映画『ツイスターズ』が、2024年8月1日(木)に公開される。監督は『ミナリ』のリー・アイザック・チョン。巨大竜巻の脅威 vs 人類の闘い映画『ツイスターズ』は、人類が英知を結集させ、仲間と共に巨大竜巻の脅威に挑んでいく前代未聞の“竜巻破壊計画”を描くアクション・アドベンチャー大作。世界規模の異常気象が起こる中、アメリカ・オクラホマ州では巨大竜巻「ツイスターズ」が多数発生。ある事故をきっかけに竜巻の研究に没頭している気象学の天才、竜巻インフルエンサーと、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが竜巻破壊計画を企てる。各々の情熱を胸に、無謀ともいえる危険な計画に立ち向かっていく。監督はリー・アイザック・チョン、『ジュラシック・ワールド』製作陣も集結監督を務めるのは、リー・アイザック・チョン。2021年に日本でも公開された映画『ミナリ』が2020年第93回アカデミー賞にて6部門ノミネートを果たし、出演俳優のユン・ヨジョンがアカデミー賞助演女優賞を受賞したことで話題を呼んだのが記憶に新しい。また、製作陣には『ジュラシック・ワールド』のスタッフが集結。ハリウッドの最先端VFXを駆使して、恐竜をも超越する巨大竜巻「ツイスターズ」を映像に映し出す。劇中では、地球の唸り声のような轟音が鳴り響き、車が横転していく暴風の中、逃げ惑う人々、強風に吹き飛ばされないように必死にしがみつく人の様子などが臨場感たっぷりに描かれる。実際の観測データに基づき製作された、まさに“最強モンスター”級の巨大竜巻のリアルな迫力を、ぜひスクリーンで確かめてみてほしい。デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエルら出演キャストには、ハリウッドを牽引する新世代俳優たちが勢揃い。映画『ザリガニの鳴くところ』で話題を集めたデイジー・エドガー=ジョーンズをはじめ、『トップガン マーヴェリック』でエリートパイロット・ハングマンを演じたグレン・パウエル、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のアンソニー・ラモスが競演を果たす。ケイト…デイジー・エドガー=ジョーンズ気象学の天才。ニューヨークで世界の自然災害を予測し被害を防ぐ仕事に熱中していた中、故郷オクラハマで連続して巨大竜巻が発生していることを知る。タイラー…グレン・パウエル竜巻インフルエンサー。ケイトと敵対しながらもお互いの才能を認め合い、共に巨大竜巻に立ち向かっていく。ハビ…アンソニー・ラモスケイトが信頼を寄せる学生時代からの友人。映画『ツイスターズ』あらすじ気象学の天才ケイトは、自らの故郷オクラハマで連続して巨大竜巻が発生していることを知る。学生時代の友人ハビと、新たに出会った気象の知識も性格も全く違う竜巻インフルエンサーのタイラーとともに竜巻内部に秘密兵器を仕掛けるという前代未聞の“竜巻破壊計画“を立て、巨大な竜巻を倒すために立ち向かっていく。【詳細】映画『ツイスターズ』公開日:2024年8月1日(木)監督:リー・アイザック・チョン脚本:マーク・L・スミス出演:グレン・パウエル、デイジー・エドガー=ジョーンズ、アンソニー・ラモス、ブライドン・ペレア、キーナン・シプカ、デヴィッド・コレンスウェット原題:TWISTERS
2024年04月21日ジュリアン・シュナーベル監督が手掛ける犯罪スリラー映画『In the Hand of Dante(原題)』に、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモア、ジェラルド・バトラーが出演するという。「Deadline」が報じた。シュナーベル監督は、これまで手掛けた長編映画の本数は少ないものの、『夜になるまえに』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞、『潜水服は蝶の夢を見る』でカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞などを受賞し、高い評価を受けてきた。ニック・トーシュの同名小説(「ダンテの遺稿」)を原作とする今作。ニューヨークのマフィアから、闇市場に出現したダンテ自筆の「神曲」の鑑定を依頼されるニック役をオスカーが演じる。ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)より暫定合意を得て、すでにイタリアで製作中。撮影現場では、役柄は不明だが白いスーツ姿のジェイソンとガル・ガドットがお互いに銃を向け合っているシーンが目撃されている。ジェイソンはガルと『ジャスティス・リーグ』で、オスカーとは『DUNE/デューン 砂の惑星』で共演したことがある。オスカー、ジェイソン、ジェラルドの3人が共演することに映画ファンは「よくこんなすごい3人を集めたものだ」「キャストを見ただけで楽しみ」と期待を寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月17日オスカー・アイザック主演、ポール・シュレイダー監督作『カード・カウンター』より日本版予告編と場面写真が解禁された。本作は、『タクシードライバー』のポール・シュレイダー(監督・脚本)とマーティン・スコセッシ(製作)がタッグを組み、ギャンブラーの“復讐と贖罪”を描いた傑作スリラー。第78回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、多くの批評家が2021年のベストリストに選出。陰のあるミステリアスな主人公を演じたオスカー・アイザックをはじめ、脇を固めるティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーも強い印象を残す。この度解禁となった日本版予告編は、モーテルの家具を白い布で全て覆う主人公ウィリアム・テルの奇妙な日常から幕を開ける。彼は刑務所に収監されている間に習得したカード・カウンティングの技術を駆使し、ギャンブラーとしてカジノを渡り歩いていたが、「過去の行いが作った重荷は永遠に取り除けない」と語り、出所後も罪に囚われ禁欲的な生活を自身に課し過ごしていた。しかし、ある日、偶然に出会ったカークと名乗る青年に、かつて自分に罪を被せた男への復讐を持ち掛けられたことで運命の歯車が動き出す…。華やかだが、どこか物寂しさを感じさせるカジノの景色や、モノクロの映像で差し込まれた彼の忌々しい過去、「あなたが過去に何をしてても構わない」と告げるギャンブル・ブローカーのラ・リンダとのロマンスを予感させる、ネオンの光が鮮やな場面などを切り取った本編への期待が高まる映像に仕上がっている。無表情で迷いなく拷問行為を行う姿や、刑務所で口に血を滲ませて対峙する男を挑発する、狂気を感じさせるオスカー・アイザックの演技にも注目だ。併せて、新たに場面写真6点も解禁。ウィレム・デフォー演じる、ウィリアム・テルの人生を狂わせた元上官ジョン・ゴード少佐の姿や、カークが自分の連絡先をテルに渡すまさに運命が動き出す瞬間、ラ・リンダからのデートの誘いを断りモーテルの部屋で一人机に向かうテルの姿など印象的な場面が確認できる。『カード・カウンター』は6月16日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カード・カウンター 2023年6月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2021 Lucky Number, Inc. All Rights Reserved.
2023年04月14日オスカー・アイザック主演、ポール・シュレイダー監督作『カード・カウンター』より日本版ポスタービジュアルが解禁された。本作は、『タクシードライバー』(76)を生んだマーティン・スコセッシ(製作総指揮)とポール・シュレイダー(監督・脚本)が再びタッグを組んで“復讐と贖罪”を描く注目作。この度解禁された日本版ポスタービジュアルは、劇中に登場するブラック・ジャックやポーカーにちなみ、トランプをモチーフにしたイメージが印象的なデザイン。血塗られたダイヤのキングの札の前に立つのは、ミステリアスな影を持つ主人公のギャンブラー=ウィリアム・テルを演じたオスカー・アイザック。その憂いを帯びたたたずまいと眼差しは、世界に衝撃を与えた『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じたアンチヒーロー=トラヴィス・ビックルの姿にも重なって見える。75歳(※制作時)にして、自身の作品の中心的なテーマに立ち返ったシュレイダー監督。トラヴィス・ビックルの意志を継ぐ新たなアンチヒーローが、45年という時を経て、どんな新しい驚きを観客に与えてくれるのか…。期待の高まるビジュアルに仕上がった。本作はまた、高い評価を得て興行的にも成功したシュレイダー監督の前作『魂のゆくえ』(18)に続き、主要な映画賞でも多くノミネートされた。「オスカー・アイザックのキャリア史上最高のパフォーマンス」(Vanity Fair)、「ポール・シュレイダー監督による米国の腐敗に対する猛烈なビジョンだ」(New Yorker)など絶賛のコメントも寄せられており、オバマ元大統領による年間ベスト14本に選ばれたほか、ナショナル・ボード・オブ・レビューでも同年のトップ10に選出されている。『カード・カウンター』は6月16日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カード・カウンター 2023年6月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2021 Lucky Number, Inc. All Rights Reserved.
2023年03月23日1996年のヒット映画『ツイスター』の続編『Twisters』の監督に、『ミナリ』のリー・アイザック・チョンが決まりそうだ。スタジオとプロデューサーが何人もの監督と面接をした結果、チョンが第一候補となったようである。自伝的映画『ミナリ』でも描かれたように、チョンはアーカンソー州の田舎で育ち、竜巻を経験してきた。そんな個人的なつながりもプラスになったようだ。エグゼクティブ・プロデューサーのスティーブン・スピルバーグは続編の脚本を非常に気に入り、来年春の撮影開始を目指して監督選びを進めてきた。今作はチョンにとって初のメジャースタジオ作品となる。『ミナリ』の次に、チョンは『君の名は。』のハリウッド実写版を監督する予定だったが、降板している。文=猿渡由紀
2022年12月16日MCUの新たなオリジナルドラマシリーズ「ムーンナイト」より、主演するオスカー・アイザックがコメントを寄せた特別映像が解禁となった。3月30日から配信が開始され好発進を切った本作。ミステリアスなストーリーとともに、MCUとしては珍しいホラーサスペンス調のドラマとして注目を集めている。この度解禁となった映像で、オスカーは「彼の中には多くの人格がある。また、彼はヒーローになろうと自分で選んだわけじゃないんだ」と、ムーンナイトのキャラクターを解説し、彼の内に潜む、さらなる複雑な闇を示唆する。また、そんな複雑なキャラクターを演じる上で、事前に“MCUを代表するあの名優”にもコンタクトを取っていたそうで、「ロバート・ダウニーJr.とは、かなり話したよ。彼にとって(MCUで仕事をするのは)どういうことだったか、またケヴィン・ファイギと一緒に仕事をするのはどういう経験だったかということをね。彼はMCUに参加するのは、とても素晴らしいことだと思うと言っていたよ」と打ち明けた。原作コミックでは、ムーンナイトは、スティーヴンやマークのほかに“キャプテン・アメリカ”や“スパイダーマン”、“ウルヴァリン”などのヒーローを脳内に作り出しているキャラクター。オスカーは「MCUでは、どんなことでも可能なんだ。何かが不可能だとは言わないよ」と語り、今後の<ムーンナイト>の活躍が広がる可能性も期待させる。現在配信中の第1話でも、優しい心を持つ穏やかなスティーヴンと、凶暴で残虐性に満ちたマークという正反対の人格を見事に演じ分けている姿が垣間見えるオスカーだが、「チャレンジのひとつは、各キャラクターの違いや特性を理解することだった。体形、話し方、服装、感じ方などをね。それらをマークとスティーヴンの間で対照的に演じる必要があった。中でも最大のチャレンジは、人格が入れ替わるシーンだった。撮影が進むにつれて簡単にキャラクターを入れ替われるようになったんだ」と役作りの苦労も明かす。そして、過去に来日経験もあるオスカーは、「日本のファンの皆さん、こんにちは!皆さんに本作を見てもらうのが待ちきれません。僕とおなじように気に入ってくださることを願っています!」と、日本に向けて温かいメッセージも残している。「ムーンナイト」は毎週水曜日16時よりディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年04月06日オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインが夫婦役を演じ、愛し合った1組の夫婦の離婚までの道のりを描き出すHBOオリジナルシリーズ「ある結婚の風景」が、12月17日(金)よりU-NEXTにて日本初、一挙見放題で独占配信。予告編も初解禁となった。本作は、スウェーデンの名匠イングマール・ベルイマン監督による同名ドラマをリメイクしたHBOオリジナルシリーズ。本年度ヴェネチア国際映画祭に、TVドラマで唯一特別招待されるという異例の快挙を成し遂げ、早くも来年のエミー賞確実との呼び声も高い。結婚生活に不満を抱えた、野心的なIT企業の経営幹部の妻ミラに、『女神の見えざる手』のジェシカ・チャステイン。献身的に家事をこなし、2人の関係を維持しようと努力する大学教授の夫ジョナサンに、『DUNE/デューン 砂の惑星』も記憶に新しいオスカー・アイザック。実は2人は、ニューヨークの名門ジュリアード学院の演劇科時代から20年来の友人で、2014年『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』で初共演。ヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットでの仲睦まじい姿がメディアを沸せたが、ドラマの中でのケミストリーも抜群。ラブシーンから激しい罵り合いまで、信頼し合う俳優の2人だからこその説得力で観る者を物語に引き込んでいく。ノア・バームバック監督の映画『マリッジ・ストーリー』やリチャード・リンクレーター監督『ビフォア・ミッドナイト』などに影響を与えたというベルイマン監督作品を、「アフェア 情事の行方」「イン・トリートメント」などで知られるハガイ・レヴィが脚本、監督、製作総指揮となってミニシリーズ化。オリジナル版で描かれた伝統的な男女の役割を覆し、現代アメリカの夫婦の姿を通して、愛、憎しみ、欲望、一夫一婦制、結婚、離婚を見つめる。U-NEXTでは、本作の基となったドラマ「ある結婚の風景」(全6話)を配信予定のほか、『仮面/ペルソナ』『叫びとささやき』『鏡の中にある如く』などのベルイマン監督作品も見放題で配信中。「ある結婚の風景」は12月17日(金)0時よりU-NEXTにて一挙見放題で独占配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2021年11月30日オスカー・アイザックが、Disney+のマーベルドラマ「Moon Knight」(原題)に主演することをSNSで発表した。ムーンナイトの様々なイラストを背景に撮影された自撮り写真に、「私たちはムーンナイトだ」というコメントを添えている。「私」ではなく「私たち」なのは、ムーンナイトというキャラクターはタクシー運転手のジェイク・ロックリー、大富豪のプレイボーイ・スティーヴン・グラントという複数の人格を持っている元傭兵であるため。昨年10月、オスカーがムーンナイト役の出演交渉を受けているという話が出ており、今年1月にはヴィランとしてイーサン・ホークの出演が報じられていたが、正式には発表されていなかった。マーベル・スタジオのSNSも、オスカーと同じ投稿で正式決定を認めている。ファンの反応は「ケヴィン・ファイギは『ドクター・ストレンジ』のエンシェント・ワン役に白人女優を起用したことを間違いだと認めた。それなのに、ユダヤ人のヒーローをユダヤ人じゃない俳優に演じさせるの?」「ムーンナイトのメンタルヘルスをしっかりと描いてほしい」「やっとだ!みんな知っていたとはいえ、正式発表がなかったから、ただのうわさなのかもしれないとドキドキしていた」「オスカー・アイザック、イーサン・ホーク、マーベル。観るしかないでしょう」など。(Hiromi Kaku)
2021年05月28日マーベル・コミックの「ムーンナイト」を「Disney+」がドラマ化する。現在、オスカー・アイザックが主役のムーンナイト役で交渉中だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ムーンナイト/マーク・スペクターは1975年のコミック「Werewolf by Night #32」に初登場。タクシー運転手のジェイク・ロックリー、大富豪のプレイボーイ・スティーヴン・グラントという複数の人格を持っている元傭兵。戦いで死にかけたところを月の神コンシューと契約し、一命を取りとめる。今作の企画と脚本は、Netflixの大ヒット作「アンブレラ・アカデミー」を企画し脚本を担当したジェレミー・スレイターに決定。昨年、ディズニーのイベント「D23」で今作のドラマ化が発表されて以来、主役を誰が演じるかに注目が集まっていた。無名あるいは新人が演じる可能性が濃厚とされていたなか、今年2月にはダニエル・ラドクリフの名前が挙がり、本人が否定したこともあった。『スター・ウォーズ』シリーズ、『X-MEN:アポカリプス』などの大作で活躍しているオスカーが出演交渉中であることは、ちょっとしたサプライズだ。また、原作ではムーンナイトはアメリカ出身のユダヤ人であるが、オスカーはラテン系。(Hiromi Kaku)
2020年10月27日オスカー・アイザックが、フランシス・フォード・コッポラを演じることになった。『Francis and the Godfather』という映画で、コッポラが『ゴッドファーザー』を作った舞台裏を描くもの。パラマウント・ピクチャーズのトップ、ロバート・エヴァンスを、ジェイク・ギレンホールが演じる。監督はバリー・レヴィンソン。コッポラ本人は、「バリー・レヴィンソンが作る映画は、何についてであっても、どんな映画でも、興味深くて価値がある」と、このプロジェクトを喜んでいるようだ。アイザックの次回作は12月北米公開予定の『Dune』。ギレンホールは、先月のトロント映画祭で初上映されたマーク・ウォルバーグ主演作『Good Joe Bell』をプロデュースしている。文=猿渡由紀
2020年10月01日オスカー・アイザック主演『The Card Counter』の撮影が、ミシシッピ州で終了した。あと5日で終了という段階でコロナパニックがアメリカを襲い、中止となっていたが、今月になって再開したもの。幸い、群衆のシーンや俳優同士の距離がとても近いシーンなどはすでに撮り終えていたらしく、俳優組合や地元の政府も、プロトコルのもと再開することを承認したそうだ。『The Card Counter』はカジノを舞台にしたインディーズのスリラー映画。監督はポール・シュレイダー。共演はウィレム・デフォー、タイ・シェリダンら。文=猿渡由紀
2020年07月14日『スター・ウォーズ』新3部作といえば、主人公のレイ(デイジー・リドリー)に加えて、ジョン・ボイエガ演じる脱走兵のフィン、オスカー・アイザック扮するレジスタンスの凄腕パイロットであるポー・ダメロンという3人の中心人物が織りなす熱い絆が見どころとなった。そして、ついに完結を迎えた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のプロモーションで、3人そろっての来日が初めて実現(つまり最初で最後なのだ)。本稿では、ジョン&オスカーのインタビューをお届けする。ひと足先に取材部屋に入ったジョンは、遅れてやって来たオスカーに「おい、1分遅刻だぞ。みんな待ってるんだからさ」と早速ツッコミ。ソファに並んで座る2人の距離も近い…というより、ほぼ密着!というわけで取材が始まる前から、仲の良さがダダ漏れです(笑)。導き合いながら、強い絆を結んでいく「スター・ウォーズの魅力は、友情の物語なんだ」と熱弁するジョンは、かつてルーク・スカイウォーカーやハン・ソロ、レイアがそうだったように「新3部作でも、銀河の世界に押し出された3人の若者が、互いに助け合い、導き合いながら、そして、ときにすれ違いながら、強い絆を結んでいくんだ」と彼らの関係性を語る。この発言に、オスカーも大いにうなずき『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の序盤で、フィンとポーが協力しながら、スター・デストロイヤーから脱出するシーンをふり返る。「2人とも『スター・ウォーズ』の世界に入ったばかりの“新入生”だったから、演じながら、どんなキャラクターにすべきか模索したんだ。同時に、過酷な現場を乗り越える仲間として、自然と絆を深めていった」としみじみ語ってくれた。祝福の意味をこめて、さようならって言うべきだねジョンいわく「僕が演じるフィンが、3部作すべてに出演できるとは思っていなかった」のだとか。それだけに「いまは最終章が公開される興奮と同時に、自分たちの手を離れてしまう悲しさも覚えるよ。『スター・ウォーズ』のいちファンとして、伝説の舞台裏を体験できた幸せもあるし」と心境は複雑だ。オスカーにいたっては「正直言うと、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は公開されないでほしい。つまり、それって仲間たちとの別れを意味するからね」と惜別の心苦しさを隠さない。「“新入生”が卒業ですもんね」と言葉をかけると、「まさに卒業という言葉がぴったりだよ。僕らの時代が幕を閉じるんだ。ほろ苦い気持ちもあるけど、やはり祝福の意味をこめて、さようならって言うべきだね。楽しい思い出ばかりだし、世界中のファンと触れ合う機会がもてるのも『スター・ウォーズ』のおかげなんだから」と笑顔で語ってくれた。(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月19日マノロ ブラニク(Manolo Blahnik)2020年春夏プレコレクションから「メイセール(MAYSALE)」シリーズの新作パンプス・ブーツが登場。2019年12月4日(水)から17日(火)までオープンする伊勢丹新宿店期間限定イベントなどで展開予定だ。アイコンシューズ「メイセール」がアップデート「メイセール」は、バックルデザインが特徴的なシリーズ。1991年にアイザック・ミズラヒのファッションショーで初めて発表されて以来、マノロ ブラニクのアイコンシューズとして愛されている。2020年春夏プレコレクションでは、「メイセール」シリーズをアップデート。イエローやレッドなど心躍る鮮やかなカラーをシーズンカラーとして取り込み、さらに、パンプス、ブーツなど異なるスタイルを盛り込むことで「メイセール ファミリー」としてパワーアップして展開される。ブーツは、スタイルに合わせてセレクトできるようロングブーツ、ショートブーツなど様々シルエットを揃えた。ロングブーツは甲の部分にバックルのモチーフをあしらい、ショートブーツはトゥの部分に象徴的にバックルデザインを施している。ミュールタイプは爽やかなイエローカラーで登場。デイリーで活躍してくれるパンプスタイプは、シーンやスタイルを選ばないベージュカラーをチョイスするのがおすすめだ。プリーツドレス着想シューズさらに、ルネサンス絵画のアングルを研究して生まれたドラマティックなデザインシューズもお目見え。インスピレーション源となったのは、女性のプリーツドレスだ。彫刻家のブランクーシの作品にある特有のバランスやフォルムを落とし込んだシューズは、アートピースのような華やかさ。プリーツドレスを想起させる“ひだ”のデザインをアッパーに取り入れている。【詳細】マノロ ブラニク2020年春夏プレコレクションシューズ■「メイセール」・BAYHI(H7cm) 197,000円+税・BAYLOW(H5cm) 168,000円+税・MAYSALE(H5cm) 103,000円+税・MAYSALEPUMP(H7cm) 112,000円+税・QUIRINO(H10.5cm) 131,000円+税・ASPASIA(H10.5cm) 182,000円+税<マノロ ブラニク 伊勢丹新宿店期間限定イベント>開催期間:2019年12月4日(水)~17日(火)会場:伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴/プロモーションスペース住所:東京都新宿区新宿3-14-1※マノロ ブラニク購入者先着20名にクリスマスドローイングを使用したブランドオリジナルギフトをプレゼント。【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン ファッション事業本部TEL:03-5413-1050
2019年12月07日『ターミネーター4』、『マイティ・ソー』などに出演した俳優のアイザック・カッピーが自ら命を絶った。「TMZ.com」によると、月曜日(現地時間)、アリゾナの橋から身を投げた後にトラックにひかれて亡くなったという。居合わせた人たちが必死にアイザックを止めようとしたが、最終的にアイザックは飛び降りてしまった。彼のほかにけがをした人はおらず、警察による調査はすでに「自殺」として終了しているとのこと。『マイティ・ソー』では、まだ地球に慣れず“勝手”がわかっていないソー(クリス・ヘムズワース)が、「何か乗れるものをくれ」と乗り込んだペットショップの店員役だったアイザック。自死を選ぶ直前には、インスタグラムに遺書らしき長文レターを投稿。そこには「自分は良い人間であると信じていたが、実際はそうではなかった。人生を通して、自分は悪い人間であった」、「薬物を売ったし、滞納も借金もした。煙草、薬、酒で自分自身を痛めつけた。家族を含む、ぼくを愛してくれた人たちのことも傷つけた」という告白と懺悔が綴られていた。「ぼくが暴力を振るってしまった多くの人たちに、本当に、本当に申し訳ないと言いたい」とも。これは、2018年にパリス・ジャクソンの首を絞めた件についての謝罪とみられる。また、アイザックはスティーヴン・スピルバーグ監督やセス・グリーンを「小児性愛者」と言いがかりをつけた過去もある。(Hiromi Kaku)
2019年05月16日『スター・ウォーズ』シリーズでポー・ダメロンを演じているオスカー・アイザックが、今年クリスマス前に公開される『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)について語った。ラジオ局「SiriusXM」のトーク番組に出演したオスカーは、2016年に亡くなったレイア姫役のキャリー・フィッシャーを『エピソード9』に登場させることは「正しい決断」だと確信しているという。キャリーの死後、監督のJ・J・エイブラムスが宣言したように、『エピソード9』にはキャリーが存命の時に撮影した未使用のフッテージを使って、レイア姫を“登場”させる。「キャリーとぼくは本当に長い間一緒に撮影した。シーンについてたくさん語り合ったよ。撮影中に絆が強まった。レイアとポーの絆も(『エピソード9』に)ちゃんと持ち越されているし、それ見ることができるのはうれしいことだね」と語るオスカー。『スター・ウォーズ』の映画に未使用のフッテージを使うのは「とんでもなく普通じゃないこと」というが、「(映像は)キャリーが演じているキャラクターときちんとかみ合っているし、レイアがただ消えてしまうだなんてことはないよ」とうまい具合にフッテージが挿入されていることを明らかにした。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/エピソード9(仮題) 2019年12月20日より全国にて公開
2019年03月18日オスカー・アイザックが、スティーヴン・スピルバーグの新作に主演することがわかった。タイトルは『The Kidnapping of Edgardo Mortana』。物語の舞台は1858年のイタリア。洗礼を受け、キリスト教徒として育てられたユダヤ人の少年が、政治的争いに巻き込まれていくという物語らしい。アイザックの役柄はわかっていない。共演はマーク・ライランス。小説の映画化作品で、脚本はトニー・クシュナーが手がけた。その他の情報スピルバーグの次回作は、SFスリラー『Ready Play One』で、今作はその次に作られることになる。撮影は来年最初の四半期にスタートする予定だ。『Ready Play One』には、ライランス、サイモン・ペッグなどが出演する。アイザックは最近、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『エクス・マキナ』などに出演。『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランドの新作『Annihilation』を撮り終えたところだ。文:猿渡由紀
2016年07月19日『スターウォーズ/フォースの覚醒』の出演でも注目を集める実力派俳優オスカー・アイザックが主演を務め、24の映画賞に40ノミネート・6部門を受賞した『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』が10月1日(木)より公開される。このほど、80年代のニューヨークを舞台にした緊迫の社会派ヒューマンドラマに、俳優の坂上忍を始め、“成功とは何かを知る大人の男たち”から“共鳴”のコメントが到着した。1981年、犯罪と暴力が氾濫するニューヨークのオイル業界。クリーンなビジネスを信条に一代でオイルカンパニーを築きあげた移民のアベルとその妻アナ。事業拡大のため、ある土地購入の頭金として全財産を投入した直後、何者かの手によって、オイルを積んだトラックの強奪が相次ぎ、脱税による嫌疑、家族への脅威など、次々にトラブルがのしかかる。悪いうわさは一気に広まり、ついに銀行から融資を断られ、信頼していた妻との間にも亀裂が。刻一刻と破産が迫るなか、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走する――。『インサイド・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌』や『スターウォーズ/フォースの覚醒』などで、いま注目度&人気ともに急上昇中のオスカー・アイザックが主人公のアベル役を務め、妻アナ役を『ゼロ・ダーク・サーティ』『インターステラー』のジェシカ・チャステイン、さらに、アベルを追い詰める検事役を『グローリー/明日への行進』のデヴィッド・オイェロウォと演技派が集結する本作。オイルビジネスの世界で経営者が強いられる壮絶な危機を、圧倒的クオリティと息もつかせぬ緊迫感で描き、本年度の映画賞を席巻。監督を、デビュー作『マージン・コール』とロバート・レッドフォード主演の『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』の2作品でハリウッドの次世代を担う旗手と称えられたJ・C・チャンダーが務めている。この、いまの世代にも通じるリアルな人間ドラマは、俳優の坂上さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎、映画監督の崔洋一といった、社会での酸いも甘いもかみ分け、“成功”とは何かを知る大人の男たちをすっかり魅了した様子だ。<コメント>・坂上忍(俳優)最も正しい道…。誰もが通りたくても、なかなか通れない道。でも、目指さなきゃいけない道。監督のブレが一切ない、信念の映画だ!・鳥越俊太郎(ジャーナリスト)アメリカン・ドリームという甘美な響き。しかし、現実は厳しい。正直一途な移民夫婦は会社経営で成功を夢見るが、危機が迫る!・崔洋一(映画監督)夢に漂う男と女。掌から溢れ落ちる雫はあまりにも切ない。『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』は10月1日(木)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ドリーマー理想の代償 2015年10月1日TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 PM/IN Finance.LLC
2015年09月28日クリスチャン・ベールとオスカー・アイザックが、『The Promise』で共演することになった。第一次世界大戦を舞台にした恋愛映画で、パリに駐在するアメリカ人記者と医学生が、ひとりの女性をめぐって展開する三角関係を描くもの。ベールは記者、アイザックは医学生を演じる。監督は『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ。ジョージは脚本の共同執筆もしている。撮影はこの秋、ポルトガルとカナリア諸島で行われる。ベールは現在、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリングと共演する『The Big Shot』を撮影中。アイザックは『X-Men:Apocalypse』の撮影に入っている。文:猿渡由紀
2015年06月17日『X-MEN』シリーズ次回作『X-MEN: Apocalypse(原題)』の悪役に、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のオスカー・アイザックが決まった。悪役で、名前はタイトルにもあるアポカリプス。イドリス・エルバやペドロ・パスカルらも候補に上がっていたらしいが、アイザックが見事獲得した。アポカリプスは、ミュータントの遺伝子を持って生まれた初めての人間で、自分のことを神だと思っているパワフルな男という設定だ。また、今作に登場する若き日のジーン・グレイ役の候補には、クロエ・グレース・モレッツ、エル・ファニング、ヘイリー・スタインフェルドが上がっているようだ。撮影は来年春スタートの予定。北米公開は2016年5月27日。アイザックの最新作は、ジェシカ・チャステインと共演する『A Most Violent Year(原題)』。来年公開予定の『スター・ウォーズ/エピソード7』にも出演する。文:猿渡由紀
2014年11月25日