呉美保監督9年ぶりの最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が2024年に公開されることが決定した。本作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)を原作に、呉監督が吉沢亮を主演に迎え、『正欲』『アナログ』(2023) の脚本を手掛けた港岳彦による脚本で作り上げた作品。『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』書影今年の9月に公開された『私たちの声』(2023) の一編、杏を主演にシングルマザーの日常を描いた短編映画『私の一週間』で8年ぶりに監督作を発表した呉監督。今回、『きみはいい子』(2015) から9年ぶりの長編作品のテーマに選んだのはコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を点描のように繊細に紡いでいく。主演を務めるのは『キングダム』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズなど、今年6本の出演作品が公開された吉沢亮。本作では難役に挑戦し、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。■呉美保監督 コメント原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。■吉沢亮 コメント感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。<作品情報>『ぼくが生きてる、ふたつの世界』2024年 公開公式HP:五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2023年12月09日吉沢亮が、『私たちの声』『そこのみにて光輝く』の呉美保監督のもと、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクションを原作にした映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に主演する。宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、ときには母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出し…。五十嵐大「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、キネマ旬報ベスト・テン1位に輝いた『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)の呉美保監督にとって9年ぶりの長編作品で、耳のきこえない母ときこえる息子の物語を繊細に紡いでいく。今年9月に公開された『私たちの声』(23)の一編で、杏を主演にシングルマザーの日常を描いた短編映画『私の一週間』で8年ぶりに監督作を発表した呉監督。そして今回、『きみはいい子』以来の長編作品の テーマに選んだのは、コーダ(CODA:Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)という生い立ちを踏まえて社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐さんによる実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。脚本は、『正欲』 『アナログ』(23)、『とんび』(22)などを手掛ける港岳彦が担当した。そして、主演を務めるのは『キングダム』シリーズや『東京リベンジャーズ』シリーズなどの話題作から、『かぞく』など作家性の強い監督作など、幅広い作品に出演し、今年は6本の出演作品が公開する(配信含む)など俳優としてチャレンジを続ける吉沢亮。本作でも、耳のきこえない両親の元で育ったコーダ・五十嵐大の心の軌跡を体現することに挑む。吉沢亮×呉美保監督よりコメント到着【呉美保監督】「復帰できるなら絶対にこの方と、と心に決めていたのは吉沢亮」原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。【吉沢亮】「手話は多くを語る。言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるもの」感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月09日俳優の吉沢亮が、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024年公開)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大氏の実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)の実写化作。耳のきこえない母と、きこえる息子・五十嵐大(吉沢亮)の物語を点描のように繊細に紡いでいく。第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、キネマ旬報ベスト・テン1位に輝いた『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)等で国内外にて高く評価される呉美保監督が、吉沢亮を主演に迎え、『正欲』 『アナログ』(23)の脚本も手掛ける港岳彦による脚本で作り上げた。呉監督にとっては、9年ぶりの長編作品。コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐氏による実録ノンフィクションをもとに、主演の吉沢が難役に挑戦し、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。○■呉美保監督 コメント原作を読み、きこえない両親に育てられた五十嵐大さんの人生に触れ、コーダならではの情緒と葛藤に、まだまだ知らない世界はあるのだなと無知を学びました。と同時に、親と子の極めて普遍的な感情にも触れ、自分自身の家族へのいつかの懺悔が一気に蘇り、これはマイノリティには留まらない、大いなるアイデンティティの物語だと、強く思いました。久しく映画作りからは遠ざかっていましたが、いつか復帰できるなら絶対にこの方と、と勝手に心に決めていたのは吉沢亮さんです。彼の、繊細かつ制御された芝居の奥底にある魂の叫びを覗き見たくて、さらにはまだ見ぬ新しい吉沢亮に出会いたくて、9年ぶりの長編映画に臨むに至りました。○■吉沢亮 コメント感情の内側までも表現してくれる手話は口以上に多くを語り、言葉とはただ吐き出すものではなく、伝えるものであると言う、当たり前であるはずのことを改めて教えてくれました。コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督と共に丁寧に生きさせてもらいました。お楽しみに。【編集部MEMO】『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』を原作にした映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、時には母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出す。(C)五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2023年12月09日どう生きるかも、どう死ぬかも、考えない。ただ、「一瞬だけを生きる」。それがどんなに難しいことか。そんな「一瞬」を生きようとした2人の男を描いた映画『春に散る』が8月25日(金) に公開される。不公平な判定で負けアメリカに渡った元ボクサー・広岡仁一(佐藤浩市)。40年ぶりに帰国した仁一はある飲み屋で偶然、自分と同じように不公平な判定で負け、心が折れたボクサー・黒木翔吾と出会う。拳を交えた2人。生まれて初めてダウンを奪われた翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願する。夢を見ることをやめようとした男たちの新たな人生のスタートを描く本作で、横浜流星が伝えたかったこととは。話を聞いた。もうひとりの世界線の自分を生きられた――今回、映画の中で翔吾として生きてみられて、いかがでしたか。最高でした。自分はこの業界にいなかったら、格闘家を目指していたと思います。格闘家として生きていたら、翔吾のようなボクサー人生を歩んでみたかったので、翔吾として生きているんだけど、もうひとりの世界線の自分として生きられたような、幸せな時間でした。だからこそ、彼がとった言動に共感できることもありましたし、自分ごとのように感じられる部分が多かったのかな、と思います。ただ、翔吾ほどすぐに言葉や行動では示せないですし、感情表現は豊ではないので、そこは演じる上で大事にしなければ、と思いましたね。――佐藤浩市さん演じる仁一との対峙シーンはどれも緊張感があるものでしたが、今回の作品において、初めて佐藤さんとお会いしたときにはどのようなお話をされたんですか。撮影が始まったのが去年の12月で、ボクシングの練習を始めたのが4月なのですが、浩市さんも来てくださったんです。ミット打ちも合わせられて、そこで話さずともいろいろと感じられるものもありました。その時点で、現場ではぶつかっていこう、と思えたことが本当に大きかったです。実際の現場では、他愛もないことも含めていろんなことを話させてもらって。基本的に、現場の佇まいは背中を見て学んでほしい、という印象だったので、一緒のシーンでは常に観て、吸収できることはしよう、という気持ちでいました。――演技を重ねる中で気持ちが変わってきた点はありますか。佐藤さんとの病室でのシーンです。最初は反発し合っているんですけど、撮影を通して少しずつ仁一と翔吾の心が近づいているのは演じていて感じました。もちろん、佐藤さんがどう感じていらっしゃったかは分からないんですけど。――今回の作品では、ベテランと若手の演技の共鳴もすごかったな、と思います。横浜さんご自身、学ぶ点はありました。浩市さんで言うと、やっぱり視野が広いというか……現場の士気を上げるために常に声をかけているし、とにかくいろんな視点で物事を考えて。ひとつのシーンを作るときも仁一だけではなく、翔吾からの目線、観客から見る目線と、全ての目線から見てシーンの提案をしてくださるんです。自分はまだまだ演じている翔吾の目線でしか見られないんですけど、浩市さんはそれでいいんだ、と言ってくださったので、その言葉を信じて、今はまだそのまま突っ走っていこうと思っています。でも、浩市さんの年齢になったときに、自分も少しずつ視野が広がって、そういった物の考え方ができるようになっていたいです。(C)2023 映画『春に散る』製作委員会横浜流星を魅了する格闘技の「儚さ」――翔吾を演じる上で、一番苦労されたところ、気を遣われたのはどういったところになりますか。やっぱりボクシングシーンです。半年間、練習期間があったので、言ってしまえば形だけで見せることはいくらでもできたと思うんです。でも、そうしたくはなかった。松浦慎一郎さん(ボクシング指導・監修)も、「今までにないボクシングシーンにしたい。プロの方が観ても失礼のないようにしたい」とおっしゃいていて、本当に難しいものを作って持って来てくださったんです。それを自分も責任を持って乗り越えようと思いましたし、覚悟としてプロテストも受けました。それは本気でやったんだぞ、という覚悟もそうだけれど、今までのものとは違うという証明もしたかったですし、格闘技、格闘家へのリスペクトがあるからこそ、少しでも格闘技界を盛り上げられたらという想いもありました。プロテストにも合格できたので、ホッとしています。――そこまで掻き立てられたのはやっぱり格闘技の想いがあったからなんですね。言っても芝居は嘘なので、それをどこまでリアルにできるのか。追及したい気持ちはありし、ひとつの形として、ボクシングには分かりやすくプロという資格があるので必死に練習しました。――プロテストを目指そうと思ったのはどの段階だったんですか?撮影中です。本物のレフリーの方に世界タイトルマッチのシーンでも担当していただいたんですけど、その方にも背中を押してもらったり、あと(片岡)鶴太郎さんもライセンスを持っているので、「いけるよ」と言ってもらえて。そんなみなさんの言葉や、この作品を通して自分の背中を押されましたし、一歩踏み出す勇気をもらいました。――横浜さんがそこまで格闘技に魅せられるのはどういった理由からなんでしょう?なんだろう……。儚さかな。数分で勝ち負けが決まってしまう儚さだったり、格闘技は現役でいられる年数も短いですし、その中で一瞬を掴み取ろうとされているんですよね。あと、やっぱり相手がいるからこそ成り立つものなんです。最初は煽り合っているのに、最後はみんな必ずハグし合うんです。――確かに、今回の作品でもありましたね。みんながその日のために命を賭けているんですよね。本当に下手したら死んでしまう可能性もあるのに、それを恐れずに。ただ強くなりたいと思っている人もいるかもしれませんが、それだけじゃない。男として燃える部分がある。そういうのを全て含めて、格闘技には魅力があるな、と。本当に人間ドラマだな、と思っています。――それぞれの試合に物語がある?ストーリーを無理やりつけたがることもあるんですけど、ひとつのショーというか、作品にも感じていて、少し芝居と通ずるところもあるな、と思っています。煽り合いから駆け引きが始まって、相手がこう来たら自分はこう返す、というキャッチボールがあったり、リングでは2人しか分かち合えないものがあって、終わったらちゃんと称え合って、観ていた人たちは心を動かされて。そういったところにも通ずるものを自分は感じています。今はもっと険しい道を行きたい――翔吾も仁一も「今を生きる」ということをとても大切にしているように思います。でも、若い方と、年を重ねてからの人生観というのはまた異なるものかと思うのですが、横浜さんご自身は「生きる」ということをどう考えていらっしゃいますか。なんでしょうね……生きるってどういうことなんでしょうね。生まれてきた瞬間に「生きろ」と言われているようなものだからこそ、できることはやりたいですよね。昨日の自分を更新していきたいな、と思いますし。自分の中での生きるっていうことは、後悔がないようにすることかな。いつ死ぬかなんてわからないので。自分の中では経験が足りないんです。もっともっと、って思います。今回は、空手をやっていたので少しだけ基礎はありましたけど、大学も出ていないし、圧倒的に社会での経験が少ないので、その経験をどうやって補っていけばいいんだろう、って。大学生役をやるとしても、大学生活を知らないし、もっと人生についての経験も重ねていかないと。まだまだやりたいことがたくさんある、という気持ちです。――むしろ、いろんな役を演じていく中で新たに経験値を重ねていっているような。そうですね。今はまっすぐ突き進むような青年とか、何かが欠けていて人と出会って変わっていく、というような役が多いですけど、30代になったときに今度は会社員だとかは想像でしか演じられないのも経験が足りないからですよね。そこは少し怖いところではあるので高校の同級生と今も仲が良いので、よく話は聞くようにしています。――でも、翔吾もですけど、横浜さんも命をかけたいと思えるような仕事に就くいうことは幸せですよね。もちろん、逆に不幸だとおっしゃる方もいるとは思いますが。幸せだな、と思います。そういう人生のほうが楽しいというか。確かに、不幸せに感じることもあるでしょうし、この人生のほうが激しい波なんですけど、乗り越えたときの達成感も、得るものも多い。楽に生きたいけど、厳しいほうが自分には合っています。――安定したいな、とはあまり思わない?今はそんな気持ちはないです。年を重ねていくにつれて変わるかもしれませんけど、今はもっと険しい道を行きたいと思いながら、その気持ちを大事に生きています。失敗は怖い。でも次のステージに進む第一歩だと思えれば――翔吾はまさにまっすぐ突き進んでいくような青年ですよね。すごく素敵だと思う反面、生きづらさもあるような。特に今の時代は難しいですよね。翔吾のように突き進んでいくのはかっこいいけれど、みんながそうやって生きられるわけじゃない。情報もあふれかえっていますし、SNSで翔吾のように何かつぶやいたら多分、見知らぬ人からも攻撃を受けるでしょうし。そういうことも恐れなさそうですけど。――確かに、気にしないかもしれないですね。「うるせー!」って言っちゃうような人だから。そういったSNSが良くも悪くも発達しすぎていて、みんながみんな、より生きづらくさせているな、って思います。デジタルデトックスをすればいいのかな。もっともっと大事なことがあるよ、って思います。――今の時代はお互いに監視し合っているような。僕は常に見られているような仕事なので、それは宿命だと思うんですけど、一般の人でもSNSをやっていて叩かれることもある。生きづらい時代になったな、とは思ってます。でも、自分はどちらかというと気にしないタイプではあるので。それよりも今は目の前のことを頑張りたい、楽しみたいですし、そんな性格でよかったとも思います。――生きたいように生きたいけれどなかなかできない中で、あえて生きたいように生きるために、横浜さんは何をすればいいと思いますか?自分がやりたいことはちゃんと言葉にしたり、行動にすることじゃないですかね。生きたいように生きられないかもしれないし、周りの目も怖いかもしれないけれど、自分の人生だし、一度きりしかないと考えたら、変わってくるのかな、と思います。――きっと多くの人は失敗が怖いんですよね。失敗は怖いけれど、次のステージに進む第一歩だと思えれば。物の捉え方だと思うんです。だってみんな失敗はしていますし、僕もたくさんしています。だからこそ今がある。何でもいいので、自分がやりたいと思ったことは恐れずにやる。失敗ではなく経験と思えば変わってくると思います。――横浜さんご自身がプロテストを受けられたことも。そうです、受からなかった可能性もありますし。体力が課題で、当日もギリギリかな、と思っていました。でも、落ちたら落ちたで挑戦したことに意味があると思っていましたし、恐れて挑戦していなかったら合格もしていなかったから。――挑戦したからこそ、見える景色もある?景色が変わるし、自分が生きたいように生きられる第一歩だと思います。挑戦してもらえたら嬉しいです。この作品で背中を押せたらな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント横浜さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開公式サイト:
2023年08月21日Instagramで漫画を発信されている、のむすんさん(@nomusun777)の漫画「34歳の生きる道」を配信!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちら<前回のおはなし>さなさんは捨て身でまさとさんを問い詰めたものの、「結婚していない」という回答は変わらなくて……。いくら「結婚していない」と言われても、「家は無理」という言葉を聞くと、既婚者なのではという気持ちが大きくなりますよね……。勤務先以外の身元を知らないのも気になります。のむすんさんの漫画は、Instagramでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力のむすんさん(@nomusun777)(漫画:のむすん、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2023年06月07日Instagramで漫画を発信されている、のむすんさん(@nomusun777)の漫画「34歳の生きる道」を配信!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちら<前回のおはなし>まさとさんから「家には入れない」と言われたものの、疑問が残ったさなさん。今日はさなさんが行きたがっていた水族館に来たようです。さなさん、勇気を出しましたね……!「付き合っていて家を知らない」なんて、やっぱりちょっと変ですよね。まさとさんの返事が気になります。のむすんさんの漫画は、Instagramでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力のむすんさん(@nomusun777)(漫画:のむすん、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2023年05月26日・猫を針でつついているのかと思って焦った。・魂が宿っていそうなほどリアル。・わあ!生きてる!?羊毛フェルトを使った作品の制作過程を撮影した動画に、そんな驚きの声が寄せられています。まずは、話題の動画をご覧ください。ずっと見てるんだけど、まだ瞬きしない。不思議だ。 #羊毛フェルト #ねこ pic.twitter.com/JCt2pRUalu — Wakuneco. わくねこ羊毛フェルト (@waku_neco) March 16, 2023 今にも動き出しそうなほどリアルな猫を生み出しているのは、Sachiさん。その繊細な手仕事や、本物に忠実な作品は多くの人を魅了しており、制作過程を投稿したYouTubeチャンネル『Wakuneco.わくねこ羊毛フェルト』は、26万人を超えるチャンネル登録者数を誇ります。猫好きの作者が羊毛フェルトで作るのは『リアルな猫』1匹ずつの個性も見事に表現今回SachiさんがTwitterアカウントの『Wakuneco. わくねこ羊毛フェルト(@waku_neco)』に投稿した動画は日本国外でも注目を集め、海外の言葉で絶賛するコメントも多く寄せられているほど。一体なぜ瞬きをしないのか、ユーモアを交えてコメントしているSachiさんですが、いつの日か、本当に命が宿るのではないか…なんて思えてしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日自分より下に見ていた相手が、気づけば自分が欲した幸せを手に入れていた。そんな経験は、誰しも一度や二度あるんじゃないだろうか。映画『生きててごめんなさい』は、まさにそれを描いた作品だ。小説家を志しながら、出版社で実用書の編集に携わる主人公・修一と、何をやってもうまくいかず彼に依存気味の恋人・莉奈。しかしある日、売れっ子コメンテーターの目に留まり、莉奈の人生が好転し始めると、修一は彼女に冷たく当たるようになる。「自分より弱い人をそばに置くことで安心を得たい気持ちって、なんかわかるんですよね。僕も現場で、自分より後輩の俳優がいたりするとちょっとホッとしたりするので。そういう近い感情から、少しずつ役を理解していった感じです」そう話すのは修一を演じた黒羽麻璃央さん。ダメな莉奈を受け入れ優しく接していた修一が、徐々に彼女を疎ましく思い始める過程は、生々しくリアルで息苦しいほど。「台本を読んだ時点から、どこか他人の生活を覗き見しているような感覚がありました。あと撮影前に、家での二人でのシーンのリハーサルを何日間かかけてやったことも大きかったと思います。山口(健人)監督は、すごく丁寧に演出をつけてくださる方で、感情の出し方をパーセンテージで言ってくださるんですね。もう少し抑えてとか、ここは怒りの感情を強くとか。そうやって微調整に次ぐ微調整をしながら、何度もリハを重ねました。ただ、役としてはあまり固めていかなかったですね。穂志(もえか)さんが莉奈ちゃんとしてそこにいてくれたので、その場で修一として出てきたものを大事にしようと思ってやりました」それゆえ、修一が精神的にじわじわと追い詰められていく過程は、「とくにしんどかった」と漏らす。「ひとつずつは小さなことなんですよね。でも、四方八方から小石が飛んでくるみたいな感じで、チクチク小さな痛みが続いて、気づいたら足元に大きな岩があった、みたいな。撮影後半はぐったりして口数が少なくなっていました。監督に『マジでしんどいです』と話したくらい。ただ、観た方の背中をポンと叩いてあげられるような映画になっていると思うんです。映画のコピーに『きっと大丈夫。多分。』とありますが、行き詰まったときに、背中を押すんじゃなく寄り添ってくれる感じがいいなと思うんですよね」修一は、自分を特別な存在だと思っている人間。しかし、黒羽さん自身は、「できるだけ自分の色を強く持たないようにしている」らしい。「普通に思われたいというか、あまり自分を主張したくないというか…。そういうものを作ってしまうと、逆に面倒だからなのかもしれないです。自分には何もないです、ってスタンスでいた方が、風が吹いたらそっちの方向に行けるし、色を塗られたら、その色にちゃんとなれる。お仕事で目立つのはいいんですけれど、何も演じていないときの素の自分は目立ちたくない。それは年々余計に(笑)。もともと名前が目立つので、強制的にそういう立場になることが多かったから、その反動じゃないかと思うんですが」現在放送中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』では、広瀬すずさんのブレインとなる役で出演している。「北川悦吏子さんという恋愛ドラマの大家みたいな方の作品ですし、この映画も、『余命10年』の藤井(道人)さんのプロデュース。すごい方々の中で、いい刺激をいただいていますので、役者としてもっとステップアップしていかなきゃ、ですよね」『生きててごめんなさい』出版社に勤める修一(黒羽)。同棲中の恋人・莉奈(穂志)はアルバイトが長続きせず、家にこもりがちだが、そんな彼女を優しく見守っていた。しかし…。2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。©2023 ikigome Film Partners.くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。ミュージカル『刀剣乱舞』で注目され、近年はミュージカル『エリザベート』などでも活躍。現在放送中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に出演。※『anan』2023年2月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・泉脇 崇(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年02月07日映画『生きててごめんなさい』が、2023年2月3日(金)より順次公開される。藤井道人がプロデュースを務める。藤井道人プロデュースで“若者の病み”を描く映画『生きててごめんなさい』は、『余命10年』を手がけ、『ヴィレッジ』『最後まで行く』の公開も控える藤井道人がプロデュースする作品。監督は、綾野剛主演のドラマ「アバランチ」で、藤井道人と共に演出を担当した新鋭・山口健人が務める。物語は、現代の日本の若者たちが抱える「病み」を描くという内容。同棲生活を送る1組のカップルを主軸に、若者たちの内面を鋭く繊細に描写していく。黒羽麻璃央が主演■主人公・園⽥修⼀...⿊⽻⿇璃央出版社の編集部で働く主人公。⼩説家になるという夢を抱いている。清川莉奈と同棲中。主演を務めるのは、ミュージカル「⼑剣乱舞」のメインキャラクターである三⽇⽉宗近役を演じた⿊⽻⿇璃央。■清川莉奈...穂志もえか園⽥修⼀の彼女。何をやっても上⼿くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多い。映画『少⼥邂逅』で初主演を務め、今泉⼒哉監督作品『街の上で』にも出演した穂志もえかが演じる。■相澤今⽇⼦...松井玲奈修⼀の⾼校の先輩で、⼤⼿出版社の編集者。修⼀に、出版社の新⼈賞にエントリーするように勧める。■⻄川洋一...安井順平修⼀が編集を担当することになる売れっ⼦コメンテーター。映画『生きててごめんなさい』あらすじ出版社の編集部で働く園⽥修⼀は清川莉奈と出逢い、同棲⽣活をしている。修⼀は⼩説家になるという夢を抱いていたが、⽇々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上⼿くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある⽇、修⼀は⾼校の先輩で⼤⼿出版社の編集者・相澤今⽇⼦と再会し、相澤の務める出版社の新⼈賞にエントリーすることになる。⼀⽅、⾃⾝の出版社でも売れっ⼦コメンテーター⻄川洋⼀を担当することになるが、⻄川の編集担当に原稿をすべて書かせるやり⽅に⼾惑う。修⼀は全く⼩説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。そんな中、莉奈はふとしたきっかけで⻄川の⽬に⽌まり、修⼀と共に出版社で働く事となる。⻄川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修⼀は嫉妬⼼が沸々と湧き、莉奈に対して態度が冷たくなっていく。いつしか、喧嘩が絶えなくなり―。【詳細】映画『生きててごめんなさい』公開日:2023年2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開出演:黒羽麻璃央、穂志もえか、松井玲奈、安井順平、冨手麻妙、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希、八木アリサ、飯島寛騎監督:山口健人企画・プロデュース:藤井道人脚本:山口健人、山科亜於良
2022年12月15日気になる男性から「休みの日はなにしてるの?」と聞かれたら、ついドキッとしてしまう女性が多いと思います。それを聞く目的が気になったり、好意があって聞いているのか期待したりと、彼の真意が知りたくなるでしょう。そこで今回は、男性が休日の過ごし方を聞くときの隠れた心理を4パターンご紹介します。■ 彼氏がいるのか確かめたい「『休日に誰かとデートしているのかな?』とか『 僕が恋人になれる可能性はあるのかな……』とか気になるので、休日の予定は聞いておきたいなと思います」(25歳男性/教育)直接「彼氏いるの?」と聞けない男性は、休日の過ごし方を聞くことで、ほかの男性の影を探ることがあるようです。恋人の有無を確かめておかないと、本格的なアプローチに入るのは難しいのかも。気になる男性から聞かれた場合には、予定がないアピールをしておくことをおすすめします。■ デートに誘える日程を探る「いつだったらデートに誘えそうか知りたいんですよね。あまりにも予定がぎっしり詰まっていたら、諦めるかもしれません……」(32歳男性/飲食)休日の予定を聞いて、デートのチャンスを探ろうとする男性も。彼との仲を深めたければ、余裕のあるスケジュールを伝えて誘いやすくするのもアリですよ。■ なんとなく気になっただけ「なんとなく気になって、『休みの日ってなにしてるの?』と聞くことがあります。そこで面白い過ごし方を聞くと、その子に興味が湧きますね」(28歳男性/商社)特別深い意味はなく、単に気になって聞く場合もあるみたい。しかし、そこでの返答次第では、恋に発展するチャンスになる可能性も。彼の興味を引けるよう、様々な活動に取り組んでみるのもいいでしょう。■ 気になる相手のことをよく知りたい「プライベートの過ごし方を知ると、すごく親近感湧くんですよね。こっちの過ごし方も聞いてもらえるとうれしいかな。知り合った女性と、もっと仲良くなりたいときに聞きますね」(26歳男性/金融)出会ったばかりの相手や職場の人でも、プライベートな時間の中身を聞くことで、親近感を抱く男性も少なくありません。休日の過ごし方から、相手の本質を垣間見たような気分になるのかも。この質問をきっかけに、2人の距離が縮まる可能性は高いはずです。■ 返答次第でチャンスは広がる休日の過ごし方を聞かれた側はかなりドキッとするけれど、案外聞いた男性の目的はさまざまなようです。しかし、わざわざ質問してきたということは、少なからず相手に興味を持ってはいるのでしょう。その興味を強めて恋愛に発展させられるように、返答を工夫してみてくださいね。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年10月29日藤井道人プロデュースの新作映画『生きててごめんなさい』の公開が決定。メインビジュアルも到着した。出版社の編集部で働く園田修一は、清川莉奈と同棲生活をしている。修一は小説家になるという夢を抱いていたが、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上手くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある日、修一は高校の先輩で大手出版社の編集者・相澤今日子と再会し、相澤の務める出版社の新人賞にエントリーすることに。一方、自身の出版社でも売れっ子コメンテーター西川洋一を担当することになるが、西川の編集担当に原稿を全て書かせるやり方に戸惑う。修一は全く小説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。そんな中、莉奈はふとしたきっかけで西川の目に止まり、修一と共に出版社で働くこととなる。西川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修一は嫉妬心が沸々と湧き、莉奈に対して態度が冷たくなっていく――。『新聞記者』『余命10年』で監督を務めた藤井さんがプロデュースし、ドラマ「アバランチ」では藤井さんと共に演出を担当した新鋭・山口健人が監督する本作は、現代の日本の若者たちが抱える“病み”を鋭い視点で描く。藤井さんは「ややこしいけど愛おしい、2人の男女が傷つけ合いながらも自分と向き合っていく、新しい恋愛映画だと思っています」と本作についてコメント。山口監督は「この物語には、世界を救うヒーローもロマンチックな大恋愛を繰り広げるカップルもいません。主人公になりたくてもなれず、脇役に甘んじて生きるカップルの物語です。怒りや悲しみは日常の喧騒に埋もれて行き場を無くし、人生の意味なんて考える余裕もなく、心の叫びを声にできないまま生きることが当たり前になってしまったカップル。映画の主人公にはならなそうなふたりだけど、そこには現代社会に生きる人々が抱える生きづらさが詰まっています。この物語は、ヒーローやヒロインの物語ではなく、”あなた”の物語です」と話している。主演を務めるのは、ミュージカル「テニスの王子様」「刀剣乱舞」など舞台作品に多く出演する黒羽麻璃央。本作では、出版社の編集部で働く園田修一役で一癖ある難しいキャラクターに挑戦。ヒロイン・莉奈は、『少女邂逅』『街の上で』などの話題作に出演した穂志もえかが務める。修一の高校の先輩で大手出版社の編集者・今日子役で松井玲奈、修一が編集を担当することになる売れっ子コメンテーター・西川役で安井順平、修一の同僚役で冨手麻妙、莉奈のバイト先のカップル役で八木アリサと飯島寛騎が出演するほか、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希らも参加している。『生きててごめんなさい』は2023年2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:生きててごめんなさい 2023年2月3日よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開©2023 ikigome Film Partners
2022年10月14日高橋メアリージュン主演「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」3話が10月4日深夜放送。オサレ皇帝 G10の登場に「生きてて良かった」「テンションバチ上げなんだが」など、視聴者から喜びの声が上がっている。法外な金利で金を貸す闇金業者と債務者たちの人間模様と社会の闇を描いた人気漫画「闇金ウシジマくん」。2010年の実写化以降、数々のシリーズ作品が作られ人気を博したが、本作は映画のPart2から登場した女闇金・犀原(サイハラ)茜を主人公に、非合法な金貸しとして生きるサイハラが裏社会で生き抜く様を描くスピンオフとなる。ヤクザ相手でもひるまず債務者の取り立ても容赦ない闇金融「ライノーローン」社長・犀原茜役の高橋さんをはじめ、ライノーローンで働くことになった役者志望の若者・硲(ハザマ)悠斗には宮世琉弥。サイハラの考えを察して先回りする彼女の右腕・村井にはマキタスポーツ。「爆走ラーメン・愛沢伝説」をオープンしたが、再びサイハラと関わりを持つことになってしまった愛沢浩司には中尾明慶。愛沢にボコボコにされたことで記憶障害など後遺症が残った若琥会若頭・熊倉には光石研。弱気になる夫を叱咤激励する愛沢の妻・明美には木南晴夏。サイハラを敵視する半グレ集団のボス・象山(キサヤマ)彪には野村周平。またハザマが惹かれる風俗嬢・桜井ともか役で古畑星夏、東大卒、大手企業勤務エリートだがストーカーになったことで闇金に手を出し、今度は地下アイドルにハマる田中丈行役で勝村政信、アイドルオタクの安藤創太役で岡崎体育。田中、安藤らがハマるアイドルのメロりん役で矢崎希菜らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話ではサイハラが、オサレ皇帝のG10(藤本涼)を自分のもとに連れてこさせる。G10がまずいカップ麺を配信でトレンド入りさせる様子を見たサイハラは、G10を愛沢夫妻のラーメン屋の宣伝部長にする…。生き埋めにされたはずのG10の生存に「G10生きてたんかいwww」「G10くん生きてて笑える」「G10くんが生きてて良かった~と思いました」「3話にオサレ皇帝出てきてテンションバチ上げなんだが」などの反応が上がる。一方、ハザマはまずいラーメン屋で村井から、サイハラとキサヤマ、熊倉の過去の因縁を聞く。その後、暴走族時代の後輩が愛沢に金をたかりにくるが、サイハラによって始末されそうに…すると愛沢は彼らをかばう。濃厚なラーメンを食わせろと言ったサイハラは金を置いて店を後にする…という展開に。サイハラとキサヤマらの因縁が明かされる展開に「サイハラさんの過去が分かり、益々面白くなってきた」「サイハラの過去が分かって納得だ」「サイハラさんの過去少し見れたのとても嬉しい」といった声も投稿されている。(笠緒)
2022年10月05日《生きててくれて良かった。これからの益々のご活躍楽しみに観てますね。応援してます》《涙が出た。斉藤さんが生きていて良かった》6月19日、ネット上にはこんな声が相次いだ。これらは「SBS(静岡放送)」が配信した「『いじめた人は一瞬で忘れるが僕は一生恨んでいる』“ジャンポケ”斉藤慎二さんが壮絶な体験を語り続ける理由」と題する記事へのコメントだ。記事では、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(39)が10日に、常葉大附属橘中学校・高校で話した講演の内容を紹介。彼のあまりにも壮絶ないじめ体験に、大きな反響が寄せられている。小学3年時から中学校までひどいいじめを受けていたという斉藤は、記事内で《ひどいときには、後ろの生徒から背中を彫刻刀で刺された。血が止まらなかったんですけど、いじめられていることは、親には内緒にしておこうという変な正義感があった》と告白。また、ある児童の誕生会にクラスで自分1人だけが招かれなかったといい、斉藤は先生に相談したところ、《それは斉藤くんに理由があるのかもしれないね。だから、みんなはひと言ずつ斉藤くんの悪いところを言っていこう》と返されたというのだ。先生すら手を差し伸べてくれることもなく、さらには《児童30人が一列になり、全員に悪口を言われた。半分以上の児童が「死ね」。先生はぼーっと見ていて、時には笑っている》と明かしている。そのようないじめを経験した斉藤は、講演で生徒たちにこう呼びかけたという。《もし、人を傷つけている人がいるなら絶対にやめてほしい。その人は一瞬で忘れるかもしれないけど、いじめられている側は一生忘れない。僕は一生恨んでいます。自分がやったことを後悔して、これから自分は変わっていくんだ、これからは人を傷つけずに生きていくんだという気持ちを持ってくれたらすごくうれしい》このような斉藤のいじめについて語る活動は、数年前から始まったという。「初めはためらいもあったようですが、斉藤さんは“少しでもいじめで悩んでいる子を救いたい”との気持ちから活動を始めたそうです。また、芸人として活躍することで、“多くの人々を勇気づけられる存在になりたい”と考えているそうです。そんな斉藤さんは’17年12月に妻の瀬戸サオリさん(34)と結婚しました。’18年11月に行った結婚披露宴では、斉藤さん側の参列者は芸人仲間のみだったといいます。ですが幼い頃の友人がいなくとも、芸人仲間が盛大に祝福してくれたことをとても喜んでいました。いまや人気芸人として活躍する斉藤さんですが、想像を絶するような体験談に“私もいじめにあっていた”という告白や、彼の考えに共感する声がネット上にあふれています」(芸能関係者)「いじめられている側は一生忘れない」と語った斉藤。その重みのある言葉に、次のような声が上がっている。《ほんとそう。いじめられた側の人間はずっと苦しむ。一度壊れた心は完璧に元通りになることはない》《この意見マジで分かる。私もいじめられてた経験があるからこそ、一生いじめてきたヤツらは恨む。恨んでいるからこそ、相手よりも今の人生を楽しく生きてやろうって思う》《いじめられた側は一生忘れない、に共感する。自分の場合、記憶の中で一番のいじめっ子は先生。子供の自分にはとうてい言い返せない、実に理不尽な理由ややり方で怒鳴られたり殴られたりしていた。いじめをなくすのは難しいけど、誰かに伝える手段は昔よりも増えていると思う。それらを何とか利用して不毛な人間関係を断ち切ってほしい》
2022年06月21日みなさんは義実家の方々からトンデモないLINEが来た経験はありますか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した「義実家トラブルLINEエピソード」をご紹介します!義母の食事私が義母に食事をふるまったことがあったのですが、そのときは何も言われなかったんです。しかし、後になってわざわざLINEで「あの味付け薄すぎて、何を食べているのかわからなかった」と指摘を受けました。私としては、義母の体を心配して減塩タイプの醤油を使用していたのですが…。愕然としてなんと返したらいいのか困ってしまいました。(女性/専業主婦)義母からのLINE結婚前からなにかと踏み込んでくる義母。「結婚はいつするのか、早くして」と急かされていました。私たちはそんな義母のことは気にせず、お互いのペースで結婚。すると結婚してすぐ、義実家の家族LINEで「孫はいつなのか、早く孫をみたい」とLINEが…。正直結婚したばかりだし、義実家の方しかいないLINEでそんなこと聞かれても…。答えづらくて参っちゃいました。(女性/会社員)いかがでしたか?こんな姑と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家LINEトラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月15日綾野剛主演×藤井道人監督のタッグで話題を呼んだドラマ「アバランチ」で“最狂の敵”役を演じ注目を集めた木幡竜主演の映画『生きててよかった』が5月13日(金)より公開。そのポスタービジュアルと予告編が解禁された。長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太は、第二の人生を歩むため恋人との結婚を機に新たな生活を始めるも、社会に馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受け…。年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることでしか生きる価値を見出せない元ボクサーの主人公・創太を演じたのは、自身もプロボクサーという経歴を持つ木幡竜。プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志し、中国映画『南京!南京!』(09)で高い評価を得ると、翌年にはアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(11)でドニー・イェンらと並び、悪玉のトップを演じ異彩を放った。木幡竜昨年放送されたドラマ「アバランチ」(21)で“最狂の敵”を演じて注目を集め、本作でついに映画初主演。過酷な減量とトレーニングを重ね、体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体が魅せるボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションを披露する。監督・脚本を務めたのは、自身の境遇や経験をもとに手掛けた『くそガキの告白』(12)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した鈴木太一。アクション監督に『ベイビーわるきゅーれ』(21)の園村健介が加わった。柳俊太郎主人公・楠木創太の幼なじみで恋人の幸子役に鎌滝恵利、同じく創太の幼なじみの松岡健児役に、鈴木監督作『くそガキの告白』で主演を務めた今野浩喜が出演。さらに、創太を不当な地下格闘技の世界へと誘う謎の男役に柳俊太郎、松岡の妻役に長井短、創太のボクシングジムの会長役に火野正平、創太の母親役に銀粉蝶と、個性豊かな実力派が顔を揃えた。また、エンディングテーマにはbetcover!!による楽曲「NOBORU」が決定した。今回解禁になった予告編は、ボクシングに人生の全てを懸けてきた主人公の創太が、勢いよく繰り出す反撃もむなしく顔面に強烈なパンチを食らう本物のKOシーンから始まる。長年恋人として支えてくれた幸子との結婚を機にボクサーを引退し第二の人生を歩もうとするが、厳しい現実を突きつけられ悶々とした日々を過ごす。そんな中、自身のファンだと名乗る謎の男から地下格闘技のオファーを受け、一度きりの思いで誘いに乗った創太だったが、空っぽの自分を埋めるようにふつふつとアドレナリンが沸き立ち、忘れかけた興奮が蘇っていく…。「嘲笑え、闘いに魂を喰いつくされた姿を――」というコピーとともに、狂気をも感じる創太の不敵な笑みが浮かぶラストカットに圧倒させられる映像に仕上がった。また、ポスタービジュアルは木幡さん演じる主人公・創太の傷だらけの顔面に、「生きててよかった」という魂の叫びともとれるタイトルロゴが大きくあしらわれたインパクトのあるデザイン。予告編のラストで見せる不敵な笑みともまた違う、熱気を帯びたどこか爽やかな表情を写した1枚となっている。『生きててよかった』は5月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:生きててよかった 2022年5月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022ハピネットファントム・スタジオ
2022年03月08日黒澤明監督の名作映画『生きる』をリメイクした映画『生きる LIVING』が、2023年3月31日(金)に公開される。黒澤明『生きる』イギリスを舞台にリメイク1952年に公開された映画『生きる』は、還暦直前に余命半年を告げられた役人が、人生を見つめなおす姿を描いた黒澤明監督の代表作。リメイク版の映画『生きる LIVING』では、第二次世界大戦後のイギリスを舞台にストーリーを展開する。『生きる LIVING』の主人公、ウィリアムズは、仕事一筋で空虚で無意味な毎日を送る中、余命幾ばくも無いことを宣告される。最期を知り、残された日々を大切に過ごしたい……、そう願うようになるウィリアムズ。それまでの自分の人生を振り返り、「生きることなく、人生を終えたくない」と静かに、しかし心の中は懸命に、熱く生きることを選んだウィリアムズの姿を描き出す。劇中には、黒澤明の『生きる』に登場する名シーンを彷彿させる、誰もいない公園での“ブランコ”シーンも。観るものの心に光を灯すような、感動の物語が紡がれる。ノーベル賞作家カズオ・イシグロが再構築リメイク版の脚本を手掛けたのは、小説『わたしを離さないで』などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロ。監督はオリヴァー・ハーマナスが務める。ビル・ナイが主演主演は、『ラブ・アクチュアリー』『ナターシャの歌に』などで知られ、ジョニー・デップ製作・主演作品『MINAMATA−ミナマタ−』への出演も記憶にあたらしいビル・ナイ。仕事に明け暮れていた中、“余命半年”と告げられる主人公・ウィリアムズを演じる。その他、Netflix作品「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッド、『パーティで女の子に話しかけるには』のアレックス・シャープ、トム・バークなどが出演する。■主人公ウィリアムズ…ビル・ナイ公務員として空虚な日々を送っていたが、ある日「余命半年」であると宣告される。余命宣告を受け、自分の人生を見つめ直す。■マーガレット…エイミー・ルー・ウッドウィリアムズのもとでかつて働いていた同僚。第80回ゴールデン・グローブ賞、主演男優賞にノミネート第80回ゴールデン・グローブ賞にて、主演のビル・ナイが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネート。すでに世界の映画祭で上映され、オスカー候補とも言われる映画『生きる LIVING』の、今後の展開も要チェックだ。〈映画『生きる LIVING』あらすじ〉1953年。第二次世界大戦後、いまだ復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズは、今日も同じ列車の同じ車両で通勤する。ピン・ストライプ背広に身を包み、山高帽を目深に被ったいわゆる“お堅い”英国紳士だ。役所の市民課に勤める彼は、部下に煙たがられながら事務処理に追われる毎日。家では孤独を感じ、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じていた。そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知る―。彼は歯車でしかなかった日々に別れを告げ、自分の人生を見つめ直し始める。手遅れになる前に充実した人生を手に入れようと。仕事を放棄し、海辺のリゾートで酒を飲みバカ騒ぎをしてみるが、なんだかしっくりこない。病魔は彼の身体を蝕んでいく…。ロンドンに戻った彼は、かつて彼の下で働いていたマーガレットに再会する。今の彼女は社会で自分の力を試そうとバイタリティに溢れていた。そんな彼女に惹かれ、ささやかな時間を過ごすうちに、彼はまるで啓示を受けたかのように新しい一歩を踏み出すことを決意。その一歩は、やがて無関心だったまわりの人々をも変えることになる―。【詳細】映画『生きる LIVING』公開時期:2023年3月31日(金)出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ、トム・バーク原作:黒澤明監督作品『生きる』監督:オリヴァー・ハーマナス脚本:カズオ・イシグロ音楽:エミリー・レヴィネイズ・ファルーシュ製作:Number 9 Films
2021年12月19日“生きているだけ”でお金が貯まるアプリが増えている。スマートフォンに無料アプリをダウンロードし、活用しながら生活すると、ポイントが貯まるのだ。貯まったポイントは、Tポイントやギフト券などに交換したり、アプリ内のお店で商品を購入する際の値引きに使用したりと、お金のように使うことができる。たとえば70万人が利用する排便記録アプリ「ウンログ」は、うんちの色や形などを記録すると、1回につき5ウンチップがもらえ、5,400ウンチップから300円分のAmazon券と交換ができる。4回うんちをすると、約1円になる計算だ。ウンログを運営するウンログ株式会社のうん広報・長瀬みなみさんはこう語る。「腸内環境を改善するためには排便記録をつけることがとても重要です。しかし、すぐには効果が出ないことが多く、くじけてしまう人も多いのが現状。そこで、ご褒美としてポイントがもらえたら継続する人が増えるのでは、という思いからポイント制度を始めました」日常生活における不満や気づきを投稿すると買い取ってくれるというアプリもある。その名も「不満買取センター」。アプリに投稿されたコメントは、不満に関連する商品やサービスの開発、改善に利用される。その対価としてポイントがもらえるのだという。そんな、生きながらにお金が貯まるアプリを集めてみた。■「ウンログ」腸活しながら一石二鳥毎日のうんちの状態を記録することで健康管理をサポートするヘルスケアアプリ。うんちの形や色などを記録するとウンチップがもらえる。〈ポイント〉うんちや腸活の記録をすると5ウンチップがもらえる。5,400ウンチップからAmazonギフト券(300円〜)に交換可能。■「トリマ」1カ月1万円貯めた人も!歩き、電車、車と移動手段を問わず、移動した距離や歩数に応じてマイルが貯まる。移動情報は、地図作りのためのデータとして匿名化されて活用される。〈ポイント〉貯まったポイントは銀行振込みのほか、「Amazonギフト券」「楽天ポイント」「Tポイント」等のポイントや、コンビニでコーヒーなどの商品に交換できる。ランキング上位になると、1カ月あたり1万円以上稼いでいるとか。■「不満買取センター」具体的に書くと査定額アップ!日常生活における不満や気づきを投稿すると、AIが投稿の価値を査定し、買い取ってくれる。投稿された不満は、不満に関連する企業の商品・サービス改良に使用される。〈ポイント〉1投稿の買い取り額は1〜10ポイント。貯めたポイントは500ポイントから500円分のAmazonギフトコードに交換可能。不満の内容が具体的で、実現可能な改善案が含まれていると高く買い取ってもらえるそう。10万ポイント(円)以上獲得した人もたくさんいるのだとか……!アプリを使った生き“ながら”ポイ活で、お得に暮らそう!「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月21日クセや習慣を変えて、やせやすくて健康的な自分になろう2021年3月5日、西東社から、ダイエット美容家 本島彩帆里の新刊『生きてるだけでやせる図鑑』が発売される。同書では、太るクセに気付き、やせやすく健康的な生き方に変える方法をレクチャー。本島彩帆里が実践しているストレスケアや、やせるしぐさ、心のセルフケアなどについて、あますことなく伝えている。販売価格は1,430円(税込み)。Amazon.co.jpや楽天ブックスなどで予約を受け付けている。太るクセをやせるクセに変換する方法が知りたい人やダイエットに何度も失敗している人、ダイエットのために時間を割くのがなかなか難しい人などにオススメだ。本島彩帆里オフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「手元に届くのを楽しみにしてます」「図鑑って言う響きが好きです」「わああ!なんて素敵な本!」などの声が寄せられている。産後20kgのダイエットに成功した経験をもつ本島彩帆里本島彩帆里は、自身のダイエット経験やエステサロンでのダイエット指導、施術者だった経験を活かして、ダイエット美容家として活躍。SNSでは、ボディケアはもちろんのこと、ダイエットや美容との関わり方や心のセルフケアについても発信している。インスタグラムのフォロワー数は269,000人以上。著書には『しぼり棒 スポーティーグレー筋肉と脂肪の攻め方10通り』『あなたらしくヤセる 太るクセをやめてみた』などがある。(画像は本島彩帆里オフィシャルサイトより)【参考】※本島彩帆里オフィシャルインスタグラム※本島彩帆里オフィシャルサイト※Amazon.co.jp※楽天ブックス
2021年02月02日「好きになったからこそ知ってほしい、本当の私のこと」恋すると誰だって、そんなふうに思うものです。ありのままの自分を受け止めてほしい、そして好きになってほしい…。でもちょっと待って!それ、本当に今話しちゃう必要ある?元カレの「名前」ついつい言ってしまいがちなのが、元カレとのエピソード。それだけでもかなりのNGですが、特に絶対に言ってはいけないのが、実は「元カレの名前」なんです。名前が判明するだけで、あなたと元カレとのありふれたエピソードにも、ぐっと生々しさが加わることになります。たとえば、あなたと彼が仲良くテレビを見ているとき、あるいは二人で街を散歩しているとき、テレビの画面や街角から、あなたの元カレと同じ名前を呼ぶ声が聞こえてきたら…。あなたは気まずいでしょうし、彼もしらけちゃいますよね。たとえあなた自身は元カレのことなんてすっかり忘れ去って何とも思ってなかったとしても、男性というのは案外、恋愛に関することはずっと忘れずにいるものなのです。もし、彼とあなたが結婚することになっても、彼は生涯あなたの元カレの名前を忘れませんよ?とにかく、元カレの名前は絶対に言ってはいけません。どんなにしつこく訊ねられても「忘れちゃった~」で押し通すことをお勧めします。家族についてのネガティブ発言「妹がずうずうしくって…」「お母さんがうるさくって」誰でも言ってしまいがちなこんな何気ない家族の愚痴…。お目当ての彼の前では絶対にNGです。恋愛とは関係なくない?と思ったあなた、要注意です。自分でも気が付かないうちに、彼の気持ちを冷めさせているかもしれません。男性というのは、どの年代のどんな生い立ちの男性でも「家族に大切にされてきたお嬢さん」が大好きなのです。お嬢さん?やんちゃなヤンキー娘が好きな男性もいるのでは?と思った方もいるかもしれませんね。よく考えてください、世間から「ヤンキー」と称される人たちこそ、家族愛を大切にしていませんか?もしもあなたが家族のことで苦労していて、そのことを彼に理解してもらいたいと考えていたとしても、それを告白するのはまだまだずっと先の話です。家族をけなすことは自分をけなすこと。好きな人の前では絶対にNGです。誰にも言えなかった秘密を告白する人間もそこそこ生きてくると、誰にだって他人に言えない秘密の一つや二つありますよね。それは学生時代の失恋?友人とのいざこざ?異性との修羅場?それとも…。人間は心の傷を自分一人の胸にしまっておくのが苦手です。誰かに共感してほしい、この傷を分かち合ってほしい、私を理解してなぐさめてほしい、と思ってしまうものです。それは間違っているとはいえません。むしろ、傷や秘密を分かち合うパートナーを求めて人は恋をするのかもしれません。ただ、あなたの心の奥までさらすのは、ちょっと待ってください。その彼のこと、あなたもまだよくわかっていないのでは?秘密を打ち明けるのは、親密になるための恋愛上級テクニックともいえますが、そのことによって、あなた自身が傷つくようなことがあってはいけませんよ。損してない!?の本当の意味ここまで読んでくださった方の中には、恋愛に関する損得を、「嫌われるのは損」「好きになってもらえるのが得」と思っている人もいるかもしれませんね。だけど、本当に「損をしない」というのは、その恋愛において余すことなく人生の幸福を得られる、ということではないでしょうか。どうぞ、幸せな恋愛をしてくださいね。
2020年12月31日2020年10月17日、お笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、YouTube公式チャンネル『カズレーザーの50点塾』で、人生相談を実施。その内容が反響を呼んでいます。動画では、寄せられた勉強の取り組み方や人生観などに関するさまざまな質問に、カズレーザーさんが丁寧に回答していました。「生きてる意味ってなんだと思いますか」という質問に対して、カズレーザーさんは自身の人生観を語っています。生きてる意味はないと思います。僕はまったくないと思って生きてますね。生きてる意味があると、意味に沿った行動を取らなきゃいけないので、意味はないと思って僕はずっと生きています。もし生きてる意味があるとすれば、ダラダラ生きることが許されなくなっちゃう。意味がないと思うから、寝坊したり、夜更かししたり、朝からお酒を飲んだりできるので、意味なんて持たないほうがいいと思います。カズレーザーの50点塾ーより引用また、「進路や就職などさまざまな岐路で迷ったとき、何を大切にして進む道を決めていますか?」という質問には「迷うなら選択しない」と持論を展開しました。迷うなら選択しないほうがいいと思います。「やらない後悔より、やって後悔」っていう論がどうしても世の中あるんですけど、やらない現状維持も選択肢としてはあるので。やって後悔はそんなにいい選択肢じゃなくて。やって成功が一番大事。成功しないんだったら、どっちも後悔という形では同じなので、別の選択肢が見える分やらないほうが俺はいいと思います。カズレーザーの50点塾ーより引用「生きる意味を感じられない人生はむなしい」「やって後悔してもやらないよりかはマシ」など、世の中でなんとなく浸透している考えに、異論を呈したカズレーザーさん。ネット上では、共感の声が相次いでいます。・世の中の考えにとらわれない、柔軟な思考が素晴らしいです。参考になります。・「生きてる意味はない」という言葉がとても深い。なんだか救われました。ありがとうございます。・「やらない現状維持もある」という考え方が、目からうろこです。カズレーザーさんの言葉が、心に響きました。人生に意味や価値を求めすぎると、「こうしなきゃいけない」という固定観念にとらわれ、息苦しくなってしまうかもしれません。カズレーザーさんの考え方に、心が軽くなった人も多いでしょう。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年10月20日既婚者なのに飲みに誘ってくる男性や、「彼女と仲良し」と公言しているくせに誘ってくる男性っていますよね。「なんでわざわざ誘ってくるの?」の謎、男性に直接聞いてみました。■ 群れずに、口が堅そうだから「いつも女子で行動している子って、ちょっと飲みに誘っただけですぐ『あの人軽い』なんて話が広まりそうだから誘いにくいんです。1人で行動している子のほうが口も堅そうだし、誘いやすいです」(33歳/美容関連会社勤務)不倫や浮気相手に誘われにくい女性の特徴として“噂好き” “口が軽い”というものが挙げられます。面倒くさそうな浮気男子に誘われたら「私、口が軽くてよく人の秘密喋っちゃって怒られるんですよね」とさらっと会話に混ぜれば、怖がってそれ以上誘ってこないかも?■ 押しに弱そうだから「彼女がいる男性に誘われやすいのは、押しに弱くて流されそうな雰囲気があるか、ノリがいい子なんだと思いますよ」(25歳/コンサルティング会社勤務)好きな人からはモテないのに、どうでもいい人から声をかけられるという悩みを持っている人は、「押せばいけるかも」と思われやすいのでしょう。どうでもいい人にまで親切にし過ぎなのかもしれませんね。■ それだけ魅力的だから「もし相手に『彼氏がいます』と言われたとしても、結婚してるわけじゃなければ自由恋愛だと思うし、どうしても手に入れたいと思ったらガンガン押しますよ」(26歳/飲食関係勤務)女性の側に彼氏がいてもいなくても、そこは気にせず口説くという男性は多いのかも。既婚と聞いたらさすがに引くかもしれませんが、独身だったらそのうち彼氏と別れる可能性も十分あるだろうと思って気長に待つ作戦に出る人もいるはず。いずれにしても、全く魅力を感じていなかったら誘わないので、そこに下心はありますよね。■ 彼氏持ちのほうが逆に口説きやすいから「全く男っ気ない子よりも、彼氏持ちのほうが多かれ少なかれ彼氏に不満を持っていたりして、『悩み聞くよ』ってスタンスで近づくと口説きやすいんですよ」(28歳/建築関係勤務)「彼氏がいる」と言っているのに口説いてくる男性は、「逆にその方がチャンス」と思う人もいようですね。全く彼氏との間に悩みがない……という女性って滅多にいません。そして、あまりにも彼氏がいない状態が続いている女性は、男性に対して知らずのうちに壁を作ってしまっている面もあるのかもしれません。■ 「友達になりたい」は可能性低そう「彼女いるよ」と公言しているのに誘ってきている場合、「友達になりたいから」という気持ちで言ってくる人は少ないと思ったほうがいいでしょう。それよりは、口説き落としたい、口説け落とせそう……と思っている人が多いはず。そもそも、本当に誠実な既婚者や彼女持ちなら、自分のパートナーに不快な思いをさせるようなことはしないはず。軽い気持ちで飲みに応じたら面倒なことになると思ったほうが良さそうですよ。(上岡史奈/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年03月22日女優・趣里が主演を務め、菅田将暉と共演する芥川賞作家・本谷有希子原作の映画『生きてるだけで、愛。』。この度、本作のBlu-ray&DVDリリースに先駆け、趣里さんと菅田さんのコメント動画が公開された。安室奈美恵、「Mr.Children」など人気アーティストのMVを手掛ける関根光才が監督を務める本作は、自分という存在を誰かにわかってほしい、他者とのつながりを求める現代の若者たちの心情をリアルに綴る、新たな傑作ラブストーリー。趣里さんが、自分にも他人にもうそがつけず、真っすぐすぎる言動に走ってしまうヒロイン・寧子を、菅田さんが恋人・津奈木を演じている。そのほか、津奈木の元恋人・安堂役で仲里依紗、寧子が働くカフェバーの店長夫妻役で田中哲司と西田尚美、津奈木の上司役で松重豊らも参加している。そんな劇中で恋人同士の2人が登場する動画が公開。今回本作は、Blu-ray豪華版と通常版、そしてDVD通常版がリリース。Blu-ray豪華版には、外装封入特典のアウターケースやフォトブック(28ページ)、特典ディスクがついており、特典ディスクにはメイキングやキャスト登壇の舞台挨拶の映像が収録されている。『生きてるだけで、愛。』Blu-ray&DVDは6月4日(火)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:生きてるだけで、愛。 2018年11月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ 2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
2019年05月28日幸せな恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。当研究所に寄せられる相談ごとは、つきつめると「未来に夢がもてない」というものが多いです。「私なんて」「~~しても…」という言葉の奥には、結局は、「何をしてもうまく行かない」という思いが隠れている気がします。そこで、今回は「未来に希望が持てなくなった時」「なんとなく生きづらいな」と感じたときにかみ締めてほしい考え方を書いておきたいと思います。「何のために」の答え最初に強く言いたいのは、「私たちは何のために生きているか」ということをしっかり意識してほしいということです。何のために――?「世の中をよくするため?」「幸せになるため?」「何かを成し遂げるため?」これらはすべて正しいように思えますが、実は2次的なものだと思います。こういう一見正しそうな目的を心に刻み込んでしまうと、苦しむときがやってきます。「正しいことをしているはずなのに」「世のために生きているのに」「目標を達成するためなのに」なんとなく、息苦しさを感じる…そんな人は、一度意識を正してみてほしいのです。機嫌よくいることこそ大事!では、意識するべき私たちの「生きる目的」とは何なのでしょうか?私は、「たった今」の「自分自身」の「機嫌をよくすること」に尽きると思います。「将来の~~のため」とか、「世のため」というのは、大切な意識ですが、それ自体、「今の自分の機嫌」をよくするため、もしくは「機嫌よさをキープするため」のツール・方法なのだと思うことはより大事です。人は誰でもそうですが、自分自身の「たった今」を良い状態にすること以外、必ずすべきことなどありません。無理をして、「将来の~~のため」に体を壊すようなことをしたり、他人の目線を気にしすぎる必要はないのです。「他人の目線」<「今の自分」恋愛について書く場合には、私自身も「愛され女子」などというワードをよく使います。「好かれるには」こうしたらいいとか、こういう話し方は「好感度が高い」などというデータも書いています。しかし実はその前提として、「人に好かれる自分になりたいという思いが自分の中にあり」「好かれる行動を取ることは自分を満足させる」から行うのだーーという順番をしっかり自覚しておいてほしいのです。つまり、「人に好かれるから」行動をするのではなく、人に好かれる自分になる行動を「自分が取りたくて」「その行動を選ぶことで自分が満足できる」という思いがあるから、好かれる行動を取るーーということを認識してほしいのです。逆に言うと、好かれなくていいと自分が思うなら、そんな行動を取る必要はないですし、その行動に振り回されて苦しい思いをするのなら、もっとする必要がないということです。他人に振り回されるのは本末転倒このようなことをなぜわざわざ書いているのかと言うと、「他人目線」や「世間の目」「謎の未来のミッション」に振り回されて苦しむ女性がとても多くいるからです。繰り返しますが、誰にとっても最も大切にすべきなのは、「今の」「自分」なのであって、「他人」でも「世間」でも「未来の自分」でも「未来の地球」でもありません。もちろん、それらも大切ですが、そのために自分を疲弊させるようでは本末転倒であるということなのです。とはいえ、「今の自分を大切にする」ってどうすればいいの?と思う人もいるでしょう。「私には夢があるから、努力を続けなければ」という声だってあるでしょう。自分を大事にするとは?私自身、「今の自分を大切に」「まずは自分だよ」などと言われてもピンときたことがありませんでした。しかし言葉を置き換えてみたら、すっと腑に落ちたのです。それが「機嫌よくいる」ということです。つまり、あらゆる指標を自分のその時の「機嫌」にすると、瞬間瞬間でベストチョイスができやすくなるし、自分を不当に苦しめる選択をすることが減ります。たとえば苦しい状況にあるときは「あれ、私の生きる目的&ミッションは機嫌よくいることだったハズ」と思えば、機嫌よい状態に戻る方法を真剣に考えられると思いますし(こういう動きをしてみてください)、「今の作業って、何のためにやっているんだろう」と感じたら、「そうそう、将来こうなると夢見ることが今の自分を満足させるからだった」と選択した理由に立ち返り、納得することができると思います。「未来<今」をしみこませるたとえば夜中にお菓子を食べるのがあなたにとって快楽ならば、無理にやめる必要はないですし、「そういう自分が嫌」という思いが勝れば、止めればいいのです。さらに「お菓子を食べ過ぎると朝胃が重くなるのよね~」と思うのならば、翌朝のために止めるというよりは、「翌朝苦しくない自分を選んだ今の私ってナイス」と今の満足を優先させて、止める選択をすればいい。未来は今のためにある「未来のために、今~~する」という考え方は、混乱を招きやすいです。というのも、私たちは「未来を今の地続きだ」と考えていて、今日の行いが明日に反映されると思ってしまうので、未来のために、今を使う習慣ができてしまっているからです。でも考えてみれば私たちって誰一人として、明日必ずしも生きている保証なんてないのですよね。確実なのは、「今このとき」しかありません。病気の人もそうでない人でも、明日…というよりも一秒後には、生きているかすら不確かです。だとすると、私たちが決められるのは「今」「この時」のことだけですし、行動をすべて今この瞬間に思い通りに行うことも難しいと思うので、できるのは「気持ち」や「あり方」を好きなようにすることだけ。
2018年11月18日◼︎本谷有希子の同名原作が映画化!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、劇作家・小説家の本谷有希子の同名原作を映画化した『生きてるだけで、愛。』です。2016年に小説「異類婚姻譚」で第154回芥川賞受を賞した本谷有希子が、2006年に発表した『生きてるだけで、愛』は、第135回芥川賞候補に、のちに単行本が第20回三島由紀夫賞候補にもなりました。本作のヒロイン・寧子は過剰な自意識に振り回されて、自分自身すらコントロールできず、現実との折り合いがうまくつけられない女性。映画では、寧子の彼氏・津奈木のキャラクターを独自に膨らませ、他者とのつながりを求める現代の若者たちの姿をエモーショナルに映し出します。◼︎『生きてるだけで、愛。』のストーリー寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)は同棲して3年になる恋人同士。メンタルに問題を抱え、鬱状態にある寧子は、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症で、津奈木の買って帰ってくるお弁当を食べる以外は、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかりの生活をしているのだった。一方の津奈木も、文学に憧れて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事ばかりを任されることにやりがいを感じられず、職場での人間関係にも行き詰まっていた。そんなある日、寧子がいつものように家で寝ていると、突然、かつて津奈木と付き合っていたという安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。寧子と別れさせて、津奈木を取り戻したい安堂は、寧子が津奈木から離れても生きていけるようにと、なぜか寧子の社会復帰を手助けするという。寧子は、安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーでバイトを始めることになり……。◼︎主演ふたりの熱演に注目本作の主人公・寧子(やすこ)を演じるのは、TVドラマ『ブラックペアン』のクールな看護師・猫田役も記憶に新しい趣里です。俳優の水谷豊を父、女優の伊藤蘭を母に持つ趣里。独特の雰囲気と個性を持った彼女が、鬱で過眠症というヒロイン・寧子を繊細な危うさと、感情豊かな力強さで見事に演じている姿は必見!その圧倒的な存在感から、今後の活躍が楽しみです。そして寧子の恋人・津奈木(つなき)を演じるのは、若手人気俳優の菅田将暉です。社会や仕事への不満を抱えながらも、優しさと無関心がない交ぜになった男の存在感を、いつもより少し大人な表情と包容力で演じています。閉ざされた心情と生き様を抑制の効いた芝居で魅せる様からは、不器用ながらも真っ直ぐな男の色気を感じます。◼︎寧子と津奈木、恋の行方は――。愛することにも愛されることにも不器用で、関係が成就する前に自ら壊してしまうような寧子。他人と距離を保つことで傷つきも、傷つけもしないけれど、すべてを諦めているような津奈木。いびつな自分を受け止めてくれる相手がお互いに必要だった、不器用な男女ふたりの関係は、寧子の前に津奈木の元カノ・安堂が現れたことから変化していきます。ふたりはなぜ、惹かれあい、3年間も一緒に暮らしていたのか。物語が進むにつれて「自分という存在を誰かにわかって欲しい」「誰かとつながりたいという」現代の若者たちのリアルな心情がどんどん浮き彫りになっていきます。せめて一瞬だけでも、わかりあうことができたら…。とても愛おしく、とても切ない、そんな彼らの願いがヒリヒリと心に突き刺さります。あまりに真っ直ぐで、あまりに不器用な男女ふたりのエモーショナルなラブストーリー『生きてるだけで、愛。』は、スクリーンでぜひご覧ください!◼︎『生きてるだけで、愛。』公開情報『生きてるだけで、愛。』11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)監督・脚本:関根光才出演:趣里菅田将暉田中哲司西田尚美/松重豊/石橋静河織田梨沙/仲 里依紗配給:クロックワークス上映時間:109分公式サイト:©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
2018年11月10日「生きてるだけで、ほんと疲れる」そう感じたことはありませんか?もし「ある」なら、以下のテストを試してみましょう。□ 愛するのも 愛されるのも下手□ ダメな自分にイライラする□ 誰よりも寂しがり屋だ□ 優しくされると不機嫌になる□ 軽くいなされるとムカつく□ 本当は誰かとつながりたい□ 誰ともわかり合えない気がするご自身に当てはまるものはいくつあったでしょうか?■不器用な2人の姿から目が離せない上記のうち、1つでも当てはまったなら、きっとあなたはヒロイン・寧子のように繊細で人の気持ちに敏感なタイプです。そんなあなたは、今すぐこの作品を観たほうがいいでしょう。痛々しくも愛おしい寧子に自分を重ねれば、いろいろなことを考えさせられ、自身の“生きづらさ”と向き合う勇気をもらえるかもしれません。11月9日スタートの映画『生きてるだけで、愛。』は、〈愛することにも愛されることにも不器用で関係が成就する前に自ら壊してしまうような女〉=寧子と〈他人と距離を保つことで傷つきも傷つけもしないけれどすべてをあきらめているような男〉=津奈木の心情を綴るラブストーリー。今を懸命に生きる2人は、あなたとあなたが愛した彼のよう。わかり合いたいのにわかり合えず、満たされなくて、でもつながっていたい……切ないほどに不器用な彼らの姿から目が離せないこと請け合いです。■寧子と津奈木は「共依存」関係?寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)は同棲して3年のカップル。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子は、日がな1日、布団の中で惰眠をむさぼっています。一方の津奈木は、文学を志して出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々。やりがいを感じることもなく、淡々と仕事をこなす彼は死んだ魚の目をして家と会社を往復します。完全に破綻しているように見える2人が一緒にいるのは、“いびつ”な自分を受けとめてくれる相手を必要としているから。これって心理学でいう「共依存」状態なんでしょうね。寧子は、経済的にも精神的にも負担をかけるという意味で津奈木に依存していますが、津奈木は津奈木で、自分の存在価値を見出すために寧子に依存している様子。自己肯定感を高めるために行動を起こすのではなく、自分なしでは生きられない存在がいることを、とりあえず「価値」と捉え、自身を納得させている印象です。顔を合わせれば寧子は津奈木に理不尽に感情をぶつけ、同じ布団で眠ることもない2人。もはや男と女とも言えない危うさをはらんだ……でもエンドレスに続きそうな不思議な関係に、ある日変化が訪れます。■強烈キャラの痛いお姉さん登場それは寧子の前に、津奈木の元カノ・安堂(仲 里依紗)が現れたこと。津奈木に未練がある安堂は、寧子と別れさせて彼を取り戻すべく、寧子の社会復帰と自立を手助けしようとするのです。寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーでのバイトをスタートすることに。この安堂のキャラクターがまた強烈で。パッと見、仕事がデキるきれいなお姉さん風なのですが、ヨリを戻すためにとにかく必死。自分は正しいと思い込み、人の話を聞かずに突っ走る様はあまりにも痛々しく、これまた「身近にいそう」もしくは「いつぞやの私?」という気持ちにさせられます。彼女は他人の心の痛みに鈍感で、自分の痛みには敏感な人。だから上から目線で相手が傷つくようなことをまくしたてますが、自分が同じ目に遭うことは許せません。安堂=他人の心の痛みに鈍感で、自分の痛みには敏感。寧子=自分だけでなく、他人の気持ちにも敏感。津奈木=鈍感なふりをして心を閉ざし、人に対して肯定も否定もしない。その3者の違いも興味深く、こんな人は嫌とか、共感できるけどしたくない、なんて気分にさせられたりも。■一瞬でもわかり合えたと信じたい時に過呼吸気味に話す寧子のセリフには、いくつもの名言があるのですが、その1つが「私は、私と別れることができない」です。仕事、恋人、友達……たとえ全てを捨ててもつきまとう“自分”を持て余している人は少なくないでしょう。普段、そのことを忘れたふりをしながら過ごしている私たちだって苦しいのだから、自分でもコントロールできないほどのエネルギーを持つ“自分”と向き合い続ける寧子が「生きてるだけで、ほんと疲れる」のは当然かもしれません。そして、満身創痍になりながらも「自分という存在」をわかってほしい、一瞬でも誰かとわかり合えたと思える瞬間を信じたい、とばかりにもがく寧子を、力の限り抱きしめたくなるのは津奈木だけではないはず。――もう一生、誰にもわかってもらえなくてもいいから。(あなただけには)わかってほしい。私のことを。そんな彼女の心の叫びが伝わるラストシーンの美しさは格別です。そこにあるのは真実の愛なのか、それとも……。最後に、この映画に寄せられた漫画家・鳥飼茜さんの言葉をお届けします。「いつも言葉が通じていない『私』と誰かの合間に生きてる思いが行き交う、たった一息の間が描かれている。それはとても美しいから、最後の一瞬まで逃さず見届けて欲しい。」【STORY】生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー!『生きてるだけで、愛。』出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美/松重豊/石橋静河、織田梨沙/仲 里依紗原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)監督・脚本:関根光才配給:クロックワークス©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
2018年11月09日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。【シネマの時間】第46回は、趣里X菅田将暉で贈る今を懸命に生きる、不器用な男女のエモーショナルなラブストーリー!映画『生きてるだけで、愛。』をお送りします。原作は小説家、劇作家、演出家などマルチな活動で活躍する芥川賞作家・本谷有希子が発表した同名小説。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、ふたりの関係にも変化が訪れるのですが……。リアルとバーチャルが交差する社会の中で、自分という存在を誰かにわかってほしい、他者とのつながりを求める現代の若者たちの心情をリアルに綴る、エモーショナルなラブストーリーです。メンタルに問題を抱え、鬱状態で過眠症の主人公・寧子役は、『ブラックペアン』などの印象的な演技で活躍目覚ましい趣里が演じ、危うくも美しい圧倒的な存在感で魅力的です。また、寧子に寄り添う出版社に勤める恋人・津奈木役には、今年第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた菅田将暉が等身大の男の佇まいを優しさと色気を滲ませ演じています。このふたりのタッグというだけでもワクワクするのですが、津奈木の元・恋人で津奈木を取り戻そうとする安堂に『ホリデイラブ』での“サレ妻”キャラなどでも話題になった仲里依紗。寧子が働くカフェバーの店長夫妻に演技派俳優の田中哲司と西田尚美、津奈木の上司に『孤独のグルメ』の松重豊、同僚には『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河らが脇を固め見応え十分。監督には、数々のCMやAKB48、Mr.ChildrenなどのMVなどを手がけ、カンヌ国際広告祭でグランプリなどを受賞、最近ではドキュメンタリー映画『太陽の塔』も手掛けた関根光才の長編劇映画初監督作品です!”ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら”彼らの心の叫びはあなたの心の声かもしれません。11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!■映画『生きてるだけで、愛。』あらすじー他者とのつながりを求める若者たちの心情をリアルに綴る、 エモーショナルなラブストーリーある飲み会で知り合い、同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態で、バイトも満足に続きません。おまけに鬱による過眠症のため、家にいても家事ひとつできず、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりでした。一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々。仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係もままなりません。それでも毎日会社に通い、家から出ることがほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰ります。津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても、静かにやり過ごして喧嘩にすらなりません。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度で、むしろ寧子を苛立たせますが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持ってないのでした。ある日、いつものように寧子がひとりで寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が突然訪ねてきます。かつて津奈木とつき合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言います。まるで納得のいかない話ですが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになります。カフェバーではマスターの村田(田中哲司)とその妻である真紀(西田尚美)をはじめ、引きこもりの過去を持つ莉奈(織田梨沙)も働いており、寧子を全面的にサポートするというのです。最初は戸惑いつつも、思いがけないチャンスを得て、寧子は今の自分と生活から抜け出そうと次第に前向きになっていきます。そんな寧子の変化と挑戦に耳を貸す余裕もなく、相変わらず否定も肯定もせず受け流す津奈木。会社では気の進まない仕事を大量に押しつけられ、「ゴシップ誌は皆さんの下半身でメシを食っている」と割り切っている編集長の磯山(松重豊)とは話が通じません。ただひとり、同じ葛藤を抱えている後輩の美里(石橋静河)だけはさりげなく彼を気遣っていましたが、記事の無断差し替えが発覚したことをきっかけに、疲労とストレスの限界に達した津奈木はついに爆発してしまいます。同じ頃、寧子は遅刻や無断欠勤を繰り返しながらも、見守ってくれる村田たちのおかげで、みんなの仲間入りができるかのように思えていました。しかしそれも長くは続きません。些細な会話の行き違いから、彼らとのどうしようもない断絶を痛感した寧子は、店を飛び出してしまうのですが……。■映画『生きてるだけで、愛。』作品紹介映画『生きてるだけで、愛。』は、11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!公式サイト:監督・脚本:関根光才原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)製作・プロデューサー:甲斐真樹製作:松井智、藤本款、板東浩二、新井重人、森原俊朗、前信介、 上田豊、水戸部晃アソシエイトプロデューサー:佐藤公美、金井隆治協力プロデューサー:高口聖世巨、白川直人撮影:重森豊太郎照明:中須岳士音楽:世武裕子美術:井上心平録音:山本タカアキ編集:田巻源太衣裳:立花文乃ヘアメイク:田中マリ子助監督:久保朝洋制作担当:中村哲也スチール:久保田智製作年:2018年製作国:日本上映時間:109分映倫区分:G製作幹事 :ハピネット、スタイルジャム企画・制作プロダクション:スタイルジャム配給:クロックワークス©︎2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会■映画『生きてるだけで、愛。』キャスト趣里=寧子菅田将暉=津奈木田中哲司=村田西田尚美=真紀松重豊=磯山石橋静河=美里織田梨沙=莉奈仲里依紗=安堂【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年11月06日本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が、主演に趣里、菅田将暉、田中哲司ら俳優陣を迎え映画化。2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。芥川賞・三島賞候補作を映画化原作は、本谷有希子の同名小説だ。芥川賞・三島賞候補作となった『生きてるだけで、愛。』で描かれるのは、自分の思いを言葉にして伝える術を持っていない1組の男女の物語。不器用な男女の愛の物語主人公の寧子(やすこ)は、過眠症で引きこもり気味なヒロイン。恋人の津奈木(つなき)と同棲しているが、自分の感情をコントロールできず、日々彼に理不尽な感情をぶつけてしまう。愛されることも愛することにも不器用な寧子をそばで見守る、津奈木。しかし、彼もまた別の感情を抱えていた。出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々だが、仕事へのやりがいは感じていない。人間関係に何も期待をしていない津奈木は、寧子に対して怒りもなければ喧嘩をすることもない。そんな津奈木の態度に苛立ったり、時には涙を流して寄りかかってくる寧子。津奈木は寧子をただ黙って見守り、背後から抱きしめる日々を過ごしていた。趣里・菅田将暉が恋人役にヒロインを演じるのは、ドラマ「ブラックペアン」で看護婦・猫田麻里役を演じた、若手女優・趣里だ。恋人役の津奈木には、映画『銀魂』シリーズ『となりの怪物くん』『あゝ、荒野』と出演作が続く、俳優の菅田将暉が選ばれた。関根光才、長編監督デビュー作不器用な男女の愛と、不安、期待を切り取り、他者とのつながりをもとめる現代の若者たちのリアルに迫る『生きてるだけで、愛。』。監督は本作が長編監督デビューとなる関根光才だ。有名企業のCMや安室奈美恵、Mr.Childrenなど人気アーティストのミュージックビデオを手掛けてきたクリエイターが、初監督ならではの初々しい感性と、映像ディレクターで培った確かな技術力で、儚くも美しい愛を映像化する。映画に深みを与えているのは、世武裕子が歌う楽曲『1/5000』。「あわい、あまい、めまい」と韻を踏みながら紡がれていく独特な歌詞は、作詞家の御徒町凧と世武の共作で生み出されたものだ。主人公の寧子、津奈木の心情ともリンクする映画の世界観を表した楽曲となる。なお、映画『生きてるだけで、愛。』は、イギリス・ロンドンで開催される第26回レインダンス映画祭のコンペティション部門への出品が決定。同映画祭にてワールドプレミア上映されることが決まった。あらすじ生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。【作品情報】映画『生きてるだけで、愛。』公開日:2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗監督:関根光才
2018年07月08日「ブラックペアン」でオペナース“猫ちゃん”を好演した注目女優・趣里が主演を務め、菅田将暉と共演する芥川賞作家・本谷有希子原作の『生きてるだけで、愛。』の公開日が、11月9日(金)に決定。待望のティザービジュアルと、初映像となる特報が解禁となった。■あらすじ生きてるだけで、ほんと疲れる。うつが招く過眠症のせいで、引きこもり状態の寧子(やすこ)と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木(つなき)。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、2人の関係にも変化が訪れるが……。■不器用だけど、いまを生きる人々に送るラブストーリー解禁された特報では、主演を務める趣里さん演じる寧子と菅田さん演じる津奈木、恋人同士の2人が登場し、「多分、私たちが分かり合えたのなんて、ほんの一瞬ぐらい」という寧子の切ないナレーションで始まる。鮮やかで独特な色使いと、アンニュイながら確かな温かみを感じさせるテーマソングと相まって、不器用な男女の愛の不安と期待をかき立てる仕上がりになっている。自分をコントロールできない寧子は、日々、津奈木に理不尽な感情をぶつけるばかり。一方、仕事にやりがいを感じられず、人間関係にも期待しなくなった津奈木は、そんな寧子を静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。そんな態度がむしろ寧子を苛立たせるが、2人は互いに自分の思いを言葉にして伝える術を持っていなかった。映像では、涙を流し津奈木に寄り掛かる寧子や、絶叫して暴れる寧子を黙って背後から抱きしめる津奈木など、不器用で時にエキセントリックな2人の日常が映し出されている。■初監督ならではの、新鮮な演出とフィルムの映像が紡ぐ作品そんな本作でメガホンを取るのは、安室奈美恵、「Mr.Children」など人気アーティストのミュージックビデオを手掛け、数々の国際的なクリエイティブアワードで受賞経験を持つ関根光才。本作が長編監督デビュー作となり、初監督ならではの初々しい感性と、映像ディレクターとして培った確かなセンスで、儚くも熱い愛の美しさを映像化する。さらにフィルムの質感にこだわり、生身の人間に宿る心のなまめかしさとざらつきを16mmフィルムで映し出し、思わず目を引く圧巻の映像美を実現している。そして映画にさらなる深みを与えるのは、映画音楽作曲家・シンガーソングライターの世武裕子が歌う楽曲「1/5000」。特報映像でも耳に残る「あわい あまい めまい」と韻を踏みながら紡がれていく印象的な歌詞は、詩人で作詞家の御徒町凧と世武さんとの共作で生み出されたもの。寧子や津奈木の心情ともリンクする、映画の世界観を表現した渾身の歌詞とメロディは必聴だ。自分という存在を誰かにわかってほしい、他者とのつながりを求める現代の若者たちの心情をリアルに綴る、新たな傑作ラブストーリーがここに誕生した。『生きてるだけで、愛。』は11月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月05日信じてる。この呪文のような言葉を、自分に言い聞かせるように何度も心の中で唱えたり、または実際に彼に言ったことはありますか?わたしは・・・どちらもあります。とても苦しい恋愛だったと記憶しております。はい。どんなことがあっても「信じたい」のが本音ですが、次から次へと不安にさせるような行動ばかり取るんですよね、彼が。わかります。自分の恋を振り返ってみると、彼の行動ひとつひとつに感情が揺さぶられていた時点で、わたしにも原因はあったのですが。当時は、「信じさせてくれない彼だけが悪い」と完全にそう思い込んでいて、「信じてるよ」と伝えることだけが、彼の行動を改善する唯一の方法だと信じていました。って、信じているものが間違いだらけですね。それでもとにかく無理矢理にでもすべてを信じていたかったんです。でもそれって、疲れ果てるだけ。あなたには間違わずに、彼と幸せな関係を築いていって欲しいので、そのために大事なことを、お伝えします。■●「信じてるよ」の言葉の裏に隠れた本音「信じてるよ」って、信じてる相手には、わざわざ言わないと思うのです。あなたは信用に値する人だよ!という単純なメッセージというよりは、「期待してるから、裏切らないでね」という不安な気持ちを含んでいるように見えます。「信じたい」という願望も混ざっていますね。また、言った本人は意識していないと思いますが、彼の行動をコントロールしようとしているところもあります。上司が部下に、「期待してるからね」とプレッシャーをかける感じに似ているかもしれません。■●不安の正体ではなぜ、不安になって、自分の気持ちとは裏腹な「信じてる」という言葉を発してしまうのでしょう。そのいちばんの理由は、彼に依存しているから。彼の行動にいちいち左右されてしまうということは、あなたの人生を彼に任せてしまっている節があるということです。もう一つ、不安になる理由としては、そのままの彼を受け入れられていないことも大きいと思います。だから彼をコントロールしたくなってしまうのです。誰もが何かに依存して生きているので、彼への依存することも、あなたが弱いとか、そういうことではないのです。依存する先が彼に集中してしまっているだけのことで、他にも自分の心の拠り所をたくさん持つようにすると、彼の行動に縛られず、彼が彼らしくいることも受け入れられるようになります。■●心から「信じてる」という状態とは「信じてる」とか「疑ってる」とか、本当の信頼とは、この二択のように極端なものではないと思うのです。「信じてる」という気持ちは、ごく自然に存在する空気のようなもので、当たり前に疑っていない状態が続くこと。こんな状態の2人に相手のことを信じているか?と聞けば、「そんなこと考えたこともなかった」と答えると思います。あなたが今まで、相手を信じることにこだわっていたのなら「信じてなければいけない」とも思っていたかもしれません。これからは自分の心に嘘をつくことをやめてみましょう。■●信じていれば裏切られないかは、今は分からないけれど。いまが不安定で、とても辛くて、すぐにでも信頼関係を築いて楽になりたい、という焦りから、「信じてるよ」と言っている場合もあるでしょう。実際、この先の未来で彼があなたを裏切るかどうかは、誰にも分かりません。けれど、彼を疑いながら続けていく恋愛と、いま目の前にいる彼を信じて続けていく恋愛とでは、どちらが楽しいでしょうか。先のことは分からないけれど、いまの彼を信じてる。そんな毎日が積み重なって、信頼し合える未来が築かれていくのだと思います。不安を煽る疑いのフィルターは取り払って、ただ純粋に彼を見つめていたいですね。(ヒラタイカホノ/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年06月30日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情196】自分らしく生きたいけど「自分らしく」がよくわからないとか、ついつい他人と比べてうらやましく思ってしまう……など、どこか自分らしく生きられていないと感じてる人もいるはず。そこで今回は、自分らしく生きるために心がけたいことをいくつか考えていきましょう。■友達は選んで付き合う人生は周りの環境で決まる、とも言われています。少なくとも「友達」の存在は、私たちの人生に大きな影響を与えているはずです。交友関係が広いと、社交的でかっこいいと思われがちですが、筆者は広い「だけ」の交友関係は無駄だと思います。友達は選びましょうよ。「友達を選ぶなんてヒドイ!」と思う人もいるかもしれないけど、ちゃんと選ばないから、対人関係で無駄なストレスがたまるのではないでしょうか?誰とでも仲良くできる能力(?)は素敵ですが、嫌われたくないために八方美人になったり、「〇〇さんの近くにいないと私も悪口言われるのかな……」とヒエラルキー的なものに怯え、無理にグループに属して仲良くしたりしてる時点で、自分らしく生きられてないですよね?一緒にいても成長できない人、心地よくない人とは、別に無理して一緒にいる必要はないと考えてるんです。とはいえ、苦手な人に冷たくしろってわけではないですよ。オトナなので、お互いに気分悪くならないように最低限のマナーは忘れないこと、例えば、会ったら笑顔で挨拶するとかは必要ですからね。(余談ですが、筆者は、顔見知り程度の相手を簡単に「友達」呼ばわりする人ほど信用しません)■自分で自分を責めない「なんであの時もっとこうしなかったんだろう、だから自分はダメなんだ」とか「どうせ自分なんて愛されるに値しない」など、無駄に自分を責めてる人、いませんか?何かうまくいかなかった時など、まずかった点を反省して改善するのはすごく大事なこと。ですが、責める必要はないと思うんですよね。だって、本当に問題があったら、他人がそう言ってくれますから。自分を責めるくらいなら、なぜこれはうまくいかなかったのかと原因を探したり、他の方法を見つけたりしたほうがいいですよ。自分らしく生きたいのであれば、無駄に自分を責めないこと。自分で自分を愛してあげなかったら、誰がそうしてくれるでしょうか?■大切にしてくれない人とは離れる自分を大事にすることは何より重要です。そして、あなたを大切にしてくれない人とは離れるべき!愛情を注いでもスルーするような相手と一緒にいたって幸せなんて感じないでしょう?そんなんでは心が荒みますよ。「相手に愛されないのは、自分に価値がないからじゃないか?」って考えてしまう人もいそうですけど、価値がないと思い込んでいる時点で自分を大事にできてないですよね?世の中にはたくさんの人がいるっていうのに、その人じゃないとダメな理由ってなんです?そんな相手と一緒にいても良い関係なんて築けやしないですよ。大事にしてくれない人は、別にあなたの人生に必要ないでしょ?ちゃんと愛して、慈しんでくれる相手と一緒にいたほうがいいと思います。■終わりに自分らしく生きるためには、まず、自分を信じて大事にすることが大切です。自分の心の声に耳を傾けたり、大切なペットやぬいぐるみをかわいがるように、自分自身をそっと抱きしめてあげたりしてくださいね。
2018年05月02日