運動が苦手なアラフィフの私が、食事制限で痩せようとしたときのお話です。アラフィフからのダイエット意を決してダイエットに挑戦した私。運動は苦手なので、カロリーを減らす方向で進めました。食事は3食とるようにしましたが、ご飯はお茶碗1杯(普段は2杯は食べていた)にし、甘い物やおやつは極力食べないように頑張りました。思っていたのと違う…!?そのかいあって体重は減り、目に見えてほっそりしました。ですが、なんかこう顏の印象が「風船がしぼんだ」みたいな、ほうれい線がくっきりしたように感じたのです。体重は減って痩せられたものの、「思っていたのと違う」な状態になってしまいました。まとめ私の場合、年齢のせいもあるかもしれませんが、やっぱり運動も取り入れないと不健康な痩せ方をしてしまうのだと思いました。20代から30代前半くらいまでは、体重が減ればきれいに見えたのですが、今となっては体重が減ると見た目の魅力も減ってしまうように感じます。現在は、好きなだけ自由に食べています。(50代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きりぷち著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月07日運動して脂肪を燃焼させれば痩せてはいくけれど、なぜかおなかだけは引っ込まない。手足は細くなっても、おなかだけぽっこりという声を、多くのプレ更年期、更年期女子から聞きます。そこで、ぽっこりおなかになってしまう理由と対策について、産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。教えてくれたのは…監修/善方 裕美 先生(よしかた産婦人科院長)横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。約30年にわたって多くの悩める更年期女性と向き合い、更年期障害についてカウンセリング、HRT(ホルモン補充療法)、漢方薬、食事、運動、代替医療など多方面のアプローチで治療をおこなう。著書『最新版だって更年期なんだもーん 治療編』(主婦の友社)。★関連記事:体に負担をかけるダイエットはNG!更年期ダイエットのやっていいこと・ダメなことって?若いころと更年期の違いは?世代によって脂肪の付き方が違う!太った若い人を「ぽっちゃり」という言葉で表すことが多いけれど、太ったプレ更年期、更年期世代は「もってり」「どっしり」。若い人は肌もハリがあってツヤツヤしていてたるんでいる感じがないから、ぽっちゃりにもご愛敬が。でも、プレ更年期、更年期世代はおなか周りがだぶついて締まりがなく、だらしない感じが出てしまいがちに。たとえ若いころと同じ体重でも、この大きな見た目の違いは脂肪の付き方にあります。太ると若い世代は皮下脂肪になり、太ももやおしりがむちむち、俗に言う“洋ナシ型”。一方、プレ更年期、更年期世代は顔やバスト周りがふくよかにならず、おなかばかりがぽっこり。脚や胸はそれほど太っていないように見えるため、丸いリンゴのような体形に見える“リンゴ型”に。このぽっこりおなか体形の原因は、内臓を支えるおなかの筋肉が弱くなることと、内臓脂肪が増えることにあります。更年期に太る理由は減らない「内臓脂肪」女性ホルモン「エストロゲン」の減少が影響女性ホルモンの一つエストロゲンは、コレステロールの分解代謝をし、悪玉コレステロールを低めに抑えています。でも、閉経前後の更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少し、内臓脂肪の分解が弱くなるので、腸の周りの腸間膜に脂肪がたまり、“リンゴ型”に。よって、プレ更年期、更年期を迎える前の女性ホルモンが安定していたころと同じような食生活や運動量でいると、内臓脂肪がたまり始め、ウエストのくびれがなくなっていくので注意が必要です。また、内臓脂肪の増加については血液検査の数値でも知ることができます。内臓脂肪の増加を測る診断基準脂質異常症診断基準(空腹時採血)*LDL コレステロール140mg/dL以上:高LDLコレステロール血症120~139mg/dL:境界域高LDLコレステロール血症**HDL コレステロール40mg/dL未満:低HDLコレステロール血症トリグリセライド150mg/dL以上:高トリグリセライド血症non-HDL コレステロール170mg/dL以上:高non-HDLコレステロール血症150~169mg/dL:境界域高LDLコレステロール血症*** 10時間以上の絶食を「空腹時」とする。ただし水やお茶などカロリーのない水分の摂取は可とする。** スクリーニングで境界域高LDL-C血症、境界域高non-HDL-C血症を示した場合は、高リスク病態がないか検討し治療の必要性を考慮する。LDL-CはFriedewald式で(TC-HDL-TG/5)または直接法で求める。TGが400mg/dL以上や食後採血の場合はnon-HDL-C(TC-HDL-C)かLDL-C直接法を使用する。ただし、スクリーニング時に高TG血症を伴わない場合はLDL-Cとnon-HDL-Cの差が+30mg/dLより小さくなる可能性を念頭に置いてリスクを評価する。出典:日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2018年版:25,2018上記のいずれかに入る場合は、古くは「高脂血症」といわれていた脂質異常症と診断され、積極的な食事改善が必要になります。更年期のぽっこりおなかが気になりだしたら、健康診断の血液検査の結果を見ながら、医師に内臓脂肪の状況を聞いてみると良いでしょう。次の章で、効果的で続けやすい「内臓脂肪対策」をご紹介します。内臓脂肪を減らす「有酸素運動」おすすめ3選消費カロリーを増やすことが内臓脂肪減少に◎1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余ったカロリーは脂肪に変換され腸間膜に蓄えられます。これが内臓脂肪。体の奥深くにたまった脂肪は落としにくい気もしますが、実は内臓脂肪は蓄えられやすい半面、エネルギーが不足すると簡単に消費されます。つまり運動で消費カロリーを増やせば、消費される内臓脂肪の量も多くなるわけです。有酸素運動のポイント内臓脂肪を減らすなら、有酸素運動を毎日30~60分ほど続けてみましょう。まとまった時間を取れないときは、1日の間に10分の運動を6回など、短時間に分けておこなっても同様の効果を得られます。毎日30~60分ほど続けるまとまった時間を取れないときは、1日の間に10分の運動を6回など毎日続けていくには、時間や場所の制約、コストがあまり掛からないなど日常生活に取り入れやすいものが良いでしょう。スポーツジムに通ったり、高価なグッズを買わずに手軽にできる有酸素運動のおすすめ「3つ」をご紹介します。【1】ウォーキングプレ更年期、更年期世代なら、一番お手軽なウォーキングはどうでしょう。10分あたり30~40kcalを消費できるので、一つ先の停留所や駅まで歩いてみたり移動にエレベーターではなく階段を使ってみたり、意識して体を動かしてみるのも一つ。内臓脂肪を減らすための運動は続けることが大事! 最低でも週に2回以上おこなうのがおすすめです。10分あたり30~40kcalを消費できる一つ先の停留所や駅まで歩いてみるエレベーターではなく階段を使う最低でも週に2回以上おこなうのがおすすめ【2】自宅で簡単!ステップエクササイズ(踏み台昇降)踏み台を3分間昇り降りした後の心拍数を測って、心肺能力や持久力を調べる踏み台昇降運動。学校のスポーツテストでおこなったのを記憶している方も多いのではないでしょうか。あの地味な運動も実は有酸素運動の一つ。多くのスポーツジムで「ステップエクササイズ」として、音楽のリズムに合わせてテンポよく楽しむことができます。ステップ台はホームセンターやネット通販で販売していますので、自宅でのステップエクササイズも可能です。2,500円から4,000円程度で、高さ調整や滑り止め機能、トレーニングマニュアルがついているものが買えます。また、YouTubeではステップエクササイズ用の動画が多数アップされていますので、自宅にいながらスポーツジムのように音楽やインストラクターのアシストを見聞きしながら楽しめます。運動に慣れていない方は入門編を選んでみましょう。スポーツテストのイメージを覆す、意外と楽しいトレーニングですので、ぜひ一度試してみてくださいね。ホームセンターやネット通販で購入可能(2,500円~4,000円程度)音楽のリズムに合わせて楽しみながらできるYoutubeでステップエクササイズ動画が多数アップされている【3】オンラインエクササイズオンラインエクササイズは、“おうち時間”が増えたことで、運動不足解消のためのサービスとして2020年から急速に普及しました。オンラインエクササイズのメリットは、ちょっとしたスペースがあれば気軽に楽しめること。これまで対面レッスンのみだったスポーツジムやヨガスタジオも、オンラインで楽しめるプログラムを充実させているほか、オンライン専門のフィットネスアプリも数多く登場しています。脚が上がらなくても、動きが変でも大丈夫。ジムと違って誰も見ていませんから、少々間違っていても動きが変でも気にせずできるのが良いですね。スポーツジムやヨガスタジオの本格的なエクササイズが自宅でできる他人の目を気にすることなく取り組めるまとめ激しい筋トレはプレ更年期、更年期世代にはちょっと過酷……。でも、ウォーキングなら、毎日の買い物や犬の散歩などで続けられそうですね。また、自宅でできる簡単なエクササイズなら、予算もあまりかけずに自分の生活リズムに合わせて無理なくできます。ぽっこりおなかを引っ込めて、しばらくお目にかかっていないウエストのくびれよ、再び!取材・文/井上裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。シワ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。著者/監修/善方 裕美 先生よしかた産婦人科院長。横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。約30年にわたって多くの悩める更年期女性と向き合い、更年期障害についてカウンセリング、HRT(ホルモン補充療法)、漢方薬、食事、運動、代替医療など多方面のアプローチで治療をおこなう。著書『最新版だって更年期なんだもーん 治療編』(主婦の友社)。
2023年04月22日40代半ばを過ぎてから、上半身は熱いのに下半身は冷えて、脚がパンパンになり、むくみもひどくなってきました。このままだといけないと思い、一念発起して私が実践したむくみ解消法を紹介します。★関連記事:「3カ月で脚が変わった!」つらい脚のむくみが消えて4㎏も体重が減った方法とは【体験談】黒糖でむくみを解消して健康的に!年齢と共に下半身が重くなってきて、脚のむくみが数日間取れなくなってきました。疲れやだるさはある程度、睡眠を取れば解消できますが、脚のむくみは寝ても解消されず、体形もなんとなく下半身太りのようになり、自分でもビックリ。でも、理由はわかっていました。1つは仕事で1日中パソコンと向き合って、同じ姿勢で作業していることです。もう1つは、お昼も時間がもったいないからとカップラーメンでサッと済ませてしまうことが多く、塩分のとり過ぎにもなっていました。これではおしゃれが楽しめなくなると危機感を抱きつつ、そろそろ運動でもしなくちゃと思っていたころ、たまたま「黒糖に塩分排出効果がある」と情報を目にして早速黒糖を買いに行きました。黒糖は角砂糖くらいのサイズのものを1日2~3個食べるようになって感じた変化は、お菓子をあまり食べなくなったことです。お菓子は甘い物も、しょっぱい物も好きですが、黒糖を食べるようになってから、なぜか食べなくなりました。私のお気に入りの黒糖の食べ方は、コーヒーを飲みながらそのままいただくスタイルです。1週間から10日くらいで疲れもあまりたまらなくなり、下半身のむくみが取れ、スッキリとした脚になってきました。ネットで調べてみると、黒糖に含まれるカリウムはナトリウムを体の外に出しやすくする作用があるため、塩分のとり過ぎを調節するのに役立つようです。さらに、黒糖にはミネラルやビタミンが豊富に含まれていて、天然オリゴ糖のラフィノースは、腸内環境を整え善玉菌を増やし、健康にも良い成分が含まれていたのです。冷えは万病のもと!湯舟に浸かって体を温める毎日湯舟に浸かり、脚をマッサージすることでも脚のむくみ解消ができました。もし湯舟に浸かれない場合は、シャワーを脚にかけたり、足湯だけでも体が温かくなる効果を感じました。また、食事の際に冷たいものから食べるのではなく、温かい汁物から食べるようにしました。こうすることで体全体が温まることを実感しています。そして、1年中起床後には、すぐに白湯を飲むようにしています。温かい白湯を飲むことで、体がぽかぽかしてきます。朝のウォーキングで脚のむくみがスッキリ!私が習慣化したことがもう1つあります。それが朝のウォーキングです。ランニングはしんどいですが、ウォーキングなら気分転換にもなりますし、続けられそうだからという理由で始めました。適度な運動を継続することで筋力がつき、体の血行も良くなり、すぐに脚のむくみが解消されました。同時に、朝に運動することでしっかりと脳が目覚めて、その後の仕事もはかどります。また、ウォーキングした日には、夜もぐっすり眠ることができるようになって一石二鳥でした。お天気の良い日には、夫婦でウォーキングをすることが日課となりました。ウォーキングを続けるようになってから、ママ友に姿勢が良くなったねと言われるようになりました。どうしても、パソコン作業は姿勢が悪くなりがちだったので、それも解消できて良いことずくめです。まとめどちらが効果があったのか、はたまたどちらも効果はないのかエビデンス的なことはわかりませんが、この2つを続けることによって、私のむくみは解消されました。他に始めたことはなかったので、私には合っていたのかもしれません。ただ、糖分のとり過ぎには気を付けたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/AKI(46歳)小学3年生の女の子と1年生の男の子がいる高齢出産ママ。健康診断で血圧の数値が高くなったのがきっかけで、最近ウォーキングと瞑想を始めた。元気な体で老後を過ごしたいので最近健康的な習慣に興味深々。
2022年12月26日体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADは効くのか? おなかがすっきりきれいになることを期待しながら、腹筋用のSIXPADを約1年間使い続けてみました。その結果をお伝えします。★関連記事:40代のぽっこりおなかがスッキリ!おなかを平らにする秘訣は姿勢にあった!【体験談】SIXPADを使い始めたきっかけ40代になってからは、食事制限で痩せるよりも筋肉を増やして代謝を上げたいと考えるようになり、筋肉に刺激を与えるEMSはかなり気になっていました。ただ、EMSは高い……。SIXPADなどの有名なメーカーのものは数万円もするので、買うのをちゅうちょしていました。そんな中、私が利用しているクレジットカードのポイントを、「SIXPAD Abs Fit 2」に交換できることが判明。これは利用するしかない! と思い、たまっていたポイントでSIXPADをゲット。これがSIXPADを使い始めたきっかけです。「SIXPAD Abs Fit 2」は腹筋用のEMSで、公式サイトでの販売価格は28,380円(税込み)。使い方は簡単で、本体に専用のジェルシートを貼り付け、腹筋に装着するだけ。ジェルシート4,180円(税込み)で約30回利用でき、公式サイトから定期購入すると割引が適用されます。SIXPADを使用してみての感想「SIXPAD Abs Fit 2」を腹筋にセットして、スイッチを入れると、筋肉をどんどん、どこどこ……とたたかれるような刺激があります。最初はこれまでにない感覚に少しびっくりしました。この刺激は約23分間、強弱やリズムが変化しながら続きます。使用中は刺激に応じて腹筋に力が入り、使用後に軽い筋肉痛を感じることもありました。刺激の強さは20段階で調整可能。私はレベル10からスタートして、今は15前後で使用しています。使用してみて良いと思った点は、寝た姿勢のままできるところです。SIXPADを使い始めたころ、腰痛に悩んでおり、腰周りを動かして腹筋を鍛えるエクササイズができませんでした。そんな中、SIXPADは動かなくても腹筋に刺激を入れられるので、その点はとても良いと感じました。難点は、やる気の問題ではありますが、さぼりがちになってしまうところです。約23分間筋肉への刺激が続くだけで特に楽しいこともないので、最初2週間くらい毎日使用した後、一度飽きて使わなくなってしまいました。そして1カ月ほど後に、せっかく持っているのにもったいない、と思い直して再開。再開後は、平均して週に3~4回程度使用しています。使用を忘れてしまうことも度々ありましたが、1年ほど緩く継続してきました。SIXPADでおなかはへこむのか?使用開始からしばらくは、さぼってしまったせいもありますが、効果をあまり実感できませんでした。それでも使い続けた結果、3カ月後くらいから少しウエストが引き締まってきた感じがありました。そして、久しぶりに30インチのデニムをはいたらウエストがゆるゆるに! きつくなりタンスの肥やし状態だった28インチのデニムを数年ぶりにはけるようになったのでうれしかったです。鏡で腹筋をチェックしてみると、おへその辺りにはだいぶ筋肉がついたように見えます。しかし、下腹の脂肪はたぷたぷのまま……。それもそのはず、SIXPADは電気刺激によって筋肉トレーニングをサポートするツール。脂肪を減らせるアイテムではありません。私のおなかをきれいにするには、SIXPADだけに頼らず、脂肪を落とすため有酸素運動などの対策もしなければならないと思いました。脂肪を減らすようなトレーニングをしつつ、SIXPADを併用すれば全体的にきれいなおなかが実現するかも? 筋肉を育てるにはSIXPADは役立つと感じているので、現在も週に3~4回ではありますが、使用を継続しています。まとめ「SIXPAD Abs Fit 2」は寝た状態でも腹筋に刺激を入れられるので便利だと感じました。使用を続けた結果、ウエスト周りがすっきりしたのでうれしいです。ただ、私の下腹にはまだまだ脂肪がついているので、脂肪を落とすためのトレーニングもしないとおなかはきれいにならないと思いました。今後はSIXPADも使用しつつ、下腹の脂肪対策に力を入れていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/もめん(46歳)高校生の娘が1人の働く母。世界中のおいしいものが食べたい。特に甘い物が好き。おいしく食べるために常にダイエット中。食べること以外の趣味は、語学学習、読書、ヨガ、散歩。
2022年10月07日35歳を過ぎたあたりから気になってきたおなか周りのぼってり感。本気になればすぐに元通りになると楽観視していたのんきな私も、40歳を過ぎて焦り始めました。しかし、「痩せる」以上に難しいのが「メリハリ」のある体を手に入れること。ビキニを着るなんて到底無理なスタイルに成り下がった私が、「くびれ」を取り戻すためにチャレンジしたいくつかの方法をご紹介します。くびれウエストに効果あり?ラップ巻きくびれウエストという言葉でまず思い出したのが高校生のときにクラスで流行った「ラップ巻き」ダイエットでした。毎日、授業前に友だち数人でおなかにラップを巻いて、帰るころに誰が一番ウエストが細くなっているか競うのです。くびれウエストは欲しいけれど、できればお金は使いたくない私。高校時代を思い出して安価でできるこの方法に改めてチャレンジしてみました。くびれが欲しいおなかの部分に朝からラップをきつめに巻き、上から腹巻きをつけて仕事に行くこと1カ月。なんとなくですが、ウエスト周りがすっきりしてきたような……。計ってみるとラップ巻きを始めてからおなか周りが1cmほど細くなっていました。脂肪がたまりにくい?「しょうが紅茶」ラップ巻きでウエストが1cm細くなったものの、まだぼってり具合は変わらない私のおなか。そこで今度は体の外側からではなく、内側から攻める作戦を実行してみました。使った食材は「しょうが」と「紅茶」。紅茶はもともと毎朝飲んでいたので、脂肪を減らすのに効果的な組み合わせはないか調べて出てきたのがしょうがです。しょうがは、生のものと加熱したもので効果が変わるとのこと。生のしょうがに含まれる「ジンゲロール」という成分は殺菌作用や免疫力を高める効果があるといわれていますが、その「ジンゲロール」を加熱すると発汗作用のある「ショウガオール」、血管拡張作用のある「ジンゲロン」という2つの成分に変化するといわれています。特に「ジンゲロン」には脂肪の燃焼作用も。また、紅茶にも脂肪の吸収を抑制するといわれる「紅茶ポリフェノール」が含まれており、しょうがと紅茶の組み合わせは脂肪撃退に効果があるように思えました。熱い紅茶にすりおろしたしょうがを入れて朝晩飲むこと1カ月。飽きてきたら砂糖などの甘みを加えることで難なく続けられました。やっぱり運動!縄跳びでくびれウエストしょうが紅茶のおかげでなんとなく体が冷えにくいような、代謝が上がったような、そんな気持ちにもなりました。しかし、飲むだけでくびれウエストにダイレクトにつながるわけはなく、もう少しウエストに効果のあるトレーニングを取り入れることにしました。そのトレーニングとはズバリ「縄跳び」。きっかけはたまたま玄関でほこりをかぶっていた娘の縄跳びが目に入ったことです。まずはおなかに「ラップ巻き」をしてから縄跳びを始めました。目的はくびれウエストなので、腰をひねったり、下腹部に力を入れたりしながら跳んでみること10分。初めは体が重たいせいか縄に引っかかって中断してばかりでしたが、徐々に昔の記憶がよみがえり、連続で跳べるようになってきました。縄跳びはあまり無理をすると長続きしないばかりか足腰を痛めてしまいそうなので、始める前のストレッチは念入りにおこないました。また、縄跳びを始めてからはラップ巻きも縄跳びのときだけするようにしました。一日中巻いているとかゆみが出ることがあるからです。ラップ巻きとしょうが紅茶、そして縄跳び10分を併せて1カ月続けることで、なんとなくおなか周りがすっきりしてきたように感じ、ウエスト周りを計ってみると5cmほど細くなっていました。まとめラップ巻きから始めて3カ月でウエスト周り5cm減は、普段だらしない生活を送っている私にとってなかなかの成果でした。ただ、私の「ぼってり腹」にくびれを取り戻すにはまだあと10cmほど細くする必要があるので、今のペースで2、3カ月ほど続けていきたいと思っています。まだコロナ禍が続くようであれば海へ行くのは難しいかもしれませんが、夏までには理想の「くびれ」を手に入れるつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/サトウユカ著者/陽(48歳)20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。
2022年03月26日20代で出産したときには母乳を飲ませている間に自然と減っていた体重も、40代の出産後は思うように減らず焦ること数カ月。出産前は身長164cmで50kg前後だった体重も、気付けば65kgオーバーになっていました。痩せられないまま仕事復帰し、子育てに追われて運動する時間もほとんどない中でやっと見つけた自己流の組み合わせダイエット。高齢で産んだ娘のためにもできるだけ若くきれいなママでいたい! と一念発起した私の産後ダイエット体験談です。太極拳を毎朝やってみた妊娠前から健康のために習っていた太極拳。出産2カ月前までは無理のない範囲で続けていました。出産後は日々の忙しさにかまけてなかなか再開できずにいましたが、ダイエットのため再開。太極拳はゆっくりとした動きなのでダイエットには直接結びつかないと思われがちですが、先生によると逆腹式呼吸を取り入れることによって全身の気が流れ、内臓を活性化させて結果的に代謝を上げる効果が得られるようです。逆腹式呼吸はおへその下の丹田といわれる場所に吸い込んだ気を下ろしていく感覚でおこないます。朝の公園などでよく見られる簡化24式太極拳は、一連の流れでおよそ7分ほどですが、呼吸を意識することでかなり心地良い運動になります。また太極拳は片足でバランスを取る動きもあるため、体幹が鍛えられ、体の中心に筋肉が付くことでさらに代謝が上がり、痩せやすい体質になるようです。白湯を毎日飲んでみた太極拳と同様に毎日続けたのが白湯(さゆ)を飲むことです。白湯とは15分ほど沸かしたお湯を50度くらいに冷ましたもののことをいうそうですが、私はこの白湯を500mlのステンレスボトルに入れて起床後や仕事の合間にちびちび飲んでいました。なぜ500mlかと言うと、一番私の体に合う量だったからです。以前ダイエットのために無理して毎日1Lの水を飲み続け、調子を崩した経験があったので、自分に合う適量を500mlと決めてそこからその日の体調によって増減するようにしました。東洋医学ではせっかくとった水分も体調によっては体の中を流れず滞ってしまうと言われています。自分の体をいたわりながら、欲しい分だけ取り入れる方法が私には合っていたようです。この白湯は出産した助産院の先生にすすめられて始めました。程良い量であれば血液の循環が良くなり、体の調子が整うそうです。鍼灸師の最強アイテムお灸に頼ってみた私は鍼灸師という職業柄、ほとんど毎日お灸を扱います。基本的に痩せるツボというものはありませんが、気の流れ、血の流れ、水の流れを整えるツボならいくつか存在します。特に水の流れを整えるツボがむくみを取るのに効果があるように思えたので、足にある3つのツボ「足三里(あしさんり)」「陰陵泉(いんりょうせん)」「三陰交(さんいんこう)」に集中してお灸をすることにしました。足は体の下側に位置するため、気・血・水が滞りやすいのですが、お灸をすることでその流れが改善するのか、体がとても軽く感じます。誰かに頼めるときにはうつ伏せで背骨の両側に沿ってお灸してもらうこともあります。ですが、子どもが急にぐずったときなどすぐに起きて対応できないのが難点でした。ダイエットの結果は私がダイエットに効果があると信じて試したのは「太極拳」「白湯(さゆ)」「お灸」の3つだけです。もともと長続きしない性格なのでほかには特に運動や食事制限などせず、この3つを毎日続けることだけに集中しました。しばらくは体重に変化がなく、別の方法に変えてみることも考えましたが、毎日体に良いと思えることを続けるうちに生活にリズムができ、体の調子が整うことを実感できるようになりました。諦めずに続けた結果、ダイエットを始めて半年くらいから徐々に体重が落ち始め、1年後には10kgのダイエットに成功したのです。1年間続けたことで私の自己流組み合わせダイエットは習慣化し、今でも出産前の体重まであとマイナス5kgを目標に楽しみながら続けています。まとめ年齢を重ねると代謝が落ちて痩せにくくなることは覚悟していましたが、高齢での出産ともなるとなおさら出産前の体重に戻すのは至難の技でした。しかし、今回3つのダイエットを続けてみて、焦らずに時間をかけて取り組めば、いくつになっても体はきちんと応えてくれることを実感しました。いつまでも若くきれいなママでいるためにも、自分が体に良いと思えることはこれからも長く取り組んでいきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/陽(48歳)20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。
2022年02月18日一見痩せて見える私ですが、実はかなり下腹が出ています。さらに3人の子を出産してからは垂れじりになっていました。ジーンズでおなかやおしりが出るのが恥ずかしいので、丈の長いチュニックでごまかす日々。運動はきらいなので子どものころから本気で取り組んだことはありません。しかし、そんな私でもできる運動があったのです。今回は50代の私でも頑張れている宅トレを紹介します。下腹と垂れじりが気になる私が気になるのは、下腹と垂れじりです。身長163cm体重46kgなので、太って見えることはありませんが、ジーンズをはくとおしりの垂れ具合が気になり、トップをインにするとおなかの出っ張りが気になります。「すごいおなかだね。妊娠何カ月?」身長175cm体重80kgの夫に言われ、ふざけておなかをたたかれたこともあります。あなたに言われたくないと思った強気な私ですが、こんな家族による歯に衣着せぬ言葉はさすがに気になります。しかし、家族だけではありません。私は家でピアノを教えているのですが、あるとき「先生、おなかすごいね」と小3の生徒にも言われました。ブラウスをインにしてスカートをはいていたときです。返す言葉もない私。こんな小さい子にも言われるなんで大ショックでした。そんなことがあって、なんとか健康的におなかと垂れじりを引き締めたいと思いました。私の母も痩せているのにおなかが出ている体型なので遺伝かもしれません。また運動不足も影響していると思います。垂れじりは加齢や座りっぱなしの姿勢のせいでしょうか。きっと運動すればおなかが引き締まり、おしりも上がるはずと思いました。そうはいっても私は運動が大きらい。外遊びも好きではなく、子どものときに鉄棒の逆上がりもできなかったので、運動にはかなりのコンプレックスがあります。今までも体を動かさなくてはと思い、スポーツクラブに入ったものの、通うのがおっくうになってやめたことがあります。また、運動音痴をインストラクターに笑われているような気持ちになってやめたことも。とはいえ50代も半ばを過ぎているので、今頑張らないといけないような気がしたのです。こんなおなかとおしりで年を取りたくないと思いました。YouTubeで宅トレを始める私が本気で運動しようと思ったのは、2020年のコロナ禍がきっかけです。緊急事態宣言のために本業であるピアノのレッスンを休みにして、副業のWEBライターの仕事を集中的にこなしていました。そのために1日中座りっぱなしになり、さすがに体がなまっていることを感じました。そんなときに東京都の小池知事の言葉を耳にしました。「とにかくお家で過ごしてください。運動はYouTubeでしましょう」。なんとYouTubeで運動ができるのかとそのとき初めて知りました。YouTubeならば、誰にも見られずに運動ができます。スポーツクラブでの恥ずかしい思いをしなくて済むと思いました。「ダイエット 簡単 運動」で検索して出合ったのが、竹脇まりなさんの宅トレプログラムです。最初は11分の短時間のプログラムを始めました。「超簡単な動きで痩せるダンス」というものです。「何これ?」と思いました。本当に簡単な動きです。アップテンポの音楽にのってパンチしたり、キックしたり、時にはスクワットなど。私でもできる難しくないダンスでした。11分で物足りなくなった私は20分の「地獄トレーニング」にも挑戦。汗が吹き出るほどの宅トレでした。きつかったのは両手をついて肘とつま先で体を支える「プランク」や寝転んで足を上げて開く「足パカ」。きついのですが、30秒続けるのみなのでなんとかできました。前向きな言葉に励まされる竹脇まりなさんは本当に女優さんかと思うくらいにかわいらしい人ですが、何よりも励ましの言葉がすてきなのです。運動ぎらいで動きに自信がない私ですが、まりなさんが「それでいいよ。できている」と言ってくれると安心してやる気が出ます。私に直接言っているのではないのですが、励まされているような気持ちになります。まりなさんのすてきな言葉を紹介します。まずは「運動は運を動かすって書くよ。運動すると良いことあるよ」という言葉。本当に良いことがあるような気がしました。「下がったら上がるだけだよ」これはスクワットをしているときの言葉。スクワットは苦しいのですが、こんな言葉を聞くと頑張れます。まるで人生のようですね。そしてキレキレのダンスを踊るまりなさんのお母様の言葉もすてきです。「年齢はただの数字よ」お母さまは60代だそう。こんな言葉を聞くとものすごく元気が出ます。こうして毎朝40分。まりなさんと宅トレを楽しむようになったら、下腹やおしりが引き締まってきました。なんとおなかに縦線ができたのです。あんなに悪口三昧だった夫も「おなか、引き締まったね」と言います。もう悪口は言わせません。何よりも私は運動が好きになりました。といってもまりなさんとの時間を過ごすときのみですが。しかし、あんなにきらいだった運動がこんなに手軽に楽しくできるなんて目からウロコです。まとめ食べ物を我慢してダイエットする人も多いと思いますが、食事制限は私にとってストレスになるので考えませんでした。それよりは規則正しい食事と運動でストレスなく健康的に痩せたいと思って選んだまりなさんの宅トレです。まりなさんの宅トレは痩せるのみでなく、励ましの言葉で心身ともに元気になります。これからも宅トレを続けながら、年齢をただの数字と思い、前向きに健康を意識していきたいと思います。運動が運を動かすと信じています。そしていつか、孫ができたら一緒にYouTubeを見ながら踊れるような元気なおばあちゃんでいたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)著者/どれみ(56歳)ピアノ教師。28歳、27歳、22歳の3人の子どもの母。子どもの手が離れてケチだけどやさしい夫と2人暮らし。ピアノを教えながらライターも副業とし、人生を楽しんでいるが、下腹と垂れじりが悩み。体重は163cm46kgなので肥満ではないが、体型をなんとかしたいと思っている。しかし、とにかく運動ぎらいで運動音痴。1日中でも座っていられるくらいである。
2021年08月13日出産、育児、家事にと奮闘する日々を過ごした30代は、ヨガインストラクターとして大好きなヨガによって健康と体型を維持することができました。ところが、40代に入ると生活習慣は変わっていないのに体力の低下とともに体型にも変化が……。そして、妊娠中にも経験したことがない「むくみ」と「便秘」に悩むことになったのです。20代、30代のダイエット法では効かなくなった40代の自分の体を受け入れ、意識改革をして臨んだダイエットの体験談です。40代で初めて感じた体の変化最初に体の衰えを感じたのは、40歳になった年の健康診断で飲んだバリウム排出に苦戦した経験からでした。下剤を飲んでバリウムを排出するという行為を毎年当たり前にこなしてきたのですが、この年のバリウムはうまく排出できず1カ月ほど胃腸の不調が続く事態に。たまたまかもしれませんが、「40代から体のあちこちにガタがくるよ」と耳にしていた周囲の言葉を重く受け止めることになった経験でした。また30代では多少無理をしても切り抜けられたことも、40代では「以前はできた」という経験からのギリギリラインとなり、「なんかだるい」「疲れが取れない」という日々が増えていきました。特に脚の疲れが取れず、血流が滞っているような重だるい感覚がやっと「むくみ」だとなんとなく気付いたのは数年たってから。さらに毎日快調だった便通が滞るようになり、おなかも常にポコッと出ている始末。むくんだ脚は太く見えるようになり、おなか周りにもぜい肉が……。このように徐々に体型が崩れていき、“ぜい肉のないスレンダーなヨガインストラクター”はどこにもいなくなっていました。人生最大の体重にショックを受け…20代、30代におこなっていた置き換えダイエットや糖質制限ダイエットを試みましたが、体重は元に戻っても体型が戻りません。しかし、コロナ禍の影響で週3回開催していたヨガ教室をお休みに。人に会わない生活は日常の運動が十分ではないことに加えて「いつか元に戻る」という根拠のない自信によって、自分の体型を見ないふり、気付かないふりをするにはうってつけでした。そんな中、コロナ禍でもできるオンラインレッスンを開催したことが、現実と向き合うきっかけをもたらすことに。その日はゆったりヨガウエアではなくぴったりスキニーをはいていたため、画面に映った自分の太ももの余分な脂肪を視覚でハッキリと認識できたのです。「わかってはいたけど、ここまでとは」とショックを受けた私は、これではいけないと一念発起! 今まで避けていた体重計に乗り、約5㎏増量という人生最重量の現実を知って愕然としたのでした。そして今までと同じダイエット法ではダメなんだと、どこか他人事だと思っていた「加齢」について考え始めました。なぜ脚がむくむのか、なぜ便秘になるのかをネットで調べてみると、女性ホルモンや筋力の低下によって血行やリンパの流れが悪くなることが原因であるようでした。自分の体も年齢とともに変化し、若いころのように思うとおりにはいかない、年齢に合わせたケアが必要なんだと痛感しました。生活に+αする足し算ダイエットで効果が!20代、30代では、ちょっと太ったかなと思ったら間食をやめたり1食抜いたりするだけで簡単に元の体型に戻りましたが、40代では同じことをしてもストレスになったりげっそりしたりするだけで効果はありませんでした。暗中模索していたら、以前「引き算ダイエット」と「足し算ダイエット」というダイエットの記事を書いたことを思い出し、今までのダイエット法は引き算ダイエットであることに気付いたのです。間食をやめる、1食を抜くといった何かをやめるという引き算ダイエットでは、むくみや便秘を改善できないばかりか貧血などの体調不良を引き起こしたため、加齢による体型の変化には普段の生活に+αする足し算ダイエットが年齢に合っているのではないかと思い立ったのです。1つ目の+αは、運動前の5~10分ほどの筋膜リリース。毎日のヨガやウォーキングなどの運動をする前に筋膜ローラーで脚全体の筋膜リリースをおこない、運動効果を高めました。これにより脚のむくみは改善し、余分な脂肪は消え以前よりも脚が細くなりました!2つ目の+αは、野菜とたんぱく質をたっぷり食べること。食べないダイエットではなくしっかり食べることを意識しました。テレビで芸能人が実践している「16時間断食ダイエット」というものを知り、おいしく栄養のあるものを昼間8時間のうちに食べるというダイエット法を無理せずできる日におこなおうと決めたのです。その結果、胃腸を16時間休ませることによって消化機能が回復し、便通が改善!私の場合は前日の夕飯を昼食時にしっかりと食べ、16時半に軽い夕飯をとるという17時~翌朝9時までの16時間断食を実行しました。当然夜にお腹がすきますが、食物繊維たっぷりのオートミールを使ったスコーンやバナナケーキの朝ごはんを楽しみに就寝するのです。9時から17時までの間に3食食べるので間食をする暇がなく、17時以降は断食という縛りがあるため、おなかがすいたら寝ちゃえ!というスタンスが私に向いていたようです。この2つの方法により体重だけでなく体型も元に戻りました。まとめ普段から運動をしている私は、基礎代謝が低下していたであろう30代であっても難なく過ごすことができましたが、40代になると20代、30代と同じ感覚で年齢を重ねていては体型を維持することができないことを痛感しました。年齢を重ねた体の変化とともに意識を変え、現実の自分と向き合うことによって、ストレスなく楽しく健康管理できダイエットにつながるんだと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)関連記事:★極端な減量で入院も…怖さを知った私が行き着いたダイエット法【体験談】★【業務スーパー】おいしいピリ辛食品で食べながらダイエット!【体験談】★ダイエット外来の通院で無理なく減量!半年間で6kgやせた【体験談】著者/kaco(46歳)多感な中学3年生の娘と言うことを聞かない小学6年生の娘、健康診断結果を隠す高血圧夫と暮らすヨガインストラクター主婦。足を突っ込んだと思われる更年期に抗うべく、アレコレ試行錯誤中。おいしくビールを飲むために生きている。
2021年07月11日もともと中肉中背の私は、30代までは特にダイエットを意識する必要はありませんでした。ところが、40歳を過ぎたころから体重増加が気になるようになり、2~3kg増えては慌ててダイエット。なんとか必死で体重維持を心がけてきました。しかし、やっとの思いで増えた体重を戻しても「好きなものをもっと食べたい!」という欲求はどんどんたまり、長期間のダイエットは続けらませんでした。そんな私がストレスのないダイエット法で結果を出しつつ、今も無理なく続けているという体験談です。効果が出ても不満がたまる30代では食べたいものを食べても体重維持ができていましたが、年齢とともにだんだん体重増加が気になり出し、3kgほど増加するたびに慌ててダイエット。いろいろ試したダイエット法のなかには挫折したものもありますが、なんとか体重を戻すまで頑張ることができたダイエット法もあります。しかし、増加した体重を戻すことができても「もっと食べたい!」という不満はたまるばかり。例えば白米をもち麦に代えたり、糸こんにゃくを細かく切りご飯に見立てて白米の量を減らしたりと、増えてしまった体重を戻すまでは挫折せず、なんとか結果を出すことができたダイエット法もありました。またダイエット中でなくても常に体重増加をできるだけ防ごうと、ご飯やお菓子、脂っこい食べ物などを極力減らす意識も。そのため、いつも「好きなものをもっと自由に食べたい!」というストレスにより長期間ダイエットは成功した試しがありません。これだ!ストレスのないダイエット法40歳を過ぎたころからは注意しないと体重がすぐに増加するようになり、常にダイエット意識は頭から離れたことはありません。せめて1食につきご飯1膳は食べたい、ラーメンも食べたい、もう少し甘い物も食べたいなど、ダイエットを意識している生活には我慢が多く、それがストレスになって暴飲暴食をしてしまうことも。もちろん、ラクしてダイエットができるとは思ってはいませんでしたが、もう少し「食べたい!」というストレスの少ないダイエット法はないかと探したところ気になるものが! それは何人ものドクターがすすめているダイエット法で、ネーミングは統一されていませんが16時間断食ダイエットというものです。その名のとおり16時間の断食を毎日おこなうことで、好きなものをある程度食べてもダイエット効果が期待できるというものでした。これを見たときに「これだ!」と感じた私はもっと詳しく調べてみることにしました。ストレスなし!でも効果はあり!半年間で16kgのダイエットに成功したという医師の記事を参考に、16時間断食ダイエットをスタート。夕食後20時~翌日の12時までは断食し、残りの8時間はある程度好きなものを食べて良いというものでした。断食によって起こるオートファジーという細胞の新陳代謝機能の活性化システムを利用したダイエット法とのことです。半年ほど前から増加してきた体重が2.5kgほどになったタイミングでこのダイエットを試しました。12時~20時までの8時間の解禁時には無理な減食は必要ないようだったので、私なりに考えて1日約1,300cal程度を目安にバランスを考えて実践。ランチで揚げ物を食べたら夕食を軽くするなど調整しながら続けました。私は身長157㎝、体重50.5kgまで増えましたが、1週間ほどで1kg、その後2週間ほどかかってまた1kg、それから3日ほどで0.5kg減量。つまり1カ月弱で体重を戻すことができました。その後も「食べたい!」という思いから解放されたからか、このダイエット法を無理なく続けることができ、現在4カ月目ですがまた1kg減量しています。まとめこの16時間断食ダイエットは増えた体重を戻すという目的を達成してから今もまだ続行しています。1日の摂取カロリーをあまり減らし過ぎずに、思ったよりずっと食べたいものを食べることができストレスはありません。また8時間のなかで昼食と夕食の2食はしっかり食べることができるので、間食はあまり食べたいと思わなくなりました。もちろん断食している間は食事を1回抜くため意識的に水分補給が必要です。そのときは水やお茶などカロリーがないものを飲みます。しかし、断食中は睡眠時間が入るので特につらいことはありません。このダイエット法は健康にも美容にも良いとのことだったのでこれからの変化が楽しみです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)関連記事:★過度なダイエットでホルモン低下、骨粗しょう症のリスク増!正しい食事術を解説★5カ月で減量に成功!超忙しくても続けられたダイエットとは【体験談】★驚きの結果が!?100均アイテムでイタ気持ち良いダイエット【体験談】
2021年07月07日体重がほぼ変わらず安定していた1年前、2カ月ほど体重測定をしないでいたところ、久々に量ってみると3kgも増えていたことが判明。それからネットで見つけた米粒の形をした米粒こんにゃくを購入し、ご飯に混ぜて炭水化物を減らすことにしました。ある日、米粒こんにゃくをヒントにスーパーのセールで目に入ったある食品を利用し、2カ月で3kg落とすことに成功! 現在もちょっと食べ過ぎかなと思ったときにはこの方法で体重管理をしています。 うそ!久々の体重計に驚きの3kg増あと少しで50歳というアラフィフの私は1年ほど前、体重が安定していたのでつい体重チェックを怠って2カ月ぶりに体重を量ってみると、3kgも増加していたという緊急事態に! ちなみに私の身長は156cm、体重は3kg増えて51kgになってしまったのです。私は今まで1日2回体重を量り、1kgでも増加したらすぐに対策をしてきました。特に私は太りやすい体質なのか、ちょっと調子にのって食べ過ぎてしまうとすぐに体重が増える傾向にあるので、チェックはこまめにしていたのです。でも、体重を量っていなかったことになんとなく不安を感じながらも、まだ大丈夫だろうとそのまま2カ月たってしまいました。体重チェックをしていなかった2カ月の間に3kg増加したことは事実であり、すぐになんとかしなければならないとダイエット方法を考えることにしたのです。米粒こんにゃくで炭水化物を減らす以前、体重が増えたときにはもち麦100%ご飯でダイエットに成功しましたが、飽きてしまったこともあり、できるなら違った方法がないか探してみました。ダイエット商品をネットでチェックしてみると、米粒こんにゃくが目に入ってきました。当時体重が安定していたこともあり、ご飯が大好きな私は今まで注意していたご飯の量が少し増えていたことを自覚していたので、これならご飯を減らすことができると思い早速購入。1袋60gの米粒こんにゃくを2合のご飯に混ぜて炊くという説明がありましたが、「それじゃ甘い!」と思い、もっと高い割合で混ぜるようにしたのです。家族のご飯と別炊きにするのは面倒なのでご飯と一緒には炊き込まず、食事の直前にサッと洗って、乾いりした米粒こんにゃくとご飯を1:1の割合で混ぜるようにしました。見た目はまったく白米そのものでしたが、1:1の割合で混ぜるとやはりこんにゃくのにおいと触感はしっかりと感じられました。しかし、食べ過ぎないためにはそのぐらいのほうが都合がよかったのです。米粒こんにゃくよりコスパ抜群! ただ、米粒こんにゃくはご飯の量を減らすことができますが、コスパがあまり良くありませんでした。米粒こんにゃく1袋60g、約160円。私の食べ方だとご飯茶碗1杯分で2/3袋、カレーなどの場合は1袋は必要だったからです。特にカレーやチャーハン、丼物などのときは意外と食べやすく、多めに使用することもあるのでコスパが気になっていたところ、スーパーでセール中の糸こんにゃくを見かけ「これは使える!」とひらめきました。糸こんにゃくなら320gで100円ほどなのでコスパは抜群! 早速購入した糸こんにゃくを水洗いしてから2mm程度の長さに細かく切り、乾いりをしました。水分をしっかり飛ばすと、こんにゃく特有のにおいもだいぶ消えて食べやすくなると母から聞いたことがあったのでやってみたのです。米粒こんにゃくより、糸こんにゃくのほうがこんにゃく独自のにおいが強かったので、しっかりと乾いりするようにしました。糸こんにゃくを白米の1/4くらい混ぜる程度なら食感もにおいもまったく気になりません。このようにした糸こんにゃくを混ぜたご飯1杯を毎日2回食べ続けたところ、約2カ月後に減量しました。まとめ体重が戻ってからは以前のように毎日2回必ず体重をこまめにチェックし、少しでも増えるとすぐ糸こんにゃくご飯で体重を戻すように対処しています。米粒こんにゃくからヒントを得た糸こんにゃくダイエットは、食いしん坊の私にとって思いのほか、気楽に経済的に目的を達成できたという印象があります。そして、体重が安定しているときも気が向くと、気にならない程度の量をほかほかのご飯に混ぜています。ダイエット中は毎日たくさんの糸こんにゃくを食べていたためか、3日に1度程度の便通が2日に1度、あるいは毎日出るようになっていたので、やっぱりこんにゃくは便通にも良いのかなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生よりアドバイス】体全体の血液量は体重あたりで計算をするため、急激に体重を減らすと血虚(けっきょ:血が不足した状態)や気虚(ききょ:気力がない状態)の症状を起こしやすくなります。1カ月に体重の0.5%以内を落とすのが理想的で、皮膚がたるみにくいです。また、脂肪ではなく筋肉が減る可能性もあります。特に更年期前後の方は注意しましょう。
2021年03月03日20代から幾度となくダイエットに挑戦し、1、2カ月で10kg減量に成功したことも何度かあります。しかし、1年もたつとリバウンド。その繰り返しに疲れて体重計に乗らない生活が続いていました。50代となった昨年、ついに人生初の70kg台に突入。たったの2年で7kg増! 身長157cmでこれはマズイと、慌ててダイエットをスタートしたものの、若いころのように短期間で体重が落ちません。そんなとき友人に教えてもらったのがダイエットアプリ「あすけん」でした。アラフィフのダイエットは持続化が成功の鍵今まで私がおこなってきたダイエット方法は、食事制限+運動でした。例えば、晩ごはんはおかずのみにして、ホットヨガを週3日おこなうといった具合。面倒なカロリー計算はしなくてもこの方法で、若いころは1カ月で5kg以上減らせたのです。しかしアラフィフになった今、同じ方法で減ったのはわずか1カ月で2kgでした。もうダイエットなんかやめてやる!と自暴自棄になってTwitterを見ていたら、同級生がダイエットしているという投稿を見つけました。なんと7kgものダイエットに成功しているというではありませんか。彼女のダイエット方法を知りたくてDM(ダイレクトメッセージ)で詳しい内容を尋ねました。すると、半年前から食事内容と体重、体脂肪を記録するレコーディングダイエットをしているとのこと。「焦らずに続けることが大事だと思う。私も6カ月かけて7kg落としたの。やせにくいからこそ、続けることがアラフィフダイエットの秘訣なんだよ」と熱く語る友人。「でも、毎日の食事内容を記録するなんてズボラな私には無理」と私が返事をすると、友人は「アプリを使えば簡単だよ、私はこれを使っているのよ」と言ってダイエットアプリ「あすけん」を教えてくれました。アプリを使って隙間時間に食事を記録早速、「あすけん」の無料版をダウンロードして使ってみることに。食べたメニューを登録するだけでカロリーや栄養価がわかり、1日分の食事を記録すると栄養バランスを考えた食事のアドバイスがもらえます。メニューの登録がとにかく簡単で、食材やメニュー名を入力して検索ボタンを押すと出てくる候補の中から選択するだけ。外食や市販のメニューもたくさん登録されていて本当に便利でした。登録した食事の記録を見直すことで、自分で思っている以上に食べていることがわかりました。今回は「あすけん」からの栄養アドバイスを参考にしたことで、若いころのようにただやみくもに食事制限+運動をするよりも健康的にやせられた気がします。いつもダイエット中は便秘になりがちなのですが、今回はお通じも良好です。また、食事だけでなく運動も記録できるのもよかったです。日常生活・歩行・筋トレなどのカテゴリからおこなった内容と時間を登録すると、消費カロリーがわかります。1分もあれば1項目を記録できるので、通勤電車の中や昼休みなど隙間時間を使って少しずつ記録することで、ズボラな私にも続けることができました。乗るだけでOK!スマホ連動体重計レコーディングダイエットで苦労したのは、体重と体脂肪率の記録。朝食前に体重計に乗るのですが、すぐに登録しないと悲しいかな数字を思い出せません。体重計のある洗面所にメモ用紙とペンをセットし、測定後すぐに書き込むようにしたけれども、面倒で……。何か良い方法はないかとネットで探して見つけたのがスマートフォン連動の体重計でした。この体重計、BluetoothやWi-Fiを利用してスマートフォンとつなげば、測定した記録がスマートフォンに転送されるというスグレモノ。アプリに連携できるタイプもあったので、早速、購入して「あすけん」に連動してみました。すると、本当に体重計に乗るだけで、自動的にデータが転送されアプリに記録されました。私が購入したのはJawweiというメーカーの体重計で、税込み約2,500円。手ごろな値段で、苦手だった数字の登録から解放されることができました。まとめ便利なアプリや体重計のおかげで食事や体重などの記録が簡単になり、開始から半年たつ現在でも、レコーディングダイエットを続けられています。成果はというと、半年で7kg減。あと2kg減れば目標達成、30代のころの体重に戻ります。今欲しいのはワークアウトが記録できるスマートウォッチ。スマートフォンに連動できる物を利用して、さらに記録を簡単にしたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2021年01月19日現在進行形で、人生最後(予定)のダイエットに取り組んでいます。「もう、このままでいいかな?」とさえ思っていた私が、どうしてダイエットをする気になったのか。それは、夫のひと言でした。ストレスを言い訳に激太り前職を辞めて早1年半以上になります。在職中、特に最後の3年間はストレスとの戦いでした。パートの事務員でしたが、限られた時間内で毎日フルスロットルの激務……。上司との関係、後輩の指導、そしてオーバーワーク。残業も多く、どうしても間に合わないときは、一旦子どもたちを塾に送るため仕事を離れ、迎えの時間まで再び仕事……なんていうことも多々ありました。そんな私を癒してくれたのが、コンビニスイーツだったのです。これがいけませんでした。気付けば体重は10kg増で、立派な中年太り体型となったのでした。中年太りは甘くなかった前の職場を辞めたとき、私は「これでやせられる」と安易に考えていました。しかし、現実は甘くなかったのです。体重が全然落ちない……コンビニにも行っていないのに、前みたいに食べていないのに、何度体重計に乗っても変化がない……。それどころか、体重は微増する始末でした。10代・20代のころは、ちょっと食事量を調整するだけで、体重はスルッと落ちました。「アラフォー、アラフィフになると体重は落ちにくくなる」と聞いてはいたものの、あまりに過酷な現実。もうダイエットはいいかなと思っていたところに夫が言ったのです。「もしママが体を壊して動けなくなったら、どうするの? 俺、運べないよ。お願いだから、もう少し体重を落としてください」。まさかそこまで切実に訴えられるとは思っていなかった私は、大きなショックを受けました。現在進行形でダイエット中!まずチャレンジしたのは、糖質制限ダイエットです。当初は、米や小麦粉といった主食を極力食べないようにしました。ところが、トラブルが発生したのです。それは便秘です。調べてみると、穀類には糖質だけでなく食物繊維が多く含まれているとのこと。そこで「主食を食べない」というのはやめて「極力米飯とし、食べ過ぎない」に方針変更しました。お米を選んだ理由は、量を調整しやすいから。1食あたり80gを原則とし、気長に続けています。スイーツは、逆に我慢し過ぎないようにしています。ポーチの中には、常にハイカカオチョコレートを小分けにして入れています。食べ過ぎを予防するためにも、カカオ80%以上がマイルール。あとはとにかく愛犬の散歩です。どんなにしんどい朝も、まずは犬と一緒に歩くことで心身ともにスッキリです。愛犬もご機嫌、私もご機嫌で1日を過ごせます。ダイエットを始めて2カ月、ようやく3㎏減といったところです。わずかでも体重が減ったこともあるかもしれませんが、食べ過ぎないことで胃が重くならず、体が軽いです。食べ過ぎて、眠くなった……なんてこともありません。ダイエットに関わらず、これからも続けていきたいと思っています。まとめ夫からの訴えは、やはり心に響きました。とはいっても、やはり健康第一。ダイエットはあと7kg落とすことが当面の目標ですが、焦らず半年後を目標としています。そして、行方不明になってしまったウエストのくびれを取り戻したいというのが、今の願いです。そのためにも、これからはエクササイズやトレーニングが必要と考えています。先日夫から「ちょっとあごのラインがすっきりしたような?」と言われました。でも、そのあと私のおなかの肉をつまんで「まだまだ!」とひと言。悔しいですが事実なので……頑張ります! 楽しい老後のために、これからもダイエットは続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年12月30日なんだかだるいから動きたくないなぁ……。45歳を過ぎたころから、アクティブと真逆の思考回路に陥りました。もしやと思い体重計に乗ると体重が増加しており、身長156cmでなんと60kgの大台に。食事も運動も以前と変わらないのに体重が増えたのは、加齢のせいで代謝が落ちたからかもしれません。数字を見てしまったからには何か行動しなくてはと思って考えたのは、夕食の取り方を工夫すること。食べたい物を我慢しないで減量に成功した私の体験談をお話しします。リバウンドを繰り返す私が減量するには?私には、若いころから体重が増えると動きたくなくなる傾向がありました。だから、「こんなにも動きたくないのは体重が増えたからかもしれない」と気付いてはいたのです。だけど、体重計に乗るのは怖い……。そんなふうに逃げ腰のままダラダラ時間だけが過ぎていき、やっと体重を量ったのは体重増加に気付いてから3カ月後でした。体重は60.8kg。予想より重くてがっくり。さて、どうするか。若いころからダイエットとリバウンドを繰り返してきた経験から、私の場合は食事制限をしても結局リバウンドして効果がないとわかっていました。では運動はというと、ジョギングどころかウォーキングでも三日坊主で今まで続いたことはありませんでした。しかし、私はもう50歳間近。健康のためにも生活を改善して減量につなげたい。何か良い方法はないかと真剣に考えました。休日は18時までに食事を終えるそんなとき、昔見たテレビ番組で歌手の倖田來未さんが夕方18時以降は何も食べないと言っていたのを思い出しました。もちろん、あの素晴らしいスタイルをキープするには、ほかにもいろいろな努力をされているのだと思います。その一部だけでもまねしてみようと思い立ちました。とはいえ、仕事から帰宅するのはいつも19時ごろ。平日は18時までに食事を終えるのは無理です。だから、まず休日に実践することにしました。休日は早起きして、朝食は5時ごろ、昼食は11時ごろに食べて、夕食は早ければ16時ごろからゆっくり18時まで2時間かけて好きな物を食べます。早い時間なので、おやつとして甘い物も食べ、明るいうちから早めに晩酌をスタート。ビールやワインを楽しみながら休日を満喫しました。減量のためだったはずが、休日を堪能できて気分もリフレッシュできました。夕食を食べておなかが落ち着いたあとは、見たいテレビを見て21~22時ごろに就寝しました。平日は夕食の量を減らす休日は18時までに夕食を終えるようになりましたが、平日はどうしようか。18時までに食べ終えることはできません。けれど、仕事を終えてやっとリラックスできる時間に何も食べられないなんて考えたくもありません。できる範囲ですれば良いと開き直り、夕食は軽食で済ますことにしました。例えば、ある日はシャインマスカットを半分、別の日は菓子パン1個とコーヒー1杯、また別の日はおにぎり1個とお味噌汁1杯など、日によって食べたい物をちょっと少なめに食べるように心掛けたのです。その分、朝食や昼食は栄養バランスを考えて、しっかり食事をします。休日にのんびりと好きな物を食べ、晩酌を楽しめることを考えるとまったく苦になりませんでした。その結果、体重は55.3kg。約半年で5.5kgの減量に成功しました。まとめこの半年間、できるだけ毎朝、体重計に乗るようにしました。朝起きて体重計に乗ると決めて自分の体重から目をそらさないようにしたことが、夕食を控えるのに役立った気がします。この生活を続けるようになってから、おなかが鳴るようになりました。これまで自分では気付かずに、おなかがすく前に食べていたのかもしれません。それに伴い、朝食を食べるとスルッとお通じが出るようになりました。食べ方にメリハリがついたことで、胃腸の調子が良くなったと実感しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年11月22日プレ更年期、更年期世代のダイエットは、太っていない体を手に入れるだけでなく、やつれて見えない、健やかな体を保つことが重要です。そのためには年々衰えていく筋肉を落とさないようにして基礎代謝をアップさせ、脂肪が燃焼しやすい体をつくり、筋肉量も体力もキープするようにしたいものです。そこで、産婦人科医の善方裕美先生に更年期世代のダイエットの方法を聞いてみました。筋肉量を増やす運動を始めよう更年期は閉経の前後5年間と定義され、一般的に日本人の閉経が50歳前後に多いため、45歳から55歳くらいの10年間が更年期に当たります。ただ、閉経に向けて心身の変化が現れ始めるのは30代後半から40代半ば、その時期はプレ更年期といわれています。このプレ更年期に入った40歳ごろから基礎代謝が急激に落ち、さらに筋肉が衰え筋肉量も減ってくるのが太りやすくなる原因の一つです。筋肉は基礎代謝の40%を消費するといわれているので、筋肉量を増やすことで基礎代謝をアップさせ、効率よくカロリー消費するやせやすい体をつくることができます。筋肉はトレーニングで鍛えれば、量を増やすことも維持することもできます。年齢は関係なく、40代でも50代でも可能。むしろ何もしないと加齢とともにどんどん筋肉がなくなってしまうので、40代からの筋肉トレーニングはダイエットのためだけでなく、筋力を落とさず健やかな体をキープするためにも必要不可欠なものだともいえるでしょう。無理をしないで続けやすいものを選ぶ筋肉トレーニングは続けることが大切なので、自分の生活習慣に取り入れやすく、無理のないものを選びましょう。取り入れる時間は朝でも夜でも構いません。朝におこなえば1日の始まりに代謝を上げることができます。夜なら睡眠の妨げにならないよう就寝の2時間前を目安におこないましょう。取り入れやすいものとして、体幹トレーニングがあります。体幹は簡単に言うと胴体全体のこと。ここには6つの筋肉(胸筋、腹直筋、腹斜筋、僧帽筋、脊柱起立筋、広背筋)があり、体幹トレーニングとはこれらの6つの筋肉を鍛えることです。同時に複数の筋肉を鍛えることができるのでとても効率的です。簡単にできる体幹トレーニング例<プランクの方法>①ひじを直角にして手のひらは軽く握り小指のほうを床につけた状態でうつぶせになる。②足はつま先で支え、体を一直線にした状態を30秒キープする。2~3セットを目安におこなう。有酸素運動で脂肪を燃焼させようダイエットのためには、筋肉量を増やし代謝をアップさせた上で、さらにおこないたいのが脂肪を燃焼させる効果がある有酸素運動です。始めやすいのはウォーキング。背筋を伸ばし、ちょっと息が上がるようなペースで歩きます。最初は10分程度からスタートし、だんだん時間を伸ばし1日30~60分程度歩けるようになるといいでしょう。ただ、どうしても時間が取れないなら、日常生活で動きを増やすことを意識します。例えば買い物や通勤で歩く時間を増やす、エスカレーターではなく階段を利用する、その場で、もも上げをおこなうなどでも有酸素運動になります。まとめ加齢は止められませんが筋肉量を増やしたり、脂肪を燃焼させたりすることで太りにくい体をキープすることはできます。それが更年期の健やかな体をつくることにもつながるので、毎日無理なくできることから続けてみてはいかがでしょうか。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。
2020年07月29日「ダイエットをしても、以前のように体重が落ちない……」「運動をしてもウエストが細くならない」。プレ更年期、更年期を迎える前と同じようなダイエットでは、体に変化が出にくくなってきます。確実にやせたい! プレ更年期、更年期に適したダイエットとは? 産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。ダイエット効率を高める女性ホルモンが欲しい!プレ更年期、更年期になると、女性ホルモンの一つエストロゲンの分泌が急激に減少します。エストロゲンには脂肪の燃焼を促す働きがあり、そのためエストロゲンが減少することで脂肪が燃焼しにくい体になってしまいます。また、エストロゲンの減少により内臓脂肪の分解が弱くなるので、腸の周りの腸間膜に脂肪がたまり、ぽっこりおなか体型に……。ですからプレ更年期、更年期を迎える前と同じダイエット法では体重が落ちにくく、理想とするスタイルの維持も難しくなってくるのです。減少したエストロゲンを補う方法としてホルモン補充療法という更年期障害に対して使用する薬剤がありますが、ホルモン補充療法の効用に「体型維持」や「ダイエット効果」というものはありません。体型維持を目標とするなら、プレ更年期、更年期に適したダイエット方法を試してみましょう。寝ているだけでもやせる!? 基礎代謝で脂肪を燃焼エストロゲンが減少するプレ更年期、更年期。付きやすくなった内臓脂肪を食事改善・適切な運動で落とすことでぽっこりおなかが改善されます。同時に、基礎代謝を上げるダイエット方法も取り入れてみましょう。基礎代謝とは、体温の維持や呼吸・内臓の働きのために必要なエネルギーを消費すること、つまり生命維持のための基本となる身体の代謝のことです。基礎代謝が高い=エネルギー消費量が多いということ。その日に取り過ぎたエネルギーを運動で消費するのは一般的なダイエット法ですが、基礎代謝を上げることができれば極端な話、何もしなくてもエネルギーが消費されるわけですから、体型維持にはもってこいなのです。そんな基礎代謝ですが、プレ更年期、更年期ごろから加齢により、筋肉が減ったり、身体能力が下がったりするなどで基礎代謝が低下してきます。そうなるとプレ更年期、更年期を迎える前と食べる量が同じでも、消費できるカロリーが減っているため、太りやすくなってしまいます。それが更年期太りが急増する原因の一つであるといわれています。基礎代謝を上げる4つの方法基礎代謝は筋肉の量によって左右されるため、筋肉を増やすことが一番の近道! 以下の4つの方法を試してみましょう。①タンパク質とビタミンB1を摂取筋肉を作る栄養素はタンパク質。毎日の食事にタンパク質(肉や魚、大豆製品や卵、乳製品など)と、その働きを助けるビタミンB1(豚肉、うなぎ、きな粉など)を意識して摂取しましょう。②体を温める体温を上げることで消費エネルギーも多くなり、基礎代謝も高くなります。基礎代謝を上げるためには体を冷やさないこと。半身浴や岩塩浴を取り入れたり、しょうがや唐辛子、鶏肉、かぼちゃ、玉ねぎなど体を温める食材を積極的に摂りましょう。③1日1.5〜2ℓの水分をこまめに飲む血液がドロドロになり細胞の水分が減少すると正常なエネルギー代謝がおこなえず、老廃物が体外に排出されにくくなります。体内に老廃物がたまると内臓の機能が低下し、代謝が上がらなくなります。1日の水分摂取量の目安は食事の水分を合わせて1.5〜2ℓ。1度に大量に飲むのではなく、コップ1杯を1日10回程度に分けて飲むのがベスト。④ウォーキングやストレッチなど適度な運動をおこなうウォーキングやストレッチなど、適度な運動をすることで体に酸素が取り込まれ血流が改善、むくみの解消や脂肪燃焼の効率アップにもつながります。忙しくて時間が取れないなら「ながら運動」でOK.。通勤やお買い物のときに、大股で早足で歩く「ながらウォーキング」、洗濯物を干すときに背伸びしたり、調理器具を戸棚から出したりする際、スクワットを意識してしゃがむなどの「ながらストレッチ」、少し意識を変えるだけで続けることができます。基礎代謝アップのため、気合いを入れてジムで筋トレも賛成! でも、ジム通いは途中で挫折する人も多く、ハードな運動でひざや腰を痛める人も……。まずは張り過ぎない運動と、食生活や生活習慣の改善で基礎代謝を高めていきましょう!まとめ運動をして、食事制限をするダイエットは、若いころの恋する乙女なら頑張れるけれど、プレ更年期、更年期世代はおいしい物を食べるのが人生の楽しみの一つ。ダイエットでナイスボディ!とまではいかなくても、寝ているだけでやせるくらいに基礎代謝を上げたいものです。取材・文/井上裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2020年07月27日運動して脂肪を燃焼させればやせてはいくけれど、なぜかおなかだけは引っ込まない。手足は細くなっても、おなかだけぽっこりというプレ更年期、更年期女子が多くいます。そこで、なぜぽっこりおなかになってしまうのかについて産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。若いころはぽっちゃり、更年期はもってり、その違いは?太った若い人を「ぽっちゃり」という言葉で表すことが多いけれど、太ったプレ更年期、更年期世代は「もってり」「どっしり」。若い人は肌もハリがあってツヤツヤしていてたるんでいる感じがないから、ぽっちゃりにもご愛敬が。でも、プレ更年期、更年期世代はおなか周りがだぶついて締まりがなく、だらしない感じが出てしまいがちに。たとえ若いころと同じ体重でも、この大きな見た目の違いは脂肪の付き方にあります。太ると若い世代は皮下脂肪になり、太ももやおしりがむちむち、俗に言う“洋ナシ型”。一方、プレ更年期、更年期世代は顔やバスト周りがふくよかにならず、おなかばかりがぽっこり。脚や胸はそれほど太っていないように見えるため、丸いリンゴのような体型に見える“リンゴ型”に。このぽっこりおなか体型の原因は、内臓を支えるおなかの筋肉が弱くなることと、内臓脂肪が増えるからなのです。更年期は内臓脂肪の増加を抑える女性ホルモンが減少女性ホルモンの一つエストロゲンは、コレステロールの分解代謝をし、悪玉コレステロールを低めに抑えています。でも、閉経前後の更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少し、内臓脂肪の分解が弱くなるので、腸の周りの腸間膜に脂肪がたまり、“リンゴ型”に。よってプレ更年期、更年期を迎える前の女性ホルモンが安定していたころと同じような食生活や運動量でいると、内臓脂肪がたまり始め、ウエストのくびれがなくなっていくので注意が必要です! ウエストのくびれが内臓脂肪の目安の一つですが、血液検査の数値でも知ることができます。上記のいずれかに入る場合は、古くは「高脂血症」といわれていた脂質異常症と診断され、積極的な食事改善が必要になります。更年期のぽっこりおなかが気になり出したら、健康診断の血液検査の結果を見ながら、医師に内臓脂肪の状況を聞いてみるといいでしょう。増え続ける内臓脂肪を減らすには?1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余ったカロリーは脂肪に変換され腸間膜に蓄えられます。これが内臓脂肪。体の奥深くにたまった脂肪は落としにくい気もしますが、実は内臓脂肪は蓄えられやすい半面、エネルギーが不足すると簡単に消費されます。つまり運動で消費カロリーを増やせば、消費される内臓脂肪の量も多くなるわけです。内臓脂肪を減らすなら、有酸素運動を毎日30~60分ほど続けてみましょう。まとまった時間を取れないときは、1日の間に10分の運動を6回など、短時間に分けておこなっても同様の効果を得られます。プレ更年期、更年期世代なら、一番お手軽なウォーキングはどうでしょう。10分あたり30~40kcalを消費できるので、一つ先の停留所や駅まで歩いてみたり移動にエレベーターではなく階段を使ってみたり、意識して体を動かしてみるのも一つ。内臓脂肪を減らすための運動は続けることが大事! 最低でも週に2回以上おこなうのがおすすめです。まとめ激しい筋トレはプレ更年期、更年期世代にはちょっと過酷……。ウォーキングなら、毎日の買い物や犬の散歩などで続けられそうですね。ぽっこりおなかを引っ込めて、しばらくお目にかかっていないウエストのくびれよ、再び!取材・文/井上裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2020年07月26日プレ更年期、更年期世代のお悩みの一つ“更年期太り”。食べる量は変わらないのに年々体重が増えていくといった理不尽な現象が起きてきます。更年期がもたらすやせにくい体とは? 産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。体重増を招くエストロゲンの減少プレ更年期、更年期を迎えると、卵巣が老化して女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減っていきます。このエストロゲンが規則的に分泌されなくなると、さまざまな不調を感じるようになります。これが更年期症状、その症状が日常生活に支障をきたすほどになると更年期障害と言います。更年期症状には、不眠、イライラ、倦怠感、火照りなどがありますが、太りやすいこと、いわゆる更年期太りも症状の一つです。カロリーを摂り過ぎれば太るのは当たり前ですが、更年期太りでやっかいなのは食べる量が同じでも体重が増えていく、ダイエットをしても体重が簡単に減らない点。その大きな原因が、エストロゲンの減少です。脂肪の燃焼を促すホルモン、エストロゲンエストロゲンは、脂肪の燃焼を促す働きがあります。月経がある時期なら、排卵前のエストロゲンの分泌量の多い時期に筋肉を刺激することで効率的に引き締められるといわれ、ダイエットにベストなタイミング!エストロゲンの脂肪燃焼の恩恵を受けられないプレ更年期、更年期世代は、やせにくい体=閉経前と同じ量を食べていると太る=更年期太りになるのです。さらにたとえ体重変化がないとしても、なんとな~く締まりのないおばさん体型になってしまうことも……。基礎代謝を上げて、脱!更年期太りやせにくい体の原因には、エストロゲンのほかに加齢で基礎代謝量が減っていくことが挙げられます。基礎代謝とは、内臓の機能を作動したり、体温を保つなど生命を維持したりするために必要なエネルギーを消費するカロリーのことです。基礎代謝が高いと、普段の生活をしていてもエネルギー消費量が多いということ。何もしていなくてもエネルギーが消費されるのであれば超ラッキー! また、基礎代謝が高いということはやせやすい体になるので、エストロゲンに頼らずとも基礎代謝を上げれば更年期太りも改善されていくのです。その、基礎代謝を上げるポイントは“筋肉”。筋肉量を増やすことで基礎代謝量がアップし、効率よくカロリー消費をするやせやすい体になっていきます。プレ更年期、更年期世代のダイエット成功は、筋肉にあり!まとめ更年期太りを打破する近道は“筋トレ”ですが、ジム通いに挫折した人も多いのではないでしょうか? ましてや激しい運動をするとひざを痛めるなどの二次トラブルも……。プレ更年期、更年期世代にやさしい無理のない筋トレを日々の生活に取り入れていきましょう。取材・文/井上裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2020年07月23日更年期あるあるの一つに“更年期太り”があります。プレ更年期、更年期になると女性は太りやすく、いわゆる中年太りのおばさん体型になりやすくなります。なぜ、この時期になると太りやすいの? その体のメカニズムとは? 産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。女性ホルモンのエストロゲンは体型を守る強い味方!プレ更年期、更年期に大きく変化するホルモンの一つに、女性ホルモンのエストロゲンがあります。エストロゲンは卵巣で分泌され、8~9歳ごろから急激に分泌量が増え、20代で高い分泌量を維持、30代後半から減り始め、更年期に急激に減少します。このエストロゲンは妊娠・出産を可能にするための乳房や子宮の発達、女性らしい丸みを帯びた体つきにする作用のほかに、骨や血管を丈夫にし、血糖値を調整するインスリンの過剰分泌を抑制、脂肪の燃焼をサポート。スリムな体型維持を切望するオトナ女子にとって、実にありがたいホルモンなのです。更年期にはエストロゲン量が急降下!美ボディをサポートするエストロゲンを分泌する卵巣にも、悲しいかな寿命があります。その寿命は約50年。40代から卵巣の老化によりホルモンの分泌量が徐々に減り、平均50歳で卵巣の寿命である「閉経」を迎えます。エストロゲンが減少することで脳の視床下部から「エストロゲンをもっと出しなさい!」と指令が出て、卵巣に頑張って分泌させようとします。でも、寿命に向かう卵巣はもうたくさん分泌できません(泣)。頑張って分泌させようとする→分泌できない→脳の視床下部から「もっと出せ!」と指令→頑張って分泌させようとする→分泌できない……、この繰り返しをしているうちに自律神経が混乱し、のぼせ、イライラなどの更年期症状が出てくるのです。ホルモンバランスの崩れから来る更年期太りプレ更年期、更年期を迎えると、なぜ太りやすくなるのでしょう。その考えられる主な理由は以下の3つがあります。・エストロゲンの分泌の低下により自律神経が乱れ、イライラしてついつい食べてしまう・エストロゲンの分泌が低下してくると基礎代謝も低下し、体に脂肪をため込みやすくなる・加齢によって筋肉が衰え、筋肉量が減少。ホルモン補充療法(HRT)が筋肉の衰弱を押さえるという報告があり、エストロゲンの分泌の低下で、筋肉量が低下すると考えられるカロリー消費を上回って食べれば太るのは当然ですが、詰まるところホルモンの崩れが太りやすい体を作ってしまうのです。美ボディをキープ&目指すには運動と健康的なダイエットが大切ですが、ホルモンのケアも大きな鍵と言えるのです。まとめホルモンの崩れが落ち着けば更年期太りも解消されそうですが、更年期太りが終わったからといって、太り続けた体型を元に戻すのはこれまた大変! 更年期だからとあきらめないで、今から更年期に適したダイエット方法で体重増をストップしておく必要はありそうです。取材・文/井上裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2020年07月22日