ダン・ブラウンの大ヒットミステリーを映画化、日本でも興収90.5億を記録、世界的大ヒット作となった映画『ダ・ヴィンチ・コード』が10月28日(金)今夜のフジテレビ系「金曜プレミアム」で放送される。『ダ・ヴィンチ・コード』はダン・ブラウンが2003年に発表した同名小説の映画化作品。ハーバード大学のロバート・ラングドン教授を主人公に、ラングドンがレオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された謎から“驚愕の真実”に迫っていく様が描かれる。閉館後のルーヴル美術館でダ・ヴィンチの有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を模して横たわる、館長・ソニエールの死体が発見される。現場にはハーバード大学の教授・ラングドンの名前が含まれた不可解な暗号が残されていた。それは歴史を覆す謎解きの始まりに過ぎなかった。真相を追うラングドンと殺された館長の孫娘ソフィーの2人はレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に隠された暗号の意味に迫っていく…というストーリー。主人公のラングドン教授をトム・ハンクスが演じるほか、ラングドンと共に「最後の晩餐」の謎を追うフランス警察の暗号解読官・ソフィー・ヌヴーをオドレイ・トトゥが、フランス警察の警部、ベズ・ファーシュをジャン・レノが演じる。監督は本作と同じくトム・ハンクス主演の『アポロ13』や『白鯨との闘い』のロン・ハワード。また「金曜プレミアム」では今夜の『ダ・ヴィンチ・コード』に続き、来週11月4日(金)にシリーズ第2作となる『天使と悪魔』を放送予定。同作ではラングドン教授がヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号と秘密結社イルミナティの陰謀に迫る。そしてシリーズ最新作となる第3弾『インフェルノ』が10月28日(金)本日、日米にて同時公開。今作でラングドン教授が挑む謎は詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に秘められた暗号。イタリア・フィレンツェ、ヴェネツィア、トルコ・イスタンブールなど世界中を駆け巡り、ボッティチェリらの有名美術品や建築物の数々から暗号を読み解いていく。ラングドンとともに謎を追う美貌の女医シエナには『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたほか、公開が迫る『スター・ウォーズ』スピンオフ作品『ローグ・ワン:ア・スターウォーズ・ストーリー』(原題)で主演を務めるフェリシティ・ジョーンズ。今作も監督はロン・ハワード。金曜プレミアム『ダ・ヴィンチ・コード』は10月28日(金)今夜21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月28日20世紀初頭、英国からアラビアの地へと向かった1人の女性の、知られざる史実を基に描いた、ニコール・キッドマン主演作『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。このほど、砂漠に魅せられた彼女の、数奇な人生を映し出した予告編映像がシネマカフェにて解禁となった。英国上流階級の生活を捨て、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、やがてイラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった1人の女性。彼女の名はガートルート・ベル。砂漠に魅せられ、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は“砂漠の女王”と呼んだ――。そんな彼女の知られざる人生に光を当てたドイツの巨匠監督ヴェルナー・ヘルツォークのもと、アカデミー賞女優ニコールをはじめ、ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソン、ダミアン・ルイスら豪華俳優陣が集結した本作。解禁となった予告編では、貴婦人から探検家、そして諜報員となり、イラクとヨルダン両国に国境線を引いたガートルード・ベルの多様な魅力と、ドラマに富んだ人生に迫っていく。映像では、本作の主人公ベルと同時代に生きた伝説の英雄で『アラビアのロレンス』のモデルになったトーマス・エドワード・ロレンスが登場!半世紀の時を越えて蘇った、ロバート・パティンソン演じる新たな“アラビアのロレンス”と“砂漠の女王”との友情に期待が高まるとともに、彼女と恋に落ちたイギリス大使館の書記官(ジェームズ・フランコ)、許されざる恋の相手となったトルコの副領事官(ダミアン・ルイス)との恋愛も気にならずにいられない。モロッコで4Kカメラを駆使して行われた一面の砂漠地帯の風景が、過酷な撮影を物語る本作。ニコールが体現した “砂漠の女王”の壮大な大河ロマンに、こちらから思いを馳せてみて。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日吉田羊が天才外科医に扮するドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」。10月25日(火)今夜放送の第3話では、“ハロウィン”を舞台に謎の解明をしていくという。本ドラマは、天才外科医・橘志帆(吉田羊)を中心に、“解析診断部”の女医7人によるメディカルチーム「レディ・ダ・ヴィンチ」が、原因不明の病に立ち向かう1話完結型の爽快医療ミステリー。第3話の放送では、ハロウィンの夜に仮装した女子高生の集団がカラオケ店を出た直後に次々と倒れ、志帆が務める東光大学病院に救急で運ばれてくる。けいれんや嘔吐などの症状から食中毒と判断されるが、運ばれてきた6人のうち、なぜか岡野朋美(唐田えりか)だけは全く症状が出ていない。一方、長瀬理恵(久保田紗友)は処置中に突然体にじんましんが出て、呼吸困難に陥ってしまう。幸い、雪野(相武紗季)の適切な処置で大事には至らなかったが、6人全員が別の疾患を抱えている可能性も浮上し、解析診断部のメンバーは食中毒以外の感染症や薬物中毒も視野に入れて診断を始める…という展開に。日本でも昨今は主要なイベントのひとつとなっているハロウィン。第3話に登場するカラオケボックスの撮影では、志帆の娘の真央(藤澤遥)とのシーンで、真央も魔法使いの仮装を披露。そこで志帆は「元は古代ケルト人のお祭りで日本でいうお盆みたいなもの。死者と一緒に悪霊や魔女が出てくるのを追い返すためなんだって」とハロウィンの由来を教えるとともに、「ハロウィンパーティー」で救急搬送された女子高生たちの病因について悩んでいると相談する。実は、このシーンの撮影は8月16日で、お盆に撮影していたという偶然も。さらにドラマでは、仮装しているのは娘の真央だけだったが、撮影後に「羊さんも何かかぶってみませんか?」とスタッフに薦められ、照れながらも仮装することに。藤澤さんの「かぼちゃで!」のリクエストに、「一番ハードル高いやつね」と言いながらもしっかり仮装し、「はずかしい(笑)」とハニかみながら「ハッピーハロウィン!」とポーズもとった。そして、今回のストーリーの中心となる女子高生を演じるのは、出演した『疾風ロンド』の公開を11月に控える久保田紗友と、「表参道高校合唱部!」や「こえ恋」にも出演した唐田えりか。突然体にじんましんが出て呼吸困難に陥ってしまう長瀬理恵を演じる久保田さんは、普段は同世代の人と同じ現場が少ないそうで、「今回はその同世代の子たちと仲良しグループを演じるんですが、いつもはそういう輪から外れている孤立している役が多かったので(笑)、すごく楽しみながらやらせて頂きました」と感想を語り、「カギとなるのは“人間関係”。悪気はないけど女子高生でよくあるうわべだけで、見えないところでは影がある。その中に親友という絆もあって、複雑だけど、女子ならば誰もが体験しているであろうといったことなどをぜひ見ていただきたいです!」とコメント。また、なぜか全く症状が出ない岡野朋美を演じる唐田さんは「同世代の子が多いので、撮影の合間とかも皆でわちゃわちゃできて楽しかったです」と撮影の様子を語った。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月25日ニコール・キッドマンが主演を務め、イラク建国の立役者として尽力し、“砂漠の女王”と称されたガートルード・ベルの半生を描いた『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(原題:Queen of the Desert)。その日本公開が2017年1月21日(土)に決定し、ニコールの“砂漠の女王”たる姿を映し出したポスタービジュアルが解禁となった。20世紀初頭、1人の女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女の名はガートルート・ベル。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を卒業した才女であった彼女は、良家との結婚や家庭を持つことに重きを置く上流階級の生活を捨て、イラン・ヨルダン・シリアなど、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、各地の部族と交流を続けた。やがて、イラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった。砂漠に魅せられ、土地に根付き、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は尊敬の意を込め、“砂漠の女王”と呼んだ――。時が経ち、歴史の裏に隠されてしまったこの女性ガートルード・ベルの不思議な魅力に取りつかれ、再び光を当てたのは、世界三大映画祭全てで受賞経験を持つ、『狂気の行方』『アギーレ/神の怒り』『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』などのドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク。ベルを演じるのは、オスカー女優ニコール・キッドマン。知性とたくましさを兼ね備え、どこかミステリアスな魅力を秘めたベルの姿は、まるで近年、あらゆるシーンで世界を牽引する女性リーダーの先陣を彷彿とさせる。撮影は、モロッコの砂漠地帯で4Kカメラを駆使して敢行。ニコールは、昼夜問わず常に過酷な気候がつづく砂漠での撮影に耐えながら、見事に演じあげた。また、ベルの人生に深く関わる3人の人物を演じた豪華俳優陣にも注目。ヴィム・ヴェンダースの『誰のせいでもない』が控えるジェームズ・フランコ演じるイギリス大使館の書記官との悲恋、アカデミー賞7部門受賞の名作『アラビアのロレンス』の主人公としても知られる、ロバート・パティンソン演じるトーマス・エドワード・ロレンスとの友情、「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス演じるトルコの副領事官との叶わぬ恋など、出会いと別れを繰り返しながら、やがてアラビアの情勢に秩序をもたらした彼女の壮大な半生に、思いを馳せずにはいられない。併せて解禁となったポスタービジュアルも、ニコール演じる、ガートルード・ベルの遠くを見つめる姿を中央に大きく配置し、知性と意志を感じさせる女性像を表現。その周囲にはベルの愛した壮大な砂漠風景が広がり、ミステリアスな魅力を放つと共に、壮大な大河ロマンを予感させている。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日現在放送中の吉田羊主演火曜ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」。この度、11月1日(火)放送の第4話に女優・小西真奈美が出演することが明らかになった。本ドラマは、“解析診断部”の女医7人によるメディカルチーム「レディ・ダ・ヴィンチ」が、原因不明の病に立ち向かう医療ミステリー。原因不明の病の謎、そしてそこに隠された“患者たちの悩み”。医師として、女として、人として、時にぶつかり合いながらも患者に真摯に向き合う彼女たちが、どう真相を掴み、どのように患者に寄り添い、ときに辛い現実と対峙する勇気をもたらすのか?観た人々も、人生の様々な局面において前向きに生きるヒントをもらえるドラマだ。そんな解析診断部の医師7人には、吉田さん演じる天才外科医・橘志帆を始め、相武紗季、吉岡里穂、「たんぽぽ」白鳥久美子、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭が出演。そのほか、高橋克典、戸次重幸、庄野崎謙、小林且弥らも登場する。今回ゲストとして出演することが決定した小西さんが演じるのは、老舗料亭の女将・真田芽依役。艶やかな着物姿で登場する。そんな小西さん登場の第4話では、芽依と志帆が若年性認知症を患った大女将(黒田福美)の診察をめぐって、激しいバトルを繰り広げる!大女将の病の原因に気付いた志帆が、大女将を勝手に連れ出そうとするのだが、それを芽依に警察に通報され、志帆が警察に連行されることに…といった展開をみせる。撮影を終えた小西さんは「衣装や髪型にも助けてもらい、女将としての所作や立ち居振る舞いに気をつけながら、自分の内側から出てくる心情的な部分を大事に演じました。お話として大事な、嫁姑や家族の問題、反発と、すこしずつ打ち解けていく様子…。そんな部分が出るといいですね」とこれからの放送に期待し、「ドラマ上は“女の戦い”ですが、現場はすごく和やか。女性が先頭に立ってやる作品自体が画期的。女性ならではの言葉の駆け引きも、あるある、それ女子だ~、とクスッと面白くて。シリアスだけじゃない、ホッとする、コミカルな場面が見られるのもこのドラマならではですね」とコメントした。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月19日女優の吉田羊が地上波民放連続ドラマ初主演。原因不明の病の謎と戦う女性医師を演じるドラマ「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」が、10月11日(火)今夜からカンテレ、フジテレビ系でスタートする。これまで「アンフェア」「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などが放送されてきたカンテレ・フジテレビ系「火10」枠が火曜9時に移動、その第1弾となる本作は「チーム・バチスタ」シリーズのスタッフが再結集。患者の命を救う“最後の砦”となるべく集まった女性医師たち。彼女たちが解き明かすのは、原因不明の病の謎。そして、そこに隠された“患者たちの悩み”。医師として、女として、人として、時にぶつかり合いながらも患者に真摯に向き合う彼女たちが、どう真相を掴み、どのように患者に寄り添い、時に辛い現実と対峙する勇気をもたらすのか? 観た人々も、人生の様々な局面において前向きに生きるヒントをもらえる、未だかつてない爽快な医療ミステリードラマになるという。本作で吉田さんが演じるのは東光大学病院解析診断部の医師・橘志帆。西東京総合病院で脳神経外科医として勤務していたとき、手術中に幻覚を見てしまい医師を辞める決意をするが、志帆の医師としての能力を高く評価していたかつての恩師である東光大学病院の院長に説得され、診断医として東光大学病院解析診断部に招かれる。「患者を救いたい」という気持ちが他の医師たちよりも人一倍強く、まっすぐな性格で正義感も強いため暴走してしまうこともあるが、曲者ぞろいの解析診断部の女性医師たちと時にぶつかり合いながらも力を合わせて、原因不明の病の謎を突き止めていくという役どころだ。吉田さんと共に原因不明の病に立ち向かうメディカルチーム“レディ・ダ・ヴィンチ”のメンバーには、一匹狼の天才外科医・新田雪野役に相武紗季、北畠院長に将来性を買われて配属された研修医・田丸綾香役に吉岡里帆、救命救急医としての見識を深めるために自ら志願して解析診断部にやってきた里見藍役に「たんぽぽ」白鳥久美子、合コン好きでイケメンの金持ち男を捕まえようとやっきになっている病理医・植松結衣役に滝沢沙織、権力に弱く上司・岩倉の腰ぎんちゃくの神経内科医・村上夏海役に笛木優子。また、自分の地位が脅かされると志帆を敵対視する解析診断部部長の内科医・岩倉葉子役に伊藤蘭。岩倉と裏でつながる事務長・佐々木進也役に戸次重幸、綾香に思いを寄せるMR・宮部航平役に庄野崎謙、雪野に深いかかわりのある心臓血管外科医・高杉祐樹役に小林且弥。イケメン看護師役には池岡亮介と五十嵐健人、志帆の恩師でもある東光大学病院院長・北畠昌幸役に高橋克典と多彩な顔ぶれがそろった。ドラマは解析診断部に所属する女性医師たちが原因不明の病に立ち向かう姿を1話完結で描きながら、全体と通じ主人公・志帆の閉ざされた過去と秘密を追っていく。「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」は10月11日(火)今夜21時~カンテレ、フジテレビ系にて放送開始。初回15分拡大。(笠緒)
2016年10月11日リキッドファンデーション専用の化粧筆和風コスメブランド「つむぎコスメ」が株式会社竹宝堂とコラボレーションした「リキッドファンデーション用ブラシ(熊野筆)」が、10月3日に発売された。よりナチュラルなメイクの仕上がりを求める女性たちの中で、リキッドファンデーションも筆を使って塗るスタイルが一般化している。化粧筆を使うことで極薄付きの繊細なメイクが可能となり、従来のパフや指先だけでは表現するのが難しかったナチュラル感を作り出せるのだ。えっ?本当に触れてるの?馬毛を使用し、熊野筆で有名な竹宝堂の工房で1本1本職人によって手作りされるこの「リキッドファンデーション用ブラシ」は、塗り心地や肌感触が非常に快適。肌に触れているのが嘘のように、軽くやわらかい使い心地だ。ファンデーションを吸いすぎないよう小さめに作られた筆先は、ムラなくファンデーションを塗り広げられる。小鼻の周りや目もとにも塗りやすく、でこぼこした毛穴までしっかりカバーしてくれるという。職人の熟練の技による逸品で、明日からのメイクをワンランクアップさせてみては?■ 商品概要「リキッドファンデーション用ブラシ(熊野筆)」価格:2,890円(税込3,121円)全長:108mm 筆先18mm (手作りのため、若干個体差が生じる)毛の種類:青染馬毛「つむぎコスメ」のホームページにて販売中【参考】※リキッドファンデーション用ブラシ(熊野筆)※クリシェ株式会社プレスリリース
2016年10月08日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)から、新作フレグランス「トム フォード オーキッド ソレイユ オード パルファム スプレィ」が、2016年8月19日(金)より発売される。ブラック オーキッドの謎めいた魅力に取り憑かれたトム フォードは、新たに「煌めき」を与えた。インスピレーションとなったのは、トム フォードのデザインするドレスを纏ったトム フォード ウーマンたち。そんな彼女たちの艶やかな素肌の匂いをボトルに閉じ込めたかのような官能的な香りが完成した。はじまりはフローラル ノートから。チューベローズの花びら、ブラック オーキッドが香り立ち、華やかなビガラード(ダイダイ)と温かみのあるピンク ペッパーと共に、濃厚な香りを作り出していく。つづくミドル ノートは、過激なまでにエレガントなフローラルな三重奏。クリーミィで官能的なブラック オーキッドに、トップ ノートから継続する奔放なチューベローズ、さらに野性味あふれるクローブを効かせたスパイダー リリー(ヒガンバナ)とリリーのコンビが重なり合い、全体に活力を与えていく。時間が経つにつれ顔を出すのは、トップ ノートで秘かに身を隠していたムスク。そこにカシスとアンバーが溶け合うことで、ベース ノートのバニラ、チェスナット クリーム、パチュリ、ベチバーが温かみを添えてくれる。【アイテム詳細】トム フォード オーキッド ソレイユ オード パルファム スプレィ発売日:2016年8月19日(金)価格」:30ml 10,000円+税、50ml 14,000円+税【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2016年08月19日俳優のトム・ハンクスが主演を務める『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾『インフェルノ』(10月28日公開)のポスタービジュアルが29日、公開された。これまで『ダ・ヴィンチ・コード』(06)と『天使と悪魔』(09)で、数々の謎を解き明かしてきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が本作で挑むのは、人類滅亡計画を企てている生化学者ゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に隠した暗号の謎。ゾブリストは、人類増加問題の過激な解決策として「このままでは人類は100年後に滅びてしまう」と人類の半数を滅ぼすためのウィルスを生み出す。そしてゾブリストは、ダンテが予言した人類の"地獄"の未来図=<地獄(インフェルノ)篇>になぞり計画を実行。「100年後の人類滅亡」か「今人類の半分を滅亡させて生き残る道」か、ラングドン教授は暗号コードに挑み、選択を迫られる。完成したポスターも、どちらが正しい向きか、そして追っているのか、追われているのかといった、従来の上下の価値観が崩壊するようなミステリアスなビジュアル。劇中で描かれる"謎"と"テーマ"を体現している。また彼らが立つ場所は、物語の謎の重要なカギとなるフィレンツェのドゥオモとおもわしき建物。このポスターは、その"謎"の答えも示唆しているという。大どんでん返しの展開もあるとされる本作で、主人公のハーヴァード大学宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授を演じるのはハンクス。ラングドンと共に謎を追う美貌の女医シエナを『博士と彼女のセオリー』(15年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『スター・ウォーズ』のアンソロジー作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)主演のフェリシティ・ジョーンズが演じる。監督は、シリーズ全作品を手掛けるロン・ハワードが務める。
2016年06月29日アメリカ発のライフスタイルブランド「アレックス アンド アニ(ALEX AND ANI)」が、アレンジ自由なネックレス「チェーン・ステーション」を伊勢丹新宿本店 本館2階=アーバンクローゼットのポップアップストアにて6月29日(水)より先行販売予定。ネックレスのチェーンの長さやチャームの数、つける位置を自由にアレンジできる「チェーン・ステーション」。ネックレス本体とチャームは全て別売りで、チャームは、ALEX ANDANI を代表するシンボルやイニシャル、誕生石のカラーバリエーションが揃うガラスビーズなど、自分だけの“ストーリー”を表現できるアイテムが揃う。常設店での取り扱いは7月6日(水)からスタート。伊勢丹新宿本店のポップアップストア同様に、期間限定でお得なセット販売もあるので見逃せない。製品概要【セット販売期間】伊勢丹新宿本店:6月29日(水)~7月5日(火) ※先行販売常設店:7月6日(水)~7月19日(火)【セット販売内容】ネックレスチェーン(7400円)に、好みのチャームを 1個+500円、合計7900円。※複数のチャームを購入した場合は、一番高いチャームをセット価格として販売。※チェーンのみ、チャームのみと単品でのご購入の場合は、正規金額での販売。(数量限定・無くなり次第終了)※期間・数量ともに限定となり、無くなり次第終了。※常設店ではセット販売終了後も、正規料金として販売は継続。お問い合わせ株式会社大沢商会 TEL:03-3527-2683公式オンラインストア: www.alexandani.jpFacebook : alexandaniInstagram : @aa_japan
2016年06月24日ニコール・キッドマンが『The Killing of a Scared Deer』に出演を交渉しているようだ。『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督の次回作で、スーパーナチュラルな要素を含む心理スリラーらしい。その他の情報脚本はランティモスと、彼が『ロブスター』でも組んだエフティミス・フィリップが共同執筆した。『ロブスター』に主演したコリン・ファレルはすでに出演に承諾しており、キッドマンは彼の妻を演じることになるらしい。ファレル演じる主人公は外科医。彼は、あるティーンエイジャーを家族の一員として受け入れるが、その子の行動がどんどん陰湿になっていった時、大きな決断を強いられることになる。撮影は8月開始の予定。キッドマンの次回作は、ルーニー・マーラ、デヴ・パテルと共演する『ライオン(原題)』。ファレルの次回作は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。文:猿渡由紀
2016年06月18日「八日目の蝉」「紙の月」でも知られる人気作家・角田光代の「キッドナップ・ツアー」がドラマ化、8月に放送されることが6月17日(金)に発表された。小学5年生のハルを“ユウカイ”したのは2か月前に家からいなくなったお父さんだった。好きなところに連れて行くという“ユウカイ”に心を躍らせるハル。しかし、お父さんはハルを人質に、お母さんとなにやら取引をしている。お父さんとの旅路はお母さんとの馴れ初めや昔の恋人に会うこともあった。その中でお父さんのこれまで知らなかった一面をしっていくハル。やがてお父さんの資金は底を尽いてしまう…。果たして、この父娘の旅の結末は――。娘を“ユウカイ”し、つかの間の旅路をする父親を演じるのは、妻夫木聡。本作ではじめての父親役を務める。その娘役には連続テレビ小説「ごちそうさん」で主演・杏の幼少期を演じた豊嶋花。ほか、木南晴夏、夏帆、新井浩文、ムロツヨシ、満島ひかり、八千草薫といった人気と実力を兼ね備えたキャストが登場、演出は芸術祭大賞にも輝き初監督作『二重生活』の公開を控える岸善幸が手がける。夏休みドラマ「キッドナップ・ツアー」は8月2日(火)19時30分~総合テレビで放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月17日俳優トム・ハンクスが主演を務める『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾『インフェルノ』(10月28日公開)の予告編が3日、公開された。名画に隠された謎を追う『ダ・ヴィンチ・コード』(05年)、ガリレオの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った『天使と悪魔』(09年)に続く、第3弾となる本作でロバート・ラングドン教授(ハンクス)が挑むのは、詩人ダンテの叙事詩『神曲』<地獄(インフェルノ)篇>に秘められた暗号。シリーズ全作品を手掛けるロン・ハワード監督がメガホンを取り、ボッティチェリらの数々の有名美術品や建築物から暗号を読み解き、世界を揺るがす陰謀に挑む。予告編は、「スイッチがある。押せば人類の半分が死ぬ。だが押さないと人類は100年で滅ぶ」という謎の男の不吉なセリフと共に始まる。続けて、ラングドン教授が、アメリカの大富豪の名前が暗号のように隠された、ボッティチェリの作品「地獄の見取り図」を投影。このような暗号を解明するため、女医・シエナ(フェリシティ・ジョーンズ)と共にイタリア・フィレンツェ、ヴェネツィア、トルコ・イスタンブールなど世界中を駆け巡る。謎を探っていくラングドン教授の手には、不気味に白く光るダンテのデスマスクが。その裏には「探し 見い出せ」という意味深な文字が隠されており、ラングドン教授はアメリカの富豪を指して、「やつが伝染病を作った」と推測する。「世界の95%が感染する」という"菌"の存在が示唆され、それをめぐってさまざまな人物の思惑が交錯。燃えさかる炎や銃撃戦などのアクションシーンも映され、最後には「今こそ人類再生の時だ」との言葉と共に、ラングドン教授が濁流に飲み込まれてしまう。
2016年06月03日ニコール・キッドマンが、オフ・ブロードウェイ作品のヴァンパイアドラマ『カドルズ』を映画化することが決定した。ニコールの製作会社ブロッサム・フィルムズは同作品の版権を買い取り、舞台脚本家ジョセフ・ワイルドが手掛けたストーリーを映画作品へと仕上げていくことになる。ニコールは若手英国脚本家のジョセフについて「ジョセフの視点は美しく破壊的なのよ。彼こそがまさにブロッサム・フィルムズがサポートしたい若手脚本家ね」と語る。ザ・ハリウッドレポーターによると『カドルズ』は「風変わりで困難の多い愛」を描くと同時に、どのようにしてモンスターとして生き延びていくかを語るストーリーになっているという。外の世界を一度も見たことのない10代のヴァンパイア、イブが知っていることと言えば人間の姉タビーが教えてくれたこと、そしてハリー・ポッターなどの架空の人物が登場するファンタジー小説で読んだことのみであった。イブはタビーの生き血を飲んで生き延びていたが、次第にタビーがそのことを嫌がるようになりイブの生活は変わっていってしまう。この演劇作品は最初ロンドンで公演が行われており、その後ニューヨークで公演が行われていた際にニコールの目に留まったのだという。同作品はニコールとブロッサムのパートナーであるパー・サーリがプロデューサーを務める。(C)BANG Media International
2016年05月27日ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人のオスカー女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンが初共演を果たす極上のサスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、ニコールが演じたエリート検事補クレアの“仕事ぶり”がよくわかる場面写真が到着した。愛娘を殺された検察局捜査官ジェスをジュリア、その親友のFBI捜査官レイを『それでも夜は明ける』『オデッセイ』のキウェテル・イジョフォーが演じる本作。ニコールが演じるのは、才色兼備で野心的なエリート検事補のクレア。自らにふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。そんな彼女に叩き上げのレイは惹かれるが、自分とは釣り合わないとなかなか想いを打ち明けることができない。やがて、ジェスの愛娘が殺害されるという悲劇が起こり、レイとクレアは捜査に臨むが、感情を露わに捜査に打ち込むレイと比べ、クレアは常に冷静な態度を崩さない。だが、そんなニコール演じるクレアの仮面がはがれる瞬間が、今回、場面写真が解禁されたシーン。クールでエレガントなクレアが、この事件の容疑者マージンを前に行う“言葉攻め尋問シーン”だ。ボタンが外れたブラウスの中を、マージンが覗いていることに気づいたクレア。その瞳に光が宿り、容疑者を前にいきり立つレイに、「犯人は知的よ。でも、この子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と、“犯人像”とはまるで違う稚拙さを指摘。さらに、マージンの口元を親指と人差し指で挟むと“口ぷにゅ攻撃”!「出ていきなさい、坊や」と言い放つのだ。そのクレアの言動に挑発され、怒りを爆発させたマージンは思わぬ暴挙に出てしまい…。本作のビリー・レイ監督は、このクレア役は“忘れられない女性”である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だったと明かしている。まさにこの尋問の場面は、“忘れられないシーン”。 いち早く本作を鑑賞した犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も、尋問のシーンは印象的だったと述べており、「ニコール・キッドマンの、痛快かつ見事なプロファイリングによる誘導尋問に引き込まれ、彼女の凄味と色気に圧倒された。“13年前”と“現在”の出来事に翻弄され、容疑者を追い詰めたその先にまで、衝撃のどんでん返しが待ち受けている!」とコメントを寄せている。やがて、物語は13年間の時がたち、想像もしなかった展開を迎えてしまう。「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんて滅多にない」と、ニコールも絶賛している本作。物語のカギを握るであろう、ニコールの迫力ある尋問シーンは目が離せなくなりそうだ。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日女優のニコール・キッドマンが、ジュリア・ロバーツと初共演を果たした映画『シークレット・アイズ』(6月10日公開)で演じているエリート検事補・クレアを捉えた場面写真が21日、公開された。本作は、第82回アカデミー賞映画賞で外国語映画賞に輝いた『瞳の奥の秘密』(10年)を下敷きにしたサスペンス。『それでも夜は明ける』(14年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが演じるFBI捜査官レイを主人公に、13年前の未解決事件の謎が解かれるまでを描く。エリート検事補・クレア(ニコール)は、才色兼備かつ野心的で、ふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。一方、たたき上げのFBI捜査官レイ(キウェテル)は、そんな彼女に引かれるが、なかなか思いを打ち明けることができない。そんな折、レイの同僚ジェス(ジュリア)の愛娘が殺害されるという事件が発生。レイとクレアは捜査に臨む。感情をあらわに打ち込むレイに対して、クレアは冷静な態度を崩さないでいたが、ある時、クレアの仮面がはがれる一瞬が訪れる。それが今回、公開された写真の場面だ。これは、クールでエレガントなクレアが容疑者マージンを前に行う"言葉攻め尋問シーン"。ボタンが外れたブラウスの中をマージンがのぞいていることに気付いたクレアの瞳に光が宿り、いきり立つレイに「犯人は知的よ。でもこの子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と言ってみせる。さらに、マージンに「あなたは無実」と伝えるクレア。被害者の傷跡から「犯人はハンマー並みのイチモツの持ち主ね。(あんたみたいな)ピーナツじゃない」と冷笑し、マージンの口元を親指と人さし指で挟む"口ぷにゅ攻撃"をしながら「出ていきなさい、坊や」と言い放つ。メガホンを取ったビリー・レイ監督は、「クレア役は"忘れられない女性"である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だった」と断言。この尋問の場面も"忘れられない女性"ニコールの演技が光る。ニコール自身も「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんてめったにない」と太鼓判を押す本作。犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も、尋問のシーンが印象的だったとし「ニコール・キッドマンの、痛快かつ見事なプロファイリングによる誘導尋問に引き込まれ、彼女のすごみと色気に圧倒された」とその演技を絶賛した。(C)2015 STX Productions,LLC.All rights reserved.
2016年05月21日トム・クルーズとニコール・キッドマン元夫妻の養女であるイザベラ・クルーズ(23)が、両親との不仲説を否定した。昨年9月にロンドンのドーチェスター・ホテルで行われたマックス・パーカーとのサイエントロジーによる極秘結婚式に両親が出席しなかった理由は2人との不仲が原因ではないとしており、「もちろん私たちは口をきくわ。私の両親ですもの。別のことを言っている人たちはでたらめよ」と話した。トムは仕事のスケジュールとの都合がつかず出席できなかったとしており、当時同じくロンドンに滞在していたはずのニコールはサイエントロジー上層部から抑圧的な人物とのレッテルを貼られていることから招待されなかったと噂されていた。サイエントロジーの信者ではない夫のマックスは、娘の門出にトムがいなかったことにはがっかりしたとの心情を明かしていた。そんなマックスが良い父親になるだろうと確信しているイザベラだが、まだ子供を作る気はないようでDailyMail.comに「私はまだ23歳だから様子をみるわ。まだ私自身が子供だもの」と語った。ニコールとトムの総計資産は6億ドル(約676億円)にのぼるものの、イザベラとマックスは2人からの経済支援を断っており、1LDKの質素な家で暮らしているそうだ。IT関連会社に勤務するマックスは「僕はまだただの一般人ですから」と話す。イザベラが名声と財産に恵まれた生活から自身を切り離すことができているかと尋ねられると、「できていると思いますよ。たぶんほかの人にとってのほうが変な状況なんじゃないですかね」と続けた。(C)BANG Media International
2016年03月24日先週末、40歳の誕生パーティーを盛大に祝ったリース・ウィザースプーンだが、誕生日当日の22日(現地時間)にはニコール・キッドマンらとディナーに出かけた。リースは、ロウソクの灯ったケーキを前に微笑む彼女とそれを見守るニコールの写真をインスタグラムにアップ。「これが40歳…私はラッキーな女の子」とコメントを付けた。ニコールは19日(現地時間)のパーティにも夫のキース・アーバンと出席。カントリー・シンガーのキースはライブ演奏を披露し、リースはステージに上がってキースと1曲一緒に歌った。リースとニコールは今年放送予定のHBOのTVシリーズ「Big Little Lies」(原題)で共演している。リースの娘で16歳のエヴァは、3歳の異父弟テネシー・ジェームズとリースの写真に「この愛すべき女性にハッピー・バースデー!いつもそばにいて私を支えてくれてありがとう。最高の日を過ごして」とインスタグラムに投稿して、母親の誕生日を祝った。業界に友人の多いリースはSNSでも多くのセレブから、ツーショット写真付きの誕生日のお祝いメッセージが贈られている。エリザベス・バンクスは「今日、世界は笑顔と愛を必要としています。ハッピー・バースデー、リース・ウィザースプーン。あなたはカッコいいわ」とハートとケーキの絵文字付きで、ソヴィア・ベルガラは「お誕生日おめでとう、ワンダフルでインスピレーションを与えてくれるセニョリータ」とスペイン語まじりでお祝いを投稿。グウィネス・パルトロウも、リースとのツーショット画像に「40回目のお誕生日おめでとう、リース・ウィザースプーン。恐れ知らずで、とても明るくて、頭脳明晰な人」とコメントを付けてインスタグラムに投稿。ハッシュタグに「人生は40から始まる(#lifebeginsat40)」、「ハイヒールでごめんなさい(#sorryforthehighheels)」と付けて、並んだ2人の身長差がかなりついてしまったことにもふれている。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月24日2大オスカー女優ジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンに、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが初競演を果たした極上のサスペンス『SECRET IN THEIR EYES』(原題)が、『シークレット・アイズ』として、6月に日本公開されることになった。2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だったのだ。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情により、真相は闇に葬り去られてしまう。あれから13年、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。90年代から現在に至るまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人の女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンの初競演を実現させたのは、映画史上かつてない謎めいたストーリー。2010年に第82回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をベースに、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』でアカデミー賞「脚色賞」にノミネートされたビリー・レイが監督&脚本を務めている。過去の凄惨な未解決殺人事件を解くため、再会する捜査チームの3人。だが、謎に迫れば迫るほど、真相は逃げていく。ようやく見つけたはずの犯人を、なぜ捕まえることができないのか?3人の中に裏切り者がいるのか?果たして、真実を握りつぶしたのは誰なのか?当時も絶賛された驚愕のラストシーンを、本作ではさらにひねりを加え、新時代のサスペンスを完成させた。今回併せて届いたキービジュアルでは、ジュリア、ニコール、キウェテルの3人の瞳がフォーカスされており、いったい誰がうそをついているのか…“目は口ほどに物を言う”緊張感に満ちたビジュアルとなっている。『シークレット・アイズ』は6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日女優のジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンが初共演する映画『シークレット・アイズ』(原題:『SECRET IN THEIR EYES』)が6月に日本公開されることが決定し、キービジュアルが11日、発表された。本作には、2人のほかに『それでも夜は明ける』(14年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーも出演。2010年、同映画賞の外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』(10年)を下敷きにしたストーリーを展開する。舞台は、アメリカ・ロサンゼルス。殺人現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル)は、親友でテロ対策合同捜査班でのパートナーである検察局捜査官のジェス(ジュリア)の娘が事件の被害者であると知り、絶句する。エリート検事補のクレア(ニコール)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情から、真相は闇に葬り去られてしまう。それから13年、再会を果たした3人が事件を解くため奔走する様を描く。公開されたキービジュアルは、そんな3人の瞳がフォーカスされたデザイン。それぞれの鋭いまなざしから緊張感が伝わると共に、この中の誰が事件の真相を握りつぶすうそをついているのか、想像がかき立てられる。(C) 2015 STX Productions,LLC.All rights reserved.
2016年03月11日ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマン、そして『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォーが出演するサスペンス映画『シークレット・アイズ』が6月に公開されることが決定した。アカデミー外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』をベースにした作品で、ある事件の真相をめぐるドラマが描かれる。その他の情報本作はかつて共に未解決事件の捜査にあたったチームの3人が13年ぶりに再会するところから物語が動きだす。3人は事件の真相を求めて行動するが、謎に迫れば迫るほど真実にたどりつくことができない。3人の中に裏切り者がいるのか? 犯人を捕まえられない理由とは?『ニュースの天才』 のビリー・レイが脚本と監督を務め、『瞳の奥の秘密』をベースにさらに“ひねり”を加えた脚本を執筆。最後の最後まで油断できない展開が待っているという。『シークレット・アイズ』6月 TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開
2016年03月11日ニコール・キッドマンが脚本に惚れ込み、25年ぶりに母国オーストラリア映画に主演した『虹蛇と眠る女』が、2月27日(土)よりついに公開される。このほど、ニコールと同様、脚本に惹かれて本作に出演を決めたという『恋に落ちたシェイクスピア』のジョゼフ・ファインズと『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』のヒューゴ・ウィーヴィングが語るニコールの素顔と撮影秘話を入手、メイキング画像も到着した。オーストラリアの砂漠地帯の街で起きた子どもたちの失踪事件に、先住民族アボリジニが語り継ぐ「虹蛇の伝説」がからむ、神秘的な心理サスペンスドラマとなる本作。ニコールは、砂漠の地で失踪した子どもたちを探し回る母親キャサリンを演じ、ジョゼフはその夫マシュー、ヒューゴは事件の捜査に当たる警察官・レイを演じている。まず、ジョゼフが、気温50度を超えるという暑さにさらされた砂漠地帯での撮影を、「冷房のきいた車から出た瞬間、熱と乾燥した空気が体力を奪い、1時間も経てば熱中症にかかって激しい頭痛が起こる。でも、この過酷な経験があってこそ、作品やキャラクターに厚みを与える事ができたんだ」とふり返る。「巨大な砂嵐に襲われるシーンでは、トラック何台分もの砂が用意され、全員が頭から足の先まで砂にまみれたハードな撮影だった。本物の砂を空中に撒くと、息ができずに危険なので、特殊な砂を混ぜたんだ。大きな送風機を使って、町中をすっかり砂だらけにしてしまったんだよ」と、撮影時の苦労を語った。また、ヒューゴはニコールとの共演について、「彼女のことは昔から知っていて、共演できたのは嬉しかった。普段の彼女はなんというか、存在感があって、人を拒まず慎ましやかだ。僕は彼女のそういったところが好きだし、感心している」と明かす。一方、「僕はニコール・キッドマンの大ファンで、熱烈な崇拝者なんだ!」と興奮気味に語るのはジョゼフ。「素晴らしい実績があり、才能に溢れていて、光り輝く美しさも持ちあわせている。そして彼女と共演する醍醐味は、その才能を実際に目の前にできることなんだよ」と共演した喜びを口にする。そして、衝撃的な全裸シーンもいとわず、母親役に挑んだニコールに、「彼女は勇気を持って果敢に、自らの中にある深みへと踏み込んでいった。その素晴らしい瞬間を共有できて幸せだったよ」と最上級の賛辞を贈った。気鋭の女流監督キム・ファラントが描き出した、深遠だが、実はとても普遍的で身近な本作のテーマについても、「オーストラリアの聖地と呼ばれる場所に行くと、その荘厳な精神性に圧倒されると同時に、決して気を許すことのできない恐ろしさを感じる。物事には陰と陽、美しさと厳しさを同時に含んでいて、そうしたことが物語の底流になっている」(ジョゼフ)、「秘密や嘘に関しての物語でもあるし、家族、そして人と人との触れ合い方に関する映画でもある。みんな、誰でも容易に共感できるテーマなんだ」(ヒューゴ)と、それぞれ思いを語る2人。最後に、アイルランドから撮影に参加したジョゼフが、「ニコールとヒューゴの2人の偉大な俳優から多くを学んで、おまけにコアラやカンガルーも見られるなんて、オーストラリアでの経験は素晴らしいことばかりだっだよ!」とお茶目に感想を語った。ニコールたちが思いを寄せるオーストラリアの大地や文化、神話などにも注目していて。『虹蛇と眠る女』は2月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日公開中の映画『パディントン』でニコール・キッドマンが謎の美女ミリセントを演じている。幼少期から『くまのパディントン』を読んで育ったという彼女は、深い愛情と入念な準備を携えて撮影現場に入ったようだ。彼女が語るインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからロンドンにやってきた紳士なクマで、パディントン駅で出会った人間のブラウンさん一家のもとで暮らすことになるが、謎の美女ミリセントがパディントンを執拗に追いかけるようになり、パディントンとブラウンさん一家は騒動に巻き込まれる。ミリセントは剥製師で、愛らしいパディントンを剥製にするべく執拗に追い続ける。なぜ、彼女はパディントンを剥製にしたいのか? そのことも劇中で次第に明らかになっていく。「悪役はカラフルで大好き」と笑顔を見せるキッドマンは、幼少期から本作の原作になった児童書の大ファンで、脚本と監督を気に入り、役を引き受けた。彼女は映像で、映画に出演する際にはまず「作品に合わせて外見を変えてもらう」と語る。「俳優学校で学んだことよ。“俳優の身体とは、キャラクターを創造するために、作り変えられるものだ”と教わった」。思い返せば、キッドマンは圧倒的な美貌を持ちながら、作品ごとに大胆に見た目を変えている。アカデミー主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』ではつけ鼻をつけて顔の印象を変え、『記憶の刺』ではヘアスタイルをベリーショートに、『ペーパーボーイ 真夏の引力』では髪型とメイクを工夫してド派手な金髪美女を演じた。本作でも自身のアイデアやスタッフの意見を基に外見が決定されたようで、劇中ではミリセントの様々な衣装、スタイルを楽しむことができる。そんなキッドマンが思わず「なんてカワイイの」と声をあげたのが、本作のクマのパディントンの外見だ。原作のイラストやグッズで様々なビジュアルが描かれてきたパディントンだが、映画では『ハリー・ポッター』シリーズを手がけたスタッフが映像化を担当。表情豊かで、キビキビと動くパディントンについてキッドマンは驚きの声をあげている。『パディントン』公開中(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited
2016年01月26日全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を原作とする映画『パディントン』(1月15日公開)で、主人公のパディントンがニコール・キッドマン演じる謎の美女につけ狙われる本編映像が8日、公開された。本作は、ペルーのジャングルからロンドンのパディントン駅にやってきた紳士なクマが、ブラウン一家と出会い、"パディントン"と名付けられ、共に暮らしながら巻き起こる冒険を描いた作品。初めての都会暮らしで何かと騒動を起こすパディントンの前に、謎の美女・ミリセント(ニコール・キッドマン) が現れ、パディントンは窮地に立たされる。公開された映像は、ミリセントがパディントンを捕まえるために屋根から侵入する波乱の幕開けシーン。パディントンは、電話帳での調べものに集中しすぎるあまり、破いてしまったページをセロハンテープで止めようと試みるも、テープが切れずグルグル巻きになってしまう。ミリセントは、そんなおっしょこちょいなパディントンをつけ狙い、屋根から侵入して待ち構える。映像の中で、ニコール・キッドマンは宙づりアクションを披露。屋根から侵入して宙づりになる姿は、『ミッション:インポッシブル』でトム・クルーズが宙づりで任務を遂行するシーンを彷彿させる。ニコール・キッドマンとトム・クルーズは元夫婦ということもあり、作り手側の遊び心が伝わるシーンになっている。(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear,Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited
2016年01月08日東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルド・ダ・ヴィンチの挑戦を紹介する特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦」を開催する。会期は2016年1月16日~4月10日(3月22日・月曜休館、ただし1月18日・3月21日・3月28日は開館)。開館時間は9:30~17:30(土曜は19:30まで)。観覧料は一般1,450円、大学・専門学校生1,160円、小・中・高校生・65歳以上730円。同展は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、絵画《糸巻きの聖母》と、直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』を中心に紹介するもの。この2点の作品は、同展のテーマである「見えない世界を探る(beyond the visible)」ために、レオナルドが行った人間観察・自然研究が集約された円熟期の傑作となっている。このほか、レオナルドによる花や子どもを観察した素描、レオナルド派による絵画、神話化・伝説化されたレオナルド像を表した資料など約70点を通じ、「天才の挑戦」が体系的に紹介される。また、同展の図録で、日本側の監修者である斎藤泰弘氏(京都大学名誉教授)による『鳥の飛翔に関する手稿』の新訳も発表されるということだ。同展を監修した、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長のアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏は同展の開催に際し次のようにコメントを寄せている。「本展は多分野にまたがるレオナルドの作品や彼の思想の中でも、最も奥深い精髄を知るための基本要素を表す2つの作品『鳥の飛翔に関する手稿』と《糸巻きの聖母》を中心に構成しました。『鳥の飛翔に関する手稿』には、人間の飛行に関する実験方法から実現の予言にいたるまで(生きた鳥の生態や機械の部品の観察を含めて)、芸術、科学に関する論述、自然、建築、機械、水力学、科学技術に関する研究が、図解入りで収められています。一方、《糸巻きの聖母》は、15点にも満たないレオナルドの真筆絵画のひとつです。しかもレオナルドが生きた時代に最も高く評価された作品のひとつであるというだけでなく、まさに"装置としての絵画"であり、哲学的な意味での先駆的作品と言えます。」
2015年12月28日突然失踪した我が子を探して深みにはまっていく母親と、アボリジニに伝わる“虹蛇の伝説”の謎に迫る『虹蛇と眠る女』。ニコール・キッドマンが25年ぶりの故郷・オーストラリア映画で文字どおり“ひと肌脱いだ”本作から、予告編とともに、ぼう然と立ちすくむ彼女をとらえたポスタービジュアルが解禁となった。荒涼とした砂漠地帯にたたずむ小さな街・ナスガリに、訳あって越してきたキャサリンとマシュー夫婦。ある満月の夜、神隠しに遭ったかのように、彼らの子ども2人が突然姿を消した。うだるような暑さのこの土地で行方不明となった者は、2、3日で命の危険にさらされる。地元のベテラン警官らが大掛かりな捜索を行うが、どこにも手がかりが見当たらず、人々の疑惑の目は次第に夫婦へと向けられることに。そんな中、アボリジニの子どもがキャサリンに「虹蛇が2人を飲み込んだ。歌えば帰ってくる」という謎の言葉を告げるが…。ハリウッドで頂点を極めたニコールが、実に25年ぶりにオーストラリア映画に主演し、砂漠で失踪した我が子を探し求めて葛藤するヒロインを、衝撃的な全裸シーンもいとわず熱演した本作。オーストラリアのアボリジニに伝わる神話“虹蛇の伝説”を、新進女性監督キム・ファラントが現代にアレンジした、神秘的な心理サスペンスとなっている。キャサリンと心がすれ違う夫マシューには、『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ、失踪事件を追ううちにキャサリンに惹かれていく地元の警察官・レイを『マトリックス』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィングが演じる。予告編は、「最初は白い者、次は黒い者。子どもが消える」という意味深なナレーションからスタート。灼熱の砂漠で、失踪した年ごろの長女とその弟を探し求めるキャサリンとマシューの姿と、隠さねばならない家族の秘密が浮き彫りにされていく。家族が抱える秘密とは…?アボリジニの子どもが語る「“虹蛇”が子どもを飲み込んだ」という言葉の意味は…?そして、 “虹蛇”が眠るという神聖な大地に足を踏み入れてしまったキャサリンの運命は!?謎が謎を呼ぶ展開の中、ニコールが身体を張って魅せた女優魂を、この映像からも確かめてみて。『虹蛇と眠る女』は2016年2月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日ニコール・キッドマンが、2001年に離婚したトム・クルーズとの結婚について「後悔はしていない」と語った。ニコールとトムは1990年に映画『デイズ・オブ・サンダー』で共演し、翌年結婚した。当時23歳だったニコールは「トムと結婚したとき、私はまだ子どもだったのよ。でも、少しも後悔はしていないわ」とイギリスの「The Evening Standard」紙で語った。トムとの結婚は10年で破局を迎え、ニコールは2006年にカントリー歌手のキース・アーバンと再婚、2008年に長女のサンデー・ローズを出産、2010年に代理出産で次女のフェイス・マーガレットが誕生している。「キースのためにも、話さないようにしている」というトムとの結婚についてだが、そこから何を学んだかと聞かれたニコールは「できるかぎり最高の自分でいること。最低ではなく。そして子どもたちのことを考えること」と答えている。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月15日パリっ子らしいエレガントな物腰に陽気な笑顔、如才ない会話力。昨年、日本のミステリー界の話題をさらった『その女アレックス』で、読者を鬱々とした気持ちにさせた作家・ピエール・ルメートルは、インタビュー中に何度も意外な素顔をのぞかせた。『悲しみのイレーヌ』は、カミーユ・ヴェルーヴェン警部が活躍するシリーズの第1弾。パリ北西部郊外のロフトで、〈悪夢にも出てこないような最悪の〉殺人事件が発生。それを序章とする仰天の犯罪を、カミーユたちパリ警視庁の精鋭が追っていく。全貌が見えたとき、“行き届いた仕事”という原題の意味に、思わず首肯してしまうこと請け合いだ。その面白さの一翼を担っているのが、カミーユの個性だろう。「実はカミーユには、多分に私の父を投影しています。父もカミーユと同じ身長145cmしかなく、いわば生まれたときから悲劇の概念を抱えていた存在ともいえます。それを一生背負って闘う上では、彼を温め、受け入れてくれる、女性の存在は大きい。そうした愛が得られないことは、悲劇の陰を暗くします。私は父を見ることによって、そのことが身にしみてわかりました。このシリーズでカミーユと女性との関係が重要なのには、そんな背景もあるのです。背が並外れて低い彼はふつうの男性のように女性を魅了することはできません。でも、読んでいると魅力的に思えてきませんか?」ミステリー作家としての実力は評価されていたピエール・ルメートルさんだが、なんと『天国でまた会おう』がフランス文学賞の最高峰「ゴンクール賞」を獲得。いまや名実ともにフランス最高の作家のひとりだ。『天国~』の舞台は、第一次世界大戦の終結間際から戦後の混乱期。命からがら戻ってきたアルベールとエドゥアールを待っていたのは、戦地同様に過酷な、元兵士たちに冷たい祖国だった。彼らは生き延びるためにある犯罪計画を思いつく。実際、これまで邦訳された作品に共通するのは「復讐への執念」かもしれない。自分を痛めつけた社会や国家、あるいは個人。それに一泡吹かせてやりたいと、綿密に計画し、実行する人たちが多く登場する。「フィッツジェラルドも言っていますが、作家にはこだわり続けるテーマがあって、それをどう読ませるかを工夫するものだと。私にも2~3のテーマがあります。そのひとつがモラルの問題というか、倫理的な葛藤です。正義だ悪だと単純に断罪できないパラドックスを孕んでいる作品に興味があります」そんなルメートルさんの日常は、「朝から晩まで仕事の職人みたいな毎日です。どこでも集中できるので、タクシーや飛行機での移動中も書きます。書き始めるとずっと物語の中にいて気もそぞろ。しばしば妻に『ねえ聞いてる?』と言われます。カミーユのようにね(笑)」◇ピエール・ルメートル作家。1951年、パリ生まれ。2006年、55歳のとき『悲しみのイレーヌ』でデビュー。在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本の招聘によりイベント「読書の秋2015」に参加するため来日。※『anan』2015年12月9日号より。写真・土佐麻理子(ルメートルさん)水野昭子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年12月08日あの有名なモナ・リザを描いた画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作が東京・両国に降臨!2016年1月16日から東京都江戸東京博物館で特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』が開催されます。本展で注目を集めているのは、日本初公開の油彩画《糸巻きの聖母》。現存する絵画がわずか15点程度しかないレオナルド作品のなかでもモナ・リザに並ぶ傑作といわれる本作品は、英国貴族が所蔵しているため、英国外に出品されるのはなんと77年ぶり!このチャンスは見逃せませんね。また、花や子どもを描いた素描7点(うち1点は弟子との共作)も初来日。特に、花の姿をさまざまな角度から描いた作品《花の研究》は、レオナルドのデッサン力はもちろん、自然観察力の高さもうかがえる名品です。さらに、レオナルドの直筆ノートも日本初公開。人間の飛行に関する実験方法や鳥の研究を記したノートは、その字面を見ているだけでもレオナルドの天才っぷりが伝わってきます。会場の東京都江戸東京博物館では、別料金を払えば常設展も見られます。実物大に復元された日本橋や、縮尺1/200で再現された江戸城御殿など、見どころもいっぱい。イタリアの至宝といっしょに江戸文化を楽しんでみるのもオススメですよ!イベントデータ:特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』会期:2016年1月16日(土)~4月10日(日)※休館日は月曜日。ただし1月18日、3月21日・28日は開館、3月22日は休館時間:9:30 ~ 17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで会場:東京都江戸東京博物館料金:一般 1,450円/大学生・専門学校生 1,160円/高校生・中学生・小学生・65歳以上 730円
2015年12月06日『マジック・マイク』のアレックス・ペティファーが、同作で共演したチャニング・テイタムとの不仲説に言及、「彼は僕のことを嫌っている」と発言した。アレックスは作家のブレット・イーストン・エリスのポッドキャスト「B.E.E.」に出演し、チャニングと仲が悪いといううわさの真偽を尋ねられ、「本当だよ。チャニング・テイタムが僕のことを好きじゃないからさ。たくさん理由はあるけど、ほとんどが僕のせいなんだ」と語った。アレックスは2012年公開の『マジック・マイク』の撮影現場で、ほとんど誰とも話さずにいたという。「仕事をして、隅に座って音楽を聴いていた。代理人から、僕のやることはすべて間違っていると言われていたんだ。人として、とても不安だった。しかも、それでさらに僕の評判は悪くなった。『アレックスは話そうとしない。自分が誰よりも上だと思ってるからだ』と思われてるみたいだった。そうじゃなくて、僕はただ緊張して、自分でいることが怖くて、演じたキャラクターになりきっていたんだ」。さらに、チャニングの友人から借りていたアパートの家賃支払いをめぐって関係はさらに悪化してしまったという。アレルギーの問題でアパートを急に出ることになってしまったアレックスに対して、チャニングから「俺の友だちをなめるな。家賃を払え」とメールが送られてきたという。アレルギー症状にかなり苦しんでいたアレックスは「つらい状態なので、少し待ってほしい」と返信したが、最終的に「金なんかより命の方がずっと大事だ。(家賃は)払わない」と宣言してしまったという。10月に日本公開された続編『マジック・マイクXXL』には出演しなかったアレックスはこの一件について「チャニングは僕にものすごい影響を与えてくれた。これを機に僕は子どもっぽさを卒業したんじゃないかな。『マジック・マイク』の撮影は素晴らしい経験だった。何にも代え難いものだよ」と話している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2015年12月02日