エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドが今夏ローマで挙式を計画しているようだ。エマとアンドリューは『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに2011年から交際が始まった。人気も実力もトップクラスの若いスター・カップルにはめずらしく、破局説もほとんど出たことのない2人は昨年5月に婚約のうわさも流れた。イギリスの「OK」誌上では関係者が、アンドリューは市役所での人前結婚式で十分と考えているが、エマはもう少しドラマティックで記憶に残るウエディングを望んでいると話している。エマはすでにドレスについてもアイディアを温めていて、そのドレスを着て、家族や友人たち25人を招いて挙式したいと考えているそうだ。2月22日(現地時間)発表になる第87回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされているエマ。アンドリューはリーアム・ニーソン、浅野忠信らと共演するマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影が控えている。今年も多忙な2人だが、その合間を縫ってのゴールインが実現するかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月19日ディズニー/ピクサーの超人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー4(原題)』の製作が発表になった。ディズニー、ピクサーの両スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務め、先ごろディズニーの最新作『ベイマックス』のプレミアに出席するため来日したジョン・ラセターがシリーズ1、2作目に続いて監督を務め、2017年の公開にめざす。その他の画像『トイ・ストーリー』は、1995年に世界初の長編コンピュータ・アニメーションとして公開され、アニメーションの歴史にその名を刻んだ名作だ。その後、『トイ・ストーリー3』まで三部作が製作され、長編シリーズの完結が宣言された。ラセター監督は「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語はアンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした。しかしアンドリュー、ピート、リー(ラセター監督と共にシリーズを創造してきたアンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチ)が新しいアイディアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」と言い、「私達はこのキャラクター達が大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません。本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と説明する。ピクサーのストーリー・テラーたちがラセター監督をうならせた“新しいアイデア”が何なのかは不明だが、新作ではウッディ、バズ・ライトイヤーなどの超人気キャラクターたちの新たな物語が描かれる。『トイ・ストーリー4(原題)』2017年、全国ロードショー『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年11月07日『アナと雪の女王』以来、再び注目を集めているアニメーションスタジオ「ディズニー」。その新作の情報が発表されるたびに話題を集めている同スタジオから現在、開催中の第27回東京国際映画祭(以下:TIFF)に併せて来日中のジョン・ラセター(エグゼクティブ・プロデューサー)が、10月24日(金)、直々に日本のマスコミ関係者に向けたプレゼンテーションを行った。今年のTIFFでオープニング作品となった『ベイマックス』(公開:12月20日)が昨夜、これまでのディズニーの歴史の中でも異例といえる日本での“世界最速上映”が行われたとあって、その興奮は冷めやらぬといった様子のラセター氏。そんな彼がこの日プレゼンテーションを行ったのは、ディズニー・アニメーション作品とピクサーと共に生み出した新作、計8本。開演早々、作品のプレゼンテーションへと移るのかと思いきや、彼が語り出したのは、『アナと雪の女王』大ヒットへの感謝の言葉だ。ラセター氏曰く『アナ雪』以前のディズニーは「スタッフを含めたスタジオ全体が、自信を失っていて、本当に危機的状況だった」とのこと。世界中で社会現象となった同作だが、特に日本での大ヒットは「(自信を)復活させてくれた」と感謝を口にし、その後、本国スタッフたちからのサンキュー・ビデオも上映された。そんなディズニーの転換点となった『アナ雪』は現在、続編短編となる『フローズン・フィーバー』(原題)を製作中だそうで、劇中歌「Let It Go」を生み出したロペス夫妻が新たに楽曲を書き下す予定だという。さらに、ディズニー作品としては2本、ピクサーとの共同作品としては4本のプレゼンテーションが行われた【ディズニー・アニメーション作品】■『ズートピア』(原題)日本公開:2016年GW/全米公開:2016年3月4日<ストーリー>映画の舞台は、人間がひとりも存在しない動物だけの世界で、彼らが人間と同じように生活をしている“ズートピア”。身に覚えのない罪で逃亡することになったお調子者のキツネと、彼を追いかける自己中心的な警察官のウサギ。自然界では天敵同士とされている彼らが、あることをきっかけに“ありえない”タッグを組むことに――。<注目ポイント>動物たちの不思議な世界を描くのは、『塔の上のラプンツェル』の監督バイロン・ハワード。寒冷地・砂漠地帯などあらゆる動物が暮す世界とあって、街の細かい部分にまでその特色が反映されているとのこと。■『モアナ』(原題)全米公開:2016年<ストーリー>生まれながらの航海士・モアナが、伝説の島を探しに航海に出る。<注目ポイント>南国独特の魅力的な音楽満載のアドベンチャー映画。映画製作チームとして名高いロン・クレメンツとジョン・マスカー(『リトル・マーメイド』『アラジン』)が監督を務める。【ディズニー/ピクサー作品】■『インサイド・ヘッド』日本公開:2015年7月18日(土)/全米公開:2015年6月19日<ストーリー>主人公は11歳の少女・ライリーと、彼女の頭の中にある“5つの感情”──ジョイ(喜び)、フィアー(恐れ)、アンガー(怒り)、ディスガスト(嫌悪)、そしてサッドネス(悲しみ)。ユニークなそれぞれの“感情=キャラクター”が、ライリーという小宇宙の中で冒険を繰り広げることで、彼女の現実での生活にドラマチックな影響を与え、予想のつかない大事件を巻き起こす。<注目ポイント>舞台が“人間の頭の中”という、斬新な設定が海外で早くも話題を呼んでいる本作。ラセター氏も「面白い挑戦」と語っていた。『モンスターズ・インク』の監督ピート・ドクターが描く、“5人の感情”たちの感動の冒険ファンタジー。■『グッド・ダイナソー』(原題)公開日:2016年3月/全米公開:2015年11月25日<ストーリー>もしも隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅をまぬがれていたら?――主人公は20メートルを超える体長と優しいハートの持ち主である、若き草食恐竜のアーロ。ある日、彼は、見たこともない生き物と遭遇する。それは、スポットという名の“人間の子ども”だった…。<注目ポイント>ディズニー/ピクサー史上最大級のスケールで描く、大きな恐竜と小さな人間の冒険――この奇跡の出会いから始まる壮大な物語。ラセター氏によると「とってもハートフルな作品」に仕上がっているとのこと。■『ファインディング・ドリー』(原題)日本公開:2016年7月予定/全米公開:2016年6月17日<ストーリー>宝石のような美しさに満ちたファンタジックな海の世界を舞台に、ニモの父親・マーリンの親友で忘れん坊のナンヨウハギ・ドリーたち人気キャラクターが再結集。ある日ニモと共に遠足へと出かけたドリーが、マンタの大群を見て「そういえば(自分の)家族は?」と思い出すのだが――。<注目ポイント>大ヒットを記録した『ファインディング・ニモ』の続編プロジェクトとなる本作。監督には、前作『ファインディング・ニモ』と『ウォーリー』でアカデミー賞を2度受賞したアンドリュー・スタントン。ラセター氏はこの日、タコやラッコの新キャラクターを紹介。ラッコについては「実にかわいいですね」とデレデレだった。■「Toy Story That Time Forgot」(原題)2014年12月2日、米「ABC」にてプレミア放送予定のTVスペシャル番組。<ストーリー>恐竜のおもちゃたちの世界へと迷い込んだ、ウッディとバズのおもちゃたち。そこで彼らがであったのは“忘れ去られたおもちゃ”たち、そして何やらよからぬ計画がウッディたちの知らない間に動き出す…。■短編作品『LAVA南の島のラブソング』※『インサイド・ヘッド』と同時上映予定<注目ポイント>“Lava”(ラバ/溶岩)は南国の孤立した美しい島と海辺に隣接する火山の噴火の魅力をテーマに描いた、何百年もの間にわたって繰り広げられるミュージカル・ラブストーリー。ピクサー・アニメーション・スタジオ、ジェームス・フォード・マーフィー監督、アンドレア・ウォーレン製作。ラセター氏はおよそ1時間半のプレゼンテーションの間、感情を交えながらこれらの作品を実に楽しそうに解説する――少年のような笑顔で。それこそがディズニーやピクサーの原動力なのだと改めて感じさせられるものだった。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日ボザールの会場で行われたアンドリュー・GNのコレクション。2014年、春夏コレクションテーマは「ペギー・グッゲンハイムコレクション」私の好きなモダン・コンテンポラリーアーティストとデザイナーに贈るオマージュ。フェルナン・レジェやジョルジュ・ブラック、ピカソなどのモダンアートからインスピレーションを得たと思われるデザインがふんだんに散りばめられていました。本当にNYのグゲンハイム美術館のアートが、デイリーウエアからフォーマルにメタモルフォーゼした様なモデル達がウォーキングする美しいコレクションでした。 >>2014年春夏パリコレ情報、続きはコチラ
2013年10月01日公開中のディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ 3D』を手がけたアンドリュー・スタントン監督が3Dになった本作の見どころを語った。その他の写真『ファインディング・ニモ』は、海を舞台に、人間にさらわれてしまった息子のニモを救うため、父親マーリンと仲間たちが大冒険を繰り広げる物語で、日本でも初公開時には大ヒットを記録した。製作中に幾度となく作品をチェックし、世界中の誰よりも本作の映像を知り尽くしているはずのスタントン監督だが、3D化された映像は「予想をはるかに超えるものだった」と振り返る。本作の後もピクサーで『ウォーリー』を手がけ、実写映画『ジョン・カーター』では自ら3D映像にもチャレンジしたスタントン監督だが、『…ニモ』の3D版は「今まで観た3D映画とはまったく違う体験に心底驚かされた」と言い、「冒頭からまるで実際に海の中にいるような気分にさせられた。中でも、学校へ向かうニモの目線を通して描いた海中のパノラマ世界は、空間の奥行きと水の中を駆け抜ける疾走感が存分に味わえる、最高にエキサイティングなシーンだ」と続ける。本作の初公開は2003年。9年の時を経ているだけに、今回の3D版が初の“ファインディング・ニモ体験”という観客もいるのではないだろうか。スタントン監督は「オリジナル版を観たことがない若い世代の観客にこの作品を届けられる事が、何よりもワクワクすることだね」と喜びを表し、「映画館の大スクリーンで他の観客らと一緒に映画を楽しむことは、自宅では得られない格別の体験だ。ぜひ劇場でこの映画を楽しんで欲しい」とメッセージを送っている。『ファインディング・ニモ 3D』※同時上映『レックスはお風呂の王様』公開中
2012年09月21日日本で公開された海外アニメ作品の中で、史上最高の興行収入を記録した名作『ファインディング・ニモ』。そんな本作が3D作品として生まれ変わり、15日(土)より公開となることを受け、製作総指揮を務めたジョン・ラセターよりインタビュー動画が届いた。インタビュー動画本作は、2003年に公開されたディズニー/ピクサーの代表作であるアニメーション作品。オーストラリアのグレートバリアリーフを舞台に、行方不明になった息子ニモを救出するために奮闘する父マーリンとその仲間たちとの大冒険を描き、第76回アカデミー賞では、長編アニメ賞を受賞した。インタビューの中でラセターは、本作を「これほど3Dに向いている映画はない」と力説。海中世界の奥行きのある世界観や、迫りくるサメのブルースの迫力を例に挙げ、臨場感あふれる映像の魅力について大いに語っている。また、3D効果によって「オリジナル以上に、ストーリーにどっぷり入り込むことができる」とし、よりエキサイティングな体験ができるだろうとも明かした。最後には本作の監督を務めたアンドリュー・スタントンについて、「作品ともどもピクサー最大の誇り」と、その仕事ぶりを絶賛。「3D版で新たな観客に観てもらうのが待ちきれない」とコメントしている。映画の3D化時代を迎えて、数多くの作品が立体映像で楽しめることになったが、中でも本作はかねてより3D化を待望されていた作品。今なお多くの人々から愛されているあの美しい海や愉快なキャラクターが、どんな新たな世界と感動の物語を見せてくれるのか。ぜひともスクリーンで確かめていただきたい。『ファインディング・ニモ 3D』※同時上映『レックスはお風呂の王様』9月15日(土) 3D劇場限定公開(日本語吹替版)文:渡部あきこ
2012年09月12日ディズニー/ピクサーの大ヒット人気作をデジタル3D化した『ファインディング・ニモ 3D』の公開記念イベントが4日、東京・葛西臨海水族園で行われた。タレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクンと、ボビー・オロゴンが登場。さかなクンが登場キャラクターにちなんだ“お魚クイズ”を出題し、ボビーと長男のジョイ君、長女のローズちゃんが挑戦した。その他の写真2003年に公開され、全世界で大ヒットを記録したディズニー/ピクサー作品がデジタル3Dになってスクリーンに再登場。『ウォーリー』『ジョン・カーター』のアンドリュー・スタントン監督がメガホンを執り、オーストラリアの海を舞台に、人間にさらわれた幼い息子・ニモを救おうとするカクレクマノミの父親の大冒険を描く。神秘的な海の映像は、ぜひ3Dで堪能したい美しさ。今回は日本語吹替え版のみの上映で、『トイ・ストーリー』シリーズの短編『レックスはお風呂の王様』が同時上映される。さかなクンは、カクレクマノミが猛毒をもつイソギンチャクと一緒に暮らす理由やヒトデのユニークな食事方法などを3択クイズで出題。ジョイ君とローズちゃんは悪戦苦闘しながらも、さかなクンの解説に熱心に聞き入っていたが、ボビーだけは「お前、物知りだなあ」とさかなクンにちょっかいを出していた。当のさかなクンは「ギョギョギョ」と尻込みしつつ、「ものす“ぎょ”くたくさんのお魚が出てきますよぉ!」と映画のPRは忘れなかった。『ファインディング・ニモ 3D』※同時上映『レックスはお風呂の王様』9月15日(土) 3D劇場限定公開(日本語吹替版)
2012年09月04日ロバート・パティンソンが、アンドリュー・ガーフィールドの“元恋人”から言い寄られているようだ。アンドリューと以前交際をしていたシャノン・ウッドワードは、アンドリューとの失恋の痛みを経験したからこそ、クリステン・スチュワートと破局したロバートの心痛を理解できると、ロバートに急接近しているようだ。ある関係者は「Daily Star」紙に「ロバートとシャノンは最近、急接近していますね。実は、シャノンがロバートのことを昔からずっと好きで、彼女はロバートと公のイベントなどで出会うたびに、クリステンと一緒にいたのが気になっていたようです。しかもシャロンはロバートの最近の辛い気持ちを理解しています。というのも、昔付き合っていたアンドリューが『アメイジング・スパイダーマン』で共演したエマ・ストーンに鞍替えしてしまったことで、彼女はアンドリューと破局しているわけですからね」と語り、続けて「なのでシャロンとしてはロバートと友達以上の関係になれればと願っているようです」と明かした。実は最近、シャロンの親友でもあるケイティ・ペリーが、傷心のロバートを励まして楽しませるためにディナーに誘って楽しんでいる姿が目撃されたばかり。別の関係者は「先週の23日(現地時間)の夜にケイティとロバートはウェスト・ハリウッドのソーホー・ハウスでディナーを楽しんでいたんです。2人は親友で、お互いにフリーの身になって楽しんだようですよ。ケイティはロバートをできるかぎりサポートしようとしているんです。ケイティはロバートが経験したことを理解できますし、彼を助けたいんです。だからケイティはロバートを外に出させて、バカなことでもして楽しむようにけしかけたんですよ」と語っている。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月31日『ファインディング・ニモ』の続編が2016年に公開されることが決定した。2003年の前作で原案、脚本、監督を務めたアンドリュー・スタントンが今回、同続編でも監督を務めることが決まった。「The Hollywood Reporter」誌によれば、続編のストーリーは未定なものの、『ジョン・カーター』でスタントン監督とタッグを組んだリンゼイ・コリンズがプロデュースを担当することになるという。今年初めに公開となったスタントン初の実写映画『ジョン・カーター』の興行成績が芳しくなかったため、残り4年をかけて、アカデミー賞長編アニメ賞にも輝いた『ファインディング・ニモ』の続編でのスタントン監督の巻き返しが期待されるところだ。「Deadline.com」によれば、ピクサーとディズニー側は本作のコンセプトに大いに満足を示しているようだ。■関連作品:ファインディング・ニモ 3D 2012年9月15日より劇場限定公開© Disney/Pixar
2012年07月20日9月15日(土)から劇場限定公開される『ファインディング・ニモ 3D』の予告編が届いた。予告編このほど公開された動画では、マーリンやドリーのほかにウミガメ、サメ、ペリカンなど、個性豊かなキャラクターたちが次々と登場。3D公開とあって、サンゴ礁の広がる美しい海や、キュートな仲間たちを身近に感じることのできる、体験するアトラクション・ムービーとして注目を集めそうだ。なお、全国の劇場では、21日(土)より公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の3D上映で、本予告編を3Dで観ることができる。『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン監督と、『トイ・ストーリー』シリーズを手がけたジョン・ラセターが製作総指揮を務め、2003年のアカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した本作。先日、スタントン監督の続投で、続編の製作が報じられ、次回作への期待が高まっているが、その前に本作を3Dで鑑賞してみてはどうだろうか。『ファインディング・ニモ 3D』は、オーストラリアの海を舞台に、人間にさらわれてしまったカクレクマノミの子供“ニモ”を助けるために、父親のマーリンと、忘れん坊のドリーが大海原へ繰り出す冒険を描いた物語。『ファインディング・ニモ 3D』9月15日(土) 3D劇場限定公開(日本語吹替版)
2012年07月18日ディズニー/ピクサー製作のアニメーション『ファインディング・ニモ』が3Dとなって9月15日(土)より劇場公開されることが決定し、日本版ポスター画像が公開された。本作は、サンゴ礁が広がるオーストラリアの海を舞台に、人間にさらわれてしまったカクレクマノミの子供“ニモ”を助けるために、父親のマーリンと、忘れん坊のドリーが大海原へ繰り出す冒険を描いたCGアニメーション。日本では2003年に公開され大ヒットを記録。その年のアカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞した。このたび公開されたポスター画像には、彼らが途中で出会う三匹のサメや、ニモ救出に力を貸してくれるカメなど海の仲間たちが大集合。『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン監督が、親子愛を核にして、個性豊かなキャラクターたちをユーモアたっぷりに描いた、ファンタジーにあふれた海の物語『ファインディング・ニモ』。ピクサーではこれまでに『トイ・ストーリー』、『トイ・ストーリー2』を3D化し好評を得ているが、今作も新しい“ニモの世界”を体験できる機会となりそうだ。『ファインディング・ニモ 3D』9月15日(土) 3D劇場限定公開(日本語吹替版)
2012年06月28日映画『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに交際をスタートさせ、映画の舞台でもあるN.Y.での同棲も報じられている俳優のアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンが今年1月に続いて揃って来日!6月13日(水)に監督のマーク・ウェブ、共演のリース・イーヴァンズ、プロデューサーのアヴィ・アラド&マット・トルマックと共に会見に臨み、相変わらずの仲睦まじい様子を見せつけた。トビー・マグワイアによる前シリーズから、キャストもストーリーも一新して製作された本作。サエない高校生のピーター・パーカーがどのようにして超人的能力を手にし、成長していくのかという“起源”が描き出される。会見場は「平和条約の調印でも始まるのかと思った(笑)」(ウェブ監督)と言うほど多くの報道陣が詰めかけたが、エマと並んで登場したアンドリューは、さりげなく彼女のためにイスを引いたり、会見中も2人で微笑み合い、時折、耳元でささやくなどアツアツぶりを見せつけた。「3歳のときからずっと大ファンだった」というスパイダーマンを演じたアンドリューは、正式にこの役に決定したときの気持ちを「純粋な喜びでいっぱいだった。夢が叶い、言葉では言い表せないような思いだった」と述懐。憧れのスパイダーマンのスーツを装着したときの心境については「かゆくて、着心地は悪いし夢が一気にしぼんだよ(笑)」とおどけつつ、「圧倒されるような気持ちがいまでも時折、湧いてくるんだ」と興奮した面持ちで語った。完成した作品を観たのはつい最近とのことだが「自分が飛んでいるような興奮を味わったよ。まるで自分自身のような…というかもちろん、僕が演じているわけだから僕自身なんだけど(笑)、『僕は誰?どこにいるの?』と混乱しながら観ていたよ」と明かし、「トビー・マグワイアのシリーズを引き継いでピーター・パーカーを演じることができたことを光栄に思っているよ」と改めて喜びを語った。エマは1月に来日した際「(アンドリューとの)キスシーンに期待して!」と語っていたが、改めて今回のキスシーンについて「個人的にすごく気に入っているわ」とニッコリ。「素晴らしいと思ったのは、ステイシー(エマ)がピーターがスパイダーマンだと知った瞬間にキスをするということ。発見と同時にキスする――秘密を共有するキスというところが素敵だと思うわ」と語った。アンドリューは現在28歳でエマは23歳。私生活で恋人関係にある2人が、初々しい高校生のカップルを演じている点も興味深いが、アンドリューは「演技というのは難しいものだね」と苦笑い。その上で「思春期というものは誰もが経験しているものだし、初恋というのは人生を変えるような経験だと思う。誰もがそのときの気持ちを思い出せると思うよ」とアピール。エマは「オファーがあればいつでもティーンの役を引き受けるわよ(笑)」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。また、巨匠アルフレッド・ヒッチコックの作品の影響について尋ねられた監督は「彼の映画を嫌いな人なんていないでしょ?」とニヤリ。特に名作『裏窓』に触れ「ピーターの部屋には『裏窓』のポスターが貼ってあるけど、彼はアウトサイダーでありつつも、内側を見つめているんだ」とその影響を認めた。エマは、本作撮影中に初めて『裏窓』を鑑賞したそうで「(『裏窓』の)ジェームズ・スチュワートが映画の中で見せる様々なリアクションは、ブルースクリーンの前でのお芝居の見本だったわ」と演技の面でも大いに参考になったことを明かした。『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月13日アンドリュー・ガーフィールドが『アメイジング・スパイダーマン』の主役に抜擢されたとき、エルヴィス・プレスリーになったかのような気分だったことを明かした。『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが監督を務める同作の主役、ピーター・パーカーの座をいまハリウッドで最もホットな2人、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『キック・アス』のアーロン・ジョンソンと争っていたアンドリュー。当初は諦め半分だったものの、見事主演に抜擢されたその10分後には記者会見の場でエルヴィスのようなスーパースターになった気分だったという。「まさか主役に選ばれるなんて思ってなかったし、諦めかけてもいたんだ。プロデューサーに会いに行ったときもこれっぽっちの期待もしていなかった。自分がプロデューサーの前で泣きながらその場を去ることも想像していたし、別の仕事を選ぼうかなんて願ってもいたよ」と当時の様子をふり返る。「記者に囲まれたときは本当に狂ったように興奮したよ。あの瞬間はエルヴィスのような気分だった。最高だったよ!」アンドリューはさらに、この抜擢を告げられたときの一部始終を録画されており、いつかその映像がファンの目に触れるかもしれないことを明らかにした。「僕がドアをノックしたとき、監督のマークが訝しそうに返事したんだ。それから僕は小さなビデオカメラが回ってるのに気づいたんだ。そこにいたスタッフが、僕が役をゲットするかしないかに合わせて僕のリアクションを狙っていたんだよ。ひどい映像にならないことを祈ったね。ひどい目に遭わされたからさ」。そんなアンドリューの念願の主演作『アメイジング・スパイダーマン』は、6月30日(土)より全国にて公開される。■関連作品:(500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXキック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月05日ウォルト・ディズニーが生誕110周年記念作品として贈る、冒険アクションあり、ロマンスありの壮大ファンタジー・アドベンチャー『ジョン・カーター』。女性を虜にするハリウッドきってのイケメン、テイラー・キッチュ扮する主人公ジョン・カーターの男気、そんな彼と王女・デジャーが繰り広げる時空を超えたロマンスに加えて、本作にはもう一つ女性の心をくすぐるポイントが!3回にわたりご紹介する『ジョン・カーター』の“胸きゅん”ポイント、最終回は思わず応援したくなる、はたまた飼いたくなる!?愛すべきクリーチャーたちの魅力に迫ります!子供から大人まで、ディズニー映画の数々の名作の中で、誰もが夢中になったお気に入りキャラがいるはず。本作で初の実写映画に挑んだアンドリュー・スタントン監督のこれまでの作品でも愛すべきキャラクターが数々誕生してきた。『ファインディング・ニモ』(’03)で言えば、主人公のニモとマーリン親子はもちろん、マーリンの冒険の相棒・ドリーや、『ウォーリー』(’08)の主人公・ウォーリーや彼が一目惚れしてしまう美しきロボット・イヴなどはその代表格。そんなスタントン監督が満を持して『ジョン・カーター』で誕生させた、愛すべきキャラクターが、ぶちゃかわいい番犬(キャロット)、ウーラ!足は短く、一見獰猛に見えるこの得体の知れないクリーチャー…だけど、侮ることなかれ!その見た目とは裏腹に、驚異的な足の速さと機敏な動きでどこまでもカーターにくっついてきたり、カーターのピンチを幾度も救ってくれたりと、頼れるパートナーでもある。そもそもは、ここに棲むサーク族に仕える番犬のウーラだが、飼い主たちにひどいお仕置きをされているところをカーターに救われて以来、心はすっかりカーターのものに。離さんとばかりにご主人様の後をついていく健気で人懐こい姿は、マーリンにつきまとう天真爛漫なドリーをどこか彷彿とさせ、またご主人様を体を張って守る頼もしき姿は、ウォーリーをリードしながら守るイヴの姿に重なる部分もあり、そのキュートさは胸きゅんもの。そんな愛嬌があり、いざというときに頼りになる度胸の持ち主ウーラは、まさに愛されキャラ中の愛されキャラでディズニー映画ファンは要注目!ウーラの大活躍、さらにはカーターとの“ツンデレ”な関係にきっとあなたも心を掴まれるはず!また、ウーラのほかにも、種族間を超えてカーターの頼もしき仲間となるのが、サーク族の長タルス・タルカスとソラ。全身緑色で腕は4本、身長は3メートル近くという、一見不気味な容貌だが、人間と同じように心の痛みを抱え、かつ潔さと強いハートをもっている彼らの戦う姿を見て、カーターの心に変化が生まれる。ジョン・カーターが魅せるアクションはもちろん、彼を取り巻く、見たことのない不思議なクリーチャーたちへのスタントン監督のこだわりを感じてみるのも、本作の楽しみ方の一つ。最初は不気味に思える彼らでも、観終わった頃には愛情が芽生えているはず。3回にわたり紹介してきた『ジョン・カーター』の“胸きゅん”ポイント、あなたが胸きゅんしてみたいのはどれ?特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山優馬、大学入学に一人暮らし、料理など充実の新生活を報告『ジョン・カーター』リン・コリンズ美しきプリンセスの原点は「シェイクスピア」「僕に一番期待しているのは僕自身」テイラー・キッチュが語る、自らの“資質”『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」
2012年04月18日ジャニーズの中山優馬(NYC)が初めて日本語吹き替え版キャストとして声優に挑戦したハリウッド超大作『ジョン・カーター』が4月13日(金)に公開。都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として製作された本作。様々なSF映画に影響を与えたエドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」を原作に、地球から滅びいく惑星“バルスーム”へと飛ばされた男ジョン・カーターがその星の原住種族たちと協力しながら戦う姿を壮大なスケールで描き出す。客席を埋め尽くした女性ファンの歓声に迎えられた中山さんは「こうして初日を迎えることができて嬉しいです」と喜びを語る。中山さんが演じたのは、主人公のジョン・カーターが唯一、心を許している甥のエドガー。初挑戦となった声優の仕事について「走っている俳優さんの息づかいとかをマイクの前で表現するのは難しかったですが、いい経験になったと思います」とふり返った。この春は中山さんにとっては“初挑戦”づくし。「この春、大学に入学しました」と改めてファンに報告すると客席からは祝福の拍手が。「一人暮らしも始めたので料理にも挑戦してます。大変ですけど楽しいです」と新生活について明かした。大学でやりたいことを問われると、本作のL.A.で開催されたプレミアイベントや先日都内で行われたジャパン・プレミアに出席したことに触れ「テイラー・キッチュさんやアンドリュー・スタントン監督と通訳さんを通じて話したんですが、自分で会話ができるくらいに英語を身につけたい」と目標を掲げる。吹き替え版と言わず、自身のハリウッド進出は?と水を向けられると「そうですね。そのときが来るように勉強したいです」と意欲をのぞかせた。ちなみにテイラーの印象について中山さんは「テイラーさんはお会いしたらめちゃくちゃガタイが良くて、かっこよかったです。そのときはうまく言えなかったんですが、『かっこよかったな』という思いが日に日に増しています」とため息まじりに述懐していた。最後に、中山さんは「主人公は心に傷を持っているけど、その中で幸せを見つけていこうとする。その心の流れやストーリー、アクションを楽しんでください」と呼びかけ舞台挨拶は幕を閉じた。『ジョン・カーター』は全国にて公開中。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』リン・コリンズ美しきプリンセスの原点は「シェイクスピア」「僕に一番期待しているのは僕自身」テイラー・キッチュが語る、自らの“資質”『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!
2012年04月13日『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』のアンドリュー・スタントンが手がける、初の実写作品、エドガー・ライス・バローズの古典冒険小説『火星のプリンセス』をディズニーが実写映画化したアドベンチャー超大作。こちらで主演を務める、、『ウルヴァリン』で注目のテイラー・キッチュのインタビューをお届けする。●あなたの演じるジョン・カーターには壮絶なバックグラウンドがありますが、役者としてその部分をどのように表現しましたか?初めて脚本を読んだとき、人物を中心に展開されるストーリーだということ、そして大きな映画会社の作品だということに惹かれたんだ。大きな会社の助けがあればすごい方法で映画作りをする機会がフィルムメイカーにあたえられるからね。ジョン・カーターについても、その家族や南北戦争や色々なバックグラウンドが分かるようになっている。それを演じるのは大変だけど、同時にあれがあったおかげで映画全体を通しての根幹が僕にあたえられたんだ。たとえばカーターが自分の指輪で遊んでいるシーンがあるけれど、それが彼にとってどれほど大切なものなのか観客は知ることになる。心から打ちこまなければ演じられないことをやるのは俳優として最高だよ。本当に最高だった。●撮影前に、どんなトレーニングをしたのでしょうか?また、役のために髪を伸ばしたのですか?この映画の準備をしている時にティム・リギンズを演じていたから、髪を伸ばす必要はなかった。よく注意して見ていたら、リギンズの体が変わっていくのがわかるよ(笑。)撮影の4ヶ月前から食事制限も始めた。撮影は週6日。撮影中は、疲労との闘いだった。他の俳優が同じことを言うのを聞いたことがあるかもしれないけれど。僕は健康に十分気を配っていたが、週6日の撮影で、僕は事実上すべてのシーンに登場するんだよ。それを8ヶ月もやる。その間、食事制限もしている。朝4時に起きてトレーニングをし、その後1日中撮影をする。それもあんなシーンだ。どうしても疲れるよ。それはハードだったね。準備の間に、ジョンとはどんな男かを完璧に理解することも大変だった。僕は歴史学者に会ったり、南北戦争についての本、手紙などを大量に読んだ。それはとても参考になったよ。とくに、手紙はね。家族に向けて、今、自分が置かれている状態をつづっているんだ。その気持ちを僕は理解しようとした。ほかのことも、すべて。たとえばあの時代は、何もかもが今よりシンプルだった。家族の元、妻の元に帰ること、そして新しく生まれた自分のベイビーに会うこと。大事なのはそれだけだったんだ。金や、物欲なんてなかったんだよ。家族を守ることしか考えていなかったんだ。自分が愛する家族の元に帰ること。それだけ。ジョンにとってもそうだった。なのに、それが奪われてしまったのさ。彼は、家族を守るためだと思って南北戦争に出かけて行ったんだよ。それだけに、平手打ちを食らったような感じだったんだ。●映画には社会的メッセージがあるものですが、この映画にも何かメッセージはありますか?ジョンという男のヒューマニティだと思う。自分を変革するのに、遅すぎることはない。新しいリスクを負うのを避ける理由もない。それがメッセージのひとつ。それに、火星における資源やあらゆるものは使い果たされているが、それは僕らが直面している問題と通じるところがあると思う。作品情報『ジョン・カーター』監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、マーク・ストロング、キーラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ジェームズ・ピュアフォイ4月13日(金)3D・2Dロードショー!配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(c)2011 Disney. JOHN CARTER™ ERB, Inc.
2012年04月13日ディズニーの超大作『ジョン・カーター』を手がけた監督アンドリュー・スタントンが先ごろ来日し、念願の企画だったという本作への思い入れを語ってくれた。『ジョン・カーター』の原作は『ターザン』で知られる作家エドガー・ライス・バローズのスペースオペラ『火星のプリンセス』。これまでも多くの監督がトライしては挫折を繰り返した原作を、『ファインディング・二モ』などで知られるピクサーのアンドリュー・スタントンが映画化したのだ。「10歳の頃から原作が大好きだった。未知の惑星で出会う、牙があり腕が4本もある一族。そんな彼らとの関係のなかでヒーローとなる主人公。子供心にワクワクしたものだよ。ただ、今回映画化するにあたり、もう一度フラットな気持ちに戻ってその魅力を確かめたんだ。すると、その惑星の原風景には、失われた大陸を発見したような驚きがあったことに気付いた」舞台は惑星バルスーム。見たこともない未知の土地にもかかわらず懐かしさを感じるのは、その世界の文化が人類のそれをベースにしているからだ。また、原作では地球からバルスームへ、緑色のスモークとともに瞬間移動するジョン・カーターだが、映画ではメダルが移動のアイテムになる。「カーターの移動に関しては、初めて原作を読んだ子供のときから“そりゃないだろう”と思っていた(笑)。今回、真っ先にやったのも、移動にどうリアリティをもたせるかだった。みんなで頭をひねりまくって考えたんだよ」原作のなかに、映画化したかったが断念した要素はあるのかと尋ねると、こんな楽しい答えが返ってきた。「“火星のプリンセス”ことデジャー・ソリスが初めて登場するシーンは原作では全裸なんだ。でも、これはディズニー映画。断念せざるを得なかった(笑)。とはいえ、バルスームの人々のファッションはディズニー的には露出度も高く、結構がんばっただろ?」スタントンにとってはこれが初めての実写。これからはアニメと実写、どちらとも手がけるつもりなのか。「それはどうなるかわからない。題材に合わせて選ぶ感じになるんじゃないかな。ただ、実写は思った以上に楽しかったよ」取材・文:渡辺麻紀『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年04月12日『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のエマ・ストーンが、兼ねてから交際中のアンドリュー・ガーフィールドとニューヨークで一緒に住み始めたという。2人は6月30日(土)に日本公開される『アメイジング・スパイダーマン』の共演が縁で交際を始め、昨年、同作のプロモーションで仲良く一緒に来日。記者会見でも息の合ったところを見せていた。ゴシップ雑誌「Life & Style」に友人のひとりが、2人が同居を始めたと明かした。「インテリア・デザイナーのアドバイスをもらいながら、2人で暮らす最初の住まいのデコレーションを自分たちでこなしました。繊細で落ち着いた快適な雰囲気を作りたかったようです」。交際は順調だと話す友人は「2人ともとても性格が良いし、地に足のついていて思いやりがある。素敵なカップルです」とも語っている。ちなみにエマは先日、全米の人気トーク番組「エレンの部屋」に出演し、司会のエレン・デジェネレスから「アンドリュー・ガーフィールドと(『ラブ・アゲイン』で共演した)ライアン・ゴズリング、どちらがキスが上手かった?」と尋ねられた際、「りんごかオレンジか、という感じね。私、フルーツはみんな好きなの」と笑顔でうまく質問をかわした。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ヘルプ~心がつなぐストーリー~ 2012年3月31日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:今最も輝く女優、ジェシカ・チャスティン全く異なる顔が楽しめる作品が続々公開オサマ・ビン・ラディン暗殺を描くK・ビグロー監督新作、ロケ地の猛反発で撮影中断【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】『ヘルプ』のオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞を獲得!
2012年04月06日ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』の日本公開を記念して、主演のテイラー・キッチュ、ヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が来日し、2日に都内で記者会見を行なった。その他の写真『ジョン・カーター』は、『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えたと言われるエドガー・ライス・バローズの小説『火星のプリンセス』を実写化したもので、滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作。「ディズニー・ファミリーの一員になるとは夢にも思わなかった。全力投球で(原作を)具現化できたし、役者として成長することができた」とキッチュ。コリンズも「ディズニー作品は人種や階級、国境を越えてどんな方でも楽しめる。その中でプリンセスの仲間になれてうれしい」とあいさつ。スタントン監督は10歳のときに原作小説を読んだそうで「いつか映像で観たいという情熱を30年以上も持ち続けてきた。小説のいちファンとして自分の思い描くものができるのかプレッシャーだった」と明かした。記者から「男性でも憧れる肉体美はどうやって作ったのですか?」と質問されたキッチュは「CGです。予算はすべてそこに費やしました」とジョークを飛ばしたが、実際は撮影に入る準備期間として11か月を費やし、食事制限やトレーニングで体を作り上げたと説明。「つぎ込めば結果が返ってくる。撮影中は監督から想像もしないようなことを要求されることもあったけど、強い信頼関係を結ぶことができた。また一緒に仕事がしたい」と振り返った。会場にはウォルト・ディズニーと同じ12月5日生まれの歌手・小林幸子がシンデレラをイメージしたという特注の着物姿で駆けつけ、花束を贈った。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年04月02日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念したスペクタクル巨編『ジョン・カーター』の来日記者会見が4月2日(月)、都内で開催され、主人公のジョン・カーターを演じるテイラー・キッチュを始め、ヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が出席した。今回“ディズニー・ファミリー”の仲間入りを果たしたテイラーとリンは「とても光栄なこと」と口を揃える。「予期せぬことだったけど、誰もが知るキャラクターに命を吹き込み、映画に携わった素晴らしいみんなと家族になれたことが何より嬉しいよ。僕にとっても大きな挑戦だったし、大きく成長できたよ」(テイラー)。「人種も文化も世代も超えて、すべての人を魅了するのがディズニーの魔法。ディズニー・プリンセスになるという4歳の頃からの夢が叶うなんて!」(リン)。テイラーは劇中で女子なら“胸キュン”必至の肉体美を披露しており「褒めてくれてありがとう。あれは全部CGだけどね(笑)。莫大な製作費のすべてを注ぎ込んだんだ」。実際には約1年に及ぶ肉体改造に挑んだそうで「大スクリーンに映るんだから、やっぱりカッコいい姿を見せたいよ」とはにかんだ。『スター・ウォーズ』、『アバター』に多大なインスピレーションを与えたとされるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説を原作に、ディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で高い評価を受けたスタントン監督が初の実写映画化に挑んだ超大作。滅亡の危機に瀕した神秘の惑星・バルスームを舞台に、未知なる力に導かれた地球人の男、ジョン・カーターが突如目覚めた身体能力を武器に、惑星の存亡を賭けた壮絶バトルを繰り広げる。スタントン監督にとっては、子供時代から大ファンだったという原作の映画化。「プレッシャーはもちろんあったけど、それは自分自身がファンとして失望したくなかったから。多くのファンと同じく、少年時代に頭の中で空想を広げた世界観を実際に映像化できるのか?と言う気持ちだった」とふり返る。だが、完成した本編にはもちろん、自信満々。「映画作りに必要なのは情熱なんだ。特に今回は30年分の情熱を込めたからね」と満足そうな表情だった。記者会見にはウォルト・ディズニーと同じ12月5日生まれの歌手・小林幸子が応援に駆け、ディズニーの名作『シンデレラ』をモチーフにした着物姿を披露した。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2Dで全国にて公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!
2012年04月02日映画『ジョン・カーター』に主演するテイラー・キッチュとヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が来日し、4月1日(日)に都内で開催されたジャパン・プレミアに出席。イベントには本作の日本語吹替え版にボイスキャストで参加している「NYC」の中山優馬も出席し、会場は盛り上がりを見せた。あの『アバタ―』や『スター・ウォーズ』シリーズにも多大な影響を与えたエドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」を実写化した本作。家族を亡くし人生を見失った主人公が突然、滅びゆく惑星“バルスーム”へと飛ばされ、先住の民たちの戦いに巻き込まれていく姿を描く。イベントにはまず、劇中に登場するバルスームの民で4本の腕とキバを持つ緑色人のサーク族の特殊メイクを施された男性が登場し、ゲストを出迎えた。中山さんが姿を現すと会場の興奮は最高潮になり、中山さんは詰めかけたファンと次々とハイタッチ。女性ファンで埋まった客席は大歓声に包まれた。壇上ではまずスタントン監督が「この映画を日本に持ってくることができて興奮しています!」と挨拶。テイラーも歓声に手を振りつつ「日本に来るたびにこうしてみなさんが歓迎してくださるのを嬉しく思っています」と笑顔で語った。中山さんは日本語吹替え版でテイラー扮するジョンが唯一、心を許していた甥のエドガーの声を演じているが、公開を控え「すごく楽しみです。早く公開してたくさんの人に観てほしい」と待ちきれない様子で語った。ちなみに先日、L.A.で開催された本作のワールドプレミアにはテイラーたちはもちろん、日本を代表して中山さんも出席しており2人は久々の再会を果たした。テイラーは「あのときは彼にロサンゼルスに来てもらったけど、今回はこうして僕たちが日本を訪れることができました。やっとみなさんにこの作品をお届けできるのが嬉しい」と喜びを語った。さて、イベント冒頭からホスト役としてゲストを出迎えたサーク族の男性だが、その正体は本作に強い思い入れを持つ、モデルでタレントのJOY!観客にはその事実は伏せられていたが、中山さんの口からその正体が明かされると会場は騒然。登場した当初はその緑色の皮膚と4本腕に女性ファンからは「キモい!」「怖い」などといった声も飛んでいたが、JOYさんが「どうもすいません、私で」とテレビなどでおなじみのゆる~い口調で挨拶すると、その外見と口調のギャップに会場はどよめいた。4時間かけて製作された特殊メイクとあって、マスクを取ることは不可能だったが、壇上では中山さん、リン、テイラーが次々と4本腕のJOYさんと抱擁を交わし、会場は再び歓声に包まれた。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より全国にて公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!
2012年04月02日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念したスペクタクル巨編『ジョン・カーター』の公開を記念し、映画の舞台である惑星“バルスーム”を描く絵画コンクールが開催された。3月27日(火)、都内で授賞式が行われ、本コンクールの特別審査員を務めたタレントの工藤静香が出席。最優秀賞1名を始め、各賞合計6名の受賞者に賞を授与し、自身が描いたバルスームの絵画もお披露目した。応募者が、原作小説や映画予告編を参考に自由にイメージして、バルスームを描くというコンクール。芸能活動のかたわら、画家として1990年から「二科展」に16回入選し、2010年には特選を受賞した工藤さんは、「特にお子さんの絵は、ビックリするような色使い。頭で考える前に、気持ちから入ることの大切さを教えてもらった。選ぶのは難しかったですけど…」と審査を通して、すっかり刺激を受けた様子。最優秀賞を受賞したのは、大阪から応募した有田幸樹くん(小学3年生/9歳)で、普段から絵を描くのが好きだと言い、今回の受賞に大喜び。工藤さんも、バルスームに住む怪物をイメージした有田くんの作品を「想像力豊かで力強い」と大絶賛した。『スター・ウォーズ』、『アバター』に多大なインスピレーションを与えたとされるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説を原作に、ディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で高い評価を受けたアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画化に挑んだ超大作。滅亡の危機に瀕した神秘の惑星・バルスームを舞台に、未知なる力に導かれた地球人の男、ジョン・カーターが突如目覚めた身体能力を武器に、惑星の存亡を賭けた壮絶バトルを繰り広げる。「ロマンスあり、アドベンチャーあり。勇気をもらえるし、ご家族でも恋人同士でも楽しんでもらえるはず」(工藤さん)。自身は劇中にも登場する“火星のプリンセス”をモチーフにした絵画を描き「火星ということで、絵の具に砂を混ぜてみたり。自分なりのイメージを広げた」と出来ばえに満足そうな表情だった。工藤さんの作品は4月13日(金)から、東京・丸の内ピカデリーで展示される。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2Dで全国にて公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!キャスト&監督来日!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミアレッドカーペットイベントに25組50名様ご招待あなたのベスト“胸きゅん”ディズニー映画に投票!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミア試写会に5組10名様ご招待ウォルト・ディズニー110周年記念作品!『ジョン・カーター』試写会に5組10名様ご招待
2012年03月27日『アバター』や『スター・ウォーズ』に多大なる影響を与えたと言われるエドガー・ライス・バローズのSF小説の金字塔を原作に、『ファインディング・ニモ』など良質なアニメーションを手がけてきたアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画に挑んだディズニー最新作『ジョン・カーター』が4月13日(金)より公開となる。これに先駆けて、汐留・日本テレビにて特別展示イベント「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」が開催されている。愛する妻と娘を失って以来、他人との付き合いを絶ってきた主人公ジョン・カーターが、ある日迷い込んだ惑星“バルスーム”を舞台に、再び戦いに身を投じていく姿を描いた、ファンタジー・アドベンチャー超大作。影を背負ったヒーロー、ジョン・カーターをハリウッド界の次世代を担うとの呼び声高いテイラー・キッチュが演じており、さらにリン・コリンズ、サマンサ・モートンなど個性的なキャスト陣が顔を揃えている。ウォルト・ディズニーが創り上げてきた“夢”の世界をコンセプトに、4つのゾーンで構成されている本イベント。過去のディズニー作品のポスターを始め、ミッキーたちおなじみのディズニー・キャラクターの貴重なブリキ製オモチャなどが多数展示されており、110年にわたるディズニー映画の歩みを真近で体験することができる。こちらに加えて同イベントの目玉となるのが、『ジョン・カーター』の展示品である。劇中に登場する衣裳を始め、主人公ジョン・カーターが迷い込んだ神秘の惑星“バルスーム”の不思議な生き物や武器などが勢揃いしており、映画の世界観を存分に堪能することができる。ズラリと並んだ、心躍る展示品の中でも一際目を引くのが、名優ウォレム・デフォー扮するサーク族の皇帝タルス・タルカスの2メートルを超える迫力満点の等身大フィギュア。そのほかにもディズニー・キャラクター総勢110体と記念撮影ができるコーナーなど、楽しい展示が盛りだくさん!ぜひ、会場に足を運んで、あなたのお気に入りのキャラクターを探してみては?『ジョン・カーター』は、4月13日(金)より全国にて公開。「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」期間:3月25日(日)まで(10:00~18:00)会場:日本テレビ(東京・汐留)※入場無料映画公式サイト:■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:キャスト&監督来日!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミアレッドカーペットイベントに25組50名様ご招待あなたのベスト“胸きゅん”ディズニー映画に投票!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミア試写会に5組10名様ご招待ウォルト・ディズニー110周年記念作品!『ジョン・カーター』試写会に5組10名様ご招待ディズニーの“夢”を再現110体のキャラクターも楽しめる展示イベントが開催!ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!
2012年03月20日エドガー・ライス・バローズの伝説的SF小説を原作に、『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画に挑んだディズニー最新作『ジョン・カーター』が4月13日(金)より全国にて公開される。こちらの公開を記念して、3月19日(月)より汐留・日本テレビにて特別展示イベント「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」が開催される。「今、我々は夢が叶えられる世界に生きている」という言葉の通り、その生涯にわたり夢を追い求め、実現してきたディズニーの創始者、ウォルト・ディズニー。本展ではウォルトが創り上げてきたた“夢”の世界をコンセプトに、4つの“夢”のゾーンで構成されている。まず会場に足を踏み入れると、出迎えてくれるのがディズニーの愛すべきキャラクターたち。さらに貴重な短編映像の上映や、映画史を変えたディズニー映画のポスター展など、これだけでもディズニーファンにとってはたまらない内容だが、これに留まらないのが本展の凄いところ。横浜ブリキのおもちゃ博物館の館長・北原照久さんのお宝ディズニーコレクションの展示や110体に及ぶディズニーキャラクターとの記念撮影ができるなど、ファン垂涎の充実の内容となっている。もちろん、『ジョン・カーター』にまつわる展示コーナーも用意されており、劇中の衣裳や等身大フィギュアが展示される予定。一足先に気になる映画の世界観を味わうことができそうだ。「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」期間:3月19日(月)~25日(日)会場:日本テレビ(東京・汐留)※入場無料映画公式サイト:■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!中山優馬、声優でハリウッドデビュー!『ジョン・カーター』ワールドプレミアに大興奮孤高のハンターを体現した演技派、ウィレム・デフォーが語る「役者としての生き方」巨大クリーチャーの姿がお披露目に!『ジョン・カーター』新たなるビジュアルが解禁ミッキーが舞い、光があふれ出す東京ディズニーシーの10年間を凝縮したDVD発売
2012年03月02日ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』のワールドプレミアが現地時間22日にロサンゼルスで開催され、主演のテイラー・キッチュら出演者とアンドリュー・スタントン監督、そして日本語吹替版で主人公の甥エドガーの声を務めたNYCの中山優馬がレッドカーペットに登場した。その他の写真280人のメディアと1000人以上のファンがつめかけた会場に姿を見せたキッチュは「この作品は感情豊かで、個性的なキャラクターがたくさん登場する。普通の人間が“特異な環境”に放り込まれるという設定がおもしろい」と作品の魅力をPR。スタントン監督は、中山について「年齢的にも冒険心あふれるエドガーの資質にもピッタリだと思う。次回作は未定だけど、是非出演を検討させてほしい。あとで連絡先を交換しよう!」とメッセージをおくった。実写映画の声優初挑戦ながらハリウッド超大作に抜擢され、レッドカーペットを歩いた中山は「とても光栄です。レッドカーペット自体が初めてなので一歩一歩踏みしめて歩きました。憧れのアンドリュー・スタントン監督に会えた事も夢のよう」といい、「本作の続編が決定したら、絶対出演したい。その時のためにも英語は勉強しておきたいです」と早くも次回作出演に意欲を見せた。『ジョン・カーター』は、『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えたと言われるエドガー・ライス・バローズのSF小説『火星のプリンセス』を実写化したもので、滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年02月24日ディズニー/ピクサーの傑作アニメ『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で世界を沸かせたアンドリュー・スタントン監督が、初の実写映画に挑んだスペクタクル巨編『ジョン・カーター』のワールドプレミアが、2月22日(現地時間)、ロサンゼルスにて開催され、主演でいま絶大な注目を集めるテイラー・キッシュを始め、キャスト&監督が集結!さらに、本作の日本語吹替え版で声優に抜擢された俳優の中山優馬(NYC)さんが特別招待を受け、日本からレッドカーペットに駆けつけた。プレミアが開催されたリーガルシネマズには280人のメディアが集結、1,000人を超えるファンが見守る中、テイラーを始め、プリンセス役のリン・コリンズ、ダリル・サバラ、ウィレム・デフォー、スタントン監督らが登場すると、期待と興奮の大歓声に沸いた。テイラーは「この作品には感情豊かで個性的なキャラクターがたくさん登場する。そんな中で普通の人間が特異な環境下に放り込まれるという設定が面白い。観たら絶対にバルスーム(劇中の舞台となる惑星)に行きたくなるよ!」と作品をアピール。昨年末、本作のプロモーションでフッテージ映像を引っさげ来日を果たしたが、「日本には絶対行きますのでぜひ、みなさんとこの感動を共有させてください!」と公開前の再来日を約束した。本作がハリウッド実写映画での声優初挑戦となった中山さんは、テイラー演じるジョン・カーターの甥であり、作品の重要なカギを握ることとなるエドガー役に抜擢。テイラーや憧れのスタントン監督ら豪華面々と対面し、「とても光栄です。レッドカーペット自体が初めてなので、一歩一歩踏みしめて歩きました。憧れのアンドリュー・スタントン監督に会えたことも夢のようです」とコメント。大興奮の様子の中山さんについて、スタントン監督は「年齢的にもぴったりだし、冒険心あふれるエドガーの資質にピッタリだと思う。次回作は未定だけど、ぜひ出演を検討させてほしい。あとで連絡先を交換しようね(笑)!」と大絶賛。中山さんは今年の春から晴れて大学生となるが、「本作の続編が決定したら、絶対出演したいです。でもその前に勉強しなくてはならないことがたくさんあると思います。そのときのためにも英語は勉強しておきたいです」と堅実な意気込みを語った。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2D公開。■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:孤高のハンターを体現した演技派、ウィレム・デフォーが語る「役者としての生き方」巨大クリーチャーの姿がお披露目に!『ジョン・カーター』新たなるビジュアルが解禁ミッキーが舞い、光があふれ出す東京ディズニーシーの10年間を凝縮したDVD発売注目スター、テイラー・キッチュの眼差しに胸キュン『ジョン・カーター』ポスター解禁『ジョン・カーター』プロデューサーが語る、100年越しの“ヒーロー”映画化のワケ
2012年02月24日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念し古典冒険小説『火星のプリンセス』を映画化したスペクタクル巨編『ジョン・カーター』の公開に先がけ、物語のキーとなる場面写真が公開された。その他の写真この度解禁となった場面写真は、主人公ジョン・カーターが未知の惑星“バルスーム”で出会う様々なキャラクターが写ったもの。そのうちの1枚は、カーターを演じる主演のテイラー・キッチュが、昨年の来日時に「5~6日間打ちのめされ続けた一番過酷なシーン」と語った、巨大生物“大白猿”とのバトルシーン。 6本の手足と鋭い牙をもった大白猿が今にもカーターに襲い掛かろうとする様は強烈だ。右端には鎖につながれたカーターも写っており、このあとの展開が気になる1カットとなっている。さらに、カーターが敵対することになる悪役“マタイ・シャン”の姿も明らかに。バルスームを滅亡の危機に追い込み全宇宙を支配しようとするこの無慈悲な権力者を演じるのは、『シャーロック・ホームズ』『ロビン・フッド』などで知られる英国人俳優マーク・ストロング。異様な牙を持った生物の大群を従えたその姿からは、不気味な存在感がにじみ出ている。最後の1枚は、身長約2.5mの“タルス・タルカス”とカーターの姿。全身緑色の容姿が印象的なサーク族の皇帝であるタルス・タルカスを演じるのは、『スパイダーマン』の“グリーン・ゴブリン”などでお馴染みのウィレム・デフォー。4本の腕を持つサーク族の身長を表現するため、デフォーは高足を履いてモーション・キャプチャーによる撮影に挑んだという。映画界に多大な影響を与えたと言われる冒険小説を、アンドリュー・スタントン監督(『ファインディング・ニモ』)はどのように映像化し、私たちに未知の世界を見せてくれるのか。そして、主人公カーターと惑星バルスームの運命はいかに?期待が高まる場面写真となっている。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開(C)Disney Enterorises.,Inc. All rights reserved.
2012年01月20日『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えたと言われる古典冒険小説『火星のプリンセス』を実写映画化した『ジョン・カーター』の日本版ポスター画像がこのほど公開された。その他の写真記念すべきウォルト・ディズニー生誕110周年を飾る本作は、ディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』などを手がけたアンドリュー・スタントンが監督を務め、滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作。ポスター画像に写る男性は、昨年の12月に本作PRのために来日した注目の若手俳優テイラー・キッチュ演じる主人公ジョン・カーター。背後には彼が迷い込む惑星“バルスーム”の巨大都市や、不思議な翼をもつ謎の飛行船が描かれているが、「彼の名は ジョン・カーター」というコピーが大きくデザインされていることからもわかる通り、主人公の存在をしっかりとアピールする内容に仕上がっている。本作の主人公カーターは“スペース・ヒーローの原点”とも言われている男で、これまで多くのクリエイターたちが彼をスクリーンに登場させようと奔走しては挫折してきた。今回、初の実写映画を手がけるスタントン監督は、ピクサーで得たストーリーテラーとしての手腕と最新の映像技術を駆使して、映画人の長年の夢であった“ジョン・カーターを大画面で映し出す”というプロジェクトに挑戦。「これまでの私の映画とは全く異なる作品」と話すスタントン監督が、この春、どんなヒーローとその活躍を見せてくれるかに期待したい。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年01月13日原作小説が発表されたのはおよそ100年も昔のこと。1世紀近くにわたって、多くの読者を魅了し続けてきた物語を、最新の技術を駆使して実写映画化するというのは決して簡単なことではない。これまで人々を熱狂させてきた映画ヒーローの系譜に新たな1ページを加えるべく、ウォルト・ディズニーが全力を傾けて作り上げたアドベンチャー巨編『ジョン・カーター』(4月13日公開)。プロデューサーを務めるジム・モリスは言う。「何より大切にしたのは、原作が持つ“スピリット”だ」と。2012年、ディズニーは一体どんなヒーロー像を世界に提示するのか?主演を務めるテイラー・キッチュと共に来日を果たしたプロデューサー、モリス氏に話を聞いた。原作が持つ“スピリット”。それは原作者エドガー・ライス・バローズが作り上げた魅惑的な世界観にほかならない。「この物語がこれだけ人気を博した理由は何なのか?それはバローズが作り上げた壮大なスケールの物語に対し『ジョン・カーターが戦っているバルスームという星はいったいどんなところなんだろう?』と人々がワクワクしながら想像をめぐらせたということにあると思います。だからこそ映画化に際して原作に忠実であることをまず意識し、その上で現代の観客が共感し、好きになってくれるようなキャラクターを作ることを考えました」。主人公のジョン・カーターが生きたのは19世紀の南北戦争の時代。そこからたどり着いた惑星・バルスームはまさに滅びゆこうとしている星であり、現代人にとって決して現代的でも近未来的でもない。こうした設定をより現代的に変更しようとは考えなかったのだろうか?「この非現代的な部分がいいと思ったんです。観る人の興味を惹きつけるだろうってね。原作通りということでもあるんだけど、その“時代性”を大切にしました」。監督を務めるアンドリュー・スタントンは、ピクサー・スタジオのクリエイターとして2度のアカデミー賞に輝いた異才。モリス氏も同じくピクサーでプロデューサーとして辣腕を振るってきたが、その2人の世間話から今回の企画は動き出したという。「パートナーとして何気ないおしゃべりの延長としてよく『次に何を撮ろうか?』という話をするんだけど、そのとき、彼が『実は僕は昔から『火星』シリーズ(※原作)が大好きで…』と言い出して、そこから派生していったんです。ジョン・カーターがバルスームで出会うタルスタルカス(先住民)はウィレム・デフォーが演じているんだけど、その表情のニュアンスをスタントンが演出し、アニメの手法を使って作り上げていきました。ほかにもたくさんのクリーチャーが登場するし、その多くがCGで生み出されてるわけですが、まさにアニメーターとしてのスタントンの力が存分に発揮された仕事と言えるでしょうね」。カーターを演じるテイラー・キッチュは30歳の新鋭。新世代のヒーロー役としての今回の起用は“大抜擢”と言えるが、モリス氏は「彼の瞳の奥に“何か”を感じた」と決め手を明かす。「幸運にも発見することが出来た逸材です。演技力に外見のイメージ、そして肉体的な強さも含め見事に全てを体現してくれたと思ってます。よく『カメラが俳優に恋をしている』という言い方をするんだけど、カメラへの映りが素晴らしい男だよ。カメラを通して彼の微妙な表情から伝わるニュアンスが確かにあるんだ。決して大げさな演技はしないけど、キャラクターの心情を自然に引き出して観る者に伝えてくれる。カーターは元々が無口な男なんだけど、テイラーがちょっと眉毛を上げただけで、彼が何を思っているかを理解することが出来るんです。これは比較したり、似ているというわけじゃないんですが、ジョン・ウェインやハリソン・フォードは、セリフなしで思っていることを表現していたけど、テイラーもまさにそうした演技ができる存在なんです」。そんなテイラーが体現したジョン・カーターは「これまでとはちょっと違ったヒーロー」であるという。「冒頭からしてまず、ジョン・カーターは打ちひしがれてますからね。最初から完全無欠ではないんです。それでも戦い、自尊心を取り戻していく中で少しずつヒーローとしての過程をたどっていきます。努力してヒーローとして成長していくんです。一方で自分ではなく他人のために何かをするという自己犠牲の精神や、正義のためにひるまない心、勇気を持って立ち向かうというヒーローの資質は誰よりも強く持っているんです」。100年の時を経て、スクリーンで新たに生を享けたヒーローは我々に何を訴え、どんな新たな世界を切り拓いていくのか?注目して待ちたい。(photo/text:Naoki Kurozu)特集『ジョン・カーター』:2012年は“カレ”が来る!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney■関連記事:『ジョン・カーター』テイラー・キッチュ次世代のハリウッドを背負う男の素顔は?ジャック・スパロウらと徹底比較!ジョン・カーターは新時代のヒーロー像を体現?未知なる惑星“バルスーム”の姿が明らかに『ジョン・カーター』最新映像が解禁!ブレイク必至の次世代スター、テイラー・キッチュ来日!
2011年12月26日次世代のハリウッドを背負うであろうこの男、単なるイケメンアイドルとは一線を画した匂いを発している。夭折したリヴァー・フェニックスや若い頃のスティーヴン・ドーフを彷彿とさせるような…。甘い笑みを浮かべつつもどこかに切なさを感じさせる。来年4月13日(金)に公開となるウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品の超大作『ジョン・カーター』では、タイトルロールに抜擢され、これまでにない激しいアクションを披露すると共に、心に傷を負った主人公を熱演している。アウトローの空気を身にまといつつ、ニュータイプのヒーロー像を体現した30歳。いままさにブレイクへの過渡期を迎えた男の素顔は――?来日を果たしたテイラーを直撃した。最初にテイラーが脚光を浴びたのはドラマ「Friday Night Lights」。青春の最中に自らと向き合い葛藤し、酒に溺れていくハイスクールの生徒を好演し注目を集めた。近年では『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で、ひと筋縄ではいかないキザなギャンブラー、ガンビットを演じ存在感を示したテイラー。本作のジョン・カーター役も含め、エンターテインメント作品の中でも、陰や挫折を抱えたキャラクターを演じることが多いが、それはテイラー自身の意図?「僕の中にそういう男になりたいという思いがあるかどうかは分からないな(笑)。でも役柄としてそういう人物を演じることが多いのは確かだ。何かが欠けている、決して完璧ではない人物。観る側としても演じる側としてもそういった人物の方が面白いし、共感しやすいというのはあるね」。そういう意味で、今回のジョン・カーターは戦争で妻子を亡くした男であり、心の傷や挫折の深さはこれまでの役柄の比ではない。大切な存在を守れず、己の人生を棄てた男がもう一度、誰かのために立ち上がる――この成長していくヒーローの内面にどのようにアプローチしていったのだろうか?「今回に関しては、南北戦争のときに兵士が家族に宛てて書いた手紙を読んだり、歴史学者に話を聞いたりして、そうした知識や情報に身を浸しながら役に近づいていったよ。内容によって共感できるものもあればできないものもあるんだけど、そうした準備を通じて、自分で意識しないところで、僕の中に残り、積み上げられていくものがあると思うんだ。演じるにあたってそうしたものが自然に引き出されていったと思うよ。作品にもよるけど、知識を集めてそれに包まれるということは大切にしてる。面白いことに、そうした役作りの過程でその人物がなぜそういった行動をとるのかという理由が自分なりに見つかると、それ以外のことも自然と理解できるようになるんだ」。ファンは、そうやって彼が作り上げた作品の中のキャラクターを投影して彼の素顔を想像しているわけだが…。実際にはテイラー・キッチュとはどんな男なのか?「残念ながら、僕自身はこれまでやってきた役柄ほど魅力的で興味深い人物ではないな(苦笑)。彼らとは程遠いね。友達とワイワイ過ごしたり、笑ったりするのが好きで、何か素晴らしいチャンスをもらえれば喜び勇んでチャレンジする。そんな単純な男だよ(笑)」。『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で2度にわたりオスカーを手にし、今回初めて実写映画のメガホンを握ったアンドリュー・スタントン監督は当初、テイラーについて、ヒーローを演じるには若すぎると感じていたとか。だが、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド(『007』)を、ハリソン・フォードがハン・ソロ(『スターウォーズ』)を演じたのが共に30歳前後であったことを知り、改めてテイラーの抜擢を決めたという。「それは初耳だね」と笑みを浮かべ、テイラーは30歳にしてアドベンチャー巨編のヒーローを演じたことをどのように受け止めたのか、そして気になる今後についての思いを明かしてくれた。「幸運なことだと思っているし、自分が俳優として恵まれていると強く感じてるよ。それはこの作品に限らず、これまでたどってきた道のりを含めてね。そして何より、僕自身、今後が楽しみでしょうがないんだ。これからもずっと成長していくつもりだけど、もちろん、良くないことも起こるかもしれない(笑)。でも歳を重ねるごとに自分がより良くなっていくことを願ってるよ」。女性ファンがメロメロになるような純愛映画に出る気は?最後にそう尋ねると「『ジョン・カーター』も核心にあるのは純粋なラブストーリーだよ」といたずらっぽく笑いつつ、「素晴らしいキャラクターや脚本、クリエイターと出会えるならもちろん」と頷いた。2012年、目が離せない存在になりそうだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集『ジョン・カーター』:2012年は“カレ”が来る!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney■関連記事:ジャック・スパロウらと徹底比較!ジョン・カーターは新時代のヒーロー像を体現?未知なる惑星“バルスーム”の姿が明らかに『ジョン・カーター』最新映像が解禁!ブレイク必至の次世代スター、テイラー・キッチュ来日!
2011年12月22日