アメリカや日本をはじめ世界70か国で1位に輝いた「ザ・チェインスモーカーズ」初のフル・アルバム「メモリーズ…ドゥ ー・ノット・オープン」から、最新ヒット・シングルである「コールドプレイ」とのコラボ曲「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」の世界初となるミュージック・ビデオがこのほど公開。主演には『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューも果たした小松菜奈、そして脚本・監督・プロデュース全てを『君の名は。』の企画・プロデュースをはじめ数々の作品を手掛ける映画プロデューサー・川村元気が担っている。「ザ・チェインスモーカーズ」は、ドリュー・タガートとアレックス・ポールからなる2人組。「ローゼズ feat.ロゼス」「ドント・レット・ミー・ダウン feat.デイヤ」「クローサー feat.ホールジー」など次々と世界的ヒットを連発し大ブレイクし、今年に入り第1弾「パリ」、「コールドプレイ」とのコラボレーションによる最新シングル「サム シング・ジャスト・ライク・ディス」、さらに「クローサー」のロング・ヒットによって、デュオ/グループとして史上3組目となる全米チャート3曲同時トップ10入りを果たし、初のグラミー賞にも輝いた。今回、「コールドプレイ」とのコラボ曲「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」のミュージック・ビデオが完成。スーパーマンやバットマンのようなスーパーヒーローへの夢を描きながらも、そんな才能も取り柄もない少年がある女性に出会い、淡い恋心と憧れを抱き、いつしか人を勇気づけられるヒーローへと成長する物語を、実写とスーパーヒーローの線画アニメーションの融合で描いている。キャラクターデザインは「宇宙兄弟」の小山宙哉、振り付けとダンス・パフォーマンス指導はマドンナの専属ダンサーも努めた世界的ダンス・アーティストのケント・モリ、撮影は『帝一の國』を手掛ける今村圭佑、衣装は『さくらん』『モテキ』を担当した伊賀大介など、それぞれのジャンルのトップクリエイターが集結し制作された。海外アーティストのミュージック・ビデオに出演するのは今回が初となった小松さんは、「緊張したのも難しかったことも、そして楽しかったのもダンス・シーンでした」と撮影をふり返る。また、今回小松さんの相手役で、ミュージック・ビデオにてキレキレのダンスを披露しているのは、一般オーディションで選ばれた小学5年生の桐本幸輝。小松さんは、「幸輝くんの一生懸命さや現場の雰囲気に元気づけられて、楽しくできました」とコメント。また、「川村さんの映像作品に、すごく素敵ですごく好きだなって思う曲のミュージック・ビデオでご一緒できてとても嬉しかったです」と喜びを語っている。川村監督は、「今回は自分が監督することもあり、いろいろなクリエイティブが複雑に絡み合って成立する、新しいミュージック・ビデオの表現を生み出したいと思いました」と明かし、「結果『ストーリー』を『実写の映像美』と『アニメーション』の融合で描きつつ、そこに『ドキュメンタリー的』な緊張感が加わってくる作品にすることを決めました。まず脚本を時間をかけて構築し、撮影や照明やキャラクターデザイン、CG、アニメーション、振り付けに日本屈指のスタッフに集まってもらい、そこにオーディションで出会った芝居経験がゼロの桐本幸輝くんが小松菜奈さんと共演することで信じられない成長を遂げるというドキュメンタリー的な緊張感を加わえていきました。このギリギリのバランスをつくることで、自分にしかできない作品になったかなと思います」と自信を見せ、「なにより小松さんがすごく子ども好きで、2日間という撮影期間内に桐本くんとの距離をどんどん縮めて、彼を立派な俳優にしてくれたことがストーリーの部分に大きく影響してますので、そんな2人の雰囲気も見ていただきたいなと思います」と見どころを語った。デビュー・フル・アルバム「メモリーズ…ドゥー・ノット・オープン」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年05月25日今日も世界中を夢中にさせるディズニー・アニメーション。そんな夢と魔法の世界が、今年お台場にやってきます!約450枚にもなる原画は、ほぼ日本初上陸。ミッキー誕生の瞬間から、最新作「モアナと伝説の海」まで、ディズニー・アニメーションの高度な技術の結集と豊かな想像力に満ち溢れた裏側が今ここに。ウォルト・ディズニーの夢へようこそ。秘密の鍵をにぎる 圧倒的な原画の数々円筒の中を覗き込めば、先ほどまで止まっていた絵が動き出す…そんな、魔法のような体験で幕を開ける本展覧会。手書きの鉛筆の線が、いのちを得たかのように生き生きと躍動を始めます。ミッキーのデビュー作「蒸気船ウィリー」からミッキーの仲間たちの初期の姿、世界初の長編カラーアニメーション「白雪姫」。現在のディズニー・アニメーションの礎を築いた初期作品群には、最高峰の技術と研究がなされていました。そんなディズニー作品の秘密を、約500点にもなる珠玉の原画の数々とともに紐解きましょう。アナ雪 ズートピア、そしてモアナ 魔法の世界はこれからも2013年に公開され、全世界中で異例の大ヒットとなった3DCGアニメーション「アナと雪の女王」や心温まる兄弟愛と激しいロボットアクションが人気を博した「ベイマックス」、そして動物たちが多様性の社会を生きる話題作「ズートピア」など、ディズニー・アニメーションは時代や変化する価値観を反映し、進化を続けてきました。初期のコンセプトアートといった、貴重なバックグラウンドを垣間見ることができるのも魅力のひとつ。知られることのなかった舞台裏は、スタッフの熱い情熱と温かい愛情で満ち溢れています。ぜひその目で確かめて。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法催行期間:2017年04月08日 〜 2017年09月24日住所:東京都江東区青海2丁目3番6号電話番号:03-5777-8600
2017年05月10日不朽の名作『美女と野獣』の実写映画が公開となり、ますます注目を集めるディズニー作品の数々。そんな中、東京・日本科学未来館で『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』が開催されています。今回は、パパ・ママ世代のみならず、3世代にわたって楽しんできたディズニー・アニメーションの歴史を探るべく同展覧会に潜入! 開催に合わせて来日したウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのメアリー・ウォルシュさんにもお話を伺いました!■ディズニーが続けてきた挑戦と、名作たちの振り返り!ミッキーマウスが誕生したのは、1920年代末。それまでの無声映画に音楽を取り入れた、世界初のトーキー・アニメーションとしても知られていますよね。ディズニーのアニメーションにとって音楽や歌は、動く絵にいのちを吹き込む魔法のひとつ。そのアイデアは、『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』といった後のミュージカル作品にも継承されていると言います。ご存知、『白雪姫』(1937年)は、世界初の長編カラーアニメーション映画。約3年の歳月と、莫大な費用を掛けて制作された本作品は大ヒット! これによってアニメ映画はひとつの芸術として評価され、今なお続くディズニー長編アニメーションの第一歩を踏み出しました。1950年代に入ると、『ふしぎの国のアリス』『眠れる森の美女』などの名作が次々に誕生します。特にこの時期、カラフルで独特の色彩が特徴の新進気鋭アーティスト、メアリー・ブレアによってディズニー作品はますます世界観を広げていきました。そして訪れるデジタル革新の時代。『リトル・マーメイド』(1989年)を皮切りに、CGをはじめとした最先端のデジタル技術を取り入れ、デジタルならではの表現を開拓していきます。中でも注目したいのが、『美女と野獣』(1991年)。高い芸術性と娯楽性を兼ね備えた作品として、アニメーション史上初めてアカデミー賞の作品賞にノミネートされた作品です。自分らしくまっすぐに生きる美しきヒロイン・ベルと、外見に囚われ続ける野獣が作り出すドラマチックなストーリーに、青春時代、胸をときめかせたママも多いのでは!?劇中で印象的なダンスシーンでは、初めて3DCGを採用。手描きのキャラクターにコンピューター上で着色し、3DCGで作成した舞踏場と組み合わせる新たなシステムを導入。伝統的な手描きのアニメーションと、自在なカメラワークや特殊効果が可能なコンピューター・グラフィックが融合することで、あれほどまでに印象的なシーンに仕上がっているのだそう。1995年には、世界初のフル3DCG映画『トイ・ストーリー』が登場。よりリアルで、ディズニーらしい魅力的なCG表現を追求し続けることで、大ヒット映画『アナと雪の女王』(2013年)や『ズートピア』(2016年)、そして『モアナと伝説の海』(2017年)へと繋がっていくのです。■子どもと一緒に訪れたい!『ディズニー・アート展』の見どころをチェック!!『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』には、約90年の歴史の中で描かれたディズニー作品のオリジナル原画、スケッチ、コンセプト・アートなど約500点を展示。ミッキーの初主演作『蒸気船ウィリー』(1928年)から最新長編作『モアナと伝説の海』まで、年代を追って展示する日本初の試みなんです!大きなミッキーのアーチをくぐれば、そこはもう夢の世界。ファンタスティックで愉快なディズニー楽曲が流れる会場は、一歩踏み入れるだけで大人も子どももあっという間に魔法にかかってしまいます。数々の名作にいのちが吹き込まれる瞬間を観られるのが、同展のおもしろさ。たとえば美女と野獣のエリアでは、有名なダンスシーンがモニターで流される中、ベルと野獣が制作されていく過程を観ることができます。グレン・キーンが描いたコンセプト・アートは、野獣が映画とは全く異なる顔。劇場公開された野獣の姿を知っている私たちにとって、衝撃的とも言える作品です。細かく指示が書かれた原画も展示され、作品完成までには長い道程があったことを体感できる貴重な機会。実写映画の公開が話題となっていますが、アニメーションならではの素晴らしさを再認識できるエリアになっています。 美しい色彩を間近で観ることができるのも、アート展の魅力! 『アナと雪の女王』エリアなどで披露されている色鮮やかなデジタルのコンセプト・アートは、豊かな発色で観る者を惹き付けます。そして欠かせないのがグッズコーナー。線画をメインとしたグッズが多いのは、アート展ならではと言えそう。ポストカードなどは、アート展に展示されている作品をあしらったもの。展覧会で感じた興奮を、そのまま持ち帰ることができます。会場限定グッズが並ぶ中、ガチャガチャも発見! 中身はマグネットで、こちらも会場限定商品。子どもも大人も満足できる、充実のラインナップは必見です。日本科学未来館 展示企画開発課 課長の内田まほろさんは「なるべくお子さんたちにも観ていただきたいので、展示の高さを少し低めに設定しています。特に新しい作品のエリアは家族で観ている作品ばかりだと思うので、そんな映画が出来ていく過程を楽しんでいただけたら。“お母さんは、このキャラクターが好きだったんだよ”とか、親子での対話にも繋がると思うので、2世代、もしくは3世代できていただきたいと思っています」とニッコリ。子どもでも楽しめるかしら?と心配していたパパ・ママもこれなら安心ですね!「夏休みなどにはお子さんが参加できるようなワークショップなどができればと考えていて、今計画中です」という嬉しい情報も。まさに親子で楽しめる展覧会になりそうです。■メアリー・ウォルシュさんが語る“子どもとアート展”展示作品を所蔵するウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのマネージング・ディレクターであり、本展覧会の企画・制作を手掛けたメアリー・ウォルシュさんにインタビュー。アニメーション作品の魅力と、子どもたちへのおすすめポイントを聞きました!――展覧会について、子ども達に伝えたいことはありますか?「この展覧会は、我々の手掛けている映画同様、年齢を問わず楽しんでいただける内容になっています。来場することで、ひとつの作品ができるまでにはたくさんのアートが描かれ、美術や芸術、そしてアーティストの努力と情熱があってこそということを目の当たりにできます。映画を楽しんでいただいたお子さんはもちろん、芸術・美術に関心があるお子さんにとっては、とてもいい機会だと思います」――『美女と野獣』をはじめ、最近は実写化する作品も増えていますね。「いわゆる古典的な作品をまったく新しい世代に向けて、新しい形で提供するということだと思います。今まで送り出している作品はどれも素晴らしいと思っています」――そんな中、アニメーションにしかない魅力はありますか?「実世界ではなく、アニメーションだからこそできるシーンもたくさんあります。そしてアニメーションは、すべて作り手の芸術的な判断で作られていくものです。ですから『ベイマックス』と『ズートピア』などは似たようなツールを使いながらも、それぞれ世界観がまったく違う作品を作ることができるのです」――技術が進化していく中でも、ディズニー・アニメーション作品が変わらずに守り続けていることはありますか?「現在のアーティストたちも、ウォルト・ディズニーと一緒に仕事をしたアーティストたちも、3つの信念を持っています。それは、説得力のある美しい世界を作ること。心に訴えるような魅力的なキャラクターを描くこと。そして、観たいと思うような素敵なストーリーを作ること。この3つの理想が、ディズニー・アニメーション作品の礎になっています」『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』は、日本未来科学館で9月24日まで開催。その後は、大阪・新潟・宮城を巡回する予定なので、身近な作品にいのちが吹き込まれる瞬間を、親子で覗いてみてはいかがでしょうか。『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』<東京展>日本科学未来館 1F 企画展示ゾーン/9月24日(日)まで/10:00〜17:00(入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで)/休館日・火曜日(ただし、5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館)/ 東京都江東区青海2‐3‐6/大阪、新潟、仙台で巡回公式HP: All Disney artwork © Disney Enterprises Inc.映画『美女と野獣』監督:ビル・コンドン/出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス 原題:Beauty and the Beast 公開日:2017年4月21日(金) 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン© 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年04月21日現在製作中のウェス・アンダーソン監督の最新作『Isle of Dogs』(原題)。日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作のアイデアには、黒澤明監督の名作と伝説のストップモーション・アニメーションが影響を与えているという。このたび、日本のファンに向け、アンダーソン監督本人からその件にまつわるコメントがシネマカフェに到着した。全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)の製作陣が再結集する本作は、2018年に全世界公開予定。全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同じくストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントンほかアンダーソン監督作品常連の豪華俳優たちに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコら多彩な才能が集結する本作は、ただいま絶賛製作中だ。先日、海外ニュースサイト「IndieWire」でのインタビューにおいて、最新作『Isle of Dogs』のアイデアの源泉について語ったアンダーソン監督。アンダーソン監督がまず挙げているのが、60~70年代にTVアニメ(ストップモーション・アニメーション)として一世を風靡した「ランキン・バス クリスマス スペシャル」。日本では「ルドルフ赤鼻のトナカイ」でもお馴染みだ。アーサー・ランキン・Jr.とジュールズ・バスによる「ランキン・バス・プロダクション」のもと、日本の人形アニメの第一人者・持永只仁(MOMプロダクション)が人形製作を手がけた。アンダーソン監督は、この作品を子どものころに夢中で見ていたそうで、「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語っている。そして、もう1つアイデアの源泉として挙げているのが、黒澤明監督。本作を制作にするにあたり、黒澤監督への熱烈なる敬愛を余すことなく表明しているアンダーソン監督は、「新作『Isle of Dogs』は黒澤作品からの影響のほうが(ストップモーション・アニメーションより)大きいかもしれないね」と断言。そこで、今回特別に日本のファンに向け、アンダーソン監督本人にお気に入りの黒澤作品を聞いてみると、「もちろんお答えするよ!挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と、意外にも混沌とした社会を見つめた人間ドラマやサスペンスが並ぶ。また、1つめに挙げた「ランキン・バス・プロダクション」は、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られている。黒澤監督同様、宮崎監督作品にも深い敬意を持っていると常々明かしているアンダーソン監督の日本文化への愛が伝わってくるコメントだ。日本を舞台というだけでなく、日本のエンターテインメントの源流にまで視野に入れた最新作で、どのような世界が展開されるのか期待が膨らむ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日第87回アカデミー賞にて最多となる9部門ノミネート&4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』をはじめ、日本でも絶大な人気を誇るウェス・アンダーソン監督。このほど、その製作陣が再結集し、日本を舞台に贈るストップモーション・アニメ『Isle of Dogs』(原題)の製作開始が発表され、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着した。本作『Isle of Dogs』は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同様、ストップモーション・アニメで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市といった、アンダーソン作品常連の豪華俳優陣がずらり。さらに新たに、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコといった多彩な才能が集結する。知的で型破りな脚本と、それを独特の手法で映像化する才能、そしてユニークな映画作家としてだけでなく、アート映画をビッグヒットに導くことのできる唯一無二の存在であり、全世代において最も才能あるフィルムメーカーの1人であるアンダーソン監督。配給元・FOXサーチライトの共同社長であるナンシー・アトレー氏、スティーヴ・ギルラ氏は「私たちは、ウェス・アンダーソン監督の独創的な創造力から生み出される最新作で、行動を共にすることに興奮を覚えます」とコメント。また今回、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着している。「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは、私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています。願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです」。アンダーソン監督からみた日本とは、いったいどんなものなのか?彼の独創的なイマジネーションが生み出す“誰も見たことがない日本”は、“アニメーション”というカルチャーが台頭する日本において新たな扉を開けることになりそうだ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)は、「スターアニメーション」コレクションの新作を2017年春夏コレクションより展開する。象徴となるのは、クリエイティヴ・ディレクターのリカルド・ティッシが愛する「スター」のモチーフ。メンズ・ウィメンズそれぞれから「スター」モチーフのバッグや小物がラインナップする。メンズラインからは、キャップとバックパック等が展開。並んだホワイト「スター」は、ブラックの上で映えアグレッシブな印象。バックパックのポケット中央で品よく輝く、ブランドロゴもポイントだ。さらに、同デザインのジップカードホルダーも揃う。こちらは外側にクレジットカード等を収納できるスペースも設けられ、機能的。自分へのご褒美としても、また大切な人への贈り物としても喜ばれそう。一方ウィメンズは、人気シリーズ「パンドラ」から大胆にホワイト「スター」をのせたバッグ、ポーチ、ウォレット等が登場する。メンズアイテム同様に、ブラックの下地の上で瞬く「スター」が印象的だ。【アイテム詳細】ジバンシィ バイ リカルド ティッシ「スターアニメーション」発売時期:発売中■メンズ・Cap 46,000円・Classic Iconic 226,000円・Zipped card holder 60,000円■ウィメンズ・Backpack nano 140,000円・Pandora mini 160,000円・Pandora medium pouch 62,000円・Pandora zip around wallet 72,000円・Pandora tri-fold wallet 52,000円 【問い合わせ先】ジバンシィ表参道店TEL:03-3404-0360
2016年12月29日ディオール(Dior)が、6月に発売されたファインジュエリー コレクション「ローズ デ ヴァン(Rose des Vents)」の世界観を表現したアニメーションを公開した。「ローズ デ ヴァン」は、フランス語で風向きをあらわあす風配図を意味するもの。同コレクションでは、旅のシンボルである風配図とムッシュ・ディオールが持ち歩いていたラッキースター、彼がこよなく愛した薔薇を重ね合わせたモチーフの「メダリオン」を使ったジュエリーが展開されている。今回は、同コレクションの世界観を手描きのアニメーションで表現。ディオール ファイン ジュエリーのクリエイターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌによって、水中の旅の中で貴重な海賊の財宝である「メダリオン」を見つけるというストーリーが描かれている。動画引用元: (ディオールオフィシャルYouTube:
2016年12月26日「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が、宮城県美術館で2018年6月16日(日)から9月30日(日)まで開催される。ディズニーアニメの原画やコンセプトアートなど約500点が集結「ディズニー・アート展」は、初期作品だけでなく、現代作品をも網羅した日本では初めての試みであり、展示作品のほとんどが日本初公開。ディズニー・アニメーションの活動の集大成ともいえる展覧会となっている。ミッキーマウスの誕生作となった『蒸気船ウィリー』にはじまり、『白雪姫』、『ダンボ』など初期の作品から『アナと雪の女王』、『ズートピア』、『モアナと伝説の海』に至るまで、約90年にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点が集結する。作品に“いのちが吹き込まれた瞬間”を目撃クリエーターたちが想像力を羽ばたかせスケッチを重ね、また、その時代の最新技術を駆使することでいのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しい。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる、貴重な機会となっている。家族やカップル、あらゆる世代が楽しむことができる本展に、ぜひ足を運んでみて。【開催概要】「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」開催期間:2018年6月16日(日)~9月30日(日)会場:宮城県美術館住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1開館時間:9:30~17:00(観覧券の購入は16:30まで)※7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日、8月6日(月)~8日(水)は19:00まで延長開館休館日:月曜日、7月17日(火)、9月18日(火)、9月25日(火) ※7月16日、8月6日、9月17日、24日は開館観覧料:一般 1,500(1,300)円、学生 1,300(1,100)円、小・中・高校生 750(650)円※()内は前売券及び20名以上の団体料金前売券販売期間:2018年6月15日(金)まで当日券販売期間:2018年6月16日(土)~9月30日(日)販売場所:宮城県美術館、藤崎、仙台三越*、チケットぴあ(Pコード:768-884)、ローソンチケット(Lコード:21628)、セブンチケット、イープラス、ミヤテレチケット、ミヤギテレビ事業部、宮城県庁1階売店*、みやぎ生協共同購入部*、コープふくしま共同購入部*※*は前売券のみ■七夕キャンペーン内容:仙台七夕期間中は、19:00まで開館時間を延長開館。当日先着200名に、オリジナルうちわをプレゼント。対象日:8月6日(月)~8月8日(水)■夏休みキャンペーン内容:7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日に19:00まで延長開館を実施。対象日:7月6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)、31日(金)■ディズニー映画上映会対象日:・7月7日(土)「白雪姫」(1937年・88分)・7月14日(土)「ファンタジア」(1940年・125分)・7月21日(土)「101匹わんちゃん」(1961年・79分)時間:各日とも14:00~上映開始(12:00~整理券配布/13:30~開場)会場:宮城県美術館 講堂(定員300名)参加方法:申込不要(要観覧券)、参加無料※入場時には本展観覧券の提示必要※都合により内容の変更有り。その際は当館ウェブサイトにて発表。
2016年12月08日ディズニー・アニメーションの歴史を紐解く「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が、17年4月8日から9月24日まで東京・江東区にある日本科学未来館1階の企画展示ゾーンにて開催される。クリエイターたちが想像力を羽ばたかせたスケッチに、その時代の最新技術を駆使することで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。同展では“いのちを吹き込む魔法”と題し、これまでに発表されてきたディズニー・アニメーション作品の原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点を展示。ミッキーマウス誕生作となった『蒸気船ウィリー』から、『白雪姫』や『ダンボ』などの初期の作品、『アナと雪の女王』、『ズートピア』、17年3月日本公開予定の最新作『モアナと伝説の海』まで、約1世紀に及ぶディズニーアニメーションの歴史を紐解く。なお、ディズニーが歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチを公開することは非常に珍しく、今回展示されるほとんどの資料が日本初公開。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる貴重な機会となっている。【イベント情報】「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン住所:東京都江東区青海2-3-6会期:17年4月8日~9月24日《蒸気船ウィリー》より1928年(c)Disney Enterprises, Inc.
2016年11月29日9月1日(木)より全国約8,000の郵便局窓口で、郵便局限定グッズ「ピクサー・アニメーション・スタジオコレクション」の販売が開始されました!「トイ・ストーリー」から、最新作「ファインディング・ドリー」まで!1995年に公開された世界初の長編CGアニメーション映画、「トイ・ストーリー」から最新作品の「ファインディング・ドリー」まで、アート性の高い作品を生み出してきた「ピクサー・アニメーション・スタジオ」。数々の傑作を振り返る、特別なコレクションが登場。いよいよ販売開始!郵便局だけでの期間限定販売のため、お申し込みはお早めに!商品内容■ピクサーフレーム切手セット1995年公開の長編作品第一作「トイ・ストーリー」から、最新作「ファインディング・ドリー」までのポストカードを収めた、豪華な内容のフレーム切手セットです。価格:5,500円(送料・消費税込)内容:フレーム切手(52円切手(シールタイプ)×10枚)×1シート:特製ホルダー×1個:特製ポストカード×17枚■ピクサーピンバッジセット公開全作品のピンバッジを額装セットにした、特別限定アイテムです。各作品のキャラクターや「ピクサー」ロゴなどがあしらわれたオリジナルデザインです。限定1,000個の販売で、シリアルナンバー入り。価格:37,500円(税込)内容:ピンバッジ×18個:特製額装フレーム(シリアルナンバー入り)■ピクサー折りたたみコンテナ「トイ・ストーリー」に登場する「ピザ・プラネット」をデザインモチーフとした、限定デザインの折りたたみコンテナです。オリジナルステッカー付き。価格:8,800円(税込)内容:折りたたみコンテナ×1個:オリジナルステッカー×1枚※デザインはイメージのため、実際のものと異なる場合があります。申込み方法全国の郵便局(一部簡易郵便局を除く)の窓口に設置した「カタログ販売申込書」に必要事項を記入の上、代金を添えて窓口に提出。また、「郵便局のネットショップ」でも取扱っています。郵便局のネットショップTOPページ申込み受付け期間郵便局窓口でのお申込み:2016年9月1日(木)~2016年10月12日(水)まで郵便局のネットショップでのお申込み:2016年9月1日(木)~2016年10月14日(金)まで商品の発送■ピクサー・アニメーション・スタジオコレクション⇒2016年12月9日(金)から順次発送※予定数を上回る申込みがあった場合は、発送までに時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。※商品によって、販売個数が限定のものがあります。申込みが限定数に達した場合は販売は終了となります。あらかじめご了承ください。※商品デザイン及び写真はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。※「フレーム切手」は、日本郵便株式会社の登録商標です。商品に関する問い合わせ先株式会社レッグスお客様窓口TEL:0120-434-889(受付時間/10:00~17:00(土・日・祝日除く))
2016年09月26日現在『シン・ゴジラ』が公開中のゴジラシリーズ。そんなゴジラが新たな領域となるアニメーション映画『GODZILLA』の製作が決定した。長谷川博己が主演する『シン・ゴジラ』は、公開20日間で累計観客動員数268万人、累計興行収入38億円を突破し、早くも2014年夏に公開されたハリウッド版第2作目『GODZILLA ゴジラ』の最終興収32億円上回り、さらには8月1日にはシリーズ第1作の『ゴジラ』(1954年)から『シン・ゴジラ』までの国内計29作品の累計観客動員数が1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品で史上初の快挙を達成している。そんな話題が絶えない“ゴジラ”だが、このほど決定したアニメーション映画『GODZILLA』では、これまで29本製作された国産ゴジラ映画や2本製作されたハリウッド映画とも一線を画す、“誰も見たことのないゴジラ”が誕生するという。TVアニメーションとしては、これまでに米国にてハンナ・バーベラ・プロダクションが1978年にアニメ・シリーズ「GODZILLA」を製作・放送、1998年にローランド・エメリッヒ監督によるハリウッド版第1作目「GODZILLA」の続編が「Godzilla: The Series」として製作・放送されていたが、アニメーション映画としては今回が世界初の挑戦となる。今回、新たな“ゴジラ”を創り出すために、日本アニメーション界一級のクリエイターが集結。監督には『名探偵コナン 純黒の悪夢』の静野孔文と、「亜人」の劇場版アニメからTVアニメまで総監督として一貫したクオリティを引き出した、CG作品の名手・瀬下寛之を迎えたW監督体制。そして、ストーリー原案・脚本はTVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」で第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した虚淵玄(ニトロプラス)が担当することも決定。静野監督と瀬下監督は本作について「ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待ください」(静野監督)、「壮大な世界観と人間ドラマを目指します」(瀬下監督)とそれぞれ意気込みを語る。虚淵さんは「ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉であると思っています」と喜び、「ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です」とコメントしている。今回の発表に併せて、タイトルロゴとティザービジュアルも初公開。これまでの“ゴジラ”とは全く違うビジュアルイメージになっている。また、今後2019年にはレジャンダリーピクチャーズ制作第2弾(ハリウッド版第3作目)『GODZILLA ゴジラ2』(仮題)、さらに2020年には『ゴジラVSコング(仮題)/Godzilla vs. Kong』の全米公開が控えており、全世界的にゴジラムーブメントが継続していく中で、世界初、日本発のアニメーション映画『GODZILLA』がそのバトンを繋ぐ担い手となっていく。『GODZILLA』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月19日Cygamesは、アニメーションの企画・制作を専門的に行う子会社「CygamesPictures(サイゲームスピクチャーズ)を設立したことを発表した。設立日は4月5日。所在地は東京都・三鷹市。Cygamesでは主要事業であるソーシャルゲームの開発・運営のほか、2014年秋のTVアニメ「神撃のバハムート GENESIS」の放送や、2015年3月のアニメ事業部設立など、アニメ事業にも注力しており、よりクオリティーの高い作品を制作することを目的としてアニメの企画・製作だけでなく、アニメーションを制作するプロダクション部門も内製化した子会社の設立に至ったという。また、同社では組織強化のための採用活動と若手スタッフの育成にも努めていくとし、現在、アニメーション制作スタジオの立ち上げに参画し、同社ゲームタイトルのアニメ化やオリジナルアニメ作品の制作に関わる、制作デスク/設定制作/制作進行、作画スタッフ、撮影、美術といった人材を募集している。必須の経験・能力、雇用形態、給与、勤務地、勤務時間など詳しい募集要項、およびエントリーは、同社の採用ページにて参照・申し込みが可能となっている。
2016年04月06日サードウェーブデジノスは12日、クリエイター向けPC「raytrek」シリーズの新モデルとして、デジタル作画に取り組むアニメーション制作スタジオやアニメーター向けのデスクトップPCを発表した。PCショップ「ドスパラ」で販売し、価格は税別79,980円から。アニメーションの企画や製作を行う「旭プロダクション」が監修。セルシスが開発するマンガ・イラスト・アニメ制作向け作画ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」での作業をベースに、実際のアニメーション製作現場で、2カ月間におよび試用し、製品仕様を決定したという。○raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画モデル IM「raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画モデル IM」は、CLIP STUDIO PAINT EXを使用したデジタルでの原画・動画の作画に必要なスペックを満たしつつ、コストを抑えたモデル。複数台の導入を検討するスタジオや、これからデジタル作画に取り組むアニメーターに好適という。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6500 (3.2GHz)、チップセットがIntel H110、メモリが16GB PC4-17000、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が350W静音電源。OSがWindows 8.1 Pro 64bit。本構成の価格は税別79,980円から。○raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画・編集モデル LC「raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画・編集モデル LC」は、グラフィックスに「NVIDIA Quadro K620」を搭載。CLIP STUDIO PAINT EXだけでなく、Adobe After Effectsも快適に動作し、動きの確認を行う作画監督や撮影スタッフに好適という。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700 (3.4GHz)、チップセットがIntel H170、メモリが32GB PC4-17000、ストレージが480GB SATA SSD + 3TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE静音電源。OSがWindows 8.1 Pro 64bit。本構成の価格は税別179,980円から。
2016年02月12日今週は、1つの要素に複数のアニメーションを指定する方法を紹介する。また、アニメーション機能を応用して、「シールめくり」のような演出を行ったり、グレースケール画像をカラー画像に変化させたりする方法も紹介する。工夫次第でユニークな演出を行えるので、各自でもいろいろと研究してみるとよいだろう。○アニメーションの追加すでにアニメーションが指定されている要素(段落)に対して、別のアニメーションを追加することも可能だ。今回も、4つの段落にそれぞれアニメーションを指定した場合を例に話を進めていこう(詳しくは前々回の連載を参照)。まずは、アニメーションを追加する要素(段落)を選択する。この状態で普通にアニメーションを指定すると、「現在のアニメーション」が「新しく指定したアニメーション」に置き換えられてしまう。アニメーションを置き換えるのではなく、新たにアニメーションを追加する場合は、「アニメーションの追加」からアニメーション効果を選択する必要がある。すると、アニメーションを示すアイコンが以下の図のように表示される。「1」の下にアイコンが重なって表示されるため状況を把握しにくいかもしれないが、このスライドには「1」~「5」の5つのアイコンが表示されている。状況を分かりやすくするために「アニメーション」ウィンドウを表示してみよう。今回の例では、以下の図のように「アニメーション」ウィンドウが表示される。これを見ると、1~4回目のクリックで各段落が順番にアニメーション表示されていき、5回目のクリックをした時に「1段落目」がアニメーションで強調されることになる。このままでは意図した動作にならないので、アニメーションの順番を「▲」や「▼」のボタンで入れ替え、開始タイミングを変更しておこう(開始タイミングの変更方法については前回の連載を参照)。例えば、以下の図のように動作を変更すると、1回目のクリックで「1段落目」がアニメーション表示され、続けて強調のアニメーションが自動的に実行されるようになる。同様の処理を「2段落目」~「4段落目」でも行うと、マウスをクリックするごとに「アニメーションで段落を表示」→「アニメーションで段落を強調」といった動作を実現することが可能となる。動作が複雑なアニメーションを指定する方法として覚えておくとよい。なお、アニメーションの指定(追加)を間違えてしまった場合は、以下のように操作して不要なアニメーションを削除することも可能だ。「1」「2」「3」……のアイコンが重なって表示されている状況でも、「アニメーション」ウィンドウを使えば個々のアニメーションを自由に操作できる。積極的に活用していくとよいだろう。○アニメーションの応用例(1)続いては、これまでに紹介してきた内容を応用して、ユニークなアニメーションを実現する方法を紹介していこう。最初に紹介するのは、テレビのワイドショー番組などでよく見かける「シールめくり」のアニメーションを実現する方法だ。まずは、普通に文字を入力して書式を指定する。その後、隠しておきたい文字の上に「メモ」の図形を描画する。あとは、「メモ」の図形に「終了」カテゴリのアニメーションを指定するだけ。すると、表示されていた「メモ」の図形がアニメーションとともに非表示になり、シールをめくったような演出を実現できるようになる。アニメーション効果の一覧に最適なものが見つからなかった場合は、「その他の終了効果」を選択し、この中から最適なアニメーション効果を選択するとよい。今回の例では「フロート」のアニメーション効果を選択した。これで「シールめくり」のようなアニメーションを実現することが可能となる。○アニメーションの応用例(2)アニメーションの応用例をもう一つ紹介しておこう。今度の例は、グレースケールで表示されていた画像をカラー画像に変更するアニメーションだ。まずは、同じ写真の「グレースケール画像」と「カラー画像」を用意し、スライドに配置する。今回は以下の図のような3組の画像を用意した。続いて、各画像が同じサイズになるように調整し、「グレースケール画像」のちょうど真上に「カラー画像」を重ねて配置する。この作業を行う時は、スマートガイドを上手に活用しながら位置やサイズを調整していくとよい(詳しくは第10回の連載を参照)。あとは、それぞれの「カラー画像」に「開始」カテゴリのアニメーションを指定するだけ。すると、最初は「カラー画像」が非表示になるため、「グレースケール」の画像だけが表示されるようになる。マウスをクリックすると、アニメーションとともに「カラー画像」が表示され、グレースケールからカラーに画像が変化していくような演出を実現できる。このアニメーション効果には「フェード」などを指定するとよいだろう。さらに「終了」カテゴリのアニメーションを追加すると、画像を1つずつ順番にカラー表示できるようになる。この詳しい指定方法は以下の図を参考にするとよい。緑色のグラフが「開始」のアニメーション(フェード)、赤色のグラフが「終了」のアニメーション(フェード)となる。念のため、このアニメーションの一連の動作をまとめておこう。各画像を左から順番にA、B、Cと考えると、マウスのクリック回数に応じて以下のようにアニメーションが動作することになる。1回目 ……… カラー画像Aを表示(緑)2回目 ……… カラー画像Aを非表示(赤) → カラー画像Bを表示(緑)3回目 ……… カラー画像Bを非表示(赤) → カラー画像Cを表示(緑)つまり、3つの画像を1つずつ順番にカラー表示できるわけだ。口頭で説明する内容に合わせて画像を強調していく場合などに活用できるだろう。このように、重ねて配置した要素の表示/非表示をアニメーションで操作すると、ユニークな演出を実現できるようになる。アニメーションの応用例として、各自でもいろいろと試してみるとよいだろう。
2015年10月19日『キルラキル』を手掛けた新進気鋭のアニメーション制作スタジオ「TRIGGER」が、新作オリジナルアニメーション企画を始動させることを、同社公式サイトにて発表した。企画の詳細は、2015年10月10日発売の雑誌「PASH! 11月号」(主婦と生活社刊)の表紙・巻頭特集にて発表予定とのこと。続報を待ちたい。
2015年10月01日「ぴあ」調査による2015年9月18日、19日のぴあ映画初日満足度ランキングは、バレーボールに青春を賭ける高校生たちの熱いドラマを描いたアニメーション『ハイキュー!! 勝者と敗者』がトップに輝いた。2位に幼少期のトラウマから喋れなくなった主人公が自分自身と向き合っていく姿を描いた青春アニメ『心が叫びたがってるんだ。』、3位に桐谷美玲が異色のヒロインに扮したラブ・コメディ『ヒロイン失格』が入った。その他の画像1位と2位にはアニメーションがランクイン。1位の『ハイキュー!! 勝者と敗者』は、古舘春一の原作コミックを基に、テレビアニメシリーズの第1期を再構成した総集編の後編で、すでに多くのファンを獲得している大人気シリーズだ。出口調査では「漫画もアニメも好きだが映画は期待以上」「良い場面ばかり凝縮されていた」「描いて欲しかったキャラクターごとの場面がしっかり入っていて総集編としてとても面白かった」といったファンならではの感想や、「漫画やアニメは天才にばかり焦点が当たるが、この作品は天才に隠れがちな普通の人々も同じように描いている」「バレー経験者の立場から観ても“ハイキュー!!”はリアルで細かい描写が素晴らしい」といったおすすめポイントを熱く語る観客が多数みられた。2位の『心が叫びたがってるんだ。』は、2013年に『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を大ヒットさせたスタッフが集結して作り上げた青春群像劇。「青春という共通する軸で、“あの花”とは違ったアプローチで物語を展開していてよかった」といった感想や、同じ秩父が舞台ということもあり「西武線のリアルな風景とアニメの世界観のマッチングがすごかった」といったロケ地に注目する観客もみられるなど、“あの花”ファンとしての視点から熱いコメントが多数寄せられた。さらに『心が……』には“あの花”ファンだけでなく、「“言いたいことは内側にある”という気持ちに共感した」「ヒロインが喋れない自分と対峙する場面はかなり感情移入して涙が止まらなかった」など、主人公への共感の声が多く寄せられたほか、親世代の観客からも「子を持つ身としてヒロインの母親の気持ちにすごく共感でき、年代問わず観て欲しい作品だと思った」といった声が聞かれるなど、幅広い年齢層から支持を集めたようだ。(本ランキングは、9/18(金)、19(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年09月24日11歳の少女ライリーの頭の中の"感情たち"を描いたディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)で、フィルムメーカーのこだわりが伝わる比較画像が22日、公開された。公開された画像は、予告編および字幕スーパー版(オリジナル版)の本編と、日本語吹き替え版の本編の同じシーンを比べたもの。オリジナル版では、ライリーの嫌いな食べ物は"ブロッコリー"だが、日本語吹き替え版では"ピーマン"になっている。ピクサー・スタジオのこだわりの一つとして挙がるのが、誰が映画を見ても”自分の物語”として楽しんでもらいたいというフィルムメーカーの強い思い。本作の主人公である"感情たち"の名称も、各国それぞれの"感情"を表す言葉をつけてほしいというフィルムメーカーの要望で、日本を含め世界42言語の感情名が誕生した。今回の日本語吹き替え版の"ピーマン"への変更も、日本の観客に映画を"自分の物語"として楽しんでほしいという強い思いから実現。アメリカでは子供が嫌いな食べ物の上位はブロッコリーだが、日本で上位となるのはピーマンやニンジン。ブロッコリーは嫌いな食べ物というイメージがないことを知ると、世界中で日本のみピーマンに変わった。本編のアニメーション映像そのものも変更しなければならないという非常に大掛かりな作業となったが、タイトなスケジュールの中、該当シーンのブロッコリーはすべてピーマンへ変えられた。ディズニーの担当者は「画面の隅々までこだわり抜き、心を込めて創り上げた作品になっています。"あなたの物語"として楽しんでもらえたらうれしいです」とコメント。鑑賞者にわかりやすくストーリーを伝えるため、細部までこだわったディズニー/ピクサー。このブロッコリーだけでなく、"イカリ"が持っている新聞の文字や看板など、日本語吹き替え版のためだけに変更しているシーンはほかにも存在する。2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月22日セルシスは、同社のイラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」に、アニメーション制作機能を新たに搭載すると発表した。同機能の実装予定は2015年内。同社によれば、このたび発表されたアニメーション制作機能の実装により、同ソフトの豊富なペンタッチや定規機能、3D作画支援機能などを、プロのアニメーション制作現場で活用することが可能となるとしている。「CLIP STUDIO PAINT」シリーズはイラスト向けの「CLIP STUDIO PAINT PRO」(DL版価格5,000円)、イラスト/マンガ用の「CLIP STUDIO PAINT EX」(DL版価格2万3,000円)の2種を展開している。アニメ制作会社「旭プロダクション」では、原画作成やレイアウトを切る作業などのために「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使用するなど、アニメーション制作現場での導入事例もある。なお、同社は1993年よりアニメーション制作ソフトウェア「RETAS」シリーズを提供しており、現在国内の90%以上のアニメスタジオにて利用されているということだ。
2015年02月16日「びっくり!!アイライナーで描いたアニメーション発見!!」「自由自在にアイメイクを操り、華麗に変身する女SPY「Eyela」時にはその美貌でターゲットを虜にしてしまうことも。そんな魅惑的な彼女の素顔は・・・・・。」女性なら誰もが憧れる華麗な変身願望をメイクで叶え、更にそこにユーモアさプラスした女の子必見のアニメーションを発見しました!このアニメーション、全て白黒。その理由はなんと!全て「アイライナー」で描かれている絵だからなんだとか!!アイメイクでの変貌をアイライナーで描く。粋なコンセプトで吸い寄せられます。それにしても、太い線~細い線。絶妙なアーチまでこんなにキレイにアイライナーで表現できるとは驚きです!しかもしっかり高発色。こんなキレイに描けるアイライナーはどこの何!?そんな方に教えます。 このアニメーションで使用されているのは1DAYTATTOOアイライナーあなたの友達のポーチにも必ず入っているのでは?というくらいの人気コスメなので、知っている方も多いことでしょう。実は今月中旬に更にパワーアップしてリニューアル発売されるそうです。これだけキレイに線を描けたらメイクも楽しくなっちゃいそう!購入したらまず、メイクより先に絵を描いてみたくなる。そんなアニメーションですね!
2015年02月03日エプソンは、同社が保有する独創的なコア技術と、その技術開発に挑む姿を紹介するアニメーションシリーズをYouTubeの公式チャンネルや同社の特設Webサイト上で公開した。同アニメーションシリーズは、同社の長期ビジョン「SE15」で掲げる4つの領域(「生活の質向上-センシング技術」、「プリンティング-マイクロピエゾ技術」、「ビジュアルコミュニケーション-マイクロディスプレイ技術」、「ものづくり革新-ロボティクス」)におけるコア技術に向けた同社の取り組みを、実際の社員をモデルにした人物たちのやり取りを通して紹介していくシリーズ作品で、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのナレーションなどで知られる大川透氏やONE PIECEのナミ役などで知られる岡村明美氏、SLAM DUNKの安西先生役や魔神英雄伝ワタルの剣部シバラク役などで知られる西村知道氏といった人気声優陣を起用したことでも話題になっている。第1弾となるコアテクノロジー・アニメーション「センシング三本の矢」篇(2分39秒)は、同社が保有するセンシング技術を、センシングシステム事業部長 森山佳行と若手技術者が、その核となる"三本の矢"と、そうした技術を活用することで見えてくる未来の姿を思い描くという作品で、11月18日に公開されて以降、公開2週間で再生回数は約22万回を記録している。ちなみに同社が今回、センシング技術の"三本の矢"としているのが、わずかな傾きや振動を察知することを可能とする「モーションセンシング」、GPSなどの測位衛星を用いて目標の居場所を高精度かつ低消費電力で特定する「ポジションセンシング」、そして腕の血流にLEDの光を照射し、脈拍を高精度に計測する「バイタルセンシング」だ。いずれも高性能かつ長寿命な腕時計を実現するために活用されてきた水晶デバイスや半導体デバイス技術を発展させたもので、今後、本格的な普及期を迎えるIoT社会の実現に必要不可欠なものとなっており、特にタイミング分野などでシリコン以上の性能を実現できる素材である水晶とMEMS技術を組み合わせた独自技術「QMEMS」は、高精度・高性能センサとして様々な分野に採用されている。エプソンでは、今回のシリーズの開始にあたり、「世の中・お客様の要望に耳を傾けて、必要となる事業領域を見"究め"、その事業の核となる技術を"極め"続けるという、エプソンの基本行動を貫くことで、より良い未来を描いていきたい」という意思を込めた「究め極めた技術の先に、未来が見える」というコミュニケーションワードを設定したという。また、今回、アニメーション中に登場する森山氏は、「エプソンと言えばプリンタを思い描く方が大半かと思いますが、プロジェクターやスマートグラス、ロボット、そして先日発売した脈拍計測活動量計など様々な商品・サービスを世界中にお届けしています。私が担当しているセンシングシステム事業は、エプソンが長年培ってきた各種センサー技術をとことん研ぎ澄ませ、人々の暮らしをもっと便利に快適にする"なくてはならない製品・サービス"を実現するために日々挑戦しています。実際に担当している技術者は今回登場しているような熱い思いを持つ者ばかりです。この動画については個人的にもどう仕上がるのか興味津々でした。私を表現しているキャラクターは実際より大分美化されていますし、こんなに良い声ではない(CVは西村氏が担当)ので少し恥ずかしい気もしますが、エプソンの新しい一面を表現できているので、みなさまにもぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。なお、同アニメシリーズは2015年3月までに新たに3編が公開される予定となっており、YouTubeや特設Webサイト、公式Facebookなどで視聴することが可能。同社では、自社で保有するコア技術の詳細や、技術開発にかける想いなどを様々な視点から紹介するコンテンツを掲載した技術情報Webサイトも有しているので、今回のアニメーションを見て、同社の技術が気になった人は一度、訪問してみると良いだろう。特設Webサイト技術情報WebサイトYouTubeエプソン公式チャンネルFacebookエプソン公式ページ
2014年12月05日2014年11月8日(土)より全国の「ケラスターゼ(KÉRASTASE)」サロンにてクリスマス アニメーションを開始。いつも「ケラスターゼ(KÉRASTASE)」を愛用しているお客様へ感謝の気持ちを込めたスペシャルギフトが今年も登場。「ケラスターゼ(KÉRASTASE)」の優美な薫りに包まれて、至福のひとときを大事な人と、家族と、共に楽しめる。さらに、50周年を記念して50名に「アガタパリ(AGATHA PARIS)」のネックレスもプレゼント。ボックスの「Happy Birthday Kérastase」リーフレットの裏にネックレスが入っているかも?【概要】期間: 2014年11月8日(土)より場所: 全国のケラスターゼサロン(ケラスターゼサロン検索: )*アニメーションの実施状況は店舗によって異なります。 実施形態については各店舗にお問い合わせください。内容: ケラスターゼ オリジナル ルーム ディフューザー・ロゼ ジュテームの香り・ロイヤル パリジェンヌの香り元の記事を読む
2014年09月27日兵庫県神戸市は「アニメーション神戸」の前日12月1日に、アニメーション神戸賞・受賞作品に関する話やアニメソングライブなどを行う「アニメーション神戸 前日祭」を開催する。「アニメーション神戸」は、平成8年(1996)から開催しているもので、同市がクリエイティブ・コンテンツ関連産業の振興・集積を図ることを目的としている。同イベント前日に開催する「アニメーション神戸 前日祭」では、「這いよれ!ニャル子さん」オープニング曲『太陽曰く燃えよカオス』の作編曲家・田中秀和氏が登場。作品にまつわるトークイベントを開催する。同曲は第17回アニメーション神戸賞・主題歌賞(ラジオ関西賞)受賞曲となっている。さらに、「這いよれ!ニャル子さん」の原作挿絵複製原画、TVアニメの色彩設定画、絵コンテ、本編カットなどの特別展示も実施。また、アニメーション神戸・デジタル・クリエイターズ・コンテストの審査委員長を務める大地丙太郎監督の新作、「神様はじめました」(テレビ東京他にて放映中)の第1話を特別上映する。当日は、「OYJ55」(京都光華高等学校軽音楽部)と、神戸のご当地アイドルKOBerrieS♪の特別ライブも実施。「OYJ55」は高校生バンドによるアニメソングライブのコンテスト「とよさと軽音楽甲子園2012」で、最優秀賞を受賞している。その他、滋賀県豊郷町の職員と同町商工会の青年部を招き、アニメによるまちおこしの苦労や、面白エピソードなどについてのトークショーも予定している。同イベントはArt Theater dB 神戸で、12月1日の14時~17時まで開催。申し込みはアニメーション神戸公式サイトから行えるほか、往復はがきでも受け付ける。締め切りは11月14日。参加費は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日今年で創設から10年目を迎える長編アニメーション部門ではプレゼンターにミラ・クニスとジャスティン・ティンバーレイクのコンビが登場!ディズニー/ピクサー作品で作品賞の候補にも名を連ねる『トイ・ストーリー3』が見事、栄冠に輝いた。ドリームワークスによる『ヒックとドラゴン』にジャック・タチが脚本を手がけた『イリュージョニスト』と、今年も質の高いアニメーション作品が名を連ね、レベルの高い戦いとなった同部門だが、やはり、前評判の高かった『トイ・ストーリー3』に軍配が上がった。シリーズ第1作の頃にはまだアカデミー賞に長編アニメーション部門は存在しなかったが、創設後は『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』 などが次々と受賞し、同部門を席巻してきたピクサー作品。特に第80回の『レミーのおいしいレストラン』以降は『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』と3年連続でオスカーに輝いており、今年で4年連続の快挙となった。これまで、『トイ・ストーリー2』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』で共同監督を務めてきたリー・アンクリッチにとって、本作は初の単独監督作。壇上に上がると関係者、家族、そして世界中の観客への感謝の言葉を口にした。特集 2011アカデミー賞■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日