「なでしこ選抜」について知りたいことや今話題の「なでしこ選抜」についての記事をチェック! (2/5)
なでしこジャパンの遠藤優が29日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】リトルなでしこがザンビアを破り、決勝トーナメントに進出!「本日10月29日で27歳になりました✨」と綴り、数枚の写真を公開した。初の代表合宿のグラウンドでサプライズケーキを受け取り、笑みがこぼれた。続けて「今回の代表合宿での刺激を糧に、更にレベルアップしていきます❤️27歳も楽しむぞ〜〜✨沢山のメッセージありがとうございます」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 遠藤 優(@yu_endo.17)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます オーバーラップして走れ走れエンドーゆう」「誕生日おめでとうそして代表活動お疲れ様更なる活躍楽しみにしてるよ❤️」など、多数のコメントやいいねが寄せられた。
2024年10月29日元なでしこジャパン・鮫島彩が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこジャパン鮫島彩後輩の雄姿をピッチサイドからレポート!「『JFA Magical Field Inspired by Disney』with ぶっちープリンセス」と綴り、複数枚の写真をアップ。鮫島は、この日開催されたイベントでの様子のショットを公開した。続けて「小さなプリンセスたちと楽しく身体を動かしました♪ディズニープリンセスはテンション上がる〜みんな一生懸命チャレンジする姿が素敵でした✨」綴った。最後「お家でもプレゼントのサッカーボールでたくさん遊んでくれると嬉しいなぁ⚽️」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「岩渕さんとの手押し相撲の動画チョー可愛い」「みんな楽しんでますね☆鮫ちゃん笑顔が可愛い☆」といったコメントが寄せられている。
2024年10月29日元サッカー日本女子代表の岩渕真奈が自身のXを更新した。【画像】JFA公式インスタグラムが2017年のなでしこジャパン対スイス戦の思い出を投稿!元なでしこジャパンの岩渕真奈がヌテラの公式アンバサダーに就任したことを報告した。ヌテラは世界160ヶ国以上で親しまれている食品で、海外経験豊富な岩渕はヌテラのビスケットをお勧め。この度大好きなヌテラのアンバサダーに就任しました!ヌテラの魅力をみなさんに沢山お伝えしていきたいと思います✨ ヘーゼルナッツの香りがフワッと口の中に広がるヌテラ。パンに塗るヌテラはもちろんですが、私のオススメはbiscuits … pic.twitter.com/H4PahXWXLa — Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) October 23, 2024 この投稿には同じく元なでしこの丸山桂里奈も「最高!あたしも大好き」と反応した。
2024年10月23日日本サッカー協会が23日、公式インスタグラムを更新した。【画像】「すごいメンツ」「最強の3トップ」なでしこ美女&元日向坂人気タレントがオフを満喫「#ワールドカップグループステージ最終戦⚽️勝利で準々決勝進出へ✊」と綴り、最新ショットを公開した。U-17ザンビア女子代表との試合は、24日の日本時間朝5時にキックオフとなる。続けて「朝早い時間帯となりますが、熱い応援よろしくお願いします」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「No10麻子さん 1点 頼むでしかし」などのコメントや多数のいいねが寄せられている。
2024年10月23日JFA(Japan Football Association)が21日、公式のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「後半開始早々に#佐藤ももサロワンウエキ#古田麻子が立て続けに得点を奪い、U-17ブラジル女子代表に2-1で逆転勝利」と綴り、複数枚の最新ショットを公開。ブラジル女子代表との決戦は、リトルなでしこの両FWが得点を決めるという、終始見ごたえのある大白熱の試合だった。未来のなでしこホープとも呼ばれる”佐藤 ももサロワンウエキ”の、怪物FWとしての活躍ぶりも健在で実に頼もしいばかり。佐藤はパラオ出身の日本女子サッカー選手で、父親が元レスリング選手。アメリカ大会のチャンピオン実績まで誇る事も小耳に挟んでおこう。次回はグループステージ第3節最終戦、U-17ザンビア女子代表とマッチで10.24(木) 5:00()、ドミニカ共和国のスタジアムでのキックオフとなる。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「よっしゃ〜勝利✨おめでとうございます✨」「Great job Girls ✅」といった、海外からの微笑ましいコメントまで寄せられている。
2024年10月21日元なでしこジャパン・鮫島彩が19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこ・鮫島彩元同僚のブラジル戦劇的ゴールに感情を爆発!「講演会なでしこJAPANの優勝から読み解く、『個々が最大限に力を発揮し、組織としても成果を上げるには』をテーマにお話させていただきました☺️」と綴り、3枚の写真をアップ。鮫島は、ベージュのジャケットスタイルで講演をしている様子のショットを公開した。続けて「株式会社ミライト・ワン・システムズ・グループ会社の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!」と添えてこの投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「サメさま素敵です私もお話聞きたいでーす」「いいなぁ鮫ちゃんの講演聞いてみたいなぁ」といったコメントが寄せられている。
2024年10月20日元なでしこジャパン・大宮アルディージャVENTUSの仲田歩夢が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこJAPAN仲田歩夢の美デコルテショットが話題「積み重ねる部分と足りていない部分を日々のトレーニングから意識する。ブレずに、腐らずに、結果を求め続けます。」と綴り、2枚の写真をアップ。仲田は、ユニフォーム姿でプレーをしているシーンを公開した。続けて「沢山のパワー届いています!いつも本当にありがとうございます!」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 仲田 歩夢 ɴᴀᴋᴀᴅᴀ ᴀʏᴜ(@ayu_nakada_13)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ずっと応援してます」「勝利に向けて頑張っていきましょう!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日元なでしこジャパンで日テレ・東京ヴェルディベレーザ・岩清水梓が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「みんなありがとうアラサーとアラフォー」と綴り、2枚の写真をアップ。岩清水は、日テレ・東京ヴェルディベレーザのチームメイトとの集合写真と誕生日ケーキを持ったショットを公開した。岩清水は、16歳からリーグデビューしているため、現役生活20年を越え、出産育児を経験した数少ない現役プレーヤーである。 この投稿をInstagramで見る 岩清水 梓(@iwashimizu_azusa1014)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「㊗️誕生日おめでとう」「イワシーおめでと⤴️リハビリ頑張って」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日乃木坂46の公式ライバルグループとして誕生した『僕が見たかった青空』の公式SNSが15日、投稿を更新。選抜メンバーをYouTubeで発表した。【画像】「顔面が大天才」人気アイドルがツインテールショットを公開し話題に公式は「4th SINGLE青空組」と綴り、11名の選抜メンバーを公開。選ばれたメンバーには初選抜のメンバーもいれば、連続で選ばれるメンバーもおり、ファンからは様々な意見が届いた。\4th SINGLE青空組☀️/◍ 安納蒼衣◍ 金澤亜美◍ 工藤唯愛◍ 塩釜菜那◍ 須永心海◍ 西森杏弥◍ 早﨑すずき◍ 持永真奈◍ 八木仁愛◍ 柳堀花怜◍ 吉本此那の11名に決定しました。今後の僕青も楽しみにしていただけると嬉しいです! #僕青 pic.twitter.com/d8e2keIUag — 僕が見たかった青空 (@BOKUAOofficial) September 15, 2024 この投稿にファンからは「きびしい世界だなあ」「うなちゃん、まなちゃん初選抜おめでとう」などと多くのコメントがよせられている。
2024年09月16日8月に行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。予選リーグでFCバルセロナと対戦したのが、JSWCなでしこ選抜です。12回目を迎える今大会、初結成された女子選抜チームは、バルセロナと試合をし、何を感じたのでしょうか?バルセロナ後、倉原穂奈美監督に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>大会初の女子選抜チームは予選リーグでバルセロナと対戦写真:新井賢一<<ワーチャレ記事:「試合だけ頑張る」じゃダメ、全国優勝経験を持つレジスタ中城監督が試合後選手たちに語ったこと■バルサ戦に18人全員を起用倉原穂奈美監督(C)新井賢一倉原穂奈美監督――今回、初めて女子チームがこの大会に参加しましたが、どのような経緯で監督になられたのでしょうか?もともと私はバルサアカデミーでコーチをしていまして、運営しているアメージング社から声をかけていただきました。お話をいただいた時は、正直不安の方が大きかったです。というのも、他のクラブは厳しい予選を勝ち上がってきて、地区の代表として参加しています。そのような強いチームを相手に、女子のみで戦えるのかという心配がありました。――予選リーグにはジェフがいたり、バルサがいたりと、ある意味すごく良いグループでした。そうですね。他のグループにいても、バルサと試合ができる確率は非常に低いと思うので、戦えたことは良かったです。――バルサ戦(0-4)を振り返ると、特に前半は守備も頑張り、キーパーも止めていました。感想を教えてください。全員にバルサ戦を経験してほしいという思いから、18人全員を起用することにしました。前半にベストメンバーをぶつけて、どこまで戦えるかを試しました。想定としては、ボールを保持される時間が長くなるだろうと思っていました。前日のジェフ戦で、男女の体格差があることは、選手たちも感じていたので、それを踏まえて、しっかりプレーできたと思います。グループリーグの最後にバルサと戦えたことは、成長の最高点で試合ができたという意味で、良かったと思います。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■男子のトップレベルと戦う機会は、この年代がラストチャンス――バルサとの試合に向けて、どんな話をしたのでしょうか?体格やスピードで勝てない相手には、ボールを持っていないときの準備や、判断のスピード、ボールを離すスピード、動かすスピード、パススピードでしか差をつけられません。スピードで引き離されることは分かっている相手なので、それにどう対応するか。選手たちに準備をさせ、意識するよう指示しました。前半(0-1)は、うまく戦えていたのではないかと思います。――ビルドアップから前進の場面で剥がされたり、ついていけない場面もありました。ある程度、やむを得ないところもあったのではないでしょうか?そうですね。体格や筋力ではかなわない相手ですから。全国大会のように、予選を勝ち上がってくるチームは、体格のしっかりした選手が多いです。小柄な選手もいますが、チームに2、3人という感じです。そういった選手とは戦えても、女子の場合、大きな選手と戦うのは難しかったです。――今回、女子選抜チームという、大会初の試みでしたが、どのような感想をお持ちですか?普通に生活していたら、バルサと戦うなんてありえないですよね。この大会はフェスティバルとはいえ全国大会で、みんな優勝を目指して真剣勝負をしています。女子は年齢が上がるにつれて、女子だけのチームに入ったり、女子としかトレーニングマッチをしなくなります。その意味で、男子のトップレベルと戦う機会は、この年代がラストチャンスかもしれません。彼女たちにとって、自分がどこまでやれるかを試す、いいきっかけになったと思います。■この衝撃を忘れないでほしいバルサの戦い方は女子にも参考になると監督は言います写真:新井賢一――この試合で感じたことを、選手たちにどう活かしてほしいですか?昨日、ジェフと試合をしたのですが、選手たちは「ジェフよりもバルサの方が戦いやすかった」と言っていました。ここが世界との差なのかもしれませんが、ジェフは点を取るために、強引に突破してきたりと、フィジカルの差を使ってきました。でもバルサは丁寧で「ここは五分の状況だ」と思ったらそこは使わず、ポゼッションをして相手を集めて、優位な状況を作ってから突破してきました。こちらとしても、やられている理由は分かっているんだけど、そこに行かざるを得ない場面を作り出してきます。そして、きれいな形で崩されてしまいました。選手たちにも伝えたのですが、これは女子でもできることだと思うんです。ポジション取りなどは、男女関係なくできる部分です。だからこそ、絶対に持ち帰ってほしいし、この衝撃を忘れないでほしいですね。■普通ではありえない経験――監督として、この大会で得たもの、今後の指導に活かしていきた部分はありますか?私自身もバルサアカデミーでコーチをしてるので、バルサと戦えたのは大きな経験です。今後選手たちに「バルサの選手はこうやってた」と具体的に教えられますから。バルサの選手は準備も早かったし、ポジション取りや体の向きもよかったです。「日本だと、ファーストタッチを奪えって言うけど、実際はファーストタッチじゃ奪えないんだよ」と説明することができます。この経験は私だけでなく、選手たちにも、保護者にもすごく衝撃的だったと思います。もし将来、この中からヤマルやファティのような選手が出てきたら、「あの選手のシュート、私が止めたんだよ」って言えますよね。「あの選手にファールされたんだよ」って。こんな経験、普通じゃありえないですから。選手たちも絶対忘れないと思うので、しっかりと今後に活かしてくれることを期待しています。ワールドチャレンジ2024の結果はこちら>>
2024年09月05日8月に行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。予選リーグでFCバルセロナと対戦したのが、JSWCなでしこ選抜です。試合は0対4で敗れましたが、前半にGKとして出場した山岡千鶴選手、後半からゴールを守った、板元波凪選手の活躍が光りました。女子チームのGKは、バルセロナと試合をして、どのようなことを感じたのでしょうか?試合後、両選手に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>大会初の女子選抜チームは予選リーグでバルセロナと対戦写真:新井賢一<<ワーチャレ記事:「普通では絶対にできない経験ができた」初の女子選抜チームが、バルセロナ相手に健闘!■先に動かず、止まるようにした1番山岡千鶴さん(C)新井賢一1番山岡千鶴さん――バルサと試合をした感想を聞かせてください。相手は強くて苦戦しましたけど、その分とても楽しかったです。――どういうところが楽しかったですか?相手が強くて、自分たちもそれに合わせないといけなかったんですけど、合わせながら自分たちがボールを取れて、攻められたりするのが、とても楽しかったです。――バルサの印象は?身体能力が高くて、攻撃ではワンツーや守備ではボールをどこで取るかなど、味方とのプレーが上手でした。フィジカル面では、女子の私たちは負けてしまうので、技術的なところや周りとの連携などで補おうと思いました。――1対1でも結構止めていましたが、どういうことを考えてプレーしていましたか?先に動くと相手に見抜かれてしまうので、先に動かないで止まるようにしていました。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■将来的には止められると思う――バルサにシュートを決められてしまいましたが、ゴールを守ってみて、どんな感想がありますか?シュートはとても強かったですが、ちゃんと構えれば、将来的には止められるなと思いました。――キーパーを始めたきっかけは?父がキーパーをやっていて、3歳の頃から一緒にボールを蹴っていました。小学1年生のときに、キーパーをやりたいと思うようになって始めました。――この試合を将来どう繋げていきたいですか?将来、自分が海外に行ったときに、基礎能力が高い選手たちと対戦すると思うので、今回の経験を踏まえて、対応できるようにしたいです。――将来の目標は?なでしこジャパンに入って、キーパーのレベルが高いと言われているドイツでプレーしてみたいです。■自分のプレーが発揮できた12番板元波凪さん(C)新井賢一12番板元波凪さん――後半からの出場でしたが、バルサと試合をした感想を聞かせてください。得点を多く取られてしまったんですけど、自分のプレーが発揮できたところもあったので、良かったと思います。――どういうところが発揮できましたか?セービングだったり、声出しは結構できたなと思いました。――バルサの印象は?速くてパスが正確で、ゴールまで繋ぐみたいな感じでした。ミドルシュートはあまり打ってこなくて、いかにゴールの近くまで来てシュートを打つかという感じでした。■ゴールを守ることが楽しくて始めた――キーパーを始めたきっかけは?もともと男子のチームにいて、女子だとフィールドでは追いつかない部分もあったので、キーパーをやったら、ゴールを守ることが楽しくて始めました。――自分の得意なプレーや特徴はどういうものですか?声を出すことで周りを動かして、得点を阻止することです。――今後のサッカー人生に、バルサとの試合をどう活かしたいですか?日本人ではバルサに勝てないという常識があるじゃないですか。それを覆したいです。将来、大人になって、バルサ女子もあるのでまた対戦したいです。■サカイクキャンプでGKがもっと好きに――サカイクのキーパーキャンプに参加した経験があるそうですが、感想を教えてください。みんな上手かったですし、澤村コーチにいろいろなことを教えてもらって、キーパーのプレーが楽しくなりました。――どんなことを教えてもらいましたか?基本のことだったりするんですけど、自分でも止められるという自信がついて、キーパーがもっと好きになりました。ワールドチャレンジ2024の結果はこちら>>
2024年09月03日千葉県のフクダ電子フィールド、フクダ電子アリーナで開催されているU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジの2日目が行われました。グループリーグ、ラウンド32の結果をレポートします。(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>(女子の選抜チームは今大会初出場となる写真:新井賢一)<<関連記事:バルセロナは2連勝で早くも決勝トーナメント進出決めるワールドチャレンジ初日■バルサは今回初出場となる女子選抜と対戦(最後まで体を張ってボールに食らいつく姿勢を見せてくれたJSWCなでしこ選抜写真:新井賢一)注目のFCバルセロナは、今大会が初参加となる女子の選抜チーム、『JSWCなでしこ選抜』と対戦。試合はバルセロナがボールを保持し一方的に押し込む展開ながら、なでしこ選抜はGK山岡千鶴選手の好セーブを中心に、前半を1失点で折り返す大健闘。最終スコアは4対0でしたが、最後まで体を張ってボールに食らいつく姿勢は、強く咲き誇るなでしこの花のようでした。(バルセロナはFC BASARA HYOGOに勝利しラウンド16進出を決めた写真:新井賢一)予選リーグ3連勝でラウンド32進出を決めたバルセロナは、続いてFC BASARA HYOGO U12と対戦。前半8分にアラン・ガルシア選手のミドルシュートで先制すると、17分にもサナ選手が豪快なシュートを決めて勝負あり。後半にも1点を追加し、トーナメントに入ると一段ギアを上げる、バルサらしいエンジンのかかり具合で、ラウンド16進出を決めました。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■元興国高校・内野監督が監督を務めた街クラブ選抜の結果は......前・興國高校監督の内野智章さんが監督を務めることで注目を集めた、大和FUTURESはラウンド32で強豪・東京ヴェルディジュニアと対戦。一時は同点に追いつくなど、チーム一丸となり戦いましたが、1対4で敗戦。ラウンド16進出はなりませんでした。■バーモントカップ優勝の戸塚FCJは強力な個の力を誇るインドネシアのチームと激突(バーモントカップ優勝の戸塚FCJはインドネシアのアシアナサッカースクールと一進一退の攻防も......写真:新井賢一)強力な個の力を誇る、アシアナサッカースクール(インドネシア)は、ラウンド32で戸塚FCJと対戦。戸塚FCJは先日行われた、フットサルの全国大会『バーモントカップ』で日本一に輝いた注目チームです。試合は戸塚FCJが、小島維地太選手の豪快なゴールで先制すると、アシアナも強力な攻撃陣が食い下がり、一点を返す攻防が続きます。引き分けのまま試合は終わり、勝負の行方はPK戦へ。全員が成功したアシアナに対し、1人が失敗した戸塚FCJ。悔しい敗戦となりました。大会は明日、3日目を迎え、ベスト16が出揃いました。また下位トーナメントも行われるため、たくさんの試合が繰り広げられます。バルセロナを始めとする海外勢はもちろんのこと、日本各地から集まった強豪クラブの試合を見ることで、プレーや指導のヒントが得られることは間違いありません。入場無料なので、会場のフクダ電子スクエアに足を運んでみてはいかがでしょうか?ワールドチャレンジ20242日目の結果はこちら>>
2024年08月21日本学は、2025年度入学者選抜より、総合型選抜および学校推薦型選抜の一部の出願書類は、オンラインでの入力・提出が可能となります。受付開始に伴い、本学が実施する学士課程および大学院の全ての入学者選抜においてオンライン出願が可能となります。「ネット出願」を実施する大学は少なくありませんが、その多くは本人情報、志望学部、入試方式などを「登録」するという形態に留まり、志望理由書等の書類は別途郵送を求めるケースが大半となることから、全国に先駆けた取り組みとなります。◆背景Society5.0※時代を迎え、教育現場におけるICT環境の整備が進む中、本学では2017年頃より、出願書類のデータ化による学生支援や入試改革への活用可能性を検討してまいりました。また、大学院入試や国際学生選抜での試験的運用、企業の採用システムの研究など、包括的なアプローチを行ってきました。※Society 5.0:我が国が目指すべき未来社会の姿であり、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会です。第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)において、「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」としてSociety 5.0が初めて提唱されました。出典:内閣府参照◆オンライン入力が可能な出願書類と対象の選抜方式※1:日本語入力の際の文字数です。その他、国際学生選抜、編入学者選抜の一部書類でもオンライン入力・提出に対応している書類があります。詳しくは順次発行する専用の学生募集要項をご確認ください。上記書類は、2024年度入試まで手書きでの作成・提出を求めていましたが、2025年度入試からはオンライン上の出願サイトに入力・提出することが可能になります。◆他大学との比較本学が実施する学士課程(国際学生・社会人・編入学者選抜含む)および大学院の全ての入学者選抜で、「出願書類のオンライン入力・提出が可能」です。(一部書類に限る)◆オンライン入力・提出のメリット・受験生・・・・・手書きでの下書き・清書に比べ、手軽に修正でき、提出することができる・進路指導担当・・添削指導がしやすい、生徒の記載内容をデータで残すことができる◆出願時データを活用した学生支援出願時データは、本学が定めるプライバシーポリシーに則り、適切な学生支援(学修・生活サポート、キャリア支援)や学生の成長力の可視化のために利活用することを検討して参ります。※イメージ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月21日U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで、街クラブ選抜の『大和ハウスFUTURES』を率いるのが、昨年まで興國高校サッカー部の監督を務め、毎年のようにプロを輩出してきた内野智章さんです。選手育成に定評ある内野さんに、初めてジュニア年代のチームを率いた感想をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>(内野監督が選手選考の段階からかかわった大和ハウスFUTURES写真:新井賢一)<<初日結果:バルセロナは2連勝で早くも決勝トーナメント進出決めるワールドチャレンジ■初戦のシステムはレバークーゼン方式――初戦は3対0(vs.Fibra Football Club U-12)、2戦目は2対2(vs.V・ファーレン長崎)でした。選手個々の能力が高く、フィジカルもあり、これぞ選抜チームという印象でしたが、2試合を振り返ってどのような感想を持ちましたか?内野:今回、システムは3‐6‐1で、レバークーゼン方式でやっています。3バックにはスピードのある選手を選び、ウイングにはドリブルが得意な選手、センターフォワードは体の大きい選手を起用しています。すばしっこいドリブラーを中盤に固めて、自分のやりたいサッカーを実践できる選手を選んだので、かなりうまくいっています。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■選手選考では興国高校式でドリブラーを重視――個性を活かすというか、キャラクターが重要なんですね。選手選考の段階から関わったのですか?内野:はい。興國高校方式で、とにかくドリブラーを重視しました。小柄な選手は中央に、大柄な選手はサイドに配置するなど、徹底しています。――V・ファーレン長崎戦のハーフタイムでは、戦術的な立ち位置の指示もしていました。内野:相手は4‐3‐3で、うちは中盤ボックス型のダブルボランチ+2シャドーでした。相手の中盤と噛み合ってしまったので、ずらすために中盤をダイヤモンド型に変えました。――そうすると、間のポジションを取りやすくなりますね。内野:選手たちは能力も高いし、走れるので、相手の3トップに対して3バックで守りました。せっかくこの舞台に来ているので、1対1の技術も上達してほしい。そのために「カバーはいないぞ!」と伝えて、1対1で守ることを徹底しています。■バルセロナとの対戦を意識して選手選考(普段の環境と違う中で自分を出せるようになってほしいという内野監督写真:新井賢一)――大和FUTURESの選手たちは個の能力が高いので、バルセロナと試合をすると、面白いのではないかと感じました。内野:それを想定して選手を選んでいます。重視したのはスピードのある選手、ドリブルが上手い選手です。そして中盤の後ろには、賢い選手を配置しています。所属クラブでサイドバックをやっている選手がいるのですが、彼は(元ドイツ代表の)ラームのような選手になると思ったので、「君は中盤の方が合っているよ」と伝えました。すると「本当ですか?」と驚いていました。体はまだ小さいのですが、守備の感覚が素晴らしく、ボランチにコンバートしたところ、抜群の能力を発揮しています。――選抜チームの監督をする機会はなかなかないと思いますが、好きな選手を選べることについては?内野:選考した選手が思い通りに動いてくれるので、とても楽しいです。代表監督のような感覚ですね。ただイメージと違うのは、ケガとメンタル面です。今時の子どもたちなので、すぐに足が痛いとか、しんどいとか言い出します(笑)。それと、攻撃の主力にケガ人が出て、離脱してしまったのはとても残念です。彼らも悔しいと思いますが。■普段のチームとは違う環境の中で自分を出せるようになってほしい――このチームに選ばれた選手たちに、どのような経験をしてほしいですか?内野:まずはバルセロナと対戦できたらいいなと思います。それと、普段のチームとは違う環境の中で、自分を出せるようになってほしいです。それはずっと言っています。自分の考えを言わせたり、話をさせたり、感想を話したりするように促しています。あとこだわっているのは、「君たちはボールを扱うのが上手いから、ボールゲームはもうできるでしょ。この大会は海外のチームも来るし、選抜だし、ボールゲームじゃなくてボードゲームをしよう」と伝えています。――ボールゲームじゃなくてボードゲーム、ですか。内野:はい。相手を見て、攻撃も守備もどうすればいいのか。どういうふうに陣取り合戦をするのかを考えさせています。昨日も選手たちに書かせて、相手が4‐4‐2だったらどうする、4‐2‐3‐1だったらどうするかを考えさせました。その理解がとても早いのは、嬉しい誤算でした。■選手たちはポジションごとの役割についての理解がとても早い(監督がやりたいサッカーとポジションごと役割の理解が早い選手たち写真:新井賢一)――今時の子どもたちは、普段からそのような情報に接しているんでしょうか。内野:最初はみんな戸惑っていましたが、理屈が分かってきたので、飲み込みが早いです。最初にしたのは、プレーモデルの説明です。ポジションを番号で表記して、キーパーが1、スリーバックが2、3、4、ダブルボランチが5、6。ウイングが7、トップ下が8、センターフォワードが9、もう一人のトップ下が10、左ウイングが11で、番号で覚えさせました。――わかりやすいですね。内野:例えば5番はスリーバックなので、センターバックの1つ前に出たようなイメージで守備をします。6番はゲームを作るバランサーの役割。8番は攻撃的なバランサー。10番は点も取るし、アシストもするし、ドリブルもする。9番は自由に動いて点を取る。11番と7番はとにかく仕掛ける。2番はサイドバックとセンターバック。3番はセンターバックとボランチ。4番はセンターバックと左サイドバック。それぞれのポジションを数字で示して、役割を説明し、「このシステムだから、ここに優位性を持って、こういうサッカーをしたい」というのを、大会前日の練習試合で落とし込みました。その理解がめちゃくちゃ早いんです。――ピッチの中で具現化するのは難しいですが、試合を通じてチャレンジする姿が印象的でした。内野:もっとボールプレイヤーばかりなのかなと思っていたのですが、ドリブルが上手くて、すばしっこい中でも、賢さがある選手を選んでいます。能力のある選手がそろっているので、これからが楽しみです。ワールドチャレンジ2024初日の全チーム対戦結果はこちら>>
2024年08月21日なでしこジャパンの熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手の素顔に迫ります!熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、宮澤ひなた選手、熊谷紗希選手、清水梨紗選手――長いシーズンが終わって、オフはどう過ごしていましたか?清水:(長谷川)唯と山形に。客室に露天風呂があって一気に疲れが取れた。超楽しかった!宮澤:私は母と1泊で京都に行ってきました。鳥居で有名な伏見稲荷大社に。冬くらいから「行きたい」と言われてたんですけど、私がケガをしてて行けなかったんで。熊谷:私も旅行ばっかり。この2週間でサイパンと韓国と大分に行って、北海道に帰省してた。清水:知ってる。インスタ見てたもん(笑)。サイパンの写真を見て、行ってみたいと思ったよ!熊谷:でしょ!?めっちゃオススメだよ。海もめっちゃ綺麗だし!宮澤:いいなー。あとは近場でディズニーランドとかですね。清水:私もディズニー行った!――やっぱりオフの過ごし方は入念に準備するんですか?熊谷:超計画的に調べます。それでサッカーを頑張れる!(笑)清水:私は全く計画的じゃないですね。ディズニーも、当日の朝にお姉ちゃんから誘われて決めたし。自分が行動的じゃないから、紗希ちゃんみたいな人が一緒にいてくれたらすごく助かる(笑)。宮澤:私も、行きたいなーと思ったら調べますね。みんなの予定とか情報を参考にしながら。清水:あと、オフはみんなおしゃれになるよね。美容院にも行って、ネイルもちゃんと塗ったりして。――シーズン中のオフの日は?宮澤:みなさん、何してます?清水:誰かと一緒に過ごしてることが多いかな。ロンドンには(植木)理子とほのちゃん(林穂之香)がいるから。『千と千尋の神隠し』の舞台を観に行ったよ。熊谷:私もチームメイトに(南)萌華がいるから。一緒にごはんを食べたり、ローマ市内で買い物とか散策したり。ひなたは?宮澤:あんまり出かけたりしないんですよ。もう、目覚まし時計をかけずに寝る幸せを満喫(笑)。熊谷:分かる!連戦中のオフだと家から一歩も出なかったり。清水:前日にスーパーで食材を買い込むよね(笑)。ごはんを作ってると、一日が終わっちゃう。宮澤:オフの日にまとめて作り置きとかしますよね。熊谷:自炊が楽だよね。代表の活動があるとスーツケースを3つくらい空っぽで日本に帰ってきて、ひたすら調味料や食材を買い込んで帰る。お米とかも普通に(笑)。清水:私も効率よく作れるようになったと思う。でも、一人でごはんを食べるのって寂しくない?熊谷:だから毎日、萌華と一緒に食べてる。1人分って結局2人分くらい作れちゃうし。――今号の特集が「ボーダレスカルチャー」です。みなさん、この言葉で思い浮かぶものは?熊谷:まさにサッカーがボーダレスですよね。人種、国籍、年齢、いろいろな人がいますけど、ボールが一つあれば仲良くなれるし、同じ目的に向かっていける。清水:あとはファッションかな。イギリスって本当に自由。男性が普通にスカートをはいてたり、丸刈りに近いぐらいショートカットでバッチリお化粧しているかっこいい女性がいたり。私も少し服装が変わったって言われるので、いつの間にか影響を受けてるのかも。宮澤:海外って本当に自由で楽しそう。みんながハッピーな感じで生きてて、過ごしやすい気がします。もっと英語がうまくなったら楽しいんだろうなーって。紗希さん、いろいろ話せますよね?熊谷:フランス語、ドイツ語、英語、日本語。イタリア語はもうちょっと頑張りましょうって感じ。宮澤:すごい!どうしたらうまくなれますか?熊谷:すぐにしゃべれないのは当たり前だから、それはストレスに感じなくていいと思う。あとはとにかく人としゃべることかな。宮澤:向こうでの生活を楽しむために英語の勉強を頑張ろうっと!みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。シャツ¥53,000(エフ イズ フォー フェンダー/フェンダーミュージック TEL:0120・1946・60)デニム¥25,300(A.P.C./A.P.C. CUSTOMER SERVICE TEL:0120・500・990)イヤカフ¥55,000右手のリング¥19,800(共にエテビジュー/エテ TEL:0120・10・6616)左手のリング¥19,800(エテ)スニーカーは本人私物くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。トップス¥14,300(ダン)パンツ¥52,800ネックレス¥96,800(共にハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239)スニーカーは本人私物しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。ワンピース¥42,900(ハイク/ボウルズ)ピアス¥26,400(エテ)リング¥154,000(エテビジュー/エテ)サンダル¥35,200(ヨーク/UTS PR TEL:03・6427・1030)パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日ロンドン五輪の銀を超えて初の金メダル獲得へ……。チーム一丸となって戦うなでしこジャパンが、パリの舞台で世界一を目指して熱い試合を繰り広げている。熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手連日、世界の頂点を目指して熱い戦いが繰り広げられているパリ五輪。なでしこジャパンが参加している女子サッカー競技も、ここからメダル獲得をめぐる決勝トーナメントに入っていく。’11年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いたが、五輪は’12年ロンドン大会の銀メダルが最高成績。悲願の“金”を目標に掲げパリの地に乗り込んでいる。昨年の女子W杯は、優勝したスペインにグループステージで4‐0と快勝。痛快なカウンターで世界を驚かせた。しかし堅守と高さを誇るスウェーデンを崩し切れずベスト8で敗退。五輪までの間、臨機応変な対応という課題に向けて積み上げてきただけに、“金”への手応えは確実にある。そのW杯で得点王に輝いた宮澤ひなた選手にとっては、初めての五輪。自身も大きな壁を乗り越えて迎える大会に「日本の女子サッカーの未来のためにも結果が重要になる」と意気込んでいる。女子W杯で、スピードを武器にゴールを量産したことが評価されて、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍。さらなる成長を期して海外挑戦をスタートさせた。代表チームでも得点源へと立場が変わり、順風満帆かと思われた彼女のサッカー人生に昨年12月、思わぬ障壁が現れる。なでしこジャパンのブラジル遠征で右足首を骨折して全治約4か月と診断。今年2月のパリ五輪アジア最終予選への出場が不可能になってしまう。だが、そこでも前向きに取り組む彼女の姿があった。「みんななら絶対に勝ってくれると信じて、自分の体と向き合ったりしながらポジティブに考えました。SNSで『強くなって戻ってきます』と投稿したとおり、筋力バランスを整えたりしながら復帰することができました」4月上旬のアメリカ遠征で代表に復帰し、パリ五輪開幕にも間に合った。彼女の再合流はチームにとっても大きなプラス。鋭くゴールに襲いかかる宮澤選手のスピードは、間違いなくチームにビッグチャンスをもたらしてくれるはず。そして彼女自身も得点に直結するプレーへの期待を理解している。「ゴールを期待される立場に変わってきたことは感じています。だから、パリ五輪では楽しみながら会場を沸かせられるようなプレーをたくさんできたらいいな。昨年の女子W杯で悔しい思いをしたので、今度はみんなで世界のてっぺんを見たい。私たちは試合を重ねることでどんどんいいチームになっていけるはずだし、短期決戦のパリ五輪では全員で勢いに乗っていけると思う。あとは気持ちですよね。もちろん技術や戦術は必要ですけど、苦しいときに立ち返る原点というか、みんなで声を掛け合うことで自分自身も『まだいける!』と思えるし、それがなでしこジャパンの良さでもある。そうやって一つずつ勝っていって、最後にみんなで喜び合いたい」なでしこジャパンで攻守にわたって右サイドの“翼”を担う清水梨紗選手もまた、パリ五輪に大きな可能性を感じている一人だ。自身にとっては東京大会に続いて2度目の五輪挑戦。自国開催の前回大会ではメダル獲得が期待されながら、ベスト8でフィジカルに強さを見せるスウェーデンに敗れた。この苦い経験で彼女が手にしたのは「もっと強くなりたい。もっとうまくなりたい」という願望。日常を変えることで得られる経験を求めて、’22年夏に海外挑戦を決意した。この決断が彼女を変える。プレーに力強さが加わり、世界の選手と向き合っても全く引けを取らないようになった。パリ五輪で結果を出すために池田太監督も動いた。世界で勝つための臨機応変さを求めて、3バックと4バックの併用にトライ。相手によって立ち位置を変えられるサッカーに着手した。清水選手はいずれの場合も右サイドで攻守のキーマンとして期待されている。「どちらのシステムでも攻撃のビルドアップで求められる仕事は多いと思う。そこは自分が違いを見せないといけない部分。特に3バックのウィングバックに入る場合はポジションが前になるので、得点につながるようなクロスや自分でゴールに向かっていくプレーは積極的に出していきたいですね」パリ五輪開幕前にはプライベートでも仲のいい長谷川唯選手が在籍するマンチェスター・シティへの移籍が決定。ハードワークでチームを支える28歳がパリ五輪で目指すのは、もちろん金メダルだ。「今までいろいろな大会に出させてもらいましたけど、いつも悔しい思いばかり。パリ五輪では本当にどん欲にメダルをつかみ取りにいきたい。自分はチームのために走ることが一番の仕事だと思っているので、攻守両面で『ずっと走ってるね』と思われるくらいのプレーがしたい。そしてチームのために自分のできるすべてをパリで出したい。優勝するために必要なのは、やっぱり気持ち……というか根性だと思います!」そして’11年の女子W杯優勝を知る唯一の現役代表選手になったキャプテンの熊谷紗希選手。長らく代表チームで戦ってきて、もう一度世界一になることをずっと目標にしてきた彼女は今回、「世界一を取れるだけのポテンシャルは絶対にある」と手応えを語る。代表ではセンターバックとしてプレーすることが多いが、’11年夏からプレーするヨーロッパでは主にボランチとして経験を積んできた。彼女の持ち味は高いボール奪取能力とチームコントロール。最終ラインの壁に置くのか、1列前で攻撃的にボールを奪うのか。その起用法とチーム全体の対応力が、パリでのメダル争いで一つのカギを握ることになりそうだ。そしてキャプテンとしてチームをまとめることも大切な仕事になる。優勝するためのキャプテン像もイメージできている。「ここまでずっと『みんなで助け合おう』というチーム作りをしてきたんですよね。困ったときでも、みんなで顔を見合わせたら大丈夫だって思えるようなチームでありたいし、そこで助けられるような存在でいたい。プレーでも声掛けでも、チームリーダーとして率先してやっていけたら」そして経験豊富な彼女が考える金メダル獲得へのポイントとは。「自分たちがずっとボールをつないで支配できる試合はないと思うので、しっかりと耐えることが重要になるはず。しかも今大会は中2日で試合が続くので、心と体のタフさがすごく求められると思うんです。でも、世界中を見てもタフさや頑張りでは、私たちは負けない自信がある。自分たちは間違いなく金メダルを狙えるところにいると思っているし、本当にチャンスはあるはず。いやー、ホントに取りたいですね!世界一!」みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)では、選抜高校野球大会期間中、一部列車に「阪神甲子園球場100周年×選抜高校野球大会100年」の副標を掲出して運行しました。多くのお客様からご好評をいただき、掲出期間終了後の一般発売を希望されるお問合せも多数頂戴しておりましたため、実際に掲出していた副標を、鉄道甲子園オンラインショップにおいて数量限定で発売します。詳細につきましては、次のとおりです。1.商品「阪神甲子園球場100周年×選抜高校野球大会100年」副標2.発売枚数 100枚3.発売方法 受付期間中に応募された方に定価で発売。購入希望者多数の場合は抽選となります(先着順ではありません)。4.発売価格 25,000円/枚(税込)5.受付期間 5月9日(木)10:00~16日(木)10:00抽選、当選通知及び発送は2024年5月下旬以降の予定です。6.発売場所 鉄道甲子園オンラインショップ ご購入の際における注意点等は、受付開始後に鉄道甲子園オンラインショップ発売ページをご確認ください。■お客様からのお問合せ先・阪神電車 運輸部 営業課 06-6457-2222(平日9:00~17:00)<参考>・副標デザイン・副標掲出車両の走行風景阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」のブランドスローガンの下、これからも一人ひとりのお客様の“たいせつ”と向き合い、グループ一丸となって阪神らしいブランド体験を提供し続けることで、その信頼と期待に応えてまいります。阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月07日『パリオリンピック2024 女子サッカー』を想定した戦いである。3月28日(木) 『2024シービリーブスカップ』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「北朝鮮との『パリ五輪アジア最終予選』で監督以下、選手がしっかり結果を出してくれた。『パリ五輪』では女子サッカーからしっかりパワーを送る大会にしていきたい。そのための準備の非常に重要なアメリカの大会に臨む。みなさんのご支援にいい結果、メダルを獲得して応えるためにもいい遠征にしていきたい」池田監督「我々なでしこジャパンは先月DPRコリアとの最終予選を勝ち抜いて『パリ五輪』出場権を獲得することができた。本当にタフな戦いを乗り越えた選手を改めて称えたいと思うし、不確定なことが多い中サポートしてくれたスタッフ、国立へ足を運んで応援してくれたファン・サポーター、テレビで応援してくれたファンに改めて心から感謝したいと思います。ありがとうございます。『パリ五輪』まで4か月を切った中、今回のアメリカでの『シービリーブスカップ』、5月末の活動を有意義に使い、『パリ五輪』へ向けてしっかり準備していきたい。昨年の『W杯』が終わり、アジアの『2次予選』『最終予選』、そして『五輪』とそういう中でチームの成長、選手の成長を促していきたい」なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)67試合64失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合5失点大場朱羽(ミシシッピ大学)0試合0失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)149試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)77試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)75試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)18試合6得点守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)6試合2得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)11試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)80試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)7試合0得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)48試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)35試合1得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)32試合11得点宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)33試合9得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)19試合4得点浜野まいか(チェルシー/イングランド)6試合0得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)3試合0得点古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)4試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。昨年12月の右足首骨折からの復帰となる宮澤のコンディションについて問われると、池田監督はこのように説明した。「宮澤選手については我々のメディカルチームが所属クラブとコンタクトを取り、リハビリの状況を把握し、『シービリーブス杯』に向けて、試合に出られる状況だと理解して招集した。彼女のコンディションやどう戦うかについてはこれから考えるが、限られた『五輪』までの活動の中でピッチ上もそうだが、ピッチ外の積み上げも必要だと思い、今回メンバーに呼んだ」池田太監督1週間前の『パリ五輪』の組み合わせ抽選で『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』優勝のスペイン、ブラジルと同組になったことについて改めて見解を求められると指揮官は?「『五輪』出場は12か国、どこと当たっても厳しい戦いになることは承知していた。ポットが決まった時に組み合わせもある程度見えてきたので、ポット1ではまたスペインかフランスか、ポット3ではブラジルかコロンビアか、わかっていたのでそれほど大きな驚きはなかった。ただスペインとはアンダーカテゴリーから何度もやっているので、縁を感じる。『W杯』からの積み上げ、監督が変わったチームもあるので、我々のやってきたことのベースを含めてやれることを増やすことを今回の遠征でもやっていきたいし、そんな中選手たちがどう戦っていき、どう対応するのか、見ていきたい」本番を見据えて『シービリーブス杯』で確認したい点を質問されると。「『五輪』のベニュー移動を含む中2日での戦いを『シービリーブス杯』でシミュレーションになると思う。移動し、短い時間で次の相手に準備をすることを体感できるのはスタッフを含めていいシミュレーションになると思う。ブラジルになるか、カナダになるかは1戦目次第だが、ブラジルとは昨年3回やっているので、お互いにまた違ったことにトライする部分も出てくるのかなと思っている。この『シービリーブス杯』で『五輪』に向けて、やれることを増やしていく、確認と同時に進めていかないといけない。またチームを作っていくのと同時にメンバー選考、限られた人数で戦わないといけない部分の見極めも含めて、この『シービリーブス杯』、5月の活動で総合的に考えていきたい」代表復帰となるGK大場、DF守屋について評価を聞かれると、池田監督はこう答えた。「GKは『W杯』から山下選手、平尾選手、田中(桃子)選手と積み上げてきた中で、今回GKの層を広げるという意味で大場選手を招集した。(『パリ五輪』は登録メンバーが18名となるため)GKを3~4名呼べるならまた別だが。彼女以外も組み合わせを含めて、いろいろ経験させたいと思っているし、DFとどういうコミュニケーションを構築していくかはトレーニングを含めて考えている。試合だけではなく、トレーニングから関係性を構築していければと思っている。守屋選手は自チームでしっかり活動しているし、彼女の持っている上下動はなでしこの力になると思うし、日頃の成長を我々のチームに生かしてくれると思い招集した」昨年の『シービリーブス杯』は日本のファンは映像で見られなかったが、今年は配信があることについて佐々木委員長は見解を述べた。「昨年は日本のみなさんに見てもらえず失礼しました。今回は配信につなぐことができた。本来ならばテレビ放映で見ていただきたいところだが、今回の配信でぜひ多くの方に見てもらえたらと思う」佐々木則夫JFA女子委員長『パリ五輪』での初戦・スペイン戦まで3か月半あまり、なでしこジャパンはアメリカでどのような戦いぶりを見せるのか。『2024シービリーブスカップ』準決勝・アメリカ女子代表戦は4月6日(土)・メルセデスベンツスタジアム(アトランタ)、カナダ女子代表orブラジル女子代表と対峙する決勝o3位決定戦は9日(火)・Lower.comフィールド(コロンバス)にてキックオフ。試合の模様はJFATVにてライブ配信。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年03月29日まさに最終関門。なでしこジャパンがパリ五輪の出場権を懸けて、ホーム&アウェイで行われる朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とのアジア最終予選に臨む。ホーム&アウェイの決戦。初戦をうまく乗り切り国立での試合を迎えたい。悔しさを味わった昨夏のFIFA女子ワールドカップから約半年。池田太監督に率いられたチームが、再び世界の頂点を目指す。この2試合の合計スコアが日本のパリ行きを左右することになる。つまり「勝てば天国、負ければ……」というわけだ。まず今回の北朝鮮戦で注目されているのが、第1戦の開催地だ。当初は2月24日に平壌の金日成スタジアムで行われる予定だったが、2月に入っても詳細が決まらず。同8日のメンバー発表会見当日になって中立地開催の可能性が浮上するなど、思いがけず振り回される形となっている。だが、そんな状況にも池田監督は「いろいろと予想できないことが起こると思っていた。選手たちもさまざまな経験をしている。自分たちはやるべきことに注力するだけ」と泰然自若の姿勢を崩さない。チームは世界で勝つためのトライを続けている。女子W杯はパワーで押し切られる形でスウェーデンの前に準々決勝で涙を呑んだが、そこで見えた課題を克服するべく臨機応変なスタイルを模索。3バックと4バックの併用、キャプテン熊谷紗希のボランチ起用や4‐3‐3システムの採用など、相手の出方や試合の流れを読みながら戦えるチームへのレベルアップを図っている。昨年11月にはアジア最終予選を視野に入れてブラジル遠征を実施。過酷な移動を伴った上で、同じ相手と続けて2試合を戦う経験を積んだ。ブラジル代表との初戦は3‐4と敗れたが、その課題を改善して第2戦で2‐0と勝利した経験は必ず活きるはずだ。なお、北朝鮮とは国内組で臨んだ昨年のアジア大会決勝で対戦。巧みな試合運びと決定力の高さを見せつけて4‐1と大勝したが、内容で圧倒される場面もあった。世界ランクも8位の日本に対して、北朝鮮は9位。決して侮れる相手ではない。まずは未知数な戦いを強いられる初戦をしっかりと乗り切り、優位な状況で2月28日に東京・国立競技場で行われる第2戦を迎えたいところだ。まさに、世界一への挑戦権を得るための最終決戦。予選突破に全力を注ぐなでしこジャパンを、日本中を挙げて応援したい。熊谷紗希(くまがい・さき)選手(ASローマ)絶大な信頼を寄せられる主将。代表ではセンターバックを任されてきたが、昨秋から欧州で経験を積んだボランチで起用されている。山下杏也加(やました・あやか)選手(INAC神戸レオネッサ)なでしこジャパンの守護神。所属のINACでは1月に皇后杯を制覇。PK戦で見事なシュートストップを見せるなど優勝に貢献した。田中美南(たなか・みな)選手(INAC神戸レオネッサ)前線で攻撃の基点となり、抜群の得点感覚でゴールを陥れるストライカー。献身的な守備でチームを救うプレーも特筆すべき点だ。清水梨紗(しみず・りさ)選手(ウェストハム・ユナイテッド)イングランドで力強さを身につけた右サイドのスペシャリスト。1月にはリーグ戦初ゴールも記録。代表でも攻守のキーマンとなる。パリ五輪2024女子サッカーアジア最終予選2月24日(土)時間未定会場:未定2月28日(水)18:30~会場:東京・国立競技場DAZNでライブ配信。NHKで生中継の予定。※記事の情報は2月8日現在のもの。※『anan』2024年2月28日号より。写真/JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2024年02月22日10人組のアイドルグループ・高嶺のなでしこが21日、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーの野外ステージでメジャーデビューシングル「美しく生きろ/恋を知った世界」のリリースイベントを行った。クリエイターユニット Honey Worksがサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループの高嶺のなでしこ。シングル「美しく生きろ/恋を知った世界」でメジャーデビューを果たしたこの日、約700人ものファンが駆けつけた東急歌舞伎町タワーの野外ステージでリリースイベントを開催した。同じ事務所の先輩でもある元HKT48の村重杏奈が進行役を務め、10人のメンバーがステージに勢揃い。雨が降りしきる中、デビューシングルの「美しく生きろ/恋を知った世界」、そしてHoney Works公式カバー楽曲でもある「可愛くてごめん」と「ファンサ」を披露した。イベント後には報道陣向けの会見に応じた高嶺のなでしこと村重。雨にもかかわらず熱いライブパフォーマンスを披露した籾山は「本日雨ということでファンの方々が寒い中待ってくださいましたし、立ち止まってくださった方もいてうれしかったです」とファンの反応に笑顔を見せて、「雨のライブは初めてでした。運が良くて今までは晴ればっかりでしたが、今日は珍しく雨でメジャーデビューは雨だったよねと思い出にもなるので、それも高嶺らしくてイイなって思います」と前向きだった。また、イベント中には4月に東京と大阪の2会場でメジャーデビューを記念したライブを、5月から開催予定の全国ツアーについても発表。籾山は「メジャーデビューだけじゃなくて全国ツアーのお知らせや私たちが密かに夢だったステージにも立てることが決まったので、これからが楽しみだなと思います」と目を輝かせ、「結構大きな場所だと思うので、ファンの方々に来ていただきたいです」とアピールした。最終的な目標を「2年目ということで武道館の夢を達成しないといけない年になってくるので、そこに向けて全てのホールをソールドアウトできるぐらいの勢いを持っていきたいなと思います」と力を込めた籾山。そんな彼女たちを結成前から見守ってきたスペシャルサポーターの村重は「本当にみんな最初の頃はあどけない感じもあって可愛かったんですが、結構久しぶりに会うことが多くて、会う度にみんな成長しています。歌唱力はもちろんパフォーマンス力もどんどんあがっていて、これは日本のトップを穫るアイドルになるんじゃないかと思います」と今後の活躍に太鼓判を押した。さらに、アイドルの先輩として「アイドルにすごい大事だと思うのは、メンバー同士の仲の良さ。最終的に仲良いというのが一番の団結力に繋がります。女の子が集まると嫌だな~とか日によってこの子今日どうしたのかな? とか思う日もありますが、それでもみんなでカバーしあって仲良く目標を達成して欲しいです」と語った。「反面教師?」と報道陣が問い掛けると「HKT48はめちゃくちゃ仲良かったんです。村重もグループが最高だと思って卒業できたので、みんなもアイドルを卒業する日が来たら最高だったと思って卒業して欲しいですね」とアドバイスを送っていた。
2024年02月22日キックオフ16日前に開催地が決まらない緊急事態にも、なでしこジャパンは動じない。2月8日、『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「本日『パリ五輪最終予選』の大事な試合ということで、JFAとしてチームを最大限のサポートしていく。『W杯』を戦い、『パリ五輪』への出場権を獲得して、女子サッカーを盛り上げて、みなさんに感動を与えたい。AFCより2月24日(土)の第1戦の会場について中立地で開催するよう通知がDPRコリア(朝鮮民主主義人民共和国)にあった。DPRコリア発着の定期便が飛んでいないのと、ロジ周りで不透明な点が多く、AFCから通達があった。現在AFCとDPRコリアで調整中ということでJFAとしても決定を待っている状況。これらの確定情報はAFCから更新があり次第、お知らせしたい。ホームゲームは予定通り2月28日(水)・国立競技場で開催する。20年前、『アテネ五輪』の出場権をかけたアジア最終予選のDPRコリア戦も国立競技場で行われた。その際はなんと3万1324人もの来場者が訪れた。今回その数字を上回るみなさんに声援を送ってほしいと思っている。現状の券売状況は1万人くらい、しかもアウェイゴール裏がかなり埋まっているとのことなので、ホームの雰囲気を作っていただき、多くのサポーターになでしこを後押ししてもらいたい。2月28日は水曜日なので、ノー残業デーで国立に足を運んでもらって、なでしこジャパンの後押しをぜひお願いしたい」池田監督「今回『パリ五輪』に向けての最終メンバーを発表させていただく。この2戦しっかり勝利し、そして『パリ五輪』へのキップを取ること。国民の『五輪』にかける熱量に応え、なでしこジャパンの躍動する姿を見せることが、女子サッカーの発展のつながると思うし、我々が世界一を目指して戦っている姿を見ていただくことで人々の心に感動や喜びを与えられるではと思っている。この『五輪』に出場することが女子サッカーの発展に重要な位置付けとして覚悟を持って臨みたい。今委員長が話されたように、開催地の問題があるが、第2戦・国立でみなさんとぜひ勝ち取っていきたいと思うので、応援を含めてぜひ力を貸していただければと思っている」【なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー】【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)65試合63失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合9失点田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)7試合2失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)147試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)75試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)73試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)16試合6得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)10試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)78試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)46試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)33試合1得点千葉玲海菜(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)8試合3得点中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)5試合2得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッ/イングランド)30試合11得点高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)22試合2得点遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ)44試合5得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)17試合3得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)2試合0得点古賀塔(フェイエノールト/オランダ)2試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。猶本光と宮澤ひなたをケガで欠き、上野が復帰した点を問われると、池田監督はこのように返答した。「今まで戦ってくれた選手、ケガは付き物だとは言え、乗り越えないといけない部分かと思っているので、早い回復を望んでいる。今回選んだ選手たちには自分の持っているものを出してほしい。上野選手は『WEリーグ』、『皇后杯』でのパフォーマンスもよかったし、『アジア競技大会』でDPRコリアと戦っている。攻撃の選手ではさまざまなタイプの選手をさまざまな配置で用意し、2戦の短期決戦で戦うので、その中で自分たちがやれること、バリエーションを考え、彼女のボールのいいタイミングで受けられることやゴール前の感覚、最近はゴールのスコアーを取っていることを含めて招集させてもらった」指揮官の北朝鮮評はこうだ。「私もスタッフも分析の中で印象は一人ひとりの走力、ゴールへ向かうプレー、ロングボールを使った背後のボール、ゴールへ向かう勢いがあり、ゴールへの推進力があり、人にも強い印象がある。我々は十分な準備をしないといけない。攻撃では相手の強くくる守備を逆手に取れるような相手のプレッシャーをうまくかいくぐれるようなボールの動かし方でゴールを取れるようにしていきたい」佐々木委員長は平壌開催の危惧をこう明かした。「グラウンドの状況など、我々が視察できないという時点でAFCも普通のことができていないというジャッジ。人工芝の凍ったところは危険だし、ケガのリスクがある。まず選手を守るという観点であまり安全ではない環境がある」リスクの多い平壌開催だが、その可能性はゼロではないと佐々木委員長は言う。「平壌はゼロではない。正式に決定していない。我々はAFCの連絡を待っている状態。AFCに対して、こちらからどうというのは全くしていない。AFC主導の話なので、DPRコリアとAFCが選定した場所でやるしかない。アウェイなので」大事な第1戦の16日前に試合会場が未定という異例の状況にも、佐々木委員長も池田監督も焦りの色は見せなかった。佐々木委員長「相手のホームが最も厳しいという考え方から逆算すれば、もし中立地での開催になれば、さまざまな案件がクリアになる。ただ、もともと平壌で戦う心積もりであったし、JFAやコーチ陣を含めてこれまでその準備を重ねてきた。最終的に平壌に戻ったとしてももともと、すべてをポジティブにとらえていきたい」池田監督「開催地のことがあるが、環境面の対応は寒さも暑さも雨もいろいろ経験してきている。対戦相手は変わらない。どんな準備をして我々がどう戦うか、さらに外的要因をマネジメントしていければと思っている。2次予選が終わり、DPRコリアに対戦相手が決まった時点で、予想外のことが起こると選手たちには伝えている。選手もそれぞれ、さまざまな経験をしている。自分たちの準備、やるべきことをしっかりしていきたい」2月28日(水)、なでしこジャパンを待ち受けるのは天国か、地獄か。『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』朝鮮民主主義人民共和国女子代表戦は2月24日(土)・アウェイ戦、28日(水)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選のチケット情報()
2024年02月09日ルルルン(LuLuLun)の2023年冬ボディケアとして、「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」が登場。2023年12月8日(金)より順次、京都府内の土産屋ほかにて発売される。京都限定ハンドクリームで、シルキーな手触りの肌に地域ならではの原料を使用したご当地限定フェイスマスク「旅するルルルン」シリーズから、ハンドケアアイテム第2弾として「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」がお目見え。京都産シルク由来のエキス(カイコまゆエキス)配合で、“まるでシルク”のようになめらかな肌へと整えてくれる。また保湿成分・酒粕エキスをはじめ、3種のセラミド(整肌成分)やヒアルロン酸が、手肌に“しっとりとした”ツヤをもたらす。香りは、鴨川沿いに咲く花・カワラナデシコをイメージした上品かつ華やかな香りに仕上げている。髪飾りや着物が描かれたパッケージにも注目だ。自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産にもおすすめなので、京都へ行った際にはぜひ手に取ってみてほしい。【詳細】「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」30g 880円<新製品>発売日:2023年12月8日(金)展開:京都府内の土産屋ほか【問い合わせ】Dr.ルルルン株式会社TEL:0120-200-390
2023年12月11日淡路島ニジゲンノモリの人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、ナルトやサスケたちが挑んだ、アニメでも大人気の“中忍選抜試験”に忍里内で挑戦できる「忍里中忍選抜試験2023」を2023年12月19日(火)~2024年2月29日(木)の期間限定で開催いたします。本試験では、カンニングでもしないと解けない筆記試験やエリア内に散らばった「天」「地」の2つの巻物をそろえる巻物捜索など、原作でナルトたちが苦しみながらも達成した、試験の数々を忍里オリジナル問題として出題。全ての試験をクリアした方には、中忍の証となる合格証書をプレゼント!残念ながら試験中に脱落してしまった方にも、忍里限定のオリジナルシールをプレゼントいたします。試験は全部で3つ!智恵や体力はもちろん、忍らしいセンスと発想、そして忍耐力で不合格者続出の超難関試験を突破しよう!ファンたちの“ナルト愛”を試す、作品への愛が溢れたイベントに、仲間と一緒に挑戦しよう!▲原作を再現!カンニング“あり”の難関ペーパー試験▲公式はここだけ!「中忍合格証書」を手に入れよう!■イベント概要実施時間:2023年12月19日(火)~2024年2月29日(木)の平日16時より※1日に1度のみの開催となります※期間中の土日祝はイベント開催対象外の日程となります受験方法:イベント開催日の14時までにアトラクション受付にて申請。試験内容:【第一の試験】難問ペーパーテスト!制限時間10分の間に「NARUTO-ナルト-」に関する超難問ペーパーテストを解いていただきます。’’忍’’らしく挑戦してみてください。なお、’’忍‘’らしくないカンニングなどが試験官に3回確認されると脱落となります。※途中科学忍具のご使用はご遠慮ください。【第二の試験】巻物捜索戦!アトラクションエリア内から中忍試験専用の「天の巻」「地の巻」を捜索し、1対の巻物を揃えていただきます。試験開始時に、あるゲームを経て、どちらかの巻物を受験者にお渡しし、もう片方の巻物を制限時間12分で広大なエリアの中から探し出す試験です。時間内に「天の巻」「地の巻」の巻物を揃えられなかった受験者は脱落。【第三の試験】実践形式⁉隠し“印”テスト!詳細は第二の試験の合格者のみお伝え致します。特典:合格者/3つの試験を全て合格された方には中忍の証として氏名入りの合格証書の特製巻物をプレゼント脱落者/参加賞として、ニジゲンノモリ限定のオリジナルシール7種類から1枚をランダムにプレゼント受験料:無料※別途入場チケットが必要になります。URL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月04日愛知県名古屋市中区大須にて独特のコンセプト(付喪神のいるお店)として営業しているコンセプトカフェなでしこ(運営:合同会社月雲)が、クラウドファンディングを通じて、新しい挑戦を始めています。2023年11月10日から11月30日まで、独自の和メイド服制作プロジェクトの支援を募集開始しています。クラウドファンディング詳細: クラウドファンディングトップ画【コンセプトについて】付喪神とは、長年使われた物に宿るとされる神聖な存在です。物や道具から自然に至るまで、日本の文化では万物に魂が宿るという思想が根強く、これらの付喪神は日本の文化の象徴として、国内外の多くの人々を魅了するはずです。なでしこでお給仕しているのは、100年の時を経て魂を宿した人形の付喪神たち。ずっと人間に可愛がられてきたがゆえに人間が大好きで、人形の頃はできなかったおしゃべりをとっても楽しみにして旦那様、お嬢様の帰邸を待っているというコンセプトで営業しています。店舗案内【プロジェクトについて】今回のプロジェクトは、当店の付喪神たちが着用する特別な和メイド服の制作が目的となります。伝統的な着物の要素を取り入れつつ、現代的なアシンメトリの袖や、機能的なエプロンを組み合わせたこのデザインは、日本の伝統と現代性の融合を象徴しています。目標金額は50万円で、達成された場合、この制服の製作に資金が充てられます。リターンとしては、カフェのオリジナルグッズや、新制服を着た付喪神たちの記念品など、支援者への特別な感謝のしるしとして様々なものを用意しています。制服イメージ在籍キャスト【制作スケジュール】2023年8月 デザイン完成2023年9月 パターンと型紙作成2023年10月 仮布試作品製作2023年11月 クラウドファンディング開始試作品の完成とお披露目、さらにリターンの配布と発送【クラウドファンディング概要】付喪神のお店(コンセプトカフェなでしこ)の公式コスチューム制作応援プロジェクト日程: 2023年11月10日から11月30日までURL : また、当コンセプトカフェについてをより深く知るには、下記をご覧ください。公式ウェブサイト: X(旧Twitter) : @nadeshico223 また、筆頭付喪神のX(旧Twitter) @tsukumonade もぜひチェックしてください。【店舗概要】店舗名 :コンセプトカフェなでしこ所在地 :愛知県名古屋市中区大須2丁目21-20 2Fアクセス :名古屋地下鉄鶴舞線 大須観音駅 徒歩2分営業時間 :平日15:00~24:00 土日祝12:00~24:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日ベスト8で悔し涙を流したFIFA女子ワールドカップ(W杯)から2か月半。なでしこジャパンが世界の頂点を目指して早くも再出航する。パリ五輪金メダルへ、なでしこジャパンが早くも再出航。狙うはパリ五輪での金メダル。その第一関門となるのが、今回のアジア2次予選だ。インド、ウズベキスタン、ベトナムとのリーグ戦を1位突破すると、本大会出場権を懸けた来年2月のアジア最終予選に進むことができる。ここをしっかり通過して未来への扉を開きたい。近年は男子同様に海外でプレーする選手が急増。世界標準を日常とする意識が高まっている。チームは9月の国際親善試合でアルゼンチンに8‐0と圧勝し、10月には若手中心のメンバーでアジア競技大会連覇を達成するなど期待は高まるばかりだ。だが、決して楽観視はできない。これまで引いて守りを固めるアジア勢には苦戦するケースも多く、選手たちは「アジアは2次予選から難しい戦いになる」と気を引き締める。世界で味わった悔しさは世界でしか晴らせない…。パリで最も輝くメダルを手にするために、なでしこジャパンが新たな一歩を踏み出す。アジアの激しさに対して球際では絶対に負けたくない。長野風花(リヴァプールFCウィメン)女子W杯で悔しい気持ちを味わって、もっともっと上にいきたいという気持ちが強くなったので、すぐに五輪を目指して戦える機会があるのは、個人的にはすごくうれしいです。今のチームはバランスがすごく整っていますし、女子W杯では得点パターンも多くて、本当にいい戦いができたと思っています。ただ、スウェーデンに分析されたことで中盤で優位に立てなかったり、一対一の強さで課題が残ったのも事実。どれだけいいサッカーをしても、結果的に勝てなければ意味がないということを思い知らされました。正直、アジアは世界で戦うより難しいと感じるところもあります。日本に対して守ってくる国が多いですし、球際もすごくガツガツくる。でも、そこで絶対に負けたくない。アジアの厳しい予選で勝負強さを得ることができたら、自分たちはもっと強くなれる可能性を持っていると思います。パリで最高の結果を残すためにも、今回の2次予選を絶対に勝ち抜いてきます。ながの・ふうか1999年3月9日生まれ、東京都出身。160cm、53kg。ピッチの中央で輝く攻守の要。韓国やなでしこ2部など、自らを厳しい環境に置くことで成長してきた向上心も魅力。チームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッドWFC)女子W杯は本当に悔しかった。一丸となって戦えるいいチームでしたけど、優勝したスペインにグループステージで勝ちながら、準々決勝でスウェーデンに負けてしまった。でも、そこで勝ちきれないのが、今の実力だと思うんです。すぐにパリ五輪のアジア2次予選がスタートしますが、あの悔しさが鮮明に残っているからこそ、もう一度世界の頂点に思いを馳せるところは大きいです。そのためには自分が成長しなきゃいけない。何が正解なのかは分からないですが、自分はもっと厳しい環境で戦いたいと考えて、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を決めました。アジア予選は決して簡単ではないです。体格や戦い方の似たチームが多い中での崩し方、勝つための最善策を試合中に見つけていく必要があります。個人的にはチームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。しっかり自分自身と向き合って、成長して、パリ行きの第一関門を突破したいと思っています。みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。抜群のスピードと鋭いドリブル突破でゴールを陥れるアタッカー。FIFA女子W杯では5ゴールで得点王に。サッカー日本女子代表 パリ五輪アジア2次予選10/2619:00 vs インド10/2921:00 vs ウズベキスタン11/119:00 vs ベトナム開催場所:全試合、ウズベキスタン・タシケント。※時間は日本時間※『anan』2023年11月1日号より。写真・JFA取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2023年10月30日U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで、準優勝に輝いたSORISSO SELECT。ソレッソ熊本、鹿児島、宮崎の選抜チームで、ソレッソ熊本U-15は、先頃行われた『日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会』で全国2位に輝くなど、目覚ましい活躍を見せるクラブです。ソレッソ熊本U-12を率いる広川靖二代表(以下広川)に、準決勝、決勝戦終了後に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)決勝戦では早い段階で先制点を奪ってバルサにプレッシャーを与えたソレッソセレクト(C)新井賢一<<関連記事:今年も熱い試合がたくさんあったワールドチャレンジ2023を振り返る■普段別の場所で練習している子たちをチームにするために心がけていたこと――準決勝ではヴィッセル神戸U-12に1対0で勝利しました。感想をお願いします。広川ボールを動かされるというか、持たれるのはある程度覚悟の上でしたが、やっぱりヴィッセルさんは上手でしたね。子どもたちだけで中盤を整理するのは難しかったので、ハーフタイムを使って改善しました。前半はふわっと入ってしまったので、前半の飲水タイムまでに何人か交代したのですが、フレッシュな子たちを入れたことで、うまくいったかなと思います。もうちょっと、チャンスのときは堂々とやってほしいと思っていて、後半の最初の方は何回かその形が出ました。とはいえ準決勝という大きな舞台で、緊張がある中で「硬くなるな」というのは酷かなと。今回のチームは各地の選抜ですが、僕は毎週顔を合わせている子たちです。コミュニケーションを取っていく中で、今までの歴史として、熊本の子たちが、先輩たちの存在を意識している部分もあったかもしれません。彼らは堂々とプレーしていました。ソレッソ宮崎や鹿児島は作って間もなく、チームとして大舞台に立った経験が少ないので、僕らがサポートしてあげなければいけないと思っていました。彼らを気持ちよくピッチに送り出すために、声がけや心づかいはしているつもりです。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■今回の挑戦を見て「俺も出たい」という気持ちが生まれてくれればいい――ソレッソ熊本U-15の選手たちが、クラブユース選手権で全国2位になりました。彼らが成し遂げたことは、ジュニアの子たちにどんな影響がありますか?広川影響という意味では、うちの子たちだけに限らず、日本中の街クラブの指導者から、エールや感謝の連絡をもらいました。ワーチャレに出場したチームもセレクトとはいえ、特別な選手がいるかというとそうではありません。そんな中で、みんなで頑張ってくれました。今回はセレクトでワーチャレに出るという初めての挑戦だったので、「俺もこのメンバーに選ばれたい!」という気持ちが、各県の選手の中で生まれるといいなと思います。■先制点でバルサにストレスを与えることに成功したが......広川代表には、決勝戦の後にも話をうかがいました。――FCバルセロナとの決勝戦は1‐3でした。先制点を奪い、あわやの雰囲気も感じましたが、試合を終えた感想をお願いします。広川試合の入り方も含めて、バルセロナにストレスを与えることには成功したと思います。彼らがやりたいボールの動かし方は遮断できたのですが、そうすると長いボールを使いながら攻めて来ました。バルサを慌てさせるには、1点では足りなかったかなと。選手たちはすごく頑張ったと思いますが、普段は攻撃の練習をたくさんしているので、そこをあまり発揮できなかったのが心残りです。また頑張ります。ワールドチャレンジ2023決勝戦の動画はこちら>>ワールドチャレンジ2023の記事はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2023年08月31日2011年以来となる世界一奪還へ――。池田太監督に率いられたなでしこジャパンが女子W杯に臨む。再び世界の頂点へ。なでしこジャパンが女子W杯に挑む。指揮官が掲げるのは、日本らしい軽快なパスサッカーと、アグレッシブな守備でボールを奪って素早く攻めるスタイルだ。海外遠征で強豪国相手にテストしてきた新システムの3バックは徐々に完成度を高め、2月には東京五輪金メダルのカナダにも勝利した。新しいチャレンジに苦戦した試合も多かったが、長谷川唯は「日本人はサッカーIQが海外の選手より高い。前回の対戦を活かすという部分では有利」と前を向く。今大会はメンバーが大きく若返った印象だ。前回の世界一を知るのはキャプテンの熊谷紗希だけで、’14年のU‐17、’18年のU‐20で世代別の女子W杯を制した選手が多く、新時代を感じさせる編成でもある。再び世界の頂点を目指すなでしこジャパン。“夢の舞台”で奮闘する彼女たちの輝きに注目だ。攻守の要が見せるピッチ上での“違い”。――長谷川唯選手インタビュー――今回の女子W杯、どんな大会にしたいと思っていますか?長谷川唯(以下、長谷川):もう一度女子サッカーを盛り上げるために結果にフォーカスしつつ、優勝を目指す過程でひたむきさ、観ている人の気持ちが熱くなるようなプレーを心掛けたいです。――簡単に池田監督のサッカーを紹介してもらえますか?長谷川:今回は本当にいろいろなタイプの選手がいます。フィジカル系、スピード系、テクニック系とそれぞれが様々な特長を持っていて、メンバーによって戦い方に変化が生み出せるところも魅力です。日本らしくボールをつなぐところだけでなく、積極的にゴールに近いエリアで奪って素早くチャンスを作るところも今のチームの武器なので、全員が連動したプレスも見てもらいたいですね。――長谷川選手はドリブルやパスが得意でしたが、最近はボランチとして新境地を開拓しています。長谷川:今は派手なプレーより、こぼれ球への予測や積極的に動き回ってボールがあるところにたくさん顔を出すことが一番の役割です。ただ、上を目指すためにはこれまで得意にしていたチャンスメイクや得点に絡むプレーも必要だと思っていて。誰とボランチでコンビを組んでも自分が攻撃的な役割になると思うので、ボランチの位置から攻守に積極的に絡んで「気づいたら長谷川唯がいる!」と思ってもらえるくらい基本的な部分を丁寧にやり続けたいです。ピッチ上で“違い”を見せたいですね。――まだ26歳ですが、チームが若返ったこともあって、年齢や経験から頼られる側になってきました。長谷川:昔からピッチ内では中心でありたいと考えていたのでプレー面の変化はないですが、最近は周りのプレーしやすさを意識したり、初めてW杯に出場する選手へのサポートをすごく考えるようになりましたね。やっぱり初めての難しさはあるので。――どんな部分が難しいんですか?長谷川:親善試合やアンダー世代の世界大会とは全く別物で、海外の選手たちは気迫やモチベーション、スピード感が全然違うんです。あとは相手に守りを固められたときの攻め方ですね。前回大会は初戦で攻めあぐねて苦しんだので、あの経験はしっかり教訓にしなければと思っています。――では、最後に同世代のanan読者にメッセージをお願いします。長谷川:私たちの年代はいろいろなことに挑戦できる年齢だと思います。今の仕事や趣味に加えて、新しいチャレンジは自分の成長にもつながるはずです。私もたくさんの挑戦と失敗を繰り返してきましたが、これからもトライを続けていきたいですし、同年代の皆さんと一緒に成長していけたらと思っています。今回は小さな頃から憧れていた“夢の舞台”で頑張ってきます。皆さんも日本から応援してください!はせがわ・ゆいマンチェスター・シティ(イングランド)所属。1997年1月29日生まれ、埼玉県出身。テクニカルなプレーで攻撃の起点となるボランチ。2014年U‐17女子W杯優勝。なでしこジャパン通算66試合16得点。4年前の悔し涙から新エースが立ち上がる。――植木理子選手インタビュー――いよいよ女子W杯が開幕です。植木理子(以下、植木):昨年末に男子のW杯が盛り上がりましたけど、女子にもいよいよその機会が来たなという感じです。私たちの試合結果や戦いで日本中を、そして女子サッカーをもっと盛り上げたいと思っています。――どんな戦いを見せたいですか?植木:池田監督が“熱男”なんですよね(笑)。勝利を目指して熱く戦えるチームですし、日本らしいパスワークや最後まで戦う姿、走り切るところで、観ている人の心に響くような戦いをしたいです。――4年前の女子W杯は開幕直前にケガのためチームを離脱しました。植木:自分でも「ここまで泣けるんだ」ってくらい涙が出ました。でも、あの悔しさを晴らせるのは同じW杯の舞台しかないことも分かっていました。この4年間、いろいろな人に助けられながら同じ場所に戻ってこられたことは本当にうれしいですし、4年前のケガを笑って話せるくらいの結果を出したいと思っています。――今季は公式戦28試合で28得点。リーグ戦、皇后杯、リーグカップのすべてで得点王になりました。植木:FWとしてはどんな形でもいいので、ゴールを決めてチームに貢献したいですし、得点へのこだわりは強いです。昔はがむしゃらに走ってチャンスを待っていましたけど、最近はいろいろ教えてもらって、プレーの引き出しが増えてきました。周りにどう活かしてもらうかを考えるようになったことが大きいですね。――この4年間で代表での立ち位置も変わってきたように感じます。植木:代表チームでの出場時間は増えましたし、責任感は強くなってきました。ただ、自分の持ち味は一生懸命に走ったり、前線で体を張り続けるところ。ゴールを狙いながら、そこは忘れずに徹底したいですね。――’11年の女子W杯優勝をきっかけに本格的にサッカーを始めて、今回は自分が出場する側に回ります。植木:自分がサッカーを始めてすぐになでしこジャパンが世界一になって、W杯優勝が夢じゃないことを示してくれました。今度は自分たちの結果で、今の子どもたちに日本人選手が世界で輝けることを改めて証明したい。W杯って自分にとっては“夢の舞台”なんです。自分の夢を叶える舞台でもあり、新しい夢を与える側でもありたいと思っています。――anan読者にメッセージを。植木:それぞれの道や夢がある中、私たちはサッカーという場所で輝けるように頑張っています。読者の皆さんには私たちが活躍して、キラキラした姿を届けられるように、そして少しでも力を届けられるように頑張ります。ぜひ応援してください!うえき・りこ日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属。1999年7月30日生まれ、神奈川県出身。前線からの果敢なプレーでゴールを量産するストライカー。2018年U‐20女子W杯優勝。なでしこジャパン通算21試合8得点。FIFA 女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド 2023大会日程:7月20日(木)~8月20日(日)なでしこジャパンFIFA 女子ワールドカップ日程7/22(土)16:00vs ザンビア7/26(水)14:00vs コスタリカ7/31(月)16:00vs スペインラウンド16:8/5(土)準々決勝:8/11(金)準決勝:8/15(火)決勝戦:8/20(日)19:00※すべて日本時間。日本戦は全試合、NHKで中継。ザンビア戦、コスタリカ戦はBS1。スペイン戦は総合とNHK+で同時配信・見逃しも。※『anan』2023年7月26日号より。写真・JFA取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2023年07月22日株式会社プラスプは新型コロナによる資材調達難で中断していた美と健康づくりのための炊飯器「なでしこ健康生活」の出荷を2023年6月26日(月)より再開いたします。非IHタイプなので電磁波も心配なし、ムラなくおいしく炊ける従来のタイプ(NHL-2)は販売を終了し、発芽玄米ごはん炊飯器の最高峰としての実績ある「Premium New 圧力名人」をリニューアルした新モデルを、今後は株式会社プラスプが「なでしこ健康生活」NHL-3として販売いたします。非IHタイプなので電磁波に敏感な方も安心してご使用いただけます。■特色ある内釜でムラなく美味しく炊飯内釜の中ほどを絞り、ひょうたん型にすることで釜内の発芽した玄米の対流を均一化しムラのない炊きあがりを実現しております。玄米を入れて音声案内に従い簡単にセットするだけで、数時間後には発芽したて玄米ごはんが自動的に炊きあがります。発芽時間は3種類(2時間・4時間・6時間)から選択が可能で、市販されている工場で発芽加工した玄米を炊飯するのではなく、生きて発芽する玄米を使うので新鮮な美味しい発芽したての玄米ごはんを食べることができます。「発芽」という科学変化によって玄米以上に栄養価が増し、柔らかく消化しやすい美味しい玄米ごはんが炊き上がることから近年愛用者が増加傾向にあります。■1.8気圧で圧力調理も1.8気圧で調理する機能を持っており、白米はもちろん全自動で「発芽玄米ごはん」を炊飯するだけではなく、様々な食材を圧力調理で短時間で美味しく料理することが出来るのも、他の炊飯器には無い特色となっています。リニューアルした本モデルでは価格も従来より低く設定し、美と健康づくりに役立つ栄養豊富のサプリメントな発芽したて玄米ごはんの普及を目指しています。■出荷再開記念プレゼント、炊飯器と玄米を同時にお届け出荷再開記念として「生きて発芽・発酵する有名ブランド玄米」3kgと「プロポリス入りのどスプレー」1本、「蜂蜜スプレッド」2瓶をプレゼント致します。■注文方法オンラインサイト 及び お電話でご注文可能です。セルフケアサイト「ヘルスリテ」及び 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等で「なでしこ健康生活」と検索してください。【フリーダイヤル】0120-009-443(注文専用ダイヤル)注:「なでしこ健康生活(R)」は発芽玄米ごはん炊飯器の登録商標です。同名のショッピングサイト「なでしこ健康生活公式オンラインショップ」とは無関係です。■販売価格69,740円(消費税・送料込み)■主な仕様・電源:AC100V、50/60Hz・消費電力:調理時1040W・最大調理容量:1.08リットル(6合)・調整装置圧力:78.5kPa(1.8気圧)・寸法:幅27.0×奥行37.5×高さ27.9cm・重さ:5.9kg■主な機能・発芽玄米炊飯(最大4合、2時間・4時間・6時間発芽を選択可)・白米炊飯(最大6合)・銀シャリ炊飯(最大5合)・玄米炊飯(最大4合、発芽玄米機能にて0時間を選択)・炊き込みご飯(最大4合)・白米早炊き炊飯(最大6合)・おかゆ(最大1合)・あまざけ(最大180cc)・万能調理(35℃~115℃で調理可)・予約炊飯(最大設定13時間、白米・銀シャリ・おかゆ・炊き込みご飯で設定可)・節電モード機能・自動洗浄お知らせ機能・圧力パッキン交換お知らせ機能(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月13日ジェンダー平等に取り組む人々をサポートしているアディダスが、サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が着用するユニフォームを開発しました。公開されたピンクと紫で彩ったユニフォームに、多くの方が注目しているようです。そこで今回は、「なでしこジャパン史上初の女子代表専用ユニフォーム」について、読者の意見をご紹介します。「ジェンダーを推進するプロジェクト」をどう思うか、読者の本音を調査しました。気になる結果は……「なでしこジャパン史上初の女子代表専用ユニフォーム」について尋ねたときに、「とても良いと思う」「良いと思う」と答えた方は全体の70%と、最も多い結果となりました。なお、「違和感がある」「とても違和感がある」と答えた方は22%、「とくになんとも思わない」と答えた方は8%でした。それでは、寄せられた意見で多かった回答をご紹介します!肯定的な意見の方は……「なでしこジャパンや日本のイメージにぴったり」と、デザインを絶賛する声が多数寄せられています。これまでのスポーツユニフォームにない、華やかさと優しさが感じられる色合いに、「ユニフォームを購入したい」という方もいました。違和感があると答えた方は……一方で、「ジェンダーフリーが進んでいる今の時代に合わないのでは?」と心配する声も。「優しい色合いと勝負の世界が結びつかない」と感じている方もいるようです。ジェンダー平等を推進するプロジェクトに対して思うことは?ジェンダー平等を推進するプロジェクトに対して、基本的には賛成している方が多いようです。しかし、「あまりにもジェンダー平等と強く言いすぎて、逆に生きづらい人もいる」といった声も寄せられました。価値観は人それぞれ「そういえば今まで女子専用のユニフォームじゃなかったのかと、改めて思った」等、素晴らしい功績を収めてきたなでしこジャパン専用ユニフォームができたことに賛同する方が70%を占めた今回の調査。着用する選手達からも喜びの声が上がっています。反対に「そういえば男性専用のデザインがないもの」も、日常にあるかもしれませんね。みなさんはなでしこジャパンのユニフォーム、どう感じましたか?調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年3月28日~3月29日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年04月10日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳が23日、東京・千駄ヶ谷の国立競技場で行われたアディダス「サッカー日本女子代表 2023 ユニフォーム」発表会になでしこジャパンの小林里歌子選手、植木理子選手、藤野あおば選手、池田太監督、佐々木則夫JFA女子委員長とともに出席した。アディダス ジャパンは、公益財団法人日本サッカー協会とともに、2023年3月サッカー日本女子代表の新ユニフォーム(アウェイユニフォーム)を発表。この日は小林里歌子選手、植木理子選手、藤野あおば選手が新ユニフォームやトレーニングウエアを着用して登場し、MCには日向坂46の影山優佳が務めた。水色と桜色の新アウエイユニフォーム姿で登壇した藤野選手は「すごい可愛らしいユニフォームで、なでしこジャパンの和気あいあいとした雰囲気が感じられます。また、サンライズということで身が引き締まりますね」と感想を述べ、植木選手も「今までのサッカー界では見ないようなデザインで、今からこれを着てプレイするのが楽しみです」と満足そうな表情を。小林選手も「とても女性らしいデザインで、その裏には新たにもう一度世界一をというコンセプトがあると思います。気が引き締まりますし、より頑張ろうと思います」と決意新たにした。今年はオーストラリアとニュージーランドでFIFA女子ワールドカップが開催される。小林選手が「WBCで侍ジャパンの皆さんが優勝されて日本中を巻き込んでいるように、私たちもそういう戦いや結果を届けられるよう、私自身出来ることを頑張りたいと思います」とWBCでの侍ジャパンの活躍に刺激を受けた様子で、藤野選手も「たくさんの人に夢や希望を与えられるように頑張りたいと思いますし、結果にこだわってやっていきたいと思います」と意欲を見せた。そんな彼女たちの頼もしいコメントに、この日MCを務めた影山は「ファンとしてこのユニフォームを身にまとって世界の舞台に羽ばたいてご活躍する姿を楽しみにしています」と期待感を。また、なでしこジャパンが初めてワールドカップを優勝した2011年は小学校3年生で、実際にサッカーをしていたと明かしつつ、「なでしこジャパンさんのご活躍を見てこうなりたい! と思っていました」と当時を懐かしく振り返った。さらに「なでしこジャパンの皆さんのご活躍が子どもたち、そして日本中の皆さんに勇気や感動を与えるような光景が広がったら良いなって思っています。カタールのワールドカップにWBCと日本のスポーツがすごく盛り上がっている中、今年のワールドカップも非常に楽しみにしています」となでしこジャパンにエールを送った。
2023年03月23日