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ファッションとしての着物を提案する「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)」から、洗えるフォーマル着物「わたしの、よそいき」「わたしの、ふりそで」が登場。2019年12月6日(金)に発売される。気軽に“洗える”フォーマル着物&振袖結婚式のお呼ばれや成人式、各種パーティーといった特別な“ハレの日”に、着物のお洒落を気軽に。そんな思いで開発された「わたしの、よそいき」と「わたしの、ふりそで」の2つの新シリーズは、現代を生きる女性に向けた“洗える”フォーマル着物だ。フォーマルシーンに合う伝統柄手入れが簡単なポリエステルを素材に採用した同シリーズは、現在のフォーマルシーンに合わせて、100年以上前に完成された伝統的な柄付けを、シンプルながら品のあるクラシカルな色柄で提案。そんな伝統ある柄でも自分らしい着こなしが楽しめるよう、合わせる帯やコーディネートアイテムが豊富に用意されている。国内生産・国内縫製ながら手に取りやすい価格に価格は「わたしの、よそいき」のセットアップきものが59,000円+税、セットアップ帯が17,900円+税。「わたしの、ふりそで」の洗えるふりそでが40,550円+税〜、正絹西陣帯が39,000円+税〜と、いずれも国内生産・国内縫製ながら手に取りやすい価格に抑えられているのも嬉しいポイント。代わり映えしないドレスの代わりに、気軽に購入出来るシックな和装を選択肢に加えてみてはいかがだろう。商品情報キモノ バイ ナデシコ「わたしの、よそいき」「わたしの、ふりそで」発売日:2019年12月6日(金)価格:・「わたしの、よそいき」セットアップきもの 59,000円+税(マイサイズお仕立て付き)セットアップ帯 17,900円+税・「わたしの、ふりそで」洗えるふりそで 40,550円+税〜(マイサイズお仕立て付き)正絹西陣帯 39,000円+税〜
2019年12月06日「個性を大事に」「向き不向きは人それぞれ」「自分らしく」「自分と他人は違う、違っていて良い」と、子どもに伝えようにも、親自身がそういう状態でなかったとしたら、どのように「みんなちがってみんないい」の素晴らしさを示せばよいのでしょう?■「子どもかわいそう」押し付けにさようなら私も大好きな金子みすゞの詩にこんな一節があります。「みんなちがってみんないい」出典:『わたしと小鳥とすずと』このように語りかけることが「オトナと子ども」の間ではままあると思いますが、これはママやパパにも当てはまることではないでしょうか。現時点で、とくに女性は妊娠や出産を機にこれまでの生き方からガラッと生活を変えざるを得ない方が大半ではないかと思います。親になることは「自ら選択したこと」だとしても、「成長や変化」として受け入れるにはあまりにも環境やシステムの不具合が多く、個人個人が思うような子育てをかなえにくいのが現状ではないでしょうか。また「お母さん」になった途端に、社会から求められる「理想や幻想」も多いと感じます。「お母さんだから」「お母さんなのに」「お母さんじゃなきゃ」…この辺の言い回しはすべて平成以前から脈々と受け継がれてきた「呪い」のように感じます。しかもこれらはたいてい「子どもがかわいそう」という善意(あるいは善意とみせかけた何か)からくる個人的な価値観の押し付けではないかと(もちろん子どもの生命や尊厳に関わる場合はこの限りではありません。その時は第三者だろうが速やかに然るべき機関へ!)。そして厄介なことにこの「呪い」はたいてい言葉のみ、そう「口は出すけど手は出さない(手助けしない)」。 ■「お母さんだから」は博物館の倉庫に!価値観だけ押し付けて、膨大な責任と仕事はすべて「お母さん」に丸投げ…。そんな逃げ場のない育児は、令和に持ち越さず、旧時代の遺物として参考までに博物館の倉庫にでもしまっておけばいい。ママやパパになっても1人の人間であることには変わりはありません。どんな生き方やどんな選択をしても、親になったことを一瞬でも後悔することなく、親になってからも「選択肢を失わない・奪われない」社会であってほしいなと思います。というわけで、昭和生まれ平成育ち現在進行形でドタバタ子育て中の私も、「呪い」をはねのけて、まずは気持ちだけでも「令和ママ」でいこうと思います! 「オープン! マインド」「オープン! リソース」「オープン! アップ」親となり育児をしている限り、ささいなことで、多少なりとも不安に感じたりや悩んだりはつきもの。でもそれを1人で抱え込む必要はありません。■ママが楽することへの批判は受け流そうそんなときは、頼れるものなら「子育てサポート」や「ベビーシッター」などの育児のプロ、「家事代行」などの家事のプロ。そんな各種プロを自分の体調不良や仕事など「止むに止まれぬ事情」だけではなく、「リフレッシュのため」「パートナーとデート」「ひとり静かに過ごしたい」など気軽に頼っていいのではないかと思います。しかし前述したものはお金がかかります。あまりお金をかけず手軽に余暇や息抜きをするなら、パートナーだけでなくおじいちゃんやおばあちゃん・ご近所さんを頼ったり、SNSや動画サービスや各種アプリなどもあります。親だけでなく子どもも楽しく過ごせるなら、活用しない手はないはず!そういったことに、いわゆる「楽をしている」「手抜きだ」という批判にこそ、「キミはキミわたしはわたし」の精神で受け流すのがいいのではないでしょうか。■「キミはキミわたしはわたし」は親子でもそれから、じつはこの句には子育て中のママやパパに対するエールの意味だけではなく「親と子の関係」に対して「キミはキミわたしはわたし」を意識することで、「子どもを尊重する」という意味も込めています。突き放すとか放任主義とか、自分さえよければということではありません。別の人生を歩む他者であるということを認めるからこそ大切な存在として接することができるのではないかと。かけがえのない存在ということに対して「お母さんだから子どもを思うのはあたりまえ」という発想は過去の遺物として倉庫へ…。もちろんこれは子どもに語りかける言葉ではなく、あくまで私自身が子どもに向き合う時に意識しているというだけのことです。子どもから見れば、今のところ私に対する気持ちは「お母さんだから」に他ならないでしょうから。それを否定することはしません。それでも子どもたちが成長していくなかでだんだんと「キミはキミわたしはわたし」という発想を、考え方の一つとして身につけてくれたらという願いはあります。まず相手を他者として認識することで、違う考え方や文化を理解するきっかけにできるのではないかと思うのです。他者とは当然コミュニケーションが必要になります。「人は人、自分は自分なんて当たり前じゃん」と言われそうですが、それをないがしろにしてきたから、さまざまな「ハラスメント」が発生してきたのではないでしょうか。そして、それが平成の後半になって、インターネットやSNSなどの普及により噴出し顕在化したように感じます。「キミはキミわたしはわたし」という考え方は、子どもたちがそれぞれ社会で生きていく上で、自分自身を守り、これから出会うであろう大切な人たちを守るスキルになるのではないかな、とも思うのです。育児に奮闘するママやパパ、これからの社会を生きる子どもたちに送る一句です!\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年06月11日映画『わたしは光をにぎっている』が、2019年11月15日(金)に全国ロードショー。松本穂香が演じる“子供のまんま”でいたい女の子の物語『わたしは光をにぎっている』は、“子供のまんまでいたい”女の子が、新しい場所でどのように居場所を見つけるかを描いた作品だ。舞台は長野・野尻湖。祖母と2人で淡々と暮らす宮川澪は、あるきっかけで上京し、父の親友が営む銭湯で働くことに。都会に馴染めずにいる澪は、銭湯の常連客達と親密になっていき、東京での暮らしが楽しくなっていく。そんなある日、銭湯が閉店することを知ってしまう。主人公・宮川澪を演じるのは、実力派若手女優の松本穂香。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で、主人公の同僚・澄子役を演じて以降、門脇麦主演の映画『チワワちゃん』や『君と月夜に光輝く』、湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』に声優として出演するなど、出演作が続いている。メインキャストまた主人公・澪を取り巻く登場人物たちには、以下のキャストがそれぞれ抜擢されている。銭湯の常連・緒方銀次役(渡辺大知)銭湯の常連・島村美琴(徳永えり)美琴の彼氏・新井稔仁(吉村界人)銭湯の店主・三沢京介(光石研)澪の祖母・宮川久仁子(樫山文枝 )監督に中川龍太郎監督は、1990年生まれの新進気鋭監督として注目を集める中川龍太郎。本作は、第41回モスクワ国際映画祭の出品が決定。なお、第39回モスクワ国際映画祭において国際映画批評家連盟賞を受賞した前作『四月の永い夢』に続き、2作品連続の出品となる。あらすじ宮川澪は、20歳。両親を早くに亡くした彼女は、長野・野尻湖のほとりのこじんまりした民宿を祖母と2人で切り盛りし、淡々とした日常を送っていた。しかし祖母の入院を機に民宿を閉めざるを得なくなり、父の親友であった京介を頼って上京し、彼がひとりで経営する都内の銭湯の元で居候をすることになる。職を探すが、都会の空気にうまくなじめない澪は、徐々に銭湯の仕事を手伝うように。映画監督の夢を持つ銀次や会社員の美琴など、銭湯にたむろする常連客達と次第に親密になる澪。銀次の映画を観たり、美琴に飲み会に誘われたりと、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をするのだが・・・。【詳細】映画『わたしは光をにぎっている』公開日:2019年11月15日(金)監督:中川龍太郎出演:松本穂香、渡辺大知、徳永えり、吉村界人、光石研、樫山文枝
2019年04月06日さて、4歳になる娘。本当にかわいくて仕方がない(親目線)娘なんですが、イヤイヤ期はそれなりに壮絶でした。いや、「それなりに」っていうのは、あくまでも他のお子さんも同じくらい大変だろうな、という意味で……ええ、まあ、一時期我が家から笑顔が失われるレベルで壮絶でした。そんなわけで、今回は我が家のイヤイヤ期の話です。イヤイヤ期のスタート1歳半くらいの頃から「まめー」「まみー」といろいろな事に対して拒否をするようになりました。どうも「だめ」と言っている様子。「あー、これが俗に言うイヤイヤ期ってやつかな」なんて思ってたんですが。甘かった。ゲロ甘でした。あの時の私に伝えたい、それはイヤイヤ期ではない。本格的に始まったのは2歳半。もうあれもこれもそれもどれもぜーんぶイヤ! イヤったらイヤ! 妥協なんて一切しない! 譲りません勝つまでは! という状況に陥りました。ただ、それでもまだマシだったんですよ。ギャン泣きすると全く手に負えないのですが、ギャン泣きがセットではなかった。イヤイヤ極期2歳7~8ヵ月頃、全てが「いや!」+ギャン泣きセットになった頃を、我が家では「イヤイヤ極期」と名付けています。もうね、ひどかったですよ。徒歩1分のコンビニに、アルミホイル1個買って帰るのに1時間。家を出るまでに40分かかりました。理解できます? すいません、私も書いてて理解できない。公園で「帰るよ」と声をかけて、すぐ横の駐車場の車に乗るのに30分。車に乗ってからベビーシートに座るまで30分。全部ギャン泣きセットです。砂場でひっくり返って泣きわめき、かわいいピンクのダウンジャケットが砂まみれになったりね。もうね、なにを言ってもなだめても、優しくしても厳しく言っても、なーんの効果もありません。具体的になにがイヤかって、もう全部です。起きたくない。寝とくのもイヤ。起きたはいいがパジャマは脱ぎたくない。でもパジャマのままはイヤ。着替えが自分の着たいのじゃない。でも自分で選びたくない。無理矢理着せられたのは心外だから一旦脱いでから自分で着る。でもやっぱり着れないから着替えさせて。あ、でもやっぱりこっちの服はいやだからあっちがいい。やっぱりこっちはいやだから元の服じゃなきゃイヤ。とまあ、こんな感じです。一言言おう。お前は何をしたいのか地獄のトイトレそして、そんな時期にトイトレをしたから、もう地獄ですよ。できるわけないですよね、今ならわかる。でも当時は焦ってました。「来年は幼稚園だから、3歳までにオムツを卒業しなきゃ……」無理ですよ。できるわきゃないです。(できませんでした)トイレにすら入らない、なんとか座らせてももちろん出ない、粘って粘って出なくて諦めて、オムツ履かせて遊びだした途端「でたー」トイトレ怒るななんて無理でした。というか私自身が泣きました。今だから言えますが、怒らないとできない状況ではトイトレしない方がいいです。そもそも膀胱容積その他の発達との兼ね合いもあるので、個人差あるんですよ。できる目処が立つまで焦らなくてよい! と言いたい!イヤイヤ期の出口はいきなりやってきたそんなイヤイヤ極期が1ヶ月半ほど。我が家からは笑顔が消え、温厚な旦那ですら苦虫を口いっぱいにつめた弥勒菩薩のような顔になった頃、イヤイヤ期の出口は突然やってきました。「ぼーるぽーんあそびしたい!」「今ご飯中だから、ご飯の後にしようね」「……(しぶしぶ)わかったー」わかります? これ。初めて「あとで」が通じたんですよ。それまで全く通じなかったんですよ。本当に突然でした。これまでも根気強く言ってもなにしても絶対通用しなかった「あとで」が通じたんですよ。ここからあとはスムーズで、99%イヤイヤ期が98%イヤイヤ期になり、それが90%になり80%になり……いつの間にか、普通にイヤな事はイヤと言うけどギャン泣きしなくなりました。そして気がつくと、語彙が爆発的に増えていました。イヤイヤ期ってなんだろう?イヤイヤ期は「自我の芽生え」なんて言われます。ただ、娘を見ていると、自我が芽生えたから、自分の考えを通したいから、自分でやりたいから、やりたい事をうまく言えないから「イヤイヤ」している、というより……頭の中がものすごい発達をしていて、頭がパンクしそうなほど情報を吸収しているのだけどそれを整理しきれず、頭の中がぐっちゃぐちゃになっていて、もうなにがなんだかわからないけどイライラする! 不愉快! だから目の前のものは全部イヤ! 何がイヤか自分でもわからないんだもーんギャー(ギャン泣き)という感じに見えました。脳の発達が追いついて、いろいろな情報が処理できるようになって、自分の中にうずまくよくわからないものが整理できるようになって、言葉にして出せるくらいになった時にはイライラが落ち着いてイヤイヤ言う必要がなくなったのかな……と。あ、もちろん医学的な根拠のある話ではないです。あくまで振りかえって感じた私の感想です。たとえどんなに親が子供の言う事を叶えても協力してもなにしても納得しないのは、「イライラ」が根底にあるんじゃないかなって。イヤイヤ期には向き合いすぎない方がいい個人的な意見ですが、イヤイヤ期を前向きにとらえるのは、無理です。いや、少なくともうちは無理でした。自我の芽生えだからあたたかく見守って……なんてやってたら、多分夜までに朝ごはんすら食べ終わりません。で、うちはどうやってやり過ごしたか。親が正面から子供のイヤイヤと対決しませんでした。いや無理でした。解決するような問題は一緒に解決するけど、もう本人にもどうしようもないイヤイヤギャーのパニックになったら、一旦お互いに頭を冷やすのが一番効果的でした。子供を安全な空間で遊ばせて、私は一旦寝室でクールダウンする。旦那がいる時はバトンタッチして、外の空気を吸う。とにかく一旦離れる。それから、危ない事、人に迷惑をかける事以外は無駄に叱らない(叱るのもエネルギー使うので、これは自衛のためです)。それから、子ども自身をリセットさせるのも効果的でした。あまりのイヤイヤ期のひどさに友人に泣きついたら、「『それはお辛いですね。ところで今日はいいお天気ですね』って言うといいよ」と教えてもらいました。そんなバカなと思って娘に言ってみたら、キョトンとして泣き止みました。多分一旦受容してから違う話題で気をそらすのがいいんだと思います。今、お子さんがイヤイヤ期でお悩みの方へごまかしごまかし、気がついたら親の努力とは無縁なところで、イヤイヤ期は終わっていました。大丈夫です、イヤイヤ期はどこかで終わりがきます。4歳の今でももちろんわがまま言ったり、眠い時にイヤイヤギャーという事もありますが、イヤイヤ期のそれとは全く別物です。だから、とにかくまずはあなたや家族が限界にならないように、大人の心の健康にも目を向けてあげてください。大丈夫です、終わりはきます。
2018年11月09日自然の力に着目した『精油とわたし』新ブランド『精油とわたし』の美容オイル3種類が、2018年10月17日(水)から発売される。『精油とわたし』は、"自然の力"を活用し、人間が本来持っているポテンシャルを生かすことを製品開発のモットーとし、フリーアナウンサーの小川りかこが製品アドバイザーを務める。10月17日(水)、CASICA StudioAにおいて、『精油とわたし』の商品発表会が行われる。開催時間は11:00から18:00まで。商品を手にとって試すことができる他、製品アドバイザーの小川りかことチーフバイヤー小林邦宏によるトークイベントも予定されている。商品発表会への参加は、『精油とわたし』のウェブサイトにて受け付けている。『精油とわたし』の美容オイル3種類「Breathe」は、ホホバオイルにゼラニウムとラベンダーをプラス。リラックス効果が高く、カラダや髪の毛にも使用可能。子どもにも安心して使うことができる。アルガンオイルがベースの「Survive」は、肌トラブルが気になっている人にオススメだ。レモンとゼラニウムで、毛穴を引き締めながら皮脂バランスを整える。注目度が高まっているマルラオイルが使われているのが「Waken」。ローズマリーとラベンダーが配合されており、アンチエイジング効果が期待できる。(画像は精油とわたしより)【参考】※精油とわたし※小川りかこオフィシャルブログ
2018年10月07日わたしにできること…それは、町のおしゃべりおばさんになること。虐待には色々な背景があると思うけれど、愛を持って懸命に子育てしてるママだって孤独や疲労や不安が溜まって虐待に繋がるケースも…。私自身、初めての子育てでワンオペ育児の私は家にこもりがちで今思うと軽い育児ノイローゼ気味に…泣き止まない娘を前に「どうか泣き止んでください、、、お願いします」と土下座した記憶があります。今思うと笑い話ですが、当の本人はマジの本気…そんな折、児童館でママ達と何気ないおしゃべりや育児の話をして、帰りに久々に外でランチをした日、とても心がほぐれ普段の自分を取り戻すきっかけになりました。日頃から信号待ちなどで出会った小さい子を連れたママにたまにしゃべりかけたりします。軽く声を交わすくらいですが、私の心がほぐれたように、もしかしたらそのママの心もほぐれてくれてる?かもしれない。そう信じて、これからも積極的におしゃべりしていきたいと思います。これが ”わたしにできること” です。けろよんInstagram : keroyondialy
2018年09月07日<#わたしたちでもできることベビモフ特別対談>この世から児童虐待がなくなるように、との願いから「♯こどものいのちはこどものもの」というチームを組み、さまざまな活動をしているイラストエッセイストの犬山紙子さん。児童相談所で長年子どもの問題を扱ってきた元児童心理司で、『告発児童相談所が子供を殺す』などの著書もあるカウンセラーの山脇由貴子先生。児童虐待の根絶に向けた活動を続けているお二人に、“#わたしたちでもできること”というテーマで対談していただきました。※お二人の対談を3回に分けてお送りします。自分も子育てや仕事でいっぱいいっぱい。そんなときに、児童虐待に対してできることってなに?犬山:はぁ……こうした虐待の実態を聞いているだけでも相当しんどいです。私たち、ベビモフを読んでいる人たちって、子育てしながら仕事をされている方も多いかな。とにかく毎日大変だと思うんですよ。なので、児童虐待に対して何かアクションを起こそうと思うと、すごくハードルを感じてしまう。マザー・テレサみたいな人じゃないと、やれないんじゃないかとか。私ひとりが動いたところで、とか。いや、そもそも今、自分の子育てでいっぱいいっぱいだから、そんな余裕ないわ、とか。私も今回、アクションを起こすまでは、そういうイメージが強くて。でも、そんな余裕がない人でも、何かワンアクションで、ちょっとは状況がよくなるんじゃないかと思うようになったんです。虐待を受けているかもしれないお子さんがいるとしたら、近所の人はどんなことができるんでしょうか?山脇:とにかく私が一般の方向けに講演するときに言っているのは、みなさんがおかしいなと感じたら、大抵の場合、きっとそのおうちに何かあるということです。児童相談所の職員のほうが、慣れすぎているせいで「これくらいなら、あんまりおかしくない」って思っちゃうので。犬山:でも、一般の方にはなかなか見抜けないことも多いと思うんですよ。何かこういうサインがあったときは、気をつけたほうがいいという例はありますか?山脇:たとえば、家に帰りたがらないとか。基本的に、幼児から小学校低学年くらいまでの子が、夕方以降ひとりでフラフラしているのは危険ですよね。これはまず間違いない。あと、これは他人には分からないかもしれないけれど、夜、親が家にいないっていうのは絶対にダメですよね。仕事柄もあるのかもしれない。朝の5時まで仕事していましたっていう人も職種によってはいますよね。でも面倒を見る大人が誰かいる必要はあります。犬山:夫や祖父母とか、誰かがいるんだったら、いいけれども。夜、子どものそばに大人が誰もいないっていうのはダメですよね。山脇:それに付随して、子どもひとりでコンビニに行く、みたいなことも出てくるので。コンビニでは、おなかが空いて万引きする子もいれば、親に万引きさせられる子もいますし。コンビニにそういう子が来たら、通報するという運動をやっている地域もあります。そういう運動も広がっていくといいですよね。犬山:すばらしい!コンビニで何かできないかな?っていう話、ちょうど先日していたんです。もう何かやるとしたら、民間なのかなって。街中にたくさんあるところ、コンビニとか、歯医者とか……。山脇:歯医者にはガイドラインがありますね。犬山:やっぱり虫歯だらけとか?山脇:虫歯が多いのは、虐待のサインですからね。過去の経験では、5歳と6歳の男の子の兄弟で、虫歯がひどくて離乳食しか食べられないというケースがあり、その日のうちに保護しました。あと、朝ごはんを食べてこないとか、やせすぎているとか。小学生だったら、給食をあまりにもガツガツ食べているとかね。「大食いの子なんです」って言われちゃうかもしれないけど。犬山:給食ドカ食いとセットで、不潔だとか……。山脇:保育園に通っている子で、いつもすごく不潔で、持ってくるタオルも汚くて、みんなと一緒にプールに入れられないというケースもありました。犬山:自分の家の前でポツンと立っているみたいな子は?山脇:家からの閉め出しは、もう絶対に110番。ためらわず。ベランダに出すのも、基本は110番だと私は思っています。やっぱり亡くなってしまう子がいるので。いきなり児童相談所に連絡する前にできることはたくさんある犬山:気になる子がいた場合、ハードル低めのできることって、何がありますか?山脇:ひとつは保育園や幼稚園、学校の先生とか、その子に関わる人に話をしてみるっていうことですね。先生は園や学校でしか子どもの姿を見ていないので。放課後はこんな様子なんですよね、っていう情報が入ると「放っておくわけにはいかないな」となる。そこから、先生たちが子ども家庭支援センターや児童相談所に連絡しようか、っていう流れができると思います。だから、気になる子を発見したら、まずは仲のいいママ同士でもいいので、ちょっと情報を集めてみて、その情報を集約したものを先生に持って行く。先生がママたちに言ってくれるかどうかは分からないけれど、もうすでに子ども家庭支援センターが関わっている、という子どももいるかもしれないですし。「あの子についてはすでに把握しているので大丈夫です」と先生に言われれば、これ以上心配しなくていいんだなって思えるじゃないですか。犬山:そうですね。いきなり自分が児童相談所に連絡するとなると、ハードルが高いと感じる人も多いと思います。なんか自分のせいで、あそこの家がバラバラになるのかな……?って思うと、ビクビクしてしまって。先生だったら「すみません。ちょっと匿名でお願いしたいんですけど」みたいな感じで、相談しやすいかな。山脇:ただ、先生によっては、相談した後、すぐにその子の親に連絡しちゃった、というケースもけっこうあるんですよ。だから、ママたちから「先生はどうされますか?」と聞いてみるといいですよね。先生に「まず、親に確認します」と言われたら「それは危険ではないですか?」って。先生が親にいきなり連絡しちゃったせいで、家に帰った子どもが親に責められたなんてことがあると困るので。犬山:まだ園にも入っていない乳児の場合は、どうしたらいいんですか?山脇:乳児の場合は保健所になりますね。保健師さんなどが新生児のいる家庭を訪問する“新生児訪問”のほか、生後4ヵ月までの乳児がいる家庭をスタッフが訪問し、産後のサポートをする“こんにちは赤ちゃん”事業なども各自治体でやっています。犬山:うちの子が生後1カ月のときに来てくれた保健師さん、すっごく優しい方でした。山脇:だから自分の子の健診のついでに「ちょっと気になる子がいて」っていう話をしてもいいわけですよ。歯科健診とかもありますし。あとは、各自治体の子ども家庭支援センターのほとんどが、0歳~3歳を中心として親子で遊べるような“子育てひろば”を開設しています。そこにはちゃんとプロがいますから。犬山:乳児のママたちって、児童館にもけっこう行っていますね。山脇:自分の子どもが児童館や学童を使っていたら、そこの職員の方にちょっと言ってみるというのもいいかもしれない。一番話しやすい人に。犬山:なるほど。この知識はシェアしたいですね。山脇:それに、子ども家庭支援センターって、子どもを預かってくれるショートステイやトワイライトステイの窓口など、働くお母さんにとって活用しやすいサービスがいっぱいあるんですよ。登録しなきゃいけないのが面倒くさいっていう人もいますけど。費用もそんなに高くないですしね。だから、住んでいる自治体の情報を一度しっかり調べてみるといいかもしれない。犬山:でも自治体のホームページって、見づらいんですよね……。山脇:役所や支援センターにはリーフレットがいっぱい置いてあるので、一度行ってもらってくるのもいいと思いますよ。緊急性のある場合はどこに連絡すればいい?児童相談所と子ども家庭支援センターの違いとは――厚生労働省が作った児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)はどうですか?山脇:“いちはやく”は電話しやすい反面、実はそんなに早いわけじゃないんですよね。相談員が電話を受けた後、担当の児童相談所に連絡を入れるという流れなので、むしろ時間がかかっちゃう。緊急性があるときは、地区の児童相談所に直接連絡したほうが確実です。児童相談所に直接来た連絡は、虐待通報として「このケースはどうしましょうか?」って、緊急受理会議をするので。そっちのほうが、よっぽど早いです。さっき、犬山さんは「自分が連絡したせいで、その家がバラバラになったら……」と心配していたけれど、通報があったからといって、すぐに児童相談所が子どもを保護することはないですよ。たくさん調査をして、それから預かるかどうかを会議で決めるので。もちろん、その子が全身傷だらけ、アザだらけだったら、すぐ保護しますけど。犬山:うん、たぶんそのことを知らないからハードルが高いと思うので。この知識があるといいですよね。山脇:その一方で、今どきは子ども本人が「家でお母さんに叩かれている」とか「家に帰りたくない」って連絡をして、即、保護になるケースもあるんです。親に何か嫌なことをされると「それ虐待だから!」って騒ぐ子もけっこう増えていて(苦笑)。軽い一言で、すごいことになっちゃうよ、というのを子どもにも知ってほしいですね。あと、児童相談所じゃなくて、子ども家庭支援センターに「気になる子がいる」って通報するのでもいいんです。支援センターには子どもを預かる機能がないので。そこにはどんどん情報を入れてもらって大丈夫。自分の子どもに「気になる子」のことを聞いてみる――というのも、ひとつの方法山脇:そのほかに、自分の子どもに「気になる子はいないか」を聞いてみてもいいかなと思っていて。犬山:あ、いいですね。例えば虐待のニュースがあったときに、子どもに「友達でしんどそうな子がいたりする?」って。それ、すぐできることだ。山脇:で、気になったら、お母さん同士で情報共有してみる。ただ、お母さんたちも忙しいですけどね。犬山:でも、虐待のニュースがあって、何かしたいけど、何もできない。そんなとき「じゃあ、一回ちょっと集まってみましょうか?」って、ママ会をやるだけでも、ひとつのアクションになるかもしれない。何もなかったら、お茶するだけでもいいし。山脇:そうそう。ただの雑談になってもOKなんですよ。雑談は平和の象徴なので。犬山:自分がPTA役員になったら、それを提案してみるとか。山脇:うん、PTA活動が活発な学校っていうのは、とにかく平和ですよ。子どもが明るい。友達のお父さんが会長をやっていたり、お父さんたちが学校の花壇の手入れをしていたり。それだけ大人の目があることになるので。犬山:PTAって、働く親からすると、うわ、めんどくさい!って思っちゃうイメージなんですけど。子どもを守るっていう気持ちだったら、私もがんばれそうな気がする(笑)。山脇:気になる子が、自分の子どもの同級生とか知っている子だったら、チャンスがあったときに、その子から直接話を聞くっていうのもいいと思う。例えば、いつも季節に合わない服を着ているとしても、それは本人のこだわりなのか、親がこれを着ろと言っているのか、服がないのか、理由はいろいろですよね。子どもって、わりと無防備に話してくれるので。そこから何か大きなことが出てきちゃったら、そこで学校の先生に言えばいいし。通報までしなくても地域の力で救われる子も必ずいる山脇:気になる子どもの“お母さん”に声をかけてみることもできますよね。犬山:その声のかけ方も、先生にぜひ教えていただきたくて。「あなた、虐待してるでしょ?」っていうのは絶対にダメじゃないですか。いい声のかけ方って、ありますか?山脇:まぁ、前提として、そのお母さんが話をしたがる人かどうか、っていう見極めが必要だけれど。「いやいや、放っておいてください」みたいな感じになっちゃう人だったら、やっぱり調査の段階から専門家が入らなきゃいけない。でも、そうじゃなかったら、まずふつうに仲良くなって「子育て、大変だよね」っていう話からでいいと思うんですよ。この人は何を大変だと感じているのか、っていうことからだと思うんですよね。困っていることが分かれば、「何か手伝えることがあったら、手伝うよ」って言える。世の中には通報しなきゃいけない人もいるけど、地域の仲間同士のサポートで助かる親、救われる子どもも絶対にいるんです。地域に期待できるのは、そっちでしょうね。どうやって発見して、どうやって手伝ってあげるか、という感じ。「ぜひお願い」と言う人も、きっといると思うので。第3回へと続く……Text:Keiko IshizukaPROFILE山脇 由貴子Yukiko Yamawaki女性の生き方アドバイザー。家族問題カウンセラー。 東京都に心理職として入都し、都内児童相談所に心理の専門家として19年間勤務。2015年に退職後、「山脇由貴子心理オフィス」を立ち上げ、現職。『教室の悪魔』(ポプラ社)、『告発児童相談所が子供を殺す』(文春新書)、『思春期の処方せん』(海竜社)など。PROFILE犬山紙子Kamiko Inuyama1981年生まれ。コラムニスト、イラストエッセイスト。著書に『負け美女 ルックスが仇になる』(マガジンハウス)、『地雷手帖嫌われ女子50の秘密』(文春文庫)、『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)ほか多数。2017年に女児を出産し、育児体験者への取材記録や自身の出産体験記を収録した『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)を刊行。現在は「SPA!」「anan」「steady.」「文學界」「読売新聞」などで連載中。▼第1回はこちら
2018年08月30日女子の恋愛とか、女子のステキな生活といえば、ほぼ決まってキラキラという言葉がついてまわっていますね。こういう女子向けのネットメディアにしても女性誌にしても、ほとんど毎月、キーワードは決まってキラキラで(オフィスで輝くとか、キャンパスで輝くみたいな特集の切り口)、今月はキラキラするのをやめてみましょうか、みたいなことを言っているメディアって、見たことないですが、あなたは見たことありますか?■■男子にはない女子ならではの悩み?キラキラしているものが苦手とか、わたしはどう転んでもキラキラした女子になれないと思っている人は、メディアが出してくるキラキラ感が苦手で怖くて、キラキラしている女子の写真を見るたびに自己嫌悪に陥る人もいるみたいで、こういうのって男子にはない、女子ならではの生きづらさなのかなと思ったりもします。この前は、非キラキラ女子が、「わたし、恋愛が苦手」と言っていました。で、話の流れで彼女はこうも言いました。「わたし、人と会うのが苦手だから、就活したくない。就活しないで、自分の家でネットでモノを売る仕事をしたい」・・・・・・キラキラしているものが苦手とか、どう転んでもキラキラできない(したいと思えない)人って、恋愛が苦手というより、人全般が苦手ということもあるのだね。もう生きてること自体がしんどそうですよね・・・・・・。■■インスタの苦労あれこれインスタを見ていても、キラキラしている女子は、ほとんど毎日なんらかのキラキラした写真をアップしていますよね。今日は丸の内のカフェに行きましたとか、今日は二子玉川のカフェに行きましたとか、キラキラしたカフェでなにかを飲むのが仕事なんですか的に、それはもうお金も時間もかけてキラキラしている写真をアップしていたりする人、いますよね。そういう人のパワーみたいなものにやられて、ますます落ち込んじゃう非キラキラ女子もいると思います。でも、キラキラした写真をいっぱいアップするのも、大変といえば大変らしいですよ。みなさん、そうそう毎日カフェ遠征ばっかりできるわけじゃないから、写真を撮りためておくとか、写真に写りこむ小物を変えるとか、なんかいくつか聞いたけど忘れましたが、みなさんキラキラする努力をしているみたいです。*おそらく誰だってポジティブな自分とか、成長しているのが手に取るようにわかる自分のことって好きだろうと思います。キラキラと前向きに輝いている自分でありたいなあと思うと思います。そういうのができない人は、「わたしの人生おわってる」くらいに思うこともあるのだろうと思います。■■人の気持ちの法則って決まっていますとくに若いうちは、物事の裏というかカラクリをそこまでたくさん見ていないこともあってか、いかなる若い人も皆キラキラを目指さないといけないとか、若い人はキラキラを目指して当然であって、それを目指さないというのは、女としてどうなのよ、みたいな強迫観念にとらわれている人もいるんじゃないのかなあと思います。でないと、「わたし、人と会うのが苦手で、だからもうわたしの人生おわっている」なんて言い方、しないですよね。かわいそうに。人の気持ちって、水は高いところから低いところに流れる的に、わりと当たり前の法則にしたがってできていて、キラキラした時間が続けば、そのあとには必ずちょっと落ち込む時がやってきます。ずっと落ち込んでばかりだと、いつか前向きになれる時がやってきます。こういうのって、心が自然とそうしていることであって、ことさらなにかを意識しないとそうならないとか、なんらかの努力をしないとそうならないわけではないんですよね。人が等しく持っている心の動きって、みんなに共通しています。いつもいつもキラキラしている人なんていないし、非キラキラ女子にはやがて、太陽が輝くまぶしい夏がやってきます。なので、むしろ今キラキラしていない女子のほうが、伸びしろがたくさんあっていいじゃないですか!と思いますが、あなたはどう思いますか?(ひとみしょう/文筆家)【今夜はちょっと、恋の話をしよう】(ハウコレ編集部)
2018年04月20日こんにちは、Mamiです。 つい最近まで寒い夜を過ごしていたのに、気づけばすっかり春。イランは3月末にノウルーズ(お正月)を迎え、1397年がはじまりました。(イラン暦、まだ慣れません…) そんな異国でのはじめての年越し。日本から私の母と母の友人が2人で遊びに来てくれました。もちろん2人は初イラン、せっかくなので国内旅行に!首都テヘランから、シーラーズ、エスファハンという都市をゆったりとしたスケジュールでまわってきました。 今回はその中から1カ所、シーラーズという街の絶景体験を記事にしたいと思います。 --- 首都テヘランから飛行機で1.5時間、夜行電車やバスだと大体14時間離れた場所に、シーラーズという街があります。 大きな遺跡「ペルセポリス」があったり、シラーという品種のワインの原産地だったりする土地です。都会のようなせかせか感があまりなく、その代わりに広い空と大きな山と緑がたくさんある、のびのびとした雰囲気はさながら暖かい北海道のよう。 シーラーズを訪れるのは今回で2度目。なかでも、わたしが大好きな場所がここ! 通称「ピンクモスク」こと、マスジェデ・ナスィーロル・モスクです。 まさに、光を浴びるという表現!とはじめてここにきた時に感じました。 モスク内の壁一面のステンドグラスに朝日が差し込み、床にひいてあるペルシア絨毯や繊細な模様が描かれたタイルを彩ります。係員の方に伺うと、この景色を見るためには、季節にもよりますが朝8時ごろがベストとのこと。 ですが観光の繁忙期にはたくさんの人で賑わうので(ノウルーズの期間はイラン人もみんな旅行に出る時期)、わたしのオススメはオープン直後の朝7時ごろ。それはこれから綺麗に光が差し込む様子を、贅沢に独り占めできるから!早朝のまだ薄暗い時間帯には、ふんわりと柔らかなパステルカラーの光。それが陽が昇るにつれてパキッと鮮やかなビビッドカラーの光に変化していくさまは、思わず見とれてしまうほど美しいのです。また、春の光、冬の光…季節によっても、また天気によっても光の差し方が変化するのも見所のひとつ。 そしてモスク内だけでなく、外壁も可愛い! イランのモスクはブルー系が多い印象なのですが、ここのモスクはピンクやイエロー系。ひとつひとつ手で丁寧に修理、手入れをしています。 もし、イランに来られる際は…頑張って早起きしてピンクモスクの光を浴びて。お昼頃からちょっと遠出して、ペルセポリスでシルクロードを感じる、なんていう過ごし方もいいかもしれません。 シーラーズのピンクモスク、いかがでしたか。 次はイラン ノウルーズ旅行の2都市名、エスファハンをご紹介出来ればと思います。エスファハンはかつては「世界の半分がそこにある」と言われた場所! これからもどうぞよろしくお願いします。 Mami
2018年04月10日誰かに好意を寄せる権利が、わたしにあるのか?by Pixabay「彼氏、いるんですか?」と聞かれる度、少しほっとしている自分がいる。この人から見れば、私は普通に恋愛をしてもいい人間で、恋人がいてもいい人間。この世界のどこかにいる男性が好意を抱く要素のある人間であり、男性の隣を歩いていても不自然ではない人間に映っているのだろう。普段から女性らしさとは無縁で、「女の子らしい」「女子力」と言われることを身の毛がよだつほど嫌うのに、この時だけは、目の前の人から普通の女性として認められているような、どこにでもいる女性のひとりとして映っているような気がして、安心するのだった。それから、「いないんですよ」「なかなか出会いがなくて」というありきたりな返事を、いつもする。未だに、「私は恋愛をしてはいけないんじゃないだろうか?」と思うことがある。Facebookを開けば、毎週のように友達は結婚し、子どもを産んでいる人だっている。みんな当たり前のように誰かを好きになり、誰かと人生をともに歩む決断をしている。それなのに私は、その前の前の前の前の前の段階くらいで躓いてしまった。こういう考えを持つこと自体恥ずかしくて、かなり情けない。そんなことは分かっている。人を好きになったことだってあるし、恋人だっていたこともある。でも、どうしてもこの疑問を自分の中から抜き切ることができない。周りの人間からどう見られようが構わなくて、好き勝手生きてきたはずなのに、例えば、私がかなり一方的な片思いをしたときに「身のほど知らずだ」「あんな人でも恋愛ができると思っているんだね」と思われるのが、その通りすぎて、どうしても怖い。誰かに好意を寄せる権利は誰にだってあるはずなのに、私だけははく奪されている気がしてしまう。だからなのかもしれない、と、ふと考える。私がひとりでいるのを好きでいて、気にならないのは、そのせいなのかもしれない。家族が周りにいて、友達もたくさんいた幼少期を過ごした私が、ひとりでいることに特段何も思わなくなってしまったのにはきっと色々な理由があって、恋愛ができないことも、そのうちのひとつの要素であるように思っている。ひとりでい続けることは強さではない駅の改札で別れるとき、家路を酔っ払いながら歩いているとき、とても長い間誰とも触れ合わずにいるときに、私はいつも「寂しい」「一緒にいて欲しい」「悲しい」と言えない。言えなくて、後悔して、今も胸に引っかかっている思い出なんていくつもあるのに、きっとこれからも誰かにそういう言葉を言える日は来ないのだろう。私が言っても、何も意味がないんじゃないかと思っている。私のような人間が、誰かに何かを求めても仕方ないんじゃないかとも、思っている。そうして、焦りや悲しみの嵐が過ぎ去っていくのを耐えて続けているうちに、ひとりでいることに慣れてしまった。そんな気がしている。もっと若い頃は、ひとりでいることがかっこいいと思っていた。友達が毎日誰かと連絡を取り合って、寂しさを紛らわすことに何の意味があるのだろうとも、思っていた。常に周囲に誰かを置いていないと落ち着けない彼ら・彼女たちを見下していることもあった。けれど、本当にひとりでいられなくなったとき、頭のなかで真っ先に浮かんだ人にきちんと自分の気持ちを伝えなければ、言葉や感情なんて意味を持たない。ひとりでいることは強さではあるけれど、ひとりでい続けることは、全然強くない。ひとりでいることに慣れ過ぎてしまい、自分の内側で育っていく感情を自分でどうにかする術を知ってしまった私は、とうに人としての大切な何かを失ってしまっていて、もう恋とか、誰かを好きになるとか、そういう感情が腐っていっているのかもしれない。だからこそ、やっぱり私は恋なんてしてはいけないんじゃないかと、そう思うときが、たまにある。Text/あたそ<恋愛なんてただの思いこみ。それでも、孤独を救うにはちょうどいいのだろうか>もチェック!恋愛は孤独の痛み止めになりうるか?『シェイプ・オブ・ウォーター』を観て感じたこと。
2018年04月10日本当にわたしたちを縛るものは何もないし、わたしたちは何も縛ることはできないよ。“僕”とアートからもらったエネルギーこんにちは。ふらふらと写真を撮っている、ふじ がらといいます。“おふじ”って呼んでもらえたら嬉しいです。いまわたしは24歳だけれど、なんだか昨日産まれたばっかりのような気分で毎日を過ごしています。そんななか、なぜだかひどく惹かれて衝動的に買ったコンパクトフィルムカメラと、それと同時期に観た映画、デヴィット・リンチの「ロスト・ハイウェイ」…。「もしかしたら“僕”は消えたんじゃなくて、わたしのなかに戻っただけかもしれない」“僕”は、ひとりで抱えきれないことを代わりに受け止めるためにわたしがつくった、もうひとりの自分だったんじゃないかな、と考えるようになりました。写真を撮る行為とそのひとつの映画が、自分と向き合うきっかけをくれたんです。そこからゆっくりと思うがままに写真を撮って、絵を描いて、惹かれる音楽を聴いて、映画を観て、舞台を観て。いろんな表現に触れることで、ここにいていいんだ…と思えるようになっていきました。これは大袈裟なことじゃなくて、誰かが発する表現には、そのぐらい大きな力があるんじゃないかな。そこには生きるためのエネルギーが止まることなく流れていて、すごく居心地がよくて、すべてがフェア。アートが身近にあったことは、わたしにとって本当にラッキーなことだったと思う。というのも、わたしが惹かれた映画や音楽、美術、舞台っていうのは、すべてお母さんからの影響だから。もしお母さんが音楽を全く聴かず、デヴィット・リンチって誰?って感じで、たくさんの色のクレヨンよりたくさんのドリルを買ってくるような人だったら、わたしはとっくに死んでいたかもしれない。たくさんのドリルで勉強することが好きな人もいるけれど、自分にはクレヨンで絵を描いたり、踊ったりするほうが合っていたみたいだし、母もそれをよく理解していました。子どもが必要とする大人という存在「自由」は、ひとつじゃないあの時のことがフラッシュバックして気持ち悪くなったり、突然人が恐くなったり、恋愛感情や性欲というものがよく理解できなくてまわりに置いてかれてるような気持ちになることが、いまでもあります。過去に虐待の被害にあった人で、そういった後遺症に悩む人は結構いるんじゃないかな?前まではその悩みが、父に精神的に支配されているような感じがしてすごく嫌だったし、世の中の流れに追いつかなきゃ!普通にならなきゃ!って焦っていました。だけど最近は、気持ち悪くなったら休むし、恐くなったらカメラを持って一度ひとりになる。いつか誰かと恋愛するかもしれないし、しないかもしれないし、そんな感じでいいかなって。そうやってゆる~く過ごすようにしたら、はじめは心配だったけどなんだか徐々にいろんなことが楽しくなってきたし、そんなんでも世の中意外と生きていけるんだなって思った。人によって置かれてる状況や考えも違うからみんながみんなそういう生き方をする必要はないけれど、けど苦しかったら、ひとまずそこに止まってゆっくりしてみてもいいんだと思う。それか、自分を真っ直ぐに見てくれる人に「助けて!」って声をあげてもいい。マイペースに生きてみてもいいんじゃないかな?いまこうして生きていて思うことは、人間はひとりじゃ生きていけない弱い生きものなんだなってこと。そして「人」対「人」の関係は危ういけれど、生きていく上で崩せるものではないんだなということ。わたしたちは常に、「誰か」から影響を受けて過ごしてる。音楽や映画や美術も「誰か」のエネルギーからできていて、わたしはそれをキャッチして自分のエネルギーにする。母は虐待のことを何も知らない(死んでも言わない)けれど、わたしたちの間にはお互いの話を聴いて、いっしょに考える時間が存在する。「人」と「人」がいまを共に生きていくには、「共に、聴いて考える」という行為と、その時間が絶対に必要だと思う。そしてそれは、虐待の連鎖を断ち切る唯一の方法なんじゃないかな。過去に負わされた傷は、死ぬまで消えない。でも他者との対話を通して自分と向き合うことができれば、痛みをなくすことはできるし、傷跡が残ろうとも、わたしたちは笑って生きていくことができる。わたしは、その可能性を信じています。fujigara(ふじ がら)Website|Twitter1993年生まれ。2016年より写真を撮り始める。2017年10月、自身の夢や幻覚を写真にした1stZINEを発行。2018年に展示を計画中。
2018年02月02日インドネシアの故スカルノ元大統領夫人でタレントのデヴィ夫人(77)が7日、ブログで孫・キランくんの写真を公開。「まるで宝物のようです」と愛情をつづっている。 デヴィ夫人はこの日、『この子はだ~れ??』というタイトルでエントリー。「私に謎めいた“アルカイック・スマイル”を投げかけている、この男の子、いったい誰でしょう?」とカメラ目線でポーズを決める美少年の写真をアップ。 「答えは。。。私の最愛の孫のキランです」と美少年の正体が自身の孫であること明かし、「このポートレートは娘のカリナが送ってきてくれた今年のカレンダーから抜粋したものです」と説明。 つづけて「微笑むキラン」、「まじめなキラン」、「ワイルドなキラン」と様々な表情を浮かべるキランくんの写真を公開し、「どのキランも可愛いですね~孫の存在は格別。その可愛さと言ったらまるで宝物のようです(笑)」と溺愛している。 キランくんといえば、これまでバラエティ番組やデヴィ夫人のブログに登場したことがあり、その都度ネットでは「可愛すぎる」「超美少年」「天使すぎる」と話題になり、まとめサイトが作られるほどの人気ぶり。 デヴィ夫人は「会うたびに大人っぽくなっていくので、今度会う時には声や容姿もすっかり変わって、より男の子っぽくなっているかもしれませんね」とつづり、「グランマとしてはキランの成長が何より、とても楽しみです」と期待を寄せた。
2017年12月07日男子はなぜか、小学校高学年になってもいろいろなものを拾ってきます。石や木の棒にはじまり、いまの季節はどんぐりや落ち葉なんかも定番ですね。ママにとっては不用品だけど、彼らにはなぜか大切な宝物らしい…。捨てるに捨てられないこうしたものを、ママたちはどう処理しているのでしょうか?■男子のコレクター癖を尊重? 「すぐには捨てない派」ただの木の棒でも、男子にとっては何か光るものを感じたのでしょう。それを「ゴミ」として片づけずに、上手に処分する方法とは?●「木の枝とか、明らかにゴミのようなものでも、危険・腐敗などの心配がなければとりあえず保管してあげます。ただしダンボールを用意して、一定の量を超えたら捨てる、1個拾ったら何かを捨てるなどのルールを作っています」(35歳・小学1年生のママ)●「庭には息子が拾ってきた石がズラリ。かなり邪魔だけど、毎日数えてチェックしているので勝手に処分はできず…。そこで、どうして拾ってきたのか話を聞くことにしました。『かっこよかった』『持ち心地がいい』などの理由はあるのですが、これをどうしたいか聞くと『わからない』とのこと。それならいらないよね、といって納得させました。それでもまた拾ってきてしまうのですが…」(42歳・小学6年生のママ)●「うちの子はとにかく拾うことで満足するタイプ。だけど、目の前で捨てると怒るので、学校へ行っている間に少しずつこっそり捨てています。全然気づいていないから、モノに執着しないみたい」(38歳・小学3年生のママ)男子という生きものは、小さなころからコレクター癖があるのかもしれません。ただ、集めるだけで満足することもあるので、その場合はうまく処分できそうです。■工作したり写真を撮ったり、「思い出を残す派」最終的には捨ててしまっても、納得してもらうためには何か形に残しておくという方法もあります。●「拾ってきたどんぐりや枝でリースを作ります。ちょっと飾ったら処分しちゃうけど、自分が拾ったもので何かを作れることがうれしいみたいで、満足しているようです」(40歳・小学3年生のママ)●「拾ったものを撮影してアルバムを作っています。棒とか石とかしか写ってないからシュールだけど、写真に残すことで処分されても泣かなくなりました」(41歳・小学2年生のママ)拾ったもので工作をすれば、思い出が作れそうですね。ただ捨てるだけではない、すてきなアイデアです。■拾ってくるのは仕方ない!? 「もうあきらめている派」ダメといっても改善されることはなく、あきらめてしまうママたちも…。●「夫が木の棒を拾ってくることがあります。散歩の途中ならまだしも、会社からの帰り道に…。男はいくつになっても何かを拾いたがるという習性はなおらないものなのでしょうか。もうあきらめています」(42歳・小学1年生のママ)●「何度言っても聞かないのであきらめていますが、拾ってもOKなものや場所などを教えています。何が落ちているかわからないし、危険なものを拾ってもこわいから」(41歳・小学2年生のママ)木の棒や石ならまだ安心できますが、公園には除草剤などがかかった場所などもあります。危ないところへ近づかないように教えると同時に、不審物に触れないように指導しておきましょう。大人になっても木の棒を拾ってくることもあるほど、男子の拾い癖はなおらないものなのかもしれません。ママにとっては困りますが、適度に処分しつつ、危険がなければそっと見守ってあげましょう。
2017年10月28日いい恋をしようと思えば、「わたしは孤独だなあ」と思う瞬間を増やしたほうがいいかもしれません。今回はこんなお話をしたいと思います。■■孤独を貯金するたとえば、営業職の女子だと、仕事で知らない電車に乗って知らない町に向かっているとき、電車の窓から外の景色を眺めながら、「ああ、わたしって孤独だなあ・・・・・・いつまでこの仕事を続けるのだろう」と思うことがあるかもしれません。あるいは彼氏にLINEを送っても、いっこうに既読にならないときに、孤独だと感じる人もいるかもしれないですね。彼とケンカしたときに、孤独を感じる人もいるかもしれない。そういう孤独な瞬間って、たくさん味わったほうがいいです。たくさんの「孤独だと思う瞬間」を心の中に貯めていくと、彼があなたにやってくれるなんでもないことが、すごく特別なことのように感じられます。***たとえば彼が「今週末もデートしようよ」と言ったとします。あなたが「マジ?先週もデートしたし、今週末はひとりで過ごしたいな」と思いつつ、心の中で舌打ちをしたとします。みなさん仕事などで忙しいでしょうし、週末に美容室やネイルの予約をするしかない人も多いでしょうから、毎週毎週、彼にデートに誘われるのも不都合だったりするでしょう。でも、孤独だと思える瞬間を心の中にたくさん貯めこんでおくと、誘ってくれたことじたいがラッキーなことだと思えるのです。不思議と。おそらく人の根本は孤独だから、誘われたことじたいがラッキーに思えるのだろうと思います。■■ラッキーから生まれたものはラッキーに返す恋愛に限らず、友だち関係だって同じです。誘われたらラッキーと思える人は、人にどんどん好かれて、未来が明るい。取材をとおしていろんな人を見て、こんなことを感じます。そういう人は、言わないまでも、人の根本は孤独だと知っているのでしょう。たとえば幼い頃に、家でひとりで両親の帰りを待っていたとか、何年も彼氏ができなかったとか、進学した学校の雰囲気が肌に合わず、ひとりでつらい思いをして卒業したとか。恋愛って、そういう自分の孤独感と、相手の孤独感が混ざり合って化学反応を起こすようなものです。誰かに彼氏候補を紹介されました!その男子と話が盛り上がりました!つきあいました!というだけではないということです。そう見えるカップルであったとしても、人知れずふたりで孤独と孤独を混ぜあって、なんらかの化学反応を起こしたはずです。***お互いに長い冬を超えて、ようやく出会えた。まずこの事実にラッキーと思えること。出会えた彼と話をしたら、どことなく孤独から救われたような気がした。この事実にラッキーと思えること。そして彼に選ばれて、晴れてつきあうことになった。ラッキー!恋愛って、言ってみれば、孤独とラッキーがミルフィーユのように重なってできています。だから日々孤独を貯めつつ、多少自分のことで忙しかろうと、多少疲れていようと、彼に誘われたらラッキー!と思うことが大切なのです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月20日女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです、こんにちは!わが子に、「あなたは、私の宝物よ」と言ったところ、「宝物って、どういうこと?」と聞き返されました。幼児の「なぜ?」「なに?」問答です。一瞬、たじろぎましたが、自分なりに答えてみました。皆さんなら、『宝物』をどのように説明されますか?一緒に考えていただければと思います。●『宝物』をめぐる子どもとの会話で気づいたことまずは、筆者とわが子の問答を。子ども:『“宝物”って、どういうこと?』↓母:『宝物は、“とても大切なもの”ということよ』↓子ども:『それは、どういうこと?』↓母:『とても大切なものは、“他では得られない”こと』↓子ども:『他では得られないって、どういうこと?』↓母:『他では得られないとは、“唯一無二”ということ』↓子ども:『唯一無二って、なに?』↓母:『唯一無二とは、“他に同じ人はいない”という意味』↓子ども:『他に同じ人はいないって、どういうこと?』↓母:『他に同じ人はいないとは、“この個性を持つ人は、あなただけ”ということ』ざっと言うと、このような繰り返しになりました。実は、この問答で出た結果に驚いたのは、私自身でした。『宝物』がたどり着いたのが、“誰にも真似できない個性と良さを持つ、あなた” だったから。●『宝物』はすぐそこにある私たちが持っている一番の宝物は、どうやら『この世にたった一人だけの自分が持つ、個性や良さ』 かもしれません。『幸せのメカニズム実践・幸福学入門』(前野隆司・著)に、幸福になるために重要なことは、**********あなたらしく、人の目を気にせず、自分のペースで幸せに向かうこと**********と書かれています。同書によれば、他人と比べて『金』『モノ』『地位』を得ることで感じる幸せは、自分がどのくらいの位置にいるかを客観的に測れる指標となりますが、その幸せは思いのほか長続きしない のだそうです。それに対して、長続きするのは、他人と比べない『心的な要因による幸せ』。**********地球上の人類、七十億人が、七十億通りのやり方で、小さくてもいいから自分らしさを見つけ、その七十億分の一の個性を活かして、社会の中で自分らしく生きていくようなあり方**********が、これからの幸せだとあります。さて、冒頭の問答はちょっとしたものでしたが、宝物である、“自分らしさ” を大切にしているかな?と気にかかる瞬間でした。人生を幸せにしてくれる『宝物』は、冒険船で探しに行かなくても、案外すぐそこにあるのかもしれませんね。【参考文献】・『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』前野隆司・著●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)
2016年02月29日こんにちは、木口美穂です。わたしのカレ、あんまり喋らない人で・・・・・・いつもわたしばっかり喋ってるんだけど・・・・・・カレは何を考えてるのかなあ?喋るのが苦手な男子っていますよね。無口な男子はなにを考えているかも読み取るのが難しいです。そこで、お喋りが苦手な20代男性に彼女といる時になにを考えているのか?というアンケートを元に解説していきます。私も「ふむふむ・・・!」と勉強になっちゃった!■1.喋る彼女、可愛いな「僕が喋るのが苦手だから、彼女が喋ってくれると助かる。今日こんなことがあってあんなことがあってって喋る彼女が可愛くて仕方ない。」(27歳/会社員)「一生懸命喋ってる姿は可愛い。」(25歳/公務員)喋るのが苦手な男子だと、相手が喋ってくれないと一日中無言・・・・・・なんてことも有り得る!そんな時、彼女が喋ってくれるから助かっている、という男子はとても多かったです。また一生懸命に喋っている姿にキュンとする男子もいました!無口なカレには自分から話しかけて正解のようです!■2.聞いている方が楽だな「無口って根暗なイメージもたれること多いから、頑張って喋るキャラになったことがあるけどやっぱ人の話聞いてる方が楽。」(25歳/フリーライター)「聞いてる方が楽って聞こえは悪いかもしれないけど、安心するってことだからね。」(22歳/学生)確かに、彼女相手にわざわざ苦手なお喋りを克服する必要もないかなと思います。これがお仕事だったら別ですけどね。安らげる場所を作ってあげるのも彼女であるあなたの役目ですよ!■3.よく喋るな「ずっと喋ってるから疲れないのかなって思う。」(21歳/学生)「若干こっちも飽きてくる。」(24歳/営業)よくそんなに毎日ネタあるよねってくらい毎日喋り続ける彼女を気遣う声も。またカレの仕事柄、普段から人の話を聞く職に就いていると家では静かにしてくれ!って思うようです。カレの職業、性格を考慮した上で自分はどうするのがいいのか考え行動出来たら良いですね!■4.全く別のことを考えてる「申し訳ないけど話が毎回長いからほとんど聞いてない。今日夕飯何かな~って考えてる。」(28歳/公務員)「とにかく長い!ネタが多い!全部聞いて覚えてろっていうほうが無理でしょ!」(22歳/ダンサー)まじか・・・・・・って落ち込まないで!ショッキングな事実だけど、今回アンケートを取った中でとても多かったのが話を聞いていないパターン。でも実際、話をする方も喋ってスッキリ!みたいなところありませんか?特に女の子って喋りたがりだし、小さな出来事でも伝えたくなっちゃうから、たとえ聞いてもらえてなくてもそばにいてくれるだけでうれしくなるよね!■おわりに私は、一日中無言で過ごすのも悪くないなって思うけどね!お互いが好きなことをして好きに時間を使える仲になれるといいんじゃないかな~って。沈黙がツラくない関係って素敵ですよ!(木口美穂/ライター)(横田彩夏/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月25日ドトールコーヒーは8月12日まで、「わたしのやすらぎのひととき」の写真を投稿してもらうキャンペーンを実施している。○お気に入りのメニューの写真などを専用サイトから投稿同キャンペーンは、ドトールコーヒーショップでの寛ぎのシーンや、お気に入りのメニューの写真などを専用サイトから投稿してもらうことで、1杯のコーヒーを通じて得られるやすらぎと活力に満ちた上質な時間を、ユーザーと広く共有するというもの。キャンペーン当選者(計30名)にはコーヒーゼリー&リキッド商品詰合せをプレゼントする。応募期間は、7月22日~8月12日。応募方法は、いつものドトールコーヒーショップでの飲食シーンや、旅先で訪れたドトールコーヒーショップでのやすらぎシーンの写真などを、専用サイトに投稿する。発表日は、8月19日。投稿写真は、ドトールコーヒーショップでのやすらぎのひとときを喚起する写真が対象で、コメントを添えての投稿を推奨している。なお、他社メーカーのロゴや他ブランドの店舗が特定できるものは対象外となる。
2015年07月26日住友林業は、住まいと暮らしに関するスマートフォンサイト「わたしの家」の運用を3月31日に開始した。「わたしの家」は、同社ホームページから独立した立場で魅力的なコンテンツを提供することで、潜在顧客の将来的なファン化を図る「コンテンツマーケティング」の発想に基づいた同社初の情報サイト。同社ではこれまで、同社の家づくりを体感する「WEB住まい博」、自分の希望の間取りと概算価格がわかる「木達(こだち)サイト」、自分の希望する間取りが作成でき3次元でバーチャル体験できる「BF 間取り DESIGNER」、家づくりの知識をRPG形式のゲームで学ぶ「家づくりクエスト」(現、家づくりアドベンチャー)といった独自のコンテンツを開発してきた。今回開設した「わたしの家」は、そうしたコンテンツ制作の経験を生かしつつ、既に同社に興味を持っている顧客のみならず、家づくりに興味を持ち始めたユーザー層や、生活品質の向上に高い関心を持ったユーザー層など、潜在顧客へ向けて最新トレンドを踏まえた情報を継続的に提供する。運用開始の第一弾では、「女性目線」に基づいた住まいや暮らしに役立つコラムなどを紹介。収納や整理整頓のヒントや、子育て世代向けのコラム、二世帯住宅が快適に暮らすためのコツ、インテリアなどを含めた暮らしのヒントといったコンテンツが用意されている。同社では、住宅市場における女性の意見を取り入れた商品・サービスに対するニーズの高まりを受け、子育てと家事動線に配慮した「mamato(ままと)」、家族が集まるリビングを中心に間取りを考える「comama(こまま)」などを発表し、2013年12月には、女性の声を活かした商品開発を行う「女性目線開発プロジェクト」を始動。これらの活動を通して獲得した女性ファン層とのコミュニケーションを活発化し、更なる拡大を図るため、あらゆる女性が手軽にアクセスできるスマホコンテンツを展開していくとしている。
2015年04月07日すっとその世界に入り込み、じわりと心を動かされ、ずっと記憶に残る──そんな宝物にしたいと思えるような映画と生涯何本出会えるだろう。『ももへの手紙』は間違いなくその1本となりえる名作。母と娘、父と娘、彼らを取り巻く人々とちょっと変わった妖怪たちが伝えるのは、家族の絆。ずっと傍にいてくれると思っていた父親を突然失ったヒロインのももが、「ももへ」とだけ綴られた書きかけの父の手紙を見つけたことで始まる彼女の心の旅。心と心を繋ぐその旅路の先には、すべての人を優しく包み込む愛が待っている。そして、キャラクターに声という命を吹き込んだ、美山加恋と優香にとってもこの作品は宝物となり、「心があたたまる映画」と、それぞれの想いを言葉にする。ももの声を演じるのは、ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」の凛ちゃん役で、多くの人を感動させた若手女優の美山さん。通常の演技とは異なり、「アニメーションに合わせて感情を表現するのが難しかった」と苦労を口にするが、責任ある主人公のももを、誰もが共感できるキャラクターに仕上げているのはさすがだ。「ももは、お父さんのことで悩んでいて…そんなももの心情を演じられるのか不安もありました。でも、本当は明るい子、面白い子なんです。そういうギャップを演じたいなと思いました」。役へのアプローチも完璧だ。美山さんの発言に「うんうん」とうなずき、微笑みを投げかける優香さん。沖浦監督から母・いく子役のオファーを受けたときは「えっ、私がお母さん役ですか?」と驚いたそうだが、本人の「私は大人っぽい声ではないのに…」という心配はまったく不要。優香さん以外は考えられないと思ってしまうほどキャラクターに寄り添ってみせた。「いく子さんそのものが素敵だったから」と魅力を語る。「絵コンテを見たときから素敵なお母さんだなって思ったんですよね。これまでにマンモスやサルの声はやったことがあるけれど(笑)、人間の役をやったことがなかったので、最初はものすごく不安だったんです。それが、実際に映像を見ながらいく子さんのセリフを言ってみると、とても気持ち良くて。いく子さんに自然になれる感じがした。夫を亡くした悲しみを抱えているけれど、ももの前では絶対に悲しい姿を見せない強い人、そして明るい人。そういういく子さんを演じることが、ものすごく気持ち良かったんです」。もちろん、母娘、優香さんと美山さんの息もぴったりだった。「毎日のようにテレビで優香さんを見ていたので、すごく楽しみだったんです。優しくて、安心してアフレコができました!」と、キラキラとした瞳で、同じ事務所の憧れの先輩との共演を喜ぶ美山さん。一方、優香さんは「加恋ちゃんのことは、ずっとドラマで見ていたので、(あんなに小さかった凜ちゃんが)こんなに大きくなったのね…って、まずその成長にびっくりしました。アフレコからしばらく経ってこうして会うと、また成長していて。どんどんお姉さんになっていく。つい母親の目線で見ちゃいますね(笑)」。その眼差しは、スクリーンの中でいつもももを優しく見守っていた母・いく子のそれと重なる。アフレコ中、「あんなことがあったね、こんなことがあったね」と、2人が思い出を語る中で一番盛り上がったのは、ももの前に突然現れる“見守り組”。妖怪のイワ、カワ、マメについてだ。妖怪の登場に「びっくりした!」けれど、「マメがものすごくかわいいんです!動きもかわいい!」と、キモカワキャラのマメがお気に入りだと声が弾む美山さん。「そうそう、マメかわいいよね!マメがももの足をペロンって舐めて、ももが叫ぶシーンが好きだったなぁ」と、優香さんもとびきりの笑顔を見せ、「妖怪たちは(現代に)突然現れるけれど、違和感がないんですよね。ファンタジーなんだけれどファンタジーじゃなくて、本当にいるかも?って思えるというか。映像が繊細だからこそリアルに思えるのかもしれないですね」と素晴らしさを熱く語る。そんな妖怪たちの存在は、映画にクスッと笑えるコミカルさを与え、さらには、何故ももの前に妖怪たちが現れたのか?その理由にこそ作品のテーマが潜んでいる。見えないけれど繋がっている、“人と人との繋がり=絆”がしっかりと描かれているのだ。また、ももといく子を通して11歳の頃の自分自身、幼い頃の記憶もよみがえってきたと懐かしむ。彼女たちが11歳の頃に記憶をさかのぼってもらうと──「リレーの選手に選ばれるくらい運動は得意だったけれど、みんなの前ではなかなか発言できない消極的な女の子でした」というのは優香さん。「いく子さんを演じながら、自分がももの年齢の頃を思い出していたんですけど、小学校の頃のお母さんって、ものすごく“お母さん”だった気がするんですよね。年齢で言うと50~60歳ぐらいの印象?でも、実際はそんなにお母さんじゃないというか、ひとりの女性でもあったんだなって」。優香さんは現在31歳。39歳のいく子の年齢には少し遠いけれど、30代を迎えたいまだからこそ当時の母の気持ちに「近づけた気がする」と、しみじみとした表情を見せる。現在15歳の美山さんにとっての11歳という年齢は「役者さんとして頑張りたいという夢が出てきた時期」であり、その大きな決意、若くして自分の生きる道を決めたことに「すごいね、すごいね」と感心する優香さんの表情は、やはりいく子さんそのものだった。そして、こう続ける。「家族って、近すぎるがゆえに本当の気持ちを伝えられない、そういうこともありますよね。家族だから分かるでしょ?って、つい思ってしまう。思春期の頃は特にそうで、私にもそういう時期がありました。大人になってからも、仕事であったつらいこと大変なことを伝えられずにひとり我慢したこともありました。だから、ももの気持ちはよく分かります。30代を迎えたいまは、いく子さんの気持ちも分かる。そういう意味では、いろいろな目線で観ることのできる映画だなって思うんですよね。うん、気持ちって伝えないと分からないんですよね」。優香さんが深くうなずきながら最後に放った一言は、まさにこの映画のテーマそのもの。『ももへの手紙』はきっと大切な人に想いを伝えたくなる、当たり前だけれどとても大切なことに気づかせてくれる、誰にとっても宝物と言える1本になるだろう。(text:Rie Shintani)特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:錦戸亮、結婚を隠し通す自信は?先輩・城島からは「ジャニーさんには言っときや」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1『ももへの手紙』親子だから分かり合える感動とは?『ももへの手紙』親子試写会アンケート発表西田敏行、田中みな実アナからの妖怪扱いに苦笑い船越英一郎、出演作でない『ももへの手紙』をアピール!「出ていないのはおかしい!」
2012年04月17日