■これまでのあらすじ明里に度々マウントをとってくるママ友の瑠花は、義母から男の子を産めないことを日々責められていた。3人の男の子がいる明里をうらやむ気持ちが次第に憎しみに変わっていったと打ち明ける。しかし、もし男の子を授かったとしても瑠花は幸せになれないと思うと、明里は伝えるのだった。「今」幸せになりたいという瑠花さん。自分は惨めだと思い込んでいるようですが、瑠花さんには娘の莉央ちゃんがいます。莉央ちゃんのやりたい習い事をやらせてあげて、成長を楽しみにしている瑠花さんは幸せではないのでしょうか…?周囲を妬むことに気を取られ、今ある幸せに気づけないうちは、ずっと苦しむことになる。瑠花さんには、そのことに気づいてもらいたいと思いました。「今の生活を好きになる」と言っていた瑠花さんが、今もこれからも、あの家で幸せに過ごしていけることを祈っています。※この漫画は実話を元に編集していますイラスト: マスハタ こちらもおすすめ!私には苦手なママ友がいて…子どもを平気で半袖でいさせる美香さん。周りの迷惑を考えない行動に、私は呆れていました。さらには夜中までゲーム…!? ありえない!非常識すぎる…これ、私が正しいよね? 「ガサツなママが許せない」1話目はこちら>>
2024年07月22日■これまでのあらすじ3人の男の子がいる明里に敵意をむき出しにするママ友の瑠花。明里は距離を取るが、ある日、瑠花が義母から男の子を産めないことを責められているのを目撃する。義母の呪いの言葉により、瑠花は娘が産まれた時にがっかりしてしまった…と語った。 私は男の子が欲しかったとか、女の子が欲しかったとか、そういうことを考えたことはありません。元気に産まれてきてくれただけで喜ぶべきことだと思っています。でも、瑠花さんは、3人の男の子を育てている私がうらやましかった…と。そして、その感情はいつしか憎しみに変わってしまったと打ち明けてくれました。子どもたちに囲まれて楽しそうに暮らす私と、お義母さんに責められる毎日の自分をくらべて、瑠花さんはどんどん負の感情に飲み込まれて行ったのでしょう。私の幸せを壊せば、自分の欲しいものが手に入る…。そんな風に考えることで、なんとか自分を保っていたのかもしれません。でも、そんなことをしても、瑠花さんは幸せにはなれない。お義母さんの言うとおりに男の子を授かっても、今のままでは苦しみからは逃れられないのではないでしょうか…?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月21日■これまでのあらすじ3人の男の子がいる明里をたびたび見下すような発言をしていた瑠花。敵意をむき出しにされ距離を取っていたある日、瑠花が明里の目の前で倒れる。家まで付き添うと、義母という人が「男の子も産めないし体も弱い」と瑠花に文句を言うのだった。そして次の週の保育園ではー…瑠花さんを家に送って以降、保育園の送迎に瑠花さんが現れなくなりました。代わりにお姑さんがやってきて、男の子のいるママさんたちに「跡取りを産んで立派ね」と話しかける姿が目立ち…。瑠花さんにはもう関わらないと決めたとはいえ、1週間も姿を見せないなんてさすがに心配で、私は連絡を取りました。久しぶりに会った瑠花さんは、さらに痩せたように見えました。しばらく体調を崩していたそうで…。そして、涙をこらえて打ち明けてくれたのは、義母からの執拗な「男の子の跡取りを産め」という圧力の日々。3年間、ずっとお姑さんに責められていたなんて…無事に産まれてくれただけで、性別なんて関係なく喜ばしいことなのに…!莉央ちゃんが産まれたときに一瞬でもガッカリしてしまった自分自身を、瑠花さんはずっと責めているようでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月20日■これまでのあらすじ購入を検討していた戸建てをママ友の瑠花に先に買われてしまった明里。瑠花は以前から明里にマウントをとっていたが、あてつけのための購入だったと敵意をむき出しにする。しばらくして、保護者会で会った瑠花は痩せて見えて、帰り道、倒れてしまう。ふらふらの瑠花さんを家まで送ることにした私。お人好しと言われましたが、具合の悪い人を放ってはおけません。すると、家の前で私たちに声をかけてきた女性がいました。その人を瑠花さんは「お義母さん」と呼んでいましたが、なんだか怯えている様子で…。そんな瑠花さんに、お義母さんは「ひとりしか子どもがいなくて楽している」と言ったのです…!私に対しても「あなたも嫁としての責任をは果たしているか」って、いきなりなんなの!?あの強烈なお姑さんに、瑠花さんはいつもあんな厳しいことを言われているのでしょうか…。だとしたら、そんな日常、キツすぎます。もしかしたら、瑠花さんは本当はふたり目を望んでいるのでは…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月19日■これまでのあらすじ明里はママ友の瑠花がマウントをとってくることにストレスをためていた。瑠花の新居に誘われて遊びに行くと、それは明里が購入を検討していた物件だった。「家を見た時の明里さんのあの顔が見たかった」と敵意をむき出しにする瑠花だったが…?私へのあてつけで家を購入…?そんな理由で一生を左右する大きな買い物をするなんて、どうしてそこまで私を目の敵にするんでしょうか…。私、何かしちゃったのかな…。今まで感じていた瑠花さんのトゲのある言い方は、私を嫌いだったからなのだとようやくわかりました。それから、私は瑠花さんを徹底的に避けていたのですが…。保育園の保護者会で、久しぶりに瑠花さんを見かけました。向こうから無視してきたので、さすがにもう話しかけてはこないかとホッ。ただ、瑠花さん、ちょっと痩せた? 心配になって見ていると、帰り道、私の目の前で瑠花さんが倒れてしまったのです…!※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月18日■これまでのあらすじ明里は3人の男の子のママ。ひとりっ子ママの瑠花からたびたび子どもが多いことを見下す発言をされている。瑠花が引っ越したというので遊びに行くと、その家は明里が購入を検討していた戸建てだった。瑠花さんの新居は、私が購入を検討していた戸建てでした。いつの間にか売約済みになっていたと思ったら、こんなことって…。私は瑠花さんに間取り図を見せて、この家のこういうところがいいと思うという話を一緒にしたんです。知らなかったはずないのに…。子どもたちが順番に熱を出して、家を購入するどころではありませんでした。でも、そんなこと言っても始まらないと反省していると、瑠花さんは態度を豹変させました。…私のこと、そんな風に思っていたの?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月17日■これまでのあらすじ3兄弟を育てる明里は、ひとりっ子ママの瑠花からマウントと取れる発言をされてモヤモヤしている。嫌味に疲れた明里は瑠花を避けるようになるが、家を買ったという瑠花に購入のポイントを聞かせてもらおうと新居へ遊びに行くことになり…。 瑠花さんの新居への道すがら、先日話していた戸建てがこの近くだと瑠花さんに話しました。いつの間にか誰かに買われてしまったことも…。そして、家の前に立ち、私は愕然としました。その新居は、私が購入を検討していた戸建てだったのです。うちでチラシを見て話した瑠花さん。知らないはずがありません。瑠花さんの勝ち誇った笑顔に、私はゾッとしたのでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!この話のイラストは、一部下記クレジットの写真を使用しています。© oka - stock.adobe.com
2024年07月16日■これまでのあらすじ3人の男の子を育てる明里の家に、ひとりっ子ママの瑠花が家に遊びにやって来た。手作りおやつを持参し、嫌味っぽいことばかり言う瑠花だが、明里が購入を検討している戸建ての間取りを見て、なぜか意味深にほほ笑むのだった。瑠花さん親子を見送って、私はソファに倒れ込んでしまいました。正直、なかなか疲れました…。いちいち言い方がキツイというか、嫌味っぽいというか、瑠花さんの本心がどこにあるのか見えづらいんですよね。私、ちゃんと作り笑いできてたかな…。何か大きなトラブルになる前に、これからはもうあまり瑠花さんに関わらないようにしようと思いました。ところが、しばらくして、瑠花さんから家を購入したので遊びに来ないかと誘われてしまい…。家を買う経験談を聞けるならと思ってお誘いに乗ってしまいましたが、この後、私はこの自分の甘さを後悔することになるのです。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月15日■これまでのあらすじ3人の男の子ママの明里は、ひとり娘を熱心に育てている瑠花から子どもがたくさんいることや男の子ばかりなことを見下すような発言をされてモヤモヤしている。明里がおやつにスナック菓子を出すと、「子どもの口に入るものだからこだわりたい」と言われ…。 瑠花さんとの会話はなんだかとても気を遣います。引越しを考えているという話題のなかで、つい「注文がいいけどお金ないし~」なんて言ってしまって慌てましたが、珍しく瑠花さんは話に乗ってくれました。建て売りでしたが、一戸建てなら子どもたちの足音も多少なら気にならないし、小さなお庭もあって、我が家にはちょうどいい物件だと思うんです。夢中になって話していたとき、莉央ちゃんが飲み物をこぼしてしまって…。私は瑠花さんの意味深な笑みに気づいていませんでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月14日■これまでのあらすじ明里は3人の男の子のママ。ひとりっ子ママの瑠花からたびたびマウントとも取れる言葉をかけられるなか、明里が犬を飼っていることを伝えると、瑠花は「よっぽど生き物が好きなのね」と鼻で笑うのだった。私も「ワンちゃん大好き」という瑠花さん。でも、さっきの言い方はそんな好意的な感じじゃなかったよね…?そして、我が家への訪問当日、頑張って掃除をして、市販のお菓子お菓子を用意して出迎えました。でも…瑠花さんはまたしてもチクリとひと言。「子どもの口に入れるものはこだわりたい」と…、ですよねぇ。うちは気にしてなくてすみませんねぇ。「男の子だからそんなの気にしなくてよくてうらやましい」と取って付けたようなフォローをされましたが、むしろそれって嫌味なのでは…?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月13日■これまでのあらすじ3人の男の子を育てている明里は、ひとり娘を熱心に育てている瑠花と親しくなる。明里が「ひとりにかけられる時間もお金も限られている」と話すと、瑠花は「むやみにいっぱい子ども作るからじゃない?」とトゲのある言い方をして…?瑠花さんの発言は天然なのか、嫌味なのか…。子どもをいっぱい作る自分が悪いと言われた気がしましたが、私の勘繰りすぎだったのでしょうか?そんななか、瑞紀が莉央ちゃんを家に呼びたいと言い出して…。片付けた端から汚される我が家。おまけに犬を飼っていることを告げると、瑠花さんがまたしてもトゲのある言い方をしてきて…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月12日我が家は子どもが3人、みんな男の子で毎日がもう大騒ぎ。一方、末っ子のスイミングスクールで親しくなった瑠花さんのところは女の子ひとり。瑠花さんは子育てにとても熱心なようで、元気に育ってくれればそれでいいぐらいに考えているうちとは大違いでした。すごいな〜と単純に思っていたのですが、ちょいちょい瑠花さんから引っかかる発言が…。「むやみにいっぱい子どもつくるから」って、あんまり良い意味に聞こえないんですが…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!
2024年07月11日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ひとりっ子」です。僕は兄弟姉妹のいない、ひとりっ子です。ひとりっ子であることが自分の人格形成に大きく作用しているということをこの歳になってより強く感じています。ひとりっ子は基本的に天の邪鬼だと思います。まず、上下関係を意識させる兄弟姉妹という属性を持たずに育ったことで、逆に属性を求める傾向があります。家の中で子どもはずっと自分ひとり。それゆえに、寂しさからつい誰かを求めてしまうところがあるんです。その一方で、周囲は大人ばかりだから甘やかされているし、自由になんでもできる環境で育っているので自分勝手なところも。誰かといたい寂しがり屋だけど、実はひとり好き。そんな天の邪鬼さがひとりっ子の最大の特徴です。僕はまさにそんなひとりっ子カルマを背負ってミュージシャンになったのだと実感しています。だってそもそもはバンドを組みたかった。仲間と一緒にグループで音楽活動をしたかったのに他のメンバーに寄り添うことがうまくできず、チームをまとめられなかった。誰かとやりたい気持ちとワンマンプレーの性格がまったく噛み合わず、バンド存続は叶わなかった。それは、ひとりっ子ゆえのわがままさからだと感じています。一方で、ソロアーティストとして夢を叶えることができたのも、ひとりっ子ゆえの自己顕示欲の強さからだと思っています。大人の中で育つと自分ひとりがみんなの注目を独占でき、ちやほやされると思われがちですが、僕は逆の側面もあると思います。大人しかいないので同じ世界を共有できる同世代が家にいない。大人は仕事や家事で常に忙しそう。誰も自分のことを見てくれない、わかってくれないというジレンマが生じ、それが強い自己顕示欲となって僕の「音楽を通じて誰かに伝えたい」というモチベーションになったのでは?そのことに数々のインタビューを受ける中で気づかされました。アーティストへのインタビューって子どもの頃からを振り返らせるものがとても多い。自分の根本について考えすぎて、それはすべてひとりっ子ゆえの衝動からくるものだと気づいてしまったんです。ひとつの悟りでした。自分の強い衝動が、過去のトラウマが…とかじゃなく単に「ひとりっ子だったからかい!」とわかって以降、肩の力がちょっと抜けました。それなら音楽だけじゃなく、何に挑戦してもいいよな、と活動の幅を広げるきっかけにもなったのでした。おかざきたいいく4月14日のKT Zepp Yokohamaを皮切りに、6月2日のZepp DiverCity(TOKYO)まで、全国6か所でのZeppワンマンツアーを開催。※『anan』2024年3月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2024年03月17日私は現在2人目を妊娠中のママです。1人目の娘を産んでから、夫婦ともども子育ての大変さに疲弊してしまい、わが家はずっとひとりっ子で十分だと思っていました。しかし、あるときを境に、私は2人目を考えるようになったのです。ずっとひとりっ子で十分だと思っていた現在わが家にはかわいい4歳の娘がいます。私は1人目を産んでから子育てに疲弊し、正直ひとりっ子で十分だと思っていました。 住んでいる場所が両実家から離れており、なかなか手伝ってもらえる仲間もいない中、私は初めての育児で余裕のない日々……。夫も子どもが苦手なタイプで、2人目なんて、とても考えられなかったのです。 娘の急成長を見て考えに変化が!?赤ちゃんのころから毎日一緒に過ごしてきた娘が3歳になるころ、おむつが外れ、ひとりでできることが増え、育児の負担がぐんと減り、私自身に余裕ができました。 私が先導しなくても、娘は支援センターや初めて行く遊び場で、自分で友だちを見つけて遊べるようになり、急成長にビックリ! お友だちと楽しそうに遊んでいる娘を見ていると、「きょうだいがいたら、もっと楽しいのかな」と考えるようになりました。 夫婦で話し合い、2人目を決意!娘が生まれた当初、夫はあまり育児に参加してくれませんでしたが、成長するにつれて2人で出かけたり、遊んでくれたりするように。夫婦でお互いに育児の大変さを理解した上で、私たちはひとりっ子でも十分満足でした。 しかし、将来、親には相談できないことも話せるようなきょうだいがいたら、娘にとって良いのかもしれないと夫婦で話し合い、2人目を作ることを決意したのです。 私は育児に余裕ができ、2人目を欲しいと思うようになりました。現在、無事に授かることができ、娘も私のおなかを見て赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。娘にとってこれからきょうだいができることが良いことなのかわかりませんが、2人とも大切に丁寧に育てたいと思っています。 イラスト/ななぎ著者:渡邊なつ
2023年09月01日~親の影響を受けやすいひとりっ子・長子を伸ばすための具体的な指導法が満載~ひとりっ子だけでなく長男長女の学力の伸ばし方のヒントも満載!入塾テストなしで難関校合格率トップレベルと話題の「成績が伸びる塾」VAMOS代表、富永雄輔さんの最新刊『ひとりっ子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)が、8月24日に発売されました。歯止めが利かない少子化の影響もあり、現在ひとりっ子の割合は子どもの数の2割くらいと言われています。初めての子育ては不安がつきもの。そのためどうしても過干渉になりがちで、ひとりっ子というと”甘えん坊””わがまま””メンタルが弱い”などのマイナスイメージがありますが、学習塾経営者としてさまざまな受験家庭の相談に乗って来た著者は「ひとりっ子の心理的特徴」や「ひとりっ子家庭のアドバンテージ」を知れば、「ひとりっ子は可能性に満ちた存在」と言います。学習塾経営の傍ら日本サッカー協会登録仲介人としても活躍している著者がマネジメントする、サッカー日本代表、田中碧選手もひとりっ子。親の愛情を一身に受け、恵まれた環境で自分の好きなことができる環境のひとりっ子は学力、スポーツその他の面でも能力を発揮しやすく「伸びしろ」が多いというのです。本書では、入塾前に成績でふるいにかけず、どんな生徒も受け入れて一人ひとりの特性を生かした指導法で学力を伸ばす実績がある著者が、見出した、自己肯定感・競争心・自立心・親子の距離感・日常的な声かけなど、あらゆる角度から「ひとりっ子が賢く育つ108の具体策」を紹介しています。兄弟姉妹がいる環境とは違うひとりっ子ならではの特徴を生かした子どもの学習意欲を引き出すコツや、国語・算数・理科・社会・英語と5教科別の勉強のコツも収録。ひとりっ子だけでなく、初めてのお子さんをお育てのご家庭にも役立つ内容となっています。【目次】序章 「学力の伸びしろ」はひとりっ子が一番——ひとりっ子の強みを最大限に生かして伸ばす第1章 隠れた才能を引き出すひとりっ子の7つの特徴——マイペースな性格の内側にある集中力第2章 ひとりっ子の「学力」を伸ばす5つの絶対法則——ひとりっ子の特徴に基づいた学力アップのメカニズム第3章 勉強でも仕事でも一生役立つ「考える力」の育て方——日常生活の中で思考力を鍛える13の方法第4章 仕組みで成績がぐんぐん上がるひとりっ子の「目標・計画術」——自発的な学習意欲を引き出す11のテクニック第5章 「必修5科目」の勉強法・暗記法のコツ36——国語・算数・社会・理科・英語の成績を上げる最短ルート第6章 自分から机に向かう子どもに変わる「勉強習慣」13のルール——マイペースなひとりっ子の勉強が継続する仕組み第7章 成績が伸びる家庭の「やめる習慣」「続ける習慣」——合格する子の親に共通する23のルール【著者プロフィール】富永雄輔(とみながゆうすけ)進学塾VAMOS代表。アップルシード・エージェンシー契約作家。幼少期の10年間をスペインのマドリッドで過ごす。京都大学を卒業後、東京・吉祥寺に幼稚園生から高校生まで通塾する進学塾「VAMOS」を設立。現在、吉祥寺、四谷、浜田山、御茶ノ水に校舎を構える。入塾テストを行わず先着順で子どもを受け入れるスタイルでありながら、毎年塾生を難関校に合格させている。学習指導のみならず、さまざまな教育相談にも対応し、年間400を超える保護者の受験コンサルティングを行っている。自身の海外経験を活かして帰国子女の教育アドバイスにも力を入れているほか、トップアスリートの語学指導、日本サッカー協会登録仲介人として若手選手の育成も手掛けている。著書に『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)などがある。【書籍情報】■書籍名:『ひとりっ子の学力の伸ばし方』■著者名:富永雄輔■出版社:ダイヤモンド社■ページ数::288ページ■発売日:2022年8月24日■ISBN:978-4478115855ひとりっ子の学力の伸ばし方 : ひとりっ子の学力の伸ばし方 | 富永雄輔 |本 | 通販 | Amazon : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月24日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「ひとりっ子の私に…」義実家で、親戚全員が集まったときのことです。私はひとりっ子なのですが、何かの話の流れでいきなり義母が「ひとりっ子は変わり者やし、わがままやで!」と話しはじめました。それって私に嫌味で言っているのか…。もしかしたら忘れているのかはわかりませんが、イライラしましたし「すごく非常識な人だな」と、呆れてしまいました。(女性/専業主婦)「毎日夕飯のおすそ分けを持ってくる義母」結婚当初、車で30分ほどに住む義母が夕食のおすそ分けを持ってきたのを一度受け入れたら、夕方になると毎日連絡が入るようになりました。頻繁すぎるため断ると、夕食をもって突然来訪するように…。もちろん、お裾分けというのは名目で、だらだらと夜遅くまで居座り、一緒に食べていきます…。突然の来訪のため、誰もいないときは、とすごい剣幕で批判されました…。(女性/主婦)いかがでしたか?こんな義母と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どもの為にも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月22日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「偏見があるママ友」うちは結婚が遅くひとりっ子予定なのですが、子沢山な息子のお友達ママに「兄弟がたくさんいた方が刺激が多くてひとりっ子よりもいい」と何度も言われました。また「ひとりっ子はわがまま」や「我慢が足りなくなる」とのことも…。ノビノビと好きなことをして育てているため、かなりモヤッとした覚えがあります。ひとりっ子でも兄弟がいても関係ないと思っています。(女性)「あつかましいママ友」おいしいパンのサブスクをやっていた私。ママ友も「やりたい」と言い、勝手に「あなたが申し込んで」と言われ、私がやることになりました。しかし、ちょうど仕事が忙しい時期と重なり、すぐに申し込まなかったことに怒り「あなたに頼んだ私がバカだった」とキレられてしまい…。それを別のママ友に悪口として言いふらされ、ほかのことでも利用されるだけされて、もううんざりで嫌なったので私は遠くへ引っ越し。ほかの人のことも利用するところは利用し裏で悪口を言っていたので、人として信用できない女でした…。(女性)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月01日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2021年11月29日私は現在、夫の実家のすぐ隣の家に住んでいます。私の実家は自宅の隣県で、車で1時間ほど。そう遠くはありませんが、ひとりっ子の私は田舎の長男である夫との結婚を決意するまでに、とても悩み……。 夫との出会い私が夫と出会ったのは21歳のとき。夫のほうから積極的にアプローチをしてくれて、出会って半年ほどで交際を始めました。私は23歳で結婚したいと思っていたので、夫と付き合い始めた時点で結婚も視野に入れて考えていました。 しかし、夫との結婚を考えるうえで悩みの種になっていたのが、夫が田舎の長男であるというところ。私はひとりっ子なので将来的には実家の近くに住んで、年老いていくであろう両親のことを見守りたいと考えていました。 プロポーズを受け、本心を話すと…夫との交際は順調に進み、2年が経ったころ。23歳で結婚したいという私に合わせて、彼がプロポーズしてくれました。そこで私は初めて夫に、「実家の近くに住みたい」と考えていることを明かしました。 夫は「やっぱり自分は3兄弟の長男だから、実家の近くに住まないといけない」と申し訳なさそうな様子。そうなるだろうとは予想していましたが、夫に「〇〇(私の名前)のご両親に寂しい思いはさせないし、大切にするから」と説得されました。私は「家業をしているわけではないのに、それでも絶対そっちに行かないとダメなの?」と食い下がって聞いてみましたが、やはり答えは変わらず。少し考える時間がほしいと夫に伝えました。 地元を離れることを決意プロポーズされてから約1カ月間、両親や友人にも相談しながら悩み、結局私は夫の実家の近くに住むことを了承。決して納得したわけではなかったですが、それでも夫と結婚したいという気持ちのほうが大きかったからです。友人はもちろん、両親も寂しがっていましたが、「ひとりっ子だからこうなるだろうと覚悟していたし、大丈夫。こっちのことは心配しなくていいから」と送り出してくれました。そして結婚後、夫の実家のすぐ隣に家を建てました。 結婚して10年経った今でも、正直地元に帰りたいと思うことはたくさんあります。両親や友人にすぐに会えないストレスも感じており、何よりもどんどん歳をとっていく両親のことが心配でなりません。 ですが幸いにも私の実家は賃貸なので、両親が動けるうちに、私の自宅の近くに家を借りてもらうつもりにしています。両親は引っ越してくることに迷いもあるようですが、やはり私が近くにいるほうが心強いようで、前向きに考えてくれています。 原案・文/森井さやか作画/霜月いく ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年11月26日■前回のあらすじ夫と話し合い、自分の気持ちを見つめなおした知香。すると、「ひとりっ子だと娘がかわいそう」という思い込みに囚われていたことに気づきました。 >>1話目を見る ひとりっ子はかわいそうじゃない。子どもの数に正解なんてない。周りの固定観念に左右されず、これからは我が家なりの幸せの形を見つけていきたいな、と思います!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月27日■前回のあらすじ妊活のストレスからイライラすることが増えた知香。ある日、「お姉ちゃんになりたくない」という娘の言葉で、ちゃんと娘のことが見えていなかったことに気づいたのでした。 >>1話目を見る そして夫と、これからの私たちのくらしについて、ゆっくりと話し合いました。今でも十分幸せなはずなのに、勝手に人と比べたり、周りに焦りを感じたり…。ひとりで娘にきょうだいをつくらなくちゃと必死になっていました。夫に話すとスッキリして、「無理して2人目を作る必要はない」と思えるようになりました。そんな中、また実家に遊びに行くことになり…。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月26日■前回のあらすじ2人目を妊娠したママ友に対して羨ましいという感情が芽生えた知香。夫を説得し、妊活を始めることになりました。 >>1話目を見る しかし2人目の妊活は、なかなか思い通りにいきませんでした。妊活を始めてから、1年半が経とうとしていました。仕事が忙しい中、何度も都合を合わせて病院に行かないといけないストレスに加え、排卵促進剤によるホルモンバランスの乱れ、また年齢を重ねることへの焦りも加わり…。私はイライラすることが増えて、夫に当たることが多くなっていきました。追い詰められていた私は、娘の恵都に話しかけました。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月25日■前回のあらすじ友人に2人目が生まれ、お宅に遊びに行った知香。きょうだい仲良くしている様子を見ると、やっぱり2人目がほしいと思うのでした。 >>1話目を見る それからというもの、公園で楽しそうに遊ぶきょうだいを見かけたり、SNSにアップされる友人の子どもたちをみるたびに羨ましい気持ちに…。授かりたいなら年齢を重ねる前に動かないと…。こうしてはいられない! 早く私も妊活しなきゃ!という気持ちと、仕事と育児で今でさえいっぱいいっぱいなのに…育てられるのかな? という気持ちでこの頃の私の気持ちは耐えず揺れ動いていました。しかし、ある日公園で通りすがりの女性から話しかけられ…。2人目にあまり乗り気でない夫をなんとか説得し、私たちは妊活に挑戦することになりました!しかし、妊活はそううまくはいかず…。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月24日■前回のあらすじ知香は1人娘・恵都を育てるママ。実家の母から「ひとりっ子はかわいそう」と言われましたが、夫には「今の生活で十分」だと言われ…。 >>1話目を見る 考えれば考えるほど「やっぱり2人目が欲しい!」という気持ちは高まっていったのでした…。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月23日母からの一言が妙に刺さり…。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月22日私は5歳の男の子を育てています。夫の転勤のため、息子は保育園を退園して新たな幼稚園へ移ることになりました。以前の保育園にも異年齢との関わりはありましたが、少人数だったので常に先生の目があり、お友だちとの目立ったトラブルはあまり起きませんでした。 しかし、転園先の幼稚園は縦割り保育かつ大人数のクラス編成です。きょうだいがおらず、ひとりっ子の甘えん坊息子が、異年齢クラスに入ったことで精神的に成長していった様子をお伝えします。 少人数保育園から大人数幼稚園へ少人数保育は先生の目が届きやすく、より手厚い保育が受けられることがメリットだと言われています。フルタイムで働いていた私は、平日ゆっくりと息子に向き合う時間がなかったので、キメの細かい保育を期待して少人数保育園へ預けていました。その結果、息子の自主性は育まれ、とても探究心の強い子に育っていきました。 一方で、少人数のため大勢で協力して物事に取り組む機会がなく、かつひとりっ子の息子は協調性や他者への思いやりに欠けているのではと不安でした。そんなときに訪れたのが夫の転勤です。やはり不安は的中。集団行動が苦手な息子は、大人数幼稚園へ転園して間もなく、とても目立つ新入園児となります。 大人数保育で培われる協調性集団行動や協調性を重んじる大人数保育では、協調性のない子は先生の手がかかり、目立ってしまいます。入園当初、息子はあまりに協調性がなかったので、病気なのではと疑ったほどです。しかし、先生はもちろんお友だちからの注意もあり、徐々に集団行動ができるようになってきた息子。私の不安は次第に消えていきました。 そして、入園後半年以上が経過して参加した発表会。少人数保育園では大きな舞台で発表する機会がなく、初めて大勢の保護者を前に劇を演じる息子の姿を見て感動しました。こうしてお友だちと協力して何かに取り組み、周りの「空気を読み」、行動することが、協調性を身につけるうえで必要な手段だと学びました。 縦割り保育はひとりっ子にもってこい大人数幼稚園へ転園してからというもの、息子は毎日のように、年下のお友だちとおもちゃを取り合ったり、喧嘩をしたりしていたそうです。私は、やさしくしてあげようねと促しましたが、「(まだ言葉がじょうずでない年下のお友だちに)話してもわかってくれない」と話す息子。しかし日々の遊びのなかで、思いきっておもちゃを譲ってみたら、お友だちが泣かなかったこと、一緒に遊べばもっと楽しいことに自ら気づいたそうです。 いくら口で教えても経験に敵うものはありません。こうして自らトラブル解決法を学ぶと同時に、年下のお友だちのお手伝いもできるようになり、ひとりっ子の息子にとって縦割り保育はとても良い経験となりました。 ひとりっ子ゆえにマイペースな息子にとって、大規模保育の幼稚園へ転園したことは社会性を身につける良いチャンスでした。大勢のお友だちと接することで、頭で考えるだけでは身につかない自然な形で、思いやりや協調性を身につけることができました。「経験は財産」とはまさにその通りだと、まだ5歳の息子から日々学んでいます。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:川口ゆう5歳の男の子の母。看護師・保健師・助産師資格を取得。現在は夫の駐在のため、海外在住。自身の経験をもとに、育児・医療などをテーマに執筆している。
2021年05月29日最近は、ひとりっ子の家族も増えています。ひとりっ子を選択した夫婦、何らかの原因で2人目を希望しても授からなかった夫婦、シングルマザーなどさまざまな背景があるかと思います。「きょうだいがいないとかわいそう」「2人は産んでおいた方がいい」など、周りからのプレッシャーで悩まれている方もいるかもしれません。ひとりっ子は、本当によくないのでしょうか? 今はひとりっ子は意外と多い2015年の「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、一人っ子家庭の割合は18.6%になっています。調査より6年経った今は、さらに増えているかもしれません。2人の子どもを持つ家庭は54.1%・3人の子どもを持つ家庭は17.8%・4人以上の子どもを持つ家庭は3.3%であることと比べると、一人っ子家庭は2人の子どもを持つ家庭に次ぐ2番目に多い結果です。 1997年の同じ調査では、一人っ子家庭は9.8%であり、2015年までの20年で2倍ほどに増えています。背景としては、核家族で子育てを手伝ってくれる人が少ない、晩婚化と出産の高齢化などがあるといわれています。年齢が上がると、妊娠率が徐々に低くなり現実的に2人目が妊娠しにくいというのもあるかと思います。妊娠の確率は25歳までで約30%、35歳で約18%、40歳で約5%といわれています。 ひとりっ子の親としてのメリット【1】教育費や生活費など経済的負担が1人分ひとりっ子を選択した家庭の中には、経済的理由をあげている方もいます。具体的な教育費用負担を文部科学省の統計からみると、1年間の教育費は、幼稚園から高等学校まで公立で、大学のみ国立に通った場合には、約1,147万円かかります。仮に、小学校だけ公立で、あとはすべて私立とすると、約1,817万円かかることになります。兄弟や姉妹が多ければ多いほどかかる教育費は増えますが、ひとりっ子であればかかる教育費は1人分のため経済的に負担が少ないといえます。子どもにかかる費用は、教育費だけではありません。食費、娯楽費、衣服費などさまざまな費用が1人分となります。 【2】ママの仕事復帰がしやすいママが仕事をしている場合、保育園に預けたりする必要があります。都市部に保育園は、激戦区であることが多く入園が厳しいこともあります。また、お子さんが増えれば、産休・育休で仕事をお休みする期間も増えるため、仕事によってはスキルのステップアップが難しいこともあります。 ひとりっ子の子どもとしてのメリットわが家は、5歳の娘1人のひとりっ子家庭です。ひとりっ子は、甘やかされるのでわがままに育ちやすいなど否定的なことを言われることがありますが、私はそうでもないかなと思います。反対に、1人に親の目が行くので厳しくしてしまっているかなと思います。家に帰れば、こども1人なので、保育園での友達との遊びを大切にして楽しんでいる印象があります。その中で私が感じているメリットは大きく3つあります。 【1】ひとり遊びの達人!わが家の娘の場合、人形や色々なおもちゃを使いひとりで楽しく遊んでいます。人形遊びもさまざまな役を1人でこなし、ブロックやビーズ、折り紙などを料理に見立てて人形たちに振る舞っています。その使い方の工夫など大人がみても感心します。一緒に遊んであげようかなと思うときもありますが、1人で完結しているようであまり歓迎されないこともあります。ひとり遊びを通して、創造力も高まるのではないかと思います。 【2】自分のペースで生活できるきょうだいがいるとそれぞれのペースに合わせて生活することもあるかと思います。時には、行きたくない場所に付き合っていかなければならないかもしれません。ひとりっ子であれば、親も子どものペースに合わせて行動しますし、自分の希望が通りやすく周りに振り回されることが少ないかと思います。 【3】親の愛情が1人に集中するいくつになっても、親に甘えたい、自分の話を聞いて欲しいなどあるかと思います。私は、娘と2人でよく話をします。「パパとママとどっちと寝る? 遊ぶ?」と聞くと、そのときの気分で選ぶことができます。5歳になっても、時々は甘えて抱っこして欲しいと要求してくることがあります。そんなとき、弟や妹がいて抱っこしていたらしてあげられないので、要求にすぐに応えられるのはひとりっ子ならではかなと思うことがあります。 自分や夫婦間の考えが大切子どもがひとりっ子の場合「きょうだいがいないと寂しいかな」と悩んだりしてしまうママもいるかもしれません。祖父母や世間からのひとりっ子への否定的なプレッシャーを感じている方も多いかもしれません。 私自身も、出産前は子どもは2人ぐらい欲しいかなと漠然と思っていました。しかし、実際に出産してみて、娘と一対一の関係に充実感があり、今はひとりっ子のメリットを多く感じています。子どもの有無や人数で幸せを図ることはできません。 たくさんのきょうだいの中で育てたい、1人と向き合って育児したいなどさまざまな考え方があるかと思います。今は多様性の時代で、周りに影響されることなく自分や夫婦間での考え方で決めていくことかと思います。 <参考>●内閣府ホームページ「育児・教育費用負担の重さ」●2015年「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年02月21日ひとりっ子男子は自分の世界に没頭しがちなため、好きな相手にもどこか冷めた言動や態度をとってしまう傾向にあるようです。そのため、女子には一体何を考えているのか、見えづらいことも……。でも、そんな彼が女子を本気で好きになったときは、いつもの彼とは思えないくらい目を見張るものがあると言えます。そこで今回は、ひとりっ子男子が“本気で好きな女子に言うセリフ”をご紹介します。■ 趣味が合うことをアピールひとりっ子男子が好意を抱くと、相手に“趣味が合う”と思われたい一心で、驚くほどのスピードで膨大な知識を吸収していく傾向にあります。もしもあなたの趣味についてそれほど詳しくなかった彼が、気づけば急速に詳しくなっていたら、脈アリ間違いなしでしょう。さりげなく「このマンガ好きなんだ」など、共通の趣味を持っていることをアピールすると、「俺もこのマンガ好きなんだ!○○が△△で~」など、一緒になって盛り上がってくれるでしょう。■ センスをほめるひとりっ子男子は、自分の感性やセンスに自信を持っていることも多いもの。そのため、好きな女子の持ち物や身に着けているものに敏感なのが特徴です。本命女子に対しては、「そのハンドタオル、かわいいね!」や「洋服選びのセンス、いいね」などほめてくるでしょう。彼は好きな女子から「この人、わかってる!」と、思ってもらいたいのです。洋服、時計、バッグ、靴など、女子がこだわるアイテムはたくさんあります。でも、その中でもメジャーなものではなく、レアなアイテムをほめてくる傾向が強いようです。■ 恋人の有無を確認するひとりっ子男子には、好きな女子に他に好きな相手がいるかどうかをすごく気にする特徴も見られます。付き合っている恋人がいれば、休みの日はデートをしてふたりで過ごすはず。そのため、彼にとって「好きな人の休日の過ごし方」は最大の関心事です。休み明け、彼から「そういえば休日って何してたの?」とLINEなどで聞かれたら確実に脈アリ!あなたのほうから次の休みにデートに誘えば、高確率でOKの返事をもらえるはず。■ 口癖をマネするひとりっ子男子は、相手との距離を詰めるのが早いタイプ。そこで、「気が合う」という感覚を無意識にアピールする傾向に。具体的には、好きな女子の口グセや態度をマネすることがあるようですね。あなたが「○○じゃなくない?」と言えば、彼もマネするでしょうし、方言があるならそれもマネするでしょう。ときには、相手を鏡に映したような行動を取る場合も。ひとりっ子ゆえの愛情表現だと言えるでしょう。■ ひとりっ子男性との恋愛は最初が大事?ひとりっ子男子は、“恋の火をつけるのが難しいタイプ”でもあります。“最初のきっかけづくり”さえうまくいけば、あとはスムーズに恋に繋がっていくでしょう。遠くから眺めているのも美しくて素晴らしいですが、やはりどうせなら親しくなる方が楽しいですよね。まずは彼のテリトリーに入ることを意識してみましょう。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月28日私は5歳の男の子を育てています。夫の転勤のため、息子は保育園を退園して新たな幼稚園へ移ることになりました。以前の保育園にも異年齢との関わりはありましたが、少人数だったので常に先生の目があり、お友だちとの目立ったトラブルはあまり起きませんでした。 しかし、転園先の幼稚園は縦割り保育かつ大人数のクラス編成です。きょうだいがおらず、ひとりっ子の甘えん坊息子が、異年齢クラスに入ったことで精神的に成長していった様子をお伝えします。 少人数保育園から大人数幼稚園へ少人数保育は先生の目が届きやすく、より手厚い保育が受けられることがメリットだと言われています。フルタイムで働いていた私は、平日ゆっくりと息子に向き合う時間がなかったので、キメの細かい保育を期待して少人数保育園へ預けていました。その結果、息子の自主性は育まれ、とても探究心の強い子に育っていきました。 一方で、少人数のため大勢で協力して物事に取り組む機会がなく、かつひとりっ子の息子は協調性や他者への思いやりに欠けているのではと不安でした。そんなときに訪れたのが夫の転勤です。やはり不安は的中。集団行動が苦手な息子は、大人数幼稚園へ転園して間もなく、とても目立つ新入園児となります。 大人数保育で培われる協調性集団行動や協調性を重んじる大人数保育では、協調性のない子は先生の手がかかり、目立ってしまいます。入園当初、息子はあまりに協調性がなかったので、病気なのではと疑ったほどです。しかし、先生はもちろんお友だちからの注意もあり、徐々に集団行動ができるようになってきた息子。私の不安は次第に消えていきました。 そして、入園後半年以上が経過して参加した発表会。少人数保育園では大きな舞台で発表する機会がなく、初めて大勢の保護者を前に劇を演じる息子の姿を見て感動しました。こうしてお友だちと協力して何かに取り組み、周りの「空気を読み」、行動することが、協調性を身につけるうえで必要な手段だと学びました。 縦割り保育はひとりっ子にもってこい大人数幼稚園へ転園してからというもの、息子は毎日のように、年下のお友だちとおもちゃを取り合ったり、喧嘩をしたりしていたそうです。私は、やさしくしてあげようねと促しましたが、「(まだ言葉がじょうずでない年下のお友だちに)話してもわかってくれない」と話す息子。しかし日々の遊びのなかで、思いきっておもちゃを譲ってみたら、お友だちが泣かなかったこと、一緒に遊べばもっと楽しいことに自ら気づいたそうです。 いくら口で教えても経験に敵うものはありません。こうして自らトラブル解決法を学ぶと同時に、年下のお友だちのお手伝いもできるようになり、ひとりっ子の息子にとって縦割り保育はとても良い経験となりました。 ひとりっ子ゆえにマイペースな息子にとって、大規模保育の幼稚園へ転園したことは社会性を身につける良いチャンスでした。大勢のお友だちと接することで、頭で考えるだけでは身につかない自然な形で、思いやりや協調性を身につけることができました。「経験は財産」とはまさにその通りだと、まだ5歳の息子から日々学んでいます。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:川口ゆう5歳の男の子の母。看護師・保健師・助産師資格を取得。現在は夫の駐在のため、海外在住。自身の経験をもとに、育児・医療などをテーマに執筆している。
2020年05月08日こんにちは! グラハム子です。突然ですが、私はひとりっこです。子どものころは、自分がひとりっこなのがすごく嫌でした。これを言うと、「ひとりっこは家で遊ぶ相手がいなくて寂しいもんね」なんて言われます。でも、嫌だったのはそんな理由ではありません。むしろひとりの時間が好きな私にとって、遊び相手がいないことはそんなに苦ではありませんでした。では、何が嫌だったのかと言うと…■その1、大人の言葉は世間話と分かっていても私が子どもの頃、まわりの大人たちは会話の端々で、このようなことを言っていました。(別に私のことを言っているのではなくても、大人の会話は意外と聞こえていました)大人たちに悪気があったわけではないと思います。ただの世間話だとも分かります。一番印象に残っているのは、小学校2年生のときのことです。教室内なのに友だちとふざけて走り回り、先生に怒られました。まあここまでは当然のことだったと思います。「連絡帳に書いておうちの方に伝えます」先生はそう言うと、連絡帳になにか書き始めました。■その2、親からの期待も一身に受ける正確な文章までは覚えていませんが、こんな感じのことが書かれていました。『ひとりっこだからのようです』この一文が私はとてもショックでした。「この文、書く必要ある…?」子どもながらにそう思いました。先生はひとりっこにあまり良くないイメージを抱いているということ。ひとりっこというだけで、最初から良くないレッテルを貼られてしまっているということ。そしてそれをひとりっこの親にわざわざ伝えるということ。このとき、いろいろなことがショックでした。とにかく、「ひとりっこは、きょうだいがいる子よりも劣っていると思っている人もいる」ということを、幼いながらに知った出来事でした。また、愛情を受けるだけなら何の問題もないのですが、同時に、期待も希望も一身に受けることになるんじゃないでしょうか。とくに我が家の場合、子どもがひとりしかいないから親の気持ちが分散されず、一気にのしかかってくるような気持ちになりました。私はこんなふうに、親の期待や希望をひとりで背負っている状況になってしまいました。もちろん親によって程度の差はあると思います。ただ、私の親の場合はとくに子どもへの期待や希望が強く、それがとても苦しかったのを覚えています。■自分の子どもに伝えたいこと(私にきょうだいがいたら親の期待も分散されて、自分の希望を優先させられたのかな…きょうだいが欲しかったな…)とずっと思っていました。今、自分が親になって思うことは…。まず、ありがたいことに私の周りには「ひとりっこだから●●●」というネガティブな固定観念を言う人はほとんどいません。これは時代や環境の変化も大きいと思います。きっと、ひとりっこ世帯が多くなって、偏見がなくなってきたのかなと感じます。とてもうれしいです。親からの期待については、今考えれば「ひとりっこだからの問題」ではなく、結局は親による話だなと思います。「親は子に期待してしまう」これはもうしょうがないことです。どんな親だって、表立って口には出さなくても、少なからず子どもに「こうなってほしい」という気持ちは抱いてしまうものなんじゃないかなと思います。そして、その気持ちが強ければ、きっと子どもは敏感に気付いてしまうのではないでしょうか。でもだからこそ、「親の期待には応えなくてもいい。応えなくたって全然、親不孝じゃない。自分の人生なんだから、自分を優先していいんだよ」これを私は、子どもに伝えたいと思っています。■親になってあらためて考えてみると…まとめると、結局はひとりっこであること自体が嫌だったわけではなく、周りの大人からの影響でつらい思いをしていた様な気がします。子どもに偏見や固定観念を持たせるのは大人だと考えます。私はひとりっこで、しかも母とふたり家族だったので、まぁそれはそれは周りからいろいろと言われました。(もしかしたら言っている方には自覚がないかもしれません。ただ、言われている方は普段から敏感になっているのもあり、会話の端々からそれを感じてしまうものです)すべての子どもが、どんな家族構成だろうと家庭環境だろうと、劣等感を持たずに生きていける社会になってほしいものです。
2019年11月22日