アイドルグループ・吉本坂46の若手メンバーを中心としたユニット・REDの人気がますます高まっている。2019年12月25日に発売された3rdシングル「不能ではいられない」ではREDが表題曲を勝ち取り、“時間を止めるキス”というテーマのもと、激しくダンスを繰り広げるMVも話題に。とりわけ注目が、ピン芸人で器械体操の経験者の光永(ひなた)。冒頭でメンバー2名を乗り越えてハイジャンプするシーンをキメるなど、グループの艶やかな雰囲気とキレが良いダンスシーンの対比を象徴する存在感で、観る者を一気に作品世界に引っ張っていく存在感だ。その光永にインタビューを実施。この吉本坂46の活動がスタートしてから人生がガラリと変わったという彼女に、アイドルとしての自分のこと、ピン芸人としてのキャリアのこと、父であるケツカッチンの高山トモヒロのことなど、さまざまな話を聞いてみた。○■圧巻のハイジャンプは「正直怖かった」――吉本坂46の活動がスタートして、どのような変化がありましたか?それはもう激変ですね。それこそわたしはピン芸人なので、コンビによくあるような肩書きがないんです。それが吉本坂46に入ったことで、自己紹介をしやすくなった。おかげでお仕事も決まりやすく、ほんまに変化は大きい実感があります。たぶん吉本坂46に加入後ラジオとテレビ、レギュラー2本決まりました。関係ないかもしれないけど、そう思っていて(笑)。――ご自身の武器とは?アクロバットですね。CIRCUS(前選抜)のおばたのお兄さんもアクロバットができるのですが、まだそれを披露できていないようで、私は1曲目から見せ場を作っていただけているので、ありがたいなと思っています。いいものができていたので、3歳~15歳までですが、やっていて本当によかったなと思います。――「不能ではいられない」のMVで見せているアクロバットなパフォーマンスに見どころを教えてください。冒頭の榊原(徹士)と池田(直人)の背中を階段のように踏んで飛んで出てくるところです。ギリギリまで私が隠れてて急に現れるような演出なので、タイミングが大事で、2人を信頼するのみでした。振付師のTAKAHIROさんのこだわりが詰まっていて、「みんながザッと動いて光永がバッと出てきてダァーーーン! バアアアン! ザッ!」ととにかく擬音とパッションで指示をもらいました。――その撮影で苦労したことや印象に残っているエピソードは?正直怖かったです。いまでも結構怖いです(笑)。デビュー曲のときもバク転の撮影をしたんですが、失敗=怪我なので、アクロバットシーンはやっぱり何より緊張します。でもおかげで、それ以外はもう少し余裕持ってできるようになりました!(笑)。○■漫才師の父・高山トモヒロから「吉本にしなさい」――そもそも芸人を目指したのはなぜですか?子どもの頃から漠然と芸能界にあこがれていました。お父さんが芸人なんですけど、お父さんが「子どもがいてます」と発表してからは、たくさんロケにもついていきました。子どもがいていい親子ロケなので、遊園地、動物園、美味しいものを食べるとか、楽しいロケばかりでした。「これが仕事だったら最高やん!」ってずっと思っていました。15歳くらいに例の体操を引退する頃、やりたい夢が定まってなくて、いろいろとやりたいことがあったんです。それをお父さんに話していたら、「光永は歌って踊ることが好きだし、お芝居も好きだし、お笑いも好きだし、ファッションもやりたいこともいっぱいあるよね。それが全部できる仕事が一つだけある」と言われて。それがお笑いでした。ということで、「吉本にしなさい」と。そこで芸人になろうと決めました。でも今考えると、自分の目が届くところに私を置けるからそう言ってくれたのかなって思います。吉本に入ってから10年くらい経ちましたが、ドラマにも出せていただくことになって、言っていた通りになっちゃったというか、お父さんが「ほらな」みたいな感じなんですよ(笑)。たまたまや、時代やからとも思いますが(笑)。――お父さんが芸人さんでよかったなと思うことはありますか?こういうインタビューの時のエピソードに困らないこと、かもしれない。ちょっと人と違うことを言えたりするので、それこそ吉本坂46の先輩方のなかでも子どもの頃に一緒にお仕事させてもらった方がいて、楽屋で遊んでもらった方々とお仕事をするとか、すごく不思議な体験をさせてもらえているので、そこがよかったなと思います。――お父さんからの教えなどは?基本的に教えというものがなくて、「明るくしていよう」みたいなことだけですかね。お父さんは、あまり芸事に口を出さないタイプです。――2世タレントの方は、親子共演はしないという方もいますが、光永さんは共演もされていますし、「芸人の娘あるある」ネタとしても生かしている。そこは最初考えましたか?共演していましたね。そこは協力します。家の稼ぎになるので(笑)。単発の仕事も親子の仕事もあると、絶対にいいんですよ。実は芸歴3年目で上京したのですが、ちょっと早すぎたかなと最初は思いました。でも東京ではお父さんのことを知らない人がいっぱいいるので、そこでしごかれたことはある意味よかったなと思っています。○■吉本坂46のためにも「賞が獲れる芸人に」――Hey! Say! JUMPの山田涼介さんのモノマネも話題になりましたが、そもそもやろうと思ったのは?顔が似ていると言われたことがあって(笑)。でもだんだん私が丸顔になってしまって、最近はやってないです。――朝ドラ『べっぴんさん』にも出演を!春香ちゃんという最後のほうに出てくる女の子の役柄で、ももクロ(ももいろクローバーZ)の百田夏菜子さん演じる女性の息子と結婚するという展開でした。――芸人、アイドル両方をやっていることの相乗効果を感じていることは?ありますね。吉本坂46で知ってくれた人の中には、もともと坂道グループが好きという人もいるし、お笑いファンだけでなく、そういう方がライブに来てくれてうれしいです。「初めてお笑いライブに行きます」とか、初めて私の単独ライブに来てくれたり。――尊敬する先輩は?(明石家)さんまさん。お会いしたことはないのですが、シンプルにあそこまでハップーな人はいるんだなって思いました。素晴らしい、完璧ですよね!――今後の目標を教えてください。お笑い芸人でもあるので、そこをちゃんとしたいです。グループでは、ラフレクランが賞をいただいて箔がついたと思っています。ラフレクランだけの栄光ではないというか、我々にとってもチャンピオンがいるチームになる。世界チャンピオンのダンサーがいることもそうなので、私も賞が獲れる芸人になりたいです。吉本坂46としては、誰もが知っているグループになりたいです。個々の名前も覚えてほしいですね。生活していて勝手に情報が入ってきて勝手に知ってしまうみたいな、そういう存在になりたいなと思います。――賞は具体的にどのような賞を狙っていますか?私はピン芸人なので、『R-1ぐらんぷり』。そして『女芸人No.1決定戦 THE W』です!■プロフィール光永1991年10月6日生まれ。大阪府出身。漫才コンビ・ケツカッチンの高山トモヒロを父に持ち、幼少期より芸能界に親しみ、芸人の道へ。ピン芸人として「芸人の娘あるある」ネタや、Hey! Say! JUMPの山田涼介のそっくりさんとして注目を集める一方、2014年には父の高山トモヒロが原作と監督を務めた映画『ベイブルース ~25歳と364日~』に出演も果たす。吉本坂46では、ユニット・REDに所属。「君の唇を離さない」のミュージックビデオでは、バック転など高い身体能力生かしたダンスを披露している。
2020年01月30日こんにちは! そんたんママです。春が近づいてくると、なんだか気持ちがふわふわしますね。今回は風に乗って飛んでいきたい気分で、シンプルにどこまでも飛ぶ紙ひこうきをつくってみたいと思います!■正方形より長方形? 「紙ひこうきなんてカンタンカンタン! 適当に折って飛べばラッキー。」ぐらいに思っていたわたくし。おりがみでつくった飛ばない紙ひこうきで息子と遊んでいたら、旦那から厳しい指導が…。「紙ひこうきは正方形よりも、長方形の紙でつくった方がよく飛ぶんだ!」そんな訳でかっちゃんパパに従い、A4のコピー用紙でつくってみます。■よく飛ぶ紙ひこうきの折り方 まず紙をたて半分に折って開き、折り目をつけます。 上の2つの角を、真ん中の折り目にあわせて三角形になるように折ります。 大きな三角形になった上の部分を、手前に折ります。この時、三角形ぴったりに折るのではなく、指1本分くらい下のところを折ります。 再び上の角を、真ん中の折り目にあわせて三角形になるように折ります。 小さな逆三角形が飛び出るので、上に折り返します。 さらに角を折り目に合わせて折ります。 真ん中を山折りにして、 羽を広げれば… シンプルなのにどこまでも飛ぶ! 紙ひこうきのできあがり! 軽く飛ばすと、すーーーっと水平にどこまでも飛びます。うっ美しい…!子どもとフリスビーのようにキャッチし合うと楽しいです。それを見た旦那からさらに指導が。「ちょっと工夫すれば、アクロバット飛行もできるんだ!!」■アクロバット飛行に挑戦! 先ほどの紙ひこうきにちょっぴり手を加えて、アクロバット飛行機に改造します。やり方は簡単。羽のお尻のところを折り目に沿って少し破き、上にそらせるだけ! 投げる時は飛行機を傾けて、左ななめ上を目指して思いっ切り飛ばします。するとなんと! ブーメランのように飛行機が手元に帰ってきます。かっかわいい…! さらに今度は羽を一度広げて、先っぽのところを折り返します。 頭が少し重くなりました。 まっすぐでもななめ上でも、とにかく思い切り飛ばします。するとなんと! 空中でくるっと一回転! かっかっこいい…!!まるで生きているみたいに縦横無尽に飛ぶ姿に、自分はちょっと感動しました。■印刷してカラフルにしても! ちなみにコピー用紙なので、印刷することもできます。もちろん絵を描いても良いので、カラフルにしてお気に入りの機体にしちゃいましょう!いかがでしたか。うまく飛ぶと何倍も楽しい紙ひこうき。子どもでも上手に飛ばせるので、ぜひ一緒に折って遊んでみてください。
2018年03月17日