『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はシリーズ最長の作品となっているようだ。来月12月15日公開となる同作の上映時間は2時間半となっており、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』よりも26分、これまでシリーズ最長だった2005年公開の『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』よりも10分長いという。最新作で監督と脚本を務めたライアン・ジョンソンはパリで開かれた記者会見で、「この作品を書くにあたって本物の自由を感じたよ。とても自然なものだった。僕にとっては昔の作品を作っているようだった」と話していた。そんなジョンソンだが、同作の撮影開始時には圧倒されたと明かしていた。「(撮影現場で)スロープや廊下を歩いている時、自分が子供の頃に『スター・ウォーズ』のアクションフィギュアで遊んでいた事が急に思い出されたよ。突然こみ上げてくるものがあって、とても幸せだった。急に襲ってくる感覚さ」最新作にはデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、マーク・ハミル、アダム・ドライバーらが続投しているほか、故キャリー・フィッシャーがレイア姫として最後の出演を果たしている。(C)BANG Media International
2017年11月21日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、誰も観たことのない衝撃の物語が繰り広げられる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。本作から、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、レイ役デイジー・リドリー、カイロ・レン役アダム・ドライバー、そしてライアン・ジョンソン監督、ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディという5名の来日が決定!あわせて、 “ルーク”としては実に39年ぶりの来日を果たすマークのメッセージ入り特別映像も到着した。『SW/フォースの覚醒』で“フォースを覚醒させた”レイ、“ダース・ベイダーの意志を継ぐ決意をした”カイロ・レン、そして“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー。前作のラストで、レイがルークにライトセーバーを渡した直後から本作は描かれる。レイは内なる強大なフォースを覚醒させながら、その理由も、使い方もわからずに行き場を失い、カイロ・レンは父ハン・ソロを手にかけてもなお“闇”に落ちきれず、母レイアの命までも奪おうとする。“光”と“闇”の間で揺れ動く2人を待ち受ける衝撃の運命、さらに、姿を現した伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーはこの物語に何をもたらすのか…?このたび来日が決まったデイジーとアダムは、『フォースの覚醒』公開時以来、およそ2年ぶり。なんとマークは、2008年に一度「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」のために来日しているが、映画のプロモーションとしては劇場公開1作目となる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来、39年ぶりの来日。キャスト陣による世界各国のPRツアーが日本からスタートする。ルーク・スカイウォーカー役で世界中を虜にしたマークは、前作『フォースの覚醒』では約30年ぶりにスクリーンに登場。「スター・ウォーズ」シリーズの“象徴”にして、本作でも物語のカギを握る最重要人物だ。また、ライアン・ジョンソン監督は、「スター・ウォーズ」の新たなる3部作の監督と脚本を務めることが発表されたばかり。今後ますます進化していく「スター・ウォーズ」を担っていく存在となるはず。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長も来日し、彼らはレッド・カーペットイベントや特別映像上映会イベントなど、直接日本のファンと交流するほか、記者会見も予定されている。■レイがルークに、ライトセイバーを振り下ろす!?衝撃新映像今回映像には、「日本の皆さん、こんにちは。マーク・ハミルです。『最後のジェダイ』は『フォースの覚醒』のすぐ後の物語を描いています。エキサイティングで素晴らしいこの映画から大きな衝撃を受けるでしょう。東京でお会いするのを楽しみにしています。フォースとともにあらんことを。アリガトウゴザイマス」と、ファンに向けて熱いメッセージが。新映像には、惑星オクトーに隠れていたルークが、ついにミレニアム・ファルコン号に乗り込む姿が映されている。レイ、あるいはチューバッカやポーグとどこかへ向かうのだろうか。そんなミレニアム・ファルコン号が地上から飛び出してくる様子もあり、ルークはレイア(キャリー・フィッシャー)とも合流し、ジェダイとしてカイロ・レンらファースト・オーダーとの戦いに参加するのかもしれない。だが、倒れているルークに対し、ライトセーバーを振りかざす“衝撃”のレイの姿も…。先に公開された日本版予告編では、困惑するレイにカイロ・レンが手を差し出すようなシーンもあったが、レイはダークサイドに落ちてしまうだろうか?光と闇に揺れ動くレイ、まだ迷いの見えるカイロ・レン、そしてルークの運命は?また、“最後のジェダイ”とは誰のことを示すのか。デイジー、アダム、マークの3人が何を語るのかに期待が高まる。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)でルーク・スカイウォーカー役を演じるマーク・ハミルが、レイ役のデイジー・リドリー、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督と共に来日することがこのほど、明らかになった。マークがルークとして来日するの39年ぶりとなる。前作でレイがルークにライトセーバーを渡した衝撃のラストの直後から描かれる最新作。マークはルーク役で世界中を虜にし、前作「フォースの覚醒」では約30年ぶりにルークとしてスクリーンに登場。「スター・ウォーズ」シリーズの“象徴”であり本作でも物語のガキを握る最重要人物だ。映画のプロモーション以外では、2008年に「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」で来日している。前作「フォースの覚醒」でフォースを覚醒させたレイ役のデイジー、ダース・ベイダーの意志を継ぐ決意をしたカイロ・レン役のアダムは、前作のプロモーション以来、2年ぶりの来日。「スター・ウォーズ」の新たなる3部作の監督と脚本を務めることが発表されたライアン監督は、9月の来日からわずか3カ月ほどで再び来日する。そして、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディも来日。彼らはレッド・カーペットイベントや特別映像上映会イベントなど、直接日本のファンと交流する機会があるほか、記者会見も予定している。このたび、マークから日本のファンに向けた特別メッセージと新シーンが見られる特別映像も公開。マークは「日本の皆さん、こんにちは。マーク・ハミルです。『最後のジェダイ』は『フォースの覚醒』のすぐ後の物語を描いています。エキサイティングで素晴らしいこの映画から大きな衝撃を受けるでしょう。東京でお会いするのを楽しみにしています。フォースとともにあらんことを。アリガトウゴザイマス」と熱いメッセージを寄せた。併せて解禁となった新映像では新しいシーンも映されている。惑星オクトーに隠れていたルークだが、ミレニアム・ファルコン号に乗り込む姿があり、レイあるいはチューバッカやポーグとどこかへ向かうのだろうか。そんなミレニアム・ファルコン号が地上から飛び出してくる様子もあり、ルークはレイやレイアらとジェダイとしてカイロ・レンらファースト・オーダーとの戦いに参加するのかもしれない。だが、倒れているルークに対しライトセーバーを振りかざす“衝撃”のレイの姿も…。すでに解禁となっている日本版予告編では、困惑するレイにカイロ・レンが手を差し出すようなシーンもあったが、レイはダークサイドに落ちてしまうのか? 光と闇に揺れ動くレイ、カイロ・レン、そしてルークの運命は? 期待が膨らむ新映像となっている。(C)2017 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2017年11月20日7月に公開され大ヒットを記録した『怪盗グルーのミニオン大脱走』を筆頭に、いま映画界のファッションシーンでは空前のシマシマ“囚人服”ブームが到来中!?悶絶するほど可愛い“激カワ”コーデと、ちょい悪スタイルをキメたい気分に持ってこいの(?)“激ワル”コーデに注目した。“ピンク×パープル”のシマシマがキュート&ラブリー!『パディントン2』世界40か国語以上で翻訳され、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説シリーズを実写映画化した『パディントン』。本国イギリスをはじめ、全世界で328億円を超える大ヒットを記録を記録したその続編『パディントン2』が、2018年1月19日(金)より全国公開される。今回は、大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日に、ロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本をプレゼントしようと、窓ふき掃除など、人生初のアルバイトに励むパディントン。失敗をしても、持ち前の愛嬌で人々に笑顔をふりまき、順調にお金を貯めていくパディントンだったが、ある日、何者かによって飛び出す絵本が盗まれてしまう事件が発生。警察の勘違いにより、無実の罪を被せられてしまったパディトンは逮捕されてしまう!そんな愛らしいパディントンの物語を描いた本作で早くも注目を集めているのが、先日公開され「可愛すぎ!」と話題を呼んだパディントンの“囚人服姿”。映画の中の囚人服といえば、黒と白のボーダーをイメージしがちだが、パディントンが着用するのは淡いピンクにパープルという、女子力高めな(!?)配色。トレードマークの赤い帽子と青いダッフルコートを脱ぎ捨て、パッと見パジャマのような可愛さを放つ囚人服を完璧に着こなすパディントン。そのキュート、かつラブリーな雰囲気漂う囚人服姿はまさに“ぐうかわ”。パディントンのように、仲良しの友だちと“オソロコーデ”で楽しんでみてもアリかも!?王道“モノトーン”でシックな男気溢れる着こなし『ローガン・ラッキー』映画監督から引退していた『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグが新作『ローガン・ラッキー』とともに帰ってきた!本作の主人公は、オーシャンズよりも全然スタイリッシュじゃない、不運続きのジミーとクライドのローガン兄弟(チャニング・テイタム&アダム・ドライヴァー)。彼らは爆弾に関して天才的な技術をもつ囚人ジョー(ダニエル・クレイグ)に協力を仰ぎ、彼を脱獄させ、全米が夢中になる人気カーレース「NASCAR」の開催中にその売上金すべてを金庫から盗み出す、という前代未聞の強盗を計画する。運もツキもないド素人強盗団が仕掛ける強盗計画の鍵を握るのが、口が悪く短気だが、爆弾には人一倍知識を持つジョーだ。ダニエルは、『007』シリーズで見せたスタイリッシュなスーツを脱ぎ捨て、本作では囚人服に身を包み、エキセントリックな爆弾魔を怪演!ブリーチした金髪角刈りに全身タトゥーという大胆イメチェンを図ったダニエルが演じるジョーは、王道の“モノトーン”タイプの囚人服。シンプルなタイプの囚人服は、袖を無造作にロールアップして自慢の筋肉を見せつつ、シックな男気溢れる着こなし方で魅せるのがコツ。ジョーのように腕や指にタトゥーシール貼って、まくり上げた袖からチラ見せしても楽しいかも!?『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月17日実力・人気共に世界のトップを走る俳優マイケル・ファスベンダーの主演作『Trespass Against Us』が、邦題『アウトサイダーズ』として2018年2月10日(土)より日本公開されることが決定。『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーソンと親子役を演じる。本作は、犯罪を生業にするアウトローファミリーの父と息子の衝突を、ヒリつくタッチで描き出すクライム・アクション。一家の後継ぎであり、ドライバーとして犯罪に加わってきたが、足を洗おうとする主人公チャドを演じるのは、『アサシン クリード』『X-MEN』シリーズなどで知られるマイケル・ファスベンダー。最近では、プライベートでフェラーリ・チャレンジに出場したというファスベンダーは、劇中のカーアクションでもほぼ全てのシーンで自ら運転!ファスベンダーの華麗なドライブテクも注目を集めそうだ。また、そんな彼の父親役を務めるのは、『ハリー・ポッター』シリーズの“マッドアイ”・ムーディとして知られ、『パディントン2』や『未来を花束にして』など作品に出演する名優ブレンダン・グリーソン。『アサシン クリード』に続き、ファスベンダーとは2度目の父子役となった。そのほか、『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』のショーン・ハリス、『007 スペクター』「ナイトメア~血塗られた秘密~」のロリー・キニア、『ヒア アフター』のリンゼイ・マーシャル、『ダンケルク』『The Killing of a Sacred Deer』(原題)のバリー・コーガンら、イギリス、アイルランドを代表する実力派俳優たちがずらりと集結しているのも見逃せない。さらに、「ケミカル・ブラザーズ」のトム・ローランズによる音楽にも注目。脚本はアリシア・ヴィキャンデル主演『トゥームレイダー ファースト・ミッション』も手がけるアラステア・シドンズ、監督はドキュメンタリー『ケミカル・ブラザーズ:DON’T THINK』、海外ドラマ「ドクター・フー」などを手がけてきたアダム・スミス。■あらすじ犯罪を生業に、トレイラーハウスの集落に代々暮らすカトラー・ファミリー。ドライバーとして犯罪に加わってきたチャドは、家業から足を洗い、幼い子どもと妻と共に別の場所に移ろうと考えていた。しかし、絶対的な力でコミュニティを支配する父の存在がそれを阻む。ある夜、チャドは父に強制され、州総督の邸宅に強盗に入る。猛スピードで車を走らせ何とか警察から逃げ切るも、その事件を境に、血で結ばれていたはずの父と子の絆は取り返しのつかない方向へと狂い出すーー。『アウトサイダーズ』は2018年2月10日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月16日毎年恒例、「People」誌の「最もセクシーな男性」にブレイク・シェルトン(41)が選ばれた。身長196センチ、ワイルドな容姿のブレイクは日本での知名度はさほど高くないが、アメリカではカントリー歌手として大人気。オーディション番組「ザ・ヴォイス」のアメリカ版で放送当初からマルーン5のアダム・レヴィーンと審査員を務めていることでも有名だ。“悪友”アダムも2013年に同タイトル獲得していることから、ブレイクは「あいつをぎゃふんと言わせるのが楽しみだ」とほくそ笑んでいるという。ブレイクは、「ザ・ヴォイス」で数シーズン共演したグウェン・ステファニーのボーイフレンドとしても知られている。インスタグラムもツイッターも、プロフィール画像がグウェンのクリスマスアルバムのジャケットという夢中っぷり。(ブレイクがグウェンと共作した曲も収録しているため、宣伝でもあるのかもしれない)。「最もセクシーな男性」に選ばれたのがよほどうれしいのか、ブレイクはSNSでセクシーさあふれる(!?)ジョークを連発。「俺が美しいからって、嫌いにならないで」、「しゃっくりが止まらないんだけど…その音がまたセクシーなんだよね」。現在ツイッターでは「#BlakeShelton」、「#SexiestManAlive」などのタグを入力するとブレイクの絵文字が自動的に挿入される。これに対しても「ついに俺の絵文字をゲットだ!」とブレイクは大喜びだ。(Hiromi Kaku)
2017年11月16日ロペ(ROPÉ)、アダム エ ロペ(ADAM ET ROPÉ)、ロペピクニック(ROPÉ PICNIC)の3姉妹ブランドより、3種類のフレグランス「パルファム ロペ」が登場。2017年11月15日(水)より発売される。それぞれ、ロペのルーツである南仏・サントロペにインスピレーションを得た。監修したのは、海外メゾンのフレグランスを多く手がけるフランス南東部グラースの調香師、セリーヌ・エレナだ。ロペの「ビューティフル アティチュード オードトワレ」は、繊細で透明感あふれる香り。ホワイト・ブーケに似た針葉樹をベースに、ミネラルやシトラス、そしてサンダルウッドやアンバーを混ぜ合わせており、柔らかに爽やかに漂う。続いてアダム エ ロペの「モーニング ビュー オードトワレ」は、バンブー・サンダルウッド・ソフトアンバーといったスパイシーなノートと、スズラン・ローズ・ライラックといった透明感あるフローラルノートをミックスした。エレガントさとフレッシュさを感じさせる。そしてロペピクニックの「フレッシュ イエロー ローズ オードトワレ」はナチュラルでフレッシュ、生命力に溢れた香り。“ローズの瑞々しい蕾”をイメージし、フリージア・ペア・ローズ・ジャスミンなどを合わせた。いずれもパッケージには、写真家「小浪次郎」の美しい風景写真をデザイン。さらに、お揃いのディフューザーとキャンドルも同時に発売される。なお、表参道ヒルズのメインエントランスにて11月17日(金)から19日(日)までの3日間限定で、ローンチを記念した限定イベントを開催。3つの香りの世界を体験した人には、香り付きリボンブレスレットがプレゼントされる。【詳細】パルファム ロペ発売日:2017年11月15日(水)価格:・オードトワレ 50mL 各7,000円+税・ディフューザー 100mL 各5,000円+税・キャンドル 210g 各5,000円+税 ※燃焼時間は約40~45時間取り扱い:ロペ、アダム エ ロペ、ロペピクニックの店舗、J’aDoRe JUN ONLINE■ローンチイベント日時:11月17日(金)~19日(日)場所:表参道ヒルズ メインエントランス住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
2017年11月10日仰向けやうつぶせ、横向けなど、眠るときの姿勢は人によって様々。「眠るときは、絶対右向き派!」や、「うつぶせになって枕に顔を押し付けないと眠れない……」などなど、どうしても変えられない長年の眠るときの習慣は、誰にでもありますよね。眠りが美容に効果的なのは周知の事実だけど、その効果を最大限に高めるためには、眠るときの姿勢(ポジション)がとても重要なポイントとなることをご存知でしたか?今回は、そんな眠りの美容効果と眠るときの姿勢の関係について詳しくご紹介します。20代~30代の68%の女性が横向きで眠っているNews2U.net眠るときはリラックスしたいから、自分の一番楽な姿勢になるのは当然のこと……。私も子供の頃から仰向けになって眠るのが苦手で、いつも左右どちらかを向いて、枕に片方の頬を押し当てて眠るのが定番でした。実際、2014年に株式会社オークローンマーケティングが行った調査によれば、20代から30代の女性のうち、横向きで寝ている割合は全体の68%以上にものぼることが明らかになっています。折れ線グラフで見ると、特にこの年代の女性が、飛びぬけて横向きのポジションで眠っている割合が多いことも一目瞭然です。やっぱり横向きで眠るのって、一番身体が休まるし、なんだか安心感もある。特にこれから寒くなって来ると、横向けになって身体を丸めながら眠るスタイルから、ますます離れられなくなりますよね。そんな横向きスタイルだけど、実は美容にはNGなワケ日本人の多くの女性が好む横向きスタイルですが、実はエイジングを早めてしまう眠り方として、美容業界からは敬遠されています。スキンケアブランドGARNIGRによると、継続的に毎日顔の一部を枕に押し付けることで、目じりや口元のしわを増加させてしまう結果につながってしまうのだそう。イギリスにある皮膚科Courthouse Clinics(コートハウス・クリニック)のAmanda Wong Powell(アマンダ・ウォン・ポウェル)先生によれば、「年齢を重ねるごとに、私達の顔は左右対称じゃなくなってくる」のだそう。皮膚科に訪れた患者さんの中で、「左の目元や口元のしわ、ほうれい線の数、たるみが右側に比べて顕著だと、『いつも左側を向いて寝ているんだな』ってすぐに分かってしまうのよ」と語るAmanda先生。普段全く意識しないけれど、片方の顔を下にして眠っていると、こんな風にエイジングが出てしまうなんて恐怖です……。思わず鏡へダッシュして確かめてしまいました。しわの増加だけじゃない、ドライ肌の原因にもなる横向きスタイル長年の癖がしわやたるみの増加を招いてしまう横向きスタイルですが、NGな理由はそれだけではありません。コットン性の枕を使っている場合、コットンが肌の水分を吸収してしまうことで、極度のドライ肌を引き起こしてしまうのだとか。さらにロンドンにあるHarley Street Dermatology Clinic(ハーレイストリート・ダーマトロジー・クリニック)のAdam Friedmann(アダム・フライドマン)先生は、「ドライ肌は、既にあるしわやほうれい線をもっと顕著にしてしまう」と主張。「毎日8時間近く肌を密着させている枕には、古くなった角質や肌の分泌物、皮脂汚れがこびりついていて、それがすべて肌の調子に悪影響を与えてしまう」とも。片方の頬にだけ、ぽつりとオトナニキビが出来ていたり、赤く炎症を起こしていたりしたら、もしかしたら横向けで眠っているのが原因?と疑ってみてもいいかもしれませんね。肌は自分が思っている以上に敏感で、外側からの影響を強く受けやすいみたいです。うつぶせ寝は横向け寝よりNG。目元が腫れぼったくなる原因に前出の調査グラフで明らかになったように、うつぶせで眠る人の割合は、20代~30代で8%とほんの少しの割合。とはいえ、うつぶせで眠るデメリットは、横向けで眠るときのそれよりもはるかに多く、今すぐにストップしたほうが無難です。目元の血液の循環が鈍くなり、朝起きたときに目元が腫れぼったくなってしまうだけでなく、オイリー肌の場合には、肌の油が枕に移ってしまうことで、毛穴詰まりが悪化。吹き出物やニキビ、シミを引き起こしてしまうのだそう。大人になって、なかなかお腹を下にして眠っている……という人に出会ったことがありませんが、心当たりがある場合は注意が必要ですね。仰向けスタイルは肌にも身体にも優しいエイジングケアの観点から、多くの専門家は仰向けになって眠る姿勢を支持しています。肌が枕に密着することがないので、衛生的だし、肌に刺激を与えることもない。また、ベッドタイム前につけたクリームや美容液がヨレることなくそのまま肌に浸透してくれるので、一晩中その美容効果を受けられるというのも嬉しいメリットです。さらに、片方の身体に体重すべてがかかってしまうことがないため、身体の歪みやずれも生じにくくなります。ほんの少しのトレーニングで仰向けスタイルが可能に元々横向けで眠るのが定番だった私も、ここ数年は意識してベッドに入った直後から、仰向けで眠ることを実践しています。最初は仰向けになることに抵抗があり、心地悪くて、何度も夜中に横向けのポジションに戻ってしまっていましたが、今ではそのまま朝までぐっすり眠れるようになりました。仰向けスタイルを定着させるコツは、普段から骨盤枕に寝転がって、骨盤の位置をしっかり矯正すること。朝晩、固めの枕を骨盤の辺りに置いて、その上に寝転び、手足を上下に伸ばして思いっきりストレッチ。骨盤をぐりぐりほぐしながら、身体を左右に動かすエクササイズを続けているうちに、仰向けで寝転がることに抵抗がなくなりました。また、どうしても眠っている間に身体が横を向いてしまうというときは、頭から腰の間に枕を数個差し込んで段差を作り、寝返りを打ちにくくするのも効果的でした。冬はついつい身体を丸めながら横を向いて眠りたくなるけれど、エイジングケアを意識するなら、断然仰向けで眠るスタイルにこだわりたい。眠る前に軽くヨガやストレッチをするのもおススメです。是非試してみてくださいね。【参考文献】『Brydie』『Daily mail Australia』
2017年11月09日春夏から注目されていたペールトーンの人気が今季も続行中。シックな色に交ぜるもよし、色の掛け合わせを楽しむもよし。軽やかな色を利かせた、新鮮な秋冬スタイルにトライ!フェミニン&クールの絶妙バランス。ストリートカルチャーをベースにした東京ブランド、『ネオンサイン』が今季よりウィメンズをスタート。Aラインのラップスカートは、ベルトの位置により、さまざまなシルエットに変化。¥42,000(ネオンサインTEL:03・6447・0709)しなやかで美しく、着心地はリラクシー♪ウエストに施したギャザーによる、流れるようなラインと淡いピンクに心惹かれる一着。裾のリボンを絞ればハーレムパンツに早変わり。ジャージー素材で着心地も最高!パンツ¥18,000(フィル ザ ビル/4KTEL:03・5464・9321)モヘアのふわふわ感が色の魅力を引き立てる。目の詰まったモヘアニットのカーディガンは、アウターとしても着られるあたたかさ。カラダを包むゆったり感も、今の気分にマッチ。カーディガン¥54,000(HAKUJI/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)ニット¥11,000(アダム エ ロペ)パンツ¥45,000(フィルメランジェTEL:03・6447・1107)ネックレス¥56,000(グーセンス パリ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店TEL:03・5786・0555)スリッポン¥38,000(ピッピシック/アーバンリサーチ表参道ヒルズ店TEL:03・6721・1683)着こなしを一新する軽やかな足元。柔らかなスエードのミュールは、インソールまでライラックカラー!チャンキーヒールで安定感もばっちり。ソックスと合わせても。ヒール高5cm¥35,000(チェンバー/デミルクス ビームス 新宿TEL:03・5339・9070)肌色に馴染みやすいイエローフレームが◎。カラーフレームに遊び心が漂うサングラスは、人気のアイウェアブランドから。シェイプとメタルパーツはクラシカルなムードで、カジュアルからシックな着こなしまで、幅広くはまる。¥17,000(A.D.S.R./4K)※『anan』2017年11月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・武政ヘア&メイク・草場妙子モデル・リー・モモカ文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年11月08日◼︎ニュアンスカラーなら、プチプラでも上品リッチなコーデを作れる今年もタートルネックが恋しい季節になってきました。オフィスカジュアルだと、ジャケットの下にタートルネックを着てもきちんと感があって、上品にキマりますね。お仕事コーデでおすすめなのはのやはり、ベーシックカラーの黒、ブラウン、ネイビーといったところでしょうか。お辞儀をしても気にならないし、タートルネックは秋冬コーデには欠かせませんね。ベーシックカラーも良いのですが、自分らしさを楽しめる色があると、特別な気分になりそうだと思いませんか?わたしのクローゼットも、タートルネックといえばベーシックカラーだけでした。そこで、今年は自分らしさを出せる色を取り入れたいと思っていました。先日、ふらりと訪れたUNIQLOで5秒で選んだのが「ニュアンスカラー」のタートルニットです。「ニュアンスカラー」とは言葉の通り、「曖昧な色」。ベージュをすこし濁らせた感じの色やグレーをすこしくすませた色など、◯◯色と言い切れない色のことです。ニュアンスカラーの良いところは、・印象に残りすぎない・ベーシックカラーと相性抜群・自分らしさが楽しめること。「あけび色(紫っぽい色)」に近いニュアンスカラーは、上品リッチな雰囲気を作るのに良さそうです。今冬のマイベーシックにすることにしました。◼︎ニュアンスカラーのグラデーションで叶える上品リッチな雰囲気ベーシュ系グラデーションコーデニュアンスカラーニットに、昨年UNIQLOで購入したアンクルパンツを合わせました。トップスとボトムスを同系色でまとめると、縦のラインが作ることができて、スタイルアップ効果もあります。同系色でありながら、同色でないことが、程よいグラデーションを作るコツです。ベージュのパンツと合わせると、ニュアンスカラーのニットがミルクチョコレート色に見えます。パープル系グラデーションコーデアダム エ ロペのニュアンスカラースカートと合わせてコーディネートしました。ボトムスもパープル系のニュアンスカラーなので、フェミニン感のあるコーディネートに抜け感が加わり、甘くなりすぎない雰囲気に仕上げています。さらに、バッグも同系色でコーディネートして、全体のグラデーションを楽しんでみました。こんな日のタイツは黒よりも断然グレー。コーディネート全体がやわらかめに仕上がります。デニムコーデも色でまとめて最後はデニムスタイル。休日ならデニムとタートルネックを組み合わせて、カジュアルコーデを楽しみたいですね。こちらのコーディネートはグラデーションではありませんが、小物類をデニムの色に軸をおいて、全体の色に統一感を作りコーディネートしました。◼︎ニュアンスカラーだからこそ「色の軸」が要ニュアンスカラーはどんなボトムスにも溶け込む、着まわし抜群な色。だからこそ、全体がボヤッと曖昧になってしまうと、コーディネートが素敵になりません。上品リッチに高見えさせるにはコツがあります。それは、「色の軸」をまず最初に考えること。例えば、「ベージュのグラデーションコーデ」の色の軸は白。白は上品リッチな雰囲気に一番ふさわしい色なのでとくにおすすめです。白をポイントにコーディネートを組んでいくことで、全体的にまとまりがあり、ぼんやりしたコーディネートにならずに仕上がります。「パープル系グラデーション」の色の軸はパープル。パープルパンプスで足元の仕上げをすることで、まとまり感を作っています。「デニムコーデ」の色の軸はネイビーとゴールドチェーン。ネイビーで色の統一感を大事にしながらも、ゴールドチェーンを添えるだけで、「上品でエレガント」なコーディネートが叶います。ニュアンスカラーを取り入れる時のコツは、たったひとつ、「色の軸」を先に決めること。色の軸を1色決めてしまえば、ニュアンスカラーがコーディネートの雰囲気を仕上げてくれます。はっきりした色使いのアイテムに少し疲れた、ゆったりしたい、なんて日には、ニュアンスカラーがぴったり。今年のタートルネックは、ニュアンスカラーで自分らしく上品なコーディネートを楽しんで!
2017年11月02日『オーシャンズ11』『エリン・ブロコビッチ』などで知られるスティーヴン・ソダーバーグ監督が、数年前の映画監督引退宣言を撤回して挑んだ最新映画『ローガン・ラッキー』が10月31日(火)、東京国際映画祭で上映され、来日した監督が舞台挨拶に登壇した。監督自身が「『オーシャンズ』シリーズの従兄弟のような作品」と語り、ダニエル・クレイグ、アダム・ドライバー、チャニング・テイタムら『オーシャンズ』に負けずとも劣らぬスターが集結した本作。仕事も家族も失った炭鉱夫・ローガンが、全米最大のカーレース“NASCAR”のレース中に大金を盗み出すという人生の大逆転を懸けた勝負に挑むさまを描き出す。残念ながら、豪華スター俳優軍団の来日はなく、ソダーバーグ監督ひとりの登壇となったが、会場には熱烈なソダーバーグ信者が詰めかけており、監督が登場するや否や、大きな拍手と歓声に包まれる。監督は来日実現への感謝を口にすると共に「東京国際映画祭が30回目を迎えたことに、ハッピーバースデーと祝福を送りたいと思います」と語った。さらに監督は日本のファンを前に「私は日本映画を通じて、初めて日本の文化に触れました。当時、10代でしたが、その魅力に強く引き込まれたのです」と告白。そこから、アメリカ出身の映画評論家で、日本映画を海外に広く紹介し続けた故ドナルド・リチー氏に自ら連絡を取り、日本映画について話を聞いたそうで「西洋の映画のプロットは、何が起こるか?その原因と責任を重視し、日本の伝統ではストーリーは、流れと繋がり、そして関係性を重視する」という彼の言葉を引用。「私はこの言葉に刺激され、キャリアを通じ、(西洋と日本のアプローチの)両者の融合を図るべく努力してきました」と語る。さらに、これから日本で初めて本作を鑑賞する観客を前に「重要なのは笑いです。笑いがこの関係性というものを円滑にすると思っています。映画を楽しんでください」と呼びかけた。このまま、ほぼ作品の内容に関する質疑応答もないまま、舞台挨拶は終了。報道陣向けのの写真撮影時には、カメラマンから笑顔をリクエストされると「NO!」と即答するなど、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、アル・パチーノといった個性派、実力派のスターたちを現場で指揮してきただけあって、強烈なパーソナリティをうかがわせた。最後にこれから映画を見る観客に「伝えたいことは?」と挨拶を求められると「時に人生は非常に短く感じるものですし、2時間の映画が非常に長く感じることもあります。今日、この映画の上映が短く感じられることを願っています」と語り、会場は拍手に包まれた。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日ついにフォースを覚醒させたレイと、ダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レン、そして、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの出現で注目を集める『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。劇場公開まで期待が高まる中、日本版ポスターとともに、C-3PO が初めて予告編に登場する日本版本予告が公開された。■「光か、闇か…」赤いローブのレイ、マスクを取ったカイロ・レンの姿が!“STAR WARS”のお馴染みのロゴが初めて赤く縁どられた本作。このたび到着した日本版ポスターも、本作のテーマカラーである“赤”がポスター全体を覆い、“衝撃”の展開を予感させている。また、中央の主人公レイ(デイジー・リドリー)は赤いローブを着ており、左には青いライトセーバーを握りしめた伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)、右には赤い十字のライトセーバーを構え素顔をさらすカイロ・レン(アダム・ドライバー)が佇んでいる。そして目を引くのは、「光か、闇か…」というキャッチコピー。先日解禁された予告編で、フォースに覚醒したレイが「教えて、私はどうすれば?」と戸惑いながら救いを求めたとき、手を差し伸べたのが“闇”を象徴するカイロ・レンであったことに全世界が衝撃を受けたばかりだが、「光か、闇か…」という言葉はレイを指しているのだろうか?一方、前作で実の父ハン・ソロ(ハリソン・フォード)を自らの手で葬ってもなお、“闇”に染まりきれなかったカイロ・レンは、“祖父”ダース・ベイダーへの敬意の象徴でもある自身のマスクを外した素顔の状態で描かれているが、「光か、闇か…」という言葉は、まさかカイロ・レンのことを指している?フォースに翻弄される2人はこのコピーの通り、どんな運命を辿ることになるのか気になるばかり。加えて日本版ポスターには、レイ、カイロ・レン、ルークのほか、レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)をはじめ、大人気ドロイドのBB-8、C-3PO、R2-D2の3体、そしてチューバッカの肩に乗るキュートな新キャラ“ポーグ”の姿、さらにBB-8に似た黒く丸いドロイドも確認でき、オールスターキャラクター登場のビジュアルとなっている。■世界初!C-3POの姿が映る予告編は日本版だけC-3POが初めて登場する『SW/最後のジェダイ』予告編は、この日本版のみ。C-3POといえば、過去すべての「スター・ウォーズ」映画にR2-D2とともに登場しており、数多くのキャラクターたちが登場するシリーズの中でも絶大な人気を誇っている。映像の1分23秒ごろに登場するC-3PO は、“いつも通り”何かに驚いたように振り向いた様子だが、前作『SW/フォースの覚醒』では赤色だった腕が、金色になっていることに注目。さらに、日本版予告編では前作ですっかり“大スター”になったBB-8 のキュートな新シーンが追加、すでに若者を中心に人気沸騰中のポーグや、「必ずファースト・オーダー」を倒すと語るポー・ダメロン、キャプテン・ファズマと戦うフィンら、豪華人気キャラクターが登場。やはり1秒たりとも目が離せない予告編となっている。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日映画業界から引退していた『オーシャンズ』シリーズの鬼才スティーヴン・ソダーバーグが、「今作が撮りたくてまた戻ってきたんだ」と熱く語る新作『ローガン・ラッキー』。第30回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品に選ばれ、『コンテイジョン』以来、6年ぶりとなるソダーバーグ監督の来日も発表された本作には、チャニング・テイタムを始め、ダニエル・クレイグ、ライリー・キーオなど豪華キャスト陣が名を連ねている。今回は、チャニングとともに“ローガン兄弟”を演じるアダム・ドライバーに注目した。アダムといえば、NYに暮らすイマドキ等身大女子を描いた海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」でヒロインのボーイフレンド役を飄々と演じ、日本でも多くの海ドラ女性ファンを虜にすると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではダース・ベイダーを受け継ぐ新たな悪役、カイロ・レンを熱演して大ブレイク!その後も、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙ーサイレンスー』では若き宣教師を、さらにジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』では妻と愛犬を愛す詩人役を好演するなど、大小問わず、さまざまな作品で幅広い役どころを演じ分け、ファンのみならず多くの巨匠からも愛される実力派俳優として着実に進化を遂げている。どんな作品でも、独特の存在感を光らせているアダム。今回演じるのは、イラク戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーのクライド。言葉数少なく、いつもどこかムスッとした表情を浮かべているクライドだが、時には自分の身を挺して作戦に力を貸すような場面も見られ、チャニング演じる兄ジミーには絶大な信頼を寄せている、という役どころ。「GIRLS/ガールズ」や『パターソン』で見せたような、キュートで柔らかな笑顔を封印し、本作では常に真顔で、何を考えているのか分からないような、少々“ミステリアス”な雰囲気を醸し出している。しかも、そんなクライドの佇まいには、なぜか忍び笑いが止まらない。このクライドについて、アダムは「彼はローガン家の“考える人”だよ。彼は昔から兄のジミーを崇拝しているけれど、家族の世話をするのは自分だと思っているんじゃないかな」と分析する。また、本作の舞台となったのは、ウエストバージニア州の田舎町。アダムが演じるにあたり特にこだわっていたというのが、クライドの話し方だったとソダーバーグ監督は語る。「スタッフの中にはウエストバージニアで育った人たちもいたけれど、アダムが話すのを聞いてみんなびっくりしていたよ」と、地元の訛りを完全にマスターしたアダムを大絶賛!さらに“片腕を失ったバーテンダー”という設定もあり、右腕だけでマティーニを作るという、とんでもない技の訓練にも励んだとか。その腕前にも注目だ。12月公開『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では再びカイロ・レンを演じることでも話題のアダム。怒涛の快進撃を続けるカメレオン俳優が、本作ではさらなる演技の幅を見せつける。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月21日◼︎パープルのパンプスで、足元に旬の色を持ってくる夏の終わり頃からずっと探していたパンプス。最近ようやく購入しました。色はもちろんパープル!2018年のトレンドカラーに、薄いラベンダーカラーが予測されているので、春先も履けるかなと先も読みながら購入しました。ただ、選んだのは薄いパープルではなく、とても濃厚なパープル。冬は足元に濃い色を持ってきた方がコーディネートがキマるからです。足元に色アイテムを取り入れるのは難しそう、というご質問をお客様からいただくこともありますが、実は洋服で取り入れるよりも簡単なんです。なぜなら、差し色としてポイント使いができるから。早速コーディネートをご紹介させてください。◼︎パープルのパンプスを差し色にしたコーデオフイスカジュアルコーデを大人上品に艶っぽく仕事の日は紺色や黒のシューズが定番、という方も多いとは思います。オフィスカジュアルを楽しむ日や仕事帰りに気分を上げたい日は、足元にパープルパンプスを取り入れるコーデはいかがでしょうか?いつもの紺色とは違う、大人上品な艶っぽさが楽しめるコーディネートになりますよ。アクセサリーにパールのネックレスを選んで、大人上品な艶っぽさを添えて。イヤリングも着けるなら、華奢なタイプやパールなどを選ぶと、上品な雰囲気がさらに増します。大人デートコーデを上品にかわいらしく膝下丈のミモレスカートは大人デートにおすすめです。サロン アダム エ ロペのスカートとパープルのパンプスで、グラデーションコーデを楽しんでいます。ピンクのパンプスほど甘さがなく、ちょうどよいと感じるのは、やはりパープルのパンプス。大人かわいいといっても無理のない、品のあるコーディネートが叶います。アクセサリーは華奢なゴールドネックレスをプラス。イヤリングも主張しすぎない華奢なアイテムがグッドバランスです。大人カジュアルコーデを上品に自分らしくパープルのパンプスはデニムとの相性抜群(デニムは何にでも合う鉄板アイテムです)。いつもスニーカーで大人カジュアルを楽しんでいる方も、たまにはパープルのパンプスを取り入れるのも良いですよ。ヒールも8センチとなると少し疲れますが、5センチくらいまでなら、オフの日だって履けますよね。アクセサリーは帽子をプラスしてシンプルに。イヤリングやネックレスはあえてゼロ。プラスするなら華奢なブレスレットくらい主張の強くないものが、大人カジュアルスタイルにはおすすめです。◼︎スウェード素材がおすすめわたしは紫を選びましたが、水色、青、緑など好みの色をシューズで取り入れることでコーディネートが決まります。明るい色を上品な雰囲気で取り入れるときは、スウェード素材がおすすめです。ベルベッドやファー付きも悪くはありませんが、足元の主張がかなり強くなるため、バランスを見るとよいです。スウェード素材は、秋冬ファッションに取り入れるとそれだけで秋冬感を楽しめて、上品に高見えさせてくれるので、わたしは必ず身につけています。今回ご紹介したパンプスはRe:EDITのもの。ネット通販で購入できて、U3000円という手頃な価格も魅力。本革のパンプスが履き心地も良く、ベストではありますが、旬のカラーアイテムだからこそ合皮パンプスでリーズナブルに。まずはカラーを楽しむ作戦です。今秋はパープルのパンプスで、旬の色を楽しみませんか?
2017年10月20日『美女と野獣』で大ブレイクした英国美男ダン・スティーヴンス。人気女優アン・ハサウェイがまさかの“ダメウーマン”を演じる『シンクロナイズドモンスター』では、彼女の彼氏役を演じている。10月10日には35歳の誕生日を迎えたばかり、いまノリにノッているダンの場面写真をシネマカフェが独占入手した。本作は、怪獣バトルとダメウーマンの成長という対極にある物語が、見事にシンクロしたセカイ系バトル・エンターテインメント!アンがこれまでのイメージを覆すかのように、憧れのニューヨークで働いていたものの、失業して酒浸りになり、同棲相手から家を追い出されるダメウーマン、グロリアを演じていることでも話題。その同棲中の彼氏ティムを演じているのが、ダンだ。『美女と野獣』ではエマ・ワトソン演じるベルと恋に落ちる野獣役を演じ、ここ日本でも大ブレイク。2004年、TV映画「フランケンシュタイン」でデビューしたダンは、舞台でも高い評価を受けながらジェーン・オースティン原作「分別と多感」などのTVドラマ出演を経て、ゴールデン・グローブ賞を受賞したドラマ「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役として一躍知名度を上げた。その後、『ブレアウィッチ』のアダム・ウィンガード監督の『ザ・ゲスト』主演、大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、アカデミー賞作品賞『スポットライト世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督による『靴職人と魔法のミシン』などで着実にキャリアを積み上げてきた。ダークかつレトロポップな世界観が話題を呼んだ、「X-MEN」初のTVシリーズ「レギオン」でも主演を務めている。そして、不朽のディズニー・アニメーションを完全実写化した『美女と野獣』の野獣役では、その美声を披露するとともに、多くの女性の心をわし掴みに。そんな彼の次なる日本公開作『シンクロナイズドモンスター』では、心優しい野獣役から打って変わって、ニューヨークの高級マンションでリッチな生活を送る完璧な男テイムに。まさにうってつけの役柄といえそうだが、完璧な男ゆえにグロリアの酒グセの悪さに怒鳴ったり、嫌味を言ったりと、きつく当たる。物語が進むにつれてグロリアが女性として成長していく一方、ティムは化けの皮が剥がれていき…。超絶イケメン俳優ダン・スティーヴンス演じる完璧男・ティムの変貌っぷりも、本作の大きな見どころとなっている。『シンクロナイズドモンスター』は11月3日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の物語に続く12月公開の続編『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から、待望の最新映像となる予告編が、先ほど全世界同時解禁された。メガホンをとったライアン・ジョンソン監督が9月に来日し、「完成まであとほんの少し」と報告してくれたばかりの本作。今回の最新予告解禁について、ライアン監督はTwitterでのファンからの問いかけに「もし映画を真っさらな状態で楽しみたいなら、絶対観ないでほしい。でも、予告編はgooooood….(かなりいいよ)」と自信を覗かせながら回答。ファンの期待と想像以上のものが待ち受ける予告編となることを明かしていた。そして10月10日(日本時間)、Twitterのライブ配信番組「#WhatsHappening」にて最新ポスターが公開されたことに続き、4月に公開された特報以来となる約2分半の最新予告編がお披露目!新たな予告映像は、カイロ・レン(アダム・ドライバー)らしき人物の後ろ姿から始まる。「お前と出会った時荒々しく狂う力を感じた」と語るのは、どうやらファーストオーダーの最高指導者スノークの声。カイロ・レンはライトセイバーを手に取るが、彼以上に「特別な“何か”を感じた」との言葉から、場面は一転。ブルーの光を放つライトセイバーを手にしたレイ(デイジー・リドリー)の姿を映し出す。前作のラストで、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)とようやく出会えたレイ。その力は、ルークとの修行により、ますます強力になっている様子だ。だが、“究極の力”を知っていると語るルークは、恐怖の色を見せている。さらに気になるのは、「過去を葬る」とマスクを破壊したカイロ・レンが、「運命に従うしかない」と実の母レイア(キャリー・フィッシャー)の乗る宇宙船を破壊しようとする衝撃の姿…。続いて、チューバッカと新キャラクター“ポーグ”のコンビの雄たけびとともに、激化する戦いの様子が映し出され、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)、フィン(ジョン・ボイエガ)やBB-8らも登場。ラストは、「教えて。私はどうすれば」というレイに、手を差し出すカイロ・レンをとらえている。ともに強大なフォースに翻弄され、“光”と“闇”の間で揺れ動く、まるで鏡のような2人。レイは差し出されたカイロ・レンの手を取り、“闇”に堕ちてしまうのか。衝撃の余韻を残して幕を閉じる予告編に、早くも世界中が熱狂している。また、ティザーポスター同様、シスの特徴であるダークな赤を基調にした最新ポスターでは、ジェダイのマントを被り、こちらを見つめるルーク・スカイウォーカーの下に、主要キャストが勢ぞろい。ブルーのライトセイバーを構えたレイと、赤色を放つ十字型ライトセイバーを手にするカイロ・レン、さらに中央には、ルークと同様、しっかりとこちらを見つめるレイア将軍の姿が!Check out the brand new poster for Star Wars: #TheLastJedi and watch the trailer tonight. pic.twitter.com/A4UGpYqoeW— Star Wars (@starwars) 2017年10月10日レイの下側にはチューバッカ、フィン、新キャラクターのローズ、BB-8、C-3PO、R2-D2。だが、その一方、カイロ・レンの下側には、ファーストオーダーのハックス将軍(ドーナル・グリーソン)とともに、BB-8と瓜二つの謎のドロイドなども映し出されている。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月10日『ナラタージュ』『恋と嘘』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』など、この秋、胸キュン必至の恋愛映画の公開が続く一方、そんな作品たちとは違う意味で“ドキドキハラハラ”できる、スリル満点の話題作も続々と公開される。今回は、そんな怖いもの知らずの女子にオススメしたい、大注目のラインナップをご紹介!「とにかく怖い映画が見たい!」女子にオススメ:『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(11月3日公開)ホラー界の巨匠スティーヴン・キングによる小説を映画化。平和で静かな田舎町で、相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して消息を絶ってしまう。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。そしてついに、ビルと秘密を共有する仲間たちは、“それ”に立ち向かうことを決意する…。「今世紀最恐のトラウマ映画」と称され、エキストラ役の子どもたちがピエロ役のビル・スカルスガルドを本気で怖がり、泣いてしまったともいわれる本作。「ホラー大好き!」という強者のアナタも、スクリーンで“それ”を目撃してみては…?“伝説の30年後”にゾクッ「世界観を楽しみたい!」女子にオススメ:『ブレードランナー 2049』(10月27日公開)まるで人間と区別がつかないレプリカントの暴挙を暴く捜査官ブレードランナーを描いた、『ブレードランナー』(’82)の30年後を描いた本作。2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの“K”は、新たに勃発した世界の危機に直面する。Kは、30年前にレプリカントの女性と逃げたきり、行方不明となっていたブレードランナーのリック・デッカードを探し始めるが…。いまもなお多くのファンを抱える伝説的傑作の続編で、新ブレードランナーである“K”を、『ラ・ラ・ランド』での好演が記憶に新しいライアン・ゴズリングが熱演!また、前作の主演ハリソン・フォードも帰ってくる。前作のファンはもちろん、前作を観ていないアナタでも、その圧倒的な世界観やSFアクション、そして待ち受ける“衝撃の真実”に魅了されること間違いなし!ド素人の強奪計画にドキドキハラハラ&ちょっぴり泣ける!?欲張り女子にオススメ:『ローガン・ラッキー』(11月18日公開)映画監督から引退していた『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督復帰第1弾となる本作。第30回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれ、さらに『コンテイジョン』以来、6年振りとなるソダーバーグ監督の来日も決定するなど、いまジワジワと話題を集めている。仕事を失い、別れた妻子と離れて暮らし、失意の人生を送る炭鉱夫ジミー(チャニング・テイタム)と、イラク戦争で片腕を失った元軍人で、冴えないバーテンダーの弟クライド(アダム・ドライバー)の“ローガン兄弟”。不運に見舞われてきた一家の状況を覆すため、全米最大のイベントNASCARのレース中に大金を盗み出すという、前代未聞の強奪計画を企てる。美容師でカーマニアの妹・メリー(ライリー・キーオ)を仲間に加え、さらに、この大胆な犯行を成功させるべく、爆破のプロで服役中の変人ジョー・バング(ダニエル・クレイグ)に協力を仰ぐ。まずは彼を脱獄させ、レース場の金庫を爆破した後、看守が彼の不在に気づかない間に刑務所に戻すという作戦だ。レース当日、強盗事件は成功したかのように思えたが、FBI捜査官の執念深い捜査の手がすぐそこまで追っていた――。ソダーバーグの復帰を祝うかのように、本作には“変人爆破犯”役でキレッキレの怪演を見せ、大胆イメチェンを果たしたダニエル・クレイグを始め、再タッグを組んだ『マジック・マイク』のチャニング・テイタムや、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役のアダム・ドライバー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で注目を集めたライリー・キーオなど豪華キャストが集結。ちょっとクセのある“ローガン兄弟”に、末妹のメリー、技術はあるけど超変わり者の爆弾魔・ジョーなど、一度見たら忘れられないオフビートな登場人物たちが繰り広げるユーモアと、賑やかな音楽、そしてハラハラドキドキ満載な予想外の展開には目が離せなりそう!「これは『オーシャンズ』シリーズの従兄弟版だ」というソダーバーグ監督の言葉通り、ド素人集団による強奪作戦が繰り広げられながらも、その裏で描かれる兄弟愛や家族愛、初々しいロマンスなどの人間ドラマには、時に笑い、最後にはホロッとさせられ、観終えたあとにはきっと、温かい気持ちになれるはず。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2017年10月09日繊細な刺繍にチュール、ファー、フリル、ワンピース…と女子のココロを刺激するアイテムが続々登場!甘さとモードがミックスされた、今のロマンティックを堪能して。普段のコーディネートにもうひと工夫ほしいときに。ボリューミーなフェザーが目を惹く、エレガントなブローチ。ひもがついていて、洋服につけるのはもちろん、頭や首元に飾るなど、多彩なスタイリングができるのも魅力。¥17,000(インドレス/アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)スパンコール使いや細やかな刺繍に夢中。ビンテージライクなデザインで、キーカラーとなる鮮やかなピンクとイエローの組み合わせが印象的。複数の素材を使用したていねいな作りのバッグ。W20×H13.5×マチ3.5cm ¥5,546(ザラ/ザラ・ジャパン TEL:03・6415・8061)まとうだけで主役決定のイット・ワンピース。ビビッドカラーのカシュクール型ドレス。ウエストからスカートの裾へと続く豊かなドレープラインは、動くと優雅な広がりを見せる。付属のベルトは取り外し可能で、ボタンを外してガウンとして着ると、また違った印象に。ラズベリーカラーワンピース¥39,000(ヴェルニカ./ヴェルニカ ルーム TEL:03・6323・9908)スエードパンプス¥29,000(デ・プレ/F/デ・プレ 丸の内店 TEL:0120・983・533)リボンとドット模様でモード感をひとさじ。今季、大ブームのチュール素材のシャツ。肌に溶ける淡いピンク色と黒ドットの組み合わせがモダン。下にはベアトップなどを合わせて。¥49,000(イサ アーフェン/インターナショナルギャラリー ビームス TEL:03・3470・3925)ベアトップはスタイリスト私物※『anan』2017年10月11日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・Nagisa(W)モデル・芽生文・重信 綾(by anan編集部)
2017年10月08日©YUMIMOROTOこんにちは、諸戸佑美です。紅葉が少しづつ色づき始め、秋めいてまいりましたね。『DRESS』”シネマの時間”第15回は、「芸術の秋特集」第2弾!ロダン没後100年を記念し、パリ・ロダン美術館全面協力のもと『ポネット』(96)、『ラ・ピラート』(84)の名匠ジャック・ドワイヨンが、ロダンの愛と苦悩に満ちた半生を忠実に描いたフランス映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』をお送りします!日本各地の美術館にも多くの収蔵作品があり、鑑賞できる機会の多いロダンは、日本でも絶大なる人気を誇る彫刻家です。そのロダンには『ティエリー・トグルドーの憂鬱』(15) でカンヌ国際映画祭、セザール賞の主演男優賞をW受賞したフランスきっての演技派ヴァンサン・ランドンが抜擢!ロダンを演じるために8カ月間彫刻とデッサンに没頭しロダンの魂までも演じきり、「ロダンの送った生涯は、創作活動に打ち込んだ一日のようなものだ。彼として生きた時間は、僕の人生を美しく彩った」と語っています。また、ロダンの助手であり愛人のカミーユには、“ジャニス・ジョプリンの再来”と呼ばれる『サンバ』のイジア・イジュランが生き生きとした等身大の人物像を好演。本作は、2017年カンヌ国際映画祭のコンペティション作品部門にてお披露目され、話題となっています。私自身、ロダンってこんなに芸術家としてバイタリティー溢れ魅力的な人だったんだと作品を観る目が変わりました。ロダンは、長い下積み時代を経て30代後半にようやく名を成した後も、当時のサロンや批評家、世間の無理解の視線にさらされ、苦悩し続けた彫刻家でした。創作の姿勢には妥協がなく、習作の上に習作を重ね、数千点ともいわれる作品を創りました。世界中の美術館や屋外空間に所蔵・設置される作品からは、強い精神力とセンスに感服します。また、妻や愛人以外にも数多くの美しいモデルたちに大変モテた男性でもありました。「創った。愛した。それが人生だった」ぜひ、この機会にお楽しみいただければ幸いです!■映画『ロダンカミーユと永遠のアトリエ』あらすじ――本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作!近代彫刻の巨匠、ロダンの愛と苦悩に満ちた半生を描く1880年パリ。彫刻家オーギュスト・ロダンは40歳にしてようやく国から注文を受けます。そのとき制作したのが、後に「接吻」や「考える人」と並び彼の代表作となる「地獄の門」でした。その頃、内妻ローズと暮らしていたオーギュストは、弟子入りを願う若いカミーユ・クローデルと出会います。才能溢れるカミーユに魅せられた彼は、すぐに彼女を自分の助手とし、そして愛人としました。その後10年に渡って、ふたりは情熱的に愛し合い、お互いを尊敬しつつも複雑な関係が続きます。ふたりの関係が破局を迎えると、ロダンは創作活動にのめり込んでいきます。感覚的欲望を呼び起こす彼の作品には賛否両論が巻き起こり、バルザック像はロダンの存命中には酷評を受けたものの、今日世界的に“近代彫刻の父”という確固たる評価を得るようになるのです。波乱に満ちたロダンの愛と苦悩の生涯とは――。■名匠ジャック・ドワイヨン監督マスコミ公開インタビューより監督・脚本:ジャック・ドワイヨンJacques Doillon1944年フランス、パリ生まれ。日本では『ポネット』(96)が大ヒットした名匠。初長編『頭の中に指』(74)でフランソワ・トリュフォーから賛辞を受け、『あばずれ女』(79)でカンヌ映画祭ヤング・シネマ賞を受賞。『放蕩娘』(81)で主演のJ・バーキンと結婚、ルー・ドワイヨンをもうけた。その他の代表作に『小さな赤いビー玉 』(75)、『ラ・ピラート』(84)、『ピストルと少年』(90)など。映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』マスコミ試写会では、ジャック・ドワイヨン監督のお話を伺う機会があり、そこで印象に残った言葉をご紹介します。ロダンの作品を創ろうと思った最初のきっかけは、もともとロダンの作品が好きで人物が好きだったからです。ロダンは、貧困の出身で、3回美術学校を受験するも落ちて、独学で偉大な彫刻家になっています。ドラマチックな生涯を映像にしたら面白いと思いました。今まであまり映画になっていないのが不思議なくらいです。最初は、ドキュメンタリー映画にしようと思っていましたが、史実に忠実ながらも自分の気に入ったものになるようフィクション映画にしました。ロダンの魂を取り出して蘇らせるようにしたかった。制作においては、主観でないものにしたかったので、先ずは6〜8カ月の間、ありとあらゆるロダンの文献調査をして、3〜4カ月で脚本を書きました。パリ、ロダン美術館の全面協力のもと映画を創り上げました。当時のアトリエの様子を臨場感をもって描き出し、ひとりの芸術家のドラマとして傑作がいかに創造されたか、ミルボーやセザンヌやモネ、ゾラなどの当時の芸術家達との交流も見どころです。ロダンは何度も習作を繰り返し時間をかけ、ひとつの作品を創作します。私自身も映画を撮る際にテイクを何十回も繰り返し、自分の納得するシーンを見つけていきます。俳優と一緒に最良なシーンを追求するのです。そういうところに大変共鳴します。■近代彫刻の父オーギュスト・ロダン(1840〜1917年)について1840年11月12日、パリ警視庁下級官吏の子として誕生。少年時代から絵画の才能を認められていましたが、エコール・デ・ボザールの試験に3回失敗し、以後、建築装飾の職人となり働きながら次の道を模索します。そしてロダンは、動物彫刻の大家であったカリエ=ベルーズのもとへ弟子入りします。24歳のときには生涯の妻となる裁縫職人のローズと出会い、長男オーギュスト・ブーレ・ロダンをもうけています。生活費を節約して貯蓄を続けていたロダンは、ローズを連れて念願のイタリアを旅行し、ドナテッロやミケランジェロの彫刻に影響を受け、自己の道を見出すようになるのです。帰国後まもなく、サロンに初入選した作品「青銅時代」を制作し、翌年ブリュッセル、パリで展示。その像は、人体から直接型取りしたと間違って告発されるほど、写実的でした。この写実性は「歩く人」「洗礼者ヨハネ」と続くのです。1880年、フランス政府から、パリ装飾美術館の表門の依頼をされ、「地獄の門」の制作にとりかかります。その頃、助手にカミーユを迎え、この「地獄の門」から、個々の像を再制作。「考える人」「接吻」のような強い情熱的な作品を、ブロンズや大理石や他の素材を使って、さまざまなサイズで生み出しています。1889年には「カレーの市民」、1898年「バルザック記念像」を制作。ロダンは、創作にあたり伝統を打ち破り、モデルの内面までも洞察した心の動きを表現しました。印象主義的、象徴主義的な時代精神を追求し、彫刻に新しい革命をもたらした”近代彫刻の父"と呼ばれるようになったのです。■日本でもロダンの彫刻を数多く目にすることができる「考える人」「地獄の門」、「アダム」と「エヴァ」「カレーの市民」世界的な彫刻家としてあまりに有名な、フランスの彫刻家、オーギュスト・ロダン。日本においても非常に人気があり、東京上野の国立西洋美術館をはじめとして、全国の美術館を中心に多数の作品が設置されています。国立西洋美術館の前庭にあるロダンの彫刻は、「考える人」「地獄の門」「カレーの市民」「アダム」「エヴァ」の代表作と言われる5作品。アントワーヌ・ブールデルの「弓をひくヘラクレス」もあります。前庭は観覧券がなくても無料で自由に入場できるので、気軽に素晴しい作品に会いに訪れたいものですね。ちなみにロダンの「考える人」は、もともとは「地獄の門」という作品の一部で、後で独立して制作された拡大作。「地獄の門」は、ダンテの「神曲」に登場する地獄の門をテーマに制作された作品です。その「地獄の門」の両脇にある「アダム」と「エヴァ」のふたつの像は、ロダンが地獄の門の構想過程で、人類の祖であり人間の業苦の根源である原罪を犯した、アダムとエヴァを門の両脇に立てる着想を得て創られました。また、「カレーの市民」は、百年戦争の最中、イングランド軍に包囲され餓死寸前になっていたフランスのカレー市民を救うために志願して適地に赴いた英雄ユスターシュ・ド・サン・ピエールがテーマとなっています。オーギュスト・ロダンの作品は、前庭の5点に加えて、館内の常設展ゾーンにも7点展示されていますが、同館の版画素描展示室にて2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)、地獄の門への道 ロダン素描集「アルバム・フナイユ」も開催予定です!▶合わせて芸術の秋をご堪能ください。■映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』作品紹介原題:Rodin監督:ジャック・ドワイヨン製作:クリスティーナ・ラーセン、チャールズ・コーエン、パトリック・キネ脚本:ジャック・ドワイヨン撮影:クリストフ・ボーカルヌ編集:フレデリック・フィシェ美術:カティア・ビシェコフ衣装:パスカリーヌ・シャパンヌ音楽:フィリップ・サルド製作国:フランス製作年:2017年映倫区分:PG12フランス語/カラー/シネスコ配給:松竹=コムストック・グループ上映時間:120分© Les Films du Lendemain / Shanna Besson■映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』キャストヴァンサン・ランドン=オーギュスト・ロダンイジア・イジュラン=カミーユ・クローデルセヴリーヌ・カネル=ローズ・ブーレベルナール・ヴェルレー=ヴィクトル・ユゴーアンデルシェ・ダニエルセン・リー=ライナー・マリナ・リルケアルチュール・ノジシェル=ポール・セザンヌロラン・ポルトルノー=オクターヴ・ミルノーオリヴィエ・カディオ=クロード・モネ
2017年10月07日先日、レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督がアメリカの第26代大統領、セオドア・ルーズベルトの伝記映画を撮ることになったと報じられた。1901年、42歳の若さで大統領に就任したルーズベルトをレオとスコセッシ監督のコンビはこれで長編6作目になる。この2人を筆頭に、何度も繰り返しタッグを組む俳優と監督のコンビは、互いへの信頼の厚さもあってか、数々の名作、野心作を世間に送り出してきた。レオナルド・ディカプリオ×マーティン・スコセッシ監督2002年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』に始まり、『アビエイター』(04)、『ディパーテッド』(06)、『シャッター・アイランド』(09)、と2000年代に撮ったスコセッシ監督の劇映画はほぼレオ主演。『ディパーテッド』はアカデミー賞作品賞、監督賞など4冠を果たした。コンビ作はその後も『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)、マカオのカジノ・リゾートのプロモーション用の短編作『オーディション』(15)がある。後者では、もう1人の監督との名コンビ俳優の大先輩、ロバート・デ・ニーロと共演した。ロバート・デ・ニーロ×マーティン・スコセッシ監督実はレオよりも多くの作品で組んできたのがデ・ニーロ。1973年の『ミーン・ストリート』から、映画史に残る名作『タクシードライバー』(76)、体重を極端に増減する役作りから「デ・ニーロ・アプローチ」という言葉も生んだ、アカデミー賞主演男優賞受賞作『レイジング・ブル』(80)、『ニューヨーク・ニューヨーク』(77)、『キング・オブ・コメディ』(83)、『グッドフェローズ』(90)、『恐怖の岬』のリメイク『ケープ・フィアー』(91)など、ドラマ、犯罪サスペンス、コメディと多様なジャンルに挑戦した。1995年の『カジノ』を最後に、しばらく途絶えていたコラボレーションは2015年『オーディション』で復活。レオと2人で監督の最新作の主演を競う役をコミカルに演じ、現在は久しぶりのコンビ作でNetflix製作の映画『The Irishman』(原題)を撮影中だ。スコセッシ×デ・ニーロ×ディカプリオには、2017年4月に出版されたノンフィクション「Killers Of The Flower Moon: The Osage Murders And The Birth Of The FBI」(原題)の長編映画化で組むという話もある。ジョニー・デップ×ティム・バートン監督バートン監督が大ヒット作『バットマン』(89)の次に撮った1990年『シザーハンズ』で組んで以来、『ダーク・シャドウ』(12)まで8本の映画を撮ってきた。人気アイドルだったジョニーは、白塗りで傷だらけのエドワード・シザーハンズ役で新境地を開拓。その後は単なる二枚目ではなく、風変わりなキャラに挑戦し続けた。『エド・ウッド』(94)や『スリーピー・ホロウ』(99)を経て、『チャーリーとチョコレート工場』(05)から立て続けにバートン作品に出演。『アリス・イン・ワンダーランド』(10)や『ダーク・シャドウ』など、メイクや衣裳に凝りまくった役作りも話題を呼んだ。クリスチャン・ベイル×クリストファー・ノーラン監督『バットマンビギンズ』(05)に始まるシリーズ3本、『プレステージ』(06)でも主演を務めたクリスチャンは、ほかにもデヴィッド・O・ラッセル、テレンス・マリック、アダム・マッケイなど多くの監督の作品に複数回出演、ラッセル監督の『ザ・ファイター』(10)でアカデミー助演男優賞を受賞した。ノーラン監督もトム・ハーディ、マイケル・ケイン、キリアン・マーフィなど、同じ俳優の起用を好み、1作ごとにお気に入りが増えている状態。ケインはノーラン監督から「あなたは僕の幸運のお守りだ」と言われことを「Metro News」で2012年に語っている。ライアン・ゴズリング×ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ドライヴ』(11)『オンリー・ゴッド』(13)に主演したライアンについてレフン監督は「僕たちは創造的結婚をした。僕が母親で彼が父親になって、この子(『ドライヴ』)に命を与えた」と2011年、同作を出品したカンヌ国際映画祭で語っている。マット・デイモン&スティーヴン・ソダーバーグ監督『オーシャンズ11』(01)で初顔合わせをした2人は同作の続編『オーシャンズ12』(04)『オーシャンズ13』(07)に出演、さらに『インフォーマント!』(09)や『恋するリベラーチェ』(13)にも登場。『コンテイジョン』(11)『チェ 39歳 別れの手紙』(08)など、主演ではなくカメオ出演に近いものまで含めて7本に出演している。ジョージ・クルーニー×スティーヴン・ソダーバーグ監督マットに次ぐ6本に出演しているのはジョージ。『アウト・オブ・サイト』(98)に主演し、次に組んだ『オーシャンズ11』(01)が大ヒット。続編2本や『さらば、ベルリン』(06)でも組んだ。ジョージの監督作『グッドナイト&グッドラック』(05)ではソダーバーグ監督が製作し、監督と俳優に留まらない協力関係を築いている。ジョージはコーエン兄弟監督とも相性が良く、『オー・ブラザー!』(01)『ディボース・ショウ』(03)『バーン・アフター・リーディング』(08)、『ヘイル、シーザー!』(16)に出演している。今年のヴェネチア映画祭に出品したジョージの監督作『Suburbicon』(原題)はコーエン兄弟が脚本を手がけ、マット・デイモンが主演。ペネロペ・クルス×ペドロ・アルモドバル監督ハリウッドで活躍しながら、ペネロペが母国スペインで出演し続けたのが、アルモドバル監督の映画。10代の頃、監督の『アタメ』を見て女優を志したという。『ライブ・フレッシュ』(97)『オール・アバウト・マイ・マザー』(98)『ボルベール〈帰郷〉』(06)ではスペインのアカデミー賞に当たるゴヤ賞主演女優賞を受賞。『抱擁のかけら』(09)、国際線機内が舞台のドタバタ・コメディ『アイム・ソー・エキサイテッド!』(13)にも出演。彼女監督を師と呼び、彼はペネロペを“ミューズ”と呼んでいる。クリステン・スチュワート×オリヴィエ・アサイヤス監督私生活のゴシップの影響に悩まされていたクリステンは、フランスのアサイヤス監督のもと、ジュリエット・ビノシュ演じる大女優のアシスタントという役柄で『アクトレス~女たちの舞台』(14)に出演、好評を得た。監督の次作『パーソナル・ショッパー』にも主演。どちらもセレブの孤独な内面を知る彼女ならではの名演を見せた。(text:Yuki Tominaga)
2017年10月06日トレンド感と個性を兼ね備えた、優秀アイテムが続々!手に入れるなら今、の限定別注アイテムも。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします。見慣れたデザインに意外なツイストを加えて。サイドライン入りのジャージースカートは前後にボックスタックを施し、フェミニンなシルエットに。ウエストはゴム仕様で着心地快適。ネイビーも。¥9,500(レイ ビームス/ビームス ウィメン 渋谷TEL:03・3780・5501)即上級スタイルが叶うコーディネートいらずの一着。装飾的なレースとミニマムなキャミソール。異素材の重なりが新鮮な表情を生むレイヤードドレスは、挿絵画家のハリー・クラークの作品から着想を得た『ロキト』の新作。¥58,000(アルピニスムTEL:03・6416・8845)SNSで人気に火がついたトルコ発の注目バッグブランド。ボックス型ショルダーバッグはブランドのアイコンモデル。ダスティカラーのコンビが装いの差し色になり、旬を演出。W17×H20×マチ6cm¥55,000(マヌ アトリエ/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フランスの高級生地メーカーのファブリックを使用。シャツや薄手ニットに合わせたい、グレンチェックのキャミソール。キャリーマン社の別注生地を使用しており、なめらかな質感が魅力。¥11,000(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンターTEL:0120・298・133)ショップのコンセプトを大胆に刺繍した限定シューズ。ロゴが目を引くベロアのオペラシューズは、『ユナイテッドアローズ 原宿本店』リニューアル記念の別注アイテム。ヒール高2cm¥67,000(スタブス & ウートン/ユナイテッドアローズ 原宿本店TEL:03・3479・8180)※『anan』2017年10月4日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月30日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、2018年春夏メンズ&ウィメンズ合同ショーをミラノ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月23日(土)に開催。会場となったPalazzo Archintoは、1830年から1847年までの間、旧宅として使用されていた場所である。今シーズンのキーワードは、ずばりカラー。現在観光地となっている英国のケドレストン・ホールや、いくつもの宮殿を手掛けたスコットランドの建築家ロバート・アダムがインスピレーションになったとトーマス・マイヤーは語る。ランウェイには、くすみのあるグリーン、ピンク、パープルといったニュアンスカラーが並び、鮮烈なレッドが交わると引き締まった表情に変化する。パレットに反映して、今季はメンズ・ウィメンズ共に楽し気な印象だ。ウィメンズはとにかくデコレーションが多かった。パイソンのドレスにはハトメが飾られ、ワンピースにはフリンジ、透明のラウンド型パーツをたっぷりと。レングスは短めが主流で、パンツもワンピースもどれもミニ丈である。メンズとペアで提案されたのは、プルオーバーのアウターとレインコート。ビニルのような光沢素材で仕上げた、フード付きジャンパーも提案されている。メンズのジャケットスタイルも、これに伴いカジュアルに。スエード、アンティーク調のサテンなどのトレンチコートやブルゾンは、オーバーサイズでスポーツウェアさながらの軽やかな着心地。サイドラインのパンツやウォッシュドデニム風のトップス、パンツといった、ラフな装いも登場し、アクセサリーにバックパックやスニーカーを選べば、コーディネートはよりフレッシュで晴れやかな仕上がりとなる。
2017年09月24日今年の秋はいつになくハッピーな色が溢れ、装いも明るく!個性豊かな色やデザインのアイテムが続々お目見え。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!5色の華やかなカゴバッグはスタイルの主役になる存在感。丈夫なラタンのバッグは、ころんとしたフォルムが愛らしい。ファーで覆われた内側も女心をくすぐる鍵。W22×H22×D14.5cm ¥21,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 青山店 TEL:03・6447・1869)5色展開の別注ニットは胸元のロゴもポイント!コンパクトなサイズに、オーバー気味のロングスリーブが今の気分!ケーブル編みのざっくり感も鍵。¥16,000(ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン フォー アダム エ ロペ/アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)最新コラボスニーカーのスモーキーピンクに一目惚れ!ライトグレーのシューレースや、2色使用のロゴなど、絶妙なカラーバランスに拍手!ブラックソールが全体の引き締め役に。¥11,000(ニュー バランス×ビームス ボーイ/ビームス ウィメン 渋谷 TEL:03・3780・5501)ミニマルなコーディネートの差し色として活躍する予感。こっくりしたパープルのキャップは、上質なピッグスエードを使用。シンプルに生地と色だけで勝負したデザインだから、大人のおしゃれのハズシに最適。¥17,000(マサカ ハット/RHC ロンハーマン TEL:045・319・6700)※『anan』2017年9月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)(by anan編集部)
2017年09月24日ダニエル・クレイグがぶっ飛んだ悪人を演じることでも話題の『ローガン・ラッキー』から、日本版予告が到着。また、本作が第30回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品として先行上映されることに合わせ、スティーヴン・ソダーバーグ監督の6年ぶりの来日も決定した。本作の主人公は、チャニング・テイタム演じるジミーと、アダム・ドライバー演じるクライドの“ローガン”兄弟。この先祖代々続くローガン一家は、ことごとく運がない。兄のジミーはアメフト界の英雄だったが怪我を機に引退し、弟のクライドはイラク戦争で片腕を失った元軍人だ。このたび到着した予告映像の冒頭では、いまでは炭鉱作業員として働くジミーが、上司から「ここを離れてもらいたい」と告げられる姿が映し出される。仕事をクビになり、妻には逃げられ、人生のどん底に落ちてしまったジミー。そこで、弟クライドと妹・メリー(ライリー・キーオ)に、全米最大のNASCARのレース開催中に売上金を強奪する計画を持ち掛ける。この一発逆転の大チャンスにかけた兄弟が作戦の協力を仰いだのは、“爆弾魔”ジョー・バング。演じているのは早くも話題沸騰中、『007』シリーズのシックな男気あふれる“ジェームズ・ボンド”役でおなじみ、ダニエル・クレイグだ。「俺は、“服役中”なんだぞ」と兄弟の無謀すぎる計画に渋るものの、「俺たちが脱獄させる」というジミーのひと言で、微かにジョーの目の色が変わり…。本作では、これまで演じた役どころとは180度真逆のキャラクターを熱演するクレイグ。ブリーチした金髪に全身タトゥーのぶっ飛んだ悪人を演じ、今回の映像でも、その“クレイジー”な一面を垣間見せている。さらに映像には、爆弾を仕掛けるジョーと、一歩遅れて逃げ出すローガン兄弟、さらにはジョーが収容されている刑務所で巻き起こる乱闘騒ぎの様子もお披露目。そして、「ジミー・ローガンを調べて」と呟くFBI捜査官サラ・グレイソン(ヒラリー・スワンク)の姿もあり、ローガン兄弟に襲い掛かる、さらなる“不運”を予感させるシーンが次々と映し出され、苦笑せずにはいられない!?“世界一不運”なローガン兄弟率いる“史上最低のドリームチーム”は、狙い通り、前代未聞の作戦を成功させ、大金を手に入れることはできるのか!?ド素人の強盗団が仕掛ける計画の行く末に、目が離せそうもない!また、超豪華なキャスト陣をまとめあげたのは、久々に映画界に復帰したソダーバーグ監督。2001年『エリン・ブロコビッチ』、『トラフィック』の2作同時アカデミー賞ノミネート&受賞を果たし、2013年に映画界から引退を表明していたが、4年ぶりの新作は「今作が撮りたくてまた戻ってきたんだ」と語るほどに熱の入った作品になっている。10月25日(水)~11月3日(祝・金)開催の第30回東京国際映画祭では、『コンテイジョン』以来、6年ぶりとなる来日が決定。「ソダーバーグ監督、ここに復活!」といわんばかりに世界中で巻き起こり始めている“ソダーバーグ旋風”が、いよいよ日本にも到来する。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日映画監督から引退していたスティーヴン・ソダーバーグが手掛ける復帰作『ローガン・ラッキー』。チャニング・テイタムとアダム・ドライバーが兄弟役で出演する注目の本作から、この度日本版ポスタービジュアルが到着した。今回公開された日本版ポスターでは、大量の札束の上に寝転ぶチャニングとアダム演じるジミーとクライドのローガン兄弟が。そして、黄色いスポーツカーの上に腰掛ける妹・メリー(ライリー・キーオ)と囚人・ジョー(ダニエル・クレイグ)の姿も映し出されている。そして中でも印象的なのは、ブリーチした金髪&タトゥーで囚人服を身にまとい不敵な笑みを浮かべる、ダニエル・クレイグ演じる爆破のプロで現在服役中のジョー・バング。映画『007』シリーズで見せたジェームズ・ボンドのイメージを一蹴するような、“変人爆破犯”というこれまでにない役どころに挑戦しており、彼のキレッキレな怪演に注目だ。また、本作のムビチケカードが9月16日(土)より発売されることが決定。全米最大のモーターカーイベントNASCARレース中に大金を盗み出すという、前代未聞の強奪計画を描く本作にちなんで、“LOGAN LUCKY”というロゴと共に、大量のドル金があしらわれた“ドル・バッグ”が特典となっている(限定数)。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月15日“フォースが覚醒した”主人公レイをはじめ、お馴染みのメンバーと新たなキャストも登場する最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。このたび、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からルーク・スカイウォーカーの日本語吹き替え版声優を担当してきた島田敏が、本作でも続投決定。昨日から放送されているTVCM で、「ジェダイは滅びる」という衝撃的なルークの台詞を披露している。砂の惑星で育った青年ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、『エピソード4/新たなる希望』、続く『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』という『スター・ウォーズ』伝説が幕を開けた、いわゆる“旧3部作”の主人公。暗黒卿ダース・ベイダーの息子でありながら父と対決し、銀河に平和を取り戻したジェダイの騎士だ。 その後、ジェダイ騎士唯一の生き残りとなったルークは、“なぜか”誰とも関わらず姿を消してしまう――。時は流れ、物語は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』へ。辺境の砂漠の惑星で家族を待ち続ける孤独なヒロイン・レイ(デイジ-・リドリー)は、偶然出会ったドロイドのBB-8やストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)とともに、ダース・ベイダーを崇拝し、赤い十字型のライトセーバーで暗黒面に傾倒するカイロ・レン(アダム・ドライバー)らファースト・オーダーが勢力を増す中を、伝説のジェダイ=ルークを探し求める冒険に巻き込まれていく。彼女がフォースの力に目覚め、カイロ・レンとの死闘を経て孤島に身を潜めていたルーク・スカイウォーカーのもとにたどり着いたラストシーンでは、この“伝説のジェダイ”はひと言も言葉を発しないにも関わらず、その圧倒的な存在感がその後の物語への期待をさらに高めていた。『ジェダイの帰還』から約30年後のルークを再び演じることになった島田さんは、「30年の時を超え、その30年分のルークの重みをしっかりと受け止めながら凛とした思いで演じたいと思います」と意気込みを語り、今回の『最後のジェダイ』に「どんな壮大なストーリーが展開されるのか想像できませんが、きっと“驚きと感動”の連続だと期待しています」と言う。さらに、『帝国の逆襲』で“ルークの父親がダース・ベイダー”という事実を初めて知ったときが、シリーズ1番の衝撃だったという島田さん。「当時は『まさか!!ええーーー!』と仰け反ってしまいましたが、『最後のジェダイ』にはそれ以上の衝撃があるかも知れませんね」と気になるコメント、「多くのファンの皆さまと共に、12月15日の劇場公開をワクワクドキドキしながら待ちたいと思います!」と、シリーズを震撼させる“衝撃的”事実が明らかになるという本作にも、大きな期待を寄せている様子だ。また、『フォースの覚醒』を観て「物語を、人間模様をしっかり紡いでいるなぁと感じました」と語る島田さんは、「レイは謎が多いキャラクターだと思います。親がいなかったり、辺境に住んでいたり、普通の何者でもない存在が、ルークと被る印象があります。『最後のジェダイ』では、壮大な物語の中でレイとルークが紡ぐどのようなドラマが待っているのか」と胸の内を明かし、『最後のジェダイ』では「おそらくルークも活躍するようですが、彼の背負っている運命といったものを繋いでいけるのか、その戦いが待っているのではないかと思います」とコメントする。旧3部作の撮影当時、20代の青年だったルーク役のハミルも現在は65歳。同じ分だけ年を重ね、いまや「ドラゴンボールZ」のブロリーから「ちびまる子ちゃん」のさくら友蔵役まで幅広い作品で活躍する島田さんの30年後のルークの声にも、要注目だ。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日ダスティン・ホフマン、ベン・スティラー、アダム・サンドラー、エマ・トンプソンらが豪華共演し、今年のカンヌ国際映画祭でも話題を呼んだNetflixオリジナル映画『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』(原題『The Meyerowitz Stories(New and Selected)』)が10月13日(金)より配信決定。さらに、この愛すべき家族が登場する特別映像が公開された。本作は、年老いた芸術家の父親ハロルド(ホフマン)のお祝いのために家に帰ってきた3人の兄妹ダニー、マシュー、ジェーンが、彼との関係に折り合いをつけようと悪戦苦闘。彼らが大人になっても大きな影響力を持つ父親との葛藤、そして家族の絆を描いたホームコメディ。監督は、『イカとクジラ』で2005年のサンダンス映画祭で監督賞と脚本賞を受賞し、アカデミー賞脚本賞にもノミネートされ、『フランシス・ハ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などを手がけてきたノア・バームバック。主演は、ダニー役にサンドラー、マシュー役にスティラーというハリウッドのキング・オブ・コメディアンといっても過言ではない2人。この夢の競演は、まさに映画ファン必見。そのほか、舞台作品で活躍するエリザベス・マーヴェル、『美女と野獣』も記憶に新しい名女優エマ・トンプソン、そして父親ハロルド役を演じるのは、映画史に残る名優ダスティン・ホフマンという豪華な顔ぶれ。ハリウッドの大御所キャスト陣と“次世代のウディ・アレン”とも称されるバームバック監督が贈る愛すべき家族の物語は、ポン・ジュノ監督『オクジャ/okja』と共に、今年の第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にNetflixオリジナル作品として初めて正式出品され、世界を賑わせたばかり。誰もが共感できる世代間ギャップが笑いを誘い、家族の愛と厄介さに心温まる、秋にぴったりの物語となりそうだ。『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』は10月13日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年08月30日大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による人気コミックをハリウッドで実写映画化し、Netflixを通じて世界190か国へ同時配信されている『Death Note/デスノート』。このほど、原作の夜神月役に当たる主人公ライト・ターナーを務めたナット・ウルフのキャスティング秘話が明らかとなった。『サプライズ』『ザ・ゲスト』、『ゴジラVSコング』(原題/2020年公開予定)のアダム・ウィンガードが監督を務めた本作。主人公ライト・ターナーを演じているのは、カーラ・デルヴィーニュ共演『ペーパータウン』や全米No.1ヒットになった『きっと、星のせいじゃない。』など青春ラブストーリーに出演し、いまハリウッド期待の若手No.1と注目されているナット・ウルフ。ナットのキャスティングに関してプロデューサーを務めたジェイソン・ホッフスは、「ライトはときに感傷的で脆く、そうかと思えば次の瞬間には残忍にもなれる少年です。ナットにはそんなライトの複雑な内面を表現できると思ったのです。映画の全体を通して、ライトが正義でない行動をとり始めた後も、視聴者は彼の中に人間くささを感じるはずです」と語り、その演技力を絶賛。一方、ナットは脚本を読み、アニメや原作マンガにも目を通し、すぐにそのストーリーに魅了されたという。「発想やテーマがすごく秀逸でしたね。ライトは最初、物事を単純に白か黒かに分けるような性格でしたが、次第に世の中はそんなに簡単にはいかないことを理解していきます。“大いなる力には大いなる責任が伴う”といったようにね。そうすると次第に自分自身のイメージも崩壊してゆく、そんなライトの複雑に変化してゆくキャラクターが大好き」と語り、自身でもお気に入りのキャラクターであることを明かしている。原作の夜神月といえば、容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、そして父親は高級官僚というハイスペックなキャラクターだが、実はナットも、夜神月に勝るとも劣らない高スペック男子。父はジャズピアニストのマイケル・ウルフ、母は女優兼脚本家のポリー・ドライパー。そしてナット自身も子役から活躍し、ニコロデオンの人気番組「ネイキッド・ブラザーズ・バンド」で一躍知られるようになった。そんなナットの出自も、ライト役へのキャスティングにひと役買っていたのかもしれない。Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』は全世界同時配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年08月29日“ゴッド・ファーザー・オブ・パンク”と呼ばれ、カリスマ的な人気を誇るロックンローラー、イギー・ポップ。そして、音楽にこだわりながら独自の世界を作り上げてきた映画監督、ジム・ジャームッシュ。かねてから親交が深かった2人のコラボレーションが実現した、イギー率いる伝説のロックバンド「ザ・ストゥージズ」の歴史を紐解くドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』が9月2日(土)より公開される。このたび、本作についてジャームッシュ監督が語るインタビューが到着した。1967年、ミシガン州アナーバーで結成されたバンド「ザ・ストゥージズ」。過激で危険なフロントマン、イギー・ポップを中心にバンドは活動を始めるが、その型にハマらない音楽はキワモノ扱いされる。だが、そんな彼らにいち早く注目したのは、イギリスで人気絶頂だったデヴィッド・ボウイだった。ボウイに呼び寄せられ、彼らは渡英。その後、たった3枚のアルバムを残し、74年にバンドは解散する――。「セックス・ピストルズ」「ニルヴァーナ」「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」など後の音楽シーンに多大な影響を与え伝説となった「ザ・ストゥージズ」。現在では、パンクやオルタナ・ロックの出発点となったバンドとして再評価され、2010年にはロックの殿堂入り。ロックの歴史のなかで、“最低のバンド”から“最高のバンド”となった稀有な存在だ。ジャームッシュは、1日10時間に及ぶイギーへのインタビューを敢行。メンバーや関係者にも取材を重ね、完成までに8年もの月日を費やした。本作のきっかけは、旧知の友人でもあるイギー自身からの依頼だったという。「僕はイギー・ポップの大ファンだけど、なんといっても『ストゥージズ』の子どもだ。オハイオで育ったストゥージズ・キッド。だからまず『ストゥージズ』ありきなんだ」とジャームッシュ。そのためには「まず、僕は自分の気持ちをある意味ブロックしなければならなかった。僕のヒーローであり、アイドルである人とのコラボレーションであるという考えをね」と語り、彼との距離感についても言及する。そして、でき上がった本作は、通常のドキュメンタリーとはひと味異なり、コラージュのようであり、アニメーションも取り入れた独創的な作品となった。「僕はゴシップやプライベートを掘り起こす類のドキュメンタリーが大嫌いなんだ。無礼だし下品だし、本人を食い物にする、そういうものに興味をかき立てられない。だから。メンバーのプライベートを詮索して明かすようなものにはしたくなかった」とジャームッシュ。「それからコラージュのような映画のスタイルにした理由は、何かしら『ストゥージズ』の音楽に近いものを作りたいと思ったから。ワイルドで、とっ散らかっていて、ファニーでエモーショナルで、強烈で心に刺さるような。そういう映画にすることは決して生易しいことではなかったけれど、ベストを尽くしたつもりだよ」と、自信たっぷり。映画の中には、未発表の映像も数多く含まれている。「『ストゥージズ』に関する素材というのはとても限られたものであり、しかもそれらはファンにとってはすでに馴染みの、よく知られたものばかりだった。だからプロデューサーのカーター・ローガンや、もちろんジム(ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア/イギー・ポップの本名)自身が協力してくれて、いろいろな知人にあたって、あらゆるものをかき集めた。だから、映画には当時のテレビ・コマーシャルやニュース映像や、『ストゥージズ』のたくさんの写真や未発表のフッテージなどが使用されている」と明かす。「それらを編集のアフォンソ・ゴンサルヴェとアダム・カーニッツが巧みに構成してくれたんだ。もっともこれらの権利を得るのにほとんど1年かそれ以上掛かった。だから多くの人の助けを得た、とても複雑な作業だったよ」と、ジャームッシュはどこか誇らしげにふり返っている。『ギミー・デンジャー』は9月2日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月27日近年はTV界で活躍し、映画界から引退していたスティーヴン・ソダーバーグ監督の復帰作となる『ローガン・ラッキー』。8月21日(現地時間)にロンドンプレミアが開催され、兄弟役のチャニング・テイタムとアダム・ドライバーが監督とともに出席した。本作は、彼ら2人をはじめ、ダニエル・クレイグや『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク、『マッドマックス 怒りのデスロード』のライリー・キーオなど、豪華キャストで贈るクライム・エンターテインメント。全米最大のカーレースの裏側で繰り広げられる現金強奪劇ということもあり、会場となったロンドン・レスタースクエアにあるVue シネマ前のレッドカーペットには、大きく映画のタイトルが書かれた黄色いスポーツカーも用意された。主役の1人、兄のジミー・ローガンを演じたのは、『マジック・マイク』のセクシーな肉体美で知られるチャニング。チャニングはグレーのチェックのスリーピース姿で現れ、ファンの歓声を浴びた。弟のクライド・ローガンを演じたのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』カイロ・レン役で知られ、『パターソン』も日本公開されるアダム。189cmのすらりとした長身をピンストライプのスーツに包んで登場し、2人は集まったファンのサインやセルフィに笑顔で応じた。映画の中でローガン兄弟を演じた2人は、カメラの前でもおどけて見せ、アダムがチャニングを後ろから抱きしめるバックハグで写真に納まる姿も。本作が映画監督復帰作となったソダーバーグも、妻のジュールズ・アズナーとともに来場し、ファンの声援に応えていた。映画批評サイト「ロッテントマト」で94%の高評価(8月25日現在)を得た、ソダーバーグ監督注目の復帰第1作。日本公開も楽しみにしていて。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日