今年4月より東京都交響楽団の首席客演指揮者となったアラン・ギルバートの就任披露公演が7月15日(日)・16日(月・祝)に東京・サントリーホール大ホールで開催される。過去の客演で都響との奇跡的なコラボレーションを実現し、再会のたびに聴衆を熱狂させたギルバート。2009年から2017年まで音楽監督を務めたニューヨーク・フィルの2回の来日公演でも世界レベルの名演で聴衆を湧かせ、アップデイトされたクラシック音楽の「現在」を示してくれた。ヨーロッパで研鑽を積み、正統派のドイツ音楽の真髄を知り尽くしたギルバートは、同時に現代的なニューヨーカーでもあり、ジャズとドラム演奏を愛するフレンドリーな人物でもある。【チケット情報はこちら】都響との初共演は2011年7月。東日本大震災と福島原発事故で来日キャンセルが続く中、日本にルーツをもつギルバートは迷いなく来日し、ブラームスの『交響曲第1番』を指揮した。求心力のある精緻でダイナミックな演奏は、格式高く荘重で、同時にオーケストラの無限の自由を引き出す内容だった。2016年1月にはベートーヴェン『交響曲第7番』を、同年7月にはマーラー『交響曲第5番』を共演。都響とギルバートとのケミカルは疑いようもなく、聴衆もさらなるパートナーシップを期待したのだ。首席客演指揮者就任披露公演ではマーラー『交響曲第1番《巨人》』(2014年クービク新校訂全集版・ハンブルク稿にもとづく『花の章』つき)とシューベルト『交響曲第2番』を演奏する。都響とマーラーの強い結びつきは桂冠指揮者エリアフ・インバルとの2回にわたるツィクルスでファンの記憶に刻印されているが、ギルバートがいたニューヨーク・フィルとも縁が深く、マーラーは常任指揮者として死の直前までこのポストにあった。すでに2年前の5番で都響のマーラーの卓越したレスポンスを経験済みのギルバート。「巨人」の謎めいた部分や、妖精や異形のキャラクターが飛びかう幻想性を描き出してくれそうだ。7月21日(土)には東京・東京芸術劇場でドヴォルザーク『交響曲第9番《新世界より》』バーンスタイン『ウエスト・サイド・ストーリー』より『シンフォニック・ダンス』、ガーシュウィン『パリのアメリカ人』というプログラムも組まれ、すべてニューヨーク・フィルで初演された作品を都響と演奏する。こちらはニューヨークからの風を感じる活気ある演奏会になりそうだ。都響とギルバートの新しい船出となるセレモニーを聞き逃すべからず。文:小田島久恵(音楽ライター)
2018年07月03日フランス・パリ発「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、東京工房・六本木店にあるデザート・サロン「ル・サロン」にて夏の新作デザートを2018年6月15日(金)から9月中旬まで期間限定で発売予定だ。夏の風物詩“かき氷”がショコラと組み合わせ進化して登場する。東京工房・六本木店ではそれぞれ異なるフレーバーを用意。東京工房限定の「Kakigori抹茶&ショコラ」には、和素材・抹茶を起用。かき氷=グラニテに抹茶を合わせ、その下にショコラ味のソルベ、レモンのマーマレード、砂糖をからめたカカオニブ、抹茶のクリームを層になるように敷き詰めた。クリーミーな口どけの中から登場するカカオニブのカリカリとした食感がポイントに。抹茶・ショコラ・レモンのコンビネーションは想像以上に抜群だ。六本木店限定の「Kakigoriカフェ&ショコラ」は、かき氷=グラニテにカフェを組み合わせ。「Kakigori抹茶&ショコラ」同様に、下にはショコラ味のソルベと砂糖をからめたカカオニブを。マーマレードはオレンジにチェンジし、クリームはカフェフレーバーに変更した。カフェの苦みとショコラのすっきりとした甘み、マーマレードの甘酸っぱさを同時に味わえる、ハイブリッドなスイーツとなっている。また、2店舗共通で「スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ」が発売。ふんわりとしたスフレ生地は、グレープフルーツ風味で爽やか。中には、ザクザクとした食感のヘーゼルナッツペースト、グレープフルーツのマーマレードを重ねた。プラリネアイスクリームとグレープフルーツのコンフィが付属するので、好みに合わせて一緒に味わうのもオススメだ。【詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカス夏の新作デザート・Kakigori抹茶&ショコラ 1,700円+税<東京工房限定>・Kakigoriカフェ&ショコラ 1,600円+税<六本木限定>・スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ 1,600円+税<2店舗共通>場所:・ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房「ル・サロン」住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1TEL:03-3516-3511営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)・ル・ショコラ・アラン・デュカス六本木店「ル・サロン」住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ六本木けやき坂通りTEL:03-5775-1185営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)発売期間:2018年6月15日(金)~9月中旬<期間限定発売>
2018年06月17日2016年に亡くなったアラン・リックマンの遺品が、ロンドンの希少本フェア「ABA Rare Book Fair」で販売された。チャールズ皇太子やイギリスの元首相トニー・ブレア氏などからの手紙や、悪役ハンス・グルーバーを演じた『ダイハード』の脚本などの貴重なアーカイブの中でも目を引いたのは、アランがスネイプ役を演じた『ハリー・ポッター』シリーズに関連する手紙や記録だった。まずはプロデューサーのデヴィッド・ハイマンからアランに宛てた手紙。デヴィッドは「『HP2』(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を成功させてくれてありがとう。あなたは、時にいら立ったこともあったよね。でもわかってほしい。あなたの役がこの映画にとって不可欠なものだということを。そして、あなたが素晴らしい役者であることを」と綴っており、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の撮影中にアランが不満を口にしていたことがうかがわれる。次に、2009年の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中にアランが書いた「スネイプの頭の中」という見出しのメモには、「(監督の)デヴィッド・イェーツは、構成上、つまりティーンの観客へのアピールにこれは重要なものではないと決めたようだ」と、スネイプのキャラクターの描かれ方に対する不満がちらり。原作者J・K・ローリングからの「私が書いた最も複雑なキャラクターを、その通りに演じてくれてありがとう」という感謝の手紙も販売された。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2018年05月29日アラン・デュカスのチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の工房が、3月26日に東京に初上陸した。それに続き、六本木のけやき坂に、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の旗艦店となる日本2号店「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」が4月27日にオープンする。アラン・デュカスが30年以上夢を温め、シェフ・ショコラティエである二コラ・ベルジェとの出会いによって2013年にパリ、バスティーユにオープンさせた工房「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。ここでは、かつて職人たちが使ってきた年代物の機械を用い、昔ながらの製法でカカオ豆からボンボン・ショコラが一粒ずつ丁寧に作り出されている。そんな唯一無二の場所がパリ以外で初めて、東京・日本橋に誕生した。日本橋の「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、工房、ブテッィク(物販)に加え、世界初となるイートイン可能なサロンを併設。アラン・デュカスからの信頼厚く、東京・銀座の「ベージュ アラン・デュカス 東京」でシェフ・パティシエを務めたジュリアン・キンツラーシェフ・ショコラティエによる焼き菓子やデセールを堪能できる。ブティックでは、日本限定展開のクーベルチュール・ショコラを原材料に作られた「シャモニー・オレンジ・ショコラ」や「マカロン・フランボワーズ」、「フィナンシェ・オ・グリュエ」、「フォンダン・ショコラ・カフェ」といった焼き菓子がラインアップ。また、イートインできるル・サロンでも日本限定のデセール「ムース・オ・ショコラ」、「ミルフィーユ・トゥ・ショコラ」、「バー・クロッカント」、「スフレ・オ・ショコラ」、「クープグラッセ・オ・カフェ」が味わえる。【店舗情報】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1営業時間:11:00〜20:00(L.O. 19:30)オープン:2018年3月26日ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り営業時間:11:00〜21:00(L.O. 20:30)オープン:2018年4月27日最終更新: 3月25日
2018年04月25日スイーツライター・chicoさんの「お菓子な宝物」。今回は『ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房』のマカロン・フランボワーズ、マンディアン オ・レ ミューズリーです。近頃パリの名店上陸の熱いニュースが相次ぐ東京に、いよいよフランス料理の巨匠、アラン・デュカスさんの『ル・ショコラ・アラン・デュカス』がやってきた!焙煎士でショコラティエのニコラさんと共にバスティーユにビーン・トゥ・バーの工房を構えたのは5年前のこと。“素材を厳選し本来の味と香りを引き出す”デュカスさんの料理哲学はショコラでも同じで、チョコレート作りは自ら産地でカカオ豆を選び、買い付けることから。豆の状態や気候に合わせて焙煎し、個性息づくチョコレートが丹念に作られる。東京でショコラティエを任されたのは、『ベージュ アラン・デュカス東京』で長年シェフ・パティシエを務めたジュリアンさん。27種の自家製クーベルチュールを使うお菓子やデザートは、パリも羨むここだけの喜び。マカロンでも「しっかりショコラを感じてほしい」と、ペルー産のカカオ100%チョコレートを生地に混ぜこみ、中のフランボワーズガナッシュはベリーに寄り添うフルーティなマダガスカル産カカオのミルクチョコ。わっと溢れるカカオ感は濃密ながら軽い果実味で、大ぶりなのにするする食べてしまう。工房にぐるりと囲まれたガラス張りのサロンで頬張ると、カカオの活気にどっぷり包まれるようだった。ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房東京都中央区日本橋本町1-1-1TEL:03・3516・351111:00~20:00不定休写真右・直径6cmほどもあるマカロン・フランボワーズ(各¥800、イートインのみ)。左・ナッツやフルーツのザクザクも楽しいマンディアンオ・レミューズリー(各¥2,400)はじめ、タブレットは26種。ほかボンボンショコラや焼き菓子、デザートも。木やレンガ、ガラスが印象的なクラフトマンシップ漂う店内は広々460平方メートル。チコスイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。※『anan』2018年4月11日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子取材、文・chico
2018年04月04日東野圭吾の小説を、「嵐」櫻井翔が主演を務め映画化する『ラプラスの魔女』。この度、本作の主題歌が弱冠20歳の次世代プロデューサー、アラン・ウォーカーの「FADED/フェイデッド」に決定。あわせて主題歌入り特報映像も到着した。アランは、ノルウェー/ベルゲン出身の弱冠20歳のプロデューサー。昨年12月に行われた初来日公演はソールドアウトし、同月に日本限定でリリースされた配信EP「ALAN WALKER HITS EP」はiTunesダンス・アルバム・チャートで1位を獲得するなど日本でも人気急上昇中だ。本作の主題歌に決定した「FADED/フェイデッド」は、2015年に発表しMV再生回数は15億回を超える代表曲。なお、アランが映画へ楽曲を提供するのは今回が世界で初となった。そして最新映像では、青江修介役の櫻井さんとヒロイン・羽原円華役の広瀬すずを始め、涙を流す甘粕謙人役の福士蒼汰など登場人物たちが次々に登場。また主題歌も挿入され、「Where are you now?」などの歌詞が、失踪した甘粕謙人を青江修介と共に探す羽原円華をはじめとした登場人物たちの心情や本作の世界観と見事に結びついている。臼井真之介プロデューサーも「初めてエンドロールに当てたとき、青江の円華への憂い、円華の謙人への想い、謙人の家族への願い、そんな彼らの心情と歌詞が見事にシンクロし、この曲以外考えられませんでした。世界中を熱狂させる次世代のアンセムとのこの奇跡の出会いが、本作を全く新しい景色に導いてくれると確信しております」とコメントしている。また広瀬さんは「音楽が入ったことで、登場人物たちの人間味を感じられました。あと、切なさがありました。すごく繊細でなんか落ち着いてしまうような雰囲気でもあり、すごく素敵です!!」と絶賛し、三池崇史監督も「真に革新的なものは、優しさをもってすべてと解け合う。東野圭吾とアラン・ウォーカーの織りなす奇跡の魔術をお楽しみ下さい」とメッセージを寄せた。さらにアランは、5月にZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場で開催される世界最大規模の動員数を誇るダンス・ミュージック・フェスティバル「EDC Japan 2018」への出演も決定。初の映画主題歌決定&再来日を記念し、日本独自企画盤EP「Faded Japan EP | フェイデッド・ジャパン・EP」が国内盤CD、及び配信でリリースされることも今回決定した。日本独自企画盤「Faded Japan EP | フェイデッド・ジャパン・EP」は4月25日(水)リリース予定、同日全7曲配信予定。『ラプラスの魔女』は5月4日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラプラスの魔女 2018年GW、全国東宝系にて公開
2018年03月06日チョコレートショップ「ル・ショコラ・アラン・デュカス」が日本上陸。2018年3月中旬、本国フランス国外初となるブティックが東京・日本橋にオープンする。「ル・ショコラ・アラン・デュカス」とは?「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、ホテル・プラザ・アテネのレストラン「アラン・デュカス」やモナコのレストラン「ルイ・キャーンズ」など、世界各地でレストランを経営する人物が展開するチョコレートショップ。史上最年少で3つ星を獲得したといわれる“天才”アラン・デュカスの人気は日本でも高く、2004年には「シャネル(CHANEL)」と「アラン・デュカス・エンタープライズ」のコラボレーションによってフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」がオープン。そんなアラン・デュカスがかねてからチャレンジしたという熱い情熱とともに誕生したのが「ル・ショコラ・アラン・デュカス」だ。2013年2月フランス・パリにショップを開店。パリ工房でカカオの粉砕からボンボン・ショコラができるまでの全ての工程を担当し、ショコラティエが手作りでチョコレートを作っている。国外初のブティックが日本に誕生フランス国外初となるブティックの舞台は、東京・日本橋だ。ジュリアン・キンツラーをシェフ・ショコラティエに迎え、アラン・デュカスとともにここでしか味わえないオリジナルのショコラを展開する。単一種のカカオ豆のみを使用したもの、バニラやコーヒー、柑橘、ナッツなどを合わせたもの、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」ならではの奥深いフレーバーが提供されるはずだ。店舗は、工房とブティックが一体型になっており、中二階に設けられたサロンからは工房の様子をチェックすることもできる。【ショップ詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房オープン時期:2018年3月中旬※予定住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1営業時間:11:00~20:00※ブティック、サロン(イートイン)共通。座席数:30席
2018年02月19日映画「リバーズ・エッジ」の完成披露試写会が1月31日、都内で開催。主演の二階堂ふみ(23)と吉沢亮(23)、監督を努めた行定勲監督(49)が登壇した。 岡崎京子(54)の同名漫画を実写映画化した本作。吉沢が務めるのは、イジメられっ子でゲイの「山田」。河原で見つけた腐りゆく死体を心の拠り所にする、という難役だ。吉沢は自身の役柄について、こう分析する。 「掘り下げれば掘り下げるほど底が見えなくなっていく。ずっと悩んでいましたが、すごく面白い男です」 吉沢といえば、二階堂も絶賛するほどの美形。2016年5月に公開された映画「オオカミ少女と黒王子」で2人は初めて共演しているが、二階堂は同作のイベントや番宣などで「平成のアラン・ドロンのような輝き」「国宝級」と吉沢の“美しさ”を絶賛していた。 吉沢はその美貌だけでなく、近年は演技力でも高く評価されている。キッカケは20歳直前に主演を努めた舞台「ぶっせん」だったと昨年6月、インタビューで明かしている。 「主演だと自分の芝居以外にも舞台全体の事を把握してまとめていかないといけない。これがまったくできなくて……」 当時の吉沢は俳優という仕事に対して、「いつ辞めてもいい」と考えるほど消極的だった。しかし「ぶっせん」での失敗は吉沢のやる気に火をつけたようだ。 「きちんと“仕事だ”と思い始めたら、ダメなところをよくするためにどうすればいいかを考えて行動するようになりました。そうしたら、ドラマや映画などの作品が次々と繋がっていくようになったんです」 「リバーズ・エッジ」は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、オープニング上映されることが決定している。映画祭に参加することが初めてという吉沢は、「映画祭って、そもそも何をするもの?」という疑問を行定監督にぶつけたそうだが――。 “常連”になる日は近い?
2018年02月01日「パンプルムース ローズとフランボワーズのヴァシュラン」ベージュ アラン・デュカス 東京では2月14日の1日限り、バレンタイン特別メニューを提供する。甘さを増す大粒の帆立貝や、昔ながらの網猟による新潟の天然鴨などを使用した料理と、シェフパティシエのシルヴァン・コンスタンによるスイートシックなデザート「パンプルムース ローズとフランボワーズのヴァシュラン」を提供。価格はランチ税込1万3,000円、ディナー税込1万8,000円、いずれもサービス料別。チョコレートにとどまらないバレンタインの美食体験を、この機会に楽しんでみては。【店舗情報】ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10F
2018年01月23日シャネル(CHANEL)とフランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスがコラボレーションした、シャネル銀座ビルディング10階にあるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」から、バレンタイン特別コースメニューが登場。2018年2月14日(水)のランチおよびディナー限定で提供される。バレンタイン特別コースは、「アミューズ・ブーシュ」からスタート。その後ランチでは「季節野菜のミジョテ」、ディナーでは「帆立貝とオマール海老のグラティネ」がサーブされる。次に「平スズキのグリエ、フヌイユのコンフィ」、「新潟産 天然鴨のロースト、根セロリとリンゴ」が続き、日本中やフランスから集められた最高の厳選素材を尊重したスペシャルな味わいを楽しむことができる。一口サイズの小さなお菓子「プティ・フール」を挟んで登場するのが、シェフパティシエであるシルヴァン・コンスタンこだわりの「パンプルムース ローズとフランボワーズのヴァシュラン」だ。スイートシックな花を連想させるロマンティックなデザートは、芳醇なローズの香りと甘酸っぱいベリーの風味を楽しむことができる。【詳細】ベージュ アラン・デュカス 東京「バレンタイン特別メニュー」日程:2018年2月14日(水)場所:ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング価格:ランチ 1人 13,000円/ディナー 1人 18,000円 ※どちらも税込、サービス料別【問い合わせ・予約先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500
2018年01月22日いよいよ第90回アカデミー賞に向けた映画賞レースがスタートした。前回の作品賞『ムーンライト』と同じく、前哨戦の1つ「ゴッサム賞」を獲得し、「ゴールデン・グローブ賞」では主要3部門にノミネートされるなど、いま賞レースでひと際注目を集めているのが、80年代の北イタリアを舞台に、思春期の少年とアメリカ人青年とのひと夏のラブロマンスを描いた『Call Me by Your Name』(原題)だ。そして同作で主演を務め、すでにいくつもの主演男優賞や新進俳優に与えられる賞を手にしているのが、現在21歳のティモシー・シャラメ。「ヴァラエティ」誌が選ぶ「2017年の観るべき10人の俳優たち」の1人にも選ばれ、今後、日本でも大きな関心を集めるに違いない若手俳優にいち早く注目した。■若きクリスチャン・ベイル×ダニエル・デイ・ルイス+ディカプリオ!?1995年、ニューヨークのマンハッタン生まれのティモシー。父親はフランス人でUNICEFの職員、母親はダンサーでもあったニコール・フレンダー、姉ポーリーンも女優で、おじはホラー・コメディ『アイドル・ハンズ』(’99)などの監督ロッドマン・フレンダー、義理のおばは「マスターズ・オブ・セックス」などのクリエイター、エイミー・リップマン。母方の祖父は『パリの旅愁』(’61)の原作者として知られる作家ハロルド・フレンダーという超がつくサラブレッドだ。ニューヨークの名門芸術専門学校ラガーディア高校を卒業し、フランス語も堪能だとか。また、最終的にはトム・ホランドに決まったが、新生スパイダーマン候補の1人でもあったという。現在は髪を伸ばしていることもあってか、まもなく22歳というのに、すでにこの色気!日本人俳優でいえば、どことなく高杉真宙や山田涼介にも似た物憂げな雰囲気を醸し出しており、若いころのアラン・ドロンやジュード・ロウにも似ているような…。『Call Me by Your Name』とともに賞レースで高い評価を受けている『Lady Bird』(原題)にも出演しており、同作で初監督を務めた女優グレタ・カーウィグが「GQ」誌に語ったところによれば、「若き日のクリスチャン・ベイルとダニエル・デイ・ルイスに、レオナルド・ディカプリオをまぶした感じ」という絶賛ぶり!そんな彼は短編映画で俳優デビューし、人気TVシリーズ「LAW&ORDER」にゲスト出演した後、2012年、かつてエズラ・ミラーが注目されるきっかけの1つとなった高視聴率ドラマ「ロイヤル・ペインズ 救命医ハンク」に、主要キャラクターの女医ジルの甥っ子ルーク役でゲスト出演、ちょっと気弱なチェスの達人を演じた。続いて、エミー賞&ゴールデン・グローブ賞などを総なめにした「HOMELAND/ホームランド」シーズン2では、ウォルデン副大統領の息子フィン役で準レギュラーに。実生活さながらの(?)セレブの若者らしい葛藤を繊細に演じ、2013年俳優組合賞(SAG)アンサンブル賞にノミネート。ちなみにこの頃、同じ高校に通うマドンナの娘ローデス・レオンとの交際報道でゴシップ欄を騒がせたこともあった。■ケイシー・アフレックやジェームズ・フランコの少年時代も好演スクリーンデビューは、クリストファー・ノーラン監督の2014年の大ヒット作『インターステラー』。日本公開時は、人気子役マッケンジー・フォイ&ジェシカ・チャステインが演じた娘とマシュー・マコノヒーが演じた主人公との絆が話題を呼んだが、その兄で農場を継いだケイシー・アフレック演じるトムの少年時代を演じていたのがティモシー。その一方、『マイレージ、マイライフ』『JUNO』のジェイソン・ライトマン監督が彼らしい視点でSNS社会に斬り込んだ『ステイ・コネクテッドつながりたい僕らの世界』(劇場未公開)にも出演。2017年『ベイビー・ドライバー』でブレイクしたアンセル・エルゴートとひと悶着あるアメフト部員を演じていたが、アーティストタイプかと思いきや、意外にもアメフトのユニフォーム姿もお似合いだった。意外といえば、日本で2016年に公開されたクリスマス・ムービー『クーパー家の晩餐会』での彼も、いま思い返せば、かなり衝撃的だ。演じたのは、ダイアン・キートン&ジョン・グッドマン夫妻の孫息子で、絶賛反抗期中のチャーリー。口下手で、いまにも繋がりそうなゲジ眉に、脇汗…と、まるでイケてない高校生となって不器用な恋を展開しており、彼の見るに堪えない(?)初々しいキスシーンは笑いを誘う。そんな彼が、すっかり大人びて、『Call Me by Your Name』ではアーミー・ハマー演じる年上の青年に思いを募らせ、危うい少年ぽさと儚げな色気を感じさせるほどになったとは…。ちなみに、劇場未公開だが、ジェームズ・フランコが共同製作も兼ねて主演を務め、アンバー・ハード、クリスチャン・スレイターらが共演した『サスペクツ・ダイアリーすり替えられた記憶』(’15)では、ドラッグに溺れ、父(エド・ハリス)から虐待されていた主人公の壮絶な少年時代を熱演しており、ここでも若きカメレオン俳優ぶりを見せつけている。■セレーナ・ゴメスとキスも!今後の待機作がスゴすぎ!!そして『Call Me By Your Name』だ。1983年夏、陽光輝く北イタリアの避暑地で夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会い、ともに時間を過ごすうちに、激しい恋に落ちていく。ティモシーはイタリア語をマスターし、ピアノやギターも披露、かつてないセクシャルなシーンにも挑んだという。サンダンス映画祭で絶賛を浴び、ゴッサム賞ブレイクスルー俳優賞ほか、LA、NYと2大都市の映画批評家協会賞で主演男優賞を獲得。主演男優枠は、早くから『ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男』(原題:Darkest Hour)でのゲイリー・オールドマンが話題となっていたが、英国のベテランの初オスカーを阻むのはティモシーだったりするのかも。また、『フランシス・ハ』のグレタ・カーヴィグが初監督した自伝的作品『Lady Bird』は、『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の新鋭ルーカス・ヘッジズも共演する。本作では一転、チャラいミュージシャンを演じているようで、シアーシャ演じる主人公のヴァージンを奪う(!?)相手だとか!おそらく両作品とも、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞にノミネートされるはずなので、詳細を楽しみにしておきたい。さらには、クリスチャン・ベイル主演『Hostiles』、スティーブ・カレルの息子役を演じる『Beautiful Boy』、ウディ・アレン監督最新作『A Rainy Day in New York』(いずれも原題)など、話題作が続くティモシー。特にウディ・アレン作品ではセレーナ・ゴメスとのキスシーンもあり、エル・ファニング、スキ・ウォーターハウス、ジュード・ロウら共演者がとにかく豪華。まさに、名優・名監督に恵まれ続けている若き実力派。彼が映画界に巻き起こす新風を、見逃さないで。(text:Reiko Uehara)
2017年12月12日フランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスとシャネル(CHANEL)がコラボレーションした、シャネル銀座ビルディング10階にあるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」から、クリスマスケーキ「ビュッシュ・カメリア」が登場。2017年11月1日(水)から予約が開始され、受取期間は12月20日(水)から25日(月)となっている。「ビュッシュ・カメリア」はシャネルのアイコンのひとつ「カメリア」をモチーフにした、白一色の美しいビュッシュ・ド・ノエル。ヘーゼルナッツのムースやビスキュイ、バニラキャラメル、バニラ風味のムースなどを使用した優しい甘みの一品だ。単品での販売は4年ぶりとなる。約5人分のサイズ感なので、家族や友人でシェアするのにぴったり。限定100台の特別ケーキで、とっておきのクリスマスを演出してみては。【詳細】ビュッシュ・カメリア<限定100台>価格:12,000円(税込)サイズ:12.5cm(約5名分)■予約に関して予約開始日:2017年11月1日(水)から(数に達し次第、締め切り)予約方法:電話またはメールで直接レストランへ支払方法:現金または銀行振込み(いずれも前払)引渡期間:12月20日(水)〜25日(月) レストランにて手渡し引渡場所:ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング【問い合わせ先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500
2017年10月20日先週、世間を驚かせた安室奈美恵の突然の引退発表。アーティストとして脂の乗り切った時点でスポットライトから身を引く決断に、1年後の引退を惜しむ声は後を絶たない。昔から日本ではきっぱり引退を宣言する芸能人が多いが、海外では一線から身を引く場合も「引退」と言い切るスターはほとんどいない。ハリウッドを中心にし海外の引退事情は少し違う。■セレブとして活躍しつつ俳優業は引退結婚を機に完全引退した稀な例はグレース・ケリー。ヒッチコック映画のクール・ビューティとしてキャリアの絶頂期にあった彼女は1955年にカンヌ国際映画祭でモナコ公国のレーニエ3世と知り合い、翌年に結婚した。ロイヤルファミリーの一員でありながら女優を続けることは、当時はあり得ない選択だった。だが時代は変わるもので、次女のステファニー王女は1986年、21歳のときに歌手デビューしている。グレースとヒッチコック監督の『泥棒成金』で共演したケーリー・グラントも、1967年『歩け走るな!』を最後に62歳で引退を宣言。誕生したばかりの娘の成長を見守りたいという理由だったが、同時に、スクリーンから完全に姿を消したことで、ロマンティックコメディの主演スターというイメージは崩れることなく、古き良きハリウッドのレジェンドとなった。Netflixで配信中の監督最新作『最初に父が殺された』が来年の第90回アカデミー賞外国語映画賞部門にカンボジア代表作として出品されたアンジェリーナ・ジョリーも、2014年に「今後1、2本映画に出演した後は監督業に専念したい」と語った。確かに、その後の出演作は監督前作で、夫のブラッド・ピットと共演した『白い帽子の女』のみ。ただ、9月には『マレフィセント』続編に出演することが明らかになった。■引退ではなく“一時休業宣言”がハリウッドの主流2015年、16年に「ハリウッドで最もコスパの良い俳優」(Forbes調べ)に選ばれたクリス・エヴァンスは2014年にキャプテン・アメリカ役の契約終了後は監督業に重点を置くとほのめかし、俳優引退かと報じられたが、本人はあくまでも一時的なものだと否定。レオナルド・ディカプリオも大作主演が続いた後、「長い休暇を取ることにした」と2013年にドイツのBild紙に語って「引退か?」と大騒ぎになったが、その後まもなく『レヴェナント蘇りし者』の撮影に入った。同作を提げた2016年のゴールデン・グローブ賞授賞式のレッドカーペットでも「何年も大変な仕事が続いたけど、これでそれも終わる」と発言、またしても大騒ぎになったが、これもメディアの早合点だった。クロエ・グレース・モレッツも昨年9月、「自分を見つめ直したい」と予定していたすべての映画出演をキャンセルしたが、これも「スローダウンしてもいいって気づいたから」という「Hollywood Reporter」誌上の本人コメントの通り、あくまでも休業だ。■はっきり表明せず、スクリーンから遠ざかるケース若い頃から大活躍してきたスターたちはアラフォーを迎えると、一旦歩みを止めたくなるようだ。キャメロン・ディアスは2014年の『ANNIE/アニー』を最後に女優業から遠ざかっている。今年6月、友人のグウィネス・パルトロウが開催したイベントで、グウィネスの司会のもと、ミランダ・カーやニコール・リッチーらと座談会に参加したキャメロンは20年以上演じ続けてきて「自分が誰なのかわからなく」なり、本来の自分を取り戻そうと感じたことが、休業の理由だと明かした。トビー・マグワイアも近年はプロデューサー業中心で、映画出演は2014年の『完全なるチェックメイト』が最後。■老境を迎えて一線を退く2003年以降は映画に出演せず、06年にアメリカ映画協会生涯功労賞を贈られたときに「隠居は楽しすぎる」と引退表明してみせたのはショーン・コネリー。87歳のいまもゴルフを楽しみ、8月に全米オープン・テニスの試合観戦に現れた際は喝采で会場に迎えられた。ジーン・ハックマンも2004年『ムースポート』出演を最後に引退を宣言した。ハリウッド・スターではないが、フランスを代表する映画スター、アラン・ドロンも2017年5月に81歳で引退を宣言。パトリス・ルコント監督で最後の映画を撮り、来年公開すると発表した。今年4月に還暦を迎えたダニエル・デイ=ルイスは、6月に俳優引退を宣言した。12月にポール・トーマス・アンダーソン監督の主演作『Phantom Thread』(原題)の公開を控えての突然の発表だが、彼は過去にも引退を宣言してイタリアで靴職人の修業に励んだことがあり、数年後にはまた復帰しているのでは?と見る向きも多い。加齢による衰えから身を引く場合は覚悟も固いだろうが、そうでもなければ決断するのは難しい。若くして成功を収めたのなら、それが彼ら彼女らにとっての天職。「一時休業」という形で選択肢を残したくなるのだろう。本当に全てやりつくした達成感から、潔く引退を宣言できるのは、本当にごくわずかの選ばれし者だけなのではないだろうか。(text:Yuki Tominaga)
2017年09月26日世界最高峰の写真家集団「マグナム・フォト」に在籍する写真家で、映画作家のレイモン・ドゥパルドンの人生を辿ったドキュメンタリー映画『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』。このほど、ヌーヴェルヴァーグの巨匠エリック・ロメールの映画撮影現場の様子を収めた本編映像が、シネマカフェに到着した。フランス写真界の巨匠にして、ドキュメンタリー映画監督のレイモン・ドゥパルドン。5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭でも、最新作『12 jours』(’17)がスペシャル・スクリーニング部門で上映されるなど、現在も第一線で活躍し、多大な尊敬を集めている。本作は、ドゥパルドンが40年以上に渡って世界中を旅して撮りためたフィルムを、妻であり、映像作品の製作・録音を担当してきたクローディ―ヌ・ヌーガレとともに1本の映画として綴った共同監督作品。2012年にはカンヌ国際映画祭の後、東京国際映画祭でも上映された。まるでドゥパルドンの人生のハイライト集であると同時に、「旅」を通じて新しい自分と愛すべきものを発見するという、普遍的な「人生の旅」を描いたドキュメンタリー。アルジェリア戦争やプラハの春などの歴史的事件の映像や、ドゥパルドンの生い立ちからロマンス、またライフワークとして現在も撮り続けるフランスの日常風景は、まるでドゥパルドンによる“ガイドブックには載らない”世界旅行記ともいえる。また、その映像には、アラン・ドロンやジャン=リュック・ゴダール、ネルソン・マンデラの姿なども収められている。このたび到着した本編映像は、共同監督を務めたクローディーヌが、ヌーヴェルヴァーグの巨匠エリック・ロメールの元で働いていたころの貴重映像。クローディーヌは『緑の光線』(‘85)の撮影現場にて、ロメールが主演のマリー・リヴィエールやキャストらと仲良く戯れている姿を8mmカメラ「スーパー8」で撮影。その一方で、「毎晩“緑の光線”の撮影に挑んだ」というナレーションとともに、録音技師として働くクローディーヌの姿も映し出されている。そして映像は、ドゥパルドンが出会ったばかりのクローディーヌの姿へと移り、彼女を撮影し続けるドゥパルドンの姿にクローディーヌの笑みがあふれる様子も伺うことができる。公私にわたる伴侶・クローディーヌとの出会いについて、ドゥパルドンは「クローディーヌに出会うまで私は内向的な性格だった。しかし彼女と出会って性格も変わり、映画を喜びとして撮り続けることができるようになったんだ。彼女がいなければ、いまでもつまらない映画を撮っていたかもしれない」と語っている。言葉がなくても伝わってくる2人の愛に、観る者の心にも暖かい陽が差すような映像となっている。『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月10日ディズニー映画の作曲家として知られるアラン・メンケンが、『ノートルダムの鐘』の実写化の可能性を示唆した。『アラジン』や『美女と野獣』などを手がけたメンケンは、ディズニーがどの名作をリメイクしようとしているのかについては詳細を明かそうとしないながらも、個人的には『ノートルダムの鐘』のリメイク版を見たいとの意向を語った。オリジナルのアニメ版でも音楽を担当したメンケンは、NMEとのインタビューでこう語る。「まだ何も言えないけど、『ノートルダムの鐘』は実写版でも素晴らしい作品になると思う」ヴィクトル・ユゴー著作『ノートル=ダム・ド・パリ』を原作とした同作は、容姿の醜いカジモドがパリのノートルダム大聖堂の鐘楼でいつか普通の生活を送ることを夢見て暮らすが、主人のフロローにより軟禁状態を強いられる。しかしジプシーの美しい少女エスメラルダとの出会いをきっかけに、ジプシーたちを助けるためフロローに立ち向かうことに決める。ディズニーはここ数年に渡って『マレフィセント』『シンデレラ』『ジャングル・ブック』など名作を次々に実写化しており、最近の『美女と野獣』では大ヒットを収めていた。今後には『ライオン・キング』『ムーラン』『ダンボ』『リトル・マーメイド』もリメイクを控えている。(C)BANG Media International
2017年07月29日スティーブン アラン(Steven Alan)のショップ、スティーブン アラン トーキョーにてビルディングブロック(BUILDING BLOCK)のイベントが開催される。会期は2017年5月23日(火)から29日(月)まで。2011年にスタートした「BUILDING BLOCK」は、ロサンゼルスをベースに東京で始動したマルチメディアデザインプロジェクト。ブランド名には「積み木のように、あなたと一緒に年月を積み重ねましょう。」という意味が込められている。ミニマルでプレイフルな製品は、素材のクオリティーと構造的なテクニックを通して仕立てられた実用的なオブジェとして高い完成度を誇る。イベントでは、ブランドの新色の"コンクリートカラー"や"ライラックカラー"や新作の"クリアビニール素材"を用いたアイテムがラインナップ。他にも、通常は日本では展開のないユニークな雑貨も展開する。さらに、ロサンゼルスのセレクトショップ・アトリエ「WAKA WAKA」のコラボレーションで、持ち手に木製パーツを付けたユニークなレザーバッグを展開するDISKシリーズも、イベント開催にあわせて日本限定で発売される。期間中は購入者に先着でビジュアルブックのノベルティも。注目ブランドの幅広いラインナップを手に取れる1週間限りのイベント、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】<Building Block>イベント開催日時:2017年5月23日(火)~29日(月)開催店舗:スティーブン アラン トーキョー住所:東京都渋谷区神南1-19-11 パークウェースクエア2 B1F商品:・SA BUILDING/B×WAKA 1 64,800円(税込)・SA BUILDING/B×WAKA 2 64,800円(税込)・SA BUILDING/B×WAKA 3 64,800円(税込)・SA BUILDING/B MINI/R BLK 71,280円(税込)・SA BUILDING/B BOX BLK 64,800円(税込)・SA BUILDING/B CABLE+OU 60,480円(税込)・SA BUILDING/B CYLINDER 54,000円(税込)・SA BUILDING/B MINI/B15 61,560円(税込)・SA BUILDING/B IPHONE15 16,200円(税込)・SA BUILDING/B ETC/S 81 42,120円(税込)・SA BUILDING/B DISK 81 48,600円(税込)・SA BUILDING/B BUSKET CR 70,200円(税込)・SA BUILDING/B CYLINDER C 44,280円(税込)
2017年05月15日年度の変わり目というのは年末年始以上に、この国は悲喜交々があるようです。ふと自分の将来と世の中の流れに思いを馳せたり、そのなかでどんな幸せを手繰り寄せられたら幸せだろう、と急に不安になってみたり。そんなときは季節も時代も違うが、この映画をお勧めしたい。“絶対的” だった価値観が変わる過程映画通が口をそろえて言う「彼ほどのスターはもう現れない」というアラン・ドロン、そしてタンクレディの婚約者として妖艶なフィアンセを演じたクラウディア・カルディナーレ。(先日発表された第70回目カンヌ国際映画祭のメインビジュアルを見れば、時代に左右されないその絶対的な美しさに同性だれど目がくらむはず。)ラストの圧巻の舞踏会シーンのエキストラは全員本物の貴族たち。自らも貴族の末裔という家系のイタリア映画の巨匠、ルチーノ・ヴィスコンティだからこそ描けた豪華絢爛な映像美。映画『山猫』が描くのは、1860年代のイタリア独立戦争に翻弄されたシチリア島のある貴族の「死」。といっても、実際に誰かが命を落としたりという訳ではない。どちらかというと時代の変化に適応できずに存在そのものが置き去りにされるという意味での「死」だ。絶対的権威を誇っていた一つの貴族の中で、新時代の幕開けにうまく溶け込む甥のタンクレディと、これまでの「貴族」のまま抵抗することなく静かに「死」を待つ叔父のファブリツィオが、奇妙なまでに美しく描かれる。バート・ランカスター演じるファブリツィオにとって、これまで “絶対的” だった貴族という存在が俗世と馴染んでいきその “絶対的” が失われていく過程は、まるで自分の存在が世間から葬り去られる感覚に近い。「若い者にはわかるまい。君らに死は関係ない。存在せぬのと同じだ」という言葉には、四半世紀程度の小娘には想像もつかない「死」への甘美な憧れとも言える凄みを感じてしまう。ただ、一歩引いて感じてしまったことは、時代の変化に取り残される「死」は虚しくないだろうかという素朴な疑問だった。ト書き通りにいかないグレー色な自由鑑賞後から悶々としていたわたしにとって、現代の答えを示してくれているように感じたのが『カルテット』でした(何段も論理が飛躍しているのは承知のうえ)。偶然を装った必然か、必然を装った偶然かで、カルテットを組むことになった4人の男女の軽井沢での物語。誰かが突出した奏者であることもなく、むしろ亜流= “三流” 。その彼らには下手の横好き、というコトバが似合う。最終話のホールでの演奏の1曲目に演奏したフランツ・シューベルトの『死と乙女』に現れるように、一流になれる未来なんてなくても淡々と演奏をつづけるという選択は、世間にとって「どうでもよい」存在にかなり近い。そして変化が著しい現代において、それはすこし「死」に近い。だからこそ、決して王道ルートでないけれど “これが私たちの幸せだ” と言わんばかりの彼らがラストシーンでは、ミゾミゾというよりキラキラして見えた。大方の悩みに対する答えは、往往にして結果論でしかないかもしれない。なんたって、ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサが、没後はじめて『山猫』を “イタリア文学の最高峰” と評価されたくらいなのだから。その時代時代での善いとか悪いとか勝ちとか負けとかは所詮、未来を誰にも予測させるべきではないのと同じくらいに、永遠を持たないコンテンポラリーなことでしかないのかもしれません。『山猫 (原題:Il gattopardo)』(1963)監督:ルキーノ・ヴィスコンティ出演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ ほかこんな時に観たい:黄昏どきアーカイヴはこちら〈 洒脱なレディ論 〉では映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていきます。目指すのは、混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きるための指南書です。 Text. Midori TokiokaIllustration. Sandra Jockus
2017年04月04日東京・銀座の「ベージュ アラン・デュカス 東京」では、バレンタインのためのスペシャルメニューを用意。特別デザートにチョコレートマカロンのお土産付きのおすすめランチ&ディナーコースを2月10日(金)~12日(日)の3日間限定で提供する。バレンタイン特別メニューは、ホタテ貝にオマール海老など冬の美食材をふんだんに織り込み、メインは「仔牛のローストとフォアグラ 冬野菜」を用意。そして、ランチ・ディナーとも、シェフ・パティシエ、シルヴァン・コンスタンによる今年のバレンタイン特別デザート“マ・デクララシオン”がいただける。「デクララシオン」はフランス語で告白を意味する言葉。チョコレートにグリオット・チェリーを合わせたハート形のデザートは、まさにバレンタインシーズンにぴったりの一台。さらにお土産には、一人ひと箱ずつチョコレートマカロンが用意されている。このときだけの特別なコースをぜひお見逃しなく。ランチ料金は13,000円、ディナー 18,000円。(いずれも一人料金、税込・サービス料別)(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日シャネル(CHANEL)とフランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスがコラボレーションした、シャネル銀座ビルディング10階にあるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」にて、バレンタイン限定メニューが提供される。期間は2017年2月10日(金)から12日(日)まで。バレンタイン限定メニューは、ランチまたはディナータイムのコースメニューとして提供。ホタテ貝のソテーや黒トリュフといった前菜の後に、オマール海老を用いた料理がサーブされる。ランチではニョッキ、ディナーではホワイトアスパラガスを合わせている。続いて仔牛のローストやフォワグラなどを堪能した後は、バレンタイン特別デザートの「マ・デクララシオン」が登場。フランス語で“告白”を意味する名前が付けられたハート型のスイーツで、チョコレートとグリオット・チェリーが組み合わせられた少し大人な味わいだ。さらに、おみやげとしてチョコレートマカロンも用意されている。食後まで幸せな気分が続くプレミアムなメニューをぜひ体験してみたい。【詳細】「ベージュ アラン・デュカス 東京」バレンタイン限定メニュー期間:2017年2月10日(金)から12日(日)料金:ランチ 13,000円(税込)、ディナー 18,000円(税込) ※サービス料別内容:アミューズホタテ貝のソテー、ビーツとサラダ、黒トリュフオマール海老のビスク、ジャガイモのニョッキ(ランチ) / オマール海老とホワイトアスパラガスのポッシェ(ディナー)仔牛のローストとフォワグラ、冬野菜バレンタイン特別デザート「マ・デクララシオン」【予約・問い合わせ先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500住所:東京都中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10F
2017年01月19日東京・銀座のラグジュアリーフレンチレストラン、ベージュ アラン・デュカス 東京では2月10日から12日まで、バレンタインのための特別コース(ランチ/1万3,000円、ディナー/1万8,000円 ※いずれも税込・サ別)を提供する。同コースでは、アミューズの他、「ホタテ貝のソテー、ビーツとサラダ、黒トリュフ」や、「仔牛のローストとフォワグラ、冬野菜」などを提供。ランチでは「オマール海老のビスク、ジャガイモのニョッキ」が、ディナーでは「オマール海老とホワイトアスパラガスのポッシェ」も提供される。デザートには、フランス語で告白を意味する「デクララシオン」から名づけたスイーツ「マ・デクララシオン」をバレンタイン限定で用意。チョコレートにグリオット・チェリーを合わせたハート形の一台となっている。さらに、お土産にはチョコレート・マカロンも用意されている。
2017年01月17日東京・銀座のラグジュアリーフレンチレストラン、ベージュ アラン・デュカス 東京では12月17日から27日まで、クリスマス特別メニュー(コースのみ/3万8,000円、コース+ビュッシュ/4万5,000円)を提供する。ランチ、ディナーにコース仕立てで楽しめるベージュ アラン・デュカス 東京のクリスマスメニュー。アミューズから始まり、「北海道野付帆立貝、ラディキオとトレビス」、「ヒラメ、オマール海老とフヌイユ、サバイヨンソース」、「蝦夷鮑と聖護院大根、黒トリュフ」、「和牛フィレ肉と冬野菜 赤ワインソース」、「柑橘類とマロン」、「イチゴのメルバ」が提供される。さらに、限定のビュッシュ・ド・ノエルをお土産に付けた特別なコースも。ビュッシュ・ド・ノエルは、フランボワーズのジュレやムースを組み合わせ、見た目も鮮やか。また、オプションとしてワインペアリングも用意されている。なお、価格は税込、サ別。ビュッシュ・ド・ノエルのみの販売は行われない。
2016年12月06日東京・銀座のラグジュアリーフレンチレストラン、ベージュ アラン・デュカス 東京では12月17日から27日まで、クリスマス特別メニュー(コースのみ/3万8,000円、コース+ビュッシュ/4万5,000円)を提供する。ランチ、ディナーにコース仕立てで楽しめるベージュ アラン・デュカス 東京のクリスマスメニュー。アミューズから始まり、「北海道野付帆立貝、ラディキオとトレビス」、「ヒラメ、オマール海老とフヌイユ、サバイヨンソース」、「蝦夷鮑と聖護院大根、黒トリュフ」、「和牛フィレ肉と冬野菜 赤ワインソース」、「柑橘類とマロン」、「イチゴのメルバ」が提供される。さらに、限定のビュッシュ・ド・ノエルをお土産に付けた特別なコースも。ビュッシュ・ド・ノエルは、フランボワーズのジュレやムースを組み合わせ、見た目も鮮やか。また、オプションとしてワインペアリングも用意されている。
2016年12月05日第68回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され絶賛された、フィリップ・ガレル監督の最新作『パリ、恋人たちの影』。“ゴダールの再来”と呼ばれたその才能と、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコとの運命的な出会いと別れでも知られる名匠は、自身の愛の痛みと向き合い、数々のアーティストに影響を与えながら60年、70年代のアートシーンを歩んできた。作品を見つめると時代が浮かび上がってくる…そんなフィリップ・ガレル監督の魅力に迫った。夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を製作する妻・マノン。映画製作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修生のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。あるときエリザベットは、ピエールの妻マノンも浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げる。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想い抱え、愛されたいと彷徨う男と女たち。愛の痛みだけでなく、愛する喜びが、モノクロームの映像の中に軽やかに浮かび上がるーー。本作は、ヌーヴェルヴァーグの次世代の旗手として活躍を続けるフィリップ・ガレル監督の最新作。共同脚本をゴダール、ブニュエルらとタッグを組んできたジャン=クロード・カリエール、撮影監督をロメール、ルイ・マルの世界を映し出してきたレナート・ベルタが務めるなど、映画界を牽引してきた錚々たるスタッフが集結している。■“宿命の女”「ヴェルヴェッド・アンダーグラウンド」の歌姫ニコとの出会いそんなガレルが注目を集めたのは、16歳で制作した短編だった。そして、68年のフランス五月革命を機にパリを離れる。69年のニューヨーク、ガレルはアメリカン・ポップカルチャーの中心人物であるアンディ・ウォーホルのスタジオ「ファクトリー」に出入りするように。そこで、デヴィッド・ボウイなど数々のアーティストに影響を与え、近年では宮沢りえ主演『紙の月』主題歌としても起用された「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコと運命的に出会う。当時、ボブ・ディラン、ブライアン・ジョーンズ、レナード・コーエンらと浮名を流していたニコはすでに伝説と化していた。2人はその後、結婚。公私ともにパートナーとなり、その生活が破たんする78年までの間に、ガレルはニコを主演に迎えた『内なる傷痕』『孤高』など7本の映画を製作。また、認知されることはなかったが、ニコはアラン・ドロンとの間に息子アリーを生んでおり、ガレルは『秘密の子供』の重要なモチーフとして描く。そして、88年に事故によりニコが急逝すると、彼女と過ごした私的な記憶から生まれた『ギターはもう聞こえない』を発表、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた。ガレル自身が「愛の産物」と呼ぶこれらの作品は、いまもなお色褪せることなく、カルト的な人気を博している。■ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール、ジーン・セバーグ…時代の寵児たちに愛されたニコだけでなく、これまで時代を代表するさまざまなアーティストから愛されてきたガレル監督。その交友関係がもたらした経験によって、私的かつ、時代の空気感を醸し出すガレル独特の作風が確立されていく。<ガレルをめぐる監督たち>◇エリック・ロメール…ヌーヴェルヴァーグ運動の中心人物として知られるロメールから個人レッスンを受けたガレル。彼から「映画」を学ぶ。◇ジャック・ドワイヨン…ガレルの親友であり、同じく“ポスト・ヌーヴェルヴァーグ”の一人として知られる。ガレル監督『彼女は長い時間太陽の下で過ごした』に出演もしている。◇ジャン=リュック・ゴダール…「ゴダールの再来」と呼ばれたことについて「ガレルは息をするように映画を撮る」と賛辞を贈っている。これまで、ゴダールの常連スタッフであるラウル・クタール(撮影監督)、フランソワ・ミュジー(録音)などとも仕事を重ねる。そのほか、オリヴィエ・アサイヤス監督、レオス・カラックス監督らとも親交が深い。<ガレルを愛したミューズたち>◇ジーン・セバーグ…ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』でヒロインを演じ人気を博す。ガレルが愛した女性の一人で監督作『孤高』では、ニコとも共演を果たしている。出演の5年後、悲劇的な死を迎える。◇カトリーヌ・ドヌーヴ…『シェルブールの雨傘』『終電車』など、映画史に燦然と輝く数々の傑作に出演。主演を務めたガレル監督『夜風の匂い』では、ドヌーヴ自らが「あなたと映画を作りたい」とラブ・コールを送りつづけてついに実現した。■映画界を牽引してきたスタッフと共に撮り上げた最新作はフィリップ・ガレルの新境地最新作となる『パリ、恋人たちの影』は、これまで愛に光を当て続けてきたガレルがとらえた、傷つきながらも宝石のように輝く恋人たちの姿を、俯瞰的に描いた新境地。『昼顔』『ブルジョワジーの密かな愉しみ』などで知られる巨匠ジャン=クロード・カリエールが脚本に参加。また、『満月の夜』『さよなら子供たち』などで高い評価を受けるレナード・ベルタが撮影監督を務め、フィリップ・ガレルの世界をより高みへと引き上げる。「これは、フィリップ・ガレル監督の最高傑作だ! 観る者の情感を揺さぶり、まっすぐに訴えかけてくる」(カイエ・ドゥ・シネマ)、「監督の私的な記憶から輝いたものが生まれ、ありふれた男女の人生が、宝石のようになる」(ル・モンド)など、絶賛を受けている本作。今回は、35mmフィルムで過去作が観られる特集上映の開催も決定しており、私的な愛の記憶をフィルムに描き出してきた彼の世界を改めてスクリーンで堪能してみては?『パリ、恋人たちの影』は2017年1月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月27日オスカー女優ティルダ・スウィントンを主演に、アラン・ドロン主演『太陽は知っている』(’69)を原案にした『胸騒ぎのシチリア』。このほど、55歳と思えない美しいスタイルをキープし、長い手足とキュッと引き締まった美ボディを惜しげもなく披露するティルダと、そんな彼女を愛する2人の男たちの場面写真が到着した。本作は、次回作として最恐イタリアンホラー『サスペリア』のリメイクを手がけることが発表されたルカ・グァダニーノ監督の新作。そのルカ作品のミューズともいわれるティルダは、本作では喉の手術で声が出せなくなったシンガー、マリアンを熱演する。マリアンが年下の恋人ポール(マティアス・スーナールツ)とシチリアの孤島でヴァカンスを過ごしているところに、昔の恋人で音楽プロデューサーのハリー(レイフ・ファインズ)と彼の若く美しい娘・ペンが嵐のごとく現れる。マリアンとの復縁を狙う、ハリー。歌って踊って底抜けに明るいのだが、ここぞというときには優しい言葉をささやく彼に、マリアンも昔の情熱的な恋愛を思い出してしまう。一方、マリアンの現在のパートナー、ポールは、優しく誠実で、ハリーとの恋愛に振り回され傷ついたマリアンを受け止めてくれた。マリアンの心をかき乱す昔の恋人の出現は、ポールの心にも波風を立てていく。ハリーを演じるレイフ・ファインズといえば、『007』シリーズでの新たなM役や、『ハリー・ポッター』のヴォルデモート卿役などで知られる英国渋メン。また、ポール役のマティアス・スーナールツといえば、『君と歩く世界』や『リリーのすべて』で注目され、『パーフェクト・ルーム』にも出演、セクシーすぎて世界中の女性たちがため息を漏らし、熱い視線を送る注目の演技派俳優だ。タイプは違えど、どちらもセクシーで魅力的。もし、自分がマリアンだったら“情熱的で刺激的だけど、危険で不埒な昔の彼”と“誠実で優しいけど、ちょっと退屈な年下の彼”どちらの愛を受け止めるだろう…と脳内妄想をしながら、本作を楽しむのがオススメといえそう。ただ、美しきマリアンを、誘惑と嫉妬、裏切りを繰り返しながら奪いあう男たちの一方、2人の男から愛される彼女に嫉妬を募らせていく、ポールの娘・ペン(ダコタ・ジョンソン)の存在は見逃せない。男同士、女同士の嫉妬の果てに、ある朝、コテージのプールの底からとある人物が沈んでいるのが発見され、事態は思わぬ方向へ…。羨ましすぎる胸騒ぎのバカンスには、衝撃が待ち受けることになりそうだ。『胸騒ぎのシチリア』は11月19日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日スティーブン アラン トーキョー(Steven Alan Tokyo)にて、ユニセックスニットブランド 「クレプスキュール(crepuscule)」の期間限定ストアが再び登場。期間は2016年10月13日(木)から10月26日(水)まで。男女2人のニットデザイナーがスタートしたクレプスキュール。アイテムにあわせて、手や機械など異なる方法で素材を編み込み、シンプルで飽きのこないニット作りを行っている。2度目となる今回は、スティーブン アラン別注トップスや、ここのみの展開となる新作アイテムを用意。上質な素材と独自のフィッティング感が魅力のニットウェアも、幅広いカラーバリエーションで提案される。さらに、今シーズン初めて製作したフォトブック 「a album of crépuscule」も12冊の数量限定で展示販売予定なので、こちらもあわせてチェックを。【イベント詳細】crépuscule 期間限定ストア開催期間:2016年10月13日(木)~10月26日(水)会場:スティーブン アラン トーキョー住所:東京都渋谷区神南1-19-11 B1F
2016年10月14日中性的な魅力を放つ、『フィクサー』でアカデミー賞に輝くティルダ・スウィントンをはじめ、『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、『リリーのすべて』のマティアス・スーナールツ、さらに『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンが、伊・シチリアで四角関係に陥る『胸騒ぎのシチリア』。このほど、危険で華麗な予告編映像が解禁となった。世界的な人気を誇るロック歌手のマリアンは、痛めた声帯と心を癒すため、年下の恋人のポールとシチリアのパンテッレリーア島で優雅な時間を過ごしていた。ところが、マリアンの元恋人でカリスマ音楽プロデューサーのハリーが、セクシーな“娘”ペンを連れて押しかけてくる。やがて、マリアンの焦りが最高潮に達したとき、思いもよらない事件が起こる…。本作は、アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、ジェーン・バーキンといった錚々たる顔ぶれが出演したジャック・ドレー監督の『太陽が知っている』(’69)を、現代の注目キャストでリメイク。ロック歌手と年下の恋人、昔の男と“多分”その娘…。セレブたちの危うすぎる四角関係のなれの果てを描き出す。今回解禁となる予告編は、恋人ポール(マティアス・スーナールツ)とヴァカンス中のロックスター、マリアン(ティルダ・スウィントン)のもとに、昔の男ハリー(レイフ・ファインズ)とその娘ペン(ダコタ・ジョンソン)が押しかけてくるところから始まる。喉を手術し、声がうまく出せないと主張するマリアンと対照的に、エネルギーの塊のように喋り続け、踊りまくり、復縁を匂わすハリー。演じるレイフは、かつてないハイテンションぶりを披露。英国紳士の新境地には、思わず笑いがこみ上げてくる。その一方で、若さと妖艶な雰囲気をまとうペンが、ポールを誘惑しはじめる。声を出せないがゆえに、“招かれざる客”たちを制することができず、彼らのペースに流されてゆくマリアン。彼女の心をかき乱すのは、“陽気で刺激的な昔の男”と“少し退屈だが女性に尽くす今の男”の対決、そして、若さあふれる娘の存在。また、世界的人気デザイナーのラフ・モンズが、マリアンの心の変化を映し出そうとデザインをした、エレガントな「ディオール(Dior)」の衣装も見逃せない。さらに注目すべきは、舞台となったシチリアのパンテッレリーア島。日本ではあまり馴染みがないが、実は多くのセレブたちがお忍びで訪れることで知られる。シチリアとチュニジアの間に位置し、ジョルジオ・アルマーニが船を一隻貸し切って島に乗り入れ、1か月以上滞在したり、かつてはトム・クルーズが当時の彼女ペネロペ・クルスとお忍びで訪れたこともあるとか。泥浴を楽しめる温泉や、天然のプール、雄大な自然の中に溶け込んだ小さなレストランもあり、まさに大人のための贅沢な楽園ともいえる島。その場所で、いったい何が起きたのか…?声を出せないはずのティルダ演じる主人公マリアンの、かすれた絶叫が尾を引く、ひと筋縄ではいかない予感が満載の予告編となっている。『胸騒ぎのシチリア』は11月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月30日アラン・リックマンの日本公開作としては最後の作品となる『EYE IN THE SKY』(原題)が、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』として今冬より公開されることが決定。共演にはヘレン・ミレン、プロデューサーはコリン・ファースが務めている。ナイロビ上空6,000mを飛ぶ“空からの目”(無人偵察機ドローン)を使い、英国軍の諜報機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、国防相のベンソン中将(アラン・リックマン)と協力して、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮していた。あるとき、凶悪なテロリストたちが大規模な自爆テロを実行しようとしていることをつきとめた彼らは、アメリカ・ネバダ州の米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃の指令を出すが、殺傷圏内に幼い少女がいることが分かる。キャサリンは、少女の命を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先しようとするが…。本作は、全米の各メディアがこぞって大絶賛した衝撃の軍事サスペンス。ドローンが映し出す戦場は、“安全な場所”にいる全員のパソコンへリアルタイムで送られ、さまざまな関係者が干渉しながら戦争をする――。そんな、現代の戦争の闇を巧みに描いた本作は、何が正義かを突きつけ同時にモラルも問いかけていく。強烈な正義感をもって任務遂行を推し進める指揮官キャサリンを演じるのは、『クィーン』(’06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞して以降も、2017年公開予定の『ワイルド・スピード』第8弾に出演するなど、活躍を見せるヘレン・ミレン。また、共演には、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞し、オファーが殺到中のアーロン・ポールと、日本で公開される作品としては本作が遺作となるアラン・リックマン。監督は『ツォツイ』(’06)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を手がけてきたギャヴィン・フッド。さらに、本作のプロデューサーを務めるのは、『英国王のスピーチ』(’10)でアカデミー賞を受賞し、『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』と公開作も続くコリン・ファース。豪華アカデミー賞キャスト&スタッフが集い、罪なき少女を犠牲にしてまでもテロリストを攻撃するべきか否か、正義とモラルを問いかける衝撃の問題作を送り出す。『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は今冬、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日フランスでも“ゆとり”世代が現れた?今年2月、セザール賞授賞式の中継で、新人賞にあたる有望男優賞に輝いたロッド・パラドの受賞スピーチを聞いた第一印象だ。初めての映画出演で、生涯一度しか機会のない賞を受賞した喜びを、うれし涙をこらえて声をつまらせながら、「すっげえ感謝します」みたいな口調で語る。子どもの頃から賢そうな話し方を心得ている国の人にはめずらしい、素直な感情のほとばしりを会場は温かく見守った。これまでのセザールで見たことのない新鮮な光景だった。『太陽のめざめ』で彼が演じたのは非行少年、マロニー。奔放で無責任な母親のもとで愛に餓えて育ち、暴行や無免許運転などトラブルを起こしてばかりの少年が裁判所の判事と保護司の尽力を受け、本当の愛を見つけて更生の道を歩んでいく。寂しさを暴力という形でしか表現できず、荒れ狂う少年を全力で演じたロッドは、アラン・ドロンやリヴァー・フェニックスの再来と評される期待の新人。6月にフランス映画祭2016での作品上映に合わせて来日した。リセ在学中、休み時間にたまたまオーディション担当のスタッフに勧められたのをきっかけに、その後30回近いテストを重ねて役を勝ち取った。だが、最初は軽い気持ちで受けたのかというと、「最初から本気だった。受かるわけないって気もしていたけど、やれるだけのことはやろうと、全力で挑戦した」と言う。もともと演技に興味はあったが、経験はゼロ。「学校の劇に出たこともなかった。映画は普通に好きだったけど、俳優になるなんて想像もしてなかった。ただ小さい頃から、みんなを笑わせるのは得意だったんだ。人を楽しませることができるのは自覚していたけど、仕事にするなんて考えたこともなかった」。マロニーを幼い頃から知り、更生させようと寄り添う判事を演じるのはカトリーヌ・ドヌーヴ。そこにいるだけで凄まじいスター・オーラを放つ大女優に気後れはしなかったのか。「全然しなかった。撮影チーム全体が家族みたいな雰囲気だったから」とケロッとしているが、それにしても相手はドヌーヴ。「そうなんだけど」と笑いながら、「すぐに打ち解けられたよ」と言う。最初の対面はカメラテストのときだった。「『あなたいくつ?』と聞かれたので、『18歳です』と答えて、『あなたは?』と返したら、ちゃんと教えてくれたよ。お母さんみたいな雰囲気でいてくれたから、緊張せずにいられたんだと思う」。保護司を演じるのは、本作でセザール賞最優秀助演男優賞を受賞したブノワ・マジメル。「彼とはオーディションのときから会っていたし、友だちみたいな関係。というか本当に友だちになって、いまでも時々会ってるよ」。演技未経験者が映画の主演に抜擢されるのは、素のままでカメラの前に立つことを求められての場合が多い。だが、ロッドは最初から“演じる”ことを求められ、それに見事応えている。そこに到るまでは厳しい道のりだった。まずは2か月半、演技コーチと一緒に脚本を読み込んだ。「ストーリーについて、マロニーの感情について。どうしてそうなるのか?を徹底的に考えて、台詞も頭に叩き込んだ。撮影に入ってからは、エマニュエル・ベルコ監督の望むものを演じられるように全力で食らいついていった」。マロニーについては「愛情深い少年。特に母親に対して」」と分析する。「同時に、愛の欠如に苦しんでいて、だから激しい怒りにかられているんだ」。ロッドはパリ郊外のサン・ドゥニに生まれ育った。やや治安の悪い地域もあり、「マロニーみたいな少年たちは僕の住んでいる界隈にもいる」と言う。ロケで訪れたリヨンの少年院では強烈な体験もした。「本物の施設だから、撮影時にも実際に収容されている少年たちがいて、罵詈雑言を浴びたこともあった。『お前は映画で再現してるだけで、俺らにとってはこれが現実だから』と言われたよ。でも、その経験も糧になった」。暴力的な行動に潜む、怒りだけではない感情。不器用な愛。これだけ複雑な役を迫真の演技で表現しきった。そこには、彼と同じように十代で映画主演デビューを飾ったブノワ・マジメルとの、劇中の関係と重なる交流があった。「撮影中もいろいろアドバイスしてくれた。『集中して、マロニーになり切って、しっかり聴け』って。演じるとき、共演者の言葉を聴くことはとても重要なんだ。台詞を忘れたとしても、相手の言葉に耳を傾けていれば、何を言うべきかが分かる。すると、作られたものじゃなくて自然な流れができて、より真実味が増すんだ」。そして「好きな言葉があるんだ」とスマートフォンを取り出す。「アルバン・ルノワールという俳優のSNSの自己紹介文で“自分じゃない者として生きたい男”とあるんだけど。俳優ってそういうものだと僕は思う」。仕事の本質を理解し、的確なアドバイスをすぐに実践する順応性と、プレッシャーに動じない度胸も備わっている。俳優は天職なのかも、と伝えると「ありがとう」と照れ笑いをしながら、「この仕事、本当に好きなんだ」と言う。「ただ、もて囃されるのはちょっと苦手かな。レッドカーペットでキャーキャー言われて、写真を撮られたりするのは、本当はストレスなんだ。自分のことは、その辺を歩いてる普通の人間だと思ってるから、急にこんなことになっちゃって…」。スターになっても家族は以前と変わらずに接してくれるが、「友だちは2人しかいないことが分かった」と言う。「いや、僕には友だちはいない。友だちっていうのはあいさつするだけの関係で、毎日一緒にいるのが親友。僕には2人いる。彼らとの関係も全然変わらない。彼らにとって僕はただのロッドなんだ。映画祭とか華やかな場所にも行くけど、僕は自分が何者なのか、どこから来ているのかはちゃんと分かってる。それが大切なことだと思う」。素顔のロッドは人懐こく、初めて会った相手にも友だちのように接する。本人も自認しているが、自然と人を喜ばせることのできる真のエンターテイナーであり、警戒心むき出しのマロニーとはかなり違う。「自分でも全然似てないと思う。マロニーと近い点があるとすれば、ちょっと神経質なところかな。気が短いんだ。僕はとても社交的だけど、一方で些細なことですぐイライラする。たとえば、昨日このホテルに着いたとき、これが…」と窓辺のブラインドを指差す。「部屋に着いたら、カーテンが閉まっていて、それは簡単に開けられたけど、ブラインドが全然上がらなくて。1人でイラついてたよ」と身ぶりをまじえて再現する。このサービス精神はまさにマロニーと正反対。「そう。全然違う。でも愛については似ているかな。本当の共通点は…愛情深いところなんじゃないかな」。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月05日日本のテレビ史を黒柳徹子とともに振り返るテレビ朝日系の大型特番『黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史』(17日18:57~21:56)で、黒柳の体験談を映像化した再現ドラマを放送することが決定。黒柳役を演じる清水ミチコがこのほど、取材に応じた。この再現ドラマでは、1953年に入局したNHKでのエピソードや、生放送ドラマのハプニング、エリザベス女王、アラン・ドロンといった世界の超大物との秘話などを紹介。黒柳本人が語り部を務め、貴重な資料映像や音源を交えて描かれるが、この中で黒柳役を演じるのが、「私は徹子さんのマニア」と豪語する清水だ。デビュー前から数えて40~50年にわたってマネをしているだけに、今回のオファーは「ものすごくうれしかったです」と大喜び。黒柳が、危険な地域に飛行機で行く際に、どんなに揺れても「大切な仕事を神様がくれたのだから、私を落とすわけがない」と動じないにもかかわらず、休暇で乗った飛行機が少しでも揺れると「もう死ぬ!」と思ってしまうところが好きだそうで、「チャーミングだし、人生楽しそうですよね」と魅力を語る。そして、今回実際に演じてみて、「しゃべることとか、気がつくこととか、いろいろ面白いことがたくさんあって、ちょっと時代を間違えた人なんじゃないかなという感じがしました(笑)」とコメント。黒柳とはメールをする仲だそうだが、そのやり取りの中で、NHKのドラマ『トットてれび』での自身の役を満島ひかりが演じたことに「うれしかった!」と、あまりに黒柳が喜んでいたため、清水は今度は自分が演じることを、本人に「言い出しにくいですね(笑)」と苦笑いした。実際に黒柳が今回のドラマを見たら、「やっぱり満島ひかりさんの方が良かったっておっしゃるんじゃないか(笑)」「(『トットてれび』よりも)低予算、高年齢です…」と自虐的だが、それでも「徹子さんへの思いは負けないです」と力説。5~6時間収録して、編集で1分くらいになってしまうというシーンもあるそうで、「ものすごい濃密なものになっています」とアピールしている。
2016年07月06日シャネル(CHANEL)とフランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスとのコラボレーションによって誕生したフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」では、選び抜いた食材を特別のコースに仕立てる“料理のオートクチュール”「コレクション・ベージュ 2016」を開催。2016年7月30日(土)と31日(日) の2日間、第2回目となる「夏のコレクション」“Natsumatsuri フランコ・ジャポネ”を提供する。フランスと日本の美味を多彩に表現した特別コースの最初を飾るのは、屋上テラス「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」での食前酒だ。パリのパラスホテル「プラザ・アテネ」のバー・ディレクターを務めるティエリー・エルナンデズが来日し、今回のために創ったオリジナルカクテルを揃える。カクテルメニューは、ウォッカベースの「カメリア」、オリジナルの日本酒をベースとした「Sakeサワー ベージュ」といった2種類。合わせて提供されるコースメニューは、総料理長 小島景による海の幸を中心としたもの。「伊勢海老のロースト、京都田鶴氏の賀茂なすのフォンダンとトマトのロースト」や「但馬牛のアラブロッシュ、ジロール茸のソテー」など、贅沢なラインナップとなっている。また、パリを拠点に世界で活動するDJ d!strictも来日し、ディナーのオープニングを演出。ベージュ アラン・デュカス 東京ならではの贅沢な夏のひとときを楽しめそうだ。【詳細】「コレクション・ベージュ 2016」夏のコレクション “Natsumatsuri フランコ・ジャポネ”日時:2016年7月30日(土)~31日(日) ディナーのみ内容:特別コース 一人 30,000円(食前酒込み)■オプション ワイン&日本酒ペアリング 一人 20,000円※価格は税込み、サービス料別。※会期中のランチは通常メニュー、ディナーは上記コースのみの提供。【店舗情報】ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10FTEL:03-5159-5500
2016年05月27日