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3月15日(金) からsong & supper BAROOMにて、Song Storytelling in BAROOM『星の王子さま Le Petit Prince 〜きみとぼく〜』が上演されることが決定した。今もなお、世界中から愛されているフランスの名作『星の王子さま』。朗読× 音楽の力を最大に生かしたシンプルな演出と耳馴染みのある音楽、出演者は王子さまと飛行士役の2名のみ。円形劇場ならでの臨場感、非日常を感じることのできる空間で『星の王子さま』の世界に没入できる時間をお届けする。キャストは日替わりとなっており、3月15日(金) は小島藤子×鮎川太陽、3月16日(土) は宮地真緒×今拓哉、3月17日(日) 小倉久寛×水夏希、3月22日(金) は沼尾みゆき×村井國夫、3月23日(土) は田野アサミ×渡部秀、3月24日(日) 彩乃かなみ×市毛良枝が出演する。『星の王子さま Le Petit Prince 〜きみとぼく〜』出演者■演出:小見山佳典 コメントそれぞれ個性豊かで魅力的な6組12人の出演者による『星の王子さま』。“本当のことは目に見えない”と、サン=テグジュペリは語りました。本当のことって何でしょう。本当のような嘘もあれば、嘘のような本当もある。本当だと嬉しいけれど、本当だと怖くもある。本当のことを言えない時もあるし、本当の自分なんてほんとはよく分からない。歌と語りで綴るBAROOM『星の王子さま』のステージで、“本当のこと”に思いを馳せていただけたなら幸いです。<公演情報>『星の王子さま Le Petit Prince 〜きみとぼく〜』【公演スケジュール】3月15日(金)〜3月17日(日)3月22日(金)〜3月24日(日)全日程 昼夜2公演:14:00 開演(13:15 開場)/ 19:00 開演(18:15 開場)演出:小見山佳典脚本:樋口ミユ【出演者】(王子さま×飛行士)3月15日(金) 小島藤子×鮎川太陽3月16日(土) 宮地真緒×今拓哉3月17日(日) 小倉久寛×水夏希3月22日(金) 沼尾みゆき×村井國夫3月23日(土) 田野アサミ×渡部秀3月24日(日) 彩乃かなみ×市毛良枝【チケット料金】全席指定:8,500円(税込)■先行受付2月16日(金)〜2月25日(日)()■一般販売2月26日(月)〜
2024年01月15日映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が2024年9月20日(金)に公開される。監督は呉美保、主演は吉沢亮。耳のきこえない母ときこえる息子の物語原作は、実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』。きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども「コーダ」という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をしている作家・エッセイスト五十嵐大による自伝的エッセイだ。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では、耳のきこえない両親と、そのもとで愛情をたくさん受けて育った耳のきこえる息子の心の軌跡を描く。幼い頃から両親に負い目を感じていた主人公・大は、変化していく出会いや環境の中で、“きこえる世界”と“きこえない世界”に生きる自分を見つめなおしていく。監督は『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の呉美保メガホンを取るのは、佐藤泰志による小説を綾野剛主演で映画化した『そこのみにて光輝く』や、中脇初枝の短編小説集を映画化した『きみはいい子』などで国内外にて高く評価される呉美保。9年ぶりとなる長編映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』で、誰もが共感する母と息子の物語を紡ぎ出す。なお、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』はロンドン映画祭 コンペティション部門、バンクーバー国際映画祭 パノラマ部門へ正式出品される。主演・吉沢亮が難役に挑む主演は、『キングダム』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズといった話題作から、作家性の強い監督作まで幅広い作品に出演している吉沢亮。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では、耳のきこえない両親の元で育った息子という難役に挑む。また、主人公の両親役には、ともにろう者俳優として活躍する忍足亜希子、今井彰人がキャスティングされている。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』登場人物紹介主人公・五十嵐大…吉沢亮宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に生まれる。耳のきこえない両親から、沢山の愛を受けて育つ。幼いころには両親のことを友達にからかわれたり、思春期には苛立ちのまま家族に怒りをぶつけたりしてしまうことも。五十嵐明子…忍足亜希子大の母。ろう者。五十嵐陽介…今井彰人大の父。ろう者。河合幸彦…ユースケ・サンタマリア編集プロダクション社長。鈴木広子…烏丸せつこ大の祖母。鈴木康雄…でんでん大の祖父。脚本は『正欲』 『アナログ』の港岳彦脚本は、『正欲』 『アナログ』の脚本も手掛けた港岳彦が担当。才能あふれるスタッフ・キャストによって紡がれる母と息子の物語を、ぜひ劇場でチェックしてみていほしい。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』あらすじ宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親のもとで愛されて育った五十嵐大。幼い頃から母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特別視されることに戸惑い、苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つが……。【作品詳細】映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』公開時期:2024年9月20日(金)監督:呉美保出演:吉沢亮、忍足亜希子、今井彰人、ユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでん脚本:港岳彦原作:五十嵐大「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)企画・プロデュース:山国秀幸手話監修協力:全日本ろうあ連盟配給:ギャガ©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2023年12月12日呉美保監督9年ぶりの最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が2024年に公開されることが決定した。本作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)を原作に、呉監督が吉沢亮を主演に迎え、『正欲』『アナログ』(2023) の脚本を手掛けた港岳彦による脚本で作り上げた作品。『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』書影今年の9月に公開された『私たちの声』(2023) の一編、杏を主演にシングルマザーの日常を描いた短編映画『私の一週間』で8年ぶりに監督作を発表した呉監督。今回、『きみはいい子』(2015) から9年ぶりの長編作品のテーマに選んだのはコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を点描のように繊細に紡いでいく。主演を務めるのは『キングダム』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズなど、今年6本の出演作品が公開された吉沢亮。本作では難役に挑戦し、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。■呉美保監督 コメント原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。■吉沢亮 コメント感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。<作品情報>『ぼくが生きてる、ふたつの世界』2024年 公開公式HP:五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2023年12月09日吉沢亮が、『私たちの声』『そこのみにて光輝く』の呉美保監督のもと、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクションを原作にした映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に主演する。宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、ときには母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出し…。五十嵐大「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、キネマ旬報ベスト・テン1位に輝いた『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)の呉美保監督にとって9年ぶりの長編作品で、耳のきこえない母ときこえる息子の物語を繊細に紡いでいく。今年9月に公開された『私たちの声』(23)の一編で、杏を主演にシングルマザーの日常を描いた短編映画『私の一週間』で8年ぶりに監督作を発表した呉監督。そして今回、『きみはいい子』以来の長編作品の テーマに選んだのは、コーダ(CODA:Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)という生い立ちを踏まえて社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐さんによる実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。脚本は、『正欲』 『アナログ』(23)、『とんび』(22)などを手掛ける港岳彦が担当した。そして、主演を務めるのは『キングダム』シリーズや『東京リベンジャーズ』シリーズなどの話題作から、『かぞく』など作家性の強い監督作など、幅広い作品に出演し、今年は6本の出演作品が公開する(配信含む)など俳優としてチャレンジを続ける吉沢亮。本作でも、耳のきこえない両親の元で育ったコーダ・五十嵐大の心の軌跡を体現することに挑む。吉沢亮×呉美保監督よりコメント到着【呉美保監督】「復帰できるなら絶対にこの方と、と心に決めていたのは吉沢亮」原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。【吉沢亮】「手話は多くを語る。言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるもの」感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月09日俳優の吉沢亮が、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024年公開)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大氏の実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)の実写化作。耳のきこえない母と、きこえる息子・五十嵐大(吉沢亮)の物語を点描のように繊細に紡いでいく。第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、キネマ旬報ベスト・テン1位に輝いた『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)等で国内外にて高く評価される呉美保監督が、吉沢亮を主演に迎え、『正欲』 『アナログ』(23)の脚本も手掛ける港岳彦による脚本で作り上げた。呉監督にとっては、9年ぶりの長編作品。コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐氏による実録ノンフィクションをもとに、主演の吉沢が難役に挑戦し、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。○■呉美保監督 コメント原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。○■吉沢亮 コメント感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。【編集部MEMO】『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』を原作にした映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、時には母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出す。(C)五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2023年12月09日世界的ベストセラー小説を映画化した『ぼくは君たちを憎まないことにした』より本編映像が解禁された。本作は、『スペンサー ダイアナの決意』『ナチュラルウーマン』のプロデューサーによる感動の実話の映画化。この度解禁されたのは、テロリストによって最愛の人を理不尽に奪われた父と子が、それでも前を向いて幸せに生きていこうとお互いを見つめ合う姿を捉えた本編映像。「まずまずスープ!まずまずスープ!」と口ずさみながら楽しそうに歌い踊るアントワーヌと息子のメルヴィル。アントワーヌが振り回しているのは、亡き妻エレーヌのスカーフ。2人きりとなった部屋で彼女の面影に想いを馳せながらもアントワーヌは「幸せに生きよう」と語り掛け、頷くメルヴィル。悲しみを乗り越え、幸せに生きていこうと頬を寄せ合う2人の姿が胸に迫る。エレーヌのスカーフを顔にかけられ、安心したのか目をつぶり幸せそうな表情を見せるメルヴィルに胸が締め付けられると同時に、親子に幸せに生きていってほしいと願わずにはいられない感動的なワンシーンとなっている。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくは君たちを憎まないことにした 2023年11月10日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion nikumanai.com
2023年11月08日11月2日(木) より食とアートをテーマにしたふたつのイベントが横浜で開催される。みなとみらい線新高島駅構内のBankART Stationで行われる『食と現代美術 Part9––食とアートと人と街』は、BankART創設当初より展開している展覧会のシリーズ。食に関わる美術表現を通して、食文化の中に潜む、プライベート性、地域性、共有性、暴力性、批評性、時代性、空間性などを浮かび上がらせる試みだ。9回目となる今回は、BankART Station内で食をテーマとした作品を展示するほか、周辺店舗での作品展示、アーティストや有識者、周辺店舗のオーナーによるワークショップやトークなど、周辺地域も巻き込みさまざまなイベントが行われる。隣接するみなとみらい21の整備に合わせ、「アート&デザインの街」をコンセプトに再開発を進めてきたヨコハマポートサイド地区では、「食とアートと人と街 2023 秋」を開催。数多くのパブリックアートも点在する同地区内でも、周辺の飲食店等店舗・オフィスエントランス等にアート作品が展示される。参加店舗等で配布しているマップを片手に、横浜でアートめぐりを楽しもう。<開催情報>『食と現代美術 Part9––食とアートと人と街』会期:2023年11月2日(木)~12月2日(土)時間:11:00~19:00会場:BankART Station(横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅B1F)料金:500円(パスポート)※イベントは別途料金が必要参加作家:磯崎道佳、大田黒衣美、カブ(深沢アート研究所 緑化研究室)、下寺孝典(TAIYA)、谷本真理、ちぇんしげ、平田 守、婦木加奈子、丸山純子、三田村光土里、武藤 勇+(君塚史高+加藤良将+札本彩子)、村田 真、森田浩彰、矢内原充志、ヤング荘、茶室プロジェクト[花升木工社寺建築(茶室)+藤井健司(軸)+丸山純子(花)]他「食とアートと人と街 2023 秋」会期:2023年11月2日(木)~12月2日(土)会場:ヨコハマポートサイド地区※展覧可能な日時は、各店舗・施設の営業日・営業時間に準ずる※飲食店での展示観覧は、店舗での飲食利用をお願いします参加作家:淺井裕介、牛島達治、大田黒衣美、片岡純也+岩竹理恵、深沢アート研究所・緑化研究室/カブ、菅 実花、蔵 真墨、椎橋良太、高山陽介、谷本真理、蓮沼昌宏、蓮輪友子、婦木加奈子、松本秋則、松本倫子、光岡幸一、村田 真、山本愛子、ヤング荘
2023年10月26日2015年11月13日にパリで起こったテロをきっかけにした決意の手紙を20万人以上がシェア、世界的ベストセラーとなった原作を映画化した『ぼくは君たちを憎まないことにした』。この度、テロによって最愛の人を理不尽に奪われた父と子が、それでも前を向いて生きていくシーンを切り取った場面カット11枚が一挙に解禁となった。本作は、家族3人で幸せに暮らしていたアントワーヌが、テロ発生から2週間の出来事を綴った同名世界的ベストセラーの映画化。最愛の人を予想もしない出来事で突然失ったとき、その事実をどう受け入れ、次の行動に出るのか。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続く育児への不安をはねのけるように、アントワーヌはテロリストへの手紙を書き始める。一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結を芽生えさせていく。拭うことはできない悲しみや怒りを抱えながらも、“いままで通り生活し、幸せに生きていく”と決めた親子。そんな彼らの何気ない日常を捉えたカットだからこそ、人間の強さを雄弁に物語っている。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくは君たちを憎まないことにした 2023年11月10日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion nikumanai.com
2023年10月24日どう生きるかも、どう死ぬかも、考えない。ただ、「一瞬だけを生きる」。それがどんなに難しいことか。そんな「一瞬」を生きようとした2人の男を描いた映画『春に散る』が8月25日(金) に公開される。不公平な判定で負けアメリカに渡った元ボクサー・広岡仁一(佐藤浩市)。40年ぶりに帰国した仁一はある飲み屋で偶然、自分と同じように不公平な判定で負け、心が折れたボクサー・黒木翔吾と出会う。拳を交えた2人。生まれて初めてダウンを奪われた翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願する。夢を見ることをやめようとした男たちの新たな人生のスタートを描く本作で、横浜流星が伝えたかったこととは。話を聞いた。もうひとりの世界線の自分を生きられた――今回、映画の中で翔吾として生きてみられて、いかがでしたか。最高でした。自分はこの業界にいなかったら、格闘家を目指していたと思います。格闘家として生きていたら、翔吾のようなボクサー人生を歩んでみたかったので、翔吾として生きているんだけど、もうひとりの世界線の自分として生きられたような、幸せな時間でした。だからこそ、彼がとった言動に共感できることもありましたし、自分ごとのように感じられる部分が多かったのかな、と思います。ただ、翔吾ほどすぐに言葉や行動では示せないですし、感情表現は豊ではないので、そこは演じる上で大事にしなければ、と思いましたね。――佐藤浩市さん演じる仁一との対峙シーンはどれも緊張感があるものでしたが、今回の作品において、初めて佐藤さんとお会いしたときにはどのようなお話をされたんですか。撮影が始まったのが去年の12月で、ボクシングの練習を始めたのが4月なのですが、浩市さんも来てくださったんです。ミット打ちも合わせられて、そこで話さずともいろいろと感じられるものもありました。その時点で、現場ではぶつかっていこう、と思えたことが本当に大きかったです。実際の現場では、他愛もないことも含めていろんなことを話させてもらって。基本的に、現場の佇まいは背中を見て学んでほしい、という印象だったので、一緒のシーンでは常に観て、吸収できることはしよう、という気持ちでいました。――演技を重ねる中で気持ちが変わってきた点はありますか。佐藤さんとの病室でのシーンです。最初は反発し合っているんですけど、撮影を通して少しずつ仁一と翔吾の心が近づいているのは演じていて感じました。もちろん、佐藤さんがどう感じていらっしゃったかは分からないんですけど。――今回の作品では、ベテランと若手の演技の共鳴もすごかったな、と思います。横浜さんご自身、学ぶ点はありました。浩市さんで言うと、やっぱり視野が広いというか……現場の士気を上げるために常に声をかけているし、とにかくいろんな視点で物事を考えて。ひとつのシーンを作るときも仁一だけではなく、翔吾からの目線、観客から見る目線と、全ての目線から見てシーンの提案をしてくださるんです。自分はまだまだ演じている翔吾の目線でしか見られないんですけど、浩市さんはそれでいいんだ、と言ってくださったので、その言葉を信じて、今はまだそのまま突っ走っていこうと思っています。でも、浩市さんの年齢になったときに、自分も少しずつ視野が広がって、そういった物の考え方ができるようになっていたいです。(C)2023 映画『春に散る』製作委員会横浜流星を魅了する格闘技の「儚さ」――翔吾を演じる上で、一番苦労されたところ、気を遣われたのはどういったところになりますか。やっぱりボクシングシーンです。半年間、練習期間があったので、言ってしまえば形だけで見せることはいくらでもできたと思うんです。でも、そうしたくはなかった。松浦慎一郎さん(ボクシング指導・監修)も、「今までにないボクシングシーンにしたい。プロの方が観ても失礼のないようにしたい」とおっしゃいていて、本当に難しいものを作って持って来てくださったんです。それを自分も責任を持って乗り越えようと思いましたし、覚悟としてプロテストも受けました。それは本気でやったんだぞ、という覚悟もそうだけれど、今までのものとは違うという証明もしたかったですし、格闘技、格闘家へのリスペクトがあるからこそ、少しでも格闘技界を盛り上げられたらという想いもありました。プロテストにも合格できたので、ホッとしています。――そこまで掻き立てられたのはやっぱり格闘技の想いがあったからなんですね。言っても芝居は嘘なので、それをどこまでリアルにできるのか。追及したい気持ちはありし、ひとつの形として、ボクシングには分かりやすくプロという資格があるので必死に練習しました。――プロテストを目指そうと思ったのはどの段階だったんですか?撮影中です。本物のレフリーの方に世界タイトルマッチのシーンでも担当していただいたんですけど、その方にも背中を押してもらったり、あと(片岡)鶴太郎さんもライセンスを持っているので、「いけるよ」と言ってもらえて。そんなみなさんの言葉や、この作品を通して自分の背中を押されましたし、一歩踏み出す勇気をもらいました。――横浜さんがそこまで格闘技に魅せられるのはどういった理由からなんでしょう?なんだろう……。儚さかな。数分で勝ち負けが決まってしまう儚さだったり、格闘技は現役でいられる年数も短いですし、その中で一瞬を掴み取ろうとされているんですよね。あと、やっぱり相手がいるからこそ成り立つものなんです。最初は煽り合っているのに、最後はみんな必ずハグし合うんです。――確かに、今回の作品でもありましたね。みんながその日のために命を賭けているんですよね。本当に下手したら死んでしまう可能性もあるのに、それを恐れずに。ただ強くなりたいと思っている人もいるかもしれませんが、それだけじゃない。男として燃える部分がある。そういうのを全て含めて、格闘技には魅力があるな、と。本当に人間ドラマだな、と思っています。――それぞれの試合に物語がある?ストーリーを無理やりつけたがることもあるんですけど、ひとつのショーというか、作品にも感じていて、少し芝居と通ずるところもあるな、と思っています。煽り合いから駆け引きが始まって、相手がこう来たら自分はこう返す、というキャッチボールがあったり、リングでは2人しか分かち合えないものがあって、終わったらちゃんと称え合って、観ていた人たちは心を動かされて。そういったところにも通ずるものを自分は感じています。今はもっと険しい道を行きたい――翔吾も仁一も「今を生きる」ということをとても大切にしているように思います。でも、若い方と、年を重ねてからの人生観というのはまた異なるものかと思うのですが、横浜さんご自身は「生きる」ということをどう考えていらっしゃいますか。なんでしょうね……生きるってどういうことなんでしょうね。生まれてきた瞬間に「生きろ」と言われているようなものだからこそ、できることはやりたいですよね。昨日の自分を更新していきたいな、と思いますし。自分の中での生きるっていうことは、後悔がないようにすることかな。いつ死ぬかなんてわからないので。自分の中では経験が足りないんです。もっともっと、って思います。今回は、空手をやっていたので少しだけ基礎はありましたけど、大学も出ていないし、圧倒的に社会での経験が少ないので、その経験をどうやって補っていけばいいんだろう、って。大学生役をやるとしても、大学生活を知らないし、もっと人生についての経験も重ねていかないと。まだまだやりたいことがたくさんある、という気持ちです。――むしろ、いろんな役を演じていく中で新たに経験値を重ねていっているような。そうですね。今はまっすぐ突き進むような青年とか、何かが欠けていて人と出会って変わっていく、というような役が多いですけど、30代になったときに今度は会社員だとかは想像でしか演じられないのも経験が足りないからですよね。そこは少し怖いところではあるので高校の同級生と今も仲が良いので、よく話は聞くようにしています。――でも、翔吾もですけど、横浜さんも命をかけたいと思えるような仕事に就くいうことは幸せですよね。もちろん、逆に不幸だとおっしゃる方もいるとは思いますが。幸せだな、と思います。そういう人生のほうが楽しいというか。確かに、不幸せに感じることもあるでしょうし、この人生のほうが激しい波なんですけど、乗り越えたときの達成感も、得るものも多い。楽に生きたいけど、厳しいほうが自分には合っています。――安定したいな、とはあまり思わない?今はそんな気持ちはないです。年を重ねていくにつれて変わるかもしれませんけど、今はもっと険しい道を行きたいと思いながら、その気持ちを大事に生きています。失敗は怖い。でも次のステージに進む第一歩だと思えれば――翔吾はまさにまっすぐ突き進んでいくような青年ですよね。すごく素敵だと思う反面、生きづらさもあるような。特に今の時代は難しいですよね。翔吾のように突き進んでいくのはかっこいいけれど、みんながそうやって生きられるわけじゃない。情報もあふれかえっていますし、SNSで翔吾のように何かつぶやいたら多分、見知らぬ人からも攻撃を受けるでしょうし。そういうことも恐れなさそうですけど。――確かに、気にしないかもしれないですね。「うるせー!」って言っちゃうような人だから。そういったSNSが良くも悪くも発達しすぎていて、みんながみんな、より生きづらくさせているな、って思います。デジタルデトックスをすればいいのかな。もっともっと大事なことがあるよ、って思います。――今の時代はお互いに監視し合っているような。僕は常に見られているような仕事なので、それは宿命だと思うんですけど、一般の人でもSNSをやっていて叩かれることもある。生きづらい時代になったな、とは思ってます。でも、自分はどちらかというと気にしないタイプではあるので。それよりも今は目の前のことを頑張りたい、楽しみたいですし、そんな性格でよかったとも思います。――生きたいように生きたいけれどなかなかできない中で、あえて生きたいように生きるために、横浜さんは何をすればいいと思いますか?自分がやりたいことはちゃんと言葉にしたり、行動にすることじゃないですかね。生きたいように生きられないかもしれないし、周りの目も怖いかもしれないけれど、自分の人生だし、一度きりしかないと考えたら、変わってくるのかな、と思います。――きっと多くの人は失敗が怖いんですよね。失敗は怖いけれど、次のステージに進む第一歩だと思えれば。物の捉え方だと思うんです。だってみんな失敗はしていますし、僕もたくさんしています。だからこそ今がある。何でもいいので、自分がやりたいと思ったことは恐れずにやる。失敗ではなく経験と思えば変わってくると思います。――横浜さんご自身がプロテストを受けられたことも。そうです、受からなかった可能性もありますし。体力が課題で、当日もギリギリかな、と思っていました。でも、落ちたら落ちたで挑戦したことに意味があると思っていましたし、恐れて挑戦していなかったら合格もしていなかったから。――挑戦したからこそ、見える景色もある?景色が変わるし、自分が生きたいように生きられる第一歩だと思います。挑戦してもらえたら嬉しいです。この作品で背中を押せたらな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント横浜さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開公式サイト:
2023年08月21日世界的ベストセラーを映画化した『ぼくは君たちを憎まないことにした』が11月10日(金)より公開されることが決定。特報映像とティザーポスターが解禁された。2015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは息子のメルヴィルと一緒に、仕事に急ぐ妻のエレーヌを送り出した。エレーヌは息子のために健康的な朝食を手作りして体調管理に気を配り、おしゃれでユーモアのセンスもある最高の母であり、最愛の妻だ。しかしエレーヌは、突然、天国へ行ってしまった…。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続く育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始める。妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と2人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージだ。一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていく…。パリ中心部にあるコンサートホールのバタクラン。アメリカのバンド、イーグルス・オブ・ザ・デスメタルのライブ中に3人の男たちが1500人の観客に銃を乱射し、立てこもった。少し前には、パリ郊外のスタジアムで行われていたフランス対ドイツのサッカー親善試合や周辺のレストランで過激派組織「ISIL」の戦闘員が自爆テロを起こしていた。バタクランには、アントワーヌの妻、エレーヌと友人がいた。安否確認すらままならないカオスの中で、2日後に判明したのは、友人は生き延び、エレーヌは犠牲となった受け入れがたい事実だった。混乱するアントワーヌの内面を映画化したのは、マラソンに挑戦する老人たちをほのぼのと描くコメディ『陽だまりハウスでマラソンを』(13)のキリアン・リートホーフ監督。アントワーヌの手記は、メルヴィンと同じ年頃の娘を持つリートホーフ監督の心を打ち、監督はすぐさま映画化を決断。ドイツ人の立場からフランスで実際に起きた悲劇を客観的に見つめ、平明な言葉で憎しみの連鎖を拒絶するアントワーヌに焦点を当てた。主演は、『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14)で綾瀬はるかと共演し、『エッフェル塔~創造者の愛~』(21)にも出演する実力派ピエール・ドゥラドンシャン。負の感情と自らの言葉の間で苦悩する、感受性豊かなアントワーヌを熱演。妻のエレーヌ役にはシンガーソングライターでもあるカメリア・ジョルダーナ。19年出演のアクション『レッド・スネイク』ではISILを征伐する女性特殊部隊の一員として出演している。お風呂と絵本が大好きなメルヴィルには、当時3歳だったゾーエ・イオリオ。子役コーチによる演技訓練や長時間にわたるリハーサルに耐え、ママの不在に悲しみの涙を流し、笑顔を忘れたパパを支える愛息を演じている。この度解禁された特報映像では、愛する妻を突然失って悲しみに暮れるアントワーヌが、それでも小さな息子と前を向いて生きていこうと決意する様子が映し出され、そのひたむきな姿に胸を打たれる。併せて解禁となったティザーポスターは、大きく記されたタイトルと、親子が抱き合う姿が配されたシンプルな1枚。こちらに背中を向けるアントワーヌから力強い意志が伝わってくるようなデザインとなっている。ちなみに、無差別襲撃の現場となったバタクランは事件から1年後の2016年11月12日に、エンターテインメントを愛する人々に支えられ、全面改装してスティングのコンサートで再オープン。2023年現在も人気の会場として営業を続けている。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月09日スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭で“邦画初”、そしてアニメーションとしては“世界初”のオープニング上映作品に決定した。本作は公開4日間で、2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破。7月26日(水)までの公開13日間では観客動員数261万人、興行収入40.1億円を超える大ヒットスタートとなっている。そんな本作のトロント国際映画祭オープニング上映作品への選出は、邦画としては初めて。アニメーション作品としては世界初でオープニングを飾る。カナダ最大の都市で毎年開催されるトロント国際映画祭といえば、受賞作品が米国アカデミー賞をはじめとする、そのほかの主要な映画祭でも快挙を成し遂げていることから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られており、“アカデミー賞前哨戦“とも呼ばれている。2002年には『千と千尋の神隠し』が第27回に出品され、その翌年の第75回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞。そのほかスタジオジブリ作品としては、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『レッドタートル ある島の物語』など計6作品が同映画祭に出品されており、本作で7作品目となる。同映画祭CEOキャメロン・ベイリー氏は本作品の選出理由に関して、「第48回トロント国際映画祭を、偉大なる映画のアーティストの中の一人の作品によって開幕することを光栄に思います。日本ではすでに傑作として賞賛されている宮崎駿の新作は、喪失と愛というシンプルなストーリーから始まり驚異的な想像の作品に昇華されています。トロントの観客が、そのミステリアスな作品に出会うことが楽しみであり、唯一無二の斬新な体験をお約束します」とコメントを発表している。第48回トロント国際映画祭は現地時間9月7日(木)から9月17日(日)までの11日間開催され、オープニング作品の上映は映画祭初日となる9月7日(木)、ロイ・トンプソン・ホール(Roy Thompson Hall)にて行われる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月28日俳優で、モデル。ふたつの道で活躍する20歳。自らを「マイペース」と表現する水沢林太郎さん。ふたつの衣装を纏った彼のさまざまな表情を、注目の写真家・野田若葉さんが切り取ります。装いの空気を一瞬で感じ、カメラの前で表現した水沢林太郎さん。俳優として、『MEN’S NON-NO』の専属モデルとして活躍の幅を広げているが「人は人、僕は僕」と淡々と語る。「人と比べることはしないほう。お仕事のオーディションも芝居力を磨く場であり自分を知ってもらう場と考えているので、不合格でも自分を追い込むことはないかな。思えば昔は勉強しなさいと言われても『いま気分じゃないんだよな~』なんて言う子でした(笑)」クールなルックスと、飾らない性格。そんな彼の周りには同世代の才能が集まる。「いやいや僕たぶん変なんですよ、距離の詰め方が(笑)。相手に興味を持つと止まらなくなる。例えばなにわ男子の道枝駿佑くんのこと、僕はミチコと呼んでいるんですけど、初対面の時『はじめまして。僕といまから3回じゃんけんしませんか?』って声をかけて。勝ったー、負けたー!って男子ノリで友達になりました(笑)。そこに(板垣)李光人や(青木)柚も加わっていって。現場でどんどん仲良くなっていくのがうれしかったです」明るくて、積極的な水沢さんだけれど、役者としては悩んだ時期もあったという。「5年くらい前、“役の中の自分”を受け入れられない時期がありました。現場でも挨拶すらぎこちなくなって…。でも2019年に出たドラマ『俺の話は長い』では演技を根本から鍛えられ、翌年の『17.3 about a sex』では10代の性という難しい題材に覚悟を持って挑むことができ、転機になった作品です」この春はドラマ『だが、情熱はある』で髙橋海人さん演じるオードリー・若林正恭さんを支える友人・鈴木足秋を演じた。「髙橋さんとは楽屋ではゲームや漫画の話ばかりしていました(笑)。現場でも役どころでも、作品を裏から支えることができるような人になりたいですね」自分で悩んで拓いた道。だからこそ役者仲間の悩みも一歩引いて見守る主義という。「悩んでる人がいたら『頑張ってる自分を、まず褒めてあげなよ』と声かけるようにしてます。自分を認めるって自分にしかできないから。それに誰の人生にも一人で乗り越えないと前に進めない瞬間って、あると思うので」モデルの仕事は、洋服好きな“素”の自分をさらけ出せる時。この日も真剣な表情からのWピースでスタジオを沸かせてくれた。「笑ってもらうと、自分も力が抜けてもっと楽しめる。笑顔ってやっぱり大事ですよね!10年後もこの世界で、人を笑顔にさせる人であり続けられたらいいな。何十年かかってもいつか研音(所属事務所)の看板俳優になるのが目標です…って自分でハードルあげちゃったな(笑)」冗談めかして明るく笑う。だけどその内面には強くて熱い芯が、一本通っていた。撮影を終えて一言出演・水沢林太郎「僕の好きな系統の洋服での撮影だったので、リラックスした気持ちで臨めました。ガムやキャンディを使っての撮影も楽しかったな。『小道具の使い方が上手』ってカメラマンさんにも褒めてもらえて…マネージャーさ~ん、いまのちゃんと聞いてましたか!?(笑)」みずさわ・りんたろう2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。’17年デビュー。主演作『海の見える街で』が「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023」の特別製作作品としてYouTube配信中。(1枚目写真)ジャケット¥74,800パンツ¥53,900(共にEYCK/EYCK SHOPinfo@eyck-tokyo.jp)シャツ¥24,200(KICS DOCUMENT.)リング¥12,100(20/80) 共にHEMT PR TEL:03・6721・0882シューズ¥46,200(Maison MIHARA YASUHIRO/Maison MIHARA YASUHIRO TOKYO TEL:03・5770・3291)ネクタイ¥15,400(DAIRIKUinfo@dairikucinema.com)ベレー帽¥6,050(CA4LA/CA4LA プレスルーム TEL:03・5773・3161)サスペンダー¥2,090(原宿シカゴ 神宮前店 TEL:03・5414・5107)その他はスタイリスト私物(2枚目写真)ジャケット¥72,600(J.PRESS ORIGINALS/untlim TEL:03・5466・1662)シャツ¥42,900(UJOH/M TEL:03・6721・0406)カットソー¥11,550(LENO/GOOD STANDING TEL:03・6447・2478)パンツ¥39,600(DAIRIKU)シューズ¥37,400(SESA Footwear/KNOW showroomhello@ontheparkstreet.com)ネックレス¥62,700(PLUIE/PLUIE Tokyo TEL:03・6450・5777)リング¥7,700(20/80/HEMT PR)その他はスタイリスト私物撮影・野田若葉「第一印象は純粋無垢で透明感のある人だなと思いましたが、実際に撮影を始めると心がオープンな感じで、初めて会った感じがしない不思議な包容力のある人でした。自然にシャッターを切らされるような感覚で、とても楽しかったです。また、ご一緒できたら!」のだ・わかば1984年生まれ、福岡県出身。スウェーデン・ヨーテボリ大学で写真を学ぶ。帰国後はアシスタントを経て2018年に独立。確かな技術とみずみずしい感性で、数多くの媒体、広告で活躍している。※『anan』2023年7月19日号より。写真・野田若葉(TRON)スタイリスト・能城 匠ヘア&メイク・菅井彩佳取材、文・大澤千穂撮影協力・バックグラウンズ ファクトリーEASE(by anan編集部)
2023年07月17日阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)では、今年も絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」を実施し、7月25日(火)から9月7日(木)までの間、阪神電車の絵画を募集します。本コンクールは、子どもたちが絵に親しむ機会を提供するとともに、絵を描くきっかけとして、もっと阪神電車に親しんでもらえるよう実施しているものです。今年で19回目となり、昨年は3,725点もの作品募集をいただきました。テーマは昨年同様「ぼくとわたしの阪神電車」で、子どもらしい柔軟で自由な発想で、身近な「阪神電車」に夢や理想を盛り込んで、描いていただきます。大賞受賞者には、阪神電車の1日駅長を体験いただくほか、大賞・準大賞受賞者には、「キッザニア甲子園」に親子でご招待します。また、応募者全員にもれなく参加賞を進呈します。絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」の詳細は、次のとおりです。【昨年度の大賞作品】【絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」について】本コンクールは、子どもたちが絵に親しむ機会を提供する取組みであることから、「未来にわたり住みたいまち」をつくるために「地域環境づくり」と「次世代の育成」を柱として推進する阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として実施します。【主催】阪神電気鉄道株式会社【共催】阪急阪神ホールディングス株式会社【募集要項】1 テ―マ 「ぼくとわたしの阪神電車」2 応募資格 4歳以上~小学生(2023年4月1日現在)3 募集期間 2023年7月25日(火)~9月7日(木)必着4 画材 クレヨン、水彩絵の具など自由5 サイズ四切り(縦380mm×横540mm)程度の画用紙※横書きでお願いします。6 応募方法作品の裏に、郵便番号、ご住所(都道府県から)、お名前(ふりがな)、年齢、電話番号、学校名(幼稚園名等)、学年(所属していない場合は不要)をご記入のうえ、応募先までご送付ください。7 応募先〒542-0066大阪市中央区瓦屋町2-12-15-202(株)ビジネス・ソリューション内「ぼくとわたしの阪神電車」事務局8 賞品○大賞 1点1日駅長体験、キッザニア甲子園ご招待(1組につき4名)、図書カード(10,000円分)、阪神電車グッズ、賞状を進呈○準大賞 2点キッザニア甲子園ご招待(1組につき4名)、図書カード(5,000円分)、阪神電車グッズ、賞状を進呈○優秀作品賞 10点図書カード(3,000円分)、阪神電車グッズ、賞状を進呈○ミマモルメ賞 5点図書カード(2,000円分)、阪神電車グッズ、賞状を進呈○プログラボ賞 5点図書カード(2,000円分)、プログラボオリジナルグッズ、賞状を進呈※応募者全員に参加賞を進呈します。※賞品、参加賞の発送は、11月初旬を予定しています。※賞品の内容は、変更となる場合があります。9 掲載ご応募いただいた作品から選考のうえ、・大賞、準大賞作品を阪神電車の車内吊りポスターとして掲出(10月下旬から予定)・全受賞作品を当社ウェブサイトなどで紹介(10月下旬から予定)10 応募上のご注意・ご応募の際、作品が折れ曲がらないよう、ご注意ください(梱包方法は自由です。)。・受賞作品をホームページ等に掲載する際には、在住都市(市町村名まで)、お名前、学校名、学年を公開しますので、あらかじめご了承願います。・ご応募は、お一人さま1作品とさせていただきます。・作品は応募者が創作されたものに限ります。・ご応募いただいた作品は返却しません。・ご応募については、保護者の方の同意があったものとみなします。・応募作品の不慮の破損や紛失に関しては責任を負いません。・応募後、作品の修正や取消しには応じられません。・選考経過のお問合せには応じられません。・作品の創作や応募に要する費用は、全て自己負担でお願いします。・応募作品の著作権及びこれから派生する全ての権利は、当社(阪神電気鉄道(株))に帰属するものとします。・ご応募時に記載いただいた個人情報は、受賞作品の発表・掲載等、受賞の連絡、賞品等の発送に利用させていただきます。また、その個人情報をご本人・保護者の同意を得ないで業務委託先以外の第三者に開示提供することはありません(法令により認められた場合を除きます。)。11 お問合せ阪神電気鉄道株式会社 経営企画室(広報担当)TEL:(06)6457-2130詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。 阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月26日黒澤明監督の傑作『生きる』を世界初のミュージカル化。18年の初演、20年の再演に続き、3度目の上演が決定した。そこで演出を手がける宮本亞門に、これまでの創作の日々を振り返るとともに、再々演にかける想いを語ってもらった。過去二度の公演には、コロナ禍前とその渦中という違いがあるが、宮本にとってはさらに大きな変化が自身を襲っている。「主人公の渡辺勘治は胃がんになったことで必死に生き直すわけですが、初演の時の僕はがんの経験なんてなかったわけです。そんな人にどんな言葉をかけたらいいかもわからないし、難しいなぁと。でもおかげで僕、2019年にがんになったんですよ(笑)。自分では“命の勲章”と言っていますが、がんサバイバーとして再演が出来た。それはなんと言うか貴重な体験でした」その理由を訊ねると、自身ががんになったニュースをテレビで見ながら、こんなことを思ったそう。「僕のこれまでについて、みんなが勝手にしゃべっているわけですよ。俯瞰でそんな自分のことを見る機会、こんな体験なかないですからね!チャップリンの有名な言葉にもあるように、『クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見ると喜劇だ』のようでした。つまり渡辺勘治のように自分自身のがんについては、もっと混乱したり、苛立ったり、喜怒哀楽を全部出してもいいんじゃないか。それは再演からの変化ですね」そして再々演。3年前とは世の中がまた変化している。「やっぱりパンデミックを経て、多くの人がいろんなことを考えたと思うんです。これから生きていく上でなにを大切にしていくんですか?とか。そんなことを感じてもらえる作品だと思いますし、タイミング的にも最良の作品ではないかと思っていて。もし出来たらお父さんやご家族など、誰かと一緒に観に来てもらえたら嬉しいですね。普段の会話ではしづらいようなことも、これを観た後で、少しずつ大切なことが話せるように変わっていくと思います」主人公の渡辺勘治を演じるのは、もちろん市村正親と鹿賀丈史。だがそれ以外のメインキャストは、再演からほぼ一新されている。「これはとても楽しみですね。それぞれ掛け合いも変わるでしょうから。また市村さんと鹿賀さんの役作りの方向性がまったく違いますし、毎回おふたりとももっと深く、もっと探りたいと、貪欲なまでの探求心で臨まれている。今回もそれぞれまったく違う渡辺勘治を見せてくださると思いますよ」取材・文:野上瑠美子■公演情報Daiwa House presents ミュージカル『生きる』2023年9月7日(木)~9月24日(日)会場:新国立劇場 中劇場
2023年06月26日北アイルランド・ベルファストの小学校で行なわれている哲学の授業を2年間にわたり記録したドキュメンタリー『ぼくたちの哲学教室』より予告編が解禁された。第18回アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞したほか、各国で高い評価を得た本作は、ベルファストにあるホーリークロス男子小学校で、主要科目になっている「哲学」の授業を捉えたドキュメンタリー。この度解禁された予告編では、エルヴィス・プレスリーを愛するケヴィン校長と子どもたちの微笑ましい姿とともに、北アイルランド紛争の記憶と分断が残る街の様子が映し出される。プロテスタントとカトリックの対立が長く続いたベルファストの街で、新たな憎しみの連鎖を生み出さないために何ができるのか?哲学的思考と対話による問題解決を探るケヴィン校長が、時にユーモアを交え、時に威厳を持って生徒たちに向き合う姿と、子どもたちの様々な表情が印象的な予告編となっている。また、イギリス出身のブロードキャスターであるピーター・バラカンからは、ベルファストの社会背景に触れつつ、「ケヴィン校長が小学生の男の子たちに施している極めて貴重な教育は次世代の感性に深い影響を及ぼす」とコメントを寄せている。■ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント全文ベルファストといえば、約30年にわたって内戦に近い状態が続いた街。あれから更に20年以上経ってもしこりが残る環境で育つ子供たちの心はなかなか穏やかになりにくいはずです。ケヴィン校長が小学生の男の子たちに施している極めて貴重な教育は次世代の感性に深い影響を及ぼすと思います。このような教え方は全世界で取り入れる価値が大いにあります。『ぼくたちの哲学教室』は5月27日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月06日・猫を針でつついているのかと思って焦った。・魂が宿っていそうなほどリアル。・わあ!生きてる!?羊毛フェルトを使った作品の制作過程を撮影した動画に、そんな驚きの声が寄せられています。まずは、話題の動画をご覧ください。ずっと見てるんだけど、まだ瞬きしない。不思議だ。 #羊毛フェルト #ねこ pic.twitter.com/JCt2pRUalu — Wakuneco. わくねこ羊毛フェルト (@waku_neco) March 16, 2023 今にも動き出しそうなほどリアルな猫を生み出しているのは、Sachiさん。その繊細な手仕事や、本物に忠実な作品は多くの人を魅了しており、制作過程を投稿したYouTubeチャンネル『Wakuneco.わくねこ羊毛フェルト』は、26万人を超えるチャンネル登録者数を誇ります。猫好きの作者が羊毛フェルトで作るのは『リアルな猫』1匹ずつの個性も見事に表現今回SachiさんがTwitterアカウントの『Wakuneco. わくねこ羊毛フェルト(@waku_neco)』に投稿した動画は日本国外でも注目を集め、海外の言葉で絶賛するコメントも多く寄せられているほど。一体なぜ瞬きをしないのか、ユーモアを交えてコメントしているSachiさんですが、いつの日か、本当に命が宿るのではないか…なんて思えてしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日各国で高い評価を得た、アイルランド・イギリス・ベルギー・フランス合作のドキュメンタリー『Young Plato』が、邦題『ぼくたちの哲学教室』として5月27日(金)より全国順次公開されることが決定。監督のコメントも到着した。北アイルランド、ベルファストにあるホーリークロス男子小学校。ここでは「哲学」が主要科目になっている。エルヴィス・プレスリーを愛し、威厳と愛嬌を兼ね備えたケヴィン校長は言う。「どんな意見にも価値がある」と。彼の教えのもと、子どもたちは異なる立場の意見に耳を傾けながら、自らの思考を整理し、言葉にしていく。授業に集中できない子や、喧嘩を繰り返す子には、先生たちが常に共感を示し、さりげなく対話を持ちかける。自らの内にある不安や怒り、衝動に気づき、コントロールすることが、生徒たちの身を守る何よりの武器となるとケヴィン校長は知っている。かつて暴力で問題解決をはかってきた後悔と挫折から、新たな憎しみの連鎖を生み出さないために、彼が導き出した1つの答えが哲学の授業なのだ。北アイルランド紛争によりプロテスタントとカトリックの対立が長く続いたベルファストの街には「平和の壁」と呼ばれる分離壁が存在する。1998年のベルファスト合意以降、大まかには平和が維持されているが、一部の武装化した組織がいまなお存在し、若者の勧誘に余念がない。争いの記憶は薄れやすく、平和を維持するのは簡単ではない。その困難はケヴィン校長と生徒たちの対話の端々にも現れる。宗教的、政治的対立の記憶と分断が残る街で、哲学的思考と対話による問題解決を探るケヴィン校長の大いなる挑戦を映画化したのは、アイルランドで最も有名なドキュメンタリー作家のナーサ・ニ・キアナンと、ベルファスト出身のデクラン・マッグラの2人。およそ2年に及ぶ撮影期間中にパンデミックが起こり、インターネット上のトラブルという新たな問題が表面化するなど、子どもをめぐる環境の変化も捉えている。ケヴィン校長と子どもたちによる微笑ましくも厳粛な対話が、ニコラ・フィリベールの『ぼくの好きな先生』を彷彿とさせ、第49回日本賞(NHK)の一般向け部門で「最優秀賞(東京都知事賞)」、第18回アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞で「最優秀長編ドキュメンタリー賞」など、国内外の映画祭で多くの賞を受賞した注目作だ。【ナーサ・ニ・キアナン監督コメント】西洋社会では、少年たちの無差別暴力が不穏に広がっています。異なる視点への共感を生み出すことで、コミュニティ間の偏りが減り、「他者」に対する寛容さが増すかもしれません。フェイクニュースの時代には、クリティカルシンキングの重要性が不可欠になっています。私たちは、大勢の人々が自分たちの利益に反する行動を取るように簡単に操られること、間違った人々を権力の座に就かせるように説得されることを、目の当たりにしてきました。もし、幼い頃から哲学や批判的思考を教えることが例外ではなく、普通になれば、次の世代は人生をうまく切り抜け、より良い選択をすることができるようになるかもしれません。今、人類が直面しているすべての課題、もし私たちが生き残る可能性があるならば、ケヴィンのマントラ「シンク、シンク、レスポンド!(考えて、考えて、答える!)」は、私にとってかなり良い最初のレッスンのように思えるのです。【デクラン・マッグラ監督コメント】アードイン、そして北アイルランドでは、自殺率が異常に高い状態が続いていて、心理学者によるとこれはおそらく紛争を経験したことが原因だろう、と言われています。しかし、最も驚くべき事実は、北アイルランド紛争が正式に終結した1998年の停戦宣言以降に生まれた若者の自殺が特に多いということ。科学者たちは、紛争後のトラウマが社会に悪影響を及ぼすだけでなく、そのようなトラウマが世代を超えて受け継がれる可能性があると見ています。生まれる前に両親や祖父母によって行われていた紛争の影響によって、それを直接体験していない子どもたちが、残酷なまでに苦しめられているのです。それは、断ち切ることが困難な、ひどく不公平な苦しみの連鎖なのです。出来上がった映画が教育の力を示し、そして紛争後の社会が過去の束縛から解放され、若い世代が古人の考えを用いて自分たちの未来を作ることができるという希望と、心温まる高揚感のあるものになればと願っています。『ぼくたちの哲学教室』は5月27日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月08日自分より下に見ていた相手が、気づけば自分が欲した幸せを手に入れていた。そんな経験は、誰しも一度や二度あるんじゃないだろうか。映画『生きててごめんなさい』は、まさにそれを描いた作品だ。小説家を志しながら、出版社で実用書の編集に携わる主人公・修一と、何をやってもうまくいかず彼に依存気味の恋人・莉奈。しかしある日、売れっ子コメンテーターの目に留まり、莉奈の人生が好転し始めると、修一は彼女に冷たく当たるようになる。「自分より弱い人をそばに置くことで安心を得たい気持ちって、なんかわかるんですよね。僕も現場で、自分より後輩の俳優がいたりするとちょっとホッとしたりするので。そういう近い感情から、少しずつ役を理解していった感じです」そう話すのは修一を演じた黒羽麻璃央さん。ダメな莉奈を受け入れ優しく接していた修一が、徐々に彼女を疎ましく思い始める過程は、生々しくリアルで息苦しいほど。「台本を読んだ時点から、どこか他人の生活を覗き見しているような感覚がありました。あと撮影前に、家での二人でのシーンのリハーサルを何日間かかけてやったことも大きかったと思います。山口(健人)監督は、すごく丁寧に演出をつけてくださる方で、感情の出し方をパーセンテージで言ってくださるんですね。もう少し抑えてとか、ここは怒りの感情を強くとか。そうやって微調整に次ぐ微調整をしながら、何度もリハを重ねました。ただ、役としてはあまり固めていかなかったですね。穂志(もえか)さんが莉奈ちゃんとしてそこにいてくれたので、その場で修一として出てきたものを大事にしようと思ってやりました」それゆえ、修一が精神的にじわじわと追い詰められていく過程は、「とくにしんどかった」と漏らす。「ひとつずつは小さなことなんですよね。でも、四方八方から小石が飛んでくるみたいな感じで、チクチク小さな痛みが続いて、気づいたら足元に大きな岩があった、みたいな。撮影後半はぐったりして口数が少なくなっていました。監督に『マジでしんどいです』と話したくらい。ただ、観た方の背中をポンと叩いてあげられるような映画になっていると思うんです。映画のコピーに『きっと大丈夫。多分。』とありますが、行き詰まったときに、背中を押すんじゃなく寄り添ってくれる感じがいいなと思うんですよね」修一は、自分を特別な存在だと思っている人間。しかし、黒羽さん自身は、「できるだけ自分の色を強く持たないようにしている」らしい。「普通に思われたいというか、あまり自分を主張したくないというか…。そういうものを作ってしまうと、逆に面倒だからなのかもしれないです。自分には何もないです、ってスタンスでいた方が、風が吹いたらそっちの方向に行けるし、色を塗られたら、その色にちゃんとなれる。お仕事で目立つのはいいんですけれど、何も演じていないときの素の自分は目立ちたくない。それは年々余計に(笑)。もともと名前が目立つので、強制的にそういう立場になることが多かったから、その反動じゃないかと思うんですが」現在放送中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』では、広瀬すずさんのブレインとなる役で出演している。「北川悦吏子さんという恋愛ドラマの大家みたいな方の作品ですし、この映画も、『余命10年』の藤井(道人)さんのプロデュース。すごい方々の中で、いい刺激をいただいていますので、役者としてもっとステップアップしていかなきゃ、ですよね」『生きててごめんなさい』出版社に勤める修一(黒羽)。同棲中の恋人・莉奈(穂志)はアルバイトが長続きせず、家にこもりがちだが、そんな彼女を優しく見守っていた。しかし…。2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。©2023 ikigome Film Partners.くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。ミュージカル『刀剣乱舞』で注目され、近年はミュージカル『エリザベート』などでも活躍。現在放送中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に出演。※『anan』2023年2月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・泉脇 崇(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年02月07日Eve(イブ)が、新曲「ぼくらの」を表題曲とする最新EPを、2023年3月22日(水)にCD発売する。新曲「ぼくらの」は、アニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期第2クールのオープニングテーマ曲だ。新曲「ぼくらの」が『僕のヒーローアカデミア』第6期OP曲に2022年12月にはアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ曲「ファイトソング」をリリースし、話題を集めたEve。新曲「ぼくらの」は、エモーショナルなメロディが印象的な楽曲。アニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期第2クールのオープニングテーマ曲として書き下ろしたもので、“ヒーローたちを鼓舞するような”一曲に仕上がっている。<Eve コメント>この度TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第6期オープニングテーマを担当させて頂きます。ボロボロになったヒーローたちを鼓舞するような、そして共に乗り越えていくという想いで「ぼくらの」という楽曲は生まれました。自分にとっても特別思い入れのあるこのクールで曲を書かせて頂き大変光栄です。どうか最後まで音楽と共に駆け抜けて頂けたら嬉しいです。最新EP『ぼくらの』もCD発売&全4曲収録また、新曲「ぼくらの」をリード曲とする最新EP『ぼくらの』も発売。CDには「ぼくらの」や映画『ブラックナイトパレード』主題歌「白雪」、森永製菓「inゼリー」のCM曲「黄金の日々」に、未発表の新曲1曲を加えた全4曲を収める。初回生産限定盤やヒロアカ盤・期間生産限定仕様も販売形態は、通常盤、初回生産限定盤、ヒロアカ盤・期間生産限定仕様の3タイプ。通常盤と初回生産限定盤のジャケットイラストは、 Eve「群青讃歌」のミュージックビデオを手掛けた、人気イラストレーター・くっかが担当。初回生産限定盤には、2022年クリスマスイブに公式YouTubeチャンネルで配信されたライブ「Eve の日 Xmas Live」のBlu-ray映像が付属する。ヒロアカ盤・期間生産限定盤は、アニメ『僕のヒーローアカデミア』6期第2クールの描き下ろしイラストジャケット・デジパック仕様。アニメのノンクレジットオープニング映像を収録したBlu-rayや、アニメ書き下ろしイラスト絵柄ステッカーも封入する。【詳細】Eve 新曲「ぼくらの」配信日:2023年1月8日(日)Eve 最新EP『ぼくらの』CD発売日:2023年3月22日(水)価格:・初回生産限定盤 3,300円CD+Blu-ray (Blu-ray 収録内容:#Eve の日 Xmas Live 映像 / 特殊スリーブ仕様)・ヒロアカ盤・期間生産限定仕様 2,200円CD +Blu-ray (付属特典内容:「僕のヒーローアカデミア」6期第2クール ノンクレジットオープニング PV/「白雪」Music Video/ミニジャケットステッカー)・通常盤 CD Only 1,650円<CD収録曲>全形態共通・ぼくらの〈TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第6期オープニングテーマ・白雪〈映画「ブラックナイトパレード」主題歌〉・黄金の日々〈森永製菓『受験に in ゼリー2023』」TV-CM タイアップソング〉他1曲※全4曲収録、 曲順未定
2023年01月23日ラッキーセベンが、新曲「ぼくらのまま」を本日12月21日(水) に配信リリースした。ラッキーセベンは、DaPlanet(Vo)、シュウタネギ(Cho,AG)、迫田雄人(G)、fonifai康平(Sax)、原篤生(Ba)、ゆうしゅん(Ds)からなる6人組バンド。11月に配信リリースされた「ITSUKA」は、FM802『MIDNIGHT GARAGE』の番組内ヘビーローテーション「推しモン!」に選出された。「ぼくらのまま」は、2023年1月25日(水) に発売される1st EP『Welcome to our 1st EP』の収録曲で、ダンサブルなソウルナンバー。併せて同曲のMusic Videoが公開となった。また、初の東名阪ツアーを開催することが決定。ツアーは2023年2月25日(土) の東京・下北沢BASEMENT BAR、2月27日(月) の愛知・名古屋K.D.ハポン、3月3日(金) の大阪・火影 -HOKAGE-の3カ所で行われる予定で、チケットは先着先行受付を1月9日(月・祝) まで実施中。ラッキーセベン「ぼくらのまま」MV<配信情報>ラッキーセベン「ぼくらのまま」Now On Saleラッキーセベン「ぼくらのまま」ジャケット配信リンク:ラッキーセベン「ITSUKA」Now On Saleラッキーセベン「ITSUKA」ジャケット配信リンク:<リリース情報>ラッキーセベン 1st EP『Welcome to our 1st EP』2023年1月25日(水) リリース価格:1,650円(税込)ラッキーセベン『Welcome to our 1st EP』ジャケット【収録曲】1. intro2. SOMETHING3. ぼくらのまま4. ITSUKA5. YADA6. THEME<ライブ情報>ラッキーセベン 東名阪ツアー2023年2月25日(土) 東京・下北沢BASEMENT BAROPEN11:30 / START12:002023年2月27日(月) 愛知・名古屋K.D.JaponOPEN18:30 / START19:002023年3月3日(金) 大阪・火影 -HOKAGE-OPEN18:30 / START19:00※各公演ゲストアーティストあり【チケット情報】料金3,000円(税込・ドリンク代別)■オフィシャル先着先行:2023年1月9日(月・祝) 23:59まで受付URL:ラッキーセベン 公式Twitter:
2022年12月21日映画『生きててごめんなさい』が、2023年2月3日(金)より順次公開される。藤井道人がプロデュースを務める。藤井道人プロデュースで“若者の病み”を描く映画『生きててごめんなさい』は、『余命10年』を手がけ、『ヴィレッジ』『最後まで行く』の公開も控える藤井道人がプロデュースする作品。監督は、綾野剛主演のドラマ「アバランチ」で、藤井道人と共に演出を担当した新鋭・山口健人が務める。物語は、現代の日本の若者たちが抱える「病み」を描くという内容。同棲生活を送る1組のカップルを主軸に、若者たちの内面を鋭く繊細に描写していく。黒羽麻璃央が主演■主人公・園⽥修⼀...⿊⽻⿇璃央出版社の編集部で働く主人公。⼩説家になるという夢を抱いている。清川莉奈と同棲中。主演を務めるのは、ミュージカル「⼑剣乱舞」のメインキャラクターである三⽇⽉宗近役を演じた⿊⽻⿇璃央。■清川莉奈...穂志もえか園⽥修⼀の彼女。何をやっても上⼿くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多い。映画『少⼥邂逅』で初主演を務め、今泉⼒哉監督作品『街の上で』にも出演した穂志もえかが演じる。■相澤今⽇⼦...松井玲奈修⼀の⾼校の先輩で、⼤⼿出版社の編集者。修⼀に、出版社の新⼈賞にエントリーするように勧める。■⻄川洋一...安井順平修⼀が編集を担当することになる売れっ⼦コメンテーター。映画『生きててごめんなさい』あらすじ出版社の編集部で働く園⽥修⼀は清川莉奈と出逢い、同棲⽣活をしている。修⼀は⼩説家になるという夢を抱いていたが、⽇々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上⼿くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある⽇、修⼀は⾼校の先輩で⼤⼿出版社の編集者・相澤今⽇⼦と再会し、相澤の務める出版社の新⼈賞にエントリーすることになる。⼀⽅、⾃⾝の出版社でも売れっ⼦コメンテーター⻄川洋⼀を担当することになるが、⻄川の編集担当に原稿をすべて書かせるやり⽅に⼾惑う。修⼀は全く⼩説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。そんな中、莉奈はふとしたきっかけで⻄川の⽬に⽌まり、修⼀と共に出版社で働く事となる。⻄川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修⼀は嫉妬⼼が沸々と湧き、莉奈に対して態度が冷たくなっていく。いつしか、喧嘩が絶えなくなり―。【詳細】映画『生きててごめんなさい』公開日:2023年2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開出演:黒羽麻璃央、穂志もえか、松井玲奈、安井順平、冨手麻妙、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希、八木アリサ、飯島寛騎監督:山口健人企画・プロデュース:藤井道人脚本:山口健人、山科亜於良
2022年12月15日キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺浩基、以下 キンコーズ)は、芸人/パフォーマーである、ぼく脳による企画展「ぼく脳漫画展」をツクル・ワーク新宿センタービル店(以下ツクル)で、2022年12月12日(月)~2023年1月15日(日)に開催します。企画展では、オリジナルグッズの販売や、ぼく脳の作品と一緒に撮影できるフォトスポットも予定しています。企画展紹介奇抜なパフォーマンスや独創的なアートセンスが巷で話題を呼び、見る人の目を思わず釘付けにしてしまう新進気鋭アーティスト、ぼく脳。吉本興業に所属し芸人としてキャリアをスタートした後、漫画や音楽、ファッションの分野で活動。SNS上でカルト的な人気を誇り、天才・鬼才との呼び声が高い。今回の企画展は、漫画を描いていた頃の過去作や数年ぶりに描いた漫画などを多数展示する。また、展示期間の終わりに向けて、徐々に展示作品を増やしていき、最後にひとつのアート作品が完成する企画展示も予定しています。展示作品の一部オリジナルグッズ3コマ漫画の1コマに好きなコマを貼ってオリジナルストーリーが作成できる「3コマ漫画キット」をはじめとした、オリジナルグッズを販売します。3コマ漫画キット1冊880円カレンダー各種壁掛け1,650円卓上1,100円トートバック2,750円当社が運営するキンコーズギフト・楽天市場店でも、2022年12月12日~2023年1月15日(日)の期間中、当企画展のグッズを販売します。キンコーズギフト : イベント概要タイトルぼく脳漫画展日程2022年12月12日(月)~2023年1月15日(日)※平日9:00~20:00、土日祝11:00~19:00場所ツクル・ワーク新宿センタービル店観覧料無料イベントWebサイト ※2022年12月9日午前10時公開予定アーティストプロフィールぼく脳芸人・パフォーマー 1990年生まれ。吉本興業に所属し芸人としてキャリアをスタートした後、漫画や音楽、ファッションの分野で作品を制作。ツイッターやインスタグラムなどで作品を発表し、日常に転がるアイテムを使った独創的なアートセンスが巷で話題を呼んでいる。Twitter: Instagram: アーティストとパートナーになり体験・感動を創る当社は、テレワーク利用やビジネス機会の創出の場として利用されるコワーキングスペースの「ツクル」の利用者に、アーティスト作品との偶発的な出会い、働くだけではない“体験”・“感動”のできる空間を提供したいと考えています。また、参加アーティストには、ツクルをジャックすることで作品に対する思いや世界観までこだわった企画展を表現して欲しいと願っています。当社は、これからも企画展示を通じワークスペース事業の在り方についての可能性を追求していきます。企画展についてのお問い合わせ先キンコーズ・ジャパン株式会社ツクル・ワーク新宿センタービル店住所:〒163-0690東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1FTEL:03-5325-1371webサイト: キンコーズ・ジャパン株式会社 会社概要当社は、お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様からパートナーと認識されることを目指しています。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。会社名: キンコーズ・ジャパン株式会社所在地: 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階代表者: 代表取締役社長渡辺浩基設立: 1991年12月24日資本金: 100,000千円従業員数: 744名(2022年9月1日現在)URL : 報道関係お問い合わせ先キンコーズ・ジャパン株式会社広報・サステナビリティ推進室E-mail: koho@kinkos.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月09日シンガーソングライターで映画音楽作曲家の世武裕子が、ピアノ弾き語りシリーズ『あなたの生きている世界1』を本日11月9日に配信リリースした。本作は“日本語を大切に歌う”ことをテーマに、フジファブリック「若者のすべて」、椎名林檎「ギブス」、サカナクション「グッドバイ」などのカバー曲全5曲を収録。併せて、各楽曲に込めた世武のコメントも届いている。また、リリースに合わせてリニューアルされたYouTubeチャンネル『せチャンネル』では、本作をレコーディングしたスタジオからピアノを触りつつトークを繰り広げるなど、トークコンテンツも続々公開中。作品の中では見られない彼女の素顔や人となりを楽しめる動画はもちろん、今後は演奏動画も公開される予定だ。■世武裕子による各曲コメント1. 若者のすべて富士吉田市に住んでいた頃、フジファブリックを聴きながら、商店街をよく散歩していました。特に「若者のすべて」は格別で、街そのものが鳴っているような感覚になります。この曲の中で、あの頃の姿のまま生きている志村さんは、今この景色を、歳をとっていく私たちを、どういう想いで見ているんだろうなぁと思いながら、歌わせて頂きました。2. 君のほんの少しの愛で大切にしていて、分かち合いたい想いは沢山あるけれど、「君のほんの少しの愛で、この世界は泣きそうなほど輝いている」というフレーズは、自分の年齢や気分に関わらず、ずっと一番に伝えたいメッセージかも知れません。セルフカバーをしてみると、改めて、自分の望みが明確になりました。3. それ行けカープ(若き鯉たち)言わずもがな、広島の(いや、日本の!)誇る名曲。再始動する時は、必ず広島の歌を入れたいと思っていましたが、結局最初に選んだのはこの曲でした。ネタとか箸休めとかじゃなくて、真剣な渾身のカバーです。マツダスタジアム周辺をウロウロしながら仕上げました。どういう意味かは、ぜひ聴いて確認して下さい!4. ギブスデビューされた時、TVでパフォーマンスを観た時、短編映画『百色眼鏡』を出された時、東京事変を結成された時、、、色んな形で何度も何度も、驚きを持って作品を発表されてきた唯一無二の椎名林檎さん。完全な世界観がある人だからこそ、憧れや物真似みたいなカバーじゃなくて、もし主人公が違う選択をして生きていたらどういう歌になっただろうか?というテーマで、カバーさせてもらいました。5. グッドバイサカナクションとは長らく親交があり、以前は「ユリイカ」をカバーさせてもらったこともあります。「グッドバイ」も原曲は完璧なベストアンサーなのに、なぜか楽曲に誘われているような気がするというか、語られない主人公の心の奥底を引っ張り出したい、救い上げたいような気持ちにさせられます。孤独の中にも、世界の素晴らしさを分かち合いたいのかも知れません。<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界1』Now On Sale世武裕子『あなたの生きている世界1』ジャケット【収録曲】1. 「若者のすべて」フジファブリック カバー2. 「君のほんの少しの愛で」世武裕子 セルフカバー3. 「それ行けカープ(若き鯉たち)」塩見大治郎 カバー4. 「ギブス」椎名林檎 カバー5. 「グッドバイ」サカナクション カバー配信リンク:<イベント出演情報>フランス映画祭2022横浜 オープニング・セレモニー12月1日(木) 横浜みなとみらいホール開演:18:30開会宣言: 石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)ピアノ演奏:世武裕子公式HP:関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2022年11月09日■前回のあらすじ娘5歳の誕生日の夜。妻が泣いたたことで、旦那は猛反省。「本当に謝らなければならない相手は娘」と諭されると、翌朝娘に謝罪する旦那。許してくれた娘だったが、旦那とママが仲良くするのを嫌がるようになるのでした。■注意を減らしてほしい旦那は喜怒哀楽の幅が狭いので、とっても怒っていても1時間クールダウンすると平常に落ち着くし、物に当たるなんてありえないと思っている人なので(無視もない)そこは尊敬しています。娘のしぇーちゃんと言い合いしているときは、強い口調になることもあるけど汚い言葉は使いません。ただとにかく小さい注意が多く、待てません。「着替えてー」→(10秒後)「早く着替えてっ」→(さらに10秒後)「着替えないの!?」みたいな。なので、意識して注意を減らしてもらうようお願いしました。あと自分が癒されたいときの接触。遊びたくない旦那がくっつきたいというのは、疲れたときの癒しアイテム的な扱いです。ケンカしていないときは隣に座って本読んでたりします。仲の良いママパパ相手でも、「もー、やめてよー」となる子を見かけるお年頃…。口うるさいパパは、そりゃ娘もイヤだろうと。補足ですが、お義母さんはほぼ年子の男の子3人を育てていらっしゃいました(しかも兼業)。旦那には義母の話をして、やっと少しはお義母さんの大変さが理解できたそうです。■条件付き接触制限!ちょっと旦那には酷なお願いをしてしまいましたが、今までの対応で娘はそうなっていると噛み砕いて話しました。私は一緒にいる時間が長いのもありますが娘がくっついてきたら相手をして、集中してるときはそっとしておきます(その時間にやりたいことをやるチャンスだし)。娘も旦那と仲良くしてるときは膝の上に座ったりしているので、娘のタイミングに合わせることを意識してもらうことにしました。そして娘はちょうど空前のポケ●ンブーム中(ポケ●ンカードもその頃ハマり始めています)。私もあまり期待せずに様子を見ることにしました。次回に続く「娘と旦那の仲が悪くて困っています」(全11話)は12時更新!
2022年10月31日久しぶりに遠くに行ってみたい。 どこに行こうかな?株式会社 桜の花出版(本社:東京都町田市)は、新刊「小学生博士の神社図鑑ぼくの近くにはどんな神さまがいるの?」(著者:佐々木秀斗)を2022年9月14日に発売いたしました。テレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演した小学生博士・秀斗くんの研究を書籍化!日本に住んでいても、意外と日本のことを知らないものです。本書では、神社や日本の神さまにまつわる、身近だれけどよく知らない知識をたのしく紹介しています。著者の小学生博士・秀斗くんは、なんと!小学四年生のとき、新型コロナウイルス感染症による長期休校中に、神社や日本の神様についての自由研究を220ページほどにまとめてしまいました。その内容を書籍化したのがこの『神社図鑑』です。総ルビ・フルカラーなので小学生から楽しく読めます。前半では、難しいイメージのある日本最古の書物『古事記』から有名なエピソードをやさしく紹介。イザナキとイザナミ、アマテラスやスサノオ、オオクニヌシ、ヤマトタケルなどの神さまたちがかわいいイラストで登場します。後半では、鳥居や社殿、狛犬、御神体といった神社の建物や、お参りの仕方、お祭りや七五三など、知っているようで知らない神社と日本文化について楽しく学んでいきます。そのほか、「神社にいる動物図鑑」「世界遺産の神社」「日本全国おもしろ鳥居」「神さまにも得意分野があるよ」「神社は日本の歴史を動かした!」など大人も楽しく神社と日本の歴史に親しめる内容です。少し知るだけで自分の世界が広がっていく!秀斗くんは、「学ぶこと」は「人生をたのしくすること」と語っています。<おわりに>よりぼくは小さく生まれたので、その影響もあって手の力が弱く、小さい頃はジャングルジムのてっぺんまで登るのが夢でした。それから小学校に入っても体育の鉄棒やボール投げがうまくできなくて自分に自信がなくなり友達ともあまり遊ばなくなってしまいました。そしてぼくは休み時間になると、図書室で過ごすことが多くなったのです。そこで出会ったのが中国の「三国志」でした。そこには強い武将たちが様々な戦術で戦って国を治めていく話が書いてあって、ぼくが中国の歴史に興味を持ったきっかけにもなりました。その中でぼくが心を打たれたのはこの三国志の本に出てくる登場人物の「忠義」でした。それはぼくが今まで知らなかった、相手を思う気持ちだったのです。それからぼくは三国志について研究をしてたくさん本を読むようになりました。三国志から友達との関わり方や、先生、目上の人に対する礼儀を学ぶようになったら、いつのまにか自分に自信がついて、自然とみんなと校庭で遊べるようになりました。そして「学ぶこと」は「人生を楽しくすること」だと思ったのです。それからぼくは興味を持った歴史上の人物や出来事などを自由に研究するようになりました。また絵を描くことも好きなので、今は誰にでも簡単にわかりやすく歴史が伝わるようなマンガも描いています。ぼくが歴史をテーマにして研究をしている理由の共通点は「先人から学ぶ」ことです。「神社の研究」をして、なぜ日本には八百万神というたくさんの神さまがいるのかを調べていくうちに、日本人は身の回り全てのものに神さまが宿っていると信じてきたからだということがわかりました。そしてそれは日本人が物を大事にすることに通じると気が付いたのです。普段何気なく使っているえんぴつやランドセルにも神さまが宿っていると思ったら、きっと大切に扱うようになると先人たちが教えてくれているのだと思いました。神社に一歩足を踏み入れると空気が変わって、なんだか心が落ち着きます。ぼくは「神社」は自分と向き合う場所だと思っています。ただお願いごとをするだけではなくて、それを実現するための努力も必要ですし、神さまにお願いすることで、自分のやる気をパワーアップさせる場所でもあると思うのです。ぼくは学校の勉強は苦手で、今でも相変わらず「頭がよくなりますように」とお願いすることが多いのですが…。これからは願いが叶ったらちゃんと神さまにお礼を言いに行って、そして努力をした自分もほめてあげられたらいいなと思いました。きっと神さまも「よくがんばったね!」と言ってくれると思います。目次(抜粋)【『古事記』の研究】日本の一番最初の神さまイザナミの死イザナキ 黄泉の国へみそぎから生まれた神々アマテラスとスサノオの誓約天の石屋戸隠れヤマタノオロチ退治因幡の白兎オオクニヌシの国造り出雲の国ゆずり天孫降臨ヤマトタケルの伝説【神さまと神社研究】神社の建物七福神ってどんな神さま?神さまになった人物神社を守る狛犬御神体とは神社とお寺 どこがちがうの?神社の参拝方法神社の祭り神社といえば初詣!世界遺産の神社お稲荷さんってキツネじゃないの?神さまと仏さまは実は同じだった!神さまにも得意分野があるよ!神社は日本の歴史を動かした!四神と陰陽道日本全国おもしろ鳥居情報提供5356273.pdf : 書籍概要書籍名:小学生博士の神社図鑑 ぼくの近くにはどんな神さまがいるの?著者:佐々木秀斗定価:1,164円(税込1,280円)ページ数:176ページISBN-10:4434309420ISBN-13:9784434309427発売日:2022/9/14サイズ:A4判並製本29.7×21.0×1.3cm発行:桜の花出版/発売:星雲社 著者プロフィール佐々木 秀斗(ささき しゅうと)2010年、東京生まれ。小学2年生の時に祖母の影響で韓流時代劇にはまり朝鮮の歴史に詳しくなる。その後、三国志から中国の歴史に興味を持ち研究を始める。小学4年生の時、新型コロナウイルスによる長期休校中に神社についての研究をまとめる。小学4年生の時、「三国志」博士として、小学5年生の時「日本の神様」博士としてテレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演。小学6年生の現在は博物館の学芸員さんと一緒に日本史の勉強会を行い、広い範囲の歴史を学んでいる。また、誰にでもわかりやすく歴史が伝わるようなマンガも描く。その他の趣味は卓球とレゴブロック。Amazon : 楽天ブックス : 桜の花出版 株式会社人としてどう生きるべきかーいつの時代も変わらない人類永遠のテーマです。桜の花出版は、より良い医療と健康な生き方を提案する『国民のための名医ランキング』、歴史を知るための必読書である『シリーズ日本人の誇り「日本人はとても素敵だった」』『THE NEW KOREA』、『侘び然び幽玄のこころ』『タオと宇宙原理』など長く読み継がれる書籍の刊行を通じて、皆様の人生を豊かにする一助となれるよう願っています。桜の花出版 株式会社 所在地 :〒194-0021 東京都町田市中町1-12-16設立 :1998年6月事業内容 :出版 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月20日藤井道人プロデュースの新作映画『生きててごめんなさい』の公開が決定。メインビジュアルも到着した。出版社の編集部で働く園田修一は、清川莉奈と同棲生活をしている。修一は小説家になるという夢を抱いていたが、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上手くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある日、修一は高校の先輩で大手出版社の編集者・相澤今日子と再会し、相澤の務める出版社の新人賞にエントリーすることに。一方、自身の出版社でも売れっ子コメンテーター西川洋一を担当することになるが、西川の編集担当に原稿を全て書かせるやり方に戸惑う。修一は全く小説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。そんな中、莉奈はふとしたきっかけで西川の目に止まり、修一と共に出版社で働くこととなる。西川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修一は嫉妬心が沸々と湧き、莉奈に対して態度が冷たくなっていく――。『新聞記者』『余命10年』で監督を務めた藤井さんがプロデュースし、ドラマ「アバランチ」では藤井さんと共に演出を担当した新鋭・山口健人が監督する本作は、現代の日本の若者たちが抱える“病み”を鋭い視点で描く。藤井さんは「ややこしいけど愛おしい、2人の男女が傷つけ合いながらも自分と向き合っていく、新しい恋愛映画だと思っています」と本作についてコメント。山口監督は「この物語には、世界を救うヒーローもロマンチックな大恋愛を繰り広げるカップルもいません。主人公になりたくてもなれず、脇役に甘んじて生きるカップルの物語です。怒りや悲しみは日常の喧騒に埋もれて行き場を無くし、人生の意味なんて考える余裕もなく、心の叫びを声にできないまま生きることが当たり前になってしまったカップル。映画の主人公にはならなそうなふたりだけど、そこには現代社会に生きる人々が抱える生きづらさが詰まっています。この物語は、ヒーローやヒロインの物語ではなく、”あなた”の物語です」と話している。主演を務めるのは、ミュージカル「テニスの王子様」「刀剣乱舞」など舞台作品に多く出演する黒羽麻璃央。本作では、出版社の編集部で働く園田修一役で一癖ある難しいキャラクターに挑戦。ヒロイン・莉奈は、『少女邂逅』『街の上で』などの話題作に出演した穂志もえかが務める。修一の高校の先輩で大手出版社の編集者・今日子役で松井玲奈、修一が編集を担当することになる売れっ子コメンテーター・西川役で安井順平、修一の同僚役で冨手麻妙、莉奈のバイト先のカップル役で八木アリサと飯島寛騎が出演するほか、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希らも参加している。『生きててごめんなさい』は2023年2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:生きててごめんなさい 2023年2月3日よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開©2023 ikigome Film Partners
2022年10月14日高橋メアリージュン主演「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」3話が10月4日深夜放送。オサレ皇帝 G10の登場に「生きてて良かった」「テンションバチ上げなんだが」など、視聴者から喜びの声が上がっている。法外な金利で金を貸す闇金業者と債務者たちの人間模様と社会の闇を描いた人気漫画「闇金ウシジマくん」。2010年の実写化以降、数々のシリーズ作品が作られ人気を博したが、本作は映画のPart2から登場した女闇金・犀原(サイハラ)茜を主人公に、非合法な金貸しとして生きるサイハラが裏社会で生き抜く様を描くスピンオフとなる。ヤクザ相手でもひるまず債務者の取り立ても容赦ない闇金融「ライノーローン」社長・犀原茜役の高橋さんをはじめ、ライノーローンで働くことになった役者志望の若者・硲(ハザマ)悠斗には宮世琉弥。サイハラの考えを察して先回りする彼女の右腕・村井にはマキタスポーツ。「爆走ラーメン・愛沢伝説」をオープンしたが、再びサイハラと関わりを持つことになってしまった愛沢浩司には中尾明慶。愛沢にボコボコにされたことで記憶障害など後遺症が残った若琥会若頭・熊倉には光石研。弱気になる夫を叱咤激励する愛沢の妻・明美には木南晴夏。サイハラを敵視する半グレ集団のボス・象山(キサヤマ)彪には野村周平。またハザマが惹かれる風俗嬢・桜井ともか役で古畑星夏、東大卒、大手企業勤務エリートだがストーカーになったことで闇金に手を出し、今度は地下アイドルにハマる田中丈行役で勝村政信、アイドルオタクの安藤創太役で岡崎体育。田中、安藤らがハマるアイドルのメロりん役で矢崎希菜らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話ではサイハラが、オサレ皇帝のG10(藤本涼)を自分のもとに連れてこさせる。G10がまずいカップ麺を配信でトレンド入りさせる様子を見たサイハラは、G10を愛沢夫妻のラーメン屋の宣伝部長にする…。生き埋めにされたはずのG10の生存に「G10生きてたんかいwww」「G10くん生きてて笑える」「G10くんが生きてて良かった~と思いました」「3話にオサレ皇帝出てきてテンションバチ上げなんだが」などの反応が上がる。一方、ハザマはまずいラーメン屋で村井から、サイハラとキサヤマ、熊倉の過去の因縁を聞く。その後、暴走族時代の後輩が愛沢に金をたかりにくるが、サイハラによって始末されそうに…すると愛沢は彼らをかばう。濃厚なラーメンを食わせろと言ったサイハラは金を置いて店を後にする…という展開に。サイハラとキサヤマらの因縁が明かされる展開に「サイハラさんの過去が分かり、益々面白くなってきた」「サイハラの過去が分かって納得だ」「サイハラさんの過去少し見れたのとても嬉しい」といった声も投稿されている。(笠緒)
2022年10月05日「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」にて上映の『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』より予告編と新規場面写真が解禁された。本作が上映される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集め、今回で9回目を迎える。コメディ色が強い作品が並ぶ今年のラインアップの中でも、一際邦題が目を引く『ぼくのデコ23歳のヴァンパイア兄貴』は、過去にシッチェス映画祭で金賞受賞した名作『ぼくのエリ 200歳の少女』をオマージュしたアイルランド産ホラーコメディ。この度解禁となった予告編では、ヴァンパイア兄貴・デコとその弟のコミカルなやりとりが切り取られている。スーパーで働くティーンエイジャーのマットが仕事に向かおうとしたところ、姿を現した兄のデコ。無職でジャンキーのため家を追い出されたデコとの再会を疎ましく思うマットだったが、何やら日光やニンニクを嫌がるなど挙動不審。なんと、昨夜のパーティで女性に噛まれたことから、ヴァンパイアになっていたのだ!デコの命を狙うものが現れ、さらに街中にヴァンパイアが蔓延る中、マットは兄を生かすべきか、殺すべきか?究極の選択に頭を悩ませることに…。原題『Let the Wrong One In』も『ぼくのエリ 200歳の少女』の英題『Let the Right One In』をもじっており、予告編に恋人がヴァンパイアだという中年のおじさんが登場するなど、どこか『ぼくのエリ』を彷彿とさせる設定もある本作。しかしテイストは180度異なり、ヴァンパイアになっても役立たずな兄のキャラクターに、くだらないギャグの数々など、どこまでもコメディに徹したノリが楽しめる。監督は、子どもたちのいたずらによって命を落としたピエロの復讐を、ブルータルだがどこか笑える殺戮シーンのオンパレードで描いた『道化死てるぜ!』のコナー・マクマホン。過去作同様、ユニークな描写は本作でも健在だ。予告編でも、デコが尋常ならざる量の血をマットの顔面めがけて噴射したり、『シャイニング』の名シーンを思わせるオマージュが盛り込まれていたり、マットが放ったガーリック臭のゲップにヴァンパイアが苦しんだりと、思わずクスリと笑ってしまうシーンがてんこ盛りで、ホラーコメディ好きにはたまらない一作となっている。今年の「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、これまでの上映館だったヒューマントラストシネマ渋谷に加え、初の試みとして池袋HUMAXシネマズとの2劇場同時開催が決定。そのほか名古屋シネマスコーレ、大阪シネ・リーブル梅田、京都アップリンク京都、さらに兵庫CinemaKOBEも初参戦。10月より全国開催される。ほかのラインアップも併せてぜひチェックしてみて欲しい。『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』は10月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか開催の「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴 2022年10月21日より「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」にて公開© 2021 Workshed Films Ltd.
2022年09月27日オフィス3◯◯「『ぼくらが非情の大河をくだる時』〜新宿薔薇戦争〜」が、10月23日から30日にかけて東京・新宿シアタートップスで上演されることが決定した。本作は劇作家・清水邦夫による戯曲で、1972年に蜷川幸雄演出で初演され、1974年には第18回岸田國士戯曲賞を受賞した。深夜の都内の公衆便所に現れたひとりの詩人は、愛に破れた無名戦士たちの死体が公衆便所の下に埋められていると信じている。そんな彼を夜な夜な追い続けることに疲れ果てた詩人の父と兄は、何度も彼を見捨てようとするが……。今回はオフィス3◯◯主宰の渡辺えりが演出を務め、タンゴの生演奏とタンゴダンサーによるコラボを取り入れながら岡森諦(扉座)、吉田侑生、岩戸秀年をはじめとする27人の登場人物たちが様々な役に変化する。なおオフィス3◯◯が他作の脚本の上演を行うのは今回が初となる。また、一部公演の終演後にアフタートークを実施することが発表された。アフタートークには渡辺えりに加え、清水邦夫らとともに劇結社「櫻社」を結成、本作の初演時は兄役で出演した石橋蓮司ら6人が日替わりで登場する。さらに、10月22日19時よりプレビュー公演が行われることが決定した。■渡辺えり コメント1972年青年たちはなぜあれほど熱く世界と戦い自己と向き合い続けたのか? ベトナム戦争を止められない忸怩たる感情が吹きあがり、安保条約の矛盾に抵抗しようとしたのだったろうか?沖縄返還、あさま山荘事件の年だった50年前「ゴッドファーザー」「キャバレー」「惑星ソラリス」が封切られたあの年、舞台では越路吹雪の「アプローズ」が初演されたその年に、清水邦夫作 蜷川幸雄演出の「ぼくらが非情の大河をくだる時」が上演されました。その舞台には私が若手の頃から影響を受け尊敬している石橋蓮司さんと蟹江敬三さんが兄弟の役で出演していました。山形の高校生だった私は町の本屋で掲載された雑誌をみつけ、原稿用紙にすべての文字を書き写し、感動し号泣しました。なぜあれほど胸を打たれたのか?革命に命を懸け夢破れた者たちの敗北感に共鳴した17歳の激情を67歳の今の夢と重ね合わせ演劇の未来に向かおうと思います。あの時の若者たちの感情は今またロシアによるウクライナ侵攻の現状とつながり、山上容疑者によるテロ行為などによっても甦って参ります。タンゴの生演奏とタンゴダンサーによるコラボを取り入れながら27人の登場人物たちが様々な役に変化する舞台です。清水邦夫の過去の作品群から台詞を抜粋、本作品の中に折りこんでいきたいと考えています。時代を超えて現代に甦る「ぼくらが非情の大河をくだる時」を、世代を超えた仲間たちと作っていきたいと思っています。舞台本番の後初演時に出演なさった石橋蓮司さんはじめ、様々なジャンルの方をゲストに迎え、様々な角度からこの時代を、そして今を探ります。<公演情報>オフィス3◯◯『ぼくらが非情の大河をくだる時』〜新宿薔薇戦争〜劇場:新宿シアタートップスプレビュー公演:10月22日(土) 19:00本公演:10月23日(日)〜10月30日(日) ※11回【スタッフ】作:清水邦夫演出:渡辺えり【キャスト】岡森諦(扉座) 吉田侑生 岩戸秀年タンゴダンス:村本すみれ 玉井勝教バンドネオン:鈴木崇朗〜薔薇の群島に潜むものたち〜(五十音順)アイザワアイ 石坂史朗 大石敦士 大西薫 小幡朱里 菊池健光 北川正洋 後藤茂 酒井葉子 佐藤俊彦 椎木美月 芝原れいち 清水琴 西田薫子 春可直子 藤江彩灰 深月要 翠月瞳 宮下浩行 山田唯 夢乃【チケット料金】(全席指定・税込)プレビュー公演:3,000円一般:4,000円25歳以下割引:3,000円※9月15日(木) より取扱開始購入はこちら:【アフタートーク】10月24日(月) 18:30公演:渡辺えり、東憲司10月25日(火) 14:00公演:渡辺えり、麻丘めぐみ10月26日(水) 18:30公演:渡辺えり、石橋蓮司10月27日(木) 18:30公演:渡辺えり、上野千鶴子10月28日(金) 18:30公演:渡辺えり、瞳みのる10月29日(土) 17:00公演:渡辺えり、木場勝己
2022年09月08日映画『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』Blu-ray&DVDの発売が11月23日(水)に決定した。さらに12月30日(金)からAmazon Prime Videoにて定額見放題配信開始となる。本作は次世代を担う注目の東西のジャニーズJr.から少年忍者、Lil かんさいが映画初主演。「東のジャニーズJr. vs 西のジャニーズJr.」の構図で、ボーイスカウトを題材に仲間との友情をテーマにした青春冒険エンタテインメントだ。また少年忍者、Lil かんさいの総勢27名が勢揃いする主題歌「Shining Road」をはじめ、本作のためにオリジナルで書き下ろされた新曲&ダンスは必聴必見。躍動感あふれるフレッシュな演技とパフォーマンスを楽しめる。Blu-ray&DVDは、特別版ということもあり『ぼくサバ』を楽しむための特典が盛りだくさんだ。約200分の映像特典にはメイキング映像、キャストコメント集、イベント映像集など、初出し映像が満載。メイキング映像は、撮影裏のメンバー同士による、わちゃわちゃした様子を集めており、思わず笑みがこぼれること間違いなし。キャストコメント集は、22名のクランクアップ直後のコメントを完全収録。真摯に撮影に向き合ったメンバーそれぞれの想いを聞くことができる。イベント映像集は直前イベント「初日舞台挨拶+映画と実演」、「映画と実演 in 丸の内ピカデリー」、「映画と実演 in 大阪松竹座」のもようを収録。なお直前イベントは特典用のオリジナル映像として新たに再編集、「初日舞台挨拶+映画と実演」は初公開映像で22名フルメンバーによるパフォーマンスと舞台挨拶の様子も必見だ。丸の内ピカデリーと大阪松竹座で行われた「映画と実演」は、劇場で『「映画と実演」映像付き 東版 / 西版』としても上映された、ライブビューイング1回目の各公演をフル尺で収録。さらに各公演ライブビューイング2回目のMCコーナーや、丸の内ピカデリー版ではダンスコーナーも収録されている。さらに封入特典の20Pにもわたるビジュアルフォトブックには、初公開写真が70点以上も収録。撮影に挑む真剣なまなざしが眩しい場面写真に加え、笑顔満開のメイキング写真やクランクアップ写真も多数だ。作中とメイキング、どちらも楽しめる初公開写真たっぷり。そして発売決定を記念して、安嶋秀生(少年忍者)・嶋﨑斗亜(Lil かんさい)・深田竜生(少年忍者)よりコメントも到着。初共演した映画での、実はアドリブだったシーンや皆でのおしゃべりなど、楽しかった撮影の思い出も語られる。こちらもぜひチェックしてほしい。■リリース情報『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』11月23日(水)Blu-ray&DVD発売12月30日(金)Amazon Prime Videoにて定額見放題配信開始特設サイト:
2022年09月02日