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ISに恐れられた女性だけの特殊部隊の戦いを、実話を基に描く『Sisters in Arms』(英題)が邦題『レッド・スネイク』として4月9日(金)より待望の日本公開決定。併せて、予告映像ならびに日本版アートワークが解禁された。本作の脚本・監督は、フランス・パリの風刺週刊新聞「シャルリー・エブド」に寄稿していたライターでもあるカロリーヌ・フレスト。2015年1月7日、同紙編集部にイスラム過激派テロリストが襲撃し、風刺漫画家や記者ら合わせて12人を殺害した。フレストは「シャルリー・エブド襲撃事件」で同僚を失った経験から、長編劇映画の初監督作品として女性問題と過激派に関するテーマを選んだ。主演の女性特殊部隊に加わることになるザラには、両親がクルド人であり、父親はクルド人の大義のために戦った著名なジャーナリストでもあるディラン・グウィンを抜擢。さらに、『君の名前で僕を呼んで』でティモシー・シャラメ演じるエリオの母を演じていたイギリス出身のアミラ・カサールがチーフ役で存在感を発揮、イタリア出身のマヤ・サンサ、ポップシンガーとしても活躍するアルジェリア系フランス人のカメリア・ジョルダナ、『君の名前で僕を呼んで』でエリオに思いを寄せるマルシア役が記憶に新しいエステール・ガレルなど各国の名だたる女優たちを起用。予告映像では、特殊部隊「蛇の旅団」の壮絶なまでの戦いぶりが映し出され、「女性が立ち上がると 歴史から消される 社会からも消される 家に帰され 奴隷になる」という印象的なセリフで締めくくられている。その後に続く言葉にも注目だ。あらすじISがイラク西部の少数派ヤジディ教徒の村を襲った。ザラは父親を殺され、弟と生き別れ、自身は奴隷としてISのメンバーに売られてしまう。クルド人を支援している連合軍には、様々な国の女性だけで構成される特殊部隊「蛇の旅団」があった。ISでは“女性に殺されると天国に行けない”と信じているため、女性だけの部隊は恐れられていたのだ。ISのメンバーの元から逃げ出し、「蛇の旅団」に救われたザラは武器を取ることを選び、部隊に加わり兵士になるための厳しい訓練を受ける。訓練を終え、コードネームを「レッド・スネイク」としたザラは“姉妹たち”と共に前線へと赴く――。『レッド・スネイク』は4月9日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レッド・スネイク 2021年4月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2019 Place du Marché Productions – Kador – Davis Films – Délice Movie – Eagle Pictures – France 2 Cinéma
2021年03月04日◼︎17歳と24歳の青年の、初めての、忘れられない恋本日、みなさんに満を持しておすすめしたいのは、本年度アカデミー作品賞にもノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』です。80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳の少年エリオと24歳の青年オリヴァーの、初めての……そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描きます。惜しくも受賞とはなりませんでしたが、個人的には本作か『ファントム・スレッド』(5月26日土曜日公開)のどちらかにアカデミー作品賞をあげたい!と思ったほど、素晴らしい作品でした。男性同士の恋を描いた作品ですが、途中から性別のことなどは忘れ、誰もが胸の中にある初恋の切なさを思い出すことのできる本作。タイトルにある『君の名前で僕を呼んで』の意味が明らかになるとき、きっとこの作品は、あなたの心にいつまでも残り、宝石のように輝き続ける作品となることでしょう。◼︎『君の名前で僕を呼んで』のストーリー17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、毎年夏になると両親とともに北イタリアを訪れて、17世紀に建てられたヴィラでひと夏を過ごしていた。「自然に恵まれた環境の中で高い教養に触れさせたい」という考えを持つ両親によって育てられたエリオは、ヴィラでクラシック音楽を編曲したり、ピアノやギターを演奏したり、読書をしたり……ときには夜遊びもしたりしながら過ごすのだった。そんなある日、大学教授でギリシア=ローマの美術史学を専門にしている父のもとに、博士課程に在学中の24歳の大学院生・オリヴァー(アーミー・ハマー)がやってくる。エリオの父は、毎年自分の研究を手伝ってくれるインターンを迎え、ヴィラで一緒にひと夏を過ごさせるのだった。アメリカからやってきたオリヴァーが使うのは、エリオの部屋と共用のバスルームで繋がっている隣の部屋。これまでのインターン生よりも知的で、振る舞いも自信にあふれているように見えるオリヴァー。エリオはそんな彼が最初は気に入らなかった。だが、一緒に時間を過ごすうちに、ふたりの関係に変化が訪れる。引きつけあったり、反発したりするふたりだったが、ある日自転車で出かけた街で、エリオはついにオリヴァーに想いを告げ……。◼︎今ハリウッドがもっとも期待する俳優、ティモシー・シャラメに大注目!17歳の主人公・エリオを演じたのは、期待の新星ティモシー・シャラメ(22歳)です。姉が女優、叔父が映画監督、そして祖父は脚本家という芸能一家に生まれたシャラメは、幼い頃から演技や舞台に親しみ、2014年にスクリーンデビューしました。人気・実力ともに「ミレニアル世代のレオナルド・ディカプリオ」と呼ばれ、今ハリウッドがもっとも期待する俳優として注目を集めています。映画『インターステラー』で、マシュー・マコノヒーの息子トムを演じ、強い印象を残していたシャラメ。本作で本年度のアカデミー主演男優賞にノミネートされ、惜しくも受賞は逃したものの、史上最年少でのオスカー受賞となるか⁉と話題を集めました。また、本作と並んでアカデミー作品賞にもノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督作品『レディ・バード』(6月1日金曜日公開)でも重要な役どころで出演しており、今後の活躍からも目が離せません!◼︎オリヴァー(アーミー・ハマー)とエリオの父(マイケル・スタールバーグ)も必見!オリヴァー役を演じた、現在31歳のアーミー・ハマーにも注目です。曾祖父は石油王、父は大会社のCEOとして知られるハマーは、幼い頃から演技が好きで、高校生のときに両親に反対されながらも俳優の道に進みました。『ソーシャル・ネットワーク』では、双子のウィンクルボス兄弟を演じて高い評価を受けたハマーが、本作でもとてつもないチャーミングさを発揮します。また、エリオの父パールマン教授を演じたベテラン俳優マイケル・スタールバーグの演技も圧巻。エンディング近くで、父としてエリオに話しかけるシーンは、涙なくして見ることができません。本作のクライマックスでは、なんと3分半にも及びシャラメ演じるエリオの表情を写し続けたラストショットがあります。「ルカ(監督)の指示でやったテイクにすごく満足しているよ。あの瞬間にエリオが感じるすべてがあって、僕にとて一番真実味があると思えたんだ。」と、シャラメが語るこのシーンに、心を揺り動かされない人はいないのではないかと思うほど。まるで宝物のように心にずっとしまっておきたくなるような傑作『君の名前で僕を呼んで』。あまりに美しく、あまりに切ない本作を、スクリーンで味わえる機会をぜひお楽しみください。◼︎『君の名前で僕を呼んで』公開情報『君の名前で僕を呼んで』4/27(金)、TOHOシネマズ シャンテ 他全国ロードショー監督:ルカ・グァダニーノ出演:アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール配給:ファントムフィルム提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム上映時間:132分公式サイト:©Frenesy, La Cinefacture
2018年04月27日痛みを葬らず、感じた歓びも忘れず©Frenesy, La Cinefacture 1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会います。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていくのでした。 眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたり、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきてー。 激しいセクシュアリティの描写 ©Frenesy, La Cinefacture出版とともに絶賛されたアンドレ・アシマンによる『君の名前で僕を呼んで』は、精神的にもセクシャリティの面においても、成長の真っ只中にある若者が持つ焦燥感を描き、まるで若者の心の中を映しだす窓のような小説です。そんな同名原作を脚色したのは、映画史にも残る『日の名残り』の名匠ジェームズ・アイヴォリー。彼の手腕により新しく生まれ変わった本作品は、20年後も続いている原作の結末とは異なりますが、エリオとオリヴァーの恋愛関係が忠実に描写されています。物語において2人は結びつくものの、幾度となく進展・後退を繰り返し、その部分に焦点を当てることで、ゆっくりと関係を構築しながら、観客の期待感を高めていきます。そして、貪るように互いを求めながら、優しくことを運んでいく官能的なシーンは、ただの行為ではなくキャラクターとしての振舞いが反映され、互いが惹かれ合っていく必然性としての描写です。 ずっと記憶していたいラストショット ©Frenesy, La Cinefacture 本作品で主人公である17歳のエリオを演じるのは、本作品が初主演のティモシー・シャラメ。そして、エリオと恋に落ちるオリヴァーには、複雑な感情を繊細な演技力で魅せてくれたアーミー・ハマー。ティモシー・シャラメは弱冠22歳でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、今やレオナルド・ディカプリオ以来となる、”実力と人気を兼ね備えた才能”とセンセーションを巻き起こしています。その表情だけを描き続ける、かつてない3分30秒にも及ぶ長回し…そのラストショットを見終えた時、心を振り動かされない人はいないでしょう。 1980年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年たちの生涯忘れられない、恋の痛みと歓びを描いた『君の名前で僕を呼んで』。誰もが胸の中にある柔らかい場所を思い出すような傑作。是非劇場に足を運んでお楽しみください。 【情報】君の名前で僕を呼んで2018年4月27日(金) TOHO シネマズシャンテ 他 全国ロードショー監督:ルカ・グァダニーノ脚色:ジェームズ・アイヴォリー出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか原題:Call Me By Your Name配給:ファントム・フィルム
2018年04月20日世界各地の映画賞を多数受賞し、アカデミー賞4部門にノミネート、見事「脚色賞」を受賞した映画『君の名前で僕を呼んで』。先日、人気声優の入野自由と津田健次郎を迎えた吹き替え版の上映決定が発表されたが、このほどその吹き替え版予告編が解禁。なお、ナレーションは字幕版予告と同様に人気実力派声優の櫻井孝宏が務めた。80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた本作。吹き替え版では、ティモシー・シャラメ扮する17歳のエリオを入野さん、アーミー・ハマー扮する24歳のオリヴァーを津田さんが担当。そのほか、星野充昭(パールマン教授/マイケル・スタールバーグ)、沢海陽子(アネラ/アミラ・カサール)、下山田綾華(マルシア/エステール・ガレル)、櫻庭有紗(キアラ/ヴィクトワール・デュボワ)、伊沢磨紀(マファルダ/バンダ・カプリオロ)らも参加している。今回到着した吹き替え版予告では、すでに公開されている本作の字幕版予告編と同様、声優・櫻井孝宏(「おそ松さん」「亜人」など)のナレーションで進められていく。映像では、エリオと彼の父の研究を手伝いにきたオリヴァーの出会いからスタートし、2人の揺れ動く感情とその魅力を盛り込んだ内容に。瑞々しさ溢れる2人に、入野さんと津田さんの美声が加わり、新たな魅力が感じられる予告編となっている。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年04月17日“ディカプリオ以来の才能”といわれ、第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされているティモシー・シャラメと『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーの共演で贈る『君の名前で僕を呼んで』。このほど、同・歌曲賞(主題歌)賞にもノミネートされている「ミステリー・オブ・ラブ」が彩る、切なくも美しい日本オリジナル予告編が公開された。日本時間3月5日に発表されるアカデミー賞にて作品賞・主演男優賞・脚色賞・歌曲賞の4部門にノミネートされている本作。17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを脚本に紡いだのは、『モーリス』や『眺めのいい部屋』『日の名残り』といった名作を生み出してきた現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。もし脚色賞を受賞すれば最年長での受賞となる。このたび完成した日本オリジナル予告編は、北イタリアの避暑地を舞台に17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)と、エリオの父(マイケル・スタールバーグ)の研究を手伝いにきた24歳のオリヴァー(アーミー・ハマー)の出会いから始まる。先に公開されていた海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、2人の細やかな感情の動きや、ティモシーとアーミー、2人の俳優の魅力をさらにプラス。母親(アミラ・カサール)に「オリヴァーのことが好きでしょ」と言われ、クルクルと回るエリオの瑞々しさや、まばゆい光の下の恋の喜びだけでなく、夜のとばりの中でやがて感じる恋の痛みの予感も描かれていく。そして映像のラストには、ベッドに横たわり、愛おしげに見つめ合う2人に「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ」とオリヴァーの声が重なり、この邦題に込められた切なさが炸裂。世代も、性別も関係なく、誰もが経験したことのある恋の痛みと喜びを思い出させてくれる映像に仕上がっている。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年02月28日映画『君の名前で僕を呼んで』が、2018年4月27日(金)にTOHOシネマズシャンテほか全国の劇場で公開される。君の名前で僕を呼んで - 対照的な青年2人が経験する、眩しき一夏の恋何ひとつ忘れない1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、海で泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたりだが、夏の終わりとともにオリヴァーの去る日が近づいてくる。アンドレ・アシマンの小説を原案に『君の名前で僕を呼んで』の原案は、アンドレ・アシマンによる同名の小説。これをジェームズ・アイヴォリーとルカ・グァダニーノが脚色したものが脚本として採用された。小説には多数の性描写があるが、映画の中では露骨な性描写は省かれている。これについて監督のルカ・グァダニーノは、米ウェブサイト「THE Hollywood REPORTER」のインタビューにおいて「原案の性描写は、僕が映画の中に求める雰囲気と異なっていた」と同時に「感情の流れに身を任せ、“初恋の甘酸っぱさ”を感じて欲しいのです」と、その理由を語っている。新星ティモシー・シャラメ&アーミー・ハマーが主演エリオ役を務めるのは、映画『インターステラー』でケイシー・アフレック演じるトム・クーパーの幼少期を演じたアメリカの新星、ティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』で映画初主演となるティモシー・シャラメは、ニューヨーク、ロサンゼルスを始め、全米各地の映画批評家協会賞で数多くの主演男優賞や新人賞を受賞。さらにアカデミー主演男優賞にノミネートされた。そして年上のオリヴァー役を、映画『ソーシャル・ネットワーク』などで知られるアーミー・ハマーが演じる。ジェームズ・アイヴォリーがアカデミー賞脚色賞を受賞ロサンゼルス映画批評家協会賞にて作品賞・監督賞・主演男優賞(ティモシー・シャラメ)と3冠を受賞。そのほか、ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードでも作品賞、ブレイクスルー俳優賞(ティモシー・シャラメ)を受賞するなど賞レースを席捲。現在のところ、217部門ノミネートされ、71部門で受賞を果たしている。アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)、歌曲賞(「ミステリー・オブ・ラブ」-作詞・作曲スフィアン・スティーヴンス)にノミネートされ脚色賞を受賞した。脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーは『眺めのいい部屋』やカズオ・イシグロ原作を映画化した『日の名残り』などを監督したことで知られる監督&脚本家。『モーリス』ではヴェネツィア映画祭の監督賞を受賞した巨匠だ。彼は現在89歳。アカデミー史上最年長受賞記録を更新した。11月24日に北米公開を迎えると、2017年のアカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』の同期間の興行成績を抜き去ったほか、『スポットライト』『それでも夜は明ける』など、歴代アカデミー賞作品賞を受賞した近年の作品の興行成績も上回るなど、記録的なヒットを記録。日本語吹き替え版に、入野自由&津田健次郎日本語吹き替え版の上映を要望する声が高まったことを受け、当初予定になかった吹き替え版上映が決定。ティモシー・シャラメ演じる主人公・エリオを担当するのは、人気アニメ「おそ松さん」や映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで活躍する入野自由。17歳のエリオを瑞々しく演じながら、繊細な心の揺れや痛みを切なく切り取る。また、アーミー・ハマー演じる24歳の大学院生オリヴァー役には、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンをはじめ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ブラックパンサー』などで注目を集める津田健次郎が起用された。作品情報『君の名前で僕を呼んで』公開日:2018年4月27日(金) TOHO シネマズシャンテ 他 全国ロードショー監督:ルカ・グァダニーノ脚色:ジェームズ・アイヴォリー出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか原題:Call Me By Your Name配給:ファントム・フィルム
2017年12月02日映画『グッバイ、レーニン!』で知られるヴォルフガング・ベッカーが監督・脚本を務める映画『僕とカミンスキー』が、2017年4月29日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場で順次公開される。東西ドイツ統合という歴史的な一大事を背景に、社会の激変に翻弄される庶民の姿を哀歓豊かに描いた映画『グッバイ、レーニン!』(03)。公開当時のドイツにおける歴代興収記録を塗りかえ、ベルリン国際映画祭やヨーロッパ映画賞ほかで数多くの賞に輝いたこの家族ドラマは、日本でも多くの観客の笑いと涙を誘ってヒットを記録した。この『グッバイ、レーニン!』で愛する母親のために“優しい嘘”をつき続ける主人公アレックスを好演した主演俳優ダニエル・ブリュールは、その後ハリウッドに進出して国際派のスター俳優へと成長。そしてブリュールが出世作『グッバイ、レーニン!』のヴォルフガング・ベッカー監督と12年ぶりに組んだ本作『僕とカミンスキーの旅』は、世代も境遇もまったく異なる31歳の青年と85歳の老人が織りなす奇想天外なロードムービーだ。高慢で崖っぷちの美術評論家ゼバスティアンを演じるのが、そのダニエル・ブリュール。美術史にその名を刻んだ“盲目の画家”で、年老いた見た目からは想像もできない破天荒さでゼバスティアンを振り回すカミンスキー役には、『007』シリーズのMrホワイト役で知られるイェスパー・クリステンセン。そして主人公たちの旅に割り込むホームレス役をドニ・ラヴァンが演じる。本作の最大のポイントは、主人公ふたりの型破りなキャラクターだろう。他人の迷惑を顧みないエゴイストで、行き当たりばったりの突撃取材を行うゼバスティアンと、美術史にその名を刻んだカリスマであり、病弱な見た目からは想像もできないしたたかさで相手を振り回すカミンスキー。そんな彼らがスイス、フランス、ドイツ、ベルギーの雄大かつ美しい風景をバックにドタバタ続きの珍道中を繰り広げ、摩訶不思議な友情で結ばれていくドラマは、異色のバディムービーとしても観る者を魅了してくれそうだ。【作品情報】映画『僕とカミンスキーの旅』公開日:2017年4月29日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開監督・脚本:ヴォルフガング・ベッカー原作:「僕とカミンスキー」 ダニエル・ケールマン著(三修社刊)出演:ダニエル・ブリュール、イェスパー・クリステンセン、ドニ・ラヴァン、ジェラルディン・チャップリン、アミラ・カサール原題:ICH UND KAMINSKI© 2015 X Filme Crea>ve Pool GmbH / ED Produc>ons Sprl / WDR / Arte / Potemkino / ARRI MEDIA
2017年04月04日