レスポートサック(LeSportsac)と、ファッションデザイナー・クリエイティブディレクターのアルベール・エルバス(Alber Elbaz)の2019年夏コラボレーションコレクションが登場。2019年6月5日(水)より、レスポートサック店舗にて発売される。4シーズンのコラボレーションコレクションがフィナーレ2018年秋シーズンから始まった、レスポートサックと、ランバン(LANVIN)やコンバース(CONVERSE)のハイエンドライン・アヴァン コンバース(AVANT CONVERSE)を手掛けたデザイナーであるアルベール・エルバスのコラボレーション。フィナーレとなる今回は、全18型のバッグが登場する。パーティー ガールズ マルチエルバスが得意とする女性のモチーフは今回も健在。ハンドペインティングで描かれたカラフルかつユニークな“パーティーガール”たちが賑やかにトートバッグやショルダーバッグを彩る。レスポートサックのロゴまで手書き風に刺繍されている点もポイントだ。ルジップ パーティー レッド/グリーンレスポートサックのアイコニックなロゴを総柄でデザインしたクロスボディバッグとボストンバッグの「ルジップ パーティー レッド/グリーン」。ファスナーを無数に配置したような、遊び心溢れるグラフィックも楽しい。キルテッドシリーズキルティングデザインのシリーズからは、トートやショルダーバッグをラインナップする「キルテッド ホープス」「キルテッド ラブ レッド」「キルテッド ドリームス ブルー」が登場。ハンドルに並べたり、ボディに散りばめたり、テープ状にしたりと、自在にデザインしたレスポートサックのロゴが目を惹く。レッドやブルーといった、夏のスタイルに映える、明るいカラーにも注目したい。【詳細】アルベール・エルバス×レスポートサック発売日:2019年6月5日(水)販売店舗:レスポートサック店舗および公式オンラインストア価格例:ミディアム スカーレット トート ダブルピー 18,000円+税、スモール アンバー ウィークエンダー ダブルビー 23,000円+税、レイニ クロスボディ ダブルビー 14,500円+税、ラージ ジュノ ウィークエンダー ダブルビー 28,000円+税、マトラッセ ラージ トート 23,000円+税、マトラッセ デラックス ルル 11,000円+税、マトラッセ レイニ 15,500円+税【問い合わせ先】レスポートサック ジャパンTEL:0120-141-333
2019年06月06日主演・菅田将暉、演出・栗山民也による舞台『カリギュラ』が、2019年11月・12月に東京・新国立劇場にて上演される。アルベール・カミュの傑作戯曲を主演・菅田将暉で上演原作の『カリギュラ』は、“不条理の哲学”で知られる、20世紀のフランス文学界を代表するアルベール・カミュ自身が、『異邦人』および『シーシュポスの神話』とともに、“不条理三部作”と位置づけた傑作戯曲のひとつ。愛する妹を失った日を境に、突如として暴君と成り果てたローマ帝国の若き皇帝カリギュラを主人公に、狂気、悲しみ、欲望、純粋、真理、グロテスクといった要素を刺激的に描いた作品だ。1980年に公開された映画版は、その過激すぎる内容を理由に一部地域で公開禁止に。しかし、それがかえって民衆の興味を引き、“禁止されるほどやってみたくなる”という心理現象を意味する「カリギュラ効果」という言葉の語源ともなっている。あらすじローマ帝国の若き皇帝カリギュラ(菅田将暉)は、愛し合った妹が急死した日に宮殿から姿を消し、その3日後に戻ってきた。そして、その日を境にそれまで非の打ち所のなかった皇帝は豹変し、貴族平民問わず、何らかの財産を持つものを区別なく殺し、その財産を没収するという驚くべき宣言を出す。しかし、それはほんの序章でしかなかった。それから3年間、繰り返される残虐非道な行為。親、子供を殺された者、妻を辱められた者、プライドを傷つけられた貴族たちの怒りはカリギュラを殺害することへ向かい、クーデターが計画される。自らの命の危険を知っても止まることなく、更なる暴走を続けるカリギュラだったが―――。菅田将暉「良い意味で震えている」主演を務める菅田は「あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で。どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、一つ生き様を。宜しくお願いします」とコメントを残している。公演概要上演時期:2019年11月・12月会場:新国立劇場 中劇場作:アルベール・カミュ翻訳:岩切正一郎演出:栗山民也主演:菅田将暉<チケット>一般発売:2019年夏予定【問い合わせ先】ホリプロチケットセンターTEL:03-3490-4949(平日10:00~18:00/土10:00~13:00/日祝・休)
2019年04月18日トッズ(TOD’S)は、コラボレーションプロジェクト「トッズ ファクトリー(TOD’S FACTORY)」でアルベール・エルバスと製作する限定コレクション「トッズ ハッピー モーメンツ(Tod’s Happy Moments)」を発表。2019年8月中旬より、トッズ 表参道をはじめとする限定店舗にて発売される。「トッズ ファクトリー」は、デザイナーやアーティストとのコラボレーションによってクリエーションを行ってきたトッズのコラボレーションプロジェクト。イタリアの卓越した職人技とトッズのノウハウを元に、自由な発想でアイテムを展開。第1弾では、2018年にアレッサンドロ・デラクアとのカプセルコレクションを発表している。そんな「トッズ ファクトリー」の第2弾。タッグを組むアルベール・エルバスは、ランバン(LANVIN)でアーティスティック ディレクターを務め、コンバース(CONVERSE)のハイエンドライン・アヴァン コンバース(AVANT CONVERSE)のデザインも手掛けてきた人物だ。「トッズ ハッピー モーメンツ」は2回に分けて発売され、ファーストドロップでは、トッズのドライビングシューズ「ゴンミーニ」をアレンジ。鮮やかなレッドやブルーのアッパーに、スニーカーのソールを合わせた新しいスタイルを提案する。また、ロゴを全面に配したカラフルな「ゴンミーニ」やバレエシューズなどもラインナップ。その他、新素材ネオプレンを使用したスポーティーなショルダーバッグ、ロゴで埋め尽くされたスクエア型バッグも登場する。なお、メンズを含めたセカンドドロップは、2019年10月9日(水)よりオープンする期間限定イベントを皮切りに展開される。【詳細】「トッズ ハッピー モーメンツ」BY アルベール・エルバス発売日:2019年8月中旬※セカンドドロップは2019年10月9日(水)~の限定イベントより順次発売。取扱店舗:トッズ 表参道を含む限定店舗価格:・シューズ 73,000円~79,000円・バッグ 159,000円~223,000円【問い合わせ先】トッズ / トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2019年04月08日レスポートサック(LeSportsac)は、アルベール・エルバスとコラボレーションした「アルベール・エルバス × レスポートサック」2019年春の新作バッグを、2019年3月6日(水)に、レスポートサック店舗などにて発売する。ランバン(LANVIN)でアーティスティック ディレクターを務め、コンバース(CONVERSE)のハイエンドライン・アヴァン コンバース(AVANT CONVERSE)のデザインも手掛けたアルベール・エルバスとのコラボレーションシリーズに新作が登場。2019年にブランド設立45周年を迎えるレスポートサックのアニバーサリーを記念して作られた今回のコレクションでは、手描きイラストのバースデーケーキや紙吹雪が舞うモチーフ、「Dream」「Hope」「Love You Always」などポジティブなメッセージをあしらったバッグなどを展開する。また、エルバスのアイコニックなリップモチーフやハート、スターをハンドドローイングで描いたポップでキャッチーなベルトバッグやクロスボディトートバッグも揃える。いずれのバッグにも、エルバスの手書きによるレスポートサックのロゴをプリントし、遊び心いっぱいに仕上げている。【詳細】アルベール・エルバス × レスポートサック 新作バッグ発売日:2019年3月6日(水)取扱場所:レスポートサック店舗・公式オンラインストア■商品例・フレイムド アンバー ウィークエンダー(H23×W30×D13cm) 23,000円+税・イージー デイ トート(H32×W45×D13cm) 17,000円+税・スモール スカーレット クロスボディ トート(H24×W36×D15cm) 15,000円+税・ベルトバッグ45(H15×W27×D7cm) 12,000円+税【問い合わせ先】レスポートサック ジャパンTEL:0120-141-333 [営業時間]10:00~17:00
2019年03月07日3月といえば別れの季節。それゆえに、さまざまなドラマが生まれるものですが、今回ご紹介するのは、2人の兵士が繰り広げる出会いと別れに胸が震える感動作。フランスから届いた注目の作品とは……。ベストセラー小説の映画化『天国でまた会おう』!【映画、ときどき私】 vol. 2181918年、第一次世界大戦の休戦を目前にした西部戦線。上官の悪事に気がついたアルベールは生き埋めにされるが、年下の青年エドゥアールによって命を救われる。しかし、そのときに起きた爆撃が原因で、エドゥアールは顔に重傷を負ってしまうのだった。その後、2人はパリに戻るものの、待っていたのは帰還兵には冷たい世間。生還を家族に伝えたくないと訴えるエドゥアールのために、アルベールは彼の戦死を偽装することに。さらにひとりの少女を加えて、3人で新たな生活を送る彼らだったが、一度は負けた人生を巻き返すため、国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。そこに隠された本当の目的とは……。『その女アレックス』で海外の名だたる賞や日本のブックランキングを席巻し、日本にもファンの多いフランスのミステリー作家ピエール・ルメートル。本作は、ルメートルの同名小説にして、フランス文学界でもっとも権威のあるゴンクール賞も受賞した人気作です。そこで今回は、映画化を手がけたこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。脚本・監督・出演を務めたアルベール・デュポンテル!今回、自身と同じ名前でもあるアルベール役を演じたデュポンテルさん。フランスではベテラン俳優としてはもちろんのこと、監督としても高く評価されている存在です。今回は、急遽出演もすることになった完成までの裏側や演出面のこだわりなどについて語ってもらいました。―原作ではもともとアルベールは若い男性として描かれていますが、年齢の設定を変更してまで演じたいと思った理由を教えてください。デュポンテル実は、僕が出演するのは予定外のことだったんだ。というのも、本当はほかの俳優が演じることになっていたんだけど、その人が撮影の2か月前に体力的な問題から急遽降板してしまったんだよ。それで僕が代わりに出演することになったんだけれど、とはいえその俳優も原作よりは年齢は上だったんだ。なぜなら、エドゥアールとアルベールの間に年齢差を出すことによって、エドゥアールの強さを際立たせられると思ったから。僕にとっては、彼こそがヒーローなんだ。―エドゥアールのどのようなところに魅力を感じましたか?デュポンテル彼は人間に対する高い意識を持っている人物であり、金と支配の世界に生きる父を受け入れることなく反抗し、早くから戦争は殺人でしかないということに気がついているんだ。急進的で非常に明晰であるという意味でも、僕にとっては理想のアーティストとも言えるよ。―原作は大ベストセラーとなった作品ですが、映画化するうえでプレッシャーはありませんでしたか?デュポンテルそれはまったくなかったかな。僕がこの本で惹かれたのは、ここに描かれている人物群像。彼らはいまの時代にも通じるところがある人物でもあるし、作品としてもヨーロッパでよく描かれている風刺画のようだと感じたんだ。この作品の映画化はある種の夢だった―では、原作を読まれてすぐに映画化したいと考えていらっしゃったのですか?デュポンテル最初は全然そんなことは思っていなかったよ。実は、僕とルメートル氏はエージェントが同じということもあり、小説を読んだのは出版される1年前。そのときにすばらしいと思ったけれど、同時にこの作品を作るうえで必要とされる製作規模を考えると、とても自分には映画化できないだろうと感じたよ。だから、「この作品を映画化することはある種の夢なんだ」と思って忘れようとしていたくらいなんだ。―そこからどのようにして映画化へと実現していったのでしょうか?デュポンテルその18か月後にプロデューサーから、この作品を映画化しようと話があり、スポンサーたちにプレゼンをして、興味を持ってもらうことができたおかげで、具体化していったんだ。―今回、脚本を制作するにあたっては、著者のルメートル氏との共同執筆という形にされたようですが、どのようにして作り上げていったのかを教えてください。デュポンテルルメートル氏からは「君の映画なんだから、好きにしていいよ」と言われていたこともあり、実は2回しか会っていないんだ。でも、小説と大幅に変える場合は、必ず彼に了解を得るようにしてはいたよ。特にエドゥアールと父親とのラストは大きく変えているし、そのほかにも上官であるプラデルと直接対決をするシーンや映画の冒頭で殺される兵士に関するある秘密というのは、エモーショナルな面において必要だと思って変更することにしたんだ。ルメートル氏も映画であれば、理論上こういったシーンが必要なのはわかると理解してくれていたよ。演出の原則はまず自分が楽しむこと―劇中には戦争に対する風刺や緻密な詐欺事件などさまざまな要素が絶妙に組み込まれていましたが、演出するうえで意識していたことは?デュポンテル僕の演出の原則というのは、まず自分が楽しむこと。原作は想像の産物ともいえるすばらしい小説ではあるものの、僕の個人的な解釈を入れる余地もあったし、この作品はいまの時代を反映しているとも感じていたから、そういった視点は大事にしていたよ。―今回はエドゥアールを演じたナウエル・ペレーズ・ビスカヤートも本当に素晴らしかったですが、キャスティングをした理由は?デュポンテル実は彼が注目を集めた『BPM ビート・パー・ミニット』を撮る前に行ったオーディションで出会って、そこで起用することに決めたんだけど、彼は体の動きや目の表情がいいし、人間としてもすごく成熟しているんだ。あと、アルゼンチン人ということもあって、フランスでの僕を知らなかったこともあり、まったく緊張していなくて傲慢なくらいなのもよかったかな(笑)。そういう意味でも、エドゥアールにはぴったりだったと思うよ。―では、オーディションでひと目惚れしたという感じだったんですね。デュポンテル彼のことは全然知らなかったから、まさに幸運の一撃という感じだったよ。でも、僕がひと目惚れするのは女性だけだけどね(笑)。―そうなんですね(笑)。では、現場で監督として俳優の先輩としてアドバイスしたこともありましたか?デュポンテル彼はすごく熱心だし、準備やリハを自分できちんとしていたんだ。たとえば、今回は顔の負傷を隠すために、さまざまな仮面をつけなければいけなかったけれど、仮面が届くたびにそれをつけてどう動こうかと試行錯誤していたし、つぶれた声の出し方も声を出す装置を研究したりしながら、作り上げていったんだ。本当に真面目な俳優だと感じたよ。悲劇的な図式はいまでも続いている―物語の舞台は100年近く前のフランスではあるものの、国を問わず現代に通じる問題も描かれているので、最後にこの作品を通じて伝えたい思いをメッセージとしてお願いします。デュポンテル人間というのは、素の状態の人間同士ならわかりあえるのに、国家を率いるようなリーダーたちのようになるとお互いを理解し合えないという悲劇的な図式は昔だけでなく、現代でも続いていることだよね。たとえば、第一次世界大戦が起こった究極的な要因というのは、社会的に低いところにいた人たちが富を手にする希望が出てきたことを上にいる人たちが望まなかったこと。つまり、富をシェアする精神の欠如ということであり、口ではネルソン・マンデラやガンジーが素晴らしいと称賛しておきながら、エゴイストな上層部の人間たちが幅を利かせているのが現実。それはいまも昔も変わらないところなんじゃないかと感じているよ。映画でしか描けないエンタテインメント!アートのような美しさに魅了されるだけでなく、そこで繰り広げられる親子の愛や友情に心を揺さぶられる本作。人間ドラマとサスペンスフルな展開は、何度でも“会いたくなる”傑作です。輝きに満ちた予告編はこちら!作品情報『天国でまた会おう』3月1日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー配給:キノフィルムズ/木下グループ© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA ©Jérôme Prébois / ADCB Films
2019年02月27日2018年セザール賞で5部門受賞を果たしたフランス映画の必見作『天国でまた会おう』。本作で特に注目してほしいのが、主人公のひとり、戦争によって“顔に重傷を負う”エドゥアールを演じるナウエル・ペレーズ・ビスカヤートだ。ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートは、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の32歳。2003年にアルゼンチンのTVミニシリーズで俳優デビューし、本国のTVシリーズや映画に多数出演して注目され、近年はヨーロッパの映画への出演が目白押し。一方で、2014年に共同監督・脚本として参加したベトナム語による短編ドキュメンタリーがロッテルダム国際映画祭に出品されており、本人Instagramに挙げられるアーティスティックな写真の数々などからは、彼自身が持つ独特の世界観も垣間見えてくる。日本では巨匠ブノワ・ジャコ監督作『肉体の森』も映画祭上映されたが、出演作が劇場公開されたのは2018年カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた『BPM ビート・パー・ミニット』が初めて。死と隣り合わせの中、人生を鮮烈に生き抜いたHIV陽性患者ショーンを熱演したナウエルは、たった1作で日本の映画ファンに強い印象を残した。本作で演じるエドゥアールにもSNSでは「BPMの彼だ!」といった投稿は数多く、感度の高い女子からすでに熱い視線が注がれている要注目の“ネクストカマー”である。本作『天国でまた会おう』でナウエルが演じたエドゥアールは、母を早くに亡くし、大企業を経営する父親との対立が深まり、終戦とともについに絶縁することになる御曹司。幼い頃から画家を夢見ていたが、戦地でもうひとりの主人公アルベールを救った時に顔に重傷を負い、その夢は絶たれてしまう。だが、年の離れた奇妙な友情を育むことになる彼の励ましもあり、沢山の仮面を作り、それを自らの顔に着けることで様々な“心”を代弁させていく。エドゥアールは劇中の多くの場面で仮面やマスクを着けているため、ナウエル自身の一度見たら忘れがたい瞳や印象的な顔立ちはそれほど多く見ることができないが、仮面とまさに一体化した演技、抜群の身体感覚を活かした喜劇的な動きや洒落たダンスシーン、そしてやがて訪れる父との対峙など、才能あふれる演技を堪能できる必見ポイントは盛りだくさん。アルベール役にして監督を兼任するアルベール・デュポンテルは、ナウエルについて「エドゥアールの視線、動き方、生意気で冷やかすような表情、ナウエルはそのすべてを持っていた。彼はその視線に、登場人物の想いを凝縮させたんだ。あとは私が撮影するだけだったよ」と絶賛を惜しまない。ちなみにフランスでは、本作公開の約2か月前に『BPM』が公開され、そろって2018年セザール賞に大量ノミネートされた結果、フランス人ではない彼が主演したこの2作品がほとんどの賞を獲り尽すという驚異の席巻ぶりをみせた。その後も南米の大先輩ガエル・ガルシア・ベルナルと共演したフランス映画『If You Saw His Heart』(英題)や、イタリアの歴史ファンタジーとなる主演作『Agadah』(原題)といった映画に出演したが、この2作品の日本公開は未定。つまり、本作での演技は、“いま観るべき”貴重な機会となりそうだ。『天国でまた会おう』は3月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天国でまた会おう 2019年3月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
2019年02月10日フランス映画『天国でまた会おう』が、2019年3月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で公開される。ピエール・ルメートルのゴンクール賞受賞作『天国でまた会おう』が映画化原作は、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた同名のミステリー小説『天国でまた会おう』。各国のミステリー界を席巻した小説『その女アレックス』で新たなミステリー史を切り開き、新作発表のたびにベストセラーを記録し続けるピエール・ルメートルの著作の中でも、特に意欲的な異色作として評価される作品だ。国が相手の詐欺計画と、隠された本当の目的戦場で死にかけた年の離れた2人が、何もかも奪った国を相手に企てた大胆な詐欺計画と、その裏に秘められた感動の物語を描いた本作は、本国フランスで公開されるやいなや大ヒットを記録。フランスにおける米アカデミーにあたるセザール賞では13部門にノミネートされ、脚色賞や監督賞を含む5部門を受賞している。あらすじ1918年、休戦目前の西部戦線。生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまう。パリに戻った二人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間だった。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わった。一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的があった──。監督・共同脚本・主演にアルベール・デュポンテルピエール・ルメートルとの共同脚本、監督、主演の3役を務めたのは、アルベール・デュポンテル。マルチな才能を爆発させたデュポンテルは、「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ。すべての登場人物に驚くほどの現代性があり、金銭欲が強くて貪欲な少数の人々が世界を支配し、真面目に生きてきた多くの人たちを苦しめているのは、まさに今の世界の状況だ。そして、親子関係や友情など普遍的な物語もある。物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と、映画化を決めた理由と原作の魅力を語っている。『BPM』のナウエル・ペレーズ・ビスカヤートがもう一人の主演にそのデュポンテルと共に、戦場で死にかけ、その後深い友情で結ばれていく年の離れた2人を演じるのは、『BPM ビート・パー・ミニット』での鮮烈な演技が高く評価されたナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。それぞれ、戦争で職も恋人も失った小心者のアルベール役と画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司のエドゥアール役を演じる。また、二人の宿敵でもある上官のプラデル中尉役を『エル ELLE』での怪演も記憶に新しいロラン・ラフィット、エドゥアールの画家になりたいという夢を認めない頑固な父親マルセル役を『真夜中のピアニスト』『サラの鍵』で知られるニエル・アレストリュプが務める。作品情報映画『天国でまた会おう』公開日:2019年3月1日(金)監督:アルベール・デュポンテル原作:ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』(平岡敦訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)脚本:アルベール・デュポンテル、ピエール・ルメートル出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルベール・デュポンテル、ロラン・ラフィット、ニエル・アレストリュプ、エミリー・ドゥケンヌ、メラニー・ティエリー原題:Au Revoir Là-Haut英題:SEE YOU UP THERE© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA©Jérôme Prébois / ADCB Films
2019年02月09日セザール賞5部門受賞を果たした、フランス映画『天国でまた会おう』の日本での公開が、来年3月1日(金)に決定。併せて、日本版予告編、ポスタービジュアル、そしていくつかの場面写真が公開された。第一次世界大戦後のフランスを舞台に、ふたりの男性が時代に翻弄されながらも生き抜く姿が描かれる本作。原作は、フランス文学界でもっとも権威ある賞のひとつ、ゴンクール賞に輝いたピエール・ルメートルの同名小説。2018年のセザール賞では13部門にノミネート、5部門での受賞を果たした。また、批評家サイト「ロッテン・トマト」では満足度93%の高い評価を獲得している。アルベール役のアルベール・デュポンテルは本作の脚本・監督も兼任しており、この作品を映画化する理由について「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ」と明かし、「物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と語っている。今回公開された日本語版予告編では、個性的な登場人物と、その映像美が印象的な仕上がりとなっている。戦争で負った傷のせいで顔の下半分を隠し、話すこともままならない青年エドゥアールと、そのエドゥアールの仮面の美しさに心を奪われ、共に暮らし始めるアルベール。そして、ふたりの間に立ち通訳をする謎の少女…。かの有名なベートーヴェンの「交響曲第9番ニ短調」が響く中、めまぐるしく変わる場面の数々に目が離せない。また同時に公開された場面写真では、鼻から下を包帯で覆うエドゥアールを優しく抱くアルベールの姿や、不気味な仮面いくつも置かれたテーブルを囲んで何やら作業をする登場人物たちの姿が写し出されている。また、エドゥアールの美しい仮面が印象的なポスタービジュアルも同時に公開された。これらからは、本作特有のクラシカルな雰囲気かつ、豪華絢爛でありながらどこか寂しげな雰囲気が伝わって来る。『天国でまた会おう』は2019年3月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天国でまた会おう 2019年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
2018年12月18日レスポートサック(LeSportsac)は、ファッションデザイナーのアルベール・エルバスとのコラボレーション第2弾となる2018年冬の新作アイテムを、2018年12月12日(水)にレスポートサック店舗などで発売する。ランバン(LANVIN)でアーティスティック ディレクターを務め、コンバース(CONVERSE)のハイエンドライン・アヴァン コンバース(AVANT CONVERSE)でもデザインを手掛けたアルベール・エルバスとタッグを組んだ新作アイテムは、バックパックやサッチェルバッグ、トートバッグなど全20型を展開。プレイフルなデザインのアイテムが揃う。きらびやかなメタリックカラーのバックパックやポーチには、“リップ”や“レディの表情”といったポップなモチーフが散りばめられている。パイソンの型押しを施すことでエッジを効かせ、よりゴージャスな印象に仕上げている。また、光沢感のあるコーティングを施したキルティングデザインも登場。ネイビーやホットピンク、ルージュのようなレッドなど、アイキャッチなカラーリングが魅力のバッグやポーチを揃える。【詳細】アルベール・エルバス × レスポートサック 2018年冬コレクション発売日:2018年12月12日(水)取扱場所:レスポートサック店舗・公式オンラインストア展開数:全20型商品例:・Cora Mini Pouchette(H16×W18×D7cm) 14,000円+税・Violet Backpack(H30×W22×D9cm) 21,000円+税・Medium Amber Weekender(H30×W39×D20cm) 29,000円+税・Small Manon Tote(H20×W19×D19cm) 20,000円+税【問い合わせ先】レスポートサック ジャパンTEL:0120-141-333(営業時間 10:00~17:00)
2018年12月09日2018年セザール賞5部門を受賞したフランス映画『SEE YOU UP THERE(英題)』が、邦題『天国でまた会おう』として日本で公開することが決まった。併せて、本国版ポスタービジュアルと予告編、場面写真も公開。■あらすじ1918年、第一次世界大戦休戦間近の欧州。エドゥアールは、生き埋めにされたアルベールを救った際に顔に大きな傷を負ってしまう。パリに戻った2人を待ち受けていたのは、冷たい世間の目だけだった。戦争で恋人も仕事も失ったアルベールと、自らの帰還をひた隠しにするエドゥアール。彼らは国を相手に大胆な詐欺計画を企てることになる。■ミステリーの傑作、ついに映画化世界各国でベストセラーを記録し、日本でも人気の高いミステリー作家ピエール・ルメートル。中でも著書「その女アレックス」は、世界中で数々の賞を受賞。ミステリー界に新たな扉を開いたと絶賛され、話題となった。そんなルメートルが、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた「天国でまた会おう」が映画化。本年度のセザール賞では13部門にノミネート、うち5部門受賞と、高い評価を得た。■フランスの豪華俳優陣共演!アルベールを演じたのは、本作で監督も務めたアルベール・デュポンテル。また、もうひとりの主人公・エドゥアール役は、『BPMビート・パー・ミニット』でのあまりに鮮烈な演技が高く評価されたナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。画才に恵まれながらも、父親との確執に悩む繊細な青年を演じる。ふたりの宿敵ともなるプラデル中尉役に、『エルELLE』のロラン・ラフィット。また、エドゥアールの父親役を、『真夜中のピアニスト』『サラの鍵』のニエル・アレストリュプが演じる。今回、仏版ポスタービジュアルと場面写真も公開となった。真っ白な仮面をつけたエドゥアールの顔が印象的なポスターからは、本作のアーティスティックな雰囲気が伝わってくる。また本国版予告編では、その圧倒的なビジュアルセンスを伺うことができる。『天国でまた会おう』は2019年春、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月29日ダミアーニ(DAMIANI)が彫刻家のバリー・エックス・ボール(Barry X Ball)とのコラボレーションによって制作した、モナコ公国アルベール2世の金の彫像が、11月19日に開催されたモナコ国際フェスティバルで初披露された。同彫像は、カリフォルニアの高名なアーティストであるバリー・エックス・ボールと、ダミアーニのCEOであるグィド・グラッシ・ダミアーニ、金細工職人のクリスチャン・リツェットの3人によって制作されたもの。1000時間もの時間を費やし、13kgの純金を用いて制作した18金製の彫像となっている。なお、同作はアルベール2世の母親であり、ハリウッドの名優としても知られているグレース・ケリー王妃の名を冠したグレース・ケリー博物館にて恒久的に展示される。
2015年12月16日