日本テレビで月曜深夜に放送されている「映画天国」の5月25日(月)放送回は、伝説のコミックを中国、日本、香港、韓国とアジアの総力を結集して映画化した『墨攻』をオンエアする。戦乱の中国を舞台に、壮大な人間ドラマと大迫力の戦闘シーンを描いた日本の伝説コミック「墨攻」(ぼっこう)を構想10年、巨額を投じ完全映画化した本作。荒れ狂う戦乱の世に、攻撃せずに守り抜く、墨家(ぼっか)という集団がいた。大国・趙(ちょう)の攻撃によって落城寸前の小国・梁(りょう)は、墨家に援軍を求めるが、やって来たのは、天才戦術家・革離(かくり)、ただ1人。彼が立ち向かうのは猛将・巷淹中(こうえんちゅう)率いる10万の敵。次々と繰り出される猛攻を、墨家の秘策で凌ぐ。革離は城と民を守り、使命を果たすことができるのか…。出演は80年代より活躍、レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェンらと共演した『炎の大捜査線』や趙雲視点で描かれた『三国志』。『グレートウォール』や『インファナル・アフェア』などこれまで数多くの作品に出演。ドニー・イェンらと共演した最新作『追龍』の公開も迫るアンディ・ラウ。韓国で子役時代から活動、実際にあった軍の極秘計画を映画化した『シルミド』や『第7鉱区』などのアン・ソンギ。『X-MEN:フューチャー&パスト』などハリウッドにも進出。日本でも多数のCMに出演するなど高い人気を誇るファン・ビンビンといったキャストが出演する。アンディ・ラウ最新作『追龍』は1960年代のイギリス領香港を舞台に、汚職が蔓延し黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた当時の香港に実在したマフィアのボス、ン・シックホーと、警察署長ルイ・ロックをモデルに描いた香港ノワール。中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホーをドニー・イェンが演じ、警察署長のロックをアンディ・ラウが演じ、2人はプロデューサーとしても本作に参加している。1960年代の香港の町並みや、悪の巣窟と言われた九龍城砦を再現して描かれる壮大なドラマをお見逃しなく。『追龍』は6月26日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。映画天国『墨攻』は5月25日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2020年05月25日ドニー・イェンがブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズの最新作『イップ・マン 完結』が、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言下の状況を鑑み、公開を延期することが決定した。5月8日(金)より公開を予定していた本作は、原題タイトル『葉問4 完結篇』の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇。舞台は、『継承』の物語から5年後の1964年サンフランシスコ。最愛の妻と死別したイップ・マンが、愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。なお公開については、近日公開を予定。すでに購入済みのムビチケは、延期した後の公開でも使用できる。『イップ・マン 完結』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 近日公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年05月01日Screenshot from YouTube『愛の不時着』予告編 - Netflix休日、ノープランになってしまった人のためにおすすめしたいのは、「家で映画やドラマを一気に観まくる」プラン。明日の予定も思い切ってオフにして、夜更かしも気にせずストーリーに没頭する時間はきっとかけがえのない充実感をもたらしてくれるでしょう。Netflixでは、新旧の映画はもちろん、話題のオリジナルシリーズが続々と配信中。今回は、現在公開中の映画&ドラマのなかから、アジアに絞ったおすすめ4作品を編集部がピックアップ!さて、今週末は3連休。好きなおやつやお酒なんかも用意して、至福の引きこもりプランを遂行しましょう。1. ドラマ『愛の不時着』(2019年/韓国)パラグライダー中に大きな竜巻にのみ込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)は、そこで出会った堅物の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の家で、身分を隠して暮らすことになる。不法入国となってしまったセリを無事韓国へ帰そうと試行錯誤しながらも、セリを全身で守るジョンヒョク。そして、徐々に縮まる2人の距離...。劇中では北朝鮮の町並みや、暮らし、スタイル、そして訛りまで忠実に再現。登場する韓国の俳優たちも、北朝鮮の方と錯覚してしまうほど迫真の演技を魅せる。中盤には、ジョンヒョクと、いつもキュートなキャラクターで楽しませてくれる部下5人がソウルへ脱北するシーンも。普段軍服で過ごす彼らがソウル男子になるべく、見よう見真似でおしゃれを楽しむ姿もかわいらしい。自分のいのちに代えてもセリの幸せを願い守り続けるジョンヒョク。結ばれてはいけない国境の壁を越えた2人の恋の行く末は...。1話90分とたっぷりの内容で、毎回笑ったり泣いたりを繰り返しあっという間に終わる、そして続きが気になって仕方のないドラマである。2. 映画『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991年/台湾)『台北ストーリー』『恐怖分子』に次いでエドワード・ヤン監督が1991年に発表した『牯嶺街少年殺人事件』。映画史に残る傑作と評されながら1992年の初上映とその後のVHS化以降、長らくDVD化もされず封印されてきた幻の名画が、2017年に日本で約25年ぶりにデジタルリマスター版が解禁となり、さらには2019年8月にNetflixでも配信がスタート。ついに手元のスマホでも観られる時代に。1960年代の台北を舞台に描いた激動と、息もできないほどひりひりした青春。光と影で構成された3時間56分という大作は、色褪せるどころかますますみずみずしく、鮮烈だ。 3. 映画『母なる証明』(2009年/韓国)第92回アカデミー賞にて歴史的快挙を成し遂げた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。その監督・共同脚本を手掛けた、いま世界でもっとも注目を集めるポン・ジュノにとって長編4作目となる、2009年公開映画『母なる証明』は、母と息子の絆を描いた社会派サスペンス。韓国の田舎町で起きた凄惨な殺人事件の容疑者となってしまった純粋な青年トジュン(ウォンビン)と、息子の冤罪を晴らすべく奔走する母親(キム・ヘジャ)だが...。キム・ヘジャは、本国では“韓国の母”と称されるほど数々の母親像を演じてきた大女優である。冒頭のダンスシーンは、観た人の記憶にいつまでも焼きつくだろう。4. 映画『TOKYO! 』(2008年/フランス・日本・韓国・ドイツ合作)前作で紹介したポン・ジュノ、さらにフランスより『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー、『ボンヌフの恋人』のレオス・カラックス、3人の鬼才監督が競作したオムニバス映画。すべて東京を舞台に繰り広げられる3つの短編、1話目は「インテリア・デザイン」(ミシェル・ゴンドリー監督/藤谷文子、加瀬亮主演)、2話目は「メルド」(レオス・カラックス監督/ドゥニ・ラバン主演)、「シェイキング東京」(ポン・ジュノ監督/香川照之、蒼井優主演)で構成されている。ジュノ監督作は、香川照之演じる引きこもりの主人公と、蒼井優演じる配達ピザ屋の少女の奇妙な心の交流を描くファンタジック・ラブストーリー。シーンに一定して流れる繊細な緊張感に息を呑み、ときめき、恋を錯覚してしまうかもしれない。竹中直人、荒川良々、松重豊、山本浩司といった個性的な共演キャストも見逃せない。
2020年03月19日現在、韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』が世界中を席巻していることもあり、アジアの映画界も活気に満ちているところですが、今回ご紹介するのは、中国新世代をけん引する新鋭監督が放つ話題作です。それは……。『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』【映画、ときどき私】 vol. 294父親の死をきっかけに、故郷の凱里(かいり)へと帰ってきたルオ・ホンウ。彼は、マフィアに殺された幼なじみや自分を捨てて駆け落ちした母の記憶を拾い集めるように、街をさまよっていた。そして何よりもルオの心から離れなかったのは、運命の女だと思っていたワン・チーウェンのこと。いつしか女の面影を追い求めて、旅へと出ることになるのだった……。本作は、中国国内で公開1日にして41億円という驚異的な興行収入を叩き出し、アメリカでもロングランとなった注目作。なかでも映画が始まって80分ほどしてから2Dから3Dへと切り替わり、そこから60分ワンカットで見せる驚異の映像には称賛の声が上がっています。そこで、その舞台裏についてこちらの方にお話をうかがってきました。中国の若き鬼才ビー・ガン監督!2015年に26歳という若さで『凱里ブルース』で長編監督デビューを果たし、国際的な評価を得たビー・ガン監督。長編2作目となる本作は、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への出品を皮切りに、各国の映画祭で話題となっています。監督にとって意欲作ともいえる作品へ込めた思いや大ヒットの理由などについて語っていただきました。―まずは、今回初めて日本に来られたそうですが、どのような印象を受けているのかを教えてください。監督最初に見た印象として、日本は秩序に満ちた場所だと感じました。それは車から見る景色や街路樹の配列ひとつとってもそうですが、美しい秩序がある国だと思います。―そんなふうに、日常生活で目に入ってくるものからインスピレーションを得ることは多いですか?監督確かに、インスピレーションの源は、自分の暮らしのいろいろなディテールからすくい上げることはあります。ただ、実際に作品を作り終えて、自分で振り返ってみたときにどこからインスピレーションを拾ってきたのかは、自分自身でも思い出せないことが多いんですよ。ちなみに、今回の作品で言うならば、3Dのシーンを撮った場所は前作の『凱里ブルース』の撮影でも使っていた場所で、「次もここで撮りたい」とずっと思っていたので、前作との関連はすごく大きいと思います。―ということは、この作品に関しては、まずは場所から生まれたということでしょうか。監督そうですね、最初からそれは頭のなかにありました。脚本を書いているときは、記憶と夢の2つを軸にした作品にしようと思っていたのですが、この場所のことがどうしても忘れられなかったので、ここを舞台にしようと決めてから物語を組み立てていきました。偶然が重なって思わぬ現象が起きた―中国では歴史的な大ヒットを記録されましたが、観客の心を掴んだ一番の要因は何だとお考えですか?監督今回成功した理由は、とても複雑なものだと考えています。というのも、この映画はアートフィルムに属すると思いますが、中国だけでなく、世界の映画マーケットにおいても、観客が「アートフィルムを観に行かなければ!」と思うような現象というのは、いまだかつて例がなかったことかもしれないからです。私たちが工夫したのは、映画のポスターや予告編を作る際に、作品の質感や雰囲気、本作で伝えたいロマンや美学といったものをなるべく伝えられるようにすること。さらに、封切の日にも意味を持たせるようにしました。―具体的にはどういったことをしたのでしょうか?監督英語のタイトルは邦題と同じく「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」という意味ですが、中国語のタイトルを直訳すると「地球最後の夜」となります。それにちなんで、公開日を12月31日の夜にし、映画の終わり時間をちょうど0時に設定したんです。そうしたところ、「1年の最後に『地球最後の夜』という映画を見て、恋人と年越しのくちづけを交わそう」とSNSを中心に話題となり、偶然が重なってこのような現象を引き起こしました。とはいえ、内容が難解すぎたようで、観客からいろいろな意見も上がりましたが、結果的には芸術と観客をつなげることができたのではないかと考えています。―さまざまな要素がうまく重なり、これほどの動員へとつながったのですね。監督ただ、こういった一連のブームのあとに私が思ったのは、中国の観客の多くは世俗的でわかりやすく、心の交流を感じられるような映画を望んでいるのであって、芸術性の高いものはまだまだ受け入れられないのが現状なんだなということでした。とはいえ、中国はすごく広いですし、人種も複雑なので、客層に合わせて宣伝方法を変えたり、手の込んだことをするというのもなかなかできないのが現実です。もし、若い人に来てほしいと思ったら、彼らの共感を得られるようなものにしなければいけませんが、それがもっとも難しい部分でもあります。とてつもない挑戦にみんなで立ち向かった―本作では、主演を務めたタン・ウェイさんとホアン・ジエさんの存在感も見事でしたが、監督からはどのような演出をされたのでしょうか。監督実は、彼らのように第一線で活躍するプロの役者さんと一緒にお仕事させていただくのは、僕にとって初めての経験でした。そういったこともあり、演技に関して指導することはほとんどありませんでしたが、3Dの部分は60分の長回しで、すべてを一気に撮らなければいけないというとても難易度の高い撮影だったので、立ち位置などは正確にお願いしました。とにかくリハーサルが大変でしたし、5回ほど撮り直しもしましたが、もし観客のみなさんがご満足いただける内容になっているとすれば、それは私たちの努力が実った結果だと言えると思っています。―実際にキャストとスタッフのみなさんにとってかなりの挑戦だったと思いますが、撮影で大変だったことを教えてください。監督まず苦労話について質問を受けるたびに私が言っているのは、「技術的に難しいこと」と「良い映画であること」は必ずしもイコールではないということ。あくまでもそれを前提に聞いていただければと思います。最後のシーンにどのくらい時間をかけたのかを正確に計算したわけではないですが、この映画の制作にかかった期間は、およそ9か月。後半のシーンには、その約半分を費やしています。特に長回しのところでは、撮影中にどうすればスムーズに進めるのか、細かくコミュニケーションを取り、みんなの呼吸を合わせるためのリハーサルを何度もしなければいけなかったので、とてつもない挑戦ではありました。―前作でも40分ワンカットのシーンがあり、長回しは監督の作品において特徴のひとつでもありますが、長回しならではの魅力はどんなところですか?監督たとえば、『凱里ブルース』では時間をテーマにした映画だったということもあり、時間を完全な状態で表現したいと思い、長回しという手法を取りました。本作は記憶と夢が中心ではありますが、時間と空間を提示するためには、時間の構造をそのまま体験していただきたかったので、今回も長回しが有効だったと思っています。日本のカルチャーには親しみを感じている―なるほど。ちなみに、もともと映画監督になろうと思ったきっかけは何ですか?監督大学に入ったとき、初めてたくさんの映画を観るようになったんですが、そこで「アンドレイ・タルコフスキー監督のような作品を撮りたい」と思うようになり、映画監督を目指すようになりました。―そのなかで影響を受けている作品などがあれば、教えてください。監督たくさんありすぎて選ぶのが難しいですが、数多くの名作を観るなかで学習し、それぞれの良い部分を自分のなかに吸収してきました。その過程では、本当に多くの傑作と出会うことができたと思っています。日本の作品を挙げるなら、伊丹十三監督の『タンポポ』が好きですね。―劇中では日本の曲も使われていましたが、日本の文化に影響を受けていることはありますか?監督私が幼いころから、テレビをつければ日本のアニメが流れていたので、日本のカルチャーに触れて育ったと言えるかもしれません。実際、それらの作品を介して日本的なことや建築など、日本についてある程度知ることができましたから。あとは、日本が作ったゲームでもよく遊んでいたので、日本には親しみを感じていますし、私の子どもも日本のアニメをいつも見ていますよ。―それでは最後に、これからますます世界が注目する監督の今後について教えてください。監督いまちょうど3作目の脚本を書いている段階ですが、日本の滞在中にも2日間ほど脚本を書く作業をしようと考えています。なので、何か日本からいい影響をもらえたらいいですね(笑)。撮影は2021年を目指しているので、そこに向けてがんばりたいと思ってます。先の見えない旅へと引き込まれる!現実と夢を行ったり来たりするような幻想的な映像体験を味わえる本作。ミステリアスな男女が放つ色気と美しさに誘われ、誰も知らない別世界へとあなたも足を踏み入れてみては?謎めいた予告編はこちら!作品情報『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』2月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開配給:リアリーライクフィルムズ+ドリームキッド©2018 Dangmai Films Co., LTD - Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD / ReallyLikeFilms LCC.監督デビュー作『凱里ブルース』も4月18日(土)より、シアター・イメージフォーラムにて公開決定!©Blackfin(Beijing)Culture & MediaCo.,Ltd – Heaven Pictures(Beijing)The Movie Co., - LtdEdward DING – BI Gan / ReallyLikeFilms
2020年02月26日カンヌの最高賞パルムドールを皮切りに、本国はもとよりアメリカをはじめ世界各国で大ヒット、映画賞レースでも注目を集めている『パラサイト 半地下の家族』。そのほかにも、『神と共に』シリーズのようなエンタメ超大作から『国家が破産する日』など国の暗部を見つめた社会派まで送り出す“活気のある”韓国映画、新世代が台頭し世界の映画祭で注目を集める中国映画、ド肝を抜く映像やストーリーで楽しませるインド映画など、2020年も年明け早々からアジアの映画が熱くなりそう。その中から、オススメ作品をピックアップした。麻薬捜査×チキン屋で歴代No.1ヒット『エクストリーム・ジョブ』1月3日(金)公開昼はフライドチキン屋を営み、夜は潜入捜査を行う崖っぷち麻薬捜査チームを描いて、観客動員1,500万人超え、韓国歴代興収ランキング第1位の記録をつくった『エクストリーム・ジョブ』で、まずは初笑い。“揚げる大捜査線”とはよく言ったもので、麻薬組織を24時間監視するために目の前のチキン屋を買い取り、試しにチキンを揚げてみたところ、絶対味覚を持つマ刑事の才能で店がまさかの大繁盛。本業の麻薬捜査がどうなってしまうのかが気にならずにはいられない。チーム班長を演じる『王になった男』『7番房の奇跡』『ポイントブランク~標的にされた男~』などのリュ・スンリョンをはじめ、イ・ハニ、チン・ソンギュ、イ・ドンフィら個性豊かな俳優陣のアンサンブルも絶対に楽しい。なお、本作は『ジュマンジ』シリーズや『THE UPSIDE/最強のふたり』のケヴィン・ハート主演でハリウッドリメイクされることも決まっている。気高き王妃の戦いに注目『マニカルニカ ジャーンシーの女王』1月3日(金)より2週間限定公開『バーフバリ』シリーズの監督S.S.ラージャマウリの父であり、同シリーズや『バジュランギおじさんと、小さな迷子』のK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード脚本のもと、傑作ロードムービー『クイーン 旅立つわたしのハネムーン』で高い評価を受けたカンガナー・ラーナーウトが主演するスペクタルアクション。彼女が演じるマニカルニカは、“インドのジャンヌ・ダルク”とも称され、人々から“ラクシュミー・バーイー”と呼ばれたインド史上最も有名な女性指導者。幼いころから武士階級の男子同様に剣や弓、乗馬を習って成長したマニカルニカは、史実では息子を背負ったまま馬と剣を巧みに操って戦かったと伝えられており、ポスタービジュアルにもその姿が再現されている。チョン・ウソン×『神と共に』キム・ヒャンギ共演『無垢なる証人』1月24日(金)公開『アシュラ』のチョン・ウソンが、今回は信念を貫くより現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士に。ある殺人事件の弁護で容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウを証人として立たせようとするが…という法廷ドラマ。熱狂者が続出した『神と共に』シリーズの“天使”ドクチュンことキム・ヒャンギが、その少女を演じる。香港期待の新人監督とベテラン俳優のタッグ『淪落の人』2月1日(土)公開2019年・第14回大阪アジアン映画際で観客賞に選ばれた『淪落(りんらく)の人』は、本作が長編映画監督デビューとなる香港映画界の期待の星オリヴァー・チャンのもと、『インファナル・アフェア』などの名優アンソニー・ウォンが脚本にほれ込んでノーギャラで出演した話題作。半身不随の中年男性と、家族のために住み込み家政婦として働くフィリピン人女性の心の交流を描く。チョウ・ユンファが完全復活『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』2月7日(土)公開引退もささやかれてたアジア映画界の帝王チョウ・ユンファと『風雲 ストームライダーズ』『コールド・ウォー/二つの正義』アーロン・クォックという2大スターW主演で贈る、二転三転は当たり前の予測不能なクライムアクションサスペンス。あの『男たちの挽歌』を思い起こさせる2丁拳銃姿のチョウ・ユンファを再び見られる日が来るなんて!『インファナル・アフェア』脚本のフェリックス・チョンが初の単独監督と脚本も手掛け、中国で興収200億円超えのメガヒット、“香港アカデミー賞”香港電影金像奨で最優秀作品賞、監督賞、脚本賞など7部門を受賞している。成長著しいD.O.が弾ける!『スウィング・キッズ』2月21日(金)公開『神と共に』で涙を誘った「EXO」のD.O.(ディオ)が、減量や剃髪といった外見的変化だけではなく、約5か月に及ぶ猛特訓で難易度の高いタップダンスを披露する!黒人下士官ジャクソン(ブロードウェイで最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞しているジャレッド・グライムス)のもとに集うのは、D.O.演じるトラブルメイカーの朝鮮人民軍ロ・ギスや、満州出身の通訳者ヤン・パンネ、民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパンといったメンバーたち。『サニー 永遠の仲間たち』を手掛けたカン・ヒョンチョル監督が、朝鮮戦争を背景しながら、人種や思想・イデオロギーを超えたチーム力とタップダンスに乗せた人間ドラマを見せてくれるはず。ハ・ジョンウ×『テロ,ライブ』監督が再タッグ『PMC:ザ・バンカー』2月28日(金)公開ほぼリアルタイムで進行した『テロ,ライブ』で世界をアッといわせた主演ハ・ジョンウと監督キム・ビョンウのコンビが、現代の韓国と北朝鮮の軍事境界線、地下30mにある“地下要塞(バンカー)”で息つく暇もない、最後まで気の抜けない極秘ミッションに挑む。アメリカ、中国、韓国、北朝鮮の政治的思惑が絡み合う巨大な陰謀に巻き込まれていく、極限的な状況下でのミリタリー・サバイバル・アクションに加え、ハ・ジョンウ演じる傭兵エイハブと『パラサイト』イ・ソンギュン演じる北朝鮮のエリート医師との友情ドラマにも期待。革新的な映像美『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』2月28日(金)公開後半60分間、3Dのワンシークエンスショットという映像体験が話題となっている中国の新世代ビー・ガンの監督2作目。物語の中盤、主人公ルオが映画館に入り現実と記憶と夢が交錯する世界に入ると同時に、観客も3Dメガネを装着して、それを追体験できる。本国では名匠ジャ・ジャンクー監督『帰れない二人』の10億円を凌ぐ41億円のヒットとなったことは、ある意味、象徴的かも。本作に合わせ、これまで未公開だったビー・ガン監督の長編デビュー作『凱里ブルース』も2020年4月よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開が決定している。実話ベースのネオノワール『シャドウプレイ』2月下旬「第20回東京フィルメックス」にてオープニングを飾った、『ブラインド・マッサージ』『スプリング・フィーバー』などで知られる名匠ロウ・イエ監督作品。中国と香港、台湾を舞台に、2013年に広州市の都市開発に取り残された小さな村で起きた暴動をベースとし、Netflix『僕らの先にある道』のジン・ボーランを主演に、『レッドクリフ』2部作のソン・ジアを相手役に迎えたサスペンス。市場経済への移行を目指す改革開放が本格化した1980年代末からの変動の時代と、2018年に亡くなったヨハン・ヨハンソン(『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』)の音楽にも注目。ベルリンで絶賛!『在りし日の歌』4月3日(金)公開今作もまた、80年代に一人っ子政策が進められる中、たったひとりの息子を亡くした夫婦が経済成長を遂げる1990年、2000年代と30年にわたり、激動の時代を共に生きていく物語。『北京の自転車』『我らが愛にゆれる時』のワン・シャオシュアイ監督の最新作。老けメイクだけでなく、内面の変化も繊細に演じた夫役の『薄氷の殺人』ワン・ジンチュン、妻役の『黒衣の刺客』ヨン・メイはそれぞれ第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、最優秀女優賞をW受賞する快挙を成しとげた。ドニー・イェンのイップ・マン最終章『イップ・マン 完結』5月8日(金)公開『ムーラン』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師イップ・マンを演じる4作目で、最新作にして完結編。最愛の妻と死別したイップ・マンが愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。最強の師弟タッグが実現する。監督のウィルソン・イップ、アクション監督の巨匠ユエン・ウーピンら、お馴染みのスタッフで描く最終章や、いかに!?『バーフバリ』プラバース主演最新作『SAAHO』(原題)春公開『バーフバリ』シリーズで映画ファンを夢中にさせたプラバースが、架空の都市ワージーを舞台にしたクライムアクションに挑む。本国インドおよび世界では、オープニング世界興収が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に次ぐ第2位を記録、日本円で約45億円をあげたとか。メガホンを取ったのは、『バーフバリ』のS.S.ラージャマウリ監督の愛弟子で、注目の若手監督スジート。『ミッション:インポッシブル』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』級のカーアクションや肉弾戦に挑むプラバースに期待大。MCUにも仲間入りのマ・ドンソク主演『悪人伝』夏公開『新感染 ファイナル・エクスプレス』でゾンビを素手でなぎ倒す愛妻家を演じてブレイクし、『犯罪都市』『神と共に 第二章:因と縁』などで大活躍、マーベル作品『Eternals』(原題)でハリウッド進出も果たす“マブリー”ことマ・ドンソク主演。凶悪なヤクザのボスが問題児の刑事と手を組み、自分をめった刺しにした犯人を追う。日本では一足先に「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」にてお披露目。すでにシルヴェスター・スタローン製作でハリウッドリメイクも決定しており、強面マブリーが日本の夏を席巻する!?コン・リー&オダギリジョーら豪華共演『サタデー・フィクション』秋公開第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されたロウ・イエ監督最新作。第2次世界大戦が勃発する直前、世界各国の諜報員が暗躍する東洋の魔都・上海に実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語。女優とスパイ、2つの顔を持つ主人公をコン・リーが演じるほか、オダギリジョーに中島歩、台湾のマーク・チャオら国際色豊かなキャストが見もの。たくさん笑ってスカッとする、心躍るエンターテイメント作品から、激動の時代を生きる人々をとらえた人間ドラマまで、心惹かれる様々なジャンルの映画が勢揃い。4月には中国の新進女優リウ・イーフェイを主演に、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンなどアジアのトップ俳優たちが出演するディズニー作品『ムーラン』も控えている中、ますますアジアの俳優、アジアの映画は盛り上がりを見せることになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 2020年2月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2018 Bona Entertainment Company Limitedスウィング・キッズ(2019) 2020年2月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & ANNAPURNA FILMS. All Rights Reserved.エクストリーム・ジョブ 2020年1月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVEDロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開©️2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilmsSAAHO(原題) 2020年春より新宿ピカデリーほか全国にて公開淪落の人 2020年2月1日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED © 2018悪人伝 2020年夏より全国にて公開© 2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVEDPMC:ザ・バンカー 2020年2月28日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVEDマニカルニカ ジャーンシーの女王 2020年1月3日より新宿ピカデリーにて2週間限定公開ⒸEsselvisionproduction(p) (LTD)在りし日の歌 2020年4月3日より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開©Dongchun Films Production
2020年01月05日映画『午前0時、キスしに来てよ』に出演する片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、「第4回マカオ国際映画祭」アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワードの授賞式に出席、英語でスピーチも行った。「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」(Star Asia UpNext)は、「マカオ国際映画祭」とアメリカの代表的なエンターテイメントメディアである「Variety」の主催で開催される授賞式。第2回マカオ国際映画祭より新設された賞であり、今年で3回目を迎える。現在、世界で最も有望な次世代スターにスポットライトを当てている同賞。過去には、忽那汐里が受賞している。そんな本賞で「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」として日本人男性が受賞するのは片寄さんが史上初だ。今回この授賞式に参加するため、マカオ国際空港の到着ゲートに姿を現すと、空港に集まったファンから悲鳴のような大きな歓声に包まれ、片寄さんもその熱烈歓迎ぶりに驚く。記者会見には、片寄さんをはじめ「BNK48」プレーワー・スタムポンとジェニス・オープラサート、「少女時代」ユナ、ベトナム出身のリエン・ビン・ファット、インドネシア出身のアスマラ・アビゲイル、フィリピンの女優ベア・アロンソ、インドの女優ブミ・ベドニカルも出席。艶やかなブルーの衣装で参加した片寄さんは、英語で「映画祭とバラエティー誌に選んで頂き感謝します。また、スタッフ、家族、そしてファンにお礼を言いたいです。皆さんのサポートのおかげで受賞することができました。私の夢はエンターテイメントの世界でアジアと日本の架け橋になることです。この賞を頂き、私のキャリアにとっても一つの節目となるとともに、夢の実現への一歩となると思います。ありがとうございます」と力強くピ―チし、大きな拍手を浴びていた。そして黒のタキシードに着替え、「これからレッドカーペット歩きますー!」とにこやかにコメントし、カーペットインした片寄さん。ファンとプレスに「涼太ー!涼太ー!」と呼び止められながら、片寄さんは笑顔でカメラの前でポーズを決める様子も。映画について記者に問われた片寄さんは「この映画は、王子様との恋愛にあこがれている夢見がちな女子高生の現代のシンデレラ物語です。私は、国民的スーパースター綾瀬楓を演じています」と答えると「そのあなたがスーパースターでしょ?」と言われ、「YES!」とはにかむ片寄さん。ランウェイ後片寄さんは「凄く賑やか!」と興奮気味に感想を明かしていた。その後の本授賞式では、とても暖かい雰囲気に包まれながら終了。この日、マカオでは片寄涼太フィーバーが巻き起こっていた。『午前0時、キスしに来てよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年12月11日映画ファン毎秋恒例の映画祭「東京フィルメックス」が本日開幕する。アジア圏の優れた作品を数多く紹介し、人材育成や映画人のネットワークづくりにも尽力してきた本映画祭は今年、記念すべき20回目を迎える。優れたアジア映画を紹介する映画祭として2000年にスタートした東京フィルメックスは、当時はまだ新人だったアピチャッポン・ウィーラセタクン、ロウ・イェを初年度のコンペ部門に選んでいる。その後、第2回(2001年)にはキム・ギドクがコンペ部門に登場。本映画祭が見つけ出した新人監督たちはその後、世界の大規模な映画祭で高い評価を得る作家に成長しており、彼らの新作がフィルメックスで上映されることも多い。上映作品をいたずらに増やすのではなく、“確かな眼”で選ばれた映画が並ぶフィルメックスは、多くの映画ファンから信頼されているといっていいだろう。今年のオープニング作品『シャドウプレイ』を手がけたロウ・イエ監督は、『ふたりの人魚』で映画祭最初のコンペ最優秀作品賞をを受賞。20回目を迎える記念すべき年の冒頭を飾るのにふさわしい監督だ。クロージング作品として上映されるのは、昨年のフィルメックスで審査委員長を務めたウェイン・ワンの最新作『カミング・ホーム・アゲイン』。この2作をみるだけでもフィルメックスが映画作家たちと堅い信頼関係を築いてきたことがわかる。ほかにもペドロ・コスタ監督の『ヴィタリナ(仮題)』、ジャファル・パナヒ監督の『ある女優の不在』、オリヴィエ・アサイヤス監督が1997年に発表したドキュメンタリー『HHH:侯孝賢』、その侯孝賢が翌年に発表した『フラワーズ・オブ・シャンハイ』のデジタル修復版など映画ファンが見逃せないタイトルが続々と並ぶ。そして気になるコンペティション部門には10作品が選ばれた。ブリランテ・メンドーサがプロデュースを担当し、ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で審査員特別賞を受賞した『評決』、カンヌ映画祭の批評家週間のクロージングを飾った『春江水暖』、ロカルノ映画祭で審査員特別賞を受賞した『波高(はこう)』など注目の作品が集結。日本からは中川龍太郎監督の『静かな雨』と広瀬奈々子監督の『つつんで、ひらいて』がエントリーされている。他にも、歴代受賞作からファンの投票によって選出された3作品(『ふたりの人魚』『息もできない』『ふゆの獣』)の特別上映や、阪本順治監督の特集、有楽町マリオン内の施設で行われるVR上映、人材育成プログラム、シンポジウムなども開催。メイン会場の有楽町朝日ホールはロビーがひとつで、著名な映画作家も評論家も一般の映画ファンも同じ場所に集う。映画を愛する人たちが同じ場所で“映画の未来”を探る東京フィルメックスは今年も多くの映画ファンを集めることになるだろう。第20回 東京フィルメックス本日11月23日から12月1日(日)まで有楽町朝日ホール(有楽町マリオン)TOHOシネマズ 日比谷ほかTalents Tokyo 201911月25日(月)から11月30日(土)まで有楽町朝日スクエアB
2019年11月23日「IZ*ONE」自身初となるコンサートフィルム『EYES ON ME:The Movie』の公開中止が急遽決定した。宮脇咲良ら日本・韓国の12人で構成されるグローバルグループ「IZ*ONE」。同映画は、今年6月にスタートした自身初のアジアコンサートツアーの最初の開催地である韓国公演の模様を中心に、ライブ映像、バックステージでのメンバーの様子も収めたコンサートムービー。11月15日(金)より2週間限定で公開が予定されていた本作だが、このほど配給会社である東宝映像事業部が公開中止を文書にて発表。「映画『EYES ON ME:The Movie』 公開中止のお知らせ」と題した文面には「諸般の事情を受け、関係各所と協議のうえ、本作の公開を中止させていただくことに決定いたしました」と公開中止を説明している。なお、「IZ*ONE」の公式サイトでも公開中止の旨を記した文を掲載。文末には「本作を楽しみにされていた皆様には、急な公開中止となり誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます」と締めくくられている。(cinemacafe.net)
2019年11月08日東京都庭園美術館では『アジアのイメージ:日本美術の「東洋憧憬」』が、2020年1月13日(月・祝)まで開催されている。1910年〜60年頃、日本の知識人、美術愛好家、美術作家たちがアジアの古典美術に憧れた時期があった。朝鮮半島や中国では鉄道敷設、革命、発掘調査などによって、大量の古美術品が出土。日本に流入したそれらのアジア古美術を初めて目にした芸術家たちは、その「新しい」古美術の力強さや美しさに魅了されたという。同展は、こうした背景のもとに生み出された工芸品や絵画と、その発想の源となった古美術品など約100点を、3章構成で紹介する。第1章「アジアへの再帰」では、絵画に現れたアジアのイメージに注目。杉山寧による雲岡石窟の優しく微笑む石仏画や、安井曾太郎などによるチャイナドレスをまとった婦人画をはじめ、岸田劉生、前田青邨、バーナード・リーチによる静物画が並ぶ。第2章「古典復興」では、アジア古美術に影響を受けた工芸品を取り上げる。古代中国の青銅器である鳥型祭器からインスパイアされた香取秀眞の《鳩香炉》、李朝の白磁に描かれた即興性ある絵柄に心打たれた河井寛次郎、唐三彩において自然に流れ落ちる釉薬の美しさに魅了された石黒宗麿の陶芸など、古美術がもっている即興性や自然性をあえて意識的につくりだすことで完成させた作品が紹介される。こうしたアジアの憧憬は、1960年代ごろに表舞台からフェードアウトしたというが、今を生きるアーティストたちにアジアはどのように映るのだろうか。展覧会の最後を飾る第3章「幻想のアジア」では、3名の現代作家がアジアのイメージを表現。古代青銅器の地紋から着想を得て伝説上の霊獣を描いた岡村桂三郎の絵画作品、アジアを大きく意識した田中信行による漆芸のオブジェ、70年代の日米繊維交渉をテーマにした山縣良和によるデザインを発表する。作家たちによるアジアへの憧れと尊敬、そして新たな創造力を、多様な作品から感じとってほしい。【開催情報】『アジアのイメージ:日本美術の「東洋憧憬」』2020年1月13日(月・祝)まで東京都庭園美術館にて開催【関連リンク】 東京都庭園美術館()《染付魚藻文壺》 元時代14世紀東京国立博物館所蔵Image:TNM Image Archives《白釉鉄絵束蓮文瓶》 金時代東京国立博物館所蔵Image:TNM Image Archives《鴟鴞尊》 商後期泉屋博古館所蔵※会期後半(12月12日)より展示香取秀眞《鳩香炉》 1949年千葉県立美術館所蔵飯塚琅玕齋《花籃》 1936年頃 斎藤正光氏所蔵 (c)T.MINAMOTO安井曾太郎《金蓉》 1934年 東京国立近代美術館所蔵
2019年10月25日アジア初のドキュメンタリー映画祭としてスタートした<山形国際ドキュメンタリー映画祭2019>(以後ヤマガタ)が10日開幕した。1989年から2年に1度の隔年で開催され、いまでは世界の映画人と人とが集うドキュメンタリー映画の祭典に。昨年8月には、米国アカデミー賞の公認映画祭に認定された。16回目となる今回は記念すべき30周年となる。この日の開会式は、世界から集まった来日ゲストや映画関係者、観客を合わせ、400人を超える人々が集まり会場は大盛況。まず、山形交響楽団金管8重奏の演奏とともに、これまでヤマガタに来場した監督たちの映像をスライドショーで上映。レナード・バーンスタインの『ウエストサイド物語』やエンニオ・モリコーネの『ニュー・シネマ・パラダイス』などの演奏にのせながら、フレデリック・ワイズマン、ペドロ・コスタ、原一男ら名だたる映画作家たちの姿が次々と映し出され、映画祭30年の歩みを振り返った。そして迎えたオープニング上映は、今年1月に死去した詩人で伝説の映画監督であるジョナス・メカスの作品『富士山への道すがら、わたしが見たものは…』の16ミリフィルムを追悼上映。本作には、1991年にメカス監督が山形を訪れた際の映像が収められている。上映前に、メカス監督が山形を訪れた際、案内役を務めた農業詩人の木村迪夫さんが登壇。当時、行われたシンポジウムでのメカス監督とのエピソードを語った。木村さんはメカス監督との対話で印象に残っていることが3点あるとのこと。1つ目は故郷についてのことで、「メカスさんはリトアニアの小さな村で暮らしていたが、悪いことがひとつもなかったという。愉しいこと、美しいことでいっぱいだったと言っていた。対して、自分は戦争で父と叔父をなくし、貧困の中で育った。周囲からは貧しいということで蔑まれたりと、悲しい思い出しかない。いつか村の人たちを見返してやると反逆の精神があった。だから、故郷をそう思えるメカスさんがうらやましかった」と明かした。2つ目は、自身の出身地ということだったそう。「メカスさんは、『地方性』ということを強調されていた。メカスさんはリトアニアからニューヨークへ移ってからも、リトアニア語で詩を書き、それをリトアニアの言葉で朗読していた。ルーツを大切にしていた。対して、私はさきほどの反骨心もあって、山形弁はぜったいに使わないと決めていた」とこちらも正反対であったことを明かした。最後の3つ目は創作について。メカス監督は「詞は内側から発する言葉で、映像は外側から発する言葉。したがって、とても近い存在ではないか」と語っていたという。木村さんはこれらが原点にあり「メカスさんの牧歌的で、美しく叙情的でロマンチックな作品の魅力は、これらの点が原点にあるのではないか」とメカス作品の魅力を紐解き、「今日、久々に映像を見れることを楽しみにしている」とメカス監督に思いを寄せた。こうして開会式は終了。本日11日から本格的に映画祭はスタートする。今回の応募作は130の国と地域から過去最多の2371作品。目玉となる「インターナショナル・コンペティション部門」には15作品が選ばれている。ドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督の新作『インディアナ州モンロヴィア』や『鉄西区』『苦い銭』のワン・ビン監督の8時間を超える長編『死霊魂』といった話題作から、若い新鋭監督の作品まで、世界で起きているさまざまな事象や問題をとらえたドキュメンタリー映画が並ぶ。アジアの新鋭作家に開かれた「アジア千波万波部門」では、長編第1作『鉱ARAGANE』が本映画祭で特別賞を受賞した小田香監督の『セノーテ』、巨匠、アッバス・キアロスタミ監督を父に持つバフマン・キアロスタミ監督の『エクソダス』など、注目の新鋭監督たちの顔が揃う。また、いろいろな意味で、いまはアジアをめぐる状況が変化しているとき。隣国でいまなにが起きているのかを知る機会にもなるに違いない。世界中を魅了する映画と映画作家を生み出し続けるイラン映画の魅力の根源に迫る「リアリティとリアリズム:イラン60s-80s」といった映画ファンとしては見逃せない特集や、日本のいまがみえる「日本プログラム」など、多種多様な企画や特別上映も組まれている。会期は17日(木)まで。映画と出合い、人と出会い、うまいものと出会えるのが本映画祭。興味をもったらぜひ足を運んでほしい。取材・文・写真:水上賢治
2019年10月11日俳優の斎藤工が“齊藤工”名義で約50分の中編映画『TATAMI』を完成させた。米ケーブルテレビ放送局HBOのアジア部門である“HBOアジア”が、アジア6カ国を舞台に製作したホラーアンソロジー『フォークロア』シリーズの“日本代表”。各国の民間伝承をベースにした恐怖の競演は、シンガポール映画界の巨匠で、齊藤が主演した『家族のレシピ』のエリック・クー監督が製作総指揮を務めている。すでに長編監督デビュー作『blank13』で、その手腕が高く評価された齊藤が、日本のホラーという“縛り”の中で選んだのが、畳という題材だった。「スポーツのアジア予選じゃないですけど、他の5作品との“勝負”は意識しましたね。勝ち負けではありませんが、作品への評価は如実に出ますから。その上で、各国の特性を表現するプロジェクトなので、日本なら畳かなと。畳(TATAMI)そのものが世界共通語でもあるし、目には見えない畳の裏側に、漠然とした恐怖が宿るという感覚は、とても日本らしいと思いました」(齊藤)。ホラー映画に初挑戦し「恐怖の強度を盛り込み、どこに力点を置くべきか考えた。やはり、ジャンル映画は、客席が沸くような描写が必要ですから」と振り返る。主演を務めるのは、日本映画界には欠かせない存在の北村一輝。最近では『アラジン』の日本語ボイスキャストとして、悪役ジャファーを演じ話題を集めたが、いち早く海外に目を向け、『KILLERS キラーズ』(日本・インドネシア合作)、『ザ・レイド GOKUDO』(インドネシア)に出演したアジア進出の先駆者でもある。「国により、恐怖の対象にいろいろなパターンがあり面白いし、畳に目をつける齊藤さんのセンスも“らしいな”と。例えば『KILLERS キラーズ』では、人が人を殺す恐怖を描いていますしね」(北村)。本作では、殺人事件を追うフリーライターの主人公を演じ、父親の急死をきっかけに、“畳に沁みついた”家族の忌まわしい真実に向き合う難役に挑んだ。役作りについて聞くと「ホラー映画は観客がどう見るか、そこを考えないといけない。だから、役作りはもちろん大切ですが、“自分がそこにいる”そのこと自体が大事かなと思いますね」と答えてくれた。「アジア、そして世界への挑戦」とも言うべき今回のタッグ。実現の裏には、齊藤と北村が育んだ20年来の親交があった。「僕がほぼ初めて足を踏み入れた映画の現場に、北村さんがいらっしゃった。それ以来、背中を見続けています。今回も本当にお忙しい中、徹夜で台本と向き合ってくださり、共犯関係を築きながら、クランクインできた。タイトな撮影でしたが、信頼と安ど感がありましたね」(齊藤)。それでは北村の目には、監督“齊藤工”はどのように映ったのだろうか?「アーティストだよね。まるで絵を描いている感覚。現場で声を荒げるようなこともなく、すごくコツコツ積み上げていくタイプ。監督をやっていくうえで必要な技術とセンスを持っていると思いますね。もちろん、俳優の目線もあるし、“これって、やりにくくないですか?”といったディスカッションもしやすい。やればやるほど、悩むことも多いでしょうけど、今後も監督業を続けてほしいと思いますよ」(北村)『フォークロア』(全6話)BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】11月10日(日)午後2:45~ 一挙放送 ほか※齋藤工監督『TATAMI』は11月10日(日)15:45~取材・文:内田 涼スタイリスト:【北村】中村剛(ハレテル)、【齊藤】川田力也【北村衣装】ジャケット400000円、Tシャツ55000円、パンツ140000円、シューズ105000円 以上全てグッチ(グッチ ジャパン)(問い合わせ先)グッチ ジャパン クライアントサービス(グッチ)0120-99-2177【齊藤衣装】オールインワン 210000円(Kazuki Nagayama/STUDIO FABWORK)
2019年10月10日Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」が、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットで、今年新設された「アジアコンテンツアワード」にて山田孝之が最優秀男優賞、森田望智が最優秀新人賞を受賞した。釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットの「アジアコンテンツアワード」は、アジア10か国で過去5年間に制作された作品の中から優れた作品や俳優に贈られる賞。今年記念すべき第1回授賞式にて、アダルト業界で自身の道を切り拓いた若者たちを熱く描いた本作で主人公・村西とおるを演じた山田さんが最優秀男優賞、そして村西の運命の女性・恵美を演じた森田さんが最優秀新人賞に選ばれた。日本で制作されたNetflixオリジナルシリーズとしてアジアを中心に驚異の視聴者数を記録している本作は、配信から2か月間で2部門の受賞を果たした。10月7日(日)に行われた同賞の授賞式に出席した森田さんは、会場からの大きな拍手と歓声に感激しつつ、「嬉しさと同時にびっくりしています。この作品は挑戦と覚悟を込めて向き合ってきました。みんなで愛情を込めた作品を釜山という地まで届けられたことを感謝しています。すべての方にありがとうございました!」と喜びいっぱいに語っていた。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日アジアNo.1の韓流イベント『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』が、10月19日(土)から25日(金)までの7日間、韓国・釜山で開催される。今年で4回目を迎える同イベントは、K-POPアイドルの公演やファンミーティングをはじめ、美容、ファッション、メディカルまで、韓国の今を体験できるフェスティバルだ。「2019釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート」チケット情報先日、追加アーティストとしてStray Kids、ATEEZ、(G)I-DLE、MAMAMOO、GFRIEND、SUPER JUNIORの出演が発表された。今年も釜山が熱くなるシーズンが到来。話題のK-POPスターがそろうBOFに注目だ。『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』▼2019年10月19日(土)~25日(金)韓国・釜山華明生態公園、海雲台亀南路など釜山全域『釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート』チケット発売中Pコード:162-940▼10月19日(土) 19:00華明生態公園B(STANDING)-4000円(整理番号付)C(STANDING)-3000円(整理番号付)D(RESERVED SEAT)-1000円[出演]HA SUNG WOON/AB6IX/KIM JAE HWAN/ITZY/Stray Kids/ATEEZ/(G)I-DLE/MAMAMOO/GFRIEND/SUPER JUNIOR/他※A(STANDING)は取り扱いなし。※日本国外では本券の発券はできません。必ず日本国内にて発券をお済ませの上、本券を持ってご来場ください。※日本国在住の方・日本語が読める方・日本国内にて発券することが可能な方のみご購入下さい。※会場までの交通、宿泊手配は含まれません。ご自身でご手配下さい。※開演・開場日時は現地時間です。※本券を紛失・お忘れの場合、対応は一切できません。※入場者は全員(お子様も)本券が必要となります。※当日本人確認あり。要身分証明書。※転売チケットはご入場できません。/お問合せ先【ハナチケット:Mail:bof2019@hanatour.com】
2019年09月30日是枝裕和監督最新作『真実』が、10月に開催される「第24回釜山国際映画祭」のGala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門にて上映されることが決定した。昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し世界を席巻した『万引き家族』に続き、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭と、主要な映画祭にて出品が決定、世界中の映画祭からのオファーが絶えない最新作『真実』。今回上映が決定したのは、1996年に創設された韓国で開催される「釜山国際映画祭」。Gala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門は、その年の話題作や新作を上映する部門で、『君の名は。』なども上映された。24回を数える今年は、10月3日(木)~12日(土)の期間で行われる。また、是枝監督が「今年のアジア映画人賞(Asian Filmmaker of the Year)」に選定されたことも明らかに。「Asian Filmmaker of the Year」は、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与える賞。昨年は音楽家の坂本龍一が受賞した。釜山映画祭は「是枝裕和監督は、アジア映画界で最も影響があり、インパクトがあり、支持されている映画監督である。アジア映画界全体の発展と促進に大きな貢献をしていると同時に、映画監督としての素晴らしい技術を評価したいと考え授与を決めた」と選定理由を明かしている。なお、是枝監督は同映画祭の上映イベントに登壇予定となっている。『真実』は10月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月04日現在放送中のドラマ「TWO WEEKS」で主演を務める俳優・三浦春馬が、ソウルドラマアワード2019・アジアスター賞を受賞。登壇した三浦さんは、英語でスピーチも行った。ソウルドラマアワードは、今年で14回目を迎える国際テレビフェスティバル。今回は世界61か国から270作品が出品され、過去最大規模で開催。この授賞式に参加するため、韓国・ソウルを訪れた三浦さんは、会場到着後、詰めかけた観客や報道陣に笑顔で手を振りながらレッドカーペットを歩いた。韓国ドラマの日本リメイク版となる「TWO WEEKS」をはじめ、アジア各国で公開された数多くの作品での活躍が認められた三浦さんは、今回アジアで精力的に活躍し、大きな影響力を持つ俳優に与えられる「アジアスター賞」を受賞。授賞式前は「緊張する!」と語っていた三浦さんだったが、壇上に上がると「このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。これまで私を支えてくれたすべてのスタッフ、そして応援してくれるファンの皆さんに感謝します」と挨拶。続けて「俳優としてアジアで活動するなかで、私はその国ごとの美しい文化や人の優しさに触れてきました。エンターテインメントには、スポーツのように国境を越えて人々を結びつけ、興奮を生み出す力があります。私は自分の活動を通じて、アジアの国々の絆を強める役割を担い続けられたらと願っています。このような賞をいただき、今日この場に立たせていただいたことで、私はより一層韓国の皆さんへの敬意と愛情を持ちました。本当にありがとうございました」と英語でスピーチした。そして授賞式後、世界各国の俳優陣たちと談笑したり記念写真を撮ったりと、リラックスした様子の三浦さん。「日本で頑張っているからこそ、こうして海外からもお声掛けいただけたんだと思います。ですので、今まで支えてくれた日本のファンの皆さんにすごく感謝しています」と日本のファンに向けてメッセージを送り、「これまで同様、日本での活動も一生懸命頑張っていきたいです!」とコメントしていた。来週放送の「TWO WEEKS」第8話は、結城、楓、有馬との連携により、灰谷が逮捕。自身の潔白を証明したい結城は、取り調べを行う有馬に思いを託すが、そこに黒幕・早穂子の圧力がかかる…というストーリー。「TWO WEEKS」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月29日「アジアネイルフェスティバル」開催西日本最大級のネイルの祭典「アジアネイルフェスティバル イン 大阪 2019」が、2019年7月14日(日)および15日(月・祝)の2日間、インテックス大阪にて開催される。NPO法人日本ネイリスト協会が主催する同イベントは、今年で25回目。プロのネイリストやサロンオーナー、美容関係者など、例年約2万人が来場する。一般客も参加可能だ。ネイルイベントが盛りだくさん当日はトップネイリストによるデモンストレーションステージや、アジアNO.1を決めるコンペティション、最旬のネイルトレンドを披露する「TOKYO NAILS COLLECTION」など見所が満載。最新ネイルアイテムが購入できる「ネイルトレードショー」や、JNA認定講師によるネイルケア体験、ネイルに関する手クックを無料で学べる「クラスルーム」など、ネイルファンに嬉しいイベントも多数用意されている。ネイリスト達の熱い戦い特に注目すべきは数々のネイルコンペティション。4部門8種目に分かれて日本一のネイリストを競う「全日本ネイリスト選手権」や、日本のみならずアジア中からネイリストが集結する「第14回アジアカップ」、オープン参加の「アートチップアワード」など、どれも見逃せない。入場料は前売り券が1,500円(税込)、当日券が2,500(税込)。「ローソンチケット」や「チケットぴあ」などで販売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※NPO法人日本ネイリスト協会のプレスリリース※「アジアネイルフェスティバル イン 大阪 2019」公式サイト
2019年05月23日米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、日本アカデミー賞最優秀賞8部門を受賞し、凱旋上映中の『万引き家族』が、“アジア全域のアカデミー賞”と呼ばれる第13回アジア・フィルム・アワードにて、作品賞と音楽賞を受賞。是枝裕和監督、安藤サクラ、細野晴臣らが参加した。動員数380万人、興行収入46億突破(3月17日時点)という是枝監督作品最大のヒットを記録している本作。現地時間3月17日(日)に開催されたアジア・フィルム・アワードにて作品賞、監督賞、主演女優賞(安藤サクラ)、助演女優賞(松岡茉優)、音楽賞、美術賞の6部門でノミネートされていたが、作品賞と音楽賞の受賞を果たした。日本映画で作品賞を受賞したのは、黒沢清監督『トウキョウソナタ』以来10年ぶり、日本映画で音楽賞を受賞をしたのは、久石譲の『崖の上のポニョ』以来、同じく10年ぶりとなった。■是枝監督、樹木希林さんとの思い出の映画賞に「お墓まいりをして報告したい」受賞を受けて是枝監督は、「謝謝(シェイシェイ)ありがとうございます。アジア・フィルム・アワードは賞の結果よりは本当に尊敬するアジアの映画人たちと再会をして交流を深めて、そういう時間が一番の目的だと本当に思ってこの場に来ているんですけれども、やはり賞をもらうと嬉しいものですね。ここに来られなかったスタッフとキャスト、昨年の9月に亡くなられた樹木希林さん、希林さんと最初に映画祭に参加したのがこの香港の映画祭だったという思い出があって、このことをさっき思い出してました。戻ったらお墓まいりをしてこの賞を報告したいと思います。ありがとうございました」と、希林さんとの思い出に触れてコメント。また、細野さんは「ありがとうございます、驚いています」と語り、「『万引き家族』の音楽はそれほど多く作曲したわけではないですが、とてもシンプルなものなのに、『万引き家族』のおかげで僕の音楽を見つけてくれてとても幸運です。これからもいっそう頑張ります。謝謝!」と喜びを語った。■安藤サクラ「本当に華やかでなかなか味わえない場所」授賞式当日は、是枝監督、細野さんと、朝ドラ「まんぷく」が佳境となっている安藤さん、美術賞ノミネートの三ツ松けいこの4名が映画祭に出席。授賞式の前にはレッドカーペットにも登場し、現地メディアからは大量のフラッシュを、観客からは大きな歓声を浴び、アジア圏においても人気の高さをみせつけた。今回で第10回以来二度目の参加となる是枝監督は、「ノミネーションは勿論ですが、アジアを代表する、尊敬するフィルムメーカーの皆さんと、短い時間ではありますが交流を育める貴重な機会が有難く、楽しみにしております」と語り、第4回にて『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』でのノミネート以来二度目の参加となる安藤さんは「2010年のアジア・フィルム・アワードに参加させていただいたことがあり、当時の映画の助演女優賞で参加させていただきました」とふり返ってコメント。「私も20代前半でしたし、ただ会場の雰囲気に圧倒されてしまい、自分は場違いなように、その場所にマッチしていないように感じてしまい、ただすごい華やかなものを見たなという思い出があります。今日はそれから約10年経ちましたので、また違う気持ちで参加できるのかなと楽しみにしています。本当に華やかでなかなか味わえない場所なので楽しみたいと思っています。皆で海外に来れたのも嬉しいです」と喜びの様子だった。細野さんと同様、初参加となった三ツ松さんは「自分のことでないような気持ちです。『万引き家族』に連れてきてもらったという、ご褒美のような気持ちでいっぱいです。せっかくですので楽しく過ごさせていただき、一緒に頑張った美術のスタッフ、他のスタッフの方にも喜びを共有したいと思います」と語った。なお、是枝監督は、日本でも公開中の『バーニング 劇場版』にて本アワード最多8部門のノミネートを果たし、功労賞を受賞したイ・チャンドン監督のプレゼンターを、そして細野さんは、日本でも人気の高い歌手・アーティストでアジア新人賞を受賞したジェジュンのプレゼンターを務め、注目を集めていた。『万引き家族』は全国にて凱旋上映中、4月3日(水)よりブルーレイ・DVD発売&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年03月18日「LUSH」アジア最大級店舗が新宿に登場イギリス生まれの自然派コスメブランド「LUSH(ラッシュ)」は、アジア最大級のフラッグシップショップ「LUSH 新宿店」を、2019年初夏にオープンすることを発表しました。オーガニックかつハンドメイドにこだわった同ブランドでは、新鮮な野菜やフルーツを使った自然由来のコスメアイテムを販売し、多くの女性から支持を集めています。全5フロアの大型店舗世界49カ国に展開する世界的ブランドのアジア最大級ショップが、2020年の東京五輪を前に新宿に誕生。世界中からの集客を見越しています。新店舗は全5フロア(販売エリアは1階から4階)、延べ床面積1,592.03平方メートル。JR新宿駅の中央東口から徒歩わずか2分と立地も最高です。新宿の新たなショッピングスポットとなることでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ラッシュジャパンのプレスリリース
2018年12月07日マーベルが、アジア人のスーパーヒーローでカンフーマスターのシャン・チーを主役とする映画の製作に着手したという。「Deadline」が報じた。アジア人のスーパーヒーローが主役となって活躍するマーベル映画はこの作品が初めて。すでに脚本家は中国系アメリカ人のデイヴ・キャラハム(『GODZILLA ゴジラ』)に決定。キャラハムは、今後公開予定の『ワンダーウーマン 1984』(原題)、『ゾンビランド2』(原題)、マーベルのCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編の脚本も担当している、いま旬な脚本家。監督もアジア系で探しているという。マーベルはシャン・チーの映画に、伝統的なアジアとアジアン・アメリカンのどちらのカルチャーも取り入れたいと考えており、キャストも製作陣もそのようなバックグラウンドを持つ人たちを起用する意向を示している。シャン・チーは、スティーヴ・エングルハートとジム・スターリンが生み出し、1973年12月に発売の「スペシャル・マーベル・エディション #15」に初登場したキャラクター。このコミックは10年以上売れ続け、アメリカでマーシャル・アーツがブームになったきっかけの1つともいわれている。シャン・チーの映画は2006年から企画がスタートしたが、10年以上を経てついに本格的に製作が始まる。(Hiromi Kaku)
2018年12月04日東京都・千代田区にある「東京国立近代美術館」にて開催されている展覧会「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代(以下、アジアにめざめたら)」。展示の概要や魅力をご紹介します。アジア各地のアヴァンギャルド・アートが東京に集結!東京国立近代美術館・1階企画展ギャラリーにて、2018年10月10日(水)~12月24日(月・休)まで開催されている展覧会「アジアにめざめたら」。アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代~1990年代に焦点をあてた展覧会で、90組以上の作家が手がける、絵画や彫刻、パフォーマンスなど約140点ものアート作品が東京に集結しています。10を超える国と地域の90組以上の作家日本・韓国・台湾・中国・香港・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・インドなど、10を超える国と地域で活躍する、90組以上の作家の作品が登場。約140点ものアート作品絵画・彫刻・版画・写真・映像・パフォーマンス・インスタレーションなど、多様なアヴァンギャルド・アートが約140点展示されます。3章にわたってアートを展示第1章:構造を疑う1968年以降、西洋由来の“美術”という概念に疑問を持ったアジア各国の若い作家たちは、従来の“絵画”や“彫刻”といった形式にとらわれない芸術作品を生み出してきました。絵画を燃やす行為やギャラリー内に酒場をつくるなど、“美術”を批評する仕事とともに、石やクッション、ドライアイスなどの、物質と対話をうながすような新たなアート作品を展開します。第2章:アーティストと都市1960年代以降、アジアの主要都市の近代化がすすむ一方で、貧困問題・民族紛争などの問題が意識されるようになりました。その矛盾を指摘するかのような、光と影の両面をもつ都市のイメージを新鮮な感覚で表現した映像作品や、広告イメージを使って消費社会を皮肉るような絵画が登場します。さらに“路上”という公共空間でパフォーマンスが行われるなど、「都市」は実験的な表現をはぐくむ場所となっています。第3章:新たな連帯この時期の自由を求める若い表現者たちは、抑圧的な体制・社会的なタブーにも臆することなく、自由な表現ができるスペースをこじ開けようとしていました。アートがもつコミュニケーションの力に活路を見いだした作家たちが、アジアの“リアル”を多くの人々と共有するために作成した壁画・バナー・看板・ヴィデオなどが登場します。展示方法にも工夫がたくさん異なる時代・国の作品を比較できる同じ題材でも表現の違いが感じられるよう、展示スペースに異なる2つの時代や国の作品を展示。時代や場所の異なるアートを、国の枠組みを越えて比較することで、新しい発見をすることができます。壁と壁の間に隙間!?ギャラリー内の壁と壁の間には隙間があり、そこから次のエリアの展示作品が少し顔を覗かせています。不意にちらりと見える作品に胸を躍らせながら展示物を見ることができる、新鮮な展示方法です。もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?会場に入ってすぐのところにある「もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?」という展示物の問いかけ。どう思うかを考えて、横に置いてあるノートに書き込むことができます。過去に書き込んだほかの人のメッセージも見ることもできるので、考え方・捉え方の違いを知ることができ、感慨深い気持ちになりますよ。2019年にかけて韓国とシンガポールでも開催日本・韓国・シンガポールの国立美術館3館と、国際交流基金アジアセンターによって、5年にわたってすすめられてきた「アジアにめざめたら」。アジアの戦後美術を再考する国際共同プロジェクトの集大成です。日本で開幕した後は、2019年にかけて韓国とシンガポールに巡回します。アヴァンギャルド・アートに心揺さぶられて1960年代~1990年代、急速な近代化やベトナム戦争、民族間の対立などの社会を揺るがすさまざまな出来事が起こりました。その時代を生きたアーティストたちが“美術”といかに向き合ってきたのかを知ることができる「アジアにめざめたら」。アートと世界の見方が変わるアヴァンギャルド・アートに、この機会にふれてみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代催行期間:2018年10月10日 〜 2018年12月24日住所:千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00~22:00)
2018年11月16日1年のなかでも、世界各国であらゆる映画祭が行われていますが、アジア最大級の国際映画祭といえば「東京国際映画祭」。日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭として、毎年注目を集めています。第31回を迎えた今年も10月25日から11月3日まで六本木を中心に開催され、大きな賑わいを見せました。そこで今回は、総勢400名を超すゲストが登場した豪華絢爛のレッドカーペットの様子から映画祭をプレイバック! まず、Part1では本映画祭を彩った話題の女優たちにフォーカスしちゃいます。写真・角戸菜摘、大内香織最初は、アンバサダーを務めた松岡茉優さん!【映画、ときどき私】 vol. 196淡いピンクのロングドレスを身にまとい、天使のような笑顔を見せる松岡さん。会場の空気を一気に柔らかくし、観客たちを魅了してしまうのはさすが。松岡さんは、昨年新設された「東京ジェムストーン賞」という若手俳優に贈られる賞を前回受賞しています。若手女優の筆頭として今後の活躍がますます楽しみなところです。日本映画界を未来を支える女性監督&女優が勢ぞろい!特別上映された『21世紀の女の子』は、15名の女性監督たちがそれぞれ制作した短編オムニバスを集めた作品で、出演した若手女優たちを含め約40名が大集結。山戸結希監督を筆頭に、女優の石橋静河さんや松井玲奈さんなど、瑞々しい女子たちの魅力でレッドカーペットが埋め尽くされ、堂々と歩く姿も印象的でした。注目の若手女優・山本舞香さん!『ギャングース』(11月23日公開)に出演の山本さんは、このところどんどん大人っぽさが増していて、大胆に入ったスリットがなんともセクシーです。現在、大活躍中の広瀬アリスさん!今回は、公開中の映画『旅猫リポート』と11月17日公開の『銃』で参加した広瀬さん。一部分が白に切り替えられている個性的な黒のロングドレスは、キュートな広瀬さんにぴったりです。さらに、ananの連載でおなじみの横澤夏子さん!横澤さんは、11月23日公開『えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました。~』で映画初主演を務めています。今回は赤のドレスに身を包み、女優オーラ全開です!すっかり大人の女性になった篠原ともえさん!『漫画誕生』(2019年秋公開)で共演したイッセー尾形さんらと登場した篠原さん。「やっぱり日本人なら和服!」と言いたくなるほど、しっとりとした着こなしを見せていました。いまや国際的な女優・寺島しのぶさん!オープニング作品の『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)でスペシャルサポーターを務めた寺島さんは、フリンジから足元がチラリと覗く黒と白のドレスで登場し、大人の余裕を感じさせます。日本人で唯一の審査員に選ばれた南果歩さん!コンペティション部門の審査員を務めた南さんは、ピンクのドレスを上品に着こなし、審査委員長のブリランテ・メンドーサ監督らと登場されました。海外の女優陣も負けてない!ここまでは日本人の女優陣たちを取り上げてきましたが、映画祭のために来日した魅力的な海外の女優たちもレッドカーペットを歩き、会場の視線を虜にしていたので、こちらもご紹介します!まずは、新進女優クロエ・ヤーマン!今回はコンペティション部門の『三人の夫』で映画初主演をはたしたクロエ。あまりのセクシーさに、隣にいるフルーツ・チャン監督も圧倒されている様子です(笑)。セクシー対決ならシャイーナ・マグダヤオ!胸もとが大きく開いている大胆なドレスを見事に着こなしているのは、『悪魔の季節』という作品に出演したフィリピン人女優のシャイーナ。中国からも女優陣が大集合!「2018東京・中国映画週間」では、監督や俳優陣など多数が参加していましたが、思い思いのドレスで一堂に会する様子は、なかなかの迫力です。伝統衣装も見逃せない!映画祭では、世界中の映画人が集まっていることもあり、その国の伝統衣装などが見られるのも楽しみのひとつ。長谷川博己さんなども出演している『アジア三面鏡2018:Journey』からは、ヒロインを演じたナンダーミャッアウンさんが着ている鮮やかな青が目を引くミャンマーの衣装なども見ることができ、興味深いところです。人気のキャラクターも参戦!そのほか、女子が大好きなちびまる子ちゃんをはじめ、くまモンなどの人気キャラクターまで登場し、会場を盛り上げていました。女優たちの美の競演により、豪華なレッドカーペットとなりましたが、続くPart2では、イケメン俳優から話題のあの人までを一挙にご紹介します!
2018年11月07日「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990 年代」が、東京国立近代美術館にて開催される。会期は、2018年10月10日(水)から12月24日(月・休)まで。「アジアにめざめたら」は、アジアの現代アートを、かつてないスケールで紹介する企画展。日本をはじめ、韓国や台湾、中国、香港、インドネシア、シンガポール、インドまで、幅広いアジアの地域を対象に、アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代から1990年代までの作品に焦点を当てた展示を行う。会場では、10を超える国と地域の90組以上の作家による約140点の作品を公開。その表現媒体も、 絵画から彫刻、写真、映像、パフォーマンスまで、実に多様だ。植民地支配からの独立と急速な近代化、ベトナム戦争など、大きな変化を迎えていたアジアの激動の30年間を背景に、そんな時代だからこそ生まれ得たパワフルな作品たちを、「美術」「都市」「連帯」の3つのキーワードに分けて紹介する。ジム・スパンカットによる《ケン・デデス》は、古代ジャワの女神ケン・デデスの胸像と、ジーンズ姿の半裸の女性像のイメージが無理やり縫合された作品。不自然さや戸惑いを感じずにはいられないこの作品は、インドネシアに存在する様々な異文化やアイデンティティの衝突を連想させる。インド出身のナリニ・マラニによる映像作品《ユートピア》は、二面プロジェクションで都市の矛盾を表現している。一方では、明るい色彩で抽象的に表現されたユートピアのような”理想の都市”を、もう一方では、寂しげなモノクロームでビルの窓から外を見つめる女性の姿を捉えた”現実の都市”を表している。【詳細】「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990 年代」会期:2018年10月10日(水)〜12月24日(月・休)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで。休館日:月曜日(12月24日は開館)観覧料:一般 1,200(900)円、大学生 800(500)円※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※高校生以下および18歳未満、障害者手帳の携帯者とその付添者(1名)は無料。※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展が入場無料。※11月3日(土・祝)は無料観覧日。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年09月13日音楽家の坂本龍一氏が、10月4日に開幕する第23回釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞することが明らかになった。昨日、同映画祭の公式ホームページで発表された。「今年のアジア映画人賞」は、アジアの映画産業や文化の発展のために、抜きんでた功績を残してきた映画関係者や団体に与えられる賞だ。坂本氏は『戦場のメリークリスマス』をはじめ、数々の素晴らしい映画音楽を生み出してきた。『ラスト・エンペラー』ではアジア人としては初めてのアカデミー賞作曲賞を獲得。同作と『シェルタリング・スカイ』はゴールデングローブ賞作曲賞も受賞した。そのほかグラミー賞やBAFTA賞の受賞歴もある。2014年に中咽頭がんを公表し、音楽活動を休止するも、2015年には『母と暮らせば』で復帰。同年には『レヴェナント:蘇えりし者』がゴールデングローブ賞とグラミー賞にノミネートされている。釜山国際映画祭は坂本氏のこのような実績に触れ、映画史に残る卓越した音楽家と称えた。さらに今年は坂本氏にとってデビュー40周年であることにも言及。10月4日の映画祭開幕式では、坂本氏が記念公演を行うという。(Hiromi Kaku)
2018年08月23日「アジアフェア2018」が、2018年7月25日(水)から7月31日(火)まで阪急うめだ本店9階催場・祝祭広場で開催される。ベトナムを特集「アジアフェア2018」では、東南アジアや南アジアを中心に、12の国・地域からフードや雑貨が集結。4回目の開催となる今回は、ベトナムにフォーカス。暑さを乗り切るフードメニューや、自然派素材を使用した雑貨が揃う。バインミーやフォーなどベトナムフード日本人にも親しみやすい、優しい甘味のベトナムフード。定番ファーストフードのバインミーは、リゾート地ダナンで30年以上続く人気店「バインミー クインアイン」が日本初出店。ハーブやレバーパテをたっぷりと使った、香り高い風味が魅力だ。その他、「ジューシー」のベトナム式ミックスジュースや「ロータスパレス」のベトナム風冷やしぜんざい、ホーチミンの有名店「サヴォイ レストラン」の混ぜ麺、「フォーフォー」のピリ辛スープのフォー、「安南パーラー」のヨーグルトコーヒーなど、ベトナムならではのエスニックなメニューが勢揃いする。香港や台湾グルメもその他、台湾、香港、シンガポールなど、他のアジアの国々のフードも。シンガポールの人気麺「シンガポール・ホリック・ラクサ」や、「クンテープ」のタイカレー、本格派ティースタンド「ジ アレイ」のタピオカミルクティー、「香港甜品店 甜蜜蜜」の亀ゼリーを使ったヘルシースイーツなど多彩なラインナップのメニューが一堂に会する。その他、カラフルなラベルのアジアンビールも多数取り揃える。モダンなベトナム雑貨モダンなベトナム雑貨にも注目したい。ベトナムで古くから農作業などに使われてきたかごを、スパンコールなどで装飾しモダンにアレンジした、「ハンスリー」のかごバッグをはじめ、ベトナムならではの素材を使用した香りを楽しめるディフューザー、伝統的な竹編みをアレンジした小物入れ、ベトナム刺繍をあしらった「ゼンマ」のポーチなど、穏やかな雰囲気のグッズが揃う。詳細アジアフェア2018開催期間:2018年7月25日(水)~7月31日(火)場所:阪急うめだ本店9階催場・祝祭広場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7■販売メニュー例・「バインミー クインアイン」バインミー 756円<日本初出店>・「サヴォイ レストラン」 カオラウ 918円・「ジューシー」シントー 756円~864円・「安南パーラー」ヨーグルトコーヒー 531円
2018年07月23日オンライン投票「タイ部門」で1位を獲得した人気店2017年12月、西日本に初進出した「AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ」。大阪・梅田に出店したこのお店は、“アジアの旨い”を集めた大人気ビストロとしてタイ料理の数々を食べることができます。都内では池袋や新宿、海外では韓国にも出店している「AGALICO」。ハワイではオープン早々に、人気のあるお店を決めるオンライン投票「111-HAWAII AWARD」で「タイ料理部門」1位を獲得しました。ソースやスパイスの利いた唯一無二の“オリエンタル料理”は女性人気も高く、一度食べるとクセになること間違いなしです。定番から人気のパクチー料理まで幅広く対応お店入り口に扉や仕切りはなく、2名掛けの丸く小さめなテーブル席や4名掛けのテーブル、店内中央にカウンター席が設けられたこのお店は、開放感とスタイリッシュさを兼ね備えた空間となっています。メニューには野菜をたっぷり使ったメニューが多く、量も少なめなので「あれもこれも食べたい!」という女性には特におすすめ。アジア料理好きには外せない定番の生春巻きやフォーはもちろん、パクチーをたくさん使った料理も食べることができます。新感覚!フォトジェニックなフォー虹色カラーを中心に具材がいろいろと周りに盛りつけられたフォトジェニックな見た目のメニュー「レインボーフォー」(980円)は、シャーベットになったカラフルスープと混ぜて食べる新感覚のフォー。このメニューは、牛ダシの旨味が利いたスープにオイスターソースやゴマ油で味付けされたコシのあるフォーを食べる前にしっかりと混ぜることがポイント。徐々に溶けだすシャーベットは、ピリ辛の味変効果も秘めています。あぐー豚を使った絶品ステーキ!沖縄の養豚場から直送したあぐー豚を使ったメイン料理「あぐー豚のトマホークグリル(1,890円)」。北アメリカのインディアンが使う“斧”のような形をしていることからそう名付けられた豚のステーキは、豪快にあぐー豚の旨味を堪能できる一品。肉厚でBBQソースと絡んだトマホークグリルは柔らかく、一度食べたら病みつきになってしまいます。カジュアルにアジア料理を楽しめる新感覚から絶品アジア料理が揃う「AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ」は、比較的空いている14時~18時が狙い目。月替りのメニューやその日だけのメニューもあるので、足を運ぶたび新しいメニューと出合うことも。JR「大阪駅」から徒歩2分、駅チカにあるオリエンタル要素を取り入れた人気店で、“アジアの旨いもの”を体験してみてください。バラエティに富んだメニューの数々にきっと魅了されるはずです。スポット情報スポット名:AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアB2Fバルチカ内電話番号:06-6151-2531
2018年06月15日アジアの市場のような店内で本場の味を堪能できるお店をオープンさせた当初は、中国人の料理人が広東料理を提供する小さな屋台でしたが、徐々にメニューを増やしていき、現在のアジア各国の料理を楽しめるお店となりました。和のテイストも加えて日本人好みの味にアレンジした料理は、世代を問わず幅広いお客さんに定評があります。店内はバンブー製のチェアやカラフルな絵などで溢れ、オリエンタルテイストたっぷりな雰囲気。カウンター席やテーブル席もある広々としたホールは、まるで本当にアジアの市場にいるかのように思わせてくれます。ぷりぷり感とサクサク感が絶妙な「エビパン」エビのぷりぷりした食感と、こんがり焼き目を付けたトーストのサクサク感のハーモニーがたまらない「エビパン」は、新鮮なエビをたっぷり使用。ガーリック風味のスイートチリソースが絶妙にマッチし、一度食べたらやみつきになります。前菜にもぴったりな一品で、「スタンレーマーケット」に来店する人の多くがオーダーする人気メニューです。ピリ辛だけどやみつきに! 「ラオス焼き飯 カオバッ」ラオスでポピュラーな焼き飯「ラオス焼き飯 カオパッ」はブリッキーヌ(激辛唐辛子)がアクセントに効いています。焼き飯の上に、とろーりとかけられた半熟卵を絡めてから食べるのがおすすめ。また、お好みでレモンを絞っても美味しくいただけます。クセになるピリ辛の味が美味しい逸品。オープン当初から人気のあるメニューです。女性も嬉しいヘルシー料理「ベトナムフォー」米麹センレックを使った「ベトナムフォー」は、ヘルシーで女性に人気のあるメニューです。透明で澄んだスープは全体的にあっさりしていながらも、鶏の出汁もしっかりと効いた深い味わい。蒸し鶏とモヤシがトッピングされていて、もっちりとした麺と一緒に食べるのがおすすめです。またナンプラーと一緒に食べるとよりエスニック風味になります。リーズナブルなのにアジアの本場の味を味わえる20代後半から40代の女性が多く来店する「スタンレーマーケット」は、開放感あふれるテラス席や、ゆったりとくつろげるソファー席の個室などがあります。さまざまなシチュエーションで使える席が充実しており、友人や恋人、家族、色々な人が楽しめるお店です。タイから生樽で直送されるシンハービールなどをはじめ、アルコール系もアジア各国のものを提供。宴会プランも好評で、お値段も安くさまざまなメニューを楽しめるので、気になる方はチェックしてみてください。地下鉄大通駅を出て、4丁目プラザとピヴォの小路を西へ進むと、徒歩6分ほどで到着します。駐車場はないので訪れる際は公共機関を使うほうが良いでしょう。東南アジアへ旅行に来たかのような、現地さながらの雰囲気を満喫しながら、エスニックな料理を堪能してみませんか?スポット情報スポット名:スタンレーマーケット住所:北海道札幌市中央区南二条西5 興和パーキング 2F電話番号:011-242-2039
2018年06月07日「アジアの靴下とヘッド展」が、2018年4月20日(金)から4月26日(木)まで、大阪のイベントスペース・SAAで開催される。「アジアの靴下とヘッド展」は、2017年2月に開催された「ASIAN SOCKS 100 ー楽しくてかわいいアジアの靴下ー」の続編となるイベント。「楽しさと可愛さのサジ加減」をコンセプトに、台湾・韓国・マレーシア・タイ・日本といったアジア各国のデザイナーが手掛けた、カラフルでユニークなデザインの靴下が販売される。日本初登場の「Provocateur///煽動者」をはじめ、国内に流通していない海外ブランドのアイテムも揃う。また、ターバンや帽子といったアイテムやメンズ、キッズ、ベビー商品も展開。夏の外出が楽しくなるような、見応え抜群のアイテムが勢揃いする。【詳細】アジアの靴下とヘッド展 ASIAN SOCKS AND HEAD ACCESSORIES日時:2018年4月20日(金)~4月26日(木) 12:00~19:00場所:SAA住所:大阪府大阪市西区江戸堀1-16-32 E-BUILDING 1F※入場無料■出店+10 ten more socks テンモア[台湾]、Provocateur///煽動者[台湾]、to.iro[日本]、ENVELOPPE[日本]、ソックスはきこ(2nd PALETTE[韓国]・good pair socks[マレーシア])、YAI(VL BY VEE[タイ]、Otsu[日本+ニュージーランド]、TRK[タイ]、YAI[日本+タイ])、La chamade(HAPPY PRINCE [韓国])※購入金額に応じてアジア土産をプレゼント。
2018年04月12日アジア初のスモークカラー株式会社フィッツコーポレーションが取り扱うアメリカ発ビューティーブランドartis(アーティス)より、エリートコレクション 「スモーク」カラーを限定発売する。革新をもたらしたメイクアップブラシartis (アーティス) は、新しいメソッド・ 素材・デザインでブラシに「近代化」をもたらそうというメイクアップ・アーティスト、マシュー・ウェイトスミスの思いから、2013 年にアメリカで誕生したビューティーブランドだ。2017年8月からアジア初として日本でも発売。以降、アーティストや美容家の間でも話題のブラシだ。ブラシ型の画期的なデザイン同製品は、特許を取得したエシカルかつ人間工学に基づいた美しくも計算され尽くしたデザインが特徴。ブラシの毛には、動物の毛ではなく、コスメファイバーという繊維を使用している。毛先がマイクロレベルで細いため、肌にも低刺激でふわふわな優しい肌触り。一度使い始めると、癖になりそうだ。手指にフィットし、動かしやすい作りになっている。また、 繊維に力が均等に加わるような設計になっており、化粧品を均一に塗りやすく、これらの使いやすさも魅力的だ。2018年2月28日(水)から、(株)マッシュビューティーラボの新業態「メイクアップキッチン」にて、スモークカラーを限定販売。心地よい使用感とプロも認める感動の美しい仕上がりをぜひ実感してみてはどうだろうか。(画像はプレスリリースより)【参照】※株式会社フィッツコーポレーションのプレスリリース
2018年02月26日アジアを中心に爆発的な人気を得た「ハラルフード」1月27日(土)東京・渋谷にてグランドオープンする「The Manhattan FISH MARKET(ザ マンハッタン フィッシュ マーケット)」は、戒律の厳しい「ハラルフード」を日本でも味わうことができるお店です。2002年、シーフードメニューを中心にマレーシアにてオープンした1号店が受け入れられ、人気に火が付いた「The Manhattan FISH MARKET」。急成長を遂げた現在、世界15ヶ国70店舗以上を展開しています。日本の食材をふんだんに使ったシーフードメニュー!「ハラルフード」は、全面的に豚肉とアルコールが禁止されているので、お店のメニューもシーフードが中心。日本人の味覚に合うように8割のメニューに日本の食材を使用しています。仕上げにバーナーで豪快に炙るフレイム料理が特徴の「ハラルフード」。目の前で豪快に炙るフレイム料理に圧巻されるでしょう。美味しそうな料理から炎が立ち上がるシーンは、インスタ映えすること間違いなしです。1~2月限定のスペシャルメニューも登場!シーフード以外にもスムージーやデザートなど、女性に嬉しいメニューも豊富に用意されているので、女性の方のみでも気軽に足を運ぶことができるでしょう。また、 オープン記念して渋谷店、イオンモール常滑店で「サーモンと野菜のスープ バゲット付き(1,180円)」が期間限定で登場します。脂ののったサーモンと野菜の旨味が染みたクリーミーなスープは、寒い季節体を芯から温めてくれます。日本初のハラル認証を受けたアメリカンシーフードチェーンレストラン「The Manhattan FISH MARKET」は、JR・地下鉄・京王井の頭線「渋谷駅」徒歩12分のところにあります。ベイクド、フライ、ポーチ、フレイム、グリルなど様々な調理法で作り上げられるメニューにも注目してみてください。スポット情報スポット名:The Manhattan FISH MARKET 渋谷店住所:東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビルB1F電話番号:03-6427-7057
2018年02月05日シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に、新キャストとしてケリー・マリー・トランが起用された。「スター・ウォーズ」映画に、アジア系の女優が役名付きで出演するのは初めて。米LAにて取材に応じたケリー本人は「とても興奮している」と語った。■ケリー・マリー・トラン、SW出演の喜びも共有できず…「メールでオーディションについて連絡があったの。『ライアン・ジョンソン監督のタイトル未定プロジェクト』ってね。彼の名前を検索して、すぐに『スター・ウォーズ』の最新作だってわかったわ。合格してから気づいたけど、オーディションの際に配られた資料や台本はすべてニセモノだった(笑)。秘密が漏れるのを防ぐためにね。合格しても、誰にも言えずとても大変だったわ。家族や友人には『トロントで小規模な映画の撮影に入る』とウソを言って、近況報告として、画像検索したトロントの風景をメールしたこともあるの(笑)」。そう無邪気に語るケリーが演じるのは、ローズという名の反乱軍メンバーだ。「メンテナンスとして働く、ごく普通の女性なの。良くも悪くも“ただの人”である彼女が、冒険に巻き込まれ、(ジョン・ボイエガ演じる)フィンと多くの時間を過ごすことになる。どんな活躍をするかは、見てのお楽しみよ(笑)。苦労したこと?やっぱり情報管理の話題になるけど、別のスタジオに移動するときには、黒いローブの着用が義務付けられた。いまの時代、付近でドローンを飛ばして、写真撮影しようとするファンやメディアもいるから」。■アジア系にラテン系…SW新キャストが示す“多様性”多種多様な文化や人種、民族が共存する「スター・ウォーズ」の宇宙は、現実社会に求められる“多様性”の先がけともいえる。特に本作で実現したケリーの起用が、本シリーズに重要な意味をもたらすのは言うまでもない。「それは私も同感ね。興奮しているし、責任やプレッシャーも感じている。子どもの頃、私のような見た目(=アジア系)の女優がSF超大作に出演している姿は、見たことがなかったもの…。『スター・ウォーズ』がすばらしいのは、見た目や肌の色、性別や年齢といったものを超えて、現場にいる全員がフェアで居られること。だからこそ、長年愛されているわけだし、その姿勢がこれからも続くことを願っているわ」。一方、同じく新キャストとして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に出演するのが、アカデミー助演男優賞に輝くベニチオ・デル・トロ。「オファーを受けた理由?『スター・ウォーズ』だから…。それに尽きるよ。前作(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)も楽しんだし、ライアンのオープンな人柄にも惹かれたしね」と語る口調は、さすがの貫録である。■ベニチオ・デル・トロの気になる役柄は?そんなデル・トロが演じるのは、DJという名前のキャラクター…だが、現時点で公式に発表されている情報はこれだけ!「善悪のどちらに立つのか?」という設定面に加えて、本人が素顔で出演するのか、それとも、特殊メイクやモーションキャプチャーを駆使した役柄(前作でいえば、ルピタ・ニョンゴが演じたマズ・カナタ)なのかも不明なのだ。「何を書いたらいいかわからない?君たち記者の仕事は理解しているよ(笑)。ただ、映画が公開されればわかることだし、要はクリスマスの贈り物にラッピングするか、しないかだけのことだからね」。ただし、言葉を交わすなかで、断片的な情報を引き出すことはできた。デル・トロいわく「ハン・ソロの武骨さに、ボバ・フェットやジャバ・ザ・ハットの要素をまぜて、ミキサーにかけた感じかな」。つまり、心に秘めた信念ではなく、目の前の現実(多くの場合、それは金)を優先する利己的なキャラクターなのは確かなようだ。「マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーと共演する機会はなかった」といい、やはり一筋縄ではいかない、危険な香り漂うアウトローなのかも?反乱軍のパイロット、ポー・ダメロンを演じるオスカー・アイザック、昨年公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したディエゴ・ルナら、近年の「スター・ウォーズ」映画では、ラテン系俳優の活躍が目覚ましい。「そして、今回は自分の出番ってわけさ。とても光栄だよ」とにんまり笑顔を見せるデル・トロ。主人公が女性である点も含めて、「いまの時代を象徴していて、とてもクールだと思うよ。『スター・ウォーズ』という巨大フランチャイズがそれを実現させたことも画期的だ」とキャスティングが示す“多様性”に大いに賛同していた。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:Ryo Uchida)
2017年12月07日