ニコール・キッドマンがハリウッド女優からモナコ公国公妃に転身したグレース・ケリーを演じる映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』が10月18日(土)から公開になる。グレース・ケリーは1950年代に圧倒的な人気を誇った女優で、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督は彼女を繰り返し起用し、公妃になった後もハリウッド復帰をもちかけるなど、彼女にラブコールを送り続けた。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』その他の画像グレタ・ガルボや、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンなど銀幕を彩ったスターは数多く存在するが、ケリーは“気品ある美しさ”で多くのファンを魅了した女優だ。ヒッチコック監督は『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』『泥棒成金』などで彼女を起用。1955年にはジョージ・シートン監督の『喝采』でアカデミー主演女優賞を受賞したが、その翌年に女優を引退し、モナコ大公レーニエ3世と結婚。世界中のファンが彼女の映画界引退にため息をついたという。映画『…公妃の切り札』は、彼女の結婚から6年後が舞台で、過酷な課税を強要し、承諾しない場合はモナコを自国領にすると発表したフランスを相手に、公妃のグレース・ケリーがモナコを救うために、“最後の切り札”を武器に、危機に挑む姿を描いている。劇中には、ヒッチコック監督も登場し、公妃になった彼女に新作映画『マーニー』の脚本を手渡して、女優復帰を持ちかける。ヒッチコック監督は20世紀を代表する巨匠監督で多くの女優とタッグを組んできたが、グレース・ケリーを繰り返し起用することを強く望んでいたようだ。ちなみに、本作を手がけたオリヴィエ・ダアン監督はヒッチコック作品と、彼の映画に登場するグレース・ケリーに影響を受けているそうで、本作でも随所にヒッチコック映画のオマージュと思われるカットや、彼の作品を参考にしたと思われる場面が登場。監督曰く本作は“伝記映画ではなく、ひとりの女性のポートレイト”だそうだが、往年の映画ファンは思わずニヤリとする場面や衣裳、デザインが次々に登場する作品になっているようだ。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年09月29日名作映画をオーケストラの生演奏とともに鑑賞できるコンサート「名作シネマとオーケストラ」(通称:シネオケ)のリハーサルが、7月17日、東京・上野の東京文化会館 大ホールで行われた。「名作シネマとオーケストラ」の公演情報シネオケは、最新のデジタル技術により、映画から台詞や歌以外のオーケストラ楽曲部分のみを完全に取り除き、その映画全編をオーケストラの生演奏とともに巨大スクリーンで鑑賞できるコンサート。昨年、佐渡裕が指揮をとった『ウエスト・サイド物語』で日本初上陸し、東京・大阪で2万人を超える観客が大絶賛した。今回は、ハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマン主演のロマンス映画『カサブランカ』(2011年7月アメリカで初演)、ミュージカル映画の傑作『雨に唄えば』(2013年3月ロンドンで初演) 、アルフレッド・ヒッチコック監督のホラー映画の代表作『サイコ』(2010年7月アメリカで初演)の3作品が上演される。本公演で指揮を務めるニール・トムソンは、バーンスタイン、小澤征爾、クルト・ザンデルリングに師事し、ロンドン交響楽団などの指揮やコンクールの審査員を務めるなど、多才なイギリスの指揮者。シネオケの海外公演では『サイコ』『雨に唄えば』などで指揮を務めている。自身も『サイコ』楽曲のファンだというトムソンは、リハーサルで東京フィルハーモニー交響楽団の演奏者たちに情熱的に指示を出した。『サイコ』は、オープニングから音楽によって観客に緊張感を与え、全編を通して不安と恐怖心をあおる。トムソンは実際にメロディを口ずさみながら、音の強弱、メロディの抑揚などを細かく確認し、背筋が凍るようなドキドキ感と、張りつめた緊張感を演奏に吹き込んでいった。特に、クライマックスの「キッキッキッキッ」という鬼気迫るバイオリン演奏から押し寄せる恐怖は、生のオーケストラ演奏による臨場感があってこそ生まれるもの。これらの演奏が映画とひとつになったとき、これまでに味わったことのない感動を覚えるだろう。また7月19日(金)18時よりフジテレビのエンタメ情報番組『男おばさんL』の軽部真一と笠井信輔の両アナウンサーによるスペシャルトークショーも行われる。「“シネオケ”とは何か?」など、見る前に知ると一層面白くなるポイントを紹介する予定。同18時30分開演『サイコ』公演のチケット購入者のみ入場可能。取材・文:門宏■名作シネマとオーケストラ7月19日(金) 14:00開演 vol.2「カサブランカ」7月19日(金) 18:30開演 vol.4「サイコ」7月20日(土) 12:00開演 vol.2「カサブランカ」7月20日(土) 16:30開演 vol.3「雨に唄えば」7月21日(日) 12:00開演 vol.3「雨に唄えば」7月21日(日) 16:30開演 vol.4「サイコ」会場:東京文化会館 大ホール指揮:ニール・トムソン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
2013年07月18日“サスペンスの神”とうたわれた男、アルフレッド・ヒッチコックと彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』。映画の公開を目前に控え、ヒッチコックの吹き替えでおなじみ、熊倉一雄さんとの奇跡のコラボレーションを果たしたテレビCM映像が解禁となった。ヒッチコックと、彼を支え続けた優れた映画編集者にして、脚本家であり、生涯ただ一人の妻・アルマ。本作では『サイコ』の製作から成功に至るまでの道のり、そして二人の天才の知られざる物語を描き出す。熊倉さんは、日本では1952年から放送された大人気テレビ番組「ヒッチコック劇場」で、ストーリーテラーとして登場するアルフレッド・ヒッチコックの吹き替えを担当した、ヒッチコキアンでなくてもおなじみの存在。熊倉さんはヒッチコックの吹き替えのほかにも「名探偵ポアロ」でポアロの声、「ひょっこりひょうたん島」では海賊・トラヒゲの声、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌も担当しており、そのユーモアにあふれる独特でチャーミングな声を耳にした人は多いはず。主演アンソニー・ホプキンス扮するヒッチコックが登場すると共に、熊倉さんの「こんばんは」という第一声から始まる本テレビCM。冒頭のBGMは「ヒッチコック劇場」のテーマ曲でもある「マリオネットの葬送行進曲」で、まさに「ヒッチコック劇場」に捧げるオマージュとも言える演出だ。その後、映画の見どころをダイジェストで紹介した後、再び熊倉さんの「では劇場で」の声で締めくくられるさまは、まさにヒッチコック本人が視聴者に語りかけるかのよう。また本作は日本語吹き替え版の上映はなく、熊倉さんによる吹き替えはこのテレビCMでしか見ることができない貴重な映像となっている。熊倉さんからは「ミステリーの神様も人間だった。それにしてもヒッチ氏の飲むこと食べること!あれじゃ太るわな」とのコメントが寄せられており、果たして本作ではヒッチコックのどんな姿が描かれているのか?と期待が膨らんでしまう。本テレビCMは、本日から4月6日(土)まで放映。また、公式サイトでも公開されている。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月29日20世紀を代表する映画監督アルフレッド・ヒッチコックの知られざるエピソードを描いた映画『ヒッチコック』のテレビCM映像が公開になった。1950年代から繰り返し放映されてきたテレビ番組『ヒッチコック劇場』でヒッチコックの声を演じた熊倉一雄が吹替を務めた映像だ。テレビCM映像映画『ヒッチコック』は、“サスペンスの神様”と称された天才監督と、彼を支え続けた妻であり映画編集者のアルマの知られざるドラマを描いた作品。数々の苦境や周囲の無理解を乗り越えて、傑作『サイコ』を完成させるまでのヒッチコック夫妻の姿に迫っている。CM映像は熊倉が声を演じるヒッチコックが「こんばんは」と登場し、『ヒッチコック劇場』のテーマ曲“マリオネットの葬送行進曲”にのせて映画の見どころが紹介されるもの。『ヒッチコック劇場』のファンにはたまらない内容で、番組を知らない人でもヒッチコック本人が自分に語りかけているように感じる内容になっている。ちなみに熊倉は『名探偵ポアロ』やディズニー作品などで吹替を務める一方、俳優として、演出家として活動する名優で、映画『ヒッチコック』について「ミステリーの神様も人間だった。それにしてもヒッチ氏の飲むこと食べること!あれじゃ太るわな」と思わず笑みのこぼれるコメントを寄せている。『ヒッチコック』4月5日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2013年03月29日“サスペンスの神”アルフレッド・ヒッチコックと、その妻・アルマに焦点を当てた映画『ヒッチコック』。このほど、お笑い界の天才・太田光 (爆笑問題)と夫を支え続ける妻・太田光代が、映画さながらに共同作業した本作のプロモーション映像が製作中であることが分かった。そのプロモーション映像とは、題して「3分でわかる!映画『ヒッチコック』」。世界中の映像作家やクリエイターに今なお影響を与え続けるカリスマ、ヒッチコックと、彼を生涯支え続けた妻・アルマと同様に、太田光さんが監督(企画・演出)、太田光代さんが企画プロデュースを努め、爆笑問題の相方、田中裕二が特殊メイクを施してヒッチコックに扮して撮影中だとか。いわば、太田光監督&光代夫人プロデュースによる、初の“田中裕二主演”のプロモーション映像となる。本作は、名作『サイコ』の成功にいたるまでの道のりと、ふたりの天才の知られざる物語を、時にユーモラスに、時にドラマチックに描いた感動のドラマ。主演は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「サー」の称号をもつ英国最高峰の演技派、アンソニー・ホプキンス。妻・アルマには、『クィーン』で同主演女優賞を受賞し、「デイム」の称号をもつヘレン・ミレン。英国を代表する二大アカデミー賞俳優の初競演が実現している。さらに、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールなど、豪華キャストが集結。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施し、ヒッチコックの人間性に迫った圧倒的な演技も見ものだ。“サスペンスの神”と崇められたヒッチコックだが、その作品の評価とは裏腹に監督として“アカデミー賞に嫌われた男”でもあった。そんな無冠の帝王の心の葛藤と逆境を支え続けた女性がアルマ。優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻だ。爆笑問題・太田光が、長きにわたって芸能界の第一線で活躍しているのも、妻であり、事務所社長である光代さんの内助の功があってこそ。そんな彼らとコラボしたプロモーション映像はどんなものを見せてくれるのか。期待して待ちたい。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月19日“サスペンスの神”とうたわれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』。このほど、本作の監督サーシャ・ガヴァシから、敬愛してやまないヒッチコックと映画音楽についての談話が届いた。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施してヒッチコックに扮し、第85回アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた本作。1959年、新作『サイコ』の製作に挑んでいたヒッチコック夫婦の絆と、最大のヒット作にしてサスペンス映画の金字塔となった『サイコ』の舞台裏を描いているが、当時、あの有名なシャワー・シーンをめぐってはこんな裏話があったようだ。「音と映像は切り離せない」というのがヒッチコックの信念だったが、ヒロインが襲われるシャワー・シーンでは音楽を一切つけないつもりだったらしい。ところが、音楽を担当したバーナード・ハーマンはそれに反対し、激しく容赦のないバイオリンの音色をつけ、恐怖そのものを呼び起こす旋律として、『サイコ』のスコアを史上最も影響力のある映画音楽の1つにしたのだ。『ヒッチコック』のガヴァシ監督もまた、自分の映画に独特の音楽的感覚をつけたいと強く願ったようで、「子どものころからずっとヒッチコックのファン」と公言するダニー・エルフマンに音楽を依頼した。「『サイコ』は私が思うに最高の映画のスコアだ。ある意味、あれがインスピレーションとなって、私は映画音楽の作曲家になった。だから、すぐに個人的な思いが湧きあがったよ」とエルフマンは語る。だが彼は、バーナード・ハーマンが作った『サイコ』のスコアの完璧さをマネることはやりたくなかったという。ガヴァシ監督も、夫婦の物語であることから、ユーモラスで影があり、ロマンティックな音楽を望んでいた。それでも、ハーマンの影響は少なからずあったようで、「ある時点で、自分のスコアがハーマンにあちこちで触れていることに気づいた。彼が私の音楽的なDNAの一部に深く入り込んでいるせいだ」とエルフマンは言う。先人たちへのオマージュというより、その功績をいっそう広げたものを生み出すことになった本作。不朽の名作に隠された秘話には、映画ファンにはたまらない感動が待っているはずだ。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月12日アンソニー・ホプキンスが20世紀を代表する名監督を演じた映画『ヒッチコック』のポスター画像が公開された。その他の写真本作は、サスペンスの神と謳われたアルフレッド・ヒッチコックが、名作『サイコ』を完成させるまでの道のりを、これまであまり語られてこなかった妻アルマとの関係に焦点を当てて描いた作品。このほど公開されたポスター画像は、特殊メイクを施し、ヒッチコックに扮したホプキンスと、妻アルマ演じるヘレン・ミレンが正装して並んでいるもの。ホプキンスは片手に、『サイコ』のシャワーシーンを彷彿とさせる包丁を握り、もう片方の腕では妻を優しく抱いている。さらにふたりは、アカデミー賞の赤絨毯を連想させるかのような背景をバックにしており、生涯で一度もアカデミー賞を受賞することのなかったヒッチコックの過去を皮肉った強いインパクトを残すデザインになっている。『ヒッチコック』2013年春、全国ロードショー
2012年12月28日今秋、日本公開され大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』のブルーレイ&DVDの発売を記念して、主演のデンゼル・ワシントンが、米の名門ユニバーサル・スタジオの名作について語ったインタビュー映像が公開された。これまで俳優として数々の名演を披露し、自身も監督として活動するワシントンは映画史に残る名作をどのように見ているのだろうか?特別動画このほど公開された動画は、ワシントンがアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』、マーティン・スコセッシ監督の『カジノ』などの作品について、ざっくばらんに語っている模様を収録したもの。ワシントンは、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』について「自分の演技はあの映画に影響されている。この前もアル・パチーノのセリフを拝借したよ」と、新作『フライト』での自身の演技との共通点について解説し、後に『モ’・ベター・ブルース』でタッグを組むスパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』を初めて見た時のエピソードを披露する。また、スティーヴン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』の好きなシーンをマネをして見せ、幼少期に観た『大アマゾンの半魚人』について語るひと幕も収められている。印象的なのは、ワシントンが終始、本当に楽しそうに映画について語っていることで、彼が生粋の映画人でありながら、同時に現在も大の“映画ファン”であることが伝わってくる。その一方で彼は「昔に見たな」と言いつつも作品の細部や俳優のちょっとした仕草まで記憶しており、入念な準備を重ねて細部まで役作りをするというワシントンの“演技の原点”を垣間見ることができる。そんな彼がユニバーサル100周年の記念すべき年に主演を務めたのが『デンジャラス・ラン』だ。本作でワシントンは、国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(ワシントン)を演じ、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を繰り広げている。『デンジャラス・ラン』発売中ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年12月27日“サスペンスの神”と謳われた巨匠アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた映画『ヒッチコック』。このたび、アカデミー賞の赤絨毯を彷彿とさせる背景をバックに、特殊メイクを施した主演2人が並ぶ本作のポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。ヒッチコックは、作品の評価とは裏腹に監督として“アカデミー賞に嫌われた男”でもあった。そんな無冠の帝王の心の葛藤と逆境を支え続けた女性がいる。彼女の名は、アルマ。優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻だ。本作では、神と、その神を創った妻による映画『サイコ』の成功に至るまでの道のり。そして2人の天才の知られざる物語を、ユーモラスに、そしてドラマチックに描き出す。『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「サー」の称号をもつ英国最高峰の演技派アンソニー・ホプキンスが本作では特殊メイクを施し、ヒッチコックに生き写しのような姿で挑んでいる。その妻・アルマを、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、「デイム」の称号をもつヘレン・ミレンが演じる。さらに、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールなど豪華キャストの出演も話題を呼んでいる本作。このたび公開となったポスターの、ヒッチコック(アンソニー)の片手には『サイコ』のシャワーシーンを彷彿させる包丁が、また一方の手には妻・アルマ(ヘレン)を優しく抱きかかえており、本作で描かれる物語を想像させるウィットに富んだビジュアルに仕上がっている。急遽、アカデミー賞に名乗りを上げた本作。映画ファン、ヒッチコキアン(ヒッチコック・ファン)ならずとも、賞レースでのゆくえに期待せずにはいられない。『ヒッチコック』は2013年春、全国にて公開。© 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年春、全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催
2012年12月26日どうもー。動画大好き男大好き、アラサーOL“えみこ”よ。私は今、何を隠そう表参道のイルミネーション街道を一人で歩いているの。周りを見渡せば、肩を寄せ合ったカップルばかり。一緒にマフラー巻いたりなんかしちゃったり、人目もはばからずにキスしているウカレ面もいるわ。私ね、今日がクリスマスだってことをすっかり忘れていたの。こんな時によりにもよって表参道だなんて、マッチ売りの少女よりも孤独‥。ふぅ。でも私にはカネがあるわ。あの温かそうなレストラン、入って一休みしようかしら……。○レストランの食卓で七面鳥を囲むメリークリスマスかぁ~。やっぱりウィスキーはロックに限るわね。手っ取り早く酔ってしまいたいからトリプルで頼んだら、「当店はダブルまでのご用意しかありません」なんて突っぱねられたわ。それはそうと、向こうのテーブルの若い連中が七面鳥にかぶりつきながらキャッキャキャッキャの大騒ぎ!んまぁ~羨ましいったらないわね‥。頭にきたから、とっておきの動画を見せつけて冷や水を浴びせてやるわぁ!“サスペンス映画の神様”アルフレッド・ヒッチコック監督による、パニック・サスペンス映画の傑作「鳥」よ。カモメやカラス、スズメといった日常でも馴染みの深い鳥達が、群れをなして人間を強襲するの。“神の目”とも言われる鳥の目線に立った効果的なアングルや、徐々に鳥達が増えていく不安感を煽る描写は秀逸。1963年公開の映画なのだけど、その恐怖と戦慄が色褪せることはないわ。これを見たらお鳥様が恐ろしくって、呑気に七面鳥なんて食べられないはずよ!って、誰一人見向きもしやしないじゃないの!スマホ片手に突っ立っている私、なんだかバカみたい。ん?そういえばこの子達、合コンでもやっているのかしらね。男の子達が狩人の目をしているわ。○恋人を求めて“クリスマスコン”で盛り上がるメリークリスマスはは~ん。これが巷で噂のクリスマスコンってやつね。そうならそうと早く言ってほしいわよね。完全に私の出番じゃないの!え?お前みたいな幸が薄そうなおばはんに用はないですって?キィ~~~頭にくる!あんた達なんかが軽々しくお持ち帰りできるほど、女は安くなくってよ!目ん玉かっぽじってこの動画を見ればいいわぁ!自由の街ニューヨークに暮らす4人の女性達の恋模様と友情を描いた、テレビシリーズから続く大人気映画の続編「セックス・アンド・ザ・シティ2」よ。今作では彼女達、現実逃避を兼ねてアブダビで豪遊バカンス。タイプの違う4人の女ゴコロが赤裸々に描かれていて、世界中の女性から「共感できる!」と支持を集めているわ!その一方、現実主義な女のホンネに男性陣にはチクリと刺さる面もあるわね。下心丸出しの男子諸君!爽快なガールズトークの前にひれ伏すといいわ!って、ちゃっかり全員お持ち帰りされちゃっているじゃない!私というマドンナを放っておきながら、舐め散らかしたものね!はぁ。もう帰ろうかしら。なんだか無気力になっちゃった。○雪が降る中寄り添い合う、ホワイトメリークリスマスあら!雪よ雪!ホワイトクリスマスじゃないの!視界に入る全カップルがロマンチックなムードに笑顔を浮かべているわ!なに?何々?べーったりくっついちゃって!世界はあんた達を中心に回ってなくてよ!寒い!寒いわ!身も心も極寒よ!スマホスマホ‥。スマホはどこ?私の王子様、私を癒やしてぇ!構成員数わずか数十人の黒須組の若頭・白竜を中心に、組のシノギ(収入を得るための手段)とそれに絡んだ敵対勢力との抗争を描いたハードボイルドなVシネマ「白竜 シノギの報酬Ⅰ」よ。白竜こと白川竜也を演じるのは、俳優・歌手の白竜さん!なんの因果か同名なのよね。頭脳明晰で度胸もある、男の中のお・と・こ(ハート)私の王子様…。はふぅ~。えみこキュンキュン!やっぱり、ホワイトと言えば白竜よね。どこかに白竜みたいないい男はいないの!?ん?サンタクロースの格好をした男の子がこっちに近付いてくるわ。なに?何々?○子どもと戯れるメリークリスマスへ?飴玉やるからおばはんいいから黙って金よこせ?んまぁ~なんて生意気なの!ペッシッシッかわいい顔してなんなのよあんた!へ?このクソババアただで済むと思うなよですって?んぎゃ~なんておぞましいガキなの!悪魔よ悪魔!悪霊退散よ!この動画を見て怯えるがいいわぁ!頭髪の下に666の数字が刻まれた、悪魔の子ダミアンを巡る古典ホラーの名作「オーメン2/ダミアン」よ。ダミアンに関わる人達が次々に謎の死を遂げていく様には、身の毛もよだつわ。ちなみに666という数字は聖書の中で“獣の数字”として紹介され、忌み嫌われている数字でもあるの。映画はシリーズ化されて、最終決戦の3作目では遂にそれまで無敵だったダミアンも死に絶えることになるわ!って、しまった!ガキに2作目を見せてしまったわ。2作目は救いようのない展開、ダミアンの圧勝じゃないのよ‥。え?動画を見せてくれたお礼に、チョコレートくれるですって?チョコレート‥。おいしいわ。はぁ~。ようやく家に着いた。散々な一日だったけれど、クリスマスも捨てたものじゃないわね。紹介した作品はVIDEOストアでチェックできるから、私と同じようなシーンに直面した人はぜひ動画を見てアンチクリスマスを唱えるといいわ。それじゃあみなさん、メリークリスマス!
2012年12月17日昨日、発表された今年のゴールデン・グローブ賞(GG賞)のノミネート結果。映画界最大の祭典に向けて、本場ハリウッドを始め、大きな盛り上がりを見せる今年の賞レースだが、このほど、同賞にて『ヒッチコック』で主演女優賞・ドラマ部門にノミネートを果たしたヘレン・ミレンから喜びのコメントが到着した。1959年、ヒッチコックは新作『サイコ』の製作に挑んでいた。後にサスペンス映画の金字塔と称えられ、現代に至るまで多くのクリエイターに影響を与え続けているヒッチコック最大のヒット作だ。だが当時、映画史上かつてない斬新さゆえに、ヒッチコックは資金難など数々の試練にぶつかり、さらに最大の味方のはずの妻・アルマとの関係まで揺らぎ始める。監督として、そして夫として、ヒッチコックは岐路に立たされるのだった――。斬新な演出方法で世界に衝撃を与え、“サスペンスの神”と謳われた巨匠アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた本作。昨日、発表された第70回GG賞でのノミネートを含め、主人公・ヒッチコックを演じたアンソニー・ホプキンスの名演と並び、各方面からその評判の高さが聞こえていた妻・アルマ役のヘレン。今回届いたコメントでは、「この度はノミネートいただきまして、誠に光栄です。私が演じたヒッチコックの妻・アルマ。この映画『ヒッチコック』でも描かれている彼女のヒッチコック作品への貢献が認めてもらえたことを心の底から感謝いたします!」と喜びを語っている。過去にイギリス王室の舞台裏を描いた『クィーン』(’07)で、アカデミー賞主演女優賞を受賞した実績を持つ大女優・ヘレン。母国・イギリスでは、“デイム”(=ナイトの女性版)の称号を与えられおり、その役者としても、ひとりの女性としても美しく逞しい彼女の名演に期待せずにはいられない。『ヒッチコック』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催ヒッチコック 2013年春、全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2012年12月14日20世紀を代表する映画監督アルフレッド・ヒッチコックの知られざる素顔に焦点を当てた映画『ヒッチコック』のロンドン・プレミアが日本時間9日に開催され、主演のアンソニー・ホプキンスとヘレン・ミレン、サーシャ・ガヴァシ監督が出席した。その他の写真本作は、ヒッチコックが1960年に発表した映画『サイコ』の舞台裏で起こっていた出来事に焦点を当てた伝記映画。ヒッチコックをホプキンスが、彼の妻で仕事のパートナーでもあったアルマ・レヴィルをミレンが演じ、2013年春に日本公開される。プレミアが開催されたイギリスのBFIサウスバンクは、ヒッチコックの生まれ故郷であり、初共演を果たしたホプキンスとミレン、そしてガヴァシ監督もイギリス出身だ。ガヴァシ監督は「スピルバーグからキューブリックまで、だれもがヒッチコックの影響を受けている。女優との複雑な関係は有名だが、妻アルマが多大な協力をしたことは知られていない。この映画をヒッチコックの物まねにはしたくなかった。最初はそっくりのメイクにしたが、それだとアンソニーがヒッチコックを演じるという面白さが失われてしまうからね」と話し、ミレンは「ふたり(ヒッチコックとアルマ)は映画スタジオで出会い、ロンドンが大好きだったの。この物語は結婚と仕事の成功例よ。彼女はヒッチコックの影というより同等に優秀だったの」とコメント。ホプキンスは「今さらながらだがヒッチコックは大スターだし、多くの人々に影響を与えたんだ。アルマはヒッチコックに指示を与え映画を編集した実力者だ。女性の直観や知恵のおかげで、ヒッチコックには見えないものが見えたんだ」と分析した。ヒッチコックが一度もアカデミー賞を受賞していないことは有名な話だが、映画『ヒッチコック』は完成度の高さから既にアカデミー賞レースに名乗りを上げている。『ヒッチコック』2013年春、全国ロードショー
2012年12月13日“サスペンスの神”と謳われた巨匠アルフレッド・ヒッチコックの知られざる物語を、名優アンソニー・ホプキンスを迎えて映画化した『ヒッチコック』。12月9日(現地時間)、ヒッチコックの生まれ故郷であるイギリスにてロンドン・プレミアが開催され、本作の監督を務めたサーシャ・ガヴァシと初共演となったアンソニーとヘレン・ミレンのオスカー俳優が初めて2ショットでお目見えし、華々しくプレミアを彩った。革新的な演出方法で映画界にもっとも影響を与えた監督、アルフレッド・ヒッチコック。彼の代表作『サイコ』の撮影現場で巻き起こった困難と障害、そして彼の妻であり仕事のパートナーでもあったアルマ・レヴィルとの知られざるロマンスを描く。その完成度の高さから急遽、アカデミー賞レースに名乗りを上げた本作。今回のロンドン・プレミアへの参加を、「2人(ヒッチコックとアルマ)はロンドンが大好きだったの」とヘレンは本作の縁の地でのイベントに終始ご機嫌。一方で、アンソニーは「今更ながらだが、ヒッチコックは大スターだし多くの人々に影響を与えたんだ」と改めて、映画界に燦然と輝く巨星の存在の大きさを語る。さらに、「アルマはヒッチコックに指示を与え映画を編集した実力者だ。女性の直観や知恵のおかげで、ヒッチコックには見えないものが見えたんだ…」(アンソニー)、「この物語は結婚と仕事の成功例よ。彼女はヒッチコックの影というより同等に優秀だったのよ」(ヘレン)と本作でも描かれるヒッチコックを支え続けた妻・アルマの功績を称えた。最後に、ガヴァシ監督から「スピルバーグからキューブリックまで、だれもがヒッチコックの影響を受けている。女優との複雑な関係は有名だが、妻アルマが多大な協力をしたことは知られていない。この映画をヒッチコックの物まねにはしたくなかった。最初はそっくりのメイクにしたが、それだとアンソニーがヒッチコックを演じるという面白さが失われてしまうからね」と本作に込めた思いが語られ、ロンドン・プレミアは大歓声に包まれながら幕を閉じた。『ヒッチコック』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:ヒッチコック 2013年春、全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2012年12月12日今週末にファンタジー大作『ホビット 思いがけない冒険』が、来年1月に巨匠アン・リー監督の新作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』が公開される。まったくタイプの違う2作だが、どちらも3D映画の“次の扉”をひらくと言われている作品だ。最初の流行から約60年。3D映画はどのように進化していくのだろうか?その他の画像現在、日本の映画館では毎日どこかのスクリーンで3D上映が行われている。“ブーム”と呼ばれる時期を終え、完全に上映形態のひとつとして定着したといっていいだろう。60年前に最初に3D映画が流行した際は大きなブームを呼んだが、定着することなく3D映画は市場から姿を消し、それ以降も、3D映画は劇場に姿を見せては観客から忘れ去られていった。このほど発売された書籍『3D世紀 驚異!立体映画の100年と映像新世紀』は、これまでの3D映画の歴史、方式、作り手たちの奮闘、社会的な反響を網羅しながら、3D映画の現状と未来にまで迫った大著で、本書には約60年に渡る3D映画の盛衰が数々の貴重な図版と共に描かれている。結果的に3D映画としては公開されなかったが、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督が1954年の映画『ダイヤルMを廻せ!』を3D映画として撮影していたというエピソードは映画好きの間では有名な話だ。しかし当時の3Dは粗悪なものも多く、長時間の観賞には決して向いていなかった。風向きが変わったのは2005年前後。ジェームズ・キャメロン監督が3D映画の世界に参入し、自ら研究・開発を重ねて2009年に自作『アバター』で“デジタル3D時代”の幕開けを宣言した。そんな3Dの世界も現在、さらなる進化を遂げている。『ホビット…』では、ハイ・フレーム・レート3Dと呼ばれる新方式での上映が決定。これは1秒間に上映されるフレーム数を増やすことでさらにキメの細かい立体視を可能にするものだ。また、作り手たちの3D映像に対する意識も変化している。巨匠アン・リー監督は、新作『ライフ・オブ・パイ』を3Dで撮影。完成した作品を観たキャメロン監督は「3D映画を見ているという感覚さえも忘れてさせてくれる。これこそ3D映画のあるべき姿だ」とコメント。“見世物”的要素が強かった3D映画の世界に新風を巻き起こそうとしている。3D映画がどんな進化を遂げるのかについては、そもそも“観客は本当に3D映画を観たがっているのか?”という問題と密接な関係があり未知数だが、そのヒントは書籍『3D世紀 驚異!立体映画の100年と映像新世紀』をじっくりと読むことで見えてくるのではないだろうか?『3D世紀 驚異!立体映画の100年と映像新世紀』発売中著者:大口 孝之、谷島 正之、灰原 光晴定価:3990円(税込)発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
2012年12月10日ヒッチコックのイギリス時代の作品で、存在自体が証明されていないと言われる『山鷲』(原題:The Mountain Eagle)のスチール写真が、12月15日(土)、16日(日)(現地時間)にロサンゼルスでオークションにかけられることがわかった。その他の画像『山鷲』は、ヒッチコックの1920年代の作品と言われ、現存するフィルムがないことなどから、存在自体が不確かとされている作品。今回オークションに出品されるのは、通常の劇場用の宣伝写真ではなく、ヒッチコックの私的なコレクションとして、本人のためだけに、特大サイズで高画質にカスタムプリントされたものだという。オークションには、『山鷲』の写真のほか、同じくヒッチコックの初期の作品である『マンクスマン』(原題:The Manxman)の写真とあわせて59枚が出品され、それぞれの作品の写真セットの取引額は、1万ドルを超えると予想されている。ヒッチコックといえば、来春に『サイコ』撮影現場の舞台裏を描いた『ヒッチコック』(原題:HITCHCOCK)の日本公開が控えており、ヒッチコック役をアンソニー・ホプキンスが、妻アルマ・レヴィル役をヘレン・ミレンが演じ、アカデミー賞を受賞した二人が、一度もアカデミー賞を受賞せず、“アカデミー賞に嫌われた男”とよばれるヒッチコックの実話に挑む。アメリカではアカデミー賞レースに参戦するために急遽11月23日に公開を早めており、また、スカーレット・ヨハンソンが『サイコ』のシャワーシーンで有名なジャネット・リーを演じるなど注目を集めている。ヒッチコックのスチール写真オークションサイト「Profiles in History」『ヒッチコック』2013年春 全国ロードショー
2012年12月07日賞レースもいよいよ迫ってきたこの時期。様々な憶測が飛び交う中、アンソニー・ホプキンスが巨匠ヒッチコックを演じた渾身の1作『ヒッチコック』が急遽、名乗りを上げた。このほど、そんな注目を集める本作が2013年春、日本で公開されることが決定した。20世紀でもっとも影響を及ぼした“サスペンスの神様”と謳われた映画監督アルフレッド・ヒッチコックと、妻であり仕事のパートナーでもあったアルマ・レヴィル。それまでの常識を打ち破ることとなった彼の代表作『サイコ』。その撮影現場で、2人に巻き起こった困難と障害、そして隠されたロマンスと葛藤を描き出す本作。主人公・ヒッチコックを演じるのは、『羊たちの沈黙』のレクター教授役でアカデミー賞主演男優賞の経験をもつアンソニー・ホプキンス。今回、明らかとなったそのビジュアルでは、特殊メイクを施し、まさにヒッチコックの生き写し!その渾身の演技が話題を呼び、すでに公開を迎えた全米では、大ヒットを予感させる見事なスタートを飾ったようだ。さらに、オスカー女優のヘレン・ミレンやスカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールなどハリウッドのオール・スターによるドリーム・キャストが集結。映画界の巨匠として、ひとりの人間として、ひとりの夫として、さらに自身のキャリアで一度もオスカー像を手にすることなくこの世を去った“アカデミー賞に嫌われた男”として、彼の知られざる素顔に迫る『ヒッチコック』。映画ファン、ヒッチコキアン(ヒッチコック・ファン)ならずとも、要注目の作品となりそうだ。『ヒッチコック』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:ヒッチコック 2013年春、全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2012年11月28日スカーレット・ヨハンソンが、故アルフレッド・ヒッチコック監督の伝記映画『Hitchcock』(原題)でのシャワーシーンの撮影は「ストレス」だったと語った。サーシャ・ガバジ監督がメガホンをとった同作品中で、1960年のヒッチコック監督作品『サイコ』に出演していたジャネット・リーに扮したスカーレットだが、『サイコ』での有名なシャワーシーンのために撮影陣の前でヌードになることにとても抵抗があったものの、製作スタッフたちのおかげで無事に撮影できたのだと語った。「もともとシャワーシーンの撮影には7日間が予定されていたの。でも、結局1日に凝縮したのよ。だから少しストレスだったわ。スタッフに囲まれて7日間もシャワーを浴びなくて済んでラッキーだったけどね」と明かし、さらに「でもスタッフは全員、私ができるだけ快適に演技ができるように気を遣ってくれたわ。サーシャ・ガバジやクルーのみんなはとても思いやりがあって尊敬に値するわ。だから私はセットに入ってただ自分の演技をするだけでよかったの。終わってみれば何の問題もなかたったわ。ワンシーンが終われば、後は調子が出てくるものよ」と話している。アンソニー・ホプキンスが主演を務める映画『Hitchcock』は、全米にて公開中だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.
2012年11月26日映画『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに交際をスタートさせ、映画の舞台でもあるN.Y.での同棲も報じられている俳優のアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンが今年1月に続いて揃って来日!6月13日(水)に監督のマーク・ウェブ、共演のリース・イーヴァンズ、プロデューサーのアヴィ・アラド&マット・トルマックと共に会見に臨み、相変わらずの仲睦まじい様子を見せつけた。トビー・マグワイアによる前シリーズから、キャストもストーリーも一新して製作された本作。サエない高校生のピーター・パーカーがどのようにして超人的能力を手にし、成長していくのかという“起源”が描き出される。会見場は「平和条約の調印でも始まるのかと思った(笑)」(ウェブ監督)と言うほど多くの報道陣が詰めかけたが、エマと並んで登場したアンドリューは、さりげなく彼女のためにイスを引いたり、会見中も2人で微笑み合い、時折、耳元でささやくなどアツアツぶりを見せつけた。「3歳のときからずっと大ファンだった」というスパイダーマンを演じたアンドリューは、正式にこの役に決定したときの気持ちを「純粋な喜びでいっぱいだった。夢が叶い、言葉では言い表せないような思いだった」と述懐。憧れのスパイダーマンのスーツを装着したときの心境については「かゆくて、着心地は悪いし夢が一気にしぼんだよ(笑)」とおどけつつ、「圧倒されるような気持ちがいまでも時折、湧いてくるんだ」と興奮した面持ちで語った。完成した作品を観たのはつい最近とのことだが「自分が飛んでいるような興奮を味わったよ。まるで自分自身のような…というかもちろん、僕が演じているわけだから僕自身なんだけど(笑)、『僕は誰?どこにいるの?』と混乱しながら観ていたよ」と明かし、「トビー・マグワイアのシリーズを引き継いでピーター・パーカーを演じることができたことを光栄に思っているよ」と改めて喜びを語った。エマは1月に来日した際「(アンドリューとの)キスシーンに期待して!」と語っていたが、改めて今回のキスシーンについて「個人的にすごく気に入っているわ」とニッコリ。「素晴らしいと思ったのは、ステイシー(エマ)がピーターがスパイダーマンだと知った瞬間にキスをするということ。発見と同時にキスする――秘密を共有するキスというところが素敵だと思うわ」と語った。アンドリューは現在28歳でエマは23歳。私生活で恋人関係にある2人が、初々しい高校生のカップルを演じている点も興味深いが、アンドリューは「演技というのは難しいものだね」と苦笑い。その上で「思春期というものは誰もが経験しているものだし、初恋というのは人生を変えるような経験だと思う。誰もがそのときの気持ちを思い出せると思うよ」とアピール。エマは「オファーがあればいつでもティーンの役を引き受けるわよ(笑)」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。また、巨匠アルフレッド・ヒッチコックの作品の影響について尋ねられた監督は「彼の映画を嫌いな人なんていないでしょ?」とニヤリ。特に名作『裏窓』に触れ「ピーターの部屋には『裏窓』のポスターが貼ってあるけど、彼はアウトサイダーでありつつも、内側を見つめているんだ」とその影響を認めた。エマは、本作撮影中に初めて『裏窓』を鑑賞したそうで「(『裏窓』の)ジェームズ・スチュワートが映画の中で見せる様々なリアクションは、ブルースクリーンの前でのお芝居の見本だったわ」と演技の面でも大いに参考になったことを明かした。『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月13日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』について、スコセッシ監督とデジタル3D映画の第一人者であるジェームズ・キャメロン氏が語り合う特別動画がこのほど公開された。特別動画はこちら本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。幼い頃からアルフレッド・ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』などの3D映画に親しみ、「自分で3D映画を撮るのが夢だった」と公言しているスコセッシ監督が長いキャリアの中で初めて挑んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。もちろん、巨匠スコセッシ監督が手がけるだけあり、単純に画を立体にするために3Dカメラを用いたのではなく、オスカーを2度受賞している名撮影監督ロバート・リチャードソン氏とタッグを組んで、観客を“物語世界”に誘い込む新しい3D映像を生み出しているという。本作についてキャメロン氏は「マーティンの描く独特の世界観が3Dで表現されている。今までで一番の3D映像」と絶賛すると同時に、「ほかの作品とはまったく異なる感性で描かれている」と分析。本作は、『アバター』以降、進化を続けてきたデジタル3D映画の“最高峰”であると同時に3D映画の“新機軸”でもあるようだ。ちなみにスコセッシ監督は、対談の中で「私たちがやりたいことをできる限り作品に詰め込んだ。この表現方法の進化が楽しみ」と今後も3D映画を手がけることを期待させる発言を残しており、『ヒューゴ…』の映像に確かな自信を感じているようだ。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月14日漫画家の西原理恵子が、自作を原作とする映画『パーマネント野ばら』の劇中の意外なシーンに出演していることが明らかになった。本作は、海辺の街にひっそりと佇む美容室「パーマネント野ばら」に集う女たち、そして主人公の女性の恋模様を描いた作品。菅野美穂が8年ぶりに映画主演を果たしたことでも注目を集めている。西原さんの作品は、これまでいくつも映画化されてきたが、これらの作品に西原さん自身が何らかの形で、カメオ出演していることはファンにとっては周知の事実。本作ではいったいどのシーンに出ているのか?と気になるところだが、今回ばかりは分からないという人も多いのでは?それもそのはず!先に答えを明かすと、西原さんが出ているのは美容室「パーマネント野ばら」にあるヘアカタログの中。劇中、パンチパーマの女性が美容室を訪れ、恋をしたことを理由に「ヘアスタイルを変えたい」と申し出るのだが、その女性客が手にしているカタログの中で、様々なヘアスタイルを披露するモデルが、全て西原さんなのである。このたび、その写真もあわせて公開された。西原さんは、自身が出演しているこの「美人ヘア・カタログ」を大層気に入っているそう。撮影用とはいえ、一見、本人と気づかないほど堂々としたモデルっぷりを見せている。気づいた人は思わず笑ってしまうこと間違いなし。巨匠アルフレッド・ヒッチコックばりにカメオ出演に闘志を燃やし続ける(?)西原さん渾身の「美人ヘア・カタログ」にもご注目あれ!『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント
2010年05月19日ハロウィンが終わると、聞こえてくるのがクリスマスの足音。すでに、贈り物やクリスマスケーキの話題も華やか。早速、お気に入りのお店のケーキを予約した方も多いでしょう。クリスマスを家で過ごすなら、欠かせないのがシャンパン。260年以上にもわたって“セレブレーション”のシンボルとなってきたモエ・エ・シャンドンなら、華やかな気分もさらに盛り上がるというものです。ルイ15世の寵愛を受けていたポンパドゥール夫人も、モエのシャンパンに心を奪われ宮廷に運ばせていたそう。彼女は、「シャンパンは、全ての女性を美しく見せ、全ての男性を機知に富んだ人にしてくれる唯一のお酒」という有名な言葉を残しています。ナポレオンも、彼の学友であったジャン=レミ・モエ(二代目)からシャンパンを贈られ、数々の勝利の祝杯をあげたとか。サーベルでシャンパンボトルのコルクを開けるセレモニーを始めたのはナポレオンの軍隊。「シャンパンは勝利にふさわしく、敗北のときにこそ必要だ」というナポレオンの言葉は有名です。そんなモエは、映画ともとても縁の深いシャンパン。銀幕の中、恋人同士のロマンティックな語らいの側で、嬉しいお祝いの席を映した華やかなシーンで、美しいきらめきを見せるのは、いつの時代も決まってシャンパンです。中でも、様々な名シーンを彩ってきたモエは“シネマのシャンパン”とも呼ばれているほど。1930年代から、数々の名作の名場面に登場してきたのもモエ。オードリー・ヘップバーン、ゲーリー・クーパー主演の『昼下がりの情事』、アヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャンが出演した『男と女II』、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの今日が話題となった『プリティ・ウーマン』、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが競演した『オーシャンズ12』など、印象的な場面を覚えている人も多いことでしょう。ケーリー・グラント、ポール・ニューマン、アルフレッド・ヒッチコックらは、個人的にモエのファンであることも知られています。さらに、約20年にわたりゴールデン・グローブ賞のオフィシャルシャンパンとしてハリウッドをサポートし、2009年のアカデミー授賞式ではエクスクルーシブ シャンパンとしてハリウッドを代表する俳優、プロデューサー、監督がモエ・エ・シャンドンで乾杯しているとか。こんな風に映画とかかわりの深いモエが、新しいミューズとして今年選んだのが、スカーレット・ヨハンソン。モエ・エ・シャンドンは、彼女の起用についてこう発表しています。「彼女の生み出す芸術的な演技力は、日常生活における体験や人生の重要なターニングポイントを、人々の心にいつまでも残る強い感動に変えると言えるでしょう。出演する作品の選び方、これまで演じてきた様々なタイプの人物、彼女の社会的な顔、これら全てがスカーレット・ヨハンソンの内的な価値観である華やかさ、寛容さ、奔放さ、人生を最大限に謳歌する生き方を表現しています。シャンパンにおける世界的リーダーであるモエ・エ・シャンドンが築いてきたシネマとの長い歴史にとって、理想的なミューズ役を果たすスカーレット・ヨハンソンは、モエ・エ・シャンドンにマッチするスターであり、生きることへの意欲“セレブレーション”へ寄せる情熱を体現しています」。実は、去る10月20日、モエ・エ・シャンドンはシネマとの長年に渡る密接な関係をさらに深めるべく、グローバル広告キャンペーンのミューズ、スカーレットのお披露目も兼ね、「映画に乾杯!」セレブレーションイベントを東京で開催しました。この夜、スカーレットは、イベント会場となった六本木ヒルズで、ゲストたちを迎えた後、ステージ上でゴールデン モエのマチュザレムボトル(9Lサイズ)にサイン。このボトルは彼女の希望でチャリティーオークションに出品される予定とか。「このファビュラスなイベント『映画に乾杯!』の開催地として、私にとって意味深い街である東京をモエ・エ・シャンドンが選んでくれたことにとても感動しています」とスカーレット。そして「シャンパンの顔として初めて起用されたセレブリティであることを光栄に思います」と、シャンパンに負けるとも劣らない、輝くような笑顔で招待客たちを魅了しました。スカーレットがサインしたマチュザレムボトルはちょっと無理でも、モエがこの時期に発表している、パーティにぴったりな季節限定商品なら入手可能(気になる方は、公式サイトでチェック!)。歴史の中で、スクリーンの中で、数々の“セレブレーション”を盛り上げてきたモエを傍らに、あなたも今年は華やかなモエ・ファミリーの仲間入りを果たしてみては?モエ・エ・シャンドン公式サイト:June Makiguchi)
2009年11月20日