身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月18日●企業の海外事業拡大などでドルの調達ニーズ高まるネット銀行をはじめ、各銀行では外貨預金のキャンペーンを積極的に行っている。実は、こうしたキャンペーンの背景には、銀行側の外貨に対するニーズが高まっているという事情があるという。では、個人投資家は、キャンペーンを活用して外貨預金をする際に、どこに注目して外貨預金をすればいいのだろうか。ジャパンネット銀行の担当者に聞いてみた。取材に応じてくれたのは、ジャパンネット銀行 市場商品事業部 市場商品企画グループ兼市場商品推進グループの吉田昌央氏と、市場商品事業部 市場商品企画グループ兼市場商品推進グループ 部長代理の曽根聖氏。まずは、なぜ銀行の外貨ニーズが高まっているかを吉田氏に聞いた。――銀行をはじめとする金融機関は、なぜ外貨を集めようとしているでしょうか?吉田 : 企業が海外での事業拡大やM&A、外債投資を積極化していることが一番大きな要因です。先月9年半ぶりにアメリカが利上げし、今後も段階的に利上げをしていくと見込まれています。利上げするということになると、ドルを借り入れるときのコストも今後高くなっていくということが見込まれますので、なるべく金利が低いうちにドルを集めておいて、それで投資や貸出に使いたいということでニーズが高まっています。――なるほど。海外事業拡大やM&Aでドルが必要になるということですね。吉田 : 昨年顕著だったのは、特にメガバンクを中心とした大手の銀行が、ドル建ての貸金を急激に増やしていたということです。国内の企業の資金需要が大幅に落ちている中で、なかなか国内でのビジネスにつなげられないということで、メガバンクを中心に積極的に海外の企業あての貸金を増やしたことによって、銀行全体のポートフォリオの中で、ドルを調達しなければいけないニーズが高まったということが、昨年の大きな動きだったと思います。――ドルで貸し付けるということですね。吉田 : 昨年を振り返りますと、企業が過去最高の収益をあげている中、国内の事業法人も潤沢な資金を保有している状況でして、本来であれば儲かったお金は設備投資なり、賃上げなりに使うのでしょうが、実際そういうことは起こっていない状況です。今の企業収益の上振れというのは、企業経営者からすると一時的なものと見ているのだと思います。何より、国内自体は人口が減っていくことが見込まれていますので、製造業なども設備投資をどんどん拡大して、国内需要に備えるというよりは、海外での事業拡大などに備えた動きをしています。――ドルを貸し付ける相手はどういったところになりますか。吉田 : アジアを中心とした現地法人、そういったところへの貸金を大幅に増やしています。過去最高のM&Aなども起こっておりますので、これも当然ドル資金を調達して、買収資金に充てなければいけません。また、世界の中央銀行が金融緩和を続けている中、昨年先進国で唯一、利上げをしたのがアメリカです。そういった中、日本国内の投資家も、日本国債の金利が極めて低く抑えられている中で、なかなか国内債の運用がほとんどできない状況でして、米国債への投資が増えているのも事実です。それは銀行だけではなく、生損保なども含め機関投資家全体でそういった動きになっています。――さまざまな要因があって、銀行などのドルの調達ニーズが高まっているわけですね。吉田 : 債券を買うにしろ、貸出をするにしろ、外貨がなければ海外で何もできませんので、そういった意味で、外貨をいかに調達していくかということで、みんなで競って外貨を調達しているという状況です。――今後の展開として、アメリカの利上げはドルの調達にどのような影響があるのでしょうか。吉田 : 12月の利上げは11月の初旬からマーケットは折り込んでいましたので、サプライズがないまま利上げを迎えることになりました。次は2回目の利上げ、今後どういったペースで、次の利上げが行われるのかということが市場の次の焦点になっています。そういった中、市場参加者はどれぐらいの期間で、どれぐらいのタイミングでドルを調達するとコストが安く済むかという点について、たえず状況を見ながらいろいろな金融機関が判断していくのだと思います。今年せいぜい2回ぐらいしか利上げができないのではないかというような見方をしている人もいますし、3カ月に1回ぐらいではないかという見方もありますから、市場動向を見ながらFRBがどう考えるかということになると思います。――ドルの調達が増えるのはいいのですが、アジア通貨危機のように、新興国からドルが引き上げられる懸念が言われています。その辺はどうですか。吉田 : そうした懸念を反映する動きは、昨年1年間で、利上げの思惑が高まる局面では起こってはいるのですが、今は落ち着いています。マーケットの想定以上に利上げのペースが早い、大きな幅の利上げが続く、となるとそういったことは起こる可能性はあると思います。上記の吉田氏の説明で、ドルの調達ニーズが高まっていることが理解していただけたのではないだろうか。次ページからは、こうした状況の中、外貨預金はどうなのかを曽根氏にお伺いする。●外貨預金で注意する点は?本ページでは、ジャパンネット銀行で外貨預金を担当する曽根氏に、外貨預金をする際に着目すべき点について、お伺いした内容を紹介する。――ドルの調達ニーズが高まる状況の中、外貨預金は個人投資家にとってどうなんでしょうか。通貨によっても違うと思いますが。曽根 : 外貨の調達のニーズが高まっているので、さまざまな銀行が外貨預金でキャンペーンをやっている中、外貨預金は伸びてきています。当行もお客様の数、投資額、残高において、伸びてきています。こうしたキャンペーンや金利優遇が多い中、何が重要かというと、為替の水準もあるのですが、取引に係る手数料に注意していただきたいのです。一般的に、外貨預金は為替手数料が高いことが難点です。例えば、預け入れ期間1カ月で金利5%(年利率)、1通貨あたりの手数料10銭の「パターン1」と、預け入れ期間1年で金利0.5%(年利率)、1通貨あたりの5銭の「パターン2」があったとします。おトクに見えるのは「パターン1」の方が、金利が高額でよく見えるのですが、実質的な利率で見るとそこまで大きな差はなくなってきます。また、為替手数料込みで計算すると「パターン2」の方が利益がでています。為替レートがどう動くかということもありますが、同じ条件で比べた場合には、為替手数料が割高になってしまうこともあります。――難しいですね。曽根 : 手数料が高いけれども、短い期間で高金利を選ぶ「パターン1」か、長い期間で金利は低いけれども手数料も低い「パターン2」を選ぶのか。どっちがいいのかは一概には言えないのですが、外貨預金は、表面的な金利だけではなく、「実質的な利率がどれくらいになるのか」「コストはどれくらいかかるのか」を併せて考えながら、コスト試算することが重要だと思います。――外貨預金のキャンペーンは、「何カ月物何%」などいろいろなパターンがあると思いますが、素人ではわかりにくい部分がありますね。1通貨あたり10銭というのは、高いわけですね。曽根 : 10銭と5銭では当然5銭の方がいいわけで、表面金利にとらわれて、高い金利だけを追いかけても実は為替手数料のコストが割高となってしまったという結果にならないように気をつけてほしいと考えています。――計算はどうやればいいのですか。曽根 : 概略とはなりますが、まず、外貨預金に預入する予定の外貨元本金額を確認します。利息額は、この外貨元本金額に金利を掛けて算出します。ただし、金利は通常、1年間持った場合の金利が示されています。要するに、提示されている金利は、通常、1年間持っていないと実現しません。ですので、外貨定期預金1カ月ものなら、提示されている金利のざっくり12分の1。3カ月ものであれば提示されている金利の12分の3。それに外貨元本金額を掛けた結果が、満期まで持っていたときの税引き前の利息額になります。為替手数料は、1通貨あたり10銭(0.1円)の為替手数料の場合、外貨元本金額に0.1円を掛けます。結果が、為替手数料になります。1ドル100円だった場合は、100万円持っていたら1万ドルです。1万ドル掛ける0.1円が手数料です。1000円になりますね。これが為替手数料です。なお、当行の米ドルの為替手数料は、業界最低水準の片道1通貨あたり5銭(0.05円)です。某メガバンクは片道1通貨あたり1円だったりしますから、リーズナブルだと考えています。――手数料が決まる仕組みはどのようなものなのでしょうか。曽根 : 当行の手数料が低く抑えられているのは、ネット銀行であること、およびリアルタイムレートでリアルタイム取引が可能だからです。他行の場合、お客様にわかりやすいようにということかもしれませんが、外貨預金の預入をする際に、預入為替レートが出てから数秒保持されます。でも、外国為替市場はリアルタイムの世界です。瞬時にマーケットの為替レートは変動しています。この場合、どちらの方がスプレッド(※)を安く抑えられるのかというと、リアルタイムレートでのリアルタイム取引の方が抑えられるのです。※ スプレッド : TTS(対顧客電信売相場)とTTB(対顧客電信買相場)の差リアルタイムではなく公表レートなどで取引をしている場合は、幅を持たせてレート提示しますので、そうなると為替手数料は高くなります。――リアルタームレートでの取引が手数料の安さにつながるわけですね。曽根 : はい。また、リアルタイムレートの提供は、お客様がレートやチャートを見ながら円高に振れたタイミングで預入、円安で払戻といった機動的な取引も実現いただけます。取引きしやすいプラットフォーム、水準、お客様にとって極力有利なプライスを出そうと思って頑張っているところです。――一口に外貨預金といっても、いろいろな違いがあるわけですね。本日は勉強になりました。ありがとうございました。
2016年01月12日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月04日りそなグループのりそな銀行と埼玉りそな銀行は22日、リバースモーゲージ型の住宅ローン「あんしん革命」の取扱いを開始した。○リバースモーゲージ型の住宅ローン「あんしん革命」の特徴毎月の支払いは利息のみ、豊かなセカンドライフを実現する生活設計が可能に元金の返済は、顧客が亡くなった際に、自宅の売却などにより一括で行う。手元資金を確保しながら、住宅の購入やリフォーム資金の調達が可能だれでも利用しやすい条件同商品の利用時に担保として差し入れる不動産(以下担保不動産)の評価額に下限は設定していない。担保不動産の対象地域も限定しておらず、全店にて取扱いが可能。また、担保不動産の評価額の50%までの借入が可能りそな銀行によると「当社で年金受取口座または給振口座を指定している人は、年2.975%(28日現在)の借入金利より0.1%優遇されます。また、当社で遺言信託を受託している人は借入金利より0.2%優遇されます。ただ、一定の耐震基準を満たした不動産が対象で、住宅金融支援機構の住宅融資保険の対象となる人に限られます」としている。
2015年12月28日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年12月21日ゆうちょ銀行は16日、イギリスの送金事業者であるアースポート社との提携により、2016年1月4日から、一部の国の銀行口座あて国際送金について、仲介手数料および口座登記料が無料となるサービスを開始すると発表した。○送金金額がそのまま受取人の口座に入金される仲介手数料および口座登記料が無料となる対象国は、イタリア、オーストリア、オランダ、スペイン、スロバキア、フィンランドの6か国。現在、これらの国の銀行口座あて送金については、窓口での送金手数料以外に、送金金額から2~5ユーロの仲介手数料が差し引かれ、さらに口座登記料が差し引かれる場合があったが、同サービスの開始により、この仲介手数料と口座登記料が無料となり、送金金額がそのまま受取人の口座に入金されるようになるという。ゆうちょ銀行によると「窓口でかかる2500円の手数料以外に、今回の対象国であるイタリアなど6カ国については、アースポート社と提携したことで仲介手数料や口座登記料が無料となった。今後とも、ゆうちょ銀行の国際送金サービスをより一層便利に利用してもらえるよう、サービスの向上に努めていく」としている。
2015年12月18日フィッシング対策協議会は15日、ゆうちょ銀行をかたるフィッシングが出回っているとして注意を呼びかけた。ゆうちょ銀行をかたるフィッシングは、携帯電話のショートメッセージ(SMS)で送られる。内容は、同行のインターネットバンキングサービス「ゆうちょダイレクト」のパスワードが失効するため、更新を促すもの。フィッシング対策協議会では、不審なメールに対し、アカウント情報(お客さま番号)を入力しないよう呼びかける。一方、ゆうちょ銀行では、小包の配達業務を装いJAPAN POST取り扱い郵便局の問い合せを促す不審なメールを確認しているという。このメールでは、差出人の一部で「JAPAN POST」あるいは「日本郵政」と表示されるが、日本郵政株式会社とは一切関係ない上、ゆうちょ銀行では小包の配達業務も行っていないとする。同行では、不審なメールを受信した場合は安易にリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしないよう、注意を促している。
2015年12月16日楽天銀行は15日、3D Touch(クイックアクション)ログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入した。iOS9以上、iPhone6s(plus)以降の機種で利用可能。Androidには対応していない。○表示されるサービスは「振込」「入出金明細」「定期預金」「マネーサポート」の4つこのたびの3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を使えば、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」のアイコンをプレス(通常よりも強く押すこと)し、表示されるサービスを選択後、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、利用したいサービスへショートカットログインができる(引き続き、ログインパスワード入力によるログインも利用可能)。表示されるサービスは「振込」、「入出金明細」、「定期預金」、「マネーサポート」の4つで、これまでのようにホーム画面から選択する必要がないため、より簡単・便利に利用できるという。なお、各サービス内で取引をする際には、別途、暗証番号の入力が必要。 3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行によると、「お客様の利用頻度の高い4つのサービスが表示される。一瞬でこれらのサービスを利用できるので、お客様の利便性は高まる。このような3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したアプリを提供しているのは、恐らく日本の銀行では初めて」としている。
2015年12月16日セブン銀行は15日、2016年秋頃に「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」を発行することを決定したと発表した。○ICキャッシュカードとJCBデビットカード、電子マネーのnanacoを搭載「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」は、「セブン銀行ICキャッシュカード」に、ジェーシービー(以下JCB)が提供する「JCBデビットカード」の機能と、セブン・カードサービスが提供する電子マネー「nanaco」(※1)の機能を搭載したカード。デビット機能による支払いは、セブン‐イレブン、イトーヨーカドーをはじめとする国内外のJCB加盟店(インターネット上のオンラインショップを含む)で利用でき、利用するごとに「nanacoポイント」が貯まる(※2)。さらに、JCBまたはCirrusのマークがある海外のATMで、現地通貨を引出すことも可能だという。(※1)「nanaco」は、セブン・カードサービスが発行する電子マネーで、セブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめとする全国のnanaco加盟店約204,800店(10月末時点)で利用できる。貯まった「nanacoポイント」は、電子マネー「nanaco」に交換可能。(※2)一部、利用できない店舗やポイント加算対象外の商品もある。セブン銀行によると、「セブン&アイグループでは、インターネット通販と実店舗を連動させるオムニチャネルを推進してきた。これまでグループでは、前払いの電子マネー『nanaco』、後払いのクレジットカード『セブンカード・プラス』を提供してきたが、今回、即時払いのデビット付きキャッシュカードを決済手段として追加し、お客様のお役に立てるサービスを展開していく」としている。「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」の発行日、カードデザイン、利用時の特典(nanacoポイントの付与率)などの詳細については、確定次第告知するとしている。セブン銀行は、これからも顧客に便利で身近なサービスを提供していくとしている。
2015年12月16日山口フィナンシャルグループは10日、ジェーシービー(以下JB)とデビットカード発行にかかる提携に合意し、2016年春頃を目処に、グループ3行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)において、全世界のJCB加盟店で利用可能なデビットカードの取扱いを開始する予定だと発表した。○JCBデビットカードの基本的な商品性対象者:個人の顧客向け利用方法:原則として預金口座の残高を上限としてカードの利用が可能利用可能加盟店:クレジットカードと同様に、日本国内や世界各国のJCB加盟店で利用が可能。一部利用できない加盟店がある支払方法:1回払いのみ山口フィナンシャルグループによると「デビットカード利用の都度、あらかじめ登録していただいたメールアドレスへの通知や、後日Web上にて利用履歴を確認できるサービスも提供する」としている。
2015年12月14日富山銀行は7日、個人向けインターネットバンキングサービス「とやまダイレクトバンキング」の機能を拡充し、富山銀行本支店の普通預金口座と貯蓄預金口座への振込みについて、平日の夜間や休日を問わず24時間365日「即時入金」できるサービスを開始した。○富山銀行本支店への振込時間帯(当日扱い)富山銀行によると「振込先の口座が当座預金および他行口座の場合は、振込時間帯に変更はなく、ATM、窓口での取扱い時間についても変更はない」としている。
2015年12月11日三井住友銀行は7日、個人の顧客向けの新たなスマートフォン向け銀行取引アプリを、2016年春より提供する予定と発表した。○口座の残高照会や振込・振替などを迷わずに行えることを目指すスマートフォンの本格的な普及を受けて、SMBCダイレクトを利用する顧客向けに、より「シンプル」で「わかりやすく」「親しみやすい」画面デザインのスマートフォン向け銀行取引アプリ提供を開始する。三井住友銀行によると「このたびのアプリは、『クセになる手軽さ』をテーマに『操作品質』の向上を図り、SMBCダイレクトを利用する誰もが口座の残高照会や振込・振替などを迷わずに行えることを目指している。これにより、スマートフォンでの『よりわかりやすく快適な銀行取引』を、幅広い年代の顧客に提供していく」としている。三井住友銀行では、今後も顧客のニーズに合わせたサービスを順次提供していくことで、顧客にとって価値のあるサービス、利便性の高いサービス提供に努めていくとしている。
2015年12月09日りそな銀行は24日、タリーズコーヒーを併設したコラボレーション拠点「CAFE&BANK」として東京の上野支店を一部リニューアルしオープンした。○タリーズコーヒー上野御徒町店内のiPadでりそなのお得な情報や各種金融情報を閲覧りそな銀行とタリーズコーヒー、それぞれを利用している顧客にとって快適で、利便性の高い空間を提供するという。タリーズコーヒー上野御徒町店内には、Free Wi-Fi サービス「tullys_Wi-Fi」が導入され、客席に設置されたiPadにより、りそな銀行のお得な情報や各種金融情報を自由に閲覧できる。りそな銀行では「ゆっくりとくつろぎながら、当行の売れ筋商品などお得な情報を見ることができる。先日、印鑑なしで口座が開設できる豊洲支店をオープンしたが、今後もいろいろなコンセプトでお客様に受け入れていただける店舗を検討していく」としている。店舗外観には、りそなグループのコミュニケーションキャラクター"りそにゃ"と、タリーズで人気のテディベア"ベアフル"が描かれており、顧客を出迎える。○店舗情報所在地:東京都台東区上野五丁目25番11号営業時間:(りそな銀行上野支店)窓口営業時間…平日/9時00分~17時00分、ATM営業時間…平日/7時00分~23時00分・土/7時00分~23時00分・日祝/8時00分~23時00分(タリーズコーヒー上野御徒町店)全日/7時00分~21時00分
2015年11月26日あおぞら銀行は17日、国内の銀行としては初めてという、公募信託社債スキームを用いた仕組債(以下公募信託社債)の取扱いを開始した。○国内で初めて銀行の定期預金を主たる信託財産とする国内債券これまでもあおぞら銀行は、あおぞら証券が組成した仕組債を金融商品仲介の取扱商品として、主として個人の顧客向けに販売してきたが、多様化する顧客のニーズに応えるため、商品ラインアップを強化することとしたという。この取組みにより、同行はスーパーフォーカスするシニアマスアフルエント層の顧客に向けて、先進性、独自性の高い資産運用商品を提供することが可能となるとしている。あおぞら銀行によると「従来、当行では外国金融機関などを発行体とする外国債券として仕組債を提供してきたが、このたび取り扱う公募信託社債は国内で初めて、日本の信託銀行が発行し、定期預金を主たる信託財産とする国内債券」だという。そのため、契約内容や信用リスクの所在などが、顧客にとってよりわかりやすい内容となるほか、スキームをあおぞら銀行グループで内製化することにより機動性を高め、かつコストを削減し、顧客に従来より有利な条件で仕組債を提供していくとしている。公募信託社債は、これまでの仕組債と同様、あおぞら銀行の金融商品仲介における取扱商品として、同行の本支店にて案内する。また今後は、同行ならびにあおぞら証券は、公募信託社債スキームを用いた仕組債を幅広く顧客へ提供すべく、様々な金融機関と連携していくことも検討しているという。あおぞら銀行は、今後とも顧客に最適な、ユニークかつ専門性の高い金融サービスを提供することにより、"進化する「頼れる、もうひとつのパートナーバンク」"を目指し、顧客の資産運用を積極的にサポートしていくとしている。
2015年11月19日セブン銀行は16日、セブン銀行口座のインターネットバンキングサービスをより安心して利用してもらうため、「スマートフォン認証」(2経路認証)を導入した。○第三者のなりすましなどによる不正振込みのリスクを極小化「スマートフォン認証」とは、顧客がパソコンまたはスマートフォンからインターネットバンキングで「対象となるお取引」をする際に、スマートフォンの専用アプリから承認操作をする認証方法のこと。インターネットバンキング(第1経路)で取引きの登録を行い、スマートフォンの専用アプリ(第2経路)で承認することで、第三者のなりすましなどによって顧客の預金が他の口座へ不正に振込みされるリスクを極小化できるという。セブン銀行によると、「2経路認証にしたことでセキュリティが強化された。ただ、セキュリティを強化すると、暗証番号の入力が必要になったりなどお客様の手続きが増えてしまう傾向にあるが、スマートフォンの専用アプリによる承認は、ボタンをワンプッシュするだけの操作のため、手間がかからない」としている。○「スマートフォン認証」サービスの概要対象となる取引:(1)新しい振込先への振込、(2)自動振込の新規設定、(3)自動振込条件の変更(再開)、(4)ネット決済サービスサービス使用料:無料専用アプリ:「VIP Access」提供元はシマンテックセブン銀行口座を持っている顧客で、スマートフォン認証の登録手続きをした人が利用できる。振込みの流れ登録方法セブン銀行は、これからも顧客に便利で安心して利用してもらえるサービスを提供していくとしている。
2015年11月17日NTTデータは、11月15日より新たに開設されるりそな銀行「豊洲支店(セブンデイズプラザとよす)」において、センサーとクラウドロボティクス基盤を活用したコミュニケーションロボットによる「顧客対応支援」の実現に向けた共同実証実験を開始すると発表した。今回の共同実証実験は、りそな銀行豊洲支店にて、1階ATMコーナーから2階店舗への誘導や、2階店舗において高感度センサーによる来店者検知とコミュニケーションロボットによる顧客対応など、実店舗での業務におけるコミュニケーションロボット活用の可能性を検証するものとしている。具体的には、りそな銀行豊洲支店が開設される11月15日から12月末まで、「センサーによる来店者検知サービス」と「顧客対応支援サービス」のプロトタイプを開発し、来店者および行員の意見を聞きながら、効果の測定、業務や運用における課題を抽出し、実用化に向けた検証を行うという。「センサーによる来店者検知サービス」では、天井に取り付けられた高感度センサーにより来店者を検知し、執務室で業務を行っている行員へ通知することで、少数での店舗運営をサポートする。「顧客対応支援サービス」では、来店者を検知したセンサーとコミュニケーションロボットが連携し、「いらっしゃいませ」などの声がけを行うことで顧客対応を迅速に行うほか、コミュニケーションロボットが会話の内容に合わせて来店者へセルフ受付タブレット利用を促すなど、従来は行員が行っていた案内業務をサポートする。NTTデータでは、本取り組みを通じて、実店舗でのコミュニケーションロボットの活用に向けたノウハウを蓄積し、顧客誘導や商品紹介など顧客対応業務の支援の幅を広げ、2016年度の実用化を目標に掲げている。
2015年11月16日楽天銀行は12日、指紋認証によるログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for Android)」に導入した。○iPhoneに続いてAndroidのスマホでも指紋認証によるログイン機能を導入指紋認証によるログイン機能は、6月30日にスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for iPhone)」に導入済みだが、Androidスマートフォンを使っている顧客にもより簡単・便利にスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へログインできるよう、このたびスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for Android)」にも同機能を導入した。楽天銀行によると「この指紋認証によるログイン機能を使えば、Androidスマートフォンに登録済みの指紋を認証するだけで、スマートフォン向け『楽天銀行アプリ(for Android)』へログインが可能。これまでのようにログインパスワードを入力する必要がないため、簡単・便利にログインできる」としている。楽天銀行は今後も顧客の利便性向上を目指し、さらなるサービスや機能の拡充に努めていくとしている。
2015年11月16日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月16日NTTデータは、11月15日より新たに開設される戦略的な店舗、りそな銀行「豊洲支店(セブンデイズプラザとよす)」において、センサーとクラウドロボティクス基盤を活用したコミュニケーションロボットによる「顧客対応支援」の実現に向けた共同実証実験を開始すると発表した。実証実験では、豊洲支店が開設される11月15日より12月末まで、センサーによる来店者検知サービスや顧客対応支援サービスといったサービスのプロトタイプを開発し、来店者および行員の意見を聞きながら、効果の測定、業務や運用における課題を抽出し、実用化に向けた検証を行うという。あわせて、他の展示会やイベント等にも公開することでコミュニケーションロボットによる支援業務への広い意見をヒアリングする予定。センサーによる来店者検知サービスでは、天井に取り付けられた高感度センサーにより来店者を検知し、執務室で業務を行っている行員へ通知することで、少数での店舗運営をサポート。顧客対応支援サービスでは、来店者を検知したセンサーとコミュニケーションロボットが連携し、「いらっしゃいませ」などの声がけを行うことで顧客対応を迅速に行うという。さらに、コミュニケーションロボットが会話の内容に合わせて来店者へセルフ受付タブレット利用を促すなど、従来は行員が行っていた案内業務をサポートする。NTTデータは、2015年7月、NTTおよびヴイストンの3社共同で発表した「センサーとロボットを連携させた「人の可能性を広げる」新たなサービスの実現に向けた共同実験」に基づき、研究開発中の「クラウドロボティクス基盤」、ヴイストン社製コミュニケーションロボット「Sota」、NTTサービスエボリューション研究所が開発した完全クラウド対応型デバイス連携制御技術「R-env:連舞」と、NTTメディアインテリジェンス研究所が開発した音声認識・対話制御・音声合成技術、収集対象の音声を確実に捉える集音技術を活用して、「特別養護老人ホームにおける高齢者支援サービスの実証実験」や「公共施設における来場者アンケート収集の実証実験」などを行ってきた。NTTデータでは、本取り組みを通じて、実店舗でのコミュニケーションロボットの活用に向けたノウハウを蓄積し、顧客誘導や商品紹介など顧客対応業務の支援の幅を広げ、2016年度の実用化を目指すという。将来的には、訪日外国人増加が見込まれる2020年東京オリンピックなどイベントに合わせて、顧客対応業務の拡大、連携デバイス/センサー検討、多言語対応、それを実現するクラウドロボティクス基盤のさらなる検討を進めていくという。
2015年11月16日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月09日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月02日じぶん銀行はこのたび、11月12日よりiPhone向けじぶん銀行FXアプリのバージョンアップを行うと発表した。○ストリーミング注文画面が一新。カンタン操作で連続注文ストリーミング注文画面に[建玉数量][建玉価格][評価損益]を表示。保有建玉の状況を一目で確認できる。 また、発注ボタンの為替レートを大きく表示させ、操作性がアップした。画面切替することなく保有建玉の状況を把握取引成立後、これまでは建玉照会画面へ遷移していたが、新バージョンでは画面切替することなくストリーミング注文画面で保有建玉の状況を確認できる。また、自動的にFIFO注文が選択されており、新規・決済を選ばずにスピーディーな取引ができる。FIFO注文とは、「新規」と「決済」を区別せず発注する方法。建玉がある場合には決済注文、建玉がない場合には新規注文となる。決済注文となる場合は、古い建玉から順に決済を行い、決済可能数量を超えた注文数量については新規注文として扱われる。FIFO注文では両建てができない。スリッページを初期設定[メニュー]から[設定]→[取引設定]画面においてスリッページの初期値を設定できる。これにより、発注する際の入力は不要となり、スピーディーな取引が可能となるとしている。じぶん銀行によると「FXをされる方はほとんどがアプリを利用されているので、このたびのバージョンアップでお客様の利便性は高まる。Androidスマートフォン向けのバージョンアップについては近々を予定」としている。
2015年10月30日山口フィナンシャルグループの山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は27日、接客ロボット"Pepper(ペッパー)"を新しく採用すると発表した。○20体の接客ロボットが教育・研修後に配属先の銀行に出向このたび採用するのは接客ロボットは、ソフトバンクのPepper for Biz。採用数は20体。配属先は、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の支店・出張所となる。配属日程は、11月に山口フィナンシャルグループで採用し、教育・研修の修了後、順次、配属先の銀行に出向させる予定だという。山口フィナンシャルグループによると、「20体を法人向けで導入し、来店されたお客様への挨拶、キャンペーンや商品の説明、またゲームなども内蔵されているのでお子様のお相手など、幅広く対応していく。今後は、たとえば住宅展示場などでの住宅ローン相談のコーナーや大学などでの新規口座開設のイベントなどにも出張していく予定」としている。
2015年10月29日日本IBMは26日、広島銀行のインターネットバンキングで欲しい情報のリアルタイム提供を支援すると発表した。日本IBMは広島銀行のオムニチャネル・マーケティングの実現に向けた新たなインターネットバンキングの構築を支援し、今年7月13日から稼働を開始。同インターネットバンキングは、閲覧履歴や顧客属性などから顧客のニーズをリアルタイムで予測し最適な商品・サービスを案内することで、優れた顧客体験を創出し、顧客満足度の向上と販売促進を支援する。広島銀行は2015年4月に「中期計画2015~地域と共に未来を『創る』~」をスタートし、「金融仲介機能の発揮を通じ、地域のお客さまと共に持続的に成長していく『好循環』の創造」、「新たな付加価値の創出による企業価値の向上」、「地方創生への積極的なコミット」を三本柱として掲げ、営業推進体制の強化や地域別戦略に基づいた経営資源の再配分を通じて「質の伴った量の拡大」を進めている。顧客のニーズが多様化する中、営業店の窓口を利用しない非対面チャネルの強化が求められており、ホームページやインターネットバンキングの価値を高めるためにチャネルを連携させて、優れた顧客体験を提供することが課題となっていた。新システムは、ホームページ内の閲覧履歴から顧客の潜在ニーズを予測して関連するバナー情報をリアルタイムで表示したり、インターネットバンキングにログイン後、興味や関心のある内容を顧客属性の分析により予測して関連するバナー情報を提供。例えば、閲覧の多い内容に関する期間限定のキャンペーンを案内したり、興味のありそうな新しい情報を紹介して、詳しいページへと誘導する。これにより、「顧客のライフイベント・ニーズに合致した最適な情報を最適なタイミングに案内し、顧客満足度の向上を図ることができる」(日本IBM)。システム構築においては、国内金融機関向けの多数の実績に基づいたコンサルティングを行い、インターネットバンキングを活用したマーケティング戦略の立案を支援。また、リアルタイムで個別に最適なメッセージを配信するソフトウェア「IBM Interact」とキャンペーン管理ソフトウェア「IBMCampaign(旧称UnicaCampaign)」を採用して新たにチャネル統合基盤を構築し、従来は各チャネルがそれぞれ情報系システムにアクセスしていたものを統合し、統一されたインターフェースで短期間かつ低コストで連携ができるようになった。広島銀行のインターネットバンキング・システムは、複数の銀行で共同利用する「IBMチャネル共同センター・サービス」を利用しており、金融業務に対応できる高度なセキュリティーを確保し、安定性、堅牢性に優れた運営を支援している。今回は、チャネル統合基盤と「IBM チャネル共同センター・サービス」を連携させて、新たなインターネットバンキングを構築した。日本IBMでは、業界に先駆けて先進的なオムニチャネル・マーケティングを実現するため、今後は、ATMとも連携し、チャネル横断のマーケティングをさらに推進していくとしている。
2015年10月26日横浜銀行は19日、個人の顧客を対象としたスマートフォンアプリ「横浜銀行口座開設アプリ」と「横浜銀行残高照会アプリ」の取り扱いを開始した。○口座開設アプリで申し込み後、最短1週間程度で通帳が手元に届く「横浜銀行口座開設アプリ」は、運転免許証をスマートフォンのカメラで撮影のうえ必要事項を入力し送信することで、総合口座(普通預金口座)の開設ならびに「〈はまぎん〉マイダイレクト」、「〈はまぎん〉マイポイント」の申し込みがアプリの操作のみで完了するサービス。申し込み後、最短1週間程度で通帳が手元に届くため、普段来店が難しい顧客も便利に利用できるという。同行によると「口座開設に際して印鑑は必要なく、スマホのアプリを利用するだけで口座開設ができ、また残高照会もアプリを利用することで簡単にできるので、利便性は高くなった。口座開設アプリのiOS版は近日中に提供開始予定」としている。「横浜銀行残高照会アプリ」は、普通預金口座とキャッシュカードを持っていれば、即時に預金残高と取引明細の照会ができるサービス。入出金取引があった際には通知を受け取ることもできるという。これらのサービス開始にあわせて、19日から12月30日までの間、横浜銀行口座開設アプリを利用して新規に普通預金口座を開設した顧客全員(すでに普通預金口座を持っている顧客は対象外)と、横浜銀行残高照会アプリを利用登録した顧客の中から抽選で1,000名に、それぞれ1,000円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンも開始した。横浜銀行は、顧客に常に満足してもらえるよう新しい金融サービスの提供に取り組んでいくとしている。○「横浜銀行口座開設アプリ」の概要申込内容:以下の(1)~(3)をセットで申し込むことができる。(1)総合口座(普通預金口座)開設、(2)〈はまぎん〉マイポイント、(3)〈はまぎん〉マイダイレクト利用できる顧客:以下のすべてに該当する「個人」の顧客。横浜銀行に口座を持っていない満18歳以上満70歳以下の人、運転免許証を持っている人、横浜銀行本支店の近隣に住んでいる・または勤めている人キャッシュカード:生体認証機能付ICカードを無料で発行アプリのダウンロード方法:スマートフォンで横浜銀行ホームページの「横浜銀行口座開設アプリ」案内ページへアクセスし、公式ストア(「Google Play」または「AppStore」)へのリンクボタンをクリックする。iOS版については近日中に提供開始予定○「横浜銀行残高照会アプリ」の概要サービス内容:預金残高照会、取引明細照会。取引明細の更新通知(更新した場合に原則、1日1回プッシュ通知する)利用できる顧客:横浜銀行に普通預金(決済用普通預金・総合口座の普通預金を含む)を持っていて、その普通預金口座のキャッシュカード(横浜バンクカードを含む)を持っている個人の顧客。〈はまぎん〉マイダイレクト、Web照会サービスを利用中の顧客も利用できる。利用登録できるのは1端末につき1口座アプリのダウンロード方法:スマートフォンで横浜銀行ホームページの「横浜銀行残高照会アプリ」案内ページへアクセスし、公式ストア(「Google Play」または「AppStore」)へのリンクボタンをクリックする
2015年10月21日りそな銀行はこのたび、11月29日に「セブンデイズプラザ横浜西口」を、2016年1月12日に「セブンデイズプラザKOBE」を開設すると発表した。セブンデイズプラザは、平日の日中に銀行窓口を利用することが難しい個人の顧客が、会社帰りや休日の買い物ついでに気軽に立ち寄ることができるよう、年中無休(年末年始・ゴールデンウィークを除く)で毎日午後7時まで住宅ローンや保険、資産運用、相続・遺言などの相談と契約を取り扱うという。○神奈川県内・兵庫県内で初の年中無休店舗土日、祝日も含め、年中無休で午前9時から午後7時まで営業。なお、年中無休店舗はグループで9拠点目となる(一部休業日のある拠点がある)○ターミナル駅に近いとても便利な立地にオープンりそな銀行での取引の有無に関わらず、他の店舗で取引している顧客など、だれでも利用できる○豊かな生活設計をしっかりサポート出産や自宅購入などのイベントは家計見直しのタイミング。住宅ローンの相談と同時に保険の見直しの相談を受けるなど、顧客のライフイベントにあわせた豊かな生活設計をサポートする○「相続・遺言」も専門スタッフにじっくりと相談できる信託銀行の機能も有するりそなならではのサポートが可能りそな銀行によると「2016年1月に『セブンデイズプラザKOBE』が開設されることで、セブンデイズプラザは9店舗になる。別の支店などで取引があっても、どこでも無料で相談ができる」としている。
2015年10月20日三井住友銀行(以下SMBC)は19日、SMBC信託銀行(以下SMBC信託)によるシティバンク銀行のリテールバンク事業の取得について関係当局の許認可が得られることを前提に、SMBC信託「プレスティア」のATMを11月1日より、SMBCの浅草支店、銀座支店、六本木支店に設置すると発表した。○海外発行カードによる円貨の出金が可能これにより、SMBCの拠点において海外発行カードによる円貨の出金が可能となり、訪日外国人の顧客に対する利便性が向上するという。また、SMBC信託「プレスティア」の顧客には利用可能なATMが増えるため、より一層便利に利用できるとしている。三井住友銀行によると「メガバンクでは初めて、外国人観光客の方が多く訪れている3拠点に海外発行カードが利用できるATMを設置し利便性の向上を図る。2016年度までには1000台を目指す予定」としている。今後とも、SMBCとSMBC信託は、国内外の顧客の利便性向上にとつめていくとしている。
2015年10月20日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月19日みずほ銀行はこのたび、LINE上で銀行口座の残高や入出金明細を照会できるサービス「LINEでかんたん残高照会サービス」の提供を開始した。同サービスは、みずほ銀行のLINE 公式アカウントのトーク画面上で、指定されたスタンプを送信するだけで即時に「残高」や「入出金明細(直近10明細)」を確認できるというもの。スタンプは、サービスにて使用する3種(残高照会 / 入出金明細 / メニュー)に加え、通常のコミュニケーション用となる5種、併せて8種が提供される。なお、みずほ銀行は、LINE公式キャラクター「ハリ田みず吉 (ニックネーム:みずっち)」が同サービスを説明する動画も公開している。
2015年10月19日りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行はこのたび、10月19日から法人の顧客がグループ銀行内振込みで365日(メンテナンス時間及び1月1日~3日、5月3日~5日は除く)即時決済できるサービスを大手銀行で初めて開始するとともに、即時決済できる時間帯を拡大すると発表した。○法人・個人すべての顧客が365日、即時決済可能にこのたびのサービスは、ビジネスダイレクト(法人用インターネットバンキング)などを利用したグループ銀行間の振込み取引が対象。これまで翌営業日扱いとしていた土・日・祝日ならびに平日16時以降のりそなグループ銀行間の振込みが当日扱いで利用できるようになるという。りそな銀行によると「システムのバージョンアップを重ねるなどをして、24時間365日即時決済サービスを開始することとした。今後もよりお客様の利便性を高めていきたい」としている。りそなグループでは、既に4月6日よりATMおよびマイゲート(個人用インターネットバンキング)を利用したグループ銀行内振込みの24時間365日即時決済サービスを開始している。このたびのサービス開始により、法人・個人を問わずグループ銀行内振込みが365日即時決済できるようになり、りそなグループの顧客同士の決済がさらに便利になるとしている。○ANSER資金移動の利用時間変更
2015年10月16日