大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区、社長:上原 茂](以下、当社)は、当社が開発を進めてまいりましたオルリスタット製剤の内臓脂肪減少薬「アライ」について、本日、要指導医薬品として「腹部が太めな方※の内臓脂肪および腹囲の減少(生活習慣改善の取り組みを行っている場合に限る)」の効能・効果で、厚生労働省より製造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします。※腹囲(へその高さ):男性85cm以上、女性90cm以上承認内容の概要「アライ」は、脂肪吸収阻害作用をもつオルリスタットを有効成分とした内臓脂肪減少薬です。オルリスタットは消化管管腔内で脂肪分解酵素であるリパーゼの活性を阻害し、食事由来の脂質の吸収を抑制します(図1)。「アライ」の服用とあわせて食事・運動の改善(生活習慣の改善)を行うことで内臓脂肪が減少し、結果として腹囲の減少へと導くことが期待できます。[図1アライの薬理作用]オルリスタットは、120mgカプセルが医療用医薬品として1997年8月にアルゼンチンで初めて承認され、その後、欧州や米国を中心に100ヵ国以上で承認されています。さらに、医療用医薬品の半分の用量である60mgカプセルが、一般用医薬品として2007年2月に米国で初めて承認され、その後、欧州を中心に70ヵ国以上で承認されています。今回、当社が承認を受けたオルリスタット製剤の内臓脂肪減少薬「アライ」は、日本で医療用医薬品での発売を経ずにOTC医薬品として承認されるダイレクトOTCであり、要指導医薬品としての発売になります。今後、発売に向け準備を開始いたします。発売時期や製品概要等詳細につきましては、準備が整い次第、改めてお知らせいたします。PR_内臓脂肪減少薬「アライ」の製造販売承認取得.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日セクマイが性的に「消費」される社会に怒りを覚えたセクマイ当事者・アライの作家18人が、「セクシュアル・マイノリティ」×「正しい知識」×「ハッピーエンド」をテーマに表現した創作Webアンソロジーを2022年4月1日に公開しました。Webページ: ノーサイレンス「BL(百合)作品はいいけれど、LGBTは気持ち悪い。」そんな声をきいたことがありませんか。13人に1人がセクシュアル・マイノリティというデータがありますが、それは血液型がAB型の人の数と概ね同じくらいと言われています。AB型は少数ではあるかもしれませんが、「存在しない」わけではありません。もし、「AB型は気持ち悪い」という人がいたとしたら、たくさんの人達から批判されるでしょう。にも関わらず、セクシュアル・マイノリティに置き換えたとき、どうして社会は寛容なのでしょうか。同性愛、性同一性障害、アセクシュアル……etc。セクシュアル・マイノリティをテーマにした作品のSNS投稿は、年々増加しております。SNS上で無料で楽しめる漫画やイラストも人気です。しかし、中には当事者への配慮に欠けた作品を発表し、炎上するケースも少なくありません。セクシュアル・マイノリティはフィクションの中の存在ではありません。現実をサバイブする人間です。にも関わらず、無理解による誤解を招く作品は増える一方です。このままではいけないと弱々しく立った代表に、心強い18人の仲間が集いました。これは、反撃の狼煙です。性的に消費されることを強いられるのみならず、誹謗中傷を享受せざるを得ない性的少数者たちの権利を取り戻すための戦いです。怒れる18人による静かな猛攻撃が今、開始します。今は小さな灯火かもしれません。ですが、いずれ誰かを照らす温かな光となることを目指して、私達は戦います。■作品例自分はトランスジェンダーかもしれない。三好柚月は男子校に通いながらも、自分の性に悩んでいた。そんな折、告白されたことをきっかけに同級生の津村奏多と交際を始めたのだが、津村のセクシャリティを確認しそびれてしまった! 津村がゲイなのか、それともトランス女性なのかを見極めるために、あれこれ手を尽くす三好と、そんな三好を一途に思う津村の青春ラブコメディ、「君ロマンティック」(桔乃一三千 作)。男らしさ。女らしさ。男なのに。女なのだから。そんな言葉に与えられた口枷を、振りほどいて自由になっていくふたりを描いた重厚なる漫画、「月明かりとゴミ箱の中に咲く花」(手塚屋 作)。家を飛び出し露頭に迷う翼。持っているのはギター一本。お金だってない。そんな翼に「ちょっとなんか演ってみてよ。」とあやかは微笑んだ。ふたりのギターとピアノの旋律と思いが交差する小説「終着駅にて」(和泉陽 作)。他18編。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月05日LGBT支援団体として活動している、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ。その団体のなかで、唯一 ”アライ” として活動している女性がいます。その女性が、鈴木美樹さん。アライとして活動する思いをうかがいました。LGBT当事者との出会いとNPO法人立ち上げに関わるまで現在、私は化粧品などの流通系コンサル会社を持ち、仕事をしています。そのかたわら、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズでも活動をしています。グッド・エイジング・エールズは、LGBT支援団体。そのなかで、唯一アライとして活動しているのです。アライとは、Ally(同盟、盟友、味方)が語源の言葉。LGBT当事者でなくても、LGBTを応援したり支援を行ったりしている人のことを指します。私がLGBT当事者の方と出会ったのは、新入社員時代のころまでさかのぼります。当時私は百貨店に勤務していました。企画スタッフとして働いており、デザイナーと商品企画をすることもありました。そんなとき、ゲイのデザイナーと出会ったのです。当時は1983年。「ゲイはいないものだ」という風潮さえ流れていたように感じます。彼は、「日本で生活することはできないから海外に行く」と、カミングアウトしてくれたのです。これが最初のLGBT当事者との出会いでした。その後私はニューヨークで仕事をすることになりました。ニューヨークでは、クラブに行くこともありました。そこで出会う友達が、ゲイばかりだったのです。これが第二の出会いです。そしてその後、現在グッド・エイジング・エールズの代表をしている松中権さんと出会ったのです。松中さんはLGBT当事者で、ゲイに当たります。私は13年前に夫を亡くし、夫の後輩だった松中さんと病院で出会ったのです。お葬式、1周忌、と顔を合わせる機会があり、精神的に弱っていた私を松中さんや彼の友だちが支えてくれました。支えてくれた松中さんの友だちにはゲイもいました。時が経ち、松中さんはNPO法人を立ち上げたいのだと打ち明けてくれました。私は今まで支えてくれたことへの感謝もあり、「私にできることがあれば」と参加を希望したのです。当時はアライという言葉もなかった時代。LGBT関係のNPO法人で活動していると、レズビアンだと思われることもありました。でも、そういった周囲の視線は気にならなかったのです。アライの立場だからこそできること。みんなの ”かけ橋” になりたい当事者が、ゲイであることをカミングアウトしてくれたときも、「そういった人もいるよね」という認識でした。根強い差別意識があるなか、いろんな人に、LGBTの存在や当事者のことを正しく知ってほしいというふうに思っていたのです。あるとき、店舗の物件を持っているオーナーから「お店をやらない?」といった話を持ちかけられたことがありました。松中さんにも相談しましたが、結局いったん断ったのです。しかし、少し時が経ってから、松中さんやほかのグッド・エイジング・エールズのメンバーが「LGBT当事者であってもそうでなくてもみんなで笑顔になれる場作りをしたい。そういった場作りのために、カフェを作ることはできないかな?」と相談してきました。当時、LGBT当事者が集う場といえば、新宿二丁目のような夜の世界ばかりでした。昼の世界にも、そういったオープンな場作りができれば、と思ったのです。それからは、いったん断ったカフェの場を借りることに奮闘しました。そこは古い別荘地で、お金持ちのご年配の方が多い地域。LGBTに理解がないかも……と思いました。まずはLGBTについて知ってもらうところからと、説明から入りました。返ってきた言葉は、「その人たちは女装しているの?」。そこで、松中さんたちに会ってもらうことにしたのです。「何でも聞いてください」というスタンスでお話をしたら、松中さんたちとオーナーはひと晩で仲良くなりました。ステキな仲間に囲まれていると感じた瞬間でもありました。さまざまな場面で批判されることがあるかもしれない。トラブルが起きるかもしれない。そんなときは、私が前に出よう。そう決意していました。しかしそれも杞憂に終わりました。ステキな仲間と活動しているからだと思います。もっとアライが増えてほしい。これが私の願いですとある企業では、LGBTは全体の7.6%だと発表されています。当事者が団結しても、8%ほどの力なのです。でも、当事者でない私たちが理解し、アライになれば……。それはもっともっと大きな力になるでしょう。私自身の考えでは、アライはLGBTを ”支援している” とは思っていません。LGBT当事者と同じ目線で、ともに過ごしている。より良い暮らしに向かっている。そう思っているのです。私はこの活動をしていくなかで、たくさんの学びをもらっていると感じています。こういった考えの方も増えたら良いな、と思っています。アライになるためには、何かに所属する必要はありません。本などを読んで、もっと勉強がしたかったら ”アライ会” というものに行くという方法もあります。LGBTを知り、ともに笑顔で暮らしたい、と考える人がひとりでも多く増えてくれれば幸いです。Information認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ(C) kupicoo/Gettyimages(C) RomanBabakin/Gettyimages(C) veerasakpiyawatanakul/Gettyimages
2017年09月14日2013年3月18日、ヒカリエにてアライ サラのコレクションが発表された。前シーズンパリコレクションデビューを果たしたaraisara。再び東京からのプレゼンテーション。今季のテーマも引き続き「進化創造」。東京フィルハーモニー交響楽団によるオーケストラをバックにショウがスタート。スメタナの郷愁溢れる「モルダウ」が演奏された。ボヘミアの都、チェコを流れるモルダウ。源流近くからプラハを流れ、エルベ川に合流するまでを描かれた曲に「伝統」と「進化」を融合させた今回のテーマ「進化創造」を重ねた。「知的で自分らしく、強い女性像を作り上げた」という意思通り美しくシャープなカッティングが黒に映える。和装をイメージされる黒に鮮やかな草花柄のコントラストなど。知的なオトナの魅力いっぱいのコレクションとなった。・ コレクション情報詳細
2013年03月29日