猫たちを紹介する大人気企画です。今回は、何をしていたって、美しければすべてOK!悔しいほどに絵になる美猫さまたちが大集合。なつこくりくり、ワクワクな目がキュート!と思ったら、第3回準グランプリのなつこさまでした。もふお野良出身の保護猫だそうですが、イケニャンポテンシャルの高さを感じます!これじゃ放っておけません。くらら真っ白ボディにオッドアイの瞳がなんともお美しい!上目づかいで見つめるだけで破壊力あります。チャコ白い絨毯に溶け込みそうなボディをくねっとひねり、お色気ポーズで悩殺。「男子ですけどね」ぎんた蝶ネクタイ&衿付きのカラーが甘いお顔立ちに似合いすぎ。猫界のプリンス、ここに現る!せっちゃんどこか遠くを見つめるまなざしが凛々しい。ワイルドな毛並みにもシビれます。ふわり「なに、なんか用?」。カーテン裏でおくつろぎのところすみません。不意の表情もかわいいです。ぽんず透んだブルーの瞳と、ラブリーなピンクのお鼻にキュン♪それにしても、マグカップの位置が絶妙。ミッシェル黄色い目が美しいクールビューティさん。「黒猫って撮りにくいし、損してるのよね……」しらす「よく見てね♪」。小首を傾げているそのお顔をよく見れば、とても美形さんなのでした。ニャンタ、ヨシコ兄妹なのか親子なのか……?柄は違えど、整った目鼻立ちがなんだか似ています。りん気品溢れるゴージャス美猫の王道、チンチラさん!「んふ~♪」。自分がかわいいこと知ってますよね?フランスちょっとずれた前髪や途切れた鼻の縁取りのことはさておき、こちらもシュッとした美形です。福ふんわりミルクティー色の毛並みに映える、淡いブルーの瞳は子猫ならでは。「今は、すっかりオレンジの瞳よ」桃二郎「おぉ、あれは!!」何かをロックオンした時の表情も、イケニャンだとサマになりますね~。ジャックダニエル得意技は上目づかい。「オレがこうやって見つめたら、もうみんなイチコロよ……(古っ)」※『anan』2018年7月4日号より。文・野尻和代(by anan編集部)
2018年06月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、女の命ともいわれるパーツをケアする女になりきり。髪の毛は人のイメージや好感度を左右します。自分がおろそかにしがちなこともあって、髪の毛をきちんとケアしていたり、きれいに巻いたりとセットをしている女性に出会うと、“すごいな~!”“何時に起きて、それやってるの!?”と思わず尊敬してしまいます。というのは、髪は、その人の努力が表れる場所だと思うからです。トリートメントアイテムを活用する、ドライヤーで乾かしてから寝るといった日々の自宅ケアはもちろん、美容院に行ってこまめにカットやカラーをするなどプロの力を借りたりと、人手とお金をかけて作り上げることで美しくなる。セットやヘアアレンジも、日頃から雑誌や動画を見て勉強をしたり挑戦しているからこそできることですよね。以前、結婚式に参列したときに、すごくきれいにアレンジをしている友人が「自分でやったよ」と言っているのを聞いて、普段から頑張っているんだなと驚きました。私は今、毎日、トリートメントアイテムを使ったりしてケアしていますが、“もっと早くからやっておけばよかった…”と後悔しています。それに、髪の毛は、その人のイメージを決める大事な要素のひとつ。少女漫画に出てくる主人公の髪は、ファサーッときれいな場合がほとんどですよね。髪がしっかりと潤っている人は男女ともに好感度が高いし、それゆえに、人生も潤っているに違いありません…!そんな髪になるには、当然のことですがしっかりとお手入れをすることが第一歩。まずは美容院に行ったときに、美容師さんにケア方法を聞いてみるのはどうでしょうか。せっかくタダで聞けるチャンスを活用しない手はないですよね!プロだからこそ知っている方法やアドバイスを教えてもらえるはず。髪の毛は、実はメンテナンスしやすい場所。肌と同様に、きちんとケアしたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、距離の取り方が上手いつつましい女性、「自分から細かいことは聞かない女」になりきり。相手が「話したい」と思う雰囲気を作ることが大事。私はずっと、人と話すときに「それって、どういうことなの?」と、根掘り葉掘り聞くことが当たり前でした。たとえば恋愛の話だと「何月、何日、何時にどうしたの?場所はどこで?」と、細かく質問。ドラマを見ているような感じがして楽しいんです。また、「家賃っていくら?」など、お金の話も平気で聞いていました。でも、以前にルームシェアをしていた友だちはあまり喋らない人で、よく「教えてくれよぅ」とすがっていたのですが、「話したいときは、こっちから言うから」と言われて、本当にそうだなと思いました。さらに、周りに先輩がたくさんいる場面で後輩から「横澤さんは、どんな仕事が一番楽しいですか?」と聞かれたときに、すごく答えづらかったんです。「ここで聞く話じゃないでしょ」と思うと同時に、相手に気を遣わせる質問をいろいろとしてしまっていたんだなと思いました。そんな経験を通じて、日本人の美徳の一つに“つつましさ”があるように、「これ以上は聞かないでおく」というスタンスの女性って素晴らしいなと気づいたんです。相手の話にのめり込みすぎない人は、いい距離感で人間関係を保つことができる大人の女性です。いろいろと聞かれたくない人だっているだろうし、相手が言った悪口に対して「その人のどこが嫌なの?」などと質問をすると、いつのまにか自分まで悪口を言っているような気分になることも。それは残念ですよね。「相手のことをすべて知る必要はない」と気づくことが、いい距離感を生む秘訣のようです。取り調べをする刑事じゃないんだから、相手が話し始めるまで待ってみる。そうして、「人から教えてもらう」というスタンスを身につけることができれば、相手も心を開いて話してくれるかもしれません!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、バランスのとれた食事で健康的に痩せる女になりきり。食べても太らない体をキープできるのが、いい女。みなさんのなかには、ダイエットを頑張っている人も少なくないと思います。きれいになりたいという気持ちだけでも素敵ですが、“炭水化物抜き”“グルテンフリー”など、「何かひとつのものを食べない」というダイエットをしない人っていい女だなって思うんです。痩せる方法は、この世にたくさん存在しています。食事制限をするとしても、特定の食材を抜くのではなく、量を減らせばいいと思うんです。なかでも私が気になるのは、炭水化物を抜こうとして、お米を敵視している人。考えてみてください。日本の面積のうち、何割を田んぼが占めているかということを。そして、“○○抜きダイエット”で抜かれることになってしまった食材を作っている、農家さんの気持ちを…!最近では、米の消費量が減っているという話もあり、おばあちゃんが農家である私としては、それはとても残念だなと思いました。それに、炭水化物を抜くと頭がスムーズに働かなくなるというし、みんなで食事をするときにも、「あの子、今、食べられないから…」とメニュー選びで気を遣わせてしまうこともあります。そう、何かを抜く女性は、自分から何かが抜け落ちるのかもしれません…。って怖い(笑)。それよりも、おいしそうにご飯をかき込んで食べている女性のほうがいいなって思うし、“こんなに食べて痩せてるなんて、努力してるんだ…”と尊敬します。まずは、道の駅などで泥付きの野菜を買ってみるのはどうでしょうか。きっと、農家さんへのありがたみが生まれるはずです。私もこのあいだ、友だちから泥付きの野菜が送られてきたのを見て、「農家さん、ありがとう」と、しみじみしました。体のためにもダイエットはバランスのよい食事をしながら、頑張りたいですね~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、モノを大切にする、専門店へ行く女になりきり。自分に合うアイテムをしっかり選ぶ姿勢が素敵。友だちや彼と出かけると、「この後どうする?」と行き先を考えるタイミングがあると思います。そんなときに「文房具屋さんに行かない?」と提案する人って、いい女だなと感じるんです。というのも、このあいだ久しぶりにレターセットを買いに文房具屋さんに行ったとき、ペン売り場で熱心に試し書きをしながら選んでいる女性がいたんです。その姿を見て、「選ばれたペンはきっと大切に使われるんだろうな」と感じました。こんなにも、何でもネットで買える時代に、専門店に足を運び、自分の手で良いものを選びたいと思う姿勢がすごく素敵ですよね。きっと、こうして道具にこだわる人は、いろいろなアイテムを知っていて、「これがいいよ」とアドバイスしてくれそうです。また、自分の手を動かすことが大好きで、人の誕生日には手作りのアルバムやカードをプレゼントして、すごく喜ばれているのではないでしょうか…!そんな人になるために、まずは、年賀状やバースデーカードを自分でデザインして作ってみるのはどうでしょうか。その道具や材料を揃えるためには文房具屋さんに足を運ばないといけないし、そこには作るときの参考となる商品もたくさんあるはず。センスは問われるけれど、手作りを喜ばない人はいないし、へたくそでもそれが思い出になると思うんです。文房具って実はたくさん種類があるし、見ているだけでもワクワクできるもの。「そういえば小さい頃、シールを集めていたな…」などと思い出に浸れるのも楽しいですよね。ライフスタイルショップの文具コーナーもいいですが、個人的には“文房具で生計を立てていく”という文房具屋さんの心意気を応援したいところ。専門店に足を運んでみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月31日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、愛を持って靴下に接する女になりきり。みなさんにとって靴下とはどんな存在ですか?私の場合は、ぞんざいに扱ってしまうものです。できるだけお金をかけたくないし、買う回数も少なめ。そのため、穴があいたり、ゴムがのびるなどボロボロになることも多いし、片方だけなくなることもしばしばです。手に取ったものがきれいだと「今日は、いい靴下の日だ」と感じるなど、もはや運試し状態になっています…。だからこそ、“靴下のくせに”なんて思わず、きちんとケアをしたり、お金をかけるなど愛を持って接している人は素敵だなと思うんです。よしもとには、舞台担当のMさんという人がいるのですが、必ず若手芸人に「靴下がきれいなヤツは売れる。ちゃんとした人は穴があいた靴下は履かないから」と言うんです。それを聞いて、たしかにそうだな…と反省しました。それに、靴下のことまで考えたコーディネートをしている人こそ、真のオシャレだと感じます。以前、真っ黒なワンピースに赤い靴下を合わせた人を見ましたが、すごくかわいいと思ったし、尊敬したんです。私は、できるだけ靴下が見えない靴やパンツスタイルを選びがちだし、スタイリストさんからお土産で白い靴下をもらったときには「どうしたらいいの!?」と焦るばかりなので…。靴下に愛を持って履きこなせる人に近づくためには、スカートをはいたり、靴下を主役にしたコーディネートにしてみるなど、靴下のことを考えないといけない状況に自分を追い込んでみるのがよさそうです。また、履けるかどうかギリギリのラインにいる靴下は捨てるという決まりを作るのも大事そう。数が減ると買いに行くので、自然ときれいなものが増えるはず。私も、自分のクローゼットを整理しながら、靴下と向き合ってみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、コミュ力の高い平和的な女になりきり。バドミントンは新たな恋のきっかけになることも。公園でピクニックをしたり、のんびり過ごすときに、バドミントンをする女性ってかわいらしいと思うんです。そもそも、休日にピクニックをするという選択ができること自体が素敵だし、子どもの頃から家でゲームをするばかりじゃなく、外でのびのびと育った感じがします。さらに、太陽の下でバドミントンをしている女性の姿を見ると、“どんな場所でも楽しく過ごせる人なんだろうな…”と、勝手に想像してしまいます。ラケットでシャトルを打つたびに気持ちがスカッと晴れやかになり、ストレスが上手に発散できているのではないでしょうか。ときには、空へ向かって舞い上がり、放物線を描いて落ちてくるシャトルを見て、自分の人生の浮き沈みと照らし合わせて感慨深い気持ちになったりしているかも…。そして、バドミントンは相手がいてこそ成り立つ競技。公園でやる場合は、戦いではなくラリーを続けることを目標にして、相手が返しやすい場所に打ったり、どれだけ高く飛ばせるかということを一緒に頑張るなど、とても平和的です。努力をするうち、コミュニケーション能力が自然と磨かれそうですよね。また、ラケットとシャトルのセットはホームセンターなどで安く買えるなど、手軽に楽しめるところも魅力です。まずは、友だちと一緒に芝生のある開けた場所へ行き、「バドミントンってやったことある?」と話すところから始めてみるのはどうでしょうか。シャトルを打つところを想像すると、やってみたい気持ちがわき上がること間違いなし。それに、ボールと違ってシャトルは軽いので、飛ばしすぎて誰かが拾ってくれたときには、自然と手渡ししてもらうことに。そうすると、出会いや恋のチャンスも増えそう。もう、やるしかない!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月23日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年05月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、感激するのが上手な好感度の高い女になりきり。母性と甘え上手な面を備えた女性が、男心を掴む!デートで「何が食べたい?」と聞かれたときに、「オムライス!」と答える女性って、かわいいと思いませんか?これは友だちのことなのですが、彼女はレストランではなく洋食屋さんを選ぶんです。そこに健気さを感じるし、単価がそこまで高くならないメニューであることに好感が持てます。それに、ご飯をモリモリ食べそうな健康的なイメージがありますよね。オムライスの卵の黄色とケチャップの赤という色の組み合わせって、子供のころ親しんできたからか、どこか懐かしくて愛らしく思えます。でも、その一方で、出てきた瞬間のふわトロな姿には拝みたくなるような神々しさが漂っていますよね。そんな2つの違った魅力を持っているオムライスを愛する女性は、オムライスの見た目と同様に甘え上手でありながら母性にも満ちあふれるという、男心をくすぐる人なのではないでしょうか。そんなふうに、さまざまなキャラクターを持った人は、リアクションもきっと上手。オムライスが出てきたタイミング、スプーンを入れたとき、食べた瞬間と、それぞれに「うわぁ~」と感激。“今日、1食目?”と周囲が思うくらいの、いい反応をしてくれるに違いありません!そういう、感激屋さんなところも、周りの人から愛されそうですよね~。まずは、インスタグラムで、「#オムライス」で検索をしてみてください。めちゃくちゃ美味しそうなオムライスや、オムライスを楽しんでいる人たちの画像がたくさんアップされているので、自然といろんなタイプのオムライスにくわしくなりそう。仲良くなりたい人に、「気になってるオムライス、食べに行かない?」と自然に誘ってみてはどうでしょうか。私も、『たいめいけん』のオムライスが食べたくなりました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、漢字というものにきちんと向き合う女性、「漢字の書き順が正しい女」になりきり。書き順を諦めた瞬間、人の成長は止まるのかも?!最近、みなさんは文字を書いていますか?パソコンやスマホでの入力が増え、自分の手で書く機会が減っている人も多いのではないでしょうか。そんなふうに文字と向き合うことが少ない時代だからこそ、正しい書き順で漢字を書く人を見ると、すごいなと尊敬します。文字がきれいなのは素敵な大人として大事なこと。汚いと、どんなにいいことが書かれていたとしても内容が頭に入ってきませんよね。略字で書くことも、手紙などで使うことは避けたいもの。相手に“些末に扱われているのかな…”と受け取られかねないですよね~。そういう文字にまつわることに関して、最後の砦となるのが書き順だと思います。私はサインをするときに相手の名前に「様」をつけるのですが、「様」の右部分を、まず「羊」を書き、下に「水」に似たものをつけていたんです。それが正しい書き順ではないことを知ったときは、ずっと、“この人、間違ってる!”と相手に思われていたのだと思い、すごく恥ずかしかったです…。そんな経験もあって、書き順が正しい人こそが、本当に文字に向き合っていると言えると思うんです。“漢字の書き順なんてどうでもいい”と投げ出した瞬間、そこで人の成長は止まってしまうのではないでしょうか?!正しい書き順を覚えるために、まずは漢字ドリルを手に取ってみようと思います。落ち着いて漢字に向き合えるし、成り立ちや意味などを学ぶことで、人の名前を見たときに“こういう思いが込められているんだな”ということがわかるのも面白いですよね。あと、飲み会で漢字の書き順クイズをするのもよさそう。「ここは何画目でしょう?」と出し合うと、意外と盛り上がると思います。少し地味ですけどね(笑)。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、どんな場面でも上手に人をいたわれる女になりきり。人にのど飴を配ることは優しさを分けることと同じ。お笑い芸人をやっていると、ファンの方からのど飴をもらうことが多いんです。たくさん喋る職業だからでしょうが、それにメッセージが添えてあることもあり、とても嬉しいもの。でも、芸人という職業にかぎらず、のど飴をもらって困る人っていないと思います。何も言わなくても、渡すだけで“のどを大事にしてください”と気遣いの気持ちが伝わります。飛行機に乗ったとき、CAさんに「のど飴、どうぞ」と勧められると「優しい~!」と感じるように、人からもらうのど飴には、優しさがありますよね。袋で買ったものをちょっとしたポーチなどに入れておいて人に配られると、その人の持つ優しさも分け与えられているような感じがします。ばんそうこうも相手を気遣うという点では同じですが、ケガをしたときにだけしか渡せないのが難点。その点、のど飴はオールマイティですよね。たとえ相手がのどを痛めていなくても、保存がきくので“いつか食べよう”となり、迷惑になりません。たとえ、もらってポケットに入れたまま忘れても、見つけたときに“そういや、あの人からもらった…”と優しさがよみがえってくるのもいい。それに、日頃からのど飴を買っている人には、飴で風邪の予防をするぞという心意気や強さを感じるし、“これがあれば大丈夫”と、のど飴をお守りのように考えてもいそう。そんな女性、素敵ですよね。まずは、のど飴をひと袋買って、女子会の帰りに配ってみるのはいかがでしょうか。「ほら、今日はいっぱい喋ったし!」と言いながら渡すと、「え、そんなに話したっけ!?」と、会話もひと盛り上がりするはず。頭痛薬じゃないけれど、成分のほとんどが優しさでできていそうな、のど飴。手軽に手に入るので今すぐ挑戦してみます。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵な家庭で育った雰囲気が漂う女になりきり。食材を作る人に感謝する姿は、見ていて気持ちいい!食事のとき、ちゃんと「いただきます!」と言ってから食べ始める女性を見ると、すごく素敵だなって思うんです。実はこれ、私のマネージャー・Kさんのこと。私も、手を合わせたり、心の中で「いただきます」をつぶやくことはあるのですが、彼女は、知らない人がたくさんいる仕事の現場でも必ず、はっきりと声に出して言うので尊敬します。それって恥ずかしさがあるし、なかなかできないことだと思うんです。でも、気にせず習慣としてできるというのは、幼い頃からずっと言っていた証だと思うし、“しつけがちゃんとされてたんだろうな”という感じも漂います。実際、Kさんに聞いてみたところ、実家では「いただきます」と言うと、必ず誰かが「はーい、どうぞ」と言ってくれるので、習慣になったのだそう。そのエピソードを聞いて、素敵な家族の中で育ったんだなと納得しました。なかでも私が一番驚いたのは、コンビニで買ったごはんを食べているときにも言っていたこと。作った人が聞いているわけでもないのに、それでもちゃんと言うんだとハッとしました。きっと彼女には食材を作ってくれた生産者さんや、お米ひと粒に7人いるといわれているお米の神様に言っているに違いありません…!彼女のようになるために、食べ物のありがたみについて一度考えてみるのはどうでしょうか。“弱肉強食な世の中で、人や食べ物に生かしてもらっている…”と思うと、自然と「いただきます」が出てくるようになりそう。恥ずかしい人は、家で一人で食事をするときに言うことから始めると、いつのまにか習慣になっているかも。食べ物や生命に感謝できる女性は、周りから見てもいい気持ちになりますよね~。恥ずかしがらずに言ってみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月17日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、宅配業者にも好かれる家で2度着替える女性、「部屋着とパジャマが違う女」になりきり。いい女は家の中でもTPOを重視します!自分の家で過ごしているとき、みなさんは何を着ていますか。私が、ものすごくいい女なんじゃないか…と思うのは、着ているウェア自体ではなく、部屋着とパジャマを分けている女性です。こういう人は、家で過ごす時間を大事に考えていて、たとえ休日でもダラダラせず、メリハリのある暮らしを送っているに違いありません。きっと、人生のいろいろなポイントで、きちんとケジメをつけられる人だと思います。そして、パジャマに着替えて眠るのは、睡眠を重視している証拠。素材は洗濯機で簡単に洗えるコットンのような手軽さを選ぶ家庭的な一面も持ち、かつ、汗を吸うなど、ちゃんと睡眠の質が向上するアイテムを選んでいそうです。そんなふうに、自宅の中でもTPOを意識して服を選んでいるので、結婚式などでの洋服選びでマナー違反をすることもないはず。そして、宅配便が来たときには、配達員さんを待たせることなくドアを開けられます。パジャマ姿のままは失礼ですし、宅配業者が足りないといわれる大変なご時世だからこそ、インターホンが鳴ってからバタバタと着替え、迷惑なタイムラグが生まれるのは避けたいですよね~。きっと配達員さんも、「あの家の人はちゃんとしている」と思うに違いありません!いちいち着替えるのが面倒くさいという気持ちを減らすために、お気に入りのパジャマを見つけてみるのはどうでしょうか。“これで寝たい!”と思えるアイテムに出合えれば、着替える気力が湧きあがるはず。それに、眠るための服であるパジャマに着替えて良質な睡眠がとれるようになると、体調もよくなるだろうし、イライラすることが減るなど、メンタル面でもいいことがありそう。今すぐ、買いに行きましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月07日遠慮すること=気遣いとは限りません!数人で食事をしているとき、餃子や唐揚げなどが最後に1つだけ残っていると、みんな遠慮しがちですよね。でも、そのままにしておくと、お皿が片付かなくてテーブルが狭くなるし、店員さんも下げられずに困ってしまう。そんな気まずい場面で、「私、食べちゃうね!」と明るく言える人ってチャーミングだし、一緒に食事をしていて気が楽でいいなと思うんです。お腹がいっぱいなのに無理して義務感で食べているのがわかるのも辛いし、だからといって「私はいいから食べなよ!」と押しつけるのも違う。「1個だけ残るって日本人ぽいよね~」と場をいじるのも、なんの解決にもならないですし。でも、上手に最後の1つが食べられる人は、遠慮がないわけじゃないんだと思うんです。なぜなら、それは観察力があり、気遣いができる証拠だから。きっと彼女は、料理が運ばれてきた瞬間に人数とお皿にのった食べ物の数を割り算。1つ残る場合は、食べたい人がいるかどうか様子を見て、自分が食べるかをジャッジします。「○○ちゃん、これ1個しか食べてないから…!」と、上手に人にすすめることも得意なはず。そんな周りを見ることができる女性に近づく第一歩として、まず、料理が運ばれてきた時にお皿にのっている数を数えることから始めてみるのはどうでしょうか。すると、唐揚げと春巻きなど2種のメニューが1個ずつ残る場合、「唐揚げを食べるから春巻きどうぞ」とすすめることもできるようになるはず。また、店員さんが来たタイミングを逃さないことも大事。“お皿を下げるため”を理由に最後の1個をもらうのは、すごく自然でスマートですよね。私も食べることに集中せず、周りを見てようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月30日言葉を使わず、気持ちを伝える女性はカッコいい。このあいだ、タクシーの中でおばあちゃんと電話で話してたんです。電話を切った後に運転手さんが外にある花を指し、「この花の花言葉って何だと思う?」と声をかけてきました。きっと、私のことを、おばあちゃんと仲のいい子なんだと判断し、そんな女性はきっと花言葉に詳しいはず、と思ったのでしょう。でも、私は答えられず、すごく悔しい思いをしました。「ここでサラッと答えられたら、いい女認定されるのに!」と…。というのも、花言葉を知っている人は、植物の知識が豊富で、お花との距離が近いと思うから。ふだんから花屋に行き、「シャクヤクの香りが一番好きだな」などと風流なことが言える。間違っても「あの、クリスマスの赤い花あるじゃん?」なんて、曖昧なことは言いません。それに、それぞれの花が持つ意味を知っていると、花束を贈るときに「この花言葉は、あの人にぴったり」と選ぶことができますよね。言葉を使わずに気持ちを伝えられる女性って、おしゃれだなと思いませんか?まずは、お花屋さんに足を運んで花を眺め、花を身近なものにするところからスタートしてみようと思います。通ううちに、それぞれの花の個性を知ることで興味がわき、自然と花言葉も覚えるはず。その次のステップとして、部屋に花を切らさないことを目標に掲げるのもいいかもしれません。植物をきちんとケアする女性は、育てる環境、つまり家の手入れも行き届いていて素敵なんです。ちなみに私は、このあいだ初めて観葉植物を買ったのですが、どんどん枯れてきています…(涙)。花よりも手入れが楽といわれている植物も枯らすことができるんだ…と、魔女になったような気分を味わっています。お花のことを知り、大事にできる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月28日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月26日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、草原で穏やかな心を手に入れる「マザー牧場に行く女」になりきり。いい女は自分の心を癒す場所を知っている。みなさんはマザー牧場に行ったことがありますか?私は何度か訪れていますが、そこで見かける人たちはみんな、穏やかに見えるんです。そもそも、「休日に牧場に出かけていく」という行動をする人に、悪い人のイメージがあまり湧かないのは私だけではないはず。青々と広がる草原の中で羊の大群が走るショーを見ながら、拍手をして笑っているうちに、きっと日頃のストレスなどでトゲトゲした心は洗われていくに違いありません。もしかしたら、イライラしていると動物に気づかれて、怯えられたり、威嚇されたりと攻撃を受ける可能性もあるので、自然と穏やかな心になるのかもしれませんね。また、乳搾り体験を通じて、乳製品ができる工程や大変さを知ることで、“なんでバターってこんなに高いの!?”という文句も出てこなくなる。と、マザー牧場には穏やかな心になる要因がたくさんあるんです。そして、広い草原の中で写真を撮れば、“私ってちっぽけな存在なんだな”と気づき、“大地よ、自然よ、生き物よ…。みんなで仲良くしよう”という寛大な気持ちになれそうです。そんなふうに、自分の心を自分でご機嫌にできる場所を知っている女性は素敵だと思いませんか?もちろん、実際にマザー牧場に行ってみることがベストです。でも、ハードルが高ければ、天気を意識することから始めてみるのはどうでしょうか。“こんないい天気の日には、草原に行ったら気持ちいいだろうな…”と思いを馳せるだけでも、気持ちがスッとするはず。あとは、お気に入りの草原が映ったポストカードを買って、眺めたり、イメージトレーニングをするのもいいかもしれません。草原はもちろん、心を癒してくれる“ポストカード映え”する風景を探せる人を目指したいですね~。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月21日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ひと味違った視点から人を観察している女になりきり。お気に入りの色は会話のネタにもぴったり。誕生日に、「夏子っぽい色だと思って選んだよ」と、プレゼントを渡してくれた女性に出会ったことがあります。そのときに、“私らしい色って何だろう?”と考えました。その人がくれたのは暖色系のアイテムだったので、初めは名前に「夏」という字があるからかなと思ったけれど、次第に自分が黄色や赤、オレンジなどの服を着ていることが多いのに気づきました。実は、好きな色はネイビーなんです。だけど、無意識に身につけているのは暖色系でした。その瞬間、“この人、私のことを色で見ていたんだ…!”と驚きました。以前、体の不調や気持ちを気遣ってくれる人はいい女という話をしましたが、お気に入りの色に気づいてくれる人もなかなかの観察力ですよね(もしかしたら、色=オーラに見えるのかも…!?そんなミステリアスなところも素敵…!)。人の好きな色を見抜く技を身につけると、プレゼント選びが楽になりそう。「あの人は寒色が多いから、こっちだな」とジャッジができるし、相手にも喜んでもらえるはず。ファンの方からいただくお手紙も、暖色系のペンで書いてくださっている方が多く、私のことを知ってくださっているんだなと嬉しくなります。好きな色を見極めるためには、まず、相手の身につけているアイテムを注意深く見てみるのはどうでしょうか。それが難しい場合は、「好きな色は何?」と、ズバリ聞いてみるのもいいかもしれません。最初は「色を聞くなんて不思議な子だな…」と思われるかもしれないけど、意外な色があがってきたら「え~、何で好きなんですか?」と盛り上がるだろうし、子どもの頃にしたような無邪気な会話に、ほんわかすることができると思うんです。私も、周りの人に聞いてみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月14日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月12日