『アバター』シリーズ第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開から1年以上が経った。現在、第3弾は撮影後の編集作業を行っており、第4弾は撮影があと半分ほど。『3』は2025年、『4』は2029年、『5』は2031年の公開を予定しているが、ジェームズ・キャメロン監督(69)の頭の中にはすでに『6』と『7』の構想もあるという。「People」誌に語った。「5作目までは(脚本を)書き終えています。6作目、7作目のアイディアもあるんですよ。ただ、その頃にはバトンを誰かに渡すことになるでしょうけれど」と、監督として『6』『7』のメガホンを取ることはなさそうだと発言した。「つまり、死が追いついてくるということです。でもいま私たちはやりたいことをやって楽しんでいます。好きなことをね。素晴らしい人たちと仕事ができているんです」。Xには「『5』の公開が7年後だというのに『6』以上を考えていることがすごい!」「『ハリー・ポッター』とか『ワイルド・スピード』シリーズみたいにしたいのかな?」などの映画ファンからの感想が寄せられている。実はキャメロン監督が目指しているのは、『ハリー・ポッター』でも『ワイルド・スピード』でもなく、『スター・トレック』と『スター・ウォーズ』だ。この2シリーズは子どもの頃からキャメロン監督のインスピレーションの源になっているという。「(『アバター』は)また新しいユニバースですし、映画も2本しか出ていない。3本目の製作は半分が終わったところです。時が経つと共に、(2シリーズのような)文化的な影響力を持つ作品にするためには、心血を注がなくてはならないんです」。(賀来比呂美)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedアバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年02月06日アイウェアブランド『FACTORY900』を手掛ける青山眼鏡株式会社と、カールツァイスビジョンジャパン株式会社は、顔のアバターを作成し画面上でフレームを仮想試着できるサービス「ZEISS Virtual Try-on」、および自宅でスマホやタブレットを使いフレームを仮想試着できるサービス「ZEISS Virtual Try-on @Home」の提供を2023年12月9日(土)より開始します。■画面上でリアルな仮想試着が可能に「ZEISS Virtual Try-on」は、カールツァイス社の最新測定器「ZEISS VISUFIT 1000」にて撮影・生成した顔のアバターを利用し、フレームの3Dデータを重ね合わせることで可能になる仮想試着機能です。ZEISS Virtual Try-onFACTORY900では、12月9日(土)より直営店であるFACTORY900 TOKYO BASEにて、同サービスを開始。2023SS Collectionを含めた200バリエーションのフレームをタブレット上で試着することが可能となります。ワンショットで、正面・左右の撮影が可能いずれも実際のフレームを高い精度でスキャンしてデータを生成しており、FACTORY900のダイナミックな造形を細部に至るまで再現。フレームの実寸も精密に反映されているため、実際のサイズ感でリアルな着用イメージを画面上で確認することができます。また、画面に触れるだけで顔の向きを変更できるため鏡では見えにくい横顔をチェックできたり、カラーレンズ装着時の雰囲気を確認できたりなど、これまでにない新しい試着体験をしていただけます。【ZEISS VISUFIT 1000】半円状の部分に設置された9台のカメラが、ワンショットでフレームを装着した顔のデータを180度で撮影することにより、瞳孔間距離(左右の黒目の距離)や顔に対するフレームの傾斜角度、カーブといった個別データを高い精度で測定することができます。また、仮想試着で使用するフレーム装着をしない状態で、ご自身のお顔のアバターを撮影・生成することができます。アバター■いつでもどこでも手軽に仮想試着店舗での仮想試着体験はもちろん、一度、お顔のアバターを作成された方は、PC/タブレット端末/スマートフォンから「ZEISS Virtual Try-on @Home」専用サイトにアクセスすることで、いつでもどこでもご自身のアバターを使い手軽にバーチャル試着をお楽しみいただけます。画面上でリアルな仮想試着が可能に店舗で試着したフレームを自宅で家族に相談しながら検討したり、仮想試着をして気になるものがあれば店舗で実際に試着をしたりと、フレーム購入の利便性が高まります。仮想試着1仮想試着2■FACTORY900についてFACTORY900は、1937年から眼鏡産地・福井県にてプラスチックフレームを自社一貫生産で作り続けてきた青山眼鏡の自社ブランド。青山眼鏡は創業より革新の歴史を紡ぎ、現在は世界でも唯一と言われる特殊プラスチック成型技術を駆使したモノ作りで高い評価を得ています。FACTORY900は、この自社の技術を駆使してこれまでにない新しい造形、新しいスタイルを創造。そのクラフトマンシップ溢れる立体的な造形美は国内のみならず海外でも高く評価され、2013年と2015年に眼鏡界のアカデミー賞といわれるSilmo d'Or(シルモドール)を獲得したことをはじめ、国内外のデザインアワードで数々の賞を獲得しています。■ZEISSグループについてZEISS(ツァイス)は世界中約50か国の拠点に約44,000人の従業員を擁し、約60の販売・サービス拠点と30の製造・開発拠点を持つカンパニーです。1846年にドイツのイエナで設立され、2度の大戦を乗り越え現在はドイツのオーバーコッヘンに本社を置いています。ZEISSグループはカールツァイス財団が100%所有して運営される、世界でも稀有の企業であり、カールツァイス財団はドイツ最大の財団の1つであり、持続的な科学の振興に取り組んでいます。ZEISSグループは、工業用測定機器と研究、医療技術、消費者向け製品、半導体製造技術の4つのセグメントで事業を展開しております。更に詳しい情報はグローバルサイト( )でご覧いただけます。■カールツァイスビジョンジャパン株式会社についてカールツァイスビジョンジャパンは、ZEISSグループに属するカールツァイスビジョンが100%出資する日本法人であり、日本で創業100年以上の歴史があります。光学レンズメーカーのパイオニアであると同時に、常に革新を続けるリーディングカンパニーです。■青山眼鏡株式会社 会社概要会社名 : 青山眼鏡株式会社代表取締役 : 青山 陽之創業 : 1937年8月設立 : 1969年9月資本金 : 1,000万円社員数 : 15名所在地 : 〒919-0326 福井県福井市半田町9-8電話番号 : 0776-38-0003FAX番号 : 0776-38-4433ホームページ: Facebook : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日Netflixが、ニコロデオンの人気アニメ「アバター:伝説の少年アン」を実写ドラマ化。予告編の公開と共に、2024年2月22日から本編を配信予定であることを発表した。主人公のアンを演じるのはゴードン・コーミエ。カタラ役にギャウンディーヨ、サカ役にイアン・オウズリー(「13の理由)、ズーコ王子役にダラス・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、アイロー将軍にポール・サン=ヒョンジュ・リー(「マンダロリアン」)、火の王ロザイ役にダニエル・デイ・キム(「LOST」)、ジャオ提督にケン・レオン(「LOST」)が起用されている。実写ドラマのタイトルは「Avatar: The Last Airbender(原題)」。かつて世界には水の国、火の国、土の国、気の国の4つの王国があり、4つの「エレメント」と呼ばれる能力を全てマスターしたアバターによって均衡が保たれていた。しかし、火の国が反乱を起こし、世界征服への一歩を踏み出したことで全ては変わってしまう。少年アンは次のアバターとして正当な地位を得るべく、サカやカタラと冒険に繰り出す。予告編を観たファンの感想は、「アニメのファンだからこそ実写には期待していなかったんだけど、とてもいいじゃないか!」「泣いています。全身に鳥肌も立っています。子どもの頃の思い出がよみがえったよ」「キャストが役にぴったり合っている!」などと大好評。「アバター:伝説の少年アン」は、過去にも実写化されたことがある。2010年公開のM・ナイト・シャマラン監督作『エアベンダー』だ。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月10日全世界歴代興行収入第3位を記録した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。6月30日(金)より発売されたブルーレイ+DVDセットの特典インタビュー映像が解禁された。本作で、ゾーイ・サルダナが演じたナヴィのオマティカヤ族の族長の娘「ネイティリ」は、元海兵隊員のジェイクと家庭を築き5人の子どもの母親となった。母として子どもたちを守ろうと奮闘する「ネイティリ」は、前作『アバター』(09)とは異なる、力強い母の決心や苦悩、喜びの表情を見せている。そんな様々な感情を演じたゾーイ・サルダナの繊細な演技をどのようにCGの世界でリアルに表現したのか。この度解禁された映像は、大きな進化を遂げた表情を捉えるフェイシャル・モーション監修のスチュアート・アドコック氏へのインタビュー映像。ゾーイ・サルダナの情熱的で繊細な演技の機微を最新技術で捉え、「ネイティリ」へと落とし込んでいった過程が語られている。「ネイティリ」を創り出すためにはまず、彼女の表情を研究したそう。唇の力の入れ方や人中の緊張、鼻やしわの動きは、「まるでライオンのようだ」と言わしめる彼女の表情の特徴を理解したという。そしてその繊細な表情データを今回のフェイシャル・モーション・ピクチャーシステムで細部まで再現した。その技術で捉えた彼女のデータに、人間にはないナヴィの大きな目や顔、額の骨格の特徴を与えていくことで、ゾーイ・サルダナの面影を残しながら、アバターの世界の住人へと昇華していった。母として、ナヴィとして、必死に未来のために奮闘する「ネイティリ」の感情の機微がどのように映し出されていったのかが分かる貴重な映像となっている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ブルーレイ+DVDセット、4K UHDは発売中。デジタル配信中(購入/レンタル)。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)ブルーレイ+DVDセット:5,390 円(税込)4K UHD:9,790 円(税込)© 2023 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年06月30日ジェームズ・キャメロン渾身のSFスペクタクル超大作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のブルーレイ+DVDセットと4K UHDが、6月30日(金)にリリースされることが決定した。本作は、世界歴代興収第1位に輝いた前作『アバター』(’09)から13年を経て登場した続編。『タイタニック』を超え、全世界歴代興収第3位を記録し大きな話題を呼んだ。今回のリリースではブルーレイに、本編の長さに匹敵する3時間以上の未公開映像がボーナス・コンテンツとして収録。水中で長時間の撮影を行い、身体を張った渾身の演技で華を添えたキャストたちに焦点を当てたメイキング、子役を含め新たな登場人物がキャスティングされるまで、それぞれの役作りを深く掘り下げたインタビュー映像など、本編を観返したくなる充実の映像となっている。さらに、『アバター』の4K UHDも新登場。本編は、2022年に限定公開された『アバター ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』版を収録。ブルーレイに収録のボーナス・コンテンツは、『アバター ブルーレイ版 エクステンデッド・エディション』から厳選された21種と、このために新たに撮影された映像を使って作られた「『アバター』の思い出」と「『アバター』を振り返る」の2種を含む全23種、合計3時間を超える豪華仕様となっている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ブルーレイ+DVDセットと4K UHDは6月30日(金)発売。『アバター』4K UHDは7月21日(金)発売。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は6月7日(水)ディズニープラス スターにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedアバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年05月27日ジェームズ・キャメロン監督が13年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、6月7日(水)よりディズニープラス スターにて見放題独占配信する。本作は、2022年12月に上映がスタート、異例のロングランヒットを飛ばし、その年の公開映画世界1位を獲得。『タイタニック』を超え、全世界歴代興行収入ランキングTOP3を果たすという偉業を成し遂げた。公開当時は、圧倒的な映像美と没入体験を求め、プレミアムラージフォーマットが高い人気を誇り、公開時にリアルタイムで鑑賞していた層だけでなく、『アバター』を知らなかった20代のカップルや中高生も多く劇場に駆け付けた。最終日本国内興行収入は43億707万円、動員236万8,636人を記録し、全世界興行収入23億1,976万ドル(約3,108億円)となった(※1ドル=134円換算興行収入は全て5月12日時点、Box Office Mojo調べ)。人類史上最高の映像美で描かれる美しい海や、そこに宿る生物たちの息吹、人類と先住民ナヴィとの激しい戦いや、家族を描いた心を揺さぶるドラマなどが感動を呼んだ本作。これからは配信でいつでも広大な自然を持つ神秘の星パンドラの世界に浸り、サリー一家と色鮮やかな森や幻想的な海を旅することができる。「これはあくまで第1章」と語るキャメロン監督。「より大きな物語が繋がってきます。今作含め続編を作ることを踏まえて新しいツール、ソフト、技術を作ってきました。パンドラがどんな世界なのか海、砂漠、山、北極のような景色もすべて準備をして取り組んでいます」とコメントしている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は6月7日(水)ディズニープラス スターにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年05月18日相談者・カウンセラー双方がアバターを使ってカウンセリングを実施できるサービスが、オンライン上でスタートしました。そこで今回は、『アバターで「顔を出さずにカウンセリング」すること』について、読者の意見を編集部が調査。その結果をご紹介します。気になる結果は……『アバターで「顔を出さずにカウンセリング」すること』について尋ねたときに、「とても良いと思う」「良いと思う」と答えた方は全体の90%で、最も多い結果となりました。なお、「顔を出さないのは少し不安がある」「不安がある」と答えた方は10%で、両方の意見があるようですね。それでは、それぞれの回答者さんが「そう思った理由」についてご紹介します!肯定的な意見の方は……このように、「顔が見えないし見られないからこそ、安心して話せるのではないか」という声が多く寄せられていました。また、カウンセリングのために外出する必要がない点も、メリットだといえるでしょう。「不安がある」と感じた方は……アバターでカウンセリングすることに不安を感じる方は、「表情を見ないと誤解を与えるのでは」といった懸念があるようです。「顔が見えない」からこそ得られるメリットもある一方で、デメリットもあると考えられますね。カウンセリングに対して思うことは?日本では、カウンセリングを受けるのは特別なことだと考えられている傾向にあります。カウンセリングを日常的に受けられ、多くの方が自分を労る習慣を身につけることで、さまざまな社会問題が改善するかもしれませんね。自分が利用しやすいサービスを選んで「顔出ししない」といった特徴が、カウンセリングのハードルを下げると考えられる一方で、表情がわからないことに不安を感じる方も。カウンセリングの種類が増えて、自分が利用しやすいサービスを選択できる世の中になれば、抱えている悩みを気軽に相談しやすくなるかもしれません。アバターによるカウンセリングサービスも、多くの方の気持ちを軽くする助けになることを願っています。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年3月28日~3月29日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年04月14日全世界で記録的大ヒットとなった『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が4月22日(土)の「アースデイ(地球の日)」にちなみ再上映されることが決定した。4月22日のアースデイは、世界175か国、約5億人が参加する年に一度のフェスティバル。環境問題、平和、人権、家族など様々な社会課題を考えるイベントが世界各地で行われる。ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』シリーズ最新作となる本作は、その地球からの移住を目論み、神秘の星パンドラへの侵略を試みた人類と、先住民ナヴィとの激しい闘いを描いた感動巨編。まさにアースデイと地続きなテーマなのだ。全世界歴代興行収入TOP4のうち、3作品(『アバター』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、『タイタニック』)が自身の監督作という前人未到の偉業を達成したキャメロン監督。2024年公開予定の第3作目は、これまでのキャラクターたちに加え、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(23)でアジア系俳優初のアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーも参戦予定。次回作は“火の世界”が描かれるとも言われており、ハリウッドのいまを牽引するキャメロン監督と、更にパワーアップしたキャスト陣が紡ぐ、物語の拡大に今後も目が離せない。地球の、人類の未来について思いを馳せるこの日に、本作の目も心も奪われる〈映像体験〉と、〈共感必至な家族の物語〉を大スクリーンで体感してほしい。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は4月21日(金)より1週間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年04月12日1月27日から29日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、引き続き『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位をキープした。デビュー以来、譲らずに1位に居座り続けている。全世界興行収入は21億1,600万ドルで、歴代4位。次の目標は歴代3位のやはりジェームズ・キャメロンが監督した『タイタニック』を抜くことだ。『タイタニック』の世界興収は21億1,900万ドル。2位はドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』。3位はトム・ハンクス主演の『オットーという男』、4位はホラー映画『M3GAN』、5位はインドのスパイ映画『Pathaan』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月30日2023年1月現在、『AIアバター』を生成した投稿が、SNSで数多く上がっています。『AIアバター』とは、ベースとなる被写体の顔写真を、顔の特徴を生かしたまま写実風のイラストに変換し、生成された仮想の人物のことです。多くは、少し美化されたり、現実の本人の顔とどこか違っていたりするなど、その変化が面白さとして流行っています。モデルのアンミカさんも、自身の『AIアバター』を作成し、その姿をInstagramに投稿しました。作成された『AIアバター』を見たアンミカさんは、「若い頃の雰囲気に似ているのでは」「親しみが持てる」とコメント。一方、多くのファンから「そのまんますぎる!」「違いが分かりません」「区別がつかない」といった反響が上がった、アンミカさんの『AIアバター』がこちらです。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る アンミカ(@ahnmikaofficial)がシェアした投稿 多くの人は思ったのではないでしょうか。「普段のアンミカさんじゃん!」と…。メイクや服装も、よく目にするアンミカさんの姿ですよね。「アバター化してもアンミカなので、顔がアバター顔なのだろうか」とコメントした、アンミカさん。メイクの勉強にはなったと、ポジティブに振り返っています!上述したように、『AIアバター』は現実世界の自分と、何かが違う雰囲気となるのが面白さの1つ。アンミカさんはアバターになっても変わらない、美しさがあるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月28日1月20日から22日にかけての週末、北米ではまたもや『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位を獲得した。デビュー以来、6週連続の1位だ。全世界では、これ以降の続編製作を正当化するためにジェームズ・キャメロン自身が「最低限必要」としていた20億ドルを突破した。2位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』。3位は新作『Missing』、4位はホラー映画『M3GAN/ミーガン』、5位はトム・ハンクス主演で同名のスウェーデン映画をリメイクした『オットーという男』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月23日『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の全世界興行収入が、アメリカ時間15日(日)午前中現在で18億9,400万ドルに達した。日曜日の終わりまでには19億ドルを超える模様。ジェームズ・キャメロン監督は、この後3本予定されている続編を実現させるためには最低でも20億ドルの売り上げが必要だと述べていたが、その目標は達成できそうだ。北米に次いで高い興行収入を上げているのは、中国。その後はフランス、ドイツ、韓国、イギリス、インド、オーストラリア、メキシコ、スペイン、イタリアの順。北米でのこれまでの売り上げは5億7,000万ドル。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月16日現在公開中の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』より、メイキング映像が公開された。本作は、ジェームズ・キャメロン監督が13年間心血を注いだ「アバター」シリーズの最新作で、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶるドラマを描く。メイキング映像では、世界最高峰の映像技術を駆使して物語を創り上げていく過程を公開。「パフォーマンスキャプチャは演技全体を捉える。俳優が生み出した動き、感情、表情など全てをね」と語るジェームズ・キャメロン監督。役者たちがマーカーやスーツを付け演技をする撮影裏が公開され、ナヴィの姿の中に、確かに役者が存在することを実感することができる。「アバター」シリーズに初めて参加した若手俳優らは、「ピンポン玉みたいなボールが全身に付いている。それらを通して俳優の動きがCG化される」(ネテヤム役:ジェームズ・フラッターズ)、「光学式の小型カメラが動きを読み取りCGを作り出すんだ」(ロアク役:ブリテン・ダルトン)と、語っており、ジェイクとその家族たちの数奇な運命と、彼らの絆を丁寧に描き切るために、表情、感情までをもリアルに表現したことが明かされている。さらに製作陣が描こうとしたのは、前作の主人公ジェイク・サリーとネイティリの子供たちが体験する“葛藤”と“成長”。環境の変化に葛藤するティーンエイジャーならではの苦悩を描きつつ、新たな場所での出会いや初めての経験を経て学んでいく彼らの成長の過程が描かれている。中でも本作では、御年73歳のシガーニー・ウィーバーが14歳のキリを演じており、シガーニーは「CG技術が14歳の私を引き出し役づくりを助けてくれた。経験したことのない役柄だったけど少女に戻れて楽しかったわ」と、年の差を感じさせない最新のCG技術を絶賛。プロデューサーのジョン・ランドーは「続編において大きく進歩した技術はフェイシャルキャプチャだ。前作よりも正確に演技を捉えられる」と語っている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』メイキング映像<作品情報>『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ビジュアル(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー ほか公式サイト: 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月13日2022年映画世界No.1、全世界歴代興行収入第7位と、世界中で話題を席巻している『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』よりメイキング映像が解禁。驚きの撮影方法の裏側が明かされている。2022年12月16日に満を持して全世界公開され、世界中で大ヒットを記録している本作。人類史上最高の映像美でエモーショナルに描かれる、美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動のドラマが描かれる。そしてこの度、本作の壮大な世界観の秘密に迫る、メイキング映像が公開された。世界最高峰の映像技術を駆使し、豪華キャスト陣が、如何にドラマチックな物語を紡いでいったのかが、遂に明らかとなった。「パフォーマンスキャプチャは演技全体を捉える。俳優が生み出した動き、感情、表情など全てをね」と語るジェームズ・キャメロン監督。役者たちがマーカーやスーツを付け演技をする撮影裏が公開され、ナヴィの姿の中に、確かに役者が存在することを実感することができる。「アバター」シリーズに初めて参加した若手俳優らは、「ピンポン玉みたいなボールが全身に付いている。それらを通して俳優の動きがCG化される」(ネテヤム役:ジェームズ・フラッターズ)、「光学式の小型カメラが動きを読み取りCGを作り出すんだ」(ロアク役:ブリテン・ダルトン)と語っており、ジェイクとその家族たちの数奇な運命と、彼らの絆を丁寧に描き切るために、表情、感情までをリアルに表現したことが明かされている。さらに製作陣が描こうとしたのは、前作の主人公ジェイク・サリーとネイティリの子どもたちが体験する“葛藤”と“成長”。環境の変化に葛藤するティーンエイジャーならではの苦悩を描きつつ、新たな場所での出会いや初めての経験を経て学んでいく彼らの成長の過程が描かれている。映像では、73歳のシガニー・ウィーバーが14歳のキリを演じるお茶目な姿が垣間見えるが、シガニーは「CG技術が14歳の私を引き出し役づくりを助けてくれた。経験したことのない役柄だったけど少女に戻れて楽しかった」と、最新のCG技術を絶賛。プロデューサーのジョン・ランドーが「続編において大きく進歩した技術はフェイシャルキャプチャだ。前作よりも正確に演技を捉えられる」と語るように、本作ではキャスト一人一人の渾身の演技がそのまま映像に反映されている。キャストの繊細な演技をとらえる映像技術によって、家族の愛と絆の物語と、新たに紡がれたティーンエイジャーの物語が生み出されたことが分かるメイキング映像となっている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月13日1月6日から8日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位をキープした。現在までの北米興行収入は5億1,600万ドル。世界興収は17億ドル。2位は、この週末デビューしたホラー映画『M3GAN/ミーガン』(日本公開日:6月9日)。製作費1,200万ドルにして、3,000万ドルの興行成績を上げるすばらしいスタートとなった。3位はドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』(日本公開日:3月17日)。4位はトム・ハンクス主演で同名のスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をリメイクした『A Man Called Otto(原題)』。5位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。次の週末は、ジェラルド・バトラー主演のアクションスリラー『Plane』が公開される。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月10日『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の大ヒットと、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート50周年を記念して、同地のテーマエリア「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」の魅力を浅倉大介さんが語るトークイベントが三都市で開催される。(すでに完売の会場もあり)同イベント当日、「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」とフロリダ WDW50周年の魅力を熱く語るゲストスピーカーは、ディズニーを愛してやまないミュージシャンの浅倉大介さん。フロリダ WDWには、映画『アバター』の舞台である神秘の星パンドラの世界に実際に足を踏み入れることができるテーマランド「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」があり、空中に浮かぶ岩山、光を放つ植物など映画で観た光景が目の前に広がっている人気の場所だ。4大テーマパークの1つ、ディズニー・アニマルキングダム内にあり、訪れる時間帯によって異なる雰囲気のなか、没入感あふれれる体験でゲストを魅了する。また、フロリダ WDWでは現在、開園50周年記念イベント「世界で一番マジカルなセレブレーション」を開催している(2023年3月31日まで)。トークイベントは、2023年1月11日(水)名古屋のミッドランドスクエア シネマを皮切りに、2023年1月12日(木)大阪・梅田ブルク7、2023年1月13日(金)の東京・丸の内ピカデリーと順次開催。名古屋・大阪は19:00~19:30、東京は18:30~19:00の30分間で、トークイベント終了後に『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を上映。来場ゲスト全員に、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート50周年記念セレブレーションのグッズのプレゼントも予定されている。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月09日日本での興行収入が 27億6,496万円を突破し、総動員数1,535,530人を達成した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(1月5日時点)。この度、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラングら主要キャスト陣が、家族愛を描くキャラクターたちの“オリジン”を解説する特別映像が解禁となった。鑑賞した観客のSNSには、「涙が止まりませんでした」「最高の感動をありがとう」など、絶賛の声が数多くあがっている本作。全世界では興行収入15億1655万ドル(日本円で約2001億円)を突破。2022年に公開された作品の中で全世界No.1の記録を達成し、『トップガン マーヴェリック』を抜いて早くも世界歴代興行収入のトップ10 入りを果たしている(1ドル132円換算・1月6日時点/※Box Office Mojo 調べ)。クオリッチら人類が再びパンドラに現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることになったジェイクとネイティリたち。映像では、神秘的なパンドラの森、本作の舞台となる美しい海、そしてそこに暮らすナヴィたちの葛藤や成長がドラマチックに映し出されていく。ジェイク一家の養子であり、物語の鍵を握る少女・キリを演じたシガニー・ウィーバーは、プロデューサーのジョン・ランドーから“14歳の少女に向けた役作り”について聞かれると、「監督に言われた。“君の立ち振る舞いは14歳っぽいから問題ないよ”とね。多くの人の記憶にあると思うけど10代の頃は孤独感に悩むもの。キリは森の中に居場所を見いだす。植物といるほうが落ち着く」と語り、キリと同じように悩み成長した頃の記憶を参考にしながらキャラクタ ーを作り上げたという。さらに、本作では母になったネイティリを演じたゾーイ・サルダナは「強い女性に囲まれて育ったからその経験を作品に生かせてよかった。母になった今、ネイティリを演じるのは、まさに“内なる旅”だった。いい経験になった」と、“族長の娘”であり“母親”でもあるネイティリに重なる部分があると明かした。今回の映像内では、親となったジェイクとネイティリが子どもたちと過ごす姿や、侵略する人類に戦士として立ち向かう勇ましい姿も見せている。さらに、前作に引き続き登場し、ジェイク一家を翻弄するクオリッチ役のスティー ヴン・ラングは「“古い考えにとらわれた視野の狭いキャラクター”それが前作のクオリッチだ。しかし、今作でナヴィに転生したことで視野が広がった」と言う。「任務達成に向けて猛進していた自分に疑問を抱くようになった。パンドラが彼を変えた」と、クオリッチの変化に自信を覗かせるラング。劇中では肉体の変化だけでなく、クオリッチの知られざる過去や心情の変化も描かれているが、侵略を目論むクオリッチたちに追われるジェイク一家の行く末はどうなるのか。愛する家族のためにジェイクやネイティリらが熾烈な戦いに身を投じていく姿は、心揺さぶられること間違いなしだ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月07日世界歴代興行収入第1位に輝く『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界公開中。この度、本作で主人公のジェイクたちの敵役クオリッチ大佐を演じるスティーヴン・ラングが、自身の役柄の重要性について明らかにした。続編も製作されたヒット映画『ドント・ブリーズ』シリーズで若年層にも人気となったスティーヴン・ラング。本作で演じるクオリッチは、前作で一度死亡している。ジェイクとネイティリとの戦いの末、強烈な一撃をくらい絶命した…はずだった。しかし、本作で彼はアバターとなって蘇る。ラングは「クオリッチが所属する会社には、一部の従業員のDNAを保存する方針があります。クオリッチはパンドラで長い時間を過ごしたし、会社にとっては重要な存在だった。だから会社は彼を再生させようとしたのです。彼のDNAを使ってね」と大佐復活の背景を語る。アバターとなって生まれ変わったクオリッチ大佐は、人間であったころの彼と比べ、より凶悪に、そしてより執念深くなってジェイクたちの前に立ちふさがる。さらにその存在は、今後続く予定の『アバター』のサーガにとって重要な役割を果たすことをラングは明かす。「クオリッチの役が復活することを知った時、とても嬉しかったです。さらにはこの物語に彼が不可欠な存在であることに気づいた時は、なおさらそうでした。彼はどう考えても脇役ではありません。このサーガにとって、切っても切れない存在なのです」。クオリッチは堅物な職業軍人を絵に描いたようなキャラクターで、自身の所属する組織のためなら全てを犠牲する冷血漢。人類のためにただひたすらにパンドラの資源を搾取することを目的とし、それに反対する者は彼にとっては全て敵とみなす。そして今回、アバターとして復活した彼は、そこに“復讐”という二文字を加えてより強大な敵として復活する。個人の戦闘能力だけではなく、より陰湿な戦略でジェイクを追い詰めるクオリッチのキャラクターは、映画史に名を刻む名ヒールとして高く評価されるに違いない。また、彼のキャラクターをより魅力あふれるものにするのが、本作のテーマでもある“家族”というキーワード。この家族というキーワードが、復讐の鬼と化していたクオリッチにドラマチックな奥深さを与えていくことになる。ラングにとってこのクオリッチというキャラクターとの出会いは、役者人生に大きな影響を与えたようで、「クオリッチを演じた後、確かに様々な悪役をオファーされました。時にはクオリッチに似ているものの、全く及ばない役をオファーされたこともありました」と明かす。しかし、やはりクオリッチは特別だったらしく、「その後、様々な素晴らしい役を演じる機会に恵まれましたが、演じてきた全ての役の中で、クオリッチはその頂点にあるといえます。クオリッチは私が共感する役柄なのです」と語っている。本作の比類なき映像美と、圧倒的な没入感で表現された海の世界の物語をクオリッチの目線から見てみると新たな発見がありそうだ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月04日『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の全世界興行収入が、アメリカ時間1月3日時点で14億4,000万ドルを超えた。全世界公開から20日にして、すでに歴代13位の成績。『トップガン マーヴェリック』の14億8,800万ドルを抜いて2022年の最大ヒット映画になるまで秒読み状態だ。北米以外で1月1日までに最もチケットを売り上げた国は、中国、フランス、韓国、ドイツ、イギリス。全世界でホリデー期間が終わった今週以降、どこまで伸びるのかが注目される。2009年に公開された『アバター』は、再公開分も含め、全世界で29億ドルを売り上げている。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月04日『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界興行収入が、アメリカ時間27日にも10億ドルを突破する見込みだ。公開から2週間も経たないうちの快挙となる。26日(月)は、欧米でクリスマスの振替休日で、イタリアやフランスでは公開以来最高の数字をつけた。北米を除く現在までのトップ市場は、中国、フランス、韓国、ドイツ、インドの順。ジェームズ・キャメロン監督は、巨額の予算がかかり、この後にも続編が控える今作の世界興収は20億ドルを超えなければならないと語っている。その数字をいつ実現できるかが注目される。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2022年12月28日23日から26日にかけての4日間の週末(今年はクリスマスが日曜のため、26日は振替休日)、北米のボックスオフィスでは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が再びダントツで首位に輝く模様だ。現地時間、日曜日午前段階での4日間の推定興行成績は8,200万ドル。全世界興収は8億5,000万ドルに達した。2位は、この週末にデビューしたドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』(日本公開3月17日)。4日間の成績は1,700万ドル。3位はやはり新作の『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』。4位はこれまた新作のブラッド・ピット、マーゴット・ロビー出演、デイミアン・チャゼル監督の『バビロン』(日本公開2月10日)、5位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。文=猿渡由紀
2022年12月26日ジェームズ・キャメロン監督が13年間心血を注いだ『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』がついに公開。本作には、『アバター』が歴代興収NO.1を獲るまで、20年近くも不動の1位に君臨していた『タイタニック』でヒロインを演じたケイト・ウィンスレットが出演、海の部族の家長を演じている。キャメロン監督と久しぶりにタッグを組んだケイトは、「25年前と比べて、ジム(キャメロン監督)と私は全く違う人になりました」と互いの変化を語った。神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。だが、再び人類がパンドラに現れ、神聖な森を追われた一家は、“海の部族”の元へ身を寄せる…。その海の部族の家長として戦うロナルを演じたケイト。『タイタニック』に続いて本作と、海を舞台にしたキャメロン監督作品に再び出演した彼女は、「ジムと私は、25年前に比べて全く違う人になりました。彼はより穏やかになって、私は間違いなくハイパーアクティブになりましたね(笑)」と語る。『タイタニック』ではレオナルド・ディカプリオ演じるジャックと恋に落ちるローズ役を演じが、本作で挑んだロナルというキャラクターは、「彼女は深く誠実で、恐れ知らずのリーダー。強い戦士です」と言い、「赤ちゃんを身ごもっている時でさえ、家族や故郷、大切な存在を守る為に迫りくる危険と向き合い、仲間と戦います」と語る。逃げ惑う恋するヒロインから、“責任感を担う”リーダーであり母親となったのだ。水中での撮影では、なんと7分間も息を止めることに成功したケイト。『タイタニック』でもタイタニック号の沈没シーンを実際に水中で撮影したそうだが、こんなにも息を止めることはなかったとか。本作での撮影をふり返り、「7分14秒も息を止めることができたんですよ!47歳の私にとって、新しいことをただ学ぶのではなく、超人的なことに挑戦することができたのは素晴らしい経験です」と喜びを明かしている。本作は、『アビス』『タイタニック』で海を描き、『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』というドキュメンタリー映画をも製作、さらにスキューバダイバーとしても知られるキャメロン監督の渾身作。海をこよなく愛するキャメロン監督だからこそ描けた、目も心も奪われる「映像体験」が実現している。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年12月24日先週金曜日に全世界同時公開となった『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界興行収入が、アメリカ時間12月22日(木)午前の段階で6億ドルを突破した。欧米では家族が集まる日であるクリスマスイブとクリスマス当日が土日に当たるため、この週末の売り上げは大きく期待できないが、多くの人が休みとなる来週は、平日も週末並みの成績が期待できる。北米以外で売り上げトップ10の国は、中国、フランス、韓国、インド、ドイツ、イギリス、メキシコ、オーストラリア、イタリア、ブラジル。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2022年12月23日イギリス人俳優のジェイミー・フラッターズ(Jamie Flatters)が『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のプレミアにルイ・ヴィトンを着用して登場しました。©LOUIS VUITTON2023年春夏プレコレクションから黒とグレーのシルクショートスリーブシャツに、ダブルブレストの黒ウールコートとシグネチャーリラックスパンツを合わせ、2022年秋冬プレコレクションのフラワーフロック テーラードブルゾンを着用。黒のLVミッドナイト アンクルブーツでコーディネートを完成させて。【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2022年12月21日株式会社 松竹マルチプレックスシアターズは、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の公開を記念して、有楽町マリオン別館5階の「丸の内ピカデリー ドルビーシネマ」にて、映画の世界観が広がる「アバターシアター」を12月16日(金)より期間限定展開いたします。【アバターシアター】丸の内ピカデリー ドルビーシネマのロビーに、全国の映画館では唯一、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の舞台<パンドラ>の美しい海が出現!映画鑑賞の前後の時間も映画の世界観をお楽しみ頂けます。アバターシアターの「バーチャル・パンドラ・オーシャン」で自分だけの海の生き物(クリーチャー)を作って泳がせよう!Dolby Cinema(R)(ドルビーシネマ)の特徴である黒と青(ドルビーブルー)を基調とする洗練されたデザインと融合した<パンドラ>の世界をご堪能ください。<バーチャル・パンドラ・オーシャンとは>「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の公開を記念して、ディズニーと「アバター」と一緒に、パンドラの美しさにつながる海の素晴らしい生物10種とその生息地を保護するネイチャー・コンサーバンシーの支援を目的とし、「アバター」をモチーフにした自分だけの海の生き物(クリーチャー)を作って、泳がすことができるバーチャルオーシャン。映画館では、日本で唯一、丸の内ピカデリーのみに登場します。<期間>2022年12月16日(金)~2023年1月5日(木)※状況により、期間が変更する場合もございます。【ハイ・フレーム・レート3Dフォーマット上映が決定!】なお、丸の内ピカデリーを含む松竹マルチプレックスシアターズ(以下 SMT)のドルビーシネマ3劇場(丸の内ピカデリー、MOVIXさいたま、MOVIX京都)では今作の上映に向けて制作されたハイ・フレーム・レート3Dフォーマットでの上映を実施いたします。究極のシネマ体験が可能なドルビーシネマにて、更に臨場感あふれる迫力の映像をお楽しみ頂けます。<ハイ・フレーム・レートとは>フレームとは、映写機が1秒に映写するイメージの数で、映画館で標準とされているのは毎秒24フレーム(24fps)です。ハイ・フレーム・レート作品は、現在の標準の2倍のレート(48fps)で撮影/映写を可能とし、肉眼で実際にみる光景をより忠実に再現することが可能な上映方式です。【SMTドルビーシネマ限定!入場者プレゼント】SMTのドルビーシネマ3劇場にて、先着にてドルビーシネマビジュアルポストカードをプレゼント!<期間>2022年12月16日(金)~無くなり次第終了<対象劇場>丸の内ピカデリー、MOVIXさいたま、MOVIX京都のドルビーシネマ【丸の内ピカデリー ドルビーシネマ売店期間限定商品】また、丸の内ピカデリー ドルビーシネマ売店では期間限定商品「ラグーンブルーソーダ」を販売します。<価格>400円(税込)<期間>2022年12月16日(金)~無くなり次第終了【「アバター」オリジナルグッズが当たる、 #ドルビーでアバ体験 キャンペーン】丸の内ピカデリー ドルビーシネマを含むSMTのドルビーシネマで「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のバーチャル・パンドラ・オーシャンやポスターなどの写真をとって、 #ドルビーでアバ体験 を付けてTwitterに投稿すると、抽選で、オリジナルグッズが当たるキャンペーンを実施します。<期間>2022年12月16日(金)~2023年1月5日(木)<対象劇場>丸の内ピカデリー、MOVIXさいたま、MOVIX京都のドルビーシネマ※Dolby、ドルビー、Dolby Cinema、Dolby Atmos、Dolby VisionおよびダブルD記号は、アメリカ合衆国とまたはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月19日16日から18日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』だった。売り上げはほぼ予測通りの1億3,500万ドル前後。シネマスコア社によると観客評価はAで、ホリデーシーズンで平日もほぼ週末と同じようになる今後、どんどん成績を伸ばしていくことが期待できる。現在のところ全世界売り上げは4億3,500万ドル。2位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。3位は『バイオレント・ナイト』、4位は『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』、5位は『ザ・メニュー』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2022年12月19日●13年ぶり新作で映像進化! 作品の構想は「ブレなかった」2009年、革新的な映像で全世界に衝撃を与えた『アバター』から13年。ジェームズ・キャメロン監督が続編となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(公開中)を引っさげて来日。長い期間かけて作り上げた渾身の作品に込めた思いを語った。シリーズ第2弾となった本作。前作からは13年という歳月が流れており、その間テクノロジーを含め時代は大きく変化している。キャメロン監督は「製作をスタートさせたのは2017年9月でした」と語ると、それまでの期間は「続編だけではなく、さらに3作ぐらい撮りたい」という野望のもと、潜水艇に乗ったり、様々な場所を撮影したりして、湧き出るキャラクターのアイデアとなるリサーチ、さらには新しいテクノロジーとしてパフォーマンスキャプチャー(三次元空間における人間の動作に加え、表情の変化もデジタルデータとしてコンピューターに取り込む手法)の研究に費やしたという。製作がスタートしてから、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が完成するまでには5年という歳月を費やした。その間には新型コロナウイルスによるパンデミックで製作が止まった期間もあった。それでも、当初抱いていた『アバター』という作品の構想は「全くブレなかった」とキャメロン監督は断言する。「この映画で伝えようとしていることと、世の中で起きていることは、ある意味で重なっているんです。まず家族というテーマ。時に家族はいい時も悪い時もありますが、その絆や強度は変わらない。さらにサステナビリティや自然破壊など、刻一刻と悪化している世の中だからこそ、この映画は一層作る意味があると思います。その部分は作品ができるまで長い期間かかりましたが、私のなかでは何も変わっていないんです」○■大きなスクリーンで観ることを想定した技術で制作「劇場で観て」世界に衝撃を与えた『アバター』から13年経って公開を迎えた本作は、またもや圧倒的な映像美を観客に突きつける。その進化は想像を絶するすごさだ。キャメロン監督は「まず劇場で観てください。DVDや配信を待たないでください」と呼びかけると「なぜかと言うと、いまはいろいろな方法で映画を観ることができますが、3D、4K、ハイダイナミックレンジ、ハイフレームレートなど、大きなスクリーンで観ることを想定した技術で作られた作品だからです」と語る。こうした技術によって、キャラクターデザインを複雑化することができ、より大きなスクリーンで躍動するという。さらにパフォーマンスキャプチャーを行うことで、キャラクターをよりリアルに表現できた。「パフォーマンスキャプチャーの話になると、メイクを施せばいいという意見も出ますが、青いメイクを肌に塗るよりも、圧倒的にリアルに見えます。メイクとCGでは随分違うものです。ナヴィたちのスラっとした様子を表現したかった。目を大きくしたり、足を長くするような生物学上の変化はCGだから可能になりました。もちろんリアルではないのですが、現実にもあり得そうな様子を表現したかったんです」●いつの時代でも感じられる共感性「伝えたいことは…」驚異的な映像美が本作の大きな魅力の一つではあるが、同じぐらいドラマチックなストーリーも作品に深い彩りを与える。キャメロン監督にとって、特に思い入れの強いシーンはどこなのだろうか。「本作は海をテーマにした物語です。それはつまりネイティリが育ち、ジェイクが自分の家として受け入れたパンドラの森を離れるということ。新たな舞台となる海は美しくて魅力的ですが、森で育ったネイティリにとって、そこは自分の住む場所ではない。情緒不安定になってしまうネイティリの一面が描かれるのですが、このことは我々の日常にも大いにあることなので、深く感情移入してもらえると思います。そのなかで、大きな問題になるのが、家族は離れられないということ。どうにかして解決しなければならない。ジェイクとロアクのような父と息子の緊張感のようなものは、脚本執筆の際、非常に大切にした部分です」キャメロン監督自身、幼少期に「周囲から理解してもらえない」「うまく周りとなじめない」と疎外感を感じ、それを父親に理解してもらえないことがあったという。「この作品を観て、自分だけではなく、200年後の世界でも遠く離れた星で同じようなことが起きているんだな、自分だけではなくみんな同じ問題を抱えているんだ、心配してもしょうがないんだなと思ってくれるかもしれません。つまりこの映画で伝えたいことは、劇中でも『I see you』というセリフはありますが、あなたを見てくれている人がいるんだよということなんです」○■縮小された映画市場「乗り越えられることを願っている」キャメロン監督の作品の特徴に、“こうなってほしくない未来”と“希望”が同時に描かれることが多い。「父親でもある私の気持ちとしては、子供たちの未来を守ることが大事です」と述べると、「その意味で、SFはあまり喜ばしくない未来が描かれることもありますが、それは警告する意味でもあると思います。人を守ってくれるガードレールのような役目なんです」と持論を展開する。一方で、ただ警告するだけの作品には夢がない。しっかりと惹かれる世界を作りたいという思いがある。「私にとって希望とは、観客と映画がつながること。私はこの映画が人を感化させるということには期待していないのですが、ちょっとした変化を与えることができればいいなと思っています。実は、前作『アバター』にインスパイアされて熱帯雨林で働いたり、先住民の人と助け合ったり、自然環境に対して行動を起こした人がいるんです。私も、前作の後に先住民のコミュニティに関わっている世界中の人から『ここに来て私たちに何かしてください』とか、『光を照らすようなものを作ってください』という声をいただきました」希望という意味では、現在映画産業を取り巻く環境は決して明るいものではない。キャメロン監督は「パンデミック中、閉鎖される映画館が多く、北米では配信が非常に儲かりました。その時期に劇場がおざなりになってしまった。作品を配信用に作るのか、それとも劇場用に作るのか。我々は劇場を欲しなければいけません」と危機感を口にし、「映画はとても大切なものです。それが文化としてなくなってしまうのか。『アバター』でさえも、これから続編が作れるかどうかは本当に分かりません。縮小された映画市場を乗り越えて行けるのか。私は乗り越えられることを願っています」と映画産業への熱い思いを述べた。(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年12月17日●S・ワーシントン自身も父に! 演じたジェイクの変化とリンク2009年に公開され、全世界興収No.1という偉業を成し遂げた『アバター』の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)が13年ぶりにスクリーンに戻ってきた。本作で主人公ジェイク・サリーに扮するサム・ワーシントンと、サリーの前に立ちはだかる敵・クオリッチ大佐を演じるスティーヴン・ラングが来日し、自身にとって『アバター』という作品がどんな存在であるかを語り合った。巨匠ジェームズ・キャメロンが手掛けた壮大なSF映画『アバター』。2009年に公開されると全世界で大ヒットを記録し、世界興収は29億2,291万ドル(box office mojo調べ)という驚異的な数字を叩き出し、いまだにその記録は破られていない。そんな作品で主人公・ジェイクを演じるサムと、本作ではサムに敵意むき出しに攻撃を仕掛けてくるクオリッチ大佐に扮するスティーヴン。サムは「ジェイクにとってクオリッチ大佐というのは、自分が過去にしてしまったことと折り合いをつけなければいけないという象徴のような存在」と位置づけ、「だからこそ殺しにくい相手なんです」と関係性を説明する。一方スティーヴンは「クオリッチ大佐にとって、ジェイクというのは失望感の対象のような存在」と語り、「ずっと兄弟みたいに思っていたし、同じ海兵隊の仲間という感覚があった。彼も自分の期待が分かっていたはずなのに、その道を外れていってしまった。戦士として素晴らしい才能を持っている人物という敬意はありながらも、自分の価値観を変えてしまった存在として、がっかりしている。疎ましいと思う相手なんです」と敵意を見せるのは必然だと述べる。本作では、まったく違う道へ進んでいくジェイクとクオリッチ大佐。ジェイクは父親になり守るべきものができた。サム自身も前作から今作にかけて、プライベートで父親になったという共通点がある。サムは「守らなければいけないものができると、本能的に脅威に対して恐れる気持ちが出てきます」と述べると、「子供を持つ父親になると自然とそういう気持ちになるもの。そういった部分は自然と役に取り入れるようにはなりました。僕もジェイクも、今までのようにただ無鉄砲に生きていてはいけないということを学んだと思います」とジェイクの変化と自身の変化がリンクしていると語る。クオリッチは本作で、潔いほどのヴィランを演じた。スティーヴンと言えば、映画『ドント・ブリーズ』でも悪役を演じているが「どんな人物を演じるときでも、私は自分なりに共感できる部分を見つけるところから始めます。たとえヴィランと言われるようなキャラクターで、他の人が見たら愛すべきではない人でも、少なくても自分だけはその人物の人間性を認めてあげることで、見え方が変わってくると思うんです」と持論を展開した。●「酸素のない不自然な環境で心を表現するのはメンタルの領域」本作では、信じられないような映像シーンが怒涛のように続く。特にサムとスティーヴンが対峙する場面は、どれだけ過酷な撮影だったのか――と思わずにはいられないぐらい壮絶だ。サムは「私たちは史上初めてパフォーマンスキャプチャーを水中で撮影するということを試みました。そんななか肉体はもちろんなのですが、大変だったのはメンタルです。陸の上でもあれだけの動きをしながら感情を表現するのは大変だと思うのですが、酸素のない不自然な環境でしっかり心を表現するというのは、どちらかと言うとメンタルの領域。ぜひ他の役者さんにもやっていただきたい体験です」と撮影を振り返る。スティーヴンも「まさにサムが言ったことがすべてなのですが、それにプラスして、前回私が演じたクオリッチはほぼ実年齢の役柄でしたが、今回は25~26歳ぐらいの肉体の設定なんです。その意味で非常に大変なことではありましたが、でも私は“できるだけ頑張る”という信条なので、その思いに従ってチャレンジしました」と笑顔を見せていた。13年前に世に放たれた『アバター』は、世界中で多くの称賛を浴び、2022年に続編として第2弾が公開される。さらにシリーズは5部作まで続くという構想も発表されている。サムは「ここから物語がどんなものになるのか、また自分にとってどんな影響が及ぼされるのかは分かりません。でもその可能性のすべては僕にとって素晴らしいものになると思っています」と期待を述べる。スティーヴンも「今後の自分のキャリアや人生に対して、どんな効果や作用があるのかは、分かりにくいものがあるのですが、私がこれまでの13年の間に理解してきたのは、『アバター』という作品は、自分の人生のなかで分かちがたく交差しているものであるし、これからもそうなっていくであろうことは分かります。そのことは僕にとってすごく幸せなことであります」と語っていた。(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年12月16日社会現象を巻き起こした『アバター』(2009)の続編にあたるファン待望の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 がついに日本上陸。プロモーションツアーの一環として、10年8カ月ぶりの来日を果たしたジェームズ・キャメロン監督が取材に応じ、本作にこめたメッセージや“おすすめ”の鑑賞法、さらに現在の映画界への思いを語りつくしてくれた。――前作『アバター』から13年。当初からシリーズ化の構想があったと思いますが、当時思い描いていたイメージと、ついに完成した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の間にどのような変化がありますか?まず質問にお答えすると「まったくない」だね。本作が伝えようとしているテーマは、今まさに現実世界に訴えたいことに重なっているんだ。第一に挙げたいのは、家族というテーマ。過去と未来をつなぎ、ときには問題が生じることもあるが、そこから強い絆が生まれる。非常に普遍的な概念だといえる。そして、環境破壊が進む中で、サステナビリティにも触れることで、この映画を作る意味は一層深まった。これらのテーマは、自分自身がずっと以前から取り組んでいたことでもあるからね。――社会現象を巻き起こした『アバター』の続編です。プレッシャーはありましたか?少し傲慢に聞こえるかもしれないが、『アバター』と同規模の成功を収めることができるか考えることもあった。それでも、『アバター』製作の経験は、素晴らしいものだったし、チャレンジする価値はあると思ったんだ。新たなキャラクターを生み出すため、さまざまなリサーチをしたし、水中でのパフォーマンスキャプチャーについても研究を重ねた。実際に製作がスタートしたのは、2017年9月のこと。だから、完成までに5年以上の歳月がかかった。パンデミックの影響で、約半年間何も出来ない期間もあったんだ。――すでに第3弾、第4弾の撮影が一部スタートしているとも聞きました。今のところ、全5部作を製作するプランが組まれている。以前から『スター・ウォーズ』のようにシリーズ化したいと思っていたし、技術面でもストーリーテリングでも、まだまだ、多くのことにチャレンジした気持ちがあるからね。今はAIも研究しているよ。マーベル作品みたいに、タイトルを量産できるとは思っていないが、5部作に加えて、スピンオフ的な作品も作れたらいいね。まずは次回作(第3弾)を完成させることが先決だと思っているよ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』――最も推奨する鑑賞フォーマットはどれですか?配信を待たず、まずは劇場で観てほしい。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は劇場の大スクリーンで観ることを想定して製作されているからね。きっと、映画館で鑑賞すると、何か見逃したものがないか気になって、もう一度観たくなるはずだ。細かな海の魚たちとかをね。2D、3Dの選択は、それぞれ好みもあるだろうけど、そうだな、私が推奨するのはドルビービジョン、IMAX レーザーだと言っておこうかな。――『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、主人公たちが故郷である神聖な森を追われ、海の部族に身を寄せる姿が描かれています。その過程で、家族の絆が試される場面もありますね。パンドラの神聖な森はネイティリが育った故郷であり、ジェイクが自分の家として受け入れた場所。移り住む海は、美しく魅力的だが、彼らにとっては居心地が悪く、馴染むには何かと苦労するんだ。情緒不安定に陥るネイティリの一面も描かれる。けれど、世界中にはさまざまな理由で、自分が生まれた場所、住み慣れた場所から離れている人もたくさんいると思う。何か問題もあるんだろうが、やはり「離れたくない」「つながっていたい」という気持ちは誰しもあるはずで、その点は多くの観客に共感してもらえるんじゃないかと思っている。家族の縁というものは、切っても切れないものだからね。――ジェイクと次男のロアクの関係性には、ある種の緊張感がありましたね。若い世代へのメッセージも込められているように感じました。そこは脚本の段階から、非常に大切にしていた。私も子どもの頃は、周りに理解されない、周りとうまく馴染めないといった疎外感を感じていたから、ジェイクの子どもたちにはそれぞれ、投影をしている。私が青春を送った1960年代はベトナム戦争に公民権運動、冷戦もあり、自分が世界といかに関わるべきかも不安になったが、今の時代はより事態が深刻だね。私にも5人の子どもがいるが、葛藤を抱える若い世代が『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観て、「200 年後の世界でも、遠く離れた星で同じようなことが起こっているんだな」「自分だけでなく、みんな同じ問題を抱えているんだな」と思ってくれるかもしれない。つまり、この映画で伝えたいことは、劇中でも「I see you.」というセリフがあるように、あなたを見てくれている人がいるということなんだ。SF には“未来への警鐘”という意味合いが強く含まれている『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』――キャメロン監督の作品には、未来への警鐘と、その先にある希望が描かれているように思います。おっしゃる通り、SF には未来への警鐘という意味合いが強く含まれていると思うね。人間を守ってくれるガードレールのように、とても必要な役割だと思っていて、私にとっては将来を見据えるものでもあるんだ。有名な SF 作家のアイザック・アシモフは「SF は逃避だ」と言っていたけどね。ただ、単純に警鐘を鳴らすだけの映画は作りたくない。観客を魅了する世界を作り上げたいんだ。私にとっての希望は、観客と映画が繋がること。海の美しさを見て、感情豊かなキャラクターたちに触れることで、私たちの感情が揺さぶられ、何かを感じたら、それこそが希望なんだ。――『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観る観客に、どんなことを期待しますか?私が映画を製作し、一番気にかけるのは興行成績よりも、観客にどれだけ影響を与えられるかなんだ。映画で社会を変える、なんておこがましい期待はしていないが、少しでも変化のチャンスを与えることができればいいなと思っている。実は、前作『アバター』にインスパイアされて、熱帯雨林で働いたり、先住民の人と助け合ったり、自然環境に対して行動を起こした人たちがいるんだ。私自身も先住民のコミュニティに関わっている世界中の人から「ここに来て私たちに何かしてください」「光を照らすようなものを作ってください」といった声を受け取った。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を公開するまでに時間がかかったのは、2~3 年ほど、先住民のための活動を手伝っていたからなんだ。おかげで、私のやるべきことは映画、そして『アバター』シリーズを作ることだと気づくことができたんだ。――最後に、配信の台頭やコロナ禍などを経て、大きな変化と直面した映画業界について、それを牽引し続けるキャメロン監督の私見をうかがえますか?思うに、映画に関わっている誰もが、世界中で同じ課題に直面していると思う。映画と一言に言っても、劇場公開するのか、その後に配信なのか、いきなり配信なのか。大きな決断を突きつけられる。パンデミックの影響で、配信が急成長したが、同時に劇場がおざなりになってしまった。今こそ、映画制作や劇場配給に関わる人たちを大事にしなければいけないと思う。作品の多様性も重要だ。『アバター』や『トップ・ガン:マーベリック』、そしてマーベルのような作品でなければ、経済的に成り立たないのか?その意味では『アバター』だって、私が思い描くようにシリーズ化できるのか不透明だからね。確かに映画市場は縮小しており、我々は真の意味で、過渡期にいると思うね。私はある意味、化石というか、恐竜なんだよ(笑)。それでも、なんとか映画監督として仕事をしている。もしも、いつか配信作品しか撮れないと言われたら、不本意だが、時代の流れに合わせてやっていくしかないと思ってはいるんだ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』12月16日(金) 全国劇場公開(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.取材・文・写真:内田涼
2022年12月15日2023年公開予定の映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のIMAXエクスクルーシブ映像が、12月16日(金) より公開の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の上映前に公開されることが決定した。『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾となる本作は、トム・クルーズ演じるスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに加え、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーが出演。またシリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーがカムバックするほか、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレスが初参加となる。今回劇場で公開されるのは、予告編で反響を呼んだバイクに乗ったイーサン・ハントが崖にむかってフルスピードで一直線、そのまま減速することなく超特大ジャンプを決め真っ逆さまに落下していく衝撃のアクションシーンの撮影現場を追った4分間のメイキング映像。ロケ地はノルウェー、ヴェストラン地方の最北部、ムーレ・オ・ロムスダールの断崖絶壁。シリーズを重ねるごとに衝撃度を増し、いまやトム・クルーズの代名詞ともなった超絶スタントの裏側を垣間見ることができる。なお特別映像は、日本全国のIMAXシアター・38スクリーン(一部シアターは遅れて上映予定)で上映される。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』IMAXエクスクルーシブ映像 上映予定劇場一覧※12月15日(木) 時点■TOHOシネマズTOHOシネマズ 仙台TOHOシネマズ 日比谷TOHOシネマズ 新宿TOHOシネマズ 立川立飛TOHOシネマズ 流山おおたかの森TOHOシネマズ ららぽーと横浜TOHOシネマズ なんばTOHOシネマズ 二条TOHOシネマズ 西宮OS■イオンシネマイオンシネマ四条畷イオンシネマ市川妙典(12月23日(金)~上映予定)■ユナイテッド・シネマユナイテッド・シネマ札幌ユナイテッド・シネマ浦和ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸ユナイテッド・シネマとしまえんユナイテッド・シネマ豊橋18ユナイテッド・シネマ岸和田ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13ユナイテッド・シネマPARCO CITY 浦添■109シネマズ109シネマズ菖蒲109シネマズ二子玉川109シネマズグランベリーパーク109シネマズ川崎109シネマズ湘南109シネマズ名古屋109シネマズ大阪エキスポシティ109シネマズ箕面■ティ・ジョイT・ジョイ PRINCE品川横浜ブルク13広島バルト11鹿児島ミッテ10■シネマサンシャイングランドシネマサンシャイン池袋シネマサンシャイン土浦シネマサンシャインららぽーと沼津シネマサンシャイン大和郡山シネマサンシャイン衣山■HUMAXシネマ成田HUMAXシネマズ■その他USシネマちはら台福山エーガル8シネマズ※本映像の上映終了日は劇場によって異なります。<作品情報>映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』2023年全国公開映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』特報映画公式サイト:
2022年12月15日