タレント・モデルの大槻アイリが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第15号のグラビアに登場している。大槻は2001年10月10日生まれ、埼玉県出身。高校在学中に恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』に出演し、話題になった。同誌には初登場の大槻は、モデルらしい均整のとれたスタイルで魅了。ニットビキニやお風呂ショットも見せた。
2024年03月17日トレーニングとは心身を整えること。明日からのきれいと健康を作ること。しなやかに生きる美しい人に、「きれいと健康のためにしているトレーニング」を聞きました。■産後の「体を動かしたい」から始まった青空ピラティス夫と「体を動かしたいね」となって、産後のリハビリとして始めたのがきっかけです。ただ、スタジオを借りて、生徒さんにも呼びかけて……となると、場所や日時の問題があるけれど、ここ(新宿御苑)ならカジュアルに始められる。ちょうど、天気もよくなるころだし、ということで、4月の終わりくらいからスタートさせました。レッスンのだいたいの流れ、アウトラインは決まっています。この日(取材当日)は動ける人が集まっていたから、ポーズを少し難しくしたり、回数を増やしたり、とにかく体を動かす日にしました。でも、具体的に「歩いているときに右ひざが痛くて……」という方がいらっしゃるようなときには、姿勢の話をするのに時間をかけたり、歩き方をメインにしたりするクラスにしています。■心と体はつながっているピラティスをすると実際に健康にいいと思います。単純に体の中に入る酸素量と収縮させる筋肉の回数が変わりますし。心と体は密接につながっていて、実際に体を開く動きをすると、ストレスって低下するんですよね。落ち込んでいたとしても、体を動かすと気分が明るくなることもあります。自分の気持ちがどう感じるかを優先せずに、まずは筋肉を動かしてみるんです。右の口角の筋肉を引っ張ってみてください、左の唇の横も……って筋肉のアプローチで笑顔を作っても、それだけでストレスホルモンは下がります。体が持つ可能性って、それくらい大きい。体を動かすことで、自分の気持ちを引っ張っていっていくんです。自分の血液や酸素もストレスホルモンもそれで変わるくらい。■自分の心地よい体重を探す体を動かしていると、自然と一番心地良い体重が見えてくるんです。私は減りすぎると体調を崩しやすくなり、増えると「体が重いな」と実感する。でも、このあたりの体重を行き来しているのがいいな、と感じると、そのときが一番健康だったり、疲れにくかったりするのが自分でもわかるようになります。痩せたい人のダイエット法を聞くと、けっこうトンチンカンで、それにショックを受けてしまいます。普通に食べて体を動かせばいいのに、ダイエットサプリとか、何か新しいものを取り入れちゃってるんですよね。むしろ引き算で考えたほうがいいんです。お菓子を食べないとか、砂糖を摂らないとか、今食べているものから引いていく。なるべく普通の食事をして、体を動かして……ピラティスはおすすめですよ。■別のモチベーションを見つけて継続するクラスの前日から、もうレッスンは始まっていると思うんです。前日から、クラスに備えていろいろ準備をする。その2日間だけでも意識が変わるわけですから、それは大きい。続けるにはレッスン以外に別途モチベーションを見つけるのがいいです。毎回、レッスン代を払う、というのもありますけど、それ以外に近くに好きなお店を見つけて、帰りに友だちと寄ってみるとか。動くだけだとモチベーションになりづらいんですよね。私自身も、こうやって生徒さんに教えているから続けられる、とは思います。■自分の体の変化に気づくためバレエのレッスンもstudio RADA日本舞踊はまだ3年ですけど、バレエは20年くらいやっています。バレエってそれこそ何百年前から、レッスンでやる内容って決まってるんですよね。やることがずっと変わらないから、自分の体の変化に気づきやすいんです。今日はこの動きがしんどい、とか、右足が上がらない、とか。普通に生活していたら見逃してしまうようなコンディションの変化を知ることができるんです。studio RADA日舞もバレエも外からどう見えているか、ということを意識するんですね。「目を閉じて、普通に立ってみよう」と鏡の前に立つと、実はすごく首が前に出ていたりする。この姿勢はまずい、真っ直ぐなのはこのラインだ、とか、全身がどう見えるか、というのを意識できます。藤間亜寿賀 お稽古場日舞は実際のところ、とてもハードで、地味だけど内側の筋肉を使う。着物を着たときに衣紋を抜くので、いつも通りで立っていると、猫背に見えるんです。かなり後ろ重心で立っている、という意識になるんですけど、着物を着ているときはそれが普通なんです。お稽古が終わったあとは、その日1日胸も開いて、呼吸もしやすくて、首も伸びてスッキリ、という感覚になりやすいと思います。■良姿勢で体を動かしやすくする南インドで伝統舞踊を習ったことがあったんですけど、首をグッと上に引っ張る感覚は日舞もバレエも一緒。そのほうが効率よく体を動かせるし、姿勢が悪いほうが疲れます。体って普段、丸まりやすいんですね。同じ面積のものを潰すと、ぷよっと出るのと一緒で。でも、伸ばすと、綺麗に見えるんです。本来は、姿勢がいいほうが、体はラクなはずなんですよね。でも、パソコンやスマホ、移動に使うタクシーや電車とか、昔なかったものができて、ある程度楽できるようになると、自分の姿勢を保つのが難しくなっているのかもしれません。姿勢を良くしようと意識しないと、姿勢が悪くなりやすい時代なんですよね。■まとめ私たちの体は、死ぬまで自分たちの魂を乗せる車のようなもの。この車は、どこかが壊れたから、といって部品を変える、というのはできないんですよね。良いエンジンを入れて、よくメンテナンスをするしか、この車を最後まで運転することはできないんです。食べるのと同じぐらい、運動をしたり意識を変えたりするのが大切だと思います。食べるものも、ストイックに健康なものだけを!じゃなくて、総合的に楽しく、おいしく、よく動いてなるべくストレス値を下げて、笑顔で生きていくのが一番ですよ。鈴木アイリさんプロフィール19歳で渡米。カリフォルニア州ディアブロバレー大学卒業。2003年より4年間New Yorkにてバレエやモダンダンスを学ぶ。2009年よりフランスのダンスカンパニーにダンサーとして所属、世界各国のフェスティバルにて公演。2011年米リーボック社のグローバルキャンペーン日本代表モデルに選出されCMや広告などに出演。自身も振付家、ダンサーとしてインドのダンスビエンナーレや香港大学主催のアートフェスティバル等様々な場所に招待され作品の制作、公演などを行う。ボディメンテナンスの分野ではNew YorkのKane Schoolにてピラティス指導資格を取得、その他、マタニティヨガや産後ヨガなどの指導資格も保持。精神面と肉体面の相互関係に着目し、各地にて指導や講演を行っている。プライベートでは一児の母。ダンスやピラティスのレッスンも開講中。「あおぞらピラティス」も申し込み可能。/Photo=ふくだりょうこバレエ(studio RADA)、日舞(藤間亜寿賀 お稽古場)の写真は鈴木アイリさん提供
2017年08月17日