ストレス社会に生きる私たちは、いつだってお疲れモード…。職場や家庭で、何かしらの悩みを抱えながら生きているのではないでしょうか?そんな今こそ「ストレスフリー」に生きるべき!ストレスフリーに生きるコツは、“ありのまま”を受け入れることです。自分のありのままを受け入れて、あなたの持つ魅力を上げましょう!悩みっぱなしの毎日にうんざりしていませんか?誰しも、大なり小なり悩みはあるはずです。そして、悩みのせいで常にイライラしながら過ごしていると、家族や恋人に八つ当たりしてしまうことも…。結局、自己嫌悪に陥るというスパイラル…。もう、イヤ!そんな今こそ、「ストレスフリー」に生きましょう!同じ毎日でも、少し視点を変えるだけでハッピーに過ごせるものなのです。ストレス社会で生きる自分をいたわりながら、魅力アップを狙いましょう!1. 100点でなくてもいいじゃない!いつでも完璧、100点満点を目指すのは今日で終わりにしましょう。完璧主義でストイックに生きている人は、確かにカッコイイし尊敬できるけれど、いつでも近くにいたいかと聞かれると…。ん~、ちょっと疲れてしまいますよね。もしあなたが、仕事も恋愛も人間関係もすべて完璧でありたいと考えているなら、一度心をリセットしてみて。満点のあなたより、合格点のあなたの方が不思議と魅力的に見えるものなのです。知らず知らずの内にまとっていた話しかけづらい雰囲気を捨てることで、リラックスしたあなたの元へ人が集まることでしょう!2. 他人の評価を気にしないこれをしたらどう思われるだろう?ここでは話を合わせておくべきかな…。そんな風にいつもびくびく他人の評価を気にするのは、一旦お休み。あなた自身の考えで動き、あなた自身の言葉で話してみましょう。自分のしたいことを我慢したり、言いたいことを飲み込んだりするのは、ストレスとして自分の中に溜まっていきます。そうしていると、その内に自分では抱えきれなくなって爆発するしかありません。自分をいたわる気持ちで、今まで抑えていた気持ちをほんの少しだけでも表してみましょう。周りの人は、あなたの新しい一面を知って魅力的だと感じるはずです。3. 苦手な人とは距離を置く誰とでも仲良く、楽しく過ごせたら、私たちのストレスはずいぶん軽くなるはずです。しかし、なかなかそう上手くはいきませんよね。どこに行っても、苦手なタイプの人はいるものです。苦手な人と一緒にいると、イライラしたり笑えなくなったりします。ここはスパッと割り切って、苦手な人とは距離を置きましょう。無理に話を合わせたり、我慢して一緒にいる必要はありません。もちろん、職場の人なら嫌でも関わらないといけない場合も出てきますが、それは仕事と割り切って!仲良しこよしでなくても仕事は進んでいくもの。苦手な人と距離を置くだけで、心がすっと軽くなることを感じられるはずですよ。4. 選択肢を減らす私たちは、さまざまな選択を繰り返しながら生きています。そして、選択肢が多ければ多いほど、決断することがストレスになってしまいます。どれを選ぶべきか悩んだときは、子どもの頃を思い出してみるとよいでしょう。欲しいもの、したいこと、楽しい方など、自分が望むものを選んでいたはずです。欲しいのか、欲しくないのか。やりたいか、やりたくないか。楽しいか、楽しくないのか。選択肢をシンプルにすることこそ、ストレスフリーに近づくコツです!5. ありのままを受け入れるあの子みたいに可愛かったら…あんな風に振る舞えたら…。大人になるにつれて「どうせ私なんて」と自分を蔑むことが増えてはいませんか?それでも、あなたはそのままで美しいということを忘れないで。自分のありのままを受け入れること。それには自分と向き合う勇気が必要です。まずは、今まで自分を納得させるためにしてきた言い訳を捨てて、ゆったりと構えることです。背伸びはやめて、あまり無理はしないように。ありのままを受け入れることで、求めるものや見える景色も変わってくるのです。6. 物事に白黒つけない何でも白黒つけなきゃ気が済まないようでは、素敵な女性にはなれませんよ。そういう生き方は、サバサバしているとか、自分の意志があるというのとはまた少し違うもの。世の中には、白黒つけるのが難しい物事が多く存在します。無理やり分類しなくても、グレーゾーンがあったっていい!むしろ、その曖昧さを楽しめるようにならなくちゃいけません。白でも黒でもなく、グレーもあるんだと広い心を持つことで、凝り固まった考えが溶け出してくるはずです。その内に抱えなくてもよかったストレスから解放され、柔らかい雰囲気をまとえるようになります。ストレスフリーに生きよう!今日明日でストレス社会から解放される、なんてことはありません。それでもここで生きていかなくてはならないのなら、こちらの意識を変えるしかないのです。できない自分も、苦手な人と上手く付き合えない自分も、受け入れてあげましょう。それは、諦めているのでも、サボっているのでもないのです。お疲れ気味の自分にムチを打つのは可哀想です。ゆるく、決して無理はしないで、ストレスフリーに生きましょう!そうしていると、自然と魅力も上がっていくのです。
2018年03月03日~生きることは辛いこと、だから進歩がある〜私は常々、この地球上の人生は修行の場なので辛くて当たり前、苦しく哀しいのが当たり前と言っております。それは、人生を悲観している意味ではなく、辛いことが多かったからこそ、楽しいこと、嬉しいことが際立ってありがたく嬉しく感じられ、人生に希望の歓びが持てるという極めて前向きな考え方を言っているのです。幼児の頃からどんなに辛いことでも人は誰でも必ず乗り越えられたからこそ、大人になれたのです。悪いことは長くは続かなかったのです。逆に良いことも同じく長くは続きません。しかし、この世は道場だから辛いことしかないという心構えと覚悟の方が、何事が起きても動じないし、赤ん坊の頃から生き抜いてきたのが証拠で今度も「絶対に乗り越える」と強い意志があれば克服できる、現に今迄出来たからこそ現在の自分が存在しているんですから。その繰り返しで人は成長していくのです。神仏の人格に近づくために。
2017年03月27日「自分がどう生きていくべきか、ちゃんと決めていますか?」・・・・・・なんて、学校の先生のような堅苦しい話をするつもりはありませんが・・・・・・でも、どう生きるかを自分なりに決めている人のほうが、モテやすいです。■■自分がやらないことを決めるどう生きるか決めているというのは、自分がやらないことを決めているということです。たとえば、朝の満員電車に乗らない生き方をしたいというのも、どう生きるかのひとつの答えなわけです。満員電車に乗らない生活をしようと思えばたとえば、近所の会社で働くしかないとか・・・・・・自宅でできる仕事をするとか、必然的にやれることが決まってきますよね。生きる選択肢が狭くなるわけです。満員電車に乗ると、都心のおしゃれな会社を、就職先として選び放題ですが(実際は選び放題というほど恵まれている人は少ないと思いますが、選択肢の多さだけを見ると選び放題でしょう)、満員電車に乗らないと決めたら、選択肢が限られてきます。***それでなぜモテるのか?といえば、まずひとつは、やりたくないことをイヤイヤやっている人のことを、人はふつう好きにならないからです。美人とかスタイルがいいとか、男子って、女子のそういうところをよく見ていますし、そういうところに敏感に反応します。それとおなじくらい「イヤなことを長時間やっている人かどうか」というのも、敏感に感じ取っているわけです。■■男子は「わかりやすい女子」が好きふたつ目の理由は、絶対にやらないことを少なくとも最低1つ決めると、不思議と生き方や考え方がしっかりしてくるのです。たとえば、「絶対に貧乏だけはしたくない」と思って、Wワークをしている女子がいます。「貧乏だけはしない」というポリシーにもとづいて生きている女子です。そういう女子は、かなり考え方がしっかりしています。水商売なんてしょせん・・・・・・と、世間の口が悪い人々は言いますが、そんな悪口を言っている人がすごく幼稚に見えるくらい、しっかりした考え方をしていたりします。おそらく「絶対やりたくないこと」を、ホントにやらずにすんでいるわが人生に感謝しているから、生き方がさっぱりはっきりしてくるのかもしれません。あるいは、やりたくないことをやらなくて済んでいることについて、ある種の優越感を抱いているから、しっかりしているように見えるのかもしれません。***考え方や生き方がしっかりしてくると(はっきりしてくると)、モテるようになります。どういうわけか、男子は、そういう女子に気持ちが向くのです。おそらくそれは、男子にとって「わかりやすい女子」だからでしょう。なにをしたいと思っている女子なのか明確にわかるとか、なにが好きでなにが嫌いな女子なのかが、雰囲気だけで感じとれるとか・・・・・・そういう意味において「わかりやすい」つまり男子が理解しやすい女子だということです。恋愛においても、テレビドラマでも、映画でも小説でも、なんでも、人の支持を得ようと思えば、わかりやすさって、絶対に必要なものです。わかりやすさは、「これは絶対にやらない」というのを1つ決めると、自然とその人のカラダからにじみ出てきます。そういう人は、たとえルックスがかわいくなくてもモテるのです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月21日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が4日、自身のブログを更新。「『生きたい』のではなく、『生きる!』のでした」とつづった。3日のブログで「強烈に、想いました。生きたい。もっともっと思い出をつくりたい」と強い思いを明かしていた麻央。この日は、「生きる」というタイトルで更新し、「皆様、メッセージありがとうございます」と感謝し、「『生きたい』ではなく『生きる』と思って下さいという言葉を見て、心が晴れました」と伝えた。そして麻央は、「『生きたい』のではなく、『生きる!』のでした」とあらためて記し、「『~したい』だといつまでも、そうなれるよう未来を追いかけ続けなくてはいけないですものね。それは疲れます。もう『生きる』道を選んで、既に歩いてると思うと、自信が湧きます」と2つの言葉の違いを述べ、「大丈夫!」と自分に言い聞かせるようにつづった。
2016年11月04日彼のことが好きだと、ついあれもこれも聞きたくなってしまいますよね。でもその質問は彼にとってはうざいだけかもしれません。そこで今回は「正直面倒くさいなと感じる彼女からの質問」について20代男性にアンケートをとってきました。■1.「私のこと本当に好きなの?」「『私のこと本当に好きなの?』って聞いてくる女の心理が分からない。好きだから付き合ってるに決まってるじゃん!」(25歳/商社)彼から本当に愛されているのかという不安から、つい何度も聞いてしまいがちなコレ。最初のうちは「大好きだよ」と言ってくれていた彼も、だんだんとこの質問に嫌気がさしてきます。あまりにもしつこく聞きすぎてしまうと「もう好きじゃなくなった」と言われてしまう可能性があるので要注意です。■2.「今日の私どう思う?」「デートの最初に『今日の髪型どう?』『いつもとメイク変えてみたんだけどどこだか分かる?』とか聞かれると面倒だなって思う。」(20歳/大学生)女性からすると「可愛いよ」と言われたいだけなんですけどね。女性の変化に疎い彼にとってみると、このような質問は負担に感じてしまうようです。逆に女子力の高いタイプの彼だったらこの質問には喜んで答えてくれるかも。彼の性格に合わせて「今日の私どうかな?」と聞いてみるようにしましょう。■3.「今日何してたの?」「たまに聞かれるならまだいいんだけど、毎日のように『今日何してたの?』って聞かれるのはキツい。『仕事だよ!むしろ仕事以外何があるんだよ!』って言い返したくなる。」(27歳/営業)「今日何してたの?」と聞かれると束縛されているようでなんか嫌と感じる男性が多いんだとか。彼が面倒くさくならないよう、本当に気になったときだけこの質問はするようにしましょう。■4.「どうせ私なんか・・・」「『どうせ私のことなんか嫌いだよね・・・?』とかいう無意味な質問。こっちまでイライラしてくる。」(26歳/作業療法士)これも1と同じで、彼からの愛情を確かめたくてつい口にしてしまいがちなもの。しかしネガティブな質問は男性から確実に嫌われます。男性からすると「どうせ」と言ってくる女子は面倒くさい以外のなにものでもないので、これを言ったところでプラスになる要素は一つもありません。ふとネガティブな感情に陥っても、彼にぶつけるのはやめましょう。■5.「なんかつまんないね」「俺と一緒にいるのに『つまんない』とか言ってくる女子って何なの?ケンカ売ってるとしか思えない。」(23歳/運送業)「つまんない」と彼に不満をぶつけたところで「じゃあ俺が○○連れて行ってあげるよ!」「いつも寂しい思いさせてごめんね」なんていう都合の良い展開にはなりません。つまんないなと感じたらじゃあどうしたいのか、行きたいところややりたいことを具体的に彼に相談するようにしましょう。■おわりにいかがでしたか?これらの質問を毎日のように繰り返していると、ある日突然彼の怒りが爆発してしまうかも。口癖になってしまっている人は今すぐ直しましょうね!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年03月20日●語られはじめた、男の生きづらさこれまで、女性の生きづらさについては、数々の本や言説によって取り上げられ、その啓蒙や救済が語られてきた。一方、男の生き方となると、「もっとビジネスで成功するには」「より女性からモテるには」といったハウツーやノウハウばかりで、その"苦しさの正体"にはほとんど触れられてこなかったように思う。いや、"苦しい"と感じること自体を許さないような空気すら、そこにはあった。しかし、「俺だってつらいんだよ!」と男性がようやく言えるようになったのか、はたまた「"女の呪い"を解くには、表裏一体で存在する"男の呪い"をセットで解決しないと、どうにもならねえ」ということに女性が気付いたのか、最近にわかに"男のしんどさ問題"がクローズアップされはじめている。○"男らしさの呪い"がようやく語られはじめたたとえば、モテを男性の自意識の問題として捉え直した『すべてはモテるためである』(二村ヒトシ・著、文庫ぎんが堂)や、男性の性欲を社会構造の視点から説いた『男子の貞操――僕らの性は、僕らが語る』(坂爪真吾・著、ちくま新書)はその代表例。プライドの高さとコミュニケーション不全が"弱者男性"を生んでいる現状を描いた『ルポ中年童貞』(中村淳彦・著、幻冬舎新書)、ミドルクライシスに陥った男性を長期取材した『男性漂流 男たちは何におびえているか』(奥田祥子・著、講談社+α新書)、男性の性欲が過剰に肯定・保証されている社会の空気をあぶり出した『男しか行けない場所に女が行ってきました』(田房永子・著、イースト・プレス)なども、注目すべき本だ。他にも、武蔵大学で男性学を研究する田中俊之氏、ネットコラムで男性心理の問題点を丹念に因数分解する「桃山商事」など、同様の動きは同時多発的に発生している。そして、これらの問題をほぼダイジェストで解説した、入門編とも決定版ともいえる本がついに登場した。それが、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(湯山玲子・著、角川書店)だ。著者の湯山氏は、これまで『四十路越え!』(角川文庫)や『快楽上等! 3.11以降を生きる』(上野千鶴子との共著、幻冬舎)などで、従来の"女らしさ"から脱却した新しい女性の欲望のあり方について、繰り返し語ってきた論客である。そんな彼女が、分析の矛先を初めて"男の問題"に向けたのが本書だが、その舌鋒の鋭さはこれまで以上だ。男性の欲望が、結局は競争・プライド・モテの3つにしかないことを見抜いた彼女は、その3つが生きていく土台になってしまっているために、そこから抜け出そうとすると男性はアイデンティティが崩壊し、生きていけなくなってしまうことを喝破している。その上で、それが問題だと感じたことも考えたこともない男性に向けて、あえて寝た子を起こすような耳の痛い指摘を、ずばずばと展開していくのだ。●男にかけられてきた呪いとは○感情を殺し、組織に依存し、競争がやめられないたとえば、<わかっちゃいるけど止められない、「競争」>の章では、すべてを勝ち負けでしか捉えられない男性の行動原理を分析。"敗者になる"ことの恐怖から競争を抜け出せず、勝つことよりも、失敗を恐れて保身することが男性社会の目的となっていると言い放つ。女性の社会進出が阻まれてきたのは、敗者男性を敗者と感じさせないように、「それでも女よりは上」と思わせておく必要があったという背景にも斬り込んでいる。また、<歌舞伎と忠義から学ぶこと>では、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』『東海道四谷怪談』に描かれる"忠義"の精神を例にとり、男性が生きるために必要な個人の判断や選択を、所属する組織や周囲の空気にゆだねてしまう"組織依存"の性質を指摘。自由意志や自己責任を放棄してしまったほうが、ラクだしおトクである、という日本人の本音に踏み込んだ。さらに、<「モテ」は思想である>では、男性にとって恋愛やモテの動力源が、「ヤッた女の数、または質を競う」という競争原理にあり、セックスの動機が女性への征服欲にあるという問題を取り上げている。<男における感情問題>では、自分の感情に蓋をして"ないもの"としてきたために、感情への対処の仕方がわからず、突然キレるようになった暴走老人の例を紹介。プライドや恐怖が先行して、自分の感情をブロックしてしまう男性の脆弱性に目が向けられている。このように、最近になって問題化してきた"男にかけられた呪い"が、湯山氏の手でほとんど網羅されているのがすごい。彼女が周囲にヒアリングした実例や、文化的な背景にも豊富に言及されており、一種のカルチャー論としての強度も持ち合わせている。●自由に性を乗りこなす"心の両性具有者"であれ○マザコン社会が男性を"子ども化"させる本書では、最近の新しい男性の潮流として、マッチョな競争原理に依存せず、自分らしさや気分のよさを優先させて、無理をしない自然体の男性が増えている例も紹介している。一見、とても望ましいことのように思えるが、湯山氏はこれを手放しで賞賛しない。万能感を持ったまま自分の欲望を制御せず、ラクでおトクな道ばかりを選ぶ"子ども化"が進行しているのではないかと彼らを危惧している。その背景として重要なのが、"男性のマザコン化"だ。戦後の家父長制が母と子を家庭に押し込めた結果、日本男性は、性の目覚めをきっかけに母親から自立する機会を奪われてしまった。自分に全力の愛情を注いでくれる一番の理解者である母親と、自分の性欲をその通り満たしてくれるAVさえあれば、他者の女性と関わる必要がなくなり、そのことが男性の"子ども化"に拍車をかけているのではないかと、氏は推察するのだ。昨今、家庭も大切にして、育児にもきちんと参加する男性は理想的に語られるが、湯山氏には彼らの姿が、妻の言いつけに従順なだけの"聞き分けのいいお兄ちゃん"に見えるという。つまり、"母の息子"から、"妻の息子"に変わっただけだというのだ。この指摘には、男性の新たな生存戦略を見透かされたようで、正直、身震いがした。だからこそ、大人の男性としての性愛のコードや振る舞いを身に着けるべきだと、湯山氏は主張する。"男らしさ""女らしさ"に囚われる必要はないが、男女の性を"ないこと"にしてしまうのは"子ども化"であり、それもまた不自然な抑圧を生むというのが氏の考えだ。○自分の中に女性性を育てよう本書の中で、私がもっとも感銘を受けた場所がある。"女言葉"には、相手を威嚇する攻撃的なボキャブラリーがないため、女性は「やべえ」「うるせえ」「ふざけんな」といった"男言葉"を使うことで、初めてそういう気持ちを表現できるようになった、と解説する章だ。湯山氏はそこで、逆に男性も女言葉を使うことで、自分の中の女性性(優しさ、愛嬌、コケットリーなど)が表現でき、感情や意見を伝えやすくなるのではないか、と提案している。つまり、男女の性をどちらも"ないこと"にして押さえ込むのではなく、男の中にも女性性を、女の中にも男性性を、両方そなえることで性を超越しようと、本書は述べているのである。男性優位、女性蔑視の差別構造を糾弾しようとするあまり、性差そのものを過剰に否定するよりも、自由に性を乗りこなす"心の両性具有者"であれ。私は本書から、そんなメッセージを読み取った。ともあれ、当たり前だと思っている無意識の行動原理が、自分の首を絞めあげ、他者を踏みつけていることを確認するためにも、「別に俺は悩んでない」という男性ほど、本書は必読であろう。<著者プロフィール<福田フクスケ編集者・フリーライター。『GetNavi』(学研)でテレビ評論の連載を持つかたわら、『週刊SPA!』(扶桑社)の記事ライター、松尾スズキ著『現代、野蛮人入門』(角川SSC新書)の編集など、地に足の着かない活動をあたふたと展開。福田フクスケのnoteにて、ドラマレビューや、恋愛・ジェンダーについてのコラムを更新中です。
2015年03月03日こんにちは、ぽこひろです。早速ですが、先日ハウコレ編集部にこんな相談が来たので紹介します。「大学生の彼氏がいます。遠距離です。前までは毎日欠かさず連絡してたのですが、最近10日も返事が来ないことがあり、キツく当たってしまいました。そのときは謝ってくれますが、すぐにまた同じことを繰り返します。以前には4ヶ月も音信不通になったことがあって、今度こそ自然消滅するのではと不安です。男性は連絡嫌いと聞きますが、こうもヒドイものでしょうか?」と、18歳の女子高生さんから頂きました。きっと、高校の先輩が進学で上京などをしてしまったのでしょうね。では、「男子はなぜ彼女にすらきちんと連絡しないのか?」についてその理由と対策を考えてみたいと思います。■男子が連絡嫌いなのは「近く」がいいから質問者さまの仰るとおり、男子は一般的に言って「メールやLINE、電話をまめにするのが苦手」です。なぜかというと、「男子は遠くにあるものに愛情を感じられないから」。男子は、たとえ大好きな彼女であっても、自分と物理的に近くにいないと「好き」と感じられないのです。会ったらキスもエッチもしたいし、いくらでも「好きだ!」と言いますが、バイバイをしてそばにいなくなった瞬間、なんだかどうでもいい存在に感じるようになってしまうのではないでしょうか。だから、会っていないときに連絡をこまめにするのが苦手なのです。「離れていても想う」ということが苦手な生き物なんです。■「近づく」以外に道はない!もしも男子がそもそもそういう生き物だとしたら、突破口はひとつ。「近づくこと」のみです。「会っていない(遠くにいる)ときにも私を想って」じゃなくて、「カレが私を愛してくれる状況を作る」というのが一番シンプルだと思います。質問者さまの場合、あなたは今高3、カレは大学生ですよね。たとえば大学の関係で東京にカレがいるなら、あなたの方から週末に東京へ行ってみるなり(逆でもいいですが、連絡が取れないのでは来てくれないかもしれませんね)、最終的にはあなたも東京の大学に進むなり、とにかくカレの「近く」へ行くことが最重要。■近くにくれば男子は「好き!」を思い出す先述のように、男子は好きな相手が「近く」にいてはじめて愛情を感じられます。だとしたら、きっといくら音信不通でも、いざ彼女が目の前に現れれば「俺はこいつが好きなんだ!」と自分の気持ちを思い出すはずです。いくら音信不通で放置されても、直接会って、それでも冷たい対応をされるまではあきらめないでください。あきらめるのは、隣にいるのに塩対応をされるその瞬間まで待つべき。きっと実際会ってみたら、「なーんだ、私の心配しすぎだった」となるでしょう。■おわりにこれらのことは、相談者さまのカップルだけに言えることではありません。ほかの読者の中にも、「彼氏があまり連絡をしてこないので本当に好きなのか心配だ」という人がいるはず。そういった女子のみなさんも、同じように、2人が近くにいるときのカレがあなたに愛情を持って接してくれるのなら、なにも心配はないと思っていいんです。したがって結論としては、「男子はもともと連絡不精。だからそんなカレへの対処法は、連絡するように頼むことではなく、会ったときの態度で愛情の有無を確かめる」ということになるでしょうね。普段こまめに連絡をくれなくて寂しい、という部分は、もうそういうものと割りきって諦めるしかないと思います。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年01月07日カップルでお互いにああしてほしい、こうしてほしい・・・・・・というのを感情的になって言い合っていると、喧嘩になってしまいますよね。今回は、男子が「わざわざ言わないけど、実はこうしてほしい」と彼女に思っていることについて、何人かの男子にこっそりと教えていただきました。さっそくご紹介しましょう!■1.やっぱデートは割り勘でお願いします「あまり大きな声で言うと、彼女から顰蹙(ひんしゅく)を買いそうですが、やっぱりデートは割り勘でお願いしたいです。月によっては彼女のほうが稼ぎがいいこともあるので」(27歳/IT)若いうちは、男子でWワークをしているというひとは少なく、女子のほうがWワークをする仕事の選択肢がたくさんあって稼ぎやすいのだろうと思います。若くなくなったらどうなのか?まあ男が頑張って稼ぐしかないということでしょうね。■2.女子から告白してきてくれないかな「一般的に告白は男子からって風潮だけど、じつは女子のほうから告白してきてくれないかなと、僕はずっと思っています」(24歳/飲食)男子が告白するタイミングを間違えてしまえば、女子は一生口をきいてくれなくなったりもしますもんね。もっとも、告白は「する」ものではなく、告白「させるように仕向けるもの」ですから、男女どちらが告白をすべきか?という議論は不毛だったりもします。■3.私のどこが好き?と聞いてこないで「僕の彼女はよく『私のどこが好き?』と聞いてきますが、じつはこの質問が僕はもっとも苦手で、聞いてほしくないです」(26歳/メーカー)この手の質問に答えるのが得意という男子は少ない(あるいはほぼいない)というのが個人的な取材の結果ですが、女子のみなさん、いかがでしょうか。あまり彼に聞きまくると彼はブチギレるかもしれませんよ。■4.ゴキブリ退治はじぶんでやってほしい「彼女は部屋にゴキブリが出たら、僕にすべてを任せてきますが、ゴキブリ退治はじぶんでやってほしいです。僕もゴキブリが死ぬほど怖いのです」(23歳/フリーター)拡大解釈をすれば、男子より女子のほうが強くあってほしい・・・・・・という男子の願望だろうと思いますが、こういう男子、意外と多いように思います。結婚したら肝っ玉母ちゃんがいいなあと願っている男子。マザコンなのか、マザコンと似て非なるものなのか・・・・・・。■5.生理用品をコンビニに買いに行かせないでほしい「トイレから叫んで、僕に生理用品を買いに行かせるのは、ちょっと勘弁!」(21歳/大学生)わざわざ言ってしまえば喧嘩になると思って、彼は黙ってコンビニダッシュするそうです。仲がいいカップルだと言ってしまえばそれまでのことですが、男子にも恥じらいがあるということで・・・・・・。■おわりにいかがでしたか?彼氏が彼女に「わざわざ言わない」ということは、「愛されている」ということ。ですから、ご紹介した5つの項目を読んだとしても、それを読まなかったことにして忘れるのか、「彼がそう思っているのであれば私の態度を改めよう」と思うのか・・・・・・どちらでもいいでしょう。ただ、世間で思われているより、男子は女々しい生き物だという結論は知っておくと、なにかと判断が狂わずにすむかもしれません。(ひとみしょう/ハウコレ)
2014年10月27日