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アマンダ・サイフリッドとシドニー・スウィーニーが新作映画で共演することになった。タイトルは『The Housemaid』。原作は、ベストセラーとなった同名のスリラー小説。裕福な夫妻の家でメイドの仕事を始めた若い女性が、夫妻が隠す恐ろしい秘密に気づいていくという物語。スウィーニーはメイド、サイフリッドは妻を演じる。監督は『シンプル・フェイバー』のポール・フェイグ。ライオンズゲートが製作、北米配給する。サイフリッドの最近作は、Apple TV+のシリーズ『クラウデッド・ルーム』。スウィーニーの最近作は、『マダム・ウェブ』。文=猿渡由紀
2024年10月09日リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、アマンダ・セイフライドらが共演し、一世を風靡した学園コメディ『ミーン・ガールズ』を20年ぶりにリメイクしたミュージカル映画『ミーン・ガールズ』が10月4日(金)よりParamount+にて独占配信決定。吹替版予告編とキービジュアルが解禁となった。映画『ミーン・ガールズ』は、2000年代初頭のティーンカルチャーを的確かつユーモア満点に描いた学園コメディ映画。2004年の公開以降、全世界で1億3,000万ドルのスマッシュヒットを叩き出し、世界中のティーンが熱狂するポップカルチャー現象を生んだ。さらにその人気はSNS世代の間で再燃し、2018年にはブロードウェイミュージカル化されるなど、根強い人気を誇っている。オリジナル版『ミーン・ガールズ』-(C) APOLLOそんな大人気映画のリメイク作となる本作は、ブロードウェイミュージカル版を基に映画化されたミュージカル映画。オリジナル版のストーリーを軸に現代風にアップデートされた本作には、SNSやファッショントレンドなどZ世代要素も盛りこまれ、アメリカで今年1月8日に劇場公開されると、初日から3日間でオリジナル版のオープニング興収を上回る興収2,863万ドルを記録し初登場1位を獲得。オリジナル版でリンジー・ローハンが演じた主人公ケイディを『スパイダーマン』シリーズのアンガーリー・ライスが演じ、レイチェル・マクアダムスが演じたレジーナをレネー・ラップ、アマンダ・セイフライドが演じたカレンをアヴァンティカ・バンダナプ、レイシー・シャベールが演じたグレッチェンをビービー・ウッドがそれぞれ演じる。また、オリジナル版の脚本を務め、ノーブリー先生役でも出演していたティナ・フェイが本作でも引き続き脚本兼ノーブリー先生役として続投しているほか、リンジー・ローハンのカメオ出演も大きな話題を呼んだ。動物学者の両親と共にアフリカの大自然の中で育った主人公のケイディは、16歳になって初めて母国アメリカの学校に通うことに。アフリカとは何もかもが違うアメリカの学校生活に戸惑うばかりのケイディは、ひょんなことから学園の“女王蜂”レジーナが率いる校内の超一軍グループ“プラスチックス”に仲間入りすることに…。今回解禁された予告編には、現代のティーンから絶大な支持を集めるオリヴィア・ロドリゴの「Get Him Back」に乗せて、アメリカの高校生活になじめず戸惑うケイディがはみ出し者のジャニスやダミアンと親交を深める様子や、レジーナの元カレ・アーロンにひと目惚れする様子、そしてレジーナに気に入られて“プラスチックス”に仲間入りし、学校中で起こるあらゆるトラブルやハプニングに巻き込まれていく様子などが映し出されている。さらに、歌手としても活躍するレネー・ラップ(レジーナ役)や『モアナと伝説の海』でモアナ役を演じたアウリイ・クラヴァーリョ(ジャニス役)、ミュージカル俳優で2022年のトニー賞に11部門でノミネートされたジャケル・スパイヴィー(ダミアン役)をはじめ、若き実力派たちが繰り広げるミュージカル映画ならではの歌とダンスも見どころのひとつとなっている。『ミーン・ガールズ』は10月4日(金)よりParamount+にて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年09月19日Huluがアマンダ・ノックスを題材とするリミテッドシリーズの制作にGOサインを出した。タイトルは未定。主演はマーガレット・クアリー(「メイドの手帖」)で、アマンダを演じる。「The Hollywood Reporter」などが報じた。制作は「アメリカン・クライム・ストーリー」「POSE/ポーズ」などを手掛けてきた「20th テレビジョン」と「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」「FARGO/ファーゴ」などを手掛けてきた「The Littlefield Company」。「ゴシップガール」や「THIS IS US/ディス・イズ・アス」で製作総指揮を務めたK・J・スタインバーグがクリエイター&ショーランナーを務める。製作総指揮はアマンダ自身とモニカ・ルインスキーら。全8話構成。Huluによると本作は「実話に基づき、ノックスがルームメイトのメレディス・ケルヒャー殺害事件で不当に有罪判決を受け、自由の身になるまで費やした16年間の長い旅」について描くという。2007年、アマンダが留学していたイタリア・ペルージャのアパートでルームメイトのメレディス・ケルヒャーが殺害された。容疑者としてアマンダ、交際相手の男性、麻薬密売人が浮上し逮捕された。それから2015年までの間にアマンダは有罪、逆転無罪、再び有罪、再び逆転無罪となり、いまに至る。マーガレットがアマンダを演じることに、ファンは「完璧なチョイス」「才能ある俳優だから、どのようにアマンダ役を自分のものにするのか楽しみだ」「絶対に観る」と良い印象を抱いているようだ。(賀来比呂美)
2024年03月08日シャルロット・ゲンズブールが主演を務める、『アマンダと僕』ミカエル・アース監督の最新作『The Passengers of the Night』(英題)が、2023年4月、全国公開されることが決定した。1981年、パリ。街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気で溢れていた。そんな中、エリザベートの結婚生活は終わりを迎える。ひとりで子どもたちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れ、交流を重ねるなかでエリザベートやその子どもたちの心に変化が訪れる――。主演は、『なまいきシャルロット』(85)で初主演にしてセザール賞有望若手女優賞を受賞し、『ブッシュ・ド・ノエル』(99)でセザール賞最優秀助演女優賞、『アンチクライスト』(09)でカンヌ国際映画祭女優賞受賞など、映画賞を席巻し続けるシャルロット・ゲンズブール。鬼才ラース・フォン・トリアー監督作とのタッグでは体当たりの演技を見せるなど活躍の場が留まることの知らない彼女が、今作では夫の裏切りに傷つきながらも、逞しく前へ進む女性の姿を演じ上げる。そして、共演には彼女と同年代を彩った名優エマニュエル・ベアール。圧倒的な存在感を放ち、主人公の人生を左右する存在となる。監督は前作『アマンダと僕』(18)がヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門受賞、東京国際映画祭でグランプリと脚本賞W受賞の快挙を成し遂げた、フランス映画界の次世代を担うミカエル・アース。フランスを代表する名優たちと次世代を担う監督がタッグを組み、繊細でありながら感情を揺さぶる新たな人間ドラマが誕生した。ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作には、「人間味溢れる主人公によって、観客に揺るぎない信頼を抱かせるのはミカエル・アースの計り知れない才能だ」(TROISCOULEURS)、「シャルロット・ゲンズブールの最高傑作」(Radiofrance)、「巨匠エリック・ロメールを受け継ぐこの作品は、恋に落ちるところから失うところまで、喪失も再出発も、人間のあらゆる感情を切なくも優雅に描き出している」(Filmstarts)など、世界から絶賛の声が続々と集まっている。『The Passengers of the Night』(英題)は2023年4月、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Passengers of the Night(英題) 2023年4月、シネスイッチ銀座、神宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
2022年11月04日『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』で注目を集め、『Mank/マンク』でアカデミー賞候補にもなったアマンダ・セイフライドが主演・プロデューサーを務めるドラマ「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」が、Disney+(ディズニープラス)にて4月7日(木)より独占配信開始。この度、日本語版予告編映像とキービジュアルが解禁となった。2015年の米フォーブス誌の「女性長者番付」で首位を獲得、黒のタートルネックをトレードマークとしていたことから“女性版スティーブ・ジョブズ”とも評された実業家エリザベス・ホームズによって実際に引き起こされた一連の詐欺事件を映像化したオリジナルドラマシリーズ。これまであまり報道されてこなかったホームズの幼少期から現在の姿までを描き、スタンフォード大学中退からたたき上げの億万長者、そして犯罪者になるまでの彼女の転落人生をアマンダ・セイフライドが熱演。エリザベス・メリウェザー(「New Girl/ダサかわ女子と三銃士」)とともに、プロデューサーも務めている。幼い頃から「何か新しい発明をして世界を変えたい」と将来の夢を語り、熱心に勉強に励んでいたエリザベス・ホームズ(アマンダ・セイフライド)は、名門のスタンフォード大学化学工学部を退学後、シリコンバレーに血液検査のベンチャー企業「セラノス社」を立ち上げる。セラノス社は数滴の血液でコレステロール値やがんなどを感知できる検査機器<エジソン>を開発し、安価で従来よりも早く検査結果を提供することができると謳っていた。当時は、大学中退の若い女性が創業者ということで、“史上最年少の女性ビリオネア”として全米メディアの注目の的になったが、2015年に「ウォール・ストリート・ジャーナル」が調査報道を発表、<エジソン>には正確性に重大な誤りがあることが世に知れ渡り、セラノス社は衰退することに…。この度解禁となった予告編では、アマンダが演じるエリザベス・ホームズの栄光から失墜までをテンポよく映し出していく。「世の中を変えたい」という純粋な思いから、<エジソン>の開発にこぎつけ、将来への可能性を見出した研究熱心だった彼女。シリコンバレーでは投資家などに真剣に話を聞いてもらえるよう、意図的に低い声を使っていたといわれている。劇中でもホームズの特徴的な声の変化は描写されている。アマンダは、低い声を出すことに苦労したと告白しており、低い声を出すために特別な呼吸方法を試したり、裁判でのホームズの宣誓証言の映像を何度も見返したことを明かしている。実業家から詐欺師への変貌と共に声が徐々に変わっていく様子にも注目だ。共演には、セラノス社の元COOでホームズの元交際相手のラメシュ・バルワニ役に「LOST」のナヴィーン・アンドリュースほか、「シェイムレス 俺たちに恥はない」ウィリアム・ホール・メイシーや『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、「グレイズ・アナトミー」のケイト・バートンなどハリウッドのベテラン俳優陣が集結している。「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」は4月7日(木)よりディズニープラスのスターにて日本初独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年04月04日コロナ禍、例年より約2か月遅れて行われる第93回アカデミー賞のノミネーションが日本時間3月15日(月)夜に発表され、映画賞レースを盛り上げてきた『ミナリ』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など6部門にノミネートされた。ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)受賞の『ノマドランド』は6部門にノミネート。『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』などが同じく6つのノミネートで続き、最多は作品賞、監督賞など10部門にノミネートされた『Mank/マンク』と、Netflix、Amazonといった配信作品が席巻した。また、監督賞にはアカデミー賞史上初となる『ノマドランド』クロエ・ジャオ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェンネルと2人の女性監督が候補入り。これまで女性監督が同賞を受賞したのは『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグローのみで、ノミネートも『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグや『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラら、わずか5人のみ。ジャオ監督はアジア系女性としても初ノミネートとなっている。第93回アカデミー賞ノミネート一覧■作品賞『ファーザー』『Judas and the black Messiah』(原題)『Mank/マンク』『ミナリ』『ノマドランド』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■監督賞トーマス・ヴィンターベア『Another Round』(原題)デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』リー・アイザック・チョン『ミナリ』クロエ・ジャオ『ノマドランド』エメラルド・フェンネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』■主演男優賞リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』チャドウィック・ボーズマン『マ ・レイニーのブラックボトム』アンソニー・ホプキンス『ファーザー』ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』スティーヴン・ユァン『ミナリ』■主演女優賞ヴィオラ・デイヴィス『マ ・レイニーのブラックボトム』アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday』ヴァネッサ・カービー『私というパズル』フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』■助演男優賞サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』ダニエル・カルーヤ『Judas and the black Messiah』レスリー・オドム・Jr.『あの夜、マイアミで』ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』ラキース・スタンフィールド『Judas and the black Messiah』■助演女優賞マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』オリヴィア・コールマン『ファーザー』アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』ユン・ヨジョン『ミナリ』■オリジナル脚本賞『Judas and the black Messiah』『ミナリ』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■脚色賞『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』『ファーザー』『ノマドランド』『あの夜、マイアミで』『ザ・ホワイトタイガー』■国際長編映画賞『Another Round』デンマーク『少年の君』香港『Collective』ルーマニア『皮膚を売った男』チュニジア『Quo vadis, Aida?』(原題)ボスニア・ヘルツェゴビナ■長編アニメーション映画賞『2分の1の魔法』『フェイフェイと月の冒険』『映画ひつじのショーン UFOフィーバー!』『ソウルフル・ワールド』『ウルフウォーカー』■撮影賞『Judas and the black Messiah』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『ノマドランド』『シカゴ7裁判』■編集賞『ファーザー』『ノマドランド』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■美術賞『ファーザー』『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『TENET テネット』■衣装デザイン賞『Emma. 』(原題)『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『ムーラン』『Pinocchio』(原題)■作曲賞『ザ・ファイブ・ブラッズ』『Mank/マンク』『ミナリ』『この茫漠たる荒野で』『ソウルフル・ワールド』■歌曲賞「FIGHT FOR YOU」『Judas and the black Messiah』「HEAR MY VOICE」『シカゴ7裁判』「HUSAVIK」『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』「IO Si(SEEN)」『これからの人生』「SPEAK NOW」『あの夜、マイアミで』■メイクアップ&ヘアスタイリング賞『Emma. 』『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『Pinocchio』■音響賞『グレイハウンド』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『ソウルフル・ワールド』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』■視覚効果賞『Love and Monsters』(原題)『ミッドナイト・スカイ』『ムーラン』『ゴリラのアイヴァン』『TENET テネット』■長編ドキュメンタリー賞『Collective』『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』『老人スパイ』『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』『タイム』■短編ドキュメンタリー賞『Colette』『A Concerto Is a Conversation』『Do Not Split』『Hunger Ward』『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』■短編アニメーション映画賞『夢追いウサギ』『Genius Loci』『愛してるって言っておくね』『Opera』『Yes-People』■短編実写賞『Feeling Through』『The Letter Room』『プレゼント』『Two Distant Strangers』『白い自転車』「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は日本時間4月26日(月)8時30分~WOWOWプライムにて放送。(text:Reiko Uehara)■関連作品:2分の1の魔法 2020年8月21日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ソウルフル・ワールド 2020年12月25日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ウルフウォーカー 2020年10月30日よりYEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.【Netflix映画】フェイフェイと月の冒険【Netflix映画】シカゴ7裁判 2020年10月9日より全国にて公開【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24サウンド・オブ・メタル聞こえるということ 2020年12月4日よりAmazonPrimeVideoにて配信ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020プロミシング・ヤング・ウーマン 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷、シネクイントほか全国にて公開© 2020 PROMISING WOMAN, LLC All Rights Reserved.
2021年03月15日第78回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が日本時間2月3日夜に発表。配信作品が例年以上に存在感を発揮し、ゲイリー・オールドマンとデヴィッド・フィンチャー監督がタッグを組んだNetflix映画『Mank/マンク』が最多6部門のノミネートとなった。Netflix映画『シカゴ7裁判』が5部門、『ノマドランド』及び『ファーザー』『Promising Young Woman』(原題)が4部門で続き、チャドウィック・ボーズマンの遺作となった2本のNetflix映画『マ ・レイニーのブラックボトム』『ザ・ファイブ・ブラッズ』は作品賞候補とならず、チャドウィックが前者でドラマ部門主演男優賞にノミネート。また、監督賞候補5名のうち、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ、キャリー・マリガン主演『Promising Young Woman』のエメラルド・フェンネル、公民権運動のさなかのある一夜を描いたAmazonオリジナル映画『あの夜、マイアミで』のレジーナ・キングと3名の女性監督(うち2人は女優でもある)が入る快挙となった。ハリウッド外国人記者協会(HFPA)が選ぶ本賞は、例年ならば12月上旬にノミネート作品が発表、翌1月上旬に授賞式が行われるが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期に。授賞式は現地時間2月28日(日本時間3月1日)に予定されている。【第78回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品】映画の部ドラマ部門■作品賞『ファーザー』『Mank/マンク』『ノマドランド』『Promising Young Woman』『シカゴ7裁判』■主演女優賞ヴィオラ・デイヴィス『マ ・レイニーのブラックボトム』アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday』(原題)ヴァネッサ・カービー『私というパズル』フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』キャリー・マリガン『Promising Young Woman』■主演男優賞リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』チャドウィック・ボーズマン『マ ・レイニーのブラックボトム』アンソニー・ホプキンス『ファーザー』ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』タハール・ラヒム『The Mauritanian』(原題)ミュージカル/コメディ部門■作品賞『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』『ハミルトン』『Music』(原題)『パーム・スプリングス』『ザ・プロム』■主演女優賞マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』ケイト・ハドソン『Music』ミシェル・ファイファー『French Exit』(原題)ロザムンド・パイク『I Care A Lot』(原題)アニャ・テイラー=ジョイ『Emma』(原題)■主演男優賞サシャ・バロン・コーエン『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』ジェームズ・コーデン『ザ・プロム』リン=マニュエル・ミランダ『ハミルトン』デヴ・パテル『どん底作家の人生に幸あれ!』アンディ・サムバーグ『パーム・スプリングス』※以下、部門共通■助演女優賞グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』オリヴィア・コールマン『ファーザー』ジョディ・フォスター『The Mauritanian』アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』ヘレナ・ゼンゲル『この茫漠たる荒野で』■助演男優賞サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』ダニエル・カルーヤ『Judas and the Black Messiah』(原題)ジャレッド・レト『The Little Things』(原題)ビル・マーレイ『オン・ザ・ロック』レスリー・オドム・Jr.『あの夜、マイアミで』■監督賞エメラルド・フェンネル『Promising Young Woman』デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』レジーナ・キング『あの夜、マイアミで』アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』クロエ・ジャオ『ノマドランド』■脚本賞エメラルド・フェンネル『Promising Young Woman』ジャック・フィンチャー『Mank/マンク』アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール『ファーザー』クロエ・ジャオ『ノマドランド』■アニメーション映画賞『The Croods:A New Age』(原題)『2分の1の魔法』『フェイフェイと月の冒険』『ソウルフル・ワールド』『ウルフウォーカー』■外国語映画賞『Another Round』(原題)デンマーク『ラ・ヨローナ ~彷徨う女~』フランス、グアテマラ『これからの人生』イタリア『ミナリ』アメリカ『Two Of Us』(原題)アメリカ、フランス■作曲賞『ミッドナイト・スカイ』『TENET テネット』『この茫漠たる荒野で』『Mank/マンク』『ソウルフル・ワールド』■歌曲賞「Fight For You」『Judas and the Black Messiah』「Hear My Voice」『シカゴ7裁判』「Seen」『これからの人生』「Speak Now」『あの夜、マイアミで』「Tigress & Tweed」『The United States vs. Billie Holiday』テレビの部ドラマ部門■作品賞「ザ・クラウン」「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」「マンダロリアン」「オザークヘようこそ」「ラチェット」■主演女優賞オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」ジョディ・カマー「キリング・イヴ」エマ・コリン「ザ・クラウン」ローラ・リニー「オザークヘようこそ」サラ・ポールソン「ラチェット」■主演男優賞ジェイソン・ベイトマン「オザークヘようこそ」ジョシュ・オコナー「ザ・クラウン」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」アル・パチーノ「ナチ・ハンターズ」マシュー・リス「ペリー・メイスン」ミュージカル/コメディ部門■作品賞「エミリー、パリへ行く」「The Flight Attendant」(原題)「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」「シッツ・クリーク」「テッド・ラッソ」■主演女優賞リリー・コリンズ「エミリー、パリへ行く」ケイリー・クオコ「The Flight Attendant」エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ジェーン・レヴィ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」キャサリン・オハラ「シッツ・クリーク」■主演男優賞ドン・チードル「Black Monday」ニコラス・ホルト「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ユージン・レヴィ「シッツ・クリーク」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ」ラミー・ユセフ「ラミー 自分探しの旅」リミテッドシリーズ/テレビ映画部門■作品賞「ふつうの人々」「クイーンズ・ギャンビット」「Small Axe」(原題)「フレイザー家の秘密」「アンオーソドックス」■主演女優賞ケイト・ブランシェット「ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~」デイジー・エドガー=ジョーンズ「ふつうの人々」シーラ・ハース「アンオーソドックス」ニコール・キッドマン「フレイザー家の秘密」アニャ・テイラー=ジョイ「クイーンズ・ギャンビット」■主演男優賞ブライアン・クランストン「Your Honor」(原題)ジェフ・ダニエルズ「The Comey Rule」(原題)ヒュー・グラント「フレイザー家の秘密」イーサン・ホーク「The Good Lord Bird」(原題)マーク・ラファロ「アイ・ノウ・ ディス ・マッチ・イズ・トゥルー」※以下、部門共通■助演女優賞ジリアン・アンダーソン「ザ・クラウン」ヘレナ・ボナム=カーター「ザ・クラウン」ジュリア・ガーナー「オザークヘようこそ」アニー・マーフィー「シッツ・クリーク」シンシア・ニクソン「ラチェット」■助演男優賞ジョン・ボイエガ「Small Axe」ブレンダン・グリーソン「The Comey Rule」ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」ジム・パーソンズ「ハリウッド」ドナルド・サザーランド「フレイザー家の秘密」★セシル・B・デミル賞ジェーン・フォンダ★キャロル・バーネット賞ノーマン・リア(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.【Netflix映画】シカゴ7裁判 2020年10月9日より全国にて公開【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始パーム・スプリングス 2021年4月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©)2020 PS FILM PRODUCTION,LLC ALL RIGHTS RESERVED.【Netflix映画】マ・レイニーのブラックボトム 2020年12月18日よりNetflixにて配信【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年02月04日ゲイリー・オールドマンが、映画『市民ケーン』(’41)の脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを演じ、のちの名作が生まれるまでの壮絶な舞台裏を描き出すNetflix映画『Mank/マンク』より、モノクロームの予告編とキービジュアルが到着した。『セブン』『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガール』などを手掛けたデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”を主人公に描く物語。ゲイリーのほかにも、アマンダ・セイフライド、リリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトン、トム・ペルフリー、トム・バークら演技派が脇を固めている。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンクは、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。今回到着した予告編は、モノクローム映像とレトロなサウンドで構成され、名作誕生に至るまでの紆余曲折と、華やかなハリウッド黄金期の光と影が描かれていく。マンク(ゲイリー・オールドマン)をはじめ、マンクを取り巻く個性豊かなキャラクターが次々に登場し、複雑で怪しげな人間ドラマを予感させる。なお本作は、日本でも11月20日(金)より一部劇場にて公開が予定されている。Netflix映画『Mank/マンク』は12月4日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月22日12月4日(金)からNetflixで独占配信される、デヴィッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演の映画『Mank/マンク』の予告編とキービジュアルが公開された。本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(ゲイリー・オールドマン)は、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』などの名作を生み、近年では『ゴーン・ガール』、ドラマ『マインドハンター』で知られ、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート歴も誇る巨匠デヴィッド・フィンチャー。脚本家“マンク”を演じるのは、『レオン』『ダークナイト』「ハリー・ポッター」シリーズなど幅広い作品に出演し高い人気と知名度を誇り、『裏切りのサーカス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では圧倒的な演技力でアカデミー賞主演男優賞受賞を果たした名優ゲイリー・オールドマン。アマンダ・セイフライドやリリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトン、トム・ペルフリー、トム・バークなどの演技派も脇を固める。公開となった予告編は、1930年代の映画の雰囲気を思い起こさせるモノクロームの映像とレトロなサウンドで構成され、名作誕生に至るまでの紆余曲折と、華やかなハリウッド黄金期の光と影が描かれる。脚本の仕上げに追われるマンクは、様々な個性豊かな登場人物たちの介入によって、奇妙で複雑な展開へ。果たして、脚本は無事に完成するのか。『市民ケーン』へのオマージュもあらゆる箇所に散りばめられており、作品に対する厚いリスペクトも随所に見られる本作は、フィンチャーファンでなくとも必見だ。なお、日本では11月20日(金)より一部劇場での公開も予定されている。Netflix映画『Mank/マンク』12月4日(金)より独占配信開始
2020年10月22日トーマス・サドスキー&アマンダ・セイフライド夫妻に、第2子男児が誕生したことが明らかになった。アマンダが、チャリティー団体「INARA」と「War Child USA」の投稿をリポストする形で発表した。アマンダとトーマスは、戦争により多大な影響を受け苦しむ子どもたちを救うために、両団体を支援している。「娘が生まれた3年前から、私たちは紛争や戦争で残酷な目に遭っている罪のない子どもたちのために、献身してきました」と長女の誕生からチャリティー活動に勤しんでいることを伝えた。「もし、私たち家族に協力したいという方がいらっしゃれば、月に4ドル(それか44ドルでも!)、ぜひ両方の団体に寄付してください」とファンやフォロワーに呼びかけた。アマンダは昨年8月に、第2子の予定について「大変で考えられない」と「People」誌に語っていた。「もう一度妊娠したいとは思うけれど、とにかくまだ第2子については準備ができていない。長女が学校に通い出して、第2子のために取れる時間ができたら…」と話していたが、それから1年後のサプライズ出産となった。コメント欄には「妊娠していたなんてしらなかった!」と驚いたという声が多数寄せられた。(Hiromi Kaku)
2020年09月29日漆黒のスクリーン、白の幾何学的模様にシャッと斜線が入り「A24」のロゴが完成する瞬間は、「これから傑作が始まるぞ」とワクワクする至福のとき。監督の個性が色濃すぎる作品や先見性に溢れすぎる作品をいち早く買い付け、広く映画館で観られる機会を与えてくれるのは「A24」を大好きな理由だ。また、近年はHBOやNetflix、米Huluなどと組み、TVシリーズや配信作品の制作にも乗り出しており期待は尽きない。思い返せば、2012年設立の「A24」が映画賞常連といわれるようになったのは2015~2016年あたりか。第88回アカデミー賞において全米配給した『ルーム』が作品賞、監督賞など4部門にノミネートされ、ブリー・ラーソンが主演女優賞を獲得。アリシア・ヴィキャンデルがAI搭載のヒューマノイドを演じた『エクス・マキナ』が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を抑えて視覚効果賞を受賞した。その後、ブリーはマーベルヒーローの“キャプテン・マーベル”になり、『リリーのすべて』でオスカーを獲得したアリシアは『トゥームレイダー』の“ララ・クロフト”になり、いまや2人は世界的スターとなった。「A24」のクリエイティビティや作品選択眼のセンスは映画ファンなら誰もが認めるところだが、今回は次世代を牽引するネクストブレイクスターや映画作家の宝庫という観点から、独断と偏愛を若干交えつつ、これまでの作品とこれから日本公開を控える作品に注目してみた。エマ・ワトソンの大変身『ブリングリング』(2013)2013年『スプリング・ブレイカーズ』に続いて成功を収めた本作は、日本では東京国際映画祭で初お披露目。パリス・ヒルトンらセレブの自宅に侵入し窃盗を働いていた実在のティーン窃盗団をソフィア・コッポラ監督が映画化。「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンが優等生イメージからの脱皮を図った。まるで反省の色を見せない彼女たちにあっけにとられながらも、その弾けっぷりが眩しい。トム・ハーディほぼ一人芝居『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2014)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に沸いた2015年に日本公開された実験的なワンシチュエーション・サスペンス。トム・ハーディがBMVを運転する主人公を演じ、車内で交わされる電話での会話でのみ物語が進行する。トムの卓越した演技力を再確認でき、声だけながらトム・ホランドも出演。「TABOO/タブー」のスティーヴン・ナイトが監督。「スター・ウォーズ」俳優も共演『エクス・マキナ』(2014)アリシアを大ブレイクさせた本作は、2016年にようやく日本上陸。オスカー・アイザックがAI開発者役、ドーナル・グリーソンがプログラマー役で、さらには『ラ・ラ・ランド』のソノヤ・ミズノも出演。『わたしを離さないで』のアレックス・ガーランドが初監督し、その脚本はオスカーにもノミネート。ソノヤさんはその後、同監督の『アナイアレイションー全滅領域ー』「Devs」(原題)にも起用されている。アダム・ドライバーがキュート『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2015)『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック監督によるヒューマンコメディ。ベン・スティラー&ナオミ・ワッツの40代夫婦とアダム&アマンダ・セイフライドの20代カップルの対比がシュールな笑いと悲哀を誘う。『フランシス・ハ』に続いて起用された、“カイロ・レン”以前の人なつこいアダムが貴重でキュート。ジェイコブ・トレンブレイの稀有な才能『ルーム』(2015)エマ・ドナヒューのベストセラー小説の映画化をいち早く買い付けて全米配給、その結果は周知のとおり。ブリーもさることながら、息子ジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイも全米映画俳優組合賞にノミネートされるなど一躍、時の人に。『ワンダー 君は太陽』『ザ・プレデター』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』『グッド・ボーイズ』など大活躍中。アニャ・テイラー=ジョイに釘付け『ウィッチ』(2015)17世紀、敬虔なキリスト教徒の一家で魔女と誤解されてしまう主人公を演じたアニャは、英国アカデミー賞のライジングスター賞にノミネートされるなど高い評価を受け、その後、M・ナイト・シャマラン監督『スプリット』『ミスター・ガラス』に出演。『New Mutants』(原題)も待機している。監督はサンダンス映画祭監督賞を受賞したロバート・エガースで、全編モノクロ35mmフィルムによる「A24」製作『The Lighthouse』(原題)も日本公開が待たれる。ダニエル・ラドクリフ熱演!『スイス・アーミー・マン』(2016)世界一有名な“魔法使い”を演じたダニエル・ラドクリフが死体役となって、ひとりの孤独な青年(ポール・ダノ)を救うことになるとは誰が想像しただろう。しかも、アウトドアの必需品スイス・アーミーナイフのごとく“多機能”とは…。これが長編デビューとなったCM界出身のダニエル・シャイナートとダニエル・クワンの“ダニエルズ”はサンダンス映画祭で監督賞を受賞、シャイナート監督が「A24」と再び組んださらにシュールな『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』は8月7日(金)より公開される。ブランド力を押し上げた初製作映画『ムーンライト』(2016)「A24」初の自社製作映画。バリー・ジェンキンス監督が自ら売り込んだという「プランBエンターテインメント」とのタッグとなった。低予算で、主要キャストはほぼ無名ながら賞レースを席巻し、アカデミー賞は作品賞ほか3冠。主人公“リトル”を演じたアレックス・ヒバートは『ブラックパンサー』、“10代シャロン”のアシュトン・サンダースは『イコライザー2』や『ネイティブ・サン~アメリカの息子~』(A24作品/劇場未公開)、“大人シャロン”のトレバンテ・ローズはNetflix映画『バード・ボックス』などに出演。「A24」×「プランB」の再タッグ作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』が10月9日(金)より公開。“カオナシ”に影響!?『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(2017)カンヌ国際映画祭「批評家週間」で上映された『セインツ-約束の果て-』のデヴィッド・ロウリー監督、ケイシー・アフレック&ルーニー・マーラが再結集。妻を遺して亡くなった男がシーツを被ったゴーストとなって彼女を見守る…そんな古典的手法でのファンタジックな物語かと思いきや、思いがけない着地がクセになる。ロウリー監督は『千と千尋の神隠し』にインスパイアされたとか。ロバート・パティンソンの新境地『グッド・タイム』(2017)『神様なんかくそくらえ』のジョシュア&ベニー・サフディ兄弟が「A24」と組み、ロバート・パティンソンを主人公のホワイトトラッシュの青年役に迎えたら唯一無二の傑作が生まれた。知的障がいを持つ主人公の弟を演じるのはベニー監督。さらにひと皮向けたパティンソンは「A24」作品『ハイ・ライフ』『The Lighthouse』や、『TENET テネット』『The Batman』(原題)などで躍進中。サフディ兄弟は続く『アンカット・ダイヤモンド』も好評を得た。新星女優の無邪気さに注目『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)ディズニー・ワールドのすぐ近くのモーテルで母と共に暮らす6歳の少女の目線から貧困を描いた。『タンジェリン』のショーン・ベイカー監督が引き出した“新人”ブルックリン・プリンスの無垢なる表情、ウィレム・デフォーの管理人さんぶりは必見。ブルックリンはApple TV+の「レポーター・ガール」、マッケンジー・デイヴィスら共演の『The Turning』(原題)などで成長した姿を見せる。バリー・コーガンに震撼…『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017)『ロブスター』(A24配給/2015)でカンヌ審査員賞を受賞したヨルゴス・ランティモスが、コリン・ファレルを再び主演に迎えてさらに進化し、カンヌで脚本賞を獲得。コリン演じる医師に近づく少年を演じたバリー・コーガンの独特なパスタの食べ方は、決して誰も真似できない。バリーは『ダンケルク』や『アメリカン・アニマルズ』に出演、マーベルの『The Eternals』(原題)にも参加する。ランティモス監督はその後『女王陛下のお気に入り』を手がけた。グレタ×シアーシャの傑作『レディ・バード』(2017)『20センチュリー・ウーマン』(A24配給/2016)の赤髪の女性も魅力的だったグレタ・ガーウィグが、自伝的要素を取り入れた初監督作で大絶賛を浴び、アカデミー賞5部門にノミネート。グレタ監督にシアーシャ・ローナン、さらにティモシー・シャラメの黄金トリオはそのまま『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に受け継がれた。“レディ・バード”の親友役ビーニー・フェルドスタインはオリヴィア・ワイルド監督の『ブック・スマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で好演。90年代が似合うティモシー『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(2017)『君の名前で僕を呼んで』『レディ・バード』などに続き、日本に上陸したティモシー・シャラメ主演の青春映画。1991年のある夏、所在なくドラッグ売買に手を染めてしまったティモシーが『イット・フォローズ』のマイカ・モンローと恋に落ちる。ティモシーが本作で放つアンニュイで刹那な輝きが好きな人は多いのでは?監督のイライジャ・バイナムがこれがデビュー作。チャーリー・プラマーという至宝『荒野にて』(2017)『さざなみ』『WEEKEND ウィークエンド』のアンドリュー・ヘイ監督のもと主演を務めたチャーリー・プラマーは、ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝いた。殺処分が決まった競走馬ピートと荒野を歩き続ける旅は内省的であり、試練の連続…。でも、『ゲティ家の身の代金』などに出演し、“スパイダーマン”の最終候補でもあったチャーリーの前途は明るい。最新作『Words on Bathroom Walls』(原題)では『WAVES/ウェイブス』のテイラー・ラッセルと共演。ゼンデイヤがエミー賞初ノミネート!「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019~)「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBOと「A24」が海外ドラマで最強タッグ!製作総指揮にはラッパーのドレイクが名を連ね、デジタルネイティブのZ世代をゼンデイヤ、ハンター・シェーファー、アレクサ・デミー、バービー・フェレイラらが等身大で演じて話題に。シーズン2が決定しており、ドラッグ常用者を演じたゼンデイヤは本年度エミー賞に初ノミネートされた。フローレンス・ピューで良かった!『ミッドサマー』(2019)長編デビュー作『へレディタリー/継承』(A24製作/2018)が絶賛されたアリ・アスター監督による、姉妹作のような作品。日本でもSNSを中心に口コミで盛り上がりロングランヒット。『へレディタリー』ではトニ・コレットの熱演に注目が集まったが(アレックス・ウルフも素晴らしい)、本作ではアスター監督が惚れ込んだフローレンス・ピューが主人公ダニーを演じたからこそ、あの印象的なラストが生まれた。俳優陣の熱量が凄まじい『WAVES/ウェイブス』(2019)『イット・カムズ・アット・ナイト』(A24製作/2017)で注目を集めたトレイ・エドワード・シュルツ監督による“プレイリスト・ムービー”。起用された楽曲に想いを重ねる俳優陣、主演のケルヴィン・ハリソン・Jr.やテイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー、スターリング・K・ブラウンらの熱量に溢れたアンサンブルにも要注目。ケルヴィンは『イット・カムズ・アット・ナイト』でも監督と組んだ。ジョナ・ヒルの初監督作『mid90s ミッドナインティーズ』(2018)2度のアカデミー賞ノミネートを誇る俳優ジョナ・ヒルの監督デビュー作が、満を持して9月4日(金)より日本公開。監督自身の半自伝的ストーリーで13歳の少年がスケートボードを通して仲間たちと出会い、大人への扉を少しずつ開いていく。主人公の少年を『聖なる鹿殺し』のサニー・スリッチ、少年の兄役を『レディ・バード』『WAVES/ウェイブス』をはじめ、気鋭監督からのオファーが止まらないルーカス・ヘッジズが演じる。初めて観るオークワフィナ『フェアウェル』(2019)『オーシャンズ8』『クレイジー・リッチ!』の軽妙な演技が印象的なオークワフィナが、大好きな祖母に真実を伝えるか否かで葛藤する主人公を繊細に演じてゴールデン・グローブ賞主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞。ルル・ワン監督の実体験から生まれた本作にはAmazonStudioやNetflixなどが名乗りを上げたが、劇場公開を重視して「A24」が選ばれた。コロナ禍で延期となっていた日本公開は10月2日(金)に決定。本当に待ち遠しい!(text:Reiko Uehara)■関連作品:ブリングリング 2013年12月14日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2013 Somewhere Else, LLC. All Rights Reservedムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLCスイス・アーミー・マン 2017年9月22日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 Ironworks Productions, LLC.ウィッチ 2017年7月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2015 Witch Movie,LLC.All Right Reserved.グッド・タイム 2017年11月3日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Hercules Film Investments, SARL聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 2018年3月3日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limitedレディ・バード 2018年6月1日より全国にて公開© Universal Picturesフロリダ・プロジェクト真夏の魔法 2018年5月12日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2017 Florida Project 2016, LLC.A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 2018年11月17日より全国にて公開©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ 2019年8月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 IMPERATIVE DISTRIBUTION, LLC. All rights reserved. hot-summer-nights.jpフェアウェル 2020年10月2日より全国にて公開© 2019 BIG BEACH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.WAVES/ウェイブス 2020年7月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.mid90s ミッドナインティーズ 2020年9月4日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイト シネクイントほか全国にて公開© 2018 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2020年08月21日アマンダ・セイフライドとケビン・ベーコン主演の心理スリラー『You Should Have Left』が、劇場公開を飛ばして、今週金曜日、アメリカでストリーミングデビューすることになった。製作配給のユニバーサル・ピクチャーズとブラムハウス・プロダクションズが判断したもの。コロナで映画館がクローズしたのを受けて、ユニバーサルは劇場公開が予定されていた新作をオンラインリリースし、劇場主団体から反感を買っている。この映画に関しては、ユニバーサルはもともと劇場公開をするつもりがなかったとのことだが、メジャーなスターが主演する新作がまたもやストリーミング直行することを劇場主が複雑に思うことは避けられないだろう。原作はドイツの小説。監督、脚色は、『宇宙戦争』『天使と悪魔』の脚本家デヴィッド・コープ。文=猿渡由紀
2020年06月09日新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月4日に開催予定だったのが事実上中止(無期延期)となった「メットガラ」。ファッション界の一大イベントであり、テーマに沿って個性を主張するのに、これ以上ふさわしい場所はないことから、出席予定だったセレブたちはがっかり…。ケイティ・ペリーもその1人だ。オーランド・ブルームとの第1子女児を妊娠中のケイティは、「もし開催されていたら…#メットガラ2020」というキャプションに亀裂入りのハートマークを添え、着用予定だった衣装の画像をSNSで公開。1990年にマドンナがツアーで着用したジャン=ポール・ゴルチエのデザインによる円錐型のブラにそっくりなブラと、お腹をカバーするパッドで、今年のテーマだった「時間について:ファッションと持続時間」のケイティなりの解釈を表現した衣装だった。ケイティのほか、ジュリア・ロバーツやアマンダ・セイフライドは、今年「メットガラ」に着る予定だった衣装を身に着けた写真をSNSに投稿。ミンディ・カリングは昨年自身の“生首”を持って登場したジャレッド・レト、スケート選手のアダム・リッポンは2015年に「卵焼きみたい」と話題になったリアーナのドレスを模倣した衣装に身を包み、「メットガラ」気分を楽しんだ。(Hiromi Kaku)
2020年05月07日これまでの人生で貧乏くじばかり引いてきた男の爽快かつ壮大にして、予測不能のスーパーリベンジ・エンターテインメント『グリンゴ/最強の悪運男』。公開を目前に控え、主人公ハロルドに優しい言葉をかけ、本作唯一の癒しとなるアマンダ・セイフライド演じるサニーの本編映像が解禁となった。この度解禁となった映像は、アマンダ演じる心優しいサニーが主人公ハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)を励ましているシーン。トラブル続きで自暴自棄なハロルドに「世の中は悪くない、悪い人がいるだけよ」と優しい言葉をかけてくれるサニー。災難続きのハロルドを優しく包み込む、サニーとの癒しの時間…のはずが、その直後、誘拐犯2人組が部屋に乱入しハロルドをさらおうとする。“偽装誘拐”計画をしかけたはずが、まさか本当に誘拐されるとは!さらにそこへ、極悪モンスター上司(シャーリーズ・セロン&ジョエル・エドガートン)から雇われた殺し屋のミッチ(シャールト・コプリー)が加わり、まさに二転三転のストーリーが期待できる映像となっている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリンゴ/最強の悪運男 2020年2月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年02月06日「ランコム 新製品およびグローバル アンバサダーお披露目」発表会が1月15日(水)、「スキンケア シンポジウム」にて行われ、日本初のランコムミューズである戸田恵梨香と新グローバル アンバサダーに任命されたアマンダ・セイフライドが美の競演を果たした。戸田さんはベビーピンクのロングドレス、アマンダはピンクのミニドレスで登場し、会場を明るく染め上げた。ミューズの戸田さん「年を重ねることの喜びを日々感じています」2年間、ランコムのミューズを務め、2月から3年目に入る戸田さん。ミューズになったときをふり返った戸田さんは、「あっという間の2年間でした。ランコムの女性を応援する哲学がすごく好きで、仕事をしながら自分自身と向き合うきっかけが増えた印象です。2年間で自分の考え方、変化、進化を感じることが多くなりました」とミューズならではの変化について言及。3年目については、「30代に入ったんですけど、20代よりもっと楽しくなりましたし、年を重ねることの喜びを日々感じています。喜び、幸せをたくさんの女性の方たちに共感してもらえるように、これからも頑張りたいです」と、メッセージを送っていた。そして、グローバル アンバサダーとなったアマンダは「この年になってたくさん自分の考えが整理できて、発言したいことがたくさん出てきたので、就任ができたのはうれしく光栄です。子どもがいるので、母としてお手本という存在になりたいと思います」とキラキラした眼差しで、就任について答える。そして、戸田さんのほうを見ながら、「ほかのランコムミューズの美しい方々と一緒に活動して、若い女性に対して自分自身を愛してあげることを発言していきたいです」と決意を語っていた。戸田さん&アマンダにとって「美しさとはどんなもの?」美しさを手に入れるために、化粧品以外にも日々努力をしているミューズたち。「美しさとはどんなもの?」とふたりに問うと、戸田さんは「自分の内面を充実させること。私にとっては空を見ること、自然の場所に行くことにつながります。自分自身の内面を輝かせる一番大切な時間だなと思います」と答え、アマンダも戸田さんの考えに「とても似ています!」と共鳴。「自然の多い場所にいると感謝の気持ちで心が満たされます。きちんと時間を割いて家で時間を過ごすことが重要です」と、アマンダは自宅を農場に構えたことを例に挙げて説明し、最後に「自分に忠実であるという信念、ありのままの姿を体現していいことを発信していきたいです。トウキョウ、ダイスキ!」と日本語で高ぶる気持ちを表していた。ランコムとして、日本で初の開催となる「スキンケア シンポジウム」は、ランコムの商品やブランドの世界観を体験できるイベントの場。今回は、酵素をテーマにワークショップやランコムの最先端研究を体感できるエリア、商品の透明感を体験できるブースなどが設置された。(cinamacafe.net)
2020年01月15日シャーリーズ・セロンが製作し、出演もするリベンジストーリー『グリンゴ/最強の悪運男』。この度、日本公開日が来年2月7日(金)に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。『モンスター』で製作を手掛けて以来、プロデューサーとしても活躍するシャーリーズが贈る本作は、お人好しで、温厚で、正直者すぎて…貧乏くじばかり引いてきた男の爽快かつ壮大にしてラストカットまで完全予測不能のスーパーリベンジ・エンターテインメント。友達だったはずの経営者にだまされた上に、妻まで横取りされてしまったどん底のハロルドは、極悪モンスター上司のリチャードとエレーンへの復讐を誓う。そして、出張先のメキシコで偽装誘拐を演じ、身代金5億円を奪うという生涯初の悪事を企てた。ところが、ハロルドが死ねば、会社に保険金が入ることに気づいたリチャードは殺し屋を雇い…というストーリー。キャストには、“最強の悪運男”ハロルド役で『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ。良心なき“最強の最低男”リチャード役を、『華麗なるギャツビー』『ある少年の告白』のジョエル・エドガートン。己の欲望は必ずかなえる“最強の性悪女”エレーン役をシャーリーズが演じる。さらに、重要な役柄で『マンマ・ミーア!』シリーズや『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドも出演している。公開されたポスタービジュアルには、カラフルなガイコツが頭上に置かれ、不安の表情を浮かべるハロルドを中心に、それに狙いを定めた銃口の中にそれぞれキャストたちの顔が写し出されている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月14日アマンダ・セイフライドが『A Mouthful of Air』に主演することになった。役柄は、赤ちゃんを産んだばかりの子供本作家。産後うつに悩まされる彼女は、自分のイマジネーションの中に逃避する。彼女の夫をフィン・ウィットロック、担当医をポール・ジアマッティ、彼女の母をエイミー・アーヴィングが演じる。監督、脚本は原作者のエイミー・コップルマン。撮影は今月アメリカでスタートする。セイフライドの最近作は、先月アメリカで公開された『The Art of Racing in the Rain』。ウィットロックは、現在開催中のトロント映画祭で上映されるジュディ・ガーランドの伝記映画『Judy』に出演している。文=猿渡由紀
2019年09月06日「どうせ私なんて…」こんな言葉で自分に呪いをかけていませんか?自分をダメだなんて決めつけないで!あなたにも、映画の中のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、様々な映画のヒロインをピックアップし、「ダーリン完全マニュアル」を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、あなたを映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授します!■>第24回コゼット『レ・ミゼラブル』今回のヒロインは、文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説をもとに、世界各国でロングラン上映されてきたミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼットです。2012年に映画化され大ヒットしたのも記憶に新しいはず。『レ・ミゼラブル』監督:トム・フーパー出演:ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド公開:2012年◎気になるストーリーは?舞台は、1800年代フランス。パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄したジャン・バルジャンは、貧しさから再び盗みを働いてしまいます。しかし、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になりました。そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、警官の追跡をかわしてパリに逃亡。彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげます。そんな中、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。コゼットは、革命に身を投じる名家の青年マリウスと恋に落ち、やがて結婚します。そして、警官に追われる身であるバルジャンとは、マリウスによって引き離されてしまい……◎コゼットってどんな女性?・素直で純粋・従順で愛情深い・与えられたものを感謝して受け取り、穏やかな生活を全うすることに注力する・反発したりわがままを言ったりしない不幸な生い立ちながらも、父親の愛情を一身に受けて素直でまっすぐな女性へと成長したコゼット。そんな彼女だからこそ、マリウスの心を射止めたのでしょう。あなたにも彼女のような魅力が眠っている!? 12星座別に紐解いていきます。■牡羊座コゼット度10%牡羊座は意志が強く行動力のあるタイプ。ただ与えられるままの人生を受け入れることはまずありません。状況に問題ありと思えば、自分に何ができるかを考えアクションを起こすのです。『レ・ミゼラブル』の時代は価値観も常識も今とは全く違います。当時の牡羊座女性にはさぞかし窮屈だったかもしれませんね。【セルフプロデュースのポイント】男性の本音を推察する■牡牛座コゼット度90%牡牛座は生活を大事にするタイプ。力ある男性に望まれ生活を保障されるのであれば、それが何よりと考えます。ましてやその相手と素敵な恋をしたのであれば最高にハッピーでしょう。後にトラブルに見舞われ経済的に厳しい状況に陥ったりすると、その時初めて、頑固で粘り強いもう一つの顔を見せることに。【セルフプロデュースのポイント】感謝の気持ちを言葉にして伝える■双子座コゼット度40%双子座は相手の出方を見てからリアクションを決めるタイプ。“従順な小鳥”としての女性像を求められていると感じたら(そしてそれに従ったほうが諸々うまくいくと感じたら)臨機応変に演じます。もちろんそれだけだと息苦しくなったら、時折、パートナーの目を盗んで遊びに行ってはストレスを解消するでしょう。【セルフプロデュースのポイント】相手の話を楽しそうに聴く■蟹座コゼット度75%蟹座は家庭を大切にするタイプ。愛する人と結ばれることで家族を作れるなら、これ以上の喜びはありません。ただし事実上の親であるジャン・バルジャンをひとりぼっちにしてしまうことは本意ではないはず。結婚後もどうにかして寄り添って暮らせないか、心を砕くでしょう。もしそれが叶えられないなら、結婚をためらう可能性も。【セルフプロデュースのポイント】自分の幸せが家族の幸せでもあると考える■獅子座コゼット度30%獅子座は自分の人生をクリエイトしようとするタイプ。与えられた境遇に甘んじず、そこで何ができるのかを考えます。当時の時代背景を考えてみれば、マリウスとの情熱的な恋は獅子座が最も輝くシチュエーション。ただし結婚がゴールではないため、その後は特技を生かして社会活動をするなど、何かアクションを起こしたでしょう。【セルフプロデュースのポイント】ただ愛される喜びについて考えてみる■乙女座コゼット度60%乙女座は従順な態度の奥で現状をリアルにチェックしているタイプ。環境に逆らって何かをしようとするのではなく、限られた状況にどう適応するか、改善の余地はあるのかを模索します。親と距離ができるのは残念なことだけど、自分が結婚することでひとつ課題が片付き、次のステップに行けると考えるでしょう。【セルフプロデュースのポイント】愛することを恐れない■天秤座コゼット度85%天秤座は穏やかにバランスよく生きていきたいタイプ。あの時代にコゼットのような境遇に置かれたなら、ほぼ同じ選択をしたでしょう。恋愛のチャンスがあればそれを楽しむけれど、父親や夫など、男性の決定には全面的に従うしかないというのが当時の判断。その中で、趣味の社交を少しでも楽しむ余裕があれば十分だと感じそう。【セルフプロデュースのポイント】気持ちを伝えることを惜しまない■蠍座コゼット度70%蠍座は本音をなかなか言わないタイプ。表面的には父親やパートナーに従う形で人生を進めつつ、どこかで一矢報いるべく策を練るでしょう。結婚と同時に大切な父親ジャン・バルジャンと引き離されてしまったら、その背景にどんな事情があるのか探りを入れます。いざという時には、周りを驚かせるくらい大胆な行動に出るケースも。【セルフプロデュースのポイント】相手の心の柔らかい部分に寄り添ってみる■射手座コゼット度20%射手座は自由でフラットな生き方を好むタイプ。抑圧された生活環境でも、何か面白いこと、楽しめることはないか探します。目上の相手や権威的な存在に対しても、言いたいことがあれば言うのが射手座流。たとえそれで不利益を被っても気にしません。自分の人生は自分のものだとわかっているのです。【セルフプロデュースのポイント】言葉にできない思いについて考える■山羊座コゼット度50%山羊座は芯の強い頑張り屋さん。苦しい環境下にあっても、「人生はこういうもの」と受け入れ我慢します。結婚と共に暮らしが楽になるのは嬉しいけれど、それで父親のジャン・バルジャンと引き離されることには疑問を感じそう。父親(的存在)を救い出すことを次の目標に掲げ、人知れず奔走するでしょう。【セルフプロデュースのポイント】笑顔は人を幸せにすると考えてみる■水瓶座コゼット度15%水瓶座は前例のないことにチャレンジするタイプ。コゼットのように環境や人の選択をただ受け入れるのではなく、自力でなんとか変えられないか試行錯誤します。たとえ失敗しても、何もせずただ受け身でいるよりはマシだと考えるのです。男性から愛でられる小鳥でいることより、対等に向き合う人間であることを選びます。【セルフプロデュースのポイント】女性を楽しむことにフォーカスしてみる■魚座コゼット度95%魚座は繊細なヒロイズムの持ち主。道なき道を自ら切り拓くより、目上の存在やパートナーに庇護され愛されて生きていくタイプです。男性から愛でられることは幸せだし、もし(男性の存在とは関係なく、自発的に)叶えたい夢があったとしても、まずは流れに乗ることで上手に我田引水しようとするでしょう。【セルフプロデュースのポイント】お互いが幸せになれるゴールをイメージするマリウスから深く愛され大切にされたコゼットのような魅力を持つには、まずは「セルフプロデュースのポイント」を試してみて!隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆■監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。■阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。早くも話題沸騰中!
2019年07月14日フェンディ(FENDI)のアイコンバッグ「バゲット」から、新作が登場。2019年7月1日(月)より発売される。「バゲット」にシープファーの新作フェンディの「バゲット」は、小脇に抱えて持ち歩く姿が「フランスパン(=バゲット)」に似ていることから、その名がつけられたバッグ。1997年、シルヴィア・フェンディによって誕生して以降、フェンディのアイコンバッグとして人気を集めている。新作として登場するのは、ラグジュアリーなシープファーを用いたモデル。美しいエメラルドグリーンのファーを贅沢にあしらったボディにチェーンストラップを組み合わせたモデルや、FFロゴをあしらったシアリングのモデルなどを取り揃える。ラムレザーのモデルも展開。ブラックのラムレザーを使ったボディにホワイトのシープファーを飾り、モノトーンでありながら、ゴージャスで華やかな印象に仕上げている。バゲット紹介ムービーも最新エピソードも公開フェンディは“友情”をテーマにバゲットを紹介するショートムービーのエピソード4も公開。実生活でも親友同士というエマ・ロバーツとアマンダ・セイフライドが、ブラウンやブルーに彩られた新作バッグを身につけて登場する。【詳細】フェンディ「バゲット」新作発売日:2019年7月1日(月)予定アイテム例:・グリーンのラージサイズバゲット 390,000円+税・ラムレザー×シープファーのラージサイズバゲット 348,000円+税・シアリングFFロゴのラージサイズバゲット 348,000円+税※サイズは全てW33xH18xD5.5cm■ショートムービーに登場するバッグ発売中 ※2019年6月現在・エマ・ロバーツ着用モデル ミディアムサイズ(W26xH14xD4cm) 254,000円+税・アマンダ・セイフライド着用モデル ミニサイズ(W19xH11.5xD4cm) 199,000円+税【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2019年06月29日“日本の魅力的な場所を劇場化”していくプロジェクトOUTDOOR THEATER JAPANは7月6日(土)に、日本初の試みとして北海道・美唄市の飛行場にスクリーンを設置する野外映画イベント「AIR PORT CINEMA」を開催。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』を上映する。これまで、映画館のない街に野外映画を届ける取り組みを通して地方活性を行ってきたOUTDOOR THEATER JAPAN。映画館のない街に移動式スクリーンを持ち込み、星空の下で映画を観るという特別な体験を提供してきた。2018年は映画館のない鹿児島県・徳之島で実施し、1,000人以上の島民が集まり大盛況を博した。エンタメ空白地域が拡大する北海道実は今回の舞台となる北海道では、10年間で10もの映画館が閉館。映画館の閉館やシネコン化に伴い、映画館は大都市とその周辺に集中し、映画館の空白地域が拡大している。そこで「映画館のない美唄市の子どもたちに大型スクリーンでの映画体験を!」のスローガンの下、地元有志と共に本イベントの開催が決定。映画による地域活性を目指していく。リリー・ジェームズ&アマンダ・セイフライドの歌声響く!会場となるのは美唄市農道離着陸場「美唄スカイパーク」。飛行場の滑走路にスクリーンを設置し、映画鑑賞するイベントは日本初の試みとなる。上映作品は“美しき唄のまち 美唄市”にちなんだ、最高にハッピーなミュージカル映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(英語歌詞字幕付き)を上映。リリー・ジェームズ、アマンダ・セイフライド、さらにメリル・ストリープらが出演し、ファミリーやカップルなど幅広い層が楽しめる作品となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2019年06月22日第31回東京国際映画祭で審査員の満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた『アマンダと僕』から、本作が演技初経験となる子役イゾール・ミュルトリエのアマンダを演じる姿が確認できる本編映像がシネマカフェに到着した。「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」(ハリウッド・リポーター)、「深く胸を打つ、まさに完璧な映画!」(フィガロ)と世界が賞賛の声を贈っている本作。マスコミ試写会では「人を信じる力を感じた!」「健気な二人の姿に涙が止まらなかった」と感動の波が広がっている。今回解禁された本編映像では、本作が演技初経験となるアマンダ役のイゾール・ミュルトリエが大人顔負けの名演技を見せる。映し出されるのは、親戚宅に預けられるアマンダが叔父のダヴィッドと離れたくないと駄々をこねるシーン。アマンダの思わず抱きしめたくなるような、切なそうにダヴィッドを見つめる表情。なぜこんなにも自然な涙が流せるのか…。奇跡の子役誕生の瞬間が確認できる映像となっている。監督のミカエル・アースは「演技経験のある子にもオーディションをしたのですが、どうにも計算して演じているように見えてしまって気に入らなかったのです。そこで、実際に学校から出てくる一般の子たちを待って探すことにしたら、体育教室の習い事から出てくるイゾールを見つけたのです。声をかけてオーディションに来てもらいました。いわゆる“ワイルドキャスティング”というやつです」と、イゾールがアマンダ役に抜擢されるまでの経緯を明かした。また、ミカエル監督は「彼女は幼い部分と円熟味のある部分と両方持ち合わせており、その時点ですごく役柄とマッチしていると思いました」と彼女について絶賛している。叔父と姪の2人が“家族”になっていく過程を描いた感動の物語。「将来大女優になる予感がする!」「泣きの演技が素晴らしい!ポネットに並ぶ名演技だ」との呼び声も高いイゾールの名演技にも注目してほしい。スクリーンで観るときはハンカチをお忘れなく!『アマンダと僕』は6月22日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アマンダと僕 2019年6月22日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
2019年05月29日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。ハリウッド大作などアメリカ映画は、日本でもおなじみですが、アメリカという国をより知る上で欠かせないのは宗教ですね。移民の国であるアメリカ合衆国は、国民の約80%がキリスト教徒であり、かつプロテスタントの比率が高く、多数のプロテスタント教派が存立、宗教や信仰心は日々の生活の一部となっているのだそう。日本でもキリスト教信仰に基づいた教育の学校は多いですが【シネマの時間】第63回は、現代アメリカの宗教の姿を描いたヒューマンドラマ、映画『魂のゆくえ』をご紹介します!本作は、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』などの傑作を手がけた脚本家として知られ、監督としても『アメリカン・ジゴロ』などの映画史に残る作品を生み出してきたハリウッドの巨匠ポール・シュレイダーが、構想50年の末に完成させた話題作!戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自分の所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、内なる怒りと葛藤を抱え、やがて狂気の淵に追い込まれていく姿を衝撃的に描いています。主人公のトラー牧師には、『6歳のボクが、大人になるまで』『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』など名俳優として知られるイーサン・ホークが味わい深い演技で素晴らしい。彼を頼る妊婦の女性に『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などでスター女優のアマンダ・セイフライド。ヴェネチア映画祭でお披露目された本作は、ポール・シュレイダー最高傑作と評され、本年度の賞レースでも大きな話題を集めており、ゴッサム賞では作品賞、脚本賞、男優賞の最多3部門でノミネートされ、脚本賞と男優賞を受賞。ナショナル・ボード・オブ・レビューでは脚本賞受賞、ベスト10選出、インディペンデント・スピリット賞でも作品賞、監督賞、主演男優賞の3部門にノミネート。さらに本年度のアカデミー賞では、ポール・シュレイダー自身初となるアカデミー賞脚本賞にノミネートを果たしています。4月12日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開中!どうぞ映画館でお楽しみください。■映画『魂のゆくえ』あらすじー現代アメリカの宗教をテーマに描いた社会派ヒューマンドラマニューヨーク州北部の教会「ファースト・リフォームド」で牧師を務めるエルンスト・トラー。彼は自分自身の考えや出来事を記録した日誌を1年間書き続けることを決めました。ある日、トラーはミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来に思い悩むあまり、「こんな世の中に子どもを産み落とすのは、間違いだ」。メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知ります。「2050年、僕らの子どもは33歳になっている。そのとき地球はどうなっていると思う?温暖化は進み、多くの地球は海に沈み、アフリカは干ばつで穀物の収穫量半分に。この事態を回避できる期限は過ぎてしまい、もう止めることはできない」とマイケルはトラーに語りかけます。「人間は、ずっと生きる意味を問いかけてきた。でもメアリーのお腹の中で育っているのは命だ。これは君だけの問題じゃない」と必死に説得を始めるトラー。「私の父も私も従軍牧師で、私は息子にもそれを勧めた。妻は強く反対していたが、息子は結局入隊することになった。そして6カ月後、彼はイラクで死んだ。私は戦争に息子を送り込み、彼を殺したんだ。妻は私のもとを離れ、私は軍を辞めた。行き場がなくて困っていたところをアバンダント・ライフ教会の牧師に助けられ、ファースト・リフォームド教会の牧師になった。マイケル、約束する。君が子どもをこの世に産み落とすことにどれだけ絶望してようとも、それは子どもをこの世から奪い去ることの絶望とは比べものにならない」と自分自身の辛い体験を通して命の大切さを語ります。しかしながら教会に戻ったトラーは、これで良かったのかと思い悩みます。心の底ではマイケルに共感し、自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいるのでした。一方、トラーは、ジェファーズ牧師とともに教会の250年式典の準備に追われていました。用を足すと尿は血の色で体調も思わしくありません。病院で検査を受けると病名は、癌でした。ある日、メアリーから突然携帯に連絡があります。「すぐにきて。いますぐに」メアリーの家を訪れるとガレージに案内されました。「電池のストックを探していて偶然これを見つけてしまったの。マイケルがガレージで何か作っていると思ったら……」それは、爆弾を装着した自爆テロのためのベストでした。「このままにしていてはまずい。とりあえず私が持ち帰る」警察には通報しないと約束し、トラーは教会に戻りました。そんななか、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知るのです。本当の正義とは一体何なのか?トラーの心は徐々に揺らぎ始め、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいくのでした…!■映画『魂のゆくえ』作品紹介映画『魂のゆくえ』2019年4月12日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!公式サイト:原題:『First Reformed』監督・脚本:ポール・シュレイダー製作:クリスティーン・ベイコン、ダビド・イノホサ、フランク・マーレイ、 ジャック・バインダー、グレッグ・クラーク、ヴィクトリア・ヒル、 ゲイリー・ハミルトン、ディーパック・シッカ製作総指揮:ブライアン・ベックマン、フィリップ・バージン、ブルック・リンドン=スタンフォード、 マーティン・マッケイブ、ルカ・スカリージ、ミック・サウスワース、イン・イェ撮影:アレクサンダー・ディナン編集:ベンジャミン・ロドリゲスJR.美術:グレース・ユン衣装:オルガ・ミル音楽:ラストモード製作年:2018年製作国:アメリカ・イギリス・オーストラリア合作上映時間:113分映倫区分:G字幕:亀谷奈美字幕監修:森本あんり提供:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン配給:トランスフォーマー© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved■映画『魂のゆくえ』キャストイーサン・ホーク=トラー牧師アマンダ・セイフライド=メアリーセドリック・カーン=ジェファーズビクトリア・ヒル=エスターフィリップ・エッティンガー=マイケル【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年04月21日ティモシー・シャラメと並ぶ若き実力派ルーカス・ヘッジズを主演に、その両親役でニコール・キッドマン、ラッセル・クロウというアカデミー賞俳優が脇を固める『ある少年の告白』。自らが同性愛者であることに気づいたある少年が、両親の勧めで同性愛を“治す”矯正セラピーに参加する、という衝撃の実話を元にした本作は、俳優でもあるジョエル・エドガートンのメガホンにより、自分を受け入れ“ありのままでいること”の大切さや、親子の絆を再発見するまでを描き、豪華キャストたちの真骨頂ともいえる演技を目にすることができる。そんな彼らが過去に紡いできた、本作につながる家族の愛を描いた出演作を紹介する。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』弱冠20歳でアカデミー賞ノミネート!ルーカス・ヘッジズアメリカ・ボストン郊外で便利屋として暮らしていた主人公リーが、兄の死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、親を亡くした16歳の甥パトリックの後見人となることに戸惑いながらも、過去の悲劇と向き合っていくヒューマンドラマ。大切な人を亡くした喪失感や悲しみとの向き合い方、家族のあり方を描き、第89回アカデミー賞では作品賞など6部門にノミネート。監督ケネス・ロナーガンが脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞した。パトリックを演じたルーカスも、その見事な演技でその名を一躍世に知らしめ、弱冠20歳にしてオスカー候補に。主人公の元妻役にミシェル・ウィリアムス、プロデューサーにはマット・デイモン。彼らと仕事ができることに、喜びのあまり叫んでいたというルーカス。彼の役者人生の中で貴重な経験となり、転機となった作品をぜひ。『スリー・ビルボード』母の思いを受け止める…成長したルーカスが多感な青年を熱演第90回アカデミー賞では、孤独に奮闘する母親・ミルドレッドを演じたフランシス・マクドーマンドが主演女優賞、差別主義の警察官を演じたサム・ロックウェルが助演男優賞と2部門を獲得。何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な3枚の広告看板を設置する。それを快く思わない警察や住民といさかいが絶えなくなり、事態は思わぬ方向へ...。母親の身勝手ともいえる行動に傷つき、口喧嘩をしながらも、姉を失い、母親を理解しようと苦悩する息子・ロビーを、ルーカスが抑えた演技で熱演。複雑な感情を抱える青年を演じたルーカスは、『ある少年の告白』でさらに磨きのかかった演技を見せる。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』家族のかたちとは…ニコール・キッドマンが母として魅せる演技インドで迷子になった5歳の少年サルーが、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、『キャロル』のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。サルーを養子として引き取る母親をニコールが演じ、『ある少年の告白』同様、モデルとなった人物の体形や歩き方まで再現する、こだわり抜いた演技を披露。育て親として深い愛情を注ぐ母親を熱演したニコールは、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。彼女の母親としての芯の強さ、子どもを支える愛の深さは、『ある少年の告白』へも生かされており、各界から高い評価を得ている。『パパが遺した物語』優れた脚本にラッセル・クロウも涙!家族の無償の愛を描く感動作『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ニューヨークを舞台に父と娘の絆を描いた。事故で妻を失った小説家のジェイクが幼い娘との愛しい日々を綴った遺作と、成長した娘をめぐる、喪失と愛の物語が感動を呼んだ。『レ・ミゼラブル』で共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが父娘役に。脚本を読んで涙があふれたというラッセルは、当時のインタビューで「自分の仕事にルールを設けていて、感動しなければ絶対に引き受けない」と答えている。最新出演作『ある少年の告白』ではそうした物語の力強さに加え、エドガートン監督との仕事に惹かれて出演を即決。同作ではルーカス演じる主人公の父親に扮し、彼が放つラストの台詞にこらえきれず涙する人が続出。ラッセルだからこそ演じることができた、父の姿は必見!『Mommy/マミー』奇才グザヴィエ・ドランが贈る!母と息子の不器用な愛の物語世界中から熱視線を浴びるグザヴィエ・ドランの監督第5作。第64回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの『さらば、愛の言葉よ』と並んで審査員特別賞を受賞した。主人公は15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーヴはADHD(注意欠如・多動症)のため、普段は純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な言動を抑えられなくなる。あるとき、隣家に住む女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れ...。人間の本質に焦点を当て、一貫して母と息子のテーマを撮り続けるドラン。彼にしか表現できない人物描写は映画界から高い評価を得ている。また、子役から活動してきた彼は『ある少年の告白』では俳優として参加、同性愛者であることを公表している彼の発するセリフの1つ1つは“完璧な人間はいないからこそ、他人を理解すること”の大切さを、表現者として教えてくれる。ぜひスクリーンで、彼の久々の演技を堪能してみて。『ある少年の告白』は4月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある少年の告白 2019年4月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開Ⓒ2018 UNERASED FILM, INC.
2019年03月31日人気アニメシリーズ「スクービー・ドゥー」の映画『Scoob』(原題)で、ザック・エフロンとアマンダ・セイフライドが声優を務めることになったという。「Varitey」誌が伝えた。1969年からアメリカで放送されている「スクービー・ドゥー」は、不思議な事件を解決しながら旅をする、4人のティーンの男女と臆病な大型犬スクービー・ドゥーの物語。2002年には実写版の映画が製作され、マシュー・リラードがスクービー・ドゥーの飼い主のシャギー、フレディ・プリンゼ・ジュニアがイケメンリーダーのフレッド、サラ・ミシェル・ゲラーが裕福な家庭出身の美人なダフネ、リンダ・カーデリーニが頭脳明晰のメガネっ子ヴェルマを演じた。2020年5月15日全米公開予定の『Scoob』では、ザックがシャギー、アマンダがダフネを演じることに。また、先月、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のウィル・フォーテがシャギー、「ジェーン・ザ・ヴァージン」のジーナ・ロドリゲスがヴェルマを演じることが報じられた。『Scoob』では「スクービー・ドゥー」のキャラクターだけでなく、原作者のハンナ・バルベラが手掛けたほかのアニメシリーズのキャラクターたちも登場。チームを組んで助け合い、敵のディック・ダスタードリーから世界を守るというストーリーになるそうだ。監督は「トムとジェリー」シリーズのトニー・サーヴォン。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバスらがプロデューサーに決定している。(Hiromi Kaku)
2019年03月25日イーサン・ホーク主演、巨匠ポール・シュレイダー監督による『魂のゆくえ』。本年度アカデミー賞脚本賞にノミネートされている問題作から、予告編とポスタービジュアルが公開された。本作は、戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自らの所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らいでいく様子を衝撃的に描く問題作。聖職者でありながら内なる葛藤を抱える主人公トラー牧師を実力派俳優イーサン・ホークが熱演。ヴェネチア国際映画祭でお披露目された本作は、ポール・シュレイダー最高傑作と評されて批評家から絶賛を浴び、アメリカでは気鋭の配給会社「A24」による公開でスマッシュヒットとなった。この度、解禁された予告編は、美しくも物悲しい愛国歌「リパブリック讃歌」を背景に、イーサンが演じる牧師トラーが、息子をイラク戦争で失った過去を打ち明ける場面から始まる。その死によって彼は傷つき、自分を苛み続けているのだ。そんな中、礼拝で出会った女性信徒メアリー(アマンダ・セイフライド)の夫マイケルが、トラーに問いかける。「2050年の地球はどうなっていると思う?俺たちが生きているうちに最悪な時代が来るんだ」。次第にメアリーと心を通わせていくトラー。しかし、彼が自らの教会「ファースト・リフォームド」の運営に意見すると、上層部から「立場をわきまえろ」と一蹴されてしまう。ほどなくして、メアリーに耐え難い不幸が訪れる。トラーは「誰かが行動しなければいけない!」と声を張り上げ、祈りにも似た叫びが、次第にトラーを駆り立てていく。「神の意思だと思って割り切れ」と助言する司祭に背くように、トラーはある決心をする――。同時に発表されたポスタービジュアルでは、黒い背景に浮かぶトラーの静かなる意志を感じさせる横顔の上を直線状の炎が横切っている。真っ赤に縁取られた輪郭が、燃えているのは多数の木々と教会であることを明らかにしている。その意味とは一体…。イーサン演じる牧師トラーの行動の真意が気にならずにいられない映像とビジュアルに仕上がった。『魂のゆくえ』は4月12日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魂のゆくえ 2019年4月12日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved
2019年02月14日映画『魂のゆくえ』が、2019年4月12日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国の劇場で公開される。構想50年、ポール・シュレイダー渾身の作品監督・脚本は、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ザ・ヤクザ』などの傑作を手がけた脚本家として知られ、『アメリカン・ジゴロ』も監督したポール・シュレイダー。構想50年の末に完成させた『魂のゆくえ』では、戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自分の所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らぎはじめ、諦念と怒りで満ちていく様子を描いていく。トロント映画祭で披露され、”ポール・シュレイダー最高傑作”と評されるなど、批評家からの絶賛に次ぐ絶賛を浴びた渾身作だ。第91回アカデミー賞脚本賞ノミネート第91回アカデミー賞において、脚色賞(ポール・シュレイダー)にノミネート。その他、ゴッサム賞では脚本賞と男優賞を受賞、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは脚本賞受賞、インディペンデント・スピリット賞でも作品賞、監督賞、主演男優賞の3部門にノミネートされている。『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホーク主演聖職者でありながら内なる怒りと葛藤を抱え、やがて狂気の淵に追い込まれていく主人公トラー牧師を熱演するのは、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホーク。そして、『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などのスター女優アマンダ・セイフライドが、主人公を頼る若い女性を演じる。ストーリートラーは、ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師。ある日、トラーは礼拝に来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来に思い悩むあまり、メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知る。必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいる。一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいくのだった…。作品情報映画『魂のゆくえ』公開日:2019年4月12日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開監督・脚本:ポール・シュレイダー出演:イーサン・ホーク、アマンダ・セイフライド、セドリック・カーン配給:トランスフォーマー原題:『First Reformed』
2019年01月26日イーサン・ホークを主演に迎え、『タクシードライバー』の脚本家として知られる巨匠ポール・シュレイダーが構想50年の末に完成させた渾身作にして最高傑作『First Reformed』が、邦題『魂のゆくえ』として4月12日(金)より緊急公開されることが決定した。■ストーリートラーは、ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師。ある日、ミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来を憂うあまり、妊娠中のメアリーの出産に反対していることを知る。必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し、自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいた。一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいく…。戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自分の所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らぎはじめ、諦念と怒りで満ちていく様子を描いた本作。聖職者でありながら内なる怒りと葛藤を抱え、やがて狂気の淵に追い込まれていく主人公トラー牧師を熱演するのはイーサン・ホーク。各地の映画批評家協会賞では、ブラッドリー・クーパーやラミ・マレックなどの有力候補を上回り、最多の男優賞を受賞。今回惜しくもアカデミー賞ノミネートはならなかったものの、高く評価されている。彼を頼る女性メアリーには『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などのスター女優アマンダ・セイフライド。トロント映画祭でお披露目された本作は、「ポール・シュレイダー最高傑作」と評され、批評家からの絶賛に次ぐ絶賛を浴び、アメリカでは気鋭の配給会社「A24」による公開でスマッシュヒット。本年度の賞レースでも大きな話題を集め、ゴッサム賞では作品賞、脚本賞、男優賞の最多3部門でノミネートされ、脚本賞と男優賞を受賞。ナショナル・ボード・オブ・レビューでは脚本賞受賞、ベスト10に選出など、59もの映画賞を受賞し、103ノミネートを達成(1月22日現在)。日本時間1月22日22時すぎに発表されたアカデミー賞のノミネーションでは見事、脚本賞でシュレイダー初のオスカーノミネートを果たしている。『魂のゆくえ』は4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魂のゆくえ 2019年4月12日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved
2019年01月23日映画『アマンダと僕』が、2019年6月22日(土)シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。姉を亡くした青年と姪アマンダの強く結ばれた絆映画『アマンダと僕』の舞台はフランス・パリ。主人公ダヴィッドは、パリに出て来たばかりのレナと出会い、その夏恋に落ちる。恋人ができ、穏やかな日々を送っていたダヴィッドの生活が、ある日を境に壊れていく。ダヴィッドの姉が突然亡くなったのだ。悲しみにくれるダヴィッドのもとに現れたのは、姪のアマンダ。ひとりぼっちになってしまったアマンダの世話をするうちに、ダヴィッドは次第に自分を取り戻していくのだった。第31回東京国際映画祭 東京グラン プリ&最優秀脚本賞の W 受賞作品悲しみから乗り越えようとする青年と少女の心の機微を優しく紡いだ、映画『アマンダと僕』は、第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でマジックランタン賞を受賞し、第31回東京国際映画祭 東京グランプリ&最優秀脚本賞を受賞。青年と少女、ふたりの強く結ばれた絆に「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」と称賛する声もあがっている。演技初挑戦のイゾール・ミュルトリエがアマンダ役に主人公のダヴィッド役には、フランスで主演作の出演が続いている、若手俳優ヴァンサン・ラコスト、恋人役には『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティンが選ばれた。そして、物語のキーマンとなるアマンダ役には、今作が初の演技経験であるイゾール・ミュルトリエが抜擢されている。【作品情報】映画『アマンダと僕』公開日:2019年6月22日(土)シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開監督・脚本:ミカエル・アース共同脚本:モード・アムリーヌ撮影監督:セバスチャン・ブシュマン音楽:アントン・サンコ出演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレー、ジョナタン・コーエン、グレタ・スカッキ原題:AMANDA
2018年12月31日◼︎前作『マンマ・ミーア!』とは?DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、全世界で異例のロングランとなった舞台を2008年に映画化し、当時のミュージカル映画の興行収入記録を塗り替えた『マンマ・ミーア!』の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』です。前作では、ギリシャのカロカイリ島を舞台に、小さなリゾートホテルを経営するシングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)と、その娘ソフィ(アマンダ・セイフライド)を主人公に、ソフィの結婚式前日から当日までが描かれました。「結婚式でパパとヴァージンロードを歩く!」という夢を叶えるために、ドナの日記をこっそり読んで自分の父親の可能性のあるハリー(コリン・ファース)とビル(ステラン・スカルスガルド)とサム(ピアース・ブロスナン)の3人に結婚式の招待状を送ったソフィ。元カレたちとの再会にママのドナも大パニックで……!というのが前作までのストーリーです。続編となる本作では、その10年後のソフィと、大学を卒業したばかりの若き日のドナと3人のパパの間に本当は何があったのかが描かれます!◼︎『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のストーリーエーゲ海に浮かぶ、ギリシャのカロカイリ島。ソフィ(アマンダ・セイフライド)は、母・ドナ(メリル・ストリープ)との夢だったホテルのオープニングパーティーの準備に駆け回っていた。母との夢を叶えたソフィだったが、NYでホテルビジネスを学んでいるソフィの夫・スカイとの間にはかつてない危機が訪れていた。スカイが、NYで働かないかと誘われたのだ。そんな中、自分が妊娠していることに気づいたソフィは、思わずひとりで自分を身ごもった若き日の母に思いをはせるのだった。時はさかのぼりーー。オックスフォード大学を卒業したばかりの若き日のドナ(リリー・ジェームズ)は、自分を見つけるために広い世界へと旅立つことを決意する。親友のロージーとターニャに見送られ、まずはパリへと飛び立ったドナは、宿泊先のホテルで若き日のハリーと、ギリシャのカロカイリ島で若き日のビルとサムと出会ったのだった。そして現在ーー。ホテルのオープニングパーティーに駆けつけた母の親友、ロージーとターニャにホテルの見どころを案内していたソフィだったが、突然、島を嵐が襲う。果たしてソフィはパーティーを成功させることができるのか?そしてスカイとの愛の行方は……?◼︎若き日のドナと、3人のパパとの恋模様に注目!前作のファンにとって嬉しいのは、何と言っても若き日のドナと、サム・ハリー・ビルの3人との間に本当は何があったのかが、描かれることでしょう。父親の経営する銀行を継ぐために訪れたパリの宿泊先でドナと出会った、エリートのハリー。ギリシャのカロカイリ島へのフェリーに乗り遅れてしまったドナをヨットに乗せた、遊び人のビル。カロカイリ島で突然激しい嵐に襲われ、助けを求めて飛び出したドナと出会った、建築家のサム。果たして、ドナと彼ら3人の間にはどんなドラマがあったのでしょうか?◼︎若き日ドナを演じるリリー・ジェームズが可愛い!本作で、その可憐な魅力を爆発させているのが、映画『シンデレラ』で一躍若手スターの仲間入りを果たしたリリー・ジェームズです。歌って踊るリリー自身のその可愛さはもちろんのこと、リリーが身につける衣装の可愛さも見逃せません!「マンマ・ミーア」「SOS」「ダンシング・クイーン」など、ABBAの名曲に彩られた本作。観るものすべてを最高にハッピーにしてくれるミュージカル映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は、8/24(金)より公開です!ぜひ劇場の大スクリーンでチェックしてみてくださいね!◼︎『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』公開情報『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』8月24日(金)全国ロードショー脚本・監督:オル・パーカー出演:アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、リリー・ジェームズ、メリル・ストリープ配給:東宝東和上映時間:114分公式サイト:© 2018 Universal Pictures. All rights reserved.
2018年08月26日「ABBA」のヒット曲で構成された大ヒット映画『マンマ・ミーア!』の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が本日より公開。この度、本作に出演するアマンダ・セイフライドとリリー・ジェームズのインタビューコメントがシネマカフェに到着した。前作から10年――。今作では、オリジナルキャストの登場に加え、いまをときめく新たな俳優陣も登場し、ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、ドナ(メリル・ストリープ)と3人のパパ候補との出会いを“現代と過去”を行き来しながら描いていく。『マンマ・ミーア!』の続編でもあり、同時に前編にもなっている作品だ。今回インタビューに応じたリリーが演じるのは、 メリル・ストリープ演じるドナの若き時代。そしてアマンダは、前作と同様その娘・ソフィを演じている。A・セイフライド&L・ジェームズ、早くも次作に意欲的!“母娘”役を演じた彼女たちだが、今作は現代パートと過去パートに分かれて撮影が行われたため、共演シーンはほとんど無かったそう。だが、リリーは「私たち2人の物語は交わらなかったけど、クロアチアでの6週間にわたる撮影中、ありがたいことにキャスト全員と現場を共にできたの。だから現場では一緒に時間を過ごすことができた。とても素敵な時間だった」とふり返り、アマンダは「もし3作目を作ることができたら素敵ねって、さっき2人で話していたの。それぞれのキャラクターを再び演じて、また一緒に楽しい時間を過ごしたいねって」と明かし、さらなる続編へ意欲を見せている。大女優、メリル・ストリープの若き時代を演じることにプレッシャー…前作でメリルが演じたドナの青春時代という大役に、リリーは「もともと1作目の大ファンだったから、とにかく信じられないくらい大喜びしたわ。その直後、当然だけど不安が募ってきた。なにしろ、メリル・ストリープが見事に作り上げたキャラクターだから、きちんと演じることができるかどうかという不安に襲われたの」と喜びと同時に不安もあったのだとか。でも、「とにかく全力でぶつかっていこう、と希望を捨てなかったわ」と話しており、メリル自身も素晴らしかったと絶賛するほど、その歌唱力とパワフルな演技を劇中で見せつけている。前作がアマンダの人生を変えた!?前作では、アマンダもまたリリーと同じく厳しいオーディションを勝ち抜きソフィ役を射止めた。「もともとミュージカル版の大ファンで、とにかく役を得たくて仕方なかった」と話すアマンダは、「だからこそ、心を込めてパフォーマンスをして、ソフィになり切ったわ。頭から飛び込んでいった感じだった。かけがえのない、滅多にない体験だった。たった1つのプロジェクトを通して、人生を変えるような体験ができるなんてね」とシリーズに出演出来たことを心から喜んでいる。そして、「1作目がその後の多くのチャンスに繋がった」と言うアマンダ。「だから、こうして作品に戻ってきて、リリーとこうして座って続編について語っていること自体が、いまだに信じられない」と熱く語っている。四つ葉のクローバーをプレゼント「ABBA」とのエピソード明かすクランクイン前に行われたストックホルムでのレコーディング作業について、リリーは「とにかく夢のような体験だったわ。(「ABBA」の)ベニーとビョルンはとても心が広くて、音楽を惜しみなく共有してくれるし、私たちを信頼してくれる」とふり返り、アマンダは「私がこれまでの人生で発見した四つ葉のクローバーは、たった2つだけなんだけど、その2つを見つけたのはスタジオの目の前の芝生なの。それで1つをベニーに、1つは自分で取っておいて、ラミネート加工したの。すごいでしょ?」とエピソードも披露した。続編の見どころについてアマンダは、「1作目を超えることなんてできない、とずっと思っていたけど、実際、より素晴らしい作品ができたわ」と自信を見せ、リリーも「ストーリーはとても美しく、楽しくて、同時にパワフルなの。女性のパワー、母性、強い独立心などが美しく描かれている。素晴らしいストーリーだわ。音楽と島の魔法と相まって、ストーリーが生き生きと花開くの」と語っている。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年08月24日