『アイアンマン』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズに続く、マーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』が、いよいよ今週末1月27日(金)より公開となる。本作から、ドクター・ストレンジを含む“アベンジャーズ”のメンバーがなぜか全員 “犬”になっているという、キュートな衝撃映像が解禁となった。“神の手”を失った上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジが、厳しい修行により人智を超えた力を手に入れ、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく本作。今回の映像では、ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが、アベンジャーズならぬ“アベンジャーズ犬”たちを次々と紹介するという衝撃的にキュートなもの。「最初は鋼鉄のヒーロー!」と紹介されたアイアンマン…と思いきや、現れたのは軍用犬を起源とし、いまでは人命救助犬として知られるセント・バーナードの子犬。アイアンマンの着ぐるみをまとって、じっとこちらを見つめている。そして、次の“怒れる科学者”はかわいらしいチワワ、その周りに緑色の煙が立ちこめると狩猟犬のラブラドールへと変化する!さらに、ソー、キャプテン・アメリカと、アベンジャーズの面々の特徴に合わせた可愛い犬たちの紹介が続いていく。大トリを飾るのはもちろん、トレードマークの赤い浮遊マントをまとった“ドッグ”ター・ストレンジのパグ。愛嬌のあるかわいらしい見た目ながらも、もとは貴族に愛された犬だけあり、そのプライドの高さでも知られるパグとなったヒーローを、カンバーバッチが「ドクター・ストレンジの威厳をご覧あれ!」とカッコよく決めるが、パグはつぶらな瞳を向けるだけ…。流石の上から目線なヒーローも、愛くるしい犬の前には成す術がない。他者への攻撃を好まない穏やかな気性といわれるパグは、まさにストレンジにぴったり。そんなパグのキュートな瞳にタジタジになるカンバーバッチの姿にも、思わず笑みがこぼれる。本映像の中では、何の芸も見せられなかった “ドッグ”ター・ストレンジ。しかし、ドクター・ストレンジは、アベンジャーズたちと並んで新たなヒーローとして紹介されたことから、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において重要な役目を負うことは確かなようだ。マーベル・スタジオのトップ、ケヴィン・ファイギは「いつの日かドクター・ストレンジが、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、そのほかのアベンジャーズの面々の横に立つ日が来る可能性はとても高いですから」と話している。さらには、「マーベルには、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』のように“地球”を舞台にした作品、『マイティ・ソー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの“宇宙”を舞台にしたもの、そして超自然現象を扱う作品があるのです。ドクター・ストレンジはその扉を開く重要なキャラクターなのです」と明かしている。先に公開されている予告でも、ストレンジの仲間の一人が「アベンジャーズは物理的な敵から世界を守り、我々は神秘的な脅威から世界を守らねばならない」と語っているが、アベンジャーズの面々が揃ってようやく防ぐことができた敵以上の脅威が、ほかにも存在していることを匂わしている。ストレンジの存在が、今後どのように他のアベンジャーズたちに影響を及ぼすのか?そしてこの世界を狙う神秘的な脅威とはどんな敵なのか?このドクター・ストレンジの物語から始まる新たな世界に、いま注目が集まっている。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月25日全米で大ヒットを記録したマーベル・スタジオの新作『ドクター・ストレンジ』の日本公開が近づいている。ベネディクト・カンバーバッチ演じる天才外科医が手にした“魔術”が、例年以上の盛り上がりを見せる「2017年アメコミ映画イヤー」の幕開けを飾る。不慮の事故で“神の手”と称された両手の機能を奪われた天才外科医スティーブン・ストレンジが、過酷な修行を経て会得した魔術を武器に、世界の破滅をもくろむ闇の魔術師とバトルを繰り広げる。人知を超えたパワーを題材に、『ハリー・ポッター』や『スター・ウォーズ』に通ずる善悪の危ういバランス、良心の呵責や疑心暗鬼、闇への誘惑をめぐるストーリーが、『インセプション』超えのねじれた時空間ビジュアルでド派手に展開していく。『アイアンマン』の主人公トニー・スタークに負けず劣らず、傲慢で上から目線なストレンジのキャラ造形も、クセがすごい。日本でも人気が高いカンバーバッチが、栄光からの転落、そして復活と覚醒を果たす“新ヒーロー誕生”を華々しく表現した。対する闇の魔術師カエシリウス役に、北欧の至宝の異名をもち、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でデス・スターの設計者を演じたマッツ・ミケルセン。こちらもハマっている。アメコミ映画が日本で苦戦する理由として、「なんだかんだで予備知識が必要でしょ?」という先入観があるが、一見して善悪が判断できるキャラの分かりやすさや、東洋的でファンタジックな世界観など、『ドクター・ストレンジ』には日本人にもなじみやすい要素が多い。「日本よ、これが映画だ。」の宣伝コピーで『アベンジャーズ』が上陸を果たして早5年。試行錯誤の末、徐々に広がりを見せる国内のアメコミ映画人気が、ついに爆発する予感だ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月22日現在撮影中の、『アベンジャーズ』第3弾にあたる『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(Avengers:Infinity War)』にも参戦するというマーベルの新ヒーロー『ドクター・ストレンジ』。いよいよ来週1月27日(土)の公開まで1週間となった本日、主演を務めたベネディクト・カンバーバッチのメッセージとともに、画面が180度上下反転する“魔術”のような予告が解禁となった。上から目線の天才外科医が不慮の事故にあったことから、神秘に満ちた魔術の力を身につける、マーベル史上最もミステリアスなヒーローが主人公となる本作。公開まであと1週間と迫る中、ドクター・ストレンジを演じた英国の人気俳優カンバーバッチから、日本のファンのためだけのメッセージと“魔術の力”を目の前で体感できる驚異の特別映像が到着。映像では、劇中の“上から目線”なストレンジとは対照的に、ハニカミながら“あるお願い”をするカンバーバッチ。「公開まで1週間、是非皆さんのスケジュール帳に書き込んで下さいね」と、ストレンジとはまるで真逆の“下から目線”で日本のファンにメッセージを贈っており、そのギャップにはファンたちから“可愛すぎる”と声が上がりそうな映像となっている。しかし一転、カンバーバッチの「魔術にかかって大変なことになっています」の言葉に続く映像では、常識を覆すような“魔術の世界”が押し寄せてくる。ストレンジの師匠エンシェント・ワンの言葉を合図に、なんと画面の上下が180度回転!それだけで酔ってしまいそうなのに、追い打ちをかけるように高層ビルの数々が万華鏡のごとく入り乱れ、車が行き交う大都市の道路や客船の浮かぶ大きな川が思いもよらぬ方向に折れ曲がっていく――。エンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンも、「どのマーベル映画と比べても、この作品は特別ね。私たちの現実に影響をもたらすような精神や能力で、現実を壊しているのではなく曲げているのよ」と語り、自分たちの常識をも“ねじ曲げる”ような魅力があるという。そんな彼女の言葉どおり、映像の後半では、ねじ曲がった世界に困惑するストレンジがビルの“側面”に呆然と立ち尽くす姿が映し出される。そして次の瞬間には、“上空に落ちてゆく”というこれまでに見たことのない光景が広がっていくのだ。この魔法のような世界が“長年挑戦したかった夢”だと語るのは、マーベル・スタジオの社長でありプロデューサーのケヴィン・ファイギ。彼は「『マトリックス』や『インセプション』や宮崎駿アニメーションを目指した」と、名だたる幻想的な作品たちを参考にしたという驚きの事実を披露しつつ、「何年もこの作品をやりたいと思っていた。“私たちの知らない別次元がいま、この瞬間存在しているかもしれない”というパラレルワールドが、マーベル・シネマティック・ユニバースにまったく新たな側面を生み出せると確信していたからね」と、その理由を明かしている。マーベルのトップが長年抱き続けた夢が、ついに実現した映像革命となる本作。また同時に、公式サイトには本日1月21日(土)からドクター・ストレンジが現れ、あらゆる箇所が彼の魔術によって上下180度反転。公開までワクワクが止まらない仕様が楽しめるという。ハリウッドの限界を超える圧倒的な超感覚映像に、酔いしれてみて。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月21日1月27日公開の映画『ドクター・ストレンジ』のスペシャルイベントが19日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われ、日本語吹き替えを担当した樋口可南子、松下奈緒、三上哲が出席した。『アベンジャーズ』や『アイアンマン』シリーズをはじめとする超メガヒット作品を次々に生み出し、世界最速で累計興収1兆円を突破したマーベル・スタジオの最新作となる本作。事故によって"神の手"を失った天才外科医ドクター・ストレンジが、厳しい修行により魔術師となって戦いに巻き込まれていく、というストーリーとなっている。そんな本作のスペシャルイベントに、ドクター・ストレンジの魔術の師・エンシェント・ワン役の樋口可南子、ドクター・ストレンジの元恋人クリスティーン役の松下奈緒、ドクター・ストレンジ役の三上哲が登壇。意外にも本作で声優業初挑戦となった樋口は「この歳で吹き替え初挑戦ですが、今回はこの人(自身が演じたエンシェント・ワン)が好きだと思いながらやりました。吹き替え1年生なので技術はありませんが、気持ちはたっぷり込めたつもりです」とやり切った様子。物語の主人公でもあるドクター・ストレンジの魅力については「普通のヒーローと違って、何かに戸惑いながら修行するヒーローまでの過程が描かれているので、戸惑うところが人間らしいし可愛いんです。いきなり強い人じゃなくて、その段階も楽しめる魅力的なキャラクターだと思います」と語り、松下も「格好良い。声を入れさせていただく時でも小さな画面で見て本当に格好良かったです。ストレンジはとても人間味があり、そこが今までのヒーローとは違って魅力的だと思いましたね」と話していた。イベントの最後には、ドクター・ストレンジの時間を操る魔術にちなみ、マネキンチャレンジならぬドクター・ストレンジチャレンジを300人の観客とともに樋口ら登壇者が挑戦。見事に成功させた樋口は「皆さんすごいですね。役者さんみたい」と観客を褒め称えれば、松下も「(涙が)止まらなくなっちゃいました。動かないことがこんなに美しいとは」と感動した様子だった。映画『ドクター・ストレンジ』は、1月27日より全国公開。
2017年01月20日マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』スペシャルイベントが1月19日(木)、歌舞伎町シネシティ広場にて行われ、ゲストに日本語版声の吹き替えを務めた樋口可南子、松下奈緒、三上哲が登壇した。思い思いのマーベルキャラクターのコスチュームに身を包んだ大勢のファンを前に、樋口さんは、「上から見ていると、扮装している方がたくさんいて楽しーい!」と、コスプレを“扮装”と独特の表現に言い換え、ウキウキとした表情だった。『ドクター・ストレンジ』は『アベンジャーズ』、『アイアンマン』などで知られるマーベル・スタジオ作品で、累計興収1兆円を突破した話題作。突然の交通事故により、神の手と呼ばれる両手を失った天才外科医ドクター・ストレンジが、指導者エンシェント・ワンのもと人智を超えた力を手にし、壮絶な魔術の戦いに巻き込まれていく運命を描く。ドクター・ストレンジの魅力について、演じたベネディクト・カンバーバッチの声優を務める三上さんは、「最初は普通の人で、だんだんヒーローになっていくのがすごく共感できるっていうか」と話すと、ストレンジの元恋人であるクリスティーン役の松下さんも「格好いいだけではなく上品さもあって、とても人間味がある。そこがいままでのヒーローとは違いますよね」と夢中になった様子。魔術の師として導くエンシェント・ワン役の樋口さんは、実は吹き替え初挑戦だそう。樋口さんは、「最初にお話をいただいたとき、予告編を観てとっても面白いと思いました。この年で吹き替え初挑戦ですけど(笑)、今回は“この人、好き!”と思ってやりました。吹き替え1年生なので技術はないですが、気持ちはたっぷりと込めたつもりです!」と気持ちを込めた。さらに「ベネさまのこういうヒーロー役は初めてで、戸惑い、修行しながらヒーローという過程をたっぷりと描いているので、何とも人間らしく、かわいいし魅力的だと思います」と、ベネディクトの思い入れも明かした。この日はドクター・ストレンジの時間を操る魔術にちなみ、「マネキンチャレンジ」ならぬ「ドクター・ストレンジチャレンジ」を開催。極寒の中、観客と樋口さん、松下さん、三上さんも1分近く動きをストップした。瞬きさえしなかった樋口さんの女優魂に称賛が集まる中、樋口さんは「皆さん、すごいですね!役者さんみたい」とテンション高くチャレンジを楽しんでいた。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月19日『アベンジャーズ』シリーズや『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などで知られるマーベルの本格アクション・ドラマ「エージェント・オブ・シールド」。待望の最新シーズン3の日本上陸を記念し、日本から初めて本作の撮影現場を訪問。“国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)”の本部の様子を知るべく、デイジー・“スカイ”・ジョンソン役クロエ・ベネットとメリンダ・メイ役ミンナ・ウェンを直撃した。悪の秘密結社ヒドラ、そしてインヒューマンズ(特殊能力者)との死闘の後、シールドのエージェントたちは、新たな任務を担っていた。海に落下して溶け出した未知の物質テリジェン。それがフィッシュオイルに含まれ世の中に出回ることで、世界中で次々とインヒューマンズが覚醒していたのだ。インヒューマンズの登場で、世界は混乱し始めるが…。◆天才ハッカーは愛犬家!?クロエ・ベネットの素顔は?まず、初登場時からメキメキと戦闘力を上げた謎多き天才ハッカー、デイジー・“スカイ”・ジョンソン役のクロエ・ベネット。陽気でチャーミング、さらにそのキュートな容姿から日本でも人気を集めている。そんなベネットの素顔に迫るため、休日の過ごし方を尋ねると「ちょっと夢中になり過ぎてるかもしれないけど、犬のとりこになってるの!いつも一緒にいるわ」と、その溺愛ぶりを告白。「2匹飼ってるんだけどすごく可愛いのよ。ウォリーとアーサーって言う名前。私の犬も一緒に紹介してね。日本で有名な犬になって欲しいから」とあどけない笑顔を見せた。また、撮影で長い時間を共に過ごすキャストたちは、家族のように仲が良いというベネット。「いい共演者に囲まれてラッキーだと思う。家族と過ごす時間よりずっとずっと長い時間を共演者と一緒に過ごしているわね。このシリーズのキャストは私のファミリーなの」と語る。フィル・コールソン役のクラーク・グレッグについて、「先輩であり、話を聞いてくれる大切な仲間であり、いろいろなことを教えてくれる先生」と語るベネットは、「撮影現場で一緒に仕事をする人たちと上手くやっていくコツを彼から学んでいる」という。シーズン3について尋ねると、「とんでもなくいろいろなことが起こる、非常にワイルドなシーズン」と断言。さらに「ティッシュの箱を抱えてテレビの前に座って下さい。悲しいことがたくさん起こるんです。見ごたえのあるシーズンです」と、日本のファンに気になるメッセージも贈ってくれた。◆沈着冷静なメイ姐さんからは想像つかない!ミンナ・ウェンはジョーク好き!?戦闘、操縦のエキスパートのメリンダ・メイは、沈着冷静なクールビューティ。ガンファイトからバイクアクションまでをこなす活躍ぶりに、惚れ惚れするファンは数多い。ウェンはメリンダ役が決まったときのことを、「それはそれは大喜びよ。実は私、SFの大ファンなの。SFオタク・ガールとしてはこの役をもらうってまるで宝くじを当てたのと同じくらい興奮する出来事だったわ」とふり返る。作中では表情を変えない、感情を出さないキャラクター・メリンダを演じているが、ウェンの素顔は実はとても明るい。役が決まったとき、バスルームでメイクを落としていたという彼女は「声が枯れるほど叫んだわ。あまりの叫び声に夫が心配してバスルームに飛び込んで来たくらい」と話してくれた。自身とメリンダの共通点について、「忠誠心ね。私は友達とか家族にものすごく忠実よ。だからメリンダのシールドに対する忠誠心がすごく理解できる」と語るウェン。さらに、「飛行機の操縦はできないけどスポーツカーの運転はうまくできる」とか。彼女は劇中のコールソンの愛車“ローラ”と同じ赤いコルベットに乗っており、「今日もそれに乗って来てるのよ。私のコルベットはローラの孫っていう感じだからロリータって呼んでるの」とジョークを交えながら、日常でも本作からの影響を強く受けていることを明かしている。そしてシーズン3について、ウェンは「マーベル・コミックファンにはたまらないシーズン」だと明かす。「ヒドラとの確執が深まって、アクションも増えるし、すべてがパワーアップしている」と語っており、ファンを待ち遠しくさせている。「エージェント・オブ・シールド シーズン3」は2月3日 (金)よりブルーレイ/DVDリリース、デジタル配信開始。「マーベル エージェント・オブ・シールド3」は1月21日(土)21時~Dlife(ディーライフ)にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日バットマンをはじめとする、アメコミ界の“元祖”スーパーヒーローチームを描く『ジャスティス・リーグ』。このほど、本作でメンバー入りを果たすエズラ・ミラー演じる“フラッシュ”も加わった初画像が解禁となった。全世界で大ヒットした『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』において、映画史上最も激しいスーパーヒーローの戦いが描かれ、スーパーマンの無私無欲な行動と彼の死により地球の安全は守られた。だが、ヒーローの死に悲しみで包まれるなか、再び地球に壊滅的な危機が迫る…。孤独に悪と戦ってきたバットマンと、たった1人で生きてきたワンダーウーマン。スーパーマンと共に戦った2人は“最強の男の死”により、地球を守るためには“特別なチカラ”を持ったヒーローを探し“究極のチーム”を結成する必要があることを悟る――。本作の原作コミックは1960年に発表されて以降、現在も愛され続けており、描かれるのは、あの「アベンジャーズ」よりも歴史のある究極のスーパーヒーローによるチーム。今回解禁となった待望の初画像では、“ジャスティス・リーグ”の主要メンバー3人が登場。街を守るため人を欺きながら、孤独に悪と戦ってきたバットマン(ベン・アフレック)、人類に失望し、その身を隠しながらたった1 人で生きてきたワンダーウーマン(ガル・ガドット)、そして、友達が少ないことを気にしている地上最速のフラッシュ(エズラ・ミラー)だ。一見バラバラな3人だが、本作の監督ザック・スナイダーは「ヒーローたちの相性がすごく良くて本当に大満足しているんだ!」とこのメンバーたちのケミストリーに自信を覗かせている。また、これまで『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』にちらりと登場していたが、本作で正式に初登場となるフラッシュ/バリー・アレンを演じるエズラは、「僕が演じているフラッシュは、ちょっと天然で大人たちを少しイラッとさせるんだ(笑)。ビートルズでいえばリンゴ・スターって感じのキャラクターだね」とひと言。役柄同様に素顔もお茶目で知られる彼らしい、エンターテインメント業界の大先輩をイジった独特のコメントで表現している。さらに、ベン演じるバットマン/ブルース・ウェインと、ガル演じるワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスについては、まるでフラッシュ本人であるかのように「バットマンってのは“無愛想で不機嫌”なんだよ。ワンダーウーマンは“思いやりがあって優しい”人だね」と言う。「友達が欲しいから」という理由で早々に参加を決意したフラッシュと、「バットマンなみに不機嫌」(エズラ談)という怪力で無愛想な海の王者アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)や、謎の男サイボーグも勧誘することになるバットマンとワンダーウーマン。彼らは、それぞれ孤独に生きてきたヒーローたちを団結させ、地球を壊滅的な危機から救うことはできるのだろうか?解禁となった写真から見て取れるように、荒廃した建物の中、少し驚いた表情で見上げる3人のDCのスーパーヒーローたちの視線の先にはいったい何が!?とにかくエズラが演じる、不機嫌で孤独な大人ヒーローに囲まれる愛すべきキャラクター、地上最速の好青年“フラッシュ”が、本作では中心的な役割を果たすことになりそうだ。『ジャスティス・リーグ』は2017年冬、全国にて公開(全米公開:11月17日)。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日元祖アメコミ界のスーパーヒーローチームを描くアクション映画『ジャスティス・リーグ』(2017年冬公開)の初写真が19日に公開され、ヒーローチーム"ジャスティス・リーグ"の中心メンバー3人の姿がお披露目された。同作の原作コミックは1960年に発表されて以降、現在も愛され続けており、マーベルの"アベンジャーズ"よりも歴史のあるスーパーヒーロー"ジャスティス・リーグ"。このたび、中心メンバー3人が登場する初写真が公開された。その3人とは、街を守るため人を欺き、孤独に悪と戦ってきたバットマン、人類に失望しその身を隠し、たった 1人で生きてきたワンダーウーマン、そして、友達が少ない事を気にしている地上最速の好青年フラッシュ。一見バラバラな3人だが、本作の監督ザック・スナイダーは「ヒーローたちの相性がすごく良くて本当に大満足しているんだ!」と手ごたえを示している。また、本作で正式に初登場となるフラッシュ(バリー・アレン)を演じるエズラ・ミラーは、演じるキャラクターについて「ちょっと天然で大人たちを少しイラッとさせるんだ(笑)。ビートルズでいえばリンゴ・スターって感じのキャラクターだね」と表現。さらに、ベン・アフレック演じるバットマン(ブルース・ウェイン)とガル・ガドットが演じるワンダーウーマン(ダイアナ・プリンス)については、まるでフラッシュが話すかのように「バットマンってのは無愛想で不機嫌なんだよ。ワンダーウーマンは思いやりがあって優しい人だね」と語る。2016年公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』では、スーパーマンの死により地球の安全は守られたが、ヒーローの死に世界が悲しみで包まれるなか、再び地球に壊滅的な危機が迫る。そして、スーパーマンと共に戦ったバットマンとワンダーウーマンは、地球を守るためには究極のチームを結成する必要があると悟り、海の王者アクアマン(アーサー・カリー)や謎の男サイボーグ、そして"地上最速の好青年"だが天然なフラッシュを勧誘。果たして、孤独に生きるヒーローたちを団結させ、地球の危機から救うことができるのか。(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2017年01月19日映画『アベンジャーズ』のスピンオフとして誕生した「エージェント・オブ・シールド」。日本にも大勢のファンを持つ本作から、国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)のエージェント、フィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグが来日!昨年末に行ったインタビューの模様を、2017年最初のコラムとしてお届けします。現在、アメリカでシーズン4が放送中の「エージェント・オブ・シールド」は、『アベンジャーズ』の中で死んだと思われていたコールソンが主人公の物語。コールソン率いる特命チームが、世界を脅かす危機に立ち向かうため奔走します。シーズンが進むにつれ、コールソンとチームメンバーを取り巻く状況はより深刻に。「コールソンは完璧なリーダーではないし、失敗もする不完全な人間」とクラーク自らも語るように、決して順調とは言えない彼とチームの苦闘にこそ、このドラマの面白さが詰まっています。その苦闘は、人間らしい痛みを伴うもの。「“特殊能力を持っていなくても、人間味が特別な力になる”というテーマが、ドラマの人気を支えているのだと思う」とクラークも分析します。そんな人間味溢れるストーリーを練り上げているのは、12名から成るという精鋭脚本家チーム。「12人の脚本家たちが1つの頭脳を全員で共有しているようなもの。内容よりも、物語を練る過程そのものがSFっぽいよね」と笑うクラークですが、実は彼自身も脚本家であり、映画監督でもある身。脚本を手掛けた『ホワット・ライズ・ビニース』はロバート・ゼメキス監督によって映画となり、チャック・パラニュークの「チョーク!」を映画化した初監督作(脚本も兼任)は『セックス・クラブ』の邦題で日本上陸を果たしています。そのため、「エージェント・オブ・シールド」に監督や脚本家として参加することにも「魅力的なことだし、楽しいだろうね」と興味を示すものの、「12人が一体となって脚本を書き上げている姿を思うと、軽はずみに“参加したい!”なんて言えない」とのこと。そこで、もし自分が脚本家だったら…とこっそり空想してもらいました。「そういった話は共演者たちともよくするのだけど、そうだな…。ごく平凡なことをチームメンバー全員でやりたいね。みんなで夕食に出掛けるとか、つまらなくてシンプルなこと。でも、きっと僕らメンバーは、そんなシンプルなことすら実現できないんだ。何らかの事態が起きて、物事が複雑になっていくはず。それも人間っぽいよね」。やはりクラークが語る物語の鍵となるのは、「人間っぽさ」のよう。「もともとは俳優として劇団に所属していたけど、小さな劇団では演技以外のことも自分たちでしないといけない。その流れで、演出をしたり、脚本を書いたりするようになったんだ。そのときに思ったのは、監督も脚本も演技も、すべて作品の一部であるということ。ストーリーを伝えるという作業に変わりはないんだ」という彼が監督する映画にも、執筆する脚本にも、演じる役にも人間らしさが溢れています。「最初はトニー・スタークをいらつかせるスーツの男だった」コールソンが、いまやTVシリーズを牽引する存在になったのも「人間っぽさ」があるからではないでしょうか。生身の人間だからこそ、体にも心にも傷を負う。そんなコールソンを演じている上で、実は“役得”に思っていることが1つあるのだとか。「僕にはティーンエイジャーの娘がいて、家にいるときは娘と一緒にオンエアを観る。娘はコールソンが危険な状況に陥ると、ピタッと僕にくっついてきてくれるんだ。年頃の娘と父親にしては、珍しい光景だろう?こんなにも嬉しいことはないよ(笑)」。「エージェント・オブ・シールド シーズン3」 2月3日(金)よりブルーレイ/DVDリリース、一挙デジタル配信開始。「マーベル エージェント・オブ・シールド 3」全国無料のBSテレビ局 Dlife(ディーライフ)にて1月21(土)21:00スタート。(text:Hikaru Watanabe)
2017年01月14日ベネディクト・カンバーバッチがマーベル・スタジオの新しいヒーローを演じる『ドクター・ストレンジ』。本日1月9日の「成人の日」に、なんとカンバーバッチから新成人に向けたお祝いコメントが到着!“地道な努力”が実を結ぶと身を持ってアドバイスする(?)新成人の心を打つ修行シーンの特別映像も解禁となった。本作は、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など、シリーズ累計興収1兆円を突破するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作。すでに公開された全米では初登場1位を獲得し、MCU作品として14作連続の第1位を達成している。そんな大注目である本作の日本公開を控え、主人公の異色ヒーロー、ドクター・ストレンジを演じる人気者カンバーバッチから、日本の新成人に向けたお祝いコメント映像が到着。冒頭では、カンバーバッチが「今年20歳になる皆さん、“オメデトウゴザイマス!”」と、日本語を交えてお祝いの言葉を披露。「人生にさまざまな挑戦が生まれてくることでしょう。他の年と比べて、大変なこともあるかもしれません。でも、あなた方は必ずそれらを乗り越えることでしょう。幸運を、皆さんのために祈ります」と、将来への期待に胸を膨らませつつ成人式を迎える多くの若者たちへ、アツいメッセージを送った。ハリウッドスターが、日本の新成人にこうしたお祝いコメントを出すのはきわめて異例。そんなカンバーバッチ自身は、“人生において「大人になった」と思った瞬間”について「幸運なことに、(ドクター・ストレンジのように)私自身は、彼が苦しんだような大きな事故に巻き込まれることもなくこれまで生きてきました。彼がたどった習熟の軌跡はとても刺激的なものでしたが、それに比べれば、私のそれはかわいいものですし、じっくり長い時間をかけて起こったことだと思います」と謙虚にコメントする。カンバーバッチが語るように、本作では主人公ストレンジが瀕死の事故から立ち直り、修行の末、身につけた魔術を操って戦ていく成長の様子も描かれる。映像の後半では、彼が過酷な魔術の修行を積む本編シーンが登場。“上から目線”の天才外科医だったストレンジは、良き兄弟子であり戦いのパートナーであるモルド(キウェテル・イジョフォー)と共に修行をするさなか、彼から手痛い一発をくらうシーンとなっており、これまでのイメージを一新するような地道に鍛錬を重ねる姿は、これから幾多の困難を経験するであろう新成人たちのお手本ともなりそう。カンバーバッチもそんな主人公を例に、「この映画『ドクター・ストレンジ』で私が演じたスティーブン・ストレンジも、困難な場面に直面しました。もうすぐ公開される映画の中でその姿を見てください。皆さんが見てくれることを願っています」と語り、新成人を勇気づける(?)エールを贈っている。苦難と過酷な修行を乗り越えて、ヒーローとなった“ドクター・ストレンジ”。カンバーバッチが見せる努力の果てのヒーローに、新成人たちも心震えることになりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日2016年は言わずもがな、『君の名は。』『この世界の片隅に』『ズートピア』『ペット』など、劇場アニメが映画界を席巻した1年だった。2017年はといえば、アメコミヒーローはもちろん、“日本生まれ”のヒーローも続々と登場する。さまざまなヒーローたちが、映画界を盛り上げることになりそうだ。2016年の年間映画興行ランキング1位にして、歴代邦画興収ランキング2位に躍り出た『君の名は。』をはじめ、口コミからジワジワと広がりを見せ拡大公開を続けている『この世界の片隅に』、洋画では動物たちが主人公ながら、その作品力の高さで興行収入76億円を突破したディズニー・アニメーション『ズートピア』など、過去、類を見ないほどにアニメーション作品が注目を集めた1年となった。この流れは、『モアナと伝説の海』に始まり、『SING/シング』『怪盗グルー』シリーズ最新作など、2017年も依然として続きそうではあるが、それに「待った」をかけるのが、ハリウッド超大作のヒーロー映画だ。まずは先週末に公開し、初登場1位となった『バイオハザード:ザ・ファイナル』。ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる美しきヒロイン・アリスの最後の戦いを描く『バイオハザード』シリーズ最終章で、シリーズ最高興収47億円を突破した4作目『バイオハザードIV アフターライフ』の公開3日間対比110%を記録、今年最初の興行収入50億円超え作品となるか期待が高まる。続いて、日本でも人気のベネディクト・カンバーバッチが天才外科医を演じるマーベルスタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(1月27日公開)、キャストも一新し、新たなスパイダーマンの活躍を描く『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)、『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(夏公開)、バットマンをはじめDCコミックスのヒーローたちが集結するドリームチームの活躍を描くアクション大作『ジャスティス・リーグ』(冬公開)など、ヒーロー超大作の公開が続々と控えている。中でも注目したいのが、ハリウッドが総製作費120億円をかけて製作する『パワーレンジャー』だ。7月15日(土)に日本上陸が決まっている『パワーレンジャー』は、日本発の同名ゲームの映画化で“女性が主人公のアクション超大作”の道を切り拓いた『バイオハザード』や、同じく日本発の玩具がベースとなり、ヒットメーカー、マイケル・ベイの手により人気シリーズとなった『トランスフォーマー』と同様、20年以上にわたり世界中にファンを拡大し続けてきた日本発のコンテンツ。ごく平凡な5人の高校生が、あるとき手に入れた驚異的なパワーの大きさに戸惑いながらも仲間たちと悩み助け合い、やがて訪れる脅威に立ち向う。そんな新たなヒーローの誕生を、ハリウッド屈指のスケールと圧倒的映像で描き出していく。その壮大なストーリーにふさわしく、主要5人のキャスト陣には人気シンガーのベッキー・Gをはじめフレッシュな顔ぶれを揃えつつも、人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」ウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンや、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのエリザベス・バンクスが脇を固める。製作陣には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』などのスタッフが名を連ねており、世界中の映画ファンたちを魅了する要素が満載だ。この夏の『パワーレンジャー』をはじめ、ハリウッド屈指のヒーロー映画たちが2017年の映画興行でもヒーローとして活躍できるのか、その動向にいまから注目が集まる。(text:cinemacafe.net)
2017年01月08日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演し、一躍注目を浴びたアダム・ドライバーやジョン・ボイエガら「スター・ウォーズ」男子たち。また、『X-MEN』シリーズから派生した『デットプール』のライアン・レイノルズは、キレキレアクションやコミカルな演技で大人気となった。では2017年は、どんな俳優たちが映画界を席巻するのだろうか、“七人”のネクストブレイク候補に迫った。1人目は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも登場した“新生スパイダーマン”であり、ついに単独主演作『スパイダーマン:ホームカミング』が公開されるトム・ホランドだ。1996年生まれ、まさに弱冠20歳の英国俳優は、アメコミ界の重鎮スタン・リーをして「スパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材だとか。アベンジャーズで最も若いヒーローとして、純粋で暴走しがちな正義感と、力を持つことの苦悩と混乱を抱えつつ敵と戦う、初々しいヒーロー像を見せてくれることだろう。その前後に、ブラッド・ピット製作の伝記アドベンチャー『Lost City of Z』(全米4月公開)の日本上陸もあればなおよし!また、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で重要なキャラクター、クリーデンス青年を演じたエズラ・ミラー。超高速移動のパワーを持つヒーロー“フラッシュ”として、2018年の単独主演作よりも先に『ジャスティス・リーグ』に登場する。1992年生まれのエズラは、これまで『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』などインディペンデント系の作品に出演していた“アート系男子”の筆頭株。そんな彼が、アメコミヒーロー映画に出演すること自体が、もはや事件!? 日本をはじめ世界的ヒットとなった『ファンタビ』でさらなる人気を獲得しつつ、ひとクセある若手ヒーローとして大きな注目を集めそう。同じく大抜擢といえるのが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作にして第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウと関わることになる英国人兵士ヘンリー役のブレントン・スウェイツだ。1989年生まれ、現在27歳のブレントンは昨年、イケメン盗賊を演じた『キング・オブ・エジプト』のプロモーションで来日した際、五輪体操選手の“白井健三に似ている”と話題となった爽やかなルックスが目を引く。本シリーズでおなじみのオーランド・ブルームのように大ブレイクが期待されており、あの『マレフィセント』続編への再登場もうわさされている。さらに、ティム・バートン監督最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の主人公に抜擢された、次世代の英国男子エイサ・バターフィールドの成長も見逃せない。マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』で注目され、名作SF小説の映画化『エンダーのゲーム』でも繊細な演技を見せたエイサは、1997年生まれ、4月でついに20歳となる。背もぐんと伸び、青い瞳がいっそう大人びてきた(でもトトロは大好き)彼は、ティム・バートンの奇妙な世界の中でどんな姿を見せてくれるのか、乞うご期待。なお、2014年に主演した『僕と世界の方程式』(原題:X+Y)も1月28日より公開されるので楽しみ。そして、今年も「スター・ウォーズ」男子には要注目だ。まず、絶賛公開中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にはディエゴ・ルナやドニー・イェン、マッツ・ミケルセンら人気どころが多数だが、帝国軍から逃亡してきたパイロット、ボーディー・ルック役のリズ・アーメッドの精悍なイケメンぶりも気になる!ジェイク・ギレンホール主演『ナイトクローラー』では冴えない助手、『ジェイソン・ボーン』では新進IT起業家を演じていた彼は、文才もあり、ラッパー・Riz MCとしても知られる。スターチャンネルにて放送中のクライム・サスペンス「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」ではゴールデン・グローブ賞にノミネートも。Netfilxオリジナルドラマ「The OA」にも出演中で、今後も日本上陸作が出てくるかもしれない。少々気が早いかもしれないが、『ローグ・ワン』に続く2018年公開の「スター・ウォーズ」アナザーストーリー2作目にて、若きハン・ソロに大抜擢されたオールデン・エアエンライク(アルデン・エーレンライクとも)も、ぜひいまからチェックを。1989年生まれ27歳の彼は、学生時代にスピルバーグに見いだされ、フランシス・F・コッポラ、ウディ・アレン、『ヘイル、シーザー!』ではコーエン兄弟と名匠たちに愛されてきた。現在はウォーレン・ベイティ監督、リリー・コリンズ共演の『Rules Don’t Apply』(原題)、ジェニファー・アニストン共演の『The Yellow Birds』(原題)などが控える。過去には、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのピーターやハリーのオーディションを受けていたという彼は、日本での知名度はまだこれからだが、いよいよ花開くときがきたようだ。最後に、新旧スパイダーマン対決!…というわけではないが、アンドリュー・ガーフィールドにも再注目することをお薦めする。3部作になるはずだった『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは興行が振るわず、製作中止に。スパイダーマンに思い入れがあったアンドリューはすっかり意気消沈したといわれているが、今年は改めて、彼の演技力&役者魂を実感する1年となりそう。スコセッシ監督の渾身作『沈黙-サイレンス-』がまもなく公開、メル・ギブソンが監督を務めた戦争映画『Hacksaw Ridge』(原題/夏公開)ではゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞などにノミネートされており、アカデミー賞にもノミネートされる可能性大。さあ、2017年、あなたは誰に注目する?(text:cinemacafe.net)
2017年01月04日2016年12月、ついに日本上陸を果たした世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミックコンベンション2016」、通称「東京コミコン」。プレビューナイトを含め計3日間にわたり行われたイベントは、3万2,000人もの入場者数が発表された。初日には、アメコミファンとして知られる若手俳優・竹内涼真と、「スパイダーマン」「アイアンマン」「X-MEN」などマーベル作品の生みの親スタン・リー氏(御年93歳!)が開幕式典に参加して対談が実現。“アベンジャーズ”の一員、弓の名手ホークアイとして知られるジェレミー・レナーなども来日し、サイン会や記念撮影には長蛇の列ができていた。また、ワーナー ブラザースのブースでは、2017年冬公開の『ジャスティス・リーグ』特別映像が巨大モニターにて上映され、注目を集めた。アメコミ人気はいま、日本でも大きな盛り上がりを見せている。しかも2017年は、注目の新ヒーローが次々と登場し、大ヒット作の待望の続編も目白押し。そこで、年の初めにアメコミ界の2大巨頭マーベルとDCの怒涛のラインナップをざっと予習しておこう。■最強軍団“アベンジャーズ”に加わる異彩のヒーローたちまずは、2017年1月27日(金)よりベネディクト・カンバーバッチ主演の『ドクター・ストレンジ』が登場。すでに各国で公開されており、世界興収は6億ドルを突破。マーベルの単独ヒーロー第1弾作品としては、あの『アイアンマン』(’08)を超える特大ヒットを記録中、辛口で有名な映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも9割の高評価を維持している。天才外科医だった傲慢な男が交通事故で“神の手”を失い、人生を取り戻すために託した最後の望みが、神秘に満ちた魔術の力。観たこともない新しいパワーを身に着けたマーベル史上最もミステリアスなヒーローは、驚異の映像世界でどんな戦いを見せてくれるのか、期待大。もちろん今後は“アベンジャーズ”に仲間入りし、「マーベル・シネマティック・ユニバース/MCU」の一角を担っていく。『マイティ・ソー:ラグナロク(Thor: Ragnarok)』(原題)にも登場する模様で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々とともに宇宙を舞台にした『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)』(原題/’18予定)にも参戦するという。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の日本公開が、2017年5月12日(金)に決まった。宇宙一不運なトレジャー・ハンターで音楽好きのお調子者“スターロード”ことピーター・クイル(クリス・プラット)をリーダーに、宇宙一凶暴なアライグマの“ロケット”(声:ブラッドリー・クーパー)、セクシーな暗殺者“ガモーラ”(ゾーイ・サルダナ)、破壊王“ドラックス”(デイヴ・ バウティスタ)、そして「I am Groot.(私はグルート)」としか話せない動く木、“グルート”(声:ヴィン・ディーゼル)という、およそヒーローチームらしからぬ個性的な面々が再集結。同作のIMAX3D版の予告編が、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のIMAX版限定で上映されたが、前回の戦いで小っちゃくなってしまった“ベイビー・グルート”が大画面で大活躍。これが最強に「カワイイ!」ため、今年はベイビー・グルートに萌える女子が続出するはず。なお、マーベルのもう1つの有名シリーズ『X-MEN』からは、ヒュー・ジャックマンの代名詞的キャラ、“ウルヴァリン”のスピンオフ最新作『ローガン(Logan)』(原題)が6月に公開となる(全米公開3月3日)。ヒューがウルヴァリンを演じる最後の作品といわれており、ウルヴァリン最後の戦いを描くという。ローガンとは、あらゆる物質を切り裂く超金属の爪を持ち、ワイルドな風貌に孤高の魂を宿したウルヴァリンのもう1つの名前。映画は、彼自身のアイデンティティーにも迫っていくらしい。ウルヴァリンといえば、肉体再生能力を持ち、どんなキズもあっという間に治癒する“不老不死”のヒーローだったが、先日公開されたオンライン予告編では傷跡だらけの姿が衝撃的だった。2016年は『デットプール』にたくさん笑わされ、キュンキュンさせられたが、2017年はウルヴァリンことローガンの物語によって、泣ける『X-MEN』シリーズとなるのかもしれない。■女子人気の高い注目作が今夏に激突!?DCコミックスの実写映画化シリーズ「DCエクステンデットユニバース」でも最強といわれる、ガル・ガドット主演『ワンダー・ウーマン』が7月に公開予定だ。ガル演じるワンダーウーマンは、DCの2大ヒーローが激突した『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で鮮烈なデビューを飾り、クールビューティな存在感と圧倒的な強さで観客を魅了、男女問わず絶大な人気を獲得した。本作では、女性だけの王国で暮らしていたダイアナ・プリンスの運命が、ある日、浜辺に不時着したパイロット(クリス・パイン)を助けたことによって大きく動き出す。自身の持つ大きなチカラに気づいた彼女は、初めて知る人間世界でどんな活躍を見せてくれるのだろうか?スーパーヒーローは、男性ばかりじゃない!コミック登場75周年を迎えた『ワンダー・ウーマン』には、もはや期待しかない。一方、マーベルからは2017年8月11日(金・祝)より、キャストや内容を一新して贈る『スパイダーマン:ホームカミング』が公開。主人公のスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのは、20歳の新進英国俳優トム・ホランドだ。彼もまた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にてチーム アイアンマンの助っ人として初登場、その軽口やギーク(メカオタク)ぶりが話題を集めた。先日公開された予告編では、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)との親子のようなコンビネーションもバッチリの様子!?また、高校を舞台に、迷えるティーンエイジャーとしての一面も描かれるようで、ヒロインを務めるゼンデイヤをはじめとする若手キャストも楽しみ。■まだまだ続く豪華競演作!TVシリーズもぜひチェックさらに、バットマンやワンダーウーマンらDCのヒーローたちが勢ぞろいする『ジャスティス・リーグ』が冬に公開となる(全米公開11月17日予定)。『スーサイド・スクワッド』が悪党たちの大集団なら、こちらはベン・アフレック演じるバットマン/ブルース・ウェインが中心となるザ・正義チーム。バットマンが“特別なチカラ”を持ったヒーローを探し出し、究極のチーム=ジャスティス・リーグに勧誘していく。「東京コミコン」でも上映されていた特別映像では、無骨な海の王者アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)にはむげなく断られていたが、フラッシュ/バリー・アレンは「友だちがほしいから」とノリノリの様子。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でもファンを増やしたエズラ・ミラーのフラッシュには、特に注目しておきたい。ジェシー・アイゼンバーグ演じる悪役レックス・ルーサーの登場も明らかになっている。ちなみに、2017年4月1日(土)からは、“レゴバットマン”を主人公にした『レゴバットマン ザ・ムービー』が日本上陸。ひと足先にスーパーマンやワンダーウーマン、フラッシュ、ジョーカーなどが集結するようで、実写バットマンとは正反対キャラ(?)のレゴバットマンの活躍もまた楽しませてくれそう。一方、全米で11月3日公開の『マイティ・ソー:ラグナロク』は、『シビル・ウォー』のバトルに参戦していなかった神の国の最強戦士ソー(クリス・ヘムズワース)が主人公となるシリーズ第3弾。極度の恐怖心や怒りから巨大なハルクへと変貌してしまうブルース・バナー(マーク・ラファロ)と競演し、宇宙でのバディ・ロードムービーのような作りとなるという。もちろんソーの弟ロキ(トム・ヒドルストン)も登場。オスカー女優ケイト・ブランシェットが悪役を演じるという点も気になる!最後に、TVシリーズにも言及しておきたい。マーベルは「エージェント・オブ・シールド シーズン3」や「エージェント・カーター シーズン2」などリリースが続くが、MCUの一環として映画にも関わる部分が多々あり、チェックしておくと映画の世界観がより楽しめる。「マーベル/デアデビル」「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」といった新機軸のTVシリーズとも、もしかすると融合を果たすかもしれない。また、DCコミックスのTVシリーズも「GOTHAM/ゴッサム」「ARROW/アロー」など、すでに高い人気を誇っている作品が勢ぞろい。つい先日、本国ではウェントワース・ミラー出演の「レジェンド・オブ・トゥモロー」と「SUPERGIRL/スーパーガール」「ARROW/アロー」に「THE FLASH/フラッシュ」の4作品が大規模なクロスオーバーを果たしたばかり。日本ではどんな形で登場するのか、楽しみにして待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日世界中から注目を集めている日本発のSF作品の金字塔『ゴースト・イン・ザ・シェル』。本作から、スカーレット・ヨハンソン演じる“少佐”の姿をとらえたティザーポスタービジュアルが到着した。11月に行われた全世界へ向けた特大規模のローンチイベントには、緊急来日した主演のスカーレットと監督を務めるルパート・サンダース、さらにビートたけしも登壇し、話題を呼んだ本作。イベントに併せて全世界同時解禁された予告映像は、現在、全世界で2億回以上の再生回数を記録している。今回到着したティザービジュアルには、オリジナルでは“草薙素子”の名をもつ主人公の少佐役を演じるスカーレットが全面に描かれ、本作の世界観に合ったサイバーテイストな雰囲気が印象的なデザインとなっている。『LUCY/ルーシー』や『アベンジャーズ』シリーズなどで華麗なアクションを披露し、観客を魅了するスカーレットは、この少佐役を演じるにあたり、肉体的にもトレーニングを積み重ねたそうで、「マーベル作品をやっている経験も役に立ったし、武器の使い方も覚えたのよ」とコメント。本作については、「特別な想いを込めた作品よ。非日常で独特な素晴らしい世界の設定で、視覚的にもアクション満載で圧倒されるし、生まれ変われる成長の物語でもあるの」と説明する。また、公開を待ち望んでいるファンに向けて「私が主人公に強く共感を得たように、みなさんにも世界に入り込んで共感して欲しいと思っているわ。ワクワクだけではなく、ふり返ってもらいながら、好奇心につなげられる、深く心に響くような作品よ」とメッセージを寄せている。キャストには、少佐の上司である荒巻役に、“映画監督・北野武”として先日、仏レジオン・ドヌール勲章を受章するなど世界的評価を受けるビートたけし、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」において登場した革命家であるクゼ役には、ミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピット、少佐の片腕ともいえるバトー役には『LUCY/ルーシー』などに出演するピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役にはフランスの名女優ジュリエット・ビノシュが演じることが明かされている。いまだ詳細なストーリーは謎に包まれているが、サイバーテロ組織との対峙や、少佐の存在を揺るがす展開が待ち受けるという本作。体は義体、脳だけが自分という、世界最強の捜査官=“少佐”をスカヨハがどう演じるのか?全世界待望のSFアクション超大作に引き続き注目していて。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は2017年4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月27日『アベンジャーズ』シリーズを筆頭に、次々と全世界でメガヒットを放つマーベル・スタジオ。2016年に大ヒットした『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MovieNEXは発売中、2017年2月3日(金)にはTVシリーズ「エージェント・オブ・シールド シーズン3」、さらに3月3日(金)には「エージェント・カーター シーズン2」のブルーレイ&DVDリリースが控えており、その勢いは止まるところを知らない。そこで今回は、マーベル作品の人気を支える要素の1つである、美しくカッコいいヒロインたちに注目。繊細さと芯の強さを併せ持つ女性キャラクターは、数々のマーベル作品にとって欠かせない存在。魅惑的な人気ヒロインにフィーチャーした映像が到着した。マーベルの映画やTVシリーズは、登場人物やストーリーが同じ世界観の中でクロスオーバーするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)として知られている。今回の特別映像では、MCUに登場する戦うヒロインがずらり。まずは、キャプテン・アメリカの恋人だった凄腕エージェント、ペギー・カーター。彼女はあの「アベンジャーズ」計画を行った国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.(シールド)の創設メンバーの1人。約70年前の世界を舞台に、顕著な女性蔑視もものともせず華麗なアクションや格闘術をたっぷり披露する。また、現代のシールドの精鋭チームの活躍を描く「エージェント・オブ・シールド」からは、チームの中核を担う女性が登場。天才ハッカー、デイジー・“スカイ”・ジョンソンは、ある秘密を抱える陰影のあるキャラクターだが、陽気でチャーミング、努力家な一面もあり、そのキュートな容姿から日本でも人気を集めている。さらにもう1人、戦闘・操縦のエキスパート、メリンダ・メイ。ファンからは“メイ姐さん”と呼ばれる沈着冷静なクールビューティで、ガンファイトからバイクアクションまでをこなす活躍ぶりには惚れ惚れする。そのほか、アイアンマンことトニー・スタークの公私に渡るパートナーであるペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)、史上最強の女スパイとしてアベンジャーズ・チームを牽引するブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、人体実験によって特殊能力を得たスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)など、個性豊かな女性たちが紹介されており、マーベル作品の魅力が凝縮された映像となっている。さらに今回、キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターが主人公となる「エージェント・カーター」から、シーズン2の予告編も同時解禁。シールドの創設メンバーのひとりでもある彼女が、そのシールドの前身となるSSR(戦略科学予備軍)で活躍するスパイ・アクション・ドラマ。前シーズンではニューヨークを舞台に活躍していたが、今回はハリウッドで起きた怪事件の解明に挑む。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で初登場したペギー・カーター。本作では、キャプテン・アメリカが氷漬けになり、生き別れになった後のカーターの知られざる活躍(と彼への思い)にスポットを当てる。舞台は、戦後1946年のニューヨーク。戦略科学予備軍に所属するカーターは、大富豪ハワード・スターク(アイアンマンことトニー・スタークの父)から極秘ミッションを任され、執事ジャーヴィスとコンビを組んでアメリカの国家的危機に立ち向かっていく。ロサンゼルスに舞台を移したシーズン2では、新たなる敵が登場。クラシカルなファッションをまといながら、クレバーで激強のカーターは、ハリウッドで起きた怪事件の解明に挑み、さらにスケールアップした壮大なアクションとサスペンスが繰り広げられていく。同じ世界観を共有しながら数々のスーパーヒーローの活躍を描く“MCU”の核となる組織、シールドの誕生へとつながっていく「エージェント・カーター」。このTVドラマシリーズをイッキ見した後、もう一度『キャプテン・アメリカ』シリーズを観直すと、新たな感動や発見が楽しめるはず。もちろん、今後のヒロインたちの華麗なる活躍にも注目だ。「エージェント・カーター シーズン2」は2017年3月3日(金)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始(※同日、一挙デジタル配信開始)。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 MovieNEXは発売中、デジタル配信中。「エージェント・オブ・シールドシーズン3」は2017年2月3日(金)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始(※同日、一挙デジタル配信開始)。(C) 2016 MARVEL & ABC Studios(text:cinemacafe.net)
2016年12月24日経済誌「Forbes」が「最もコストパフォーマンスのいい俳優」ランキングを発表、昨年に続いてクリス・エヴァンズが1位に輝いた。クリスはマーベルのヒーロー、キャプテン・アメリカ役でおなじみだが、その最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』など、今年6月までに公開された最新の出演作3本で得たギャラ1ドルにつき135.80ドルの興行収入を上げている。この算出法は、先日ジョニー・デップが1位になった「ギャラをもらいすぎている俳優」ランキングと同じもので、2位には『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラットが1ドル/125.40ドル、3位にはスカーレット・ヨハンソンが1ドル/88.60ドルの興行収入でランクインした。ちなみに「ギャラをもらいすぎている俳優」でランクインした女優は自ジュリア・ロバーツただ1人だったが、今回はミラ・クニス、ジェニファー・アニストン、ジェニファー・ローレンスと半数近く登場。ハリウッドにおける男女のギャラ格差が浮き彫りになる形となった。2016年度、最もコストパフォーマンスのいい俳優上位10人は以下の通り。()内はギャラ1ドル当たりの興行収入額。1位:クリス・エヴァンス(135.80ドル)2位:クリス・プラット(125.40ドル)3位:スカーレット・ヨハンソン(88.60ドル)4位:ミラ・クニス(49.50ドル)5位:ヴィン・ディーゼル(32ドル)6位:ジェニファー・アニストン(27.80ドル)7位:ベン・アフレック(20.10ドル)8位:ロバート・ダウニー・Jr.(18.40ドル)9位:マット・デイモン(17.70ドル)9位:ジェニファー・ローレンス(17.70ドル)(text:Yuki Tominaga)
2016年12月16日『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年8月11日公開)の初映像となる予告編が9日、公開された。舞台はニューヨーク。15歳の主人公であるスパイダーマンことピーター・パーカーは、部活のノリで街を救うヒーロー気取りの高校生だが、アイアンマンことトニー・スタークはピーターの能力を見いだし、真のヒーローとしての"道"へと導こうとする。スタークに新しいスーツまで作ってもらい興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れ、ピーターはニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。それでもピーターは「ガキ扱いは、ゴメンだ!」と忠告を聞かずに戦いに挑む。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、20歳の新進気鋭の英国俳優トム・ホランド。先日、東京コミコンで来日したスパイダーマンの生みの親スタン・リーに「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材で、すでに世界中から人気と期待を集めている。トニー・スターク/アイアンマン役には同役での出演がこれで8作目となるロバート・ダウニー・Jr。また、スパイダーマンが対峙する敵・ヴァルチャーを『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが演じることが初映像でわかった。そして、ピーターの叔母であるメイおばさん役は『レスラー』のマリサ・トメイが務める。公開された予告編映像では、親子ほど年の離れたスタークのシニカルなユーモアに翻弄される初々しいパーカーの姿が。不気味に緑色の眼を光らせる敵のヴァルチャーによる超高速飛行シーンや、ムササビのような羽を身につけてニューヨークの大空を飛行するスパイダーマンの姿、さらに、スパイダーマンとアイアンマンが一緒に空を飛ぶシーンも見られる。(C)Marvel Studios 2016. (C)2016 CTMG. All Rights Reserved.
2016年12月09日スカーレット・ヨハンソンクラスの女優でも、手に入れることができない役があるそうだ。「New York Times」紙が発行しているグローバルマガジン「Turning Points」に明かした。2014年9月に出産し、ローズちゃんのママとなったスカーレット。ローズちゃんのためにこれからどんな役を演じたいかと聞かれ、「いまはね、私がディズニーのプリンセスになるっていう夢を娘と一緒に語り合っているわ。でも多分、ありえないでしょうね。だって、20年以上願っていることだけど、お呼びの声が掛かったことがないもの」と答えた。『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズのブラック・ウィドウ役、『LUCY/ルーシー』のルーシー役、そして来年公開される『GHOST IN THE SHELL/ゴースト・イン・ザ・シェル』で少佐役と、戦う女性のイメージが強いスカーレットがディズニープリンセスに憧れてたとはなんとも意外!また、長年女優の仕事をしているスカーレットは、ここ最近の撮影現場における女性たちのポジションの変化にも言及。「10年前ぐらいはセットはどこを見ても男性だらけで、女性を見かけるのは衣装やメイク関係の場所だった。いまは女性の監督も増えたし、セットのいろいろな場所で女性が働いている。多様な人々が集まる環境は、クリエイティブ面にも良い影響があると思う」と語った。(Hiromi Kaku)
2016年12月08日この冬、ジャズ史に残る名演奏で長く語り継がれ、いまなお絶大な人気を誇るジャズトランペッターを題材にした2作品が続々公開となる。『アベンジャーズ』シリーズや『ホテル・ルワンダ』のドン・チードルは、ジャズ界の帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィス、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークは、甘いマスクと歌声を持つ伝説の異端児チェット・ベイカーをそれぞれ熱演。天才たちの光と影を描き、その漂うカリスマ性と破天荒な生き様に魅了される、この2作品に迫った。●ドン・チードルが“帝王”マイルス・デイヴィスに!『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(12月23日公開)マイルス・デイヴィス没後25年に初の映画化となった本作は、名優ドン・チードルが主演・共同脚本・製作を務め、監督デビューを飾った渾身作。ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人であり、既存のジャンルやスタイルの枠を軽々と打ち破り、革新的なサウンドを創造したマイルス・デイヴィス。本作では、マイルスのキャリア空白期にスポットをあて、偉大なる”帝王”の音楽と人生の本質に迫る。創作活動を休止していたマイルスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴ(ユアン・マクレガー)が押しかけてくる。ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にもとらわれ、キャリア終焉の危機に瀕していた――。物語は、スリリングなクライム・アクション風の現在と、ロマンティックでムーディーな過去が交錯し、史実とフィクションを織り交ぜながらスリリングに展開。常に型破りで革新的だったマイルスの生き方、パッションにしびれる人間ドラマエンターテインメント作品となっている。●イーサン・ホークが“異端児” チェット・ベイカーに!『ブルーに生まれついて』(現在公開中)まるでジェームズ・ディーンを彷彿とさせる甘いマスクとソフトな歌声で人気を誇ったトランペット奏者チェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇るといわれ一世を風靡。しかし、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた…。そんなチェットがある女性との出会いによって再生する姿を描いた本作は、どうしようもなく破滅的でありながら、純粋で愛すべき男をイーサン・ホークが渾身の演技で挑み、オスカー有力と絶賛を浴びた話題作。低迷期からのカムバックにスポットを当て、彼を支えた女性との痛切なラブストーリーを織り交ぜ、愛と孤独、救済といった普遍的なテーマをエモーショナルにあぶり出していく。ともにオスカーにノミネートされた経験のある実力派の2人は、それぞれトランペットの猛特訓を経て撮影に臨んだという。迫真の演技はもちろんのこと、『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』では豪華アーティストたちが集結した圧巻のエンディング・ライヴシーン、『ブルーに生まれついて』では「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などをしっとりと歌い上げるイーサンの歌声も必見。ジャズミュージシャンの人生の光と影が映し出された、単なる伝記映画とはひと味違う全身で体感したい音楽映画となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーに生まれついて 2016年11月26日(土)よりBunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開(C) 2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
2016年12月05日ベン・アフレックのバットマン、ガル・ガドットのワンダーウーマンら、“元祖”ヒーローチームの結集を描く『JUSTICE LEAGUE』が、『ジャスティス・リーグ』として2017年冬に日本公開されることが決定。ヒーローたちの“自己紹介”ともいえる特別映像も解禁となった。本作は、元祖アメコミ界のスーパーヒーローチームを描く圧倒的アクション・エンターテイメント。1960年に発表された原作コミックは、あの「アベンジャーズ」よりも歴史があることでも知られている。『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』、そして『ワンダーウーマン』(2017年夏公開)に次ぐ、“DCエクステンディット・ユニバース”の第5弾作品だ。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』では、映画史上最も激しいスーパーヒーロー同士の戦いが描かれ、スーパーマンの無私無欲な行動、そして彼の死により、地球の安全は守られた。ヒーローの死に、世界が悲しみで包まれるなか、再び地球に壊滅的な危機が迫る。街を守るため人を欺き、孤独に悪と戦ってきたバットマン/ブルース・ウェインと、人類に失望しその身を隠し、たった1人で生きてきたワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス。スーパーマンと共に戦った2人は“最強の男の死”により、地球を守るためには“特別なチカラ”を持ったヒーローを探し、“究極のチーム”を結成する必要があることを悟る。今回解禁された映像は、そんな一匹狼のダークヒーロー、バットマンが、来たる地球の脅威に備え、特別なチカラを持ったヒーローを探しだし、勧誘して回るという興味深いもの。まず、彼が目を付けたのは、怪力で無愛想な海の王者アクアマン/アーサー・カリー。彼がどんなチカラを持っているのかは詳しく明かされていないが、見るから無骨で無愛想な彼は、バットマンの誘いには全く乗らないどころか、胸ぐらを掴む横暴ぶり!演じているのは、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のカール・ドロゴ役で注目されたジェイソン・モモアだ。共にチームを集めているワンダーウーマンに、「彼は一緒に戦うと言った?」と聞かれると「たぶん…」と気まずそうにごまかすバットマンは、なんとも人間くさく魅力的に映る。続いて説得に向かったのは、ある事故がきっかけで超高速の能力を手に入れた、地上最速の男フラッシュ/バリー・アレン。彼の部屋に忍び込んだバットマンは、戻ってきたフラッシュに「なぜ暗闇で待ってたの?」と尋ねられ、お馴染みの手裏剣・バットラングをフラッシュへ向かっておもむろに投げつける!すると一瞬、時が止まったかのような映像となり、その中で稲妻のごとく電光石火のスピードで自由に動くフラッシュの姿を想像させている。「速いな」と思わず呟くバットマンから、チームへの参加を呼び掛けられると、説明の途中にも関わらず速攻で快諾。その理由が「友達がほしいから」というフラッシュは、友達が少ないことを気にしている何とも憎めないキャラクターとなりそう。演じているのは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の重要キャラでも注目を集めているエズラ・ミラーだ。また、レイ・フィッシャー演じる全身が機械に覆われている謎多き男、サイボーグの姿も見える。果たして、バットマンとワンダーウーマンは、彼ら孤独に生きるヒーローたちを団結させ、地球を壊滅的な危機から救うことが出来るのか?今回解禁された映像だけでも、個性豊かなメンバーの今後の活躍に期待で胸が膨らむ。彼らのチカラが結集したとき、どれほどまでの圧倒的なパワーが発揮されることになるのか、来年まで目が離せなくなりそうだ。なお、本映像は12月2日(金)より幕張メッセで開催される東京コミックコンベンション(通称:東京コミコン)のワーナー ブラザースのブースにて超巨大モニターで上映される。『ジャスティス・リーグ』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2016年11月29日『アベンジャーズ』シリーズや『アイアンマン』シリーズなど、数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベルのTVドラマシリーズ「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」が、ついにDVDで登場。「マーベル/デアデビル」と同じ“アベンジャーズの戦い”の後のニューヨークを舞台に、強く美しく“超ドS”な元ヒーロー、ジェシカが宿敵に立ち向かう。欲望渦巻くニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。タフで腕の立つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズは、ヒーローとしての自分を隠し、人目を避けて静かに暮らしていた。ある日、浮気調査を得意とする彼女の元に、若い女性の行方不明者の調査依頼が舞い込む。報酬目当てで引き受けたが、その足跡を辿っていくうちにジェシカは奇妙な既視感を覚える。それはかつて、洗脳された彼女自身が取った行動と酷似していた。忘れようとした過去の悲劇を再現され、心の均衡を乱していくジェシカ。彼女は過去と向き合い、宿敵を倒すために難事件を解決できるのか――。本作の舞台は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に連なる世界にして、「マーベル/デアデビル」と同じニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。忘れようとした過去の悲劇を再現され、心の均衡を乱していく主人公の元ヒーロー、ジェシカが、過去と対峙し、宿敵の“最凶の洗脳者”を倒すために難事件を解決していくサスペンス・アクションドラマ。主人公のジェシカ・ジョーンズを演じるのは、エミー賞受賞の大人気TVシリーズ「ブレイキング・バッド」のジェーン役や、『お買いもの中毒な私!』のスーズ役などで好評を博し、ミュージシャンやファッションデザイナー、TV・映画制作など多岐にわたり活躍、日本のファッション誌にもたびたび登場するなど、若い女性にも人気のクリステン・リッター。そして彼女の宿敵、最凶の“洗脳者”キルグレイブには、「ドクター・フー」シリーズや『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、舞台などでも活躍中の英国俳優デヴィット・テナント、ジェシカの唯一の親友トリシュ役には『トランスフォーマー』などのレイチェル・テイラー。また、ビジネスパートナーの敏腕弁護士役には『マトリックス』のキャリー=アン・モスと、脇を固めるキャストも実力派が集結。緊張が連続する刺激的なストーリー展開、どこまでも力強く美しく、どこまでも孤独な、かつてないヒーローの姿は一瞬たりとも目が離せず、彼女の心の葛藤もまた丁寧に描かれている本作。すでに発売中の「マーベル/デアデビル」(主演:チャーリー・コックス)と登場キャラクターがクロスオーバー、また、今後リリース予定の「マーベル/ルーク・ケイジ」(主演:マイク・コルター)も本作に登場し、ジェシカと恋愛関係になるなど、マーベルの世界らしく見応えたっぷりのTVシリーズ最新作となっている。「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1は2017年3月3日(金)よりブルーレイCOMPLETE BOX、DVD Part1・Part2発売(※同日DVDレンタル、デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日トム フォード(Tom Ford)のデザイナーであるトム・フォードが監督を務める映画『ノクターナル・アニマルズ(Nocturnal Animals)』の日本公開が決定。2017年11月3日(金・祝)より、TOHO シネマズ シャンテほか全国の劇場で上映される。デザイナー トム・フォード7年ぶりの新作ファッションデザイナーのトム・フォードが『シングルマン』(2009)以来、7年ぶりに監督を務めた『ノクターナル・アニマルズ』は、1993年に出版されたオースティン・ライトの小説「ノクターナル・アニマルズ」の実写化作品だ。愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線を揺れ動く心を描きだした、恋愛ミステリー映画となっている。小説・過去・現在が交差する物語アートギャラリーのオーナーであるスーザン(エイミー・アダムス)は夫とともに経済的には恵まれながらも心は満たされない生活を送っていた。ある週末、20年前に別れた元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から小説原稿「夜の獣たち(Noctural animals)」が届く。彼女に捧げられたその小説は、暴力的で衝撃的な内容だった。それを読み進めていくうちに感銘を受けたスーザンは、エドワードと過ごした日々を思い出す。自分が送ろうとしていた生活、エドワードにした仕打ち、現在の心を失う時間…。彼はなぜ小説を送ってきたのか、エドワードの真意にスーザンは迫っていく。ジェイク・ギレンホール×エイミー・アダムススーザン・モロー(エイミー・アダムス)エイミー・アダムス演じるスーザンは、エドワードとニューヨークで再会したころにはアーティストになる夢をあきらめ、美術史を学ぶ学生。エドワードは兄の友達で、恋心を抱いていたものの、それを口にせぬまま時は過ぎた。小説家になる夢を持ち、スーザンを評価してくれるエドワードと再会し、恋に落ちる。裕福な親は結婚に大反対だったが、それを押してエドワードと暮らし始める。小説もいまいちで、豊かではないエドワードとの生活に徐々に違和感を感じ始める。そして、エドワードを切り捨て、現在の夫となったハットンと再婚。映画の主軸となる現代では、スーザンはアートギャラリーのオーナーとして活躍するお金持ち。恵まれた生活ではあるが、夫ハットンには満たされていなかった。元夫エドワードから送られてきた小説を読み進めることで抱く「どうして彼を手放してしまったのだろうか…」という気持ちを抱いていく。過去、エドワードに対して「ひどい仕打ちをした」というが、それは一体どんな出来事だったのか…。エドワード・シェフィールド(ジェイク・ギレンホール)ジェイク・ギレンホールが演じるエドワードは、テキサスでスーザンたち家族の近くに暮らしていた。スーザンと同じく、エドワードも、彼女に惹かれていた。小説家志望とアーティスト志望の男女が故郷を遠く離れたニューヨークで再会。二人はすぐに距離を縮めていった。「彼だけはダメ。脆く、財力もない」と反対するスーザンの母。「エドワードの美点である繊細さをあなたはきっと憎むようになる」と呪文めいた言葉さえ投げかける。その言葉は真実となり、ぱっとしないエドワードへの気持ちは離れていく。「一度愛したら、簡単に手放してはいけない。努力をしていかないと」エドワードの言葉も虚しく、スーザンはある決定的な方法でエドワードを切り捨てるのだった…。離婚後、両者は合わなかったのだが、エドワードの書いた小説がスーザンの元に送られてくる。それが「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説だった。キャスト&トム フォード監督が語る『ノクターナル・アニマルズ』ジェイク・ギレンホール(エドワード役)、そしてエイミー・アダムス(スーザン役)のほか、『キック・アス』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、そしてマイケル・シャノンといった豪華メンバーが名を連ねる。エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホール、そして監督のトム・フォードが『ノクターナル・アニマルズ』のあらすじやテーマについて語った。ジェイク・ギレンホールは作品のテーマについて「この映画は報われない愛について描いている。自分の心に従わないと大きな犠牲を払うということもね」とコメント。また、トム・フォードは「絆と誠実さがこの映画のメッセージ。大事な人がいるなら、手放すべきではないということを伝えたかった。この作品を見た観客に、人生で下した選択や周囲の人の大切さについて考えてもらいたい。人にとって最も大事なものは人間関係だからだ」と語っている。賞レースを席巻2017年1月8日に発表されたゴールデン・グローブ賞では、助演男優賞を受賞。受賞したアーロン・テイラー=ジョンソンは、劇中でエイミー・アダムス演じる主人公が読む小説に登場し、その狂った言動で主人公の心をかき乱していく男を怪演している。『キック・アス』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの過去出演作とは一線を画す変幻自在な演技に高い評価が集まった。さらに、第89回アカデミー賞助演男優部門に、マイケル・シャノンがノミネート。劇中でジェイク・ギレンホールが演じる男を手助けする寡黙ながらも熱のある警察官役の演技が評価された。2008年に公開されたレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演の『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』の演技も高く評価され、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされており、本作が2度目のアカデミー賞助演男優賞候補となる。音楽を担当するのは気鋭アベル・コジェニオウスキトム・フォードの監督デビュー作『シングルマン』を手掛けたポーランド出身の気鋭音楽家アベル・コジェニオウスキが引き続き音楽を担当。オーケストラが奏でる甘美で危険が漂う旋律で、観客を濃厚な物語の世界へと誘う。作品詳細『ノクターナル・アニマルズ』公開時期:2017年11月3日(金・祝) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー脚本・監督:トム・フォード出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、ローラ・リニー原作:「ノクターナル・アニマルズ」(オースティン・ ライト著)原題:『Nocturnal Animals』■サウンドトラック情報ノクターナル・アニマルズアーティスト:アベル・コジェニオウスキ発売予定日:2017年10月11日(水)品番:RBCP-3215JAN:4545933132153価格:2,400円(税抜)《TRACKLIST》1.WAYWARD SISTER2.EXHIBITION3.RESTLESS4.A SOLITARY WOMAN5.OFF THE ROAD 6.REVENGE7.THE FIELD8.CROSSROADS9.MOTHERS10.CITY LIGHTS11.TABLE FOR TWO12.THE FIELD (ALT. VERSION)13.FAIRY TALE (BONUS TRACK)(c)Universal Pictures
2016年11月17日女優のエヴァンジェリン・リリーが、第4弾『アベンジャーズ』に出演することが発表された。2015年作『アントマン』でハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダイクの娘ホープ・ヴァン・ダイクを演じたエヴァンジェリンは、同役で再びマーベル・シネマティック・ユニバースへ戻ってくることになるようだ。しかし、『アントマン』の製作チームは続編となる『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』でエヴァンジェリン演じるホープの新たなコスチュームをお披露目したいと考えていることから、2018年公開予定のマーベル作品で2部作となる『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』への第1部への出演はしないと、エヴァンジェリンはウェブサイト、ブラスターのインタビューの中で語っている。以前エヴァンジェリンは、もっとたくさんのマーベル映画に出演したいと意気込みを語っていたことから、今回その夢が叶うことになりそうだ。(C)BANG Media International
2016年10月11日ヴィン・ディーゼルから『アベンジャーズ』の最新作に関する情報が発表された。金曜日、Facebook公式ページで生放送の動画を投稿したヴィン。俳優初の1億人のフォロワーを獲得という“偉業”をファンに伝え、Facebookからもらったトロフィーを見せるための動画であったが、そこで思わぬニュースも飛び出した。マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)でグルート役を演じ、2017年5月5日に公開される続編『Guardians of the Galaxy Vol.2』(原題)への続投も決まっているヴィンが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が『アベンジャーズ』(2012)の3作目である『Agengers: Infinity War』に出演することを明かしたのだ。この映画は2018年5月4日(アメリカ)に公開が予定されている。「すっごいワクワクするよね。君らは(ほかの)みんなが知る前に知ったんだよ」とヴィンのファンページでの情報解禁が最も早かったことをアピール。2017年は『トリプルX』、『ワイルド・スピード』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』それぞれの続編に出演し、公開が決まっていることを報告したヴィン。30分のほとんどをサングラス姿のヴィンのアップが占め、照れくさそうに語る動画は、ファン必見。Facebookからもらったトロフィーも、ファンに動画で見せたのが最初で「これから家族に見せる」と言い、ファンが自分にとっていかに大切な存在かを語る“素”のヴィンが見られる。(Hiromi Kaku)
2016年08月22日世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、友情によって引き裂かれる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。このほど、本作が9月16日(金)にMovieNEXをリリース、9月7日(水)より先行デジタル配信開始されることになった。人類の平和を守るためのアベンジャーズによる戦いは、全世界に拡大。多くの人々を救う反面、その人的・物的被害は膨大なものになり、ついにアベンジャーズは国際的な政府組織の管理下に置かれる事態に。一般市民を危険にさらした、という罪の意識を持つアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は賛成の立場をとるが、自らの行動は自らが決めるべき、という信念のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は強く反発。そんな一触即発の緊張の中、壮絶なテロ事件が発生。犯人として、キャプテン・アメリカのかつての親友ウィンター・ソルジャーことバッキー(セバスチャン・スタン)が指名手配される。“過去”を共にした無二の親友か、未来を共にするはずのアイアンマンら仲間との友情か。ふたつの絆で揺れるキャプテン・アメリカの決断は、最強チーム“アベンジャーズ”を分裂させることに――。“アベンジャーズ” がついに分裂、新たにスパイダーマンも参戦し、世界を揺るがす“禁断の戦い”が、ついにMovieNEXで登場する。監督を務めたのは、前作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を手掛けたアンソニー・ルッソとジョー・ルッソ。製作は、数々のマーベル・スタジオ作品を大ヒットさせているケヴィン・ファイギ。キャストには、お馴染みのクリス・エヴァンス、ロバート・ダウニーJr.、スカーレット・ヨハンソンをはじめ、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセンら豪華俳優陣が集結。さらに目下、主演作『SPIDER-MAN: Homecoming』(原題)を撮影中といわれ、本作で初参戦したスパイダーマン役のトム・ホランド、また、同じく新たに登場するアフリカの小国ワカンダの超人的戦士ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマン、新戦力のアントマン役のポール・ ラッドといった助っ人が加わっている。全世界興収10億ドルを突破し、スパイダーマンなどの魅力的な新キャラクターの登場や、それぞれの選択により引き裂かれる友情、スーパーヒーローとしてではなく人間としての葛藤などにも焦点を当てた本作。前作よりもスケールアップしたダイナミックなアクションと人間ドラマを、改めて楽しんでみては。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は9月7日(水)より先行デジタル配信開始、9月16日(金)よりMovieNEXにてリリース(4,000 円+税)、同日ブルーレイ&DVDレンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、グウィネス・パルトロウが、がん闘病中の『アベンジャーズ』ファンをお見舞いに訪れたという。マーベル好きのライアン・ウィルコックスさん(18)がその中でもクリス演じるキャプテン・アメリカの大ファンだと知ったグウィネスが、自身がペッパー・ポッツ役で出演した『アイアンマン』の主役であるロバートも合わせてカリフォルニア州サンディエゴの入院先を訪問しようと企画したのだという。グウィネスはライアンさんが2人の憧れの俳優と写った写真と共に「今日ライアン・ウィルコックスにはちょっとしたサプライズがありました。クリス・エヴァンスとロバート・ダウニー・Jr、ありがとう。そしてウィルコックス家のみなさん、お世話になりました!」とその様子を報告している。以前にグウィネスは、インスタグラムで今回の企画を実現させると宣言していた。その際には「彼はキャプテン・アメリカとアベンジャーズが大好きなの。だからライアンにアベンジャーズの出演者、特にキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンスと会わせてあげたいの。病状は思わしくないけど、元気づけるすごくいい方法だと思うし、自分のヒーローに会える人生最高の時間となると思うの!」とコメントしていた。今回の訪問の後、クリスはツイッターで「今日ライアン・ウィルコックスという真の戦士と握手を交わすことができたよ。彼はこれ以上ないくらいにクールな男だったね。ウィルコックス家のみなさん、お世話になりました! そして今回のことを実現させてくれたロバート・ダウニー・Jrとグウィネス・パルトロウに大きなハグとキスを送るよ!」と報告していた。(C)BANG Media International
2016年05月25日ハリウッドで実写化される映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が2017年4月7日(金)より世界で順次上映予定。ハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』を紹介あらすじ・ストーリー近未来、脳以外は全身義体の世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は唯一無二の存在。悲惨な事故から命を助けられ、世界を脅かすサイバーテロリストを阻止するために完璧な戦士として生まれ変わった。テロ犯罪は脳をハッキングし操作するという驚異的レベルに到達し、少佐を中心に上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課はサイバーテロ組織と対峙する。しかし、捜査を進めていくと、少佐は自分の記憶が操作されていたことに気づく。自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。―本当の自分とは??犯人を突き止め、世界は守れるのか?他に犠牲者を出さないためにも少佐は手段を選ばない。少佐を演じたスカーレット・ヨハンソンは、脳が組み込まれた全身義体という人間とかけ離れた存在を演じることは簡単ではなかったようで「少佐の自己発見の物語でもあります。今まで経験したことのないものです」と説明。さらに、「彼女(少佐)のアイデンティティの探求や、自分の出自をめぐる真実を知りたいという欲求について、ルパート(監督)と私は会話を重ねてきました。このキャラクターは、自分に与えられた人生と、自分で選び取る人生の両方があると考えるようになります。それがこの映画に参加したいと思った本当の理由。この映画には新しい感覚があると思います」と語る。予告動画初公開となるシーン満載の予告動画では、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐が敵らしき人物に渾身の一撃を食らわせる姿や、シリーズファンにはおなじみの多脚戦車による激しい銃撃シーン。そして「奴らは命を救ったんじゃない。奪ったんだ。」と言い放つクゼと思われる人物により、少佐の顔のパーツが外される衝撃的なシーンも。待望のSFアクション大作に期待が高まる。見事な映像技術で再現された少佐の光学迷彩シーン見どころの一つとして忘れられないのは、VFXのレベルの高さ。それが顕著に現れたのは、やはり光学迷彩シーンのアクションだろう。攻殻機動隊シリーズが描く近未来の世界観を象徴する名シーンなので、ぜひ劇場で確かめたい。キャスト・スタッフ主人公の少佐=草薙素子を『アベンジャーズ』や『LUCY/ ルーシー』のスカーレット・ヨハンソンが演じる。黒髪で原作風の髪型になったスカーレット・ヨハンソン。米経済誌フォーブスが発表した「2016年最も稼いだ俳優ランキング」で堂々首位となり、名実ともに世界トップのハリウッドスターだ。少佐の上司である荒巻大輔役はビートたけし、少佐の片腕ともいえるバトー役はピロウ・アスベックが演じる。さらに、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」において、同作品の中で重要な役割を担うクゼ役にはミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピット、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役は、『ショコラ』で知られるフランス女優ジュリエット・ビノシュが演じる。監督のルパート・サンダースは『ゴースト・イン・ザ・シェル』について次のように話した。「作品を観るときっと感情的になると思います。アクション満載でクレイジーで極端な近未来を描いているのですが、中心となるのは”自分が誰であるのか?”を探そうとする旅。主人公は人間の脳が組み込まれたアンドロイド。サイバーパンクの世界観を描きつつも、主人公の内面を描いています」「非常に原作に強さがあるし、マンガ、アニメを実写化するのは難しい。それでも実写化にあたって、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、色彩にも拘りました。違和感のない世界観に仕上げたつもりです」ホンダの大型二輪車「NM4」も劇中に登場ホンダ(Honda)のNM4は「近未来」と「COOL」をテーマとして開発され、2014年4月に発売された。今回、NM4のコンセプトとそのスタイリングが『ゴースト・イン・ザ・シェル』の世界観に合致したことで、車両提供が実現。ホンダは車両の他に、車両の新たなデザインスケッチについても提供。映画制作スタッフがスケッチをもとに撮影車両として製作し、主人公が乗車するヒーローバイクとして使用された。なお、劇中に登場するNM4をベースとした車両は「第33回大阪モーターサイクルショー2017」(3月18日(土)~20日(月・祝))、「第44回東京モーターサイクルショー」(3月24日(金)~26日(日))での展示を予定している。日本限定オリジナルポスタービジュアル公安9課のメンバーがズラリと顔を揃え、サイバーパンクの世界観が炸裂している「日本限定オリジナルポスタービジュアル」が公開された。サイバーパンクの代名詞とも言うべきオリジナルの世界観を見事に踏襲した近未来のビル群を背に、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐、ビートたけし演じる少佐の上司である荒巻、ピルー・アスベック演じるバトーの他、人気キャラクターのトグサ、サイトーら公安9課のメンバーが集結し、それぞれが見据える先に強大な敵の存在を感じさせる視線が印象的なデザインに仕上がっている。作品情報『ゴースト・イン・ザ・シェル』公開時期:2017年4月7日(金)原作: 士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」原題:GHOST IN THE SHELL監督:ルパート・サンダース出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
2016年04月19日アベンジャーズを二分する"禁断の戦い"を描くマーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)のUSプレミアが13日(現地時間12日)、米ロサンゼルスのドルビーシアターにて行われた。会場には、チーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンの対立をイメージした250メートルの赤と青のカーペットが敷かれ、世界中から250人を超えるメディア、4,500人を超えるファンが集結。熱気に包まれる中、キャスト12人が登場した。会場のボルテージを最も上げたのは、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスと、真っ赤な車で現れたアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.の登場。さらに、本作でアベンジャーズメンバーとの初共演を果たした新スパイダーマン役のトム・ホランドも登場し、スパイダーマン、アイアンマン、キャプテン・アメリカという豪華共演が実現した。スパイダーマンとして初めてメディアの前に登場したトム・ホランドは、今回の初出演について「ワオ! 僕がアベンジャーズの一員だなんて信じられない! ロバートもクリスも最高にクールだよ!」と大興奮。集まった多くのアベンジャーズファンにも笑顔で応じていた。また、記者会見の場で、トム・ホランドのスパイダーマン役決定に、オーディションの相手役として一役かっていたことが明かされたロバート・ダウニー・Jr.も「トムがチーム アイアンマンに入ってくれてうれしいよ。なんてったって、こちら側に人気者が集合しているからね!」とコメント。同じくオーディション時からトムに注目していたクリス・エヴァンスも「トム・ホランドは素晴らしいよね! 彼以上にいい役者は見つけられないよ」と大絶賛した。(C)2016 Marvel.
2016年04月14日アベンジャーズの仲間同士の分裂を描くマーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)に、"最小にして最強のヒーロー"アントマンも参戦する。このたび、アントマンを演じる俳優ポール・ラッドが、同作出演の喜びを語った。本作は、アイアンマン、キャプテン・アメリカが友情によって対立したことで、アベンジャーズをニ分する"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展してしまう様を描くアクションエンターテイメント。アントマンのほか、スパイダーマンも参戦する。アントマンの本作での役どころは、キャプテン・アメリカの助っ人の隠し玉。マーベル作品と言えば、強くて格好良く、世界のために戦うというイメージがあるが、アントマンは仕事も家庭も失った人生崖っぷちな男スコット・ラングが、娘の養育費を払うため身長1.5cmのヒーローになる。特殊能力もなければ強くもなく、排水溝の水に流されたり、アリの大群に襲われたりと"お笑い担当"と言うべき人間味あふれたキャラクターだ。撮影前にコミコンで共演者たちと会ったポールは、「会場をアベンジャーズと一緒に歩き回ったんだ。あれはまるでビートルズと一緒にいるような感じだった」とその時の興奮を表現。撮影に入っても「信じられないほど最高だった」と感激したそうで、「キャプテン・アメリカやファルコンと一緒のシーンを撮影した時、10歳の少年のような気持ちになったよ。『僕は本当にここの一員になったんだ』と思った」と振り返る。さらに「僕がアントマンのスーツを身に着け、キャプテン・アメリカやアイアンマンら全員が自分のスーツを着ている姿を見ただけで、幻覚を見ているようで超楽しかった!」と無邪気に話した。映画『アントマン』(15年)では、主演以外にも脚本に携わっていたポール。本作でも何か執筆などしているか問われた際には、「アントマンならここでどうするか、どう言うのかなど何度か話し合った」と明かす。そして、「今回はアクションが多いから、アクションとユーモアのバランスがどうすればうまくいくのか考えた」と背景を語った。(C)2016 Marvel.
2016年04月08日アイアンマンを始めとするヒーローたちが集結するアベンジャーズを生み出した、国際平和維持組織“S.H.I.E.L.D.(シールド)”創設の秘密が明かされるマーベルのTVドラマシリーズ最新作「エージェント・カーター」。キャプテン・アメリカの恋人だった女性エージェント、ペギー・カーターが大活躍を見せる本作の待望の予告編が解禁となった。『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など、数々の大ヒット作を贈り出してきたマーベル・スタジオ。その最新作となるTVドラマ「エージェント・カーター」は、やがて最強チーム・アベンジャーズを招集する“シールド”がいかにしてつくられたか、その始まりを描くスパイアクション。主人公は、シールド創設メンバーのひとりにして、『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』ではキャップことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)と恋に落ちる女性として登場していたペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)。マーベルの女性エージェントといえば、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)が有名だが、実はこのエージェント・カーターこそが「戦うヒロイン」の元祖といえる存在。本作はそんなカーターの活躍を通して、マーベル・スタジオ作品の歴史とこれからの展開において不可欠な、“シールド”の起源に迫っていく。ドラマの舞台は、1946年のニューヨーク。悪の組織「ヒドラ」との戦いの後、最愛のキャプテン・アメリカと離れ離れになったカーターは、秘密諜報機関で雑用担当に就かされていた。そこへ突如舞い込んできたハワード・スタークからの極秘任務、そして息つくまもなく展開されるバトルやアクション。今回解禁された予告編では、レトロファッションに身を包みながらも華麗なガンアクションや格闘術をたっぷり披露する彼女の姿を堪能できる。「男には負けないわ」と大胆に行動する、英国女優ヘイリー・アトウェル演じるカーターのカッコよさには、思わず魅了されてしまうこと間違いなし。マーベル・スタジオの映画やドラマは、いずれも同じ世界観を共有して描かれ、作品同士がクロスオーバーし互いに影響を与えあっているところが魅力のひとつ。それは「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれ、「エージェント・カーター」もその中に含まれている。本作でカーターに極秘任務を依頼するのは、アイアンマンことトニー・スタークの父ハワード・スターク(ドミニク・クーパー)であり、アイアンマンをサポートする人工知能ジャーヴィスのモデルとなる“人間”(ジェームズ・ダーシー)のキャラクターも登場。もちろんカーターも、今年公開された最新映画『アントマン』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にちらりと登場している。マーベルのさまざまな設定やキャラクターがリンクし、やがて『アベンジャーズ』へとつながる出来事の“はじまり”を目撃して。「エージェント・カーター」ブルーレイ&DVDは2016年2月17日(水)よりリリース、2016年1月20日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日