私はファッションが大好き、おしゃれが大好きで、トレンドを取り入れるのにファストファッションをよく利用してきました。ところが最近、ファストファッションの服でしっくりこないものが増えてきました。今でもファッションは大好きなのですが、せっかく買っても袖を通すことなく娘にあげることもしばしば。クローゼットの見直しを経て、好きだからこそやたらと洋服を買わなくなった体験談です。ファストファッションが似合わない?これまで定期的に訪れ、ネットでも店頭でも毎月と言っていいほど何かしらお世話になっていたファストファッションの洋服。今でも見ているだけならトレンド感があり、かわいいと思う服がたくさん並んでいるのですが、最近いざ試着室で着てみると、どこか違和感を覚えるようになりました。強いて言うなら、顔が浮いてしまっているのです。好みのスタイルに顔がついてこなくなっていると言ったらいいのでしょうか。若作りのおばさんにはなりたくないと強く思うあまり過敏になっているのか、欲しいとは思うのですが買うまでに至らなくなり、このところ足が遠のいています。要は、着たい服と似合う服が一致しなくなってきているのだと気付きました。では、似合う服とはどのような服なのか。ここ10年ほどずっと同じような感じで定番服にファストブランドで購入したトレンドアイテムを合わせて最新のファッションを楽しんできましたが、今後もトレンドアイテムを足す必要があるのか、限られた予算をどこに投入するべきか、50代のファッションについて改めて考えてみました。残す服とさよならする服を選別これからのファッションについて考えるきっかけとなったのは、クローゼットの見直しでした。たくさんの服とさよならをしながら、こういうことを続けていてはいけないと強く思いました。似合うと思ったら堂々と着たらいいと思うのですが、違和感を覚えるのであればファッションをがらりと変えていくべきだと感じました。先日、偶然手にした雑誌のインタビューで、ある女優さんが片付けの話をしていました。自分と同じだったので親近感を抱きながら読み進めていくと、この女優さんもたくさんの服を処分したと書いてありました。「流行を追ってたくさんお買い物をしてきたけれど、それらの物を処分しながら、もう二度とこういうことはしたくない。これからは、長く使える物だけを買おう。娘に残してあげられる物だけを買おうと決めました」と言うのです。もともとファンだったこともあり、彼女の思いに激しく同感した私は、自分もそうしようと思いました。これからは多少値が張っても、肌触りの良い仕立ての良い服を着たい。体に合った上質なコートを大切に長く着よう。そう思ったら、自然と残しておく服、さよならする服がはっきりとわかるようになり、ベーシックで素材の良い服、流行にとらわれない定番の服だけがクローゼットに残りました。ゆとりのあるクローゼットを楽しむ日々見直しを経てずいぶん整理されたクローゼットは、がらんとしたまま2カ月がたちました。その間、洋服を買うことはありませんでした。こんなことは初めてですが、欲しいと思わないのでストレスは感じていません。さらに残した服の中にやはりさよならしようと思う服がしばしば見つかるので、このままいくとまだまだ減っていきそうです。不思議なのが、クローゼットが服であふれていたときは「着たい服が1着もない」「まともな服がまったくない」と嘆いては新しい服を探すということを繰り返していたわけですが、今は自分がどんな服を持っているのか把握しているため、コーディネートもすぐに決まりますし、前より服選びはラクになりました。少数精鋭で、どれも安心して着られるアイテムばかりなので、迷う必要がないのです。まとめ洋服は買わなくなりましたが、物欲がまったくなくなったわけではありません。購入したいものもあります。そしてこれまでより心がけるようになったのは、衣類のメンテナンスです。洗濯表示を確認して正しい洗濯をすることが毛玉や形崩れを防ぐため、失敗したくない衣類は必ず専用洗剤を使って手洗いをし、置き干しをするように。Tシャツにもアイロンをかけて、きれいに服を着るようにしています。これからも自分の変化を受け入れ、好きなファッションを追求して楽しみたいと思っています。グレイヘアに細身のバーバリーのトレンチを着て、サングラスをかけているような、そんなおばあちゃんになるのが今の私の目標です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/村澤綾香著者/みうママ(50歳)昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。
2024年04月18日今年50歳になったのをきっかけにバッグの中を見直し。ブランドに振り回されるのではなく、“自分の好き”だけにこだわったモノだけを入れるようにしました。そしてファッションも50歳をきっかけに“壊れ”始めました(笑)。もはやブランドも骨格診断もパーソナルカラーも関係なし。服も自分の“好きなもの”だけを着るように。これが実に快適でご機嫌なのです! ライターの中田ぷうが50代ファッションについて新提案します。ブランドから離れることになった決定的な事件20代のころはファッション雑誌の編集者だったこともあり、当時全盛を極めていたニューヨークブランド「TOCCA」や「DKNY」、「ケイトスペード」、「アルマーニエクスチェンジ」に「バーバリー」など着ていました。そして個人的に日本人デザイナーも好きでしたので、コシノジュンコさんの服も買ったりして……。しかし今から20年前のことです。“コシノさん”のニットを着て、当時まだ生まれて間もない上の子を抱っこしていたとき。「ぐえっ……ふ!」とげっぷをされたと同時にダイナミックに吐かれ、ニットの肩の部分がミルクだらけに!「ギャー! コシノさんのニットがぁぁぁ!」と思ったときにはすでに遅し。どう洗濯してももうにおいが取れず、処分することに。多分、最大のきっかけはこれだったと思います。この事件以降、「高い服など“今の私”には必要ない!」と思ってしまったんですね~(笑)。以来20年間、自分の服に求めるのは、着やすさ動きやすさ洗濯のしやすさがすべてでした。50代、似合うかどうかよりも“好き”が大切そしてそこから20年。子どもたちの教育費に莫大なお金がかかるようになり、「お安さ」も大切な要素として加わっていったのです。そして今は、その中から、自分が「好き」と思えるものだけを着るようにしています。仕事柄、骨格診断をしてもらったり、パーソナルカラーを受けたこともありました。“ファッション迷子”さんにとって、こうした診断もいいと思います。でも50歳になった自分にとっては、もう必要ありません。似合う・似合わないよりも“自分がどれだけ好きか”のほうが大切だからです。それに自分の“好きなもの”って自分を形成しているものだから、自然となじんでいるんですよね!ユニクロのシャカパン&Tシャツを“制服”にまた冬になれば変わるかもしれませんが、もはや1年のうちの半年は暑い季節となってしまった日本、私のファッションのベースは、ユニクロの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」1,990円とユニクロのシャカシャカ素材のボトムス。そして少し肌寒くなってきた最近は、この“ベース”にシャツやニット、スウェットを合わせています。こちらはシャツを合わせたスタイリング。このデニムシャツは、「ユニクロ」とイネス・ド・フレサンジュとのコラボ商品で、かなり前のものですが気に入ってずっと着ています。そうなんです! たとえ「ユニクロ」の商品でもこうして本当に「好き」なものであれば、何年にも渡って大切に着続けるんですよね~。50代、もっと色を楽しみたい!私も典型的な日本人なので、やはり黒・紺・茶色・グレーなどのダークカラーが好きで、この手の色の服ばかりを持っていました。しかしここ数年、人生の後半戦、もっと色を楽しみたい!と思い、カラフルなアイテムを取り入れるようになりました。色の効果ってすごくて、明るい色を着ると気分も表情も不思議と明るくなるんですよね~!また年を取るとどうしても顔色が落ちてくるので、ダークカラーではなく明るい色を着たほうがいいとスタイリストさんたちも言いますよね。今シーズンは、「COCA」で蛍光に近い発色のグリーンのニットを購入。1,990円でした。“ミニオンおばさん”と言われても平気(笑)こちらは「ワークマン女子」で購入した蛍光イエローに近いスウェット1,500円。数年前から黄色、大好きなんです! なぜならダークカラーのファッションの中、いいアクセントになってくれるからです。しかしこれを着た途端、子どもたちが「うわっ! 『ミニオン』だ! “ミニオンおばさん”が来た~!」と大笑い。ふん、何とでもお言い!こうしたファッションの関する揶揄は、よくありますよね~(笑)! 子どもや家族に言われる程度ならば笑って済ませられますが、他人に言われると傷ついてしまうこともあるかもしれません。私などは気にしませんが、この揶揄が怖くて新たなファッションに挑戦できない、という人を今までたくさん見てきました。でもそんな人たちには、ぜひ102歳のファッショニスタ、アイリス・アプフェルの言葉を覚えておいてほしいのです。「洋服について誰かに何か言われても傷ついたことはない。自分の喜びのために着ているのだから」そうなんです。もちろんTPOは大切ですが、普段のファッションは自分が喜べて、幸せになれればいいんです。だから“ミニオンおばさん”と言われようが、このイエローのスウェットを楽しみますよ~! なぜなら着ていて私自身がウキウキするからです(笑)。今まで着たかったものにも挑戦!今までとくにスカル柄に興味はなかったのですが……、海外のサイトでハロウィン向けのアグリーセーターを見ていたら、「スカル柄のニットって、着てみたいかも!」と思い購入。これが想像以上にベースのコーディネートに合わせやすくよかったのです。勇気を出して挑戦してよかった……! こうした“興味あるファッションの挑戦”も50歳を機にどんどんしてみたいと思っています。靴下は最高のアクセサリー!今でこそ何を言われようが気にせず好きなものを着ていますが、やはり昔は、本当は好きな元気な色や明るい色を着る勇気がありませんでした。そこでまず取り入れたのが靴下。当時、お仕事をご一緒したカメラマンの方が、服装はベーシック&ダークカラーなのに、いつも靴下だけが派手だったりポップだったりして「おしゃれだなぁ!」と感心! 私もまず靴下から“色モノ”デビューをしました。靴下って、まるで見えないようでいて、実はかなりの“チラ見せの美学”があり、それがものすごくおしゃれに感じさせるんですよね。今でも元気色の靴下は大好きで、「ファミリーマート」でいつも買っています。まとめこの年になって、やっとファッションは“自分自身が楽しむもの”という感覚を実感できるようになった気がします。アイリス・アプフェルの言葉でもう1つ好きな言葉があります。「流行は買うことができるけれど、スタイルは自分が有するものよ」そうなんです! 自分のスタイルは自分のもの! だからこそ好きなスタイルを楽しみませんか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/中田ぷう(50歳)業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。
2023年10月27日以前はどんな色でも形でも、自分が好きだと思う洋服を着ていました。特に似合わないということもありません。しかし年齢を重ねるにつれて、なんだか似合う服が少なくなってきたように感じ、何を着ればいいのかわからなくなりました。そんな私がファッションの悩みを解決した体験談です。★関連記事:「若作りは見苦しい!?」気合を入れ過ぎて失敗!ママ友からの意外だったファッションの助言とは…パーソナルカラー診断で似合う色がわかった自分に似合う色と似合わない色があると、うすうす気付き出した40歳のころ、私はパーソナルカラー診断をカラーサロンで受けてみることにしました。カラー診断とは人の髪の色や皮膚の色、目の色によって似合う色のグループがあり、どのグループが似合うかを診断するというものです。料金は15,000円程度でした。私は診断後に似合う色の色見本をくれるコースにしました。色のグループはスプリング、サマー、オータム、ウインターの4種類に分けられており、私はウインターという結果でした。ウインターの特徴は鮮やかでハッキリした色が似合うタイプだそうです。パステルカラーは見てかわいく思うのですが、実際に着るとパッとしない理由がそこでわかりました。自分の似合う色が判明したことで、洋服を選ぶときに似合わない色は最初から選ばないということができるように。選択肢が少なくなり選びやすくなりました。私の場合ですが、若いときには自分のタイプではない色でも若さで着こなすことができました。しかし、年齢を重ねると似合わない色を着ると本当に顔色がくすむので、似合うタイプの色を知ることは大切だと思いました。似合う形や素材がわかる骨格診断も受けてみたそして5年ほど前の45歳のころ、骨格診断というものがあることを知りました。骨格診断とは生まれ持った骨格により、似合う洋服の形や素材を導き出す方法です。ちょうど知り合いの方が骨格診断を仕事にしたいとトレーニング中だったため、ワンコインでモニターとして診断してもらうことにしました。この骨格診断にはナチュラル、ウエーブ、ストレートという3つのタイプがあります。私はナチュラルタイプという結果が出ました。このナチュラルタイプの特徴は、カジュアルな着こなしが似合うこと。素材はデニム、リネン、ウールなどがおすすめということでした。骨格診断を受けることによって、私があんなに小花柄が似合わなかった理由がわかりました。小花柄はナチュラルタイプさんが似合う柄ではなかったのです。柔らかいフリフリのシャツも苦手でしたが、フリルが似合うのはウエーブタイプだということでした。自分のタイプがわかると洋服を選ぶときに似合う素材や形が明確なので、かなりラクになります。何を着ていいかわからない迷子になっていたので、少なくともこの形なら似合う、この素材なら似合うという基準をつくることができました。似合わない服を捨て洋服は100着以内にそしてこの3年くらいをかけて、150着以上のいらない洋服を捨てました。もともと着るものにそこまで興味はなく、自分に似合う色、形、素材のものを着ていればいいという考え方です。それに、自分にそこまで似合わない洋服を毎日とっかえひっかえするよりも、とても似合う洋服を少数で着回したいと思うようになりました。洋服が少なくなってわかったのですが、クローゼットの中にたくさん洋服があるほうが何を着ようか毎日悩みます。パーソナルカラー診断や骨格診断で自分に似合う洋服がわかったため、その時点で自分に似合わない形や色、素材のものは捨てたり人にあげたりができるようになりました。しかしそれでも、洋服はまだまだありました。洋服100着以内というのを目標にゆるゆると捨てていき、今やっと実現できました。洋服が100着だと、衣替えの必要がなくなりました。しかも、すべて私の似合う色、形、素材のものばかりですので、毎日何を着ようと迷わなくて済むようになったのです。まとめ年齢を重ねるにつれてだんだんと、何を着ていいのかわからなくなりました。しかし、パーソナルカラー診断や骨格診断で自分に似合う洋服のタイプが判明したので、似合わない服を捨てクローゼットの中を一軍選手ばかりにすることができました。今はコーディネートに困っていたのがうそのように、私のなかで洋服を選ぶ基準があります。自分に似合うものは何か知ることはとても大切だなと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★ファッションの記事をもっと読む:40代でおしゃれ迷子に!自分の姿を見直してわかった「ぽっちゃり&くすみ肌の自分」に似合う服とは著者/kayoko(50歳)24歳、22歳、18歳の母。フリーランスのライター。白髪にも老眼にも悩まされている。その上、毎日長時間椅子に座って記事を書いているので運動不足を痛感。運動不足解消のため休日は夫と山登りを始めた。
2022年11月22日アラフィフの私はあるとき、鏡に映し出された自分のシワとたるみが目立つ肘に目が釘付けになり、年齢は確実に表れるのだと自覚。すてきな同年代女性のファッションを参考に、50代のおしゃれは年齢的な変化をじょうずにカバーすることがとても大切だと思いました。そして、今までのファッション感覚からカバーを重要視することにシフトしたという体験談です。★関連記事:ガーリーな服が似合わないように!40代になった私が選んだ服でおしゃれの新境地を開拓【体験談】ファッションポイント見直しのきっかけ私は単に年齢に合ったファッションが良いという考え方には賛成できません。やはり年齢に縛られない自由なおしゃれが大切だと思っています。が、体には年齢が表われてしまいます。そのため、見せない部分をじょうずにカバーすることを意識したファッション感覚を持つことも大切だと思うようになりました。そのきっかけとなったのは鏡に全身を映したときに、いつも意識して見ることのなかった肘が目に入ったからです。そこに映った肘は、シワが寄って年齢を感じさせるものでした。見えにくい部分なので、気付いたときは目を疑ってしまいました。それからはショッピング中なども同年代女性のファッションが気になるように。すると肘をさりげなく隠している女性は思ったより多く、じょうずにカバーしているなと感心してしまいました。このことがあってから、これから50代という変化の多い年齢に向かってファッションを工夫することがとても重要なのだと実感したのです。同年代女性をチェックして良いお手本に体に表れた変化にがく然とした私は、同年代の女性のファッションを意識的にチェックするようになりました。年齢による変化をじょうずにカバーしている女性のファッションが、とても良いお手本になると気付いたからです。例えばパンツファッションなどは、私の年齢になるとおしりの垂れが気になります。しかし、じょうずに着こなしている同年代女性を見ると、さりげなくおしりの半分ぐらいを上着でカバーしています。すっぽり隠さなくても半分程度カバーすれば、あまり目立たないことも気付きました。また、洋服だけでなくアクセサリーも参考に。例えば、カフェで見かけた同年代女性が着けていた、直径1.5cm程度の小さな金色のリングピアスがポイントとなって小顔効果があると感じ、実践してみました。私は昔から直径5cm以上の大きいリングピアスが好きで着けていましたが、小さいピアスと比べてみると小さいほうがキュッと引き締め効果が感じられました。このように同年代女性のファッションには参考になることがたくさん詰まっていたのです。気になる部分をさり気なくカバーする特に年齢が出やすい肘、おしり、ウエストなどの部分をじょうずにカバーしている同年代女性のファッションを参考に、さり気なく悪目立ちしないような着こなしを考えました。肘についてはノースリーブや半袖を着る春・夏が中心になるので、おしゃれな薄手の夏用長袖ロングカーディガンを黒・白・茶の3色そろえました。さりげなく袖を肘下まで引き上げるように着こなすことで、とてもおしゃれに羽織れました。また、パンツスタイルばかりだった私ですが、最近スカートをはくように。とはいってもフレアやギャザースカートではなく、体にぴったりしたニットのタイトスカートを選んでいます。タイトスカートはおしりのラインがはっきり出てしまいそうですが、実は模様編みのニット素材なら垂れたおしりは目立たないと同年代女性を参考にして気付いたのです。少しゆったりした長めの上着を着ても、下がスリムなタイトスカートならすっきりファッショナブルに着こなせるので、ウエストのカバーにもぴったり! これらは、さりげなくカバーすることを意識した一例です。まとめふとしたことから気付いた自分の肘の変化をきっかけに、年齢的な変化をさりげなくカバーすることの大切さを実感。今までカバーすることは「隠す」というマイナスイメージに捉えていた私ですが、アラフィフの年齢になった今、これからのすてきな着こなしのためにはとても大切なことだというポジティブなイメージで気持ちを切り替えることができました。そして、同年代女性のファッションの中にも参考になることがたくさん詰まっていることに気付き、今ではショッピング中でも同年代女性をつい目で追ってしまうようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。【駒形先生からのアドバイス】おしりが垂れてくるというのは骨盤や大腿周囲の筋肉の低下を表しています。隠すことで放置すると筋肉というクッションがなくなってきて、ちょっと転んで大腿骨骨折しやすくなることも。おしりの筋肉を鍛えるのがおすすめです。著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2022年10月28日昨年あたりからのスウェットブームは今年の春も健在。そのためパーカも人気ですが、スウェットはボディラインを拾う危険な素材。それだけにパーカも、よく吟味して買うことが大切なんです。GUの「グラフィックスウェットパーカ(長袖)(ロゴ)」(値下げ中で1,490円)は、ロゴで体型を目くらまししてくれる優秀な1着! ファッション誌の編集にも携わってきたアラフィフライターの中田ぷうが着こなしテクを紹介します。アラフィフ世代の業界人がロゴ入りを選ぶ理由ロゴがあるだけで一気に痩せ見え想像してみてください。このグレーのパーカ、ロゴがなかったら、味気なくて、ものすごくのっぺりとした1着になると思いませんか。その“のっぺり”としたパーカを私たちアラフィフおばさんが着ると、“生活臭満載”になってしまい、部屋着かご近所着にしか見えなくなるのです……。しかも体型を拾うスウェット素材なので、いつも以上に太って見える! もう悲劇的……。ところがロゴがデザインされていると、ロゴに目を奪われるため、体型が目立たなくなります。もし家にロゴなしのグレーのパーカがあるという人はぜひロゴ入りパーカを着て、写真に撮り、比べてみてください。はっきりと違いがわかると思います。たかがロゴ、されどロゴ! この“着痩せマジック”の効果をその道のプロはちゃーんとわかっていますから、みんなロゴ入りを選んでいるんですね。私も大御所スタイリストたちがこの春、こぞってロゴ入りパーカを着ているのに驚きました。カジュアルに着るから“おかしなこと”になるそもそもロゴ入りパーカというのは非常にカジュアルなファッションアイテムです。それだけに「ちょっと子どもっぽいんじゃ……」「アラフィフの私が着るなんて、痛くない?」「カジュアル過ぎて、“若作りおばさん”になりそう」という不安を覚える人も多いかと思います。でもそれはパーカをそのままカジュアルに着ようとするから、おかしなことになるんです。上の写真を見てください。ロゴ入りパーカをジーンズとチノパンに合わせただけですが、おしゃれ感はほぼゼロ!もちろん家にいるときはこれで構いません。でもこれで外出するのはいただけない!ではどうしたらいいのでしょうか。次章でコーディネイト例を紹介します。ロゴ入りパーカをスッキリ着こなすコツジーンズ・チノ以外のボトムスを選ぶこと一番大切なのは、ブルージーンズ、チノパン以外と合わせること。写真のボトムスはGUで買った黒パンツですが、色が引き締まり、ぐっとおしゃれ感が増しますよね。が、ここでスニーカーを履くとまたカジュアル度が増してしまうので、ローファーを合わせましょう。バッグもレザー系のポシェットを選びます。こうして“きれいめアイテム&小物”を合わせることで、アラフィフのパーカコーデに昇格させます。ちなみにシューズもポシェットもGUのものです。こちらも同じくGUの黒パンツとGUのエナメルローファーを合わせたコーディネート。パンツと靴にきちんと感があれば、かごバッグで抜け感をつくってもOK。大流行中のカラーパンツを合わせても!この春、大人気のカラーパンツはアラフィフにこそおすすめしたいアイテム! 今シーズンはとにかく1本、カラーパンツを購入してほしいです。着こなしに取り入れるだけで今っぽくなるし、色に視線が行くので、下半身の太さが気にならなくなります。「赤やピンクはちょっと……」という人には、写真のグリーンやロイヤルブルーなど寒色系カラーがおすすめ。暖色系ほど抵抗なく着られますよね。ちなみに写真のパンツは、GUの「ストレッチテーパードパンツ」(1,990円)のグリーン。テーパードパンツは、どんなファッションカテゴリーにも合わせやすい上、太ももから足首にかけて細くなっていくシルエットなため、脚長と着痩せのW効果があります。しかも程良いきちんと感と清潔感を与えてくれるので、こうしたカジュアルなパーカをアラフィフが着る際にぴったり!テーパードパンツとレザー系バッグできちんと感をプラスしたので、足元はスニーカーにしてもOK。カジュアルになりすぎることはありません。きちんと感と抜け感のバランスを取り入れたスタイリングは、スタイリストが最もよくする、鉄板スタイリングです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーー商品名:グラフィックスウェットパーカ(長袖)(ロゴ)価格:1,490円(税込み)サイズ:XS~3XLカラー:01 OFF WHITE、03 GRAY、09 BLACK※XS・XXL・3XLサイズは、オンラインストアのみでの取り扱いとなります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーまとめスタイリストたちも愛用するロゴ入りパーカ、いかがでしたか。私も購入して以来、ヘビロテしています。カジュアル度の強いアイテムも、きちんと感や清潔感を心がけるだけでアラフィフも着られる1着になるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です著者/中田ぷう(48歳)業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。
2022年03月26日「ユニクロ」に比べて「GU」はやはり若い子向きで、サイズ的にもアラフィフが着られる服が少ないことはファッション関係者の間でも有名です。何しろ同じLサイズでも「GU」はスリムなLサイズ! しかし昨年の冬辺りから「あれ? もしかして『GU』良くない? 進化している!?」と思い始めたのです。なかでも毎年ぽっちゃりさんに人気のアイテムが今シーズンさらに進化! 着痩せして見える神ニットです。ファッション誌の編集に携わり、“ババアファッション”の書籍も作ってきたアラフィフライターがその魅力を紹介します。体のボリュームが出にくい細かい編み目アラフィフにとって鬼門なのが、“ざっくり編みニット”。あれは細くて、皮膚にハリのある若い子が着るからかわいいんですね。もう重力にも逆らえない私たちのようなアラフィフが着たら太って見えるわ、シルエットが崩れて見えるわで、へたしたら“事故物件”になってしまうかも(笑)。しかし今、トレンドはざっくり編みニット。そのため今シーズン、「GU」でもざっくり編みニットであふれていました。が! たった1つ見つけたのがこの「パフィータッチオーバーサイズハイネックチュニック(長袖)」。まずはこの着膨れしない“細かい編み目”に私のセンサーは反応しました。首の詰まり感を軽減してくれるハイネックぽっちゃりさんが、首へのフィット率が高いハイネックニットを着てしまうと、首の短さが強調されたり、顔が大きく見えたりして良いことなし! けれど、これはゆったりとした作りと高さのハイネックなので、首が短く見えることはありません。今年最大のポイントはスリットとライン!そして今年の最大の特長はこの後ろに入ったスリットと縦のライン。この2つがあるだけで、デザイン的にかわいいだけでなく、スッキリした縦ラインを強調。ニットを着たとき特有の重ったるさや着膨れ感が明らかに軽減されるのです! 今年このスリットを入れたのは素晴らしいと思います(力説)!そしてバストや二の腕周りもゆったりと作られているので、締め付け感がなく、本当に着ていてラク! いつもは「GU」でLかXLサイズを買う私がこのニットに至ってはMを購入。それでも余裕が出るので体のラインもうまくごまかしてくれます。次章ではコーディネイトを紹介します。ジーンズに合わせても品のあるコーデにざっくり編みのニットに比べ、細かい編み目のニットというのは高見え感がするのも良いところ。カジュアルにジーンズに合わせても白シャツやパールを足すだけで1,000円台のニットには見えないですよね!このニット全7色ありますが、アラフィフにおすすめなのは、写真のベージュのほか、ダークグレー、ブルーの3色。ベージュはエレガントに見えますし、白のような着膨れ感も出ません。そしてブラウンほど顔色を悪く見せることもありません。ダークグレーはまさに締め色なので、着痩せ効果抜群。しかもかなり落ち着いた良いダークグレーなので、こちらも高見え感があります。ブルーはかなり鮮やかな“ロイヤルブルー系”。今年一番人気を博した色だと思います。ネイビーほど暗くならず、アラフィフの落ちた肌色にも映えて、こちらもおすすめです。ヒートテックパンツと合わせてポカポカそしてこのニット、想像以上に暖かいんですね。「GU」のニットって保温性はいまいちなときもあるのですが、これは満足のいく暖かさ。「ユニクロ」の「ヒートテックウルトラストレッチハイライズレギンスパンツ」と合わせれば本格的な寒さも乗り越えられます。春先になったらスカートと合わせてもう少し暖かくなったらスカートと合わせるのもおすすめです。ニットにボリュームがあるので、てろんとした落ち感ある素材のスカートが◎。手持ちが今、写真のスカートしかなかったのでこれを合わせましたが、「ユニクロ」で扱っている細かいプリーツが入ったスカートも良いですよ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーー商品名:パフィータッチオーバーサイズハイネックチュニック(長袖)価格:1,490円(税込み)サイズ:XS~3XLカラー:08 DARK GRAY、11 PINK、28 DARK ORANGE、30 NATURAL、32 BEIGE、60 LIGHT BLUE、64 BLUE※XS・XXL・3XLサイズは、オンラインストアのみでの販売となります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーまとめ「パフィータッチオーバーサイズハイネックチュニック(長袖)」は、スリット入りに進化したしたことで、さらに着痩せ効果が高まりました。しかも今、最終価格1,490円で安く買えますから、まさにチャンス! 私もブルーが残っていれば買い足そうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/中田ぷう(48歳)業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。
2022年01月29日エレガントな印象の長め丈の、ユニクロのアコーディオンプリーツスカート。細い幅のプリーツスカートですので、広がり過ぎないシルエットがうれしい。トップスをインしてもスッキリ細見えするアイテムです。ウエストはオールゴムで、着心地の良さもポイントです。洗濯してもプリーツが取れにくく、シワがほとんどできないのでお手入れも簡単です。プリーツスカートの揺れ感が映える上品ブラックコーデ158cm、ダークグレーのLサイズを着用です。ユニクロの「エクストラファインメリノクルーネックセーター(長袖)」のブラックとコーデ。そこに、ビットローファーで華やぎをプラス。定番プリーツスカートは、トラッドなビットローファーで大人感アップ。 この投稿をInstagramで見る chie(@chiiko593)がシェアした投稿 赤ニットでコントラストを効かせてかっこよくダークグレーのプリーツスカートに、ユニクロの「3Dエクストラファインメリノリブボートネックセーター(長袖)」のレッドを合わせたコーデ。コントラストを効かせると大人っぽく仕上がります。ブラックではなくダークグレーにすることで、女性らしい柔らかさが加わります。足元は黒ローファーでモード感UP。158cm、Lサイズを着用です。 この投稿をInstagramで見る chie(@chiiko593)がシェアした投稿 1枚は持っておきたい、上品見えの細プリーツスカート品のある細い幅のプリーツスカート。プリーツの縦ラインがトップスインをプラスすることで、縦長スッキリを実現してくれます。ウエストはオールゴムなので、着心地は抜群です。シワになりにくく、洗濯してもプリーツが取れにくいからお手入れもラクチン。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー商品:アコーディオンプリーツスカート(丈標準78~82cm)価格:2,990円(税込み)サイズ:XS〜XXL(XS・XL・3XLサイズは、オンラインストアのみでの販売)カラー:35 BROWN、08 DARK GRAYーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめ旬のサイドゴアブーツとも合わせやすいロング丈のスカート。背の高い人にうれしい長め丈です。背の低い方は、オンラインストア限定の「アコーディオンプリーツスカート(丈短め73~77cm)」もあります。また、チェック柄の「アコーディオンプリーツスカート(チェック・丈標準78~82cm)」、オンラインストア限定の「アコーディオンプリーツスカート(チェック・丈短め73~77cm)」も展開されています。合わせるトップスによって、きれいめにもカジュアルにも幅広いコーディネートが楽しめます。スウェット合わせもおすすめです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:【ユニクロ】美シルエットが良き!大人のための「きれいめスウェット」を発見!★関連記事:【ユニクロ】アラフィフにレディースは危険!? 今年もニットはメンズが買い!★関連記事:【ユニクロ】体型カバーにも良き!今買うなら冬まで楽しめるメンズのコーデユロイシャツ著者/いはな40代・168cm。ファッション誌やフリーマガジンの副編集長・編集長を経て、ファッションやインタビューを中心に各メディアで活動中。肩幅広め・お胸大きめ・二の腕太すぎ・ぽっこりおなかがコンプレックス。トップスの着用サイズは主にXL。メンズアイテムもチェック。 大人女性でも楽しめるユニクロ・GUのアイテムや、 ユニクロやGUを使った、大人女性のための着こなし術や着回しをメインに紹介している。ユニクロ・GUはほとんどオンラインストアで購入。オンライン購入のため、サイズ選びのポイントも伝えている。
2021年11月09日今季のトップモデル“イネス・ド・ラ・フレサンジュ”とユニクロのコラボは、個人的にかなりツボ。ジャケットやベストなどのトレンドを取り入れるのはもちろん、前回紹介したシャツやニットも大人こそ着こなせるアイテムばかりです。ボーダーニットは袖が長めのデザイン。サイズ3XLは裄丈81cmで、腕が長い私もちょっと長めに着こなせています。縫い目のない3Dニットなので着心地も快適で、立体感のある美しいシルエットが魅力。40代・168cmのXLサイズのファッションライターが実際に着回ししてみました。旬のレザーでモノトーンなフレンチモード風に今季トレンドのひとつであるレザースカートを取り入れましたが、レザーのフレアスカートならハードな感じがしません。落ち着きを感じさせるフレアスカートには、トップスアウトで。サイズアップしても、サイズ3XLは丈が63cmと私にはちょうど良い丈感に。足元は、サイドゴアブーツで季節感を高めて。ボーダーと相性抜群のチノパンでフレンチカジュアルタック入りのワイドストレートのチノパンに、フロントイン。薄手ニットなのでカジュアルになりすぎず、大人っぽく着こなせます。黒のレザースリッポンでマニッシュさを出しました。黒パンプスなら女性らしさがアップ。フェミニンにシフトするなら、チノスカートもおすすめです。大人のためのフレンチシックなボーダーニット3D編みによる立体的なボディのニット。19.5マイクロンという極細メリノウールを100%使用し、柔らかな肌触りです。丈は短め〜ジャストめのデザイン。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー商品名:3Dエクストラファインメリノボーダーセーター(長袖)価格:3,990円(税込み)サイズ:XS〜3XL(XS・XXL・3XLサイズは、オンラインストアのみでの販売)カラー:69 NAVY、34 BROWN、01 OFF WHITEーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめ幼い印象や、着膨れが心配で避けていた人にこそ、おすすめしたいボーダーニット。サイズアップすることで、バストも目立たず、肉感を感じさせずにスッキリ見えに。上半身が痩せている方はジャストサイズでもいいと思いますが、肉感を拾うのでワンサイズアップがおすすめです。特にオフホワイトは透け感が気になるので、インナーには気を付けてください。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:【ユニクロ】着心地ラクチンで体型カバーも!光沢ありのボリュームスカートが超優秀★関連記事:【ユニクロ】超優秀!スタイリストが絶賛する着痩せ効果バツグンの神ロンT★関連記事:1,500円は買い!程良いボリュームで細見え【ユニクロ】大人のドルマンスリーブTシャツ著者/いはな40代・168cm。ファッション誌やフリーマガジンの副編集長・編集長を経て、ファッションやインタビューを中心に各メディアで活動中。肩幅広め・お胸大きめ・二の腕太すぎ・ぽっこりおなかがコンプレックス。トップスの着用サイズは主にXL。メンズアイテムもチェック。 大人女性でも楽しめるユニクロ・GUのアイテムや、 ユニクロやGUを使った、大人女性のための着こなし術や着回しをメインに紹介している。ユニクロ・GUはほとんどオンラインストアで購入。オンライン購入のため、サイズ選びのポイントも伝えている。
2021年10月19日私は出産して子育てに追われたことで、どんどんと筋肉がついて二の腕が太くなっていきました。出産前に着ていた服を着てみると、腕周りがきつくなって窮屈で動きにくくなってしまったのです。二の腕の太さが目立たないような服装がないか、自分なりにいろいろと試した体験談をご紹介します。出産するたびにどんどん太くなる二の腕!30歳で1人目の子どもを出産したときには、抱っこしていないとずっと泣いてばかりの甘えっ子だったこともあり、夜寝るとき以外はほとんど1日中抱っこしているような状態でした。授乳中はどうしても授乳しやすい数着の服を着回ししていたのでまったく気にならなかったのですが、授乳が終わってやっと好きな洋服を着ることができる!と喜んだものの、いざ妊娠前のお気に入りの洋服たちを着てみると、腕周りがぴっちぴちのキッツキツ! おかしいなと思って体重を測ってみても、出産前とさほど変わっていないのでかなり驚きました。体重はあまり変わっていないのに、抱っこばかりの育児のおかげで二の腕だけが鍛えられて、両腕の筋肉がモリモリついて、がっちりとたくましくなってしまったのです。とりあえず動きやすいTシャツを着回し初めての育児で自分の洋服選びにまで手をかけられなかったので、とりあえずは動きやすいTシャツやトレーナーばかりを着回すことにしました。授乳中に着ていたものも、そのまま使えるものはしばらく使っていました。普段はラフな格好でもよかったのですが、子どもの成長とともに洋服にもバリエーションが必要に……。幼稚園の見学やお友だちの家に遊びに行くなど、ちょっときれいな洋服を着用しなければいけない機会も増えてきたので、二の腕が太くてもきれいに見える洋服を選ばないといけなくなりました。セールのときにお店で数点選んで、ひたすら試着をすることに。ママになると化粧も薄く雰囲気が落ち着いてきたせいか若いころ好きだったラブリーな洋服も似合わなくなって、昔は好みの洋服なら何を着ても似合っていたのに、試着の大切さが身に染みました。フレアスリーブで二の腕の太さをカバー37歳で2人目の子どもを出産しましたが、これまた3400gとビッグベビーだったので抱っこするのも大変。2人目の育児ということもあって、抱っこする時間自体は少なくなったとは思うのですが、何せ大きな赤ちゃんで、おっぱいもミルクもいっぱい飲みました。そのため子どもの体重がどんどん増えていくので、1人目の育児のときに使っていた抱っこ紐は小さくて入らないほどに……。手で抱っこするのも限界になり、とうとう腰が痛くなってしまい、腰に負担がかからず頑丈そうな抱っこ紐を購入したほどでした。健やかな子どもの成長とともに私の二の腕もどんどん成長して太くなっていきました。そして、いつの間にかモリモリっと力こぶができて、たくましさが倍増していったのです。それまではシンプルなTシャツばかり着ていたのですが、ちょうど袖がフリフリッとしたフレアスリーブのカットソーが流行していた時期で、試着してみると二の腕が太く見えずラッキー! そのころからは迷わずフレアスリーブの洋服を選ぶようになりました。まとめ出産すると体型が変化するとは聞いていたものの、まさか二の腕に筋肉がついて劇的に太くなるとは知りませんでした。腕がフリフリっと広がったおしゃれなデザインのフレアスリーブを選ぶことで、二の腕の太さが強調されなくなりホッとひと安心しています。流行だからと思って袖の短めなデザインのものも試しに購入し頑張って着ることもありますが、ふと鏡を見ると腕の太さにゾッとしてしまうので、結局はたんすの肥やしに。袖にデザインがあると、シンプルなTシャツよりもおしゃれに見えるし二の腕もカバーできるので、フレアスリーブのトップスはたくさん購入してしまうくらい私のお気に入りです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「え、痩せた?」小太りだったうり二つの双子の妹が痩せた方法を私もまねしてみたら…★関連記事:アンチエイジングは腸内環境から!「グルテンフリー」で体スッキリ【医師監修】★関連記事:ウーマンカレンダー体型のお悩み記事をもっと読む著者/みこ(44歳)中学生と小学生の2人の娘がいる。もともと几帳面な性格だが、年齢とともに面倒くさがりになってきた。美容が好きでいろいろなコスメを試したり、手先が器用なので手芸をしたり、寝る前に少しヨガをしている。最近はお家時間が増えたので、韓国ドラマにハマっている。
2021年10月09日GUの「ランダムプリーツドローストリングパンツ」はウエストは総ゴムで、サラッとしたはき心地なので夏のパンツとして最適!動くたびに光沢のあるランダムプリーツが揺れて、リラクシーなのにだらしなく見えないのも高ポイント! 縦のラインを引き立ててくれるプリーツは、美脚効果も抜群です。ストンと落ちるシルエットで、足のラインを拾わないのもうれしい点です。40代におすすめの着こなしを紹介します。Tシャツを新鮮な配色で、いつもと違う表情に この投稿をInstagramで見る ちい/大人カジュアル/プチプラコーデ(@chiikotop)がシェアした投稿 オレンジは黄色みの強いスモーキーなカラー。プリント白Tシャツをタックインすると、スッキリとしたスタイルアップが叶います。小物をシルバーで統一して、キレよく仕上げて。170cmで、オンライン限定の「ランダムプリーツドローストリングパンツ+EC(股下長め72~74cm)」のLサイズを着用しています。重めの黒を大人さわやかに導くライトグレー この投稿をInstagramで見る mami(@mami6553)がシェアした投稿 くすみグリーン系のライトグレー。インナーはタックインして、重ねたメッシュトップスの裾はアウト。気になる腰周りはカバーしつつ、メリハリの付いたコーディネートに仕上がります。154cmでサイズSを着用しています。動くたびに揺れる、大人の余裕を感じる快適パンツプリーツ加工を施したストレートシルエットのイージーパンツ。ポケットは両サイドに2つ。02LIGHT GRAY、30NATURAL、71PURPLEのみ裏地あり。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー商品名:ランダムプリーツドローストリングパンツ価格:1,990円(税込み)サイズ:XS〜3XL(XS・XXL・3XLサイズは、オンラインストアのみでの販売)カラー:02LIGHT GRAY、09 BLACK、26 ORANGE、30NATURAL、34 BROWN、58 DARK GREEN、61 BLUE、71PURPLEーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめラクチンなのに、女性らしく洗練された雰囲気を作ってくれるイージーパンツ。裏地の付いていないカラーは、透け感が少し気になるのでペチパンツを忘れずに。7/18現在、02LIGHT GRAY、30NATURAL、58 DARK GREEN、71PURPLEはオンラインストアでは完売していますが、カラーとサイズによっては在庫のある店舗もあるので、調べてみてください。また、同じデザインで6色展開のオンライン限定発売の「ランダムプリーツドローストリングパンツ+EC(股下長め72~74cm)」もあるので、お気に入りカラーが完売していたり、背の高い方はこちらをチェックしてみてください。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/いはな40代・168cm・肩幅広め・お胸大きめ・二の腕太すぎ・ぽっこりおなか。ファッション誌の副編集長、フリーマガジンの編集長などを経て、ファッションやインタビュー、スタイリングを中心に各メディアで活動中。洋服に囲まれているだけで幸せ♪帽子とレイヤードが好き。ユニクロではメンズアイテムもチェックしている。
2021年07月24日以前はどんな色でも形でも自分が好きだと思う洋服を着ていました。特に似合わないということもありません。しかし年齢を重ねるにつれて、なんだか似合う服が少なくなってきたように感じ、何を着ればいいのかわからなくなりました。そんな私がファッションの悩みを解決した体験談です。パーソナルカラー診断で似合う色がわかった自分に似合う色と似合わない色があるとうすうす気付き出した40歳のころ、私はパーソナルカラー診断をカラーサロンで受けてみることにしました。カラー診断とは人の髪の色や皮膚の色、目の色によって似合う色のグループがあり、どのグループが似合うかを診断するというものです。料金は15,000円程度でした。私は診断後に似合う色の色見本をくれるコースにしました。色のグループはスプリング、サマー、オータム、ウインターの4種類に分けられており、私はウインターという結果でした。ウインターの特徴は鮮やかでハッキリした色が似合うタイプだそうです。パステルカラーは見てかわいく思うのですが、実際に着るとパッとしない理由がそこでわかりました。自分の似合う色が判明したことで、洋服を選ぶときに似合わない色は最初から選ばないということができるように。選択肢が少なくなり選びやすくなりました。私の場合ですが、若いときには自分のタイプではない色でも若さで着こなすことができました。しかし、年齢を重ねると似合わない色を着ると本当に顔色がくすむので、似合うタイプの色を知ることは大切だと思いました。似合う形や素材がわかる骨格診断も受けてみたそして5年ほど前の45歳のころ、骨格診断というものがあることを知りました。骨格診断とは生まれ持った骨格により、似合う洋服の形や素材を導き出す方法です。ちょうど知り合いの方が骨格診断を仕事にしたいとトレーニング中だったため、ワンコインでモニターとして診断してもらうことにしました。この骨格診断にはナチュラル、ウエーブ、ストレートという3つのタイプがあります。私はナチュラルタイプという結果が出ました。このナチュラルタイプの特徴は、カジュアルな着こなしが似合うこと。素材はデニム、リネン、ウールなどがおすすめということでした。骨格診断を受けることによって、私があんなに小花柄が似合わなかった理由がわかりました。小花柄はナチュラルタイプさんが似合う柄ではなかったのです。柔らかいフリフリのシャツも苦手でしたが、フリルが似合うのはウエーブタイプだということでした。自分のタイプがわかると洋服を選ぶときに似合う素材や形が明確なので、かなりラクになります。何を着ていいかわからない迷子になっていたので、少なくともこの形なら似合う、この素材なら似合うという基準をつくることができました。似合わない服を捨て洋服は100着以内にそしてこの3年くらいをかけて、150着以上のいらない洋服を捨てました。もともと着るものにそこまで興味はなく、自分に似合う色、形、素材のものを着ていればいいという考え方です。それに、自分にそこまで似合わない洋服を毎日とっかえひっかえするよりも、とても似合う洋服を少数で着回したいと思うようになりました。洋服が少なくなってわかったのですが、クローゼットの中にたくさん洋服があるほうが何を着ようか毎日悩みます。パーソナルカラー診断や骨格診断で自分に似合う洋服がわかったため、その時点で自分に似合わない形や色、素材のものは捨てたり人にあげたりができるようになりました。しかしそれでも、洋服はまだまだありました。洋服100着以内というのを目標にゆるゆると捨てていき、今やっと実現できました。洋服が100着だと、衣替えの必要がなくなりました。しかも、すべて私の似合う色、形、素材のものばかりですので、毎日何を着ようと迷わなくて済むようになったのです。まとめ年齢を重ねるにつれてだんだんと、何を着ていいのかわからなくなりました。しかし、パーソナルカラー診断や骨格診断で自分に似合う洋服のタイプが判明したので、似合わない服を捨てクローゼットの中を一軍選手ばかりにすることができました。今はコーディネートに困っていたのがうそのように、私のなかで洋服を選ぶ基準があります。自分に似合うものは何か知ることはとても大切だなと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2021年06月07日年齢を重ねると気になってくるのが肌のくすみやシワ。そんな年齢肌をカバーする着こなしについて、オトナ女子をスッキリ見せるコーディネートに定評のある、人気スタイリストの石井あすかさんが教えてくれました。クローゼットにあるアイテムの着方を見直したり小物をプラスして、簡単に顔周りが明るくなって肌がきれいに!若く!見えるコツをご紹介します。レフ板効果のある「白」を取り入れる!肌のくすみをカバーするのは顔周りを明るくするのが一番手っ取り早い方法です。赤やイエロー、オレンジ、ピンクなどの暖色や、ビビットなブルー、グリーンをクローゼットにプラスするのも良いと思いますが、一番のおすすめはレフ板効果のある白(ホワイト)を取り入れることです。白の衣類は着崩れないパリッとしたシャツや1枚でさまになるデザイン性のあるもの。色味はアイボリーというよりはパキッとした白が好印象です。着ているうちにだんだん黄ばんでくる白は定期的に漂白を。首元がヨレっとなってしまいがちなカットソーなどは洗濯するときに型崩れしないように洗濯ネットに入れるなど注意したり、洗濯後にアイロンやスチーマーを使って形を保つと清潔感が出ます。割り切って1年たったら処分できるプチプライスの白をヘビロテし、ガシガシ洗って着るのも良いと思います。そして、白は抜け感にも使えてこなれ感も出せます。白のカットソーやTシャツをカーディガンやジャケットのインに入れて、黒などのダークトーンなどの抜け感を作ってあげると自然に垢抜けた印象になります。色もの、ダークカラーのクルーネックのニットの襟元から白タートル、白Tシャツをのぞかせるとこなれ感が出せます。ダークカラーのTシャツに白シャツを羽織るのも明るい印象になるのでおすすめです。スカーフなどの小物で顔周りに色をプラス!白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックカラーの衣類はお手元にある人は多いと思いますが、それらを明るく格上げするアイテムがスカーフやストールです。例えば白のカットソーだったら、柄や色で楽しんだり、黒やネイビーのカットソーだったら、ビビットなイエローや赤系などの暖色で色を差したり、ベージュだったら同系色のイエロー、オレンジやキャメルでグラデーションを楽しんだり。グレーのカットソーだったら、ブルー系や反対色のピンクも相性が良いと思います。Tシャツにスカーフをキュッと結ぶというのがここ最近のトレンド。スカーフは65〜75cm四方くらいの小さめのものを気軽に取り入れるのがおすすめです。大判のものなら小さく折って使えばカジュアルな印象になり、大げさな感じにはなりません。ストールは大判のもので空気を含んでフワッと巻くと立体感、奥行きが出て顔周りが柔らかく明るくなるのできっちり折って巻くというより、ざっくりフワッとがポイントです。また、年齢が出やすい首のシワを隠す効果にもなりますので明るい色のスカーフ、ストールは2~3枚持っておくと良いでしょう。首のシワ隠しや丸顔をシャープに見せるには年齢とともに気になる首のシワや華奢さを隠したい方、顔が丸く見えるので首元を開けてシャープさを作りたい方がいらっしゃると思います。まず首元を隠したい方は大げさにならない程度のフリル、襟が2重になっていたり襟に動きがあるもので少しボリュームをつけるとバランスが良いと思います。スタンドカラー(立ち襟)のドルマンスリーブ(袖ぐりが深く、袖口に向かって細くなっているシルエットの袖)など1枚全体にボリュームあるプルオーバー(頭からかぶって着るタイプの服)もすてきです。そして、王道のハイネックやタートルで首元をカバーするのも手軽です。ハイネックやタートル+襟元の中にスカーフを入れたり、下にシャツを入れて襟をのぞかせるのも首元が高くなり、上品なコーディネートになります。首元にボリュームをつけたくない方は、まず横に広く浅いネックラインのボートネックがおすすめです。首を細く見せてくれて、一般的な丸首型のネックラインのクルーネックより首元をきれいに見せてくれます。また、シャツのボタンを2個ほど開けて着るのも顔周りがシャープに見えます。華奢なネックレスや細く飾りのないチョーカーを1つプラスすると胸元の寂しい印象はなくなります。さらにシャツのボタンを3~4個開けて、中に着たキャミソールをチラッと見せるのも抜け感が出ます。襟を抜いたり(背面を引っ張りうなじを見せる着方)、袖のロールアップやプッシュ(袖をたくし上げる)したりするとこなれ感も出ておしゃれ! そのとき、小粒のパールやコインネックレスをしたらコーデが締まりますよ。まとめコーディネートするときは、まず最初は自分の悩みをカバーするアイテムを取り入れて、そこからほかのアイテムををプラスしていくと良いでしょう。白やカラーのスカーフはそのコーディネートのお助けを簡単にしてくれます。そして鏡の前で最終チェック。袖をまくったり、ボタンを1つ2つ開けてみたり全身のバランスを確認してみましょう。ほんの少しのことでコーディネートがグッとカッコよく美しくなりますよ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
2021年04月28日アラフィフの私はあるとき鏡に映し出された自分のシワとたるみが目立つ肘に目が釘付けになり、年齢は確実に表れるのだと自覚。すてきな同年代女性のファッションを参考に、50代のおしゃれは年齢的な変化をじょうずにカバーすることがとても大切だと思いました。そして、今までのファッション感覚からカバーを重要視することにシフトしたという体験談です。ファッションポイント見直しのきっかけ私は単に年齢に合ったファッションが良いという考え方には賛成できません。やはり年齢に縛られない自由なおしゃれが大切だと思っていますが、体には年齢が表われてしまいます。そのため、見せない部分をじょうずにカバーすることを意識したファッション感覚を持つことも大切だと思うようになりました。そのきっかけとなったのは鏡に全身を映したときに、いつも意識して見ることのなかった肘が目に入ったからです。そこに映った肘は、シワが寄って年齢を感じさせるものでした。見えにくい部分なので、気付いたときは目を疑ってしまいました。それからはショッピング中なども同年代女性のファッションが気になるように。すると肘をさりげなく隠している女性は思ったより多く、じょうずにカバーしているなと感心してしまいました。このことがあってから、これから50代という変化の多い年齢に向かってファッションを工夫することがとても重要なのだと実感したのです。同年代女性をチェックして良いお手本に体に表れた変化にがく然とした私は、同年代の女性のファッションを意識的にチェックするようになりました。年齢による変化をじょうずにカバーしている女性のファッションが、とても良いお手本になると気付いたからです。例えばパンツファッションなどは、私の年齢になるとおしりの垂れが気になります。しかし、じょうずに着こなしている同年代女性を見ると、さりげなくおしりの半分ぐらいを上着でカバーしています。すっぽり隠さなくても半分程度カバーすれば、あまり目立たないことも気付きました。また、洋服だけでなくアクセサリーも参考に。例えば、カフェで見かけた同年代女性が着けていた、直径1.5cm程度の小さな金色のリングピアスがポイントとなって小顔効果があると感じ、実践してみました。私は昔から直径5cm以上の大きいリングピアスが好きで着けていましたが、小さいピアスと比べてみると小さいほうがキュッと引き締め効果が感じられました。このように同年代女性のファッションには参考になることがたくさん詰まっていたのです。気になる部分をさり気なくカバーする特に年齢が出やすい肘、おしり、ウエストなどの部分をじょうずにカバーしている同年代女性のファッションを参考に、さり気なく悪目立ちしないような着こなしを考えました。肘についてはノースリーブや半そでを着る春・夏が中心になるので、おしゃれな薄手の夏用長袖ロングカーディガンを黒・白・茶の3色そろえました。さりげなく袖を肘下まで引き上げるように着こなすことで、とてもおしゃれに羽織れました。また、パンツスタイルばかりだった私ですが、最近スカートをはくように。とはいってもフレアやギャザースカートではなく、体にぴったりしたニットのタイトスカートを選んでいます。タイトスカートはおしりのラインがはっきり出てしまいそうですが、実は模様編みのニット素材なら垂れたおしりは目立たないと同年代女性を参考にして気付いたのです。少しゆったりした長めの上着を着ても、下がスリムなタイトスカートならすっきりファッショナブルに着こなせるので、ウエストのカバーにもぴったり! これらは、さりげなくカバーすることを意識した一例です。まとめふとしたことから気付いた自分の肘の変化をきっかけに、年齢的な変化をさりげなくカバーすることの大切さを実感。今までカバーすることは「隠す」というマイナスイメージに捉えていた私ですが、アラフィフの年齢になった今、これからのすてきな着こなしのためにはとても大切なことだというポジティブなイメージで気持ちを切り替えることができました。そして、同年代女性のファッションのなかにも参考になることがたくさん詰まっていることに気付き、今ではショッピング中でも同年代女性をつい目で追ってしまうようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生からのアドバイス】おしりが垂れてくるというのは骨盤や大腿周囲の筋肉の低下を表しています。隠すことで放置すると筋肉というクッションがなくなってきて、ちょっと転んで大腿骨骨折しやすくなることも。おしりの筋肉を鍛えるのがおすすめです。
2021年03月08日若いころはショッピングに行って自分が気に入って選んだ洋服は、試着してみるとイメージどおりに似合うのが常でした。そのため、洋服を選ぶときに自分の好きな色やスタイルを選んでおけば問題なかったのですが、40代後半になると良さそうと思って着てみても、なんだかイメージと違うことが少しずつ増えてきました。私が感じたアラフィフのオシャレの難しさと新しい気付きの体験談です。若いときは自分が好きな洋服=似合う洋服学生時代から洋服に関心があり、ファッション雑誌を買ってはチェックするのが好きでした。仕事を始めてからは自由になるお金が増えたため、お給料の主な使い道は好きな洋服を買うこと。ヨーロッパの高級ブランドにはあまり興味がなく、アメリカンカジュアルが好きで自分にも似合っていたように思います。友人とショッピングに行くと、「いつも似たようなスタイルの服を買っている」と指摘されていましたが、欲しいと思うのは好きなスタイルの洋服になってしまうもの。そして、好きなスタイルの洋服は試着するとほぼイメージどおりで、だいたい似合っていたのです。好きな色はベージュ、カーキ、ネイビー。当然、購入する洋服は好きな色が多くなります。私のクローゼットの中は、いつも同じような色の洋服でいっぱい。どちらかというと目鼻立ちがはっきりした顔なので、派手に見えてしまうビビッドな色の洋服はほとんど着ませんでした。30代はもちろん、40代の中ごろまでは、20代から愛用していた色やスタイルのファッションを継続していてもさほど違和感はなかったのですが、40代の後半から少しずつ変わってきたのです。50歳を前にして違和感を覚えるようにアラフィフと呼ばれる40代後半になって、これまでと同じような感覚で選んだ洋服を試着してみると、なんとなく違和感を覚えるようになりました。どんな違和感かと聞かれると具体的に説明するのは難しいのですが、「なんだかしっくりこない」という感じです。体型が変わったわけでもないし、ヘアスタイルやメイクを変えたわけでもありません。今までなら自分のイメージどおりに着こなせていた洋服が、試着室の鏡の前で「なんか違う」という結果になることが増えたのです。色についても同じことが起こりました。ベージュやカーキを着たら地味な雰囲気になり、オシャレというよりは老け込んだ感じに見えてしまう。ワードローブのほとんどを占めている大好きな色なのに、似合わなくなってしまったら着るものがなくなって大問題です。だからといって、すぐに別の色の洋服に切り替えることはできませんでした。若いころからずっと同じような色味の洋服ばかりを着てきた私には「違う色を選ぶ」ということが難しく、ほかにどんな色が自分に似合うのかさえよくわからなかったのです。他人から見た自分のイメージという気付きファッションで迷子になっているとき、仲の良い伯母とショッピングに出かける機会がありました。いつものように好きなスタイルの洋服を試着しようと選んだ私に、伯母は「こっちのほうが似合うんじゃない?」と言いながら、丈が長めの女性らしいラインが出るフレアのワンピースを見立ててくれました。そのワンピースはベースの色こそネイビーでしたが、オレンジやグリーン、パープルといったビビッドな色の抽象的な柄が入った、自分では絶対に選ばないようなものでした。一瞬「えっ、これ?」と思いましたが、せっかく伯母が選んでくれたので断るのも悪いと思い、とりあえず試着してみることに。試着してみてびっくり! 似合うのです! ネイビー単色だと暗く見えがちになっていたのが、ビビッドな柄が差し色のような感じになり、50歳に手が届きそうな私が着ると明るく元気に見える。また、それまで好きだったゆったりしたカジュアル系とは異なり、女性らしい印象のラインのワンピースは「大人の女性」という自分を演出してくれました。「落ち着いているのに老け込んだ感じはしない」、50代はこんなイメージのファッションを目指したいと思いました。まとめ伯母とのショッピングの経験から、洋服を買いに行くとお店の人に私に似合いそうなものをおすすめしてもらうようになりました。すすめられた洋服をすべて鵜吞みにして購入するわけではありませんが、他人が考える私に似合いそうな色やスタイルを試着してみることで、新しい“気付き”ができて楽しいです。また、すすめられたアイテムから自分に似合う色の組み合わせも学ぶことができて、私のクローゼットの中には少しずつさまざまな色が増えてきています。好きだった色やスタイルの洋服がなんとなく似合わなくなってきたように感じ始めたころはちょっと落ち込みましたが、今は自分の好みに固執するのではなく、年齢が上がった自分に合うスタイルや色を見つけてオシャレを楽しめば良いのだと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年10月21日私はファッションが大好き、おしゃれが大好きで、トレンドを取り入れるのにファストファッションをよく利用してきました。ところが最近、ファストファッションの服でしっくりこないものが増えてきました。今でもファッションは大好きなのですが、せっかく買っても袖を通すことなく娘にあげることもしばしば。自粛期間中の断捨離を経て、好きだからこそやたらと洋服を買わなくなった体験談です。ファストファッションが似合わない?これまで定期的に訪れ、ネットでも店頭でも毎月と言っていいほど何かしらお世話になっていたファストファッションの洋服。今でも見ているだけならトレンド感があり、かわいと思う服がたくさん並んでいるのですが、最近いざ試着室で着てみると、どこか違和感を覚えるようになりました。強いて言うなら、顔が浮いてしまっているのです。好みのスタイルに顔がついてこなくなっていると言ったらいいのでしょうか。若作りのおばさんにはなりたくないと強く思うあまり過敏になっているのか、欲しいとは思うのですが買うまでに至らなくなり、このところ足が遠のいています。要は、着たい服と似合う服が一致しなくなってきているのだと気付きました。では、似合う服とはどのような服なのか。ここ10年ほどずっと同じような感じで定番服にファストブランドで購入したトレンドアイテムを合わせて最新のファッションを楽しんできましたが、今後もトレンドアイテムを足す必要があるのか、限られた予算をどこに投入するべきか、50代のファッションについて改めて考えてみました。残す服とさよならする服を選別これからのファッションについて考えるきっかけとなったのは、コロナ禍の自粛期間でおこなった断捨離でした。たくさんの服とさよならをしながら、こういうことを続けていてはいけないと強く思いました。似合うと思ったら堂々と着たらいいと思うのですが、違和感を覚えるのであればファッションをがらりと変えていくべきだと感じました。先日、偶然手にした雑誌のインタビューで、宮沢りえさんが自粛期間におこなった断捨離の話をしていました。自分と同じだったので親近感を抱きながら読み進めていくと、宮沢さんもたくさんの服を処分したと書いてありました。「流行を追ってたくさんお買い物をしてきたけれど、それらの物を処分しながら、もう二度とこういうことはしたくない。これからは、長く使える物だけを買おう。娘に残してあげられる物だけを買おうと決めました」と言うのです。もともとファンだったこともあり、彼女の思いに激しく同感した私は、自分もそうしようと思いました。これからは多少値が張っても、肌触りの良い仕立ての良い服を着たい。体に合った上質なコートを大切に長く着よう。そう思ったら、自然と残しておく服、さよならする服がはっきりとわかるようになり、ベーシックで素材の良い服、流行にとらわれない定番の服だけがクローゼットに残りました。ゆとりのあるクローゼットを楽しむ日々断捨離を経てずいぶん整理されたクローゼットは、がらんとしたまま2カ月がたちました。その間、洋服を買うことはありませんでした。こんなことは初めてですが、欲しいと思わないのでストレスは感じていません。さらに残した服のなかにやはりさよならしようと思う服がしばしば見つかるので、このままいくとまだまだ減っていきそうです。不思議なのが、クローゼットが服であふれていたときは「着たい服が1着もない」「まともな服がまったくない」と嘆いては新しい服を探すということを繰り返していたわけですが、今は自分がどんな服を持っているのか把握しているため、コーディネートもすぐに決まりますし、前より服選びはラクになりました。少数精鋭で、どれも安心して着られるアイテムばかりなので、迷う必要がないのです。まとめ洋服は買わなくなりましたが、物欲がまったくなくなったわけではなく、先日デパートを訪れた際に見かけた新作バッグは今注目のキャンバス地でかわいかったなと気になっていますし、今度購入したいものもあります。また、これまでより心がけるようになったのは、衣類のメンテナンスです。洗濯表示を確認して正しい洗濯をすることが毛玉や形崩れを防ぐため、失敗したくない衣類は必ず専用洗剤を使って手洗いをし、置き干しをするようにしています。またTシャツにもアイロンをかけて、きれいに服を着るようにしています。これからも自分の変化を受け入れ、好きなファッションを追求して楽しみたいと思っています。グレイヘアに細身のバーバリーのトレンチを着て、サングラスをかけているような、そんなおばあちゃんになるのが今の私の目標です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年09月27日身長150cmと小柄で、おまけに童顔の私。遠くから見たら小学生にしか見えないのに、近くから見たら目じりのシワも目立つアラフィフ顔のおばちゃん。若いころはかわいくまとめるファッションでよかったのですが、私も今や51歳。さすがに年齢に見合ったファッションをしたいと思う今日このごろです。ということで小柄・童顔の私に似合う、最近の流行も取り入れた甘過ぎず大人っぽ過ぎないファッションを考えてみました。Tシャツを短めワンピースに!40代前半までは、かわいいチュニックや短めのスカートにレギンスを合わせ、全体的にこぢんまりとまとめて小柄な自分をさらにかわいく見せるスタイルを好んでいました。でも40代後半になってから、かわいく見せるだけのファッションは若干イタイと感じるように。そんなとき、今の流行はかわいい系チュニックよりはシンプルで長めのワンピース、短めスカートよりはロングスカート、レギンスよりはワイドパンツだということに気付きました。「これは良いチャンスかも。せっかくだから流行に乗ってしまえ!」と、自分のファッションを流行に合わせてチェンジすることにしました。ネットや雑誌で見たところ、今はトップスもボトムスもゆったりと大きめを着るのが主流なようです。これが小柄な私にはかえって好都合。というのは、普通サイズのTシャツなどを買って小柄な私が着ると、ちょうど良い長さのワンピースみたいになるのです。ゆったりと大きめなデザインゆえに少し体の線の崩れたアラフィフの私でもラクに着こなせますし、ベルトをしたり長そでカーディガンを巻いたりしてくびれを作れば、細見えも狙えそうです。普通丈のロングスカートを今風に着こなす“ゆったりと大きめを着る”という流行は、スカートにも当てはまっているようで、地面すれすれの丈のロングスカートをはくのが今はおしゃれみたいです。小柄な私にとってロングスカートはハードルが高くこれまで敬遠しがちでしたが、今なら挑戦できるかもといろいろとコーディネートを考え中です。普通丈(平均的な身長の人がはくとふくらはぎくらいの丈)のロングスカートを小柄な私がはけば、超ロングスカートになっておしゃれ感がUP。あまり広がらないタイプのプリーツスカートも、縦のラインが強調されて背の低さをカバーしてくれそうだし、抑えた色を選べば若作りになり過ぎずおしゃれに着こなせそう。ストライプやチェックなど派手な柄のボリュームスカートも着てみたい。この場合、トップスに地味な色のタイトなデザインのものを選べば、かわいらしくなり過ぎずに着られるかなと思いました。ロングスカートならアラフィフになって重力に負けたおしりや緩んだ太ももを気にせずに済むし、厚底で高さのある靴を合わせれば低身長もカバーできる……。短めスカートとレギンスというコーデからロングスカートにシフトしたことで、ファッションの楽しみが広がりつつあります。小柄な私のズボンの丈問題を解消するには?小柄な私はとにかく普通サイズのズボンだと丈が合いません。特にジーンズ。新しいものが欲しいなと思っても、試着して丈詰めをして……という工程が面倒で買うのをちゅうちょしてしまうこともしばしば。スキニージーンズが流行していたときも、丈詰めが必要だったり体の線が出てしまったりするのが嫌で、結局、手が出せませんでした。でも、今は“ゆったりと大きめに着る”時代。ゆったりしたジーンズをロールアップしてはくスタイルも流行の1つなので、丈詰めもボディラインも心配しなくて済むんです。ウエストのサイズさえ合わせれば小柄な私でも丈詰めが必要ありませんし、ゆったりシルエットなのでアラフィフの垂れたおしりでも緩んだ太ももでも安心。すそをロールアップすることでなんとなくかわいらしさもプラスされるのも高ポイントで、最近はこのはき方が特に気に入っています。ちなみに、ゆったりではなくストレートタイプのズボンが欲しい場合は、生協を活用しています。ウエストやズボン丈などサイズ設定が細かいので自分に合うものを選びやすいし、はき心地が良いので、私向けだなと感じています。まとめもともと小柄だったところに加齢による容姿の変化が加わって、ますます自分の好みだけに忠実にファッションを選ぶことができなくなってしまいました。好みと現実の自分との狭間で日々ジレンマを感じています。でも、自分の体型や年齢というあらがえない要素と自分の好みをしっかり見つめてうまく流行を利用していけば、アラフィフで小柄な私にも似合うすてきなファッションに出合えるはず。そう信じて常におしゃれに敏感な自分でいるために、これからもファッションのアンテナを張り巡らせていこうと思っています。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年07月13日