大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『ラーメン屋が評論家に「激マズ」と酷評された結果』を紹介します。女の子は、主人公が作るラーメンを心の底から気に入っていました。そして「私が満足したらお礼をするから、もう少しだけ独り占めさせて!」と主人公に言ったのです。そんななか、昨日やってきた男性が再び現れ、取材をしたいと言い出して…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:進撃のミカラーメン屋が評論家に「激マズ」と酷評された結果#5出典:進撃のミカラーメンを出すと…出典:進撃のミカ酷評する男性出典:進撃のミカ最低な店だと言い…出典:進撃のミカ止めようとする主人公出典:進撃のミカ取材を終えて…出典:進撃のミカとんでもないことを言い残し…出典:進撃のミカその場を去っていった出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカテレビ取材のなかで、主人公が作ったラーメンを酷評した男性。主人公はその様子を見て止めようとしますが、男性の失礼な発言は止まりません。そして取材の後、男性は主人公にとんでもないことを言い残したのでした。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年04月12日TVアニメ「百千さん家のあやかし王子」Blu-ray&DVDシリーズとオリジナルサウンドトラックの発売が決定いたしました!Blu-ray&DVDシリーズは、完全生産限定版特典として、キャラクターデザイン・岡真里子描き下ろしジャケットに、キャスト&スタッフによるオーディオコメンタリー、特典CDが封入されます。さらに、原作者・硝音あや描き下ろしを使用した1巻購入特典や早期予約特典をはじめとする各種特典についても解禁。ぜひ、お手元にてお楽しみください。■Blu-ray&DVD全6巻概要2024年3月20日(水)「百千さん家のあやかし王子」Blu-ray&DVD第1巻発売決定!第1巻ジャケットイラスト解禁!☆百千さん家のあやかし王子 1発売日:2024年3月20日(水)収録話数:第1話 ・第2話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17201~17202】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17201~17202】○完全生産限定版特典(DISC2枚組:本編DISC+特典CD)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典CD:DJCD「百千さん家のおはなし王子」 Vol.1・特典映像:ノンクレジットオープニング&エンディング・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。☆百千さん家のあやかし王子 2発売日:2024年4月24日(水)/収録話数:第3話 ・第4話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17203~17204】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17203~17204】○完全生産限定版特典(DISC2枚組:本編DISC+特典CD)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典CD:ドラマCD Vol.1・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。☆百千さん家のあやかし王子 3発売日:2024年5月29日(水)/収録話数:第5話 ・第6話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17205~17206】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17205~17206】○完全生産限定版特典(本編DISC+特典ブック)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典ブック:設定資料集・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。☆百千さん家のあやかし王子 4発売日:2024年6月26日(水)/収録話数:第7話 ・第8話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17207~17208】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17207~17208】○完全生産限定版特典(DISC2枚組:本編DISC+特典CD)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典CD:DJCD「百千さん家のおはなし王子」 Vol.2・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。☆百千さん家のあやかし王子 5発売日:2024年7月31日(水)/収録話数:第9話 ・第10話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17209~17210】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17209~17210】○完全生産限定版特典(DISC2枚組:本編DISC+特典CD)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典CD:ドラマCD Vol.2・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。☆百千さん家のあやかし王子 6発売日:2024年8月28日(水)/収録話数:第11話 ・第12話価格・品番:Blu-ray(完全生産限定版):¥7,480(税込)【品番:ANZX-17211~17212】DVD(完全生産限定版):¥6,380(税込)【品番:ANZB-17211~17212】○完全生産限定版特典(DISC2枚組:本編DISC+特典DVD)・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろし全巻収納BOX・キャラクターデザイン・岡真里子 描き下ろしジャケット・特典DVD:キャスト座談会・特製ブックレット・キャスト&スタッフ オーディオコメンタリー※商品の仕様・特典は変更となる可能性がございます。■各種特典情報解禁!☆1巻早期予約特典:硝音あや先生絵柄使用A3クリアポスター対象店舗にて、「百千さん家のあやかし王子」Blu-ray/DVD第1巻を期日までにご予約いただいたお客様に、先着で差し上げます。【対象店舗】アニプレックス オンライン、アニメイト、楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)、Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)、あみあみオンラインショップ、TSUTAYAオンライン、セブンネットショッピング、ソフマップ・アニメガ、HMV、WonderGOO/新星堂※特典内容は予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。※特典は商品のお受け取り時にお渡しいたします。※特典は無くなり次第終了となります。【予約期日】2024年2月13日(火)まで☆1巻購入特典:硝音あや先生描き下ろし複製色紙対象店舗にて、「百千さん家のあやかし王子」Blu-ray/DVD第1巻をお買い求めいただいたお客様に、先着で差し上げます。【対象店舗】アニプレックス オンライン、アニメイト、楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)、Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)、あみあみオンラインショップ、TSUTAYAオンライン、セブンネットショッピング、ソフマップ・アニメガ、HMV、WonderGOO/新星堂※特典内容は予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。※特典は商品のお受け取り時にお渡しいたします。※特典は無くなり次第終了となります。【予約期日】2024年2月13日(火)まで☆店舗別購入特典・アニプレックスオンライン全巻購入特典硝音あや先生描き下ろし絵柄使用A5キャラファイングラフ・アニメイト全巻購入特典①描き下ろし絵柄使用B2布ポスター全巻購入特典②アクリルコースター2個・Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)全巻購入特典①描き下ろし絵柄使用アクリルスタンド全巻購入特典②描き下ろし絵柄使用クリアしおり・楽天ブックス全巻購入特典①描き下ろし絵柄使用アクリルスタンド全巻購入特典②描き下ろし絵柄使用缶バッチ2種セット全巻購入特典③葵の変化前⇔後 見開き屏風・あみあみオンラインショップ全巻購入特典アクリルキャラクタープレート(A5サイズ)・TSUTAYAオンライン全巻購入特典ブロマイド5枚セット※特典内容は予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。※特典は商品のお受け取り時にお渡しいたします。※特典は無くなり次第終了となります。※連動購入特典については、すべて同一の店舗にてお買い求めください。※詳しくは各店舗までお問い合わせ下さい。■Blu-ray&DVD発売記念イベント開催決定!!TVアニメ『百千さん家のあやかし王子』Blu-ray&DVDの発売を記念し、アニメイト池袋本店にてリリースイベントの開催が決定しました!〇日程:2024年6月23日(日)詳細は後日発表〇会場:アニメイト池袋本店 9F animate hall BLACK〇出演:川井田夏海(百千ひまり 役)、大塚剛央(七守葵/鵺 役)ほか〇参加方法:期間中に3月20日(水)発売の『百千さん家のあやかし王子』第1巻をご購入いただいた方に、イベント参加抽選シリアルを配布いたします。シリアルに記載されている申し込み期間内に「CLUB animate」内「イベント申込・アンケート」の受付専用ページよりお申込みください。○イベント参加抽選シリアル配布期間:2024年3月19日(火)~ 2024年5月26日(日)〇イベント応募期間:2024年3月19日(火)~ 2024年5月26日(日)〇当選通知:2024年6月上旬 予定○対象店舗:全国アニメイト(通販を含む)○対象商品:2024年3月20日(水)発売「百千さん家のあやかし王子」第1巻Blu-ray(税込¥7,480ANZX-17201)/DVD(税込¥6,380 ANZB-17201)〇注意事項等・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府および都道府県から発表されているガイドライン等も鑑み、中止・延期とする場合や、開催・概要の変更を行う場合がございます。 予めご了承ください。・イベント参加抽選シリアルを紛失/盗難/破損された場合、再発行はいたしませんのでご注意ください。・イベント参加抽選シリアルはご本人のみ有効です。イベント参加抽選シリアル券の転売(ネットオークションへの出品等も含む)、及びそれを試みる行為は契約違反です。転売されたイベント参加抽選シリアルは無効となり、ご入場をお断りいたしますので、あらかじめご了承ください。・イベント会場までの交通費、宿泊費は参加者のご負担となります。・イベント中はいかなる機材においても録音/録画/撮影は禁止となっております。・会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物の管理は自己責任にてお願いいたします。・会場周辺での徹夜等の行為は、固くお断りしております。・都合によりイベントの内容変更や中止がある場合がございます。あらかじめご了承ください。・安全面・防犯面・警備強化の為、開場時にお客様のお荷物検査をさせて頂く場合がございます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。・イベント会場内外で発生した事故・盗難等には主催者・会場・出演者は一切責任を負いません。貴重品は各自で管理してください。・当日会場では、スタッフからの指示にご理解とご協力をよろしくお願い致します。当日スタッフの指示に従って頂けない場合はイベントの中止もしくはご退場を頂く場合がございます。予めご了承の上ご参加ください。・詳細は対象店舗までお問い合わせください。・注意事項、及びお客様へのご案内事項は追加・変更する場合がございます。■オリジナルサウンドトラック発売決定!「百千さん家のあやかし王子」の世界を彩る音楽の数々を収録した、オリジナルサウンドトラックの発売が決定!☆百千さん家のあやかし王子 Original Soundtrack発売日:2024年2月28日(水)価格・品番:3,300円(税込)・SVWC-70646~70647収録内容:三方背ケース※初回仕様限定ジュエルケース(CD2枚組)特製ブックレット「百千さん家のあやかし王子」劇伴(曲:辻田絢菜、狐野智之)※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。〇店舗共通購入特典・アニメイラストクリアカード対象店舗にて、「百千さん家のあやかし王子 Original Soundtrack」をお買い求めいただいたお客様に、先着で差し上げます。【対象店舗】アニプレックス オンライン、アニメイト、Amazon(【メーカー特典あり】商品のみ対象)、楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)、あみあみオンラインショップ、TSUTAYAオンライン、ソフマップ・アニメガ※特典内容は予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。※特典は商品のお受け取り時にお渡しいたします。※特典は無くなり次第終了となります。※詳しくは各店舗までお問い合わせ下さい。■作品概要【イントロダクション】「僕の姿を見てはいけないよ――」16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により「百千家」を相続することになった、ひまり。地図を頼りに「百千家」に辿り着くと、そこには葵と名乗る謎の少年のほか、紫・伊勢と呼ばれる先住人が……!どうやら「百千家」は”現世(うつしよ)”と”幽世(かくりよ)”の狭間に建っている家のようだ。さらに、その家の中心人物である「葵」にも何やら秘密があるようで――。あやかし系和風ファンタジー、ここに開幕――!!【放送情報】2024年1月5日(金)より 各局にて放送開始!TOKYO MX1月5日(金)より毎週金曜24:00~とちぎテレビ1月5日(金)より毎週金曜24:00~群馬テレビ1月5日(金)より毎週金曜24:00~BS111月5日(金)より毎週金曜24:00~AT-X1月8日(月)より毎週月曜23:00~【配信情報】2024年1月5日(金)24:00~U-NEXT・ABEMA・アニメ放題にて地上波同時配信決定!同年1月8日(月)より、他各配信サービスにて順次配信開始。・2024年1月5日(金)24:00~、以降毎週金曜24:00U-NEXT/ABEMA/アニメ放題・2024年1月8日(月)12:00~、以降毎週月曜12:00dアニメストア/dアニメストアニコニコ支店/dアニメストアfor Prime Video/FOD/バンダイチャンネル/Hulu/Lemino/Prime Video/ニコニコチャンネル/Netflix/DMM TV・2024年1月8日(月)22:30~、以降毎週月曜22:30ニコニコ生放送・2024年1月8日(月)24:00~、以降毎週月曜24:00TELASA(見放題プラン)/J:COM STREAM見放題/auスマートパスプレミアム/milplus 見放題パックプライム※配信日時は編成等の都合で変更となる場合もございます。予めご了承ください。【スタッフ】原作:硝音あや『百千さん家のあやかし王子』(あすかコミックスDX/KADOKAWA刊)監督:ボブ白旗シリーズ構成・脚本:蒼樹靖子(スタジオモナド)キャラクターデザイン:岡真里子サブキャラクターデザイン:天﨑まなむキーアニメーター:菊池隼也和柄デザイン:水野歌美術監督・美術設定:田尻健一(ムクオスタジオ)色彩設計:手嶋明美撮影監督:青木孝司(スタジオトゥインクル)3D監督:小俣美季(スタジオトゥインクル)編集:須藤瞳(REAL-T)音楽:辻田絢菜・狐野智之音響監督:菊田浩巳アニメーション制作:ドライブ【キャスト】百千ひまり:川井田夏海七守葵/鵺:大塚剛央紫:立花慎之介伊勢:小野友樹火車:八代拓那智篁:羽多野渉【主題歌】オープニングテーマ:神山羊「鬼灯」エンディングテーマ:むト「愛故」【公式サイト】 【公式Twitter】@momochi_anime( )【コピーライト】©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会※画像をご使用の際は必ずご記載をお願い致します。【原作情報】「百千さん家のあやかし王子」は、2013年から2019年に「ASUKA」(KADOKAWA)で連載された、累計110万部突破のあやかし系和風ファンタジー漫画。10言語にて翻訳出版されている。2023年7月24日発売の「ASUKA9月号」より、続編「百千さん家のあやかし王子-継-」連載開始。コミックスは2024年2月発売予定。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月06日何となくネットをやっていたら目にすることがある“在日特権”という言葉。「あの評論家が言っているから」「国会議員も言っているから」と、素朴に信じている人もいるのでは?実際のところを、長年、この問題を取材してきた識者に聞いた。これまでも、SNSやブログで差別的な発言を繰り返してきた杉田水脈衆議院議員(56)。杉田氏は2016年、自身が国連の女性差別撤廃委員会に参加したことを記すブログ記事の中で、〈チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場〉〈存在だけで日本国の恥さらし〉などと、在日コリアン女性を侮辱するような記述を行っていた。この件をめぐって今年11月、大阪法務局が“人権侵犯”と認定したことは記憶に新しい。にもかかわらず杉田議員は、その後も自身のYouTubeで〈逆差別、エセ、そしてそれに伴う利権差別を利用して日本を貶める人たちがいます〉〈差別がなくなっては困る人たちと戦ってきました〉などと言及。SNSでも、ネットの保守系言論人の動画を引用しつつ〈差別にかかわる特権は存在する〉と繰り返しているのだ。“在日特権”とは、日本人以上に優遇された権利を有する外国人(ここでは在日韓国・朝鮮人)という意味だ。■「ネッシーやツチノコと同じ“都市伝説”」差別問題について取材を続けているノンフィクションライターの安田浩一さんは、開口一番、こう一蹴する。「ネット上で流布されている“在日特権”と呼ばれるものに関して、私はこれまで散々取材してきました。しかし、どれもネッシーやツチノコなどと同様に、すべて“都市伝説”レベル。デマにすぎません。にもかかわらず国会議員である杉田氏が、こうしたデマをSNSなどで発信し続けていることに驚きを隠せません」そもそも、“在日特権”の中身は、具体的にどんなものなのかーー。安田さんは、こう続ける。「よく言われているもののひとつに、〈生活保護を受けやすい〉という言説があります。私は何度も、厚生労働省や社会保険事務所、ケースワーカーなどに取材しましたが、どこに聞いても“在日コリアン”であることが支給開始の条件ではないと否定されました。受給資格を満たしているかどうかが大事なのであって、国籍うんぬんではないのです。実際に調べればすぐにわかることですが、生活保護を受給している9割以上が日本国籍です」加えて、〈在日朝鮮人だけに“通名”が認められている〉という言説もある。「“通名”は、在日コリアンだけでなく、すべての外国人に認められています。ただ、在日コリアンののなかで“通名”を使っている人が多いのは事実です。その背景には“差別”や“偏見”が蔓延している日本社会において、民族名を名乗ることを躊躇させている、という側面があることを忘れてはならないでしょう」■差別を放置し続ける自民党は罪深いこのほか、〈年金を支払っていなくても受給している〉という言説も……。「前提として、在日コリアンが国民年金に加入できたのは1982年から。この時点で60歳を超えていた人は救済の対象になりませんでした。こうした経緯もあって、無年金でかつ生活基盤の脆弱な高齢の在日コリアンに対して各自治体が福祉給付金を支給していたということはあります。しかし、そもそも年金に加入できなかった時期が長いのですから、こうした措置は当然ではないでしょうか」安田さんは、「常識で考えれば、日本に住む日本国籍の日本人以上に優越的な権利を持った外国人などいないことはわかるはず」としたうえで、「あえて特権を持っている外国人を挙げるなら、それはむしろ多額の思いやり予算(在日米軍駐留経費負担)などによって優越的権利を持っている“在日米軍”では」と指摘する。このような、ありもしない“在日特権”というレッテル張りを行った差別は、いつ頃から始まったのか。「私は“今世紀型”の差別だと思っています。“逆差別”とか“利権”などというレッテルをマイノリティの人たちに貼ることで当事者を非難し、その声や存在を封じ込めるやり方です。〈マイノリティが差別を主張することで不当な利権を得ている〉とありもしないことを訴えてマジョリティの不安を煽る。これは、今の日本社会における差別先導の典型例だと感じています」大きな問題は、こうしたデマを拡散して社会を先導しているひとりが、国会議員の杉田水脈氏であるという点だろう。「これは杉田議員自身というよりも、自民党の問題だと思います。差別をしたい人々、あるいは差別を正当化したい人々のマーケットを確保するための道具として、自民党は杉田議員を利用してきたのではないでしょうか。だからこそ、さまざまな差別発言を繰り返しながらも要職に付けてきたのです。杉田さんは、“自民党らしさ”を象徴している存在だと感じています」“在日特権”などというデマに煽られている間に、本来、目を向けるべき問題の本質から目を逸らされている可能性もあるのだ。
2023年12月28日皆さんは、誰かの一言でピンチに陥った経験はありますか? 今回は「ラーメン屋が子猫を救った結果」を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:今日のLINEラーメン屋が子猫を救った結果主人公は人気ラーメン店の店主です。ある日、ラーメン評論家を名乗る男性が来店しました。大行列を無視して「取材をしにきた」と話す男性。しかしいざ入店すると、店内を見るや否や「汚い店だ」と非難。さらには「家具も安いものを使っている」などとケチをつけてきます。文句ばかり言う男性に主人公は「食べてから言ってくれ!」と激怒。男性は文句を言い続けながら完食し…。それから数日後…出典:今日のLINE男性は「あーマズかった」と言いながら帰っていきました。それから数日後、あの男性がグルメ雑誌に主人公の店の酷評を書いており…。無視していたものの、段々と客の入りが悪くなっていきます。主人公が店の存続について考えていたある日、弱った猫を見つけました。病院でも「処置が難しい」と言われ、家で看病することに…。元気になった猫を家族の一員として迎えることにした主人公。それから数ヶ月後、住んでいる家に泥棒が入ってしまいます。すると猫が泥棒に逆襲し、被害に遭わずにすんだのです。そして後日、客足が戻るようになり、主人公は不思議に思っていました。どうやら常連客が、ラーメン評論家である男性が暴言を吐く動画をSNSにアップ。そして主人公の店の名前をタグ付けしていたらしく…。猫が泥棒を退治したというニュースとともに瞬く間に拡散されたのです。客足が戻り、安心した主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年11月27日神山羊が新曲「鬼灯」(読み:ほおずき)を発表。神山羊の新曲「鬼灯」神山羊の新曲「鬼灯」は、2024年1月5日(金)より放送がスタートするTVアニメ「百千さん家のあやかし王子」のオープニングテーマとして書き下ろした楽曲。元々少女漫画好きでもあるという神山羊は、本作の美しい描写と和の雰囲気、そしてダークファンタジー的なイメージを表現したという。TVアニメ「百千さん家のあやかし王子」オープニングテーマにTVアニメ「百千さん家のあやかし王子」は、硝音あやによる同名の漫画作品を原作にしたあやかし系和風ファンタジーアニメーション。16歳の誕生日を期に、“幽世(かくりよ)”と“現世(うつしよ)”の狭間に建つ「百千家(ももちけ)」を相続することになった主人公・百千ひまりが、百千家の先住人である葵、紫、伊勢たちとともに日々をおくる姿を描く。神山羊 コメント「百千さん家のあやかし王子」のオープニング主題歌を担当させていただきます。神山羊です。元々少女漫画好きでもあるので、いつか少女漫画原作の音楽をやってみたい!と思っていました。なので今回音楽を担当できてとても光栄です。美しい描写と和の雰囲気、妖やちょっとだけダークファンタジーなイメージから楽曲を制作しました。百千さんのアニメの世界観を彩ることができるような、そんな楽曲になっていれば嬉しいです。作品情報神山羊 新曲「鬼灯」※TVアニメ「百千さん家のあやかし王子」オープニングテーマ。リリース日:未定<放送情報>TVアニメ「百千さん家のあやかし王子」2024年1月5日(金)より放送開始
2023年11月24日皆さんは職場でトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「ラーメン屋」にまつわる物語を紹介します!イラスト:今日のLINE『評論家によって被害を受けた話』夫婦でラーメン屋を経営している主人公。店は人気で、毎日行列ができるほどでした。そんなある日、ラーメン評論家だという男性が店にやってきます。男性は列に並ばず「早くラーメンを出せ!」と横柄な態度。そんな男性の態度が許せなかった主人公は「列に並んでください!」と言い返しました。渋々列に並びラーメンを食べた男性は「まずい!」と主人公のラーメンを酷評。それから数日後、常連客が慌てて店に来て…。見せてきたものは…出典:今日のLINE「大将!大変だ!これを見てくれ!」と常連客が見せてきた雑誌には、先日の男性が書いた記事が載っていました。それを見た主人公は「なんだこれ!?」と驚愕。なんとそこには、嘘ばかりを並べて主人公のラーメンを酷評した記事が書かれていたのです。その記事の影響で、翌日から客足が減ってしまいます。しかしその後、常連客がSNSで横柄な態度をとっている男性の動画を拡散してくれました。その結果、男性の記事が嘘だったと周知されて店には再び客足が戻ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月13日2024年放送予定のTVアニメ「百千さん家のあやかし王子」のキービジュアルを解禁しました。本編の物語を想起させる美麗ビジュアルを、キャラクターデザイン・岡真里子が描き下ろしています。さらに、本ビジュアルを使用したステッカーを、11月3日・4日に池袋で開催されるアニメイトガールズフェスタにて配布いたします。お手元でも美しいビジュアルをご堪能ください。日本のみに留まらず海外でも愛される本作を実力派スタッフにてアニメ化し、壮大で美麗なあやかしの世界をお届けいたします。ぜひ、続報をお楽しみに。■“現世(うつしよ)”と“幽世(かくりよ)”の狭間に立つひまりたちを描いたキービジュアルを公開!キービジュアル■イントロダクション「僕の姿を見てはいけないよ──」16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により「百千家」を相続することになった、ひまり。地図を頼りに「百千家」に辿り着くと、そこには葵と名乗る謎の少年のほか、紫・伊勢と呼ばれる先住人が……!どうやら「百千家」は”現世(うつしよ)”と”幽世(かくりよ)”の狭間に建っている家のようだ。さらに、その家の中心人物である「葵」にも何やら秘密があるようで――。あやかし系和風ファンタジー、ここに開幕──!!『アニメイトガールズフェスティバル2023』にて、ステッカー配布決定!キービジュアル公開を記念し、2023年11月3日(金・祝)・4日(土)に池袋のサンシャインシティにて開催される『アニメイトガールズフェスティバル2023』のアニプレックスブース(Y-1)にて、ステッカーを配布いたします。ぜひお手元にてお楽しみください。ステッカー■ステッカー配布場所○ステッカー配布場所・イベント名:アニメイトガールズフェスティバル2023・開催期間:2023年11月3日(金・祝)・4日(土)・場所:池袋・サンシャインシティ(〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-1)・ブース:Y-1(文化会館ビル2階展示ホールD)・配布時間:9:00~17:00※なくなり次第終了となります。※ブース内混雑状況によって、配布時間変更となる可能性がございます。作品概要ロゴ【放送情報】2024年放送予定【スタッフ】原作:硝音あや『百千さん家のあやかし王子』(あすかコミックスDX/KADOKAWA刊)監督:ボブ白旗シリーズ構成:蒼樹靖子(スタジオモナド)キャラクターデザイン:岡真里子音楽:辻田絢菜・狐野智之音響監督:菊田浩巳制作:ドライブ【キャスト】百千ひまり:川井田夏海七守葵/鵺:大塚剛央紫:立花慎之介伊勢:小野友樹【公式サイト】TVアニメ「百千さん家のあやかし王子」公式サイト : 【公式 X (旧Twitter) 】@momochi_anime : 【原作情報】「百千さん家のあやかし王子」は、2013年から2019年に「ASUKA」(KADOKAWA)で連載された、累計110万部突破のあやかし系和風ファンタジー漫画。10言語にて翻訳出版されている。2023年7月24日発売の「ASUKA9月号」より、続編「百千さん家のあやかし王子-継-」連載開始。コミックスは2024年春発売予定。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月02日TVアニメ化決定!ティザービジュアル・ティザーPV、スタッフ・キャスト解禁2023年7月15日(土)にフランスで開催されたJapan Expoの Crunchyroll Industry Panelにて「百千さん家のあやかし王子」のTVアニメ化を解禁いたしました。パネルでは、ティザービジュアル・ティザーPV、スタッフ・キャストが解禁。日本のみに留まらず海外でも愛される本作を実力派スタッフにてアニメ化し、最新のアニメーション技術によって、壮大で美麗なあやかしの世界をお届けいたします。ぜひ、続報をお楽しみに。作品概要ティザービジュアル「僕の姿を見てはいけないよ──」16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により「百千家」を相続することになった、ひまり。地図を頼りに「百千家」に辿り着くと、そこには葵と名乗る謎の少年のほか、紫・伊勢と呼ばれる先住人が……!どうやら「百千家」は”現世(うつしよ)”と”幽世(かくりよ)”の狭間に建っている家のようだ。さらに、その家の中心人物である「葵」にも何やら秘密があるようで――。あやかし系和風ファンタジー、ここに開幕──!!【スタッフ】原作:硝音あや『百千さん家のあやかし王子』(あすかコミックスDX/KADOKAWA刊)監督:ボブ白旗シリーズ構成:蒼樹靖子(スタジオモナド)キャラクターデザイン:岡真里子音楽:辻田絢菜・狐野智之音響監督:菊田浩巳制作:ドライブ【キャスト】百千ひまり:川井田夏海七守葵/鵺:大塚剛央ティザーPV■ポストカード配布決定!TVアニメ化を記念し、2023年7月24日(月)にアニメイト池袋本店にて、ティザービジュアルを使用したポストカードを店頭配布いたします。25日(火)からは、全国のアニメイト8店舗にて配布いたしますので、ぜひお手元にてお楽しみください。○店頭配布・場所:アニメイト池袋本店・日時:2023年7月24日(月)18:00~※なくなり次第終了となります。○展開店舗池袋本店仙台店札幌店名古屋店福岡パルコ店広島店横浜ビブレ店梅田店※設置場所は各店舗にお問い合わせください。ポストカード作品情報【スタッフ】原作:硝音あや『百千さん家のあやかし王子』(あすかコミックスDX/KADOKAWA刊)監督:ボブ白旗シリーズ構成:蒼樹靖子(スタジオモナド)キャラクターデザイン:岡真里子音楽:辻田絢菜・狐野智之音響監督:菊田浩巳制作:ドライブ【キャスト】百千ひまり:川井田夏海七守葵/鵺:大塚剛央【公式サイト】 【公式Twitter】@momochi_anime( 【コピーライト】©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会※画像をご使用の際は必ずご記載をお願い致します。【原作情報】「百千さん家のあやかし王子」は、2013年から2019年に「ASUKA」(角川書店)で連載された、累計110万部突破のあやかし系和風ファンタジー漫画。10言語にて翻訳出版されている。2023年7月24日発売の「ASUKA9月号」より、続編「百千さん家のあやかし王子-継-」を掲載予定。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月16日夫はアクション系アニメが大好きで、5歳の長男に早くも夫のお気に入りのアニメを見せ始めてしまいました。そのアニメはシリーズを合わせると何百話もある超長編。おもしろさにハマってしまった長男は、テレビのリモコンを常に手に持っている状態に……。 長男にアニメを見せ続ける夫「このアニメは義務教育だ!」と意味不明な主張をしていた夫。確かにそれは素晴らしいアニメで、私自身も小学生のころによく見ていました。長男には今までもテレビを見せることは多々あったのですが、このアニメは一度見始めたら続きが気になって仕方がないようです。 いつも夜8時には寝室に行くのですが、キリのいいところまで見せたい夫と、キリのいいところまで見たい長男に押され、ダラダラ見せ続けるようになってしまいました。 長男の様子に明らかな変化が…そのアニメを見せ始めてからというもの、長男は朝起きてトイレを済ますと真っ先にリモコンの元へ駆け寄り視聴をスタート。朝ごはんを食べるときは消すものの、着替えも歯磨きもせず、また視聴……。私にキツく言われるまで、自分からはなにも朝の準備ができなくなってしまいました。 保育園から帰宅後も、すぐにアニメを見始めるのが日課に。大好きだった外遊びの回数もめっきり減ってしまいました。朝や帰宅後のすべての状況を夫に説明したところ、「ここまでハマるとは思わなかった」と言い訳を始める始末。 テレビ視聴のルールを設定!このままダラダラとテレビを見るのは良くない、という意見は夫婦で一致したため、長男を交えて、テレビを見るときのルールを決めました。 テレビは“やることがすべて終わってから”見ること!です。朝は保育園に行く準備がすべて終わってから、夜は寝る準備やワークなど、すべて終わってからしか見られないことにしました。 長男が納得した上でルールを決めたおかげか、支度もスムーズにできるように。今回の一件は、「自分の行動に責任を持つ」「子どもにどういう影響を与えるか考える」ということを私と夫の間で改めて確認した出来事となりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年06月26日「私はがん保険に入る必要はないと思っていたし、自分ががんになってみて、改めて確信しました」こう語るのは、経済評論家の山崎元さんだ。日本人の2人に1人が、がんになるといわれている。近年も、’22年12月にあき竹城さん(享年75)と高見知佳さん(享年60)が亡くなった。50代以上の女性にとって、がんは身近な問題だ。特に気になるのは、お金の問題。専門家はどう考えているのだろう。そこで、がんから生還したお金のプロに体験談を聞いた。山崎さんが体の変調を感じたのは、昨年7月ごろ。「のどに痛みがあったりせきが出ることから、内視鏡検査をして、8月下旬にステージ3の食道がんと告知されました。手術前に抗がん剤治療をし、10日から2週間ほどの入院を、2回行いました」抗がん剤治療では髪の毛が抜けてしまったが“散髪代が浮いた”と、潔く坊主にしたという。手術をしたのは10月末。「大掛かりで、多くのスタッフが関わりました。しかし、胸を開けるわけではなく、胸腔鏡や『ダ・ヴィンチ』という最先端のロボット手術機器を使ったため、傷口は最小限。手術翌日は9本くらい管がついていたんですが、13日目には退院したんです」一連の検査、抗がん剤治療、手術、入院など、合計200万円ほどかかったというが、支払った医療費は、それほど高くなかった。標準治療に関しては原則3割負担。さらに、月の医療費が上限額(一般的な収入の場合、8万~9万円)を超えたら、その分が返金される高額療養費制度もある。「最先端の治療を受けていましたが、実際は40万円くらいで済みました。高額療養費制度も使いましたし、勤め先の会社が入っている健保は、高額療養費制度よりも充実していたので、その差額分も返金されました。ですが、個室の差額ベッド代は自己負担。1泊約4万円でした」抗がん剤治療と手術で、合計約40泊ほど入院したため、差額ベッド代だけで160万円かかったという。今後は、毎月1回、再発防止のための薬物療法を今年いっぱい続ける予定だが、これまでと同じように高額療養費制度などを利用する。また、高額医療が1年のうちに3回以上ある場合、4回目以降はさらに負担が軽くなる多数該当高額療養費という制度もあるのだ。「差額ベッド代が高額になりましたが、大部屋で我慢できればかかりません。いつでも自由に使える100万円ほどの貯金があれば、がん保険の必要はないと考えます」【山崎さんの治療費】・検査+抗がん剤治療+手術+入院→約200万円(うち、高額療養費制度や健保を利用し、実際に支払ったのは40万円)・個室の差額ベッド代(1泊約4万円×約40泊)→約160万円計:約200万円■治療中のウイッグ代など女性ならではの出費も一方で、乳がん経験者であるFPの黒田尚子さんは、がん保険に加入していなかったことを後悔した。「“自分はならないだろう”と思っていたんですね。でも、いろいろ調べてみると、がんは生活習慣によるところも大きいようです。お酒が好きで、がんのリスクが高い生活を送っていたのだから、入っておけばよかったと思ったんですね」黒田さんの乳がんが発覚したのは、’09年の夏、40歳のときに、自治体の乳がん検診を初めて受けたことがきっかけだった。「担当医に5年生存率50%と言われて“死んじゃうのかも”と。まだ子どもが5歳だったから、小学校に入学するまで生きていられるのか、その後、夫一人で子どもをどう育てるのか、心配でした」病気や治療、将来の不安の後にくるのが、お金の心配だ。「がんになって10年以上たちますが、合計366万円ほどです。その大半が、1年目の治療費。まず、大きな出費は、全額自己負担となる乳房再建手術費用で、163万円ほどかかりました。次に差額ベッド代。1泊3万円ほどの部屋に17日ほど入院したので50万円以上かかりました。ただし保険診療となる医療費に関しては、高額療養費制度が利用できるので、それほどかかったわけではありません。一般的にがんの治療費は50万円から100万円が目安です。その準備があれば、がん保険に入らないのも選択肢の一つです」黒田さんも、夫が仕事をしていたし、貯金があったから乳房再建手術なども受けられた。「どこまでお金をかけるかで、事情は変わってきます。私の場合は、再建手術をしたので、もしがん保険に入っていれば、だいぶ助かったでしょう。治療費以外にも支出はあります。私の相談者からは、肥満が再発リスクになると医師から指導されてジムに通った、サプリや有機野菜で費用がかかったという声が聞こえます。抗がん剤治療の副作用による脱毛でウイッグも必要なケースも多いはず。がん保険の診断一時金の用途は自由で、こうした医療費以外のことにも使えるメリットがあります」抗がん剤治療が続き、働けなくなる可能性もある。「年間100万円ほどのパート代を子どもの教育費に充てていた相談者は『がん保険に入っていればよかった』と語っていました。子どもの教育費のめどがつくまで加入するという考え方もあります」【黒田さんの治療費】・乳房再建手術(自己負担)→約163万円・個室の差額ベッド代(1泊約3万円×17泊)→約50万円以上・その他がん治療費→約150万円計:約366万円治療だけで十分か、治療中の外見などにも気を配りたいか、子どもの教育費がかかるかなどで、がん保険の必要性は変わりそうだ。「がんの治療だけなら、当面必要な100万円ほどの貯金があって、差額ベッド代も最小限、保険が適用されない先端医療まで望まないというのであれば、あえてがん保険に入る必要性は感じません。むしろ、がんは早期に見つければ、社会復帰も早く、医療費も安く済むので、がん保険のお金を、定期的ながん検診、予防のために使うほうが、合理的ではないでしょうか」(山崎さん)2人の貴重な体験から、がん保険の見直しをしてみよう。
2023年03月08日副業評論家として活躍中の有限会社ガーデンシティ・プランニング 代表取締役 藤木俊明の新刊「年金にあとプラス10万円を得る方法」が、株式会社産学社より2022年12月に発売されました。新刊書籍藤木は、夕刊フジでの「今からできる年金+月額10万円生活」(現在連載中・毎週水曜日掲載)をはじめ、さまざまな媒体で、ミドルシニア層の副業・複業を推進する情報発信を行ってきましたが、取材の中で、「年金だけではゆとりある生活がきびしい」「せめて年金にあと10万円収入をプラスできないか」という声が多いことに気づいたと話します。実際に公益財団法人生命保険文化センターが10月に発表した調査によると、「夫婦2人でゆとりある老後を送るための生活費は月額37.9万円」となっています。夫婦世帯が平均的に受け取る厚生年金額と比較しても、かなり乖離があります。さらに、年金支給については悲観的な予測がささやかれています。1.今後年金支給額は減少していく2.今後年金支給は70歳からになっていく1.について、経済評論家 森永卓郎氏は、著者などで「年金月13万円時代が到来する」との予測を述べています。今後の少子化、高齢者の急増を考えれば、それは避けられないことだということです。2.も同様ですが、この4月、法改正により、70歳までの就労機会提供が企業に申し渡されました(現在は努力義務)。これは近い将来の年金支給年齢の後倒しを意味すると考えるのが自然でしょう。そしてもうひとつ、今年に入っての急激な物価高、とくにエネルギー価格の上昇が年金生活者を脅かしています。これらを考えると、貯金も必要ですが、定年退職後も「フロー収入」を得る工夫が求められるのではないでしょうか?本書は下記の通り、どうやって月々のフロー収入を得ていくかの具体的な指南書です。森永卓郎氏のご推薦もいただき、2022年の年末に全国書店に並びました。激動の2023年を迎え、ぜひ多くのミドルシニア世代の方に読んでいただきたく、内容をご紹介する次第です。【書籍情報】書名:年金にあとプラス10万円を得る方法(産学社)価格:1,650円(税込)著者:副業評論家 藤木俊明 ■内容1章 「年金プラ10」生活への準備・職場との関係の見直し、自分の棚卸しなど、静かな準備を詳しく説明。2章 「年金プラ10」を副業・複業で無理なく実現・ミドルシニアは副業に向いた副業、複業はどんなものがあるのか?その種類や取り組み方を詳しく説明。3章 ひとり社長で「年金プラ10」を無理なく実現・定年のない「ひとり社長」も検討したい。リスクを避け、長く働ける生き方を詳しく説明。4章 使える支援は何でも利用しよう・退職金には手をつけない。公的支援をさまざま紹介し、リスクの少ない新しい仕事づくりの方法を詳しく説明。5章 何もまだ決められない人はこうしよう・無理は禁物、何も決められないからといって焦る必要もない。今からスグできる小さなことを詳しく説明。6章 「年金プラ10」実践者インタビュー・現実に、定年退職後「プラス10万円」を実現している人たちをインタビュー。生の声を聞いた。■著者情報藤木俊明(1957年生まれ)早稲田大学教育学部卒業リクルート、ぴあを経て、ライタープロダクション有限会社ガーデンシティ・プランニングを起業。現在33期を迎えている。「複業のはじめ方」(同文舘出版)、「副業は趣味と特技で楽しく稼ぐ」(新講社)など著書多数。 【会社情報】有限会社ガーデンシティ・プランニング〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14新槙町ビル別館第一 2F 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月10日Instagramを中心に美容情報を発信している「KARA子|辛口評論家」(以下:KARA子)が株式会社エリザベスのネイルケアブランドである「シュガードール」の店頭POPにて限定コラボいたします。全国のコスメ販売店舗にて2022年6月24日(金)から順次公開しております。POPの使用例■掲載期間(予定)2022年6月24日(金)~■掲載店舗全国のバラエティショップ、GMS、ドラッグストア■KARA子とは美容・コスメに関しての情報を主に女性ユーザーに対して発信しています。Instagram: 忖度のない表現、レビューをしており、その物言いには一定のファンがいます。フォロワーからのリクエストに応えたレビューなどをしており、様々な企画も人気です。KARA子■シュガードールとは老舗化粧品メーカーである伊勢半グループが抱える化粧品メーカーの株式会社エリザベス。その中のネイルケアブランドである「シュガードール」は、自身の爪を綺麗に見せるだけでなくケアにも着目しています。速乾を売りとした商品は有名コスメ評論雑誌でも賞を取るなど、忙しい主婦層にも定評があります。■公式Instagram株式会社エリザベス: KARA子 : ■会社概要会社名 :KAKUMEI株式会社代表者 :小口 祐真設立 :2021年6月8日事業内容:SNSアカウント運用、その他プロモーション 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月22日ヘヴィ・メタル専門誌「BURRN!」編集長、落語評論家としても知られる広瀬和生の書籍発売記念竹書房主催、『広瀬和生を聴け! 三遊亭兼好の落語とスペシャル対談の会』が2022年6月7日(火)にEurroLive ユーロライブ(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて4月11日(月)10:00よりチケット発売開始 ほぼ毎日高座に接し、客席から現在進行形の落語の最前線を目撃した落語評論家の広瀬和生氏の新刊書籍『落語の目利き』(2022年竹書房刊)の出版を記念した落語公演を開催いたします。高座を務めるのは、同書の題字・イラストを担当した人気落語家の三遊亭兼好。百数十点のイラストで同書に花を添えた兼好が高座のあとに、インタビュアーとなって、著者の広瀬和生の評論家としての了見や、「プチ落語ブーム」からコロナ禍となった激動の4年間を客席から観た考察を聞き出します。いわば、北沢タウンホールで28回開催されていた「この落語家を聴け!」落語会の真逆の構図。これが最初で最後?!滅多に観れない対談が実現いたしました。【書籍『落語の目利き』】ほぼ毎日高座に接する広瀬和生が、2017~2021年の若手が元気な「プチ落語ブーム」の活況から一転してコロナ禍へと突入していく激動の4年間に、週刊誌に連載した落語コラムを読み易くまとめた書籍が、『落語の目利き』です。兼好師のイラスト百数十点収録。2022年5月26日(木)発売四六判328頁定価(本体2,000円+税)竹書房刊プロフィール【著者広瀬和生プロフィール(落語評論家/音楽雑誌編集長)】1960年生まれ、埼玉県所沢市出身。東京大学工学部都市工学科を卒業後、レコード会社勤務を経て、現在は月刊ヘヴィ・メタル専門誌「BURRN!」編集長。音楽雑誌の編集者/ライターとしての顔とは別に、ほぼ毎日高座に接する30年来の落語ファンとして知られ、現在進行形の落語界の魅力をリアルタイムで追いかける落語評論の第一人者として活躍中。『この落語家を聴け!』(集英社文庫)、『この落語家をよろしく』(講談社)、『現代落語の基礎知識』(集英社)といった著書が話題となる。最新刊は、5月に『落語の目利き』(竹書房)を予定している。【題字・イラスト[三遊亭兼好プロフィール]】サラリーマン等を経て、平成10年28歳で三遊亭好楽に入門、前座名 好作。 平成14年二ツ目昇進、好二郎に改名。 平成20年真打昇進、兼好に改名。 国立演芸場花形演芸会平成21年度銀賞、22・23年度金賞受賞。「五代目圓楽一門会・期待の星」のキャッチで活躍中の人気落語家。Twitter(@sanyutei_kenko) 開催概要【書籍発売記念落語公演】『広瀬和生を聴け! 三遊亭兼好の落語とスペシャル対談の会』開催日時:2022年6月7日(火) 18時30分開場/19:00開演(21:30終演予定)会場:EurroLive ユーロライブ(東京都渋谷区円山町1−5)■チケット料金指定席:5,500円(広瀬和生氏サイン入り書籍含)(税込)■オンライン公演実施予定 詳細は、5月下旬にカンフェティHPで! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月08日9月下旬にTwitterでラーメン評論家からのセクハラやマウント被害を告発した元バイトAKBであり、現在は3つのラーメン店を経営する梅澤愛優香さん(25)。怒りの告発に多くの人々からの賛同を得た梅澤さんだが、自身が社長を務めるラーメン店「麺匠 八雲」をめぐる騒動によって窮地に立たされている。事の発端は10月28日の「文春オンライン」による報道。同サイトによると、社長は梅澤さんだが、実質的な経営者とみられる40代男性が「八雲 本店」開店に向け、18年9月に葛飾の内装業者に内装工事を依頼。しかし、長らく支払われず、「文春オンライン」が未払いについて男性について問い合わせ翌日に46万5,000円の工事費が振り込まれたという。さらに内装業者が電話をしても男性が応じることはなく、店に直接出向いても事態を把握していない従業員が「上の者に伝えておきます」と答えるのみ。最終的に19年7月末日に支払われたと、同サイトは報じている。経営する会社の未払い騒動が報じられた梅澤さん。実は彼女、この疑惑に“反論”している。昨年、フードジャーナリスト・はんつ遠藤氏が自身のブログで「八雲本店」を指して《バイトAKB!!これはヤバい。地元の葛飾で超モメてたラーメン店。ここヤバい会社だけど、地元の某業者にお金払わなくて》と投稿。この主張に対し、梅澤さんは“事実無根”として、はんつ氏を相手取り慰謝料などを求める裁判を起こすことが各メディアで報じられていた。しかし、はんつ氏は、9月末にブログで「麺匠 八雲」の不払い疑惑について、こう説明している。《堀切菖蒲園の「麺匠 八雲」さんを手掛けた内装やさんが、すごく困ってる。工事代金を支払ってくれない。何度もお店に行って梅澤さんにお願いしても「私は分からない」の返答のみ。そこで、内装業者さんは知り合いのラーメン屋さんに相談。そのラーメン屋さんが僕に相談してきたという流れです》謂れのない中傷だと主張する梅澤さんとは真逆の内容。はんつ氏は、《そもそも梅澤さんは知らないのかも?》《内装業者さんと梅澤さんの【会社】が取引していることなので、梅澤さんは何も知らされてなかった気が。。。》とも指摘している。また「文春オンライン」は、「麺匠 八雲」が食材の産地を偽装して使用していた疑惑や従業員への給与の支払いの遅延についても報じている。セクハラ、モラハラ被害を告発した際は、多くの共感を集めた梅澤さん。しかし、経営するラーメン店の“疑惑”が報じられるにつれ、逆風も強くなっているようだ。《梅澤愛優香、いままではラーメン評論家にストーカーの嫌がらせにと同情や応援の声が多かったけど、文春砲でその見方が傾きそう》《あーあーボロボロ出てくる笑》《実に愚かな。不誠実にもほどがある。じき客は離れるだろう》
2021年10月29日《ラーメン評論家の入店お断りしますラーメン評論家の方々とお会いしてきましたが、8割が私へマウンティングか言葉のセクハラが酷い人ばかりでしたそれもあり避けたら裏で中傷される始末うちにはマイナスしかなかったです》こうツイートしたのは、かつて『バイトAKB』として活動していた梅澤愛優香さん(24)だ。元アイドルで、現在は3つのラーメン店を経営する梅澤さん。9月24日にTwitterでラーメン評論家からのマウントやセクハラを告発した。ひどい言動に悩まされた末に、「ラーメン評論家の入店禁止」を決意――。Twitterには梅澤さんを気遣う声が。さらに、こんな“体験談“も相次いでいる。《若くて可愛い女性はセクハラやマウントの餌食になりやすいよなぁ》《年下の女性にマウントセクハラとって自覚がないオッサンてほんと困るよねっていう普遍的なやつ》《日常のなんでもないシーンでいきなりセクハラやマウントがとんでくるっていうことは男性にはわからないと思う》そう、「女性が、年上男性からのマウントやセクハラの標的にされるのは日常茶飯事」とする声が上がっているのだ。大学生の頃にコーヒーチェーン店で働いていた女性・Aさん(38)はこう語る。「常連の中年男性が、店に来るたび、ドリンクの提供カウンターで15分ほど一方的に私に話してきたんです。それも『本場のイタリアでは』『君はまだ若いから知らないと思うけど』なんて“うんちく”ばっかり。上から目線も困りましたが、その方が私に話しかけている間、店のスタッフが1人不足するわけで……。うまく話を切り抜けるにしても年上の男性ですし、毎回不安でいっぱいでした」■女性にばかりマウントを取る男性客は、店長を見たら帰るまた地方の純喫茶で働く女性・Bさん(29)は「複数の男性客が、自分とマスターを比較してくる」と話す。「例えばときどき来る方なのですが、席に着くなり『マスターは今日おらんのか?』って。その後、コーヒーを出したら『マスターはこんな味じゃないよ』って言うんです。もともと私は別のお店でずっとコーヒーを出してきましたし、『マスターにも味を認められてここで働いているのに……』って悔しい気持ちになりました。あとサラリーマンの方で、明らかに私とマスターに対する態度の違うお客様がいます。私が1人で店を回す日はいつもより態度が大きいんです。忙しい時に『食後のコーヒー持ってきて』と言われたのですが、その言い方が『できますか?大丈夫ですか?』って感じの半笑いで。大きな会社に勤めている方なのに残念です」Bさんは「面倒なことを言う人は、相手が女性だろうと男性だろうとマウントを取ってきます。それでも今までの経験上、『女性の方が言われやすい』と思います」と続ける。都内のカフェに勤務するCさん(30)も「男性の店長を見て、あからさまに帰っちゃう人もいますね」と“女性ばかり標的にする男性客”の存在を教えてくれた。■「年収上げてから来い!」心の中で闘志を燃やす女性もマウント被害に遭った際、「黙りながら悩んでいます(Aさん)」「女性だからこういう事をされるんだろうなあ、と思ってしまう(Cさん)」と辛さを押し殺していた3人の女性。しかし、“反撃“する女性も。不動産関係の会社で接客業務にあたる会社員・Dさん(38)は笑顔満点でこう話す。「お客様のなかには『資産性が、利回りが』って、一方的にやたら語りたがる方々がいます。でもそういう方って、なぜか年収が足りなくて、住宅ローンで微々たる額しか借りることができないってケースが多いんです(笑)」そして「最初はニコニコしながら『素晴らしいお考えですねー。さすが!』とか持ち上げる」といい、こう続ける。「それでも最後に目の前で電卓を叩きながら『お客様のご年収ですと、いま借り入れできる額はこれだけですね!』って数字を見せたら、向こうはグッと黙ります。『ご希望のお部屋は、あと1,500万円を現金でご用意していただければご購入できます!』なんて追い討ちをかけたらコッチのもの。微笑みながら、心の中で『講釈垂れる前に年収上げてから来ればいいのに……』って思っています(笑)」■注意すべきはお客だけではない!同僚からのセクハラもまた梅澤さん同様、女性店員たちはセクハラにも悩まされるという。前出のBさんは、こう憤る。「来店のたび、体の一部を何かしら当ててくるお客様がいます。後ろを通るときに、お尻を触られたことも。最初は偶然かなって思いましたが、わざとだと気づいて……。うまく避けようと思ったら、今度は靴に靴を当ててきました。気持ち悪すぎて、“当たり屋”って呼んでいます」さらに、彼女たちの“敵”は理不尽なお客だけではない。本来は味方であるはずの、同僚たちにも警戒する必要があるというのだ。都内の純喫茶に勤務していたEさん(29)はこう話す。「男性のマスターが、女性スタッフのことを『アイツは胸がデカい』ってイヤらしくいうのは当たり前。私も着ている服を観察されたり、感想を言われたりしました。キッチンのおじさんには『今日はこの後、旦那さんとどこか出かけるの?』『旦那さんの誕生日プレゼントに何をあげるの?』なんて、プライベートのことをたくさん訊かれました。これも立派なセクハラだと思います。渋々答えたら、今度は『デートもプレゼントも、共働きだからできるんだ』って嫌味みたいにグチグチ言われて……。『ほんと何だったんだろう』って店を辞めた今でも思いますね」マウントやセクハラを恐れることなく働きたい女性たち。彼女たちのために、“教えたがる男たち“は自らの言動を省みる必要があるはずだ。
2021年10月16日元「バイトAKB」の梅澤愛優香さん(24)で、現在は3つのラーメン店を経営する梅沢さんが告発したラーメン評論家によるマウントやセクハラ被害。とあるラーメン評論家から突如、下の名前で呼ばれ、身体だけの写真撮影を求めれるなどのセクハラを受けたことや、これまで様々な評論家からマウンティングされたとTwitterで明かしたのだ。その結果、梅澤さん「ラーメン評論家の入店禁止」を決意。この告発後、SNSでは梅澤さん同様に男性からマウントやセクハラ被害を受けたことを告発する女性たちが相次いだ。それも仕事場に限った話ではなく、趣味の世界でも理不尽な目にあうという。音楽が好きな女性・Aさん(38)はこう話す。「ライブハウスにいる40代や50代の男性たちは『あのバンドが売れていない頃、生でライブを観た』『昔はもっと激しかった』なんて、若い女性相手に“うんちく垂れ流しマシーン化”しがちです。知らないバンドのことを、訊いてもいないのに延々語ることも。不愉快を通り越して、ちょっと怖いです」■「興味がない子にとって、カメラ自慢は地獄」コスプレイヤーとして活動する女性・Bさん(32)も“マウント被害”を教えてくれた。「40代から50代後半ぐらいのカメラマンは撮影時や撮影後に、こちらが訊いてもいないことを勝手にペラペラ話してきますね。『有名なレイヤーさんを撮ったこともあるよ』とか言われても、私は『そうなんだ』としか思えないのに……。あと『このレンズがいいんだよ』など、機材でマウントを取りたがる人がやたら多いんです。聞きながら『はよ終わらんかなー』って思っています(笑)。私だけでなく、周りの子もしょっちゅう経験しているそうです。私は撮ることも好きなので適当にスルーできますが、カメラに興味のない子は返信にも困るでしょうし、地獄だと思いますね」またアートが好きなCさん(33)からは、こんなタレコミが。「女性の絵描きさんの個展で、お客のおじさんが『僕はよく絵を観るんだ』『僕が絵を褒めることはあまりないよ』と上から目線で絵描きさんに話しているのを見かけたことがあります。明らかに初対面同士なのに、その男性はひたすら自分の話したいことをずっと話していました。それなのに30分くらいしたら、個展のグッズも買わないで帰ってしまいました」■マウント失敗で激昂、奇襲をかけてくる男性もなかには、マウンティングに失敗すると激昂する男性もいる様子。古代史を愛するDさん(38)はこう語る。「古代史好きのなかには学術的に何の根拠もない“トンデモ本”を鵜呑みにして、ニセ知識をひけらかすオジサンが多いんです。博物館で働く友人は日常的に経験しているそうで、『ほんと迷惑!』ってたびたび愚痴っています。そういう男性は話が長い上に『それは一説であって定説ではありません』と伝えると、怒り出して余計に話が止まらなくなるそうです」いっぽう何の共通点も持たない男性から「奇襲をかけられた」と話すのは、会社員の女性・Eさん(33)だ。「大学時代、仲の良い同性の友達と社会問題をテーマに意見交換するのを楽しんでいました。あるとき、夜の公園で話し合っていると知らない中年男性が無理矢理話に入ってきました。それも『君たちはエライ』やら『君たちの言っていることは全然ダメだ』やら“上から目線”で。その割に、やたら頓珍漢なことばかり言っていました。最初は『ちゃんと答えなきゃ』と思っていたのですが、段々相手にするのもバカみたいに思えてきて生返事するように。今でも『なんで私たちに話を聞いてもらえると思ったんだろう』と不思議です。『強面の男子学生にもしたのかな』なんて思います」■プロレス会場で女性を物色…「何しにきたの?」さらに前出のEさんは趣味の場で、セクハラという言葉では足りない危険な目にあったという。「好きなバンドを通してある男性と仲良くなりました。ライブを観てご飯を食べて、ただそれだけ。ライブの日にしか会ったことがありません。ですが、ある夜、ライブの後にホテルに連れ込まれそうになりました。強引だったので、すごく怖かったです。そもそも『好きです』って告白もなしで、肉体関係をもつことができると思われたのも不愉快でした。ライブに出かけることも躊躇するようになってしまい、楽しみがひとつ消えてしまいました」プロレス観戦が趣味の女性・Fさん(43)も、憂いを明かす。「プロレスは最近、女性のなかでも人気が高まっています。もともとプロレスは男臭い世界。そこで舞い上がったお客の男性たちが、『いいことあるかも』と会場の若い女性ファンを物色するようになったんです。年長組に入る私にすら、粘着的に話しかけてくる男性はいますからね……。『会場に何しにきたの?』って男性たちに対して思います。女性ファンが減らないことを祈るばかりです」趣味の世界でも理不尽な男性たちに堪える女性たち。“上から目線な男たち”は彼女たちの告白に何を思うのか――。
2021年10月16日《ラーメン評論家の入店お断りしますラーメン評論家の方々とお会いしてきましたが、8割が私へマウンティングか言葉のセクハラが酷い人ばかりでしたそれもあり避けたら裏で中傷される始末うちにはマイナスしかなかったです》こうツイートしたのは、かつて『バイトAKB』として活動していた梅澤愛優香さん(24)だ。現在3つのラーメン店を経営する梅澤さん。9月24日、Twitterで「ラーメン評論家の入店禁止」を表明した。梅澤さんは被害の詳細について、『テレ朝news』に明かしている。ある評論家から無断で“首から下の体だけの写真”を撮られたと明かし、「気分が悪くなって、怖いですし、どういうふうに使われるかというのも」と“セクハラ被害”を告発したのだ。さらにその評論家が、ブログで「バイトAKB!!これはヤバい。ここヤバい会社だけど、地元の某業者にお金払わなくて」と梅澤さんに対して投稿していたと告白。「事実無根」と断言した梅澤さんは他の評論家たちからもセクハラや中傷があったといい、そのため冒頭のように入店禁止を発表することにしたという。梅澤さんは評論家の名を「H氏」とイニシャルだけ明かす形で告発していた。ところが、まさかの展開に。フードジャーナリストのはんつ遠藤氏が、ブログで《それ、僕です!》と自ら名乗りを上げたのだ28日、自身のブログで約5,700字にわたって梅澤さんへの反論を掲載したはんつ氏。冒頭で「本当は何も言わないつもりだったんです」といい、その理由についてこんな説明をしている。「『女、子どもには、手を上げない』が、僕の主義。相手が男だったらまた違っただろうけど、女性なんで、男はじっとするものだと」■「人妻シリーズ」のために無断撮影。「僕が正しい」と思う謎論理はんつ氏は無断で写真を撮った事について「これはひどい、はんつ遠藤。単なるエロおやじだ」としながらも「僕は本人だから分かるんですが、こいつは、昼間はそこそこイイ奴なのに(そこそこね)。お酒飲むと泥酔しちゃって豹変というか、飲み始めて30分くらいですぐにダメ人間というか、人格破綻者になっちゃう」といい、こう記した。「梅澤さんの件は、まだまだ良いほうですよ。他の女性とか、もっとひどい。これをきっかけにMe Too!!でしたっけ?どんどん出てくるかも。。。」はんつ氏によると梅澤さんの写真を撮影した当時『人妻シリーズ』と題し、人妻との架空のデートシーンをFacebookにたびたび投稿していたという。「いや、大した文章じゃないんすよ。でもユルい感じもあって、Facebookの友達限定の書き込みにはぴったり。スゲー大人気だった」といい、「泥酔してるので覚えてない」ものの『人妻シリーズ』に使用するため写真を撮ったと説明。そして、こう述べた。「そのあと写真がどうなったかって話ですけど、結局、翌日になって冷静に考えたら、梅澤さんは人妻じゃないので、人妻シリーズの写真には使えないという当たり前のことに気づき、写真は使われてないですw」また中傷行為については、「それって中傷じゃなくて、単に起きたことで。。」としたはんつ氏。内装業者から「梅澤さんが工事代金を支払わないので困っている」との相談を受けたラーメン店から、タレコミがあったというのだ。しかし“単に起きたこと”とする根拠は「僕的には友達を信じたいので、僕のほうが正しいとは思ってます」と、梅澤さんが工事代金を支払っていないという客観的な証拠があるわけではないようだ。そしてはんつ氏は「もちろん、はんつ遠藤がお酒飲むとすぐに泥酔しちゃってダメ人間になっちゃうことが一番の原因m(__)m本当にダメなヤツだなぁ。。」とし、「なんというか、たまに梅澤さんを攻撃する人がいますが、それは違うよ」ともコメント。しかし、こう続けている。「いいんです。このままで。女、子どもに手をあげては、いかんです(きっぱり)」■自分ツッコミに自分語り。そして“男は我慢してやっている感”その後、はんつ氏は「僕は本当のところラーメン評論ができなくてフードジャーナリストに移行しました」などと自身の職業について400字ほど説明。そして、こう結んでいる。「ダラダラと書いてて、3時間だ。。。もちろん飲みながら書いてたので、誤字脱字ハンパない気がしますが、ご容赦ください。次回の会見までにポニーテールにします!!!(こらーーー!!!)お疲れ様でしたm(__)m」約5,700字の“超大作ブログ“で梅澤さんに反論したはんつ氏。しかし無断で梅澤さんを撮影したこと、そして真偽が定かでない情報をもとに、梅澤さんを貶める文章を書いたことに変わりはなさそうだ。文中でたびたび自分語りや自慢話を披露し、「女、子どもには、手を上げない」と当たり前のことを書いて“紳士的な自分”を強調していたはんつ氏。こうした文体にも批判が続出し、かえって火に油を注ぐ事態となっている。《ラーメン評論家ブログ、最初は笑ってたけどじわじわ腹立ってきた。酒のせいだからセクハラ許してね~な態度とか、自分に非があるのに女子供には手をあげない俺かっこいいにすり替えるとか、人として無理すぎる》《セクハラや中傷疑惑に対する意見とするなら酒飲みながら書くのがまずありえない。「悪意はなかったんですよ〜笑」的なことを言いたいんだろうがそういう問題じゃない》《「不快な思いさせたことはごめん!」レベルの謝罪すらなく、飲酒とエロ親父化する悪癖を反省と見せかけて終始免罪符にしている神経も凄い》《梅澤さんにしっかり謝罪しなよ。『酒飲んで人格破綻する』ならなおさら悪質だし、『人妻シリーズ』なんて梅沢さんのお店に全く関係ないじゃん。結局質の悪い嫌がらせだし、出禁になって当然だ》ブログが波紋を呼ぶなか、《友達から「なんでブログの記事の最後に、YouTubeのURL貼らないの?」という助言が!!なるほどなぁ。お金儲けが下手だなぁ》とツイートしたはんつ氏。受けるべきアドバイスは、そのことだけではないようだがーー。
2021年09月29日東京アニメアワードフェスティバル2021でグランプリと東京都知事賞を受賞した注目のアニメーションが、ついにフランスから日本に上陸。アニメ好きのみならず、世界各国の観客を魅了している話題作をご紹介します。『ジュゼップ 戦場の画家』【映画、ときどき私】 vol. 4021939年2月、スペイン内戦から逃れた大勢の難民が隣国フランスに押し寄せた。しかし、フランス政府によって収容所に閉じ込められた彼らは、劣悪な環境で苦しむこととなる。そのなかでも、難民のひとりである画家のジュゼップ・バルトリは人間らしさを保つ唯一の手段であるかのように、建物の壁や地面に黙々と絵を描き続けていた。そんなジュゼップに鉛筆と紙を与えたのは、若きフランス人憲兵セルジュ。いつしか2人は固い友情で結ばれていくことに。そして、ジュゼップが消息不明の婚約者マリアとの再会を夢見ていることを知ったセルジュは、密かにマリアの捜索を行うのだが……。画家ジュゼップ・バルトリの波乱に満ちた人生と知られざる真実をもとに描かれた感動の実話。今回は、『この世界の片隅に』の片渕須直監督も絶賛する本作について、こちらの方にお話をうかがってきました。オーレル監督フランスの全国紙でイラストやグラフィックを手掛け、イラストレーターとしても活躍しているオーレル監督。本作が長編アニメーションデビュー作にもかかわらず、カンヌ国際映画祭への正式出品をはじめ、ヨーロッパの映画賞を総ナメにする快挙を成し遂げています。そこで、作品に込めた思いや日本のアニメーションに惹かれる理由について語っていただきました。―本作は、あるブックフェアでジュゼップ・バルトリの作品を偶然目にしたことから始まり、そこから10年もの歳月をかけて完成させたそうですね。改めて、この作品とともに歩んだ道のりを振り返ってみていかがですか?監督確かに10年は長かったですね……。でも、10年も経った気がしないのは、その間にも本当にいろんなことがあり、山あり谷ありだったからかもしれません。資金調達などが思い通りに進まなくて苦しいときもありましたが、制作過程は非常にエキサイティングでワクワクしましたし、素晴らしい冒険ができたと思います。大変なことが95%を占めていたとしても、残り5%で味わった芸術的な喜びがつらいこともすべて忘れさせてくれました。―監督は「ジュゼップ・バルトリの想いを理解し、引き継ぎ、自分のペンによって現代によみがえらせたい」という衝動に突き動かされたそうですが、この題材をいまの時代に作品として発表する意味についてはどうお考えでしたか?監督彼が生きていたのは1939年ですが、僕はあまり時代的なものは関係ないと思っています。なぜなら、当時の強制収容所で起きていたことは、現在のヨーロッパが抱えている難民の問題とつながっているところがあるからです。実際、制作している最中にシリア戦争が原因で難民がヨーロッパへと入ってきたので、僕たちにとってはよりリアルで、より現実的な問題となりました。そういったこともこの作品が大きな反響を呼ぶことになった要因だと思います。日本のアニメーションからも影響を受けている―確かに、現代社会が抱える問題についても考えさせられました。監督ただ、最初からそういったことを打ち出そうと意図していたわけではありません。もともとは彼のデッサンと出会い、彼の人生を知ったことが始まりでしたから。以前から映画が好きでしたし、スペイン戦争といまの難民問題についても関心があったので、すべてを一緒に映画として語りたいと思うようになったのです。―監督のキャリアにおいても、本当に大きな意味を持つ作品になったのではないでしょうか。監督そうですね。「イラストは自分にとってどんな意味があるのか」「イラストレーターの仕事とは何か」といったさまざまな自問自答をし続ける濃密な時間を過ごすことができました。そんななかで、まず気がついたのは、イラストとアニメーションでは表現方法も制約も違うということ。それゆえにより深く考察し、核心を突き詰めていく作業をしました。あとは、いままで1人で仕事していた僕にとってはグループで仕事をするのも初めてだったので、人間としてもイラストレーターとしてもすごく成長できたのではないかなと思っています。この10年でいろいろな変化がありましたし、新しい経験をたくさん重ねることができました。―アニメーションを制作するうえで、影響を受けている方や作品について教えてください。監督アニメーションだけではなく、映画や絵画、音楽、文学といった本当にさまざま表現様式から影響を受けていると感じています。なので、ひとつを選ぶことはできないのですが、今回の作品で言うと、スペイン内戦について知る機会を与えてくれたケン・ローチ監督の『大地と自由』や本作の脚本を務めてくれたジャン=ルイ・ミレシの存在は大きかったかなと。それから、僕自身はアーティストとして1980年代にテレビで見ていた日本のアニメシリーズからもたくさんの影響を受けていると思います。普遍的な物語であることを感じてほしい―たとえば、どのようなアニメシリーズがお好きでしたか?監督子どもの頃に大好きだったのは、まず『キャプテン翼』と『シティーハンター』。あとは『めぞん一刻』、『ハイスクール!奇面組』、『キャッツ・アイ』、『鉄腕アトム』も好きでしたね。そのほかに興味深いと思ったのは、フランスの文学作品をアニメ化した『三銃士』や『家なき子』。キャラクターが動物に変わっていたりするところとか、外国人の目がすごく大きく描かれていたりしたのがおもしろくて(笑)。いまは、僕の息子が日本のアニメが大好きですごくハマっているようです。―では、監督という立場になってから、いまの日本のアニメーションについてはどのようにご覧になっていますか?監督日本のアニメーションに惹かれる理由は、やはり普段僕たちが日常的に見慣れているものとはかけ離れたものを見せてくれるところではないかなと。おそらくそれは日本だけでなく、アジア映画全体に言えることかもしれませんが、ヨーロッパの作品にはないようなものをいつも提示してくれますよね。あとは、日本のアニメーションはまだまだ僕たちが到達できないほど凝った作業や異なるアプローチをしているので、そういった新しい息吹というか、新鮮さを味わわせてくれるのが魅力だと思います。―最後に、作品を通して日本の観客に伝えたい思いをお願いします。監督本作で描いた物語や歴史的背景は、日本から見れば遠く離れたものと感じるかもしれません。しかし、戦争や政治による難民に関しては、歴史のどの時代でも、現代でも全世界的な問題であり、普遍性のある話だということは伝えたいです。時を超えて訴えかけるメッセージが胸に響く戦争が引き起こした悲惨な現実を知るだけでなく、現代の私たちがすべきこと、そして「生きるとは何か」を突きつけられる本作。ジュゼップ・バルトリが実際に描いた力強いスケッチと、その想いを引き継いだオーレル監督の描くイラストが共鳴して生み出される圧倒的な画力に、誰もが心を揺さぶられるはずです。取材、文・志村昌美真に迫る予告編はこちら!作品情報『ジュゼップ 戦場の画家』8月13日(金)、新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:ロングライド©Les Films d’Ici Méditerranée - France 3 Cinéma - Imagic Telecom - Les Films du Poisson Rouge - Lunanime - Promenons - nous dans les bois - Tchack - Les Fées Spéciales - In Efecto - Le Mémorial du Camp de Rivesaltes - Les Films d’Ici - Upside Films 2020
2021年08月11日大人気アニメ『ドラえもん』や、『ドラゴンボール』、『タイガーマスク』などの名曲を生み出してきた作曲家の菊池俊輔さんが亡くなりました。89歳でした。産経ニュースによると、菊池さんは、誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため2021年4月24日に息を引き取ったといいます。アニメ『バビル2世』や『ドカベン』など、幅広い世代が聴き馴染みのある名曲を残してきた菊池さん。菊池さんが日本に残していった名曲は数え切れません。ネット上では菊池さんの訃報に悲しみの声が広がっています。・菊池さんを追悼して、今日は『仮面ライダー』の曲を聴きたいと思います。・菊池さんの作曲したものは好きな音楽ばかりでした。さびしくなります。・幼少期から菊池さんの音楽に慣れ親しんできたので悲しいです。きっと、菊池さんの名前は知らなくとも音楽は知っているという人も多いでしょう。菊池さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月28日2020年12月4日、『おたく評論家』の宅八郎さんが、同年8月11日に亡くなっていたことが分かりました。57歳でした。産経ニュースによると、死因は小脳出血で、都内の病院で亡くなったそうです。宅さんといえば、おたく文化に注目が集まる中、1990年に『おたく評論家 宅八郎』として、雑誌やメディアに登場。トレードマークの『マジックハンド』を手に持つ姿が印象的でした。バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)や、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)など、数々のテレビ番組にも出演。著書も出版しています。著書に「イカす!おたく天国」「処刑宣告」があり、雑誌のコラムなどで活躍したほか、「おたく評論家」の肩書でテレビ番組にも出演した。産経ニュースーより引用突然の訃報に、ネット上では「57歳は若すぎる」「『おたく文化』を世に広めてくださり、ありがとうございました」「ショック…。どうか安らかにお眠りください」など、悲しみの声が広がっています。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年12月04日オトコの美尻で目の保養!映画評論ユニットのお杉とB子がナイスバディな男性の映画をご紹介します。男尻(だんじり)は硬さが大事、仕上げにロマンもね。お杉:『マジック・マイク』シリーズを語らないわけにはいかないわ。男性のゴージャスな肉体美祭りだったじゃない。B子:アダム・ロドリゲスのトゥワークダンスには目が点になりました。尻っぺタがぶるんぶるん揺れるんだもん。お杉:マシュー・マコノヒーのTバックも強烈だったよね。あのスタイルで開脚なんて、いつポロリするかヒヤヒヤ(笑)。B子:あの人、脱ぎたがりだから。お杉:マッチョなストリッパーたちが、消防士や兵士といったコスプレで女のファンタジーを満たしてくれるのは素晴らしい。イケてるお尻は大事だけど、お尻だけじゃロマンは完結しないから。B子:男性のお尻がチャームポイントとなったのって『アウトサイダー』あたり?初脱ぎしたロブ・ロウは当時、美尻を魅せる美男俳優という立ち位置だった。お杉:アイスホッケー選手を演じた『栄光のエンブレム』でも脱いでた。スポーツ映画ってシャワーシーンがあるから、要チェックよ。B子:刑務所映画もね(笑)。シャワールームで格闘したりするでしょ。『イースタン・プロミス』では、ヴィゴ・モーテンセンがサウナで殺し屋と戦うんだけど、マッパ!ポロリで撮り直しとかあったはず(笑)。お杉:ヴィゴのたくましい脚にも痺れた。アラゴルン様を演じたあとだけにあの全裸はショーゲキだったわ。売り出し中の若手の体当たり演技とは、ありがたみが違う。B子:中年過ぎても肉体がたるんでないのはさすがだよね。ヒップも引き締まってたもん。お杉:そう、男のお尻は硬さが大事。映画史を彩った男の全裸は数々あれど、私にとっての最上級は『ターミネーター』のアーノルド・シュワルツェネッガー。未来から全裸でやってきたターミネーターの降臨ポーズは、大事なところの隠し加減も含めて、完璧よ。B子:今は映像技術でヌードも作れるし、尻用ボディダブルに頼る男優もいるよね。ザック・エフロンとか。お杉:そうなの!?『恋人まで1%』のお尻、ザックのだと思ってたのに!『マジック・マイク』家具店を開く夢を持ちながら、ストリッパーとして享楽的な人生を歩むマイクの成長と恋を描く物語。主演チャニング・テイタムのストリッパー体験を活かした傑作。Amazon Prime Videoなどで配信中写真:Everett Collection/アフロ『アウトサイダー』オクラホマ州の片田舎に住む不良少年グループの苦々しい人生と恋を描く青春映画の金字塔。後に大スターとなるトム・クルーズが台詞がほとんどない脇役で出演している。ビデオマーケットなどでレンタル配信中写真:PictureLux/アフロ『イースタン・プロミス』助産師アンナは死亡した少女が遺した日記をきっかけにロシアン・マフィアの運転手ニコライと知り合う。彼には別の顔があり…。人身売買をテーマにした渋い犯罪ドラマ。TSUTAYAプレミアムなどでレンタル可お杉とB子小誌で「お杉とB子のMOVIE TALK」を連載中の映画評論ユニット。『愛の不時着』は完走したものの、いまだ七王国をさまよい中のお杉と、配信の犯罪ドキュメンタリーにハマっているB子。傑作から駄作まで鋭く、おかしく斬り込むよ。※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2020年06月23日生活評論家であり、働く女性の支援活動も行う樋口恵子さん(87)。長らく第一線で仕事を続けてきた樋口さんも、自身の寄る年波をひしひしと感じているのだとか。「みなさんよく『ピンピンコロリといきたい』とおっしゃいますが、私のまわりを見ても、思いどおりの最期を迎えられる人はそうはいません。誰しも、あちこち痛めながら、ヨレヨレになって人生を終えています」樋口さん自身も70歳を過ぎたころから、体のあちこちが思うように動かなくなり、「それまで当たり前にできていたことがそうではなくなるのだ」と自覚するようになった。「80歳を過ぎ、さらにガクンときた感じがします。たとえば『朝起きる→おなかがすく→食事の支度をする→食べる』という一連の流れが当たり前だったのに、目覚めても食欲がわかなくなったのです。調理するのもおっくうになり、今思っても、あれは軽い“老後うつ”でした」人間が生きるうえで持つ、「ごはんを食べたい」「外に出たい」というごく素朴な欲望が、年をとると、低下、枯渇すると樋口さん。「5分歩くのも大変で、肉体的にも精神的にもヨタヨタヘロヘロ。私はこれを“ヨタヘロ期”と名付けました。この時期に大切なのは、自分がヨタヘロ期にいることを自覚し、何事にも『エイヤッ!』とかけ声をして取り組むことです」さらに、樋口さんが中高年世代の女性に訴えたいのが、既婚者は簡単に離婚をしないこと、働ける限りは仕事を続けること、この2つだという。「男女平等がうたわれて久しいですが、日本の労働条件も年金制度も、残念ながら何十年もの間、男性優位に作られていますし、非正規雇用が断然多いのも女性です。また、女性同士でも、安月給で出世もできず、子育てや介護のためこま切れで就労する人より、サラリーマンの専業主婦のほうが、むしろ優遇される仕組みになっています。その専業主婦も、夫を見送った後はガクンと年金が減りますし……」“かくて、女は貧乏に生まれるのではなく、女の生涯を生きることで老いて貧乏に落ち込むのだ”という格言を用いて、樋口さんは「BBB」=「貧乏ばあさん防止策」を呼びかけている。「働ける人は、できる限り仕事を続けてください。介護離職なんてすると、自分の老後が大変なことになってしまいます。これからしばらく、日本は中高年層の雇用促進を目指さざるをえない時代が続くでしょう。50代にとっては、正社員になれるラストチャンスでもあるのです」「女性自身」2020年4月14日号 掲載
2020年04月02日北海道の玄関口である新千歳空港で、2014年から行われているアニメ映画祭をご存じだろうか。施設内にある3つのシアターをメイン会場として、国内外の新鋭アニメ作家たちによる長編・短編さまざまな新作の上映のほか、関連イベントや展示、シンポジウムなど、作り手もファンも楽しめるフェスティバルとなっている。このフェスティバル・ディレクターを務めているのが、アニメ評論家としても活躍する土居伸彰さん。“まだまだ日本のアニメには可能性がたくさんある”「もともとはアニメよりも、インディペンデント系の音楽とか映画に興味を持っていたんですが、大学のロシア語の授業の中で紹介されたユーリー・ノルシュテインというアニメ作家の短編を観て衝撃を受けたんです。ギョッとするようなリアリティがあって、いままで持っていたアニメーションのイメージが一変しました。そこから作家性の強い短編アニメやインディペンデントアニメを中心に研究するようになったんです」研究を進めるなかで、それらの作品が日本で観られる機会があまりに少ないことを感じた土居さんは、自ら映画館と交渉し上映会などを行うように。ちょうどその頃、テレビや映画といったメディアが強い個性を放つアニメーション作家に目をつけ始める。「それまでアニメーションの分野で芸術性と商業は、ある種、対極に位置していたんです。それが、芸術性のある商業作品がマーケット的に求められるようになってきた。その象徴的な存在が映画『君の名は。』の新海誠監督です。もともと新海さんは短編を自主制作で作っていたインディペンデント作家。作家性の強い新海さんと東宝のプロデューサーが組むことで、爆発的なヒットに繋がりました」そんな流れを受け、現在、土居さんは日本に海外の作家を紹介したり日本の作家を後押しする事業を行っている。新千歳空港国際アニメーション映画祭の活動もそのひとつだ。その土居さんによると、いまの日本のアニメーション業界は「分岐点にある」とか。「いまはDVDやBlu-rayが売れなくなっている時代です。これまで日本のアニメは、こういったパッケージやグッズの売り上げまで見込んで製作されていました。しかしこれまでのやり方では製作資金が回収できなくなっているんですよね。そもそも業界自体、いまだにアナログに頼っている部分が多く、働く人たちの労働問題も頻繁に取り沙汰されている状況。このままでは産業自体が衰退していく危険もあると思います」しかし同時に、可能性もある。「Netflixのような資金力を持った企業が、いまオリジナルのアニメーション作品の製作に乗り出しています。湯浅政明監督の『デビルマン・クライベイビー』がそのいい例。新海さんや湯浅さんだけでなく、『ペンギン・ハイウェイ』の石田祐康監督、『映画 聲の形』の山田尚子監督など、冒険的な作品を作る新しい才能も生まれていますし、面白くなっていく予感はあるんです。長きにわたって独自の発展を遂げてきた日本のアニメは、これからは戦略的に変化しないといけない。ますます世界を視野に入れた作品創りが求められていくはずです」いま土居さんが進めているのは、国の支援を受けてアニメーション制作をしているフランスで、日本人監督の作品を創るプロジェクト。「ほかにもアプリゲーム化や、漫画、CMといった多分野に応用するなど、まだまだ可能性はたくさんあるのではないでしょうか」どい・のぶあき新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター、「ニューディアー」代表/アニメプロデューサー1981年生まれ、東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科卒。ユーリー・ノルシュテインを中心にインディペンデント作家の研究を行う傍ら、アニメ評論や上映イベントなどの企画のほか、海外映画祭での審査員やキュレーターとしても活躍。著書に『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)。※『anan』2020年1月15日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年01月10日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。いよいろ20日から始まったラグビーW杯。そこで、今回はイケメンラガーマンをイケメン評論家の沖直実さんに教えてもらいました!「イケメンラガーマン探しはお宝発掘感がすごい!そのなかでもハグされたいたくましい肉体を持つ男らしさと、きらきら王子系の部分を併せ持っている選手をご紹介しますね!」と沖さん。まずはラグビー選手のイメージをくつがえすような日本代表選手2人から。■流大(27)「レモンのような爽やかさ!笑顔がかわいいベビーフェースなきらきら系ラガーマンとして私のイチオシです!」(沖さん・以下同)■姫野和樹(25)「『anan』で肉体美を披露したり、バラエティ番組にも登場したりして、ラグビー界の女性人気を高めてくれる日本の至宝よ」そして、海外の代表も甘いマスクを持つ選手の宝庫でした。■AJ・マクギンティ(29)「アメリカ代表選手。一緒に散歩したくなる癒し系なルックスです。子役経験があって、アンジェリーナ・ジョリーと共演したことも!」■ボーデン・バレット(28)「名門ニュージーランド・オールブラックスの選手。司令塔であり顔もいいだなんて天は二物を与えてしまったのね」ほかにも、田村優選手、ロブ・カーニー選手(アイルランド)などたくさん。イケメンを切り口にW杯を楽しんでみて!
2019年09月30日この夏も話題のアニメ映画が次々と公開を迎えていますが、美しいものが好きな大人女子たちにオススメしたいのは、フランスから届いた注目のアニメ作品。まるで宝石箱をひっくり返したようなきらめきを味わえる最新作とは……。夢の世界へと誘う『ディリリとパリの時間旅行』!【映画、ときどき私】 vol. 254ベル・エポック真っ只中のパリ。ニューカレドニアからやってきた少女のディリリは、配達人の青年オレルと出会い、パリで初めてのバカンスを一緒に楽しむ約束をする。そんななか、パリでは男性支配団と名乗る集団による少女誘拐が多発していた。ディリリはオレルが紹介してくれるパリの有名人たちに手がかりを質問しながら、誘拐事件の謎に迫っていくことに。ところが、ついにディリリも誘拐の標的とされてしまうのだった。彼らを待ち受ける運命とは……。ベル・エポックとは、フランス語で「良き時代」という意味を持ち、19世紀末から1914年までのパリが栄えていた時代のことを指していますが、その華やかさが見事に再現されているのが本作。そこで、こちらの方に創作の裏側について語っていただきました。フランスアニメ界の名匠ミッシェル・オスロ監督!これまで、『キリクと魔女』や『アズールとアスマール』などで高く評価されているオスロ監督。今回は、本作のテーマに惹かれた理由や日本のアニメに対する思いなどについてお話いただきました。―今回の作品には、ベル・エポックに対する尊敬や憧れが詰まっていると感じましたが、もともとこの時代へ特別な思いがあったのでしょうか?監督実は、特に思い入れがあったわけではありませんでした。どちらかというと、フランスなら18世紀の歴史や、才能のある人たちを輩出した第一次世界大戦と第二次世界大戦の間が文化的に発展したモダンな時期として好きだったので、そんななかで今回ベル・エポックを選んだのは偶然だったのです。―というのはどういう意味でしょうか?監督最初は「女性がロングドレスを着ていた最後の時代だった」という表面的な理由で選んだからです。そういう時代の特徴に惹かれて描くことにしましたが、私が映画を撮るときに大切にしているのは、観ている人に夢を見させたいという思い。だからこそ、そういった美しいドレスを着ている女性たちを登場させたいという目的もありました。もし、女優のサラ・ベルナールがショートパンツをはいていたら、あまり魅力的ではないですよね(笑)。―では、この時代を描くにあたって意識したことはありましたか?監督私は、作品に取りかかるときはいつもその時代や国についてかなりリサーチをしますが、今回もどういう時代だったんだろうかと、いろいろと調べました。その過程でどんどんとこの時代に魅了されていったところはあったと思います。というのも、世界中からやってきた素晴らしい人々とどこに行ってもぶつかるほど、たくさんの天才たちがパリに集まっていた時代だということに気がついたからです。当時のパリには自由の精神が漂っていて、それが人々を引き付けたんだと思いますが、そういった風潮があったからこそ、ひとりひとりが自己表現をすることを認めていた時代でもありました。そんなふうに文化的にも科学的にも非常に優れた活動が行われてきた時代であると同時に、いっぽうでは女性が台頭し始めた時代でもあり、女性のステイタスが変わり始めた境目であったとも言えるでしょう。女性たちが自ら壁を壊していった情熱があった―まさにそういう女性たちの姿はこの作品のなかでも、印象的に描かれていたと思います。監督ただ、実際は女性が表に立つことをよしとしない男性もいましたし、それまでは女性を優遇するような法律もありませんでした。それでも、女性たちが自ら少しずつ“壁”を壊し始めていったのです。そのおかげで、初めての女性教授や女子大学生が誕生しましたが、ほかにも女医や女性の弁護士、女性の編集者など、多くの女性たちが戦った末にそれぞれのポジションを勝ち取ることになりました。そういう意味でも、すごくワクワクするような情熱のある時代だったんだと思います。女性を軽蔑し、侮蔑し、虐待するという現実があったからこそ、男性支配という“悪”を描くにあたって、それと対極にある素晴らしい女性たちの進出を描きたかったのです。―劇中では数々の著名人たちが重要な役割をはたすために登場しており、その数は100人を超えていますが、監督が影響を受けたアーティストはいらっしゃいますか?監督昔から好きなのは、画家のロートレック。なぜなら、彼はとても自由な気質の画家で、彼が描く人物像は生き生きとしているからです。おいしい料理を愛し、友達もたくさんいて、自分自身の人生を謳歌しているところが彼の魅力だと思います。―監督はアニメーションに関しては独学ということですが、日本の作家や作品から影響を受けている部分もありますか?監督もちろん、宮崎駿さんと高畑勲さんは避けては通れない巨匠だと思います。あとは、細田守さんの作品も非常に興味深いですね。とはいえ、日本のアニメはあまりにも素晴らしいので、誰の作品がいいのか迷子になってしまいそうなくらいです。(笑)日本のアニメは他が到達できないところまで来ている―監督の目には、いまの日本のアニメはどのように映っていますか?監督日本のアニメは、ほかの国のアニメ業界が到達できないほどの評価を得ていると思っています。というのも、日本のアニメ作家たちというのは、どの階級の人たちにも興味を抱かせるアニメを作り出し、子どもだけではなく大人の観客にも響くような世代を超えた作品を生み出しているからです。同じことをほかの国のアニメ作家たちもやろうとはしていますが、なかなかできず、日本ほど成功していません。私がデビューした80年代頃から『マジンガーZ』などが大ヒットし始めて、日本のテレビアニメが世界を席巻しましたが、そういった影響もあって、僕が一緒に仕事をしている若い子たちや生徒たちの頭のなかは、日本のアニメでいっぱいなんですよ。たとえば、フランスでは1週間くらい研修をさせますが、男の子も女の子もみんな日本のアニメのような絵を描いているほど。だから、いまはジャポニズムの第二の波が来ている感じです。―とはいえ、日本の作品にはない監督の作風も非常に魅力的で、今回はパリの街並みがとにかくリアルで美しかったです。描くうえで苦労した点はどのあたりでしょうか?監督実はこの作品の背景は写真を加工して作っているので、4年間かけて写真を撮り続けました。ただ、私はパリに住んでいますし、カメラを持って散歩していただけなので、苦労や困難はまったくありませんでしたよ。(笑)それよりも大変だったのは、最初の頃にプロデューサーも資金を出してくれるテレビ局も誰も見つからなかったことです。ただ、そういう状況に反して、パリの美術館や役所の方々がもろ手を挙げてこの企画に賛成してくれたことによって助けられました。そのおかげで、美術館の休館日にひとりで中に入らせてもらって、好きなだけ写真を撮ることを許可してもらえたり、オペラ座の地下から屋根裏だけでなく、普段立ち入りが禁止されているところやパリの下水道にも入ることができました。だから、私自身は背景となる写真をとても楽しく撮り収めていましたし、ここの景色が足りないと思ったらカメラを持って外に出る、ということを繰り返していただけなんです。私はいまの時代も悲観的にはとらえていない―監督から見て、ベル・エポックの時代にあって、いまの時代に失われてしまったものは何だと思いますか?もし、私たちが取り戻すべきものがあれば教えてください。監督フランス人をはじめ、悲観的な人がいまの世界には多いですが、私は悲観主義者ではありません。というのも、すべては相対的だと私は思っているからです。たとえば、フランスも日本もいまは平和だし、ヨーロッパの歴史のなかで70年もの間戦争が起こっていないというだけでも、すごいことですよね?それに、私はパリに住み、豊かに生きている実感がある自分の運命にとても満足しているのです。もし、ほしいものがあったとしても、アパートを出ればすぐに手に入れることができますからね。あと、私は自分のことを「世界市民である」という自覚を持つようにしています。だから、東京にいてもちゃんと地下鉄に乗ったり、公共の交通に乗って空港に行ったり、そういう世界市民的なところは大事にしていることです。ただ、いまの時代に欠けているものがあるとすれば、公共や民間の建物に対するリスペクト。フランスやそのほかの国でも、不法な落書きが街にあふれていますが、これは本当にひどいことだと思いますし、美しくないと感じています。でも、そういったものが生まれてしまうということは世の中で何かがうまくいっていない、どこか調子が狂っているということの表れでもあるのです。そういったことに対しては、悲観的な気分にはなってしまいますね。―時代背景としては100年以上前ですが、作品にはいまにも通じるメッセージが数多く込められていると思うので、最後にananweb読者へ向けて伝えたい思いをお願いします。監督いま言ってもらったようにメッセージは映画のなかで伝えているので、ぜひ作品を観ていただきたいですが、女性たちに伝えたいとすれば、「ルイーズ・ミシェルやサラ・ベルナール、そしてキュリー夫人のような素晴らしい女性たちを目指してがんばって欲しい」ということですね。目も心も奪われる美しさ!一瞬でベル・エポックのパリにタイムスリップしたような感覚を味わえる本作。華やかさと美しさを満喫できるだけでなく、女性たちが声を上げ、自らの足で一歩を踏み出した瞬間にも心を動かされるはず。ディリリと一緒に、見たこともないパリへと冒険の旅に出てみては?輝きの詰まった予告編はこちら!作品情報『ディリリとパリの時間旅行』8月24日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開配給:チャイルド・フィルム© 2018 NORD-OUEST FILMS – STUDIO O – ARTE FRANCE CINEMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – MAC GUFFLIGNE – ARTEMIS PRODUCTIONS – SENATOR FILM PRODUKTION
2019年08月23日モデルで女優の菜々緒が17日、都内で行われた「LISTERINE presents #新時代の美は歯の白さ トークセッション」に、印象評論家の重太みゆき氏とともに出席した。イベントでは、重太氏が「人の印象は0.5秒で決まる。その時に歯を出しているかはすごく大事」「笑顔が大事」「歯を見せてください」などと説明。菜々緒は「説得力がありますね」「鳥肌立っちゃいました」などと聞き入っていた。「悪女役をやることがすごい多い」という菜々緒は、「緊張してもなるべく微笑むようにしたり心がけています」と日々の心がけを告白。「だいたいキツい役をやらせていただいているので、笑顔であいさつするだけで、『あ、いい人!』って言ってもらえるから、笑顔って大事なんだなって実感しますね」としみじみと語った。また、「今まで悪女役をやることが多かったので、あんまり笑う役をやったことがない」と言い、このイベントをきっかけに「もしかしたらそういう役がいっぱい来るかもしれない」と期待した。そんな菜々緒の笑顔を、重太氏は「パーフェクトスマイル」と絶賛。「口角が鋭角になっている。できる日本人は少ない。それだけよく笑って口の周りを動かしている」と分析し、「鋭角によって、シャープさが出たり、凛とした美しさを表現できる」と重要性を述べた。
2019年07月17日イケメン評論家の沖直実さんが、令和のイケメンを分析しつつ、新たなイケメンビジネスを発表。「イケメソ宅急便」って何なのか、語っていただきました。文・沖直実イケメンの細分化で未知の可能性が広がる!令和になってもイケメンを追いかけ続けている私、沖直実ですが令和もきれいな色白の肌に切れ長の瞳の塩顔イケメンがイケメン業界を牽引していくと思われます。塩顔イケメンは親近感があり身近に感じる顔で、例えば隣の隣の電車の車両にいるのではないかと妄想させるリアルイケメンです。しかし、同時に経済の不安定から男はやはり男らしく頼りがいがあってほしいと、ワールドワイドな大谷翔平さん等サバイバル能力をもっているイケメン魅力を感じる女性も多く、ほか、本当に顔が美しいク-ルビュ-ティ系など、女性の好きなイケメンの細分化がどんどん進んでいます。私が考える女性の3大欲求は美容、食、イケメンですが、最近の女性は本当に忙しい。働いている女性も結婚して家にいる女性もとにかく忙しくどこかで癒されたい。そういう時代の流れもあり、今イケメンをビジネスの切り口にしている企業や案件、人々って本当に多いんです。もちろん、私もそのひとりなんですが(笑)。去年、紅白歌合戦に出た「刀剣乱舞」などの2.5次元舞台は本当に大人気で、チケットは即完売、イケメンビジネスの際たるものですし、他にもイケメンイベント、DVD、添い寝男子など、とにかくイケメンを使ったビジネスがいっぱい。やっぱり女子って好きな物や人、特にイケメンに対して財布の紐がゆるくなるのよね~。いっしょに泣いちゃうイケメソとは?ところで私が関わっているビジネスに「イケメソ宅泣便」なるものがあります。みなさん、ちょっと聞いたら怪しいと思いますよね~? 実はこんなサ-ビスになっております。ずばりイケメソとはメソメソ泣くイケメンのこと。人は涙を流すとストレスや緊張を軽減してデトックスできるという説があるんです。この「涙活」という活動を提唱している寺井広樹さんと、1万人のイケメンストックがあるイケメン評論家の私、沖直実とがタッグを組んだイケメソ宅泣便。一般的に泣くということはマイナスと思われがちなのですが、人によっては一粒の涙で1週間のストレス解消効果があるんだそうです。日頃、ストレスがたまっている方に涙を流してもらい、ストレスを癒そうという企画で法人限定でビジネスしています。お客さまは、お好みのイケメンをホ-ムペ-ジから選んでもらい、そのイケメンを企業の会議室等に派遣します。やってきたイケメンが社員さん達と一緒に泣ける動画を見て一緒に涙を流してくれたり、ハンカチで涙を拭いてくれる「頬ポン」というサ-ビスをするというもの。これ、社員さん同士が動画を見て一体化する福利厚生の役割もあって、大体その会社の女性社員さんグル-プで受注がくることが多いのですが、たまに上司が女子社員へのねぎらいのような感じで受注もきたりするのです。配達される“イケメソ”は全員感涙療法士という資格をもっているのですがこの感涙療法士とは、全米感涙協会が認定している新しい医療職です。写真は、イケメソ代表として、最近お客様から大変好評を頂いている竹内渉くん。とても純粋で優しいイケメソ男子です。今までのお客さまからは「イケメンの美しい泣き顔に癒された」「頬ポンが本当にドキドキした」「会社の女性同士の結束力がより高まった」などの感想をいただいております。イケメン達はイケメン評論家の私がオ-ディションをして選んでいるので、昭和顔の正統派イケメンから、弟系かわいいイケメン、癒し系、塩顔系、インテリ系、スイ-ト系等等、本当にいろんなタイプを揃えています。ストレスだらけの女子のみなさん、イケメンでぜひデトックスを!Information「イケメソ宅急便」利用料金は、『泣く』にかけて、一企業で7900円(10人いたら1人790円)。HPからご予約いただけば、関東近郊のオフィスに“イケメソ”がお邪魔しちゃいます。沖直実さん2004年からイケメン評論家として活躍。ラジオ、雑誌、テレビのイケメンコメンテーターであり、7月8日「有吉反省会」にも登場!寺井広樹さん実業家、プロデューサー、コラムニスト。著書多数。「離婚式」「涙活」など新たなライフスタイル提案を続けている。©Simon Winnall/Gettyimages
2019年07月06日明石家さんまが司会を務め、強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちが爆笑サイエンストークを繰り広げる「ホンマでっか!?TV」。その3月6日(水)今夜放送回に女優の永野芽郁がゲスト出演。朝ドラを経て“国民的女優”となった永野さんの抱える悩みとは!?子役時代からモデルに演技にと活躍、「ハガネの女」や大河ドラマ「八重の桜」などへの出演で実力をつけ2015年公開の『俺物語!!』や2016年の大河ドラマ「真田丸」で注目を集めると、2017年公開の『ひるなかの流星』で主演、続いて『帝一の國』『ピーチガール』、ドラマ「僕たちがやりました」でヒロイン役を演じ、卓球をテーマにしたコメディ『ミックス。』にも出演。昨年放送の連続テレビ小説「半分、青い。」ではヒロインに抜擢、放送中の「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」も好評の永野さん。今回はいまや国民的女優となった永野さんを迎えて「女性は、月曜と火曜のデートは断らない!?」という理論を検証。さんまさん大興奮の“ホンマでっか!?”な情報に対し、本番組が誇る頭脳派評論家たちが持論を交えつつ回答していくほか、「ホンマでっか!?人生相談」では永野さんが“リアルガチ相談”。「人生の楽しみが見つけられません…」という重めの相談にさんまさんや評論家軍団の見解は!?今夜本番組にゲスト出演する永野さんが「グッドワイフ」などの北村匠海とW主演する映画『君は月夜に光り輝く』は3月15日(金)より全国東宝系にて公開。同作はデビュー作ながら累計発行部数50万部を突破した佐野徹夜の同名純愛物語を映画化するもの。死期が近づくにつれて肌が光る原因不明の不治の病“発光病”を患う、余命ゼロの少女・渡良瀬まみずを永野さんが、まみずが叶えることの出来ない願いを“代行体験”という形で叶えていく少年・岡田卓也を北村さんがそれぞれ演じている。「仮面ライダーエグゼイド」などの甲斐翔真、ドラマ「この世界の片隅に」の松本穂香、「3年A組」でも永野さんと共演中の今田美桜ら旬な若手と、優香、長谷川京子、及川光博や演技派キャストが脇をかため、主題歌「蜜の月 ーfor the filmー」を人気バンド「SEKAI NO OWARI」が担当するのも注目ポイントだ。「ホンマでっか!?TV」は3月6日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月06日文芸評論や編集者として知られる仲俣暁生さん。意外にも学生の頃は、マンガ評論家になりたかったのだとか。新刊『失われた娯楽を求めて』では、そんな著者が数々の名作マンガを論ずる。といっても堅苦しくなく、分かりやすく魅力を伝えてくれるガイド的な一冊だ。「10年ほど前に書いたマンガ論と、最近書いたものをまとめました。編集者に薦められて読んだ作品もあるので、僕の好みに偏っているわけではなく、結果的に間口の広い一冊になったと思います」岡崎京子、楳図かずお、安野モヨコ、島本和彦、藤田和日郎、衿沢世衣子、渡辺ペコ…。各論の中で別の作家にも言及され、結果的に登場する作家・作品数は多数。女性作家が多いのが印象的だが、「僕は学生の頃『別冊マーガレット』を買っていましたが、『少年ジャンプ』を買う女の子もいた。へだたりなく男子も女子も同じマンガを楽しめた時期って、戦後民主主義の中で小春日和のいい時期だった気がします。この本のタイトルには、そういう意味も込められていますね」まえがきでは1964年生まれの仲俣さんのマンガ遍歴が語られ、「ニューウェーブ」の登場など、日本のマンガ史の一端として読める。「本にまとめるにあたってひとつ背骨を作ろうと思って、ちょっと長いまえがきを書いたら、個人史になっちゃって(笑)。でもそこも面白がってくれる人が意外と多いんです」巻末には、カバー絵を描き下ろした今日マチ子さんとの対談も。『COCOON』など戦争三部作についての思いなどを丁寧に聞いている。「戦争マンガや戦争映画って、最初は娯楽として作られ、次第にテーマが深くなっていった気がします。いま戦争を描く今日さんは、娯楽の構造を踏まえつつリアルなストーリーを生み出している。今日さんのお話には発見がいっぱいありました」時を経て読み継がれる名作から、現代の注目作まで、きっとあなたの気になる作品に出合える本書。「最近はマンガに詳しい人でも、全体像を把握している人は少なくて、それぞれ好きなジャンルの中で楽しんでいる印象。だから垣根を越えて紹介したい気持ちもありました。マンガって正面から向き合って読むと、やはりどれも面白いですから」『失われた娯楽を求めて極西マンガ論』過去の雑誌連載や近年発表したマンガ論を収録、新たに今日マチ子さんとも対談した著者初のマンガ評論集。紹介作家は他に西原理恵子、松本大洋、西島大介ら。駒草出版1000円なかまた・あきお1964年、東京都生まれ。文筆家、編集者。オンラインメディア「マガジン航」編集発行人。著書に『ポスト・ムラカミの日本文学』『極西文学論』『再起動せよと雑誌はいう』など。※『anan』2019年2月20日号より。写真・土佐麻理子(仲俣さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年02月14日国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」から野原家の愛犬として人気のシロを主人公にした新たな物語が登場!世界を守るスーパー“シロ”として、世界展開を目指していることが分かった。1992年からTVアニメがスタートした「クレヨンしんちゃん」。28年にわたりファンを増やし続け、子どもはもちろん「しんちゃん」を見て育った大人世代まで幅広い層から支持を集めている、文字通りの国民的アニメ。毎年公開される『映画クレヨンしんちゃん』シリーズは、邦画興行収入ランキングベスト10に名を連ねる、GWに欠かせない人気作となっている。そして2019年、テレビ朝日が開局60周年を迎える記念の年に、人気キャラクターのシロを主人公に新たな作品が誕生。総監督を務めるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞を受賞した『夜明け告げるルーのうた』、全世界一斉配信で話題となった「DEVILMANcrybaby」と国内外で高い評価を受け、2019年は最新作『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)も控える湯浅政明。世界展開を目指したアニメーションを制作する。湯浅総監督といえば初期から「クレヨンしんちゃん」TV&映画シリーズに携わり、作品を支えてきたスタッフの1人。今回、『映画クレヨンしんちゃんオラの引越し物語~サボテン大襲撃~』以来4年ぶりの「クレヨンしんちゃん」参加で、新たな世界を描く。この決定を受け、シロの飼い主である野原しんのすけさん(5才) は「オラ、なんにもきいてないゾ~」とコメント。ごく普通の野原一家に極々普通に飼われている、その名も極々極普通のシロ。どこにでもいる極々極々普通の犬が、実は世界の平和を守るスーパーヒーローだった!?という物語が展開していくという。「SUPER SHIRO」2019年に誕生。(text:cinemacafe.net)
2019年02月03日