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TVerは28日、2024年10月から12月の番組再生数ランキングを発表した。フジテレビ系木曜劇場『わたしの宝物』が総合1位を獲得。TBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』が2位、バラエティー歴代最高記録を更新した『水曜日のダウンタウン』が3位となった。俳優の松本若菜がフジテレビ系連続ドラマで初主演を務めた『わたしの宝物』が3458万再生で総合1位に。夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした完全オリジナル脚本の作品で、『昼顔』『あなたがしてくれなくても』に続く、夫婦のタブーを扱ったドラマとして大きな話題となった。2位には神木隆之介主演『海に眠るダイヤモンド』が2747万再生でランクイン。脚本・野木亜紀子氏、監督・塚原あゆ子氏、プロデューサー・新井順子氏の強力チームによる壮大なストーリーで、SNSやネット上では考察する声も多く、人気を博した。3位にランクインしたTBS系『水曜日のダウンタウン』は、2024年12月18日に放送された「名探偵津田 第3話 怪盗vs名探偵~狙われた白鳥の歌~」の再生数が429万を突破(※1)。TVerでこれまでに配信されたすべてのバラエティー番組における配信開始8間の再生数としては歴代最高記録を更新した。■2024年10~12月 番組再生数ランキングトップ201位:フジテレビ 木曜劇場 『わたしの宝物』3,458万2位:TBSテレビ 日曜劇場 『海に眠るダイヤモンド』2,747万3位:TBSテレビ 『水曜日のダウンタウン』★2,705万4位:TBSテレビ 金曜ドラマ 『ライオンの隠れ家』2,656万5位:日本テレビ 土ドラ9 『放課後カルテ』2,326万6位:カンテレ 月10ドラマ 『モンスター』1,990万7位:フジテレビ 水10ドラマ 『全領域異常解決室』1,974万8位:TBSテレビ 火曜ドラマ 『あのクズを殴ってやりたいんだ』1,872万9位:フジテレビ 月9ドラマ 『嘘解きレトリック』1,838万10位:テレビ朝日 『アメトーーク!』★1,834万11位:フジテレビ 火9ドラマ 『オクラ~迷宮入り事件捜査~』1,792万12位:ABCテレビ 『M-1グランプリ2024』★1,710万13位:テレビ朝日 木曜ドラマ 『ザ・トラベルナース (2024)』1,640万14位:日本テレビ ドラマDEEP 『3年C組は不倫してます。』1,593万15位:テレビ朝日 オシドラサタデー 『私たちが恋する理由』1,566万16位:テレビ朝日 金曜ナイトドラマ 『無能の鷹』1,534万17位:日本テレビ 日曜ドラマ 『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』1,358万18位:日本テレビ 『月曜から夜ふかし』★1,204万19位:日本テレビ 土ドラ10 『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』1,197万20位:TBSテレビ 『ラヴィット!』★1,087万★はバラエティ番組※計測期間:2024年10月1日~12月31日※TVerにおけるVODのみの番組動画再生数(ビデオリサーチにて算出)※リアルタイム配信・追っかけ再生による再生数は除外※放送局のキャッチアップサービスと他社プラットフォーム等は除外※番組ごとのエピソード数、エピソードごとの配信期間は異なるまたTVerは、2024年12月の月間動画再生数が4.96億(※2)を記録し、パリ2024オリンピックが開催された2024年8月の記録を塗り替え、過去最高記録更新となった。また、コネクテッドTVにおける月間動画再生数も、過去最高となる1.6億再生(※3)を記録。※1:2024年12月18日(水)~12月25日(水)における見逃し配信再生数(ビデオリサーチにて算出)※2:2024年12月1日~12月31日における、TVer単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSP LIVEを合計した全デバイスでの動画再生数(ビデオリサーチにて算出)※3:2024年12月1日~12月31日における、TVer単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSP LIVEを合計したテレビデバイスでの動画再生数(ビデオリサーチにて算出)
2025年01月28日※このコラムは『わたしの宝物』最終話までのネタバレを含んでいます。■騙し討ち動物園は空回りで終了宏樹(田中圭)による騙し討ちとも言える配慮により、美羽(松本若菜)と栞、冬月(深澤辰哉)の3人で1日動物園を楽しむことに。「栞の実の父親である冬月と、栞を育てていく未来」という、美羽が考えても見なかった選択肢を宏樹から提案された美羽と、一方で「栞は自分の子どもなのではないか」という疑念を巡らせながら、距離感を誤らないように配慮する冬月。しかし、外野から見れば動物園を楽しむ彼らは、普通の幸せそうな家族なのでしょう。別れ際、初めて栞を抱いた冬月は想像以上の栞の重さに驚きます。「もっと軽かったんだよ」という美羽の言葉に「自分の知らない栞の時間と歴史」を、重さ以上にずっしりと感じるのです。会話をしつつも栞を抱く冬月を直視できていなかった美羽ですが、「この子は、俺の子?」と冬月に問われた時だけは、しっかりと目を見て「違うよ。栞は私の子」と返答します。「そんなわけないよな」と冬月は言うものの、美羽の返答で全ての真実と、美羽の確固たる意思を読み取ったのでしょう。あの日の過ちは自分の責任として、1人で全てを背負い、他の誰も干渉させずに生きていく、という美羽の強い決意。そしてこれが血のつながった家族としての、最初で最後の家族の団欒となりました。■お互いの思いやりがすれ違いから回る二人冬月は宏樹にどうしてもこの経緯を伝えたくて、喫茶店に訪れます。「俺はあの子の父親じゃありません。美羽さんがそう言いました」血の繋がりや美羽の気持ちを第一に考えた宏樹なりの配慮のはずだった、動物園での1日。宏樹の考えた精一杯の美羽への思いやりが、美羽の望みではなかったことをこの一言で知ることになります。わざわざこれを伝えにくる冬月。なんていいやつなのか。真琴(恒松祐里)の言葉「宏樹さんも美羽さんも同じに見えます」と言う言葉の通り、美羽も宏樹も、栞や自分を第一にせず、お互いが相手方の宏樹、美羽のことを一番に考え、自分の希望は全て飲み込み、相手にとっての幸せを自分なりに考えて動いているのです。それがことごとく外れているから、お互いのやっていることにどんどんズレが出てしまう。二人が本音とわがままをぶつけ合えば、二人の希望は同じなので全て丸く収まるのに。真琴もカフェ店主・浅岡(沢村一樹)もそれに気づいているので、遠回しに伝えるのですが気づいていないのは当人達だけというもどかしさ。■ある意味グロすぎる実の父からの引導冬月は改めて宏樹を呼び出します。宏樹が一瞬私情をはさみまくり、却下した冬月への融資が再度承認され、冬月は夢に向かって一歩を踏み出すことができました。それに対してのお礼と、宏樹の背中を押しにきたのです。栞の重さに、宏樹と美羽がかけてきた愛情と時間をずっしりと感じ、「あの子があんなにかわいくて元気で育っているのはあなたと美羽さんが愛情を注いてきたから。あなたが栞ちゃんのお父さんです」と、宏樹の行ってきたことが血の繋がりを超えて立派に父親であったのだと、血が繋がった実の父である冬月が証明するのです。ただこれ、登場人物全員が善意で行動できているから、全てが成り立つのですよね。でなければ、実の父から育ての父へ子どもの父役の引導を渡す、というめちゃくちゃグロい絵面では?この中に一人でも悪意があれば、「血の繋がった自分の子どもを他人に押し付けようとしている」「托卵を知った育ての父が逃げようとしている」と言う見え方になってしまうので……。■やっと自分の気持ちに素直になった二人職場の後輩の「守る家庭があってこそ仕事が一層頑張れる」という言葉や、冬月の後押し、そして美羽から借りパクしていたハンカチを見て、宏樹は自分の気持ちに素直になります。離婚届を提出する予定日に、美羽を止めに行くため、宏樹は役所に向かって走り出すのです。めちゃくちゃ奇跡的に時間も経路も歩幅も合い、美羽と遭遇することができた宏樹はずっと我慢してきた本音を美羽に伝えます。「離婚届、待ってほしい。俺が美羽を苦しめたこと、美羽がしたこと、それは消えないし、だからこの先苦しむこともあるかもしれない。だけど俺は美羽と一緒にいたいんだ。俺は栞が大きくなっていくのが見たい。美羽と一緒に栞の成長を見守っていきたい」以前、浅岡も言っていた、血の繋がりを超えた親子の絆と愛情に素直になった宏樹。それに応えるように、美羽も「私も宏樹と一緒にいたい。一緒に栞を幸せにしたい」と、本音を伝え、その結果、二人は復縁することとなりました。■冬月の聖人君主さありきで成り立つ大円団宏樹の心の移り変わりがスマホの待ち受けで表現されているのも印象的でした。栞溺愛期は栞単独の待ち受け、自分が身を引くと決めた時には普通の待ち受けに変わり、ラストには家族3人の待ち受けに。「栞に父親のことを伝える時は、(美羽だけじゃなく)俺も一緒に……」と宏樹は言っていましたが、戸籍上は宏樹の子どもになっているはずなので、そこまで馬鹿正直にならず、この秘密は栞のために墓場まで持っていってあげてほしい気もします。子どもが生まれたことにより、宏樹のモラハラが奇跡的に好転し、「托卵」という本来であれば許されない事案も、全てが大円団でまとまるという。ハッピーエンドなのか、実の父である冬月にとってはバッドエンドなのか、今までにない着地点となったこのドラマ。美羽へ職権濫用でカチコミに行った水木(さとうほなみ)のことも冬月は許し、再度仕事に誘っていたようですし、冬月の聖人君主さと、宏樹の懐のでかさありきでこのラストが迎えられたような気もしますし、栞が生まれていなければ、宏樹と離婚して美羽は冬月と一緒になっていた未来もあったかと思うと、幸せについていろいろ考えてしまいますね。でも3人が幸せそうなのでそれが結果として正解なのでしょう。托卵という新たな切り口が新鮮なドラマでした。冬月もどうか夢をかなえて、さらに幸せになってほしいものです。(やまとなでし子)
2024年12月26日フジテレビでは10月17日より、松本若菜主演の木曜劇場『わたしの宝物』を放送中です。12月19日からはFODにて、木曜劇場『わたしの宝物』FODオリジナルストーリー『ぼくの宝物』の配信がスタートしました。(配信ページ)■中学生の冬月と美羽の出会いと別れを描く、“もう一つの物語”同作は、夫以外の男性との子どもを、夫の子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマです。主人公の神崎美羽を松本若菜さん、美羽の夫・神崎宏樹を田中圭さん、美羽の幼なじみ・冬月稜を深澤辰哉さんが演じています。木曜劇場『わたしの宝物』FODオリジナルストーリー『ぼくの宝物』は、冬月と美羽が出会った中学時代の冬月(小山十輝)と美羽(原田花埜)の交流が描かれています。大人になった冬月が過去の自分と向き合い、「宝物」となった過去の美羽との出会いと別れを振り返っていきます。同作はFODプレミアムにて独占配信されます。本編とあわせてぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。◇『ぼくの宝物』あらすじ冬月稜(深澤辰哉)にとって、中学1年生の時に夏野美羽(原田花埜)に出会ったことは、忘れられない思い出だった。中学生の冬月(小山十輝)は、怪我のためにバスケ部を辞めざるを得なくなり、夢をあきらめなければならない悲しみの中にいた。そんな時、引き寄せられるように入った図書館で美羽を見かける。別の日、冬月が再び図書館に訪れると、同じ席で刺繍をしている美羽の姿があった。そんな美羽に心を惹かれた冬月は、毎日図書館に通うようになって……。大人になった冬月にとって大切な「宝物」となった、中学生の冬月と美羽が交流を重ねながら心を通わせていく日々が描かれる。■番組概要『ぼくの宝物』〜木曜劇場『わたしの宝物』FODオリジナルストーリー(全1話)配信:2024年12月19日22時54分配信開始出演:深澤辰哉原田花埜小山十輝脚本:井本智恵市川貴幸音楽:福廣秀一朗植田能平主題歌 :野田愛実『明日』(avex trax)プロデュース:三竿玲子(『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』、『あなたがしてくれなくても』、『BOSS』シリーズ他)演出:國武俊文(FILM)制作著作:フジテレビジョンURL:(オフィシャルサイト)(エボル)
2024年12月20日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の最終話が12月19日に放送。美羽と宏樹が出した答えに「号泣してしまった」「良いラスト」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で栞が自分と血が繋がっていないことを知った神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染で栞の父親である冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)は、娘の栞と3人の最後の面会をするため、宏樹(田中圭)のことを動物園の入り口で待っていた。しかしそこにやってきたのは冬月(深澤辰哉)だった。お互いに動揺を隠せずにいると、美羽の元へ宏樹から電話がかかってくる。宏樹は、栞が血の繋がりのある冬月と生きていくという選択肢もあると思っていた。冬月との未来についてずっと蓋をしてきた美羽は戸惑いながらも、宏樹の言葉を聞いて冬月と動物園を回ることに。すると別れ際、冬月は美羽に「栞ちゃんを抱っこさせてもらえないかな」とお願いをする。そして抱っこしながら、「この子は俺の子?」と聞くのだった。しかし、美羽は「違うよ。栞は私の子」と答え「私、この子を幸せにするから」と言って別れる。その後、冬月は大切なことを伝える為に喫茶店にいる宏樹の元へ。そして「栞ちゃんに会うことができて良かったです。俺はあの子の父親じゃありません。美羽さんがそう言いました」と伝えるのだった。一方、美羽は栞を一人で育てていくという答えを出し――というのが最終話の展開。栞の温もりを感じながら抱っこし、涙を浮かべる冬月の姿にSNSでは「冬月くんが栞ちゃんを抱っこするシーンはこちらまで泣きそうになったよ」や「栞ちゃんを慣れない手つきで抱っこする冬月くんのなんとも言えない表情に涙でた...」、「最後、冬月くんが栞を抱っこした時に自然と涙出てきた。切なさが伝わってきて、ふっかさんの表情とかたまらなかったよ」などの声が。その後、アフリカのプロジェクトについて報告するため宏樹に会いにきた冬月は「あの子があんなに可愛くて元気に育っているのは、あなたと美羽さんが時間をかけて愛情を注いできたからです。あなたが栞ちゃんのお父さんです」「俺には幸せにしたい子どもたちがいます。あなたはどうですか」と伝えるのだった。年末に宏樹と書いた離婚届を、年明けに出しに行く美羽。しかし、宏樹が走って美羽に会いにくる。そして宏樹は「離婚届、待ってほしい」「美羽と一緒に栞の成長を見守っていきたい。いつか栞に実の父親のこと話さないといけない時が来たらさ、俺も一緒に話したい。美羽と一緒に栞を育てたいんだ」「俺にも一緒に背負わせてくれないかな」と伝える。そんな宏樹の言葉に美羽は「私も宏樹と一緒にいたい。離れたくない。一緒に栞を幸せにしたい」と答えるのだった。そんなふたりの出した結末に、「わたしの宝物は夫婦の物語だった。お互い傷つけたし傷ついたこともひっくるめて共に生きるという選択をした。けっこういいラストだったな」や「わたしの宝物を朝から観て号泣してしまった。そんな結末が~最高。」、「わたしの宝物を見て、家族のかたちというものが個人の意識として様々なパターンが認められるようになり、視聴者はそれぞれがたくさんの可能性を思い描けるこの時代すごいのかも…とうっすら思っちゃったなあ」などの声が上がっている。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月20日【公式】『ノンストップ!』が19日、Xを更新した。【画像】Snow Man・深澤辰哉と岩本照が共演へファンからは歓喜の声「まさかこんなサプライズがあるとは」「#ノンストップ 今夜 #最終回 の #木10ドラマ 「#わたしの宝物 」から #松本若菜 さんが #スタジオ に #放送前 に #ノンストップポーズ で #深澤辰哉 さん(#SnowMan )と #パシャリッ #おすそわけ #ふっかさん #嬉しそう #放送中 #x も盛り上げてください」と綴り、2枚の写真をアップ。フジテレビ系で放送中の「わたしの宝物」で主演を務める松本と深澤の2ショットを公開。楽しそうな表情の深澤と険しい表情の松本。真逆な様子の2人の様子が話題となった。 #ノンストップ 今夜 #最終回 の #木10ドラマ 「 #わたしの宝物 」から #松本若菜 さんが #スタジオ に‼️✨ #放送前 に #ノンストップポーズ で #深澤辰哉 さん⛄️( #SnowMan )と #パシャリッ #おすそわけ #ふっかさん #嬉しそう #放送中 #x も盛り上げてください✨ pic.twitter.com/eYcUKVFodG — 【公式】『ノンストップ!』 (@nonstop_fujitv) December 19, 2024 この投稿にファンからは「全然ふっかさんの方見てないw」「表情の差が面白い」「素敵な関係で、ドラマ終わると寂しくなります」など多くのコメントが寄せられている。
2024年12月19日※このコラムは『わたしの宝物』9話までのネタバレを含んでいます。■水木、職権濫用でキャットファイト冬月(深澤辰哉)が愛した女、美羽(松本若菜)の顔を一目拝もうと、めちゃくちゃ職権濫用し、仕事のていで美羽を呼び出した水木(さとうほなみ)。冬月に肩入れしすぎるあまり、美羽=悪女としか見えておらず、最終的には水をぶっかける昭和な嫌がらせをする始末。不倫って2人が双方悪いので、一方の責任でも過失でもないもの。ですので、悪人は美羽だけじゃなく、大好きなその冬月の選択でもあるんですが、冬月の過失は好きフィルターで薄まっているようです。「夫と子どももいるのに不倫した」と、これまた彼女も真琴(恒松祐里)と同様に自分の思い込みで美羽を批判。事実は子どもが生まれる前に一度不倫をしてその結果子どもが産まれてしまったわけですが……。■初めて美羽が言い返した瞬間しかし、今までどんな時も肯定も否定も言い訳もしなかった美羽が、ここで初めて言葉でやり返していたのは少し痛快でしたね!「冬月はただの友人です。それがどうして不倫になるんですか?よっぽど好きなんですね。冬月さんのこと。嫉妬ですか?私に文句を言う前に冬月さんとお話になったら?」さも美羽が冬月を奪ったかのような、水木の八つ当たりに対して、少し嘘が混じっているものの、初めてやり返した美羽。過去にも一方的な決めつけから真琴にやられていたのももやもやしたので、ぶん殴りかえすのは視聴者としても「やっと!」という思いです。その後、水木は冬月にしっかりこのことを怒られていたのできちんと反省してほしいものです。■真実に気づき始めた冬月一方、宏樹(田中圭)は冬月と対峙し、「(妻の)不倫相手はあなたですよね」と、直球で斬り込んでいました。そして、冬月は宏樹のリアクションにより、美羽の子ども・栞が、自分の子どもだということに勘づき始めます。その手がかりを求めて真琴の元に行くものの、「私余計なこといっぱいしてきたのでこれ以上何もしないと決めました。美羽さんのこと大切に思っているなら、このまま関わらないで」と、あれだけ暴れ馬だったのに憑き物が落ちたかのようにまともになった真琴から何も得ることができず……。一方で宏樹は、冬月が真実を一切知らないことに、「冬月を守りきろうという美羽の強い決意」を感じ、ショックを受けます。■美羽の打ち明けた真実で決まった宏樹の心づもり美羽は宏樹から冬月のことを直接問われ、全ての真実を話します。冬月の死亡の誤報から、ボタンが掛け違え始めたこと。宏樹から栞への愛情が変わるのを恐れて真実を話せなかったこと。そして、母子手帳のしおりは冬月との思い出の品で、悪いことだと思いつつも栞という名前をそのまま採用してしまったこと。そして、間違ったことはしたけれど、栞に会えたから後悔はしていないという強い想い。それを聞いて、先ほどの「冬月を守り切ろうという美羽の決意」と合わせて、宏樹も自分の身のふりを決意します。■予想だにしない斜め上のラスト、くるか?宏樹は「今後一切栞と面会を希望しない、その代わり最後に1回だけ面会をしたい」という希望を弁護士経由で美羽に伝えます。その面会先にいたのは、宏樹ではなく冬月。まさか、そこで実父である冬月と美羽をくっつけて、本当の血族での家族に落ち着いてハッピーエンドという流れ!?血のつながりがなくてももうすでに家族だという気づきをカフェ店員・浅岡(北村一輝)がくれたはずだったのに。宏樹から栞へ注がれていたのは間違いなく父としての愛情でした。実際のところ、昔の思い出を引きずっているだけで、大人としての付き合いはろくにしておらず、一晩の過ちでできてしまった子と家族になるってかなりの博打すぎません!?もしこの流れになるならば、それをハッピーエンドとして受け入れるのはなかなか辛いものがあります。一度だけ父子での団欒を過ごす程度でとどめておいてほしい……。宏樹は「美羽を救ったのは栞とあなた(冬月)です」と言っていましたが、冬月は一時的にに救ってくれたものの、全てが好転するきっかけをくれたのは栞です。栞の誕生から宏樹も大きく変化を遂げ、その後の生活では美羽は宏樹に救われた部分だって大きかったはず。確かにきっかけは冬月あっての栞なのですが、変化の全てが少しずつ美羽を救っていたのです。なんともやるせません。■登場人物みんなダメな要素が不倫をした冬月と美羽、その末托卵を企んだ美羽。美羽にゴリゴリにエグめのモラハラをしていた宏樹。宏樹に好意を寄せ、暴走しまくり美羽と宏樹の関係を引っ掻き回した真琴。そして、職権濫用して美羽をディスり、水をぶっかけた水木。このドラマにまともな聖人はカフェ店員・浅岡しかいません……。もうラストは浅岡のおいしいコーヒー入れ方講座1時間でハッピーに終わろ?次回、ラストは果たしてどうなるのでしょうか……恐怖しつつも楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年12月19日12月19日(木)今夜、最終回を迎える松本若菜主演ドラマ「わたしの宝物」のクランクアップ写真が到着した。本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる托卵を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した主人公とその夫、そして彼女が愛した彼――3人のもつれあう感情を描く大人の恋愛ドラマ。主人公・神崎美羽役の松本は、第9話のラストにも登場した、動物園のシーンでクランクアップ。「本当に4ヶ月お疲れ様でした!みんなで顔をそろえてオールアップできたのがとてもうれしいです」と挨拶。「あんまり(役を)引きずることって今までなかったんですけど、気持ちも落ちたりしました」と難しさを感じたこともあったそうだが、「私自身も美羽に引っ張ってもらって、この作品を終えることができました」とコメント。前日に先にクランクアップを迎えていた、美羽の夫・神崎宏樹役の田中圭がサプライズで登場する一幕も。田中の姿を見て、松本もほっとしたような柔らかな笑顔を見せ、最後には「皆さんとこうやってご一緒できたことが、なによりもわたしの宝物です。本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えた。そして田中は、神崎家リビングでクランクアップ。「本当にやりがいのある役やストーリーで、最初は“しんどいなと思う日がいっぱい来るのかな”と思っていたのですが、若菜さんの人柄に本当に助けられましたし、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださいました」と語る。また、作中とは異なり、SNSのオフショットや取材などで仲の良さを見せていた、冬月稜役の深澤辰哉(Snow Man)については、「思っていたよりも、(深澤)辰哉くんが面白い人だったりして…(笑)」と深まった絆が垣間見える場面も。最後に、「作品が持っている雰囲気とは違う、温かい雰囲気が現場にはちゃんとあって、みんなが同じ方向を向いて仕事をしていたので、オンエアを見るのが毎週楽しみでした。本当にありがとうございました!」と締めくくった。深澤は、松本と同じく動物園のシーンでクランクアップ。取材で作品のテーマの重さから強い覚悟を持って出演を決めたと語っていたが、「この作品に出ることをすごく悩んだんですが、こうして参加させていただいて、周りの皆さんに本当に助けていただきました」と充実した撮影の日々をふり返った。最後には「この経験は一生忘れることはないと思いますし、大きくなってまた皆さんとご一緒させていただければと思います」と挨拶した。最終話あらすじ宏樹(田中圭)と家族3人で最後の面会をしようと動物園を訪れた美羽(松本若菜)。そこで待っていたのは、同じく宏樹から「話をしたい」と呼び出された冬月(深澤辰哉)だった。果たして、托卵から始まった物語は、どんな結末にいたるのか。そして、それぞれが迎える「明日」とは――。「わたしの宝物」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月19日現在放送中の木曜劇場「わたしの宝物」のオリジナルストーリー「ぼくの宝物」が、FODプレミアムで独占配信される。「わたしの宝物」は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の神崎美羽を松本若菜が演じ、彼女の夫・神崎宏樹を田中圭、美羽の幼なじみ・冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じている。今回配信が決定したオリジナルストーリーでは、冬月と美羽が中学時代に出会ったころのエピソードが描かれる。深澤演じる冬月が過去をふり返り、彼にとっての「宝物」となった美羽との思い出をたどる。あらすじ冬月稜(深澤辰哉)にとって、中学1年生のときに夏野美羽(原田花埜)に出会ったことは、忘れられない思い出だった。中学生の冬月(小山十輝)は、怪我のためにバスケ部を辞めざるを得なくなり、夢をあきらめなければならない悲しみの中にいた。そんな時、引き寄せられるように入った図書館で美羽を見かける。別の日、冬月が再び図書館に訪れると、同じ席で刺繍をしている美羽の姿があった。そんな美羽に心を惹かれた冬月は、毎日図書館に通うように。大人になった冬月にとって大切な「宝物」となった、中学生の冬月と美羽が交流を重ねながら心を通わせていく日々が描かれる。「ぼくの宝物」は12月19日(木)22時54分~FODプレミアムにて配信(全1話)。「わたしの宝物」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月18日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の9話が12月12日に放送。大切な写真を消していく宏樹の姿に「泣ける」や「また笑顔が見れますように」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で栞が自分と血が繋がっていないことを知った神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染で栞の父親である冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)は莉紗(さとうほなみ)に呼び出され、冬月(深澤辰哉)とのことを問いただされる。そして宏樹(田中圭)もまた冬月と美羽の関係にたどり着き、冬月と対峙していた。宏樹は冬月に対して怒りを露にするが、栞の本当の父親が誰なのかを冬月が知らない様子だったことに驚き、冬月を帰らせる。帰り道、先ほどの宏樹の言動と過去の美羽の言葉を思い返して、栞のことが気になり始める冬月。そして真琴(恒松祐里)の元を訪れ栞のことを聞こうとする。しかし、真琴は何も答えず、美羽のことを本当に考えているのなら、このまま関わらないよう言うのだった。その夜、莉紗との一件で決心がついた美羽は自分が宏樹を苦しめていると考え、宏樹に離婚について話し合いたいと伝える。そして、栞とは離れないと話す。美羽は一人で栞の面倒を見られるように本格的に就職をするべく、真琴の雑貨屋を辞めることに決めるのだった。そんな時、仕事をしていた冬月に、宏樹からのメールが届く。そこには、「融資は見送らせていただきます」と書いてあって――というのが9話の展開。嘘をつく人間は信用できないと言われた冬月は、融資を諦める。そしてこれを機に会社を畳むことを決意。冬月は、宏樹を呼び出し、「夏野の心の中には俺はいません。あなたとお子さんしかいません。彼女は今の家庭を幸せにしたいと言いました。あなたとお子さんのことを大切にしています。俺は夏野を救えませんでした。彼女を救ったのは、あなたです。彼女の心をちゃんと取り戻したのは、あなたですから。俺は余計なことをしました。本当に申し訳ありませんでした」と伝えるのだった。翌日、美羽の母の墓の申込みに付き添うため、宏樹は会社を休む。そして、少し寄り道し二人で話す時間をもうけるのだった。宏樹は栞を連れて死のうとしたことを明かし、美羽に全てを話してほしいと伝える。冬月のことを黙っていたのは、彼を守りたかったからなのかと聞かれた美羽は、「そういう気持ちもあった」と言いつつ、「彼のことを話したら、宏樹の栞への愛情が変わるんじゃないかと思った。それに宏樹がつけてくれたあの子の名前、母子手帳に挟んであった刺繍の栞は彼との思い出が詰まったものだった。あの子の名前考えてくれたとき、本当は断らなきゃ行けなかったんだけど、断ることができなかった」と話し、謝罪をし自身の行動については「後悔はしない」と話した。それに対し宏樹は「話してくれてありがとう」と笑顔を向けるのだった。そんな夫婦のやり取りに、SNSでは「晴れた海辺のベンチで壊れた夫婦が会話するなんて最高じゃないか。真実を聞いた宏樹が荷物を下ろしたようなふっきれた顔になるのも良い」や「それにしてもベンチで2人で話した時、美羽は宏樹にされてきたことが辛かったって事は言わないの?それで冬月くんのところに行ってしまったってのが事の始まりでは?あと3話くらい欲しい」などの声が。その後、宏樹は3人で最後に会いたいと弁護士を通して美羽に伝える。しかし、そこにやってきたのは宏樹ではなく冬月だった。美羽と冬月の再会を取り計らい、その時間に家族写真を削除する宏樹の姿に「栞ちゃんの画像を削除していくのが泣ける」や「もうさ1枚1枚写真を消すとこ つら。栞との美羽との思い出を断ち切ってただ2人の幸せを願って身を引いたんだよね。わかるんだけど宏樹にもどうか幸せになって欲しい。栞に向けた優しい笑顔がまた見れますように」、「最後の最後で美羽と冬月を取り持とうとしてる宏樹の思いと、何よりも大切な栞ちゃんの写真を消してる姿に涙…」などの声が上がっている。【最終話あらすじ】美羽(松本若菜)は、娘の栞と3人の最後の面会をするため、宏樹(田中圭)のことを動物園の入り口で待っていた。しかしそこにやってきたのは冬月(深澤辰哉)だった。お互いに動揺を隠せずにいると、美羽の元へ宏樹から電話がかかってくる。宏樹は、栞が血の繋がりのある冬月と生きていくという選択肢もあると思っていた。美羽は戸惑いながらも、冬月と動物園を回ることに。そして、別れ際、冬月は美羽にあるお願いをする。その後、冬月は大切なことを伝える為に喫茶店にいる宏樹の元へ現れた。そして美羽もまた、自分の中でひとつの答えを出すのだが――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月13日※このコラムは『わたしの宝物』8話までのネタバレを含んでいます。■一緒になれない美羽と冬月の代わりに、寄り添う2枚のしおり美羽(松本若菜)の作った刺繍のしおりが、美羽と冬月(深澤辰哉)につながる鍵であることに気づいた宏樹(田中圭)と水木(さとうほなみ)。一方で、そのしおりは別れを決意した際に図書館の本に挟み、すでに二人とも手放していました。そして、そのしおりは図書館の職員に見つかることに。2枚のしおりが寄り添うように並んで本に挟まれているその姿は、現世では二人寄り添うことができなかった分、しおりという形で添い遂げているように見え、とても切なくなる絵面でした。■血を超えた絆に気づいた宏樹離婚について話を進めなければ、と思いながら手をつけられない宏樹。浮気をしていた美羽とは一緒にいられない、でも子どもである栞を手放したくない、とはいえ美羽と栞を引き離したくない、という三つ巴の希望に、宏樹もどうしたらいいのか分からなくなってしまっているよう。優しい宏樹は、自分が身を引く形で収めるのがベストだと考えつつ、実の子のように愛しているとはいえ、血のつながらない栞とは、離婚してしまえば関係が切れてしまうと考え、そこにも葛藤しています。それを聞いて喫茶店のマスター浅岡(北村一輝)は「それ栞ちゃんの顔見て言えんのか?」と叱責します。「栞ちゃんはお前の顔見てどうなんだよ?笑うんじゃねぇの?お前だってそうだろ?それって親子っていうんじゃねぇのかよ」宏樹と栞の2人の間に生まれている絆を指摘し、血のつながりを超えて2人はすでに親子という関係になっているのだと宏樹に気づかせてくれるのでした。■美羽・宏樹復縁ルートのラストが見えた瞬間一方で美羽の相手の男が誰なのか、気になってしまう宏樹。「相手の男じゃなくて、カミさんのことが知りたいんじゃ?カミさんが何を守ろうとしてるのか。なんで守ろうとしてるのか。ずっともやがかかって動けねぇんじゃねぇの?」と、いつも物事の本質を突いて、宏樹に気づきを与えてくれる浅岡。美羽はというと、自分のしたことの責任をとって、宏樹の決断を全て受け入れていくことを決意。その一つが離婚であり、美羽はすでに結婚指輪を外していました。それに気づいた宏樹はショックを受けていたようです。ということは、美羽への気持ちがわずかながらでも残っている、ということ。美羽との復縁を選び、宏樹、栞の3人で、家族としてやっていく復縁ルートのラストが見えましたね。■サイコパスご乱心タイムスタートここで再度活動を始めるサイコパス・水木。思いを寄せる相手・冬月の大切な人とは、どんな人間なのか、一目見たいという欲求から、宏樹に「前回のフリマ参加者の意見が聞きたいので、奥さんと直接話す機会を設けてほしい」と持ちかけます。仕事を利用して好きな人の想い人に会いに行くとは、真琴(恒松祐里)しかり、水木しかり、このドラマに登場するサイコパスたちは行動力がずば抜けすぎていて恐怖です。いざ美羽と対面すると、「フリーマーケットはどのような経緯で(参加を)?」と、冬月との関係を少しずつ確認していきます。美羽も美羽で「(誘ってくれた冬月に)本当に感謝してます。あの時も昔もいつも救ってくれました」と、それはお前の胸にしまっておけよという独り言のような脈絡ない本音が漏れ出てしまい、それがまた水木の心に余計に火をつけます。そこからは水木が「冬月は救われましたか?」のカウンターを喰らわし、サイコパスご乱心タイムが始まります。■自分の過失を棚に上げ、美羽を1000%の力でぶん殴る水木「私は冬月の同僚です。冬月稜は私の大切な人です。冬月があなたのことをしっかり思い出に変えて前に進んでいるのを見て、どうしても会ってみたくなった。一目見れば気が済むと思った。あなたの顔を見ると、冬月が苦しんでいた時の顔が浮かびます」と、一目見るだけに収まらず、我慢が効かずに言葉でぶん殴り始める水木。「どんな時も冬月はあなたと一緒になるという約束を、治療を受けてる時も、探している時も諦めずにいました。なのにあなたは。会いたい一心で帰ってきたんですよ?」バチクソに美羽を攻める水木。しかし、ここに関してはちょっと待てと。お前が冬月を取られたくない一心で「死んだ」と誤報を流したからこうなったんだろと。それを水木も自覚していたはずだろと。あの誤報がなければ、美羽も冬月を待っていたし、お金のためだけに宏樹との婚姻関係を継続することもなかったのですから。自分の過失を棚に上げて、美羽を言葉で殴る水木。最終的には「私はあなたが許せません」とブチギレ。仕事を利用して、顔を拝みにいき、感情を抑えられずこの結果。行動力も、攻撃性もマジでサイコパスすぎます。■地獄のタイマンのゴングがなった瞬間一方で宏樹も美羽の相手が冬月であるという事実に辿り着き、冬月とタイマンを張ることに。「冬月さんに助けてもらった日、妻が不在だって言ったじゃないですか。僕が追い出したんです。妻が不倫してたんです。妻はその相手のこと、今もずっと大切に思っています。その相手は冬月さんですよね」それぞれ、因縁の相手に辿り着き、正々堂々とやり合う様子はまさに地獄絵図。それぞれのタイマン勝負は次回どう決着がつくのでしょうか。(やまとなでし子)
2024年12月12日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の8話が12月5日に放送。宏樹を励まそうと声をかけるマスターの言葉に、「大切なことを教えてくれる」や「刺さる」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で栞が自分と血が繋がっていないことを知った神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染で栞の父親である冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)に離婚を切り出した夫の宏樹(田中圭)。冬月(深澤辰哉)に仕事を辞めると切り出した莉紗(さとうほなみ)。2人はそれぞれ、美羽と冬月が大切にしていた“刺繍の栞”のことを気にしていた。美羽も宏樹もお互いに大事な話を避けてしまい、すれ違いの生活を続ける。宏樹は離婚に向けた話し合いを避けてしまっていること、美羽が隠している相手の男が気になって前に進めないことを浅岡忠行(北村一輝)に相談する。美羽もまた、離婚を切り出されたこと、その話し合いが進んでいないことを真琴(恒松祐里)に話すのだった。宏樹が出す答えを受け入れるという美羽だが、「それでも栞と離れてはダメだ」という真琴の言葉に、栞のために何ができるのか考えなければならないと改めて考える。そして、冬月の想いはちゃんと受け取ったから…と冬月がくれた手紙の処分を真琴に依頼するのだった。莉紗もまた、冬月が大切に想っている相手がどんな人なのかを気になっていた。そんな中、宏樹から冬月と莉紗に届いた仕事のメールに、「子供」という文字を見つけた莉紗は、ある疑念を抱いて、宏樹へ電話をかけるのだが――というのが8話の展開。なかなか離婚の話を切り出せない宏樹は、いつもの喫茶店でマスターに相談。マスターからは、「血が繋がってないから身を引くってことか」「栞ちゃんの顔見てお前は俺の子じゃないんだよって、お前言えんのか。栞ちゃんはお前の顔見たらどうなんだよ。笑うんじゃねえの?お前が抱っこしたらお前の匂い嗅いで落ち着いて寝ちゃったりすんじゃねえの?お前だってそうじゃねえかよ。栞ちゃんの匂い嗅いで心が落ち着いちゃったりするんじゃねえの?風呂入れるんだって俺が一番うまいって言ってたよな。それって親子っていうんじゃねえのかな」と言われ涙を流す。そんなマスターの言葉にSNSでは「今週もマスターの言葉が沁みたなぁ…「親子って言うんじゃねぇのかな」って、深いよね。 血の繋がりだけじゃなく、一緒に過ごした時間や愛情も大切なんだってことを教えてくれる」や「マスターの言葉がひとつひとつ刺さりすぎる」、「一緒にいた時間が親子の証。マスターの言葉が泣ける。」などの声が。また、美羽がフリーマーケットに参加したのは友人に誘われたからだと知った宏樹は、図書館に行き、司書の人に質問。その中で、美羽の友人が冬月だとわかるのだった。そして、そこに偶然居合わせた冬月を行きつけの喫茶店に連れて行くことに。沈黙の後、美羽のことを知っているか、不倫相手か、静かに問い詰めていく宏樹。そんな様子に「冬月と対峙する宏樹の静かな怒りに満ちた表情、声がだんだん震え出す。怒鳴られるより怖いと思う」や「冬月くんの怯えっぷりも良かった。怖いよね。美羽がどこまで宏樹に話したか分からないから何も話せないし、「ナツノの夫」が生身で自分と向き合ってるんだもん。そーなのよ人妻ってそういうことなのよ。8話にして不倫の落とし前ターンきた」などの声が上がっている。【第9話あらすじ】美羽(松本若菜)は莉紗(さとうほなみ)に呼び出され、冬月(深澤辰哉)とのことを問いただされる。そして宏樹(田中圭)もまた冬月と美羽の関係にたどり着き、冬月と対峙していた。宏樹は冬月に対して怒りを露にするが、栞の本当の父親が誰なのかを冬月が知らない様子だったことに驚き、宏樹は冬月を帰らせる。帰り道、先ほどの宏樹の言動と過去の美羽の言葉を思い返して、栞のことが気になり始める冬月。そして小森真琴(恒松祐里)の元へ訪れ、栞のことを聞こうとするが、真琴は何も答えない。そしてその夜、決心がついた美羽は宏樹に離婚について話し合いたいと伝え、栞とは離れないと話す。美羽は一人で栞の面倒を見られるように本格的に就職をするべく、真琴の雑貨屋を辞めることに決めた。そんな時、仕事をしていた冬月に、宏樹からのメールが届く。そこには、「融資は見送らせていただきます」と書いてあって――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月06日※このコラムは『わたしの宝物』7話までのネタバレを含んでいます。■全てを失った美羽と、引き続きサイコパスな真琴夫である宏樹(田中圭)だけならず、想定外に子どもである栞まで失うこととなった美羽(松本若菜)。宏樹が真相を知るきっかけを作った真琴(恒松祐里)は「宏樹さんが栞ちゃんを育てるってことですか?美羽さんはそれで平気なんですか!?」と、自分がこの状況の発端であることをすっかり忘れているかのような立ち位置で美羽を心配します。まじでサイコパス。一方美羽も、この真琴の立ち回りにさほど怒りを感じている様子もなく、普通に相談をしており、彼女の神経もなかなかすごいものがあります。さすが親友です。こんなことでは簡単に関係はぶっ壊れません。■宏樹の第二の地獄への序章始まる一方で栞の本当の父親である冬月(深澤辰哉)と宏樹は、仕事で関わることになり、順調に距離を縮めていきます。美羽を追い出したいま、ワンオぺで育児をしながら仕事をこなさなくてはならず、いっぱいいっぱいの宏樹を労う冬月に、宏樹も「冬月さんやさしいですよね。そういうやさしさ、今の僕には身に沁みます」と、心の距離が近づいているよう。ここが親友になるルートは、真相が判明した時に一層の地獄が待ち構えているのでやめてほしいのですが、そのための前振りと言わんばかりに宏樹は自己開示をしまくります。■冬月さん優しい……!からの、裏切り「フリマの時、自分には見せないような美羽の笑顔にショックを受けて帰った。あの時もっと妻に優しくできていたらよかったんですかね」と、事情を知らない人が聞いたら、なんのこっちゃ?とリアクションに困る感じの愚痴を、前提をすっ飛ばして冬月に垂れ流す宏樹。しかし、冬月はあの頃の宏樹のモラハラも、それがきっかけて自分と美羽が関係を持ってしまい、挙げ句の果てに自分の子どもを托卵する状況になったことも全て理解しているので、こちらも別の意味でリアクションに困ります。さらには「自分にも冬月さんのようなやさしさがあれば……」と、やりすぎなほどに皮肉すぎるセリフを言いだす始末。その優しい冬月さんが宏樹の子どもの父親なんですから本当に恐ろしい話です。真実を知った時に宏樹が発狂するための助走は完全に走り切り、状況は整いました。■サイコパスがここにもいたか視野が狭く、自分の思想と思い込みのままに暴れまくって、神崎家の安寧をぶち壊した真琴に続き、もう一人自己中サイコパスが登場しました。そう、水木(さとうほなみ)です。テロの時の死亡者の誤報は、この水木が原因。冬月に想いを寄せる水木は、冬月が「日本にいる大切な人」のところに行ってしまうのが嫌で、少しでも引き止めたいと考え、わざとテロで亡くなった人を、本当に亡くなった同僚ではなく、冬月ということにして報告していたのです。自分の元からいなくなってほしくない、という理由だけで、誤報により正しい死亡情報を即座に得ることができなかった亡くなった同僚家族にも、誤報により冬月の死を悲しんだ人々にも迷惑をかけたのです。人の死を恋心と天秤にかけ、利己的に利用するとは。常識人だと思っていた水木もなかなかのサイコパスでした。恐ろしい……。その情報の足止めのせいで、確かに美羽と冬月の運命の歯車はかけ違えたのですが……。■托卵は母に言わなくてよかったのでは……?美羽の母(多岐川裕美)の容体の悪化により、その流れで栞の父親が宏樹ではない、という話を母に伝えてしまった美羽。「それでも美羽を叱れない」と、明らかに美羽が悪いと分かっていても、やっぱり実の子どもはひいきしてしまうもの、という親心に溢れる場面ではありましたが、その直後母が亡くなったことを思うと、これは知らないままのほうが幸せだったのでは……と、少し考えてしまいました。母のことがきっかけで、宏樹と美羽も再度対面することに。「病院からいつ電話かかってくるか分からないから休める時休んでおいたほうがいいよ」という宏樹の変わらないやさしさに少しホッとするものの、宏樹は決意を固めていました。■変わっていない……と宏樹が反省することこそ変わった証明「美羽が子どもの父親を正直に話してくれれば、違う答えが出せると思った。でも、美羽は相手を庇った」と、宏樹に誠実でいることよりも、不倫相手を守ったこと。そして、「栞が大切だから離れたくないと思った。(から美羽だけを追い出した)けど、心のどこかで美羽に罰を与えたいと思っていた。また二人を傷つけてしまう。栞が自分を変えてくれたと思っていたけれど、ちっとも変わっていない」と、宏樹は離婚を決意しました。罰を与えるに値する出来事なので、そのやり方は考えなくてはなりませんが、この気持ちは人間であれば仕方がなく生まれてくるもの。でもその後の「傷つけてしまう」という反省って、宏樹が変わった証明であり、モラハラから脱却したからこそ生まれる気持ちなんですよね……。栞のために美羽に家も与え、自分だけ出ていくとは、最後まで愛を感じる決断です。■冬月何回お別れするんや一方で美羽は冬月からの最後の別れの手紙を受け取りました。「どんなことがあっても自分は美羽を愛してはいけなかった」と、自分の過ちを悔いながら、二人の出会いは自分の中で大切な思い出であってほしいし、大切な友人であること。そして、これから先の美羽の未来を応援する優しい手紙。一方で図書館で抱き合ったあの時が最後の別れのはずだったのに、真琴に引っ掻き回されたせいで真実を知り、再度手紙で別れを告げる未練たらたらにも思える冬月。しかし、水木や宏樹が美羽と冬月の関係に気付き始めたので、またもう一度この二人は表舞台に引っ張り出され、再会することになりますね。果たして二人の本当の別れの言葉はいつになるのか。また次回。(やまとなでし子)
2024年12月05日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の7話が11月28日に放送。美羽の母に会わせるため、栞を病室に連れていく宏樹に「涙が止まらない」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で栞が自分と血が繋がっていないことを知った神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染みで栞の父親である冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚で冬月に思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)は宏樹(田中圭)から家を追い出され、行き場をなくしてしまう。一方宏樹は、ベビーシッターに栞を預け、冬月(深澤辰哉)と仕事の打ち合わせを行っていた。美羽の夫が宏樹であることを知っている冬月が、複雑な思いで仕事の話を進めている中、宏樹はベビーシッターから栞が熱を出したことを知らされる。冬月は打ち合わせを切り上げることを提案し、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーを拾えない。そんな中、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することに。冬月は複雑な心境だが、宏樹は純粋に冬月の優しさを感じる。そして、一人で子供の面倒を見ていること、美羽にもっと優しくできていたらよかった、自分にも冬月のような優しさがあればと後悔の気持ちを打ち明けるのだった。一方、莉紗(さとうほなみ)は、亡くなった下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に、背中を押され、冬月に仕事を辞めたいと伝える。そして、「冬月に話さなきゃいけないことがある」と、アフリカで起きた出来事について打ち明け始めるのだった。その頃、入院中の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の一時外出の許可がおり、美羽はかずみと共に、美羽が中学生の頃によく通った給水塔の見える公園へ向かっていた。美羽が毎日楽しそうにしていた場所だから、と懐かしむかずみに美羽は「最後に笑顔が見たかった」と優しく語りかけられて――というのが7話の展開。ベンチに座って美羽に寄り添いながら「私はずっと美羽の味方だからね。一人で抱えないで」と言うかずみ。そんな母に美羽は「もう栞に会えないかもしれない」と言って、全てを打ち明けるのだった。全てを打ち明けた美羽を抱きしめながら「私こそ悪い母親ね。美羽を叱れない」と言うかずみ。そんな親子のやりとりに、SNSでは「今更だけど、多岐川裕美さんと松本若菜さんの母娘役ってぴったりだったね」や「自らの罪の代償とはいえ、大切なものが失われていく美羽に、母・かずみからの「最後にその笑顔が見たかった…私はずっと美羽の味方だからね。独りで抱えないで」と、泣き謝る娘を抱きしめるところは、母親なんだなぁ…と」、「ベンチに座って母に打ち明ける美羽さん(若菜さん)の泣きが泣ける…。頑張って繋ぎ留めていた糸がほころんでいくような繊細さ」などの声が。また、宏樹はかずみの余命がわずかと知り、栞を連れて病院に行く。病室でのやりとりや宏樹の行動に「栞ちゃんを病院に連れてきた宏樹さんが優しすぎた」や、「宏樹がお母さんのこと知って病院に栞ちゃん連れてきて、美羽のお母さんが抱っこするシーンが今回1番泣いたな、、、もうなんかお母さんや美羽の気持ちとか宏樹の優しさとか色々考えたら涙止まらなかった…。お母さんの「ありがとう」の言い方ももう、、」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】美羽(松本若菜)に離婚を切り出した夫の宏樹(田中圭)。冬月(深澤辰哉)に仕事を辞めると切り出した莉紗(さとうほなみ)。2人はそれぞれ、美羽と冬月が大切にしていた『刺繍の栞』のことを気にしていた。美羽も宏樹もお互いに大事な話を避けてしまい、すれ違いの生活を続ける。宏樹は離婚に向けた話し合いを避けてしまっていること、美羽が隠している相手の男が気になって前に進めないことを浅岡忠行(北村一輝)に相談する。美羽もまた、離婚を切り出されたこと、その話し合いが進んでいないことを真琴(恒松祐里)に話すのだった。宏樹が出す答えを受け入れるという美羽だが、「それでも栞と離れてはダメだ」という真琴の言葉に、栞のために何ができるのか考えなければならないと改めて考える。そして、冬月の想いはちゃんと受け取ったから…と冬月がくれた手紙の処分を真琴に依頼するのだった。莉紗もまた、冬月が大切に想っている相手がどんな人なのかを気になっていた。そんな中、宏樹から冬月と莉紗に届いた仕事のメールに、「子供」という文字を見つけた莉紗は、ある疑念を抱いて、宏樹へ電話をかけるのだが――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月29日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の6話が11月21日に放送。つらい状況の中、電話をかけてきた宏樹に優しい言葉をかける浅岡に「マスターだけが癒し」や「光」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で仕事のストレスを抱え美羽に当たっていた神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染でアフリカで死亡したと思われていた冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚で冬月に思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。真琴(恒松祐里)の言葉がきっかけで疑心暗鬼になり、DNA鑑定で真実を知ってしまった宏樹(田中圭)。美羽(松本若菜)は突然姿を消した宏樹と娘の栞を必死で探す。その頃、冬月(深澤辰哉)は莉紗(さとうほなみ)の自分に対する想いに対し、真剣に向き合うことを決めていた。そんな中、美羽から宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いて家にやってきた真琴は、団地の公園で美羽と冬月を見たと話し、宏樹に話したのは自分だと告白。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、出て行ってしまうのだった。美羽は必死でふたりの無事を祈る中、宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまう。そしてその頃、宏樹は栞を抱えて、希望のない眼差しで海の中に向かって一歩ずつ踏み出しており――というのが6話の展開。喫茶店のマスター(北村一輝)に「あいつらの正解をさ、あんたが決めんなよ」と言われた真琴は、宏樹が行方不明なことを知って家の近所まで来た冬月に、栞の父親については言及しなかったものの「あなたのせいで」と意味深な言葉を残し去っていく。その後も美羽が悩んでいると言って冬月と美羽を合わせる真琴にSNSでは「真琴の正義感もわかる。でも自分の想像だけで何があったか聞いてもいないのに美羽を攻撃するのは違うと思う」や「真琴ちゃんは正義の空回りで怖い」、「わたしの宝物見てるけど他人の家族をぶち壊してる真琴氏を誰か落ち着かせて欲しい」などの声が。また、「俺バカなことしました」「生まれ変わったら本当の親子になれるかなって」と電話をかけてきた宏樹に、「寄り道すんのは良いけど、あんまり遠く行っちゃうと戻ってこれなくなる。どこに行っても答えなんてねえんだぞ」と優しく声をかけるマスターに「わたしの宝物、今週もしんどいしマスターだけが癒し。人生何回目?私も店行きたい」や「どこまで“光”なんだ…発光しすぎて北村一輝の顔見えないよ……」、「あの場面で1番先に電話かけるのが話を聞いてほしいと思うのがマスターなの、本当に良かった。 マスターは(全然効いてなかったけど) 援護射撃もしてくれるし、いつでもちょうどいい距離感で必要な言葉を与えてくれる。病んでて得られた唯一のものだよ」などの声が上がっている。【第7話あらすじ】宏樹(田中圭)から家を追い出され、行き場をなくしてしまった美羽(松本若菜)。一方宏樹は、ベビーシッターに栞を預け、冬月(深澤辰哉)と仕事の打ち合わせを行っていた。美羽の夫が宏樹であることを知っている冬月が、複雑な思いで仕事の話を進めている中、宏樹はベビーシッターから栞が熱を出したことを知らされる。打ち合わせを切り上げ、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーが拾えない。そんな中、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することになった。複雑な心境の冬月と、純粋に冬月の優しさを感じる宏樹。莉紗(さとうほなみ)は、亡くなった下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に、背中を押され、冬月に仕事を辞めたいと伝える。そして莉紗は、「冬月に話さなきゃいけないことがある」と、アフリカで起きた出来事について打ち明け始める。その頃、入院中の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の一時外出の許可がおり、美羽はかずみと共に、美羽が中学生の頃によく通った給水塔の見える公園へ向かっていた。美羽が毎日楽しそうにしていた場所だから、と懐かしむかずみに美羽は「最後に笑顔が見たかった」と優しく語りかけられて――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月22日※このコラムは『わたしの宝物』5話までのネタバレを含んでいます。■サークルクラッシャー真琴の不穏な動きお互いの出会いと存在に感謝をしながら、抱き合い、別れのけじめをつけた美羽(松本若菜)と冬月(深澤辰哉)。そして、2人が抱き合う様子を見てしまった真琴(恒松祐里)。美羽、冬月は2人の絆としてそれぞれが持っていた刺繍のしおりを図書館の本に挟み、手放すことで2人とも別れのけじめをつけたのですが……。サークルクラッシャー真琴が抱擁を見てしまったせいで、ここから全ての歯車が狂い出していきます。■「親友なのに!」と勝手に怒りと嫉妬を募らせ暴走を始める真琴美羽の夫である宏樹(田中圭)にひっそりと想いを寄せるシングルマザーの真琴は、「こんなパパがいたらいるだけで幸せですよね。今まで夫婦の危機なんてないでしょ?」と手始めに宏樹が美羽の不倫疑惑を知っているのがジャブを打ち始めます。「夫婦なら1度や2度あるでしょ。美羽のおかげで本当に大切なものに気づけた。今がいちばん幸せかな」と、不倫など梅雨知らずに、幸せそうな宏樹の様子に真琴は嫉妬を募らせます。そして今度はお惣菜を手に、美羽の元へ。「私美羽さんの話たっぷり聞くって言ったじゃないですか!親友なんで!」と、親友とは思えない嗅ぎ回りっぷり。あえての「親友」という協調が一層恐怖を感じさせます。「最近元気ないですよね。宏樹さんも心配してましたよ。私の推しを不幸にしたら許しませんから!私美羽さんのこと信じてますから。ちゃんと話してくれるって」と、押し付けがましく親友を振りかざしながら不倫の話を美羽から引き出そうとします。“親友イコール全てを知っているべき!”という学生のような若いノリは真琴のエゴに見えて仕方ありません。大人にはそれぞれ事情があるのですから、言いたくないことを無理やり聞き出したりせず、相手をおもんぱかって一歩引くのもまた親友のひとつの形。しかし、ここで美羽から不倫の話を引き出せなかったことで、「親友なのに!」と、また嫉妬や憎悪を沸々と膨らませてしまったのでしょう。真琴の暴走はどんどんとエスカレートしていきます。■計画的に美羽と冬月を引き合わせる負の行動力その攻撃の矛先は今度は冬月に向けられます。まず、子どもの栞を連れて、真琴の雑貨屋で勤務するよう美羽を誘います。その後、仕事を装って冬月を店に呼び出し。「冬月さん結婚や恋人は?私、浮気とか嫌いなんですよ。冬月さん誠実そうだからしなそうですよね。もしかして不倫したことあります?」とハラスメントな質問の手を止めず、冬月のリアクションを伺います。どんどんと表情が沈んでいく冬月。そしてそこに出勤する美羽と栞。「おふたりともここで会ってるんですよ!覚えてません?」と白々しく冬月と美羽を計画的に引き合わせ、「ほんとにかわいいんですよね。誰に似たのかな?」と栞を冬月に抱かせようとするのです。「やめて!」と美羽が静止することで、栞が実の父である冬月に抱かれることは阻止することができました。親友というより、自分の欲望のままに動いているように見える真琴。恐ろしいことにその攻撃の手はまだまだ止まりません。■事実と妄想を混同し出したヤバ女・真琴「誰にも見られないところで話したい」と宏樹を呼び出す、真琴の恐るべき行動力。「宏樹さん幸せって言いましたよね?その幸せ本物なんですかね?ずっと誰にも言わないって決めてたことがあるんです。美羽さんも大切だし、言われた人を困らせたくないから。ずっと宏樹さんのことが好きでした」と、冬月につい先日「浮気とか嫌いなんですよ」と言っていたの忘れたのか?とひっぱたきたくなる矛盾発言。からの「美羽さんは宏樹さんを裏切ってますよ。不倫してます。栞ちゃん……」と、さも栞が宏樹の子どもではないかのような含みを持たせて宏樹にぶっ込んできます。宏樹よりも付き合いが長く、親友だと公言していた美羽に、事情も真実も確認することなく、怒りとヘイトをMAXまで膨らませ、宏樹を優先する真琴。男>>>友情のタイプに天真爛漫、自由な女という属性が加わるとここまでのサークルクラッシャーになるんですね。もちろん宏樹にも根拠を確認されるのですが、「女の勘ですよ。いや、母親の勘です!」と、一回美羽と冬月が抱き合っていたのを見たくらいで、ここまで妄想を膨らませて、自信満々に他人の旦那に進言できるの、マジで事実と妄想を混同しているヤバ女です。今回はたまたま当たってただけ。「勘てさー!」と宏樹だけならず、視聴者全員が心で同じことを叫んだことでしょう。てか、今回の進言に「好きでした」告白いりました?ワンチャン、宏樹を奪おうとしている下心ないとこの発言不必要ですよね?今後の真琴の動きにも注目です。■全ての事実を知ってしまった宏樹真琴の言葉が心に引っかかった宏樹は、栞のDNA検査を行い、隠されていた事実を知ることになります。栞を本気で愛し、あんなにも打ち込んでいた仕事よりも優先したいと、精一杯父親を務めてきた宏樹。それが自分の子どもではないと知った時の衝撃と、あんなにも自分に献身的だった美羽に裏切られていたという事実は耐え難いものでしょう。2人は宏樹にとっての宝物だったのですから。ハーフバースデーを祝う、幸せなはずの時間に違う意味の涙が流れてきます。そして栞と2人で海に向かい、自殺するような仄めかしがありましたが、まぁきっと死にません。この事実をすぐには美羽に伝えなかった宏樹。宏樹もまた自分の心に留めておくのか、美羽に伝えるのか、この事実をどう扱うかも気になりますね。また次回。(やまとなでし子)
2024年11月21日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の5話が11月14日に放送。娘のハーフバースデーを複雑な心境で祝う宏樹の涙に「ボロ泣き」「嗚咽してしまいました」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で仕事のストレスを抱え美羽に当たっていた神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染でアフリカで死亡したと思われていた冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚で冬月に思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)は、いつも自分を助けてくれた冬月(深澤辰哉)が、大切な人たちを守れなかったことに傷つき涙を流す姿に、寄り添おうと手を伸ばす。そのぬくもりを感じた冬月は、思わず美羽を抱きしめてしまう。そして、優しく抱擁しあうふたりの姿を、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)が目撃していた。冬月に別れを告げ帰宅した美羽は、自分を「おかえり」と温かく迎えてくれる夫・神崎宏樹(田中圭)を見て、娘の栞と3人のこの場所を大切にしなければと再認識する。そんな中、ふたりが不倫関係にあるのではと疑う真琴は、一時退院中の美羽の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の希望で美羽の家で行われた食事会に訪れる。そこには美羽と宏樹の絵に描いたような幸せな家庭があり、離婚をしている真琴はその状況をみて羨ましさと複雑な気持ちが募る。一方、冬月は亡くなった同僚・下原健太 (持田将史)がよく通っていた児童養護施設を訪れ、そこで下原の弟・隼人(西垣匠)に会う。冬月の人柄に触れ、隼人は少しずつ心を解していく。そんな中、真琴は美羽をランチに誘い、美羽の目をまっすぐ見て「私、美羽さんのこと信じてますから…ちゃんと話してくれるって―」と伝え――というのが5話の展開。「自分の中で迷ってたことがあったんだけど、もう大丈夫だから」という美羽を、真琴は深追いする。しかし、美羽の答えは真琴が望んでいたものとは違っていた。そこで真琴は、美羽を自分のカフェで雇い、そこに商品について相談があると言って冬月を呼び出し「もしかして冬月さんって不倫したことあります?」と聞くのだった。わざとふたりを対面させ、冬月に栞を抱っこさせようとする真琴にSNSでは「真琴、人の赤ちゃんを勝手に別の人に抱っこさせようとするのやばすぎ」や「あまり登場人物のこと悪くいいたくないんだけど。親の許可なく他人に抱っこさせるのはマジでないぞ。“なんでですか?“じゃないのよ真琴。あなたも人の親ならわかるでしょう。しかもそれが自分の“勘“を確かめようとするためなんて。2度と“親友“なんていわないでほしい」などの声が。その後、真琴は宏樹を呼び出し、ずっと宏樹のことが好きだったと告白。さらに、美羽が宏樹を裏切って不倫していると告げ、栞が宏樹の子どもではないと言うのだった。マスター(北村一輝)から白黒はっきりさせない方が良いと言われた宏樹だが、どうしても気になりDNA鑑定をしてしまう。全てを知った宏樹がハーフバースデーのお祝いで写真撮影をしながら涙を流す姿に「宏樹が豹変してダーク宏樹に戻るのかと思って見るのが怖かったんだけど、ハーフバースデーのシーンでわたしもボロ泣き」や「ハーフバースデーの記念撮影...テレビの前で私も嗚咽してしまいました」、「宏樹は自分が酷い夫だったことを自覚してるから、美羽を責められずその後もいいパパを頑張って続けて、ハーフバースデーも一緒にお祝いして写真を撮る時に「俺は本当の父じゃない」、その気持ちが溢れちゃったんだね…最後、まさかの展開で震えた」などの声が上がっている。【第6話あらすじ】真琴(恒松祐里)の言葉がきっかけで疑心暗鬼になり、DNA鑑定で真実を知ってしまった宏樹(田中圭)。美羽(松本若菜)は突然姿を消した宏樹と娘の栞を必死で探す。その頃、冬月(深澤辰哉)は莉紗(さとうほなみ)の自分に対する想いを知り、真剣に考えることを決めていた。栞を連れて海を訪れた宏樹は、ふと入ったカフェで出会った夫婦の「パパ」という言葉に、自分が本当の父親ではないことを痛感する。そんな中、美羽から宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いた真琴は、団地の公園で美羽と冬月を見たと話し、宏樹に話したのは自分だと告白。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、出て行ってしまうのだった。美羽は必死でふたりの無事を祈る中、宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまう。そしてその頃、宏樹は栞を抱えて、希望のない眼差しで海の中に向かって一歩ずつ踏み出していた――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月15日※このコラムは『わたしの宝物』4話までのネタバレを含んでいます。■死んでいたはずの冬月、無傷で元気に登場テロで亡くなったはずの冬月(深澤辰哉)と図書館で偶然にも再会することになった美羽(松本若菜)。テロにあったとは思えない、無傷でピンピンとした姿で元気に登場した冬月は、日本に帰国したものの美羽への連絡手段を失ったため、どうにか会おうと図書館に通いまくっていたわけですが、会えた喜びから白昼堂々と図書館内で美羽を抱きしめるという大胆不敵さ。お前の立場はまだ不倫だ。わきまえてくれ。と思いつつ、美羽もこの世にいないはずの冬月が目の前に現れ、感情はぐちゃぐちゃです。冬月が生きていた喜びや、押さえ込んでいた好きの感情が溢れ出すと共に、冬月は亡くなっているものとして気持ちの整理をつけ、夫である宏樹(田中圭)と生きていくことを決意した直後のことですから、落とし所を見つけたはずの感情の整理がつかなくなっていることでしょう。冬月を抱き締め返すか悩んだ手で、そのまま彼を突き飛ばし、宏樹の元に戻ったのでした。■冬月の魅力 is 何?冷静に考えれば、昔「中学の頃に好きだった」程度の男よりも、大人になってからきちんと交際を重ね、しっかりと関係値を築いて結婚にまで至った宏樹との関係を誰だって優先しますよね。ましてや問題だったモラハラが一時的かもしれないとはいえ治り、それを超えてめちゃくちゃいい父親になってくれてるんですから。モラハラからの逃げ場としてなら、冬月に飛び込むのはアリだったかもしれませんが、そうでなければ、中学の頃の思い出補正がかかりまくっただけの関係なんて脆すぎます。大人になった冬月がどんな人間でどれだけ美羽と相性が合うのかなんて未知数です。言ってしまったら、よく分からない男に全てを捨てて飛び込むのは打つ博打がでかすぎます。子どもが冬月の子だったのは、人生の罪と罰として抱えていくとして、美羽の人生の選択肢は宏樹ルート一択では?これから冬月ルートがあるのだとしたら、宏樹のモラ再発か、不倫や托卵バレして冬月しか選択肢がなくなる以外考えられません。■宏樹の罪悪感煽りが毎度酷い。中身入れ替わったレベル冬月との再会から心ここにあらずの美羽。それを産後うつではないかと心配した宏樹は、周囲に相談し、子どもと離れて1人になれる時間を作ってあげることを思いつきます。その他にも、仕事から帰って夜な夜な作り置きのご飯をこっそり仕込もうとするなど、できることを考えて行動に移してくれています。1話の宏樹と比較すると、とても同じドラマの登場人物とは思えないほどの変貌っぷり。パンくわえて走ってたら、道の角で他人とぶつかって中身が入れ替わってました、と言われても全然信じるレベル。「美羽が大切だから仕事なんてなんとでもなる。もっと美羽の話聞いて子どものこと考えるべきだった。本当にすまなかった。家族ってすごいよな。栞のおかげでこうやって笑っていられる。栞にも美羽にも感謝している」と、毎話詫びと感謝を欠かさなくなり、美羽の罪悪感を煽りまくる宏樹。これは毎回恒例の美羽の罪悪感煽りシーンになりそうですね。■冬月のストーカームーブ一方で、やる人がやったらストーカーで刺されそうなやり口で、冬月は美羽の番号をゲット。イケメンだから許されるこの世の真理に悲しみを覚えつつ、美羽に鬼電するも無視された冬月は「美羽が幸せならそれでいい。最後に一度会って話したい。明日給水塔の下で待ってる」とショートメッセージを送り、どうにか美羽と会うために奮闘します。しかし、宏樹と生きることを決めた美羽はその連絡を全て無視し、冬月との決別を決意しました。そんな中、羽を伸ばしておいでと宏樹が送り出してくれ、親友の真琴(恒松祐里)の店でランチをすることに。すると冬月も真琴との仕事の関係でカフェに来ており、思わぬタイミングで冬月と美羽は再会することに。“振り向けば冬月がいる”状態で、冬月は美羽をガン見している若干恐怖を感じる絵面の中、美羽の挙動不審によりランチの予定はバラされ、血迷った美羽は冬月に電話をかけて再度きちんと再会することに。先日の無視を詫びながら、子どもが生まれ、夫と復縁したことや、子どもと今の家庭を大切にしたいという自分の決意を冬月に伝える美羽。「夏野が幸せならいいんだ。死にそうになった時、夏野と出会えたこと、神様からのプレゼントだと思った」「私も冬月くんにはどんなに助けてもらったか分からない。私もすごく大切なプレゼントもらったよ。私も勝手だけど、冬月くんには幸せでいてほしいって思ってる。生きててくれてうれしかった」とお互いの出会いと存在に感謝をし合い、また気持ちが高まり始めてしまいます……。■サークルクラッシャー真琴爆誕!?そして、トリガーを引いたのが冬月の言葉。「ごめんな。俺ほんとに何もできなくて。結婚してる夏野のこと愛しちゃいけなかったんだ。待たせたまま迎えにも行けなかった。夢も、大切な人も、夏野のことも何一つ守れなかった」テロにより全てを失ってしまった夏野に同情の気持ちが湧いたのか、はたまた「愛してる」の一言で心が揺れ動いたか、気づけば2人はまたも不倫の立場を忘れて白昼堂々抱き合い始めました。お前の立場はまだ不倫だ。わきまえてくれ。(2度目)この様子を見てしまった真琴。美羽の会社員時代の後輩で、先輩である美羽に残業丸投げしときながらその恩をすっかり忘れていたりと、素直だけどちょっぴり天津爛漫がすぎる彼女。宏樹のことを推し、美羽を親友と公言していましたが、次回予告で、速攻宏樹側に付くような描写があり、親友を秒速で裏切って男をとるように見える恐怖映像がチラ見えしていましたが、果たして。冬月の存在を知った宏樹は、果たしてどういう変化と行動をとっていくのか……。予想外の方向に地獄の釜が広がっていきそうな次回に目が離せません。(やまとなでし子)
2024年11月14日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の4話が11月7日に放送。父親として変わっていく宏樹を演じる田中圭の演技に「狂気的な演技との対比が印象的」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で仕事のストレスを抱え美羽に当たっていた神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染でアフリカで死亡したと思われていた冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚の水木莉紗をさとうほなみ、喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。神崎美羽(松本若菜)が図書館へ行くと、亡くなったと思っていた冬月稜(深澤辰哉)の姿があった。駐車場で待っていた神崎宏樹(田中圭)と娘の栞は、美羽の帰りが遅く心配になり、図書館へ向かう。冬月に抱きしめられた美羽は震える手で冬月の背中に手を回しかけるが、その想いを必死にこらえて、冬月を突き放し、その場を離れた。美羽は、冬月が生きていたことが嬉しかったが、以前と変わってしまった自分の環境から、複雑な感情を抱えていた。その違和感を感じ取り、産後うつを疑った宏樹は美羽を心配する。そんな中、冬月は自分を待ってくれていると思っていた美羽の反応に動揺を隠しきれず、水木莉紗(さとうほなみ)へ相談をするが、莉紗もまた冬月に対して密かな想いを抱えていた。喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)や、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)に相談をしつつ、美羽の為に自分のできることを必死に探していた宏樹。そんな宏樹の優しさをしっかりと感じ取っていた美羽だが、冬月から「最後にもう一度だけ会って話したい」とメッセージが届き――というのが4話の展開。子どもを持つ母親だからと冬月に会いたい気持ちを抑えた美羽。冬月も、莉紗に「前に進もう」と言われ、自分の気持ちに区切りをつける決意を固める。また、夜キッチンの物音で目を覚ました美羽は、自分のために慣れない手つきでクリームシチューを作る宏樹を目撃。宏樹は「今をすごく大事にしたいと思ってるんだ」と言いながら、過去の自分について謝り、「俺は美羽のこと愛してるから」と言うのだった。SNSでは「優しい宏樹、しおりちゃんをあやす宏樹、シチューを作る宏樹。どれも泣いちゃう。今回も泣いたわ。田中圭さんの演技は本当に上手い」「田中圭さんの狂気的な演技との対比が印象的。 正反対のキャラクター同士の共演が、ドラマに深みを与えていた」や、「全てのことを知ってしまった宏樹を演じる田中圭の演技が観たすぎて、そんな展開恐ろしいけど楽しみにしてる自分もいる、、、」などの声が。そんな中、美羽は宏樹の計らいで真琴とランチをすることに。しかし、真琴のカフェに行った美羽は、打ち合わせに来た冬月と再会してしまう。そこで赤ちゃんの話が出たため、冬月は美羽に子どもが生まれたことを知る。そして、宏樹が子育てに積極的に参加していることも知るのだった。ランチをやめ、冬月に電話した美羽は、冬月をいつもの場所に呼び出す。そして夫と復縁し子どもが生まれたと話すのだった。今の家庭を大切にしたいと謝る美羽に、冬月は「夏野が幸せなら良いんだ」と伝える。そして、「何もできなかった」と涙を流す冬月を美羽は優しくハグするのだった。そんな二人のハグに「美羽と冬月くんの最後のハグは愛してるから好きだからのハグじゃなかったよ。何ひとつ守れなかったって辛くて悔しい気持ちの時にそっと背中に美羽の手が触れられたから縋るようなハグに感じた」や「美羽さんと冬月くんの最後のハグが優しさしかなくて本当に切ない。ヒーローだった冬月が初めて弱さを見せて泣いて、それをただ慰めたい美羽。情愛とかじゃなく、きっと会うのはこれで最後だとお互い思ってるからこその、ただ優しいだけのハグ」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】神崎美羽(松本若菜)は、いつも自分を助けてくれた冬月稜(深澤辰哉)が、大切な人たちを守れなかったことに本当は傷ついていて涙を流す姿に、寄り添おうと手を伸ばす。そのぬくもりを感じた冬月は、思わず美羽を抱きしめてしまう。そして、優しく抱擁しあう2人の姿を、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)が目撃するのだった。一方、美羽は帰宅し、自分を「おかえり」と温かく迎えてくれる夫・神崎宏樹(田中圭)を見て、娘の栞と3人のこの場所を大切にしなければと再認識する。そんな中、ふたりが不倫関係にあるのではと疑う真琴は、美羽の母・夏野かずみ(多岐川裕美)が一時退院して美羽の家で行われる食事会に訪れる。そこには美羽と宏樹の絵に描いたような幸せな家庭があり、離婚をしている真琴はその状況をみて羨ましさと複雑な気持ちが募る。冬月は、亡くなった同僚・下原健太 (持田将史)がよく通っていた児童養護施設に訪れ、そこで下原の弟・隼人(西垣匠)に会う。冬月の人柄に触れ、隼人は少しずつ心の靄を晴らしていく。そんな中、真琴は美羽をランチに誘い、美羽の目をまっすぐ見て「私、美羽さんのこと信じてますから…ちゃんと話してくれるって―」と伝え――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月08日女優の松本若菜が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】松本若菜ドラマ最終回電波ジャックを宣伝「わたしの宝物第4話いかがでしたか?びっくりしたでしょ…」と綴り、1枚の写真をアップ。松本と一緒に写真に写っている文鳥は、ドラマの中で非常に大事な役割を果たしており、今後も目が離せない存在である。 この投稿をInstagramで見る 松本若菜(@matsumoto_wakana)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ラストが衝撃的すぎて、叫んでしました」「好きーーーーーーー」といったコメントが寄せられている。
2024年11月07日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の3話が10月31日に放送。宏樹の変化に「笑顔になるほど辛い」や「あまりにも残酷」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で仕事でストレスを抱え美羽に当たっていた神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染でアフリカで死亡したと思われていた冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚・下原健太を持田将史、同じく同僚の水木莉紗をさとうほなみ、喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。宏樹(田中圭)は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れてしまうが、美羽にはその涙の理由がわからなかった。父親になる自信がなかった宏樹自身も、その溢れ出た感情に困惑。行き場を無くした気持ちを喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に相談する。美羽は、親友・小森真琴(恒松祐里)のアドバイスと、自身の名前を父親につけてもらった思い出から、宏樹に子供の名前を付けてほしいとお願いする。そして冬月(深澤辰哉)ではなく、宏樹の子供としてこれから育てる決意をするのだった。そんな中、大規模テロの犠牲者と誤報されていた冬月が無事日本に生きて帰ってきた。冬月は一緒に帰ってきた水木莉紗(さとうほなみ)と共に、自分と間違えられた本当の犠牲者・下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かっていた。そこで隼人に兄のいない悲しみをぶつけられたふたりだったが、冬月は遺族の想いを背負って生きていくことを心に誓い――というのが3話の展開。子供の名前を託された宏樹は、母子手帳に挟んであった美羽の栞を見て、「俺はこの子に何もしてあげられないけど、道に迷わず進んでほしい」という思いから、娘に栞という名をつける。しかし、実はその栞は冬月と美羽の思い出の栞。そうとは知らず、栞と名付けた宏樹にSNSでは「わたしの宝物最新話見たけど震えた。まさかの冬月くんとの繋がりの栞みて宏樹が考えた子供の名前...何話で冬月くんの子供だとバレるんかな怖いわ。冬月くんもいつ自分の子供って知るんかな...これホラードラマですか?」や「わたしの宝物、途中からだったけど子どもの名前が栞ちゃんなの酷すぎないか…」、「1話から出ていたしおり一つでここまで感情を揺さぶられるとは。夫が想いを込めて決めた子供の名前が「栞」は衝撃。」などの声が。また、宏樹は仕事の予定を変更してお宮参りに出席したり、子育てにも参加したりと少しずつ変化。会社で色々あって美羽に当たっていたことを告白し、栞が自分の道標になってくれたと告げる。そして「栞を産んでくれてありがとう。あの約束って破っても良いかな?父親らしいことは何もしないって言ったけど、俺を栞の父親にしてくれないかな」と言うのだった。プロジェクトのリーダーを降り、キャリアを捨て、変わっていく宏樹。そんな宏樹に「宏樹のかわりようが、この先を想像すると胸がぎゅーってなる」や「宏樹が笑顔になるほど辛い…痛い…ギュッとなる…この先どうなるの…」「宏樹の不器用さが素直になってくるほど、栞が宏樹の道標でありそれこそ宝物になっていく程、どんどんしんどくなってくのあまりにも残酷だって、、、」などの声が上がっている。【第4話あらすじ】神崎美羽(松本若菜)が図書館へ行くと、亡くなったと思っていた冬月稜(深澤辰哉)の姿がそこにはあった。駐車場で待っていた神崎宏樹(田中圭)と娘の栞は、美羽の帰りが遅く心配になり、図書館へ向かう。冬月に抱きしめられた美羽は震える手で冬月の背中に手を回しかけるが、その想いを必死にこらえて、冬月を突き放し、その場を離れた。美羽は、冬月が生きていたことが嬉しかったが、以前と変わってしまった自分の環境から、複雑な感情を抱えていた。その違和感を感じ取り、宏樹は美羽を心配する。そんな中、冬月は自分を待ってくれていると思っていた美羽の反応に動揺を隠しきれず、水木莉紗(さとうほなみ)へ相談をするが、莉紗もまた冬月に対してある想いを密かに抱えていた。そして宏樹は、喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)や、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)に相談をしつつ、美羽の為に自分のできることを必死に探していた。その宏樹の優しさをしっかりと感じ取っていた美羽だが、色々な感情に葛藤している中、冬月から「最後にもう一度だけ会って話したい」とメッセージが届き――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月01日※このコラムは『わたしの宝物』2話までのネタバレを含んでいます。■宏樹のモラハラの原因妻である美羽(松本若菜)にこれでもかというほどのモラハラを浴びせる夫・宏樹(田中圭)。外ヅラの良さに全てのステータスを全振りして生きている彼の根っこは実は気弱で自信のない、普通の心の弱さを持った人間でした。会社で上司から後輩を庇ったはずが、自分に火の粉がふりかかり……。後輩は感謝しているかと思いきや、「要領悪い。あぁいう上司いると便利だよな」と裏でとディスられ利用されているという。これが普段からかわいがっている後輩なことも、さらに気持ちに追い打ちをかけます。上司からも後輩からも追い詰められて限界を感じ、心を患う直前まで来ていた宏樹は偶然カフェ店主・浅岡(北村一輝)と出会います。■宏樹の抱えていた本音と闇浅岡はそのコミュ力で宏樹をカフェに呼び込み、出会ったばかりの宏樹の心をほぐし、本音をするすると引き出して行きます。頑張って働く宏樹を、妻・美羽も支えようとしてくれているのに、その笑顔が自分を嘲笑っているように感じ、辛く当たってしまうこと。母子手帳の父親の欄に自分の名前が書かれておらず、ショックだったこと。子どもにも同じように強く当たってしまうのではないかと不安なこと……。会社で抱えたストレスの逃げ場が家庭であるべきですが、彼にとってはこのカフェが心の拠り所になったようです。ただ、宏樹がストレスを感じるたびにお守りのように握るハンドタオルは、昔美羽が貸してくれたもの。「独身時代からいつまで借りパクしてんの?」というほど、長年愛用しているようですが、彼の心の拠り所の一つに、無意識ではあるもののまだ美羽の存在があるようです。■シングルマザーのリアルを知り、心折れる美羽冬月(深澤辰哉)との子どもを、宏樹の元でこっそり托卵しようと計画していた美羽は、改めて1人で育てることを考え始めます。それもあって、母子手帳の父親欄には宏樹の名前を書くことができずにおり、離婚届には自分の名前をひっそりと書き込みます。自分自身もシングルマザーの母の元で育った美羽。実際に自分を1人で育て上げた母に尊敬の意味も込めて感謝を伝えると、そこから漏れ出るリアルな本音に美羽は一気にやられてしまいます。「(母である)自分が死んで美羽が1人になることが怖かった。貧乏で苦労かけて、ひとりぼっちにさせて、美羽には寂しい思いばかり……」と、1人で子どもを育てることの苦しい現実を受け、美羽は「自分には無理だ」と、一気に心に不安に襲われます。■最低の言葉が美羽にとっての最高の提案となる奇跡そんな中、宏樹と美羽は話し合いの場を持ちます。本当は離婚を切り出そうと考えていた美羽ですが、宏樹から先に思わぬ言葉の数々を投げられ、風向きが変わることとなるのです。宏樹は「本当に子ども欲しい?」と問うなど、ほぼレイプ同然で妊娠したことや母子手帳に宏樹の名前がなかったことで、美羽が「望まない妊娠に戸惑っている」ように感じていたのでしょう。全ての理由が「本当は父親が別の人だから」などとはもちろん知る由もありません。そして続くのは父親として最低な言葉の数々。「新しいプロジェクトが始まるから今より忙しくなる。家庭のことは何もできないし、するつもりもない。何も求めないでほしい。金で苦労はかけない。ただ父親の役目はできない」病む間際とはいえ、ここまで全て放棄するとは「どんだけキャパ狭いんだよ!」と吐き捨てたくなるほどの言葉の数々ですが、これが逆に美羽にとって渡りに船になるのです。1人で育てる上での大きな課題である「金銭面」と、托卵する際の課題である「罪悪感」。お金だけ援助してくれるとなれば、美羽の不安は解消される上に、宏樹が父としての役割を放棄し、子どもに関わらないのであれば托卵の罪悪感も生まれません。自らATMとしての立候補ありがとう。選任決定です。まさにモラハラ転じて福となす状態!■クズだからこそ安心してクズになれる宏樹がクズであるからこそ、こちらも安心してクズになれるというもの。托卵して生きていくことをはっきりと決意した美羽は、離婚の言葉を飲み込み、母子手帳にも宏樹の名前を書き込みました。しかし、宏樹は美羽の母の借金まで返していたんですね。今はモラだけれど、昔はもっと優しい人間だった彼を、会社がこうさせてしまったのかもしれません。宏樹の上司は彼をリーダーに任命するのにも、名誉なことにも関わらず、「やらないなんてないよな?」と、不自然なまでに無理やり圧を与えてくることや、後輩の「パワハラにビビってやたら俺らに優しい」という言葉が気になります。以前宏樹本人も、ハラスメントで何かトラブルでもあったのでしょうか?■ふっか死なへんで〜亡くなったと思われていた冬月がまさかの生存。重傷を負って今は意識がないようですが、生きていてよかった。となると回復すれば美羽を迎えにくることになり、宏樹のもとで托卵して生きていくことを決めた美羽の気持ちをかき乱すことになるでしょう。また、「父親の役目はできない」と宣言していた宏樹ですが、いざ子どもを前にすると涙を流し、新しい感情が生まれていたようです。徐々に子どもへの愛情も芽生えれば、万が一美羽が離婚を切り出した際の親権問題にも発展しますし、托卵の事実が表沙汰になるようなことがあれば、そのショックはひとしおでしょう。冬月の今後と宏樹の気持ちの変化にも期待です。(やまとなでし子)
2024年10月31日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の2話が10月24日に放送。宏樹の本当の思いや抱えているものが明かされ、それゆえの辛い判断に「宏樹のことしか考えられない」や「しんどい」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で外面がよく家ではモラハラな神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染・冬月稜を深澤辰哉、稜の同僚・下原健太を持田将史、同じく同僚の水木莉紗をさとうほなみが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美羽(松本若菜)は稜(深澤辰哉)の子を妊娠していたが、稜がテロに巻き込まれたと知り、夫の宏樹(田中圭)に宏樹の子として妊娠を報告する。美羽は、このまま嘘をつき続けることができるのか不安な気持ちはありつつ、稜との子どもが自分のお腹にしっかり生きていることを確信するのだった。一方、アフリカの医療施設では、土埃と汗で汚れた水木莉紗(さとうほなみ)がいた。莉紗は既に遺体安置所に運ばれた日本人の遺品が稜のものとわかり、放心状態。遺品の中には、美羽が渡した栞も含まれていた。また、宏樹は子どものことを聞いて、喜びよりも複雑な感情を抱く。宏樹は仕事で成績を出していたものの、上司からはパワハラを受け、部下からは都合の良い上司と言われ大きなストレスを抱えていた。そして美羽の笑顔が自分を笑っているかのように思えてしまうほど心を病んでいた。そんな中、宏樹は仕事中に突然話しかけてきた喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に「逃げちゃえば」と誘われ、喫茶店に入る。実は宏樹は会社に行こうとして突然パニックが起きた経験も持っており――というのが2話の展開。再び喫茶店に足を運んだ宏樹は、マスターの浅岡に美羽にストレスをぶつけていること、子どもにもぶつけてしまうのではないかという不安を持っていることを話し、マスターから「かみさんのことめっちゃ好きだろ」「本気で好きならちゃんと考えてやんないと。離れるか、それとも腹括ってしっかり父親やるか」と言われる。そんな宏樹に美羽は離婚話を切り出そうとしていたが、突然母の容体が悪化し病院から連絡が入る。そして母から一人で育ててきた苦労や後悔の思いを聞かされた美羽は、病院の高額な請求書を見て離婚は無理だと考えるのだった。「この子を下ろすなんて考えられない。わたしは産みたいよ」という美羽に、宏樹は自分が子どもにストレスをぶつけないか不安があるという本心は伝えずに「何もするつもりはない。俺に何も求めないでほしい」と言う。そして家政婦を雇っても良いしお金で苦労はかけないから、父親の役目は果たさなくても良いかと尋ねるのだった。その後、美羽は出産するが、宏樹は生まれてきた子を抱くと、突然泣き始めてしまう。そんな宏樹にSNSでは「わたしの宝物めっちゃ引きずってる。あんなラストの宏樹見たらさ、宏樹のことしか考えられないよ」や「モラも自覚してのあの関わらない発言だったのね…でもそれマスターじゃなく美羽に言わないとで、でも言える関係性ではもうなくて、しんどいな」、「きっと宏樹にとっての宝物は美羽で、そして産まれた子どもも新たにかけがえのないもの宝物になったんだろうな…美羽と宏樹、それぞれの宝物は産まれた子どもで同じなのに、子どもを通して見ているものが違いすぎてしんどい」などの声が。また、実は稜が生きていたことに「とりあえず冬月くん生きてた。信じていたよ。来週早く見たい!!」や「冬月くんも生きてそうで良かったけど、エンディングが全く想像つかないな」、「冬月くん…生きてた…良かった。テレビに名前出た時と遺留品みたとき亡くなっちゃったんだぁ~って思った…」などの声が上がっている。【第3話あらすじ】美羽(松本若菜)の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。宏樹(田中圭)は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れてしまうが、美羽にはその涙の理由がわからなかった。父親になる自信がなかった宏樹自身も、その溢れ出た感情に困惑。行き場を無くした気持ちを喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に相談する。美羽は、親友・小森真琴(恒松祐里)のアドバイスと、自身の名前を父親につけてもらった思い出から、宏樹に子供の名前を付けてほしいとお願いする。そして稜ではなく、宏樹の子供としてこれから育てる決意をするのだった。そんな中、大規模テロの犠牲者と誤報されていた稜が無事日本に生きて帰ってきた。稜は一緒に帰ってきた水木莉紗(さとうほなみ)と共に、自分と間違えられた本当の犠牲者・下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かっていた。そこで隼人に兄のいない悲しみをぶつけられたふたりだったが、稜は遺族の想いを背負って生きていくことを心に誓う。一方宏樹は、子供の名前を託されたことに対して、自分自身とさらに葛藤することになり――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年10月25日HOUNDDOGのボーカル・大友康平が23日に自身のアメブロを更新。17日に76歳で亡くなった俳優・西田敏行さんから貰った“宝物”を公開した。この日、大友は西田さん葬儀について「家族葬とお聞きしていたので、参列してしまうとご迷惑が掛かると思い自重するつもりでした」と述べるも「居ても立ってもいられず昨夜ご家族関係者に連絡が取ることができ告別式に参加させていただきました」と告別式に参列したことを報告。「松崎しげる兄さん、柴俊夫さん、田中健さん いつも西やんと共に楽しい時を過ごしてきた『五人会』のメンバーと」と説明した。続けて、告別式の前に歌手の松崎しげるから「『コーヘーちゃん、兄貴の顔』見ておくか?」と言われたそうで「“安らかなお顔”を拝見した時は涙が止まりませんでした。そして、出棺時は“込み上げる気持ち”を抑えられませんでした」とコメント。「西やん、あなたの笑顔はいつだってみんなを幸せな気持ちにさせてくれました。あなたはまるで太陽のような方でした」と西田さんの人柄について述べ「お別れするのは辛いけど、見守っていてください。そして、安らかにお眠りください」と追悼した。最後に「初舞台に進呈していただいた暖簾」と自身が初めて舞台に出演したときに西田さんから貰った品の写真を公開し「宝物として一生大切に使わせていただきます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵な暖簾」「きっと見守ってくれてます」「涙が止まりません」などのコメントが寄せられている。
2024年10月25日※このコラムは『わたしの宝物』1話までのネタバレを含んでいます。■世間から見れば幸せ。その実態は……神崎美羽(松本若菜)は商社マンの夫・宏樹(田中圭)を持つ専業主婦。イケメンエリートで稼ぎのいい旦那を持ち、都内の広い家に住む専業主婦とあらば、世間から見れば幸せで何不自由ない生活。しかし、蓋を開ければその夫婦関係はあまりにも歪。宏樹はこの世のモラハラを全てかき集めてろ過し、作り上げたような、濃縮還元10000%の絵に描いたモラハラフルコース夫なのです。■これでもかと降り注ぐ田中圭のモラハララッシュ宏樹は突然夜中に部下を大量に引き連れ帰宅。これだけでも嫁ブチギレ案件ですが、客人をもてなすために着替えて急遽料理を準備し、文句一つ言わず笑顔で迎え入れた美羽に対し、宏樹は感謝の言葉一つなく、部下の名前を美羽が間違えて呼んでしまったことをただ責めるのみ。会社の書類を机に忘れれば、「何時に(会社)来れる?」と、美羽の都合などフル無視で、持って来るのが当然のように嫁をバイク便扱い。服装ひとつにもうるさい宏樹を想定して、わざわざ着替えてまで向かったのに、書類はすでに部下に作り直させていて不要な上に、「遅いんだよ。部下に気を遣わせただろ。もうちょっとマシな格好できないのかよ」と、自分が書類を忘れた過失はそっちのけでとにかく全否定。後輩で即時リカバーできる仕事ならさっさと自分でやっとけだし、今のご時世、紙ベース保管のみでデータが手元にないってどういうことだよ!?と宏樹の仕事能力にも疑問を抱く理不尽モラっぷり。そもそも来社にあたり、服装の文句つけるなら毎度ドレスコード指定しろよ。高級レストランかよ。と、とにかく視聴者の怒りを煽ってきます。そして「子どもがほしい」と投げかけてみれば「仕事してる俺の気持ち考えたことある?暇だから子どもほしいんだろ」とこれでもかと美羽の心をへし折ってきます。しかし、「ちょっと抜けたいいやつ役」の代名詞のような田中圭のここまで鬼畜な姿を見れるとは……ある意味おいしいドラマなのかもしれません。■ドラマ史上初!?酢昆布でえげつない優しさを見せつけてくる高等テク宏樹の要望に全て健気に応えようと頑張る美羽は、自分が無意識に心に蓋をして、笑顔を失い、無理をしていたことに気づきます。それを気づかせてくれたのが、冬月稜(深澤辰哉)との偶然の再会でした。2人は昔を思い出したようにすぐに意気投合。普段は宏樹の顔色を伺いながら過ごしていた美羽が、冬月相手には冗談も交えながら対等に話していたことに気づき、本来の自分の姿を思い出したようです。冬月は昔から美羽の心を軽くしてくれる存在でした。母親がシングルマザーで、あまり暮らしが裕福ではなかった美羽は、母の苦労を理解しながら自分の境遇を嘆く自分に罪悪感を抱きつつ、冬月に感情を吐露します。そんな美羽が、酢昆布のせいにして気兼ねなく泣けるように「酸っぱすぎて涙でるだろ」と、大量の酢昆布を食わせるなど、到底中1とは思えないレベルの気遣いとコミュ力を酢昆布という中1らしいアイテムを使って見せつけてきます。酢昆布でこんなに優しさ見せつけられるとかテクニックが高等すぎます。突然美羽が姿を消して2人の関係が終わったようですが、この関係の終わり方にも何か伏線がありそうな予感です。■ベッドシーンのえげつない対比からの死亡フラグ冬月はもうすぐ仕事でアフリカに行ってしまうことから、一瞬の再会で関係が終わるのかと思いきや、ここで運命のイタズラが起こります。ある日、宏樹に内緒でマーケットの手伝いをすることになった美羽。それに気づいた宏樹はゴルフ後のその足で美羽の様子を見に来るという、フッ軽モラハラっぷりを見せつけます。そこにいたのは普段自分には見せない笑顔の美羽の姿。その様子に嫉妬や怒りを覚えた宏樹は、帰宅するや否や美羽に力づくで行為を求めます。夫婦間といえどもはやこれはレイプ。悲しみと失望を覚えた美羽は気づけば、冬月との思い出のある給水塔の下に足を運んでいました。そこでまた偶然にも冬月と再会し、抑え込んでいた自分の感情が溢れ出します。そしてそのまま冬月とも寝てしまうのです。この2度のベッドシーンの対比が両極端すぎて。手を絡めながら美羽が相手を受け入れる様子が見て取れる、穏やかな冬月との行為と、手首を押さえつけられながら無理やりされる宏樹との行為。美羽の心の内が全てその手の描写に現れているようでした。そして冬月は「プロジェクトが軌道にのったら美羽を迎えにいく」定番すぎる死亡フラグのセリフを告げ、海外へ旅立って行きました。■妊娠のち即死とかあり?宏樹も昔は涙もろく、昔は2人で互いの辛いことに共感しあって泣くなど、気持ちを支え合える心優しい青年だったようですが、一体何が彼をこうさせてしまったのでしょうか。「(俺が)外面ばっかり良くて笑ってるんだろ?」と、自分のモラを自覚しつつ、コンプレックスに感じながら美羽に八つ当たりしているよう場面もありましたが、何か自信を無くす大きなきっかけがあったのかもしれません。そんなこんなで美羽は妊娠をします。出生前DNA検査の結果、子どもの父親は配偶者である宏樹ではなく、冬月。「ちゃんと避妊しなかったんかい!」という、視聴者の心のツッコミもありつつ、さらにそこに飛び込んできたのは冬月が海外でテロに巻き込まれ亡くなってしまったというニュース速報。ドラマの3番手のメンバーが即死ってあります?普通に考えたら、ふっか1話で死亡。以降出演なし!はないと思うので、もしかして生きてやしないか?という大人の事情的推察も……。■托卵という恐ろしい計画を抱いた美羽自分を宏樹のモラハラという鳥カゴから連れ出してくれるはずだった王子様、冬月の死と、冬月の子を妊娠したという衝撃の事実。受け止めきれない感情が一気に訪れ、困惑する中美羽はある企みをします。冬月との子どもを宏樹との子どもとして育てる、いわゆる托卵で子どもを産むことを心に決めたのです。そして、宏樹に妊娠を告げる「あなたの子よ」発言。子どもを妊娠したことをパートナーに伝える際にあえて「あなたの子」ということで、まるで他にも可能性があるかのように聞こえますが、宏樹はそこには違和感を抱かないのでしょうか?普通ならあなたの子以外、ありえないわけですが……托卵となると、顔など身体的特徴の遺伝のほか、絶対に逃れられない子どもの血液型問題などもありますが、そこら辺もきちんと加味された上での托卵計画なのかが気になります。浮気、不倫やレスなどの題材を超えた新たなテーマ、托卵。この結末には幸せが待っているのか、ラストまで目が離せません。(やまとなでし子)
2024年10月24日松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の1話が10月17日に放送。田中圭のモラハラ夫ぶりに「怖い」や「上手すぎる」などの声が上がっている。本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で外面がよく家ではモラハラな神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染み・冬月稜を深澤辰哉が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中学生時代の色あせない楽しかった記憶をもつ神崎美羽(松本若菜)は、大人になり、やりきれない現実を生きていた。外面は良いが、乱暴な言葉をぶつけてくる夫の神崎宏樹(田中圭)と冷えきった夫婦生活を送り、いつの間にか偽物の笑顔を振りまく自分自身に嫌気が差していたのだ。そんな中、親友でシングルマザーの小森真琴(恒松祐里)とその息子・幸太(岩本樹起)を家に招いていた美羽は、子供ができれば現状を変えられるかもしれないと考える。翌朝、宏樹に恐る恐るそのことを話すが、自然に任せればいいと一刀両断され、いらだちを露わにされる。そんなある日、真琴がオープンさせた雑貨屋のレセプションに向かっていた美羽は、宏樹から仕事で必要な書類を届けるようにという電話を受ける。仕方なく家に戻り、地味な服装に着替えて書類を届けるが、すでに書類は必要なくなっており弘樹からはもっとマシな服を着てくるよう嫌味を言われるのだった。帰り道、バスで乗り過ごした美羽は、そのまま昔よく通っていた幼馴染み・冬月稜(深澤辰哉)との思い出のある図書館へ。するとそこには、稜の姿が。中学生ぶりの再会に驚きながらも、あの頃に戻ったかのように無邪気に会話が弾むふたり。稜は友人とフェアトレードの店を営んでおり、少ししたら店を友人に預けてアフリカに学校を建てに行くと言い――というのが1話の展開。子供の話から言い争いになった美羽と宏樹。翌日、美羽の足はいつの間にか稜に再会した図書館に向いていた。稜からフリーマーケット用にアフリカの糸で刺繍した小物を作ってほしいと依頼された美羽は、リフレッシュの機会をくれた稜にお礼として手作りの栞を渡す。そしてフリーマーケット当日。宏樹には特に何も言わずにフリーマーケットの手伝いに参加した美羽だが、なぜか会場に宏樹が現れる。そして、楽しそうに接客する美羽を見て、宏樹は声もかけずに会場をあとにするのだった。しかしその日の夜、宏樹は強引に美羽に迫り関係を持つ。そんな宏樹の普段のモラハラぶりや行動にSNSでは「『わたしの宝物』リアタイした!モラハラ夫に終始イラッとした…いや、大事な書類を忘れる奴が悪いだろ??仕事って言いながら全然じゃん…でもって無理矢理とかホントに無理です。美羽が気の毒だしずーっと夫の機嫌伺うとか…参るよ」や「なにげなく観てた『わたしの宝物』ってドラマ怖かった。田中圭氏ってほんとモラハラ夫役上手すぎる」、「わたしの宝物の、冷め切った態度取ってた夫がいきなりバックハグ~のシーン。 あれ、冷め切ってる夫婦関係やからって要素もあるけど、いきなりパワーで押し切られたら普通に怖いよな…って思っちゃった。」などの声が。翌朝、茫然自失の状態でバスに乗った美羽は、図書館に向かっていた。そしてそこで昔挟んだ栞を探しに来ていた稜に遭遇。鍵の壊れているところから中に入り、一緒に宝物探しをする。実はその栞は、稜がかつて宝探しをしようと隠していた美羽の栞だった。フリーマーケットで稜に初恋だったと言われていた美羽。稜と再会したことで傷ついていた自分の心に気づいた美羽は、「冬付君と会ってからずっと心が痛いよ。助けて」と言い、アフリカ出発前に関係を持つ。強引にことを進めた宏樹とは対照的に、優しい空気に包まれながら関係を持つ描写に「わたしの宝物、宏樹と冬月くんの対比がめっちゃよかったなぁ…手と明暗の表現の仕方で こんなにも印象変わるんやってなった」や「わたしの宝物、辛くて悲しくて切なくてカロリー高いドラマだったけど、画が綺麗で、宏樹と冬月くんの対比が際立って、主人公の美羽さんに共感できるすごくいいドラマだった」などの声が上がっている。【第2話あらすじ】美羽(松本若菜)は稜(深澤辰哉)の子を妊娠していたが、稜がテロに巻き込まれたと知り、夫の宏樹(田中圭)に「赤ちゃんができた」と言って宏樹の子として伝える。美羽は、このまま嘘をつき続けることができるのか不安な気持ちはありつつ、稜との子どもが自分のお腹にしっかり生きていることを確信するのだった。アフリカの医療施設では、土埃と汗で汚れた水木莉紗(さとうほなみ)がいた。そして既に遺体と化した日本人の遺品が稜のものとわかり、放心状態に。宏樹は子どものことを聞いて、喜びよりも複雑な感情を抱く。日常的に厳しい言葉を美羽に浴びせてしまう宏樹。そんな自分との間にできた子どもに対して、これからうまくやっていける自信がなかったのだ。そうした感情を喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に伝えつつ、自分はどのように美羽とこれから生まれてくる子どもと接していくべきなのかを深く考えるのだった――。「わたしの宝物」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年10月18日10月17日(木)より放送の「わたしの宝物」より場面写真が解禁された。松本若菜が主演する本作は、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く大人の恋愛ドラマ。主人公の神崎美羽を松本、美羽の夫・神崎宏樹を田中圭、美羽の幼なじみ・冬月稜を深澤辰哉が演じる。初回放送を来週に控え、このたび本編の場面写真が一挙公開。1枚目は、マンションのリビングにいる美羽(松本)を映したもの。はかない表情とともに映っているのは、本作で重要なモチーフとなる鳥かご。夫・宏樹(田中)との愛が冷め切ってしまい、かごの中の鳥のような状態になってしまった美羽。そんな彼女が、この物語を通してどのように変化していくのか…?2枚目は、職場での宏樹を映した場面写真。大手商社に務める優秀な会社員として、外向きには“理想の夫”を演じながらも、家庭では美羽にたびたびキツく当たってしまう宏樹。仕事に忙殺され、妻への関心がなくなった彼が、会社で見せている物憂げな表情の意味とは…。そして3枚目が、美羽の中学時代の幼なじみ・冬月(深澤)を映した写真だ。冬月は、美羽がツラい思いをしていると必ず現れて、彼女の心にぬくもりを与えてくれる存在。そんな優しく面倒見のよい冬月の性格が伝わってくるような1枚となっている。そして、美羽と宏樹、美羽と冬月という、夫婦と幼なじみを映した2枚の場面写真も解禁。最初の1枚は、とある事情で宏樹の会社を訪れた美羽が彼と会う場面。厳しい表情を浮かべる宏樹と、それに戸惑っているような美羽。対峙する2人の表情からも、神崎夫妻の現在の関係性が伝わってくる。中学時代の幼なじみである美羽と冬月が並ぶ写真では、先ほどの宏樹との場面とは対照的に、柔らかな表情を浮かべる2人。同じ横並びの場面写真でありながら、“夫婦”と“幼なじみ”では、美羽が全く異なる表情をしている点にも注目だ。この2つの関係性がどのように描かれ、変化していくのかも、本作の大きな見どころとなっている。■プロデューサー・三竿玲子(フジテレビ編成総局・ドラマ制作部)コメント「美羽、宏樹、冬月、それぞれが見ている先には何があるのか…。そんな想像が膨らむ場面写真をお届けします。それぞれの横顔に込められた物語に想(おも)いを馳(は)せながら来週からの放送を楽しみにしていただけたら、と思います。私がこの企画を立てた時、まず、1話のラストシーン、そして、最後のセリフを決めました。第1話では、美羽の心の変化、宏樹との夫婦関係、冬月との再会…など目まぐるしくストーリーが展開していきますが、この物語の全てが詰まったラストシーンまで、どうか見逃さずに見ていただけたら幸いです」木曜劇場「わたしの宝物」は10月17日(木)より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年10月10日松本若菜、田中圭、深澤辰哉(Snow Man)が出演する新ドラマ「わたしの宝物」のポスタービジュアルが公開された。本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵」を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。完成したポスターは、主人公・美羽(松本)が昼、美羽の夫・宏樹(田中)が夕暮れ、美羽の幼なじみ・冬月(深澤)が夜明けと、それぞれが違う時間帯の空の下で同居する一枚。また、歪な形をしていたり、毒々しい色であったり、枯れていたりと、どこか不穏さも感じさせる花々に囲まれ、まさに3人の心の奥に抱えるものを映し出すデザインとなっている。デザイン担当は、「あなたがしてくれなくても」のポスターも手掛けた高垣美月。「一見綺麗だけど毒々しさを感じるお花で、生命の強さと人間の残酷さを表現しました。松本さんには、ダメだと分かっていても、どうしようもない選択をしてしまった主人公の悲しみと後悔、そして大切なものを守るための覚悟を決めた表情をしていただきました。苦しみの中で、それでも誰かを愛そうとする3人の複雑な想いを感じていただけたらと思います」とコメント。松本は「私もその世界観や、グロリオサの毒々しさに負けないように、今回のテーマでもある“悪女になる”ということを意識して、気持ちを作って撮影に臨みました」とふり返っている。「わたしの宝物」は10月17日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年09月19日松本若菜主演の木曜劇場「わたしの宝物」に、田中圭と深澤辰哉(Snow Man)の出演が決定した。本作は、夫以外の男性との子を、夫との子と偽り産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマ。先に解禁されていた本作のイメージビジュアルでは、松本演じる主人公・神崎美羽(かんざき・みわ)のほか、2人の男性のシルエットだけが明かされ、「このキャラクターを演じるのは誰?」と、SNSを中心に大きな話題を呼んでいた。◆田中圭が、暗い影を抱える夫役で4年ぶりの木曜劇場出演この度解禁となった田中が演じるのは、主人公・美羽の夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)。大手商社に勤める優秀な会社員で、人当たりがよく部下からも慕われる存在。しかし、外向きには“理想の夫”を演じる一方、家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている。かつては美羽のことを愛していたが、仕事に忙殺されていく中で心がすれ違っていき、彼女に無関心になってしまった。次第に宏樹は美羽への厳しい言動に歯止めがかけられなくなっていき、子どもを見据えて家庭に入ったはずの美羽はかごの中の鳥状態に…。そんな生活が続いたある日、宏樹のある行動がきっかけで、美羽は中学時代の幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)と一夜を共にしてしまい、彼の子どもを宿す。そして、冬月との子どもを、宏樹の子として産んで育てる「托卵」という決断を下すことに。しかし、そんな宏樹の心にも暗い影があって…。田中圭田中は、「WATER BOYS」(2003年)で主人公の親友役を務め注目を集めると、多くの映画、ドラマ、舞台、CM、バラエティ番組など幅広く活躍。中でも、主演ドラマ「おっさんずラブ」シリーズが人気を博し、「第43回エランドール賞」新人賞をはじめ多くの賞を受賞した。今年は映画『あの人が消えた』『劇場版ドクターX』『私にふさわしいホテル』など、さまざまなジャンルの作品に引っ張りだこ。木曜劇場には、「アンサング・シンデレラ」(2020年7月期)以来、約4年ぶりの出演。主演の松本とはHulu配信ドラマ「死神さん2」以来の共演となる。田中は自身が演じる宏樹について、「僕自身も理解できない部分が多かったり、“ひどい!”と感じるところもたくさんある役です。それでも、つい宏樹の気持ちがわかってしまうような、そういう人間くさい役に最終的に落とし込めたらいいなと思っています」と期待を込める。◆深澤辰哉、美羽の心にぬくもりを与える幼なじみ役で木曜劇場初出演深澤が演じるのは、美羽の中学生のころの幼なじみ・冬月稜。優しく面倒見の良い性格で、彼女が辛い思いをしていると必ず現れて寄り添ってくれる、美羽にとって心のより所のような存在だった。その数十年後、フェアトレードの会社の経営者となってからも温かな性格は変わらず、再び美羽と巡り会うと、傷ついた彼女の心にぬくもりを与える存在となる。学生時代からお互いに想いを寄せていた2人は、やがて美羽に起きたある出来事によって一夜だけ関係を持ってしまい、数奇な運命に巻き込まれることに…。深澤は、「Snow Man」のメンバーとして2020年にCDデビュー。以降、テレビや舞台など幅広く活躍し、2024年度オリコン上半期ランキングでアーティスト別セールス部門・トータルランキング1位、シングルランキング1位を獲得。今年の11月からは、初の5大ドームツアーの開催も決定している。俳優としての活動もめざましく、「今日からヒットマン」「春になったら」で2クール連続で連ドラ出演を果たしている。松本と田中とは今作で初共演。そして木曜劇場には、今作で初出演となる。深澤は「まさか自分にこういう作品の役のオファーがくるとは思わず、本当にびっくりしました。ですが、こういったドラマに参加させていただくことで、自分の新たな一面も見つけたいと思いますし、この作品を本当にたくさんの人に見ていただいて、何かを感じていただけたらと思います」と意気込みをコメント。2人の姿が加わったイメージビジュアルは、中央には、愛と罪の狭間でもがく美羽の姿があり、その両隣にはそれぞれの苦悩を抱えた宏樹と冬月が…。「托卵」という選択をきっかけに、壮絶な運命に飲み込まれていく3人の姿を印象的に捉え、波乱を予感させるビジュアルとなっている。「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」「あなたがしてくれなくても」に続く、新たな夫婦のタブーを描く大人の恋愛ドラマに注目だ。木曜劇場「わたしの宝物」は10月17日(木)より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年09月09日人は皆、それまで蓄積されてきた経験のなかから自身の言葉「わたしの言葉」を育んでいる。誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」をそのまま受けとろうとすることから始まるのではなかろうか——そうした思いを出発点として「ことば」について考えるグループ展が、4月18日(木)から7月7日(日) まで、東京都現代美術館で開催される。参加するのは、様々なかたちで言葉に関わる作品を発表している5人のアーティストたちだ。日本とフランスの2拠点で活動し、第一言語ではない言葉と向き合いつつ、アイデンティティの不安定さや多重性、記憶の持続をめぐる新しい「語り方」を探るユニ・ホン・シャープ。日本列島北部周辺の先住民族であるアイヌとして、アイヌという存在自体の否定や、ステレオタイプや理想の押し付けに直面しながらも、個人として言葉を紡ぎ続けているマユンキキ。マユンキキ《Siknure – Let me live》2022 年、Ikon ギャラリー(バーミンガム)での展示風景 Photographer Stuart Whipps, courtesy of Ikon Gallery.3歳半で失聴し、音声日本語を母語として育つも、今は視覚言語である日本手話を第一言語として、複数言語の「ゆらぎ」をテーマとした身体表現を行う南雲麻衣(なぐもまい)。南雲麻衣 Photo: 齋藤陽道障害のある人や高齢者など、言葉の表出や身体の動作を思い通りにしにくい人たちと向き合い、内なる「からだの声」に耳を澄ます身体表現ワークショップで高い評価を得ている新井英夫。新井英夫《踊ルココロミ Improvisation Dance with ALS》2022 年- 撮影:イタサカキヨコ独自のコミュニティをもち、日本語を使わずに暮らす在留外国人たちとのコミュニケーションを丁寧に積み重ね、2023年の恵比寿映像祭でコミッション・プロジェクト特別賞を受賞した金仁淑(キム・インスク)。金仁淑《Eye to Eye》2023 年 恵比寿映像祭 2023 コミッション・プロジェクト ©KIM Insook出品作は、皆が同じ言語を話しているように見える社会にも異なる言語があることや、同じ言語の中にも違いがあることに目を凝らそうとするものだ。会話の様子をとらえた映像作品が多いが、ただ見るだけでなく、鑑賞者が映像内の人物と目線を合わせて座ったり、ときにアーティストの言葉に従った行動を体験するといった仕掛けもある。自らの身体性を振り返りながら相手の話に耳を傾けることが、自分とは異なる誰かの、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思うことにつながるのではないか——それが展覧会に込められた願いのひとつのようだ。なお、会期中は、アーティスト本人が展示室で過ごす時間が設けられているとか。アーティストと言葉を交わすことによっても、作品体験をより深められる興味深い展覧会だ。<開催概要>『翻訳できない わたしの言葉』会期:2024年4月18日(木)~7月7日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F時間:10:00~18:00(展示室入場は17:30まで)休 館:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般1,400 円、大学・65 歳以上1,000円、高中600円公式サイト:
2024年04月02日昨今、視聴に合わせてSNSなどで番組の展開を予測する、いわゆる“考察”系の番組が大きな話題を集めている。そこで今日は、2024年冬クールにおすすめの考察作品を一挙まとめてご紹介。ドラマから恋愛リアリティ番組まで、今イチオシのものをピックアップしていこう。「嘘だろ…」でお馴染み!裏で糸を引く真犯人を考察する「新空港占拠」2022年に放送された「大病院占拠」から1年――櫻井翔さん演じる主人公の刑事・武蔵三郎が挑む今回の舞台は、神奈川県に新たに完成した国際空港「かながわ新空港」だ。華やかなオープニングセレモニーを占拠し、人質を盾に立て篭もったのは、獣の面をかぶった武装集団。獣はそれぞれに十二支のお面をかぶっており、前作同様、キャストの輪郭や目も動き、口調などから「演じているのは××じゃないか」「〇〇にも似ている」と視聴者の間では、前半戦、SNSを中心に予測合戦が大いに盛り上がった。加えて、後半戦となる今後、改めて注目すべきは、前作から続投するキャスト×新キャストの動きだろう。「大病院占拠」で武蔵と一緒に戦った警察サイドの面々が、「新空港占拠」では続々と敵キャラクター側に登場。逆に、前作で捕まった主犯格・青鬼(菊池風磨)に武蔵がアドバイスを求めるなど、続編ならではの楽しみ方が存分に詰まっている。果たして、裏で糸を引いている、十二支に入れなかった“山猫”とは一体誰なのだろうか。武蔵の妻に近づく鼠(ジェシー)の真の目的とは一体。武蔵の兄・姉は何を隠しているのか。思わず「嘘だろ…」と呟いてしまう、スリル満載のタイムリミット・バトル・サスペンスをお楽しみあれ。第7話あらすじ人質全員爆殺まで残り4時間…!爆発を食い止めるため“山猫”の正体解明を急ぐ武蔵(櫻井翔)は、さくら(ソニン)に隠れて、殺人の罪に問われている天童(黒沢あすか)の力を借りようとする。「山猫の正体が分かる場所に案内しろ」…武蔵は天童の拘束を解くと、警備の目をかいくぐって逃走を始める…!空港では、北見(手塚とおる)が獣の1人を人質にとり、「今すぐ俺たちを解放しろ」と龍に要求。すると、龍の決断を巡って獣たちの間で衝突が起こり…。一方、本庄(瀧内公美)は拘置所の大和(菊池風磨)から山猫の情報を聞き出そうとするが、大和に、本庄は“切り札”を使う…。そんな中、武蔵と天童の逃亡に気付いたさくらは、武蔵の確保に動き出す!!武蔵とさくらの亀裂…獣たちの不協和音…全てを狂わす“山猫”の正体とは!?そして…獣であることを明かした大河(ジェシー)はなぜ単独行動をとるのか!?さらなる衝撃が武蔵を待ち受ける!!「新空港占拠」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。想像の斜め上をいくミステリー展開が話題!「となりのナースエイド」の真相は?医療現場における、縁の下の力持ち――患者の食事や排泄の世話、入浴や着替えの補助など、医療行為に関わらないものの患者の病院生活を支える重要な存在=ナースエイドをテーマに描いた本作。主人公のナースエイド・桜庭澪(川栄李奈)は、実は医師免許を持っており、ワケあってメスを置いた切ない過去があるのだが…。その真相に、毎話、少しずつ迫っていく展開がミステリーとして非常に面白く、視聴者の間で、結末の予想が白熱している。澪が抱える悲痛の過去とは、姉の転落死。「私、人殺しなんです…」という衝撃の告白に始まり、「姉は自ら命を絶った」いや「もしかしたら、殺されたのかもしれない」と、話ごとに主人公自身の考察が変化していくのも見どころのひとつ。技術至上主義の天才医師・竜崎(高杉真宙)、同僚のベテランナースエイド・片岡(水野美紀)、次期ノーベル賞候補の教授・火神(古田新太)など、澪のまわりには、敵か味方か確信を持って断定できないキャラクターが潜んでいて…。彼らは何の目的で、澪と接触しているのか。最終回までにまだまだどんでん返しがありそうな一作に、私たち視聴側も考察が止められない…!「となりのナースエイド」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。完全犯罪のゴールには何が?先の読めない物語に引き込まれる「グレイトギフト」ある患者の不審死をきっかけに、病理医である主人公・藤巻達臣(反町隆史)が偶然発見してしまった未知の殺人球菌・ギフト。この球菌が体内に侵入すると、まもなく患者は死亡。その後、球菌は完全消滅し、死因は急性心不全としか診断できなくなる。それはまさに“完全犯罪の殺人”を可能にする、世にも恐ろしい球菌だった。重い病に倒れた最愛の妻、その命を人質にとられた藤巻は、ギフトの培養を余儀なくされ…。院内の熾烈な権力争いへと巻き込まれていく。中でも特に恐ろしいのが、人間の欲だろう。ギフトの存在に気づいた人たちの目がキラリと光り、これまで成し得なかった一発逆転を狙って、藤巻に近づいてくるのだ。まさに、今日の味方は明日の敵といわんばかりに、信頼して話した相手が次々と寝返っていく様に背筋が凍ることも度々。生と死、正義と悪――葛藤の末、藤巻が選ぶ道はどれなのか。完全犯罪の先に、誰かの幸せは待っているのだろうか。最も考察の焦点となっているのは、最初にこの球菌を院内に持ち込んだのは、誰なのかということ。連続殺人事件の引き金を引いた犯人は、意外と近くでにんまり微笑んでいるかもしれない。「グレイトギフト」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。愛と裏切りの恋愛心理戦!最後に番組を制するのは…?「LOVE CATCHER Japan」そして最後がこちら。考察を楽しみたい人におすすめの恋愛リアリティショー、ABEMAにて現在絶賛配信中の「LOVE CATCHER Japan」は、愛か金か、究極の選択をテーマにした新しい恋愛番組だ。気になるその内容は、事前に“真実の愛”を見つけるラブキャッチャーか、“賞金”500万円を狙うマネーキャッチャーのいずれかを選択した美男美女10人が、自分が選んだ正体を隠した状態で恋愛ゲームへ参加。最終日夜のセレモニーで想いを伝え合い、2人が共にラブキャッチャーなら真実の愛のカップル誕生。しかしラブキャッチャーとマネーキャッチャーが結ばれれば、後者が賞金500万円を獲得。もしマネーキャッチャー同士が結ばれれば、愛も賞金も得られずに旅は終わってしまうというもの。つまり、マネーキャッチャーに騙されず、ラブキャッチャーが真実の愛をみつけられるかが鍵となる。参加者には行く手を阻むミッションや、気になる相手の秘密を知ることができるチャンスが与えられ…。最終回に全員の正体が判明した瞬間、参加者同士の慰め合い、デートでの意味深な発言、突然の涙――これまでの言動と行動のひとつひとつに対して「そういうことだったのか」と驚きに悶えること間違いなし!あなたもぜひ、大人の恋愛心理戦の行方を予想して楽しんでみてはいかがだろうか。「LOVE CATCHER Japan」はABEMAにて配信中。以上、冬クールおすすめの考察作品まとめ。今からでも間に合うので、チェックしてみては?(YUKI)
2024年02月22日