「なでしこジャパン」について知りたいことや今話題の「なでしこジャパン」についての記事をチェック! (2/4)
なでしこジャパンの遠藤優が29日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】リトルなでしこがザンビアを破り、決勝トーナメントに進出!「本日10月29日で27歳になりました✨」と綴り、数枚の写真を公開した。初の代表合宿のグラウンドでサプライズケーキを受け取り、笑みがこぼれた。続けて「今回の代表合宿での刺激を糧に、更にレベルアップしていきます❤️27歳も楽しむぞ〜〜✨沢山のメッセージありがとうございます」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 遠藤 優(@yu_endo.17)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます オーバーラップして走れ走れエンドーゆう」「誕生日おめでとうそして代表活動お疲れ様更なる活躍楽しみにしてるよ❤️」など、多数のコメントやいいねが寄せられた。
2024年10月29日元なでしこジャパン・鮫島彩が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこジャパン鮫島彩後輩の雄姿をピッチサイドからレポート!「『JFA Magical Field Inspired by Disney』with ぶっちープリンセス」と綴り、複数枚の写真をアップ。鮫島は、この日開催されたイベントでの様子のショットを公開した。続けて「小さなプリンセスたちと楽しく身体を動かしました♪ディズニープリンセスはテンション上がる〜みんな一生懸命チャレンジする姿が素敵でした✨」綴った。最後「お家でもプレゼントのサッカーボールでたくさん遊んでくれると嬉しいなぁ⚽️」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「岩渕さんとの手押し相撲の動画チョー可愛い」「みんな楽しんでますね☆鮫ちゃん笑顔が可愛い☆」といったコメントが寄せられている。
2024年10月29日元サッカー日本女子代表の岩渕真奈が自身のXを更新した。【画像】JFA公式インスタグラムが2017年のなでしこジャパン対スイス戦の思い出を投稿!元なでしこジャパンの岩渕真奈がヌテラの公式アンバサダーに就任したことを報告した。ヌテラは世界160ヶ国以上で親しまれている食品で、海外経験豊富な岩渕はヌテラのビスケットをお勧め。この度大好きなヌテラのアンバサダーに就任しました!ヌテラの魅力をみなさんに沢山お伝えしていきたいと思います✨ ヘーゼルナッツの香りがフワッと口の中に広がるヌテラ。パンに塗るヌテラはもちろんですが、私のオススメはbiscuits … pic.twitter.com/H4PahXWXLa — Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) October 23, 2024 この投稿には同じく元なでしこの丸山桂里奈も「最高!あたしも大好き」と反応した。
2024年10月23日日本サッカー協会が23日、公式インスタグラムを更新した。【画像】「すごいメンツ」「最強の3トップ」なでしこ美女&元日向坂人気タレントがオフを満喫「#ワールドカップグループステージ最終戦⚽️勝利で準々決勝進出へ✊」と綴り、最新ショットを公開した。U-17ザンビア女子代表との試合は、24日の日本時間朝5時にキックオフとなる。続けて「朝早い時間帯となりますが、熱い応援よろしくお願いします」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「No10麻子さん 1点 頼むでしかし」などのコメントや多数のいいねが寄せられている。
2024年10月23日JFA(Japan Football Association)が21日、公式のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「後半開始早々に#佐藤ももサロワンウエキ#古田麻子が立て続けに得点を奪い、U-17ブラジル女子代表に2-1で逆転勝利」と綴り、複数枚の最新ショットを公開。ブラジル女子代表との決戦は、リトルなでしこの両FWが得点を決めるという、終始見ごたえのある大白熱の試合だった。未来のなでしこホープとも呼ばれる”佐藤 ももサロワンウエキ”の、怪物FWとしての活躍ぶりも健在で実に頼もしいばかり。佐藤はパラオ出身の日本女子サッカー選手で、父親が元レスリング選手。アメリカ大会のチャンピオン実績まで誇る事も小耳に挟んでおこう。次回はグループステージ第3節最終戦、U-17ザンビア女子代表とマッチで10.24(木) 5:00()、ドミニカ共和国のスタジアムでのキックオフとなる。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「よっしゃ〜勝利✨おめでとうございます✨」「Great job Girls ✅」といった、海外からの微笑ましいコメントまで寄せられている。
2024年10月21日元なでしこジャパン・鮫島彩が19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこ・鮫島彩元同僚のブラジル戦劇的ゴールに感情を爆発!「講演会なでしこJAPANの優勝から読み解く、『個々が最大限に力を発揮し、組織としても成果を上げるには』をテーマにお話させていただきました☺️」と綴り、3枚の写真をアップ。鮫島は、ベージュのジャケットスタイルで講演をしている様子のショットを公開した。続けて「株式会社ミライト・ワン・システムズ・グループ会社の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!」と添えてこの投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「サメさま素敵です私もお話聞きたいでーす」「いいなぁ鮫ちゃんの講演聞いてみたいなぁ」といったコメントが寄せられている。
2024年10月20日元なでしこジャパン・大宮アルディージャVENTUSの仲田歩夢が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこJAPAN仲田歩夢の美デコルテショットが話題「積み重ねる部分と足りていない部分を日々のトレーニングから意識する。ブレずに、腐らずに、結果を求め続けます。」と綴り、2枚の写真をアップ。仲田は、ユニフォーム姿でプレーをしているシーンを公開した。続けて「沢山のパワー届いています!いつも本当にありがとうございます!」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 仲田 歩夢 ɴᴀᴋᴀᴅᴀ ᴀʏᴜ(@ayu_nakada_13)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ずっと応援してます」「勝利に向けて頑張っていきましょう!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日元なでしこジャパンで日テレ・東京ヴェルディベレーザ・岩清水梓が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「みんなありがとうアラサーとアラフォー」と綴り、2枚の写真をアップ。岩清水は、日テレ・東京ヴェルディベレーザのチームメイトとの集合写真と誕生日ケーキを持ったショットを公開した。岩清水は、16歳からリーグデビューしているため、現役生活20年を越え、出産育児を経験した数少ない現役プレーヤーである。 この投稿をInstagramで見る 岩清水 梓(@iwashimizu_azusa1014)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「㊗️誕生日おめでとう」「イワシーおめでと⤴️リハビリ頑張って」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日8月に行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。予選リーグでFCバルセロナと対戦したのが、JSWCなでしこ選抜です。試合は0対4で敗れましたが、前半にGKとして出場した山岡千鶴選手、後半からゴールを守った、板元波凪選手の活躍が光りました。女子チームのGKは、バルセロナと試合をして、どのようなことを感じたのでしょうか?試合後、両選手に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>大会初の女子選抜チームは予選リーグでバルセロナと対戦写真:新井賢一<<ワーチャレ記事:「普通では絶対にできない経験ができた」初の女子選抜チームが、バルセロナ相手に健闘!■先に動かず、止まるようにした1番山岡千鶴さん(C)新井賢一1番山岡千鶴さん――バルサと試合をした感想を聞かせてください。相手は強くて苦戦しましたけど、その分とても楽しかったです。――どういうところが楽しかったですか?相手が強くて、自分たちもそれに合わせないといけなかったんですけど、合わせながら自分たちがボールを取れて、攻められたりするのが、とても楽しかったです。――バルサの印象は?身体能力が高くて、攻撃ではワンツーや守備ではボールをどこで取るかなど、味方とのプレーが上手でした。フィジカル面では、女子の私たちは負けてしまうので、技術的なところや周りとの連携などで補おうと思いました。――1対1でも結構止めていましたが、どういうことを考えてプレーしていましたか?先に動くと相手に見抜かれてしまうので、先に動かないで止まるようにしていました。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■将来的には止められると思う――バルサにシュートを決められてしまいましたが、ゴールを守ってみて、どんな感想がありますか?シュートはとても強かったですが、ちゃんと構えれば、将来的には止められるなと思いました。――キーパーを始めたきっかけは?父がキーパーをやっていて、3歳の頃から一緒にボールを蹴っていました。小学1年生のときに、キーパーをやりたいと思うようになって始めました。――この試合を将来どう繋げていきたいですか?将来、自分が海外に行ったときに、基礎能力が高い選手たちと対戦すると思うので、今回の経験を踏まえて、対応できるようにしたいです。――将来の目標は?なでしこジャパンに入って、キーパーのレベルが高いと言われているドイツでプレーしてみたいです。■自分のプレーが発揮できた12番板元波凪さん(C)新井賢一12番板元波凪さん――後半からの出場でしたが、バルサと試合をした感想を聞かせてください。得点を多く取られてしまったんですけど、自分のプレーが発揮できたところもあったので、良かったと思います。――どういうところが発揮できましたか?セービングだったり、声出しは結構できたなと思いました。――バルサの印象は?速くてパスが正確で、ゴールまで繋ぐみたいな感じでした。ミドルシュートはあまり打ってこなくて、いかにゴールの近くまで来てシュートを打つかという感じでした。■ゴールを守ることが楽しくて始めた――キーパーを始めたきっかけは?もともと男子のチームにいて、女子だとフィールドでは追いつかない部分もあったので、キーパーをやったら、ゴールを守ることが楽しくて始めました。――自分の得意なプレーや特徴はどういうものですか?声を出すことで周りを動かして、得点を阻止することです。――今後のサッカー人生に、バルサとの試合をどう活かしたいですか?日本人ではバルサに勝てないという常識があるじゃないですか。それを覆したいです。将来、大人になって、バルサ女子もあるのでまた対戦したいです。■サカイクキャンプでGKがもっと好きに――サカイクのキーパーキャンプに参加した経験があるそうですが、感想を教えてください。みんな上手かったですし、澤村コーチにいろいろなことを教えてもらって、キーパーのプレーが楽しくなりました。――どんなことを教えてもらいましたか?基本のことだったりするんですけど、自分でも止められるという自信がついて、キーパーがもっと好きになりました。ワールドチャレンジ2024の結果はこちら>>
2024年09月03日なでしこジャパンの熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手の素顔に迫ります!熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、宮澤ひなた選手、熊谷紗希選手、清水梨紗選手――長いシーズンが終わって、オフはどう過ごしていましたか?清水:(長谷川)唯と山形に。客室に露天風呂があって一気に疲れが取れた。超楽しかった!宮澤:私は母と1泊で京都に行ってきました。鳥居で有名な伏見稲荷大社に。冬くらいから「行きたい」と言われてたんですけど、私がケガをしてて行けなかったんで。熊谷:私も旅行ばっかり。この2週間でサイパンと韓国と大分に行って、北海道に帰省してた。清水:知ってる。インスタ見てたもん(笑)。サイパンの写真を見て、行ってみたいと思ったよ!熊谷:でしょ!?めっちゃオススメだよ。海もめっちゃ綺麗だし!宮澤:いいなー。あとは近場でディズニーランドとかですね。清水:私もディズニー行った!――やっぱりオフの過ごし方は入念に準備するんですか?熊谷:超計画的に調べます。それでサッカーを頑張れる!(笑)清水:私は全く計画的じゃないですね。ディズニーも、当日の朝にお姉ちゃんから誘われて決めたし。自分が行動的じゃないから、紗希ちゃんみたいな人が一緒にいてくれたらすごく助かる(笑)。宮澤:私も、行きたいなーと思ったら調べますね。みんなの予定とか情報を参考にしながら。清水:あと、オフはみんなおしゃれになるよね。美容院にも行って、ネイルもちゃんと塗ったりして。――シーズン中のオフの日は?宮澤:みなさん、何してます?清水:誰かと一緒に過ごしてることが多いかな。ロンドンには(植木)理子とほのちゃん(林穂之香)がいるから。『千と千尋の神隠し』の舞台を観に行ったよ。熊谷:私もチームメイトに(南)萌華がいるから。一緒にごはんを食べたり、ローマ市内で買い物とか散策したり。ひなたは?宮澤:あんまり出かけたりしないんですよ。もう、目覚まし時計をかけずに寝る幸せを満喫(笑)。熊谷:分かる!連戦中のオフだと家から一歩も出なかったり。清水:前日にスーパーで食材を買い込むよね(笑)。ごはんを作ってると、一日が終わっちゃう。宮澤:オフの日にまとめて作り置きとかしますよね。熊谷:自炊が楽だよね。代表の活動があるとスーツケースを3つくらい空っぽで日本に帰ってきて、ひたすら調味料や食材を買い込んで帰る。お米とかも普通に(笑)。清水:私も効率よく作れるようになったと思う。でも、一人でごはんを食べるのって寂しくない?熊谷:だから毎日、萌華と一緒に食べてる。1人分って結局2人分くらい作れちゃうし。――今号の特集が「ボーダレスカルチャー」です。みなさん、この言葉で思い浮かぶものは?熊谷:まさにサッカーがボーダレスですよね。人種、国籍、年齢、いろいろな人がいますけど、ボールが一つあれば仲良くなれるし、同じ目的に向かっていける。清水:あとはファッションかな。イギリスって本当に自由。男性が普通にスカートをはいてたり、丸刈りに近いぐらいショートカットでバッチリお化粧しているかっこいい女性がいたり。私も少し服装が変わったって言われるので、いつの間にか影響を受けてるのかも。宮澤:海外って本当に自由で楽しそう。みんながハッピーな感じで生きてて、過ごしやすい気がします。もっと英語がうまくなったら楽しいんだろうなーって。紗希さん、いろいろ話せますよね?熊谷:フランス語、ドイツ語、英語、日本語。イタリア語はもうちょっと頑張りましょうって感じ。宮澤:すごい!どうしたらうまくなれますか?熊谷:すぐにしゃべれないのは当たり前だから、それはストレスに感じなくていいと思う。あとはとにかく人としゃべることかな。宮澤:向こうでの生活を楽しむために英語の勉強を頑張ろうっと!みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。シャツ¥53,000(エフ イズ フォー フェンダー/フェンダーミュージック TEL:0120・1946・60)デニム¥25,300(A.P.C./A.P.C. CUSTOMER SERVICE TEL:0120・500・990)イヤカフ¥55,000右手のリング¥19,800(共にエテビジュー/エテ TEL:0120・10・6616)左手のリング¥19,800(エテ)スニーカーは本人私物くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。トップス¥14,300(ダン)パンツ¥52,800ネックレス¥96,800(共にハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239)スニーカーは本人私物しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。ワンピース¥42,900(ハイク/ボウルズ)ピアス¥26,400(エテ)リング¥154,000(エテビジュー/エテ)サンダル¥35,200(ヨーク/UTS PR TEL:03・6427・1030)パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日ロンドン五輪の銀を超えて初の金メダル獲得へ……。チーム一丸となって戦うなでしこジャパンが、パリの舞台で世界一を目指して熱い試合を繰り広げている。熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手連日、世界の頂点を目指して熱い戦いが繰り広げられているパリ五輪。なでしこジャパンが参加している女子サッカー競技も、ここからメダル獲得をめぐる決勝トーナメントに入っていく。’11年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いたが、五輪は’12年ロンドン大会の銀メダルが最高成績。悲願の“金”を目標に掲げパリの地に乗り込んでいる。昨年の女子W杯は、優勝したスペインにグループステージで4‐0と快勝。痛快なカウンターで世界を驚かせた。しかし堅守と高さを誇るスウェーデンを崩し切れずベスト8で敗退。五輪までの間、臨機応変な対応という課題に向けて積み上げてきただけに、“金”への手応えは確実にある。そのW杯で得点王に輝いた宮澤ひなた選手にとっては、初めての五輪。自身も大きな壁を乗り越えて迎える大会に「日本の女子サッカーの未来のためにも結果が重要になる」と意気込んでいる。女子W杯で、スピードを武器にゴールを量産したことが評価されて、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍。さらなる成長を期して海外挑戦をスタートさせた。代表チームでも得点源へと立場が変わり、順風満帆かと思われた彼女のサッカー人生に昨年12月、思わぬ障壁が現れる。なでしこジャパンのブラジル遠征で右足首を骨折して全治約4か月と診断。今年2月のパリ五輪アジア最終予選への出場が不可能になってしまう。だが、そこでも前向きに取り組む彼女の姿があった。「みんななら絶対に勝ってくれると信じて、自分の体と向き合ったりしながらポジティブに考えました。SNSで『強くなって戻ってきます』と投稿したとおり、筋力バランスを整えたりしながら復帰することができました」4月上旬のアメリカ遠征で代表に復帰し、パリ五輪開幕にも間に合った。彼女の再合流はチームにとっても大きなプラス。鋭くゴールに襲いかかる宮澤選手のスピードは、間違いなくチームにビッグチャンスをもたらしてくれるはず。そして彼女自身も得点に直結するプレーへの期待を理解している。「ゴールを期待される立場に変わってきたことは感じています。だから、パリ五輪では楽しみながら会場を沸かせられるようなプレーをたくさんできたらいいな。昨年の女子W杯で悔しい思いをしたので、今度はみんなで世界のてっぺんを見たい。私たちは試合を重ねることでどんどんいいチームになっていけるはずだし、短期決戦のパリ五輪では全員で勢いに乗っていけると思う。あとは気持ちですよね。もちろん技術や戦術は必要ですけど、苦しいときに立ち返る原点というか、みんなで声を掛け合うことで自分自身も『まだいける!』と思えるし、それがなでしこジャパンの良さでもある。そうやって一つずつ勝っていって、最後にみんなで喜び合いたい」なでしこジャパンで攻守にわたって右サイドの“翼”を担う清水梨紗選手もまた、パリ五輪に大きな可能性を感じている一人だ。自身にとっては東京大会に続いて2度目の五輪挑戦。自国開催の前回大会ではメダル獲得が期待されながら、ベスト8でフィジカルに強さを見せるスウェーデンに敗れた。この苦い経験で彼女が手にしたのは「もっと強くなりたい。もっとうまくなりたい」という願望。日常を変えることで得られる経験を求めて、’22年夏に海外挑戦を決意した。この決断が彼女を変える。プレーに力強さが加わり、世界の選手と向き合っても全く引けを取らないようになった。パリ五輪で結果を出すために池田太監督も動いた。世界で勝つための臨機応変さを求めて、3バックと4バックの併用にトライ。相手によって立ち位置を変えられるサッカーに着手した。清水選手はいずれの場合も右サイドで攻守のキーマンとして期待されている。「どちらのシステムでも攻撃のビルドアップで求められる仕事は多いと思う。そこは自分が違いを見せないといけない部分。特に3バックのウィングバックに入る場合はポジションが前になるので、得点につながるようなクロスや自分でゴールに向かっていくプレーは積極的に出していきたいですね」パリ五輪開幕前にはプライベートでも仲のいい長谷川唯選手が在籍するマンチェスター・シティへの移籍が決定。ハードワークでチームを支える28歳がパリ五輪で目指すのは、もちろん金メダルだ。「今までいろいろな大会に出させてもらいましたけど、いつも悔しい思いばかり。パリ五輪では本当にどん欲にメダルをつかみ取りにいきたい。自分はチームのために走ることが一番の仕事だと思っているので、攻守両面で『ずっと走ってるね』と思われるくらいのプレーがしたい。そしてチームのために自分のできるすべてをパリで出したい。優勝するために必要なのは、やっぱり気持ち……というか根性だと思います!」そして’11年の女子W杯優勝を知る唯一の現役代表選手になったキャプテンの熊谷紗希選手。長らく代表チームで戦ってきて、もう一度世界一になることをずっと目標にしてきた彼女は今回、「世界一を取れるだけのポテンシャルは絶対にある」と手応えを語る。代表ではセンターバックとしてプレーすることが多いが、’11年夏からプレーするヨーロッパでは主にボランチとして経験を積んできた。彼女の持ち味は高いボール奪取能力とチームコントロール。最終ラインの壁に置くのか、1列前で攻撃的にボールを奪うのか。その起用法とチーム全体の対応力が、パリでのメダル争いで一つのカギを握ることになりそうだ。そしてキャプテンとしてチームをまとめることも大切な仕事になる。優勝するためのキャプテン像もイメージできている。「ここまでずっと『みんなで助け合おう』というチーム作りをしてきたんですよね。困ったときでも、みんなで顔を見合わせたら大丈夫だって思えるようなチームでありたいし、そこで助けられるような存在でいたい。プレーでも声掛けでも、チームリーダーとして率先してやっていけたら」そして経験豊富な彼女が考える金メダル獲得へのポイントとは。「自分たちがずっとボールをつないで支配できる試合はないと思うので、しっかりと耐えることが重要になるはず。しかも今大会は中2日で試合が続くので、心と体のタフさがすごく求められると思うんです。でも、世界中を見てもタフさや頑張りでは、私たちは負けない自信がある。自分たちは間違いなく金メダルを狙えるところにいると思っているし、本当にチャンスはあるはず。いやー、ホントに取りたいですね!世界一!」みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日JALグループのLCCであるスプリング・ジャパン株式会社(以下:スプリング・ジャパン)は、2024年3月26日(火)に開催した取締役会において、2024年4月1日(月)以降の代表取締役社長の交代について決定いたしましたのでお知らせいたします。スプリング・ジャパンは、今後も安全運航を基本に、JALグループと春秋グループの強みを最大限生かして、日本と中国を結ぶ中国特化型LCCとしてさらなる成長の実現にむけ、一丸となって取り組んでまいります。新任代表取締役社長なお、現代表取締役社長 米澤章は2024年3月31日をもって退任いたします。【ご参考】略歴表【新社長】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日『パリオリンピック2024 女子サッカー』を想定した戦いである。3月28日(木) 『2024シービリーブスカップ』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「北朝鮮との『パリ五輪アジア最終予選』で監督以下、選手がしっかり結果を出してくれた。『パリ五輪』では女子サッカーからしっかりパワーを送る大会にしていきたい。そのための準備の非常に重要なアメリカの大会に臨む。みなさんのご支援にいい結果、メダルを獲得して応えるためにもいい遠征にしていきたい」池田監督「我々なでしこジャパンは先月DPRコリアとの最終予選を勝ち抜いて『パリ五輪』出場権を獲得することができた。本当にタフな戦いを乗り越えた選手を改めて称えたいと思うし、不確定なことが多い中サポートしてくれたスタッフ、国立へ足を運んで応援してくれたファン・サポーター、テレビで応援してくれたファンに改めて心から感謝したいと思います。ありがとうございます。『パリ五輪』まで4か月を切った中、今回のアメリカでの『シービリーブスカップ』、5月末の活動を有意義に使い、『パリ五輪』へ向けてしっかり準備していきたい。昨年の『W杯』が終わり、アジアの『2次予選』『最終予選』、そして『五輪』とそういう中でチームの成長、選手の成長を促していきたい」なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)67試合64失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合5失点大場朱羽(ミシシッピ大学)0試合0失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)149試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)77試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)75試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)18試合6得点守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)6試合2得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)11試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)80試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)7試合0得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)48試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)35試合1得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)32試合11得点宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)33試合9得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)19試合4得点浜野まいか(チェルシー/イングランド)6試合0得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)3試合0得点古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)4試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。昨年12月の右足首骨折からの復帰となる宮澤のコンディションについて問われると、池田監督はこのように説明した。「宮澤選手については我々のメディカルチームが所属クラブとコンタクトを取り、リハビリの状況を把握し、『シービリーブス杯』に向けて、試合に出られる状況だと理解して招集した。彼女のコンディションやどう戦うかについてはこれから考えるが、限られた『五輪』までの活動の中でピッチ上もそうだが、ピッチ外の積み上げも必要だと思い、今回メンバーに呼んだ」池田太監督1週間前の『パリ五輪』の組み合わせ抽選で『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』優勝のスペイン、ブラジルと同組になったことについて改めて見解を求められると指揮官は?「『五輪』出場は12か国、どこと当たっても厳しい戦いになることは承知していた。ポットが決まった時に組み合わせもある程度見えてきたので、ポット1ではまたスペインかフランスか、ポット3ではブラジルかコロンビアか、わかっていたのでそれほど大きな驚きはなかった。ただスペインとはアンダーカテゴリーから何度もやっているので、縁を感じる。『W杯』からの積み上げ、監督が変わったチームもあるので、我々のやってきたことのベースを含めてやれることを増やすことを今回の遠征でもやっていきたいし、そんな中選手たちがどう戦っていき、どう対応するのか、見ていきたい」本番を見据えて『シービリーブス杯』で確認したい点を質問されると。「『五輪』のベニュー移動を含む中2日での戦いを『シービリーブス杯』でシミュレーションになると思う。移動し、短い時間で次の相手に準備をすることを体感できるのはスタッフを含めていいシミュレーションになると思う。ブラジルになるか、カナダになるかは1戦目次第だが、ブラジルとは昨年3回やっているので、お互いにまた違ったことにトライする部分も出てくるのかなと思っている。この『シービリーブス杯』で『五輪』に向けて、やれることを増やしていく、確認と同時に進めていかないといけない。またチームを作っていくのと同時にメンバー選考、限られた人数で戦わないといけない部分の見極めも含めて、この『シービリーブス杯』、5月の活動で総合的に考えていきたい」代表復帰となるGK大場、DF守屋について評価を聞かれると、池田監督はこう答えた。「GKは『W杯』から山下選手、平尾選手、田中(桃子)選手と積み上げてきた中で、今回GKの層を広げるという意味で大場選手を招集した。(『パリ五輪』は登録メンバーが18名となるため)GKを3~4名呼べるならまた別だが。彼女以外も組み合わせを含めて、いろいろ経験させたいと思っているし、DFとどういうコミュニケーションを構築していくかはトレーニングを含めて考えている。試合だけではなく、トレーニングから関係性を構築していければと思っている。守屋選手は自チームでしっかり活動しているし、彼女の持っている上下動はなでしこの力になると思うし、日頃の成長を我々のチームに生かしてくれると思い招集した」昨年の『シービリーブス杯』は日本のファンは映像で見られなかったが、今年は配信があることについて佐々木委員長は見解を述べた。「昨年は日本のみなさんに見てもらえず失礼しました。今回は配信につなぐことができた。本来ならばテレビ放映で見ていただきたいところだが、今回の配信でぜひ多くの方に見てもらえたらと思う」佐々木則夫JFA女子委員長『パリ五輪』での初戦・スペイン戦まで3か月半あまり、なでしこジャパンはアメリカでどのような戦いぶりを見せるのか。『2024シービリーブスカップ』準決勝・アメリカ女子代表戦は4月6日(土)・メルセデスベンツスタジアム(アトランタ)、カナダ女子代表orブラジル女子代表と対峙する決勝o3位決定戦は9日(火)・Lower.comフィールド(コロンバス)にてキックオフ。試合の模様はJFATVにてライブ配信。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年03月29日まさに最終関門。なでしこジャパンがパリ五輪の出場権を懸けて、ホーム&アウェイで行われる朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とのアジア最終予選に臨む。ホーム&アウェイの決戦。初戦をうまく乗り切り国立での試合を迎えたい。悔しさを味わった昨夏のFIFA女子ワールドカップから約半年。池田太監督に率いられたチームが、再び世界の頂点を目指す。この2試合の合計スコアが日本のパリ行きを左右することになる。つまり「勝てば天国、負ければ……」というわけだ。まず今回の北朝鮮戦で注目されているのが、第1戦の開催地だ。当初は2月24日に平壌の金日成スタジアムで行われる予定だったが、2月に入っても詳細が決まらず。同8日のメンバー発表会見当日になって中立地開催の可能性が浮上するなど、思いがけず振り回される形となっている。だが、そんな状況にも池田監督は「いろいろと予想できないことが起こると思っていた。選手たちもさまざまな経験をしている。自分たちはやるべきことに注力するだけ」と泰然自若の姿勢を崩さない。チームは世界で勝つためのトライを続けている。女子W杯はパワーで押し切られる形でスウェーデンの前に準々決勝で涙を呑んだが、そこで見えた課題を克服するべく臨機応変なスタイルを模索。3バックと4バックの併用、キャプテン熊谷紗希のボランチ起用や4‐3‐3システムの採用など、相手の出方や試合の流れを読みながら戦えるチームへのレベルアップを図っている。昨年11月にはアジア最終予選を視野に入れてブラジル遠征を実施。過酷な移動を伴った上で、同じ相手と続けて2試合を戦う経験を積んだ。ブラジル代表との初戦は3‐4と敗れたが、その課題を改善して第2戦で2‐0と勝利した経験は必ず活きるはずだ。なお、北朝鮮とは国内組で臨んだ昨年のアジア大会決勝で対戦。巧みな試合運びと決定力の高さを見せつけて4‐1と大勝したが、内容で圧倒される場面もあった。世界ランクも8位の日本に対して、北朝鮮は9位。決して侮れる相手ではない。まずは未知数な戦いを強いられる初戦をしっかりと乗り切り、優位な状況で2月28日に東京・国立競技場で行われる第2戦を迎えたいところだ。まさに、世界一への挑戦権を得るための最終決戦。予選突破に全力を注ぐなでしこジャパンを、日本中を挙げて応援したい。熊谷紗希(くまがい・さき)選手(ASローマ)絶大な信頼を寄せられる主将。代表ではセンターバックを任されてきたが、昨秋から欧州で経験を積んだボランチで起用されている。山下杏也加(やました・あやか)選手(INAC神戸レオネッサ)なでしこジャパンの守護神。所属のINACでは1月に皇后杯を制覇。PK戦で見事なシュートストップを見せるなど優勝に貢献した。田中美南(たなか・みな)選手(INAC神戸レオネッサ)前線で攻撃の基点となり、抜群の得点感覚でゴールを陥れるストライカー。献身的な守備でチームを救うプレーも特筆すべき点だ。清水梨紗(しみず・りさ)選手(ウェストハム・ユナイテッド)イングランドで力強さを身につけた右サイドのスペシャリスト。1月にはリーグ戦初ゴールも記録。代表でも攻守のキーマンとなる。パリ五輪2024女子サッカーアジア最終予選2月24日(土)時間未定会場:未定2月28日(水)18:30~会場:東京・国立競技場DAZNでライブ配信。NHKで生中継の予定。※記事の情報は2月8日現在のもの。※『anan』2024年2月28日号より。写真/JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2024年02月22日10人組のアイドルグループ・高嶺のなでしこが21日、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーの野外ステージでメジャーデビューシングル「美しく生きろ/恋を知った世界」のリリースイベントを行った。クリエイターユニット Honey Worksがサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループの高嶺のなでしこ。シングル「美しく生きろ/恋を知った世界」でメジャーデビューを果たしたこの日、約700人ものファンが駆けつけた東急歌舞伎町タワーの野外ステージでリリースイベントを開催した。同じ事務所の先輩でもある元HKT48の村重杏奈が進行役を務め、10人のメンバーがステージに勢揃い。雨が降りしきる中、デビューシングルの「美しく生きろ/恋を知った世界」、そしてHoney Works公式カバー楽曲でもある「可愛くてごめん」と「ファンサ」を披露した。イベント後には報道陣向けの会見に応じた高嶺のなでしこと村重。雨にもかかわらず熱いライブパフォーマンスを披露した籾山は「本日雨ということでファンの方々が寒い中待ってくださいましたし、立ち止まってくださった方もいてうれしかったです」とファンの反応に笑顔を見せて、「雨のライブは初めてでした。運が良くて今までは晴ればっかりでしたが、今日は珍しく雨でメジャーデビューは雨だったよねと思い出にもなるので、それも高嶺らしくてイイなって思います」と前向きだった。また、イベント中には4月に東京と大阪の2会場でメジャーデビューを記念したライブを、5月から開催予定の全国ツアーについても発表。籾山は「メジャーデビューだけじゃなくて全国ツアーのお知らせや私たちが密かに夢だったステージにも立てることが決まったので、これからが楽しみだなと思います」と目を輝かせ、「結構大きな場所だと思うので、ファンの方々に来ていただきたいです」とアピールした。最終的な目標を「2年目ということで武道館の夢を達成しないといけない年になってくるので、そこに向けて全てのホールをソールドアウトできるぐらいの勢いを持っていきたいなと思います」と力を込めた籾山。そんな彼女たちを結成前から見守ってきたスペシャルサポーターの村重は「本当にみんな最初の頃はあどけない感じもあって可愛かったんですが、結構久しぶりに会うことが多くて、会う度にみんな成長しています。歌唱力はもちろんパフォーマンス力もどんどんあがっていて、これは日本のトップを穫るアイドルになるんじゃないかと思います」と今後の活躍に太鼓判を押した。さらに、アイドルの先輩として「アイドルにすごい大事だと思うのは、メンバー同士の仲の良さ。最終的に仲良いというのが一番の団結力に繋がります。女の子が集まると嫌だな~とか日によってこの子今日どうしたのかな? とか思う日もありますが、それでもみんなでカバーしあって仲良く目標を達成して欲しいです」と語った。「反面教師?」と報道陣が問い掛けると「HKT48はめちゃくちゃ仲良かったんです。村重もグループが最高だと思って卒業できたので、みんなもアイドルを卒業する日が来たら最高だったと思って卒業して欲しいですね」とアドバイスを送っていた。
2024年02月22日キックオフ16日前に開催地が決まらない緊急事態にも、なでしこジャパンは動じない。2月8日、『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「本日『パリ五輪最終予選』の大事な試合ということで、JFAとしてチームを最大限のサポートしていく。『W杯』を戦い、『パリ五輪』への出場権を獲得して、女子サッカーを盛り上げて、みなさんに感動を与えたい。AFCより2月24日(土)の第1戦の会場について中立地で開催するよう通知がDPRコリア(朝鮮民主主義人民共和国)にあった。DPRコリア発着の定期便が飛んでいないのと、ロジ周りで不透明な点が多く、AFCから通達があった。現在AFCとDPRコリアで調整中ということでJFAとしても決定を待っている状況。これらの確定情報はAFCから更新があり次第、お知らせしたい。ホームゲームは予定通り2月28日(水)・国立競技場で開催する。20年前、『アテネ五輪』の出場権をかけたアジア最終予選のDPRコリア戦も国立競技場で行われた。その際はなんと3万1324人もの来場者が訪れた。今回その数字を上回るみなさんに声援を送ってほしいと思っている。現状の券売状況は1万人くらい、しかもアウェイゴール裏がかなり埋まっているとのことなので、ホームの雰囲気を作っていただき、多くのサポーターになでしこを後押ししてもらいたい。2月28日は水曜日なので、ノー残業デーで国立に足を運んでもらって、なでしこジャパンの後押しをぜひお願いしたい」池田監督「今回『パリ五輪』に向けての最終メンバーを発表させていただく。この2戦しっかり勝利し、そして『パリ五輪』へのキップを取ること。国民の『五輪』にかける熱量に応え、なでしこジャパンの躍動する姿を見せることが、女子サッカーの発展のつながると思うし、我々が世界一を目指して戦っている姿を見ていただくことで人々の心に感動や喜びを与えられるではと思っている。この『五輪』に出場することが女子サッカーの発展に重要な位置付けとして覚悟を持って臨みたい。今委員長が話されたように、開催地の問題があるが、第2戦・国立でみなさんとぜひ勝ち取っていきたいと思うので、応援を含めてぜひ力を貸していただければと思っている」【なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー】【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)65試合63失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合9失点田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)7試合2失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)147試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)75試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)73試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)16試合6得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)10試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)78試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)46試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)33試合1得点千葉玲海菜(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)8試合3得点中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)5試合2得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッ/イングランド)30試合11得点高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)22試合2得点遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ)44試合5得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)17試合3得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)2試合0得点古賀塔(フェイエノールト/オランダ)2試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。猶本光と宮澤ひなたをケガで欠き、上野が復帰した点を問われると、池田監督はこのように返答した。「今まで戦ってくれた選手、ケガは付き物だとは言え、乗り越えないといけない部分かと思っているので、早い回復を望んでいる。今回選んだ選手たちには自分の持っているものを出してほしい。上野選手は『WEリーグ』、『皇后杯』でのパフォーマンスもよかったし、『アジア競技大会』でDPRコリアと戦っている。攻撃の選手ではさまざまなタイプの選手をさまざまな配置で用意し、2戦の短期決戦で戦うので、その中で自分たちがやれること、バリエーションを考え、彼女のボールのいいタイミングで受けられることやゴール前の感覚、最近はゴールのスコアーを取っていることを含めて招集させてもらった」指揮官の北朝鮮評はこうだ。「私もスタッフも分析の中で印象は一人ひとりの走力、ゴールへ向かうプレー、ロングボールを使った背後のボール、ゴールへ向かう勢いがあり、ゴールへの推進力があり、人にも強い印象がある。我々は十分な準備をしないといけない。攻撃では相手の強くくる守備を逆手に取れるような相手のプレッシャーをうまくかいくぐれるようなボールの動かし方でゴールを取れるようにしていきたい」佐々木委員長は平壌開催の危惧をこう明かした。「グラウンドの状況など、我々が視察できないという時点でAFCも普通のことができていないというジャッジ。人工芝の凍ったところは危険だし、ケガのリスクがある。まず選手を守るという観点であまり安全ではない環境がある」リスクの多い平壌開催だが、その可能性はゼロではないと佐々木委員長は言う。「平壌はゼロではない。正式に決定していない。我々はAFCの連絡を待っている状態。AFCに対して、こちらからどうというのは全くしていない。AFC主導の話なので、DPRコリアとAFCが選定した場所でやるしかない。アウェイなので」大事な第1戦の16日前に試合会場が未定という異例の状況にも、佐々木委員長も池田監督も焦りの色は見せなかった。佐々木委員長「相手のホームが最も厳しいという考え方から逆算すれば、もし中立地での開催になれば、さまざまな案件がクリアになる。ただ、もともと平壌で戦う心積もりであったし、JFAやコーチ陣を含めてこれまでその準備を重ねてきた。最終的に平壌に戻ったとしてももともと、すべてをポジティブにとらえていきたい」池田監督「開催地のことがあるが、環境面の対応は寒さも暑さも雨もいろいろ経験してきている。対戦相手は変わらない。どんな準備をして我々がどう戦うか、さらに外的要因をマネジメントしていければと思っている。2次予選が終わり、DPRコリアに対戦相手が決まった時点で、予想外のことが起こると選手たちには伝えている。選手もそれぞれ、さまざまな経験をしている。自分たちの準備、やるべきことをしっかりしていきたい」2月28日(水)、なでしこジャパンを待ち受けるのは天国か、地獄か。『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』朝鮮民主主義人民共和国女子代表戦は2月24日(土)・アウェイ戦、28日(水)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選のチケット情報()
2024年02月09日ルルルン(LuLuLun)の2023年冬ボディケアとして、「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」が登場。2023年12月8日(金)より順次、京都府内の土産屋ほかにて発売される。京都限定ハンドクリームで、シルキーな手触りの肌に地域ならではの原料を使用したご当地限定フェイスマスク「旅するルルルン」シリーズから、ハンドケアアイテム第2弾として「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」がお目見え。京都産シルク由来のエキス(カイコまゆエキス)配合で、“まるでシルク”のようになめらかな肌へと整えてくれる。また保湿成分・酒粕エキスをはじめ、3種のセラミド(整肌成分)やヒアルロン酸が、手肌に“しっとりとした”ツヤをもたらす。香りは、鴨川沿いに咲く花・カワラナデシコをイメージした上品かつ華やかな香りに仕上げている。髪飾りや着物が描かれたパッケージにも注目だ。自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産にもおすすめなので、京都へ行った際にはぜひ手に取ってみてほしい。【詳細】「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」30g 880円<新製品>発売日:2023年12月8日(金)展開:京都府内の土産屋ほか【問い合わせ】Dr.ルルルン株式会社TEL:0120-200-390
2023年12月11日愛知県名古屋市中区大須にて独特のコンセプト(付喪神のいるお店)として営業しているコンセプトカフェなでしこ(運営:合同会社月雲)が、クラウドファンディングを通じて、新しい挑戦を始めています。2023年11月10日から11月30日まで、独自の和メイド服制作プロジェクトの支援を募集開始しています。クラウドファンディング詳細: クラウドファンディングトップ画【コンセプトについて】付喪神とは、長年使われた物に宿るとされる神聖な存在です。物や道具から自然に至るまで、日本の文化では万物に魂が宿るという思想が根強く、これらの付喪神は日本の文化の象徴として、国内外の多くの人々を魅了するはずです。なでしこでお給仕しているのは、100年の時を経て魂を宿した人形の付喪神たち。ずっと人間に可愛がられてきたがゆえに人間が大好きで、人形の頃はできなかったおしゃべりをとっても楽しみにして旦那様、お嬢様の帰邸を待っているというコンセプトで営業しています。店舗案内【プロジェクトについて】今回のプロジェクトは、当店の付喪神たちが着用する特別な和メイド服の制作が目的となります。伝統的な着物の要素を取り入れつつ、現代的なアシンメトリの袖や、機能的なエプロンを組み合わせたこのデザインは、日本の伝統と現代性の融合を象徴しています。目標金額は50万円で、達成された場合、この制服の製作に資金が充てられます。リターンとしては、カフェのオリジナルグッズや、新制服を着た付喪神たちの記念品など、支援者への特別な感謝のしるしとして様々なものを用意しています。制服イメージ在籍キャスト【制作スケジュール】2023年8月 デザイン完成2023年9月 パターンと型紙作成2023年10月 仮布試作品製作2023年11月 クラウドファンディング開始試作品の完成とお披露目、さらにリターンの配布と発送【クラウドファンディング概要】付喪神のお店(コンセプトカフェなでしこ)の公式コスチューム制作応援プロジェクト日程: 2023年11月10日から11月30日までURL : また、当コンセプトカフェについてをより深く知るには、下記をご覧ください。公式ウェブサイト: X(旧Twitter) : @nadeshico223 また、筆頭付喪神のX(旧Twitter) @tsukumonade もぜひチェックしてください。【店舗概要】店舗名 :コンセプトカフェなでしこ所在地 :愛知県名古屋市中区大須2丁目21-20 2Fアクセス :名古屋地下鉄鶴舞線 大須観音駅 徒歩2分営業時間 :平日15:00~24:00 土日祝12:00~24:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日ベスト8で悔し涙を流したFIFA女子ワールドカップ(W杯)から2か月半。なでしこジャパンが世界の頂点を目指して早くも再出航する。パリ五輪金メダルへ、なでしこジャパンが早くも再出航。狙うはパリ五輪での金メダル。その第一関門となるのが、今回のアジア2次予選だ。インド、ウズベキスタン、ベトナムとのリーグ戦を1位突破すると、本大会出場権を懸けた来年2月のアジア最終予選に進むことができる。ここをしっかり通過して未来への扉を開きたい。近年は男子同様に海外でプレーする選手が急増。世界標準を日常とする意識が高まっている。チームは9月の国際親善試合でアルゼンチンに8‐0と圧勝し、10月には若手中心のメンバーでアジア競技大会連覇を達成するなど期待は高まるばかりだ。だが、決して楽観視はできない。これまで引いて守りを固めるアジア勢には苦戦するケースも多く、選手たちは「アジアは2次予選から難しい戦いになる」と気を引き締める。世界で味わった悔しさは世界でしか晴らせない…。パリで最も輝くメダルを手にするために、なでしこジャパンが新たな一歩を踏み出す。アジアの激しさに対して球際では絶対に負けたくない。長野風花(リヴァプールFCウィメン)女子W杯で悔しい気持ちを味わって、もっともっと上にいきたいという気持ちが強くなったので、すぐに五輪を目指して戦える機会があるのは、個人的にはすごくうれしいです。今のチームはバランスがすごく整っていますし、女子W杯では得点パターンも多くて、本当にいい戦いができたと思っています。ただ、スウェーデンに分析されたことで中盤で優位に立てなかったり、一対一の強さで課題が残ったのも事実。どれだけいいサッカーをしても、結果的に勝てなければ意味がないということを思い知らされました。正直、アジアは世界で戦うより難しいと感じるところもあります。日本に対して守ってくる国が多いですし、球際もすごくガツガツくる。でも、そこで絶対に負けたくない。アジアの厳しい予選で勝負強さを得ることができたら、自分たちはもっと強くなれる可能性を持っていると思います。パリで最高の結果を残すためにも、今回の2次予選を絶対に勝ち抜いてきます。ながの・ふうか1999年3月9日生まれ、東京都出身。160cm、53kg。ピッチの中央で輝く攻守の要。韓国やなでしこ2部など、自らを厳しい環境に置くことで成長してきた向上心も魅力。チームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッドWFC)女子W杯は本当に悔しかった。一丸となって戦えるいいチームでしたけど、優勝したスペインにグループステージで勝ちながら、準々決勝でスウェーデンに負けてしまった。でも、そこで勝ちきれないのが、今の実力だと思うんです。すぐにパリ五輪のアジア2次予選がスタートしますが、あの悔しさが鮮明に残っているからこそ、もう一度世界の頂点に思いを馳せるところは大きいです。そのためには自分が成長しなきゃいけない。何が正解なのかは分からないですが、自分はもっと厳しい環境で戦いたいと考えて、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を決めました。アジア予選は決して簡単ではないです。体格や戦い方の似たチームが多い中での崩し方、勝つための最善策を試合中に見つけていく必要があります。個人的にはチームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。しっかり自分自身と向き合って、成長して、パリ行きの第一関門を突破したいと思っています。みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。抜群のスピードと鋭いドリブル突破でゴールを陥れるアタッカー。FIFA女子W杯では5ゴールで得点王に。サッカー日本女子代表 パリ五輪アジア2次予選10/2619:00 vs インド10/2921:00 vs ウズベキスタン11/119:00 vs ベトナム開催場所:全試合、ウズベキスタン・タシケント。※時間は日本時間※『anan』2023年11月1日号より。写真・JFA取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2023年10月30日得点を決めて駆けてくる選手を、ベンチ前でサブメンバー全員が待ち構える。勝った喜びも負けた悔しさも、試合中もトレーニング中も、全員の想いは同じ。はじける笑顔と選手たちの距離感からわかるのは、チームが一つだったこと。オフショットも交えて、なでしこジャパンのW杯を振り返る。7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。左から反時計まわりに、猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)、高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)、藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)。分かち合ったものの数だけ、チームは一つに。決勝トーナメント初戦、ラウンド16のノルウェー代表戦で後半、勝ち越しゴールを決めた清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)を囲んで喜びを爆発させる選手たち。グループリーグ第2戦、コスタリカ代表との試合でW杯初ゴールを決めた藤野あおばを、ベンチから飛び出して待ち構える仲間たち。キックオフ直前、先発の11人はピッチで、サブのメンバーはベンチ前で円陣を組む。“全員で戦う”を象徴するシーン。グループステージ第2戦、コスタリカ代表に快勝、2連勝でグループステージ突破を決めた。試合後、メンバー全員で。今回、“GKチーム”の団結、絆も話題に。レギュラーGKは試合に出られない控えの2人の想いも背負って。控えの2人はいつ来るかわからない出番に備えて黙々とトレーニングを積む。左から、山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)、西入俊浩GKコーチ、田中桃子、平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)。ラウンド16までの4試合で14得点1失点、素晴らしいサッカーで世界を驚かせた快進撃も、準々決勝でスウェーデン代表に敗れ、夢は道半ばで終わる…。試合後、涙が止まらない植木理子(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)と藤野あおばを支える、田中桃子と田中美南(INAC神戸レオネッサ)。猶本光は、試合後、自身のInstagramで「私たちのW杯が終わりました。もっとみんなと上に行きたかった。でも素晴らしい時間をくれたみんなに感謝しています」と投稿。チームの一体感はオフショットにも。手前から、浜野まいか(チェルシーFCウィメン)、高橋はな、石川璃音、田中桃子とトレーニングパートナーの2人。ハートマークをカメラに向ける、長野風花(リバプールFCウィメン)と高橋はな。大会期間中に誕生日を迎えた清家貴子を囲んで。©JFA※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・yumi美樹(共にThreePEACE)取材、文・青山知雄松原 彩(by anan編集部)
2023年10月15日7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。快進撃とともに彼女たちが見せたのは、世界一という目標に向けて、チームが一つになった一体感だった。その絆は、なぜ生まれたのか?大会を通じて、“なでしこジャパン”が全員で共有し、分かち合ったものとは…。醸成された一体感がチームの大きな武器に。あこがれていた夢の舞台、みんなで狙うは12年ぶりの世界一。今夏に行われた「FIFA女子ワールドカップ2023」。開幕前に苦戦を予想する声もあったなでしこジャパンだが、彼女たちはその下馬評を大きく覆していった。初戦でザンビアに5‐0で大勝し、続くコスタリカ戦も2‐0で勝利。第3戦でスペインに4‐0で圧勝を収めると、ハイレベルな組織力と連動性で一気に優勝候補へと世界的に評価を変えていく。目を見張ったのは、大会期間中に醸成された一体感だ。ピッチに立った選手はチームメイトを助けるべく走り、ベンチメンバーは出ている選手をサポート。コーチ陣やチームスタッフも一丸となり、全員がピッチ内外でチームのためにできることを考えて献身的な姿勢を見せ続けた。同じ目標を持った仲間と想いを共有できたことが大きな力を生み出した形だ。だが、チームは決勝トーナメント1回戦でノルウェーを下しながら、続くベスト8でスウェーデンに敗戦。そして大会はグループステージで日本が圧倒したスペインが制した。だからこそ夢破れた準々決勝の結果に悔しさが募る。「みんなで一つになって戦えた。本当にいいチームだった。このメンバーで優勝したかった」大会後、選手は口をそろえてこう語っていた。なでしこジャパンの世界一を目指す旅路は、パリ五輪へと続いていく。チーム一丸となって夢をシェアしながら頂点を目指した日々は、チームにとって必ずや未来への糧となるはずだ。猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)お互いを尊重することで一つのチームになれました。グループステージ第2戦のコスタリカ戦で先発、W杯初ゴールを決める。若手選手も多かったなか、豊富な経験を活かし、チームのまとめ役としても存在感を発揮した。「代表ではクラブとは違い、短期間でチームを作り上げる必要があるので、まずは一体感を持つことにフォーカスして挑んだ大会でした。そのためには、お互いの良さや特長を理解し、尊重することが重要だと感じていて。今回のチームでは、選手ミーティングなどを通じて、初戦の前からそれを実現できていたので、喜びも悔しさも、常に全員が同じ感情をシェアできて、一つになれていたと思います。出場時間によっては、モチベーションを保つのが難しい時もあるので、ベンチでも積極的に声をかけるよう意識していました。そこは今までの経験が役立ったと思います。大会後、多くの方から一体感のある良いチームだった、と言ってもらえたことは素直に嬉しかったですが、結果には満足していません。さらにレベルアップしていきたいです」なおもと・ひかる1994年3月3日生まれ、福岡県出身。ミッドフィルダー。2010年のFIFA U‐17女子W杯で準優勝に貢献するなど、ユース年代から活躍を続け、29歳にして悲願のW杯初出場を果たす。オフの日も動画でプレーを分析したり、筋トレやボディケアに勤しむ、まさに努力の天才。石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)常にポジティブな声かけで、一体感を持って戦えた。グループステージ初戦のザンビア戦でスタメンに抜擢され、クリーンシートでの勝利に貢献。以降、出場機会はなかったものの、常に笑顔でチームメイトを鼓舞し続けた。「いつもは緊張するタイプなのですが、初戦のピッチに立った時、自分でも驚くほど落ち着いていて。あえて緊張感を高めたほどです。こんなにも大きな舞台で、変な緊張をせず、大きなミスもなくプレーできたのは、先輩やチームメイトが、常にポジティブな声かけと的確なアドバイスをしてくれたからだと思います。だから私も、どんな状況でも常に明るくポジティブな言葉で盛り上げていこうと心がけていました。試合前、スタメンがピッチで円陣を組むタイミングで、ベンチでも自然に円陣ができていたり、ゴール後は全員で喜び合ったり、一体感を持って戦えていたと思います。出場は1試合でしたが、自分の課題が明確になったので、そこに向き合い、より一層努力して、なでしこジャパンの名に恥じない選手になっていきたいです」いしかわ・りおん2003年7月4日生まれ、秋田県出身。ディフェンダー。姉の影響で10歳からサッカーを始め、中・高時代をJFAアカデミー福島で過ごす。対人の強さに定評があり、’22年のFIFA U‐20女子W杯では、チームの主力として準優勝を経験。明るくポジティブなチームの元気印。高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)みんなに恩返しをしたくて。シェアしたのはチーム愛。右膝の大怪我を乗り越え、大会直前に代表復帰。ブランクを感じさせないプレーで、グループステージ第3戦のスペイン戦以降、センターバックの一角として奮闘する。「今回のW杯は、本当に多くの愛をシェアした大会だったと思います。昨年、大きな怪我をしてしまったのですが、リハビリ中も常に多くの仲間が気にかけてくれてとても心強かったですし、絶対に復帰してプレー+αの部分で恩返しをしたいと思っていました。大会前からすでに、仲間からの愛を感じていたし、私からもみんなに愛や元気を伝えたくて、自然と朝の挨拶からハッピー感が出ていたかなと思います。全員が出場できるわけではないなか、本当に一人ひとりがチームのために行動していて、日ごとに愛情や絆が深まるのを感じていましたし、それは応援してくださった方にも伝わっていたら嬉しいです。もちろん課題はありますが、全部が通用しなかったわけではないので、もっと上手く、強く、たくましくなっていきたいです」たかはし・はな2000年2月19日生まれ、埼玉県出身。ディフェンダー。’12年に浦和レッズレディースジュニアユースに加入。昨年11月、日本代表のスペイン遠征中に負傷し、全治8か月の診断を受けるも懸命のリハビリを経て復帰。最近は、音楽ユニット「Play.Goose」にハマり中。藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)伸び伸びやらせてもらえた。だからこそ結果で応えたかった。19歳の若さで全5試合に出場。W杯日本人最年少ゴールに加えて、ベスト16のノルウェー戦で宮澤ひなたのゴールをアシストをするなど、攻撃陣の中軸として活躍した。「チーム最年少ということもあって、『どんどん積極的に仕掛けていいよ!』って伸び伸びプレーさせてもらいました。最初は自分の結果にこだわって、積極的な突破からゴールを決めることもできた。でも、一つになっていくチームを見て、もっとみんなのためにプレーしたいと思うようになっていったんです。ノルウェー戦でのスルーパスは、そういう想いが表れたのかもしれません。負けてしまったスウェーデン戦、試合終盤のチャンスで直接FKをバーに当ててしまって…。重要な場面で蹴らせてもらえたのに決められなくて本当に悔しいし、みんなに引っ張ってもらったからこそ結果で応えたかった。試合後は涙が止まりませんでした。この悔しさを糧に絶対に強くなりたい。チームを勝たせられる選手になりたい。そう心に誓いました」ふじの・あおば2004年1月27日生まれ、東京都出身。フォワード。十文字高から日テレ・東京ヴェルディベレーザへ。果敢な仕掛けを武器に、’22年のFIFA U‐20女子W杯準優勝に貢献。本大会前にはFIFA公式サイトで“超新星”として紹介され、コスタリカ戦では19歳180日で初ゴールも記録。清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)それぞれの想いを胸に、どんどん結束力が高まって。グループステージ初戦のザンビア戦、続くコスタリカ戦、準々決勝のスウェーデン戦の3試合に後半途中から出場。スピードを活かし、常にチームの勝利のために走り続けた。「短い出場時間でも100%の力をチームに還元できるよう、ピッチに立った時、どんなプレーができるかを常にイメージしながら準備していました。今回、出場時間にかかわらず、メンバー全員が同じ感覚で挑めた大会だったのでは、と感じています。その理由の一つが、試合前日の選手ミーティング。毎回、熊谷(紗希)キャプテンが指名した何人かの選手がひと言話す場があって。そこでみんなの想いや考えを共有できたことで、よりチームとしての結束力が高まったと思います。回を重ねるごとに、自発的に話す選手も増えてきて、それぞれの想いを聞いて感極まって涙を流す選手もいたほどです。ミーティングが、苦しい時の自分の大きな支えになりました。次にチャンスをもらった時のために、もっともっとできることを増やしていきたいです」せいけ・きこ1996年8月8日生まれ、東京都出身。ミッドフィルダー。浦和レッズレディースユース出身。抜群のスピードを活かしたドリブル突破が持ち味で、複数のポジションで高い能力を発揮。大好きなコーヒーを飲みながら、YouTubeで東海オンエアを見ることが最近の癒し。田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)ピッチ外でチームのためにできることを考え続けました。本大会での出場機会はなかったものの、ピッチ外でのモチベーションビデオ制作などでもチームを盛り上げた。「試合には出られませんでしたが、GKチームは3人でゴールを守るという気持ちで戦えたと思います。それに、試合前日のミーティングでみんなの言葉を聞いて、本当に同じ気持ちで世界一を目指しているんだと共感しました。初戦前日にヤマさん(山下杏也加)が『みんなで円陣を組もう!』って提案したんです。それが定番になって、お互いを信じて全員で前へ進んでいる感覚がありました。その中で自分に何ができるかを考えて、決勝トーナメントに向けて同じGKの(平尾)知佳さんと二人で『モチベーションビデオを作ろう』って話になったんです。私は写真を集め、知佳さんが編集を担当しました。一緒に戦おうという気持ちをみんなに伝えることができたのは大きかった。自分も日本の女子サッカーもここからが勝負。今度はピッチで貢献できるように進化していきたいと思っています」たなか・ももこ2000年3月17日生まれ、長野県出身。ゴールキーパー。育成時代から日テレ・東京ヴェルディベレーザで育ち、大和シルフィードへの2年間の武者修行で成長。的確な指示とセービングを武器に守護神として活躍する。’16年のFIFA U‐17女子W杯準優勝。趣味はベーグル作り。※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・yumi美樹(共にThreePEACE)取材、文・青山知雄松原 彩(by anan編集部)
2023年10月15日海外と日本の「ボールを奪われない距離感」が違う。日本の選手がボールを奪いに飛び込んでも奪えない、すぐに交わされてしまう。海外の選手は、ボールを呼び込んでも相手が詰めてきているのがわかるとワンタッチでパスを出したり、相手を翻弄する。適切な距離感を身に付けさせるにはどうしたらいい?というご相談。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、「適切な距離」についてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<どんな時でも短いパスをつなぐ子どもたち、背後のスペースを突くなど臨機応変なプレーを身に付けさせるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。私は街クラブでU-12を担当している者です。自分の指導についての質問ではないのですが、池上さんの見解をいただきたく投稿しました。8月末に、千葉県で「ワールドチャレンジ」というバルサのアカデミーが参加する大会がありました。過去の大会でバルサと対戦したチームの話を聞いたのですが(※私たちは出てないので)、その時感じた日本のチームとの一番の違いは「距離感」だったと聞きました。日本より相手と対峙するときの距離が広いと。日本の選手たちがボールを奪いに飛び込んでも奪えない、すぐに交わされてしまう状況だったそうです。ボールを呼び込んでも、相手が詰めてきているのがわかるとワンタッチでパスを出したり、翻弄されっぱなしだったとのこと。自分たちは守備の時近づきすぎていると感じた。あれだけ距離を取りながらのプレーは技術や判断に自信があるから出来るのだろう、とのことでしたが、適切な距離の取り方はどんな風に身につけさせればいいのでしょうか。池上さんはこれまで、ドイツをはじめ海外のプレーも見ていると思いますが、日本と海外の選手の「相手との距離感」について、何か感じたことはありますか。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。こちらのコーチのかたは、すでに正しいことを見抜いていらっしゃいます。■女子W杯でのスウェーデンと対戦した時の日本の姿と同じ相手からなかなかボールを奪えない。取りに行けばかわされてしまう。少しでも間合いを詰めればワンタッチでさばかれ翻弄される。これは、先の女子W杯でスウェーデンと対戦したときの日本の姿でした。この話を私が外部指導員を務めている高校サッカー部の先生としました。スウェーデンは、日本の選手がプレスにくると自分がつかまる前にサッとパスを出しました。日本の選手を背中に背負ってるときは無理して前を向きません。もしくは一度後ろに下げ、また中に入れたりと、テンポ良くパスをつないでいました。一見すると日本が回させているようにも映るのですが、ボールを失わないのです。「取りどころ」というものがない。それは日本の選手も見つけられなかったのでしょう。7対3くらいでスウェーデンがキープしていました。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■日本の中盤がボールを取られずにプレーできた理由では、日本の攻撃はどうだったでしょうか。日本はスウェーデンがやったように、ビルドアップする段階でそれぞれの選手がもっと早くパスを出さなければいけないと感じました。例えばセンターバックの熊谷選手。攻撃のとき、ボールをもらうと最低でも2タッチしてからパスを出していたように見受けられました。2タッチで出してしまうと、せっかく逆サイドに展開しても相手に時間を与えてしまいます。スウェーデンからすれば守備の陣形を整える余裕をもらえることになるので、もっとボールを素早くさばけたらチャンスは増えたのではないかと感じました。その一方で、中盤の長谷川選手が相手からボールを取られずにプレーできた理由は、いつも相手から離れてパスを受けていたからだと思います。よく言われる「オフ・ザ・ボール」ボールがないところの動きの精度が高いのです。相手が厳しくマークしようと寄ってくれば、裏に抜け出すこともできます。長谷川選手が、相手とフィジカルで競り合うのではなくそういった有効的なポジションがとれるのは、もしかしたら彼女が日本でも他の選手より小柄だからなのかもしれません。体でぶつかっていっても負けてしまうため、相手と離れてプレーする習慣がついた。相手と離れるには、ボールがないときに自分で考えてポジショニングしなくてはなりません。■ボールを取られない「距離感」の正体いかがでしょうか。上述したようなことが、ご相談者様がおっしゃる「距離感」の正体です。例えば小学生の指導者からよく聞こえるのは「体をあてろ」「体を入れろ」「(押されても)負けるな」といった声です。そうなるとアタックというものが子どもたちにとって、体を張って、相手を押さえ込んで行うイメージになりかねません。体を接触させることを良しとするコーチングになってしまいます。もちろん上の年齢になってくれば競り合わなくてはいけない場面も出てきます。が、小中学生ではそういったことを指導する必要はありません。私の知る限り、海外では「体を」という表現はしません。指導者は「足を出せ」と教えます。子どもたちが足を出す距離感を知っているのを踏まえてのことです。見ていると、子どもたちはそこまで近づきません。■体を当てるのではなく、足を出す京都サンガで育成部長などの仕事をしていたころ、15歳以下の香港代表がやってきました。サンガの中学生たちと試合をすると、香港の子どもたちは欧州の子どもと似ていました。相手の足を踏むファウルが多いのです。体を当てるのではなく、うまく間合いを計りながら足を出す。サンガの子たちとは違うボールの取り方をしていました。試合ではサンガが苦戦していました。サンガの中学生は相手に足を踏まれるとファウルをアピールします。しかし「それはボールに行ってるからファウルじゃないよ」と度々審判から説明を受けていました。試合をジャッジしてくれたのはサンガにいた国際審判の方でした。正しく指摘してもらえたのは非常に運が良かったです。ごく普通の審判であれば、足を踏んだらファウルとしてしまったかもしれません。ボールに当たった後、足を踏んでしまうからです。守備をする側(この場合はサンガの中学生)も、相手がボールにきているのだという意図を理解していなくてはいけません。■相手の足が届かないところでプレーすること(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)また後ろからのチャージもありました。危険なプレーでもあり、そのあたりは判断が難しいところではありますが、すべて止めてしまうとサッカーの戦いの部分が消えてしまいます。日本の子どもたちは簡単に「ファウル!」と言わず、プレーを続けなくてはいけません。サッカーはチームゲームなので、そこでパスの選択肢を増やしていけば相手との接触プレーは減らせるのです。そのあたりを子どもたちに伝えつつ、相手との距離感について正しい理解がされるよう指導してください。相手の足が届かないところでプレーすること。まずは、ここをよく考えてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年09月29日先日開催された女子のワールドカップ。なでしこジャパンは準々決勝で惜しくも敗退しましたが、大いに日本を盛り上げてくれました。2011年、なでしこジャパンが女子ワールドカップに優勝して以降、女子サッカーがメジャーになり、2021年には日本初の女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』がスタートしました。サッカーをする女の子は増えており、指導者や保護者など、女子のサッカーに関わる人は、男子と女子の違いを理解するのも大切なこと。そこで今回は、2022プレナスなでしこリーグ1部で優勝した『スフィーダ世田谷FC』の代表を務め、20年以上女子サッカーに関わる川邊健一さんに「女子選手に多いケガ」と「コンディション管理」について話をうかがいました。(取材・文鈴木智之写真提供:スフィーダ世田谷)スフィーダ世田谷FCの選手たち写真提供:スフィーダ世田谷<<前編:女子の指導で気をつけることとは?長年女子サッカーの育成に関わる指導者に聞いた女子選手の指導法サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■女子選手に多いケガと、ケガする状況女子選手に多いケガが、ひざの前十字靭帯損傷です。急な方向転換やジャンプ、急停止などの際、ひざに強い衝撃がかかり、損傷してしまうケースが跡を絶ちません。川邊さんは「各チームで毎年2人ほど、前十字靭帯をケガする選手がいます」と話し、こう続けます。「でも2人というのは、他のチームに比べて少ないと思います」他のチームに比べて少ない理由は「練習量の少なさ」と関係があるそうです。「女子チームは、週に6日練習や試合をして、オフは月曜日だけのところが多いです。でもうちは試合の2日前と試合の翌日はオフにしています。日曜日に試合がある場合、火水木練習、金曜日オフ、土曜日練習、日曜日試合、月曜日がオフです。その他、選手の様子を見て、疲れている場合は休みを入れることもあります」■リフレッシュする時間は大事長くて非効率な練習になっていないか見極めが必要トレーニングを1回90分程度と短くしているところもポイントです。川邊さんは「日本一少ない練習量で、日本一走るチームを目指している」と言います。「うちの選手はみんなアマチュアなので、時間に対する価値は重要視しています。日本は練習時間が長く、非効率的に練習しているチームも多いですよね。確かに『やった感』は得られるかもしれませんが、はたしてトレーニング効果はあるのか。そこを見極める必要があると思います」スフィーダの選手はスポンサー企業のサミットなどで、働きながらサッカーをしています。フルタイム勤務でないとはいえ、サッカー選手と二足の草鞋を履くのは、肉体的にも精神的にもハードです。「リフレッシュする時間はすごく大切なので、根詰めて、サッカーばかりにならないようにしています。これはトップチームだけでなく、ユース以下にも共通した考えです」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■練習時間が短いから勝てない、は昔の考え。合理性はない川邊さんは「練習時間が短いから勝てない」という主張には合理性が無いと語ります写真提供:スフィーダ世田谷移籍してきた選手に「練習時間が短いから試合に勝てないんだ」と言われたこともあったそうですが、川邊さんは「それは昔の考え方なんです。そこに合理性はない」と断言。そのスタイルを続けた結果、2022プレナスなでしこリーグ1部で優勝。正当性を証明しました。「トレーニングは質と強度を求めているので、練習参加に来る子たちは『めちゃくちゃきつい』と言います。90分という限られた時間を最大限、効果的に使うことを考えていますし、練習が終わったらヘトヘトの状態に持っていくので、その方が時間の使い方として効率的だと思っています」ジュニアサッカーの現場でも「長く練習すればするほど上手くなる」といった考え方が主流ですが、長時間トレーニングしたからといって、質がともなっていなければ上達しません。練習することが目的ではなく、サッカーが上手くなることが目的なので、そこを履き違えないようにしたいものです。■痛みや疲労はフォームで管理、生理痛などは自己申告制高強度のサッカーを展開するにあたり、コンディション管理はとても大切です。スフィーダ世田谷FCはGoogleフォームを使い、前日の練習強度や朝の疲労度、痛めている部位、生理痛などがある場合は自己申告で入力しているそうです。「月経は女性特有のものですが、特別に意識はしていません。選手のパフォーマンスが上がらない、おかしいなと思ったときにフォームを見て『月経だから、動きが悪かったんだな』と、コーチングスタッフがわかっていればいい。原因がわかっていれば、問題はないと思います」■体は食べたものでできている、食事はしっかり意識して選手たち自身も栄養や休息、ケガの知識を持つことが大事写真提供:スフィーダ世田谷女性の場合「太りたくない」という理由で食事を制限することもありますが、サッカー選手に限っては「食べることも大事」と言葉に力を込めます。「人間の体は食べたものによって作られます。それを理解していれば、何をどのタイミングで食べれば良いのか、意識せざるを得ないと思うのですが、そこまで意識が高いとは言えません。クラブが選手を教育する必要性を感じています」若いうちは、食事や休息にそこまで目を向けなくても、身体が動いたり、コンディションを保つこともできますが、長い目で考えると、栄養や休息の知識は必須です。「女子の場合、男子よりもケガや痛みに強い気がします。我慢して、頑張れてしまうのは女子の傾向です。ケガからの復帰に関しても、休めば治ると思っている人も少なくありません。リハビリをせず、休んで痛みがなくなったから復帰して、またすぐにケガをしてしまうケースも多いです」リハビリに関しては、専門家にアドバイスを受けて取り組むことが重要です。「病院に行って、『3週間安静にしてね』と言われて、何もせずに3週間経って、痛くなくなったから復帰したとします。でもその段階では、筋力が戻っていません。再発防止のためにもただ休むだけではなく、リハビリをしっかりする。その知識は女子に限らず、必要だと思います」■「あのチームがあんなに練習しているんだから、うちも」と考えないこと。子どもは遊ぶことも大事川邊さんは女子サッカーの課題に触れるとともに、子どもたちについて「サッカーだけでなく、いろいろ遊ぶべき」とアドバイスをくれました。「長く練習をすると、それだけ疲労が蓄積し、ケガにつながるリスクも高まります。日本人は真面目なので、『あのチームがこれだけ練習しているんだったら、うちはもっとやらなければいけない』と考えがちですが、それが本当に正しいことなのか。とくに子どもたちの場合は、サッカーだけにならず、遊びなどを通じて、様々な体験をすることも大切だと思います」サッカーが上手くなるためにも、自分の体やコンディションと向き合うことは不可欠です。なにより、ケガをして長期離脱すると、大好きなサッカーを楽しむことができなくなります。そうならないために、日々のコンディションに目を向け、適切な栄養や休息をとることを心がけましょう。長い目で見ると、それがサッカー選手としての成長につながるはずです。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年09月13日スプリング・ジャパン株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:米澤 章、以下:スプリング・ジャパン)は、2021年12月から中止しておりました国際線での機内販売を、2023年8月16日から再開いたします。対象路線:国際線全路線開始日:2023年8月16日(水)販売対象商品:雑炊、カップ麺、スナック菓子、お飲み物(ソフトドリンク、ホットドリンク) 計14種類※商品の一例です。販売商品については随時更新してまいります。なお、オリジナルグッズや免税品の機内販売について、今後順次再開予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月04日2011年以来となる世界一奪還へ――。池田太監督に率いられたなでしこジャパンが女子W杯に臨む。再び世界の頂点へ。なでしこジャパンが女子W杯に挑む。指揮官が掲げるのは、日本らしい軽快なパスサッカーと、アグレッシブな守備でボールを奪って素早く攻めるスタイルだ。海外遠征で強豪国相手にテストしてきた新システムの3バックは徐々に完成度を高め、2月には東京五輪金メダルのカナダにも勝利した。新しいチャレンジに苦戦した試合も多かったが、長谷川唯は「日本人はサッカーIQが海外の選手より高い。前回の対戦を活かすという部分では有利」と前を向く。今大会はメンバーが大きく若返った印象だ。前回の世界一を知るのはキャプテンの熊谷紗希だけで、’14年のU‐17、’18年のU‐20で世代別の女子W杯を制した選手が多く、新時代を感じさせる編成でもある。再び世界の頂点を目指すなでしこジャパン。“夢の舞台”で奮闘する彼女たちの輝きに注目だ。攻守の要が見せるピッチ上での“違い”。――長谷川唯選手インタビュー――今回の女子W杯、どんな大会にしたいと思っていますか?長谷川唯(以下、長谷川):もう一度女子サッカーを盛り上げるために結果にフォーカスしつつ、優勝を目指す過程でひたむきさ、観ている人の気持ちが熱くなるようなプレーを心掛けたいです。――簡単に池田監督のサッカーを紹介してもらえますか?長谷川:今回は本当にいろいろなタイプの選手がいます。フィジカル系、スピード系、テクニック系とそれぞれが様々な特長を持っていて、メンバーによって戦い方に変化が生み出せるところも魅力です。日本らしくボールをつなぐところだけでなく、積極的にゴールに近いエリアで奪って素早くチャンスを作るところも今のチームの武器なので、全員が連動したプレスも見てもらいたいですね。――長谷川選手はドリブルやパスが得意でしたが、最近はボランチとして新境地を開拓しています。長谷川:今は派手なプレーより、こぼれ球への予測や積極的に動き回ってボールがあるところにたくさん顔を出すことが一番の役割です。ただ、上を目指すためにはこれまで得意にしていたチャンスメイクや得点に絡むプレーも必要だと思っていて。誰とボランチでコンビを組んでも自分が攻撃的な役割になると思うので、ボランチの位置から攻守に積極的に絡んで「気づいたら長谷川唯がいる!」と思ってもらえるくらい基本的な部分を丁寧にやり続けたいです。ピッチ上で“違い”を見せたいですね。――まだ26歳ですが、チームが若返ったこともあって、年齢や経験から頼られる側になってきました。長谷川:昔からピッチ内では中心でありたいと考えていたのでプレー面の変化はないですが、最近は周りのプレーしやすさを意識したり、初めてW杯に出場する選手へのサポートをすごく考えるようになりましたね。やっぱり初めての難しさはあるので。――どんな部分が難しいんですか?長谷川:親善試合やアンダー世代の世界大会とは全く別物で、海外の選手たちは気迫やモチベーション、スピード感が全然違うんです。あとは相手に守りを固められたときの攻め方ですね。前回大会は初戦で攻めあぐねて苦しんだので、あの経験はしっかり教訓にしなければと思っています。――では、最後に同世代のanan読者にメッセージをお願いします。長谷川:私たちの年代はいろいろなことに挑戦できる年齢だと思います。今の仕事や趣味に加えて、新しいチャレンジは自分の成長にもつながるはずです。私もたくさんの挑戦と失敗を繰り返してきましたが、これからもトライを続けていきたいですし、同年代の皆さんと一緒に成長していけたらと思っています。今回は小さな頃から憧れていた“夢の舞台”で頑張ってきます。皆さんも日本から応援してください!はせがわ・ゆいマンチェスター・シティ(イングランド)所属。1997年1月29日生まれ、埼玉県出身。テクニカルなプレーで攻撃の起点となるボランチ。2014年U‐17女子W杯優勝。なでしこジャパン通算66試合16得点。4年前の悔し涙から新エースが立ち上がる。――植木理子選手インタビュー――いよいよ女子W杯が開幕です。植木理子(以下、植木):昨年末に男子のW杯が盛り上がりましたけど、女子にもいよいよその機会が来たなという感じです。私たちの試合結果や戦いで日本中を、そして女子サッカーをもっと盛り上げたいと思っています。――どんな戦いを見せたいですか?植木:池田監督が“熱男”なんですよね(笑)。勝利を目指して熱く戦えるチームですし、日本らしいパスワークや最後まで戦う姿、走り切るところで、観ている人の心に響くような戦いをしたいです。――4年前の女子W杯は開幕直前にケガのためチームを離脱しました。植木:自分でも「ここまで泣けるんだ」ってくらい涙が出ました。でも、あの悔しさを晴らせるのは同じW杯の舞台しかないことも分かっていました。この4年間、いろいろな人に助けられながら同じ場所に戻ってこられたことは本当にうれしいですし、4年前のケガを笑って話せるくらいの結果を出したいと思っています。――今季は公式戦28試合で28得点。リーグ戦、皇后杯、リーグカップのすべてで得点王になりました。植木:FWとしてはどんな形でもいいので、ゴールを決めてチームに貢献したいですし、得点へのこだわりは強いです。昔はがむしゃらに走ってチャンスを待っていましたけど、最近はいろいろ教えてもらって、プレーの引き出しが増えてきました。周りにどう活かしてもらうかを考えるようになったことが大きいですね。――この4年間で代表での立ち位置も変わってきたように感じます。植木:代表チームでの出場時間は増えましたし、責任感は強くなってきました。ただ、自分の持ち味は一生懸命に走ったり、前線で体を張り続けるところ。ゴールを狙いながら、そこは忘れずに徹底したいですね。――’11年の女子W杯優勝をきっかけに本格的にサッカーを始めて、今回は自分が出場する側に回ります。植木:自分がサッカーを始めてすぐになでしこジャパンが世界一になって、W杯優勝が夢じゃないことを示してくれました。今度は自分たちの結果で、今の子どもたちに日本人選手が世界で輝けることを改めて証明したい。W杯って自分にとっては“夢の舞台”なんです。自分の夢を叶える舞台でもあり、新しい夢を与える側でもありたいと思っています。――anan読者にメッセージを。植木:それぞれの道や夢がある中、私たちはサッカーという場所で輝けるように頑張っています。読者の皆さんには私たちが活躍して、キラキラした姿を届けられるように、そして少しでも力を届けられるように頑張ります。ぜひ応援してください!うえき・りこ日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属。1999年7月30日生まれ、神奈川県出身。前線からの果敢なプレーでゴールを量産するストライカー。2018年U‐20女子W杯優勝。なでしこジャパン通算21試合8得点。FIFA 女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド 2023大会日程:7月20日(木)~8月20日(日)なでしこジャパンFIFA 女子ワールドカップ日程7/22(土)16:00vs ザンビア7/26(水)14:00vs コスタリカ7/31(月)16:00vs スペインラウンド16:8/5(土)準々決勝:8/11(金)準決勝:8/15(火)決勝戦:8/20(日)19:00※すべて日本時間。日本戦は全試合、NHKで中継。ザンビア戦、コスタリカ戦はBS1。スペイン戦は総合とNHK+で同時配信・見逃しも。※『anan』2023年7月26日号より。写真・JFA取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2023年07月22日株式会社プラスプは新型コロナによる資材調達難で中断していた美と健康づくりのための炊飯器「なでしこ健康生活」の出荷を2023年6月26日(月)より再開いたします。非IHタイプなので電磁波も心配なし、ムラなくおいしく炊ける従来のタイプ(NHL-2)は販売を終了し、発芽玄米ごはん炊飯器の最高峰としての実績ある「Premium New 圧力名人」をリニューアルした新モデルを、今後は株式会社プラスプが「なでしこ健康生活」NHL-3として販売いたします。非IHタイプなので電磁波に敏感な方も安心してご使用いただけます。■特色ある内釜でムラなく美味しく炊飯内釜の中ほどを絞り、ひょうたん型にすることで釜内の発芽した玄米の対流を均一化しムラのない炊きあがりを実現しております。玄米を入れて音声案内に従い簡単にセットするだけで、数時間後には発芽したて玄米ごはんが自動的に炊きあがります。発芽時間は3種類(2時間・4時間・6時間)から選択が可能で、市販されている工場で発芽加工した玄米を炊飯するのではなく、生きて発芽する玄米を使うので新鮮な美味しい発芽したての玄米ごはんを食べることができます。「発芽」という科学変化によって玄米以上に栄養価が増し、柔らかく消化しやすい美味しい玄米ごはんが炊き上がることから近年愛用者が増加傾向にあります。■1.8気圧で圧力調理も1.8気圧で調理する機能を持っており、白米はもちろん全自動で「発芽玄米ごはん」を炊飯するだけではなく、様々な食材を圧力調理で短時間で美味しく料理することが出来るのも、他の炊飯器には無い特色となっています。リニューアルした本モデルでは価格も従来より低く設定し、美と健康づくりに役立つ栄養豊富のサプリメントな発芽したて玄米ごはんの普及を目指しています。■出荷再開記念プレゼント、炊飯器と玄米を同時にお届け出荷再開記念として「生きて発芽・発酵する有名ブランド玄米」3kgと「プロポリス入りのどスプレー」1本、「蜂蜜スプレッド」2瓶をプレゼント致します。■注文方法オンラインサイト 及び お電話でご注文可能です。セルフケアサイト「ヘルスリテ」及び 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等で「なでしこ健康生活」と検索してください。【フリーダイヤル】0120-009-443(注文専用ダイヤル)注:「なでしこ健康生活(R)」は発芽玄米ごはん炊飯器の登録商標です。同名のショッピングサイト「なでしこ健康生活公式オンラインショップ」とは無関係です。■販売価格69,740円(消費税・送料込み)■主な仕様・電源:AC100V、50/60Hz・消費電力:調理時1040W・最大調理容量:1.08リットル(6合)・調整装置圧力:78.5kPa(1.8気圧)・寸法:幅27.0×奥行37.5×高さ27.9cm・重さ:5.9kg■主な機能・発芽玄米炊飯(最大4合、2時間・4時間・6時間発芽を選択可)・白米炊飯(最大6合)・銀シャリ炊飯(最大5合)・玄米炊飯(最大4合、発芽玄米機能にて0時間を選択)・炊き込みご飯(最大4合)・白米早炊き炊飯(最大6合)・おかゆ(最大1合)・あまざけ(最大180cc)・万能調理(35℃~115℃で調理可)・予約炊飯(最大設定13時間、白米・銀シャリ・おかゆ・炊き込みご飯で設定可)・節電モード機能・自動洗浄お知らせ機能・圧力パッキン交換お知らせ機能(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月13日株式会社プラスプ(東京都千代田区神田美土代町9-7、代表:横山 充洋)は新型コロナによる資材調達難で中断していた美と健康づくりのための炊飯器「なでしこ健康生活」の出荷を2023年6月26日(月)より再開いたします。従来のタイプ(NHL-2)は販売を終了し、発芽玄米ごはん炊飯器の最高峰としての実績ある「Premium New 圧力名人」をリニューアルした新モデルを、今後は株式会社プラスプが「なでしこ健康生活」NHL-3として販売いたします。非IHタイプなので電磁波に敏感な方も安心してご使用いただけます。なでしこ健康生活 NHL-3■特色ある内釜でムラなく美味しく炊飯内釜の中ほどを絞り、ひょうたん型にすることで釜内の発芽した玄米の対流を均一化しムラのない炊きあがりを実現しております。玄米を入れて音声案内に従い簡単にセットするだけで、数時間後には発芽したて玄米ごはんが自動的に炊きあがります。発芽時間は3種類(2時間・4時間・6時間)から選択が可能で、市販されている工場で発芽加工した玄米を炊飯するのではなく、生きて発芽する玄米を使うので新鮮な美味しい発芽したての玄米ごはんを食べることができます。「発芽」という科学変化によって玄米以上に栄養価が増し、柔らかく消化しやすい美味しい玄米ごはんが炊き上がることから近年愛用者が増加傾向にあります。■1.8気圧で圧力調理も1.8気圧で調理する機能を持っており、白米はもちろん全自動で「発芽玄米ごはん」を炊飯するだけではなく、様々な食材を圧力調理で短時間で美味しく料理することが出来るのも、他の炊飯器には無い特色となっています。リニューアルした本モデルでは価格も従来より低く設定し、美と健康づくりに役立つ栄養豊富のサプリメントな発芽したて玄米ごはんの普及を目指しています。■出荷再開記念プレゼント、炊飯器と玄米を同時にお届け出荷再開記念として「生きて発芽・発酵する有名ブランド玄米」3kgと「プロポリス入りのどスプレー」1本、「蜂蜜スプレッド」2瓶をプレゼント致します。プレゼントセット■注文方法オンラインサイト 及び お電話でご注文可能です。セルフケアサイト「ヘルスリテ」( )及び 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等で「なでしこ健康生活」と検索してください。【フリーダイヤル】0120-009-443(注文専用ダイヤル)注:「なでしこ健康生活(R)」は発芽玄米ごはん炊飯器の登録商標です。同名のショッピングサイト「なでしこ健康生活公式オンラインショップ」とは無関係です。■販売価格69,740円(消費税・送料込み)■主な仕様・電源 :AC100V、50/60Hz・消費電力 :調理時1040W・最大調理容量:1.08リットル(6合)・調整装置圧力:78.5kPa(1.8気圧)・寸法 :幅27.0×奥行37.5×高さ27.9cm・重さ :5.9kg■主な機能・発芽玄米炊飯(最大4合、2時間・4時間・6時間発芽を選択可)・白米炊飯(最大6合)・銀シャリ炊飯(最大5合)・玄米炊飯(最大4合、発芽玄米機能にて0時間を選択)・炊き込みご飯(最大4合)・白米早炊き炊飯(最大6合)・おかゆ(最大1合)・あまざけ(最大180cc)・万能調理(35℃~115℃で調理可)・予約炊飯(最大設定13時間、白米・銀シャリ・おかゆ・炊き込みご飯で設定可)・節電モード機能・自動洗浄お知らせ機能・圧力パッキン交換お知らせ機能■会社概要社名 : 株式会社プラスプ代表 : 代表取締役 横山 充洋設立 : 2012年10月1日URL : 資本金 : 8,840万円事業内容: 全自動 発芽玄米ごはん炊飯器『なでしこ健康生活(R)』の販売、家庭用医療機器等の販売、セルフケアECサイト『ヘルスリテ』の運営、高品質健康 生はちみつ・プロポリス『BEE&YOU』の独占販売所在地 : 〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町9-7 千代田21ビル3階関連企業: シェンペクス・インターナショナル株式会社/株式会社ジーエムピージャパン※記載されている内容は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月06日ジェンダー平等に取り組む人々をサポートしているアディダスが、サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が着用するユニフォームを開発しました。公開されたピンクと紫で彩ったユニフォームに、多くの方が注目しているようです。そこで今回は、「なでしこジャパン史上初の女子代表専用ユニフォーム」について、読者の意見をご紹介します。「ジェンダーを推進するプロジェクト」をどう思うか、読者の本音を調査しました。気になる結果は……「なでしこジャパン史上初の女子代表専用ユニフォーム」について尋ねたときに、「とても良いと思う」「良いと思う」と答えた方は全体の70%と、最も多い結果となりました。なお、「違和感がある」「とても違和感がある」と答えた方は22%、「とくになんとも思わない」と答えた方は8%でした。それでは、寄せられた意見で多かった回答をご紹介します!肯定的な意見の方は……「なでしこジャパンや日本のイメージにぴったり」と、デザインを絶賛する声が多数寄せられています。これまでのスポーツユニフォームにない、華やかさと優しさが感じられる色合いに、「ユニフォームを購入したい」という方もいました。違和感があると答えた方は……一方で、「ジェンダーフリーが進んでいる今の時代に合わないのでは?」と心配する声も。「優しい色合いと勝負の世界が結びつかない」と感じている方もいるようです。ジェンダー平等を推進するプロジェクトに対して思うことは?ジェンダー平等を推進するプロジェクトに対して、基本的には賛成している方が多いようです。しかし、「あまりにもジェンダー平等と強く言いすぎて、逆に生きづらい人もいる」といった声も寄せられました。価値観は人それぞれ「そういえば今まで女子専用のユニフォームじゃなかったのかと、改めて思った」等、素晴らしい功績を収めてきたなでしこジャパン専用ユニフォームができたことに賛同する方が70%を占めた今回の調査。着用する選手達からも喜びの声が上がっています。反対に「そういえば男性専用のデザインがないもの」も、日常にあるかもしれませんね。みなさんはなでしこジャパンのユニフォーム、どう感じましたか?調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年3月28日~3月29日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年04月10日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳が23日、東京・千駄ヶ谷の国立競技場で行われたアディダス「サッカー日本女子代表 2023 ユニフォーム」発表会になでしこジャパンの小林里歌子選手、植木理子選手、藤野あおば選手、池田太監督、佐々木則夫JFA女子委員長とともに出席した。アディダス ジャパンは、公益財団法人日本サッカー協会とともに、2023年3月サッカー日本女子代表の新ユニフォーム(アウェイユニフォーム)を発表。この日は小林里歌子選手、植木理子選手、藤野あおば選手が新ユニフォームやトレーニングウエアを着用して登場し、MCには日向坂46の影山優佳が務めた。水色と桜色の新アウエイユニフォーム姿で登壇した藤野選手は「すごい可愛らしいユニフォームで、なでしこジャパンの和気あいあいとした雰囲気が感じられます。また、サンライズということで身が引き締まりますね」と感想を述べ、植木選手も「今までのサッカー界では見ないようなデザインで、今からこれを着てプレイするのが楽しみです」と満足そうな表情を。小林選手も「とても女性らしいデザインで、その裏には新たにもう一度世界一をというコンセプトがあると思います。気が引き締まりますし、より頑張ろうと思います」と決意新たにした。今年はオーストラリアとニュージーランドでFIFA女子ワールドカップが開催される。小林選手が「WBCで侍ジャパンの皆さんが優勝されて日本中を巻き込んでいるように、私たちもそういう戦いや結果を届けられるよう、私自身出来ることを頑張りたいと思います」とWBCでの侍ジャパンの活躍に刺激を受けた様子で、藤野選手も「たくさんの人に夢や希望を与えられるように頑張りたいと思いますし、結果にこだわってやっていきたいと思います」と意欲を見せた。そんな彼女たちの頼もしいコメントに、この日MCを務めた影山は「ファンとしてこのユニフォームを身にまとって世界の舞台に羽ばたいてご活躍する姿を楽しみにしています」と期待感を。また、なでしこジャパンが初めてワールドカップを優勝した2011年は小学校3年生で、実際にサッカーをしていたと明かしつつ、「なでしこジャパンさんのご活躍を見てこうなりたい! と思っていました」と当時を懐かしく振り返った。さらに「なでしこジャパンの皆さんのご活躍が子どもたち、そして日本中の皆さんに勇気や感動を与えるような光景が広がったら良いなって思っています。カタールのワールドカップにWBCと日本のスポーツがすごく盛り上がっている中、今年のワールドカップも非常に楽しみにしています」となでしこジャパンにエールを送った。
2023年03月23日有限会社アクロス(本社:大阪市中央区、代表取締役:中 礼)は、7月1日劇場公開されるキャンプ好きの女子高生達の日常を描いた人気作品「ゆるキャン△」より、なでしこ・リン・綾乃のなかよし3人のとっておきのキャンプをイメージしたポップアップショップを開催します。なでしこを通じて繋がった、リンと綾乃。バイク好きでマイペースなふたりはすぐに仲良しに。イベントキービジュアルは、楽しくキャンプに向かう3人の描き下ろしのビジュアルです。3人の着用しているアパレルや、バッグなどを再現した新作グッズや、実用的なアイテムを用意しました。『ゆるキャン△ポップアップショップ なかよしキャンプ』3月26日より、リニューアルオープンした富士山レーダードーム館(山梨県富士吉田市)を皮切りに、アウトドアショップCampoo!(横浜市都筑区茅ケ崎中央)、西武渋谷店(東京都渋谷区)等で開催する巡回型の限定ショップです。イベント特設サイト『ゆるキャン△ポップアップショップ なかよしキャンプ』にて、開催地のイベントスケジュールや最新情報を配信しています。ポップアップショップ専売商品として、3人の描き下ろしイラストを使用した、缶バッジやクリアファイル、アクリルスタンドなど、会場ごとに順次導入予定です。会場では対象商品を3,300円以上購入お買い上げの方へ、描き下ろしイラストのポストカードをランダムでプレゼント!聖地の特設会場では、アニメseason2に登場するリンの伊豆キャン仕様のモチーフバイクや、3人の等身大スタンディパネルも展示します。【開催スケジュール】<プレ開催>3月26~4月11日 富士山レーダードーム館(山梨県富士吉田市)<本開催>4月5~25日 西武渋谷店 B館 5F/イベントスペース ネオカルチャー7(東京都渋谷区)4月6~18日 Campoo!本店(横浜市都筑区茅ケ崎中央)4月29~5月30日 富士山レーダードーム館(山梨県富士吉田市)※商品は順次導入されます。詳しくはイベントHP・SNSにて配信します。《ゆるキャン△なかよしキャンプ オリジナルグッズ商品ラインナップ(第一弾)》〇なかよしキャンプ BIG缶バッジ(全8種:ランダム)各880円(税込)直径10cmの描き下ろしイラストのトレーニング缶バッジ〇なかよしキャンプ アクリルスタンド(リン、なでしこ、綾乃)各1,650円(税込)120×150mmのアクリルスタンド〇なかよしキャンプ等身大タペストリー(リン、なでしこ、綾乃)各8,800円(税込)約1600×750mmのワイドで上質な等身大タペストリー〇なかよしキャンプクリアファイル(リン、なでしこ、綾乃、全員)各550円(税込)全4種のA4サイズのクリアファイル〇なかよしキャンプモーテルキーホルダー(リン、なでしこ、綾乃)各880(税込)80×40mmのホテルのルームキーをイメージしたキーホルダー〇なかよしキャンプリフレクターマグネットステッカー(リン、なでしこ、綾乃)各1,210円(税込)反射して光る、夜も目立つリフレクターマグネットステッカー★4月中旬発売【イベントHP】 (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会【ゆるキャン△とは】あfろ氏原作の山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送る姿をゆるやかに描く人気作品。2018年1月にTVアニメ化され、2021年1月~3月にはTVアニメ第2期となる「ゆるキャン△SEASON2」を放送。2022年初夏には「ゆるキャン△劇場版」も公開。キャンプを楽しむキャラクターや自然の美しさが魅力的に描かれている作品で、ファン層を広げています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月25日